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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100122
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[] 自律者の徳目(仁義礼智信)と従属者の徳目(忠孝悌)
5. 中川隆[-12423] koaQ7Jey 2018年5月13日 07:47:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13906]

朝日新聞10月31日付け日本史研究者の磯田道史氏(慶応・宇都宮大で非常勤講師)が「一様でなかった武士身分」というタイトルの論文を寄稿している。彼は著書「武士の家計簿」(新潮社)でヒットを放ち、この9月、東大出版会から「近世大名家臣団の社会構造」を上梓。日本各地の生の古文書を読み説いてきた。彼の今回の論文の論旨を以下にまとめた。

1 戦後、江戸期庶民(商家・農民)の研究は進んだが、意外なことに、今日まで武士については謎だらけで来た。

2 武士身分というのは「かなり空虚なものであることが分かった。」

3 武士クラスはさらに三クラスからなっていた。
この「武士身分の中にこそすさまじい差別構造があった」。またそれぞれの階級ごとに生活スタイルは大きい違いがあった。


a エリート武士:侍(士分)クラス=家老・番頭・物頭・平士=(袴がはける。私服勤務)(結婚は20歳代前半で子沢山で長寿)(家督相続なのでボンクラでかまわない。)

b 非エリート武士:徒士(かち)クラス=(袴がはける。私服勤務)(結婚は30前後で子が少ない。貧困であるため)(事務員仕事なので、相続の際に、読み書きソロバンの能力が要求された。)

c 最下層武士:足軽とそれ以下の奉公人クラス=(袴も足袋も許されない。外出は裸足が強制された。制服勤務)(百姓・町人から「も」採用されたが、a,bクラスに昇進はほとんどできなかった。)(農村に住み、牛馬を飼い、農業をするのが普通であり、兵農分離という実態ではなかった。)

a,bはcに対し土下座をさせるのは当たり前だった。熊本藩などではa,bは威光が強く、cを「切り捨て御免」する法令をもっていた。

4 近代革命
欧州=被支配者が支配身分を打倒
日本(明治維新)=支配身分内の潜在的対立(これが日本史の流れを左右したというのが磯田氏の見方)

5 現代日本の組織文化と江戸の藩組織と通底すること

ア エリートと非エリートの差の待遇が大きい。非エリートの出世は「鉄の天井」が容易されている。現代でも国家公務員のキャリアとノンキャリアの壁は強固
イ 現代社会でも総合職は私服、一般職は制服。


3 江戸初期は藩主や家老会議が物事を決めていたが、時代が下ると、藩主は家老会議に出席せず、決定実務は家老会議(最高意思決定機関)が担っており、しかしそれも形式化した。藩主は象徴にしかすぎなかった。「おぼっちゃん家老」が下から来る案件書類にひたすら判子を押すだけとなった。

有能な非エリート武士が毎日毎日規則・慣例にしたがって膨大な書類を製作し、それを上(「何もしない空っぽの頂上会議」)にあげた。(「膨大な無駄書類がまるで真空ポンプに吸われるように、猛烈に上がっていく。」)(「藩がどうなるかは自分の仕事ではない。それはエリートの仕事。今日提出する書類が大事だよ」ーそんな感じで、つつましく暮らしを守っている。これが私(磯田氏)に見えてきた「藩」組織の姿だ。)


「藩も武士もなくなった現代だが、こういう組織文化は現代の我々の政府,我々の社会,我々の学校に受け継がれていないか。」

このような形で論文は結ばれている。

日本風俗図会集から大名行列の絵が引かれているが、たしかにcクラスは裸足だ。時代劇を見ることがあったら、cクラスである足軽の足を見て欲しい。もし、わらじなどを履いていたとすると、時代考証がまちがっていることになる。足軽以下は裸足だったのだ。

注目すべき指摘のひとつは日本の近代革命の本質が、支配者層内の対立が主力となっていたという点。また、現代の組織文化は江戸の藩組織文化の延長線にあるのでは、との指摘だろう。つまり藩という官僚組織のシステムが、今日のあらゆる組織の母系(matrix)になっているという点だ。

士農工商というクラス構造の中でさらに武士階層が厳しい3クラスに分かれていた。もちろんトップに天皇がいた。事ほど左様に、日本のヒエラルキー構造は厳しく構築されていた。武士が武士以外の階層の人間を問答無用で殺傷できるだけでなく、武士が武士を問答無用で切り殺すことが法令上許されていた。なんと、非人間的な社会原理なのだろうか。

わたしは、戦後に生まれ育ったことのありがたさを死ぬほど思う。切り殺される恐怖から逃れているからだ。権力の発生は武力を持つものと持たないものというクラスを誕生させ、人間と人間の間には真の意味での信頼や協力の関係は発生しない。信頼や協力の原理が存在しない社会は、心底寒々しい。実際、武力の脅威に晒されて生活するのは到底耐えられない。

阿修羅で天皇制や武士といった支配層を、美学がある、またはノブレス・オブレージなどといって美化する人たちには強い疑問を感じる。たとえば、ノブレスなんとやらは、あくまで、権力ヒエラルキーを容認する立場のものの見方である。

もし仮にこうした権力ヒエラルキーないし特権階層を病理と見定めているなら,このノブレスなんちゃらの概念それ自体を否定する必要があるだろう。これは一つのセットの考え方なのだ。ノブレスの考え方など持ち込むから、特権階層を思い上がらせ、ひずんだ美意識をよりもたせるようになるのである。また、人に一方的に他人に土下座を強要したり、外を歩くのに裸足を強制したり、問答無用で切捨て御免などという人間として倣岸不遜・夜郎自大の態度に生きる人間に美学を感じるという人は根本から精神が腐敗しているとしかいいようがない。それがいかに根腐れした考えか自覚ができないなら、人間をやめることをおすすめする。餓鬼なのだ。そしてこの倣岸不遜さ・夜郎自大さで、アジア進出を図ったものである。アジアを襲った日本の軍人は「武士」ぶった餓鬼である。アジア・アフリカを襲い苦しめた白人の餓鬼ぶり・傲岸不遜ぶりと、同質のものであり、何の違いもない。

またトップが無責任化し、意思決定機構が空洞化する傾向をもつことは、官僚制において不可避の病理であることを改めて、確認させられる。
http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/387.html

http://www.asyura2.com/0304/dispute9/msg/806.html#c5

[リバイバル3] 中川隆 _ 日本文化関係投稿リンク 中川隆
83. 中川隆[-12422] koaQ7Jey 2018年5月13日 07:50:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13906]
自律者の徳目(仁義礼智信)と従属者の徳目(忠孝悌)
へのコメント
http://www.asyura.com/0304/dispute9/msg/806.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/466.html#c83
[近代史02] イエスが殺された本当の理由 中川隆
18. 中川隆[-12445] koaQ7Jey 2018年5月13日 09:08:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13930]

イエス・キリストが聖母マリアの処女懐胎によって誕生したというエピソードには、元ネタがあります。

エジプトで、永遠の処女とされる女神イシスが、太陽神ホルスを処女懐胎によって生んだという神話に基づく聖母信仰です。

ユダヤ教もキリスト教も、本来は太陽信仰の要素を含んでいたことを、精神分析学のフロイトが指摘しています。彼はユダヤ人知識階級の大学者ですから、間違えることはまずないでしょう。

処女懐胎のエピソードは、高句麗国の始祖である朱蒙や明姫の生誕の神話にも見られる、太陽信仰特有のものみたいです。明姫の生誕を祝う非公開神事は今も当家が伝承しています。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1195894356
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/371.html#c18

[議論25] 駐日イスラエル大使衝撃発言 2月から、日本人とユダヤ人のDNA鑑定を行う! 上浦
6. 中川隆[-12444] koaQ7Jey 2018年5月13日 09:19:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13930]


ikz********さん 2012/10/19 16:29:16

日ユ同祖論 信憑性はどの程度なのでしょうか。

言語が似ている、歌をヘブライ語にすると意味が通る(君が代、かごめかごめ、 ソーラン節など)という具体的な共通点から、遺伝子が中国韓国人にはないものをもつという根拠不明なものなどが上げられます。

某掲示板では、宗教観が違いすぎる、戦前の白人コンプレックスの日本の学者が作り上げたものだとしているのをみて妙に納得してしまいました。確かにユダヤ教と神道、仏教は違いすぎます。まず一神と多神、偶像崇拝禁止と仏像とで明確です。

ただはっきりどちらに分があるとは判断しにくい部分が多いため詳しい方いたらよろしくお願いします。


aki********さん 2012/10/21 01:10:58

歌の類似性と言えば、和歌がインドの民謡と共通性が高いほうが注目に値すると思います。今でも日本人は海外の文化を輸入して、独自に発展させる才能を発揮していますが、昔もそうだったと考えるべきだと思います。ただし、ヘブライ語と日本語の類似性は他の言語と同程度で、かなり低いと思います。多くは音が似ているだけのコジツケになっていると感じます。

本当に日本語と近いのは、大陸の高句麗語です。言語が近縁かどうかを観察するとき、真っ先に見るのが数詞と言われています。日本語と高句麗語の数詞の比較を行うと、朝鮮語などよりもはるかに近縁の言語という結果が出るようです。

高句麗は滅亡して、その人々は女真族と名を変え、今は満州族と呼ばれています。

彼等は清帝国を築いたわけですが、清の時代に遭難した日本の商人が北京に行って驚いたのが、一二三四ではなく、ヒ・フ・ミ・ヨの日本語の数え方がそのまま通じたことだそうです。高句麗の流れを汲む女真族の言葉を話す人々と、北京で普通に接触できたようです。

百済は扶余・高句麗から枝分かれした王室で、朝鮮半島は異民族支配されていました。

そのため、百済の王室と民は異なる言語を話しているという指摘が、中国側に残っています。

神道の世界には古い朝鮮語が数多く残っていると指摘されることがありますが、実際にはそれが失われた高句麗語という説も出てきています。


高句麗語は日本語と同じ膠着語です。

系統が違う漢民族の言葉と文字がいきなり日本に輸入されたわけではなく、まず漢民族の言葉と直接接していた高句麗語が漢字表記されるようになり、それが、高句麗と近い山東半島や遼東半島付近の海人の手を経て日本にもたらされて、古い神道の祝詞の言葉などが作られていったと考えられます。

纏向型祭祀と高句麗国の東盟祭の類似性も、かなり指摘されているようです。

倭人文化圏が北九州から済州島を経て山東半島や遼東半島付近に分布していたと認識している中国側の史料が幾つか散見されるようです。

卑弥呼寒冷期と呼ばれる地球規模の寒冷化に伴って、飢饉に直面した高句麗地域の人々が日本に渡来した結果、弥生時代が古墳時代に変わっていったという説があるようです。

九州に山東半島原産の三眠蚕が入り、纏向(奈良)にも山東半島付近の製鉄と蚩尤(兵主・天日槍)の信仰が入っています。その結果、天照大神のモデルになった古い日女神を祭った比売許曽(ヒメコソ)神社が建てられるといった現象が起こったようです。

比売許曽は姫を祀る神社という意味の高句麗語(朝鮮古語)です。だから、比売許曽神社の末尾の「神社」は必要のない筈ですが、時代が下って元の意味が見失われた結果、付けられるようになったと考えられます。祝詞にも高句麗語由来の言葉が大量に入っている、というより、本来祝詞は高句麗語(吏読)だったそうです。謎が多いとされる「ひふみ祝詞」は、高句麗語として意味がほぼ通じる形で伝わっているそうです。飛鳥という都の名前も元は高句麗語のようです。

トルコからシルクロードを介して日本まで、膠着語圏が広範囲に広がっています。
文法的に近いため、日本語に輸入しやすかったことが考えられます。


たとえば、天皇を古い時代はスメラ・ミコトと呼んでいました。

シュメール文明と日本語の関係がかなり指摘されていますが、シュメール・ミグトと言えば、天降りた支配者のことで、日本語と音が似ているだけでなく、意味も一致しています。したがって、シルクロードを介して日本に入ってきたのは、なにも古代イスラエルの文化に限られるわけではないと思われます。

秦の始皇帝の兵馬俑はペルシャ式の軍団編成になっていて、ペルシャ人の人骨が近くから出ているようです。

ササン朝ペルシャの滅亡に伴って、シルクロードに逃れた王子が中国に亡命し、妻子を安全な日本まで連れて来ているケースもあるようです。わずか数年で日本とペルシャは繋がる距離にあります。西の文化が日本に断片的に入っていても、不思議ではありません。仏教も入れば、ギリシャ彫刻もガンダーラの地域で形を変えながら伝わっています。

しかし、文化的影響が認められるからと言って同祖論を持ち出すのは、不自然すぎると感じます。それを言うなら、人類はアフリカ原産の動物で、皆同祖という話になります。

遺伝子に関しては本来akatamayorihimeさんが御専門の筈ですが、完全スルーしているようです。相手にする必要もない勘違い、ということだと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1195894356
http://www.asyura2.com/07/dispute25/msg/231.html#c6

[近代史02] 弥生人の起源 _ 自称専門家の嘘に騙されない為に これ位は知っておこう 中川隆
112. 中川隆[-12443] koaQ7Jey 2018年5月13日 09:20:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13930]

ikz********さん 2012/10/19 16:29:16

日ユ同祖論 信憑性はどの程度なのでしょうか。

言語が似ている、歌をヘブライ語にすると意味が通る(君が代、かごめかごめ、 ソーラン節など)という具体的な共通点から、遺伝子が中国韓国人にはないものをもつという根拠不明なものなどが上げられます。

某掲示板では、宗教観が違いすぎる、戦前の白人コンプレックスの日本の学者が作り上げたものだとしているのをみて妙に納得してしまいました。確かにユダヤ教と神道、仏教は違いすぎます。まず一神と多神、偶像崇拝禁止と仏像とで明確です。

ただはっきりどちらに分があるとは判断しにくい部分が多いため詳しい方いたらよろしくお願いします。

aki********さん 2012/10/21 01:10:58

歌の類似性と言えば、和歌がインドの民謡と共通性が高いほうが注目に値すると思います。今でも日本人は海外の文化を輸入して、独自に発展させる才能を発揮していますが、昔もそうだったと考えるべきだと思います。ただし、ヘブライ語と日本語の類似性は他の言語と同程度で、かなり低いと思います。多くは音が似ているだけのコジツケになっていると感じます。

本当に日本語と近いのは、大陸の高句麗語です。言語が近縁かどうかを観察するとき、真っ先に見るのが数詞と言われています。日本語と高句麗語の数詞の比較を行うと、朝鮮語などよりもはるかに近縁の言語という結果が出るようです。

高句麗は滅亡して、その人々は女真族と名を変え、今は満州族と呼ばれています。

彼等は清帝国を築いたわけですが、清の時代に遭難した日本の商人が北京に行って驚いたのが、一二三四ではなく、ヒ・フ・ミ・ヨの日本語の数え方がそのまま通じたことだそうです。高句麗の流れを汲む女真族の言葉を話す人々と、北京で普通に接触できたようです。

百済は扶余・高句麗から枝分かれした王室で、朝鮮半島は異民族支配されていました。

そのため、百済の王室と民は異なる言語を話しているという指摘が、中国側に残っています。

神道の世界には古い朝鮮語が数多く残っていると指摘されることがありますが、実際にはそれが失われた高句麗語という説も出てきています。


高句麗語は日本語と同じ膠着語です。

系統が違う漢民族の言葉と文字がいきなり日本に輸入されたわけではなく、まず漢民族の言葉と直接接していた高句麗語が漢字表記されるようになり、それが、高句麗と近い山東半島や遼東半島付近の海人の手を経て日本にもたらされて、古い神道の祝詞の言葉などが作られていったと考えられます。

纏向型祭祀と高句麗国の東盟祭の類似性も、かなり指摘されているようです。

倭人文化圏が北九州から済州島を経て山東半島や遼東半島付近に分布していたと認識している中国側の史料が幾つか散見されるようです。

卑弥呼寒冷期と呼ばれる地球規模の寒冷化に伴って、飢饉に直面した高句麗地域の人々が日本に渡来した結果、弥生時代が古墳時代に変わっていったという説があるようです。

九州に山東半島原産の三眠蚕が入り、纏向(奈良)にも山東半島付近の製鉄と蚩尤(兵主・天日槍)の信仰が入っています。その結果、天照大神のモデルになった古い日女神を祭った比売許曽(ヒメコソ)神社が建てられるといった現象が起こったようです。

比売許曽は姫を祀る神社という意味の高句麗語(朝鮮古語)です。だから、比売許曽神社の末尾の「神社」は必要のない筈ですが、時代が下って元の意味が見失われた結果、付けられるようになったと考えられます。祝詞にも高句麗語由来の言葉が大量に入っている、というより、本来祝詞は高句麗語(吏読)だったそうです。謎が多いとされる「ひふみ祝詞」は、高句麗語として意味がほぼ通じる形で伝わっているそうです。飛鳥という都の名前も元は高句麗語のようです。

トルコからシルクロードを介して日本まで、膠着語圏が広範囲に広がっています。
文法的に近いため、日本語に輸入しやすかったことが考えられます。


たとえば、天皇を古い時代はスメラ・ミコトと呼んでいました。

シュメール文明と日本語の関係がかなり指摘されていますが、シュメール・ミグトと言えば、天降りた支配者のことで、日本語と音が似ているだけでなく、意味も一致しています。したがって、シルクロードを介して日本に入ってきたのは、なにも古代イスラエルの文化に限られるわけではないと思われます。

秦の始皇帝の兵馬俑はペルシャ式の軍団編成になっていて、ペルシャ人の人骨が近くから出ているようです。

ササン朝ペルシャの滅亡に伴って、シルクロードに逃れた王子が中国に亡命し、妻子を安全な日本まで連れて来ているケースもあるようです。わずか数年で日本とペルシャは繋がる距離にあります。西の文化が日本に断片的に入っていても、不思議ではありません。仏教も入れば、ギリシャ彫刻もガンダーラの地域で形を変えながら伝わっています。

しかし、文化的影響が認められるからと言って同祖論を持ち出すのは、不自然すぎると感じます。それを言うなら、人類はアフリカ原産の動物で、皆同祖という話になります。

遺伝子に関しては本来akatamayorihimeさんが御専門の筈ですが、完全スルーしているようです。相手にする必要もない勘違い、ということだと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1195894356

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[昼休み52] 日本語の母体のY-DNA「D」縄文語がホモサピエンスの祖語かもしれない 中川隆
20. 中川隆[-12442] koaQ7Jey 2018年5月13日 09:21:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13930]

ikz********さん 2012/10/19 16:29:16

日ユ同祖論 信憑性はどの程度なのでしょうか。

言語が似ている、歌をヘブライ語にすると意味が通る(君が代、かごめかごめ、 ソーラン節など)という具体的な共通点から、遺伝子が中国韓国人にはないものをもつという根拠不明なものなどが上げられます。

某掲示板では、宗教観が違いすぎる、戦前の白人コンプレックスの日本の学者が作り上げたものだとしているのをみて妙に納得してしまいました。確かにユダヤ教と神道、仏教は違いすぎます。まず一神と多神、偶像崇拝禁止と仏像とで明確です。

ただはっきりどちらに分があるとは判断しにくい部分が多いため詳しい方いたらよろしくお願いします。

aki********さん 2012/10/21 01:10:58

歌の類似性と言えば、和歌がインドの民謡と共通性が高いほうが注目に値すると思います。今でも日本人は海外の文化を輸入して、独自に発展させる才能を発揮していますが、昔もそうだったと考えるべきだと思います。ただし、ヘブライ語と日本語の類似性は他の言語と同程度で、かなり低いと思います。多くは音が似ているだけのコジツケになっていると感じます。

本当に日本語と近いのは、大陸の高句麗語です。言語が近縁かどうかを観察するとき、真っ先に見るのが数詞と言われています。日本語と高句麗語の数詞の比較を行うと、朝鮮語などよりもはるかに近縁の言語という結果が出るようです。

高句麗は滅亡して、その人々は女真族と名を変え、今は満州族と呼ばれています。

彼等は清帝国を築いたわけですが、清の時代に遭難した日本の商人が北京に行って驚いたのが、一二三四ではなく、ヒ・フ・ミ・ヨの日本語の数え方がそのまま通じたことだそうです。高句麗の流れを汲む女真族の言葉を話す人々と、北京で普通に接触できたようです。

百済は扶余・高句麗から枝分かれした王室で、朝鮮半島は異民族支配されていました。

そのため、百済の王室と民は異なる言語を話しているという指摘が、中国側に残っています。

神道の世界には古い朝鮮語が数多く残っていると指摘されることがありますが、実際にはそれが失われた高句麗語という説も出てきています。


高句麗語は日本語と同じ膠着語です。

系統が違う漢民族の言葉と文字がいきなり日本に輸入されたわけではなく、まず漢民族の言葉と直接接していた高句麗語が漢字表記されるようになり、それが、高句麗と近い山東半島や遼東半島付近の海人の手を経て日本にもたらされて、古い神道の祝詞の言葉などが作られていったと考えられます。

纏向型祭祀と高句麗国の東盟祭の類似性も、かなり指摘されているようです。

倭人文化圏が北九州から済州島を経て山東半島や遼東半島付近に分布していたと認識している中国側の史料が幾つか散見されるようです。

卑弥呼寒冷期と呼ばれる地球規模の寒冷化に伴って、飢饉に直面した高句麗地域の人々が日本に渡来した結果、弥生時代が古墳時代に変わっていったという説があるようです。

九州に山東半島原産の三眠蚕が入り、纏向(奈良)にも山東半島付近の製鉄と蚩尤(兵主・天日槍)の信仰が入っています。その結果、天照大神のモデルになった古い日女神を祭った比売許曽(ヒメコソ)神社が建てられるといった現象が起こったようです。

比売許曽は姫を祀る神社という意味の高句麗語(朝鮮古語)です。だから、比売許曽神社の末尾の「神社」は必要のない筈ですが、時代が下って元の意味が見失われた結果、付けられるようになったと考えられます。祝詞にも高句麗語由来の言葉が大量に入っている、というより、本来祝詞は高句麗語(吏読)だったそうです。謎が多いとされる「ひふみ祝詞」は、高句麗語として意味がほぼ通じる形で伝わっているそうです。飛鳥という都の名前も元は高句麗語のようです。

トルコからシルクロードを介して日本まで、膠着語圏が広範囲に広がっています。
文法的に近いため、日本語に輸入しやすかったことが考えられます。


たとえば、天皇を古い時代はスメラ・ミコトと呼んでいました。

シュメール文明と日本語の関係がかなり指摘されていますが、シュメール・ミグトと言えば、天降りた支配者のことで、日本語と音が似ているだけでなく、意味も一致しています。したがって、シルクロードを介して日本に入ってきたのは、なにも古代イスラエルの文化に限られるわけではないと思われます。

秦の始皇帝の兵馬俑はペルシャ式の軍団編成になっていて、ペルシャ人の人骨が近くから出ているようです。

ササン朝ペルシャの滅亡に伴って、シルクロードに逃れた王子が中国に亡命し、妻子を安全な日本まで連れて来ているケースもあるようです。わずか数年で日本とペルシャは繋がる距離にあります。西の文化が日本に断片的に入っていても、不思議ではありません。仏教も入れば、ギリシャ彫刻もガンダーラの地域で形を変えながら伝わっています。

しかし、文化的影響が認められるからと言って同祖論を持ち出すのは、不自然すぎると感じます。それを言うなら、人類はアフリカ原産の動物で、皆同祖という話になります。

遺伝子に関しては本来akatamayorihimeさんが御専門の筈ですが、完全スルーしているようです。相手にする必要もない勘違い、ということだと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1195894356

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/450.html#c20

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
73. 中川隆[-12447] koaQ7Jey 2018年5月13日 16:24:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13936]

イギリス人に特有のSP盤への愛着


EMIがLPを発売するのは1952年からで、それ以前は78rpm盤でのリリースとなり、多くのイギリス人は1960年代前半まで78rpm盤を愛聴していた。

五味康祐「オーディオ巡礼」には、1963年にイギリスを訪れたときのこととして

「英国というところは、電蓄に対しては大変保守的でケチンボな国である。

アメリカや日本でステレオ全盛の今日でさえ、イギリスのレコード愛好家はまだ七十八回転のSP(LPのモノーラル盤ではない!)で聴いている。
市販のカートリッジも、SP・LP両用でなければ売れないという。

ロンドンにも現在シュアーのカートリッジは市販されているが、V15のU型はおろか、V15すら部品カタログに載っていない。高価なV15など誰も買わないからだ。

それほどケチンボな国だ。

オルトフォンはさすがに出廻っている。しかし殆ど月賦販売用である。SPU/GTが二十三ポンド――邦貨にして二万四、五千円見当だろう――それを十ヵ月払いの月賦にしなければ誰も買ってくれない。そういう国民だ。」

と記してある。この点を考慮して、Decca社の高級ステレオ・コンソール Decola が78回転盤でも見事な音を奏でると賞賛している。

 このことは何を示しているかと言えば、百花繚乱にみえる英国オーディオ機器のほとんどは、一部の上流階級か海外向けの特産物であり、イギリス国民のお茶の間に届くことは稀であったということ。

そして多くの人が電蓄(Radiogram)を愛し、RIAAになった後も78rpm盤を大切に聴いていたのである。

QUADでさえ、1967年発売の33型プリアンプ(トランジスター式)に5kHzのハイカットフィルターを装備していたくらいである。

こうしたこともEMIのサウンドについて「霧の向こうのような音」と誤解を生む原因となっていると思う。

イギリス製のオーディオだから英国プレスのレコードを最高の音で鳴らしてくれるだろうと誰もが考えるが、多くのイギリス国民が聴いたサウンドは、SP録音の延長線ともとれる特性が好まれたといえよう。それでも英国プレスが珍重されるのは、既にEMIの魔の手に墜ちているのである。
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c73

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
74. 中川隆[-12446] koaQ7Jey 2018年5月13日 16:25:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13936]

イギリスの戦後のオーディオの歴史


1945年:
Decca ffrr規格発表
LEAK  TL/12 "Point One"アンプ

1946年: EMI  Electrogram 3000 高級電蓄(モノラル)

1947年:
TANNOY  Monitor 15" デュアル・コンセントリック型同軸 2wayスピーカー
Willamson  Williamson回路アンプをWireless World誌で発表
BBC  LSU/10 モニターシステム
Decca  Decola 高級電蓄(モノラル)

1948年: VITAVOX  CN-191 スピーカーシステム

1950年: Decca LP発売開始

1952年:
EMI LP発売開始
Goodmann  AXIOM 80 スピーカーユニット

1953年:
Garrard  301 3スピード対応ターンテーブル
TANNOY  Autograph スピーカーシステム
QUAD  II型アンプ

1954年:
Mullard  5-10 アンプ(EL84使用)
Lowther  TP1 スピーカーシステム

1955年:
BBC FM放送開始
EMI ステレオ・テープを量販

1956年:
GEC  KT88 真空管
Wharfedale  SFB/3 スピーカーシステム

1957年:
QUAD  ESL 静電型フルレンジスピーカー

1958年:
EMI ステレオLP発売
BBC ステレオ試験放送開始(AM2波)
KEF  LS5/1 モニターシステム

1959年:
SME  3009/3012 トーンアーム
Decca  Decola 高級電蓄(ステレオ)
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c74

[原発・フッ素49] 新橋で救急搬送された女子高生7人「過呼吸」か? 泣いたり吐いたりした生徒も (AERAdot)  魑魅魍魎男
2. 中川隆[-12445] koaQ7Jey 2018年5月13日 17:18:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13936]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html

精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)

精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part


真実を知りたければ:


発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html

原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html

太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html

風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。

ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。

認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。

狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。


ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。

類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。

掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。



http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/741.html#c2

[経世済民127] 中国で急成長のバッテリーメーカー「寧徳時代」が日本市場へ進出―中国メディア  赤かぶ
1. 中川隆[-12450] koaQ7Jey 2018年5月13日 17:20:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13942]
中国経済はもう破綻寸前だから、またアホ日本人を騙して金と技術を盗もうとしてるんだ
日本人を絶滅させたくなかったら、日本政府が直ちにやるべき事は
1.中国と合弁企業を作った日本企業を直ちに中国から引き上げさせる

2.中国在住の日本人を全員日本に帰国させる、日本在住の中国人を全員追い出す

3.中国と国交断絶する


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2018-04-10
中国、「米覇権対抗」ケ小平が86年に「技術窃取」で挑戦開始
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html

技術のない国家の覇権挑戦

革命意識で始めた技術窃取


好々爺であったケ小平(1904〜1997年)は、「韜光養晦」(とうこうようかい)なる言葉で、中国の平和路線を世界に示した。「自らの力を隠し蓄える」、「覇権を求めない」という意味だ。この言葉は、ケ小平の掲げた外交政策のスローガンとして知られている。習近平氏が国家主席就任(2012年)とともにこの「韜光養晦」を投げ捨て、あからさまに「覇権主義」を前面に押し出した。


だが、この覇権主義は習氏が単独で始めたものではないことが分ってきた。ケ小平が生前すでに、この考え方を遺書として残していたと思われる。ケ小平には数人の中国最高幹部しか知らない短い文字数の遺書があるという。これは、元米国務長官のキッシンジャー氏が自らの著書に書いている。キッシンジャー氏も、その内容を知らないと言う。ケ小平は、中国で最初の「米国覇権」への挑戦を指揮した人間である。


ケ小平は、中国初のハイテク計画を指示した人物だ。1986年3月、当時の中国の科学レベルから見て、月に石を投げるように困難なハイテク計画(「863計画」)を指示したもの。科学技術の基盤がない中国で、「技術窃取」する以外に実現不可能なことであった。ここに「863計画」が始動して、現在の技術窃取路線の骨格が生まれた。


ケ小平語録には、いくつか中国の進路を示す注目すべき言葉がある。その中から抜粋した。


@ 科学的発展は、第一の生産力である。

A チャンスを掴み、自己を発展させるカギは経済発展である。

B 社会主義の中国は誰も動かせない。

C 主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない。


以上は、『人民網』(2014年8月21日付「ケ小平生誕110周年」)から引用した。4つを列記したが、ケ小平の指示した「863計画」と組み合わせて見ると、ケ小平が未来の国家指導者に託した夢が何であったかを鮮明にしている。彼は、「社会主義市場経済」なる言葉を使って、党内保守派に市場経済の採用を呼びかけた。それは便法にすぎず、社会主義を実現する上での通過点にすぎなかった。毛沢東革命の神髄を外すことなく、実現するという意味では、忠実な毛沢東主義者だ。習近平氏もこの路線である。


5番目では、「主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない」としている。主権は国家主権を指し、領土問題である。南シナ海の90%は中国領海という「噓八百」は、中国の既定路線から言えば、絶対に撤収しないだろう。これをいかに撤退させるか。中国に経済的衰亡を仕掛けることだ。中国をTPP(環太平洋経済連携協定)へ加盟させず、一大経済圏から遮断することに尽きる。北朝鮮が、核放棄へのポーズを取り始めたのは、経済封鎖の結果である。中国についても、この戦術は有効なはずだ。中国が、経済力をつけることは周辺国の安保上、最大の危険を招く。


このように考えると、西側諸国が中国の将来について、民主化されるであろうと考えたことは、西側に好都合な想像を膨らませたにすぎなかった。幻想であったのだ。米国トランプ政権が現在、この幻想から醒めて中国の推し進めてきた「技術窃取」に危機感を強めている段階である。中国と西側との摩擦は今後、本格化する気配に見える。


技術のない国家の覇権挑戦

『大紀元』(4月3日付)は、「共産党、陰に日向に『社会主義の中国モデル普及』目指す」と題する記事を掲載した。


この記事では、中国の技術窃取計画がどのような方法で行なわれたかがハッキリと表れている。日本では、新幹線技術がまんまと盗まれた。しかも、特許まで取得するという図々しい振る舞いをしており、日本社会の信頼を一挙に失った。これ以来、日本企業は中国に対して警戒して、中国にしてやられたという失敗例を聞くことはない。韓国のサムスンには、半導体技術を窃取されている。これは、日本側技術者の「作為」によるもので、密かにサムスンへ出かけて製造ノウハウを直接、教えるという裏切り行為をした。カネに目がくらんだのだ。


その韓国が、中国に虎の子技術を盗まれている。


『中央日報』3月27日付「中国に流出した韓国の国家核心技術は12件」と題する記事を掲載した。


@「韓国の技術の流出が中国の関連産業発展につながるケースが少なからず発生し、警戒心が高まっている。2012年からの6年間に中国に流出した韓国の国家核心技術は12件にのぼる。国家核心技術とは、国家の安全保障および国民経済発展に重大な影響を与える技術をいう。技術の流出には大きく3つの方法が使われる。

1つ目は企業の内部職員と結託したり認可された第三者委託業務を口実に企業に接近し、保存媒体(USBメモリー、ウェブハード、CDなど)を通じて違法に技術を盗み出す行為だ。

2つ目は企業の核心人物を厚い待遇(現給与の5倍以上支給など)で誘引し、情報を持っていく方法だ。

3つ目は合法を装ったM&A(企業の合併・買収)方法を通じて核心技術を奪うケースだ。
韓国の技術の中国流出もほとんどこのような方法が動員された。実例として、今月初め慶南(キョンナム)地方警察庁国際犯罪捜査隊が国内ドラム式洗濯機のモーター設計図面を中国に流出させた事件を摘発したが、上の方法が利用された」


上記の中国による技術窃取は、3つの方法を使っている。純然たる産業スパイ。技術者引き抜きによるノウハウ入手。M&Aで技術を奪う方法。習氏は「中華再興」と叫んでいるがその裏で、韓国に対してこういう汚い手を使っている。


(1)「中国共産党は、スパイ工作、為替操作、サイバー攻撃、知的財産など、米国経済に打撃を与える包括的な戦略を何十年も行ってきた。少なくとも、ケ小平時代の40年前、ハイテク発展計画において、海外から本土への技術移転を促進してきた。3月22日の米国上院財務委員会で、米通商代表部のロバート・ライトハイザー氏は米国技術の重要性について触れ、『中国は米国から強制的に技術移転を行っている』と名指して批判した。通商部は、米国貿易赤字の半分を占める中国による、知的財産権侵害や技術移転強制について7カ月にわたる調査を行ってきた」


中国の技術窃取の起源は、ケ小平時代の40年前に遡る。「863計画」(1986年3月起案)が基本である。これに味をしめ、「中国製造2025」というハイテク産業育成の総仕上げによって、米国経済を打ち負かすという、とんでもない「技術大窃盗計画」を立てるまでにエスカレートしている。この総仕上げ計画が、トランプ氏の豪腕による「技術窃取阻止」でピンチに立っている。


(2)「中国は、欲する外国技術をさまざまな方法で入手している。今年1月、対米外国投資委員会(CFIUS)の専門家を招いた聴聞会では、中国当局による外国技術の入手方法は6つあると指摘した。

@ 外国企業を中国に招き、合弁会社を作らせる。

A 中国企業が海外で対象企業を買収する(M&Aや株式取得を含む)。

B 中国が対象技術製品を輸入する。

C 中国企業や研究機関で、技術力ある外国人を雇う。

D 中国人留学生が技術を学び、帰国するもしくは本国にデータを送信する。

E インターネットやその他の手段で盗み取る」


中国企業が、韓国から技術窃取した方法は前記の6項目中、AとDが該当する。だが、韓国は気づいていないかも知れないが、合弁形式による企業進出で技術が中国側に漏れている。

中国政府は、この合弁形式を相手国企業に強要するのだ。進出企業が技術を提供し、中国側企業が土地や建物などを提供する形式が多い。この方式が現在、米国政府から鋭く衝かれており、中止を求められている。


現代自動車では中国に進出した結果、中国に経営主導権を握られ、食い物にされている例もある。中国は、酢でも蒟蒻でも食えない相手がゴロゴロしている国だ。それに加え、中国政府という「強敵」が後押しする。ほとんどの企業内部に共産党委員会ができている。間接的な共産党支配に陥っているのだ。中国企業の不法行為は、中国政府が絡んでいると見て間違いない。


(3)「中国では、『西側諸国に追いつけ追い越せ』とのスローガンが叫ばれたケ小平時代の80年代の中国で、『ハイテク研究発展計画(863計画)綱要』は科学者4人により建議された。1986年3月に実施が決定したことから、この名がついた。『人民日報』によると、この863計画には生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野に分かれる。ケ小平は、『ハイテクを発展させ、産業化を実現させる』と筆をふるい、政府の各関係組織に指示した」


ハイテク産業の「863計画」は、ケ小平の肝いりで始まっている。生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野で成果を出そうというものだ。現状では、宇宙飛行、情報において成果が上がっている。いずれも防衛産業と結びついている。この流れでAI(人工知能)にも力を入れている。


中国最大の弱点は機械工業(精密工業)の発展基盤がないことだ。AIは情報と結びつき、流通業で発展しているが、その段階に止まり、広がりを欠く。産業の発展基盤は機械工業にある。満足な自動車エンジンもつくれない中国が、14億人の個人情報を活用してAIで頑張っても、自ずと発展の限界が画されるであろう。技術盗用では、本格的な工業発展は不可能である。その前に、基盤技術を磨くことだ。こういう地味な取り組みに興味を示さないのが中国である。


革命意識で始めた技術窃取

(4)「米国のスパイ防止活動機関・国家対情報局(ONCIX)の2011年の分析では、中国の863計画には『米国の機密の技術と経済情報を密かに手に入れるために、予算を組み、ガイダンスしている』と指摘している。2014年、米司法省は中国軍サイバー攻撃部隊『61398部隊』の将校5人が米企業の機密情報を奪ったとして、スパイ容疑での起訴を決めた。米国当局は5人の顔をインターネットでもさらし、身柄の引き渡しを求めるという容赦のない態度を見せたが、中国外交部報道官は『米国のでっち上げ』として猛烈に反発した」


中国は、国家ぐるみの技術泥棒を始めている。このことがいかに卑しいことかという自覚を欠くのは、「米国覇権」への挑戦が一種の革命戦争という位置づけに違いない。戦争では、相手を倒すために手段を選ばない。「勝てば官軍」の喩えの通り、戦争に綺麗も汚いもない。ただ、相手を倒せば勝敗の決着がつく。


中国は、この革命戦争の意識で米国を初めとする西側諸国に対抗する気構えなのだ。米国が、「技術窃取は許さない」と絶叫しても、中国は腹の中ではせせら笑いをしているに違いない。中国にとっては、「覇権」を巡る正直正銘の戦争なのだ。先手必勝の意識に染まっているのだろう。残念ながら、まともに話のできる相手ではなくなった。


(5)「この一件で、中国は戦術を変えた。『影なる』ハッカー攻撃ではなく、逆に『陽のあたる』手法に転換した。当局は、中国でビジネスを行う海外企業に技術の引き渡しを求める法改正を厳しく敷いた。2017年8月、海外との合弁会社を含む上場企業およそ3200社に対して『共産党組織を設置し、経営判断を組織の見解を優先させ、最終決定権を与える』との社内規定を盛り込むよう要求した」


中国では、外資企業にも共産党委員会を設置させている。外資企業の情報が自動的に中国共産党に集まるシステムだ。政治と経済の一体化である。中国は、この経営システムが効率的と自画自賛しているが、とんでもない間違いである。企業経営は市場経済システムで動くべきもの。そこへ政治が介入してどうするのか。まさに、ミクロ面でも「社会主義市場経済」を行なう意志である。この「石頭」を柔軟にさせる方法は存在しない。結果において失敗するしか、教訓を得られないところまで突き進んでいる。


(6)「中国戦略に詳しい情報筋は、中国当局は最近『商業と研究による米中パートナシップを確立する』名目で、米国から中国本土に技術を持ち込むために、中国技術者チームを米国に派遣しているという。もし受け入れられているならば、公然のスパイとも呼べる大胆な手法だ。こうした中国の対米戦略は、国防総省などホワイトハウス関係者は認知していたが、米国は対抗措置に積極的ではなかった。中国の技術移転による米国の経済的ダメージについて『非常に明確に米国で起きていたことだ。しかし、我々は眼の前の現実から目をそらしてきた』と、2015年に大紀元の取材に応じた国際戦略研究科リチャード・フィッシャー氏は警告していた」


中国科学者が最近、欧米科学者とジョイントによる研究成果が目立っている。日本メディアは、新たな研究スタイルと報じているが、これは表面的なこと。中国が欧米の研究成果を盗み出すために接近しているスパイ行為である。ともかく、手を変え品を変えて、産業スパイを働いてまでも技術窃取する。研究者倫理はない。そう言えば最近、遺伝子操作によって猿を出産させ話題になった。生命倫理も存在しない国が、世界覇権を狙っている。ゾッとさせられるのだ。


(7)「中国政府は国有企業を優遇し、民間企業を意のままにする計画経済を実行する。共産党におもねる民間企業には投資を促し、分が悪くなれば資産を没収する。社会主義国では民間企業、共産党、軍部の境界線があいまいで、プライバシーポリシーや知的財産の概念も低い。50人以上の従業員をもつ企業は、共産党が会社の内部情報をアクセスするためのシステムを備えるよう要求されている。共産党の目標は、ケ小平の863計画を指示したときと同じままだ。要綱にはこう記されている。『世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す』とある」


冷たい戦争と言われた米ソ対立は、イデオロギー戦争でもあった。民主主義と全体主義の優劣を競うものである。米ソ対立後は、「イデオロギーの終焉」とされ、世界はハッピーとされてきた。その裏で、中国が虎視眈々と「世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す」と大真面目に考え始めていた。


世界にとって、民主主義国と中国のどちらが経済面と思想面で優れているのか。結論は、人間はどちらの体制がより自由で幸福であるかに帰着する。中国が、技術窃取を止められた場合、潜在成長力はどの程度落ちるのか。さらに、不動産バブルの重圧がこれから加わる。習氏の「世界覇権奪還論」は非現実的に映るのだ。「技術窃取」という他人の褌で相撲取るのでなく、身の丈に合った国つくりに方向転換すべきであろう。
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html


中国の社会が間違いなく崩壊してしまうただ1つの理由とは
部下を昇進させる見返りに、莫大な賄賂を要求していた軍の制服組、役人に賄賂を払って環境汚染を見逃してもらっている企業経営者。

村の土地を勝手に売り飛ばして賄賂を受け取っていた村長、犯罪者から大金をもらって犯罪を見逃す警察官、手術の前に金を持っているかどうか確認する医者、手術中に手術代を釣り上げる医者。

そして、権力をかさに着て私腹を肥やし、パナマ経由で莫大な資産を隠し持つ習近平とその一族。自分たちの汚職は無視し、敵対する派閥の汚職だけを摘発するご都合主義。

これらは、すべて中国で起きている「拝金」事件だ。

上から下まで、中国の社会は汚職が蔓延して腐っている。中国では、すべての人間が「拝金主義」に陥っているのだ。

社会は、個人ひとりひとりの意識の総意で成り立っていることろがある。だから、おかしな人間が増えれば増えるほど、社会は成り立たなくなっていく。

凄まじく暴走していく資本主義の中で、社会に最も悪い影響を与えるのは「拝金主義」であることは、中国の現状を見れば誰でも気付くことだ。


人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る

中国では人が道ばたで倒れていても誰も助けようとしない。

中国人が冷淡だというよりも、被害者が「助けてくれた人を訴えてでもカネをせしめる」という拝金主義が蔓延したからこのようになったのだ。

下手に助けると、助けた本人が訴えられる。善意を見せれば馬鹿を見る。そんなことが続いたら、恐ろしくて誰も人を助けたくなくなる。

そのため、子供が車に轢かれても誰も助けないし、関わろうとしない。殺人事件が路上で起きていても、通行人は知らん顔をして通り過ぎる。

中国の問題の多くは、「カネのためなら何でもする」「自分が儲かるなら何でもする」という薄っぺらい拝金主義から生まれてきたものだった。

中国の社会システムが非常に脆弱なのも、公務員や警官までが率先して汚職や賄賂に染まり、自分だけが儲かればいいという拝金主義が蔓延しているからだ。

中国だけでなく、途上国の権力はそのほとんどが汚職で染まっているのだが、だからこそ社会は停滞し、「金こそすべて」と化して他人を踏みにじるようになるのだ。

拝金主義が蔓延すると、社会の秩序は保てなくなる。誰もが自分のことしか考えなくなるので、「公共」が保てなくなるからだ。社会の規律も保てなくなる。規律よりも、自分の利益が最優先されるからだ。

そのうち中国が、何らかのきっかけで崩壊するのが確実だと言われているのは、こうした「拝金主義」の体質が社会の隅々にまで行き渡っていて、もはや自滅が避けられないからだ。

個人が腐り、組織が腐り、政治が腐り、社会が腐り、すべてが腐りきって全体が崩壊する。そんなことは当の中国人も分かっている。

だから、中国人はカネのある人間から率先して国外に国籍を取って逃げていく。


拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒なのだ

考えなければならないのは、組織は人が動かすものであり、人が腐れば組織も自ずと腐るということだ。人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る。

中国では今も「孫子の兵法」みたいな相手を貶める詐欺マニュアルが聖書のように人々に読み継がれている。

「孫子の兵法」は他人を騙すためのテクニックが満載であり、こんなものが読み継がれてまともな社会になると考える方がどうかしている。

私利私欲のために、「孫子の兵法」で他人を騙すのが中国人なのである。言うまでもないが、私利私欲というのは拝金主義そのものだ。私利私欲に堕ちた人間は、自分の利益のためなら何でもするのだ。

組織の中にこうした拝金主義が蔓延すると、いずれその組織は腐敗し、機能しなくなり、強欲な人間に食い尽くされ、やがて組織は生存が不可能なまでに壊れていく。

拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒だ。中国にはその毒がたっぷりと回って、もう治療不可となっている。今さら中国に誠実さを求めても不可能だ。

人間でも組織でも、きちんと生きるためには「頭脳・実行力・誠実」の3点が必要になる。ところが、拝金主義がはびこると、この3点から「誠実」が消されてしまう。

誠実ではない人間に、頭脳と実行力があれば、結果は悲惨なものになる。

これは中国政府に頭脳と実行力があれば、より社会が悪くなるということを意味している。

政府自らが誠実さを失い、とてつもない拝金主義に陥っているので、いくら社会を潔癖にしようとしても、誰も政府を信じない。そのため、改善の一歩も踏み出せない。

中国を覆い尽くす拝金主義は、資本主義が生み出す癌だ。癌が広がって行くと、それはいずれ社会の中核を崩壊させていく。そして、あとは自壊を待つだけとなる。


常識を超えたカネへの執着は、社会悪を生み出す

しかし、これほどの毒薬なのに、ほとんどの中国人は拝金主義を改めようとしない。なぜか。

誰もが心の中で「自分も甘い汁を吸いたい」という黒い欲望が、ふつふつと燃えたぎっているからだ。他人が甘い汁を吸っているのに、自分だけ行儀良く生きて損したくないと思うのだ。

自分が拝金主義に堕ちていると、拝金主義の危険性など、見えるはずもない。見えても止まらない。

警官が拝金主義に走ると、治安はカネ次第になって規律は崩壊する。公務員が拝金主義に走ると、行政はカネ次第になって社会は崩壊する。

企業が拝金主義になると、消費者を騙すようにカネを稼ぐようになるので、信頼が崩壊する。政治家が拝金主義になると、個人の利益のために国を売り飛ばすので、国が崩壊する。

拝金主義が先鋭化している社会や国家ほど、崩壊しやすい環境にある。最も拝金主義が蔓延している中国が、最も崩壊に近い国なのだ。「カネこそすべて」が徹底した中国は、もう助かることはない。

そう考えると、私たち日本人が「カネこそすべて」だと中国人と一緒になって思うのはいかに馬鹿げているのかが分かる。

カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って「カネがすべて」ではないのも事実だ。

常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。

拝金主義が蔓延しないためには、自分が拝金主義にならないという決意を持つしかない。「カネこそすべて」ではないことを真剣に考えなければならないということだ。

あなたはどうだろうか。自分の心の中に、もしかしたら拝金主義の芽を育ててはいないだろうか。

中国のようにボロボロになりたくなければ、度を超した拝金主義など捨てなければならない。それが最終的には社会のためになる。


カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って、「カネがすべて」ではないのも事実だ。常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160802T1749230900


中国は歴史捏造の常習犯

宮脇淳子 『満蒙とは何だったのか 2015.9.5 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=r4W-dqMkgp8


これを聞けば中国がよく分かります「真実の中国史」音声講義

宮脇淳子先生 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=resc8aY9Qes
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%80%90%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%80%91%E3%80%8E%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8F%B2%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%93%E3%81%86%EF%BC%81%E3%80%8F+


2017/12/14 に公開
あまりに素晴らしい講義なので、音声だけを再編集させて頂きアップしました。

多くの方に知って頂き、中国がどいう歴史を歩んで来たのか?を知る事で、私達の取るべき態度の支えになると思います。


【宮脇淳子】中国美女の正体 [桜H24-4-19] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=vwBGh84gvs0


2012/04/19 に公開
東洋史家の宮脇淳子氏をお迎えし、元産経新聞記者のジャーナリスト・福島香織氏と御一緒に著された新著書『中国美女の正体』を御紹介いただきながら、外見からは想像もつかないほどに、精神性も価値観も日本人とは大きく異なる中国人の、中でも"美女達"の繰り出す謀略から、自身と国を守るための術はあるのか、日本人が知っておくべき彼らの本音と思考について、温かい叱咤激励とともに お話しいただきます。

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中国語は秦の始皇帝の時代で進歩を止めてしまったので、感情表現も抽象的思考も全くできない原始言語のままなんですね。

漢文は難し過ぎるので中国人は文章を読み書きする能力が小学生レベルでストップしています。

中国人は損得勘定と どうやって他人を騙すかという事だけしか考えない、空気が読めない、他の人の気持ちが全然わからない、恋愛できない。


それは使っている言語による制約なのですね。


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今まで中国は世界中から投資資金を呼び込んで、他人の金で経済成長を成し遂げてきた。中国に大量の投資を行っていたのはアメリカの多国籍企業だった。
バラック・オバマ前大統領は、その中国とより深い関係を結ぼうとして、当初は中国に媚びるように「G2」を提唱していた。
しかし、中国が傲慢になってやがてアメリカをも見下すようになると、さすがの無能の極みだったオバマも中国に見切りを付けるしかなくなった。

中国は貿易でダンピング攻勢を行い、アメリカにハッキング攻撃を仕掛け、南沙諸島で勝手に軍事拠点を作り上げた。やりたい放題だったと言っても過言ではない。

しかし、中国は虎の尾を踏んだ。アメリカを激怒させたのはAIIB(アジア・インフラ投資銀行)の設立だった。

これはドル通貨基軸による挑戦である。アメリカにとってはドル通貨基軸こそが世界支配の中核だったので、これに挑戦する中国は敵でしかない。

アメリカは、2015年には中国を明確に「敵である」という認識をするようになっている。そのため、アメリカはAIIBに賛同していたEU(欧州連合)を揺さぶりにかけるようになった。

2016年にはイギリスがEUを離脱し、ドイツはVWグループが排ガス不正でアメリカに糾弾され、さらにメルケル首相が難民政策で急激に求心力を失うという流れがあった。

この一連の流れは、その裏にアメリカによるEUへの報復があった。イギリスもドイツもAIIBに賛同した国家である。これらの国家が急に政治的動乱に見舞われた。

さらにAIIBであからさまに中国になびいた韓国も、政権が吹き飛ぶという波乱に見舞われている。

アメリカの覇権の中核にあるのはドル通貨基軸である。この部分に関しての挑戦をアメリカは決して許さない。中国はこの部分に侵食してきている。

とすれば、この次に起きるのは「本丸」である中国の破壊でしかない。

「中国は敵だ」という認識ができて、ドナルド・トランプという強硬派の政権が誕生した以上、中国がこのまま無傷でいられると考えるのは根拠のない楽観論だ。

中国は貿易でも、軍事でも、為替でも追い詰められていく。中国の破壊は仕掛けられている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180509T0319000900.html



http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/211.html#c1

[リバイバル3] スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか?

スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか?


蓄音機・スピーカーの歴史


 「音楽などの音を再生する」という意味でのオーディオは、エジソン(Thomas Alva Edison)が1877年に蓄音機を発明したときから始まる。

だが、エジソンが発明した蓄音機「フォノグラフ(Phonograph)」は、円筒の側面に音溝を刻む方式のため、録音を数多く複製することが困難であった。

また、再生だけでなく録音もできるので、レコードプレーヤーというよりはテープレコーダーといったほうが適切といえる。

 フォノグラフとの比較において、エミール・ベルリナー(Emil Berliner)が1888年に発明した円盤レコード方式の蓄音機「グラモフォン(Gramophone)」は、再生専用で録音ができないものの、プレス装置によってレコード盤を大量に複製できるという点で優れていた。

この発明によって、グーテンベルグの活版印刷で本が飛躍的に普及したように、録音を多数複製して「出版」するという新しい事業が成立し、今日まで続くレコード文化が始まった。

オーディオはレコード文化と一体のものであり、ベルリナーのグラモフォンこそが現在のオーディオへと直接連なる祖先である。

ベルリナーはドイツのハノーファーで1851年に生まれたドイツ人で、アメリカに渡ってから発明家として活躍した。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10143&i=10209

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19世紀末から20世紀初頭にかけてのオーディオの歴史

1877年:エジソンが蓄音機を発明。

1888年:
ベルリナーが円盤レコードによる蓄音機「グラモフォン」を発明:
  米国のスミスが磁気録音方式を発明

1891年:オルゴールのポリフォン設立

1898年: デンマークのポールセンが磁気録音装置を発明(針金に録音)

1899〜00年:フーベルマン(Vn)らの巨匠がベルリナーの7インチ盤に録音

1900年:フランスのゴーモンが円盤レコード式トーキー映画を発明

1901年:
「G&T」レーベルが登場し大音楽家のレコード録音が本格化
ドイツのルーマーが光学録音装置を発明

1903年:テレフンケン社設立

1906年:ド・フォレストが3極管発明

1908年:パテが縦振動盤を発売

1913年:ベルリンフィルがニキッシュの指揮で「運命」を全曲録音

1914年:ティーゲルシュテットが光学式トーキー映画をベルリンで試験公開

1919年:トライ・エルゴンとド・フォレストがそれぞれトーキーを改良して特許化

1920年:KDKA がラジオ放送開始

1921年ごろ:SPレコードの販売ピーク

1925年:レコードの電気録音本格開始

1927年:世界初の本格的トーキー映画「ジャズ・シンガー」(円盤レコード式)

1928年:クラングフィルム社設立
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10143&i=10209


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/858.html

[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
120. 中川隆[-12455] koaQ7Jey 2018年5月13日 17:38:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13948]

スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/858.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c120
[リバイバル3] スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか? 中川隆
1. 中川隆[-12454] koaQ7Jey 2018年5月13日 17:40:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13948]

イギリス人に特有のSP盤への愛着

EMIがLPを発売するのは1952年からで、それ以前は78rpm盤でのリリースとなり、多くのイギリス人は1960年代前半まで78rpm盤を愛聴していた。

五味康祐「オーディオ巡礼」には、1963年にイギリスを訪れたときのこととして

「英国というところは、電蓄に対しては大変保守的でケチンボな国である。

アメリカや日本でステレオ全盛の今日でさえ、イギリスのレコード愛好家はまだ七十八回転のSP(LPのモノーラル盤ではない!)で聴いている。

市販のカートリッジも、SP・LP両用でなければ売れないという。

ロンドンにも現在シュアーのカートリッジは市販されているが、V15のU型はおろか、V15すら部品カタログに載っていない。高価なV15など誰も買わないからだ。

それほどケチンボな国だ。

オルトフォンはさすがに出廻っている。しかし殆ど月賦販売用である。SPU/GTが二十三ポンド――邦貨にして二万四、五千円見当だろう――それを十ヵ月払いの月賦にしなければ誰も買ってくれない。そういう国民だ。」

と記してある。この点を考慮して、Decca社の高級ステレオ・コンソール Decola が78回転盤でも見事な音を奏でると賞賛している。

 このことは何を示しているかと言えば、百花繚乱にみえる英国オーディオ機器のほとんどは、一部の上流階級か海外向けの特産物であり、イギリス国民のお茶の間に届くことは稀であったということ。

そして多くの人が電蓄(Radiogram)を愛し、RIAAになった後も78rpm盤を大切に聴いていたのである。

QUADでさえ、1967年発売の33型プリアンプ(トランジスター式)に5kHzのハイカットフィルターを装備していたくらいである。

こうしたこともEMIのサウンドについて「霧の向こうのような音」と誤解を生む原因となっていると思う。

イギリス製のオーディオだから英国プレスのレコードを最高の音で鳴らしてくれるだろうと誰もが考えるが、多くのイギリス国民が聴いたサウンドは、SP録音の延長線ともとれる特性が好まれたといえよう。それでも英国プレスが珍重されるのは、既にEMIの魔の手に墜ちているのである。
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html


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イギリスの戦後のオーディオの歴史


1945年:
Decca ffrr規格発表
LEAK  TL/12 "Point One"アンプ

1946年: EMI  Electrogram 3000 高級電蓄(モノラル)

1947年:
TANNOY  Monitor 15" デュアル・コンセントリック型同軸 2wayスピーカー
Willamson  Williamson回路アンプをWireless World誌で発表
BBC  LSU/10 モニターシステム
Decca  Decola 高級電蓄(モノラル)

1948年: VITAVOX  CN-191 スピーカーシステム

1950年: Decca LP発売開始

1952年:
EMI LP発売開始
Goodmann  AXIOM 80 スピーカーユニット

1953年:
Garrard  301 3スピード対応ターンテーブル
TANNOY  Autograph スピーカーシステム
QUAD  II型アンプ

1954年:
Mullard  5-10 アンプ(EL84使用)
Lowther  TP1 スピーカーシステム

1955年:
BBC FM放送開始
EMI ステレオ・テープを量販

1956年:
GEC  KT88 真空管
Wharfedale  SFB/3 スピーカーシステム

1957年:
QUAD  ESL 静電型フルレンジスピーカー

1958年:
EMI ステレオLP発売
BBC ステレオ試験放送開始(AM2波)
KEF  LS5/1 モニターシステム

1959年:
SME  3009/3012 トーンアーム
Decca  Decola 高級電蓄(ステレオ)
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/858.html#c1

[戦争b22] 中国初の国産空母、「太平洋地域のパワーバランス変える」と中国メディア、「外国の干渉には使われない」とも  赤かぶ
2. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月13日 17:44:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13948]

中国経済はもう破綻寸前だから、またアホ日本人を騙して金と技術を盗もうとしてるんだ
日本人を絶滅させたくなかったら、日本政府が直ちにやるべき事は


1.中国と合弁企業を作った日本企業を直ちに中国から引き上げさせる

2.中国在住の日本人を全員日本に帰国させる、日本在住の中国人を全員追い出す

3.中国と国交断絶する


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2018-04-10
中国、「米覇権対抗」ケ小平が86年に「技術窃取」で挑戦開始
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html

技術のない国家の覇権挑戦

革命意識で始めた技術窃取


好々爺であったケ小平(1904〜1997年)は、「韜光養晦」(とうこうようかい)なる言葉で、中国の平和路線を世界に示した。「自らの力を隠し蓄える」、「覇権を求めない」という意味だ。この言葉は、ケ小平の掲げた外交政策のスローガンとして知られている。習近平氏が国家主席就任(2012年)とともにこの「韜光養晦」を投げ捨て、あからさまに「覇権主義」を前面に押し出した。


だが、この覇権主義は習氏が単独で始めたものではないことが分ってきた。ケ小平が生前すでに、この考え方を遺書として残していたと思われる。ケ小平には数人の中国最高幹部しか知らない短い文字数の遺書があるという。これは、元米国務長官のキッシンジャー氏が自らの著書に書いている。キッシンジャー氏も、その内容を知らないと言う。ケ小平は、中国で最初の「米国覇権」への挑戦を指揮した人間である。


ケ小平は、中国初のハイテク計画を指示した人物だ。1986年3月、当時の中国の科学レベルから見て、月に石を投げるように困難なハイテク計画(「863計画」)を指示したもの。科学技術の基盤がない中国で、「技術窃取」する以外に実現不可能なことであった。ここに「863計画」が始動して、現在の技術窃取路線の骨格が生まれた。


ケ小平語録には、いくつか中国の進路を示す注目すべき言葉がある。その中から抜粋した。


@ 科学的発展は、第一の生産力である。

A チャンスを掴み、自己を発展させるカギは経済発展である。

B 社会主義の中国は誰も動かせない。

C 主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない。


以上は、『人民網』(2014年8月21日付「ケ小平生誕110周年」)から引用した。4つを列記したが、ケ小平の指示した「863計画」と組み合わせて見ると、ケ小平が未来の国家指導者に託した夢が何であったかを鮮明にしている。彼は、「社会主義市場経済」なる言葉を使って、党内保守派に市場経済の採用を呼びかけた。それは便法にすぎず、社会主義を実現する上での通過点にすぎなかった。毛沢東革命の神髄を外すことなく、実現するという意味では、忠実な毛沢東主義者だ。習近平氏もこの路線である。


5番目では、「主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない」としている。主権は国家主権を指し、領土問題である。南シナ海の90%は中国領海という「噓八百」は、中国の既定路線から言えば、絶対に撤収しないだろう。これをいかに撤退させるか。中国に経済的衰亡を仕掛けることだ。中国をTPP(環太平洋経済連携協定)へ加盟させず、一大経済圏から遮断することに尽きる。北朝鮮が、核放棄へのポーズを取り始めたのは、経済封鎖の結果である。中国についても、この戦術は有効なはずだ。中国が、経済力をつけることは周辺国の安保上、最大の危険を招く。


このように考えると、西側諸国が中国の将来について、民主化されるであろうと考えたことは、西側に好都合な想像を膨らませたにすぎなかった。幻想であったのだ。米国トランプ政権が現在、この幻想から醒めて中国の推し進めてきた「技術窃取」に危機感を強めている段階である。中国と西側との摩擦は今後、本格化する気配に見える。


技術のない国家の覇権挑戦

『大紀元』(4月3日付)は、「共産党、陰に日向に『社会主義の中国モデル普及』目指す」と題する記事を掲載した。


この記事では、中国の技術窃取計画がどのような方法で行なわれたかがハッキリと表れている。日本では、新幹線技術がまんまと盗まれた。しかも、特許まで取得するという図々しい振る舞いをしており、日本社会の信頼を一挙に失った。これ以来、日本企業は中国に対して警戒して、中国にしてやられたという失敗例を聞くことはない。韓国のサムスンには、半導体技術を窃取されている。これは、日本側技術者の「作為」によるもので、密かにサムスンへ出かけて製造ノウハウを直接、教えるという裏切り行為をした。カネに目がくらんだのだ。


その韓国が、中国に虎の子技術を盗まれている。


『中央日報』3月27日付「中国に流出した韓国の国家核心技術は12件」と題する記事を掲載した。


@「韓国の技術の流出が中国の関連産業発展につながるケースが少なからず発生し、警戒心が高まっている。2012年からの6年間に中国に流出した韓国の国家核心技術は12件にのぼる。国家核心技術とは、国家の安全保障および国民経済発展に重大な影響を与える技術をいう。技術の流出には大きく3つの方法が使われる。

1つ目は企業の内部職員と結託したり認可された第三者委託業務を口実に企業に接近し、保存媒体(USBメモリー、ウェブハード、CDなど)を通じて違法に技術を盗み出す行為だ。

2つ目は企業の核心人物を厚い待遇(現給与の5倍以上支給など)で誘引し、情報を持っていく方法だ。

3つ目は合法を装ったM&A(企業の合併・買収)方法を通じて核心技術を奪うケースだ。
韓国の技術の中国流出もほとんどこのような方法が動員された。実例として、今月初め慶南(キョンナム)地方警察庁国際犯罪捜査隊が国内ドラム式洗濯機のモーター設計図面を中国に流出させた事件を摘発したが、上の方法が利用された」


上記の中国による技術窃取は、3つの方法を使っている。純然たる産業スパイ。技術者引き抜きによるノウハウ入手。M&Aで技術を奪う方法。習氏は「中華再興」と叫んでいるがその裏で、韓国に対してこういう汚い手を使っている。


(1)「中国共産党は、スパイ工作、為替操作、サイバー攻撃、知的財産など、米国経済に打撃を与える包括的な戦略を何十年も行ってきた。少なくとも、ケ小平時代の40年前、ハイテク発展計画において、海外から本土への技術移転を促進してきた。3月22日の米国上院財務委員会で、米通商代表部のロバート・ライトハイザー氏は米国技術の重要性について触れ、『中国は米国から強制的に技術移転を行っている』と名指して批判した。通商部は、米国貿易赤字の半分を占める中国による、知的財産権侵害や技術移転強制について7カ月にわたる調査を行ってきた」


中国の技術窃取の起源は、ケ小平時代の40年前に遡る。「863計画」(1986年3月起案)が基本である。これに味をしめ、「中国製造2025」というハイテク産業育成の総仕上げによって、米国経済を打ち負かすという、とんでもない「技術大窃盗計画」を立てるまでにエスカレートしている。この総仕上げ計画が、トランプ氏の豪腕による「技術窃取阻止」でピンチに立っている。


(2)「中国は、欲する外国技術をさまざまな方法で入手している。今年1月、対米外国投資委員会(CFIUS)の専門家を招いた聴聞会では、中国当局による外国技術の入手方法は6つあると指摘した。

@ 外国企業を中国に招き、合弁会社を作らせる。

A 中国企業が海外で対象企業を買収する(M&Aや株式取得を含む)。

B 中国が対象技術製品を輸入する。

C 中国企業や研究機関で、技術力ある外国人を雇う。

D 中国人留学生が技術を学び、帰国するもしくは本国にデータを送信する。

E インターネットやその他の手段で盗み取る」


中国企業が、韓国から技術窃取した方法は前記の6項目中、AとDが該当する。だが、韓国は気づいていないかも知れないが、合弁形式による企業進出で技術が中国側に漏れている。

中国政府は、この合弁形式を相手国企業に強要するのだ。進出企業が技術を提供し、中国側企業が土地や建物などを提供する形式が多い。この方式が現在、米国政府から鋭く衝かれており、中止を求められている。


現代自動車では中国に進出した結果、中国に経営主導権を握られ、食い物にされている例もある。中国は、酢でも蒟蒻でも食えない相手がゴロゴロしている国だ。それに加え、中国政府という「強敵」が後押しする。ほとんどの企業内部に共産党委員会ができている。間接的な共産党支配に陥っているのだ。中国企業の不法行為は、中国政府が絡んでいると見て間違いない。


(3)「中国では、『西側諸国に追いつけ追い越せ』とのスローガンが叫ばれたケ小平時代の80年代の中国で、『ハイテク研究発展計画(863計画)綱要』は科学者4人により建議された。1986年3月に実施が決定したことから、この名がついた。『人民日報』によると、この863計画には生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野に分かれる。ケ小平は、『ハイテクを発展させ、産業化を実現させる』と筆をふるい、政府の各関係組織に指示した」


ハイテク産業の「863計画」は、ケ小平の肝いりで始まっている。生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野で成果を出そうというものだ。現状では、宇宙飛行、情報において成果が上がっている。いずれも防衛産業と結びついている。この流れでAI(人工知能)にも力を入れている。


中国最大の弱点は機械工業(精密工業)の発展基盤がないことだ。AIは情報と結びつき、流通業で発展しているが、その段階に止まり、広がりを欠く。産業の発展基盤は機械工業にある。満足な自動車エンジンもつくれない中国が、14億人の個人情報を活用してAIで頑張っても、自ずと発展の限界が画されるであろう。技術盗用では、本格的な工業発展は不可能である。その前に、基盤技術を磨くことだ。こういう地味な取り組みに興味を示さないのが中国である。


革命意識で始めた技術窃取

(4)「米国のスパイ防止活動機関・国家対情報局(ONCIX)の2011年の分析では、中国の863計画には『米国の機密の技術と経済情報を密かに手に入れるために、予算を組み、ガイダンスしている』と指摘している。2014年、米司法省は中国軍サイバー攻撃部隊『61398部隊』の将校5人が米企業の機密情報を奪ったとして、スパイ容疑での起訴を決めた。米国当局は5人の顔をインターネットでもさらし、身柄の引き渡しを求めるという容赦のない態度を見せたが、中国外交部報道官は『米国のでっち上げ』として猛烈に反発した」


中国は、国家ぐるみの技術泥棒を始めている。このことがいかに卑しいことかという自覚を欠くのは、「米国覇権」への挑戦が一種の革命戦争という位置づけに違いない。戦争では、相手を倒すために手段を選ばない。「勝てば官軍」の喩えの通り、戦争に綺麗も汚いもない。ただ、相手を倒せば勝敗の決着がつく。


中国は、この革命戦争の意識で米国を初めとする西側諸国に対抗する気構えなのだ。米国が、「技術窃取は許さない」と絶叫しても、中国は腹の中ではせせら笑いをしているに違いない。中国にとっては、「覇権」を巡る正直正銘の戦争なのだ。先手必勝の意識に染まっているのだろう。残念ながら、まともに話のできる相手ではなくなった。


(5)「この一件で、中国は戦術を変えた。『影なる』ハッカー攻撃ではなく、逆に『陽のあたる』手法に転換した。当局は、中国でビジネスを行う海外企業に技術の引き渡しを求める法改正を厳しく敷いた。2017年8月、海外との合弁会社を含む上場企業およそ3200社に対して『共産党組織を設置し、経営判断を組織の見解を優先させ、最終決定権を与える』との社内規定を盛り込むよう要求した」


中国では、外資企業にも共産党委員会を設置させている。外資企業の情報が自動的に中国共産党に集まるシステムだ。政治と経済の一体化である。中国は、この経営システムが効率的と自画自賛しているが、とんでもない間違いである。企業経営は市場経済システムで動くべきもの。そこへ政治が介入してどうするのか。まさに、ミクロ面でも「社会主義市場経済」を行なう意志である。この「石頭」を柔軟にさせる方法は存在しない。結果において失敗するしか、教訓を得られないところまで突き進んでいる。


(6)「中国戦略に詳しい情報筋は、中国当局は最近『商業と研究による米中パートナシップを確立する』名目で、米国から中国本土に技術を持ち込むために、中国技術者チームを米国に派遣しているという。もし受け入れられているならば、公然のスパイとも呼べる大胆な手法だ。こうした中国の対米戦略は、国防総省などホワイトハウス関係者は認知していたが、米国は対抗措置に積極的ではなかった。中国の技術移転による米国の経済的ダメージについて『非常に明確に米国で起きていたことだ。しかし、我々は眼の前の現実から目をそらしてきた』と、2015年に大紀元の取材に応じた国際戦略研究科リチャード・フィッシャー氏は警告していた」


中国科学者が最近、欧米科学者とジョイントによる研究成果が目立っている。日本メディアは、新たな研究スタイルと報じているが、これは表面的なこと。中国が欧米の研究成果を盗み出すために接近しているスパイ行為である。ともかく、手を変え品を変えて、産業スパイを働いてまでも技術窃取する。研究者倫理はない。そう言えば最近、遺伝子操作によって猿を出産させ話題になった。生命倫理も存在しない国が、世界覇権を狙っている。ゾッとさせられるのだ。


(7)「中国政府は国有企業を優遇し、民間企業を意のままにする計画経済を実行する。共産党におもねる民間企業には投資を促し、分が悪くなれば資産を没収する。社会主義国では民間企業、共産党、軍部の境界線があいまいで、プライバシーポリシーや知的財産の概念も低い。50人以上の従業員をもつ企業は、共産党が会社の内部情報をアクセスするためのシステムを備えるよう要求されている。共産党の目標は、ケ小平の863計画を指示したときと同じままだ。要綱にはこう記されている。『世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す』とある」


冷たい戦争と言われた米ソ対立は、イデオロギー戦争でもあった。民主主義と全体主義の優劣を競うものである。米ソ対立後は、「イデオロギーの終焉」とされ、世界はハッピーとされてきた。その裏で、中国が虎視眈々と「世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す」と大真面目に考え始めていた。


世界にとって、民主主義国と中国のどちらが経済面と思想面で優れているのか。結論は、人間はどちらの体制がより自由で幸福であるかに帰着する。中国が、技術窃取を止められた場合、潜在成長力はどの程度落ちるのか。さらに、不動産バブルの重圧がこれから加わる。習氏の「世界覇権奪還論」は非現実的に映るのだ。「技術窃取」という他人の褌で相撲取るのでなく、身の丈に合った国つくりに方向転換すべきであろう。
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html


中国の社会が間違いなく崩壊してしまうただ1つの理由とは
部下を昇進させる見返りに、莫大な賄賂を要求していた軍の制服組、役人に賄賂を払って環境汚染を見逃してもらっている企業経営者。

村の土地を勝手に売り飛ばして賄賂を受け取っていた村長、犯罪者から大金をもらって犯罪を見逃す警察官、手術の前に金を持っているかどうか確認する医者、手術中に手術代を釣り上げる医者。

そして、権力をかさに着て私腹を肥やし、パナマ経由で莫大な資産を隠し持つ習近平とその一族。自分たちの汚職は無視し、敵対する派閥の汚職だけを摘発するご都合主義。

これらは、すべて中国で起きている「拝金」事件だ。

上から下まで、中国の社会は汚職が蔓延して腐っている。中国では、すべての人間が「拝金主義」に陥っているのだ。

社会は、個人ひとりひとりの意識の総意で成り立っていることろがある。だから、おかしな人間が増えれば増えるほど、社会は成り立たなくなっていく。

凄まじく暴走していく資本主義の中で、社会に最も悪い影響を与えるのは「拝金主義」であることは、中国の現状を見れば誰でも気付くことだ。


人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る

中国では人が道ばたで倒れていても誰も助けようとしない。

中国人が冷淡だというよりも、被害者が「助けてくれた人を訴えてでもカネをせしめる」という拝金主義が蔓延したからこのようになったのだ。

下手に助けると、助けた本人が訴えられる。善意を見せれば馬鹿を見る。そんなことが続いたら、恐ろしくて誰も人を助けたくなくなる。

そのため、子供が車に轢かれても誰も助けないし、関わろうとしない。殺人事件が路上で起きていても、通行人は知らん顔をして通り過ぎる。

中国の問題の多くは、「カネのためなら何でもする」「自分が儲かるなら何でもする」という薄っぺらい拝金主義から生まれてきたものだった。

中国の社会システムが非常に脆弱なのも、公務員や警官までが率先して汚職や賄賂に染まり、自分だけが儲かればいいという拝金主義が蔓延しているからだ。

中国だけでなく、途上国の権力はそのほとんどが汚職で染まっているのだが、だからこそ社会は停滞し、「金こそすべて」と化して他人を踏みにじるようになるのだ。

拝金主義が蔓延すると、社会の秩序は保てなくなる。誰もが自分のことしか考えなくなるので、「公共」が保てなくなるからだ。社会の規律も保てなくなる。規律よりも、自分の利益が最優先されるからだ。

そのうち中国が、何らかのきっかけで崩壊するのが確実だと言われているのは、こうした「拝金主義」の体質が社会の隅々にまで行き渡っていて、もはや自滅が避けられないからだ。

個人が腐り、組織が腐り、政治が腐り、社会が腐り、すべてが腐りきって全体が崩壊する。そんなことは当の中国人も分かっている。

だから、中国人はカネのある人間から率先して国外に国籍を取って逃げていく。


拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒なのだ

考えなければならないのは、組織は人が動かすものであり、人が腐れば組織も自ずと腐るということだ。人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る。

中国では今も「孫子の兵法」みたいな相手を貶める詐欺マニュアルが聖書のように人々に読み継がれている。

「孫子の兵法」は他人を騙すためのテクニックが満載であり、こんなものが読み継がれてまともな社会になると考える方がどうかしている。

私利私欲のために、「孫子の兵法」で他人を騙すのが中国人なのである。言うまでもないが、私利私欲というのは拝金主義そのものだ。私利私欲に堕ちた人間は、自分の利益のためなら何でもするのだ。

組織の中にこうした拝金主義が蔓延すると、いずれその組織は腐敗し、機能しなくなり、強欲な人間に食い尽くされ、やがて組織は生存が不可能なまでに壊れていく。

拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒だ。中国にはその毒がたっぷりと回って、もう治療不可となっている。今さら中国に誠実さを求めても不可能だ。

人間でも組織でも、きちんと生きるためには「頭脳・実行力・誠実」の3点が必要になる。ところが、拝金主義がはびこると、この3点から「誠実」が消されてしまう。

誠実ではない人間に、頭脳と実行力があれば、結果は悲惨なものになる。

これは中国政府に頭脳と実行力があれば、より社会が悪くなるということを意味している。

政府自らが誠実さを失い、とてつもない拝金主義に陥っているので、いくら社会を潔癖にしようとしても、誰も政府を信じない。そのため、改善の一歩も踏み出せない。

中国を覆い尽くす拝金主義は、資本主義が生み出す癌だ。癌が広がって行くと、それはいずれ社会の中核を崩壊させていく。そして、あとは自壊を待つだけとなる。


常識を超えたカネへの執着は、社会悪を生み出す

しかし、これほどの毒薬なのに、ほとんどの中国人は拝金主義を改めようとしない。なぜか。

誰もが心の中で「自分も甘い汁を吸いたい」という黒い欲望が、ふつふつと燃えたぎっているからだ。他人が甘い汁を吸っているのに、自分だけ行儀良く生きて損したくないと思うのだ。

自分が拝金主義に堕ちていると、拝金主義の危険性など、見えるはずもない。見えても止まらない。

警官が拝金主義に走ると、治安はカネ次第になって規律は崩壊する。公務員が拝金主義に走ると、行政はカネ次第になって社会は崩壊する。

企業が拝金主義になると、消費者を騙すようにカネを稼ぐようになるので、信頼が崩壊する。政治家が拝金主義になると、個人の利益のために国を売り飛ばすので、国が崩壊する。

拝金主義が先鋭化している社会や国家ほど、崩壊しやすい環境にある。最も拝金主義が蔓延している中国が、最も崩壊に近い国なのだ。「カネこそすべて」が徹底した中国は、もう助かることはない。

そう考えると、私たち日本人が「カネこそすべて」だと中国人と一緒になって思うのはいかに馬鹿げているのかが分かる。

カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って「カネがすべて」ではないのも事実だ。

常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。

拝金主義が蔓延しないためには、自分が拝金主義にならないという決意を持つしかない。「カネこそすべて」ではないことを真剣に考えなければならないということだ。

あなたはどうだろうか。自分の心の中に、もしかしたら拝金主義の芽を育ててはいないだろうか。

中国のようにボロボロになりたくなければ、度を超した拝金主義など捨てなければならない。それが最終的には社会のためになる。


カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って、「カネがすべて」ではないのも事実だ。常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160802T1749230900


中国は歴史捏造の常習犯

宮脇淳子 『満蒙とは何だったのか 2015.9.5 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=r4W-dqMkgp8


これを聞けば中国がよく分かります「真実の中国史」音声講義

宮脇淳子先生 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=resc8aY9Qes
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2017/12/14 に公開
あまりに素晴らしい講義なので、音声だけを再編集させて頂きアップしました。

多くの方に知って頂き、中国がどいう歴史を歩んで来たのか?を知る事で、私達の取るべき態度の支えになると思います。


【宮脇淳子】中国美女の正体 [桜H24-4-19] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=vwBGh84gvs0


2012/04/19 に公開
東洋史家の宮脇淳子氏をお迎えし、元産経新聞記者のジャーナリスト・福島香織氏と御一緒に著された新著書『中国美女の正体』を御紹介いただきながら、外見からは想像もつかないほどに、精神性も価値観も日本人とは大きく異なる中国人の、中でも"美女達"の繰り出す謀略から、自身と国を守るための術はあるのか、日本人が知っておくべき彼らの本音と思考について、温かい叱咤激励とともに お話しいただきます。

______


中国語は秦の始皇帝の時代で進歩を止めてしまったので、感情表現も抽象的思考も全くできない原始言語のままなんですね。

漢文は難し過ぎるので中国人は文章を読み書きする能力が小学生レベルでストップしています。

中国人は損得勘定と どうやって他人を騙すかという事だけしか考えない、空気が読めない、他の人の気持ちが全然わからない、恋愛できない。


それは使っている言語による制約なのですね。


_____


今まで中国は世界中から投資資金を呼び込んで、他人の金で経済成長を成し遂げてきた。中国に大量の投資を行っていたのはアメリカの多国籍企業だった。
バラック・オバマ前大統領は、その中国とより深い関係を結ぼうとして、当初は中国に媚びるように「G2」を提唱していた。
しかし、中国が傲慢になってやがてアメリカをも見下すようになると、さすがの無能の極みだったオバマも中国に見切りを付けるしかなくなった。

中国は貿易でダンピング攻勢を行い、アメリカにハッキング攻撃を仕掛け、南沙諸島で勝手に軍事拠点を作り上げた。やりたい放題だったと言っても過言ではない。

しかし、中国は虎の尾を踏んだ。アメリカを激怒させたのはAIIB(アジア・インフラ投資銀行)の設立だった。

これはドル通貨基軸による挑戦である。アメリカにとってはドル通貨基軸こそが世界支配の中核だったので、これに挑戦する中国は敵でしかない。

アメリカは、2015年には中国を明確に「敵である」という認識をするようになっている。そのため、アメリカはAIIBに賛同していたEU(欧州連合)を揺さぶりにかけるようになった。

2016年にはイギリスがEUを離脱し、ドイツはVWグループが排ガス不正でアメリカに糾弾され、さらにメルケル首相が難民政策で急激に求心力を失うという流れがあった。

この一連の流れは、その裏にアメリカによるEUへの報復があった。イギリスもドイツもAIIBに賛同した国家である。これらの国家が急に政治的動乱に見舞われた。

さらにAIIBであからさまに中国になびいた韓国も、政権が吹き飛ぶという波乱に見舞われている。

アメリカの覇権の中核にあるのはドル通貨基軸である。この部分に関しての挑戦をアメリカは決して許さない。中国はこの部分に侵食してきている。

とすれば、この次に起きるのは「本丸」である中国の破壊でしかない。

「中国は敵だ」という認識ができて、ドナルド・トランプという強硬派の政権が誕生した以上、中国がこのまま無傷でいられると考えるのは根拠のない楽観論だ。

中国は貿易でも、軍事でも、為替でも追い詰められていく。中国の破壊は仕掛けられている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180509T0319000900.html

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/124.html#c2

[戦争b22] 中国軍機8機が宮古海峡からバシー海峡上空まで飛行、自衛隊機がスクランブル=「日常の活動です」「別に日本の領空を侵したわけ 赤かぶ
1. 中川隆[-12452] koaQ7Jey 2018年5月13日 17:44:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13948]

中国経済はもう破綻寸前だから、またアホ日本人を騙して金と技術を盗もうとしてるんだ
日本人を絶滅させたくなかったら、日本政府が直ちにやるべき事は


1.中国と合弁企業を作った日本企業を直ちに中国から引き上げさせる

2.中国在住の日本人を全員日本に帰国させる、日本在住の中国人を全員追い出す

3.中国と国交断絶する


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2018-04-10
中国、「米覇権対抗」ケ小平が86年に「技術窃取」で挑戦開始
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html

技術のない国家の覇権挑戦

革命意識で始めた技術窃取


好々爺であったケ小平(1904〜1997年)は、「韜光養晦」(とうこうようかい)なる言葉で、中国の平和路線を世界に示した。「自らの力を隠し蓄える」、「覇権を求めない」という意味だ。この言葉は、ケ小平の掲げた外交政策のスローガンとして知られている。習近平氏が国家主席就任(2012年)とともにこの「韜光養晦」を投げ捨て、あからさまに「覇権主義」を前面に押し出した。


だが、この覇権主義は習氏が単独で始めたものではないことが分ってきた。ケ小平が生前すでに、この考え方を遺書として残していたと思われる。ケ小平には数人の中国最高幹部しか知らない短い文字数の遺書があるという。これは、元米国務長官のキッシンジャー氏が自らの著書に書いている。キッシンジャー氏も、その内容を知らないと言う。ケ小平は、中国で最初の「米国覇権」への挑戦を指揮した人間である。


ケ小平は、中国初のハイテク計画を指示した人物だ。1986年3月、当時の中国の科学レベルから見て、月に石を投げるように困難なハイテク計画(「863計画」)を指示したもの。科学技術の基盤がない中国で、「技術窃取」する以外に実現不可能なことであった。ここに「863計画」が始動して、現在の技術窃取路線の骨格が生まれた。


ケ小平語録には、いくつか中国の進路を示す注目すべき言葉がある。その中から抜粋した。


@ 科学的発展は、第一の生産力である。

A チャンスを掴み、自己を発展させるカギは経済発展である。

B 社会主義の中国は誰も動かせない。

C 主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない。


以上は、『人民網』(2014年8月21日付「ケ小平生誕110周年」)から引用した。4つを列記したが、ケ小平の指示した「863計画」と組み合わせて見ると、ケ小平が未来の国家指導者に託した夢が何であったかを鮮明にしている。彼は、「社会主義市場経済」なる言葉を使って、党内保守派に市場経済の採用を呼びかけた。それは便法にすぎず、社会主義を実現する上での通過点にすぎなかった。毛沢東革命の神髄を外すことなく、実現するという意味では、忠実な毛沢東主義者だ。習近平氏もこの路線である。


5番目では、「主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない」としている。主権は国家主権を指し、領土問題である。南シナ海の90%は中国領海という「噓八百」は、中国の既定路線から言えば、絶対に撤収しないだろう。これをいかに撤退させるか。中国に経済的衰亡を仕掛けることだ。中国をTPP(環太平洋経済連携協定)へ加盟させず、一大経済圏から遮断することに尽きる。北朝鮮が、核放棄へのポーズを取り始めたのは、経済封鎖の結果である。中国についても、この戦術は有効なはずだ。中国が、経済力をつけることは周辺国の安保上、最大の危険を招く。


このように考えると、西側諸国が中国の将来について、民主化されるであろうと考えたことは、西側に好都合な想像を膨らませたにすぎなかった。幻想であったのだ。米国トランプ政権が現在、この幻想から醒めて中国の推し進めてきた「技術窃取」に危機感を強めている段階である。中国と西側との摩擦は今後、本格化する気配に見える。


技術のない国家の覇権挑戦

『大紀元』(4月3日付)は、「共産党、陰に日向に『社会主義の中国モデル普及』目指す」と題する記事を掲載した。


この記事では、中国の技術窃取計画がどのような方法で行なわれたかがハッキリと表れている。日本では、新幹線技術がまんまと盗まれた。しかも、特許まで取得するという図々しい振る舞いをしており、日本社会の信頼を一挙に失った。これ以来、日本企業は中国に対して警戒して、中国にしてやられたという失敗例を聞くことはない。韓国のサムスンには、半導体技術を窃取されている。これは、日本側技術者の「作為」によるもので、密かにサムスンへ出かけて製造ノウハウを直接、教えるという裏切り行為をした。カネに目がくらんだのだ。


その韓国が、中国に虎の子技術を盗まれている。


『中央日報』3月27日付「中国に流出した韓国の国家核心技術は12件」と題する記事を掲載した。


@「韓国の技術の流出が中国の関連産業発展につながるケースが少なからず発生し、警戒心が高まっている。2012年からの6年間に中国に流出した韓国の国家核心技術は12件にのぼる。国家核心技術とは、国家の安全保障および国民経済発展に重大な影響を与える技術をいう。技術の流出には大きく3つの方法が使われる。

1つ目は企業の内部職員と結託したり認可された第三者委託業務を口実に企業に接近し、保存媒体(USBメモリー、ウェブハード、CDなど)を通じて違法に技術を盗み出す行為だ。

2つ目は企業の核心人物を厚い待遇(現給与の5倍以上支給など)で誘引し、情報を持っていく方法だ。

3つ目は合法を装ったM&A(企業の合併・買収)方法を通じて核心技術を奪うケースだ。
韓国の技術の中国流出もほとんどこのような方法が動員された。実例として、今月初め慶南(キョンナム)地方警察庁国際犯罪捜査隊が国内ドラム式洗濯機のモーター設計図面を中国に流出させた事件を摘発したが、上の方法が利用された」


上記の中国による技術窃取は、3つの方法を使っている。純然たる産業スパイ。技術者引き抜きによるノウハウ入手。M&Aで技術を奪う方法。習氏は「中華再興」と叫んでいるがその裏で、韓国に対してこういう汚い手を使っている。


(1)「中国共産党は、スパイ工作、為替操作、サイバー攻撃、知的財産など、米国経済に打撃を与える包括的な戦略を何十年も行ってきた。少なくとも、ケ小平時代の40年前、ハイテク発展計画において、海外から本土への技術移転を促進してきた。3月22日の米国上院財務委員会で、米通商代表部のロバート・ライトハイザー氏は米国技術の重要性について触れ、『中国は米国から強制的に技術移転を行っている』と名指して批判した。通商部は、米国貿易赤字の半分を占める中国による、知的財産権侵害や技術移転強制について7カ月にわたる調査を行ってきた」


中国の技術窃取の起源は、ケ小平時代の40年前に遡る。「863計画」(1986年3月起案)が基本である。これに味をしめ、「中国製造2025」というハイテク産業育成の総仕上げによって、米国経済を打ち負かすという、とんでもない「技術大窃盗計画」を立てるまでにエスカレートしている。この総仕上げ計画が、トランプ氏の豪腕による「技術窃取阻止」でピンチに立っている。


(2)「中国は、欲する外国技術をさまざまな方法で入手している。今年1月、対米外国投資委員会(CFIUS)の専門家を招いた聴聞会では、中国当局による外国技術の入手方法は6つあると指摘した。

@ 外国企業を中国に招き、合弁会社を作らせる。

A 中国企業が海外で対象企業を買収する(M&Aや株式取得を含む)。

B 中国が対象技術製品を輸入する。

C 中国企業や研究機関で、技術力ある外国人を雇う。

D 中国人留学生が技術を学び、帰国するもしくは本国にデータを送信する。

E インターネットやその他の手段で盗み取る」


中国企業が、韓国から技術窃取した方法は前記の6項目中、AとDが該当する。だが、韓国は気づいていないかも知れないが、合弁形式による企業進出で技術が中国側に漏れている。

中国政府は、この合弁形式を相手国企業に強要するのだ。進出企業が技術を提供し、中国側企業が土地や建物などを提供する形式が多い。この方式が現在、米国政府から鋭く衝かれており、中止を求められている。


現代自動車では中国に進出した結果、中国に経営主導権を握られ、食い物にされている例もある。中国は、酢でも蒟蒻でも食えない相手がゴロゴロしている国だ。それに加え、中国政府という「強敵」が後押しする。ほとんどの企業内部に共産党委員会ができている。間接的な共産党支配に陥っているのだ。中国企業の不法行為は、中国政府が絡んでいると見て間違いない。


(3)「中国では、『西側諸国に追いつけ追い越せ』とのスローガンが叫ばれたケ小平時代の80年代の中国で、『ハイテク研究発展計画(863計画)綱要』は科学者4人により建議された。1986年3月に実施が決定したことから、この名がついた。『人民日報』によると、この863計画には生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野に分かれる。ケ小平は、『ハイテクを発展させ、産業化を実現させる』と筆をふるい、政府の各関係組織に指示した」


ハイテク産業の「863計画」は、ケ小平の肝いりで始まっている。生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野で成果を出そうというものだ。現状では、宇宙飛行、情報において成果が上がっている。いずれも防衛産業と結びついている。この流れでAI(人工知能)にも力を入れている。


中国最大の弱点は機械工業(精密工業)の発展基盤がないことだ。AIは情報と結びつき、流通業で発展しているが、その段階に止まり、広がりを欠く。産業の発展基盤は機械工業にある。満足な自動車エンジンもつくれない中国が、14億人の個人情報を活用してAIで頑張っても、自ずと発展の限界が画されるであろう。技術盗用では、本格的な工業発展は不可能である。その前に、基盤技術を磨くことだ。こういう地味な取り組みに興味を示さないのが中国である。


革命意識で始めた技術窃取

(4)「米国のスパイ防止活動機関・国家対情報局(ONCIX)の2011年の分析では、中国の863計画には『米国の機密の技術と経済情報を密かに手に入れるために、予算を組み、ガイダンスしている』と指摘している。2014年、米司法省は中国軍サイバー攻撃部隊『61398部隊』の将校5人が米企業の機密情報を奪ったとして、スパイ容疑での起訴を決めた。米国当局は5人の顔をインターネットでもさらし、身柄の引き渡しを求めるという容赦のない態度を見せたが、中国外交部報道官は『米国のでっち上げ』として猛烈に反発した」


中国は、国家ぐるみの技術泥棒を始めている。このことがいかに卑しいことかという自覚を欠くのは、「米国覇権」への挑戦が一種の革命戦争という位置づけに違いない。戦争では、相手を倒すために手段を選ばない。「勝てば官軍」の喩えの通り、戦争に綺麗も汚いもない。ただ、相手を倒せば勝敗の決着がつく。


中国は、この革命戦争の意識で米国を初めとする西側諸国に対抗する気構えなのだ。米国が、「技術窃取は許さない」と絶叫しても、中国は腹の中ではせせら笑いをしているに違いない。中国にとっては、「覇権」を巡る正直正銘の戦争なのだ。先手必勝の意識に染まっているのだろう。残念ながら、まともに話のできる相手ではなくなった。


(5)「この一件で、中国は戦術を変えた。『影なる』ハッカー攻撃ではなく、逆に『陽のあたる』手法に転換した。当局は、中国でビジネスを行う海外企業に技術の引き渡しを求める法改正を厳しく敷いた。2017年8月、海外との合弁会社を含む上場企業およそ3200社に対して『共産党組織を設置し、経営判断を組織の見解を優先させ、最終決定権を与える』との社内規定を盛り込むよう要求した」


中国では、外資企業にも共産党委員会を設置させている。外資企業の情報が自動的に中国共産党に集まるシステムだ。政治と経済の一体化である。中国は、この経営システムが効率的と自画自賛しているが、とんでもない間違いである。企業経営は市場経済システムで動くべきもの。そこへ政治が介入してどうするのか。まさに、ミクロ面でも「社会主義市場経済」を行なう意志である。この「石頭」を柔軟にさせる方法は存在しない。結果において失敗するしか、教訓を得られないところまで突き進んでいる。


(6)「中国戦略に詳しい情報筋は、中国当局は最近『商業と研究による米中パートナシップを確立する』名目で、米国から中国本土に技術を持ち込むために、中国技術者チームを米国に派遣しているという。もし受け入れられているならば、公然のスパイとも呼べる大胆な手法だ。こうした中国の対米戦略は、国防総省などホワイトハウス関係者は認知していたが、米国は対抗措置に積極的ではなかった。中国の技術移転による米国の経済的ダメージについて『非常に明確に米国で起きていたことだ。しかし、我々は眼の前の現実から目をそらしてきた』と、2015年に大紀元の取材に応じた国際戦略研究科リチャード・フィッシャー氏は警告していた」


中国科学者が最近、欧米科学者とジョイントによる研究成果が目立っている。日本メディアは、新たな研究スタイルと報じているが、これは表面的なこと。中国が欧米の研究成果を盗み出すために接近しているスパイ行為である。ともかく、手を変え品を変えて、産業スパイを働いてまでも技術窃取する。研究者倫理はない。そう言えば最近、遺伝子操作によって猿を出産させ話題になった。生命倫理も存在しない国が、世界覇権を狙っている。ゾッとさせられるのだ。


(7)「中国政府は国有企業を優遇し、民間企業を意のままにする計画経済を実行する。共産党におもねる民間企業には投資を促し、分が悪くなれば資産を没収する。社会主義国では民間企業、共産党、軍部の境界線があいまいで、プライバシーポリシーや知的財産の概念も低い。50人以上の従業員をもつ企業は、共産党が会社の内部情報をアクセスするためのシステムを備えるよう要求されている。共産党の目標は、ケ小平の863計画を指示したときと同じままだ。要綱にはこう記されている。『世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す』とある」


冷たい戦争と言われた米ソ対立は、イデオロギー戦争でもあった。民主主義と全体主義の優劣を競うものである。米ソ対立後は、「イデオロギーの終焉」とされ、世界はハッピーとされてきた。その裏で、中国が虎視眈々と「世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す」と大真面目に考え始めていた。


世界にとって、民主主義国と中国のどちらが経済面と思想面で優れているのか。結論は、人間はどちらの体制がより自由で幸福であるかに帰着する。中国が、技術窃取を止められた場合、潜在成長力はどの程度落ちるのか。さらに、不動産バブルの重圧がこれから加わる。習氏の「世界覇権奪還論」は非現実的に映るのだ。「技術窃取」という他人の褌で相撲取るのでなく、身の丈に合った国つくりに方向転換すべきであろう。
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html


中国の社会が間違いなく崩壊してしまうただ1つの理由とは
部下を昇進させる見返りに、莫大な賄賂を要求していた軍の制服組、役人に賄賂を払って環境汚染を見逃してもらっている企業経営者。

村の土地を勝手に売り飛ばして賄賂を受け取っていた村長、犯罪者から大金をもらって犯罪を見逃す警察官、手術の前に金を持っているかどうか確認する医者、手術中に手術代を釣り上げる医者。

そして、権力をかさに着て私腹を肥やし、パナマ経由で莫大な資産を隠し持つ習近平とその一族。自分たちの汚職は無視し、敵対する派閥の汚職だけを摘発するご都合主義。

これらは、すべて中国で起きている「拝金」事件だ。

上から下まで、中国の社会は汚職が蔓延して腐っている。中国では、すべての人間が「拝金主義」に陥っているのだ。

社会は、個人ひとりひとりの意識の総意で成り立っていることろがある。だから、おかしな人間が増えれば増えるほど、社会は成り立たなくなっていく。

凄まじく暴走していく資本主義の中で、社会に最も悪い影響を与えるのは「拝金主義」であることは、中国の現状を見れば誰でも気付くことだ。


人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る

中国では人が道ばたで倒れていても誰も助けようとしない。

中国人が冷淡だというよりも、被害者が「助けてくれた人を訴えてでもカネをせしめる」という拝金主義が蔓延したからこのようになったのだ。

下手に助けると、助けた本人が訴えられる。善意を見せれば馬鹿を見る。そんなことが続いたら、恐ろしくて誰も人を助けたくなくなる。

そのため、子供が車に轢かれても誰も助けないし、関わろうとしない。殺人事件が路上で起きていても、通行人は知らん顔をして通り過ぎる。

中国の問題の多くは、「カネのためなら何でもする」「自分が儲かるなら何でもする」という薄っぺらい拝金主義から生まれてきたものだった。

中国の社会システムが非常に脆弱なのも、公務員や警官までが率先して汚職や賄賂に染まり、自分だけが儲かればいいという拝金主義が蔓延しているからだ。

中国だけでなく、途上国の権力はそのほとんどが汚職で染まっているのだが、だからこそ社会は停滞し、「金こそすべて」と化して他人を踏みにじるようになるのだ。

拝金主義が蔓延すると、社会の秩序は保てなくなる。誰もが自分のことしか考えなくなるので、「公共」が保てなくなるからだ。社会の規律も保てなくなる。規律よりも、自分の利益が最優先されるからだ。

そのうち中国が、何らかのきっかけで崩壊するのが確実だと言われているのは、こうした「拝金主義」の体質が社会の隅々にまで行き渡っていて、もはや自滅が避けられないからだ。

個人が腐り、組織が腐り、政治が腐り、社会が腐り、すべてが腐りきって全体が崩壊する。そんなことは当の中国人も分かっている。

だから、中国人はカネのある人間から率先して国外に国籍を取って逃げていく。


拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒なのだ

考えなければならないのは、組織は人が動かすものであり、人が腐れば組織も自ずと腐るということだ。人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る。

中国では今も「孫子の兵法」みたいな相手を貶める詐欺マニュアルが聖書のように人々に読み継がれている。

「孫子の兵法」は他人を騙すためのテクニックが満載であり、こんなものが読み継がれてまともな社会になると考える方がどうかしている。

私利私欲のために、「孫子の兵法」で他人を騙すのが中国人なのである。言うまでもないが、私利私欲というのは拝金主義そのものだ。私利私欲に堕ちた人間は、自分の利益のためなら何でもするのだ。

組織の中にこうした拝金主義が蔓延すると、いずれその組織は腐敗し、機能しなくなり、強欲な人間に食い尽くされ、やがて組織は生存が不可能なまでに壊れていく。

拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒だ。中国にはその毒がたっぷりと回って、もう治療不可となっている。今さら中国に誠実さを求めても不可能だ。

人間でも組織でも、きちんと生きるためには「頭脳・実行力・誠実」の3点が必要になる。ところが、拝金主義がはびこると、この3点から「誠実」が消されてしまう。

誠実ではない人間に、頭脳と実行力があれば、結果は悲惨なものになる。

これは中国政府に頭脳と実行力があれば、より社会が悪くなるということを意味している。

政府自らが誠実さを失い、とてつもない拝金主義に陥っているので、いくら社会を潔癖にしようとしても、誰も政府を信じない。そのため、改善の一歩も踏み出せない。

中国を覆い尽くす拝金主義は、資本主義が生み出す癌だ。癌が広がって行くと、それはいずれ社会の中核を崩壊させていく。そして、あとは自壊を待つだけとなる。


常識を超えたカネへの執着は、社会悪を生み出す

しかし、これほどの毒薬なのに、ほとんどの中国人は拝金主義を改めようとしない。なぜか。

誰もが心の中で「自分も甘い汁を吸いたい」という黒い欲望が、ふつふつと燃えたぎっているからだ。他人が甘い汁を吸っているのに、自分だけ行儀良く生きて損したくないと思うのだ。

自分が拝金主義に堕ちていると、拝金主義の危険性など、見えるはずもない。見えても止まらない。

警官が拝金主義に走ると、治安はカネ次第になって規律は崩壊する。公務員が拝金主義に走ると、行政はカネ次第になって社会は崩壊する。

企業が拝金主義になると、消費者を騙すようにカネを稼ぐようになるので、信頼が崩壊する。政治家が拝金主義になると、個人の利益のために国を売り飛ばすので、国が崩壊する。

拝金主義が先鋭化している社会や国家ほど、崩壊しやすい環境にある。最も拝金主義が蔓延している中国が、最も崩壊に近い国なのだ。「カネこそすべて」が徹底した中国は、もう助かることはない。

そう考えると、私たち日本人が「カネこそすべて」だと中国人と一緒になって思うのはいかに馬鹿げているのかが分かる。

カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って「カネがすべて」ではないのも事実だ。

常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。

拝金主義が蔓延しないためには、自分が拝金主義にならないという決意を持つしかない。「カネこそすべて」ではないことを真剣に考えなければならないということだ。

あなたはどうだろうか。自分の心の中に、もしかしたら拝金主義の芽を育ててはいないだろうか。

中国のようにボロボロになりたくなければ、度を超した拝金主義など捨てなければならない。それが最終的には社会のためになる。


カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って、「カネがすべて」ではないのも事実だ。常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160802T1749230900


中国は歴史捏造の常習犯

宮脇淳子 『満蒙とは何だったのか 2015.9.5 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=r4W-dqMkgp8


これを聞けば中国がよく分かります「真実の中国史」音声講義

宮脇淳子先生 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=resc8aY9Qes
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%80%90%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%80%91%E3%80%8E%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8F%B2%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%93%E3%81%86%EF%BC%81%E3%80%8F+


2017/12/14 に公開
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東洋史家の宮脇淳子氏をお迎えし、元産経新聞記者のジャーナリスト・福島香織氏と御一緒に著された新著書『中国美女の正体』を御紹介いただきながら、外見からは想像もつかないほどに、精神性も価値観も日本人とは大きく異なる中国人の、中でも"美女達"の繰り出す謀略から、自身と国を守るための術はあるのか、日本人が知っておくべき彼らの本音と思考について、温かい叱咤激励とともに お話しいただきます。

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中国語は秦の始皇帝の時代で進歩を止めてしまったので、感情表現も抽象的思考も全くできない原始言語のままなんですね。

漢文は難し過ぎるので中国人は文章を読み書きする能力が小学生レベルでストップしています。

中国人は損得勘定と どうやって他人を騙すかという事だけしか考えない、空気が読めない、他の人の気持ちが全然わからない、恋愛できない。


それは使っている言語による制約なのですね。


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今まで中国は世界中から投資資金を呼び込んで、他人の金で経済成長を成し遂げてきた。中国に大量の投資を行っていたのはアメリカの多国籍企業だった。
バラック・オバマ前大統領は、その中国とより深い関係を結ぼうとして、当初は中国に媚びるように「G2」を提唱していた。
しかし、中国が傲慢になってやがてアメリカをも見下すようになると、さすがの無能の極みだったオバマも中国に見切りを付けるしかなくなった。

中国は貿易でダンピング攻勢を行い、アメリカにハッキング攻撃を仕掛け、南沙諸島で勝手に軍事拠点を作り上げた。やりたい放題だったと言っても過言ではない。

しかし、中国は虎の尾を踏んだ。アメリカを激怒させたのはAIIB(アジア・インフラ投資銀行)の設立だった。

これはドル通貨基軸による挑戦である。アメリカにとってはドル通貨基軸こそが世界支配の中核だったので、これに挑戦する中国は敵でしかない。

アメリカは、2015年には中国を明確に「敵である」という認識をするようになっている。そのため、アメリカはAIIBに賛同していたEU(欧州連合)を揺さぶりにかけるようになった。

2016年にはイギリスがEUを離脱し、ドイツはVWグループが排ガス不正でアメリカに糾弾され、さらにメルケル首相が難民政策で急激に求心力を失うという流れがあった。

この一連の流れは、その裏にアメリカによるEUへの報復があった。イギリスもドイツもAIIBに賛同した国家である。これらの国家が急に政治的動乱に見舞われた。

さらにAIIBであからさまに中国になびいた韓国も、政権が吹き飛ぶという波乱に見舞われている。

アメリカの覇権の中核にあるのはドル通貨基軸である。この部分に関しての挑戦をアメリカは決して許さない。中国はこの部分に侵食してきている。

とすれば、この次に起きるのは「本丸」である中国の破壊でしかない。

「中国は敵だ」という認識ができて、ドナルド・トランプという強硬派の政権が誕生した以上、中国がこのまま無傷でいられると考えるのは根拠のない楽観論だ。

中国は貿易でも、軍事でも、為替でも追い詰められていく。中国の破壊は仕掛けられている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180509T0319000900.html

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/123.html#c1

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
117. 中川隆[-12463] koaQ7Jey 2018年5月13日 18:40:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]
2018.05.13
ロシアや中国を後ろ盾にして韓国が朝鮮との話し合いを進める中、米政府は朝鮮に毒饅頭を提示



 文在寅韓国大統領と金正恩朝鮮労働党委員長は今年(2018年)4月27日、板門店で会談した。これを実現する上で最も重要な役割を果たしたのは韓国政府だろう。その韓国政府はロシアや中国と緊密な関係を維持してきた。それに対して東アジアにおける軍事的な緊張を高めてきたのは朝鮮。核兵器の爆発実験や弾道ミサイル(ロケット)の発射実験を繰り返し、アメリカの軍事的な緊張を高める口実を提供してきたのだ。その朝鮮が韓国との話し合いに応じた。アメリカ支配層にとって不都合な展開である。

 文大統領と金委員長が会談する前日、アメリカ政府はCIA長官だったマイク・ポンペオが朝鮮で金委員長と握手する様子を撮影した写真を公表した。4月1日頃に撮影されたようだ。ポンピオが朝鮮を訪れる直前、3月26日に金正恩委員長は特別列車で北京へ入り、釣魚台国賓館で中国の習近平国家主席と会談、27日に帰国している。朝鮮半島の問題で主導的や役割を果たしているのはアメリカ政府だとポンペオはアピールしたかったのかもしれない。

 韓国と中国は朝鮮に対し、核兵器開発の放棄と引き替えに経済援助を申し入れたと伝えられている。すでにロシアは高速鉄道やエネルギー資源を運ぶパイプラインでロシア、中国、そして朝鮮半島をつなぎ、東アジアを安定化させて一大経済圏にしようという計画を持っている。

 ロシアのドミトリ・メドベージェフ首相は2011年夏にシベリアで金正日と会談、朝鮮がロシアに負っている債務の90%(約100億ドル)を帳消しにし、10億ドルの投資をすることで合意、14年にロシア議会はこの合意を承認した。2011年の会談で15年の行われる対ドイツ戦勝利70周年記念式典へ金正日が出席することも決まったが、2011年12月に死亡してしまう。その後、朝鮮はロシアの構想にとって好ましくないこと、つまりアメリカにとって好都合なことを繰り返した。その流れが変化したことを文大統領と金委員長の会談が示している。

 そうした中、国務長官になったポンペオは朝鮮に対し、経済支援を持ちかけたという。中国やロシアに対抗してのことだろうが、過去を振り返ると、アメリカの「経済支援」は一種の「毒饅頭」であることがわかる。

 例えばポーランドの場合、国民の不満を緩和する目的で、1970年代に西側の銀行から240億ドルという国家規模から見て不相応な額の融資を受けた。1980年代の半ばには外国からの債務は500億ドル、GDPの3分の2近い。アメリカの罠に陥ったということだ。1989年のインフレ率は年間250%に達した。こうした経済浸食と並行してアメリカは配下のNGOや労働組合を使ってターゲット国を破壊していく。

 ドナルド・トランプ政権の国家安全保障補佐官に就任したジョン・ボルトンは朝鮮半島の非核化について、リビア・モデルを主張した。核兵器開発を放棄させた上で軍事侵略するということだ。リビアのケースと同じと言うことは傭兵を送り込み、アメリカ配下の軍隊が空爆するということになるのかもしれない。これまでアメリカは東アジアを不安定化させるために朝鮮を利用してきたが、朝鮮半島を属国化することに成功すれば、中国を制圧して略奪する拠点になる。アメリカが旧ソ連圏で行ってきたことだ。

 しかし、金正恩やその側近たちがよほどの「お人好し」でないかぎり、アメリカの提案へ簡単には乗らないだろう。トランプ米首相は5月8日にJCPOA(包括的共同作業計画)からの一方的な離脱を宣言したが、これもアメリカが信用できない国だというメッセージとして捉えるだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805130000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c117

[昼休み54] アングロサクソンは悪い 中川隆
18. 中川隆[-12462] koaQ7Jey 2018年5月13日 18:40:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]
2018.05.13
ロシアや中国を後ろ盾にして韓国が朝鮮との話し合いを進める中、米政府は朝鮮に毒饅頭を提示


 文在寅韓国大統領と金正恩朝鮮労働党委員長は今年(2018年)4月27日、板門店で会談した。これを実現する上で最も重要な役割を果たしたのは韓国政府だろう。その韓国政府はロシアや中国と緊密な関係を維持してきた。それに対して東アジアにおける軍事的な緊張を高めてきたのは朝鮮。核兵器の爆発実験や弾道ミサイル(ロケット)の発射実験を繰り返し、アメリカの軍事的な緊張を高める口実を提供してきたのだ。その朝鮮が韓国との話し合いに応じた。アメリカ支配層にとって不都合な展開である。


 文大統領と金委員長が会談する前日、アメリカ政府はCIA長官だったマイク・ポンペオが朝鮮で金委員長と握手する様子を撮影した写真を公表した。4月1日頃に撮影されたようだ。ポンピオが朝鮮を訪れる直前、3月26日に金正恩委員長は特別列車で北京へ入り、釣魚台国賓館で中国の習近平国家主席と会談、27日に帰国している。朝鮮半島の問題で主導的や役割を果たしているのはアメリカ政府だとポンペオはアピールしたかったのかもしれない。


 韓国と中国は朝鮮に対し、核兵器開発の放棄と引き替えに経済援助を申し入れたと伝えられている。すでにロシアは高速鉄道やエネルギー資源を運ぶパイプラインでロシア、中国、そして朝鮮半島をつなぎ、東アジアを安定化させて一大経済圏にしようという計画を持っている。


 ロシアのドミトリ・メドベージェフ首相は2011年夏にシベリアで金正日と会談、朝鮮がロシアに負っている債務の90%(約100億ドル)を帳消しにし、10億ドルの投資をすることで合意、14年にロシア議会はこの合意を承認した。2011年の会談で15年の行われる対ドイツ戦勝利70周年記念式典へ金正日が出席することも決まったが、2011年12月に死亡してしまう。その後、朝鮮はロシアの構想にとって好ましくないこと、つまりアメリカにとって好都合なことを繰り返した。その流れが変化したことを文大統領と金委員長の会談が示している。


 そうした中、国務長官になったポンペオは朝鮮に対し、経済支援を持ちかけたという。中国やロシアに対抗してのことだろうが、過去を振り返ると、アメリカの「経済支援」は一種の「毒饅頭」であることがわかる。


 例えばポーランドの場合、国民の不満を緩和する目的で、1970年代に西側の銀行から240億ドルという国家規模から見て不相応な額の融資を受けた。1980年代の半ばには外国からの債務は500億ドル、GDPの3分の2近い。アメリカの罠に陥ったということだ。1989年のインフレ率は年間250%に達した。こうした経済浸食と並行してアメリカは配下のNGOや労働組合を使ってターゲット国を破壊していく。


 ドナルド・トランプ政権の国家安全保障補佐官に就任したジョン・ボルトンは朝鮮半島の非核化について、リビア・モデルを主張した。核兵器開発を放棄させた上で軍事侵略するということだ。リビアのケースと同じと言うことは傭兵を送り込み、アメリカ配下の軍隊が空爆するということになるのかもしれない。これまでアメリカは東アジアを不安定化させるために朝鮮を利用してきたが、朝鮮半島を属国化することに成功すれば、中国を制圧して略奪する拠点になる。アメリカが旧ソ連圏で行ってきたことだ。

 しかし、金正恩やその側近たちがよほどの「お人好し」でないかぎり、アメリカの提案へ簡単には乗らないだろう。トランプ米首相は5月8日にJCPOA(包括的共同作業計画)からの一方的な離脱を宣言したが、これもアメリカが信用できない国だというメッセージとして捉えるだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805130000/

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/109.html#c18

[昼休み54] アングロサクソンは悪い 中川隆
19. 中川隆[-12461] koaQ7Jey 2018年5月13日 18:41:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]
2018.05.12
トランプ米大統領がCIA長官に選んだハスペルの歩いてきた道は血まみれ

 ドナルド・トランプ米大統領はマイク・ポンペオの後任CIA長官として「血まみれのジーナ」ことジーナ・ハスペルを選んだが、この人選を批判する人は少なくない。CIAは世界各地に「ブラック・サイト」という秘密刑務所を設置していた(いる)が、2002年の終わりからタイの刑務所で所長を務め、拷問を指揮していたのがハスペルだからだ。勿論、そうしたことは行っていないことにされていたが、嘘だったわけだ。


 ジョージ・W・ブッシュ政権は2003年3月にイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したあとに掃討作戦をはじめた。フセイン体制はアル・カイダ系武装集団を人権無視で弾圧していたので、作戦の対象にアル・カイダ系勢力の戦闘員はほとんど含まれていなかったはずだ。


 この作戦で採用されたのはベトナム戦争におけるフェニックス・プログラムやラテン・アメリカで行われた死の部隊を使った手法。支配と略奪の邪魔になる人々を殺害、そうした人々のネットワークを潰すために共同体を破壊していった。


 イラクでの作戦を指揮したジェームズ・スティール退役大佐は1984年から86年にかけてエル・サルバドルへ軍事顧問団の一員として入り、死の部隊を編成した人物。その当時、エル・サルバドルでスティールと会い、その手法に心酔したのがデイビッド・ペトレイアス。後に中央軍司令官やCIA長官を務めることになる。


 ペトレイアスはヒラリー・クリントン、リチャード・チェイニー、ドナルド・ラムズフェルドらに近く、このラインがスティールをイラクへ連れてきた。イラクでエル・サルバドルを再現しようとしたのだ。イラクではジョン・ネグロポンテ駐イラク大使(同)の下で特殊警察コマンドの訓練をしたのだが、ネグロポンテは1981年から85年までホンジュラス駐在のアメリカ大使を務めている。


 ホンジュラスは中央アメリカでアメリカが行った秘密工作の拠点で、ネグロポンテが大使を務めていた頃にアメリカからホンジュラスへの軍事援助は急増、反体制派と見なされた少なからぬ人たちが殺されている。


 アメリカの秘密工作はCIAの破壊工作部門が実行してきた。その始まりは第2次世界大戦終盤にレジスタンス対策で編成されたジェドバラ。大戦後にその人脈が作った秘密工作のための秘密機関がOPCで、それが1951年にCIAへ入り込んで作戦局の中核になり、73年に工作局、今はNCS(国家秘密局)になっている。ハスペルはこの分野を歩き、2013年2月から5月にNCS局長代理を務め、2017年2月にはCIA副長官に就任した。現在はCIA長官代理でもある。


 戦争中のジェドバラはともかく、OPCからNCSに至まで世界中で行った秘密工作とはさまざまな形の内政干渉だ。アメリカ巨大資本のカネ儲けにとって邪魔な存在を排除することが役割。要人暗殺や軍事クーデターを試み、実行してきたほか、戦争に反対する人々の監視、報道操作、プロパガンダ、洗脳の研究などを行ってきた。そうした流れの中で拷問も行われた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805120000/

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/109.html#c19

[昼休み54] 日本の官僚は悪い 中川隆
41. 中川隆[-12460] koaQ7Jey 2018年5月13日 19:51:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

経済コラムマガジン 2018/5/14(985号)

環境の激変に対応できない財務官僚


マクロ経済を無視する財務官僚

前回号で、大蔵省から財務省になって役所の性質が変わったことを指摘した。これには財務省の発足前の98年に起った接待汚職事件が大きく影響したと筆者は認識する。

財政や銀行行政に対する考え方の違いによって、大蔵省時代の官僚は「柔軟派」と「規律派」の二つのグループに分かれていたと筆者は説明した。少なくとも大蔵省時代はこの二つの勢力が共存し、最終的な政策は両者の妥協で決まっていた。ところが接待汚職事件によって、主な「柔軟派」の官僚が追放されたのである。これ以降は「規律派」の天下となった。

財政のマクロ経済への影響を無視し、財政再建だけに邁進する今日の財務省が出来上がったのである(しかし後ほど述べるが財務官僚も財政が日本経済に影響することは知っている)。財務省になってからは、官僚の発想が複式簿記から単式簿記になった。財務官僚の頭の中は、財政支出の抑制と増税だけの財政再建一辺倒になったのである。


バブル経済崩壊後の財政政策を振返ると、まず財政出動が求められしばらくは積極財政が採られた。しかしある程度日本経済が回復すると必ず「次は財政再建だ」という声が起り、その後、緊縮財政に転換した(橋本政権の逆噴射的な緊縮財政などはこの典型)。この反省で小渕政権が積極財政に転換したところに、問題の接待汚職事件が起ったのである。小渕政権の後半からは、再び財政支出がセーブされ日本経済はバブル崩壊からの回復が大幅に遅れることになった(宮沢蔵相が規律派の官僚に取囲まれ国債発行を抑えさせられた)。

時代も悪かった。この頃米国経済学界をケインズ経済学や財政政策を否定する新古典派や新自由主義派が席巻した。当時はノーベル経済学賞を反ケインジアンのシカゴ学派の学者ばかりが受賞していた。この影響は日本にも及び、財政政策を否定し規制緩和を推進する構造改革派がブームになった。この結果、「構造改革なくして経済成長なし」「財政出動しなくとも規制緩和で経済成長は可能」といった虚言・妄言が世間でまかり通ることとなった。大蔵省の規律派は「規制緩和で経済が成長するのなら、財政支出を削減すべき」とこの流れに悪乗りした。当時、規律派は構造改革派と手を組んで、積極財政派を攻撃していた。

またバブル崩壊後、大きな財政支出を行ったが以前のようには経済が成長しなくなったという論者が出てきた。彼等はこれは財政支出の乗数効果が小さくなったからと、非論理的なことを言っていた。実際は、

03/7/28(第307号)「設備投資の実態」
http://www.adpweb.com/eco/eco307.html


で説明したように、バブル時代の大きな設備投資が、バブル崩壊によって激減したことが影響していた。設備投資は名目GDP比率で5%以上も減少した(25兆円程度)。つまり財政支出を大きく増やしたと言うが、この設備投資減少分を埋めるのが精一杯だったのである(財政出動しなければマイナス成長に陥っていた)。決して財政支出の乗数値が小さくなったという話ではない。


もっとも総じて大蔵省時代においても「柔軟派」より「規律派」の方が力があったと感じる。「柔軟派」が発言力を持ったのは、景気が大きく後退した時に限られていたのも事実である。消費税導入前、大蔵官僚は「整備新幹線」「青函トンネル」「本四架橋」の予算を「三大バカ査定」と決め付け内輪で盛上がっていたという。おそらくこの中心はガチガチの「規律派」の大蔵官僚達であったろう。当時は、とにかく公共事業に反対することが日本でブームになっていた。

しかし面白いことに、大蔵省内でエリートと目されていた官僚の方が「柔軟派」と見られることが多かった。

05/6/20(第394号)「公的年金とセイニアーリッジ」
http://www.adpweb.com/eco/eco394.html


で述べたように、筆者は元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)にお会いし話をしたことがある。相沢さんは「柔軟派」を飛び越え「シニョリッジ(ヘリコプター・マネー)」を容認し、「政府が国債を発行し、それを日銀がどんどん買えば済む話じゃないか」と言っておられた。相沢さんは今日の状況を予見していたのであろう。大蔵省時代は、このような官僚こそが事務次官までに出世していたのである。


政治家や国民は「猿」程度か?

