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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100044
http://www.asyura2.com/acpn/k/ko/koa/koaQ7Jey/100044.html
[政治・選挙・NHK231] 中国で大炎上した「慰安婦スタンプ」と「日本軍コスプレ」 表現の自由か、不謹慎か…(現代ビジネス) :国際板リンク  赤かぶ
1. 中川隆[-6531] koaQ7Jey 2017年9月03日 10:11:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

戦争に行ったら こんな事もしてみたい あんな事もやってみたい__わくわく どきどき
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/313.html

悪質な嘘は止めようね _ 吉田清治の従軍慰安婦強制連行の証言は虚構じゃない
http://www.asyura2.com/09/asia13/msg/822.html


超A級戦犯 昭和天皇の戦争責任 公開処刑
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/121.html

昭和天皇が戦争狂になった訳
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html

君はアジアを解放する為に立ち上がった昭和天皇のあの雄姿を知っているか?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/643.html#c1

[番外地6] 陰謀論というレッテル貼りは誰が考えたのか? 中川隆
2. 中川隆[-6530] koaQ7Jey 2017年9月03日 10:17:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「陰謀論」という言葉はネトウヨの使う言葉である
https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/5cpnmv/

「陰謀論」という言葉は、もともとCIAが公式説明に疑義を唱える者を貶めるために作ったプロパガンダ用語だそうな。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/cia-3729.html

1964年が初出というから、もう50年も使われ続けている。最も成功したプロパガンダのひとつと言えるだろう。

ではなぜ「陰謀論」プロパガンダは成功したのか?

思うに、それは「最低限の知的負荷で自分より頭が良さそうな人物を馬鹿にできる」からだ。

「陰謀論」という言葉の持つ意味は、

・政府の公式説明と違っている

・間違っている

・唱える者は気が狂っている

の三つ。

政府の公式説明に疑義を唱える者は、一般に自分の頭で考える習慣を持っている者だ。人の言うことを鵜呑みにする人間であれば、そもそも政府の公式説明に疑問などを持つまい。また権威の言うことに疑義を唱えるためにはそのための論理を構築しなければならず、時に広範な知識や矛盾を察知する能力が求められる。(私のような)安易なフォロワーは別として、政府の公式説明に疑義を唱える者は、それを何の疑いもなく鵜呑みにする集団よりも、知能が高いと言える。

ところが「陰謀論」という言葉は、何の知的負荷もなく、その「頭がよさそうな人」を馬鹿にすることができるのである。

政府の公式説明に対する疑義を「陰謀論」と呼ぶ人間には、まず政府を擁護する立場から自分自身の意見と関わりなくそれを封殺すべく行動する者、一般に「ネトウヨ(工作員型)」と呼ばれる者がいる。彼らにとってこの言葉は、実に使い勝手がいい。相手の論を崩すことなく第三者に向けての説得力を失わしめる上に、相手も傷つけることができる。

また工作員ならずとも、この「陰謀論」という言葉に魅力を感じる者もいよう。知能が低い割にプライドが高く、主にネット上で攻撃の対象を探し徘徊する者たちである。彼らのうち、攻撃の対象に「政府の敵」を好んで選び、政府と立場を同じくすることで優越感を得ようとする者を「ネトウヨ(肉屋を支持する豚型)」と呼ぶ。考えてみれば、「陰謀論」という言葉は彼らのためにしつらえたもののようだ。彼らは政府の公式見解に疑義を唱える者を「陰謀論者」呼ばわりすることによって、一切の知的リソースを使うことなく、自分よりも賢い者を「論破」する感覚を味わえ、政府との一体感まで得ることができる。

工作員型のネトウヨにとっても肉屋を支持する豚型のネトウヨにとっても、「陰謀論」という言葉はまことに理にかなった言葉であることがわかる。これが50年の長きに渡って「陰謀論」という言葉が(一部に)愛され続けてきた理由であろう。工作員は政府に疑義を呈する者の第三者に対する説得力を容易に失わしめることができ、また「第三者」のうち頭が悪くて攻撃的な者が勝手に戦線に加わってくれる、この拡大再生産のサイクルこそが「陰謀論」という言葉のロングランの秘訣である。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/725.html#c2

[リバイバル3] ヨウラ・ギュラーを発見 _ 運命の出会い? それとも… 富山誠
27. 中川隆[-6529] koaQ7Jey 2017年9月03日 10:45:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

上野の森のメジューエワ  GRFのある部屋2017年 09月 01日
http://tannoy.exblog.jp/28108262/


前日の金曜日は久し振りに深酒して、ワインは三人でシャンペンを含めて三本、そしてウィスキーも気がついたら封を開けていました。そんなわけで、演奏会当日の午前中は寝ていたので、家を出たのが開演一時間前、何時もならそれでも余裕で付くのですが、二日酔い気味なので日和って、駅までタクシーを待っていたら、土曜日の所為かなかなか来ません。そんなときに限って、電車は事故の影響で遅れているし、上野駅のホームに滑り込んだときは、開演5分前。上野の文化会館の小ホールの坂を上っているときには、待っている係員の方も心配されるほど。私の入場を待ってドアが閉まりました。

なんだか、何時もぎりぎりに到着している記事ばかり書いていますが、何時もはそんなことはなく、だいたい15分前には到着しています。会場前の30分以前だと外で待たされるので、開場した後ぐらいを目標ですね。川崎だと、阿佐ヶ谷から一時間以上掛かっていますから、開演前に気付け薬の白を一杯所望します。スパークリングやビールだとトイレが心配ですし・・・

そこだけ空いた自分の席に座って周りを見渡すと、回りは初老の男性陣でほぼ満席です。それでも、すぐに開演と言うことはなく、10分ぐらい経ってからメジューエワの登場です。所作が日本人的で、京都の深窓の令嬢という感じが何時もします。東京のという感じはしないのがわれながら不思議ですが。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=28108262&i=201708%2F31%2F99%2Ff0108399_08284434.jpg


早速、一曲目のベートーヴェンピアノソナタ27番が始まりました。目の前の1925年生のNYスタインウェイCD135が少し古めかしい音を出し始めました。今日は特に古めかしい響きで驚きました。明るい音で、和音も深いのですが、音の質が揃っていない感じがして、27番を聴いている最中は、少し心が落ち着きませんでした。

旧いNYスタインウェイでは1887年製をよく江口玲さんの演奏会で聴きます。


フィリアホールで 川久保賜紀さん GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/25156440/


モーツァルト以前には良いのですが、ベートーヴェン以降のダイナミクスが重要な曲には、現代のピアノの方がマッチすると思っています。今日のNo.135は現代と19世紀のピアノの中間ですね。ちなみに、このピアノは神戸の会社が所有してきて、東京まで輸送してきます。費用も掛かるのですが、メジュエーワの意向もあるのでしょう。


「クラシック・ニュース」ピアノイリーナ・メジューエワ 演奏生活20周年をむかえて! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=1S1Hfsnudik


この動画の最後の方で、次回以降の東京文化会館もこの楽器を演奏すると言っています。彼女の日本語は完璧ですね。

27番は、後期のベートーヴェンのソナタの入り口です。彼女も、晩年の世界への序書のつもりで弾いていると言っています。つぎの28番は、違う世界観ですから、27番の方が合っています。続いて、30番の規律正しい音、正しいだけではなく倫理的にも清々しさを感じさせる演奏は多くはありません。彼女の楽譜を読みながら演奏するスタイルにも、常にスコアと対面して、確認している演奏を感じます。スコアを見ながら弾けると言うことは、実は眼をつぶっていても弾ける技量を必要とします。彼女は、スコアと左手の間を確認にしてるようです。右手を見ることはほとんどありません。時として右手だけで弾くときは左手は指揮をするようにタイミングを示しているのです。

ピアニストほど暗譜を求められる楽器はありません。その他には、ヴァイオリンがソロを弾くときぐらいです。ピアノももちろん、他の楽器と協奏するときは、必ず譜面を見ながら弾かざるを得ないのですが、ソロの場合は、暗譜の演奏を求められるのです。譜面を見ながら演奏していた大家はもちろんリヒテルです。しかし、リヒテルの譜面の読み方は、時として感情を爆発させたときのブレーキ役として譜面を使っているように見えるのです。

メジューエワの譜面は、楽譜に音楽に誠実に、譜面による規矩を作り、それを守ることによりあの高貴な倫理性を出しているのだと思います。譜面を読みながら弾くという行為は、当たり前のように見えていて実は大変難しい演奏スタイルなのです。彼女はそれを貫き通して音楽に誠実に仕えているのでしょう。

30番の二楽章を聴くとショパンのピアノソナタの第二番の旋律を思い出します。28番が新しい時代の幕開けを感じるのは、シューベルトのピアノソナタと同じです。モーツァルトもそうですね。突き詰めていくと時代性をも越える世界に入っていくのでしょう。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=28108262&i=201708%2F31%2F99%2Ff0108399_20294905.jpg


休憩時間に、エビネンコさんとお会いしました。先日のミューザ以来です。三月のヤマハホールでのメジューエワでもお会いしましたね。


ヤマハホールのメジューエワ GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/27648506/


そういえば、その時の公演のCDが先日でました。何時もの若林工房の録音ですが、CDで聴いてもヤマハのピアノの音がします。そしてろくおんはワンポイントに近い方法なので、ホールの音の影響を凄く受けます。このホールでは、音がこもり気味ですが、その感じは良く出ていますが、ピアノの音をとるには良い環境とはいえませんね。それに、リヒテルのヤマハの音とは違うのは、チューニングの差でしょうか?チューニングと言えば、席に戻るとステージ上では、調律師がチューニングをやり直していました。やはり湿気で微妙に音がずれていたようです。音はだいぶ合ってきました。

後半の一曲目は、31番からです。最後の三曲のソナタの中では一番聴いているかもしれません。ピアニストに依って、全く違う曲のようにも聞こえます。バックハウス、ケンプ、リヒテル、ギレリス、ブレンデル、アシュケナージ、バレンボイム等々の巨匠たちの演奏を聴くたびにそう思うのです。第一楽章の出だしの優しさから、一転してベートーヴェンの世界が展開します。短いけど印象的な第二楽章のスケルツォを経て、第三楽章は複雑な構成の深いテーマから始まり、忘れられない変イ短調の『嘆きの歌』から変イ長調のフーガに移り、少しずつ盛り上がっていくところを、淡々と丁寧に、しかし、力強くメジューエワは弾いていきます。そしてあの和音の連続、そして無限の広がりをか感じさせる最後のフーガの上昇旋律。引き寄せられるように譜面の動きを追っている自分がいました。

メジューエワの譜面の読みは、イザベル・ファーストのときのようなバッハ自身の自筆の譜面を使って、ながれやダイナミクスを見ているのではなく、建築の設計図みたく音楽の構造を示しているのであり、その骨組みの中で最大限自分を爆発していくときの枠組みとして使っているのだと感じました。その意味ではリヒテルと同じですね。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=28108262&i=201709%2F02%2F99%2Ff0108399_09433886.jpg


そしてベートーヴェン特有のハ短調で書かれた最後のピアノソナタ32番が始まりました。どこから聴いてもベートーヴェンとわかる調整と構成です。ワルトシュタインやテンペストも、悲壮もすべての要素がこの最後のソナタの第一楽章を聴いているとよみがえってきます。協奏曲の皇帝のように、ピアノのフレームが軋むようにも鳴り響くのです。きわめてベートーヴェン的ですね。その意味で、1925年製のこのピアノが、メジューエワの音のサイズと合っているのではと思いました。休憩時間に調整した後の和音は破綻なく鳴り響いています。

第一楽章のきわめてベートーヴェン的な響きを終えて、第二楽章もある意味きわめてベートーヴェン的な旋律です。そして静かに変奏していくいくつものヴァリエーション、ベートーヴェンの最後のピアノソナタは、ハ長調で静かに締めくくられるのでした。その小さな日だまりのような、陽光が差してくる光がメジューエワの演奏にも感じられて幸せな気分で曲は終わりました。素晴らしい演奏でした。

イリーナ・メジューエワの日本デビュー20周年記念リサイタル Vol.1  

2017年8月26日(土) 東京文化会館小ホール
オール・ベートーヴェン・プログラム

ベートーヴェン|ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
ベートーヴェン|ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109

【休 憩】
ベートーヴェン|ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
ベートーヴェン|ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111


【アンコール】
ベートーヴェン|6つのバガテル〜第5曲 Op.126-5
http://tannoy.exblog.jp/28108262/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/433.html#c27

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
36. 中川隆[-6528] koaQ7Jey 2017年9月03日 11:04:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

米中は昔から常に利益を分け合い、手を携え前に進む仲間だった
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/527.html

(伊藤貫) 米中衝突は起こらない! アメリカが日本を守らない理由
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/524.html

日本はアメリカの仮想敵国 _ 米軍は日本が独立するのを阻止する為に日本に駐留している
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/528.html

日本は現在でも米国の軍事占領下にある _ 日本の政治を決定している日米合同委員会とは
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/532.html

西部邁ゼミナール 「アメリカ文明は欠陥品である」 伊藤貫
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/522.html

西部邁ゼミナール 「アメリカ帝国大混乱」伊藤貫〔評論家ワシントンD.C.在住〕
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/520.html

西部邁ゼミナール 「アメリカニズムを如何にせん」 佐伯啓思×伊藤貫×西部邁
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/521.html

反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html

阿修羅住民の小沢崇拝は CIA が扇動したものだった
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/701.html

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

アホが書いた日本国憲法 _ 護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c36

[政治・選挙・NHK231] 前原よ、何かオカシイのではないか?  赤かぶ
1. 中川隆[-6527] koaQ7Jey 2017年9月03日 11:06:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.02
米支配層の意向に沿い、前原を党代表に選ぶ民進党の厚顔無恥
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/

前原誠司が民進党の代表に選ばれたそうだ。
野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。

こうした人物を党代表にしたり幹事長にする政党が庶民の利益を考えているわけがない。有権者もその程度のことは理解しているだろう。

前原は鳩山由起夫内閣と菅直人内閣で国土交通大臣(2009年9月〜10年9月)、菅内閣で外務大臣(2010年9月〜11年3月)などを、野田は菅内閣で財務大臣(2010年6月〜11年9月)、そして内閣総理大臣(2011年9月〜12年12月)を務めた。2011年12月に野田は炉心溶融という大事故を引き起こし、全く機能していない東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が冷温停止状態を達成したという戯言を主張、11年12月には内閣総辞職して安倍晋三政権誕生への道を作った。その間、菅直人政権はTPPへの参加を、また野田政権は消費税増税を打ち出している。いずれも弱者から搾り取り、強者を裕福にする政策で、日米の支配層が望んでいたものだ。

1991年12月にソ連が消滅、西側支配層の傀儡、ボリス・エリツィンがロシア大統領として新自由主義経済を導入、ロシア国民の資産を西側巨大資本とその手先が略奪する手助けをするようになると、中国脅威論が唱えられ始めた。国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室長を務めていたアンドリュー・マーシャルが発信源だ。

マーシャルは中国の地対地ミサイルなどが東アジアの基地や空母にとって脅威になるとしてミサイル防衛の必要性を強調、中国脅威論を主張した。ジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドが軍再編の見直しを任せた人物はこのマーシャルである。

冷戦時代、マーシャルはソ連脅威論を主張、それを正当化するために偽情報を流していたのがCIA内に設置され、ジョージ・H・W・ブッシュが長官だった時期に活動したチームB(あるいはBチーム)。このチームの中心には後にネオコンと呼ばれる人物がいた。

中国を締め上げる最前線は言うまでもなく日本。両国の間には尖閣諸島の領有権問題があるのだが、これは1970年代に田中角栄と周恩来とが「棚上げ」で合意していた。この問題を棚上げにして両国の友好を推進、経済関係を強めようとしたわけだ。この問題を棚から引きずり下ろしたのが民主党の菅直人政権だった。

2010年9月、菅政権の時に海上保安庁は尖閣諸島付近で操業していた中国の漁船を取り締まり、漁船の船長を逮捕しているが、これは「日中漁業協定」を無視する行為。当然、海上保安庁は協定を熟知しているはず。海上保安庁は国土交通省の外局で、その当時の国土交通大臣は前原。大臣の意思がなければ不可能な行為だ。つまり、前原は田中と周による棚上げ合意を壊し、日本と中国との関係悪化を図ったのである。

実際、この逮捕で日本と中国との関係は悪化するが、2011年3月11日に東北の太平洋側で巨大地震が起こり、日本と中国の対立は緩和されそうになる。そうした雰囲気を消し去って関係悪化の方向へ戻したのが石原親子だ。

2011年12月に​石原伸晃​が「ハドソン研究所で講演、尖閣諸島を公的な管理下に置いて自衛隊を常駐させ、軍事予算を大きく増やすと発言した。この背後にはネオコンの大物でポール・ウォルフォウィッツの弟子にあたるI・ルイス・リビーがいたと言われている。リビーはハドソン研究所の上級副所長だった。さらに、2012年4月に石原伸晃の父親、​石原慎太郎​知事(当時)が「ヘリテージ財団」主催のシンポジウムで尖閣諸島の魚釣島、北小島、南児島を東京都が買い取る意向を示して中国との関係は決定的に悪くなる。安倍晋三もハドソン研究所と関係が深いが、そのつながりを築いたのもリビーだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/644.html#c1

[リバイバル3] ラジカセでクラシックを聴いている清貧の音楽ファンには音楽はわからない 富山誠
58. 中川隆[-6526] koaQ7Jey 2017年9月03日 11:55:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ヤマハホールのメジューエワ GRFのある部屋 2017年 03月 19日
http://tannoy.exblog.jp/27648506/

ヤマハホールに行くには新橋駅の方が近いだろうと赤坂見附で銀座線に乗ったのが大間違い、溜池山王のホームの人多さに仰天して、なおかつ、虎ノ門と新橋のあいだは、久しぶりに超満員でつぶされました。全く身動きとれぬまま乗ったのはどのくらいぶりでしょう。新橋駅で排水溝にあふれる水のようにはき出されるまで、呼吸も困難な混み具合でした。夕方六時過ぎの官庁のかえりのラッシュアワーなのでしょうか。

杉並の家から来る場合、銀座は時間は掛かりますが、地下鉄一本でこれますから便利なところなのですが、赤坂見附で乗り換えてすこしだけでも近い方と選んだのが間違いだったようです。気を取り直して地上に出ると、暗くなった街には冷たい東の風が吹いていました。幸いにも花粉はあまり飛んでいないようです。この時期の演奏会では花粉症が最大の懸念事項ですから。

銀座のヤマハホールは、定員333名の小さなホールです。幅も比較的狭く、先日の白寿ホールよりも小さく、やはりピアノを専門に聞くホールですね。エレベータしかないホールへのアクセスが悪く、また下ろされる七階から、ホールの入り口である八階と称される二階分は優にある階段を歩かされるのが大変です。

脚の悪い方は、右側の汎用エレベーターで八階まで行けるのでしょうが、チケットはどうなるのでしょう。そしてお手洗いはその七階にしかありません。このアクセスの悪さは、四人に一人は高齢者の日本のホールとは思えない配慮のなさです。

前回の河村さんの時も、ホールの構造に驚きましたが、今回はますます嫌いなホールになりました。いざというときの避難誘導は出来るのでしょうか?


前置きが長くなりましたが、地下鉄の混雑やホールの使いにくさもちろん、演奏には関係ないのですが、次回の文化会館の方に期待しましょう。ヤマハホールですから、今日のピアノはヤマハです。

前回、名古屋で聞いたときはスタインウェイでしたが、どこかヤマハ的な響きがしたのを覚えてきます。最も彼女が尊敬するリヒテルは、ヤマハのピアノを弾いていたのですから、ロシアン・ピアニズムには合っているのかもしれません。二年ほど前のレオンスカヤもヤマハを使っていました。


http://tannoy.exblog.jp/iv/detail/?s=27648506&i=201703%2F18%2F99%2Ff0108399_05085179.jpg


今日の席も、名古屋の時と同じようにまえから4番目、右側の席です。ピアノの響きが良く、演奏者の表情がよく見られます。演奏中譜面をみつめる彼女の端正なお顔を見ていられる特等席です。前回のショパンの時の表情は忘れられません。


「ところが、その柔らかでしとやかな印象とはうらはらに椅子に座った瞬間、目つきがまったく違い、真剣勝負の気迫がみなぎります。そして、打ち落ろされた音には、度肝を抜かれました。ショパンのボロネーズ第一番です。嬰ハ短調のショパン特有の響きが、予想を上回る音量できこえてきたからです。

久しぶりに、調音がしっかり出来て、コンサートグランドピアノ特有の腰がしっかりした音を聴いたような気がします。スタインウェイの楽器ですが、中音の厚みはヤマハのピアノの響きさえ感じます。通常の硬質で、高音がきれいなスタインウェイではありません。ペダルワークの的確さから来るのか、音の重なりと余韻のコントロールが見事で、和音がとても解りやすく聞こえます。

驚いたまま、疾風のようにボロネーズが駆け抜けていきます。二曲目のノクターンは、一転して、柔らかな響きの中に、粒立ちの良い高音の鍵がきらめいていました。そして、ワルツから、バラードの第四番です。この曲ほど、彼女の二面性を良く表している曲は無いと感じました。

静かにはじまる導入部。悲しみに満ちたショパン特有の旋律を一音一音響きを確かめながら静かに弾いていくゆったりとした時間。段々盛り上がっていくにつけ徐々に見えてくるショパンの狂気。


一瞬の全休止。

雪崩打つようにすべてが崩壊していく最後のコーダ。両手が交差しても、目だけは眼光鋭く譜面の中に没頭していく彼女の顔は、すさまじい力で、狂乱のコーダを進行してきます。驚きました。全力で弾いている彼女の背中は首から肩に掛けて、アスリートのように盛り上がり、尋常ではない力がみなぎり、格闘技のように音を切り開き、重ね合わせていきます。

眼光背紙を徹するという言葉を思い出させる気迫に溢れた鋭い、真剣で立ち向かう剣士のような殺気さえ感じる演奏でした。

驚き、感動しました。」

 

と、前回書いたとおりです。ところが、今回のシューベルトは表情が違います。真剣ですが、穏やかな表情で楽譜を見ているのです。もちろん、全音譜面を見ながら弾いていますから、視線は楽譜を追って左上から右下へ移っていきます。結果として音楽の設計図が正確に再現されていきます。空白の時間が過不足無く表現されるのです。それが安心感となって誠実に音楽が進んでいきます。


何よりも音が穏やかで柔らかい。シューベルトは音階が穏やかに繋がります。そして、時々輝いていた景色に雲がかかるように音階が微妙に動き、日が陰り悲しみが姿を現します。D.946の二曲目に現れていました。シューベルトの悲しみは、水車小屋のほとりを流れるきらきら日を浴びて輝く水の流れにも現れます。透徹した空の青さのようなモーツァルトの悲しみとは違い、幸せが移ろいで行くのです。


休憩時間は、先日の白寿ホールに引き続いてエビネンコさんと、感想を延べ合いました。彼は初めて聞くメジューエワの誠実さとエレガンスさに感銘を受けたようです。実際に彼女の真摯な演奏を聴けば誰もがそう思うことでしょう。


後半は最後のピアノソナタD.960です。若い頃リヒテルの演奏を聴き驚き感銘しました。それから、どれだけこの演奏を聴いたことでしょう。リヒテル特有の沈潜した響きでは無く、メジューエワは、むしろ大きめな音で淡々と進んでいきますが、次第に情熱が燃えてきて、裂帛の気合いに満ちてきます。一方、譜面の空間を感じているのでしょうか、音の無い時が止まり、再び動き出す休止符がとても的確だし、大空間を感じさせてくれました。長い第一楽章だけで、感情があふれてきて胸が一杯になりました。


長いソナタを、充実した時間として過ごすことが出来ました。アンコールは、アレグレットと前半の三つのピアノ曲D946の第一番の省略された部分から冒頭の繰り返しを演奏してくれました。アンコールまで統一感のとれた演奏だったと思います。メジューエワさんの礼をする姿が優雅ですね。心に残る演奏会になりました。

2017年3月17日(金) 19:00開演
ヤマハホール(東京 銀座)


シューベルト:

2つのスケルツォ D593

3つのピアノ曲(即興曲)D946

ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960

アンコール

アレグレット ハ短調 D915 

3つのピアノ曲 D946 第一番から


Comments(4)

Commented by S.Y at 2017-03-21 11:04

GRFさま
銀座のヤマハ・ホール、満員だったのですね。
退出時のエレベーターも大混雑だったのではありませんか?
非常階段も開放されたのかなあ?
でも、あの階段も暗くて下までおりるのは大変ですね。

ヤマハホールはクラシックの生音(?)に特化していて、残響音が異常に長いと思うのですが、いかがでしたか?
僕はジャズ、ポピュラー系しか聞いていませんが、残響音が長すぎる、響きすぎると感じています。

S.Y


Commented by TANNOY-GRF at 2017-03-21 20:24

あのホールは、行きも帰りも大変です。非常ドアも少ないし、階段がとても歩きにくいです。333名でもホールを7階に作るのは反対ですね。昔のヤマハホールは良かったです。レコードコンサートにもよく行きました。おとはクラシック用で、Jazz
やポピュラーもやるのですか?


Commented by S.Y at 2017-03-22 11:34 x

GRFさま
僕が銀座のヤマハ・ホールで聞いたのはアマチュアのお稽古事の発表会ですね。
ちょいとした義理があるでおつきあいさせていただいたのでした。(笑)

ジャズやらポピュラーの演奏を想定していないような残響なので、それを知らずに雇われたPAさんが通常のライブハウス風のセッティングをしたので、大変なことになってしまいました。
音は割れてバンバン響いて、うるさいこと、うるさいこと。
まいりました。
ましてシロウトの演奏ですから・・・・。(涙)

旧ヤマハ・ホールには、隣のガス・ホールともども、映画の試写会などで何度も通いました。懐かしいですね。

本日あたりから脱亜入欧したオーディオ三点セットで交差法による位置合わせです。(フフ)
フランスのCDプレーヤー、スウェーデンのプリメインアンプ、オーストリアのスピーカー。なんちゃってEUですね。(爆)
S.Y
http://tannoy.exblog.jp/27648506/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/435.html#c58

[昼休み53] 釧路にだけは住んではいけない 中川隆
57. 中川隆[-6525] koaQ7Jey 2017年9月03日 12:09:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

遺体で発見された中国人女性と「村上春樹」―中国メディア
Record China / 2017年8月31日 23時0分


30日、網易新聞は、北海道で行方不明になり遺体で発見された中国人女性・危秋潔さんが、日本の作家・村上春樹氏のファンであったことを伝えた。


2017年8月30日、網易新聞は、北海道で行方不明になり遺体で発見された中国人女性・危秋潔(ウエイ・チウジエ)さんが、日本の作家・村上春樹氏のファンであったことを伝えた。

記事によれば、危さんは小学校教員として正式に採用されたことに対する自分へのご褒美で日本旅行に出かけると友人に話しており、出発の2カ月前から準備を始めていたという。父親は「真剣に北海道の旅行ルートを計画していた」と語っている。

そして、危さんは村上氏の作品のファンで、同氏を「おじさん」と呼んでいたとのこと。北海道滞在中の7月19日には、同氏のエッセー作品「サラダ好きのライオン」をSNS上で紹介し、「もし旅が退屈だと思ったら、おじさんのエッセーを持っていくことをおすすめするわ。面白いし、暇つぶしにもなるから」とつぶやいた。

記事は同作品中に「未知の事柄が発生するからこそ、旅行は楽しい。もしすべてが当初の計画通り順調に進み、思いがけないことが起こらなければ、だいたい旅行はその意味を失う」との記述があることを紹介している。また、札幌のゲストハウスに荷物と一緒に残されていた家族や友人宛ての手紙とみられる書き置きも、同作品に挟まっていたと伝えている。(翻訳・編集/川尻)

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/451.html#c57

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
216. 中川隆[-6524] koaQ7Jey 2017年9月03日 12:18:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

いまさら温暖化論争? 温暖化はウソだと思っている方へ
江守正多 | 国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長
2015/12/2(水) 19:38
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20151202-00051987/


2009年前後、「温暖化は本当かウソか」という類の論争に筆者はかなり巻き込まれた(例えばこれや、これや、これ)。当時は2007年から続く「温暖化ブーム」で、温暖化は怖いという本もウソだという本も書店にたくさん並んでいた。

その後ブームが去り、温暖化自体が次第に話題にならなくなると、「ウソだ」もあまり聞かれなくなった。2011年の福島第一原発事故後には、「温暖化は原発推進の口実だ」ということで、脱原発運動の中に「温暖化はウソ」がかなり聞かれたが、最近はそれも目立たなくなってきていた。

そこに突然やってきたのが、今週始まったCOP21(国連気候変動枠組条約 第21回締約国会議)による温暖化報道の急増である(筆者を含む関係者にとっては「満を持して」なのだが、関心が無かった人には相当に「突然」だろう)。すると、やはりというべきか、「温暖化はウソ」を聞く機会も増えた気がする。

そう思って、最近書いた記事にはその件の解説のリンクを埋め込んでおいたのだが、その記事に「まだCO2いってんのかよ」とか「本当にCO2が原因???」というコメントを付けてくださる方々は、もちろんリンクを読んでくださってはいないだろう。

そういうわけで、そのリンクの内容をここに書き下しておくことにした。

雑誌「パリティ」(丸善)の「温暖化問題,討論のすすめ」という枠で、2012年の2月号に書いたものだ。このころから筆者の「結論」は本質的に変わっていない。ただし、転載にあたって、物理科学の雑誌である「パリティ」の読者層を意識して書いた部分を省略し、一部に編集を加えた。

それ以外に参考になるものとして、以下をあげておく。


•Skeptical Scienceには、個別の論点への解説がたいへんよくまとまっている。オーストラリアの人が中心に作っている英語のウェブページだが、主要部分の日本語訳がある。

•『地球温暖化―そのメカニズムと不確実性―』(朝倉書店)には、日本気象学会の専門家による解説がまとめてある。

•IPCC報告の信頼性については、以前の記事に書いた。

•世界平均気温の上昇が止まっていないことについても、以前にここやここに書いた。

•地球温暖化データのねつ造(いわゆる「クライメートゲート事件」)等については、過去に準リアルタイムで解説したことがある。

•拙著『異常気象と人類の選択』(角川SSC新書)には、さらに少しアップデートした筆者の「結論」を一章(第2章)を使って記した。


なお、タイトルに「温暖化はウソだと思っている方へ」と書いたが、「ウソだ」と強く信じている人が以下の内容を読んで考えを変える可能性は残念ながら高くないと思っている。そこには根拠や論理だけではない動機が関係していると思うからだ。そういう方々とも対話する努力を惜しむつもりはないが、以下の内容はむしろ、「ウソだ」という主張を目にして何が正しいかよくわからなくなっている方、「ウソでない」という主張も見てから判断しようと思っている方へ、視点と情報の提供を試みるためのものである。

いまさら温暖化論争?

筆者は「常識者」対「反常識者」の論争という構図に参加することを好まないが(理由は最後に述べる),本稿では,第1に筆者が温暖化の科学の信憑性についてどう考えているかを述べ,第2によくある誤解のいくつかについて触れ,第3に現時点の温暖化の科学が間違っている可能性について考察してみる。最後に、「クライメートゲート事件」を含む温暖化の科学をめぐる社会的状況に関して述べたい。

温暖化の科学の信憑性

今回は,「常識者」の立場から常識を擁護するように説明するのではなく,筆者なりに虚心坦懐に考えてみたときに,温暖化の科学にどの程度の信憑性があると思うのかを素朴に説明してみたい。

まず,人間活動により二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスが大気中に増加していること,これは筆者には疑えない。産業革命以降に大気中に増加したCO2の量は,化石燃料燃焼等により大気中に放出されたCO2の総量の半分程度である。人為排出よりも支配的な正味の放出・吸収源は知られていないので,この量的関係だけを見ても,大気中CO2濃度の増加は人間活動が原因と考えざるをえない。

この間,観測データによれば,世界平均の地表気温はおよそ0.7℃上昇している(筆者注:2015年現在、この値はおよそ1.0℃まで上がった)。この値の信頼性を見極めるのは素朴にはなかなか難しいが,20世紀には海上も含めて世界のかなり広い範囲をカバーするデータがあることから,まず,これが都市化(ヒートアイランド)のみによる上昇でないことは確かだろう。データは様々な誤差をもっており,複雑な補正が施されているが,補正や誤差の見積もりは世界の独立した複数の研究機関により実施されて論文として発表されており,それらが互いに似た結果を示すことから,0.7℃程度(筆者注:2015年時点で1.0℃程度)上昇という見積もりが大きく間違っているとは筆者には考えにくい。

さて,大気中の温室効果ガスが増加すると地表付近の気温が上がることは,理論的によくわかっている。温室効果ガス分子が特定波長の赤外線を吸収・射出することは,いうまでもなく量子物理に基礎を持つ放射(輻射)の問題である。温室効果ガスが増えると赤外線の吸収・射出が増え,大気が赤外線に関して光学的に不透明になるため,同じだけの赤外線を宇宙に射出するためには地表面付近の温度が上がって地表面からの射出が増えるしかない。これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう。

では,過去に生じた0.7℃程度(筆者注:2015年時点で1.0℃程度)の気温上昇は温室効果ガスの増加が原因であろうか。ここでいわゆる「気候モデル」というシミュレーションが用いられる(気候モデルの詳細については拙著『地球温暖化の予測は「正しい」か?』(化学同人)を参照されたい)。人為起源の温室効果ガスの増加を条件として気候モデルに与えて20世紀の気候のシミュレーションを行うと,観測された気温上昇と整合的な結果が得られる。

一方,温室効果ガスが増加しないという条件で計算すると,20世紀後半に気温はむしろ下がってしまい観測と整合しない。したがって,気候モデルを信用する限りにおいて,また,気候モデルに与える外部要因(温室効果ガス等の他に,太陽活動,火山噴火といった自然の要因を含む)のデータが適切で,かつ主要な要因に見落としがないことを前提とする限りにおいて,近年の気温上昇の主要因は人間活動による温室効果ガスの増加であると考えざるをえない。そして,この同じ気候モデルを用いて今度は将来のシミュレーションを行うと,対策を行わなければ今後100年間で数℃,地球の平均気温が上昇するという答えが得られるのである。

すると,筆者にとって,問題は(1)気候モデルにはどれだけ自信があるか,(2)外部要因についての知識にはどれだけ自信があるか,の2点に煎じつめられる。この問には後でゆっくり答えることにしよう。

よくある誤解

ここで,温暖化の科学をめぐって聞かれることがある具体的な誤解のいくつかについて触れておきたい。

「水蒸気を無視している」

地球の大気中で最も重要な温室効果ガスである水蒸気の効果が,温暖化の科学では無視されていると聞くことがある。これは単純な誤解で、実際は無視していない。大気中の水蒸気の温室効果,移流・拡散,相変化,雲が放射にもたらす効果,温暖化したときの水蒸気や雲の変化などが,すべて温暖化の科学の中で考慮されている。気候モデルの計算にも入っている。温暖化の文脈では「温室効果ガスといえばCO2」という説明が多いことから誤解が生じた側面があるかもしれないが,結果的にはデマの類である。

「気温が原因で二酸化炭素が結果」

エルニーニョ現象などに伴う数年の時間スケールの変動においては、平均気温の上昇・下降に遅れてCO2濃度の増加・減少が見られる。このことから、温暖化における「CO2が増加すると気温が上がる」という因果関係の存在を否定しようとする論があるが、これは間違いである。気温上昇によってCO2濃度が増加するのは陸上生態系の応答によると考えられ,これは温暖化の予測に用いる気候モデルでも再現できる。このことと,人間活動によるCO2濃度の増加で長期的に気温が上昇することは両立する事柄であり,現在の温暖化の科学で問題無く説明できる。

「過去の自然の気候変動を無視している」

温暖化の研究は過去(たとえば数100年〜数10万年)に起こった自然の気候変動を無視していると思われていることがあるが,それも誤解である。過去の気候変動に関する知見は,将来の温暖化を考える上で明らかに重要と認識されており,さかんに研究されている。例えば,気候モデルを用いて過去1000年の気候変動を再現する研究が世界中で行われている。過去の気候についてのデータには不確実性が大きいが,数100年スケールの変動は太陽活動の変動と火山噴火で概ね説明できる一方で,20世紀の温暖化は人間活動の影響を入れないと説明できない。したがって,現在の温暖化が過去の自然変動の延長ではないか,という素朴な問に対しては,根拠を持って否ということができる。

間違っている可能性は無いのか

これらの誤解について読者に正しく認識してもらった上で,現時点の温暖化の科学が間違っている可能性について考えてみたい。先ほど述べたように,現時点で知られている気候変化の外部要因に関する知見と,気候モデル(これは気候システムに関する知見の結晶と見ることもできる)に基づけば,20世紀の世界平均気温上昇は人間活動による温室効果ガスの増加により説明でき,かつそれを抜きにしては説明できない。それにもかかわらず温暖化の科学が間違っているとしたら,どんな可能性が考えられるだろうか。

例えば,実は「未知のプロセス」があって,このまま温室効果ガスが増えても,気温を抑制するフィードバックが働き,気温はほとんど上がらないかもしれない。その場合,「未知のプロセス」抜きの気候シミュレーションで20世紀の気温上昇が再現されてしまうのはなぜか。それはたまたまかもしれない。20世紀も温室効果ガスの増加によって気温が上昇したのではなく,「未知の外部要因」のせいで上昇したのかもしれない。

このような批判的な考察は,科学を進める上で時として非常に有用であろう。未知の要素を2つ以上導入すれば,温暖化の科学が間違っている可能性を考えることができることはわかった。では,果たしてそんなことはありえるだろうか。筆者なりに答えるならば,その可能性がゼロであるとは原理的にいえない。しかし,現時点で,その可能性を真剣に考えなければならない証拠を温暖化の科学は突きつけられていない。

たとえば,「未知の外部要因」の一つとして宇宙線量の変化などを通じた太陽活動変動の間接効果には一部で根強い関心がある。しかし,太陽周期の変動を平滑化して見ると,太陽活動は1980年代から今まで弱まってきている一方,その間も地球の気温は平均的に上昇しているので,宇宙線などの効果を考慮しても期待される変化と逆符号であり,これが「未知の外部要因」の有力な候補になるようには,筆者には見えない。

また,現在の気候モデルによるシミュレーションは,20世紀の気温上昇のみならず,現在の平均的な気候状態,日々から年々の自然変動の特徴,さらには過去1000年の気候変化や最終氷期などの古気候に至るまで,不確実性の範囲内で観測データと整合する。主要な気候プロセスを概ね正しく計算できていなければ,これほど様々な時間スケールの現象を再現することは難しいはずであると筆者は思う。

科学として,未知の要素の可能性を問い続ける姿勢は重要だが,現在の温暖化の科学に関しては,「未知の要素があるに違いない」と決めてかかる理由は今のところ無い。

「クライメートゲート事件」の背後にあるもの

さて,ではそんなに自信があるなら,なぜ研究者たちはデータの改ざんや公開拒否などを行ったのだろうか,と思うかもしれない。いわゆる「クライメートゲート事件」(イーストアングリア大学メール流出事件)の件である。実は,筆者の認識では,彼らはデータの改ざんなど行っていない。この事件の後,英国政府および大学の委託による3つの独立調査委員会が調査を行ったが,どの委員会の報告書も,科学的な不正は無かったと結論している(クライメートゲート事件を「データねつ造」として紹介する論者が、この重要な事実にほとんど触れない傾向があるのは興味深い)。

温暖化論争をフォローするうえでぜひ知っておいて頂かなければいけないことは,欧米の産業界の一部の意を汲むといわれる組織的な温暖化懐疑論・否定論活動の存在である(たとえば、『世界を騙しつづける科学者たち』(楽工社)を参照)。身も蓋もなくいえば,気候変動政策を妨害するために,その基礎となる科学に対する不信感を人々に植え付ける効果を狙って意図的に展開されている言論活動があるということだ。たとえば,映画『不都合な真実』でも紹介された「クーニー事件」では,石油業界のロビイスト出身者がブッシュ政権に雇われて温暖化の科学に関する政府の文書を書き換えていたとされる。

「クライメートゲート事件」をスキャンダルとして騒ぐのであれば,「クーニー事件」についてももっと騒がないのはおかしい(しかも「クライメートゲート事件」の方は実際には不正は無かったのだから)。「クライメートゲート事件」で流出したメールの中で,気候研究者たちが批判者に対して攻撃的であり排他的であるように見えるのも,もとはといえば彼らが常日頃からこのような妨害活動の影響を受けて辟易し,腹に据えかねるほど憤っていたことが背景にある。日本国内ではこのような組織的な活動の存在を筆者は知らないが,影響は国内にも大きく波及している。ネット等で出回る欧米発の温暖化懐疑論の多くはこのような組織的な活動に由来する可能性が高いが,これらをせっせと「勉強」して国内に紹介してくださる「解説者」が少なくないからだ。

本当は,このことを指摘するのはあまり気が進まなかった。傍から見れば「お前はインチキだ。」「いや,そっちこそインチキだ。」という泥仕合になってしまうからである。そして,この状況こそが,組織的な懐疑論・否定論活動の思うつぼなのである。彼らは科学的な議論に勝つ必要は無く,この問題が論争状態にあると人々に思わせることができれば,それで目的は果たせるからだ。これが,最初の方で述べた,筆者が「常識者」対「反常識者」の論争の構図を好まない理由である。温暖化の科学の真偽をめぐって科学的な議論を深掘りすることはもちろん重要だが,それが結果的に一部の政治勢力の片棒を担いでしまう可能性については,十分に自覚的でありたい。

(「パリティ」2012年2月号より一部を省略・編集して転載)
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20151202-00051987/

世界平均気温は上昇を続け「+1℃」到達:COP21の背景にある「+2℃」目標の意味とは?
江守正多 | 国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長
2015/11/28(土) 8:26
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20151128-00051826/


2015年1〜10月平均気温の平年値からの変化(WMO)


世界平均気温が「+1℃」到達へ

世界平均気温が去年から今年にかけて記録的に上昇していることは以前の記事に書いたとおりだ。その後も上昇は続き、平年値(1981〜2010年の平均)に比べて9月は+0.51℃、10月は+0.53℃と、「ぶっちぎり方」がさらに激しくなっている(データは気象庁)。

世界平均気温の偏差(WMO)
世界平均気温の偏差(WMO)

年平均で見ても、世界平均気温が観測史上最高になると見込まれることをWMO(世界気象機関)が発表した。グラフを見ると、今年の値はやはりずば抜けており、今世紀に入ってからの気温上昇の停滞を一気に取り返して、80年代、90年代の上昇ペースに戻ろうとするような勢いにみえる。

もちろん、エルニーニョが終われば世界平均気温は一旦下がるはずだし、それからまたしばらく停滞する可能性も残っている。しかし、今年ほどの大きさではないにしても、この上昇傾向がしばらく続く可能性もある(ここで、「いやいや、私はそもそも気候変動の科学を信用していないから」という方は、よろしければこちらを先にお読みください)。

さらに、このWMOの発表によれば今年の世界平均気温は産業化以前(ここでは、1880-1899年の平均で近似)に比べて「1℃」高くなったとみられる。この数字は、国際社会が掲げている気温上昇抑制の目標である「+2℃」の半分までついに来てしまったという意味で、象徴的である。

「+2℃」目標とは?

さて、観測された気温上昇の話はこの記事のまくらであって、本題ではない。

11月30日からパリで国連気候変動枠組条約の第21回締約国会議(COP21)が開催され、2020年以降の国際的な気候変動対策の枠組みの合意が目指される。そこで前提となるのが、今述べた「+2℃」以内という目標である(「+2℃」未満、ともいうが、実質的な意味は変わらない)。

「+1℃」に到達したことの象徴的な意味を噛みしめながら、この「+2℃」について考えてみたい(英国BBCの方も60秒で説明してくれているが、筆者なりにもう少し詳しい説明を試みる)。

国際合意としての「+2℃」目標は、2010年にメキシコのカンクンで行われたCOP16の合意で以下のように位置づけられた(前年のコペンハーゲンでのCOP15でも言及されたが合意文書が採択に至らなかった)。


産業化以前からの世界平均気温の上昇を2℃以内に収める観点から、温室効果ガス排出量の大幅削減の必要性を認識する

この目標は、その後のCOPやG7サミット等でも繰り返し確認されている。

気候変動により深刻な影響を受ける小島嶼国等はさらに厳しい「+1.5℃」以内を目標にすることを求めているが、国際社会はこれに配慮しつつも、「+2℃」の方を「より実現可能性が高い」目標(十分に高いかどうかは別だが)として支持しているようだ。

なぜ「+2℃」なのか

では、なぜ世界平均気温を「+2℃」以内に抑えるべきなのか?

「+2℃」を超えると危険な影響が生じるとIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書に書いてあるからだ、という説明を聞くことがあるが、それは違う。IPCC報告書には、何℃の気温上昇でどんな影響があるかは書いてあるが(それも不確かさが大きい)、どんな影響が「危険」(避けるべき)かは社会の判断であり、科学だけでは決められないという立場を明確にしている。

見方によっては、「+2℃」以内は厳しすぎる。後で述べるが、現時点で見通せる社会や技術を前提にすると「+2℃」以内に抑えるための対策費用は非常に高くなり、それによって回避できる気候変動の悪影響と比べても世界全体で経済的に見合わないという見方がある。

しかし、別の見方をすると、「+2℃」以内は緩すぎる。現時点でも既に、サンゴ礁の白化や死滅が起きている。北極圏に住むイヌイットの人々は氷が減って伝統的な文化を営めなくなってきている。そのような取り返しのつかない変化が、一部ではすでに起きている。しかも、先進国や新興国が排出した温室効果ガスが原因で、ほとんど温室効果ガスを排出していない貧しい国の人たちが深刻な被害を受ける傾向がある。これは著しい不正義であり、ただちに是正すべきだという見方がある。

このどちらかの見方が正しく、どちらかが間違っているというわけではなく、これは価値判断ないしは倫理観の問題である(一時流行ったマイケル・サンデルの政治哲学の本を読んだ人は、前者が「功利主義」、後者が「義務論」に近いことをおわかりいただけるかもしれない)。

したがって「+2℃」は、科学的な知見を参考にしながらも、何らかの意味で社会的、政治的に判断されて合意された数字だと理解するのがよいだろう。

気温上昇でさまざまなリスクが増加

気候変動のリスクについてはもう少し補足しておきたい。

まず、科学的にまだまだ不確かなことがある。たとえば、世界平均気温上昇がある「臨界点」を超えると、グリーンランドの氷が融けるのが止まらなくなると考えられる。そのスイッチが入ると、千年以上かけてグリーンランドの氷はすべて融け、それだけで世界の海面を7mほど上昇させる。何mも海面が上がるのは数百年先だが、そのスイッチを今世紀中に入れてしまう可能性があるのだ。臨界点が何℃かはよくわかっておらず、IPCCによれば「+1℃〜4℃のどこか」である。「+1℃」であれば、そろそろスイッチが入ってしまってもおかしくないのだ。

また、社会の側にも不確かなことがある。たとえば、2011年にシリアの内戦が始まった背景に、記録的な干ばつによる食料不足があったという指摘がある。そして、気候変動により、そのような干ばつが起きやすくなっていた可能性がある。これをもって今日の難民やテロが温暖化の結果だと短絡的に言うべきではないが、気候変動の影響が国際社会秩序の混乱の引き金を引いたり、規模を拡大させたりする心配は今後も存在するといえるだろう。

これらのリスクはいずれも不確かだが、気温上昇が進むにしたがって発現の可能性が高まることは間違いない。したがって、これらを心配するならば、気温上昇を可能な範囲で低いレベルに抑えるに越したことは無い。

「今世紀末までに排出ほぼゼロ」の意味

では、どれくらい対策をすると、世界平均気温上昇を「+2℃」以内に抑えることができるのか。

ここにも科学的な不確かさがあるが、おおまかにいえば「今世紀中に世界のCO2排出量をほぼゼロにする」ことが必要である。つまり、これから経済発展する途上国を含めて、今世紀末には、世界全体でCO2を出さないような世界にたどり着く必要がある。

初めて聞く方には驚くべきことだろうが、これは別に気候科学者だけが知っていた秘密でも、妄信でもない。現に、今年6月にドイツのエルマウで行われたG7サミットの首脳宣言には「今世紀中に世界経済の脱炭素化が必要」との認識が示されている。主要国のリーダーたちがこの認識を共有しているのだ。

筆者は最近、いたるところでこの話をしているが、受け止められ方はさまざまだ。

たとえば、「息は吐いてもいいんですか?」と聞かれることがある。息はもちろん吐いていい。その分のCO2は植物が光合成で吸収してくれて、自然界で循環するためだ。

ほかに、「何時代に戻ればいいんですか?江戸時代ですか?縄文時代ですか?」という感じのリアクションもある。筆者の認識では、何時代にも戻る必要は無い。今よりもずっと豊かな社会にむしろ進歩しながら、CO2だけを出さないようになればよいのである。

果たしてそんなことは可能だろうか?

化石燃料が余っているのに使うのをやめられる?

「理論的には」可能である。CO2を出さないエネルギー源を増やしていって、ほぼ100%にすればよい。

再生可能エネルギーをどんどん増やし、蓄電池やITも使って系統を安定化させる。化石燃料を使うならば、出てきたCO2は大気に出さず、地中に封じ込める(CCS=「CO2隔離貯留」とよばれる技術)。暖房や運輸の燃料は電気か水素かバイオ燃料に置き換え、それらをCO2を出さずに作る。機器の効率向上やITで省エネを進めるのも重要だ。バイオエネルギーとCCSの組み合わせや大規模植林で、大気中のCO2を吸収することもできる。原子力も選択肢の一つだが、気候以外の論点(事故、核廃棄物、核不拡散、労働者の被爆など)も考慮した上で、使うかどうか判断すればよい。

これは、「脱化石燃料」(CCSを付けて使う分を除いて)を今世紀中に実現するということである。しかも、化石燃料を使い果たしたから使うのをやめるのではなく、化石燃料がまだたくさん余っているのに使うのをやめるということである。

「現実的には」これは不可能にみえる。つまり、現状の社会経済システムと現状で見通せる技術を前提にする限り、これを実現するには膨大なコストがかかるのだ。COP21に向けて各国から提出された削減目標も、合計して「+2℃」以内を目指すペースには足りていない。

「膨大なコストがかかってもいいからやれ」という話になるなら、ほとんどの人にとってこの話は受け入れられないだろう。

おそらく、気候変動の科学を信用しない人たちのある部分には、この結論が受け入れられないので、前提が間違っていると思いたい、という心理が働いているのではないか。

ビジョンを共有してイノベーションを起こす

しかし、疑うべき前提は気候変動の科学の部分ではなく、「現状の社会経済システムと現状で見通せる技術を前提にする限り」という部分だろう。30年前に現在のインターネット社会が見通せていなかったのと同様に、30年後には社会にも技術にも現時点で見通せないさまざまな変化が起きているかもしれない。そして、そのような変化を作り出そうとするのがいわゆる「イノベーション」だ。

ものすごく単純化していえば、たとえば石炭よりも安く発電できる「太陽光パネル+蓄電池」ができたとしたら、「脱化石燃料」は放っておいても起きる。誰にも頼まれなくても、世界中の人が石炭を使うのをやめて「太陽光パネル+蓄電池」を使うようになるからだ。そのとき、技術だけでなく、それを受け入れる社会も(たとえば地域分散エネルギー社会のような形に)大きく変貌するかもしれない。

そう考えると、「脱化石燃料」は一気にイメージしやすくなってくる。実際に起きることはもっと複雑だとしても、これに近いことは起きてもおかしくないのではないか。そして、そんなイノベーションを自分が起こしてやろうと思ってベンチャーをやっている連中がアメリカなんかにはごろごろいる。その代表的な一人であるテスラモーターズCEOのイーロン・マスクは、20年以内にエネルギーの主力は太陽光になることに強い自信を持っていると発言している。

実際に「脱化石燃料」が進むと、化石燃料企業は困るだろう。しかし、デジカメの普及による「脱フィルム」でフィルム会社が変わらざるを得なかったのと同じように、彼らも変わらざるを得ない。その変化を社会全体で後押しすることも大事だろう。

こうして、社会の中で少しずつ多くの人たちが「脱化石燃料は、必要だし、可能だし、みんなにとって望ましい」というビジョンを持つようになると、その割合がやがてある臨界点を超えたところで、社会は雪崩を打ったように一気にその方向に動くのかもしれない。

「石器時代が終わったのは、石が無くなったからではない」というのは、サウジアラビアで石油相を務めたシェイク・ザキ・ヤマニ氏の言葉だそうだ。

青銅器や鉄器といった石器よりもっとよい道具が発明されて、石器時代は終わった。同じように、化石燃料よりももっとよいエネルギー、いや、化石燃料社会よりももっとよいエネルギー社会を迎えることで、化石燃料を使い尽くす前に、化石燃料時代が終わるかもしれない。

それを目指すことが「+2℃」目標の本当の意味であり、このことこそが、COP21を機会に社会において本当に議論されるべきテーマであると筆者は考える。
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20151128-00051826/
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c216

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
217. 中川隆[-6523] koaQ7Jey 2017年9月03日 12:24:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

温暖化で平均気温8℃上昇の予測、北極が熱帯に
化石燃料を燃やし尽くし、氷河期が終わる「最悪のシナリオ」2016.05.26
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052500185/

科学者らは、もしこのまま化石燃料を使い続ければ、温暖化によって極地の氷が解け、「大地がむき出しになって極地地方の熱吸収が活発化し、それがさらなる温暖化を促すだろう」と指摘する。(Photograph by DIANE COOK AND LEN JENSHEL, National Geographic Creative)

 これまでの研究では、とりわけ深刻な予測をしているものでさえ、今世紀末には地球温暖化の速度は緩やかになっていくだろうとされてきた。しかし、カナダの学者らによって5月23日付けの学術誌『Nature Climate Change』に発表された論文には、そうした楽観的な言葉は一切ない。気温は二酸化炭素排出量とともに確実に上昇し、石油の最後の一滴、石炭の最後のひとかけらが消費されるまで続くだろうと書かれている。

 この論文によれば、もし地球上のすべての化石燃料が燃やされたなら、地球の気温は2300年までに産業革命以前の水準と比べて平均8℃上昇し、大気中には5兆トンの炭素が増加。北極の平均気温は17℃も上昇するという。

 これらの数値は、従来の研究で示されてきたものよりも数℃高い。

 専門家らは、本当にこの気温になったら、温室効果ガスの働きによって地球規模で食料が激減し、人間が住めない場所が増え、多くの動植物が絶滅するだろうとしている。

 英オックスフォード大学の気候ダイナミクスグループの代表者、マイルズ・アレン氏は、氷河期が終焉を迎えるために必要な気温上昇は6℃であることを指摘し、「ここで議論されている変化とは、それほどに深刻なものなのです」と述べている。(参考記事:「気候変動 大特集 地球を冷やせ!」)


アラスカにヤシが繁り、北極でワニが泳ぐ

 8℃の気温上昇というのは、昨年、パリで各国が合意した「世界の平均気温上昇を2℃未満に抑える」という目標をはるかに上回る数値だ。(参考記事:「【解説】COP21「パリ協定」勝ち組になったのは?」)

 これだけ気温が上昇すれば、アラスカにヤシの木が繁り、北極でワニが泳いでいた5600万〜5200万年前の始新世初期の気候に近い状況になるだろう。(参考記事:「気候変動 瀬戸際の地球 薄氷の北極海へ」)

 哺乳類は始新世という高温の時代を生き延びた。初期の霊長類が現れたのはこの頃だ。しかし一部の馬は、暑さや炭素のせいで変化した食料事情に適応するため、イエネコほどのサイズに小型化した。米スミソニアン研究所の化石植物の学芸員であるスコット・ウィング氏は、現在の生物や生態系は、この先200〜300年という短い期間で起こる気温上昇に適応できない可能性もあると語る。

 ウィング氏はまた、始新世の気温上昇が始まったとき、地球の極地は現在のように氷に覆われてはいなかったと指摘する。「気温の上昇によって氷床が解ければ、大地がむき出しになって極地地方の熱吸収が活発化し、それがさらなる温暖化を促すでしょう」(参考記事:「世界各地で氷河が融解」)

 極地の氷の融解は海水位を上昇させ、そうなれば世界人口の40パーセント以上にあたる海岸地帯に住む人々は大混乱に陥る。(参考記事:「海面上昇は予想を上回るペース、NASA」)

 新たな論文は、熱帯太平洋では降水量が4倍になる一方、南北アメリカでは最悪3分の1にまで、またオーストラリア、地中海、アフリカ南部、アマゾンの一部では2分の1にまで減少すると予測している。

 アレン氏によると、熱帯雨林のシステムは崩壊し、さらには南欧や北米で起こる干ばつによって「農業が壊滅的な打撃を受ける」可能性があるという。

 今回の論文を執筆したカナダ、ビクトリア大学の研究者であるカタジナ・トカルスカ氏のチームは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による報告書が触れていない重要な問題を指摘するため、新たにモデリングを行った。IPCCが提示した最悪のシナリオは、2100年までに増加する累積炭素量を最大2兆9000億トンとして計算したものだ。トカルスカ氏のチームは新たな研究において、もし既知の採掘可能な化石燃料資源がすべて消費された場合には何が起こるのかを考察している。

排出量の累積に上限を

 IPCCの最悪のシナリオでは、2100年までの気温上昇は2.6〜4.8℃とされており、それより先の未来を予測した数少ない研究はどれも、濃度が高くなった時の温室効果ガスの物理的特性によって、温暖化は減速するだろうとしている。トカルスカ氏のチームは、そうした予測においては、地球の複雑な炭素循環システムが考慮されていないと指摘する。なにより深刻な問題は、海が――ちょうど水がいっぱいに染みこんだスポンジのように――熱や炭素を吸収する能力を失うことだ。そうなれば、熱や炭素はもう大気中にとどまるしかない。

 もちろん、人類が石油や石炭をすべて使い切るまで燃やし続けるかどうかはわからない。しかしクリーンな代替エネルギーの価格が下がり、世界中で使われるようになるまでは、化石燃料の使用継続は事実上避けられないだろうと専門家は見ている。

 パデュー大学およびニューハンプシャー大学の地球科学者、マシュー・フーバー氏は、IPCCによる期間を限定した予測は、大きな誤解を生む原因となると述べている。(参考記事:「目標「気温上昇2度以下」は無意味?」)

「2100年までに何が起こるかを決まったことのように述べるのは有害であり、より長いタイムスケールで検討した場合に見えてくる重大なリスクを無視しています」

 フーバー氏自身は、北極が熱帯化するほどの変化は、極地の気温が、新たな論文で指摘されているよりも10℃以上上昇しなければ起こらないと考えている。

 それでも、気温の上昇は人口が密集する地域に殺人的な熱波を引き起こすだろうと彼は言う。

 今回の論文の執筆者らは、彼らの研究が、気候政策に「炭素予算(累積排出量の上限)」の設定を組み込む動きを後押しするだろうと考えている。

 アレン氏もまた、パリ協定では炭素予算についての言及を避けたが、科学が政策の方向修正をするよう働きかけるべきだと指摘する。

「ゼロエミッションを実現するためにまず必要なことは、それを達成しなければならないと我々が認識することです」(参考記事:「温暖化対策の切り札が地球にとっては逆効果?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052500185/
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c217

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
218. 中川隆[-6522] koaQ7Jey 2017年9月03日 12:30:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年01月19日 地球の気温が3年連続で史上最高を記録したと明らかに
http://gigazine.net/news/20170119-earth-temperature-constant-record/


地球の平均気温が2014年、2015年に引き続き2016年も最高記録を更新したことがわかりました。

2016 marks three consecutive years of record warmth for the globe | National Oceanic and Atmospheric Administration
http://www.noaa.gov/stories/2016-marks-three-consecutive-years-of-record-warmth-for-globe

NASA GISS: NASA News & Feature Releases: NASA, NOAA Data Show 2016 Warmest Year on Record Globally
https://www.giss.nasa.gov/research/news/20170118/

アメリカ海洋大気庁(NOAA)とNASAは、2017年1月18日に2016年の世界の平均気温をそれぞれ個別に発表しました。いずれの発表でも2016年は「観測史上最も暑い年だった」とのこと。

NOAAの発表によると世界の平均気温がセ氏14.83度(カ氏58.69度)で、最高だった2015年度を0.04度上回りこれで、2014年から3年連続で観測史上最高記録を更新し続けたことになります。

最も古い観測記録が残る1887年からの地球の平均気温の推移は以下の通り。年によって増減はありますが、気温の上昇傾向は明らかで、2014年以降は下がることなく増加していることがわかります。

http://i.gzn.jp/img/2017/01/19/earth-temperature-constant-record/a01.png


NOAAによると2016年の海面温度は平均値よりも0.76度高く、北極圏での海氷の溶けるスピードはかつてないほどで海氷面積は392万平方キロメートルと1979年の観測以来最小になったとのこと。また、南極の海氷は431万平方マイル(約1100万平方キロメートル)で観測史上2番目に小さくなったと発表しています。

一方、NASAも気候変動を調査するために地球規模の気温変化を観測し続けいています。NASAが公開する以下のムービーを見れば、年々、地球の気温が高まっていることがわかります。

NASA's Analysis of 2016 Global Temperature - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=s3RWTTtPg8E

NASAが発表する10年ごとの平均気温のグラフでも、地球の気温が上昇傾向にあることがわかります。NASAのゴダート宇宙実験研究所のギャビン・シュミット氏は「毎年最高記録を更新するとは予想していませんが、長期的な上昇傾向にあることは明らかです」と述べています。

http://i.gzn.jp/img/2017/01/19/earth-temperature-constant-record/a02.png


なお、NASAによると2016年の温暖化の要因はエルニーニョ現象によるところが大きく、2017年は平均気温が低くなる可能性がありますが、人間の経済活動にともなう二酸化炭素などの温室効果ガスの排出が続く以上、地球の温暖化傾向が止まることを意味しないとのこと。

2017年1月20日に就任式を迎えるドナルド・トランプ次期アメリカ大統領は、「温室効果ガスと地球温暖化との因果関係は疑問だ」「気候変動は中国のでっち上げだ」と主張して、地球温暖化対策を行う国際的な枠組みのパリ協定からアメリカを離脱させると主張しています。中国に次ぐ世界第2位の二酸化炭素排出国であるアメリカがトランプ政権下でどのような政策を採るかは、今後の地球の平均気温の行方にも少なくない影響を及ぼしそうです。
http://gigazine.net/news/20170119-earth-temperature-constant-record/
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c218

[リバイバル3] 敷金礼金ゼロで家賃半額も…超安値の「いわく付き」事故物件に人気殺到!首都圏にも多数 中川隆
9. 中川隆[-6521] koaQ7Jey 2017年9月03日 12:52:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

高齢者の地獄は、止まらない高齢化と共に確実に日本を蝕む
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170902T1941580900.html


東京都港区は「金持ちが暮らすところ」というイメージがあるのだが、明治学院大学社会学部の河合克義教授の調査によれば、「高齢者夫婦の4世帯に1世帯は年収250万円未満で、生活保護水準に近い生活をしている」と明らかにしている。

金持ちが住んでいると思われている地区でも、生活保護水準の生活に追いやられている人たちが珍しくなくなっているのだが、この傾向は加速する。

なぜなら、日本は世界でも類を見ない少子高齢化が加速して政府はまったく対策を取ろうとせず、さらに国民も政府も膨れ上がっていく社会保障費に無頓着で、まるで他人事のように暮らしているからだ。

少子高齢化が進むと、年金・医療・介護に要する金がどんどん増えて社会保障費を増大させる。何もしなければ、やがて膨らんだ国の借金は破裂するというのは分かりきった話だ。

だから政府は年金を減らし、医療費の自己負担額を増やし、消費税をどこまでも上げてもがいている。そのすべては国民にツケを払わせるものだ。

福祉のカット、年金の削減や先延ばし、増税、インフレ。こうしたものはすべて弱者をより追い込んでいく動きなのである。貧困層が追い詰められる。

もはや「もらい逃げ」ができなくなっている

経済的苦境は末端である貧困層に襲いかかっていく。生活保護受給者数が、過去最多を更新し続けていることを見ても分かる通り、貧困層の多くは現状維持すらできていない。

特に、生活保護受給者の大きな層をなしているのは高齢層である。セーフティーネットが消え、生活保護も年金にも問題を抱え、今後も消費増税も必ず実施され、高齢層はさらに追い込まれていく。

今まで高齢層は、年金問題ひとつにしても先延ばしによって負担を若者に押しつけていた。しかし、国の借金が2017年3月末時点で1017兆円に達しているわけで、もはや「もらい逃げ」ができなくなっている。

これからは粛々と年金は減額されていき、医療負担も増大し、受給年齢も引き上げられていくことになる。

年金減額は目に見える削減なので、年金支給額の引き下げを憲法違反とする集団訴訟のようなものも起きたりする。しかし、年金が引き下げられなくても、インフレが進めば年金引き下げと同じことになる。

こうした流れがさらに突き進む中で、やがて高齢者自身は助かるかどうか分からないところまでいく。日本の本当の意味の貧困は、そこからスタートするのである。

高齢者は増税・年金減額にはこぞって反対するだろうが、今のままでは増税も年金減額も避けがたい。これは高齢者たちにとっては死活問題になるはずだ。

始めは小さく始まるだろう。しかし、増税・年金減額が一度社会システムに取り入れられると、理由をつけてそれが拡大されていく。

今でさえ日本は増税大国になっている。暴動が起きないのが不思議なくらいだ。

(日本人が税金が高すぎると暴動を起こしても世界は理解する)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/05/20170504T1737560900.html


消費税は10%でも20%でも増えるし、年金は10%でも20%でも減らされていく。

直撃を受けるのが団塊の世代だ。数年前、団塊の世代は「逃げ切り世代になる」と言われていた。しかし、もうそんな楽観的なことを考えている人はどこにもいない。


国民の多くが中間層から貧困層に落ちて苦しむ

年金は意味をなさず、団塊の世代はまとめて貧困に落ちる確率が高くなった。

そもそも、今でも生活保護申請を膨れ上がらせているのは高齢者なのである。年金以外の収入がない高齢者から、国民年金で細々と生きて行く高齢者までが追い詰められている。

経済苦を何とかしようにも、もう働くこともできない。老人ホームに入るにしても金がいる。安いアパートに入るにしても断られ、介護施設にも入れない。

そうやって、金もなく行き場もない高齢者が山のように増え続けている。かつては、子供が親の面倒を見るのが当然だった。今はそうではない。そんな時代ではなくなってしまった。

年金では足りずに貯金を取り崩し、貯金も足りずに貧困に落ち、国も地域も子供もアテにならずに社会から孤立し、やがて孤独死する高齢者が続出しているのだ。

日本人は1990年のバブル崩壊から、少しずつ少しずつ経済的な苦境に落とされ続けて来た。

日本人は「金持ち」だと言われていたのだが、ふと気が付くと国民の多くが中間層から貧困層に落ちて苦しんでいる。この流れは止まることなく、さらに続いていく。

1990年代に生まれた若年層は、日本社会が転がり落ちていく中で生まれ育っている。貧困が恒常化した中で暮らし、彼らはかつて日本人が豊かだったことすらも知らない。

2000年当初、正社員になれずに落ちていく若年層を中高年は「働かない若者の成れの果て」であるとか「自己責任だ」と言ってきた。

しかし2008年9月15日のリーマンショック以降、日本企業も容赦ないリストラを中高年に対して行うようになっていき、自分たちにも火の粉が降りかかってくるようになった。

リストラや失業の憂き目に遭い、中高年は再就職しようにも満足な給料すらも得られない現実に愕然として、若者の苦境は自己責任ではないことに気付くようになった。


孤独死した高齢者の凄まじく荒んだ部屋の意味

日本の自殺者が50代と60代に集中しているのは、リストラ・失業・病気で貧困に転がり落ちると、もう這い上がれないことに気付いた絶望から生まれている。

そして逃げ切ったと思った高齢者も、政府が膨れ上がる借金の中で弱体化し、福祉や年金の削減が行われたりして、困窮に追い込まれている。

若年層を貧困に追いやり、中年層をリストラに追いやってきた社会は、逃げ切ったと思っている高齢者に襲いかかっていき、大量の貧困層を生み出しているのだ。

高齢層はいったん転がり落ちると仕事もできないので、どこまでも続く極貧に甘んじるしかない。

かつては家族が面倒を見てくれたかもしれないが、家族という概念すらも崩壊している現代、高齢者は家族からも見捨てられて孤立する。

2015年の内閣府の「高齢者白書」を見ると、バブル崩壊以後の日本社会では一人暮らしの高齢者が7倍以上に増えており、現在は約600万人が孤独に暮らしている。

今後10年以内にこの数字はもっと増えて約700万人が一人暮らしの高齢者となる。65歳以上の世帯では相対的貧困率が18%であると言われている。

高齢者が貧困化すると家の中に閉じこもる傾向になり、健康を害しても病院に行かず、やがて足腰も衰えてゴミを捨てることもままならなくなり、ゴミ屋敷のような状態の中で息絶えていくことになる。

孤独死した高齢者の部屋は凄まじく荒んでいることが多いのだが、それこそが日本の未来の心象風景である。増大していく孤独死を見ても分かる通り、高齢者の地獄は確実に日本にやってきている。

1017兆円の借金を「大したことない」「日本に借金があるのは嘘」「日本は破綻しない」などと財務的な詭弁を言う人もいるが、こんな詭弁を弄しているうちに、社会の底辺に暮らす人たちの首が絞まっている。現実を見ないで日本を破壊していく人たちを私は許さない。

いかに日本が危機的なことになっているのか、もっと現実的に把握すべきである。

小島美羽さんが作った孤独死した人たちの部屋のミニチュア
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1708/25/news111.html

孤独死した高齢者の部屋は凄まじく荒んでいることが多いのだが、それこそが日本の未来の心象風景である。高齢者の孤独死を見ても分かる通り、高齢者の地獄は確実に日本にやってきている。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/662.html#c9

[近代史02] 小沢一郎先生を襲った恐怖とは 中川隆
52. 中川隆[-6520] koaQ7Jey 2017年9月03日 13:08:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.03
オバマ大統領の始めたロシアとの外交関係を悪化させる工作をアメリカ国務省が再開した先に核戦争
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709020000/

アメリカ国務省は8月31日、サンフランシスコにあるロシア領事館とワシントンDCやニューヨーク市にある関連施設から9月2日までに立ち退くように命令、その領事館や館員の自宅をFBIなど当局が捜索するともしている。40時間足らずで明け渡せということで、一般社会でも許されない行為だ。

言うまでもなく、この動きは2016年12月にバラク・オバマ大統領(当時)が外交官35名を含むロシア人96名を追放したことから始まる。アメリカとロシアとの関係を改善すると宣言していたドナルド・トランプ次期大統領(当時)に対する置き土産だった。

それに対し、ロシア側は米露の駐在外交官数を均衡させるとしてロシアで活動しているアメリカ外交官を455名まで減らさせた。ロシアのアメリカ大使館には1210名の外交官がいたようで、755名が追放するたことになる。

アメリカ大使館は各国で破壊活動の拠点に使われていることは公然の秘密で、以上に多いアメリカの「外交官」がそうした活動に従事していることも明らかだ。通信傍受のための施設もあると見られている。

アメリカでは外交官を追放するだけでなく、殺すべきだと主張する人もいる。例えば、ヒラリー・クリントンに近い​マイク・モレル元CIA副長官​(2011年7月1日から9月6日、12年11月9日から13年3月8日の期間は長官代理)は2016年8月、チャーリー・ローズのインタビューでロシア人やイラン人に代償を払わせるべきだと語った。司会者からロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われると、その通りだと答えている。わからないようにと付け加えることも忘れなかった。

この発言だけでも大きな問題だが、それだけではなかった。例えば、2016年11月8日にニューヨークのロシア領事館で副領事の死体が発見され、12月19日にはトルコのアンカラでロシア大使が射殺され、12月20日にはロシア外務省ラテン・アメリカ局の幹部外交官が射殺され、12月29日にはKGB/FSBの元幹部の死体が自動車の中で発見され、17年1月9日にはギリシャのアパートでロシア領事が死亡、1月26日にはインドでロシア大使が心臓発作で死亡、そして2月20日にはロシアの国連大使だったビタリー・チュルキンが心臓発作で急死した。こうした外交官はモレル発言の後の死者だが、2015年11月5日にはアメリカ政府が目の敵にしてきたRTを創設した人物がワシントンDCのホテルで死亡している。

 例えば、昨年12月19日にトルコのアンカラでアンドレイ・カルロフ駐トルコ大使が美術展覧会場で射殺され、今年1月9日にギリシアのアパートで54歳のアンドレイ・マラニン領事が変死、1月26日にはインド駐在のアレキサンダー・カダキン大使が心臓発作で死亡している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709020000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/296.html#c52

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
37. 中川隆[-6519] koaQ7Jey 2017年9月03日 13:12:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>26, >>27 の続き


ロシア側は米露の駐在外交官数を均衡させるとしてロシアで活動しているアメリカ外交官を455名まで減らさせた。ロシアのアメリカ大使館には1210名の外交官がいたようで、755名が追放するたことになる。

アメリカ大使館は各国で破壊活動の拠点に使われていることは公然の秘密で、以上に多いアメリカの「外交官」がそうした活動に従事していることも明らかだ。通信傍受のための施設もあると見られている。

2017.09.03
オバマ大統領の始めたロシアとの外交関係を悪化させる工作をアメリカ国務省が再開した先に核戦争
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709020000/

アメリカ国務省は8月31日、サンフランシスコにあるロシア領事館とワシントンDCやニューヨーク市にある関連施設から9月2日までに立ち退くように命令、その領事館や館員の自宅をFBIなど当局が捜索するともしている。40時間足らずで明け渡せということで、一般社会でも許されない行為だ。

言うまでもなく、この動きは2016年12月にバラク・オバマ大統領(当時)が外交官35名を含むロシア人96名を追放したことから始まる。アメリカとロシアとの関係を改善すると宣言していたドナルド・トランプ次期大統領(当時)に対する置き土産だった。

それに対し、ロシア側は米露の駐在外交官数を均衡させるとしてロシアで活動しているアメリカ外交官を455名まで減らさせた。ロシアのアメリカ大使館には1210名の外交官がいたようで、755名が追放するたことになる。

アメリカ大使館は各国で破壊活動の拠点に使われていることは公然の秘密で、以上に多いアメリカの「外交官」がそうした活動に従事していることも明らかだ。通信傍受のための施設もあると見られている。

アメリカでは外交官を追放するだけでなく、殺すべきだと主張する人もいる。例えば、ヒラリー・クリントンに近い​マイク・モレル元CIA副長官​(2011年7月1日から9月6日、12年11月9日から13年3月8日の期間は長官代理)は2016年8月、チャーリー・ローズのインタビューでロシア人やイラン人に代償を払わせるべきだと語った。司会者からロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われると、その通りだと答えている。わからないようにと付け加えることも忘れなかった。

この発言だけでも大きな問題だが、それだけではなかった。例えば、2016年11月8日にニューヨークのロシア領事館で副領事の死体が発見され、12月19日にはトルコのアンカラでロシア大使が射殺され、12月20日にはロシア外務省ラテン・アメリカ局の幹部外交官が射殺され、12月29日にはKGB/FSBの元幹部の死体が自動車の中で発見され、17年1月9日にはギリシャのアパートでロシア領事が死亡、1月26日にはインドでロシア大使が心臓発作で死亡、そして2月20日にはロシアの国連大使だったビタリー・チュルキンが心臓発作で急死した。こうした外交官はモレル発言の後の死者だが、2015年11月5日にはアメリカ政府が目の敵にしてきたRTを創設した人物がワシントンDCのホテルで死亡している。

 例えば、昨年12月19日にトルコのアンカラでアンドレイ・カルロフ駐トルコ大使が美術展覧会場で射殺され、今年1月9日にギリシアのアパートで54歳のアンドレイ・マラニン領事が変死、1月26日にはインド駐在のアレキサンダー・カダキン大使が心臓発作で死亡している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709020000/

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c37

[番外地7] 「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か 中川隆
38. 中川隆[-6518] koaQ7Jey 2017年9月03日 13:18:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>28 の続き

2017.08.01 偽報道で世界の軍事的緊張を高めた西側の有力メディアとCIAとの関係を暴いた本が市場から消えた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708010001/

西側メディアはCIAにコントロールされている。その実態を明らかにした本をフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の元編集者、ウド・ウルフコテがドイツで出したのは2014年2月のことだった。それから3年を経た今年5月、英語版が出版されたはずだが、事実上、流通していない。どこからか出版社のネクスト・レバレイション・プレスに圧力をかけたのだろうと話題になっている。


ウルフコテは本を出す前から有力メディアとCIAとの関係を告発していた。彼によると、ジャーナリストとして過ごした25年の間に教わったことは、嘘をつき、裏切り、人びとに真実を知らせないこと。ドイツだけでなく多くの国のジャーナリストがCIAに買収され、最近では人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開、人びとをロシアとの戦争へと導き、引き返すことのできない地点にさしかかっていることに危機感を抱いたという。今年1月、心臓発作によって56歳で死ぬまで警鐘を鳴らし続けていた。

CIAが情報をコントロールするためのプロジェクトをスタートさせたのは第2次世界大戦が終わって間もない1948年頃のことである。いわゆるモッキンバードだが、その中心にいた人物はアレン・ダレス、フランク・ウィズナー、リチャード・ヘルムズという破壊活動を指揮していた大物やワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハム。その妻はウォーターゲート事件で有名になったキャサリン・グラハム。この女性の実父は世界銀行の初代総裁、ユージン・メイヤーだ。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

1963年になるとフィリップとキャサリンの関係は破綻、フィリップは家を出て友人には離婚すると語っていたという。再婚の準備も進めていたようだが、「鬱病」のため自宅へ戻り、チェスナット・ロッジ(精神科病院)へ入院、躁鬱病(双極性障害)と診断された。1963年8月に一時退院するが、その時に自殺したとされている。ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺される3カ月前の出来事だ。ちなみに、この病院はCIAのマインド・コントロール・プロジェクトMKULTRAと密接な関係にあるとされている。

フィリップに替わって社主になったのがキャサリン。ウォーターゲート事件を指揮することになるが、その取材で中心的な役割を果たしたのは若手記者だったカール・バーンスタインとボブ・ウッドワード。ウッドワードは海軍の元情報将校だ。

ウォーターゲート事件でリチャード・ニクソン大統領が辞任した3年後の1977年、バーンスタインはワシントン・ポスト紙を辞め、その直後に「CIAとメディア」という記事をローリング・ストーン誌に書いている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

それによると、その時点までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上。そのうち200名から250名が記者や編集者など現場のジャーナリストで、残りは、出版社、業界向け出版業者、ニューズレターで働いていた。1950年から66年にかけて、ニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供しているとCIAの高官は語ったという。

CIAの仕事をしていたジャーナリストは400名以上だというが、そのうちCIAとの秘密合意に署名しているか、雇用されているジャーナリストは200名以上。残りは本人がCIAに操られていることに気づいていないか、単なる協力者だということだろう。

こうしたCIAと有力メディアとの緊密な関係が露見した1970年代からメディアに対する管理が強化される。経営に対する規制の緩和はそうした言論弾圧の一環。その後、気骨あるジャーナリストは排除されてきた。当然、日本もアメリカの政策に従っている。

日本では自国のマスコミを信頼できないと批判する際、欧米の有力メディアを褒め称える人がいる。言論の自由を守っているというわけだが、これは戯言。言論弾圧はアメリカが先行している。ただ、そうした弾圧に抵抗するジャーナリストが日本よりいるというだけのことだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708010001/

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html#c38

[政治・選挙・NHK231] 前原代表を安倍、小池、維新の保守勢力は歓迎も、若狹が民進との協力を否定。野党は共闘希望(日本がアブナイ!) 笑坊
1. 中川隆[-6517] koaQ7Jey 2017年9月03日 14:49:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
米支配層の意向に沿い、前原を党代表に選ぶ民進党の厚顔無恥
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/

前原誠司が民進党の代表に選ばれたそうだ。
野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。

こうした人物を党代表にしたり幹事長にする政党が庶民の利益を考えているわけがない。有権者もその程度のことは理解しているだろう。

前原は鳩山由起夫内閣と菅直人内閣で国土交通大臣(2009年9月〜10年9月)、菅内閣で外務大臣(2010年9月〜11年3月)などを、野田は菅内閣で財務大臣(2010年6月〜11年9月)、そして内閣総理大臣(2011年9月〜12年12月)を務めた。2011年12月に野田は炉心溶融という大事故を引き起こし、全く機能していない東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が冷温停止状態を達成したという戯言を主張、11年12月には内閣総辞職して安倍晋三政権誕生への道を作った。その間、菅直人政権はTPPへの参加を、また野田政権は消費税増税を打ち出している。いずれも弱者から搾り取り、強者を裕福にする政策で、日米の支配層が望んでいたものだ。

1991年12月にソ連が消滅、西側支配層の傀儡、ボリス・エリツィンがロシア大統領として新自由主義経済を導入、ロシア国民の資産を西側巨大資本とその手先が略奪する手助けをするようになると、中国脅威論が唱えられ始めた。国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室長を務めていたアンドリュー・マーシャルが発信源だ。

マーシャルは中国の地対地ミサイルなどが東アジアの基地や空母にとって脅威になるとしてミサイル防衛の必要性を強調、中国脅威論を主張した。ジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドが軍再編の見直しを任せた人物はこのマーシャルである。

冷戦時代、マーシャルはソ連脅威論を主張、それを正当化するために偽情報を流していたのがCIA内に設置され、ジョージ・H・W・ブッシュが長官だった時期に活動したチームB(あるいはBチーム)。このチームの中心には後にネオコンと呼ばれる人物がいた。

中国を締め上げる最前線は言うまでもなく日本。両国の間には尖閣諸島の領有権問題があるのだが、これは1970年代に田中角栄と周恩来とが「棚上げ」で合意していた。この問題を棚上げにして両国の友好を推進、経済関係を強めようとしたわけだ。この問題を棚から引きずり下ろしたのが民主党の菅直人政権だった。

2010年9月、菅政権の時に海上保安庁は尖閣諸島付近で操業していた中国の漁船を取り締まり、漁船の船長を逮捕しているが、これは「日中漁業協定」を無視する行為。当然、海上保安庁は協定を熟知しているはず。海上保安庁は国土交通省の外局で、その当時の国土交通大臣は前原。大臣の意思がなければ不可能な行為だ。つまり、前原は田中と周による棚上げ合意を壊し、日本と中国との関係悪化を図ったのである。

実際、この逮捕で日本と中国との関係は悪化するが、2011年3月11日に東北の太平洋側で巨大地震が起こり、日本と中国の対立は緩和されそうになる。そうした雰囲気を消し去って関係悪化の方向へ戻したのが石原親子だ。

2011年12月に​石原伸晃​が「ハドソン研究所で講演、尖閣諸島を公的な管理下に置いて自衛隊を常駐させ、軍事予算を大きく増やすと発言した。この背後にはネオコンの大物でポール・ウォルフォウィッツの弟子にあたるI・ルイス・リビーがいたと言われている。リビーはハドソン研究所の上級副所長だった。さらに、2012年4月に石原伸晃の父親、​石原慎太郎​知事(当時)が「ヘリテージ財団」主催のシンポジウムで尖閣諸島の魚釣島、北小島、南児島を東京都が買い取る意向を示して中国との関係は決定的に悪くなる。安倍晋三もハドソン研究所と関係が深いが、そのつながりを築いたのもリビーだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/653.html#c1

[昼休み53] 釧路にだけは住んではいけない 中川隆
58. 中川隆[-6516] koaQ7Jey 2017年9月03日 21:00:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

遺体発見の中国人女性、日本を訪れる前にSNSに意味深な投稿 2017年8月31日 12時10分

30日、釧路市の海岸で発見された女性の遺体が、行方不明になっていた危秋潔さんのものと判明した。危さんが生前SNSに投稿した言葉の中に気になるものが見つかった。写真は危さん。

2017年8月30日、釧路市の海岸で発見された女性の遺体が、行方不明になっていた危秋潔(ウェイ・チウジエ)さんのものと判明した。危さんの死因は溺死ということだが、その死については自殺なのか他殺なのかを含めて謎が多い。そうした中、危さんが生前SNSに投稿した言葉の中に気になるものが見つかった。

27日朝に釧路市の海岸で発見された女性の遺体は、DNA鑑定の結果、危さんのものと分かった。危さんが札幌のゲストハウスに残した荷物から見つかった手紙には、

「ごめんなさい。これは別れの手紙です。27年間生きてきたけど、もう頑張っていくことはできません」

「星になってみんなを見守ります。みんなのことを愛しています」

などと自殺をにおわせる内容がつづられていたという。

一方、危さんの父親はこの手紙について、「娘の手紙かどうかはわからない」と話している。また、ゲストハウスを出る際に身なりを整えていたことから誰かに会いに行った可能性を指摘する声や、中国で苦労してやっと教師職が決まったのに自殺するのはおかしいという声も。

日本の一部メディアでは「パンを買ったという目撃情報があるが、自殺する人に食欲があったのか疑問」「自殺したとみられる現場は人があまり来ないところでこれまで自殺の例も聞いたことがない。遺体には飛び込んだ時にできるであろう外傷がない」など、不自然な点が指摘されている。

危さんは中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、小学校での実習の様子などをシェアし、ユーモアを交えた言葉でつづっているが、日本を訪れる前の6月下旬には

「人生は永遠に矛盾するもの。どんなに孤独でも友達は必要、友達がいても孤独は解決できない」

とつづり、7月上旬には

「シャワーを浴びて民宿のそばのブランコに。

耳には途切れることのない風の音、そして音楽も。

星もあなたの姿もないけれど、今はそれでも構わない。

このすべてを人生最後の輝きにしよう。時間を切り詰めて、無駄な時間を過ごそう」

と気になる言葉を残しており、この投稿にはネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
http://news.livedoor.com/article/detail/13546054/
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/451.html#c58

[昼休み53] 釧路にだけは住んではいけない 中川隆
59. 中川隆[-6515] koaQ7Jey 2017年9月03日 21:09:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国の大ヒット映画「狙った恋の落とし方。(中国語名:非誠勿擾)」のロケ地をめぐっているところで失踪か?


この映画では自殺未遂に終わっているが嫌なシーンだと感じて掲載(入水自殺は止めとけ・・・若い女性ならなおさらだ)

中国映画「狙った恋の落とし方。:非誠勿擾」予告編 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=GcQ276BlbEE

非诚勿扰 12 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WIw-fGjMT_k

今日、劇場でこの映画を観てきました。違和感なく単純に愉しめました。
都会の中国人の感覚というのは、全く現代日本人と似たところにあるんじゃないかしら。
MIUMIUさまが素敵なんですけれど登場シーンがすくないのですよねぇ。
でも一番グッときたのはグォ・ヨウが涙するところですよ。

「彼女が死んだのはあなたのせいよ」

____

馮小剛が、中国で海帰(ウミガメ)とも呼ばれる留学経験のある中年男性を主人公にしたラブコメディの正月映画。2008年の世界経済危機で、人々の疲弊した心に、誠実な心の大切さと、声援を送るために撮影したという。

映画後半の主舞台が日本の東北海道(釧路、阿寒湖、網走、厚岸、斜里、美幌)で、映画の大ヒットにより中国に北海道観光ブームを巻き起こした。


網走市 北浜駅、能取岬

厚岸町 国泰寺、厚岸道立自然公園

釧路市 炉端〜煉瓦、阿寒湖温泉、阿寒国立公園、ホテル〜鄙の座・鶴雅、炉端〜浜っ子、ANAクラウンプラザ釧路

弟子屈町 阿寒横断道路、屈斜路湖 

斜里町 キリスト兄弟団斜里教会、岩尾別温泉、斜里町立国保病院、国設知床野営場、知床国立公園

美幌町 美幌峠
https://matome.naver.jp/odai/2150164891357653001
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/451.html#c59

[昼休み53] 釧路にだけは住んではいけない 中川隆
60. 中川隆[-6514] koaQ7Jey 2017年9月03日 21:17:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国の映画に気になる内容
https://saisin-news.com/hokkaidou-yukuehumei-kisyuukitu/


家族へ感謝や別れを告げる内容の手紙が発見されたことで、ネット上では「中国の大ヒット映画のストーリーに似ている」という声も挙がっています。

その映画とは「非誠勿擾」という映画です。

「フェイチェン・ウーラオ」読むようで、日本語に訳すと「狙った恋の落とし方」になるようです。

この映画のあらすじは


米国に留学経験のある秦奮(チン・フェン)は、投資で大当たり。一晩で億万長者へとなった秦奮は、結婚相手を募集するため、自分のブログで募集広告を出したり、杭州、海南への旅に出たりする。

秦奮はその過程で、笑笑(シャオシャオ)という客室乗務員と知り合う。笑笑にはすでに不倫関係の恋人がいたのだが、想いを吹っ切るために、秦奮と日本の北海道旅行へ出かける事に。旅行中、道東の美しい大自然の中で、秦奮の誠実さに惹かれていく笑笑だったが、間もなく自殺未遂を犯す。

この映画のストーリーの中で、不倫関係の恋人がいた女性が北海道で自殺未遂を起こすというものがあります。

映画の自殺未遂の場所


出典:http://endia.net

映画の中で自殺未遂をするのですが、気になるのはその場所です。

不倫をしていた女性が自殺未遂を起こした場所というのが網走市にある「能取岬」という場所です。

この場所を地図で見ると南側に阿寒湖があります。
https://i0.wp.com/saisin-news.com/wp-content/uploads/2017/07/kisyuuketu.jpg?ssl=1
https://i2.wp.com/saisin-news.com/wp-content/uploads/2017/07/kisyuuketu2.jpg?ssl=1


経路にもよりますが、札幌から能取岬に移動する途中に阿寒湖があるのです。

ここからは推測になってしまいますが、仮に危秋潔さんがこの映画のストーリーを真似て能取岬を目指していた場合、1日で移動できず阿寒湖で予定にない宿泊をした可能性もあるのではないでしょうか。
https://saisin-news.com/hokkaidou-yukuehumei-kisyuukitu/


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/451.html#c60

[番外地7] 犬はなぜ飼い主を守るのか――科学的な理由を探る 中川隆
3. 中川隆[-6513] koaQ7Jey 2017年9月03日 22:15:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「泣けるほど感動」犬達が飼い主の命を助けた時の瞬間 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pTZNLoPIsA4
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/284.html#c3
[番外地7] 犬はなぜ飼い主を守るのか――科学的な理由を探る 中川隆
4. 中川隆[-6512] koaQ7Jey 2017年9月03日 22:17:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

人間の子供を必死で守るジャーマンシェパード犬たち - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tFKct2OEWzA
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/284.html#c4
[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
84. 中川隆[-6511] koaQ7Jey 2017年9月04日 02:12:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

中国資本による自衛隊基地周辺の土地買い占めが急激に進行…「見えない戦争」で安全保障上の危機高まる
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20428.html
2017.09.04 文=福田晃広/清談社 Business Journal

 2015年にユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた「爆買い」。訪日中国人観光客の旺盛な購買欲を表した言葉で、家電や医薬品などを大量購入する姿が各メディアで報じられた。

「爆買いは一息ついた」ともいわれるが、実際には北海道の土地にまで手が伸びているという。中国資本が北海道の広大な土地を買収している現状について、『爆買いされる日本の領土』(KADOKAWA)の著者で産経新聞社編集委員の宮本雅史氏に話を聞いた。

■水源地や自衛隊基地周辺を中国資本が爆買い…

 中国人観光客が大挙して北海道を訪れるようになったのは、北海道を舞台にした08年の中国映画『狙った恋の落とし方。』の大ヒットがきっかけといわれる。

 北海道有数の観光地であるニセコは、それまで外国人観光客といえばオーストラリア人やニュージーランド人がメインだった。しかし、近年では約6割を中国人が占めるという。そして、同時に始まったのが土地の爆買いだ。

「外国人に人気のあるニセコ周辺だけでなく、北海道の土地や不動産が、中国資本によってどんどん買収されているのです。観光施設だけでなく、農地、森林などの水源地、自衛隊基地周辺の土地、太陽光発電の用地なども買い占められており、その実態を知った住民たちが、ようやく危機感を持ち始めました」(宮本氏)

 ニセコ町は11年4月に「ニセコ町水道水源保護条例」を制定、そのあとを追うかたちで北海道が12年3月に「北海道水資源の保全に関する条例」を制定した。内容は、水源地がからむ土地を外国資本が購入する取引には事前の届け出が必要というものだ。しかし、これはあくまでも「条例」で法的な罰則がないため、状況はまったく変わっていない。

 そして、宮本氏が言うように、水源地だけでなく自衛隊基地周辺の土地も中国資本による買い占めの動きが北海道各所で見られる。

 すでに、滝川市の陸上自衛隊滝川駐屯地が一望できる山林を中国系企業が買収。ニセコ町の隣町である倶知安(くっちゃん)町の陸上自衛隊倶知安駐屯地に隣接する約100ヘクタール(東京ドーム21個分)の土地も、中国系企業に買収された。水源地と違い、自衛隊基地周辺の土地については規制する条例すら制定されていない。

■北海道には中国人専用ゴルフ場も

 ニセコ町と同じく羊蹄山麓に位置する喜茂別(きもべつ)町には、中国人による中国人のためのゴルフ場もあるという。

「その中国人専用のゴルフ場は、約210ヘクタール(東京ドーム45個分)を有する非常に広大なもの。中国人オーナーの知人の中国人富裕層が使っているようだが、実態は不明。当初は広大な別荘地を開発する計画もあったようだが、それも進んでいないようで、地元の人たちも不審に感じています」(同)

 15年末までの北海道庁のデータによれば、外国資本に買収された北海道全体の森林面積は1878ヘクタールに及び、東京ドーム約400個分。15年の買収取引としては全部で11件あり、国別で見ると、香港を含む中国が7件(91.1ヘクタール)、シンガポール1件(2ヘクタール)、英領バージン諸島2件(2.8ヘクタール)、オーストラリア1件(11ヘクタール)と、中国資本が突出している。

 この数字は水源地である森林の土地買収に限られ、中国資本が直接買収したものにすぎない。これ以外にも、中国と関係のある日本企業が買収しているケースや中国企業が日本企業を買収してそのまま不動産の所有権を引き継ぐ事例もあるため、実際はより多くの土地が「中国のもの」になっている可能性が高い。

「独自に調査を続けている専門家の話では、北海道で中国資本に買収された森林や農地などは推定7万ヘクタールにのぼり、JR山手線の内側全体の11倍以上の広さになるといいます」(同)

 さらに、宮本氏によれば、買収された不動産の2〜3割ほどは表向きの用途とは別の意図がある可能性が高いという。大規模な不動産買収には、背後に組織的な動きがあると思われる上、永住権取得のための個人的な不動産買収などグレーなケースも多い。

■「外国資本の土地買収は“武器を持たない戦争”」

 とはいえ、何より問題なのは、こうした中国をはじめとする外国資本による土地買収が、現状では「合法的な行為」であることだろう。

「そもそも日本以外の国では、外国資本がよその国で土地や不動産を買収する際には、規制する法律が設けられていることが多い。なぜなら、土地や不動産は国にとって重要な資産であり、基本的に自国民の所有物という意識があるからです」(同)

 たとえば、中国、ベトナム、タイ、インドネシアなどでは外国人の土地所有が原則不可だという。

 確かに、日本にも「外国人土地法」という法律があり、第1条で「その外国人・外国法人が属する国が制限している内容と同様の制限を政令によってかけることができる」と定めている。これを適用すれば、日本も中国人に対して同様のルールを課すことは法的には可能だ。

 ところが、宮本氏によると、これまで土地規制に関する政令が制定されたことは一度もないという。

「外国資本による土地買収は『武器を持たない戦争』といえる事態。にもかかわらず、危機感を持つ官僚や政治家があまりにも少なすぎます。政府主導で外国資本に対する法整備やルールづくりを急いで進めなければ、取り返しのつかない事態になるでしょう」(同)

 政府が速やかに動けば、現状の野放し状態を規制するのは決して困難なことではない。今、日本に求められているのは、現状認識および買収対策を早急に講じることだろう。北海道が中国の32番目の省になってからでは、遅いのである。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c84

[政治・選挙・NHK231] <望月記者、日本との違いに愕然> 「ホワイトハウス会見、政権が記者やメディアを攻撃し始めたときに、記者たちが瞬時に団結」 赤かぶ
1. 中川隆[-6510] koaQ7Jey 2017年9月04日 03:55:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本では自国のマスコミを信頼できないと批判する際、欧米の有力メディアを褒め称える人がいる。言論の自由を守っているというわけだが、これは戯言。言論弾圧はアメリカが先行している。ただ、そうした弾圧に抵抗するジャーナリストが日本よりいるというだけのことだ。

2017.08.01 偽報道で世界の軍事的緊張を高めた西側の有力メディアとCIAとの関係を暴いた本が市場から消えた


西側メディアはCIAにコントロールされている。その実態を明らかにした本をフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の元編集者、ウド・ウルフコテがドイツで出したのは2014年2月のことだった。それから3年を経た今年5月、英語版が出版されたはずだが、事実上、流通していない。どこからか出版社のネクスト・レバレイション・プレスに圧力をかけたのだろうと話題になっている。


ウルフコテは本を出す前から有力メディアとCIAとの関係を告発していた。彼によると、ジャーナリストとして過ごした25年の間に教わったことは、嘘をつき、裏切り、人びとに真実を知らせないこと。ドイツだけでなく多くの国のジャーナリストがCIAに買収され、最近では人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開、人びとをロシアとの戦争へと導き、引き返すことのできない地点にさしかかっていることに危機感を抱いたという。今年1月、心臓発作によって56歳で死ぬまで警鐘を鳴らし続けていた。

CIAが情報をコントロールするためのプロジェクトをスタートさせたのは第2次世界大戦が終わって間もない1948年頃のことである。いわゆるモッキンバードだが、その中心にいた人物はアレン・ダレス、フランク・ウィズナー、リチャード・ヘルムズという破壊活動を指揮していた大物やワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハム。その妻はウォーターゲート事件で有名になったキャサリン・グラハム。この女性の実父は世界銀行の初代総裁、ユージン・メイヤーだ。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

1963年になるとフィリップとキャサリンの関係は破綻、フィリップは家を出て友人には離婚すると語っていたという。再婚の準備も進めていたようだが、「鬱病」のため自宅へ戻り、チェスナット・ロッジ(精神科病院)へ入院、躁鬱病(双極性障害)と診断された。1963年8月に一時退院するが、その時に自殺したとされている。ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺される3カ月前の出来事だ。ちなみに、この病院はCIAのマインド・コントロール・プロジェクトMKULTRAと密接な関係にあるとされている。

フィリップに替わって社主になったのがキャサリン。ウォーターゲート事件を指揮することになるが、その取材で中心的な役割を果たしたのは若手記者だったカール・バーンスタインとボブ・ウッドワード。ウッドワードは海軍の元情報将校だ。

ウォーターゲート事件でリチャード・ニクソン大統領が辞任した3年後の1977年、バーンスタインはワシントン・ポスト紙を辞め、その直後に「CIAとメディア」という記事をローリング・ストーン誌に書いている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

それによると、その時点までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上。そのうち200名から250名が記者や編集者など現場のジャーナリストで、残りは、出版社、業界向け出版業者、ニューズレターで働いていた。1950年から66年にかけて、ニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供しているとCIAの高官は語ったという。

CIAの仕事をしていたジャーナリストは400名以上だというが、そのうちCIAとの秘密合意に署名しているか、雇用されているジャーナリストは200名以上。残りは本人がCIAに操られていることに気づいていないか、単なる協力者だということだろう。

こうしたCIAと有力メディアとの緊密な関係が露見した1970年代からメディアに対する管理が強化される。経営に対する規制の緩和はそうした言論弾圧の一環。その後、気骨あるジャーナリストは排除されてきた。当然、日本もアメリカの政策に従っている。

日本では自国のマスコミを信頼できないと批判する際、欧米の有力メディアを褒め称える人がいる。言論の自由を守っているというわけだが、これは戯言。言論弾圧はアメリカが先行している。ただ、そうした弾圧に抵抗するジャーナリストが日本よりいるというだけのことだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708010001/


アメリカや日本の支配層にとって都合の悪い情報を西側の大手メディアは伝えようとしません。
1988年にノーム・チョムスキーとエドワード・ハーマンは「Manufacturing Consent(同意の製造)」という本を出し、メディアはプロパガンダ機関にすぎないと主張しましたが、そうした傾向は強まり続け、今では「報道」の中から事実を見つけ出すことが困難なほどです。日本のマスコミは当然ですが、そうしたアメリカの有力メディアに情報を頼ることもできないのです。

フランクリン・ルーズベルトやジョン・F・ケネディのように、巨大資本から目障りだと思われる人物がアメリカ大統領に就任したことはありますが、この国の政治、経済、軍事は基本的にウォール街を拠点とする巨大資本が支配してきました。そのネットワークを最近では深層国家(Deep State)と呼ぶ人もいます。

アメリカは「自由と民主主義」の国であり、「言論の自由」が保障されていると信じている日本人もいるようですが、そうした妄想を抱いていない日本人もいます。例えば、幸徳秋水はそうでした。

彼は1901年に『廿世紀之怪物 帝国主義』を発表しましたが、その中でアメリカのキューバ侵略が取り上げられ、「それ他の人民の意思に反して、武力暴力をもって弾圧し、その地を奪い富を掠めんとす」と指摘しています。また幸徳はアメリカの軍事介入について「初め自由と人権とを呼号し、忽ち変じて国家生存の必要に藉口す」とも書いています。自由や人権を口実にして侵略を始めるアメリカ支配層の行動パターンは今でも変化していません。そうした行為は「切取強盗の所行にあらざるや」とも幸徳は書いていますが、全くその通りです。

そうした切り取り強盗団が「自由と民主主義」の象徴であるかのように信じる日本人が少なくないようですが、そう信じさせる仕組みが教育と報道です。

支配層は被支配者を教育で洗脳し、メディアを使って支配層が望む方向へ誘導していくのですが、その先には地獄が待ち受けています。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708210001/
 


2017年08月27日 ニュースは最初からフェイクだった


新聞は書き手にとって都合が良い事だけを書き、人々の対立を煽ってきた
引用:http://barnessite.weebly.com/uploads/1/3/1/4/13141100/951411743.jpg


世界は偽ニュースに汚染された

現代の世界ではフェイク(偽)ニュースが飛び交っていて、欧米や日本では選挙や政治を左右するほどになっています。

アメリカではトランプ大統領を巡って双方が偽ニュースを発信し合い、伝統的な大手メディアまで参戦しています。

ワシントンポスト、NYT、CNN、フェイスブックなどもフェイクニュースを配信していました。


大手メディアはすぐにばれる嘘よりも、「一方的で偏ったニュースだけを放送する」という手段を好みます。

例えばフェイスブックは大統領選挙期間中「共和党に都合が良いニュースは配信するな」という指示をニュース選択部門に出していました。

期間中FBのニュースでは「共和党また不祥事」「民主党がリード」という記事だけが配信され、反対の記事は掲載されませんでした。


日本のテレビや大新聞も全部これをやっていて、自分が反対する政党やグループには悪い記事だけを流し、良い記事は掲載しません。

受信料を強制徴収しているNHKですら、はっきりと中国に都合が良い報道だけをし、中国に都合が悪いニュースは放送しません。

フジテレビは「韓流騒動」の頃、韓国に都合が良いニュースだけを流し、日本については悪いニュースだけを流し続けました。


例えばフジテレビのフィギュアスケート番組では、日本の選手については転倒した場面だけを繰り返し流し、韓国選手は成功した場面だけ放送していました。

欧州でも同じで、イギリスのEU離脱国民投票のとき、賛成反対双方が偽ニュースを流し、結果は離脱に決まったが非常に後味が悪いものになった。

フランスの大統領選挙も偽ニュースでの叩きあいに終始し、結果はマクロンが勝ったが、フランス国民は「なぜこの男に投票してしまったのだろう」と自問しているようです。


新聞の始まりはフェイク

こんな世界になってしまったのはインターネットが普及して、個人が偽ニュースを配信し、影響力を持つようになったからでした。

2011年の東日本大震災で、既存の大メディアの情報を人々が信じなくなり、ネットの「まとめサイト」が大ブームになりました。

まとめサイトの情報源は玉石混合で、新聞社のサイトをソースにする事が多かったが、個人が書いた記事も多かった。


ネット世界に対抗するように、テレビや新聞、大手メディアも自分に都合が良いフェイクニュースを流しだしました。

こうして世界は大混乱に陥っているのですが、「では偽ニュースが飛び交う前は『正しい情報』だったのか」という疑問が沸きます。

日本では数十年間信じられていた従軍慰安婦が、朝日新聞社による捏造だったのが判明しました。


同じように南京事件、731部隊、東京裁判、関東大震災の朝鮮人襲撃などが、次々に「偽ニュース」ではないかと疑惑をもたれています。

反対に新聞やテレビはアメリカ軍やソ連、中国に都合が悪い事は70年間隠し続け、あたかも日本人が一方的な悪者だったかのように報道してきました。

アメリカや英米、ドイツなどでもこうした捏造は数十年間続けられていて、既存の大手メディア全てが加担していました。


するとメディアは昨日今日フェイクになったのではなく、少なくとも70年前からフェイクニュースを配信し続けていたのです。

さらに戦前に遡っても、各国の新聞社はそれぞれ好き勝手な嘘を報道していて、アメリカなどは偽ニュースによって、日本人への憎悪を国民に植え付けていました。

ニュースの始まりは新聞ですが、その始まりは欧州では1600年ごろの英仏独で始まり、最初から自分に都合が良い記事だけを掲載していました。


最初の記録もフェイク

考えてみれば自分に都合が悪い記事など書く人はいないので、最初からニュースはフェイクだったのです。

フランス革命では新聞による偽ニュースで市民の怒りを煽り、王妃マリー・アントワネットが『パンが無ければケーキを食べなさいよ』と言ったなどがでっち上げられた。

王家や貴族の贅沢な暮らしぶりは誇張され、革命家たちの冷酷さは一言も記事にしませんでした。


フランス革命は美化されていますが、実際の事実だけを検証すると、テロリストが民衆を操って暴動を起こし、大量の人をしなせたに過ぎません。

だがこれが才能有る芸術家によって文章や絵画になると、崇高で美しい出来事に思えてくるのです。

日本でも1600年代から「かわら版」が始まりましたが、読み物としての面白さが重視されていて、事実かどうかは後回しでした。


各国で最初のニュース報道は聖書や古事記のような宗教書で、古くからの伝承を記録したものと言われています。

文字が発明されるまでは口頭で伝えるしかなかったので伝承は重要であり、何かの出来事を伝えようとした痕跡が見られます。

伝承は多くの人に「伝言ゲーム」のように伝えるため、記録性より大げさで覚えやすい事が重視されます。


「紅海を渡った」よりも「モーゼは海を割った」のほうが覚えやすいしドラマチックで注目を集めやすいという事です。

皆既日食や天候不順と言うより「アマテラスが岩戸に隠れて太陽が消えた」の方が伝えやすいのです。

もちろん伝承を伝える人に都合が悪い事は伝えなかった筈で、このように考えるとニュースは最初からフェイクだったとも言えます。
http://www.thutmosev.com/archives/72323299.html.

