2. 中川隆[-13452] koaQ7Jey 2018年7月03日 18:28:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16315]
そういえば、こういうアホもいましたね:
佐久間駿氏のこと
私の住んでる県には有名な佐久間駿氏の店がある。私は行ったことはないが、知人のうち三人(いずれも県外)が彼の店に行った。三人のうち良い音で鳴っていたと言った人はいない。うち一人は音は兎も角として性格は良い人みたいだ、という話だった。
いわゆる技術雑誌(いわゆると言ったのはもはやそうは呼べないと思うからだ)を読まなくなって随分経つ。昔は武末氏が書いておられた号のラジオ技術はだいたい買った。無線と実験は森川さんや浅野さん伊藤さんが書かれたときは殆ど買った。佐久間駿氏の記事が出る頃から買わなくなった。佐久間氏が書いたから買わないのではなく、正確に言えば、彼の製作記事が載るようでは技術雑誌とは呼べないと思ったからだ。技術雑誌と言うのはそれによって教えられるメリットが有ってはじめて買う気になる。何も学ぶことが無いのだったら買う意味が無い。
佐久間氏の記事で一番面食らったのはトランスの使い方だった。多数のトランスを使う目的や意図が分らなかった。数学や物理とは無縁の世界でそこにあるのはただ文学的表現のみである。
佐久間駿氏の記事が出るから買わないという人はいないだろう。いたとしても多分ごく少数で、実際は出るから買わない人より、出るから買う人のほうが多いと思う。
オーディオという趣味はこのようにして理論無視が幅を利かす世界になってしまった。オーディオ・アンプ製作において測定器を持ってると言うのは、或る特定の興味の方向、例えば超三結が好き、小出力アンプが好き、ディジタルアンプに凝るといった類のことでしかない。必ずしも必要な道具とは見做されていない。
まぁいい、こんなことはどうでもよくなってしまった。
黒川さんの記事は読みたいが、書いておられないようだ。今はこういう雑誌は本屋においてないし、定期購読などとてもする気にならない
http://blog.goo.ne.jp/homebrewer_2008/e/ad01b5c9ffdac9fcf2a34acb721600ab
あまりの知性と教養の欠如に呆れてしまいました。 そもそも物理特性だけで音が決まるなら、この現代に真空管アンプやアナログ・プレーヤーが残っている訳も無いんですけどね。
ここに明快な回答が書かれていたので転写しておきます:
真空管アンプは、真空管の差し替えで音が変わります。最近私は真空管アンプに注目していますが、それは音源がPC/ネットワークオーディオになると、ますます潤いや音を作る楽しみが小さくなってしまうからです。たしかに、PC/ネットワークオーディオでもケーブルを変えたり、再生ソフトを変えると音が変わるのですが、カートリッジの交換だけで1枚のレコードがまるで違う歌のように雰囲気までがらりと変わってしまったアナログ時代の音の変化とは、何かが根本的に何か違うように感じています。
デジタル時代の音の変化は、音の細やかさや透明感、立体感など「音質」に関わる部分で、音楽の雰囲気つまり「情緒」に関わる部分での変化が少ないように思います。また、アナログ時代には「再生時の音作り」で生演奏よりも素晴らしい雰囲気で音楽を楽しめたのに対し、デジタル時代ではどう頑張っても生演奏を超えられないように思うのです。
このアナログとデジタルの根本的な違いは、「響きの差」から生まれていると考えています。
音楽は響きの芸術です。音楽は、音の響きが多いか少ないかで情報量が変化します。良い例が「クラシック・コンサート」で、響きの美しいホールでなければ情緒深く美しい演奏が奏でられません。演奏をより美しくするためには、楽器そのものの響きをさらに「響かせる」ことが必要です。
音源がアナログオーディオの場合、再生プロセスではレコード盤そのものの響き、カンチレバーの振動など録音されていない「響き」が盛大に発生します。それを「味方」に付けることで音楽的な情報量を増やしたり、演奏の味わいを深められるのだと私は考えています。
ところが音源がデジタルになると、この「響き」が生み出されなくなります。アップサンプリングやビット伸長を行うことで音の細かさは向上しますが、響きが増えることはありません。
これが再生プロセスの芸術性でデジタルがアナログを超えられないと考える理由です。デジタルの音はアナログよりもあっさりしている、アナログのような暖かさや情緒深さが感じられない、立体感に乏しい、これらはすべて「響きが足りない」からだと考えられます。
http://www.ippinkan.com/triode_PSVANE-300B.htm
クレデンザで聴くSP原盤と「倍音」再生
電気オーディオを語る時、「倍音」を正しく理解しておかなければならない。
ここで、78回転SP盤、Gid Tanner and His Skillet Lickers(ギド・タナーとスキレット・リッカーズ) のストリング・バンドの名演奏、「Turkey in the Straw」(「藁の中の七面鳥」)を聴いてみよう。Colombia のオリジナル原盤を聴いてみよう。
1926年4月17日、ジョージア州アトランタでの録音である。一人一人の名人が構成するグループが奏でるもの凄い演奏だ。Gid Tanner のフィドル、 Riley Puckettのギターとリード・ヴォーカル、が奏でるオールド・タイム・マウンテン・ミュージックの素晴らしい感動の名演奏である。
この盤を私のクレデンザで再生させて聴くと、正に当時の生演奏を彷彿とさせる感動の音と音楽が再生される。聴き手である私の心に躍動のリズムが生まれ無我夢中の感動の連続の中で曲が終わる。
周波数はせいぜい上限5000ヘルツ程度の音である。しかし、その周波数の上限詰まりを感じることはまったくない。感動の音楽の世界へと引き込まれてしまう。
何故だろう?
その原因は、倍音(ハーモニー)が充分に出ているからである。
今度は、オリジナル復刻CD盤で電気オーディオで聴いてみよう。バイタル化しないオーディオで聴いてみよう。
なんだ、一体どうした?
駄目だ、さっぱり駄目だ。
出ない、出ない、倍音が無い。
もはや、音楽ではない、単なる音の世界だ。
いわゆる「虚音の世界」(電気の音)だ。
http://vitalsound.exblog.jp/4652767/
ヴィンテージ・オーディオの存在価値は原音より遥かに良い音を創り出す所に有るのですね。 原音を忠実に再生するだけなら生コンサートに行った方がいいのです:
佐久間駿
『生より悪かったら、なんでオーディオやるの?』
佐久間 駿さんの店 レストラン・コンコルド
沢山のマスメディアに登場する佐久間さん、そして、レストラン・コンコルド
「あまりにも有名に成りすぎて、地元の客は来ない」(笑)
と、彼は、冗談を交えながら話します。ハンバーグを焼き、好きな音楽を聴くための地道なアンプ製作に人生を費やし¬て来た一途さが、彼の風貌に、近頃、頓に、にじみ出て来ているように感じられます。
コンコルドは千葉県館山市にあります。館山市は房総半島の先端の観光都市です。
コンコルドの営業は、月、水、土、日11:30からです。(火、木、金曜日定休)
電話 0470-22-8715(11:30から21:00)
http://www10.big.or.jp/~dh/codo/visit/index_j.html