意外にも、安倍総理の周りで消費増税に反対する政治家やブレーンに元大蔵官僚がやたらと目立つ。

16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」
http://www.adpweb.com/eco/eco883.html


で紹介した山本幸三衆議院議員と宮本一三元衆議院議員は元大蔵官僚である。また高橋洋一氏(元内閣参事官)や本田悦郎スイス大使(元内閣官房参与)も同様に元大蔵官僚である。

したがって消費税の増税については、後輩の現財務官僚が強力に推進し、先輩であるこれらの元大蔵官僚が猛反対するという図式になっている。これも彼等が財務官僚の行動パターンを熟知しているからと筆者は理解している。ただこれらの元大蔵官僚が、相沢さんのように「シニョリッジ(ヘリコプター・マネー)」までを容認しているかは不明である。ともかくこれらの人々の言動がどこまで安倍政権の経済運営に影響を与えられるかが今後の「カギ」となっている。


「文書改竄事件」と「事務次官のセクハラ事件」が連続して明るみになり、連日、財務官僚をメディアが大々的に取上げている。この際決まって、日本で最優秀な人材である財務官僚の不祥事という話から始まる。特にテレビでは、難関の公務員試験合格の上位者しか大蔵省には採用されないと言った話が必ず出る。その財務官僚が間違いを犯したのだから大変というのが日本のマスコミの論調である。しかし筆者はこれに強い違和感を持つ。

筆者は、財務官僚の中には本当に優秀な人もいれば、そうではない者もいると思っている。これは当たり前の話であり、他の組織(他の役所や民間企業)でも事情は同じであろう。難しい試験を通ったからといって、その人物が必ずしも優秀とは限らない。単に試験問題を解くのが得意に過ぎない可能性がある。ところがマスコミは、最優秀のはずの財務官僚が、常識がなく世間の感覚と大きくズレていると今頃になって大騒ぎしているのである。


ただ財務官僚が「策に溺れる」という点を筆者は指摘したい。典型例として、消費税を増税する前に意図的に財政支出を拡大し経済を持上げるといったことをやる。前段で述べたように、表向きには財政が経済に与える力はなくなったと言いながら、矛盾した政策を平気で行うのである。

16/5/23(第892号)「アベノミクス停滞の理由」
http://www.adpweb.com/eco/eco892.html

で述べたように、14年度の消費増税の前にも国債整理基金を7兆円取崩すなどして、10兆円以上の補正予算を組み日本経済の底上げを図った。しかしこれは明らかに消費増税を実施するための見え透いた「餌」であった(財務官僚は政治家や国民を「猿」程度と見下しているのであろう)。増税後は、一転して補正予算を大幅に減額し、さらに増税分の8〜9割を財政再建に回すといった無茶な財政運営を行った。当然のことながら、これによって日本経済は急降下し、財務省は完全に信用を失った。


せっかく日銀が異次元の金融緩和政策を行っているのに、不思議なことに財務省は一向に国債発行政策を変えない。金利がゼロないしマイナスになっているのだから、今のうちに国債を大量に発行することを考えるのが普通であろう。特に償還期限のより長い国債を発行することが有利なことは誰(猿)でも分る(慢性的な財政危機国であるアルゼンチンさえ100年債を発行した)。ところが財務省は全く動かない。

このように財政や金融を取巻く環境は激変しているのに、財政に関する財務省のスタンスは全く変わっていない。いまだに財政再建を増税で行うという方針は微動だにしていない。ちなみに事務次官を代行している矢野官房長はガチガチの「増税派」という話である。教科書秀才の財務官僚は、教科書に載っていない新しい状況に全く対応できないのであろうか。また「柔軟派」が追放された後の財務省では、柔軟な発想が無くなったのであろうか。


日銀が異次元の金融緩和に伴い国債の保有限度枠を撤廃したことによって、日本の財政再建問題は完全に終わったということを財務官僚は理解していないようだ。もっとも分かっていてもこれを認めたくないとも考えられる。またPB(プライマリーバランス)もどうでも良い話になった。

05/6/20(第394号)「公的年金とセイニアーリッジ」
http://www.adpweb.com/eco/eco394.html

で述べたように、相沢英之衆議院議員が「政府が国債を発行し、それを日銀がどんどん買えば済む話じゃないか」とおっしゃったのに対し、生意気にも筆者は「日銀がどんどん買うと言っても、日銀は内規で国債の保有額に限度を設定している」と指摘した(当時で70兆円程度)。すると相沢さんは「うんそうなんだ、それは私も知っているよ」と答えられた。障害となっていたこの保有限度枠が撤廃されたのである。
http://www.adpweb.com/eco/
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/103.html#c41

[番外地6] 財務省は日本人の敵 中川隆
29. 中川隆[-12459] koaQ7Jey 2018年5月13日 19:52:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

経済コラムマガジン 2018/5/14(985号)

環境の激変に対応できない財務官僚


マクロ経済を無視する財務官僚

前回号で、大蔵省から財務省になって役所の性質が変わったことを指摘した。これには財務省の発足前の98年に起った接待汚職事件が大きく影響したと筆者は認識する。

財政や銀行行政に対する考え方の違いによって、大蔵省時代の官僚は「柔軟派」と「規律派」の二つのグループに分かれていたと筆者は説明した。少なくとも大蔵省時代はこの二つの勢力が共存し、最終的な政策は両者の妥協で決まっていた。ところが接待汚職事件によって、主な「柔軟派」の官僚が追放されたのである。これ以降は「規律派」の天下となった。

財政のマクロ経済への影響を無視し、財政再建だけに邁進する今日の財務省が出来上がったのである(しかし後ほど述べるが財務官僚も財政が日本経済に影響することは知っている)。財務省になってからは、官僚の発想が複式簿記から単式簿記になった。財務官僚の頭の中は、財政支出の抑制と増税だけの財政再建一辺倒になったのである。


バブル経済崩壊後の財政政策を振返ると、まず財政出動が求められしばらくは積極財政が採られた。しかしある程度日本経済が回復すると必ず「次は財政再建だ」という声が起り、その後、緊縮財政に転換した(橋本政権の逆噴射的な緊縮財政などはこの典型)。この反省で小渕政権が積極財政に転換したところに、問題の接待汚職事件が起ったのである。小渕政権の後半からは、再び財政支出がセーブされ日本経済はバブル崩壊からの回復が大幅に遅れることになった(宮沢蔵相が規律派の官僚に取囲まれ国債発行を抑えさせられた)。

時代も悪かった。この頃米国経済学界をケインズ経済学や財政政策を否定する新古典派や新自由主義派が席巻した。当時はノーベル経済学賞を反ケインジアンのシカゴ学派の学者ばかりが受賞していた。この影響は日本にも及び、財政政策を否定し規制緩和を推進する構造改革派がブームになった。この結果、「構造改革なくして経済成長なし」「財政出動しなくとも規制緩和で経済成長は可能」といった虚言・妄言が世間でまかり通ることとなった。大蔵省の規律派は「規制緩和で経済が成長するのなら、財政支出を削減すべき」とこの流れに悪乗りした。当時、規律派は構造改革派と手を組んで、積極財政派を攻撃していた。

またバブル崩壊後、大きな財政支出を行ったが以前のようには経済が成長しなくなったという論者が出てきた。彼等はこれは財政支出の乗数効果が小さくなったからと、非論理的なことを言っていた。実際は、

03/7/28(第307号)「設備投資の実態」
http://www.adpweb.com/eco/eco307.html


で説明したように、バブル時代の大きな設備投資が、バブル崩壊によって激減したことが影響していた。設備投資は名目GDP比率で5%以上も減少した(25兆円程度)。つまり財政支出を大きく増やしたと言うが、この設備投資減少分を埋めるのが精一杯だったのである(財政出動しなければマイナス成長に陥っていた)。決して財政支出の乗数値が小さくなったという話ではない。


もっとも総じて大蔵省時代においても「柔軟派」より「規律派」の方が力があったと感じる。「柔軟派」が発言力を持ったのは、景気が大きく後退した時に限られていたのも事実である。消費税導入前、大蔵官僚は「整備新幹線」「青函トンネル」「本四架橋」の予算を「三大バカ査定」と決め付け内輪で盛上がっていたという。おそらくこの中心はガチガチの「規律派」の大蔵官僚達であったろう。当時は、とにかく公共事業に反対することが日本でブームになっていた。

しかし面白いことに、大蔵省内でエリートと目されていた官僚の方が「柔軟派」と見られることが多かった。

05/6/20(第394号)「公的年金とセイニアーリッジ」
http://www.adpweb.com/eco/eco394.html


で述べたように、筆者は元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)にお会いし話をしたことがある。相沢さんは「柔軟派」を飛び越え「シニョリッジ(ヘリコプター・マネー)」を容認し、「政府が国債を発行し、それを日銀がどんどん買えば済む話じゃないか」と言っておられた。相沢さんは今日の状況を予見していたのであろう。大蔵省時代は、このような官僚こそが事務次官までに出世していたのである。


政治家や国民は「猿」程度か?

意外にも、安倍総理の周りで消費増税に反対する政治家やブレーンに元大蔵官僚がやたらと目立つ。

16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」
http://www.adpweb.com/eco/eco883.html


で紹介した山本幸三衆議院議員と宮本一三元衆議院議員は元大蔵官僚である。また高橋洋一氏(元内閣参事官)や本田悦郎スイス大使(元内閣官房参与)も同様に元大蔵官僚である。

したがって消費税の増税については、後輩の現財務官僚が強力に推進し、先輩であるこれらの元大蔵官僚が猛反対するという図式になっている。これも彼等が財務官僚の行動パターンを熟知しているからと筆者は理解している。ただこれらの元大蔵官僚が、相沢さんのように「シニョリッジ(ヘリコプター・マネー)」までを容認しているかは不明である。ともかくこれらの人々の言動がどこまで安倍政権の経済運営に影響を与えられるかが今後の「カギ」となっている。


「文書改竄事件」と「事務次官のセクハラ事件」が連続して明るみになり、連日、財務官僚をメディアが大々的に取上げている。この際決まって、日本で最優秀な人材である財務官僚の不祥事という話から始まる。特にテレビでは、難関の公務員試験合格の上位者しか大蔵省には採用されないと言った話が必ず出る。その財務官僚が間違いを犯したのだから大変というのが日本のマスコミの論調である。しかし筆者はこれに強い違和感を持つ。

筆者は、財務官僚の中には本当に優秀な人もいれば、そうではない者もいると思っている。これは当たり前の話であり、他の組織(他の役所や民間企業)でも事情は同じであろう。難しい試験を通ったからといって、その人物が必ずしも優秀とは限らない。単に試験問題を解くのが得意に過ぎない可能性がある。ところがマスコミは、最優秀のはずの財務官僚が、常識がなく世間の感覚と大きくズレていると今頃になって大騒ぎしているのである。


ただ財務官僚が「策に溺れる」という点を筆者は指摘したい。典型例として、消費税を増税する前に意図的に財政支出を拡大し経済を持上げるといったことをやる。前段で述べたように、表向きには財政が経済に与える力はなくなったと言いながら、矛盾した政策を平気で行うのである。

16/5/23(第892号)「アベノミクス停滞の理由」
http://www.adpweb.com/eco/eco892.html

で述べたように、14年度の消費増税の前にも国債整理基金を7兆円取崩すなどして、10兆円以上の補正予算を組み日本経済の底上げを図った。しかしこれは明らかに消費増税を実施するための見え透いた「餌」であった(財務官僚は政治家や国民を「猿」程度と見下しているのであろう)。増税後は、一転して補正予算を大幅に減額し、さらに増税分の8〜9割を財政再建に回すといった無茶な財政運営を行った。当然のことながら、これによって日本経済は急降下し、財務省は完全に信用を失った。


せっかく日銀が異次元の金融緩和政策を行っているのに、不思議なことに財務省は一向に国債発行政策を変えない。金利がゼロないしマイナスになっているのだから、今のうちに国債を大量に発行することを考えるのが普通であろう。特に償還期限のより長い国債を発行することが有利なことは誰(猿)でも分る(慢性的な財政危機国であるアルゼンチンさえ100年債を発行した)。ところが財務省は全く動かない。

このように財政や金融を取巻く環境は激変しているのに、財政に関する財務省のスタンスは全く変わっていない。いまだに財政再建を増税で行うという方針は微動だにしていない。ちなみに事務次官を代行している矢野官房長はガチガチの「増税派」という話である。教科書秀才の財務官僚は、教科書に載っていない新しい状況に全く対応できないのであろうか。また「柔軟派」が追放された後の財務省では、柔軟な発想が無くなったのであろうか。


日銀が異次元の金融緩和に伴い国債の保有限度枠を撤廃したことによって、日本の財政再建問題は完全に終わったということを財務官僚は理解していないようだ。もっとも分かっていてもこれを認めたくないとも考えられる。またPB(プライマリーバランス)もどうでも良い話になった。

05/6/20(第394号)「公的年金とセイニアーリッジ」
http://www.adpweb.com/eco/eco394.html

で述べたように、相沢英之衆議院議員が「政府が国債を発行し、それを日銀がどんどん買えば済む話じゃないか」とおっしゃったのに対し、生意気にも筆者は「日銀がどんどん買うと言っても、日銀は内規で国債の保有額に限度を設定している」と指摘した(当時で70兆円程度)。すると相沢さんは「うんそうなんだ、それは私も知っているよ」と答えられた。障害となっていたこの保有限度枠が撤廃されたのである。
http://www.adpweb.com/eco/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/773.html#c29

[昼休み52] 靖国神道は神道とは別物のインチキカルト 中川隆
9. 中川隆[-12458] koaQ7Jey 2018年5月13日 22:00:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]
ikz********さん 2012/10/19 16:29:16

日ユ同祖論 信憑性はどの程度なのでしょうか。

言語が似ている、歌をヘブライ語にすると意味が通る(君が代、かごめかごめ、 ソーラン節など)という具体的な共通点から、遺伝子が中国韓国人にはないものをもつという根拠不明なものなどが上げられます。

某掲示板では、宗教観が違いすぎる、戦前の白人コンプレックスの日本の学者が作り上げたものだとしているのをみて妙に納得してしまいました。確かにユダヤ教と神道、仏教は違いすぎます。まず一神と多神、偶像崇拝禁止と仏像とで明確です。

ただはっきりどちらに分があるとは判断しにくい部分が多いため詳しい方いたらよろしくお願いします。

aki********さん 2012/10/21 01:10:58

歌の類似性と言えば、和歌がインドの民謡と共通性が高いほうが注目に値すると思います。今でも日本人は海外の文化を輸入して、独自に発展させる才能を発揮していますが、昔もそうだったと考えるべきだと思います。ただし、ヘブライ語と日本語の類似性は他の言語と同程度で、かなり低いと思います。多くは音が似ているだけのコジツケになっていると感じます。

本当に日本語と近いのは、大陸の高句麗語です。言語が近縁かどうかを観察するとき、真っ先に見るのが数詞と言われています。日本語と高句麗語の数詞の比較を行うと、朝鮮語などよりもはるかに近縁の言語という結果が出るようです。

高句麗は滅亡して、その人々は女真族と名を変え、今は満州族と呼ばれています。

彼等は清帝国を築いたわけですが、清の時代に遭難した日本の商人が北京に行って驚いたのが、一二三四ではなく、ヒ・フ・ミ・ヨの日本語の数え方がそのまま通じたことだそうです。高句麗の流れを汲む女真族の言葉を話す人々と、北京で普通に接触できたようです。

百済は扶余・高句麗から枝分かれした王室で、朝鮮半島は異民族支配されていました。

そのため、百済の王室と民は異なる言語を話しているという指摘が、中国側に残っています。

神道の世界には古い朝鮮語が数多く残っていると指摘されることがありますが、実際にはそれが失われた高句麗語という説も出てきています。


高句麗語は日本語と同じ膠着語です。

系統が違う漢民族の言葉と文字がいきなり日本に輸入されたわけではなく、まず漢民族の言葉と直接接していた高句麗語が漢字表記されるようになり、それが、高句麗と近い山東半島や遼東半島付近の海人の手を経て日本にもたらされて、古い神道の祝詞の言葉などが作られていったと考えられます。

纏向型祭祀と高句麗国の東盟祭の類似性も、かなり指摘されているようです。

倭人文化圏が北九州から済州島を経て山東半島や遼東半島付近に分布していたと認識している中国側の史料が幾つか散見されるようです。

卑弥呼寒冷期と呼ばれる地球規模の寒冷化に伴って、飢饉に直面した高句麗地域の人々が日本に渡来した結果、弥生時代が古墳時代に変わっていったという説があるようです。

九州に山東半島原産の三眠蚕が入り、纏向(奈良)にも山東半島付近の製鉄と蚩尤(兵主・天日槍)の信仰が入っています。その結果、天照大神のモデルになった古い日女神を祭った比売許曽(ヒメコソ)神社が建てられるといった現象が起こったようです。

比売許曽は姫を祀る神社という意味の高句麗語(朝鮮古語)です。だから、比売許曽神社の末尾の「神社」は必要のない筈ですが、時代が下って元の意味が見失われた結果、付けられるようになったと考えられます。祝詞にも高句麗語由来の言葉が大量に入っている、というより、本来祝詞は高句麗語(吏読)だったそうです。謎が多いとされる「ひふみ祝詞」は、高句麗語として意味がほぼ通じる形で伝わっているそうです。飛鳥という都の名前も元は高句麗語のようです。

トルコからシルクロードを介して日本まで、膠着語圏が広範囲に広がっています。
文法的に近いため、日本語に輸入しやすかったことが考えられます。


たとえば、天皇を古い時代はスメラ・ミコトと呼んでいました。

シュメール文明と日本語の関係がかなり指摘されていますが、シュメール・ミグトと言えば、天降りた支配者のことで、日本語と音が似ているだけでなく、意味も一致しています。したがって、シルクロードを介して日本に入ってきたのは、なにも古代イスラエルの文化に限られるわけではないと思われます。

秦の始皇帝の兵馬俑はペルシャ式の軍団編成になっていて、ペルシャ人の人骨が近くから出ているようです。

ササン朝ペルシャの滅亡に伴って、シルクロードに逃れた王子が中国に亡命し、妻子を安全な日本まで連れて来ているケースもあるようです。わずか数年で日本とペルシャは繋がる距離にあります。西の文化が日本に断片的に入っていても、不思議ではありません。仏教も入れば、ギリシャ彫刻もガンダーラの地域で形を変えながら伝わっています。

しかし、文化的影響が認められるからと言って同祖論を持ち出すのは、不自然すぎると感じます。それを言うなら、人類はアフリカ原産の動物で、皆同祖という話になります。

遺伝子に関しては本来akatamayorihimeさんが御専門の筈ですが、完全スルーしているようです。相手にする必要もない勘違い、ということだと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1195894356

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/402.html#c9

[リバイバル3] ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由 中川隆
12. 中川隆[-12457] koaQ7Jey 2018年5月14日 07:18:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]
ハーベス (Harbeth)
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html


Harbeth Monitor HL 1980

1977年、BBCモニタースピーカーの開発技術者だったダッ ドリー・ハーウッドが引退後に立ち上げたブランドで、日本には モニターHLがタイプV以降のモデルになって入ってきました。

タイプWはウィーン・アコースティックにも使われた透明のXPPと同じ系統の材料TPX材を着色した黒いコーンのウーファーで、ポリプロピレンに材料が移行したときの仕掛け人であるダッドリーがやはり開発に関わっていたものです。

私が持っているのは最初に入ってきたタイプVの方で、 これはBBCモニターのLS5/8や5/9と同じく、ベクストレンに代わって導入された乳白色のポリプロピレンです。

エッジはゴム製のものが使われています。

ツイーターはフランスのオーダックス HD12D25−8(手元の個体はHD12×9D25と印字)という1インチのシルクドームでした。

他にも ハーベスはより小型のモニターである MLも出していました が、日本には恐らく入ってないのではないでしょうか。


 ハーベスモニターHLは私が聞いたイギリスのダイナミック型スピーカーシステムの中では最も気に入ったものです。

BBCの似たような構造のモニタースピーカーとは違い、のびのびした躍動感がありながらナチュラルな響きで、高域も繊細に伸びています。やや中域の張った独特のバランスで明るく感じますが、特定周波数に音圧の凹凸があるわけではなさそうです。

一方で耳に痛いキンキンした帯域とその上のチンチラしたところ(4KHz以上7KHz以下)はフラットで嫌な癖がなく、さらにその上の倍音成分を再現する帯域、細かな音の輪郭に影響する帯域はしっかりと出ています。

BBCは伝統的に男性アナウンサーの声で音合わせをしてきたのだそうですが、このスピーカーの音は生の弦楽器やその合奏の音色を知っている人の微妙な調節によるのだと思えてきます。色づけを感じさせないながら、これほど音色の整えられたものはあまり聞いたことがあ りません。


BBC Monitor LS5/5

ハーベス社のダットリー・ ハーウッドが BBC 在籍時代に完成させたスタジオ・モニタースピーカー。紙に代わって樹脂のベ クストレンが振動板材料として用いられた。ツイーターは初代のモ ニタースピーカーである LS5/1と同じで、セレッションの HF1300。


 音色の善し悪しは各部の材質よりも作り方に起因するのだと思いますが、とりあえずウーファーのコーン材料であるポリプロピレンは良いもののようです。

ポリプロピレンはダッドリー・ハーウッドと、彼 の下で働いていて後にチャートウェル社を興したデイヴィッド・ステッビングスがベクストレンに代わって着目した材料です。同じマグネットで同じフレーム・バスケットに入ったベクストレンと比べてみたこともあるのですが、紙やベクストレンのコーンに比べて適度に歯切れがよくて透明な明るさを感じさせます。

LF8MKVというこのユニットのフレームはアルミダイキャスト製で、 メイド・イン・イングランドながらロジャースの制作メーカーであるスイストーンのロゴが見えます。

ここではその 20センチのウーファーが十分な大きさのバスレフの箱に入れられていますが、実際、20セ ンチ・ウーファーに1インチ・ドームという組合せは2ウェイのシステムで最もバランスが良いのではないでしょうか。

重低音とは行きませんが、50ヘルツまでは フラットに出ているようで、スケール感も十分です。

ポリプロピレンはその後チャートウェルがパテントを譲り渡し、ロジャースを経て日本のメーカーが買ったらしいという話を聞いた後、スピーカー材料としてはあまり見かけなくなってしまいました。残念なことです。

 

Audax HD12D25-8 tweeter

 ツイーターがまた素晴らしく、色々な1インチドーム型を聞いたなか、適度な湿り気と透明さがあったメリネックス製のKEF−T27(LS3/5aに使われたもの)も良かったですが、倍音が繊細で自然な艶が美しいHD12は今もって最高のユニットだと思います。

  BBC Monitor LS3/7
オーダックスの優れたツイータ、HD12が用いられた BBC のスタジオ・モニター。


ハーベス・モニターHLは一般市場に売り出されたものだが、BBC に納入されたものとして、モニターHLのルーツの一つだと言えるかもしれない。



Harbeth monitor HL crossover network

ネットワークもまた良くできてい るようで、調べた人によると、ツイーター側のコイルのコア剤にテープレコーダーのヘッドなどにも使われる大変お金のかかった材料が用いられているのだそうで、 材料試験に出してそれがわかったという話です。私は確認してないので材料名は伏せておきます が、バラして見るとフェライトのように黒くはないメ タリック・シルバーの薄板をラ ミネートしたコアであり、目に見えないところに色々とこだわりがあるスピーカーのようです。


schematic diagram
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

 回路はツイーター側18dB/oct、ウーファ側12dB/oct の組み合わせスロープ逆相接続で、ツイーター側にはレベル調整の抵抗が入っておらず、ウーファ側は極細の線で巻かれた鉄芯入りコイル(写真右上の青いものですが、私の測定器ではインダクタンス値が計れませんでした。)を加えた変則のインピーダ ンス上昇補正回路が用いられています。

同時期のBBCモニターに用いられたネットワークよりも若干シンプルな回路に見えますが、面白いのはBBC系統には比較的珍しくウーファー側のコイルが空芯であること、また、ツイーター側の フィルターを構成するコンデンサー3個にそれぞれ別の銘柄が使われていることです。

とくに4.4uFの部分は 2.2uFのものが二つ、緑とベージュのITT製フィルムコンデンサーがパラッてあります。

こういうことは新生ハーベスの回路がメタライズド・ポリエステル・タイプによく見かける茶色いキャンディーのようなコンデンサーにすべて統一してあったりするのからすると、なんとも不思議な光景です。音色合わせのためにこうしたのでしょうか。


 キャビネットは薄めの合板で一見安物に見えるながら、内部に黒いダンプ材が貼付けてあります。東急ハンズなどで売っているオトナシートに似た外見のベタッとした薄いものです。

吸音材はスポンジで、ユニットと端子はハンダ付けされています。
音を聞いて作ったと思われる職人の技が随所に見て取れます。


  HARBETH HLCompact 7ES-3 2006

 さて、このハーベスですが、HLで言えばタイプWまで出たところでハーウッド氏は辞めてしまい、弟子のアラン・ショーに引き継がれました。それが現在商売的に成功している新生ハーベスです。

その交代直後のHLコンパクトはツイーターがアルミ系のハードドームに変わったものの、今でも人気があるようです。 ただ、私はこのハードドームに変わって以降のものは音色が好みではなくなってしまいました。

振動板を硬い金属で作ることのメリットは、周波数が高くなったときに分割振動が出ることが防げるということです。

不規則 に振動板がたわんで部分的に違う周波数を再生するとなると、歪みが生じて特定の音色を生み出しやすいですし、球面波の形も崩れてしまいます。

ただ、理論的にはそうであっても、うまく作らないと 金属の振動板は特定の金属的な鳴きの音を混じらせる場合が多いと思います。それを積極的に音として利用する場合と理論通りに排除する場合とがあると思いますが、 布を成形して弾性剤などを塗ったり靱性のあるプラスチックで作ったりするソフトドームは初めから分割振動を利用しつつも鳴きが耳につきにくい性質があり、耳で聞いてナチュラルな音を追求する場合はソフトドームの方が作りやすいのかもしれません。

振動させないためにアルミ以外にもチタンやベリリウムなどの軽くて強い材料も ハードドームとして作られてきましたが、生楽器の 音を自然にやわらかく伝えるものは少なかったように思います。

それでも現在のモニター 7ES3はなかなか艶めかしい音を出しているようで、モニター HLと並べて聞いてはいないですが、分割振動を可聴帯域外の高い周波数まで追いやった B&W805Sと聞き比べてもよりしっとりしていながら色付けは同様に少なく、評価が高いわけがわかるような気がしました。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html#c12

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
119. 中川隆[-12456] koaQ7Jey 2018年5月14日 08:21:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]


タンノイ同軸型ユニット
https://www.cricket-record.jp/page/31


モニター・ブラック(1号機)【販売:1947‐1953 】

SP盤時代に製造されたSP盤に合う音です。
1号機では、クラシック、ジャズも素晴らしい音で鳴ります。
タンノイのユニットの中では最も質感の高い音です。
箱はオートグラフではありません。(下記画像参照)
現在では超入手困難なユニットです。



モニター・ シルバー 15Ω 【販売:1953‐1957】

モノラルのレコードの出始めに製造され、モノラル盤がうまく鳴るユニットです。

【前期タイプ】
全体が黒い布ですっぽりと覆われています。この布のために音のヌケが少し悪い感じがあります。現在ではボロボロになっているものがほとんどですが、外せばよくなります。
※前期はセンターキャップがないので、布で覆われてました。

【後期タイプ】
布で覆われてはいません。音は前期、後期タイプで違いはほとんどありません。
※モニターレッドと比べて、上下の伸びはイマイチですが、それを補って余りある音の質感、そして何よりも渋い音が魅力。この音に慣れるとレッドは聞けないという方もいます。
中域の質感の高い充実度は特筆ものです。



モニター・ レッド 15Ω 【販売:1957-1967】

ステレオ盤と同時期に製造されたユニット。ステレオ盤によくマッチした音で鳴ります。
初期VLZに搭載(1961年から10吋のレッドを使用)

【前期タイプ】
コーン紙のところのセンターキャップが飴色になります。

【後期タイプ】
センターキャップは黒色です。


音の違いは、後期タイプは上がさらに伸びて、少しにぎやかな音になります。

五味康祐氏で有名なレッド搭載のオートグラフはオーケストラ再生でその本領が発揮されます。シルバーにはない、上下の伸び(レンジ感)がクラシック・ファンには高評価のユニットです。ヴァイオリンの高音の伸びは魅惑の響きを奏でます。


モニター・ ゴールド 8Ω 【販売:1967‐1974】

トランジスタの登場で、これに対応するため8Ωのインピーダンスに変更されたユニット。後期VLZに採用。国内ではシュリロ貿易が総代理店として輸入を開始。
低域がやや膨れて、分解能が少々落ちた感じの音になりますが、現代の音楽に向いている傾向の音作りです。

VLZの中でお薦めできるのはこのゴールドから以前のタイプです。十分にタンノイらしい魅力的な音がします。
これで大人のジャズを楽しむことも可能です。


HPD 8Ω 【販売:1974‐1979】

アーデン、バークレー、チェビオット、デボォン、イートンに採用される。
国内はTEACが代理店となる。
VLZ(チャーヴェニング)に採用される。

HPD315はタンノイ最後のアルニコ仕様です。


【前期タイプ】
左画像のようなマグネットのカバーの色。

【後期タイプ】
マグネットカバーがゴールドに近い色合いになります。
ネットワークの形状も違ってきます。アッテネーターとターミナルが別々。


DC386 8Ω 【販売:1979〜

アーデンMkU、バークリーMkUに採用される。

※この時期からアルニコからフェライトへ変更になる。


K3808 8Ω 【販売:1979〜

スーパー・モニター・レッドに採用される。


【モニター・レッド前期タイプ:飴色センターキャップ】
https://www.cricket-record.jp/page/31

【 TANNOYのユニットの選び方について】−同軸型2wayユニット

●ブラックからゴールドまではフィクスドエッジです。ゆえにゴールドまでは低域の切れがあります。

●ゴールド以前のユニットはより音楽性豊かな表現力があります。

●音の質感、密度、表現力においてはブラックに近くなるほど高まります。

●高域、低域の伸びはレッド、ゴールドにあります。オーケストラの雰囲気はレッドが得意とするところです。

●音を聞くならゴールド、音楽を聞くならシルバー、レッドといったところでしょうか。

●HPD以降はコーン紙の重量が重くなり、音の反応がやや劣りますが、新しい録音はうまく鳴らします。


・シルバー、レッド、ゴールドは現在、品薄で入手困難な状況になっているのが現状です。

・特にシルバーと初期レッドの極上品は希少、貴重品です。

・ゴールドも良い状態のものが容易には見つからなくなってきています。

・タンノイユニットは一生ものとしてご使用され、愛機とされるお客様が多いユニットです。

・良い状態のユニットを選択し、価格だけで選ばずに入手されることをお奨めいたします。

   
♦タンノイ1号機(オリジナル) 38cmモニター・ブラック 
・タンノイ1号機(オリジナル) 30cmシルバー・ユニット入り 
※ブラック30cmは極めて少ない。

      
♦オートグラフ:1953〜1974                   
♦ミニ・オートグラフ(日本製)ユートピア製品

♦GRF:1955〜1974 
♦べェルヴェデーレ (米国タンノイ)


レクタンギュラーG.R.F (英国製オリジナル)モニターレッド(飴キャップ)  

   
♦VLZ (モニター・レッド入り初期型)          
♦VLZ (モニター・ゴールド入り後期型)


♦VLZ (モニター・ゴールド・ラージ・フレーム)
ゴールドの中でもフレームの幅が広いタイプです。
普通のタイプよりも音が優れており、希少なVLZで入手困難なスピーカーです。

   
♦スターリングSE (VLZの後継機、25cm同軸2wayユニット、8Ω、フェライト)
https://www.cricket-record.jp/page/31

・Tannoy Monitor Black (1947〜53)
・Tannoy Monitor Silver (1953〜57)
・Tannoy Monitor Red (1957〜67)
・Tannoy Monitor Gold (1967〜74)
・Tannoy HPD315 (1974〜79)
・Tannoy HPD385 (1974〜76)
・Tannoy HPD385A (1976〜79)


・Tannoy Corner York (1950)
・Tannoy Autograph (1953)
・Tannoy V-LZ in Cabinet (1961)
・Tannoy Arden (1976)
・Tannoy Westminster (1982)
・Tannoy Stirling (1983)


現行品のハイエンド
・Tannoy Kingdom Royal
・Tannoy Westminster Royal-GR
http://www.esoteric.jp/products/tannoy/kingdomroyal/


   

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c119

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
120. 中川隆[-12455] koaQ7Jey 2018年5月14日 08:27:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

クラシック向きのスピーカー?
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/tannoyquad.html

素人の自負と偏見 で、オーディオ用スピーカーについて良かったものなど、感じてきたことをいくつか述べてみたいと思います。

聞く音楽 は色々ですが、機器の音を決めるときにはクラシックばかりで、主にヴァイオリンの倍音とホールの響きを見ますので、 アルテックなどに代表される軽い振動板のウーファーにホーンを乗せたような、主にジャズの演奏などを眼前に繰り広げるタイプのものは取り上げません。

コンサート会場で生の楽器を聞いたときのやわらかくて繊細な音を理想として、 なるべくそれに近いバランスで鳴るものを求めてきました。


 わが国でクラシックに向いたスピーカーというと、ヨーロッパの、た いていは英国のものをイメージする人が多いよう です。伝統的にはクォード(QUAD)の静電型ESLとタンノイ(TANNOY)が両雄でしょうか。

タンノイ・オートグラフ (Tannoy Autograph 1953)
38センチのユニットを使い、フロントロードホーンと複雑なバック ロードホーンを組み合わせ、ツイータもホーンという凝った構造の 大型のコーナー型フロア・スピーカー。

   
タ ンノイ VLZ (3LZ in Cabinet 1961)
25センチのユニットを使った小型の密閉型スピーカー。

タンノイ(Tannoy)

ガイ・ルパート・ファウンテンが創立したタンノイはコーン型のウーファーの中心にホーンの高音ユニットを同軸で 配する、いわゆる点音源のユニットを使って いますが、日本での人気は剣豪小説家の五味康祐氏が褒め倒したバックロードホーンのオートグラフあたりからでしょう か。

といっても一般の人がそうやすやすと買える代物ではありませんでした。同じ時代には小型のVLZ(初期型) も評判が良かったようです。

いぶし銀と評されたその音は独特のもので、一種の色付けと言っても良かったと思います。 ユニットであるモニターゴールド系のホーン部の癖なのか、高域にややざりっとした輝かしさが乗り、オーケストラな どの 複数台の弦楽器合奏部などでは、その不透明さゆえのある種のリアリティを感じさせました。



タンノイ・アーデン (Tannoy Arden 1976) HPD385を使用

 しかし私はそれらいわゆるタンノイらしい伝統のタンノイよりも、工場が火事で焼けた 後に新しく生まれ変わったHPD385というユニットを使った新生シリーズの一番大きなスピーカー、アーデン (Arden)が好きです。

HPDのシリーズは一つ前のモニターゴールドのユニットよりもバランスのせいか倍音 が素直に聞こえます。385は38センチの2ウェイということで中音が抜けてしまうかというとさにあらずで、朗々と 濃密 な音を響かせていました。

その下のバークレーがやや痩せたバランスに感じたのに対して、低音が出るせいか安定し、む しろ中域が豊かに聞こえます。組み合わせる機器に敏感に反応して細部を描きだすという方向ではないかもしれません が、大づかみにオーケストラの響きを再現していて、艶の乗ったきれいな音に聞き惚れてしまいます。

ラックスの SQ38(F)あたりの管球アンプと組合せると中古オーディオ店の看板商品のようでハマり過ぎな感じですが、定番を 買っておいて他に浮気せずにクラシック音楽を楽しみたい人には最適なのではないでしょうか。敏感過ぎないという ことは、 何を聞いてもきれいに聞こえるということでもあります。


モニター・ゴールドに代 わって出て来た38センチ同軸の新型ユニット、HPD385

              
 しかしそのアーデンもこの後ユニットのマグネットがフェライトに変わってしまい、タンノイ自体の会社運営も変わっ てハーマン・カードンの資本が入り、さらにスピーカー・システム全体が別のシリーズへと展開して行きます。

それらは 今あちこちで耳にする機会がありますが、新しいものについてはあえて言わないでおきます。

そんなわけで、懐古趣味で はけっしてないですが、私にとってタンノイと言えばアーデンなのです。

デザイン的には同じHPD385で旧型のチーク細工の箱に入っているレクタンギュラー・ヨークの方がいいんですけどね。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/tannoyquad.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c120

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
121. 中川隆[-12454] koaQ7Jey 2018年5月14日 08:32:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

JAZZをいい感じに鳴らすヴィンテージ・タンノイの名品 レクタンギュラー・ヨーク (38cm モニターゴールド) 2017/9/3
https://blogs.yahoo.co.jp/tetsn/66289735.html


イメージ
https://blogs.yahoo.co.jp/tetsn/GALLERY/show_image.html?id=66289735&no=2

今年の1月から3月にかけてこの先の自分の人生を豊かなものにしたいとの思いで、かなり大きな投資を断行する決断をしました。


クルマ好きが高じ、3年ほどで乗り継いでは散財していた若い頃以来となる大きな投資でした、、、(汗)

運命の糸に導かれるようにして、JBL4310と出会ってしまったことがきっかけで、すっかりヴィンテージ・オーディオの魅力の虜になってしまった自分の欲求は、この素晴らしいブックシェルフ型のスピーカー導入だけでは飽き足らず、一気にオールド・タンノイを3セット購入するという暴挙に出てしまいました(大汗、、、)。


それぞれ、滅多に市場には出回ることがない希少な製品ではありますが、決して安い買い物ではありません。ショップに何度も訪問しては試聴してみてどれを選ぶか慎重に検討するべきでした。


しかし、希少なヴィンテージが一気に目の前に飛び込んで来くると、、、こういう時は、もうまともな判断ができません。


この機会を逃すと、二度と手に入れる事が出来ないかもしれない、、、焦りました。


そして、まさに清水の舞台から飛び降りる覚悟で決断していました。


時系列で正確に言うとチャッツワースとレクタンギュラー・ヨークを即決で決めて、その後、ずっと気にかかっていたレクタンギュラーGRFも入手可能な事がわかり、「それもお願いします。」と言ってしまいました、、、


アンティーク時計もそうなのですが、好きなこと、好きなものはとことん研究したり、集めたりするのが自分の悪いクセ。つまり、とことん極めるまで納得できない性分なのです。

後日、想像以上にデカい3つのスピーカーが届き、家の中を占拠した様子を見るにつれ、だんだんと後悔の念が、、、(大汗、、、)。


特に、GRFと同じ38cmユニットのヨークは、GRFがあれば必要なかったんじゃないのか??


GRFと引き換えにヨークをキャンセルすれば良かったんじゃないか、、、


急にこのヨークが図体のデカい邪魔な厄介者に思えてきたのでした、、、


しかし、その後、3つのスピーカーを聞き比べるうちに、その鳴りっぷりの良さとそれぞれの際立った個性に惹かれるようになっていきました。


やがて、38cmのデュアルコンセントリック モニターゴールドにバックロードホーンという成り立ちの「レクタンギュラーGRF」、同じく、38cmモニターゴールドの「レクタンギュラー・ヨーク」、30cmモニターゴールドの「チャットワース」と揃えてみて、聴き比べてみると、これらは全くキャラクターの異なるスピーカーであることがわかりました。


つまり結論から言うと、経緯は無謀きわまりないものであったにもかかわらず、この投資は決して意味のない、無駄なものではなかったということです。


タンノイの音作りとして、同じユニットを採用しながら、エンクロージャーの容量から、その材質、それに内部の構造まで、さまざな仕様のバリエーションに設計を変えることで、異なる音質にしていくところがその真骨頂なんだとよく耳にしますが、さらに同じモデルでも英国のオリジナルと国産箱でも違いがあると聞きます。


実際、自分が入手したこれらのタンノイの音は確かに違います。ほぼ同じサイズのエンクロージャーに38cmのデュアルコンセントリック モニターゴールドを搭載したレクタンギュラーGRFとレクタンギュラー・ヨークでは随分と音質は異なります。


いや、もう少し正確に言うとコンプレッションドライバーがもたらす圧倒的なヴォーカルの出方の素晴らしい部分など同軸のユニットであるデュアルコンセントリックのモニターゴールドに共通点は確かにあります。


英国製のオーディオは、とりわけ人の声を再現することをとても重視するということを聞いたことがありますが、やはりタンノイはまさに英国生まれのスピーカーなんだなぁと感じさせるものが確かにあるように思います。


しかし、音場の広がりや、どの帯域の音がよく出るかなど、それでも、モデルごとに、ブラインドで聴いてもはっきりと違いがわかるくらい、それぞれが強烈な個性を持っており、それぞれ非常によくマッチするジャンルの音楽があることがわかってきました。


個性の異なる3つのタンノイはきっと、これからの自分の人生を豊かなものにしてくれるでしょう。

今回、紹介するのはレクタンギュラー・ヨークですが、雑誌に掲載された記事を見て自分も気がついていたように、ジャズバーなどで多く採用されているようです。


一般的には、古いタンノイというと、オートグラフに代表されるように、フルオーケストラのクラシックを聴くスピーカーという印象があったのですが、必ずしもそうではないと実感しています。


そのことがわかってきたのは、実は購入した後になるのですが、実際に聴いてみると、まさにレクタンギュラー・ヨークは、オールド・タンノイの中で、もっとも上手にジャズを鳴らしてくれるスピーカーではないかと感じます。

イメージ 1
https://blogs.yahoo.co.jp/tetsn/GALLERY/show_image.html?id=66289735&no=1

画像はお世話になった札幌音蔵の武内さんが推奨してくれたチェット・ベイカー。

ヴォーカルの入った「CHET BAKER SINGS」のCDも持っていますが、やはりこのレコードの出来は秀逸です。


1950年代の録音で、おそらく盤起こしのレコードだと思うのですが、聴いてみるととても音のまとまり感が良くて、トランペットの音が染み入るように、心地よく耳に入ってきます。


レクタンギュラー・ヨークが鳴り出して、目を閉じるとリビングからまるでジャズバーに瞬間移動したような気分にさせてくれます。


また、このヴィンテージ・タンノイが持つ佇まい、そしてデザインもジャズにマッチしているように思えてきます。


デザインというのは、そのモノのもたらす役割や価値との整合性が取れていることが重要ですが、長年かかって熟成してきたからこそ、一見武骨に見えるレクタンギュラー・ヨークにそのような雰囲気が宿るようになってきたのかも知れません。


このスピーカーのように、これだけ大きく部屋の中のスペースを取るオーディオ機器はやはりインテリアとしての要素も大きく、部屋全体との調和は大事だと思います。

ただ長く生きることを目指すのではなく、生き方そのものがヴィンテージのようでありたいと、このブログを再開しましたが、自分の生き方を象徴するようなスピーカーと言えるかもしれません。


いや、まだ自分がその域に達しているとは到底思えませんが、そうありたいと願っています。
https://blogs.yahoo.co.jp/tetsn/66289735.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c121

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
122. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月14日 08:41:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

因みに、イギリスではオートグラフとかウェストミンスターみたいな高額なものは全く売れません。

元来、イギリス人はケチ(倹約家)なので高価なオーディオ機器を買わない。
TANNOYや B&W の大型スピーカは日本向けに特別に作っているものなんですね。

あの手のものはすべて日本のアホ成金を騙して売りつける為に作っているのです:


イギリス人に特有のSP盤への愛着

EMIがLPを発売するのは1952年からで、それ以前は78rpm盤でのリリースとなり、多くのイギリス人は1960年代前半まで78rpm盤を愛聴していた。

五味康祐「オーディオ巡礼」には、1963年にイギリスを訪れたときのこととして

「英国というところは、電蓄に対しては大変保守的でケチンボな国である。

アメリカや日本でステレオ全盛の今日でさえ、イギリスのレコード愛好家はまだ七十八回転のSP(LPのモノーラル盤ではない!)で聴いている。
市販のカートリッジも、SP・LP両用でなければ売れないという。

ロンドンにも現在シュアーのカートリッジは市販されているが、V15のU型はおろか、V15すら部品カタログに載っていない。高価なV15など誰も買わないからだ。

それほどケチンボな国だ。

オルトフォンはさすがに出廻っている。しかし殆ど月賦販売用である。SPU/GTが二十三ポンド――邦貨にして二万四、五千円見当だろう――それを十ヵ月払いの月賦にしなければ誰も買ってくれない。そういう国民だ。」

と記してある。この点を考慮して、Decca社の高級ステレオ・コンソール Decola が78回転盤でも見事な音を奏でると賞賛している。

 このことは何を示しているかと言えば、百花繚乱にみえる英国オーディオ機器のほとんどは、一部の上流階級か海外向けの特産物であり、イギリス国民のお茶の間に届くことは稀であったということ。

そして多くの人が電蓄(Radiogram)を愛し、RIAAになった後も78rpm盤を大切に聴いていたのである。

QUADでさえ、1967年発売の33型プリアンプ(トランジスター式)に5kHzのハイカットフィルターを装備していたくらいである。

こうしたこともEMIのサウンドについて「霧の向こうのような音」と誤解を生む原因となっていると思う。

イギリス製のオーディオだから英国プレスのレコードを最高の音で鳴らしてくれるだろうと誰もが考えるが、多くのイギリス国民が聴いたサウンドは、SP録音の延長線ともとれる特性が好まれたといえよう。それでも英国プレスが珍重されるのは、既にEMIの魔の手に墜ちているのである。
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html

▲△▽▼


イギリスの戦後のオーディオの歴史

1945年:
Decca ffrr規格発表
LEAK  TL/12 "Point One"アンプ

1946年: EMI  Electrogram 3000 高級電蓄(モノラル)

1947年:
TANNOY  Monitor 15" デュアル・コンセントリック型同軸 2wayスピーカー
Willamson  Williamson回路アンプをWireless World誌で発表
BBC  LSU/10 モニターシステム
Decca  Decola 高級電蓄(モノラル)

1948年: VITAVOX  CN-191 スピーカーシステム

1950年: Decca LP発売開始

1952年:
EMI LP発売開始
Goodmann  AXIOM 80 スピーカーユニット

1953年:
Garrard  301 3スピード対応ターンテーブル
TANNOY  Autograph スピーカーシステム
QUAD  II型アンプ

1954年:
Mullard  5-10 アンプ(EL84使用)
Lowther  TP1 スピーカーシステム

1955年:
BBC FM放送開始
EMI ステレオ・テープを量販

1956年:
GEC  KT88 真空管
Wharfedale  SFB/3 スピーカーシステム

1957年:
QUAD  ESL 静電型フルレンジスピーカー

1958年:
EMI ステレオLP発売
BBC ステレオ試験放送開始(AM2波)
KEF  LS5/1 モニターシステム

1959年:
SME  3009/3012 トーンアーム
Decca  Decola 高級電蓄(ステレオ)
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html



http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c122

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
123. 中川隆[-12452] koaQ7Jey 2018年5月14日 08:49:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

イギリスで売れるオーディオ製品は ARCAM みたいな安いけど上品な音のものだけなのですね:


オーディオの足跡 ARCAM アンプ機器一覧
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/index.html


ARCAM は一時デノンが販売を取り扱っていましたが、現在は中止しています。


March 10, 2005
"ARCAM"アーカム ブリティッシュサウンドのスタンダード
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html

ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台はARCAMと呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。日本国内でも数年前から大手オーディオメーカー"DENON"が輸入代理店を努めることで本国との価格差が縮まり、近年では家電量販店などの店頭でも時折見かけるようになりました。

アーカム_ピュアオーディオアーカム製品の魅力は何と言ってもオーディオ機器としての機械的な自己主張が少ない点です。家具としてスムーズに部屋に溶け込みやすいシンプルでモダンなスタイリングと誰にでも使いやすい快適な操作感、国産機とも肩を並べる手ごろな価格でありながら、ミニコンポでは無く、あくまでピュアオーディオとしての十分なクオリティを感じさせる音質と、優れた感性に裏付けられた音楽性の高さが高い次元でバランスしているのがARCAMの魅力です。

ホワイトシルバーを基調にした現行デザインのアーカムは、オーディオ的な作為を感じさせないプレーンで素直な音質が持ち味。個々のCDに録音されている情報を、多くのピュアオーディオ機器にありがちな機器の作り手側の思い入れという色付けや個性的なバイアスをかける事無く、ありのままの姿を素直に引き出してくれる点が特徴と云えるでしょう。

それ故に表面的な音質面でどうかとなると、格別ワイドレンジ・高情報量といったハイファイ性を強調するタイプではなく、分解能・実体感・パワーハンドリング・レンジ感など全てが程々にまとまっていて、虫眼鏡でえぐり出すかの如くオーディオマニア的な聴き方をした場合はやや食い足りない印象が残るかも知れません。

筐体の薄さや軽さも、全体に薄味で穏やかさを伴うやや軽い傾向の音質に拍車をかけているきらいがあり(低価格機種になる程この傾向が目立ってきます)、この点は代理店であるDENON製品の日本的でワイドレンジで重い音調とは180度異なるのが興味深いところです。

しかし、押しつけがましさのない穏やかで豊かな音場の広がり方や、長時間聴き続けても違和感を感じない耳当たりの優しさ、CDに刻まれた情報を過不足無く引き出す自然なバランス感覚は、オーディオマニアとしてではなく音楽ファンの再生装置として捉えた場合、これ以上他に何か必要でしょうか?と思わせてしまう懐の深さがあるのも事実です。

こういった書き方をすると、アーカムの音質は悪いと誤解されるかも知れません。しかしそれは大きな間違いです。高音質を強調しない=低音質ではありません。多くの人々が高音質を楽しめるようローエンドにもラインナップを広げている分、音質面で他社上位クラスと比較されて低い評価を受ける傾向があるようですが、ARCAM本来のリファレンスモデルであるFMJシリーズに目を向けてみると、実はミドルクラスの英国系箱庭システムの中でもトップクラスの音質を備えています。FMJの広い音場感を伴う現代的な再現性は、管理人が使っているTAG McLaren F3とも互角以上の音質で良いライバル関係にあると感じます。

特に、現行CDプレーヤー FMJ CD33Tの先代機種にあたるFMJ CD23Tは、ハイエンド製品で名高い dCS と共同開発した24bit Ring DACを搭載し、その音楽性豊かで暖かみのある音色は、イギリス製品の質を理解する音楽愛好家の間で根強いファンを獲得しています。(2008/1追記:最新の後継モデルは FMJ-CD36T になります。)

dcs SACD/CDプレーヤー P-8I
¥1,500,000(税抜) 発売:2005年2月16日

●メカニズム:Dual laser、2channel、CD/SACD compatible
●クロックジェネレーション:Precision VCXO
●PCMデジタル出力:AES3、SPDIF(on RCA)
●PCMデジタル入力:AES3×1、RCA(現在は使用不可)
●ワードクロック入力:BNC×1(現在は使用不可)
●ワードクロック出力:BNC×1
●外形寸法:430W×95H×395Dmm
●質量:12kg
●カラー:シルバー、ブラック
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=11981


アーカムは音楽の持つ楽しさ、表現をスポイルしません。音質を誇張してリスナーの耳を機器の"音質"に向けさせるのではなく、聞き手がいつのまにか音楽に聴き入ってしまう誠実な質感です。その意味で、オーディオ機器は"音楽再生"の黒衣に徹すべきという、本来再生装置がそうあってしかるべき姿に忠実なのです。

ARCAMは音楽性をスポイルしないより上質で血の通った再生機を、オーディオマニアに限らず音楽ファン一般に向けて、広く普及させることをポリシーとしているように感じます。ですから音質がどうとかオーディオ的にどう?やれケーブルだアクセサリだといったマニアックな視点ではなく、ライフスタイルの中に真のポリシーや美学を求める上質で洗練された価値観を持つ人々に向けてお薦めしたいブランド、それがARCAMなのです。


ARCAM Solo ¥230,000(2005年発売)

スリムボディにアンプ、CD、FM/AMチューナーを一体化したCDチューナーアンプ。
CDプレイヤーのD/A変換部にはWolfson製 D/Aコンバーターを採用しています。
前面にミニジャックの入力端子を搭載しており、デジタルオーディオプレイヤーを簡単に接続できます。

デジタル出力 オプティカル:1系統
アナログ入力 RCA:4系統
ミニジャック:1系統
外形寸法 幅430x高さ79x奥行355mm
重量 6.7kg
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/solo.html


ARCAM SOLO(ソロ)を店頭で試聴してみましたが、近年のアーカムサウンドを踏襲するあっさりとしたクセのない大人しめの音色で、音場がふわりと素直に出るタイプです。一体型システムで若干アンプのドライブ力に若干不安はありますが、クセのあるスピーカーと組み合わせるよりも、能率が高めで素直な音色のスピーカーと組み合わせて程々の音量で楽しむのに向いたシステムです。音楽に変な味付けをしないので広く音楽ファンに使ってもらいたい逸品です♪

私が最初にARCAMの製品を手にしたのは10年程前に遡ります。Alpha5plus(α5plus)という、当時アーカムがこだわっていたマルチビットと1ビットのハイブリット型DAコンバーターと、PHILIPSのダイキャスト製スイングアームメカ"CDM9"を搭載したCDプレーヤーです。

この当時のARCAMのサウンドは現行アーカムとはまるで音調が異なり、とにかく元気が良く、音像がクリアに描かれ、ともすると下世話な感じで、ブリティッシュロックのライブ再現の為だけにあるといっても過言ではないような独特の歌い回しと再現性は、正直クラシック聴きには手に負えないシロモノでした(笑) 逆に言えば、この音質を気に入った人には他では絶対代用出来ないリアリティと存在感のあるCDプレーヤーだったと思います。

このメーカーは、80年代、90年代、2000年と外観変更の度に音調がガラリと変わっており、現代アーカムの万人受けする個性の少なさは、当時を考えるとずいぶんと様変わりした様に感じます。《2009/03リンク本文修正》
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c123

[近代史02] LPの音をSPの音に変える魔法のスピーカ タンノイ オートグラフ _ 2流オケの音もウイーン・フィルの響きに変える奇跡 中川隆
124. 中川隆[-12451] koaQ7Jey 2018年5月14日 09:21:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

タンノイ(イギリス)の創設者の「ガイ・R・ファウンテン」氏が一番小さなスピーカーシステムの「イートン」を愛用していたという話。


タンノイの創設者ともあろう方が、最高級システムの「オートグラフ」ではなくて「イートン」を使っているなんてと、その時はたいへん奇異に感じたものだった。

総じてイギリス人はケチで、いったん使い出した”もの”は徹底的に大切にすると聞いているので「この人はたいへんな節約家だ」と思ったわけだが、ようやく今にして分かるのである。

何も大掛かりなシステムが全てに亘って”いい”というわけではなく「シンプルな響き」が「重厚長大な響き」に勝る場合があるということを。

さて、「このイートンの話はどの本に書いてあったっけ」と記憶をたどってみると、「ステレオサウンド」の別冊「世界のオーディオ〜タンノイ〜」(昭和54年4月発行)ではないかと、およそ想像がついた。

                    

手元の書棚から引っ張り出して頁をめくってみると、あった、あった〜。

本書の75頁〜90頁にわたってオーデイオ評論家「瀬川冬樹」氏(故人)がタンノイの生き字引といわれた「T・B・リビングストン」氏に「わがタンノイを語る」と題して行ったインタビューの中に出てくる逸話。

ちなみに、この瀬川冬樹さんがもっと長生きさえしてくれたら日本のオーディオ業界も今とは随分と様変わりしていたことだろうと実に惜しまれる方である。

話は戻ってガイ・R・ファウンテン氏が「イートン」を愛されていた理由を、リビングストン氏は次のように述べられている。

「彼は家ではほんとうに音楽を愛した人で、クラシック、ライトミュージック、ライトオペラが好きだったようです。システムユニットとしてはイートンが二つ、ニッコーのレシーバー、それとティアックのカセットです。(笑)」

(そういえば「ニッコー」とかいうブランドのアンプもあったよね〜。懐かしい!)

「てっきり私たちはオートグラフをお使いになっていたと思っていたのですが、そうではなかったのですか・・・・」と瀬川氏。

「これはファウンテン氏の人柄を示す良い例だと思うのですが、彼はステータスシンボル的なものはけっして愛さなかったんですね。その代り、自分が好きだと思ったものはとことん愛したわけで、そのためある時には非常に豪華なヨットを手に入れたり、またある時にはタンノイの最小のスピーカーを使ったりしました。」

「つまり、気に入ったかどうかが問題なのであって、けっして高価なもの、上等そうにみえるものということは問題にしなかったようです。〜以下、略」

ファウンテン氏のこうした嗜好はオーディオの世界に”とかく”蔓延している「ステータスへの盲信」の貴重なアンチテーゼとも受け取れるが、30年以上も前からこういうことが指摘されていたなんて、今も昔もちっとも状況は変わっていない。

同じタンノイの「3LZ」とか「スターリング」とかの比較的小さなSPをいまだに愛用されている方が後を絶たないのもよく分かる。「音は人なり」とすれば、きっと良識があってバランスがとれた方なのだろう。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/41192536b1fd39025c0efbf8c17521d9

結構勘違いされている方が多いと思うのですが、通常英国では家庭用スピーカーシステムとしては大型でも12インチ搭載モデルを使用していました。

Tannoy Autograph や GRF などはある意味特殊用途で大きな広間などにおく場合に使われていました。その場合はキャビネットの構造もバックロードホーン型を採用しています。

一般的な部屋の広さでスピーカーシステムからリスナーまでの距離が近い場合は、低域がリニアに出る、バスレフ型か密閉型なのです。

モニター(検聴用)スピーカーにバックロードホーン型なんて存在しないのです。
低音域のリニアリティを求めるなら、バスレフ型か密閉型なんです。

Tannoy Autograph や GRF などバックロードホーン型は家庭用PA に位置付けられます。

スケール感や音場感には優れますが、リニアリティは無理な要求なのです。

Tannoy Autograph や GRF はメーカーのフラッグシップモデルだから良いと言うのは間違いです。リスナーの用途に応じて機材は選択するべきです。
http://vintage-audio.jp/?p=450
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/494.html#c124

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
75. 中川隆[-12450] koaQ7Jey 2018年5月14日 09:24:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

タンノイ(イギリス)の創設者の「ガイ・R・ファウンテン」氏が一番小さなスピーカーシステムの「イートン」を愛用していたという話。


タンノイの創設者ともあろう方が、最高級システムの「オートグラフ」ではなくて「イートン」を使っているなんてと、その時はたいへん奇異に感じたものだった。

総じてイギリス人はケチで、いったん使い出した”もの”は徹底的に大切にすると聞いているので「この人はたいへんな節約家だ」と思ったわけだが、ようやく今にして分かるのである。

何も大掛かりなシステムが全てに亘って”いい”というわけではなく「シンプルな響き」が「重厚長大な響き」に勝る場合があるということを。

さて、「このイートンの話はどの本に書いてあったっけ」と記憶をたどってみると、「ステレオサウンド」の別冊「世界のオーディオ〜タンノイ〜」(昭和54年4月発行)ではないかと、およそ想像がついた。

                    

手元の書棚から引っ張り出して頁をめくってみると、あった、あった〜。

本書の75頁〜90頁にわたってオーデイオ評論家「瀬川冬樹」氏(故人)がタンノイの生き字引といわれた「T・B・リビングストン」氏に「わがタンノイを語る」と題して行ったインタビューの中に出てくる逸話。

ちなみに、この瀬川冬樹さんがもっと長生きさえしてくれたら日本のオーディオ業界も今とは随分と様変わりしていたことだろうと実に惜しまれる方である。

話は戻ってガイ・R・ファウンテン氏が「イートン」を愛されていた理由を、リビングストン氏は次のように述べられている。

「彼は家ではほんとうに音楽を愛した人で、クラシック、ライトミュージック、ライトオペラが好きだったようです。システムユニットとしてはイートンが二つ、ニッコーのレシーバー、それとティアックのカセットです。(笑)」

(そういえば「ニッコー」とかいうブランドのアンプもあったよね〜。懐かしい!)

「てっきり私たちはオートグラフをお使いになっていたと思っていたのですが、そうではなかったのですか・・・・」と瀬川氏。

「これはファウンテン氏の人柄を示す良い例だと思うのですが、彼はステータスシンボル的なものはけっして愛さなかったんですね。その代り、自分が好きだと思ったものはとことん愛したわけで、そのためある時には非常に豪華なヨットを手に入れたり、またある時にはタンノイの最小のスピーカーを使ったりしました。」

「つまり、気に入ったかどうかが問題なのであって、けっして高価なもの、上等そうにみえるものということは問題にしなかったようです。〜以下、略」

ファウンテン氏のこうした嗜好はオーディオの世界に”とかく”蔓延している「ステータスへの盲信」の貴重なアンチテーゼとも受け取れるが、30年以上も前からこういうことが指摘されていたなんて、今も昔もちっとも状況は変わっていない。

同じタンノイの「3LZ」とか「スターリング」とかの比較的小さなSPをいまだに愛用されている方が後を絶たないのもよく分かる。「音は人なり」とすれば、きっと良識があってバランスがとれた方なのだろう。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/41192536b1fd39025c0efbf8c17521d9


結構勘違いされている方が多いと思うのですが、通常英国では家庭用スピーカーシステムとしては大型でも12インチ搭載モデルを使用していました。

Tannoy Autograph や GRF などはある意味特殊用途で大きな広間などにおく場合に使われていました。その場合はキャビネットの構造もバックロードホーン型を採用しています。

一般的な部屋の広さでスピーカーシステムからリスナーまでの距離が近い場合は、低域がリニアに出る、バスレフ型か密閉型なのです。

モニター(検聴用)スピーカーにバックロードホーン型なんて存在しないのです。
低音域のリニアリティを求めるなら、バスレフ型か密閉型なんです。

Tannoy Autograph や GRF などバックロードホーン型は家庭用PA に位置付けられます。

スケール感や音場感には優れますが、リニアリティは無理な要求なのです。

Tannoy Autograph や GRF はメーカーのフラッグシップモデルだから良いと言うのは間違いです。リスナーの用途に応じて機材は選択するべきです。
http://vintage-audio.jp/?p=450

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c75

[原発・フッ素49] 特殊清掃業 5年間で15倍増 家族関係の希薄化背景に (毎日新聞)  魑魅魍魎男
1. 中川隆[-12449] koaQ7Jey 2018年5月14日 10:00:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html

精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)


精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part


真実を知りたければ:


発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html

原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html

太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html

風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。

ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。

認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。

狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。


ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。

類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。

掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/744.html#c1

[リバイバル3] マルクスはやはり正しかった _ もうすぐ共産革命の嵐が吹き荒れる時代がやって来る 中川隆
179. 中川隆[-12448] koaQ7Jey 2018年5月14日 10:13:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13960]

2018年5月14日【三橋貴明】忌まわしき税金


6月の骨太の方針2018閣議決定
を前に、「財政目標」関連の
攻防が激しくなってきました。

それにしても、なぜ財務省は
ここまで緊縮財政、特に
「消費税増税」に固執するのでしょうか。

グローバリズムの歴史を辿ると、
何となく理解できています。

グローバリズムあるいは
「新自由主義」の考え方では、税金は

「平等(※公正ではありません)
に徴収するべき」

となっています。

特に、個人や企業が稼いだ所得から
過剰に税金を徴収することを
「悪」とするのです。

というわけで、新自由主義的には税金は

「所得税ゼロ、法人税ゼロ、
税金は人頭税のみ」

が理想なのです。

三橋が東京都立大学
(現、首都大学東京)で経済学の
講義を受けていた際に、教授が、

「人頭税は最も効率が良く、
望ましい税制である」

と、力説していたのを記憶しています。

人頭税とは、文字通り
「一人頭いくら」で
徴収される税金です。

貧困層も超高所得者層も
「同額」の税金を徴収されるわけです。

当たり前ですが、人頭税には
「国内の所得格差是正」といった
概念は一切なく、多数派の
「非・高所得者層」の反発を
受けるため、導入は困難を極めます。

実際、典型的な新自由主義政権で
あったイギリスのサッチャー政権は、
居住する家族の頭数分だけ税金を課す
「コミュニティ・チャージ税」
なる人頭税を導入。

大邸宅に住む一人暮らしよりも、
狭いアパートに住む
子沢山家族の方が、高い税金を
支払う羽目になり、
サッチャー政権の支持率は急落。

退陣に追い込まれました。

というわけで、現代において
人頭税の導入は難しいのです。

だからこそ「消費税」なのではないか。

消費税の場合、何しろ人間は
消費しなければ生きていけないため、
誰もが逃れられません。

また、高所得者も低所得者も、
消費をするたびに「同じ税率」の
税金を徴収されるため、
まことに平等である、
という理屈なのです。

どれだけ所得が高い人でも、
お腹が一杯になれば
それ以上は食べられません。

金持ちが消費を増やす
とはいっても、限界があるのです。

というわけで、高所得者層の
消費性向(所得から消費に回す割合)は
低くなります。

逆に、低所得者層は所得の
ほとんどを消費に使わざるを得ないため、
消費性向は高まります。

つまりは、支払った消費税が
所得に占める割合を比較すると、
低所得者層の方が高所得者層よりも
高くなってしまうのです。

人頭税ほどではありませんが、
消費税もまた「逆累進性」が強い
ことは間違いありません。

消費税は、格差拡大型の税制です。

また、消費税には所得税や
法人税のように、景気を安定化させる
スタビライザー(安定化装置)の
機能がありません。

何しろ、失業者や赤字企業
であっても、消費税は
容赦なく徴収されます。

景気とは無関係に徴収可能
であるため、消費税の
「安定性」は抜群です。

財務省的には、そこ(安定財源)も
魅力なのかも知れません。

消費税は、弱者からも
容赦なく徴収される、
格差拡大型の税金なのです。

97年の消費税増税後の
デフレ環境下において、
日本国民の所得格差は拡大しました。

所得格差拡大に、消費税が
一役買っているのは間違いないと思います。

国民を豊かにする経世済民
という視点から見ると、
そもそも消費税は忌まわしき税金なのです。
https://38news.jp/economy/11933
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c179

[リバイバル3] 敷金礼金ゼロで家賃半額も…超安値の「いわく付き」事故物件に人気殺到!首都圏にも多数 中川隆
20. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月14日 13:11:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

「特殊清掃業 5年間で15倍増 家族関係の希薄化背景に」 (毎日新聞 2018/5/13)


孤独死した人の自宅を清掃・消毒して原状回復する「特殊清掃業者」が急増している。業界団体によると、全国で5000社以上が参入しており、団体が民間資格の認定制度を始めた5年前から業者数は15倍超に膨らむ。高まる需要の背景に、家族・親族関係の希薄化が浮かび上がる。

特殊清掃業者は故人の住宅の管理人や親族らから依頼を受け、清掃や消毒のほか、遺品整理を請け負うこともある。孤独死の場合、遺体発見まで時間が経過すれば、室内の臭いや汚れがひどくなる。業者は特殊薬品や殺虫剤、電動のこぎりなどを使って室内を原状回復し、感染症予防のため防護服を着て作業することも多い。

 業界関係者によると、特殊清掃は一部のリサイクル業者や引っ越し業者が始めたが、近年は葬儀や廃棄物処理など幅広い分野の業者の参入も目立つ。

 だが、悪質な業者による高額料金の請求や雑な作業を巡るトラブルも少なくない。こうした業界の健全化を目指し、2013年に一般社団法人「事件現場特殊清掃センター」(本部・北海道)が設立された。

 センターは民間資格「特殊清掃士」の認定制度を創設。遺族対応や質の高い清掃方法などをテーマにした約2カ月間の通信講座を受け、試験に合格すると特殊清掃士に認定される。13年は資格取得者が在籍する業者は326社だったが、昨年末現在で5269社まで急増している。

 厚生労働省の国民生活基礎調査などによると、16年の1人暮らしの高齢者数は約655万人(推計)で、10年前の約1・6倍に上る。核家族化も影響して孤独死は全国で相次いでおり、特殊清掃業の需要が高まっている。センターの小根英人事務局長(41)は「需要は今後も増える。遺族らに寄り添える業者を育てたい」と話す。【千脇康平】

孤独死の男性宅に張り紙 「明日もまた 生きてやるぞと 米を研ぐ」

 近畿地方を中心に特殊清掃を請け負う「メモリーズ」(堺市)の横尾将臣代表(49)には忘れられない現場がある。

 大阪市内の一軒家で8年前、住人の60代男性が風呂場で孤独死した。疎遠だった親族からの依頼だった。

台所や居間には食べかけのコンビニ弁当が散らかっていた。近所付き合いも避けていたという男性。冷蔵庫の扉には、自分に言い聞かせるように黒色のペンで書かれた張り紙があった。「明日もまた 生きてやるぞと 米を研ぐ」

 横尾さんは「生きようとしていた形跡を目にすると、こんな最期しかなかったのかと切なくなる」と嘆く。

 同社には毎月150件近い依頼があり、その数は約10年前の15倍に上る。

 「クリーンメイト」(大阪市生野区)の西村訓典社長(35)も半年前、高齢女性が孤独死した大阪府内の自宅を特殊清掃した。依頼主は関東地方の息子だった。ギャンブル好きの父親と仲たがいし、20年前に家を飛び出して家族と疎遠だった。

 電話台の棚から、先に亡くなった父親の言葉を妻の女性が書き留めたノートが見つかった。「(息子に)悪いことをした。もう一度会いたかった」。だが、息子は「家族とは縁を切った」と告げ、室内に残されていた百十数万円の現金だけを受け取った。

 西村さんは「どんなに疎遠でも、故人は家族のことを思って生活していたはず。思いがこもった遺品を届けるのも仕事だが、親族から拒まれることも少なくない」と話した。【近藤大介】

---------(引用ここまで)----------------------------------

10年間で一人暮らしの高齢者は1.6倍しか増えていないのに、孤独死は15倍に増えた
というのはどう考えても異常です。

若中年層を含め何らかの理由で孤独死が激増しているということです。
そしてその理由は放射能汚染による被ばく以外には考えられません。

被ばくで突然死が激増しているのです。

高齢者は家族やまわりの人がそれなりに配慮してくれますが、中年が死ぬとは本人を含め
誰も思いません。

また仕事をしていて無断欠勤が続けば、職場の人がおかしいと思って見に来てくれますが、
ひきこもりでは死んでも誰も気づいてくれません。

とくに一人暮らしの男性は食生活は弁当・外食が中心の人が多いですが、
それだけ汚染食品による被ばくのリスクも高いわけです。

孤独死すると場合によっては特殊清掃で数百万円もかかり、大家さんが遺族に
損害賠償を請求する可能性もあります。

一人暮らしをしている人は、家族や友人知人とひんぱんに連絡を取る、ご近所さんと仲良くする、
家族、パートナーや友人と一緒に暮らすなどの対策を取ったほうがいいでしょう。


(関連情報)

「ひとり暮らしの突然死にご注意」 
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/543.html

「『孤独死は独居老人より独身40代のほうが多い』特殊清掃人が断言 (日刊SPA!)」
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/722.html

「孤独死が増えている 無断欠勤でおかしいと思い訪ねたら亡くなっていた」 
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/722.html

「いとうまい子さんのお兄さんが55歳で急死 遺族の気持ちも考えず賠償を急かす不動産会社」
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/601.html

「千葉・松戸で孤独死急増218人 昨年40歳以上、男性が7割 
『地域社会との関わりが薄い男性への対策急務』 (産経)」
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/609.html
 

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/662.html#c20

[昼休み54] 日本の物価はいくらなんでも安過ぎる 中川隆
17. 中川隆[-12455] koaQ7Jey 2018年5月14日 13:55:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]
定年退職したのに年収1500万円!? 中国の自動車メーカーに転職した日本人に聞いた驚きの現状
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180514-00010000-autoconen-bus_all
オートックワン 5/14(月) 6:33配信

中国の自動車メーカーは、デザインも安全性能も10年前とは大違い

世界最大の自動車市場中国は、1年間に4輪車が約2888万台も売れる市場である。伸びは鈍化したとはいえ、9年連続世界一の台数であり、日本の約5.6倍といったところ。台数もスゴイが、最近の中国車の進化も目覚ましい。デザインも安全性能も10年前とは全く違ってきている。乗用車はまだ日本での販売はないにしても、世界シェアトップのBYD社製EVバスは京都や沖縄で活躍中だ(おなじみ2階建ての赤いロンドンバスもBYD製EV)

日本人技術者もひと役買った!? 最新中国車を画像で見る

そしてその凄まじい変化と進化を支えているのが、海外から集められた優秀な技術者たちである。

中国の自動車メーカーでは、日本人技術者が大人気!

中国の自動車メーカーは、とくに、日本やドイツ、イタリアをはじめとするヨーロッパやアメリカで積極的に、リクルート活動を行っている。中でも人気は日本人技術者で、現在もネットの求人広告には中国自動車メーカーが超高待遇で技術者を迎えることを伝えている。

長城汽車のように、首都圏に作られたR&D施設で多くの日本人技術者を集めている中国自動車メーカーもすでに存在する。

高待遇で転職、再就職した日本人技術者たちは、どんな風に働いているのだろうか? 中国の自動車メーカーで働く日本人技術者達に話を聞いた。

40台後半で日本の自動車部品メーカーから転職したKさん

「中国の自動車メーカーA社に転職したきっかけは、日本のネット求人誌に募集が出ていたからです。条件はすごくよかったですね。当時の私の年収が800万円位で、A社の条件は15年以上の経験で1200万円(手取り)で、外国人技術者専用のマンションも用意してくれました。そのマンションには私の他に日本人技術者が数名、あと、ドイツやアメリカ、イタリアなど様々な国の技術者が住んでいますよ。

私は中国語ができなかったのですが、専用の通訳も用意してくれました。英語はTOEIC800点位で日常会話には困らない程度でしたが、英語を仕事で使うシーンはあまりないですね。他国の技術者と話すとき位です。転職して7年経ちますが、自分の能力が正当に評価されて十分な報酬も得られてとても満足しています。」

日本の自動車メーカーを定年退職後に再就職したSさん

「すでに中国の自動車メーカーに再就職した先輩からの紹介で私も同じ会社に行きました。子どもたちは自立していましたので、家内と二人で第二の人生を中国でスタートしました。60歳で定年退職しても、まだこんなに私の経験や能力を高く買ってくれる会社があるのだということに驚きましたね。900万円だった年収は1500万円になりました。

今働いている会社には日本人技術者が100名以上在籍しています。もちろん日本だけではなく、世界中から様々な分野の技術者が来ていて、職場はエネルギーに満ち溢れています。中国市場だけではなく、グローバル企業としてどんどん世界に出ていく車を開発しているので、それぞれの市場に合わせて世界各国の技術者が集まってきていても不思議ではないですね。技術の流出とか、秘密を聞き出すとか(笑)もうそんなレベルではないんです。中国車メーカーが日本にR&Dセンターを作って、日本人技術者と共に研究開発を行うケースも増えていますね。」

中国の会社、HUAWEIは大卒初任給が40万円!

自動車メーカーではないが、昨年は世界有数のICTソリューション・プロバイダー華為技術(HUAWEI)日本株式会社の新卒募集内容がスゴイと話題になった。

HUAWEIは中国の会社で、大卒初任給が40万円と日本企業のおよそ2倍。年収は入社1年目からいきなり550〜560万円超となるそう。同社は中国でも研究開発費や人材への投資を惜しまない企業として有名だが、初任給40万円は世界的に見ればそれほど高い水準ではないそうだ。

シリコンバレーで成長を続けるような企業では、このレベルがエンジニアのスタンダードだという声もある。

ものつくり日本の基幹産業である自動車産業だが、花形であるはずのエンジニアへの報酬が今のままの待遇では、優秀な人材の海外流出をくい止めることは難しいかもしれない。
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html#c17

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
28. 中川隆[-12454] koaQ7Jey 2018年5月14日 15:58:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

米国長期金利「3%超え」がやはり重大な理由
米国株の評価に与える影響とは
田渕 直也 2018/05/11 08:00
https://shikiho.jp/tk/news/print/0/220277
 


 この連載では、以前から米国株価水準の評価において、米国長期金利が3%を超えるかどうかが重要なポイントになると指摘してきた(2017年7月13日配信「米国の低い長期金利が『割高な株価』を許してきた」等)。

 今年初めの株価の急落は、その長期金利が3%に近づいた時に起きたものである。そして今、米国長期金利はほぼ3%レベルにまで達している(5月9日時点で3.005%)。

 ここで改めて、長期金利3%超えが株価にとってどんな意味を持つのかを考えてみたい。

■ 長期金利は株価にどのような影響を与えるか

 まずは、教科書的なおさらいから始めよう。長期金利の上昇は、単純な理屈の上では株価の下落要因となる。ここでいう単純な理屈とは、企業の利益成長率などの見通しが不変ならば、というような意味合いだ。なぜ長期金利の上昇が株価の下落要因になるかというと、企業が生み出すであろう将来の利益の割引現在価値が下がるからだ。もっと分かりやすい表現をすれば、金利が高くなるので、株式の相対的魅力が低下するということである。

 具体的な数字でそのインパクトを見てみよう。過去5年の米国長期金利の平均は2.25%ほどである。現在の水準はそれよりも0.75%高い。理論的な株価の予測モデルには様々なものがあるが、最も単純なモデルを使っていろいろと試算してみると、そのくらいの金利上昇で適正なPERは15〜20%程度低下すると考えられる。すなわち、利益見通しなどが変わらなければ、株価もそのくらい下がってもおかしくはないということである。

 もっとも、金利の上昇が一時的なものにとどまれば、株価への影響も限定的なものになると考えられる。つまり、長期金利の上昇トレンドの継続が見込まれなければ株価への影響は限定的であり、今年前半の株価の調整で、長期金利上昇の影響はすでに織り込まれたと考えることも可能であろう。

 以上を踏まえて、改めて3%という数字に着目してみよう。

■ 「3%」には様々な意味がある

 まず、そもそもこの3%という数字自体は、単に切りが良いので一応の目安にされているだけのものといえる。理屈の上では、2.9%と3%で大した違いはない。ただし、この3%前後の水準というのは、ここを突破してくると数十年にわたって続いてきた米国長期金利の長期的な低下トレンドが転換したと考えられる重要なチャート上の節目でもあるのだ(グラフ(1))。

https://shikiho.jp/tk/news/print/0/220277


 実際には、チャート上のポイントが破られてもその後すぐに戻ってしまうこと(いわゆる“騙し”)もあるので、単純な3%超えだけをもって「米国長期金利はついに長期上昇トレンドに突入した」と言い切ることはできないが、少なくとも十分な警戒が必要になるレベルに来たといえる。

 次に、単なる目安とはいえ、ここ数年間、1%台や2%台の金利しか目にしていなかったことからすれば、3%という数字には、やはり人々に心理的なインパクトをもたらす可能性がある。金利が2%台と3%台とでは、現実を見る目が変わってくるということだ。ここで特に問題となるのは、以前に取り上げた「米国株は割高か否か」という点である。

 米国S&P500のPER(株価収益率)は実績ベースで約24.5倍、予想ベースで約18倍である。やや割高だが、予想通りの利益成長が実現するなら危険視するほどの高さではない。ただし、現在の企業利益の伸びはGDP成長率や過去の趨勢と比べてかなり高水準なものとなっており、いつまでもそれが続くとは考えにくい。

 そうした観点から、より長期的観点から過去10年間の平均利益水準と比較したシラーPERという指標を見てみると、こちらは32倍程度と歴史的に極めて高い水準となっている(グラフ(2))。

https://shikiho.jp/tk/news/print/0/220277

 筆者は従来、1.5〜2.5%程度を中心レンジとする歴史的超低金利環境の継続を前提にすれば、これは必ずしも割高とはいえないという立場をとってきた。だが、3%超えの長期金利が新しい“常態”になるならば、その前提は大きく崩れることになる。

 結局のところ長期金利が多少の幅で上昇すること自体には、それほど大きなインパクトはない。だが、今はまだ過去に例を見ないほどの超低金利環境のなかにいるのか、それとも全く別な新しい金利環境のなかに入ったのか、そのような局面の捉え方によって株価のバリュエーション評価は大きく変わってくるのである。それが、筆者が“3%”に注目してきた最も大きな理由である。

■ 米国株の“割高さ”が長期的な懸念材料となりつつある

 こうした観点から、重要な点は3%にタッチしたかどうかではなく、金利のレンジが切り上がるかどうか、単純化して言えば3%台の金利環境が定着するかどうかである。そして、もしそうなれば、「米国株は長期的観点からみて明らかに割高である」と言わざるを得なくなる。今はまさにその正念場だ。

 もっとも、シラーPERのような長期的観点による指標が割高になったからといっても、直ちに株が売られるわけではない。少なくとも現在の株式市場では、今年に入って調整局面を迎えたとはいうものの、投資家の株式相場へのコンフィデンスは大きく崩れていないようにも見える。ただし、説明のつかない株価の割高さは、いずれ大幅な価格調整を招くというのが歴史の教えるところでもある。

 そのように考えていくと、米国長期金利にとって“3%”という水準は、やはり重く受け止めるべきものと言えるだろう。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c28

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
76. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月14日 19:40:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

BBCモニター系スピーカー
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html


英国放送協会(BBC)

1922年(British Broadcasting Company)として放送開始。

1927年国王の特許状にもとづく公共放送「イギリス放送協会」(British Broadcasting Corporation)に組織変更。

1946年クラシック音楽などのハイカルチャーを扱う「BBCサード・プログラム(Third Programme)」開局。夕方6時から6時間の放送。

1955年 FM放送開始。


1960年代から1980年に掛けてのBBCとスピーカー開発者(メーカー)との濃密な関係は他には見当たらないものがあると思われます。


今回はグレード1モニターのお話。


先ずは、1950年代のこちら


@ LSU/10 BBC Studio Monitors


http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

Parmeko 15-inch 同軸2ウェイユニットに、Lorentz LPH65ツィーターを加えた3ウェイシステム。

LEAK社製真空管アンプが内蔵され、エンクロージャーは特殊なダブルバスレフと成っており、ワイドレンジを図られたものと思われます。

周波数特性は 40Hz-6000Hz

チーフエンジニアのDELショーターとダドリー・ハーウッド(ハーベス社の創業者)に依る設計とされてます。



A 1960年スタジオ用マスターモニター LS5/1

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

LSU/10に変わるスタジオモニターとして開発されたもの

KEFの創業者レイモンド・E・クックが開発に加わってます。

ウーファーをバッフルの裏から固定し、バッフルの開口部は円にはせずに、横幅18cm、縦30cmくらいの長方形とすることで、水平方向の指向性を改善しています。

ウーファーユニットが、GOODMAN製C129/15pr ツィーターはセレッションHF1300 を二個使用。

周波数特性は40〜13000Hz ±5dB。

ユニットを KEF製に変更されたのが LS5/1A
アンプが内蔵されたのがLS5/1ACです。

この頃から一部民間にも販売されてた様です。



⓷ 1965年スタジオ用マスターモニター LS5/5

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

1963年頃から、DELショーターあとを継いだダドリー・ハーウッドと当時入社したてのデイヴィド・W・ステビングス(チャートウェル社の創業者)に依り開発されたものです。

ベクストレーンコーンの12インチウーファーと8インチミッドレンジにセレッションHF1400ツイーターの構成です。



C 1976年スタジオ用マスターモニター LS5/8

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

年にデイヴィド・W・ステビングスに依り設立されたチャートウェル社と共同開発されたスピーカーです。(チャートウェルの PM450E が元になってます。)

チャートウェル社製12インチポリプロピレンコーンウーファーとフランス・オーダックス製のドームトゥイーターの2ウェイ。

QUAD♯405を内蔵してバイアンプリファイアーを構成してます。

周波数特性は40〜30000Hz 最大SPL:116


当初はチャートウェル社で製造されてましたが、1978年ロジャーズ社(スイストーン)買収された為1979年よりロジャーズ社で製造されるようになります。

1980年 LS5/8 からパワーアンプを除きネットワーク経由で駆動する民生用のの PM510 がロジャーズ社より発売されます。


BBCスタジオ用マスターモニターとしては最終モデルと成り、BBCモニターの完成形と言えるでしょう。

1977年ダドリー・ハーウッドがハーベス社を設立します。

これらの、モニタースピーカー開発の努力の結果、BBCラジオの音楽番組は大変に高い評価を獲ております。
しかし、スピーカー開発者が次々と会社を設立したり、既存のメーカーも含め、共通のユニットが使用されたり、よく似たモデルを作っていたりとやはり普通じゃないと思われます。

ここには、BBC が上質のプログラムをリスナー側でも再生出来るように、オーディオ環境の普及を保守的な英国人に対して促そうとする意図があったのではないかと私は推測しております。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c76

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
77. 中川隆[-12452] koaQ7Jey 2018年5月14日 20:08:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

BBC Monitor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


@ BBC Monitor LS5/1 1958 


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


LSのナンバーが与えられた BBC のスタジオ・モニタースピーカーとして最初の記念碑的モデル。

BBC が KEF社のレイモンド・クックとともに開発したもので、コーン振動板がベクストレン樹脂になったものを 振動板の観点から第一世代と呼ぶならば、その意味でもジェネレーション・ゼロと言える。

ツイーターは後に多くのモデルに使用され、民間用スピーカーにも広がって一世を風靡したセレッションの HF1300。 このツイーターは能率が低かったためだろうと思われるが、ここでは二個遣いされている。

A LS3/5a 1975


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


BBCのモニタースピーカーで、小型のもの。

同じ規格で KEF、チャートウェル、ロジャース、スペンドー ル、ハーベスなど、各社が競って作った。小さいのに音が良いと今でも人気がある。

 一方、BBCの放送スタジオでモニター用に使われるスピーカーシステムは厳しい基準を満たしていなければならず、 耐入力だけでなく周波数特性も平坦に整えられていました。

KEFのレイモンド・クックやスペンドールのスペンサー・ヒューズ、ハーベスのダッドリー・ハーウッドといった人たちが開発に関わっていくつものモデルがあり、前のセレッションのページ

Celestion & Spendor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

の写真にとりあげた LS3/6 は70年代を代表するものでしたが、メーカーとしては他にもチャートウェル、ロジャースなど、複数のブランドが同じ型番を作る体制になっていました。


たとえば日本に入ってきたもののうち小さい方で有名なのは LS3/5a で、ユニットは KEF製の B110 と T27 でしたが、この小型の移動用モニタースピーカーは箱の規格とユニットこそ決められていたものの、製造するブランドごとに中のネットワークが少しずつ違うということがあったようです。

KEF の優れたツイーター T27 
英国 ICI 社が1950年代に工業化に成功したポリエチレン系 のフィルムであるメリネックスを振動板に用いている。

 KEF B110 14センチのベクストレン・コーンウーファー。
ベクストレンは後にハーベス社を興す BBC の技術者、ダッドリー・ハーウッドが LS5/5用に実用化した振動板材料である。樹脂のものとしては最初の世代。


⓷ BBC Monitor LS5/8 と LS5/9 1985


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


 ダッドリー・ハーウッドと、そのチームで働いていて後にチャートウェル社を興したデイヴィッド・ステッピングスがベクストレンに代わって着目した素材、白っぽい半透明のポリプロピレンをコーン振動板材料として用いている。

現ハーベス社の説明によると当初この材料のパ テントを取得したのはダッドリーのようだが、後にステッピングスのものになったようで、ステッピングスは BBC を辞してチャートウェル社を立ち上げ、QUAD のアンプを内蔵 した LS5/8 やアンプなしの PM510 などを世に送り出したものの経営不振に陥ってロジャーズに身売りし、 ポリプロピレンの特許もロジャーズのものとなった。

LS5/8 として民間に売られた多くもロジャーズのブランドで出たのである。

Audax HD13D34H 3.4センチのシルクドームツイーター


ここで少し、ウーファー用のコーンの材料について書きます。

昔からク ルトミューラー社やピアレス社など、コーン紙の専業メーカーがあって独自のノウハウを持ってきたわけですが、湿気等を含めた材料の安定性を模索するなかで、プラスチック系材料のコーンが登場してきました。

BBC でのプロジェクトとしては、後にハーベス社を立ち上げるダッドリー・ハーウッドが中心になって 60年代後半から開発が進められました。

その最初の世代がベクストレンです。

ベクストレンは事実上ポリスチ レン(スチロール樹脂)で、音が良かったけれども今は使われなくなったスチロール・コンデンサーなどと同じ系統の材料です。しかしこの材料はそのままスピーカーの振動板に使うと「アヒルが鳴くような固有振動音」 (アラン・ショー氏の表現)を発してしまうため、木工ボンドで知られている(ポリ)酢酸ビニールの系統のダンプ材、PVAを裏表に手塗りして使います。

前述の LS3/6モニターがその代表で、小型のモニター LS3/5a に使われたKEF製の B110 も同じです。

Spendor SP-1
BBCモニターではないが、70年代のBBCモニター系のシステムを代表するツイーターであるセレッション HF1300 を使った最終世代とも言えるスピーカー。
ウーファーが樹脂振動板のファースト・ジェネレーションであるベクストレンではなく、セカンド・ジェネレーションにあたるポリプロピレンに替わっている。
古い世代のツイーターと新しい世代のウーファーという、いわば過渡期的なめずらしい例。この後SP-1/2となり、ツイーターは別のものになる。


 ベクストレンはしばらく英国製のスピーカーで盛ん に使われますが、ダンプ材を塗ると振動板が重くなるため、さらに良い材料が模索されました。そして70年代も半ばを過ぎて、その仕事もハーウッドが(後にチャートウェル社を興すデイヴィッド・ステッピングス と一緒に)行ったのですが、乳白色がかった透明の樹脂であるポリプロピレンが選ばれます。ダンプ剤を塗る必要のない第二世代の振動板材料です。

このポリプロピレンを使ったスピーカーについて次に述べたいと思いますが、その前に世代の話を駆け足でしてしまいましょう。

ポリプロピレンの次の第三世代の材料としてハーウッドが次に注目したのは、フランスのオーダックス社が振動板への導入を進め ていた TPX という材料です。

ハーウッドがポリプロピレンの特許を手放した事情とステッピングスとの関係はよくわからないのですが、新しく着目した TPX の方は(ポリ)メチルペンテンという熱可塑性の樹脂で、高い温度にするとやわらかくなる性質があり、射出成形が可能でポリプロピレンより軽いのが利点です。

ハーウッドはこれを自身のハーベス・モニターHLタイプ W(後述)に用いましたし、ポリプロピレンとの複合材料としてはウィーン・アコースティックがXPPという名前で採用するなどして広がってきています。

ハーウッドから会社を引き継いだアラン・ショーの新生ハーベスでは再度ポリプロピレンに戻っているようですが、パテントの関係からか混ぜ物をした材料のようです。


TPX系振動板のウーファーを3センチ厚のハードメープル集成材の箱に入れて試してみる。

左はウィーン・アコースティックのウーファーで、右は ProAc 製。

ウィーン・アコースティックの方がマグネットが小さくインピーダンスも低く、フルレンジにして聞くと高域が細身で延びている。

一方 ProAc の方は若干能率が低めでインピーダンスが水平に安定しており、高いところまで行って最後に上昇するようなカーブを描いていた。しかし音の方はコーンからカーンという音に響く帯域に強調があり、その上が急に落ちているように聞こえる。

ツイーターは左が Infinity EMIT、右が Audax TW034。



Rogers DU125 ST-3 ポリプロピレン・コーンのウーファも試してみた。
インフィニティ・インフィニテシマル3やウィーンアコースティックS1 とは違い、ProAc 同様にマグネットが大きいため高域のエネルギーが上がり気味で、ネットワーク素子で上を十分にカットしなければならない。

同じマグネットでもベクストレンのようにダンプ剤で重くなったコーンの場合はハイの落ち方も大きい。

 さて、そんな BBC のモニタースピーカーの中にあって個人的に非常に欲しいと思ったモデルにロジャース製 の LS5/8(PM510)および LS5/9 というのがありました。

これが LS3/6 の次の世代を担う乳白色のポリプロピ レンを振動板に使ったウーファーを採用したモデルです。ポリプロピレンは接着に難があるものの、大変素直でありながら明るさも持たせられる優れた材料です。

ツイーターはフランスのオーダックス製1.5インチドーム HD13D34H で、やや口径が大きいながらも穏やかで素直、かつ弦の自然な艶も出るように調整されていました。

5/8 の方が30センチウーファーの2ウェイで大型であるのに対し、5/9 は20センチ・ウーファーの手頃な大きさで値段も手が届きやすく、何度も試聴して購入を夢見ました。しかし結局ツイーターをユニットで手に入れてロジャースの14センチのポリプロピレン・ウー ファーと組み合わせて自作をする迷妄へと進んでしまいました。

手に入れたユニットはウーファー側が DU125、ツイータが HD13と同型番号違いの TW034X0でしたが、最初 6dB/oct の緩いスロープで組んでみたところうまく行きませんでした。

同じSEAS のフレームに入った ProAc の XPP振動板のウーファーなどに色々変えてネットワークも作り直してみたのですが、マグネットの大きなものは高域が上昇してくるため、LS5/8 や 5/9では感じられなかったような高域のキツさが出てしまって成功とは言えませんでした。

ツイーター側ユニットの f0 近くの暴れも取りきれなかったのかもしれません。

BBCモニ ターの回路にならって18dB/octの急峻なスロープ回路にすると良いバランス点が見つけられました。ただこのツイーター、いずれにしても口径のせいか、同メーカーの1インチドームHD12(ハーベス・モ ニターHL用)よりもハイエンドの繊細さでは若干劣るように思います。

30センチウーファーの 5/8にスー パー・ツイーターとしてインフィニティのEMITでも乗せれば最高のバランスになるのではないかと思いますが。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c77

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
78. 中川隆[-12451] koaQ7Jey 2018年5月14日 20:11:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

Harbeth 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

Harbeth Monitor HL 1980

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

1977年、BBCモニタースピーカーの開発技術者だったダッ ドリー・ハーウッドが引退後に立ち上げたブランドで、日本には モニターHLがタイプV以降のモデルになって入ってきました。

タイプWはウィーン・アコースティックにも使われた透明のXPPと同じ系統の材料TPX材を着色した黒いコーンのウーファーで、ポリプロピレンに材料が移行したときの仕掛け人であるダッドリーがやはり開発に関わっていたものです。

私が持っているのは最初に入ってきたタイプVの方で、 これはBBCモニターのLS5/8や5/9と同じく、ベクストレンに代わって導入された乳白色のポリプロピレンです。

エッジはゴム製のものが使われています。

ツイーターはフランスのオーダックス HD12D25−8(手元の個体はHD12×9D25と印字)という1インチのシルクドームでした。

他にも ハーベスはより小型のモニターである MLも出していました が、日本には恐らく入ってないのではないでしょうか。


 ハーベスモニターHLは私が聞いたイギリスのダイナミック型スピーカーシステムの中では最も気に入ったものです。

BBCの似たような構造のモニタースピーカーとは違い、のびのびした躍動感がありながらナチュラルな響きで、高域も繊細に伸びています。やや中域の張った独特のバランスで明るく感じますが、特定周波数に音圧の凹凸があるわけではなさそうです。

一方で耳に痛いキンキンした帯域とその上のチンチラしたところ(4KHz以上7KHz以下)はフラットで嫌な癖がなく、さらにその上の倍音成分を再現する帯域、細かな音の輪郭に影響する帯域はしっかりと出ています。

BBCは伝統的に男性アナウンサーの声で音合わせをしてきたのだそうですが、このスピーカーの音は生の弦楽器やその合奏の音色を知っている人の微妙な調節によるのだと思えてきます。色づけを感じさせないながら、これほど音色の整えられたものはあまり聞いたことがあ りません。

BBC Monitor LS5/5

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ハーベス社のダットリー・ ハーウッドが BBC 在籍時代に完成させたスタジオ・モニタースピーカー。紙に代わって樹脂のベ クストレンが振動板材料として用いられた。ツイーターは初代のモ ニタースピーカーである LS5/1と同じで、セレッションの HF1300。


 音色の善し悪しは各部の材質よりも作り方に起因するのだと思いますが、とりあえずウーファーのコーン材料であるポリプロピレンは良いもののようです。

ポリプロピレンはダッドリー・ハーウッドと、彼 の下で働いていて後にチャートウェル社を興したデイヴィッド・ステッビングスがベクストレンに代わって着目した材料です。同じマグネットで同じフレーム・バスケットに入ったベクストレンと比べてみたこともあるのですが、紙やベクストレンのコーンに比べて適度に歯切れがよくて透明な明るさを感じさせます。

LF8MKVというこのユニットのフレームはアルミダイキャスト製で、 メイド・イン・イングランドながらロジャースの制作メーカーであるスイストーンのロゴが見えます。

ここではその 20センチのウーファーが十分な大きさのバスレフの箱に入れられていますが、実際、20セ ンチ・ウーファーに1インチ・ドームという組合せは2ウェイのシステムで最もバランスが良いのではないでしょうか。

重低音とは行きませんが、50ヘルツまでは フラットに出ているようで、スケール感も十分です。

ポリプロピレンはその後チャートウェルがパテントを譲り渡し、ロジャースを経て日本のメーカーが買ったらしいという話を聞いた後、スピーカー材料としてはあまり見かけなくなってしまいました。残念なことです。

 

Audax HD12D25-8 tweeter

 ツイーターがまた素晴らしく、色々な1インチドーム型を聞いたなか、適度な湿り気と透明さがあったメリネックス製のKEF−T27(LS3/5aに使われたもの)も良かったですが、倍音が繊細で自然な艶が美しいHD12は今もって最高のユニットだと思います。

  BBC Monitor LS3/7

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オーダックスの優れたツイータ、HD12が用いられた BBC のスタジオ・モニター。

ハーベス・モニターHLは一般市場に売り出されたものだが、BBC に納入されたものとして、モニターHLのルーツの一つだと言えるかもしれない。

Harbeth monitor HL crossover network


ネットワークもまた良くできてい るようで、調べた人によると、ツイーター側のコイルのコア剤にテープレコーダーのヘッドなどにも使われる大変お金のかかった材料が用いられているのだそうで、 材料試験に出してそれがわかったという話です。私は確認してないので材料名は伏せておきます が、バラして見るとフェライトのように黒くはないメ タリック・シルバーの薄板をラ ミネートしたコアであり、目に見えないところに色々とこだわりがあるスピーカーのようです。

schematic diagram
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 回路はツイーター側18dB/oct、ウーファ側12dB/oct の組み合わせスロープ逆相接続で、ツイーター側にはレベル調整の抵抗が入っておらず、ウーファ側は極細の線で巻かれた鉄芯入りコイル(写真右上の青いものですが、私の測定器ではインダクタンス値が計れませんでした。)を加えた変則のインピーダ ンス上昇補正回路が用いられています。

同時期のBBCモニターに用いられたネットワークよりも若干シンプルな回路に見えますが、面白いのはBBC系統には比較的珍しくウーファー側のコイルが空芯であること、また、ツイーター側の フィルターを構成するコンデンサー3個にそれぞれ別の銘柄が使われていることです。

とくに4.4uFの部分は 2.2uFのものが二つ、緑とベージュのITT製フィルムコンデンサーがパラッてあります。

こういうことは新生ハーベスの回路がメタライズド・ポリエステル・タイプによく見かける茶色いキャンディーのようなコンデンサーにすべて統一してあったりするのからすると、なんとも不思議な光景です。音色合わせのためにこうしたのでしょうか。


 キャビネットは薄めの合板で一見安物に見えるながら、内部に黒いダンプ材が貼付けてあります。東急ハンズなどで売っているオトナシートに似た外見のベタッとした薄いものです。

吸音材はスポンジで、ユニットと端子はハンダ付けされています。
音を聞いて作ったと思われる職人の技が随所に見て取れます。

  HARBETH HLCompact 7ES-3 2006

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 さて、このハーベスですが、HLで言えばタイプWまで出たところでハーウッド氏は辞めてしまい、弟子のアラン・ショーに引き継がれました。それが現在商売的に成功している新生ハーベスです。

その交代直後のHLコンパクトはツイーターがアルミ系のハードドームに変わったものの、今でも人気があるようです。 ただ、私はこのハードドームに変わって以降のものは音色が好みではなくなってしまいました。

振動板を硬い金属で作ることのメリットは、周波数が高くなったときに分割振動が出ることが防げるということです。

不規則 に振動板がたわんで部分的に違う周波数を再生するとなると、歪みが生じて特定の音色を生み出しやすいですし、球面波の形も崩れてしまいます。

ただ、理論的にはそうであっても、うまく作らないと 金属の振動板は特定の金属的な鳴きの音を混じらせる場合が多いと思います。それを積極的に音として利用する場合と理論通りに排除する場合とがあると思いますが、 布を成形して弾性剤などを塗ったり靱性のあるプラスチックで作ったりするソフトドームは初めから分割振動を利用しつつも鳴きが耳につきにくい性質があり、耳で聞いてナチュラルな音を追求する場合はソフトドームの方が作りやすいのかもしれません。

振動させないためにアルミ以外にもチタンやベリリウムなどの軽くて強い材料も ハードドームとして作られてきましたが、生楽器の 音を自然にやわらかく伝えるものは少なかったように思います。

それでも現在のモニター 7ES3はなかなか艶めかしい音を出しているようで、モニター HLと並べて聞いてはいないですが、分割振動を可聴帯域外の高い周波数まで追いやった B&W805Sと聞き比べてもよりしっとりしていながら色付けは同様に少なく、評価が高いわけがわかるような気がしました。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/harbeth.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c78

[リバイバル3] スピーカーの歴史 _ 何故、過去に遡る程 スピーカーもアンプも音が良くなるのか? 中川隆
2. 中川隆[-12450] koaQ7Jey 2018年5月14日 20:45:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

英国放送協会(BBC)


1922年(British Broadcasting Company)として放送開始。

1927年国王の特許状にもとづく公共放送「イギリス放送協会」(British Broadcasting Corporation)に組織変更。

1946年クラシック音楽などのハイカルチャーを扱う「BBCサード・プログラム(Third Programme)」開局。夕方6時から6時間の放送。

1955年 FM放送開始。


1960年代から1980年に掛けての BBC と BBCモニター・スピーカー開発者(メーカー)との濃密な関係は他には見当たらないものがあると思われます。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/858.html#c2

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
118. 中川隆[-12449] koaQ7Jey 2018年5月14日 21:01:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]
2018-05-14
北朝鮮は安倍首相とトランプ大統領が主軸になって行われた経済制裁によって経済的に追い込まれている。

北朝鮮の工作員や、北朝鮮の息のかかったマスコミやジャーナリストはしきりに「北朝鮮への経済制裁、まったく意味がない」とか「経済制裁でも何の影響も受けていない」とか言って、経済制裁をやめさせようとしていた。

中には「インフレも起きていない」とフェイクニュースを垂れ流す媒体もあった。

しかし、日米の圧力で中国までもが経済制裁をせざるを得ない状況になって「何の問題もない」という方がおかしい。

実際には北朝鮮では工場閉鎖、物価上昇、電力不足、エネルギー不足、食糧不足が慢性化していたというのは、ウォールストリート・ジャーナルの取材でも明らかになっているし、アジアプレスでも詳しく報じている。

アジアプレスでは2018年5月14日に『<北朝鮮内部>平壌市民も経済悪化に反発 配給劣化と停電で「食べ物も電気もくれない」』というタイトルで、平壌の食糧配給制さえも維持できないところにまできており、庶民層に大きな不満が吹き荒れていることを記事にしている。

経済制裁は効いている。それも、北朝鮮が国家崩壊しそうなまでに効いている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180514T1716520900.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c118

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
119. 中川隆[-12448] koaQ7Jey 2018年5月14日 21:04:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

北朝鮮は政権崩壊しないために必死になって核開発に邁進してきた。その背景には、サダム・フセインとカダフィ大佐の末路が大きく影響している。

サダム・フセインは核ミサイルを持っていなかったためにアメリカに攻められて吊し上げられて死んだ。カダフィ大佐は核放棄を公言したら崩壊して撃ち殺された。

カダフィ大佐の死は一種のショーだった。
(カダフィ大佐、撃つなと懇願するものの頭部を撃たれて死亡)

それを見てきた北朝鮮は「核兵器で政権を守るしかない」と考えたのである。

そうしなければ、フセインのようにパンツ一枚で刑務所に放り込まれているのを撮られた挙げ句に首を吊されるか、カダフィ大佐のように「撃たないでくれ」と命乞いしながら撃たれて死体をさらし者にされると恐怖に駆られたのだ。

その結果、核開発に邁進する北朝鮮だったが、その過程で何度もミサイルを飛ばしては日本を含む周辺国を威嚇して、「ミサイルを撃たれたくなければ援助しろ」と瀬戸際外交を繰り返してきた。
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c119

[近代史02] 平成バブル崩壊と ソロモン・ブラザース証券 相場師列伝3 スットン教
18. 中川隆[-12446] koaQ7Jey 2018年5月15日 06:53:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]
36. 中川隆[-12447] koaQ7Jey 2018年5月15日 06:53:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

1990年代の後半は、タイにとっては暗く陰鬱な時代だった。

1980年代後半から始まったタイの工業化と高度成長が途切れたのを見たジョージ・ソロスを筆頭とする欧米のヘッジファンドがタイ・バーツを大量に売り浴びせた。

これによってタイの通貨は大暴落し、経済も大混乱に陥った。タイ政府は必死にバーツを買い支えて一時は状況を収束させることができたように見えた。

しかし、時の首相であるチャワリット・ヨンチャイユットが勝利宣言を出すと、それがヘッジファンドを刺激して怒濤のバーツ売りが再び始まった。

タイの中央銀行はそれを支えきれずにIMF(国際通貨基金)に救済を求めた。

ところが、これが逆にタイ経済を破綻させることになる。IMFはタイ政府に政府支出の削減と利子率の引き上げを要求して厳格にそれを守ることを強制した。

しかし、この政策はタイの不景気をより深めてインフレと失業を招いた。

タイの銀行も破綻の危機に陥り、バンコク・バンクもサヤーム・コマーシャル・バンクもアユタヤ・バンクも、政府に救済を求めてかろうじて生き延びるほどの惨状と化した。
https://blackasia.net/?p=7106
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/258.html#c18

[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 1 中川隆
26. 中川隆[-12445] koaQ7Jey 2018年5月15日 07:04:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

タイがいずれ嗜好用マリファナを合法化すると私が考える理由2018.05.15


今度はタイ政府が動き出している。マリファナの話だ。

2018年5月11日付けのタイ『ザ・ネイション紙』

『GPO(政府製薬機関)が、医療目的で使用するマリファナを政府が専用の農場(ファーム)を作って分析・改良に当たる計画がある』

タイは何度も何度もドラッグ禍で社会的混乱が起きた国である。古くは中国で蔓延していた阿片がタイにも上陸していたし、1970年代はマリファナがタイ全土を覆い尽くした。

そして1990年代は欧米でエクスタシー、中国では揺頭(ヤオトウ)と呼ばれるドラッグが夜の世界で蔓延し、さらに同時代から2000年代にかけてヤーバー(錠剤型の覚醒剤)が大きな社会問題を引き起こすことになった。

ヤーバーで気が狂ったバスの運転手が乗客を乗せたまま暴走して事故を起こしたり、錯乱した男が無差別殺人を行ったり、妻の首にナイフを突き立てて籠城したりする事件が、それこそ毎日のように起きていたのが2000年代の初頭だ。(ブラックアジア:タイで、妻の首にナイフを突き立てて6時間も籠城する事件)


1980年代の後半、私はタイにどっぷりとはまったのだが、その中で印象的だったのは当時は「秘島」と呼ばれたサムイ島での出来事だった。

ここには欧米のヒッピーたちが集まって、CCRやジミ・ヘンドリックスやドアーズの音楽を鳴らしながら、マリファナを回し吸いし、マジックマッシュルームでトリップする姿があった。

私がこのサムイ島で付き合ったフランス女性は、ヘロインにも手を出していた。

(ブラックアジア:コ・サムイ。かつてドラッグとセックスの無法地帯だった島)
https://blackasia.net/?p=3314

何が起きていたのか。言うまでもない。タイには豊富なドラッグがあって、秘島サムイはドラッグ治外法権で、タイに莫大な金を落とすツーリストは「それ目当て」でタイに来ていたのである。

だから、政府も警察も現地の人々も、ドラッグの完全駆逐は望んでいなかった。今もそうだ。

かつてのサムイ島が担っていたドラッグ治外法権はパンガン島に移り、パンガン島が目立つようになると他の秘島にドラッグ・ツーリストが転々と移動していた。

2018年3月9日も、「ある島」でマリファナを回し吸いしていたとして27人が一挙に逮捕される事件が起きていた。

(ブラックアジア:ビーチとは、自由な時間・セックス・ドラッグがあるところ)
https://blackasia.net/?p=689


依然として少なからずのツーリストが「ドラッグ」を求めてタイに訪れている。そして、政府も、警察も、現地の人々もそれを知っている。これらのツーリストは金を落とす「お客様」であり、自分たちの収入源だ。

本当にドラッグがなくなったら彼らが消える。すると観光立国であるタイは干上がってしまう。だから、誰もドラッグの完全駆逐を心から願っていない。

社会問題になるほど広がればそれも困るので摘発はするのだが、ゼロにはしたくないので目をつぶるところはつぶる。そして観光客を呼び寄せて、タイに金を落とさせる。

そう考えると、『ザ・ネイション紙』が報じた『医療目的で使用するマリファナを政府が専用の農場(ファーム)を作って分析・改良に当たる計画がある』という目的がどこにあるのか分かるはずだ。

タイはマリファナをわざと流通しやすい環境にして、より観光客を呼び寄せるつもりでいるということだ。
https://blackasia.net/?p=7106
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/377.html#c26

[議論25] 駐日イスラエル大使衝撃発言 2月から、日本人とユダヤ人のDNA鑑定を行う! 上浦
7. 中川隆[-12444] koaQ7Jey 2018年5月15日 07:44:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

イエス・キリストが聖母マリアの処女懐胎によって誕生したというエピソードには、元ネタがあります。

エジプトで、永遠の処女とされる女神イシスが、太陽神ホルスを処女懐胎によって生んだという神話に基づく聖母信仰です。

ユダヤ教もキリスト教も、本来は太陽信仰の要素を含んでいたことを、精神分析学のフロイトが指摘しています。彼はユダヤ人知識階級の大学者ですから、間違えることはまずないでしょう。

処女懐胎のエピソードは、高句麗国の始祖である朱蒙や明姫の生誕の神話にも見られる、太陽信仰特有のものみたいです。明姫の生誕を祝う非公開神事は今も当家が伝承しています。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1195894356

http://www.asyura2.com/07/dispute25/msg/231.html#c7

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
84. 中川隆[-12449] koaQ7Jey 2018年5月15日 08:04:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13972]

WE300Bの「フェイクチューブ」について - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年05月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e575bb756db27d55cedc9414a9bea43b


アメリカのトランプ大統領が敵対するメディアに対して使う言葉「フェイクニュース」がすっかり御馴染になったが、今回は「フェイクチューブ」について述べてみよう。

真空管「WE300B」(アメリカ)といえば、このブログの読者なら耳にタコができるほど聞かされてきたようにたいへんな高額で知られる出力管である。

何しろ古い刻印もの(1940年代前後の製造でベースに刻印が打ってある)で程度のいいペアなら100万円近い額で取引されているほどで、これが1950年代のオールドとなるとぐっと下がって50万円前後となる。

それでもメチャ高いといえるが、その一方、万一購入できたとしてもその能力をフルに引き出すためにはマッチングしたインターステージトランスの選択など独特のノウハウがあって、アンプの製作者にとっても非常に「手強い球」として知られている。まさに一難去ってまた一難。

我が家には息も絶え絶えの1951年製が2本あって、「どうか寿命が尽きませんように〜」と、毎日手を合わせて祈りながら聴いている(笑)。

これがその「WE300B」だが、ちょっと小さくて見にくいが両方とも製造番号が「139」とプリントされている。後述のように、これは「1951年第39週」に製造されたことになる。

このうちの1本はなぜか音が出なくなったのだが、いつぞやのブログで紹介したように我が家の主治医「北国の真空管博士」の秘技「電極叩き」によって見事に息を吹き返してくれた。しかも無料で!