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/676.html#c1

[政治・選挙・NHK231] <望月記者、日本との違いに愕然> 「ホワイトハウス会見、政権が記者やメディアを攻撃し始めたときに、記者たちが瞬時に団結」 赤かぶ
2. 中川隆[-6509] koaQ7Jey 2017年9月04日 03:59:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

CIAは安部を引き降ろそうとしている

東京新聞、望月記者は CIA の手先なのさ
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/676.html#c2

[近代史02] 小泉純一郎_その人気の秘密 中川隆
16. 中川隆[-6508] koaQ7Jey 2017年9月04日 04:06:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

貧しいほど独裁求める? 英研究チームが発表 世界で調査  朝日新聞


 経済的に不安定な人は、他人の言うことに耳を傾けない独裁的な政治家を支持しがちになる――。英国の研究チームが、世界の14万人へのアンケートを分析した論文を、米科学アカデミー紀要に発表した。

 チームは2016年の大統領選を前にした米国の750人を調査。トランプ氏はクリントン氏より「独裁的」とみる人が多く、貧困率や失業率が高い地域に住んでいる人ほど、トランプ氏に投票すると答えた。

 米国以外でも同じかどうかを確かめるため、69カ国の13万8千人を調べた。失業率が高い地域の人ほど、「議会や選挙を気にしなくてもいい強い指導者」を好んだ。「人生を自分でどれだけコントロールできているか」を自己評価した点数が低い人ほど、強い指導者を求めていた。

 チームはこの結果について、「世界の有権者が独裁的な指導者を選び続けるわけを説明するものだ」と考察している。(小宮山亮磨)

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/303.html#c16

[近代史02] 命を賭して悪の帝国と闘ったサダム・フセイン (小沢先生もこれ位カッコ良ければなあ) 中川隆
66. 中川隆[-6507] koaQ7Jey 2017年9月04日 04:06:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

貧しいほど独裁求める? 英研究チームが発表 世界で調査  朝日新聞


 経済的に不安定な人は、他人の言うことに耳を傾けない独裁的な政治家を支持しがちになる――。英国の研究チームが、世界の14万人へのアンケートを分析した論文を、米科学アカデミー紀要に発表した。
 チームは2016年の大統領選を前にした米国の750人を調査。トランプ氏はクリントン氏より「独裁的」とみる人が多く、貧困率や失業率が高い地域に住んでいる人ほど、トランプ氏に投票すると答えた。

 米国以外でも同じかどうかを確かめるため、69カ国の13万8千人を調べた。失業率が高い地域の人ほど、「議会や選挙を気にしなくてもいい強い指導者」を好んだ。「人生を自分でどれだけコントロールできているか」を自己評価した点数が低い人ほど、強い指導者を求めていた。

 チームはこの結果について、「世界の有権者が独裁的な指導者を選び続けるわけを説明するものだ」と考察している。(小宮山亮磨)

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c66

[番外地6] 米ネオコンとは? 中川隆
25. 中川隆[-6508] koaQ7Jey 2017年9月04日 04:47:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.03
BRICSの会議や露国主催のEEFが開かれる直前、FBIが露領事館に押し入るタイミングで朝鮮が核実験


ICBMへ搭載できる水爆の開発に成功したとしていた朝鮮は9月3日、​水爆の爆破実験​に成功したと発表した。日本のマスコミは大騒ぎで、政府は軍事力の増強、治安体制の強化に利用しようとしている。9月4日から5日に中国の厦門で開かれるBRICSの会議、9月6日から7日にかけてロシアのウラジオストックで開かれるEEF(東方経済フォーラム)を意識している可能性は高い。EEFでは340億ドルを超す商取引が成立するとされている。

ところで、ビル・クリントン政権の第2期目からバラク・オバマ政権に至るまで、アメリカは侵略戦争を繰り返してきた。2001年9月11日の出来事はそうした動きを加速、今ではロシアや中国と核戦争も辞さないという姿勢を見せている。

そうした好戦的な政策に反発した人々の声がドナルド・トランプを大統領にする大きな要因になったが、トランプに対する攻撃は大統領就任前から続いている。アル・カイダ系武装集団を使った侵略に批判的だったマイケル・フリン前DIA局長をトランプ大統領は国家安全保障補佐官に据えたが、政権が誕生して間もない2017年2月に追い出され、最近では朝鮮半島の核問題で「軍事的な解決はない。忘れろ」と発言していたステファン・バノンも首席戦略官を辞めさせられた。

しかし、世界的に見るとアメリカ支配層の好戦的な政策に反対する人はいて、例えば、韓国の文在寅大統領は朝鮮半島での戦争を許さないという姿勢を鮮明にしていた。韓国政府は中国やロシアへ接近しているが、その中国やロシアも朝鮮のミサイル発射や核実験には反対している。つまり、今回の実験を最も喜んでいるのは東アジアの軍事的な緊張を高めたがっているアメリカであり、そのアメリカの属国である日本のマスコミは、はしゃいでいる。

アメリカが世界制覇に向かい、暴走を始めたのは1992年の初頭。1991年12月に西側支配層はボリス・エリツィンを使ってソ連を消滅させることに成功、その後はエリツィンを操ってロシアの資産を搾り取り始めたのだが、その段階でネオコンはアメリカが唯一の超大国になったと考え、イラク、シリア、イランといった国々を軍事的に屈服させようとしている。

その計画がウォルフォウィッツ・ドクトリンだが、それは21世紀に入ってウラジミル・プーチンがロシアを再独立させたことで破綻する。そこで、中東や北アフリカを侵略する一方、ロシアや中国に対する経済戦争、外交戦争、宣伝戦争、あるいは軍事力を使った恫喝につながった。

そうした対中露戦争の一環として、アメリカ国務省は8月31日、サンフランシスコのロシア領事館とワシントンDCやニューヨーク市にある関連施設から9月2日までに立ち退くように命令、その領事館や館員の自宅をFBIなど当局が捜索すると発表した。40時間足らずで明け渡せということ。明らかに敵対的な挑発行為だ。

バラク・オバマ政権の時代からアメリカではネオコンなど好戦的な勢力が有力メディアと手を組んで反ロシア・プロパガンダを続けてきた。トランプを当選させるために選挙へ介入したという主張が中心だが、その証拠は全く示されていない。民主党の電子メールをハッキングしたとも主張しているが、この場合、証拠は内部からのリークだったことを示している。

本ブログでは何度も書いているように、ロシアや中国に恫喝は通じない。中東への侵略は破壊と殺戮をもたらしたが、アメリカの支配力は弱まっている。そのため、軍隊を入れ、力で押さえつけるしかないのだが、それも機能していない。アメリカと同盟関係にあるイスラエルやサウジアラビアも揺らいでいる。現在、アメリカ支配層の思惑通りに動いているのは日本と朝鮮くらいだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709030001/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/751.html#c25

[番外地6] グローバリズムの世界 中川隆
62. 中川隆[-6507] koaQ7Jey 2017年9月04日 04:51:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017-09-04 人類を殺し合いに向かわせる対立がミャンマーを覆い尽くす


ミャンマーで地獄が出現している。イスラム少数民族ロヒンギャ族による衝突と弾圧の話だ。

仏教国ミャンマーで、隣国バングラデシュから流れて定着したロヒンギャ族はイスラム教徒である上に肌の色が黒く明らかに異質な民族であった。

2012年、西部ラカイン州でこのロヒンギャの若者がミャンマー人の女性をレイプしたことから端を発した対立と衝突はどんどんエスカレートして、政府が非常事態宣言を発令する騒ぎとなった。

(ミャンマー非常事態宣言。宗教対立、レイプ報復、虐殺、放火)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20120611T1346450900.html


以後、対立は沈静化するどころかエスカレートする方向に進み、ミャンマー全土で激しいロヒンギャ排除の実力行使が進んでいくようになった。

この流れの中で、ロヒンギャ族は「イスラム教徒が差別されている」と外国に向けて宣伝し、国外から武装勢力をミャンマー国内に呼び寄せて対抗するようになった。そして、殺し合いが殺し合いを生む事態となっている。

2017年8月25日以後、再び西部ラカイン州でロヒンギャ族の武装組織とミャンマー人の衝突が激化し、治安当局とも激しい戦闘を繰り広げるようになっていった。

ミャンマーの中で憎悪がどこまでもエスカレート

ミャンマー人とロヒンギャ族は、すでに互いに深い民族憎悪と暴力にまみれた。もう和解は不可能だ。互いに相手を罵り合って憎悪を剥き出しにして対立し、実際に双方に死者を出している。

この憎悪はどこまでもエスカレートする。

ロヒンギャ族は「自分たちは差別されている、イスラム教徒が差別されている、ミャンマー人は差別主義者だ」と全世界に宣伝している。

グローバル・メディアもそれを取り上げてミャンマーで差別主義が台頭していると書く。それもまた温厚なミャンマー人を激怒させている。

別にミャンマー人は差別主義者でも何でもないし、信心深く根が優しい人が多い。伝統を守り、今も敬虔である。

その人たちをロヒンギャ族は全世界に向けて「差別主義者」と罵って、外部から武装組織を引き寄せて衝突を大規模にしているのでミャンマー人は怒り心頭に発している。

もっとも、ミャンマー軍もまた強硬で軍事政権時代からの名残りで少数民族に対する弾圧は激しく暴力的な側面も持つ。互いに一歩も引かない。

だから、暴力が暴力を呼ぶ展開となっており、ロヒンギャ族の武装組織はここ1ヶ月で400人の死者を出す事態と化した。

また、ミャンマー全土でロヒンギャ族の住む村などは焼き打ちにあって、多くが難民となって隣国に流れ出るようになっている。焼かれた家屋は2600棟にのぼると国連は推定している。

ロヒンギャ族は「ミャンマー人がロヒンギャ族を襲って我々の家屋を放火している」というのだが、ミャンマー軍はこれを真っ向から否定していて「ロヒンギャ族の武装組織が逆にロヒンギャ族の家屋に火を付けて回っている」と主張する。

なぜか。

「自分たちは差別されている、イスラム教徒が差別されている、ミャンマー人は差別主義者だ」と喧伝するためだとミャンマー軍は言う。

つまり、ロヒンギャ族は自分たちが被害者の側に回ってミャンマー政府を国連やグローバル・メディアを使って攻撃させ、さらに全世界の武装組織を呼び寄せるためにそうしているのだとミャンマー軍は主張している。

ロヒンギャ族とはまるで逆の見解である。


突き詰めれば、人種対立・宗教対立・領土対立だ

ロヒンギャ族はまたラカインの衝突で、「ロヒンギャ族は3日間で3000人殺された」と主張した。

これをロイターやローカル紙が記事にしているのだが、これについてもミャンマー軍は激しく否定して「ロヒンギャ族の流している意図的なフェイクニュースである」と断言している。

どちらが正しいのかは、誰にも分からない。

恐らくどちらも大規模衝突を自分たちの都合の良い解釈をして発表しているので、双方の発表が事実と違っていたとしてもまったく驚きではない。

ミャンマーで起きている出来事は数字を含めてすべて裏付けできないものであり、その真相はニュースを見ても分からない状況になってしまっている。

第三者の現地調査がないので、衝突の細かい経緯や死者数や双方の主張のどちらが正しいかを推し測ることはできない。

しかし、分かることもある。それは、ロヒンギャ族の排斥の問題が実際に起きており、大規模な衝突と対立と虐殺も発生しており、それが収束する気配はまったくなく、憎悪がより深まっているということだ。

そしてミャンマーのロヒンギャ族に対する問題というのは、突き詰めれば、人種対立・宗教対立・領土対立であるということに気付かなければならない。

これは、スリランカ国内で起きていたタミル人とシンハラ人の対立と同じものだ。

(全世界が無関心。スリランカで起きた女性兵士皆殺しの現場)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20130507T0412230900.html


あるいは東ティモールで起きていたティモール人とインドネシア人の対立とまったく同じものだ。

(東ティモールの、拷問やレイプで死んだ女性は闇に消された)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20130621T2357360900.html

それぞれの地区で人種対立・宗教対立・領土対立があって、そのどれもが血まみれの虐殺に向かっていた。


無理やりそれを融合させると対立と衝突が生まれる

ドナルド・トランプ大統領の登場で、アメリカでは再び白人と有色人種の人種対立、あるいはキリスト教徒とイスラム教徒の宗教対立が生まれている。

今までアメリカは人種差別は克服されたように思われていたが、実はそうではなかったことが露呈した。それは沈静化していただけで、融和したわけではなかったのである。

EU(欧州連合)でも、大量の移民・難民を受け入れるようになってから、国内で激しい反撥が起きて保守派が急激に台頭するようになった。

欧州に入り込んだ移民の多くはイスラム教徒であったので、国内で人種対立と共に宗教対立も生まれるようになっている。

「郷に入れば郷に従え」がうまくできないと対立と排斥が生まれ、それが差別意識につながり、それが民族憎悪につながり、最後には大規模衝突と化す。

EUでしばしば起きているイスラム過激派のテロは、ほとんどが現地の貧しい移民が過激思想に感化されて引き起こしているのだが、その根底にはうまく現地に溶け込めずに憎悪に飲まれた若者の存在がある。

結局のところ、最初にカネの流れをグローバル化して、次にモノの流れをグローバル化して、最後にヒトの流れをグローバル化しようとしたところで、グローバル化は問題を引き起こすことになった。

今まで違った人種・文化・宗教は大きく混じり合わなかったから問題を起こさなかっただけで、無理やりそれを融合させると対立と衝突が生まれるということを現代人は甘く見ていたのかもしれない。

それが世界のあちこちで起きており、先鋭化している。

そのような目でミャンマーのロヒンギャ族問題を見ると、これは決してミャンマーという国の地域だけで起きている「特殊な事件」ではないことが分かるはずだ。

人種対立・宗教対立・領土対立という人類を殺し合いに向かわせる社会現象がそこにあり、ミャンマーを覆い尽くしている。

ミャンマーのロヒンギャ族排斥に抗議デモをする人たちはアジア全土で広がっている。ミャンマーのロヒンギャ問題は、人種対立・宗教対立・領土対立という人類を殺し合いに向かわせる社会現象のすべてを持ち合わせている。
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20170904T0207510900.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c62

[経世済民123] 経済成長のない社会はゼロ金利になる(ひょう吉の疑問) 赤かぶ
2. 中川隆[-6506] koaQ7Jey 2017年9月04日 05:17:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
この人は経済が全然わかってないんだな


メキシコやアルゼンチン、トルコなどの通貨は高金利ですが、これらの通貨は保有していると必ず値下がりします。

これらの国々は経済が不安定だからお金がなく、外国から借金するのに高い金利を払わないと借りれないからです。

手っ取り早く言うと不安定通貨の国で金利10%だとしたら、その国は確実に毎年10%以上通貨が下落します。


「金利が高い」のは信用が低いのと同義語であり、金利0.25%の通貨に対して金利3%の通貨は、必ず下落します。

FRBの米金利は2015年まで0.25%でしたが、利上げによって現在は1.25%、これからも利上げするので0.10%の日本と差が開いていきます。

利上げ直後には短期的には金利収入を得ようとする資金でドル高になるが、その後はジリジリとドル安になります。


世界一信用が高い円

通貨が上下するもう一つの大きな要因は国際収支で、貿易黒字(赤字)と言ったほうがわかり易いと思います。

物やサービスの売買が貿易収支で、それに投資や海外生産なども加えたのが国際収支(経常収支)です。

日本は最近ようやく貿易収支が黒字定着し、国際収支は以前から黒字だったので、ますます国際取引で儲けています。


逆にアメリカは貿易赤字で国際収支も赤字なので「ざまあみろアメリカ野郎」と言いたい所ですが、そうは行かないのです。

貿易や海外投資で日本が儲けた金は、多くは現地で再投資されますが、一部はいつかは日本に戻ってきます。

アメリカが赤字で日本が黒字なら、その分は毎年ドルから円に交換されて、ジワジワと円高圧力が高まります。


すなわち日本が貿易などで儲ければ儲けるほど、将来確実に円高になるのです。

これが貿易のパラドックスで、もし貿易などで儲けたいなら、その分貿易赤字でバランスを取らないと、超円高で輸出できなくなります。

仮に自動車を1兆円輸出するなら、何か別な物を1兆円輸入して収支を同じにしないと、将来急激な円高を招くでしょう。


世界一の投資会社、別名「世界や○ざ」ゴールドマン・サックスは7月に「円は世界で最も安全な通貨」だと評価していました。

2007年から16年まで、世界金融危機や東日本大震災を含む機関、円が最も安全な通貨だったと分析した。

すなわちアメリカや世界で経済危機が深刻化するほど円は値上がりし、円さえ買っておけば資産の目減りは防げた。


えらく信用されているが、彼らに信用されるほど経済危機で円が買われ、突発的な超円高になりやすい。

もし今後リーマンショック級の経済危機が起きたら、1ドル60円の攻防になるかも知れません。


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/491.html#c2

[政治・選挙・NHK231] 小沢一郎さんに聞いてみた「野党って何ですか?」「政界再編は?」(withnews(ウィズニュース)) 赤かぶ
1. 中川隆[-6505] koaQ7Jey 2017年9月04日 05:43:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

小沢にロスチャイルドが指示したのは日本に中国人移民を二億人入れる事

もう中国は人間が住めない国になってしまったからどうしても日本に中国人を最低でも5億人は受け入れさせないと困るんだな。

子供手当てと外国人参政権と道州制はそのためにどうしても必要なんだな。

取り合えず中国人移民を1000万人入れれば、家族を呼び寄せてすぐに3000万人になる。

子供手当てを貰って一家庭当たり子供を10人づつ作ればすぐに二億人まで増える。

日本の農業が壊滅すれば、東京以外のブロックは中国人しか住まないから、外国人参政権を認めれば政治家も中国人ばかりになる。

独立運動が起きると殆んどの州は中国小日本省になる。

独立したら更に中国人を数億人呼び寄せられる。


小沢が何故中国と朝鮮ばかり重視しているかわかるだろ。


50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e


そもそも小沢と民主党は、マニフェストを前面に打ち出して2009年に政権の座についたのに、そのマニフェストはまったく実行されなかった。「マニフェストは国民との契約」と言っていたにもっかかわらずそうなのである。

国債を発行しないも嘘だった。増税しないも嘘だった。高速道路無料化も嘘だった。最低賃金を上げるも嘘だった。埋蔵金を発掘して財源とするというのも嘘だった。天下りを許さないというのも嘘だった。暫定税率を廃止するというのも嘘だった。内需拡大して景気回復するというのも嘘だった。ガソリン税廃止するというのも嘘だった。

それでいて、朝鮮人学校無償化、人権侵害救済法案、外国人住民基本法、夫婦別姓、外国人地方参政権等には真剣に取り組み、野田佳彦に至っては福島復興をおざなりにしながら2011年10月19日には韓国との通貨スワップを5兆円に拡大していた。

小沢の様な日本をないがしろにして売国する政治家に国民は我慢の限界に達しており、2012年12月の解散総選挙で民主党は政権の座から転落した。


2009年から2012年まで小沢・鳩山と民主党が仕掛けていた異常なまでの円高によって日本の株価は低迷を余儀なくされていたが、これは安倍政権になってから是正されてやっと株価も上昇するようになり、日本は最悪期を脱した。

民主党政権が存在していなかったら異常な円高はなかったわけで、リーマン・ショックによる株価の落ち込みも早期に回復し、日本の景気も早い段階で立ち直っていたはずだ。

しかし、この小沢・鳩山と民主党政権の地獄の3年間で日本の雇用は大幅に失われ、活力も失われ、株価も回復せず、景気も落ち込んだままだった。

小沢・鳩山と民主党のせいで、中国や韓国に技術も国富も毟り取られ、国内の重要機関も乗っ取られ、日本という国の対外的な信頼も地位も失われ、日本は崩壊寸前となってしまっていた。

小沢・鳩山と民主党の「円高放置政策」が日本経済を駄目にした元凶だったのだが、売国政党である民主党がこの失策を日本国民に謝罪したことは一切ない。


日本の本来の国力以上に、円は強くなりすぎていた

ところで、円高については本来であれば1990年代のバブル崩壊時に是正されて然るべきだったが、そうならなかった。日本はバブル崩壊して国の実力が落ちたのだから、本来は円安になるべきだったのである。

にも関わらず、円だけはずっと円高を志向しており、日本の本来の国力以上に円は強くなりすぎていた。

だから、日本の輸出企業は海外で価格競争力を喪失し、中国や韓国に工場を作るしかなくなり、そのせいで雇用ばかりか技術も盗まれて、日本企業が一気に衰退するきっかけとなった。

中国・韓国の台頭は、日本企業の技術が盗み放題だった1990年代から2000年代に起きていた。

当時の日本企業は、国内に設備投資すれば円高で価格競争力に負け、国外に設備投資すれば技術を盗まれて価格競争力に負けるという状況に陥っていたのだ。

そのせいで日本の衰退は止まらなかったが、にも関わらず円高は加速していった。

円高で日本が苦しんでいると知った小沢と民主党政権は、日本破壊を成し遂げようとでも思ったのか、アクセルを踏んで円高に向かわせたのだった。

小沢・鳩山と民主党はマスコミでも円高誘導を行い、お抱えのジャーナリストには「円は50円になる」「円は10円になる」「円高で日本は復活する」と叫ばせて、日本の経営者を絶望させることさえもしていた。

日本の銀行や保険会社や郵政が、馬鹿のひとつ覚えのように日本国債を買い支えたので、それも円の下落を防いで円高を促す原因にもなった。

安倍政権によってやっと金融緩和が行われて円安になっていったが、これがなければ日本企業は完全に息の根を止められていたことになる。日本は間一髪で助かった
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/678.html#c1

[政治・選挙・NHK231] 2017.09.04  前原新代表選出で民進党はどうなる、野党再編か野党共闘か(リベラル21) gataro
1. 中川隆[-6516] koaQ7Jey 2017年9月04日 09:45:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
米支配層の意向に沿い、前原を党代表に選ぶ民進党の厚顔無恥
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/

前原誠司が民進党の代表に選ばれたそうだ。
野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。

こうした人物を党代表にしたり幹事長にする政党が庶民の利益を考えているわけがない。有権者もその程度のことは理解しているだろう。

前原は鳩山由起夫内閣と菅直人内閣で国土交通大臣(2009年9月〜10年9月)、菅内閣で外務大臣(2010年9月〜11年3月)などを、野田は菅内閣で財務大臣(2010年6月〜11年9月)、そして内閣総理大臣(2011年9月〜12年12月)を務めた。2011年12月に野田は炉心溶融という大事故を引き起こし、全く機能していない東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が冷温停止状態を達成したという戯言を主張、11年12月には内閣総辞職して安倍晋三政権誕生への道を作った。その間、菅直人政権はTPPへの参加を、また野田政権は消費税増税を打ち出している。いずれも弱者から搾り取り、強者を裕福にする政策で、日米の支配層が望んでいたものだ。

1991年12月にソ連が消滅、西側支配層の傀儡、ボリス・エリツィンがロシア大統領として新自由主義経済を導入、ロシア国民の資産を西側巨大資本とその手先が略奪する手助けをするようになると、中国脅威論が唱えられ始めた。国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室長を務めていたアンドリュー・マーシャルが発信源だ。

マーシャルは中国の地対地ミサイルなどが東アジアの基地や空母にとって脅威になるとしてミサイル防衛の必要性を強調、中国脅威論を主張した。ジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドが軍再編の見直しを任せた人物はこのマーシャルである。

冷戦時代、マーシャルはソ連脅威論を主張、それを正当化するために偽情報を流していたのがCIA内に設置され、ジョージ・H・W・ブッシュが長官だった時期に活動したチームB(あるいはBチーム)。このチームの中心には後にネオコンと呼ばれる人物がいた。

中国を締め上げる最前線は言うまでもなく日本。両国の間には尖閣諸島の領有権問題があるのだが、これは1970年代に田中角栄と周恩来とが「棚上げ」で合意していた。この問題を棚上げにして両国の友好を推進、経済関係を強めようとしたわけだ。この問題を棚から引きずり下ろしたのが民主党の菅直人政権だった。

2010年9月、菅政権の時に海上保安庁は尖閣諸島付近で操業していた中国の漁船を取り締まり、漁船の船長を逮捕しているが、これは「日中漁業協定」を無視する行為。当然、海上保安庁は協定を熟知しているはず。海上保安庁は国土交通省の外局で、その当時の国土交通大臣は前原。大臣の意思がなければ不可能な行為だ。つまり、前原は田中と周による棚上げ合意を壊し、日本と中国との関係悪化を図ったのである。

実際、この逮捕で日本と中国との関係は悪化するが、2011年3月11日に東北の太平洋側で巨大地震が起こり、日本と中国の対立は緩和されそうになる。そうした雰囲気を消し去って関係悪化の方向へ戻したのが石原親子だ。

2011年12月に​石原伸晃​が「ハドソン研究所で講演、尖閣諸島を公的な管理下に置いて自衛隊を常駐させ、軍事予算を大きく増やすと発言した。この背後にはネオコンの大物でポール・ウォルフォウィッツの弟子にあたるI・ルイス・リビーがいたと言われている。リビーはハドソン研究所の上級副所長だった。さらに、2012年4月に石原伸晃の父親、​石原慎太郎​知事(当時)が「ヘリテージ財団」主催のシンポジウムで尖閣諸島の魚釣島、北小島、南児島を東京都が買い取る意向を示して中国との関係は決定的に悪くなる。安倍晋三もハドソン研究所と関係が深いが、そのつながりを築いたのもリビーだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/686.html#c1

[政治・選挙・NHK231] <望月記者、日本との違いに愕然> 「ホワイトハウス会見、政権が記者やメディアを攻撃し始めたときに、記者たちが瞬時に団結」 赤かぶ
6. 中川隆[-6515] koaQ7Jey 2017年9月04日 10:06:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>5

CIAは体制側に都合の悪いトランプを安部を引き降ろそうとしている

トランプ批判した記者をマスコミ関係者全員で擁護する

要するにマスコミ関係者全員がCIAの手先だったという事だ

望月みたいな安部批判した記者もCIAの手先だったという事だ

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/676.html#c6

[政治・選挙・NHK231] マスコミは看過すべきでない。東京新聞、望月記者への圧力。 孫崎享氏 赤かぶ
18. 中川隆[-6514] koaQ7Jey 2017年9月04日 10:08:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
CIAは体制側に都合の悪いトランプや安部を引き降ろそうとしている

トランプ批判した記者をマスコミ関係者全員で擁護する

要するにマスコミ関係者全員がCIAの手先だったという事だ

望月みたいな安部批判した記者もCIAの手先だったという事だ

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/633.html#c18

[政治・選挙・NHK231] 「質問やめろ」と官邸が東京新聞に発言封じに出た!  赤かぶ
33. 中川隆[-6513] koaQ7Jey 2017年9月04日 10:09:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
CIAは体制側に都合の悪いトランプや安部を引き降ろそうとしている

トランプ批判した記者をマスコミ関係者全員で擁護する

要するにマスコミ関係者全員がCIAの手先だったという事だ

望月みたいな安部批判した記者もCIAの手先だったという事だ

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/603.html#c33

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
30. 中川隆[-6512] koaQ7Jey 2017年9月04日 10:24:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

北朝鮮と陸軍中野学校
http://golden-tamatama.com/blog-entry-north-korea-nakano-gakko.html


まぁ、その。
北朝鮮は日本陸軍が作った国というのは、ある程度知ってる人なら常識なのですが。


歴史は色々深い。

過去を調べるとなぜ現代がこうなってしまってるのか分かるというものです。

日本陸軍の人たちは終戦後、命からがらもちろん日本に帰った人達が多数なのですが。
でも、現地に残って現地人になった人達もいたんですね。
残留日本兵です。

第二次世界大戦中、陸軍中野学校というのがありました。
あのJR中央線の中野にあったから中野学校です。

いわゆる当時の諜報員(スパイ)養成所でしたが、その中野学校の人たちも現地に残った人たちもいた。
それを残地諜者(ざんちちょうじゃ)と言ったのでした。
それで、日本人名を名乗らないまま、そのまま現地人と同化してしまったのです。

なぜ第二次世界大戦後、アジア各国は次々に欧米の植民地から独立できたのでしょうか。
インドネシア、マレーシア、ビルマ、タイだとかインドとか。
アジアの人たちは軍隊経験がまったくなかったのに、なぜか第二次大戦後、欧米列強の軍隊を次々に追い払った。

それは現地人に同化した残留日本兵や残地諜者がやったのです。
日本陸軍の人達が現地人たちを教育して、当時軍人としてまったく役に立たなかったのを苦労して軍人として育て上げて士官学校を作って独立するよう仕向けたのです。
それで欧米列強の軍隊を追い払ったのでした。

そういう現地人と同化した人達は歴史に名前はまったく出てこない無名の人たちですが、
ある意味英雄的な人たちだったのでした。

で、本当は北朝鮮にもそういう人達がいっぱいいた。
北朝鮮には金策(キムチェク)という名前がつく場所がいっぱいあります。
金策軍官学校、金策工業総合大学、金策航空大学。

その金策という言葉は、この動画はある特定の人物と言ってますが、
そうではなく日本陸軍の居残り謀者(つまり陸軍中野学校のエリート軍人)の総称なのでした。

本当は国に帰りたかったのに、お国のためと信じてわざわざ現地に残って理想のために戦った人達がいた。
あのフィリピンに居残った小野田少尉も中野学校出身の人でした。

でも、そういう純粋な人たちの心は得てして利用され踏みにじられることが多い。
その昔は純粋だった目的が変な方向に捻じ曲げられておバカなヤラセをやるようになっちゃったのです。
ワタスは今はそういう昔の理想を信じた人達の心が利用されてるのだと見てます。

歴史というのは、いろいろ調べると奥が深いのでした。

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c30

[政治・選挙・NHK231] 「質問やめろ」と官邸が東京新聞に発言封じに出た!  赤かぶ
35. 中川隆[-6518] koaQ7Jey 2017年9月04日 12:09:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>安倍を引き下ろそうとしている???
理由は何だい


アメリカが安部首相を引き降ろしにかかった理由

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。


米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
http://dwellerinkashiwa.net/?p=2976


2017年05月07日
日本は攻撃用兵器を保有できるか? 巡航ミサイル導入議論


防衛だけしていても「防衛」はできないという矛盾を自衛隊は抱えている


日本がトマホーク導入希望

一部報道によると北朝鮮情勢が厳しくなる中で、日本政府が巡航ミサイル導入を希望しているとされている。

米国製「トマホーク」導入を想定し、来年度予算に調査費計上を予定していると、政府関係者が語ったという。

自民党は4月30日、北朝鮮の弾道ミサイルなどを想定し、敵基地攻撃能力の保有を政府に提言していました。


過去には日米防衛協力のための指針、日米ガイドラインで日本は敵基地を含めるよう要請したが、米側が拒否してきた。

この議論は日本国内で何度か盛り上がった事があったが、アメリカの反対などで毎回断念してきた。

アメリカは何度か日本に戦争への参加や攻撃能力取得を求めたが、日本側が要望したときには拒否してきた。


古くは1950年の朝鮮戦争時、非武装だった日本に「日本軍再結成」と朝鮮出兵を求めてきて、日本側は拒否した。

ベトナム戦争の時も協力要請があったが、やはり日本側は直接の協力を拒否し、湾岸戦争でも出兵を拒否した。

それでいて日本がF2戦闘機やF22戦闘機取得で攻撃能力を得ようとすると、アメリカは毎回拒絶してきた。


1993年に北朝鮮が核開発と弾道ミサイル開発を本格化させたとき、米クリントン政権は北朝鮮攻撃を決め、日本に協力要請してきた。

日本側はまた協力を拒絶した一方で、日本が戦闘機に攻撃能力を持たせる件を、アメリカ側が拒絶してきた。

こうした両国の食い違いによって北朝鮮は野放しになり、日本は攻撃用兵器を取得できずにいる。


日米安保の機能不全

日本が戦闘機などに敵基地攻撃能力を持たせようとすると、アメリカは必ず「極右政権」や「侵略戦争を肯定している」のような批判を浴びせた。

つまりアメリカは朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争などで自分が負けそうに成ると「おい日本、敵を攻撃しろ」と言ってくるが、攻撃用の兵器を持とうとすると反対している。

2013年頃にも自衛隊が独自開発する短距離弾道ミサイルを配備するという話があったが、その後情報はなく立ち消えになったかも知れない。


今回の巡航ミサイル導入も、トマホークはアメリカ製兵器であり、アメリカが許可しなければ導入できない。

一連の出来事で分かるのは、アメリカ政府は日本が攻撃用兵器を保有する事を、過去ずっと拒絶してきたという事です。

敵基地を攻撃できるという事はハワイやグアム、アメリカをも攻撃できるという事で、アメリカ軍にとって脅威となる。


生かさずころさずという言葉があるが、アメリカは日本が「過剰な軍事力」を持たないように、日米安保という枠に嵌めている。

日米安保が有る限り日本は守られるが、その一方で日本が攻撃兵器を持つことは許さない。

日本が他国を攻撃できなくすることで、アメリカは日本の軍事的主導権を握り、何でも要求を飲ませる事ができます。


早い話、日本が核ミサイルを保有してしまえば、アメリカが貿易赤字で騒いでも、日本政府は「だからなに?」と突っぱねるでしょう。

現実の日本はアメリカに安全保障を依存しているので、アメリカの要求を拒否することはできません。

アメリカの機嫌を伺っているのだが、攻撃用兵器を保有しないことで、ますます日本のアメリカへの発言力は低下している。
http://www.thutmosev.com/archives/70798368.html

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html


注目の都議選が終わり、結果は小池氏率いる都民ファーストが圧勝となりました。
候補者50人中49人が当選という快挙であり、自民党は大幅に議席を減らし大敗を喫しました。

本来、政策で争われるべき選挙が、スキャンダル叩きの様な選挙になり、本当にこれで良いのか?という疑念が有ります。

しかしまあ、今回の都議選ですが「秘書にパワハラ」「自衛隊からもお願い」「加計学園理事長からの献金」等々、狙いすましたかのように次々に出てきましたね。

出て来たというか、出されてきたというか、明らかに都議選を狙った材料放出が、どうも気になります。
http://ssoubakan.com/blog-date-20170703.html


最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。

本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。
http://ssoubakan.com/blog-entry-2610.html





メディアは相変わらずトランプ批判で、大統領夫人の履いている靴にまで難癖をつけている次第です。
日本のメディアも酷いですが、米のメディアも酷いと、心底思わされる日々であります。

結局、メディアというものは、広告あってのものでありますので、広告主が歓迎しないニュースは流さないですからね・・・。

ですから、メディアから流されているものは、広告主が望んでいるものであると解釈すればいい訳です。

どんなニュースを見ても、誰が得をするのかな?と、考えて行くと色々なものが見えて来るので、単にニュースを見ているだけでなく、そうした視点からも見て行ったら良いと思うところです。
http://ssoubakan.com/blog-entry-2618.html





『米中の「密約」と日本』
http://dwellerinkashiwa.net/?p=2976


密約は証拠を掴ませないようにするから密約で簡単に漏れるはずはありません。簡単であればデイスインフォメーションの疑いがあります。これを踏まえたうえで米中の密約について自分なりに推理してみますと


@金とハニーで米国が取り込まれた。賄賂文化の中国だから、要人に金を配るのはお手の物。毛時代、中国は貧しかったが「ズボンをはかなくても核開発」、大躍進で国民を餓死させても構わず、目的を優先しました。貞操観念は日本と違い、女性が強かに生きるためには女の武器を使うのは躊躇いません。中国要人のセックスビデオが女性側から流出するのを見れば分かるでしょう。

A日本に関する密約(日本への貶めも含む。下記の日下公人氏の記事参照)

BCIAの下請け・・・中国に自国、他国での虐殺を行わせている?


キッシンジャーやブレジンスキーが中国擁護をするのは汚濁に塗れ足抜けできないからと思われます。国務省と国防総省では考え方が違います。アメリカの国力を削ぐ中国の台頭を許すことは、たとえ密約があったとしても、ないと思います。国際金融資本がアメリカを見捨てるということなのでしょうか?でも不可侵条約も簡単に破られて来た歴史を見ると、密約を後生大事に守るメリットがあるのかどうか?

大事なのは米中密約の存在に拘わらず、日本の安全を高める手段を講じることでしょう。核武装、同盟国、友好国を増やして中国の暴発を止めるようにすべきです。まず憲法改正するだけで抑止力はかなり増大します。来年衆参同時選挙で改憲勢力を増やすことが、我々ができる一歩かと。

※「アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ」  日下公人 20006年11月

二十一世紀において、アメリカが中国と最終的に対決すると考えるのは、中国の現状からも避けられない道かもしれない。日本にとっても中国は厄介な存在であり、なんとか中国をコントロールしなければ世界が不幸になるのは目に見えている。そのために日本がアメリカと協力すること、助言することは少なくない。だがそのとき、アメリカが突然日本を置き去りにして、彼らにとっての適切な行動をしないという保証はなにもない。

 1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、周恩来首相との間で対日政策に関する密約を交わしていることを日本人はきちんと覚えておく必要がある。

このときの密約の要点を書きとめたニクソンの手書きメモが残っているが、密約の一つは、「東アジア地域において日本だけは核武装させない」というもので、このことは、2002年10月、江沢民中国国家主席が訪米し、テキサスの牧場にブッシュ大統領を訪ねたときにも“確認”したらしい。  

ちなみに、先に紹介した伊藤貫氏もこの密約について触れており、「『親中嫌日』として知られる民主党のペリー元国防長官が、『北朝鮮の核武装が続くと、その脅威に対抗するため、いずれ日本が核兵器を持つことになるかもしれない。アメリカも中国も、日本に自主防衛力を持たせてはならない』と江沢民にアドバイスした」のが六カ国協議を設けることになった切っ掛けだという
(「増大する中朝の核脅威―― 『核武装』という日本の選択」 『別冊正論』第二号、平成18年4月刊)


さらに密約の二つ目は、「米軍は日本から出て行かない、駐留を継続する」というもので、これは米軍による日本防衛の意思を中国に示したものではなく、出て行くと日本が自主防衛を始めてしまうので、“ビンの蓋”が必要だという理論にもとづく。


三つ目は、「日本政府には、台湾と朝鮮半島をめぐる問題で発言権を持たせない。」というものである。対日政策に関する1972年の米中密約は今でも有効で、伊藤氏は、「国務省のアジア政策担当の高官から、『対日政策に関するこれら三つの約束は、今でも効力を持っている』という説明を受けた」という(同)。

※12/22増田俊男の時事直言より

FRB(アメリカ)の利上げ、日銀(日本)の追加緩和も出揃い、当分中央銀行のニュースは市場にインパクトを与えなくなり、今後は経済ファンダメンタルズやアメリカ、その他の財政問題などが話題になって来るだろう。

今回の小冊子は世界の金融を主導する「FRBの利上げ等の金融政策はアメリカの安全保障政策である」と言う私の珍説を真説として述べた。

「12月18日の日銀の政策決定会合では追加緩和は無い」が99%の予想であったが私の「若干の追加緩和あり」の通りになった。

その理由は、「日銀はFRBの日本支店だから、本店(FRB)頭取(イエレン議長)が利上げ決断を10年ぶりにしたのに支店長が相も変らぬ(追加無し)では通らない」であった。アメリカ最大の安全保障は「ドル防衛」以外の何物でもないことを説明し、2001年のセプテンバー・イレブンから始まったブッシュ大統領の「テロとの戦い」の結果は、多大な資金と米兵の命を犠牲にしたにもかかわらずアフガンはいまだに混乱状態、イラクはアメリカとイスラエルの敵であるイランの支配下になっているのだから大失敗と言われるが、私は「大成功」と言っている訳。

1972年、ニクソン大統領とキッシンジャー(大統領補佐官)が毛沢東、周恩来(中国)を国交回復と相互信頼の為電撃訪問し(日本には訪中声明発表の10分前伝達)、戦略的米中関係構築の為台湾の独立を否定、「一つの中国」を承認、その証として台湾から核兵器とU2偵察機やF4戦闘機をすべて撤去することを中国に約束したが、台湾には撤去時まで伝えなかった。

今日の中国は経済力(GDP)においてはアメリカを抜き、軍事力においては2020年にアメリカを抜く勢いだから1972年とは大違い。

アメリカは今中国と米中二大国で世界の秩序に責任を持つ体制を構築しようとしている。

1972年キッシンジャーと周恩来の秘密会談(30年後の2002年公開)で、周恩来は日米安保を撤回すること、アメリカの核施設を沖縄から撤去することを求めキッシンジャーは「しかるべき時に日本から全米軍を撤退させる」ことに同意した。さらにキッシンジャーは「米軍撤退について日本には撤退時まで知らさない」(私は米軍秘密資料を入手している)と誓った。

アメリカは米軍尖閣諸島を沖縄返還時に渡さず、領有権をあいまいにしておくこと、アメリカはこの問題には関与しないことも約束した。

アメリカ側(ヘリテージ財団から石原都知事を通して)から日本に尖閣諸島の国有化を勧め、かつ再軍備化を推し進めるのでアメリカ軍が日本を完全に撤退したら尖閣諸島を叩けばいい。

最近キッシンジャーは訪中、アメリカは米中でアジアの秩序を仕切る代償として日米安保の機能を停止、日本がアジア諸国をまとめて中国に歯向かうよう誘導することを習近平との秘密会議で述べている(国務院の友人から)。

米軍の沖縄撤退後中国が領有権を主張して尖閣諸島を軍事力で奪還しようとするので自衛隊と軍事衝突し、中国は南シナ海と東シナ海の50か所の人工島を武装化しているのでシーレーンは中国軍に封鎖され日本は原油、食料、原材料の輸入の総てが絶たれる。寸分たがわず米中の対日戦略が進行中である。

日中開戦はアメリカの軍産複合体と中ロ軍産複合体の長年望みであり、計画してきたことである。安倍総理のようなお坊ちゃんでは日本は救えない。

私が総理なら、いや外野からでも出来る(アメリカのアキレス腱を突く)「日本救国、第三の道」を紹介した。


日経記事

米中は切っても切れないパイプで結ばれ、日本は何も知らされていない。こんな証言を米国の中国専門家から聞いた。長年、米中の秘密協力にかかわり、「裏の裏」を知るマイケル・ピルズベリー氏(70)だ。

記者会見に臨む習近平氏・オバマ氏(9月、AP)

毛沢東氏と握手するニクソン氏(72年)


 1970年代以来、中央情報局(CIA)や国防総省の対中政策にたずさわってきた。いまも同省の顧問だ。そんな彼の著作が今秋に邦訳された(『China 2049』)。

 中国はいずれ米国の味方になると信じ、台頭を助けてきた。だが、中国は初めから2049年までに米国を出し抜き、覇権を奪うつもりだった。その戦略はなお進行中だ――。実体験や中国文献をもとに、本でこう警告している。

 彼に最初に会ったのは10月下旬。冷戦以来、米国がどれほど中国を助けてきたかを列挙し、だまされた、と悔やんだ。ならば、米政府も気づき、米中関係は冷えていくのではないか。こう質問すると、とても意外な答えが返ってきた。

 「米中は対立しない。(米中で秩序を仕切る)G2だってあり得る。両国には長い秘密協力の歴史があるからだ。しかも、米国は一切、その実態を日本に教えてこなかった」

 米中がG2に向かうという説は、米国内ではもはや少数派に思える。中国が米国の覇権に挑めば、緊張が高まるからだ。

 実際、複数の米政府高官は「G2など考えられない」と断言する。著名な米戦略家に聞いても「米中の対立は深まり、米国の対中政策は厳しくなっていく」(エドワード・ルトワック氏)との分析が多い。

 なぜ、ピルズベリー氏の読みはちがうのか。11月下旬に再来日した彼にもう一度会い、疑問をぶつけてみた。すると、こんな趣旨の説明が返ってきた。

 次期大統領候補は選挙中には中国をたたくが、就任後、秘密協力の実態をCIAから知らされれば、中国と折り合おうと思い直す。中国側も、強大になるまでは米国との協力が必要なので、本気で怒らせるほどには挑発しない――。

 彼によると、ブッシュ前政権当時、タカ派のチェイニー副大統領やラムズフェルド国防長官ですら「中国に、過度に強硬に接すべきではない」との認識を示したという。米同時テロや北朝鮮問題で、中国との協力は無視できないからだ。

 では、どちらの予測が正しいのか。カギをにぎるのは、ピルズベリー氏がいう「米中秘密協力」が、どれほどのものなのかだろう。彼はその現状は明かさないが、一端は想像がつく。

 たとえば、アフガニスタンの和平交渉では「米中が水面下で連携している」(国際機関幹部)。朝鮮半島政策やイランの核問題でも、日本が知らない大国ならではの貸し借りが成り立っているかもしれない。

 だが、これらは国家の命運をかけてソ連に対抗した冷戦中の大戦略提携とはちがう。米政府内からも「米中の協力が深まっても、もっと深刻な戦略的対立を中和するのは難しい」との声が聞かれる。あるいは、あっと驚くような密約が米中にあるのだろうか。

 「日本に少し、罪悪感を感じているんだ」。ピルズベリー氏は最後にこうつぶやいた。組むべき友人は、日本ではなく中国だというキッシンジャー元国務長官らの対中重視路線に乗り、日本を軽視してきてしまったからだという。

 南シナ海やサイバー問題などをめぐり、米中の攻防は強まっている。その舞台裏でどんなやり取りがあるのか。両国が対立を深めていくとしても、忘れてはならない視点だ。

(編集委員 秋田浩之)
http://dwellerinkashiwa.net/?p=2976


http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/603.html#c35

[政治・選挙・NHK231] マスコミは看過すべきでない。東京新聞、望月記者への圧力。 孫崎享氏 赤かぶ
19. 中川隆[-6517] koaQ7Jey 2017年9月04日 12:14:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html


1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。

米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/633.html#c19

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
420. 中川隆[-6516] koaQ7Jey 2017年9月04日 12:28:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

エミシ系官賤民の種類

つまり、散所法師=声聞師=エミシ系官賤民なのであるが、散所法師=声聞師と芸能の関係については、あとで述べることにして、ここで、丹生谷哲一(『検非違使』)の中世非人の分類を参考にして、中世のエミシ系官賤民の種類を示しておきたい。()内は呼称や職業。


A本所関係
検非違使庁・侍所の直接統括下にあった者。
(非人・キヨメ・河原者・エタ・濫僧・細工・河原細工丸・雑芸能者など)

B散所関係
院・摂関家・寺社などの権門(けんもん・官位高く権勢のある家柄)に分与された者。
(非人・キヨメ・細工・散所〈者・法師〉・河原者・エタ・犬神人・声聞師・雑芸能者など)

C坂・宿関係
清水坂(延暦寺)・奈良坂(興福寺)を二つの中心として、統括されていた者。
(坂の者・宿の者・犬神人・声聞師・能楽師・狂言師・雑芸能者など)


Aは、検非違使庁・侍所によって直接統括されていた人々であり、BとCは、権門に分与されたが、身柄は検非違使庁・侍所によって支配されていた人々である。

※次もとばして、近世(安土・桃山時代と江戸時代)へと抜粋、転載し、「部落近世起源説」の誤りまで転載したいとおもいます。

私には大変成果の大きい学習に成っています。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099192.html


エミシ系官賤民の闘争

以上述べてきたように、非人(キヨメ)・エタ・河原者・宿の者・坂の者・散所者・声聞師・犬神人などは、すべてエミシ系官賤民である。

ふつう、これらの人々は、領主をもたず、あるいは領主から独立していたとされているが、実際は、彼らは、官賤民として国家権力に強く把握されていたのである。

散所(者)が、天皇(法皇)や将軍によって、寺社に寄進されたことや、京都では河原者・散所者などの非人(キヨメ)が初め検非違使庁・後に侍所の管轄下にあったことなどがその証拠である。

そして、畿内以外の諸国に分置された中世のエミシ系官賤民は、職業や居住地などの点で、畿内におけるほど分化しなかったが、彼らもまた、公家政権や武家政権の管轄下に入っていたのである。


多くの学者は、河原者=エタなどの中世被差別民は、古代賤民とは系譜的につながらない、中世社会の落伍者であるとし、室町時代になると、触穢思想が肥大化したことから、とくに河原者=エタに対する賤視が強まったと考えている。

しかし、こうした考えは、日本人単一民族幻想にとらわれているものであり、日高見国と律令国家の激烈な戦争や、奈良・平安時代におけるエミシ系官賤民に対する極度の民族的差別、および古代・中世日本におけるカースト的身分制度について、彼らが全く無知なところから生まれたものである。


日本のカースト的身分制度は八世紀に完成したが、既にこのころから揺らぎ始めていた。律令制による賤民が平安後期ごろまでに解放されたのはその証拠である。

「下剋上」(げこくじょう)の時代といわれる中世後期には、公家の地位が低下し、代わって武士(将軍)の地位が上昇する一方、下人など非エミシ系の隷属民の解放が進んだ。このような動きは、エミシ系官賤民の地位にも影響を及ぼした。

例えば、能・狂言を職業とする者をはじめとし、散所者・坂の者・宿の者・犬神人などに対する賤視の度は、このころやや薄くなり、彼らの中には、個別的には、賤民の身分から解放される者も現れた。中世における触穢思想の肥大化にもかかわらず、エミシ系官賤民の解放が部分的にではあるが進んだのである。だが、エミシ系官賤民の中で、死牛馬の処理権を公認されていた河原者=エタは、その処理権を独占していたために、かえって国家権力に強く把握され、最低身分から解放されることがなかった。


しかし、中世末期の戦国時代(1477〜1573年)には、エミシ系官賤民が解放のために闘った記録がある。この時代には、大名たちの圧政に反抗する農民や都市の住民の一揆が続発した。エミシ系官賤民の中にも、これらの一揆に加わる者がいた。加賀の一向一揆では、エタが多数一揆に加わり、城に立てこもって勇戦したので、「エタ城」の名前を残したところもある。


また、声聞師が、彼らだけで領主と闘ったこともある。原田伴彦(「中世賤民の一考察」『経済学雑誌』31巻3・4号)によると、1527年(大永七)8月には、公家の近衛家と京都の御霊神社の声聞師村との間に耕作田のことで争いが起こったとき、おしよせてくる近衛家の手先に対し、数千人の声聞師の仲間が集まって抵抗しているし、1550年(天文一九)5月には、皇族の伏見宮家が、京都の声聞師村を攻撃するために、2000人の兵力を動員しているという(『言継卿記』)。

そして、このころには、河原者の中に、綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)を装う者まで現れるようになり、河原者に対する服装の規制が緩んでいる(原田伴彦「前掲論文」)。


1573年(天正元)に、将軍足利義昭(よしあき・1537〜1597)が織田信長(1534〜1582)に追放されて、室町幕府がほろび、戦国時代が終わる。そして、近世(安土・桃山時代と江戸時代)が始まるが、現在の被差別部落に関しては、近世に成立したとする説が最も有力である。次の章では、この部落近世起源説がいかに非科学的で、有害なものであるかを説明したいと思う。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099193.html



http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c420

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第4章

第4章の項・節は次のとおりです。


第4章史実を隠してきた学者の単一民族幻想

1 エミシ系官賤民と近世社会

カワタと呼ばれた人々
カワラ→カワタ
古代カースト制度
信長と天皇家の関係
秀吉と天皇家の関係
家康と天皇家の関係
芸能興行の支配権
偏見と差別


2 部落近世起源説の非科学性

「アゼチの者」
ハチヤの起源伝承
形質人類学のデータ
エミシの捕虜の人口と部落の人口
朝鮮人捕虜起源説
俘囚起源説
職業起源説
宗教起源説
近世起源説
体制の思想


3 網野善彦の中世史学の誤り

「職人」の考え方
「放免」
俘囚の身分
「穢多のきもきり」
東日本の部落
非人・河原者と天皇


おわりに

※第4章も、私の判断で抜粋し転載します。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099194.html


第4章史実を隠してきた学者の単一民族幻想

1エミシ系官賤民と近世社会

カワタと呼ばれた人々

戦国時代には、皮作りの仕事をしている人々を指すカワタ(皮田・皮多)という呼称が現れる。

1526年(大永六)駿河国の大名今川氏は、その城下の府中の「か八た」彦八という者にカワタの部落をつくらせ、毎年の皮作りの役を命じており(「七条文書」『静岡県史料』)、1538年(天文七)には、伊豆の国内に散在している二一(21)人の「かわた」が、領主の北条氏により皮作りの役を命じられ、他の領主の家来となることや移住を禁じられている(「宮本文書」『前掲書』)。

※八幡の「カワタ」が作ったと思われる皮製品は、花の「菖蒲」で染めた「しょうぶ皮」でした。菖蒲=勝負と、秀吉が喜んで着たと古書に記されています。ところが、元々は石清水八幡宮の神官たる僧が「法衣」として着用していたのを、秀吉が知って、秀吉に贈られたらしいのです。

しょうぶ皮の上っ張りは、カチ色=菖蒲色と好まれ、その紫系の青色は、勝負に勝つ色として今日も残っています。サッカーの日本代表チームのユニフォームの色です。

霊的には悪霊を祓う色のようです。

1582年(天正一〇)から1598年(慶長三)にかけて豊臣秀吉(1536〜1598)が行った検地の記録『太閤検地帳』(たいこうけんちちょう)は、畿内とその近国を中心として、広い地域にカワタ部落があったことを記録しており、東海地方で使用されていたカワタという呼称が畿内と近国に導入されたとみられている。

現在の部落の起源に関しては、戦国時代につくられたとする説もある。大名が、甲冑などの武具や兵器を製作するために、皮革関係の仕事に従事していたカワタを城下に招致し、そのカワタの部落が現在の部落となったというのである。

しかし、今川・北条・武田などの大名は、カワタを城下に移住させているが、そのカワタはもと領国内はに散在していた人々であって、京都などから移住させたわけではない。

次に述べるように、カワタと呼ばれた人々は、中世の河原者(キヨメ・エタ)の中で皮革関係の仕事をしていた者であり、エミシ系官賤民であるから、奥羽以外の諸国には、古代から散在していたのである。

北条氏などがカワタの移住を禁じたのは、戦国時代に国家権力による河原者=エミシ系官賤民の把握が弱まり、地方によっては河原者=エミシ系官賤民の居住と職業の移動がやや可能となっていたためと考えられる。

しかし、皮作りのほかにも、清掃・死体処理・警察事務・刑の執行等の業務を行っていたカワタ=河原者(キヨメ・エタ)は、大名や荘園領主にとって必要欠くべからざる存在であったから、彼らの大部分は、戦国時代にも依然として官賤民として把握され、居住・職業の移動は厳しく禁じられていたと考えられる。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099195.html

カワラ→カワタ

渡辺広(「藩領における皮田部落の成立」『部落史の研究』前近代編所収)によると、1432年(永亨四)の紀伊国の名手(なで)庄に関する文書には、馬宿村狩宿坪の作人のうち、五人に「河原」と注記されている。ところが、1601年(慶長六)には、狩宿村には三五(35)の皮田屋敷が存在し、1710年(宝永七)には、狩宿村は全体として皮田村とみなされているという。

落合重信(「近世皮多部落の形成と庄園村落」『歴史学研究』369号)も、1447年(文安四)に摂津国菟原(うばら)郡篠原村の南にあった「きよめ村」(『旧天城文書』)が、天正一九年(1591)の年号のある『摂津一国御高改帳』には「皮田村」と記されていることから、中世のキヨメ村が近世のカワタ村になったことを明らかにしている。そして、この「皮田村」は、1605年(慶長ー〇)の『摂津国絵図』に「菟原郡河原物村」と記載されているから、この場合にも、河原者(キヨメ)がカワタと呼ばれるようになったことが分かる。


鎌倉時代に部落が形成されたという伊豆地方の部落の伝承からみても、河原者(キヨメ)は、この地方に古くから官賤民として置かれていたとみていいから、カワタという語は河原者のカワラに由来すると考えられる。

タツマ(達磨)と書いてダルマ(ツ→ル)と読むように、古い日本語では、ラ行の音はタ行の音と交替したから、カワラが、カワラ→カワタ(ラ→タ)と変わったのであろう。

そして、カワタが皮作りなどの皮革関係の仕事をさせられていたことから、カワタを漢字では「皮田」とか「皮多」と表記するようになったのであろう。


ちなみに、加賀藩では、1609年(慶長ー四)に近江からカワタ四名を越中に移住させ、1611年(慶長ー六)には播磨から移住してきた革屋に加賀と能登の死牛馬を取り扱う権利を与えている。だが、これは、加賀藩の領域に河原者がいなかったからではなく、河原者が皮作りをしていなかったためと思われる。

というのは、加賀・能登・越中にも「河原」が居住していたことが、『天文日記』の1536年と1537年の記事から知られるからである(渡辺広『前掲論文』)。

加賀は一向一揆が1488年(長亨二)に守護の富樫氏を倒してから約一世紀にわたって支配していたし、加賀一向一揆は能登・越中にも波及していた。そこで、一揆に加わったこれら国の河原者は、皮作りを強制されなくなったので、一六世紀には、皮革業に従事していた河原者がいなくなったのであろう。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099196.html


古代カースト制度

よく知られているように、江戸時代(1603〜1868)初期に、幕府は、士農工商の身分の下にエタ・非人を置いた。そして、関東地方では1722年(享保七)にエタが非人を支配するようになったが、京都・大阪ではエタと非人は全く独立していた。

エタとされたのは、カワタ・長吏などであるが、地方によっては散所者・宿の者・声聞師などのエミシ系官賤民もエタとされた。そして、その他のエミシ系官賤民は、非人とされたり、畿内のシュク(宿・夙)、山陽のチャセン(茶筅)、山陰のハチヤ(鉢屋)、加賀のトウナイ(藤内)、東海のササラ(簓)などのいわゆる「雑種賤民」とされた。


非人とされたのは、1、雑芸能者などのエミシ系官賤民の一部(数の上では少ない)、2、乞食やハンセン病患者などの中世非人の系譜を引く非エミシ系の人々、3、浮浪者(非人の中で最多数を占める)・近親相姦者・心中の生き残りの者などである。

非人は、非人になって一〇年以内、もしくは特別の事情がある者は、近親者の願いによって、「足洗い」といって、平民に戻ることができた。ただし、親代々非人身分の人々は、非人身分から脱することはできなかった。

つまり、江戸時代には、エミシ系官賤民は、エタ(カワタ・長吏)と「雑種賤民」と一部の非人とに分けられたのであり、これらの人々の集落の大部分が現在の部落となっているのである。


近世には、東北地方にもごく少数のエタの部落が生まれたが、これは、皮革生産のために、大名たちが他の地方から移住させた結果である。いうまでもないことであるが、東北地方に部落が少ないのは、古代の東北地方には、大部分のエミシ系官賤民の故国である、日高見国があったからである。


部落は近世(安土・桃山時代と江戸時代)初期につくられたとする説が今日最も有力であるが、これまで述べてきたように、部落民の祖先は、中世まで官賤民として、国家権力によって把握されていたエミシ系官賤民であり、近世になって、織田氏・豊臣氏・徳川氏によって順次に把握されたにすぎない。つまり、織田氏・豊臣氏・徳川氏も、基本的には、中世のエミシ系官賤民の身分を追認しただけなのである。


織田信長・豊臣秀吉・徳川家康(1542〜1616)は、政権を握ることはできたが、古代以来のカースト的身分制度を大きく変えることはできなかった。彼らの政権は、天皇家を最高位の身分とする、古代以来のカースト的身分制度に依拠したものであり、天皇家の権威と権力(官位任命権など)を借りなければ成立し得なかったからである。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099197.html


信長・秀吉・家康と天皇家の関係

1573年(天正元)に室町幕府をほろぼした信長は、74年(天正二)従三位・参議に昇進し、75年(天正三)に権(ごん)大納言・右大将、76年(天正四)に正三位・内大臣、77年(天正五)に従二位・右大将大臣、78年(天正六)に正二位に任じられている。

信長は、78年(天正六)4月以降、右大臣の職を辞していたが、81年(天正九)正親町(おおぎまち)天皇(在位1560〜1586)から左大臣の官を提示されたとき、信長は逆に天皇に譲位(じょうい・天皇に位を譲るように言った)を要請した。

しかし、天皇がこの要請を拒否したために、信長は天皇に屈服せざるを得なくなり、82年(天正一〇)本能寺の変で殺される直前には、自分の方から征夷大将軍の任官を天皇に願い出ていた。

今谷明(『戦国大名と天皇』)が指摘しているように、この事実は、「天皇の陪臣(ばいしん・天皇の臣下)という形でしか統一戦争を完了できない信長の、みじめな敗北の姿を物語る」ものである。

秀吉と天皇家の関係

秀吉は、1585年(天正一三)3月に正二位・内大臣に任じられたが、7月には従一位・関白に昇進し、翌86年12月に太政大臣に任じられている。

秀吉が征夷大将軍を望まなかったのは、家康を屈服させることができず、東国の平定を断念したためとみられているが、秀吉は、関白職につくために、近衛前久の養子となるということまでしている。

秀吉は、1584年(天正一二)の小牧・長久手(ながくて)の戦いで家康に敗れたために、天皇の権威と権力にすがって、家康をはじめとする諸大名より優位にたち、政権を保持しなければならなかったのである。

家康と天皇家の関係

1587年(天正一五)秀吉が九州の島津氏を征服すると、家康は秀吉に対抗することをやめ、上洛して秀吉に会い、戦勝を賀した。喜んだ秀吉は家康を従二位・大納言に執奏(しっそう・推薦→天皇が決定)した。

家康は、1596年(慶長元)には正二位・内大臣に昇進し、1602年(慶長七)に従一位に進み、清和源氏である新田義重の末裔と称していたので、1611年(慶長一六)、家康は遠祖の義重に鎮守府将軍、父の広忠に大納言の贈官を後水尾(ごみずのお)天皇(在位1611〜1629)に請い(願い出て)、勅許(ちょっきょ・天皇の許可)を得て感謝している。

1620年(元和六)将軍秀忠の娘和子が後水尾天皇の中宮となっているが、これも家康が生前望んでいたことである。徳川氏の将軍たちがだれも「国王」を名乗らなかったことや、江戸末期、幕府が孝明(こうめい)天皇(在位1846〜1866)の妹和宮の将軍家への「降嫁」(こうか・皇女・王女がその身分を離れて(降りて)、皇族・王室以外の者にとつぐこと)を求めたことも、天皇家と徳川氏の身分上の上下関係を明瞭に示している。

つまり、徳川政権も、天皇家の権威と権力を認め、それらに頼らなければ政権を掌握(しょうあく)・維持することができなかったのである。


以上のように、織田・豊臣・徳川の三政権は、カースト的身分制度に依拠して生まれたものであるから、天皇家を最高位とする従来の制度を追認せざるを得なかったが、同時に、エミシ系官賤民を最低の身分とする従来の制度も追認し、政権保持のために利用したのである。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099198.html

芸能興行の支配権

次の事件も、エタ(長吏・ちょうり=近世、えたまたは非人の長。また広く、えた・非人の称(『広辞苑』))が中世以来もっていた権利を幕府が追認したことを示している。

1667年(寛文七)、江戸で能役者の金剛大夫が勧進能(社寺の勧進のために催す大規模な能。後には単に入場料を取る興行を指す)を催したとき、老中や諸大名が居並ぶ中を、江戸のエタ(長吏)頭の矢野弾左衛門が五〇名の手下を連れて舞台に乱入し、騒動となったが、老中の裁断で、金剛大夫が無断興行を弾左衛門に謝罪するということがあった。

能や歌舞伎などの芸能興行に関する弾左衛門の支配権を幕府が再確認したわけであるが、中世の京都の河原者が河原における芸能興行の支配権をもっていたように、東国では、中世以降エタ(長吏)が芸能興行の支配権をもっていたとみていい。


盛田嘉徳(『中世賤民と雑芸能の研究』)によると、近世初頭の芸能者は中には、
1、その職種の者全部が賤民的地位から逃れた者(能役者・狂言師など)、2、一部の上層的集団とその周囲の者だけが素人になれた者(舞大夫・浄瑠璃大夫・歌舞伎役者など)、3、そのまま非人の雑芸能者となった者
に分かれるが、1、2の者でも、なお賤視されており、1は公開の興行をする場合に、2はその職業についている限り、エタ(長吏)頭の支配を受けねばならなかったという。


1708年(宝永五)にも、京都四条のアヤツリ師や浄瑠璃大夫が、安房でアヤツリ芝居の無断興行をしたため、

※とありますから、アヤツリ師=あやつり人形師でしょうか。


弾左衛門とその配下の者がアヤツリ師たちの芝居をうち壊すという事件が起きた。アヤツリ師たちは、江戸に引きあげ、奉行所に訴え出て、弾左衛門と法廷で争ったが、今度は、弾左衛門が敗北した。幕府は、弾左衛門などの諸国のエタ頭に統率されているエミシ系官賤民の勢力が大きくなることを恐れ、それまでの政策を変えて、弾左衛門から歌舞伎・アヤツリなどの芸能興行に関する既得権を奪ってしまったのである(盛田嘉徳『前掲書』)。

しかし、この事件で、エタ(長吏)頭弾左衛門の権力は弱められたが、能役者・狂言師・歌舞伎などのエミシ系の芸能者に対する賤視の度は薄くなった。

1722年(享保七)、関東では、非人はエタ(長吏)頭の弾左衛門の支配下に置かれたが、これは、一七世紀の後半ごろから、農村や都市から没落して乞食(野非人)となる者が急速に増えたので、治安対策としてとられた処置である。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099199.html


偏見と差別

一八世紀ごろから、農民の一揆や都市住民の打ち壊しなどが激しくなり、カースト的身分制度が動揺するにつれ、エミシ系官賤視に対する差別も厳しくなった。

一八世紀ごろから、地方によっては、エタは髪も特別な結い方をさせられたり、一般人の家に入ることを禁じられたり、冠り物(頭にかぶる)を許されなかったり、さまざまの過酷な差別を強いられた。しかし、こうした差別の強化も、1200年以上の、長いカースト的身分制度の歴史からみれば、崩壊途上の一時的な現象にすぎない。エミシ系官賤民の解放を求めるエネルギーは、この差別の強化によって、かえって増大したのである。


エミシ系官賤民は、農民一揆などの弾圧に権力の手先として利用されたが、農民一揆などに参加する場合もあった。

1837年(天保八)、大坂で、もと町奉行所の与力(よりき)の大塩平八郎(1793〜1837)が乱を起こしたときは、エタも加わって奮闘している。

また、1866年(慶応二)、長州藩が幕府の大軍に四方から攻め込まれたとき、幕軍の中で武勇を誇る伊井家・榊原家の武士軍を打ち破ったのは、長州藩が編成したエタの部隊であった。

1867年(慶応三)、幕府は滅亡したが、1868年(明治元)正月と二月に、旧幕府は、新政府軍と戦うためにエミシ系官賤民の力を利用しようとして、弾左衛門とその主な配下を平人(へいにん)とした。しかし、旧幕府は四月には江戸城を新政府軍に明け渡すことになった。


封建勢力に対する農民や都市住民の闘争を利用して、幕府から政権を奪った新政府は、欧米各国と対抗するために、新しい中央集権制度をつくったり、封建的身分制度を改革したりしなければならなかった。そのために、1869年(明治二)、新政府は、江戸時代の身分制度を廃止し、公家・大名は華族、一般の武士は士族、足軽以下の下級武士は卒、百姓・町人は平民と呼ぶことにした。

そして、1871年(明治四)7月には、新政府は、廃藩置県を断行し、全国の藩を廃止して府・県を置いたが、8月には、

えた非人等の称を廃され候条、自今、身分職業とも平民同様たるべきこと。

という太政官布告(身分解放令)を出した。


律令国家(700年代初期成立)によって最下位の身分とされたエミシ系官賤民は、近代中央集権国家によってようやくその身分から名目上は解放されたわけである。しかし、その解放が名目上だけであったので、天皇家を最上位、部落民を最下位とする点で、カースト的身分制度は、実質的に何の変化も受けることなく残された。

そして、その後、近代中央集権国家が、部落民の真の解放のために必要とされる政策をほとんど何も行わなかったために、部落民は、現在なお、偏見と差別に苦しんでいるのである。

※『日本古代国家と部落の起源』著者石渡信一郎(三ー書房・1994)より転載。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099200.html


http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c421

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
422. 中川隆[-6514] koaQ7Jey 2017年9月04日 12:36:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2部落近世起源説の非科学性

※全節を転載し、『日本古代国家と部落の起源』の抜粋、転載を終わりたいとおもいます。ブログ記事としては七つあります。

現在、部落の起源については、さまざまな説が唱えられている。それらの説の主なものについて、ここで簡単にその誤りを指摘したいと思うが、その前に、部落民がエミシの戦士の子孫であるとする、私の説を裏付ける伝承と形質人類学のデータなどを紹介しておきたい。

「アゼチの者」

岡本弥(『融和運動の回顧』)は、和歌山県伊都郡端場(はば)村という部落について、古くからの口承に基づいて、「村の起源について確かな文献はないが、平安朝の頃東北地方から本郡学文路(かむろ)村へ移住し、後また今の所へ転住したものらしい」と書いている。ちなみに、岡本弥は俘囚起源説を唱えている。

また、前述のように、近世の山陽地方にはチャセン(茶筅)と呼ばれたエミシ系官賤民がいたが、備前や備中では20世紀になってもチャセンを「アゼチ(按察使)の者」と呼んでいたという(喜田貞吉「備前按察使文書」『民族と歴史』五巻四号)。

チャセンは、念仏修業の俗法師であるとともに、長吏と同様に、警察事務を行っていた。長吏の呼称が、「追捕の役人」を意味する古い語義に由来することを考慮すると、アゼチ(按察使)という呼称は奈良時代に設置された地方行政監察官の名称按察使に由来すると思われる。

按察使は、719年(養老三)に、九州を除くほぼ全国に設置されたが、陸奥出羽按察使を除くと、783年(延暦二)ごろを境として他の按察使は姿を史上から消してしまう。

奈良時代に移配(いはい・捕まって奴隷と)されたエミシが官賤民(国家の=天皇の奴隷)として按察使の管理下に置かれ、警察事務などを強制されていたために、後にその子孫が「アゼチの者」と呼ばれるようになったと考えられる。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099201.html

ハチヤの起源伝承

チャセンは、山陰ではハチヤ(鉢屋)と呼ばれたが、出雲のハチヤの起源伝承を記録した「本朝鉢屋之来由並雲州苫之由緒之事」によると、鉢屋の先祖は、もと平将門(まさかど・?〜940)と藤原純友(すみとも・?〜941)の家来であった。

将門が関東で、純友が四国で乱を起こして敗北したので、京都に上がり、盗賊になったが、空也上人によって改悛させられ、京都の四条・五条の河原に小屋をかけ、念仏を唱え、瓢箪・鉢をたたきながら修業し、非人を制したので、洛中洛外が静まった。その後、諸国の国司・守護も彼らの仲間を呼んで、領内に置き、盗賊を防がせたという(倉光清六「空也上人とハチヤ伝説との交渉」『民族と歴史』六巻二号)。

また、京都の空也堂にも、「鉢タタキ(ハチヤ)の先祖は、将門の部下の将卒であったが、将門の滅亡後、死罪に処せられるところを空也上人に助けられ、空也堂の僧徒となった」という伝承があるという(倉光清六『前掲論文』)。

※空也上人の寺とされる六波羅蜜寺の資料(六波羅蜜寺発行)を出してみましたが、上人の出自がはっきり記してありません。私の記憶では、この方は、皇族の出身者だったとおもいます。寺に置かれた平清盛の像は有名です。

ハチヤ(鉢タタキ)の先祖が将門の家来であったという伝承は、「将門」がショウモンと音読みされ、ハチヤ(鉢タタキ)の別称である声聞師の「声聞」もショウモンと読まれることから生まれたといわれているが、これらの伝承は、ハチヤ(鉢タタキ)の先祖が東日本出身で、平安時代に反乱に参加して敗北したことと、悪人とみなされていたことを伝えていると思われる。また、ハチヤ(鉢タタキ)の仲間が、国司・守護によって領内に置かれたという伝承も、古代にハチヤの先祖が諸国に移住させられ、国司などの管理下に置かれたことを伝えているとみられる。

部落には、部落の古代起源を伝える、このような伝承がたくさんあるが、部落近世起源説を唱える人たちは、自説にとって都合が悪い、こうした伝承を完全に無視しているのである。

野間宏(『朝日ジャーナル』1977年8月26日号)によると、東京都練馬区の寺に残る板碑(いたび)の「弘安三年」(1280年)の文字は、練馬部落の形成が13世紀に始まることを示唆しているという。しかし、エミシの捕虜の移配が8、9世紀に行われたことを考えると、練馬部落が形成された時期は、鎌倉時代ではなくて、平安時代かもしくは奈良時代と推定されるのである。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099202.html

形質人類学のデータ

第1章で説明したように、エミシは和人とアイヌの中間の形質をもち、頭型などの点で、東北・裏日本型に属するとみられるが、近畿・山陽・山陰・九州に散在する四七部落を含む、全国的な日本人の形質調査の資料を整理した形質人類学者小浜基次(「形質人類学から見た日本の東と西」『国文学の解釈と鑑賞』二八巻五号)は、


部落民の形質は異質的なものではなく、現代日本人構成の有力な地方型である東北・裏日本形質に一致している。


とし、


頭部については、いずれの地区も共通の中頭型を示し、頭長は大きく、頭幅は小さい。したがって、畿内のような高度の短頭地区内にはさまった部落は、一般集団との間に明らかな差異がみとめられる。しかし、山陰・北九州・四国東北部などの中頭地区内にある部落は、一般集団と近似し、差異は少ない。


と書き、さらに、


大陸朝鮮型形質のもっとも濃厚な畿内地区に、もっとも非朝鮮的な形質をもつ東北・裏日本型の部落が孤島として介在することは、注目に値(あたい)する。おそらくは、婚姻と住居の制限によって内婚率が高く、特異の形質がよく保たれているものと思われる。


と述べている(図2参照)。

重要なことは、小浜基次が「一般集団と近似し、差異は少ない」とする山陰の例をみても、部落民が頭型は、中頭を示す一般の住民の頭型よりも、さらに中頭の度が高く、エミシの血を引いている現代東北北部人の頭型と一致することである。

つまり、形質人類学のデータは、エミシが部落民の先祖であることを明確に裏づけているのである。

※先に、私の人生を決めた、日比谷公園の集会参加のことを書きましたが、実は、その高校3年生の夏、友達五人で「東北旅行」を企画実施し、京都→新潟→十和田→仙台→蔵王と回っていました。

今でも思い出すのが、仙台市の知人宅で食べた、確かけんちん汁です。今までで一番美味しかったお汁料理です。あと、何故だか南部鉄のすき焼き鍋を買い、今でも実家でするすき焼きに使っています。

今、導きの糸を確認できました。
ありがとうございます。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099203.html
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c422

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
423. 中川隆[-6513] koaQ7Jey 2017年9月04日 12:41:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2013年12月18日


石渡説と飛騨天孫族

私は石渡説を知ってから、飛騨天孫族口碑が前期百済系の人々によって作られたものではなかったか、と考えるようになった。しかし、前期百済系の人々の創作だとしたら、また、すっきりとしないものがある。いや、前期百済系の人々による飛騨天孫族口碑は、後期百済系の人々が旗鉾地区に入って来ていることを踏まえれば、それは、「原飛騨天孫族口碑」と考えるべきかもしれない。


そこで今私は、飛騨王朝のスメラミコト初代大淡上方さま、その時代を仮に、第一次飛騨王朝とする。第一次飛騨王朝=前期百済系倭国とする。

次に、第二次飛騨王朝時代を淡上方さまの時代とし、これは後期百済系倭国の時代である。

さらに、第三次飛騨王朝は、大ヒルメムチ命時代とし、これは律令国家体制の時代とする。


つまり、飛騨天孫族口碑には、原飛騨天孫族口碑→後期百済系倭国に支配された後の飛騨天孫族口碑があり、原飛騨天孫族口碑と云うべき口碑は、その時代の新しい「情報」によって上書きされたのではないかと考えているのである。

第一次原飛騨天孫族口碑は、内容的には、初代大淡上方さまがその名のように、乗鞍岳の大丹生池の付近に住んで居て、この方は大神通力者であったという。それは「今から2500年前のころ」だとしているが、これは、律令国家による創作神話の影響を色濃く受けているとみなければならない。

では、実際に、前期百済系倭国の人々が、乗鞍岳の大丹生池の側で何をしていたのかを、推論しなければならないが、それは、やはり地下資源=金鉱脈調査と発掘ではなかっただろうか。

実際に私は旗鉾地区に行ってみて、其所からは、また下がった高山からも、乗鞍が見えないことに驚いた。乗鞍岳が見えたのは、位山のスキー場のリフト乗り場辺りであった。知らない土地では見えない山には登れないだろう。だとすると、大淡上方さま、またはその祖先は、長野から乗鞍を目指したとみた方が良いのだろう。


金鉱脈を探すには、水銀をまず見つけるのだという。水銀=にゅうで丹生と書く。大丹生(おおにゅう)池はまさにぴったりの場所だ。また、旗鉾地区がある旧・丹生川村(現高山市)の村名にも「にゅう」が残っている。


石渡説によると、「加羅(前期百済)系倭国は490年に滅びるまでに、日本列島では南は沖縄諸島から、北は東北地方南半部までその領域を広げた」と述べる(『邪馬台国の都吉野ヶ里遺跡』P130〜)。しかし、中部地方が征服されるのはもっと早く、それは「320年頃に狗邪韓国を宗主国とする加羅(伽耶)連合国が成立」(同P129)する時か、そのすぐ後のことだろうと考えられる。

つまり、西暦の300年代中ごろには、前期百済系倭国の支配領域であったわけである。


これを前提にして、飛騨天孫族口碑をみなければならない。


次に、淡上方(あわのうわかた)さまの時代を、私は後期百済系倭国時代とみていく。
この方は、大淡上方さまからくだって第15代の飛騨王朝の方であるが、飛騨の都を丹生川から宮村へと移す。「孫の一人を上方(うわかた)として、そこ(丹生川の旗鉾)に留めて(この方の子孫が飛騨天孫族口碑を伝えた若田老人)、直系であり飛騨を治める後継者となる孫と共に宮村に移られました。」(『日本のルーツ飛騨』P13)

「後継者となる孫」とは「スメラミコトの尊称を授け、ここに位山命(くらいやまみこと)が初代スメラミコトとなられたのです。」(同P14〜15)
そして、淡上方さまは位山に葬られる。

では、この都が奥飛騨の丹生川から宮村に移ったことで、私の主張する後期百済系倭国の支配の痕跡は認められるのか、である。飛騨国一の宮は、位山を御神体とする水無(みなし)神社である。この水無神社のことを、『諸国一の宮』(移動教室出版事業部)はこう書いている。

「古代日本海方面を開拓した出雲系の国津神の神々たちは神通川を遡(さかのぼ)って、古川・高山盆地を中心とした飛騨(斐太)の国を開いていった」とある。石渡説を使うと、出雲系の国津神=後期百済系倭国である。その「神々たちは神通川を遡って、古川・高山盆地を中心とした飛騨(斐太)の国を開いていった」という。


後期百済系倭国の人々は、日本海方面から飛騨に入って来た。
この事に呼応するかのような飛騨の口碑がある。「15代淡上方さまがスメラミコトの位山命を伴って今の宮村へ都を移されて後、大勢の人が住んでいる国府町の荒城、あたゆた、名張一宮、古川の若宮、高田、大歳、栗原の分家を転々と時には数ヶ月も滞在されながら飛騨をまとめられました。」(同P16)
『日本のルーツ飛騨』には「探訪」と題した「スメラミコト巡宮」の地図があり、つまりこれが、後期百済系倭国の開拓地なのである。


前期百済系倭国の人たちは、長野から乗鞍へと入った。目的が鉱脈調査と発掘であったからで、奥飛騨の丹生川村・旗鉾地区のさらに奥に居住したのである。後期百済系倭国の目的は、開拓であった。故に、神通川を遡って、これらの地に居住したのである。


さて、最後の第三次飛騨王朝であるが、本体は律令国家から派遣された「尾張連」の一族であろうと考える。これに対応するかのように、飛騨口碑には大ヒルメムチ命=天照大神が登場する。飛騨大ヒルメムチ命は、第35代のスメラミコトになる。

石渡説は、神武を「応神」が原型とみている。私が最も飛騨天孫族にこだわったのは、母方の祖父の出自が奈良県橿原市の「飛騨」という被差別部落であったからだ。飛騨口碑に「神武が九州の平定から約束どおり奈良のヤマトに入られた。その時、飛騨からも神武をお守りしようと、若い夫婦が山を降りた」という点にあった。

しかし、石渡説の部落の起源を知り、日高見国の「ヒタ」の語源をたどっていくと、「ヒダ」は、やはり前期百済系倭国に通じていた。飛騨口碑にも、早くから東北地方へ山を降りていった人々のことが語られてある。

エミシの日高見国は、日本原住民たるアイヌが見えるが、その他に日本先住民が居て、前期百済系倭国の人々も居たのである。

歴史の捏造は、いつだって、一番後の捏造者が有利であろう。だとすると、飛騨天孫族口碑に於いても、私が主張する第3次捏造者の企みが有利にはたらくだろう。私は、旗鉾の奥に住んで祖先の墓守りをされた若田老人を恨みはしない。前期百済系倭国の子孫にすれば、自分たちがこの国をつくり、自分たちの王は、自分たちとつながっているのだと、それを誇りに陸の孤島の暮らしを怨みもせず、精一杯の生を全うされたのだろう。そう考えると、若田老人たちを恨む意味は無くなる。

私は、決して負け惜しみでは無く、飛騨天孫族口碑に出会えて良かったとおもう。律令国家に、後期百済系倭国にさえ、裏切られ棄民とされた日本の祖先を知ることが出来たのだ。

最後に、日月神示に、「ヒ」は「イ」から来ているというのがある。「イ」がさらに井(すこし違う字の「イ」)とある、あの箇所である。伝言の大神様によれば、ヒツクは日高見国のあった地方を渡り歩いていたようだ。この「ヒ」→「イ」の解釈は、石渡説と似ている。私的には、ヒツクは歴史の闇に明るい。


「神」よ、その時代に人を助けたのか?
大本の大神様を真似る「神」よ、何がしたいのだ?
「神」のことも判った。

呪術の仏よ、「仏」のことも判った。
立て直しである。


以上、飛騨天孫族口碑の私解を書いてみました。


この記事へのコメント

こじつけすぎ。
2500年などという最近の話でもなく、渡来でもない。
Posted by あわ at 2014年01月03日 20:27
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099205.html


エミシの捕虜の人口と部落の人口

近代初頭の「賤民」の人口は、1882年(明治一五)に『統計集誌』に発表された当時の概数では、全国総人口3008万9401人のうち、「えた」は44万3093人、「非人」は7万7358人で、両者の合計は52万451人である(『部落解放研究』二号)。それに、「雑種賤民」の数を加えると、50万を越していたとみられている(原田伴彦『被差別部落の歴史』)。

「非人」の大部分は非エミシ系とみられるが、統計に入っていないエミシ系の「雑種賤民」などの数を考慮すると、明治初年のエミシ系官賤民の人口は、やはり50万人以上とみていいであろう。

ちなみに、約3008万人という全国総人口は、人口が報告されていない地域もかなりあるから、実際より400万〜500万人少ないと推定される。

森杉夫(「農村部落の情況」『歴史公論』三巻六号)によると、全国の人口は、享保(1716〜1736)ごろまでは増加しているが、「十八世紀中葉の概数約三千万人をピークとして以後停滞ぎみである。これに反して、部落の人口は、このころから幕末にかけて大幅に増加して」おり、大坂・堺に近接する部落の場合をみても、一八世紀中葉ごろから幕末にかけて、約二、三倍も人口が増加している。そして、部落の人口のこの急激な増加は、自然増とみられるという。


奈良時代の全国人口を約540万〜580万人(社会工学研究所『日本列島における人口分布』)とすると、約1100年後の明治初年までに全国人口はほぼ六倍に増えたことになるが、前述のようにエミシ系官賤民の人口増加率は一般住民の人口増加率よりかなり高いとみられるから、第1章で算出した4〜5万人という、奈良・平安時代の移配エミシの推定人口は、50万人以上とみられる明治初年のエミシ系官賤民の人口と比べても、妥当なものといえるであろう。


次に、主な部落起源説の誤りを指摘することにしよう。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099206.html

部落起源説の主なもの

朝鮮人捕虜起源説

この説は、単一民族史観から生まれたもので、日本の古代国家が渡来朝鮮人の国家であることを知らず、『日本書紀』が朝鮮三国(百済(くだら)・新羅(しらぎ)・高句麗(こうくり))を蕃国(ばんこく=蛮国・未開の国・外国の蔑称(差別(軽蔑)したよび方))視していることなどから、古代に捕虜とされた朝鮮人が部落民の先祖と考えられている。しかし、小浜基次の研究成果でも分かるように、部落民の形質は朝鮮人の形質とは遠い関係にある。

つまり、この説は、科学的根拠が何もない、偏見が生み出した説にすぎないのである。

俘囚起源説

江戸時代に、谷重遠(『秦山集』)・帆足万里(『東潜夫論』)・小寺清之(『老牛余喘』)、戦後に、渡辺実(『未解放部落史の研究』)、最近では高本力(『部落の源流』)が俘囚起源説を唱えている。江戸時代の学者の説は、いずれも単なる思い付きにすぎず、取り上げるほどのこともない。

しかし、渡辺実は、古墳の分布と部落の分布が重なることを論拠にしているので、この点についてふれておきたい。

古墳が集中して分布している地域は、八、九世紀においても、政治・経済・文化財先進地域であり、人口密度も高かった。律令国家は、エミシ系官賤民をそうした先進地域に集中して配置したので、古墳の密集している地域に部落も密集しているのである。

例えば、関東地方の北西部は、古墳の分布と部落の分布が重なっている地域であるが、梁木修(「関東地方の須恵器生産」『新版[古代の日本]』8所収)によると、関東地方は八世紀後半〜九世紀に須恵器の量産体制に入っており、この地域には須恵器の窯跡(ようせき・かまあと)が密集している。そこで、当時、この地域は、関東地方における経済・文化の先進地域であり、人口密度も高かったとみられる。そして、律令国家が、この地域から多数の住民を東北地方に移住させ、逆にエミシ系官賤民を多数この地域に配置した結果として、この地域に部落が集中して存在していると考えられるのである。


関東北西部でも、とくに群馬県に部落が多いのは、古代には上野国が加羅(伽耶)系の上毛野(かみつけの)氏の支配地であったからである。上毛野氏は大化以前から東北地方に勢力を拡大しており、八、九世紀における律令国家の日高見国侵略にも重要な役割を果たしていた。

上毛野朝臣小足上毛野朝臣広人は初代の陸奥出羽按察使であったが、720年(養老四)、反乱を起こした陸奥国のエミシによって殺されている。

また、上毛野朝臣稲人は767年(神護景雲元)に伊治(これはり)城が完成したとき、褒賞された者の中に入っており、774年(宝亀五)には陸奥介(すけ)に任命されている。上野国に俘囚郷が三つも置かれているのも、俘囚がこの地の住民と交換させられた証拠である。このように日高見国侵略に重要な役割を果たした上毛野氏に、褒賞の意味で、天皇からエミシ系官賤民が多数「賜与」されたものと思われるのである。

高本力の俘囚起源説は、部落解放を願う立場から唱えられているが、残念なことに、

1、エミシの捕虜と俘囚(降虜)を区別していない点、
2、俘囚を部落の源流とみている点、
3、平安時代の餌取・屠児が賤視されていたことを否定している点、
4、アイヌの人々を白人種とみている点

などで、誤りを犯している。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099207.html


職業起源説・宗教起源説・近世起源説

喜田貞吉(「エタ源流考」『民族と歴史』二巻一号特殊部落研究号)は、エタの執った皮細工と屠殺の職業が、「不幸にして中世以来大いに世人から嫌忌」されるようになったために、その職業が賤視され、「随(ずい)って人から嫌がられる職業のものが多く之(これ)に流れ込み、更に人から嫌がられる多(ママ・原文のままということ)の職業を賦課(ふか・この場合は「与えられた」)」されて、部落が形成されたと唱えた。

喜田貞吉は、部落解放に尽力したが、彼の職業起源説は完全な誤りである。

宗教起源説

最近触穢思想の研究が進んだ結果、中世後期に触穢思想が極度に強まったために、屠殺・皮革生産を業としたエタが賤視されるようになり、近世の部落成立の基となったと考える学者が多くなった。

しかし、第2章第3節(「エミシ系官賤民と古代日本のカースト制」)で述べたように、奈良時代に、律令国家の支配層によって憎悪(ぞうお)されていたエミシの捕虜が官賤民とされ、既に不浄視されていた仕事を強制されたのであって、触穢思想によって賤民が生まれたのではない。部落差別は、古代の民族差別に由来するものである。


近世起源説

近世起源説は、近世の封建勢力が、人民を分裂支配するために、エタ・非人の身分をつくったとする説であり、多くの学者によって唱えられ、現在は通説になっている。しかし、既に指摘したように、学問的根拠が全くなく、主観的・非合理的な説である。

※若い私たち部落解放運動をする者の中で、運動理論に書かれた「(部落差別が)根のない花」とする主張に対して、明らかな違和感を持っていた。強制されてエタにされたのだ、と唱える説もそうで、中世賤民を調べるのだが、やっぱり「しっくり」こない。一方において、古老の話があり、祖先が「神人」だと聞けばなおさら、疑問が深まったのだ。

例えば、近世起源説を唱える原田伴彦(『日本封建制下の都市と社会』)は、畿内・瀬戸内・東海・北陸などの農工生産力の先進地域では、一七世紀末葉(まつよう・終わりの頃)には、既に身分差別体制の法的確定化がほぼ完成したが、「後進地域、とくに東北においては、関西諸地域に比べて相対的な農工生産力の低さ、その社会的分業の未熟によって、ことさらに農民の下に賤民身分を確定して分割支配を強化する必要が少なかったものと考えられる」と述べているが、この説に対して、

渡辺実(『前掲書』)は、あらまし次のように反論している。

1、東海地方は、北陸や東北についで部落が少ない地域であり、原田伴彦の論理をあてはめると、後進地域という結論が生まれる。しかし、原田伴彦は東海地方を先進地域としている。これは矛盾である。

2、現在関東では、その北西部に部落が集中して存在している。これは、原田説によれば、この地域は関東では最も農工生産力が高い地域という結論が生まれることになる。だがこの結論は妥当であろうか。

渡辺実が鋭く指摘しているように、部落が八、九世紀につくられたことを知らない原田伴彦の説は、このように大きな矛盾を抱えているのである。

近世起源説の一つに、一向一揆起源説がある。この説は、中世末〜近世初頭の一向一揆に加わって頑強に戦った人々が、一向一揆を弾圧した織豊政権やその弾圧政策を踏襲した徳川政権によって部落民とされたとするのである。
しかし、一向一揆が起こらなかった上野国(群馬県)に部落が多いこと一つをとってみても、この説が非科学的・主観的な説にすぎないことが分かる。

※原田伴彦氏は、「部落解放研究集会」でよく見かけました。「一向一揆起源説」は、その当時、岡山の人が訴えていて、原田氏とのやりとりを覚えています。


近世起源説を唱える学者は、総じて人類学の知識に欠けている。脇田修(「解題にかえて」『部落史の研究』前近代編)は、小浜基次の成果を紹介し、大陸渡来人説は成り立たないとしているが、「小浜の分析は形質人類学の研究水準から、無条件で採用できない」と書き、その理由について、「頭部の形質が固定的でなく変化する、という見解が出され、しかもその理由が解明しきれていないという事情による(たとえば鈴木尚『日本人の骨』岩波書店をみよ)」と説明している。

鈴木尚が長谷部言人の日本人単一民族説を継承発展させたこと、長谷部説が中国侵略戦争中に体制側の要求に答えるために構築された非科学的な学説であること(『古代蝦夷と天皇家』)を脇田修は知らないのである。

このように、近世起源説を唱える学者は、長谷部言人や鈴木尚の日本人単一民族説に毒され、渡来系の律令国家のエミシ征服や律令国家が行った民族差別の真相を知ることができないのであるが、近世起源説が通説となる過程も、この説の非科学性を教えてくれる。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099208.html

体制の思想

DSC_0587.jpg藤谷俊雄は、1955年に書いた「部落問題研究の目的」(『部落問題の歴史的研究』所収)という論文で、部落の起源を古代の賤民に求める説が根強いことを紹介し、


わたくしじしんの経験をいえば、この夏、滋賀県下に講演にいったとき、わたくしは江戸幕藩政権の部落政策から以後について話したのであるが、聴衆の一人から質問がでて、
「幕府の部落政策によって部落民とされたのは中世の隷属民ではないか、そしてそれはまた古代の賤民からでたものではないか、そして古代の賤民は被征服者なのではないか」といった意味のことをいわれた。質問者の意図のなかには、明らかに部落の起源を古代にもとめようとし、しかもそれを民族的征服の関係にもとめようとする底意が読みとれた。


と書いている。そして、藤谷俊雄は、「部落史」として古代から説き起こす形式は、「部落を作りだした江戸幕藩支配による身分制度の意義をぼかす」ことになるとし、古代・中世の「賤民」身分の研究に歴史家が取り組むことは、「当面する部落問題の歴史的研究として要求されるものではない」とし、古代・中世の「賤民」身分の歴史的研究を「部落史」から切り離すことを提唱している。


そして、彼のこの提唱は、多くの学者たちに受け入れられ、古代・中世の賤民の歴史的研究は、「部落史」研究と切り離されてしまった。その結果、古代・中世の賤民と部落民が系譜的につながるという説を発表することさえ、はばかれるようになったのである。史実探求の自由を、学者たちが自ら圧殺してしまったわけである。


部落の起源を古代の民族戦争の結果に求める説は、部落解放運動に一生を捧げた松本治一郎(『不可侵不可被侵』)も唱えていたものであり、現在でも部落解放を願っている多くの人々が心ひそかに抱いているものであって、藤谷俊雄のいうような理由で排除されるべきものでは決してなかったのである。


さらに重要なことは、部落の源流が、古代の民族戦争における被征服者であっては都合が悪い、と藤谷俊雄が考えていたことである。

彼は、被征服者が征服者よりも劣っているという、体制側の思想に捕らわれていたために、部落民の祖先を被征服者とする質問者の「底意」を恐れたのである。しかし、今日、多くの人々は、征服者が、道徳的に被征服者より劣っており、征服という行為が恥ずべき犯罪行為であることに気付きはじめている。

征服・被征服の問題についての体制側の思想を克服し、征服者を賛美することの愚を知ることは、部落の起源を解明しようとする者には、第一に要求されることである。

以上のように、部落近世起源説は、日本史学者の無知と怠惰と誤った思想が生み出した代物であり、科学的根拠を一つももたないものなのである。


※『日本古代国家と部落の起源』石渡信一郎著(三ー書房・1994)の転載を終わります。
ありがとうございます。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099209.html
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c423

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
424. 中川隆[-6512] koaQ7Jey 2017年9月04日 12:43:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2013年12月20日
「部落の起源」外伝ー日高見国のアテルイ

『古代蝦夷と天皇家』著者石渡信一郎、三ー書房1994年出版より、「アテルイの処刑」(P155〜)を転載。


801年(延暦20)に、桓武はいよいよ第三次侵攻を開始する。『日本紀略』によると、2月14日に、桓武は征夷大将軍坂上田村麻呂に節刀(せっとう・天皇の権限を代行する意味)を与えている。

陸奥に赴(おもむ)いた田村麻呂(たむらまろ)は、9月27日に、「夷賊を討伐」したと(朝廷に)報告し、10月28日には、帰京して桓武に節刀を返している。そして、11月7日には、桓武は、陸奥国のエミシを田村麻呂らが「伐(う)ち平(たい)らげ掃(は)き治(おさ)め」たことを喜び、田村麻呂に従三位を授(さず)けている。…………


つまり、801年(延暦20)に、田村麻呂は、日高見国の北部まで一応征服したのである。しかし、エミシの総帥アテルイはまだ降伏しなかった。


802年(延暦21)正月9日、田村麻呂は胆沢城(岩手県水沢市佐倉河)の造営を命じられ、正月11日には、駿河・甲斐・相模・上総・下総・常陸・信濃・上野・下野等の国の浪人4000人を胆沢城に配置せよという勅(天皇の言葉・命令)が出されている。第三次侵攻の結果、アテルイの本拠であった胆沢地方は、律令国家の支配下に入ってしまったのである。


この年の4月15日、平安京にアテルイが降伏したという田村麻呂からの知らせが届いた。大墓(おおはか)公アテルイ(『日本紀略』には阿弖利為とあるが、阿弖流為と同一人)と磐倶(いわぐ)公モレ(母礼)が同族500余人を率いて降伏したというのである。

7月10日に、田村麻呂は、アテルイとモレを従えて平安京に帰ってきた。律令国家の支配層は、宿敵アテルイが降伏したので大喜びであった。7月25日には、百官が表を上げて「蝦夷の平らぐを賀」している。

※御所において百官が厳かに正装して、祝賀会を行った様子です。

『日本紀略』によると、中央政府の内部では、アテルイとモレの処遇で意見が分かれた。逆賊として処罰すべしという意見と、罪を許して故郷に帰し、中央政府のエミシ懐柔政策に協力させようという意見に分かれたというのである。

田村麻呂ら将軍たちは、「此の度は願いに任せて返し入れ、其の賊類を招かん」(8月13日条)と主張したが、公卿たちは「野心獣心、反覆定まりなし。いわゆる虎を養い患(わずら)いを遺すなり」(同条)と強硬に反対したので、結局、田村麻呂らの意見は通らず、アテルイとモレは8月13日に河内の社山(もりやま)というところで斬られたという。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099210.html
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c424

[昼休み45] 被差別部落出身の有名人は?・yomi.mobi(部落出身者は、大和民族の誇りを思い出し、在日・米国と手を切るべきです) 小沢内閣待望論
425. 中川隆[-6511] koaQ7Jey 2017年9月04日 12:44:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2013年12月20日「部落の起源」外伝ー小浜基次の研究

『古代蝦夷と天皇家』第1章第3項「遺伝子と地名が明かすエミシの系統」〜小浜基次の研究〜より抜粋し解説する。


和人(日本人)・アイヌ・朝鮮人や、その他の周辺諸種族の生体計測の成果を比較研究した小浜は、1960年(昭和35)に、

「生体計測学的にみた日本人の構成と起源に関する考察」(『人類学研究』7巻1・2号)という論文を書いたが、その内容はあらまし次のようである。

※小浜基次
1940年生まれ、兵庫県西宮市出身。1953年10月に母校の大阪大学医学部解剖学教室教授、1968年に定年退官するまでにアイヌの生体計測研究を多く実施する。1970年死去。

現代和人は、形質からみて、短頭(真上から見て円い頭)・長身などの、朝鮮人と類似した畿内型と、中頭(真上から見て短頭より長い頭。中頭より長い頭は長頭という)・低身長などのアイヌに類似した東北・裏日本型に分けられる。

※この二つの「型」の地域をもっと詳しく書く。
畿内型=西日本を代表し、畿内を中心として、西は瀬戸内海沿岸を経て対馬より朝鮮につらなり、東は東海道、中仙道を経て南関東に分布。

東北・裏日本型=東日本を代表し、東北・北関東より裏日本の北陸、山陰、北九州とそれら周辺の離島に分布。(『日本民族と南方文化』所収「日本人とアイヌ」)

朝鮮人と類似した畿内型=短頭・長身
アイヌに類似した東北・裏日本型=中頭・低身長

ただし、「計測学的にアイヌのもっともいちじるしい特徴は、頭長の大きいことであり、他人種にも類例をみないくらいである」(同論文)とある。
アイヌの頭幅は頭長に比して小さく、「畿内日本人よりいちじるしく小さい」、それが理由で「アイヌの頭長幅指数は低度の中頭に属し」ともある。


この二つの要素の混交によって現代和人は構成されている。


日本列島にはアイヌ系の東北・裏日本型が先住していたが、その後朝鮮半島から畿内型の形質をもつ集団が渡来し、瀬戸内海を経て、畿内に本拠を占め、一部はさらに東進して、南関東まで達した。

現代和人構成の主流をなした基本集団は朝鮮系とアイヌ系であろう。その混交によって亜型、移行型も形成され、現在の和人(日本人)を構成している。

※だとすると、アイヌを見つけなければならない。ちなみに、石渡さんは同書で「実は、日高見国は加羅系(前期百済系)の崇神王朝が建てた国の名前であるが、なぜ日高見国がエミシの国の名前とされたかということについては、第2章で説明することにしたい」(P25)と述べられている。

アイヌを見つけ、日高見国を知らなければならない。
http://ryuchan60.seesaa.net/article/435099211.html
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/860.html#c425

[近代史02] プーチン大統領は神の申し子_____小沢一郎先生はこういう人になって欲しかった 中川隆
72. 中川隆[-6510] koaQ7Jey 2017年9月04日 12:54:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

金正恩暴走の影にロシアの支援あり、プーチンはなぜ北を守るのか
http://diamond.jp/articles/-/140798
2017.9.4 北野幸伯:国際関係アナリスト  ダイヤモンド・オンライン


金正恩の暴走が止まらない。国連安保理で制裁は強化されているが、中国やロシアが支援を続けているため、状況は好転しないままだ。今回は、支援を強化しているとささやかれるロシアについて、考えてみよう。(国際関係アナリスト 北野幸伯)

暴走する金正恩への
支援を強化するプーチン

韓国、中国の日本に対する憎しみよりは多少マシとはいえ、ロシアの米国に対する憎しみも相当なもの。ソ連崩壊後の経緯を見てみると、ロシアが北朝鮮を支援したくなる理由が良くわかる Photo:Reuters/AFLO

 言うまでもなく、日本にとって深刻な脅威である北朝鮮。しかし、日本政府は事実上、効果のない抗議しかできない状況だ。確かに国連安全保障理事会で制裁は強化されているが、北朝鮮の貿易で90%を占める中国が支援を続けているため、北朝鮮の態度は変わらないままだ。

 そして、最近は、プーチン・ロシアが「北朝鮮支援を強化している」という情報が多々出てきている。ロシアは、どのような支援を北朝鮮にしているのか?まずは、小さなところから紹介しよう。(太字筆者、以下同じ)

<北朝鮮、ロシアに公認旅行代理店=初開設、接近浮き彫り
時事通信 8/25(金) 6:33配信 

【モスクワ時事】ロシアの旅行業界団体や在ロシア北朝鮮大使館の関係者は24日、共同で記者会見し、モスクワで北朝鮮政府の認可を受けた初の旅行代理店が開設されると発表した。
ロシアは核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に融和的姿勢を示しており、両国の接近ぶりが改めて浮き彫りになったと言えそうだ。>

 モスクワに、北朝鮮政府公認の旅行代理店がオープンした。名前は、「NKOREAN」。北朝鮮大使館の関係者は、「わが国は、世界で最も安全な国の1つだ」と主張しているとか。北朝鮮が世界を騒がしている時期の「公認旅行代理店」開設は、極めて意味深だ。記事にもあるように、「ロシアと北朝鮮が接近している証拠」といえるだろう。

統計には出てこない支援量
中ロは結託して北朝鮮を支援

 次は、もっと重要な分野について見てみよう。

<北ミサイル ロシア、北朝鮮への石油製品輸出を倍増 実態はさらに巨額か

産経新聞 8/20(日) 12:25配信
【モスクワ=黒川信雄】ロシアが今年1〜6月に、ガソリンやディーゼル燃料など石油製品の北朝鮮への輸出を前年比で倍増させていたことが露税関当局の資料から明らかになった。
北朝鮮の核・ミサイル開発への国際的な非難が高まるなか、同国を経済面で支えるロシアの姿勢が改めて鮮明になった。>

 なんと、ロシアは今年1月〜6月、北朝鮮への石油製品輸出を倍増させていた。ロシア税関局によると、この時期輸出された石油製品は4304トン、金額にすると約2億6000万円相当となる。増えてはいるが、「大した量ではないな」と思われるだろう。しかし、どうも実際は、もっと多いようなのだ。

<統計上の数字は「氷山の一角」に過ぎないとの指摘もある。
露極東連邦大のルキン准教授は産経新聞のインタビューに、ロシアが北朝鮮に主に輸出する石油製品はガソリンとディーゼル燃料で、それらの輸出量は年間20万〜30万トンに達していると分析する。
ただ、多くは中国向けとして輸出され、最終的に北朝鮮に運びこまれるため、統計に反映されないのだという。>(同上)

 ルキン氏は、2つの重要な指摘をしている。1つは、ロシアが北朝鮮に輸出している石油製品の量は、同国税関の記録よりも23〜35倍多い。もう1つは、ロシアは、中国経由で石油製品を輸出している。つまり、「中国とロシアは、結託して北朝鮮を守っている」ことになる。

 この件に関しては、公正であるために補足をしておこう。国連安保理は8月末時点で、北朝鮮への石油製品輸出を禁止していない。だから、ロシアも中国も「何も悪いことはしていない」と主張することが可能だ。

 さらに、驚きの話が出てきている。

<北朝鮮、元KGBを軍事顧問に 暗殺作戦への対抗策

朝日新聞 8/25(金) 5:05配信
北朝鮮が最近、ソ連崩壊で解体された国家保安委員会(KGB)の元要員らを軍事顧問として起用したと、北朝鮮関係筋が明らかにした。
米韓が検討しているとされる金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を暗殺する「斬首作戦」への対抗策という。>

 北朝鮮は、元KGB要員を軍事顧問として起用した。これが事実だとすれば、ロシア政府の許可なしで雇用されたとは考えにくい。ここまでで、「ロシアが北朝鮮への支援を強化している」ことを、ご理解いただけただろう。

「米国にボロボロにされた」
ソ連崩壊後に憎悪を募らせたロシア

 次に、「なぜ、ロシアは北朝鮮への支援を増やしているのか」を考えてみよう。この答えを知ることは、まさに「ロシアそのものを理解すること」につながる。

 ロシアでは、今からちょうど100年前、「ロシア革命」が起こった。そして、世界で初めて「共産主義」をベースとする国家、ソ連が誕生した。共産主義の産みの親カール・マルクスは、「人類歴史は、階級闘争の歴史」と断言する。階級闘争は、奴隷所有者vs奴隷、地主vs農奴、資本家vs労働者と続いていく。

 マルクスの予言によれば、この戦いの帰結は、すでに決まってる。すなわち、労働者階級は資本家階級を打倒し、「労働者の天国」(共産世界)を建設する――。

 こういう世界観の中で、ソ連は「労働者の国」、米国は「資本家の国」である。よって、「労働者の国」ソ連が、「資本家の国」米国を打倒するのは、「歴史的ミッション」なのだ。日本人には「はあ?」という感覚かもしれないが、ソ連では、これこそが「常識」であった。

 実際、ソ連時代の子どもたちは、「米国は、打倒すべき敵」と教育されながら大人になった。だから、1952年生まれのプーチンも、もちろん「反米」である。しかも彼の場合、大学卒業後すぐにKGBに入ったので、「超反米」といえる。
 
 さて、歴史は、マルクスの予言とは、まったく異なる方向にむかう。彼の歴史観によると、社会主義・共産主義国は、資本主義の次に来る段階であって、より進んでいるはずだったのだが、ソ連は米国に負け、1991年末に崩壊してしまった。

 この時プーチンは、「共産主義教のインチキ」には気づいただろう。しかし、彼が親米に変わったわけではなかった。「米国は、悪の国」という思想を証明するような事態が、ソ連崩壊後に次々と起こったからだ。

 新生ロシアの初代大統領エリツィンは、米国やIMF(国際通貨基金)などの勧告に従って経済改革を行ったのだが、これが大失敗だった。ロシアのGDPは、92〜98年でなんと43%も減少してしまう。この悲惨な結果について、ロシアでは「米国がわざと間違った改革をさせ、経済を破壊した」と広く信じられている。

NATO拡大に恐怖するロシア
「われわれは米国に何度もだまされた」

 さらに、安全保障面でも、ロシアは米国に失望した。90年、資本主義陣営の西ドイツと、共産陣営の東ドイツが統一された。これは、ソ連の許可なしでは実現しなかった。
 
 米国はこの時、「NATO(北大西洋条約機構)を東に拡大することはない」と、ソ連に約束したのだ。しかし、後に米国は、これをあっさり破った。

 99年、チェコ、ハンガリー、ポーランドがNATOに加盟。この東欧の3国は冷戦時代、「事実上ソ連の支配下にあった国々」である。2004年には、ルーマニア、ブルガリア、スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニアが加わった。
 
 特に、エストニア、ラトビア、リトアニアは重要だ。これらは、「旧ソ連国」であり、ロシアから見ると、「かつて自国の一部だった国々」だ。09年には、アルバニアとクロアチア、17年にはモンテネグロがNATOに入った。ソ連が崩壊してから、NATO加盟国はなんと13も増えている。

 ロシアからは、「巨大反ロシア軍事ブロックが膨張し続けている」ように見える。しかも、米国は現在、これも旧ソ連のウクライナ、モルドバ、ジョージア(旧グルジア)をNATOに引き入れようと画策している。当然、プーチンの反米意識は、ますます強まっていく。
 
 ここまでの話、「大げさな…」と思われる人も多いだろう。そこで、14年3月18日、ちょうどクリミア併合を決めた時のプーチン演説を引用してみよう。

< 我々は何度もだまされてきた。我々の見えないところで事が決められ、実行された。
例えばNATOの東方拡大やロシアの国境近くに軍事施設を設けることなどだ。彼らは同じことを繰り返してきた。

「それはあなた方に向けたものではありません」

信じられない。

(欧州)ミサイル防衛システムの展開もそうだ。我々にとっては脅威にもかかわらず、施設や装置は設置されている。>

< 我々は根拠を持って次のように推察する。
すなわちロシアを抑制しようとする悪名高い政策は、18世紀、19世紀、20世紀にわたって続いてきた。そして今も続いている。