もう博士の方角には足を向けて寝られない(笑)。

そういうなか、同博士からつい先日次のようなメールをいただいたので博士のご了解のもとに紹介させてもらおう。

「WE300Bのフェイクチューブ(ベースのプリント偽装&箱の偽造)がヤフオクに出品されています。このWE300Bの正体は、1988年製造のWE製と思われます。

ベースのプリントはUSN−CW−300Bとなっていて海軍(USーNAVY)向けに偽装しています。

質問による回答を見ますとデートコードは876となっていますが、WEの3桁コードで876は有り得ないコードなのです。

WEの3桁コードは最初の1文字が0〜6までが1950〜1956年を意味します。7〜9までが1947〜1949年を意味します。2文字目と3文字目は製造週を意味します。1年は52週ですから01〜52以外にありえないのです。

WEの流儀に従えば1948年76週の製造ということになります。箱は紙の質がWEのものとは全く異なります。

このWE300Bを1988年製とする根拠として、

@下部マイカ全体に絶縁対策のマグネシアが塗布してあること。

A管壁と上部マイカの間のスプリングマイカの形状が短冊状であること。

Bゲッタが細いリング状であること。

以上の特徴を同時に備えているのは1988年製以外にはないように思います。

どこかのブローカーがせっせと偽造したもので出品者は知らずに出品しているのかもしれません。」

以上のとおりで、いつもながら同博士の微に入り細にうがった観察眼に驚くが、つまるところ「1988年製」の球を定評のある「USN−CW」に偽装しているというわけ。

前者だってれっきとした本家本元のWE製なので何もわざわざ偽装しなくてもと思うのだが、希少価値というかそういうものに釣られて高値で購入される方がいるのだろう。

それでも「フェイクチューブ」と知って購入されるのならそれでいいのだが、事情をご存じない方が、嬉々として「USN−CW」を手に入れたと思われるのならこれは悲劇である。まことにお気の毒〜。

なお、WE300Bは1988年製をもっていったん製造が中止されたが、1990年代半ばごろから熱烈な要望に応じて再度生産されたものの、これらは非常に故障が多いことで知られている。

中には不良品としてはじかれたものをアメリカのブローカーが手に入れて抜け目なく市中に出回らせているらしい。これらも結構なお値段で取引されているが、いいものに当たればそれでいいが、まずは手を出さない方が無難だとマニアの間では言い尽くされている。

老婆心ながら「WE300B」に限らず高価な真空管を購入するときは、まずは専門家の意見を拝聴するのが得策だと申し添えておこう。

最後に、この「WE300Bのフェイクチューブ」は1988年製の相場よりも明らかに高値で落札されていた(13日夜)。やっぱり・・・。

ただし、どうやら落札したのは投資目的の「中華系の代理入札業者」らしい(博士)。

名門「ウェスタン」と名がつけばダボハゼのように飛びつくことで知られているが、そういう類ならあまり同情心が湧かないね〜(笑)。

ただし、再度オークションに出品される可能性があるのでそのときはご用心!
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/e575bb756db27d55cedc9414a9bea43b

ヤフオク! - 「300B 真空管」の検索結果
https://auctions.yahoo.co.jp/search/search;_ylt=A7dPFlKeFfpaBX8A7J1APDh8?p=300B+%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1&aq=-1&oq=&fixed=0&ei=UTF-8&tab_ex=commerce&auccat=&slider=0&x=0&y=0

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c84

[昼休み54] GHQによって抹殺された歴史

GHQが日本人に封印した歴史を読む〜〜イギリスとインド・中国 2012.02.18
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-156.html


前回の記事で、GHQ焚書である菊池寛の『大衆明治史』に書かれている文章を紹介した。

今回は、GHQが終戦直後から実施した検閲に引っかかって、抹消された文章を紹介しよう。

アメリカのメリーランド大学にあるマッケルディン図書館に、プランゲ文庫といってGHQの検閲官が検閲したゲラ原稿の資料が持ち帰られて保存され、マイクロフィルム化されて誰でも自由に閲覧ができるようになっているそうだ。このプランゲ文庫を5年間にわたり調査して、日本の歴史がいかにGHQによって歪められたかを紹介した本がある。

抹殺された大東亜戦争


『抹殺された大東亜戦争〜〜米軍占領下の検閲が歪めたもの』(勝岡寛次著:明成社)
https://www.amazon.co.jp/%E6%8A%B9%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E4%BA%9C%E6%88%A6%E4%BA%89%E2%80%95%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E5%8D%A0%E9%A0%98%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%A4%9C%E9%96%B2%E3%81%8C%E6%AD%AA%E3%82%81%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE-%E5%8B%9D%E5%B2%A1-%E5%AF%9B%E6%AC%A1/dp/4944219377


という本がこれから紹介する本なのだが、プランゲ文庫を引用する場合は検閲官が当初の論文のどの部分を削除したかがわかるようにして近世以降の日本史を纏めておられる。この本と他の本を対比すると、占領軍がどんな歴史を日本人の頭に叩き込みたかったが誰でもおおよそ見当がつく。

GHQの検閲

私もこの本を読むまでは、スペインは中南米でインディオを大量に虐殺してひどいことをしたが、イギリスやアメリカは比較的うまく植民地を統治したと思っていた。しかし、実態はイギリスもアメリカもスペインと似たり寄ったりである。
わが国に近いアジアの歴史を調べてみると、インドや中国で起こったこともかなり悲惨な状態であったのだが、そのことを戦後のわが国にどれだけ知らされているのだろうか。

ラス・ビハリ・ボース

勝岡氏はこう書いている。
「西欧の植民地化により、最も悲惨な状態に貶められたアジアの国はどこだろうか。それはインドである。『かって世界最富の国であった印度で人々は今日骨と皮のみの生活を送っている』という悲痛な叫びに始まる、インド独立の志士ラス・ビハリ・ボースの書『インドは叫ぶ』を一読すれば、このことがはっきりわかる。
 インドはイギリスの統治下に入るや、それまでに経験したことのないような大飢饉に見舞われる。1770年のベンガル大飢饉が最初であった。この時の死者1千万人。次いで19世紀前半に死者140万人、19世紀後半には死者2千万人、20世紀初頭には1千万人がやはり大飢饉によって死亡する。而してこれがイギリスのインド植民地統治に由来するものであることは、イギリス人自身が認めることであった。
 …
 『英国侵入前の方がインド人は富み栄えていたのである。1750年頃までインドの村落には必ず学校があり、人口の6割は読み書きができたのである。然るに今日9割すなわち3億2千万が文盲であって、過去150年間読み書きなしえたものの総数は2260万にすぎない。かかる英国が果たしてインドを統治するに適するであろうか。(チャールス・ラッセル)』」(『抹殺された大東亜戦争』p.92-93)

一方、市販されている高校用の教科書『もう一度読む山川世界史』では、1757年のプラッシーの戦いで、イギリス東インド会社がベンガル地方政権とフランスの連合軍に勝利して、インド侵略の足場を固めた。当時はムガル帝国の衰退期で、イギリスは内陸部に容易に進出できたことに続けてこう書いている。

「イギリスの支配は、インド社会を大きく変えた。安い機械織り綿布の輸入によってインドの古くからの木綿工業は大打撃をうけ、また綿花・藍・アヘン・ジュートなどの輸出用作物の栽培、商品経済の浸透、あたらしい地税制度の採用などにより、伝統的な村落社会が崩れた。一方、植民地支配を行うため資源開発や交通網・通信網の整備がなされ、イギリス流の司法・教育制度が導入された。思想面では、カースト制の否定や女性地位改善などのヒンドゥー教近代化運動がおこった。」(『もう一度読む山川世界史』p.187-188)

ラス・ビハリ・ボースや英国人チャールス・ラッセルの文章と同じ時代のことを書いているにもかかわらず、あまりにもギャップがあると誰しも思う事だろう。
次の勝岡氏の記述を読めば、おおよその背景を理解することができる。

「…(プラッシーの戦いで)インド全域における覇権を確立した。しかし、イギリスにとって、インドとの貿易は当初は割の合わぬものであった。インド産綿織物に対するイギリス国内需要は着実に増大しつつあったのに対し、イギリス産の毛織物はインド国内や支那ではさっぱり不評で捌けなかった。支那産の茶もイギリス人の日常必需品に成長し、需要は激増したが見返りの商品をイギリス側は欠いていた。この結果、大量の銀がイギリスから支那へと流出し、イギリス側を慌てさせたのである。
 だが、この問題はこうして解決された。東インド会社は1765年にベンガル地方の徴税権を獲得し、それまで3割であった地租を、6割から8割にも引き上げ、茶の購入資金に流用したのである。…
イギリス東インド会社は、こうして単なる貿易会社からインド人を搾取する権力機構へと、その性格を一変させた。だが、これではインド人は食べていけるわけがない。餓死者1千万人を出したインド史上初のベンガル大飢饉(1770)はこうして発生したのである。」(『抹殺された大東亜戦争』 p.94-95)

『もう一度読む山川世界史』の記述では、誰もイギリスが酷いことをしたようには読めず、むしろ高度な文明をインドに齎したかのような印象を受ける。
山川世界史の「あたらしい地税制度の採用」などという記述を読んで、地租が倍以上に跳ね上がった事実を想像する人は皆無だと思うし、また「イギリス流の教育制度が導入され」たという記述で、文字が読める人口の比率が6割から1割に激減した事実を、誰が読み取れようか。「イギリス流の教育制度」といっても、大多数のインド人は文盲のままで放置されていたのだ。これではインド人は、ほとんど奴隷のようなものではなかったか。今の教科書に書かれていることは綺麗ごとばかりで、これでは本当に何があったかが見えて来ない。

防衛省OBの太田述正氏のブログを読むと、イギリス統治下になってからインドが凋落したことが、数字の変化を読むことでよく理解できる。
http://blog.ohtan.net/archives/51006404.html
http://blog.ohtan.net/archives/51007300.html

「1700年の時点を振り返ってみれば、支那とインドは併せて世界のGDPの47%を占めていたと推計される一方で、西欧(含むブリテン諸島)の推計値は26%に過ぎなかったのです。
 1870年には支那とインドを併せたGDPの世界のGDPに占めるシェアは29%にまで落ち込み、その一方で西欧(含む英国)シェアは42%へと上昇した」
「1757年には、英東インド会社が報告書の中でベンガル地方のムルシダバードについて、『この都市はロンドンのように広くて人口が多くて豊かだ』と記したというのに、1911年にはボンベイの全住民の69%が一部屋暮らしを余儀なくされるようになっていました。(同じ時期のロンドンでは6%。)1931年には74%にまでこの比率が高まっています。インド亜大陸の他の大都市も皆同じようなものでした。」
「東インド会社の搾取と自然災害によって、ベンガルで1770年に大飢饉が起きるのですが、その際、同会社が減税どころか増税を行い、穀物の放出どころか強制買いだめを行ったため、前述したように120万人もの死者が出たのです。やがて、東インド会社は、イギリスの大土地所有制に倣って、支配下の地域に大土地所有制(ザミンダール(zamindar)制)を導入し、大土地所有者を東インド会社の藩塀としました。この過程で、2000万人にのぼる小土地所有者達が所有権を奪われ、路頭に迷うことになったのです。」とある。

ベンガル大飢饉の死者の数が随分違うのが気になるが太田氏は公式発表の数字を用いたのだろう。いずれにしても、インドにおいてはイギリスの植民地となってからはイギリスに富を奪われているだけで、まるで歴史が逆行しているかのようだ。

ここまででも随分ひどい話なのだが、東インド会社は更にひどいことを始めるに至る。
インドで強制栽培させた大量のアヘンを銀塊の代わりにインドから中国に運ぶことを思いつき、18世紀末にはたちまちのうちにアヘンが中国全土に広まり、夥しい数のアヘン中毒患者を生み出した。

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清は1757年以降貿易を広東港一港に絞るなどの制限を加えたが効果なく1839年に林則徐を広東に派遣して密輸アヘンを没収し処分させた。林則徐はアヘンを清国に持ち込まない旨の誓約書を提出しないイギリスとの貿易を拒否したため、イギリスは海軍を派遣しアヘン戦争が勃発する 。
戦争はイギリスの勝利に終わり、清は1842年の南京条約によって香港を割譲、上海・寧波・福州・厦門・広東の5港開港を余儀なくされてしまう。

勝岡氏は前掲書で、GHQにより抹消された阿片戦争に関する次の論文の記述を紹介している。この論文は『国際法外交雑誌』昭和21年5月号に掲載予定であった植田捷雄『南京条約の研究』のゲラ原稿の一部だが、紹介箇所は検閲官により全文抹消されている。

阿片戦争2

「併し、本来アヘン貿易の杜絶を恐れるの餘り英国が支那に挑んで戦いを開いたのが阿片戦争であることは既に論決した通りである…。唯、流石の英国も阿片といふ有害物を支那に強要するために開いた戦争であるとは公然に主張し得なかったと見え、パーマストーンは清国宰相に宛てた書簡に於いて林則徐の処置を以て『国際法に違背し、英国官吏が当然に受くべき尊敬を無視した』不法監禁なりとし、(中略)英国政府は焼棄せられたる英国商人の阿片に対する賠償を支那政府より要求するなりとしている。併し、林の処置が支那の禁令を破って密輸入された阿片の提供を要求し、英国商人がこれに従わざりしためその反省を促す目的を以て行なわれた監禁であることも既に述べたところである。…。故にこれを以て不法監禁なりとなすことはあたらない。(中略)」(『抹殺された大東亜戦争』 p.96)

またこの論文のゲラ原稿で、南京条約による香港の領有に関する記述についても、全文抹消されている。

「英国人は常に英国がかかる香港の領有によって支那に於ける領土侵略の先鞭を着けたといはれることを嫌ひ、彼らはこれに対する反駁の語として必ず英国の終始変わらざる政策は香港を通じて通商上の利益を擁護し発展せしむるに在りといふのである。…併し、これ等の言は…必ずしも香港領有の真相を語れるものとは考へられない。…。ボッチンヂャーは本国の命令を堅持して勇敢に武力弾圧の政策を行ひ遂に南京条約を通じて香港を明白成る海軍根拠地たらしめ、施政の方針は完全なる植民地を目標とするものとなった。南京条約後、香港が正式に皇領植民地に編入せられたのは即ちこれがためである。」(同上p.96-97)

マッカーサー

こんな論文がGHQの検閲により抹消されているのだが、その理由は「英国批判(critical of Britain)」と記されているのだそうだ。
書かれていることが史実であっても、こんなレベルの表現までが日本人に読ませないために検閲で抹消の対象とされていたことを知るべきだと思う。
前回の記事に紹介したが、GHQの検閲基準は次のURLに書かれている。この基準を読めば、当時のわが国においては戦勝国に対する批判が不可能だったことが誰でもわかる。
http://www.tanken.com/kenetu.html

果たして真の文明はキリスト教を奉じる国にあったのか、それともその武力の前に支配されたアジアの国にあったのかという問いは、今なお検討に値する問題であるのだが、シカゴにおける万国宗教大会席上でインド代表が述べた演説の邦訳を『理想日本』という雑誌(昭和22年6月)に掲載予定のゲラ原稿も、GHQが全文削除している。

「諸君は我々の国に宣教師を送り来り、諸君の宗教を傳へる。我々は諸君の宗教の価値を否定する者ではない。然しながら、最近二世紀の間諸君が為す所を見るに、それは、諸君の信仰が要求する所のものと、明らかに反してゐる。諸君の実際行動を指導するものは、諸君の信仰する神の遺誡たる正義と愛の精神ではなくて、貪婪と暴力の精神である。斯くして我々は、次の判断を下すことを余儀なくされる。即ち、或は諸君の宗教は、その内面的優秀性にも拘らず、実現できないものであり、…或は諸君が余りに劣悪であるがため、実行し得ること又実行せねばならないことを実行しないのか、二者其一(ふたつにひとつ)である。何れの場合に於いても、諸君は我々と比べて、何らの優越を持たない。」

インドがイギリスから独立したのは、1947年の8月だ。まだイギリスの植民地であったインドの代表が公の場でこのような演説をしたことに驚くのだが、これはインド人にとっては宗主国のイギリスの方が野蛮国であったと発言しているようなものだ。

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GHQによる事前検閲は昭和20年(1945)9月からはじまり、ピークは8000人の検閲官が存在して、新聞や雑誌からこれから出版される本や論文の原稿、私信に至るまでを徹底的に検閲し、プレスコードにかかる記述を削除させていた。
事前検閲は昭和23年(1948)7月までに廃止され事後検閲となり、事後検閲に関しても新聞、ラジオの昭和24年(1949)10月をもって廃止されたことになっている。

昭和22年(1947)5月3日に公布された日本国憲法第21条には
「1.集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2.検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。」
とあるのだが、検閲制度が廃止されるまでの2年半はGHQは堂々と憲法を破り、検閲者も憲法違反の仕事にともに従事していたことになる。

しかし検閲が廃止されたからと言っても、わが国の言論が自由になったわけでもなさそうだ。歴史的事実でありながら日本人に知らされないことが今も多すぎはしないか。
検閲制度は実態的にはその後も続き、今も外国勢力などによって維持されているのではないだろうかと思うことがよくある。
次のURLで、大手マスコミで報道されない事件などのリストがでているが、このリストを見てなぜこういうことが今も続くのかを是非考えて頂きたいと思う。GHQの検閲基準は検閲者がいなくなった今も、外圧を避けるための組織内の自己検閲やスポンサーなどの圧力によって実質的には部分的に機能しているのではないか。
http://blog.livedoor.jp/waninoosewa/archives/975894.html

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次のURLで、自らが検閲官であったことを自著『鎮魂の花火輝け隅田川』『ああ青春』で公表した横山陽子さんの対談(『諸君』平成16年1月号)が読めるが、彼女の父が現金で500円しか現金で給料がもらえなかった時代に18歳の時の横山さんの最初の月給が450円で、上級になったときは家族が養えるくらいの3000円をもらい、昭和23年に結婚して仕事を辞めるころには8000円も貰っていたし、辞めてからも差額を3か月頂いたというのは驚きだ。
ちなみに、横山さんが通った日本女子大の授業料は昭和21年で年間300円、その後インフレで3000円になったというのだが、それでも検閲官の待遇が良かったかがよくわかる。
http://nishimura.trycomp.net/works/010-2.html

他に、英文学者の甲斐弦氏が書いた『GHQ検閲官』という本がある。この本もご自身の検閲官の体験を綴ったもので、日本軍の行動を賛美したものも非難したものもいけない、マッカーサーを賛美したものも罵ったものもいけない、占領軍を歓迎したものも批判したものもいけないというように、そのような話題を書くこと自体が手紙などの検閲の対象とされていたというのだ。

ところでピークは8000人いたという検閲官のメンバーはどのような人物で、その後はどのような職業に就いたのであろうか。残念ながら過去検閲に携わったことを公表した方は上記2名のほかには数えるほどしか存在しないようである。
外国籍の日系人が検閲官にかなりいたことがわかっているが、日本人も相当数がいて、そのなかにはマスコミや教育界や官僚の重要なポストに就き、あるいは政治家となって、わが国の国益に反する活動をし続けてきたのではないだろうか。あるいは、単純に外国やスポンサーの言いなりになっているという事なのだろうか。
ひょっとすると、GHQが国内要因と外圧要因の両方を残して、その後も検閲が実質的に継続される仕組みを作っておいたのかもしれないが、そうでも考えないと今日のマスコミの偏向報道や教科書や教育等の偏向傾向を説明し難いと思うのだ。

せめて、他国では常識となっているレベルの知識は国民にしっかり伝え、広めていかなければ、今後わが国から世界レベルで活躍する政治家やジャーナリストが出てくるとはとても思えない。
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-156.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/176.html

[昼休み54] GHQによって抹殺された歴史 中川隆
1. 中川隆[-12448] koaQ7Jey 2018年5月15日 08:19:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13972]

GHQが日本人に封印した歴史を読む〜〜ペリー来航 2012.02.23
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-157.html


嘉永6年(1853)6月に、アメリカ東インド艦隊司令長官ペリーの率いる4席の軍艦が、江戸湾入口の浦賀の沖に姿を現した。
ペリーは何のためにわが国に来たのか。市販されている高校教科書『もう一度読む山川日本史』にはこう書かれている。

ペリー来航1

「そのころアメリカは、北太平洋での捕鯨や太平洋を横断して中国にいたる新しい貿易ルートを開拓するために、日本の港で食料や燃料を補給する必要を感じていた。このため上陸したペリーは、開国と通商をもとめるアメリカ大統領の国書を幕府側の役人に手渡した。」(『もう一度読む山川日本史』p.209)

と、まるで野心のかけらもないような書き方になっている。これでは江戸幕府がなぜあれだけ抵抗したかが見えてこないし、なぜペリーがかくも強硬であったかという事がわかるとは思えない。その魂胆がどこにあったかという肝心な点については教科書には何も書かれていないのと同じだ。

前回の記事で紹介した勝岡寛次氏の『抹殺された大東亜戦争』に『ペルリ提督日本遠征記』の重要な部分が引用されている。

ペリー

「…若し日本政府が本島内にかかる[捕鯨船の避難・給水用の]港を許與することを拒否せば、且若し軍隊と流血とに頼ることなくしてはそれを獲ること能はざりせば、吾が艦隊は、先づ最初に日本南部の一二の島内によき港を手に入れ、水と食料とを獲るに便利なる所に集合地を確立し、而して親切温和なる待遇によって住民を待遇し、彼等と友好を結ぶやう努力することこそ望ましく、またかく望むことは誠に當然ならん。(中略)

…大英国はすでに東印度及び支那の諸海灣に於て、最も重要なる地點を占有し居れり。殊に支那の海灣に於て然り。

彼等はシンガポールをもつて西南の門戸を、他方香港によつて東北の門戸を制扼[制圧]し、…海洋上に於ける莫大なる通商を壟断制御する力を有すべく…

幸に日本及び太平洋上のその他の多くの島々は、未だこの『併呑』*政府に手を觸られずして残れり。而してそのあるものは、合衆国にとりて重大となるべき運命を有する通商路の途中に横たはるものなれば、時を移さず十分なる数の避難港を獲得するために積極的方策を採るべきなり。」(『抹殺された大東亜戦争』p.114-115) *イギリスのこと

この引用部分は、ペリーが日本に向かう途上で記した海軍長官宛書簡(マデイラ発1852年12月14日付)であるが、軍隊を派遣してでも日本領土の一部を占有する意図が明らかだ。

また同上書に、日米和親条約締結後にペリーが本国政府に提出した報告書も紹介されている。ここでペリーは、小笠原諸島を植民地にする考えであることを明確に述べている。

「余の計画は、小笠原諸島の主島(父島)の内ロイド港に、一植民地を建設することとなし、その主権については今後の討議に附せられるべきである。」(同上 p.115)

ペリーは、中国に向かう戦略上の日本列島の要衝の地を、イギリス政府が触手を伸ばす前に力づくで抑えようという考えなのだが、アメリカの方針も同様のものであったはずである。
そのことは、ペリー来航までのアメリカの年表を見れば見当がつく。

1845年 テキサス併合
1846年 オレゴン併合、米墨戦争勃発
1848年 米墨戦争終戦 メキシコよりテキサス、ニューメキシコ、カリフォルニアを取得
1849年 ハワイと和親条約締結
1853年 アリゾナ南部をメキシコより買収、ペリーが浦賀に来航

と、ペリー来航の直前のわずか8年間に北米大陸の西半分を獲得し、現在の米国の領土をほぼ手中に収めている。しかもその領土の奪い方はひどかった。

たとえばテキサスは、もともとはメキシコの領土であったが、黒人奴隷を使役するプランテーションを経営するアメリカ人移民が、綿花栽培の土地を求めて続々とテキサスに移住し、勝手にメキシコからの独立を宣言する。

アラモ砦

それを制圧するために、メキシコ軍がアラモ砦に立て籠るアメリカ人入植者を襲撃し、銃撃戦の末にアラモ砦は陥落する。
アメリカはそれを口実とし「リメンバー・アラモ」をスローガンにしてメキシコに宣戦布告し(アラモ砦の戦い)アメリカが勝利した。

1836年にメキシコ領テハスはテキサス共和国として独立し、その後米国が1845年に併合する。

翌1846年にテキサスを巡り再度アメリカとメキシコとが戦うも(米墨戦争)アメリカが勝利し、メキシコから広大な領土(テキサス、ニューメキシコ、カリフォルニア)を奪い取ったという流れだ。


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アメリカ領土拡大

北米大陸をほぼ手中にした後は、アメリカの領土拡大は西に進むしかない。たまたまカリフォルニアで砂金が発見されたことからゴールドラッシュを生み、西へ西へという辺境開拓の勢いはさらに強まった。
こんな時期にペリーが浦賀に来航することの意味は、普通に考えれば日本領土の侵略目的しか考えられない。

ちなみにアメリカは、19世紀以降キリスト教宣教師を通じてハワイ王朝への影響力を強め、先住民の伝統文化や儀式を邪教として排斥し、ペリー来航の翌年である1854年にはカメハメハ三世に対して併合要求を突き付けている。

また朝鮮に対しては1866年にアメリカの武装商船ジェネラル・シャーマン号が朝鮮に不法侵入し民間人の虐殺や略奪を働いたため朝鮮側の報復により焼き討ちされた事件があった。

1871年にアメリカはジェネラル・シャーマン号事件の謝罪と通商を要求し、アジア艦隊に朝鮮襲撃を命令し、極東艦隊司令長官ロジャースは、5隻の軍艦を引き連れて江華島に現れ、陸戦隊を上陸させているのだが、このような史実は勝岡氏の著書を読んで初めて知ったことだ。

このようなアメリカの侵略の歴史を知らずして、幕末以降の時代を正しく理解できるとは到底思えないのだが、そういう史実を書いた論文がGHQによって抹消されている。

次の文章は『中國評論』の昭和21年6月号に掲載予定であった、石濱知行氏の「中國民主化と米國の役割」という論文だが、引用部分がすべてGHQにより削除されている。

「ハワイ及びフィリッピン併合よりも三十年前に朝鮮に着目し朝鮮の江華灣に艦隊を入れて、『四八一門の大砲を有する五要塞を破壊し、五〇の軍旗を奪ひ、二五〇名の朝鮮兵士を殺し多数の負傷者を出す』(モーズ、支那帝国の國際關係、七頁)ことによつてはじめてアジア大陸に延びたアメリカ資本主義は『門戸開放・機會均等』によつて列國の對中國政策に割り込み『領土保全。中國獨立』政策によつて日本帝国主義を廢除し、いまや『中國民主化』のスローガンによつて漸く多年の収穫を刈り取らんとしつつある。」(同上書p.116-117)

要するにGHQは、日本人にアメリカの侵略の史実を歴史教科書に書くことを許さなかったし、今もその記述はタブーとなっているということなのだ。

次に紹介するのは、『文芸春秋』昭和21年10月の森恭三氏の論文「『邊境(へんきょう)』の開拓」という論文で、この文章はGHQによる検閲で全文が削除となっている。

「ゴールド・ラッシュ、人口の大移動は、新大陸横断鐡道の建設を刺戟した。何萬といふ支那人苦力によつてきづかれたユニオン・パシフィック鐡道がはじめて大西洋と太平洋をむすんだのは1869年のことである。(中略)」
米國人にとつては、邊境といふものは、いつも西にあつたので太平洋岸にいたるまで開拓しつくし、その岸になつて、あたらしい邊境を物色するときも、自然、その眼は西にそそがれた。だから、太平洋への關心は、米國として、ある意味では、歴史的因縁といへよう。

まして、對支貿易は、クリッパー帆船の昔から、もつと有利な商賣として、ニユーイングランドから南米の南端を迂回する航路が開かれてゐた。ニ大洋の結合、支那にいたる距離の短縮…が至上命令とされるにいたったのも、自然の勢であつた。」(同上書p.112)

アメリカの究極の狙いは中国のマーケットにあったのだが、当時の中国は既に英国が大西洋航路で利権を押さえており、それに対抗するためには、アメリカは太平洋航路を開拓するしかなかった。その目的を達するためにアメリカには、ハワイも日本も必要であったというわけである。

勝岡氏の本を読んで驚いたのだが、太平洋戦争で日本が敗れた1945年8月14日付のニューヨーク・タイムスの社説にはこう書かれていたのだそうだ。
「我々は初めてペルリ以来の願望を達した。もはや太平洋に邪魔はいない。これで中国大陸のマーケットは我々のものになるのだ。」(同上書p.113)

このニューヨーク・タイムスの社説は、アメリカ人の本音なのだと思う。
しかしこのような社説を即座に理解できるようなアメリカの世界侵略の史実を知る機会が、今までほとんどなかったのは私ばかりではないだろう。
日本人には未だに意図的に知らされていない歴史があるということであり、その意味では戦後はまだ終わったわけではないのだと思う。

列強地図
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私が学生だった頃には欧米列強が世界を侵略し植民地化した地図が教科書に掲載されていた記憶があるのだが、今の教科書にはこのような地図がなくなっているのに気が付いた。第二次世界大戦が行われていた時は、日本のほかに独立国の体裁を維持していたのは、辛うじてタイとかエチオピアぐらいしかなかったのではないか。そのことを知らずして、近現代の歴史を正しく理解できるとは思えないのだ。

GHQによって押し付けられた日本国憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあるが、GHQがこの考え方を日本国民に浸透させるためには、「諸国民」が侵略国であるという歴史であっては都合が悪かったのではないのか。

日本人はGHQによる占領時代以降、綺麗ごとの歴史に洗脳されてしまって、いつのまにか国民の生命も財産も裸になったも同然だ。国民の生命も財産も他国に委ねながら、自国を守ることができるというのは、過去の侵略の歴史に照らせば幻想でしかない。

アメリカのテキサス併合の手口を振り返ると、アメリカはまずテキサスに移民を送り込み、それからアメリカ移民がメキシコからの独立を宣言し、アメリカ軍が動いてテキサス国の独立を成就させ、その後にアメリカに併合させている。
この手法ならその気にさえなれば、今の日本の領土を奪うことは決して難しくはないだろう。

領土問題は、決して尖閣諸島や竹島だけが問題なのではない。
バブル崩壊以降の経済施策に問題があったのだと思うのだが、地方の多くは若い世代が生計を立てることが厳しく、高齢化・過疎化が進むばかりだ。特に小泉改革以降は、地方の経済がさらに縮小し、国土面積の大半が過疎化・高齢化していくのに有効な対策が講じられていない。
もしわが国が地方の過疎対策として大量の外国人移民を受け入れて、さらに参政権まで認めたらどういう危険なことが起こり得るかは、過去の歴史を知っていれば容易に想像できるはずなのだが、欧米列強や中国による侵略の真実を国民に学ばせず、マスコミもそれを広めようとしない。

吉田茂

自民党を作った吉田茂が「歴史に学ばない国民は滅びる」と言ったそうだが、日本人の大半はGHQによって封印された歴史を知らないだけではなく、戦勝国にとって都合の良い歴史観に洗脳されてしまっており、その洗脳を解くことは容易なことではないだろう。

今の日本人はまず洗脳を解かなければ真実に近づけないという意味で、「歴史に学ばない」国民よりもなおさら危険な状態にあるとの認識が必要であると思う。
日本がチベットやウイグルのようにならないことを祈るばかりである。
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http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/176.html#c1

[昼休み54] GHQによって抹殺された歴史 中川隆
2. 中川隆[-12447] koaQ7Jey 2018年5月15日 08:24:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13972]

幕末の動乱期にわが国が独立を維持できた背景を考える〜〜GHQが封印した歴史 3 2012.03.11
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-158.html


嘉永6年(1853)6月に、アメリカ東インド艦隊司令長官ペリーが軍艦4隻を率いて浦賀に来航し強硬な態度で幕府に開国を迫り、翌年にその圧力に屈して日米和親条約を締結し、寛永16年(1639)以降200年以上続いた鎖国体制は終りを告げた。
その後、和親条約により下田に駐在したハリスの強い要求に応じて、江戸幕府は安政5年(1858)に日米修好通商条約に調印した。

ハリス

この幕府の決定が反対派の公家・大名や志士達を憤激させた。大老の井伊直弼は自らの政策を推し進めるとともに反対派を大弾圧し、徳川斉昭、松平慶永らは蟄居させられ、吉田松陰や橋本左内らの志士は刑死させられた(安政の大獄)のだが、その後も国内に反幕府勢力が燎原の火のごとくに広がっていく理由が教科書を読んでもわからなかった。
私の感覚だと、国家の最高権力である徳川幕府が大弾圧を加えたのならば、普通の国なら反対勢力はそれ以降は下火になっていくのではないかと思うのだが、そうとはならず、むしろ公然と広がっていった。
しかしながら、反幕府勢力が無秩序に広がって国論が四分五裂することもなかった。もし国論が割れていれば、欧米列強による分裂離間策でインドやインドネシアと同様に植民地化への転落すらあり得たと思うのだが、なぜ出身地も立場も考えも身分も異なる者同士が力を合わせて、独立国家を堅持することができたのか。
誰かが強力なリーダーシップをとらないとそのようなことはありえないと考えていたのだが、一体どういう経緯があったのだろうか。

学生時代に歴史を学んだ時は、「尊王攘夷」というのは偏狭な排外運動だったとイメージしていたのだが、以前紹介した勝岡寛次氏の『抹殺された大東亜戦争』によると、攘夷の急先鋒であった水戸藩主徳川斉昭は、終局的には開国・通商はやむなしと当初から考えており、国民の士気を鼓舞し充分力を蓄えてから開国に転じるという考え方であり、頑迷固陋なものではなかったようだ。

西郷隆盛

また西郷隆盛も「尊王攘夷というのはネ。ただ幕府を倒す口実よ。攘夷攘夷といって他の者の志気を鼓舞するばかりじゃ。つまり尊王の二字の中に倒幕の精神が含まれているわけじゃ」と、有馬藤太に語った記録が残されている。(『有馬藤太聞き書き』)
つまり「尊王攘夷」は愛国心を鼓舞して、開国路線をとった幕府を倒すためのスローガンとして使われたという側面もあったのだ。

以前、私のブログで孝明天皇のことを書いたことがある。孝明天皇は天保2年(1831)に生まれ、弘化3年(1846)に父・仁孝天皇の崩御を受けて即位した第121代の天皇で、その次の天皇が明治天皇である。
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-159.html

教科書には、孝明天皇の妹の和宮を将軍徳川家持の夫人として迎えて公武合体を推進し、幕府の権威の回復を図ったことと、強固な攘夷論者であったことくらいしか書かれていない。

孝明天皇

ずっと長い間、私も孝明天皇は偏狭な攘夷論者のイメージが強かったのだが、勝岡寛次氏の著書に紹介されている孝明天皇ご自身の勅書を読んで考え方が改まった。誰でもこの勅書を読むと、維新に至る幕末の志士達を多く輩出させた背景には、孝明天皇の存在が大きかったことに気が付くのではないだろうか。

しばらく勝岡寛次氏の解説を引用する。

「孝明天皇陛下の攘夷論は、遠く印度の運命に想いを馳せながら、欧米による日本植民地化の回避といふ一点の工夫に発し、又其処に尽きてゐたのであって、西洋人への生理的な「毛嫌い」といふやうな浅薄な次元のものでは決してなかった事を、天皇陛下の時局御軫念の勅書[所謂「御述懐一帖」、文久二年(1862)五月十一日付]は、或いは若き将軍徳川家茂に下された勅書[元治元年(1864)正月二十一日付]は、明示して余りあるからである。

…惟に因循姑息、旧套[旧来のやり方]に從ひて改めず、海内[国内]疲弊の極[結果]、卒(つひ)には戎虜(じゅうりょ:外国人)の術中に陥り、坐しながら膝を犬羊[西洋人]に屈し、殷鑑遠からず、印度の覆轍(ふくてつ:二の舞)を踏まば、朕實に何を以てか先皇在天の神靈に謝せんや。若し幕府十年を限りて、朕が命に従ひ、膺懲(ようちょう)の師[懲らしめの軍隊]を作(おこ)さずんば、朕實に斷然として神武天皇神功皇后の遺蹤(いしょう)[前例]に則り、公卿百官と、天下の牧伯[諸侯]を師(ひき)ゐて親征せんとす。卿等其(それ)斯(この)意を體(たい)して以て報ぜん事を計れ。(時局御軫念の勅書)

…然りと雖も無謀の征夷は、實に朕が好む所に非ず。然る所以の策略を議して、以て朕に奏せよ。朕其(その)可否を論ずる詳悉、以て一定不抜の國是を定むべし。(中略)嗚呼、朕汝と與(とも)に誓て哀運を挽回し、上は先皇の霊に報じ、下は萬民の急を救はんと欲す。若し怠惰にして、成功なくんば、殊に是朕と汝の罪なり。(徳川家茂に賜はれる勅書、同上)

明治維新とは、この孝明天皇の身命を擲(なげう)った驚くべき御覚悟に打たれた将軍家茂が、雄藩各藩主が、各藩士が、そして志士が、幕府といふ其れまでのパラダイム(旧枠)を乗り越えて、次々に天皇と直結していった、日本国の精神的統合の全過程をば、指して謂う言葉なのである。

文久二年(1862)12月、将軍家茂は書を天皇に奉り、二百数十年来の幕府専断の誤りを公式に謝罪し、超えて三年三月には、實に二百三十年ぶりに上洛(入京)の上、君臣の名分を正して天皇に帰順した。又、これに先んずる文久二年十月から十二月に掛けて、雄藩各藩主が(長州藩・土佐藩・筑前藩・因幡藩・宇和島藩・安芸藩・津軽藩・肥前藩・阿波藩・岡藩・肥後藩・備前藩・津和野藩)、天皇の内勅を奉じて続々京に至り、やはり天皇に忠誠を誓ってゐる様を見るのは壮観である(『孝明天皇紀』)。謂はば大政奉還の5年も前に、既に事実上の天皇政府が形勢されつつあったのであり、この事は。もっともっと注目されて然るべき事と考へる。

将軍・藩主のレベルに止まらぬ。文久二年十二月、天皇は薩摩・肥後・筑前・安芸・長門・肥前・因幡・備前・津・阿波・土佐・久留米十二藩士を学習院に召し、京都内外の守備を策問し、或いは超えて文久三年二月、草莽微賤の者とても、学習院に詣(いた)りて時事を建言することを許可された。」(勝岡寛次:『抹殺された大東亜戦争』p.101-102)

竹田恒泰

「学習院」については、明治天皇の玄孫にあたる竹田恒泰氏の「皇室のきょうかしょ」に詳しいが、位の高い公家の子弟が学ぶ学校として京都御所内に設立され、文久2年(1862)の尊皇攘夷運動が盛んな折、学習院は公家衆と武家衆、そして草莽の志士たちが集う政治的な会合の場所となり、そこで攘夷決行の策が議論されたとある。

当時、公家と草莽の志士が接触することは堅く禁止されていたのだが、学習院という学問の場だけが、公家と志士が公然と会合することができる唯一の場所だったのだそうだ。
http://www.fujitv.co.jp/takeshi/takeshi/column/koshitsu/koshitsu64.html

身分の異なる者同士を一堂に集めて、わが国の進むべき道を議論できる場を「学習院」に作られたということは画期的な出来事だと思うのだが、こういう史実がなぜ広く知らされていないのだろう。

孝明天皇の国を愛する気持ちが伝わり、国を守り独立を堅持するという目的が共有されてはじめて、身分を超え藩を超えて、人々が繋がっていったということではないのか。

「草莽の志士」と呼ばれた下級武士達がなぜ身分の高い公家らとともに明治維新を為し得たか、なぜ下級武士たちが明治政府の中心勢力になりえたかは、孝明天皇の存在を抜きには語れないことだと思うのだ。

勝岡寛次氏の著書に、GHQの検閲によって抹消された論文が掲載されている。
(西谷啓治「現在における民主主義の問題」昭和21年11月『ひょうご』)

「明治維新は、萬民がその一君の赤子として、國家の全體性へ直結するといふ形で成就されたのであり、それが…各人が『国民』となったことであった。…他の諸國では、概ね、人民が貴族階級を顚(くつが)へし、力を以て政権を自らに奪ふといふ『革命』によつて、民主主義が實現され、近世國家への移行が行はれたのであるが、日本では、國家統一の肇(はじ)めから國家的な『一』の象徴であった天皇への歸一といふ仕方で行はれたのである。…

この様にして日本では、近世國家への移行は、諸外國に見られたやうな大きな擾亂(じょうらん)や流血を經ずに、短日月の間に圓滑に行はれた。その意味で明治維新は世界史の上でも稀有な出来事である。…

列強地図
https://blog-imgs-62-origin.fc2.com/s/h/i/shibayan1954/20130731072440b37.gif


言ふまでもなく當時は、列強の膨張政策が頂點に達し、南方からは英佛の勢力が、北方からは露國の勢力が、日本まで延び、日本を終點としてそこに渦巻いていた時代であつた。亜細亜の諸國はその植民地又は半植民地と化し、日本も存亡の岐路に立つたといつてよい。その際最も緊要なことは、新しい政治的中心のもとに國家全體が眞に強固な統一を形成し、國内の結果が根本から打ち建てられることであつた。といふのは、國家の滅びる場合は、概ね一方に諸外國の相對立する勢力の干渉があり、他方には國内に相對立する勢力の分裂があつて、然もその國内の對抗勢力がその敵對關係のために、共通の地盤である祖國と同胞性とを忘れ、政敵を倒すために互ひに外國の勢力と結合し、かくして外國勢力の間の闘争と國内の闘争とが一つに聯環して來る場合である。その際、諸外國のひとつが勝つ場合には、國家はその國に征服され、諸外國の間に協定が成立する場合には、國家は分断される危険がある。後の場合の適例は、曾てポーラーン[ポーランド]が三度の分割によつて滅亡した場合である。その時は国内の親露的、親普的等の黨派が夫々に諸外國と結びついて、國家を分裂させ滅亡に導いたのであつた。かかる危険の兆しは明治維新の際にも現はれてゐた。特に一方に英國と佛蘭西(フランス)の間の勢力爭い、他方に薩長と幕府との闘爭があつて、それが複雑に絡み合つてゐたのである。かかる事情のもとでは強固な統一國家の態勢を、然も長い内爭や動亂なしに出来る限り短期間に調(ととの)へることが、何よりも緊急事であつた。」(勝岡寛次『抹殺された大東亜戦争』p.104-105)

引用部分の内「言ふまでもなく當時は…」以降の文章がすべてGHQの検閲で削除されているのだが、要するにGHQは日本人が欧米列強の世界侵略の手口やわが国が短期間で統一国家の態勢を整えたことについて学ぶことを許さなかったし、幕末に欧米列国の植民地にされる可能性があったことを考えさせたくもなかったのだろう。

孝明天皇の攘夷論は「倒幕」ではなく「公武合体」の考えであったのだが、天皇親政を復活させようする過激な尊王攘夷派が多数派となり、天皇は八・一八の政変で尊王攘夷派を朝廷から一掃したのだがそのために朝廷は勢いを失い、天皇は失意の中で孤立していく。
慶応二年(1866)に将軍家茂が亡くなる頃から、対幕府強硬派が力をつけて倒幕の勢いが加速する。それでも、公武合体への信念を枉げなかった天皇の存在は倒幕派にとっては最大の障壁となってしまうのだ。

以前私のブログで孝明天皇が暗殺された可能性が高いことを書いたが、真相は闇の中だ。ただ倒幕派にとっては非常に都合の良いタイミングで崩御されことだけは事実である。
結果として孝明天皇が望んだ方向には歴史が進んだわけではないのだが、幕末から明治維新で活躍した数々の人材を輩出させるきっかけを作った天皇であったことは間違いがないと思う。

幕末維新期の和歌がいくつか残されているが、わが身を捨てても国を守るということの思いが伝わってくるものがある。
あさゆふに民やすかれとおもふ身のこゝろにかかる異国(とつくに)の船[孝明天皇(1831-1867)]
君が代を思ふ心の一筋にわが身ありとも思はざりけり[梅田雲浜(1815-1859)]

吉田松陰

かくすればかくなるものと知(しり)ながら已むに已まれぬ大和魂[吉田松陰(1830-1859)]
わが霊はなほ世にしげる御陵(みささぎ)の小笹の上におかむとぞおもふ[伴林光平(1813-1864)]
大山の峰の岩根に埋(うめ)にけりわが年月の大和魂[真木和泉守(1813-1864)]
もののふの大和ごころを縒りあわせすゑ一すぢの大縄にせよ[野村望東尼(1806-1867)]

平和な国や侵略する側の国にはこのような思いは不要であろうが、侵略される側の国には、国を愛する強い心と愛する国を守り愛する人を守るためにはわが身を犠牲にしてもいいという覚悟が大半の国民に存在し、かつ強力なリーダーシップと戦略がなくては、国を守れるはずがないである。
このことはどこの国でもいつの時代にも言えることだと思うのだが、このようなあたりまえの事が戦後の日本で充分に伝えられていないのではないだろうか。

ペリー来航2

以前私のブログで、ペリーの来航の真の目的は、アメリカが日本を奪い取ることであったことを書いたが、そのことをしっかり理解できれば、幕末から明治以降の歴史の見方が変わらざるを得ないだろう。

先ほど紹介した竹田恒泰氏は

『旧皇族が語る天皇の日本史』
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A7%E7%9A%87%E6%97%8F%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%AB%B9%E7%94%B0-%E6%81%92%E6%B3%B0/dp/4569697119/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1526340202&sr=8-1&keywords=%E6%97%A7%E7%9A%87%E6%97%8F%E3%81%8C%E8%AA%9E%E3%82%8B%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2


という著書の中で、孝明天皇を「封印された天皇」としたうえで、こう記されている。

「孝明天皇の崩御がもし少しでも前後していたら、おそらく今の日本はない。皇室も幕府もともに倒される対象とされていたろう。王政が打倒され、共和国が成立するのは世界史の大勢だった。
 もし崩御がより早ければ、倒幕の原動力となった尊攘派が育つことはなく、もし崩御がより遅ければ、天皇親政による新政府構想は成立するはずもない。孝明天皇は生きて国を守り、そして死して国を守ったことになろう。」(『旧皇族が語る天皇の日本史』p.205)
http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-158.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/176.html#c2

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
85. 中川隆[-12446] koaQ7Jey 2018年5月15日 09:12:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13972]

オーディオ愛好家のご来訪〜2018・2・3〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年02月06日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/367409bdf9fedc8ed6083ec0d7abc577

今回試聴していただいたアンプは順番に次のとおり。

☆ 「WE300B」シングルアンプ(モノ×2台)

前段管の一次「E80CC」(フィリップス)、前段管の二次「MH4」(メッシュプレート:マルコーニ)、出力管「WE300B」(1988年製)、整流管「VT−244」(レイセオン)

☆ 「PP5/400」シングルアンプ

前段管「GSX−112」(トリタンフィラメント)、出力管「PP5/400」(最初期版)、整流管「378」(ムラード:直熱管仕様)

☆ 「WE300B」シングルアンプ

前段管「171」(トリタンフィラメント)、出力管「WE300B」(1951年製)、整流管「274B」(シルヴァニア)、厚さ2.5oの銅板シャーシ

   

持ち主が言うのも何だが(今回はこのフレーズが多い〜笑〜)、古典管に詳しい方ならお分かりのとおり、まず滅多なことでは手に入らない超「希少管」ばかりである。

「古典管のいったいどこがいいのか、近代管では悪いのか。」と、色をなして詰め寄られても困るが、結局、音の品位とか、雰囲気感や音色の艶など主観的かつ抽象的な部分に繋がるわけで、これはもう「わかる人にはわかる」としか言いようがない。

同じブロガーとして他人のオーディオブログを拝見することがよくあるが、スピーカーにはたいへん凝って豪勢なものを使っておられる反面、真空管の選択ともなると実に「おざなり」で「もったいない」と思うケースが多々ある。

ただし、自分も4年前ぐらいはそうだったのであまり大きなことは言えない。こればかりは古典管に詳しい人と仲良くなって教えを請うしかない。

なお、これらアンプの中で回路の中にインターステージトランスが入ってないのは最初に挙げた「WE300B」シングル(1988年製)アンプだけだが、以前「北国の真空管博士」に相談してみたところ、

「WE300Bを出力管に使うときはインターステージトランスに何を使うかで勝負が決まります。極めて重要な部品ですから変なものを使うぐらいなら、厳選した質のいい前段管を使う方がよっぽどいいですよ。そのうちピッタリ合うものを探しておきますので待っておいてください。」


ご意見をアトランダムに挙げてみよう。

☆ 3台のアンプともいい面を発揮してます。

最初のは低音の量感がたっぷりとしてますし、2番目は微細な表現力のもとでほのかな色香がそこはかとなく漂って、もう振るいつきたくなるような音はこういう音を言うんでしょう。

3台目のアンプは音響空間の広さの表現力にかけては一番ですね。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/367409bdf9fedc8ed6083ec0d7abc577


オーディオ愛好家のご来訪〜2018・2・9〜 - 「音楽&オーディオ」の小部屋
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/869facf6e5ffad92636b3b60840b879c


いよいよKさんが持参された「ヨーロッパ製の300B」(以下、「ヨーロッパ管」)との比較試聴に移った。

さあ、我が家の「WE300B(1951年製)」と「ヨーロッパ管」との一騎打ちである。

ちなみに、300B真空管はメチャ人気がある球なので本家本元のWE(ウェスタン)以外にも、とても種類が多く、中国製、ロシア製、チェコ製、ドイツ製とあり、しかも国ごとにブランドが分立しているので枚挙にいとまがないほどだ。

えっ、「ドイツ製の300Bって、そんなのあったかな?」

それがあるんですよ!これについては、Kさんから耳よりの情報が入ったのでのちほど詳述しよう。

なお、今回の試聴の対象となったヨーロッパ管は、巷でもとても評判が良くて従前からWE300Bの音質にもっとも近いと噂されている真空管である。

お値段は10万円に届かない金額なので、オリジナルのWE300B(1951年製の相場は程度にもよるが50万円前後)に比べれば、少々音質が劣ったとしてもお買い得感は抜群だ。

はたして両者の音質の差はどの程度のものなのか、言い換えるとこのヨーロッパ管がオリジナルにどのくらい肉薄できるのか、二人とも興味津々で耳を傾けた。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/869facf6e5ffad92636b3b60840b879c


真空管オーディオの愉しみ - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年02月14日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5bef849b8b98c3d29037aad070f3b101


前回からの続きです。

まずは、「WE300真空管」(1951年製)と「ヨーロッパ管300B」との比較試聴だが、本家本元のWE300Bを上回ることはあり得ないものの大善戦だった。

我が家でもこれまで中国製やロシア製の300Bをいくつも使ってきたが、その特徴は押しなべてやや音が上ずり気味で、腰高の音になるのが普通だが、今回のヨーロッパ管300Bはそれが無く、雰囲気感の醸成もなかなかのもので、(オリジナルとの)お値段の差ほどの開きはないと感じた。

「これはとてもいい球ですねえ、お値段からすると私も欲しいくらいです。」という言葉が思わず出たが、実はそれ以上の実力を秘めた球の可能性があるドイツ製の300Bが販売されていることをKさんからお聞きして気持ちが揺らいでしまった。

ドイツの真空管といえばテレフンケンの「RE−604」が有名で、上達者ほど「ウェスタンよりも好き」という方をよく見聞するが、総じてドイツ製はツクリが良くて信頼度は抜群という背景の中で登場したのが「ER300B」という球。もうすでにご存じの方がいるかもしれない。

     

ネットから画像を引っ張り出したが、専門家によると諸元を見る限り評価も高いようで「フィラメントの光具合からしてトリタンフィラメントではないか」とのお話。トリタンフィラメントとなると情報量やスピードが半端ではない。

ちなみに我が家の「PP5/400」アンプと「WE300B」アンプとも前段管はトリタンフィラメントである。このチャンスをとらえてさりげなくPRしておこう(笑)。

お値段はペアで「134000円」(2018.2.14現在)と、ちょっと値が張るがオリジナルに比べればそれほどでもない。ぜひ一度聴いてみたい気がするが、まだ市中にあまり出回っておらず今後要注目の真空管である。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/5bef849b8b98c3d29037aad070f3b101

なんてたって「AXIOM80」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年04月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d410c4533971470a3a3600f861cd9b3d

Yさんは「AXIOM80」で聴かないと絶対に満足しない方だった
   
Yさんが持参されたCDが「ヴァイオリン協奏曲」(モーツァルト)だったので、それを試聴盤にして組み合わせるアンプの方は「WE300B(1951年製)」シングルで聴いていただいた。

「これこれ!水も滴るようなヴァイオリンの音色とはこういうことを言うんでしょうねえ。やっぱりこのコンビがベストですよ。」

それはともかくこう述べた。

「たしかに、このコンビが音がいいのは認めますがアンプの方がちょっと気になってます。実は随分古い1951年製のWE300Bですから、ややヘタリ気味のような気がするし、いつオシャカになっても不思議ではないのでちょっと不安なんですよねえ。

WE300Bは北国の真空管博士によるとプレート電圧を300V以上にすると歪みが増すそうですが、このアンプは250Vにしてあります。したがって負担は少ないはずですが、何しろ67年前の球ですからねえ・・・。」

そこでYさんと阿吽の呼吸で、手元のロシア製と中国製の300Bで代替できるかどうか、実験に入った。

システムはCDトラポとDACは「dCS」のコンビで、プリアンプはクリスキットの「マークY」、スピーカーは「AXIOM80」(最初期版)というメンバーだ。

すると両者とも、音がパサパサしていてまったく聴けたものではなくアウト(笑)〜。

「AXIOM80で聴くと極端にその差を出しますね。ほかのスピーカーならそこそこ聴けるのでしょうが」と、Yさんがあきれ返っていたほどだった。

「これまでオリジナル以外の300Bをいろいろ聴かせてもらいましたが、STCを除くと所詮五十歩百歩ですよ。」と、返しておいた。

それでもまだ収穫があって、格落ちの両者の間でも差があり中国製の方がロシア製よりも低音域に厚みがあってまだマシだった。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d410c4533971470a3a3600f861cd9b3d

オーディオの歴史は、お付き合いの歴史 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年05月03日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/6b7def6f4a7d896e84d1c3ae80b64243

はじめに聴いていただいたのは「長時間聴いても疲れない音」としてお気に入りの「JBL+グッドマン」の変則2ウェイシステムだった。

          

「長時間聴いても疲れない音」を言い換えると「周波数レンジを欲張らず気に障るような刺激的な音を出さない音」ともいえるが、Sさんによると「とてもバランスがいい音ですねえ」で、まずはひと安心。

次に聴いていただいたのがワーフェデールの2ウェイシステムだったが、これがまあ絶賛、また絶賛。

    

「ヴァイオリンの音色がまるでむせび泣くような響きでとても魅力的ですね。スピーカーの後方にきれいに音が広がって、控えめな佇まいが何とも言えません、何だか胸が切なくなるような響きですよ。」

これはクラシックファンならお分かりのとおり最上級の理想的な誉め言葉である。

   

駆動したパワーアンプは我が家のお宝「PX25シングル」(前段管は超希少な「GX−112」のトリタン・フィラメントでインターステージ゙・トランス内蔵)だったが、ひとしきり聴いていただいた後で今度は「WE300Bシングル」アンプに切り替えて聴いていただいた。

    

この300Bアンプの概要は、厚さ2.5ミリの銅板シャーシ、前段管は「371」(トリタン・フィラメント)、出力管は「WE300B」(1951年製のオールド)、整流管は「4274A」(STC)、入力トランス(HA−100X)、インターステージトランス(HA−106)ともにUTC(アメリカ)、出力トランスはベテラン(個人)の手巻きによるもの。

持ち主が言うのも何だが、真空管、トランスとも「おいそれ」とは手に入らないものばかりだし、さらに前段管と出力管のヒーター回路はそれぞれ別々になっているという、たいへん凝った代物である。

しかも最終的な製作責任者は古典管の泰山北斗「北国の真空管博士」と役者がそろっている。もし我が家のオーディオ機器をすべてオークションに出したと仮定すると一番高値がつきそうなのがこのアンプだろう(笑)。

ちなみに、両方のアンプとも前段管は「トリタン・フィラメント仕様」を使っているが、通常のフィラメント仕様と違って情報量が段違いなので愛用している。

さあ、イギリスを代表する出力管とアメリカを代表する出力管の一騎打ちの結果は、はたしていかに・・・。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/6b7def6f4a7d896e84d1c3ae80b64243


そういうわけで「JBL175ドライバー」の再登板 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年05月05日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f9cc0803620dcb8f17c79bd40807dc9d

前回からの続きです。

愛知県からお見えになったSさんの鋭い耳に敬意を表しつつ、その一方では大いに当てにしながら(笑)、我が家を代表する「PX25シングル」アンプと「WE300Bシングルアンプ」の両方を試聴してもらったところ次のようなコメントだった。

「WE300Bはオーディオ的にはいい音だと思いますが、やや派手な音で前に出てきますね。クラシック音楽としての表現力からするとPX25の方が一枚上手ではないでしょうか。私はPX25の方が魅力があって好きです。」

そうなんですよねえ、仰ることはよく分かります(笑)。

我がオーディオ仲間のうちでも「PX25」派と「WE300B」派とに見事に色分けされるのがとても興味深い。前者を純粋なクラシック派とすれば後者は「何でもあり」派ともいえよう。

どちらがいいとか悪いというものではないものの、かくいう自分はといえば「ワーフェデール」を鳴らすときは「PX25」が好きだが「AXIOM80」を鳴らすときは「WE300B」が好きで、これはもう完全な日和見主義者である(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/f9cc0803620dcb8f17c79bd40807dc9d



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c85

[リバイバル3] スキー場の選択は雪質だけで決めよう 中川隆
93. 中川隆[-12445] koaQ7Jey 2018年5月15日 09:23:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13972]

300 名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/13(日) 18:50:15.93

かぐらスキー場はとうとうテクニカルとジャイアントがクローズして
メインゲレンデのみになった
この調子だと27日まで持たない気がする

ピスラボは回避して板キャリーサビス利用&徒歩推奨だわ


301名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/13(日) 19:05:34.06

ていうか、そこまでして行く意味ってあるの?

353名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/15(火) 04:22:47.10

かぐら最強説


355名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/15(火) 07:01:55.77
>>353
何が最強なの?

356名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/15(火) 07:33:14.51

他に雪がなくてもかぐらにはあるところ

359名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/15(火) 08:14:58.36
>>356
それなら月山だろ

360名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/15(火) 08:27:24.97

それなら乗鞍の大雪渓だろ

361名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/15(火) 08:30:36.72

月山なんてハイシーズンは営業してないし、リフトは実質一本だし、交通の便が悪い

あそこは廃人もとい、いつまでも滑り納めできない人達の楽園であって最強とは言えない
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/ski/1525601513/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/782.html#c93

[原発・フッ素49] 戦時中「空襲を恐れるな、逃げたら非国民」 現在「放射能を恐れるな、逃げたら非国民」 あまりの共通点に驚く  魑魅魍魎男
1. 中川隆[-12444] koaQ7Jey 2018年5月15日 10:10:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13972]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)


精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part


真実を知りたければ:


発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html

原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html

太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html

風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。

ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。

認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。

狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。


ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。

類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。

掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。


http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/747.html#c1

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
79. 中川隆[-12449] koaQ7Jey 2018年5月15日 13:44:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13978]

Celestion & Spendor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html


セレッションのツイーター HF1300 を 使ったBBCモニター系統のスピーカー。

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

一番左は実際にBBC規格で作られ、型式承認された LS3/6 (スーパー・ツイーターは Celestion HF2000)で、

左から二番目がスペンドールのスペンサー・ヒューズが1969年、LS3/6 とほぼ同時期に相前後して完成させた派生品とも言える BC1 (Spendor BC1 /スーパー・ツイーターは Coles STC 4001)。

開発に携わっていたスペンサーがこの頃BBCを引退したのでこういう二種類のシステムが存在することになったらしい。これらはこの時代を代表するモデルとなったが音圧は出ず、88年頃までには現役から退いた。


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

 右から二番目は1970年代初めにロジャースが LS3/6 を家庭用に改造したイクスポート・モニター(Rogers Export Monitor /オフセットした角形ダクトが特徴で、ウーファーはアルミ・ダイキャストから鉄プレス・フレームのものになった)。

 一番右はイクスポート・モニターから発展した同じくロジャースのスタジオ1(Rogers Studio1/スーパー・ツイーターは KEF T27)。

 どのモデルもウーファーにはベクストレン・コーンを使っており、ツイーターはセレッション HF1300 だった。

スペンドールの 'BC' が表すのは Bextrane - Celestion とのこと。

傑作だったため、同じようなユニット構成のスピーカーは下段のものも含めて多く作られた。


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

左の2台は BC1の改良型であるスペンドール BC2(Spendor BC2 1973)のサランネットありとなし。

右2つは B&W で、左側がDM4、右側がDM2。

セレッションHF1300 の後期型 (Celestion HF1300U)を使っている。
スーパーツイーターはコールズ4001G (Coles STC 4001G) で、この構成のスピーカーシステムは当時の流行とも言える。

 
イギリスのコンシューマー用スピーカーはタンノイや QUAD を除いても、セレッションや B&W などがありました。

B&W は創業者から代が変わってハイテク の会社になり、現在大変人気がありますので後でふれますが、以前は BBCモニターの LS3/6 の流れを汲む、ツイーターがセレッションの HF1300/U を 用いた小型3ウェイ(DM2とDM4が日本に入って来ました)などを作っていました。

同じようなユニット構成のスピーカーに73年に出たスペンドールBC2 というものもあり、そちらは高域寄りのバランスで線が細く、明るめの音がしていました。しかしそのバランスが意外と人気があり、日本では雑誌等でも高く評価されていたようです。

チークのキャビネットでサランネットが ラベンダー・グレーの複雑な織糸風であり、所有欲を刺激する外観でしたが、音色はちょっと不自然だった気が します。


Celestion HF1300U tweeter


 このセレッションの HF1300/ U、樹脂をしみ込ませた布の円錐形 ドーム振動板にディフューザーキャップが付く独特のデザインで、13キロヘルツまでしか再生しないものの、音はタンノイ のホーンとはまた違った癖のある艶を持っていて魅力的でした。

その後 KEF の T27 やオーダックス製のものなどが英国製システムによく使われるようになりましたが、この当時最も優れたツイーターのひとつだったのではないかと思います。とくに弦の音はきれいでした。

このユニットを手に入れて自分のシステムに組み込んでみたことがありますが、ハイファイというのとは違い、一個遣いでは能率も低かったために結局メインのシステムには採用できず、 ロジャースの LS2 という小型のシステムにツイーターだけ交換する形で別室で使うことになりました。


ロジャースLS-2の箱にセレッションHF1300 Uを入れ、ウーファーにKEFのB110を組み合わせてみた。独特の艶とムードのある音。


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html


セレッション・ディットン25(左)と 66 (Celestion Ditton 25, 66 1975) 大らかに響いて艶があり、うっとりする個性的な音。

 そしてそのユニットを作ったセレッション本家では、BBCモニター LS5/1 に似た構成のディットン25 というモデルにこのツイータが2個使われていました。

その上には ディットン66というモデルもありましたが、若干違うバランスながらどちらも独特の響きを持った魅力的なスピーカーでした。どんなソースもきれいな色で朗々と鳴らしてくれたのです。

とくに 66の方は大きめの箱に入ったややグラマラス なパッシブ・ラジエーターの低音でリアルな音ではないなと知りつつも、ホールのような響きが加わった、それにしかないくつろいだ音に降参してしまいます。

スーパー・ツイーターがついているのでレンジは狭くないのですが、ちょうど昔のクレテンザやエレクトローラといった蓄音機がナローレンジだったにもかかわらず甘く美しい音色を響かせていたのに若干似ているかもしれません。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c79

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
80. 中川隆[-12448] koaQ7Jey 2018年5月15日 14:57:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13978]

KEF 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html



KEF 104aB 華やかさはないものの、良いバランスの音だった。

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html

LS3/5a のツイーターである T27 を使ったスピーカー・システムで3/5a 以外にもうひとつ、なかなか魅力的なものがありました。

ユニットの親元のKEF製 104aBです。

ウーファーは B200 という、 LS3/5a の B110(14センチ)より一回り大きな20センチの黒いベクストレーン・コーン(紙に代わるプラスチックの振動板で、ダンプ剤を塗って使う)で、さらに B139 という楕円型のウーファーの磁気回路を取り除いた パッシブ・ラジエーター(ドロン・コーンとも言い、バスレフの代わりに低音を拡張できるもの)を備えていました。

比較的小型だったにもかかわらずバランスが良く、同時期の国産スピーカーがどれも癖のある高音で目立ちっ子競走を繰り広げていたなか、生の楽器の音を知った全然次元の違うバランスで驚かせてくれたものです。

KEF の創業者であるレイモンド・クックは前述したように BBC の技術顧問だった人で、彼の作り出すスピーカーはどちらかというと生真面目 な、無機的な意味ではなくフラットで色付けを感じさせないものが多かったように思います。

代表作のように言われたリニアフェイズで階段状の 105 は高域が前へ出るせいか分析的で響きに余裕がなく、あまり好みではありませんでしたが、104aB 以外にも魅力的なス ピーカーがありました。


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html

KEF Cantata 低域まで伸びた、どっしりしたバランスのフロア型。

当時勤めていたオーディオ店にあったカンタータというもので、ウーファー に B139 という楕円のものを使い、中音ユニットは LS3/5a と同じ B110 でした。フロア型のやや大きな箱 に入っていて、モニターシリーズとは違う家庭向けのラインだったと思います。

高音ユニットが T52 という、T27 より大きな 1.5 インチのものだったこともあり、高い方の倍音があまり繊細には出ませんでしたが、中域が充実していてどっしりとした良いバランスでした。B139の特性か、量感はあまりないものの低域がかなり下の方まで伸びていたのも魅力的でした。

このシステムを手に入れて T27 のユニット(以前は単体で売っていました)に交換することを夢見ましたが、それも貧乏な若者の精神活動に終わりました。

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html

KEF LS50 最近の英国製のスピーカーの中ではクリアながら音像が前へ出過ぎない。


クック亡き 後、最近のものでは KEF の創業50周年を記念して作られた LS50 というモデルがちょっと気になりました。

それまでの UNI-Q シリーズのスピーカーはどうも好みの音ではなかったのですが、同じ格好をしたコアキシャルのユニットを使っていながら、高域が出しゃばらず癖がなく、楽器の音がナチュラルでバランス良く聞こえます。

最近の流行でウーファー は金属製のコーンなのがちょっと心配でしたが、アルミとマグネシウムの合金ということで、嫌な鳴きはないようです。マグネシウムは内部損失が大きく、金属の中ではコーンの材料として適しているものの、腐食の問題があってむつかしいところがあったようです。ここでは合金にすることでクリアできているのでしょうか。

内部は二次以上のネットワーク回路を使っているようですが、現在のチーフであるマーク・ドットが開発時間に余裕を持って好きなように音を聞いて作ったと雑誌等で書かれていることが十分納得できる音だと思います。

買って家で聞き比べたわけではないのであまり詳しく書けませんが、値段が高くないことも合わせて考えると、かなり良いのではないでしょう か。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/kef.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c80

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
81. 中川隆[-12447] koaQ7Jey 2018年5月15日 15:32:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13978]

BBCモニター系スピーカー グレード2 LS3モデル
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html


先ずはこちら

@ LS3/1 1958年頃

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

Plessey又は、parmicoの15インチペーパーコーンウーファー 、
ツィーターは、セレッションHF1300を2個使用。

LS3/1Aでは、ウーファーがGOODMAN製C129/15prに変更され、
ユニット構成が LS5/1 と同様になっております。

LS3 と言うモデルナンバーは、スタジオ外での使用を表すようで、
シルバーのハマートーン塗装と、両側に取り付けられた取っ手を見ると、
ラフな場面での使用を目的とされたスピーカーかと思われます。




次は、こちら

A LS3/M 1967年

Goodmans社製 MAXIM スピーカーシステムをモニターシステムとして使用していた時期がある様です。

当時、世界最小の真のハイファイスピーカーと言われたモデル。
小型モニターを求めていたBBCの、後の LS3/5A の原型とも思われるスピーカーです。
BBC仕様では、両側に取っ手が付けられてた様です。




そしてこちら

⓷ LS3/5 1974年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

SPENDOR社の創業者スペンサー・ヒューズとダドリー・ハーウッドが開発に関わったとされております。

ウーファーが、KEF社B110、ツィーターが KEF社 T27 を使用、デバイディングネットワークは BBC製 FL6/16 というものでした。

BBC研究所内で少量作られた様です。



LS3/5A 1975年

LS3/5 の、ユニットの改良、エンクロージャーの共振の改善、
デバイディングネットワークは、FL6/23に変更され、グレード2モニターとして採用されたモデルです。

製造は、ロジャーズ社、ユニット供給は KEF社で行われました。

取手はこのモデルには付かなかったのですが、専用の小型アンプと共に、アタッシュケースに詰められて、ローケーションなどに持って行かれたそうです。


HH electronic AM8/12


http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

このモデルで初めて、正式に一般のメーカーにもライセンスが与えられ、ロジャーズ社ほか数社で、製造、販売されます。


1975年から1978年 ロジャーズ、チャートウェル、オーディオマスター 

1979年から1981年 ロジャーズ、オーディオマスター、ラム 

1981年から1983年 ロジャーズ、ラム、スペンドール

1984年から1987年 ロジャーズ、スペンドール、グッドマンズ 

1988年から1993年 ロジャーズ、スペンドール、ハーベス 

1994年から1999年 スペンドール、ハーベス、KEF


以上のように3年から5年の間隔で3社にライセンスを与え、製造されてた様です。

1999年KEF社は、LS3/5A 用のユニットの製造を終了します。

1988年のデバイディングネットワークの変更は(15オームから11オームへの変更)
BBC から KEF への依頼によって KEF社により行われました。
(ユニットも改良されます。T27 SP1032、SP1228 B110)

1990年 KEF よりの提案のデバイディングネットワーク SP2195 への変更とバイワイヤリングを BBC は承認します。

同一モデルで、ここまでのバリエーションがあるスピーカーは、どこを探してもありません、
マニアには、そんな所がたまらないのか、世界中にコレクターがいたりします。

このモデルに影響を受けたこんなスピーカーも生まれます。



JR JR-149

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

ジム·ロジャーズ氏に依るこちらの円筒形の小型スピーカー、ユニットは LS3/5A と同じものと成っております。
ユニットが金属棒で宙づりに成ってる所に個人的には興味があります。





HARBETH LS5/12A 1995年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html


BBCモニターの最終モデルと成ったのがこちらのスピーカーです。
LS3/5A に替わる小型モニターとして設計されたスピーカー、

ユニットは Dynaudio社製。


KEF LS50 2011年

http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html

KEF社50周年記念モデルのこのスピーカー、設計は Mark Dodd氏。

LS3/5A のモダンバージョンとして作られたモデルです。
設計時には、LS3/5A の音をコンピューター解析し、発展させたとの事です。



LS3/5A の事について、私の最大の疑問は、なぜ BBC は複数のメーカーにライセンスを与えたのかと言う事でした。
今回いろいろと調べた結果、その理由は、ユニットの大量生産によりコストを下げるのが目的だった様です。
・・・なるほどです。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/131025/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c81

[中国12] 中国政府のブレーンが注意喚起「日本との間にはまだ大きな差」―米華字メディア 赤かぶ
1. 中川隆[-12446] koaQ7Jey 2018年5月15日 15:52:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13978]
中国経済はもう破綻寸前だから、またアホ日本人を騙して金と技術を盗もうとしてるんだ
日本人を絶滅させたくなかったら、日本政府が直ちにやるべき事は


1.中国と合弁企業を作った日本企業を直ちに中国から引き上げさせる

2.中国在住の日本人を全員日本に帰国させる、日本在住の中国人を全員追い出す

3.中国と国交断絶する


_____


2018-04-10
中国、「米覇権対抗」ケ小平が86年に「技術窃取」で挑戦開始
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html

技術のない国家の覇権挑戦

革命意識で始めた技術窃取


好々爺であったケ小平(1904〜1997年)は、「韜光養晦」(とうこうようかい)なる言葉で、中国の平和路線を世界に示した。「自らの力を隠し蓄える」、「覇権を求めない」という意味だ。この言葉は、ケ小平の掲げた外交政策のスローガンとして知られている。習近平氏が国家主席就任(2012年)とともにこの「韜光養晦」を投げ捨て、あからさまに「覇権主義」を前面に押し出した。


だが、この覇権主義は習氏が単独で始めたものではないことが分ってきた。ケ小平が生前すでに、この考え方を遺書として残していたと思われる。ケ小平には数人の中国最高幹部しか知らない短い文字数の遺書があるという。これは、元米国務長官のキッシンジャー氏が自らの著書に書いている。キッシンジャー氏も、その内容を知らないと言う。ケ小平は、中国で最初の「米国覇権」への挑戦を指揮した人間である。


ケ小平は、中国初のハイテク計画を指示した人物だ。1986年3月、当時の中国の科学レベルから見て、月に石を投げるように困難なハイテク計画(「863計画」)を指示したもの。科学技術の基盤がない中国で、「技術窃取」する以外に実現不可能なことであった。ここに「863計画」が始動して、現在の技術窃取路線の骨格が生まれた。


ケ小平語録には、いくつか中国の進路を示す注目すべき言葉がある。その中から抜粋した。


@ 科学的発展は、第一の生産力である。

A チャンスを掴み、自己を発展させるカギは経済発展である。

B 社会主義の中国は誰も動かせない。

C 主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない。


以上は、『人民網』(2014年8月21日付「ケ小平生誕110周年」)から引用した。4つを列記したが、ケ小平の指示した「863計画」と組み合わせて見ると、ケ小平が未来の国家指導者に託した夢が何であったかを鮮明にしている。彼は、「社会主義市場経済」なる言葉を使って、党内保守派に市場経済の採用を呼びかけた。それは便法にすぎず、社会主義を実現する上での通過点にすぎなかった。毛沢東革命の神髄を外すことなく、実現するという意味では、忠実な毛沢東主義者だ。習近平氏もこの路線である。


5番目では、「主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない」としている。主権は国家主権を指し、領土問題である。南シナ海の90%は中国領海という「噓八百」は、中国の既定路線から言えば、絶対に撤収しないだろう。これをいかに撤退させるか。中国に経済的衰亡を仕掛けることだ。中国をTPP(環太平洋経済連携協定)へ加盟させず、一大経済圏から遮断することに尽きる。北朝鮮が、核放棄へのポーズを取り始めたのは、経済封鎖の結果である。中国についても、この戦術は有効なはずだ。中国が、経済力をつけることは周辺国の安保上、最大の危険を招く。


このように考えると、西側諸国が中国の将来について、民主化されるであろうと考えたことは、西側に好都合な想像を膨らませたにすぎなかった。幻想であったのだ。米国トランプ政権が現在、この幻想から醒めて中国の推し進めてきた「技術窃取」に危機感を強めている段階である。中国と西側との摩擦は今後、本格化する気配に見える。


技術のない国家の覇権挑戦

『大紀元』(4月3日付)は、「共産党、陰に日向に『社会主義の中国モデル普及』目指す」と題する記事を掲載した。


この記事では、中国の技術窃取計画がどのような方法で行なわれたかがハッキリと表れている。日本では、新幹線技術がまんまと盗まれた。しかも、特許まで取得するという図々しい振る舞いをしており、日本社会の信頼を一挙に失った。これ以来、日本企業は中国に対して警戒して、中国にしてやられたという失敗例を聞くことはない。韓国のサムスンには、半導体技術を窃取されている。これは、日本側技術者の「作為」によるもので、密かにサムスンへ出かけて製造ノウハウを直接、教えるという裏切り行為をした。カネに目がくらんだのだ。


その韓国が、中国に虎の子技術を盗まれている。


『中央日報』3月27日付「中国に流出した韓国の国家核心技術は12件」と題する記事を掲載した。


@「韓国の技術の流出が中国の関連産業発展につながるケースが少なからず発生し、警戒心が高まっている。2012年からの6年間に中国に流出した韓国の国家核心技術は12件にのぼる。国家核心技術とは、国家の安全保障および国民経済発展に重大な影響を与える技術をいう。技術の流出には大きく3つの方法が使われる。

1つ目は企業の内部職員と結託したり認可された第三者委託業務を口実に企業に接近し、保存媒体(USBメモリー、ウェブハード、CDなど)を通じて違法に技術を盗み出す行為だ。

2つ目は企業の核心人物を厚い待遇(現給与の5倍以上支給など)で誘引し、情報を持っていく方法だ。

3つ目は合法を装ったM&A(企業の合併・買収)方法を通じて核心技術を奪うケースだ。
韓国の技術の中国流出もほとんどこのような方法が動員された。実例として、今月初め慶南(キョンナム)地方警察庁国際犯罪捜査隊が国内ドラム式洗濯機のモーター設計図面を中国に流出させた事件を摘発したが、上の方法が利用された」


上記の中国による技術窃取は、3つの方法を使っている。純然たる産業スパイ。技術者引き抜きによるノウハウ入手。M&Aで技術を奪う方法。習氏は「中華再興」と叫んでいるがその裏で、韓国に対してこういう汚い手を使っている。


(1)「中国共産党は、スパイ工作、為替操作、サイバー攻撃、知的財産など、米国経済に打撃を与える包括的な戦略を何十年も行ってきた。少なくとも、ケ小平時代の40年前、ハイテク発展計画において、海外から本土への技術移転を促進してきた。3月22日の米国上院財務委員会で、米通商代表部のロバート・ライトハイザー氏は米国技術の重要性について触れ、『中国は米国から強制的に技術移転を行っている』と名指して批判した。通商部は、米国貿易赤字の半分を占める中国による、知的財産権侵害や技術移転強制について7カ月にわたる調査を行ってきた」


中国の技術窃取の起源は、ケ小平時代の40年前に遡る。「863計画」(1986年3月起案)が基本である。これに味をしめ、「中国製造2025」というハイテク産業育成の総仕上げによって、米国経済を打ち負かすという、とんでもない「技術大窃盗計画」を立てるまでにエスカレートしている。この総仕上げ計画が、トランプ氏の豪腕による「技術窃取阻止」でピンチに立っている。


(2)「中国は、欲する外国技術をさまざまな方法で入手している。今年1月、対米外国投資委員会(CFIUS)の専門家を招いた聴聞会では、中国当局による外国技術の入手方法は6つあると指摘した。

@ 外国企業を中国に招き、合弁会社を作らせる。

A 中国企業が海外で対象企業を買収する(M&Aや株式取得を含む)。

B 中国が対象技術製品を輸入する。

C 中国企業や研究機関で、技術力ある外国人を雇う。

D 中国人留学生が技術を学び、帰国するもしくは本国にデータを送信する。

E インターネットやその他の手段で盗み取る」


中国企業が、韓国から技術窃取した方法は前記の6項目中、AとDが該当する。だが、韓国は気づいていないかも知れないが、合弁形式による企業進出で技術が中国側に漏れている。

中国政府は、この合弁形式を相手国企業に強要するのだ。進出企業が技術を提供し、中国側企業が土地や建物などを提供する形式が多い。この方式が現在、米国政府から鋭く衝かれており、中止を求められている。


現代自動車では中国に進出した結果、中国に経営主導権を握られ、食い物にされている例もある。中国は、酢でも蒟蒻でも食えない相手がゴロゴロしている国だ。それに加え、中国政府という「強敵」が後押しする。ほとんどの企業内部に共産党委員会ができている。間接的な共産党支配に陥っているのだ。中国企業の不法行為は、中国政府が絡んでいると見て間違いない。


(3)「中国では、『西側諸国に追いつけ追い越せ』とのスローガンが叫ばれたケ小平時代の80年代の中国で、『ハイテク研究発展計画(863計画)綱要』は科学者4人により建議された。1986年3月に実施が決定したことから、この名がついた。『人民日報』によると、この863計画には生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野に分かれる。ケ小平は、『ハイテクを発展させ、産業化を実現させる』と筆をふるい、政府の各関係組織に指示した」


ハイテク産業の「863計画」は、ケ小平の肝いりで始まっている。生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野で成果を出そうというものだ。現状では、宇宙飛行、情報において成果が上がっている。いずれも防衛産業と結びついている。この流れでAI(人工知能)にも力を入れている。


中国最大の弱点は機械工業(精密工業)の発展基盤がないことだ。AIは情報と結びつき、流通業で発展しているが、その段階に止まり、広がりを欠く。産業の発展基盤は機械工業にある。満足な自動車エンジンもつくれない中国が、14億人の個人情報を活用してAIで頑張っても、自ずと発展の限界が画されるであろう。技術盗用では、本格的な工業発展は不可能である。その前に、基盤技術を磨くことだ。こういう地味な取り組みに興味を示さないのが中国である。


革命意識で始めた技術窃取

(4)「米国のスパイ防止活動機関・国家対情報局(ONCIX)の2011年の分析では、中国の863計画には『米国の機密の技術と経済情報を密かに手に入れるために、予算を組み、ガイダンスしている』と指摘している。2014年、米司法省は中国軍サイバー攻撃部隊『61398部隊』の将校5人が米企業の機密情報を奪ったとして、スパイ容疑での起訴を決めた。米国当局は5人の顔をインターネットでもさらし、身柄の引き渡しを求めるという容赦のない態度を見せたが、中国外交部報道官は『米国のでっち上げ』として猛烈に反発した」


中国は、国家ぐるみの技術泥棒を始めている。このことがいかに卑しいことかという自覚を欠くのは、「米国覇権」への挑戦が一種の革命戦争という位置づけに違いない。戦争では、相手を倒すために手段を選ばない。「勝てば官軍」の喩えの通り、戦争に綺麗も汚いもない。ただ、相手を倒せば勝敗の決着がつく。


中国は、この革命戦争の意識で米国を初めとする西側諸国に対抗する気構えなのだ。米国が、「技術窃取は許さない」と絶叫しても、中国は腹の中ではせせら笑いをしているに違いない。中国にとっては、「覇権」を巡る正直正銘の戦争なのだ。先手必勝の意識に染まっているのだろう。残念ながら、まともに話のできる相手ではなくなった。


(5)「この一件で、中国は戦術を変えた。『影なる』ハッカー攻撃ではなく、逆に『陽のあたる』手法に転換した。当局は、中国でビジネスを行う海外企業に技術の引き渡しを求める法改正を厳しく敷いた。2017年8月、海外との合弁会社を含む上場企業およそ3200社に対して『共産党組織を設置し、経営判断を組織の見解を優先させ、最終決定権を与える』との社内規定を盛り込むよう要求した」


中国では、外資企業にも共産党委員会を設置させている。外資企業の情報が自動的に中国共産党に集まるシステムだ。政治と経済の一体化である。中国は、この経営システムが効率的と自画自賛しているが、とんでもない間違いである。企業経営は市場経済システムで動くべきもの。そこへ政治が介入してどうするのか。まさに、ミクロ面でも「社会主義市場経済」を行なう意志である。この「石頭」を柔軟にさせる方法は存在しない。結果において失敗するしか、教訓を得られないところまで突き進んでいる。


(6)「中国戦略に詳しい情報筋は、中国当局は最近『商業と研究による米中パートナシップを確立する』名目で、米国から中国本土に技術を持ち込むために、中国技術者チームを米国に派遣しているという。もし受け入れられているならば、公然のスパイとも呼べる大胆な手法だ。こうした中国の対米戦略は、国防総省などホワイトハウス関係者は認知していたが、米国は対抗措置に積極的ではなかった。中国の技術移転による米国の経済的ダメージについて『非常に明確に米国で起きていたことだ。しかし、我々は眼の前の現実から目をそらしてきた』と、2015年に大紀元の取材に応じた国際戦略研究科リチャード・フィッシャー氏は警告していた」


中国科学者が最近、欧米科学者とジョイントによる研究成果が目立っている。日本メディアは、新たな研究スタイルと報じているが、これは表面的なこと。中国が欧米の研究成果を盗み出すために接近しているスパイ行為である。ともかく、手を変え品を変えて、産業スパイを働いてまでも技術窃取する。研究者倫理はない。そう言えば最近、遺伝子操作によって猿を出産させ話題になった。生命倫理も存在しない国が、世界覇権を狙っている。ゾッとさせられるのだ。


(7)「中国政府は国有企業を優遇し、民間企業を意のままにする計画経済を実行する。共産党におもねる民間企業には投資を促し、分が悪くなれば資産を没収する。社会主義国では民間企業、共産党、軍部の境界線があいまいで、プライバシーポリシーや知的財産の概念も低い。50人以上の従業員をもつ企業は、共産党が会社の内部情報をアクセスするためのシステムを備えるよう要求されている。共産党の目標は、ケ小平の863計画を指示したときと同じままだ。要綱にはこう記されている。『世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す』とある」


冷たい戦争と言われた米ソ対立は、イデオロギー戦争でもあった。民主主義と全体主義の優劣を競うものである。米ソ対立後は、「イデオロギーの終焉」とされ、世界はハッピーとされてきた。その裏で、中国が虎視眈々と「世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す」と大真面目に考え始めていた。


世界にとって、民主主義国と中国のどちらが経済面と思想面で優れているのか。結論は、人間はどちらの体制がより自由で幸福であるかに帰着する。中国が、技術窃取を止められた場合、潜在成長力はどの程度落ちるのか。さらに、不動産バブルの重圧がこれから加わる。習氏の「世界覇権奪還論」は非現実的に映るのだ。「技術窃取」という他人の褌で相撲取るのでなく、身の丈に合った国つくりに方向転換すべきであろう。
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html


中国の社会が間違いなく崩壊してしまうただ1つの理由とは
部下を昇進させる見返りに、莫大な賄賂を要求していた軍の制服組、役人に賄賂を払って環境汚染を見逃してもらっている企業経営者。

村の土地を勝手に売り飛ばして賄賂を受け取っていた村長、犯罪者から大金をもらって犯罪を見逃す警察官、手術の前に金を持っているかどうか確認する医者、手術中に手術代を釣り上げる医者。

そして、権力をかさに着て私腹を肥やし、パナマ経由で莫大な資産を隠し持つ習近平とその一族。自分たちの汚職は無視し、敵対する派閥の汚職だけを摘発するご都合主義。

これらは、すべて中国で起きている「拝金」事件だ。

上から下まで、中国の社会は汚職が蔓延して腐っている。中国では、すべての人間が「拝金主義」に陥っているのだ。

社会は、個人ひとりひとりの意識の総意で成り立っていることろがある。だから、おかしな人間が増えれば増えるほど、社会は成り立たなくなっていく。

凄まじく暴走していく資本主義の中で、社会に最も悪い影響を与えるのは「拝金主義」であることは、中国の現状を見れば誰でも気付くことだ。


人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る

中国では人が道ばたで倒れていても誰も助けようとしない。

中国人が冷淡だというよりも、被害者が「助けてくれた人を訴えてでもカネをせしめる」という拝金主義が蔓延したからこのようになったのだ。

下手に助けると、助けた本人が訴えられる。善意を見せれば馬鹿を見る。そんなことが続いたら、恐ろしくて誰も人を助けたくなくなる。

そのため、子供が車に轢かれても誰も助けないし、関わろうとしない。殺人事件が路上で起きていても、通行人は知らん顔をして通り過ぎる。

中国の問題の多くは、「カネのためなら何でもする」「自分が儲かるなら何でもする」という薄っぺらい拝金主義から生まれてきたものだった。

中国の社会システムが非常に脆弱なのも、公務員や警官までが率先して汚職や賄賂に染まり、自分だけが儲かればいいという拝金主義が蔓延しているからだ。

中国だけでなく、途上国の権力はそのほとんどが汚職で染まっているのだが、だからこそ社会は停滞し、「金こそすべて」と化して他人を踏みにじるようになるのだ。

拝金主義が蔓延すると、社会の秩序は保てなくなる。誰もが自分のことしか考えなくなるので、「公共」が保てなくなるからだ。社会の規律も保てなくなる。規律よりも、自分の利益が最優先されるからだ。

そのうち中国が、何らかのきっかけで崩壊するのが確実だと言われているのは、こうした「拝金主義」の体質が社会の隅々にまで行き渡っていて、もはや自滅が避けられないからだ。

個人が腐り、組織が腐り、政治が腐り、社会が腐り、すべてが腐りきって全体が崩壊する。そんなことは当の中国人も分かっている。

だから、中国人はカネのある人間から率先して国外に国籍を取って逃げていく。


拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒なのだ

考えなければならないのは、組織は人が動かすものであり、人が腐れば組織も自ずと腐るということだ。人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る。

中国では今も「孫子の兵法」みたいな相手を貶める詐欺マニュアルが聖書のように人々に読み継がれている。

「孫子の兵法」は他人を騙すためのテクニックが満載であり、こんなものが読み継がれてまともな社会になると考える方がどうかしている。

私利私欲のために、「孫子の兵法」で他人を騙すのが中国人なのである。言うまでもないが、私利私欲というのは拝金主義そのものだ。私利私欲に堕ちた人間は、自分の利益のためなら何でもするのだ。

組織の中にこうした拝金主義が蔓延すると、いずれその組織は腐敗し、機能しなくなり、強欲な人間に食い尽くされ、やがて組織は生存が不可能なまでに壊れていく。

拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒だ。中国にはその毒がたっぷりと回って、もう治療不可となっている。今さら中国に誠実さを求めても不可能だ。

人間でも組織でも、きちんと生きるためには「頭脳・実行力・誠実」の3点が必要になる。ところが、拝金主義がはびこると、この3点から「誠実」が消されてしまう。

誠実ではない人間に、頭脳と実行力があれば、結果は悲惨なものになる。

これは中国政府に頭脳と実行力があれば、より社会が悪くなるということを意味している。

政府自らが誠実さを失い、とてつもない拝金主義に陥っているので、いくら社会を潔癖にしようとしても、誰も政府を信じない。そのため、改善の一歩も踏み出せない。

中国を覆い尽くす拝金主義は、資本主義が生み出す癌だ。癌が広がって行くと、それはいずれ社会の中核を崩壊させていく。そして、あとは自壊を待つだけとなる。


常識を超えたカネへの執着は、社会悪を生み出す

しかし、これほどの毒薬なのに、ほとんどの中国人は拝金主義を改めようとしない。なぜか。

誰もが心の中で「自分も甘い汁を吸いたい」という黒い欲望が、ふつふつと燃えたぎっているからだ。他人が甘い汁を吸っているのに、自分だけ行儀良く生きて損したくないと思うのだ。

自分が拝金主義に堕ちていると、拝金主義の危険性など、見えるはずもない。見えても止まらない。

警官が拝金主義に走ると、治安はカネ次第になって規律は崩壊する。公務員が拝金主義に走ると、行政はカネ次第になって社会は崩壊する。

企業が拝金主義になると、消費者を騙すようにカネを稼ぐようになるので、信頼が崩壊する。政治家が拝金主義になると、個人の利益のために国を売り飛ばすので、国が崩壊する。

拝金主義が先鋭化している社会や国家ほど、崩壊しやすい環境にある。最も拝金主義が蔓延している中国が、最も崩壊に近い国なのだ。「カネこそすべて」が徹底した中国は、もう助かることはない。

そう考えると、私たち日本人が「カネこそすべて」だと中国人と一緒になって思うのはいかに馬鹿げているのかが分かる。

カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って「カネがすべて」ではないのも事実だ。

常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。

拝金主義が蔓延しないためには、自分が拝金主義にならないという決意を持つしかない。「カネこそすべて」ではないことを真剣に考えなければならないということだ。

あなたはどうだろうか。自分の心の中に、もしかしたら拝金主義の芽を育ててはいないだろうか。

中国のようにボロボロになりたくなければ、度を超した拝金主義など捨てなければならない。それが最終的には社会のためになる。


カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って、「カネがすべて」ではないのも事実だ。常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160802T1749230900


中国は歴史捏造の常習犯

宮脇淳子 『満蒙とは何だったのか 2015.9.5 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=r4W-dqMkgp8


これを聞けば中国がよく分かります「真実の中国史」音声講義

宮脇淳子先生 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=resc8aY9Qes
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%80%90%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%80%91%E3%80%8E%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8F%B2%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%93%E3%81%86%EF%BC%81%E3%80%8F+


2017/12/14 に公開
あまりに素晴らしい講義なので、音声だけを再編集させて頂きアップしました。

多くの方に知って頂き、中国がどいう歴史を歩んで来たのか?を知る事で、私達の取るべき態度の支えになると思います。


【宮脇淳子】中国美女の正体 [桜H24-4-19] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=vwBGh84gvs0


2012/04/19 に公開
東洋史家の宮脇淳子氏をお迎えし、元産経新聞記者のジャーナリスト・福島香織氏と御一緒に著された新著書『中国美女の正体』を御紹介いただきながら、外見からは想像もつかないほどに、精神性も価値観も日本人とは大きく異なる中国人の、中でも"美女達"の繰り出す謀略から、自身と国を守るための術はあるのか、日本人が知っておくべき彼らの本音と思考について、温かい叱咤激励とともに お話しいただきます。

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中国語は秦の始皇帝の時代で進歩を止めてしまったので、感情表現も抽象的思考も全くできない原始言語のままなんですね。

漢文は難し過ぎるので中国人は文章を読み書きする能力が小学生レベルでストップしています。

中国人は損得勘定と どうやって他人を騙すかという事だけしか考えない、空気が読めない、他の人の気持ちが全然わからない、恋愛できない。


それは使っている言語による制約なのですね。


_____


今まで中国は世界中から投資資金を呼び込んで、他人の金で経済成長を成し遂げてきた。中国に大量の投資を行っていたのはアメリカの多国籍企業だった。
バラック・オバマ前大統領は、その中国とより深い関係を結ぼうとして、当初は中国に媚びるように「G2」を提唱していた。
しかし、中国が傲慢になってやがてアメリカをも見下すようになると、さすがの無能の極みだったオバマも中国に見切りを付けるしかなくなった。

中国は貿易でダンピング攻勢を行い、アメリカにハッキング攻撃を仕掛け、南沙諸島で勝手に軍事拠点を作り上げた。やりたい放題だったと言っても過言ではない。

しかし、中国は虎の尾を踏んだ。アメリカを激怒させたのはAIIB(アジア・インフラ投資銀行)の設立だった。

これはドル通貨基軸による挑戦である。アメリカにとってはドル通貨基軸こそが世界支配の中核だったので、これに挑戦する中国は敵でしかない。

アメリカは、2015年には中国を明確に「敵である」という認識をするようになっている。そのため、アメリカはAIIBに賛同していたEU(欧州連合)を揺さぶりにかけるようになった。

2016年にはイギリスがEUを離脱し、ドイツはVWグループが排ガス不正でアメリカに糾弾され、さらにメルケル首相が難民政策で急激に求心力を失うという流れがあった。

この一連の流れは、その裏にアメリカによるEUへの報復があった。イギリスもドイツもAIIBに賛同した国家である。これらの国家が急に政治的動乱に見舞われた。

さらにAIIBであからさまに中国になびいた韓国も、政権が吹き飛ぶという波乱に見舞われている。

アメリカの覇権の中核にあるのはドル通貨基軸である。この部分に関しての挑戦をアメリカは決して許さない。中国はこの部分に侵食してきている。

とすれば、この次に起きるのは「本丸」である中国の破壊でしかない。

「中国は敵だ」という認識ができて、ドナルド・トランプという強硬派の政権が誕生した以上、中国がこのまま無傷でいられると考えるのは根拠のない楽観論だ。

中国は貿易でも、軍事でも、為替でも追い詰められていく。中国の破壊は仕掛けられている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180509T0319000900.html

http://www.asyura2.com/17/china12/msg/733.html#c1

[中国12] 日本は世界に置いていかれた?いや日本人も遊んでいるわけではない―中国人ジャーナリスト  赤かぶ
1. 中川隆[-12445] koaQ7Jey 2018年5月15日 15:52:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13978]

中国経済はもう破綻寸前だから、またアホ日本人を騙して金と技術を盗もうとしてるんだ
日本人を絶滅させたくなかったら、日本政府が直ちにやるべき事は

1.中国と合弁企業を作った日本企業を直ちに中国から引き上げさせる

2.中国在住の日本人を全員日本に帰国させる、日本在住の中国人を全員追い出す

3.中国と国交断絶する


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2018-04-10
中国、「米覇権対抗」ケ小平が86年に「技術窃取」で挑戦開始
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html

技術のない国家の覇権挑戦

革命意識で始めた技術窃取


好々爺であったケ小平(1904〜1997年)は、「韜光養晦」(とうこうようかい)なる言葉で、中国の平和路線を世界に示した。「自らの力を隠し蓄える」、「覇権を求めない」という意味だ。この言葉は、ケ小平の掲げた外交政策のスローガンとして知られている。習近平氏が国家主席就任(2012年)とともにこの「韜光養晦」を投げ捨て、あからさまに「覇権主義」を前面に押し出した。


だが、この覇権主義は習氏が単独で始めたものではないことが分ってきた。ケ小平が生前すでに、この考え方を遺書として残していたと思われる。ケ小平には数人の中国最高幹部しか知らない短い文字数の遺書があるという。これは、元米国務長官のキッシンジャー氏が自らの著書に書いている。キッシンジャー氏も、その内容を知らないと言う。ケ小平は、中国で最初の「米国覇権」への挑戦を指揮した人間である。


ケ小平は、中国初のハイテク計画を指示した人物だ。1986年3月、当時の中国の科学レベルから見て、月に石を投げるように困難なハイテク計画(「863計画」)を指示したもの。科学技術の基盤がない中国で、「技術窃取」する以外に実現不可能なことであった。ここに「863計画」が始動して、現在の技術窃取路線の骨格が生まれた。


ケ小平語録には、いくつか中国の進路を示す注目すべき言葉がある。その中から抜粋した。


@ 科学的発展は、第一の生産力である。

A チャンスを掴み、自己を発展させるカギは経済発展である。

B 社会主義の中国は誰も動かせない。

C 主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない。


以上は、『人民網』(2014年8月21日付「ケ小平生誕110周年」)から引用した。4つを列記したが、ケ小平の指示した「863計画」と組み合わせて見ると、ケ小平が未来の国家指導者に託した夢が何であったかを鮮明にしている。彼は、「社会主義市場経済」なる言葉を使って、党内保守派に市場経済の採用を呼びかけた。それは便法にすぎず、社会主義を実現する上での通過点にすぎなかった。毛沢東革命の神髄を外すことなく、実現するという意味では、忠実な毛沢東主義者だ。習近平氏もこの路線である。


5番目では、「主権問題に関して、中国はいかなる妥協の余地もない。率直に言って、主権問題は議論できる問題ではない」としている。主権は国家主権を指し、領土問題である。南シナ海の90%は中国領海という「噓八百」は、中国の既定路線から言えば、絶対に撤収しないだろう。これをいかに撤退させるか。中国に経済的衰亡を仕掛けることだ。中国をTPP(環太平洋経済連携協定)へ加盟させず、一大経済圏から遮断することに尽きる。北朝鮮が、核放棄へのポーズを取り始めたのは、経済封鎖の結果である。中国についても、この戦術は有効なはずだ。中国が、経済力をつけることは周辺国の安保上、最大の危険を招く。


このように考えると、西側諸国が中国の将来について、民主化されるであろうと考えたことは、西側に好都合な想像を膨らませたにすぎなかった。幻想であったのだ。米国トランプ政権が現在、この幻想から醒めて中国の推し進めてきた「技術窃取」に危機感を強めている段階である。中国と西側との摩擦は今後、本格化する気配に見える。


技術のない国家の覇権挑戦

『大紀元』(4月3日付)は、「共産党、陰に日向に『社会主義の中国モデル普及』目指す」と題する記事を掲載した。


この記事では、中国の技術窃取計画がどのような方法で行なわれたかがハッキリと表れている。日本では、新幹線技術がまんまと盗まれた。しかも、特許まで取得するという図々しい振る舞いをしており、日本社会の信頼を一挙に失った。これ以来、日本企業は中国に対して警戒して、中国にしてやられたという失敗例を聞くことはない。韓国のサムスンには、半導体技術を窃取されている。これは、日本側技術者の「作為」によるもので、密かにサムスンへ出かけて製造ノウハウを直接、教えるという裏切り行為をした。カネに目がくらんだのだ。


その韓国が、中国に虎の子技術を盗まれている。


『中央日報』3月27日付「中国に流出した韓国の国家核心技術は12件」と題する記事を掲載した。


@「韓国の技術の流出が中国の関連産業発展につながるケースが少なからず発生し、警戒心が高まっている。2012年からの6年間に中国に流出した韓国の国家核心技術は12件にのぼる。国家核心技術とは、国家の安全保障および国民経済発展に重大な影響を与える技術をいう。技術の流出には大きく3つの方法が使われる。

1つ目は企業の内部職員と結託したり認可された第三者委託業務を口実に企業に接近し、保存媒体(USBメモリー、ウェブハード、CDなど)を通じて違法に技術を盗み出す行為だ。

2つ目は企業の核心人物を厚い待遇(現給与の5倍以上支給など)で誘引し、情報を持っていく方法だ。

3つ目は合法を装ったM&A(企業の合併・買収)方法を通じて核心技術を奪うケースだ。
韓国の技術の中国流出もほとんどこのような方法が動員された。実例として、今月初め慶南(キョンナム)地方警察庁国際犯罪捜査隊が国内ドラム式洗濯機のモーター設計図面を中国に流出させた事件を摘発したが、上の方法が利用された」


上記の中国による技術窃取は、3つの方法を使っている。純然たる産業スパイ。技術者引き抜きによるノウハウ入手。M&Aで技術を奪う方法。習氏は「中華再興」と叫んでいるがその裏で、韓国に対してこういう汚い手を使っている。


(1)「中国共産党は、スパイ工作、為替操作、サイバー攻撃、知的財産など、米国経済に打撃を与える包括的な戦略を何十年も行ってきた。少なくとも、ケ小平時代の40年前、ハイテク発展計画において、海外から本土への技術移転を促進してきた。3月22日の米国上院財務委員会で、米通商代表部のロバート・ライトハイザー氏は米国技術の重要性について触れ、『中国は米国から強制的に技術移転を行っている』と名指して批判した。通商部は、米国貿易赤字の半分を占める中国による、知的財産権侵害や技術移転強制について7カ月にわたる調査を行ってきた」


中国の技術窃取の起源は、ケ小平時代の40年前に遡る。「863計画」(1986年3月起案)が基本である。これに味をしめ、「中国製造2025」というハイテク産業育成の総仕上げによって、米国経済を打ち負かすという、とんでもない「技術大窃盗計画」を立てるまでにエスカレートしている。この総仕上げ計画が、トランプ氏の豪腕による「技術窃取阻止」でピンチに立っている。


(2)「中国は、欲する外国技術をさまざまな方法で入手している。今年1月、対米外国投資委員会(CFIUS)の専門家を招いた聴聞会では、中国当局による外国技術の入手方法は6つあると指摘した。

@ 外国企業を中国に招き、合弁会社を作らせる。

A 中国企業が海外で対象企業を買収する(M&Aや株式取得を含む)。

B 中国が対象技術製品を輸入する。

C 中国企業や研究機関で、技術力ある外国人を雇う。

D 中国人留学生が技術を学び、帰国するもしくは本国にデータを送信する。

E インターネットやその他の手段で盗み取る」


中国企業が、韓国から技術窃取した方法は前記の6項目中、AとDが該当する。だが、韓国は気づいていないかも知れないが、合弁形式による企業進出で技術が中国側に漏れている。

中国政府は、この合弁形式を相手国企業に強要するのだ。進出企業が技術を提供し、中国側企業が土地や建物などを提供する形式が多い。この方式が現在、米国政府から鋭く衝かれており、中止を求められている。


現代自動車では中国に進出した結果、中国に経営主導権を握られ、食い物にされている例もある。中国は、酢でも蒟蒻でも食えない相手がゴロゴロしている国だ。それに加え、中国政府という「強敵」が後押しする。ほとんどの企業内部に共産党委員会ができている。間接的な共産党支配に陥っているのだ。中国企業の不法行為は、中国政府が絡んでいると見て間違いない。


(3)「中国では、『西側諸国に追いつけ追い越せ』とのスローガンが叫ばれたケ小平時代の80年代の中国で、『ハイテク研究発展計画(863計画)綱要』は科学者4人により建議された。1986年3月に実施が決定したことから、この名がついた。『人民日報』によると、この863計画には生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野に分かれる。ケ小平は、『ハイテクを発展させ、産業化を実現させる』と筆をふるい、政府の各関係組織に指示した」


ハイテク産業の「863計画」は、ケ小平の肝いりで始まっている。生物、宇宙飛行、情報、先進的防衛、オートメーション化、エネルギー、新素材の7分野で成果を出そうというものだ。現状では、宇宙飛行、情報において成果が上がっている。いずれも防衛産業と結びついている。この流れでAI(人工知能)にも力を入れている。


中国最大の弱点は機械工業(精密工業)の発展基盤がないことだ。AIは情報と結びつき、流通業で発展しているが、その段階に止まり、広がりを欠く。産業の発展基盤は機械工業にある。満足な自動車エンジンもつくれない中国が、14億人の個人情報を活用してAIで頑張っても、自ずと発展の限界が画されるであろう。技術盗用では、本格的な工業発展は不可能である。その前に、基盤技術を磨くことだ。こういう地味な取り組みに興味を示さないのが中国である。


革命意識で始めた技術窃取

(4)「米国のスパイ防止活動機関・国家対情報局(ONCIX)の2011年の分析では、中国の863計画には『米国の機密の技術と経済情報を密かに手に入れるために、予算を組み、ガイダンスしている』と指摘している。2014年、米司法省は中国軍サイバー攻撃部隊『61398部隊』の将校5人が米企業の機密情報を奪ったとして、スパイ容疑での起訴を決めた。米国当局は5人の顔をインターネットでもさらし、身柄の引き渡しを求めるという容赦のない態度を見せたが、中国外交部報道官は『米国のでっち上げ』として猛烈に反発した」


中国は、国家ぐるみの技術泥棒を始めている。このことがいかに卑しいことかという自覚を欠くのは、「米国覇権」への挑戦が一種の革命戦争という位置づけに違いない。戦争では、相手を倒すために手段を選ばない。「勝てば官軍」の喩えの通り、戦争に綺麗も汚いもない。ただ、相手を倒せば勝敗の決着がつく。


中国は、この革命戦争の意識で米国を初めとする西側諸国に対抗する気構えなのだ。米国が、「技術窃取は許さない」と絶叫しても、中国は腹の中ではせせら笑いをしているに違いない。中国にとっては、「覇権」を巡る正直正銘の戦争なのだ。先手必勝の意識に染まっているのだろう。残念ながら、まともに話のできる相手ではなくなった。


(5)「この一件で、中国は戦術を変えた。『影なる』ハッカー攻撃ではなく、逆に『陽のあたる』手法に転換した。当局は、中国でビジネスを行う海外企業に技術の引き渡しを求める法改正を厳しく敷いた。2017年8月、海外との合弁会社を含む上場企業およそ3200社に対して『共産党組織を設置し、経営判断を組織の見解を優先させ、最終決定権を与える』との社内規定を盛り込むよう要求した」


中国では、外資企業にも共産党委員会を設置させている。外資企業の情報が自動的に中国共産党に集まるシステムだ。政治と経済の一体化である。中国は、この経営システムが効率的と自画自賛しているが、とんでもない間違いである。企業経営は市場経済システムで動くべきもの。そこへ政治が介入してどうするのか。まさに、ミクロ面でも「社会主義市場経済」を行なう意志である。この「石頭」を柔軟にさせる方法は存在しない。結果において失敗するしか、教訓を得られないところまで突き進んでいる。