我々は常に追い込まれている。>

ロシアから見た
北朝鮮の地政学的位置づけ

 プーチンは、「ロシアを抑制しようとする政策は、今も続いている」と考えているのだ。もっと重要なことに、「ロシア国民も、そう信じている」。そして、ロシア国民は「クリミア併合以後、わが国は戦争状態に突入した」と認識している。

 実際、テレビを見れば、毎日のように「ロシア軍の動向」が伝えられる。テレビ局では、毎日「政治討論番組」があり、白熱した議論が交わされている。しかも、そのほとんどは、「いかに米国は悪であるか」という内容である。
 
 このように。ロシアから西を見ると、「29ヵ国からなる超巨大反ロシア軍事ブロック」NATOが迫っている。

 東はどうだろう?こちらも油断できない。ロシアを崩壊させたい米国と、その同盟国日本・韓国が、「隙あらば侵略しよう」と狙っている(と、彼らは見ている)。

 それで、日本のMD(ミサイル防衛)も、韓国の地上配備型ミサイル迎撃システム・THAADも、「対北朝鮮といいながら、実は対ロシアだ」と考えているのだ(ちなみに米国は、東欧MDについて、「対ロシアではなく、対イランだ」と苦しい説明をしていた。そんな経緯から、日本、韓国MDについて「対北朝鮮だ」といっても、ロシアは信じない)。

 こういう緊張感の中で、ロシアにとって北朝鮮は、どのような国なのか?それは「米国の侵略を防いでくれる緩衝国家」である。

 今の日本人は、「緩衝国家」の必要性を理解できないだろう。しかし、かつては日本も、朝鮮や満州国を「ロシア(後のソ連)の南下を阻止するための緩衝国家」と見ていた。その後、日本は米国の保護下に入ったため、誰も「緩衝国家が必要」とは言わなくなったが、ロシアはいまだに米国と戦っているので、「緩衝国家が必要」と考えるのだ。

効果がないように見えても
日米の現行の作戦が正しい理由

 もちろん、プーチンも、北朝鮮が核兵器を持つことを望んではいなかっただろう。ロシアは、「核の寡占状態」を維持したいからだ。核拡散防止条約(NPT)は、米国、英国、フランス、ロシア、中国以外の国が核兵器を持つのを禁じているが、これはロシアにとって都合がいい。それに、北朝鮮を許せば、日本や韓国の核保有を止めることが難しくなる。

 それでも、緩衝国家・北朝鮮が必要であることに変わりはない。北朝鮮が崩壊し、米国の同盟国・韓国が朝鮮半島を統一したとしよう。すると、米国は朝鮮半島のロシア、中国国境付近に基地を置き、ミサイルを配備するだろう。ロシアは、これを阻止したいのだ。

 このように北朝鮮を必要としながらも、今までロシアは、北朝鮮をあまりサポートしていなかった。ではなぜ、ここにきて支援を増やしているのか?これは、米国の圧力によって、中国が対北支援を減らしているからだろう。中国が減らした分を、ロシアが増やすことで補っていると思われる。

 ロシアは、これからも北朝鮮との「対話」を呼びかけ、国連安保理を通して「戦争回避」を主張し続けるだろう。金正恩を守るのが、現時点でロシアの国益なのだ。

 そうはいっても、ロシアも、「全世界を敵に回してでも北朝鮮を守る」という感じではない。実際、国連安保理で「対北制裁」は徐々に強化されている。常任理事国であるロシアは拒否権を持っているので、制裁が強化されているというのは、ロシアもそれに同意してきたということだ。

 北朝鮮が北海道上空を通過するミサイルを発射したことを受け、安保理は8月30日、同国を強く非難し、ミサイル発射の即時停止を求める議長声明を出した。ロシアは、これにも反対していない。

 日米はこれまで、北朝鮮が何かアクション(核実験、ミサイル発射)を起こすたびに、同国を非難し、安保理を通して制裁を強化してきた。それでも北朝鮮が変わらないことから、無力感すら漂っている。
 
 しかし、日米は、正しい道を進んでいるのだ。

 最終的に戦争になるとしても、「日米は平和的解決のために、できる限りのことはした」と世界を納得させることが大事だ。朝鮮戦争が起こったとき、中ロがあからさまに北朝鮮を支援できないようにするためである。

 もし中ロが北朝鮮側に立って参戦すれば、第三次世界大戦になる可能性も出てくる。「北朝鮮を助ければ、世界を敵に回して孤立する」と中ロに信じさせるためには、まどろっこしいように見えるだろうが、まずは「国連安保理」で行けるところまで行くことが必要なのだ。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c72

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
31. 中川隆[-6509] koaQ7Jey 2017年9月04日 13:20:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

金正恩暴走の影にロシアの支援あり、プーチンはなぜ北を守るのか
http://diamond.jp/articles/-/140798
2017.9.4 北野幸伯:国際関係アナリスト  ダイヤモンド・オンライン

金正恩の暴走が止まらない。国連安保理で制裁は強化されているが、中国やロシアが支援を続けているため、状況は好転しないままだ。今回は、支援を強化しているとささやかれるロシアについて、考えてみよう。(国際関係アナリスト 北野幸伯)

暴走する金正恩への
支援を強化するプーチン

韓国、中国の日本に対する憎しみよりは多少マシとはいえ、ロシアの米国に対する憎しみも相当なもの。ソ連崩壊後の経緯を見てみると、ロシアが北朝鮮を支援したくなる理由が良くわかる Photo:Reuters/AFLO

 言うまでもなく、日本にとって深刻な脅威である北朝鮮。しかし、日本政府は事実上、効果のない抗議しかできない状況だ。確かに国連安全保障理事会で制裁は強化されているが、北朝鮮の貿易で90%を占める中国が支援を続けているため、北朝鮮の態度は変わらないままだ。

 そして、最近は、プーチン・ロシアが「北朝鮮支援を強化している」という情報が多々出てきている。ロシアは、どのような支援を北朝鮮にしているのか?まずは、小さなところから紹介しよう。(太字筆者、以下同じ)

<北朝鮮、ロシアに公認旅行代理店=初開設、接近浮き彫り
時事通信 8/25(金) 6:33配信 

【モスクワ時事】ロシアの旅行業界団体や在ロシア北朝鮮大使館の関係者は24日、共同で記者会見し、モスクワで北朝鮮政府の認可を受けた初の旅行代理店が開設されると発表した。
ロシアは核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に融和的姿勢を示しており、両国の接近ぶりが改めて浮き彫りになったと言えそうだ。>

 モスクワに、北朝鮮政府公認の旅行代理店がオープンした。名前は、「NKOREAN」。北朝鮮大使館の関係者は、「わが国は、世界で最も安全な国の1つだ」と主張しているとか。北朝鮮が世界を騒がしている時期の「公認旅行代理店」開設は、極めて意味深だ。記事にもあるように、「ロシアと北朝鮮が接近している証拠」といえるだろう。

統計には出てこない支援量
中ロは結託して北朝鮮を支援

 次は、もっと重要な分野について見てみよう。

<北ミサイル ロシア、北朝鮮への石油製品輸出を倍増 実態はさらに巨額か

産経新聞 8/20(日) 12:25配信
【モスクワ=黒川信雄】ロシアが今年1〜6月に、ガソリンやディーゼル燃料など石油製品の北朝鮮への輸出を前年比で倍増させていたことが露税関当局の資料から明らかになった。
北朝鮮の核・ミサイル開発への国際的な非難が高まるなか、同国を経済面で支えるロシアの姿勢が改めて鮮明になった。>

 なんと、ロシアは今年1月〜6月、北朝鮮への石油製品輸出を倍増させていた。ロシア税関局によると、この時期輸出された石油製品は4304トン、金額にすると約2億6000万円相当となる。増えてはいるが、「大した量ではないな」と思われるだろう。しかし、どうも実際は、もっと多いようなのだ。

<統計上の数字は「氷山の一角」に過ぎないとの指摘もある。
露極東連邦大のルキン准教授は産経新聞のインタビューに、ロシアが北朝鮮に主に輸出する石油製品はガソリンとディーゼル燃料で、それらの輸出量は年間20万〜30万トンに達していると分析する。
ただ、多くは中国向けとして輸出され、最終的に北朝鮮に運びこまれるため、統計に反映されないのだという。>(同上)

 ルキン氏は、2つの重要な指摘をしている。1つは、ロシアが北朝鮮に輸出している石油製品の量は、同国税関の記録よりも23〜35倍多い。もう1つは、ロシアは、中国経由で石油製品を輸出している。つまり、「中国とロシアは、結託して北朝鮮を守っている」ことになる。

 この件に関しては、公正であるために補足をしておこう。国連安保理は8月末時点で、北朝鮮への石油製品輸出を禁止していない。だから、ロシアも中国も「何も悪いことはしていない」と主張することが可能だ。

 さらに、驚きの話が出てきている。

<北朝鮮、元KGBを軍事顧問に 暗殺作戦への対抗策

朝日新聞 8/25(金) 5:05配信
北朝鮮が最近、ソ連崩壊で解体された国家保安委員会(KGB)の元要員らを軍事顧問として起用したと、北朝鮮関係筋が明らかにした。
米韓が検討しているとされる金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を暗殺する「斬首作戦」への対抗策という。>

 北朝鮮は、元KGB要員を軍事顧問として起用した。これが事実だとすれば、ロシア政府の許可なしで雇用されたとは考えにくい。ここまでで、「ロシアが北朝鮮への支援を強化している」ことを、ご理解いただけただろう。

「米国にボロボロにされた」
ソ連崩壊後に憎悪を募らせたロシア

 次に、「なぜ、ロシアは北朝鮮への支援を増やしているのか」を考えてみよう。この答えを知ることは、まさに「ロシアそのものを理解すること」につながる。

 ロシアでは、今からちょうど100年前、「ロシア革命」が起こった。そして、世界で初めて「共産主義」をベースとする国家、ソ連が誕生した。共産主義の産みの親カール・マルクスは、「人類歴史は、階級闘争の歴史」と断言する。階級闘争は、奴隷所有者vs奴隷、地主vs農奴、資本家vs労働者と続いていく。

 マルクスの予言によれば、この戦いの帰結は、すでに決まってる。すなわち、労働者階級は資本家階級を打倒し、「労働者の天国」(共産世界)を建設する――。

 こういう世界観の中で、ソ連は「労働者の国」、米国は「資本家の国」である。よって、「労働者の国」ソ連が、「資本家の国」米国を打倒するのは、「歴史的ミッション」なのだ。日本人には「はあ?」という感覚かもしれないが、ソ連では、これこそが「常識」であった。

 実際、ソ連時代の子どもたちは、「米国は、打倒すべき敵」と教育されながら大人になった。だから、1952年生まれのプーチンも、もちろん「反米」である。しかも彼の場合、大学卒業後すぐにKGBに入ったので、「超反米」といえる。
 
 さて、歴史は、マルクスの予言とは、まったく異なる方向にむかう。彼の歴史観によると、社会主義・共産主義国は、資本主義の次に来る段階であって、より進んでいるはずだったのだが、ソ連は米国に負け、1991年末に崩壊してしまった。

 この時プーチンは、「共産主義教のインチキ」には気づいただろう。しかし、彼が親米に変わったわけではなかった。「米国は、悪の国」という思想を証明するような事態が、ソ連崩壊後に次々と起こったからだ。

 新生ロシアの初代大統領エリツィンは、米国やIMF(国際通貨基金)などの勧告に従って経済改革を行ったのだが、これが大失敗だった。ロシアのGDPは、92〜98年でなんと43%も減少してしまう。この悲惨な結果について、ロシアでは「米国がわざと間違った改革をさせ、経済を破壊した」と広く信じられている。

NATO拡大に恐怖するロシア
「われわれは米国に何度もだまされた」

 さらに、安全保障面でも、ロシアは米国に失望した。90年、資本主義陣営の西ドイツと、共産陣営の東ドイツが統一された。これは、ソ連の許可なしでは実現しなかった。
 
 米国はこの時、「NATO(北大西洋条約機構)を東に拡大することはない」と、ソ連に約束したのだ。しかし、後に米国は、これをあっさり破った。

 99年、チェコ、ハンガリー、ポーランドがNATOに加盟。この東欧の3国は冷戦時代、「事実上ソ連の支配下にあった国々」である。2004年には、ルーマニア、ブルガリア、スロバキア、スロベニア、エストニア、ラトビア、リトアニアが加わった。
 
 特に、エストニア、ラトビア、リトアニアは重要だ。これらは、「旧ソ連国」であり、ロシアから見ると、「かつて自国の一部だった国々」だ。09年には、アルバニアとクロアチア、17年にはモンテネグロがNATOに入った。ソ連が崩壊してから、NATO加盟国はなんと13も増えている。

 ロシアからは、「巨大反ロシア軍事ブロックが膨張し続けている」ように見える。しかも、米国は現在、これも旧ソ連のウクライナ、モルドバ、ジョージア(旧グルジア)をNATOに引き入れようと画策している。当然、プーチンの反米意識は、ますます強まっていく。
 
 ここまでの話、「大げさな…」と思われる人も多いだろう。そこで、14年3月18日、ちょうどクリミア併合を決めた時のプーチン演説を引用してみよう。

< 我々は何度もだまされてきた。我々の見えないところで事が決められ、実行された。
例えばNATOの東方拡大やロシアの国境近くに軍事施設を設けることなどだ。彼らは同じことを繰り返してきた。

「それはあなた方に向けたものではありません」

信じられない。

(欧州)ミサイル防衛システムの展開もそうだ。我々にとっては脅威にもかかわらず、施設や装置は設置されている。>

< 我々は根拠を持って次のように推察する。
すなわちロシアを抑制しようとする悪名高い政策は、18世紀、19世紀、20世紀にわたって続いてきた。そして今も続いている。

我々は常に追い込まれている。>

ロシアから見た
北朝鮮の地政学的位置づけ

 プーチンは、「ロシアを抑制しようとする政策は、今も続いている」と考えているのだ。もっと重要なことに、「ロシア国民も、そう信じている」。そして、ロシア国民は「クリミア併合以後、わが国は戦争状態に突入した」と認識している。

 実際、テレビを見れば、毎日のように「ロシア軍の動向」が伝えられる。テレビ局では、毎日「政治討論番組」があり、白熱した議論が交わされている。しかも、そのほとんどは、「いかに米国は悪であるか」という内容である。
 
 このように。ロシアから西を見ると、「29ヵ国からなる超巨大反ロシア軍事ブロック」NATOが迫っている。

 東はどうだろう?こちらも油断できない。ロシアを崩壊させたい米国と、その同盟国日本・韓国が、「隙あらば侵略しよう」と狙っている(と、彼らは見ている)。

 それで、日本のMD(ミサイル防衛)も、韓国の地上配備型ミサイル迎撃システム・THAADも、「対北朝鮮といいながら、実は対ロシアだ」と考えているのだ(ちなみに米国は、東欧MDについて、「対ロシアではなく、対イランだ」と苦しい説明をしていた。そんな経緯から、日本、韓国MDについて「対北朝鮮だ」といっても、ロシアは信じない)。

 こういう緊張感の中で、ロシアにとって北朝鮮は、どのような国なのか?それは「米国の侵略を防いでくれる緩衝国家」である。

 今の日本人は、「緩衝国家」の必要性を理解できないだろう。しかし、かつては日本も、朝鮮や満州国を「ロシア(後のソ連)の南下を阻止するための緩衝国家」と見ていた。その後、日本は米国の保護下に入ったため、誰も「緩衝国家が必要」とは言わなくなったが、ロシアはいまだに米国と戦っているので、「緩衝国家が必要」と考えるのだ。

効果がないように見えても
日米の現行の作戦が正しい理由

 もちろん、プーチンも、北朝鮮が核兵器を持つことを望んではいなかっただろう。ロシアは、「核の寡占状態」を維持したいからだ。核拡散防止条約(NPT)は、米国、英国、フランス、ロシア、中国以外の国が核兵器を持つのを禁じているが、これはロシアにとって都合がいい。それに、北朝鮮を許せば、日本や韓国の核保有を止めることが難しくなる。

 それでも、緩衝国家・北朝鮮が必要であることに変わりはない。北朝鮮が崩壊し、米国の同盟国・韓国が朝鮮半島を統一したとしよう。すると、米国は朝鮮半島のロシア、中国国境付近に基地を置き、ミサイルを配備するだろう。ロシアは、これを阻止したいのだ。

 このように北朝鮮を必要としながらも、今までロシアは、北朝鮮をあまりサポートしていなかった。ではなぜ、ここにきて支援を増やしているのか?これは、米国の圧力によって、中国が対北支援を減らしているからだろう。中国が減らした分を、ロシアが増やすことで補っていると思われる。

 ロシアは、これからも北朝鮮との「対話」を呼びかけ、国連安保理を通して「戦争回避」を主張し続けるだろう。金正恩を守るのが、現時点でロシアの国益なのだ。

 そうはいっても、ロシアも、「全世界を敵に回してでも北朝鮮を守る」という感じではない。実際、国連安保理で「対北制裁」は徐々に強化されている。常任理事国であるロシアは拒否権を持っているので、制裁が強化されているというのは、ロシアもそれに同意してきたということだ。

 北朝鮮が北海道上空を通過するミサイルを発射したことを受け、安保理は8月30日、同国を強く非難し、ミサイル発射の即時停止を求める議長声明を出した。ロシアは、これにも反対していない。

 日米はこれまで、北朝鮮が何かアクション(核実験、ミサイル発射)を起こすたびに、同国を非難し、安保理を通して制裁を強化してきた。それでも北朝鮮が変わらないことから、無力感すら漂っている。
 
 しかし、日米は、正しい道を進んでいるのだ。

 最終的に戦争になるとしても、「日米は平和的解決のために、できる限りのことはした」と世界を納得させることが大事だ。朝鮮戦争が起こったとき、中ロがあからさまに北朝鮮を支援できないようにするためである。

 もし中ロが北朝鮮側に立って参戦すれば、第三次世界大戦になる可能性も出てくる。「北朝鮮を助ければ、世界を敵に回して孤立する」と中ロに信じさせるためには、まどろっこしいように見えるだろうが、まずは「国連安保理」で行けるところまで行くことが必要なのだ。

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c31

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
32. 中川隆[-6508] koaQ7Jey 2017年9月04日 13:24:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.08.31 北朝鮮ミサイル予知 Jアラートより株式相場を見よう
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-stock-market.html

さて、この野郎。。

朝っぱらから肝をつぶすサイレン。
一昨日から全国各地、Jアラートに怒り心頭の声が多数上がっているようです。


初めてのJアラート 2017.08.29 558 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=9pARDj_xGXg


これは、その様子を載せた動画。
初めてのJアラートという動画でした。

ったく、このような気持こ悪い音が朝っぱらから鳴り響いてみなさい。
質実剛健が信条のワタスの妻だって血相変えるというものです。

以下、早朝Jアラートのおかげで事故になってしまったとか。

なんて迷惑なんだ。

以下のように風の谷のナウシカのクロトワさんも突っ込んでいます。

ったく、ヤラセ芝居はやるなら昼間にやって欲しい。

以下のように、もうかなりの割合でヤラセというのがばれて来てるのです。

なぜ安倍ちゃんはミサイル発射前日だけ官邸にお泊りするんですか?!
国会で野党議員さんが突っ込んでますた。


「安倍総理が公邸に泊まった翌日がミサイル発射って、バレバレじゃないですか」民進・後藤議員が追及
https://abematimes.com/posts/2874915?categoryIds=70273

後藤祐一「今回非常に早くJアラートを鳴らした。あるいは総理指示が3分後だった。非常に早く対応したことは評価したと思いますが、何でこんなに早くできたんですか?実は撃つ前から分かっていたのではないか?様々な諸情報から予め分かるということは素晴らしいことです。予め分かっていたんでしょうか?」

西村康稔内閣官房副長官「万全の対応を期せるように、日頃から緊張感を持って、もちろん様々な情報収集・分析等も行っております。その上で緊張案を持って対応している。その一つの結果だ」

後藤祐一「安倍総理は8月の中で総理公邸に宿泊したのはミサイル発射の前日だけなんです。これは分かっていたということではありませんか?」

副長官「様々な判断で公邸に泊まられているということだと思います」

後藤祐一「様々な判断というのは非常に含蓄のある答弁でございますが…。
まぁ分かっていたというふうに見えますよね。良いことなんです。
ただバレバレになっちゃいますから普段から公邸に泊まったほうがいいと思いますよ。バレバレじゃないですか。
もうちょっと公邸に泊まられることを推薦します。」

バレバレじゃないですか。
そう。もうちょっとうまくやった方が良いのです。

以下は発射直後にワタスも張ったのですが。
虎ノ門ニュースでも指摘してますね。

為替がなぜ発射の直前に動くんだ?
ミサイル発射が分かってないとできない動きだろう。
経済評論家の上念司氏が突っ込んでました。

以下のチャートのように

Jアラートが鳴ったのは6:02。
それなのに、もう既に5:30頃にはなぜか為替が円高に動き始めてます。
(1ドル109.35円から→1ドル109.25円へ)

そして6:00頃には横ばいになって静かになってから、6:02のJアラートで一気に円高に行ってます。
これはおかしいでしょう。

誰かが予期して爆上げする前に円を猛烈に買ったに違いないのです。
これだけ為替相場を動かせるのは巨額のマネーを動かせる連中なのです。

他にこんな指摘をしている情報もありますた。


http://netgeek.biz/archives/102036

サイル発射前に戦争(防衛)関連株が大量に買われていたことが分かった。
値上がり率ランキングを見ると、トップ10に2社がランクインしている。

・細谷火工は自衛隊向け照明弾など火薬を使用した商品が主力。売上高の約半分が防衛省向け

・石川製作所は軍需産業に関連があり機雷の製造を手がけている

まぁ、というわけで、今後は、

・安倍ちゃんがなぜか官邸に泊まる。
・いきなり為替が円高に振れる。
・なぜか防衛関連銘柄が上がる。

これでミサイル発射が分かると言うものです。
そっちを見てる方がJアラートよりよっぽど早くて正確というものです。

ちゃんちゃん。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-j-alert-and-stock-market.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c32

[政治・選挙・NHK231] 「質問やめろ」と官邸が東京新聞に発言封じに出た!  赤かぶ
37. 中川隆[-6507] koaQ7Jey 2017年9月04日 13:44:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>36
知恵遅れの相手したくないけど

アメリカは中国ロビーの力が大きい

そして中国としては日本が改憲すると困るのさ

もう安部の支持率が下がったから改憲できなくなった

それが CIA がモリカケ騒動を起こした目的だったのさ
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/603.html#c37

[番外地6] コンビニオーナーは使い捨て 中川隆
2. 中川隆[-6506] koaQ7Jey 2017年9月04日 17:25:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

“コンビニは現代の奴隷制度”大手コンビニ元社員らが衝撃の内部告発! マスコミが報じない惨状と卑劣な手口
http://lite-ra.com/2017/09/post-3432.html
2017.09.04 


 セブン-イレブンをはじめとするコンビニチェーン本部のブラック体質については、本サイトでも何度も追及記事を掲載してきたが、ここにきて、衝撃の内部告発が収録されたドキュメンタリーが発表された。

 そのドキュメンタリーとは、PARC(特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター)から発売された土屋トカチ監督の『コンビニの秘密 ―便利で快適な暮らしの裏で』(リンク)。

 この作品には、複数のコンビニチェーン店オーナーやアルバイト、さらには“加害者”サイドである大手コンビニチェーンの法務担当の元社員までが登場。各コンビニ店がいかに悲惨な状況に陥っているか、そしてコンビニチェーン本部がどんな手口で各店舗を奴隷のように支配しているか、その実態と手口を赤裸々に“暴露”しているのだ。

 現在、日本国内の店舗数5万5000店以上、総売上高約10兆5700億円を超える巨大業界に成長したコンビニだが、そのほぼすべてが「フランチャイズ・チェーン方式」の個人オーナー店舗だ。だがコンビニ本部とフランチャイズ店の関係はまさに奴隷支配のように不平等なもので、オーナーたちの多くが苦境に陥っているという。本作品ではコンビニチェーンのひとつ「ファミリーマート」フランチャイズ店オーナーの高橋義隆氏がその悲痛な状況を実名で赤裸々な告白をしている。
 
 高橋氏の両親は宮崎県で酒屋を経営していたが、1996年2月、4600万円を投資してコンビニをスタートさせた。しかし激務だったのだろう。父親はオープンからたった半年後の翌年9月に過労で急死する。享年42。当時、高校生だった高橋氏は、店を手伝わざるを得なくなった。

 そして、借金を返すために家族総出で働いたのだが、いっこうに借金は減らない。しかも、6年後、突然訪れた本部の部長にこう告げられたという。

「売り上げが悪いのはわかっている。採算が合わないのもお互いわかっている。私が来た以上、今月いっぱいで閉店してもらう」

 代わりに別の店舗を用意されたが、しかし移転先店舗は“本部から借りる”というこれまでとは違った契約。そのためロイヤリティーは跳ね上がったという。しかも売り上げも1日17万円程度。高橋氏はその生活を「地獄でした。働けど働けど利益は出ない」と振り返っている。

■コンビニオーナーの借金が増えるほど本部は儲かる、恐怖のシステム

 その後母親が懇願した末、再び駅前の店舗へ移転し、売り上げこそ上がったが、苦しい状況は変わらない。忙しくなってもオーナー負担の人件費など経費がかさむだけで、利益は上がらないのだ。そして3年前、母親も逝去してしまう。現在でもコンビニ店を営む高橋氏のもとには、いまも2000万円もの借金が残されているという。

「働けど働けど実入りは減っていく」。高橋氏のように、店舗オーナーの苦境にはいくつもの理由があるが、そのひとつが“コンビニ会計”だ。大手コンビニの平均ロイヤリティ(上納金)は60%。普通なら、販売価格から仕入れ値を引いた収益を分配するはずだが、しかしコンビニの場合は違う。売れ残った商品は仕入れ値に含まれず、オーナーの負担とされるからだ。つまりおにぎりやお弁当の売れ残り数によっては、オーナー側が簡単に赤字になってしまうし、処理費用もかかる。そういう契約、システムなのだ。

 そのためオーナーは見切り販売、つまり賞味期限が近づいた商品を値引きして売りたい。しかしそれを本部は認めない。なぜなら廃棄分は店舗負担だから、店舗が食品を捨てれば捨てるほど、本部は儲かるからだ。“食品ロス”で儲けるという、まさに異様なシステム。

 もうひとつオーナーたちを苦しめるのが特定地域に同じコンビニ店を集中させる「ドミナント」戦略だ。狭い地域に同じコンビニが乱立しているのを見たことがあると思うが、この戦略は同一のコンビニを集めることで、地域のシェアを高め支配的な(ドミナント)立場にできる。また、店さえつくっていれば本部は儲かるという構図もある。しかし、これはオーナーにとっては死活問題となる。ライバル店が増え、売り上げが減るだけだからだ。

 作品では「ドミナント」で店を奪われた形となった千葉県「セブン-イレブン」の元オーナー・佐々木則夫氏がこれを告発している。県内でも有数の売り上げを誇った店舗オーナーだった佐々木氏だが、本部が行ったドミナントはあまりに非道だった。

「本部から何の連絡もなく、来週オープンしますと。私にとっては死活問題じゃないですか」
「ドミナントされた途端、うち人手不足になったんですよ。コンビニで働く人間なんて限られるじゃないですか。私はお客さん取られるより、それがつらかった」

■「借金漬けで逃げられないように…」大手コンビニ元社員が“奴隷制度”のやり口を告発

 その後、売り上げも激減、そのため佐々木氏は見切り販売に踏み切る。しかしそれを認めない本部からの妨害にあい、追い詰められた佐々木氏は公正取引委員会に訴えるまでに至る。そして2009年、公取はセブン-イレブンに対し独占禁止法違反に当たると認め、排除措置命令が出された。が、しかしその後、セブン-イレブンは佐々木氏との契約を更新しなかった。つまり佐々木氏を廃業に追い込み、仕事を奪ったのだ。

 こうした問題は、オーナー側からの告発だけではない。冒頭に記したように “加害者”とも言える元本部社員からもそれは訴えられているのだ。登場するのは大手コンビニチェーンで法務担当をしていた鈴本一郎氏(仮名)だ。

 鈴本氏は本部の姿勢に異議を唱えたため、その職を追われたという経歴をもつ。

「あちこちでコンビニが散らばっている。あんなことありえないわけで。そうすると1店舗あたりの売上が下がってくる。下がっても良しとする、正当化する論理がドミナント・エリアという考えなんです。店さえつくっていれば儲かるのは加盟店に貸勘定が増えるからです」

 鈴本氏によれば、オーナーは“食品ロス”“ドミナント”で苦境に陥るだけでなく、システム上、借金も背負わされるという。コンビニ店舗には常にたくさんの商品を並べておく必要がある。そのためには仕入れのための資金が必要となるが、足りない場合は本部から借金をすることになるからだ。

「要は借金漬けにするんだよね。逃れられないように」
 
 鈴本氏は、コンビニのフランチャイズ契約は“奴隷制度”“人身御供システム”そのものだとまで言い切っている。しかも、こうしたコンビニの企業体質は店舗オーナーだけに向けられるものではない。それに疑問をもてば、本部社員だろうと容赦はない。

「およそ倫理観だとか正義感だとか、こんなことでいいんだろうかと思う人間は辞めてしまう」(鈴本氏)

 まさにブラック企業、そしてブラック業界そのものだが、元セブン-イレブン見切り妨害事件弁護団団長の中野和子弁護士は、「日本の一番悪いところは中小企業を守る法律がない」としてその問題店をこう指摘している。

■スポンサータブーでマスコミはコンビニ業界の問題点を報じず

「日本のコンビニは本部が強欲すぎる。コンビニの秘密は契約にあると考えています。365日24時間は運営するためにオーナーが働き続けなければならない。しかしそれは(契約書に)直接は書いていない。何時間かも書いていない。しかし契約書やマニュアルのなかで、これをやりなさいと定めている。その仕事量をこなすための従業員給料は極々限られている。従業員給料を捻出すると自分の取り分はなくなる。生きていくためには働かなくいけないが、契約書には明確に書いていない。これがコンビニの秘密」

 本作品では他にも自腹購入を強いられたアルバイト、「コンビニ加盟店ユニオン」関係者など、数多くの関係者が赤裸々な実情を訴えているが、確かに、コンビニ業界のさまざまな問題はこれまでも指摘されてきた。本サイトも、加盟店オーナーの“奴隷労働”の実情や、その挙げ句に自殺者にまで追い込まれたオーナーが数多く存在することも紹介してきた。また、2015年にはコンビニ業界最大手のセブン-イレブンが「ブラック企業大賞2015」に選ばれている。

 当然、社会問題化してもおかしくない事態だが、多くのメディアはこうした問題を取り上げることはなく、沈黙を守ったままだ。なぜならコンビニ業界、特にセブン-イレブンはマスコミタブーとなっているからだ。

 これも本サイトでも何度も指摘してきたことだが、コンビニ各社はテレビCMをはじめ、マスコミに巨大広告費を出稿している。つまりマスコミにとってコンビニ業界は貴重な大スポンサー様なのだ。また、スポーツ紙、週刊誌、新聞にとっては、コンビニはいまや書店に代わって最有力の販売チャンネル。なかでもセブン-イレブンに置いてもらえるかどうかは死活問題となっている。

 こうした状況下、新聞、テレビ、そして週刊誌までもがコンビニ業界に都合の悪い報道はできない状態なのだ。

 そう考えると、店舗オーナーの奴隷労働の実態や、ましてやコンビニ業界の生命線ともいえるブラック契約をえぐった本作品『コンビニの秘密』も、マスコミにスルーされるのは確実だろう。

 だが、私たちに身近な存在であり、また子どもも含む多くの人がアルバイトとして関わるかもしれないコンビニだからこそ、その実態を広く知らせる必要がある。YouTubeに予告編もアップされているようなので(リンク)、一人でも多くの人にこのドキュメンタリーを見てほしい。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/776.html#c2

[番外地6] コンビニオーナーは使い捨て 中川隆
3. 中川隆[-6505] koaQ7Jey 2017年9月04日 17:28:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

【予告篇】DVD コンビニの秘密〜便利で快適な暮らしの裏で〜 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=YivzYAEGgNM
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/776.html#c3
[マスコミ・電通批評15] 何でこうなる?関東大震災時に数千人の朝鮮人大虐殺があったように読者を洗脳する愛媛新聞 怪傑
2. 中川隆[-6504] koaQ7Jey 2017年9月04日 17:42:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
関東震災後の朝鮮人虐殺の黒幕は警視庁だった


■「虐殺」という表現について

 関東震災後の日本人による朝鮮人殺害について、「虐殺」と表現するのが適当かどうか。今回の参考文献に、以下のような記述があった。俄かに信じられない(あるいは信じたくない)内容だと感じると同時に、ここに書かれているのはやはり事実なのではないかと思う。正直に言って、どう取り扱うべきかは手に余る問題だったので、虐殺と言う表現の妥当性については、各位の判断にお任せする。


 朝鮮人による、さらにすさまじい回想がある。
 
 所謂自警団、青年団等は「朝鮮人」と叫ぶ高声に一呼百応して狼の群の如くに東西南北より集まり来たり、一人の吾が同胞に対し数十人の倭奴<日本人>が取り捲きつつ剣にて刺し銃にて射、棒にて打ち、足にて蹴り転がし、死せしものの首を縛り曳きずりつつ猶も刺し蹴りつつし屍体にまでも陵辱をくわえたり、

婦人等を見れば両便(ママ)より左右の足を引き張り生殖器を剣にて刺し一身を四分五裂にしつつ、女子は如斯にして殺すこと妙味ありと笑ひつゝ談話せり……

身体を電信柱に縛り付け先ず眼球を抉り鼻を切り落とし、其の哀痛の光景を充分眺めた上、腹を刺して殺したるものあり……。

(姜徳相・他編『現代史資料・6』みすず書房、一九六三年)


 
 考えられないような殺害方法であるが、朝鮮人すなわち被害者側の怨念のこもった誇張した表現ではない。実は私は最初これだけ読んだ時には、朝鮮人の表現にはしばしば誇張表現がみられるので、その特有の誇張表現ではと思ったのである。そのように思わせるほどの残虐な殺し方である。

しかし誇張表現ではなかった。補強証言がある。


 まだ若いらしい女(女の死体はそれだけだった)が腹をさかれ、六、七ヵ月になろうかと思われる胎児が、はらわたのなかにころがっていた、その女の陰部に、ぐさりと竹槍がさしてあった、

という記録を日本人自身が残している(姜徳相・他編『現代史資料・6』田辺貞之助「女木川界隈」みすず書房、一九六三年)。なお、付近の別の住民も同じ光景を見ている(『労働運動研究・三七号)湊七良「その日の江東地区」労働運動研究所、一九九二年)。


 女性の陰部へ竹槍を刺したという目撃証言は、場所が特定できるものは江東のもの。したがっておそらく一つの事件、行為が複数の口で語られ、伝聞されていった結果であろう。
(『関東大震災と朝鮮人虐殺』 pp.102-104)


当時の日本人の多くは、自分達が朝鮮人から恨まれているという自覚を持っていました。背景には、朝鮮の植民地化と、そこに住んでいた朝鮮人に対する苛烈な差別待遇がありました。

植民地化に伴って、日本政府は朝鮮の土地所有に関する調査を行いました。そして、朝鮮人の土地を没収して日本人に分け与えました。その結果、土地を奪われ働き口をなくした朝鮮人は、生きる道を探して日本へ渡ります。しかし、そこでも差別待遇が待ち受けていました。

日本国内における朝鮮人の賃金は、日本人最低ランクに位置していた被差別部落出身者や沖縄出身者の5〜7割程度だったと言われています。日本に渡ってきた朝鮮人は同胞コミューンを形成しましたが、多くの場合そこはスラム化していきました。小規模ながら犯罪者集団も発生し、こうした朝鮮人の実情を目の当たりにする事で、日本人の朝鮮人に対する潜在的な不安感が醸成されていきました。
http://www5d.biglobe.ne.jp/DD2/Rumor/column/earthquake_demagogie.htm

〈関東大震災から80年〉 朝鮮人女性への残虐な性的虐待


荒川放水路の四ツ木橋付近での虐殺に関する証言に次のようなものがある。


 「22、3人の朝鮮人を機関銃で殺したのは四ツ木橋の下流の土手だ。

西岸から連れてきた朝鮮人を交番のところから土手下におろすと同時にうしろから撃った。

1挺か2挺の機関銃であっという間に殺した。

それからひどくなった。

四ツ木橋で殺されるのをみんな見ていた。

なかには女もいた。


女は……ひどい。

話にならない。

真っ裸にしてね。いたずらをしていた」

(関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会「風よ 鳳仙花をはこべ」教育史料出版会、1992年、58〜59ページ)


 これは朝鮮人女性を性的にもてあそんだうえで虐殺したということなのであろう。

これは例外的な事件ではない。

女性に対する性的虐待、虐殺の事例は数多くあった。


 東京府南葛飾郡での朝鮮人女性に対する虐待、虐殺事件

 湊七良、亀戸五の橋で朝鮮人女性のむごたらしい惨死体を見た。

「惨殺されていたのは30ちょっと出たくらいの朝鮮婦人で、性器から竹槍を刺している。

しかも妊婦である。

正視することができず、サッサと帰ってきた」

と回想した。
(「その日の江東地区」『労働運動史研究』第37号、1963年7月、31ページ)


 亀戸署内では習志野騎兵連隊の軍人たちが朝鮮人や日本人労働者たちを虐殺した。

この状況を目撃した羅丸山の証言によると、殺された朝鮮人のなかには「妊娠した婦人も一人いた。

その婦人の腹を裂くと、腹の中から赤ん坊が出てきた。

赤ん坊が泣くのを見て赤ん坊まで突き殺した」

(崔承万「極熊無筆耕−崔承万文集−」金鎮英、1970年、83ページ)


 当時砂町に住んでいた田辺貞之助は多数の朝鮮人惨殺死体を見た。


「なかでも、いちばんあわれだったのは、まだ若い女が、腹をさかれ、6、7カ月くらいと思われる胎児が、腹ワタの中にころがっているのを見たときだ。


その女の陰部には、ぐさりと竹槍がさしてあった。

なんという残酷さ、

あのときほど、ぼくは日本人であることを恥ずかしく思ったことはなかった」

(「恥ずべき日本人」『潮』1971年9月号、98ページ)


 野戦銃砲兵士第一連隊兵士の久保野茂次は1923年9月29日の日記に岩波少尉たちが小松川で

「婦人の足を引っ張り又は引き裂き、あるいは針金を首に縛り池に投げ込み、苦しめて殺した」

ことを記した。

(関東大震災五十周年朝鮮人犠牲者追悼行事実行委員会編「歴史の真実 関東大震災と朝鮮人虐殺」現代史出版会、1975年、18ページ)


 朝鮮人女性に対する虐待、虐殺の歴史的意味


 上記のような朝鮮人女性に対する言語に絶する虐殺の残酷さは、民族差別にさらに女性差別が加わって行われた結果であろう。

このような日本人の行動は、朝鮮人が暴動を起こしたとデマが流されたので、自衛のために自警団を結成したといったものではなく、極めて攻撃的である。

それは民族的には支配民族としての優越心、性的には男性としての優越心に発した行動であったと思われる。


 朝鮮人女性に対する虐待、虐殺に関しては、当時も、その後も議論、反省されることは皆無だった。

その無反省がアジア・太平洋戦争の時期の「従軍慰安婦」制度を生み出したといえないだろうか。

吉野作造は、千葉で行われた朝鮮人少年に対する日本人の虐殺事件をつぶさに日記に記し、その末尾に「これを悔いざる国民は禍である」と記した。

(「吉野作造著作集」14、岩波書店、1996年、357ページ)


 日本人拉致事件発表後の他者のみに厳しく自己に甘い日本人の二重基準を見ると、朝鮮や中国に対する日本人の良心喪失を憂慮し続けた吉野の言葉を日本人は今もう一度かみしめなければならないように思われる。

(山田昭次、立教大学名誉教授)

http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2003/j05/0305j0827-00001.htm


関東大震災直後の朝鮮人に対する殺人行為


 当時,埼玉県の「児玉郡本庄町」や「大里郡熊谷町」(いずれも当時の名称,現在の本庄市・熊谷市)で発生した朝鮮人殺戮事件は,関東大地震発生後,東京方面ですでに起きていた朝鮮人などに対する殺人行為から彼らを保護する目的で,その被害の少なかった埼玉県や群馬県方面に彼らを避難させようとする最中に起こされた出来事である。

 本庄町のばあい,地元の住民たちによって結成された自警団が,本庄警察署に到着したトラックに乗っていた朝鮮人たちに襲いかかり,リンチに発展した。

警察は人員不足から阻止することもできないまま,この事件で50人から100人程度の朝鮮人を殺させた。

しかも,殺された朝鮮人たちは,妊婦の女性や子どもたちも大勢含まれていた。


 それでも,このリンチにくわわった者の多くは,事後に開廷された裁判の判決では「執行猶予付の騒擾罪」を受けるだけの「穏便な処分」で済まされていた。

さらにあとでは「恩赦」があり,彼らの刑罰は免除されてもいた。


これが,朝鮮人の子どもたちの首を刎ね,女性(妊婦)にも竹槍を突きさし,男性を日本刀で切りさいて殺す,などという凶行を働いた人たちに対する「事後の法的刑罰」であった。 


この歴史的な殺人事件の犯人たちは,大地震後の社会不安の状況のなかで「流言蜚語」に惑わされてしまった結果,本庄町では,警察が避難させるために保護し護送してきた子どもや妊婦も含む朝鮮人たちを,50人か100人くらい殺してしまった。

けれども,事後にいちおう裁判がおこなわれたものの,犯人たちは「執行猶予」付きの判決で「実質無罪にされ」だけでなく,さらに恩赦もあって,受けた刑をとり消してもらっていた。


第2次大戦後後に法務省の高官は,外国人〔=在日韓国・朝鮮人など〕は「煮て食おうと焼いて食おうと自由だ」(1965年の発言)と言ってのけた。


 関東大震災直後に起きた朝鮮人〔など〕の虐殺事件は,それよりも32年も前の悲惨な出来事であったけれども,すでに庶民の次元で「朝鮮人はけしからぬ奴ども」だから,「煮て食おうと焼いて食おうと自由だ」という残虐な情念に即して,同じ地震の被災者でもあった朝鮮人たちを「殺してもかまわぬ」という気持を実行に移していた。


裁判の最中に殺人行為に関してみなで哄笑する

 1) 殺人行為の様子

 1910年に朝鮮〔当時は大韓帝国と称していた〕を軍事的に脅して合邦し,植民地にした日本帝国であった。

朝鮮民族の底しれぬ怒り・恨みを買ったことはいうまでもない。

この事実が反転されて,日本人・日本民族側の気分においてはどうなったかといえば,朝鮮民族を心底でひどく恐れる感情を醸成してもいた。

 関東大震災直後,官庁関係〔警察・政府・戒厳司令部など〕から意図的に提供された《流言蜚語》を真に受けた庶民たちは,

「朝鮮人が井戸に毒を撒いている」

「朝鮮人たちが徒党を組んで攻めてくる」

と聞かされたのだから,大地震のために混乱した状況のなかで自衛し,朝鮮人どもを「捕まえてなんとかしてもかまわぬ」と考えた。

ある意味でこの考えは理の必然でもあった。


 国家当局側,それも一部で作為的な虚報を流した部署の関係者においては,たとえば軍隊は「東京などでは朝鮮人が反抗したといった理由で銃剣で刺殺或いは射殺するなどの虐殺をおこなった。

こうしたことは,目撃者の談話などでも明らかにされている」。


さらに,その「流言の拡大に驚いて,日本刀,竹槍,鳶口,棍棒などで武装した自警団が各地に出現したが,こうした軍隊,警察の行動をみて,凶暴な行動に出たことはいうまでもない」。

 「各地で “鮮人狩り” がはじまった」。

その「あまりのひどさに驚いて出したと」いう「9月3日の警視庁の宣伝ビラ『急告』も」「鮮人の大部分は順良にして・・・」といいながらも「『不逞鮮人の妄動』を否定していない」始末であった(前掲『かくされていた歴史−関東大震災と埼玉の朝鮮人虐殺事件−』13頁)。

萱原白洞「東都大震災過眼録(1924)」の写真は,震災後にその記憶を頼りにして描かれた絵画であるが,よくみると右下部分には「虐殺された朝鮮人の死体」が転がっていた(つぎの左側にその部分を切りとった画像をかかげておく)。

まわりの人たちは「朝鮮人をやっつけたぞ!」といって「歓声を挙げている」図である。

これは,萱原の網膜に焼きついて忘れられなかった記憶を復元させたものである。

     

 この絵画全体(9月1日参照)を観察すると,警察官をはじめ,法被を着た男,そして手に棒切れをもった子どもまで描かれていることに気づく。

前段の著作『かくされていた歴史−関東大震災と埼玉の朝鮮人虐殺事件−』に説明された当時の,官民一体になる殺人実行の現場の様子がこの絵画には正直に写されている。

 前掲右側の写真は,関東大震災時における殺人行為を現わした〈有名な1葉〉である。

警察官と民間人が「殺した朝鮮人2体」を,それも民間人は棒で突くかのような格好で,あたかも記念写真を撮るかのように構えている(前掲書,口絵より)。


「凶器は日本刀,鳶口,竹槍,鉄棒や長さ6尺位の棍棒,小刀,包丁或いは石棒など奇抜なものがズラリ」(同書,167頁)。


 2) 裁判の様子

 さて,警察が東京方面からトラックに乗せて避難させてきた朝鮮人を殺した人たちのうち,埼玉県熊谷市の人びとに対する裁判もおなわれていた。『かくされていた歴史−関東大震災と埼玉の朝鮮人虐殺事件−』はその一場面をつぎのように描写している。


 a) ある被告の答弁。

裁判長から「お前は首を落とす積りで再びやったというぢゃないか」と叱られると

「そうです。そうですが首は落ちませんでした」

といい,石を打ちつけたことについては,「黒い石はこの位でした」と大きな輪を作る。

満廷もクスクス笑う。

事件とは思われぬ光景だ(158−159頁,1923年10月22日『東京日日』夕刊)。


 b) 「裁判長の突っ込みも茶気たっぷりで曽我廼家の芝居でも見ているようだ」。

「裁判長が『お前は一番最年長だのにどうしてそう無分別だ』と揶揄すると『毎晩4合ずつ引っかけやすのでツイその』と満廷を笑わせてひとまず休憩・・・」。

〇〇万治は

「私は倒れていた鮮人を殴っていると警官が『もう死んでいるからいいじゃないか』と申しました」
(159頁,1923年10月23日『東京日日』)。


 c) 「〇〇隣三郎は事実を是認したがこの樫棒で殴ったろうといわれた時ヘイそのちょっとやったまででと答え,

裁判長からこの6尺もある樫棒ではちょっとやられたってたまるものかといわれ,判官はじめ満廷も吹き出させた。

また,それがそのちょっと飲んでいたものですからというのに,裁判長が酒を飲んでいたのか,ちょっととはどの位飲んでいたのかと問われ,4合ですと答えてまた満廷を吹き出させた」(161頁,同上)。


 d) 「『本庄警察の方が騒がしかったのでいって見ますと,3台の自動車に鮮人が乗せられてその内ころがり落ちた3鮮人の胸を刺しました。

一ぱい機嫌でしたからついへゝゝ』

とありのままを申し立て『お前のやった事について今日はどう思っている』ときかれても返事も出来ぬ程の被告である」(175頁,1923年10月25日『東京日日』朝刊)。


それにしても,殺人事件の裁判であるにもかかわらず,この法廷に関する当時の報道をとおしても「ずいぶんに和気あいあい」とした雰囲気が,よく伝わってくるではないか。


 そもそも,関東大震災時のこうした虐殺事件で犯人=被告となって裁判を受けた人びとは,関係した非常に多人数の犯行者全員を被告とするわけにもいかない事情があったため,しかたなくその代表として選ばれ応じて出廷していた一部の者であった。

したがって,前段 a) b) c) d) に紹介した法廷におけるやりとりのように,人殺しの犯人たちにしてはふざけたような口調さえ聞こえてくる。

 つまり,関東大震災のさい「惹起された他民族殺戮行為」は,官憲がわがでっち上げた朝鮮人騒擾「説」を契機に起こされていた。

しかもこのように,殺人事件の審理とも思われない〈身内を庇うかのような共有の感情〉のなかで,被告たちが裁かれていた(!?)のであるから,その「異常な事態を異常とも思わない」当時の時代精神の恐ろしさがあらためて疑われてよい。


 要するに,この大量殺人事件を裁くために開廷された場所においては,裁判官にも被告にも傍聴席にも「満廷に笑いの渦」が吹き出ていたというのである。

そもそも軍隊が,多数の朝鮮人・中国人を大衆の面前で虐殺していただけでなく,社会主義者・無政府主義者もついでにといっていいように,無法なかたちでもって捕縛・虐殺していた。

これでは,国家機関である裁判所が,関東大震災時において殺人行為を犯した一般庶民をまともに裁けるはずもなかった。
http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=2394667

歴史の汚点といえば、大正12年(1923年)関東大震災のときの朝鮮人虐殺はどうであろう。

日本人はよくアメリカ人のマネが得意だといわれるが、なぜこのような、おぞましいことまでまねる必要があったのだろうか。

それもたんなる排斥にとどまらず、虐殺の挙にでたところなど、出藍の誉れというべきか。

しかもその虐殺は、政府筋の計画的煽動に乗って一般の民間人がおかした犯行だという点で、アウシュビッツのことは、その存在さえも知らなかったというドイツ人のばあいとも異なる。


震災がおそった9月1日の午後、東京市内の被害状況を巡視した内務大臣水野錬太郎(元朝鮮総督府内務総監)は、その惨状のなかにあえぐ人々のいら立ちがが支配階級に向けられることを防ぐためには、朝鮮人と社会主義者の弾圧が必要であると判断し、

1日夜から2日夜にかけて、東京、神奈川の各警察署に朝鮮人暴動のデマを流させ、

さらに3日午前、朝鮮人暴動の「事実」についての電文を作成、船橋海軍無線送信所から全国地方長官当宛に打電させた。


中山競馬場の名物になっていたこの無電台が1971年夏撤去され、「なつかしい風物詩」が消え去ったことを嘆く人も少なくないという。

しかしわたしはあの不気味な鉄塔をながめるたびに、背筋に寒気をおぼえずにいられなかった。



朝鮮人暴動のデマは、またたく間に日本全国にひろまり、警察とそれに呼応した民間の自警団は、政府公認の朝鮮人虐殺を開始した。


竹槍で刺し、トビグチで頭を割り、ノコギリで首をひき、さしみ包丁で妊婦の腹をさく……


阿鼻叫喚の地獄絵図のなかで、抵抗のすべもなく殺されていった朝鮮人の数は6,000人をこえた。



「ハダカ同然の死がいが、目をあけたまま頭を北にして空地に並べられていました。

数は二百五十ほど。

ノドを切られて気管や食道が見えている人、

首筋を切られて肉がザクロのようにわれている人、

無理に首をねじ切られたらしく、皮と筋がほつれている人…


なかでもあわれだったのは、まだ若い女性の腹が真一文字に切りさかれ、その中に六、七ヶ月の胎児が目をとじて姿でした」



以上は仏文学者田辺貞之助氏が目撃した、その日の朝鮮人の姿である。



「旦那、朝鮮人はどうですい。

俺ァきょうまで六人やりました。…

天下晴れての人殺しだから、豪気なもんでさァ。…

電信柱へ、針金でしばりつけて、…

焼けちゃってナワなんかねえんだからネ…。


そして、殴る、蹴る、鳶で頭へ穴あける、竹槍で突く、めちゃめちゃでさァ。



けさもやりましたよ。…

奴、川へ飛び込んで、向かう河岸へ泳いで逃げようとした。…

みんなで石を投げたが、一つも当たらねえ、でとうとう舟を出した。


ところが旦那、強え野郎じゃねえか。十分位も水の中へもぐっていた。

しばらくすると、息がつまったとみえて、舟のじきそばへ頭を出した。

そこを舟にいた一人の野郎が、鳶でグサリと頭を引掛けて、ズルズル舟へ引きよせてしまった。…

舟のそばへ来れば、もうめちゃめちゃだ。

トビグチ一つでも死んでいる奴を、刀で斬る、竹槍でつく…」


『横浜市震災誌』に記録されている、ある日本人のその日の武勇談である。



サンフランシスコ震災で、日本人排斥運動が燃えあがったとき、大統領テオドル・ルーズベルトは怒りにふるえてこれを非難したという。

大統領が国会に送った年頭教書(1906年12月4日)を読むと、大統領は日本人排斥運動を「ウィキッド・アブサーディティー(悪辣な愚行)」と痛罵し、これがアメリカの恥であることを述べ、もしこのような愚行がやまないならば、日本人保護のために、軍隊を動員するとまでいきまいている。



日本のばあいどうか。


虐殺が行われた大正12年から今日にいたるまで、わたしたちは、責任ある日本の為政者から、一言たりとも陳謝の言葉を耳にした記憶はない。

いや、「貧乏人は麦を食え」で勇名を馳せた池田勇人元首相からは一言きいたことがある。


「朝鮮を併合してから、日本の非行に対しては私は寡聞にして存じません」。
http://blog.livedoor.jp/danjae/archives/51404976.html

震災当時、修羅の巷と化していた東京近郊では、もう一つの惨劇が発生していました。

事実無根の流言蜚語に踊らされた人々が、次々に無辜の朝鮮人を虐殺していったのです。


 元来、巨大地震などの激甚災害襲来直後には、情報の空白が生まれ、その中でさまざまな流言蜚語が生まれるといわれています。

関東大震災の時にもやはり、根拠の定かではない怪しげな噂が東京周辺を駆け巡っています。

最初は巨大地震再来や大津波襲来、富士山大噴火の噂が流れました。

これら自然の脅威に関する噂は、震災の記憶が生々しい間には威力を振るいますが、事態が小康を得るにつれ、次第にフェードアウトしていきます。

これに取って代わるように頭をもたげて来たのが、世情不安に絡む諸々の噂です。

地震によって刑務所から放たれた受刑者たちが暴動を起こすと言う噂、平生の世の中に不満を持つ社会主義者たちが混乱に乗じて暗躍すると言う噂…。


そして、日本社会で虐げられてきた朝鮮人が、震災を千載一遇のチャンスとばかりに日本人に対する逆襲を行うと言う噂です。

世情不安型の噂の中でも、朝鮮人に関する噂に対する反応は、前二者に比べてひときわ鋭敏だったようで、つまるところそれが虐殺に結びつきました。


 当時の日本人の多くは、自分達が朝鮮人から恨まれているという自覚を持っていました。

背景には、朝鮮の植民地化と、そこに住んでいた朝鮮人に対する苛烈な差別待遇がありました。

植民地化に伴って、日本政府は朝鮮の土地所有に関する調査を行いました。


そして、朝鮮人の土地を没収して日本人に分け与えました。

その結果、土地を奪われ働き口をなくした朝鮮人は、生きる道を探して日本へ渡ります。

しかし、そこでも差別待遇が待ち受けていました。

日本国内における朝鮮人の賃金は、日本人最低ランクに位置していた被差別部落出身者や沖縄出身者の5〜7割程度だったと言われています。

日本に渡ってきた朝鮮人は同胞コミューンを形成しましたが、多くの場合そこはスラム化していきました。

小規模ながら犯罪者集団も発生し、こうした朝鮮人の実情を目の当たりにする事で、日本人の朝鮮人に対する潜在的な不安感が醸成されていきました。


 惨劇を招いた流言はどこから発生したのか。

噂・流言研究の題材としては定番中の定番ともいえるようなこの関東大震災時流言ですが、実のところ最初の流言が、いつ、どこで発生したのかについて、はっきりとしたことは分かっていないようです。

確認できる範囲でもっとも早い段階の事例だと思われるものは、地震が発生した9月1日当日の夕方、横浜市本牧町あたりのもののようです。

実際には、似たような噂が同時多発的に発生していたと見るのが自然でしょう。

最初に囁かれた噂は、「地震の混乱に乗じて朝鮮人が放火を行っている」という様なものです。


噂は夜を越えるうちに、朝鮮人による強盗、強姦、殺人、井戸水への毒の投げ込みという形へ発展していきました。

噂の伝播・変質をもっと長いスパンで捉えた場合には、「朝鮮人が伊豆大島に爆弾を仕込んで地震を起こした」というような突飛なものまでも発生したようです。


 井戸水へ毒を投げ込まれるという毒水流言は、古くその歴史を遡る事ができ、決して関東大震災に特有の珍しいものではありません。

中世ヨーロッパでは、(大正期日本における朝鮮人と同じように差別待遇を受けていた)ユダヤ人が井戸水にペスト菌を投げ込むと言う噂が流れた事があります。

日本国内の酷似した事例では、明治19年、愛知県下之一色村(当時。現在の名古屋市中川区下之一色)での出来事があります。

当時、全国的にコレラが流行しており、下之一色でも患者が発生しました。

そこで官憲が公衆衛生維持のために井戸水へ消毒薬を投げ込んだのですが、これを見た村人たちは「住人を殺害するために毒薬を投入した」と誤解し、竹槍や鎌で武装して暴動を起こしました。

そして鎮圧に動いた官憲と衝突、双方に死者を出しています。

若干余談になりますが、この名古屋の事例からは、人間には自分の命を脅かす者を容赦なく殺す部分があることをうかがえます。

虐げられた朝鮮人の存在は、震災時に毒水流言の真実味を補強する材料となりましたが、虐殺という行為に直接つながったのは、民族差別とは別次元の要素なのかもしれません。


 地震によって井戸水が濁るのは良くあることです。

関東大震災の時も上野でこの現象があり、知識のない一般人にとっては、これが毒水流言の真実味を補強する材料となりました。


 東京帝国大学教授・吉野作蔵の調査によると、

「朝鮮人はもともとテロ活動を目論んでいたが、震災の破壊と混乱を千載一遇のチャンスとして蠢動しはじめた」

という見方が、数多くの流言の底流にあったと思われる節があります。

そう考えた人たちにしてみれば、「火災被害の拡大も朝鮮人の暗躍のせい」となりました。


 また偽情報の傾向を追っていくと、朝鮮人の襲撃は神奈川方面から東京を目指して行われると考えられていたようです。

あるいは、噂の伝播の傾向と一致するものなのでしょうか。

 このように流言蜚語による混乱が生じた場合の対処には、正確な情報の周知徹底が必要である事は論を待ちません。

現代的な感覚で言えば、行政の広報や、各種マスコミが正しい情報を発信する役割をになう事になります。

では関東大震災の時、各種情報インフラはどのような状態だったのでしょうか。


 当時まだテレビなど存在していなかった事は言わずもがなですが、大正12年にはラジオの放送も行われていませんでした。

NHKによるラジオ放送開始は、震災から2年後の1925年(大正14)の話です。

この時代の情報伝達の手段としては、電信・電話網が重要な役割をになっていたようですが、これも被災して壊滅状態。

在京各社の新聞報道も社屋の被害により停止状態。

復旧が順調だった東京日日新聞の場合で、新聞の発行が再開されたのは5日の夕刊から。遅いところでは19日になるまで新聞記事を発行する事ができませんでした。


これに対し、震災の被害を被らなかった地方新聞は、流言の内容を真に受け、そのまま報道するという失敗(脚注参照)を犯しています。

また地震により発令された戒厳令の関係で、官憲による情報管制も敷かれました。


 その官憲は、早い段階においては流言の内容を信じ、むしろ自分が朝鮮人虐殺に加担していたと言われています。


官憲は自分自身が流言情報の権威付けを行った上でこれを民衆に向けて発信し、そこから跳ね返ってきた情報を自分で受信してそれを信じ込むという過ちを犯してしまったようです(脚注参照)。


官憲による虐殺は、関連資料の多くが隠蔽されたため、実態が良く分かっていません。


そもそも、この流言の発生源が、他ならぬ官憲であったとする陰謀論の見方も根強く、これが一定の説得力を有しているようです。


亀戸事件・甘粕事件など、憲兵隊は流言による混乱に乗じて、日ごろから自分達が不穏分子と見なしていた集団の「粛清」を行ってもいます。

マッチポンプの可能性すら疑われている憲兵に比べ、警察や震災を受けて発足した戒厳令司令部は、比較的早い段階で流言はあくまで流言に過ぎないことを看破し、事態の収拾に向けて動き出しています。


 日本では伝統的に隣組的な組織が存在しており、その点で自警団の結成をうながす素地はあったと言えます。

関東大震災時に結成された多くの自警団も、もともとは朝鮮人に限らず火事場泥棒に対し、また、地震被害に対処するために自然結成されたものでした。

自警団に参加していた人の言によると、飢餓と流言が自警団を虐殺行為へと駆り立てたという実感があるようです。

また、民衆の中でも流言が流言である事に気づいている人が少なくなかったのかもしれません。


しかしながら、そのことに気づきつつ、これを積極的に吹聴した者もいました。

また、内容に不信を持っていても、頭からそれを否定するような事をしにくい空気があったようです。


噂を否定する事で回りから浮き上がってしまう恐れもあったのでしょうし、万一の危険の可能性を見逃してしまう事を恐れたからなのかもしれません。


ある種の使命感に駆られて積極的に言いふらした者もいたようですが、不思議なもので、事実かどうかは怪しいことを自覚しているはずの情報も、「事実である」と言う触れ込みで吹聴して回っているうちに、話者の中で次第に紛れもない事実であると認識されれるようになっていくようです。


 自警団の活動は、流言が盛んに飛び交い始めた前述の1日夜を越えたあたりから始まりました。

手近で武器になりそうなもの、中には銃や日本刀で武装した彼らは、中世ヨーロッパの魔女狩りを彷彿とさせる朝鮮人狩りを開始しました。

外見上では日本人との明確な差異を認められない朝鮮人を識別するために用いられた方法の代表的なものが、「十五円五十銭」と発音させてみる方法です。

朝鮮人には、「チュウゴエンコチュッセン」としか発音できない人が多いそうです。


この方法は官憲も用いていました。


これ以外の識別法としては、「教育勅語の暗誦」「座布団と言わせる」「歴代天皇の名前を答えさせる」「ザジズゼゾ、ガギグゲゴを発音させる」「君が代を歌わせる」「いろはカルタを言わせる」などといったものがあったようです。


もちろんこの方法は、簡易ではあるものの確実な識別法ではなく、勘違いから日本人や中国人も殺害されています。


被害者数は調査主体でまちまちですが、「朝鮮人231人、中国人3人、日本人59人」(内務省警保局調査)、「2711人」(吉野作造調査)、「6415人」(独立新聞調査)などの数字があがっています。内務省警保局の算出した数はあまりにも少ないと言えます。


事後の事務処理を簡略化するため、「虐殺」の認定条件を極端に厳しくしている可能性があるようです。

その反面、独立新聞=朝鮮人側の新聞が提示した6000人超と言う数字も、他の事実との整合性に問題があるために絶対的に信頼の寄せられるものではありません。

政治的思惑がもっとも薄いと思われるのが、吉野作造による調査結果ですが、組織力=調査力において他の二者に見劣りする感が否めないのも事実です。

なお、この件に関する犠牲者をもっとも多く出したのは、神奈川県ということで間違いないようです。


 最終的に事態が沈静化に向かったのは、民衆が警察などが発信する情報を受け入れて冷静さを取り戻したためではなく、自警団が軍による力での押さえつけに屈したからだと見るのが妥当なようです。

民衆が理性的な判断を行ったのは、力で行動を押さえつけられ、文字通り手も足も出なくなってからの事でした。

なお余談になりますが、当時の警察は、人員数はもちろん、そしてその武装の内容においても、自警団に劣っていたため、最終的には軍部の軍事力を背景にして事態の沈静化に乗り出さなければならなかったようです。


■各地方紙の誤報 ※『関東大震災と朝鮮人虐殺』P61より抜粋


「朝鮮人大暴動 食糧不足を口実に盛に掠奪 神奈川県知事よりは大阪、兵庫に向かひ食料の供給方を懇請せり。

東京市内は全部食料不足を口実として全市に亘り朝鮮人は大暴動を起こしつつあり……」(河北新報、九月三日)


「歩兵と不逞朝鮮人戦斗を交ゆ 京浜間に於て衝突す 

火災に乗じ不逞鮮人跋扈 近県より応援巡査派遣……」
(福島民友新聞、九月四日)


「放火・強盗・強姦・掠奪 驚くべき不逞鮮人暴行 

爆弾と毒薬を所持する不逞鮮人の大集団二日夜暗にまぎれて市内に潜入 

警備隊(自警団のこと)を組織して掃討中……」(河北新報、九月四日)


「不逞鮮人凶暴を極め飲食物に毒薬や石油を注ぐ 

彼らは缶詰に似た爆弾を所持しつつあり」

(北海タイムズ、九月五日)


■官憲の主な動き(時系列) ※『関東大震災と朝鮮人虐殺』P66より抜粋

九月二日十四時ごろ:内務省警保局長より呉鎮守府、地方長官宛電報。

東京付近ノ震災ヲ利用シ、朝鮮人ハ各地ニ放火シ、不貞ノ目的ヲ遂行セントシ、現ニ東京市内ニオイテ爆弾ヲ所持シ、朝鮮人ハ各地ニ放火シ、石油ヲ注ギテ放火スルモノアリ。

スデニ東京府下ニハ一部戒厳令ヲ施行シタルガ故ニ、各地ニ於テ十分周密ナル視察ヲ加エ、鮮人ノ行動ニ対シテハ厳密ナル取締ヲ加エラレタシ。


九月二日夕刻:警視庁、戒厳令司令部に、朝鮮人による火薬庫放火計画があると報告。

同    :警視庁菅下各警察署に通達。
 
鮮人中不逞ノ挙ニツイテ放火ソノ他凶暴ナル行為ニイズルモノアリテ、現ニ淀橋・大塚等ニ於テ検挙シタル向キアリ。

コノ際コレラ鮮人ニ対スル取締リヲ厳ニシテ警戒上違算ナキヲ期セラレタシ。


 九月三日十六時三十分:海軍省船橋送信所所長電信発信(独断)。全国で受信。

船橋送信所襲撃ノオソレアリ。至急救援頼ム。騎兵一個小隊応援ニ来ルハズナルモ、未ダ来タラズ。


九月四日八時十分:船橋送信所電信発信。

本所(船橋送信所)襲撃ノ目的ヲ以テ襲来セル不逞団接近、騎兵二十、青年団、消防隊等ニテ警戒中、

右ノ兵員ニテハ到底防御不可能ニ付約百五十ノ歩兵ノ急派取計イ度ク、当方面ノ陸軍ニハ右以上出兵ノ余力ナシ。


■不逞鮮人

 震災当時の政治用語。抗日的な運動を行う朝鮮人に対し、官憲が用いた呼称。

この言葉にも当然、「朝鮮人」と同じ問題が付きまとう。


 朝鮮人による、さらにすさまじい回想がある。

 
 所謂自警団、青年団等は「朝鮮人」と叫ぶ高声に一呼百応して狼の群の如くに東西南北より集まり来たり、

一人の吾が同胞に対し数十人の倭奴<日本人>が取り捲きつつ剣にて刺し銃にて射、棒にて打ち、足にて蹴り転がし、死せしものの首を縛り曳きずりつつ猶も刺し蹴りつつし屍体にまでも陵辱をくわえたり、

婦人等を見れば両便(ママ)より左右の足を引き張り生殖器を剣にて刺し一身を四分五裂にしつつ、女子は如斯にして殺すこと妙味ありと笑ひつゝ談話せり……


身体を電信柱に縛り付け先ず眼球を抉り鼻を切り落とし、其の哀痛の光景を充分眺めた上、腹を刺して殺したるものあり……。

(姜徳相・他編『現代史資料・6』みすず書房、一九六三年)


 
 考えられないような殺害方法であるが、朝鮮人すなわち被害者側の怨念のこもった誇張した表現ではない。

実は私は最初これだけ読んだ時には、朝鮮人の表現にはしばしば誇張表現がみられるので、その特有の誇張表現ではと思ったのである。

そのように思わせるほどの残虐な殺し方である。

しかし誇張表現ではなかった。補強証言がある。


 まだ若いらしい女(女の死体はそれだけだった)が腹をさかれ、六、七ヵ月になろうかと思われる胎児が、はらわたのなかにころがっていた、

その女の陰部に、ぐさりと竹槍がさしてあった、


という記録を日本人自身が残している(姜徳相・他編『現代史資料・6』田辺貞之助「女木川界隈」みすず書房、一九六三年)。


なお、付近の別の住民も同じ光景を見ている(『労働運動研究・三七号)湊七良「その日の江東地区」労働運動研究所、一九九二年)。


 女性の陰部へ竹槍を刺したという目撃証言は、場所が特定できるものは江東のもの。

したがっておそらく一つの事件、行為が複数の口で語られ、伝聞されていった結果であろう。

(『関東大震災と朝鮮人虐殺』 pp.102-104)


 魔女狩りを彷彿とさせる、集団ヒステリーが生んだ狂気か。


 この「虐殺」に関する話は、関東大震災を起源とする「防災の日」の各種行事の場面などでも、滅多に触れられる事がないのだという。

この種のイベントは専ら自然災害としての地震の恐ろしさに対する啓蒙を目的に行われるものらしく、天災から派生した人災についてはほとんど言及しないのだそうだ。そして、その現状を無念に思う韓国人・朝鮮人は多い。


参考文献
山岸秀 、2002年、『関東大震災と朝鮮人虐殺 80年後の徹底検証』、早稲田出版
http://www5d.biglobe.ne.jp/~DD2/Rumor/column/earthquake_demagogie.htm

1923(大正12).9.1日、関東大震災が発生。
この時政府の宣伝


「朝鮮人や社会主義者が震災に乗じて内乱を企てている」

に乗せられた民衆は、社会主義者、労働組合幹部や朝鮮人に対して野蛮なテロを行い、9.3日、亀戸事件により南葛労働組合の指導者・川合義虎らの社会主義者やアナーキストらが亀戸警察署で虐殺された。

9.16日、大杉栄が妻・伊藤野枝、甥(おい)の橘宗一と共に甘粕正彦憲兵大尉に殺害された。


 9.7日、政府は、関東大震災時の混乱に対して「治安維持の為の緊急勅令」を公布した。

これは、前に成立を見なかった「過激社会運動取締り法案」を、このたびは天皇の名のもとに議会の審議を要しない緊急勅令という形で公布したということである。

しかし、政府はなお満足せず、やがて治安維持法に向けて着々と周辺整備していく。


 「第一次共産党事件」と「関東大震災直後の反動攻勢」に接して、獄中闘争組の中からも解党的方向が提起されたようである。

幸徳秋水の大逆事件、関東大震災時の大杉栄虐殺事件という官憲側のテロル攻勢に「緊急避難」の名目で党の解党止む無し論が強まっていった。


 これに関連して福永操は次のように述べている。

「革命運動の犠牲者たちは、人民が(人民のほんの一部でもが)その犠牲の意義をみとめて心の中で支持してくれると思えば、よろこんで死ねるであろう。

なさけないのは、大逆事件関係者に対する日本の一般民衆の反感がものすごかったことであった。

事件そのものにまったく無関係であった社会主義者たちまでが、この事件のとばっちりを受けて、『主義者』というよびかたのもとに一括して世間からつまはじきされて、文字どおり広い世間に身のおきどころもない状態になったことであった。

労働運動も火が消えたような状態になった」(福永1978)。


 以下、検証する。 


【関東大震災発生】

 1923(大正12).9.1日、関東大震災が発生した。

地震の規模はマグニチュード7.9、震度6であった。

焼失家屋24万戸、崩壊家屋2万4千棟、死者5万9千人、行方不明者を入れると犠牲者は10万人以上という被害が発生した。

これにより関東一円の商工業地区が壊滅的大打撃を受けた。被害総額は当時の金で約100億円(当時の一般会計の6.5年分、現在で数兆円)と推定される。


 関東大震災の翌9.2日急遽、軍による戒厳令司令部を設置した。

この日、後藤新平が内務大臣に就任している。

 警視庁は、非常事態に備えて臨時警戒本部を設置し、正力官房主事が特別諜報班長になって、不穏な動きを偵察する任務を持ち、その行動隊長として取締まりに専念した。

後藤内務大臣の指揮下で正力が果たした重要な役割は疑問の余地がない。


「内務大臣・後藤新平と正力の繋がり」について


 正力は、この後藤新平と深く繋がっており、「直接ルート」の間柄。正力の富山四高時代の友人にして官房主事であった品川主計は、回想録「叛骨の人生」の中で「正力君は、後藤新平内務大臣に非常に信用があった」と記している。

同書に拠れば、越権的な「汚れ役」(ダーティーワーク)仕事を躊躇無く引き受けることで信頼を得ていったとのことである。

「仕事の鬼としての出世主義的性格」が強かった、ということになる。

正力は、後藤内相の下で警視庁警務部長となる。

同時に、財界のご意見番的存在であった郷とも親しくなって行った。


【流言飛語飛び交い、朝鮮人、社会主義者、アナーキストの検束始まる】


 直後、

「朝鮮人、中国人、社会主義者、博徒、無頼の徒が放火掠奪の限りを尽くしている」

との噂が飛び交い始めた。

発生源は在郷軍人会、民間自警団辺りからとされているが、今日なお真相不明である。


 当時の支配階級は、震災の混乱に乗じて赤化騒乱が引き起こされることを怖れ、「朝鮮人による放火、井戸への投毒」という風評を逆手に取って朝鮮人と社会主義者、アナーキストの検束を始めた。

9.3日、亀戸署には、7百4、50名も検束された労働組合員や朝鮮人がいたと伝えられている。


 東京朝日の石井光次郎営業局長の次のような証言がある


 「建物は倒壊しなかったものの、9月1日の夕刻には、銀座一帯から出た火の手に囲まれ、石井以下朝日の社員たちは社屋を放棄することを余儀なくされていた。

夜に入って、石井は臨時編集部をつくるべく、部下を都内各所に差し向けた。

帝国ホテルにかけあってどうにか部屋を借りることは出来たが、その日、夜をすごす宮城前には何ひとつ食糧がない。

そのとき、内務省時代から顔見知りだった正力のことが、石井の頭に浮かんだ。

石井は部下の一人にこう言いつけて、正力のところへ走らせた。


 『正力君のところへ行って、情勢を聞いてこい。

それと同時に、あそこには食い物と飲み物が集まっているに違いないから、持てるだけもらってこい』。

間もなく食糧をかかえて戻ってきた部下は、意外なことを口にした。

その部下が言うには、正力から、

『朝鮮人が謀反を起こしているという噂があるから、各自、気をつけろ。

君たち記者が回るときにも、あっちこっちで触れ回ってくれ』

との伝言を託されてきたというのである。


 そこにたまたま居合わせたのが、台湾の民生長官から朝日新聞の専務に転じていた下村海南だった。

下村の『その話はどこから出たんだ』という質問に、石井が『警視庁の正力さんです』と答えると、下村は言下に『それはおかしい』と言った。

『地震が9月1日に起るということを、予想していた者は一人もいない。

予期していれば、こんなことになりはしない。

朝鮮人が9月1日に地震がくることを予知して、その時に暴動を起こすことを企むわけがないじゃないか。

流言飛語にきまっている。断じてそんなことをしゃべってはいかん』。


 石井は部下から正力の伝言を聞いたとき、警視庁の情報だから、そういうこともあるかも知れないと思ったが、ふだんから朝鮮や台湾問題を勉強し、経験も積んできた下村の断固たる信念にふれ、朝鮮人謀反説をたとえ一時とはいえ信じた自分の不明を恥じた。

正力は少なくとも、9月1日深夜までは、朝鮮人暴動説を信じていた。

いや、信じていたばかりではなく、その情報を新聞記者を通じて意図的に流していた」


 内務官僚上がりの石井のこの証言に加えて、戒厳司令部参謀だった森五六の回想談によると、正力は腕まくりして戒厳司令部を訪れ、

「こうなったらやりましょう」と息まいている。


この正力の鼻息の荒い発言を耳にした時に、当時の参謀本部総務部長で後に首相になる阿部信行をして、「正力は気が違ったのではないか」と言わしめたという。


 正力にまつわる一連の行動を分析した佐野は、

[正力は少なくとも大地震の直後から丸一日間は、朝鮮人暴動説をつゆ疑わず、この流言を積極的に流す一方、軍隊の力を借りて徹底的に鎮圧する方針を明確に打ち出している]

と結論づけている。

更に、警視庁に宛てた亀戸署の内部文書にも、


「この虐殺の原因はいずれも警察官の宣伝にして、当時は警察官のごときは盛んに支鮮人を見つけ次第、殺害すべしと宣伝せり」

と書いてあり、中国人労働者が300人ほど虐殺された大島事件も、正力がこの事件を発生直後から知っていたのは、間違いないと自身を持って断定するのである。


【関東大震災時事件その@、官憲、自警団員による朝鮮人、中国人の虐殺】


 当時の支配階級は、震災の混乱に乗じて赤化騒乱が引き起こされることを怖れ、

「朝鮮人による放火、井戸への投毒、襲撃」、

「震災の混乱にまぎれて、朝鮮人と社会主義者が政府転覆を図っている」

という風評を逆手に取って警察と軍による朝鮮人、中国人、社会主義者、社会主義的労働者の検束を始めた。


 9.3日、亀戸署には、7百4、50名も検束された労働組合員や朝鮮人がいたと伝えられている。

自警団員による朝鮮人、中国人の虐殺も発生している。

無抵抗の者を陸軍将校、近衛兵、憲兵、警察官、自警団員、暴徒らが一方的に撃ち殺したところに特質がある。この時官憲テロルに倒れた朝鮮人は3千名、中国人は3百名。

 その後毎年、9.1日は共産主義運動、朝鮮民族運動の逃走記念日として追悼されていくことになる。


【関東大震災時事件そのA、川合義虎らが虐殺される亀戸事件発生】


 9.3日午後10時頃、亀戸事件の被害者となる南葛労働組合の指導者にして共産青年同盟初代委員長にして党員北原龍雄と共に第一次共産党事件後の留守委員会を構成していた川合義虎ら8名の社会主義者と、アナーキスト系の元純労働組合長・平沢計七らが亀戸警察署に拘束監禁された。


 9.5日、河合義虎ら7名の革命的労働者(北島吉蔵、山岸実司、吉村光治(南喜一の弟)、加藤高寿、近藤広造、鈴木直一)、アナーキスト系の平沢計七らが亀戸警察署で虐殺された。

これを「亀戸事件」と云う。

 その遣り口が憤激に耐えない次のような史実を残している。

古森署長は事後対策を警視庁に上申。この時のこの時の警視庁官房主事が正力松太郎(米騒動の時に警視として民衆弾圧に当たり、後特高制度の生みの親であり、読売新聞社長へ転身し、ナチス・ドイツとの同盟を煽り、軍部の手先となって第二次世界大戦の世論形成に一役買った)で、正力は軍隊への応援依頼、千葉県習志野騎兵第13連隊(田村騎兵少尉指揮)がやって来て、留置された中から最も指導能力を有していた危険な人物を選別し、演武場前広場へ引きずり出し、銃剣と軍刀で虐殺した。

 その虐殺の様について今日奇跡的に伝えられた二葉の写真があり、これを見るに多数の刺傷はそれとしても生きたまま打ち首にされている。

遺体は家族に引き渡されず、二、三日放置された後、荒川放水路の一般の火葬死体の中に投擲された。

田村少尉らは軍法会議にもかけられておらず、「この乱痴気が軍隊と警察と裁判所、検事局と監獄とを、内部から腐敗堕落させた」(志賀義雄「日本革命運動の群像」)とある。

 ちなみに、南喜一は、弟の吉村光治虐殺という権力の横暴に義憤して、共産党活動に入った。

「大正13年の春、私は工場や家を全部処分し、17万円の金をつくつた。

妻子に4万円渡し、13万円を持って、亀戸の南葛飾労働組合に入った。

共産党に入党したのだ」、


「大正15年の共同印刷の争議までは、命ぜられることを名誉とし、火の中でも水の中へでも喜んで飛び込んだ」(「南喜一著作全集」)とある。


【関東大震災時事件そのB、中国人留学生・王希天虐殺事件発生】


 この時、東京中華日キリスト教青年会幹事、中華民国僑日共済会の会長という指導的立場にあった中国人留学生・王希天は、亀戸署に拉致監禁された上陸軍に引き渡され、陸軍将校の手で斬殺されている。

死体は切り刻まれて川に捨てられた。

警視庁や陸軍の公式発表では「行方不明」。警察と軍の関係を取り持っていたのは、官房主事の正力であった。


 10.20日、中国代理公使から王の殺害について抗議が為される。

中国政府は王希天殺害調査団を派遣してくることになり、一気に国際的大事件となった。日本政府はその対応に苦しむことになった。

警視庁はじめとする当局は口裏を合わせて知らぬ存ぜぬの「徹底的に隠蔽するの外無し」対応に終始した。

結局、事件そのものは当時の日中の力関係を反映し、最後にはうやむやのままに葬り去られることになった。


【関東大震災時事件そのC、大杉栄ら虐殺・甘粕憲兵大尉事件発生】


 9.16日関東大震災の混乱に際して、アナーキストで社会運動家のリーダー的存在だった大杉栄は妻・伊藤野枝(いとうのえ、28歳)、甥(おい)の橘宗一(たちばなそういち、6歳)と共に甘粕憲兵大尉(あまかすまさひこ、32歳)に殺害された。

享年38歳。妻野技は1895年1月12日生、享年28歳、甥橘宗一は1917年4月12日生、享年6歳。


 この日、大杉は、その妻(婚姻はしていなかったので正式には同棲)の伊藤野枝と横浜鶴見にあった弟の家から自宅へ帰る途中に東京憲兵隊本部に検束された。

一緒にいた甥の橘宗一も一緒に連れ去れた。検束された大杉達は、麹町憲兵分隊に連行された。


午後8時頃、取調中だった大杉に対し、部屋に入ってきた憲兵大尉《甘粕正彦がいきなり背後から大杉の喉に右腕を回し締め上げた。

大杉がもがき後ろに倒れると、背中に乗りさらに締め上げ絞殺したと伝えられている。

続いて伊藤野枝も絞殺され、橘宗一は部下の憲兵が殺害し、遺体は憲兵分隊内にあった古井戸に投げ込まれた。


 ちなみに甘粕のその後は次の通り。

大杉虐殺事件の軍法会議の進行は非常に早かった。戒厳令下の10.8日に第一回、以後、11.16日、17日、21日の4回で結審となり、12.8日に10年の禁固刑に処せられたものの、軍閥団体の助命運動によって3年で出獄、満州国へ渡り参議の地位に上り詰めていく。


 この大杉栄の拘束・殺害が発端となって、軍部による社会主義者の徹底的な弾圧が始まる。


【官房主事・正力松太郎の暗躍】


 この時、警察と軍の関係を取り持っていたのは、警視庁官房主事の正力松太郎であった。

これを追跡してみる。正力は米騒動の時に警視として民衆弾圧に当たり、特高制度の生みの親であった。

後に読売新聞社長へ転身し、ナチス・ドイツとの同盟を煽り、軍部の手先となって第二次世界大戦の世論形成に一役買うことになる。


 9.2日、大震災の翌日急遽、軍による戒厳令司令部が設置された。

船橋の海軍無線送信所から「付近鮮人不穏の噂」の打電が為されている。

今日判明するところ、「付近鮮人不穏の噂」を一番最初にメディアに流したのが、なんと正力自身であった。


 9.3日、「内務省警保局長」名で全国の「各地方長官」宛てに、要約概要「鮮人の行動に対して厳密なる取締要請」電文打たれる。

内務省が流した「朝鮮人暴動説」は、全国各地の新聞で報道された。


実際には「不逞鮮人暴動」は根拠が曖昧で「流言飛語」の観がある。


この指示が官憲、自警団員によるテロを誘発することとなった。

つまり、本来ならば緊急時のデマを取り締まり秩序維持の責任者の地位にある正力が逆に騒動をたきつけていたことになる。


 9.5日、警視庁は、正力官房主事と馬場警務部長名で、「社会主義者の所在を確実に掴み、その動きを監視せよ」なる通牒を出している。

 9.11日、更に、正力官房主事名で、

「社会主義者に対する監視を厳にし、公安を害する恐れあると判断した者に対しては、容赦なく検束せよ」命令


が発せられている。

 研究者によると、正力が「虚報」と表現した「朝鮮人来襲」のデマを一番最初にメディアを通じて意識的に広め、虐殺を煽ったのは、なんと、官房主事の正力自身であった。

自身も「悪戦苦闘」という本で、

「朝鮮人来襲の虚報には警視庁も失敗しました。

当局者として誠に面目なき次第」


と弁解しているように、朝鮮人大虐殺の張本人と目されている。

 この時、朝日新聞の記者の1人が警視庁で正力官房主事から、

「朝鮮人むほんの噂があるから、君たち記者があっちこっちで触れてくれ」

と示唆されたことを明らかにしている。

しかし、専務の下村海南が「流言飛語に決まっている」と制止したと云う。


「正力の胡散臭さ」について

 後に読売新聞の社主となって登場してきた正力松太郎には「負の過去」がある。


関東大震災当時、警視庁官房主事という警察高級官僚であった正力こそ朝鮮人大虐殺の指揮官であった形跡がある。

こういう人物が読売新聞に入り込み、大衆新聞として発展させていく。

その意味で、「読売新聞建て直しの功労者」ではある。

しかし、正力の本領は当時の「聖戦」賛美にあった。

新聞でさんざん戦争を煽った。

これが為、松太郎はA級戦犯指名で巣鴨プリズン入り、死刑になるところを占領軍の恩赦で出所する。

しかし、政権与党に食い入り常に御用記事を垂れ流す体質は戦前も戦後も変わらない。

「読売には権力癒着の清算されていない暗部がある」


 こうしたムショ帰りの権力主義者の社主に忠誠を誓い、その負の遺産を引き継ぐことで,出世したのがナベツネといえる。

日本ジャーナリズムの胡散臭さを知る上で、この流れを踏まえることを基本とすべきだろう。
http://www.gameou.com/~rendaico/daitoasenso/what_kyosantosoritu_oosugisakae.htm


 正力松太郎の生態はもっと研究されて良いように思われる。
内務省特高課(戦前日帝の諜報・弾圧機関)の創設者にして終始黒幕で在り続けた後藤新平に見出され、米騒動、関東大震災時の「暗躍」で「血塗られた強固な同盟」が確立する。以下、この関係を追跡する。


【後藤新平の履歴(1857〜1929)】


 岩手県水沢市の小藩出身。

幕末の蘭学者高野長英の親族。

須賀川医学校を卒業して医師となりも愛知県立病院長を経て内務省に入る。

1892年衛生局長(現在の厚生省事務次官)。

その間ドイツに留学し、プロイセン国家の統一ドイツ建国過程をつぶさに見て、ビスマルク政治に憧憬したと伝えられている。

1895年日清戦争で台湾を割譲させたが、4代目台湾総督になった児玉源太郎が後藤を見出し民政長官となって赴任。


後藤は、「アメと鞭を併用した辣腕政治」で判明するだけで抗日ゲリラ1万1千余名を虐殺している。

結果的に「台湾島民の鎮圧と産業開発で名声を高めた」。


 後藤は、台湾総督府初代民政長官を皮切りに、以後、

1906年満鉄初代総裁、1908(明治41)年桂太郎内閣の下で逓信大臣兼鉄道院総裁、1916(大正5)年寺内正毅内閣の下で内務大臣、

続いて1918(大正7).4.23日外務大臣、

山本権兵衛内閣の下で内務大臣再任を歴任し、晩年に伯爵の位を得ている。


植民地政策の統合参謀本部・満鉄調査部を設置したのも後藤である。

未解明であるが、阿片政策にも手を出しており、その収入が機密費として縦横に駆使された形跡がある。


 その政治的軌跡は、伊藤博文の後継者。後藤は言論統制に著しく関与している。

 1919(大正8)年、後藤は、寺内内閣の総辞職を機会に欧米視察の旅に出た。

訪問先はアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スイス、オランダ。

帰国するやいなや、「大調査機関設立の議」建白書を政府に提出している。

これは、アメリカのCIA(中央情報局)のような強力な組織を設立せよという構想であった。


【内務省】


 内務省は、一口で云えば「天皇制警察国家」と呼ばれる当時の大日本帝国の最高官庁であった。

要するに内政にかかわる一切の行政権を一手に握っている中央官庁であった。

現在の機構に当て嵌めれば、国家公安委員会、警察庁、公安調査庁、消防庁、自治省、厚生省、労働省、建設省、農林省の一部、法務省の一部、文部省の一部的機能を持つ官庁であった。

全国の知事と高級官僚は、内務官僚が任命し派遣するというシステムで、地方行政は市町村議会の監督権まで含めて内務省が握っていた。

内務官僚は、天皇直属であり、平常時の警察機構、緊急時の法律に対抗する緊急勅令権、警察命令権を握っており、いわば万能であった。


 大逆事件の年の1911(明治44)年に高等課特高係(特高)が新設され、後に特別高等部に昇格し、得意な指揮系統を持つ事になった。

新聞の統制など言論動向の調査は特高の中の検閲課の任務であり、更に全国の警察機構の元締め内務省警保局の図書課でも行われた。

両者の関係は、図書課が本庁であり、検閲課は出先機関となる。


 内務省本省の図書課は、後藤新平内務大臣時代の1917(大正6).9月、直接の声係りでロシア革命への対応を意識して拡張された。

同時に警視庁の人員増強も要請され、当時の6000名が6年後には1万2000名に倍増された。特高も同時期に12名から80名へと約7倍化している。


【正力松太郎の履歴(1857〜1929)】

 1885(明治18).4.11日、富山県の土建請負業の旧家に生まれる。

青春時代を柔道に打ち込む。

 1911(明治44)年、東京帝国大学法科大学独語科卒業(26歳)。

翌年に内閣統計局に入り、高等文官試験に合格し、1913(大正2).6月、警視庁に雇用される。

直ちに警部となり、翌年に警視、日本橋堀留署長となる。


 1917年、第一方面監察官。

 1918(大正7)年、米騒動鎮圧に一役買い、勲章を貰う。

 1919(大正8)年、刑事課長。

 1920(大正9)年、普通選挙大会の取締まり、東京市電ストの鎮圧。

 1921(大正10)年、警視庁で警視総監に次ぐbQの位置とされる官房主事となり、高等課長を兼任(36歳)。


本人自身が「私ほど進級の早いのはいません」(「週間文春」1965.4.19日)と語っている。


 1923(大正12)年、正力の警視庁官房主事、共産党の猪俣津南雄宅にスパイを送り込み、早稲田大学研究室の捜査、6.5日、第一次共産党検挙を指揮した。

 「米騒動の時に警視として民衆弾圧に当たり、後特高制度の生みの親であり、

読売新聞社長へ転身し、ナチス・ドイツとの同盟を煽り、

軍部の手先となって第二次世界大戦の世論形成に一役買った」。


 「関東大震災時の暗躍」


 1923(大正12).9.1日、関東大震災が発生した。


 関東大震災の翌9.2日急遽、後藤新平が内務大臣に就任し、非常事態に備えて軍は戒厳令司令部を、警視庁も臨時警戒本部を設置した。

この時、正力は官房主事であったが、特別諜報班長になって不穏な動きの偵察、取締まりに専念した。

後藤内務大臣の指揮下で正力が果たした重要な役割は疑問の余地がない。


 今日判明するところ、「付近鮮人不穏の噂」を一番最初にメディアに流したのが、なんと正力自身であった。


「不逞鮮人暴動」に如何ほどの根拠があったのか不明であるが、本来ならば緊急時のデマを取り締まり秩序維持の責任者の地位にある正力が逆に騒動をたきつけていたことになる。

こうして、内務省が流した「朝鮮人暴動説」が全国各地の新聞で報道され、この指示が官憲、自警団員によるテロを誘発することとなった。


 後藤−正力ラインが警戒したのは、社会主義者の動きであった。

9.5日、警視庁は、正力官房主事と馬場警務部長名で、「社会主義者の所在を確実に掴み、その動きを監視せよ」なる通牒を出している。

9.11日、正力官房主事名で、「社会主義者に対する監視を厳にし、公安を害する恐れあると判断した者に対しては、容赦なく検束せよ」命令が発せられている。


 後藤−正力ラインはこうした通達のみならず、実際に迅速に先制的官憲テロをお見舞いしていった。


@、官憲、自警団員による朝鮮人、中国人の多数虐殺、

A、川合義虎らが虐殺される亀戸事件、

B、中国人留学生・王希天虐殺事件、

C、大杉栄ら虐殺・甘粕憲兵大尉事件)


等が記録されている。
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/mascomiron_yomiurico2.htm


「朝鮮人来襲の虚報」または「朝鮮人暴動説」の発端については、軍関係者が積極的に情報を売りこんでいたという報告がある。

民間の「流言」が先行していた可能性も、完全には否定できない。

しかし、その場合でも、すでにいくつかの研究が明らかにしているように、それ以前から頻発していた警察発表「サツネタ」報道が、その感情的な下地を用意していたのである。

いわゆる「不逞鮮人」に関する過剰で煽情的な報道は、四年前の一九一九年三月一日にはじまる「三・一運動」以来、日本国内に氾濫していた。

 しかも、仮に出発点が「虚報」や「流言」だったとしても、本来ならばデマを取り締まるべき立場の内務省・警察関係者が、それを積極的に広めたという事実は否定しようもない。「失敗」で済む話ではないのである。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-8-5.html


関東大震災に便乗した治安対策


陸軍将校、近衛兵、憲兵、警察官、自警団員、暴徒

 正力が指揮した第一次共産党検挙が行われたのは、一九二三年(大12)六月五日である。

 それから三か月も経たない九月一日には、関東大震災が襲ってきた。

このときの警視庁の実質的な現場指揮者は、やはり正力であった。

この一九二三年という年は、日本全体にとっても正力個人にとっても激動の年であった。

月日と主要な経過を整理し、問題点と特徴を明確にしておきたい。


 六月五日に、第一次共産党検挙が行われた。

この時、正力は官房主事兼高等課長だった。

 九月一日に、関東大震災が起きた。正力の立場は前とおなじだった。

 一二月二七日には、虎の門事件が起きた。この時、正力は警務部長だった。

 虎の門事件の際、警備に関して正力は、警視総監につぐ地位の実質的最高責任者である。

警視総監の湯浅倉平とともに即刻辞表を提出し、翌年一月七日に懲戒免官となった。

ただし、同じ一月二六日には裕仁の結婚で特赦となっている。


 以上の三つの重大事件を並べて見なおすと、

第一次共産党検挙と虎の門事件の背景には、明らかに、国際および国内の政治的激動が反映している。

その両重大事件の中間に起きた関東大震災は、当時の技術では予測しがたい空前絶後の天災であるが、この不慮の事態を舞台にして、これまた空前絶後で、しかも、その国際的および国内的な政治的影響がさらに大きい人災が発生した。

朝鮮人・中国人・社会主義者の大量虐殺事件である。


 さて、以上のように改めて日程を整理してみたのは、ほかでもない。本書の主題と、関東大震災における朝鮮人・中国人・社会主義者の大量虐殺事件との間に、重大な因果関係があると確信するからである。

そこで以下、順序を追って、虐殺、報道、言論弾圧から、正力の読売乗りこみへと、その因果関係を解き明かしてみたい。


 どの虐殺事件においても明らかなことは、無抵抗の犠牲者を、陸軍将校、近衛兵、憲兵、警察官、自警団員、暴徒らが、一方的に打ち殺したという事実関係である。

正力は、当然、秩序維持の責任を問われる立場にあった。

正力と虐殺事件の関係、正力の立場上の責任などについては、これまでにも多数の著述がある。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-8-1.html


「朝鮮人暴動説」を新聞記者に意図的に流していた正力


 正力自身も『悪戦苦闘』のなかで、つぎのように弁明している。

「朝鮮人来襲の虚報には警視庁も失敗しました。警視庁当局者として誠に面目なき次第です」

 これだけを読むと、いかにも素直なわび方のように聞こえるが、本当に単なる「失敗」だったのだろうか。

以下では、わたし自身が旧著『読売新聞・日本テレビ・グループ研究』執筆に当たって参考にした資料に加えて、それ以後に出版された新資料をも紹介する。

いくつかの重要な指摘を要約しながら、正力と虐殺事件の関係の真相にせまってみる。

 興味深いことには、ほかならぬ正力が「ワンマン」として君臨していた当時の一九六〇年に、読売新聞社が発行した『日本の歴史』第一二巻には、「朝鮮人暴動説」の出所が、近衛第一師団から関東戒厳令司令官への報告の内容として、つぎのように記されていた。

「市内一般の秩序維持のための〇〇〇の好意的宣伝に出づるもの」

 この報告によれば、「朝鮮人暴動説」の出所は伏せ字の「〇〇〇」である。


伏せ字の解読は、虫食いの古文書研究などでは欠かせない技術である。

論理的な解明は不可能ではない。

ここではまず、情報発信の理由は「市内一般の秩序維持」であり、それが「好意的宣伝」として伝えられたという評価なのである。

「市内一般の秩序維持」を任務とする組織となれば、「警察」と考えるのが普通である。さらには、そのための情報を「好意的宣伝」として、近衛第一師団、つまりは天皇の身辺警護を本務とする軍の組織に伝えるとなると、その組織自体の権威も高くなければ筋が通らない。

字数が正しいと仮定すると、三字だから「警察」では短すぎるし、「官房主事」「警視総監」では長すぎる。「警視庁」「警保局」「内務省」なら、どれでもピッタリ収まる。

 詳しい研究は数多い。

『歴史の真実/関東大震災と朝鮮虐殺』(現代史出版会)の資料編によれば、すくなくとも震災の翌日の九月二日午後八時二〇分には、船橋の海軍無線送信所から、「付近鮮人不穏の噂」の打電がはじまっている。


 翌日の九月三日午前八時以降には、「内務省警保局長」から全国の「各地方長官宛」に、つぎのような電文が打たれた。

「東京付近の震災を利用し、朝鮮人は各地に放火し、不逞の目的を遂行せんとし、現に東京市内において、爆弾を所持し、石油を注ぎて、放火するものあり、

すでに東京府下には、一部戒厳令を施行したるが故に、各地において、充分周密なる視察を加え、鮮人の行動に対しては厳密なる取締を加えられたし」


 正力の『悪戦苦闘』における弁解は、「朝鮮人来襲の虚報には警視庁も失敗しました」となっていた。

では、この「虚報」と正力の関係、「失敗」の経過は、どのようだったのだろうか。


 記録に残る限りでは、正力自身が「虚報」と表現した「朝鮮人来襲」の噂を一番最初に、メディアを通じて意識的に広めようとしたのは、なんと、正力自身なのである。


 シャンソン歌手、石井好子の父親としても名高かった自民党の大物、故石井光次郎は、関東大震災の当時、朝日新聞の営業局長だった。

石井は内務省の出身であり、元内務官僚の新聞人としては正力の先達である。

震災当日の一日夜、焼け出された朝日の社員たちは、帝国ホテルに臨時編集部を構えた。

ところが食料がまったくない。

石井の伝記『回想八十八年』(カルチャー出版社)には、つぎのように記されている。


「記者の一人を、警視庁に情勢を聞きにやらせた。当時、正力松太郎が官房主事だった。


『正力君の所へ行って、情勢を聞いてこい。

それと同時に、食い物と飲み物が、あそこには集まっているに違いないから、持てるだけもらってこい[中略]』といいつけた。

それで、幸いにも、食い物と飲み物が確保できた。

ところが、帰って来た者の報告では、正力君から、


『朝鮮人がむほんを起こしているといううわさがあるから、各自、気をつけろということを、君たち記者が回るときに、あっちこっちで触れてくれ』


と頼まれたということであった」

 ところが、その場に居合わせた当時の朝日の専務、下村海南が、「それはおかしい」と断言した、


予測不可能な地震の当日に暴動を起こす予定を立てるはずはない、

というのが下村の論拠だった。

下村は台湾総督府民政長官を経験している。

植民地や朝鮮人問題には詳しい。

そこで、石井によると、「他の新聞社の連中は触れて回ったが」、朝日は下村の「流言飛語に決まっている」という制止にしたがったというのである。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-8-2.html


東京の新聞の「朝鮮人暴動説」報道例の意外な発見


 ただし、石井の回想通りに、朝日が「朝鮮人暴動説」報道を抑制したのかどうかについては、いささか疑問がある。

内務省筋が流した「朝鮮人暴動説」は、全国各地の新聞で報道された。


『大阪朝日』は九月四日、「神戸に於ける某無線電信で三日傍受したところによると」、という書き出しで、さきの船橋送信所発電とほぼ同じ内容の記事を載せた。

『朝日新聞社史/大正・昭和戦前編』には、震災後の東京朝日と大阪朝日の協力関係について、非常に詳しい記述があるが、なぜか、大阪朝日が「朝鮮人暴動説」をそのまま報道した事実にふれていない。


『大阪朝日』ほかの実例は、『現代史資料(6)関東大震災と朝鮮人』に多数収録されている。

この基本資料を無視する朝日の姿勢には、厳しく疑問を呈したい。


 東京の新聞でも、同じ報道が流されたはずなのであるが、現物は残っていないようである。

わたしが目にした限りの関東大震災関係の著述には、東京の新聞の「朝鮮人暴動説」の報道例は記されていなかった。

念のためにわたし自身も直接調べたが、地震発生の九月二日から四日までの新聞資料は、実物を保存している東京大学新聞研究所(現社会情報研究所)にも、国会図書館のマイクロフィルムにも、まったく残されていなかった。


 たしかに地震後の混乱もあったに違いないが、そのために資料収集が不可能だったとは考えにくい。

報知、東京日日(現毎日)、都(現東京)のように、活字ケースが倒れた程度で、地震の被害が軽い社もあった。

各社とも、あらゆる手をつくして何十万部もの新聞を発行していたのである。

各社は保存していたはずだから、九月一日から四日までの東京の新聞の実物が、まるでないというのはおかしい。

戒厳令下の言論統制などの結果、抹殺されてしまった可能性が高い。


 ところが意外なことに、『日本マス・コミュニケーション史』(山本文雄編著、東海大学出版会)には、新聞報道の「混乱」の「最もよい例」として、「九月三日付けの『報知』の号外」の「全文」が紹介されていた。

要点はつぎのようである。


「東京の鮮人は三五名づつ昨二日、手を配り市内随所に放火したる模様にて、その筋に捕らわれし者約百名」


「程ヶ谷方面において鮮人約二百名徒党を組み、一日来の震災を機として暴動を起こし、同地青年団在郷軍人は防御に当たり、鮮人側に十余名の死傷者」


 同書の編著者で、当時は東海大学教授の山本文雄に、直接教えを乞うたところ、この号外の現物はないが、出典は『新聞生活三十年』であるという。


 実物は国会図書館にあった。著書の斉藤久治は当時の報知販売部員だった。

同書には、新聞学院における「販売学の講演」にもとづくものと記されている。

発行は一九三二年(昭7)である。のちの読売社長、務台光雄は元報知販売部長で、同時代人だから、この二人は旧知の仲だったに違いない。

ところが、この二人が残した記録は、肝心のところで、いささか食い違いを見せるのである。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-8-3.html


号外の秘密を抱いて墓場に入った元報知販売部長、務台光雄


 務台の伝記『闘魂の人/人間務台と読売新聞』(地産出版、以下『闘魂の人』)には、務台が、震災直後から一週間ほど社の講堂で寝泊まりしたことやら、その奮闘ぶりが克明に描き出されている。

「活字が崩れてしまったので、大きい活字を使って、号外のような新聞を、四日には出すところまでこぎつけた」ということになっている。

ところが、『新聞生活三十年』には、「写真1」のような「九月一日」付けの報知号外のトップ見出し部分のみが印刷されているのである。

「四日」と「一日」とでは、この緊急事態に際しては大変な相違がある。


 謎を解く鍵の一つは、まず、『別冊新聞研究』((4)、77・3)掲載、「太田さんの思い出」という題の、務台自身の名による文章である。

そこでは、「直ちに手刷り号外の発行を行う一方、本格的新聞の発行に着手、まず必要なのは用紙だ」となっている。

地震で電気がこないから、輪転機が動かせない。

輪転機用の巻紙もない。

だが、活字を組んでインクを塗れば、「手刷り」印刷は可能だった。

しかも、「手刷り」には、もう一つの手段があった。


 さきの『新聞生活三十年』を出典とする「朝鮮人暴動説」の号外は九月三日付けだが、「写真2」のようなガリ版印刷である。

本文中には、「汗だくになって号外を謄写版に刷る」という作業状況が記されている。


 務台のフトコロ刀といわれた元中部読売新聞社長、竹井博友の著書、『執念』(大自然出版局)によると、電気がこないので九月九日まで、「四谷の米屋からさがしてきたガス・エンジンでマリノニ輪転機を動かして」いたという。

普段よりは印刷能力が低かったので、手刷りやガリ版印刷で補ったのであろう。

晩年の務台から直接取材したという『新聞の鬼たち/小説務台光雄(むたいみつお)』(大下英治、光文社)では、震災当日に「手刷り」と「謄写版」の号外を出した事を認めている。

つまり、務台自身が、段々と真相の告白に迫っていたのだ。


 もう一つの手段は、近県の印刷所の借用である。

斉藤久治の表現によれば、「報知特有の快速自動車ケース号(最大時速一時間百五十哩)」で前橋の地方紙に原稿を届け、九月七日までに、「数十万枚を東京に発、送し、市内の読者に配ることに成功した」という。

 さて、そこからが一編の歴史サスペンスを感じさせるところである。

『新聞生活三十年』の本文には、問題の号外の文章は復原されていない。

そのほかにも本文には、「朝鮮人暴動説」報道に関しての記述はまったくないのである。

 「写真2」は同書の実物大(WEB上の注:87ミリ×53ミリ)である。

もともとのガリ版が乱筆の上に、かなりかすれている。

しかも、極端に縮尺されているから、拡大鏡で一字一字書き写してみなければ、判読できない状態である。

結果から見て断言できるのは、「写真2」のガリ版号外が、『新聞生活三十年』の本文の記述を裏切っているということである。


奇妙な話のようだが、当時の言論状況を考えれば、真相は意外に簡単なことかもしれない。

著者の斉藤が、手元に秘蔵していたガリ版号外の内容を後世に伝えるために、検閲の目を逃れやすいように判読しがたい状態の写真版にして、印刷の段階で、すべりこませたのかもしれないのである。

 わたしは、このガリ版号外の件を『噂の真相』(80・7)に書いた。

読売の役員室に電話をして務台自身の証言を求めたが、返事のないまま務台は死んでしまった。

あの時代の人々には、この種の秘密を墓場まで抱いていく例が多いようだ。残念なことである。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-8-4.html


「米騒動」と「三・一朝鮮独立運動」の影に怯える当局者


「朝鮮人来襲の虚報」または「朝鮮人暴動説」の発端については、発生地帯の研究などもあるが、いまだに決定的な証拠が明らかではない。

軍関係者が積極的に情報を売りこんでいたという報告もある。

民間の「流言」が先行していた可能性も、完全には否定できない。

しかし、その場合でも、すでにいくつかの研究が明らかにしているように、それ以前から頻発していた警察発表「サツネタ」報道が、その感情的な下地を用意していたのである。


いわゆる「不逞鮮人」に関する過剰で煽情的な報道は、四年前の一九一九年三月一日にはじまる「三・一運動」以来、日本国内に氾濫していた。

 しかも、仮に出発点が「虚報」や「流言」だったとしても、本来ならばデマを取り締まるべき立場の内務省・警察関係者が、それを積極的に広めたという事実は否定しようもない。「失敗」で済む話ではないのである。

 さきに紹介した「内務省警保局長出」電文の打電の状況については、「船橋海軍無線送信所長/大森良三大尉記録」という文書も残されている。

歴史学者、松尾尊兌の論文「関東大震災下の朝鮮人虐殺事件(上)」(『思想』93・9)によると、

大森大尉は、

「朝鮮人襲来の報におびえて、法典村長を通じて召集した自警団に対し四日夜、

『諸君ノ最良ナル手段ト報国的精神トニヨリ該敵ノ殲滅ニ努メラレ度シ』

と訓示したために現実に殺害事件を惹起せしめ」たのである。


 九月二日午後八時以降と、一応時間を限定すれば、「噂」「流言」、または「好意的宣伝」を積極的に流布していたのは、うたがいもなく内務省筋だったのである。

 なお、さきの船橋発の電文例でも、すでに「戒厳令」という用語が出てくる。

「戒厳」は、帝国憲法第一四条および戒厳令にもとづき、天皇の宣告によって成立するものだった。

前出の『歴史の真実/関東大震災と朝鮮人虐殺』では、この経過をつぎのように要約している。


「一日夜半には、内相官邸の中庭で、内田康哉臨時首相のもとに閣議がひらかれ、非常徴発令と臨時震災救護事務局官制とが起草された。

これらは戒厳に関する勅令とともに二日午前八時からの閣議で決定され、午前中に摂政の裁可を得て公布の運びとなったのである」


 前出の松尾論文「関東大震災下の朝鮮人虐殺事件(上)」によると、この戒厳令公布の手続きは、「枢密院の議を経ない」もので「厳密にいえば違法行為である」という。

ただし、このような閣議から裁可の経過は、表面上の形式であって、警視庁は直ちに軍の出動を求め、それに応じて軍も「非常警備」の名目で出動を開始し、戒厳令の発布をも同時に建言していた。


 戒厳令には「敵」が必要だった。

警察と軍の首脳部の念頭に、一致して直ちにひらめいていたのは、一九一八年の米騒動と一九一九年の三・一朝鮮独立運動の際の鎮圧活動であったに違いない。

 首脳部とは誰かといえば、おりから山本権兵衛内閣の組閣準備中であり、臨時内閣に留任のままの内相、水野錬太郎は、米騒動当時の内相だった。

その後、水野は、三・一朝鮮独立運動に対処するために、朝鮮総督府政務総監に転じた。


 震災当時の警視総監、赤池濃は、水野の朝鮮赴任の際、朝鮮総督府の警務部長として水野に同行し、一九一九年九月二日、水野とともに朝鮮独立運動派から抗議の爆弾を浴びていた。

 震災発生の九月一日、東京の軍組織を統括する東京衛戍司令官代理だった第一師団長、石光真臣は、水野と赤池が爆弾を浴びた当時の朝鮮で、憲兵司令官を勤めていた。

 つまり、震災直後の東京で「市内一般の秩序維持」に当たる組織の長としての、内相、警視総監、東京衛戍司令官代理の三人までもが、朝鮮独立運動派から浴びせられた爆弾について、共通の強い恐怖の記憶を抱いていたことになる。

さらに軍関係者の方の脳裏には、二一か条の要求に反発する中国人へのいらだちが潜んでいたにちがいない。

 その下で、警視庁の実働部隊の指揮権をにぎる官房主事、正力は、第一次共産党検挙の血刀を下げたままの状態だった。

正力自身にも、朝鮮総督府への転任の打診を受けた経験がある。


 かれらの念頭の「仮想敵」を総合して列挙すると、朝鮮人、中国人、日本人の共産党員または社会主義者となる。

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戒厳司令部で「やりましょう」と腕まくりした正力と虐殺


 戒厳司令部の正式な設置は、形式上、震災発生の翌日の午前中の「裁可」以後のことになる。だが、震災発生直後から、実質的な戒厳体制が取られたに違いない。

前出の松尾論文「関東大震災下の朝鮮人虐殺事件(上)」には、当時の戒厳司令部の参謀だった森五六が一九六二年一一月二一日に語った回想談話の内容が、つぎのように紹介されている。

「当時の戒厳司令部参謀森五六氏は、正力松太郎警視庁官房主事が、腕まくりして司令部を訪れ

『こうなったらやりましょう』

といきまき、阿部信行参謀をして

『正力は気がちがったのではないか』

といわしめたと語っている」


 文中の「阿部信行参謀」は、当時の参謀本部総務部長で、のちに首相となった。

これらの戒厳司令部の軍参謀の目前で、腕まくりした正力が「やりましょう」といきまいたのは、どういう意図を示す行為だったのであろうか。

正力はいったい、どういう仕事を「やろう」としていたのだろうか。

「気がちがったのではないか」という阿部の感想からしても、その後に発生した、朝鮮人、中国人、社会主義者の大量「保護」と、それにともなう虐殺だったと考えるのが、いちばん自然ではないだろうか。


森五六元参謀の回想には、この意味深長な正力発言がなされた日時の特定がない。


だが、「やりましょう」という表現は、明確に、まだ行為がはじまる以前の発言であることを意味している。

だから、戒厳司令部設置前後の、非常に早い時点での発言であると推測できる。

警察と軍隊は震災発生の直後から、「保護」と称する事実上の予備検束を開始していた。

その検束作業が大量虐殺行動につながったのである。
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「社会主義者」の「監視」と「検束」を命令していた警視庁


 関東大震災後の虐殺事件では、直接の殺人犯を二種類に分けて考える必要がある。

 第一の種類は、いわゆる「流言」「噂」または「情報操作」にあおられて、朝鮮人や中国人を無差別に殺した一般の自警団員などの民衆である。

前項で検討した材料から判断すれば、虐殺を煽ったのは正力ほかの警察官であり、こちらの方がより悪質な間接殺人犯である。

背後には日本の最高権力の意思が働いていた。


 同じ中国人の殺害でも、のちにくわしくふれる王希天のような指導者の場合には、ハッキリと「指名手配」のような形で拉致監禁され、しかも、職業軍人の手で殺されている。

日頃から敵視していた相手を、地震騒ぎに乗じて殺したことが明らかである。

朝鮮人についても同じような実例があったのかもしれない。

社会主義者の虐殺に関与したのは、明白に、警察と軍隊だけであった。

これらの、相手を特定した虐殺の関与者が、第二の種類の職業的な直接的な殺人犯である。

その罪は第一の種類の場合よりもはるかに重いし、所属組織の上層部の機関責任をも厳しく問う必要がある。

上層部による事後の隠蔽工作は、さらに重大かつ悪質な政治犯罪である。


 正力らが犯した政治犯罪を明確にするために、虐殺事件の問題点を整理してみよう。

 中国人指導者の王希天や日本人の社会主義者の場合には、かれらが警察と軍の手で虐殺されたのは、いったん警察に「指名手配」のような形で拉致監禁されたのちのことである。

警察の方では、軍に身柄を引き渡せば殺す可能性があるということを、十分承知の上で引き渡している。

軍の方が虐殺業務の下請けなのである。

当時の制度では、戒厳令のあるなしにかかわらず、市内秩序維持に関するかぎりでは警視庁の要請で軍が動くのであった。

全体の指揮の責任は、警視庁にあった。警視庁と戒厳司令部の連絡に当たっていたのは、官房主事の正力であった。


『巨怪伝』では、つぎのような経過を指摘している。

「九月五日、警視庁は正力官房主事と馬場警務部長名で、

『社会主義者の所在を確実につかみ、その動きを監視せよ』

という通牒を出した。

さらに十一日には、正力官房主事名で、

『社会主義者に対する監視を厳にし、公安を害する恐れあると判断した者に対しては、容赦なく検束せよ』

という命令が発せられた」


 これによると、「社会主義者」の「監視」または「検束」に関する警視庁の公式の指示は、九月五日以後のことのようである。

ところが、「亀戸事件」の犠牲者、南葛労働組合の指導者、川合義虎ら八名の社会主義者が亀戸署に拉致監禁されたのは、それ以前の「三日午後十時ごろ」なのである。

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「使命感すら感じていた」亀戸署長の暴走を弁護する正力


『関東大震災と王希天事件/もうひとつの虐殺秘史』(田原洋、三一書房、以下『関東大震災と王希天事件』)では、川合義虎ら八名の社会主義者が近衛騎兵によって虐殺された「亀戸事件」の経過を細部にわたり、「時系列にしたがって検分」している。

 かれら八名の社会主義者が

「三日午後十時ごろ、理由も何もなく、狙い打ちで検束されてしまった」

時点では、十一日の「検束」命令どころか、五日の「監視」通牒さえ出ていなかったのである。


 亀戸署管内では、別途、それに先立って、中国人大量虐殺の「大島事件」と、反抗的な自警団員四名をリンチ処刑した「第一次亀戸事件」も発生している。

署長の古森繁高は、社会主義者らの生命を奪うことに「使命感すら感じていた」という点で、「人後に落ちない男」であった。


古森は、「朝鮮人暴動説」が伝えられるや否や、自ら先頭に立ってサイドカーを駆使して管内を駆け巡り、「二夜で千三百余人検束」し、「演武場、小使室、事務室まで仮留置場にした」のである。


 社会主義者の検束に当たって古森が「とびついた」のは、「三日午後四時、首都警備の頂点に立つ一人、第一師団司令官石光真臣」が発した「訓令」の、つぎのような部分であった。

「鮮人ハ、必ズシモ不逞者ノミニアラズ、之ヲ悪用セントスル日本人アルヲ忘ルベカラズ」

 つまり、社会主義者が朝鮮人の「暴動」を「悪用」する可能性があるから、注意しろという意味である。

『20世紀を動かした人々』(講談社)所収の「正力松太郎」(高木教典)には、正力が亀戸事件について語った当時の新聞談話が収録されているが、つぎのような説明ぶりで、古森署長の行動の後追い弁護になっている。


「実際、二日、三日の亀戸一帯は、今にも暴動が起るという不安な空気が充満し、二日夜も古森署長は部下の警官を集めて決死の命令を下す程、あたかも無警察の状態で、思想団、自警団が横行していたそうで、

軍隊の力を頼んで治安維持を保つべく、ついにこうしたことになったのであるが、

今回の事件はまったく法に触れて刺殺されたものである。

警官が手を下したか否かは、僕としては、軍隊と協力、暴行者を留置場外に引き出したことは事実であるが、刺殺には絶対関与していないと信ずる」


 この新聞談話から、社会主義者にかかわる部分を抜き出して、検討してみよう。

 まずは、「思想団」が「横行していたそうで」というが、そのような事実があったと主張する歴史書は皆無である。

つぎには、「法に触れて刺殺」と断定していうが、せいぜいのところ、留置場のなかで抗議の大声を挙げたり、物音を立てたぐらいのことであって、

そのどこがどういう「法に触れ」たのかの説明がまったくない。

「暴行者を留置場外に引き出したことは事実」としているが、これも同じ趣旨である。

正力はいったい、どの行動を指して「暴行」だと断定しているのだろうか。


 最後の問題は、「[警察側が]刺殺には絶対関与していないと信ずる」という部分にある。

正力としては、虐殺の責任を「軍隊」になすりつけ、監督責任を逃れたかったのであろう。

だが、すでに指摘したように、当時の制度では警視庁の要請で軍が動くのであった。


『関東大震災と王希天事件』には、古森署長がみずからしたためた「第一次亀戸事件」に関する報告が収録されている。

警視庁が編集した『大正大震火災誌』からの引用である。

引き渡しの理由は、「兵器ヲ用ウルニアラザレバ之ヲ鎮圧シガタキヲ認メ」たからだとなっている。

古森は、「兵器」による「鎮圧」を予測しつつ、または希望しつつ、反抗的な自警団員四名を軍に引き渡したのだ。

結果は、違法なリンチ処刑だった。


 この四名の自警団員の場合は、道路で日本刀を持って通行人を検問していた。

警官が検問の中止を勧告したところ、「怒って日本刀で切りかかった」のだそうである。本人たちは、警察が流した「朝鮮人暴動説」に踊らされていたわけだから、中止勧告が不本意だったのだろう。

留置場内で警察の悪口を並べ、「さあ殺せ」とわめいたりしたようである。

「結局、軍・警察の処置は妥当と認められ、四人は死に損となった」とあるが、リンチ処刑が「横行」するような「無警察」状態を演出したのは、いったいどちらの方なのだろうか。

 しかも、『関東大震災と王希天事件』ではさらに、この四日夜の「第一次亀戸事件」を、川合義虎ら八名の社会主義者の虐殺、いわゆる「亀戸事件」への導火線になったのではないかと示唆している。

反抗的な自警団員四名の引き渡し以後、留置場内は「前にもまして騒然となった」のである。そこで「古森は、ついに五日午前三時」、川合らを騎兵隊に引き渡した。同書では時系列の記述の最後を、つぎのように結んでいる。

「古森は『失態』を告発する恐れのある川合らを抹殺した。

両次亀戸事件の犠牲者十四人の死体は、こっそり大島八丁目に運ばれ、多くの虐殺死体にまぎれて焼却された」


 同書はまた、この「両次亀戸事件」に、中国人指導者王希天虐殺事件と大杉栄ら虐殺事件に共通する「パターン」を指摘する。

「法にしばられる警察は、自ら手を下さずとも、戒厳令下で異常な使命感と功名心に燃え狂っている中下級軍人を、ちょっとそそのかすだけで、目的をとげることができた」のである。

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留学生で中華民国僑日共済会の会長、王希天の虐殺事件


 さらに重大な問題は、すでに何度か記した在日中国人の指導者、王希天の虐殺事件であった。

 ここで「さらに重大な問題」と記した意味には、虐殺そのものとは別の側面も含まれている。

この事件は、読売の紙面が輪転機にかける鉛版の段階で削除されるという事態を招いていた。

つまり、この事件は、本書の主題の読売の歴史に、深い影を落としているのだ。


 元警視庁警務部長が、こともあろうに首都の名門紙に「乗りこむ」という事態は、一種の政治犯罪を予測させる。

だが、およそ重大な犯罪の背景には、間接的または一般的な状況だけではなくて、直接的な契機、または引くに引けない特殊な動機があるものである。

とくに、一応は正常な社会人として通用してきた人物を「重大な犯罪」に駆り立てるためには、それだけ強力で衝動的な動機が必要である。

わたしは、この事件の真相を知ることによって初めて、長年の、もどかしい想いの疑問の核心部分に達したと感じる。

読売の紙面の鉛版削除という稀有な事態を招いたこの事件こそが、正力の読売「乗りこみ」という、これまた稀有な事態の直接的な動機だと、確信するに至ったのである。


 関東大震災と朝鮮人・社会主義者の虐殺の関係は一応、一般にも広く知られている。

 だが、虐殺の被害者の中でも「中国人」の三文字は、これまで付け足りのようだった。

とくに知られていなかったのは、王希天虐殺事件そのものと、その国際的な重要性であった。

中華民国僑日共済会の会長という指導的立場にあった中国人留学生、王希天は、陸軍将校から斬殺されていた。

「行方不明」と発表されていた王希天の捜査、調査活動は、当時の政界、言論界を揺るがす国際的な大事件に発展していたのである。


 一九九五年には、さまざまな角度から日本の戦後五〇年が問われた。

試みに、その年の暮れの集まりで会った在日朝鮮人の研究者と、駐日特派員の中国系ジャーナリストに、「王希天虐殺事件を知っていますか」という質問を向けてみた。

案の定、二人とも、まったく知らなかった。

詳しく話すと、真剣な表情で耳を傾けてくれたのちに、「大変に貴重な情報を教えていただき、ありがとうございました」と、ていねいにお礼をいわれた。

その後、何人かの日本人ジャーナリストにも同じ質問を向けてみたが、やはり、王希天の名を知っている人は非常に少ない。

ただし、わたし自身も数か月前に知ったばかりで、自慢などできる立場ではなかった。「五十歩百歩」そのものである。


 王希天が代表としてノミネートされる中国人の大量虐殺事件については、いまから七三年前の一九二三年(大正12)、関東大震災の直後に、中国政府が派遣した調査団が訪日している。

日本政府が対応に苦慮した国際的大事件である。ではなぜ、そんな大事件が、いまだに広くどころか専門家にさえ知られていないのだろうか。


 中心的な理由は簡単である。

当時、日本政府首脳が「徹底的に隠蔽」の方針を決定し、全国の警察組織を総動員して、新聞雑誌(放送は発足前)報道をほぼ完全に押さえこんだからである。

基本的には、そのままの言論封鎖状況が続いているのだ。


 王希天は、関東大震災の直後、亀戸署に留置されたのち陸軍に引き渡され、以後、警視庁や陸軍の公式発表では「行方不明」となっていた。

陸軍当局も、当時は警視庁官房主事兼高等課長の正力松太郎を実質的責任者とする警視庁も、王希天殺害の事実を知りながら、国際的追及の最中、必死になって、ひた隠しにしていた。

実際には王希天は、陸軍の野戦重砲第三旅団砲兵第一連隊の将校たちにだまされて連れ出され、背後から軍刀で切り殺されて、切り刻まれて川に捨てられていた。

事件そのものは、当時の日中の力関係を反映し、最後には、賠償問題さえうやむやのままに葬り去られた。


 象徴的なドラマは、「支那(ママ)人惨害事件」と題する読売新聞(23・11・7)の社説および関連記事の周辺に展開された。

同社説(別掲)と記事をそのまま載せた地方向けの早版は、少部数だが輪転機で刷り出され、発送まで済んでいたのだが、急遽、検閲で不許可、発売禁止となり、各地で押収されたのである。

同時に、その問題の紙面には、「写真3、4」のような鉛版段階での削除という稀有の処置が取られた。


 関係資料は十数点ある。

戦後最初の大手メディア報道は、毎日新聞(75・8・28夕)の「『王希天事件』真相に手掛かり/一兵士の日記公開/『誘い出して将校が切る』」だが、同記事の段階ではまだ、王希天殺害についての証言は、所属部隊の一兵士の「伝聞」にしかすぎない。

以後、日本の研究者、ジャーナリストらの招きで、王希天の遺児が来日した際に、数件の報道があった。

しかし、残念ながら、それらの報道の中には、当時の言論弾圧状況の紹介がなかった。

 専門雑誌の記事、少部数の単行本、断片的なマスコミ報道、それだけでは世間一般どころか普通の企業ジャーナリストの目にさえ、「事件は存在しない」と同様である。

わたしが湾岸戦争以来、「マスコミ・ブラックアウト」と名付けている現象である。

王希天事件の場合には、この現象が意識的かつ政治的に作り出され、しかも、約四分の三世紀にもわたって続いていることになる。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-9-1.html


「震災当時の新聞」による偶然の発掘から始まった再発見


 おおげさなようだが、わたし自身も、この問題に関する「マスコミ・ブラックアウト」の被害者の一人である。

というのは、旧著『読売新聞・日本テレビ・グループ研究』執筆の際、わたしは王希天について何も知らなかった。

正力と関東大震災後の虐殺事件の関係を調べるために、何冊かの関係書に当たったが、そこには王希天のことは書いてなかった。

実際には、すでにそのころ、雑誌論文や何冊かの単行本に、王希天に関する研究が発表されはじめていたのだが、わたしの資料探索は、そこまで達していなかったのである。


 旧著の発表後にも、つぎつぎと新たな資料が発表されていた。

 前出の『関東大震災と王希天事件』の終章の題は「事件発掘史」となっているが、それによれば、王希天に関して戦後に最初の国内論文が発表されたのは一九七二年である。

 関西大学講師の松岡文平は、『千里山文学論集』(8号)に「関東大震災と在日中国人」を発表した。

その研究の発端の説明は、「震災当時の新聞に、王の『行方不明』が大きく報じられているのに疑問を抱き」始めたからとなっている。

つまり、当時の新聞を調べていたら、偶然、「王希天」というキーワードに突き当たったわけである。


 一九七五年に出版された『歴史の真実/関東大震災と朝鮮人虐殺』(現代史出版会)には、松岡論文を米軍押収資料など裏付け、さらに発展させた横浜市立大学教授、今井清一の研究が収められている。

だが、その時点では、王希天虐殺の事実については、つぎのような推測の範囲にとどまっている。

「野重[野戦重砲第三旅団砲兵]第一連隊の将校が、おそらく旅団司令部の意もうけて人に知られない時間と場所とを選んで殺害したのであろう」


 『甘粕大尉』の著者、角田房子は、一九七九年に同書の中公文庫版の「付記」として、つぎのように記している。

「『甘粕大尉』執筆中私は、関東大震災直後のドサクサの中で惨殺された王奇天を調べたが、努力の甲斐もなく確かな資料を見つけることが出来なかった。

 本書初版は昭和五十[一九七五]年七月二十五日に出版された。それから一ヵ月後、八月二十八日の『毎日新聞』夕刊に『「王奇天事件』真相に手掛り/一兵士の日記公開』という記事と、王奇天の経歴が発表された。関連記事は九月一日夕刊にもあった」

 角田は「希」を「奇」と誤記している。わたしの旧著、『読売新聞・日本テレビ・グループ研究』(汐文社、79刊)は、この『甘粕大尉』の「付記」が書かれたのと同じ年の、一九七九年に出版されている。そのころまでは、こんな状況だったのである。

 さきの毎日報道から七年後、『関東大震災と王希天事件』の著者、田原洋(よう)は、王希天を殺した本人の「K中尉」こと、元砲兵中尉(のち大佐)の垣内八州男を探し当てた。

垣内は、拉致された王希天の「後ろから一刀を浴びせた」ことを認める。

「[殺害を指示した佐々木大尉]は、上から命令を受けておったと思います。……

後で、王希天が人望家であったと聞いて……驚きました。

可哀そうなことをしたと……[殺害現場の]中川の鉄橋を渡るとき、いつも思い出しましたよ」、

などと、その後の心境を、ポツリ、ポツリと告白する。


『将軍の遺言/遠藤三郎日記』(宮武剛、毎日新聞社、86刊)は、毎日新聞の連載記事をまとめたものである。

のちに紹介するが、遠藤は当時、垣内中尉の直属上官だった。

 つい最近の一九九三年に発行された『震災下の中国人虐殺/中国人労働者と王希天はなぜ殺されたか』(仁木ふみ子、青木書店、以下『震災下の中国人虐殺』)には、「日本側資料について」の項目がある。

それによると、「軍関係資料」の内、参謀本部関係は米軍による接収以前に処分されており、防衛庁戦史資料室には皆無である。

警視庁関係は米軍に接収され、現在は国会図書館と早稲田大学で一部のマイクロフィルムを見ることができる。

一部の、しかし、きわめて貴重な資料が、外務省外交史料館に、「一目につかない工夫をして保存」されていたようである。

『関東大震災/中国人大虐殺』(岩波ブックレット、91刊)の著者でもある仁木ふみ子は、以上のような資料探索の結果、ついに、外務省外交資料館に眠っていた「まぼろしの読売新聞社説」までを発見した。

 これだけの材料が揃っているのを知ったとき、とりわけ、「まぼろしの読売新聞社説」の「発見」について、最初に『巨怪伝』の記述を目にしたとき、徐々に、そしてなお徐々に徐々に、長年の疑問と戦慄の想いが、わたしの胸の奥底からこみ上げ、背筋を走り、全身に広がり始めた。

これらの発見は、わたし自身にとっても、大変な半生のドラマの一部だったのである。

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「相手は外国人だから国際問題」という理解の重大な意味


 以上の資料に接するより一六年前、旧著『読売新聞・日本テレビ・グループ研究』の仕上げの段階で、わたしは一応、国会図書館のマイクロ・フィルムで当時の読売の記事を検索していたのである。

そこには明らかに、輪転機にかける鉛版の段階での削除と見られる紙面があった。だが、その時には、それ以上の詳しい追及をする時間の余裕がなかった。

そこで旧著では、「なお、読売新聞の紙面そのものの細部にわたる調査も必要である」という心覚えを残し、つぎの点だけを中間報告として記しておいたのである。

「実物をみると、関東大震災の記事に、相当量の、鉛版段階における全面削除がみられる。一部の残存文字から察するに、震災時の朝鮮人、社会主義者に関する記事であることに間違いない」

 ところが、「間違いない」と断定的に書いた記事内容の推測は、不十分であった。

まずは「中国人」が抜けていた。

拡大した「写真5」で見れば、全面を削り取られた一九二三年一一月七日の読売記事の残存文字のなかには、明らかにルビ付きで「王希天氏(おう き てん し)」とあるのだが、その意味が、当時のわたしには分からなかった。

その左隣の、やはりルビ付きの「震災當(しん さい たう)時鮮人(せん じん)」の方だけに気を取られて、王希天を朝鮮人だと思い込んでしまったのである。

残念といえば残念だが、わたしは、長年の戦慄の想いに終止符を打ち、この訂正と調査不足の告白を余儀なくしてくれた諸氏の研究に感謝する。


『関東大震災と王希天事件』の著者、田原洋の場合には、わたしとはまったく逆で、偶然の機会に王希天事件の存在を知り、それから追跡取材を開始した。

 念のために田原本人にも直接聞いて確かめたが、田原は別の用向きで、元陸軍中将の遠藤三郎と会った。

話がたまたま関東大震災当時におよび、遠藤が、当時は大尉で、江東地区の第一線の中隊長だったと語った。

田原が「大杉栄が殺されましたね」と相槌を打つと、遠藤は意外なことを語りだした。

 正確を期すために、田原の著書の方から引用すると、遠藤は、「大杉栄どころじゃない。もっと大変な(虐殺)事件があったんだ」と言い出した。

「オーキテンという支那人(原文傍点有り)労働者の親玉を、私の部隊のヤツが殺(ヤ)ってしまった。

朝鮮人(原文傍点付有り)とちがって、相手は外国人だから、国際問題になりそうなところを、ようやくのことで隠蔽(いんぺい)したんだ」

 文中の支那人(原文傍点有り)と朝鮮人(原文傍点有り)の傍点は、田原が付けたものである。

遠藤が育った時代の用語そのままだから、別に他意はないと思う。

最大の問題は「相手は外国人」の部分にある。

 わたしの場合、この部分を自分のワープロで入力した時に、初めて、その意味の重大さに気付いた。


それまでの頭の中では、「朝鮮人・中国人・社会主義者」を、関東大震災の際の「虐殺被害者」という項目で一括して考えていたのである。

「虐殺」を告発する立場の人々の多くは、わたしと同じ錯誤に陥っている可能性が高いと思う。

ところが、立場が違えば、同じ物が別の角度から見える。時の権力の頭の中では、「朝鮮人・中国人・社会主義者」の三者は、まったく別の項目で整理されていたのである。

とくに「中国人」は、別扱いの「外国人」だった。

監督官庁としても外務省が加わるから、行政上では決定的な違いが出てくる。


 震災時の朝鮮人の大量虐殺事件も、もちろん重大であるし、国際的にも非難を浴びた。

しかし、当時の国際法の秩序からいえば、植民地保有とその支配自体は非合法ではない。

許しがたいことではあるにしても、いわゆる欧米列強の帝国主義国を中心とする国際外交上で考えるかぎりでは、日本人の社会主義者の虐殺問題と同様の国内問題である。

ところが、中国人の虐殺となると、当然のことながら、明確に外国人の虐殺であり、国際外交上の問題とならざるをえない。

だから遠藤は、「大杉栄どころじゃない」と語ったのである。


 しかも、当時の日本は、満鉄の利権拡大を中心に、中国東北部への侵略の意図を露骨にしていた。

第一次世界大戦中の一九一五年(大4)には、火事場泥棒で奪った旧ドイツ領の青島に増兵を送って威圧を加えながら、対中国二一ヵ条要求を突き付け、その内の一六ヵ条を承認させていた。

中国の内部での反日運動も高まっていたし、国際的な批判も日を追って増大していた。

だから、「中国人指導者・王希天」の虐殺は、現在の日本人が感じるよりも、はるかに重大な国際問題だったのである。


 その後の資料探索で、田原は読売の紙面の削除を知り、紙面の検索をしている。田原は、事前に、その削除された紙面の執筆者が、中国通の著名記者、小村俊三郎だということまで知っていた。

「中国問題に詳しい小村俊三郎」については、『読売新聞百年史』にも非常に簡単ながら、その「入社」が、松山社長時代の項に記録されている。それだけのキャリアが認められる人物だったのである。

しかし、削除された紙面の内容については、まだ、残存文字という手掛りしかない。田原は、非常に残念そうに、つぎのように記していた。

「削除された記事は、いまとなっては復原の方法はない。

『読売』のバックナンバーは、削られた白紙のままだし、小村も記録は残していない」

 田原はさらに、つぎのような想像を付け加えていた。

「そこで推測するしかないが、この記事の筆者は小村俊三郎記者であった。

彼は期するところがあって、ある“過激な”記事を書こうとした。検閲にかけたのでは通りっこないから、何らかの策を使って『鉛版』をとり、ともかく早版を刷り出すところまでは行った。

が、いよいよ近郊版を刷ろうとしたところで誰かにストップをかけられてしまった。

鉛版工のベテランが、指定された記事に削り(のみを使う)を入れる。……

と、そのとき、小村が必死の形相で近より『ここだけ削り残してくれ』と耳打ちする。

あるいは何らかの方法で、小村の“頼み”が伝えられた。

残せといった文字は『王希天』の三文字であった。

この三文字が残っていれば、何が書かれていたか、およその察しはつくのである」

 田原の想像は、おそらく「当たらずといえども遠からず」であろう。

さきにも記したし、「写真3」で明らかなように三文字のみではないが、「王希天氏(おう き てん し)」と「震災當(しん さい たう)時鮮人(せん じん)」という決定的に重要なキーワードだけが、なぜか明瞭に残っているのだ。

とうてい偶然の結果とは思えない。

戒厳令が敷かれていた当時のことだから、その鉛版がはまっていた輪転機の側には、警察官、それもかなり重要な地位の検閲のベテランが、にらみを利かせていたのではないだろうか。

そうだとすれば、まさに、その目の前で、緊迫の鉛版削りのドラマが展開されていたことになる。

 この想像のドラマの緊迫感が、わたしの全身に、いい知れぬ戦慄を走らせるのだ。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-9-3.html


「まぼろしの読売社説」の劇的発見! 分散して資料を温存か?


 さて、それだけのドラマを秘めた削除紙面の実物が、また、なんとも劇的なことには、その後に発見されたのである。

削除は二か所にわたっていて、二面は社説、五面は関連記事であった。

「写真6、7」の「要保存/発売禁止トナレル読売新聞切抜」がそれである。

 発見者の仁木は、元日教組婦人部長である。

会ってみると、かつてのいかめしい肩書きとは違って、優しい教師そのままの気さくな人柄だった。

「定年後に時間ができて、ただただシラミ潰しに探し回っただけのことですから……」と、静かにほほ笑む。

とくに事前にお願いしたのでもないのに、貴重この上もない発見資料のコピーをも用意してくれていた。

わたしは、それを押し頂いて、発見の経過をうかがった。


 仁木は、『震災下の中国人虐殺』の中で、つぎのように記している。

「これは『要保存、発売禁止となれる読売新聞切抜』と墨書されて、外務省外交資料館にひっそりとしまわれていたのであった」

 この「ひっそりと」という表現の裏にも、おそらく大変な戦慄の人間ドラマが潜んでいたようなのである。

仁木は、「人目につかない工夫をして保存」されていたという表現もしている。

くわしくは同書を参照していただきたい。

何か所にも分かれて外務省外交資料館の資料管理状況が記されている。

とりあえず簡略に要約紹介すると、「書類を分散させて一見関係なさそうな項目の下に配列し」てあったのである。

最後には、つぎのように謎を解く鍵の人名が出てくる。


「だれがこのような文書配列をしたのであろうか。

事件の結末に何とも納得できなかった一青年事務官が、歴史の検証の日に備えて、暗号のように分散させ保管したのではなかったか。

かれの名は多分守島伍郎である。後の駐ソ大使、戦後は自由党代議士一期。

日本国連協会専務理事、善隣学生会館理事長をつとめ、一九七〇年、七〇歳で亡くなった」


 田原によれば、守島は、「同じ外交出身のワンマン吉田茂(一八七八〜一九六七)とは一定の距離を保ち、『オレは社会党から出てもおかしくはない』と語ることもあった」という。

いわゆるリベラル派であろう。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-9-4.html


中国側の調査団は「陸軍の手で殺されたと思う」と語って帰国


 さて、以上はまだ、王希天虐殺事件をめぐる緊迫のドラマの導入部にしかすぎない。

もう一度、物語の主人公を紹介し直し、この事件の国際的および国内的な位置付け、引いては歴史的な意味を確認し直したい。

 王希天は、当時はエリートの留学生で、その後に満州国がデッチ上げられる中国東北部の吉林省から来日していた。

推定二七歳。東京中華留日キリスト教青年会の幹事、および中華民国僑日共済会の会長という指導的立場にあった。


1948年、東京にて、前列右から周恩来、王希天
写真提供:仁木ふみ子


 事件発生当時においても、日本国内の報道よりも中国での報道の方が早かった。

『中華日報』(23・10・17)の社説では、「共済会長王希天が警察に捕らわれたまま行方不明」という事態を「故意の隠蔽」と疑い、「軍、警察の手」によって「殺された」可能性を指摘していた。

仁木はさらに、王希天の出身地、長春、吉林省の新聞、『大東日報』(23・11・1)の記事から、つぎのような憤激の呼び掛けの部分を紹介している。


「本件発生につき考うるに彼等は吾に人類の一分子と認めざる方法を試みたるものなり。

吾々もし放任し、彼等を問罪せず黙認せば吾々は人間にあらざるなり。同胞起きて醒めよ」


 情報源は、捜索に当たった王希天の友人の留学生や、震災発生後、上海に送還された中国人労働者たちだった。

上海や吉林省などの現地の憤激を背景にして、北京政府も調査団を日本に派遣した。

日本側当局は事実の隠蔽に終始したが、中国側代表団は帰国する前に日本の外務省書記官に対して、「王希天は大杉栄同様陸軍の手で殺されたと思う」と語っていた。

『震災下の中国人虐殺』では、「まぼろしの読売新聞社説」という小見出しを立てて、つぎのように指摘している。

「十一月七日、『読売新聞』の朝刊は発売禁止となり、二面の社説と五面の記事を削りとって、この部分は空白のまま発行された。

政府に強烈なインパクトを与えたといわれる『まぼろしの読売社説』は復原すると次のようである」

 以下、二面の社説、「支那人(ママ)惨害事件」の全文は、巻末(367頁・WEB版(15)資料)に小活字で紹介する。

とりあえず要約すると、「惨害」の犠牲者を「総数三百人くらい」としている。

「支那人労働者の間に設けられた僑日共済会の元会長王希天も亀戸署に留置された以後生死不明となった事実」を指摘し、「重大なる外交問題」の真相を明らかにしないのは、「一大失態」だと論じている。

 結論部分は、「本事件に対する政府の責任は他の朝鮮事件、甘粕事件同様、我が陸軍においてその大部分を負担すべきはずである。[中略]

故に吾人は我が国民の名において最後にこれをその陸軍に忠言する」となっている。

 仁木は、この「まぼろしの読売新聞社説」を、つぎのように評価している。

「戒厳令下の執筆であるが、実に堂々たる論調である。[中略]

一本の筆に正義を託す記者魂が厳然とそこに立つ」


 同時に鉛版から削除された五面の記事は、

「支那政府を代表し抗議委員が来朝する/王氏外百余名の虐殺事件につき精査の上正式に外務省へ抗議申込/我態度を疑う公使館」

という三段大見出しで、本文約八〇行である。

これは、もしかするとわたしの新発見なのかもしれないが、削除された二面の社説の下のベタ記事を眺めていたら、「虐殺調査委員/支那から派遣する」という本文七行の「北京四日国際発」電が残っていた。

いずれも記事の本文では「調査委員」または「特別委員」となっているのに、見出しで「抗議委員」または「虐殺調査委員」と表現している。

社説の題にも「惨害」とある。

当時の読売新聞のデスクの、この事件に対する判断基準が伝わってくるような気がする。

 読売の全面削除された社説は当然、王希天その人と中国側の動きを知り、その惨殺の事実を知るか、またはその事実にせまりつつあったジャーナリストの存在を示している。

 全面削除の社説を執筆した小村俊三郎(一八七二〜一九三三)は、「外務省一等通訳官退職後、東京朝日、読売、東京日日など各新聞社で中国問題を論評、硬骨漢として知られる中国通第一人者」だった。

王希天事件については、その後も独自の調査を続け、外務省に「支那人被害の実情踏査記事」と題する報告書を提出している。

 しかもこの小村俊三郎は、日露戦争後のポーツマス条約締結で有名な小村寿太郎と、祖父同士が兄弟の再従兄弟の関係にあった。

いわば名家の出でもあるし、もともと東京の主要名門紙に寄稿するコラムニストなのだから、顔も広い。

政府筋が個人的に攻撃すれば逆効果を生み出しかねない。

当時の松山社長時代の読売には、そういう人材が集まっていたのである。

『巨怪伝』では、当時の読売の報道姿勢を、つぎのように指摘している。

「大杉栄殺害の事実を、時事と並んでいち早く号外で報じたことにも示されるように、関東大震災下に起きた一連の虐殺事件の真相と、政府の責任を最も鋭く追及したのが読売新聞だった」

 もしかすると、内務省関係者は、田原が想像したような、「王希天」の三文字をかすかに残す印刷現場でのひそかな抵抗のドラマにも気付いて、警戒の念を高めていたのかもしれないのである。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-9-5.html


九二四件の発売禁止・差押処分を大手紙の社史はほぼ無視


 さて、ここで愕然とせざるをえないのは、日本の三大新聞、朝日・毎日・読売、すべての社史に、ほぼ共通する実情である。

王希天虐殺事件はもとより、関東大震災下の言論弾圧に関しての記述が、あまりにもお粗末なのである。

 まずは前項の「まぼろしの読売社説」の件であるが、『読売新聞百二十年史』を最新とする読売の社史には、たったの一行の記述もない。

それどころか、関東大震災後に報道規制があったことすら、まったく記されていない。

改めて呆れはしたが、読売のことだから、さもありなんと諦めた。


 毎日新聞はどうかというと、『毎日新聞七十年』にはまったく記載がないが、最新の『毎日新聞百年史』には、つぎのように記されている。

「新聞は“大杉栄殺し”を直感したが、戒厳令下、報道の自由はなかった」

 ただし、これだけでは、陸軍憲兵隊による社会主義者大杉栄の一家惨殺事件のみが、報道規制の対象になったかのような、誤解が生れかねない。

「王希天」の三文字はもとより、「朝鮮人」という単語も、「中国人」という単語もない。

 朝日の場合も、『朝日新聞の九十年』には確かに、「惨禍の中で特報や号外を連発」の見出しはある。

「『大阪朝日』数十万部を増刷して、船と汽車で東京に送」ったことなどの奮闘の経過は、八頁にもわたって克明に記されている。

だがやはり、報道規制の「キ」の字も出てこないのである。

 朝日は『百年史』を発行せずに、「百年史編修委員会」名で、創立から数えると一一一年目に当る一九九〇年から『朝日新聞社史』全四巻の社内版発行を開始し、一九九五年から全巻を市販している。

本文六五九頁の第二巻、『朝日新聞社史/大正昭和戦前編』には、つぎのように記されている。

「震災直後の流言からおこった社会主義者や朝鮮人の陰謀騒ぎで多数が殺された事件の実態は、九月二日に出された戒厳令によって報道が差し止められ、東朝[東京朝日]は十月二日になってその一部の報道が許された」

 ここでかろうじて「朝鮮人」という単語が、報道差し止めとの関係で登場する。

しかし、「中国人」も「王希天」もない。


 この状況は、いかにも不自然であり、不都合なのである。

国際的にも評判の「横並び」方式による隠蔽工作が、いまだに継続されているのではないかとさえ思えるのである。

 歴史的な資料がなかったわけではない。

さきに挙げたほかにも、たとえば、『歴史の真実/関東大震災と朝鮮人虐殺』(現代史出版会、75刊)では、これらの一連の虐殺事件に関する「ジャーナリズムの沈黙と右傾化」と、それを促進した権力の「強圧」を指摘している。

出典として『災害誌』(改造社編)などを挙げており、当時の新聞統制の模様を、つぎのように要約している。

「甘粕事件、内鮮人殺害、自警団暴挙に関する差止事項を掲げた日刊新聞で、発売頒布を禁止されたものは、寺内内閣当時の米騒動の際における処分に比すべきものと見られ、

新聞紙の差押えが、十一月頃まで殆ど三十以上に及び、一新聞紙の差押えが優に二十万枚に達したものがあった」


 ただし、ここにも「中国人」が登場しないという弱点があるし、さらには、この数字でも実は、まだまだ控え目だったようなのである。

おそらく、ここでいわれている「米騒動の際における処分に比すべきもの」という水準をはるかに越えていたに違いない。

日本の言論弾圧の歴史上、最大規模の問題として根本的な見直しをせよ、日本のメディア史の研究をやり直すべきだと、強調せざるをえないのである。

『関東大震災と王希天事件』の著者、田原は、当時の内務省警保局図書課の秘密報告を入手し、「表1」の「(秘)震災に関する記事に依り発売禁止並びに差押処分に付せられたる新聞件数調」を作成している。

「総件数」は、なんと、さきの『災害誌』の「三十以上」という数字を一桁以上も上回り、「九二四件」に達しているのである。

その内、「亀戸警察署刺殺事件に関する記事」(王希天行方不明記事を含む)と分類されているものだけでも、「三〇件」である。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-9-6.html


後藤内相が呼び掛けた「五大臣会議」で隠蔽工作を決定


 これだけの言論弾圧を行った当時の内務大臣は、いったい誰だったのであろうか。

 おりから新内閣の組閣中で、

関東大震災発生の九月一日までは留任中の水野錬太郎(一八六八〜一九四九)、

二日からは再任の後藤新平(一八五七〜一九二九)だった。

つまり、内務大臣としては水野の先輩に当る後藤が、この激動の際に、二度目の要職を引き受けていたのである。


 後藤が果たした役割については、『歴史の真実/関東大震災と朝鮮人虐殺』に、つぎのように記されている。


「一〇月中旬に王希天の行方不明が報道され、同二〇日に中国代理公使から王の殺害について抗議をうけると、日本政府も対策の検討をすすめた。

内務省当局では大島事件、王希天事件を両者とも隠蔽する意見で、

一一月七日には閣議のあと後藤内相、伊集院彦吉外相、平沼騏一郎法相、田中陸相、それに山本首相も加わって協議したうえ、

『徹底的に隠蔽するの外なし』と決定し、中国がわとの応対方法については警備会議に協議させることになった」


 この「閣議のあと」の「協議」については、『関東大震災と王希天事件』にも『震災下の中国人虐殺』にも、さらに詳しい記述がある。

内務省や外務省の関係者の記録が残されているからである。

「協議」の場は「五大臣会議」と通称されている。

 本稿の立場から見て、もっとも重要なことは、この「五大臣会議」が行われた「一一月七日」という日付である。

つまり、「まぼろしの読売社説」を掲載した少部数の早版が、輪転機で刷り出されてしまい、その後に急遽、鉛版が削られた日付なのである。

日付の一致は偶然どころではない。

これこそが「協議」開催の原因であることを示す明白な記録が、すでにたっぷりと発掘されているのである。

 閣議後に協議を呼び掛けたのは後藤である。

だが、内務大臣の後藤が「五大臣会議」を発案したという経過の裏には、なにやら、ご都合主義の謀略的な臭気がただよう。


 本来の建て前からいえば、内務省は、犯罪を捜査し、処罰すべき主務官庁である。

ところが後藤個人は、すでに簡略に紹介したように、外務大臣時代に推進したシベリア出兵とそれに続く米騒動に際して、外務省の霞倶楽部の記者たちと紛争を起こしたり、報道取締りの先頭に立ったりしていた。

メディア界の進歩的勢力とは激しい対立関係にあった。

すでに紹介したように「新聞連盟」結成工作、ただし時期尚早で実らず、などの「新聞利用」なり「新聞操縦」政策を展開していた。

ラディオ放送の支配に関する構想をも抱いていたはずである。

後藤は、しかも、首相の座を狙う最短距離にいた。

その機会に備えて、メディア界の敵対分子を排除したいと腹の底で願っていた可能性は、非常に高い。

当の読売社説の内容自体も重大な問題ではあったが、それを逆手を取って政府部内の主導権を握り、一挙に、かねてからの狙いを実現しようと図ったのではないだろうか。

 政府部内の主導権を握る上では、王希天の虐殺事件は絶好の材料だった。

後藤と田中陸相とは不仲だったというし、外務省は国際世論上、日頃から言論統制には消極的だった。

ところが、この際、後藤と相性の悪い陸軍は加害者であり、被告の立場である。

外務省は国際世論対策で四苦八苦である。

いまこそ特高の親玉、内務官僚の出番であった。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-9-7.html


「荒療治」を踏まえた「警備会議」と正力の「ニヤニヤ笑い」


『関東大震災と王希天事件』では、関係者が残したメモ類を多数収録している。

その日の午後五時から開かれた「警備会議」の冒頭で、岡田警保局長は、つぎのような発言をした。

「本日、急に五大臣会議を開いたのは、今朝の『読売』のためであります。

相手の出方を待つ姿勢で、政府がふらふらしていると、新聞に対する取締まりも徹底を欠くし、むずかしい。

今朝は、

危いところで削除 → 白紙のまま発行

という荒療治になってしまったが、今後は隠蔽の方針も定まったことであるし、お互いに緊密なる連携のもとに、ことを進めたいと思うので、よろしくご協力をお願いします」

 早版地区に送られた少部数の「削除前」の読売は、配達直前に押収されていた。

「五大臣会議」の決定は、あくまでも政府段階での正式決定であって、内務省はすでに隠蔽工作を実施していた。

検閲の実務担当者たちは、「まぼろしの読売社説」を目にした時、冷汗三斗の思いだったに違いないのである。

「警備会議」は、実務担当者による実行手段の相談の場である。

そこには、なんと、小村寿太郎の長男の小村欣一が、外務省情報部次長の立場で参加していた。

読売社説の執筆者、小村俊三郎は、東京高等師範学校に在学中、寿太郎の邸宅に書生として住み、この欣一の家庭教師をしていた。

岡田警保局長が、小村たちに事情を話して隠蔽の「諒解を求むる」という方針を報告すると、欣一は、小村たちについて、「主義上の運動者」だから「諒解を求ることすこぶる困難なるべし」という意見をのべ、「考慮を要する」と注意した。

 いやはや、こうなると最早、何ともものすごい接近戦である。

敵味方入り乱れての白兵戦の様相である。

関係者たちは、上を下への大騒ぎ、という感じがしてくる。

 警視総監の湯浅倉平は「すこぶる沈痛なる態度」であった。

以下、関係者のカナまじりのメモに残された湯浅の「熱心説述」を、ひらがなで読みやすいようにしてみよう。


「本件は、本官のいまだ際会せざる重大問題なり。

本件は実在の事件なれば、これを隠蔽するためには、あるいは新聞、言論または集会の取締をなすにつきても、事実においてある種の『クーデター』を行うこととなる義にて、誠に心苦しき次第なり。

また本件は必ず議会の問題となるべきところ、その際には秘密会議を求め得べきも、少くとも事前あらかじめ各派領袖の諒解を求めおく必要あり。

 さればとて、本件の隠蔽または摘発、いずれが国家のため得策なるかは、自分としては確信これ無く、政府において隠蔽と決定したる以上、もちろんこの方針を体し、最善の努力をなすべきも、自分の苦衷は諸君において十分推察されたし」

 この「苦衷」を訴えた警視総監、湯浅倉平は、その後、正力松太郎とともに虎の門事件で責任を追って即日辞任届けを提出し、のち懲戒免官、恩赦となる。

警視総監になる以前に岡山県知事、貴族院議員になっていた。

虎の門事件の恩赦以後には、宮内相、内相となっている。

 湯浅の発言のあとには、「北京政府が派遣する調査団および民間調査団の調査にどう対処するか、新聞取締などが話題」になった。

新聞取締に関する警保局長の提案は、つぎのようであった。

「適当の機会に主なる新聞代表者を招致し、大島町事件は厳密調査を遂げたるも、結局事実判明せず、

ついては事実不明なるにかかわらず揣摩(しま)憶測して無根の記事を掲載するにおいては、厳重取締をなすべき旨を告げ、

もって暗に発売禁止の意をほのめかせば、効果あるべし」


 この発言内容には、当時の言論弾圧の実情が露骨に表れている。

警保局長はさらに、「新聞取締の必要上、戒厳令撤廃の延期」まで提案したが、これには同意者が少く、そのままとなった。

 この時にはまだ官房主事兼高等課長だった正力松太郎は、職責からいえば、当然、右の「警備会議」に出席しているはずであるが、以上に挙げた資料の「警備会議」の発言者の中には、正力の名はない。

まだ位が低いのである。

もちろん、研究者たちは、正力の存在を十二分に意識してきた。

 田原は、遠藤元中将から直接の証言を得て、詳しい経過を記している。


 正力は、遠藤を警視庁に呼び出していた。

「ニヤニヤ笑いを浮かべ」ながら、「聞き込みも一応終わっています」などと脅しを入れた。

すでに後藤と「五大臣会議」の間にただよう「臭気」を指摘したが、この件で、正力または内務省勢力は、陸軍と対等に取り引きができるネタを握ったわけである。

その強みが正力の顔に表われていたのではないだろうか。

田原はさらに、その後の読売への正力の乗りこみと、小村俊三郎の退社との因果関係をも指摘している。

『将軍の遺書』の方には、つぎのような日記添付「メモ用紙」部分の記載がある。

「佐々木兵吉大尉、第三旅団長の許可を得て、王希天のみをもらい受け、中川堤防上にてK[垣内]中尉、その首を切り死がいを中川に流す。[中略]

正力警備課長[警視庁官房主事の誤記]は、その秘密を察知ありしが如きも深く追及せず」

 以上、概略の紹介にとどめるが、いやはや、驚くべき本音の記録の連続である。

これらの発言記録を発見したときの、田原ら先行研究者の興奮が、じかに伝わってくるような気がするのである。


 事件の翌年、一九二四年(大13)二月二六日に、正力は読売「乗りこみ」を果たす。

 同年一〇月四日、読売記者の安成二郎は、築地の料亭で開かれた前編集長千葉亀雄の慰労会での会話を、あとでメモし、「記憶のために」と注記しておいた。

本人が三六年後に自宅で再発見したこのメモは、『自由思想』(60・10)に発表された。

内容のほとんどは、大杉栄ら虐殺事件の関係であるが、その最後の短い(三)は、つぎのようになっている。

「(王希天はどうしたんでせう、軍隊では無いでせうが……)と千葉氏が言うと、

正力氏は(王希天か、ハハハ)と笑って何も言はなかった」


 この正力の「ハハハ」という笑い声は、どういう響きのものだったのだろうか。

壮年期の正力の声については、『経済往来』(10・3)に、「男性的で丸みがあり、声量があって曇りがない」と記されている。

六尺豊かの大男が、柔道で鍛え、警官隊を指揮してきたのだったから、それだけの迫力のある声だったに違いない。

だが、「虐殺」の話題で出た「ハハハ」という笑い声には、いわゆる「地獄の高笑い」のような、真相を知りつつとぼける不気味さが、漂っていたのではないだろうか。

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戒厳令から治安維持法への一本道の上に見る正力の配置


 軍や警察当局が恐れていたのは、新聞報道の内容や新聞そのものだけではなかった。

小村欣一の発言にもあったように、「主義上の運動者」の動きもあった。

すでに「警備会議」の「話題」にものぼっていた「民間調査団」がある。

そこには、読売の小村記者以外に、東京日日(毎日系)、大阪毎日、東京朝日の記者が参加していた。

かれらは中国から来日した宗教家の調査団と接触する一方、吉野作造邸で協議をしていた。北京政府が派遣した調査団も、吉野作造邸に立ち寄っていた。


 吉野作造(一八七九〜一九三三)は、東大法科卒で、同大教授として政治史を講義していた。

デモクラシーを「民本主義」と訳したことでも知られている。

東大新人会の総帥でもあり、いわゆる大正デモクラシーの理論的主柱ともいうべき存在であった。

後日談になるが、関東大震災の翌年に当たる一九二四年(大13)には、朝日新聞社論説顧問に迎えられ、五か月あまりで退社した。

退社の原因は、「五ヶ条のご誓文は明治政府の悲鳴」という講演内容などを、右翼団体が「不敬罪」として告発したためである。

『朝日新聞の九十年』でも、退社の経過について、「検察当局の意向もあり」と記している。

「不敬罪」の告発自体は不起訴となったが、この件でも朝日は「白虹事件」の時と同様、右翼と検察のチームプレーに屈服したのである。


 さて、以上のような状況を背景にしながら、強権の発動による王希天虐殺事件の隠蔽工作が行われたのだが、それはまず戒厳令下にはじまっている。戒厳令は約二か月半も続いた。

解除は一一月一六日である。『歴史の真実/関東大震災と朝鮮人虐殺』では、戒厳令の解除後に「かわって憲兵が大増強され、警察官もまたピストルまで配備された上に増員された」と指摘する。

 戒厳令下、および以後の虐殺問題報道の全体像をも、調べ直す必要があるだろう。

田原は、王希天虐殺事件の隠蔽工作と大杉殺害事件の関係を、つぎのように示唆する。


「王希天事件は『行方不明』扱いで、十月十七日から二十日にかけて、各紙に掲載された。

『殺害』をにおわせる記述は厳重にチェックされたので、さりげない震災エピソード風に受けとめられ、やがて“関係者”以外には忘れられた。

大杉栄殺害事件で、甘粕らがスケープゴートとなった意味は、単に『犯人』を買って出ただけでなく、報道操作の陽動作戦に必要な犠牲バントとしての役割もあったのである」

 大杉栄殺害事件の軍法会議の進行は、非常に早かった。

戒厳令下の一〇月八日に第一回、以後、一一月一六日、一七日、二一日の四回で結審となり、一二月八日には、甘粕に懲役一〇年などの判決が出ている。

この間の新聞報道は、シベリア出兵以来の「反ソ」キャンペーンとも呼応している。

社会主義者への世間一般の反感をも土台にして、甘粕らに同情的な風潮さえ作り出したようである。


 その後、甘粕はたったの三年で釈放され、満州国の黒幕となる。

緊急事態を根拠にして公布された「治安維持勅令」は、そのまま法律化され、翌々年の一九二五年(大14)に制定される治安維持法への橋渡しの役割を果たした。

このようなドサクサまぎれの突貫工事によって、外にはシベリア出兵、内には米騒動、関東大震災という人災、天災のはさみうちの混乱のなかで、昭和日本の憲兵・警察支配、治安維持法体制は完成を見たのである。


 わたしは、正力の読売「乗りこみ」を、以上の政治状況と深くかかわりながら企まれた一大政治謀略に相違ないと確信している。

 さらにさかのぼれば、当時の読売が「出る釘は打たれる」のたとえ通りの襲撃目標に選ばれた理由には、まさに日本のメディア史の矛盾を象徴するような典型的経過があったというべきであろう。

 第一の理由は、その明治初年以来の歴史的ブランドである。

第二の理由は、「白虹事件」残党を中心に形成されつつあった大正デモクラシーの「メディア梁山泊」としての位置づけである。

最後の第三の理由、すなわち、「まぼろしの読売社説」をめぐるオロドオドロの衝撃ドラマは、それらの歴史的経過の必然的な帰結であった。

読売は、日本の歴史の悲劇的なターニング・ポイントにおいて、右旋回を強要する不作法なパートナー、正力松太郎の、「汚い靴」のかかとに踏みにじられたのである。

 日本の最高権力と、それに追随する勢力は、関東大震災という天災を契機として、大量の中国人とその指導者を虐殺し、卑劣にも、その事実の徹底的な隠蔽を図った。

この虐殺と隠蔽工作とは共に、以後ますます拡大される中国大陸侵略への狼煙の役割を果たした。

 正力社長就任以後の読売新聞は、最左翼から急速に右旋回し、「中道」の朝日・毎日をも、さらに右へ引き寄せ、死なばもろとも、おりからのアジア太平洋全域侵略への思想的先兵となった。

正力の読売「乗りこみ」は、いいかえれば、この地獄の戦線拡大への坂道を転げ落ちようとしている日本にとって、雪だるまを突き落とす最初の、指のひと押しの位置づけだったのではないだろうか。

 正力本人は、戦後にA級戦犯として巣鴨入りした。

だが、この時も、アメリカの世界政策上の措置によって、その罪は裁かれずに終わってしまった。

今こそ改めて、多数の中国人労働者と王希天の虐殺事件とその報道状況とを、日本のジャーナリズムの歴史の中央に位置づけ直し、事実関係を確認し直すべきなのではないだろうか。

自社の歴史を正確に記して過去を反省するか否かは、また、メディア企業の決定的な試金石でもあろう。

 わたしは一応、読売新聞広報部に電話をした。本書に記したような事実を読売新聞は把握しているか、今後の社史などで明らかにする予定があるか、などを問いただした。

しかし、「お答えすべき筋のことではないと思う」という、番犬の唸り声のような返事だけだったので、この件について、本書を「公開質問状」とすると告げた。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom-9-9.html

http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/354.html#c2

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
111. 中川隆[-6508] koaQ7Jey 2017年9月04日 21:01:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ソーシャル・メディアはCIAの道具: “人々をスパイするのに使われているフェイスブック、グーグルや他のソーシャル・メディア”
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/cia-ceb8.html
2017年9月 4日 マスコミに載らない海外記事


Prof Michel Chossudovsky
Global Research
2017年8月28日

2011年に発表された“ソーシャル・メディアはCIAの道具。本当だ”と題するCBSニュース記事はCBSを含む主要マスコミが報じ損ねている“語られることのない真実”を明らかにした。

CIAは“人々をスパイするため、フェイスブック、ツイッター、グーグル(GOOG)や他のソーシャル・メディアを利用している。”

CBSが公表したこの記事は主要マスコミ(とCBS)のウソに反論している。記事はCIAと、検索エンジン、ソーシャル・メディアや巨大広告コングロマリットの陰険な関係を裏付けている。“CIAがフェイスブックやツイッターやグーグル(GOOG)や他のソーシャル・メディアを利用して人々をスパイしていると考えるのに、アルミホイルの帽子をかぶる必要はない。CIAが、報道発表で、技術投資部門In-Q-Tel経由で出資している全てのソーシャル・メディア・ヴェンチャーの便利なリスト[リンクは無効]を公開してくれているのだ。“

報道は“プライバシー”は広告主に脅かされているが、同時にこうした広告主が“ CIAと結託して”アメリカ諜報機関の代わりに、連係して活動していることを認めている。


CBS記事のスクリーン・ショット

スパイの民営化

CIA、NSA、国土安全保障省と契約している私企業にとって、個人をスパイするのは大いに儲かる商売だ。CBS報道は、世界最大の広告代理店の一つが収集した何百万人ものアメリカ人の個人情報が、CIAに販売されていることを歯に衣着せずに示唆している。

Noam SchachtmanによるWired News2010年7月記事によれば:

CIAの投資部門とグーグルは、リアル・タイムでウェブを監視し、その情報を将来予測に使っている企業を支援している。

その会社はRecorded Futureで、人々や組織や現在のものも、まだ起きていないことも含め行動や出来事との関係を見出すため、何万ものウェブサイト、ブログやツイッター・アカウントを徹底的に調査している。白書で、同社は、その経時的分析エンジンは“検索を超えて”“文書間の同じ、あるいは関係する組織や出来事について語っている‘見えないつながり’をも探している。”と述べている。

Wired News記事のスクリーン・ショット

表現の自由

ソーシャル・メディアと検索エンジンは、アメリカ人をスパイするのに利用されている! だがアメリカ人だけではない。個人データ収集は世界中で行われている。

だが、危機に瀕しているのは、“プライバシー”問題だけではない。オンライン検索エンジンは、オンライン・メディア検閲の道具としても機能している。

グーグルは、自立した代替メディアの評価を下げることを狙ったアルゴリズムを導入した。この件に関して、ガーディアンか(2016年12月)“グーグルの検索アルゴリズムが、いかにして右翼偏向のかかった偽情報を広めているか“で報じている。


ガーディアン記事のスクリーン・ショット

自立したオンライン・メディアが標的になっている。インターネットを中心とするニュース・メディアの表現の自由は、グーグルによって常時、脇に追いやられている。

“他のインターネット・ニュース・サイトや検索技術専門家の支援を受けて、World Socialist Web Siteがまとめた新たなデータは、この社会主義、反戦、進歩派ウェブ・サイトが過去三カ月に経験した膨大な読者数の減少はグーグルからのトラフィックが累積45パーセント減少したことでもたらされたことを明らかにした。


下記はCBSニュースの2011年記事の抜粋だ。記事全文を読むにはここをクリック。

個人に関する世界最大のデータベース
プライバシーに対する主な脅威の一つは、消費者がウェブ上でするあらゆることを追跡し、オンライン・アカウントで個人情報を集めたがっている広告主だ。だから、CIAと世界最大の広告代理店ネットワーク、WPP (WPPGY)が、少なくとも2009年1月以来、ソーシャル・メディア・データ-マイニング・ベンチャー企業で協力していると知っても驚くにはあたるまい。WPPは現在、購買層、経済、購買や地理的実績歴史を含む世界最大の個人情報データベースを持っていると主張している。WPPのVisible Technologies部門は、2009年秋、In-Q-Telからの投資を受けた。Visible Technologiesは、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャル・メディア・ネットワークをスキャンするツールを開発している。

グーグルとCIA: 古くからのお友達
まだ流れが読めないだろうか? 2004年に同社が、最終的に、グーグル・アースとなったマッピング技術企業Keyholeを買収して以来、グーグル(GOOG)はCIAのパートナーだ。2010年、ウェブを評価し、出来事がどういう方向に向かっているかをと予言する曲線を生成する“経時的分析エンジン”を作り出すマイノリティー・レポート風の目標を持った企業Recorded Futureに、グーグルとIn-Q-Telは共同投資をした。

グーグルは既に、政府が歴史を書いたり書き換えたりするのを手伝っている。同社の透明性報告書から、アメリカ政府機関からの要求に基づいて政府に渡したり、ウェブから削除したりしている情報に関する統計データを挙げておこう。

・4,601件は、アメリカ政府機関からの“ユーザー・データー“要求
・グーグルは政府のユーザー・データー要求の94%に答えている。
・1,421件の“コンテンツ削除“要求
・グーグルは、コンテンツ削除要求の87%に答えている。
・15件の要求は、 “幹部、警察など”からのもの
・1件は国家安全保障上の要請だった。


_________


ちなみに阿修羅掲示板もCIAの道具だという噂ですね
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c111

[番外地7] 人々をスパイするのに使われているフェイスブック、グーグル

ソーシャル・メディアは CIAの道具
“人々をスパイするのに使われているフェイスブック、グーグルや他のソーシャル・メディア”
Prof Michel Chossudovsky
Global Research
2017年8月28日


2011年に発表された“ソーシャル・メディアはCIAの道具。本当だ”と題するCBSニュース記事はCBSを含む主要マスコミが報じ損ねている“語られることのない真実”を明らかにした。

CIAは“人々をスパイするため、フェイスブック、ツイッター、グーグル(GOOG)や他のソーシャル・メディアを利用している。”

CBSが公表したこの記事は主要マスコミ(とCBS)のウソに反論している。記事はCIAと、検索エンジン、ソーシャル・メディアや巨大広告コングロマリットの陰険な関係を裏付けている。“CIAがフェイスブックやツイッターやグーグル(GOOG)や他のソーシャル・メディアを利用して人々をスパイしていると考えるのに、アルミホイルの帽子をかぶる必要はない。CIAが、報道発表で、技術投資部門In-Q-Tel経由で出資している全てのソーシャル・メディア・ヴェンチャーの便利なリスト[リンクは無効]を公開してくれているのだ。“

報道は“プライバシー”は広告主に脅かされているが、同時にこうした広告主が“ CIAと結託して”アメリカ諜報機関の代わりに、連係して活動していることを認めている。


CBS記事のスクリーン・ショット

スパイの民営化

CIA、NSA、国土安全保障省と契約している私企業にとって、個人をスパイするのは大いに儲かる商売だ。CBS報道は、世界最大の広告代理店の一つが収集した何百万人ものアメリカ人の個人情報が、CIAに販売されていることを歯に衣着せずに示唆している。

Noam SchachtmanによるWired News2010年7月記事によれば:


CIAの投資部門とグーグルは、リアル・タイムでウェブを監視し、その情報を将来予測に使っている企業を支援している。

その会社はRecorded Futureで、人々や組織や現在のものも、まだ起きていないことも含め行動や出来事との関係を見出すため、何万ものウェブサイト、ブログやツイッター・アカウントを徹底的に調査している。白書で、同社は、その経時的分析エンジンは“検索を超えて”“文書間の同じ、あるいは関係する組織や出来事について語っている‘見えないつながり’をも探している。”と述べている。


Wired News記事のスクリーン・ショット

表現の自由

ソーシャル・メディアと検索エンジンは、アメリカ人をスパイするのに利用されている! だがアメリカ人だけではない。個人データ収集は世界中で行われている。

だが、危機に瀕しているのは、“プライバシー”問題だけではない。オンライン検索エンジンは、オンライン・メディア検閲の道具としても機能している。

グーグルは、自立した代替メディアの評価を下げることを狙ったアルゴリズムを導入した。この件に関して、ガーディアンか(2016年12月)“グーグルの検索アルゴリズムが、いかにして右翼偏向のかかった偽情報を広めているか“で報じている。


ガーディアン記事のスクリーン・ショット

自立したオンライン・メディアが標的になっている。インターネットを中心とするニュース・メディアの表現の自由は、グーグルによって常時、脇に追いやられている。


“他のインターネット・ニュース・サイトや検索技術専門家の支援を受けて、World Socialist Web Siteがまとめた新たなデータは、この社会主義、反戦、進歩派ウェブ・サイトが過去三カ月に経験した膨大な読者数の減少はグーグルからのトラフィックが累積45パーセント減少したことでもたらされたことを明らかにした。


下記はCBSニュースの2011年記事の抜粋だ。


個人に関する世界最大のデータベース

プライバシーに対する主な脅威の一つは、消費者がウェブ上でするあらゆることを追跡し、オンライン・アカウントで個人情報を集めたがっている広告主だ。だから、CIAと世界最大の広告代理店ネットワーク、WPP (WPPGY)が、少なくとも2009年1月以来、ソーシャル・メディア・データ-マイニング・ベンチャー企業で協力していると知っても驚くにはあたるまい。

WPPは現在、購買層、経済、購買や地理的実績歴史を含む世界最大の個人情報データベースを持っていると主張している。WPPのVisible Technologies部門は、2009年秋、In-Q-Telからの投資を受けた。Visible Technologiesは、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャル・メディア・ネットワークをスキャンするツールを開発している。

グーグルとCIA: 古くからのお友達

まだ流れが読めないだろうか? 2004年に同社が、最終的に、グーグル・アースとなったマッピング技術企業Keyholeを買収して以来、グーグル(GOOG)はCIAのパートナーだ。2010年、ウェブを評価し、出来事がどういう方向に向かっているかをと予言する曲線を生成する“経時的分析エンジン”を作り出すマイノリティー・レポート風の目標を持った企業Recorded Futureに、グーグルとIn-Q-Telは共同投資をした。

グーグルは既に、政府が歴史を書いたり書き換えたりするのを手伝っている。同社の透明性報告書から、アメリカ政府機関からの要求に基づいて政府に渡したり、ウェブから削除したりしている情報に関する統計データを挙げておこう。


・4,601件は、アメリカ政府機関からの“ユーザー・データー“要求

・グーグルは政府のユーザー・データー要求の94%に答えている。

・1,421件の“コンテンツ削除“要求

・グーグルは、コンテンツ削除要求の87%に答えている。

・15件の要求は、 “幹部、警察など”からのもの

・1件は国家安全保障上の要請だった。

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/cia-ceb8.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/290.html

[リバイバル3] 中川隆 _ 欧米文化関係投稿リンク 中川隆
21. 中川隆[-6507] koaQ7Jey 2017年9月05日 08:24:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

人々をスパイするのに使われているフェイスブック、グーグル
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/290.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/464.html#c21
[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
1. 中川隆[-6506] koaQ7Jey 2017年9月05日 08:58:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>現代は危機的であり、寒冷化が非常に大規模に始まろうとしています


妄想が酷過ぎるな
精神科で治療した方がいい

今は気温が50℃を超える地域が沢山出て来て、その影響で過去になかった豪雨が頻発している
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c1

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
2. 中川隆[-6505] koaQ7Jey 2017年9月05日 09:00:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

世界で「殺人的熱波」50度超も
航空便、農作物に影響 2017/8/25 10:03

洪水に襲われた村=15日、インド・アッサム州(AP=共同)

 世界各地が「殺人的な熱波」(米メディア)による異常気象に見舞われている。中東とアジア、北米で気温が50度を突破し、豪雨や森林火災で死者が続出。航空便の離着陸、農作物にまで被害が広がり「過去10年で最も厳しい夏」(イタリアのマルティーナ農林相)に苦しんでいる。

 海外メディアによると、アジアと中東に熱波が襲来したのは5月下旬。パキスタンでは54度を記録。ユーラシアやアフリカ、オーストラリア大陸を含む東半球の観測史上最高気温に並んだ。6月にはイラン、アラブ首長国連邦(UAE)でそれぞれ50度以上を観測した。(ローマ、ニューデリー、東京共同)


2017年01月19日 地球の気温が3年連続で史上最高を記録したと明らかに
http://gigazine.net/news/20170119-earth-temperature-constant-record/


地球の平均気温が2014年、2015年に引き続き2016年も最高記録を更新したことがわかりました。

2016 marks three consecutive years of record warmth for the globe | National Oceanic and Atmospheric Administration
http://www.noaa.gov/stories/2016-marks-three-consecutive-years-of-record-warmth-for-globe

NASA GISS: NASA News & Feature Releases: NASA, NOAA Data Show 2016 Warmest Year on Record Globally
https://www.giss.nasa.gov/research/news/20170118/

アメリカ海洋大気庁(NOAA)とNASAは、2017年1月18日に2016年の世界の平均気温をそれぞれ個別に発表しました。いずれの発表でも2016年は「観測史上最も暑い年だった」とのこと。

NOAAの発表によると世界の平均気温がセ氏14.83度(カ氏58.69度)で、最高だった2015年度を0.04度上回りこれで、2014年から3年連続で観測史上最高記録を更新し続けたことになります。

最も古い観測記録が残る1887年からの地球の平均気温の推移は以下の通り。年によって増減はありますが、気温の上昇傾向は明らかで、2014年以降は下がることなく増加していることがわかります。

http://i.gzn.jp/img/2017/01/19/earth-temperature-constant-record/a01.png


NOAAによると2016年の海面温度は平均値よりも0.76度高く、北極圏での海氷の溶けるスピードはかつてないほどで海氷面積は392万平方キロメートルと1979年の観測以来最小になったとのこと。また、南極の海氷は431万平方マイル(約1100万平方キロメートル)で観測史上2番目に小さくなったと発表しています。

一方、NASAも気候変動を調査するために地球規模の気温変化を観測し続けいています。NASAが公開する以下のムービーを見れば、年々、地球の気温が高まっていることがわかります。

NASA's Analysis of 2016 Global Temperature - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=s3RWTTtPg8E

NASAが発表する10年ごとの平均気温のグラフでも、地球の気温が上昇傾向にあることがわかります。NASAのゴダート宇宙実験研究所のギャビン・シュミット氏は「毎年最高記録を更新するとは予想していませんが、長期的な上昇傾向にあることは明らかです」と述べています。

http://i.gzn.jp/img/2017/01/19/earth-temperature-constant-record/a02.png


なお、NASAによると2016年の温暖化の要因はエルニーニョ現象によるところが大きく、2017年は平均気温が低くなる可能性がありますが、人間の経済活動にともなう二酸化炭素などの温室効果ガスの排出が続く以上、地球の温暖化傾向が止まることを意味しないとのこと。

2017年1月20日に就任式を迎えるドナルド・トランプ次期アメリカ大統領は、「温室効果ガスと地球温暖化との因果関係は疑問だ」「気候変動は中国のでっち上げだ」と主張して、地球温暖化対策を行う国際的な枠組みのパリ協定からアメリカを離脱させると主張しています。中国に次ぐ世界第2位の二酸化炭素排出国であるアメリカがトランプ政権下でどのような政策を採るかは、今後の地球の平均気温の行方にも少なくない影響を及ぼしそうです。
http://gigazine.net/news/20170119-earth-temperature-constant-record/

http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c2

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
3. 中川隆[-6504] koaQ7Jey 2017年9月05日 09:11:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅の住人は温暖化防止としての原発の価値を否定する為に、誰が見ても明らかな気温上昇まで否定しようと詭弁を弄しているんだな

原発板を見てもデマしか書いていないし、その間違いを指摘するとアラシとして排除されるからね


反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c3

[リバイバル3] 本当のブリティッシュ・サウンドはタンノイではなくヴァイタボックス 中川隆
43. 中川隆[-6503] koaQ7Jey 2017年9月05日 10:02:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

気になったオークションの出品物 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2017年09月03日


オークションがらみの話題を一つ。

落札する気は毛頭ないにしてもとても気になる出品物がたまにある。


☆ ヴァイタボックスCN191コーナーホーン

つい先日、出品されていたのがこれ。

          

ずっと昔から憧れのスピーカーだった「CN191コーナーホーン」だが、もはや我が家では置き場所に困るし、ただただ指をくわえてみているだけの存在だが、はたしてどのくらいのお値段で落札されるんだろうかと興味津々。

さぞや高値が付くだろうと思いきや、落札日前日まで10万円以下のお値段に終始していてとても複雑な心境になった。

喩えて言えば、昔好きだった女の子が今や見る影もなく落ちぶれて落魄(らくはく)の一途を辿っている印象といえばいいのだろうか。「何か自分に出来ることはありませんか」と申し出たいくらい(笑)。

しかし、落札時刻まじかになるとみるみる入札価格が高騰して、結局最終的な落札価格は152万9、200円なり。

「やっぱり高根の花だった、落ちぶれた姿を見なくてよかった!」と、ひと安心(?)

想像するに、これだけの高額を出せるとなると日本人ではないだろう。おそらく高級ブランドのオークションによく見られる「為替危機に対する予防対策」の一環というような気がする。

「赤い靴 履いてた 女の子」ではないが、異人さんに連れられて海を渡る可能性があるというのも、これはこれでちと淋しい気もするが仕方がない(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/0d1e3e99fdeda8dffb1cfc6ee416aa3c



ヤフオク! - スピーカー - 「ホーンボックス」の落札相場 - 新品、中古品(終了分)
https://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?ei=UTF-8&p=%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&auccat=23812&slider=0


VITAVOX CN191 コーナーホーン スピーカーシステム ペア ヴァイタボックス 希少
△▼001656031-2△▼

07/10 22:54

出品者: tunagu5555 ダイヤモンド

評価: 3143 (3157 - 14)

現在の価格: 1,529,200円(税込1,651,536円)

入札件数: 419 (入札履歴)
開始時の価格: 1,000 円
落札者: D*c*E*** 評価:140

開始日時: 7月 3日(月) 23時 9分
終了日時: 7月 10日(月) 22時 54分


英国VITAVOX(ヴァイタボックス)のCN191 コーナーホーンです。

【仕様構成】
・ドライバー : CN149 (ホーン記載がないため不明となります)
・ウーファー : CN352
・ネットワーク : CN458

■外径寸法 : W1100×H1300×D700mm
■重量 : 90kg
※実測となりますので多少の誤差はご容赦ください。
ペアでの出品となります。

外観に関しましては古い機種になりますので経年による多少のサビキズや木部劣化等ございます。
中古品で個人差もありますので画像にてご判断ください。
画像に写っているもの以外は付属いたしません。

当店にて動作確認を行っており特に不具合等ございませんが、あくまで中古品となりますので完璧な物をお求めの方はご入札をご遠慮下さい。

取引終了後は初期動作不良に限り、修理等の対応をさせていただきます(修理になった場合お時間を頂く場合がございます)。修理不可能な場合に限り返品対応させていただきます。

初期不良の場合は商品発送後10日以内にご連絡をお願いいたします。


【送料目安】 発地 福岡→
九州 約42,700円〜50,000円
四国 約51,000円〜54,500円
関西 約54,500円〜61,900円
関東 約64,300円〜78,200円
東北 約80,600円〜88,200円

※北海道・沖縄地域に関しましてはお問い合わせ下さい。

※本製品は重量物のためチャーター便となり運送員2名での配達となります。

※送料に関しましてはあくまでも目安となり地域・搬入先状況によって異なりますので必ずご入札前にお問い合わせください。

※本商品は配達日時指定不可となります。お急ぎの方はご相談ください。

※上記送料は当店規定運送会社の料金となり、原則玄関でのお渡しとなっております。別途、有料になりますがご指定の場所まで運ばせて頂くサービスもございますのでご相談下さい。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v507194059
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/710.html#c43

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
33. 中川隆[-6502] koaQ7Jey 2017年9月05日 10:45:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

北朝鮮を取り巻く情勢をこう考える 2017年09月05日

 北朝鮮は昨日(9月3日)昼過ぎ、大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水素爆弾と思われる核実験を行いました。核実験は2016年9月以来、通算6回目で、爆発規模は過去最大とみられます。

 まず北朝鮮(金正恩)は何を考えている?からですが、北朝鮮は金日成、金正日の時代から核保有国・軍事大国として世界における存在感を高めようとしてきました。金正恩もその路線を踏襲しているわけですが、同時に北朝鮮が中国・ロシアと米国の同盟国である韓国・日本の間に位置しているため、国際政治のバランス上で北朝鮮の「消滅」を本気で願っている国がないことを理解したうえで、ギリギリの限界点を探りながら挑発活動を繰り返していることになります。

 つまり金正恩は「本気」で米国本土に核弾頭を搭載したミサイルを撃ち込むためではなく、あくまでも米国と(中国、ロシアとも)対等の位置に立つために核実験やミサイル発射実験を繰り返していると考えるべきです。

 もともと北朝鮮は第二次世界大戦直後に、旧ソ連(スターリン)がモスクワに匿っていた当時33歳の金日成に建国させた傀儡国家ですが、現在の中国(中華人民共和国)の母体である中国共産党も同じスターリンが毛沢東に設立させたものです。

 つまり北朝鮮から見れば「親」は旧ソ連であり、中国は「対等な兄弟」でしかなく、これは旧ソ連が消滅した現在もあまり変わっていません。金正日はそれでも中国共産党トップと交流がありましたが、金正恩は後見役であった張成沢が中国と協力して自分を排除して金正男を擁立しようとしていたため「絶対に」中国には歩み寄りません。

 それでは中国(習近平)は北朝鮮をどう見ているか?ですが、最大のプライオリティは「北朝鮮を消滅させない」ことでしかありません。北朝鮮からの石炭輸入停止など経済制裁を加えているのも、今回の核実験を批判しているようにも見えることも、トランプが本当に北朝鮮を軍事攻撃して朝鮮半島の政治バランスが変わってしまうと困るからでしかありません。したがって生命線の原油輸出は絶対に止めません。

 また習近平は、現時点では北朝鮮と国境を接する中国東北部と人民解放軍の北部戦区(旧瀋陽軍区)を完全にコントロールできておらず、10月18日から開催される中国共産党全国大会に向けて江沢民派を一掃しようとしていますが、それに成功しても北朝鮮への対応はあまり変わらないはずです。

 つまり習近平が(共産党大会前でも後でも)米国の期待に応えて金正恩の過激な行動を抑えることは「絶対に」ありません。4月上旬の米中首脳会談は通商問題に対する習近平の「時間稼ぎ」でしかありませんでした。

 北朝鮮の「親」を旧ソ連から継承したロシア(プーチン)も、米国が軍事攻撃を加えて朝鮮半島の勢力図が変わらないように金正恩を「適度に牽制している」だけです。

 それでは米国(トランプ)はどう動くのでしょう?もともと米国の軍事攻撃は定期的な「公共事業」のようなものですが、それでも過去に「核保有国」を攻撃したことはありません。そういう意味では「攻撃するなら北朝鮮が正式に核保有国となるまでの短い期間」となりますが、北朝鮮を攻撃すると中国やロシアという「核保有国」との関係が決定的に悪化するため、そこもなかなか踏み切れないはずです。

 また最近までの米軍のシミュレーションでは、北朝鮮を攻撃した場合の同盟国(韓国のことですが日本も念頭にあるはずです)への影響が甚大となるため、米軍部は軍事攻撃にストップをかけていました。

 ところが核実験直後のマティス国防長官の「(北朝鮮は)圧倒的な軍事的対応に見舞われることになる」との発言は、明らかに核実験前と変化しており、米軍部も軍事攻撃オプションも検討し始めた可能性はあります。これは「目先の同盟国(日本と韓国)の安全と、将来の米国本土の安全のどちらを優先させるか」の選択となりますが、ここでも軍事攻撃が「今すぐ」ということはありません。

 ここで最近のホワイトハウスの勢力図にも注意を払っておく必要があります。ホワイトハウスでは、トランプ当選を資金面・戦略面で支えた超保守派(窓口がスティーブ・バノン)とトランプにいつの間にか接近していたヘンリー・キッシンジャー(窓口がジャレッド・クシュナー)が対立していましたが、先日バノンが「解任」されたため外交戦略ではキッシンジャーの影響力が強くなっているはずです。

 超保守派は徹底的に反中国で、ロシアは大統領選で協力(サイバー攻撃)を得ていた可能性がある程度ですが、キッシンジャーは自らの「顧客」を米国に引き込もうとしており、その「顧客」とは中国、ロシア、イランなど米国にとって問題のある国ばかりです。

 つまり超保守派のバノンが追放されたホワイトハウスは、以前に増して中国、ロシアとの対立を避けるはずで、ここからも北朝鮮に対する軍事攻撃という選択肢は出てきません。

 それでは中国と米国との間で揺れ動いている韓国(文在寅)はどうでしょう?さすがに核実験をうけて「次元の違う対応が必要」と発言していますが、文在寅は言わずと知れた親北朝鮮(と言うより北朝鮮そのもの)で、いざというときに全く信用できません。そのうちどこからも信用されなくなり、北朝鮮との連邦政府に走ってしまう可能性すらあります。

 さて最後に日本はどうすべきでしょう?依然としてマスコミの報道も評論家の発言も「他人事」で、危機感が伝わってきません。GDPが3.2兆円と日本の0.6%しかない北朝鮮が1兆円の軍事予算をかけて核開発やミサイル開発を継続できる大きな理由は、日本のパチンコ産業からの資金援助があるはずです。

 米国が今一つ腰が引けている中で、また中国やロシアは絶対に日本の味方とならない中で、日本は自ら北朝鮮と対峙しなければなりません。対峙といっても北朝鮮はGDPが日本の0.6%しかない「小国」です。

 つまり日本より北朝鮮や中国の利益を代表している勢力(マスコミを含む)を排除し、非合法活動をしている北朝鮮の工作員を炙り出し(法整備は間に合ったはずです)、とくにパチンコ業界への規制を強化するという「国家としてごく当たり前の行動に今すぐ取り掛かる」ことでしかありません。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-2080.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c33

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
34. 中川隆[-6501] koaQ7Jey 2017年9月05日 11:01:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.05
朝鮮にミサイルの性能を急速に向上させ、水爆の開発を成功させた外部要因が存在する可能性がある
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709050000/

少し前まで原爆の爆破実験やミサイルの発射実験に四苦八苦していた朝鮮が、これだけ短期間にICBMを開発し、水爆の爆破実験を成功させた可能性があるという。外部から技術や部品を持ち込まずにそうしたことが可能だろうか?

ミサイルのエンジンについて、イギリスを拠点にするシンクタンク、​IISS(国際戦略研究所)のマイケル・エルマン​は朝鮮がICBMに使ったエンジンはソ連で開発されたRD-250がベースになっていると分析、朝鮮が使用したものと同じバージョンのエンジンを西側の専門家がウクライナの工場で見たという。

ジャーナリストの​ロバート・パリーによると​、エンジンの出所だと疑われている工場の所在地はイゴール・コロモイスキーという富豪(オリガルヒ)が知事をしていたドニプロペトロウシク(現在はドニプロと呼ばれている)にある。

コロモイスキーはウクライナ、キプロス、イスラエルの国籍を持つ人物で、2014年2月のクーデターを成功させたネオ・ナチのスポンサーとしても知られている。2014年7月17日にマレーシア航空17便を撃墜した黒幕だとも噂されている人物だ。国籍を見てもわかるようにコロモイスキーはイスラエルに近く、アメリカの親イスラエル派(シオニスト)であるネオコンと連携していたのは必然だろう。

本ブログでも指摘してきたことだが、朝鮮はイスラエルと武器の取り引きをした過去がある。1980年のアメリカ大統領選挙で共和党はイランの革命政権に人質解放を遅らせるように要求、その代償としてロナルド・レーガン政権はイランへ武器を密輸した。その際、イランは大量のカチューシャロケット弾をアメリカ側へ発注、アメリカはイスラエルに調達を依頼した。イスラエルは朝鮮から購入、イランへ売っている。

その後も朝鮮とイスラエルとの関係は続き、イスラエルには朝鮮のエージェントがいるようだ。そのエージェントがエンジンの件でも重要な役割を果たしたという情報も流れている。

そのイスラエルは中東で唯一の核兵器保有国である。1976年から85年までイスラエルの核兵器製造施設で技術者として働き、86年にサンデー・タイムズ紙で内部告発したモルデカイ・バヌヌによると、その当時でイスラエルの核弾頭保有数は150から200。水素爆弾や中性子爆弾の製造も始め、中性子爆弾は実戦で使う準備ができていたという。

ウルスター大学の​クリストファー・バスビー教授によると​、ファルージャでは人の髪の毛や土の中から濃縮ウランが発見されている。ファルージャやバスラでは新生児に奇形や脳の障害などが多発しているという報告があるのだが、劣化ウラン弾ではない未知の兵器が2005年から使われたということだ。中性子爆弾が使われた可能性があるという。


こうした濃縮ウランはファルージャだけで発見されているわけではない。2006年7月にイスラエル軍が軍事侵攻した後のレバノンに入ったバスビーはクレーターを調査、濃縮ウランを見つけたという。レバノンやガザを走っていた自動車のフィルターからもそうした物質が発見されたともしている。アフガニスタンでも濃縮ウランを残す兵器が使われ、バルカン半島でも使用された可能性があるという。

最近では、シリアで小型の中性子爆弾が使われた可能性が高いと主張する核兵器の専門家もいる。2013年5月や14年12月にあった爆発は地震のような揺れがあり、「巨大な金色のキノコに見える炎」が目撃されるほど大きなものだった。爆発の様子を撮影したCCDカメラに画素が輝く現象(シンチレーション)もあり、そうした推測にたどり着いたようだ。そのほか、ウクライナのドネツク、イエメン、中国の天津でも使われた疑いがある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709050000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c34

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
6. 中川隆[-6500] koaQ7Jey 2017年9月05日 11:06:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>5
500年後に地球が寒冷化する可能性が無いとは言えないけど

これから50年間は温暖化が進むに決まってるからね。


500年後、1000年後に起きるかもしれない寒冷化や氷河期到来の話をしても意味無いんだよ



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c6

[リバイバル3] キタキツネ物語の世界 中川隆
15. 中川隆[-6499] koaQ7Jey 2017年9月05日 12:07:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

閲覧注意 HUNTING GEAR  北キツネ 有害鳥獣駆除 27.5.16 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=WEW5rqwYsMs


上嶋農場便り
北海道の鹿追町から季節の便りをお届けいたします

キツネの一斉駆除に参加しよう 2014/2/10

昨日町内で猟友会によるキツネの一斉駆除が行われた。

子供の頃、人里には決して現れなかったキタキツネであるが、環境が変わったのか今は街中で残飯を撒き散らし、鶏や乳牛などの家畜を襲い、ペットの犬猫を虐殺し、エキノコックスを糞便を通して撒き散らす北海道でトップクラスの害獣である。トラバサミが禁止されたり銃砲許可が厳しくなったり毛皮を取ることが野蛮視されたり抗議活動する動物愛護団体がさんざん運動した弊害と裏にも表にもいろいろ事情がある。

真冬の北海道、キツネも冬毛がモフモフと(観光客にとっては)かわいい盛りだが、駆除の標的となってしまうのもいたしかたあるまい。そんなわけで町の依頼で猟友会の出番である。

さてキツネ狩りというのはどうやるかというと、昔映画「キタキツネ物語」で見た記憶ではスノーモービルで追い回して銃で撃っていた。スノーモービルはキツネが雪上を全力疾走するよりも数倍速く走れる。数台のスノーモービルで追い、囲み、追いたて、さすがに疲れて動きが鈍くなったところを散弾銃で撃つ。見ようによってはかなり残酷だ。実情を知った動物愛護団体から抗議が来そうだ。

「ずいぶん手間なことをやるものだ。ライフルで遠くから狙えばいいだろ。」と思う。

実際外国ではそうしている。キツネは人間に対しては足に自信があるので100mぐらいの距離までは逃げない。小口径のバーミントライフルで100〜300mぐらいを狙撃。簡単な話だ。だが、実は日本ではこのような猟が「法律で禁止」されている。

知らない人が多いが、日本でライフル銃で撃っていいのは「クマ・シカ・イノシシ」の三種類と鳥獣法で定められている。キツネをライフルで撃つのは違法なのだ。まったくおかしな法律である。


空気銃でキツネを撃つのは禁止されていないが、エゾシカやヒグマの例に漏れず北方の動物は体が大きくなる。北海道のキタキツネもアカギツネの亜種で本州のキツネよりかなり大きい。

プリチャージの強力なエアライフルでもよほど当たり所がよくないと捕ることはできない。モフモフの冬毛と分厚い皮がキツネを致命傷から守っている。撃っても痛い思いをさせるだけでその場から全力ダッシュで逃げ、数日したらまた元気良く歩いている。

猟友会の人でも「空気銃でキツネをしとめた」という経験のある人は少ないようだ。広い北海道のこと、どうしても狙撃距離が50mを超えることがなおさら難しくしている。

そんなわけで、こちらの猟友会でも3台の大型の4WDにトレーラーを牽引し、それにスノーモービルを載せて雪上のキツネを探して走って、見つけたらスノーモービルを下ろして追いまわし、スノーモービルが追い立ててくるキツネを撃つか、スノーモービルのライダーが自分で発砲する。

現状合法的にキツネを駆除する方法がこれしかないのだ。

あいかわらず空気銃しか持っていない自分はスノーモービルを下ろした4WDの運転手だ。

これで畑の中を走るスノーモービルを道路上からおいかけて、猟が終われば回収する。

トレーラー類の牽引はトラクターでいやというほどやっている。これなら得意だ。

昨日は6匹獲れた。これは少々少ないそうだ。例年はもっと取れる。今年は小雪交じりの悪条件下だったので昼間から出てきたキツネも少なかったようだ。

さて猟が終わってから近所をひとまわりしてみると、いつもつがいで行動していたキツネが一匹だけでフテ寝していた。自分にとっては時々鳥の骨をやったり、毎日顔を合わせりゃ挨拶するご近所さんである。

妻か夫を亡くされたのかもしれない。
いささかお気の毒である。


●本日の食卓
朝:焼き魚
昼:弁当
夜:慰労会


コメント(2)


私の所も日本有数の豪雪地帯で殆どのハンターはスノーモビルを持っています。千曲川の河川敷で仲間と一週間に十頭のキツネを獲ったことがあります。その後二〜三年はキツネの足跡がありませんでした。
2014/2/16(日) 午後 8:51 [ id0401uchiyama ]

ご訪問ありがとうございます。
散弾銃でも、ハーフライフル&サボットなら100mは軽く狙えるとのことで、いっちょ散弾銃の取得でもやってみるかと少し考えているところです。弾代一発500円オーバーですけど・・・。
2014/2/17(月) 午後 8:01 [ 上嶋農場 ]
https://blogs.yahoo.co.jp/ueshima_farm/40030942.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/609.html#c15

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
35. 中川隆[-6498] koaQ7Jey 2017年9月05日 13:08:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

北朝鮮がFXで大儲け?「将軍直属ディーラー」の噂と金正恩の狙い=今市太郎
2017年9月3日
http://www.mag2.com/p/money/292710


いま巷で出回っている噂として話題なのが、北朝鮮はミサイルを発射すると同時に、マーケットで金やFXの取引を行っているという説です。

「ミサイル発射と同時にFXや金を取引している」との噂は真実か

「将軍様直属ディーラー」の存在

さすがに8/29(火)のNYタイムのドル円やユーロドルの大きな戻しを食らって、多くの市場参加者がそれなりに痛んでしまったようで、8/30(水)の東京タイムの為替はほとんど休日の動きのような方向感のないものに終始してしまいました。どうやら市場ではこの相場の乱高下に巻き込まれてかなり損を食らったトレーダーが多かったようで、典型的な焼け野原相場の様相が展開されました。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)
http://www.mag2.com/p/money/292710


そんな今、巷で出回っている噂として話題なのが、北朝鮮はミサイルの発射を行うだけではなく、同時期に金やFXの取引を行っているという説です。

たしかに、自分でしかけているリスクイベントですから、いつ起きるのかもわかっている中でのディールとなれば、かなり利益を出しやすいことは容易に想像できる話です。

果たしてそんなことができるのか?という点で疑問にも思えますが、ただ単に北朝鮮国内から海外の銀行に連絡をとって売買するのではなく、傀儡企業を海外に建てて、そこが主体となって、まったく気づかれないようにやることは確かに可能。真偽のほどは確認のしようがないものの、ありうる話とは言えそうです。

そして、その利益が回りまわってミサイルの資金になっているとすれば、とんだエコシステムが構築されていることになりますが、実際のところはどうなのでしょうか?

東京タイムの前に打ち込むのが最も効果的か?

北のミサイル発射に関する反応を見ていますと、自国の上空を通過するということで、とにく大騒ぎするのが日本であることは明確ですから、東京タイムの前にめがけてことを起こすのはかなり効率的といえます。

また、土日ではなく平日を狙うほうが取引しやすいというのもあるでしょうし、インサイダーの情報を享受しやすいとも思えるわけです。

今回、あえてさまざまな記念日に日程を合わせずにミサイルを発射していることを考えるにつけ、こうした事情が裏にあるからなのかと思うと、妙に腑に落ちるところも出てきてしまいます。この発想が正しかった場合、北朝鮮は9月9日に何かことを起こすよりも、ウィークデーに行動をずらす可能性も考えられそうです。

この話は、どうもまったく架空の話にも思えないところが、非常に気になるところです。この手の話はいくら詮索してみても、まったく儲かるものではありませんが、資金のない北朝鮮がこうした錬金術を行っている話が本当であるとすれば、なかなか機転の効いた考え方をとることができる知恵者がいることに感心させられます。

これで果たして、9日までにさらなるミサイル発射や核実験が行われるのかどうか?前回と同じように、ミサイルが海上に着弾するような内容では、徐々にそのインパクトは薄れ、大きな下落にはならなくなることも考えられます。

逆に日本国内に着弾して被害が出ることになりますと、FX市場では新たな動きが発生することになりそうで、まだまだ注意が必要です。
http://www.mag2.com/p/money/292710
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c35

[経世済民123] 怖すぎる未来の年表…「3年後、女性の2人に1人が50歳以上に」 潰れる国立大学も出てきます(週刊現代) 赤かぶ
2. 中川隆[-6497] koaQ7Jey 2017年9月05日 13:31:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
要するに、中国人移民をどんどん入れろという事だな


取り合えず中国人移民を1000万人入れれば、家族を呼び寄せてすぐに3000万人になる。

子供手当てを貰って一家庭当たり子供を10人づつ作ればすぐに二億人まで増える。

日本の農業が壊滅すれば、東京以外のブロックは中国人しか住まないから、外国人参政権を認めれば政治家も中国人ばかりになる。

独立運動が起きると殆んどの州は中国小日本省になる。

独立したら更に中国人を数億人呼び寄せられる。

50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e

http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/503.html#c2

[お知らせ・管理21] 2017年9月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
8. 中川隆[-6496] koaQ7Jey 2017年9月05日 13:41:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>7
>2CHとかででリンクが紹介されてアクセスがある


2CHで阿修羅へのリンクを貼ると投稿拒否されるのをご存知ですか?

阿修羅原発板とかデマばかりなので、阿修羅はまともな掲示板だと思われていないのですね。

スレの間違いを指摘するとすぐにアラシ認定されるのが一番問題なのですね


反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html



http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/496.html#c8

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
36. 中川隆[-6495] koaQ7Jey 2017年9月05日 13:48:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


2017年9月5日 / 11:20
焦点:北朝鮮の核開発、背後にブラックリスト科学者2人の存在

[ソウル 5日 ロイター] - 北朝鮮の核・ミサイル開発では、以前から海外でブラックリストに載っている国内の科学者2人が重要な役割を担っていると専門家はみている。

金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、この2人を含めた技術系出身の官僚と密接な関係を築いており、このことが開発のスピードアップにつながったとみられる。

3日の核実験の直前に朝鮮中央通信が配信した写真には、水爆とみられるピーナッツ型の物体を視察する金氏の傍らに2人の科学者が写っていた。元寧辺原子力研究所所長のリ・ホンソプ氏と党中央委副部長のホン・スンム氏だ。

ロイターが北朝鮮の国営メディアの報道を調べたところ、金氏の主導で北朝鮮の核開発のペースが上がるにつれて、リ氏とホン氏のメディアへの露出が増えていることが分かった。

両氏は昨年1月に行われた4回目の核実験後に金氏からメダルを授与された。その2カ月後には、大陸間弾道ミサイル(ICBM)への搭載が可能とされる弾頭の模型を視察する金氏にそろって随行した。

北韓大学院大学のヤン・ムジン教授は「ホン氏は党幹部として核開発を主導し、リ氏は実務レベルで水爆などの核実験を担当しているようだ」と話す。

北朝鮮問題の専門家によると、ICBM開発では国内の兵器専門家が最前線に立ち、リ氏やホン氏もこうしたグループに属している。

金氏の父親の金正日(キム・ジョンイル)氏や祖父の金日成(キム・イルソン)が兵器開発を小規模な専門家グループや中間管理職に任せることを好んだのに対して、金正恩氏は科学者と個人的なつながりを深めており、兵器の試験や現場の視察に技術系出資の官僚が随行する場面が多いという。

部下と直接現場に赴く金氏のスタイルによって核やミサイルの開発のペースが上がり、科学者は金氏と個人的な関係を強めていると専門家はみている。

北朝鮮問題専門家のマイケル・マッデン氏は「金氏は自ら現場に出て、科学者との個人的な関係をアピールしている。このために科学者は兵器開発で大きな達成感を得ている」と述べた。

リ氏が所長を務めていた寧辺原子力研究所は北朝鮮の核施設の中心的存在で、ウラン濃縮を行っていることが確認されている唯一の施設。

ホン氏は寧辺原子力研究所の元技師長で、2000年代半ばから共産党の兵站部門を統括している。韓国政府のデータベースによると、ホン氏は11年12月に金氏が政権の座に就いてから露出が増えたという。

マッデン氏によると、ホン氏は中東欧あるいはロシアで教育を受けており、リ氏は海外のセミナーに出席した経験を持つ。「2人は政府のトップレベルに位置し、古き良き共産党世界で学んだ最後の世代だ」という。

(Ju-min Park記者、Soyoung Kim記者)

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c36

[政治・選挙・NHK231] 世界一外交ベタの米国とそれに追従する日本の外交不在  天木直人 赤かぶ
1. 中川隆[-6494] koaQ7Jey 2017年9月05日 14:14:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>今の外務省は、安倍・菅暴政に人事を握られて崩壊状態だ。


これが悪質なデマなんだな

真実は

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html


官僚側の目的は、官僚の人事権を内閣が握る「内閣人事局」を撤回させる事。

人事が公正に行われたりしたら、官僚は美味い汁を吸えなくなってしまう。
2017年6月29日
「株式日記」では、森友学園問題や加計学園問題は、官僚と安倍総理との権力闘争であると書いてきました。官僚たちは人事権を事務次官が持つことによって政治家には介入させなかった。それが内閣人事局が人事権を持つことによって、官僚の権力の源泉が失われて、これが官僚には面白くないことだった。

だから官僚たちにとっては、安倍総理は敵であり、第一次安倍内閣は官僚たちによるマスコミへのスキャンダルリーク作戦で退陣に追い込んだ。それがまさかの第二次安倍内閣の発足によって、官僚たちへの「内閣人事局」による報復が始まった。文科省の天下り問題はその一例に過ぎない。

組織の論理から言えば、官僚の人事は行政のトップである総理大臣や各省の大臣が持つのが当たり前ですが、以前は各省の事務次官が人事権を持っていた。だから官僚たちは、内閣の言うことよりも事務次官の言うことを聞いて、内閣総理大臣の言うことは面従腹背だった。

それが「内閣人事局」ができたことで、内閣総理大臣の権力は非常に大きくなった。それが官僚たちには面白くない。だからまたしてのスキャンダルリーク作戦で安倍総理の足を引っ張り出した。政治家のスキャンダルは警察や検察庁の官僚が握って持っている。豊田真由子議員もそうだし、中川俊直議員もそれでやられている。

いずれも二回生議員で安倍チルドレンとマスコミは呼んでいる。安倍総理がどこまで巻き返せるかは国民の支持率次第ですが、マスコミは連日安倍ネガティブキャンペーンを張っている。やらせているのが財務省官僚たちであり、籠池騒動の元は財務省官僚の安倍総理への裏切りにある。

このような官僚たちの裏切り行為に対して、安倍総理が「内閣人事局」を使っての報復人事が行われるだろう。まさに中堅官僚にとっては安倍総理につくか事務次官につくかの選択を迫られる事態となっている。安倍総理が踏ん張りきれれば官僚のスキャンダルリーク作戦も収まるのでしょうが、マスコミも官邸につくか官僚につくかで分かれている。

もっとも、政界でも反安倍の動きが有り、石破・麻生・二階・岸田・菅らの自民党幹部の動きが怪しくなっている。ここでも反安倍に舵を切った石破氏もいれば、安倍政権を支えるかで処遇も違ってくるだろう。問題は安倍政権への支持率であり、共謀罪強行採決では大きく支持率を下げた。

文科省の前川前次官が告発の記者会見を開いて抵抗しているのも、官僚と官邸との権力闘争が主体であり、人事権を取り上げられた官僚の抵抗は続くだろう。しかし安倍政権が長期化すれば官僚への人権発動で、反安倍の官僚たちは飛ばされるから官僚たちも必死だ。
http://2013tora.jp/kabu387.html

安部首相より文部省次官の方が偉い理由
日本の官僚に指示を与えて動かしている日米合同委員会とは


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。


<参考資料>

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論


<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897


の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?


鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。


矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?


鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。


矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?


鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。


矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。


鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。


矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。


―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?


鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。


日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。


鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。


矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない


鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。


矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。


矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。


*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」


東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。


※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。


「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」


 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。


 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。


「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」


※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。


 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」


 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/731.html#c1

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
13. 中川隆[-6493] koaQ7Jey 2017年9月05日 14:21:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>南アメリカでもヨーロッパでも世界の各地で記録的な低温が記録されているのが、この数年の現実です。少しは現実をご覧になることです。


妄想はもういいよ

温暖化の途中では局所的な気象変動が激しくなるというだけで、地球の平均気温自体はどんどん上昇してるんだよ:

消えゆくヒマラヤの氷河 −温暖化と氷河の関係− - 名古屋大学
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%84%E3%83%92%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%81%AE%E6%B0%B7%E6%B2%B3&lr=lang_ja&gws_rd=ssl#lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&q=%E6%B6%88%E3%81%88%E3%82%86%E3%81%8F%E3%83%92%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%A4%E3%81%AE%E6%B0%B7%E6%B2%B3+%EF%BC%8D%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E3%81%A8%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82%EF%BC%8D+-+%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6&spf=181


−温暖化と氷河の密接な関係−

氷河ってなに?

„英語は‘Glacier’ 漢字の通り「氷の河」。 „じっとしているようで、常に「流れている!」


氷河の前進と後退

„積もる量>融ける量 → 氷河は前進

„積もる量=融ける量 → 氷河は安定

„積もる量<融ける量 → 氷河は後退


氷の分布
„南極:89.6%
グリーンランド:9.0%
その他:1.4%

全て融けた時の 海面上昇 70m 7m 1m


温暖化と海面上昇

2100年までの海面上昇予測値

海水の熱膨張27.0 cm
山岳氷河12.0 cm
グリーンランド3.5 cm
南極-0.1 cm

合計42.4 cm


熱膨張:同じ重さでも、暖 かい水の方がわず かに体積が大きい

実は、南極やグリーンラン ドはあまり融けていない!

海面上昇の6割が熱膨張!

海面上昇の4割〜水が増 えた分のほとんどは山岳 氷河が融けた分!

元々寒いので多少の温暖化では融けない


本題に行く前の「ちょいまとめ」 なぜ山岳氷河?

„気候の変化が目に見える!
„気温や海面レベルは測らないとわからないし、 「暑い」「寒い」はとても感覚的なモノ

„↑に対して山岳氷河は一目瞭然 „温暖化〜海面上昇 „「山岳氷河が減る
→海の水が増える」という、 とても直接的な関係 „数千年単位では南極も重要だけど...

どこでどれだけ融けている?


(いよいよ本題) 世界中に分布している山岳氷河、
„欧米では、氷河は昔から測られているが、 その他の地域の観測例は皆無

では、どうやって推定するか? 降水量と氷河の減り具合

„降水量(雪+雨)が多い地域で、減り方が 速い


降水が多いとなぜ速く縮小?

„降水(雪+雨)が多いと、氷河は低いところ まで流れてくる

降水が多いとなぜ速く縮小?

„暖かいところまで降りている氷河の方が 温暖化した時に融ける範囲が広い

もう一度確認 降水量が多いと氷河の減り方速い


欧米中心の13の氷河

この関係から、 降水量→氷河の縮小速度を求める!

降水→縮小速度×面積=各地からの水 山岳氷河が海面を上げている!

„過去100年の海水の増加分は、山岳氷河 が融けた分!   ≠南極・グリーンランド


海水面レベル 海水増加量 氷河融解

根拠となった13の氷河・・ 世界各地の寄与率(%)は?

„欧米以外はほとんどわかっていない・・・ 特に、パタゴニアとヒマラヤ・チベット

ヒマラヤの氷河の変化は?

やっとヒマラヤまできました!
ヒマラヤの氷河の変化は?

„ヨーロッパと違って、人里からとても離れて いる  
→  昔の写真や観測がない „1970年代に樋口館長のグループが初めて 調査・測量 „1990年代に再度測定してようやく氷河の 変化量がわかってきた・・・

観測の結果・・・
„やはり、ヒマラヤの氷河も縮小していた! 1998


世界と比べて 縮小の程度はどんなものか?

„氷河末端の変化は地形の影響で複雑
→ 単純な比較はできない „「海水の増加」への影響が大事
→ 「氷の量」の変化が知りたい „「変化量」が測られている氷河は 少ないものの・・・

1年あたりの減り方で比べてみる
„氷河の減り方は加速しているようだ


1970年代〜1990年代の傾向
100年間の傾向 最近の20年間の傾向 ヒマラヤは圧倒的!

ヒマラヤの氷河の融け方は尋常でない! なぜ?ありうる可能性は?

„他の場所よりも温暖化が進んでる? „

チベットがより温暖化しているという報告あり „
↑観測期間が短い „氷河がとても融けやすい? „ヒマラヤでは夏に雪や雨が降る


(冬は乾期) „欧米では冬に雪が降り、夏に融ける „同じ気温上昇に対し、ヒマラヤは欧米の氷河 の1.8倍融けやすい!


なぜ融けやすいのか?

„温暖化すると雪が雨で降るようになり、表 面の汚れが表に出て融けやすくなる


とすると、、 海水の増加に与える影響は?
„ヒマラヤの影響はもっと大きい!

これだけは覚えて帰って!

„南極の氷が融けて何mも海面が上がるのは 「ウン千年」先の話 „

海水が増えた分=山岳氷河が融けた分

„ヒマラヤの氷河の減り方は世界最速レベル

ヒマラヤの氷河の減り方は温暖化に対してとても敏感 „その原因は「夏の雪が雨になるから」


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c13

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
14. 中川隆[-6492] koaQ7Jey 2017年9月05日 14:29:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

いまさら温暖化論争? 温暖化はウソだと思っている方へ
江守正多 | 国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長
2015/12/2(水) 19:38
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20151202-00051987/

2009年前後、「温暖化は本当かウソか」という類の論争に筆者はかなり巻き込まれた(例えばこれや、これや、これ)。当時は2007年から続く「温暖化ブーム」で、温暖化は怖いという本もウソだという本も書店にたくさん並んでいた。

その後ブームが去り、温暖化自体が次第に話題にならなくなると、「ウソだ」もあまり聞かれなくなった。2011年の福島第一原発事故後には、「温暖化は原発推進の口実だ」ということで、脱原発運動の中に「温暖化はウソ」がかなり聞かれたが、最近はそれも目立たなくなってきていた。

そこに突然やってきたのが、今週始まったCOP21(国連気候変動枠組条約 第21回締約国会議)による温暖化報道の急増である(筆者を含む関係者にとっては「満を持して」なのだが、関心が無かった人には相当に「突然」だろう)。すると、やはりというべきか、「温暖化はウソ」を聞く機会も増えた気がする。

そう思って、最近書いた記事にはその件の解説のリンクを埋め込んでおいたのだが、その記事に「まだCO2いってんのかよ」とか「本当にCO2が原因???」というコメントを付けてくださる方々は、もちろんリンクを読んでくださってはいないだろう。

そういうわけで、そのリンクの内容をここに書き下しておくことにした。

雑誌「パリティ」(丸善)の「温暖化問題,討論のすすめ」という枠で、2012年の2月号に書いたものだ。このころから筆者の「結論」は本質的に変わっていない。ただし、転載にあたって、物理科学の雑誌である「パリティ」の読者層を意識して書いた部分を省略し、一部に編集を加えた。

それ以外に参考になるものとして、以下をあげておく。


•Skeptical Scienceには、個別の論点への解説がたいへんよくまとまっている。オーストラリアの人が中心に作っている英語のウェブページだが、主要部分の日本語訳がある。

•『地球温暖化―そのメカニズムと不確実性―』(朝倉書店)には、日本気象学会の専門家による解説がまとめてある。

•IPCC報告の信頼性については、以前の記事に書いた。

•世界平均気温の上昇が止まっていないことについても、以前にここやここに書いた。

•地球温暖化データのねつ造(いわゆる「クライメートゲート事件」)等については、過去に準リアルタイムで解説したことがある。

•拙著『異常気象と人類の選択』(角川SSC新書)には、さらに少しアップデートした筆者の「結論」を一章(第2章)を使って記した。


なお、タイトルに「温暖化はウソだと思っている方へ」と書いたが、「ウソだ」と強く信じている人が以下の内容を読んで考えを変える可能性は残念ながら高くないと思っている。そこには根拠や論理だけではない動機が関係していると思うからだ。そういう方々とも対話する努力を惜しむつもりはないが、以下の内容はむしろ、「ウソだ」という主張を目にして何が正しいかよくわからなくなっている方、「ウソでない」という主張も見てから判断しようと思っている方へ、視点と情報の提供を試みるためのものである。


いまさら温暖化論争?