(6)「中国戦略に詳しい情報筋は、中国当局は最近『商業と研究による米中パートナシップを確立する』名目で、米国から中国本土に技術を持ち込むために、中国技術者チームを米国に派遣しているという。もし受け入れられているならば、公然のスパイとも呼べる大胆な手法だ。こうした中国の対米戦略は、国防総省などホワイトハウス関係者は認知していたが、米国は対抗措置に積極的ではなかった。中国の技術移転による米国の経済的ダメージについて『非常に明確に米国で起きていたことだ。しかし、我々は眼の前の現実から目をそらしてきた』と、2015年に大紀元の取材に応じた国際戦略研究科リチャード・フィッシャー氏は警告していた」


中国科学者が最近、欧米科学者とジョイントによる研究成果が目立っている。日本メディアは、新たな研究スタイルと報じているが、これは表面的なこと。中国が欧米の研究成果を盗み出すために接近しているスパイ行為である。ともかく、手を変え品を変えて、産業スパイを働いてまでも技術窃取する。研究者倫理はない。そう言えば最近、遺伝子操作によって猿を出産させ話題になった。生命倫理も存在しない国が、世界覇権を狙っている。ゾッとさせられるのだ。


(7)「中国政府は国有企業を優遇し、民間企業を意のままにする計画経済を実行する。共産党におもねる民間企業には投資を促し、分が悪くなれば資産を没収する。社会主義国では民間企業、共産党、軍部の境界線があいまいで、プライバシーポリシーや知的財産の概念も低い。50人以上の従業員をもつ企業は、共産党が会社の内部情報をアクセスするためのシステムを備えるよう要求されている。共産党の目標は、ケ小平の863計画を指示したときと同じままだ。要綱にはこう記されている。『世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す』とある」


冷たい戦争と言われた米ソ対立は、イデオロギー戦争でもあった。民主主義と全体主義の優劣を競うものである。米ソ対立後は、「イデオロギーの終焉」とされ、世界はハッピーとされてきた。その裏で、中国が虎視眈々と「世界の主力である米国にとって代わり、共産主義と全体主義に基づく“中国モデル”普及を目指す」と大真面目に考え始めていた。


世界にとって、民主主義国と中国のどちらが経済面と思想面で優れているのか。結論は、人間はどちらの体制がより自由で幸福であるかに帰着する。中国が、技術窃取を止められた場合、潜在成長力はどの程度落ちるのか。さらに、不動産バブルの重圧がこれから加わる。習氏の「世界覇権奪還論」は非現実的に映るのだ。「技術窃取」という他人の褌で相撲取るのでなく、身の丈に合った国つくりに方向転換すべきであろう。
https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12366095507.html


中国の社会が間違いなく崩壊してしまうただ1つの理由とは
部下を昇進させる見返りに、莫大な賄賂を要求していた軍の制服組、役人に賄賂を払って環境汚染を見逃してもらっている企業経営者。

村の土地を勝手に売り飛ばして賄賂を受け取っていた村長、犯罪者から大金をもらって犯罪を見逃す警察官、手術の前に金を持っているかどうか確認する医者、手術中に手術代を釣り上げる医者。

そして、権力をかさに着て私腹を肥やし、パナマ経由で莫大な資産を隠し持つ習近平とその一族。自分たちの汚職は無視し、敵対する派閥の汚職だけを摘発するご都合主義。

これらは、すべて中国で起きている「拝金」事件だ。

上から下まで、中国の社会は汚職が蔓延して腐っている。中国では、すべての人間が「拝金主義」に陥っているのだ。

社会は、個人ひとりひとりの意識の総意で成り立っていることろがある。だから、おかしな人間が増えれば増えるほど、社会は成り立たなくなっていく。

凄まじく暴走していく資本主義の中で、社会に最も悪い影響を与えるのは「拝金主義」であることは、中国の現状を見れば誰でも気付くことだ。


人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る

中国では人が道ばたで倒れていても誰も助けようとしない。

中国人が冷淡だというよりも、被害者が「助けてくれた人を訴えてでもカネをせしめる」という拝金主義が蔓延したからこのようになったのだ。

下手に助けると、助けた本人が訴えられる。善意を見せれば馬鹿を見る。そんなことが続いたら、恐ろしくて誰も人を助けたくなくなる。

そのため、子供が車に轢かれても誰も助けないし、関わろうとしない。殺人事件が路上で起きていても、通行人は知らん顔をして通り過ぎる。

中国の問題の多くは、「カネのためなら何でもする」「自分が儲かるなら何でもする」という薄っぺらい拝金主義から生まれてきたものだった。

中国の社会システムが非常に脆弱なのも、公務員や警官までが率先して汚職や賄賂に染まり、自分だけが儲かればいいという拝金主義が蔓延しているからだ。

中国だけでなく、途上国の権力はそのほとんどが汚職で染まっているのだが、だからこそ社会は停滞し、「金こそすべて」と化して他人を踏みにじるようになるのだ。

拝金主義が蔓延すると、社会の秩序は保てなくなる。誰もが自分のことしか考えなくなるので、「公共」が保てなくなるからだ。社会の規律も保てなくなる。規律よりも、自分の利益が最優先されるからだ。

そのうち中国が、何らかのきっかけで崩壊するのが確実だと言われているのは、こうした「拝金主義」の体質が社会の隅々にまで行き渡っていて、もはや自滅が避けられないからだ。

個人が腐り、組織が腐り、政治が腐り、社会が腐り、すべてが腐りきって全体が崩壊する。そんなことは当の中国人も分かっている。

だから、中国人はカネのある人間から率先して国外に国籍を取って逃げていく。


拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒なのだ

考えなければならないのは、組織は人が動かすものであり、人が腐れば組織も自ずと腐るということだ。人が拝金主義に陥れば、組織も拝金主義に陥る。

中国では今も「孫子の兵法」みたいな相手を貶める詐欺マニュアルが聖書のように人々に読み継がれている。

「孫子の兵法」は他人を騙すためのテクニックが満載であり、こんなものが読み継がれてまともな社会になると考える方がどうかしている。

私利私欲のために、「孫子の兵法」で他人を騙すのが中国人なのである。言うまでもないが、私利私欲というのは拝金主義そのものだ。私利私欲に堕ちた人間は、自分の利益のためなら何でもするのだ。

組織の中にこうした拝金主義が蔓延すると、いずれその組織は腐敗し、機能しなくなり、強欲な人間に食い尽くされ、やがて組織は生存が不可能なまでに壊れていく。

拝金主義というのは、社会を崩壊させる毒だ。中国にはその毒がたっぷりと回って、もう治療不可となっている。今さら中国に誠実さを求めても不可能だ。

人間でも組織でも、きちんと生きるためには「頭脳・実行力・誠実」の3点が必要になる。ところが、拝金主義がはびこると、この3点から「誠実」が消されてしまう。

誠実ではない人間に、頭脳と実行力があれば、結果は悲惨なものになる。

これは中国政府に頭脳と実行力があれば、より社会が悪くなるということを意味している。

政府自らが誠実さを失い、とてつもない拝金主義に陥っているので、いくら社会を潔癖にしようとしても、誰も政府を信じない。そのため、改善の一歩も踏み出せない。

中国を覆い尽くす拝金主義は、資本主義が生み出す癌だ。癌が広がって行くと、それはいずれ社会の中核を崩壊させていく。そして、あとは自壊を待つだけとなる。


常識を超えたカネへの執着は、社会悪を生み出す

しかし、これほどの毒薬なのに、ほとんどの中国人は拝金主義を改めようとしない。なぜか。

誰もが心の中で「自分も甘い汁を吸いたい」という黒い欲望が、ふつふつと燃えたぎっているからだ。他人が甘い汁を吸っているのに、自分だけ行儀良く生きて損したくないと思うのだ。

自分が拝金主義に堕ちていると、拝金主義の危険性など、見えるはずもない。見えても止まらない。

警官が拝金主義に走ると、治安はカネ次第になって規律は崩壊する。公務員が拝金主義に走ると、行政はカネ次第になって社会は崩壊する。

企業が拝金主義になると、消費者を騙すようにカネを稼ぐようになるので、信頼が崩壊する。政治家が拝金主義になると、個人の利益のために国を売り飛ばすので、国が崩壊する。

拝金主義が先鋭化している社会や国家ほど、崩壊しやすい環境にある。最も拝金主義が蔓延している中国が、最も崩壊に近い国なのだ。「カネこそすべて」が徹底した中国は、もう助かることはない。

そう考えると、私たち日本人が「カネこそすべて」だと中国人と一緒になって思うのはいかに馬鹿げているのかが分かる。

カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って「カネがすべて」ではないのも事実だ。

常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。

拝金主義が蔓延しないためには、自分が拝金主義にならないという決意を持つしかない。「カネこそすべて」ではないことを真剣に考えなければならないということだ。

あなたはどうだろうか。自分の心の中に、もしかしたら拝金主義の芽を育ててはいないだろうか。

中国のようにボロボロになりたくなければ、度を超した拝金主義など捨てなければならない。それが最終的には社会のためになる。


カネで買えるものは多く、カネで助かることも多く、カネで解決できることも多い。しかし、だからと言って、「カネがすべて」ではないのも事実だ。常識を超えたカネへの執着は、それ自体が社会悪を生み出して、社会を崩壊させてしまう。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160802T1749230900


中国は歴史捏造の常習犯

宮脇淳子 『満蒙とは何だったのか 2015.9.5 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=r4W-dqMkgp8


これを聞けば中国がよく分かります「真実の中国史」音声講義

宮脇淳子先生 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=resc8aY9Qes
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%80%90%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%B7%B3%E5%AD%90%E3%80%91%E3%80%8E%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8F%B2%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92%E9%96%8B%E3%81%93%E3%81%86%EF%BC%81%E3%80%8F+


2017/12/14 に公開
あまりに素晴らしい講義なので、音声だけを再編集させて頂きアップしました。

多くの方に知って頂き、中国がどいう歴史を歩んで来たのか?を知る事で、私達の取るべき態度の支えになると思います。


【宮脇淳子】中国美女の正体 [桜H24-4-19] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=vwBGh84gvs0


2012/04/19 に公開
東洋史家の宮脇淳子氏をお迎えし、元産経新聞記者のジャーナリスト・福島香織氏と御一緒に著された新著書『中国美女の正体』を御紹介いただきながら、外見からは想像もつかないほどに、精神性も価値観も日本人とは大きく異なる中国人の、中でも"美女達"の繰り出す謀略から、自身と国を守るための術はあるのか、日本人が知っておくべき彼らの本音と思考について、温かい叱咤激励とともに お話しいただきます。

______


中国語は秦の始皇帝の時代で進歩を止めてしまったので、感情表現も抽象的思考も全くできない原始言語のままなんですね。

漢文は難し過ぎるので中国人は文章を読み書きする能力が小学生レベルでストップしています。

中国人は損得勘定と どうやって他人を騙すかという事だけしか考えない、空気が読めない、他の人の気持ちが全然わからない、恋愛できない。


それは使っている言語による制約なのですね。


_____


今まで中国は世界中から投資資金を呼び込んで、他人の金で経済成長を成し遂げてきた。中国に大量の投資を行っていたのはアメリカの多国籍企業だった。
バラック・オバマ前大統領は、その中国とより深い関係を結ぼうとして、当初は中国に媚びるように「G2」を提唱していた。
しかし、中国が傲慢になってやがてアメリカをも見下すようになると、さすがの無能の極みだったオバマも中国に見切りを付けるしかなくなった。

中国は貿易でダンピング攻勢を行い、アメリカにハッキング攻撃を仕掛け、南沙諸島で勝手に軍事拠点を作り上げた。やりたい放題だったと言っても過言ではない。

しかし、中国は虎の尾を踏んだ。アメリカを激怒させたのはAIIB(アジア・インフラ投資銀行)の設立だった。

これはドル通貨基軸による挑戦である。アメリカにとってはドル通貨基軸こそが世界支配の中核だったので、これに挑戦する中国は敵でしかない。

アメリカは、2015年には中国を明確に「敵である」という認識をするようになっている。そのため、アメリカはAIIBに賛同していたEU(欧州連合)を揺さぶりにかけるようになった。

2016年にはイギリスがEUを離脱し、ドイツはVWグループが排ガス不正でアメリカに糾弾され、さらにメルケル首相が難民政策で急激に求心力を失うという流れがあった。

この一連の流れは、その裏にアメリカによるEUへの報復があった。イギリスもドイツもAIIBに賛同した国家である。これらの国家が急に政治的動乱に見舞われた。

さらにAIIBであからさまに中国になびいた韓国も、政権が吹き飛ぶという波乱に見舞われている。

アメリカの覇権の中核にあるのはドル通貨基軸である。この部分に関しての挑戦をアメリカは決して許さない。中国はこの部分に侵食してきている。

とすれば、この次に起きるのは「本丸」である中国の破壊でしかない。

「中国は敵だ」という認識ができて、ドナルド・トランプという強硬派の政権が誕生した以上、中国がこのまま無傷でいられると考えるのは根拠のない楽観論だ。

中国は貿易でも、軍事でも、為替でも追い詰められていく。中国の破壊は仕掛けられている。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180509T0319000900.html

http://www.asyura2.com/17/china12/msg/732.html#c1

[昼休み54] 日本の物価はいくらなんでも安過ぎる 中川隆
18. 中川隆[-12456] koaQ7Jey 2018年5月15日 17:47:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13990]

2018年05月15日
NY州で家賃高騰、マンハッタンではワンルームが月40万円

マンハッタンでこの程度の1Rが月30万円以上する
http://usimg.sulekhalive.com/cdn/rentals/images/rentals_2018-01-13-05-01-36-538_9410808.jpg

NYの家賃相場

ニューヨークの賃貸住宅家賃が上昇し、働いても家賃を払えないのでルームシェアやハウスシェアする人が増えている。

といってもマンハッタンの中心地のことではなく、電車や車で1時間もかかる郊外でのことです。

ニューヨークの家賃相場は毎年5%以上は上昇し、10年前の2倍になったところも少なくない。



郊外の築数十年エレベーターなし、ワンルームマンションの家賃が最低月20万円以上になっている。

日本とは築年数の基準が違い、アメリカでは戦前のマンションでも手入れされているが、それでも高すぎる。

マンハッタンの人気地区ではワンルームで家賃40万円、2部屋なら郊外でも30万円以上に値上がりしている。


こんな具合なので働いてかなりの収入があっても家賃を払えず、年収500万円の「ホームレス」すら存在する。

もしマンハッタンの内側に家族でまともや部屋に住もうと思ったら、家賃だけで年500万円以上も支払うはめになる。

アメリカのテレビドラマに出てくるようなおしゃれな物件は、今やNYでは富裕層しか住めなくなった。


そこでニューヨーカーがやっているのはシェアルームやシェアハウスで、複数人で一つの物件を共有する。

ドラマでは楽しそうだが、実際には好きでやっているのではなく、一人では本当に家賃を払えないのでそうしている。

複数の部屋がある物件を借りて、一人が一部屋ずつ使用するのが基本スタイルだが、それでも決して安くない。

年収1000万円のNY貧困世帯

ニューヨーク郊外でも3ベッドルームで家賃30万円はするので、ルームシェアでも一人10万円になる。

そこで最近は一つの部屋をさらにカーテンなどで間仕切りし、何部屋かに分けてルームシェアしている人が多い。

1部屋10万円としても、1部屋をさらに分割すれば、一人当たり5万円にするのも可能です。


マンハッタンから40分以上かかるクイーンズやブルックリン地区でも、やはりワンルームで月20万円以上はします。

アメリカは1部屋の面積が広いので、半分にシェアしても「四畳半」ほどの広さがあり、月8万円程度の家賃が多い。

住居費とともにアメリカ人を悩ませているのが医療費の高さで、入院などをきっかけに家賃が払えなくなり、ホームレスになる人が多い。


ニューヨーク州の世帯年収(一人当たりではない)は4人世帯で1000万円、共働きがほとんどなので個人平均では500万円程度になります。

年収1000万円でも家賃だけで400万円から500万円、医療保険に年100万円以上支払い、子供の教育費もかかります。

当然食べなくてはいけないし服も買うしアメリカでは自動車も必要なので、年収1000万円世帯ではマンハッタンには住めなくなっています。


NY市の調査では年収4万ドル以下の世帯では年収の50%近くの家賃を支払っている。
http://www.thutmosev.com/archives/76155353.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html#c18

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
464. 中川隆[-12455] koaQ7Jey 2018年5月15日 17:53:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13990]

2018年05月15日
NY州で家賃高騰、マンハッタンではワンルームが月40万円

マンハッタンでこの程度の1Rが月30万円以上する
http://usimg.sulekhalive.com/cdn/rentals/images/rentals_2018-01-13-05-01-36-538_9410808.jpg


NYの家賃相場

ニューヨークの賃貸住宅家賃が上昇し、働いても家賃を払えないのでルームシェアやハウスシェアする人が増えている。

といってもマンハッタンの中心地のことではなく、電車や車で1時間もかかる郊外でのことです。

ニューヨークの家賃相場は毎年5%以上は上昇し、10年前の2倍になったところも少なくない。

郊外の築数十年エレベーターなし、ワンルームマンションの家賃が最低月20万円以上になっている。

日本とは築年数の基準が違い、アメリカでは戦前のマンションでも手入れされているが、それでも高すぎる。

マンハッタンの人気地区ではワンルームで家賃40万円、2部屋なら郊外でも30万円以上に値上がりしている。


こんな具合なので働いてかなりの収入があっても家賃を払えず、年収500万円の「ホームレス」すら存在する。

もしマンハッタンの内側に家族でまともや部屋に住もうと思ったら、家賃だけで年500万円以上も支払うはめになる。

アメリカのテレビドラマに出てくるようなおしゃれな物件は、今やNYでは富裕層しか住めなくなった。


そこでニューヨーカーがやっているのはシェアルームやシェアハウスで、複数人で一つの物件を共有する。

ドラマでは楽しそうだが、実際には好きでやっているのではなく、一人では本当に家賃を払えないのでそうしている。

複数の部屋がある物件を借りて、一人が一部屋ずつ使用するのが基本スタイルだが、それでも決して安くない。


年収1000万円のNY貧困世帯

ニューヨーク郊外でも3ベッドルームで家賃30万円はするので、ルームシェアでも一人10万円になる。

そこで最近は一つの部屋をさらにカーテンなどで間仕切りし、何部屋かに分けてルームシェアしている人が多い。

1部屋10万円としても、1部屋をさらに分割すれば、一人当たり5万円にするのも可能です。


マンハッタンから40分以上かかるクイーンズやブルックリン地区でも、やはりワンルームで月20万円以上はします。

アメリカは1部屋の面積が広いので、半分にシェアしても「四畳半」ほどの広さがあり、月8万円程度の家賃が多い。

住居費とともにアメリカ人を悩ませているのが医療費の高さで、入院などをきっかけに家賃が払えなくなり、ホームレスになる人が多い。


ニューヨーク州の世帯年収(一人当たりではない)は4人世帯で1000万円、共働きがほとんどなので個人平均では500万円程度になります。

年収1000万円でも家賃だけで400万円から500万円、医療保険に年100万円以上支払い、子供の教育費もかかります。

当然食べなくてはいけないし服も買うしアメリカでは自動車も必要なので、年収1000万円世帯ではマンハッタンには住めなくなっています。


NY市の調査では年収4万ドル以下の世帯では年収の50%近くの家賃を支払っている。
http://www.thutmosev.com/archives/76155353.html


詳細は


日本の物価はいくらなんでも安過ぎる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c464

[リバイバル3] ボッタクリ アンプ _ FM Acoustics の世界 中川隆
19. 中川隆[-12454] koaQ7Jey 2018年5月15日 17:58:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13990]

住居費に比べたら、FM Acoustics なんか安い、安い

2018年05月15日
NY州で家賃高騰、マンハッタンではワンルームが月40万円

マンハッタンでこの程度の1Rが月30万円以上する
http://usimg.sulekhalive.com/cdn/rentals/images/rentals_2018-01-13-05-01-36-538_9410808.jpg


NYの家賃相場

ニューヨークの賃貸住宅家賃が上昇し、働いても家賃を払えないのでルームシェアやハウスシェアする人が増えている。

といってもマンハッタンの中心地のことではなく、電車や車で1時間もかかる郊外でのことです。

ニューヨークの家賃相場は毎年5%以上は上昇し、10年前の2倍になったところも少なくない。

郊外の築数十年エレベーターなし、ワンルームマンションの家賃が最低月20万円以上になっている。

日本とは築年数の基準が違い、アメリカでは戦前のマンションでも手入れされているが、それでも高すぎる。

マンハッタンの人気地区ではワンルームで家賃40万円、2部屋なら郊外でも30万円以上に値上がりしている。


こんな具合なので働いてかなりの収入があっても家賃を払えず、年収500万円の「ホームレス」すら存在する。

もしマンハッタンの内側に家族でまともや部屋に住もうと思ったら、家賃だけで年500万円以上も支払うはめになる。

アメリカのテレビドラマに出てくるようなおしゃれな物件は、今やNYでは富裕層しか住めなくなった。


そこでニューヨーカーがやっているのはシェアルームやシェアハウスで、複数人で一つの物件を共有する。

ドラマでは楽しそうだが、実際には好きでやっているのではなく、一人では本当に家賃を払えないのでそうしている。

複数の部屋がある物件を借りて、一人が一部屋ずつ使用するのが基本スタイルだが、それでも決して安くない。


年収1000万円のNY貧困世帯

ニューヨーク郊外でも3ベッドルームで家賃30万円はするので、ルームシェアでも一人10万円になる。

そこで最近は一つの部屋をさらにカーテンなどで間仕切りし、何部屋かに分けてルームシェアしている人が多い。

1部屋10万円としても、1部屋をさらに分割すれば、一人当たり5万円にするのも可能です。


マンハッタンから40分以上かかるクイーンズやブルックリン地区でも、やはりワンルームで月20万円以上はします。

アメリカは1部屋の面積が広いので、半分にシェアしても「四畳半」ほどの広さがあり、月8万円程度の家賃が多い。

住居費とともにアメリカ人を悩ませているのが医療費の高さで、入院などをきっかけに家賃が払えなくなり、ホームレスになる人が多い。


ニューヨーク州の世帯年収(一人当たりではない)は4人世帯で1000万円、共働きがほとんどなので個人平均では500万円程度になります。

年収1000万円でも家賃だけで400万円から500万円、医療保険に年100万円以上支払い、子供の教育費もかかります。

当然食べなくてはいけないし服も買うしアメリカでは自動車も必要なので、年収1000万円世帯ではマンハッタンには住めなくなっています。


NY市の調査では年収4万ドル以下の世帯では年収の50%近くの家賃を支払っている。
http://www.thutmosev.com/archives/76155353.html


詳細は


日本の物価はいくらなんでも安過ぎる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/754.html#c19

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
58. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月15日 18:00:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13990]

住居費に比べたら、ハイエンド・オーディオなんか安い、安い


2018年05月15日
NY州で家賃高騰、マンハッタンではワンルームが月40万円


マンハッタンでこの程度の1Rが月30万円以上する
http://usimg.sulekhalive.com/cdn/rentals/images/rentals_2018-01-13-05-01-36-538_9410808.jpg


NYの家賃相場

ニューヨークの賃貸住宅家賃が上昇し、働いても家賃を払えないのでルームシェアやハウスシェアする人が増えている。

といってもマンハッタンの中心地のことではなく、電車や車で1時間もかかる郊外でのことです。

ニューヨークの家賃相場は毎年5%以上は上昇し、10年前の2倍になったところも少なくない。


郊外の築数十年エレベーターなし、ワンルームマンションの家賃が最低月20万円以上になっている。

日本とは築年数の基準が違い、アメリカでは戦前のマンションでも手入れされているが、それでも高すぎる。

マンハッタンの人気地区ではワンルームで家賃40万円、2部屋なら郊外でも30万円以上に値上がりしている。


こんな具合なので働いてかなりの収入があっても家賃を払えず、年収500万円の「ホームレス」すら存在する。

もしマンハッタンの内側に家族でまともや部屋に住もうと思ったら、家賃だけで年500万円以上も支払うはめになる。

アメリカのテレビドラマに出てくるようなおしゃれな物件は、今やNYでは富裕層しか住めなくなった。


そこでニューヨーカーがやっているのはシェアルームやシェアハウスで、複数人で一つの物件を共有する。

ドラマでは楽しそうだが、実際には好きでやっているのではなく、一人では本当に家賃を払えないのでそうしている。

複数の部屋がある物件を借りて、一人が一部屋ずつ使用するのが基本スタイルだが、それでも決して安くない。


年収1000万円のNY貧困世帯

ニューヨーク郊外でも3ベッドルームで家賃30万円はするので、ルームシェアでも一人10万円になる。

そこで最近は一つの部屋をさらにカーテンなどで間仕切りし、何部屋かに分けてルームシェアしている人が多い。

1部屋10万円としても、1部屋をさらに分割すれば、一人当たり5万円にするのも可能です。


マンハッタンから40分以上かかるクイーンズやブルックリン地区でも、やはりワンルームで月20万円以上はします。

アメリカは1部屋の面積が広いので、半分にシェアしても「四畳半」ほどの広さがあり、月8万円程度の家賃が多い。

住居費とともにアメリカ人を悩ませているのが医療費の高さで、入院などをきっかけに家賃が払えなくなり、ホームレスになる人が多い。


ニューヨーク州の世帯年収(一人当たりではない)は4人世帯で1000万円、共働きがほとんどなので個人平均では500万円程度になります。

年収1000万円でも家賃だけで400万円から500万円、医療保険に年100万円以上支払い、子供の教育費もかかります。

当然食べなくてはいけないし服も買うしアメリカでは自動車も必要なので、年収1000万円世帯ではマンハッタンには住めなくなっています。


NY市の調査では年収4万ドル以下の世帯では年収の50%近くの家賃を支払っている。
http://www.thutmosev.com/archives/76155353.html


詳細は


日本の物価はいくらなんでも安過ぎる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c58

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
59. 中川隆[-12452] koaQ7Jey 2018年5月15日 18:19:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13990]


INFINITY IRS ※受注生産3ヶ月以上
¥12,000,000(1システム、1980年頃)
¥10,000,000(1システム、1981年頃)
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/irs.html


INFINITY IRS-V
¥12,000,000(1システム、1988年頃)
¥13,000,000(1システム、1990年頃)
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/irs-v.html


INFINITY スピーカーシステム一覧 インフィニティ
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/index.html


インフィニティのスピーカーテクノロジーを結集して究極を追求したスピーカーシステム。

IRS-Vは、ライン・ソース再生を可能とするドライバー・アレイ構造により、低域部と中域部が各々独立した高さ約2.3mに及ぶエンクロージャーで構成されています。

低域部には30cmコーン型ウーファーを6個搭載しています。

このユニットにはグラファイト強化ポリプロピレンを採用しています。これはインフィニティが1977年にスピーカーに実用化したポリプロピレンと、高温・高圧のインジェクションモールド工程でポリマーにインジェクトされたグラファイトファイバーで構成された振動板で、振動板の絶対的強度を高めるとともに放射状に成型することでウーファーの動作領域で正確なピストン運動を実現しています。

低域部は内蔵した2000W/chの専用パワーアンプで駆動しています。

中高域部には特殊型ユニットを採用しており、中域用にEMIMを12個、高域用にEMITを36個搭載しています。高域用に搭載したEMITは前面に24個、背面に12個マウントされています。

EMIMでは、ダイアフラムに従来の1/2までローマス化したカプトン薄膜を採用しており、ボイスコイルはダイアフラム上にフォトエッチングされています。さらにマグネットにネオジウムを採用することでスピードや能率、リニアリティが改善されています。

EMITには超ローマス・カプトン膜ダイアフラムとネオジウムマグネットを採用しており、静電型の特長とされる金属的でしなやかな軽さと、プッシュプルマグネットによる高リニアリティを実現しています。

中高域部にはブラジリアン・ローズウッド仕上げの無回折型パネルを装備しています。このパネルは砂を詰め込んだ耐振構造となっています。

クロスオーバーネットワークと低域サーボアンプが付属しています。

サーボアンプでは、ボイスコイルに取り付けられた検出回路でウーファーの動作(加速度)をモニターし、差分サーボアンプによりこの出力を入力波形と比較しています。そして、アンプより出力された電気的入力とウーファーの音響的信号との誤差信号(低域歪)は位相反転されてウーファーのパワーアンプに戻され、歪を打ち消すような動作をします。

IRSシリーズに搭載された最新のサーボシステムでは、15Hzにまで及ぶ低域リニアレスポンスを実現しています。


方式 3ウェイ・54スピーカー・フロア型

使用ユニット
低域用:30cmコーン型x6
中域用:特殊型(EMIM)x12
高域用(前面):特殊型(EMIT)x24
高域用(後面): 特殊型(EMIT)x12

インピーダンス 4Ω

周波数特性 15Hz〜45kHz ±2dB

適合入力
低域:2kW/ch RMS(内蔵)
中高域:100W〜500W/ch RMS

外形寸法
低域エンクロージャー:幅527x高さ2,286x奥行730mm
中高域エンクロージャー:幅1193x高さ2,286x奥行431mm
ベース部:幅965x奥行304mm

重量 681.8kg


付属
出力2kWパワーアンプx2
クロスオーバーコントロール
サーボアンプ
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/irs-v.html


Infinity 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/infinity.html

68年にアーニー・ヌデールというアメリカの技術者が作ったインフィニティというスピーカーの会社は、クラシック向きと言われる製品がヨーロッパに多いなかで、 大変ナチュラルでリアリティのある音を聞かせ、それまでのアメリカ製スピーカーの概念から外れたものとして話題になったようです。

東海岸のボザークや AR、KLHのようなコーンやドーム・ツイーターを使ったおとなしい音のものと、ボーズ博士の音場型901、もしくは後に積極的にイコライジングを施したポップス向きのシリーズを除くと、アルテックにしてもJBLにしても、アメリカのスピーカーはジャズファンに熱愛されてきたように思います。

高音用のホーンがトランペットやサックスなどと同じ発音構造ですし、軽くて硬めの紙のコーンに強いマグネットを組み合わせた能率 の高い低音ユニットはドラムやピアノ、指で 弾くウッドベースなどのパルシブな音をリアルに再生するからではないでしょうか。

  
インフィニティの リボン型ツイーターEMIT (Infinity EMIT)

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/infinity.html


 しかしインフィニティはイギリスBBCモニターの系統から発したポリプロピレンを振動板に使った低音ユニットに EMIT(EMIM)というリボンの発展形のような高(中)音ユニットを組み合せ、塊のエネルギー感よりも繊細さと音色の自然さを前面に出したコンデンサー型のような音を聞かせました。

その音の出方は独特で、うまく行ったときは眼前の奏者が演奏し、歌っているようなイリュージョンがふわっと現 れるというと言い過ぎでしょうが、声を出す前の息を吸い込む音や、ギターのフレット上を指が滑る音、ピアノのペダル操作、フォルテになる一瞬前の皆の緊張する様子など、気配のような微細な音を再現してくれます。


インフィニティIRS (Infinity IRS 1977) 73年のマークレビンソンのアンプと並ん で「ハイエンド」製品の代表のよう なスピーカー。重量は500kgで 価格は1000万円だった。

http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/infinity.html


  フラッグシップはそのEMIT/EMIMのユニットを56個(左右でEMIT76個/EMIM36個)も使ったタワーと、30センチのポリプロピレン・コーン・ウーファーを6個ずつ縦に並べたタワーが左右2本ずつ、まるで4つのビルが屹立するような形のIRSで、77年当時65,000ドルしました(日本円で1000万円)。

それを聞いた人の話では、後ろにも音を出して反射 させる構造からか、音が回り込むコンサートホール特有のやわらかさをある程度再現できるものだったということです。

この手の製品はもとよりホールのような反射板の付いた50畳のリスニングルームを用意できる人用なのかもしれませんが、恐ろしい話もあり、インピーダンスが2Ω そこそこしかないツイータ(実測してみましたが、公称4ΩのEMITは2.7Ωほどしかありませんでした)を直列、 並列、直列、並列、と連ねて行くシステムは駆動するのに大変アンプのパワーを食い、高音ユニットだけでも一台では鳴らし切れず、フォルテで歪んでしまうのだそう です。

低音ユニットはデュアル・ボイスコイルを用いたNFBのような回路でコントロールをかけてあってまたそれ なりにパワー食うため、1.5kWの専用モノラル アンプ2台が要ります。

巨大なパワーアンプがモノラルなら最低4台は必要で、それを音色の良いものにしようと機種変したりすると数千万はあっという間なのだそうです。

世の中に本当に良い音のアンプが少ないなかで1KW級のパワーが絶対条件ともなると選択肢はほとんどありません。ハイエン ド製品との泥沼の戦いとなるようで、音はそれまでのアメリカ製品とは違うインフィニティも、そんな物量作戦と なってくるところがアメリカ的と言えるかもしれません。

もう少しで次元の違う音が出そうになるとやめられず、 某自動車メーカーの重役だった人が億近い投資をして兵どもが夢の跡となってしまったという例もあるそうです。

無限大マークのインフィニティ、同じようなリボン型のメーカーであるアポジー (絶頂の意味があります)と並んでオーディオ道楽の一つの究極は間違いなさそうです。

  
 Infinity InfiniTesimal 1981
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/infinitesimal-iv.html

インフィニティの最小スピーカー。IRSとは正反対の大きさと価格ながら、質の妥協はなかった。

 さて、我々一般家庭用のものとしては、一番小さいものは14センチのポリプロピレンのコーンにEMITを載せた「テシマル」でした。

テシマルって何でしょう? 

お侍の幼少名で忍者獅子丸のお友達というわ けではなさそうです。調べてみるとどうやら誤解があるようで、本当はインフィニテシマルという一つの単語で、メーカー名がインフィニティなので、ついインフィニティ・テシマルという具合に中丸が入って途切れてしまうのですね。

infinitesimal は数学用語で「無限小」を表す言葉であり、ヌデール氏が元 NASA の理論物理学者だったため、こういう概念に馴染みがあるわけなのでしょう。

 脱線しましたが、CDプレーヤーのオンキョーC−700の項で紹介した多田オーディオというところでこのシステムをチューニングし、ボイスコイルとネットワーク のコイルにPCOCC6Nアズキャストという高純度結晶の高価な線(現在は製造中止)を使ったものを聞きました。

それは驚くべきことに、サイズから低音が出ないことを除けば今まで聞いたなかで最もリアリティの高い音を出していました。

アズキャストというのは溶かした銅をヒーターをかけながら ゆっくりと冷ますことで単一結晶に近くする技術だそうで(as-cast は鋳っ放しの意)、その後の熱的、機械的ストレスも最小になるものなのだそうです。住友をはじめ複数の会社が製作したもののどこのオーディオ・メーカーも買わなかったために消えて行った幻の線材で、試作品はコンデンサー型の繊細さにエネルギーが加わったような不思議な感覚を引き起しました。

いずれにしてもインフィニティのユニットの素晴らしさは実感させられたわけで、なかでも振動板重量が桁外れに軽い EMITツイーターは音を超えた空気感まで再現するところが独特であり、その後同じような構造のリボン系のユニットが出る中で最高の出来だったと思います。

この方式自体は特許がずいぶん昔に取得されたものでしたが、その当時は製造技術がなく、フォトエッチングのIC技術とともに実用化可能となりました。確か日本のフォステクスの方が先に製品化したのではなかったでしょうか。

FT5RPという似た構造のツイーターをだいぶ昔に試したことがありました。

良い音でしたがEMITに比べるとマグネットの弱さから か、「空気感」というよりも「細くて繊細」と言った方がよい音だった記憶があります。

インフィニティ・リボンの音を色付けがあるといって嫌った著名なオーディオ 評論家もいるようですが、私が聞いた印象ではその人の言うような暗さもなく粘液質な色もなく、生の弦楽器の浮遊 感を自然に表現できる数少ないツイーターだったと思います。


Infinity RS-4.5(左)
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/referencestandard4_5.html

RS-2.5
http://audio-heritage.jp/INFINITY/speaker/referencestandard2_5.html


中型で家庭用として手の届く価格でありながら、低音から高音までクオリティの高い音を再生した。


インフィニティはインフィニテシマルの他にも、3ウェイの家庭向きリボン型 RS−U(a/b)やRS−4.5、RS−2.5、ミッドにドー ムを使ったRS−3、同じくポリプロピレン・コーンを使ったRS1.5 やリファレンス・スタジオ・モニター(RS−M)な ど、何種類かシリーズ展開しており、日本にも入って来ていました。

リボン・トゥイータと乳白色の ポリプロピレン・ウーファーを組み合わせた初期のものはどれも今なお大変魅力ある製品群ではないかと思います。

しかしアーノルド・ヌデー ル氏は83年に会社を大手のハーマン カードンに売ってしまい(タンノイと成り行きが大変似ていますが)、その後の製品は形こそ似ていても・・・となってしまいました。

彼自身はジェネシスという別の会社を立ち上げ、こだわりがあったのか IRSそっくりな四本タワーのシステムを再度世に出したようです。

インタビューに答えている彼の様子が YouTube に出てましたが、才能ある人特有の傷つきやすさからか、何かを防御しつつ目まぐるしく内部で感情が交錯しているような表情の、不思議な印象の人 です。

 インフィニティという会社自体が消えて久しいので、あの時代からずいぶんスピーカーも進化した、などという人がいます。

「80年 代/90年代と今とではスピードが違うからね」

というわけで、今のハイスピード製品には同じくハイスピードなアンプを組み合わせないと本来の音が出ないんだよ、とか。

好まれる音の平均値 が変わってきたということはあると思います。
それにともなってハイエンド製品の音のバランスにも流行があるということは言えるでしょう。

しかし スピードとは面白い表現です。
核物理学のように電子が加速するんでしょうか。

インフィニティが消えても、その生みの親は別の会社で同じようなカプトン膜のリボン系ユニットを使って昔と同じスピーカーを出し続けています。それが果してハイスピードに変貌したのかどうか、聞く機会がありません。

その新会社もまたハイエンド製品に特化しているようで、235,000ドル (2000万円?)というプライスタグが掲げられているそうです。

小さな政府政策の結果、全米で数十人の人たちを相手に商売が成り立つようです。

勝組にすべてをさらって行かれる恐れのなかで、泳ぎ続けなければ沈んで行くプ レッシャーを感じるというのはどんなものでしょう。自由の国は光強ければ影も濃い土地柄のようです。しかし皆が明灰白色の服を着せられ、そのことに気づかずにいる国もどうかとは思います。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/infinity.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c59

[リバイバル3] ハイエンド・スピーカーの世界 中川隆
60. 中川隆[-12451] koaQ7Jey 2018年5月15日 18:27:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13990]

 B&W Nautilus 1995(左)ローレンス・ディッキーが設計したオリジナルのノーチラス。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/b&w.html


Nautilus the perfect speaker - Bowers & Wilkins B&W Speakers
http://www.bowers-wilkins.jp/Speakers/Home_Audio/Nautilus

GIYA G3 - S2 Loudspeaker System
http://www.stella-inc.com/02vividaudio/page/G3%20GIYA.html
http://www.stella-inc.com/02vividaudio/lineup.html


オーム貝を意味するその渦巻き構造は、ウーファーユニットから後ろに出る音がキャビネットに反射して自分に戻ってくると音を濁すため、ぐるぐ る巻きにして目をくらましてやろうというもの。同じく高域ユニットの後ろに生えた尻尾というか角のような突起も、 だんだんチューブを細くしてだましてやろうというユニークな消音構造。

価格は発売時に6万ドル、現在は 1100万円。

しかしこの形の創造性には驚いた。

右は同じ設計者が南アフリカで立ち上げた新ブランド、Vivid Audio の G3 GIYA。どちらもバッフル反射の起こりにくい、幅の狭い流体力学的な形をしている。


B&Wでとくに興味を引かれる点は、楽器の定位です。

バッフル反射のない高音ユニットの構造から、CDプレーヤーとアンプを適切に選ぶと(大切です) 音像がスピーカよりぐっと後ろから出てくるという現象が起こります。

これは他のスピーカーシステムではあまり聞いたことがない種類の音の出方ですので、このメーカーの音が好きかどうかは横へ置いておくにしても興味あるところです。

私は 透明な空気感を伝える

インフィニティの EMIT
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/infinity.html

の音が好きですので、EMITを B&Wのようにバッフルなしでユニット剥き出しの消音器付き構造にしたらどうなるのかと想像したりします。

インフィニティ のアーニー・ヌデールは自身の最高機種でEMITを縦一列に複数並べ、後面にも同じだけ配置 して音場型の出し方をしていますので、B&W の点音源という考えに対して、部屋の反射を積極的に利用するという点で正反対のアプローチです。

そしてインフィニティのこの1000万円プレイヤーの話をするならば、シュールレアリスティック・デザ インのノーチラス・オリジナルモデルも契約金の 高い選手ですので、この対決、仮想的には(だって私には現実たり得ません!)面白いテーマを含んでいると思 います。

いっそノーチラスを2ペア買って1ペア を後ろ向きに設置し、壁に反射させるか、あるいは録音するときに後ろの壁から反射してくる音 にもマイクを立ててミックスダウンした音源を使うかすれば、インフィニティのあのコンサートホールのような 音の出方に対抗できるのではないかと言っている人がいました。

録音にはすでに反射音も含まれていますので 理屈の上では重複しているようにも感じますし、私の構想とは正反対ながら、それも面白い考えだと思います。

ただ、そんなお金をかけるならヨーロッパへコンサートを聞きに行った方が人生よっぽど楽しいねということで意見の一致をみたのですが。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/b&w.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c60

[経世済民127] 政府はプライマリーバランスを均衡化する気が本当にあるのか --- 久保田 博幸  赤かぶ
1. 中川隆[-12450] koaQ7Jey 2018年5月15日 18:37:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13990]
また嘘言ってる

真実は


経済コラムマガジン 18/4/30(984号)


「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件の顛末


財務官僚は反安倍勢力

文書改竄に続き、事務次官のセクハラ事件が起り財務省は世間の批難を受けている。しかし筆者は、財務省に関しては別の方向での批難があってしかるべきと思い今週号を書いている。ただ話を進める前に、安倍総理を攻撃する勢力について述べる必要がある。

安倍総理を攻撃する勢力の一つは、安保法制改定に反対し憲法改正を警戒する人々である。端的に言えば左翼である。左翼系メディアや労働組合など野党を支持する勢力である。これまで安倍政権は、野党の猛反対にも拘らず安保法制の改定など安保関連の法改正を着々と実現してきた。またこれらを実現しなが高い支持率を維持し、国政選挙でも連続して勝ってきた。左翼勢力は、ついに本丸である憲法が改正されると危機感を持ち、安倍総理への攻撃を最大限に高めている。


もう一つの反安倍勢力は、財政再建派とか財政規律派と呼ばれる人々である。消費税の再増税を2度も安倍総理に阻止され、彼等の総理個人への反感は最高潮に達している。17/7/24(第948号)「加計問題と日本のマスコミ」で取上げたように、自民党の中の反安倍と目される全ての政治家は、財務省に繋がっている財政規律派と見て良いであろう。またポスト安倍と見なされている政治家もほぼ全員財政規律派である。

このように役所の中ではっきりと反安倍のスタンスなのが財務省である。消費税の再増税を阻止され、総理に対しては恨み骨髄と思われる。しかし組織の上では総理は上司であり、財務官僚も表向きには総理に従っている。いわゆる面従腹背という接し方を行っている。

財務官僚の反安倍を示す信じられない話が伝わっている。以前、財務官僚数名が評論家の屋山太郎氏を訪れ「アベノミクスに反対してくれ」と申入れたという(4月14日付ZAKZAK)。これが本当ならとんでもない話であるが、十分有りうると思われる(もちろんアベノミクスが万全ではなく、問題があることは筆者も承知しているが)。筆者は、この前代未聞の出来事は文書改竄やセクハラよりずっと大きな問題と見なす。

ところが今日の財務官僚の一連の不祥事を、安倍政権の責任と日本のメディアは報道する。財務官僚が強硬な反安倍勢力であることを指摘するのは一部のメディアに限られる。ほとんどのメディアはこのことを承知しながら、卑怯にも今日のような偏向報道を続けているのである。


筆者は、昔から大蔵省や財務省、そしてこれらの官僚を動きをずっと観察してきた。時には16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」で述べたたように、元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)のような有力な大蔵官僚OBの何名かに直接お会いし話をしたこともある。この結果を元に、筆者は大蔵官僚と財務官僚は考え方が違う二つのグループに別れると認識するに到った。

一つが「柔軟派」であり、もう一つが「規律派」である。「柔軟派」は財政だけでなく銀行行政にも柔軟に対処する官僚であり、財政に関しても必要に応じ積極財政を是認する柔軟性を持ち合わせている。後者の「規律派」は、今日の財政規律派と見てもらって良い(銀行行政が金融庁に移管したので、規律と言えば財政に関する規律)。大蔵省時代の官僚は、これら二つのグループに別れる。ただ福田赳夫総理のように、大蔵大臣時代は「規律派」と目されていたのに、総理になって積極財政派(柔軟派)に転向するケースもあった。


しかしこれは大蔵省時代の話であり、今日の財務官僚には「柔軟派」がいない。今日の財務官僚は全員が「規律派」である。それは98年に大蔵省接待汚職事件が起り、「柔軟派」の有力官僚のほとんどが大蔵省を去ったからである。大蔵省と財務省の決定的な違いは、大蔵省では「柔軟派」と「規律派」が対抗勢力として省内で拮抗していたのに対し、財務省では「規律派」の独裁体制になったことである。

ただし追出された「柔軟派」の有力官僚の全てが汚職事件に関与したのではない。しかし汚職事件の捜査の過程で、これらの官僚が過剰な接待を受けていたことが問題になったのである。特に「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が話題になり、一連の出来事を「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件と一括りにされている。しかしこれは適切な表現ではないと筆者は思っている。ましてやこれが今日のセクハラ事件と同じ扱いを受けていることは完全に間違っていると見る。


追出された柔軟派の官僚

「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が問題になり大蔵省を退官した官僚の言い訳を筆者は聞いたことがあり、以下、これを記す。たしかに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待されたが、これは仕事の合間を抜けて陳情を聞くためだったという。当時、目立たないところで陳情を受けながら食事(夜食)するとしたなら、この「ノーパンしゃぶしゃぶ」みたいな所しかなかったと言う。陳情を聞きながらの食事が終わると、さっさと役所に戻り朝まで仕事を続ける毎日であったという。この官僚の言い分を信じるかどうかは読者の方にお任せする(筆者は信じても良いと感じる)。

陳情していたのは銀行のMOF担(大蔵省担当)だったと思われる。当時、不良債権が社会問題になり検査官の検査がどんどん厳しくなっていた。マスコミの論調はおかしくなり、不良債権が大きく悪い銀行は潰せという「空気」を作っていた。しかし問題の根源は土地などの資産価格が下がり続けていることであった。

たしかに平時なら、問題の金融機関の検査を厳しくすることは意味がある。しかし当時はバブル崩壊後、担保に取っていた土地の価格が下がり続けていた異常な時代であった。ましてや橋本政権の緊縮財政(消費増税など)で経済がマイナス成長に転落したこともあった。また構造改革派の観念論者が跋扈し、この非常時に企業の株の持合いを禁止したり、時価会計まで導入した。地価下落は一旦止まりそうになった場面もあったが(橋本緊縮財政の直前)、これらによって資産(土地や株)の投売りは止まらなくなった。


それにも拘らず、銀行の検査は強化され続けた。検査マニュアルは現実離れしたほど厳しいものに改定された。検査を強化し、銀行が隠している不良債権をあぶり出し、悪い銀行を破綻に追込むことが正義という風潮が作られた。

この「空気」を作ったのは、日経新聞など大蔵省の規律派の息の掛ったメディアと筆者は認識している。銀行を追詰めそこに公的資金を注ぎ込むことによって金融機関の健全化を行うという発想である。当然、これを警戒する銀行で貸し渋りや貸し剥がしが起り、銀行から融資を受けていた企業は資産(土地や株)を安値で売り急ぐことになった。

銀行に対する甘い対応は否定され、検査が異常に強化された。検査先の銀行で出されたお茶を飲むことさえ憚れ、自分でポットにお茶を用意してくる検査官がもて囃されたといった笑い話のようなことになった。結果的に、不良債権を巧みに隠した銀行だけが生残ることになった。


このため資産(土地・株)価格は下がり続け、適正価格を大きく下回るケースが出てきた。収益力がある土地にも買手が現れないので、資産価格は極限まで下がった。それらを買ったのが外資である。外資は、10分の1まで下がった銀座の一等地を買ったり、また企業の株の持ち合い解消に伴い放出された安値の株や、これによって連れ安した株を大量に買った。この頃から外資が日本の株式市場での売買の過半を支配するようになった。

銀行にとって、この危機的状況で頼るのは現場をよく知っている柔軟派の大蔵官僚だけになった。この官僚は仕事の合間に「ノーパンしゃぶしゃぶ」に呼び出され、陳情を聞くことになった。しかし結果的に、このような銀行に甘い官僚や閣僚は追出された。


ところが銀行局が金融庁に変わって10年以上が経ち、今日、銀行行政は様変わりしている。リスクを取らず貸出しが伸びない銀行の方が、むしろ指導を受けるという風になった。金融庁は立上がってしばらくは規律派の天下であった。しかし今日に到り、金融庁は現実を重視した柔軟派に転向したと言える。ただ昔の貸し渋りや貸し剥がしを知っている企業は、簡単には銀行からの借入を増やそうとはしない。

ちなみに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待を受けたとされる柔軟派の官僚は、夜中に仕事をする時は自分の机を廊下に出しそこで仕事をしていたという。それは盗聴を恐れたからである。仮に盗聴器がないとしても「盗聴されているのではないか」と感じられることがプレッシヤーになったという。

筆者は、当時、日米が保険で揉めていたことがこれに関係しているのではないかと憶測する。日本の国益を守るため盗聴を警戒していた柔軟派の大蔵官僚と、籠池氏や女性記者に簡単に会話を録音されている今日の規律派の財務官僚とは好対照である。
http://www.adpweb.com/eco/eco984.html


経済コラムマガジン 18/5/14(985号)

環境の激変に対応できない財務官僚


マクロ経済を無視する財務官僚

今週は前回号の補足である。前回号で、大蔵省から財務省になって役所の性質が変わったことを指摘した。これには財務省の発足前の98年に起った接待汚職事件が大きく影響したと筆者は認識する。

財政や銀行行政に対する考え方の違いによって、大蔵省時代の官僚は「柔軟派」と「規律派」の二つのグループに分かれていたと筆者は説明した。少なくとも大蔵省時代はこの二つの勢力が共存し、最終的な政策は両者の妥協で決まっていた。ところが接待汚職事件によって、主な「柔軟派」の官僚が追放されたのである。これ以降は「規律派」の天下となった。

財政のマクロ経済への影響を無視し、財政再建だけに邁進する今日の財務省が出来上がったのである(しかし後ほど述べるが財務官僚も財政が日本経済に影響することは知っている)。財務省になってからは、官僚の発想が複式簿記から単式簿記になった。財務官僚の頭の中は、財政支出の抑制と増税だけの財政再建一辺倒になったのである。


バブル経済崩壊後の財政政策を振返ると、まず財政出動が求められしばらくは積極財政が採られた。しかしある程度日本経済が回復すると必ず「次は財政再建だ」という声が起り、その後、緊縮財政に転換した(橋本政権の逆噴射的な緊縮財政などはこの典型)。この反省で小渕政権が積極財政に転換したところに、問題の接待汚職事件が起ったのである。小渕政権の後半からは、再び財政支出がセーブされ日本経済はバブル崩壊からの回復が大幅に遅れることになった(宮沢蔵相が規律派の官僚に取囲まれ国債発行を抑えさせられた)。

時代も悪かった。この頃米国経済学界をケインズ経済学や財政政策を否定する新古典派や新自由主義派が席巻した。当時はノーベル経済学賞を反ケインジアンのシカゴ学派の学者ばかりが受賞していた。この影響は日本にも及び、財政政策を否定し規制緩和を推進する構造改革派がブームになった。この結果、「構造改革なくして経済成長なし」「財政出動しなくとも規制緩和で経済成長は可能」といった虚言・妄言が世間でまかり通ることとなった。大蔵省の規律派は「規制緩和で経済が成長するのなら、財政支出を削減すべき」とこの流れに悪乗りした。当時、規律派は構造改革派と手を組んで、積極財政派を攻撃していた。

またバブル崩壊後、大きな財政支出を行ったが以前のようには経済が成長しなくなったという論者が出てきた。彼等はこれは財政支出の乗数効果が小さくなったからと、非論理的なことを言っていた。実際は、03/7/28(第307号)「設備投資の実態」で説明したように、バブル時代の大きな設備投資が、バブル崩壊によって激減したことが影響していた。設備投資は名目GDP比率で5%以上も減少した(25兆円程度)。つまり財政支出を大きく増やしたと言うが、この設備投資減少分を埋めるのが精一杯だったのである(財政出動しなければマイナス成長に陥っていた)。決して財政支出の乗数値が小さくなったという話ではない。


もっとも総じて大蔵省時代においても「柔軟派」より「規律派」の方が力があったと感じる。「柔軟派」が発言力を持ったのは、景気が大きく後退した時に限られていたのも事実である。消費税導入前、大蔵官僚は「整備新幹線」「青函トンネル」「本四架橋」の予算を「三大バカ査定」と決め付け内輪で盛上がっていたという。おそらくこの中心はガチガチの「規律派」の大蔵官僚達であったろう。当時は、とにかく公共事業に反対することが日本でブームになっていた。

しかし面白いことに、大蔵省内でエリートと目されていた官僚の方が「柔軟派」と見られることが多かった。05/6/20(第394号)「公的年金とセイニアーリッジ」で述べたように、筆者は元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)にお会いし話をしたことがある。相沢さんは「柔軟派」を飛び越え「シニョリッジ(ヘリコプター・マネー)」を容認し、「政府が国債を発行し、それを日銀がどんどん買えば済む話じゃないか」と言っておられた。相沢さんは今日の状況を予見していたのであろう。大蔵省時代は、このような官僚こそが事務次官までに出世していたのである。


政治家や国民は「猿」程度か?

意外にも、安倍総理の周りで消費増税に反対する政治家やブレーンに元大蔵官僚がやたらと目立つ。16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」で紹介した山本幸三衆議院議員と宮本一三元衆議院議員は元大蔵官僚である。また高橋洋一氏(元内閣参事官)や本田悦郎スイス大使(元内閣官房参与)も同様に元大蔵官僚である。

したがって消費税の増税については、後輩の現財務官僚が強力に推進し、先輩であるこれらの元大蔵官僚が猛反対するという図式になっている。これも彼等が財務官僚の行動パターンを熟知しているからと筆者は理解している。ただこれらの元大蔵官僚が、相沢さんのように「シニョリッジ(ヘリコプター・マネー)」までを容認しているかは不明である。ともかくこれらの人々の言動がどこまで安倍政権の経済運営に影響を与えられるかが今後の「カギ」となっている。


「文書改竄事件」と「事務次官のセクハラ事件」が連続して明るみになり、連日、財務官僚をメディアが大々的に取上げている。この際決まって、日本で最優秀な人材である財務官僚の不祥事という話から始まる。特にテレビでは、難関の公務員試験合格の上位者しか大蔵省には採用されないと言った話が必ず出る。その財務官僚が間違いを犯したのだから大変というのが日本のマスコミの論調である。しかし筆者はこれに強い違和感を持つ。

筆者は、財務官僚の中には本当に優秀な人もいれば、そうではない者もいると思っている。これは当たり前の話であり、他の組織(他の役所や民間企業)でも事情は同じであろう。難しい試験を通ったからといって、その人物が必ずしも優秀とは限らない。単に試験問題を解くのが得意に過ぎない可能性がある。ところがマスコミは、最優秀のはずの財務官僚が、常識がなく世間の感覚と大きくズレていると今頃になって大騒ぎしているのである。


ただ財務官僚が「策に溺れる」という点を筆者は指摘したい。典型例として、消費税を増税する前に意図的に財政支出を拡大し経済を持上げるといったことをやる。前段で述べたように、表向きには財政が経済に与える力はなくなったと言いながら、矛盾した政策を平気で行うのである。

16/5/23(第892号)「アベノミクス停滞の理由」で述べたように、14年度の消費増税の前にも国債整理基金を7兆円取崩すなどして、10兆円以上の補正予算を組み日本経済の底上げを図った。しかしこれは明らかに消費増税を実施するための見え透いた「餌」であった(財務官僚は政治家や国民を「猿」程度と見下しているのであろう)。増税後は、一転して補正予算を大幅に減額し、さらに増税分の8〜9割を財政再建に回すといった無茶な財政運営を行った。当然のことながら、これによって日本経済は急降下し、財務省は完全に信用を失った。


せっかく日銀が異次元の金融緩和政策を行っているのに、不思議なことに財務省は一向に国債発行政策を変えない。金利がゼロないしマイナスになっているのだから、今のうちに国債を大量に発行することを考えるのが普通であろう。特に償還期限のより長い国債を発行することが有利なことは誰(猿)でも分る(慢性的な財政危機国であるアルゼンチンさえ100年債を発行した)。ところが財務省は全く動かない。

このように財政や金融を取巻く環境は激変しているのに、財政に関する財務省のスタンスは全く変わっていない。いまだに財政再建を増税で行うという方針は微動だにしていない。ちなみに事務次官を代行している矢野官房長はガチガチの「増税派」という話である。教科書秀才の財務官僚は、教科書に載っていない新しい状況に全く対応できないのであろうか。また「柔軟派」が追放された後の財務省では、柔軟な発想が無くなったのであろうか。


日銀が異次元の金融緩和に伴い国債の保有限度枠を撤廃したことによって、日本の財政再建問題は完全に終わったということを財務官僚は理解していないようだ。もっとも分かっていてもこれを認めたくないとも考えられる。またPB(プライマリーバランス)もどうでも良い話になった。

05/6/20(第394号)「公的年金とセイニアーリッジ」で述べたように、相沢英之衆議院議員が「政府が国債を発行し、それを日銀がどんどん買えば済む話じゃないか」とおっしゃったのに対し、生意気にも筆者は「日銀がどんどん買うと言っても、日銀は内規で国債の保有額に限度を設定している」と指摘した(当時で70兆円程度)。すると相沢さんは「うんそうなんだ、それは私も知っているよ」と答えられた。障害となっていたこの保有限度枠が撤廃されたのである。
http://www.adpweb.com/eco/
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/235.html#c1

[番外地7] アマゾンのジェフ・ベゾスCEOの個人資産が人類史上最大になった 中川隆
3. 中川隆[-12455] koaQ7Jey 2018年5月15日 19:26:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13996]
日本アマゾン 法人税は30分の1 2018年5月14日(月)


小売り大手10社と比較

売上高の9割 米国に移転

14年度分 本紙調べ

http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/238.html

 ネット通販大手の米国企業アマゾン・ドット・コムが2014年度に日本で課された法人税(地方税含む)が11億円にとどまり、日本の小売り大手10社の平均法人税額(329億円)のわずか30分の1だったことが本紙の調べでわかりました(上の表)。

日本のネット通販大手、楽天の法人税額(331億円)と比べても30分の1でした。

関連記事
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-14/2018051415_01_1.html

 米アマゾンの年次報告書によると14年度の日本での売上高(営業収益)は8387億円に達し、小売り大手の規模に匹敵しました。
ところがアマゾンの日本法人2社が官報掲載の決算公告(16年3月9日付)で公表した14年度の売上高はその約1割(899億円)にすぎませんでした。
日本で生じた売上高の約9割を米国で計上し、日本での課税を逃れているとみられます。

 アマゾン日本法人2社の14年度の法人税額も、同じ決算公告に記されています。
アマゾンジャパン株式会社が4億5840万円。
アマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社が6億2100万円。計11億円です。

 しかしその他の年度の売上高や税額は不明です。
2社は13年度以前の決算公告を行わなかったとみられます。
16年5月以降は合併してアマゾンジャパン合同会社に組織変更し、株式会社ではなくなったため、決算公告の義務を免れました。
本紙がこうした経緯を指摘したところ、アマゾンジャパンは否定しませんでした。

 本紙はアマゾン米国本社にも質問状を送り、アマゾンが過去も現在も日本のネット通販事業の売上高を米国に移転して日本での課税を逃れているという見解を伝え、事実でなければ否定するよう求めました。
米国本社は「アマゾンは日本を含むすべての国で、要求された税金の全額を払っている」と回答。
日本事業の売上高を米国に移していることは否定しませんでした。

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 決算公告 株式会社が決算内容について官報や日刊新聞紙、自社ホームページに掲載するもの。有価証券報告書を提出する会社を除き、株式会社に会社法で義務付けられています。しかし会社法所管の法務省は企業を監督しておらず、掲載の有無も調べていません。アマゾン日本法人が決算公告に表示した「営業収益」は売上高とほぼ同義で、無形サービスの対価や手数料収入などを表します。
http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/238.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/310.html#c3

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
178. 中川隆[-12454] koaQ7Jey 2018年5月15日 19:35:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13996]

持ち家は長く住んでいると凄く高く付く
マイホームを買うのは割に合わない


急なリフォームが必要になった高齢者が助かる「もらえる・借りられるお金」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180515-00000002-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 5/15(火) 15:00配信 週刊ポスト2018年5月18日号


要介護認定を受けていれば浴槽のリフォームにも助成金が


 69歳の男性Aさんは1年前、自宅の階段で転倒して膝を骨折してしまった。

「築40年以上の古い家だから階段が急で……それから膝が曲がりにくくなってしまって、やむなくリフォームを決めました。

 ところが、階段の勾配を緩やかにする工事には100万円以上かかるらしいんです。浴槽の段差を少なくするだけでも50万円、全面バリアフリーにすると800万円以上かかる。貯金が1000万円しかないので、階段だけリフォームしました」

 体が不自由になると、簡単に元には治らないだけに環境を整えていくしかない。そうした大規模なリフォームには相応の出費がつきまとう。そんな高齢者のために救いの手は用意されている。住宅ジャーナリストの山本久美子氏がいう。

「超高齢化社会への対応と在宅介護を促すために、自宅のバリアフリー化には各種の補助金や優遇制度があります。たとえば東京都は23区すべてでバリアフリー化工事費用を一部補助する制度が整えられています」

 新宿区なら「住宅改修費の支給」として「段差の解消」や「手すりの取り付け」などに上限20万円を助成する。要介護認定を受けていれば、「浴槽の取替え」「便器の洋式化」なども対象だ。

 また、65歳を過ぎるとローンを組めないことが多いが、リフォーム関連であれば融資を受けられるものがある。

「住宅金融支援機構の『リフォーム融資(高齢者向け返済特例)』は満60歳以上の人が部分的バリアフリー工事などを行なう際に組める、限度額1000万円のローンです。毎月の支払いは利息のみで、元金は申込人が亡くなったときに、家の相続人が一括して返金する仕組みです」(同前)

 たとえば1000万円を年利0.75%で借りた場合、月々の返済額は6250円となる。持ち主が亡くなると、家を相続した人が元金の1000万円を支払う。つまり、バリアフリーにかかった金額(借金)を、そのまま家屋と一緒に相続するというのだ。

 家の評価額が低い場合、融資額によっては妻や子に“負の相続”を残してしまう可能性もあるから、慎重な判断が必要だ。

 マンション住まいの場合、「大規模修繕工事」の費用を求められることも。

「マンションの共用部分を修繕する際、積立金では修繕費をまかなえず、管理組合が各戸に数十万円から100万円ほどの負担を求めることがある。

 修繕費が払えない場合には住宅金融支援機構の『マンション共用部分リフォーム融資』が使えます。これも1000万円が上限。月々の支払いは利息だけで、元金は相続人が支払います」(同前)

 家に住めなくなる、あるいは住む家を失うリスクを回避する方法として知っておきたい。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c178

[リバイバル3] ブリティッシュ・サウンドとは何か? _ 安物スピーカー スペンドール BCII から奇跡の音が… 中川隆
82. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月15日 20:40:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13996]

2015年7月 BBCモニタースピーカー 比較試聴 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pypcte13N2A
https://www.youtube.com/watch?v=iyCdMg0EeSw
https://www.youtube.com/watch?v=xSGWU-C4FKs

BBC License Monitor Speaker 3モデル 音質比較テスト 2015年7月 逸品館代表 清原裕介 
https://www.ippinkan.com/LS35_59_58.htm


Stirling Broadcast LS-3/5a V2
Graham Audio LS-5/9
Graham Audio LS-5/8


BBC(イギリス放送協会)は、日本で言えば NHK のようなものです。
その BBC が放送局用モニタースピーカーとして製作したモニタースピーカーは、日本にも輸入され、オーディオマニア垂涎の名品となりました。

今回はその BBC がライセンス(音質認証)する復刻モデルから、Stirling Broadcast LS-3/5a と Graham Audio LS-5/9、LS-5/8 を聞き比べました。

これらの製品は、オリジナルモデルを生産していた Rogers が廃業(現在の Rogers は名前だけが継承され、当時の人間は在社していない)してしまったために、一度はすべてのモデルが生産完了となったのですが、

生産完了後も世界的な需要が見込める(スタジオだけではなく民生用としても)ことや、これらのスピーカーの音質を愛好するファンが多いことなどから、

Stirling Broadcast社が「LS-3/5a」と「LS-3/6」を、

Graham Audio社が「LS-5/9」と「LS-5/8」を

当時そのままに復刻し、BBC のライセンスを得て新製品として再発売を開始したのです。

オリジナルが日本に輸入されたモデル(LS-3/6 はオリジナルは輸入されませんでした)の発売年度と当時の価格、再発売年度と現在の価格を比較しました。

@ Rogers LS-3/5a
・輸入開始 1976年
・発売時価格 \79,000(1本)

Stirling Broadcast LS-3/5a
・発売開始 2011年
・希望小売価格 \280,000(ペア)


A Rogers LS-5/9
・輸入開始 1985年
・発売時価格 \330,000(1本)

Graham Audio LS-5/9
・発売開始 2014年
・希望小売価格 \650,000〜(ペア)


⓷ Rogers LS-5/8
・輸入開始 1979年
・発売時価格 \790,000(1本)

Graham Audio LS-5/8
・発売開始 2015年
・希望小売価格 \1,700,000〜(ペア)


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LS-3/5a を除いて、意外なほど当時と値段が変わりません。けれど値上がりしているように感じる LS-3/5a も、SEAS社と協同で完全なクローンユニットを作成し、オリジナルをさらに改良し、出荷前に全数がヒヤリングテストを行われている「手間暇」を考えれば、それほど不当な価格とは思えません。そして、その音を聞いてみれば、その価格は望外なほど「安い」と思えるようになるはずです。

この一連の BBS モニターの特長として

「保護グリル付き、ソフトドーム型ツィーター」と「ポロプロピレンコーン採用ウーファユニット」が使われていること、

バッフルの4角が突き出していること、

ウーファーユニットがバッフルに奥まって取り付けられていこと


などが挙げられますが、これらの特長のほとんどは「音を回折させる(悪い反射を引き起こす)」という理由で最新型スピーカーでは廃止されています。

けれども、実際にそれらの音を聞いてみると、むしろこういう「音を悪くする」と考えられていた「無駄(間違い)」がそうではなく、それがあるからこそ「スピーカーがよい音で鳴っていた」と考えられるのです。

音質テスト

PC などによる解析を得ず、人間の耳と手で生み出されたスピーカーには「楽器」に近い味わいがあると思います。現代スピーカーでは失われつつあるその「味わい」を引き出すため、今回の試聴ではスピーカーが生産された当時の「音源」と「アンプ」に合わて、CDプレーヤーには「アナログレコード」に最も音が近い一体型CDプレーヤー AIRBOW CD3N Analogue を選び、アンプにも最新型トランジスターアンプのような「複雑な電子回路(電子ボリュームなど)」を搭載せず、ある程度スピーカーの影響を受けやすい(スピーカーとアンプが共鳴するように動く)シンプルな増幅回路を持ち、さらに「スピーカーを生かせる音色の良さ」までも実現しているプリメインアンプとして、AIRBOW PM7005 Applause を選びましたが、試聴を終えてこのチョイスは正解だったと感じました。


さらに今回、電源ケーブルには「AIRBOW KDK-OFC/2.0m」という普通の電源ケーブルを使いましたが、接続にはイギリス最大の AVケーブル専門メーカー「QED」の最高級 RCAケーブルとスピーカーケーブルを奢っています。

Stirling Broadcast LS-3/5a には、AIRBOWの高音質ジャンパーケーブル「Silver Jumper/VT」を標準のジャンパーに変えて使いましたがこれらの効果も大きく、結果としてそれぞれのスピーカーの音質は最大限に発揮できたと感じています。

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試聴ソフト

Della「せせらぎ」
Decca「Your Best Tunes」
Grace Mahya「Last Live at DUG」
noon「500 Miles」
DENON「新世界」


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Stirling Broadcast (スターリング・ブロードキャスト) LS-3/5a V2
メーカー希望小売価格 280,000〜(ペア・税別)


音質評価

せせらぎ

まったく違和感のない自然な音が出る。水の流れは滑らか。鳥の声は遠近がキチンと出てリアル。スピーカーのサイズが全く気にならない。

こういう評価はほかのスピーカーでも行っているが、LS-3/5aはそのレベルが飛び抜けて高く。低音〜高音への音のつなぎ目の違和感や、再生限界付近で音が消失する感じ(ここから音が消えているのだろう)が全くない。だから、スピーカーが鳴っているとは思えず、スピーカーの存在感が完全に消える。

唯一不思議に思うのは、TAD R1 Mark2などワイドレンジのスピーカーでせせらぎが完全に鳴ったときは、目の前にせせらぎが出現し、リスナーは川辺に立っているように感じられるのだが、LS-3/5aの「せせらぎ」は川辺の家屋の「明け放れた窓」の向こうを流れているように感じられることだ。つまり音源までの距離を感じる(せせらぎまでの距離が遠い)だけで、それ以外は完全に違和感のない100%自然な音が出てくる。


セレナード

冒頭での弦の厚み、重厚感が素晴らしい。このサイズのスピーカーはともすれば、楽器の数を端折ったように音数が減り、ハーモニーが寂しくなるのだが、
LS-3/5aは良質な弦楽器が、数多く鳴っている事がストレートに伝わってくる。低音も出ていないはずなのに、それがまったくわからない。コントラバス帯域の音階やメロディーもきちんと感じられる。素晴らしく美しく、感動的な音でセレナードが鳴る。素晴らしい生演奏を聴いているような気持ちになる。

モナリザ

ギターの音が鋭く、余韻は甘い。ボーカルの透明感、艶やかさは比類がなないほどだ。もちろん、サイズや価格の影響がないはずはない。けれど、そういうネガティブな点をまったく感じさせない完璧なチューニングが実現している。だから、演奏を、音楽を聞くのに、何ら不足を感じないだけではなく、その美しいメロディーとサウンドに終始心を奪われる。音ではなく、音楽が聞こえる。


500 Miles

イントロのピアノの音が「スッと出る」ことに驚かされる。多くのスピーカーは、このイントロのピアノの立ち上がりが遅く、打鍵感がスッキリしない。また、ピアノの響きも濁りやすい。

ここでピアノの濁りについてわかりやすくするために、少し音階について説明する。「純正律」という音階がある。純正律の音階は、それぞれが完全に割り切れる倍数の関係にあり、複雑に音が重なっても澄み切ったハーモニーが生み出される。しかし、純正律では「転調や移調」が非常に困難になるため、一般的には、1オクターブを単純に12分割して得られる「平均律」が使われる。楽器には、バイオリンのようなフレットを持たない弦楽器のように奏者が音階を自由にコントロールできるものと、鍵盤楽器のように奏者が音階を変えられないものがある。キーに応じて音階(発生する周波数)が決められている鍵盤楽器から複数の音を出したとき、響きには割り切れない周波数の「唸り」が生じる。しかも、ギターのように音源が少ない楽器(ギターの弦は6本)とは違い、ピアノは100本を超える弦(音源)が同時に共振する。ピアノから良い音を引き出すには、それらの響きを「上手く混ぜる」ことが重要になる。ピアニストのタッチでもその響きは変わるし、もちろん会場の温度や湿度でも音が変わる。熟練の調律師は、この「唸り」を絶妙に分散して、それをピアノの「味わい」に変えている。

本来は濁っている音を澄み切った響きとして聞かせているピアノの音をオーディオで再現するときに、スピーカーを始めとする再生系に「よけいな響き(人間に不愉快な響き、楽器のが発生する振動とは違う成分の響き)」が発生していると、その音が「複雑だけど美しい音」から「濁って不快な音」に変わってしまう。

大きなスピーカー(キャビネット)から生まれる響きは大きいが、小さいスピーカーからは小さな響きしか生まれない。LS-3/5aはこの小型スピーカーの利点の大いに生かし、ピアノを濁らせずに再現するという難しい仕事をいとも簡単にこなしてしまう。当然、ピアノよりも響きのシンプルな人間の声も美しさもすばらしい。

LS-3/5aが聞かせる500Milesは、演奏が生きている。アーチストの魂が見えるような音が鳴る。この音を聞いてしまえば、ほかのスピーカーでボーカルを聞きたくなくなるほど、素晴らしい音だ。


新世界

イントロから低音がまったく不足しない。ただステージは原寸大よりも正確に縮小され、ホール最後方か、あるいはホールを覗ける「開け放たれた窓」を通して演奏を聴いているような雰囲気になる。これは弦楽セレナードを聴いたときと同じ感覚だ。

けれどその縮尺のスケールは、一切の狂いがないので、LS-3/5aで音楽を聞いていると、必要な情報はすべて得られる。

演奏のすべてがわかり、すべてが伝わる音。実に知的なスピーカーだ。REVOX G-Miniも素晴らしかったが、LS-3/5aはそれに匹敵、あるいはそれを凌駕する。個人的には、MAGICO Q1よりも素晴らしいと思う。なぜならば、限られたコスト、限られた技術で、Q1と同じような完成された音を聞かせてくれたからだ。

 Carpenters 「Gold」から「Rainbow Connection」を聞きました。

LS-3/5aにマッチした楽曲として、カレン・カーペンターの僅かに憂いを秘めた美しい声、玩具のピアノの感そうな響き、ラストでの子供達とのハーモニーなど、磨き抜かれたシンプルなメロディーの良さを引き出してくれると考え、カーペンターズ「Rainbow Connection」を選んで聞いた。


総合評価・使いこなしのポイント

LS-3/5aは、小型スピーカーの「名機」に名を残すスピーカーだ。今までに数百を超える小型スピーカーを聞き、自分でも作ってきた(AIRBOW IMAGE11/KAI)が、最も欲しい小型スピーカーを3機種選べと言われれば、最初にLS-3/5aを挙げるだろう。次点は、Sonus Faber Minima。そして、IMAGE11/KAIを付け加えよう。LS-3/5aの素晴らしさは、「盆栽」のようだ。音楽のサイズ、演奏のスケールこそ縮小されるが、内包する「宇宙」の深さとサイズは変わらない。こんなスピーカーは、もう二度と現れないかも知れないとさえ思う。LS-3/5aには音楽再生にかける人間の情熱と英知が感じられる。オーディオと音楽の関わりを深く知れば知るほど、このスピーカーの「良さ」が滲みてくる。そういうスピーカーは他にない。

Stirling Broadcast LS-3/5aは「ネット付き」で音質がチューニングされている。試聴時には必ず「ネットを付けて」聞いて欲しい。また、仕上げで若干音質が異なる。お薦めの仕上げは「ウォールナット」だ。


▲△▽▼

Graham Audio(グラハム・オーディオ) LS-5/9
メーカー希望小売価格 \650,000〜(ペア・税別)


音質評価

せせらぎ

LS-3/5aよりも中域に厚みがあり、川の流れがゆったりとしている。ツィーターの口径がかなり大きいが、鳥の声のシャープさはLS-3/5aに勝るとも劣らない。ステージが広がり、家の中(窓越しに)から川辺に降りたった感じがする。

セレナード

S-3/5aよりも音に力があり、中域の音が熱い。ユニット、あるいはキャビネットが共振しているのか、透明感、精密な感じ(精緻さ)では、LS-3/5aには及ばない。LS-3/5aよりもステージ寄りの、前方の座席で聞いているイメージ。

モナリザ

ギターの切れ味の良さはLS-3/5aだが、音の太さ、余韻の甘さではLS-5/9が優れている。ボーカルにも力強さが出て、演奏に余裕とゆとりが感じられる。

それぞれの音を車のエンジンのフィーリングに例えるなら、LS-3/5aが1.6LでLS-5/9が2.4L(どちらも4気筒)のように思える。LS-5/9はトルクフルだが、回り方(回転フィール)がやや雑な感じだ。


500 Miles

バスレフの遅れや、中低音の膨らみは感じられないが、イントロのピアノのアタックがLS-3/5aよりも僅かに丸く、響きも少し濁ってくる。ボーカルはとても力強く、表情も豊かに再現される。LS-3/5aでは感じなかった、ボーカルの息づかいのようなものが伝わってきた。

新世界

中音に厚みとパワーがあり、力強く新世界が鳴る。ツィーターの切れ味は素晴らしく、金管楽器の音がひときわ鮮やかに力強く鳴る。

バランス感覚と正確さでは、LS-3/5aが勝るが、音の濃さや厚み感、力強さではLS-5/9が勝っている。

 Melody Galdot 「My One End Only Thrill」から「Baby I'm a Fool」を聞きました。(このソフトのお求めはこちら)

中域の厚みと力強い表現力が魅力的なLS-5/9にマッチした楽曲として、メロディー・ガルドーを選びました。19歳の時に交通事故に遭い、それを乗り越えて生きている「喜び」と、事故の後遺症による過敏症から来ると思われる独特の「流れるようなメロディー」が心を和ませます。彼女の声は、まるで「楽器」のようです。その流麗なメロディーとボーカルの甘さをLS-5/9がさらに引き立ててくれます。

総合評価・使いこなしのポイント

LS-5/9の総合的なバランスはLS-3/5aに敵わない。たぶんそれは、ツィーターの口径がLS3/5aの19mmから34mmへと大きくなっているのにもかかわらず、クロスオーバー周波数を3kHzと変えていないことが原因だろう。200cm口径のウーファーから3kHzを歪みなく出すのは難しい。ウーファーの高域上限3kHz付近では、コーン紙(ポリプロピレンのユニット)が分割共振を起こしているはずだ。だから中域が濁るのだろう。けれど、大型で厚みのあるユニットで高域を出しているからこそ、その魅力的な中域の厚みが実現する。このLS-5/9の癖を利用すれば、他のスピーカーでは得られない甘美な世界が開けるだろう。女性ボーカルやチェロなど中音が魅力の楽器にはとても良くマッチする。

LS-5/9を「ネット付き」と「ネット無し」で聞き比べると、ネット付きでは音がネットを通過するときネットの繊維が揺れる「サラサラ」という音が聞こえた。LS-5/9はS/N感が向上し、中域の音抜けも良くなる「ネット無し」がお薦め。

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Graham Audio(グラハム・オーディオ) LS-5/8
メーカー希望小売価格 \1,700,000〜(ペア・税別)

音質評価

せせらぎ

LS-5/8は、LS-5/9よりも寸法が随分大きく、バッフルからの反射の影響も大きいはずなのに、音像は逆にコンパクトにまとまり、小型スピーカー(LS-3/5a)のような自然な音の広がりを実現する。こんなに巨大な「箱形」のスピーカーから、どうすればこんなに優れた立体感が得られるのか想像もつかない、

ピントがシャープで、音像がキリリと引き締まり、川の流れ、鳥の声が原寸大で再現される。スピーカーが大型化したにもかかわらず、LS-5/9よりも自然な(違和感のない)音が出て驚かされた。

精密さやバランスの良さは、LS-3/5aに匹敵するが、LS-3/5aが窓からせせらぎを眺めていたのに対し、LS-5/8では目の前をせせらぎが流れている。

セレナード

LS-5/8よりもLS-5/9の方が中低域に厚みがあり、低音楽器の音は逆にあっさりした。けれどそれは出ていないのではなく、LS-5/9が少し「わざとらしいほど出ていた」ためだ。LS-5/8の低音はさらりとして、見かけほど「ごつい」低音は出ない。

このソフトでも小型スピーカーのような違和感のない音の広がりと、コンパクトでシャープな定位が実現する。このサイズのスピーカーの存在感がこれほど容易く消えてしまうのは驚異だ。LS-3/5aに比べ、チェロの音が魅力的に感じられた。

モナリザ

ギターの余韻の空気感がリアルで、音が会場の隅々に行き渡り、消えて行くのがわかる(たぶん、それはエフェクターで作られたエコーだろうけれど)。LS-5/8の音はLS-5/9よりも自然で上質だ。常にその音質にスピーカーの介在を感じさせる「TANNOY」とは対照的に、LS-5/8はその姿を消し音を鑑賞する邪魔をしない。音楽だけではなく、音質までもがギャランティーされている。BBCがライセンスする「モニター」の面目躍如である。

500 Miles

イントロのピアノの音はLS-3/5aと同じく、「スッと出る」。どういう魔法を使えば、こういう大型のレトロな(最新技術で作られていない)2wayスピーカーから、こんな違和感のない音の立ち上がりと、立ち下がりが得られるのだろう。

再現される曲のバランス、癖の無さはLS-3/5aに近いが、LS-3/5aでは聞こえなかったピアニストがペダルを踏む音が聞こえることで、このスピーカーが大型だと気づかされる。すべてのバランスは保たれたまま、音楽がLS-3/5aの縮尺モデルからLS-5/8では等身大に変わった。


新世界

ステージが原寸大よりも正確に縮小されたLS-3/5aとは違って、その精密さを保ったままホールが原寸大の大きさになる。ホールの空気感や気配感、あるいは空気の揺らぎのようなものまで伝わり、もはや生演奏を聴いている気分にさせられている。

 Keith Jarrett 「The KÖLN CONSERT」から「1曲目を途中まで」聞きました。(このソフトを注文する)

LS-3/8の低音の再現性と、全体の透明感を生かせるソフトとして「ピアノ曲」を選びました。ピアノには100を超える弦が張られていますが、それらは「平均律」という「割り切れない音階」でチューニングされています。そのため複数の音を同時に鳴らしたとき、ピアノの音は必ず「濁り」を生じます。調律とはピアノの音を正確に合わせるだけではなく、この「割り切れない濁り」をどれだけ「味わい」に変えるかが腕の見せ所。それを環境(温度や湿度)と演奏者(ピアニストの好み)に合わせます。けれどスピーカーに濁り(キャビネットやユニットの共振)があると、ピアノの音は不必要に濁り、その美しさが損なわれます。

現代的な高性能スピーカー、TAD R1 Mark2やMAGICOは技術的にこの問題を解決し「共振を極限まで低減」することで美しいピアノを再生します。しかし、そういう技術がなかった当時は「スピーカーの共振を楽器になぞらえる」ことで、美しい響きを生み出していたのです。LS-5/8は共振しますが、その共振は楽器の響きと完全に一体となり、私達には楽器の音とスピーカーの共振を聞き分けることができません。これが、冒頭から言い続けていた「魔法」の正体です。

LS-3/8が「魔法」使って再現する、美しいピアノの音を聞いてください。蛇足ですが、AIRBOWのプレーヤ−、CD3N Analogue、プリメインアンプ PM7005 ApplauseもLS-5/8と同じ「魔法」がかけられています。オーディオ機器の開発に必要なのは、理論、技術、測定を遙かに超える「人間の耳」というのは、今も昔も変わりません。

総合評価・使いこなしのポイント

LS-5/8は見かけの「粗雑さ」とはまった裏腹に、透明でバランスの良い音を聞かせる。LS-5/8を聞いていると50年近くオーディオは「変わっていない」ことを実感する。ハイレゾ、DSDとデジタル技術はどんどん進む。けれど、オーディオの真意は「アナログ」にある。なぜならば、楽器は50年前からそれほど大きく変わってはいないし、マイクもレコード時代とそれほど大きく変わってはいない。変わったのは、制作側の都合による「アナログ」から「デジタル」への変化が最も大きい。けれど、音楽を録音するには「アナログ」の方が適していると最近特に思う。最終的にデジタル化するのはよいと思うが、録音とミキシングまではアナログの音が良い。また、微妙な音量調整などもアナログがやりやすい。デジタルでは割り切れないものがある。技術では、計り知れないものがある。

LS-5/8を聞いていると、オーディオ技術が「忘れてきたもの」を思い出す。そしてそれがどれほど大切なものであったかを実感する。これは、ただの「レトロ」なスピーカーではない。BBC モニターとは、お金に糸目を付けず、国営放送が開発したスピーカーなのだ。それだけの価値は、今もある。

こんなに大きいスピーカーなのに小型スピーカーのように使いやすい。けれどもそれを生かすには、ある程度の部屋の広さが必要になる。15畳程度以上の部屋で鳴らすのがお薦め。ネットは、外して聞いて欲しい。

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試聴後感想


BBC(イギリス放送協会)が開発したモニタースピーカーが、BBC Monitorと名付けられた4つのモデルです。

イギリスとは面白い国で、古くても良い物は「捨て去らない」という風潮を大切にします。伝統を重んじると言い換得られるこの風潮が、何でも新しいものをありがたがるアメリカ人とは決定的に違います。アメリカ人は新しいものにこだわり、イギリス人は伝統にこだわる。これは、国を出た人たちと、国に残った人たちの「対比」を表しているようです。

そういう「古くても良い物は守る」彼らが、一度は生産が完了になり消えてしまった「スピーカー」をわざわざ現代に蘇らせたのが、今回試聴した3機種のBBC Monitorです。この3モデルに、Stirling BroadcastのLS-3/6を加えた4モデルすべてが復刻され、BBCが再びライセンスを与えました。これがどういうことかと言えば、日本なら、NHKと「個人」が手を取り合って、30年以上前のスピーカを正確に蘇らせるようなものです。

そんなことは、イギリス以外の国ではあり得ないでしょう。また、これほど「こだわりに満ちた」スピーカーが他にあるでしょうか?

間違いなく、BBC Monitor 4モデルは、オーディオの「歴史的財産(ヘリテイジ)」だと言いきれます。オーディオマニアなら、その音を聞かずしてオーディオを語れない。それほどの意味と価値を持つのが、この4つのモデルではないでしょうか。

では、なぜそれほどのスピーカーが日本では「無名」なのでしょうか?最大の理由は、オーディオ雑誌や金に目のない評論家たちは「我田引水」にしか興味がないからです。彼らは褒めても金にならない製品を、褒めたりしないのです。もちろん、昔からそう言う風潮はありました。けれども昔の評論家や雑誌は、「本物」であれば、損得勘定抜きにでもその情報を提供してきました。それが、彼らの見識であり、良心の証でした。けれど今の雑誌社の編集部や評論家連中に、そのような「見識や良心」を求めることが無理です。だいたい、オーディオと音楽についての知識すら怪しいのですから。

もう一つは「オリジナル」を必要以上に珍重する一部のマニアの存在です。音がわからないからこそ、オリジナルにこだわるのです。名機だから、音が良いと盲信する。間違ったことです。本当に善し悪しがわかるなら、オリジナルや何らかのアイコンにこだわる必要などありません。常により良い物が生み出されるからです。それが、進歩であり、本当の意味での技術革新です。

オリジナル以上の音質を実現して、現代に蘇ったBBC Monitor。

復刻されたBBC Monitorとは、そういう「信用できない連中」ではなく、イギリス放送協会がライセンス(認証)を与えた新製品です。BBCが認定していることが、すなわち信頼の証です。

もちろん、その音は現代にもまったく問題なく通用します。

音楽を聞くためのシンプルな道具。プロの道具。それが、BBC Monitorなのです。一度は聞いてみてください。もしかすると、あなたのオーディオに対する考え方が変えられるかも知れないのですから。
https://www.ippinkan.com/LS35_59_58.htm
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/690.html#c82

[原発・フッ素49] 戦時中「空襲を恐れるな、逃げたら非国民」 現在「放射能を恐れるな、逃げたら非国民」 あまりの共通点に驚く  魑魅魍魎男
11. 中川隆[-12452] koaQ7Jey 2018年5月16日 07:17:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13996]
>>4
>広島、長崎になぜ原爆病院があるのか答えろよ。


アメリカが研究の為にやらせてるんだろ:

米国の手による核爆発はすべて「公表された米核実験」としてくくられている。広島、長崎のケースは「第2次世界大戦、実戦使用──広島」などと表記され、その目的も「実戦」と書かれているが、時期別、実験名別のいずれの区分でも「公表された米核実験」の欄の中に分類・記載されている。

「広島・長崎への原爆攻撃の目的は何だったのか。1つには戦後世界でのアメリカ
の覇権確立である。そしてもう1つは、原爆の効果を知るための無数の人間への
『人体実験』である。

占領後にアメリカ軍が行なったことは、第1に、原爆の惨状について
の報道を禁止し、『人体実験』についての情報を独占することだった。

第2に、史上前例のない火傷、放射能障害の治療方法を必死に工夫していた広島・
長崎の医者たちに治療方法の発表と交流を禁止するとともに、死没被爆者の
ケロイドの皮膚や臓器や生存被爆者の血液やカルテを没収することだった。

第3に、日本政府をして国際赤十字からの医薬品の支援申し出を拒否させることだった。

『実験動物』を治療するのでは『実験』にならない。

そこでアメリカ軍は全力を尽くして被爆治療を妨害したのである。

第4に、被爆者を『治療』せず『実験動物』のように観察するABCC
(原爆障害調査委員会と訳されたアメリカ軍施設)を広島・長崎に設置することであった。」

広島で女学生(14歳)のときに原爆にあい、現在も原爆後遺症で苦しむ詩人の 橋爪文さんは、「ABCC」(原爆傷害調査委員会と訳されたアメリカ軍施設)について、次のような恐ろしい事実を述べている。

「私は広島の生き残りのひとりです。 〈中略〉 ここで、ひとつ触れたいことは『ABCC』についてです。これは日本でもほとんど知らされていないことですが、戦後広島に進駐してきたアメリカは、すぐに、死の街広島を一望のもとに見下ろす丘の上に『原爆傷害調査委員会』(通称ABCC)を設置して放射能の影響調査に乗り出しました。

そして地を這って生きている私たち生存者を連行し、私たちの身体からなけなしの血液を採り、傷やケロイドの写真、成長期の子どもたちの乳房や体毛の発育状態、また、被爆者が死亡するとその臓器の摘出など、さまざまな調査、記録を行ないました。

その際私たちは人間としてではなく、単なる調査研究用の物体として扱われました。

治療は全く受けませんでした。

そればかりでなく、アメリカはそれら調査、記録を独占するために、外部からの広島、長崎への入市を禁止し、国際的支援も妨害し、一切の原爆報道を禁止しました。

日本政府もそれに協力しました。こうして私たちは内外から隔離された状態の下で、何の援護も受けず放置され、放射能被害の実験対象として調査、監視、記録をされたのでした。

しかもそれは戦争が終わった後で行なわれた事実です。

私たちは焼け跡の草をむしり、雨水を飲んで飢えをしのぎ、傷は自然治癒にまかせるほかありませんでした。あれから50年、『ABCC』は現在、日米共同の『放射線影響研究所』となっていますが、私たちはいまも追跡調査をされています。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhc700.html

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/747.html#c11

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
58. 中川隆[-12454] koaQ7Jey 2018年5月16日 08:20:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13999]

2018年05月16日
強気相場は幸福感の中で消えていく 好景気の絶頂で経済危機は起きる

経済はもっとも好調な絶頂期に崩壊する
画像引用:https://stat.ameba.jp/user_images/20150715/14/akiran1969/8a/50/j/o0517037013366648335.jpg

好景気は経済危機から始まる

相場の格言で『相場は、悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観で成熟し、幸福の中で消えていく』というのがある。

これは株式相場だけでなく、経済でも経営でも、ビジネスチャンスでも、流行でも通用する。

上昇相場はいつ始まったかを検証すると、どんな相場も最悪の経済危機の中で生まれたのが分かる。



アメリカ株式市場は2017年に連日史上最高値を更新していたが、始まりはリーマンショックの2009年でした。

アメリカの10年目に突入した好景気の始まりも2008年の経済危機からで、どん底の時に空前の好景気が始まりました。

2008年から2010年ごろ、あらゆる評論家や政治家などが「アメリカは崩壊しドルは消滅する」と悲観していました。


まさにそんな時に上昇相場や好景気が始まるのであり、10年前に買っておけば良かったのです。

日本では安倍首相就任後にアベノミクス、黒田バズーカが始まり、気づけば景気拡大はもう7年目に入っています。

これも最悪期は2011年3月11日から年末にかけてで、もしこの半年間になんでも良いから資産を買っておけば、かなりの利益を得られた。


アメリカでは今思えば2010年に不況は終わり完全に好循環に入っていたのだが、悲観論は消えなかった。

期待と不安が入り混じった状況が何年か続き、オバマの2期目が始まる2012年ごろにやっと楽観論が主流になった。

日本でも安倍首相が再登板して数年は悲観論が根強く、人々が好景気を認識したのは2016年ごろだったと思います。

強気相場は幸福の中で消えていく

アメリカではオバマ2期目あたりから株価がグイグイ上昇し、あっという間に1万5000ドルを超え、2017年には2万6000ドルも超えた。

2017年にアメリカの経済人はもう「株価が上がるのは当たり前、なぜなら我々は”優秀な人間”だからだ」と言うようになった。

日本はまだそこまで好景気ではないが、アメリカの数年後ろを追いかけているので、来年ぐらいに「好景気は当たり前」と言うようになるかも知れない。


楽観論が支配的になり、好景気で株価が上がるのが当たり前、もう人類は不況を克服したなんて言い始めると、バブル崩壊が近いとされている。

なぜもっとも楽観の時にバブル崩壊するかのメカニズムは単純で、「全員がもう買い終わったから」と説明されています。

悲観と楽観が半々のときは、まだ半分も「買っていない人」が存在するので、消費や株価がもう2倍上昇する余地がある


だが全員が楽観ということは、もう全員が買い終わったので、今後上がる余地はなくなったのです。

日本人全員が安倍首相を褒めちぎり、「今後も安倍景気が続くだろう」などと言い出したら、アベノミクスも本格的に終わりです。

日本経済を悲観する人が大勢いる間は、まだまだ上昇する余地が大きい。
http://www.thutmosev.com/archives/76166271.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c58

[原発・フッ素49] サンマ加工品138万匹分、産地偽装 農水省が改善指示 (朝日新聞)  魑魅魍魎男
1. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月16日 09:18:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13999]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)

精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part


真実を知りたければ:


発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html

原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html

太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html

風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。

ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。

認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。

狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。


ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。

類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。

掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/750.html#c1

[リバイバル3] セックスと暴力。このふたつが密接に結びついている理由 中川隆
13. 中川隆[-12458] koaQ7Jey 2018年5月16日 09:56:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14005]

2018年05月16日
同じ穴のユダヤ人 / 女の味方は女の敵だった !
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68716182.html


(左: 加害者のエリック・シュナイダーマン / 右: 被害者のバーバラ・ボウマン)

  日本の財務次官はセクハ発言で辞任へ追い込まれたが、アメリカの州法務長官はサド的セックスが暴露され、辞任する破目になった。表面上、レディー・ファーストをマナーとする米国では、どの権力者も立派な紳士を気取っている。が、裏に回ると何をしているのか分かったもんじゃない。民間企業や中央官庁でもセクハラや性差別が絶えず、勇気を振り絞って被害を訴える女性もいるが、大抵は権力者の前に膝を屈し、「泣き寝入り」となるケースが普通みたいだ。しかし、ニューヨーク州の法務長官(Attorney General)という地位に就くエリック・シュナイダーマン(Eric Scheiderman)は、運が悪かったのか、それとも天罰だったのか、被害者女性に訴えられ、その地位を失うことになった。

  確かに、ウーマンリブが浸透した米国だと、過度なセクハラや交際相手との“いざこざ”で辞任する男は多いけど、シュナイダーマンのスキャンダルは特筆すべき醜態である。というのも、彼は先頭を切って「#MeToo運動」を支持していたし、セクハラ行為を厳しく糾弾する「民衆党の大物」であったからだ。とりわけ、数々の女優を食い物にしてきたハーヴェイ・ワインシュタイン(Harvey Weinstein)を法的に追求し、被害者に充分な賠償金を与えるべし、主張していたのである。それにしても、「正義の味方」が実は「兇暴な変態」だったとは、TVドラマ「24」よりも意外性に富んでいるじゃないか。ハリウッドの脚本家が映画の参考にしそうだ。ワインシュタインの悪行については、以前、当ブログで紹介したので、ここでは繰り返さない。

Harvey Weinstein 33Ashley Judd 11Anjelina Jolie 0032Gwyneth Paltrow 1


(左: ハーヴェイ・ワインシュタイン / 被害者のアシュリー・ジャッド / アンジェリーナ・ジョリー / 右: グィネス・パルトロー )

  確かに、シュナイダーマンは公務員で、ワインシュタインは民間人という違いはあるが、二人に共通しているのは、「良心」や「正義」を売り物にするリベラル派で、自らの権力を利用して女を弄(もてあそ)ぶ「ユダヤ人」という点である。まぁ、彼らの破廉恥行為と民族性は直接関係無いけれど、非難される者と譴責する者が同種族なんて、偶然にしてはあまりにも出来過ぎている。(神様が暢気なアメリカ人に警告を与えているのかなぁ ?) それはともかく、我々でも苦笑してしまうのは、シュナイダーマンが「タイム」誌に送ったメッセージである。同誌は一連のセクハラ問題を特集し、被害者女性の声を取り上げた事でピューリッツァー賞をもらうことになった。その知らせを聞いたシュナイダーマンは、「権力を持つ男性の下にありながら、セクハラについて声を上げた勇気ある人々だ !」と称讃したそうだ。じゃあ、シュナイダーマンに訊くけど、自分を訴えた恋人たちも「勇気ある人々」なんだよねぇ?

  このシュナイダーマンに暴力を受けたと訴える女性は四人いるそうだけど、その内の二人しか表に出てこなかった。一人はミッシェル・マニング・バリッシュ(Michelle Manning Barish)という白人女性で、もう片方はターニャ・セルヴァラトナム(Tanya Selvaratnam)というスリランカ生まれの茶色い女性である。姓名が公表されていない第三番目の女性は、二人に自分が味わった恐怖を語ったそうだ。彼女はシュナイダーマンに服従する状態に置かれ、頻繁に同意の無い肉体的暴力を受けたという。つまり、交際していたが、暴力的なセックスを強要されたという事だ。しかし、彼女はシュナイダーマンが怖くて他人に漏らすことができなかったという。

  第四番目の被害者は、ニューヨークの法曹界でちょっとは名の知れた弁護士であるらしい。ある時、シュナイダーマンが彼女に言い寄って体を近づけてきたので、それをピシャリと撥ね付けると、シュナイダーマンは“思いっきり”彼女の頬をビンタしたそうだ。あまりにも力強く引っぱたかれたので、翌日になっても痕(あと)が残っていたという。彼女を取材した雑誌記者は、その時の顔を撮した写真を見せてもらったそうである。聞くだけでも憤ってしまうが、シュナイダーマンから殴られたとき、彼女は苦痛と恐怖に震え、泣きじゃくっていたそうだ。

  外国人には信じられないけど、こんなゲス野郎が、次期ニューヨーク州知事の最有力候補であった。娼婦を買って辞任した元州知事のエリオット・スピッツァー(Eliot L. Spitzer / ガリシア系ユダヤ人)といい、どうしてこうも民衆党のリベラル派は、裏と表の顔が違うのか。このスピッツアーも州法務長官を務めたことがあり、そこから州知事に出馬した人物である。彼はニューヨーク州の検事局に勤めていたとき、組織犯罪の摘発で名を馳せ、その実績を以て法務長官と知事に選ばれていた。それなのに、自分が泊まったホテルにコールガールを呼んでしまい、盗聴していたFBIにバレて辞任となる。しかも、女房を側において釈明会見を行うんだから、恥知らずというか鉄面皮というか、呆れ返って物が言えない。

Spitzer & Svetlana Zakharova TravisEliot Spitzer & wife 2

(左: 娼婦のスヴェトラナ・トラヴィスとエリオット・スピッツァー / 右: 夫人と記者会見に臨むスピッツァー )

  話を戻す。テレビ画面に出て被害を訴えたミシェル・マニングについて紹介すると、彼女はクリス・バリッシュと離婚したシングルマザー。彼らの間には娘が一人いる。ミシェルとシュナイダーマンが出逢ったのは2013年の7月で、共通の友人を介してのことであった。しかし、その関係が破綻したのは2015年の元旦らしい。ミッシェルはフェミニストで政治的関心も高く、弟のイラク派兵が決まったとき、それに抗議すべく、有名な左翼団体「ムヴ・オン(MoveOn.rog)」に加わったそうだ。ちなみに、この組織にもジョージ・ソロスの資金が注入されており、2004年、ジョージ・ブッシュ再選阻止の時は、少なくとも2千万ドルが献金されていたという。(Jeff Johnson, George Soros's $ 30M Welfare Check, Front Page Magazine, April 26, 2005) 日本人は左翼団体の代表とか宣伝係にしか興味を持たないが、そこに大金を流している人物こそ最も重要で、表に現れない献金者の方に注目すべきなのだ。当り前だけど、「札束」という「実弾」で操っている黒幕こそ本当の悪人である。ここでは言及できないが、莫大な資産を有するソロスが行っている数々の「慈善活動」には注意が必要だ。彼の権力地図を見ると、みんな本当にビックリするぞ。将棋界のレジェンド、加藤一二三(ひふみ)先生じゃないけど、「ひゃゃ〜」て叫びたくなるんだから。

Michelle Manning Barish 1(左 / ミシェル・マニング・バリッシュ )
  左翼教育を受けてリベラル派になったフェミニストなんてゴマンといるけど、ミシェルは権力志向が強かったのか、民衆党で頭角を現したシュナイダーマンに惹かれて行ったそうだ。日本では「知らぬが仏」と呼んで小馬鹿にするが、アメリカには常識知らずの高学歴バカが本当に多い。ミッシェルはシュナイダーマンの正体を知らずに、ロマンティックな関係に落ちていったそうで、資金集めを担当していたノーマン・リアーは、周囲の者に彼女をシュナイダーマンの次期花嫁と紹介していたそうだ。もしかしたら、ミッシェルは未来の州知事夫人を夢見ていたのかも知れない。でも、現実は違った。何というか、タブロイド紙の連載小説に出て来そうな、悲劇の序盤が待ち受けていたのである。

  支那産のウナギにはマラカイトグリーン(猛毒の染料)、朝鮮産のキムチにはウジムシが混ざっていた。さて、アメリカ産の甘い蜂蜜には何が混ざっていたかというと、“後悔”という「苦み」である。甘い生活に浸っていたミッシェルは、徐々にシュナイダーマンの本性に気付いて行く。ある夜、ウエスト・サイドのアパートメントで愛を育む二人であったが、ベッドに向かうシュナイダーマンはいつものように酒を口にし、ついにミッシェルを「淫売(whore)」と呼んでしまった。この罵倒にミッシェルは驚き、すかさず言い返す。彼女も酔っ払っていたので記憶が定かではないが、シュナイダーマンの「行為」に関しては明確に覚えている。というのも、酒が回っていい気になっていたシュナイダーマンは、平手で思いっきり彼女の顔を殴ったのだ。その衝撃は彼女の耳に鳴り響き、突然の恐怖で全身に戦慄が走った。ミッシェルは何が何だか判らない。殴られた勢いで彼女はベッドに倒れ込んだという。

  押し倒されたミッシェルは立ち上がり、シュナイダーマンに掴み掛かるが、相手は力強い男である。彼女は再び倒され、彼に首を絞められてしまうのだ。シュナイダーマンがミッシェルの首を締め上げると、彼女は脚をバタバタさせた。どのくらい時間が経ったのか分からぬが、やっと解放されたミッシェルは、何とか自分の脚で立ち上がったそうである。しかし、あまりのショックでその場で号泣。そりゃそうだろう。訳も解らず“いきなり”ぶっ飛ばされれば、誰だって怯えるじゃないか。ところが、その“犯行”現場には唖然とする会話があった。「優しさ」で獲物を捕らえたユダヤ人は、虜(とりこ)の白人女にチョーク攻撃を仕掛ける。当然、首を圧迫されたミッシェルは、無我夢中で抵抗し、シュナイダーマンを爪でひっかいた。すると、「傷」を負った法務長官様は、ミッシェルに向かって怒りをぶつけたそうだ。「あのなぁ〜、 法の番人をひっかくのは重罪(felony)なんだぞ !」、と。(Jane Mayer and Ronan Farrow, "Four Women Accuse New York's Attornry General of Physical Abuse, The New Yorker", May 7, 2018 / 註: 以下の話も、この記事に基づく。)

  普通の日本人女性なら、「えっ !! 何 ? 今、なんて言ったの?!」と耳を疑うだろう。か弱い女性をぶん殴った男が刑法犯じゃなくて、殴られた被害者女性が罪に問われるなんて、シュナイダーマンはどういう頭をしているんだ ? 心の底から恐怖を味わったミシェルは、あの夜を一生忘れることができない、と語っていた。この暴行を以てミシェルはアパートを出て行くことに決め、シュナイダーマンに向かって「もう二度と戻らないから !」と言い残していった。 その後、彼女は親しい友人(女性)三名に「事件の顛末」を打ち明けたという。話を聞いた親友の一人によれば、ミシェルはかなり落ち込んでいたそうで、相当なショックを受けていたらしい。

Eric Schneiderman & Michelle 1(左: シュナイダーマン / 右: ミシェル・マニング)
  精神的に参っていたミシェルだが、肉体的にも苦しんでいた。数ヶ月もの間、彼女は耳鳴りや痛みを抱えていたそうで、ある時、耳から血が滴り落ち、鎖骨の所にまで垂れているのに気付いたそうだ。そこでミシェルは病院に赴き、耳鼻科医のグウェン・コロビン先生に診てもらった。すると、コロビン先生はミシェルの耳の中に血の塊を発見したという。専門医の所見によれば、原因は殴られた時の打撲にあるらしい。当り前だ。自然と耳から血が流れるなんて普通では考えられない。

  ところが、女心は解らないもので、ミシェルは自分の取った行動を悔いて、再びシュナイダーマンのもとへ、と戻っていった。これって、ヤクザのヒモにぶっ叩かれながらも、別れられないホステスと似ている。暴力をふるった男が、後日、「痛かったかぁ? 済まねえな・・・。あの時は酔っていたからよぉ」と優しく抱擁すると、女の方もつい赦してしまう。この蟻地獄に気付かない酌婦がいかに多いことか! ジキルとハイドの人格を持つ男は反省なんてしないんだから。(「イマイチ解らない」という女性は、業田良家の傑作漫画『自虐の詩』を読んでみることだ。) 案の定、シュナイダーマンも花束とワインを持って、ミシェルのもとを訪れ、謝罪に来たという。シュナイダーマンは心から暴力を詫びたわけではないが、ミシェルが折れたことで、二人は断続的に付き合っていたそうだ。

  しかし、暴力をふるう男が滅多なことで悔い改めることはない。これは世間の常識。嘘と思うなら、銀座のクラブを廻ってみればいい。「聞くも涙、話すも涙」の悲劇が、ホステスの口からこぼれてくるだろう。でも、フェミニズムやリベラリズムに染まったアホには解らない。今の大学教育というのは、健全な常識を削除して、その空きスペースに下らない「人権」とか「平等」を刷り込む、といった「品のいい改造作業」になっている。気を許してシュナイダーマンを部屋に入れたミシェルは、再び恐怖を味わうことになった。いつもの如く酒を浴びるように呑むシュナイダーマンは、ミシェルにも勧め、彼女の顔を手で支え、グラスを唇に持っていった。何度も飲ませているうちに、酒が彼女の顎や胸に滴り落ちる。シュナイダーマンはかなりの酒豪で、ワインを2本飲み干すなんてザラだ。泥酔したときなど、砕けたグラスで脚に怪我をする事がよくあった。酔っ払って顔から倒れる事もあったそうで、翌日目が覚めたとき、どうして負傷したか分からないこともしばしば。こんな呑兵衛だから、酒が回れば“いつも”の野獣に戻るのは目に見えている。

  酒癖が悪い上に、精神安定剤まで常用していた、というんだから、本当にシュナイダーマンは質(タチ)が悪い。ある夜、二人がベッドを共にした時、シュナイダーマンはミシェルの体を揺らし、その顔を摑むと、自分が言ったことを繰り返すよう強要した。彼はミシェルに向かい、「私は憐れな淫売よ !」と口にするよう命じたのだ。そして、「今度オレから離れたら殺すぞ !」と脅かしたらしい。ヨリを戻したミシェルだが、反省のカケラもないシュナイダーマンを見て愛想が尽きたのか、ようやく、この男と別れることにしたという。リベラル派の高学歴女ってのは、保守派のナショナリズムを批判する時は、やれ「頑固者 !」、「人権無視だ !」、「女性を侮辱している !」と騒ぐくせに、自分の私生活だと、普段から嫌う「情けない下女(はしため)」なんだから。「自分の姿を鏡に映してみろ」と言いたい。

Jean-Paul Sartre 2Jean-Paul Sartre & Simone de BeauvoirSimone de Beauvoir 2


(左: ジャン・ポール・サルトル / 中央サルトルとボーボワール / 右: シモーヌ・ド・ボーボワール)

  ここでは直接関係ないけど、日本のインテリ女が持て囃すシモーヌ・ド・ボーボワール(Simone L.E.M.B. de Beauvoir) も、私生活では惨めな女中であった。彼女の恋人(内縁の亭主 / 情夫 ?)が哲学者のジャン・ポール・サルトル(Jean-Paul Sartre)であったことは有名だ。このフランス人フェミニストは男性優位の社会を批判し、女性の独立とか主体性、自由について高邁な理想を語っていたが、私生活にまわると、せっせとサルトルのパンツを洗っていたのだ。あんな青瓢箪のサルトルに惚れるなんて、ボーボワールの頭はどうかしている。正常な日本人女性が見れば、「なに ? この気持ち悪いユダヤ人! いくら学校の成績が良くても、私は絶対に付き合わない !」と断言するだろう。(註: サルトルは極左ユダヤ人。) 人の好みはそれぞれだから、一概に言えないが、サルトルのツラを見て好きになる女性がいるのか? 出川哲朗の方がよっぽどマシだぞ。

Ooe Kenzaburo 2Kobayashi Hideo 1Agawa Hiroyuki 1谷沢永一2

(左: 大江健三郎 / 小林秀雄 / 阿川弘之 / 右: 谷沢永一 )

  ところが、日本の大江健三郎は別で、女々しいサルトルを大絶賛。この非日本的小説家は、アルジェリア出身のフランス知識人に憧れていたのか、愛媛県生まれのくせに、クラブのお姉ちゃん達を前にして「俺、アルジェ生まれなんだ !」とほざいていた。このホラ話を近くで耳にしていた、作家の阿川弘之は虫酸が走っていたそうだ。そう言えば、昔、小林秀雄が大江の小説を読んで、あまりの愚劣さに腹を立て、コテンパンに扱き下ろしていたことは有名だ。亡くなった渡部昇一先生や谷沢永一先生も、へんてこな大江の小説が理解できず、英訳本を期待していたそうだ。だいたい、日本の偉大な碩学が読んでも解らない、日本語の小説って何だ? 新潮社の社員だって密かに同意するだろう。でも、彼らが口を噤んでいるのは、おそらく、大江を担当した先輩のメンツを考えているからじゃないのか。ノーベル文学賞を与えるなら、三島由紀夫の方が遙かに相応しい。

手込めにした茶色い奴隷

Tanya Silvaratnam 2(左 / ターニャ・セヴァラトナム)
  脱線したので話を戻す。ミシェルを失ったシュナイダーマンに、またもやカモが現れた。今度の獲物はターニャ・セルヴァラトナム(Tanya Selvaratnam)だ。彼女は『The Big Lie : Matherhood, Feminism, and Reality of Biolocical Clock』という本を書いた作家であるが、役者やプロデューサー業も兼ねているそうだ。彼女も政治的関心の高いフェミニストで、進歩的思想を以て社会を改善したいと願っている。ところが、残念なことに、世間の女性よりも自分の身を案ずる状況になってしまった。ターニャはシュナイダーマンの要望により、彼のアパートメントで暮らすようになったが、ベッドでの激しい“セックス”に曝される日々になったという。図に乗ったシュナイダーマンは次第に激しくターニャを殴るようになり、もうそれは変態プレーの域を越えていた。シュナイダーマンにとったら刺戟的なセックスでも、ターニャにとったら単なる苦痛だ。

Yamazaki Taku 1Yamada Kanako 1(左: 山崎拓 / 右: 山田かな子)
  女をビンタするだけでも非常識なのに、興奮したシュナイダーマンは、よりにもよって「三人プレー」の妄想に取り憑かれるようになった。あぁぁ〜あ、ついに山崎拓さんの十八番に辿り着いたという訳か ! 以前、愛人問題で騒がれたとき、附随的にバレてしまった性癖なのだが、この元副総理は山田かな子さんという愛人に向かって、「君のお母さんを誘って三人でプレーしたい」、と頼み込んだらしい。もう唖然とするほかないけど、「拓ちゃん」にとったら至高の「夢」なんだろう。普通の日本人ならゾっとするけど、精力旺盛な元防衛庁長官にとっては真剣な目標なのだ。(ついでに言えば、山拓さん特別編集の「エロ写真集」も見てみたい。彼は雑誌のエッチ写真を切り抜いて、独自のアルバムを作ったそうだ。それにしても、政治家っていうのは、様々な「特技」を持っているんだなぁ。) 小泉純一郎は「山タフ」さんと呼んで笑い飛ばしていたが、週刊誌報道を読んだ福岡の有権者は「エロ拓」先生にドン引きだった。後援会のオバちゃん達も呆れ返っていたから、落選したのも無理はない。興味本位で尋ねるが、山拓さんは「タフマン」とか「ユンケル」を飲んでいたのか? 以外と普通の食生活だったりして・・・。

  日本の政治家は脇に置いといて、シュナイダーマンの話を続ける。「三輪車」をしたいからターニャに「もう一人、女を見つけてこい!」と言い付けた法務長官は、ますます傲慢になっていた。何と、彼はターニャに向かって自分を「御主人様(Master)」と呼ぶよう命じたそうである。そして、言われたようにするまで彼女を殴ったらしい。ターニャがスリランカ系の有色人種なので、シュナイダーマンは彼女を見下し、「茶色い奴隷(brown slave)」と呼んでたそうだ。信じられないけど、「奴隷主」気取りのシュナイダーマンは、彼女に屈辱的な言葉を口にするよう命じたらしい。我が耳を疑ってしまうが、「私はあなた様の所有物です !」と繰り返すよう強要したのだ。

Tanya Silvaratnam 1Eric Schneiderman & Tanya 1

(左: 「性奴隷」にされたターニャ / 右: ターニャとシュナイダーマン)

  これがニューヨークのユダヤ人から支持を受け、「弱者への迫害はケシカラン !」と叫んでいた男のすることか? 女性の人権だ、少数民族の権利だ、と口うるさく唱えていたシュナイダーマンは、マイノリティーの「か弱き女性」をぶっ叩き、脅迫と暴力で辱めていたのだ。しかも、このゲス野郎は偽善者の標本みたいな奴で、トランプ大統領が不法移民に対して門戸を閉ざすと、「トランプは反ユダヤ的レトリックにドアを開いたのだ」と非難したのである。("NY attorney general says Trump open door to anti-Semitism rhetoric", Jewish Telegraphic Agency, September 18, 2016) たかだか、密入国者や強姦魔を排除するだけなのに、反ユダヤ主義を持ち出して「葵の御紋」にするんだから、セム系の異民族は支那人と変わりが無い。こんな態度だから、ユダヤ人は何処に行っても嫌われ者なんだ。気に食わないことがあれば、直ぐに「反ユダヤ主義」を切り札にする。この呪文を唱えれば何でも自分の思い通りになると信じているんだから、ユダヤ系アメリカ人は四の五の言わず、とっととイェルサレムに帰れ !