筆者は「常識者」対「反常識者」の論争という構図に参加することを好まないが(理由は最後に述べる),本稿では,第1に筆者が温暖化の科学の信憑性についてどう考えているかを述べ,第2によくある誤解のいくつかについて触れ,第3に現時点の温暖化の科学が間違っている可能性について考察してみる。最後に、「クライメートゲート事件」を含む温暖化の科学をめぐる社会的状況に関して述べたい。


温暖化の科学の信憑性

今回は,「常識者」の立場から常識を擁護するように説明するのではなく,筆者なりに虚心坦懐に考えてみたときに,温暖化の科学にどの程度の信憑性があると思うのかを素朴に説明してみたい。

まず,人間活動により二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスが大気中に増加していること,これは筆者には疑えない。産業革命以降に大気中に増加したCO2の量は,化石燃料燃焼等により大気中に放出されたCO2の総量の半分程度である。人為排出よりも支配的な正味の放出・吸収源は知られていないので,この量的関係だけを見ても,大気中CO2濃度の増加は人間活動が原因と考えざるをえない。

この間,観測データによれば,世界平均の地表気温はおよそ0.7℃上昇している(筆者注:2015年現在、この値はおよそ1.0℃まで上がった)。この値の信頼性を見極めるのは素朴にはなかなか難しいが,20世紀には海上も含めて世界のかなり広い範囲をカバーするデータがあることから,まず,これが都市化(ヒートアイランド)のみによる上昇でないことは確かだろう。データは様々な誤差をもっており,複雑な補正が施されているが,補正や誤差の見積もりは世界の独立した複数の研究機関により実施されて論文として発表されており,それらが互いに似た結果を示すことから,0.7℃程度(筆者注:2015年時点で1.0℃程度)上昇という見積もりが大きく間違っているとは筆者には考えにくい。

さて,大気中の温室効果ガスが増加すると地表付近の気温が上がることは,理論的によくわかっている。温室効果ガス分子が特定波長の赤外線を吸収・射出することは,いうまでもなく量子物理に基礎を持つ放射(輻射)の問題である。温室効果ガスが増えると赤外線の吸収・射出が増え,大気が赤外線に関して光学的に不透明になるため,同じだけの赤外線を宇宙に射出するためには地表面付近の温度が上がって地表面からの射出が増えるしかない。これは物理分野の方々にはよくわかる理屈だろう。

では,過去に生じた0.7℃程度(筆者注:2015年時点で1.0℃程度)の気温上昇は温室効果ガスの増加が原因であろうか。ここでいわゆる「気候モデル」というシミュレーションが用いられる(気候モデルの詳細については拙著『地球温暖化の予測は「正しい」か?』(化学同人)を参照されたい)。人為起源の温室効果ガスの増加を条件として気候モデルに与えて20世紀の気候のシミュレーションを行うと,観測された気温上昇と整合的な結果が得られる。

一方,温室効果ガスが増加しないという条件で計算すると,20世紀後半に気温はむしろ下がってしまい観測と整合しない。したがって,気候モデルを信用する限りにおいて,また,気候モデルに与える外部要因(温室効果ガス等の他に,太陽活動,火山噴火といった自然の要因を含む)のデータが適切で,かつ主要な要因に見落としがないことを前提とする限りにおいて,近年の気温上昇の主要因は人間活動による温室効果ガスの増加であると考えざるをえない。そして,この同じ気候モデルを用いて今度は将来のシミュレーションを行うと,対策を行わなければ今後100年間で数℃,地球の平均気温が上昇するという答えが得られるのである。

すると,筆者にとって,問題は(1)気候モデルにはどれだけ自信があるか,(2)外部要因についての知識にはどれだけ自信があるか,の2点に煎じつめられる。この問には後でゆっくり答えることにしよう。


よくある誤解

ここで,温暖化の科学をめぐって聞かれることがある具体的な誤解のいくつかについて触れておきたい。

「水蒸気を無視している」

地球の大気中で最も重要な温室効果ガスである水蒸気の効果が,温暖化の科学では無視されていると聞くことがある。これは単純な誤解で、実際は無視していない。大気中の水蒸気の温室効果,移流・拡散,相変化,雲が放射にもたらす効果,温暖化したときの水蒸気や雲の変化などが,すべて温暖化の科学の中で考慮されている。気候モデルの計算にも入っている。温暖化の文脈では「温室効果ガスといえばCO2」という説明が多いことから誤解が生じた側面があるかもしれないが,結果的にはデマの類である。

「気温が原因で二酸化炭素が結果」

エルニーニョ現象などに伴う数年の時間スケールの変動においては、平均気温の上昇・下降に遅れてCO2濃度の増加・減少が見られる。このことから、温暖化における「CO2が増加すると気温が上がる」という因果関係の存在を否定しようとする論があるが、これは間違いである。気温上昇によってCO2濃度が増加するのは陸上生態系の応答によると考えられ,これは温暖化の予測に用いる気候モデルでも再現できる。このことと,人間活動によるCO2濃度の増加で長期的に気温が上昇することは両立する事柄であり,現在の温暖化の科学で問題無く説明できる。

「過去の自然の気候変動を無視している」

温暖化の研究は過去(たとえば数100年〜数10万年)に起こった自然の気候変動を無視していると思われていることがあるが,それも誤解である。過去の気候変動に関する知見は,将来の温暖化を考える上で明らかに重要と認識されており,さかんに研究されている。例えば,気候モデルを用いて過去1000年の気候変動を再現する研究が世界中で行われている。過去の気候についてのデータには不確実性が大きいが,数100年スケールの変動は太陽活動の変動と火山噴火で概ね説明できる一方で,20世紀の温暖化は人間活動の影響を入れないと説明できない。したがって,現在の温暖化が過去の自然変動の延長ではないか,という素朴な問に対しては,根拠を持って否ということができる。

間違っている可能性は無いのか

これらの誤解について読者に正しく認識してもらった上で,現時点の温暖化の科学が間違っている可能性について考えてみたい。先ほど述べたように,現時点で知られている気候変化の外部要因に関する知見と,気候モデル(これは気候システムに関する知見の結晶と見ることもできる)に基づけば,20世紀の世界平均気温上昇は人間活動による温室効果ガスの増加により説明でき,かつそれを抜きにしては説明できない。それにもかかわらず温暖化の科学が間違っているとしたら,どんな可能性が考えられるだろうか。

例えば,実は「未知のプロセス」があって,このまま温室効果ガスが増えても,気温を抑制するフィードバックが働き,気温はほとんど上がらないかもしれない。その場合,「未知のプロセス」抜きの気候シミュレーションで20世紀の気温上昇が再現されてしまうのはなぜか。それはたまたまかもしれない。20世紀も温室効果ガスの増加によって気温が上昇したのではなく,「未知の外部要因」のせいで上昇したのかもしれない。

このような批判的な考察は,科学を進める上で時として非常に有用であろう。未知の要素を2つ以上導入すれば,温暖化の科学が間違っている可能性を考えることができることはわかった。では,果たしてそんなことはありえるだろうか。筆者なりに答えるならば,その可能性がゼロであるとは原理的にいえない。しかし,現時点で,その可能性を真剣に考えなければならない証拠を温暖化の科学は突きつけられていない。

たとえば,「未知の外部要因」の一つとして宇宙線量の変化などを通じた太陽活動変動の間接効果には一部で根強い関心がある。しかし,太陽周期の変動を平滑化して見ると,太陽活動は1980年代から今まで弱まってきている一方,その間も地球の気温は平均的に上昇しているので,宇宙線などの効果を考慮しても期待される変化と逆符号であり,これが「未知の外部要因」の有力な候補になるようには,筆者には見えない。

また,現在の気候モデルによるシミュレーションは,20世紀の気温上昇のみならず,現在の平均的な気候状態,日々から年々の自然変動の特徴,さらには過去1000年の気候変化や最終氷期などの古気候に至るまで,不確実性の範囲内で観測データと整合する。主要な気候プロセスを概ね正しく計算できていなければ,これほど様々な時間スケールの現象を再現することは難しいはずであると筆者は思う。

科学として,未知の要素の可能性を問い続ける姿勢は重要だが,現在の温暖化の科学に関しては,「未知の要素があるに違いない」と決めてかかる理由は今のところ無い。

「クライメートゲート事件」の背後にあるもの

さて,ではそんなに自信があるなら,なぜ研究者たちはデータの改ざんや公開拒否などを行ったのだろうか,と思うかもしれない。いわゆる「クライメートゲート事件」(イーストアングリア大学メール流出事件)の件である。実は,筆者の認識では,彼らはデータの改ざんなど行っていない。この事件の後,英国政府および大学の委託による3つの独立調査委員会が調査を行ったが,どの委員会の報告書も,科学的な不正は無かったと結論している(クライメートゲート事件を「データねつ造」として紹介する論者が、この重要な事実にほとんど触れない傾向があるのは興味深い)。

温暖化論争をフォローするうえでぜひ知っておいて頂かなければいけないことは,欧米の産業界の一部の意を汲むといわれる組織的な温暖化懐疑論・否定論活動の存在である(たとえば、『世界を騙しつづける科学者たち』(楽工社)を参照)。身も蓋もなくいえば,気候変動政策を妨害するために,その基礎となる科学に対する不信感を人々に植え付ける効果を狙って意図的に展開されている言論活動があるということだ。たとえば,映画『不都合な真実』でも紹介された「クーニー事件」では,石油業界のロビイスト出身者がブッシュ政権に雇われて温暖化の科学に関する政府の文書を書き換えていたとされる。

「クライメートゲート事件」をスキャンダルとして騒ぐのであれば,「クーニー事件」についてももっと騒がないのはおかしい(しかも「クライメートゲート事件」の方は実際には不正は無かったのだから)。「クライメートゲート事件」で流出したメールの中で,気候研究者たちが批判者に対して攻撃的であり排他的であるように見えるのも,もとはといえば彼らが常日頃からこのような妨害活動の影響を受けて辟易し,腹に据えかねるほど憤っていたことが背景にある。日本国内ではこのような組織的な活動の存在を筆者は知らないが,影響は国内にも大きく波及している。ネット等で出回る欧米発の温暖化懐疑論の多くはこのような組織的な活動に由来する可能性が高いが,これらをせっせと「勉強」して国内に紹介してくださる「解説者」が少なくないからだ。

本当は,このことを指摘するのはあまり気が進まなかった。傍から見れば「お前はインチキだ。」「いや,そっちこそインチキだ。」という泥仕合になってしまうからである。そして,この状況こそが,組織的な懐疑論・否定論活動の思うつぼなのである。彼らは科学的な議論に勝つ必要は無く,この問題が論争状態にあると人々に思わせることができれば,それで目的は果たせるからだ。これが,最初の方で述べた,筆者が「常識者」対「反常識者」の論争の構図を好まない理由である。温暖化の科学の真偽をめぐって科学的な議論を深掘りすることはもちろん重要だが,それが結果的に一部の政治勢力の片棒を担いでしまう可能性については,十分に自覚的でありたい。

(「パリティ」2012年2月号より一部を省略・編集して転載)
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20151202-00051987/


世界平均気温は上昇を続け「+1℃」到達:COP21の背景にある「+2℃」目標の意味とは?
江守正多 | 国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長
2015/11/28(土) 8:26
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20151128-00051826/


2015年1〜10月平均気温の平年値からの変化(WMO)


世界平均気温が「+1℃」到達へ

世界平均気温が去年から今年にかけて記録的に上昇していることは以前の記事に書いたとおりだ。その後も上昇は続き、平年値(1981〜2010年の平均)に比べて9月は+0.51℃、10月は+0.53℃と、「ぶっちぎり方」がさらに激しくなっている(データは気象庁)。

世界平均気温の偏差(WMO)
世界平均気温の偏差(WMO)

年平均で見ても、世界平均気温が観測史上最高になると見込まれることをWMO(世界気象機関)が発表した。グラフを見ると、今年の値はやはりずば抜けており、今世紀に入ってからの気温上昇の停滞を一気に取り返して、80年代、90年代の上昇ペースに戻ろうとするような勢いにみえる。

もちろん、エルニーニョが終われば世界平均気温は一旦下がるはずだし、それからまたしばらく停滞する可能性も残っている。しかし、今年ほどの大きさではないにしても、この上昇傾向がしばらく続く可能性もある(ここで、「いやいや、私はそもそも気候変動の科学を信用していないから」という方は、よろしければこちらを先にお読みください)。

さらに、このWMOの発表によれば今年の世界平均気温は産業化以前(ここでは、1880-1899年の平均で近似)に比べて「1℃」高くなったとみられる。この数字は、国際社会が掲げている気温上昇抑制の目標である「+2℃」の半分までついに来てしまったという意味で、象徴的である。

「+2℃」目標とは?

さて、観測された気温上昇の話はこの記事のまくらであって、本題ではない。

11月30日からパリで国連気候変動枠組条約の第21回締約国会議(COP21)が開催され、2020年以降の国際的な気候変動対策の枠組みの合意が目指される。そこで前提となるのが、今述べた「+2℃」以内という目標である(「+2℃」未満、ともいうが、実質的な意味は変わらない)。

「+1℃」に到達したことの象徴的な意味を噛みしめながら、この「+2℃」について考えてみたい(英国BBCの方も60秒で説明してくれているが、筆者なりにもう少し詳しい説明を試みる)。

国際合意としての「+2℃」目標は、2010年にメキシコのカンクンで行われたCOP16の合意で以下のように位置づけられた(前年のコペンハーゲンでのCOP15でも言及されたが合意文書が採択に至らなかった)。


産業化以前からの世界平均気温の上昇を2℃以内に収める観点から、温室効果ガス排出量の大幅削減の必要性を認識する

この目標は、その後のCOPやG7サミット等でも繰り返し確認されている。

気候変動により深刻な影響を受ける小島嶼国等はさらに厳しい「+1.5℃」以内を目標にすることを求めているが、国際社会はこれに配慮しつつも、「+2℃」の方を「より実現可能性が高い」目標(十分に高いかどうかは別だが)として支持しているようだ。

なぜ「+2℃」なのか

では、なぜ世界平均気温を「+2℃」以内に抑えるべきなのか?

「+2℃」を超えると危険な影響が生じるとIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書に書いてあるからだ、という説明を聞くことがあるが、それは違う。IPCC報告書には、何℃の気温上昇でどんな影響があるかは書いてあるが(それも不確かさが大きい)、どんな影響が「危険」(避けるべき)かは社会の判断であり、科学だけでは決められないという立場を明確にしている。

見方によっては、「+2℃」以内は厳しすぎる。後で述べるが、現時点で見通せる社会や技術を前提にすると「+2℃」以内に抑えるための対策費用は非常に高くなり、それによって回避できる気候変動の悪影響と比べても世界全体で経済的に見合わないという見方がある。

しかし、別の見方をすると、「+2℃」以内は緩すぎる。現時点でも既に、サンゴ礁の白化や死滅が起きている。北極圏に住むイヌイットの人々は氷が減って伝統的な文化を営めなくなってきている。そのような取り返しのつかない変化が、一部ではすでに起きている。しかも、先進国や新興国が排出した温室効果ガスが原因で、ほとんど温室効果ガスを排出していない貧しい国の人たちが深刻な被害を受ける傾向がある。これは著しい不正義であり、ただちに是正すべきだという見方がある。

このどちらかの見方が正しく、どちらかが間違っているというわけではなく、これは価値判断ないしは倫理観の問題である(一時流行ったマイケル・サンデルの政治哲学の本を読んだ人は、前者が「功利主義」、後者が「義務論」に近いことをおわかりいただけるかもしれない)。

したがって「+2℃」は、科学的な知見を参考にしながらも、何らかの意味で社会的、政治的に判断されて合意された数字だと理解するのがよいだろう。

気温上昇でさまざまなリスクが増加

気候変動のリスクについてはもう少し補足しておきたい。

まず、科学的にまだまだ不確かなことがある。たとえば、世界平均気温上昇がある「臨界点」を超えると、グリーンランドの氷が融けるのが止まらなくなると考えられる。そのスイッチが入ると、千年以上かけてグリーンランドの氷はすべて融け、それだけで世界の海面を7mほど上昇させる。何mも海面が上がるのは数百年先だが、そのスイッチを今世紀中に入れてしまう可能性があるのだ。臨界点が何℃かはよくわかっておらず、IPCCによれば「+1℃〜4℃のどこか」である。「+1℃」であれば、そろそろスイッチが入ってしまってもおかしくないのだ。

また、社会の側にも不確かなことがある。たとえば、2011年にシリアの内戦が始まった背景に、記録的な干ばつによる食料不足があったという指摘がある。そして、気候変動により、そのような干ばつが起きやすくなっていた可能性がある。これをもって今日の難民やテロが温暖化の結果だと短絡的に言うべきではないが、気候変動の影響が国際社会秩序の混乱の引き金を引いたり、規模を拡大させたりする心配は今後も存在するといえるだろう。

これらのリスクはいずれも不確かだが、気温上昇が進むにしたがって発現の可能性が高まることは間違いない。したがって、これらを心配するならば、気温上昇を可能な範囲で低いレベルに抑えるに越したことは無い。

「今世紀末までに排出ほぼゼロ」の意味

では、どれくらい対策をすると、世界平均気温上昇を「+2℃」以内に抑えることができるのか。

ここにも科学的な不確かさがあるが、おおまかにいえば「今世紀中に世界のCO2排出量をほぼゼロにする」ことが必要である。つまり、これから経済発展する途上国を含めて、今世紀末には、世界全体でCO2を出さないような世界にたどり着く必要がある。

初めて聞く方には驚くべきことだろうが、これは別に気候科学者だけが知っていた秘密でも、妄信でもない。現に、今年6月にドイツのエルマウで行われたG7サミットの首脳宣言には「今世紀中に世界経済の脱炭素化が必要」との認識が示されている。主要国のリーダーたちがこの認識を共有しているのだ。

筆者は最近、いたるところでこの話をしているが、受け止められ方はさまざまだ。

たとえば、「息は吐いてもいいんですか?」と聞かれることがある。息はもちろん吐いていい。その分のCO2は植物が光合成で吸収してくれて、自然界で循環するためだ。

ほかに、「何時代に戻ればいいんですか?江戸時代ですか?縄文時代ですか?」という感じのリアクションもある。筆者の認識では、何時代にも戻る必要は無い。今よりもずっと豊かな社会にむしろ進歩しながら、CO2だけを出さないようになればよいのである。

果たしてそんなことは可能だろうか?

化石燃料が余っているのに使うのをやめられる?

「理論的には」可能である。CO2を出さないエネルギー源を増やしていって、ほぼ100%にすればよい。

再生可能エネルギーをどんどん増やし、蓄電池やITも使って系統を安定化させる。化石燃料を使うならば、出てきたCO2は大気に出さず、地中に封じ込める(CCS=「CO2隔離貯留」とよばれる技術)。暖房や運輸の燃料は電気か水素かバイオ燃料に置き換え、それらをCO2を出さずに作る。機器の効率向上やITで省エネを進めるのも重要だ。バイオエネルギーとCCSの組み合わせや大規模植林で、大気中のCO2を吸収することもできる。原子力も選択肢の一つだが、気候以外の論点(事故、核廃棄物、核不拡散、労働者の被爆など)も考慮した上で、使うかどうか判断すればよい。

これは、「脱化石燃料」(CCSを付けて使う分を除いて)を今世紀中に実現するということである。しかも、化石燃料を使い果たしたから使うのをやめるのではなく、化石燃料がまだたくさん余っているのに使うのをやめるということである。

「現実的には」これは不可能にみえる。つまり、現状の社会経済システムと現状で見通せる技術を前提にする限り、これを実現するには膨大なコストがかかるのだ。COP21に向けて各国から提出された削減目標も、合計して「+2℃」以内を目指すペースには足りていない。

「膨大なコストがかかってもいいからやれ」という話になるなら、ほとんどの人にとってこの話は受け入れられないだろう。

おそらく、気候変動の科学を信用しない人たちのある部分には、この結論が受け入れられないので、前提が間違っていると思いたい、という心理が働いているのではないか。

ビジョンを共有してイノベーションを起こす

しかし、疑うべき前提は気候変動の科学の部分ではなく、「現状の社会経済システムと現状で見通せる技術を前提にする限り」という部分だろう。30年前に現在のインターネット社会が見通せていなかったのと同様に、30年後には社会にも技術にも現時点で見通せないさまざまな変化が起きているかもしれない。そして、そのような変化を作り出そうとするのがいわゆる「イノベーション」だ。

ものすごく単純化していえば、たとえば石炭よりも安く発電できる「太陽光パネル+蓄電池」ができたとしたら、「脱化石燃料」は放っておいても起きる。誰にも頼まれなくても、世界中の人が石炭を使うのをやめて「太陽光パネル+蓄電池」を使うようになるからだ。そのとき、技術だけでなく、それを受け入れる社会も(たとえば地域分散エネルギー社会のような形に)大きく変貌するかもしれない。

そう考えると、「脱化石燃料」は一気にイメージしやすくなってくる。実際に起きることはもっと複雑だとしても、これに近いことは起きてもおかしくないのではないか。そして、そんなイノベーションを自分が起こしてやろうと思ってベンチャーをやっている連中がアメリカなんかにはごろごろいる。その代表的な一人であるテスラモーターズCEOのイーロン・マスクは、20年以内にエネルギーの主力は太陽光になることに強い自信を持っていると発言している。

実際に「脱化石燃料」が進むと、化石燃料企業は困るだろう。しかし、デジカメの普及による「脱フィルム」でフィルム会社が変わらざるを得なかったのと同じように、彼らも変わらざるを得ない。その変化を社会全体で後押しすることも大事だろう。

こうして、社会の中で少しずつ多くの人たちが「脱化石燃料は、必要だし、可能だし、みんなにとって望ましい」というビジョンを持つようになると、その割合がやがてある臨界点を超えたところで、社会は雪崩を打ったように一気にその方向に動くのかもしれない。

「石器時代が終わったのは、石が無くなったからではない」というのは、サウジアラビアで石油相を務めたシェイク・ザキ・ヤマニ氏の言葉だそうだ。

青銅器や鉄器といった石器よりもっとよい道具が発明されて、石器時代は終わった。同じように、化石燃料よりももっとよいエネルギー、いや、化石燃料社会よりももっとよいエネルギー社会を迎えることで、化石燃料を使い尽くす前に、化石燃料時代が終わるかもしれない。

それを目指すことが「+2℃」目標の本当の意味であり、このことこそが、COP21を機会に社会において本当に議論されるべきテーマであると筆者は考える。
https://news.yahoo.co.jp/byline/emoriseita/20151128-00051826/


温暖化で平均気温8℃上昇の予測、北極が熱帯に
化石燃料を燃やし尽くし、氷河期が終わる「最悪のシナリオ」2016.05.26
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052500185/

科学者らは、もしこのまま化石燃料を使い続ければ、温暖化によって極地の氷が解け、「大地がむき出しになって極地地方の熱吸収が活発化し、それがさらなる温暖化を促すだろう」と指摘する。(Photograph by DIANE COOK AND LEN JENSHEL, National Geographic Creative)


 これまでの研究では、とりわけ深刻な予測をしているものでさえ、今世紀末には地球温暖化の速度は緩やかになっていくだろうとされてきた。しかし、カナダの学者らによって5月23日付けの学術誌『Nature Climate Change』に発表された論文には、そうした楽観的な言葉は一切ない。気温は二酸化炭素排出量とともに確実に上昇し、石油の最後の一滴、石炭の最後のひとかけらが消費されるまで続くだろうと書かれている。

 この論文によれば、もし地球上のすべての化石燃料が燃やされたなら、地球の気温は2300年までに産業革命以前の水準と比べて平均8℃上昇し、大気中には5兆トンの炭素が増加。北極の平均気温は17℃も上昇するという。

 これらの数値は、従来の研究で示されてきたものよりも数℃高い。

 専門家らは、本当にこの気温になったら、温室効果ガスの働きによって地球規模で食料が激減し、人間が住めない場所が増え、多くの動植物が絶滅するだろうとしている。

 英オックスフォード大学の気候ダイナミクスグループの代表者、マイルズ・アレン氏は、氷河期が終焉を迎えるために必要な気温上昇は6℃であることを指摘し、「ここで議論されている変化とは、それほどに深刻なものなのです」と述べている。(参考記事:「気候変動 大特集 地球を冷やせ!」)


アラスカにヤシが繁り、北極でワニが泳ぐ

 8℃の気温上昇というのは、昨年、パリで各国が合意した「世界の平均気温上昇を2℃未満に抑える」という目標をはるかに上回る数値だ。(参考記事:「【解説】COP21「パリ協定」勝ち組になったのは?」)

 これだけ気温が上昇すれば、アラスカにヤシの木が繁り、北極でワニが泳いでいた5600万〜5200万年前の始新世初期の気候に近い状況になるだろう。(参考記事:「気候変動 瀬戸際の地球 薄氷の北極海へ」)

 哺乳類は始新世という高温の時代を生き延びた。初期の霊長類が現れたのはこの頃だ。しかし一部の馬は、暑さや炭素のせいで変化した食料事情に適応するため、イエネコほどのサイズに小型化した。米スミソニアン研究所の化石植物の学芸員であるスコット・ウィング氏は、現在の生物や生態系は、この先200〜300年という短い期間で起こる気温上昇に適応できない可能性もあると語る。

 ウィング氏はまた、始新世の気温上昇が始まったとき、地球の極地は現在のように氷に覆われてはいなかったと指摘する。「気温の上昇によって氷床が解ければ、大地がむき出しになって極地地方の熱吸収が活発化し、それがさらなる温暖化を促すでしょう」(参考記事:「世界各地で氷河が融解」)

 極地の氷の融解は海水位を上昇させ、そうなれば世界人口の40パーセント以上にあたる海岸地帯に住む人々は大混乱に陥る。(参考記事:「海面上昇は予想を上回るペース、NASA」)

 新たな論文は、熱帯太平洋では降水量が4倍になる一方、南北アメリカでは最悪3分の1にまで、またオーストラリア、地中海、アフリカ南部、アマゾンの一部では2分の1にまで減少すると予測している。

 アレン氏によると、熱帯雨林のシステムは崩壊し、さらには南欧や北米で起こる干ばつによって「農業が壊滅的な打撃を受ける」可能性があるという。

 今回の論文を執筆したカナダ、ビクトリア大学の研究者であるカタジナ・トカルスカ氏のチームは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による報告書が触れていない重要な問題を指摘するため、新たにモデリングを行った。IPCCが提示した最悪のシナリオは、2100年までに増加する累積炭素量を最大2兆9000億トンとして計算したものだ。トカルスカ氏のチームは新たな研究において、もし既知の採掘可能な化石燃料資源がすべて消費された場合には何が起こるのかを考察している。

排出量の累積に上限を

 IPCCの最悪のシナリオでは、2100年までの気温上昇は2.6〜4.8℃とされており、それより先の未来を予測した数少ない研究はどれも、濃度が高くなった時の温室効果ガスの物理的特性によって、温暖化は減速するだろうとしている。トカルスカ氏のチームは、そうした予測においては、地球の複雑な炭素循環システムが考慮されていないと指摘する。なにより深刻な問題は、海が――ちょうど水がいっぱいに染みこんだスポンジのように――熱や炭素を吸収する能力を失うことだ。そうなれば、熱や炭素はもう大気中にとどまるしかない。

 もちろん、人類が石油や石炭をすべて使い切るまで燃やし続けるかどうかはわからない。しかしクリーンな代替エネルギーの価格が下がり、世界中で使われるようになるまでは、化石燃料の使用継続は事実上避けられないだろうと専門家は見ている。

 パデュー大学およびニューハンプシャー大学の地球科学者、マシュー・フーバー氏は、IPCCによる期間を限定した予測は、大きな誤解を生む原因となると述べている。(参考記事:「目標「気温上昇2度以下」は無意味?」)

「2100年までに何が起こるかを決まったことのように述べるのは有害であり、より長いタイムスケールで検討した場合に見えてくる重大なリスクを無視しています」

 フーバー氏自身は、北極が熱帯化するほどの変化は、極地の気温が、新たな論文で指摘されているよりも10℃以上上昇しなければ起こらないと考えている。

 それでも、気温の上昇は人口が密集する地域に殺人的な熱波を引き起こすだろうと彼は言う。

 今回の論文の執筆者らは、彼らの研究が、気候政策に「炭素予算(累積排出量の上限)」の設定を組み込む動きを後押しするだろうと考えている。

 アレン氏もまた、パリ協定では炭素予算についての言及を避けたが、科学が政策の方向修正をするよう働きかけるべきだと指摘する。

「ゼロエミッションを実現するためにまず必要なことは、それを達成しなければならないと我々が認識することです」(参考記事:「温暖化対策の切り札が地球にとっては逆効果?」)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/052500185/


2017年01月19日 地球の気温が3年連続で史上最高を記録したと明らかに
http://gigazine.net/news/20170119-earth-temperature-constant-record/


地球の平均気温が2014年、2015年に引き続き2016年も最高記録を更新したことがわかりました。

2016 marks three consecutive years of record warmth for the globe | National Oceanic and Atmospheric Administration
http://www.noaa.gov/stories/2016-marks-three-consecutive-years-of-record-warmth-for-globe

NASA GISS: NASA News & Feature Releases: NASA, NOAA Data Show 2016 Warmest Year on Record Globally
https://www.giss.nasa.gov/research/news/20170118/

アメリカ海洋大気庁(NOAA)とNASAは、2017年1月18日に2016年の世界の平均気温をそれぞれ個別に発表しました。いずれの発表でも2016年は「観測史上最も暑い年だった」とのこと。

NOAAの発表によると世界の平均気温がセ氏14.83度(カ氏58.69度)で、最高だった2015年度を0.04度上回りこれで、2014年から3年連続で観測史上最高記録を更新し続けたことになります。

最も古い観測記録が残る1887年からの地球の平均気温の推移は以下の通り。年によって増減はありますが、気温の上昇傾向は明らかで、2014年以降は下がることなく増加していることがわかります。

http://i.gzn.jp/img/2017/01/19/earth-temperature-constant-record/a01.png


NOAAによると2016年の海面温度は平均値よりも0.76度高く、北極圏での海氷の溶けるスピードはかつてないほどで海氷面積は392万平方キロメートルと1979年の観測以来最小になったとのこと。また、南極の海氷は431万平方マイル(約1100万平方キロメートル)で観測史上2番目に小さくなったと発表しています。

一方、NASAも気候変動を調査するために地球規模の気温変化を観測し続けいています。NASAが公開する以下のムービーを見れば、年々、地球の気温が高まっていることがわかります。

NASA's Analysis of 2016 Global Temperature - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=s3RWTTtPg8E

NASAが発表する10年ごとの平均気温のグラフでも、地球の気温が上昇傾向にあることがわかります。NASAのゴダート宇宙実験研究所のギャビン・シュミット氏は「毎年最高記録を更新するとは予想していませんが、長期的な上昇傾向にあることは明らかです」と述べています。

http://i.gzn.jp/img/2017/01/19/earth-temperature-constant-record/a02.png


なお、NASAによると2016年の温暖化の要因はエルニーニョ現象によるところが大きく、2017年は平均気温が低くなる可能性がありますが、人間の経済活動にともなう二酸化炭素などの温室効果ガスの排出が続く以上、地球の温暖化傾向が止まることを意味しないとのこと。

2017年1月20日に就任式を迎えるドナルド・トランプ次期アメリカ大統領は、「温室効果ガスと地球温暖化との因果関係は疑問だ」「気候変動は中国のでっち上げだ」と主張して、地球温暖化対策を行う国際的な枠組みのパリ協定からアメリカを離脱させると主張しています。中国に次ぐ世界第2位の二酸化炭素排出国であるアメリカがトランプ政権下でどのような政策を採るかは、今後の地球の平均気温の行方にも少なくない影響を及ぼしそうです。
http://gigazine.net/news/20170119-earth-temperature-constant-record/


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c14

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
15. 中川隆[-6491] koaQ7Jey 2017年9月05日 14:42:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

地球がこれから500年以内に寒冷化するとしたら

彗星や小惑星が地球に衝突する場合位だよ

その可能性はゼロだけど
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c15

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
20. 中川隆[-6490] koaQ7Jey 2017年9月05日 17:13:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>17
>なぜ、トランプアメリカ大統領はパリ協定を離脱したのですか。


無知なトランプに地球温暖化の知識なんか有る訳ないだろ

トランプがやろうとしている減税とかインフラの整備には巨額な金がかかるから
CO2削減なんかで使える金が無いだけさ

http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c20

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
23. 中川隆[-6489] koaQ7Jey 2017年9月05日 18:00:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
しかし、何千年か何万年に一度しか起きない火山の大噴火で氷河期が来るのをメインシナリオにしているというのが狂人の論理なんだな
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c23
[リバイバル3] アホが書いた日本国憲法 _ 護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
26. 中川隆[-6488] koaQ7Jey 2017年9月05日 18:19:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017-09-05
日本も今すぐ核保有を宣言して大量の核兵器を所有すべきだ



北朝鮮がなぜ日本側に向けてミサイルを撃つのか。もちろん日本が「最も弱い周辺国」だからだ。韓国がなぜ日本に常に謝罪と賠償を上から目線で要求するのか。もちろん日本が「最も弱い周辺国」だからだ。

日本が今のような状況になっているのは、報復外交を行わず、さらにミサイルを撃たれても撃ち返さず、先制攻撃も行わず、その能力すらもないからだ。

現実を見ると、日本は「最も弱い周辺国」なのである。だから、日本は足元を見透かされて、中国・韓国・北朝鮮に狙われている。

自然界は常に自分が生き延びるために「最も弱い個体」を狙う。たとえば野生のライオンがシマウマの群れを襲うとき、どの個体をターゲットにするのか。

それは、シマウマの中で「最も弱い個体」である。怪我をしていたり、子供だったり、老いて走るのが遅かったり、群れから外れていたり、妊娠して動きが鈍い個体を選ぶ。

なぜか。こういった個体は「弱いから、仕留めやすい」という単純な理由に過ぎない。

百獣の王だから、群れの中で最も若く強いシマウマと一騎打ちするようなフェアプレイなどない。最小の努力で、獲物を手に入れる。だから、最初から「最も弱い個体」を選ぶ。

理不尽な暴力に対する「抑止力」とは何か?

野生は常に「最も弱い個体」を選ぶ。百獣の王ライオンでさえ、戦う時は弱い個体を選ぶ。子供のシマウマが弱ければ、当然それを狙う。

そこに「子供だから可哀想」だとか「残酷」という発想はない。野生の世界では、「強い者がより弱い存在を仕留める」という冷徹な法則がそこにある。

「弱肉強食」という言葉はそれを意味している。

動物の世界だけがそうではない。たとえば、強盗がいたとする。この強盗が誰かを襲う計画を立てたとき、平和を愛する丸腰の人と、筋骨隆々で武器を持った人がいたとしたら、どちらをターゲットにするだろうか。

もちろん、丸腰の人を襲うだろう。最初から「最も弱いターゲット」を選ぶのだ。

そのターゲットが平和主義かどうか、憲法第九条を信奉しているのかどうかなどまったく関係ない。襲っている最中に相手が「私は平和主義だ、憲法第九条を守れ、暴力反対」と叫んでも関係がない。

襲いかかる側の強盗にとって、相手の主義主張など興味がない。ターゲットが弱く、単に「襲いやすい」から襲うのである。

「弱いターゲット」を襲うのは、相手が自分よりも弱ければ、確実に相手を仕留められるからだ。

では、強盗がうようよしているような場所で、身を守るにはどうしたらいいのか。治安の悪い場所に身を置かざるを得ない場合、多くの人は「自衛のために武器を持つ」と言うだろう。

武器を持つ……。

もちろん、それが正解だ。武器を持つことによって、相手を牽制することができる。そして、被害を抑止することが可能になる。つまり、武器を持つことは、理不尽な暴力に対する「抑止力」になるのである。


日本はどの角度から見ても「最も弱い国」なのだ

国と国の関係でも同じだ。日本のまわりには中国・韓国・北朝鮮のような野蛮で暴力的で恫喝外交を好む危険な国が存在している。

北朝鮮に至っては警告もなくミサイルを飛ばし、核実験を繰り返し、ついに核兵器を持とうとしている。では、北朝鮮がさらに暴走して核を落とすとしたら中国を狙うのか、アメリカを狙うのか、日本を狙うのか。

もちろん、攻撃しても反撃できない弱い国「日本」をターゲットにするに決まっている。

北朝鮮は当初「グアムに向けて弾道ミサイルを発射する」と言っていたが、それをせずに日本の上空を横切るようにミサイルを発射した。

なぜグアムを狙わなかったのか。分かりきった話だ。「グアムを狙ったら報復する」とアメリカのトランプ大統領ははっきり明言していた。そして、アメリカは本当に北朝鮮を壊滅的打撃を与える軍事的能力を持ち合わせている。

アメリカは反撃できる強い国なのである。北朝鮮は中国を狙うこともまったくないが、これも中国を狙ったら完全に報復されるからである。

だから北朝鮮は「最も弱い個体」を狙った。それが日本だったのである。日本なら何をやっても報復してこない。「遺憾の意」だか何だかで抗議するのが関の山だ。

さらに国民の中には「みんな仲良く」「北朝鮮と対話しろ」というお花畑の勢力が未だに存在していて、中国・韓国・北朝鮮のプロパガンダ紙みたいになってしまっているマスコミが、そうした声だけしか取り上げない。

日本はどの角度から見ても「最も弱い国」なのだ。だから北朝鮮は「弱いから、仕留めやすい」という単純な理由で、まずは弱い国「日本」を血祭りに上げようとしている。

日本は完全に舐められている。日本は外向的な問題が起きるとすぐに謝罪と賠償をして、それでも解決できなければ問題を先延ばしし、その過程で問題をうやむやにして事なかれ主義でやってきた。そのツケが返っている。

叩き潰しておくべき国を放置して、問題が巨大化して為す術もなく右往左往している。未だに報復外交もできなければ、防衛のための核兵器を検討もしない。こんな「弱い国」は見たことがない。


日本も「防衛のために核を保有する」と宣言せよ

人間の歴史は戦争の歴史だ。これが現実だ。私たちは誰もが平和主義でありたいと願うが、自分だけが平和主義であってもまわりが暴力主義なのであれば平和になり得ない。

世の中には暴力が渦巻いている。

中東では超暴力テロリスト集団ISISが残虐な暴力で広大な地を破壊し、アフリカでも中南米でも血みどろの暴力が各地を覆い尽くしている。

そして、東アジアでも中国が膨張主義を取るようになっていて、チベット、新疆ウイグル自治区、モンゴル、インド、ミャンマー、ベトナム、フィリピン、台湾、香港、日本と、次々と衝突するようになっている。

そして、北朝鮮が凄まじい勢いでミサイルを飛ばし、核保有に向けて邁進している。

すでに、世界は対立と衝突が渦巻くようになっており、グローバル化が加速することによってこの傾向はさらに広範囲に広がっていく。

何しろ「世界はつながってしまった」のだ。世界が暴力化したら、70年以上も平和ボケしていた日本もこの暴力の渦に巻き込まれれるのは必然だ。

そうであれば、日本が何をすべきなのかは明白だ。

日本は襲われないように「抑止力」を持たなければならないのである。抑止力とは、言うまでもなく「敵を攻撃し得る軍隊」のことであり「防衛のための核兵器」のことである。

「日本を攻めたら、自分たちも無傷でいられない」
「日本を攻めたら、自分たちがやられる」

「弱い個体」は真っ先に襲われる。これは、小学生にも分かる簡単な論理だ。だから日本はこれから「北朝鮮が核を保有するというのであれば、日本もまた防衛のために核を保有する」と宣言しなければならない。

座してやられるわけにはいかない。

核に対抗できるのは核しかないのだから、日本も今すぐ核保有を宣言し、北朝鮮を10回でも20回でも石器時代に戻せるくらいの核兵器を所有すべきである。

「最も弱い個体」はやられるのだから、日本は核武装で「強い個体」にならなければならない。そうしなければやられるのだから何を躊躇しているのか。日本の政治家は国民を守る気持ちが本当にあるのか?

日本人は現実をよく認識し、これから「防衛のための核保有」を訴え、核保有の世論を盛り上げ、政治家に「早く核を持て」と突き上げる必要がある。


核に対抗できるのは核しかないのだから、日本も今すぐ核保有を宣言し、北朝鮮を10回でも20回でも石器時代に戻せるくらいの核兵器を所有すべきである。「最も弱い個体」はやられるのだから、日本は核武装で「強い個体」にならなければならないのである。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170905T1659170900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html#c26

[マスコミ・電通批評15] 何でこうなる?関東大震災時に数千人の朝鮮人大虐殺があったように読者を洗脳する愛媛新聞 怪傑
4. 中川隆[-6487] koaQ7Jey 2017年9月05日 18:28:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>3
>何もなければ大人しい日本人は殺人なんてしないよ


日本人はこういうのが好きなんだよ:

日中戦争証言 車河堡 王さん(69歳)柳河口

 1回だけ見たことがあります。強姦したのは普通子どもには見せないんです。

1回見たのは、若い女性に沢山水を飲ませて、お腹を膨らませたり、

鉄の棒を火で焼いて、赤い鉄の棒を乳房に当てたり、女性の生殖器に差し込んだり、

あるいは銃剣の先を焼いて乳房や生殖器をえぐり取ったりしました。
http://www.jade.dti.ne.jp/~kaworu/syogen/syakaho.html

日中戦争証言 劉寨子 王さん(64歳)さんの話


 1972年の日中友好国交回復に対して、この地域の人はみんな反対しました。

私たちは、つらい経験したのに、どうして今更友好などという言葉を言い出して関係を回復するのか。

政府は何回も説得して、

「当時は軍国主義のやったことで、日本人民、日本国民たちとは友好関係を持っていかなくてはだめだ。戦争は、普通の人民の責任ではない。」

と教えられた。

しかし、今も気持ちとしては、今になってもやはり「日本」という二文字を聞いたら「憎む」という気持ちが湧いてきます。

私の考え方では、このような歴史はいつまでも次世代、どんな世代になっても忘れてはいけないことです。私はわりと若いですから、当時の詳しい話は次の夏さんに教えていただきたいです。
http://www.jade.dti.ne.jp/kaworu/syogen/ryujya.html#ou78


860 :名無しさん :02/07/04 01:33 ID:03UDq1eg

死んだ人の事を悪く言いたくなかったけど言わせてもらう。
漏れの近所の銭湯で番台やってた爺さん(もう亡くなった)。

漏れが小さい頃よく戦争当時の話を銭湯の番台で自慢げに語ってたバカ。

『チャンコロ(中国人)の妊婦を木に縄で縛って銃剣で刺したら「ボムッ」って鈍い音出して破裂してよー。

ホント面白かったぞー。だから毎日チャンコロの妊婦探して見つけては、それやって遊んでたんだ。あの頃がなつかしいなあ(ニヤニヤ』


上の話が嘘だと思うなら,まずこれを否定してね:


小平義雄連続殺人事件
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/kodaira.htm

小平義雄は戦地より帰って以来、性的に突如放縦になった。

放縦なだけでは留まらず海軍被服廠の軍属であった戦争最後の年に、同じ職場の女子工員を強姦した上殺害している。以後、終戦直後の混乱の中で女性を食料をエサに誘いだし、次々と6人も、犯しては殺していった。

小平が女性を犯して殺す、その味を覚えたのは、中国の前線だった。

予審調書の中で小平は言っている。

「大怙では強姦のちょつとすごいのをやりました。…父親を縛り上げて戸棚の中入れ…
クーニャン(娘)を出せと言って出させました。

…強盗強姦は日本軍隊には付き物ですよ。
銃剣で突き刺したり、妊娠している女を銃剣で突き刺して子供を出したりしました。 私も5,6人はやっています」


取り調べと裁判の段階で明らかになったことがあるんですね。それは、彼の戦争体験のことだったんです。

「済南事件」:南京大虐殺の先駆けですね。住民の殺戮です。その時にもの凄く多くの中国人の女性が日本兵によって強姦されて殺された。この小平という人物は、その時の兵隊だったんです。

「連続強姦殺人魔」と言われた人の犯罪を重ねる下地が「戦時強姦」で培われていた、っていうことです。そのことが日本が戦争で負けた後に一気に吹き出してきた事件なんですね。
__________________________________________________________________________

南京で暴虐の限りを尽くした田所耕造。
http://anarchist.seesaa.net/article/78079481.html


陸軍第114師団重機関銃部隊所属 田所耕造。

『週刊アサヒ芸能』(71年)の取材に答えた当時、彼は53歳。
彼が語った残虐の限り。しかもこれが「命令」なんだから驚くしかない。

女が一番の被害者だったな。年寄りからなにから、全部やっちまった。
下関から木炭トラックを部落に乗りつけて、女どもを略奪して兵隊に分ける。

女1人に兵隊15人から20人くらい受け持たせてね。倉庫のまわりなど、
日当たりのいいところを選んで、木っ葉などをぶらさげて場所をつくる。
赤ケンといって、中隊長のはんこがある紙を持った兵隊たちが、ふんどしを
はずして順番を待つんだ。

いつか女の略奪班長をやったことがあるけど、ゆくと、女たちはどんどん
逃げる。殺すわけにはいかないから、追いかけるのに苦労したもんだよ。
支那の女は技術はうまいね。殺されたくないから、必死なんだろうけど、
なかなかいい。なにしろ上陸以来女の身体にさわったこともないんだから
、いじくりまわしたり、なめまわしたりする。私らは、よくなめ殺すといったもんです。


その凶暴兵は、柳川平助兵団(第10軍)第114師団所属。南京作戦での「働きぶり」によって上等兵に昇進。

そして、血に飢えた「ならずもの部隊」は徐州(シュイチョウ)へ進撃したのだった……。


南京に2ヶ月ぐらいいて、徐州に向かったんだけど、このときだったな、
股裂きをやったのは。ある部落で、みせしめのために女を柳の木に縛りつけ、
両足首にまきつけたロープを2頭の馬の鞍に結び、左右からムチをくれると
股から乳房のあたりまで肉がさける。骨があとに残るんだ。それを部隊
みんなでみている。中隊長もみてみぬふりだった。将校だろうと下士官
だろうと、文句をつけても『ウシロダマ(後ろ弾)だぞ』とおどしちゃう

田所耕造はこの気分が悪くなるような話を得意げに話している。上官を
無視しても、「戦闘」では頼りになった兵士による略奪・強姦・虐殺は
セットで日本軍は容認していたということだ。


川沿いに、女たちが首だけ出して隠れているのを引き揚げてはぶっ殺し、
陰部に竹を突きさしたりした。杭州湾から昆山(クンシャン)まで道端に延々と
そういう死体がころがっていた。昆山では中国の敗残兵の大部隊がやられて
いて、機関砲でやったらしいが屍の山で、体は引き裂かれて、チンポコが
丸出しで死んでいた。そのチンポコがみな立ってるんだ、ローソクみたいに。『チンポコ3万本』と俺たちはいっていたが、3000人以上はいたろうな。遠くからロングに引いてみると、残虐というより壮観だった。

読売のカメラマンで発狂したのもいたな。やったってしようがないのだが、
飛び出してやめさせようとするものもいた。普通の百姓だからといってね。
しかし兵隊はそんなのにかまわずぶっ殺していった。俺か? 俺は残虐な
写真ばかり撮っていたので病膏肓に入っていた。そういう残虐な写真を
撮るのも喜ぶものもいたし、やめとけというのもいた。参謀本部では証拠に
ちゃんと写真を撮っていたな。

以上はすべて、柳川平助兵団が南京に入城する前の段階の話である。これだけの鬼畜行為を楽しんだキチガイ兵士が「南京」になだれ込んだのだ。後はご想像の通りだ。

当然のことながら、柳川平助兵団による強姦・虐殺は南京攻略以降の
徐州・漢口作戦でも繰り返されることとなる。

徐州作戦では捕獲したチェコの機関銃がよく使われた。10人、20人と固まって
死んでるのが3キロも4キロもつづく。殺し方もいろんな方法をとった。
3人ぐらいいっしょに木にぶら下げられていたり、首をはねたり。子どもの
首をはねるのだけど、うまいもんだね、皮一枚ちゃんと残るように斬るんだよ。
その瞬間の写真を撮ったけど……

自分が犯した罪を自慢げに話した田所耕造は、もちろん中帰連ではない。ビルマで敗戦を迎えている


股裂きなんぞ、東映のモンド映画『徳川いれずみ師 責め地獄』にて鬼才石井監督が撮っていたけど、その遥か以前に日本軍では娯楽の殿堂として「日常風景」だったとは驚きだ。
日本軍って、頭の中が「石井輝男」と同じだったんだな。

「股裂き」の田所耕造が所属していた柳川平助兵団が如何に凄まじい「ならずもの部隊」であったか、従軍カメラマンとして共に行動した河野公輝さんが証言しているな。
これも酷すぎて卒倒するぜ。


蘇州(スーチョウ)の略奪もすさまじかった。中国人の金持ちは日本とはケタがちがうからね。あのころでも何万円とするミンクのコートなどが倉の中にぎっしりつまっているのがあった。寒かったから、俺も一枚チョーダイしたよ。(中略)東京の部隊では赤羽工兵隊というのが一番悪かった。
蘇州の女というのがまたきれいでね。美人の産地だからね。兵隊は手当たりしだい強姦していた。犯ったあと必ず殺していたな。


以上はすべて、柳川平助兵団が南京に入城する前の段階の話である。これだけの鬼畜行為を楽しんだキチガイ兵士が「南京」になだれ込んだのだ。後はご想像の通りだ。


以上の証言は河出文庫『証言・南京事件と三光作戦』より引用した。

この本のAmazonでのレビューにこんなのがあったが……

洗脳、と言う言葉がある。
この言葉は元々は中国語だ。日本語ではない。
朝鮮戦争時の捕虜米兵に対して共産主義を信じることをせまった行為を
中国共産党が洗脳と呼んでいたのが語源だ。
この捕虜米兵と同じように洗脳された人たちがいる。
日中戦争時に捕虜となった日本兵捕虜である。
生きて日本に帰ることのできたこの日本兵捕虜は「中帰連」(中国帰還者連絡会)と呼ばれ、帰国してから「証言」したものが、南京虐殺やら三光事件やらの
「旧日本軍が大陸でいかに悪いことをやったか」を描いた数多くのプロパガンダ本の基となった。本多勝一の『天皇の軍隊』も彼らの「証言」を基にした著作だという。


さて本書であるが、タイトルの、証言とはいっても上記の中帰連(笑)の生き残りの人たちがメインである。この時点でこの本の客観性や実証性はゼロといっていいプロパガンダ本といっていい。「南京大虐殺」「三光作戦」がウソ、でっちあげの産物であると言うことはネットや書籍を通じてようやく近年常識として広まりつつある。
これも一つの戦後レジームからの脱却と言っていいだろう。


『週刊アサヒ芸能』のインタビューに答えた人間が中共の捕虜だと決め付け、事実を歪曲しているところなんぞ、まさに中共と同じやり口だな。藁


自分が犯した罪を自慢げに話した田所耕造は、もちろん中帰連ではない。ビルマで敗戦を迎えている。インタビューを受けた当時でも、自分が行ったことは間違っていないと自慢していた神社の神主であった。三島が自決した日に息子に「お父ちゃんもあんなふうに死ぬのか」と聞かれた彼は、「お父ちゃんが死ぬときは共産党と社会党のやつらを皆殺しにしてからだ」と答えている。
http://www.asyura2.com/08/reki01/msg/182.html


中国山西省に出征した旧軍人のKさんは3年兵の時、トーチカ(砲台)の
一室で、4〜5人の4年兵が現地女性を連れ込み輪姦している場面に
出会った。4年兵の兵隊が終ると、「今度は3年兵の番だ」と言われ、
Kさんは、強姦は犯罪だという認識がなく、単に古兵の命令に従わなければ
ならないと思いそれに加わった。Kさんはこういう“戦争犯罪に対する無感覚”は戦時中だけではなくて、戦後も変わらなかったと指摘する。戦友会の席上では、このような犯罪が懐かしい話、面白い話として語られるという。

その中には「股裂き事件」という話もあった。ある旧軍人が1944年の
河南戦争前後で見たことだ。中国人女性の片足を木に縛りつけ、もう片足を
馬の鞍に括りつける。そして突然馬のお尻を叩き、驚いた馬が走り出すと、
女性の体が二つに裂けてしまうというものだ。Kさんが駐在していた山西省
旧遼県でも、1941年4月に日本軍隊長が中国語で「勒馬分身」(股裂き)
という方法で殺人を行ったという。そのことは中国側の資料にも記述されている。
http://www.magazine9.jp/kaigai/dai027/index.html

http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/354.html#c4

[番外地7] 「しょぼくれたアメリカ」への怒りが より過激なトランプ新大統領を生み出した 中川隆
34. 中川隆[-6507] koaQ7Jey 2017年9月05日 19:32:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年9月4日 トランプ大統領が大半の共和党議員よりもずっと“リベラル”な理由
[橘玲の日々刻々]


 アメリカ南部のバージニア州シャーロッツビルに「白人至上主義」団体が集結し、極右の若者が集会に反対するひとたちに車で突っ込んだことで、死者1名と多数の負傷者が出ました。事件のきっかけは、南北戦争で南軍の英雄だったロバート・リー将軍の銅像を市内の公園から撤去しようとする計画に白人の極右団体などが反発したことです。

 2015年6月に南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で極右の青年が銃を乱射し9人が犠牲になった事件を機に、南部連合の軍旗やリー将軍の銅像などを「奴隷制の象徴」として撤去する動きが広がりました。一部の白人がそれに反対しているのですが、ややこしいのは、リー将軍自身は奴隷制に反対しており、南北戦争後はバージニア州のワシントン大学学長に就任して南部復興に尽力するなど、人格者として高く評価されていることです。極右とその周辺のひとたちにとっては、奴隷制に反対した人物を「奴隷制の象徴」にするのは、歴史の歪曲以外のなにものでもないのでしょう。

 混乱に輪をかけたのは、トランプ大統領が「一方の集団は悪かったが、もう一方の集団もとても暴力的だった」などと、“喧嘩両成敗”のような発言を繰り返していることです。それを秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の元指導者が「左翼のテロリストを非難した大統領の誠意と勇気に感謝する」と歓迎したことで、人種差別とのはげしい非難にさらされることになりました。

 しかしこのことから、トランプを「レイシスト」と短絡することはできません。白人至上主義者のなかにはネオナチに心酔する者もたくさんいますが、周知のようにトランプの娘婿はユダヤ人で、政権の中枢で重要な役割を果たしているからです。

 トランプの過激な発言を追っていくと、たしかにヒスパニックの「不法移民」に対しては排外的な主張をしているものの、市民権を持つヒスパニックを批判することはありません。キリスト教原理主義にちかい共和党右派は中絶に反対し、同性愛を神への冒瀆と考え、黒人に対するアファーマティブ・アクション(マイノリティへの優遇措置)を否定しますが、大統領就任後もトランプは女性やLGBT、黒人を敵に回すような言動は慎重に避けています。客観的に見れば、その政治理念は共和党の大半の議員よりずっと“リベラル”なのです。

 こうした態度は、トランプが政治をビジネスと考えているとすると、きわめて容易に理解できます。

 再選を目指す大統領にとって、投票権をもつ者はすべて「潜在顧客」です。それに対して「不法移民」や「(外国の)イスラーム」「中国(あるいはEUや日本)」は市民権をもっていないので、いくら批判してもかまわないのです。

 シャーロッツビルの事件後の対応も、同じ論理で説明できます。

 白人至上主義者はトランプ支持者の中核、いわばリピーター(優良顧客)です。どのような商売もリピーターを大事にしなければ立ち行きませんし、「右翼」を批判したところで「左翼」は態度を変えようとは思わないでしょう。だとすれば、ビジネスの論理によって、どれほど批判されようともトランプが「レイシズム」を擁護するのは当然なのです。

『週刊プレイボーイ』2017年8月28日発売号に掲載
http://diamond.jp/articles/-/141044
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html#c34

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
109. 中川隆[-6506] koaQ7Jey 2017年9月05日 19:59:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

絶対儲かるといわれたアパートローン「私はこうして破産した」 銀行員の言葉に ダマされて
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52487
2017.09.04 週刊現代  :現代ビジネス


「ウチでアパートを建てれば、賃料を固定で保証します」。夢のようなトークで巧みに近づいてくる不動産業者と、高額の建築費を簡単に貸し出す銀行の融資担当者。彼らは決して、我々の味方ではない。

■入居者が減っていく

「お持ちの土地を活かしてみませんか。アパートを建てれば、管理と入居者募集の手間はすべてこちらでお引き受けします。さらに、契約中の30年間は一定の家賃収入を保証します」

東京から電車を乗り継ぎ約2時間の中部地方の某県。県庁所在地からさらに車を走らせること30分ほどの町。この地で長年農業を営んできたAさん(80歳)の元を、大手不動産会社B社の営業マンが訪れたのは、いまから十数年前のことだった。

その頃、Aさんはちょうど老後のお金の算段を思案していた時期だった。

営業マンが持参した資料には、一般のアパートの家賃はこの先年々下がる一方だが、この会社の「サブリース契約」でアパートを建てれば30年後も家賃収入は下がらないとするグラフがでかでかと印刷されていた。

サブリースとは、「転貸借」つまり家主が不動産業者に建物を賃貸し、不動産業者はその部屋をさらに第三者にあたる入居者に貸し出す、不動産業者は賃料を家主に支払うという契約形態のことだ。一般に「30年一括借り上げ」といった長期契約を売り文句にしている。

「セールストークも魅力的で、いまから思えば都合のいい話ばかりでした。この地域には企業の工場が多いのですが、それらの工場労働者や転勤者にも需要があって、部屋は常に埋まると言われた。

専門家が資料を見せながらはっきりと『損することはありません』と断言するのだから、大丈夫なのだろうと思うようになっていきました」(Aさん)

アパートの建築費は約9000万円。ほぼ全額をB社から紹介された地方銀行のアパートローンで賄った。

「まだ半信半疑の部分があったので、銀行の融資担当者にB社の営業マンが持ってきた資料を見せながら『本当に問題ないのでしょうか?』と尋ねると、『これなら大丈夫』とあっさり太鼓判を押されたんです。こちらとしては、『銀行が言うのだから』と大船に乗った気持ちでした」(Aさん)

それから10年間にわたり、B社からは確かに契約どおり毎月65万円の振り込みがあった。ローンの支払いは月約36万円。そこからさらに諸経費を除いた20万円がAさんの収入になった。老後の貯えのための副収入としては、十分な金額だった。

ところが、時間が経つにつれてAさんのアパートの周囲には、B社による別のサブリース物件のアパートが次々増えていく。

「いくら単身入居者の需要があるとはいえ、狭い町にそんなに建てられたら飽和するのは目に見えている。担当営業マンには何度も『本当に大丈夫か?』と尋ねました。でも、彼は『僕を信用してください』と繰り返した」(Aさん)

だが、営業マンの言葉とは裏腹に、Aさんのアパートの入居者は減っていき、現在では約20戸のうち15戸近くが空室のままだ。ツートンカラーのアパートの玄関先には、業者が用意した『入居者募集』というのぼりが、虚しく風にはためく。

■契約書に隠されたワナ

不安を抱えたAさんのもとにB社の営業マンがアポなしでやってきたのは昨年の6月だった。

「『このあたりの家賃相場はあなたに保証している金額の50%を切っていて、もうこの金額では続行できない。ついては家賃保証を減額するからこの紙にハンコを押してくれ』と言い出したんです。寝耳に水でした」(Aさん)

Aさんに提示された金額は月額43万6000円。当初提示されていた65万円からすると、実に3割に及ぶ大幅な減額だ。

「実は建物の完成後に、防犯カメラの設置やインターネットの敷設工事など様々な費用が数百万円単位で上乗せされていったこともあり、43万円では時間が経てば経つほど赤字が増えていってしまう。『考えさせてくれ』と言ったのですが『即決でないと、契約解除の可能性もあります』とにべもなかった」(Aさん)

AさんがB社と結んだ契約書類では確かに〈契約期間30年〉とされていた。だが、2ページにわたりびっしりと書き込まれた書類の最後には〈家賃収入は10年を過ぎたら2年毎に契約内容を見直す〉という文言が何の強調もなされずに記されていたのだ。

「『契約書類を読み込んでいないのが悪い』と言われればそれまでですが、営業マンから減額についての説明は一切受けていませんでした」(Aさん)

Aさんは、B社の営業マンのみならず、簡単に融資を決めた銀行の担当者にも憤る。

「融資のプロである銀行の担当者は、書類の内容も当然精査したはず。それなのに、窓口に相談に行った時も将来の見通しなどについて何も疑問を示されることはなかった。

せめて融資の相談をした時に、銀行が借り手であるこちらの立場でしっかり審査してくれていたら、契約を思いとどまったかもしれないのに、という気持ちはぬぐえません」(Aさん)

■不動産屋と銀行は共犯

大手信託銀行の元支店長が言う。

「本来の銀行の役割は、きちんと事業性を審査したうえで、事業者に融資を行うこと。しかし、近年は審査能力が落ち、行員は目利きができなくなっている。

その上、住宅ローン金利が0.5%程度と『超低金利』の現在でもアパートローン金利は平均5%程度と圧倒的に高いし、物件という担保があるので、融資先が喉から手が出るほど欲しい地銀は、安易に審査を通してしまう」

実際、日銀の調査によれば、金融機関にアンケート調査を行ったところ、半数以上が周辺の家賃相場や入居率さえ調べずに融資をしているという衝撃的な事実も明らかになっている。

「不動産業者は地主とみれば絨毯作戦で声をかけ、アパートを建てさせようとするが、その際、業者と地銀は必ずくっついている。表沙汰にこそならないものの、銀行から業者に地主をこっそり紹介するケースもあるし、業者が銀行を紹介するケースもある。

1件当たりの金額が高額なので双方に旨味がある。いわば『共犯関係』なので、決して銀行を借り主の味方だと思ってはいけません」(大手地銀関係者)

中には、アパートローンに手を出したことで、住む場所さえ奪われ、破産状態に追い込まれた人もいる。

千葉県内の某市。広告代理店の社員でデザイン系の仕事をしていたCさん(60代)が、賃貸住宅管理戸数上位の不動産会社D社と契約したのは'92年のことだった。

「アパート経営でうまくいっているという知人の話を聞き、老後資金のためにD社の営業所に相談に行ったんです。営業マンには、『ウチは常に満室を維持するノウハウがあるうえ、買値での買い戻し補償が付いているから、絶対安心です』と言われました」(Cさん)

買い戻し補償とは、築後5〜10年の間で、契約を解除したくなった場合は、物件購入時の価格で不動産会社側が買い戻すというもの。

「賃料の保証があるうえに、いざとなれば解約もできる。確かにこれなら安心だと思った」(Cさん)

結局、Cさんは土地と建物の合計で約6100万円を業者から3000万円、銀行から3000万円それぞれ30年ローンで借り入れた。

バブル期で高金利だったこともあり月々のローン支払いは約43万円。家賃保証の額は40万円。約3万円のマイナスだが、完済した後に家賃収入がまるごと入ってくれば良いと考えていた。

ところが、実際には、営業マンから説明を受けていたように順調には推移しなかった。

「不景気が続き、だんだん空室も増えてきた。不安になり、契約から7年で買い戻し補償を行使しようと思い手続きに入ったところ、業者からいきなり『Cさんには買い戻し補償は付いていない』と言われて驚きました。

営業マンも買い戻し補償がついていることを前提に話をしていたはずで、それがなかったら契約するわけがなかった。

もちろん、書面にその条項をきちんと残さなかった私にも落ち度はあります。当時契約した担当営業マンを血眼になって探したものの、会社に聞いても『もう辞めている』の一点張りで、行方はわかりませんでした」(Cさん)

■自宅まで差し押さえられて…

その後、Cさんを待っていたのは、やはり前出のAさんと同じ「家賃保証」の減額の通告だった。

「毎月40万円の支払いを受けていましたが、10年目を過ぎて突如『17万円に減額する』と言い渡されました。ローンの支払いが月43万円あるうえ、修繕など様々な費用が重なるため、赤字になるのが目に見えていた。

毎月膨らんでいく赤字にたまりかね、今度は買い戻し補償について改めてD社に相談に行くと『そんなこと、契約を取るためにうまくやるのは当然でしょ』と他人事のように言うのです」(Cさん)

途方にくれていたCさんは結局、銀行に購入物件を差し押さえられてしまった。

その後も、銀行に対し月1万5000円程度のほそぼそとした返済を続けていたCさんだったが、昨年の7月頃、「返済額を引き上げて欲しい」と要求される。その額は、月8万円に上ったという。

「いまの私にはそんな金額を支払う余裕はなく、ついには自宅まで差し押さえられてしまった。老後の資金を確保しようと始めた不動産投資で、私はすべてを失ってしまったのです。いったい、これからどうやって暮らしていけばいいのか……」(Cさん)

いま、弁護士事務所や消費者センターには、こうしたサブリースの賃料大幅減額による窮状を訴える相談が、日に日に増えている。だが、地銀はアパートローン貸し出しの手を緩めることはない。

「企業への貸し付けが右肩下がりの地銀にとって、アパートローンはいわば最後の『金脈』。

とりわけ、スルガ銀行、静岡銀行、オリックス銀行の3行は不動産融資への力の入れ方が半端ではなく『アパートローン御三家』と呼ばれている」(前出・大手地銀関係者)

貸し付けられるなら、顧客の将来のことなど二の次。銀行の無責任な姿勢は日銀も問題視している。今年4月には、〈これまで以上に審査や管理を綿密に実施することが重要〉と異例の「警告」を行っている。

老後の資金づくりのつもりが、全てを失ってしまった――。そんなことにならないよう、「甘い誘い」には十分用心しなくてはならない。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c109

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
29. 中川隆[-6505] koaQ7Jey 2017年9月05日 22:00:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>28
知恵遅れの論理だな

地球温暖化で5℃上昇すれば、火山噴火で2℃下がっても合計で温度は3℃上昇するんだよ


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c29

[政治・選挙・NHK231] 軍事衝突か核容認か 打つ手なし安倍政権では“悪夢の結末” 日本が米本土防衛の砦にされる(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6504] koaQ7Jey 2017年9月05日 22:34:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
すべて見当外れなんだよ
安部批判してるのは知恵遅れだけだな


2017.09.04 米朝戦争のあと


7月に、ある雑誌のインタビューで、米空母の半島接近で、北朝鮮とアメリカの間で戦端が開かれる可能性はあるでしょうか?という質問が出ました。

戦争が始まる可能性はあるのか。あるとしたら、どういうかたちになるのか。その後何が起こるのかについて、そのときこんなことを申し上げました。

米朝戦争ということになれば、アメリカはすぐにICBMを打ち込んで、北朝鮮は消滅することになると思います。
でも、北朝鮮が消滅する規模の核攻撃をしたら、韓国や中国やロシアにまで放射性物質が拡散する(日本にも、もちろん)。朝鮮半島や沿海州、中国東北部の一部が居住不能になるような場合、アメリカはその責任をとれるでしょうか。
空母にミサイルが当たったので、その報復に国を一つ消滅させましたというのは、いくらなんでも収支勘定が合いません。人口2400万人の国一つを消滅させたというようなことは、さすがに秦の始皇帝もナポレオンもやっていない。それほどの歴史的蛮行は世界が許さないでしょうし、アメリカ国内からもはげしい反発が出る。
北朝鮮の空母がハドソン川を遡航してきてマンハッタンにミサイルを撃ち込んだというならともかく、アメリカの空母が朝鮮半島沖で攻撃されたというのでは開戦の条件としてはあまりにも分が悪い。
そうなると、あとは戦争をすると言っても、ピンポイントで核施設だけ空爆で破壊し、国民生活には被害が出ないようにするという手立てしかない。でも、仮にそれがうまく行って、ライフラインや行政機構や病院・学校などが無傷で残ったとしても、その国をアメリカがどうやって統治するつもりなのか。
アフガニスタンでもリビアでもイラクでも、アメリカは独裁政権を倒して民主的な政権をつくるというプランを戦後は一度も成功させたことがありません。成功したのは72年前の日本だけです。でも、それが可能だったのはルース・ベネディクトの『菊と刀』に代表されるような精密な日本文化・日本人の心性研究の蓄積が占領に先立って存在していたからです。同じように、もし北朝鮮の「金王朝」を倒して、民主的な政権を立てようと思うなら、それを支えるだけの「北朝鮮研究」の蓄積が必要です。でも、アメリカもどこの国もそんなものは持っていない。戦争であれクーデタであれ住民暴動であれ、北朝鮮政権が統制力を失った後の混乱をどうやって収めるかについてのプランなんて、中国もロシアもアメリカも韓国も誰も持っていない。
それについて一番真剣に考えているのは韓国だと思います。でも、その韓国にしても「北伐」というようなハードなプランは考えていないはずです。とりあえずは脱北者を受け入れ続け、その数を年間数万、数十万という規模にまで増やす。そして、もし何らかの理由で北朝鮮のハードパワーが劣化したら、韓国内で民主制国家経営のノウハウを学んだ脱北者たちを北朝鮮に戻して、彼らに新しい政体を立ち上げさせる。韓国政府が北朝鮮に直接とって代わることはできない。混乱を収めようと思ったら、「北朝鮮人による北朝鮮支配」というかたちをとる他ない。そのことは、韓国政府にはわかっているはずです。
もっとソフトな解決法があります。一国二制度による南北統一です。
これは1980年に、当時の北朝鮮の金日成主席が韓国の全斗煥大統領に向けて提案したものです。統一国家の国名は「高麗民主連邦共和国」。南北政府が二制度のまま連邦を形成するという案です。「在韓米軍の撤収」という韓国政府にとって簡単には呑めない条件がついていたせいで実現しませんでしたが、懲りずに北朝鮮は2000年にも金正日が南北首脳会談の席で、金大中大統領に対して、再び連邦制の検討を提案しています。
南北統一については、北の方からまず「ボールを投げている」という歴史的事実は見落としてはいけないと思います。条件次第では、南北統一、一国二制度の方が「自分たちにとって安定的な利益がもたらされる」という算盤勘定ができないと、こんな提案は出て来ません。
今の金正恩にとっては、「王朝」の安泰が約束され、「王国」の中で自分たち一族が末永く愉快に暮らせる保証があるなら、一国二制度は悪い話じゃありません。連邦制になれば、核ミサイルをカードに使った瀬戸際外交を永遠に続けるストレスからは解放されるし、飢えた国民が自暴自棄になって暴動を起こしたり、政治的野心を持った側近がクーデタを起こすといったリスクも軽減される。 
ですから、北朝鮮問題を考えるときに、北朝鮮と戦争をやって勝つか負けるかというようなレベルの話をしても仕方がないのです。考えなければいけないのは、三代60年にわたってファナティックな専制君主が支配してきた2400万人の「王国」をどうやって現代の国際社会にソフトランディングさせるかという統治の問題です。
一番困るのは、金王朝が瓦解した後に無秩序状態が発生することです。難民が隣国にどっと流れ込む。もちろん日本にも場合によっては数十万単位で漂着するでしょう。それについての備えが今の政府にどれだけあるのか、僕は知りません。でも、与党政治家たちの排外主義的は発言を徴する限り、難民問題について真剣に考えているようには見えません。
でも、リスクは難民問題だけではありません。もっと暴力的なリスクがあります。北には大量の兵器があり、麻薬があり、偽ドル紙幣がある。国家事業として「ダーティ・ビジネス」を展開してきたんですから。これらは世界中どこでも高値で通用する商品です。中央政府がコントロールを失ったら、当然さまざまな国内勢力がこの巨大利権の奪い合いを始める。近代兵器で武装した「軍閥」が北朝鮮国内各地に割拠して、中国・ロシア・アメリカをバックにした「代理戦争」を始めるというのが、最悪のシナリオです。
もう一つのリスクは、ソ連崩壊後のロシア・マフィアのように、北朝鮮の「ダーティ・ビジネス」を担当していたテクノクラートたちがそのノウハウを携えて、海外で商売を始めることです。北朝鮮の「ダーディ・ビジネス」担当者はこれまでも世界各国の諜報機関や「裏社会」とつながりを持ってきました。今までは「国営」ビジネスでしたけれど、王朝が滅びてしまうと、これが私企業になる。兵器や麻薬や偽札作りやスナイパーや拷問の専門家などが職を求めて半島を出て、世界各地で新たな「反社会勢力」を形成することになる。
北朝鮮が瓦解した場合の最初の問題は難民です。でも、難民は寝る所を提供し、飯が食えれば、とりあえずは落ち着かせることができる。怖いのは軍人です。
北朝鮮は保有する兵力は想定ですが、陸軍102万人、海軍6万人、空軍11万。他に予備役が470万人、労農赤衛隊350万人、保安部隊が19万人。2400万人の国民のうち約1000万人が兵器が使える人間、人殺しの訓練をしてきた人間です。
イラクでは、サダム・フセインに忠誠を誓った共和国防衛隊の軍人たちをアメリカが排除したために、彼らはその後ISに入って、その主力を形成しました。共和国防衛隊は7万人。朝鮮人民軍は1000万、その中には数万の特殊部隊員がふくまれます。職を失った軍人たちをどう処遇するのか。彼らが絶望的になって、反社会勢力やテロリスト集団を形成しないように関係諸国はどういう「就労支援」を整備したらいいのか。それはもう日本一国でどうこうできる話ではありません。
リビアやイラクがそうでしたけれど、どんなろくでもない独裁者でも、国内を統治できているだけ、無秩序よりは「まだまし」と考えるべきなのかも知れません。
今のところ国際社会はそういう考えのようです。とりあえずは南北が一国二制度へじりじりと向かってゆくプロセスをこまめに支援するというのが「北朝鮮というリスク」を軽減するとりあえずは一番現実的な解ではないかと僕も思います。
http://blog.tatsuru.com/
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/747.html#c1

[リバイバル3] 津久井やまゆり園 障害者19人殺害事件

相模原障害者殺傷事件・植松聖被告が初めて語った事件の核心
篠田博之 | 月刊『創』編集長 9/5(火) 21:42



植松被告が獄中でしたためたノート


 2017年9月5日、約1年前に津久井やまゆり園で19人もの障害者を殺害した植松聖被告に2度目の面会を行った。この記事は帰社して夕方から書いている。障害者に死を強制した彼が自らの死、つまり死刑になることを覚悟しているのかどうか。今回はそういう話を彼と約30分行った。当然、彼はその覚悟を持って昨年7月26日未明に事件を起こしているのだが、その話の前に、植松被告とこの1カ月ほど、私がどういうやりとりを行ってきたか書いていこう。彼があの日本中を震撼させた事件をどういう思いで引き起こしたのか、今それについてどう考えているのかという核心的な話だ。

 本人がそれについて詳細に語るのはもちろんこれが初めてだ。彼は現在、マスコミとの面会は基本的に断っているのだが、私とはこの1カ月以上、かなり頻繁に手紙のやりとりを重ね、面会も行ってきた。手紙も含めたこの1カ月ほどの彼とのやりとりは、9月7日発売の月刊『創』10月号に詳細に掲載した。その発売前に今回、彼の話の主要部分をこのヤフーニュースで公開することにしたのは、この事件が大変深刻で、決して風化させてはいけないと思っており、少しでも多くの人に読んでほしいからだ。ただ同時にこの事件については報道のしかたもまた難しいものがある。

 例えば植松被告からは手紙だけでなく、この間、彼が獄中でしたためたノートも送られてきている。この記事の冒頭の写真がその青色の獄中ノートだが、中身は彼の主張の集大成といったものだ。『創』10月号にはそれも一部掲載したが、ヤフーニュースのような極めて多くの人が見る媒体ではそのまま掲載するのは無理がある。報道する側もそういうことを考えねばならないほど、この事件の提起した障害者差別などの問題は、深刻だということだ。

 6月頃から植松被告は多くのマスコミの依頼に応じて手紙を書いたのだが、事件について全く反省していない内容だっため、新聞やテレビは「身勝手な主張」と紹介しただけで、その内容を公開しなかった。被害者感情を考えれば、私もそれはひとつの見識だと思う。しかし、一方で彼が何を考えてあの事件を起こし、今何を考えているのかという事実をできるだけ詳細に伝えることも、事件解明のためには必要だ。

それは事件の犠牲者19人がいまだに匿名であることとも関わっているのだが、この事件についてどう報道すべきかという問題も、実はなかなか難しい。その問題については機会あるごとに述べたいと思っているが、まずは植松被告が事件についてどう語っているのか。ここで8月22日に面会した時のやりとりを紹介しよう。

面会室で植松被告は深々と頭を下げた

「わざわざおいでいただきありがとうございます」

 8月22日、植松聖被告はそう言って、面会室で立ったまま深々と頭を下げた。あの凶悪な事件を起こした犯人と思えないような丁寧な対応をするというのは聞いていた通りだ。

 グレーのTシャツを着てさっぱりした印象なのだが、報道されてきたイメージと印象が異なるのは、髪の色が違うからだろう。逮捕後の植松被告については、彼が送検時に車の中で不敵な笑いを浮かべた映像が何度も公開されたが、あの金髪が強い印象を与えているようだ。髪の色が黒くなった植松被告は、ごく普通の若者という感じで、街中に現れても周囲の人は彼だと気づかないだろう。

「髪を染めていたのを黒に戻したの?」

 そう尋ねると彼はこう答えた。

「いや、伸ばしたままにしているだけです。だから後ろの髪の先のほうはまだ前のままなんです」

 そう言って首をひねると、後ろで束ねられた髪の先が確かに金髪だった。

ヒトラーの思想についてどう思っているのか

 植松被告とはこの1カ月以上、かなり多くの手紙のやりとりをしてきた。面会で尋ねたのは、そこで前から彼と議論してきたことだ。

《――君はヒトラーの思想と同じだとよく言われているけれど、君自身は手紙で、それは違うと言っている。だからヒトラーと君の考えのどこがどう違うのか確かめたい。君は昨年2月に津久井やまゆり園で職員らと話をした時に、「それじゃヒトラーと同じじゃないのか」と言われ、それを覚えていたので、措置入院の時に「ヒトラーの思想が降りてきた」と語ったという。それで間違いない?

植松 その通りです。もともとヒトラーがユダヤ人を殺害したのは知っていましたが、障害者をも殺害していたことは知らなかったんです。その時、職員から初めて聞きました。

――措置入院の時に「ヒトラーの思想が降りてきた」と言ったのはどういう意味だったの?

植松 それほど深い意味を考えて言ったわけではありません。

 今ちょうど『アンネの日記』を読んでいるのですが、ヒトラーと自分の考えは違います。ユダヤ人虐殺は間違っていたと思っていますから。

――じゃあナチスが障害者を殺害したことについてはどう思うの?

植松 それはよいと思います。ただ、よく自分のことを障害者差別と言われるのですが、差別とは違うと思うんですね。

――君は津久井やまゆり園で起こした事件については、今も間違っていたと思っていないわけね。

植松 安楽死という形にならなかったことは反省しています。

――つまり死を強制してしまったことね。でも殺されるほうは同意するがわけないじゃないか。今『アンネの日記』を読んでいると言ったけど、他にはどんな本を読んでいるの。

植松 鑑定のために一時立川署にいたのですが、その時はいろいろな本を読みました。医療関係の本とかですね。

――精神医療ということ?

植松 延命治療とか安楽死とかについてです。

――ああ、そういうことか。

「自己愛性パーソナリティ障害」という診断について

――君は精神鑑定で「自己愛性パーソナリティ障害」と診断されたけど、それについてはどう感じているの?

植松 指摘されたことについては、ああそういうこともあるのかと、自分の欠点を指摘されたと思いました。ただ、それを「障害」と言われると違うと思います。

――鑑定は君の責任能力を見るために行われたわけだけれど、君は昨年2月に衆議院議長に届けた手紙で、心神喪失という診断で無罪にという話を書いていた。今回の鑑定では責任能力ありと診断されたわけだけれど、そこのところはどう考えているの?

植松 あの手紙のその部分については、そこまで深く考えて書いたわけではないのです。

――君は自分のことがどう報道されているかある程度は知っているのだと思うけれど、テレビは見ているの?

植松 テレビは見ていません。

――じゃあ送検の時の「不敵な笑い」と言われた君の表情については動画では見てないの?

植松 それは新聞で見ました。まずかったなあと反省しました。

――「不敵な笑い」と言われても自分ではそんなつもりはなかったと。

植松 はい。

――取材陣が殺到する異常な光景を見て思わず笑ってしまい、「不敵な笑い」と言われるのは、こういうケースでよくあることだよね。テレビを見ている人には取材陣が大混乱している様子が映されないから、事情がわからない。 》   

事件から1年を迎えた津久井やまゆり園
事件から1年を迎えた津久井やまゆり園

 以上、紙幅の都合で主要な部分の会話を紹介した。植松被告については、これまで具体的な情報が乏しかったこともあって、例えばネットで検索すると根拠のない話が大量に流布されている。送検時の植松被告の「不敵な笑い」についても、さんざん語られているのだが、かなりの部分が思い込みに基づくものだ。凶悪犯が逮捕されると「不敵な笑み」を浮かべ、食事を「ペロリとたいらげる」というステレオタイプな思い込みがあって、植松被告の送検時の笑いについての報道も、色濃くそれが反映されている。

 私はこれまで凶悪犯と言われた当事者に何人も接してきたが、植松被告の特異な点のひとつは、あれだけの事件を起こして社会から指弾されながら、いまだに自分の考えは正しいと思い込み、それだけでなくそれを世に訴えたいと考えていることだ。彼が起訴されて接見禁止が解けて以降、マスコミ取材にかなり応じてきたのは、それが理由だったと思う。

 この強固な思い込みをいったいどう考えたらよいのか。そうした思い込みを実行に移そうとまでしたのがこの事件だが、そうした彼のパーソナリティをどう考えるべきか。あの凄惨な事件は、彼が精神を病んでいて、その病気のゆえに起きたのか、そうでないのか。そこが最も大きな論点だ。恐らくこの1年ほどは、多くの人が、植松被告というのは精神を病んでいて、コミュニケーションも成立しないような人物ではないかと想像していたのではないだろうか。しかし、ここに書いたように、実際にはかなり違う。では、もし仮に彼が病気でないとするならば、いったいなにゆえにあれほど戦慄すべき事件が起きたのか。それを解明することが社会の側に問われているのだと思う。

拡大する排外主義と植松被告の思想  

 植松被告の事件を追っていて気になるのは、彼の発想や考え方が、いま世界的に拡大している排外主義とどう関わっているのかということだ。アメリカでは誰もがまさかと思っていたトランプ大統領が誕生したし、欧州ではネオナチの流れを汲んだと言われる極右政党が勢力を広げている。社会が閉塞すると排外主義が拡大すると言われるが、日本におけるヘイトスピーチの台頭もそのひとつだろう。

 そうした流れと植松被告の思想は通底しているのだろうか。彼の獄中ノートを見ると、いろいろな言葉を断片的に書き留めた中に、こういう一節があった。

「やまゆり園で勤務している時に、テレビでISISの活動とトランプ大統領の演説が放送されていました。世界は戦争により悲サンな人達が山程いる、トランプ大統領は真実を話している、と感じました」

 彼が昨年、テレビでトランプ大統領候補の演説を見、イスラム国の起こした事件を見て、何を思い、その時、津久井やまゆり園の職員らとどんな話をしたのか。それはきょうの面会でも話が出たし、彼が障害者施設の職員でありながら、どういう経過で障害者に対するあのような考えを持つに至ったかというのも重要な問題だ。それについては機会を改めて詳しく紹介しようと思う。

障害者19人を殺害するという植松被告の犯した事件を我々はどう考えればよいのか。その解明は社会に課せられた重要な課題だし、ジャーナリズムにもまた大きな役割が求められていると思う。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/752.html

[リバイバル3] 中川隆 _ 凶悪犯罪 関係投稿リンク 中川隆
9. 中川隆[-6503] koaQ7Jey 2017年9月06日 03:33:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

津久井やまゆり園 障害者19人殺害事件
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/752.html

大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/595.html#c9

[リバイバル3] 津久井やまゆり園 障害者19人殺害事件 中川隆
1. 中川隆[-6502] koaQ7Jey 2017年9月06日 03:36:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2016-07-26
大量殺人鬼と化した植松聖に欠如していたのは3つのものだ


フランス、ドイツ、アメリカで、様々なタイプの大量殺人が続いているのだが、2016年7月26日には、唐突として日本でも奇妙な大量殺人事件が発生している。

神奈川県相模原市緑区千木良の知的障害者施設「津久井やまゆり園」に刃物を持った26歳の元職員が侵入し、知的障害者を次々と殺害していくという事件だ。

この男は「植松聖」という名前なのだが、入所者の知的障害者を明確に殺害する意図を持って施設に侵入し、刃物で次々と首を刺していた。

現在のところ19名が死亡、25名が重軽傷の状態となった。命の危ない重傷者もいることから、死亡者はさらに増える可能性もある。

植松聖はこの施設で働いていた職員だったが、解雇に近い自主退職に追い込まれていた。そのことから、何らかの私怨があったとも言われている。

辞職に追い込まれた原因は今のところはっきりしないが、勤務中に障害者に暴力を振るっていたとも言われているので、それが原因ではないかと推測されている。暴力は一度や二度ではなく、恒常的だったようだ。

「障害者総勢470名を抹殺することができる」

もっとも一般人に対しては暴力的ではなく、逆に腰が低く柔和で明るい好青年の一面を見せていたとも言われている。恐らく反抗的な入所者に対して言い聞かせるための暴力がエスカレートし、恒常的になっていったのだと思われる。

本人はツイッターをしているのだが、2016年2月19日には「会社は自主退職、このまま逮捕されるかも...」と書き込んでいた。

逮捕されるかもしれないというのは、入所者に対する暴力を示唆している可能性がある。

この事件は衝動殺人ではなく、計画殺人であるという見方が強まっている。

というのも、この「逮捕されるかも」という書き込みの4日前に、わざわざ犯行予告のような手紙を持って衆議院議長公邸に訪れて手紙を渡そうとしているからだ。

その手紙には植松聖本人の手書きの文字で、住所も氏名も書かれていたのだが、その内容は以下のものだった。

私は障害者総勢470名を抹殺することができます。

常軌を逸する発言であることは重々理解しております。しかし、保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界の為と思い居ても立っても居られずに本日行動に移した次第であります。

理由は世界経済の活性化、本格的な第三次世界大戦を未然に防ぐことができるかもしれないと考えたからです。

障害者は人間としてではなく、動物として生活を過しております。車イスに一生縛られている気の毒な利用者も多く存在し、保護者が絶縁状態にあることも珍しくありません。

私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です。

重複障害者に対する命のあり方は未だに答えが見つかっていない所だと考えました。障害者は不幸を作ることしかできません。

フリーメイソンからなる「  」が作られた「   」を勉強させて頂きました。戦争で未来ある人間が殺されるのはとても悲しく、多くの憎しみを生みますが、障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えることができます。

今こそ革命を行い、全人類の為に必要不可欠である辛い決断をする時だと考えます。日本国が大きな第一歩を踏み出すのです。

世界を担う大島理森様のお力で世界をより良い方向に進めて頂けないでしょうか。是非、安倍晋三様のお耳に伝えて頂ければと思います。

私が人類の為にできることを真剣に考えた答えでございます。
衆議院議長大島理森様、どうか愛する日本国、全人類の為にお力添え頂けないでしょうか。何卒よろしくお願い致します。

植松聖の実態

私は大量殺人をしたいという狂気に満ちた発想で今回の作戦を、提案を上げる訳ではありません。全人類が心の隅に隠した想いを声に出し、実行する決意を持って行動しました。

今までの人生設計では、大学で取得した小学校教諭免許と現在勤務している障害者施設での経験を生かし、特別支援学校の教員を目指していました。それまでは運送業で働きながら「   」が叔父である立派な先生の元で3年間修行させて頂きました。
9月車で事故に遭い目に後遺障害が残り、300万円程頂ける予定です。そのお金で「    」の株を購入する予定でした。「    」はフリーメイソンだと考え(「    」にも記載)今後も更なる発展を信じております。

外見はとても大切なことに気づき、容姿に自信が無い為、美容整形を行います。進化の先にある大きい瞳、小さい顔、宇宙人が代表するイメージ

それらを実現しております。私はUFOを2回見たことがあります。未来人なのかも知れません。

本当は後2つお願いがございます。今回の話とは別件ですが、耳を傾けて頂ければ幸いです。何卒宜しくお願い致します。

医療大麻の導入

精神薬を服用する人は確実に頭がマイナス思考になり、人生に絶望しております。心を壊す毒に頼らずに、地球の奇跡が生んだ大麻の力は必要不可欠だと考えます。何卒宜しくお願い致します。私は信頼できる仲間とカジノの建設、過すことを目的として歩いています。

日本には既に多くの賭事が存在しています。パチンコは人生を蝕みます。街を歩けば違法な賭事も数多くあります。裏の事情が有り、脅されているのかも知れません。それらは皆様の熱意で決行することができます。恐い人達には国が新しいシノギの模索、提供することで協調できればと考えました。日本軍の設立。刺青を認め、簡単な筆記試験にする。

出過ぎた発言をしてしまし、本当に申し訳ありません。今回の革命で日本国が生まれ変わればと考えております。

作戦内容

職員の少ない夜勤に決行致します。

重複障害者が多く在籍している2つの園 津久井やまゆり、「    」)を標的とします。

見守り職員は結束バンドで身動き、外部との連絡をとれなくします。職員は絶対に傷つけず、速やかに作戦を実行します。
2つの園260名を抹殺した後は自首します。

作戦を実行するに私からはいくつかのご要望がございます。
逮捕後の監禁は最長で2年までとし、その後は自由な人生を送らせて下さい。心神喪失による無罪。

新しい名前(   )、本籍、運転免許証等の生活に必要な書類、美容整形による一般社会への擬態。
金銭的支援5億円。
これらを確約して頂ければと考えております。

ご決断頂ければ、いつでも作戦を実行致します。
日本国と世界平和の為に何卒よろしくお願い致します。
想像を絶する激務の中大変恐縮ではございますが、安倍晋三様にご相談頂けることを切に願っております。

植松聖(うえまつ さとし)


精神的に正常ではなかったのではないかという指摘

この内容には「障害者が健常者の負担となっているので自分が障害者を殺すことで不幸を最大まで抑えることができる」という歪んだ使命感が前半にあるのだが、それから先が奇妙だ。

フリーメーソンが出てきたり、宇宙人が出てきたり、自分を未来人と言ってみたり、金銭的支援5億円を確約しろと言ってみたり、それが「日本国と世界平和のため」と言ってみたり、支離滅裂だ。

医療大麻の導入、パチンコの規制、刺青の認知などにも触れられているのだが、これは障害者の大量殺戮という目的を語る内容とまったく関連性もない。

明らかに、妙なオカルトの世界に入り込んで現実感を見失っている。

現実感を見失っているところに、障害者施設で疲弊した現場や自分の思う通りにならない世界に対する鬱屈とした感情が積もり、狂気にとらわれていったのではないか。

奇妙奇天烈な陰謀論やオカルトに没頭して、現実を見失って殺人に至るのだから、その観点で植松聖という男は一種の精神錯乱があったと言うのは間違いない。

一番、知的な部分で問題があったのは、被害者よりもむしろ加害者の植松聖の方であったはずだ。

元々、精神的に正常ではなかったのではないかという指摘もある。

詳しくは分かっていないが、警察当局は「植松容疑者は過去に起こしたトラブルにより医療機関の診察を受け、措置入院させられたことがある」とも報じられている。

もし、そうであるとするならば、精神的に極めて不安定な人間が知的障害者施設に職を得て、そこで働いていたということになる。

その中で、もともと現実感のなかったところに知的障害者に対する不満、同僚に対する不満などが鬱積して、ついに2016年7月26日の凶行につながっていったのだろう。


植松聖に欠如していたのは何か。それは、3つある

植松聖の最後のツイートは「世界が平和になりますように」というものだった。

大量殺人を行う人間が世界平和を願うというのはブラックジョークに見えるが、殺人鬼ほど「世界が平和になりますように」と言いたがるのは世の中の常だ。

殺人鬼にとっての世界平和というのは、自分の目ざわりな人間が死ぬことによって平和になるという意味だ。だから、大量殺人を行うことと、平和になることは、精神異常者にとっては矛盾していない。

しかし、矛盾していないから正しいというわけでもない。それは充分に異常であり、危険である。

特に自分の理念のためには殺人という手段に出るということ自体が、すでに精神的な異常の域に達している。身勝手であり、かつ現実感を見失っている。

植松聖に欠如していたのは何か。それは、3つある。

常識と、良識と、現実である。

自分が導き出した結論は常識に則っているのか。良識に照らし合わせて正しいのか。そして、自分が考えていることは現実的なことなのか。

常識と、良識と、現実があれば、大量殺人が障害者問題の最終手段であるという結論には至らなかったはずだ。奇妙奇天烈なオカルトにとらわれなかったはずだし、そもそも職を失うこともなかったはずだ。

植松聖の文章を読んで、文頭から文末まで欠けているのは、常識と、良識と、現実だったのである。だから、その文章は、読んでいて狂気と精神の未熟さを感じさせるのだ。

植松聖は人間として大切な常識や良識が欠如して現実を見失っていた。常識と、良識と、現実を見失った人間の行動というのは、まともなものになり得ない。

常識と、良識と、現実があれば、大量殺人が障害者問題の最終手段であるという結論には至らなかったはずだ。奇妙奇天烈なオカルトにとらわれなかったはずだし、そもそも職を失うこともなかったはずだ。植松聖には、この3つが欠如していた。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2016/07/20160726T1712300900.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/752.html#c1

[リバイバル3] 朝鮮人が反日になった理由 中川隆
12. 中川隆[-6501] koaQ7Jey 2017年9月06日 03:55:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>2 に追記


政府によって徹底的に隠蔽された「関東大震災朝鮮人虐殺事件」の真相
1100の証言がいま伝えてくれること

西崎 雅夫 一般社団法人ほうせんか理事
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49733



政府による徹底的な隠蔽

「顔を血で真赤に染めて後手に縛られた一人の男が、林檎箱の上に引き据えるように腰かけさせられていた。大勢で取り囲んでいたにきまっているが、その人々の印象はぼやけてしまっている。縛られていた男の、一点を見据えていた眼が忘れられない。

〔略〕その男が朝鮮人であることは、少年の私にも自然に分かっていた。爆裂弾を投げつけたとか井戸に毒を入れて回っているとかいう“不逞鮮人”の噂は、もう9月2日には私も聞かされていたのではないかと思う」(木下順二『本郷』講談社、1983年)

1923年9月1日に発生した関東大震災時、現在の文京区大塚で被災した劇作家・木下順二が目撃した光景である。

東京だけでも6万人以上の死者を出したといわれるこの震災に乗じるように、「朝鮮人が火つけをしている」「朝鮮人が井戸に毒を入れている」などの流言蜚語が流れた。

この噂を真に受けて警戒した住民たちは自警団を結成、これに軍隊も加わり、多くの朝鮮人や中国人が虐殺された。その数は数千人とも言われているが、実際に何人の方が犠牲になったのか、じつは震災から93年がたった現在でも詳細はわかっていない。

その要因のひとつとして、当時の政府の徹底した事実の隠蔽があげられる。

次の2つの証言を見比べてもらいたい。当時尋常小学校5年生の生徒が、震災直後に書いた作文である。

「3日に伯母さんから「朝鮮人が火をつけて歩く」というお話をきいて僕は驚いた。するとその夜「わあっ」というさわぎがあちこちから起こり、同時に「ぢゃんぢゃん」と半鐘が鳴り出した。間もなく「ずどん」とピストルの音がした」

「3日に伯母さんから「しっ火がある」というお話をきいて僕は驚いた。するとその夜「わあっ」というさわぎがあちこちから起こり、同時に「ぢゃんぢゃん」と半鐘が鳴り出した。間もなく「どしん」となにか崩るる音がした」

上が元の作文、下が検閲後に発行された作文集『子供の震災記』(目黒書店、1924年)に所収された作文である。「「朝鮮人が火をつけて歩く」というお話」が「「しっ火がある」というお話」に、「「ずどん」とピストルの音」が「「どしん」となにか崩るる音」にあらためられているのがわかるだろう。

これは、私が証言を集める中で偶然、検閲前の『子供の震災記』を発見したことにより明らかになった改竄である。本書ではこのような改竄が全編にわたって徹底的に行われている。

一般に出回っている検閲印の押されたものだけを読んでも、朝鮮人虐殺についてはなに一つわからないようになっているのだ。

虐殺の証言とともに歩く 両国

私は「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」「一般社団法人ほうせんか」という市民運動に参加している。

この会は1982年に発足して以来さまざまな活動をしてきた。2009年には朝鮮人虐殺が行われた現場近くの墨田区八広に追悼碑を建てた。そして毎年9月には荒川河川敷で追悼集会を行っている。


〔撮影〕松井康一郎
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49733?page=2

私たちは、追悼碑の見学に訪れた市民団体をはじめ、高校生・大学生などのグループに向けて、虐殺が行われた現地を実際に歩くフィールドワークも行っている。そんな中でときどき、企業関係からもフィールドワークを依頼されることがある。

たとえば大阪に、「同和・人権問題企業連絡会」という団体がある。同和問題をはじめとするさまざまな差別の解消に向け、「人権を尊重する企業づくり」に取り組むとともに、企業の立場から「人権が確立した社会の実現」をめざす団体だ。そこに所属する企業の人たちが、研修の一環として追悼碑を訪れるのだ。

このフィールドワークに私が関わるようになってからもう10年以上になる。回数としては、大小の規模の差はあれ、100回ではきかないほど実施している。

フィールドワークはまず、墨田区両国の横網町公園へ行く途中から始まる。両国国技館の北西にあった旧御蔵橋跡が最初の解説場所である。当時の写真(御蔵橋上で縛られて遺棄された遺体の写真・下)を見せながら目撃証言を紹介するのが常だ。


〔PHOTO〕『サンデー毎日』1975年9月7日号より
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49733?page=2


「5〜6人の朝鮮人が後手に針金にて縛られて、御蔵橋の所につれ来たりて、木に繋ぎて、種々の事を聞けども少しも話さず、下むきいるので、通り掛りの者どもが我も我もと押し寄せ来たりて、『親の敵、子供の敵』等と言いて、持ちいる金棒にて所かまわず打ち下すので、頭、手、足砕け、四方に鮮血し、何時しか死して行く」(成瀬勝・当時20歳)

両国横網町公園は、関東大震災時には陸軍被服廠跡の広大な空き地があり、ここに避難した3万8千人が焼死した場所だ。現在ここには、関東大震災と東京大空襲で亡くなった16万3千柱の遺骨が納められた納骨堂と慰霊堂があり、その隣に1973年に建立された「朝鮮人犠牲者追悼碑」がある。

その碑の前でも目撃証言を紹介する。

「被服廠跡のわずかの空き地で血だらけの朝鮮人の人を4人、10人ぐらいの人が針金で縛って連れてきて引き倒しました。で、焼けボックイで押さえつけて、一升瓶の石油、僕は水と思ったけれど、ぶっかけたと思うと火をつけて、そうしたら本当にもう苦しがって。のたうつのを焼けボックイで押さえつけ、口々に『こいつらがこんなに俺たちの兄弟や親子を殺したのだ』と、目が血走っているのです」(浦辺政雄)

虐殺の証言とともに歩く 旧四ツ木橋

次いで電車で移動し、荒川放水路土手近くの京成八広駅で降りる。2分ほど歩くと、土手下に「関東大震災時 韓国・朝鮮人殉難者追悼之碑」がある。すぐ近くの土手にあがると、そこは旧四ツ木橋があった地点だ。


旧四ツ木橋
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49733?page=3


震災時、この旧四ツ木橋は火災を逃れた避難民が集中した。同時にここは、荒川放水路開削工事や街中の工場で労働に従事していた多くの朝鮮人もまた多く避難した場所でもある。ここで自警団と軍隊による虐殺の目撃証言を紹介する。

「たしか3日の昼だったね。荒川の四ツ木橋の下手に、朝鮮人を何人もしばってつれて来て、自警団の人たちが殺したのは。なんとも残忍な殺し方だったね。日本刀で切ったり、竹槍で突いたり、鉄の棒で突き刺したりして殺したんです。女の人、なかにはお腹の大きい人もいましたが、突き刺して殺しました。私が見たのでは、30人ぐらい殺していたね」(青木(仮名))

「四ツ木橋の下手の墨田区側の河原では、10人ぐらいずつ朝鮮人を縛って並べ、軍隊が機関銃で撃ち殺したんです。まだ死んでいない人間を、トロッコの線路の上に並べて石油をかけて焼いたですね」(浅岡重蔵)

証言を聞きながら現場に立つフィールドワークはこうして終わる。

企業の一般的な人権研修がどのようなものか私は知らないので「こんな内容でいいのか」と思いながら案内しているのが実情だが、「何があったのか」という事実から出発しないと空論の研修になってしまうので、今後もこのような形式で行っていくつもりだ。

「証言を集めるしかない」

私自身がこうした活動をするようになったのは大学4年生の時からだ。

荒川が流れる墨田区八広の旧四ツ木橋付近の河川敷に「関東大震災の時に殺された朝鮮人の遺骨が今も埋まったままになっている」という話を聞いて、1982年に「追悼する会」が発足すると同時に参加した。

それからもう34年目になるが、上記の証言を聞いた時の衝撃はいまだに薄れない。自分が中学生の時に毎日のようにサッカーをして遊んでいた場所のすぐ近くが虐殺の現場だったからだ。

1982年9月に最初の追悼式と河川敷の遺骨の「試掘」を行ったが、遺骨を見つけることはできなかった。それからも再度の遺骨発掘をめざしてさまざまな調査をしたが、震災の年の11月の新聞に遺骨が警察によって2度にわたって発掘・移送されたことが記載されており、発掘は断念せざるを得なかった。


1982年、旧四ツ木橋付近で行われた遺骨の試掘〔撮影〕「昭〔ペソ〕
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49733?page=3


冒頭でも書いたが、関東大震災時の朝鮮人虐殺事件の全体像はいまだにわからないことが多い。

それは当時の政府が事件を隠蔽してしまったからであり、その後の政府が真相究明のための調査を行なってこなかったからである。したがって事件の公的資料はきわめて少ない。

そうした状況で知られざる虐殺の実態に迫る一つの方法として、証言を集めるという結論にたどり着いた。

「追悼する会」に参加したことで、墨田区北部での朝鮮人虐殺事件については多くの証言に触れる機会を得て、ある程度実態を知ることができた。では、自分が生まれ育った東京全体ではどうだったのだろう? そんな疑問がふと湧き上がってきた。

事件から90年近く経ってしまった現在、事件を語れる人はほとんど生存していない。

しかし刊行された本(自伝・日記等)の中から事件の体験・目撃証言を探し出すことなら素人の私にもできるのではないか。そう考えた私は、主に東京23区内の図書館をめぐってひたすらに関連する証言を集め続けた。

図書館で書棚を猟渉するうちに、朝鮮人が住んでいた地域では必ずといっていいほど虐待・虐殺事件が起こっていたことにあらためて気づいた。



例えば上野では、

「朝鮮人を1人つかまえたといって[上野の]音楽学校のそばにあった交番のあたりで、男たちは、手に手に棒切れをつかんで、その朝鮮の男を叩き殺したのです。わたしはわけがわからないうえ恐怖でふるえながら、それを見ていました。小柄なその朝鮮人はすぐにぐったりしました」(女優・清川虹子『恋して泣いて芝居して』主婦の友社、1983年)

という証言があり、神楽坂では、

「[神楽坂警察署の前で]突然トビ口を持った男が、トビ口を高く振りあげるや否や、力まかせに、つかまった2人のうち、一歩おくれていた方の男の頭めがけて振りおろしかけた。わたくしは、あっと呼吸をのんだ。ゴツンとにぶい音がして、なぐられた男は、よろよろと倒れかかった。ミネ打ちどころか、まともに刃先を頭に振りおろしたのである。ズブリと刃先が突きささったようで、わたくしはその音を聞くと思わず声をあげて、目をつぶってしまった」(フランス文学者・中島健蔵『昭和時代』岩波書店、1957年)

という証言がみつかった。

気がつけば、有名無名、老若男女にかかわらず、集めた証言は1100を超えていた。

これら一つ一つの証言には、体験した本人にしか語れない“具体性”があった。こうした証言からのみ、朝鮮人虐殺の実態が皮膚感覚として伝わってくるように思う。

どんな歴史的事実も知るすべがなければわからないままで終わってしまう。それは同時に「なかったこと」にされてしまう危険性を孕む(とりわけ加害の歴史はその傾向が強い)。震災時の朝鮮人虐殺事件もその例に漏れない。だが体験者・目撃者たちの声に耳を傾ければ、私たちは事実に向き合わざるを得ない。

1100の証言が訴えかけるのは、何か。それは、悲劇から90年後を生きる私たちが、事実を知り、見つめること、そして亡くなった方を悼む気持ちのたいせつさではないだろうか。

こうした証言を集めた本がやっと完成した。

『関東大震災朝鮮人虐殺の記録 東京地区別1100の証言』(現代書館)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4768457908/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&linkCode=ll1&tag=gendai_asyuracom-22&linkId=45ea96b47bdc470a74f53d1a1a02b47a

である。この本が多くの人の目に触れることを願っている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49733



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/706.html#c12

[リバイバル3] 高層マンションには住んではいけない 中川隆
23. 中川隆[-6500] koaQ7Jey 2017年9月06日 04:04:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

タワーマンション、なぜ危険でデメリットだらけでも日本人は住みたがる?膨大な修繕費負担
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20467.html
2017.09.06 文=榊淳司/榊マンション市場研究所主宰、住宅ジャーナリスト Business Journal


 世の中のタワーマンションブームは、依然として継続中だ。

 今年6月に、ロンドンのタワーマンションで火災が起こり、それが日本でも大きく報道された。日本での問題の取り上げ方は「ああいう悲劇は日本でも起こり得るか」という視点に終始していた。いつもの通り、対岸の火事がこちらに飛び火しないかという心配ばかりだ。

 しかし、あの一連の報道で多くの人がスルーしていた問題がある。それは、あのタワーマンションは公営住宅であり、住んでいたのは低所得者だった、という大方の日本人には意外な事実だ。私が見ている限り、そのことに驚いていたコメンテーターはほとんどいなかった。

 日本では知られていない事実だが、ヨーロッパでは日本でタワーマンションと呼ばれる類の超高層な集合住宅はほとんどない。私が知る限り、あるのはロンドンだけで、全部で20棟ほどだといわれている。なぜだろう?

 実は、ヨーロッパ人はタワーどころか普通の高層住宅をも嫌っている。少なくとも小さな子どもを育てる住宅としては、ふさわしくないと考えている。いくつかの国では法律で禁止さえしている。

 理由はいろいろ考えられるが、一番は美的な価値観だと推測する。

 イギリスの皇太子であるチャールズは、超高層建築をはっきりと「醜悪だ」と表明することに躊躇していない。イギリスの王室は、日本の皇室よりもそういった発言の自由度が高いのだろう。しかし、日本の皇太子が「タワーマンションは醜いから嫌い」なんてことをチラとでも言ってしまったら大変なことになるだろう。

 イギリスにはチャールズ皇太子が「嫌い」といっても、それに同調する価値観がイギリス国民の多数派を占めているのであろう。だから彼が超高層建築への嫌悪発言を繰り返しても、イギリス人たちは「ああ、またか」程度の反応しかしていない。そして、イギリスの富裕層たちの大半は、日本でいうところのタワーマンションには住んでいない。彼らの感覚では、あれは貧しい人々が住むところなのだろう。

 また、子どもを育てるには墜落の危険があったり、エレベーターで上り下りしたりする高層住宅はふさわしくない、と考えているのだと推測する。ヨーロッパ人の感覚では、エレベーターは危険な乗り物に属する。だから乗るときはレディを後に、降りるときはレディを先に、というのがマナーになっている。

■大規模修繕

 ところが、ほとんどの日本人はタワーマンションに対する嫌悪感を抱かない。むしろカッコイイくらいに考える人が多数派だろう。それが証拠に、タワーマンションはよく売れてきた。また、周辺の普通のマンションよりも価格が多少高くて当たり前、という受け止められ方をしている。実際、市場での価格形成もその原則に従っている。

 分譲型タワーマンションの供給が急に増えだしたのは2000年頃からだ。それ以来、ブームが続いているといっていい。そして、ブーム初期の頃のタワーマンションがそろそろ大規模修繕の適齢期に入る。

 タワーマンションの大規模修繕というのは傍から見ていると、いろいろな面でかなり危なっかしい。

 まず、工法。普通のマンションなら足場を組んで外壁の修繕工事をする。ところが、足場というのはせいぜい14階までしか組めない。それ以上の階の外壁はどうやって修繕するのか。現状では屋上からゴンドラを吊るすやり方と、柱を立てて移動式昇降足場を設ける手法があるとされる。どちらも足場を組んだ場合に比べてひどく作業効率が悪い。強風などの危険性もある。1階分の作業を行うのに約1カ月程度を要するとされる。

 そもそもタワーマンションの建設自体はプレキャストの建材を組み合わせていくだけなので、1カ月で2階分は出来上がっていくという。修繕するための時間が建設の2倍もかかること自体、まだまだタワーマンションの修繕方法が確立していない証拠。それだけ未完成に近い集合住宅の形態といえるのではないか。

■隠される雨漏りの実態

 タワーマンションの外壁材はほとんどがALC(軽量気泡コンクリート)パネルである。それをサッシュや窓枠などと組み合わせて外壁を組み立てていく。各建材の間にはコーキング剤が充填される。このコーキング剤は一定年数を経過すると必ず劣化するとされている。特に潮風にさらされる湾岸のタワーマンションでは、内陸よりも劣化が早いと想定されている。

 コーキング剤が劣化すると、そこから雨水が浸透して雨漏りの原因になる。雨漏りをしているマンションは立派な欠陥マンションである。それが世間に知れると資産価値に悪い影響が生じる。だから、管理組合もあまり騒がない。タワーマンションには高層階の雨漏りが多いとされるが、メディアなどではあまり取り上げられないのは、管理組合に資産防衛の意識が働くからだ。

 外壁の修繕工事では、このコーキング部分の補修も行う。つまり、通常のマンションなら施工精度によって大規模修繕は必ずしも十数年に一度も必要とされない。タイルの剥落や外壁の亀裂が生じていなければ、20年でも30年でも修繕の必要はないはずだ。ただし、外観の汚れはどうしようもないが。

 ところが、タワーマンションではコーキング部分の修繕をしておかないと雨漏りの可能性が高くなる。特に湾岸エリアのタワーマンションは十数年ごとの大規模修繕が快適な暮らしの必要条件になりそうだ。

■完成度もいまだに実験中

 そして、この大規模修繕にはかなりのコストがかかる。通常のマンションなら大規模修繕のコストは戸当たり100万円がひとつの目安だが、タワーの場合は200万円台の半ば。タワーマンションはマンション市場の「流行り物」で、その時々の最新技術や人気設備を導入しているので、各物件によって費用が違いすぎる。プールや温泉がついているような豪華タイプだと、それこそ戸当たり300万円近くもかかるかもしれない。

 それでも最初の1回目なら負担できるだろう。プールや温泉は20年、30年で老朽化が激しくなる。2回目、3回目の大規模修繕では、戸当たりの負担が300万円を超えて400万円に近づくかもしれない。ただ、まだ豪華設備を備えながら2回目3回目の大規模修繕を行ったタワーマンションの例はないので、そのあたりはあくまでも推測だ。

 つまり、タワーマンションは通常のマンションに比べて当初十数年の間は修繕積立金が2.5倍程度。その後の10年から20年で3倍から5倍程度の修繕積立金負担が発生し、それは建物を取り壊すか建て替えるまで半永久的に続くと考えるべきなのだ。

 そもそも、タワーマンションとは限られた敷地に多くの住戸を作るための必要悪として生まれた、と私は解釈している。だから、いかに設えようとその造形物としての存在自体は、よほど遠くから見ないと美しいとはいいがたい。近寄ると、眼下を睥睨しているような圧迫感が迫ってくる。きっとチャールズ皇太子も、そのようにお考えなのだろう。

 そして、集合住宅としての完成度もいまだに実験中のようなものだ。今後発生する膨大なコスト負担や健康への危険性を考えると、多くの日本人はある日愕然とするかもしれない。にもかかわらず、多くの人々はタワーマンションへの憧れを捨てない。

「○○と煙は高いところに登りたがる」

 昔の日本人はそういったらしい。今の日本人が○○でないことを祈るばかりだ。そしていつか、タワーマンションがイギリスのように低所得者向けの必要悪と見做される日がくるかもしれない。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/654.html#c23

[中国12] 南京大虐殺はいつから日本人にとって失礼な話題になったのか―華字メディア 赤かぶ
1. 中川隆[-6499] koaQ7Jey 2017年9月06日 09:02:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
話題にしてはいけない理由が有るんだよ:


「南京事件ではお恥しい限りです。南京入城の後、慰霊祭の時に、シナ人の死者も
一しょにと私が申したところ、参謀長以下何も分らんから、日本軍の士気に関するでしょうといって、師団長はじめあんなことをしたのだ。

 私は日露戦争の時、大尉として従軍したが、その当時の師団長と、今度の師団長などを比べてみると、問題にならんほど悪いですね。日露戦争の時は、シナ人に対してはもちろんだが、ロシヤ人に対しても、俘虜の取扱い、その他よくいっていた。今度はそうはいかなかった。
政府当局ではそう考えたわけではなかったろうが、武士道とか人道とかいう点では、
当時とは全く変っておった。

 慰霊祭の直後、私は皆を集めて軍総司令官として泣いて怒った。その時は朝香宮もおられ、柳川中将も方面軍司令官だったが。折角皇威を輝かしたのに、あの兵の暴行によって一挙にしてそれを落してしまった、と。ところが、このことのあとで、みなが笑った。 甚だしいのは、或る師団長の如きは「当り前ですよ」とさえいった。

 従って、私だけでもこういう結果になるということは、当時の軍人達に一人でも多く、深い反省を与えるという意味で大変に嬉しい。折角こうなったのだから、このまま往生したいと思っている」
http://www.geocities.jp/yu77799/gunjin.html#matuiiwane


キーナンは、自分が技巧的に追及してきたその判決を聞いた日の夜、
彼の切り札証言人、田中隆吉と一杯飲みに外出した。彼は酔いにかまけつつ、

「馬鹿げている、まったく馬鹿げた判決だ」と口にした。彼が最も反対してきた判決は、
松井――南京攻略の際、その命令が悪用された痛ましい小柄な大将――の死刑だった。

 公正は私に、被告に有罪を決定する際、天皇の免責について再考するよう、求めている。
http://www.retirementaustralia.net/rk_tr_emperor_13_3_4.htm


鬼頭久二(1916年8月生まれ)
第16師団歩兵第33連隊 第1大隊

南京戦の時、当時の宮さん〔朝香宮〕から命令があって、その命令は中隊長か小隊長から聞いたけど、

「犬も猫も含め生きている者は全部殺せ」

ちゅう命令やった。

天皇陛下の命令やと言ったな。

当時のことを書いた日記帳は終戦の時に全部焼いた。
http://www.geocities.jp/kk_nanking/
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/m/pages/468.html


沢田小次郎(1915年9月生まれ)
第16師団歩兵第33連隊 第1大隊某中隊指揮班

 この中隊には「男も女も子どもも区別なしで殺せ」という命令が出ました。つまり虐殺でした。残虐な攻略戦で、その残虐さは南京に入ったらすぐそうでした。
(略)
南京攻略戦はちょっとやりすぎでした。反日の根拠地というので、
南京に入るまでは家を全部焼けという命令がずっと出てました。
するとまた後続部隊が泊まる所がないからといって、家を焼くのを中止したんです。

とにかく「家は全部焼いて、人間は全部殺せ」という命令でした。

命令が出てなかったらこっちはしませんよ。

北支の戦争では「兵隊以外の者は絶対に怪我人を出したらあかん」という命令が出ていました。 だから北支は戦争しにくかったです。

 でも南京攻略戦は手当たり次第やったので、戦争がしやすかった。
それももちろん命令があったからです。

皆伝え聞いて分かっていました。中支では、上陸してからずっとやりたい放題にやっとったんです。その代わりこっちの被害も多かったですな。あそこは支那の部隊も集中してました。
http://members.at.infoseek.co.jp/NankingMassacre/
http://www.asyura2.com/17/china12/msg/113.html#c1

[番外地6] 米ネオコンとは? 中川隆
26. 中川隆[-6498] koaQ7Jey 2017年9月06日 10:37:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.06
戦争反対派を排除した米政権が中国を睨み、朝鮮半島を破壊と殺戮の場にしても不思議ではない


アメリカの支配層は世界の富を独り占めにするため、各国を属国化してきた。ターゲット国のエリートを買収、それが無理なら暗殺、クーデター、軍事侵略。ズビグネフ・ブレジンスキーは1970年代の終盤、サウジアラビアの協力でサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を集め、軍事訓練、武器/兵器を与えてソ連軍と戦わせた。バラク・オバマ政権はその傭兵部隊をリビアやシリアへ送り込み、政権転覆を目論んだわけだ。その活動範囲は中東や北アフリカを超えて広がりつつある。勿論、そうした動きを支援しているのはアメリカである。ウクライナではネオ・ナチを同じように使ってクーデターを成功させた。

シリアでアメリカは体制転覆に失敗したが、国を破壊、国力を弱めることには成功している。イラクはサダム・フセイン体制が倒されたが、最近はロシアへ接近、イランやシリアなどとも手を組みつつある。アフガニスタン、リビア、イエメン、ウクライナなどは破綻国家だ。

現在、ドナルド・トランプ政権は「朝鮮の脅威」を利用して東アジアの軍事的な緊張を高めつつあるが、本ブログでは何度も指摘しているように、アメリカの目標はロシアや中国の制圧。中国がアメリカ軍の朝鮮侵略を阻止するとしている理由もそこにあるだろう。朝鮮半島や東南アジアを中東、リビア、ウクライナのようにすれば、中国の一帯一路プロジェクトは機能しない。中国を疲弊させることもできると計算している可能性がある。朝鮮はアメリカに操られていると見れば行動を予測しやすい。

アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、ウクライナといった国々への侵略は有力メディアを使った嘘の流布から始まったが、過去を振り返ると偽旗作戦も多用されている。中国東北部の制圧するための軍事作戦を正当化するために日本軍が1931年9月の行った南満州鉄道の線路爆破も偽旗作戦だが、アメリカの手口でもある。

キューバを軍事侵略する口実にしようとしたノースウッズ作戦はジョン・F・ケネディ大統領の反対で実行されなかったが、次のリンドン・ジョンソン政権はベトナムを侵略するためにトンキン湾事件をでっち上げている。

このでっち上げは1964年7月30日に始まる。南ベトナムの哨戒魚雷艇が北ベトナムの島を攻撃したのだ。その翌日に米海軍の特殊部隊SEALsの隊員が率いる20名の南ベトナム兵がハイフォン近くにあるレーダー施設を襲撃、8月2日に北ベトナムは報復として情報収集活動中だった米海軍のマドックスを攻撃、それをアメリカ側は先制攻撃だと主張したと言われている。8月7日にアメリカ議会は「東南アジアにおける行動に関する議会決議(トンキン湾決議)」を可決、本格的な軍事介入をはじめたのだ。(Douglas Valentine, "The Phoenix Program," William Morrow, 1990)

失敗した偽旗作戦もある。アメリカ支配層の中にはイスラエルがシリアやエジプトとの戦争で勝利し、領土を拡大させることを望む人たちがいた。そのひとりが秘密工作で名前がしばしば出てくるCIAのジェームズ・ジーザス・アングルトンだ。

ジョンソン政権当時、秘密工作を統括していたのは「303委員会」だった。1967年4月に開かれたこの委員会の会議で「フロントレット615」という計画について米空軍の准将から説明があった。情報収集船のリバティを潜水艦と一緒に地中海の東岸、イスラエル沖へ派遣するというもの。実際に派遣されたのは6月8日。6月5日から10日にかけてイスラエルはエジプトやシリアと戦争している。第3次中東戦争だ。戦争の勃発をアメリカ政府は「予見」していたように見える。

この戦争ではアメリカ空軍からイスラエルへ4機の偵察機が貸し出され、ペイントをイスラエル軍のものに塗り替えて戦争に使われたと2002年に放送されたBBCのドキュメンタリーでは指摘されている。

その日、リバティに対する最初の偵察飛行は8日の午前6時に行われている。10時には2機のジェット戦闘機が飛来、10時半、11時26分、12時20分にも低空で情報収集戦に近づいている。当然、船がアメリカの情報収集戦だということを確認できたはずだ。

そして午後2時5分、3機のミラージュ戦闘機がリバティ号への攻撃を開始、ロケット弾やナパーム弾を発射した。ナパーム弾を使ったということは、乗員を皆殺しにするつもりだということを意味する。

イスラエル機はまず船の通信設備を狙って破壊するのだが、2時10分に通信兵は寄せ集めの装置とアンテナで第6艦隊に遭難信号を発信することに成功。これに気づいたイスラエル軍はジャミングで通信を妨害した。

その数分後には3隻の魚雷艇が急接近して20ミリと40ミリ砲で攻撃、さらに魚雷が命中し、さらに傾いた船に銃撃を加えている。その結果、乗組員9名が死亡、25名が行方不明、171名が負傷した。

そこへ大型ヘリコプター、SA321シュペル・フルロンが2機近づいて、船の上空を旋回し始める。中にはイスラエルの特殊部隊員が乗っていた。リバティの乗組員はイスラエルが止めを刺しに来たと思ったようだ。3時36分には魚雷艇とマークの入っていないジェット戦闘機が現れたのだが、すぐに姿を消してしまう。(Alan Hart, “Zionism Volume Three”, World Focus Publishing, 2005)

遭難信号を受信した時、第6艦隊の空母サラトガはリバティから航空機で約30分程度の場所で訓練中。サラトガのジョー・タリー大佐によると、攻撃を知るとすぐに12機の戦闘機や爆撃機が救援のために離陸しているのだが、第6艦隊のローレンス・ゲイス司令官は航空機に帰還するよう命令している。また、リバティが攻撃されたことはジョンソン大統領へすぐに報告されたが、動きは鈍い。ロバート・マクナマラ国防長官は第6艦隊に対し、戦闘機をすぐに引き返させるようにと叫んでいたという。(Alan Hart, “Zionism Volume Three”, World Focus Publishing, 2005)

第6艦隊の司令官やホワイトハウスはリバティの沈没を願っていたように見える。遭難信号を発信したことが計算外だったのかもしれない。そうした連絡なしに船が沈没したならば、その責任をエジプト、あるいはソ連に押しつけることが可能。アメリカ軍が戦争に参加する口実にするため、リバティを犠牲にしようとしたのではないかと疑う人もいる。

ソ連に責任を押しつければ米ソ開戦だろうが、その当時、ソ連軍はアメリカ軍が介入したならエジプト側について戦うとガマル・ナセル大統領へ伝えていたと言われ、エジプトに責任を押しつけても第3次世界大戦に発展していたということ。朝鮮半島でも似たようなことをアメリカが目論んでいても不思議ではない。朝鮮がアメリカに操られているとしても、最後には裏切られる。それがアメリカの手口だ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709060000/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/751.html#c26

[番外地6] ヒラリー・クリントンの正体 中川隆
69. 中川隆[-6497] koaQ7Jey 2017年9月06日 10:40:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.06
トランプ大統領の政策を支えるはずだった人びとがホワイトハウスから排除され、本人は軟禁の噂


アメリカで​ドナルド・トランプ大統領が軟禁状態になっているという噂​が流れている。これが事実かどうかは不明だが、2015年の段階でヒラリー・クリントンの大統領就任を内定していた勢力がトランプの周辺を固めたことは間違いないだろう。

トランプに信頼され、ロシアとの関係改善を主張していたマイケル・フリン国家安全保障補佐官は2月に政府から追い出され、8月には朝鮮半島の核問題で「軍事的な解決はない。忘れろ」と発言したステファン・バノンも首席戦略官を辞めさせられた。フリンが辞めさせられた時点でトランプは死に体になっていたが、バノンがいなくなったことで政権は完全に乗っ取られたと見る人もいる。

2016年の大統領選でクリントンを勝たせることを支配層が決めたと言われた理由のひとつは、15年6月11日から14日かけてオーストリアで開かれた​ビルダーバーグ・グループの会合​にヒラリーの旧友であるジム・メッシナが参加していたこと。​2015年5月26日の時点​で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールも存在している。

ビルダーバーグ・グループは欧米支配層の利害調整機関とも言われているが、その歴史をたどると、1922年に作られたPEU(汎ヨーロッパ連合)までさかのぼることができるだろう。ウィンストン・チャーチルやオットー・フォン・ハプスブルクなどが中心的な存在だった。

第2次世界大戦後、アメリカはヨーロッパを支配する目的でACUE(ヨーロッパ連合に関するアメリカ委員会)を設置するが、その中核にはチャーチル、OSS長官だったウィリアム・ドノバン、ドノバンと同じウォール街の弁護士でCIAを動かすことになるアレン・ダレス、あるいはポーランド出身のヨセフ・レティンガーがいる。ビルダーバーグ・グループはACUEの関連組織。EUもこの流れの中で生まれた。

WikiLeaks以外のルートでも電子メールは漏れているが、そうした中には、2015年5月26日の時点で民主党幹部たちがヒラリー・クリントンを候補者にすると決めていたことを示唆している電子メールの存在している。

こうした勢力の描く道筋が大統領選では壊れ、トランプが大統領に就任する。国家安全保障補佐官に就任したフリンは元DIA(国防情報局)局長で、局長時代の2012年にDIAは​反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団​であり、バラク・オバマ政権が宣伝していた「穏健派」は存在しないとする報告書をホワイトハウスへ提出している。その中で東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されている。実際、その警告通りになった。フリンも言っているように、オバマ大統領の政策がダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の勢力を拡大させたのだ。

そのダーイッシュは2015年9月30日にシリア政府の要請でロシア軍が介入してから劣勢になり、崩壊状態。つまり、アル・カイダ系武装勢力やダーイッシュ(タグの違いだけで中身は大差がない)をシリアの体制を転覆させるために送り込んだアメリカ、イスラエル、サウジアラビアなどにとっても深刻な事態。破壊と殺戮の舞台をアフガニスタンや東/東南アジアへ移動させようとしている。リビアへ逃げ込んだ戦闘員も少なくないと言われている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709050001/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/719.html#c69

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
30. 中川隆[-6501] koaQ7Jey 2017年9月06日 11:28:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月06日 ハリケーン・ハービーが予告する日本の未来

地球温暖化で日本も豪雨が頻発すると予想されている
引用:https://rpr.c.yimg.jp/im_siggZ687vYvqlXAfeJJFz.1lFw---x800-n1/amd/20170828-00075033-roupeiro-000-7-view.jpg

テキサス州の半年分の雨が一日で降った

アメリカでは南部テキサス州などをハリケーン・ハービーが襲い、空前の災害被害を出した。

ハリケーンの強さでは5段階で上から2番目だったが、台風の「勢力」と同じで大きいから被害が大きいとは限らない。

良くある事だが気象庁が「史上最大規模の台風」と警告しても、範囲が広いだけで風速や雨量が弱い場合もあります。

          

ハリケーン・ハービーは狭い範囲に雨量が集中したうえに、一度去って再上陸してきました。

テキサス州に8月25日に上陸したハービーは、27日には熱帯性低気圧に変化したが、ヒューストンで大量の雨が降り続きました。

日本の1カ月の合計雨量に匹敵する600ミリが一日で降ったとされ、これは2017年7月の北九州豪雨と同じ程度でした。


ヒューストンの年間降水量は1,200mm以下なので月平均は100mmにすぎず、半年分の雨が一日で降った事になります。

テキサス州はもともと雨が少ない地域なので治水工事が軽視されていて、河川は決壊し幹線道路に深さ1メートルもの「川」ができました。

被災範囲は2005年の「カトリーナ」よりも大きく、テキサス州知事は1250億ドル(約13.8兆円)以上の支援が必要と言っています。


テキサスは石油の産地でもあり、アメリカ向け石油タンカーなどの運賃が2倍に上昇している。

全米最大の製油所や精製工場などが操業を停止していて、復旧には暫く時間がかかる。

ハリケーンカトリーナはアメリカに被害をもたらしたが、不思議な事にこの影響でドル安円高が止まり、ドル高になっていると言われている。

日本でも豪雨と熱波が頻発する

こうした現象は日本の地震でも見られ、1995年の阪神大震災と2011年の東日本大震災で円高になった。

世界的に異常気象が頻発していて、日本でも毎年のように夏の史上最高気温と集中豪雨を繰り返している。

地球温暖化が原因と言われていて、事実なら今後も高温化と豪雨発生は加速するでしょう。


世界の学者の試算によると、2050年(わずか23年後)に赤道から数千キロの範囲は夏の最高気温50度に達する。

2100年にはインドや中東、アフリカでは夏の気温が60度に達し、日本の最高気温も現在より5度から10度上昇するでしょう。

これだけ気温が上昇すると海水から蒸発する水蒸気の量も増え、その水蒸気はどこかに豪雨となって降り注ぎます。


現在もインド洋で蒸発した海水が梅雨には日本に降っているわけですが、将来日本はとてつもない雨に襲われる可能性がある。

今世紀末に日本列島は熱帯雨林気候になり、東京湾でさんご礁や熱帯魚が見られるのかも知れません。

一方で大陸の内陸部は乾燥化が進み、砂漠が拡大して人間が住めなくなるとも言われています。
http://www.thutmosev.com/archives/72447314.html
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c30

[原発・フッ素47] 反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界 中川隆
219. 中川隆[-6500] koaQ7Jey 2017年9月06日 11:29:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月06日 ハリケーン・ハービーが予告する日本の未来


地球温暖化で日本も豪雨が頻発すると予想されている
引用:https://rpr.c.yimg.jp/im_siggZ687vYvqlXAfeJJFz.1lFw---x800-n1/amd/20170828-00075033-roupeiro-000-7-view.jpg


テキサス州の半年分の雨が一日で降った

アメリカでは南部テキサス州などをハリケーン・ハービーが襲い、空前の災害被害を出した。

ハリケーンの強さでは5段階で上から2番目だったが、台風の「勢力」と同じで大きいから被害が大きいとは限らない。

良くある事だが気象庁が「史上最大規模の台風」と警告しても、範囲が広いだけで風速や雨量が弱い場合もあります。

          

ハリケーン・ハービーは狭い範囲に雨量が集中したうえに、一度去って再上陸してきました。

テキサス州に8月25日に上陸したハービーは、27日には熱帯性低気圧に変化したが、ヒューストンで大量の雨が降り続きました。

日本の1カ月の合計雨量に匹敵する600ミリが一日で降ったとされ、これは2017年7月の北九州豪雨と同じ程度でした。


ヒューストンの年間降水量は1,200mm以下なので月平均は100mmにすぎず、半年分の雨が一日で降った事になります。

テキサス州はもともと雨が少ない地域なので治水工事が軽視されていて、河川は決壊し幹線道路に深さ1メートルもの「川」ができました。

被災範囲は2005年の「カトリーナ」よりも大きく、テキサス州知事は1250億ドル(約13.8兆円)以上の支援が必要と言っています。


テキサスは石油の産地でもあり、アメリカ向け石油タンカーなどの運賃が2倍に上昇している。

全米最大の製油所や精製工場などが操業を停止していて、復旧には暫く時間がかかる。

ハリケーンカトリーナはアメリカに被害をもたらしたが、不思議な事にこの影響でドル安円高が止まり、ドル高になっていると言われている。


日本でも豪雨と熱波が頻発する

こうした現象は日本の地震でも見られ、1995年の阪神大震災と2011年の東日本大震災で円高になった。

世界的に異常気象が頻発していて、日本でも毎年のように夏の史上最高気温と集中豪雨を繰り返している。

地球温暖化が原因と言われていて、事実なら今後も高温化と豪雨発生は加速するでしょう。


世界の学者の試算によると、2050年(わずか23年後)に赤道から数千キロの範囲は夏の最高気温50度に達する。

2100年にはインドや中東、アフリカでは夏の気温が60度に達し、日本の最高気温も現在より5度から10度上昇するでしょう。

これだけ気温が上昇すると海水から蒸発する水蒸気の量も増え、その水蒸気はどこかに豪雨となって降り注ぎます。


現在もインド洋で蒸発した海水が梅雨には日本に降っているわけですが、将来日本はとてつもない雨に襲われる可能性がある。

今世紀末に日本列島は熱帯雨林気候になり、東京湾でさんご礁や熱帯魚が見られるのかも知れません。

一方で大陸の内陸部は乾燥化が進み、砂漠が拡大して人間が住めなくなるとも言われています。
http://www.thutmosev.com/archives/72447314.html

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html#c219

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
31. 中川隆[-6499] koaQ7Jey 2017年9月06日 11:41:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
阿修羅の住人は温暖化防止としての原発の価値を否定する為に、誰が見ても明らかな気温上昇まで否定しようと詭弁を弄しているんだな
原発板を見てもデマしか書いていないし、その間違いを指摘するとアラシとして排除されるからね


反原発運動は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/702.html

反原発派は知恵遅れ _ 原発再稼動で温室効果ガスが減少 再生可能エネルギーの限界
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/781.html

http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c31

[政治・選挙・NHK231] 民進党・前原代表 圧勝の陰に“政敵”小沢一郎がいた理由〈週刊朝日〉 赤かぶ
2. 中川隆[-6498] koaQ7Jey 2017年9月06日 12:10:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
アメリカの犬の二人が協力しただけだろ:


石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU

米支配層の意向に沿い、前原を党代表に選ぶ民進党の厚顔無恥
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/

前原誠司が民進党の代表に選ばれたそうだ。
野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。

こうした人物を党代表にしたり幹事長にする政党が庶民の利益を考えているわけがない。有権者もその程度のことは理解しているだろう。

前原は鳩山由起夫内閣と菅直人内閣で国土交通大臣(2009年9月〜10年9月)、菅内閣で外務大臣(2010年9月〜11年3月)などを、野田は菅内閣で財務大臣(2010年6月〜11年9月)、そして内閣総理大臣(2011年9月〜12年12月)を務めた。2011年12月に野田は炉心溶融という大事故を引き起こし、全く機能していない東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が冷温停止状態を達成したという戯言を主張、11年12月には内閣総辞職して安倍晋三政権誕生への道を作った。その間、菅直人政権はTPPへの参加を、また野田政権は消費税増税を打ち出している。いずれも弱者から搾り取り、強者を裕福にする政策で、日米の支配層が望んでいたものだ。

1991年12月にソ連が消滅、西側支配層の傀儡、ボリス・エリツィンがロシア大統領として新自由主義経済を導入、ロシア国民の資産を西側巨大資本とその手先が略奪する手助けをするようになると、中国脅威論が唱えられ始めた。国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室長を務めていたアンドリュー・マーシャルが発信源だ。

マーシャルは中国の地対地ミサイルなどが東アジアの基地や空母にとって脅威になるとしてミサイル防衛の必要性を強調、中国脅威論を主張した。ジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドが軍再編の見直しを任せた人物はこのマーシャルである。

冷戦時代、マーシャルはソ連脅威論を主張、それを正当化するために偽情報を流していたのがCIA内に設置され、ジョージ・H・W・ブッシュが長官だった時期に活動したチームB(あるいはBチーム)。このチームの中心には後にネオコンと呼ばれる人物がいた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/762.html#c2

[政治・選挙・NHK231] 石破茂が安倍晋三の改憲案を厳しく批判!  赤かぶ
1. 中川隆[-6497] koaQ7Jey 2017年9月06日 12:13:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/764.html#c1

[番外地6] アウンサンスーチーの正体 中川隆
2. 中川隆[-6496] koaQ7Jey 2017年9月06日 12:29:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


あのスーチーが少数民族を弾圧、なぜ?どうして?
http://79516147.at.webry.info/201709/article_57.html
2017/09/06 05:49 

 信じていた人に「裏切られる」と落胆の度合いはそれだけ大きい。アウンサンスーチーは長年、軍事政権から厳しい弾圧を受けた。

 一時は生命の危機にまでささやかれた。世界が「スーチーを救え」と声を上げた。そして彼女は現在、軍事政権によってミャンマーと名称が変わったビルマの実力者となった。

 そんな「苦難を知る」スーチーが国内の少数民族を弾圧するなど予想だにしなかった。なぜだ!

*******************

朝日新聞が伝えた。

 ミャンマー西部ラカイン州で少数派イスラム教徒ロヒンギャへの人権侵害が報告されている問題で、アウンサンスーチー国家顧問が、国連人権理事会が派遣を予定している調査団に入国ビザを出さないよう指示した。

 国会で外務副大臣がロヒンギャ問題に答弁した中で「アウンサンスーチーは、我々は国連の調査団に協力しないと言っている。各国の大使館に調査団員にはビザを出さないよう命じる」と発言。外務省関係者によると、スーチーから同省に指示があり、大使館に一斉に知らせたという。

 昨年10月にロヒンギャの過激派とみられる武装集団が警察施設などを襲撃してから、ロヒンギャに対する人権侵害が国連などによって報告されている。ミャンマー政府も独自の調査をしているが、国連はこれが「不十分」として、調査団の派遣を決めていた。

 ミャンマー側は「これは国内問題だ」などと反発。スーチーは訪欧の際、調査団受け入れに「同意しない」などと発言していた。 


http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/753.html#c2

[番外地6] 中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威 中川隆
14. 中川隆[-6496] koaQ7Jey 2017年9月06日 16:21:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

梅毒の勢い止まらず、年間5000人突破の恐れも 9/6(水) 13:13配信
日経グッデイ


異性間での感染が急速に広がっているのが、近年の梅毒の特徴だ。(©Valerii Sidelnykov-123rf)


 2010年から増加し続けている性感染症の梅毒の勢いが止まらない。国立感染症研究所の最新集計(8月29日発表)によると、2017年第1〜33週(1月2日〜8月20日)の報告数(感染者届出数)は3446人に上り、前年同時期(2016年第1〜33週)の報告数2674人より約3割増えた。

【図】梅毒感染者届出数の推移(2010年〜2017年第33週)
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100031/051600345/?SS=expand-external&FD=-463886272&n_cid=nbpgdy_pvyr&extpf=yn

 第1四半期(第1〜13週)と第2四半期(第14〜26週)、つまり、2017年の前半6カ月で2500人を優に超えており、このままのペースで感染者が増え続ければ、年間5000人を突破する恐れもある。男女ともに増えているが、特に女性の増加が顕著で、2016年の報告数は2010年の約11倍に増えた(図)。

●感染者数は6年間で7倍以上に増加

 日本の梅毒患者は、1950年頃までは年間20万人以上にも上った。しかし、その後、ペニシリンによる治療が普及したことにより激減し、1990年代に入ってからは年間1000人を下回っていた。

 それが2010年を境に増加に転じた。2016年の報告数は4557人と、2010年の7.3倍。男女別ではそれぞれ6.4倍、11.2倍で、女性の増加率が目立つ。ただし、常に報告数の7〜8割が男性であることも忘れてはならない。

 都道府県別に見ると、東京都が圧倒的に多いが、その周辺県や大阪府、愛知県などからも多数報告されている。

 女性感染者の大半が15〜35歳だ。梅毒にかかっている女性が妊娠すると、早産や死産、重い胎児異常をきたす恐れがある。また、男女を問わず、梅毒を放置しているとさまざまな臓器が冒され、命が脅かされる。

 感染の可能性を疑ったらすぐに検査を受け、感染していたら早期に適切な治療を開始する必要がある。だが、何より大事なのは、感染しないよう一人ひとりが注意することだろう。
.

不特定多数との性行為の増加が原因か

 梅毒急増の背景には、不特定多数との性行為の増加があるとみられている。梅毒は、性的な接触(感染者の粘膜や皮膚との接触)などによってうつる。具体的には、性器と性器、性器と肛門(アナルセックス)、性器と口(オーラルセックス)の接触などが原因となる。

 梅毒は、2010〜2013年ごろは男性間の性行為で感染するケースが増加していたが、2014年以降は異性間の性行為による患者が増えている。特に女性では、大多数が異性との性行為による感染だ。

 梅毒の病原体である梅毒トレポネーマの感染力は非常に強い。しかも、初期症状(陰部、口唇などのしこりなど)を見逃してしまうことが多い。このため、感染を自覚しないまま相手にうつしてしまい、蔓延の原因となる。特に、早期梅毒(第1〜2期=感染後約3年間)の患者は、相手にうつす可能性が高い(1回の性行為で感染させる確率は約30%とされる)ため、性行為を控える必要がある。最近は、このように感染力の高い早期梅毒の報告例が男女ともに多い。

●コンドームの適切な使用でリスク減少、ただし万能ではない

 梅毒の感染を予防するには、何より不特定多数との性行為を避けることが大事だ。性感染症に感染しているかどうか明確ではない相手との性行為では、コンドームの使用が不可欠だ。梅毒のさらなる増加を警戒する厚生労働省も「コンドームの適切な使用によりリスクを減らすことができる」と強調している。ただし、梅毒は陰部や肛門、口腔以外の場所にも潰瘍などの病変が生じるため、コンドームだけでは完全に感染予防できないことにも留意しなければならない。

 コンドームの使用に際しては、以下のような点に注意を払おう。

・使用期限を過ぎていないものを使う

・装着前に穴が開いていないかどうかを確認する

・精液溜めに空気が入らないよう装着する

・射精後、ペニスを腟から抜く時にコンドームが腟内に残らないようにする

 コンドームの使用期限は通常は5年とされ、それを過ぎると劣化して破損のリスクが高まるので注意したい。高温多湿の場所に放置するなど、保管状態が悪い場合は劣化も早まる。

 こうした感染予防策は、エイズやクラミジア、淋菌感染症など、梅毒以外の性感染症を予防することにもつながる。エイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染者の約半数が梅毒に感染しているとの報告もある。自分とパートナー、さらに生まれてくる子どもを守るために、ぜひ感染予防に努めていただきたい。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html#c14

[経世済民123] 最近の経済記事のノーテンキさについて taked4700
35. 中川隆[-6495] koaQ7Jey 2017年9月06日 16:33:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>32
>ま、取りあえず原発は廃棄物処理のコスト計算を見せてから言って下さいな。


原発を再稼働させてもさせなくても、今ある原発の廃棄費用は変わらないんだよ

電力会社に金を稼がせなければ今の技術では安全に廃棄できないしね
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/501.html#c35

[リバイバル3] カルトの世界 中川隆
15. 中川隆[-6494] koaQ7Jey 2017年9月06日 17:34:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路
オウム真理教が体現する、受験エリートの闇
山口 周 : コーン・フェリー・ヘイグループ 2017年08月31日
http://toyokeizai.net/articles/-/186380


世界のトップエリートたちは現在、必死に美意識を鍛えています。一方、日本では偏差値は高いが美意識が低く、それが看過できない問題の元凶になっているようです(撮影:今井康一)

現在、世界のエリートは必死になって「美意識」を鍛えています。グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、ニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身に付けるためではありません。彼らは極めて功利的な目的で、「美意識」を鍛えているのです。

なぜならば、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足を置いた経営、いわばサイエンス重視の意思決定では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。

「偏差値は高いが美意識は低い」エリートたち

一方、残念ながら現在の日本企業の多くは、経営にかかわる人たちの美意識がほとんど問われません。すなわち、日本のエリート組織の多くは「偏差値は高いが美意識は低い」という状態で、計測可能な指標だけをひたすら伸ばしていく、一種のゲームのような状態に陥っています。ここでは「真・善・美」が問われず、それが、DeNAのコンプガチャやWELQ問題をはじめとして、続発する企業のコンプライアンス違反の元凶になっています。

「偏差値は高いが美意識は低い」という問題の闇を語るうえで避けては通れないのは、オウム真理教です。この宗教集団の特徴の一つとして、幹部が極めて高学歴の人間によって占められていた、という点が挙げられます。有罪判決を受けたオウム真理教幹部のリストを並べてみると、東大医学部を筆頭に、おそらく平均の偏差値が70を超えるのではないかというくらい、高学歴の人物を幹部に据えていたことがわかります。

地下鉄サリン事件が世間を震撼させたとき、これらの名だたる有名大学を卒業したエリートたちが、なぜあのように邪悪で愚かな営みに手を染めたのか、ということがしきりにワイドショーなどで騒がれました。しかし私は、当初からこの問いの立て方はポイントを外していると思っていました。


ワイドショーのコメンテーターに言わせれば、オウムの幹部連中は、受験エリートである「にもかかわらず」、愚かで邪悪な宗教に帰依した、つまり二つの事実を整合性の取れないものとして逆接でつないだわけですが、私は逆に、彼らがまさに受験エリートである「からこそ」、オウム真理教に帰依していったのだろうと思っていました。

その理由は、オウム真理教が提唱していた奇妙な位階システムにあります。オウム真理教では、修行のステージが、小乗から大乗、大乗から金剛乗へと上がっていくという非常に単純でわかりやすい階層を提示したうえで、教祖の主張する修行を行えば、あっという間に階層を上りきって解脱することができる、と語られていました。

これはまさに、オウム真理教に帰依していった受験エリートたちが、かつて塾で言われていたのと同じことです。オウム真理教幹部の多くが、事件の後になんらかの手記や回想録を著しています。これらを読むと、彼らのほとんどが、大学を出た後に社会に出たものの、世の中の理不尽さや不条理さに傷つき、憤り、絶望して、オウム真理教に傾斜していったことがわかります。

オウム真理教における「著しい美の欠如」

このように、わかりやすい位階システム、つまり強く「サイエンス」が支配している組織において、どのように「アート」が取り扱われていたのか。オウム真理教における「アート」について、小説家の宮内勝典氏は著書『善悪の彼岸へ』の中で、次のように指摘しています。

オウムシスターズの舞いを見たとき、あまりの下手さに驚いた。素人以下のレベルだった。呆気にとられながら、これは笑って見過ごせない大切なことだ、という気がしてならなかった。オウムの記者会見のとき、背後に映し出されるマンダラがあまりにも稚拙すぎることが、無意識のままずっと心にひっかかっていたからだ。(中略)

麻原彰晃の著作、オウム真理教のメディア表現に通底している特徴を端的に言えば、「美」がないということに尽きるだろう。出家者たちの集う僧院であるはずのサティアンが、美意識などかけらもない工場のような建物であったことを思い出してほしい。

偏差値教育しか受けてこなかった世代は、あれほど美意識や心性の欠落した麻原の本を読んで、なんら違和感もなく、階層性ばかりを強調する一見論理的な教義に同調してしまったのだ。後にオウムの信者たちと語りあって、かれらがまったくと言っていいほど文学書に親しんでいなかったことに気づかされた。かれらは「美」を知らない。仏教のなかに鳴り響いている音色を聴きとることができない。言葉の微妙なニュアンスを汲みとり、真贋を見ぬいていく能力も、洞察力もなかった。

宮内勝典『善悪の彼岸へ』

宮内氏のこれらの指摘をまとめれば、オウム真理教という組織の特徴は、「極端な美意識の欠如」と「極端な階層性」ということになります。これを本書の枠組みで説明すれば、アートとサイエンスのバランスが、極端にサイエンス側に振れた組織であったと言い換えることができます。


情緒や感性を育む機会を与えられず、受験勉強に勝ち残った偏差値エリートたち。彼らは、いわば「極端に単純化された階層性への適応者」でした。極端に単純化されたシステムの中であれば、安心して輝いていられる人たち。

しかし、実際の社会は不条理と不合理に満ちており、そこでは「清濁併せ呑む」バランス感覚が必要になります。彼らはそのような社会にうまく適応できず、オウム真理教へと傾斜し、やがて外界をマーヤー(幻)として消去させようとしました。

さて、ここまで、オウム真理教という、かつて日本を震撼させた新興宗教集団の特徴について考察してきましたが、読者の皆さんは、なぜビジネスとはまったく関係のないカルト教団の話をしているんだろう?と思われたかもしれません。

しかし、私は、宮内氏が指摘した「美意識の欠如」と「極端なシステム志向」というオウム真理教という組織の特徴が、ある種の組織と非常に類似している点に以前から引っかかっていました。

戦略コンサル、新興ベンチャーとの類似点

「業界の特性」ということでひっくるめられると迷惑だという反論もあるかと思いますが、あえて名指しで、オウム真理教と類似しているなと筆者が感じる二つの業界を挙げるとすれば、それは戦略系コンサルティング業界と新興ベンチャー業界ということになります。

私が電通を退職して米国の戦略系コンサルティングの会社に転職したのは2002年のことです。オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたのは1995年のことで、私はこの事件をきっかけにしてカルト教団に興味を持ち、研究をするようになったのですが、2002年に戦略コンサルティングの会社に転職し、昇進や評価のシステムに関する説明を入社時研修で受けた際に、すぐに「この組織はオウムの仕組みとそっくりだな」と感じたことを、よく覚えています。

いくつかの具体例を挙げて説明してみましょう。たとえば、極端に階層的でシステマティックである、という側面です。通常の企業ではだいたい8〜9程度の等級が設定されていることが多いのですが、コンサルティング会社には基本的に4階層しかありません。新卒で入るとアナリストになり、やがて中堅のアソシエイトへと昇格し、その中のごく一部がさらにマネジャーへと昇進し、さらに選び抜かれた人が最終的にはパートナーになるという、極めてシンプルな仕組みです。


最近ではさまざまな組織で「多様性」が大きなテーマになり、その要請を受けて複数のキャリアのハシゴを用意する、いわゆる「複線型人事等級制度」の導入が進んでいますが、戦略コンサルティングの業界というのはその真逆で、極めて単線的かつ階層の明確な等級制度になっているわけです。

その階層性の明確さがはっきりと表れているのが報酬制度です。ざっくりとまとめれば、戦略系コンサルティング会社での報酬水準は、一階層上がるごとに倍になります。つまり新卒を1にすれば、中堅は2、マネジャーは4、パートナーが8ということになります。一般的な企業の昇給水準が数%程度であることを考えると、各ステップに100%の階差があるというのはちょっと驚きですが、これも階層性を明確にするための一つの要因となっています。

昇進のためには「生産性」だけが問われる

そしてさらに、ここが非常に重要なポイントなのですが、「何ができれば階層を上がれるか、どうすれば上がれるか」が非常に明確です。昇進の条件は極めてメカニカルなもので、人望や見識といった情緒的な側面はほとんど含まれません。具体的な説明は守秘義務があるので割愛しますが、大まかに説明すれば、コンサルティングに求められる全般的なスキルの項目に対して、どれくらいの充足度があるかによって判定されるという考え方で、一言で言えば「生産性」だけが問われ、人望や美意識は問われない、ということです。

こういったわかりやすい階層性、どうすれば上に行けるのかが明確なシステムは、前述したオウム真理教の仕組みと非常に類似しているんですね。

オウム真理教の教祖だった麻原彰晃が、弟子に対して語った講話の記録が残っているのですが、これを読んでみると非常に興味深い。というのも、麻原はことあるごとに「小乗、大乗、金剛乗」の3ステージを示し、どのような修行をすればこのステージを駆け上がっていけるかを繰り返し帰依者に訴えているのですが、これはコンサルティングファームの上級役員の語り口と非常に似ています。

同様のわかりやすさは新興ベンチャー企業においても見られます。そこで問われるのは見識や人望ではなく「早く結果を出すこと」でしかありません。以前、DeNAが主催した投資家向けの説明会に参加させてもらったことがあるのですが、事業の起案や投資に関する意思決定は徹頭徹尾、経済的な側面に基づいており、事業の意義やビジョンについては「それが経済的利益に結びつくと考えられる際には作成されるだけで、別に必要ない」とのコメントに慄然(りつぜん)とさせられたことがあります。

システムとしてわかりやすいと言えば、これ以上にわかりやすい仕組みはないわけで、とにかく結果さえ出せれば、大手企業に勤めている人が数十年かけて上るようなキャリアの階段を、数年で一挙に駆け上がって高額の報酬を得ることができる仕組みになっているわけです。


さらに指摘すれば、一見すると人材の交流があまりないように思われる「戦略コンサルティング業界」と「新興ベンチャー業界」ですが、昨今では「新卒で戦略コンサルティング会社に入り、途中から新興ベンチャー企業に転職する」というのは一つのキャリアパターンになりつつあります。

たとえば、DeNAの創業メンバーのほとんどが、戦略コンサルティング会社の出身者であったことを思い返せば、これらの業界に集まる人たちに共通する「思考の様式」がおわかりいただけると思います。その思考様式とはつまり「社会というシステムの是非を問わず、そのシステムの中で高い得点を取ることだけにしか興味がない」という考え方です。

「システムによく適応する」≠「よりよい人生」


『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社)。
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4334039960/asyuracom-22


ここにこそ「エリートこそ美意識を鍛えるべきである」というアイデアの根幹につながる問題があります。エリートというのはシステムに対して最高度の適応力を持っている人たちです。この「システムへの適応力」こそが、彼らをエリートたらしめているわけですが、ここに問題がある。「システムによく適応する」ということと「よりよい生を営む」というのは、まったく違うことだからです。

多くのエリートは、システムに適応し、より早く組織の階段を駆け上がって、高い地位と年収を手にすることを「よりよい人生」だと考えています。しかし、そのような志向の行き着く先には、多くの場合、破綻が待ち受けていることになります。

わかりやすいシステムを一種のゲームとして与えられ、それを上手にこなせばどんどん年収も地位も上がっていくというとき、システムに適応し、言うなればハムスターのようにカラカラとシステムの歯車を回している自分を、より高い次元から俯瞰的に眺める。そのようなメタ認知の能力を獲得し、自分の「ありさま」について、システム内の評価とは別のモノサシで評価するためにも「美意識」が求められる、ということです。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/215.html#c15

[番外地6] 東大出身の人間が経営に関わり出すと組織が崩壊する 中川隆
4. 中川隆[-6493] koaQ7Jey 2017年9月06日 17:39:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路
オウム真理教が体現する、受験エリートの闇
山口 周 : コーン・フェリー・ヘイグループ 2017年08月31日
http://toyokeizai.net/articles/-/186380


世界のトップエリートたちは現在、必死に美意識を鍛えています。一方、日本では偏差値は高いが美意識が低く、それが看過できない問題の元凶になっているようです(撮影:今井康一)

現在、世界のエリートは必死になって「美意識」を鍛えています。グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、ニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身に付けるためではありません。彼らは極めて功利的な目的で、「美意識」を鍛えているのです。

なぜならば、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足を置いた経営、いわばサイエンス重視の意思決定では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。

「偏差値は高いが美意識は低い」エリートたち

一方、残念ながら現在の日本企業の多くは、経営にかかわる人たちの美意識がほとんど問われません。すなわち、日本のエリート組織の多くは「偏差値は高いが美意識は低い」という状態で、計測可能な指標だけをひたすら伸ばしていく、一種のゲームのような状態に陥っています。ここでは「真・善・美」が問われず、それが、DeNAのコンプガチャやWELQ問題をはじめとして、続発する企業のコンプライアンス違反の元凶になっています。

「偏差値は高いが美意識は低い」という問題の闇を語るうえで避けては通れないのは、オウム真理教です。この宗教集団の特徴の一つとして、幹部が極めて高学歴の人間によって占められていた、という点が挙げられます。有罪判決を受けたオウム真理教幹部のリストを並べてみると、東大医学部を筆頭に、おそらく平均の偏差値が70を超えるのではないかというくらい、高学歴の人物を幹部に据えていたことがわかります。

地下鉄サリン事件が世間を震撼させたとき、これらの名だたる有名大学を卒業したエリートたちが、なぜあのように邪悪で愚かな営みに手を染めたのか、ということがしきりにワイドショーなどで騒がれました。しかし私は、当初からこの問いの立て方はポイントを外していると思っていました。


ワイドショーのコメンテーターに言わせれば、オウムの幹部連中は、受験エリートである「にもかかわらず」、愚かで邪悪な宗教に帰依した、つまり二つの事実を整合性の取れないものとして逆接でつないだわけですが、私は逆に、彼らがまさに受験エリートである「からこそ」、オウム真理教に帰依していったのだろうと思っていました。

その理由は、オウム真理教が提唱していた奇妙な位階システムにあります。オウム真理教では、修行のステージが、小乗から大乗、大乗から金剛乗へと上がっていくという非常に単純でわかりやすい階層を提示したうえで、教祖の主張する修行を行えば、あっという間に階層を上りきって解脱することができる、と語られていました。

これはまさに、オウム真理教に帰依していった受験エリートたちが、かつて塾で言われていたのと同じことです。オウム真理教幹部の多くが、事件の後になんらかの手記や回想録を著しています。これらを読むと、彼らのほとんどが、大学を出た後に社会に出たものの、世の中の理不尽さや不条理さに傷つき、憤り、絶望して、オウム真理教に傾斜していったことがわかります。

オウム真理教における「著しい美の欠如」

このように、わかりやすい位階システム、つまり強く「サイエンス」が支配している組織において、どのように「アート」が取り扱われていたのか。オウム真理教における「アート」について、小説家の宮内勝典氏は著書『善悪の彼岸へ』の中で、次のように指摘しています。

オウムシスターズの舞いを見たとき、あまりの下手さに驚いた。素人以下のレベルだった。呆気にとられながら、これは笑って見過ごせない大切なことだ、という気がしてならなかった。オウムの記者会見のとき、背後に映し出されるマンダラがあまりにも稚拙すぎることが、無意識のままずっと心にひっかかっていたからだ。(中略)

麻原彰晃の著作、オウム真理教のメディア表現に通底している特徴を端的に言えば、「美」がないということに尽きるだろう。出家者たちの集う僧院であるはずのサティアンが、美意識などかけらもない工場のような建物であったことを思い出してほしい。

偏差値教育しか受けてこなかった世代は、あれほど美意識や心性の欠落した麻原の本を読んで、なんら違和感もなく、階層性ばかりを強調する一見論理的な教義に同調してしまったのだ。後にオウムの信者たちと語りあって、かれらがまったくと言っていいほど文学書に親しんでいなかったことに気づかされた。かれらは「美」を知らない。仏教のなかに鳴り響いている音色を聴きとることができない。言葉の微妙なニュアンスを汲みとり、真贋を見ぬいていく能力も、洞察力もなかった。

宮内勝典『善悪の彼岸へ』

宮内氏のこれらの指摘をまとめれば、オウム真理教という組織の特徴は、「極端な美意識の欠如」と「極端な階層性」ということになります。これを本書の枠組みで説明すれば、アートとサイエンスのバランスが、極端にサイエンス側に振れた組織であったと言い換えることができます。


情緒や感性を育む機会を与えられず、受験勉強に勝ち残った偏差値エリートたち。彼らは、いわば「極端に単純化された階層性への適応者」でした。極端に単純化されたシステムの中であれば、安心して輝いていられる人たち。

しかし、実際の社会は不条理と不合理に満ちており、そこでは「清濁併せ呑む」バランス感覚が必要になります。彼らはそのような社会にうまく適応できず、オウム真理教へと傾斜し、やがて外界をマーヤー(幻)として消去させようとしました。

さて、ここまで、オウム真理教という、かつて日本を震撼させた新興宗教集団の特徴について考察してきましたが、読者の皆さんは、なぜビジネスとはまったく関係のないカルト教団の話をしているんだろう?と思われたかもしれません。

しかし、私は、宮内氏が指摘した「美意識の欠如」と「極端なシステム志向」というオウム真理教という組織の特徴が、ある種の組織と非常に類似している点に以前から引っかかっていました。

戦略コンサル、新興ベンチャーとの類似点

「業界の特性」ということでひっくるめられると迷惑だという反論もあるかと思いますが、あえて名指しで、オウム真理教と類似しているなと筆者が感じる二つの業界を挙げるとすれば、それは戦略系コンサルティング業界と新興ベンチャー業界ということになります。

私が電通を退職して米国の戦略系コンサルティングの会社に転職したのは2002年のことです。オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたのは1995年のことで、私はこの事件をきっかけにしてカルト教団に興味を持ち、研究をするようになったのですが、2002年に戦略コンサルティングの会社に転職し、昇進や評価のシステムに関する説明を入社時研修で受けた際に、すぐに「この組織はオウムの仕組みとそっくりだな」と感じたことを、よく覚えています。

いくつかの具体例を挙げて説明してみましょう。たとえば、極端に階層的でシステマティックである、という側面です。通常の企業ではだいたい8〜9程度の等級が設定されていることが多いのですが、コンサルティング会社には基本的に4階層しかありません。新卒で入るとアナリストになり、やがて中堅のアソシエイトへと昇格し、その中のごく一部がさらにマネジャーへと昇進し、さらに選び抜かれた人が最終的にはパートナーになるという、極めてシンプルな仕組みです。


最近ではさまざまな組織で「多様性」が大きなテーマになり、その要請を受けて複数のキャリアのハシゴを用意する、いわゆる「複線型人事等級制度」の導入が進んでいますが、戦略コンサルティングの業界というのはその真逆で、極めて単線的かつ階層の明確な等級制度になっているわけです。

その階層性の明確さがはっきりと表れているのが報酬制度です。ざっくりとまとめれば、戦略系コンサルティング会社での報酬水準は、一階層上がるごとに倍になります。つまり新卒を1にすれば、中堅は2、マネジャーは4、パートナーが8ということになります。一般的な企業の昇給水準が数%程度であることを考えると、各ステップに100%の階差があるというのはちょっと驚きですが、これも階層性を明確にするための一つの要因となっています。

昇進のためには「生産性」だけが問われる

そしてさらに、ここが非常に重要なポイントなのですが、「何ができれば階層を上がれるか、どうすれば上がれるか」が非常に明確です。昇進の条件は極めてメカニカルなもので、人望や見識といった情緒的な側面はほとんど含まれません。具体的な説明は守秘義務があるので割愛しますが、大まかに説明すれば、コンサルティングに求められる全般的なスキルの項目に対して、どれくらいの充足度があるかによって判定されるという考え方で、一言で言えば「生産性」だけが問われ、人望や美意識は問われない、ということです。

こういったわかりやすい階層性、どうすれば上に行けるのかが明確なシステムは、前述したオウム真理教の仕組みと非常に類似しているんですね。

オウム真理教の教祖だった麻原彰晃が、弟子に対して語った講話の記録が残っているのですが、これを読んでみると非常に興味深い。というのも、麻原はことあるごとに「小乗、大乗、金剛乗」の3ステージを示し、どのような修行をすればこのステージを駆け上がっていけるかを繰り返し帰依者に訴えているのですが、これはコンサルティングファームの上級役員の語り口と非常に似ています。

同様のわかりやすさは新興ベンチャー企業においても見られます。そこで問われるのは見識や人望ではなく「早く結果を出すこと」でしかありません。以前、DeNAが主催した投資家向けの説明会に参加させてもらったことがあるのですが、事業の起案や投資に関する意思決定は徹頭徹尾、経済的な側面に基づいており、事業の意義やビジョンについては「それが経済的利益に結びつくと考えられる際には作成されるだけで、別に必要ない」とのコメントに慄然(りつぜん)とさせられたことがあります。

システムとしてわかりやすいと言えば、これ以上にわかりやすい仕組みはないわけで、とにかく結果さえ出せれば、大手企業に勤めている人が数十年かけて上るようなキャリアの階段を、数年で一挙に駆け上がって高額の報酬を得ることができる仕組みになっているわけです。


さらに指摘すれば、一見すると人材の交流があまりないように思われる「戦略コンサルティング業界」と「新興ベンチャー業界」ですが、昨今では「新卒で戦略コンサルティング会社に入り、途中から新興ベンチャー企業に転職する」というのは一つのキャリアパターンになりつつあります。

たとえば、DeNAの創業メンバーのほとんどが、戦略コンサルティング会社の出身者であったことを思い返せば、これらの業界に集まる人たちに共通する「思考の様式」がおわかりいただけると思います。その思考様式とはつまり「社会というシステムの是非を問わず、そのシステムの中で高い得点を取ることだけにしか興味がない」という考え方です。

「システムによく適応する」≠「よりよい人生」


『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社)。
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4334039960/asyuracom-22


ここにこそ「エリートこそ美意識を鍛えるべきである」というアイデアの根幹につながる問題があります。エリートというのはシステムに対して最高度の適応力を持っている人たちです。この「システムへの適応力」こそが、彼らをエリートたらしめているわけですが、ここに問題がある。「システムによく適応する」ということと「よりよい生を営む」というのは、まったく違うことだからです。

多くのエリートは、システムに適応し、より早く組織の階段を駆け上がって、高い地位と年収を手にすることを「よりよい人生」だと考えています。しかし、そのような志向の行き着く先には、多くの場合、破綻が待ち受けていることになります。

わかりやすいシステムを一種のゲームとして与えられ、それを上手にこなせばどんどん年収も地位も上がっていくというとき、システムに適応し、言うなればハムスターのようにカラカラとシステムの歯車を回している自分を、より高い次元から俯瞰的に眺める。そのようなメタ認知の能力を獲得し、自分の「ありさま」について、システム内の評価とは別のモノサシで評価するためにも「美意識」が求められる、ということです。

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/761.html#c4

[番外地7] 内田樹の大学不要論〜腐臭を発しはじめた大学 中川隆
4. 中川隆[-6492] koaQ7Jey 2017年9月06日 17:41:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路
オウム真理教が体現する、受験エリートの闇
山口 周 : コーン・フェリー・ヘイグループ 2017年08月31日
http://toyokeizai.net/articles/-/186380


世界のトップエリートたちは現在、必死に美意識を鍛えています。一方、日本では偏差値は高いが美意識が低く、それが看過できない問題の元凶になっているようです(撮影:今井康一)

現在、世界のエリートは必死になって「美意識」を鍛えています。グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、ニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身に付けるためではありません。彼らは極めて功利的な目的で、「美意識」を鍛えているのです。

なぜならば、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足を置いた経営、いわばサイエンス重視の意思決定では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。

「偏差値は高いが美意識は低い」エリートたち

一方、残念ながら現在の日本企業の多くは、経営にかかわる人たちの美意識がほとんど問われません。すなわち、日本のエリート組織の多くは「偏差値は高いが美意識は低い」という状態で、計測可能な指標だけをひたすら伸ばしていく、一種のゲームのような状態に陥っています。ここでは「真・善・美」が問われず、それが、DeNAのコンプガチャやWELQ問題をはじめとして、続発する企業のコンプライアンス違反の元凶になっています。

「偏差値は高いが美意識は低い」という問題の闇を語るうえで避けては通れないのは、オウム真理教です。この宗教集団の特徴の一つとして、幹部が極めて高学歴の人間によって占められていた、という点が挙げられます。有罪判決を受けたオウム真理教幹部のリストを並べてみると、東大医学部を筆頭に、おそらく平均の偏差値が70を超えるのではないかというくらい、高学歴の人物を幹部に据えていたことがわかります。

地下鉄サリン事件が世間を震撼させたとき、これらの名だたる有名大学を卒業したエリートたちが、なぜあのように邪悪で愚かな営みに手を染めたのか、ということがしきりにワイドショーなどで騒がれました。しかし私は、当初からこの問いの立て方はポイントを外していると思っていました。


ワイドショーのコメンテーターに言わせれば、オウムの幹部連中は、受験エリートである「にもかかわらず」、愚かで邪悪な宗教に帰依した、つまり二つの事実を整合性の取れないものとして逆接でつないだわけですが、私は逆に、彼らがまさに受験エリートである「からこそ」、オウム真理教に帰依していったのだろうと思っていました。

その理由は、オウム真理教が提唱していた奇妙な位階システムにあります。オウム真理教では、修行のステージが、小乗から大乗、大乗から金剛乗へと上がっていくという非常に単純でわかりやすい階層を提示したうえで、教祖の主張する修行を行えば、あっという間に階層を上りきって解脱することができる、と語られていました。

これはまさに、オウム真理教に帰依していった受験エリートたちが、かつて塾で言われていたのと同じことです。オウム真理教幹部の多くが、事件の後になんらかの手記や回想録を著しています。これらを読むと、彼らのほとんどが、大学を出た後に社会に出たものの、世の中の理不尽さや不条理さに傷つき、憤り、絶望して、オウム真理教に傾斜していったことがわかります。

オウム真理教における「著しい美の欠如」

このように、わかりやすい位階システム、つまり強く「サイエンス」が支配している組織において、どのように「アート」が取り扱われていたのか。オウム真理教における「アート」について、小説家の宮内勝典氏は著書『善悪の彼岸へ』の中で、次のように指摘しています。

オウムシスターズの舞いを見たとき、あまりの下手さに驚いた。素人以下のレベルだった。呆気にとられながら、これは笑って見過ごせない大切なことだ、という気がしてならなかった。オウムの記者会見のとき、背後に映し出されるマンダラがあまりにも稚拙すぎることが、無意識のままずっと心にひっかかっていたからだ。(中略)

麻原彰晃の著作、オウム真理教のメディア表現に通底している特徴を端的に言えば、「美」がないということに尽きるだろう。出家者たちの集う僧院であるはずのサティアンが、美意識などかけらもない工場のような建物であったことを思い出してほしい。

偏差値教育しか受けてこなかった世代は、あれほど美意識や心性の欠落した麻原の本を読んで、なんら違和感もなく、階層性ばかりを強調する一見論理的な教義に同調してしまったのだ。後にオウムの信者たちと語りあって、かれらがまったくと言っていいほど文学書に親しんでいなかったことに気づかされた。かれらは「美」を知らない。仏教のなかに鳴り響いている音色を聴きとることができない。言葉の微妙なニュアンスを汲みとり、真贋を見ぬいていく能力も、洞察力もなかった。

宮内勝典『善悪の彼岸へ』

宮内氏のこれらの指摘をまとめれば、オウム真理教という組織の特徴は、「極端な美意識の欠如」と「極端な階層性」ということになります。これを本書の枠組みで説明すれば、アートとサイエンスのバランスが、極端にサイエンス側に振れた組織であったと言い換えることができます。


情緒や感性を育む機会を与えられず、受験勉強に勝ち残った偏差値エリートたち。彼らは、いわば「極端に単純化された階層性への適応者」でした。極端に単純化されたシステムの中であれば、安心して輝いていられる人たち。

しかし、実際の社会は不条理と不合理に満ちており、そこでは「清濁併せ呑む」バランス感覚が必要になります。彼らはそのような社会にうまく適応できず、オウム真理教へと傾斜し、やがて外界をマーヤー(幻)として消去させようとしました。

さて、ここまで、オウム真理教という、かつて日本を震撼させた新興宗教集団の特徴について考察してきましたが、読者の皆さんは、なぜビジネスとはまったく関係のないカルト教団の話をしているんだろう?と思われたかもしれません。

しかし、私は、宮内氏が指摘した「美意識の欠如」と「極端なシステム志向」というオウム真理教という組織の特徴が、ある種の組織と非常に類似している点に以前から引っかかっていました。

戦略コンサル、新興ベンチャーとの類似点

「業界の特性」ということでひっくるめられると迷惑だという反論もあるかと思いますが、あえて名指しで、オウム真理教と類似しているなと筆者が感じる二つの業界を挙げるとすれば、それは戦略系コンサルティング業界と新興ベンチャー業界ということになります。

私が電通を退職して米国の戦略系コンサルティングの会社に転職したのは2002年のことです。オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたのは1995年のことで、私はこの事件をきっかけにしてカルト教団に興味を持ち、研究をするようになったのですが、2002年に戦略コンサルティングの会社に転職し、昇進や評価のシステムに関する説明を入社時研修で受けた際に、すぐに「この組織はオウムの仕組みとそっくりだな」と感じたことを、よく覚えています。

いくつかの具体例を挙げて説明してみましょう。たとえば、極端に階層的でシステマティックである、という側面です。通常の企業ではだいたい8〜9程度の等級が設定されていることが多いのですが、コンサルティング会社には基本的に4階層しかありません。新卒で入るとアナリストになり、やがて中堅のアソシエイトへと昇格し、その中のごく一部がさらにマネジャーへと昇進し、さらに選び抜かれた人が最終的にはパートナーになるという、極めてシンプルな仕組みです。


最近ではさまざまな組織で「多様性」が大きなテーマになり、その要請を受けて複数のキャリアのハシゴを用意する、いわゆる「複線型人事等級制度」の導入が進んでいますが、戦略コンサルティングの業界というのはその真逆で、極めて単線的かつ階層の明確な等級制度になっているわけです。

その階層性の明確さがはっきりと表れているのが報酬制度です。ざっくりとまとめれば、戦略系コンサルティング会社での報酬水準は、一階層上がるごとに倍になります。つまり新卒を1にすれば、中堅は2、マネジャーは4、パートナーが8ということになります。一般的な企業の昇給水準が数%程度であることを考えると、各ステップに100%の階差があるというのはちょっと驚きですが、これも階層性を明確にするための一つの要因となっています。

昇進のためには「生産性」だけが問われる

そしてさらに、ここが非常に重要なポイントなのですが、「何ができれば階層を上がれるか、どうすれば上がれるか」が非常に明確です。昇進の条件は極めてメカニカルなもので、人望や見識といった情緒的な側面はほとんど含まれません。具体的な説明は守秘義務があるので割愛しますが、大まかに説明すれば、コンサルティングに求められる全般的なスキルの項目に対して、どれくらいの充足度があるかによって判定されるという考え方で、一言で言えば「生産性」だけが問われ、人望や美意識は問われない、ということです。

こういったわかりやすい階層性、どうすれば上に行けるのかが明確なシステムは、前述したオウム真理教の仕組みと非常に類似しているんですね。

オウム真理教の教祖だった麻原彰晃が、弟子に対して語った講話の記録が残っているのですが、これを読んでみると非常に興味深い。というのも、麻原はことあるごとに「小乗、大乗、金剛乗」の3ステージを示し、どのような修行をすればこのステージを駆け上がっていけるかを繰り返し帰依者に訴えているのですが、これはコンサルティングファームの上級役員の語り口と非常に似ています。

同様のわかりやすさは新興ベンチャー企業においても見られます。そこで問われるのは見識や人望ではなく「早く結果を出すこと」でしかありません。以前、DeNAが主催した投資家向けの説明会に参加させてもらったことがあるのですが、事業の起案や投資に関する意思決定は徹頭徹尾、経済的な側面に基づいており、事業の意義やビジョンについては「それが経済的利益に結びつくと考えられる際には作成されるだけで、別に必要ない」とのコメントに慄然(りつぜん)とさせられたことがあります。

システムとしてわかりやすいと言えば、これ以上にわかりやすい仕組みはないわけで、とにかく結果さえ出せれば、大手企業に勤めている人が数十年かけて上るようなキャリアの階段を、数年で一挙に駆け上がって高額の報酬を得ることができる仕組みになっているわけです。


さらに指摘すれば、一見すると人材の交流があまりないように思われる「戦略コンサルティング業界」と「新興ベンチャー業界」ですが、昨今では「新卒で戦略コンサルティング会社に入り、途中から新興ベンチャー企業に転職する」というのは一つのキャリアパターンになりつつあります。

たとえば、DeNAの創業メンバーのほとんどが、戦略コンサルティング会社の出身者であったことを思い返せば、これらの業界に集まる人たちに共通する「思考の様式」がおわかりいただけると思います。その思考様式とはつまり「社会というシステムの是非を問わず、そのシステムの中で高い得点を取ることだけにしか興味がない」という考え方です。

「システムによく適応する」≠「よりよい人生」


『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社)。
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4334039960/asyuracom-22


ここにこそ「エリートこそ美意識を鍛えるべきである」というアイデアの根幹につながる問題があります。エリートというのはシステムに対して最高度の適応力を持っている人たちです。この「システムへの適応力」こそが、彼らをエリートたらしめているわけですが、ここに問題がある。「システムによく適応する」ということと「よりよい生を営む」というのは、まったく違うことだからです。

多くのエリートは、システムに適応し、より早く組織の階段を駆け上がって、高い地位と年収を手にすることを「よりよい人生」だと考えています。しかし、そのような志向の行き着く先には、多くの場合、破綻が待ち受けていることになります。

わかりやすいシステムを一種のゲームとして与えられ、それを上手にこなせばどんどん年収も地位も上がっていくというとき、システムに適応し、言うなればハムスターのようにカラカラとシステムの歯車を回している自分を、より高い次元から俯瞰的に眺める。そのようなメタ認知の能力を獲得し、自分の「ありさま」について、システム内の評価とは別のモノサシで評価するためにも「美意識」が求められる、ということです。

http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/282.html#c4

[番外地6] 経済格差は知能の格差 中川隆
3. 中川隆[-6491] koaQ7Jey 2017年9月06日 18:09:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

貧乏な家の子どもがお金持ちになれない本当の理由と「思考格差」の正体=午堂登紀雄
2017年9月3日
http://www.mag2.com/p/money/293416



子どもに貧困が連鎖する本当の原因は「親の子育て」にあります。「所得格差が教育格差を生み、貧困が連鎖していく」という説は、厳密には正確ではありません

「親の経済格差⇒子の教育格差⇒連鎖する貧困」はどこまで本当か

相関関係はあっても、因果関係はない

雑誌やネットのコラムなどで、「親の所得格差が子の教育格差を生み、貧困が連鎖する」という記事がたびたび取り上げられます。

確かに相関関係はあると思いますが、私は直接的な因果関係はないと考えています。

昨今ではすでに、高等教育を受ければいい会社に就職もできて安泰という図式は崩れつつありますし、奨学金制度があるので大学に進学できないというケースは稀でしょう(私自身、高校・大学には奨学金で進学し、15年かけて完済しました)。

貧困が連鎖する本当の原因は、親の子育てではないかと私は考えます。

それは、低所得の親の思考パターンと行動パターンが子に伝わるからです。

低所得の親が抱える「本当の問題」とは

そもそも、なぜ親は低所得なのか。それはたとえば、難しい課題に取り組もうとしない、新しい仕事に挑戦しようとしない、困難にもくじけず耐えようとしない、逆境を乗り越えて目標を達成しようとしない、勉強して能力を高めてより成長しようという意欲が低いために起こることではないでしょうか。

つまり、親自身が勉強することの価値を理解していないのです。親自身が「学ぶこと、努力することによってのみ自分を成長させることができるのだ」と認識していなければ、それを子どもに伝えることはできません。

たとえば「勉強しろ」「早く宿題済ませろ」などというのは教育でも何でもなく、単なる強制です。

大人でも会社で上司から「仕事しろ」「さっさと終わらせろ」などと言われたら気分は良くないでしょう。

そして、そういうマインドは当然、日常生活の親の振る舞い、そして子供にかける言葉にも違いを生じさせます。

「自分にはムリ」と思っている親の口から出る言葉は、「お前にはムリ」ではないでしょうか。

貧困は「親の思考と行動」によって連鎖する

じっくり考えるのを面倒くさがる親は、子どもが「それどういうこと?」と聞いてきても「知らない」「どうでもいいよ」で終わってしまうかもしれません。

家族でテレビを見ていて、事故のニュースが流れた時に発するセリフも「怖いねえ」くらい。

そんな親の言葉、態度、何かに取り組むときの姿勢を見ていれば、子どもも当然それを見習います。そうして親と同じような思考パターン、行動パターンが形成されます。

虐待されて育った子どもが親になったとき、また子に虐待するというケースがあるのもそのためで、子にどう接していいかわからない親に育てられれば、本人もやはり自分の子にどう接していいかわからず、結局親と同じことをしてしまいやすいのです。

つまり、親自身が低学歴・低所得となるような思考と行動をしているわけで、それが子どもに伝わっていることが「連鎖する貧困」の原因と言えるのです。


高所得な親の「思考と行動」は何が違う?

反対に、高所得な親の思考と行動はどうでしょうか。

彼らは積極的に学習する姿勢を持ち、難しい問題に果敢に挑戦したり、スキルアップのために日々研鑽してきたからこそ高所得になったと考えられます。

そういう親は、学ぶことの意義を認識していますから、子どもにもそのように伝えます。親自身も積極的に学び、努力する姿勢を持っていますから、子もそんな親の姿を見て育ちます。

親自身が「努力が大切だ」と思っているから、「やってみろよ。失敗したってまた頑張ればいいんだから」と子にも挑戦することの大切さを教えます。「お前にはムリ」ではなく「お前ならできる」というところでしょうか。

子どもが「それどういうこと?」と聞いてきたら、「それはね、これこれこういうことで、こういう理由があるからなんだよ」と答えるか、わからなければ「なんでだろうね、一緒に調べてみようか」と答えるでしょう。

事故のニュースをテレビで見たら「こういう事故に遭わないようにするには、どう行動したらいいかな?」というセリフを発するかもしれません。

そういう親の態度に毎日毎日、何年間も接して育てば、子どもも親と同じような思考パターンや行動パターンを受け継いでいきます。

そのため、「勉強しろ」などと直接言わなくても、日々の会話の中から、親の論理的な考え方や勉強することの大切さは子に伝わるものです。

だからなのか、高学歴の親の子どももまた高学歴になりやすいですし、東大に合格した学生のほとんどは、子どものころから一度も親に「勉強しろ」と言われたことがないそうです。

子どもの人生を左右する「親の思考格差」

さらに、高所得の親は部下や組織をマネジメントしている立場である人が多いと考えられますから、「どうすれば人は動くか?やる気になるか?」という人間のモチベーションに配慮する姿勢を持っているでしょうそういうスキルを発動すれば、子どもがやる気になるように促すこともできると言えます。

逆に低所得者は末端従業員であることが多く、人のモチベーションがどうこうより自分が不平不満を言っている立場でしょうから、人間心理に疎い可能性があります。それはもしかしたら、子どもの学習意欲や進学意欲の適切な形成を損なっているかもしれません。

ただしこれは高所得家庭でも起こり得ることですが、たとえば親があれこれ先回りしすぎたり、支配的に押し付けるような子育てをすれば、子は自分の頭で考える機会を奪われ、それが子の貧困化につがることがあります。

後半はうがった見方かもしれませんが、いずれにせよ貧困の連鎖を生んでいるのは、親の所得格差ではなく、それに伴う教育格差でもなく、「親の思考格差」なのです(なお、結果的には同じなので、冒頭でも直接的な因果関係はないと表現したわけです)。

「鳶が鷹を生む」現象

そしてもちろん、どの世界にも例外はあり、貧困世帯からでも偉大な人物が出てくることもあります。

親を反面教師にして努力し大成した人もいれば、逆に立派過ぎる親に反発してドロップアウトする人もいますが、それらはほんの一握り。珍しいからこそ、そうした人がテレビや書籍で取り上げられるのです。

では、そんな「一握り」に子どもが育つ条件とは何でしょうか?


子どもの論理的思考を鍛えよ

「ではどうすればいいのか?」ですが、私のひとつの提案は、子どもの義務教育を変えることです。

本来は親がすべきことであっても、強制することはできません。そこで親ができないなら、学校教育を変えるしかないというわけです。

具体的には、まず理系科目のウエイトを高くすることが挙げられます。理系科目は論理的思考の基礎となるからです。

私が知る限り、低所得者の多くは数学や物理などの理系科目が苦手です(もちろん全員ということではありません)。

それはつまり、論理的思考が苦手であることを意味します。だから感情や思いつきで判断したり、自分の行動がどういう結果を招くのかという想像もできない。

ただ、現状でも授業数はいっぱいなのに、今後英語やプログラミングの授業も入ってくるとなると、これ以上コマ数を増やすのも難しそうですが……。

子どもが「自分で考える」習慣の大切さ

もうひとつは、学校の中で、自分で考える習慣をつけるような授業の頻度を増やすこと。

現在の学校教育の多くは、教師が知識を伝え、児童生徒は受け取るのみであり、そこに「自分の頭で考える」「自分の意見・主張を持つ」「自分の考えを発表し、他者との違いを認め合う」という場はほとんどありません。また、テストでは問いを与えられ、最初から答えが存在していることばかりですから、自ら問いを発する、つまり課題を発見する機会にも乏しい。

国語にいたっては、たとえば小説の問題でも「こういうふうに捉えなさい」と感じ方まで強制されます。むろん正確に読む書く話す能力は重要なので、それを否定するわけではありません。

そういう基本は押さえつつ、でも「そういう意見や考えもあっていい」という多様性が認められる場を盛り込もうという意味です。

そもそも低所得者は、現状に疑問を持つことが少なく、一方で「こうすべき」「こうしてはいけない」という強固な固定観念に縛られ、自由な発想ができません。

言われたことしかできないとか、標準化された仕事はできるけど創意工夫して変えることが苦手な人は、思い込みが激しく多様性を認めない傾向があります。そのような柔軟性がないため、環境変化にも適応できず、所得は下がっていきます。

そしてそれを「しつけ」と称して子にも教えている可能性があり、だから親のそういう根拠のない常識や思い込みから解放させ、自由に発想させる場が必要です。

それにはたとえば「あなたはどう考えるの?」「僕はこう思う」「私はこう考える」という一人一人の個性を発揮させる授業、たとえば討論やディベート、グループ研究・発表会などが考えられます。

ただ、これも前述と同様、現状の授業枠の中でそこまでの時間が取れるかどうか難しいですが……。

変わるべきは親自身

「自分は貧しかったから、子どもには良い教育を与えてあげたい」という親の気持ちは当然だとしても、やはり変わらなければならないのは親自身ではないか。

親が変われば子に接する態度が変わり、子も親の影響を受けて変わるはず。

そして親の手を借りずとも「大学ではなく専門学校に行く」とか「日本の大学ではなく海外の大学に行く。そのため給付型のスカラシップが取れるよう頑張る」などと、自己責任において進路を決めるようになるかもしれません。


子どもの人生に、本当に大切なこと

「親の経済力によって大学進学率に差がつくのはおかしい」「親が貧しく進学させてあげられないから教育格差が生まれ、子も貧しくなる」と考える人は、奨学金の無償化や、公的な教育投資を増やすよう働きかけています。

しかしそれは「大学に行けばすべて解決する」と言っているようなもので、本質とは言えません。

むろん、義務教育をちょっと変えるくらいで解決できるテーマではないし、集団の中ではどうしても差ができてきます。だから完全に格差をなくすことは不可能。

とはいえ大学以前に、子どもが自分の頭でしっかり考えるような教育をすれば、「雇われるため」の進学だけではなく、たとえば高校生で起業家デビューとか、多様な人生の展開ができるようになる人が増えるのではないでしょうか。

そういえば、お金に関する知識は学校教育では習わないですよね。生きる上ではとっても大切なことなのに。同様に、子育てに関する知識も学校では習わない。論理的な思考方法やコミュニケーション技術も習わない。

ということは、学校では教わらないことの方が、実は人生においては重要なのかもしれません。


http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/759.html#c3

[文化2] ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン 中川隆
55. 中川隆[-6490] koaQ7Jey 2017年9月06日 19:28:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「美意識が低い」日本の受験エリート達の末路
オウム真理教が体現する、受験エリートの闇
山口 周 : コーン・フェリー・ヘイグループ 2017年08月31日
http://toyokeizai.net/articles/-/186380

世界のトップエリートたちは現在、必死に美意識を鍛えています。一方、日本では偏差値は高いが美意識が低く、それが看過できない問題の元凶になっているようです(撮影:今井康一)

現在、世界のエリートは必死になって「美意識」を鍛えています。グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補を送り込む、ニューヨークやロンドンの知的専門職が、早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身に付けるためではありません。彼らは極めて功利的な目的で、「美意識」を鍛えているのです。

なぜならば、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足を置いた経営、いわばサイエンス重視の意思決定では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない、ということをよくわかっているからです。

「偏差値は高いが美意識は低い」エリートたち

一方、残念ながら現在の日本企業の多くは、経営にかかわる人たちの美意識がほとんど問われません。すなわち、日本のエリート組織の多くは「偏差値は高いが美意識は低い」という状態で、計測可能な指標だけをひたすら伸ばしていく、一種のゲームのような状態に陥っています。ここでは「真・善・美」が問われず、それが、DeNAのコンプガチャやWELQ問題をはじめとして、続発する企業のコンプライアンス違反の元凶になっています。

「偏差値は高いが美意識は低い」という問題の闇を語るうえで避けては通れないのは、オウム真理教です。この宗教集団の特徴の一つとして、幹部が極めて高学歴の人間によって占められていた、という点が挙げられます。有罪判決を受けたオウム真理教幹部のリストを並べてみると、東大医学部を筆頭に、おそらく平均の偏差値が70を超えるのではないかというくらい、高学歴の人物を幹部に据えていたことがわかります。

地下鉄サリン事件が世間を震撼させたとき、これらの名だたる有名大学を卒業したエリートたちが、なぜあのように邪悪で愚かな営みに手を染めたのか、ということがしきりにワイドショーなどで騒がれました。しかし私は、当初からこの問いの立て方はポイントを外していると思っていました。


ワイドショーのコメンテーターに言わせれば、オウムの幹部連中は、受験エリートである「にもかかわらず」、愚かで邪悪な宗教に帰依した、つまり二つの事実を整合性の取れないものとして逆接でつないだわけですが、私は逆に、彼らがまさに受験エリートである「からこそ」、オウム真理教に帰依していったのだろうと思っていました。

その理由は、オウム真理教が提唱していた奇妙な位階システムにあります。オウム真理教では、修行のステージが、小乗から大乗、大乗から金剛乗へと上がっていくという非常に単純でわかりやすい階層を提示したうえで、教祖の主張する修行を行えば、あっという間に階層を上りきって解脱することができる、と語られていました。

これはまさに、オウム真理教に帰依していった受験エリートたちが、かつて塾で言われていたのと同じことです。オウム真理教幹部の多くが、事件の後になんらかの手記や回想録を著しています。これらを読むと、彼らのほとんどが、大学を出た後に社会に出たものの、世の中の理不尽さや不条理さに傷つき、憤り、絶望して、オウム真理教に傾斜していったことがわかります。

オウム真理教における「著しい美の欠如」

このように、わかりやすい位階システム、つまり強く「サイエンス」が支配している組織において、どのように「アート」が取り扱われていたのか。オウム真理教における「アート」について、小説家の宮内勝典氏は著書『善悪の彼岸へ』の中で、次のように指摘しています。

オウムシスターズの舞いを見たとき、あまりの下手さに驚いた。素人以下のレベルだった。呆気にとられながら、これは笑って見過ごせない大切なことだ、という気がしてならなかった。オウムの記者会見のとき、背後に映し出されるマンダラがあまりにも稚拙すぎることが、無意識のままずっと心にひっかかっていたからだ。(中略)

麻原彰晃の著作、オウム真理教のメディア表現に通底している特徴を端的に言えば、「美」がないということに尽きるだろう。出家者たちの集う僧院であるはずのサティアンが、美意識などかけらもない工場のような建物であったことを思い出してほしい。

偏差値教育しか受けてこなかった世代は、あれほど美意識や心性の欠落した麻原の本を読んで、なんら違和感もなく、階層性ばかりを強調する一見論理的な教義に同調してしまったのだ。後にオウムの信者たちと語りあって、かれらがまったくと言っていいほど文学書に親しんでいなかったことに気づかされた。かれらは「美」を知らない。仏教のなかに鳴り響いている音色を聴きとることができない。言葉の微妙なニュアンスを汲みとり、真贋を見ぬいていく能力も、洞察力もなかった。

宮内勝典『善悪の彼岸へ』


宮内氏のこれらの指摘をまとめれば、オウム真理教という組織の特徴は、「極端な美意識の欠如」と「極端な階層性」ということになります。これを本書の枠組みで説明すれば、アートとサイエンスのバランスが、極端にサイエンス側に振れた組織であったと言い換えることができます。


情緒や感性を育む機会を与えられず、受験勉強に勝ち残った偏差値エリートたち。彼らは、いわば「極端に単純化された階層性への適応者」でした。極端に単純化されたシステムの中であれば、安心して輝いていられる人たち。

しかし、実際の社会は不条理と不合理に満ちており、そこでは「清濁併せ呑む」バランス感覚が必要になります。彼らはそのような社会にうまく適応できず、オウム真理教へと傾斜し、やがて外界をマーヤー(幻)として消去させようとしました。

さて、ここまで、オウム真理教という、かつて日本を震撼させた新興宗教集団の特徴について考察してきましたが、読者の皆さんは、なぜビジネスとはまったく関係のないカルト教団の話をしているんだろう?と思われたかもしれません。

しかし、私は、宮内氏が指摘した「美意識の欠如」と「極端なシステム志向」というオウム真理教という組織の特徴が、ある種の組織と非常に類似している点に以前から引っかかっていました。

戦略コンサル、新興ベンチャーとの類似点

「業界の特性」ということでひっくるめられると迷惑だという反論もあるかと思いますが、あえて名指しで、オウム真理教と類似しているなと筆者が感じる二つの業界を挙げるとすれば、それは戦略系コンサルティング業界と新興ベンチャー業界ということになります。

私が電通を退職して米国の戦略系コンサルティングの会社に転職したのは2002年のことです。オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしたのは1995年のことで、私はこの事件をきっかけにしてカルト教団に興味を持ち、研究をするようになったのですが、2002年に戦略コンサルティングの会社に転職し、昇進や評価のシステムに関する説明を入社時研修で受けた際に、すぐに「この組織はオウムの仕組みとそっくりだな」と感じたことを、よく覚えています。

いくつかの具体例を挙げて説明してみましょう。たとえば、極端に階層的でシステマティックである、という側面です。通常の企業ではだいたい8〜9程度の等級が設定されていることが多いのですが、コンサルティング会社には基本的に4階層しかありません。新卒で入るとアナリストになり、やがて中堅のアソシエイトへと昇格し、その中のごく一部がさらにマネジャーへと昇進し、さらに選び抜かれた人が最終的にはパートナーになるという、極めてシンプルな仕組みです。


最近ではさまざまな組織で「多様性」が大きなテーマになり、その要請を受けて複数のキャリアのハシゴを用意する、いわゆる「複線型人事等級制度」の導入が進んでいますが、戦略コンサルティングの業界というのはその真逆で、極めて単線的かつ階層の明確な等級制度になっているわけです。

その階層性の明確さがはっきりと表れているのが報酬制度です。ざっくりとまとめれば、戦略系コンサルティング会社での報酬水準は、一階層上がるごとに倍になります。つまり新卒を1にすれば、中堅は2、マネジャーは4、パートナーが8ということになります。一般的な企業の昇給水準が数%程度であることを考えると、各ステップに100%の階差があるというのはちょっと驚きですが、これも階層性を明確にするための一つの要因となっています。

昇進のためには「生産性」だけが問われる

そしてさらに、ここが非常に重要なポイントなのですが、「何ができれば階層を上がれるか、どうすれば上がれるか」が非常に明確です。昇進の条件は極めてメカニカルなもので、人望や見識といった情緒的な側面はほとんど含まれません。具体的な説明は守秘義務があるので割愛しますが、大まかに説明すれば、コンサルティングに求められる全般的なスキルの項目に対して、どれくらいの充足度があるかによって判定されるという考え方で、一言で言えば「生産性」だけが問われ、人望や美意識は問われない、ということです。

こういったわかりやすい階層性、どうすれば上に行けるのかが明確なシステムは、前述したオウム真理教の仕組みと非常に類似しているんですね。

オウム真理教の教祖だった麻原彰晃が、弟子に対して語った講話の記録が残っているのですが、これを読んでみると非常に興味深い。というのも、麻原はことあるごとに「小乗、大乗、金剛乗」の3ステージを示し、どのような修行をすればこのステージを駆け上がっていけるかを繰り返し帰依者に訴えているのですが、これはコンサルティングファームの上級役員の語り口と非常に似ています。

同様のわかりやすさは新興ベンチャー企業においても見られます。そこで問われるのは見識や人望ではなく「早く結果を出すこと」でしかありません。以前、DeNAが主催した投資家向けの説明会に参加させてもらったことがあるのですが、事業の起案や投資に関する意思決定は徹頭徹尾、経済的な側面に基づいており、事業の意義やビジョンについては「それが経済的利益に結びつくと考えられる際には作成されるだけで、別に必要ない」とのコメントに慄然(りつぜん)とさせられたことがあります。

システムとしてわかりやすいと言えば、これ以上にわかりやすい仕組みはないわけで、とにかく結果さえ出せれば、大手企業に勤めている人が数十年かけて上るようなキャリアの階段を、数年で一挙に駆け上がって高額の報酬を得ることができる仕組みになっているわけです。


さらに指摘すれば、一見すると人材の交流があまりないように思われる「戦略コンサルティング業界」と「新興ベンチャー業界」ですが、昨今では「新卒で戦略コンサルティング会社に入り、途中から新興ベンチャー企業に転職する」というのは一つのキャリアパターンになりつつあります。

たとえば、DeNAの創業メンバーのほとんどが、戦略コンサルティング会社の出身者であったことを思い返せば、これらの業界に集まる人たちに共通する「思考の様式」がおわかりいただけると思います。その思考様式とはつまり「社会というシステムの是非を問わず、そのシステムの中で高い得点を取ることだけにしか興味がない」という考え方です。

「システムによく適応する」≠「よりよい人生」


『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社)。
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4334039960/asyuracom-22


ここにこそ「エリートこそ美意識を鍛えるべきである」というアイデアの根幹につながる問題があります。エリートというのはシステムに対して最高度の適応力を持っている人たちです。この「システムへの適応力」こそが、彼らをエリートたらしめているわけですが、ここに問題がある。「システムによく適応する」ということと「よりよい生を営む」というのは、まったく違うことだからです。

多くのエリートは、システムに適応し、より早く組織の階段を駆け上がって、高い地位と年収を手にすることを「よりよい人生」だと考えています。しかし、そのような志向の行き着く先には、多くの場合、破綻が待ち受けていることになります。

わかりやすいシステムを一種のゲームとして与えられ、それを上手にこなせばどんどん年収も地位も上がっていくというとき、システムに適応し、言うなればハムスターのようにカラカラとシステムの歯車を回している自分を、より高い次元から俯瞰的に眺める。そのようなメタ認知の能力を獲得し、自分の「ありさま」について、システム内の評価とは別のモノサシで評価するためにも「美意識」が求められる、ということです。

http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html#c55

[昼休み53] 西部邁ゼミナール 「『核』が日本を沈没から救う」 伊藤貫 中川隆
5. 中川隆[-6489] koaQ7Jey 2017年9月06日 19:56:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本は現在、アメリカの「核の傘」によって守られています。今後、北朝鮮がアメリカに届く核弾頭ICBMを開発したことが「認定」されてしまうと、日本は核の傘から外れる可能性があります。といいますか、そのような事態を想定するべきです。


 北朝鮮が日本を攻撃し、アメリカが反撃した際に、アメリカの大都市に核ミサイルが落ちる「可能性がある」というだけで、日米安保は有名無実化します。アメリカが「自国の都市が攻撃される可能性」を無視し、北朝鮮に対し軍事行動を起こすとは、とても思えないのです。


 そういう意味で、対中国の場合も話は同じです。アメリカ大統領が、

「尖閣諸島は日米安保の対象範囲」

 という発言を繰り返したとしても、アメリカが「同盟国の辺境の無人島」を守るために、核保有国である中国を敵に回し、アメリカ国民が命を失うことを認めるなど、考えられません。


 このまま北朝鮮のミサイル・核開発が続くと、最終的に我が国は核武装の道を歩まざるを得ません。というよりも、中国という核保有国が隣に存在し、彼らが日本に核ミサイルを向けている以上、もっと早い段階から核武装の議論をしなければならなかったのです。


 最近、マスコミで北朝鮮の「核容認論」が見受けられ、ゾッとしています。


 8月29日、テレビ朝日「「羽鳥慎一 モーニングショー」において、武貞秀士氏は、

「北朝鮮は核兵器を持ったままで使わせないようにしながら議論し、戦略として最終的に放棄してもらう、とせざるを得ないのではないか」

 と、発言。さらに、青木理氏も、

「いったんは核を持った北朝鮮を容認しなければならない、ということがある」

 と、主張しました。


 北朝鮮の核容認論は、アメリカでも出ています。オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたライス氏は、8月10日のNYにおいて、

「必要であれば、我々は北朝鮮の核兵器を容認できる」

 と、語りました。


 わたくしが何が一番怖いかと言えば、本来、北朝鮮の核容認論は、「日本の核武装」の議論とセットでなければならないはずが、絶対にそうはならないという点です。

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。ならば、我が国も核武装しよう」

 ならば話は分かるのですが、現実には、

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。それでも、日本は何もしない」

 という論調がマスコミで主流になるに決まっているのです。


 さらに問題なのは、北朝鮮の指導者である金正恩は、「合理性に欠けた選択」をする傾向が頻繁に見られる点です。


 合理性を期待できない北朝鮮が、核武装を果たす。もちろん、日本に届く弾道ミサイルも保有している。


 その状況であっても、日本の政治家が敵基地反撃能力の保有や核武装の議論をしようとすると、

「日本を戦争ができる国にするのか!」

 と、ヒステリックに喚き立てる連中が、それこそ雨後の筍のごとくマスコミに湧き出し、国民や政治家の判断を狂わせます。それが、日本国の現実なのです。


 この「日本国の現実」の中、我々は生き残りの道を探らなければなりません。


 我が国は「亡国の危機」にあるという現実を受け止め、その上で核武装に対するタブーを消し、

「北朝鮮の核を容認するならば、核武装の議論を始めなければならない」

 といった「正論」を国民が共有しない限り、未来は暗澹たるものにならざるを得ないのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/523.html#c5

[政治・選挙・NHK231] 長尾たかし / 「南京虐殺はありませんでした」  赤かぶ
1. 中川隆[-6488] koaQ7Jey 2017年9月06日 20:09:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

有ったと言えない特別な理由が有るんだよ:


松井石根
「南京事件ではお恥しい限りです。南京入城の後、慰霊祭の時に、シナ人の死者も
一しょにと私が申したところ、参謀長以下何も分らんから、日本軍の士気に関するでしょうといって、師団長はじめあんなことをしたのだ。

 私は日露戦争の時、大尉として従軍したが、その当時の師団長と、今度の師団長などを比べてみると、問題にならんほど悪いですね。日露戦争の時は、シナ人に対してはもちろんだが、ロシヤ人に対しても、俘虜の取扱い、その他よくいっていた。今度はそうはいかなかった。
政府当局ではそう考えたわけではなかったろうが、武士道とか人道とかいう点では、
当時とは全く変っておった。

 慰霊祭の直後、私は皆を集めて軍総司令官として泣いて怒った。その時は朝香宮もおられ、柳川中将も方面軍司令官だったが。折角皇威を輝かしたのに、あの兵の暴行によって一挙にしてそれを落してしまった、と。ところが、このことのあとで、みなが笑った。 甚だしいのは、或る師団長の如きは「当り前ですよ」とさえいった。

 従って、私だけでもこういう結果になるということは、当時の軍人達に一人でも多く、深い反省を与えるという意味で大変に嬉しい。折角こうなったのだから、このまま往生したいと思っている」
http://www.geocities.jp/yu77799/gunjin.html#matuiiwane

キーナンは、自分が技巧的に追及してきたその判決を聞いた日の夜、
彼の切り札証言人、田中隆吉と一杯飲みに外出した。彼は酔いにかまけつつ、

「馬鹿げている、まったく馬鹿げた判決だ」と口にした。彼が最も反対してきた判決は、
松井――南京攻略の際、その命令が悪用された痛ましい小柄な大将――の死刑だった。

 公正は私に、被告に有罪を決定する際、天皇の免責について再考するよう、求めている。
http://www.retirementaustralia.net/rk_tr_emperor_13_3_4.htm

鬼頭久二(1916年8月生まれ)
第16師団歩兵第33連隊 第1大隊

南京戦の時、当時の宮さん〔朝香宮〕から命令があって、その命令は中隊長か小隊長から聞いたけど、

「犬も猫も含め生きている者は全部殺せ」

ちゅう命令やった。

天皇陛下の命令やと言ったな。

当時のことを書いた日記帳は終戦の時に全部焼いた。
http://www.geocities.jp/kk_nanking/
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/m/pages/468.html


沢田小次郎(1915年9月生まれ)
第16師団歩兵第33連隊 第1大隊某中隊指揮班

 この中隊には「男も女も子どもも区別なしで殺せ」という命令が出ました。つまり虐殺でした。残虐な攻略戦で、その残虐さは南京に入ったらすぐそうでした。
(略)
南京攻略戦はちょっとやりすぎでした。反日の根拠地というので、
南京に入るまでは家を全部焼けという命令がずっと出てました。
するとまた後続部隊が泊まる所がないからといって、家を焼くのを中止したんです。

とにかく「家は全部焼いて、人間は全部殺せ」という命令でした。

命令が出てなかったらこっちはしませんよ。

北支の戦争では「兵隊以外の者は絶対に怪我人を出したらあかん」という命令が出ていました。 だから北支は戦争しにくかったです。

 でも南京攻略戦は手当たり次第やったので、戦争がしやすかった。
それももちろん命令があったからです。

皆伝え聞いて分かっていました。中支では、上陸してからずっとやりたい放題にやっとったんです。その代わりこっちの被害も多かったですな。あそこは支那の部隊も集中してました。
http://members.at.infoseek.co.jp/NankingMassacre/


http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/783.html#c1

[昼休み53] 日本は現在でも米国の軍事占領下にある _ 日本の政治を決定している日米合同委員会とは 中川隆
6. 中川隆[-6496] koaQ7Jey 2017年9月07日 00:26:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

知らなきゃよかった…日本の空は「実はアメリカのもの」だった エリート官僚も見て見ぬふりの真実
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52721
2017.09.06 矢部 宏治 現代ビジネス


みなさんは、東京都の西部――たとえば世田谷区や中野区、杉並区、練馬区、武蔵野市などの上空が、「日本のものではない」ということをご存じですか?  「なにをバカなことを……」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。 しかし、これらは複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実なのです。

北朝鮮ミサイルの脅威が迫るいまこそ、考えておきたい「日本の空」の真実とは?


『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』
https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84-%E9%9A%A0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%94%AF%E9%85%8D%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4062884399/ref=as_li_ss_tl?_encoding=UTF8&qid=&sr=&linkCode=sl1&tag=gendai_asyuracom-22&linkId=7b93ea9ab99059f0c7be060bcf86fb04


の著者・矢部宏治氏による論考。

■とんでもない歪みの正体

おかしい。不思議だ。どう考えても普通の国ではない。みなさんは、ご自分が暮らす「戦後日本」という国について、そう思ったことはないでしょうか。

おそらくどんな人でも、一度はそう思ったことがあるはずです。アメリカ、中国に次ぐ世界第3位の経済大国であり、治安のよさや文化水準の高さなど、誇るべき点もたしかに多い私たちの国、日本。しかしその根っこには、どう隠そうとしても隠しきれない、とんでもない歪みが存在しています。

たとえば私が本を書くたびに触れている「横田空域」の問題です。下の図1のように、じつは日本の首都圏の上空は米軍に支配されていて、日本の航空機は米軍の許可がないとそこを飛ぶことができません。いちいち許可をとるわけにはいかないので、JALやANAの定期便はこの巨大な山脈のような空域を避けて、非常に不自然なルートを飛ぶことを強いられているのです。


図1 首都圏の上空に広がる「横田空域」

図を見るとわかるように、とくに空域の南側は羽田空港や成田空港に着陸する航空機が密集し、非常に危険な状態になっています。また緊急時、たとえば前方に落雷や雹の危険がある積乱雲があって、そこを避けて飛びたいときでも、管制官から、「横田空域には入らず、そのまま飛べ」と指示されてしまう。

6年前に、はじめてこの問題を本で紹介したときは、信じてくれない人も多かったのですが、その後、新聞やテレビでも取り上げられるようになり、「横田空域」について知る人の数もかなり増えてきました。それでもくどいようですが、私は今回もまた、この問題から話を始めることにします。

なぜならそれは、数十万人程度の人たちが知っていればそれでいい、という問題ではない。少なくとも数千万単位の日本人が、常識として知っていなければならないことだと思うからです。

■エリート官僚もよくわかっていない「横田空域」

もちろんこの「横田空域」のような奇怪なものが存在するのは、世界を見まわしてみても日本だけです。では、どうして日本だけがそんなことになっているのでしょう。

私が7年前にこの事実を知ったときに驚いたのは、日本のエリート官僚と呼ばれる人たちがこの問題について、ほとんど何も知識を持っていないということでした。

まず、多くの官僚たちが「横田空域」の存在そのものを知らない。ごくまれに知っている人がいても、なぜそんなものが首都圏上空に存在するかについては、もちろんまったくわかっていない。これほど巨大な存在について、国家の中枢にいる人たちが何も知らないのです。日本を普通の独立国と呼ぶことは、とてもできないでしょう。

「いったい、いつからこんなものがあるのか」「いったい、なぜ、こんなものがあるのか」

その答えを本当の意味で知るためには、今回上梓した『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』を最後まで読んでいただく必要があります。じつは私自身、上のふたつの疑問について、歴史的背景も含めて完全に理解できたのは、わずか1年前のことなのです。

■世田谷区、中野区、杉並区の上空も「横田空域」

まず、たしかな事実からご紹介しましょう。横田空域は、東京都の西部(福生市ほか)にある米軍・横田基地が管理する空域です。

もう一度、図1を見てください。大きいですね。いちばん高いところで7000メートル、まさにヒマラヤ山脈のような巨大な米軍専用空域が、日本の空を東西まっぷたつに分断しているのです。

ここで「米軍基地は沖縄だけの問題でしょう?」と思っている首都圏のみなさんに、少し当事者意識をもっていただくため、横田空域の詳しい境界線を載せておきます(図2)。


図2 東京都心部(23 区内)の「横田空域」の境界線

東京の場合、横田空域の境界は駅でいうと、上板橋駅、江古田駅、沼袋駅、中野駅、代田橋駅、等々力駅のほぼ上空を南北に走っています。高級住宅地といわれる世田谷区、杉並区、練馬区、武蔵野市などは、ほぼ全域がこの横田空域内にあるのです。

この境界線の内側上空でなら、米軍はどんな軍事演習をすることも可能ですし、日本政府からその許可を得る必要もありません。2020年(米会計年度)から横田基地に配備されることが決まっているオスプレイは、すでにこの空域内で頻繁に低空飛行訓練を行っているのです(富士演習場〜厚木基地ルートなど/オスプレイの危険性については『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』第2章で詳述しています)。

むやみに驚かすつもりはありませんが、もしこの空域内でオスプレイが墜落して死者が出ても、事故の原因が日本側に公表されることはありませんし、正当な補償がなされることもありません。

そのことは、いまから40年前(1977年9月27日)に同じ横田空域内で起きた、横浜市緑区(現・青葉区)での米軍ファントム機・墜落事件の例を見れば、明らかです。

このときは「死者2名、重軽傷者6名、家屋全焼1棟、損壊3棟」という大事故だったにもかかわらず、パラシュートで脱出した米兵2名は、現場へ急行した自衛隊機によって厚木基地に運ばれ、その後、いつのまにかアメリカへ帰国。裁判で事故の調査報告書の公表を求めた被害者たちには、「日付も作成者の名前もない報告書の要旨」が示されただけでした。

■いまも中国・四国地方を覆う岩国空域

こうした米軍が支配する空域の例は、日本国内にあとふたつあります。中国・四国地方にある「岩国空域」と、2010年まで沖縄にあった「嘉手納空域」です。


図3 「岩国空域」

上の図が、これまであまり取り上げられることのなかった「岩国空域」です。「横田空域」と同じくこの「岩国空域」もまた、山口県、愛媛県、広島県、島根県の4県にまたがり、日本海上空から四国上空までを覆う、巨大な米軍管理空域です。

この空域内の松山空港に向かう民間機は、米軍・岩国基地の管制官の指示どおり飛ばなければなりませんし、空域のすぐ西側にある大分空港へ向かう民間機も、高度制限など大きな制約を受けています。

岩国空域に関して印象に残っているのは、2016年にオバマ大統領(当時)が広島を訪問したときのワンシーンです。アメリカ大統領による初めての「歴史的な」広島訪問に際して、オバマ大統領は中部国際空港から大統領専用機で米軍・岩国基地に移動したあと、この岩国空域を通って、海兵隊の軍用ヘリで原爆ドームへ向かったのです。

車で行けばわずか40キロ、たった1時間で行ける距離をわざわざ軍用機で、しかも4機のオスプレイに先導されるかたちで移動した。さらに同行する大統領付きの武官は「フットボール」と呼ばれる核兵器の「発射キット」を携行していました。

アメリカ大統領とは、すなわち核兵器を世界戦略の中心に据えた世界最強の米軍の最高司令官であり、彼は日本の上空を事実上自由に、自国の軍用機を引き連れて移動することができる──皮肉にも、そうした歪んだ現実世界の姿をまざまざと見せつけた、ノーベル平和賞受賞大統領の広島訪問となりました。

■見せかけにすぎない「独立」と「安保改定」

「日本の空」がすべて戦後70年以上経ったいまでも、完全に米軍に支配されているということは、じつは日本の法律の条文に、はっきり書かれている「事実」です。

下は1952年、占領終結と同時に、新たに制定された日本の国内法(航空法特例法)の条文です。そこにはまさに、身もフタもない真実が書かれているのです。

航空法特例法 第3項
「前項の航空機〔=米軍機と国連軍機〕(略)については、航空法第6章の規定は(略)適用しない」

ここで重要なのは、右の条文で「適用しない」とされている「航空法第6章」とは、航空機の安全な運行について定めた法律だということです。つまり、「離着陸する場所」「飛行禁止区域」「最低高度」「制限速度」「飛行計画の通報と承認」など、航空機が安全に運行するための43ヵ条(第57〜99条)もの条文が、すべて米軍機には適用されないことになっているのです。

要するに、もともと米軍機は日本の上空において、どれだけ危険な飛行をしてもいい、それは合法だということなのです。この条文のもとで米軍は、1952年に占領が終わったあとも変わらず日本の上空で、なんの制約も受けずに飛ぶ権利を持ち続けました。

そして、それから60年以上たった現在に至るまで、この条文はひと文字も変更されていません。そのことだけを見ても1952年の「独立」や、1960年の「安保改定」が、いかに見せかけだけのものだったかがわかるのです。


             

                 ***

本稿は、『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』の第1章を再構成したものです。同書の特設サイトでは、第1章のほか、「はじめに」「あとがき」「追記」、各章のまとめとしてのわかりやすい四コマまんが(計9本/商業目的以外であればマンガの使用・拡散は自由です)を無料で公開していますので、ぜひご覧ください。


http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/532.html#c6

[政治・選挙・NHK231] 私が求めている真の同志はこういう人だー(天木直人氏) 赤かぶ
1. 中川隆[-6495] koaQ7Jey 2017年9月07日 01:07:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

お花畑の売国奴 天木直人に鉄槌を!!