  ミシェルの場合と同じく、ターニャといる時も、シュナイダーは酒をがぶ飲み。酔っ払ったユダヤ人長官は、彼女の頬を叩き、唾を吐きかけ、首を絞めた。激昂したシュナイダーに首を摑まれた「性奴隷」は、苦しくて息ができず、只もがくばかり。もはや、シュナイダーマンは殴ること無しに彼女とセックスを“楽しむ”事ができなかった。ターニャの話によると、シュナイダーマンは女性蔑視のサディストであるという。彼女が有色人種の劣等民族であるからなのか、シュナイダーマンは事ある毎に彼女を侮辱し、その腰に腫瘍の摘出痕を見つけると、この傷跡を美容手術で治してこい、と命じたそうだ。さらに、彼女の髪型が気に入らないとケチをつけるし、胸が小さいから「豊胸手術を受けてこい !」と言い付け、服装がダサいと「もっと別の服を買って身につけろ !」と怒鳴る。しかも、彼女の友人を「間抜け」呼ばわり。シュナイダーマンは何様のつもりなんだ?! 以前、ミシェルが危険な横断歩道について話した時、シュナイダーマンは彼女に応えて、「俺様が法律なんだ」と豪語したらしい。さぁ〜すが、権力を握ったユダヤ人は違うねぇ。アラブ系アメリカ人が聞いたら、何て言うのかなぁ?

  一連の暴力沙汰で公職を辞任したけど、シュナイダーマンは本当に偽善者だった。彼は州法務長官になる前、ニューヨーク州の上院議員を務めていた。彼は同僚のヒアム・モンセレート議員の家庭内暴力を調査する委員会で議長席に坐り、女性を保護する法案を作成したことがあった。州上院議員だったモンセレートは、恋人に暴力をふるった容疑で有罪となり、議会から追放されてしまう。この件で注目すべきは、シュナイダーマンの「正義感」である。ニューヨーク州議会は、家庭内暴力による首締めは特殊な犯罪には当たらない、と判断したが、シュナイダーマンはこの「暴力」を「深刻な犯罪」と受け止め、「懲役刑にすべきだ !」と言い放った。ミシェルはどの顔(ツラ)下げてそんな事が言えるの、と呆れていたそうだ。でも、筋金入りの偽善者は平気だった。公の場でシュナイダーマンは議会が手間取ったことを陳謝し、自分の法案で多くの命が救われるであろう、と喝破したそうだ。もう、筆者は言葉が出ない。まるで習近平が民衆の自由や人類愛を説くようなものである。まったく困ってしまうが、居るんだよねぇ〜、こういうクズが。なにしろ、世界は広いから。

薬を使って強姦する黒人コメディアン

Bill Cosby 4Bill Cosby & Linda Kirkpatrick

(左: 若い頃のビル・コズビー / 右: 犠牲者のリンダ・カークパトリックとコズビー)

  弱者の味方を標榜する偽善者の中には、裏の顔を隠し持つ輩が実に多い。例えば、最近有罪判決を受けたビル・コズビー(Bill Cosby)もそうだ。ご存じ、彼は大ヒット番組の「コズビー・ショー」で一躍有名となり、気さくで明るい黒人コメディアンと見なされていた。優秀な医者を演じるTVドラマの中で、コズビーは家族思いの優しい父親をこなしていた。妻に対しては誠実、子供たちにとっては憧れの大人であったから大人気。筆者も1980年代に放送されたこのドラマを観ていたが、無理矢理つくった「理想の黒人家庭」にしか思えず、何となく批判の目で眺めていたのを覚えている。当時も、荒れ果てた黒人家庭が多かったので、テレビ局の制作者や脚本家は、知識人の「おしどり夫婦」を設定し、問題を起こしても従順な子供たち、何が起きても最後はパッピー・エンドで幕を閉じる温かい家庭、いう幻想を作りたかったのだろう。だが、それは白人家庭ドラマの焼き直し、つまり、黒人役者で置き換えた二番煎じに過ぎない。これなら、マイケル・J・フォックスが出演した『ファミリー・タイズ(Family Ties)』の方がマシである。

Bill Cosby Show 1Bill Cosby 2

(左: 「コズビー・ショー」の家族と一緒のコズビー / 右: 裁判で有罪判決を受けたコズビー )

  人気を博したドラマが終了した後も、コズビーは精力的に様々な黒人活動に励んでいた。しかし、過去のセクハラや強姦が明るみになり、その名声は地に堕ちてしまった。昔から、彼は気に入った女性を見つけると、自分の部屋に呼び寄せ、酒やジュースの中に薬を混ぜて、獲物を痺れさせたという。飲み物を口にした女性は意識朦朧となり、コズビーの性的な「オモチャ」になった。例えば、若手女優のハイディ・トマス(Heidi Thomas)はコズビーが演技指導をしてくれるというから、彼の部屋を訪ねた。しかし、コズビーにワインを勧められ、つい飲んでしまったら記憶が飛んでしまったそうだ。彼女の証言によると、コズビーのペニスが口の中に入ったらしい。女優のルイーザ・モリッツ(Louisa Moritz)も同様の経験があり、1971年、有名な「トゥナイト・ショー」の楽屋でコズビーに襲われたらしい。コズビーは自分のペニスを彼女の口に押し込もうとしたそうだ。(Carly Mallenbaum, Patrick Ryan and Maria Puente, "A complete list of the 60Bill Cosby accusers and their reactions to the guilty verdict", USA Today, April 27, 2018)

Heidi Thomas 1Bill Cosby Barbara BowmanTamara Green 2

(左: ハイディ・トマス / 中央: バーバラ・ボウマン / 右: タマラ・グリーン)

  この超人気コメディアンは、50年にも及ぶ長い藝歴をもつが、それ同時に連続強姦魔でもあったのだ。判明しただけでも60名以上の女性が被害を訴えているのだ。ということは、沈黙したままの女性を含めば、100名近くになるんじゃないか。とにかく、コズビーは女優の卵や駆け出しのモデルが大好きだ。バーバラ・ボウマン(Barbara Bowman)もその一人で、当時(1985年)、彼女は女優を志した17歳の少女であった。バーバラは何度も薬を飲まされ、その都度強姦されたという。元弁護士のタマラ・グリーン(Tamara Green)も1970年代にコズビーの餌食となり、19歳の体を狙われたそうだ。コズビーは風邪薬だと偽って錠剤を飲ませ、意識が遠のいた彼女を部屋に連れ込み、淫らな行為をしたという。コズビーは彼女の服を脱がせ、抵抗する彼女を押さえ込み、その指をの彼女の陰部に挿入したらしい。

  もう紹介するのも嫌だけど、コズビーがモデルでダンサーのクロエ・ゴインズ(Chloe Goins)に対して行った淫行は、実におぞましいモノだった。彼女はプレイボーイ・マンションのパーティーに参加したとき、コズビーに薬を盛られて気を失ってしまったそうだ。この黒人が飲み物に薬物を混入するのは「いつも」の手口である。しばらくして彼女が目を覚ますと、コズビーは彼女の爪先を噛みながら、マスターベーションを行っていたのだ。一般女性なら、この信じられない光景を目にして、「ギァァァァ〜」と絶叫するだろう。白い液体をペニスから発射する黒人なんて・・・。コーヒーにクリープ(乳製品)を入れるとき、“ふと”思い出すじゃないか。南海キャンディーズの「しず」ちゃんなら、反射的に右フックを顎に噛ますぞ!!

Louisa Moritz 1Chloe Goins 21Bill & Camille Cosby

(左: ルイーザ・モリッツとコズビー / 中央: クロエ・ゴインズ / 右: 有罪判決を受けても、亭主を弁護するカミーラ夫人)

  この不届きな黒人に辱めを受けた女性は数えきれず、プレイボーイのバニー・ガールを務めていたP.J.マステン(P.J. Masten)や、大学生のアンドレア・コンスタンド(Andrea Constand)など、多くの若い娘が屈辱の涙を流していたのだ。そして意外なのは、コズビーに襲われた女性の大半が白人であったことだ。もちろん、被害者の中には黒人女性もいたが、あまりにも多くの白人女性がいたのでビックリする。白人で黒人女性を強姦する者は極めて少ないのに、黒人で白人女性を犯す者はゾロゾロいるから不思議だ。米国のマスコミはこの点を避けて報道するから本当にいかがわしい。「報道しない自由」は米国にもあるという証拠だ。

Andrea Constand 1Bill Cosby & P.J. Masten


(左: アンドレア・コンスタンド / 右: コズビーとP.J.マステン)

  偽善者はどの国にもいるから、殊さらアメリカだけが異常とは言えまい。しかし、あけほど高い社会的地位に就く人物が、二重人格を持っていたとは驚きだ。普段は弱者を擁護する進歩的文化人なのに、私生活では弱者を食い物にする外道だなんて、人間不信になってしまうじゃないか。アメリカでのセクハラ事件を見て分かるのは、権力を握った者が横暴をはたらくことができ、その不祥事を揉み消すこともできるという構造だ。密かに囁かれていることだけど、有名人の地位に就けば、途方もない性慾を解放でき、それを告発しようとする女性を黙らせることができる。たとえ、周囲の者が気付いても、権力者からの報復を恐れるから、見て見ぬ振りを決め込んでしまうのだ。日本の藝能界も同じだけど、大御所は色々な人脈を持っている。したがって、小娘の泣き言なんかは屁でもない。こうしたクズ野郎は、被害者を有り余る札束で黙らせるか、「もう、この業界で働けなくさせるぞ!」と脅せば諦めるはずだ、と思っている。アメリカ人の女性が、自らの権利や抑圧の撤廃を叫ぶのは「自立した女性」が多いからではなく、あまりにも酷い現実が存在するからだ。つまり、勇気を振り絞って立ち上がらないと、死ぬまで負け犬のまま。それが嫌だから、恥を忍んで過去を暴露するのだ。日本のフェミニスト学者やピンク色に染まった女学生は、日本を「男尊女卑の国」と吐き捨てるが、歐米社会の実態を自分の眼で見てみればいい。そうすれば、「なぁ〜んだ、そうか。やっぱり、日本に生まれて良かった」と安心するぞ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68716182.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/709.html#c13

[昼休み54] 日本の物価はいくらなんでも安過ぎる 中川隆
19. 中川隆[-12457] koaQ7Jey 2018年5月16日 10:16:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14005]

格差の超簡単な解決策は最低賃金引き上げだ
「適正水準は1300円」とアトキンソン氏
デービッド・アトキンソン : 小西美術工藝社社長 2018年05月16日
https://toyokeizai.net/articles/-/220689


働いても働いても楽にならない「ワーキングプア」は、なぜ生まれるのでしょうか

日本でもようやく、「生産性」の大切さが認識され始めてきた。

「生産性向上」についてさまざまな議論が展開されているが、

『新・観光立国論』(山本七平賞)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3-%E6%96%B0%E3%83%BB%E8%A6%B3%E5%85%89%E7%AB%8B%E5%9B%BD%E8%AB%96-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89-%E3%82%A2%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/4492502750


で日本の観光政策に多大な影響を与えたデービッド・アトキンソン氏は、その多くが根本的に間違っているという。

34年間の集大成として「日本経済改革の本丸=生産性」に切り込んだ新刊

『新・生産性立国論』
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4492396403/toyokeizaia-22


を上梓したアトキンソン氏に、真の生産性革命に必要な改革を解説してもらう。

低所得層の増加こそが「格差」の本当の問題

「格差社会」が問題視され始めてから、もう長い時間が経ちました。最近ではこの言葉を聞く機会も減ってきましたが、統計を見る限り、状況が劇的に改善しているわけではありません。日本では格差がなくなったのではなく、格差が「当たり前」になってしまったということでしょうか。


『新・生産性立国論』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

とはいえ、私は日本の「格差社会」は人為的につくられたものであり、解決するのはそう難しくないと考えています。今回は本連載でも取り上げた「最低賃金」というテーマに戻って、格差社会と最低賃金の関係について考察を加えていきたいと思います。

さて、改めて言うまでもなく、格差社会とは収入の多い上位層と少ない下位層の差が著しく開いてしまった社会のことを意味しています。

格差がどれくらい開いているかを測るために使われる代表的な指標に、「ジニ係数」があります。この係数が高ければ高いほど格差が開いていることを指します。

CIAの直近のデータによれば、日本のジニ係数は37.9。先進国の中で3番目に高いのです。確かに、日本のワーキングプア比率は米国とほぼ同水準です。つまり日本はすでに、米国と同じような格差社会になってしまっているのです。

なぜ格差がこれほど開いてしまったのでしょうか。格差社会の原因を探求する際、特に米国を見るときは、収入上位の層の存在がその原因であるかのように語られるケースが多くみられます。つまり、一部の富裕層に富が集中してしまうのが、格差社会の原因であるという理屈です。

しかし改めて分析してみると、格差の指標との相関が最も強いのは、収入の上限ではなく下限、つまり最低賃金であることがわかります。日本は高給取りが非常に少ない国であるにもかかわらず、ジニ係数が高い格差社会となっていることを考えると、感覚的にも納得できる結果です。

ということは、格差社会は最低賃金と深い関係があると言ってもよいでしょう。

最低賃金は「平均」と比べてどれだけか

先進国の場合、「1人・1時間当たりGDPに対する最低賃金の割合」と格差を表す指標「ジニ係数」の間に、84.4%もの相関が認められます。先進国以外の国も含めた25カ国でみても、69.0%とかなり高い相関がみられます。

https://toyokeizai.net/articles/-/220689?page=2


「『低すぎる最低賃金』が日本の諸悪の根源だ」の記事の中でも指摘しましたが、「1人・労働時間1時間当たりGDP」に対する最低賃金を見ると、日本の数値は約27.7%。これは、中国や米国とほぼ同じで、極めて低い水準です。

一方、1人・1時間当たりGDPが日本に近いドイツ、フランス、英国などの欧州の先進国の場合、最低賃金は「1人・労働時間1時間当たりGDPの約50%」と、高い水準に設定されています。これら欧州各国では、ジニ係数が低く抑えられている、すなわち社会の中での収入格差が小さい点で、日本とは対照的です。


https://toyokeizai.net/articles/-/220689?page=3


1人・1時間当たりGDPに対して、最低賃金を50%と設定すれば、格差の幅は小さくなる。27%と設定すれば、収入の格差は広がる。当たり前といえば当たり前です。つまり、格差社会の行方は最低賃金をどう設定するかにかかっていることになります。日本の格差社会の主因は、最低賃金が異常に安く設定されており、最低賃金しかもらっていない層が増えていることにあるのです。

反対派は「年収170万円」で生活してみよ

最低賃金が低く抑えられていることが大きく影響し、日本国民の収入は世界標準に照らし合わせると、極めて低い水準になってしまっています。

国連が計算している購買力調整済み労働者年収を見ると、日本人の平均は3万9113ドル。欧州の約90%、米国の約65%しかありません。日本の技術力や高い教育水準を考慮すると、今の状態は誰がどう考えても理解できない、おかしな低水準です。

https://toyokeizai.net/articles/-/220689?page=3


日本が中国や米国のような格差社会になってしまっているのは、極めて低い最低賃金と深いかかわりがあるのは間違いありません。つまり、格差社会を解消したいと考えるのであれば、最低賃金を引き上げるのが最も有効なのです。

現在、日本の最低賃金(加重平均)は854円です。この水準の給料の人は、年間2000時間、まじめに働いても、年収はたったの170万円にしかなりません。しかも、この少ない年収から、社会保障費や税金を支払わなくてはいけないのです。

欧州と同じように1人・1時間当たりGDPの約半分と設定するなら、2020年までに日本の最低賃金を1300円にする必要があります。現時点で計算しても、1200円です。理論値まで最低賃金を引き上げていけば、年収は70万円増え、240万円となります。

「『低すぎる最低賃金』が日本の諸悪の根源だ」の記事は大変たくさんの人に読んでいただき、250を超えるコメントをいただきました。多くのコメントが私の主張に賛意を表明するものでしたが、中には最低賃金の引き上げに反対のコメントもあってビックリさせられました。

最低賃金の引き上げに反対の人には、額面170万円の年収で、実際に生活してみてほしいと思います。それと同時に、日本の技術力の高さや国民の勤勉性に誇りを持っているのに、同じ日本人にたった時給1200円すら払いたがらない理由を教えていただきたいです。

今、最低賃金、もしくはそれに近い水準の給与をもらっている日本人は、技術力もなければ勤勉でもないというのでしょうか。この層はそれなりのボリュームがあり、理屈上は日本人全体の平均値に大きく影響しますので、日本人全体も勤勉でもなければ、技術力もないという結論を受け入れなければならなくなります。彼らの年収を170万円のまま据え置くべきだという主張をどう正当化するか、非常に興味があります。

倒産を理由にした反対は「甘え」だ

以前も紹介しましたが、英国では1999年から20年かけて、最低賃金を当初の2.1倍に引き上げました。この政策が導入される前、エコノミストや企業経営者から大反対の声が上がりました。やれ「倒産が増える」「失業者が増える」と、それはそれは大騒ぎになったものです。

しかし、彼らの心配は杞憂に終わりました。失業率の大幅上昇などの予想された悪影響はいっさい確認されなかったのです。

その理由は、低所得者の場合、所得が少ないので欲しいものや本来必要なものも買わずに我慢しながら生活しており、収入が増えるとその大部分を消費に回すので、経済にプラスの効果が表れやすいためだと言われています。

同じ現象は日本でも起こることが予想できます。今、年収170万円で生活している人は、いろいろな面で非常に切り詰めた生活を強いられています。最低賃金を引き上げ、彼らがもう70万円手にできるようになれば、これまで我慢していたものを買うようになり、消費が活発化することでしょう。

先に紹介した英国の例と同様に、日本でも最低賃金の引き上げには、中小企業の経営者から反対の声があがることでしょう。しかし、私に言わせれば、年収170万円の労働者をこきつかえないとやっていけないような会社には、そもそも存続する意味がありません。

こういう会社に貴重な労働力を浪費させるのは、これから急速に生産年齢人口が減少する日本にとってはマイナスでしかありません。もっと高い年収の払える、生産性の高い会社に移ってもらうべきなのです。

「おカネじゃない」という妄想

日本では「サービス料を払ってもらえない」「お客に価格転嫁ができない」などを理由に、 最低賃金の引き上げができないという経営者の声を聞くことがあります。また、「日本人はおカネばかりを目的に働いているわけではない」「だから賃金を上げる必要はない」とうそぶく経営者までいます。私に言わせれば、まったくのナ・ン・セ・ン・スです。

最低賃金には理論値があり、しかるべき水準であるべきなのです。しかし、日本では政府が(理論値の存在を知ってか知らずか)、理論値をまったく無視し、理論値を大幅に下回る最低賃金を設定しています。その結果として、国民が理論的にもらうべき水準の給料がもらえていないのです。

「デフレによって価格が下がって、何が悪い」「見返りを求めないおもてなしこそ日本独特な文化で、すばらしい」などと言う人がいます。これはただの妄想です。

実際には、国はインフラの整備・維持、年金・医療費などの社保障の負担を負わなくてはいけません。見返りを求めない、最低賃金が低い、価格転嫁できないなどの理由で国民の所得が増えなければ、払うべき税金を納められない状態が続くだけです。その結果、国の借金としてその分が蓄積されていきます。

「日本には、おカネ以外に見えない価値がある」「日本型資本主義だから」と非現実的なことを言う人がいまだにいます。しかし、他の先進国並みにインフラや社会保障制度が整備されている日本では、これらの「見えない価値」はただ単に、国の借金という「見える形」で積み増されていくだけです。非現実的な「日本型資本主義」のコストは、国の借金という形できちんと勘定されています。日本人の甘え・妄想・非現実性が、国債という形でそのまま積み上がっているのです。

経済合理性を否定する「論者」が多いこの国では、この事実が理解されていないのです。


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html#c19

[昼休み54] 日本の物価はいくらなんでも安過ぎる 中川隆
20. 中川隆[-12456] koaQ7Jey 2018年5月16日 10:21:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14005]

「低すぎる最低賃金」が日本の諸悪の根源だ
2020年の適切な最低賃金は1313円
デービッド・アトキンソン : 小西美術工藝社社長
https://toyokeizai.net/articles/-/210482

日本でもようやく、「生産性」の大切さが認識され始めてきた。

「生産性向上」についてさまざまな議論が展開されているが、『新・観光立国論』(山本七平賞)で日本の観光政策に多大な影響を与えたデービッド・アトキンソン氏は、その多くが根本的に間違っているという。

34年間の集大成として「日本経済改革の本丸=生産性」に切り込んだ新刊『新・生産性立国論』を上梓したアトキンソン氏に、真の生産性革命に必要な改革を解説してもらう。

日本の最低賃金は「韓国以下」


『新・生産性立国論』(書影をクリックするとアマゾンのページにジャンプします)

前回の「大胆提言!日本企業は『今の半分』に減るべき」では、人口が激減する日本でこれから生産性を上げるためには、減っていく生産年齢人口に合わせて企業の数を減らす必要があり、政府による企業統合促進政策が求められることを指摘しました。

読者から多くのご指摘をいただきましたが、やはり人口減少の規模に驚かれた方が多かったようです。また、企業数を減少させないと人口に占める社長・役員の比率が上がるだけで、経済合理性に悪影響を与えることは、ご理解いただけたかと思います。

生産性の定義に疑問を持たれる意見も散見されましたが、国際標準である「1人あたりGDPを購買力調整したもの」であると強調しておきます(この点については、回を改めてご説明します)。

さて、生産性の向上のためには、企業数の削減と深いかかわりのある、大変重要な政策がもうひとつあります。それが「最低賃金の引き上げ」です。

世界的に見て、日本の最低賃金はあまりにも低すぎます。実際どのレベルなのかご存じない方も多いと思いますので、まずはデータを確認しましょう。

直近の各国の購買力調整済み最低賃金を見ると、日本の最低賃金は、日本と同じように生産性が低いスペインとほとんど変わらず、それ以外の欧州各国を大幅に下回る水準です。

https://toyokeizai.net/articles/-/210482?page=2


さらに衝撃的なことに、日本の最低賃金は、なんと韓国よりも低いのです(2018年1月より)。この最低賃金の低さがデフレの一因であり、格差社会の最大の原因でもありますし、イノベーションがなかなか起きない最大の要因でもあります。

最低賃金と生産性には強い相関がある

生産性向上の重要性を論じるにあたってなぜ最低賃金か、と不思議に思うかもしれませんが、実際、最低賃金とその国の生産性の間の相関係数は84.4%と非常に高く、最低賃金が高い国ほど生産性が高いことが、世界中のさまざまな研究機関から発表されています。日本は、この関係を真剣に検討する必要があります。

https://toyokeizai.net/articles/-/210482?page=2


しかし、最低賃金と生産性はただ高い、低いという議論をする価値があるとは思えません。私が強調したいのは、人材の質と最低賃金と生産性の関係です。

先進国の場合、労働者の質と生産性の間に82.3%という極めて強い相関関係があります。スペインやイタリアなど、生産性の低い国を分析すると、やはり人材のレベルが低いことが低い生産性の主因であることがわかります。先ほど説明したとおり、最低賃金と生産性にも強い相関があるので、当然、労働者の質と最低賃金の間には強い相関があってしかるべきです。

日本人労働者の質は世界第4位で、大手先進国の中ではトップです。であるにもかかわらず、日本の最低賃金は大手先進国の中の最低水準です。先進国だけで分析すると、労働者の質と最低賃金の間には85.9%もの相関係数が認められますが、日本だけが大きくずれているのです。

https://toyokeizai.net/articles/-/210482?page=3


政府は、この事実をどうとらえているのでしょうか。本当は日本の人材など、大したことがないとでも思っているのでしょうか。高く評価されているのは、「何かの間違い」とでも思っているのでしょうか。日本人の人材の質は、第32位の韓国よりも低いと思っているのでしょうか。さもなければ、最低賃金が韓国より低く設定されている理由がわかりません。

アベノミクスを成功させるためには生産性改革が不可欠であり、それにはまず企業を動かすことが大前提になります。そのための手段として最も確実で、生産性の向上に最適なのが「最低賃金の引き上げ」です。このことは諸外国ですでに確認されています。

「失業率上昇」は杞憂だ

日本で最低賃金の引き上げを提案すると、「企業が倒産する」「失業者が増える」と反対を唱える人が、エコノミストを中心に現われることでしょう。海外でもそうでした。その意見は、確かに需給だけを考えれば、経済学の教科書的には理屈上正当化できるかもしれません。


3月12日、丸善丸の内本店にて『新・生産性立国論』の刊行を記念した講演会を開催します。詳しくはこちら(撮影:今井康一)

しかし、実際のデータをみれば根拠がないのは明らかです。たとえば英国では、1998年に新しい最低賃金の法律が可決され、1999年から実施。その後、19年間かけて、最低賃金は約2.1倍に引き上げられてきました。

英国が最低賃金の導入を決めた1998年、当時の労働党政権の法案に対し、保守党は企業への悪影響とそれに伴う失業率の大幅な上昇を懸念して、猛反対しました。

その後、実際には失業率の大幅上昇などの予想された悪影響は確認できず、逆に経済に対してよい影響を与えたと評価されるに至り、2005年、保守党は意見を翻して賛成に回りました。今では、最低賃金の引き上げが失業につながるという説を強調する学者は減りました。当然の結果です。

それでも、あきらめないエコノミストもいるでしょう。中には、短期的に失業率が上昇しなくても、長期的な悪影響を懸念する人もいます。最低賃金を引き上げると、経営者は長期的にITなどの活用を増やし、人を雇わなくなるという、興味深い主張です。

しかし、日本ではこれから人口が減り、それを上回るペースで若い人が減るので、仮に諸外国で長期的に悪影響が出る可能性があったとしても、日本ではそんな心配をする必要はないのです。

逆に、このエコノミストの「経営者は長期的にITなどの活用を増やし、人を雇わなくなる」という主張は、今の日本は最低賃金があるべき水準より低いため、「IT投資よりも人を安くこき使ったほうが得」だという指摘です。つまり、最低賃金を引き上げることによって、経営者にイノベーションを強制できるのです。

日本政府は日本人労働者をバカにしている

さきほど説明したように、最低賃金と生産性の間には強い相関関係があります。

最低賃金と生産性の相関がここまで強いということは、諸外国は最低賃金を「感覚的に」設定しているわけではなく、何らかの「計算式」が存在していることが推察されます。明示されてはいませんが、この相関からして実質的なコンセンサスのようなものがあることになります。

実際計算してみると、1人あたりGDPが日本に近いドイツやフランス、英国の場合、最低賃金は「1人・労働時間1時間あたりGDP」の約50%に相当します。一方の日本はというと、なんとわずか27.7%という、ありえないくらい低い水準に抑えられているのです。

欧州の50%に比べて、たったの27.7%だからこそ、日本のワーキングプアは欧州に比べて多く、格差が生まれています。最低賃金の引き上げは、格差社会是正の役割も果たします。

今挙げたドイツ、フランス、英国は社会保障制度が充実しているという点で、日本と共通しています。社会保障制度を維持するために最低賃金を高くして、稼ぐ力を高めさせて、税収を維持する仕組みとなっています。

人口が増えない中で社会保障制度を維持するためには、生産性を向上させるしかありません。日本はこれができていないことによって、国の借金が増え、社会保障制度も維持できなくなっています。この悪循環を打破するには、最低賃金の向上が必要不可欠です。

さきほども確認したとおり、日本の労働者の質はこれら欧州の国よりも高く評価されています。にもかかわらず、最低賃金が低く抑えられている理由とはいったい何なのでしょうか。日本の最低賃金を欧州並みに引き上げたとして、何の問題があるのでしょうか。欧州でもできることが、なぜ日本人にはできないのでしょうか。

最低賃金をこのように低く抑えこんでいる日本政府の態度は、まるで「日本人労働者が本当は技術がなく、勤勉でもなく、手先も器用ではない」と言っているのと同じように私には映りますが、そのように解釈していいのでしょうか。違うというなら、完全なる矛盾です。

政府は企業を優遇しすぎて、国民をいじめているのです。バカにしていると言っても過言ではありません。

実は、アメリカの最低賃金も日本と同様に、1人・労働時間1時間あたりGDPの28%とかなり低い水準に抑えられています。これを根拠に、日本の最低賃金の水準は妥当だと思われる方もいるかもしれません。

しかし、日本はアメリカを基準に考えるべきではありません。アメリカはそもそも社会保障制度が充実しておらず、格差を必ずしも悪としない文化があります。かつ、人口も増加しています。一方、日本は欧州と同じように社会保障制度が充実しているうえ、人口が減少しているので、基礎条件はアメリカより欧州に近いと言えます。

さらに国連は、先進国の最低賃金の絶対額が収斂していると分析しています。アメリカは1人あたりGDPが欧州よりかなり高い水準なので、最低賃金が収斂していれば、1人あたりGDPに対する比率が低くなっても当然です。一方、1人あたりGDPが低い日本には、この理屈は通用しません。

最低賃金の「相場」が1人・労働時間1時間あたりGDPの50%だと仮定すると、経済成長率と予想人口から、日本の「あるべき最低賃金」を大まかに計算することができます。

詳しい計算は省略しますが、2020年まで毎年1.5%ずつGDPが成長すると仮定すると、2020年の適切な最低賃金は1313円になります。2017年度の全国の加重平均は848円ですから、あと3年で少なくとも465円上げる必要があるのです。

企業の「保身のための反対」に耳を傾けてはいけない

最低賃金の引き上げには、中小企業を中心に猛反対の声が上がることでしょう。やれ、「いまでもギリギリだ!」「倒産しろというのか!」と大騒ぎになるかもしれませんし、実際、海外では似たような事態になった国もありました。

しかし、実際はさきほどの英国のように、経済への悪影響が顕著に現れたことはほとんどなかったのが現実です。

政府のスタンスとして重要なのは、どんなに反対の声が上がったとしても一切聞き入れないことです。仮に、最低賃金を引き上げたことで、苦しくなる企業が一時的に増えたとしても、日本人の労働者の質にふさわしい給与が払えない以上、それこそ前回提言したように、企業を統合して、無駄を省いて、規模の経済を追求して、払えるようにすればいいのです。

そもそも前回の記事でも指摘したように、日本の企業数は将来的に多すぎる状況になるので、減らす必要があるのです。最低賃金の引き上げくらいで成り立たなくなってしまう競争力のない会社には、技術者や一般労働者を守るために統合してもらったほうがよいのです。そもそも企業統合によって困る人は、経営者や役員だけです。現場の労働者ではありません。

日本は先進国の中で第2位の経済規模を誇る大国で、社会保障制度も充実しています。その国で、先進国最低水準の賃金の労働力が使えなければやっていけないような生産性の低い企業には、そもそも存在価値はありません。今後人口が減る中で、そのような企業を守る余裕はありません。日本はもう、そんな贅沢はできないのです。

そうでなくても、日本ではこれから人口が減って、人手が足りなくなるので、このような存在価値のない企業には退場してもらうべきです。このような生産性の低い企業がなくなれば、世界第4位の質を誇る労働力を、奴隷のような低賃金の仕事から解放し、より生産性の高い、所得の高い仕事に移動させることができます。これこそ、日本が再生へ向けて歩むべき道筋です。

次回は、低すぎる最低賃金が可能にしている「高品質・低価格」という奴隷制度を取り上げます。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/126.html#c20

[昼休み54] 日本の官僚は悪い 中川隆
42. 中川隆[-12455] koaQ7Jey 2018年5月16日 17:00:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14005]

2018年05月16日
収束する「もりかけ」 野党の支持率急落 安倍首相は続投へ

自民支持率は下がらず、野党支持率は壊滅的
画像引用:NHK世論調査 各党の支持率https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180514/k10011437921000.html

解散したら野党は記録的惨敗

2018年3月ごろから国会は「もりかけ騒動」で空転し、安倍首相が辞任するか解散するとの憶測もながれていた。

だが5月の世論調査で支持率が下げ止まったことで、「持ちこたえるのではないか」という続投論が台頭している。

4月後半の世論調査は軒並み3割台の下のほうで、朝日だけは「辞任ライン」の2割台になっていた。



共同通信社の5月13日調査で始めてGW後の支持率が出され、支持率は38.9%で1.9%増だった。

微増ではあるが下落が止まったことで「首相に余裕の笑み」とさっそくお世辞を書いた新聞もあった。

転機になったのは4月後半に野党が共闘して国会審議拒否してからで、野党に不満をもつ人が増えた。


審議拒否でほとんどの野党の支持率が下がってしまい、逆に自民党支持率は少し上昇した。

4月後半から5月前半の政党支持率は自民党は35%から40%で、「もりかけ」後も大きくは下がらなかった。

野党はNHK最新で立憲民主が8%のほかは共産が2.3%、他の野党は1%以下という酷さだった。

市場関係者は安部首相支持

この状態で安倍首相がもし解散総選挙に踏み切ったら、たとえ内閣支持率が3割でも、自民党単独で300議席以上を取ってしまう。

ゆえに野党側は解散だけは絶対に避けなくてはならず、これ以上追及してほしくない事情がある。

表面上は政権を叩いているが、「解散だけはしないでください」と懇願しているのが、野党の実態です。


印象的だったのは投資情報QUICKの定期調査で、安倍内閣支持率が74%の高率になった。

調査は証券会社や企業の株式担当者158人が対象で、アマチュア投資家は含まれていない。

アベノミクスの成果や好調な株価を評価しているとみられ、経済への評価は高い。


市場関係者への「安倍首相が退陣した場合」の影響という質問では、60%以上が株価は調整(下落)に転ずると回答した。

同じく安部首相の次の総理に誰が望ましいかという質問では、「安倍首相」が64%を占めた。

市場関係者は安倍首相支持が非常に強く、退陣や交代には否定的な調査結果になった。

止まった安倍降ろしと総裁選

こうした各種調査結果は国会にも影響を与えていて、安倍降ろしや「もりかけ」追及は下火になるとみられている。

そもそも、もりかけ騒動はマスコミ、財務省、野党、与党のそれぞれが「安倍首相に退陣して欲しい」と考えて始めたものでした。

火付け役の朝日新聞は安倍首相と対立していて、恨みを晴らしたいのか常にアラ探しをしていました。


そこに飛びついたのが財務省で、「内閣人事局」創設で官僚の人事権を奪われ、安倍政権を倒す機会をうかがっていた。

財務省に「金」を握られているのが東京地検や大阪地検で、飼い主に指示されたシェパードのように安倍政権に吠え立てた。

野党は安倍政権を攻撃して支持率を上げ、あわよくば解散総選挙で議席増を狙っていた。


これに加勢したのが安倍首相に代わって総理になりたい、自民党の「次期首相候補」たちでした。

石破氏、野田聖子氏、小泉親子、岸田氏、竹下氏らが野党に同調して安倍首相退陣の流れを作ろうとした。

ところが彼らの意に反して下がったのは自民でなく野党の支持率で、野党は「解散しないでくれ」と言い出した。


財務官僚や財務省に逮捕者が出る可能性も出てきて財務省は及び腰になり、財務省のシェパードも吼えるのをやめた。

世論の風向きが変わったのを察知した「次期首相候補」たちは「辞任する必要はない」などと政権にゴマを擦りはじめた。

これが最近の状況で、すぐに安倍首相が退陣したり総裁選立候補を断念する状況ではなくなった。


秋の自民党総裁選挙を狙っていた人達は、がっかりしているでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/76162685.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/103.html#c42

[番外地6] 財務省は日本人の敵 中川隆
30. 中川隆[-12454] koaQ7Jey 2018年5月16日 17:01:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14005]

2018年05月16日
収束する「もりかけ」 野党の支持率急落 安倍首相は続投へ

自民支持率は下がらず、野党支持率は壊滅的
画像引用:NHK世論調査 各党の支持率https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180514/k10011437921000.html

解散したら野党は記録的惨敗

2018年3月ごろから国会は「もりかけ騒動」で空転し、安倍首相が辞任するか解散するとの憶測もながれていた。

だが5月の世論調査で支持率が下げ止まったことで、「持ちこたえるのではないか」という続投論が台頭している。

4月後半の世論調査は軒並み3割台の下のほうで、朝日だけは「辞任ライン」の2割台になっていた。



共同通信社の5月13日調査で始めてGW後の支持率が出され、支持率は38.9%で1.9%増だった。

微増ではあるが下落が止まったことで「首相に余裕の笑み」とさっそくお世辞を書いた新聞もあった。

転機になったのは4月後半に野党が共闘して国会審議拒否してからで、野党に不満をもつ人が増えた。


審議拒否でほとんどの野党の支持率が下がってしまい、逆に自民党支持率は少し上昇した。

4月後半から5月前半の政党支持率は自民党は35%から40%で、「もりかけ」後も大きくは下がらなかった。

野党はNHK最新で立憲民主が8%のほかは共産が2.3%、他の野党は1%以下という酷さだった。

市場関係者は安部首相支持

この状態で安倍首相がもし解散総選挙に踏み切ったら、たとえ内閣支持率が3割でも、自民党単独で300議席以上を取ってしまう。

ゆえに野党側は解散だけは絶対に避けなくてはならず、これ以上追及してほしくない事情がある。

表面上は政権を叩いているが、「解散だけはしないでください」と懇願しているのが、野党の実態です。


印象的だったのは投資情報QUICKの定期調査で、安倍内閣支持率が74%の高率になった。

調査は証券会社や企業の株式担当者158人が対象で、アマチュア投資家は含まれていない。

アベノミクスの成果や好調な株価を評価しているとみられ、経済への評価は高い。


市場関係者への「安倍首相が退陣した場合」の影響という質問では、60%以上が株価は調整(下落)に転ずると回答した。

同じく安部首相の次の総理に誰が望ましいかという質問では、「安倍首相」が64%を占めた。

市場関係者は安倍首相支持が非常に強く、退陣や交代には否定的な調査結果になった。

止まった安倍降ろしと総裁選

こうした各種調査結果は国会にも影響を与えていて、安倍降ろしや「もりかけ」追及は下火になるとみられている。

そもそも、もりかけ騒動はマスコミ、財務省、野党、与党のそれぞれが「安倍首相に退陣して欲しい」と考えて始めたものでした。

火付け役の朝日新聞は安倍首相と対立していて、恨みを晴らしたいのか常にアラ探しをしていました。


そこに飛びついたのが財務省で、「内閣人事局」創設で官僚の人事権を奪われ、安倍政権を倒す機会をうかがっていた。

財務省に「金」を握られているのが東京地検や大阪地検で、飼い主に指示されたシェパードのように安倍政権に吠え立てた。

野党は安倍政権を攻撃して支持率を上げ、あわよくば解散総選挙で議席増を狙っていた。


これに加勢したのが安倍首相に代わって総理になりたい、自民党の「次期首相候補」たちでした。

石破氏、野田聖子氏、小泉親子、岸田氏、竹下氏らが野党に同調して安倍首相退陣の流れを作ろうとした。

ところが彼らの意に反して下がったのは自民でなく野党の支持率で、野党は「解散しないでくれ」と言い出した。


財務官僚や財務省に逮捕者が出る可能性も出てきて財務省は及び腰になり、財務省のシェパードも吼えるのをやめた。

世論の風向きが変わったのを察知した「次期首相候補」たちは「辞任する必要はない」などと政権にゴマを擦りはじめた。

これが最近の状況で、すぐに安倍首相が退陣したり総裁選立候補を断念する状況ではなくなった。


秋の自民党総裁選挙を狙っていた人達は、がっかりしているでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/76162685.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/773.html#c30

[エネルギ3] M9地震の連鎖と火山噴火の影響で寒冷化する地球でエネルギー確保の道は地熱しかない。 taked4700
2. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月16日 18:36:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14005]
5月で 30℃以上の熱帯日が続出してるのに、まだ氷河期に入ったとか騒いでアホが居るんだ

キチガイ病院で診て貰うしかないな
http://www.asyura2.com/16/eg3/msg/144.html#c2

[リバイバル3] ハーベスで初代 HLコンパクト唯一つだけ人気が出た理由 中川隆
13. 中川隆[-12458] koaQ7Jey 2018年5月16日 18:51:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14011]

イギリス人は日本人では理解しがたいほどの吝嗇家 (ケチ) な人種なので、

ハーベスの製品でも 20、30万クラスの HL-COMPACT、HL-5 は本国ではまったく流通しておらず、生産されるすべてが外国への輸出向けの高級モデルだったそうです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/687.html#c13

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
96. 中川隆[-12457] koaQ7Jey 2018年5月17日 07:18:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14011]

ハーツフィールドの歴史
http://island.geocities.jp/umanose8818/harts/hartsfield.html


D30085 ハーツフィールドは JBL の初期の最高傑作スピーカーとして知られています。
このスピーカーによりJBLは世界的なスピーカー製造メーカーとしての名声を確立しました。

ハーツフィールドの製作を手がけたのは JBLの主任技師であり工業デザイナーであったビル・ハーツフィールドです。 

1954年、JBLは元々プロフェッショナル用の劇場用として設計/開発された375SIGドライバーと150−4Cウーファーを、このシステムのために新たに開発された537−509ホーン/レンズとフロントローディングの低音ホーン型エンクロジャーに組み合わせて一般家庭用に D30085ハーツフィールドとして発売しました。

翌55年には「ライフ」で、『夢の究極のスピーカー』として紹介され、JBLの名は全米中に知れわたることになります。ハーツフィールドはその後も、ユニット仕様とホーン設計の両面で発展を続けることになります

まず1959年に、低音ホーンの構造がシンプルな構造に再設計されました。その変更理由としてまず構造が複雑な折り曲げホーンは、製造コストが高くついたこと、さらに重低音の伸びが不足していたことがあげられています。

これらの問題に対処すべく、バート・ロカンシーはウーファー背面のバックチャンバーをより広くするとともに、ホーンの開口部を拡げて、ホーンの通り道をシンプルに改善し、その結果、重低音は目覚しく改善されることになりました。

1964年には最後の改良が加えられ 075トィーターと N7000ネットワークが追加されて3Wayシステムへと生まれ変わりました。

N500Hネットワークも新型の N400に変更されました。  

さらにウーファーの 150−4Cは LE15Aに置き換えられました。

エンクロージャーのチップボードの多いものに変わりました。

しかしこの年に結局ハーツフィールドは製造中止となります。
その理由としてモノラル再生に変わりステレオ再生がメインになったことがあげられています。

ちなみに1970年ごろにもハーツフィールドは少数再生産されましたがこれは外観はおなじですが中身は全く異なっており通常別物扱いされているようです。

私のハーツフィールドは 1959年〜1963年までに生産された中期型と考えられます。


ハーツフィールド奮闘記・エンクロージャー探し

ふと知り合った真空管アンプ製作者宅ではじめてハーツフィールドのすばらしいサウンドを聴かせて頂いたのは20年近く前のことだ。以来ぜひほしいと思っていたが、オーディオのカタログにすら載っておらず、名前すらわからなかった。

年数が経ち外観の記憶も薄れていて数年後オークションでクリプシュホーンを見つけ、あのスピーカーはこれだったかなと思い購入してみたがぜんぜん違うものでありすぐに手放したりもした。その後、オーディオ雑誌でハーツフィールドの写真をみかけ、これだ!とようやく謎のスピーカーの正体がわかった次第である。

それから本格的なハーツフィールド探しがはじまった
2000年にようやく茨城のオーディオマートという輸入業者からハーツフィールドのエンクロージャーだけを購入することができた。

JBLのオリジナルものという話で購入したが、茨城在住の知人の超オーディオマニアによればその業者は本物しか仕入れないそうなのでおそらく、そうであろうと思いたい。無傷といってよい美品であった。

その後、いろいろ調べてみたがまずホーンの構造や JBLのロゴ的には初期型ではなくホーン構造変更の中期型以降のものであり、ネットワークの取り付け穴の構造は、N500H用のものであり、N400用のものではないことがわかった。
このことから 150-4Cと N500Hの中期型である可能性が高い。

ハーツフィールドのエンクロージャーは山水などの作った日本製のものもあるそうだが、ユニットの取り付けネジがミリのではなくインチサイズのものであったり、いかにもアメリカ的な大雑把なつくりであることから少なくともアメリカで作られたものであると確信している。

ちなみにエンクロージャーは米松合板で作られている。


ハーツフィールドを上から見た内部構造。折りたたみのフロントロードホーンである。
ハーツフィールドの内部の立体構造。
ハーツフィールドのエンクロージャー正面
ハーツフィールドのエンクロージャー後面
JBLのロゴ。中期型と思われる。
http://island.geocities.jp/umanose8818/harts/hartsfield.html


ユニット探し

その後からユニット探しがはじまった。

まずオークションで運よくハーツフィールド用の537−509ホーン/レンズを手に入れることができた。これはその後もオークションも見るがまず見かけることのないもので大変ラッキーなことであった。JBL の同型のものはほかにもあるが型番がことなり現在537−509を手に入れることは至難のわざであると思われる。

つぎに中高域の375ドライバーもオークションで手に入れた。私の 375 は灰色のオールドのものでなく黒い後期型のものであるが、磁力の劣化を考えれば新しい型の方が良いだろう。375は今でもときどきオークションで見かけるので購入は難しいものではない。灰色の古い型のものもその気になれば手に入れることはできる。

さて手に入れるのが一番難しいのが N500H のネットワークである。これはハーツフィールド用のものであり、後継のネットワークも存在しない。しかしこれまた運よくオークションで手に入れることができた。20万円という値段に躊躇したが今を逃しては二度と手に入れることはできないと思い(実際出品者もそう書いていた)清水の舞台から飛び降りるつもりで落札した。しかしウーファーを購入する前にここで資金はつき頓挫することになる。

N500Hのネットワーク。年代物にしては美品
1961年11月24日と読める。

その後仕事が忙しいこともあってウーファーユニット探しを真剣にしないまま時が過ぎた。オリジナルのハーツフィールドのウーファーユニットすなわち 150-4C を探すのは非常に困難を極めた。

しかしアメリカのヤフーのオークションで 150-4 を安く手に入れることに成功した。安かったのはコーン紙が破損していたことがその理由であった。コーン紙など簡単に張り替えられるだろうと楽観していた。
そもそも 150-4Cと 150-4の違いに気づいていなかった。コーン紙の張替えを業者にお願いしようとアメリカから取り寄せたきり未開封だった 150-4 の箱を開いたときにその違いに気づいて愕然とすることになる。

150-4C は16オームなのだが、150-4 はなんと32オームだったのである。
これでは16オーム用の N500H のネットワークは使えない。しかも JBLの業者にコーン紙の張替えをお願いしたら 150-4C のコーン紙自体のリコーンキットが手に入らないため不可能といわれた。

しかし、ここでまた奇跡的に運よくオークションで 150-4C のコーン紙のリコーンキットが売られていて、それを購入することに成功した。コーン紙自体が16オームだからこのコーン紙に変えたら 150-4 は 150-4C と全く同じものになる。
喜び勇んで業者にそのリコーンキットを送ってコーン紙の張替えをお願いしたところ、数日後に返事が業者から来た。ボイスコイルをいれる隙間があまりに狭すぎてコーン紙の張替えは困難というのである。高い金を払ってリコーンキットを購入したのに、とお先まっくらになった。そこで 150-4C の代わりとなるウーファーを探すことにした。

150-4C はまれにオークションでも出品されるが 40万円という法外な値段がついてたりして手がでない。ならばとりあえずは代用でと考えたわけである。

JBL の業者に相談したところ、150-4C の代わりなら JBL の K145 がベストであるとのことであった。 K145 は 150-4C のプロ用バージョンであり、実質 150-4C と同じである。

しかしこのユニットもまた30年以上も前に発売中止になっていてオークションでもまず見かけることのないものであった。しかし探し続けてようやく K145 をオークションで手に入れることができた。コーン紙をリコーンしたという代物であったがこの際細かいことにはこだわるまい、これでようやくハーツフィールドが完成するというものである。出品者から届くなり箱からあけてみた。ユニット裏にK145−16とかいてある。たしかに16オームのようだ。

これがK145-16.たしかに16オームと書いてある。

K145 のまあ実に重厚なフレーム。こんな 38cmユニットは見たことがない。

エンクロージャーのバックチェンバーをはずしたところ。ウーファーのつりつけ開口部が見える。吸音材も50年くらい前のものか、弾力性がまったくなくカチカチになっている。

K145 を取り付けたところ。吸音材も新しいのを追加した。
こうしてついにK145をエンクロージャーにつけることができた。エンクロージャーを購入してからウーファーを取り付けるまであしかけ 9年近くかかったことになる。

とりはずしたバックチェンバーにあるネットワーク取り付け穴。
たしかに N500H用でありほかのどの JBLのネットワークとも合わない。

N500H をつりつけたところ。N500H の裏面が見える。ウーファーのコードは穴がありその穴を通すようになっていた。穴の径は小さく、スピーカーケーブルにこだわりが感じられないやはりかなりの年代物のようだ。

こうして一台のウーファーの取り付けが完成し、もう一台のウーファーの取り付け作業にかかったのだがもう一つの K145 の箱を開いてとんでもないことが判明した。それがこれだ!

なんとK145-8と書いてある。16オームではなくて8オームだ。もう片方のは16オームと書いてあったのに!左右のインピーダンスが違うなんてそんなばかなことがあるのだろうか。動揺してすぐさま K145の出品者に電話して左右が 8オームと 16オームと異なるのか、確認してみた。そしたらリコーン物なのでユニット裏の表示には関係なくどちらも8オームだという。

これでまたお先真っ暗になった。なんせネットワークの N500H はウーファーが 16オーム用のネットワークである。これでは低音部が使えない。しかも業者にクレームをつけることもできない。なぜなら出品の文章のどこにも 16オームと書いていないからである。

私は 150-4C のかわりに最適ということでノーマルの K145 は16オームだと思い込んでいたが実は K145 は 8オームがノーマルであり、16オームのはオプションであるにすぎないということが後でわかった。

しかしここまできたらもうやめるわけにはいかない。とりあへず8オームの K145で完成させて N500Hは飾りだけにしてネットワークは自作で作ることにした。そもそも50年前のネットワークなどコンデンサーが劣化していて音は明らかに現代のものに劣っているはずである。自分でつくった方がはるかに音がいいさと自分を慰めながら作業を先にすすめた。

つぎに 375とレンズのとりつけ作業にはいった。天板をはずさずに穴から入れるだけだろうと思っていたがとんでもなかった。とても天板をはずさずにはそんなことはできず仕方なく天板をはずした。

天板をはずしたところ。さらにサランネットもはずさなければ取り付けできないことがわかりサランネットもはずした。

そして 375とレンズをつけてついにユニット取り付けとなった。しかし 375のまあ重かったこと。

つぎに天板をとりつけたがなぜかレンズの取り付けネジが邪魔してうまく天板がはまらない。その原因として 375のエンクロージャーのサランネットが購入したときから上下さかさまだったことが判明した。そこでまた 375のレンズをサランネットのネジをはずしてやり直した。そして天板をつけて本体はようやく完成した。

さてここからが肝心だ。ネットワークをどうするか。K145 が 16オームだったらそのまま N500H を使えたのにと未練が残るがこうなったら作らざるを得ない。とりあえず 375は N500H の高音部を使うとしてもウーファーのネットワークは少なくとも自分でつくらねばならない。

N500Hの情報として高域は−12dbで 500ヘルツでスパッと切っているがウーファーはコイルだけで−6dbで非常に高い周波数できっているということはネットで知りえた。しかし非常に高い周波数ってどれくらいだろう?

わからないからとりあえず N500H の中をあけてみてコイルに何mH を使っているかを確認してみることにした。8オームの場合、16オームの N500H のコイルの値の半分の値を使えばよいことになる。ところが N500H をあけてみたらコイルもコンデンサも値が書かれていない。書かれているのかもしれないが全く読めなかった。仕方がないので常識的に 800ヘルツあたりのクロスオーバーで−6dbで切ることにした。375が 500ヘルツ、ウーファーが 800ヘルツだから重なりも十分ありつながりもおそらく大丈夫だろうと思われる。

こうしてついに完成し、音だしをしてみた。チェロを鳴らしてみたが非常に朗々と鳴る。まるで楽器のよう。ビート音楽も聴いてみたが中低域が非常に歯切れが良い。クロスオーバーのつながりも良いようだ。

しかしハイ落ちは著しく明らかに高域が物足りない。現代ソースはツイーターなしには聴けない感じ。

そこで定番どおりスーパーツイーター的に 075を追加することにした。幸い075もハーツフィールド用に購入していた。075を追加するにはネットワークを作らねばならないからもういっそ N500Hは一切使わずすべて自作ネットにしてしまおうということになった。

375は N500H と同じく低域だけ 500ヘルツの−12dbできって高域は切らず、075は 7000ヘルツで−12dbでつなげることにした。これがそのネットワークの写真である。

http://island.geocities.jp/umanose8818/harts/hartsfield.html

ウーファーのコイルだけはハーツフィールドの後ろにとりつけた。
075もネットワークもダイソーの100円の箱に入れた。100円だけどなかなか立派な箱である。

こうして3ウェイのハーツフィールドが完成しいよいよ音だし。

高域が延びが俄然よくなり一気に本格的な音になった。
昔聴いたハーツフィールドの音そのものである。

375の音も純度が増し、高域まで伸びるようになった。やはり50年前のネットワークでは劣化は避けられないようであり、ネットワークの自作は正解だったようである。

低域から高域まで音の歯切れがよく同時に音が広がる。
無指向性に近い感じでどこの場所で聴いても一様に聴こえる。
弦楽器は楽器らしい木の音がする。それでいてボンつくようなホーン臭さもない。

たしかにジャンルを選ばぬ万能型のすばらしい音である。

yamahaの GF-1 を抜いて我が家のエースに君臨することになった。
N500H は組み込んだまま飾りになってしまった。
しかしいずれお金に余裕ができたら 150-4C のウーファーを手にいれ、N500H で鳴らしてみようと考えている。

スピーカーの配置はコーナーではなく逆オルソン型とした。


ユニット紹介


★中高域用音響レンズ&ホーン:537−509ホーン/レンズ

ひときわ眼をひく黄金色の美しい音響レンズです。
ハーツフィールド用に開発されたスラントプレートで音道の長さをスピーカーの中心部と周辺で変化させて位相差をつけ、ホーンから平面波で出てきた波を、水平方向に、ほぼ球形波に変えます。さらにスラントプレートを波形に折り曲げて全長を短く抑えています。

537−509を、小さいながらもバッフルにマウントして使うことにより低域のクロスオーバーを500Hzまで下げることに成功しています。現在では中古市場を含め手に入れるのは困難です。


★中高域ドライバー用ドライバー:375

4インチダイアフラムと非常に強力な磁器回路を持った16オームのJBL最強のドライバーです。重さ11,8キロはJBLのドライバーの中でも最も重いものです。周波数特性は7KHzぐらいからダラ下がりでこれをスラントプレート をつけて、その辺に少し共振を持たせ10KHzまで特性をフラットにしています。 それ以上は急激にカットされており12KHzくらいまでが再生の限界のようです。


★ツイーター:075
JBLの定番のホーン型ツイーター。2500ヘルツくらいから使えます。


★ウーファー:K145
JBLプロフェッショナル最強の38cmアルニコウーファー。JBLの 150-4C のプロ用バージョンであり、実質的には同じものです。重さ11,9キロはJBLのLE15Aも凌ぐ最重量であり、さらにアルニコVマグネットの9,1キロも最重量です。現在では入手困難です。


★ネットワーク:N500H
500ヘルツのクロスオーバーのネットワーク。150-4Cと375用に作られました。低域側は16オームの−6db、高域側は8オームの−12dbの減衰特性を持ちます。現在では入手困難です。

これより2010年9月2日追加更新分です

その後極上の 150‐4C がペアでオークションに売られたので少々高かったがこの機会を逃すと二度と手に入らないと思い購入した。 それとあいまって K145 をオークションで売りに出した。やはり非常に貴重なものだったので予想外の高値で売れた。 それで先方に送ったところ「二本ともコーン紙がボイスコイルにあたっていて、あまりに歪みっぽく使用できない」とクレームがきた。 我が家で鳴らしていたときにはそういうことは全くなかったのでどうやら輸送中の振動でコーン紙がボイスコイルに当たるようになったようだ。それで運んでくれたクロネコヤマトに相談したところ輸送中の破損ということで全額弁償してくれた。全くもって感謝である。当方の梱包が不十分だったかもしれないのに・・である。

ほどなくして150‐4C がアメリカから送られてきたがなんと一機が同じようにコーン紙がボイスコイルに当たり音が歪むではないか。 極上ということで購入したのに!。一体どこまでハーツフィールドは世話をかけてくれるのだろうと途方にくれた。早速先方に連絡をとりはしたものの、とりあえず自分でコーン紙を押したり向きを変えて取り付けてみたりといった自力修正を試みた。そうしたらなんとかコーン紙がボイスコイルに当たらなくなり音がひずまなくなった。ある意味自然治癒である。

ボイスコイルに当たるといっても輸送の振動でほんの少しだけコーン紙がずれたのだろう。 大口径のウーファーは本当に振動に弱いと実感した。

そういえば以前ガウスの46cm口径のウーファーを4つ落札したことがあったが4つともコーン紙がボイスコイルに当たっていて返品したことがあったっけ。 正直、大口径ウーファーはもうこりごりである。

ネットワークはオリジナルの 150‐4Cが手に入ったことでオリジナルの N500Hを使うことにした。

それで完成したハーツフィールドの音であるが、なんせネットワークが50年くらい前のものだからコンデンサーが大分いかれてるのか少々音が古臭い感じであった。現代物のソースには向かない感じである。しかし古いジャズやチェロの音などは絶品であった。

このままハーツフィールドのオリジナルのままでもいいが、いずれ N500H の回路図でも手に入れたらネットワークのパーツを新しいものにして聴いてみるのもいいかもしれない。ちなみに完成したのが 2009年の5月下旬で今はそれから一年3ヶ月たったが調子よく、壊れずに歪みもせずに鳴ってくれている。
http://island.geocities.jp/umanose8818/harts/hartsfield.html

・ JBL Hartsfield D30085 (1954)
・ JBL Hartsfield D30085 replica 1 (1970年頃)
http://island.geocities.jp/umanose8818/harts/hartsfield.html

・ JBL Hartsfield D30085 replica 2 ケンリックサウンド復刻版 : 630万円・ペア/税抜
http://jbl43.com/?pid=57641713


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c96

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
97. 中川隆[-12456] koaQ7Jey 2018年5月17日 07:27:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14011]

新品以上 JBLハーツフィールド Hartsfield ケンリックから世界一のレストア
http://jbl43.com/?pid=57641713

型番 hartsfield-1
販売価格 6,300,000円(税抜)

発送方法
東京都より池田ピアノ運送の運送便です。送料はおよそ80,000円〜120,000円

JBL HARTSFIELD D30085

お待たせしました。ケンリックサウンドによるJBL ハーツフィールド(D30085)のスペシャルカスタムバージョン。超希少な最初期型で大変状態良好なJBLオリジナル個体をスペシャルモディファイいたしました。

1954年の製造から60年弱の時を経て、極上の風貌と音響特性を備えて生まれ変わったのです。

このハーツフィールドの音の良さを引き出すポイントは、やはりケンリックサウンドによる特別なチューニングに他なりません。とにかく上記の動画をまずはご覧ください(パソコンにヘッドホンを装着してその臨場感もご確認ください)。

数ヶ月に及ぶレストア行程と多くの吟味パーツとノウハウによって世界一良い音がするハーツフィールドが、完成しました。他のどのハーツフィールドでもこのような広いレンジと速いレスポンスで生々しい出音を聴くことはできません。

ウーファーは再着磁を施した最高峰アルニコユニット、150-4Cです。コーン紙、ボイスコイルは慎重に脱離後、念入りなセンター出しを調整して再組み付けを完了させています。ギャップが極めて狭いこのユニットはアルニコ磁気のエネルギーを最大限生かせる優れた性質がありますが、アタリが発生しやすく調整には技量を要します。

同じく再着磁をして分解清掃を行ったコンプレッションドライバー375には、砲金ブロックから削りだして製作したバブルバックカバーを採用。標準の砂型鋳物製アルミ合金のカバーに対して3倍の重量を誇り、内部の鏡面仕上げカーブは、ダイアフラムから発せられた反射音を巧みに合成、スロート部から放出して美しい音色を生成します。ダイアフラムは標準のアルミ製から軽量で内部損失が大きい理想的なベリリウム製に交換しており、2wayでありながら驚くほど高域の伸びが保証されてます。

レイオーディオやPioneer Exclusiveシリーズにも採用されるTAD TD-4001にもベリリウムダイアフラムが使われています。このダイアフラムの旨味を最大限引き出すため、クロスオーバーポイントは標準の500Hzから420Hzに敢えて引き下げています。結果、超ハイスピードでありながら、低域とのつながりが滑らかでレンジが広く濃厚な響きをもたらします。150-4Cとのコンビネーションが最も生かされるポイントを、時間をかけて導き出すことに成功しています。

ネットワークのコンデンサーは新品交換しています。巻き抵抗による三段階切り替えのアッテネーターは、残念ながら音の鮮度を落とす要因となりますので、これを贅沢な10ステップ切り替えのトランス式に改変しました。ネットワークを介していながらマルチアンプと変わらない鮮明度を維持します。

ビス類は全て新品交換。配線材には全てミルスペックのテフロン銀メッキワイヤーを使っています。

バックパネルの鳴きやビビリの原因となる純正ローゼットワッシャーは、木部にめり込むことがない真鍮削りだし品に交換して調整を施すことで完全に抑えます。キャビネットを全て分解補修・塗装。最終段階の音響特性バランス調整はじっくりと時間をかけてポテンシャルを引き出します。

グリルクロスは当時の生地と同じものを用いて全て新品張り替えをしています。そして、ゴールドウィングは丁寧に分解後、細かな腐食を研磨し、新たに金粉塗装を行っているため上質な輝きを取り戻しているのです。

極めつけのキャビネットの仕上げです。塗装には最高級ポリエステル塗装にて仕上げています。艶やかなキャビネットの仕上がり通り、奏でられるサウンドは繊細且つ目を見張る奥行き感に長けています。塗装一つで音色をチューニングできるのはケンリックサウンドならでは。決して本来の“音”を壊すことなく、品質を引上げるという高度なメンテナンスです。掲載中の動画でも片鱗は伝わると思いますが、ご来店の上で実際のご試聴を歓迎致します。遠方からでも是非、弊社にお越し頂き、その音、品質をお確かめください。楽器のピアノやギターと同じで、音の響きは塗装の出来映えに大きく左右されます。

できうる限りの贅を尽くした、他店では真似ができない完全レストアハーツフィールドです。本当にこれが60年前のスピーカーなのだとは信じられません。他のハーツフィールドは、古い音源の再生に関しては雰囲気良く鳴らせますが、現代ソースは、過度な箱鳴りで破綻し、高域は頭打ち、低域は詰まりを生じてしまい再現は、やはり厳しくなってしまいます。新旧どちらのソースでも、そしてあらゆるジャンルをも敏捷で重厚に気持ちよく鳴らせるハーツフィールドが、やはり最高峰と呼ぶにふさわしい個体です。

箱そのものが音を生み出すハーツフィールドは、音響スピーカーである一方で、トランスデューサーだとも痛感します。アンプから受けた音楽の電気信号を、それ自身が音響変換する楽器に他なりません。実に至宝の名機、王者の風格はいつかは入手したい!そう思わせる魅力に充ち満ちています。これはまさに一生モノのお宝になるでしょう。

お手持ちのハーツフィールドを全く同じ仕上げにするサービスも承っております。
費用200万円〜(配送費用別)

この予算をかけてでも必ずご満足頂ける作品に仕上げられる自信があります。今まで聴いていたハーツフィールドの音はいったい何だったんだと、この音を目の当たりにした全員が思うことでしょう。


【製品仕様】

方式 フロントロードホーン型2ウェイ・2スピーカー

使用ユニット
低域用:38cmコーン型(150-4C)×2
中高域用:ホーン型(375+H5039+L5090)×2

ネットワーク:N500H
クロスオーバー周波数 420Hzに調整(標準は500Hz)

インピーダンス 16Ω

外形寸法 幅1,130×高さ1,100×奥行610mm


ケンリックサウンドで行うメンテナンスについて

オークションや中古ショップで、価格が安いという理由だけで状態が芳しくない個体やジャンク品を入手されて、ご自分で修理する費用が予想以上に発生したり、思わぬ不具合に当たり修理不能だったなど、苦い経験をされたことはありませんか?

例えオーディオ店で扱われている品物でも、キャビネットの傷や付属品の不足が激しいなど、決して良質とは呼べないものも多く見受けられます。

ケンリックサウンドでは、JBLスピーカーのメンテナンスとして

基本的なウレタンエッジ交換に始まり、
キャビネットのクリーニング、またはツキ板交換、
アッテネーターのクリーニング、または新品交換や、
ユニット内部、ネットワークの点検、
欠損パーツの補修、

そしてオプションサービスでのオーバーホールから、カスタムメイドまで・・・、

末永く今後も安心してお使い頂けるように万全の整備体制を整えてメンテナンスに臨んでおります。ここまで細部に至るまで手をかけられるのは、JBL43XX専門店のケンリックサウンドだからできるサービスです。

ご予約による販売も承っているため、メンテナンス完了してもウェブサイトに紹介されずに直接お客様の元へ渡っていくスピーカーたちが増えています。ウェブサイトだけを頼りにお待ちいだいる方にはご不便をおかけして申し訳ありません。

この商品に施されたメンテナンス内容

・ウーファー×2本、ドライバー×2本 再着磁済み

・375用ベリリウムダイアフラムを採用

・砲金無垢削り出し375バックカバー×2本

・ネットワークN500H、コンデンサー新品交換、金メッキ端子交換

・ネットワークのアッテネーターを巻き線抵抗から、10ステップのトランス式に新品交換

・配線材にテフロン銀メッキワイヤー採用

・バックカバー固定ボルト用ワッシャーに真鍮無垢ローゼットワッシャー採用

・全てのボルト新品交換

・グリルクロス新品張り替え済

・ゴールドウィングは金粉塗装

・キャビネット最高級ポリエステル塗装

・音響特性チェック・エージング鳴らしこみ

上記ではご説明していない本商品に施された細かなメンテナンス工程が他にもいくつかございます。大きな要素ではなくても、古いスピーカーを蘇らせるには欠かせないポイントなのです。
http://jbl43.com/?pid=57641713




http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c97

[原発・フッ素49] すい臓がん・ステージ2の翁長・沖縄知事 放射性物質を盛られているのではないか  魑魅魍魎男
2. 中川隆[-12455] koaQ7Jey 2018年5月17日 08:11:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14011]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html
精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)
精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part


真実を知りたければ:


発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html

原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html

太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html

風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。

ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。

認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。

狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。


ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。

類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。

掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/752.html#c2

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
29. 中川隆[-12460] koaQ7Jey 2018年5月17日 08:20:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

マイナス成長だった2018年1〜3月期GDPは、さらに下駄を履かせている 2018年05月17日
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2223.html

 内閣府が本日(5月16日)早朝に発表した2018年1〜3月期GDP速報値は、実質で前期比マイナス0.2%、年率換算マイナス0.6%と、2015年10〜12月期以来9四半期ぶりのマイナス成長となりました。

 2017年の日本の実質成長率は、前期比で1〜3月期が0.7%、4〜6月期は0.5%、7〜9月期も0.5%、10〜12月期は0.1%とそれぞれプラス成長で、2017年通年では前年比1.5%成長となっていたため 日本経済はここ1年でさらに減速していたことになります。

 より実感に近い名目成長率で見ると2018年1〜3月期は前期比マイナス0.4%、年率換算でマイナス1.5%と実質より大きなマイナスとなっています。
 
 ここでGDP統計はまず実際の経済活動はすべて名目値であるため、それらを集計してGDPデフレーターで調整して実質成長率として発表されるはずです。

 2018年1〜3月期のGDPデフレーターは実数で前期比プラス0.5%と発表されており、最近の物価上昇率と比較しても違和感がありませんが、それを「季節調整」して前期比でマイナス0.2%と実感からほど遠い数字としています。

 何を言いたいのかというと、実際の経済活動はすべて名目値であるため、実数であるGDPデフレーターで修正された実質GDPはもっと大きなマイナスとなっていたはずです。しかしそれを「大変に違和感のある季節調整済みとして」無理やり前期比マイナス0.2%としたため、発表された実質成長率はそれほど大きなマイナスとならなかっただけです。

 つまり2018年1〜3月期の日本経済は「もっともっと」減速していたことになります。単純計算ですが、実数であるプラス0.5%のGDPデフレーターを使うと、実質GDPは年率0.9%マイナス、年率換算で4%近いマイナスとなっていたはずです。

 4月19日付け「いったい中国経済の本当の規模と成長率はどれくらいなのか?」で、中国が発表する実質(しか発表しません)GDPは、物価上昇率(GDPデフレーターのこと)を恣意的に操作して計画を上回る6%台後半の成長率としていると書きましたが、どうも2018年1〜3月期に限ると日本も同じような操作をしていると感じます。

 そんな操作が加わっているはずの日本の2018年1〜3月期実質GDPの内訳を見ていくと、全体の5割以上を占める個人消費が年率換算しない前期比でマイナス0.0%(正確にはマイナス0.001%)、意味のない持ち家帰属家賃を除く個人消費がマイナス0.1%、民間住宅投資がマイナス2.1%、民間設備投資がマイナス0.1%と内需が総崩れとなっており、辛うじて輸出が0.6%のプラスとなっています。

 繰り返しですが、前期比でこれはプラス0.5%だったはずのGDPデフレーターを、無理やり季節調整してマイナス0.2%(つまり物価水準が下がっていた)として、さらに下駄を履かせている数字です。

 名目でも「下駄を履かせた」実質でも、日本経済が2018年1〜3月期にマイナス成長だった理由として、天候不順や大雪のために野菜価格高騰の影響などで個人消費が落ち込んだからという説明がされています。

 つまり物価が上昇していたと言っていながら、実際には物価が(GDPデフレーターが)下落していたものとして計算した実質GDPが、それでもまだマイナスだったことになります。

 米国の2018年1〜3月期GDPも、大型減税がスタートしているにもかかわらず実質で2.3%と、2017年10〜12月期の2.9%から減速しており、ユーロ圏でも2018年1〜3月期の改定値で前期比0.4%と、2017年10〜12月期の0.7%から減速しており、どうも本年に入ってから世界経済は減速しているように思えます。

 米国では改定値が5月30日、日本でも6月8日に改定値が発表されますが、その時点ではもう「とっくに終わった期のGDP」とはなりますが、注目しておくべきと考えます。

 何度も書いていますが、本誌はFRBの利上げペースが速すぎ、たぶん新興国経済の混乱が加わるため早ければ本年後半にも利上げペースの減速に追い込まれ、その時点ではかなりのドル安・円高になることも覚悟しておかなければならないと考えています。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2223.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c29

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
120. 中川隆[-12459] koaQ7Jey 2018年5月17日 08:28:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]
2018.05.17
朝鮮半島が平和になっては困る勢力が米支配層の中に存在、話し合いのムードを壊しにかかっている



 朝鮮半島の雲行きが怪しくなり、6月12日にシンガポールで行われることが予定されているドナルド・トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長との会談もどうなるかわからない。予測されたとおりの展開になっている。

 韓国、中国、ロシアが東アジアの軍事的な緊張を緩和させ、地域の経済的な発展を願っていることは明確だが、それをアメリカが嫌い、日本がアメリカに追随していることも明らかだ。トランプ大統領自身がどのように考えているかは不明だが、アメリカの支配層は平和を望んでいない。

 金正恩を中心とする朝鮮の支配層が願っているのは体制の護持。ソ連のミハイル・ゴルバチョフ大統領に見捨てられて以来、彼らはあらゆる手段を講じてその目的のために動いてきた。ソ連消滅の後、1990年代に統一協会から資金を受け取ったのもそのためだろう。アメリカに接近するのも核兵器やミサイルの開発をしていると宣伝するのもそのためだ。

 トランプ政権の国家安全保障補佐官に就任したジョン・ボルトンは朝鮮半島の非核化について、リビア・モデルを主張した。核兵器開発を放棄させた上で軍事侵略するということだ。リビアのケースと同じと言うことは傭兵を送り込み、アメリカ配下の軍隊が空爆するということになる。5月11日から2週間の予定で実施される米韓軍事演習にはF22戦闘機やB52が参加、朝鮮に核兵器を放棄させて自分たちは核攻撃するという姿勢をみせている。

 しかし、朝鮮には鉱物資源があるとはいうものの、アメリカが狙っている相手は中国。朝鮮半島を制圧、あるいは破壊したなら、次は中国の侵略。19世紀にイギリスは中国から略奪するためにアヘン戦争を引き起こしたが、その戦争にはアメリカ人も参加、その当時から米英の基本戦略は変化せず、その当時から日本は東アジア侵略の手先として動いているに見える。

 中国でのアヘン取引で儲けた富豪のひとりがエール大学の秘密結社、スカル・アンド・ボーンズを作ったウィリアム・ラッセル。大英帝国が衰退した後、アメリカがその戦略を引き継いだ。

 スカル・アンド・ボーンズの出身者としてジョージ・H・W・ブッシュとジョージ・W・ブッシュの親子は有名だ。ジョージ・H・W・ブッシュは1989年にアメリカ大統領となり、中国駐在大使としてジェームズ・リリーを引っ張ってきた。リリーは1951年にCIA入りしたとされているが、エール大学でリクルートされた可能性が高い。やはりエール大学でCIAにリクルートされているのがブッシュ・シニアだ。ちなみに、リリーの前の中国駐在大使もスカル・アンド・ボーンズ出身だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805170000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c120

[リバイバル3] かぐらスキー場 (かぐら・三俣・田代スキー場) 中川隆
81. 中川隆[-12458] koaQ7Jey 2018年5月17日 09:23:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

2018年5月17日(木) |かぐらスキー場|プリンススノーリゾート

かぐらエリア  積雪 110p
みつまたエリア 積雪 25p

【お客さまへご案内】

気温上昇により融雪が進み、みつまたファミリーコースおよびゴンドララインにつきましては、スノーマットでの滑走となります。

お客さまには大変ご不便をお掛けいたしますが、滑走はかぐらメインゲレンデでお楽しみくださいませ。


■融雪によりテクニカルコース・ジャイアントコース・ゴンドラコースにつきましてはコースを閉鎖いたしておりますので、あらかじめご了承くださいませ。

 
 <<かぐらエリアへ向かう時>>
■みつまたロープウェー → 徒歩 → みつまた第1高速リフト(スキーを履いてリフト乗車) → 徒歩 → かぐらエリアへ


 <<お帰りの時>> 
■かぐらゴンドラ山麓駅 → みつまた第2ロマンスリフト乗車 → 徒歩 → みつまた第1高速リフト(下り) → 徒歩 → みつまたロープウェーへ

 ※スノーマット滑走されるお客さまは徒歩区間はございません。


◇キャリーサービスをご利用の方で、スキーを預けられる方はスキーブーツもお預かりいたします。
 (徒歩で移動する際、長靴や靴などを履いて移動ができます。スノーボードブーツはお預かりできません。)


■カフェ&レストラン スノーマンおよびレストランみつまたは5月6日をもちまして営業終了いたしました。
 なお、カフェ&レストラン スノーマンのトイレはご利用いただけます。
http://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/779.html#c81

[リバイバル3] かぐらスキー場 (かぐら・三俣・田代スキー場) 中川隆
82. 中川隆[-12457] koaQ7Jey 2018年5月17日 09:38:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

364名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/15(火) 09:29:00

あと2週間だろ?
こりゃ雪もたないよ。客の安全を考えたら今週で潔く営業終了するべきだな。

来週の泥雪+ピスラボなら客の満足度的にも今週で終わりで仕方ないと思う。

雪不足でオープン遅れるシーズンがある訳だし、雪が無いいじょう、人件費やリフト動かす経費を考えれば早く終了するシーズンがあっても仕方ない。

374名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/15(火) 13:36:23.16
>>364
泥の割合が多すぎて、もはやあれを雪と呼んでいいのか疑問だがな。
ゴンドラコースも今日で終了
もう終わったな

426名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/16(水) 19:20:58.86

今日行ったけど、かぐらエリア虫が凄い。
止まってるとコバエみたいなのがまとわり付いてきて不快。

コース内も川が流れて水溜りになってるとこもあるし、状態はかなり悪い。
ハイクのジブは整備後じゃないとエントリースピード足りないこともあったし、
パークの区切りのネットも立てられないほどに雪がなかった。

俺は地元のパス持ちだからマシだけど、遠方から時間と金かけてくる価値はもうないと思う。
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/ski/1525601513/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/779.html#c82

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
98. 中川隆[-12456] koaQ7Jey 2018年5月17日 10:17:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

・JBL Paragon D44000 (1957)
http://audio-heritage.jp/JBL/speaker/paragon.html
http://fukuroo3.com/paragon1.html
http://fukuroo3.com/paragoninfo.html
http://fukuroo3.com/paragon55.html


・ JBL Paragon D44000 replica (2013) ケンリックサウンド復刻版 : 548万円・ペア/税抜
http://jbl43.com/?pid=49469572


ケンリックサウンド・リプロダクト JBL パラゴン PARAGON 最高峰のレプリカ
http://jbl43.com/?pid=49469572

型番 paragon-7

販売価格 5,480,000円(税抜)

発送方法
東京都より池田ピアノ運送の運送便です。送料はおよそ80,000円〜120,000円


ついに完成しました、ケンリックサウンドによるJBL パラゴン(D44000)の精巧リプロダクト。新品製作キャビネット(C44)はもとより、細かなパーツも金型を起こして作り込んだこだわりの逸品です。

海外工房にて完璧に再現されたパラゴンキャビネットを、ウォールナットのツキ板で仕上げ、最高級ポリエステル塗装を施しています。

もちろん、オールアルニコモデル。ウーファーは再着磁済みの最高峰アルニコウーファー、150-4Cです。

多くの新品素材で組み上がった最高に音が良いこのパラゴンは、さらにケンリックサウンドによる特別なチューニングによって最大限のポテンシャルを引き出されております。他のどのパラゴンでもこのような広いレンジと速いレスポンスで生々しい出音は聴くことはできません。

とにかく上記の動画をまずはご覧ください(パソコンにヘッドホンを装着してその臨場感もご確認ください)。

過去に手がけた各種JBLオリジナル・パラゴンもご覧ください。

・JBL D44000 パラゴン(PARAGON) (鏡面仕上げ・淡色)
・JBL D44000 パラゴン(PARAGON) (艶消し・淡色)
・JBL D44000 パラゴン(PARAGON) (三部艶有り・茶褐色)
・JBL D44000 パラゴン(PARAGON) (三部艶有り・赤茶色)
・JBL D44000 パラゴン(PARAGON) (半艶・茶褐色)
http://jbl43.com/?pid=49469572

一般のパラゴンには必ずといっていいほど発生するキャビネットからの異音や変な共鳴は全くせずに、ボトムエンドからハイエンドまでまさに楽器と化した音の出し方をこのパラゴンはします。

砲金削りだしの075ホーンと、砲金削りだしの375バブルバックを採用。ダイアフラムはベリリウム製。アルニコ磁気ユニットは全て再着磁を施し、各ドライバーユニットも分解清掃、ネットワークのコンデンサー、アッテネーターも新品交換、ビス類は全て新品交換。配線材には全てミルスペックのテフロン銀メッキワイヤーを使っています。LX5のセレクタースイッチは「MILスペックハイグレードセレクタースイッチ」に交換済み。

バックパネルの鳴きやビビリの原因となる純正ローゼットワッシャーは、木部にめり込むことがない真鍮削りだし品を採用。センターブラケットも全て砲金削りだし品を用いています。

リアレッグは3Dスキャナーで起こしたデータから金型を製作し、完璧な複製品を作り上げました。外観形状、寸法は純正品と全く同じですが、肉厚の亜鉛合金を材料に用いることで、なんと質量2倍のパーツが完成しています。これによりリアレッグが共鳴してノイズを生み出すことが一切なくなりました。

極めつけのキャビネットの仕上げです。塗装には最高級ポリエステル塗装にて仕上げています。艶やかなキャビネットの仕上がり通り、奏でられるサウンドは繊細且つ目を見張る奥行き感に長けています。塗装一つで音色をチューニングできるのはケンリックサウンドならでは。決して本来の“音”を壊すことなく、品質を引上げるという高度なメンテナンスです。掲載中の動画でも片鱗は伝わると思いますが、ご来店の上で実際のご試聴を歓迎致します。遠方からでも是非、弊社にお越し頂き、その音、品質をお確かめください。楽器のピアノやギターと同じで、音の響きは塗装の出来映えに大きく左右されます。

できうる限りの贅を尽くした、完全リプロダクトパラゴンです。ご家庭のリスニングルームだけではなく、ショップやカフェにもベストマッチのスピーカーシステムです。

ご希望の突き板やカラーを選んで造る、世界に一台だけのカスタムパラゴンも受注製作致します。お問い合わせください。

お手持ちの中古パラゴンを同一の仕様に仕上げにするサービスも承っております。費用200万円〜(配送費用別)この予算をかけてでも必ずご満足頂ける作品に仕上げられる自信があります。今まで聴いていたパラゴンの音はいったい何だったんだと、この音を目の当たりにした全員が思うことでしょう。

【製品仕様】

方式 インテグレーテッド・ステレオスピーカーシステム

3ウェイ・6スピーカー・フロントローディングホーン方式・フロア型

使用ユニット
低域用:38cmコーン型(150-4C)×2
中域用:ホーン型(375+H5038P)×2
高域用:ホーン型(075)×2

ネットワーク:LX5、N7000(各2)
クロスオーバー周波数 500Hz(LX5)、7kHz(N7000)

インピーダンス 8Ω

出力音圧レベル 96dB/W/m

許容入力 125W(連続プログラム)

外形寸法 幅2,630×高さ900×奥行740mm
重量 350kg

この商品に施されたメンテナンス内容


・海外工房にて製作の新品パラゴンキャビネット

・亜鉛合金にて新品製作のリアレッグ(質量は純正品の2倍)

・ウーファー×2本、ドライバー×2本、ツイーター×2本 再着磁済み

・375用ベリリウムダイアフラムを採用

・075用ダイアフラム新品交換

・ネットワークLX5、N7000、コンデンサー新品交換

・ネットワークのアッテネーター新品交換

・ネットワークのセレクタースイッチはMILスペックスイッチに新品交換

・配線材にテフロン銀メッキワイヤー採用

・砲金無垢削り出し075ホーン×2本

・砲金無垢削り出し375バックカバー×2本

・砲金無垢削り出しセンター結合金具×6個

・バックカバー固定ボルト用ワッシャーに真鍮無垢ローゼットワッシャー採用

・キャビネット最高級ポリエステル塗装

・音響特性チェック・エージング鳴らしこみ

上記ではご説明していない本商品に施された細かなメンテナンス工程が他にもいくつかございます。
http://jbl43.com/?pid=49469572


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c98

[リバイバル3] スキー場の選択は雪質だけで決めよう 中川隆
94. 中川隆[-12455] koaQ7Jey 2018年5月17日 13:31:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

2046: 匿名さん  [2018-05-16 19:31:40]

冬の間ウィスラーに行ってた知り合いと話したのだけど、
今年のウィスラーはあまり雪が降らなくて、山頂以外は水上、湯沢と変わらなかったらしい。
去年はしっかりと降ったからたまたまタイミングが悪かったみたい。

そして物価が高い。家賃は高いし、チップも必要だから1食2千円近くかかったそう。

一冬ウィスラーで過ごし、世界中のスキー場で遊んでいる外国の人たちの話を総合して
知人が導き出した最強のスキースポットは北海道。

物価が安くて雪質がよく、長期滞在するなら北海道が一番っぽい。
そんな感じで次のシーズンの北海道滞在を決めていたよ。

知人の話を聞いて、飛行機に乗らずに今年のウィスラーと同程度の雪を低価格で楽しめて
得した気分になれた。


2047: 匿名さん [2018-05-16 22:42:28]

ああ、ニセコはもう世界中から注目されているしね。
ただあそこはもうシーズン中の物価もウィスラー並みかな。
富裕層が長期滞在するのが当たり前になってるので。

北海道でも、他のところがいいだろうね。


2048: ウィスラーと話した人  [2018-05-17 07:58:30]

じゃあ安く長期滞在して統べるなら、ニセコ以外の北海道がよさそうですね。

ウィスラーも家賃が高いから、ウィスラーと少しずらした場所で雪を楽しむ日本人も多いみたい。


広さはウィスラーにはかなわないけれど、
雪はハズレ年のウィスラー程度。
物価は安い。のぐちが残念だけど、それでも北米やヨーロッパの物価と比べれば全然安い。
東京から新幹線ですぐこれる。

湯沢は気軽に遊ぶにはなかなかいいね

湯沢に別荘買ってよかった。ウィスラーに行った知人と話して凄く得した気分になったよ。
毎日の食費が3倍は嫌だ。。

女の子連れてきて湯沢で二人で遊んでも、ウィスラー一人分の滞在費より安そう。
https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/197545/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/782.html#c94

[リバイバル3] バッハ シャコンヌを聴く 中川隆
27. 中川隆[-12454] koaQ7Jey 2018年5月17日 14:21:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

薄い板厚でボックスの鳴きを利用した音創りについてはよく語られる。

かつて極厚板、過剰な補強でとにかく共振を排除する設計がスピーカーに限らず流行したがいつのまにかあまり言われなくなった。

床に穴を開けて地面からコンクリートブロックを立ち上げたプレーヤー置き場など今見たらちょっと滑稽な光景。でも当時は良い音に対する熱意は今の比ではなかったと思う。

薄い板厚のボックスはなんとなく楽器風で手軽なのだが良い音にするには条件があるようで板の硬さが大切だという。
これはバイオリンでも一緒で表裏板加工するときの重要な要素とのこと。
(加工時に板を硬くするという技)

最近ではビンテージバイオリンの解析が進んできて品格はともかく良い音の製品ができているらしい。ちょっと弾かせてもらったことがあるが国産高性能軽自動車みたいだと思った。

ちなみにストラディバリウスも弾かせてもらったことがある。

なにか蝋人形のような恐ろしい顔をしたバイオリンだった。
どういった経歴かわからないがなにかぞっとするものを感じた。
(大抵は血統書のようなものがついていて美しい図鑑でストラドをはじめ有名なビンテージ品は把握されている。業者はそれを見ながらオークションに参加する)

バイオリンは各国で作られているが面白いことに地域ごとの序列がある。

最高位はもちろんイタリアで現在はクレモナの復興が目覚ましい。

かつて日本製のバイオリンが世界を席巻して昔からの産地は廃れてしまったのだが。
その他ドイツでも有名なそして悲劇的な生涯のマエストロが存在した。

次に東欧、アジアと続く。

先ほどのバイオリンは実はアジアで作られたバイオリンのパーツを日本で加工、組み立て、塗装して完成させている。社長によれば木材からの削り出しから行なっていてはとても試行錯誤にならず分業することで数をこなすことができてはじめて発見できた事が多かったと。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c003aa45613620602ef65da5e4ed65f5
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/438.html#c27

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
86. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月17日 16:00:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]
Western Electric 755A
WE755A についてのさまざまなお話
http://mikami.a.la9.jp/audio/we755a/we755a.htm 


プロローグ  


私の書斎にWestern Electric 755Aがやってきた日のことは、忘れられない。東京都内の文人宅から、そろそろと自家用車で、品川の自宅まで運んだ。システムに繋いで、そろそろと音出しをしてみる。


  聴きなれたレコードを何枚かかけてみると、愕然としてしまった。当然のことではあるが、愛聴盤というものは、どこにどんな音が入っているかを暗記しているものであるが、このスピーカーで聴くそれは、まったく別物であった。今迄聴こえていなかった音が、豪華絢爛に再現されてくるのであった。  


それはあたかも、澱んだ東京の空に浮かぶ見慣れた星空から、一転して空気の澄み切った山の頂きから仰ぎ観る天空の星星の情景そのままに、天空一面、星、星、星のショーの大星夜を目の当たりにしたようなものだった。


  星星が煌く音となり、その微粒子が壮大な音楽を構築しているかのようであった。今迄、自分は一体、何を聴いてきたのだろうという悔しさと、まだレコードにもCDにもいくらでも秘められた音が入っているのだという嬉しさが頭の中を過ぎった。  
     
  755シリーズの伝説



管球王国の特集などで、さまざまな755シリーズのスピーカーが紹介されて以来、WE755Aは、多くの人の知るところとなった。

WE755Aを入手後も、KS-14703、ALTEC 755A,755Cと結構な数の755シリーズのスピーカーを聴きまくった。その結果は、尋常なものではなかった。

755シリーズのスピーカーは、一本一本音がちがうのだ。

一般には、WE755A,KS-14703,ALTEC 755A,755Cの順で音が良いと信じられており、値段もその順番になっている。

しかしその実態は、シリーズの差よりも固体差のほうが大きいのだ。特定個体の比較でWE755Aよりも音の良いKS-14703個体もあった。755Aは、製造後50年を経ており、オリジナルでも経年変化が多く、さらにはこの高名さの故に修復の加えられたものもかなりある。修復の程度も製造後20年目で一度、さらに40年目で二度目といった複数の修復が加えられたものもある。私が入手したユニットは、外見はかなりみすぼらしかったが、偶然にもまったくのオリジナルで、音質的にも優れたものだった。


     
 
755Aの音について  



Western Electric 755Aは、非常に高い分解能と忠実な再現力を目指して設計されたスピーカーで、高音域には、このスピーカーに特徴的な独特の音色が色づけされている。

スピーカーでは、高い分解能や描写力を追求すると、音楽再生上のバランスが崩れたり、過度に妖艶な音を発したり、はたまたピュアすぎても蒸留水のような味気ない音になることがあるが、WE755Aの場合は、非常に高い分解能と忠実な再現力に、たぐいまれなバランスと音楽性を実現している。高音域の音色も音楽性を高めることはあっても、いささか品格を貶めるものではない。おそらくは、マグネット型フルレンジコーン型のスピーカーの最高傑作のひとつにまちがいないだろう。


     
  どのように鳴らすか  



専門誌の特集などに、WE755Aは、鳴らすのが難しいと書かれてある。これはこのスピーカーが、非常に繊細かつ敏感に、そのシステムの音を実に忠実に出してしまうからだと思う。だからシステムの悪いところはより悪く、よいところはよりよく再現してしまうのではないかと思う。うまく鳴らないのは、途中の問題個所を直せばよろしいということだ。システム全体を高度にバランスさせれば、驚くほど素晴らしい音で鳴る。反面、これはとても興味深いことだが、このスピーカーの固有の魅力的な高音域の音色は、これらの一切に関係なく美しく歌う。かなりいい加減なシステムでも、このスピーカーを繋ぐと、おやっと思わず振り返るような音が聴かれる。


     
  755Aのペア組み  


もともとWE755Aは、個体差が非常に大きく、製造時の歩留まりも非常に悪かったものと思われる。またすでに製造後50年以上も経過しているので、使用状況による経年変化も大きく、個別のユニットの音色の相違は、非常に著しく、音色的にペアをとるのは至難の業と言える。ショップの話では、20から30本くらいでやっと何本かのペア取りができるとのこと。私としては、モノラルで追い込んで使用するか、音の違う2本をステレオの左右の音を聴き比べて、相性のあうほうに繋げば、それでよいと思う。しかし、これではステレオ再生時にうまく定位させるのが難しい。


     
  低音が出ない  


JBLの075というツイーターは、すばらしい音がする。この音そのままで低いほう迄、全部カバーしてくれないかという欲求にかられることがあった。WE755Aの場合もこのバランスのままもう少し低音が出てくれないものかと泣きたくなる思いをしている人も多いのではと思う。低音に関して云えば、ユニットの個体差によって、高音は若干弱いが低音が少しは出るというものがある。これは初期に製造されたものなどで、アルニコ磁石の減磁がすすんだことによるものだろう。またエッジに塗られているビスコロイドは硬化が進む。

一般に755Aは、低音が出ないといわれているが、これは、50年以上かけてエッジのビスコロイドが硬化して、f0(最低共振周波数)が高くなり、低音でにくくなるためだ。この意味で現存する755Aは、製造時の状態とはまったく違った音になっていると思われる。どうしても低音という場合には、箱で出すか、音色的に合うユニットで低音を補うことになるが、どちらも試練が待ち構えている。私の場合は、魔法箱と称する箱を使用して楽器として鳴らしている。あとは平面バッフルがよいだろう。


     
  追い込みと試練  


とても高い分解能と高度な再現力のあるスピーカーだから、鳴らすために追い込むときには、覚悟と注意が必要になる。私の場合、モノラルレコードで追い込んでいく段階で、困った経験をした。たとえばクラシックの二重奏や四重層を聴くと、個別の演奏パートの楽器の音がはっきり分離して聴こえてくる。バイオリンの演奏も指の動きが見えるような錯覚すら覚える。演奏家の呼吸のスーハー音も当然ごとく聴こえ、レコーディングの音の色づけまでもわかる。こうなってくると、ピアノのミスタッチや演奏のテンポの乱れや伴奏が合わずに必死で追いかけたり、はたまた追いつくのを待っていたりが手にとるように分かるようになってしまう。今まで、とても気にいっていた愛聴盤の演奏が実はあまりに下手糞だったというのが分かってしまうと、もう騙されていたような気分になって、この盤から遠ざかることになってしまう。このようにして、再び聴けなくなった"過去の愛聴盤"がたくさん出来上がってしまった。


反面、今までわけのわからなかったように聴こえるような演奏が、理解できるようになり、名演の名演とされる所以が分かってくる。また、今までに聴こえてこなかった音が聴こえてくるため、レコード・ライブラリのもう一度聴きなおすことになり、これはまた、今までにない発見になる。


 

 
  15ミリ厚のベイ松合板製のWE指定箱がひとつと、研究中の共振タイコ原理箱(通称魔法箱)がひとつ、そしてカラ松合板の 900X900ミリの平面バッフル、ラワンかまぼこ状態反りの 900X900ミリの平面バッフル、20x30ミリのバッフル(壁面共振用)などなど。

 
5/9/2003(3/4/2005 写真追加)
http://mikami.a.la9.jp/audio/we755a/we755a.htm


▲△▽▼


Western Electric  KS-14703 
http://www.jupiteraudio.com/2145/2145.html 

KSシリーズは1950年頃にALTEC社でアッセンブルされたと言われています。

ALTEC社は 755Aという型式で自社で製造しており、8Ωインピーダンス設定です。

KS-14703 は ALTEC社のアッセンブルで Western Electric社に収めた製品ですが、このヴォイスコイルインピーダンスは、WE社の 755Aと同様の 4Ω設定であり、ほぼ同等品と言って良いでしょう。

ただ、ウエスタンマニアの方達からすれば、一言二言あるかもしれません。

一般的にKS-14703はWEの755Aよりも分解能が高く、ハイファイ指向になり現代的になっていると書籍等で言われています。

だからといって、755Aが古くさい昔の音ということではないでしょう。
時代に応じて要求されたスペックで製造されており、1950年代後期に至ってはモノラルの時代からステレオの時代へと移行し、全てワイドレンジ化が図られ時代とともにハイファイへと加速的に移行した事実があります。

そしてWEの時代はトーキーの時代であり、それ以降音楽を楽しむという時代へと移行し、スペックの向上が図られたのも事実です。

音楽を聴く上で重要なのは、中域がどれだけしっかりしているかがよく問われるところですが、それは必須であり中域だけでも意味はありません。

しっかりとした中域に付帯して、低域、高域の必要性も必須であり、音楽のニュアンスを見極める上で、上から下までのしっかりとした情報が聞こえてこその音楽です。


本来、WE 755Aがセピア系のサウンドですが、KSはもう少しカラーレーションがしっかり付いたサウンドイメージでしょうか。

それだけに音楽の幅も広く、様々なソースに対応してくれます。
http://www.jupiteraudio.com/2145/2145.html


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ALTEC 755 について 2016-11-19
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c003aa45613620602ef65da5e4ed65f5

 大阪のリティルオーディオ(リティルマネジメント)さん
http://www.labsp.net/

に修理に出していた「ALTEC755A」が帰ってきました。

 相変わらず匠の腕前で修理前後の写真を見比べても区別がつきません。もちろんトラブルも解消されました。いつものことですが修理後の測定結果も同封されています。

 隣町にオフィスがあった時にその作業風景を見学させてもらったことがあるのですが見識の高さと手際の良さに圧倒されました。いとも簡単そうに行うのを見たら「易しい作業かも」と勘違いする私のような素人がきっと大勢いると思う。事実その後はエッジの張り替えや、ボイスコイルの交換、コーン紙の移植などとても敷居が高くてできそうもないと思っていた作業を(無謀にも)行ってきた。うまくいったのも失敗したのもあったがとにかく「駄目元でチャレンジしてみよう」は自分の趣味の世界を広げてくれました。

 しかし今回は何と言っても「高額商品」なので師匠(勝手に弟子入り)にお願いした。トラブルは「ビビリ音が出る」で小入力の時は気づかなかったのですが少し大きな音になると発生するというもの。ボイスコイルが当たっていると思われました。同封されていた修理メモでは「ボイスコイルがバラけて外れていた」というもので修理はその部分の巻き直しという内容。過大入力が原因ということですが心当たりはないので以前から発生していたのかもしれない。オークションはいろんなリスクを伴います。貴重な文化財を素人の手で破壊しなくてホントに良かったです。「ALTEC755A」にはもうしばらくは生き延びて貰います。
 
 「ALTEC755A」は1954年から製造され自社以外でもAR社のスピーカーにも使われました。その後極短期間に少数のALTEC755B、1963年にはALTEC755C、1968年にはALTEC755Eが長期間にわたって作られました。このパンフレットによれば「ALTEC755A」のインピーダンスは8Ωのようです。どうも某雑誌別冊のALTEC特集で間違った記載があった様子。

 「ALTEC755A」の源流は有名な「Western Electric 755A」で主に公共の施設などで使われたユニットです。1947年に列車の車内放送用として開発されました。少し前までは米国の病院の取り壊しなどで大量に発見されて輸入されたと噂されましたが最近ではあまり聞かれません。手軽に「Western Electric の音」が味わえるということでとても人気が高く高値で取引されています。建物の壁や天井に埋め込まれていて人の目に触れなかったユニットはとても程度が良いものが多かった。ただ製造されてから70年程度経過していて音質の個体差が結構あると言われています。

 20年ほど前に関東のWE専門店を訪れたのもこのユニットの音を聴いてみたいという目的からでした。お店の人が用意してくれたのはCDウォークマンとアンプは忘れましたがソースは女性ボーカルでとても印象的な音だったと記憶しています。結局その時はKENYONのトランスを2個買って帰った。入手したのはそれからしばらく経ってからですが入手先は長野県のお店で送られてきた段ボール箱には「Western Electric」の文字がある!当時完実電気が再発売したWE300Bの元箱だったと思います。その気遣いに感動して思わずお礼の電話をした。やはりリアル店は「お客に夢を売って欲しい」と思う。口上代が高くても構わない。うまく騙して夢を見させて欲しい。。は暴言多謝。


 
 発表は1947年で口径の異なる3種類があった。(伝説のWE750Aはその10年前に発表されている。死ぬまでに聴く機会があるのだろうか?)

 
 これらもとても魅力的ですがWE755A以外は今の所縁がありません。壁の中の狭いスペースに収めるために配慮した設計になっているらしい。口径20cmのパンケーキと呼ばれた厚みの薄いスピーカーはWestern ElectricからALTECが生産を引き継いだわけですが最終型のALTEC755Eまで続きます。(「パンケーキ」の愛称はフェライトマグネットになってからとも言われている)

 Western Electric 755AとALTEC755Aの間にALTECが生産してWEに納入した「KS14703」というユニットがありこの3種の音色の比較が話題になることが多い。「KS14703」は見たことはあるのですが聴いたことはありません。

 左が「ALTEC755B」で右が「ALTEC755A」

https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c003aa45613620602ef65da5e4ed65f5


 並べてみて違いを探すとフレームの塗装、エッジ、ターミナル、引き出し線、コーンの形態(Bが少し深い)、写真ではわからないがコーン紙の表面手触りなどが異なる。 

 「WE755A」は現在KSランドセル(KS12046)のレプリカに入っています。実際にはこの組み合わせは無かったと聞いています。
 
 「ALTEC755E」はヒースキットのバスレフ箱に入っています。この箱はSS-1という2wayスピーカーの箱で、その下にウーハーを増設できるという製品。譲っていただいた時ははっきりいってボロボロだったのですが頑張って塗装剥離してオイル仕上げにした。サランネットは手洗い洗濯して再使用です。
 
 ヒースキットは飛行機までキットで売っていて(ヒースさんはその飛行機の墜落で亡くなったらしい)いかにも合理的なアメリカらしい製品コンセプトだと思います。いずれもっと詳しく調べたいと思ってます。


 左は「ALTEC755E」、右は「ALTEC755B」

https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c003aa45613620602ef65da5e4ed65f5

 引き出し線はとても細い。ワンタッチターミナル!

 コーン紙は基本的に同じではないかと思うほど良く似ている。

 左は「WE755A」、右は「ALTEC755A」

https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c003aa45613620602ef65da5e4ed65f5


 ターミナル、引き出し線は同じに見える。「ALTEC755A」をKS12046 ランドセルレプリカ箱に入れて聴いてみます。

 KS12046レプリカは改造してあります。本来はボックス内ボックスがあり、ホントに小さい容量の箱なのですがオートトランスなどを載せるボードを切り取って裏蓋を新設しました。密閉箱の容量は2倍程度になったと思います。オリジナル箱では恐れ多くてとてもできない改造です。密閉度を高めるために工作精度には少々気を使いました。吸音材は現在は比較的多めに入れています。

 アンプは整備したWE86BでCDプレーヤーからアッテネータ経由で。WE755Aと比較してみると、、基本的には同系統の音味だと思います。「ALTEC755A」の方が線が太い感じ。悪く言えば少しピントが甘い写真。

 もう一つの箱(ラックマウント用の金具が付いている)に収まった「ALTEC755A」とも比べてみる。

 2個重なってますが上だけ鳴っています。ランドセル(改)と比べても大きな違いはありません。どちらも過不足なく気持ちよく鳴ります。(この箱のバッフル板は割れています。どうやってリペアするか検討中)

 「WE755A」と「ALTEC755A」はインピーダンスが4Ωと8Ωですが同一条件で比較していいのだろうか?とちょっと疑問に思います。

 数日間聴いてから「ALTEC755B」に換えてみますと、、。
 私の耳では「ALTEC755A」よりも「ALTEC755B」の方が「WE755A」に近いのではないかと聞こえました。まず音が軽々と出てきます。ひだが深くてしなやかな感じ。ピントも合っている。

 「ALTEC755B」の生産台数はとても少なく入手は困難なようですがこれは要注目かと。私が入手した時は常識的な価格でした。なぜ生産が継続されなかったかですが雑誌の情報では使われているコーン紙は初期の「ALTEC755C」のモノと似ているらしい。そうすると枯渇してきたアルニコ(アルニコV)から次世代のフェライト(インドックスV)への変更だけ、、か。また「ALTEC755A」から「ALTEC755B」の違いで一番大きいのはそれまでのフィックスドエッジからフリーエッジへの変更で以降継承される。目的ははっきりしないがエッジの変更により引き出し線が細くなったりのチューニングが施されていると思われる。

 初めて買ったJBLは「LE8T-H」でフェライトだった。当時すでにアルニコ製LE8Tは製造していなかった。学生の身であったので苦労して通販で並行輸入業者から購入。ずっと憧れのスピーカーだったがたどり着くまでにコーラルの「6F60」をカッコが似ているという理由で使っていた。また今でも続いている雑誌の売買欄にあった中古の「LE8T」(たしか17500円だったと思う)が欲しくて相手に送金するも送ってくる気配が無い。そのかわり下宿に警察が来て詐欺事件だという。「被害届を出されますか?」と。昔から悪い奴は居たわけだがやがて彼の父親と名乗る方からわび状とともにお金を送ってきた。嬉しかったのと同時に親に同情した。「LE8T-H」は手放してしまったがその後「LE8T」は出入りはあるが「LE8」と共に使い続けている。
 自分の先入観からかどうもフェライトのイメージが悪い。特にJBLユニットは前面から取り付けることが多いが磁気回路が大きければそれはムリ。あの大きさで良かったのだろうか?などと思う。

 「ALTEC755B」があまりにも良いので「WE755A」の入ったランドセルと並べて比較してみる。。やはり異なる。。「WE755A」は前にせり出すような凹凸ある音。「ALTEC755B」は奥行きのある凹凸。念のために端子の接続を変えてみて再確認。

 KS12046レプリカ箱ですが板厚は曲面加工している部分はかなり薄い箱です。サイドはデザインのためか10mm程度の板が取り付けられている。またオリジナルは(このレプリカももともとそうだったのだが)裏板が本体と独立していて壁にまず裏板を取り付けてから本体を裏板に引っ掛けるような構造になっています。そのとき上下どちらの向きでも取り付け可能で高い位置の場合は下向きに角度がつく取り付け方もできた。ボックス内には棚がありKSナンバーのトライアッド製のオートトランスが組み込まれていた。館内放送のアンプは電送タイプで各スピーカーでインピーダンスマッチングを行なっている。

 薄い板厚でボックスの鳴きを利用した音創りについてはよく語られる。かつて極厚板、過剰な補強でとにかく共振を排除する設計がスピーカーに限らず流行したがいつのまにかあまり言われなくなった。床に穴を開けて地面からコンクリートブロックを立ち上げたプレーヤー置き場など今見たらちょっと滑稽な光景。でも当時は良い音に対する熱意は今の比ではなかったと思う。

薄い板厚のボックスはなんとなく楽器風で手軽なのだが良い音にするには条件があるようで板の硬さが大切だという。これはバイオリンでも一緒で表裏板加工するときの重要な要素とのこと。(加工時に板を硬くするという技)最近ではビンテージバイオリンの解析が進んできて品格はともかく良い音の製品ができているらしい。ちょっと弾かせてもらったことがあるが国産高性能軽自動車みたいだと思った。

ちなみにストラディバリウスも弾かせてもらったことがある。なにか蝋人形のような恐ろしい顔をしたバイオリンだった。どういった経歴かわからないがなにかぞっとするものを感じた。(大抵は血統書のようなものがついていて美しい図鑑でストラドをはじめ有名なビンテージ品は把握されている。業者はそれを見ながらオークションに参加する)

バイオリンは各国で作られているが面白いことに地域ごとの序列がある。最高位はもちろんイタリアで現在はクレモナの復興が目覚ましい。かつて日本製のバイオリンが世界を席巻して昔からの産地は廃れてしまったのだが。その他ドイツでも有名なそして悲劇的な生涯のマエストロが存在した。次に東欧、アジアと続く。先ほどのバイオリンは実はアジアで作られたバイオリンのパーツを日本で加工、組み立て、塗装して完成させている。社長によれば木材からの削り出しから行なっていてはとても試行錯誤にならず分業することで数をこなすことができてはじめて発見できた事が多かったと。

 バイオリンはいつまでも「選ばれた人だけが操れることができるユダヤの魔法の箱」であってほしいと勝手に願っている。「ALTEC755B」と「WE755A」を聴きながら妄想が広がってしまった。今日は「勤労感謝の日」一日中音楽に浸る事ができて良かった。

 最期に登場する「ALTEC755E」

 同じようにランドセル箱に入れて聴いてみる。作りは簡素だし、フェライトだし、量産型だし、きっと勝負にならんだろう、、と思ってましたがなかなか聴かせます。低音は豊か、中高音も大きな不満はない。「WE755A」との価格差を考えれば健闘していると思う。

 違いは音の手触りというか輝きというか、粒子の大きさ、粉っぽさ、切れ味、実体感、くらいか。もっと言えば同じ系統とは思えないほど異なる音味。「ALTEC755B」と「ALTEC755C」と「ALTEC755E」の違いを聴いてみたいが残念ながら「ALTEC755C」は持っていないので想像の域は出ないがやはり磁石の変化の音に対する影響は大きかったのではないかと思います。バスレフ箱には合わないと言われてますがヒースキット「SS-1」で聴いた時、ようやくその評価が高い事が理解できたような気がしました。ほんの少しツイータで高域を補ったら随分違って聞こえると思います。
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c003aa45613620602ef65da5e4ed65f5


▲△▽▼


mas********さん 2015/1/15 14:28:32

755Aコピー版 特徴を教えてください。

ほかにも パーマネント磁石でないのが あるようですが


1.サウンドベース555 755A 価格:120,000円(ペア/税別)

2.ウエスタン ラボ Products Inc.755A pair 販売価格 168,000円

3.サンバレーのWE755A復刻版 129,600円


補足
755EX 励磁(フィールド)型スピーカー ¥250,000/ペア English

その伝説的WE755Aをベースに励磁構造(Field Exciter)の設計にてこの755EXは完成しました。

励磁電圧可変可能な音造りにより お好みの音質が愉しめる低電圧励磁コイルの設計仕様としました。


こういうのも ありますが どうなのでしょう


i_m********さん 2015/1/15 15:33:28

はじめまして♪

ほうほう、検索してみました。

母体は同じ物のようですねぇ。中国の工場。

あとは納入先(販売会社)に合わせて、少しだけ違うらしい。

かなり昔から、フレームだったり、コーン紙だったり、パーツとしては出回っていた、さらに組み立て済みで、精度が良く無い固体も一時で回っていたので、やっと国内の企業がマトモに売れる状態に出来上がった、という事でしょう。

せめて、半額程度なら、私も触手が動きますが、(苦笑)

WEを好むオーディオマニアックが、日本には多いので、販売店1社だけでは難しかったかもしれないが、これだけマニアックな3社も集まれば、有る程度の量産めども立った、というところでしょう。

WEの755は、ウォールマウント用として開発され、後のアルテック時代(最終は755E)まで製造されていたユニットです。

劇場等の通路やいろんな場所、壁や天井に埋め込み、多用されたスピーカーで、人の声には抜群の定評が有る。

同社のスピーカー群に比べると、比較的大人しめな音、逆に言えば家庭内等で近接利用ならクセが少なくて聞きやすい、という傾向です。

基本的に。WE時代は一般販売はされていなかった(全ての機器、消耗品の真空管やケーブルまでも、リース)ので、AやCタイプの流通は非常に少ない。アルテックランシング扱いに成ってEタイプなら一般販売されたため、今でも個体数が多い、と言われています。

私も中古で755Eを入手したんですが、とにかく音量をドンドン絞って、やっと聴こえるくらいに成っても「歌詞の内容」が聴き取りやすい。これには驚かされました。それでいてかなりの音量に上げても音のバランスが変わらない、スピーカー工作が好きなのですが、この点には感服です。

天井や壁に取り付けるのが前提だったため、箱が小さいと低域が誇張された感じに成りやすい、このため大きな箱にするか、後面開放などにするか、少し悩む所でしょう。(この辺りは、個人の好みに成って来ますけれどね。)

音と対峙して聴く、というより、出て来た音に体をゆだねて、ゆったりと「音楽を楽しむ」というのには、大変良いユニットの一種です。

復刻版がどういう評価を受けるのか、多くのユーザーからの意見が出てくるのが楽しみです♪


i_m********さん 2015/1/16 13:04:01

高性能な永久磁石が無かった時代は、基本的に強力な磁力は電磁石、励磁型です。

マグネット部の素材や構造も、もちろん音に影響は有りますが、単に変わった/変わらない あるいは、オリジナルの音/いや違う という観点だけでの考察は、あまり有益では無いと思います。

結果的に、より好む音、扱いやすいサウンドが得られれば、それはどれで良いのですが、、、
とは、言ってもヴィンテージファンは、オリジナリティーを尊重する傾向が強いのも確かな事実です。

我家にも1本、電磁石タイプが有る(先代が入手したユニット)
電磁石部分がDC400Vって事なので、管球アンプとの組み合わせが大前提かな? 残念ながら、私は実際の音を聞いた事が無い。

電磁石型にもメリットとデメリットがあるのですから、単純に優劣言及する事は、パスします。

そもそも価格差が、、、(苦笑)
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12140690137


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c86

[リバイバル3] ウェスタンエレクトリック伝説 中川隆
87. 中川隆[-12452] koaQ7Jey 2018年5月17日 16:01:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

・Western Electric 755A (1947) : インピーダンス 4Ω, フィックスドエッジ, 列車の車内放送用として開発, 建物の壁や天井に埋め込んで使用する
http://mikami.a.la9.jp/audio/we755a/we755a.htm

・Western Electric KS-14703 (1950) : インピーダンス 4Ω, フィックスドエッジ, ALTEC でアッセンブルした 755A 同等品
http://www.jupiteraudio.com/2145/2145.html


・ALTEC LANSING 755A (1954) : KS-14703 でインピーダンス を 4Ω から 8Ωに変更

・ALTEC LANSING 755B (1954) :インピーダンス 8Ω, 755A のフィックスドエッジからフリーエッジに変更

・ALTEC LANSING 755C (1963) : インピーダンス 8Ω, 755B のアルニコマグネットをフェライトマグネットに変更

・ALTEC LANSING 755E (1968) : インピーダンス 8Ω, フリーエッジ, フェライトマグネット, 通称”パンケーキ”
https://blog.goo.ne.jp/kobmina/e/c003aa45613620602ef65da5e4ed65f5


・ SUNVALLEY AUDIO(旧キット屋) LM 755A (2012) : 12万円・ペア/税抜, 中国 Line Magnetic社製, Western Electric 755A の粗悪なレプリカ
(WE755A が KSランドセル(KS12046)ボックスと組み合わされた事は過去には無い)
https://www.kit-ya.jp/products/detail/723



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/208.html#c87

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
59. 中川隆[-12451] koaQ7Jey 2018年5月17日 19:09:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

資本主義の養分ごとき「個人投資家」は、息を殺しながらひっそり勝て=鈴木傾城
2018年5月17日
http://www.mag2.com/p/money/456211


超巨大投資銀行や老獪なヘッジファンドなど絶対強者が跋扈する市場において、なんと個人投資家は貧弱なのだろう。だが、正攻法では勝てない私たちにも活路はある。

まずは弱者と自覚することから。正攻法で勝てなくても活路はある

個人投資家の置かれている立場

JPモルガン、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどは超巨大投資銀行である。頭脳明晰にして実行力と影響力のある経営者の元に、優秀なアナリストやトレーダーが集まり、様々な金融工学の手法を駆使して巨大な資金を金融市場に投じて莫大な利益を上げている。

さらにアメリカには、金融市場の裏の裏まで知り尽くした老獪なヘッジファンドや、莫大な資金を預かっている巨大年金ファンドも存在し、彼らが金融市場に君臨する。

一方で、個人投資家はどうなのか。

資金はあまりにも少なく、手に入る情報は遅く断片的で、分析能力も格段に落ち、24時間市場に張り付いているわけでもない。1秒間に数百回も取引が可能な高性能なコンピュータとシステムがあるわけでもない。インサイダー情報も、人脈もない。つまり、何も持たない。

金融市場で「相場を張る」というのは、圧倒的な資金力・情報力・分析力・行動力に勝るこうしたウォール街のティラノサウルスとも言うべき肉食恐竜と素手で戦うことを意味する。勝てるのだろうか?