日本は現在、アメリカの「核の傘」によって守られています。今後、北朝鮮がアメリカに届く核弾頭ICBMを開発したことが「認定」されてしまうと、日本は核の傘から外れる可能性があります。といいますか、そのような事態を想定するべきです。

 北朝鮮が日本を攻撃し、アメリカが反撃した際に、アメリカの大都市に核ミサイルが落ちる「可能性がある」というだけで、日米安保は有名無実化します。アメリカが「自国の都市が攻撃される可能性」を無視し、北朝鮮に対し軍事行動を起こすとは、とても思えないのです。


 そういう意味で、対中国の場合も話は同じです。アメリカ大統領が、

「尖閣諸島は日米安保の対象範囲」

 という発言を繰り返したとしても、アメリカが「同盟国の辺境の無人島」を守るために、核保有国である中国を敵に回し、アメリカ国民が命を失うことを認めるなど、考えられません。


 このまま北朝鮮のミサイル・核開発が続くと、最終的に我が国は核武装の道を歩まざるを得ません。というよりも、中国という核保有国が隣に存在し、彼らが日本に核ミサイルを向けている以上、もっと早い段階から核武装の議論をしなければならなかったのです。


 最近、マスコミで北朝鮮の「核容認論」が見受けられ、ゾッとしています。


 8月29日、テレビ朝日「「羽鳥慎一 モーニングショー」において、武貞秀士氏は、

「北朝鮮は核兵器を持ったままで使わせないようにしながら議論し、戦略として最終的に放棄してもらう、とせざるを得ないのではないか」

 と、発言。さらに、青木理氏も、

「いったんは核を持った北朝鮮を容認しなければならない、ということがある」

 と、主張しました。


 北朝鮮の核容認論は、アメリカでも出ています。オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたライス氏は、8月10日のNYにおいて、

「必要であれば、我々は北朝鮮の核兵器を容認できる」

 と、語りました。


 わたくしが何が一番怖いかと言えば、本来、北朝鮮の核容認論は、「日本の核武装」の議論とセットでなければならないはずが、絶対にそうはならないという点です。

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。ならば、我が国も核武装しよう」

 ならば話は分かるのですが、現実には、

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。それでも、日本は何もしない」

 という論調がマスコミで主流になるに決まっているのです。


 さらに問題なのは、北朝鮮の指導者である金正恩は、「合理性に欠けた選択」をする傾向が頻繁に見られる点です。


 合理性を期待できない北朝鮮が、核武装を果たす。もちろん、日本に届く弾道ミサイルも保有している。


 その状況であっても、日本の政治家が敵基地反撃能力の保有や核武装の議論をしようとすると、

「日本を戦争ができる国にするのか!」

 と、ヒステリックに喚き立てる連中が、それこそ雨後の筍のごとくマスコミに湧き出し、国民や政治家の判断を狂わせます。それが、日本国の現実なのです。


 この「日本国の現実」の中、我々は生き残りの道を探らなければなりません。


 我が国は「亡国の危機」にあるという現実を受け止め、その上で核武装に対するタブーを消し、

「北朝鮮の核を容認するならば、核武装の議論を始めなければならない」

 といった「正論」を国民が共有しない限り、未来は暗澹たるものにならざるを得ないのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/797.html#c1

[近代史02] 弥生人の起源2 中川隆
19. 中川隆[-6495] koaQ7Jey 2017年9月07日 06:11:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

葛城氏と秦氏

元々、市場や諜報のネットワーク、神社ネットワークを作り上げたのは葛城氏(賀茂氏)だが、その後、賀茂神社の実権を秦氏が握ったことに象徴されるように、ネットワークは秦氏に移行したと考えられる。

以下、「泰澄大師 と 日本文化 」の一部要約です。

●京都の愛宕山の寺院には、「大和葛城・鴨氏の役小角」と「越前秦氏の泰澄」の起源に関わる、奈良時代の伝承がある。銅鐸・鉄器をもたらした人々は、出雲など日本海側から渡来し、丹後・亀岡などに拠点、大和に至り、三輪山山麓を本拠とした。彼らは、水・鉄をもたらす山を崇めたが、その中の一集団が、奈良盆地 南西に暮らした葛城鴨氏である。 今日の奈良「高鴨神社」一帯に暮らし、やがて新しい勢力の流入を受け北上し、山代に至る。 その後、奈良時代、同じく葛城から山代へ北上したのが山岳修験の「役小角」である。

天智天皇は、大津京守護のために、奈良の大神神社から、今の日吉大社へ出雲の神である「大己貴神」を勧請した。天武天皇は、出雲の一族である鴨氏奉祭の上鴨神社社殿を整えた。桓武天皇も平安京の護りとしたのは、賀茂社の地である。

古墳時代、秦氏は主に北九州〜河内・山代に至るが、一方、日本海側、越前から淡海(滋賀)を経て山代に南下した秦氏もある。その一人が泰澄。泰澄(越前秦氏)は、奈良時代の修験道の僧。越前国白山を開山した。泰澄の父は、秦氏の 秦角於だとする説がある。

秦氏の拠点拡大や、その二つの渡来ルートの合流は、松尾大社の祭神「大山咋神」と「市杵島姫命」に伺える。大山咋神は、日吉大社の奥宮磐座に残る古代の神山信仰で、山城の松尾大社から保津川を昇り、亀岡に伝わる。市杵島姫命は、元来、北九州の宗像大社の祭神である。また、越前から南下した泰澄の白山信仰は、日吉大社など滋賀に多く伝わり、山城に至る。
以上、出雲からは亀岡、大和〜山代、 一方では、越前からの淡海〜山代。 出雲から伝来した磐座信仰、大国主信仰は、亀岡の出雲大神宮や愛宕神社、そして山代の山頂に至り、今日の愛宕山社寺に伝わる。最澄は、奈良の三輪山より大物主の分霊を日枝山(比叡山)に勧請して、大比叡とした。

『秦氏の研究 −日本の文化と信仰に深く関与した渡来集団の研究−』(大和岩雄 著/大和書房)は、泰澄の生まれた足羽郡に秦氏がいたことを指摘し、また、秦氏の山岳信仰の山である愛宕山の開基が泰澄であり、愛宕山を「白山」ということをあげて泰澄が秦氏の出であることを主張している。泰澄は 702年、文武天皇から鎮護国家の法師に任じられ、717年、越前国の白山にのぼり妙理大菩薩を感得した。 各地にて仏教の布教活動を行い、元正天皇の病気平癒を祈願し、その功により神融禅師(じんゆうぜんじ)の号を賜る。737年に流行した疱瘡を収束させた功により泰澄の戒名と大和尚位を賜ったと伝えられる。

この時期600年代後半〜700年代、愛宕山麓、嵯峨野周辺では秦氏の活動が活発となる。

●松尾大社 縁起(ホームページ)より
[磐座祭祀] 当社の御祭神「大山咋神」は、当社社殿建立の飛鳥時代の頃に、始めてこの場所に祀られたものではなく、それ以前の太古の昔よりこの地方一帯に住んでいた住民が、松尾山の山霊を頂上に近い大杉谷の上部の磐座(いわくら)に祀って、生活の守護神として尊崇。
[秦氏来住] 五・六世紀の頃、近年の歴史研究では朝鮮新羅の豪族とされている 秦氏の大集団が、朝廷の招きによってこの地方に来住、その首長は松尾山の神を同族の総氏神として仰ぎ開拓。
[秦氏の開拓] [大堰と用水路][酒造神]
[平安京誘引] 時代と共に経済力と工業力を掌握した秦氏は、大和時代以後朝廷の財務官吏として活躍し、奈良時代の政治が行き詰まると、長岡京へ、次に平安京へ遷都を誘引したのも秦氏の膨大な勢力によるものであったことが定説。
〔神殿の造営〕 701年に秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勅命を奉じて、山麓の現在地に神殿を営み、山上の磐座の神霊をこの社殿に移し、その女の知満留女(ちまるめ)を斎女として奉仕し、この子孫が明治初年まで当社の幹部神職を勤めた秦氏(松尾・東・南とも称した)。

●修験道の開祖に仮託された役小角も山岳修行者の一人だった。平安時代になると最澄が比叡山、空海が高野山を開くなど山岳仏教が隆盛し、密教の験者たちがその験力を得るために山岳修行を行なった。また安倍晴明などの陰陽師で山岳修行をしたものも少なくなかった。こうした験力をおさめた密教の験者たちが修験道を作りあげてゆく。中世期に修験道が全盛期をむかえ、熊野を本拠として、本山派や当山派などの中央の修験をはじめ、羽黒山・彦山・白山・立山など地方の諸山の修験が活発な活動をするようになった(本山は三井寺を後ろ盾としてまとまり、当山派は吉野を拠点とした大和の諸大寺の修験から成る)。白山山麓の永平寺を修行道場とした曹洞宗、身延山の七面山を道場とした日蓮宗、一遍が熊野で啓示を得て開教した時宗など、鎌倉新仏教も山岳信仰や修験道と密接な関係を持っている。

近世期には山岳を拠点として諸国を遊行した修験者や聖たちは村や町に定着して、氏神や小祠小堂の祭や芸能にたずさわったり、加持祈祷などの活動に従事した。その影響は強く、現在でも奥三河の花祭などのように、山村には彼らが残した祭
や芸能が伝えられている。また近世中期以降になると在俗の庶民たちが講をつくって羽黒・富士・白山・立山・木曾御岳・大峯・石鎚・彦山などの山岳にのぼるようになっていった。
http://bbs.jinruisi.net/blog/2017/08/2951.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/549.html#c19

[リバイバル3] 大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん 中川隆
5. 中川隆[-6494] koaQ7Jey 2017年9月07日 06:20:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

8月27日埼玉県の税理士 大矢誠容疑者が動物愛護法違反で逮捕されました。

大矢誠容疑者は、鉄製の捕獲器に閉じ込めた猫3匹に熱湯を繰り返し浴びせたりバーナーであぶったりして殺したとして逮捕。

警視庁保安課によると、大矢誠容疑者は今年4月までの約1年半に、少なくとも13匹の猫を虐待し、その虐待の様子を撮影し、動画共有サイトに投稿していました。

動物虐待愛好家のネット掲示板では「神」と呼ばれ有名人物であったとのこと。

大矢誠容疑者が行った虐待方法は、鉄製の捕獲器に猫を閉じ込め


熱湯を数回に分けてかける

ガスバーナーであぶる

熱湯に沈める

爆竹を入れる

肛門に水を注入する

ペンチで歯を抜く

水に水没させる


などです。

とても、まともな人間が行う行為とは思えません。

また、「有害動物の駆除なので、法律違反にはならい」などと話していることから、反省はおろか、自分の行った行為を正当化しています。

猫は有害動物ではありませんが、有害動物であったとしても、このような虐待行為が正当化されていいわけがありません。

現在の動物愛護管理法では、2年以下の懲役 、もしくは 200万円以下の罰金となっておりますが、略式起訴で済まされることが多く、罰金刑で終わってしまうのです。

つまり、何の罰をうけることなく社会復帰するのです。

こんなことが許されていいのでしょうか?

今後このような動物虐待愛好家たちが、平然と生きていける社会であってはならないと思うのです。

どうか、大矢誠容疑者に懲役刑を!
https://www.change.org/p/%E7%8C%AB%E3%81%AB%E7%86%B1%E6%B9%AF%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%91-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%A7%E7%84%BC%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%97%E3%81%A6%E8%99%90%E5%BE%85%E6%AD%BB%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%9F-%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E8%AA%A0%E5%AE%B9%E7%96%91%E8%80%85%E3%82%92%E5%AE%9F%E5%88%91%E5%88%A4%E6%B1%BA%E3%81%AB
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html#c5

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
15. 中川隆[-6493] koaQ7Jey 2017年9月07日 06:40:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

ドイツ OCTAVE社の真空管アンプ


OCTAVE Audio-Japan
http://www.fuhlen.jp/octave/

HAL3 - OCTAVEプリメイン試聴レポート
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/4f/octave_premain_report.html

OCTAVE V16 Single ended の私的インプレッション:多様性を求めて 万策堂の私的オーディオインプレッション
http://pansaku.exblog.jp/26017439/

最高の素材、真空管を生かしたアンプ造り ドイツ、OCTAVE社 HP 500 SEとMRE 130
http://www.vividcar.com/cgi-bin/WebObjects/f1b8d82887.woa/wa/read/10c066b977d/

OCTAVE(オクターヴ)は1986年にAndreas Hofmannによってドイツの真空管アンプ専業ブランドとして創立されました。

技術的な特徴としていえるのは電源や出力トランスの自社生産、世界の最先端を進む電源回路、五極管プッシュプル回路が中核となっている。

実際にOCTAVEのアンプからもたらされるサウンドはきわめて先進的なもので、現代のハイエンドオーディオ界に生まれたある意味で革命的な製品群と呼べるのではないでしょうか。長年に渡って研鑽を積んだ練達のオーディオファイルを心底から感服させる驚異的性能を、ドイツ的流儀といえる質実剛健さを感じる素朴な外観の中に内抱している。

真空管パワーアンプでは出力トランスの支配力が きわめて大きく、時として音質の殆どを決定してしまうキー・デヴァイスとなりえる。

元々OCTAVEは親子二世代に渡って継承されてきたホフマン・トランスフォーマーズというドイツのトランス工場を原点とし、現在も自前でトランスを自社アンプに供給している。

磁界を制御して変換効率を最大で10%近く向上させる独創的なPMZコアトランスは同社最大の技術的アドヴァンテージだ。

その音は最先端テクノロジーで真空管の持つ可能性をさらに追求したものと確信させる。音を文章に書き起こすと、たとえば高域は明快なまでに明るい傾向で、ハイコントラストでブリリアントな音、燦然と光り輝くサウンドは眩い光を空間に解き放っていく。体温を上昇させるほどの高揚感をともなって、音楽を活き活きとした生命感に満ちた音で表現する。


音色には血が通った暖かさがあり、ふくよかで温度感が高く濃厚な色艶が乗っている。

ギターは倍音成分が豊かで、艶やかな光沢感ともなった弦楽合奏の麗しき響き、格調高く、典雅な佇まいを持ち、音に対して主義主張の強い個性的なモデルである。

万華鏡を覗き込むような色彩感の豊かさは極上の管球機の持つ美点だが、ソリッドステート以外では実現が困難と思われた研ぎ澄まされた輪郭の切れ味や彫琢が深く空間に刻まれる高度な音像表現は抜群の解像力で驚かされる。

往年の管球銘機の霧のような繊細で濃密なノスタルジックな雰囲気と、 高い分解能でハイスピード、ウッドベースはタイトに切れて爽快な聴こえとが両立する。

ガラス細工のような締り切ったソリッドな低域を持ち、オールドマッキンやTVA-1、そして一部のドレットノート級モデルを除くと、「真空管パワーアンプの低音はヤワだ」「低音が軽い」と思い込んでいた私の固定観念を完全に拭い去ってくれました。

それも中高域の質感を一切犠牲にすることなく。思わず息を呑むような OCTAVE MRE130のサウンドは抑揚がかなり大きく、スリリングなもので室内に破壊神が降臨したかのような、猛り狂う激情を思わせる、

すさまじい怒涛のダイナミクスを叩きだす、圧倒的ハイパワーと際立った高性能さ、 静寂感(S/N比)の高さはとても管球とは思えない、耳を疑う程の優秀な特性を誇っている。

OCTAVE MRE130の持つ最先端のサウンドは鮮度感がきわめて高く、典型的な真空管機の持つ包み込まれるようにやわらかく広がるなんともいえない聴き心地よさも持っている。真空管愛好者だけにしか決して味わえない至福の一時だ。

ダンピングファクターは8と管球機らしい控えめな数値だが、実際のドライバビリティは特段といえる高さがあり、高効率98dBというスペックを持つが、 大きくて重たい14インチ(35.5cm)ダブルウーファーと負荷の高いネットワークを有し、インピーダンスが3Ωまで落ち込む特性上、とても鳴らし難いJBL S9500をシングルで完璧に鳴らし切っているのをみて、このスピーカーに惚れ込んでいるものの、シングルアンプ時の選択肢がかなり狭まったことに苦慮する私を安堵させた。

BLACK BOXの投入はさらに効果的で、どこまで音圧を上げてもへこたれない(オーバーロードプロテクションが働いてアンプが気絶しない)駆動力の高まりにさらに気を良くしました。JBLを鳴らす方に強くお勧めしたいです。

OCTAVEの音は元々日本に上陸した初期の頃から完成されております。
現在はモデルチェンジしてかなり高価になっていますが、音質的にはあまりというかほとんど変わらないです。

さらにステレオ機とモノラル機では段違いにモノラル機の方が良いです。

高性能な真空管パワーアンプでは間違いなく最高峰です。真空管で現代のハイエンドスピーカーを鳴らしたい方、ダイナミックでハード志向なのでJBLやTADなどのホーンスピーカーを鳴らしたい方に向いています。


OCTAVEのアンプは非常に堅牢で保護回路も万全、高い安定性を備えて故障しづらいと信頼性の高さに定評があります。内部パーツもフィルムコンデンサーなど経年劣化するものが使われておらず何十年とノントラブルで使えるほど耐久性に優れています。


また、OCTAVEのバイアス調整は非常に簡単で、正面右側のノブを回して出力管を選択し、真空管の側にそれぞれ付いているつまみをマイナスドライバーで時計回りに回してグリーンのランプが点灯する位置に合わせるだけです。
(最初に必ず一度反時計回りに一杯まで回してバイアスを最小値にします)



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c15

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
16. 中川隆[-6492] koaQ7Jey 2017年9月07日 06:51:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

OCTAVE MRE 130 パワーアンプ
トランス技術を生かし研ぎ澄まされた音♪ 2014/06/25
http://otomani.jp/poweramp/1342

Exif_JPEG_PICTUREMRE130はトランジスタと真空管を使い、五極管を出力段に採用したハイブリッドのモノラルアンプ♪

OCTAVEはドイツで製造され、アンドレアス・ホフマンが設計したアンプでアンドレアスの父親が1968年にホフマン・トランスフォーマーズという会社を設立し、コイル・トランスを開発し、販売していました。

そのホフマン・トランスフォーマーズの強みを生かし、長年に渡り電源、巻線の研究・開発を培ってきた成果が音に結びついています。
8Ω時で100W、4Ω時では140Wの出力があり、JBLの4344や9500等、鳴らしにくい旧大型スピーカーも十分にドライブが可能です。

付属の6550からKT88、EL34の真空管に差し替えが可能のモデルです♪

特に出力管をGECやGOLDLIONのオリジナルにするだけで大きく化けますね。
レプリカのGOLDLIONはロシアで製造されたロシア管でオリジナルと比べると比べものになりませんw

前段にはECC82(12AU7)が使われているのでTELEFUNKENやSIEMENSなどの高信頼管ECC802Sとの差し替えもお勧めです。

ECC802Sに交換するとよりSNが高まり、抜けが良く滲みもより一掃されます。
高信頼管は価格が高いのでECC82(12AU7)から交換されても良いですね♪
ダイナミックレンジが広くSNに優れ、エッジの立ったキレがあり、鮮度感の高い音色が特徴。

全帯域に渡り、色彩感も豊かでダイナミズムに優れていますので音の悪いアニソンでもある程度、纏まりがあります。
デメリットとしてはサ行・タ行が多少強いのでスピーカーによっては高域がキンキンします。

インシュレーターやケーブルでサ行が目立たないようにするのも良いです。
このアンプはオプションにBlack BoxやSuper Black Boxがありますのでそれらを使う事により、電源が強化され音質が向上します。

滑らかさも大幅に向上しますのでサ行やタ行が緩和されます♪

水樹奈々さんが歌う魔法少女リリカルなのはA’sのキツイ音もSuper Black Boxを入れればノープロブレム(`・ω・)b

Super Black Boxを入れなくてもケーブル、インシュレーターで多少のキツさは緩和出来ますがw

ライブ音源が好きな方にお勧めできるアンプです♪


☆ SPEC ☆

■型番:MRE 130

■価格:1,880,000円(税別)

■出 力:100W(8Ω)、140W(4Ω)
■出力段構成 パラレルプッシュプル、拡張型5極管接続

■ダンピングファクター 8(20Hz〜15kHZ)

■真空管 6550C×4、6C5×1(後期6SN7に変更)、ECC82×2

■外形寸法(カバー取付時) 485W×176H×408D mm
■重量(カバー取付時) 19dB(6.8Ω負荷時オーバーオール)
■ゲイン 25kg/1台

■国内代理店:フューレンコーディネート

本国:Octave Audio
http://www.octave.de/

MRE130 詳細
http://www.fuhlen.jp/octave/products/mre130.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c16

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
17. 中川隆[-6491] koaQ7Jey 2017年9月07日 07:21:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

楠 薫のオーディオ三昧 ■ OCTAVE HP500SE/LE ■
http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE.htm

 オーディオって、本当にわからないものです。

 以前、Ayreのアンプを使用していた時には、このプリアンプも試してみていたのですが、 少し音がクリアさに欠け、音が重たいと感じたのですが……。

 それが、メインアンプをFirst Watt SIT-1に変えてから、どうもAyreのラインアンプの音が 浮遊して地に足がついていない音だと感じて、他のプリアンプをいろいろ試聴することにしました。  解像度などの点と、メインアンプと同じ作者だけあって傾向が似ているということで、 ほぼ、パス・ラボのPASS XP-30に決まりかけていたのです。

 試聴機を返却し、AYRE KX-Rを下取りに出して購入資金を捻出し、他のプリも一応試すことに して、手元にクラシック音楽用のプリアンプがなくなったので、とりあえずはOCTAVE HP500SE/LE でも鳴らしておくか、と繋いでみて、ぶっ飛びました。

 First Watt SIT-1でSonus Faber Stradivari Homageを鳴らすと、鮮度が良すぎて高域側にエネルギーが集中する感じで、その分、 ローエンドの量感が不足する印象があり、ちょっとどうかな、と思っていたところを見事に補い、音の鮮度の点ではダイレクト接続には劣るものの、 透明感がありながら、懐の深い鳴り方をします。

 しかも、伸びやかでストレス・フリー。音ではなく、音楽に身を委ねることが出来る音です。

 加えて音が単調にならず、色彩豊か。

 メインアンプに寄り添った鳴り方をしているかのようです。

 もっとも、拙宅のOCTAVE HP500SE/LEは、Limitted Editionで、現行のSVとは回路的にも 少し違うようですが、詳細はわかりません。

 さらに真空管を交換し、私好みの音になっている点も見過ごせません。

■ラインアンプ真空管1:ECC82/12AU7 テレフンケン(ダイヤマーク)
■ラインアンプ真空管2&3:EF184 ムラード
■フォノアンプ真空管4:ECC83/12AX7  ムラード
■フォノアンプ真空管5:ECC81/12AT7 オリジナル(米国製)
■フォノアンプ真空管6:ECC88/6922 ムラード

 ですから、同じOCTAVE HP500SEでも、現行品を購入して、同じ音で鳴るわけではないのですが、 懐が深くてしなやかで伸びやかな鳴り方はムラード。

 楽器の質感を正確に描き出し、色彩豊かでシャープな鳴り方は、テレフンケン。
 たまたまでしょうが、それぞれの持ち味が生かされて、うまく溶け合った音、と言えましょう。

 それが活かされる、真空管の持ち味が損なわれない卓越した回路技術も重要なのでしょう。

 それならばOctave Jubilee Preampならもっと上の音が期待出来るかも、と比較試聴やってみた のですが、友人の言葉を借りるなら、

「こっち(HP500SE/LE)はずるい。真空管の素材があまりにも 違い過ぎる。Jubilee Preampの凄さの片鱗は随所に見えるのに、佐賀関の漁港で水揚げしたばかりの 関サバとスーパーの安売りコーナーに出ている氷で冷やされたトロ箱のサバで料理して比較されちゃぁ、 いくら料理人の腕が良くてもなぁ……」

 同席した他の4人、みな、大きく首肯いていました。
 九州の地元民しかわからない喩えで済みません。(^^;

 そういうわけで、OCTAVE HP500SE/LEは、正妻の座に復活することになりました。
 で、フォノアンプがこれまた凄く出来が良いので、REC Outから取り出して、EMT927からVIOLA SOLO に繋いでいます。


http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-1.jpg

正面です。
ツマミが滑りやすく、力を入れて回すと緩んでしまうことがあります。
真ん中のボリューム、Jubilee Preampのようにロータリスイッチ式の方が良かったように思います。
もっとも、400万円のJubilee Preampと比較しては、ちょっと気の毒かも。

http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-2.jpg

メッシュの天盤が付いています。


http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-3.jpg

出力にXLRはありますが、バランス入力はありません。RCAタイプだけです。
MCカートリッジも使用できますが、個人的にはトランスを挟んでMMで使用した方がEMTの厚みのある 音が損なわれないで良いように思いました。

拙宅の場合、ジャズ用としてプリ部を使用していますから、そういう結果になったのかも知れません。

繊細な感じは、やはりMCタイプが勝っているように思いました。

http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-4.jpg

天盤を取り外したところです。天盤はアルミパネル側の上の2穴が六角レンチ、後ろ側がプラス ネジとなっていて、天盤の上から差し込んで回さないといけないので、柄の長いねじ回しでないと、 届きません。

アルミパネル側にある真空管が、ラインアンプ用の真空管1。真ん中が12AU7で、テレフンケンの ダイヤマークに換装しています。 両脇の2本はEF184で、真空管2 & 3。秋葉原のアムトランスで手に入れた、ムラード製に換装 しています。

反対側の背面側にはフォノ部の真空管が並んでいます。左から真空管4(12AX7:ムラード)、 真空管5(12AT7:オリジナルのまま)、真空管6(ECC88:ムラード)。 詳しくは、マニュアル(pdfファイル)をご覧下さい。


http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-5.jpg

ほぼ、真上から見たところです。プリント基板上にパーツがビッシリ。


http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-6.jpg

前側から中を見たところです。この配置が、マニュアルの絵と同じ配置になります。


http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-7.jpg

前側から少し視線を低くして見たところです。
コンデンサーが立ち並んでいて、コンビナートみたいです。


http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-8.jpg

電源部を正面から見たところです。


http://www.kusunoki.jp.net/audio/OCTAVE/OCTAVE-HP500SE-LE/OCTAVE-HP500SE-LE-9.jpg

電源部を後ろから見たところです。
通常、電源スイッチは入れっぱなしで、スタンバイ状態が推奨。
でも、時々、電源スイッチを切る必要に迫られることがあり、背面は操作がしにくく、面倒です。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c17

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
37. 中川隆[-6490] koaQ7Jey 2017年9月07日 07:35:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

人権団体「ヒューマンライツウォッチ」は過去2カ月、中国が脱北者の摘発を強化していると報じた。


中国が脱北者摘発を強化、強制送還で処刑も―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189586-s0-c10.html
2017年9月6日(水) 19時50分


2017年9月5日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトによると、中国が脱北者の摘発を強化している。

人権団体「ヒューマンライツウォッチ」は過去2カ月、中国が脱北者の摘発を強化していると報じた。7、8月に中国当局に拘束された脱北者は41人に達した。2016年7月から17年6月までの1年間では51人を拘束しており、過去1年余りの拘束者は92人に達したことになる。

また同団体によると、昨年7月以来、中国は37人の脱北者を強制送還している。密出国は北朝鮮では重罪だ。重い罪を犯した者が収用される「教化所」か、政治犯が収容される「管理所」に収用される可能性が高い。

政治犯の収容所では虐待や拷問が日々行われ、治療されることもなく食事も与えられないという劣悪な待遇に置かれている。そればかりか、さしたる理由もなく処刑されることまであるという。(翻訳・編集/増田聡太郎)

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c37

[政治・選挙・NHK231] 私が求めている真の同志はこういう人だー(天木直人氏) 赤かぶ
2. 中川隆[-6489] koaQ7Jey 2017年9月07日 07:48:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html


改憲を阻止しようとする反日工作員はしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある


日本には中国・韓国・北朝鮮のスパイが大量になだれ込んできているのだが、日本人はまったく危機感がない。まるで自国が侵食されても構わないと言わんばかりだ。

しかし、こうした工作員を放置していたら日本は国の内部から侵食されて崩壊していくことになる。

どこの国でも「他国のスパイ」や「国を裏切る者」は処刑の対象になる。これは、当然のことだ。中国もアメリカのスパイを片っ端から暗殺しているのだ。(日本にも大量の中国人工作員がなだれ込んでいる事実を知れ)

スパイを放逐、または処刑するのは当然だ。敵のスパイを放置しておくと、その組織や国の機密情報が相手に筒抜けになって、国家が存続の危機に陥るからである。

こうした危険人物が国の中に潜り込んでいると、国の重要な組織や国民の情報がすべて相手に渡って悪用されてしまう。

そのために「スパイ」「裏切り者」が発覚したら、絶対にしなければならないのは、一刻も早い処刑なのである。

処刑できないまま生かしていると、スキがあると判断されて次々と別のスパイが送り込まれて危機が拡大する。だから日本に潜り込んでいる反日の工作員は、中国がやっているようにしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある。

スパイを潜り込ませるのは、最重要ミッション

中国・韓国・北朝鮮のスパイはどんどん日本の中枢に潜り込んで重要な機密情報を盗み出し、あるいは倒閣活動を行って日本を破壊していく。

マスコミがまったく真実を報道しなくなっているのを見ても分かる通り、今の日本は危機的な状況になっている。

だから、いかにスパイを手早く見付けることができるか、いかに裏切り者を手早く処刑することができるかがこれから重要になる。

中国・韓国・北朝鮮は明確に日本に対して敵対姿勢を剥き出しにしているのだから、いよいよこの「スパイ炙り出し」「スパイ処刑」が重要になっているのだ。

敵が明確にあって、その敵がスパイを放って来ているとき、「私はスパイです」と自己紹介して潜り込んで来る人間など、ひとりもいない。

これらのスパイは必ず組織に潜り込む中で、善良な人間に「なりすまし」を行う。さらに身分も詐称してカメレオンのように色を変えてしまう。

そして、日本の中枢組織に潜り込んで工作を行い、組織の中で裏切り者を量産して、最後に組織全体を自壊させてしまう。

スパイが組織に潜り込む過程では、偽名を使うこともあれば、身分の乗っ取り、すなわち背乗り(はいのり)をすることもある。

侵略のための裏工作が画策されている場合、そこではスポーツのようにフェアな戦いがなされることはまったくない。

戦う前から相手の組織の攪乱のために陰湿な情報戦が行われ、攪乱・内部破壊・機密情報へのアクセス、反乱の煽動が次々と行われていく。

破壊工作を実現化するため、スパイを相手の組織に潜り込ませるのは最重要ミッションなのである。

明確な敵が存在する国家には、必ず内部工作員が潜り込んで破壊工作を進めてくる。

こうした工作の方法がどのように行われるのかは、スイスの民間防衛でも簡単に触れられている。(日本政府も、日本版の『民間防衛』を早急に出版すべきだ )

侵略国は、「プロパガンダ工作を行い、スパイを潜り込ませ、破壊工作を計画し、テロを引き起こす」とそこには明確に書かれている。


「偽名」と「なりすまし」と「背乗り」

侵略国がいかに内部攪乱で相手国を破壊するのかというのは、すでに体系化されている。政治、教育、報道、広告、経営、芸能、文学、映画、音楽、宗教、法曹、地方自治体の、あらゆる分野にスパイが入り込む。

深く入り込まれたら、もうその組織は自国にありながらも、他国の司令塔になる。

だからこそ、スパイが発覚したら、一刻も早く放逐し、内乱罪(内乱予備罪・内乱陰謀罪、内乱等幇助罪)で処刑することが重要になる。

首謀者は死刑だと明確に謳っているのだから、日本政府はそれを実行すべきなのだ。

侵略国からやってくるスパイは、自分がスパイであることを徹底的に隠して、いかにも信頼できるような身分・態度・肩書きを持って現れる。

スパイは、実生活で「偽名」を使う。
スパイは、実生活で「なりすまし」をする。
スパイは、実生活で「背乗り」をする。

だから、隣国と激しい緊張状態にある国であればあるほど、この3つ、「偽名」と「なりすまし」と「背乗り」には、神経質なまでに注意を払っている。

自分の身の回りで、外国人のくせに「日本人のような名前」で生活しているような人間がいたら、それは信用できない存在の最たる者だ。

それは意図的に国籍を偽っていることであり、典型的な「なりすまし」である。日本人拉致に関わっていた辛光洙(シン・ガンス)という北朝鮮のスパイも日本では「立山富蔵」とか、もっともらしい名前で生活していた。

実際、スパイというのは、あたかもその国の人間になりすましてから、侵略者の意向に沿った工作活動を行っていく。これは、工作活動の中では非常にありふれた手口である。

ありふれているということは、そうやって「なりすまし」をしている人間が山ほどいるということに他ならない。


スパイが発覚したら公開処刑でいいのではないか?

「偽名」や「なりすまし」がすぐにバレると困ると考えている諸外国のスパイは、その国の誰かの戸籍を乗っ取って、人間を入れ替えるようなこともする。

これを「背乗り(はいのり)」という。

他人の戸籍を乗っ取り、他人になりすます。ある日、人間が入れ替わっている。その人の人生そのものが乗っ取られる。とても陰湿で危険な犯罪だ。(日本社会をひっくり返すようなインパクトを持つ闇とは何か)

朝日新聞が得意げに取り上げていた吉田清治という男も背乗り(はいのり)された人間ではないかと強く疑念を抱かれているのだが、こうしたケースはもっと追求されるべきだろう。

どこの国でも、こうして「相手国の国民」にすり替わって生きている危険極まりないスパイが存在する。

そして、このようなスパイは、国と国が対立したときには必ず現れる。だからこそスパイ防止法が重要であり、どこの国でもスパイは処刑の対象となる。

それなのに、日本は何をやっているのか。なぜ、この闇をいつまでも放置し続けるのか。

スパイが放置されたままであると、国や組織の中枢が乗っ取られ、組織全体が機能しなくなるのだから、相手がスパイだと発覚したときは迅速に処刑できる体制になっていなければならないのだ。

こうした原則が忘れられた国であればあるほど、戦争する前に自壊してしまうことになる。

相手国と激しい対立を抱えている国の多くでは、スパイは問答無用に処刑される。そして、しばしばそれは公開処刑にされる。日本もスパイが発覚したら公開処刑でいいのではないかという声もある。

中東では斬首が流行しているのだが、個人的には斬首よりも銃殺の方が望ましいように思う。

仮に銃殺を取り入れるのであれば、きちんと頭部を吹き飛ばして延命しないようにする必要があるが、それを公開で粛々と行うことによってスパイを放逐できる。

いずれにしても、反日の工作員はしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある。それをしないから、日本はスパイ天国になってしまっているのだ。


日本もスパイが発覚したら公開処刑でいいのではないかという声もある。中東では斬首が流行しているのだが、個人的には斬首よりも銃殺の方が望ましいように思う。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170906T1902380900.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/797.html#c2

[リバイバル3] 共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
9. 中川隆[-6488] koaQ7Jey 2017年9月07日 07:54:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

反日工作員はしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある


日本には中国・韓国・北朝鮮のスパイが大量になだれ込んできているのだが、日本人はまったく危機感がない。まるで自国が侵食されても構わないと言わんばかりだ。

しかし、こうした工作員を放置していたら日本は国の内部から侵食されて崩壊していくことになる。

どこの国でも「他国のスパイ」や「国を裏切る者」は処刑の対象になる。これは、当然のことだ。中国もアメリカのスパイを片っ端から暗殺しているのだ。

(日本にも大量の中国人工作員がなだれ込んでいる事実を知れ)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/05/20170522T1534090900.html

スパイを放逐、または処刑するのは当然だ。敵のスパイを放置しておくと、その組織や国の機密情報が相手に筒抜けになって、国家が存続の危機に陥るからである。

こうした危険人物が国の中に潜り込んでいると、国の重要な組織や国民の情報がすべて相手に渡って悪用されてしまう。

そのために「スパイ」「裏切り者」が発覚したら、絶対にしなければならないのは、一刻も早い処刑なのである。

処刑できないまま生かしていると、スキがあると判断されて次々と別のスパイが送り込まれて危機が拡大する。だから日本に潜り込んでいる反日の工作員は、中国がやっているようにしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある。


スパイを潜り込ませるのは、最重要ミッション

中国・韓国・北朝鮮のスパイはどんどん日本の中枢に潜り込んで重要な機密情報を盗み出し、あるいは倒閣活動を行って日本を破壊していく。

マスコミがまったく真実を報道しなくなっているのを見ても分かる通り、今の日本は危機的な状況になっている。

だから、いかにスパイを手早く見付けることができるか、いかに裏切り者を手早く処刑することができるかがこれから重要になる。

中国・韓国・北朝鮮は明確に日本に対して敵対姿勢を剥き出しにしているのだから、いよいよこの「スパイ炙り出し」「スパイ処刑」が重要になっているのだ。

敵が明確にあって、その敵がスパイを放って来ているとき、「私はスパイです」と自己紹介して潜り込んで来る人間など、ひとりもいない。

これらのスパイは必ず組織に潜り込む中で、善良な人間に「なりすまし」を行う。さらに身分も詐称してカメレオンのように色を変えてしまう。

そして、日本の中枢組織に潜り込んで工作を行い、組織の中で裏切り者を量産して、最後に組織全体を自壊させてしまう。

スパイが組織に潜り込む過程では、偽名を使うこともあれば、身分の乗っ取り、すなわち背乗り(はいのり)をすることもある。

侵略のための裏工作が画策されている場合、そこではスポーツのようにフェアな戦いがなされることはまったくない。

戦う前から相手の組織の攪乱のために陰湿な情報戦が行われ、攪乱・内部破壊・機密情報へのアクセス、反乱の煽動が次々と行われていく。

破壊工作を実現化するため、スパイを相手の組織に潜り込ませるのは最重要ミッションなのである。

明確な敵が存在する国家には、必ず内部工作員が潜り込んで破壊工作を進めてくる。

こうした工作の方法がどのように行われるのかは、スイスの民間防衛でも簡単に触れられている。

(日本政府も、日本版の『民間防衛』を早急に出版すべきだ )
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2014/11/20141126T1511130900.html

侵略国は、「プロパガンダ工作を行い、スパイを潜り込ませ、破壊工作を計画し、テロを引き起こす」とそこには明確に書かれている。


「偽名」と「なりすまし」と「背乗り」

侵略国がいかに内部攪乱で相手国を破壊するのかというのは、すでに体系化されている。政治、教育、報道、広告、経営、芸能、文学、映画、音楽、宗教、法曹、地方自治体の、あらゆる分野にスパイが入り込む。

深く入り込まれたら、もうその組織は自国にありながらも、他国の司令塔になる。

だからこそ、スパイが発覚したら、一刻も早く放逐し、内乱罪(内乱予備罪・内乱陰謀罪、内乱等幇助罪)で処刑することが重要になる。

首謀者は死刑だと明確に謳っているのだから、日本政府はそれを実行すべきなのだ。

侵略国からやってくるスパイは、自分がスパイであることを徹底的に隠して、いかにも信頼できるような身分・態度・肩書きを持って現れる。

スパイは、実生活で「偽名」を使う。
スパイは、実生活で「なりすまし」をする。
スパイは、実生活で「背乗り」をする。

だから、隣国と激しい緊張状態にある国であればあるほど、この3つ、「偽名」と「なりすまし」と「背乗り」には、神経質なまでに注意を払っている。

自分の身の回りで、外国人のくせに「日本人のような名前」で生活しているような人間がいたら、それは信用できない存在の最たる者だ。

それは意図的に国籍を偽っていることであり、典型的な「なりすまし」である。日本人拉致に関わっていた辛光洙(シン・ガンス)という北朝鮮のスパイも日本では「立山富蔵」とか、もっともらしい名前で生活していた。

実際、スパイというのは、あたかもその国の人間になりすましてから、侵略者の意向に沿った工作活動を行っていく。これは、工作活動の中では非常にありふれた手口である。

ありふれているということは、そうやって「なりすまし」をしている人間が山ほどいるということに他ならない。


スパイが発覚したら公開処刑でいいのではないか?

「偽名」や「なりすまし」がすぐにバレると困ると考えている諸外国のスパイは、その国の誰かの戸籍を乗っ取って、人間を入れ替えるようなこともする。

これを「背乗り(はいのり)」という。

他人の戸籍を乗っ取り、他人になりすます。ある日、人間が入れ替わっている。その人の人生そのものが乗っ取られる。とても陰湿で危険な犯罪だ。

(日本社会をひっくり返すようなインパクトを持つ闇とは何か)
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2014/10/20141009T1425000900.html

朝日新聞が得意げに取り上げていた吉田清治という男も背乗り(はいのり)された人間ではないかと強く疑念を抱かれているのだが、こうしたケースはもっと追求されるべきだろう。

どこの国でも、こうして「相手国の国民」にすり替わって生きている危険極まりないスパイが存在する。

そして、このようなスパイは、国と国が対立したときには必ず現れる。だからこそスパイ防止法が重要であり、どこの国でもスパイは処刑の対象となる。

それなのに、日本は何をやっているのか。なぜ、この闇をいつまでも放置し続けるのか。

スパイが放置されたままであると、国や組織の中枢が乗っ取られ、組織全体が機能しなくなるのだから、相手がスパイだと発覚したときは迅速に処刑できる体制になっていなければならないのだ。

こうした原則が忘れられた国であればあるほど、戦争する前に自壊してしまうことになる。

相手国と激しい対立を抱えている国の多くでは、スパイは問答無用に処刑される。そして、しばしばそれは公開処刑にされる。日本もスパイが発覚したら公開処刑でいいのではないかという声もある。

中東では斬首が流行しているのだが、個人的には斬首よりも銃殺の方が望ましいように思う。

仮に銃殺を取り入れるのであれば、きちんと頭部を吹き飛ばして延命しないようにする必要があるが、それを公開で粛々と行うことによってスパイを放逐できる。

いずれにしても、反日の工作員はしらみつぶしに炙り出して処刑する必要がある。それをしないから、日本はスパイ天国になってしまっているのだ。

日本もスパイが発覚したら公開処刑でいいのではないかという声もある。中東では斬首が流行しているのだが、個人的には斬首よりも銃殺の方が望ましいように思う。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170906T1902380900.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html#c9

[番外地6] アウンサンスーチーの正体 中川隆
5. 中川隆[-6487] koaQ7Jey 2017年9月07日 08:28:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.07
日米が中国から航行の自由を奪うつもりの海域を避けてパイプライン建設のミャンマーでも米は工作

現在、アメリカ支配層はロシアと中国の封じ込めに躍起である。1991年12月にソ連が消滅、ロシアは傀儡のボリス・エリツィンを大統領に据えて属国化、中国は1980年代からエリート層を懐柔しているつもりで、残された「雑魚」を潰していけば良いとネオコンは考えた。​国務次官だったポール・ウォルフォウィッツが1991年、シリア、イラン、イラクを殲滅すると口にした​のは、そうした理由からだ。そうした計画を1992年2月、ウォルフォウィッツたちは国防総省のDPG草案という形で文書化した。

2003年にアメリカはイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒し、リビアやシリアはサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする傭兵集団を侵略軍として送り込んでいる。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)だ。

この計画を狂わせたのがロシアのウラジミル・プーチン。アメリカの属国担ったはずのロシアを再独立させ、国力も回復させてしまったのである。そのロシアをもう一度つぶすためにウクライナでネオナチを使ったクーデターを実行、原油相場を急落させて経済的に圧力を加えようとしたのだが、クーデターでクリミアを制圧することに失敗、ロシアと中国を戦略的同盟国にしてしまった。原油相場の急落はアメリカと同盟関係にあるサウジアラビアを苦境に陥れ、アメリカのシェール・ガス/オイル業界にも大きなダメージを与えることになった。

封じ込めの一環として、アメリカの属国である日本はインドを巻き込んでAAGC(アジア・アフリカ成長回廊)を打ち出し、中国が打ち出している一帯一路(陸のシルクロードと海のシルクロード)に対抗しようとしている。インドのナレンドラ・モディ首相はイスラエルとも緊密な関係にある人物で、アメリカの計画に乗ったのだろうが、その一方でインドはロシアや中国と同じBRICSの一員。今年5月末にモディは一帯一路を拒否する意思を示したが、これはBRICSからの離脱にもつながる発言で、実現は容易でない。

海のシルクロードの出発点は南シナ海。だからこそ、アメリカや日本はその海域における中国の自由な航行を妨害するため、軍事的な緊張を強めてきた。朝鮮半島の軍事的緊張もロシアや中国の経済戦略を潰すことが目的のひとつだろう。中東/北アフリカやウクライナのように戦乱で破壊と殺戮の地になれば、ロシアや中国を苦しめることになる。

それに対し、中国は南シナ海やマラッカ海峡を通過せずに石油を輸送するため、ミャンマーにパイプラインを建設した。その契約は軍事政権の時代、2005年に結んでいる。その軍事政権を倒すために行われた「サフラン革命」は2007年に始まっている。この「革命」はアメリカやイギリスの支援を受け、CIAの資金を扱っているNEDからも資金が流れ込んでいた。

この時の主力になった仏教徒はイスラム教徒のロヒンギャを差別、革命で実権を握ってからロヒンギャの集落を襲撃して多くの住民を殺害している。かつてシオニストがパレスチナで行ったように、虐殺で恐怖心を煽り、国外へ逃げ出すように仕向けているとも見られている。実際、​今年1月までに6万5000人がバングラデシュ、マレーシア、インドネシア、タイなどへ難民として出国​している。

襲撃したグループのリーダーはウィラトゥなる人物で、「ビルマのビン・ラディン」とも呼ばれている。その集団はアウンサンスーチーを支持している「民主化運動」の活動家たちでもあり、ミャンマーの最高権力者、人によっては独裁者と呼ぶアウンサンスーチーは虐殺を容認してきた。

このロヒンギャにも魔の手は伸びている。サウジアラビアがワッハーブ派の広めてきた。パキスタンも協力しているようだ。アウンサンスーチー派による弾圧はロヒンギャへ憎しみの種をまくことになり、戦闘員を集めやすくする。勿論、アメリカとサウジアラビアは同盟関係にあり、中東や北アフリカではこの2カ国とイスラエルが中心になって戦乱を広めてきた。ミャンマーもそうならないとは言えない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709070000/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/753.html#c5

[番外地6] 米ネオコンとは? 中川隆
27. 中川隆[-6486] koaQ7Jey 2017年9月07日 08:29:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.09.07
日米が中国から航行の自由を奪うつもりの海域を避けてパイプライン建設のミャンマーでも米は工作

現在、アメリカ支配層はロシアと中国の封じ込めに躍起である。1991年12月にソ連が消滅、ロシアは傀儡のボリス・エリツィンを大統領に据えて属国化、中国は1980年代からエリート層を懐柔しているつもりで、残された「雑魚」を潰していけば良いとネオコンは考えた。​国務次官だったポール・ウォルフォウィッツが1991年、シリア、イラン、イラクを殲滅すると口にした​のは、そうした理由からだ。そうした計画を1992年2月、ウォルフォウィッツたちは国防総省のDPG草案という形で文書化した。

2003年にアメリカはイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒し、リビアやシリアはサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする傭兵集団を侵略軍として送り込んでいる。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)だ。

この計画を狂わせたのがロシアのウラジミル・プーチン。アメリカの属国担ったはずのロシアを再独立させ、国力も回復させてしまったのである。そのロシアをもう一度つぶすためにウクライナでネオナチを使ったクーデターを実行、原油相場を急落させて経済的に圧力を加えようとしたのだが、クーデターでクリミアを制圧することに失敗、ロシアと中国を戦略的同盟国にしてしまった。原油相場の急落はアメリカと同盟関係にあるサウジアラビアを苦境に陥れ、アメリカのシェール・ガス/オイル業界にも大きなダメージを与えることになった。

封じ込めの一環として、アメリカの属国である日本はインドを巻き込んでAAGC(アジア・アフリカ成長回廊)を打ち出し、中国が打ち出している一帯一路(陸のシルクロードと海のシルクロード)に対抗しようとしている。インドのナレンドラ・モディ首相はイスラエルとも緊密な関係にある人物で、アメリカの計画に乗ったのだろうが、その一方でインドはロシアや中国と同じBRICSの一員。今年5月末にモディは一帯一路を拒否する意思を示したが、これはBRICSからの離脱にもつながる発言で、実現は容易でない。

海のシルクロードの出発点は南シナ海。だからこそ、アメリカや日本はその海域における中国の自由な航行を妨害するため、軍事的な緊張を強めてきた。朝鮮半島の軍事的緊張もロシアや中国の経済戦略を潰すことが目的のひとつだろう。中東/北アフリカやウクライナのように戦乱で破壊と殺戮の地になれば、ロシアや中国を苦しめることになる。

それに対し、中国は南シナ海やマラッカ海峡を通過せずに石油を輸送するため、ミャンマーにパイプラインを建設した。その契約は軍事政権の時代、2005年に結んでいる。その軍事政権を倒すために行われた「サフラン革命」は2007年に始まっている。この「革命」はアメリカやイギリスの支援を受け、CIAの資金を扱っているNEDからも資金が流れ込んでいた。

この時の主力になった仏教徒はイスラム教徒のロヒンギャを差別、革命で実権を握ってからロヒンギャの集落を襲撃して多くの住民を殺害している。かつてシオニストがパレスチナで行ったように、虐殺で恐怖心を煽り、国外へ逃げ出すように仕向けているとも見られている。実際、​今年1月までに6万5000人がバングラデシュ、マレーシア、インドネシア、タイなどへ難民として出国​している。

襲撃したグループのリーダーはウィラトゥなる人物で、「ビルマのビン・ラディン」とも呼ばれている。その集団はアウンサンスーチーを支持している「民主化運動」の活動家たちでもあり、ミャンマーの最高権力者、人によっては独裁者と呼ぶアウンサンスーチーは虐殺を容認してきた。

このロヒンギャにも魔の手は伸びている。サウジアラビアがワッハーブ派の広めてきた。パキスタンも協力しているようだ。アウンサンスーチー派による弾圧はロヒンギャへ憎しみの種をまくことになり、戦闘員を集めやすくする。勿論、アメリカとサウジアラビアは同盟関係にあり、中東や北アフリカではこの2カ国とイスラエルが中心になって戦乱を広めてきた。ミャンマーもそうならないとは言えない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709070000/

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/751.html#c27

[議論31] 藤永茂「ISというテロ集団が米国によって操作されていることは確か」なら大きな疑問がいくつかある 仁王像
39. 中川隆[-6485] koaQ7Jey 2017年9月07日 08:30:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

現在、アメリカ支配層はロシアと中国の封じ込めに躍起である。1991年12月にソ連が消滅、ロシアは傀儡のボリス・エリツィンを大統領に据えて属国化、中国は1980年代からエリート層を懐柔しているつもりで、残された「雑魚」を潰していけば良いとネオコンは考えた。​国務次官だったポール・ウォルフォウィッツが1991年、シリア、イラン、イラクを殲滅すると口にした​のは、そうした理由からだ。そうした計画を1992年2月、ウォルフォウィッツたちは国防総省のDPG草案という形で文書化した。

2003年にアメリカはイラクを先制攻撃してサダム・フセイン体制を倒し、リビアやシリアはサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする傭兵集団を侵略軍として送り込んでいる。アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)だ。


この計画を狂わせたのがロシアのウラジミル・プーチン。アメリカの属国担ったはずのロシアを再独立させ、国力も回復させてしまったのである。そのロシアをもう一度つぶすためにウクライナでネオナチを使ったクーデターを実行、原油相場を急落させて経済的に圧力を加えようとしたのだが、クーデターでクリミアを制圧することに失敗、ロシアと中国を戦略的同盟国にしてしまった。原油相場の急落はアメリカと同盟関係にあるサウジアラビアを苦境に陥れ、アメリカのシェール・ガス/オイル業界にも大きなダメージを与えることになった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709070000/

http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/509.html#c39

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
18. 中川隆[-6485] koaQ7Jey 2017年9月07日 10:00:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

OCTAVE V16 Single ended の私的インプレッション
多様性を求めて 万策堂の私的オーディオインプレッション
by pansakuu | 2017-09-01
http://pansaku.exblog.jp/26017439/

http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=26017439&i=201709%2F01%2F28%2Fe0267928_00354045.png
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=26017439&i=201709%2F01%2F28%2Fe0267928_00353207.jpg

進歩が生まれるのは、多様性の中の選択からであって、画一性を保持するからではない。
ジョン・ラスキン(美術評論家・思想家)


Introduction

ここのところのコーヒーブームからか、
コーヒーに関する本を書店でよく見かける。
現今、僕の読んでいる本も、コーヒーに関するインタビューをまとめたもの。
これはバリスタ達がコーヒーにかける思いを語る小さな本である。

さっき読んだこの本の中のある、バリスタの言葉が妙に気になった。

・・・・・「あの人の表現する味って、どんなものなのだろう」という理由でレストランに行きますよね。コーヒーの世界も間違いなくそういう方向に進んでいくんです。それに「あのブランドの豆を使っている」だけでは一瞬で終わってしまいます。三つ星のスターシェフやスターパティシエのように表現者として有名な人が出てきているなかで、お客様はバリスタとして優れた表現者を探すようになる。・・・・・

僕が通うカフェは東京だけでも30軒ほどあり、ほとんど毎日のように、それらのうちのどこかで何か一杯飲んでいるような生活だ。昨今のサードウェーブコーヒーブームとは関わりなく、東京に出てきた頃から、いろいろな店に出向いては店構えとインテリア、接客の態度、コーヒー・紅茶・スィーツの味質をチェツクしている僕であるが、上記のようなことまで考えたことはなかった。フレンチレストランのようにカフェでも自分の味を表現しうるという部分に僕は惹かれた。
それというのも、コーヒーだけでなくオーディオにもこういう要素があることを感じていたから。

例えばマークレビンソンの初期の製品を代表とするプロデューサー・設計者の個性が前面に出たオーディオ製品の魅力というのは、オーディオを趣味とするための主たる動機たり得る。

あの設計者の創り出したサウンドはどのようなものなのか?ここでは、それこそが僕の興味の中心である。

僕がOCTAVEというドイツの真空管アンプメーカーの音を初めて聞いたのは10年以上前だと思う。社長のホフマン氏が決めている、その特徴的なサウンドにはその当時から変わらない、独特の男っぽさや勢いが内在しており、僕の中では、他のアンプメーカーの音といつも一線を画してきた。

彼がここで高級ヘッドホンアンプに手を染めると、僕は夢にも思わなかったが、もうそんな時代になったのだろう。ハイエンドオーディオメーカーもヘッドホンを無視できなくなってきたのである。

OCTAVE V16 Single endedというヘッドホンアンプにSuper black boxという電源オプションを加えたセットを試聴した僕の感想は、ホフマン氏が表現するヘッドホンサウンドとは、今まで慣れ親しんできたOCTAVEの音そのものであるということだ。そして、この音の個性はヘッドホンの世界に初めて持ち込まれるものでもある。これは恐らく万人受けしない音、比較的無個性な音を指向する日本の普通のヘッドフォニアにはウケない音かもしれないが、とにかく斬新かつ容赦のない音であって面白い。僕は聞き入ってしまった。


Exterior and feeling

随分と変わった形のアンプである。フロントがタテに細長い。建築でいうと、繁華街にある雑居ビルのような形だ。こういう建築は最上階は斜めにカットされて日照を確保している場合があるが、そこのデザインまで似ている。上部はスリットの入った真空管の保護カバーであり、一番下に入力切替と大き目のボリュウムノブがある。アンプのカラーはいくつか指定できるようだが、マットブラックよりは、ジャーマンシルバーの方がこのメーカーらしい雰囲気となると僕は思う。全体の大きさとしては意外と小さく、占有する床面積は少ないが高さはあるので、普通のラックの二段目には入りにくそうだ。やはりこれはデスクトップに置くべきアンプだ。

リアパネルではL/Rのスピーカー端子がついているのがまず目に付く。こういう類の、普通のスピーカーを鳴らすアンプなのか、ヘッドホンアンプなのか、どちらともつかないようなアンプは、経験上は中途半端な音しか出せず、ほとんどロクなモノはないので、僕は心配になった。だがホフマン氏の説明によるとV16 Single endedはヘッドホンがあくまでメインという話であるから信用することにして試聴に臨んだ。OCTAVEには、かなり立派なスピーカー用のアンプがいくつもラインナップされているから、スピーカーを鳴らしたい人はそっちを買うべきだ。こんなスピーカー“も”鳴らせますよなどという余計な配慮はいらない。

大体、このクラスのヘッドホンアンプを買う人間はそれなりのスピーカーシステムを既に持っているか、少なくともそれは十分に経験済みである場合が多いのではなかろうか。その意味でも中途半端なプリメイン機能は排して、ヘッドホンに全力投球して欲しいものだ。

とにかく今回はこのアンプにはスピーカー端子はないものとして、話を進めたい。

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リアパネルにはRCAとXLR両方の入力端子が備わっており、選択できる。だがV16Single endedというネーミングを考えると、中身はおそらくシングルエンドの構成であろう。XLRは疑似バランスと推測される。したがって今回はRCA入力のみで試聴した。なお送り出しはマランツの中級クラスのSACDプレーヤーであった。

使用できる真空管 としてKT120がデフォルトらしいが、お好みでKT150、KT88、6550、EL34を差し替えて使えるのがまず面白い。替えるとそれぞれで異なる音質傾向が生まれるはずである。ポタアンでオペアンプを入れ替えて愉しむという話があったが、経験的には、真空管の種類を変えることは、オペアンプよりもずっと大きな音質変化を生む場合が多い。もしこのアンプを買ったら、真空管をとっかえひっかえする愉しみは大きいだろう。

OCTAVEと言えばKT120や150などをプッシュプルで使うアンプメーカーというイメージがあるが、このアンプでもその手法を踏襲していると取れる。ただOCTAVEの多くのアンプはAB級動作なのだが、このヘッドホンアンプはA級動作らしい。ちょっと設計を変えてきているのかもしれない。

また、OCTAVEはトランスから入力ソケットまで多くのパーツを自社で設計製造し、オリジナル部品の比率が高いこと、真空管アンプの長期安定動作のためのソフトスタートと保護機能を完備すること、MOS-FETを使った安定化電源を持つことなどを特徴とするメーカーでもあるが、V16 single endedも、その部分はOCTAVEの他のアンプと同じ内容をもっている。

カタログやネット上の情報からアンプの内容を調べていると、ホフマン氏の真空管に対する思いが伝わる。もともと管球式アンプの設計経験はかなりある会社であるが、真空管をそれらしい懐かしさ満載の音を出すために使っているのではないようだ。あくまで現代のオーディオの水準をクリアし、求める音質を得るために必要なデバイスとして真空管を認めているように見える。特に真空管を動作させる電源部の造りにそういう視点を感じてしまう。

なお、OCTAVEのアンプには以前から外部電源のオプションがあって、BOXの名で呼ばれていた。このBOXの中身は、もともとトランス屋であったOCTAVEがオリジナルで作っている大容量のトランスであり、いくつかグレードがあるのだが、今回はその最上位であるSuper black boxを接続して聞いた。

僕は以前、オクターブの上級クラスのパワーアンプとプリアンプの組を取り寄せて試聴したことがある。この時、Boxの有る無しも比較したが、はっきり差を感じた思い出がある。簡単にいうとBoxを接続すると音がグーンと伸びた。こちらに迫ってくる度合いが明らかに強くなるのだ。

こういうオプションを設けているアンプメーカーはほとんどなく、ユニークなアイデアだと思うのだが、このBoxは結構大きいので、ちょっと困る。これだけでかなり大き目のヘッドホンアンプぐらいの図体である。これをV16 Single endedの脇に置くと大掛かりな印象になる。

また、このBoxの面白いのは外部電源装置ではあるが、そこに直接電源ケーブルを接続する形ではないということだ。アンプのリアパネルに専用端子がありそこにBoxから出ているケーブルの端子を接続するだけである。電源ケーブルはあくまでアンプ本体に挿さっている。内部にあるトランスを増設するような働きがあるのかもしれない。

システム全体の外観としては正直、あまり格好良くない。素人が作ったようなアンプに見える。子供が夏休みの宿題で牛乳パックでつくった工作みたいな、かなり微妙なフォルムである。真空管の美しさを前面に出すわけでもなく、かといって全く見せないようにするわけでもない。中途半端な形。いい音がするように見えない。ただ妙に印象に残ることは確かだ。こんな形のヘッドホンアンプは見たことがないから。だいたいOCTAVEのアンプというのは最上位はともかく、それ以外はどれもデザインらしいものに気を使った形跡がない。OCTAVEは外見で洒落(しゃれ)ようという気があまりなさそうである。

OCTAVEがヘッドホンアンプを出すこと自体は大歓迎であるが、こんな見てくれのアンプが120万円の価値のあるものなのか?この外見ではサウンドがよほどなものでないかぎりは話にならない。

また価格の話はしたくないが、OCTAVEのアンプが日本に紹介された当初はセパレートのプリとパワーあわせても130万円前後という設定だったように記憶している(うろ覚えだが)。今はこの小さなアンプ単体で、それとほぼ同価格である。OCTAVEもいつのまにかかなり高価になってしまった。私の感覚ではOCTVEのサウンドは当初から完成されたものであって、現在にいたるまで音に大きな変化はないと思う。なのに値段が高くなったのは何故?やはりオーディオは青田買いに限る。


The sound 

OCTAVE V16 Single ended では、4pinのバランス端子とシングルエンドのイヤホンジャックがフロントパネルに見えるが、Single endedと銘打つとおり、中身はシングルエンド構成だろうから、4pinのバランス端子は疑似バランスじゃのないか。それゆえ今回の試聴はRCA端子を入力に使うのと同じ作法で、シングルエンドのイヤホンジャックだけを使い、MDR-Z1R、HD800s、TH900Mk2などを使って音の傾向を探ってみた。

http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=26017439&i=201709%2F01%2F28%2Fe0267928_00382928.jpg


まずちょっと驚いたのは音を出す前にヘッドホンを装着した瞬間。確認のため幾つかのヘッドホンを接続して、ボリュウムを上げて試してみたりしたのだが、少なくとも僕の使ったヘッドホンについては背景のノイズがほとんど聞こえなかった。例えば、マス工房の406の製品版や改良前のGoldmund THA2などでは、ヘッドホンの能率とゲインの組み合わせの問題なのだろうが、はっきりノイズが聞こえる場合があった。

真空管アンプとは多くの場合、ややノイジーなものであり、SNの面で厳しいところがあるのは常識である。だが、このV16 Single endedはその点でかなり優れる。ライバルとなるFostex HP-V8も真空管アンプとしてノイズが低いが、聴感上はほぼ同等の静けさがある。なお、このような真空管アンプの電源についてはグランド分離によりノイズが減るケースがあるが、今回はそのような仕掛けは用いていない。プレーヤーのPLAYボタンを押し、ボリュウムを上げてゆく。

ハービーハンコックのRockitのイントロが流れる。
これは強い。こんなに音圧があるのか。

辛口の引き締まったサウンドで、真空管アンプとしてまずイメージされる緩くて甘美な音が全然出て来ない。鼓膜にガツンと音波をぶつけるようなダイレクトなサウンド。音が飛んでくる。音離れがいいというのはスピーカーオーディオに使う表現だが、思わずそうつぶやきたくなった。ホーンスピーカーをニアフィールドで聞く快感をヘッドホンで味わえるとはね。Rockitにしっくりと来る。

ここではロックやヘヴィーメタル、ラップはとても新鮮に鳴り、良い結果を出す。だが、クラシックやアニソン、Jポップではどうも合わない曲が多いか?いや、音楽のジャンルで合う合わないがあるというよりは、激しくストレートな訴えかけのある音楽がアンプに合っていて、萌えの要素が強かったり、アンビエンスが豊かに取り込まれた音作りをされた音楽が不得意なのだろう。

このアンプのサウンドは、音像、そして直接音が主眼。荒々しく、時に暴力的とさえ映る音圧に押し出されてくる音像が、なかなかに刺激的。

硬い輪郭で描き出される濃い陰影をともなった音像に鼓膜を打たれる。
どんな曲を送り込んでも、明晰さを堅持、弱音すら克明である。
メリハリ、コントラストの強い立体的な音の塊が次々に迫り、ぶつかり、砕ける。


このサウンドには一対一の戦いの兆しが感じられる。真剣で命のやりとりをしそうな覇気がある。こいつはBLEACHのキャラクターである更木剣八のような雰囲気を持つアンプだ。戦いの刹那・刹那だけを愉しむ者であり、危険な遊戯を仕掛けるオーディオマシーンだ。とにかく聞いていてゾクゾクするような嵐の予感が背筋に来る。こういう音は久しぶりに聞いた。凄いなと素直に思う。

空間的な見通しは良くはなく、音場の透明感もない。ホールエコーの広がりなどは申し訳程度に聞こえるけれど、背景に空間の広がりを意識しづらい。そのかわり音像の厚みは、ヘッドホンアンプとして異例などの分厚さだ。この際、空間性の欠如などは捨て置こう。

腰の据わった重たい音が、そんなはずはないのだが、なぜか腹に来る。時に邪悪さを予感させる黒っぽいリズムが刻まれる度に、グーンと伸びてくる低域の存在感が際立つ。この低域がサウンドの重心となって、定位に揺るぎは感じない。この低域の分解能はすこぶる高く、この帯域が緩くなる真空管アンプとは全く異なる。この低域の充実にはSuper black boxが一役買っているはずだ。だが、普通の真空管アンプファンはこの低域を快く思わないかもしれない。例えばHP-V8の低域のゆとり・ふくよかさとは180度、方向性が違うのである。

逞しい骨格と筋肉を誇るボディビルダーのようなマッチョなサウンドでありつつも、鈍重さはない。ハイスピードな出音であり、音の瞬発力高し。現代の最新のアンプに要求されるレスポンスの良さを十二分に備えたアンプだ。スカッとしたヌケの良さが発音の末尾に常に付け加わるような気配もあり、必要以上の音の粘りは感じない。また、音の温度感がやや低く、ことさらに熱気を感じないのは意外だ。クールでサラッとした音である。これはこのアンプの持つスピード感と関連するのだろう。

さらに、やや確信犯的だが、音のエネルギーが中域あるいは中低域にやや集中している。ただし全帯域を少し離れて眺めれば、どうやらナローレンジな音作りにはなっておらず、むしろ真空管アンプとしては高域方向、低域方向にもかなり伸びているワイドレンジな部類らしい。

克明な音像、中低域の力感と高い分解能、反応速度の速さ、鮮度とキレのあるスパイシーな音というのが、このアンプのサウンドを聞いてすぐに思い浮かぶ褒め言葉。これらは全てOCTAVEのスピーカー用のアンプにも感じる特徴である。だが、もう一つの要素がOCTAVEのアンプにはある。力で押す、テンションが張った音の中に、他のアンプには滅多に聞かない、各パートの調和と一体感が表現されているのである。最新のアンプともなれば各パートの音の分離の良さで性能を誇示するアンプが多い中、このアンプでは逆に渾然一体となった様々な楽器の音が堂々と提示される。この特別なブレンド感がV16 Single endedの音に深みを与えているということか・・・。最高級のJubileeシリーズと同じ血液がこの小さなヘッドホンアンプにも流れている。これがホフマン氏の音なのだろう。

妖艶さを盛り込んだ色彩感豊かでしっとりと優しい音というのが、大半の真空管アンプが奏でる音のイメージだが、そのような真空管アンプの標準語の発音・言葉使いとは異なる、いわゆる“方言”を駆使するヘッドホンアンプと言える。これほどの訛(なま)りがありながら説得力もあるヘッドホンアンプはかつて一つだけ知っていたが、それを上回るような、狂おしさ・重苦しさにまでつながるサウンドに、僕は少なからず驚かされた。かつて、G ride audio GEM-1という個性を手放してしまったのを悔やんできたが、全く同じではないにしろ、多少とも似た雰囲気を持つアンプにやっと出会うことができた。


Summary

人間にはある問題が出会った時に、正解は一つだと考える多少スクエアな人と、正解は複数ありえて、それらは互いに排他的ではないと柔軟に考える人がいる。
オーディオという趣味は、良い音とは何かという問題の解を求める試行錯誤であると考えることができるが、その始まりは大抵の場合、一つの理想を追う姿勢に終始する。一つのシステムをグレードアップして自分にとっての理想の音に近づけようとするのである。その過程で我々は様々な機材やシステムを通過し見聞を広め、自分で構築したシステムを味わい、味わい尽くしては飽き、システムを入れ替える。
それを繰り返すうち、色々なサウンドを聞いて達観する。理想の音は一つではないと。

つまり絶対的な一つの解があるだろうと考えて追求しているうちに、正解は複数ありえて、それらは互いに排他的ではないかもしれない、あるいはオーディオとは正解はないが不正解はあるという世界なのでは?という方向に考え方が変わってくる場合があるということだ。つまり多様性に目覚めるのである。

僕がやっている、色々な場所で様々なコーヒーを飲むという行為も、この多様性を求める行動の一環と捉えることができる。

様々な産地、様々な気候・土質そして品種、様々な製法で作られた、多様なコーヒー豆を吟味選択し、バリスタ達はそれぞれに異なる抽出法でもってコーヒーを淹れる。コーヒーの味というのはバリスタごとに異なるし、その日ごとに、一回として全く同じ味で淹れることはできない。これは一期一会がもたらす多様な味の表現なのである。

毎日、その多様性を求めてコーヒースタンド・カフェを渡り歩くことは、まずは究極の一杯に出会うための旅であるし、最後には究極の一杯が複数あることに気付くための旅でもある。

僕のオーディオもコーヒーに似ていて、その中にあるハイエンドヘッドホンというジャンルも、そういう旅のようなコンセプトを持っていると見て差し支えない。
ヘッドホンオーディオを続けるということは、とあるヘッドホンサウンドに出会うための旅であり、また、いくつもの個別なヘッドフォニアの世界があることを認めるための旅なのである。

僕はいつも多様性の中に身を置いていたいと望む。この多様性の前提とは、世界に単に多くのモノがあることだけではなく、互いに明らかに異なる、多くのモノが並立することが重要である。だから僕という人間はいつも自分の知らないモノを求める。自分の知識に既に有るモノとは異なるモノを探している。そして、V16 Single endedは僕が求めるモノに当てはまるのだ。こうして僕は、ヘッドホンサウンドの優れた表現者の一人としてOCTAVEのホフマン氏の名前を新たに記憶に刻むことだろう。

現代は複数同時展開する使徒のごとく、予想外に多くのハイエンドヘッドホン機材が選べ、比較的簡単にそれらと手合わせできる時代である。真空管式のハイエンドヘッドホンアンプに限っても、Fostex HP-V8、STAXのT8000、Sennheiser HE-1、Hifiman Shangri-la、Blue Hawaii、Woo audio WA-234などがあり、どれもマニアの間では、それなりに話題にのぼっている製品だと思う。

またハイエンドに限らなければ、ArtifactNoiseの新作アンプや山本音響工芸HA-02、izo iVHA-1、東京サウンドValveX-SE、Musical SurroundingsのFosgate Signatureなども面白かったし、実際に世話にもなった。

僕はWoo audioの製品を除けば、ほぼ全てを聞いているつもりだが、今思えば、どれ一つとして同じ音を出すものはないばかりでなく、それぞれに他とはかなり違った、個性的な音調を発揮しているものが多い。つまり思い返せば、僕の中で真空管式のヘッドホンアンプはソリッドステートのものよりも個性派揃いなのである。ここまであえてやってきた、柔らかくて甘美で艶のある音などという勝手なくくり方をすべきではなかった。

(それは知っていたが、話の流れからすれば、とりあえずそうしておくしかなかった)
そして、その中でも最も個性派と思われるのがこのV16 Single endedである。

V16 Single endedの個性を聞き、ヘッドホンの世界が多様性に溢れ、深く広くひろがりつつあることを僕は改めて確かめた。実際、このジャンルは未開拓であり、発展途上である。遠くまで自由に歩き回るにはまだ障害が多く、この広大な荒地を好き好んで歩く僕のような者もまだ多くない。しかしだからこそ、やりがいがある。このジャンルに十分に投資するメーカーもオーディオファイルも、新世界の開拓者としてオーディオの歴史に名を刻むチャンスがある。対するスピーカーオーディオは、いくら開発費を注ぎ込んでも、音質の向上率が頭打ちのように思えてならない。カネがかなり有り余っている人間でないかぎり、スピーカーによって新しいオーディオの可能性を追求することはできなくなってきている。またスピーカーの世界は年季の入ったハイエンドメーカーやユーザー達がひしめいていて、いくら努力しても、その分野の先駆者として認知されることが難しい。この状況を理解しているならば、僕がスピーカーオーディオの世界からあえて距離を置く理由も分かるはずだ。

OCTAVEのようなスピーカーの世界で定評のあるハイエンドメーカーが、この新世界に参入することを、一人のヘッドフォニア、そして一人のオーディオの観察者として歓迎してやまない。
http://pansaku.exblog.jp/26017439/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c18

[リバイバル3] ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ 中川隆
19. 中川隆[-6484] koaQ7Jey 2017年9月07日 10:09:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

HAL3 - VOL.81 OCTAVE プリメインアンプ 試聴レポート
2013年6月27日 H.A.L.3 島
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/4f/octave_premain_report.html



OCTVEはドイツのブランドになりますが、ここ数年日本では人気が急上昇しているブ
ランドだと思います。

私の中ではプリアンプのHP500SE。真空管の良さと現代サウンドとの調和。
ここ近年でもベスト3にあげるぐらい個人的にも好きなプリアンプでした。

その後フラッグシップのJubileeシリーズ。そしてRE280MK2からRE290へのモデルチ
ェンジ。

モノラルパワーアンプMRE220の発売。プリアンプHP300SEはHP300、MK2そして、SEと
進化を続けております。

セパレートになるとプリをパワーで180万からになり、ちょっとと思っているお客様
も多いかと思いますが、プリメインアンプでもOCTAVEの表現したいサウンドは十分
にでており、逆にいうとそのコストパフォーマンスは非常に高いものに感じます。

そこで今回はOCTAVEのプリメインアンプをご紹介したいと思います。


≪OCTAVE プリメイン 比較表≫
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/4f/octave_premain_report.html


五極管プッシュプル
出力管 6550WE×4(KT88, 6L6, EL34にも対応)

型 番 V40SE V70SE V80

ラインモデル
定価(税込) \588,000 \756,000 \1,176,000

出 力 50W + 50W 70W +70W 65W+65W
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/4f/octave_premain_report.html



H.A.L.3で常時展示しているモデルはV70SEで、V40SEとV80に関しましては、輸入代
理店のデモ機をお借りして対応させていただいている状況です。

この3機種に関しましては出力管は全て6550WEということになりますが、V70SEとV80
に関しましては、電源トランスなど含めてほぼ同一モデルとなります。

V40SEとV70SEに関しましてはプリメインアンプという考え方が色濃くでております
が、V80に関しましては、アッテネーター付のパワーアンプという位置づけでの開発
となっているとのことです。

それでは、試聴に入らせていただきます。

まずスピーカーをB&W 805SDを使用しました。

V40SE:透明感のあるサウンドで楽器の響きが非常に良い。
    特にJ-POP系の女性VOCALは楽しく、麗しく感じます。
    アコスティックギターはホール感や弦の質感をうまく表現してくれます。
    JAZZやロックなどは少しきれいになり過ぎるところもありますが、スピード
    感がありますので、フュージョンなどは気持ち良く聞けます。

V70SE:V40SEと比べると当然ながら音に余裕が出るとともに、もっと高域が自然に
    伸びていきます。
    低域も出力があがったということもありますが、音離れが良くなってきます。
    ただV40SEだと全くダメかということなく、805SDでしたらV40SEでもしっか
    りなってくれるように感じます。
    一番差が出たのは、オーケストラで、混濁が減り、ステージが広くなります。

V80 :V40SE、V70SEとは音の出方が全然違います。
   古いJAZZなどは圧倒的にこちらが良いです。
   逆に言うと透明感はV70SEの方が良く、パワー感を重視する音源であればV80
   は非常に生きてくるのではないかという印象を持ちました。

次にSonus faber CREMONA Mを使用しました。

V40SE:Sonus faberとの相性も非常に良く素敵なコラボレーションです。
    B&W 805SDの時よりも個性的な音色ですが、全体的にバランスが上に上がっ
   てしまう印象です。
   ヴァイオリンなどはあまり感じませんが、チェロなどは深みにかけてしまい
   ます。どうしても駆動力不足なところを感じます。特にオーケストラやJAZZ
   のビックバンドは805SDの時は感じませんでしたが、音離れの悪さを感じてし
   まいました。

V70SE:これは素晴らしい!!V40SEの時の不満を解消してくれました。
   女性VOCALはV40SEの時は少し若く良い意味でフレッシュに感じましたが、V70
   SEはもっと大人びたイメージで男性VOCALは渋さが加わりました。
   弦楽器全体ももっと開放的になります。こちらの変化はB&W 805SDの時よりも
   差を明確に感じることが出来ました。

V80 :全体的に深みが増し、高域よりも中域がの張り出しが良くなり、チェロなど
    は断然良くなった印象です。
    ただ個性的なサウンドはあまり感じず、しっかりドライブして安定感が増し
    たというのが率直な意見です。

総評としては、V40SE、V70SEはOCTAVE独特な高域の魅力、V80は土台がしっかりした
安定感のあるアンプに感じました。イメージの中でV40SEの上位モデルがV70SE。V80
はOCTAVEの中でも独特なサウンドのようです。

価格はV80の方が上ですが、B&W、Sonus faberでしたらV70の方が私は好みでした。
ただ鳴らしにくいスピーカーですとV80になってしまうかもしれません。

V40SEとV70SEはしっかり価格差もあり、それが音質に顕著に出ております。

V70SEの方がもちろん良いのですが、ご予算、スピーカーを考えるとV40SEが良い時
もあるかもしれませんね。

ここ最近深みがあるアンプ、空間表現がうまいアンプなどは多いように感じますが、
透明感のあるサウンドは少ないように感じます。それがこのOCTAVEですね。

真空管アンプのイメージの音とはちょっと違うところも非常に面白いです。

真空管アンプの場合寿命や熱を気になされるお客様も多いかと思いますが、
音にほれ込んでしまうと気にならなくなるぐらいのサウンドです。

プリメインアンプをご検討中のお客様は是非候補にいれていただければと思います。

H.A.L.3 売り上げトップクラスのプリメインアンプをご堪能ください!!

おまけ。

真空管のまわりのボンネットですが、安全の為には良いですが、外したほうが音は
良いですね。
http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/4f/octave_premain_report.html



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c19

[番外地7] 犬はなぜ飼い主を守るのか――科学的な理由を探る 中川隆
5. 中川隆[-6483] koaQ7Jey 2017年9月07日 10:15:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

人間の子供を必死で守る大型ピットブル犬たち - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cYtsUddF9Zg
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/284.html#c5
[政治・選挙・NHK231] 民進党の前原新代表は「野党協力」の意義を理解しているか 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6482] koaQ7Jey 2017年9月07日 10:32:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
「野党協力」でなくて「対米協力」が目的だからね

小沢みたいなアメリカの犬としか組まないよ:


石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU


米支配層の意向に沿い、前原を党代表に選ぶ民進党の厚顔無恥
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/

前原誠司が民進党の代表に選ばれたそうだ。
野田佳彦幹事長と同じ松下政経塾の出身で、考え方は似ている。

経済問題は新自由主義(ニューリベラル)、国際問題は新保守(ネオコンサーバティブ/ネオコン)。

リベラルとコンサーバティブは正反対のようだが、実態は同じで、強者総取り、巨大資本が世界を支配する体制の構築を目標にしている。

こうした人物を党代表にしたり幹事長にする政党が庶民の利益を考えているわけがない。有権者もその程度のことは理解しているだろう。


前原は鳩山由起夫内閣と菅直人内閣で国土交通大臣(2009年9月〜10年9月)、菅内閣で外務大臣(2010年9月〜11年3月)などを、野田は菅内閣で財務大臣(2010年6月〜11年9月)、そして内閣総理大臣(2011年9月〜12年12月)を務めた。2011年12月に野田は炉心溶融という大事故を引き起こし、全く機能していない東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が冷温停止状態を達成したという戯言を主張、11年12月には内閣総辞職して安倍晋三政権誕生への道を作った。その間、菅直人政権はTPPへの参加を、また野田政権は消費税増税を打ち出している。いずれも弱者から搾り取り、強者を裕福にする政策で、日米の支配層が望んでいたものだ。

1991年12月にソ連が消滅、西側支配層の傀儡、ボリス・エリツィンがロシア大統領として新自由主義経済を導入、ロシア国民の資産を西側巨大資本とその手先が略奪する手助けをするようになると、中国脅威論が唱えられ始めた。国防総省のシンクタンクONA(ネット評価室)で室長を務めていたアンドリュー・マーシャルが発信源だ。

マーシャルは中国の地対地ミサイルなどが東アジアの基地や空母にとって脅威になるとしてミサイル防衛の必要性を強調、中国脅威論を主張した。ジョージ・W・ブッシュ政権で国防長官を務めたドナルド・ラムズフェルドが軍再編の見直しを任せた人物はこのマーシャルである。

冷戦時代、マーシャルはソ連脅威論を主張、それを正当化するために偽情報を流していたのがCIA内に設置され、ジョージ・H・W・ブッシュが長官だった時期に活動したチームB(あるいはBチーム)。このチームの中心には後にネオコンと呼ばれる人物がいた。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709010000/

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/801.html#c1

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
429. 中川隆[-6481] koaQ7Jey 2017年9月07日 12:15:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

>>113 僕が負け組にデイトレを勧める理由

775 :山師さん:2014/10/18(土) 16:28:35.10 ID:h2lXnQGn

年収300万だったら、仕事やめて専業投資家になったほうが儲かるだろ?
月に25万、平日に1万ちょっとでしょ。
安全確実に稼げるじゃんそのくらい。

もはや個人での起業って成立しなくなっている。

なんか逆転現象が起きていて、本来カタギの係わるべきものではない株式等の金融投機のほうが比較的リスクが少なく、 起業は大手も含めて、よほど山師的な才能とコネクションがある人、しかもそういう破滅的な博打と横暴、暴力、不正等々の世界がよほどど好きな人しか参入できなくなっている。

ここで株に行くのは誰もが安易だとは思いつつ、他に手段がない。 今、自分の金で起業するのは無謀です。

企業の資産があるなら、それを株に投資して派遣で働きながら、長期的な視点で投資するなら、そっちの方が成功する可能性あるんじゃない?

(自主的、強制的wな)脱サラの行く方向が株しかないので。

_____


の続き


起業が株トレードより博打性が高い理由


起業・副業はキャッシュを得ることが重要
現金が増えないことには事業継続できなくなる

架空の利益に意味はない

マフィア映画とか小説に「キャッシュを見せろ」という場面があり、彼らの世界では現金がすべてに勝るようです。

一般社会で「誠意を見せろ」となるところが、マフィアはキャッシュが誠意を示した事になる。

政治家で「最後は金目でしょ」と言って大臣を辞任した人が居たが、マフィア相手なら通用したのかも知れない。

          

個人で独立したフリーランスや会社を起業した人にもこれは当てはまり、現金が何よりも勝る。

独立したばかりの弱い立場だと、請け負った仕事の対価はたいてい後払いで、値引き要求や踏み倒しが多い。

「そのくらい当然でしょう」と当たり前のように何割か値引き要求し、何度も支払いを遅らせ、挙句は完全に踏み倒される。


多くの会社は大きい会社や役所への支払いを先に済ませ、個人への支払いは一番後、イザとなったら強引に踏み倒そうと考えている。

起業するとこうした事が次々に起こり、仕事をしたのに予定した売上げが入ってこない事が多い。

売上げが入ってこないと事業費や生活費のために借金をし、それがどんどん増えていきます。


ネットでブログを書くみたいな事ならネットさえ繋がれば可能ですが、仕入れとか設備や人件費が掛かる職業だと、運営できなくなって破綻します。

計算上儲かっているのに資金ショートするのは、儲けが含み益や期待利益にすぎず「現在は儲かっていない」からです。

例えば3ヶ月かけて仕上げた仕事の対価が後払いなら、「3ヶ月ただ働き」と同じで、しかも値切りや先送りが容易に予想されます。


計算上儲かっていても、こんなのは「今は儲かっていない」し大赤字だが、それを認めたくないのです。

お金を早く受け取る重要性

1ヶ月から数ヶ月もかけた仕事の支払いが後払いだと、相手は支払ってくれないかもしれず、生きた心地がしないと思います。

食事も喉を通らず頭の中は支払いの事ばかり、破産や夜逃げが脳裏に過ぎり、早く支払って欲しいと待つばかり。

こういう商売をしていたら、遅かれ早かれこの事業は資金繰りがつかなくなり、首が回らなくなるでしょう。


個人で小規模の起業をしたら、何はともあれ「先に先に」現金を得る事が重要で、事業を回転させなくてはなりません。

良くあるのが遠大な目標を立てて、完成まで何年も売上げゼロというパターンで、そもそも事業にすらなっていません。

現金を手に出来るまで何ヶ月や何年も掛かるようなのは、起業には向いていない。


多額の開業資金が必要だったり、多額の運営資金が必要なものも、入ってくる筈の現金が入らなかったら、行き詰ってしまいます。

入ってくる金はなるべく早く現金で受け取り、支払う金はなるべく遅らせる(事が可能)にすると、事業継続が楽になります。

個人事業や会社起業した5割は最初の1年以内に廃業していますが、2年目以降も続くのはたいてい「1人社長」でこつこつやっている人です。


自分ひとりだと自宅=事務所で場所代が不要だし、人件費も不要、営業車両とか固定電話などもろもろが不要になります。

自宅の部屋と携帯電話、在庫などを置く場所があれば言い訳で、自分ひとりの売上げがあれば事業を継続できます。

事業が小さいので多額の借金をする必要も無く、もし失敗しても小さな失敗で済むでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/72453123.html


まあ、企業と言っても小売り業では Amazon に対抗できないので素人でもできる分野が殆ど無くなっているのですね。

下手に起業をやるより株で儲ける方が遥かに楽で安全なのですね。
(FXや商品先物は完全なギャンブルなのでNG)

ただ、最近は空売りやデイトレが極端に難しくなったので、現物株の長期ホールドで行くしかなくなりました。

要は、騰落レシオが70以上では一切動かず、騰落レシオが70以下になったらナンピンで現物買いを始めればいいのです。

損切りも NG

売るタイミングはエリオット波動と P&F で判断します。

テクニカル分析で役に立つのはエリオット波動と P&F の二つだけです。

間違っても一目均衡表とかボリンジャーバンド、オシレーターなんかは参考にしない様にしましょう。


http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c429

[政治・選挙・NHK231] 安倍首相は週刊文春の爪の垢でも煎じて飲んだらどうか  天木直人 赤かぶ
1. 中川隆[-6480] koaQ7Jey 2017年9月07日 13:38:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

最近はマスコミの力によって、法に触れずとも国民感情に触れると追い落とされますからね。

本当に恐ろしい世の中です。

既に忘却の彼方になっているかも知れませんが、東京の元知事であった舛添要一氏も、「セコイ」だけで法律に触れた訳ではないのですが、マスコミが世論を煽って辞任に追い込みました。

まあ、確かにセコイとは思いましたが、政治家としてはそれ程悪くなかったと思うのですが、本当にマスコミとは恐ろしい存在であります。

これは今の加計学園問題にも言える事で、特区なんだから総理が独断で決めても良い事であり、何も法律に触れている訳ではないのです。

本来マスコミは特区を作る法そのものが間違っていると報道すべきだと思うところです。

____


最近のテレビはモリカケ報道に終始していますが、印象操作が露骨になってきました。このようにしているのは官邸と官僚との権力闘争で、財務官僚などが安倍追い落しのためにスキャンダルをリークしているのでしょう。

第一次安倍内閣はそれで辞任に追い込まれましたが、今は当時とだんだん状況が似てきた。稲田防衛大臣の失言もタイミングよく出ましたが、安倍総理もなんとか手を打たないと自身に火の粉が回ってきます。豊田真由子議員のパワハラ問題もタイミングよく出ましたが、女性活躍社会と旗を振ってもなかなかうまくいかないようだ。

アメリカのメディアもトランプのロシアスキャンダルで追い込めると思ってのキャンペーンなのでしょうが、国民自身は冷めた目で見ているようだ。国民のメディアリテラシーがあるかどうかが試されますが、ネットを読まない人はテレビの印象報道に騙されてしまう。だから安倍内閣の支持率もネットを見る若い人ほど安倍内閣の支持率が高い。

日本のモリカケ報道も違反行為をしていなければ辞任に追い込むのは無理だ。これは政治家と官僚とマスコミの権力闘争であり、以前なら官僚とマスコミとで政治家を動かせたのでしょうが、今は官邸が官僚の人事を決めるようになった。マスコミにしても安部総理を辞任に追い込められなければ報復が待っているだろう。

テレビや新聞といったマスコミがプロパガンダを垂れ流す機関となってしまったのは、ネットの登場によって批判する側から批判される側になったからでしょう。日本でも朝日新聞などが誤報記事で社内処分されたことがありましたが、カネを稼ぐためには商売のために誤報記事を垂れ流します。

広告宣伝料が新聞やテレビからネットにシフトしているから、新聞やテレビ業界は営業に必死なのです。このことは日本にアメリカも変わりがなく、CNNでもその実態が明らかにされました。それでCNNの記者が3人クビになりました。記者が言うには商売のためにフェイクニュースを垂れ流している。

日本ではまだ新聞やテレビの報道を真に受ける人が多いのですが、多くがプロパガンダであり、特に選挙が近くなると溜め込んでいたスキャンダルを垂れ流します。そのようなニュースを毎月3000円〜4000円も支払って購読している。だけどだんだんと新聞の購読者も減ってきてテレビの視聴率も落ちてきている。

最近では週刊誌がスキャンダルを暴露していますが、新聞やテレビはそれらを後追いしているだけだ。それらの記事が本当かどうかはネットなどが検証していますが、新聞やテレビが報道しても読者や視聴者は以前のように真に受けなくなってきた。だからトランプ大統領もCNNをフェイクニュースと批判した。
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/808.html#c1

[政治・選挙・NHK231] キッシンジャー博士が近く、北朝鮮平壌市を電撃訪問して、米朝和平に道筋をつけ、小沢一郎政権樹立に期待!(板垣 英憲) 笑坊
1. 中川隆[-6479] koaQ7Jey 2017年9月07日 13:57:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

キッシンジャーはアメリカの犬 小沢に期待している:


石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU


1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。
米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。


安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html


アメリカには逆らいたくない


思いやり予算、衆院通過 小沢氏は本会議欠席

アメリカにだけは楯突くことは絶対にしない。これが小沢一郎民主党代表の原則のようだ。新テロ特措法の再議決時に採決直前に議場を後にし、批判を浴びて逆ギレしたが、また懲りずに同じことをやらかした。

アメリカ軍のために経費を肩代わりする予算のことを「思いやり予算」と読んでいるが、その根拠となる新特別協定案を、自民・公明が衆議院本会議で強行可決した。民主党は協定案に反対したが、小沢代表は今回もやはり欠席した。

どうあってもアメリカには逆らわないと形で表しておきたかったのだ。そう言えば国民新党の亀井静香氏も確か「小沢氏が『大連立』構想に走ったのは、反米レッテルを張られる恐怖心からでは?」と言っていた。
http://www.asyura.com/08/senkyo48/msg/982.html


米軍座間基地の米軍第500軍事情報大隊を中心に、民主党の小沢一郎の行動を24時間体制で監視し、30分ごとにその行動の報告を国防総省とホワイトハウスに「上げる」体制が取られている。

ロックフェラーの日本代理人である小沢は、田中角栄と同様、将来米国に反旗を翻すのではないかと米国側に疑われ始めた。

小沢にクサビを打ち込むため、小沢の議員事務所経費の疑惑がマスコミに流されたが、身に危険を感じた小沢は「参議院で敗北すれば引退する」と発言し始めた。

引退するからスキャンダルで失脚させたり、橋本龍太郎のように病気に見せかけて殺害しないでくれ、気に入らないなら気に入らないと言ってくれればすぐに引退するから・・という命乞いである。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/49712637.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/809.html#c1

[政治・選挙・NHK231] 安倍官邸の内紛深刻<本澤二郎の「日本の風景」(2727)<外交権を掌握した経産省> <外務省の反乱> 笑坊
1. 中川隆[-6478] koaQ7Jey 2017年9月07日 14:04:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。

「株式日記」では、霞ヶ関が国政の実権を握っており、その権力の源泉は米軍にあると以前に書いたことがありますが、沖縄の問題ひとつとっても密約だらけであり、そのことは日本の政治家も国民も知らないことが多いようだ。密約を結ぶのは政治家であっても、総理も大臣もコロコロ代わっていくうちに密約のことを知らない政治家ばかりになる。

しかし霞ヶ関には密約の番人がおり、密約を破ろうとすると官僚が動いてスキャンダルを暴露されて失脚するか、不慮の病死で葬り去られる。安倍総理もプーチンとの会談を重ねて北方領土返還に動こうとしたのに、待ったをかけたのは外務官僚であり、米軍との密約で日本のどこにでも米軍基地を作れるという文言があるらしい。

だからプーチンが北方領土には米軍基地を作らせないという約束ができるのかと聞かれて、安倍総理はその密約を知らなかったらしい。でなければ安倍総理が北方領土返還交渉をするわけがない。プーチンの方が日米間の密約のことはよく知っており、そこをプーチンは突いてきたのだ。

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになったのも、日米間には日米安保と現行憲法とはセットであるという密約のことを知らなかったのかもしれない。安倍総理の祖父は岸元総理だから誰よりも密約のことは知っているはずですが、密約は密約であり公式の外交条約ではないから守る必要はない。

最近では日韓合意がありますが、これも密約のようなものですが正式な外交条約ではない。だから守らなくてもいいのですが紳士協定のようなものであり、日本は密約を守る国であり韓国は密約を守らないというだけの事だ。外交的に難しい交渉をする時には表向きの条約と裏側の密約とに分かれていることが多く、国民には密約は公開されない。

外務官僚が日本の内閣内部の動きを逐一アメリカに報告しているのは、明らかにスパイ行為ですがウィキリークスでこのような行為が行われていることが暴露された。それに対して日本はアメリカの政府内部の動きを何も掴むことができない。日本にスパイ防止法ができないのもこのような密約があるからだろう。

日本は在日米軍が存在する限りはアメリカの植民地であり、日本の独自外交など存在はしない。逐一外務省がアメリカに日本政府部内の動きを報告しているからだ。そのようなスパイ行為が正々堂々と出来て、日本の政治家がどうすることもできないのは在日米軍が目を光らせているからだ。

だから安倍総理がいくら頑張っても、外交は元外務次官の谷内正太郎国家安全保障局長が行っており、岸田外務大臣は蚊帳の外だった。このように政治家と官僚とのずれが生じるのは、政治家が通訳を介さないと交渉ができないのに対して、官僚は通訳を通さずに交渉ができるから、アメリカは密約を官僚に持ちかけてくる。

矢部氏によれば、「そして残念なことに、そういう掟のほとんどは、じつは日米両政府のあいだではなく、米軍と日本のエリート官僚のあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。」と書いているように、日本の日米交渉は密約だらけで伏魔殿のようになってしまっている。

率直に言えば日本国憲法も占領期間中に作られたものであり、だから無効だと宣言できるのでしょうが、日米安保とセットだからどうすることもできないのは密約によるものだ。日米地位協定も密約の塊であり、日本の政治家は誰も改正を持ち出せない。日本は法治国家ではなく米治国家であり、憲法以上の日米間の「掟」が存在している。
http://2013tora.jp/kabu390.html


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。


ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。


日本はなぜ帰途と原発を止められないか


「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」

日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/810.html#c1

[リバイバル3] 大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん 中川隆
6. 中川隆[-6477] koaQ7Jey 2017年9月07日 14:26:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

熱湯やバーナーで猫12匹“殺害”・・・税理士宅から動画(17-08-29) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=uQRSYIqGQtg
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html#c6
[番外地6] 中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威 中川隆
15. 中川隆[-6476] koaQ7Jey 2017年9月07日 16:32:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

 即尺に膣内射精。ソープランドの危険で無謀な性サービス


ここ数年で数十人もの風俗嬢と会って話を聞くのと同時に、最近になって私が労力をかけていることがある。

それは、インターネットで風俗嬢が書き込みをしている掲示板、SNS、ツイッター、ブログ等から書き込みを収集(スクレイピング)して、テキストファイルを莫大に集めて読み込む作業だ。

機械的なスクレイピングによって収集された400万ファイル以上のテキストデータをプログラムによってフォーマットを整えると旧約聖書が10冊あるくらいのボリュームになる。

その大半は価値のない会話や言い合いだったりするので目にするだけでウンザリするのだが、その中で読むに値する文章や情報や感情の吐露もある。

そうした部分に印をつけておいて、いつでも検索で呼び出せるようにする作業を繰り返していくと、日本の風俗嬢が何を考えているのか、その心境が浮かび上がってくる。

この作業で何が浮かび上がってきたのか。

それは、男たちの99%が無視している女性の心の闇だ。やってくる男たちにうんざりし、嫌悪し、罵り、絶望し、その中で発狂しない程度に性サービスをやりくりしている女性たちの赤裸々な心の裡(うち)が見える。

日本の風俗嬢たちは、男たちを憎んでいたのである。完璧な接客で気付かないかもしれないが、風俗嬢たちは男たちを嫌悪し、時には激しい憎悪を隠して、それでも表面では満面の笑みを浮かべている。裏側は拒絶心でいっぱいなのに……。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170907T0234380900.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html#c15

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
123. 中川隆[-6475] koaQ7Jey 2017年9月07日 17:02:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

近代化を自ら放棄。反日の韓国が「漢字追放」で失ったもの
2017.09.03 by 伊勢雅臣
http://www.mag2.com/p/news/262635

韓国に浸透していた「漢字」を日帝の残滓だとして撤廃しようとした韓国。しかし、反日政策としての「漢字追放」は、思わぬデメリットをもたらしたようです。行き過ぎた反日思想が韓国に与えたダメージとは? 無料メルマガ『Japan on the Globe−国際派日本人養成講座』の著者・伊勢雅臣さんが詳しく紹介しています。

「反日」で漢字まで追放した韓国

先日、関西空港からパリへ飛び立とうとした処、手荷物検査場の入り口に、各便の出発ゲート番号を示す電光掲示板があったので、自分のフライトを再確認しようとした。ところが、その表示がハングルで、なかなか日本語に切り替わらない。「なんでハングルまで表示する必要があるんだ」と不愉快な思いをしながら待たされている時間は実に長く感じた。

ようやく日本語に表示が変わって、手荷物検査と出国処理を終えて、ゲートまで往復するシャトル便に乗ろうとすると、そこにもゲート番号を表示する電光掲示板があった。一人の男性白人客がそれを眺めながら、じっと待っている。その時の表示は中国語だった。

英語表示を見るには、最悪、日−韓−中と3倍もの時間、待たされることになる。急いでいる客だったら、いらいらして「こんな空港、二度と使ってやるものか」と思うだろう。

外国人用の案内は英語だけで良い、というのが国際常識である。中国語、韓国語を入れて「おもてなし」をしているつもりだろうが、他の国々の人々にはかえって迷惑をかけている、という事に気がつくべきだ。近隣諸国を大切にというなら、台湾の正漢字、フィリピンのタガログ語、ベトナム語、タイ語、マレー語、インドネシア語などの表示はなぜ、しないのか。

世界には無数の言語があるから、各国民を平等に扱おうとすれば、結局、実質的な国際コミュニケーション言語である英語で表記するしかない、というのが国際社会の智恵なのである。


日本語そのままの用語

ハングルで書かれると日本人にはチンプンカンプンなのだが、もともと朝鮮半島は漢字圏だったので、漢字で書いてくれれば、理解できる用語は多い。


窓口(チャング)、改札口(ケーチョング)、入口(イブク)、出口(チュルグ)、乗換(ノリカエ)、踏切(フミキリ)、横断歩道(ヒンタンポド)、手荷物(ソハムル)、大型(テーヒョン)、小型(ソヒョン)、受取(スチュイ)、取扱(チュイグプ)、取消(チュイソ)、割引(ハルイン)、行方不明(ヘンバンプルミヨン)、弁当(ベントー)

何の事はない。漢字で書いてくれれば、旅行者も大抵の用は済みそうだ。しかし、なぜ、こんなに日本語と似た単語が使われているのか。豊田有恒氏は著書『韓国が漢字を復活できない理由』で、こう述べている。


韓国の漢字熟語は、中国起源でなく、日本統治時代に日本語からもたらされたものである。明治以来、欧米の文物の摂取に熱心に取り組んだ日本は、論理、科学、新聞など多くの訳語を案出した、これらの訳語が、韓国ばかりでなく、漢字の本家の中国でも採用されていることは、よく知られている。
(『韓国が漢字を復活できない理由』豊田有恒 著/祥伝社)

たとえば鉄道関連用語は、日本人が欧米の鉄道を導入する際に案出し、日本統治時代に朝鮮において鉄道が敷かれるのと同時に移入された。だから、同じ用語が使われるのは、当然なのである。

多くの用語は、日本語から漢字のまま移入され、韓国語の漢字の読み方で読まれた。だから、日本語の音読みに近い。窓口(チャング)は日本語の音読みなら「ソウコウ」、受取(スチュイ)は「ジュシュ」、行方不明(ヘンバルプルミヨン)は「コウホウフメイ」と、似通っている。ただ乗換(ノリカエ)、踏切(フミキリ)などは、どういうわけか、日本語の訓読みがそのまま残っている。

韓国で使われている漢字語の8割以上が日本製

豊田氏は、現在、韓国で使われている漢字語の8割以上が日本製だと指摘している。特に、日本統治時代に政治、科学技術、企業経営、スポーツなどの近代化が進んだので、それらの分野の専門用語はほとんどが日本語起源である。

たとえば、科学、数学の分野では


科学(カハク)、化学(ファハク)、物理(ムルリ)、引力(イルリョク)、重力(チュンニヨク)、密度(ミルド)、組成(チョソン)、体積(チェジヨク)、加速度(カソクト)、電位(チョスイ)、電動(チョンドウ)、元素(ウォンソ)、原子(ウォンジャ)、分子(プンジャ)、塩酸(ヨムサン)、算数(サンスウ)、代数(チースウ)、幾何(キハ)、微分(ミブン)、積分(チョクブン)、函数(ハムスウ)…

経営関係では


社長(サジャン)、取締役(チュィチェヤク)、専務(チョンム)、常務(サンム)、部長(ブジャン)、課長(カジャン)、係長(ケジャン)、打合(ターハブ)、手続(テージョル)、組合(チョハブ)、株式(チョシク)、売上(メーサン)、支払(チブル)、赤字(チョクチャ)

韓国は、これらのすべての用語を日本語から借用し、それで近代科学技術を学び、近代的な企業経営を始めたのである。


漢字廃止で同音異義語のオンパレード

科学技術から企業経営、交通や法律・政治まで、近代的用語がほとんど和製漢字語で取り入れられているのに、漢字を廃止して、ハングル表記するとどうなるか。

日本語以上に韓国語は複数の漢字が同じ読みを持つから、同音異義語のオンパレードとなってしまう。

たとえば、長、葬、場はすべて「ジャング」なので、会長、会葬、会場はすべて「フェジャング」と同じ発音になる。「会長が会葬に会場に来た」は、「ヘジャングがフェジャングにヘジャングにきた」となってしまって、これでは文脈から判断するのも難しい。話し言葉ならまだしも、書き言葉でこれでは、物事を正確に伝えるには大きな障害となる。

神社も紳士も「シンサ」なので、「ヤスクニ・シンサ(靖国神社)聞いたことある?」と聞かれた若い女性が「偉人かな」と答えたそうな。「ヤスクニ紳士」と間違えたのだ。確かに日本人にとっての偉人を祀った神社ではあるのだが。

ひらがなだけの文章の読みにくさ

したがって、書き言葉から漢字を追放したら、日本語をひらがなだけで書くような事態になる。たとえば、こんな具合である。


おそんふぁさんによると、かんこくじんはせかいいち、どくしょりょうのすくないこくみんで、かんこくとうけいちょうのちょうさではへいきんどくしょりょうは5.3さつ/ねん。どくしょばなれがしてきされるにほんじんでもねんかんやく19さつ。かんじはいしがしゅよういんで、はんぐるだけでは、ひらがなだけのほんをよむようなもの。

こんな文章は、よほど忍耐強い人でなければ読み通せないだろう。しかも読むスピードは何分の一かになってしまう。

漢字交じりで書けば、上記の文章は


呉善花さんによると、韓国人は世界一読書量の少ない国民で、韓国統計庁の調査では平均読書量は5.3冊/年。読書離れが指摘される日本人でも年間約19冊。漢字廃止が主要因。ハングルだけでは平仮名だけの本を読むようなもの。

重要な言葉は漢字になっているので、漢字だけ追えば、だいたいの意味はとれる。ここが日本語の仮名漢字まじりの優れたところで、逆に中国語のように全部漢字だったら、こうはいかない。

それにしても、こんな平仮名だけの本を年5.3冊も読むのは日本人には到底できない事で、逆に韓国人の個人的能力、意思力はすごいのではないか、と考えてしまう。


漢字は「日帝の残滓」

それにしても、なぜ韓国はこんな便利な漢字利用をやめてしまったのか。

漢字使用を制限したのは、戦後すぐの1948年、李承晩大統領による「ハングル専用法」である。米軍占領下で日本が抵抗できないのを見透かして、勝手に李承晩ラインを引いて竹島を奪った大統領である。徹底的な反日教育を実施して、「電信柱が高いのも、ポストが赤いのも、みんな日本が悪いとされる」と揶揄されるほどであった。

「ハングル専用法」は、「大韓民国の公文書はハングルで書くものとする。ただし、当分のあいだ必要な時には漢字を使用することができる」とした。政府の公文書のみを対象にしたものであったが、それでも、「当分のあいだ必要な時には」という留保をつけているのは、漢字抜きは無理があると分かっていたからだろう。

日本統治時代は漢字・ハングル混じり文が推奨されていた。したがって漢字は「日本帝国主義」の残滓のように誤解され、排斥の対象となった。逆に、ハングルは民族のシンボルとして祭り上げられたのである。

実際に歴史をよく調べれば、それまで教養のない女子供の使う「牝文字」「わらべ文字」などと軽蔑されていたハングルを普及させたのは日本統治時代の教育だったのだから、ついでにハングルも「日帝の残滓」として追放すべきだった。そうなると韓民族は文字を持たない民族になってしまうのだが。

朴正煕大統領の反日ポーズとしての漢字追放

漢字排斥をさらに推し進めたのが、韓国中興の祖とされる朴正煕大統領だった。朴大統領は国民の大反対を押し切って、日韓基本条約を締結したが、日本寄りと見られることを避けるために、反日姿勢として、1970年前後に教育カリキュラムから漢字を追放した。

しかし、これは朴大統領の反日ポーズだったようで、片腕だった総参謀長の李在田が会長となって、「韓国漢字教育推進総連合」が作られ、まずお膝元の軍隊で漢字教育を復活させた。また、学界、言論界からの訴えを入れるという形で、中等教育で漢字教育を復活させた。

しかし、その後、ハングル派の巻き返しもあって、漢字教育をやったり、やらなかったり、と朝令暮改が続き、漢字教育を受けた世代と受けていない世代が斑(まだら)のようになっている。

いずれにせよ、漢字・ハングル交じり文は「日帝の残滓」という反日イデオロギーだけで、漢字追放までしてしまうのだから、その激情ぶりは凄まじい。

日本語追放による「純化」

「反日」政策としての漢字追放は、さらに日本語起源の漢字語追放にまで進む。韓国の「国語審議会」の「国語純化文化委員会」が「日本語風生活用語純化集」を作って、700語ほどの「日本語っぽい」単語を韓国語風に「純化」しようとした。日本語は「不純」だというわけである。

たとえば「売切(メージョル)」は、「みな売れること(ターバルリム)」、「改札口(ケーチャルグ」は「票を見せるところ(ピョ・ポイヌン・ゴッ)」、「踏切(フミキリ)」は「越えるあたり(コンノルモク)」という具合だ。日本語で言えば、漢語を大和言葉で置き換えよう、という事である。

したがって、「改札口を通って踏切を渡った」を「純化」すると、「票を見せるところを通って、越えるあたりを渡った」となる。

いくら「反日」を信条とする愛国的韓国人でも、毎日、こんなまだるっこしい会話はしていられないだろう。折りに触れて、こういう「純化」が試みられているが、不毛の努力に終わっているようである。


「漢字・仮名交じり文が、日本人の教養と民度を高めた」

韓国での「反日」を動機とした漢字廃止、和製漢語廃止を見ていると、「漢字・仮名交じり文が、日本人の教養と民度を高めた」という豊田氏の主張もよく理解できる。

たとえば、英語で「Cetorogy」という単語があるが、その専門の学者でもなければ、アメリカやイギリスの一般人は知らない単語である。しかし、これを日本語で「鯨類学」というと、中高生以上なら、「鯨に関する学問」だろう、と想像がつく。「Apiculture」も同様だ。普通の米英人にはチンプンカンプンの単語だが、日本語で「養蜂業」と言えば「蜂を飼う仕事」だと推測できる。

このように、漢字の造語能力をフルに活用して、一般大衆にも近づきやすい形で、近代的な学問、政治、科学技術の体系を構築してきたのが、幕末以降の我が先人たちの努力であった。

中国や朝鮮は、その日本語を通じて、近代的な学問を学んだ。たとえば、「中華人民共和国憲法」の中で、中国語のオリジナルな単語は「中華」しかない。それ以外の「人民」「共和国」「憲法」は、みな日本語からの借用である。どうりで人民主権も、共和政治も、立憲政治も、いまだに身についていないはずだ。

朝鮮では、日本統治時代に漢字・ハングル交じり文が普及して、せっかく近代化のステップを踏み出したのに、「日帝の残滓」というイデオロギー的激情で、それを自ら拒否してしまった。

その千鳥足ぶりと比較すると、我が先人たちの偉大な見識と努力が、改めて見えてくるのである。それを知らずに、電光掲示板でハングルや中国語で表示することが国際化だ、などという浅慮では、ご先祖様が草葉の陰で泣いていよう。