結論は明白だ。相場で戦っても巨大な存在には踏みにじられて彼らのエサにされるのがオチだ。

一般的な話をすると、弱者は超巨大な存在には勝てない。しかし、世の中は一筋縄ではいかないのが常だ。

弱者には弱者の生き方と戦い方があるという事実

世界に君臨する強者の前に、何も持たない弱者は踏みにじられる。しかし、世の中には何事にも例外もあれば裏もある。

たとえば、世界最強の軍隊を持ったアメリカですら、貧弱な武器しか持たない弱小国家に負けることもある。

ベトナム戦争時、火力・物量・組織力に勝る圧倒的なアメリカ軍に対して、旧式の武器しか持たないベトコン(南ベトナム解放民族戦線)は勝てるはずがないと言われていた。

当然だ。世界でも比類のない火力・物量・組織力・資金力を持つ側は、確率から言うと勝つ可能性は非常に高い。強者は勝って当然なのである。

ベトコンが圧倒的優位なアメリカ軍に対して屈することがなかったのは、その戦い方が特徴的だったからだ。

「正面から戦わず、ゲリラ戦に徹した」
「勝てる場面だけ戦って勝ち逃げする」
「持久戦を戦い抜く」

ここに弱者の勝ち方のすべてが集約されている。弱者には弱者の生き方がある。弱者は「すべて」に劣るので、正面から戦うと決して勝つことができない。

だから決して正面から戦うことはない。どうするのか。弱者は逃げ回り、隠れ、潜り、息を潜める。敵の背後に回り込めたときだけ戦って勝つ。しかし、深追いせず、すぐに隠れてまた次のチャンスを待つ。

この方法で勝つためには、いつ果てるともない持久戦を戦うしかない。2年、3年ではなく、10年、20年の単位で持久戦を戦い抜く。

この「ゲリラ戦・持久戦」の戦いはベトコンだけのものではない。アルカイダから、タリバンから、少数民族まで、すべての弱者の基本戦略でもある。

ゲリラに徹することができて、かつ運が味方した人間だけが、最終的に生き残ることができる。

とすれば、個人投資家が目指すべき戦いが何か分かるはずだ。当たり前だが、圧倒的な強者とは正面から戦っても無駄なのである。

負けが確実な相場に「参加しない」こと

もし自分が弱者であると気付いたら、正攻法で戦うのは愚かであるし危険なことでもある。

弱肉強食の資本主義の中で弱者であると認識ができているのであれば、ゲリラにならなければならない。つまり、圧倒的な強者から見ると縁起の悪い存在にならなければならない。

株式市場で「相場を張って戦う」という正攻法は弱者には勝ち目がない。相場は読めない上に、金融の圧倒的強者が虎視眈々と弱者の金を狙っているからだ。

どうすればいいのか。別に戦わなくてもいい。つまり、株式市場が正常に動いている時は何もせずに逃げ回っていればいい。相場を張らない。読まない。参加もしない。

別に個人投資家は決算があるわけでもないし、何かしないといけないわけでもない。長時間、何もしなくても誰からも責められないのだ。

圧倒的強者の持っている優良資産を剥ぎ取って去る

そうやっていつまでも待って何をするのかというと、相場が大暴落して混乱していたり、相場が死んで見捨てられている機会を黙って待つ。

相場が大暴落していくとき、莫大な資金にレバレッジをかけて相場に君臨していた巨大な投資銀行・ヘッジファンドたちはみんな傷ついて討ち死にする。資金が必要になった彼らは、超優良企業の株式をも売るしかない。

金融市場の下落局面で「売りが売りを呼ぶ」のは、レバレッジを賭けた分の損失を工面するために持ち株を売らされる羽目になるからである。

そうやって市場に君臨していた強者が弱り切って相場が死ぬと、その時にゲリラは姿を見せればいい。何をするのか。弱り切って身動きできなくなった彼らに近づき、彼らの持っている優良資産を剥ぎ取って去る。

要するに、意味もなく安くなった優良企業の株式を拾う。

戦うのではない。彼らが弱るのを待ち、彼らが相場の下落で大怪我をして身動きができない時に、彼らのポケットを漁って欲しいものを手に入れて消える。

弱者が圧倒的強者と向かい合う時は、相手が死にかけた時である。だからゲリラは圧倒的強者が死にかけている「大暴落」や「大混乱」を好むのである。


コツコツ努力し続ける生き方もある

圧倒的強者と正面からぶつかり合う生き方はもちろんある。

そのために情報を大量に取り寄せ、分析能力を磨き、コツコツと努力する生き方は否定してはいけない。ある程度の基礎力を付けるには、最小限の向上心は必要だからだ。

しかし、その世界に圧倒的強者が存在して、もはや努力くらいでは差が埋められない現実があるのなら、ゲリラとしての生き方を考えても無駄ではない。

正攻法で生きる方法もあるが、そうではない方法もあるということだ。どちらを選択するのかは、その人の性格によって違ってくるし向き不向きもある。

ゲリラの生き方は、強者と言えども相手が弱っている時にトドメを刺すようなやり方をするわけだから「フェアではない。そんなことはできない」と真っ正面から正攻法で戦う人がいても当然だ。

正攻法は気持ちが良く、たとえ負けても爽やかで賞賛される生き方になる。

ゲリラは勝っても賞賛されず、それどころか忌み嫌われるが…

一方のゲリラは、賞賛などない。

挑戦しない。正面切って挑むことはない。そのような哲学を持たず、戦わず逃げ回る。正々堂々と戦う姿勢とは完全に無縁だ。ところが、自分の都合の良い時だけ現れて欲しいものを手に入れて去っていく。

そうやって、社会から利益をついばんで、強者の持っているものを少しずつ削り取って生き続ける。

こうしたやり方では、勝っても賞賛などされないし、賞賛どころか忌み嫌われる。誰かの弱味に付け込む生き方は、常に「ハゲタカだ、死に神だ、墓場漁りだ」と軽蔑される。

とても生々しく、他人に勧められる生き方ではない。

しかし、もし何も持たない弱者の立場で生きているのであれば、このような生き方は充分に研究すべき題材になる。

世の中の裏側にはそんな生き方をしている人間がひしめいて、利益だけをかすめ取っている


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c59

[原発・フッ素49] 歌手の西城秀樹さん、心筋梗塞で死去 63歳 被ばくの影響が強く疑われる  魑魅魍魎男
2. 中川隆[-12450] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:01:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html


精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)


精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part

真実を知りたければ:


発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html

原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html

太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html

風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。

ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。

認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。

狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。


ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。

類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。

掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。

http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/755.html#c2

[政治・選挙・NHK244] 本末転倒…企業救済策に消費税を流用するなど言語道断 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 中川隆[-12449] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:04:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]
>国の借金は既に1000兆円を軽く突破し、GDPに占める割合は240%と先進国で断トツだ。今年度の借金返済額は予算の歳出総額の23・8%を占める。社会保障費の伸びを上回るペースで増え続け、借金返済額が2025年ごろには国の最大経費となる恐れもあるのだ。


また嘘言ってる

国債は日銀が買い占めてるから、もう日本政府の借金はゼロになってるよ:


●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…

●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?

●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?


【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ


◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本

パネリスト:
 安藤裕(衆議院議員)
 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
 田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
 藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
 松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 渡邉哲也(経済評論家)
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/706.html#c2

[昼休み54] 太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する 中川隆
8. 中川隆[-12448] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:10:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]
九電管内、太陽光発電による発電量が受け入れ限界に近づく
https://www.zaikei.co.jp/article/20180509/441347.html
財経新聞 2018年5月9日 10:23

 九州電力管内では太陽光発電システムによる発電量が増加しており、九州電力が受け入れることができる電力量の限界に近づいているという(日経xTECH)。

 九州電力の「九州本土における再生可能エネルギーの導入状況と優先給電ルールについて」によると、九州地区内で電力の供給力が需要を上回った場合、まずは九州電力の火力発電所の出力抑制を行ったり、本来余剰電力の多い夜間に行う揚水発電所での水のくみ上げを昼間にも実施するなどして対応を行い、それでも供給力が需要を上回る場合、太陽光や風力による発電の出力制御を行うというルールになっている。

 九州電力管内における電力網への接続可能量は817万kWだが、今年3月末の太陽光発電による電力量は785万kWで、剰電力への対応は限界が近づいているという。そのため九州電力では、太陽光発電事業者に対し九州電力からの出力制御指令を受け入れられる出力制御機能付きパワーコンディショナー(PCS)の導入を要請、未導入の事業者に対しては切り替えを要請したうえで、それに応じてもらえない場合は契約解除を行う方針を示している(九州電力の発表)。

 なお、出力制御指令を受けたPCSは翌日の9時から16時のあいだ電力網への送電を止めることになるとのこと。
 

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html#c8

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
19. 中川隆[-12453] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:34:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

英国人という人種は日本人には理解しがたいほどの吝嗇家 (ケチ) な人種なので、
安物スピーカー ハーベスの20、30万クラスの HL-COMPACT、HL-5 ですら本国ではまったく流通しておらず、生産されるすべてが外国への輸出向けの高級モデルだったのです。


どうみてもチープな作りの QUADのアンプ、あれは物量 (コスト) によって制限された製品です。

音質配慮によって決められたのではなく、あれが英国内で当時製品化できる物量の仕様だったのです。

QUAD ESL を中古で買ったサラリーマンのオーナーが英国のショップに問い合わせをした際、店主に 「ESLを使っているのに、城に住んでないのか!?」 と驚かれた笑い話があるほどです。

逆に云うと伝統的に英国エントリークラス製品は熾烈な競争によって磨かれ、異常な高水準です。

昔、テクニクスのエンジニア達がエントリークラスのプリメインアンプを製品化する際に、英国人の有名アドバイザーに試作機の意見を求めたところ、渡されたスコアシートが真っ赤になったほど、厳しい要求を突き付けられたそうです。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c19

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
20. 中川隆[-12452] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:41:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

因みに、ケチなイギリス人に一番人気があるオーディオ・メーカーは ARCAM です。


上述の高級 CDプレーヤー EAR Acute も ARCAM の CDプレーヤーを改造したもので、D/Aコンバータまでを使用し、送り出しの回路をパラビチーニお手製のプリアンプ相当の回路を組み込んだものとなります。


オーディオの足跡 ARCAM アンプ機器一覧
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/index.html


ARCAM は一時デノンが販売を取り扱っていましたが、現在は中止しています。


March 10, 2005
"ARCAM"アーカム ブリティッシュサウンドのスタンダード
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html

ARCAM(アーカム)は1972年に英国ケンブリッジに誕生したイギリスで最もメジャーなオーディオ・ビジュアル機器専業メーカーです。エントリークラスからミドルクラスにかけてアンプとCDプレーヤーを中心に多くの機種を抱え、英国内で売れるCDプレーヤーの2台に1台はARCAMと呼ばれる程、本国ではコンシューマ向けオーディオ市場に於いて確固たる地位を築いています。日本国内でも数年前から大手オーディオメーカー"DENON"が輸入代理店を努めることで本国との価格差が縮まり、近年では家電量販店などの店頭でも時折見かけるようになりました。

アーカム_ピュアオーディオアーカム製品の魅力は何と言ってもオーディオ機器としての機械的な自己主張が少ない点です。家具としてスムーズに部屋に溶け込みやすいシンプルでモダンなスタイリングと誰にでも使いやすい快適な操作感、国産機とも肩を並べる手ごろな価格でありながら、ミニコンポでは無く、あくまでピュアオーディオとしての十分なクオリティを感じさせる音質と、優れた感性に裏付けられた音楽性の高さが高い次元でバランスしているのがARCAMの魅力です。

ホワイトシルバーを基調にした現行デザインのアーカムは、オーディオ的な作為を感じさせないプレーンで素直な音質が持ち味。個々のCDに録音されている情報を、多くのピュアオーディオ機器にありがちな機器の作り手側の思い入れという色付けや個性的なバイアスをかける事無く、ありのままの姿を素直に引き出してくれる点が特徴と云えるでしょう。それ故に表面的な音質面でどうかとなると、格別ワイドレンジ・高情報量といったハイファイ性を強調するタイプではなく、分解能・実体感・パワーハンドリング・レンジ感など全てが程々にまとまっていて、虫眼鏡でえぐり出すかの如くオーディオマニア的な聴き方をした場合はやや食い足りない印象が残るかも知れません。

筐体の薄さや軽さも、全体に薄味で穏やかさを伴うやや軽い傾向の音質に拍車をかけているきらいがあり(低価格機種になる程この傾向が目立ってきます)、この点は代理店であるDENON製品の日本的でワイドレンジで重い音調とは180度異なるのが興味深いところです。しかし、押しつけがましさのない穏やかで豊かな音場の広がり方や、長時間聴き続けても違和感を感じない耳当たりの優しさ、CDに刻まれた情報を過不足無く引き出す自然なバランス感覚は、オーディオマニアとしてではなく音楽ファンの再生装置として捉えた場合、これ以上他に何か必要でしょうか?と思わせてしまう懐の深さがあるのも事実です。

こういった書き方をすると、アーカムの音質は悪いと誤解されるかも知れません。しかしそれは大きな間違いです。高音質を強調しない=低音質ではありません。多くの人々が高音質を楽しめるようローエンドにもラインナップを広げている分、音質面で他社上位クラスと比較されて低い評価を受ける傾向があるようですが、ARCAM本来のリファレンスモデルであるFMJシリーズに目を向けてみると、実はミドルクラスの英国系箱庭システムの中でもトップクラスの音質を備えています。FMJの広い音場感を伴う現代的な再現性は、管理人が使っているTAG McLaren F3とも互角以上の音質で良いライバル関係にあると感じます。

特に、現行CDプレーヤー FMJ CD33Tの先代機種にあたるFMJ CD23Tは、ハイエンド製品で名高い dCS と共同開発した24bit Ring DACを搭載し、その音楽性豊かで暖かみのある音色は、イギリス製品の質を理解する音楽愛好家の間で根強いファンを獲得しています。(2008/1追記:最新の後継モデルは FMJ-CD36T になります。)

dcs SACD/CDプレーヤー P-8I
¥1,500,000(税抜) 発売:2005年2月16日

●メカニズム:Dual laser、2channel、CD/SACD compatible
●クロックジェネレーション:Precision VCXO
●PCMデジタル出力:AES3、SPDIF(on RCA)
●PCMデジタル入力:AES3×1、RCA(現在は使用不可)
●ワードクロック入力:BNC×1(現在は使用不可)
●ワードクロック出力:BNC×1
●外形寸法:430W×95H×395Dmm
●質量:12kg
●カラー:シルバー、ブラック
https://www.phileweb.com/ec/index.php?p=11981


アーカムは音楽の持つ楽しさ、表現をスポイルしません。音質を誇張してリスナーの耳を機器の"音質"に向けさせるのではなく、聞き手がいつのまにか音楽に聴き入ってしまう誠実な質感です。その意味で、オーディオ機器は"音楽再生"の黒衣に徹すべきという、本来再生装置がそうあってしかるべき姿に忠実なのです。ARCAMは音楽性をスポイルしないより上質で血の通った再生機を、オーディオマニアに限らず音楽ファン一般に向けて、広く普及させることをポリシーとしているように感じます。ですから音質がどうとかオーディオ的にどう?やれケーブルだアクセサリだといったマニアックな視点ではなく、ライフスタイルの中に真のポリシーや美学を求める上質で洗練された価値観を持つ人々に向けてお薦めしたいブランド、それがARCAMなのです。


ARCAM Solo ¥230,000(2005年発売)

スリムボディにアンプ、CD、FM/AMチューナーを一体化したCDチューナーアンプ。
CDプレイヤーのD/A変換部にはWolfson製 D/Aコンバーターを採用しています。
前面にミニジャックの入力端子を搭載しており、デジタルオーディオプレイヤーを簡単に接続できます。

デジタル出力 オプティカル:1系統
アナログ入力 RCA:4系統
ミニジャック:1系統
外形寸法 幅430x高さ79x奥行355mm
重量 6.7kg
http://audio-heritage.jp/ARCAM/amp/solo.html


ARCAM SOLO(ソロ)を店頭で試聴してみましたが、近年のアーカムサウンドを踏襲するあっさりとしたクセのない大人しめの音色で、音場がふわりと素直に出るタイプです。一体型システムで若干アンプのドライブ力に若干不安はありますが、クセのあるスピーカーと組み合わせるよりも、能率が高めで素直な音色のスピーカーと組み合わせて程々の音量で楽しむのに向いたシステムです。音楽に変な味付けをしないので広く音楽ファンに使ってもらいたい逸品です♪

私が最初にARCAMの製品を手にしたのは10年程前に遡ります。Alpha5plus(α5plus)という、当時アーカムがこだわっていたマルチビットと1ビットのハイブリット型DAコンバーターと、PHILIPSのダイキャスト製スイングアームメカ"CDM9"を搭載したCDプレーヤーです。

この当時のARCAMのサウンドは現行アーカムとはまるで音調が異なり、とにかく元気が良く、音像がクリアに描かれ、ともすると下世話な感じで、ブリティッシュロックのライブ再現の為だけにあるといっても過言ではないような独特の歌い回しと再現性は、正直クラシック聴きには手に負えないシロモノでした(笑) 逆に言えば、この音質を気に入った人には他では絶対代用出来ないリアリティと存在感のあるCDプレーヤーだったと思います。

このメーカーは、80年代、90年代、2000年と外観変更の度に音調がガラリと変わっており、現代アーカムの万人受けする個性の少なさは、当時を考えるとずいぶんと様変わりした様に感じます。《2009/03リンク本文修正》
http://www.audiostyle.net/archives/cat_arcam.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c20

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
21. 中川隆[-12451] koaQ7Jey 2018年5月18日 08:59:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

オールド QUAD のプリアンプ(トランジスター式)に 5kHz のハイカットフィルターが装備されている理由


イギリス人に特有のSP盤への愛着

EMIがLPを発売するのは1952年からで、それ以前は78rpm盤でのリリースとなり、多くのイギリス人は1960年代前半まで78rpm盤を愛聴していた。

五味康祐「オーディオ巡礼」には、1963年にイギリスを訪れたときのこととして

「英国というところは、電蓄に対しては大変保守的でケチンボな国である。

アメリカや日本でステレオ全盛の今日でさえ、イギリスのレコード愛好家はまだ七十八回転のSP(LPのモノーラル盤ではない!)で聴いている。
市販のカートリッジも、SP・LP両用でなければ売れないという。

ロンドンにも現在シュアーのカートリッジは市販されているが、V15のU型はおろか、V15すら部品カタログに載っていない。高価なV15など誰も買わないからだ。

それほどケチンボな国だ。

オルトフォンはさすがに出廻っている。しかし殆ど月賦販売用である。SPU/GTが二十三ポンド――邦貨にして二万四、五千円見当だろう――それを十ヵ月払いの月賦にしなければ誰も買ってくれない。そういう国民だ。」

と記してある。この点を考慮して、Decca社の高級ステレオ・コンソール Decola が78回転盤でも見事な音を奏でると賞賛している。

 このことは何を示しているかと言えば、百花繚乱にみえる英国オーディオ機器のほとんどは、一部の上流階級か海外向けの特産物であり、イギリス国民のお茶の間に届くことは稀であったということ。

そして多くの人が電蓄(Radiogram)を愛し、RIAAになった後も78rpm盤を大切に聴いていたのである。

QUADでさえ、1967年発売の33型プリアンプ(トランジスター式)に5kHzのハイカットフィルターを装備していたくらいである。

こうしたこともEMIのサウンドについて「霧の向こうのような音」と誤解を生む原因となっていると思う。

イギリス製のオーディオだから英国プレスのレコードを最高の音で鳴らしてくれるだろうと誰もが考えるが、多くのイギリス国民が聴いたサウンドは、SP録音の延長線ともとれる特性が好まれたといえよう。それでも英国プレスが珍重されるのは、既にEMIの魔の手に墜ちているのである。
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html

▲△▽▼

イギリスの戦後のオーディオの歴史


1945年:
Decca ffrr規格発表
LEAK  TL/12 "Point One"アンプ

1946年: EMI  Electrogram 3000 高級電蓄(モノラル)

1947年:
TANNOY  Monitor 15" デュアル・コンセントリック型同軸 2wayスピーカー
Willamson  Williamson回路アンプをWireless World誌で発表
BBC  LSU/10 モニターシステム
Decca  Decola 高級電蓄(モノラル)

1948年: VITAVOX  CN-191 スピーカーシステム

1950年: Decca LP発売開始

1952年:
EMI LP発売開始
Goodmann  AXIOM 80 スピーカーユニット

1953年:
Garrard  301 3スピード対応ターンテーブル
TANNOY  Autograph スピーカーシステム
QUAD  II型アンプ

1954年:
Mullard  5-10 アンプ(EL84使用)
Lowther  TP1 スピーカーシステム

1955年:
BBC FM放送開始
EMI ステレオ・テープを量販

1956年:
GEC  KT88 真空管
Wharfedale  SFB/3 スピーカーシステム

1957年:
QUAD  ESL 静電型フルレンジスピーカー

1958年:
EMI ステレオLP発売
BBC ステレオ試験放送開始(AM2波)
KEF  LS5/1 モニターシステム

1959年:
SME  3009/3012 トーンアーム
Decca  Decola 高級電蓄(ステレオ)
http://quwa.fc2web.com/Audio-107.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c21

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
22. 中川隆[-12450] koaQ7Jey 2018年5月18日 09:00:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

オールド QUAD のアンプに適合するスピーカー


BBCモニター系スピーカー
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html


英国放送協会(BBC)

1922年(British Broadcasting Company)として放送開始。

1927年国王の特許状にもとづく公共放送「イギリス放送協会」(British Broadcasting Corporation)に組織変更。

1946年クラシック音楽などのハイカルチャーを扱う「BBCサード・プログラム(Third Programme)」開局。夕方6時から6時間の放送。

1955年 FM放送開始。


1960年代から1980年に掛けてのBBCとスピーカー開発者(メーカー)との濃密な関係は他には見当たらないものがあると思われます。


▲△▽▼


今回はグレード1モニターのお話。


先ずは、1950年代のこちら


@ LSU/10 BBC Studio Monitors


http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto/130906/index.html

Parmeko 15-inch 同軸2ウェイユニットに、Lorentz LPH65ツィーターを加えた3ウェイシステム。

LEAK社製真空管アンプが内蔵され、エンクロージャーは特殊なダブルバスレフと成っており、ワイドレンジを図られたものと思われます。

周波数特性は 40Hz-6000Hz

チーフエンジニアのDELショーターとダドリー・ハーウッド(ハーベス社の創業者)に依る設計とされてます。

A 1960年スタジオ用マスターモニター LS5/1

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LSU/10に変わるスタジオモニターとして開発されたもの

KEFの創業者レイモンド・E・クックが開発に加わってます。

ウーファーをバッフルの裏から固定し、バッフルの開口部は円にはせずに、横幅18cm、縦30cmくらいの長方形とすることで、水平方向の指向性を改善しています。

ウーファーユニットが、GOODMAN製C129/15pr ツィーターはセレッションHF1300 を二個使用。

周波数特性は40〜13000Hz ±5dB。

ユニットを KEF製に変更されたのが LS5/1A
アンプが内蔵されたのがLS5/1ACです。

この頃から一部民間にも販売されてた様です。

⓷ 1965年スタジオ用マスターモニター LS5/5

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1963年頃から、DELショーターあとを継いだダドリー・ハーウッドと当時入社したてのデイヴィド・W・ステビングス(チャートウェル社の創業者)に依り開発されたものです。

ベクストレーンコーンの12インチウーファーと8インチミッドレンジにセレッションHF1400ツイーターの構成です。

C 1976年スタジオ用マスターモニター LS5/8

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年にデイヴィド・W・ステビングスに依り設立されたチャートウェル社と共同開発されたスピーカーです。(チャートウェルの PM450E が元になってます。)

チャートウェル社製12インチポリプロピレンコーンウーファーとフランス・オーダックス製のドームトゥイーターの2ウェイ。

QUAD♯405を内蔵してバイアンプリファイアーを構成してます。

周波数特性は40〜30000Hz 最大SPL:116


当初はチャートウェル社で製造されてましたが、1978年ロジャーズ社(スイストーン)買収された為1979年よりロジャーズ社で製造されるようになります。

1980年 LS5/8 からパワーアンプを除きネットワーク経由で駆動する民生用のの PM510 がロジャーズ社より発売されます。


BBCスタジオ用マスターモニターとしては最終モデルと成り、BBCモニターの完成形と言えるでしょう。


1977年ダドリー・ハーウッドがハーベス社を設立します。

これらの、モニタースピーカー開発の努力の結果、BBCラジオの音楽番組は大変に高い評価を獲ております。
しかし、スピーカー開発者が次々と会社を設立したり、既存のメーカーも含め、共通のユニットが使用されたり、よく似たモデルを作っていたりとやはり普通じゃないと思われます。

ここには、BBC が上質のプログラムをリスナー側でも再生出来るように、オーディオ環境の普及を保守的な英国人に対して促そうとする意図があったのではないかと私は推測しております。
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BBCモニター系スピーカー グレード2 LS3モデル
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先ずはこちら

@ LS3/1 1958年頃

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Plessey又は、parmicoの15インチペーパーコーンウーファー 、
ツィーターは、セレッションHF1300を2個使用。

LS3/1Aでは、ウーファーがGOODMAN製C129/15prに変更され、
ユニット構成が LS5/1 と同様になっております。

LS3 と言うモデルナンバーは、スタジオ外での使用を表すようで、
シルバーのハマートーン塗装と、両側に取り付けられた取っ手を見ると、
ラフな場面での使用を目的とされたスピーカーかと思われます。


次は、こちら

A LS3/M 1967年

Goodmans社製 MAXIM スピーカーシステムをモニターシステムとして使用していた時期がある様です。

当時、世界最小の真のハイファイスピーカーと言われたモデル。
小型モニターを求めていたBBCの、後の LS3/5A の原型とも思われるスピーカーです。
BBC仕様では、両側に取っ手が付けられてた様です。


そしてこちら

⓷ LS3/5 1974年

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SPENDOR社の創業者スペンサー・ヒューズとダドリー・ハーウッドが開発に関わったとされております。

ウーファーが、KEF社B110、ツィーターが KEF社 T27 を使用、デバイディングネットワークは BBC製 FL6/16 というものでした。

BBC研究所内で少量作られた様です。

LS3/5A 1975年

LS3/5 の、ユニットの改良、エンクロージャーの共振の改善、
デバイディングネットワークは、FL6/23に変更され、グレード2モニターとして採用されたモデルです。

製造は、ロジャーズ社、ユニット供給は KEF社で行われました。

取手はこのモデルには付かなかったのですが、専用の小型アンプと共に、アタッシュケースに詰められて、ローケーションなどに持って行かれたそうです。


HH electronic AM8/12


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このモデルで初めて、正式に一般のメーカーにもライセンスが与えられ、ロジャーズ社ほか数社で、製造、販売されます。


1975年から1978年 ロジャーズ、チャートウェル、オーディオマスター 

1979年から1981年 ロジャーズ、オーディオマスター、ラム 

1981年から1983年 ロジャーズ、ラム、スペンドール

1984年から1987年 ロジャーズ、スペンドール、グッドマンズ 

1988年から1993年 ロジャーズ、スペンドール、ハーベス 

1994年から1999年 スペンドール、ハーベス、KEF


以上のように3年から5年の間隔で3社にライセンスを与え、製造されてた様です。

1999年KEF社は、LS3/5A 用のユニットの製造を終了します。

1988年のデバイディングネットワークの変更は(15オームから11オームへの変更)
BBC から KEF への依頼によって KEF社により行われました。
(ユニットも改良されます。T27 SP1032、SP1228 B110)

1990年 KEF よりの提案のデバイディングネットワーク SP2195 への変更とバイワイヤリングを BBC は承認します。

同一モデルで、ここまでのバリエーションがあるスピーカーは、どこを探してもありません、
マニアには、そんな所がたまらないのか、世界中にコレクターがいたりします。

このモデルに影響を受けたこんなスピーカーも生まれます。

JR JR-149

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ジム·ロジャーズ氏に依るこちらの円筒形の小型スピーカー、ユニットは LS3/5A と同じものと成っております。
ユニットが金属棒で宙づりに成ってる所に個人的には興味があります。

HARBETH LS5/12A 1995年

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BBCモニターの最終モデルと成ったのがこちらのスピーカーです。
LS3/5A に替わる小型モニターとして設計されたスピーカー、

ユニットは Dynaudio社製。

KEF LS50 2011年

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KEF社50周年記念モデルのこのスピーカー、設計は Mark Dodd氏。

LS3/5A のモダンバージョンとして作られたモデルです。
設計時には、LS3/5A の音をコンピューター解析し、発展させたとの事です。

LS3/5A の事について、私の最大の疑問は、なぜ BBC は複数のメーカーにライセンスを与えたのかと言う事でした。
今回いろいろと調べた結果、その理由は、ユニットの大量生産によりコストを下げるのが目的だった様です。
・・・なるほどです。
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BBC Monitor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html

@ BBC Monitor LS5/1 1958 


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


LSのナンバーが与えられた BBC のスタジオ・モニタースピーカーとして最初の記念碑的モデル。

BBC が KEF社のレイモンド・クックとともに開発したもので、コーン振動板がベクストレン樹脂になったものを 振動板の観点から第一世代と呼ぶならば、その意味でもジェネレーション・ゼロと言える。

ツイーターは後に多くのモデルに使用され、民間用スピーカーにも広がって一世を風靡したセレッションの HF1300。 このツイーターは能率が低かったためだろうと思われるが、ここでは二個遣いされている。


A LS3/5a 1975


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


BBCのモニタースピーカーで、小型のもの。

同じ規格で KEF、チャートウェル、ロジャース、スペンドー ル、ハーベスなど、各社が競って作った。小さいのに音が良いと今でも人気がある。

 一方、BBCの放送スタジオでモニター用に使われるスピーカーシステムは厳しい基準を満たしていなければならず、 耐入力だけでなく周波数特性も平坦に整えられていました。

KEFのレイモンド・クックやスペンドールのスペンサー・ヒューズ、ハーベスのダッドリー・ハーウッドといった人たちが開発に関わっていくつものモデルがあり、前のセレッションのページ

Celestion & Spendor 世界のクラシック向きスピーカー 歴史と音質比較
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/celessionspendor.html

の写真にとりあげた LS3/6 は70年代を代表するものでしたが、メーカーとしては他にもチャートウェル、ロジャースなど、複数のブランドが同じ型番を作る体制になっていました。


たとえば日本に入ってきたもののうち小さい方で有名なのは LS3/5a で、ユニットは KEF製の B110 と T27 でしたが、この小型の移動用モニタースピーカーは箱の規格とユニットこそ決められていたものの、製造するブランドごとに中のネットワークが少しずつ違うということがあったようです。


KEF の優れたツイーター T27 
英国 ICI 社が1950年代に工業化に成功したポリエチレン系 のフィルムであるメリネックスを振動板に用いている。

 KEF B110 14センチのベクストレン・コーンウーファー。
ベクストレンは後にハーベス社を興す BBC の技術者、ダッドリー・ハーウッドが LS5/5用に実用化した振動板材料である。樹脂のものとしては最初の世代。

⓷ BBC Monitor LS5/8 と LS5/9 1985


http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


 ダッドリー・ハーウッドと、そのチームで働いていて後にチャートウェル社を興したデイヴィッド・ステッピングスがベクストレンに代わって着目した素材、白っぽい半透明のポリプロピレンをコーン振動板材料として用いている。

現ハーベス社の説明によると当初この材料のパ テントを取得したのはダッドリーのようだが、後にステッピングスのものになったようで、ステッピングスは BBC を辞してチャートウェル社を立ち上げ、QUAD のアンプを内蔵 した LS5/8 やアンプなしの PM510 などを世に送り出したものの経営不振に陥ってロジャーズに身売りし、 ポリプロピレンの特許もロジャーズのものとなった。

LS5/8 として民間に売られた多くもロジャーズのブランドで出たのである。


Audax HD13D34H 3.4センチのシルクドームツイーター


ここで少し、ウーファー用のコーンの材料について書きます。

昔からク ルトミューラー社やピアレス社など、コーン紙の専業メーカーがあって独自のノウハウを持ってきたわけですが、湿気等を含めた材料の安定性を模索するなかで、プラスチック系材料のコーンが登場してきました。

BBC でのプロジェクトとしては、後にハーベス社を立ち上げるダッドリー・ハーウッドが中心になって 60年代後半から開発が進められました。

その最初の世代がベクストレンです。

ベクストレンは事実上ポリスチ レン(スチロール樹脂)で、音が良かったけれども今は使われなくなったスチロール・コンデンサーなどと同じ系統の材料です。しかしこの材料はそのままスピーカーの振動板に使うと「アヒルが鳴くような固有振動音」 (アラン・ショー氏の表現)を発してしまうため、木工ボンドで知られている(ポリ)酢酸ビニールの系統のダンプ材、PVAを裏表に手塗りして使います。

前述の LS3/6モニターがその代表で、小型のモニター LS3/5a に使われたKEF製の B110 も同じです。

Spendor SP-1
BBCモニターではないが、70年代のBBCモニター系のシステムを代表するツイーターであるセレッション HF1300 を使った最終世代とも言えるスピーカー。
ウーファーが樹脂振動板のファースト・ジェネレーションであるベクストレンではなく、セカンド・ジェネレーションにあたるポリプロピレンに替わっている。
古い世代のツイーターと新しい世代のウーファーという、いわば過渡期的なめずらしい例。この後SP-1/2となり、ツイーターは別のものになる。


 ベクストレンはしばらく英国製のスピーカーで盛ん に使われますが、ダンプ材を塗ると振動板が重くなるため、さらに良い材料が模索されました。そして70年代も半ばを過ぎて、その仕事もハーウッドが(後にチャートウェル社を興すデイヴィッド・ステッピングス と一緒に)行ったのですが、乳白色がかった透明の樹脂であるポリプロピレンが選ばれます。ダンプ剤を塗る必要のない第二世代の振動板材料です。

このポリプロピレンを使ったスピーカーについて次に述べたいと思いますが、その前に世代の話を駆け足でしてしまいましょう。

ポリプロピレンの次の第三世代の材料としてハーウッドが次に注目したのは、フランスのオーダックス社が振動板への導入を進め ていた TPX という材料です。

ハーウッドがポリプロピレンの特許を手放した事情とステッピングスとの関係はよくわからないのですが、新しく着目した TPX の方は(ポリ)メチルペンテンという熱可塑性の樹脂で、高い温度にするとやわらかくなる性質があり、射出成形が可能でポリプロピレンより軽いのが利点です。

ハーウッドはこれを自身のハーベス・モニターHLタイプ W(後述)に用いましたし、ポリプロピレンとの複合材料としてはウィーン・アコースティックがXPPという名前で採用するなどして広がってきています。

ハーウッドから会社を引き継いだアラン・ショーの新生ハーベスでは再度ポリプロピレンに戻っているようですが、パテントの関係からか混ぜ物をした材料のようです。

TPX系振動板のウーファーを3センチ厚のハードメープル集成材の箱に入れて試してみる。

左はウィーン・アコースティックのウーファーで、右は ProAc 製。

ウィーン・アコースティックの方がマグネットが小さくインピーダンスも低く、フルレンジにして聞くと高域が細身で延びている。

一方 ProAc の方は若干能率が低めでインピーダンスが水平に安定しており、高いところまで行って最後に上昇するようなカーブを描いていた。しかし音の方はコーンからカーンという音に響く帯域に強調があり、その上が急に落ちているように聞こえる。

ツイーターは左が Infinity EMIT、右が Audax TW034。

Rogers DU125 ST-3 ポリプロピレン・コーンのウーファも試してみた。
インフィニティ・インフィニテシマル3やウィーンアコースティックS1 とは違い、ProAc 同様にマグネットが大きいため高域のエネルギーが上がり気味で、ネットワーク素子で上を十分にカットしなければならない。

同じマグネットでもベクストレンのようにダンプ剤で重くなったコーンの場合はハイの落ち方も大きい。

 さて、そんな BBC のモニタースピーカーの中にあって個人的に非常に欲しいと思ったモデルにロジャース製 の LS5/8(PM510)および LS5/9 というのがありました。

これが LS3/6 の次の世代を担う乳白色のポリプロピ レンを振動板に使ったウーファーを採用したモデルです。ポリプロピレンは接着に難があるものの、大変素直でありながら明るさも持たせられる優れた材料です。

ツイーターはフランスのオーダックス製1.5インチドーム HD13D34H で、やや口径が大きいながらも穏やかで素直、かつ弦の自然な艶も出るように調整されていました。

5/8 の方が30センチウーファーの2ウェイで大型であるのに対し、5/9 は20センチ・ウーファーの手頃な大きさで値段も手が届きやすく、何度も試聴して購入を夢見ました。しかし結局ツイーターをユニットで手に入れてロジャースの14センチのポリプロピレン・ウー ファーと組み合わせて自作をする迷妄へと進んでしまいました。

手に入れたユニットはウーファー側が DU125、ツイータが HD13と同型番号違いの TW034X0でしたが、最初 6dB/oct の緩いスロープで組んでみたところうまく行きませんでした。

同じSEAS のフレームに入った ProAc の XPP振動板のウーファーなどに色々変えてネットワークも作り直してみたのですが、マグネットの大きなものは高域が上昇してくるため、LS5/8 や 5/9では感じられなかったような高域のキツさが出てしまって成功とは言えませんでした。

ツイーター側ユニットの f0 近くの暴れも取りきれなかったのかもしれません。

BBCモニ ターの回路にならって18dB/octの急峻なスロープ回路にすると良いバランス点が見つけられました。ただこのツイーター、いずれにしても口径のせいか、同メーカーの1インチドームHD12(ハーベス・モ ニターHL用)よりもハイエンドの繊細さでは若干劣るように思います。

30センチウーファーの 5/8にスー パー・ツイーターとしてインフィニティのEMITでも乗せれば最高のバランスになるのではないかと思いますが。
http://home.att.ne.jp/delta/myrobalan/bbcmonitor.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c22

[リバイバル3] オールド QUAD の安物アンプは名機なのか? 中川隆
23. 中川隆[-12449] koaQ7Jey 2018年5月18日 09:32:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

オールド QUAD のトランジスター・アンプに適合する BBCモニター系スピーカー


・QUAD ESL57 (1953) : BBC でモニター・スピーカーとして使用

・QUAD ESL63pro (1986) : Philips でモニター・スピーカーとして使用

・BBC Monitor LSU/10 (1950年代): Parmeko 15in 同軸2ウェイユニット + Lorentz LPH65ツィーター + LEAKアンプ

・BBC Monitor LS3/1 (1958) : Plessey 又は Parmeco の15in ペーパーコーンウーファー, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS3/1A :ウーファー Goodmans OODMAN C129/15pr, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS5/1 (1958) : ウーファー Goodmans OODMAN C129/15pr, ツィーター Celestion HF1300

・BBC Monitor LS5/1A (1960) : ユニットを KEF製に変更

・BBC Monitor LS5/1AC (1960) : ユニットを KEF製に変更、アンプ内蔵

・BBC Monitor LS5/5 (1965) : ベクストレーンコーンの (12in ウーファー + 8in ミッドレンジ) + ツイーター Celestion HF1400

・BBC Monitor LS3/M (1967) : Goodmans社製 MAXIMスピーカーシステムをモニターシステムとして使用

・BBC Monitor LS3/6 (1969): Celestion製, スーパー・ツイーターは Celestion HF2000

・Rogers ExportMonitor (1976) : LS3/6 をベースにコンシューマー用として開発されたスピーカーシステム

・Stirling Broadcast LS-3/6 (2011) : 70万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=3748

・BBC Monitor LS3/5 (1974) : ウーファー KEF B110, ツィーター KEF T27, デバイディングネットワーク BBC製 FL6/16

・BBC Monitor LS3/5A (1975) : 製造は Rogers, デバイディングネットワークを FL6/23 に変更

・Rogers LS3/5A (1980)

・Spendor LS3/5A pro (1980年代後半頃)

・HARBETH LS3/5A (1987)

・Harbeth Mastering Monitor20 (2006):BBC のグレード2音声モニター用(ナレーションなどのチェック用モニター)に開発された LS3/5A のリプレイス・モニタースピーカー

・KEF LS3/5A Signature Model (1994)

・KEF LS50 standard (2012) : LS3/5Aのモダンバージョンとして作られたモデル, 14.5万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000604179/


・Stirling Broadcast LS-3/5A V2 (2011) : 28万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/kaden/speaker/itemlist.aspx?pdf_ma=3748


・BBC Monitor LS3/7 : Audax製ドームトゥイーター HD12

・BBC Monitor LS5/8 (1976) : Chartwell社製 12in ポリプロピレンコーンウーファー + Audax製ドームトゥイーター + QUAD405アンプ

・Rogers LS5/8(AM8/16) (1988)

・Rogers PM510 (1988) :LS5/8 からパワーアンプを除きネットワーク経由で駆動する民生用


・Graham Audio LS5/8 (2015) : 170万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000001826/

・BBC Monitor LS5/9 (1985) 

・Rogers LS5/9 (1985)


・Graham Audio LS5/9 (2014) : 65万円・ペア/税抜
http://ippinkan.jp/shopdetail/000000001830/


・Harbeth Mastering Monitor30 (2003) : BBC の LS5/9 のリプレイス・モニターとして開発されたスピーカーシステム。

・BBC Monitor LS5/12A (1995) : BBCモニターの最終モデル, Harbeth社製, ユニットは Dynaudio

・Spendor BC1 (1969) : スーパー・ツイーターは Coles STC 4001

・Harbeth Monitor HL (1980)

・Harbeth HL TypeIV

・Harbeth HL5 (1988)

・Tannoy Windsor (1980)

・Tannoy Buckingham Monitor (1980)

・Tannoy Super Red Monitor (1980)

_____

・KEF Cantata (1965)

・KEF Model 104aB(SP1038) (1976)

・Jordan Watts STEREOLA DSP-100 (1967)

・Jordan Watts FLAGON (1974)

・Spendor BC-V (1970)

・Spendor BC-II (1973)

・Celestion Ditton25 (1975)

・Celestion Ditton66 (1975)

・Harbeth Monitor HL (1980) : 27.6万円・ペア/税抜

・Harbeth HL-Compact (1987) : 23.6万円・ペア/税抜

・Harbeth HL-Compact 7ES-3 (2006) : 最安価格:32万円・ペア/税抜
http://kakaku.com/item/K0000221461/


_____


・QUAD Musikviedergab GmbH ESL57QA (2017) : 130万円・ペア/税抜

・QUAD Musikviedergab GmbH ESL63QA (2017) : 160万円・ペア/税抜

・QUAD Musikviedergab GmbH ESL63 QA Desk Top (2017)

・QUAD Musikviedergab GmbH Braun LE1 (2017)
http://www.soundbox.co.jp/
http://www.quad-musik-shop.com/epages/62919310.sf/en_GB/?ObjectPath=/Shops/62919310/Categories/Elektrostaten


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/840.html#c23

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
99. 中川隆[-12448] koaQ7Jey 2018年5月18日 12:07:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

「Shearer Horn」システム
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html


トーキー映画が、本格的に導入され始めた1930年代初頭、当時多く採用されていたムービーシアターの音響システムがウェスタン・エレクトリック社の「ワイドレンジ」システムでした。


画像はaudioheritage webページより
http://www.audioheritage.org/html/profiles/lmco/shearer.htm

しかし、このシステムの性能に不満があったのが、当時全盛期だった映画会社の「MGM」で、ウェスタン・エレクトリック社に、システムの改良を依頼しますが、断られます。

やむなく自社で音響システムの開発を始めます、それに協力したのが、のちに「JBL」を創業するジェームス・B・ランシングの Lansing Manufacturing社でした。

(スピーカーユニットの開発生産を担当してたようです。)この時に作られたのが、低域ユニット15XS、コンプレッションドライバー285です。

この「Shearer Horn」システムは、見事に成功し、以降のムービーシアターの基本システムになります。(ウェスタン・エレクトリック社や、RCA社も同様のシアターシステムをつくってます。)

ジェームス・B・ランシングの Lansing Manufacturing社もこの「Shearer Horn」システムを小型化したものを製造販売してたのですが、あまり上手くいかず、大恐慌の影響もあり、ウェスタン・エレクトリック社傘下のアルテック・サービスへ吸収されることになります。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c99

[リバイバル3] ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 富山誠
100. 中川隆[-12447] koaQ7Jey 2018年5月18日 12:13:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

JBLのルーツ「ランシング・マニュファクチャリング社」
2013年8月27日/Stereo Sound ONLINE編集部 KN
http://www.stereosound.co.jp/review/article/2013/08/27/24050.html

JBLの歴史は、前身時代の「シャーラー・ホーン」システムから始まった


 オーディオファイルのみならず、一般の音楽ファンでも知らない人はほとんどいないといえるほど、「JBL」はいまやスピーカーの人気ブランドとして確固たる地位を確立している。だから、すでに周知のことをここで改めて記しても意味がないので、ちょっと違った視点から「JBL」ブランドについてお話ししたい。

 とはいっても、「JBL」の創立については、話の順序として簡単に触れておくと、「JBL(James B. Lansing Sound Inc.)」は、1946年10月1日、米カリフォルニア州ロサンゼルス市に、ジェームス・B・ランシング(James Bullough Lansing、1902〜1949)によって設立された。したがって、本年10月1日に創業67周年を迎えることになる。

 しかし、創業者ジェームス・B・ランシング(以下、ランシング)のスピーカーづくりのキャリアは、ここから始まったのではない。それより約20年前の1927年に、「JBL」の前身ともいえるランシング・マニュファクチャリング社(Lansing Manufacturing Co.)を設立し、フィールドコイル型の15インチ(38cm)径ウーファーやコンプレッションドライバーなどを開発・販売していたのである。

 そして、ランシングの名を一躍有名にしたのが、1930年代初めに米ハリウッドの映画会社MGM(Metro Goldwyn Mayer Studios)から依頼された、トーキー映画再生用シアターシステムの開発という超大型プロジェクトだ。

 当時の米国内におけるトーキー再生システムの代表格はWE(ウェスタン・エレクトリック)製のシステムだったが、このシステムに対してMGMの音響エンジニア、ジョン・ヒリアード(John Hilliard)や、音響部門長のダグラス・シャーラー(Douglas Shearer)は満足できず、また問合せに対するWE側の対応にも不満があったという。そこで、MGM独自のトーキー再生システムの開発を決断する。その開発エンジニアのリーダーとして白羽の矢が立ったのが、当時実績を積み上げつつあったランシング社だったのである。

 ところが、当時のランシング社は小規模すぎて、とても一社では対応できない。そこで、先のヒリアードやランシングに加え、ランシングをMGMに紹介したジョン・ブラックバーン博士(Dr. John Brackburn)や、MGMからロバート・スティーヴンス(Robert Stephens)、RCAからは有名なハリー・オルソン博士(Harry Olson)等々、当時の錚々たるオーディオ関連のエンジニアが集結し、「シャーラー・ホーン」システムの開発がスタートする。

 そして、「シャーラー・ホーン」システムは1935年に完成する。これは、低音域がオルソン博士が開発したW字型折曲げホーン・バッフルと、ランシングが開発したフィールドコイル型15インチ径ウーファー「15XS」×4基の組合せ、高音域がボイスコイル径2.84インチ、スロート径1.5インチの「284」ドライバー(後のアルテック『288』の前身)と、マルチセルラホーンの組合せ、という巨大な2ウェイ構成のシステムだ。

 余談だが、ドライバーの「284」という型名は、2.84インチというボイスコイル径に由来する。ランシングは、このボイスコイル径に、ことのほかこだわりがあったようで、これ以後も、たとえばJBLの15インチ径ウーファーのボイスコイルは4インチ径に限定されていることや、ドライバーの「175」という型名も、ボイスコイル径が1.75インチというところから命名された。

 話が少し横道に逸れたが、この「シャーラー・ホーン」システムは、その優秀さが認められ、全米各地のMGM系列館に相当数納入されたという。当然、ランシング社やRCA社などがその製造を担当したわけだが、同一仕様ながら各ユニットの意匠デザインは各メーカーに任せられていたようだ。また、このシステムはあまりにも巨大だったため、このクォリティをそのまま継承した小型システムも数種類製造された。

ジェームス・B・ランシング(James Bullough Lansing、1902〜1949)
シャーラー・ホーン・システム。

低音域がW字型折曲げホーン・バッフルと15インチ径ウーファー「15XS」×4基の組合せ、高音域が「284」ドライバーとマルチセルラホーンの組合せ、という巨大な2ウェイ構成システムだ
http://www.stereosound.co.jp/review/article/2013/08/27/24050.html


「アイコニック」モニターシステムも注目に値する


 もうひとつ、ランシング・マニュファクチャリング社を代表するスピーカーシステムがある。それが、1937年に登場した2ウェイ・モニタースピーカーの「アイコニック(Iconic)」だ。

 このシステムには、いかにも業務用モニター然としたブラック仕上げの「812」と、高級家具調仕上げの「810」の2種類があった。使用ユニットは共通で、低音域が15インチ径フィールドコイル型の「815」ウーファーとバスレフ型キャビネット(後のアルテック『612』キャビネットと同サイズ)の組合せ、高音域が「801」フィールドコイル型ドライバー(ボイスコイル径1.75インチ、1インチスロート。後のアルテック『802』、JBL『175』の前身)と「808」マルチセルラホーン(JBL『H1000』の前身)の組合せという2ウェイ構成だ。

 さて、以上の文中でもすでに( )付きで記したことだが、「284」ドライバーをはじめ、「801」ドライバー、「808」マルチセルラホーンなどはそれぞれ、後にランシング自身が開発するアルテック「288」ドライバーや、アルテック「802」、JBL「175」ドライバー、JBL「H1000」マルチセルラホーンのオリジナルといえるユニットだ。つまり、後の「アルテック」「JBL」時代の名作ユニットの原型が、すでにこの時代に開発されていたのである。換言すれば、この時代は、ランシングにとってもっとも開発能力に長けた、充実した時代だったのではないだろうか。

 こうした優れたスピーカーシステムを世に送り出してきたランシング社だが、1939年にランシングの古くからのパートナーで財務責任者であったケネス・デッカー(Kenneth Decker)が、飛行機事故で死亡してしまう。このことが災いしてか、業績も急激に落ち込み、危機的な状況となる。一方、シアター用音響機器の供給・保守サービス部門をWEから受け継いだアルテック・サービス社も、サービス業務に不可欠の交換用機材の在庫がなくなりつつあり、早急に有能な開発エンジニアを募る必要性に迫られた。

 こうして、いわば互いの思惑が一致する形で、アルテック・サービス社がランシング社を買収し、新たにアルテック・ランシング社が誕生する(1941年)。ランシング自身も技術担当副社長として新会社に迎えられ、やがて「515」ウーファー、「288」ドライバー、「604」2ウェイ同軸型ユニットをはじめ、シアター用音響再生システム「ヴォイス・オブ・ザ・シアター」など、数々の名作を開発していくことになる。


ランシング「284」コンプレッションドライバー。ボイスコイル径2.84インチ、スロート径1.5インチ
ランシング「アイコニック810」2ウェイ・モニタースピーカー
http://www.stereosound.co.jp/review/article/2013/08/27/24050-2.html


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html#c100

[昼休み54] 中国人は悪い 中川隆
61. 中川隆[-12446] koaQ7Jey 2018年5月18日 13:27:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

2018年05月18日
中国の一帯一路、AIIBのリスク IMFが指摘

中国は融資や援助の見返りに、鉄道や港湾などの権利を要求している
画像引用:産経ニュースhttps://www.sankei.com/images/news/171018/wor1710180025-p1.jpg

中国のアメリカ経済への挑戦

中国は2つの世界で米国に代わる超大国になろうと挑戦していて、ひとつはITやハイテク分野です。

アリババ、ファーウェイのような中国IT企業は、かつてのマイクロソフトやアップルのような成長が期待されている。

トランプ大統領は先日、中国IT企業の米国での活動を制限する方針を打ち出し、対抗姿勢をしめした。


中国のもうひとつの挑戦は一帯一路で、東南アジアからインド洋や中央アジア、欧州までつなぐ「中華経済圏」を目指している。

そのために国際銀行であるAIIB(アジアインフラ投資銀行)を創設して、先進国から集金し周辺国に投資している。

AIIBの投資先は中国政府が決めて、中国企業が最優先されていると言われている。


こうして資金源も手に入れた中国は、地球の半分ほどの人口に、支配的影響力を行使したいと考えている。

一帯一路に対してはティラーソン前アメリカ国務長官は「融資を受ける国々は債務を背負わされる」と批判していました。

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理も「参加はフリーランチ(無料の昼食)ではない」と警鐘をならした。


ランチが無料ではないとしたら対価はなんなのだろうか、例として挙げられるのはスリランカで、中国から融資を受けた。

スリランカは2010年から港湾整備で10億ドル以上の融資を、6.3%という金利で中国から受けた。

日本が東南アジアに融資する金利は2%程度が多いので、ざっと3倍もの金利になり、かなり高い。

一帯一路はフリーランチではない

スリランカは融資の返済ができなくなり、2017年12月に中国国営企業に港湾株式の80%を99年間貸し出す契約を交わした。

中国企業は11億ドルを支払ったが、実際には債務と差し引くので、スリランカの港湾を買ったことになる。

中国は最初に11億ドルを融資し、あとで11億ドルで港湾権利を買い、港湾は中国政府のものになった。


しかも港湾の経営で入る利益は中国政府の利益になるので、99年間で投資は回収し、無料でスリランカの港湾を手に入れる。

中国はインドネシアの高速鉄道を受注したが、無料で受注しておいて、完成した高速鉄道の運営権利や沿線開発権利を手に入れた。

これも中国が投資した金で、完成したものは中国の所有物になり、インドネシアは自国の鉄道を中国に売ったことになる。


ネパールでもパキスタンでもバングラディシュでも、同様の手法で権利を買い取ろうとしている。

一帯一路すなわちAIIBに出資した先進国も同様の目に遭う可能性が高い。

一帯一路やAIIBの投資先は中国政府が決めていて、出資した先進国は会議に参加できない。


投資先の大半が貧困国で、投資した資金が回収できる可能性は少なく、採算は度外視されている。

IMFが「フリーランチではない」と警告したのはこういうことで、破綻してから関係各国は騒ぎ出すでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/76195806.html
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/105.html#c61

[リバイバル3] BGM用にしか使えなかった高額なジョーダンワッツのスピーカー _ 天才 E.J.Jodan は結局何がやりたかったのか

BGM用にしか使えなかった高額なジョーダンワッツのスピーカー _ 天才 E.J.Jodan は結局何がやりたかったのか?

Jordan Watts 製品一覧 ジョーダン・ワッツ
http://audio-heritage.jp/JORDANWATTS/index.html

JORDAN WATTS モジュール - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=WlpUB0qbO7k

ジョーダンワッツ モジュールユニットと真空管アンプで聴く女性ジャズボーカル - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=wHT60k3jHZ4

ハイファイ堂メールマガジン 第721号 国宝級?!レアなオーディオ 京都商品部
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html


私、ハイファイ堂に入社しまして7年ほどになりますが、この仕事での役得と言いますと、やはり一般ではまず見られない様々なオーディオ機器に出会えることかと。
そんな中にはマニアにとっては国宝級(は、少し言い過ぎか、)に珍しいものもあったりします。

ということで、私が、ハイファイ堂で出会ったレアなオーディオ(スピーカー類ばかりになってしまったのですが)を振り返って見たいと思います。


まずは、異質感で印象的だったのがこちら
JORDAN WATTS FLAGON CERAMIC
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html



やはりこれかと思います。

入社年の日本橋店勤務時でした。京都店からの転勤でまだ日本橋店にあまり慣れない時期だったのと、外観に似合わずというか、外観どおりというか印象的な音がしました。忘れられないです。

当時は、その独特のエンクロージャーの影響による音かと思ってましたが、様々に学んだ今は、使われているそのユニットに音の本質があることを知ります。

JORDAN WATTS社は、1963年、Goodman社で、エンジニアであったE.J.ジョーダンと同僚であったレスリー.E.ワッツにより興されたメーカーです。

「Module Unit」と名付けられた、小さなフルレンジユニット(10cm口径のアルミニュームコーンで、3本のベリリウム銅線のワイヤーカンチレバー式サスペンション、四角いケースに、ケーブルは直出しになった、かなり特殊な代物。)と、そのユニットが、使用されたスピーカーシステムを販売していたようです。



最大のスピーカーシステムが、上向に6個、左右に一個ずつの計8個の「Module Unit」を一つの木製エンクロージャーに収めた「STEREOLA DSP-100」です。


JORDAN WATTS STEREOLA DSP-100 (1967)
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html



画像はステレオ産業史webページより
http://history-of-stereo.com/w-jordan-watts.html

やはり、このユニットの弱点が低域の再生のようで、エンクロージャーによる低域再生の工夫がされたモデルがいくつか作られてます。


「GT」2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式

「JODELL」2ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式

「JUPITOR TLS」2ウェイ・3スピーカー・バックロードホーン方式
(パッシブラジエーターの物も見れます。)


画像はpreservationsound.com webページより
http://www.preservationsound.com/wp-content/uploads/2013/09/Jordan_Watts_GT_Jodrell_Jupiter.jpg



画像はオーディオの足跡webページより
http://audio-heritage.jp/JORDANWATTS/speaker/juno.html
http://audio-heritage.jp/JORDANWATTS/speaker/jupitertls.html


FLAGON CERAMICの場合は、ほぼユニットそのままの音かと思われます。

(コルク栓部がバスレフぽいですが)アルミコーンの金属的な響きが、まるでワイン壺の底から響き渡る様に音を出すところから、メタファーとしての陶器壺のエンクロージャーが見事に嵌り、また、生活空間に溶け込まそうとの(オーディオ機器に囲まれるとかなり異質です。)狙いからの奇跡的に完成されたプロダクトかと感じます。

陶器ゆえの壊れやすさで、後半は素材(形状も少し)変更され、また、このユニットは、メンテナンスが不可能なので、この陶器製のモデルで、ユニットの状態の良いものは、かなり希少かと思います。(かと言って、価格が上がってる様ではないです。)

2010年の入荷後は、2015年に素材違いの後期モデルが秋葉原店に入荷していた記録があります。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/kyoto_shohin/171124/index.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/859.html

[リバイバル3] BGM用にしか使えなかった高額なジョーダンワッツのスピーカー _ 天才 E.J.Jodan は結局何がやりたかったのか 中川隆
1. 中川隆[-12445] koaQ7Jey 2018年5月18日 15:18:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

ステレオの産業史|ジョーダン・ワッツ
http://www.history-of-stereo.com/w-jordan-watts.html

モージュールと名付けられた10cm口径のフルレンジで、異色のシステムラインアップ。

ジョーダンワッツのモジュールユニット 1964年(昭和39年)

MODULE UNIT(モジュール・ユニット)
10cm フルレンジスピーカーユニット ¥15,500

設計者、ジョーダンの確信が貫かれたモジュールユニット。

 英グッドマン社の英明なるスピーカー・エンジニアとして、「AXIOM80」などの名作ユニットを手掛けた E・J・ジョーダンが、仲間のレスリー・E・ワッツと共に立ち上げたジョーダン・ワッツ社初の製品。長いこと、このユニットのみので、ここに紹介するシステム・バリエーションを展開させた。

 当時、シングルコーンのフルレンジユニットというと、わが国では16cm、アメリカとイギリスでは20cm〜30cm口径のものが主流であったから、この10cmというツイターのような小さな口径で、ハイファイたる音が鳴るのか疑問であった。特性図を見ても、カマボコ型の特異なカーブを描き、5,000Hz付近からだらだらと下降し、指向特性もよろしくない。それなのに高価。為替の事情があったとはいえ、ダイヤトーン「P610」の10倍もしたほどである。また、ジョーダン・ワッツ社のモジュールというコンセプトも、当時のマニア諸氏の中には実践する人が多くいた。こんな印象からも長らく興味の対象外にあったユニットである。

 ユニットの特長は、アルミ合金製のコーンと、その口径を上回るマグネットを背負い、コーンを支えるダンバーは、「AXIOM80」と同様の、ワイヤーカンチレバーによる3点支持構造が採れられている。その後、基本を変えることなくMKIIIまでマイナーチェンジが行なわれた。

*再生周波数帯域:25~20,000Hz *最低共振周波数:41Hz *重量:3.6kg

ジョーダンワッツ ジャンボ1966年(昭和41年) 

JUMBO(ジャンボ) 
密閉型 10cmフルレンジスピーカーシステム ¥24,800(1台)

セカンドシステムとして、 聴き疲れしない上品なまとまり。

 「モジュール・ユニット」を使った第一弾のシステム「ミニ 12」、「ミニ12A」から、この「JUMBO」になった。柄は小さくても、音はジャンボという洒落なのだろう。容積は僅か6リッター。それにしても、こんな小さな密閉箱に押し込まなくてもいいと思うが、音は以外と適度な解像度を保ち美しい響きをもつ。

 ただし、実力をつけてきた国産の同価格帯システムと比べて、コストパフォーマンスは高いとはいえない。箱のフィニッシュは、チークとホワイトアイボリーの色違いが選べたが、デザインは、「ミニ12」の方が安っぽさがなく一種の趣きがあった。

*使用ユニット:モジュールユニット
*再生周波数帯域:70〜20,000Hz
*外形寸法:W203×H420×D89mm
*重量:6.8kg

ジョーダンワッツ ステレオラ DSP-1001967年(昭和42年) 
STEREOLA(ステレオラ) DSP-100

間接放射バスレフ型 10cmフルレンジ 8ユニットステレオスピーカーシステム ¥380,000
家具調コンソールの発想で作られたステレオスピーカーシステム。

 「モジュールユニット」をエンクロージャーの天板バッフルに6本、左右両サイドに2本を配し、角度可変のパネルに音を反射させてステレオの方向感を得るもので、シングルコーンユニットの特徴である音の定位感は望めない。

 この間接放射型といえるシステムは、日本ビクターが、モノラルとステレオが混在する時代のアンサンブル型ステレオに好んで採用した方式で、ライブな部屋であれば、モノラルでもムード的なステレオプレゼンスが楽しめた。ともかく、この38万円という価格を考えると、当時では、かなりハイグレードなコンポーネントを組み合わせてシステム一式が構成できたわけで、コストパフォーマンスの点では競争力に欠けていた。

*使用ユニット:モジュールユニット×8 
*再生周波数帯域:不明 
*外形寸法:W1043×H745×283mm 
*重量:73.8kg


ジョーダンワッツ フラゴン1974年(昭和49年)
 
FLAGON(フラゴン) 
バスレフ型 10cmフルレンジスピーカーシステム ¥45,000(1台)

オブジェとしての魅力と独創性。

 エンクロージャーに陶器を使用したのは、世界でもジョーダン・ワッツが最初であった。写真のモデルは、その2代目にあたる。陶器製のメリットは、不要な共振と定在波のないことが挙げられる。まあ、そうした理屈よりも、スピーカーを意識させないオブジェとしての魅力と、バックグラウンド用の贅沢なセカンドシステムとしては、貴重な存在であった。

*使用ユニット:モジュールユニット
*再生周波数帯域:60〜20,000Hz 
*外形寸法:W330×H320×D165mm 
*重量:6.1kg

ジョーダンワッツ ジュピター TLS1974年(昭和49年) 

JUPITER(ジュピター)TLS バックロードホーン型 2ウェイ 3ユニット スピーカーシステム ¥116,000(1台)

意欲的なシステムで、モジュールユニットの可能性を十分に引き出していたと思われる。

 奥行のスリムなバックロードーンシステムで、一般に見られるその構造とはかなり異なっていることが興味深い。ユニット構成は、「モジュールユニット」を並列にドームツイターを加えた、ジョーダン・ワッツ初の2ウェイシステム。ネットワークは、ツイターにハイパスのコンデンサーと減衰用の抵抗を入れただけのシンプルなもので、アッテネーターは設けられていない。この価格を考えると、他の選択肢は豊富にあり、市場競争では武が悪い。とはいえ、音の表情はかなり上質で棄て難い良さは確かにあった。

*使用ユニット:モジュールユニット×2、ドームツイーター 
*再生周波数帯域:20〜20,000Hz 
*外形寸法:W381×H876×D267mm 
*重量:34kg

ジョーダン・ワッツ雑感

 長いこと、英グッドマン社で才腕を奮い、異端の名作「AXIOM80」の設計者、E・J・ジョーダンが、仲間のレスリー・E・ワッツと1964年に起業したのが、このジョーダン・ワッツ社である。とにかく、発足当初から「モジュールユニット」一本やりで押し通し、エンクロージャーのバリエーションで種々のシステムを製品化するという、一風変わったラボラトリー的性格の強い組織であった。 

 この両者の人なりを知る資料は何もなく、正確に記すことはできない。ただ、これらのシステムをとおして見た場合、アマチュアイズムから一歩抜けきれないもどかしさが残る。オーディオ大国として躍進目覚ましかったころの日本市場をビジネスとして意識するならば、なおさらのことで、一部の好事家を相手にしては企業は成り立たない。

 1980年代に入いると、モジュールユニットのシステムラインナップから、PAの分野への進出も試みたようではあったが、その具体的な製品の登場を見ないままにジョーダン・ワッツのブランドは、やがて消えていった。それでも、ジョーダンの残した「モジュールユニット」は、一部の支持者に今もって大切に扱われ、美音を鳴らし続けているようである。それは、経年変化に強いアルミ合金の振動板と、ワイヤーカンチレバーのダンバーを持つ類いまれなユニット構造の所以であろう。
http://www.history-of-stereo.com/w-jordan-watts.html

JORDAN WATTS 社のこと(今井商事株式会社1989年10月のカタログ) 

 「ジョーダン・ワッツ社は、独創的発想をする Leslie.Watts と Edward.J.Jordan によって1963年に設立された、英国の個性的なスピーカー・メーカー。

英国人らしいインスピレーションに満ち溢れた二人のエンジニアの設計したスピーカーは、聞く人を唸らせる、巧みなアイデアが随所に生かされています。

彼等の考えたスピーカーの独創的な点は、そのユニット自身にあります。

一般に、スピーカーのコーンは寸法が大きくなると、高音の再生が難しくなると同時に、混変調歪を発生し易くなります。普通のスピーカー・システムでは、口径の異なる幾種類かのスピーカー・ユニットに、それぞれの再生帯域を分割して受け持たせる、マルチウエイ方式によってこの問題を解決していますが、帯域によって違うスピーカー・ユニットを使うため、全体の音質が一貫しない。各ユニットに入力信号を分割して供給するネットワークシステムによって音質が損なわれる等、別の面で問題が生じます。

振動板の放射特性や音質、混変調歪など音質を考慮した結果、10cm口径のフルレンジ・ユニットがベストであるとの結論に達し、考える限りの可能性をユニットに与えたのです。それが、ジョーダン・ワッツ製品すべての基本を構成する、独創のモジュールユニットなのです。」

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/859.html#c1

[リバイバル3] 中川隆 _ オーディオ関係投稿リンク 中川隆
121. 中川隆[-12444] koaQ7Jey 2018年5月18日 15:18:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

BGM用にしか使えなかった高額なジョーダンワッツのスピーカー _ 天才 E.J.Jodan は結局何がやりたかったのか
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/859.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c121
[リバイバル3] BGM用にしか使えなかった高額なジョーダンワッツのスピーカー _ 天才 E.J.Jodan は結局何がやりたかったのか 中川隆
2. 中川隆[-12443] koaQ7Jey 2018年5月18日 15:29:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]


Edward James Jordan(通称テッド)


E.J.Jordan氏は有名なスピーカーデザイナーですが、日本ではあまりよく知られていないようです。個人的には、最後の伝説的スピーカービルダーではないかと思っているので、これを機会にまとめてみようと思います。


氏の経歴については、TNT-Audio のインタビューが詳しいので、英語が得意な方は是非原文にあたってください。
http://www.tnt-audio.com/intervis/jordan_e.html


経歴は


GEC → Goodmans → JORDAN WATTS → E.J.Jordan Design / ALR JORDAN GEC


Goodmansは巨大メーカーですが、JORDAN WATTSとE.J.Jordanは家内制手工業のような小さな会社です。ALR Jordanは、ドイツのALR社との合弁会社です。小さい会社のほうが自由に作りたいものが作れたのでしょう。

GEC在籍時代に、スピーカーの開発に携わります。多分、工業高校とか専門学校を出て、GECに就職したものと思われます。音楽好きな家族だったとのことなので、教育水準は高い家庭だったのでしょう。

GECには当時としては非常に珍しい、先進的なメタルコーンスピーカーがありました。これをきっかけに、メタルコーン振動版スピーカーの音質に興味を持ったようです。(ちなみに、このGECのメタルコーンスピーカーはフルレンジとして使うには少々高域が不足しており、セレッションのHF1300型ツィータのGEC向けOEM版と組み合わせて同軸化されたバージョンがあります。)


その後、Goodmansに入社し、コーン型スピーカーの再生レンジの拡大についての研究に携わります。その成果がAxiette型8インチフルレンジスピーカー(AXIOMは10インチ以上に使われた名前)で、これは本当の意味で全帯域スピーカーと呼べる高性能のものであったようです。これは、GECのメタルコーンより、色付けの少ない音でしたが、Jordan氏には、メタルコーンの音にあった、活気/生命 のようなものがかけている点が、不満だったそうです。ですが、Jordan氏は、Goodmans在籍中には、メタルコーンのスピーカーの開発をすることは出来ませんでした。Goodmansはメタルコーンのスピーカーを発売していないので、会社の方針だったのでしょう。

他の大きな実績として、Goodmans社のキャビネットに採用された音響抵抗ARUユニットや、(QUADのピーターウォーカーとほぼ同時期に)ESL型スピーカーの開発等、多岐に及んでいます。ARUについては、発明者の中にJordan氏の名前を含むパテントが4件残っています。

なお、発売当時、AXIOM80は戦前のスピーカーユニットの復刻版のような位置づけのもので、当時のGoodmans社のカタログをみても、値段、サイズ、仕様すべてをとって、かなり特殊な位置づけのスピーカーです。戦時中は軍用通信のモニター用に使われていたという話もあるようです。声の帯域がよく通り、低域が出ない。というつくりとも一致します。

従って、AXIOM80はJordan氏の設計ではなく、ARUを用いたAXIOM80のシステム化がJordan氏の実績です。(上記、TNT AudioのインタビューにもAXIOM80の話題は出てきません。また、数年前に秋葉原のヒノオーディオの招待で来日した時にも、日向野社長にそのように話したそうです。あまりにも誤解が広まっているので、訂正するのも面倒だとか。)


彼のGoodmansでの最後の仕事は、Goodmans MAXIMという小型スピーカーシステムの開発と言われています。4〜5インチのウーファーと同じく4インチ程度のコーン型ツィータの組み合わせの超小型密閉箱。ユニット、キャビネットを別々に購入してユーザーがスピーカーシステムを作るのが常識だった時代に、初めて登場したシステム化済のスピーカーといわれている。また、これが、小型高性能スピーカーの先鞭をつけたともいわれています。

1964年発売ということなので、JORDAN WATTS社の設立1963年とほぼ一致しています。 ちなみに、このMAXIMのツィータは非常に飛びやすかったそうです。アンプが真空管からトランジスタに切り替わった時期の製品だったことも関係しているのでしょう。私も海外、国内のオークションや販売店で探したことがありますが、中古市場で売られているものの多くが、ツィータがオリジナルから交換されているか、ツィータ断線状態の但し書きがあり、手に入れることができませんでした。ユニットの仕様も複数存在するようです。

Blog MasterはDouble MAXIMというスピーカーシステムを所有しています。これは、高分子系のドーム型ツィータと5インチ程度の高分子系ウーファー 2発からなる小型密閉システムです。1972年の発売なので、Tedの設計ではないでしょう。

1963 Jordan-Watts Ltd設立。

Goodmans社の同僚であるWatts氏と独立し、Jordan-Watts社を設立します。Watts氏は、営業畑の方だったようです。後にJordan氏が独立した後も、Jordan-Watts社を続けますが、数年前に、Watts氏の逝去によって会社の歴史を閉じたそうです。また、当時の代理店の今井商事さんも、ながらくスピーカーのメンテナンスをされていましたが、補修部品が無くなったため、メンテナンスを終了しました(2010年12月追記)


Jordan氏は、JW社でかねてからの念願であった、金属振動板のスピーカーの開発に着手します。それが、MODULE UNIT(MODULARともいう)mk2です。以後、Jordan氏の開発したスピーカーユニットは、すべてメタルコーン系です。MODULE mk1は、紙コーン&丸型ケースのモデルだったようで、ごくわずかしか製造されなかったのでしょう。私も中古市場ですら流通しているのを見たことがありません。


同社のスピーカーユニットは、基本的にMODULAR一種類で、これを1個〜複数本エンクロージャーに組み込み、システム化したものを販売していました。(システム用にはツィータがついたものがありますが、GOODMANS等からのOEMだったようです)

また、DIY市場向けにユニット単体を積極的に販売していたようで、カタログには複数の推奨箱の図面が掲載されています。(中には、完成品として市販されなかった寸法比のモデルもあります。)


これは、ちょっと珍しい振動板が金色のアルマイト処理されたモデル。(ほかに黒色や樹脂コーティングモデルがあります) MODULEは個々のユニットに音響負荷を組み込むことにより、同一キャビネットに複数ユニットを使用するしても相互干渉が少ない点が特徴のひとつです。それが、MODULEの名前の所以でしょう。


Jordan氏は、Goodmans在籍当時、AXIOM 80 4本を使用したバックローデッドホーンキャビネットの設計などをしており、Goodmans時代より、複数ユニットを使用したスピーカーシステムの研究もしていたようです。

1975年 E.J.Jordan設立すでに、Jordan-Watts社から独立していたのか、別途会社を立ち上げていたのか?その点は良く判りません。Jordan Watts社のJH200という製品は、E.J.JordanのJX92に似たスピーカーユニットを採用しています。 TNT Audioのインタビュー記事に出てくるJordan 50mm moduleというのは、後のJX53やJR6HDの原型になるユニットです。ブリティッシュ・テレコムで電話機のテスト用途にも使用されていたそうです。同社は、1995年に日本でE.J.Jordanのユニットが扱われるようになった時点で、フルレンジとして、JX53, JX62, JX92, ウーファーのJX125, JX150を販売していました、現在はJX53の後継モデルのJR6HDとJX92S(防磁タイプ)の2種類のみがラインナップされています。

現在は、Jordan氏はユニットの権利をEsoteric Audio Design社に譲り、スピーカー設計の活動からは離れているようです。(2010年12月追記)

JORDAN社のWEB SITEより、JX92, JX92S用のトランスミッション(transmission line)型エンクロージャーの図面です。この図面を元に、システム化したものを販売している販売店やメーカー(海外)もあるようです。 余談ですが、1984年にBandorという会社が出来ます。Jordan氏の元夫人であるドロシー女史の会社で、最初はBANDOR版の50mm MODULEを生産していました。

現在は、Bandor-50, 100, 150, 300の4種類の口径のメタルコーンスピーカーを製造しているようです。日本でもラジオ技術社が、50mmの50ADW8(8オーム仕様)と100ADW8を販売していました。


ひとりの設計者が作ったスピーカーユニットを年代別に並べ、音を出してみると、なかなか面白いです。

私の手元には、前述のGEC同軸(これはJordan氏設計ではないが、影響を与えたものとして)、GoodmansのAXIETTE-8や、AXIOMシリーズの幾つか, JORDAN WATTS MODULAR, E.J.JORDAN JX53, 62, 92, 125があります。


時代の要求に合わせてなのか、新しい設計のものほど、高域方向にワイドレンジになっていくのがわかります。

MODULARとJXを比べると、後者の方がベールが1〜2枚はがれたようなクリアな音がします。

一方、中域の厚みや音の柔らかさはMODULARのほうが心地よい様に思います。

どちらが優れているというのではなく、どちらが好きな音か、そのとき聴きたい音か?で、判断すると良いでしょう。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2005-06-02


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/859.html#c2

[リバイバル3] BGM用にしか使えなかった高額なジョーダンワッツのスピーカー _ 天才 E.J.Jodan は結局何がやりたかったのか 中川隆
3. 中川隆[-12442] koaQ7Jey 2018年5月18日 15:29:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]


天才 E.J.Jordan の手掛けた作品


1. Goodmanns Axiom80

1936年に開発された最初期のユニットを E.J.Jordan がオーディオ用に転用

ステレオの産業史|グッドマンズ
神格化された異端の名作。AXIOM 80
24cmフルレンジスピーカーユニット 1952(昭和27年) ¥26,500
http://www.history-of-stereo.com/w-goodman.html

AXIOM80 の先駆けとなった英SOUNDSALES社のスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/448.html

酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html


GOODMANS AXIOM80
http://1st.geocities.jp/gemhall2/cqrlm-axiom80.html
 
 最初に取り上げるのはイギリスのスピーカー、 Goodmans(グッドマンズ が正しい読み)の Axiom80。

スピーカー史上に名高い伝説的な技術者、E.J.ジョーダンが設計したと言われている。

  だが、真実は、このスピーカーの特質を最大限に発揮するために特異な形のエンクロージャーやARUユニットを開発したこと。

 Axiom80のユニット自体はすでに Goodmans 社で軍用に開発されていたというのが真相だ。

 軍用にハイファイ・スピーカーを開発する訳はないから、当初はおそらく、主に前線基地の指令室や、航空母艦や戦艦等での指令の伝達用として開発されたものと考えられる。
 
 ダブルコーンで中高域が10dB以上も盛り上がった特性は、戦闘や射撃の大騒音下でも確実に指令が伝わることを目的に設計されたのではないか。 

 しかし、この優れたスピーカーを、戦後のハイファイの黎明期に何とかハイファイ用に転用すべく、E..J. ジョーダンが起用され、伝説とまで呼ばれるに至ったスピーカー・システムが出現した。

  スピーカーの音はユニット単体ではなく、それを収める箱の設計次第で大きく変貌する。 

とりわけAXIIOM80のような特異なスピーカー・ユニットでは箱の造りと構造とが再生音を決定すると言っても過言ではないから、このユニットの特性を最大限に発揮させるシステムを完成させた E.J.ジョーダン の功績が伝説とまでなったのも無理からぬことだ。


再生周波数帯域 : 20 - 20kHz
磁束密度 : 17,000 gauss
最大入力 : 6W(UK), 12W(U.S.A.) 総磁束 : 62,000 maxwells
最低共振周波数 : 20Hz 寸法 : Ø24.1cmx16.2cm
インピーダンス : 15 ohm 重量 : 4.2kg



朱色に塗られた磁気回路カバー等々独特な姿と構造のスピーカーユニット ARU(Acoustic Resistance Unit) 取り付け部 指定エンクロージャ寸法図



ダイアトーンの6インチフル・レンジP−610 との周波数特性の比較 指定エンクロージャ―

未だLPレコードが開発される遥か昔、第2次世界大戦中に Goodmans 社で開発されたスピーカーが、CDやSACDが普及した現在でさえも通用するという稀代のスピーカーの一つだ。


AXIOM80の特徴

*  世の中のほぼ全てのスピーカー・ユニットは振動系をゴム、紙、ウレタン等のエッジで支えている。

ところがAXIOM 80にはエッジがない。 その代わりにコーン紙と振動系をねじ止めされた前後3組のベークライト製の細いカンチレバーで吊っている。 この構造は、本来軍用に開発されたため、劣化しやすい振動系を簡単に交換できるようにとの配慮からとのこと。

 古いスピーカーでは避けられないエッジの劣化の問題が、AXIOM80 では構造的に起こり得ない。 

*  ベークライトで吊られた軽量の振動系は結果として、強力な磁気回路と、中央につけられた小口径のダブル・コーンとにより極めて広帯域で、92dBの高能率の再生を可能にした。

 Axiom80の再生音の最大の特徴は、軽量の振動系を強力な磁気回路で駆動する構造により、入力に対して鋭敏に反応することだ。

 すなわち、人の声、様々な楽器の、とりわけ2次、4次・・・・、ピアノの場合には20次にも及ぶ偶数の高調波を忠実に再生できることが、多彩な楽器や音声の繊細な音色と自然な空間再生で、圧倒的な威力を発揮することだ。

 ただし、周波数特性が中域から広域にかけて相当上昇している。 このグラフは高域が圧縮されている対数表であり、無響室でのデータだから、普通に反響のある部屋で聴いた印象とは全く異なる。

 とは言え、この高域上昇特性をバランスの取れた特性にするためには、このユニットに合わせたキャビネットが不可欠だ。

 それがE.J.ジョーダンの仕事であり、特異な形のキャビネットと、低音域を増強し全体のバランスをとるために開発されたARUなのだ。

 ARU (Acoustic Resistance Unit)とは、音響負荷器を意味する ;
 
 一般にはバスレフ (Bass Reflex :位相反転) 型と呼ばれる、スピーカーの箱の一部に開口部を設けて、スピーカーの背面から出る音の位相を反転して放射する技術だ。 これにより低音を増強して全体の音のバランスを整えることが可能になる。 ARUは一般の位相反転型のダクトと比べて、内部に適量の負荷材を詰めた異例に大きな面積の開口部を備え、中高域が相当上昇しているスピーカーを、システムとしてうまくまとめ上げている。 従って、指定寸法の箱とARU無しでは、本来の性能を発揮できない。

 日本で発売された1952年当時、1個 26,500円は、英ポンドが1008円の時代としても、きわめて高価であった(現在の価値観からすると数十万円か?)から、やっとユニットを手に入れても、取り合えずはありあわせの箱に入れてでも聴いてみようとしたオーディオ・マニアが大半だったに違いない。

 結果は中高域のみがキャンキャン鳴るひどい音というのが現実で、AXIOM80は鳴らすのが難しいという悪しき伝説が広まったのもこのためだ。

 グッドマンズ社は、このスピーカをユニットのみで販売し、指定のキャビネット入りのシステムとしては販売しなかったから、当時、指定箱に入った本来の音を聞いたマニアはほぼ皆無だったろう。

 AXIOM80は本来は軍用の音声伝達用として設計されたスピーカーユニットだが、鋭敏で、広帯域、高能率の特性から、相応しいキャビネットに取り付けて初めてバランスの取れた、音楽用としても素晴らしい能力を発揮するスピーカーなのだ。

 
AXIOM80にまつわる無知な噂と誤解

 とおの昔に生産中止となったため、今や伝説的な存在となり、オークション等で呆れるほどの高値で取引されている。

 実際に聴いたり持っている人が少ないせいか、世の中には荒唐無稽な伝説が罷り通っている ;

*   AXIOM80は真空アンプに限る。 トランジスター・アンプではろくな音がしない、といった与太話だ。

 一部のオーディオ・マニアと称する人の中には過剰なまでの真空管アンプ信仰がある。

過去に5台の真空管アンプを組み立て、現在も3台を使っているが、真空管アンプがトランジスターアンプより ”音が良い” などという事は決してない。
 
 大昔の発明直後のトランジスターならともかく、技術的にすっかり成熟した現代のトランジスターアンプであれば、多くのマニアが馬鹿にするAVアンプでも過不足なくAXIOM80をドライブし、音楽を美しく奏でてくれる。
 
 真空管の魅力は、本来の素性の良さから、単純な回路で済み、高度な測定器等を持たない素人でも容易にアンプを組み立てられるということ、さらに見た目の存在感がある、の二点に尽きる。

音質面でトランジスターに勝るということは決してない。 

 かつて視聴室で聴いた時も、コーラル製の安いトランジスターアンプでも十分美しい音色を奏でてくれたものだ。


*  日本での高い要望に答えて、グッドマン社では1980年代末に補修用に残っていた在庫から選別した部品で250ペアのユニットを組み立てて、日本市場に売り出した。

 ところが、このレプリカは自分の所有するオリジナルに遥かに劣る。レプリカは偽物、などと声高に騒ぎ立てるマニアが少なからず存在する。

 そんな馬鹿なことはあり得ない。 スピーカーは実は消耗品だ。 とりわけ、絶え間なく高速で振動するコーン紙や、サスペンションやヴォイスコイルは年月とともに劣化が避けられない。

 まして過酷な環境下で使われる軍用のスピーカーともなれば、劣化はさらに早い。
 
そのための補修部品だが、戦後30年ともなれば、もはや使われなくなって補修部品も不要となる。

 涼しいイギリスの倉庫で保存されていた未使用部品はほとんどが当初の性能を保っていると考えられるが、万一不良品があったとしても、Goodmans 社は良品のみを選別してユニットを組み立てたはずだ。

 レプリカと言っても、元々AXIOM80用に生産した部品を後日組み上げた、オリジナルと寸分違わない、真正の Goodmans のユニット以外の何物でもない。
 Goodmans社のスピーカーの品質を知るエピソードがある ; 1980年代央、既に完成品のスピーカービジネスからは撤退していたが、部品メーカーとしては依然としてスピーカー・ユニットを生産、販売していた。

 当時イギリスでテレビを生産していたSONYの工場を訪れた際に、 Goodmans のユニットが使われていたのに気づいて、やはり、と納得した。

 欧州製のSONYのテレビを日常使っていて、音楽やナレーション等々何とも良い音がするので、何故だろうと、不思議に思っていたが、キャビネットを開けてスピーカーを確かめることまではしなかったのだ。 

 工場の品質管理の担当者と話したところ、他の部品納入メーカーと比べても Goodmans のスピーカーユニットの品質と信頼性は際立って良いと評判だった。 
 今になって思えば、丁度 Goodmansが AXIOM80 のレプリカを日本向けに組み立てていたころの話だ。
http://1st.geocities.jp/gemhall2/cqrlm-axiom80.html

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2. ジョーダンワッツ モジュールユニット


Jordan Watts Module Unit \17,000(1台、1970年代前半頃?)


E.J.ジョーダン氏が開発したフルレンジスピーカーユニット。

振動板には口径10cmのアルミ合金ダイアフラムを採用しており、エッジ及びセンターに特殊な設計を施すことで有害な共振を防止しています。

ダイアフラムのダンパーには3本のベリリウム銅線を用いたカンチレバー・サスペンション・システムを採用しています。また、重低音再生時の大きな振幅に対しても軽量なボイスコイルがマグネット・ギャップ内に細くされるよう設計されています。

スピーカーフレームには独自の構造を採用しており、内部に音響抵抗を施す事で、エンクロージャーに 2本以上のユニットを納めた場合に起きる相互干渉を防いでいます。
http://audio-heritage.jp/JORDANWATTS/unit/moduleunit.html

JORDAN WATTS

今日紹介するのはジョーダン・ワッツです。

原 産 国   : イギリス

口  径    : 100mm

再生周波数特性 : 30Hz - 20kHz

インピーダンス : 8 Ω

最大 入力   : 20W(rms)

出力音圧レベル : 91dB W/m

外形 寸法   : 172(W)x155(H)x65(D)mm

重  量    : 3.6kg(マグネット2.7kg)


このユニットはとにかくマニアックで、10cmのアルミの振動版をゴムウレタンの複合エッジ、3本のベリリウムのカンチレバーサスペンションで支えているという特徴的なユニットです。


ジョーダン博士は昔グッドマンで名機『AXIOM 80』を開発した人物で、その後ジョーダン・ワッツを設立し数々の名機を残しています。

代表作は『ステレオラ』、『フラゴン』です。


ステレオラはこのユニットが8個使用されており、左右4個ずつで驚くことに一つのエンクロージュアでステレオにしています。

それだけではなく直接の音は一つもなく、すべてが間接音という変わった設計になっています。

フラゴンはエンクロージュアが陶器で出来ていて、このユニットが中に入っています。

このユニットはバイオリンなどのソロの曲が本当によくなります。
近年聞いたスピーカーでバイオリンのサウンドは別格に良い音でこれほど美しい音がするユニットは聞いたことがありません。

このユニットで初めて聴いた曲がハイフェッツの『シャコンヌ』でしたが人生観のある音に感動して涙が出るほど良い音でした。けして大げさではないと思います。

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3. フラゴン

フラゴンを所有してますが本当に楽器的なスピーカーだと思います。

お書きになっているようにバイオリン、チェロなどの「コスリモノ」の音は原音とは違うでしょうがなんともいえない良い音で歌ってくれますね。


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本当に珍しい物なのに凄いです。フラゴン数も出ないし価格も現在25万〜位ですよね。

チェロも本当に最高です。

このユニットで聞く音は確かに原音とは違いますよね。しかし何故かそれがとても心地良い音なんです。

巨匠アンドレ・ナヴァラ氏のバッハの無伴奏チェロ組曲は本当に感動してしまいました。


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ジョーダンワッツはなんといっても弓系の弦楽器がとても美しいですからきっと音楽ライフをよりいっそう楽しませてくれると思いますよ☆


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私は70リットルのバスレフにモジュール1発で使ってます。モーツァルトの交響曲なんか最高です。他のスピーカーでは得られない安らぎがあります。

写真にある初期型がいいですね。MK3 に交換して、音の密度が小さくなりました。エッジの違いだと思います。それで、初期型を再度入手して、戻しました。素晴らしい私の宝物です。

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ジョーダンワッツはクラシックの鳴り具合はとても素晴しいと思います。
大型のタンノイやグッドマンなどを所有していますが弓系の美しさは他のスピーカーでは表現できないと思います。私も一生大切に使用したいと思っています。
http://blogs.yahoo.co.jp/rio_de_carnival1978/12479700.html

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4. Jordan Watts スピーカーシステム
http://audio-heritage.jp/JORDANWATTS/speaker/index.html


1) ジョーダン・ワッツ ステレオラ 


螺旋館Blog @ So-net JORDAN WATTS ステレオラ 
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2004-11-28

珍しい陶器製のエンクロージャーのフラゴンで有名なジョーダンワッツ社の フラッグシップモデルが、このステレオラです。

ステレオラには、いくつかのシリーズがあり、私が所有するタイプは、DPS-100という型番のようです。


アンサンブル型(左右一体型)のキャビネットに高価なモジュールユニットを8本使用し、そのすべてを天板と側面に配し、リスナーには反射音を聞かせるという風変わりなシステムです。キャビネットはバスレフ。バスレフダクトは底に配置されています。古い資料を調べてみたところ、1969年に輸入された時の定価は36万円と、かなり高価なシステムです。

ステレオラのシリーズで、このフルレンジ8本版の DPS-100 のほかに、フルレンジ 4本+ツィータのタイプがあったようです。そちらは、前面のモジュール 2本と、側面のモジュール 2本+ツィータのシステムでした。


反射音を利用するシステムなので、設置位置近くは空間を広く空ける必要があり、設置には充分なスペースの確保が必須です。キャビネットも幅があるので、普通に2本スピーカーをおくよりは場所をとり、私も設置位置の確保には苦労し、未だに充分な活躍の場を与えられずにいます。

ソースも相当選びます。再生レンジもかまぼこ型です。万人向けではないが、はまった時には魅力的なふわっとした音場が広がる… 天井からの反射音は、一種独特のよさがあります。

私は、音場再生型のスピーカーには興味がありましたが、視聴会などで聞くそれらの音は、音像定位が不明確で違和感を感じることも多かったのです。

ところが、ステレオラはアンサンブル型のスピーカーで、中央に全帯域用ユニットを配置しているため、センターに明確な定位があります。ステレオでありながら、モノラル的な音の出し方をするスピーカーです。その点が私に好ましかったのかもしれません。

現在は NAIM NAIT2 と繋いでいますが、押入れで眠っているQUAD 44+405 あたりと組み合わせるのが、ベストかな?などと考えています。

コメント

なかなか風変わりなシステムですね。天板のSP3本と側板の1本で片チャンネル分ですね。ユニットの配線は2本ずつ直列に繋いでそして、それを並列に繋いでいるのでしょうか。
by 郷ひろみ (2008-03-09 14:28)


各ユニットは、ネットワークで帯域分割されて4ユニット4WAY動作をしています。
単純な、シリパラ接続ではありません。
by YAS (2008-03-09 14:41)

実は私はジョーダンワッツの GT を所有していますが、このユニットに惚れ込み全てのオーディオをジョーダンワッツを楽しむために揃えました。
趣味が嵩じてついにステレオラのエンクロジャーが雑誌「ステレオ」の売ります欄に載ったのを幸いに京都の家具屋さんと言われる方から購入しました。

しかし、エンクロージャーを眺めるうちに家を選ぶシステムであることを理解しました。
最低、リスニングには10畳は必要だと思いました。
そこで何年か後にログハウスを建ててリスニングルームを確保したつもりでしたが、家が出来上がるとすぐに空白が埋まり、設置できるスペースが圧倒的に不足になりました。
ユニットを購入するつもりが決断に至らなく現在に至っています。
by carol (2015-01-26 18:32)
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2004-11-28



螺旋館Blog @ So-net JORDAN WATTS ステレオラ DPS-100 

JORDAN WATTS ステレオラ DPS-100 は、MODULAR スピーカーユニットを片チャンネル 4発ずつ合計 8発を左右共通のキャビネットに納め、すべての音を反射音と回折音で聞くと言う、非常に変わったシステムです。

4 個のスピーカーユニットはフルレンジ駆動ではなく、すべて異なるネットワークに接続されています。

このスピーカーは、リビングで BGM 的に音楽を聴くときに活躍しています。BS のクラッシック音楽番組とも絶大な相性の良さを誇ります。その、独特なモノーラル的な音の広がり方から、スピーカーに集中しなくても、音楽が耳に入ってきて、とてもよいのです。


我が家のリビングは天井高が 3m 以上あり、傾斜しているので、上に音を放射するステレオラには相性が良いのでしょう。大げさに言えば、西洋の教会の音響効果のイメージです。

一般的なスピーカーに対する評価方法とは全く異なった魅力を持つスピーカーで、好き嫌いはあると思います。また、見識の低い人には評価は難しいと思います。

現在、組み合わせている装置は、QUAD の 77CD と 77Integrated Amplifier です。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2009-06-23


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2) ジョーダン・ワッツ フラゴン

audioagent 2005年11月29日
JordanWatts Flagon ジョーダンワッツ フラゴン

●ヤフオクにてあの JordanWattsのFlagon をみつける
これは、陶器のワインボトルのもので、最近はあまりオークションでも見かけなくなった。
私が一生のうちには購入しておきたいと願っているものである。

以前パンド−ルというメタルコーンのユニットがあたったがこれもジョーダンに関係があり元カノ(つまり前妻)が設立した会社の製品である、

夫婦でメタルコーンが得意だったらしい、本人はその後 ALR.Jordan を設立している。

●これはE.J.Jordan氏がまだJordanWatts社に在籍していたころの作品で、ワインボトルをイメージした陶器製のエンクロージャにモジュールユニット1発をマウントしたダンプドバスレフ型である。

搭載モジュールユニットは初期型でエッジがウレタンに特殊塗装を施したものである(最終形はエッジがゴム)。

見た目ダクトがないように見えるが、ワインボトルの口にコルクがささっておりこのコルクに穴があいている。

陶器製ボックスには二種類あり
前期タイプはもっと褐色のあるワインボトルのデザインで
次期タイプが今回のもので背面にジョーダンワッツのロゴが描かれている、

いずれにしても輸送中の破損が多く、後期型はアルミダイキャストになりモジュールユニットも MkV へ変更となった、、、
音が変わってしまってこれはかなり残念な事件であった。

●フラゴンは容積があまり大きくないので、デザイン性は高いが音質は同社のジャンボや GT などには劣る。

しかし定在波の発生しにくい形状でモジュールユニット自体が強力な磁気回路をもっていることもあり、室内楽など見かけによらずいい音がする。
弦楽の描写は見事で大型スピーカの必要性を感じさせない。

オケはさすがにスケール感に乏しくステレオラ(同社の最高峰モデル)のようにモジュールユニットを複数使いたいと思ってしまう。

私は 2本並列で使っていたが干渉による濁りもなくいろんなバロックを聴いていた。
チェンバロのジャックの引っ掻き音までも再現、弦楽の松脂のこすれる感じまでよく再現できており 10cmのユニットにしては驚異的な再生能力を持っていた。
http://audioagent.wordpress.com/2005/11/29/jordanwatts-flagon/

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JORDAN WATTS FLAGON 「おしゃれなワインボトルの様なスピーカー」


 ワインボトルをアレンジしたエンクロージャーにモジュールユニットを組み込んだスピーカーらしからぬスピーカーそれがフラゴンです。

 昔〃から気になっていて欲しかったのですが、円(縁)が無く, 今回ようやく見つかり、縁あって購入することが出来ました。これは初期の陶器製のタイプでは無く、アルミダイキャストで出来ています。程度もとても良くて、持って見ると思ったより随分重く感じます。

 以前(10年程前)に知人にこのモジュールユニットを勧めて、小さな素敵なBOXの制作を業者に依頼し組み込みました。これに6L6(GAY)PPの専用アンプを2台制作しました。この一台を使い、今回ようやく巡り合えたフラゴンを鳴らします。

 メインのヴァイタボックスもフラゴンと同じく英国製です。

 再生音色は素晴らしく、10cmのユニットが鳴っているなんて、とても信じられません。メタルコーンだからなのか信号に対して反応が良く、チェンバロの音色再生もなかなかです。

声はもちろんすばらしく、小編成の曲から交響曲までも旨く再生してくれます。ネットワークを使わないフルレンジ1本と、単純な構造の利点が出ています。音像定位も素晴らしく、何より感心したのは雰囲気を旨く出していることです。この音楽の雰囲気が出せると言うことは、特に重要でこれさえあれば楽しく聞くことができます。大入力は無理ですが小入力でも部屋中を浪々と鳴らします。

 うっかりすると、あれ!どっちが鳴っているのかな?(ちょっと大げさですが) 
http://www.h5.dion.ne.jp/~asobi/streo/flagon.htm


ジョーダン・ワッツ Flagon 瀬川冬樹
ステレオサウンド 35号(1975年6月発行)

 いわゆるハイファイ用の範疇で評価すべきでない、遊びの要素の強いおもしろいスピーカー。アンプ、プレーヤーを棚に隠してしまえば、純和室に置いてもおかしくない。
http://audiosharing.com/review/2011/01/-flagon.html


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ジョーダンのようなスピーカー 2009/09/19


このスピーカ、ジョーダンワッツというメーカーのフラゴンと名づけられた、珍しい陶器をエンクロージャーに使用したスピーカシステムです。


システムといっても、10Cmのメタルコーンのシングルウェイ。


しかも、スピーカケーブルは直だしなので、今のように、オーディオ用と銘打ったスピーカケーブルを使うことが出来ません。

このメタルコーンは、どうもアルミ製のようですが、出てくる音はしなやかで弾力のある音が印象的です。

実はこのスピーカ、メインのJBL4311の上において、たまにクラッシック音楽などを聴いておりました。 この駆動するアンプは、メインのJBLと同じ、トランジスタのAB級アンプ。 電圧増幅段はなんとICを使っています。 


ところが出てくる音は、JBLとは正反対の音でした。


JAZZはメインのJBL4311がすばらしいスピード感と芯がしっかりした音を聞かせるにもかかわらず、しっかりと柔らか味のある余韻が印象的です。

そして、この冗談のような格好をした、ジョーダンワッツのフラゴン。このスピーカの音は、どう表現したらよいのでしょう。


一番印象に残っているのは、バイオリンソナタを聴いたときです。

リードのバイオリンが奏でる音、弓が弦を引く音と同時にでるヤニにの音、その余韻が程よく分離して、まさにそこでバイオリンを弾いている。


こんな表現がぴったりなスピーカシステムです。


とても10cmのメタルコーンをフルレンジで使っているスピーカの音ではありません。 もちろん、オーケストラなどの音楽をこれできこうとは思っていませんが、4重奏程度の少人数でのクラッシックには、最適なシステムです。


現在は、真空管のアンプで駆動しています。真空管のまろやかで張りのある中域の音は、このジョーダンワッツのフラゴンに、まさにぴったり組み合わせです。

この組み合わせで聴く、弦楽器の奏では普通のスピーカではとても出せない音をだしてくれます。 今は、友人宅でサブシステムとして貸し出し中ですが、そのうちに自宅に戻して、ゆったりとした真空管アンプとフラゴンの組み合わせでクラッシックなどを聴くのが本当に楽しみです。


そう言えば、このフラゴンを購入してから、某有名オーディオメーカーのスピーカ技術者が、ウチにフラゴンを聴きにきました。その技術者の言葉、

「いやぁー、こんなスピーカからとんでもない音がでますねぇー、これはスピーカもたいしたものだけど、アンプの音のバランスもすばらしい」

とお褒めの言葉をいただいたことも印象的でした。
http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007946/p10140046c.html


▲△▽▼

3) ジョーダン・ワッツ GT

Jordan Watts GT \48,000(1台、1970年代前半頃?)

2ウェイ構成のブックシェルフ型スピーカーシステム。

全帯域用には10cmコーン型フルレンジであるModule Unitを搭載しています。また、高域用としてドーム型トゥイーターを搭載しています。

後面のレベルコントロールでバランスを調整が可能です。エンクロージャーはジョーダン・ワッツ独特の変形バスレフ構造を採用しています。また、外観の仕上げはチーク仕上げとローズウッド仕上げの2種類のバリエーションがありました。
http://audio-heritage.jp/JORDANWATTS/speaker/gt.html

ジョーダン・ワッツ GT 瀬川冬樹
ステレオサウンド 29号(1973年12月発行)


 男声の音域、オーケストラの内声部の音域、つまり音楽の最も大切な支えになる中低音域が抜群に滑らかで豊かで、おっとりと穏やかな鳴り方をする。燻んだ渋い響きが実に快く上質で、聴けば聴くほどに、そしてこの独特の音質になじむにつれて、いつまでもこの音に身をまかせていたいような本当に心のなごむ雰囲気に包まれる。

こういう音質こそ、近ごろめったに聴くことのできなくなったヨーロッパの上質のグラモフォンの伝統を汲むひとつの素晴らしい虚構の美学だという気持になってくる。言いかえればこの音には近ごろのハイファイ・スピーカーを評価する尺度があてはまらない。

音域も決して広くない。背面を壁にぴったりつけて低音を補強してもいわゆる重低音は必ずしも充分出ないし、高域のレインジもそう広いようには思えないが、ガサついたりざわついたところのない安定な鳴り方。音の芯がほんとうにしっかりしているから、耳当りは柔らかくともごまかしがない。いわば力で支えるのでなく質の良さで音楽を確かに支える音質といえる。パワーはあまり入らない。特性も音色も個性が強いが、独特の魅力が欠点を上まわる。
http://audiosharing.com/review/2011/03/-gt.html


▲△▽▼


4) ジョーダン・ワッツ JUPITER

Jordan Watts JUPITER TLS \120,000(1台、1970年代前半頃?)


バックロードホーン方式を採用したブックシェルフ型スピーカーシステム。

全帯域用として10cmコーン型ユニット Module Unitの16Ωタイプを2個搭載しています。また、高域にはドーム型トゥイーターを搭載しています。

エンクロージャーは、ジョーダン・ワッツ社のチーフエンジニア David Lyth 氏が、ウェンブリーにある Hayes & Hist Research Labo. で開発した特殊バックロードホーン方式を採用しています。また、エンクロージャー内部の各面には鉛板が張られており、内部での共振を低減しています。外観はチーク仕上げが施されています。
http://audio-heritage.jp/JORDANWATTS/speaker/jupitertls.html

ジョーダン・ワッツ Jupiter TLS 瀬川冬樹
ステレオサウンド 36号(1975年9月発行)


 抑制の利いた端正な鳴り方。低音から高音まで、でしゃばらず、しかし独特の魅力的な渋い光沢で聴かせる。周波数レインジも相当に広く、明らかにイギリスの新しい、フラットネスとワイドレンジを目ざした作り方だ。箱鳴りを完璧なまでに抑えてパワーを上げても低音をやや増強しても、低音楽器の音階が明瞭で、オルガンのペダルトーンも、ファンダメンタルが気持よく聴ける。

あらゆる音に、イギリス紳士のような節度があって、しかしそこによく練り上げられた周到なバランスが作り上げられ、オーケストラからソロものまで、さらにジャズ系まで、ほどよい張りと明瞭度の高い自然な響きをともなって、こころよく聴き込むことができ、テストであることをつい忘れさせる。ハードな現代のプログラムもけっこうこなせるだけの力を持っているし、

カートリッジやアンプもEMT、マークレビンソンといった緻密で新鮮な傾向がよく合う。壁にぴったりつける方がよさそうだ。バルバラのインティメイトな声が忘れがたい。
http://audiosharing.com/review/2011/02/-jupiter-tls-1.html

▲△▽▼

JORDAN WATTS MODULE / MODULAR UNIT 


ジョーダンワッツ社は1963年にGoodmansのエンジニアのEdward James Jordan氏と営業系のLeslie.Watts氏が独立して作った小さなスピーカーメーカーです。

MODULE もしくは MODULARと名づけられた、12cm口径のアルミ振動板のシングルコーンのスピーカーユニットが主力商品で、このユニットの単体発売と、このユニットを使用したシステムの販売をしていました。DIYも推奨しており、当時のカタログには、推奨キャビネットの図面と、自作を推奨する言葉が載っています。

モジュールユニットの初期型は、マグネットカバー部分が円柱形をしていたそうですが、これは生産量もすくなかったようで、すぐにフレーム部分も真四角に変更されます。これが、mk2と呼ばれるタイプです。


これが、一般的に良く見られるMODULAR mk2です。

インピーダンスで、4オーム、8オーム、16オームの3種類。メタルコーンの色がゴールド、シルバー、ブラックの3種類と、多種の仕様がありました。(シルバー以外はスペシャルモデルかもしれない。)上にツィータを追加し、MODULARをミッドレンジユニットとしてつかったJupiter TLS(トランスミッションライン)では、樹脂状のものをメタルコーンの上に塗布して高域の特性をコントロールしています。

ゴムエッジに変更されたmk3の時代は、コーンの色はシルバー、インピーダンスも8オームに統一されたようです。

金属振動板というと、再生音に金属の固有音が乗る事を想像される方が多いと思いますが、実際には響きが制御されていて非常にナチュラルな再生音を奏でてくれます。確かに、一部の弦楽器などの再生で、金属コーンの微妙なキャラクターがプラスにはたらいていると思われる事はありますが、逆にボーカル再生で、声に金属音が付帯するような事はありません。

高域も低域もそれほどレンジは広くありませんが、バランスよく、ナチュラルな再生音が楽しめます。コーンの形状や表面処理、フレーム内に吸音材を入れて、ユニット単体で背圧を制御。ベリリウムダンパーによる支持、など、数々のノウハウが活きているのでしょう。

とりたてて高能率ではありませんが、駆動するアンプは真空管アンプでもトランジスタアンプでも組み合わせ可能です。

Jordan氏はGoodmans以前にGECのスピーカー開発部門に在籍したことがありうます。当時、GECではすでに金属コーンのスピーカーの開発を行っていました。8吋口径のそれは、フルレンジと呼ぶには高域の帯域が狭く、CelestionのHF1300型ツィータのGEC仕様のモノと組み合わせて同軸として使うものでした。

JORDAN氏は、この開発に関わっていたようで、色づけはあるが活気ある音として、スピーカーの振動板としての金属素材の利用に興味を持ったようです。ただ、このメタルコーンというテーマは次の在籍先のGOODMANSでは実現できませんでした。おそらく彼はメタルコーンスピーカーの製品化のために、自社を立ち上げたのではないでしょうか?

JORDAN WATTSの製品で、このMODULARを使ったシステムは、壷のFLAGON、最小サイズのJUMBO、フラッグシップモデルのSTEREOLA DSP-100、タイル張りのQUBIC等が有名です。


5リットル程度の密閉から使用可能で、小型バスレフや、ユニットを2本使ったJUPITORやJUNO等の制作例もあります。複数ユニットを自在に組み合わせるのは、まさしく、モジュールの考え方。これは、Jordan氏がGoodmans在籍当時にAXIOM80を複数個組み合わせたシステムを開発していたのに、端を発するといわれています。

Jordan氏は後に独立し自分の会社で新型メタルコーンスピーカーのJXシリーズを立ち上げます。その後はWatts氏が会社を運営していましたが、数年前に引退したようで、Jordan Watts社は、その40年ほどの歴史の幕を閉じている。(Wattsは亡くなったそうです)

秋葉原の専門店にいけば、定番商品でいつでも手に入ると思っていたスピーカーが、何時の間にか、入手難になってしまうというのは、寂しい事ですが、仕方ないのでしょう。

なお、JXシリーズと聞き比べたMODULE UNITは、音の明瞭度、高域、低域のレンジ感では、JXに劣りますが、音色の暖かさ、音の柔らかさと中域の充実度では上回ります。どちらも、私のお気に入りのスピーカーユニットです。
http://rasenkan.blog.so-net.ne.jp/2005-07-11

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/859.html#c3

[リバイバル3] 日本人は金髪美女に弱い _ 小布施からセーラ・カミングスの姿が消えた 中川隆
149. 中川隆[-12441] koaQ7Jey 2018年5月18日 16:27:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

実はとてつもなく古かった日本語 2018 05.01
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more

日本語は、もしかすると世界最古の言語であり、しかも世界で最も美しい言語かもしれません。


かつて谷村新司がロンドン交響楽団をバックにレコーディングをしたことがあります。
そのとき日本語の素晴らしさを再認識し、日本語を大切に歌っていくことを信念にしたそうです。

ディズニー・アニメの『アナと雪の女王』は、世界的ヒットとなったアニメ映画ですが、そのなかの挿入歌の『レット・イット・ゴー、ありのままで』は、世界25ヶ国語に翻訳され、それぞれの国の歌手が歌ったものが youtube で公開されました。

このとき、世界中の人たちが驚き、そして圧倒的な人気をはくしたのが日本語バージョンです。

Let It Go - Behind The Mic Multi-Language Version (from Frozen) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BS0T8Cd4UhA

それは、歌った松たか子さんの声の素晴らしさももちろんあるでしょうが、日本語による発声が、メロディに+αの効果をもたらしたのかもしれません。

どこの国でも、それぞれにお国自慢があります。
ここで日本語が世界一だと述べるつもりは毛頭ありません。
ただ、ひとついえることは、どうやら日本語には、他の言語にはない、不思議なところがあるということです。

ひとつは言霊(ことだま)です。
言葉に魂が宿る。

ではどうして言葉に魂が宿るのかというと、日本語が実はもともとそのように構造された言葉だからなのだそうです。

構造とは、日本語の文法や発音や語彙のことです。

つまり、自然との共生を大切に育くむこと、自然を征服したり、人と自然とどちらが上かのような上下構造をもとうとするものではない文化の下で、人と自然とが対等な関係を育んで来たのです。

2つ目はオノマトペ(仏:onomatopee)です。
オノマトペというのは擬声語を意味するフランス語です。

擬声語は、たとえば

わんわん、メーメー、ブーブー、ニャーオ、ホウホウといった動物の鳴き声を真似たものや、

ドキドキ、パチパチ、バキューン、チリーン、ドカン、カリカリ、バタン、ガタピシ、ガタンゴトン、パチバチ、ビリビリ、ジュージュー、グワァ〜ン、パタパタ、ボキポキなどなど、音を真似たもの、

あるいは、おずおず、おどおど、めろめろ、ふらふら、きゅんきゅん、きらきら、ぴかぴか、ぐずぐず、ツルツル、サラサラのように、本来音を発しない感情などを言葉で表現するものなどのことです。

おもしろいことに、擬声語(オノマトペ)は、言語ごとに、表現がまったく異なります。

冒頭にあるのは、その違いを示した絵本の抜粋で、クリックしていただくと当該ページに飛びますが、たとえば食事をするときは、日本では「PAKU PAKU」ですが、英語では「CHOMP」、フランス語では「MIAM」、イタリア語では「GNAMグナム」、Korea語では「NYAM」です。

キスは日本語では「CHU」ですが、英語では「MWAH」、China語では「BOH」です。
つまり言語によって擬声語(オノマトペ)は、まったく異なります。
ということは、それぞれの言語圏においては、音がそのように聞こえているということです。

そして日本語の擬声語(オノマトペ)は、China語やKorea語ともまったく異なるものです。

ということは、日本語はChinaやKorea半島からの輸入語では絶対に「ない」ということです。


それだけではありません。

日本語は、この擬声語(オノマトペ)が、他の国の言語と比べて著(いちじる)しく多いのです。
その数、なんと5千語です。

日本語の単語数は、たとえば『日本国語大辞典』の収録単語数が50万語です。
このことは、日本語の1%、およそ100語にひとつが擬声語(オノマトペ)であるということです。

そして単語の中には、日常生活でよく使われるものと、そうでない(たとえば学術用語)ものがあります。

オノマトペは日常的によく使われる語です。
早い話、今朝起きたとき、ご家族に「ぐっすり寝れた?」と聞く。
その「ぐっすり」というのがオノマトペです。

しかし睡眠は「ぐっすり」などという音は立てません。
ではなぜ「ぐっすり」というのかというと、「ぐうぐう、すやすや」寝ているからです。
その「ぐうぐう+すやすや」が短縮されて「ぐっすり」です。

「ぐうぐう」も「すやすや」も、なんとなく、そのような音を立てているといわれれば、なんとなくそうかもしれないと思われるかもしれません。
では、

 風が「そよそよ」と吹く
 太陽が「かんかん」に照る
 白い雲が「ぽっかり」浮かぶ
 星が「きらきら」光る

などはどうでしょうか。

風は「そよそよ」などという音をたてないし、太陽は「かんかん」なんてしゃべったりしません。

ではなぜこのようなオノマトペが使われているのでしょうか。

実は、自然がそのような音を立てているのではなくて、受け止める側が自然が発する音をそのように聞いているのです。

このことについて考古学者の小林達雄先生は、「人々が、人と人との間で行うコミュニケーションのための言語活動と同じか、あるいはそれに近いレベルで自然と向き合い、自然との間で活発な言語活動を行ってきた結果」(『縄文文化が日本人の未来を拓く』p.134)と述べておいでです。

つまり、日本語は「自然と対話しながら発達してきた言語」なのです。

だから欧米人にはただの雑音にしか聞こえないカエルの鳴き声や虫の声も、日本人には美しい秋の音色となって聞こえる。なぜ美しいのかといえば、それは人がカエルや虫たちとコミュニケーションしているからです。

では日本語は、いつ頃の時代から形成されはじめたのでしょうか。
言語の発達には、ムラの形成が欠かせません。
なぜならムラを営むには、言語が必要だからです。
そしてそれは磨製石器の登場と時期を同じにするというのが世界の考古学会の定説です。

世界の磨製石器は、おおむね7千年前以降のものです。
中には2〜3万年前のものもあります。

 シベリアの2万年前のもの
 ロシア南西部の紀元前1万6000年前のもの。
 オーストリア中部の2万9000年〜2万1500年前のもの。

など、ほんの数例です。

ところがこれらは、異常に早過ぎる磨製石器であって、作成経緯等はすべて不明です。
そして、その後に起こるおよそ7千年前の磨製石器の時代(新石器時代)と接続していないのです。

ところが日本の磨製石器は、3万年前の磨製石器だけが単独であるのではなくて、昭和48年に東京・練馬区石神井川流域の栗原遺跡で2万7000年前の地層から磨製石斧が発掘され、また同じときに千葉県三里塚からも磨製石斧が出土、以後、秋田から奄美群島まで、全国135箇所から400点余の磨製石器が発掘されています。

そして1万7千年前には縄文時代が始まるのですが、なんとものの見事に、その縄文時代の文化へと、磨製石器の時代が接続しているのです。

ちなみに長野県日向林遺跡から出土した60点、長野県の貫ノ木(かんのき)遺跡から出土の55点の磨製石器に用いられている石は、伊豆の神津島から運ばれてきた石です。

つまり当時の日本人は航海術に長け海洋さえも自在に往来していたことも伺わせています。

こうしたことから、英国のJ・ラボックという考古学者は、

「日本列島の住民は世界に先駆けること二万数千〜三万年前に新石器時代を迎えていた。」

と述べています。

言い方を変えると、これはつまり、日本は世界最古の文明を持っていたことが証明されている国である、ということです。

そして磨製石器の登場と言語の登場、そしてムラを営むための神話の登場が重なるものであるならば、日本語は、およそ3万年前には生まれ、そこから現代に至るまで、ずっと続いている世界的にも稀有な言語である、ということになります。
そしてそれが可能になったのは、日本人が殺し合いや、自然への征服を好まず、人と人、人と自然が常に調和することを好む民族であったからです。

というより、調和を好むという日本人の性質は、最低でも3万年という途方もない長期間のなかで、最終的に生き残ってきた性質である、ということができます。

おもしろいもので身勝手な文化、自分さえ良ければという文化は、一時的な成功を手に入れることができても、必ず最後に崩壊し、再起不能になります。
ところが調和を大切にする文化は、一時的にどん底に落とされても、必ずまた再生し復活します。

植物には一年草と多年草があります。

最近は品種の改良によって、どちらも美しい花を咲かせますが、もともとは一年草の多くは、だいたい派手な花を咲かせるのに対し、多年草の花は、わりと地味な花が多いです。
地味だけれど、ずっと咲き続けます。
まるで日本人そのもののようです。

日本人は、はっきりとわかっているだけでもおよそ3万年、ずっと自然と調和し共生する道を選んできました。

だから日本語には擬声語(オノマトペ)が圧倒的に多いのです。



コメント


新宿の縄文人は、どんな言葉を話していたか?

東京の新宿のど真ん中、皇居の御堀端から2q程の地点から、縄文時代中期や後期(5千年前〜4千年前)の人骨が多数出土した事がありました。

江戸時代の遺跡を調査すると、その下から縄文時代や弥生時代の古い遺跡が続いて出土する事がありますが、その場合、江戸時代以降の大開発等によって、無残に破壊されていてる場合が多いそうです。

僅かな貝殻の堆積が確認されたとはいえ、分厚い貝層が存在しない内陸の地域から、多数の人骨がまとまって出土すること自体が非常に珍しく、当時現場は大変な興奮に包まれたそうです。

当時、保存状態の良かった、40代ぐらいの男性の顔が復元されました。

やや長めの顔に、上下に潰れた長方形の眼窩、彫りの深い目元の頭蓋骨は、ヨーロッパ人の様な風貌、あるいは、若い頃の宇梶剛士さんに似たイケメン風に仕上がりました。

彼のミトコンドリアDNAのハプロタイプは北方系と言われるA、一方彼の近くに葬られていた別の人骨は、南方系と目されるM7aだったそうです。

様々な地域をルーツに持つ縄文人たちが、新宿の地で仲良く暮らしていたのですから興味深いです。

日本語が「どのように成立したか分からない」と言われる所以は、様々なルーツを持つ人々の言葉が、極めて長い時間をかけて、ゴチャゴチャに混じり合った結果ではないかと思います。
2018/05/14(月) 11:38 | URL | 疑問 #iydQorAY[ 編集]


外国人に日本語で話しかける時にこの擬声語は使わない方が良いそうです。

擬声語に相当する外国語がないので、彼らにはさっぱり分からないようです。

また、行けなくも無いなどの二重否定もダメ。

日本人なら、何とかすれば行けると理解できますが、外国人は
理解できないようです。

外国人にとって日本語は本当に難解のようですが、
この言語を意識せず使いこなしている
我々は本当、凄いのかもしれませんね。
2018/05/14(月) 13:40 | URL | 名無し #mQop/nM.


新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘

新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘
http://www.city.shinjuku.lg.jp/video/video_jm01.html
https://www.youtube.com/watch?time_continue=607&v=P7VUMR0Mvzo

これですね。
2018/05/14(月) 14:31 | URL | KI



加賀町二丁目遺跡の関連本が出版されています。>KIさん

KIさんへ

動画等のご紹介ありがとうございます。

加賀町二丁目遺跡に関しては、講談社から関連書籍も出版されています。

『おどろきの東京縄文人』(瀧井宏臣著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%8D%E3%81%AE%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%B8%84%E6%96%87%E4%BA%BA-%E4%B8%96%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%89-%E7%80%A7%E4%BA%95-%E5%AE%8F%E8%87%A3/dp/4062870029

という本です。

この本は、考古学少年から考古学おじさん・おばさんまで、幅広い層の人々が興味深く読める内容になっていると思います。

映像で見るのと、写真で見るのとでは、復元された縄文人の顔の印象は少々異なりますね。

映像の方はバックが暗めで、陰影が強調されていますが、写真の方は細部まで鮮明に写っていますので、少し印象が違ったのかも知れません。
写真で見ると、かなり欧米風味の顔に見えます。

個人的に注目されたのは、12号人骨(復元された縄文人)が腰にぶら下げていた、イルカの下顎の骨のアクセサリーです。

縄文人は、イルカやクジラやサメやエイ等も捕獲していたことが分かっていますが、丸木舟しかない時代ですから、漁の腕前は、現代人と比較しても大したものだったと思います。
2018/05/15(火) 09:54 | URL | 疑問 #iydQorAY
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/444.html#c149

[リバイバル3] 日本人は金髪美女に弱い _ 小布施からセーラ・カミングスの姿が消えた 中川隆
150. 中川隆[-12440] koaQ7Jey 2018年5月18日 16:30:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

松たか子ver(日本語吹替版)「Let It Go」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=4DErKwi9HqM

『アナと雪の女王』/2014年3月14日(金)公開
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/anayuki

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 配給 (C)Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/444.html#c150

[昼休み52] 日本語の母体のY-DNA「D」縄文語がホモサピエンスの祖語かもしれない 中川隆
21. 中川隆[-12439] koaQ7Jey 2018年5月18日 16:36:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]
実はとてつもなく古かった日本語 2018 05.01
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more
日本語は、もしかすると世界最古の言語であり、しかも世界で最も美しい言語かもしれません。


かつて谷村新司がロンドン交響楽団をバックにレコーディングをしたことがあります。
そのとき日本語の素晴らしさを再認識し、日本語を大切に歌っていくことを信念にしたそうです。

ディズニー・アニメの『アナと雪の女王』は、世界的ヒットとなったアニメ映画ですが、そのなかの挿入歌の『レット・イット・ゴー、ありのままで』は、世界25ヶ国語に翻訳され、それぞれの国の歌手が歌ったものが youtube で公開されました。

このとき、世界中の人たちが驚き、そして圧倒的な人気をはくしたのが日本語バージョンです。

Let It Go - Behind The Mic Multi-Language Version (from Frozen) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BS0T8Cd4UhA

松たか子ver(日本語吹替版)「Let It Go」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=4DErKwi9HqM


それは、歌った松たか子さんの声の素晴らしさももちろんあるでしょうが、日本語による発声が、メロディに+αの効果をもたらしたのかもしれません。

どこの国でも、それぞれにお国自慢があります。
ここで日本語が世界一だと述べるつもりは毛頭ありません。
ただ、ひとついえることは、どうやら日本語には、他の言語にはない、不思議なところがあるということです。

ひとつは言霊(ことだま)です。
言葉に魂が宿る。

ではどうして言葉に魂が宿るのかというと、日本語が実はもともとそのように構造された言葉だからなのだそうです。

構造とは、日本語の文法や発音や語彙のことです。

つまり、自然との共生を大切に育くむこと、自然を征服したり、人と自然とどちらが上かのような上下構造をもとうとするものではない文化の下で、人と自然とが対等な関係を育んで来たのです。

2つ目はオノマトペ(仏:onomatopee)です。
オノマトペというのは擬声語を意味するフランス語です。

擬声語は、たとえば

わんわん、メーメー、ブーブー、ニャーオ、ホウホウといった動物の鳴き声を真似たものや、

ドキドキ、パチパチ、バキューン、チリーン、ドカン、カリカリ、バタン、ガタピシ、ガタンゴトン、パチバチ、ビリビリ、ジュージュー、グワァ〜ン、パタパタ、ボキポキなどなど、音を真似たもの、

あるいは、

おずおず、おどおど、めろめろ、ふらふら、きゅんきゅん、きらきら、ぴかぴか、ぐずぐず、ツルツル、サラサラのように、本来音を発しない感情などを言葉で表現するものなどのことです。

おもしろいことに、擬声語(オノマトペ)は、言語ごとに、表現がまったく異なります。

冒頭にあるのは、その違いを示した絵本の抜粋で、クリックしていただくと当該ページに飛びますが、たとえば食事をするときは、日本では「PAKU PAKU」ですが、英語では「CHOMP」、フランス語では「MIAM」、イタリア語では「GNAMグナム」、Korea語では「NYAM」です。

キスは日本語では「CHU」ですが、英語では「MWAH」、China語では「BOH」です。
つまり言語によって擬声語(オノマトペ)は、まったく異なります。
ということは、それぞれの言語圏においては、音がそのように聞こえているということです。

そして日本語の擬声語(オノマトペ)は、China語やKorea語ともまったく異なるものです。

ということは、日本語はChinaやKorea半島からの輸入語では絶対に「ない」ということです。


それだけではありません。

日本語は、この擬声語(オノマトペ)が、他の国の言語と比べて著(いちじる)しく多いのです。
その数、なんと5千語です。

日本語の単語数は、たとえば『日本国語大辞典』の収録単語数が50万語です。
このことは、日本語の1%、およそ100語にひとつが擬声語(オノマトペ)であるということです。

そして単語の中には、日常生活でよく使われるものと、そうでない(たとえば学術用語)ものがあります。

オノマトペは日常的によく使われる語です。
早い話、今朝起きたとき、ご家族に「ぐっすり寝れた?」と聞く。
その「ぐっすり」というのがオノマトペです。

しかし睡眠は「ぐっすり」などという音は立てません。
ではなぜ「ぐっすり」というのかというと、「ぐうぐう、すやすや」寝ているからです。
その「ぐうぐう+すやすや」が短縮されて「ぐっすり」です。

「ぐうぐう」も「すやすや」も、なんとなく、そのような音を立てているといわれれば、なんとなくそうかもしれないと思われるかもしれません。
では、

 風が「そよそよ」と吹く
 太陽が「かんかん」に照る
 白い雲が「ぽっかり」浮かぶ
 星が「きらきら」光る

などはどうでしょうか。

風は「そよそよ」などという音をたてないし、太陽は「かんかん」なんてしゃべったりしません。

ではなぜこのようなオノマトペが使われているのでしょうか。

実は、自然がそのような音を立てているのではなくて、受け止める側が自然が発する音をそのように聞いているのです。

このことについて考古学者の小林達雄先生は、「人々が、人と人との間で行うコミュニケーションのための言語活動と同じか、あるいはそれに近いレベルで自然と向き合い、自然との間で活発な言語活動を行ってきた結果」(『縄文文化が日本人の未来を拓く』p.134)と述べておいでです。

つまり、日本語は「自然と対話しながら発達してきた言語」なのです。

だから欧米人にはただの雑音にしか聞こえないカエルの鳴き声や虫の声も、日本人には美しい秋の音色となって聞こえる。なぜ美しいのかといえば、それは人がカエルや虫たちとコミュニケーションしているからです。

では日本語は、いつ頃の時代から形成されはじめたのでしょうか。
言語の発達には、ムラの形成が欠かせません。
なぜならムラを営むには、言語が必要だからです。
そしてそれは磨製石器の登場と時期を同じにするというのが世界の考古学会の定説です。

世界の磨製石器は、おおむね7千年前以降のものです。
中には2〜3万年前のものもあります。

 シベリアの2万年前のもの
 ロシア南西部の紀元前1万6000年前のもの。
 オーストリア中部の2万9000年〜2万1500年前のもの。

など、ほんの数例です。

ところがこれらは、異常に早過ぎる磨製石器であって、作成経緯等はすべて不明です。
そして、その後に起こるおよそ7千年前の磨製石器の時代(新石器時代)と接続していないのです。

ところが日本の磨製石器は、3万年前の磨製石器だけが単独であるのではなくて、昭和48年に東京・練馬区石神井川流域の栗原遺跡で2万7000年前の地層から磨製石斧が発掘され、また同じときに千葉県三里塚からも磨製石斧が出土、以後、秋田から奄美群島まで、全国135箇所から400点余の磨製石器が発掘されています。

そして1万7千年前には縄文時代が始まるのですが、なんとものの見事に、その縄文時代の文化へと、磨製石器の時代が接続しているのです。

ちなみに長野県日向林遺跡から出土した60点、長野県の貫ノ木(かんのき)遺跡から出土の55点の磨製石器に用いられている石は、伊豆の神津島から運ばれてきた石です。

つまり当時の日本人は航海術に長け海洋さえも自在に往来していたことも伺わせています。

こうしたことから、英国のJ・ラボックという考古学者は、

「日本列島の住民は世界に先駆けること二万数千〜三万年前に新石器時代を迎えていた。」

と述べています。

言い方を変えると、これはつまり、日本は世界最古の文明を持っていたことが証明されている国である、ということです。

そして磨製石器の登場と言語の登場、そしてムラを営むための神話の登場が重なるものであるならば、日本語は、およそ3万年前には生まれ、そこから現代に至るまで、ずっと続いている世界的にも稀有な言語である、ということになります。
そしてそれが可能になったのは、日本人が殺し合いや、自然への征服を好まず、人と人、人と自然が常に調和することを好む民族であったからです。

というより、調和を好むという日本人の性質は、最低でも3万年という途方もない長期間のなかで、最終的に生き残ってきた性質である、ということができます。

おもしろいもので身勝手な文化、自分さえ良ければという文化は、一時的な成功を手に入れることができても、必ず最後に崩壊し、再起不能になります。
ところが調和を大切にする文化は、一時的にどん底に落とされても、必ずまた再生し復活します。

植物には一年草と多年草があります。

最近は品種の改良によって、どちらも美しい花を咲かせますが、もともとは一年草の多くは、だいたい派手な花を咲かせるのに対し、多年草の花は、わりと地味な花が多いです。
地味だけれど、ずっと咲き続けます。
まるで日本人そのもののようです。

日本人は、はっきりとわかっているだけでもおよそ3万年、ずっと自然と調和し共生する道を選んできました。

だから日本語には擬声語(オノマトペ)が圧倒的に多いのです。

コメント


新宿の縄文人は、どんな言葉を話していたか?

東京の新宿のど真ん中、皇居の御堀端から2q程の地点から、縄文時代中期や後期(5千年前〜4千年前)の人骨が多数出土した事がありました。

江戸時代の遺跡を調査すると、その下から縄文時代や弥生時代の古い遺跡が続いて出土する事がありますが、その場合、江戸時代以降の大開発等によって、無残に破壊されていてる場合が多いそうです。

僅かな貝殻の堆積が確認されたとはいえ、分厚い貝層が存在しない内陸の地域から、多数の人骨がまとまって出土すること自体が非常に珍しく、当時現場は大変な興奮に包まれたそうです。

当時、保存状態の良かった、40代ぐらいの男性の顔が復元されました。

やや長めの顔に、上下に潰れた長方形の眼窩、彫りの深い目元の頭蓋骨は、ヨーロッパ人の様な風貌、あるいは、若い頃の宇梶剛士さんに似たイケメン風に仕上がりました。

彼のミトコンドリアDNAのハプロタイプは北方系と言われるA、一方彼の近くに葬られていた別の人骨は、南方系と目されるM7aだったそうです。

様々な地域をルーツに持つ縄文人たちが、新宿の地で仲良く暮らしていたのですから興味深いです。

日本語が「どのように成立したか分からない」と言われる所以は、様々なルーツを持つ人々の言葉が、極めて長い時間をかけて、ゴチャゴチャに混じり合った結果ではないかと思います。
2018/05/14(月) 11:38 | URL | 疑問 #iydQorAY[ 編集]


外国人に日本語で話しかける時にこの擬声語は使わない方が良いそうです。

擬声語に相当する外国語がないので、彼らにはさっぱり分からないようです。

また、行けなくも無いなどの二重否定もダメ。

日本人なら、何とかすれば行けると理解できますが、外国人は
理解できないようです。

外国人にとって日本語は本当に難解のようですが、
この言語を意識せず使いこなしている
我々は本当、凄いのかもしれませんね。
2018/05/14(月) 13:40 | URL | 名無し #mQop/nM.


新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘

新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘
http://www.city.shinjuku.lg.jp/video/video_jm01.html
https://www.youtube.com/watch?time_continue=607&v=P7VUMR0Mvzo

これですね。
2018/05/14(月) 14:31 | URL | KI

加賀町二丁目遺跡の関連本が出版されています。>KIさん

KIさんへ

動画等のご紹介ありがとうございます。

加賀町二丁目遺跡に関しては、講談社から関連書籍も出版されています。

『おどろきの東京縄文人』(瀧井宏臣著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%8D%E3%81%AE%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%B8%84%E6%96%87%E4%BA%BA-%E4%B8%96%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%89-%E7%80%A7%E4%BA%95-%E5%AE%8F%E8%87%A3/dp/4062870029

という本です。

この本は、考古学少年から考古学おじさん・おばさんまで、幅広い層の人々が興味深く読める内容になっていると思います。

映像で見るのと、写真で見るのとでは、復元された縄文人の顔の印象は少々異なりますね。

映像の方はバックが暗めで、陰影が強調されていますが、写真の方は細部まで鮮明に写っていますので、少し印象が違ったのかも知れません。
写真で見ると、かなり欧米風味の顔に見えます。

個人的に注目されたのは、12号人骨(復元された縄文人)が腰にぶら下げていた、イルカの下顎の骨のアクセサリーです。

縄文人は、イルカやクジラやサメやエイ等も捕獲していたことが分かっていますが、丸木舟しかない時代ですから、漁の腕前は、現代人と比較しても大したものだったと思います。
2018/05/15(火) 09:54 | URL | 疑問 #iydQorAY
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more





http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/450.html#c21

[議論21] 「縄文時代はよかった。」で?どうやって縄文時代のいい所を取り入れるのか? ワヤクチャ
24. 中川隆[-12438] koaQ7Jey 2018年5月18日 17:03:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

実はとてつもなく古かった日本語 2018 05.01
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more


日本語は、もしかすると世界最古の言語であり、しかも世界で最も美しい言語かもしれません。

かつて谷村新司がロンドン交響楽団をバックにレコーディングをしたことがあります。
そのとき日本語の素晴らしさを再認識し、日本語を大切に歌っていくことを信念にしたそうです。

ディズニー・アニメの『アナと雪の女王』は、世界的ヒットとなったアニメ映画ですが、そのなかの挿入歌の『レット・イット・ゴー、ありのままで』は、世界25ヶ国語に翻訳され、それぞれの国の歌手が歌ったものが youtube で公開されました。

このとき、世界中の人たちが驚き、そして圧倒的な人気をはくしたのが日本語バージョンです。

Let It Go - Behind The Mic Multi-Language Version (from Frozen) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BS0T8Cd4UhA

松たか子ver(日本語吹替版)「Let It Go」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=4DErKwi9HqM


それは、歌った松たか子さんの声の素晴らしさももちろんあるでしょうが、日本語による発声が、メロディに+αの効果をもたらしたのかもしれません。

どこの国でも、それぞれにお国自慢があります。
ここで日本語が世界一だと述べるつもりは毛頭ありません。
ただ、ひとついえることは、どうやら日本語には、他の言語にはない、不思議なところがあるということです。

ひとつは言霊(ことだま)です。
言葉に魂が宿る。

ではどうして言葉に魂が宿るのかというと、日本語が実はもともとそのように構造された言葉だからなのだそうです。

構造とは、日本語の文法や発音や語彙のことです。

つまり、自然との共生を大切に育くむこと、自然を征服したり、人と自然とどちらが上かのような上下構造をもとうとするものではない文化の下で、人と自然とが対等な関係を育んで来たのです。

2つ目はオノマトペ(仏:onomatopee)です。
オノマトペというのは擬声語を意味するフランス語です。

擬声語は、たとえば

わんわん、メーメー、ブーブー、ニャーオ、ホウホウといった動物の鳴き声を真似たものや、

ドキドキ、パチパチ、バキューン、チリーン、ドカン、カリカリ、バタン、ガタピシ、ガタンゴトン、パチバチ、ビリビリ、ジュージュー、グワァ〜ン、パタパタ、ボキポキなどなど、音を真似たもの、

あるいは、

おずおず、おどおど、めろめろ、ふらふら、きゅんきゅん、きらきら、ぴかぴか、ぐずぐず、ツルツル、サラサラのように、本来音を発しない感情などを言葉で表現するものなどのことです。

おもしろいことに、擬声語(オノマトペ)は、言語ごとに、表現がまったく異なります。

冒頭にあるのは、その違いを示した絵本の抜粋で、クリックしていただくと当該ページに飛びますが、たとえば食事をするときは、日本では「PAKU PAKU」ですが、英語では「CHOMP」、フランス語では「MIAM」、イタリア語では「GNAMグナム」、Korea語では「NYAM」です。

キスは日本語では「CHU」ですが、英語では「MWAH」、China語では「BOH」です。
つまり言語によって擬声語(オノマトペ)は、まったく異なります。
ということは、それぞれの言語圏においては、音がそのように聞こえているということです。

そして日本語の擬声語(オノマトペ)は、China語やKorea語ともまったく異なるものです。

ということは、日本語はChinaやKorea半島からの輸入語では絶対に「ない」ということです。

それだけではありません。

日本語は、この擬声語(オノマトペ)が、他の国の言語と比べて著(いちじる)しく多いのです。
その数、なんと5千語です。

日本語の単語数は、たとえば『日本国語大辞典』の収録単語数が50万語です。
このことは、日本語の1%、およそ100語にひとつが擬声語(オノマトペ)であるということです。

そして単語の中には、日常生活でよく使われるものと、そうでない(たとえば学術用語)ものがあります。

オノマトペは日常的によく使われる語です。
早い話、今朝起きたとき、ご家族に「ぐっすり寝れた?」と聞く。
その「ぐっすり」というのがオノマトペです。

しかし睡眠は「ぐっすり」などという音は立てません。
ではなぜ「ぐっすり」というのかというと、「ぐうぐう、すやすや」寝ているからです。
その「ぐうぐう+すやすや」が短縮されて「ぐっすり」です。

「ぐうぐう」も「すやすや」も、なんとなく、そのような音を立てているといわれれば、なんとなくそうかもしれないと思われるかもしれません。
では、

 風が「そよそよ」と吹く
 太陽が「かんかん」に照る
 白い雲が「ぽっかり」浮かぶ
 星が「きらきら」光る

などはどうでしょうか。

風は「そよそよ」などという音をたてないし、太陽は「かんかん」なんてしゃべったりしません。

ではなぜこのようなオノマトペが使われているのでしょうか。

実は、自然がそのような音を立てているのではなくて、受け止める側が自然が発する音をそのように聞いているのです。

このことについて考古学者の小林達雄先生は、「人々が、人と人との間で行うコミュニケーションのための言語活動と同じか、あるいはそれに近いレベルで自然と向き合い、自然との間で活発な言語活動を行ってきた結果」(『縄文文化が日本人の未来を拓く』p.134)と述べておいでです。

つまり、日本語は「自然と対話しながら発達してきた言語」なのです。

だから欧米人にはただの雑音にしか聞こえないカエルの鳴き声や虫の声も、日本人には美しい秋の音色となって聞こえる。なぜ美しいのかといえば、それは人がカエルや虫たちとコミュニケーションしているからです。

では日本語は、いつ頃の時代から形成されはじめたのでしょうか。
言語の発達には、ムラの形成が欠かせません。
なぜならムラを営むには、言語が必要だからです。
そしてそれは磨製石器の登場と時期を同じにするというのが世界の考古学会の定説です。

世界の磨製石器は、おおむね7千年前以降のものです。
中には2〜3万年前のものもあります。

 シベリアの2万年前のもの
 ロシア南西部の紀元前1万6000年前のもの。
 オーストリア中部の2万9000年〜2万1500年前のもの。

など、ほんの数例です。

ところがこれらは、異常に早過ぎる磨製石器であって、作成経緯等はすべて不明です。
そして、その後に起こるおよそ7千年前の磨製石器の時代(新石器時代)と接続していないのです。

ところが日本の磨製石器は、3万年前の磨製石器だけが単独であるのではなくて、昭和48年に東京・練馬区石神井川流域の栗原遺跡で2万7000年前の地層から磨製石斧が発掘され、また同じときに千葉県三里塚からも磨製石斧が出土、以後、秋田から奄美群島まで、全国135箇所から400点余の磨製石器が発掘されています。

そして1万7千年前には縄文時代が始まるのですが、なんとものの見事に、その縄文時代の文化へと、磨製石器の時代が接続しているのです。

ちなみに長野県日向林遺跡から出土した60点、長野県の貫ノ木(かんのき)遺跡から出土の55点の磨製石器に用いられている石は、伊豆の神津島から運ばれてきた石です。

つまり当時の日本人は航海術に長け海洋さえも自在に往来していたことも伺わせています。

こうしたことから、英国のJ・ラボックという考古学者は、

「日本列島の住民は世界に先駆けること二万数千〜三万年前に新石器時代を迎えていた。」

と述べています。

言い方を変えると、これはつまり、日本は世界最古の文明を持っていたことが証明されている国である、ということです。

そして磨製石器の登場と言語の登場、そしてムラを営むための神話の登場が重なるものであるならば、日本語は、およそ3万年前には生まれ、そこから現代に至るまで、ずっと続いている世界的にも稀有な言語である、ということになります。
そしてそれが可能になったのは、日本人が殺し合いや、自然への征服を好まず、人と人、人と自然が常に調和することを好む民族であったからです。

というより、調和を好むという日本人の性質は、最低でも3万年という途方もない長期間のなかで、最終的に生き残ってきた性質である、ということができます。

おもしろいもので身勝手な文化、自分さえ良ければという文化は、一時的な成功を手に入れることができても、必ず最後に崩壊し、再起不能になります。
ところが調和を大切にする文化は、一時的にどん底に落とされても、必ずまた再生し復活します。

植物には一年草と多年草があります。

最近は品種の改良によって、どちらも美しい花を咲かせますが、もともとは一年草の多くは、だいたい派手な花を咲かせるのに対し、多年草の花は、わりと地味な花が多いです。
地味だけれど、ずっと咲き続けます。
まるで日本人そのもののようです。

日本人は、はっきりとわかっているだけでもおよそ3万年、ずっと自然と調和し共生する道を選んできました。

だから日本語には擬声語(オノマトペ)が圧倒的に多いのです。

コメント


新宿の縄文人は、どんな言葉を話していたか?

東京の新宿のど真ん中、皇居の御堀端から2q程の地点から、縄文時代中期や後期(5千年前〜4千年前)の人骨が多数出土した事がありました。

江戸時代の遺跡を調査すると、その下から縄文時代や弥生時代の古い遺跡が続いて出土する事がありますが、その場合、江戸時代以降の大開発等によって、無残に破壊されていてる場合が多いそうです。

僅かな貝殻の堆積が確認されたとはいえ、分厚い貝層が存在しない内陸の地域から、多数の人骨がまとまって出土すること自体が非常に珍しく、当時現場は大変な興奮に包まれたそうです。

当時、保存状態の良かった、40代ぐらいの男性の顔が復元されました。

やや長めの顔に、上下に潰れた長方形の眼窩、彫りの深い目元の頭蓋骨は、ヨーロッパ人の様な風貌、あるいは、若い頃の宇梶剛士さんに似たイケメン風に仕上がりました。

彼のミトコンドリアDNAのハプロタイプは北方系と言われるA、一方彼の近くに葬られていた別の人骨は、南方系と目されるM7aだったそうです。

様々な地域をルーツに持つ縄文人たちが、新宿の地で仲良く暮らしていたのですから興味深いです。

日本語が「どのように成立したか分からない」と言われる所以は、様々なルーツを持つ人々の言葉が、極めて長い時間をかけて、ゴチャゴチャに混じり合った結果ではないかと思います。
2018/05/14(月) 11:38 | URL | 疑問 #iydQorAY[ 編集]

外国人に日本語で話しかける時にこの擬声語は使わない方が良いそうです。

擬声語に相当する外国語がないので、彼らにはさっぱり分からないようです。

また、行けなくも無いなどの二重否定もダメ。

日本人なら、何とかすれば行けると理解できますが、外国人は
理解できないようです。

外国人にとって日本語は本当に難解のようですが、
この言語を意識せず使いこなしている
我々は本当、凄いのかもしれませんね。
2018/05/14(月) 13:40 | URL | 名無し #mQop/nM.


新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘

新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘
http://www.city.shinjuku.lg.jp/video/video_jm01.html
https://www.youtube.com/watch?time_continue=607&v=P7VUMR0Mvzo

これですね。
2018/05/14(月) 14:31 | URL | KI


加賀町二丁目遺跡の関連本が出版されています。>KIさん

KIさんへ

動画等のご紹介ありがとうございます。

加賀町二丁目遺跡に関しては、講談社から関連書籍も出版されています。

『おどろきの東京縄文人』(瀧井宏臣著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%8D%E3%81%AE%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%B8%84%E6%96%87%E4%BA%BA-%E4%B8%96%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%89-%E7%80%A7%E4%BA%95-%E5%AE%8F%E8%87%A3/dp/4062870029

という本です。

この本は、考古学少年から考古学おじさん・おばさんまで、幅広い層の人々が興味深く読める内容になっていると思います。

映像で見るのと、写真で見るのとでは、復元された縄文人の顔の印象は少々異なりますね。

映像の方はバックが暗めで、陰影が強調されていますが、写真の方は細部まで鮮明に写っていますので、少し印象が違ったのかも知れません。
写真で見ると、かなり欧米風味の顔に見えます。

個人的に注目されたのは、12号人骨(復元された縄文人)が腰にぶら下げていた、イルカの下顎の骨のアクセサリーです。

縄文人は、イルカやクジラやサメやエイ等も捕獲していたことが分かっていますが、丸木舟しかない時代ですから、漁の腕前は、現代人と比較しても大したものだったと思います。
2018/05/15(火) 09:54 | URL | 疑問 #iydQorAY
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more


http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/430.html#c24

[近代史02] 弥生人の起源 _ 自称専門家の嘘に騙されない為に これ位は知っておこう 中川隆
113. 中川隆[-12437] koaQ7Jey 2018年5月18日 17:04:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14017]

日本語は縄文時代以前から 日本でずっと話されていた言葉

実はとてつもなく古かった日本語 2018 05.01
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more


日本語は、もしかすると世界最古の言語であり、しかも世界で最も美しい言語かもしれません。

かつて谷村新司がロンドン交響楽団をバックにレコーディングをしたことがあります。
そのとき日本語の素晴らしさを再認識し、日本語を大切に歌っていくことを信念にしたそうです。

ディズニー・アニメの『アナと雪の女王』は、世界的ヒットとなったアニメ映画ですが、そのなかの挿入歌の『レット・イット・ゴー、ありのままで』は、世界25ヶ国語に翻訳され、それぞれの国の歌手が歌ったものが youtube で公開されました。

このとき、世界中の人たちが驚き、そして圧倒的な人気をはくしたのが日本語バージョンです。

Let It Go - Behind The Mic Multi-Language Version (from Frozen) - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BS0T8Cd4UhA

松たか子ver(日本語吹替版)「Let It Go」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=4DErKwi9HqM


それは、歌った松たか子さんの声の素晴らしさももちろんあるでしょうが、日本語による発声が、メロディに+αの効果をもたらしたのかもしれません。

どこの国でも、それぞれにお国自慢があります。
ここで日本語が世界一だと述べるつもりは毛頭ありません。
ただ、ひとついえることは、どうやら日本語には、他の言語にはない、不思議なところがあるということです。

ひとつは言霊(ことだま)です。
言葉に魂が宿る。

ではどうして言葉に魂が宿るのかというと、日本語が実はもともとそのように構造された言葉だからなのだそうです。

構造とは、日本語の文法や発音や語彙のことです。

つまり、自然との共生を大切に育くむこと、自然を征服したり、人と自然とどちらが上かのような上下構造をもとうとするものではない文化の下で、人と自然とが対等な関係を育んで来たのです。

2つ目はオノマトペ(仏:onomatopee)です。
オノマトペというのは擬声語を意味するフランス語です。

擬声語は、たとえば

わんわん、メーメー、ブーブー、ニャーオ、ホウホウといった動物の鳴き声を真似たものや、

ドキドキ、パチパチ、バキューン、チリーン、ドカン、カリカリ、バタン、ガタピシ、ガタンゴトン、パチバチ、ビリビリ、ジュージュー、グワァ〜ン、パタパタ、ボキポキなどなど、音を真似たもの、

あるいは、

おずおず、おどおど、めろめろ、ふらふら、きゅんきゅん、きらきら、ぴかぴか、ぐずぐず、ツルツル、サラサラのように、本来音を発しない感情などを言葉で表現するものなどのことです。

おもしろいことに、擬声語(オノマトペ)は、言語ごとに、表現がまったく異なります。

冒頭にあるのは、その違いを示した絵本の抜粋で、クリックしていただくと当該ページに飛びますが、たとえば食事をするときは、日本では「PAKU PAKU」ですが、英語では「CHOMP」、フランス語では「MIAM」、イタリア語では「GNAMグナム」、Korea語では「NYAM」です。

キスは日本語では「CHU」ですが、英語では「MWAH」、China語では「BOH」です。
つまり言語によって擬声語(オノマトペ)は、まったく異なります。
ということは、それぞれの言語圏においては、音がそのように聞こえているということです。

そして日本語の擬声語(オノマトペ)は、China語やKorea語ともまったく異なるものです。

ということは、日本語はChinaやKorea半島からの輸入語では絶対に「ない」ということです。

それだけではありません。

日本語は、この擬声語(オノマトペ)が、他の国の言語と比べて著(いちじる)しく多いのです。
その数、なんと5千語です。

日本語の単語数は、たとえば『日本国語大辞典』の収録単語数が50万語です。
このことは、日本語の1%、およそ100語にひとつが擬声語(オノマトペ)であるということです。

そして単語の中には、日常生活でよく使われるものと、そうでない(たとえば学術用語)ものがあります。

オノマトペは日常的によく使われる語です。
早い話、今朝起きたとき、ご家族に「ぐっすり寝れた?」と聞く。
その「ぐっすり」というのがオノマトペです。

しかし睡眠は「ぐっすり」などという音は立てません。
ではなぜ「ぐっすり」というのかというと、「ぐうぐう、すやすや」寝ているからです。
その「ぐうぐう+すやすや」が短縮されて「ぐっすり」です。

「ぐうぐう」も「すやすや」も、なんとなく、そのような音を立てているといわれれば、なんとなくそうかもしれないと思われるかもしれません。
では、

 風が「そよそよ」と吹く
 太陽が「かんかん」に照る
 白い雲が「ぽっかり」浮かぶ
 星が「きらきら」光る

などはどうでしょうか。

風は「そよそよ」などという音をたてないし、太陽は「かんかん」なんてしゃべったりしません。

ではなぜこのようなオノマトペが使われているのでしょうか。

実は、自然がそのような音を立てているのではなくて、受け止める側が自然が発する音をそのように聞いているのです。

このことについて考古学者の小林達雄先生は、「人々が、人と人との間で行うコミュニケーションのための言語活動と同じか、あるいはそれに近いレベルで自然と向き合い、自然との間で活発な言語活動を行ってきた結果」(『縄文文化が日本人の未来を拓く』p.134)と述べておいでです。

つまり、日本語は「自然と対話しながら発達してきた言語」なのです。

だから欧米人にはただの雑音にしか聞こえないカエルの鳴き声や虫の声も、日本人には美しい秋の音色となって聞こえる。なぜ美しいのかといえば、それは人がカエルや虫たちとコミュニケーションしているからです。

では日本語は、いつ頃の時代から形成されはじめたのでしょうか。
言語の発達には、ムラの形成が欠かせません。
なぜならムラを営むには、言語が必要だからです。
そしてそれは磨製石器の登場と時期を同じにするというのが世界の考古学会の定説です。

世界の磨製石器は、おおむね7千年前以降のものです。
中には2〜3万年前のものもあります。

 シベリアの2万年前のもの
 ロシア南西部の紀元前1万6000年前のもの。
 オーストリア中部の2万9000年〜2万1500年前のもの。

など、ほんの数例です。

ところがこれらは、異常に早過ぎる磨製石器であって、作成経緯等はすべて不明です。
そして、その後に起こるおよそ7千年前の磨製石器の時代(新石器時代)と接続していないのです。

ところが日本の磨製石器は、3万年前の磨製石器だけが単独であるのではなくて、昭和48年に東京・練馬区石神井川流域の栗原遺跡で2万7000年前の地層から磨製石斧が発掘され、また同じときに千葉県三里塚からも磨製石斧が出土、以後、秋田から奄美群島まで、全国135箇所から400点余の磨製石器が発掘されています。

そして1万7千年前には縄文時代が始まるのですが、なんとものの見事に、その縄文時代の文化へと、磨製石器の時代が接続しているのです。

ちなみに長野県日向林遺跡から出土した60点、長野県の貫ノ木(かんのき)遺跡から出土の55点の磨製石器に用いられている石は、伊豆の神津島から運ばれてきた石です。

つまり当時の日本人は航海術に長け海洋さえも自在に往来していたことも伺わせています。

こうしたことから、英国のJ・ラボックという考古学者は、

「日本列島の住民は世界に先駆けること二万数千〜三万年前に新石器時代を迎えていた。」

と述べています。

言い方を変えると、これはつまり、日本は世界最古の文明を持っていたことが証明されている国である、ということです。

そして磨製石器の登場と言語の登場、そしてムラを営むための神話の登場が重なるものであるならば、日本語は、およそ3万年前には生まれ、そこから現代に至るまで、ずっと続いている世界的にも稀有な言語である、ということになります。
そしてそれが可能になったのは、日本人が殺し合いや、自然への征服を好まず、人と人、人と自然が常に調和することを好む民族であったからです。

というより、調和を好むという日本人の性質は、最低でも3万年という途方もない長期間のなかで、最終的に生き残ってきた性質である、ということができます。

おもしろいもので身勝手な文化、自分さえ良ければという文化は、一時的な成功を手に入れることができても、必ず最後に崩壊し、再起不能になります。
ところが調和を大切にする文化は、一時的にどん底に落とされても、必ずまた再生し復活します。

植物には一年草と多年草があります。

最近は品種の改良によって、どちらも美しい花を咲かせますが、もともとは一年草の多くは、だいたい派手な花を咲かせるのに対し、多年草の花は、わりと地味な花が多いです。
地味だけれど、ずっと咲き続けます。
まるで日本人そのもののようです。

日本人は、はっきりとわかっているだけでもおよそ3万年、ずっと自然と調和し共生する道を選んできました。

だから日本語には擬声語(オノマトペ)が圧倒的に多いのです。

コメント


新宿の縄文人は、どんな言葉を話していたか?

東京の新宿のど真ん中、皇居の御堀端から2q程の地点から、縄文時代中期や後期(5千年前〜4千年前)の人骨が多数出土した事がありました。

江戸時代の遺跡を調査すると、その下から縄文時代や弥生時代の古い遺跡が続いて出土する事がありますが、その場合、江戸時代以降の大開発等によって、無残に破壊されていてる場合が多いそうです。

僅かな貝殻の堆積が確認されたとはいえ、分厚い貝層が存在しない内陸の地域から、多数の人骨がまとまって出土すること自体が非常に珍しく、当時現場は大変な興奮に包まれたそうです。

当時、保存状態の良かった、40代ぐらいの男性の顔が復元されました。

やや長めの顔に、上下に潰れた長方形の眼窩、彫りの深い目元の頭蓋骨は、ヨーロッパ人の様な風貌、あるいは、若い頃の宇梶剛士さんに似たイケメン風に仕上がりました。

彼のミトコンドリアDNAのハプロタイプは北方系と言われるA、一方彼の近くに葬られていた別の人骨は、南方系と目されるM7aだったそうです。

様々な地域をルーツに持つ縄文人たちが、新宿の地で仲良く暮らしていたのですから興味深いです。

日本語が「どのように成立したか分からない」と言われる所以は、様々なルーツを持つ人々の言葉が、極めて長い時間をかけて、ゴチャゴチャに混じり合った結果ではないかと思います。
2018/05/14(月) 11:38 | URL | 疑問 #iydQorAY[ 編集]

外国人に日本語で話しかける時にこの擬声語は使わない方が良いそうです。

擬声語に相当する外国語がないので、彼らにはさっぱり分からないようです。

また、行けなくも無いなどの二重否定もダメ。

日本人なら、何とかすれば行けると理解できますが、外国人は
理解できないようです。

外国人にとって日本語は本当に難解のようですが、
この言語を意識せず使いこなしている
我々は本当、凄いのかもしれませんね。
2018/05/14(月) 13:40 | URL | 名無し #mQop/nM.


新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘

新宿に生きた縄文人〜市谷加賀町二丁目遺跡の発掘
http://www.city.shinjuku.lg.jp/video/video_jm01.html
https://www.youtube.com/watch?time_continue=607&v=P7VUMR0Mvzo

これですね。
2018/05/14(月) 14:31 | URL | KI


加賀町二丁目遺跡の関連本が出版されています。>KIさん

KIさんへ

動画等のご紹介ありがとうございます。

加賀町二丁目遺跡に関しては、講談社から関連書籍も出版されています。

『おどろきの東京縄文人』(瀧井宏臣著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%8D%E3%81%AE%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%B8%84%E6%96%87%E4%BA%BA-%E4%B8%96%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%89-%E7%80%A7%E4%BA%95-%E5%AE%8F%E8%87%A3/dp/4062870029

という本です。

この本は、考古学少年から考古学おじさん・おばさんまで、幅広い層の人々が興味深く読める内容になっていると思います。

映像で見るのと、写真で見るのとでは、復元された縄文人の顔の印象は少々異なりますね。

映像の方はバックが暗めで、陰影が強調されていますが、写真の方は細部まで鮮明に写っていますので、少し印象が違ったのかも知れません。
写真で見ると、かなり欧米風味の顔に見えます。

個人的に注目されたのは、12号人骨(復元された縄文人)が腰にぶら下げていた、イルカの下顎の骨のアクセサリーです。

縄文人は、イルカやクジラやサメやエイ等も捕獲していたことが分かっていますが、丸木舟しかない時代ですから、漁の腕前は、現代人と比較しても大したものだったと思います。
2018/05/15(火) 09:54 | URL | 疑問 #iydQorAY
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3756.html#more


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/547.html#c113

[昼休み54] 発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる 中川隆
7. 中川隆[-12442] koaQ7Jey 2018年5月18日 17:23:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]


地球の気温、400カ月連続で平均上回る 米海洋大気局
2018.05.18 Fri posted at 12:33 JST

温暖化にはエルニーニョやラニーニャといった自然現象も関係する

(CNN) 米海洋大気局(NOAA)がこのほど発表した4月の世界気象報告書によると、今年4月の平均気温はNOAAが1880年に統計を取り始めて以来、3番目に高かった。

地球の気温が平均を上回るのは、これで400カ月連続になる。つまり、温暖化が33年以上にわたって続いていることになる。

気温が上昇を続ける主な原因として、NOAAの専門家は人間の活動による温暖化を挙げ、「気候変動は現実であり、今後も世界の気温は上昇し続けるだろう」と予測する。

温暖化にはエルニーニョやラニーニャといった自然現象も関係する。「人間の要因を取り除いても変動はある。ただ、上がったり下がったりになるだろう」と専門家は話す。

観測史上、最も暑い年になった2016年は、エルニーニョ現象が活発だった。

気候学では、気温の変動を20世紀の特定の月や年の気温と比較して調べている。つまり、「平均を上回る」気温とは、1900〜2000年までの100年間の平均よりも高い気温を意味する。

気温が記録的に高かった上位19年のうち18年は2000年代だった。自然現象も関係しているものの、全般的な傾向は間違いなく人的要因に起因するとNOAAの専門家は指摘している。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html#c7

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
24. 中川隆[-12441] koaQ7Jey 2018年5月18日 19:05:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]

その人がモノをどう扱うかを見れば自分がどう扱われるのかが分かる?


所有している「物」をどう扱うのかは人によってまったく違う。粗雑に扱う人もいれば、大切に扱う人もいる。それが壊れても何とも思わない人もいれば、修理をしながら長く大切に使う人もいる。

「物」に対する扱いは性格が表れる。そのため、「物」をどう扱っているのかを見ると、その人が他人に対してもどのように接触するのかも分かると言われている。

「物」を適当に、乱暴に、粗雑に扱って何とも思わない人は、人に対してもそのように振る舞うのが一般的だ。

とても古くなった物でも大切に使う人は、やはり友人を大切にする人であるのが一般的だ。

もちろん、思い入れのある物とそうでない物に対しては扱いの度合いが違って来るのだが、全般的に見て物を粗雑に扱う人は、大切なものであっても粗雑に扱い、大切な人も粗雑に扱う。

物持ちが良い人は人間関係も長持ちし、物持ちが悪い人は人間関係もすぐに壊れる。

物に対する執着がない人は、人に対しても執着がない。それは考えて見れば当然のことでもある。

その人は別に身のまわりのものに意味があるとは思っていないから、それが人にも物にも平等に反映されるのだ。

イライラすると物に八つ当たりし、蹴ったり投げたり殴ったりする人もいる。自分がうまく制御できない物に対して罵倒を浴びせるような人もいる。

そうした人は、大抵は身近な「弱い人」にも同じことをしている確率が高い。DV(家庭内暴力)を振るう人は、そのほとんどが物を投げたり壊したりするものだ。

だから、身近な人が苛立ったときに物を投げたり壊したりする光景を見たら、いつか自分がその物と同じ目に遭うと考えていれば間違いない。物に対する態度は人に反映される。

人によっては、また使える物を何の未練もなく「使い捨て」「ポイ捨て」にする人もいる。捨てる必要がない物でも、何か気に入らなかったりすると、すぐに使い捨てする。

もちろん、その態度は他人への態度にも反映される。すぐに人間関係を「使い捨て」にするのだ。

あるいは、その物が手に入るまでは凄まじい執着心を見せるのに、いったん手に入ると急激に関心を失い、関心を示さなくなる人もいる。もちろん、それは人間関係にも適応される。

欲しいと思った物が手に入るまでは必死だが、手に入って一通り弄り回すとすぐに飽きて見向きもしなくなり、新しい物を追いかけるのである。

そうかと思えば、自分の物は大切にするのに、公共の物は粗雑に、乱暴に、場合によってはわざと破壊したりする人もいる。こうした二面性は、人にも反映される。

物に対する態度が自分のものと他人のもので変わる人は、人に対する態度もまた使い分けるのだ。

そうかと思えば、何らかの物に対して偏愛し、他は見向きもしないでその物だけを異様なまでに愛でる人もいる。極度に物に執着して離さない人は、気に入った人をやはり同じように扱うのは想像できる。

その他にも、安物はあからさまに嫌悪して見下し、高級品のみを評価し、自慢し、見せびらかす人もいる。そういった人は、やはり人に対しても同じ態度を示す。

逆に安い物が最高だと思っている人は、高級品を嫌う。そうした人は逆に高級品を身につけて自慢しているような人をも激しく嫌う。

物にこだわりを持たない人は、人にもこだわりを持たない。物にこだわりを持つ人は、人にもこだわりを持つ。

どちらが良い悪いではなく、それは性格である。だから、その性格はもちろん物と同様に人にも反映されることになる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/05/20180518T1459420900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c24

[昼休み52] 意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領 富山誠
72. 中川隆[-12440] koaQ7Jey 2018年5月18日 19:11:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]
2018.05.18
ドゥーマでシリア政府軍は化学兵器を使っていないと結論したOPCWがイドリブでは使ったかもと報告



 アル・カイダ系武装集団と一心同体の関係にある「シリア市民防衛(白いヘルメット)」はNGOと見なされている。そのNGOはシリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すためにアメリカが主導する軍隊にシリアを直接攻撃させようとしている。これは白いヘルメットの雇い主が願っていることにほかならない。

 その白いヘルメットは今年(2018年)2月4日にもシリア政府軍が化学兵器を使ったと主張、アメリカ国務省のヘザー・ナウアート報道官はそれが事実であるかのような発言をした。アメリカ国防省のダナ・ホワイト報道官がそうしたことを示す証拠を見たことがないと発言したのとは対照的だ。この手の主張に対し、「タカ派」で知られるジェームズ・マティス国防長官も化学兵器を政府軍が使ったとするNGOや武装勢力の主張を裏付ける証拠は確認していないとしていた。

 その​2月4日の話についてOPCW(化学兵器禁止機関)は塩素を使ったらしいといういい加減な報告書を5月15日に発表​した。国連の安全保障理事会で化学兵器の問題がある討議される2日前、前日に偵察飛行していたロシア軍のSu-25戦闘機がアル・カイダ系武装集団のMANPADS(携帯型防空システム)で撃墜され、脱出したパイロットは地上での戦闘を経て死亡したイドリブにシリア軍が危険を顧みずにヘリコプターを派遣して塩素をまいたという。この地域での空爆は長い間なく、防空壕へ住民が入る状況ではないのだが、なぜかその時は防空壕にいたともされている。このケースでOPCWは現地を調査していない。白いヘルメットなどシリア政府の打倒を目指す勢力が提供した話に基づく「分析」で、全ての疑問は封印された。

 4月7日にも白いヘルメットはアル・カイダ系武装集団の「ジャイシュ・アル・イスラム」と同じようにシリア政府軍がドゥーマで化学兵器を使ったと宣伝、その件を調べるためにOPCWのチームが現地であるドゥーマへ入る直前の4月14日にアメリカ、イギリス、フランスの3カ国はシリアをシリアをミサイル攻撃した。

 ロシア国防省の説明によると、この攻撃で3カ国は103機の巡航ミサイルを発射、そのうち71機をシリア軍が撃墜したという。ロシア国防省は攻撃された場所としてダマスカス国際空港(4機。全て撃墜)、アル・ドゥマイル軍用空港(12機。全て撃墜)、バリー軍用空港(18機。全て撃墜)、サヤラト軍用空港(12機。全て撃墜)、メゼー軍用空港(9機。うち5機を撃墜)、ホムス軍用空港(16機。うち13機を撃墜)、バザーやジャラマニの地域(30機。うち7機を撃墜)を挙げている。

 アメリカ国防総省の発表によると、攻撃のターゲットはバルザー化学兵器研究開発センター(76機)、ヒム・シンシャー化学兵器貯蔵施設(22機)、ヒム・シンシャー化学兵器(7機)。すべてが命中したとしているが、攻撃目標と使用されたミサイルの数が不自然で、現地の様子とも符合しないため、これは正しくないと見られている。

 

 今回の攻撃に対し、アル・カイダ系武装集団ジャイシュ・アル・イスラムの幹部、モハマド・アルーシュは失望したと表明している。シリア軍の航空兵力を壊滅させ、地上の戦闘部隊がダマスカスを攻略して逆転勝利を狙っていた可能性がある。ただ、そうした攻撃を実行すればロシア軍は攻撃に参加した3カ国の艦船や航空機を破壊、全面戦争へ突入する可能性があった。ネオコンは「脅せば屈する」という考えに取り憑かれているようで、ロシア軍は出てこないと信じていたかもしれない。

 3カ国軍が攻撃する直前、国連の専門機関であるWHO(世界保健機関)は化学兵器の使用で多くの犠牲者が出ているとする声明を出したが、その情報源はWHOがパートナーと呼ぶ団体。その中に含まれているMSFは「白いヘルメット」を訓練している。独自の調査をしたわけでなく、アル・カイダ系勢力の宣伝をそのまま主張しただけ。今回のOPCWと同じだ。ただ、ドゥーマでのケースでOPCWの調査チームは化学兵器が使われた痕跡はなく、犠牲者もいないと結論づけている。OPCWの幹部はこの結論に動揺したことだろう。

 ドゥーマへ入り、取材した西側のジャーナリストも化学兵器は使われていないと伝えている。例えば、​イギリスのインディペンデント紙​が派遣したロバート・フィスク特派員は攻撃があったとされる地域へ入り、治療に当たった医師らに取材しているが、そこで患者は毒ガスではなく粉塵による呼吸困難が原因で担ぎ込まれたという説明を受けている。毒ガス攻撃があったことを示す痕跡はないという。​アメリカのケーブル・テレビ局、OAN​の記者も同じ内容の報告をしている。ロシア系の​RT​は西側の有力メディアが化学兵器の被害者だとして報道した子どもとその父親を取材、やはり化学兵器が使用されたという話を否定した。

 化学兵器の使用を口実にしたシリアに対する直接的な軍事介入を計画したのはバラク・オバマ政権である。アメリカのDIA(国防情報局)がシリアに「穏健派」は存在しないととするホワイトハウスに出した2012年8月、バラク・オバマ大統領はNATO軍/アメリカ軍による直接的な軍事介入の「レッド・ライン」は生物化学兵器の使用だと宣言、その年の12月に国務長官だったヒラリー・クリントンがこの宣伝に加わる。自暴自棄になったシリアのバシャール・アル・アサド大統領が化学兵器を使う可能性があると主張したのだ。翌年の1月になると、アメリカ政府はシリアでの化学兵器の使用を許可、その責任をシリア政府へ押しつけてアサド体制を転覆させるというプランが存在するとイギリスのデイリー・メール紙が報道した。

 そして2013年3月、西側は政府軍がアレッポで化学兵器を使ったと非難したが、5月には国連の調査官だったカーラ・デル・ポンテが化学兵器を使用したのは反政府軍だと語っている。この年には8月にも化学兵器が使用され、アメリカは9月上旬に攻撃すると見られていたが、地中海から発射されたミサイルが海中に墜落、軍事侵攻はなかった。その件も、シリア政府が化学兵器を使用したことを否定する報道、分析が相次いだ。(この辺の話は本ブログで何度も書いてきたので、今回は詳細を割愛する。)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805180000/
​​
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c72

[リバイバル3] かぐらスキー場 (かぐら・三俣・田代スキー場) 中川隆
83. 中川隆[-12439] koaQ7Jey 2018年5月18日 20:19:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]


雪日記
出せる雪は全て出す、神楽魂の総力戦。
http://golgo13zilch.jp/blog-entry-3319.html

5/18(金) かぐらスキー場でスノーボード。

本日はスノーボードなので往路から神楽魂号のお世話になります。

足に何も装着しないでみつまた1高乗車。
サマーゲレンデのMTBを思い出します。

みつまたをお散歩という事は…、
朝から山菜採りって事です(笑)
みつまたの山菜は、蕗の薹、コゴミ、タラノ芽などは終了してしまいましたが、
コシアブラ、ウド、ワラビなどは今が旬!

ゴンドラコースでは余った雪を懸命に集める神楽魂のお姿が!
もう圧雪車で出す事は出来ないような雪も、手間暇惜しまず余すところなく雪出しします。

大切な大切な最後の雪。
ここまでヤルか!? もうクローズでも仕方ないでしょ!?
ってのは普通のスキー場の考え。
神楽魂の執念は普通じゃないのです。

コース外の雪も出せるだけ出します。

週末は1ロマも稼働する予定なので、
乗り場、降り場の再整備もしっかりと。

クローズしたテクニカルはあっという間に何も無くなってしまいました。
人の手を加えなければメインだってこれに近い状況でしょう。

テクの森も新緑に包まれてきました。

人の手を加えたメインは十分な厚みがあります。

真冬の猛吹雪の日でも条件が整えば稼働させるかぐらの降雪機。
一晩で50cmとか積もる雪が降っているのに降雪機が動いている姿は滑稽でもありますが、
来る日も来る日も雪を造ったおかげで今があるのです。

カグリーくん…遠い遠い存在になってしまいました。

バンクドスラロームコースは今週末までは確定。
来週はコースの雪出しに使われてしまう可能性がありそうです。

本日はコブ愛好家の方々が少なかったような。
中々いいコブに仕上がりません。

下段の癒しコブも圧雪されてしまい1ラインのみになりました。

降雪機側のコブ、
スキーだと中々完走出来ないのにスノーボードだと普通に完走出来る。
完走出来るってだけで上手に滑れるわけではありませんが…(笑)

迂回コースの様子も確認してきましたが、
まだかなり余裕があります。
2016年の5月はここで山菜採りしていましたが、
今年はまだ蕗の薹が旬を迎えているくらいでして。

蕗の薹は他の山菜が芽吹くと見向きもされなくなるちょっと可哀そうな存在。
春の訪れの時はあんなに夢中にさせてくれるのにね。
いつでも採れる都合のいい山菜(笑)

かぐらエリア下部のコシアブラは旬を迎えました。
ウドなどもボチボチ顔を出し始めています。

でも、本番はみつまたエリア。
復路も神楽魂号に板を預けて、2ロマに乗車する事は拒否です(笑)

へへへ…、みつまたお散歩楽しいな。

なんと、ハリギリ様と遭遇しました。

美しい…。

かぐらでハリギリ様と出会ったのは初めて。
レアな山菜ってわけではないみたいですが、この地区ではとても珍しいと思います。
味はもちろんですが、その凛とした姿が一際目を引き大好きな山菜です。

本日のみつまた2ロマ乗車拒否の成果。
ウドがいっぱい!

コシアブラ、ハリギリ、ワラビ、
タラノ芽、木の芽。

ウド、コシアブラは今が旬。
タラノ芽はそろそろ終了。
木の芽はいつでも採れるね。
ワラビはサマーゲレンデの季節まで採れるので息の長い山菜です。

スキー場発表積雪量
かぐらエリア:110cm
みつまたエリア:25cm


使用板:LIBTECH / WORLD'S GREENEST BOARD
ビンディング:FLOW / NEXUS FUSION
ブーツ:BURTON / ION
http://golgo13zilch.jp/blog-entry-3319.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/779.html#c83

[番外地6] アホが書いた日本国憲法 中川隆
21. 中川隆[-12438] koaQ7Jey 2018年5月19日 06:04:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]
「やはり銃は必要なのだ。自由のためには戦わなければならない」

これを理解するためには、暴力をどのようにとらえるのかという「世界観」が分かっていなければならない。

「暴力に対する世界観」が分かってくると、なぜアメリカ人がこれほどまで銃を切望するのかが分かってくる。そして、銃の所持には大反対の日本人との違いも浮き彫りになっていく。

あなたは「自分が生きている世界」は、どのような世界だと感じているだろうか。

「暴力」を主軸にして考えると、暴力が「ない」のが普通の状態と、暴力が「ある」のが普通の状態の、どちらが自分の環境に合致しているだろうか。

平和主義でも銃が必要だと思う環境とは?

人間社会は平和なときもあれば、戦争状態のときもあるし、平和な場所もあれば紛争の場所もある。

暴力が身近にあるのかないのかは、生まれた国や場所や時代によって違っている。その人の哲学や考え方は、その環境に影響される。

日本人の多くは「暴力がない状態が普通の状態」だと無意識に考えるのではないだろうか。しかし、アメリカ人の多くは、「暴力がある状態が普通の状態」だと無意識に考える。

この世界観は、人間の行動や考え方に大きな影響を及ぼす。

たとえば、日本がどこかの国に侵略され、治安がめちゃくちゃになって暴力が蔓延する社会になったと思って欲しい。

道を歩いていても、いつ撃たれるか分からないし、いつ襲われるかも分からない。

愚連隊、チンピラ、暴力団、マフィア、ギャングがサメのようにうろつき回り、強盗、殺人、レイプが蔓延し、政府は無為無策で暴力は吹き荒れる一方の国になったと想像して欲しい。

そんな状態が普通になってしまったら、いくら私たちが平和主義であっても、「自分には防衛のために銃が必要だ」と思うようになるはずだ。

そのために銃が蔓延したらさらに治安が悪くなるかもしれない。しかし、それよりも、銃が蔓延する社会の中で「自分だけが銃を持っていない」というのは無防備だと考えるようになる。狼の群れの中の羊のように感じるのだ。

アメリカ人は、狼の群れがうろついているのが「普通の社会」だと思っており、それが世界観になっている。
https://blackasia.net/?p=2072
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/613.html#c21

[昼休み53] 日本は近い将来、中国小日本省になる 中川隆
22. 中川隆[-12437] koaQ7Jey 2018年5月19日 06:14:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]

2018年05月19日
目に見える支那人の侵略 / アジア人の集落が出現する日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/


  5月13日(日曜日)、TBSの「噂の ! 東京マガジン」が埼玉県西川口に蝟集する支那人を特集した。

この番組は度々、トラブルを抱える地方自治体を取材し、どのような状況になっているのか、なにが原因なのかを視聴者に伝えることで長寿番組となっている。たぶん、「報道特集」みたいに暗い雰囲気が無いからだろう。

それにしてもTBSと言えば、支那人や朝鮮人を擁護するプロパガンダ局として有名なはずなのに、時折、在日アジア人の問題点を指摘することがあるので興味をそそられる。だが、それはキャバレーの呼び込みのようなもので、別の目的を含んでいるから気を許せない。

  同番組は西川口の商店街などを取材し、在住支那人がどのような問題を引き起こしているのかを紹介していた。例えば、支那人は町内会の規則を守らず、勝手にゴミを捨てに来るし、分別しなければならないのに、缶でも紙屑でも、瓶でも一纏めにして投棄する。それでも、ゴミ捨て場に持ってくる奴はまだ良い方で、不届きな支那人はポイ捨てが当り前。コンビニで買った弁当を食べたら、そのプラスチック容器を道端に投げ捨てるし、ビニール袋やタバコはもちろんのこと、古びた家具や要らなくなった冷蔵庫、テレビ、粗大ゴミを不法投棄するから腹が立つ。

chinese people 2Chinese collecting cans
(左: 地べたに坐る支那人観光客 / 右: 空き缶を担いで歩く支那人)

  今のところ、支那系住民が少数派だから何とかなっている、というのが現状だ。例えば、見廻り役の市職員や近所の日本人に見つかれば、捨てた不要品を再び手にして、そそくさと立ち去る、だが、大抵の支那人は人目が無くなった夜中に“こっそり”捨てに来るからタチが悪い。「見つからなければ何をしてもいい」というのが支那人の行動原理だ。自分の家なら綺麗にするけど、一歩外へ出れば「他人」の土地だから、遠慮する事は無い。食堂や病院内で立ち小便をしてもいいし、百貨店や遊園地で痰を吐き捨てても構わない。階段の隅でウンコをしないだけマシ。これは支那人が悪いんじゃない。“気にする”日本人の方が悪いのだ。

  当ブログでも度々述べたが、支那人は基本的に「がさつ」で粗野。デカイ声で喋るし、語気も荒く、マナーも悪い。昔、フランク永井がヒット曲の『おまえに』を披露し、「そばにいてくれる〜だけでいい〜」と唄っていたけど、支那人だと側に居るだけでも不愉快だ。円広志じゃないけ;ど、「飛んで飛んで、廻って廻って、何処かに消えてしまえ !」と歌いたくなる。とにかく、支那人というのは短気なのか、それとも単純に馬鹿なのか、しょっちゅう「いざこざ」を起こし、掴み合いの喧嘩になるようだ。西川口の繁華街でも支那人同士の喧嘩が毎週の如く起こり、街行く日本人も呆れ顔。TBSの取材を受けた日本人も、支那人による騒動に言及し、店の前の喧嘩なんか珍しくないと答えていた。つまり、もう「西川口の名物」になっている、ということだ。

Chinese street fight 1Chinese street fight 2

(写真 / 街頭で喧嘩を始めた支那人たち )

  それにしても、「なぜ」支那人が西川口に住み始めたのか? その理由は、警察による風俗店の取締に遡るという。暴力団との関連があったのかも知れないが、地元警察は“怪しげ”な風俗店を摘発し、治安の回復を図ろうとした。この浄化作戦が効を奏したのか、繁華街から多くの酒場や風俗店が消えて行き、テナント・ビルに空き店舗が目立つように・・・。ところが、意外な副作用が現れてきた。なんと、その空白に支那人が入ってきたのである。ビルの所有者からすれば、誰かが空きスペースを借りてくれないと困ってしまう。だから、支那人の経営者が店を構えてくれれば、元通りのテナント料が入ってくるので助かる。こうして支那人の店がドンドン増えていったという訳。あとは“いつも”のパターンが繰り返される。支那人が住むところ、必ず北京料理店とか上海料理店が出来るし、一般支那人が訪れる食材店や雑貨店も附随するのも定跡。当然ながら、床屋とか酒屋も支那人が経営する店となるから、いつの間にか日本人が寄りつかない「支那人商店街」となってしまうのだ。

  こうした情報番組を観れば、一般視聴者は「TBSも中々いい取材をするじゃないか」と思うだろう。しかし、そこには巧妙な洗脳があった。TBSの取材班は川口に住む支那人にインタビューを行い、「マナーの良い」支那人と「行儀の悪い」支那人を区別していたのだ。ある若い支那人女性によると、勝手なゴミ捨てを行うのは、日本の習慣を知らない年配の支那人で、日本の「しきたり」を知っている若い人は“ちゃんと”ルールを守っている、と語っていた。要するに、TBSは支那人回答者とグルになってイメージ操作を行い、“全て”の支那人が傍若無人なのではなく、“一部”の不埒な支那人がトラブルを起こしているだけ、と仄めかしていたのだ。TBSが日本人の側に立ち、支那人を攻撃するなんてあり得ない。もし、TBSが支那人を批判する番組を流すとすれば、そこには必ず裏がある。番組出演者は明言しなかったが、川口に住む中高年の支那人が日本のルールを勉強し、日本の生活習慣を理解できれば、異民族共存が実現するとでも言いたいのであろう。

  残念ながら、川口市は既にアジア人の街ととなっている。市役所が作成した「川口市多文化共生方針平成26年度〜28年度」によれば、同市に居住する外国人の数はうなぎ登り。全国的に見れば、一位の東京新宿区、二位の大阪市生野区、三位の江戸川区、四位の足立区に次いで、第五位となっている。平成17年には15,000人だった外国人の数が、平成26年1月の時点では22,958人となっているのだ。ということは、平成30年の現在では、もっと増えているはずである。国籍別に見ると、支那人がダントツで13,645名、総数の59.4%を占めている。次に来るのが南鮮人で、2,846名だから12.4%の割合となっている。後はフィリピン人、ベトナム人、トルコ人、ブラジル人と続いている。なるほど、これじゃあ、街の景観が暗くなるはずだ。良い子のみんなは、「わたし、金髪碧眼の白人が行き交う麻布や広尾みたいな街がいいなぁ〜」とい言っちゃだめだよ。「ヘイト・スピーチ」に問われてしまうから。

Chinese workers 1Chinese crowd 2


(左: 支那人労働者 / 右: 抗議活動を行う支那人の群れ)

  新宿に外国人が多いのは解るけど、川口にアジア人が集中するのは、長屋の家賃が安く、東京へのアクセスに関しても便利だからだろう。特に、財政状況が傾き、商店街が寂れている地方自治体には、手頃な賃料で住める貸し屋が多く、日本人がそれほど集まらないので、どこからともなくアジア人が入居してくる。時代遅れの中古アパートじゃ、大学生だって借りてくれないから、家賃収入を求める大家はしぶしぶながらも、支那人とかフィリピン人に貸すしかないのだ。しかし、一旦アジア人を受け容れてしまうと、もう新たな日本人は借りなくなる。隣人が支那人だらけなんてゾっとするじゃないか。それに、「類は友を呼ぶ」方式で、支那人が入居する長屋には、「口コミ」で支那人が集まってくる。(ちなみに、俗に言う「マンション」とは「高層長屋」のことである。区割りの賃貸物件なのに、一戸建ての「豪邸」と呼んだらおかしい。)

Chinese kids 3Chinese kids 1

(写真 / 支那人の子供たち)

  「噂の東京マガジン」でも紹介されていたが、川口市の「UR芝園団地」には大勢の支那人が住んでいる。この団地には全部で2,500世帯が住んでおり、その内の約半数が支那人世帯であるという。これじゃ、日本人の若い夫婦が引っ越してくる訳がない。日本人で住んでいるのは、逃げ場の無い高齢者世帯ばかり。つまり、日本人の借り主というのは、諦めを以て我慢している老人を意味する。案の定、団地の公園で伸び伸びしているのは、支那人の高齢者がほとんどで、日本人が交流を楽しんでいる光景は無い。近くの商店街には支那人が集う店舗が6軒もあり、幼稚園や小学校にも支那人の子供が通っているという。日本人の子供は減っているのに、支那人夫婦には子供がポコポコと生まれているので、やがて川口市の児童数は、半分がアジア系となるに違いない。所得の高い家庭は引っ越してしまうし、所帯を持ったばかりの若い夫婦は川口を選ばないから、西川口の地価はドンドン下がり、アジア人にとってお手頃な土地となる。こうなれば、役所のサービスも外人向けとなるし、公用語も支那語や朝鮮語となるから、更にアジア人が寄ってくるだろう。もっと恐ろしいのは、支那系の市議会議員が誕生し、役所の公務員にもアジア系が増え、小規模な「東アジア共同体」が出来上がってしまう事だ。中曾根康弘や鳩山由紀夫が夢見た楽園が実現化しているとは・・・。日系日本人にとって「悪夢の到来」ということだろう。

インド人が密集する甲斐の国

  埼玉県のアジア地区と言えば、西川口ばかりでなく、フィリピン人が群れる蕨市も有名だ。しかし、こうしたアジア人地区は日本各地に現れている。例えば、山梨県の甲府市だ。そこには意外にも、インド人が多い。平成27年の統計によれば、甲府市には1,922名の永住者、799名の留学生、414名の家族滞在者などを含め、19万2千601人が住んでいる。国籍別で見てみると、1,513名の支那人、1,128名の朝鮮人、456名のフィリピン人、298名のブラジル人などが住みついているそうだ。それでも外国人の数は減った方である。平成20年(2008年)だと、19万8千594人も外国人が住んでいたのだ。「そんなアホな !」と呟きたくなるが、都心以外でも着々とアジア人の数が増えている。本当に恐ろしい。

  でも、なんで甲府にインド人が群れているのか? その主因は、商売人が集まってきたからである。明治の頃、同市は水晶の産地として栄え、宝飾品の加工技術も優れていたという。1980年代のバブル景気の時、インドから大勢の宝石商が訪れ、市場開拓を狙ったインド商人がそのまま住みついてしまったらしい。それに、安倍政権は高度人材とか専門職の外人を優遇するので、インド人ビジネスマンは「利益をもたらす外国人」として、比較的容易に滞在許可を得ることができる。だが、そこにはもう一つの弊害があった。インド商人が甲府に会社を設立し、長期的な滞在を続ければ、必ず「家族の呼び寄せ」が生じてくるのだ。単身赴任を我慢するのは日本人くらいで、普通の外国人は家族を引き連れてやって来る。人権思想に染まった歐米諸国や日本政府は、「家族と共に暮らす権利」とやらを持ち出されると、ヘナヘナと折れてしまう。かくして、日本語が解らず、日本の習慣すら理解できないインド人の女房や子供がゾロゾロと来日してくるのだ。

  西歐のビジネスマンと違い、インド商人は祖国を捨てやすい。たとえインドに対する愛国心があっても、祖国に居住する意思は稀薄なのだ。日本人はインド人の笑顔に騙されてしまうが、彼らは基本的に図々しく、何年でも日本に住みつき、機会があれば日本国籍まで得ようとする。英国に移住する厖大なインド人を見れば解るじゃないか。インド人は何かにつけ、英国のインド支配を非難するが、ブリテン島に移住できるとなると、英国大使館前にできた長蛇の列に並ぼうとする。もし、本当にイギリス人を恨んでいるなら、どうして彼らは元支配者の国家に移住しようとするのか? 植民地から解放された民族が、再び帝国主義者の軛(くびき)を望むなんておかしい。例えば、ヤクザが嫌いなのに、自らすすんで、組長の屋敷に奉公する日本人なんて居るのか? 考えられる答えは一つだけ。「お金」だ。インド人は甘っちょろいブリテンに移り住んで、快適な暮らしを楽しもうと謀っているのである。

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(写真 / 英国の大学に通うインド人大学生)

  だいたい、インド人はその茶色い肌と奇妙な顔附きで嫌われたのだから、アングロ・サクソン人が大勢住むイングランドに渡れば、再び“差別”されることは目に見えている。ところが、インド人は気にせず、ドンドンやって来るんだから呆れてしまうじゃないか。「植民地にされて可哀想なインド人」なんて嘘っぱちだ。彼らはイギリス人に支配されて幸せだった。そもそも、厳格なカースト制度の下で暮らしていたインド人にとって、イギリス人の支配なんか屁でもない。それよりも、西歐式の教育を受けることができてラッキーだ。ムガール帝國のままなら、下層階級の者は、いくら優秀でも一生「下人」のままである。英語を流暢に喋るインド人学生を見てみろ。高等教育を受けたエリート層は、祖国を発展させようとせず、同胞を見棄ててオックスフォードやケムブリッジ大学に留学し、ブリテン国籍まで取得しようとする。さらに、白い肌のイギリス人娘と結婚できれば、もう鼻高々で、イギリス紳士になった気分になれる。イギリス人男性と結婚できたインド人女性も同じで、結婚したからといって、白人の亭主を連れて実家に住むなんてことはあり得ない。逆に、郷里から両親を呼び寄せたいと思うのが普通だ。

  異人種間結婚というのは厄介なもので、ゲルマン系のイギリス人でも、有色人種のインド人とセックスすれば、祖先とは違った容姿の赤ん坊をもうけることになる。同種族のデイン人とかノルウェー人と結婚すれば、自分と似たような子供を持つことが出来たのに、インド人との混血児じゃ、友人に披露するとき、まるで養子みたいに思われてしまう。しかし、両親はイングランドで生まれた我が子を「イギリス人」として育てるから、本人もそのつもりになる。すると、生まれてきた子供も、すっかり「一等国民」気取りだ。日本人だと笑ってしまうが、こうしたインド系混血児は自分の容姿を顧みず、インドの子供たちを見下し、「私はブリテン人よ !」と大威張り。彼らにとり、父あるいは母の祖国に暮らす茶色の貧民なんか「同胞」じゃない。非西歐系の2世3世はブリテン国内で差別廃止を訴えるが、心の底で祖父母の国と距離を置いていることが多い。親しみが湧かないという理由もあるのだろうが、移民の子孫は無意識的に「劣等民族と一緒にされたくない !」と思ってしのうのだ。ちなみに、学校の先生は内緒にしているが、マハトマ・ガンジーだって物凄い差別主義者なんだから。(この話にいつては、いずれ紹介したい。まったく、日本人は「お人好し」というか、外国知らずで脳天気な国民である。)

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(左: イギリス人女優のエリザベス・ハーレー / 右: ハーレーと結婚し、直ぐに離婚したインド人大富豪のアルン・ナイアル )

  山梨県と言えば、武田信玄が有名で、この戦国時代最強の武将に対する地元民の尊崇は殊のほか篤く、ご先祖様が武田家に仕えていたことを自慢する人も多い。しかし、甲府に住む帰化インド人や日印混血児は、「信玄公」をどう思っているのか? 特に、地元の小学校に通う混血児の場合、先生や級友が信玄公に言及するとこもあるから、何らかの感想を持っているはずだ。毎年恒例の「信玄公祭り」になれば、山梨の観光協会はもちろんのこと、一般のオっちゃんやオバはん、子供たちもウキウキするし、甲冑を身につけた若者や壮年男性は、甲州軍団を結成し、恭しく出陣式を演じたりする。中には武田騎馬軍団の大ファンで、ご自慢の火縄銃を持ち出したりする人もいるから、甲斐の住民は大はしゃぎだ。

  ところが、帰化インド人は蚊帳の外。日本国籍を取得したって、外人観光客と同じ立場だ。インド人なら川中島の合戦や長篠の合戦より、セポイの乱とかプラッシーの戦いの方に馴染みがあるんじゃないか。ただし、日本人を母親に持つ混血児だと複雑になる。例えば、長野県出身の母親を持ち、信濃で生まれ育てば、「私も諏訪家にゆかりのある子孫です」なんて言い出しかねない。まぁ、信州生まれの母親が持つ血統を遡れば、どこかで武田家の足軽とか諏訪藩に出入りした中間くらいには当たるだろう。(だってさぁ、武田勝頼に使えた小姓の遠い親戚とか、武田騎馬軍団の馬を飼育した雑用係の子孫とか、捜せばいくらでもあるじゃないか。) しかし、インド人風の人相で、生粋の信州人なんて変だ。アジア系混血児は自分のアイデンティティーに悩むから、日本史を熱心に勉強することはない。たとえ、三重県や滋賀県に住んだって、地元で行われる伊賀衆忍者祭りとか甲賀流忍者イベントに参加しないだろう。黒い忍者の衣装に身を包んだインド人なんか滑稽で、「ドラゴンボール」のピラフ様に付き随う小姓みたいだ。(「ピラフ一味」の「シュウ」を参照。)

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(写真 / 色々なインド人 )

  理由はともあれ、山梨にインド人が大勢住みつけば、自然と「インド人コミュニティー」が出来てしまうだろう。彼らは日本に移住しても食生活は変わらないから、依然としてインド料理を家庭で食べるし、レストランでもカレーを注文するに違いない。なぜなら、インド人のビジネスマンが昼食に、蕎麦とか納豆、沢庵、梅干しを注文するとは思えないじゃなすか。川口市の例でも分かる通り、外国人は同類が集まる店を好む。甲府に住むインド人でも、食事を取るとすれば、同胞が経営するレストランに赴き、故郷の言葉で仲間と会話することが多い。例外もあるだろうが、こうした食堂で日本人の客を見かけることは少なく、よほどのカレー好きでない限り、滅多に近づくことはないだろう。そもそも、日本人はインド文化に馴染みが無いし、ビジネス以外でインド人と付き合いたいとは思わない。テレビ番組はインド・ロケを行って興味深い風習や奇人変人を紹介するが、実際に現地を訪れれば、あまりの猥雑さに辟易するだろう。インドは様々な民族でごった返しているし、気候だって蒸し暑く、不衛生な場面も珍しくない。黴菌の倉庫みたいな場所だから、どんな病気に罹るのか不安で、日本に帰るまで心配だ。これだから、優秀なインド人がイングランドやカナダ、アメリカに移住するはずである。

  一般の日本人は支那人とかインド人と“共生”したいとは思わない。それなのに、こうしたアジア人が激増するのは、安い賃金労働者を求める企業が政治家に働きかけ、移民規制を緩めるよう頼むからだ。普通の生活を送る一般国民は、即座に自分の財産が脅かされ、所得が半減するわけじゃないから、外人が増えても小声で愚痴をこぼすだけである。だが、大幅に人件費を削減できる企業は必死だ。ある程度の札束を議員に渡しても、それ以上の利益を確保できるから、熱心な「移民受け容れ賛成派」になる。一方、暢気に暮らしている庶民は、事態が悪化するまで行動を起こすことはない。街に支那人や朝鮮人、インド人、フィリピン人が溢れ出してから、ようやく重い腰を上げるケースがほとんどだ。しかし、そうなった時にはもう手遅れなので、不愉快なアジア人を排除できず、日本人が犠牲を払って異邦人を「隣人」にするしかない。つまり、日本人が「嫌な事」を我慢して暮らして行くということだ。これが「寛容の精神」がもたらす結果である。

  何よりも赦せないのは、移民や難民を支援するテレビ局だ。無料放送の地上波テレビ局は、不愉快なアジア人が来日すれば、沢山のお金を落としてくれる観光客と紹介し、技能実習生に話題が及べば、人手不足の日本を助けてくれる即戦力と称する。たとえ、彼らがマナー違反をしても、「それはごく一部の人だけです。大半の外国人は日本が好きで、我々がルールを教えてやれば、良き隣人となります」と釘を刺す。それでも猜疑心を持つ日本人に対しては脅しをかけ、アジア人排斥論者を「極右」と定義する一方で、「みなさん、外国人に対する偏見はやめましょう」と訴える。でも、こんな甘い考えは外国人に通用しない。「マイノリティー」として住んでいれば、多少なりともルールに従うが、人数が増えれば、彼らの流儀を日本人の方に押しつけてくる。大勢のアジア人から苦情や要求が来れば、なし崩し的に妥協するのが現在の日本人である。いずれ、役所から届けられる書類も、支那語や朝鮮語、タイ語とかの文面になるだろう。学校でも総合学習とか生活科の時間に、支那人やフィリピン人の文化を学ぶようになるし、給食にはキムチとかインド料理のナンが出てくるに違いない。

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(左: 日本に来るかも知れないタイ人 / 中央: フィリピン人 / 右: 黒人と白人の混血児)

  日本人は閉鎖的でもなければ、外人排斥の国でもない。明治以降、怒濤の如く西歐文化が流入したし、ファッション業界には外人モデルが多い。巷に溢れる少女漫画には、アーリア人や北歐人のキャラクターが満載だ。カレンダー業者もキリスト教のグレゴリウス暦を採用し、官庁では日曜日が安息日になっている。役所の日付は基本的に元号を用いているが、一般人はイエズス・キリストの生誕を基軸とした年号を使っても不便は無い。だいたい、共産党までキリスト教の暦を選択しているんだから、誰だって唖然とするだろう。(ただし、これは皇室を嫌っているからで、仕方なく西暦を用いてるだけだ。共産党員は元号に不満なら、「マルクス暦」でも独自に作ればいいじゃないか。でも、まさか、宮本顕治の生誕を祝して、「宮顕(ミヤケン)暦」なんてあり得ないよねぇ。筆坂さんはどう思うのか、一度きいてみたい。) また、日本のキリスト教徒人口はいつも1%以下なのに、大勢の日本人がクリスマス・イヴに浮かれているのは変だ。12月になれば、商店街に巨大なクリスマス・ツリーが設置されるので、スペインやイタリアから来た宣教師はビックリする。異教徒の国であるはずの日本で、ゲルマン人の巨木信仰と聖ニコラウスが大人気なんて信じられない。しかも、異教徒時代のドイツ人を真似てハロウィーンまで行っているんだから、「外人嫌い(ゼノフォビア)」なんて嘘だ。

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(写真 / 日本で歓迎されそうな外国人のタイプ)

  しかし、NHKやテレ朝、フジテレビに登場する評論家は、日本人の排他性を批判し、閉鎖的な国民性を歎く。でも、これは彼らが得意とするトリックのようなレトリック。日本人は「嫌いな民族」を嫌っているだけだ。イギリス人は好きだけど、朝鮮人や支那人は大嫌い。インド人やフィリピン人と比べたら、スウェーデン人やノルウェー人の方が断然好ましいので、付き合うなら北歐人を選ぶ。ドイツの森や城は素晴らしいけど、インダス川は汚水の大河で、ライン川と大違い。フランスの葡萄畑とかイタリアの小麦畑は美しいけど、インドの大自然なんか恐ろしいだけ。蚊に刺されただけでも、何かの熱病が発症するんじゃないかと思えてしまう。フィリピンなんてだらしない土人が住む南方の島に過ぎない。現地を支配する華僑だって、島の原住民を見下しており、同胞と思っていないのだ。

  こうした現実を目にすれば、アジア人を受け容れるのは愚の骨頂である。確かに、「来日するアジア人にも良い人がいる」というのは事実だろう。だが、彼らが群れを成したとき、その光景は極めて不愉快だ。これは善悪の問題ではない。日本人は日本で快適な生活を送る権利がある。どうして、アジア人が「より良き生活」を送るために、我々日本人の方が我慢しなければならないのか? 我々は先祖から日本を受け継ぎ、その素晴らしい遺産を守りながら、子孫に手渡そうとしているのに、いつの間にか、外人に気兼ねしながら暮らすようになっている。日本は日本人の国であった。ところが、今では鳩山由紀夫が述べたように、日本は「日本人だけの為にある国」じゃない。大東亜戦争で散華した我が軍の将兵は、確か、日本人の子孫を思って戦場に向かったはずなのだが。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/888.html#c22

[リバイバル3] かぐらスキー場 (かぐら・三俣・田代スキー場) 中川隆
84. 中川隆[-12436] koaQ7Jey 2018年5月19日 07:00:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]

498名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 16:05:10.36

あと何日持ちそう?

500名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 17:41:41.46
>>498
かぐらのHPトップ見てみろ
メインゲレンデ27日まで営業!と宣言してるぞ

状態は問わず営業する気満々だから気にせず滑っとけ

501名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 18:50:24.44
>>500
予定の文字が消えてる!
数年前みたいに幅がすごく狭くなっても営業するんだ。
ペアリフトのみで、


503名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 19:05:40.80

ピスラボより泥斜面のほうがマシなんだろおまいら

504名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 19:06:48.77>>508

正面のラインコブエリアは壊滅的だねw
最終日は通路みたいな天の川を滑るハメになるんだろうけど
それでもリフト券は強気に特別割引無しのフルプライス販売

もうシーズン終了でいいかな…


508名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 20:49:07.21
>>504
確かに、春料金がないのはねぇ、、、
駐車場も休日有料のままだし。


506名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 19:25:02.78

俺はもう既に登山に移った
今週末は遭難者が出た山域にでも行こうかな

507名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 20:10:47.80>>509>>510>>511

もうどこ滑っても雪の上の汚れが凄い。
メインバーンも禿げていたり、雪の下に流れが出来て水溜りになっているところが多々あり、
雪もかなり薄いです。

キッカーはリメイクで 6mとなっていますが、実質は 3m位な感じで、リメイクされた感はなし。
ジブは縦に2種類の配置になってるので、ハイクが長い。

第一高速の降り場は雪がなくなったので、集めて帯状に積んである状態。
帯から落ちてる人もいて、幅は狭い。

今夜からの雨で一高の乗り場と迂回コースの雪がどうなるか・・・

515名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 22:05:42.79

来週のかぐらファイナルはみつまたゲレンデでピスラボ滑走をお楽しみください^^


517名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 22:22:48.57>>520

ゴンドララインは徒歩?
リフトに乗れるの?

518名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 22:48:06.65

ピスラボ滑走すれば歩かなくておk

519名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 22:52:07.43

ピスラボ嫌だから土上滑走するわ

520名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 23:05:19.98
>>517
660m歩く。
下りはかなり急。絨毯のとこはいいけど、無い所はスキーブーツの人は厳しいかも。
クツ持ってく手もあるけど、そこまでして滑る価値があるかどうかは・・・

521名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 23:37:41.20

>300名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/13(日) 18:50:15.93
>とうとうテクニカルとジャイアントがクローズしてメインゲレンデのみになった
>この調子だと27日まで持たない気がする
>ピスラボは回避して板キャリーサビス利用&徒歩推奨だわ


>>300さんのおっしゃる通り、キャリーサービスが最強だと思います
助言を頂き三日間お世話になってそう思います

これは素晴らしいシステム、1.5トン車のおぢさんたちが誠心誠意頑張っています

「660m急傾斜の下り歩行」が苦になる方がこのスレに居るとは思えませんし、ウエアが泥だらけになることまではとまれ、何よりもプラスチックの上を滑る加熱磨耗毀損

10分間歩くのを省いて、滑走面を痛めることを選択するバカちゃんもこのスレには居ないのではないかと
(サマーゲレンデ用板を用意している達人除く)

荷物(リュック)も預かってもらえます
ということは、リュックの中に(運んで貰えない筈のスノボブーツを入れておけば運んでもらえる)
まあ、660m急傾斜を降りるのに最強無敵のスノボブーツを脱ぐバカも居ないと思いますがw

二本足スキーでスニーカーを履いて居た方を二人ほど目撃しました 賢いなぁと思いました

ついでに、わたくしが運んでもらったリュックの中身は、ヘルメット・コンビニオニギリとパン・2リットルペットボトル、720cc八海山、缶ビール2本、など

522名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 23:49:02.12
>>521
660mの下り歩行は苦だけど!
バス移動やめたせいで、移動がめんどくさい。

525名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 23:56:48.94

成人なのにまともにあるけない障害者か?

526名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/18(金) 23:56:55.29
>>522
わかりません

わたくしも体力がある方ではないし、確かに滑り出しまでに30分も移動するのはシーズン中なら勘弁ですが、北海道でも滑れなくなったこの時期に、660m歩くのは仕方がないだろうと考えます

527 5172018/05/18(金) 23:57:38.97>>530

そうなんですね。
歩くしかないんですね。
がんばります。

530名無しさん@ゲレンデいっぱい。2018/05/19(土) 00:06:36.94
>>527
むしろ、ちと不思議に思ったりもします
660m急傾斜を降りるのを嫌がる人が

そんな人がこの時期のかぐらで何本滑れんの?

体力のない、50ぢぢい、スノボ転向初心者のわたくしは多分 17本
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/ski/1525601513/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/779.html#c84

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
25. 中川隆[-12435] koaQ7Jey 2018年5月19日 07:28:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]

オーディオマニアにはこういう人が多いですね:


スピーカー遍歴と最終スピーカー 禁断のKRELL
使用歴は合計27モデルです
https://ameblo.jp/507576/entry-12257139326.html


過去の使用歴 アンプ編 【最新版】 禁断のKRELL
過去のアンプ遍歴 69モデル
https://ameblo.jp/507576/entry-12071618740.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c25

[政治・選挙・NHK244] 官僚制 民主主義の敵なのか友なのか 野口雅弘 もっくん
1. 中川隆[-12434] koaQ7Jey 2018年5月19日 07:50:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]

殺人鬼で未成年女子の海外への人身売買で稼いでいた天皇一族が戦後突如として平和主義に転向して護憲になった理由

昭和天皇が沖縄玉砕を命令した
沖縄返還時に米軍が沖縄から撤退しようとした時に引き止めたのも昭和天皇
天皇一族はアメリカの犬でベトナム戦争に協力したんだろ:


天皇は日本人の敵(天皇一族は元々ソウルの近くを本拠地にしていた漢民族系朝鮮人)


売国奴の天皇一族は戦前はJPモルガンの手先、戦後はロックフェラーの手先になったんだな:

戦前の日本はウォール街、つまりアメリカの巨大資本に支配されていた。

その切っ掛けは1923年の関東大震災。その復興資金を調達するため、日本政府はアメリカの巨大金融資本、JPモルガンに頼ったのだが、それ以降、日本はウォール街の影響下に入り、最近の用語を使うならば、新自由主義を導入する。

 その当時、日本で最もJPモルガンと親しくしていたのは井上準之助だと言われている。「適者生存」、つまり弱者切り捨てを主張していた井上がJPモルガンとの関係を深めるのは1920年の対中国借款交渉以降。浜口雄幸内閣と第2次若槻礼次郎内閣で大蔵大臣を務めている。

 1932年までの日米関係は基本的に今と同じで、日本政府の新自由主義的政策は不況を深刻化させた。そのころ、東北地方では娘の身売りが増え、欠食児童、争議などが問題になっている。支配層は裕福になり、庶民は貧困化、つまり貧富の差が拡大している。

 こうした政策を推進した浜口雄幸首相は1930年11月に東京駅で銃撃されて翌年の8月に死亡し、32年2月には大蔵大臣だった井上準之助が本郷追分の駒本小学校で射殺された。その翌月には三井財閥の大番頭だった団琢磨も殺され、5月には五・一五事件が引き起こされている。そして1936年2月には二・二六事件だ。

 ウォール街の戦略に従うならば、攻撃する相手はソ連。1939年に日本軍は中国東北部とモンゴルの国境地域でソ連軍と衝突している。ノモンハン事件だ。参謀本部と陸軍省の意向に反して関東軍が戦闘を拡大したが、ソ連軍の機械化部隊が攻撃で日本軍は壊滅してしまった。このソ連軍との衝突は日清戦争、日露戦争、韓国併合、シベリア派兵、満州事変という流れの中で引き起こされている。
 グルー/JPモルガンという座標軸で流れを見るならば、松岡も岸も井上も浜口もウォール街の傀儡にすぎない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201609040000/


大戦後、1948年6月にNSC(国家安全保障会議)が出したNSC10/2に基づいて破壊活動(テロ)を目的とする極秘機関のOSP(すぐOPCへ名称変更)が創設され、52年8月にはOPCが中核になって計画局が設置された。1953年1月にアイゼンハワーが大統領に就任、2月にはアレン・ダレスがCIA長官に就任した。その後、計画局は1973年3月に名称を作戦局へ変更、2005年10月にはNCS(国家秘密局)になった。


 こうした流れの中、日本国憲法は作られたわけだ。大戦前に思想弾圧の中心になった思想検察や特高警察の人脈が戦後も生き残ったのは必然だった。そうした状況を象徴する人物が1932年から41年にかけて駐日アメリカ大使を務めたジョセフ・グルー。


 彼のいとこはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニアと結婚、また妻は少女時代を日本で過ごし、華族女学校(女子学習院)で九条節子(後の貞明皇后)と親しくなっている。大戦後の日本を築き上げたのジャパンロビーでグルーは中心的な役割を果たしている。つまり、「戦前レジーム」も「戦後レジーム」も本質は同じなのだ。


 1946年1月に戦争犯罪を裁くとして極東国際軍事裁判(東京裁判)が設立され、48年11月に判決が言い渡されている。その年の12月23日に東条英機、広田弘毅、松井石根、土肥原賢二、板垣征四郎、木村兵太郎、武藤章が処刑されているが、これは「民主化」を演出するセレモニーにすぎなかった。アメリカのウォール街派はドイツでも日本でも戦前の体制を継続させようとしていた。「国体」は維持されたのだ。その象徴が天皇にほかならない。


 日本が降伏した直後、堀田善衛は上海で中国の学生から「あなた方日本の知識人は、あの天皇というものをどうしようと思っているのか?」と「噛みつくような工合に質問」されたという(堀田善衛著『上海にて』)が、同じことを考える人が日本軍と戦った国々には少なくない。新憲法でも東京裁判でも、最大の問題は天皇だった。


 大戦後、まず日本を占領したのはアメリカ軍。その中枢はGHQ/SCAP(連合国軍最高司令官総司令部)だが、その中でも多くの将校は天皇を中心とする侵略戦争の象徴である靖国神社の焼却を主張していたという。焼かれなかったのは、ローマ教皇庁が送り込んでいたブルーノ・ビッターが強く反対したからだという。(朝日ソノラマ編集部『マッカーサーの涙』朝日ソノラマ、1973年)ビッターはCIAとの関係が強く疑われている人物で、闇ドル事件にも登場している。


 降伏した直後の日本を占領したのはアメリカ軍だが、時間が経過すればそれ以外の国からも関係者がやって来る。そうした人々の多くはハリー・トルーマン政権より天皇には批判的だったはず。のんびりしていると、天皇の戦争責任が問われることは避けられなかっただろう。その前に天皇制を盛り込んだ憲法を作り、「戦争責任」を問うセレモニーを行って天皇を免責する必要もあった。東京裁判で天皇は起訴されず、新憲法の第1条では天皇制の継続が謳われている。


 そうした憲法だが、民主的な条項が含まれていることも事実。当時の状況からして、そうしなければ天皇制を維持することが難しかったのだ。天皇制官僚国家は明治維新で長州と薩摩がイギリスを後ろ盾として築いた天皇制カルトという側面がある。そのシステムを使ってイギリスやアメリカは日本に影響力を行使してきた。

そうした実態に不満を持つ人たちの中には血盟団のメンバーや二・二六事件の将校も含まれるだろう。日本が迷走した1930年代から敗戦近くまでアメリカ政府で主導権を握っていたのはウォール街と対立していたニューディール派だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201805030000/


広島に原爆投下させたのも昭和天皇の直接の指示だった

アメリカのロックフェラー、モルガンという巨大な財閥が戦前の世界金融を支配していた。 

ロックフェラーとメロン両財閥は共同作戦をとり、ウラン爆弾の開発に乗り出した。すると少し遅れて、モルガン財閥もデュポンという巨大な化学トラストと組んで、プルトニウム爆弾の製造に着手した。ここに、新しくてしかも巨大な軍需産業が出現したのである。
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/294.html#c3


売国奴の天皇一族は戦前はJPモルガンの手先、戦後はロックフェラーの手先になったんだな:
戦前の日本はウォール街、つまりアメリカの巨大資本に支配されていた。
その切っ掛けは1923年の関東大震災。その復興資金を調達するため、日本政府はアメリカの巨大金融資本、JPモルガンに頼ったのだが、それ以降、日本はウォール街の影響下に入り、最近の用語を使うならば、新自由主義を導入する。

 その当時、日本で最もJPモルガンと親しくしていたのは井上準之助だと言われている。「適者生存」、つまり弱者切り捨てを主張していた井上がJPモルガンとの関係を深めるのは1920年の対中国借款交渉以降。浜口雄幸内閣と第2次若槻礼次郎内閣で大蔵大臣を務めている。

 1932年までの日米関係は基本的に今と同じで、日本政府の新自由主義的政策は不況を深刻化させた。そのころ、東北地方では娘の身売りが増え、欠食児童、争議などが問題になっている。支配層は裕福になり、庶民は貧困化、つまり貧富の差が拡大している。

 こうした政策を推進した浜口雄幸首相は1930年11月に東京駅で銃撃されて翌年の8月に死亡し、32年2月には大蔵大臣だった井上準之助が本郷追分の駒本小学校で射殺された。その翌月には三井財閥の大番頭だった団琢磨も殺され、5月には五・一五事件が引き起こされている。そして1936年2月には二・二六事件だ。

 ウォール街の戦略に従うならば、攻撃する相手はソ連。1939年に日本軍は中国東北部とモンゴルの国境地域でソ連軍と衝突している。ノモンハン事件だ。参謀本部と陸軍省の意向に反して関東軍が戦闘を拡大したが、ソ連軍の機械化部隊が攻撃で日本軍は壊滅してしまった。このソ連軍との衝突は日清戦争、日露戦争、韓国併合、シベリア派兵、満州事変という流れの中で引き起こされている。
 グルー/JPモルガンという座標軸で流れを見るならば、松岡も岸も井上も浜口もウォール街の傀儡にすぎない。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201609040000/


広島に原爆投下させたのも昭和天皇の直接の指示だった

アメリカのロックフェラー、モルガンという巨大な財閥が戦前の世界金融を支配していた。 

ロックフェラーとメロン両財閥は共同作戦をとり、ウラン爆弾の開発に乗り出した。すると少し遅れて、モルガン財閥もデュポンという巨大な化学トラストと組んで、プルトニウム爆弾の製造に着手した。ここに、新しくてしかも巨大な軍需産業が出現したのである。

ウラン爆弾は、ウラン238からウラン235を抽出し、このウラン235を使い原爆を製造する。プルトニウム爆弾は、ウラン238から原子炉を用いてプルトニウム(引用注:に変換後)を抽出し、これを使って原爆を製造する。

ウラン爆弾の製造は一九四五年の春には完成していた。しかし、プルトニウム爆弾の製造は遅れた。しかも、核実験しなければ実用の可能性があやぶまれた。一九四五年七月十六日、プルトニウム爆弾の実験がようやく成功する。時あたかも、トルーマン大統領とチャーチル首相(英国)、スターリン首相(ソ連)がポツダム会談をしていたときであった。

この実験が遅れたために、プルトニウム爆弾の完成が遅れたために、日本の降伏も遅れたと私は書いた。それは、核兵器カルテルのために日本の敗戦が遅れたことを意味するのだと私は結論した。

この原爆製造と投下の総指揮をとったのは、陸軍長官ヘンリー・ステイムソンである。彼はモルガン財閥の一員でもある。 アメリカのみのためではなく、モルガンのために、国際金融寡頭勢力のために、要するに核兵器カルテルのために、スティムソン陸軍長官は原爆投下の総指揮をとったのである。

そのために、スティムソンは日本の「あるルート)」を通して昭和天皇との秘密交渉を続けた。原爆を完成し、これを広島と長崎に落とすまで、天皇に敗北宣言をさせなかったのである。

無条件降伏とは、原爆を落とすために考え出されたアメリカの謀略であった。何も知らない日本人は完全にスティムソンと天皇に騙されたのである:

「あるルート」 = ヘンリー・ステイムソン → ジョセフ・グルー
→ ヨハンセングループ( 吉田茂, 牧野伸顕, 樺山愛輔, 白洲次郎,岡田啓介, 米内光政) → 貞明皇太后 → 昭和天皇


第二次大戦末期、米国そしてロスアラモス研究所は、日本が米国に降伏の準備を行っているのを知りながら広島・長崎に原爆を投下した。 

ロスアラモスの目的は、原爆兵器の効果を広島・長崎で「人体実験」する事にあった。

米国は日本に対し戦争で勝つ事は十分に知った上で、人体実験のために広島・長崎に原爆を投下した。 何故ならロスアラモスもFEMAも、新型兵器の効果とそれが「どの位抵抗心を失わせ支配を容易にするか」の実験、研究を元々専門にした機関、つまり「心理戦争局」だったからだ。
http://satehate.exblog.jp/9318506/


アメリカ合衆国ご訪問(平成6年)
天皇皇后両陛下のアメリカ合衆国御訪問について 平成6年3月18日

かねてより,アメリカ合衆国大統領閣下夫妻から,天皇皇后両陛下に対し同国を御訪問になるよう招請があった。

ついては,我が国と同国との友好親善関係にかんがみ,本年夏,両陛下に同国を公式に御訪問願うことといたしたい。

御日程については,今後アメリカ合衆国政府と協議の上決めることとなるが,6月10日東京御出発で,2週間余となる予定である。


天皇皇后両陛下のアメリカ合衆国御訪問の御日程について

主要行事

平成6年6月16日(木)
ロックフェラー家との晩餐会(ロックフェラー邸)
http://www.kunaicho.go.jp/activity/gonittei/01/gaikoku/h06america/eev-h06-america.html


カトリック教徒になろうとした昭和天皇
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/294.html#c1


天皇は憲法のお蔭で地位が保証されているから護憲なんだろ

もともと現行憲法は天皇の地位を保証する為にGHQが急いで作らせたものだしね:

東京を囲むように米軍基地がある。
横須賀に海軍もある。

東京に敵は攻めて来るか?
なら、東京周辺は、何のために?

天皇家を守るために、又ク-デタ-を心配して駐屯しているのだそうだ。


天皇一族は軍人によるクーデターや革命を極度の恐れているので、日本軍を持たないで米軍に皇居の近くに駐留して天皇一族を守ってもらいたいのですね:


革命に恐れおののいていた天皇家の人々


梨本宮伊都子妃の日記

梨本宮伊都子妃の日記が死後発表された。梨本宮伊都子妃は昭和51年まで生き、死後、この日記は発表された。よく発表したもんだと思う。プライベートに書き綴ったものを遺族が発表したのだ。ここまで書いていたら普通なら発表しない。あるいは、この部分は省略するか、あるいは発表する前に破り捨ててしまうか。それをしなかったのは大変な勇気だと思う。


伊都子妃が、「日本ももうだめだ」と考えたのが昭和33年11月27日だ。その4ヶ月前、その皇太子さまも、絶望的な気持ちになっていた。「おことば」はこうだ。

 『昭和33年7月14日。
 きみ、きっと、これが僕の運命だね。
 明仁皇太子』

 どんな運命かというと、「暗殺される運命」だ。島田の「解説」には、こうある。

 『この日、イラク国王ファイサル二世は、軍部のクーデターと民衆の蜂起により暗殺された。ご学友の橋本明氏がたまたま御所に招かれていて、一緒にお茶を飲んでいると、侍従から報告があったという。

 「皇太子はその瞬間、蒼白になり、手にしていた紅茶が入った茶碗を膝の上に落として、数秒だったが、口をおききになれなかった」が、自分を取り戻してこう発言されたそうだ。まだ美智子妃の実家、正田家が婚約を固辞していた頃だ。二十二才で暗殺された国王の不幸を他人事とは思えなかったのだろう』


(3)「浩宮の代で最後になるのだろうか」と悲しいおことばを

 昭和33年というのは、1958年だ。60年安保闘争の直前だ。左翼の力が強かった時だ。「天皇制打倒!」を叫ぶ人々も多くいた。そうした日本の風潮も知っていたのだ。そこにイラク国王の暗殺の報だ。

 しかし、ご学友が遊びに来てる時にわざわざ、こんな事を報告するなんて、侍従もおかしい。島田はさらにこう続けている。

 『のちに、戦後初の国賓として来日し、鴨猟で接待したエチオピア皇帝ハイレ・セラシェも亡くなり、イランのホメイニ革命によりパーレビ王朝も打倒され、アジアからは続々、王制が消えてゆく。

 長男浩宮が生まれると、明仁皇太子は学友たちに「浩宮の代で最後になるのだろうか」といったという』
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2005/shuchou0822.html


脅迫で可決した日本国憲法

マッカーサーはGHQのアルバイト職員に、7日間でで英語の憲法草案を書かせ、日本語に翻訳して新聞社に直接掲載させた。

GHQによる憲法発表が先であって、国会議員や総理大臣は新聞を読んで初めて「GHQ憲法」の存在を知らされた。

ここで駆け引きに使われたのが「昭和天皇処遇と戦争再開」で、GHQ側は公然と、「議会が承認しないならもう一度空襲してやる」と言ったそうです。


ここで日本の国会議員らは、もう一度アメリカと玉砕戦争をするか、それともGHQ憲法を承認するかの二者択一を迫られました、

GHQ憲法は3月7日に発表され、1946年8月24日に衆議院可決、10月6日に貴族院(後の参議院)でも圧倒的多数で可決成立した。

若干の審議と修正がおこなわれたものの、1946年の時点では昭和天皇を初めとして大半の政治家や有力者が、戦犯として裁判に掛けられる恐れがあった。

東京裁判はアメリカ軍側の証拠や証人だけが採用され、被告側の証人や証拠は一切認めないので、最初から有罪が確定していたイカサマ裁判でした。


例えば東京大学(当時唯一の最高学府で最高権威)はGHQ憲法は違法だと主張していたが、GHQは教授らを連行して戦争裁判に掛けると脅迫した。

東大は新憲法容認に立場を変えて「憲法学」という珍妙な学問を考案し、以来日本国憲法を擁護している。

日本国憲法はその成立過程において、民主的な手続きを一切経ておらず、憲法自体が無効だと考えられるが、安倍首相はあくまで正式な改正手続きを踏みたいようです。

リサイクルも良いが、ゴミはゴミ箱に捨てるべきでは無いだろうか。
http://www.thutmosev.com/archives/70762817.html


新憲法が作られるのは早く、1947年5月3日に施行されているが、その理由も東京裁判と同じだ。
当時、日本の支配層は認められるはずのない「大日本国憲法」に執着、時間を浪費していた。

そのため、アメリカ主導で天皇制の継続が謳われた新憲法が作成されたわけである。

「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と第1条にある。


1937年12月に日本軍は南京を攻略している。

中支那方面軍司令官兼上海派遣軍司令官だった松井石根大将が指揮したことになっているが、事実上のトップは昭和天皇の叔父にあたる上海派遣軍の司令官だった朝香宮鳩彦だった。

そこで何が行われたかをイギリスも知っていたはずだが、その直後、イギリスの支配層でソ連を第1の敵と考える勢力が「日本・アングロ・ファシスト同盟」を結成しようと考えていたという。(Anthony Cave Brown, “"C": The Secret Life of Sir Stewart Graham Menzies”, Macmillan, 1988)


日本の場合、最大の問題になる人物は昭和天皇。日本が降伏した直後、堀田善衛は上海で中国の学生から「あなた方日本の知識人は、あの天皇というものをどうしようと思っているのか?」と「噛みつくような工合に質問」されたという(堀田善衛著『上海にて』)が、同じことを考える人が日本軍と戦った国々、例えばイギリスやオーストラリアには少なくない。ソ連も天皇に厳しい姿勢を示していた。

 つまり、そうした人びとの影響力が強まる前にアメリカの支配層は天皇制官僚国家を維持するために手を打とうとする。1946年1月に設立された極東国際軍事裁判(東京裁判)の目的はそこにある。その裁判では厳罰に処せられた人がいる反面、本来なら起訴されるべき人が起訴されていない。

 新憲法が作られるのは早く、1947年5月3日に施行されているが、その理由も東京裁判と同じだ。当時、日本の支配層は認められるはずのない「大日本国憲法」に執着、時間を浪費していた。そのため、アメリカ主導で天皇制の継続が謳われた新憲法が作成されたわけである。「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と第1条にある。

 占領時代、アメリカ軍が中心のGHQ/SCAP(連合国軍最高司令官総司令部)の内部でも、多くの将校は天皇を中心とする侵略戦争の象徴である靖国神社の焼却を主張していたという。焼かれなかったのは、ローマ教皇庁が送り込んでいたブルーノ・ビッターが強く反対したからだという。(朝日ソノラマ編集部『マッカーサーの涙』朝日ソノラマ、1973年)

 ビッターはニューヨークのフランシス・スペルマン枢機卿の高弟で、この枢機卿はジョバンニ・モンティニ(ローマ教皇パウロ6世)と同様、CIAと教皇庁を結びつける重要人物だった。

 月刊誌「真相」の1954年4月号によると、1953年秋に来日したリチャード・ニクソンはバンク・オブ・アメリカ東京支店の副支店長を大使館官邸に呼びつけ、「厳重な帳簿検査と細かい工作指示を与えた」というのだが、この会談では闇資金の運用について話し合われたとされている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201608070001/


天皇一族は祖国の韓国に引き取って貰えばいいんだよ

日本人はみんな困っているんだ

http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/751.html#c1

[政治・選挙・NHK244] 官僚制 民主主義の敵なのか友なのか 野口雅弘 もっくん
3. 中川隆[-12433] koaQ7Jey 2018年5月19日 07:54:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14023]

天皇一族も官僚もアメリカ金融資本の手先


2018年05月10日
財務省解体が現実味 官僚が政治を支配する不合理

すべての始まりは内閣人事局で、不可侵の「聖域」を奪われた財務官僚の恨みだった
画像引用:アゴラhttp://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2018/03/30jinjikyoku1.jpg


財務官僚は日本を滅ぼしかねない

複数の報道によると、安倍政権と自民党内から、あいつぐ財務省不祥事に対して財務省を解体すべきだという意見が強まっている。

財務省解体論は評論家などから提言されたことはあったが、自民党や政府で公に語られることはなかった。

安倍政権をゆるがした森友・加計騒動では、財務省内の権力闘争がはじまりだったといわれている。


安倍首相きもいりで2014年に内閣人事局が創設され、それまで官僚の人事は官僚が決めていたが、内閣が奪い取った。

これで不利益を被った財務省内の不満勢力が、森友・加計をマスコミや野党にリークした、とも言われている。

森友・加計で責任を問われたのは安倍首相が抜擢した佐川、柳瀬だけで、他の財務官僚は無関係を装っている。


財務官僚は予算を通じて全省庁に影響力を持ち、大阪地検特捜部に「安倍つぶし」を要請したのだとも報道されている。

ことの発端は財務官僚の出世の順番でしかなく、クラスの席替えに不満だとかいうレベルの話でしかない。

だが官僚にかかると出世の順番は最大の重大事であり、国家そのものよりも大事だと考える。


この行動原理は戦前の日本陸軍と同じで、戦前の官僚も国の利益より自分の出世を優先した。


財務官僚と安倍政権の対立

このまま財務省を放置したり権力を拡大させると、彼らは自分の出世や利益のためなら、日本国そのものすら滅ぼしかねません。

一例は消費税であり、バブル崩壊を招いたのが消費税創設、その後も消費増税のたびに不況が悪化し税収は減少した。

消費税が財政悪化とGDP縮小を招いたのは明白なのに、失敗を認めず誰一人責任を問われていない。


自民党の甘利明氏が中心になって、秋の総裁選までに新たな省庁再編案を出してくると推測されている。

人事に干渉した安倍首相を財務官僚が「森友・加計」で辞任に追い込もうとし、安倍首相側は財務省解体に踏み切ろうとしている。

財務省と安倍政権の全面対決の様相を呈し、来年の消費増税の是非もからんでくる。


もし安倍首相が秋の総裁選にあわせて「諸悪の根源財務省を解体」「増税凍結」「省庁再編」を打ち出したら財務省は打撃をうける。

思い出すのは小泉政権の郵政民営化と郵政選挙で、小泉自民が圧勝して郵政3事業は解体され民営化した。

安倍首相は追い込まれるほど、財務省解体総選挙の誘惑に駆られるはずで、解散で大勝利を狙う切り札になりえる。


また解散しなくても、財務省に責任を取らせて分割というカードを、秋の総裁選では切ってくる可能性が高い。
http://www.thutmosev.com/archives/76083796.html


経済コラムマガジン 2018/4/30(984号)
「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件の顛末

財務官僚は反安倍勢力

文書改竄に続き、事務次官のセクハラ事件が起り財務省は世間の批難を受けている。しかし筆者は、財務省に関しては別の方向での批難があってしかるべきと思い今週号を書いている。ただ話を進める前に、安倍総理を攻撃する勢力について述べる必要がある。

安倍総理を攻撃する勢力の一つは、安保法制改定に反対し憲法改正を警戒する人々である。端的に言えば左翼である。左翼系メディアや労働組合など野党を支持する勢力である。これまで安倍政権は、野党の猛反対にも拘らず安保法制の改定など安保関連の法改正を着々と実現してきた。またこれらを実現しなが高い支持率を維持し、国政選挙でも連続して勝ってきた。左翼勢力は、ついに本丸である憲法が改正されると危機感を持ち、安倍総理への攻撃を最大限に高めている。


もう一つの反安倍勢力は、財政再建派とか財政規律派と呼ばれる人々である。消費税の再増税を2度も安倍総理に阻止され、彼等の総理個人への反感は最高潮に達している。

17/7/24(第948号)「加計問題と日本のマスコミ」
http://www.adpweb.com/eco/eco948.html

で取上げたように、自民党の中の反安倍と目される全ての政治家は、財務省に繋がっている財政規律派と見て良いであろう。またポスト安倍と見なされている政治家もほぼ全員財政規律派である。

このように役所の中ではっきりと反安倍のスタンスなのが財務省である。消費税の再増税を阻止され、総理に対しては恨み骨髄と思われる。しかし組織の上では総理は上司であり、財務官僚も表向きには総理に従っている。いわゆる面従腹背という接し方を行っている。

財務官僚の反安倍を示す信じられない話が伝わっている。以前、財務官僚数名が評論家の屋山太郎氏を訪れ「アベノミクスに反対してくれ」と申入れたという(4月14日付ZAKZAK)。これが本当ならとんでもない話であるが、十分有りうると思われる(もちろんアベノミクスが万全ではなく、問題があることは筆者も承知しているが)。筆者は、この前代未聞の出来事は文書改竄やセクハラよりずっと大きな問題と見なす。

ところが今日の財務官僚の一連の不祥事を、安倍政権の責任と日本のメディアは報道する。財務官僚が強硬な反安倍勢力であることを指摘するのは一部のメディアに限られる。ほとんどのメディアはこのことを承知しながら、卑怯にも今日のような偏向報道を続けているのである。


筆者は、昔から大蔵省や財務省、そしてこれらの官僚を動きをずっと観察してきた。時には

16/3/14(第883号)「信用を完全に失った財務省」
http://www.adpweb.com/eco/eco883.html

で述べたたように、元大蔵事務次官の相沢英之衆議院議員(当時)のような有力な大蔵官僚OBの何名かに直接お会いし話をしたこともある。この結果を元に、筆者は大蔵官僚と財務官僚は考え方が違う二つのグループに別れると認識するに到った。

一つが「柔軟派」であり、もう一つが「規律派」である。「柔軟派」は財政だけでなく銀行行政にも柔軟に対処する官僚であり、財政に関しても必要に応じ積極財政を是認する柔軟性を持ち合わせている。後者の「規律派」は、今日の財政規律派と見てもらって良い(銀行行政が金融庁に移管したので、規律と言えば財政に関する規律)。大蔵省時代の官僚は、これら二つのグループに別れる。ただ福田赳夫総理のように、大蔵大臣時代は「規律派」と目されていたのに、総理になって積極財政派(柔軟派)に転向するケースもあった。


しかしこれは大蔵省時代の話であり、今日の財務官僚には「柔軟派」がいない。今日の財務官僚は全員が「規律派」である。それは98年に大蔵省接待汚職事件が起り、「柔軟派」の有力官僚のほとんどが大蔵省を去ったからである。大蔵省と財務省の決定的な違いは、大蔵省では「柔軟派」と「規律派」が対抗勢力として省内で拮抗していたのに対し、財務省では「規律派」の独裁体制になったことである。

ただし追出された「柔軟派」の有力官僚の全てが汚職事件に関与したのではない。しかし汚職事件の捜査の過程で、これらの官僚が過剰な接待を受けていたことが問題になったのである。特に「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が話題になり、一連の出来事を「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件と一括りにされている。しかしこれは適切な表現ではないと筆者は思っている。ましてやこれが今日のセクハラ事件と同じ扱いを受けていることは完全に間違っていると見る。


追出された柔軟派の官僚

「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待が問題になり大蔵省を退官した官僚の言い訳を筆者は聞いたことがあり、以下、これを記す。たしかに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待されたが、これは仕事の合間を抜けて陳情を聞くためだったという。当時、目立たないところで陳情を受けながら食事(夜食)するとしたなら、この「ノーパンしゃぶしゃぶ」みたいな所しかなかったと言う。陳情を聞きながらの食事が終わると、さっさと役所に戻り朝まで仕事を続ける毎日であったという。この官僚の言い分を信じるかどうかは読者の方にお任せする(筆者は信じても良いと感じる)。

陳情していたのは銀行のMOF担(大蔵省担当)だったと思われる。当時、不良債権が社会問題になり検査官の検査がどんどん厳しくなっていた。マスコミの論調はおかしくなり、不良債権が大きく悪い銀行は潰せという「空気」を作っていた。しかし問題の根源は土地などの資産価格が下がり続けていることであった。

たしかに平時なら、問題の金融機関の検査を厳しくすることは意味がある。しかし当時はバブル崩壊後、担保に取っていた土地の価格が下がり続けていた異常な時代であった。ましてや橋本政権の緊縮財政(消費増税など)で経済がマイナス成長に転落したこともあった。また構造改革派の観念論者が跋扈し、この非常時に企業の株の持合いを禁止したり、時価会計まで導入した。地価下落は一旦止まりそうになった場面もあったが(橋本緊縮財政の直前)、これらによって資産(土地や株)の投売りは止まらなくなった。


それにも拘らず、銀行の検査は強化され続けた。検査マニュアルは現実離れしたほど厳しいものに改定された。検査を強化し、銀行が隠している不良債権をあぶり出し、悪い銀行を破綻に追込むことが正義という風潮が作られた。

この「空気」を作ったのは、日経新聞など大蔵省の規律派の息の掛ったメディアと筆者は認識している。銀行を追詰めそこに公的資金を注ぎ込むことによって金融機関の健全化を行うという発想である。当然、これを警戒する銀行で貸し渋りや貸し剥がしが起り、銀行から融資を受けていた企業は資産(土地や株)を安値で売り急ぐことになった。

銀行に対する甘い対応は否定され、検査が異常に強化された。検査先の銀行で出されたお茶を飲むことさえ憚れ、自分でポットにお茶を用意してくる検査官がもて囃されたといった笑い話のようなことになった。結果的に、不良債権を巧みに隠した銀行だけが生残ることになった。


このため資産(土地・株)価格は下がり続け、適正価格を大きく下回るケースが出てきた。収益力がある土地にも買手が現れないので、資産価格は極限まで下がった。それらを買ったのが外資である。外資は、10分の1まで下がった銀座の一等地を買ったり、また企業の株の持ち合い解消に伴い放出された安値の株や、これによって連れ安した株を大量に買った。この頃から外資が日本の株式市場での売買の過半を支配するようになった。

銀行にとって、この危機的状況で頼るのは現場をよく知っている柔軟派の大蔵官僚だけになった。この官僚は仕事の合間に「ノーパンしゃぶしゃぶ」に呼び出され、陳情を聞くことになった。しかし結果的に、このような銀行に甘い官僚や閣僚は追出された。


ところが銀行局が金融庁に変わって10年以上が経ち、今日、銀行行政は様変わりしている。リスクを取らず貸出しが伸びない銀行の方が、むしろ指導を受けるという風になった。金融庁は立上がってしばらくは規律派の天下であった。しかし今日に到り、金融庁は現実を重視した柔軟派に転向したと言える。ただ昔の貸し渋りや貸し剥がしを知っている企業は、簡単には銀行からの借入を増やそうとはしない。

ちなみに「ノーパンしゃぶしゃぶ」で接待を受けたとされる柔軟派の官僚は、夜中に仕事をする時は自分の机を廊下に出しそこで仕事をしていたという。それは盗聴を恐れたからである。仮に盗聴器がないとしても「盗聴されているのではないか」と感じられることがプレッシヤーになったという。

筆者は、当時、日米が保険で揉めていたことがこれに関係しているのではないかと憶測する。日本の国益を守るため盗聴を警戒していた柔軟派の大蔵官僚と、籠池氏や女性記者に簡単に会話を録音されている今日の規律派の財務官僚とは好対照である。
http://www.adpweb.com/eco/


2017年07月02日
事務次官とは何か、前川前次官で注目エリート集団


この人が騒いでいる本当の理由は、「自分の方が総理大臣より身分が上だ」という事です。
引用:http://blogc.fujitv.co.jp/simg/blogimg/6db29/90119/537660_pcl.jpg


総理より地位が高い事務次官

加計学園をめぐる「忖度」騒動は前川喜平・前文部科学事務次官の告発から騒動が広まった。

なぜ前川氏はこのように安倍首相を憎み、敵愾心を露にして噛み付くのか、事務次官という身分階級を知らないとわかり難い。

各省庁の事務次官は「次官」なので文字を読んだだけでは「2番目の事務員」かなと思うが、実際には省庁の大統領のような地位にある。

         

事務次官は表向きの法律では大臣を補佐する役割だが、実際には大臣を上回る最高権威です。

大臣と事務次官の関係については、2001年に小泉内閣で外務大臣を(9ヶ月だけ)勤めた田中眞紀子議員が良く喋っていた。(喋りすぎた)

その前に田中眞紀子が外務大臣に選ばれた理由を説明すると、2001年4月の自民党総裁選で小泉純一郎を当選させた功労者だった。


超不人気だった森首相が退陣し、次の首相は橋本龍太郎で決まりと言われていて、国民は「またあのバカ総理か」と失望していた。

小泉純一郎は出馬しても負けそうなので立候補するつもりはなかったが、当時人気絶頂だった田中眞紀子が「あんた出なさいよ」とけしかけたと言われている。

人気者の眞紀子に後押しされて小泉旋風が吹き、めでたく総理大臣になり田中眞紀子は論功行賞で外務大臣になった。


欧米メディアは「次の総理は田中眞紀子」「初の女性総理誕生へ」と報道し、小泉自身より人気が高かったほどだった。

その大功労者が些細なことで外務官僚と対立して、クビになったのは田中眞紀子大臣の方だった。

日本政府の方針と異なる発言を、外相として勝手に発言したり、外相会談のドタキャンなど様々な出来事があった。


官僚を激怒させた安倍首相の行為

だが一番の対立点は「外務大臣と事務次官のどちらに人事権があるか」という事で、眞紀子大臣は自分に逆らう事務次官の更迭を小泉首相に要求した。

結果は書いたとおり、クビになったのは大臣のほうだったので、大臣の人事権は事務次官が握っているが、逆はありえない。

法律はどうであれ大臣より事務次官のほうが地位が上なのが日本の制度であり、主要な省の事務次官となると総理大臣より地位が上である。


ロッキード事件で田中角栄元首相が逮捕されたが、事務次官は決して逮捕されず、責任を取らされたりもしない。

思い出して欲しいがあらゆる政治スキャンダルで責任を取るのは大臣と総理だけで、事務次官や官僚はマスコミから責任の追求すらされない。

もし事務次官が責任を取らされるような事が起きれば、明治以来の大事件であり、絶対に有り得ない筈だった。


朝日新聞は平気で天皇や総理大臣の悪口を書くが、それでいて事務次官の悪口を絶対に書かず、官僚は神聖にして汚すべからずを貫いている。

朝日新聞も日本の最高権力者が怖いのであり、許認可権から逮捕権、裁判権まで握っている官僚たちには逆らいません。(最高裁判官も官僚)

その有り得ないはずの事が森友、加計騒動の根源である文部科学省で起きていて、事務次官がクビになっていました。


「キXXX」の言い分

前川喜平前事務次官は退職した文部官僚が民間機関に天下りする仲介役をしていて、2017年1月20日に辞職した。

2017年3月に懲戒免職になる予定だったが、文部省側は猛反発しして自主退職になったうえ、退職金5000万円以上が支払われた。

軽い処分で済んで助かったように見えるが、官僚目線では「どうして上司である事務次官が部下である総理大臣から追放されるのか」という事になる。


ニュースを見ていると異常な事件で犯人が意味不明な事をしゃべる場合があるが、「キXXX」の言い分は彼らにしか分からない。

前川喜平と官僚たちには「総理大臣風情がでかい面しやがって」「今に見ておれ小僧」という恨みだけが残ったようです。

そして文部科学省は自分のスキャンダルである森友、加計を暴露する事で安倍首相を糾弾するという捨て身の戦法に出た。


過去の政治スキャンダルで責任を問われたのは政治家だけで、官僚が罪に問われた事は無いので、こうした戦法は実は良く行われている。

大阪地検や東京地検は森友加計を捜査しているが、検察官僚の身内である文部官僚は決して捜査対象にならない。

うまく行けば前川喜平前事務次官は高給で天下りできるだろうし、それどころか政治家として権力を握る事もできる。


突き詰めると官僚と総理のどちらが上か、どちらが日本の権力者かという対立です。
http://www.thutmosev.com/archives/71597964.html


日本人の殆どが安倍先生に永遠に総理をやって欲しいと思っている理由

日本を救った安倍先生の偉大な業績


アベノミクスで日本政府の借金をゼロにした

民主党の超円高政策を超円安政策に変えて輸出企業の業績をバブル期並みにした

安倍は財務省に逆らって、民主党が決めた消費税増税を二回も延期し日本経済壊滅を阻止した

財務省が緊縮財政を押し付けなかったら今頃は疾うにデフレから脱却できてバブル期並みの好景気に沸いていたんだ

財務省は安倍先生が憎くて仕方ないからマスコミを使って安部降ろしを画策したんだ

____


●財務省の意向に反した政策を取ると、必ず時の総理大臣を引きずり降ろそうとする動きが始まるのを知っていますか?実際、森友・加計問題もその省 庁がリークしたと言われています…

●なぜ三橋貴明がテレビの収録で「国の借金は存在しない」と喋ると絶対にカットされるのでしょうか?誰かにとって不都合なことでもあるんでしょうか?

●第二次安倍政権になって日本人は7%も所得が減ったのを知っていますか?そしてなぜか野党の批判はモリカケに終始し、このことを批判材料にしません…なんらかの思惑が働いているのでしょうか?


【経済討論】財務省主導の経済でいいのか?日本[桜H30-4-14] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=s8y0fk90-OQ


◆経済討論:財務省主導の経済でいいのか?日本

パネリスト:
 安藤裕(衆議院議員)
 高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
 田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
 藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
 松田学(東京大学大学院客員教授・元衆議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長)
 渡邉哲也(経済評論家)

http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/751.html#c3

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
60. 中川隆[-12444] koaQ7Jey 2018年5月19日 08:04:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14035]

2018年05月19日
やってはいけない「損切りしない投資法」で塩漬けつくり

損切りしないと驚くほど簡単に勝てるが、一度の負けが大きくなり長期化する(日経平均長期チャート)
画像引用:不況対策!個人でも有効な方法http://on-linetrpgsite.sakura.ne.jp/img/nikkeikinseigyakou.gif

損切りしない投資法は9割勝てるが

投資では含み損がでているポジションを決済する、損切りの重要性が度々語られますが、分かっていてもできないものです。

その心理は含み損を決済してしまうと「確定損」になってしまい、救済される可能性はなくなるからです。

損切りせずに保有していれば、まず9割以上はいつか救済されるのが投資の真実です。



多くの投資家は一時的に含み損を抱えても、しばらく耐えれば救われるのを学習し、慣れっこになっています。

9割が救われるんだから、残りの1割だけ損切りすれば良いんじゃないか、と誰しも考えます。

相場には元に戻る、傾いても船のように復元する性質があり、例えばリーマンショックや3.11の後でも、結局元通りになっています。


リーマンショックの時はもう2度と株式市場や土地価格は元に戻らないと誰もが思ったが、数年後にケロッと回復しました。

では損切りなどせず、途中で含み損が発生しても耐え忍んだほうが合理的に思えるが、なぜいけないのでしょうか?

それは投資で勝率を追い求めるほど、1回のダメージが深くなり、一度の負けで人生そのものの退場につながるからです。


多くの投資家はポジションを建てるとき、つまり株などを買うとき、いくらで決済するかを決めていると思います。

例えば2倍になったら利益を確定し、半額になったら損失確定のために決済するなどです。

2倍か半額かというように上下の幅が同じなら、理論上の確率も同じですが、下を大きくするほど勝率は高まります。

損切りは塩漬けをつくらない為

例えば上は10%で利益確定し、下は半額で損切りするようにすると、現実の投資でほとんど勝てると思います。

こうすると10回のうち8回以上は勝てると思いますが、一度の負けによってコツコツ稼いだ利益を失ってしまいます。

逆に下を10%で損切り、上は2倍で利益確定にしたら、ほとんど勝てなくなるが1回の勝ちで逆転可能です。


小さく損切りしたら勝率が下がり、含み損に耐えるほど勝率は上がるので、多くの投資家は含み損に耐えるようになります。

勝率以上の勝ちを得ることでトータルの利益が出せるのだが、小さく損切りし大きく儲けるのは簡単ではないです。

あまりにも下の損切り幅を大きく取りすぎると、含み損のまま長期間保有する「塩漬け」になってしまいます。


たとえば1989年のバブル最高値で株や土地やゴルフ会員権を買い、今も持っている人が存在します。

日経平均は最高値から4分の1以下に下落してしまい、今は3分の2くらいに戻したが、3万6000円になるまで保有したら人生が終わってしまう。

たとえレバレッジを掛けていなくて、いつまでも耐えれるとしても、どこかで損切りすべきです。


実際のはなし、たとえ小額の含み損でも「損をしている」という圧迫感から精神に異常をきたすでしょう。

投資には魔力があり、成功したら快楽を得られるが、わずかでも損失を抱えていたら仕事も手につかなくなる。
http://www.thutmosev.com/archives/76203407.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c60

[リバイバル3] ケーブルに通すだけのノイズフィルター _ アモルメットコア

ケーブルに通すだけのノイズフィルター _ アモルメットコア

Amormet アモルメットコア-中村製作所
http://ns-t.com/products/trans/nsit70.html


【楽天市場】ns アモルメット コアの通販
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/ns+%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88+%E3%82%B3%E3%82%A2/

Joshin web - アモルメット・コア 商品一覧|Yahoo!ショッピング
https://store.shopping.yahoo.co.jp/joshin/search.html?p=%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%A2

オンラインショップ「ONTOMO Shop」 アモルメットコアシリーズ
https://ontomo-shop.com/?mode=cate&cbid=2092495&csid=8

_____


amazon.co.jp 日立金属 ファインメット
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00R5GWP2S/ref=s9_dcacsd_dcoop_bw_c_x_1_w


▲△▽▼


中村製作所のアモルメットコア。音の変化はファインメットに似ています 2016/10/8
http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/4388

試聴会に参加してきました。
ノイズ除去効果はアモルメットコアの方が大きいようですが、
変化の方向性はファインメットと極めて似ている気がしました。

ナノ結晶材料ファインメット® ノイズ対策部品 日立金属株式会社
https://www.hitachi-metals.co.jp/products/elec/tel/p02_21.html

公式サイトの要所を抜粋します


中村製作所 アモルメットコア
http://ns-t.com/products/trans/nsit70.html

Amormet™(アモルメット)コアの使用箇所


コモンモードチョークコイルは音声信号等に対しては一切の影響を与えず高周波のノイズに対してのみ大きな抵抗として働きノイズを防止します。


音質向上に効果的な使用箇所は、主としてCDプレーヤー、DACの出力コード等オーディオ機器間のラインケーブル(インターコネクトケーブル)、スピーカーケーブル、ACアダプターのDC出力コード等です。

信号系に使うのがメインで、DC系にも使えるコアのようです。

Amormet™(アモルメット)コアの大きさの選び方


必要以上に大きな物はコアが大きくてもノイズを防止する効果がかえって減少してしまうこともあります。

私はこの記述を初めて見ました。
今までは大きければ大きいほどいいと言われていた気がします。
フェライトコアですと大きい方が抵抗値が高くなっていました。

Amormet™(アモルメット)コアの使い方


大切なことはラインケーブルでもスピーカーケーブルでも「全てプラスマイナスを必ず一緒に通すこと」です。これでノイズ防止に最も効果的なコモンモードチョークとして動作します。


1つのラインケーブル等に2個のコアを使用して、プラス側マイナス側それぞれにコアを入れている例をインターネット上で多く見かけますが、アモルメットコアにおいてはそのような使い方は電気的にも音質的にも好ましいものではありません。

コモンモードチョークとして使うために、
プラスマイナスのケーブルを2本一緒に通します。
ここはかなり注意されていました。

なお、私はファインメットコアで片方ずつ通す方法を採用しています。
この方法はノーマルモードチョークとして作用するようです。

ファインメットをテストしてみた。なんで音が良くなるの?これ

ファインメット 可飽和コア 4個 MP1006LF3T 全長6.4mm 直径11.4mm 穴径4.8mm 価格:\1,900 ...
2015-12-21 18:29


このあたりは村田製作所の説明が分かりやすいので
詳しいことを知りたい方はこちらをご覧ください。
http://www.murata.com/ja-jp/products/emc/emifil/knowhow/basic/chapter05-p1

中央付近の以下の2つの図が分かりやすいと思います。


【図5-2-8】ノーマルモードに対するフィルタの構成例
【図5-2-9】コモンモードに対するフィルタの基本構成

コアの種類の一部を抜粋しました

詳細は公式サイトをご覧ください。
こちらでは加工なしでそのままケーブルに通せそうな
大きさのコアを抜粋しています。
価格(税抜)
Amormet NS-221 Φ22.5±0.5 Φ10mm 12mm 超Hiμ材 コモンモード専用 ホワイト 3,200円
Amormet NS-285 Φ28±0.5 Φ14mm 13mm 超Hiμ材 コモンモード専用 ホワイト 7,800円

少し大きくなるだけで価格が異様に高くなります。
最近のケーブルは太いものが多いので、
出先で試したりする場合は大きいコアの方がいいかもしれません。

ハンダで自作できるなら、ケーブルが通る最低限の
大きさのものがいいようです。

で、肝心の音はどうなの?

ノイズ除去の効果はアモルメットの方がずっと上だと感じましたが、
その他の変化はファインメットに随分と似ています。
色が濃くなること、音楽が面白くなることがメリットで、
僅かに音が重く粘度が上がるのがデメリットでしょうか。

磁性体を使うと大体こんな感じになりますので、
このデメリットをどれだけ許容できるかがポイントになりそうです。
(多分、プリをお使いの方は気にならないと思います)

アモルファス合金を上手い具合に結晶化させたのがファインメットで、
アモルメットは「アモルファス+ファインメット」という感じで
名前をつけているように見えるのですが、うーむ。
使ってる素材はかなり近いのでしょうか。

アモルメットはファインメットと違って
信号線にも使えるのが最大のメリットだと思いますが、
コスト的な意味で使いすぎには注意した方がいいかもしれません。
確実に音質をよくしたいなら機材にお金を使う方がいいですから。

タップが随分と効果が大きかったです

アモルメットコアを3つ使った電源タップが同時に発売されているのですが、
こちらはノイズ測定器で目に見えてノイズが減っていました。
ただ、どういう作用が働いているのかいまいちよく分かりません。
(数値が300台から16になっていました)

Power Line Cleaner PLC-02 
http://ns-t.com/products/trans/nsit71.html

音は聴いていないので何とも言えませんが、
最近流行のあのノイズチェッカー、どこかで安く売っていないでしょうか。
http://purepure.wp.xdomain.jp/archives/4388

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/860.html

[リバイバル3] ケーブルに通すだけのノイズフィルター _ アモルメットコア 中川隆
1. 中川隆[-12443] koaQ7Jey 2018年5月19日 08:49:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14035]

アモルメットコア - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%82%A2


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/860.html#c1

[リバイバル3] ケーブルに通すだけのノイズフィルター _ アモルメットコア 中川隆
2. 中川隆[-12442] koaQ7Jey 2018年5月19日 08:49:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14035]

話題のアモルメットを使ってみよう 林 正儀
https://ontomo-shop.com/?mode=f9


アモルメットコアは、前号福田氏の記事でオーディオ用ノイズフィルターの最先端として紹介されていた。

中村製作所が販売する、アモルファスの薄いテープを巻き、リング状のトロイダルに仕上げたものだ。これにケーブルを通すだけで、強力にノイズを減衰させ音質改善効果が目覚ましい。今回はステレオ誌の付録デジタルアンプ、LXA-OT3と付録スピーカーを取り上げ、さまざまなパターンで実験してみたが、効果は予想以上。信じられない現象が起きていたのだ。

まずアモルメットコアがどこに使えるかだが、ケーブルに装着して使うという大原則がある。乗せたり、側におくだけで……という使い方はないので要注意だ。ケーブルは中心の穴に+/−両方の電線が無理なく通る状態がベストである。この時コアの向きは自由。装着する場所も入口、出口、または中間でもOKなので、気楽に使えるはずだ。ただし+/−それぞれに1個ずつつけると音質的なデメリットが多くなる。


付録デジタルアンプ

デジタルアンプの性能が全開
音場のパースペクティブがアップした


▼ラインケーブル
アモルメットをつけるつけないで、再生音がどう変わるのか。それを聴くだけの簡単な比較である。曲はボーカル、オペラ、ジャズなどだ。まず、デジタルアンプだがこれはCDプレーヤー間のラインケーブルにて試した。ここではCDプレーヤー側にセット。プラグを通すだけなので一番簡単だ。高SN比で濁りが少なく、声の通りが明瞭になる。デジタルアンプらしいクリアさやきりっとした輪郭の立て方が、強調の少ない方向にシフト。抜けがよいと同時に硬さやキツさがほぐれる印象だ。上流の純度が上がることで、微細情報がぐんと増大。高域の解像度が強化され、音場のパースペクティブがアップした。自然なステージが現われるような変化だ。

キャプション01 


 RCAケーブルに装着する

キャプション02


 LXA-OT3の場合はリアがタイトなので
 プレーヤー側に装着

▼スピーカーケーブル
次にスピーカーケーブル対策だ。スピーカー側に+/−を束ねるように装着すると、これは力強いシマリをみせ、密度やエネルギー量がアップする。アンプにドライブ力がついてきたような積極的な鳴り方、アピールの仕方である。中〜低音域が充実して厚みが増すような変化だが、聴こえとしてはジャズにガッツが入り、音が前に出てブロー感が高まる。音像の彫りが深く、実在感も充分にリアルだ。

では1+1=2になるかどうか。ラインとスピーカーケーブルの両方にコアを入れると、音楽の生々しさが増して効果を高め合うような方向だが、体感的には2まではいかない。1.3〜1.4という感じである。それだけ最初のインパクトは強かった。

キャプション03


 ブックシェルフスピーカーの
 端子直前にセット。
 もちろんLXA-OT3側でもOKだ


▼電源ケーブル
デジタルアンプはACアダプターなので、ここではCDプレーヤーの電源ケーブルを対策する。いったんプラグをはずす作業が伴うので初心者にはちょっと面倒だ。そこで中村さんが用意した比較試聴用の3P電源ケーブル。コアなしとコアつきで比べることにした。

これも違いが大きい。ラインケーブル以上かもしれない。ノイズフロアが下がり、空間が澄む。と同時に起伏の少ない一本調子なボーカルから力強くかつダイナミズム豊富に、ぐっと情感が込もる感じだ。コントラストが高く、陰影のグラデーション表現が実に豊か。音のトルクや電源としての流量感やエナジーも、コアつきの方が明らかに勝った。

キャプション-04


 電源のIECコネクターに
 装着したものとしていないもの。
 電源ケーブルの場合は自作で
 対応するしかないが


PCデジタルノイズの排除の成果か
倍音や色彩感が豊かになった

次はPCオーディオの主役、USB-DACである。Macパソコンの音源をUSBケーブル経由でDACに入れて再生する。ここではCDプレーヤーに内蔵のDACを使うが、この環境ではかなりPCのデジタルノイズの影響を受けているはずだ。

キャプション05


 PCオーディオシステムでも確認した

キャプション06


 USB-Bタイプには対応する製品がある
       
だが実際に聴いてみると、アモルメットなしでもかなりレベルの高い音質が得られていた。ところがそこからもう1〜2段SN比や情報量がアップするから、コアの効果は大したものだ。フォーカスがピシッとする。高域レンジが伸び、倍音や色彩感が豊かになった。ステージがより立体的で、ファイル再生らしい精密なニュアンスが漂う感じだ。DAC性能が向上したかと思うほど嬉しい変化である。

付録スピーカー

今回一番といっていい効果
クラフトユーザーには特にオススメ

クラフトでもアモルメットの効果があるものなのか? 個人的にも興味津々。付録のユニットをM800バックロードホーンに納めた手作りシステムだが、素の状態で聴いてみるとそれなりだ。明るく元気のいいシステムだなと思うのだが、スピーカーケーブルにアモルメットを装着した途端、音の風景が一変する。アバレや濁りが収まるようにナチュラルなバランスとなり、その中にバックロードのよさが光っている。

ちょっと大人の雰囲気もある密度のしっかりとしたサウンドだ。女性ボーカルやバックバンドもステージ感豊かないい味を出してくれる。音の飛び出しと広がりも大きく、小型サイズらしからぬ雄大さが加わった。

コアをはずすと、元の音にすぐ戻るからコイツははずせない。つけはずしが実に簡単で、効果はご覧の通り驚きだ。今回一番といっていいサプライズ。クラフトユーザーには特にオススメであり、より多くのオーディオリスナーに使って欲しいレアな発明品だ。
https://ontomo-shop.com/?mode=f9
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/860.html#c2

[リバイバル3] ケーブルに通すだけのノイズフィルター _ アモルメットコア 中川隆
3. 中川隆[-12441] koaQ7Jey 2018年5月19日 08:55:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14035]

オーディオの新常識 アモルメット オーディオ評論家 福田雅光 2016/11/15
https://ontomo-shop.com/?mode=f8


中村製作所はピュアオーディオで納得できるグレードを要求して、次元を超えるトロイダルコアを探しあてた。特殊合金アモルファステープの積層巻きコア、アモルメットとして発売された。誕生したばかりのアモルメットを入手、どのような音質性能があるのかテストした。

アモルメットコア

オーディオ用に音質を重視したトロイダルコア(ノイズフィルター)が、中村製作所から発売された。これはオーディオ帯域で最適、効果的に作用し、また音質を劣化させるような副作用が発生しないように検討されている。一般電子機器用には多くの種類があるが、音質を重視して設計されたコアはアモルメットが世界的にみても初めてだろう。

アモルメットは、特殊鉄系合金アモルファスの厚さ0.2mmのテープ状。これを必要径に巻いて溶接固定、カバーを付け仕上げた。下の表のような各種サイズがあり、8月31日に発売された。

 オーディオ専用に開発された
 トロイダルコア

 エヌエス アモルメットコア
 問:中村製作所 Tel.042-759-7812


トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み


各種ノイズフィルターの中でもっともシンプルな構造、ドーナツ形状のトロイダルコアにケーブルを通す方法がある。今回のフィルターもこのタイプだ。

そもそも、この簡単な方法がなぜ、ノイズを減衰させる効果を持つのだろう。使い方を書いてみると図1のようになる。ドーナツ状のコアをトロイダルと呼ぶ。このコアの性能が肝になるが、それはさておき、理論的な仕組みを考えてみる。

コアに+−2本のケーブルを通す。スピーカーケーブルや電源ケーブルなど。+には信号電流、−線はアース電流が流れる。さて、ケーブル内の2本の導体には外部ノイズが同相で等量乗ると考えられる。これはコモン(共通)モードノイズと呼ばれている。コアを電流が通過する時、トロイダルコアに磁束が発生。電流エネルギーが磁気エネルギーに変換されるが、ノイズは磁気損失として失われ、損失を受けない信号電流だけが純度を高めて通過する。簡単にいうとこんな仕組みだ。

トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み

図1.トロイダルコアがノイズを減衰させる仕組み

使い方による効果の違い

2本の+−ワイヤーにトロイダルコアを装着する方法は、図2のように1本ごとにコアを装着するデュアルコア。径の大きさを上げて2本のワイヤーをまとめて通過させるシングルコア。これを比較実験すると違いは大きい。

デュアルの問題は、透明度や低音の力はややプラスだが、高域の伸びが詰まる。抜けきりがよくない。帯域が狭くメリットは感じられない。うまく効いていない、あるいは効き過ぎているようだ。 シングルコアで使うと、S/N比が高く高域はすっきり伸びきり冴えている。輪郭をしっかり描き、解像度が高い。テストはスケルトン電源ボックス、コアはNSシリーズを使った。

トロイダルコアの使い方


図2.トロイダルコアの使い方


hr

NSシリーズとNSTシリーズの違い


装着の方法で大きな違いが発生、注意が必要であることがわかった。次はアモルメットコアにはNSシリーズと、NSTシリーズの2種類がある。これは、効果も音質も違いがある。NSは超ハイミュー材を採用した透磁率の高い高性能。やや透磁率の低い素材のNSTの音は多少あまくなる。したがって、最初に試してみるのはNSが薦められるが、メーカーは組み合わせる効果もあるというが、今回は試していない。

どのように応用できるのか
アモルメットコアをどこに、どう使うのか、これはパーツであるため、個人で応用を考える必要がある。+−2本のワイヤー、あるいはケーブル外径がトロイダルの内径に通過できることが条件。一般に挑戦できるのは切り売りスピーカーケーブルの端末部に使う方法。電源ケーブルを自作する人はプラグ、あるいはインレットプラグに装着すると効果は大きい。またRCAケーブルを自作する人も先にケーブルにコアを通し、プラグを装着することで可能。これも効果は大きい。できれば、ケーブルとコアの隙間は少ない方が有利と思うが、ラフな装着でも効果は確認できる。

hr

テストと結果からみる効果

1.スピーカーケーブル

テストに使ったケーブルは外径9φ、装着は送り先側。どこか一カ所であれば、この位置が効果的だ。コアは写真のようにシースを取り去った部分に付けた。すでに充分にS/N比、解像度が高く問題はないと思っていた。ところが、さらに音の純度を高め、すっきり冴えた高音が伸びきっている。解像度を繊細に音のコントラストを高め、中低音は輪郭をはっきり正確にする。これはもう外せない。遠くで聴いていても、その違いは明らかだ。


スピーカーケーブル


 スピーカーケーブルで使用した例。
 シースを取り去った+と−の線を
 まとめて通すと効果的だった

2.自作電源ケーブル

自作できる技術があれば、電源ケーブルのプラグ、あるいはインレットプラグ内に装着することは可能で、効果的だ。テストではプラグ内に装着。パワーアンプで試聴。
アモルメットを加えると、透明度、立ち上がるレスポンスに優れ大きな効果に驚く。やはり電源ケーブルは効く。力強く低域の伸びやエネルギーが強化され立体感が出る。歪感の減少、力と美しさ、音場は澄んで広い。低域は引き締まりパンチ力も強力。ボーカルは音像の彫りが深くなる。


電源ケーブルに使用 電源ケーブルに使用した例。
電源プラグのホットとコールドを
まとめて通し、プラグの中に収めた

《使用部品》
電源プラグ:明工社 ME2591¥1382(ニッケルメッキ、ホスピタルグレード)/L型インレットプラグ:フルテック FI‐12L(R)¥8856(ロジウムメッキ)/切り売り電源ケーブル:アコースティック・リヴァイヴ AC-Triple C4800¥4800/m(PC-TripleC導体2sq/アモルメット:NS‐145¥1200

3.壁コンセントの入力部

これは分電盤からオーディオグレードのFケーブルで引いた端子、壁コンセントに相当する部分。塩ビボックス内にアモルメットは装着できないため、ボックスの入り口に内径10φのNS‐221を使う。
装着後、音はすっきり中高域が冴えて抜けがよく歪感が減少。高域はよく伸びて爽やかにS/N比を高める。この経路はパワーアンプ専用になっているが、ビッグバンドジャズのような複雑な音色の重なりも明瞭に一音一音が分離。解像度は高くなるが、ニュアンスは柔らかい。暴れや混濁が少なくなる。
ただ、一般にこの部分にアモルメットを装着するのは、新築やリフォームの機会でないと無理がある。デジタルノイズメーターで使用後を調べると数値は100低くなった。


大型アモルメット

大型アモルメットコア内蔵 電源タップ
エヌエス PLC-02¥82,000
※限定100セット


hr

電源ボックス PLC‐02

大型アモルメットコア採用のコモンモードチョークコイル、ノーマルモード用チョークコイル2個で構成した強力ノイズフィルターを内蔵した電源ボックスが同時に発売された。アルミダイキャスト製シャーシ、明工社ホスピタルグレード・コンセント。
写真のデジタルノイズメーターで測定したノイズレベルを見て驚いた。リファレンス電源ボックス(自作)で何も接続していない状態は720、ノイズメーター内蔵スピーカーからかなりノイズも聞こえる。
ボックスをPLC‐02にすると数値は007と激減。ノイズも聞こえなくなる。測定はメーターの2P電源プラグをコンセントに差し込む方法。以上は機器へのケーブルは接続していない。
次に電源オフのパワーアンプを接続すると、093と上がる。電源をオンにすると148。アンプから出てくるノイズが加算されるが、これでもかなり少ない。この強力な効果はどのようにして得られるのか、興味深い。

hr

パワーアンプでの試聴

パワーアンプの電源ケーブルを接続、実際の使用環境で音質をテストした。高S/N比で濁りが少なく、すっきりしたきれいな輪郭表現、コントラストが高く解像度も一級のレベル。硬質感はなく適度ななめらかさを備える。高域まで繊細に伸びて帯域が広い。低音は力強くパワーは締まる。
この性能は大変魅力だ、価格を考えればコストパフォーマンスは高い。電源ボックスの脚も本格的なインシュレーターが装着されている。フィルター内蔵を嫌う人もこの音質は納得するだろう。

hr

試聴を終えて

アモルメットコアの性能、効果は経験したことのないものである。この種のコアはオーディオでは副作用も感じながらメリットを活用してきた経緯がある。アモルメットの優れているところは、効果の大きさと副作用の少なさだ。オーディオ用トロイダルコアとして一石を投じるものになる。これは開発賞を差し上げたい。

PLC-02使用前 ノイズ値720


 PLC-02使用前 ノイズ値720


PLC-02使用後 ノイズ値007


 PLC-02使用後 ノイズ値007
https://ontomo-shop.com/?mode=f8
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/860.html#c3

[リバイバル3] ケーブルに通すだけのノイズフィルター _ アモルメットコア 中川隆
4. 中川隆[-12440] koaQ7Jey 2018年5月19日 08:57:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14035]

効果があった「オーディオ・アクセサリー」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2018年05月19日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/cc46baf8e605ceedb00270a8181703be


Yさんが「よろしかったら実験をしてみたいのですけどいいでしょうか」と、口調を改めて意を決したような眼差しで申し上げられた。

少し気圧(けお)されながらも「ハイ、いいですよ。」と気軽に応じたところ、ポケットからやおら取り出されたのが試聴用のCDとオーディオ・アクセサリーの小道具。

    

左側のCDが「T−TOC RECORDS」という会社が録音したCDで、この社長さんがオーディオマニアだそうで、「東京の電気は汚れているので茨城にスタジオをつくってそこで録音した。」という優秀録音。

そして、右側の白くて小さい穴の開いたもの(2個)は「アモルメット・コア」というオーディオ・アクセサリーで、何でもSPコード(プラス、マイナス一緒)に、これを通すとコモンモードノイズ(高周波)が除去されるのだという。

こういう小道具は眉唾ものであまり信用しない性質(たち)だし、コモンモードノイズの正確な意味もサッパリ分からないが、理論はさておき実証したうえで効果が上がればそれはそれで認めようというのが我がポリシー。

Yさんのたってのご要望で「ぜひアンプはWE300Bを、スピーカーは音の微細な変化に対応できるAXIOM80でお願いします。」

「ハイハイ、わかりました。」(笑)

    

はじめに従来通りのままで試聴し、音質を確認したうえで今度は「アモルメット・コア」にSPコードを通して聴いてみた。装着は実に簡単。

二人とも耳をそばだてて傾聴したところ、何と音が変わったのである!すっきり爽やかというのか、あきらかに透明感が向上したのには驚いた。

Yさんも「やはり変わりましたね。ベールが1枚も2枚も取れた感じです。このシステムだと如実にわかると思っていました。」と、感無量といった面持ち(笑)。

いやあ、こんな小道具がねえ・・・。参った、参った。

「これって、いくらするものですか?」「たしか〇千円ぐらいだったと思います。ネットでググってもらうとわかりますが。」「そうですか。」とさっそく面前でググってみたところ、サイズがいろいろあったが小さめだったのでお値段は超安かった。

「ここでお金を払いますので、このまま置いていってくださいよ。いいですね。」と無理を承知で言ったところ「仕方ありませんね・・。」(苦笑)。

Yさんがお帰りになった後で、我が家のSPコードにすべて装着しようとネットでさっそく注文して計8個ゲットした。

これでひとまず、気が収まって一件落着。

まったく「いい歳」をして、聞き分けのない子供みたいだ・・(笑)。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/cc46baf8e605ceedb00270a8181703be

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[政治・選挙・NHK244] ネトウヨ駆除に立ち上がった2人の弁護士にエール!   赤かぶ
1. 中川隆[-12439] koaQ7Jey 2018年5月19日 09:11:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14035]
ネトウヨ = 移民受け入れ反対の愛国者 なんだな


2018年05月19日
目に見える支那人の侵略 / アジア人の集落が出現する日本
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/

  5月13日(日曜日)、TBSの「噂の ! 東京マガジン」が埼玉県西川口に蝟集する支那人を特集した。

この番組は度々、トラブルを抱える地方自治体を取材し、どのような状況になっているのか、なにが原因なのかを視聴者に伝えることで長寿番組となっている。たぶん、「報道特集」みたいに暗い雰囲気が無いからだろう。

それにしてもTBSと言えば、支那人や朝鮮人を擁護するプロパガンダ局として有名なはずなのに、時折、在日アジア人の問題点を指摘することがあるので興味をそそられる。だが、それはキャバレーの呼び込みのようなもので、別の目的を含んでいるから気を許せない。

  同番組は西川口の商店街などを取材し、在住支那人がどのような問題を引き起こしているのかを紹介していた。例えば、支那人は町内会の規則を守らず、勝手にゴミを捨てに来るし、分別しなければならないのに、缶でも紙屑でも、瓶でも一纏めにして投棄する。それでも、ゴミ捨て場に持ってくる奴はまだ良い方で、不届きな支那人はポイ捨てが当り前。コンビニで買った弁当を食べたら、そのプラスチック容器を道端に投げ捨てるし、ビニール袋やタバコはもちろんのこと、古びた家具や要らなくなった冷蔵庫、テレビ、粗大ゴミを不法投棄するから腹が立つ。

chinese people 2Chinese collecting cans
(左: 地べたに坐る支那人観光客 / 右: 空き缶を担いで歩く支那人)

  今のところ、支那系住民が少数派だから何とかなっている、というのが現状だ。例えば、見廻り役の市職員や近所の日本人に見つかれば、捨てた不要品を再び手にして、そそくさと立ち去る、だが、大抵の支那人は人目が無くなった夜中に“こっそり”捨てに来るからタチが悪い。「見つからなければ何をしてもいい」というのが支那人の行動原理だ。自分の家なら綺麗にするけど、一歩外へ出れば「他人」の土地だから、遠慮する事は無い。食堂や病院内で立ち小便をしてもいいし、百貨店や遊園地で痰を吐き捨てても構わない。階段の隅でウンコをしないだけマシ。これは支那人が悪いんじゃない。“気にする”日本人の方が悪いのだ。

  当ブログでも度々述べたが、支那人は基本的に「がさつ」で粗野。デカイ声で喋るし、語気も荒く、マナーも悪い。昔、フランク永井がヒット曲の『おまえに』を披露し、「そばにいてくれる〜だけでいい〜」と唄っていたけど、支那人だと側に居るだけでも不愉快だ。円広志じゃないけ;ど、「飛んで飛んで、廻って廻って、何処かに消えてしまえ !」と歌いたくなる。とにかく、支那人というのは短気なのか、それとも単純に馬鹿なのか、しょっちゅう「いざこざ」を起こし、掴み合いの喧嘩になるようだ。西川口の繁華街でも支那人同士の喧嘩が毎週の如く起こり、街行く日本人も呆れ顔。TBSの取材を受けた日本人も、支那人による騒動に言及し、店の前の喧嘩なんか珍しくないと答えていた。つまり、もう「西川口の名物」になっている、ということだ。

Chinese street fight 1Chinese street fight 2

(写真 / 街頭で喧嘩を始めた支那人たち )

  それにしても、「なぜ」支那人が西川口に住み始めたのか? その理由は、警察による風俗店の取締に遡るという。暴力団との関連があったのかも知れないが、地元警察は“怪しげ”な風俗店を摘発し、治安の回復を図ろうとした。この浄化作戦が効を奏したのか、繁華街から多くの酒場や風俗店が消えて行き、テナント・ビルに空き店舗が目立つように・・・。ところが、意外な副作用が現れてきた。なんと、その空白に支那人が入ってきたのである。ビルの所有者からすれば、誰かが空きスペースを借りてくれないと困ってしまう。だから、支那人の経営者が店を構えてくれれば、元通りのテナント料が入ってくるので助かる。こうして支那人の店がドンドン増えていったという訳。あとは“いつも”のパターンが繰り返される。支那人が住むところ、必ず北京料理店とか上海料理店が出来るし、一般支那人が訪れる食材店や雑貨店も附随するのも定跡。当然ながら、床屋とか酒屋も支那人が経営する店となるから、いつの間にか日本人が寄りつかない「支那人商店街」となってしまうのだ。

  こうした情報番組を観れば、一般視聴者は「TBSも中々いい取材をするじゃないか」と思うだろう。しかし、そこには巧妙な洗脳があった。TBSの取材班は川口に住む支那人にインタビューを行い、「マナーの良い」支那人と「行儀の悪い」支那人を区別していたのだ。ある若い支那人女性によると、勝手なゴミ捨てを行うのは、日本の習慣を知らない年配の支那人で、日本の「しきたり」を知っている若い人は“ちゃんと”ルールを守っている、と語っていた。要するに、TBSは支那人回答者とグルになってイメージ操作を行い、“全て”の支那人が傍若無人なのではなく、“一部”の不埒な支那人がトラブルを起こしているだけ、と仄めかしていたのだ。TBSが日本人の側に立ち、支那人を攻撃するなんてあり得ない。もし、TBSが支那人を批判する番組を流すとすれば、そこには必ず裏がある。番組出演者は明言しなかったが、川口に住む中高年の支那人が日本のルールを勉強し、日本の生活習慣を理解できれば、異民族共存が実現するとでも言いたいのであろう。

  残念ながら、川口市は既にアジア人の街ととなっている。市役所が作成した「川口市多文化共生方針平成26年度〜28年度」によれば、同市に居住する外国人の数はうなぎ登り。全国的に見れば、一位の東京新宿区、二位の大阪市生野区、三位の江戸川区、四位の足立区に次いで、第五位となっている。平成17年には15,000人だった外国人の数が、平成26年1月の時点では22,958人となっているのだ。ということは、平成30年の現在では、もっと増えているはずである。国籍別に見ると、支那人がダントツで13,645名、総数の59.4%を占めている。次に来るのが南鮮人で、2,846名だから12.4%の割合となっている。後はフィリピン人、ベトナム人、トルコ人、ブラジル人と続いている。なるほど、これじゃあ、街の景観が暗くなるはずだ。良い子のみんなは、「わたし、金髪碧眼の白人が行き交う麻布や広尾みたいな街がいいなぁ〜」とい言っちゃだめだよ。「ヘイト・スピーチ」に問われてしまうから。

Chinese workers 1Chinese crowd 2


(左: 支那人労働者 / 右: 抗議活動を行う支那人の群れ)

  新宿に外国人が多いのは解るけど、川口にアジア人が集中するのは、長屋の家賃が安く、東京へのアクセスに関しても便利だからだろう。特に、財政状況が傾き、商店街が寂れている地方自治体には、手頃な賃料で住める貸し屋が多く、日本人がそれほど集まらないので、どこからともなくアジア人が入居してくる。時代遅れの中古アパートじゃ、大学生だって借りてくれないから、家賃収入を求める大家はしぶしぶながらも、支那人とかフィリピン人に貸すしかないのだ。しかし、一旦アジア人を受け容れてしまうと、もう新たな日本人は借りなくなる。隣人が支那人だらけなんてゾっとするじゃないか。それに、「類は友を呼ぶ」方式で、支那人が入居する長屋には、「口コミ」で支那人が集まってくる。(ちなみに、俗に言う「マンション」とは「高層長屋」のことである。区割りの賃貸物件なのに、一戸建ての「豪邸」と呼んだらおかしい。)

Chinese kids 3Chinese kids 1


(写真 / 支那人の子供たち)

  「噂の東京マガジン」でも紹介されていたが、川口市の「UR芝園団地」には大勢の支那人が住んでいる。この団地には全部で2,500世帯が住んでおり、その内の約半数が支那人世帯であるという。これじゃ、日本人の若い夫婦が引っ越してくる訳がない。日本人で住んでいるのは、逃げ場の無い高齢者世帯ばかり。つまり、日本人の借り主というのは、諦めを以て我慢している老人を意味する。案の定、団地の公園で伸び伸びしているのは、支那人の高齢者がほとんどで、日本人が交流を楽しんでいる光景は無い。近くの商店街には支那人が集う店舗が6軒もあり、幼稚園や小学校にも支那人の子供が通っているという。日本人の子供は減っているのに、支那人夫婦には子供がポコポコと生まれているので、やがて川口市の児童数は、半分がアジア系となるに違いない。所得の高い家庭は引っ越してしまうし、所帯を持ったばかりの若い夫婦は川口を選ばないから、西川口の地価はドンドン下がり、アジア人にとってお手頃な土地となる。こうなれば、役所のサービスも外人向けとなるし、公用語も支那語や朝鮮語となるから、更にアジア人が寄ってくるだろう。もっと恐ろしいのは、支那系の市議会議員が誕生し、役所の公務員にもアジア系が増え、小規模な「東アジア共同体」が出来上がってしまう事だ。中曾根康弘や鳩山由紀夫が夢見た楽園が実現化しているとは・・・。日系日本人にとって「悪夢の到来」ということだろう。

インド人が密集する甲斐の国

  埼玉県のアジア地区と言えば、西川口ばかりでなく、フィリピン人が群れる蕨市も有名だ。しかし、こうしたアジア人地区は日本各地に現れている。例えば、山梨県の甲府市だ。そこには意外にも、インド人が多い。平成27年の統計によれば、甲府市には1,922名の永住者、799名の留学生、414名の家族滞在者などを含め、19万2千601人が住んでいる。国籍別で見てみると、1,513名の支那人、1,128名の朝鮮人、456名のフィリピン人、298名のブラジル人などが住みついているそうだ。それでも外国人の数は減った方である。平成20年(2008年)だと、19万8千594人も外国人が住んでいたのだ。「そんなアホな !」と呟きたくなるが、都心以外でも着々とアジア人の数が増えている。本当に恐ろしい。

  でも、なんで甲府にインド人が群れているのか? その主因は、商売人が集まってきたからである。明治の頃、同市は水晶の産地として栄え、宝飾品の加工技術も優れていたという。1980年代のバブル景気の時、インドから大勢の宝石商が訪れ、市場開拓を狙ったインド商人がそのまま住みついてしまったらしい。それに、安倍政権は高度人材とか専門職の外人を優遇するので、インド人ビジネスマンは「利益をもたらす外国人」として、比較的容易に滞在許可を得ることができる。だが、そこにはもう一つの弊害があった。インド商人が甲府に会社を設立し、長期的な滞在を続ければ、必ず「家族の呼び寄せ」が生じてくるのだ。単身赴任を我慢するのは日本人くらいで、普通の外国人は家族を引き連れてやって来る。人権思想に染まった歐米諸国や日本政府は、「家族と共に暮らす権利」とやらを持ち出されると、ヘナヘナと折れてしまう。かくして、日本語が解らず、日本の習慣すら理解できないインド人の女房や子供がゾロゾロと来日してくるのだ。

  西歐のビジネスマンと違い、インド商人は祖国を捨てやすい。たとえインドに対する愛国心があっても、祖国に居住する意思は稀薄なのだ。日本人はインド人の笑顔に騙されてしまうが、彼らは基本的に図々しく、何年でも日本に住みつき、機会があれば日本国籍まで得ようとする。英国に移住する厖大なインド人を見れば解るじゃないか。インド人は何かにつけ、英国のインド支配を非難するが、ブリテン島に移住できるとなると、英国大使館前にできた長蛇の列に並ぼうとする。もし、本当にイギリス人を恨んでいるなら、どうして彼らは元支配者の国家に移住しようとするのか? 植民地から解放された民族が、再び帝国主義者の軛(くびき)を望むなんておかしい。例えば、ヤクザが嫌いなのに、自らすすんで、組長の屋敷に奉公する日本人なんて居るのか? 考えられる答えは一つだけ。「お金」だ。インド人は甘っちょろいブリテンに移り住んで、快適な暮らしを楽しもうと謀っているのである。

Indian student in Britain 2Indian college students in Britain 2

(写真 / 英国の大学に通うインド人大学生)

  だいたい、インド人はその茶色い肌と奇妙な顔附きで嫌われたのだから、アングロ・サクソン人が大勢住むイングランドに渡れば、再び“差別”されることは目に見えている。ところが、インド人は気にせず、ドンドンやって来るんだから呆れてしまうじゃないか。「植民地にされて可哀想なインド人」なんて嘘っぱちだ。彼らはイギリス人に支配されて幸せだった。そもそも、厳格なカースト制度の下で暮らしていたインド人にとって、イギリス人の支配なんか屁でもない。それよりも、西歐式の教育を受けることができてラッキーだ。ムガール帝國のままなら、下層階級の者は、いくら優秀でも一生「下人」のままである。英語を流暢に喋るインド人学生を見てみろ。高等教育を受けたエリート層は、祖国を発展させようとせず、同胞を見棄ててオックスフォードやケムブリッジ大学に留学し、ブリテン国籍まで取得しようとする。さらに、白い肌のイギリス人娘と結婚できれば、もう鼻高々で、イギリス紳士になった気分になれる。イギリス人男性と結婚できたインド人女性も同じで、結婚したからといって、白人の亭主を連れて実家に住むなんてことはあり得ない。逆に、郷里から両親を呼び寄せたいと思うのが普通だ。

  異人種間結婚というのは厄介なもので、ゲルマン系のイギリス人でも、有色人種のインド人とセックスすれば、祖先とは違った容姿の赤ん坊をもうけることになる。同種族のデイン人とかノルウェー人と結婚すれば、自分と似たような子供を持つことが出来たのに、インド人との混血児じゃ、友人に披露するとき、まるで養子みたいに思われてしまう。しかし、両親はイングランドで生まれた我が子を「イギリス人」として育てるから、本人もそのつもりになる。すると、生まれてきた子供も、すっかり「一等国民」気取りだ。日本人だと笑ってしまうが、こうしたインド系混血児は自分の容姿を顧みず、インドの子供たちを見下し、「私はブリテン人よ !」と大威張り。彼らにとり、父あるいは母の祖国に暮らす茶色の貧民なんか「同胞」じゃない。非西歐系の2世3世はブリテン国内で差別廃止を訴えるが、心の底で祖父母の国と距離を置いていることが多い。親しみが湧かないという理由もあるのだろうが、移民の子孫は無意識的に「劣等民族と一緒にされたくない !」と思ってしのうのだ。ちなみに、学校の先生は内緒にしているが、マハトマ・ガンジーだって物凄い差別主義者なんだから。(この話にいつては、いずれ紹介したい。まったく、日本人は「お人好し」というか、外国知らずで脳天気な国民である。)

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(左: イギリス人女優のエリザベス・ハーレー / 右: ハーレーと結婚し、直ぐに離婚したインド人大富豪のアルン・ナイアル )

  山梨県と言えば、武田信玄が有名で、この戦国時代最強の武将に対する地元民の尊崇は殊のほか篤く、ご先祖様が武田家に仕えていたことを自慢する人も多い。しかし、甲府に住む帰化インド人や日印混血児は、「信玄公」をどう思っているのか? 特に、地元の小学校に通う混血児の場合、先生や級友が信玄公に言及するとこもあるから、何らかの感想を持っているはずだ。毎年恒例の「信玄公祭り」になれば、山梨の観光協会はもちろんのこと、一般のオっちゃんやオバはん、子供たちもウキウキするし、甲冑を身につけた若者や壮年男性は、甲州軍団を結成し、恭しく出陣式を演じたりする。中には武田騎馬軍団の大ファンで、ご自慢の火縄銃を持ち出したりする人もいるから、甲斐の住民は大はしゃぎだ。

  ところが、帰化インド人は蚊帳の外。日本国籍を取得したって、外人観光客と同じ立場だ。インド人なら川中島の合戦や長篠の合戦より、セポイの乱とかプラッシーの戦いの方に馴染みがあるんじゃないか。ただし、日本人を母親に持つ混血児だと複雑になる。例えば、長野県出身の母親を持ち、信濃で生まれ育てば、「私も諏訪家にゆかりのある子孫です」なんて言い出しかねない。まぁ、信州生まれの母親が持つ血統を遡れば、どこかで武田家の足軽とか諏訪藩に出入りした中間くらいには当たるだろう。(だってさぁ、武田勝頼に使えた小姓の遠い親戚とか、武田騎馬軍団の馬を飼育した雑用係の子孫とか、捜せばいくらでもあるじゃないか。) しかし、インド人風の人相で、生粋の信州人なんて変だ。アジア系混血児は自分のアイデンティティーに悩むから、日本史を熱心に勉強することはない。たとえ、三重県や滋賀県に住んだって、地元で行われる伊賀衆忍者祭りとか甲賀流忍者イベントに参加しないだろう。黒い忍者の衣装に身を包んだインド人なんか滑稽で、「ドラゴンボール」のピラフ様に付き随う小姓みたいだ。(「ピラフ一味」の「シュウ」を参照。)

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(写真 / 色々なインド人 )

  理由はともあれ、山梨にインド人が大勢住みつけば、自然と「インド人コミュニティー」が出来てしまうだろう。彼らは日本に移住しても食生活は変わらないから、依然としてインド料理を家庭で食べるし、レストランでもカレーを注文するに違いない。なぜなら、インド人のビジネスマンが昼食に、蕎麦とか納豆、沢庵、梅干しを注文するとは思えないじゃなすか。川口市の例でも分かる通り、外国人は同類が集まる店を好む。甲府に住むインド人でも、食事を取るとすれば、同胞が経営するレストランに赴き、故郷の言葉で仲間と会話することが多い。例外もあるだろうが、こうした食堂で日本人の客を見かけることは少なく、よほどのカレー好きでない限り、滅多に近づくことはないだろう。そもそも、日本人はインド文化に馴染みが無いし、ビジネス以外でインド人と付き合いたいとは思わない。テレビ番組はインド・ロケを行って興味深い風習や奇人変人を紹介するが、実際に現地を訪れれば、あまりの猥雑さに辟易するだろう。インドは様々な民族でごった返しているし、気候だって蒸し暑く、不衛生な場面も珍しくない。黴菌の倉庫みたいな場所だから、どんな病気に罹るのか不安で、日本に帰るまで心配だ。これだから、優秀なインド人がイングランドやカナダ、アメリカに移住するはずである。

  一般の日本人は支那人とかインド人と“共生”したいとは思わない。それなのに、こうしたアジア人が激増するのは、安い賃金労働者を求める企業が政治家に働きかけ、移民規制を緩めるよう頼むからだ。普通の生活を送る一般国民は、即座に自分の財産が脅かされ、所得が半減するわけじゃないから、外人が増えても小声で愚痴をこぼすだけである。だが、大幅に人件費を削減できる企業は必死だ。ある程度の札束を議員に渡しても、それ以上の利益を確保できるから、熱心な「移民受け容れ賛成派」になる。一方、暢気に暮らしている庶民は、事態が悪化するまで行動を起こすことはない。街に支那人や朝鮮人、インド人、フィリピン人が溢れ出してから、ようやく重い腰を上げるケースがほとんどだ。しかし、そうなった時にはもう手遅れなので、不愉快なアジア人を排除できず、日本人が犠牲を払って異邦人を「隣人」にするしかない。つまり、日本人が「嫌な事」を我慢して暮らして行くということだ。これが「寛容の精神」がもたらす結果である。

  何よりも赦せないのは、移民や難民を支援するテレビ局だ。無料放送の地上波テレビ局は、不愉快なアジア人が来日すれば、沢山のお金を落としてくれる観光客と紹介し、技能実習生に話題が及べば、人手不足の日本を助けてくれる即戦力と称する。たとえ、彼らがマナー違反をしても、「それはごく一部の人だけです。大半の外国人は日本が好きで、我々がルールを教えてやれば、良き隣人となります」と釘を刺す。それでも猜疑心を持つ日本人に対しては脅しをかけ、アジア人排斥論者を「極右」と定義する一方で、「みなさん、外国人に対する偏見はやめましょう」と訴える。でも、こんな甘い考えは外国人に通用しない。「マイノリティー」として住んでいれば、多少なりともルールに従うが、人数が増えれば、彼らの流儀を日本人の方に押しつけてくる。大勢のアジア人から苦情や要求が来れば、なし崩し的に妥協するのが現在の日本人である。いずれ、役所から届けられる書類も、支那語や朝鮮語、タイ語とかの文面になるだろう。学校でも総合学習とか生活科の時間に、支那人やフィリピン人の文化を学ぶようになるし、給食にはキムチとかインド料理のナンが出てくるに違いない。

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(左: 日本に来るかも知れないタイ人 / 中央: フィリピン人 / 右: 黒人と白人の混血児)

  日本人は閉鎖的でもなければ、外人排斥の国でもない。明治以降、怒濤の如く西歐文化が流入したし、ファッション業界には外人モデルが多い。巷に溢れる少女漫画には、アーリア人や北歐人のキャラクターが満載だ。カレンダー業者もキリスト教のグレゴリウス暦を採用し、官庁では日曜日が安息日になっている。役所の日付は基本的に元号を用いているが、一般人はイエズス・キリストの生誕を基軸とした年号を使っても不便は無い。だいたい、共産党までキリスト教の暦を選択しているんだから、誰だって唖然とするだろう。(ただし、これは皇室を嫌っているからで、仕方なく西暦を用いてるだけだ。共産党員は元号に不満なら、「マルクス暦」でも独自に作ればいいじゃないか。でも、まさか、宮本顕治の生誕を祝して、「宮顕(ミヤケン)暦」なんてあり得ないよねぇ。筆坂さんはどう思うのか、一度きいてみたい。) また、日本のキリスト教徒人口はいつも1%以下なのに、大勢の日本人がクリスマス・イヴに浮かれているのは変だ。12月になれば、商店街に巨大なクリスマス・ツリーが設置されるので、スペインやイタリアから来た宣教師はビックリする。異教徒の国であるはずの日本で、ゲルマン人の巨木信仰と聖ニコラウスが大人気なんて信じられない。しかも、異教徒時代のドイツ人を真似てハロウィーンまで行っているんだから、「外人嫌い(ゼノフォビア)」なんて嘘だ。

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(写真 / 日本で歓迎されそうな外国人のタイプ)

  しかし、NHKやテレ朝、フジテレビに登場する評論家は、日本人の排他性を批判し、閉鎖的な国民性を歎く。でも、これは彼らが得意とするトリックのようなレトリック。日本人は「嫌いな民族」を嫌っているだけだ。イギリス人は好きだけど、朝鮮人や支那人は大嫌い。インド人やフィリピン人と比べたら、スウェーデン人やノルウェー人の方が断然好ましいので、付き合うなら北歐人を選ぶ。ドイツの森や城は素晴らしいけど、インダス川は汚水の大河で、ライン川と大違い。フランスの葡萄畑とかイタリアの小麦畑は美しいけど、インドの大自然なんか恐ろしいだけ。蚊に刺されただけでも、何かの熱病が発症するんじゃないかと思えてしまう。フィリピンなんてだらしない土人が住む南方の島に過ぎない。現地を支配する華僑だって、島の原住民を見下しており、同胞と思っていないのだ。

  こうした現実を目にすれば、アジア人を受け容れるのは愚の骨頂である。確かに、「来日するアジア人にも良い人がいる」というのは事実だろう。だが、彼らが群れを成したとき、その光景は極めて不愉快だ。これは善悪の問題ではない。日本人は日本で快適な生活を送る権利がある。どうして、アジア人が「より良き生活」を送るために、我々日本人の方が我慢しなければならないのか? 我々は先祖から日本を受け継ぎ、その素晴らしい遺産を守りながら、子孫に手渡そうとしているのに、いつの間にか、外人に気兼ねしながら暮らすようになっている。日本は日本人の国であった。ところが、今では鳩山由紀夫が述べたように、日本は「日本人だけの為にある国」じゃない。大東亜戦争で散華した我が軍の将兵は、確か、日本人の子孫を思って戦場に向かったはずなのだが。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/

http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/756.html#c1

[原発・フッ素49] もんじゅは100点満点で16点 原子力産業の成功した事業は皆無 無能集団であることを自ら証明  魑魅魍魎男
1. 中川隆[-12444] koaQ7Jey 2018年5月19日 09:42:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14041]
阿修羅の原発板と自然板には精神分裂病患者の投稿が多いので、真に受けない様に気を付けて下さい
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/899.html


精神分裂病になると全く何の関係も無い事の間に因果関係が有ると思ってしまうのですね(関係妄想)

精神科救急24時 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E7%A7%91%E6%95%91%E6%80%A524%E6%99%82part

真実を知りたければ:


発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html

原子力発電は本当に危険なのか?
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/148.html

太陽光発電は国家経済を破綻させ環境も破壊する
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/144.html

風力発電は環境を破壊するだけでなく低周波音で風車病・睡眠障害を引き起こす
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/145.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html


ネットの発達により放射線被害妄想は統一化され、同じような被害を訴える統合失調症患者が多くなった。このような患者たちは同じ願いを持っている。
すなわち早く原発や放射能被害から楽になりたいという切実な願いだ。

ここで彼らが病識を持っていたら精神科に行き、それで解決する。だが、残念ながら妄想の統一化と交流により強固な妄想を抱いた彼らが病識を有することは稀で結果として悪質な再生エネルギービジネスに騙されることになる。

認知機能障害などで判断力が鈍っていることもこれらに騙されることを後押ししてしまう。また、あなたがもし実は統合失調症だとして、他人に「あなたは統合失調症だ。治療が必要だ」と言われてもすぐに納得できる方はいないだろう。

狂気は本人では気づかない。よって患者たちは自らの苦痛を削減する手段を精神治療以外の何らかに求めることになる。ここに再生エネルギービジネスは浸けこんでくるわけである。


ネットを通した統合失調症患者同士の交流は、残念ながら放射能被害妄想の強化にしかなっていないのが現状だ。

類は友を呼ぶ、ではないが同じ放射能被害妄想の者同士で集まり、外部からの声を排除してしまっては妄想が強固にならざるをえないのだ。また、妄想の特徴として外部から妄想を否定すればするほど妄想は強固に、複雑になるという厄介な性質がある。

掲示板などで善意で統合失調症患者に「それは妄想だ」と訴える方がいるが、実はそれは逆効果なのである。一番良い方法は とにかく精神科に連れて行く以外にないのだ。


http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/757.html#c1

[政治・選挙・NHK244] ネトウヨ駆除に立ち上がった2人の弁護士にエール!   赤かぶ
7. 中川隆[-12446] koaQ7Jey 2018年5月19日 10:44:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14041]
>>6
真実を明らかにするとすぐに在日工作員に削除されるんだよ
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/756.html#c7
[地域13] 韓国人の割合が高くなりすぎてそのまま乗っ取られた村  山形県 戸沢村  木卯正一
25. 中川隆[-12445] koaQ7Jey 2018年5月19日 10:46:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14041]
2018年05月19日
目に見える支那人の侵略 / アジア人の集落が出現する日本
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  5月13日(日曜日)、TBSの「噂の ! 東京マガジン」が埼玉県西川口に蝟集する支那人を特集した。

この番組は度々、トラブルを抱える地方自治体を取材し、どのような状況になっているのか、なにが原因なのかを視聴者に伝えることで長寿番組となっている。たぶん、「報道特集」みたいに暗い雰囲気が無いからだろう。

それにしてもTBSと言えば、支那人や朝鮮人を擁護するプロパガンダ局として有名なはずなのに、時折、在日アジア人の問題点を指摘することがあるので興味をそそられる。だが、それはキャバレーの呼び込みのようなもので、別の目的を含んでいるから気を許せない。

  同番組は西川口の商店街などを取材し、在住支那人がどのような問題を引き起こしているのかを紹介していた。例えば、支那人は町内会の規則を守らず、勝手にゴミを捨てに来るし、分別しなければならないのに、缶でも紙屑でも、瓶でも一纏めにして投棄する。それでも、ゴミ捨て場に持ってくる奴はまだ良い方で、不届きな支那人はポイ捨てが当り前。コンビニで買った弁当を食べたら、そのプラスチック容器を道端に投げ捨てるし、ビニール袋やタバコはもちろんのこと、古びた家具や要らなくなった冷蔵庫、テレビ、粗大ゴミを不法投棄するから腹が立つ。

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(左: 地べたに坐る支那人観光客 / 右: 空き缶を担いで歩く支那人)

  今のところ、支那系住民が少数派だから何とかなっている、というのが現状だ。例えば、見廻り役の市職員や近所の日本人に見つかれば、捨てた不要品を再び手にして、そそくさと立ち去る、だが、大抵の支那人は人目が無くなった夜中に“こっそり”捨てに来るからタチが悪い。「見つからなければ何をしてもいい」というのが支那人の行動原理だ。自分の家なら綺麗にするけど、一歩外へ出れば「他人」の土地だから、遠慮する事は無い。食堂や病院内で立ち小便をしてもいいし、百貨店や遊園地で痰を吐き捨てても構わない。階段の隅でウンコをしないだけマシ。これは支那人が悪いんじゃない。“気にする”日本人の方が悪いのだ。

  当ブログでも度々述べたが、支那人は基本的に「がさつ」で粗野。デカイ声で喋るし、語気も荒く、マナーも悪い。昔、フランク永井がヒット曲の『おまえに』を披露し、「そばにいてくれる〜だけでいい〜」と唄っていたけど、支那人だと側に居るだけでも不愉快だ。円広志じゃないけ;ど、「飛んで飛んで、廻って廻って、何処かに消えてしまえ !」と歌いたくなる。とにかく、支那人というのは短気なのか、それとも単純に馬鹿なのか、しょっちゅう「いざこざ」を起こし、掴み合いの喧嘩になるようだ。西川口の繁華街でも支那人同士の喧嘩が毎週の如く起こり、街行く日本人も呆れ顔。TBSの取材を受けた日本人も、支那人による騒動に言及し、店の前の喧嘩なんか珍しくないと答えていた。つまり、もう「西川口の名物」になっている、ということだ。

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(写真 / 街頭で喧嘩を始めた支那人たち )

  それにしても、「なぜ」支那人が西川口に住み始めたのか? その理由は、警察による風俗店の取締に遡るという。暴力団との関連があったのかも知れないが、地元警察は“怪しげ”な風俗店を摘発し、治安の回復を図ろうとした。この浄化作戦が効を奏したのか、繁華街から多くの酒場や風俗店が消えて行き、テナント・ビルに空き店舗が目立つように・・・。ところが、意外な副作用が現れてきた。なんと、その空白に支那人が入ってきたのである。ビルの所有者からすれば、誰かが空きスペースを借りてくれないと困ってしまう。だから、支那人の経営者が店を構えてくれれば、元通りのテナント料が入ってくるので助かる。こうして支那人の店がドンドン増えていったという訳。あとは“いつも”のパターンが繰り返される。支那人が住むところ、必ず北京料理店とか上海料理店が出来るし、一般支那人が訪れる食材店や雑貨店も附随するのも定跡。当然ながら、床屋とか酒屋も支那人が経営する店となるから、いつの間にか日本人が寄りつかない「支那人商店街」となってしまうのだ。

  こうした情報番組を観れば、一般視聴者は「TBSも中々いい取材をするじゃないか」と思うだろう。しかし、そこには巧妙な洗脳があった。TBSの取材班は川口に住む支那人にインタビューを行い、「マナーの良い」支那人と「行儀の悪い」支那人を区別していたのだ。ある若い支那人女性によると、勝手なゴミ捨てを行うのは、日本の習慣を知らない年配の支那人で、日本の「しきたり」を知っている若い人は“ちゃんと”ルールを守っている、と語っていた。要するに、TBSは支那人回答者とグルになってイメージ操作を行い、“全て”の支那人が傍若無人なのではなく、“一部”の不埒な支那人がトラブルを起こしているだけ、と仄めかしていたのだ。TBSが日本人の側に立ち、支那人を攻撃するなんてあり得ない。もし、TBSが支那人を批判する番組を流すとすれば、そこには必ず裏がある。番組出演者は明言しなかったが、川口に住む中高年の支那人が日本のルールを勉強し、日本の生活習慣を理解できれば、異民族共存が実現するとでも言いたいのであろう。

  残念ながら、川口市は既にアジア人の街ととなっている。市役所が作成した「川口市多文化共生方針平成26年度〜28年度」によれば、同市に居住する外国人の数はうなぎ登り。全国的に見れば、一位の東京新宿区、二位の大阪市生野区、三位の江戸川区、四位の足立区に次いで、第五位となっている。平成17年には15,000人だった外国人の数が、平成26年1月の時点では22,958人となっているのだ。ということは、平成30年の現在では、もっと増えているはずである。国籍別に見ると、支那人がダントツで13,645名、総数の59.4%を占めている。次に来るのが南鮮人で、2,846名だから12.4%の割合となっている。後はフィリピン人、ベトナム人、トルコ人、ブラジル人と続いている。なるほど、これじゃあ、街の景観が暗くなるはずだ。良い子のみんなは、「わたし、金髪碧眼の白人が行き交う麻布や広尾みたいな街がいいなぁ〜」とい言っちゃだめだよ。「ヘイト・スピーチ」に問われてしまうから。

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(左: 支那人労働者 / 右: 抗議活動を行う支那人の群れ)

  新宿に外国人が多いのは解るけど、川口にアジア人が集中するのは、長屋の家賃が安く、東京へのアクセスに関しても便利だからだろう。特に、財政状況が傾き、商店街が寂れている地方自治体には、手頃な賃料で住める貸し屋が多く、日本人がそれほど集まらないので、どこからともなくアジア人が入居してくる。時代遅れの中古アパートじゃ、大学生だって借りてくれないから、家賃収入を求める大家はしぶしぶながらも、支那人とかフィリピン人に貸すしかないのだ。しかし、一旦アジア人を受け容れてしまうと、もう新たな日本人は借りなくなる。隣人が支那人だらけなんてゾっとするじゃないか。それに、「類は友を呼ぶ」方式で、支那人が入居する長屋には、「口コミ」で支那人が集まってくる。(ちなみに、俗に言う「マンション」とは「高層長屋」のことである。区割りの賃貸物件なのに、一戸建ての「豪邸」と呼んだらおかしい。)

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(写真 / 支那人の子供たち)

  「噂の東京マガジン」でも紹介されていたが、川口市の「UR芝園団地」には大勢の支那人が住んでいる。この団地には全部で2,500世帯が住んでおり、その内の約半数が支那人世帯であるという。これじゃ、日本人の若い夫婦が引っ越してくる訳がない。日本人で住んでいるのは、逃げ場の無い高齢者世帯ばかり。つまり、日本人の借り主というのは、諦めを以て我慢している老人を意味する。案の定、団地の公園で伸び伸びしているのは、支那人の高齢者がほとんどで、日本人が交流を楽しんでいる光景は無い。近くの商店街には支那人が集う店舗が6軒もあり、幼稚園や小学校にも支那人の子供が通っているという。日本人の子供は減っているのに、支那人夫婦には子供がポコポコと生まれているので、やがて川口市の児童数は、半分がアジア系となるに違いない。所得の高い家庭は引っ越してしまうし、所帯を持ったばかりの若い夫婦は川口を選ばないから、西川口の地価はドンドン下がり、アジア人にとってお手頃な土地となる。こうなれば、役所のサービスも外人向けとなるし、公用語も支那語や朝鮮語となるから、更にアジア人が寄ってくるだろう。もっと恐ろしいのは、支那系の市議会議員が誕生し、役所の公務員にもアジア系が増え、小規模な「東アジア共同体」が出来上がってしまう事だ。中曾根康弘や鳩山由紀夫が夢見た楽園が実現化しているとは・・・。日系日本人にとって「悪夢の到来」ということだろう。

インド人が密集する甲斐の国

  埼玉県のアジア地区と言えば、西川口ばかりでなく、フィリピン人が群れる蕨市も有名だ。しかし、こうしたアジア人地区は日本各地に現れている。例えば、山梨県の甲府市だ。そこには意外にも、インド人が多い。平成27年の統計によれば、甲府市には1,922名の永住者、799名の留学生、414名の家族滞在者などを含め、19万2千601人が住んでいる。国籍別で見てみると、1,513名の支那人、1,128名の朝鮮人、456名のフィリピン人、298名のブラジル人などが住みついているそうだ。それでも外国人の数は減った方である。平成20年(2008年)だと、19万8千594人も外国人が住んでいたのだ。「そんなアホな !」と呟きたくなるが、都心以外でも着々とアジア人の数が増えている。本当に恐ろしい。

  でも、なんで甲府にインド人が群れているのか? その主因は、商売人が集まってきたからである。明治の頃、同市は水晶の産地として栄え、宝飾品の加工技術も優れていたという。1980年代のバブル景気の時、インドから大勢の宝石商が訪れ、市場開拓を狙ったインド商人がそのまま住みついてしまったらしい。それに、安倍政権は高度人材とか専門職の外人を優遇するので、インド人ビジネスマンは「利益をもたらす外国人」として、比較的容易に滞在許可を得ることができる。だが、そこにはもう一つの弊害があった。インド商人が甲府に会社を設立し、長期的な滞在を続ければ、必ず「家族の呼び寄せ」が生じてくるのだ。単身赴任を我慢するのは日本人くらいで、普通の外国人は家族を引き連れてやって来る。人権思想に染まった歐米諸国や日本政府は、「家族と共に暮らす権利」とやらを持ち出されると、ヘナヘナと折れてしまう。かくして、日本語が解らず、日本の習慣すら理解できないインド人の女房や子供がゾロゾロと来日してくるのだ。

  西歐のビジネスマンと違い、インド商人は祖国を捨てやすい。たとえインドに対する愛国心があっても、祖国に居住する意思は稀薄なのだ。日本人はインド人の笑顔に騙されてしまうが、彼らは基本的に図々しく、何年でも日本に住みつき、機会があれば日本国籍まで得ようとする。英国に移住する厖大なインド人を見れば解るじゃないか。インド人は何かにつけ、英国のインド支配を非難するが、ブリテン島に移住できるとなると、英国大使館前にできた長蛇の列に並ぼうとする。もし、本当にイギリス人を恨んでいるなら、どうして彼らは元支配者の国家に移住しようとするのか? 植民地から解放された民族が、再び帝国主義者の軛(くびき)を望むなんておかしい。例えば、ヤクザが嫌いなのに、自らすすんで、組長の屋敷に奉公する日本人なんて居るのか? 考えられる答えは一つだけ。「お金」だ。インド人は甘っちょろいブリテンに移り住んで、快適な暮らしを楽しもうと謀っているのである。

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(写真 / 英国の大学に通うインド人大学生)

  だいたい、インド人はその茶色い肌と奇妙な顔附きで嫌われたのだから、アングロ・サクソン人が大勢住むイングランドに渡れば、再び“差別”されることは目に見えている。ところが、インド人は気にせず、ドンドンやって来るんだから呆れてしまうじゃないか。「植民地にされて可哀想なインド人」なんて嘘っぱちだ。彼らはイギリス人に支配されて幸せだった。そもそも、厳格なカースト制度の下で暮らしていたインド人にとって、イギリス人の支配なんか屁でもない。それよりも、西歐式の教育を受けることができてラッキーだ。ムガール帝國のままなら、下層階級の者は、いくら優秀でも一生「下人」のままである。英語を流暢に喋るインド人学生を見てみろ。高等教育を受けたエリート層は、祖国を発展させようとせず、同胞を見棄ててオックスフォードやケムブリッジ大学に留学し、ブリテン国籍まで取得しようとする。さらに、白い肌のイギリス人娘と結婚できれば、もう鼻高々で、イギリス紳士になった気分になれる。イギリス人男性と結婚できたインド人女性も同じで、結婚したからといって、白人の亭主を連れて実家に住むなんてことはあり得ない。逆に、郷里から両親を呼び寄せたいと思うのが普通だ。

  異人種間結婚というのは厄介なもので、ゲルマン系のイギリス人でも、有色人種のインド人とセックスすれば、祖先とは違った容姿の赤ん坊をもうけることになる。同種族のデイン人とかノルウェー人と結婚すれば、自分と似たような子供を持つことが出来たのに、インド人との混血児じゃ、友人に披露するとき、まるで養子みたいに思われてしまう。しかし、両親はイングランドで生まれた我が子を「イギリス人」として育てるから、本人もそのつもりになる。すると、生まれてきた子供も、すっかり「一等国民」気取りだ。日本人だと笑ってしまうが、こうしたインド系混血児は自分の容姿を顧みず、インドの子供たちを見下し、「私はブリテン人よ !」と大威張り。彼らにとり、父あるいは母の祖国に暮らす茶色の貧民なんか「同胞」じゃない。非西歐系の2世3世はブリテン国内で差別廃止を訴えるが、心の底で祖父母の国と距離を置いていることが多い。親しみが湧かないという理由もあるのだろうが、移民の子孫は無意識的に「劣等民族と一緒にされたくない !」と思ってしのうのだ。ちなみに、学校の先生は内緒にしているが、マハトマ・ガンジーだって物凄い差別主義者なんだから。(この話にいつては、いずれ紹介したい。まったく、日本人は「お人好し」というか、外国知らずで脳天気な国民である。)

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(左: イギリス人女優のエリザベス・ハーレー / 右: ハーレーと結婚し、直ぐに離婚したインド人大富豪のアルン・ナイアル )

  山梨県と言えば、武田信玄が有名で、この戦国時代最強の武将に対する地元民の尊崇は殊のほか篤く、ご先祖様が武田家に仕えていたことを自慢する人も多い。しかし、甲府に住む帰化インド人や日印混血児は、「信玄公」をどう思っているのか? 特に、地元の小学校に通う混血児の場合、先生や級友が信玄公に言及するとこもあるから、何らかの感想を持っているはずだ。毎年恒例の「信玄公祭り」になれば、山梨の観光協会はもちろんのこと、一般のオっちゃんやオバはん、子供たちもウキウキするし、甲冑を身につけた若者や壮年男性は、甲州軍団を結成し、恭しく出陣式を演じたりする。中には武田騎馬軍団の大ファンで、ご自慢の火縄銃を持ち出したりする人もいるから、甲斐の住民は大はしゃぎだ。

  ところが、帰化インド人は蚊帳の外。日本国籍を取得したって、外人観光客と同じ立場だ。インド人なら川中島の合戦や長篠の合戦より、セポイの乱とかプラッシーの戦いの方に馴染みがあるんじゃないか。ただし、日本人を母親に持つ混血児だと複雑になる。例えば、長野県出身の母親を持ち、信濃で生まれ育てば、「私も諏訪家にゆかりのある子孫です」なんて言い出しかねない。まぁ、信州生まれの母親が持つ血統を遡れば、どこかで武田家の足軽とか諏訪藩に出入りした中間くらいには当たるだろう。(だってさぁ、武田勝頼に使えた小姓の遠い親戚とか、武田騎馬軍団の馬を飼育した雑用係の子孫とか、捜せばいくらでもあるじゃないか。) しかし、インド人風の人相で、生粋の信州人なんて変だ。アジア系混血児は自分のアイデンティティーに悩むから、日本史を熱心に勉強することはない。たとえ、三重県や滋賀県に住んだって、地元で行われる伊賀衆忍者祭りとか甲賀流忍者イベントに参加しないだろう。黒い忍者の衣装に身を包んだインド人なんか滑稽で、「ドラゴンボール」のピラフ様に付き随う小姓みたいだ。(「ピラフ一味」の「シュウ」を参照。)

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(写真 / 色々なインド人 )

  理由はともあれ、山梨にインド人が大勢住みつけば、自然と「インド人コミュニティー」が出来てしまうだろう。彼らは日本に移住しても食生活は変わらないから、依然としてインド料理を家庭で食べるし、レストランでもカレーを注文するに違いない。なぜなら、インド人のビジネスマンが昼食に、蕎麦とか納豆、沢庵、梅干しを注文するとは思えないじゃなすか。川口市の例でも分かる通り、外国人は同類が集まる店を好む。甲府に住むインド人でも、食事を取るとすれば、同胞が経営するレストランに赴き、故郷の言葉で仲間と会話することが多い。例外もあるだろうが、こうした食堂で日本人の客を見かけることは少なく、よほどのカレー好きでない限り、滅多に近づくことはないだろう。そもそも、日本人はインド文化に馴染みが無いし、ビジネス以外でインド人と付き合いたいとは思わない。テレビ番組はインド・ロケを行って興味深い風習や奇人変人を紹介するが、実際に現地を訪れれば、あまりの猥雑さに辟易するだろう。インドは様々な民族でごった返しているし、気候だって蒸し暑く、不衛生な場面も珍しくない。黴菌の倉庫みたいな場所だから、どんな病気に罹るのか不安で、日本に帰るまで心配だ。これだから、優秀なインド人がイングランドやカナダ、アメリカに移住するはずである。

  一般の日本人は支那人とかインド人と“共生”したいとは思わない。それなのに、こうしたアジア人が激増するのは、安い賃金労働者を求める企業が政治家に働きかけ、移民規制を緩めるよう頼むからだ。普通の生活を送る一般国民は、即座に自分の財産が脅かされ、所得が半減するわけじゃないから、外人が増えても小声で愚痴をこぼすだけである。だが、大幅に人件費を削減できる企業は必死だ。ある程度の札束を議員に渡しても、それ以上の利益を確保できるから、熱心な「移民受け容れ賛成派」になる。一方、暢気に暮らしている庶民は、事態が悪化するまで行動を起こすことはない。街に支那人や朝鮮人、インド人、フィリピン人が溢れ出してから、ようやく重い腰を上げるケースがほとんどだ。しかし、そうなった時にはもう手遅れなので、不愉快なアジア人を排除できず、日本人が犠牲を払って異邦人を「隣人」にするしかない。つまり、日本人が「嫌な事」を我慢して暮らして行くということだ。これが「寛容の精神」がもたらす結果である。

  何よりも赦せないのは、移民や難民を支援するテレビ局だ。無料放送の地上波テレビ局は、不愉快なアジア人が来日すれば、沢山のお金を落としてくれる観光客と紹介し、技能実習生に話題が及べば、人手不足の日本を助けてくれる即戦力と称する。たとえ、彼らがマナー違反をしても、「それはごく一部の人だけです。大半の外国人は日本が好きで、我々がルールを教えてやれば、良き隣人となります」と釘を刺す。それでも猜疑心を持つ日本人に対しては脅しをかけ、アジア人排斥論者を「極右」と定義する一方で、「みなさん、外国人に対する偏見はやめましょう」と訴える。でも、こんな甘い考えは外国人に通用しない。「マイノリティー」として住んでいれば、多少なりともルールに従うが、人数が増えれば、彼らの流儀を日本人の方に押しつけてくる。大勢のアジア人から苦情や要求が来れば、なし崩し的に妥協するのが現在の日本人である。いずれ、役所から届けられる書類も、支那語や朝鮮語、タイ語とかの文面になるだろう。学校でも総合学習とか生活科の時間に、支那人やフィリピン人の文化を学ぶようになるし、給食にはキムチとかインド料理のナンが出てくるに違いない。

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(左: 日本に来るかも知れないタイ人 / 中央: フィリピン人 / 右: 黒人と白人の混血児)

  日本人は閉鎖的でもなければ、外人排斥の国でもない。明治以降、怒濤の如く西歐文化が流入したし、ファッション業界には外人モデルが多い。巷に溢れる少女漫画には、アーリア人や北歐人のキャラクターが満載だ。カレンダー業者もキリスト教のグレゴリウス暦を採用し、官庁では日曜日が安息日になっている。役所の日付は基本的に元号を用いているが、一般人はイエズス・キリストの生誕を基軸とした年号を使っても不便は無い。だいたい、共産党までキリスト教の暦を選択しているんだから、誰だって唖然とするだろう。(ただし、これは皇室を嫌っているからで、仕方なく西暦を用いてるだけだ。共産党員は元号に不満なら、「マルクス暦」でも独自に作ればいいじゃないか。でも、まさか、宮本顕治の生誕を祝して、「宮顕(ミヤケン)暦」なんてあり得ないよねぇ。筆坂さんはどう思うのか、一度きいてみたい。) また、日本のキリスト教徒人口はいつも1%以下なのに、大勢の日本人がクリスマス・イヴに浮かれているのは変だ。12月になれば、商店街に巨大なクリスマス・ツリーが設置されるので、スペインやイタリアから来た宣教師はビックリする。異教徒の国であるはずの日本で、ゲルマン人の巨木信仰と聖ニコラウスが大人気なんて信じられない。しかも、異教徒時代のドイツ人を真似てハロウィーンまで行っているんだから、「外人嫌い(ゼノフォビア)」なんて嘘だ。

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(写真 / 日本で歓迎されそうな外国人のタイプ)

  しかし、NHKやテレ朝、フジテレビに登場する評論家は、日本人の排他性を批判し、閉鎖的な国民性を歎く。でも、これは彼らが得意とするトリックのようなレトリック。日本人は「嫌いな民族」を嫌っているだけだ。イギリス人は好きだけど、朝鮮人や支那人は大嫌い。インド人やフィリピン人と比べたら、スウェーデン人やノルウェー人の方が断然好ましいので、付き合うなら北歐人を選ぶ。ドイツの森や城は素晴らしいけど、インダス川は汚水の大河で、ライン川と大違い。フランスの葡萄畑とかイタリアの小麦畑は美しいけど、インドの大自然なんか恐ろしいだけ。蚊に刺されただけでも、何かの熱病が発症するんじゃないかと思えてしまう。フィリピンなんてだらしない土人が住む南方の島に過ぎない。現地を支配する華僑だって、島の原住民を見下しており、同胞と思っていないのだ。

  こうした現実を目にすれば、アジア人を受け容れるのは愚の骨頂である。確かに、「来日するアジア人にも良い人がいる」というのは事実だろう。だが、彼らが群れを成したとき、その光景は極めて不愉快だ。これは善悪の問題ではない。日本人は日本で快適な生活を送る権利がある。どうして、アジア人が「より良き生活」を送るために、我々日本人の方が我慢しなければならないのか? 我々は先祖から日本を受け継ぎ、その素晴らしい遺産を守りながら、子孫に手渡そうとしているのに、いつの間にか、外人に気兼ねしながら暮らすようになっている。日本は日本人の国であった。ところが、今では鳩山由紀夫が述べたように、日本は「日本人だけの為にある国」じゃない。大東亜戦争で散華した我が軍の将兵は、確か、日本人の子孫を思って戦場に向かったはずなのだが。
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http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/514.html#c25

[政治・選挙・NHK244] ネトウヨ駆除に立ち上がった2人の弁護士にエール!   赤かぶ
9. 中川隆[-12456] koaQ7Jey 2018年5月19日 11:26:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14053]
マスコミも官僚も在日に乗っ取られた
真実は発言できなくなった
http://www.asyura2.com/18/senkyo244/msg/756.html#c9
[リバイバル3] 酷い音のインチキ・レプリカを量産して伝説の評価を落とした Goodmans Axiom80 中川隆
31. 中川隆[-12461] koaQ7Jey 2018年5月19日 12:42:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14059]

287: 薬漬け :2018/05/05(土) 20:44:15 HOST:zaq3dcd95c5.zaq.ne.jp

オートグラフ、今のところご機嫌は良いようです。
ゴールデンウィークも明日で終わり。
それでもすることはゴタゴタあり、次は強敵 Axiom80 のチューニングが待っています……。
また体調崩しそうな予感が(略)


288: RW-2 :2018/05/08(火) 04:30:25 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp
>強敵 Axiom80 のチューニング

適当な大きさの平面バッフルに取り付けて、ユニット裏を薄いフェルトで覆って
少し気流抵抗をかけて、2mくらいの至近距離で聴くのがイイんじゃないでしょか。

何したところでメガホントーンは消えませんし、
調教して聴くようなシロモノでは ありませんから、まんまその個性を聴くほうが宜しいようで。


289: 薬漬け :2018/05/08(火) 10:07:55 HOST:sp49-104-14-201.msf.spmode.ne.jp
>>288
やはりそうなりますかね……。聴取位置はそのくらいか、もう少し取っている感じです。

今装着されているのは Goodmans社の指定エンクロージャーですが、これで以前は割に良い感じで鳴っていました。
ところが最近は絶不調。しばらく鳴らさなかったのが祟ったか?!

なまじ往年、このユニットで万能に音楽を鳴らした音を聴いているだけに、その「幻」を今も追い求めている感じです。

どこかに――アンプ、使いこなしその他もろもろ――ポイントがあるのでしょうが、
なかなかそれを掴みかねています。手強いですね。
上手くメガホントーンが“美味しい歪”に化けてくれれば良いのですが。

290: RW-2 :2018/05/08(火) 12:01:27 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp

>メガホントーンが“美味しい歪”に化けて

そこですよね。本物以上にホンモノに聴かせる最大の要素です。

サブコーンの真正面の中高域は凄まじい音圧レベルなんですよ。
そのメガホーントーンを和らげて指向性を拡げるにはディフューザーがイイんです。
スラントプレートですね。斜めの板が空間おいて重なったヤツ。
ダブルコーンフルレンジの場合は金属プレートはご法度でプラ製か木製が良いです。
ただし、そんな物をユニット前面に取り付けますと美観損ねますでしょ。

昔のドイツ物のエンクロージャ。
サランネットにあたる部分が、木製枠でネット部が木製スラントを重ねたパネルになってる物があります。
あれは良く出来てます。


291: 前期 :2018/05/08(火) 12:42:40 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp
>>289
AXIOM80 昔昔その昔(←いったい何時の話だ) 日本楽器銀座店のガラスケースの中にユニットが飾られていましたね。
蚕。

292: 薬漬け :2018/05/08(火) 13:42:09 HOST:sp49-104-14-201.msf.spmode.ne.jp >>291

日本楽器もいろいろ扱っていたんですね。

これまた昔、大阪心斎橋の日本楽器ではマークレビンソン LNP-2 が「手を触れないでください」
の札付きで飾られていました。触りたかったなあ……。

293: SAT-IN :2018/05/08(火) 13:46:25 HOST:164.net211007085.libmo.jp

長らく 80 だけ聴いていれば耳が慣れますよ。
他のに変えると低音肥大。
マァ、そんなところです。
(笑)?いや、マジですからコレ。


295: 前期 :2018/05/08(火) 15:09:30 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp

教祖様の中で比較的早い段階で八〇を使われたのがS川先生だったように記憶しています。
先生の自室が某誌に紹介されて左右でキャビの形式が違うのはご愛嬌でした。
自作の 6RP15シングルでドライブされていたようです。
大方のマニアがアンプを自分で作った時代です。


296: SAT-IN :2018/05/08(火) 17:25:41 HOST:158.net211007085.libmo.jp

当方のバヤイ、あまり真剣に考え過ぎず、御威光に平伏すほうが性に合ってます。
でなきゃ今頃 80 にエッジ付けて低音出た!とかしたり顔でしょう。
だが、そんなことが出来るほど肝が座ってないのです。
なんせ棚ボタの 755E を軽い気持ちで聴く度胸も無いのですから。

ま、80 は K無線の店頭で見て妄想を膨らませていた時期X足しー的にはピークでした。
とはいえ、都合上休眠させてますが、あれに代わるモノはそうそう有りません。
リャード・アレンのほとぼりが冷めたら復帰させます。

297: 薬漬け :2018/05/08(火) 19:22:03 HOST:sp49-104-14-201.msf.spmode.ne.jp

>長らく80だけ聴いていれば耳が慣れますよ

それはあるでしょうね。
昔、社会人になった頃に通っていた

堺市のオーディオ喫茶 サワダオーディオ
http://archive.fo/bJZta

で、自作エンクロージャーに入った 80 を、それはそれはよく聴かせてもらいました。
力感を押し出さず、それで見事な空間描写を展開する様に、毎度のように酔いしれていました。
タンノイやアルテックの自作システムもありましたけど、なぜか80。
(80 でブルックナーもワーグナーも、果ては鬼太鼓座も聴いていました。)

あの時は本当にお金が欲しかった……。あの 80システム欲しさに。
もっとも買えたとして鳴らせたかは重大な疑問ですが。


298: 前期 :2018/05/09(水) 14:29:20 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp

>本当にお金が欲しかった……

わかりますね。
当方が伊勢丹裏のショウルームでオリンパスを聞かせてもらったとき似たような気持ちになりました。
でも一台で国産の新車が買えそうな凄まじいお値段。
貧乏人には到底無理と諦めましたがJBL教にのめりこむ切欠にはなりました。
まことオデオは宗教だと思っています。


299: 薬漬け :2018/05/09(水) 21:40:43 HOST:zaq3dcd95c5.zaq.ne.jp

80 を、最初繋いでいた 211 シングルから、R120 プッシュプルに繋ぎ替えてみました。
突っ張りすぎた高域を少しマイルドにするのが目的でした。
ソースはベーム=バイロイトの「神々の黄昏」終幕(蘭Phillips)から。

目的はある程度達しましたが、ソプラノが良くなった代わりにテノールがイマイチになるあたり、
このユニットの気難しさを表しています。
もっと言えばボリュームを上げたときに、ソプラノもテノールも がなり調になるのがイマイチ。
しかしオケの鳴りっぷりは片鱗を見せました。
この辺はエンクロージャー容積から来る限界なのかも知れませんが、
このエンクロージャーなら もっとスケール感がでると思っているのですが……。

それにしても、オートグラフもそうですが、英国スピーカーらしい独特の再現性はやはり有しているようです。
もう少し入力系やアンプの選択が必要かも知れません。

300: RW-2 :2018/05/10(木) 13:24:02 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp

>ソプラノもテノールも がなり調になる

ローサーでもフォステクスでも。ダブルコーンユニットの宿命ですからしかたないんですね。
80 やローサーのようにサブコーンがデカいと顕著です。
フォスの FP-203 後期型はサブコーンを小さく、浅く、切端末を R形成してますのでだいぶ抑えられてはいます。


>アンプの選択が必要

アンプの差を 10としたらユニットの個性は 100。
いろいろ試行してもあっちを立てればこっちが立たず。
テキトーに手を打って鋭敏でザックザクの生まれ持った音を楽しむのが宜しいかと。


301: 薬漬け :2018/05/13(日) 20:33:12 HOST:west22-p177.eaccess.hi-ho.ne.jp

教授のお言葉にもかかわらず、まだ 80 と格闘しています。(苦笑)
病み上がりの身ゆえ、あれやこれやとはできませんが……。

試してみたのは、レンジを伸ばさず中域を充実させたら、との考えから
プリアンプを上杉 U-Bros1 に、入力を Benz Micro・Ruby と昇圧に WE285 を使いました。
このトランスが味噌で、618B ほど高域は伸びていないものの、中域が充実しています。
鳴らしてみると、がなり声だったテノールとソプラノがグンと「伸びて」きます。
迫力はなかなか。ただ、オケが総じて“普通の”音になった感があります。
80 で普通の音というのも何なのですが、そんな感じに聴こえました。

ならばと考えを逆に、レンジを素直に伸ばしてやったらどうなるだろうと考えました。
アンプをアキュフェーズ C-280 に戻し、最初試した SPU-Meister ではなくて、テクニクス EPC100MK3 でドライブしてみました。
パワーアンプは R120PP のままです。
総じて音が大人しくなりました。
ソリストはウェスタンの時の様な伸びてくる感じではなく、普通の鳴り方がややシャープになった程度の感覚です。
一方、オケはレンジが伸びた関係か、自然な中にも 80 の高域の清明さを感じさせる音になってきたような感じです。
弦楽の「魔性の高域」までは今一歩出し切れていませんが、あと少しの調整で何とかなりそうな気がします。(するだけですが。(汗))

オーディオ的な快感からすれば、先の WE285 で出てきたソリストの声の伸びになるのでしょうが、自然さからいえば、テクニクスをとるかな、という感じでした。
テクニクスに WE285 の音の伸びが多少加わってくれれば面白いのですが……は強欲か。
万能型のSPではないので、もう少しいろいろと鳴らしてみる必要がありそうです。

それにしても、オートグラフと対極とまでは行かずとも、タンノイにない反応の俊敏なシステム。
同じ英国の土壌が生んだユニットなれど、ここまで性格が異なることに英国という国の幅の広さを感じます。

302: 前期 :2018/05/14(月) 09:19:25 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp >国の幅の広さ・・・・・

皇太子がボクはカミラのタンポンになりたいと公言し、それを聞いた国民がキャーキャー言って喜ぶさばけた国でつからね。
ハリーの結婚相手はバツイチのアフリカ系だし、石頭の日本人には望むべくもない柔軟性がアノ国の持ち味でしょう。


307: 薬漬け :2018/05/14(月) 22:40:06 HOST:zaq3dcd95c5.zaq.ne.jp

80 がテクニクス路線で良さげになったので、調子に乗ってパワーアンプを 211シングルに戻したのですが……。
80 はやはり魔性のユニットで、アンプの能力を洗いざらいに出してくるようです。

211 にすると、確かに高域が前面に出た 80 ならではの音世界を演出するのですが、
R120PP と比べると、弦の質感がややざらついて聞こえます。
これを聴くと、211(拙宅の個体という意味です)に無理矢理こだわる必要は無いな、と感じました。
QUAD 22 + II などでも面白いかも知れませんが……。
ともあれ、これでパワーアンプは R120PP に逆戻りでしょう。

この組合せで、オートグラフと勝負させたらどうなるか? 
まだバーサタイルな音と音場を展開するオートグラフと、過渡特性が半端でなく、音にも媚薬?の入った 80 と。
もっともベクトルが違いすぎて勝負にならないかも知れませんね。


313: 薬漬け :2018/05/18(金) 09:08:45 HOST:sp49-96-7-113.mse.spmode.ne.jp

実際に80とオートグラフの対決をしてみました。
(実際には駆動ラインが別々ですから厳密な意味での対決とは言えないのですが。)
リングの終幕から。

オートグラフは、やはりオートグラフでした。
バイロイト祝祭歌劇場で聴いていたらこんな感じだろうという鳴り方。
ソリストは地に足が付き、オケは管楽器がまろやかなバイロイト特有の音をよく出しています。
弦楽器も良く鳴っていますが、質感としては普通です。
これはオートグラフの、変換器としての質の高さを感じさせるものでした。

片や Axiom80(カートリッジを SPU-Meister に戻しています。前のショボい音は針圧の不良が原因でした)。
オートグラフよりもソリストが前に出てきます。 WE285 程ではないですが、なかなか伸びます。
オートグラフがバイロイトの A席で聴く雰囲気ならば、こちらはもう少しかぶりつきに近い鳴り方を示します。
ゆったりした感じではなく、常にテンションがかかっている感じです。
流石にスケール感ではオートグラフには及びません。これは仕方ないでしょう。

ただ、オケはやや違いを聴かせました。
オートグラフが普通の範疇で鳴ったのに比して、80 はどこかに“媚薬的な”質感を漂わせます。
弦も、管楽器も。
それがチラッと垣間見えたとき一瞬ドキッとするのですね。
これは常に安定しているオートグラフにはない、危うい音です。
オートグラフの健全性に対してやや危ない音……。
はまると抜けられない地獄?がそこに口を開けて待っているかのようでした。

まだまだ 80 は媚薬的要素が出そうな感じなので、折に触れて対峙していきたい感じです。


317: 前期 :2018/05/18(金) 11:56:20 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp >>313

ハチマルは軍用に開発されたとかいう話をどこかで聞いたような記憶があります。
何分呆けて松から記憶違いかもしれません。

319: 薬漬け :2018/05/18(金) 12:15:35 HOST:sp49-96-14-14.mse.spmode.ne.jp

80 は記憶が正しければ 1930年代には原型が開発されていて、仰るように軍用だったようです。
高域が良く通るところが、伝令を聞き間違えないのに適していたということらしいです。

320: SAT-IN :2018/05/18(金) 12:48:32 HOST:dcm2-119-240-141-49.tky.mesh.ad.jp
80 軍用説は聞いたこと有ります。
ここで出たことも有って、自分は集音マイク説を誤披露した記憶も…


322: RW-2 :2018/05/18(金) 14:14:12 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp

潜水艦のソナーのモニター用途という話を聞いたことがあります。おそらくそうなんでしょう。
エッジレスでOK。ソナー音は数KHz〜15KHz(それ以上の周波数だと減衰して遠くに届かない)くらいでしょう。
なので低域は不必要。
軽量高感度の 80 は理にかなってるわけですね。特定周波数再生の機械ですね。

重い磁気回路を持ったユニットを何個も積んでくわけにいかないので、コーン assy とし、不具合出れば現場交換してたとか。
コーン紙なら100枚でも1Kg程度。

ちなみに 80 のレプリカ物はオリジナルとは周波数特性はじめ違いが多く、別物とか。
オーディオ的、音楽鑑賞にはレプリカ物のほうが低域も伸び、パワーも入るので適という御方もいます。


323: 前期 :2018/05/18(金) 15:08:58 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp >>322

なにしろレプリカしか聞いたことないので何とも言えませんが、
オリジナルを愛用している人の話ではレプリカの音は全く違うそうです。
レプリカといえども箱によってまるで違う音に聞こえますから扱いにくいユニットであることは間違いなさそうです。


324: 薬漬け :2018/05/18(金) 16:50:25 HOST:sp49-96-14-14.mse.spmode.ne.jp

オリジナルの前にレプリカを一時期使っていましたが、音がいささか記憶に薄い(汗)
オリジナルよりもシャープだったような気がするのですが……。

とにかくこのユニット、何が変わっても音が変わりますから、扱いにくさは天下一品です。
それだけのポテンシャルを持つユニットでもあるのですけどね。
タンノイの各モニターのようなバーサタイルな音ではない、
その代わりツボにはまると原音を遙かに美化したような魔性の音が待っていますから、つい力が入るのですよね。
逆に言えば、バーサタイルな音を期待する向きにはまず合わないでしょう。


325: RW-2 :2018/05/18(金) 17:54:27 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp

アメリカ人や今の若い日本人には評価されない音であるのは確かでしょね。
紙臭くガサつでコウルサく薄っぺらでチープな音ってな感じでしょうか。

キリギリスやセミの音を聞きたくなくとも聞かざるを得なかった日本人に評価するお方がいたと。
音の好みは環境と経験です。


326: 前期 :2018/05/18(金) 19:35:02 HOST:h220-215-170-060.catv02.itscom.jp

>音の好みは環境・・・・

もうひとつ追加するとすれば遺伝子の影響もあるでしょうね。
人種差別論者と誤解されても困るのですが
ラテン系の白人の声は一般的に輝かしく清潔感があるのに対し、
アフリカ系の人の声はドロドロして不潔な感じに聞こえます。
人によってはそれがセクシーだと歓迎する向きもありましょうが、最後は好みですかね。


327: SAT-IN :2018/05/18(金) 20:04:59 HOST:dcm2-119-241-51-135.tky.mesh.ad.jp

オクじゃないけど、神経質な方はご遠慮下さいみたいなもんです。
これがまた神経質な人ほど好む傾向が有るから困りモノ。
その特異なフォルムが醸し出す魔力は人を惹き付けますね。
よくバイオリンが良いと言われますが、私はトランペットやサキソフォンなど管楽器がサイコーだと思ってます。


328: 薬漬け :2018/05/18(金) 20:18:10 HOST:sp49-96-14-14.mse.spmode.ne.jp

>>トランペットやサキソフォンなど管楽器がサイコーだと

そうですね。今回の試聴でも実によく質感を出していたと思います。そして美しい。

フォルムは何度見ていても飽きませんね。この点タンノイは旗色が悪いか(汗)


329: RW-2 :2018/05/18(金) 22:16:43 HOST:65.231.241.49.ap.yournet.ne.jp

80 とタンノイ。ベクトルが 180度違いますでしょ。
有る音を無くして、帯域を強調して需要を全うする特殊製品と、無い音まで有るかのように増長して創生する民生品。

いずれにせよあの時代までの英国の技術は世界 1〜2を争う技術工業国なのは確かです。
ドイツや日本が最高の工業国のように思われてますが、対戦前の政策や大戦後の企業の頑張りがあったからで、
やっぱり元は英国の技術、米国の生産性ありきです。

330: SAT-IN :2018/05/19(土) 07:48:56 HOST:dcm2-119-240-141-72.tky.mesh.ad.jp

鰯の頭も信心から、とまでは申すまい。
何にでも信仰者はおるのです。
現実を顧みて完全無欠が存在していない以上、むげに断罪してはならぬのです。
誉めるが勝ち、痘痕も笑窪の世界なのであります。
(^人^)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1515328289/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/686.html#c31

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