日本語で正確かつ論理的に、そして礼儀正しく丁寧な読み書きができない日本人がいくら外国語を流暢に話しても、国際社会に通ずる人間にはなれないのである。


http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c123

[昼休み52] 日本人女性2人、リゾート地・セブ島で知り合った韓国人の男2人と飲酒→集団強姦される…フィリピン 中川隆
124. 中川隆[-6482] koaQ7Jey 2017年9月07日 18:02:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月07日
北朝鮮を口実に韓国が対日戦用弾道ミサイル配備

韓国が大量に保有している射程1000キロの弾道ミサイル
引用:http://rpr.c.yimg.jp/im_sigg2tEvt1J7h8zhjWqkhjRn2A---x280-n1/amd/20130216-00023506-roupeiro-000-14-view.jpg

無視される「韓国の」弾道ミサイル開発

2017年春以降、北朝鮮によるミサイルと核開発が注目されているが、その裏で韓国も着々と弾道ミサイル開発を進めている。

9月4日に文大統領はトランプ米大統領と電話会談し、禁止されていた大型弾道ミサイルの保有で合意しました。

韓国は今まで射程800キロ、弾頭重量500キロまでの弾道ミサイルしか保有してはならないと米韓の取り決めて決まっていた。


          

韓国は北朝鮮のミサイルへの対処を口実として弾道ミサイル大型化に成功したのだが、実はこの弾道ミサイルは北朝鮮向けではなく対日戦用のミサイルでもある。

北朝鮮と韓国は隣接しているので、それほど長射程を必要としないが、韓国は一貫して「日本を攻撃しえるミサイル」を希望していた。

主力戦闘機F-15Kの選定でも「日本のF-15Jに勝てる戦闘機」が条件だったし、韓国軍のあらゆる兵器は日本と比較して配備されている。


そして韓国軍の弾道ミサイルは、アメリカと合意する前から射程や弾頭の制限を守っていなかった。

実は北朝鮮が開発に成功する前から、韓国軍は日本全土を攻撃できる弾道ミサイルを開発し、保有しています。

アメリカは韓国軍による弾道ミサイルは日本攻撃用ではないかと最初から難色を示していたが、韓国は意に介さなかった。


最初射程制限は100キロだったのだが、韓国が協定違反をするたびに、協定そのものを維持するために制限が拡大されてきた。

2015年には500キロ制限だったはずだが、いつのまにか800キロになっていて、今回それが撤去された。

もう韓国は射程距離の制限を受けることなく、対日戦用弾道ミサイルを保有できるが、実は既に保有している。


ロシアから長距離弾道ミサイルのエンジンを輸入し、独自のICBMを開発している
4c13e371
引用:http://livedoor.blogimg.jp/corez18c24-mili777/imgs/4/c/4c13e371.jpg

対日戦用弾道ミサイル

一つは射程1000キロ級といわれる玄武-2Bで、発展型の玄武-3Cは射程1500キロと言われている。

韓国は玄武-1玄武-2を合わせて2000機保有していて、日本の本土大半を射程に入れる玄武-3Cも数十機から数百機を配備すると予想される。

さらに韓国はロシアから技術を導入して「KSLV-II」という中型ロケットを開発し、数度に渡って打ち上げています。


この「ロケット」の正体はロシア製弾道ミサイルで、実用化すれば日本全土に核ミサイルを撃ち込む事が可能になる。

玄武シリーズもロシア製弾道ミサイルを元に開発したもので、アメリカからロケット技術導入を拒否されてロシアから導入しました。


韓国は弾道ミサイルに搭載する核爆弾の開発をしていたのも判明していて、1970年代から核開発していました。

1982年4月から5月に研究用原子炉で数ミリグラムのプルトニウム抽出実験を行った。

1980年代に、IAEA(国際原子力機関)に未申告の施設でウラン約150キログラムが生産された。


2000年にも、金属ウラン150キロを濃縮していたのが分かっている。

アメリカと韓国は核開発禁止の協定も結んでいるが、これもミサイル制限と同様に、韓国が違反すると協定そのものを存続するため規制を緩めている。

このペースで開発が進めば韓国は数年以内に、日本全土を射程に入れた弾道ミサイルを保有し、核弾頭の開発も「北朝鮮向け」として公然と行われる。


「北朝鮮向け」と言いながら実際には対日戦用のための長距離大型ミサイルで、北朝鮮向けなどではない。
http://www.thutmosev.com/archives/72455200.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c124

[政治・選挙・NHK231] 岸田政調会長「非核三原則はしっかりと維持」 石破氏「米核国内配備議論を」発言受け 真っ逆様に堕ちて落死
1. 中川隆[-6481] koaQ7Jey 2017年9月07日 18:33:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
日本は現在、アメリカの「核の傘」によって守られています。今後、北朝鮮がアメリカに届く核弾頭ICBMを開発したことが「認定」されてしまうと、日本は核の傘から外れる可能性があります。といいますか、そのような事態を想定するべきです。

 北朝鮮が日本を攻撃し、アメリカが反撃した際に、アメリカの大都市に核ミサイルが落ちる「可能性がある」というだけで、日米安保は有名無実化します。アメリカが「自国の都市が攻撃される可能性」を無視し、北朝鮮に対し軍事行動を起こすとは、とても思えないのです。


 そういう意味で、対中国の場合も話は同じです。アメリカ大統領が、

「尖閣諸島は日米安保の対象範囲」

 という発言を繰り返したとしても、アメリカが「同盟国の辺境の無人島」を守るために、核保有国である中国を敵に回し、アメリカ国民が命を失うことを認めるなど、考えられません。


 このまま北朝鮮のミサイル・核開発が続くと、最終的に我が国は核武装の道を歩まざるを得ません。というよりも、中国という核保有国が隣に存在し、彼らが日本に核ミサイルを向けている以上、もっと早い段階から核武装の議論をしなければならなかったのです。


 最近、マスコミで北朝鮮の「核容認論」が見受けられ、ゾッとしています。


 8月29日、テレビ朝日「「羽鳥慎一 モーニングショー」において、武貞秀士氏は、

「北朝鮮は核兵器を持ったままで使わせないようにしながら議論し、戦略として最終的に放棄してもらう、とせざるを得ないのではないか」

 と、発言。さらに、青木理氏も、

「いったんは核を持った北朝鮮を容認しなければならない、ということがある」

 と、主張しました。


 北朝鮮の核容認論は、アメリカでも出ています。オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたライス氏は、8月10日のNYにおいて、

「必要であれば、我々は北朝鮮の核兵器を容認できる」

 と、語りました。


 わたくしが何が一番怖いかと言えば、本来、北朝鮮の核容認論は、「日本の核武装」の議論とセットでなければならないはずが、絶対にそうはならないという点です。

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。ならば、我が国も核武装しよう」

 ならば話は分かるのですが、現実には、

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。それでも、日本は何もしない」

 という論調がマスコミで主流になるに決まっているのです。


 さらに問題なのは、北朝鮮の指導者である金正恩は、「合理性に欠けた選択」をする傾向が頻繁に見られる点です。


 合理性を期待できない北朝鮮が、核武装を果たす。もちろん、日本に届く弾道ミサイルも保有している。


 その状況であっても、日本の政治家が敵基地反撃能力の保有や核武装の議論をしようとすると、

「日本を戦争ができる国にするのか!」

 と、ヒステリックに喚き立てる連中が、それこそ雨後の筍のごとくマスコミに湧き出し、国民や政治家の判断を狂わせます。それが、日本国の現実なのです。


 この「日本国の現実」の中、我々は生き残りの道を探らなければなりません。


 我が国は「亡国の危機」にあるという現実を受け止め、その上で核武装に対するタブーを消し、

「北朝鮮の核を容認するならば、核武装の議論を始めなければならない」

 といった「正論」を国民が共有しない限り、未来は暗澹たるものにならざるを得ないのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/823.html#c1

[政治・選挙・NHK231] 岸田政調会長「非核三原則はしっかりと維持」 石破氏「米核国内配備議論を」発言受け 真っ逆様に堕ちて落死
2. 中川隆[-6480] koaQ7Jey 2017年9月07日 18:34:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

安倍総理が憲法改正を言い出した途端にモリカケ問題で振り回されるようになった。
モリカケ問題で安倍降ろしが始まっていますが、マスコミにも北朝鮮や中国の工作員が入り込んで工作している。石破茂というムンジェインのような受け皿も用意されたようだ。石破氏は自民党を離党したり合流したりと謎の人物だ。中国は石破氏を首相にすれば、情報は中国に筒抜けになる。


詳細は

共謀罪批判は中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/711.html

護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html

「面従腹背」に官邸疑心=加計問題、霞が関の不満影響か _ 加計問題は CIA が扇動していた
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/114.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/823.html#c2

[リバイバル3] アホが書いた日本国憲法 _ 護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
27. 中川隆[-6479] koaQ7Jey 2017年9月07日 18:47:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月07日
北朝鮮を口実に韓国が対日戦用弾道ミサイル配備


韓国が大量に保有している射程1000キロの弾道ミサイル
引用:http://rpr.c.yimg.jp/im_sigg2tEvt1J7h8zhjWqkhjRn2A---x280-n1/amd/20130216-00023506-roupeiro-000-14-view.jpg


無視される「韓国の」弾道ミサイル開発

2017年春以降、北朝鮮によるミサイルと核開発が注目されているが、その裏で韓国も着々と弾道ミサイル開発を進めている。

9月4日に文大統領はトランプ米大統領と電話会談し、禁止されていた大型弾道ミサイルの保有で合意しました。

韓国は今まで射程800キロ、弾頭重量500キロまでの弾道ミサイルしか保有してはならないと米韓の取り決めて決まっていた。


          

韓国は北朝鮮のミサイルへの対処を口実として弾道ミサイル大型化に成功したのだが、実はこの弾道ミサイルは北朝鮮向けではなく対日戦用のミサイルでもある。

北朝鮮と韓国は隣接しているので、それほど長射程を必要としないが、韓国は一貫して「日本を攻撃しえるミサイル」を希望していた。

主力戦闘機F-15Kの選定でも「日本のF-15Jに勝てる戦闘機」が条件だったし、韓国軍のあらゆる兵器は日本と比較して配備されている。


そして韓国軍の弾道ミサイルは、アメリカと合意する前から射程や弾頭の制限を守っていなかった。

実は北朝鮮が開発に成功する前から、韓国軍は日本全土を攻撃できる弾道ミサイルを開発し、保有しています。

アメリカは韓国軍による弾道ミサイルは日本攻撃用ではないかと最初から難色を示していたが、韓国は意に介さなかった。


最初射程制限は100キロだったのだが、韓国が協定違反をするたびに、協定そのものを維持するために制限が拡大されてきた。

2015年には500キロ制限だったはずだが、いつのまにか800キロになっていて、今回それが撤去された。

もう韓国は射程距離の制限を受けることなく、対日戦用弾道ミサイルを保有できるが、実は既に保有している。


ロシアから長距離弾道ミサイルのエンジンを輸入し、独自のICBMを開発している
4c13e371
引用:http://livedoor.blogimg.jp/corez18c24-mili777/imgs/4/c/4c13e371.jpg


対日戦用弾道ミサイル

一つは射程1000キロ級といわれる玄武-2Bで、発展型の玄武-3Cは射程1500キロと言われている。

韓国は玄武-1玄武-2を合わせて2000機保有していて、日本の本土大半を射程に入れる玄武-3Cも数十機から数百機を配備すると予想される。

さらに韓国はロシアから技術を導入して「KSLV-II」という中型ロケットを開発し、数度に渡って打ち上げています。


この「ロケット」の正体はロシア製弾道ミサイルで、実用化すれば日本全土に核ミサイルを撃ち込む事が可能になる。

玄武シリーズもロシア製弾道ミサイルを元に開発したもので、アメリカからロケット技術導入を拒否されてロシアから導入しました。


韓国は弾道ミサイルに搭載する核爆弾の開発をしていたのも判明していて、1970年代から核開発していました。

1982年4月から5月に研究用原子炉で数ミリグラムのプルトニウム抽出実験を行った。

1980年代に、IAEA(国際原子力機関)に未申告の施設でウラン約150キログラムが生産された。


2000年にも、金属ウラン150キロを濃縮していたのが分かっている。

アメリカと韓国は核開発禁止の協定も結んでいるが、これもミサイル制限と同様に、韓国が違反すると協定そのものを存続するため規制を緩めている。

このペースで開発が進めば韓国は数年以内に、日本全土を射程に入れた弾道ミサイルを保有し、核弾頭の開発も「北朝鮮向け」として公然と行われる。


「北朝鮮向け」と言いながら実際には対日戦用のための長距離大型ミサイルで、北朝鮮向けなどではない。
http://www.thutmosev.com/archives/72455200.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html#c27

[リバイバル3] アホが書いた日本国憲法 _ 護憲運動はCIA・中国・朝鮮工作員が扇動していた 中川隆
28. 中川隆[-6478] koaQ7Jey 2017年9月07日 18:48:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本は現在、アメリカの「核の傘」によって守られています。今後、北朝鮮がアメリカに届く核弾頭ICBMを開発したことが「認定」されてしまうと、日本は核の傘から外れる可能性があります。といいますか、そのような事態を想定するべきです。
 北朝鮮が日本を攻撃し、アメリカが反撃した際に、アメリカの大都市に核ミサイルが落ちる「可能性がある」というだけで、日米安保は有名無実化します。アメリカが「自国の都市が攻撃される可能性」を無視し、北朝鮮に対し軍事行動を起こすとは、とても思えないのです。


 そういう意味で、対中国の場合も話は同じです。アメリカ大統領が、

「尖閣諸島は日米安保の対象範囲」

 という発言を繰り返したとしても、アメリカが「同盟国の辺境の無人島」を守るために、核保有国である中国を敵に回し、アメリカ国民が命を失うことを認めるなど、考えられません。


 このまま北朝鮮のミサイル・核開発が続くと、最終的に我が国は核武装の道を歩まざるを得ません。というよりも、中国という核保有国が隣に存在し、彼らが日本に核ミサイルを向けている以上、もっと早い段階から核武装の議論をしなければならなかったのです。

 最近、マスコミで北朝鮮の「核容認論」が見受けられ、ゾッとしています。


 8月29日、テレビ朝日「「羽鳥慎一 モーニングショー」において、武貞秀士氏は、

「北朝鮮は核兵器を持ったままで使わせないようにしながら議論し、戦略として最終的に放棄してもらう、とせざるを得ないのではないか」

 と、発言。さらに、青木理氏も、

「いったんは核を持った北朝鮮を容認しなければならない、ということがある」

 と、主張しました。


 北朝鮮の核容認論は、アメリカでも出ています。オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたライス氏は、8月10日のNYにおいて、

「必要であれば、我々は北朝鮮の核兵器を容認できる」

 と、語りました。


 わたくしが何が一番怖いかと言えば、本来、北朝鮮の核容認論は、「日本の核武装」の議論とセットでなければならないはずが、絶対にそうはならないという点です。

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。ならば、我が国も核武装しよう」

 ならば話は分かるのですが、現実には、

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。それでも、日本は何もしない」

 という論調がマスコミで主流になるに決まっているのです。


 さらに問題なのは、北朝鮮の指導者である金正恩は、「合理性に欠けた選択」をする傾向が頻繁に見られる点です。


 合理性を期待できない北朝鮮が、核武装を果たす。もちろん、日本に届く弾道ミサイルも保有している。


 その状況であっても、日本の政治家が敵基地反撃能力の保有や核武装の議論をしようとすると、

「日本を戦争ができる国にするのか!」

 と、ヒステリックに喚き立てる連中が、それこそ雨後の筍のごとくマスコミに湧き出し、国民や政治家の判断を狂わせます。それが、日本国の現実なのです。


 この「日本国の現実」の中、我々は生き残りの道を探らなければなりません。


 我が国は「亡国の危機」にあるという現実を受け止め、その上で核武装に対するタブーを消し、

「北朝鮮の核を容認するならば、核武装の議論を始めなければならない」

 といった「正論」を国民が共有しない限り、未来は暗澹たるものにならざるを得ないのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/703.html#c28

[政治・選挙・NHK231] 官邸と大メディアが作り出す 「対北強硬論」拡大の危うさ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6477] koaQ7Jey 2017年9月07日 19:46:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
日本は現在、アメリカの「核の傘」によって守られています。今後、北朝鮮がアメリカに届く核弾頭ICBMを開発したことが「認定」されてしまうと、日本は核の傘から外れる可能性があります。といいますか、そのような事態を想定するべきです。

 北朝鮮が日本を攻撃し、アメリカが反撃した際に、アメリカの大都市に核ミサイルが落ちる「可能性がある」というだけで、日米安保は有名無実化します。アメリカが「自国の都市が攻撃される可能性」を無視し、北朝鮮に対し軍事行動を起こすとは、とても思えないのです。

 そういう意味で、対中国の場合も話は同じです。アメリカ大統領が、

「尖閣諸島は日米安保の対象範囲」

 という発言を繰り返したとしても、アメリカが「同盟国の辺境の無人島」を守るために、核保有国である中国を敵に回し、アメリカ国民が命を失うことを認めるなど、考えられません。


 このまま北朝鮮のミサイル・核開発が続くと、最終的に我が国は核武装の道を歩まざるを得ません。というよりも、中国という核保有国が隣に存在し、彼らが日本に核ミサイルを向けている以上、もっと早い段階から核武装の議論をしなければならなかったのです。


 最近、マスコミで北朝鮮の「核容認論」が見受けられ、ゾッとしています。


 8月29日、テレビ朝日「「羽鳥慎一 モーニングショー」において、武貞秀士氏は、

「北朝鮮は核兵器を持ったままで使わせないようにしながら議論し、戦略として最終的に放棄してもらう、とせざるを得ないのではないか」

 と、発言。さらに、青木理氏も、

「いったんは核を持った北朝鮮を容認しなければならない、ということがある」

 と、主張しました。


 北朝鮮の核容認論は、アメリカでも出ています。オバマ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたライス氏は、8月10日のNYにおいて、

「必要であれば、我々は北朝鮮の核兵器を容認できる」

 と、語りました。


 わたくしが何が一番怖いかと言えば、本来、北朝鮮の核容認論は、「日本の核武装」の議論とセットでなければならないはずが、絶対にそうはならないという点です。

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。ならば、我が国も核武装しよう」

 ならば話は分かるのですが、現実には、

「北朝鮮の核保有は認めざるを得ない。それでも、日本は何もしない」

 という論調がマスコミで主流になるに決まっているのです。


 さらに問題なのは、北朝鮮の指導者である金正恩は、「合理性に欠けた選択」をする傾向が頻繁に見られる点です。


 合理性を期待できない北朝鮮が、核武装を果たす。もちろん、日本に届く弾道ミサイルも保有している。


 その状況であっても、日本の政治家が敵基地反撃能力の保有や核武装の議論をしようとすると、

「日本を戦争ができる国にするのか!」

 と、ヒステリックに喚き立てる連中が、それこそ雨後の筍のごとくマスコミに湧き出し、国民や政治家の判断を狂わせます。それが、日本国の現実なのです。


 この「日本国の現実」の中、我々は生き残りの道を探らなければなりません。


 我が国は「亡国の危機」にあるという現実を受け止め、その上で核武装に対するタブーを消し、

「北朝鮮の核を容認するならば、核武装の議論を始めなければならない」

 といった「正論」を国民が共有しない限り、未来は暗澹たるものにならざるを得ないのです。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/826.html#c1

[リバイバル3] 自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか 中川隆
68. 中川隆[-6476] koaQ7Jey 2017年9月07日 20:37:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

複雑化のワナに落ちたら、そこから逃れるためにすべきこと


やることが多ければ多いほど、そのどれもが中途半端になり、うまくいっているものも、いずれ問題を引き起こしてうまくいかなくなってしまう。

荷物が多ければ多いほど、大事なものをたくさん忘れていく。付き合う人が増えれば触れるほど、ひとりひとりに対するケアができなくなる。

仕事も経営も商品もそうだ。やっていることが複雑になればなるほど、自分の掌握できない部分や、見えない部分がどんどん増えていき、最終的には問題が起きても対処できなくなってしまう。

どこで限界が生じるかは、関わっている人や組織の能力や器にかかってくるが、抱えるものが増えれば増えるほど、複雑さが増していき、やがては対処できなくなってしまう日がやって来る。

複雑なものは、それが足かせになって、やがては最後に滅亡する。いずれ、遅かれ早かれ、それが維持できなくなる。

だから、シンプルであることは大切なのだ。

世の中は常に複雑さを志向しているが、複雑だから優れているわけではない。複雑になればなるほど、その複雑さに対応できなくなって脱落していく人が増える。

なぜ、誰も使えないほど複雑化してしまうのか?

しかし、そういった脱落していく人を無視して、世の中も製品も社会のあり方も人間関係も、ありとあらゆるものが複雑化していく。

企業は素晴らしい製品を作ると、やがて余計な機能をあれこれと山ほど付与して複雑なものにしていく。日本の製造会社にその傾向が強い。付加価値を付けてどんどん奇怪な製品になっていくのである。

最初はそれでいいかもしれない。誰でも目新しく新しい機能は大好きだ。

しかし、限度がある。機能が大量になりすぎると、説明書を読んでも製品が使えないようになり、やがてその複雑さが元で捨てられる。

なぜ、製品を複雑にしてしまうのか。

それは、サラリーマンが仕事をしているという成果を見せるためだと言われている。新しい付加価値を付けていないと、何をしに会社に来ているのだと言われる。

逆に今まであった機能を削減すると、これまでやってきたことは間違いだったと思われる。だから、自己の保身のためにどんどん機能を追加して「仕事をしている」というアピールで複雑化に向かう。

さらに対外的にも、新しい機能は新しい成果として誇示しやすい。だから、ユーザーを無視して高機能化させていく。

あるいは、あれもこれも機能がたくさんあった方が、営業的にも高機能で売りやすいという目論みもある。シンプルだというよりも、高機能だと言う方が「お得だ」と思わせやすい。

経営者も、競争が増えれば増えるほど、とにかく競争に勝てるように、いろんな機能を付与して差別化を図りたい。

こういった全員の思惑が過剰な機能を盛り込む方向を示すようになり、結果として製品がどんどん複雑化し、使いにくくなっていく。

モノをシンプル化して成果を出せるのは非常に優れた経営者だが、そういった経営者は万に一人もいない。多くの経営者は、何も考えずに物事を複雑化させていくのである。


複雑さがもたらすワナについては何も考えない

人々は、複雑さがもたらすワナについては何も考えない。

複雑化したものはメンテナンスにも手間がかかる。コストも増大し、トラブルも多くなる。スピードも遅くなり、重くなり、邪魔になり、原因不明の機能衝突が起こりやすくなる。

企業はこういった複雑さに対応するために、新しい部署を新設し、それがまた企業組織そのものも複雑化させていく。

小さな企業では誰が何をやっているのか全員が分かっているが、人が増え、組織が増えると、誰が何をやっているのか分からなくなる。

さらに、それぞれの部署が勝手に動き出して、収拾がつかなくなっていく。

複雑化した組織の解体は、その組織の抱えている仕事を清算させるということである。それもまた難しい。事業の清算は何であっても清算コストがかかり、損金が発生するからである。

つまり、複雑化したものは製品も部署も関係者もすべてまとめて複雑化しているので、それを解体することすらもできないのだ。身動きが取れなくなってしまう。

そうしているうちに、やがて時代が変わり、他社から「単機能でシンプルなもの」が現れて、いつの間にかそちらの方が人気化していく。

しかし、そのシンプルさに合わせようと思っても、いったん複雑化したものはシンプルになりにくい。機能を捨てるという決断は付けるという決断よりも難しい。

その複雑化したものが利益を生み出しているのであれば、なおさら捨てるという決断は困難になる。

だから、高機能化・複雑化したものは、やがて企業がそれを維持できなくなるまで、ずっと複雑化で暴走していくのである。しかし、それにも限界があり、やがては時代に対応できなくなって捨てられる。

複雑さに耐えられなくなって自滅する。


シンプルになることで見失ったものを再発見できる

こういった複雑さは、人間関係にも表れる。人間関係は多ければ多いほど良いというものではない。

ビジネスの現場では人脈が重要視されているようだが、見境いなく片っ端から人とつながっても、人間関係が複雑になっていけば、どんどん厄介ごとも増えていく。

また、人間関係を維持するためのコストも増えていく。そして、それだけコストをかけてもリターンが得られるというわけでもなくなり、負担と義務だけが増大していく。わずらわしい義理や義務も発生する。

人間関係を増やすというのは、人生を豊かにするというメリットも確かにある。しかしその反面、自分の人生を複雑にして消耗してしまうデメリットもある。

どんなに人間関係を増やしたところで、自分の時間は限られている。関係を持ったすべての人と、対等に付き合えるわけでもない。

本来は自分の時間に当てられるものが削られて自分を見失う。そうした状況が続くと、人はそれに耐えられなくなって精神的にも肉体的にも疲弊し、破綻してしまう。

人にはライフスタイルや気質がひとりひとり違っている。だから、どれくらいの人数と付き合うかの線引きは人によってキャパシティーが違う。

しかし、誰しもが限界を持っているので、それを超えると自滅に向かうのは間違いない。結局、人間は複雑さに押しつぶされてしまうのである。

人間の営みは、放置していても、どんどん複雑化していくのは目に見えている。蓄積が増えれば増えるほどいろんなものが複雑化していくのだ。

だから、常にシンプルさを志向するというのは重要なことになる。複雑化した世の中で、見失った自分を再発見する方法があるとすれば、まさにシンプルを志向することである。

対象がシンプルであれば常に初心に返ることができるし、最も重要なものに集中できる。

日々の生活に埋もれ、流され、複雑さの中で目的を見失いつつあるのなら、要らないものを捨ててシンプルになることが望ましい。

そうすることによって、見失ったものを再発見できる。


日々の生活に埋もれ、流され、複雑さの中で目的を見失いつつあるのなら、要らないものを捨ててシンプルになることが望ましい。そうすることによって、見失ったものを再発見できる。シンプルなものは美しい。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170907T1712060900.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/564.html#c68

[リバイバル3] 本当のオーディオファイルは「ミニマリスト」を目指す 中川隆
20. 中川隆[-6475] koaQ7Jey 2017年9月07日 20:38:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

複雑化のワナに落ちたら、そこから逃れるためにすべきこと

やることが多ければ多いほど、そのどれもが中途半端になり、うまくいっているものも、いずれ問題を引き起こしてうまくいかなくなってしまう。

荷物が多ければ多いほど、大事なものをたくさん忘れていく。付き合う人が増えれば触れるほど、ひとりひとりに対するケアができなくなる。

仕事も経営も商品もそうだ。やっていることが複雑になればなるほど、自分の掌握できない部分や、見えない部分がどんどん増えていき、最終的には問題が起きても対処できなくなってしまう。

どこで限界が生じるかは、関わっている人や組織の能力や器にかかってくるが、抱えるものが増えれば増えるほど、複雑さが増していき、やがては対処できなくなってしまう日がやって来る。

複雑なものは、それが足かせになって、やがては最後に滅亡する。いずれ、遅かれ早かれ、それが維持できなくなる。

だから、シンプルであることは大切なのだ。

世の中は常に複雑さを志向しているが、複雑だから優れているわけではない。複雑になればなるほど、その複雑さに対応できなくなって脱落していく人が増える。


なぜ、誰も使えないほど複雑化してしまうのか?

しかし、そういった脱落していく人を無視して、世の中も製品も社会のあり方も人間関係も、ありとあらゆるものが複雑化していく。

企業は素晴らしい製品を作ると、やがて余計な機能をあれこれと山ほど付与して複雑なものにしていく。日本の製造会社にその傾向が強い。付加価値を付けてどんどん奇怪な製品になっていくのである。

最初はそれでいいかもしれない。誰でも目新しく新しい機能は大好きだ。

しかし、限度がある。機能が大量になりすぎると、説明書を読んでも製品が使えないようになり、やがてその複雑さが元で捨てられる。

なぜ、製品を複雑にしてしまうのか。

それは、サラリーマンが仕事をしているという成果を見せるためだと言われている。新しい付加価値を付けていないと、何をしに会社に来ているのだと言われる。

逆に今まであった機能を削減すると、これまでやってきたことは間違いだったと思われる。だから、自己の保身のためにどんどん機能を追加して「仕事をしている」というアピールで複雑化に向かう。

さらに対外的にも、新しい機能は新しい成果として誇示しやすい。だから、ユーザーを無視して高機能化させていく。

あるいは、あれもこれも機能がたくさんあった方が、営業的にも高機能で売りやすいという目論みもある。シンプルだというよりも、高機能だと言う方が「お得だ」と思わせやすい。

経営者も、競争が増えれば増えるほど、とにかく競争に勝てるように、いろんな機能を付与して差別化を図りたい。

こういった全員の思惑が過剰な機能を盛り込む方向を示すようになり、結果として製品がどんどん複雑化し、使いにくくなっていく。

モノをシンプル化して成果を出せるのは非常に優れた経営者だが、そういった経営者は万に一人もいない。多くの経営者は、何も考えずに物事を複雑化させていくのである。


複雑さがもたらすワナについては何も考えない

人々は、複雑さがもたらすワナについては何も考えない。

複雑化したものはメンテナンスにも手間がかかる。コストも増大し、トラブルも多くなる。スピードも遅くなり、重くなり、邪魔になり、原因不明の機能衝突が起こりやすくなる。

企業はこういった複雑さに対応するために、新しい部署を新設し、それがまた企業組織そのものも複雑化させていく。

小さな企業では誰が何をやっているのか全員が分かっているが、人が増え、組織が増えると、誰が何をやっているのか分からなくなる。

さらに、それぞれの部署が勝手に動き出して、収拾がつかなくなっていく。

複雑化した組織の解体は、その組織の抱えている仕事を清算させるということである。それもまた難しい。事業の清算は何であっても清算コストがかかり、損金が発生するからである。

つまり、複雑化したものは製品も部署も関係者もすべてまとめて複雑化しているので、それを解体することすらもできないのだ。身動きが取れなくなってしまう。

そうしているうちに、やがて時代が変わり、他社から「単機能でシンプルなもの」が現れて、いつの間にかそちらの方が人気化していく。

しかし、そのシンプルさに合わせようと思っても、いったん複雑化したものはシンプルになりにくい。機能を捨てるという決断は付けるという決断よりも難しい。

その複雑化したものが利益を生み出しているのであれば、なおさら捨てるという決断は困難になる。

だから、高機能化・複雑化したものは、やがて企業がそれを維持できなくなるまで、ずっと複雑化で暴走していくのである。しかし、それにも限界があり、やがては時代に対応できなくなって捨てられる。

複雑さに耐えられなくなって自滅する。


シンプルになることで見失ったものを再発見できる

こういった複雑さは、人間関係にも表れる。人間関係は多ければ多いほど良いというものではない。

ビジネスの現場では人脈が重要視されているようだが、見境いなく片っ端から人とつながっても、人間関係が複雑になっていけば、どんどん厄介ごとも増えていく。

また、人間関係を維持するためのコストも増えていく。そして、それだけコストをかけてもリターンが得られるというわけでもなくなり、負担と義務だけが増大していく。わずらわしい義理や義務も発生する。

人間関係を増やすというのは、人生を豊かにするというメリットも確かにある。しかしその反面、自分の人生を複雑にして消耗してしまうデメリットもある。

どんなに人間関係を増やしたところで、自分の時間は限られている。関係を持ったすべての人と、対等に付き合えるわけでもない。

本来は自分の時間に当てられるものが削られて自分を見失う。そうした状況が続くと、人はそれに耐えられなくなって精神的にも肉体的にも疲弊し、破綻してしまう。

人にはライフスタイルや気質がひとりひとり違っている。だから、どれくらいの人数と付き合うかの線引きは人によってキャパシティーが違う。

しかし、誰しもが限界を持っているので、それを超えると自滅に向かうのは間違いない。結局、人間は複雑さに押しつぶされてしまうのである。

人間の営みは、放置していても、どんどん複雑化していくのは目に見えている。蓄積が増えれば増えるほどいろんなものが複雑化していくのだ。

だから、常にシンプルさを志向するというのは重要なことになる。複雑化した世の中で、見失った自分を再発見する方法があるとすれば、まさにシンプルを志向することである。

対象がシンプルであれば常に初心に返ることができるし、最も重要なものに集中できる。

日々の生活に埋もれ、流され、複雑さの中で目的を見失いつつあるのなら、要らないものを捨ててシンプルになることが望ましい。

そうすることによって、見失ったものを再発見できる。

日々の生活に埋もれ、流され、複雑さの中で目的を見失いつつあるのなら、要らないものを捨ててシンプルになることが望ましい。そうすることによって、見失ったものを再発見できる。シンプルなものは美しい。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170907T1712060900.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c20

[政治・選挙・NHK231] 官邸と大メディアが作り出す 「対北強硬論」拡大の危うさ(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 中川隆[-6474] koaQ7Jey 2017年9月07日 20:51:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>東京じゃ何か今にも戦争が始まりそうな雰囲気なのかい?


アホが気付いてないだけで、何十年も前から戦争は始まってるだろ:


日本人の絶滅の為に尽力するのが朝鮮人と中国人の「愛国心」


日本では大量の中国野菜が安価で輸入されていますが、野菜類の47.5%から猛毒で発がん性もある有機リン系殺虫剤メタミドホスなどの高濃度の残留農薬が発見されるなどして2001年から輸入禁止が相次ぎ、大手のスーパーではあまり見かけなくなりました。しかしそういう野菜や畜産品はなくなった訳ではありません。生のままではなく、「加工」「業務用冷凍」されて日本に輸入されているのです。

これらの加工品の一部からは高濃度の水銀やダイオキシン、チクロやDDT、TBTO、BHC、クロラムフェニコール、クロルテトラサイクリン、マラカイド・グリーンといった毒性抗生物質などの使用の痕跡や高濃度の残留が認められています。もちろん中国産の食品の全てが危険な訳ではありませんが、これが一方の厳然とした現実でもあります。最近では中国産ビールの95%に発がん性物質ホルムアルデヒドが含まれているなどの衝撃的なニュースや、食品そのもの以外に、例えば中国製の食品包装袋の50%に発ガン性物質のベンゼンが残留しているとの報道もありました。

中国の食品を信頼するのは危険です。ましてや日本や日本人を「敵である」と明確にしている国なのですから、日本向けの食料品がまともである保障などあるはずがありません。かつて安価な白ゴマを高価な黒ゴマに見せかけるために、有害なタールで着色したタール黒ゴマ事件がありましたが、何らの教訓も得ず国が率先して「着色政策」を推進しているのは残念です。魚や肉、松茸に鉛を入れて重量をごまかした事件もありました。

国は違いますが、同じ反日の国、韓国で生ゴミを素材にした餃子が問題となった際は、摘発された業者は「生ゴミを使った餃子は日本などに向けた輸出品だけなので、国内の消費者は安全である」と開き直ったほどです。
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html


北朝鮮を口実に韓国が対日戦用弾道ミサイル配備


韓国が大量に保有している射程1000キロの弾道ミサイル
引用:http://rpr.c.yimg.jp/im_sigg2tEvt1J7h8zhjWqkhjRn2A---x280-n1/amd/20130216-00023506-roupeiro-000-14-view.jpg


無視される「韓国の」弾道ミサイル開発

2017年春以降、北朝鮮によるミサイルと核開発が注目されているが、その裏で韓国も着々と弾道ミサイル開発を進めている。

9月4日に文大統領はトランプ米大統領と電話会談し、禁止されていた大型弾道ミサイルの保有で合意しました。

韓国は今まで射程800キロ、弾頭重量500キロまでの弾道ミサイルしか保有してはならないと米韓の取り決めて決まっていた。


          

韓国は北朝鮮のミサイルへの対処を口実として弾道ミサイル大型化に成功したのだが、実はこの弾道ミサイルは北朝鮮向けではなく対日戦用のミサイルでもある。

北朝鮮と韓国は隣接しているので、それほど長射程を必要としないが、韓国は一貫して「日本を攻撃しえるミサイル」を希望していた。

主力戦闘機F-15Kの選定でも「日本のF-15Jに勝てる戦闘機」が条件だったし、韓国軍のあらゆる兵器は日本と比較して配備されている。


そして韓国軍の弾道ミサイルは、アメリカと合意する前から射程や弾頭の制限を守っていなかった。

実は北朝鮮が開発に成功する前から、韓国軍は日本全土を攻撃できる弾道ミサイルを開発し、保有しています。

アメリカは韓国軍による弾道ミサイルは日本攻撃用ではないかと最初から難色を示していたが、韓国は意に介さなかった。


最初射程制限は100キロだったのだが、韓国が協定違反をするたびに、協定そのものを維持するために制限が拡大されてきた。

2015年には500キロ制限だったはずだが、いつのまにか800キロになっていて、今回それが撤去された。

もう韓国は射程距離の制限を受けることなく、対日戦用弾道ミサイルを保有できるが、実は既に保有している。


ロシアから長距離弾道ミサイルのエンジンを輸入し、独自のICBMを開発している
4c13e371
引用:http://livedoor.blogimg.jp/corez18c24-mili777/imgs/4/c/4c13e371.jpg


対日戦用弾道ミサイル

一つは射程1000キロ級といわれる玄武-2Bで、発展型の玄武-3Cは射程1500キロと言われている。

韓国は玄武-1玄武-2を合わせて2000機保有していて、日本の本土大半を射程に入れる玄武-3Cも数十機から数百機を配備すると予想される。

さらに韓国はロシアから技術を導入して「KSLV-II」という中型ロケットを開発し、数度に渡って打ち上げています。


この「ロケット」の正体はロシア製弾道ミサイルで、実用化すれば日本全土に核ミサイルを撃ち込む事が可能になる。

玄武シリーズもロシア製弾道ミサイルを元に開発したもので、アメリカからロケット技術導入を拒否されてロシアから導入しました。


韓国は弾道ミサイルに搭載する核爆弾の開発をしていたのも判明していて、1970年代から核開発していました。

1982年4月から5月に研究用原子炉で数ミリグラムのプルトニウム抽出実験を行った。

1980年代に、IAEA(国際原子力機関)に未申告の施設でウラン約150キログラムが生産された。


2000年にも、金属ウラン150キロを濃縮していたのが分かっている。

アメリカと韓国は核開発禁止の協定も結んでいるが、これもミサイル制限と同様に、韓国が違反すると協定そのものを存続するため規制を緩めている。

このペースで開発が進めば韓国は数年以内に、日本全土を射程に入れた弾道ミサイルを保有し、核弾頭の開発も「北朝鮮向け」として公然と行われる。


「北朝鮮向け」と言いながら実際には対日戦用のための長距離大型ミサイルで、北朝鮮向けなどではない。
http://www.thutmosev.com/archives/72455200.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/826.html#c3

[政治・選挙・NHK231] メルケル首相の「平和的な解決」発言に比べて御大将は… 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 中川隆[-6473] koaQ7Jey 2017年9月07日 21:19:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

日本が平和的で外交的な解決をしようとしても、朝鮮と中国は日本人が絶滅するまで攻撃の手を緩めない


日本人を殺しても、愛国無罪で許されると彼らは本気で思う
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/05/20170527T1726590900.html


2017年5月10日に誕生した韓国の新しい大統領である文在寅(ムン・ジェイン)は、日韓合意など守るつもりはさらさらなく、「日本が韓国の期待に応えるべき」と言い放っている。

合意は破られ、日本の血税である10億円はドブに捨てることになるというのは、この合意が為されたその瞬間から分かりきっていた。

なぜ分かりきっていたのか。韓国は約束を守るような国ではないというのは、今まで何度も何度も日本との合意を反故にして蒸し返してきた歴史があるからだ。

こんなことすらも分からないで韓国と合意を結んで10億円を取られた岸田文雄外相の責任は非常に重い。こんな間抜けな男が外相であることに怒りを覚える。

どうすれば良かったのか。もちろん、「助けるな、教えるな、関わるな」の非韓三原則の採用である。韓国とは一刻も早く国交断絶をしなければ、日本の国益は毀損され続ける。

韓国は変わらない。むしろ、もっと悪くなる。

歴史問題で世界的に日本を貶めて対外イメージを悪化させ、日本人を自虐史観に落とし込み、日本からカネを毟り取り、日本の領土を侵略してくる。


反日教育を受けた若者が日本を破壊するのだ

日本人が反発すれば歴史問題を持ち出して日本人を萎縮させ、さらに韓流を押し込んでくる。下らないワンパターンを永遠に繰り返して日本を屈服させようとする。

日本人が腹を立て始めると、今度は「日本で差別主義者が台頭してきた」とわめき立て、日本人の自尊心をいっさい認めない。日本人を徹底して押さえ込み、立ち上がらせないようにしている。

日本人に対する憎悪が日本への破壊工作に込められている。

この韓国と共に反日教育を徹底してきたのが中国と北朝鮮である。こうした国々で「反日教育」が行われ続けているということに対して日本人はまったく無関心でいた。

この反日教育というのは「日本人を差別する教育」「日本人に対する憎悪を植え付ける教育」である。教育の現場で、憎悪を埋め込むものだ。

教育は読み書きや計算だけを教える場ではない。思想を教える場でもある。

子供たちは真っ白いキャンバスであり、そこに力強く「日本憎悪」を書き込んだら、それが子供たちの中から一生消えることのない鮮明な思想となっていくのは想像に難くない。

教育によって、中国人や韓国人は「日本人を憎む」ように洗脳されている。だから深刻なのだ。

日本人は、彼らが大人になって政治的影響力を及ぼすようになったとき、当然のように彼らが日本を破壊するための活動を始めることを察知すべきだった。

これらの国では1990年代から反日教育が国家主導で行われるようになっていた。

極端な反日工作が目立ってきたのは、反日教育を受けて生粋の「日本人嫌い」になった若者が、世の中に出てきたことと無関係ではない。


これからは憎悪によって歴史が作られていく事実

もちろん、だからと言って中国人や韓国人が日本人を見かけたら叩き殺すようになったというわけではない。彼らにも人間としての節度がある。

しかし、子供の頃から「日本人は悪い民族だ」と教えられて来たのだから、日本人が嫌いだと思うようになったり、日本人を避けたいと考えるようになるのは無理もないことだ。

こうした状況は日本のマスコミはいっさい報道しない。

そのため、日本人の年配者の中には、反日教育がここまで浸透して日本に対する憎しみでいっぱいになっているとは想像すらもしていない。

しかし今の日本の若年層は、中国・韓国・北朝鮮に憎悪をぶつけられる対象になっているので敏感だ。中国・韓国・北朝鮮に対して郷愁など一片もなく、むしろ「敵」という認識の方が強くなっている。

日本の年配層と若年層のどちらの見方が正しいのかというと、もちろん若年層の方の見方である。

反日教育の徹底により、歴史が変わり、時代が変わり、人が変わり、国と国の結びつきが変わってしまった。反日国家とは価値感が共有できない時代となった。

今は基本的に反日という憎悪がベースになっているのだから、日本と中国・韓国・北朝鮮は、これからは憎悪によって歴史が作られていくと考えるべきなのだ。

憎悪が生み出すのは、平和や相互理解や調和ではない。憎悪からそのようなものは生まれない。憎悪から生まれるのは、ただひとつのものだけだ。それは暴力だ。

これからは日本でも中国・韓国・北朝鮮の反日教育の反発から、これらの特定アジア3ヶ国に対して激しい憎悪を持つ若年層が大人になっていき、日本国内の空気も変わっていく。

これらの特定アジア3ヶ国に対して、報復外交や非韓三原則を訴える人間がどんどん増えていく。これは止めることができない潮流となる。

対立や衝突や憎悪の応酬を恐れず、反日には反中・反韓で立ち向かえる人間が出てくる。そういう時代になる。


「愛国無罪で許される」と彼らは本気で思う

中国・韓国・北朝鮮は、日本を徹底的に憎む「反日」を選択した。だから、今後も日本破壊工作が延々と続く。

日本の領土を自分たちの領土だと言い、日本人は1000年間許されることのない加害者だと言い、日本人は絶滅して欲しいと言い、日本という国は沈没して欲しいと口に出す。

そして、「日本に対しては何をしてもいい」と愛国無罪の思想が育っていく。

2012年の夏には中国で反日暴動が起きたが、ここで中国人が叫んでいたのは「愛国無罪」という言葉だった。

「日本を痛めつけるのは愛国的行為であり、だから日本人に対しては何をしても無罪になる」

これは明らかに日本人に対する激しい差別であると言ってもいいが、今後は中国でも韓国でも「愛国無罪」という考え方が浸透していく。

すでに反日が定着しているので、潜在意識の中には愛国無罪も定着していると見た方がいい。

この暴動の時、「日本の男を殺せ、日本の女を犯せ」というスローガンが出て、それを多くの中国人が賛同したのだが、こういうのが本当に実行されても「愛国無罪で許される」と彼らは本気で思うはずだ。

世の中が、そういう方向に向かっているということを認識していないと恐ろしいことになる。

日本と特定アジア3ヶ国の対立は、やがては修復不可能になる。それはこれらの国家が反日を選択した瞬間から決定付けられていることでもある。

この結末には何が待つのか。

言うまでもなく、物理的な衝突である。言葉の対立だけで終わらない。それは、最後には血を見ることになる。

反日を叫ぶ夥しい中国人。日本と特定アジア3ヶ国の対立は、やがては修復不可能になる。それはこれらの国家が反日を選択した瞬間から決定付けられていることでもある。

反日暴動が起きると、中国では「日本の男を見たらすぐに殺せ。日本の女を見たらすぐに犯せ」というスローガンが街に出て多くの人がそれに賛同のサインをした。日本人はここに書かれている言葉を何度も噛みしめるべきだ。現実を見なければならない。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/05/20170527T1726590900.html

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/828.html#c1

[リバイバル3] 大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん 中川隆
7. 中川隆[-6472] koaQ7Jey 2017年9月07日 21:57:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

大矢誠税理士の画像や経歴と猫虐待の動機は?懲罰(罰金額)を予想!
http://isee-lab.com/cat-abuse-tax-accountant/

いくらなんでもそれはないだろ!

という事件が起きました。

猫を鉄製のケージに閉じ込めてガスバーナーで焼いたり、熱湯をかけたりして、凄惨なことをしでかした犯人が逮捕されました。

逮捕されたのは、大矢誠容疑者(52)。

大矢容疑者の職業は現役の税理士。

最近は資格を持っているだけではなかなか食べていくのが難しい職業になりましたが、「先生業」として依然として社会的地位が高いとみなされることが多いですよね。

それでも、こんな事件を引き起こしたんじゃぁ・・・・(怒)、って感じですが。

52歳にもなって、そんな分別もつかない大矢誠容疑者がどんな人物なのか、顔画像や経歴が気になったので、今回調べてみることにしました。

また、猫虐待に及んだ動機や逮捕されたことにより、どんな懲罰が下るのかも調べてみました。

動物愛護法の44条に定めた罰則が適用されることになるのでしょう。

大矢誠容疑者の画像と税理士の経歴は?

調べてみると、大矢容疑者は2012年8月ごろ大矢税理士事務所として開業しているようです。

もともと税務署員で、川越や上尾(税務署)で働いていたらしいですね。

となると、税理士の試験に合格して税理士として開業したわけではないようです。

税務署に23年以上勤務すると、「国税従事者」として税理士試験が免除され、一定の研修を受講すれば税理士になれるという制度があります。

大矢容疑者は、税務署あがりのOB税理士ってことになりますね。

ニュースでは、「さいたま市見沼区の税理士」となっていましたが、事件を起こしたのは埼玉県深谷市の廃屋。

犯行時期も2016年4月から2017年4月にかけての3回に及んでいます。

「大矢誠 税理士」の名前で検索してみると、同一の名前が、関東信越税理士会の上尾支部(上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市、伊奈町で構成)の会員リストにも掲載されていました。

そこには、「埼玉県北本市」の事務所住所と電話番号が。。。。

なぜ北本市なのかは、かつて勤めた税理署との関係なのでしょう。

ただ、2015年3月にマイホームを新築し、さいたま市見沼区に移ってきているようですが。


大矢容疑者の猫虐待の動機は?

想像するだけで痛ましい事件を引き起こした大矢容疑者ですが、本人には反省の色がないようです。

警視庁によると、大矢容疑者は、

「自分がしたことは、有害動物の駆除で、法律違反になるとは考えていない」

と話し、動機も何も罪の意識はないようで、単なる「有害動物の駆除」と捉えているようです。

日本の食文化でクジラ漁をすることに対して、欧米の人の中には「虐待だ」と捉えている人はいます(多いです)。

そういうことも考えると、個人の主義主張という観点から、単に「猫を有害動物とみなす」ことは自由です。(法律上はともかく)

でもどうしても解せないのは、だからといって苦痛を与えて虐待している様子を動画で撮影し、ネット上に公開しているということです。

それをやっちゃ、人としてお終いよ〜、っていうことが判らないのでしょうかね。

猫虐待の罪での懲罰(罰金)はどうなる?

出典:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/poster04.pdf

さて、大矢容疑者にはどんな罰則が適用されるでしょうか。

動物愛護法によると、愛護動物を虐待したりすることは犯罪で、違反すると懲役や罰金が処せられると書いてあります。

愛護動物とは、

•牛
•馬
•豚
•めん羊
•やぎ
•犬
•ねこ
•いえうさぎ
•鶏
•いえばと
•あひる

また、「人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの」も含まれるようです。
猫はこの中に含まれていますので、大矢容疑者の行為は違法と判断できますよね。

例えば、「マリファナを吸うことは法律違反になるとは考えていない」

といくら主張したところで、やってしまったら逮捕されるのと同じです。

さて、動物愛護法の罰則は、同法の44条に定められています。

今回のケースから考えると、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が適用されるものと推察されます。

もし、執行猶予付きでも禁固以上の有罪判決が確定すると、税理士の登録は抹消され、仕事ができなくなります。

でも、罰金刑の場合は抹消されず、税理士を続けることができるようですね。


※9月6日追記

今回の件に関連して、農園カフェに務める綿引静香さん(44)という方が、懲役刑を求刑するよう求める約3万7千人分の署名を東京地検に提出そうです。

大矢容疑者が逮捕された8月末から、ネット上で懲役刑の求刑を求める署名活動をしていたとのこと。

大矢容疑者が厳しい刑を受けることで、動物虐待の抑止を狙ってのもの。

この事件はまだ尾を引きそうですね。

まとめ

今回は常軌を逸した方法で猫に苦痛を与えた52歳の税理士、大矢容疑者について取り上げました。

確かに猫の鳴き声とか糞とか迷惑に感じたことは、筆者にもあります。

でも、だからといって・・・おいおい、な事件ですよね。

どのくらいの規模の税理士なのかはわかりませんが、もし筆者が大矢容疑者のクライアント企業であれば、直ちに他の税理士に切り替えますね。

懲罰や罰金以上に、この大矢容疑者が失うものは大きいでしょう。

・・・容疑者の言動から、まだ本人はそれに気づいていないようですがw
http://isee-lab.com/cat-abuse-tax-accountant/

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html#c7

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
430. 中川隆[-6475] koaQ7Jey 2017年9月08日 07:22:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

561山師さん2017/09/08(金) 05:40:24.05ID:4v3EgMGA

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http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c430

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
431. 中川隆[-6474] koaQ7Jey 2017年9月08日 07:34:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]


412山師さん2017/09/06(水) 11:58:58.38ID:C/NztF96

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413山師さん2017/09/06(水) 12:03:08.60ID:C/NztF96

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414山師さん2017/09/06(水) 12:04:19.56ID:/KXXUo4j

大損こいた奴が発狂してんのか

415山師さん2017/09/06(水) 12:07:22.55ID:C/NztF96

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417山師さん2017/09/06(水) 12:15:14.85ID:C/NztF96

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418山師さん2017/09/06(水) 12:19:13.96ID:C/NztF96

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419山師さん2017/09/06(水) 12:21:46.73ID:rFaTVEoQ

スレが埋まるだけだろwww

420山師さん2017/09/06(水) 12:23:01.60ID:C/NztF96

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421山師さん2017/09/06(水) 12:26:33.83ID:C/NztF96

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5)売崩されたら拾う。逆に資産を奪い取る。

422山師さん2017/09/06(水) 12:30:21.09ID:C/NztF96

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4)優良株なら長期でもってれば配当だけでも元がとれますよ。
5)株価を下げる為に億のお金をリスクにさらしているのがファンド。拾われると困るんです。

423山師さん2017/09/06(水) 12:34:00.42ID:Vte1bgJ2

閑散スレにあらしが

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425山師さん2017/09/06(水) 12:39:35.41ID:C/NztF96

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4)損切りの大切さ流布でAIを有利にする作戦。
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426山師さん2017/09/06(水) 12:43:01.87ID:C/NztF96

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5)株価がさがれば嫌がらせで買う、これが基本だよ。逆に社会から資産を奪い取る。

427山師さん2017/09/06(水) 12:46:44.21ID:C/NztF96

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4)株価を下げる為に億のお金をリスクにさらしているのがファンド。拾われると困るんです。
5)なんだかんだで下落時が買い。安く買った者勝ち。

428山師さん2017/09/06(水) 12:51:06.32ID:C/NztF96

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3)ネチネチ買ってファンドに安く売らせよう。ファンドにリスクを取らせよう。
4)カモが損切り売りするまで仕掛けます。でも玉切れするとファンド大損。
5)絶対に安く資産である株件を売りわたさない攻撃。損しても社会に貢献するなんて反吐がでるから。

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430山師さん2017/09/06(水) 12:58:23.29ID:C/NztF96

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2)落ちるナイフは突然買い一色に変貌するよ。
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5)大損しても安値売りで社会に貢献しない。

431山師さん2017/09/06(水) 13:02:13.84ID:C/NztF96

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1)損切はファンドに株を安く譲渡する事。
2)無理だろうけど、優良株を下落時に買って株価を見ないやつがロングでの勝者。
3)しつこい売りはネチネチと嫌がらせで買い下がる。決して相手に儲けさせない。
4)見売板こそ買いだよね。最後の力をふりしぼった圧力だからさ。
5)追従したら負けかなと思ってる。

432山師さん2017/09/06(水) 13:08:17.61ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)売崩されたら拾う。常に相手が嫌がる取引を行う。
2)売崩されたら拾う。逆に資産を奪い取る。
3)大損しても安く株をファンドに渡さない。
4)損切はファンドに株を安く譲渡する事。
5)下げてる時はファンドが底値でうってます。不安になって売る人がいなければファンド破綻。

433山師さん2017/09/06(水) 13:15:02.88ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)売崩されたら拾う。逆に資産を奪い取る。
2)安値で資産を売るなんて反吐、逆に買って資産を奪う。
3)損切はファンドに株を安く譲渡する事。
4)しつこい売りはネチネチと嫌がらせで買い下がる。決して相手に儲けさせない。
5)追従したら負けかなと思ってる。

434山師さん2017/09/06(水) 13:18:07.11ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)嘘だと思うなら売ってみな、見事に底値売りになりますよ。
2)買ったら下がるはあたりまえ、だから少しずつ買う。売り崩させて安く拾うが勝ちだよ。
3)ファンドはログ自動解析で貴方が損切りするのをまってます。
4)なんだかんだで安くかったもの勝ち。
5)売崩しされたら少しずつ拾って嫌がらせ。決してファンドに儲けさせない。

435山師さん2017/09/06(水) 13:21:55.00ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)売崩されたら拾う。逆に資産を奪い取る。
2)売仕掛けには金利がかかるから早く損切りしてほしいファンド。
3)優良株なら長期でもってれば配当だけでも元がとれますよ。
4)優良株なら長期でもってれば配当だけでも元がとれますよ。
5)個人が優良株を損切りしてくれないとファンドがこまるんです。

436山師さん2017/09/06(水) 13:25:49.32ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)売の限界、玉切れをまつのさ。ロングは金利かからないから。
2)拾ってファンドの売り崩しを無駄に終わらせよう。
3)必死の見板はネチネチと成をぶつけよう。
4)売崩しに失敗したファンドは底値うり独占状態。
5)ファンドの玉切れをまとう。玉切れしたらファンド底値売り確定。

437山師さん2017/09/06(水) 13:31:05.27ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)優良株は決して損切りしない。ファンドに寄付しないいやがらせ。
2)なんだかんだで安く買ったもの勝ち。下落時に買えば底値付近で買えるのさ。
3)なんだかんだで下落時が買い。あとは一時的な含み損に耐えるだけ。
4)売仕掛けには金利がかかるから早く損切りしてほしいファンド。
5)電力(東電以外)、ガス、三菱、三井住友系なら倒産リスクなし。

438山師さん2017/09/06(水) 13:34:59.43ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)損切はファンドに株を安く譲渡する事。
2)売の限界、玉切れをまつのさ。ロングは金利かからないから。
3)倒産リスクがないかぎり売らない。
4)頑張って売り崩したのに拾われただけだとファンドが潰れる。
5)折角売崩してくれているのだから、ご褒美買いをいれてあげないと。

439山師さん2017/09/06(水) 13:39:38.98ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)さあ、底値で損切りだ。
2)株を安く売って社会に貢献するなんて反吐がでるよね。たとえ破産しても社会になんか貢献しない。
3)損切はファンドに株を安く譲渡する事。
4)売り崩しても個人が損切りしてくれないとファンドがこまるんです。
5)常に相手がいやがる取引をする。

440山師さん2017/09/06(水) 13:48:46.93ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)根拠なき下げは仕掛けだから、ネチネチ拾おう。
2)売の限界、玉切れをまつのさ。ロングは金利かからないから。
3)底値でドテン売りだけはさけないね。
4)なんだかんだで安くかったもの勝ち。
5)貴方に10万円損させるためにファンドは1億円つかってます。売ったら負け。

441山師さん2017/09/06(水) 13:53:38.02ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)株は忍耐、優良株の一時的な含損に耐え垂れる奴が勝つ、バフェットは株価を見ない。
2)安値で資産を奪われるなんて反吐、逆にかって資産を奪う。
3)〜か?、〜になる?、の予測系ニュースはすべて嘘。
4)優良株なら長期でもってれば配当だけでも元がとれますよ。
5)貴方に100万円損させるためにファンドは10億円使ってます。売ったら負け

442山師さん2017/09/06(水) 13:57:37.47ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)ファンドの玉切れをまとう。玉切れしたらファンド底値売り確定。
2)ファンドの玉切れをまとう。玉切れしたらファンド底値売り確定。
3)安値で資産を売るなんて反吐、逆に買って資産を奪う。
4)必死の見板はネチネチと成をぶつけよう。
5)ホールドしてファンドや社会に迷惑かけようぜ。

443山師さん2017/09/06(水) 14:02:39.50ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)必死の見板はネチネチと成をぶつけよう。
2)追従したら負けかなと思ってる。
3)株価を下げる為に億のお金をリスクにさらしているのがファンド。拾われると困るんです。
4)株は忍耐、優良株の一時的な含損に耐え垂れる奴が勝つ、バフェットは株価を見ない。
5)安値で資産を売るなんて反吐、逆に買って資産を奪う。

444山師さん2017/09/06(水) 14:05:51.03ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)なんだかんだで下落時が買い。あとは一時的な含み損に耐えるだけ。
2)ファンドの玉切れをまとう。玉切れしたらファンド底値売り確定。
3)絶対に安く資産である株件を売りわたさない攻撃。損しても社会に貢献するなんて反吐がでるから。
4)カモが損切り売りするまで仕掛けます。でも玉切れするとファンド大損。
5)なんだかんだで安く買ったもの勝ち。下落時に買えば底値付近で買えるのさ。

445山師さん2017/09/06(水) 14:10:17.79ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)無理だろうけど、優良株を下落時に買って株価を見ないやつがロングでの勝者。
2)売崩しに失敗したファンドは底値うり独占状態。
3)株を安く売って社会に貢献するなんて反吐がでるよね。たとえ破産しても社会になんか貢献しない。
4)無理だろうけど、優良株を下落時に買って株価を見ないやつがロングでの勝者。
5)しつこい売りはネチネチと嫌がらせで買い下がる。決して相手に儲けさせない。

446山師さん2017/09/06(水) 14:13:56.86ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)なんだかんだで下落時が買い。あとは一時的な含み損に耐えるだけ。
2)貴方に10万円損させるためにファンドは1億円つかってます。売ったら負け。
3)無理だろうけど、優良株を下落時に買って株価を見ないやつがロングでの勝者。
4)追従したら負けかなと思ってる。
5)買ったら下がるはあたりまえ、だから少しずつ買う。売り崩させて安く拾うが勝ちだよ。

447山師さん2017/09/06(水) 14:18:48.16ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)ファンドの玉切れをまとう。玉切れしたらファンド底値売り確定。
2)逆指値は禁物、逆指値狩で底値うりになりますよ。
3)売の限界、玉切れをまつのさ。ロングは金利かからないから。
4)まだまだ下がりそうって時が底値ですよ。
5)なんだかんだで下落時が買い。あとは一時的な含み損に耐えるだけ。

448山師さん2017/09/06(水) 14:23:05.72ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)見売板こそ買いだよね。最後の力をふりしぼった圧力だからさ。
2)安値で資産を売るなんて反吐、逆に買って資産を奪う。
3)常に相手がいやがる取引をする。
4)買ったら下がるはあたりまえ、だから少しずつ買う。売り崩させて安く拾うが勝ちだよ。
5)大損しても相手に損させたら勝ち。

449山師さん2017/09/06(水) 14:27:15.90ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)貴方に10万円損させるためにファンドは1億円つかってます。売ったら負け。
2)大損しても安値売りでファンドを決して儲けさせない。
3)〜か?、〜になる?、の予測系ニュースはすべて嘘。
4)落ちるナイフは突然買い一色に変貌するよ。
5)優良株の現物なら損切りする必要なし。早い損切りはAIを勝たせる為の流布。

450山師さん2017/09/06(水) 14:31:42.57ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)落ちるナイフを売ると見事に底値売りが確定します。
2)貴方に10万円損させるためにファンドは1億円つかってます。売ったら負け。
3)大損しても安く株をファンドに渡さない。
4)見板には成りをぶつけていやがらせ。
5)損切はファンドに株を安く譲渡する事。

451山師さん2017/09/06(水) 14:34:56.11ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)なんだかんだで安く買ったもの勝ち。下落時に買えば底値付近で買えるのさ。
2)売仕掛けには金利がかかるから早く損切りしてほしいファンド。
3)貴方に10万円損させるためにファンドは1億円つかってます。売ったら負け。
4)下げてる時はファンドが底値でうってます。不安になって売る人がいなければファンド破綻。
5)ファンドの玉切れをまとう。玉切れしたらファンド底値売り確定。

452山師さん2017/09/06(水) 14:39:32.92ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)大損しても安く株をファンドに渡さない。
2)売崩しに追従したら資産を奪われるだけ、買ってファンドから安く株を奪い取れ。
3)売崩しに失敗したファンドは底値うり独占状態。
4)安値で資産を売るなんて反吐、逆に買って資産を奪う。
5)貴方が底値で売るまで売崩しは続きます。

453山師さん2017/09/06(水) 14:44:36.21ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)売りあおりが沢山でてきたら底値サイン。
2)売ったら騰がるは事実、AIがログみて個人が売ってから買あげるから。
3)〜か?、〜になる?、の予測系ニュースはすべて嘘。
4)大損しても安く株をファンドに渡さない。
5)頑張って売り崩したのに拾われただけだとファンドが潰れる。

454山師さん2017/09/06(水) 14:49:06.44ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)大損しても安値売りでファンドを決して儲けさせない。
2)売りあおりが沢山でてきたら底値サイン。
3)根拠なき下げは仕掛けだから、ネチネチ拾おう。
4)株価がさがれば嫌がらせで買う、これが基本だよ。逆に社会から資産を奪い取る。
5)底値でドテン売りだけはさけないね。

455山師さん2017/09/06(水) 14:52:50.91ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)ファンドはログ自動解析で貴方が損切りするのをまってます。
2)なんだかんだで安く買ったもの勝ち。下落時に買えば底値付近で買えるのさ。
3)優良株は損切りしたら負け、早い損切り推奨はアルゴを勝たせる為の流布ですよ。
4)ファンドはログ自動解析で貴方が損切りするのをまってます。
5)根拠なき下げは仕掛けだから、ネチネチ拾おう。

456山師さん2017/09/06(水) 14:56:31.99ID:C/NztF96

◆ カブドットコム証券 売買セミナー ◆

1)売りあおりが沢山でてきたら底値サイン。
2)安値で資産を奪われるなんて反吐、逆にかって資産を奪う。
3)売崩しに追従したら資産を奪われるだけ、買ってファンドから安く株を奪い取れ。
4)売ったら騰がるは事実、AIがログみて個人が売ってから買あげるから。
5)見板には成りをぶつけていやがらせ。

457山師さん2017/09/06(水) 16:39:38.26ID:C/NztF96

踏み上げていた売玉を暴利で利益確定できますた。
売ったら買い煽り、買ったら売り煽りが煽りの基本さ。
常に相手を騙す事ばかり考えてる。
400円とかまで買い上げてバカだよね。ざまぁ〜。
9月9日は日本領にミサイル発射よろしくね。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c431

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
432. 中川隆[-6473] koaQ7Jey 2017年9月08日 07:36:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

東証、カブドットコム証券とIB証券に過怠金
2017/1/25 18:55

東京証券取引所は25日、カブドットコム証券に1000万円、インタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)に 2000万円の過怠金をそれぞれ科す処分を発表した。

株価操作が疑われるような不公正な取引を防ぐ、審査等の売買管理が不適切だったため。両社に対し、業務改善報告書の提出も求めた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC25H0L_V20C17A1EE8000/


2017/01/25 東証 カブドットコム証券株式会社に対する処分について
http://www.jpx.co.jp/news/1060/20170125-01.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c432

[番外地6] 中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威 中川隆
16. 中川隆[-6472] koaQ7Jey 2017年9月08日 09:48:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

旭川で梅毒患者急増 若年層の性交渉感染も 無料検査へ 09/06 17:20 更新

 旭川市は、市内で性感染症の一つである梅毒の感染者が急増しているのを受け、10月から梅毒の無料検査に乗り出す。今年は今月4日時点で15人と、記録が残る2003年以降で最多だった昨年と同ペースで推移。今後さらに増える可能性もあり、市保健所は「早期発見、早期治療につなげ、まん延防止を図りたい」としている。

 梅毒は基本的に性交渉で感染する病気で、リンパ節の腫れや発疹、性器にしこりができるなどの症状が特徴。痛みはなく、症状が消えたりするため、知らないうちに他人にうつすこともあるという。長期間の放置で、心臓などに菌が回って重篤化すれば死に至る場合もあるが、抗生物質で完治するため、無料検査で、早期治療を促す方針だ。

____


中国人観光客が大挙して北海道を訪れるようになったのは、北海道を舞台にした08年の中国映画『狙った恋の落とし方。』の大ヒットがきっかけといわれる。

 北海道有数の観光地であるニセコは、それまで外国人観光客といえばオーストラリア人やニュージーランド人がメインだった。しかし、近年では約6割を中国人が占めるという。そして、同時に始まったのが土地の爆買いだ。

「外国人に人気のあるニセコ周辺だけでなく、北海道の土地や不動産が、中国資本によってどんどん買収されているのです。観光施設だけでなく、農地、森林などの水源地、自衛隊基地周辺の土地、太陽光発電の用地なども買い占められており、その実態を知った住民たちが、ようやく危機感を持ち始めました」(宮本氏)

ニセコ町と同じく羊蹄山麓に位置する喜茂別(きもべつ)町には、中国人による中国人のためのゴルフ場もあるという。
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20428.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html#c16

[リバイバル3] 北海道の最低市町村ランキング 中川隆
85. 中川隆[-6471] koaQ7Jey 2017年9月08日 09:49:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

旭川で梅毒患者急増 若年層の性交渉感染も 無料検査へ 09/06 17:20 更新


 旭川市は、市内で性感染症の一つである梅毒の感染者が急増しているのを受け、10月から梅毒の無料検査に乗り出す。今年は今月4日時点で15人と、記録が残る2003年以降で最多だった昨年と同ペースで推移。今後さらに増える可能性もあり、市保健所は「早期発見、早期治療につなげ、まん延防止を図りたい」としている。

 梅毒は基本的に性交渉で感染する病気で、リンパ節の腫れや発疹、性器にしこりができるなどの症状が特徴。痛みはなく、症状が消えたりするため、知らないうちに他人にうつすこともあるという。長期間の放置で、心臓などに菌が回って重篤化すれば死に至る場合もあるが、抗生物質で完治するため、無料検査で、早期治療を促す方針だ。

_____


中国人客急増で“性病”大流行 日本の風俗業界に猛威
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/565.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/588.html#c85

[リバイバル3] 大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん 中川隆
8. 中川隆[-6470] koaQ7Jey 2017年9月08日 10:44:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

猫ガスバーナー虐待で逮捕 52歳税理士の経歴と強気なワケ 2017年8月30日


 まったく反省していないようだ。

「猫はふん尿が臭く、爪研ぎをする。有害動物の駆除なので法律違反にはならない」

 捕まえた野良猫に熱湯をかけたり、ガスバーナーであぶったりして殺したとして、27日、警視庁保安課に動物愛護法違反容疑で逮捕された税理士の大矢誠容疑者(52=さいたま市見沼区)はそう話し、悪びれる様子はないという。

 大矢容疑者は昨年4月〜今年4月にかけ、埼玉県深谷市の廃屋で、鉄製の捕獲器に閉じ込めた猫3匹に熱湯を繰り返し浴びせたり、バーナーであぶったりして殺した疑い。その虐待の様子を動画共有サイトに投稿し、ネット上の“動物虐待マニア”から「神」などと呼ばれていたというから、まったくどうかしている。

 関係者などによると、大矢容疑者は2012年8月ごろ、埼玉県北本市に税理士事務所を開いたという。

「大矢さんはもともと税務署員で、川越や上尾(税務署)にいたなんて話を本人から聞いたことがあります。要するに“OB税理士”ですね。何でも川越時代には、あまりに強引すぎる税務調査で地元の商工会から抗議されたという噂も耳にしています」(知人)

 税理士は最難関の国家資格のひとつといわれるが、一般的に、税務署に23年以上勤務した「国税従事者」は試験が免除され、指定の研修を受けさえすれば税理士の資格を取得できる。大矢容疑者も税務署のOB税理士というわけ。

 別の関係者は「まさかって感じです」とこう続ける。

「大矢さんは仕事ぶりも手堅くて真面目そのもの。動物を虐待するなんて……とてもそんなタイプには見えない。仕事も順調だったようですよ。何かトラブルを抱えてストレスがたまっていた? そんな話は聞いたことがない」

私生活では、15年3月にマイホームを新築したばかりだった。

 それなのに、大矢容疑者は今年4月までの約1年半に、目を覆いたくなる残虐な方法で少なくとも12匹の猫を虐待していたというから、心の闇は深そうだ。

「動物愛護法違反は最大で2年以下の懲役、または200万円以下の罰金です。執行猶予付きでも禁固以上の有罪判決が確定すると、税理士の登録は抹消、つまり仕事ができなくなりますが、罰金刑の場合は抹消されません。税理士を続けられます」(税理士会関係者)

 大矢容疑者が悪びれないわけだ。

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html#c8

[リバイバル3] 大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん 中川隆
9. 中川隆[-6469] koaQ7Jey 2017年9月08日 10:56:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

松島 川越税務署長は謝罪してください。 おかしいよ〜 川越税務署
http://www.support.or.jp/minshou/_userdata/20061205zeimu.pdf

どうなってるの〜川越税務署は・・・

福地総務課長は、調査官かばい「違反はしていない..はず」とまともに調査しない・・

無断で敷地内に車を乗り入れ無法行為

署の車でなく、個人所有らしい車で乗り 入れ大矢調査官は母屋へ。榎調査官は 工場や離れを調査。工場前でメモ をとる

川越税務署の大矢誠、榎申太郎両調査官の二人の調査官は、日高市 のAさん宅へ何の連絡もなく突然訪問したばかりか、無断で敷地内に 車を乗り入れ、一人は母屋へ。もう一人は工場や離れの家の周りを調査へ。その上メモを取っていく。いったい、いつから税務調査官はこ うした無法ができるようになったのか」

重税反対川越実行委員会は、この問題で再三にわたり福地総務課長 に、当事者である二人の反省と謝罪を求めて来ましたがいまだに反省 する言葉は聞かれない。


こうした行き過ぎた税務調査に対し、十一月十四日「謝罪を求める チラシ」を配布していたところ、大矢調査官は自分の携帯電話のカメ ラで実行委員会のメンバーを写真撮影し暴言を言うなど公務員にある まじき妨害行為を行っている。


申太郎職員にあってはこうした事実を突きつけられると「メモを とったことは事実だか、隠れているものをひっくり返して見たわけで はない。法に触れるようなことはしていない」などと開き直ってい る
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html#c9

[リバイバル3] 大矢誠が猫グロ虐待で逮捕! 2ちゃん生き物苦手板のカールおじさん 中川隆
10. 中川隆[-6468] koaQ7Jey 2017年9月08日 11:01:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2006/12/05 どうなってるの〜川越税務署は・・・

川越税務署の大矢誠、榎申太郎両調査官の二人の調査官は、日高市 のAさん宅へ何の連絡もなく突然訪問したばかりか、無断で敷地内に 車を乗り入れ、一人は母屋へ。もう一人は工場や離れの家の周りを調査へ。その上メモを取っていく。いったい、いつから税務調査官はこ うした無法ができるようになったのか」


川越税務署長、大矢・榎両調査官への抗議先

〒356-8666 川越市大字並木452-2 電話 049-235-9441


この件に関するお問い合わせは

坂戸民主商工会 電話 049-284-1177 FAX 284-1942

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/751.html#c10

[近代史02] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 中川隆
433. 中川隆[-6467] koaQ7Jey 2017年9月08日 11:16:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017/9/8 Fri

狙われるより狙う立場  09月08日 

今日は先物とオプションの清算日であるメジャーSQ(MSQ)ですね。

MSQは3か月に一度3,6,9,12月の第二金曜日の寄り付きで行われる清算でありますが、その他の月に行われているオプションだけのSQに比べると、大分値動きが荒くなることが多いのです。

MSQへ向けての一週間で1000円幅動くこともざらですし、とにかく荒れるのがこのMSQでありますが、実はちょっとしたポイントがあります。

清算は金曜日の寄り付きなのですが、最終売買日は木曜の大引けとなりますので、金曜日の朝は清算を待つだけの「まな板の鯉」状態なのです。

ですから、大口投資家の多くは水曜日には勝負を決めてしまうので、売り仕掛けのピークが水曜日になるケースは非常に多いと考えて良いのです。

ただ、ここで間違って欲しくないのは、「多い」というだけの事であり、必ずそうなる訳ではない点です。

ですから、それまでの動きを見ながら、今回のピークは水曜日なのか、木曜日なのか、金曜日の寄り付きなのか・・・と、考えながら判断して行かなくてはならないので、この点は誤解されない様にお願いしたいところです。

そして、今回のMSQの話に戻りますが、ピークは水曜日の寄り付きと判断し、売り叩かれて始まりそうだった有望な銘柄を、買いに行くべきとメンバー様にはレポートした次第で、非常に良い仕込みが出来たものと判断しているところです。

相場の世界は確率の世界でもあるのですが、どんなに確率が上がっても100%に到達する事はないと思います。

常にそうした事を意識して売買するのが基本となる訳で、だからこそ私は信用取引は極力しない様にとお勧めしているのです。

信用取引をやるなとまでは言いませんが、やり過ぎていると本当にチャンスだと思える時に動けない事が多いのです。

チャンスとは、概ね下げた時に現れるものでありますが、信用取引をやり過ぎていると、チャンスの時に買うどころか一緒に売らされてしまうのです。

勝つためには、信用取引で困っている人を狙い撃ちにするのが一番であると考えており、狙われる立場ではなく、常に狙う立場にいて欲しいと願っているところです。
http://ssoubakan.com/blog-entry-2624.html


先物取引及びオプション取引最終日 日本取引所グループ
http://www.jpx.co.jp/derivatives/rules/last-trading-day/index.html

金融市場休日カレンダー Klug FX(クルークFX)
http://klug-fx.jp/holiday/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c433

[リバイバル3] 新潟のリゾートマンション「ツインタワー石打」 管理組合前理事長が11億円着服 中川隆
10. 中川隆[-6466] koaQ7Jey 2017年9月08日 12:23:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

マンション大規模修繕で住民を食い物にする呆れた業界の実態
http://diamond.jp/articles/-/141478
2017.9.8 須藤桂一:株式会社シーアイピー代表取締役・一級建築士  ダイヤモンド・オンライン


 本来、マンション管理は地道で堅実な仕事であるはずだ。各マンションを担当するフロントマンは住人の身になり、快適な生活をサポートして喜ばれる、それ自体がやり甲斐のある仕事だ。

 しかし実態は違う。決まった管理委託費で満足し、地道に管理する会社では、この業界で生き残ることは難しい。ここでも悪貨が良貨を駆逐するという現実がある。だから管理会社は社員に、何とか管理組合の財布の紐を緩めさせることを求める。管理会社の模範的社員とは管理組合の節約に貢献する人ではなく、気前良く使わせる人なのだ。中でも高額な大規模修繕工事を受注できれば高い評価を得られる。そんな業界の体質は、しばしば摘発される公共工事顔負けのリベート・談合天国で、そのツケを払っているのはマンションを区分所有する住民なのだ。

メンテ、補修、大規模修繕工事
マンション管理はリベート天国

 管理組合の補修、大規模修繕工事などの出費で管理会社が潤うのはなぜか?

 それは管理会社が、実際の施工業者と下請け契約を交わし「手数料」などの名目で取り分を得られるからだ。

 しかし実はそれだけではない。この業界は10%ほどのリベートがまかり通る世界なのだ。管理組合が見せられるのはリベートを乗せた金額で、損をさせられるのはここでも住民というわけだ。素人の管理組合理事にはとても見抜くことができないし、「高い」と感じても簡単に言いくるめられてしまう。これが高額な契約となる大規模修繕工事でも行われる。住民は、ただでさえ資金が不足がちな大規模修繕工事のために、積立金の値上げや一時金の徴収、果ては銀行借り入れまでして、管理会社に貢いでいるともいえる。

 マンション黎明期から今に至るまで、大規模修繕工事を含む、あらゆる補修、設備の維持管理にかかる費用は、管理会社の「言い値」で支出され、管理会社の利益を生んできた。

 もっとも、この仕組みは経済環境が厳しくなるにつれて、業界内の競争が激しくなって事態は少し変わってきている。私が、管理会社のボッタクリ状態から主導権を取り戻すためのノウハウを紹介し始めると、意欲的な管理組合が現れ、管理会社を変更する事例が増え始めたからだ。さすがに、管理会社の「やりたい放題」とはいかなくなってきている。

 そこで、問題が起きたら管理契約を失うリスクの高い大規模修繕工事は外部に任せて、大規模修繕工事以外のあまり細かくコストカットを求められない小予算の修繕、改修工事で利益を積み上げるような戦略転換が起こってきている。

管理会社に代わって暗躍する
設計コンサルタント会社

 大規模修繕のキーポジションとしては、管理会社に代わり設計コンサルタント会社(以下、設計コンサルと略)がその役割を果たすことが多くなっている。

 本来、設計コンサルの業務は、専門知識のない施主(住民)に代わって、施工レベルを保ちながらコストを抑えることだ。つまり、欠陥工事、水増し工事から管理組合を守る“正義の味方”と期待されているのだ。

 ところが実態は、単に管理会社に代わって施工業者から同様にリベートを受け取っていることが多い。設計コンサル自体も競争の激しい業界である。どんなに美味しいシステムを持っていても、受注できなければ意味がない。

 そこで設計コンサルは、管理会社に営業をかけて受注する。安く引き受けても、前述のリベートシステムで十分ペイできる仕組みになっているため、損はしない。一部には施工業者からのリベートの一部を管理会社に上納する二重リベートシステムさえ存在する。

用意周到に仕組まれた談合装置
見せかけの競争・業界紙入札公募情報

 それだけで驚くのはまだ早い。実際はリベートどころか、設計コンサルが仕切る談合によって、仲間内の利益を最大限に得ようとする手口がまかり通っているのだ。その手口はこうだ。

 設計コンサルは、受注させる業者に声をかける。「今回はそちらに頼むからよろしく、リベートは10%で…」そして他の数社には「入札」(談合)に協力を依頼する。断れば仕事は一生回ってこない。数回協力すれば自分の番はやってくるわけだ。

 ところがこれだけでは、談合に関係なく入札する業者が、もっと安い価格で応札する可能性がある。

 そこで、設計コンサルは、「資本金5000万円以上」や「工事売上30億円以上」などハードルの高い入札条件を業界紙に公募情報として掲載する。「公募情報」といえば聞こえはいいが、専門家から見れば「談合宣言」に等しい公募なのである。

 それでも談合サークル外の業者が安値で応札した場合、「そこだけが安いのは信用できない」(本当はそちらが適正価格に近く、談合組が高すぎるのだが)などとアドバイスして管理組合を説得し、結局、意中の業者に受注させる仕組みだ。

 どうしたら、こんなリベートや談合に振り回されずにすむのだろうか?

悪い奴らに甘い汁を吸わせない
マンション大規模修繕工事の極意とは?

 ここまでお話ししておいて「お前もか?」と言われそうだが、かくいう私も設計コンサルのはしくれであり、実際に、私が経営するシーアイピーは大規模修繕工事の設計コンサルを主要業務の一つとして取り組んでいる。
 ただし、シーアイピーは設計コンサルに関して、ビタ一文リベートを受け取らない“非常識な”設計コンサルである。

 残念なことに、同じように談合を仕切らない、リベートを受け取らない設計コンサルを、現時点で私はほとんど知らない。時々、工事業者の営業担当者がやってきて「シーアイピーさんにはリベートはどのくらい差し上げればよろしいでしょうか?」と聞くので「うちはいただきません」と答えるとびっくりされるほどだ。

 だが、そうでなければどうして住民の側に立った適正な工事監理ができるだろうか?誰だって、利益が大きい方がいいに決まっている。もらえるところからは、どこからでももらいたいのが人情だ。住民にしてみれば少しでも安く引き受けてもらえる方がいいに決まっている。

 しかし、そのようなそれぞれの立場の心理が、大規模修繕工事を談合とリベートの温床にしているのだ。

「管理組合=区分所有者」にとって一番大切なことは、管理組合と管理会社とは利益相反の立場にあり、言いなりになってはいけない、ということだ。

 例えば何かの小工事が必要となった場合、相見積は当然だが、それも管理会社に任せるのでは意味はない。試しに、管理組合の誰かが他の業者に見積もりを依頼してみるといい。あまりに乖離した金額に驚くはずだ。

 今ではインターネットを通して、業者のサイトから簡単に見積もりを依頼することができる。遠くからやってくる管理会社の取引先より、近所の業者の方が地域の信用も大切なので、適切な価格で丁寧な仕事となる可能性が多いし、アフターサービスも安心だ。

 大規模修繕工事を良心的な設計コンサルに任せたいなら、管理会社経由で頼んではいけない。その時点で中立性は崩れてしまうからだ。

 かと言って、独力で探すのは管理組合には荷が重い。

 今一番注目されているのは、そんな談合やリベートを見抜く力のある、完全に管理組合側に立ってくれる「顧問」を雇うことだ。この役割を担えるのはリベートで利益を得ていない、私たちのような異色のコンサル会社やマンション管理士事務所だ。「マンション管理組合、顧問」でググれば多くの、高い倫理性、透明性を謳った顧問業務を引き受ける会社のホームページを見つけられる。よく見比べ、話を聞き、数社に絞り、さらに対話を重ねて決めると良い。工事や設計監理などと違い、実績が見えにくい顧問に月数万円の顧問料は大きく思えるが、結局のところ安くつくだけでなく、資産価値の下落や、会計の破綻を防ぐことができる。

 資本金や工事売上などで公募をかける設計コンサル業界も要注意だ。過去5年間程度、新聞掲載の公募情報を見せてもらうと一目瞭然。悪しきリベート体質の餌食とならないために、心に留めていただきたい。



http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/611.html#c10

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
38. 中川隆[-6465] koaQ7Jey 2017年9月08日 12:51:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017年09月08日
日本にとって最悪の事態は戦争が起きない事

北朝鮮程度の国と戦争できないようなら、アメリカは中国軍に押されてアジアから撤退する
引用:https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-d2-b6/ash1saki/folder/1472320/46/50884746/img_0

北朝鮮の核ミサイル開発を支援したアメリカ

北朝鮮は6回目の核爆発実験を行い、早ければ来年には世界の半分を射程にしたICBMを保有すると見られている。

世界の人々は戦争をせずに解決する「うまい方法」は無いかと探しあぐねているが、その「うまい方法」を探す事がここまで事態を悪化させた。

1990年代初期に北朝鮮がミサイルと核を開発し始めたころ、アメリカはまだ唯一の超大国で、ヌイグルミを踏みつけるように北朝鮮を潰す事が可能だった。

          

だがビルクリントンという「アホ」大統領が平和的に問題を解決してしまい、核ミサイルの開発資金まで援助した。

日本も北朝鮮の核ミサイル開発に対して、戦争を避けようとし、平和的解決をアメリカに働きかけた。

1990年代中ごろまでに北朝鮮の政権を排除し、ミサイルと核を無力化すれば、今の事態には至っていませんでした。


1990年代はまだ北朝鮮による日本人拉致は無かったとされていたので、日本は謝罪と賠償までしようと働きかけていました。

2番目のチャンスは2000年代に再び北朝鮮が核とミサイル開発を加速させた時で、中東諸国にミサイルを輸出していたのが判明していました。

だがアメリカは当時成長していた中国市場で利益を挙げるのを優先し、また北朝鮮にお金や食料を渡して問題を先送りにした。


それだけでなくアメリカは日米貿易摩擦に北朝鮮を利用し、「日本は北朝鮮に謝罪しろ」と何度も要求していました。

北朝鮮には援助する一方で、日本には謝罪と賠償を延々と要求し続け、まるでアメリカと北朝鮮は同盟国のようだった。

実際アメリカが北朝鮮に渡した食料などは中国に輸出して換金され、核ミサイル開発に使われました。

アジアの覇権はアメリカから中国に移動

そうやって北朝鮮をちやほやしてきた結果、ついにアメリカ本土に達するICBMを完成させ、来年には核弾頭を搭載します。

アメリカはここに至ってやっと自分の間抜けぶりに気づいたが、とき既に遅く、全面戦争か北朝鮮を認めるかしかなくなりました。

中国にとってこれは実に望ましい事態で、北朝鮮が核武装する事で、アメリカはアジアから追放されます。


北朝鮮にすら手も足も出なかったアメリカが中国やロシアと戦争できる筈が無いので、もう世界の誰もアメリカ軍を恐れなくなります。

同時にアメリカ軍が日本を守る事ができないのもはっきりし、日本は「中国軍の」勢力下に入る事になります。

日本が憲法9条を廃止して再軍備し、核武装もするなら独立を維持できるが、アメリカ軍が守らない、自前の軍備もないのでは中国の支配を受け入れるしかありません。


中国軍が「沖縄の植民地支配を辞めないなら、日本を核攻撃して解放する」と言われれば、はいそうですねと明け渡すしかなくなります。

沖縄を手に入れた中国は、朝鮮や台湾、満州と同じように「日本は琉球を植民地支配した」とありとあらゆる戦争犯罪をでっち上げます。

沖縄の人間は若干思考力が足りない人が多いので、「日本が植民地支配した」「琉球は中国だった」と言われれば、喜んで反日闘争を始めるでしょう。


こうして中国は労せずしてアジアの支配者になり、尖閣や沖縄を手に入れ、軍事力を持たない日本は謝罪して許してもらうしかなくなります。

アメリカは「北朝鮮にすら歯が立たない」レッテルを貼られ、超大国からイギリスのような3等国家に転落するでしょう。

問題はアメリカ人自身がこうした影響を理解していない事で、「トランプのロシア疑惑」や「オバマケア」「ハリケーン」の方が重要だと考えている。


バカは死ななきゃ直らないの諺通り、日本もアメリカも、もっと痛い目に遭わなければ気づかないでしょう。

例え日本が北朝鮮にミサイル攻撃されたとしても、それは問題を先送りにしてきた日本人自身のせいであって、他の誰のせいでもありません。

平和が尊いと言って北朝鮮攻撃に反対し、北の核武装に協力してきた人間が、北朝鮮に攻撃されて死ぬのは「自業自得」です。
http://www.thutmosev.com/archives/72472401.html

http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c38

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
39. 中川隆[-6464] koaQ7Jey 2017年9月08日 13:25:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

東アジアで高まる地政学的リスク

にわかに、米朝間の緊張が高まって、東アジアの地政学的リスクが高まっています。

北朝鮮の水爆実験の技術的な側面を後ろで支援しているのは、ウクライナ経由のロシア技術ではないかとの情報も飛び通っています。

私たちは、どの方向へ進んでいるのでしょうか?

最終的な落としどころは、「米朝の間で『二国間平和協定』が結ばれる。これにより、アメリカは『北朝鮮の核保有は許す』が、『ミサイル開発は放棄させる』」というあたりになるのではないかと見られています。

これ以外に、局地戦争を避ける手段はないのではないでしょうか?

米朝はいずれ「二国間平和協定」を結ぶ

仲介役にスイスが名乗り出ています。11月当たりにこういった「二国間平和協定」が結ばれるのではないでしょうか?

日程としては、中国の顔に泥を塗るわけにもいかないので、「中国の秋の共産党大会(10月17日〜)が終了した後に、米朝の首脳が直接会談する」などといった提案が模索されている模様です。

北朝鮮は「核を保有している国は滅ぼされないことを熟知している」ので、北朝鮮に核を放棄させることは無理。アメリカにとっては、「北朝鮮の核がアメリカ本土に届かなかったらそれでOK」なわけです。

ですから、日本の肩越しに、米朝はいずれは「二国間平和協定」を結ぶことでしょう。

日本国内では、「アメリカというお代官様が北朝鮮という悪党を退治してくれるだろう」と楽観している向きもありますが、それは無理筋な話なわけです。間違っているのです。

米朝が二国間平和協定を結ぶまで、「地政学的リスク」は高まったままと指摘できます。


北朝鮮の金正恩は案外馬鹿ではなく、あの奇妙な髪形も「馬鹿なふりをして味方を欺くため」だといった話もあります。たま〜に「賢そうな顔」「正気そうな顔」をするときがあります。

「二国間協定」が結ばれるまでは、米朝の間でぎりぎりの駆け引き・攻防が続くことでしょう。どうか北朝鮮が暴走しませんように(アーメン)。

近い将来か遠い将来かはわかりませんが、米朝間で平和協定が結ばれた暁(あかつき)には、東アジアで日本の安全保障は、アメリカの安全保障からぽつりと取り残されることになります。
http://www.mag2.com/p/money/295325/2
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c39

[昼休み52] "新喜び組"は23歳以下の美女たち! 中川隆
40. 中川隆[-6463] koaQ7Jey 2017年9月08日 18:28:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017-09-08
朝鮮総連に触れてはいけないというタブーはもう破り捨てよ


安倍首相は、北朝鮮が6回目の核実験を強行したことで、「断じて容認できない」「許されざる暴挙だ」と話しており、ロシア、ドイツ、モンゴル、中国、イギリス等に対しても北朝鮮の制裁を強化するように要請している。

しかし、経済制裁するというのであれば安倍首相はやるべきことをやっていない。

日本には在日本朝鮮人総聯合会、通称「朝鮮総連」が根を張っており、北朝鮮の工作員を養成している朝鮮人学校も存在し、さらに北朝鮮の事業家がやっているパチンコみたいな害悪を垂れ流す違法ギャンブルのビジネスが横行している。

さらに日本のアンダーグラウンドに根を張っている暴力団は、多くの朝鮮人が入り込み、そこであらゆる違法ビジネスに邁進している。

北朝鮮を経済制裁するというのであれば、こんなものを野放しにしているというのが解せない。

北朝鮮のやっていることを「許されざる暴挙だ」というのであれば、国内にあるこうした北朝鮮関係の団体・組織を叩きつぶす必要がある。

朝鮮総連は、破壊活動防止法の対象になっている極悪組織であり、いつまでもこんな団体を日本に存続させておくわけにはいかないはずだ。

どんどん表沙汰にしてタブーを破ることから始める

野党も野党だ。どの野党も「北朝鮮のやっていることは許されないことなので、制裁のために朝鮮総連のような団体を徹底調査し、排除すべきだ」と言うことがない。

なぜ、誰も言わないのか。なぜ、テレビも新聞も雑誌もこれに触れようとしないのか。なぜ、コメンテーターは「北朝鮮の工作機関である朝鮮総連を摘発しろ」と言わないのか。

なぜ、誰もが黙って朝鮮総連を見逃すのか。いったい、いつまで朝鮮総連みたいな組織を腫れ物に触るように扱うのか。

北朝鮮が問題なのだとしたら朝鮮総連を追及するのがスジなのに、誰もが押し黙って何も言わない。

これは客観的に見ると、朝鮮総連こそが日本のタブーになっているからだというのが分かる。北朝鮮の出先機関が朝鮮総連で、この朝鮮総連が工作活動の中核というのは、表立って口に出してはいけないタブーなのである。

馬鹿げている。

北朝鮮が暴走し、日本にもミサイルが飛んで来て核攻撃される確率が高まっている今、そろそろ、こんな下らないタブーを打破する必要がある。

どうすればいいのか。マスコミが触れなくても今はインターネットという手段がある。まずは、朝鮮総連という存在をどんどん表沙汰にしてタブーを破ることから始めるのがいい。

ありとあらゆる掲示板、SNS、ツイッター、ブログ等で、このように言って言って言いまくるのである。

「朝鮮総連を何とかしないといけない」「朝鮮総連こそ北朝鮮の工作活動の拠点だ」「政治家も報道も朝鮮総連を取り上げないといけない」「朝鮮総連を放置するのは問題だ」……。

そして、政治家や報道者や文化人等がツイッターで北朝鮮の何かを発言したら、すかさず朝鮮総連についてはどう考えているのか、なぜ朝鮮総連を追及しないのかと質問し、さらにこのようにお願いすべきだ。

「朝鮮総連は北朝鮮の工作活動の中心組織です。朝鮮総連を追及してくれませんか?」


1000万人が言い出し始めると大きなうねりとなる

工作員は工作活動の中心が表沙汰になるのは好まない。だから、いろんな手法でそれを隠蔽し、触れられないようにしようと仕掛けてくる。

それならば、私たち日本人は逆に1000万人、2000万人規模で「北朝鮮の工作活動の拠点である朝鮮総連を何とかしろ」と言って言って言い続ける必要があるということだ。

「王様は裸だ」と一人だけに言わせてはいけない。その声は全員で言って拡散していかなければならない。一人の勇気ある議員、勇気ある市民、勇気ある記者が声を上げたら、日本人はそれを擁護し、共有し、拡散していくべきだ。

「北朝鮮に経済制裁するのであれば、朝鮮総連も潰さなければならない」と真実を言う人が必ず出てくる。

「王様は裸だ」という真実を一人だけが言うのであれば潰されるが、それを100人、1000人、1万人、10万人、100万人、1000万人が言い出し始めると、もうそれが大きなうねりとなって力を持つことになる。

そうなると日本国内に潜む北朝鮮の組織のやってきた工作活動は次々と明るみに出てくるようになり、誰が関わっていたのかが浮き彫りになっていく。

民進党や共産党が朝鮮総連と関わっているとか、議員が朝鮮総連から金をもらっているとか、マスコミ関係者が金をもらっていたとか、有名な実業家が朝鮮総連の幹部だったとか、そういった事実が次々と暴露されるだろう。

日本の議員なのに「金をもらって北朝鮮のための政治を日本でやっていた」とバラされるクズ同然の政治家も朝鮮総連という組織がタブーでなくなった時点で発覚していくだろう。

今はタブーにされている「醜悪な闇」が表沙汰になっていくことによって、朝鮮総連のような組織は日本で存続できなくなっていく。それが壊滅につながる。


「朝鮮総連を何とかしろ」と言うべき時がきた

日本人を萎縮させている下らないタブーは必ず破られる。

中国・韓国・北朝鮮が反日国家であり、日本人を差別する政策を取っており、日本にとって有害であるという事実も、ほんの10年前は誰もが恐れて言わないタブーだった。

しかし、恐れを知らない日本人が次々と出てきて真実を言うようになり、今や誰もが「日本人が差別されており、民族の危機が生まれている」と言うようになった。

また、朝日新聞や毎日新聞や東京新聞が凄まじい偏向報道を繰り広げて日本人を踏みにじっていたという事実も日本人は口に出して言えなかった。

朝日新聞の記事は倒閣ビラそのものだし、天声人語というコラムも読むに堪えない吐き気を催す悪文駄文の類いであるという事実も誰もはっきりと言えなかった。

彼らは強い権威をカサにして日本の中枢でふんぞり返っていたので、何か言っても踏みにじられるだけだったからだ。しかし、時代は変わった。

もう朝日新聞は「偏向新聞、偏食新聞、嘘つき新聞、捏造新聞、倒閣ビラ、歴史プロパガンダ紙、バカ日新聞、アカ日新聞、朝鮮日報新聞、押し紙新聞、妄想新聞……」と、あちこちから思いきり嘲笑される新聞社と化した。

さらに、金に釣られる間抜けな知識人だか芸能人だか作家だかが売名と金のために日本を売り飛ばしているというのも、誰もが知っていて何も言えなかった。売国奴と分かっていても、それを口に出せなかった。しかし、今はもう違う。

売名と金で日本を売り飛ばした知識人は、もう日本人の多くから相手にされないようになっている。「お前は尊敬できない。お前に騙された」と多くの日本人が名指しで彼らに言えるようになっている。

ここまで来ているのであれば、なぜ日本人は北朝鮮の工作機関である朝鮮総連に怯えているのか。

北朝鮮は日本どころか世界の平和を乱す暴虐国家であり、ならず者国家であり、崩壊させ、壊滅させ、世界の地図から抹殺しなければならない国家である。

存在してはいけない国家なのだ。

だから、ありとあらゆる掲示板、SNS、ツイッター、ブログ等で「朝鮮総連を何とかしろ」と言うべき時がきた。すべての日本人が声を上げ、拡散し、共有すべきである。朝鮮総連に触れてはいけないという暗黙の了解はここから破られる。


ありとあらゆる掲示板、SNS、ツイッター、ブログ等で「朝鮮総連を何とかしろ」と言うべき時がきた。すべての日本人が朝鮮総連を標的にすべきである。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170908T1633370900.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/906.html#c40

[政治・選挙・NHK231] この国に「第2の敗戦」をもたらす 安倍政権の放漫財政 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 中川隆[-6462] koaQ7Jey 2017年9月08日 19:19:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>国の借金の残高は軽く1000兆円を超えている。


このデマは古過ぎるんだ

日銀が持ってる国債は償還したのと同じだから、日本政府の借金はもうゼロに近いよ
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/863.html#c3

[番外地7] ロスチャイルドの“鉄の掟” 中川隆
3. 中川隆[-6461] koaQ7Jey 2017年9月08日 19:37:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

2017.08.28 オランダの銀行家が暴露
http://golden-tamatama.com/blog-entry-revelation-from-insider.html


ヒャッハーー!

さて、こういうおどろおどろしい話は飽きてしまったのですが。
エキサイトニュースが取り上げてたので張っときましょう。

こういうトンデモ話を載せると馬鹿にされ信憑性が落ちるのでほとんどのメディアは扱わないのですが。

これがトンデモ話と思いきや、残念なことに事実なんですよね。
銀行のトップというのはほとんどがサイコパス訓練を受けたキチガイ。

サイコパスしか巨大銀行のトップにはなれない。
これは内部事情を知った人なら知ってることです。
トンデモ情報と言われても、本当だからしょうがないではないですか。

オランダの銀行というところもミソですね。
オランダやベルギーの方が上。

例えばウォール街のゴールドマンとかそういう連中より
INGグループ等々オランダの金融グループの方が位が上なんですね。
知らない人が多いのですが。

だって遡ると直近でも400年以上も前の北イタリアにいたベニスの商人達なのですから古い連中なのです。

まぁ、張っときます。

エキサイトニュース
http://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201708_post_14250.htmlより


オランダの新興メディア「De Vrije Media」のインタビューに応じたのは、オランダ人のロナルド・ベルナルド氏(オランダの金融会社「de blije b」の創設者)。もともと企業家として財を成したセレブだったが、成功への欲望はそれで満たされることなく、 “マイナス100度の冷凍庫に良心をしまって”金融業界に参入。出所の怪しい金のマネー・ロンダリングなど違法な業務に、最高レベルで5年間携わりながら、世界金融の仕組みを学び、銀行・各国政府・諜報機関・テロ組織がいかに結託して世界のマネーを回しているかを理解したと語っている。その間、ロバート氏は冷徹無常な“サイコパス”になる訓練を受け、たとえ携わった業務の影響で自殺者が出ても、同僚と笑い飛ばすような人間になっていたそうだ。

「私たちは、人々を見下し、嘲笑っていました。人もモノも単なる商品、廃棄物であり、全ては無価値なゴミです。自然、地球だってそうです。全てを燃やし破壊したって構わないのです」(ベルナルド氏)

Big money Revelations of an insider Part 1 (NL-FR-ENG-FIN-ES) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=39YQbv6vEFA

金融業界でかなりの実力者となったベルナルド氏は、クライントの紹介で悪魔崇拝者の秘密サークルと終身契約を結ぶことになる。ベルナルド氏曰く、彼らの教会では、まるで映画『アイズ・ワイド・シャット』の1シーンのような異教的で官能的なミサが開催されており、ベルナルド氏も大変楽しんだとのことだ。しかし、終わりは突然やってきた。ベルナルド氏が良心を取り戻す事件が発生したのだ。それは、生贄を捧げる儀式に立ち会った時のことだという。

「それでは、今回私がインタビューを受ける理由となった出来事をお話しましょう。それは海外で開かれた、生贄を捧げる儀式に招待された時のことです。これが、限界でした……生贄にされたのは子供たちです」(同)

「彼らはこんな儀式を何千年も続けているのです。私はかつて神学を学んでいたのですが、聖書にはイスラエル人がこういった生贄の儀式をしている記述があります。イスラエルの最初の10部族がバビロンで捕囚されたのも、子どもを生贄に捧げるこの儀式のせいです」(同)

ベルナルド氏は子どもたちを生贄に捧げるよう命令されたが、それを拒否。この時から彼の精神は徐々に壊れていったという。涙を流しながら告白を続ける。

「もう私はまともに機能することができませんでした。成果も振るわなくなり、仕事を断るようになっていきました」(同)

 それでもベルナルド氏は極めて責任の重いポジションにあったため、簡単に仕事を辞めることはできなかったという。そしてある日、ベルナルド氏の体は完全に機能が停止、気が付くと病院の集中治療室で寝ていたそうだ。辛い記憶のため多くは語らなかったが、これには組織脱退時の過酷な拷問が関係しているとのことだ。最後にベルナルド氏は、ある書物を読むことが、この組織のことを知るために重要だと語っている。

「『シオン賢者の議定書』はトンデモ本だといわれていますが、この信じられないほど退屈な本を読み通すことをおすすめします。これを読んで理解すれば、毎日の出来事が新聞を読むように分かるようになるでしょう」

 以上がインタビュー第一弾(現在のところ第三弾まで公開されている)の内容だ。これまで噂されてきたイルミナティの黒い話がほぼ事実だったことが、これで明らかになったと言えるだろう。第二弾ではさらに深く世界金融とイルミナティとの関係が詳細に語られている。辛い記憶を掘り返し、涙を流してまで告白してくれたベルナルド氏の勇気に拍手を送りたい。

この暴露したロナルド・ベルナルド氏は良心の呵責に耐えられなくなったのでしょう。
それでyoutubeに暴露動画を載せたのが今年の4月27日。

そして、その後、先日8月24日。
このロナルド・ベルナルド氏の遺体がフロリダで発見されたようです。


Ronald Bernard, Dutch Banker Who Exposed Illuminati, Found Dead
オランダの銀行家 イルミナティを暴露したロナルド・ベルナルド氏が死体で発見された

https://newspunch.com/dutch-banker-illuminati-dead/

ロナルド・ベルナルドは、一連のテレビインタビューで金融業界イルミナティを公開したエリートオランダの銀行家で、フロリダで死亡していることが判明した。61歳だった。

他に変態パーティの様子を映画にして暴露したスタンリー・キューブリック監督。
映画アイズ・ワイド・シャットの公開直後、突然心臓発作で死亡しましたね。
アイズ・ワイズ・シャットとはあのトム・クルーズさん主演の映画ですが。

これはその映画の有名なシーン。
オランダやベルギー等々の銀行家連中はいつもこういう変態パーティをやってるのです。

Rotting Christ- Eyes wide shut ( scene Masked ball) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6ri-SBCguO0

そしてロナルド・ベルナルド氏は、シオン議定書はトンデモ本じゃなくて本当だと言ってますね。

以下は昔、書いた記事です。

途中の経緯とかあらゆる前提知識をすっ飛ばして、
たった今の現代社会がこの本に書いてあることとそっくりになってることだけを見ましょう。
いかに真実か分かるというものです。


関連記事

ショッカーの皆様シリーズ 保存版「世界征服マニュアルについて」 シオンの議定書 2014.06.12
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1499.html

まぁ、こういう情報が色んなところで出て来てるのは良いことですね。

奴らの目的は金儲けではない。
もうすでに有り余る資産を持っている。

奴らの目的は、世の中に恐怖や不安、疑心。
実は、重い波動を広めることが目的です。

でも、もう重い波動がこの地球上から消え去りつつあります。
だから、にっちもさっちも隠せなくなって来てるんですね。
奴らもそろそろ終わりということなのでしょう。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-revelation-from-insider.html

2017.09.08 オランダの銀行家が暴露 そのA
http://golden-tamatama.com/blog-entry-dutch-banker-reveal.html


さて、前に以下の記事を載っけたのですが。

オランダの銀行家が暴露
http://golden-tamatama.com/blog-entry-revelation-from-insider.html

2017.08.28以下の記事に続報が載ってたので張っときましょう。

これはワタスが前から書いてることなんですが。
とにかくスイスのBIS。
スイスのBISが総本山なんだと言ってますね。

そう。
知ってる人はみんながそういうのです。
なんでスイスなんだ?

なぜ第二次世界大戦後、日本は戦争で得た利益を日本赤十字社を通してスイスに蓄財したんでしょうか。

それはスイスのBISがこのお馬鹿経済システムのコントロールの中枢だからです。
これはずーっと昔からワタスが言ってることです。

まぁ、読んでみて下さい。TOCANAさんからです。

それにしても、TOCANAという名前は、どっから来てるんでしょうね?
ワタスが良く使う「とかなんとか」から来てるんでしょうか。
とかなんとか。


元イルミナティ構成員が「世界金融のピラミッド構造」を決死の完全暴露! 搾取システムの総本山・BISの陰謀に衝撃
http://tocana.jp/2017/09/post_14347_entry_2.html


今回お伝えする第2弾では、ベルナルド氏が儀式に参加するきっかけともなった、世界金融の独善的な仕組み、そして世界のマネーを操る真の権力者の存在が語られている。

■世界金融のピラミッド構造


Part 2 - Ex-Illuminati Dutch Banker - In English Audio - Ronald Bernard - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=89ZuASiI7Go

ベルナルド氏によると、世界金融にはピラミッド状に構成されたトップダウンの絶対的な権力構造があるという。

ピラミッドの頂点には「銀行の中の銀行」と呼ばれる、スイス・バーゼルに拠点を置く「国際決済銀行(BIS)」が君臨し、あらゆる国家、あらゆる法の影響を受けず、私的な警察も所有しているとのことだ。

ここには8000〜8500人が在籍しており、彼らが世界金融を意のままに操っているというから恐ろしい。また、予言研究家の山田高明氏によると、BISを支配しているのは「ロスチャイルド家」であるという。

その下に位置するのが、IMF(国際通貨基金)と世界銀行だ。これらの組織は、経済状況が著しく悪化した国家に対し融資を行い、国際金融秩序を安定化することが活動目的であるが、ベルナルド氏は、彼らは決して返済できない融資を貧困国に対して行い、長期的に搾取し続けているに過ぎず、金融ピラミッドの養分にしていると非難している。

そして、BIS、IMF、世界銀行の次に中央銀行がくる。世界中の国々の通貨を取り仕切る中央銀行はBIS、IMF、世界銀行と同じく“政府から独立した機関”として各国家に君臨している。たとえば、日本政府は、日本の中央銀行である「日本銀行」に対して通貨の発行権を持っていない。また、よく知られているように中央銀行は世界支配の基礎としてロスチャイルド家が築きあげたものと言われている。

中央銀行の次にくるのが、各国の銀行、その下に多国籍企業、その下に政府、そして最後に我々国民が現れる。

BIS(国際決済銀行)
IMF、世界銀行
中央銀行
通常の銀行
多国籍企業
政府
人民

■ベルナルド氏が警告「搾取のシステムに気付け!」

さらなる問題はここからだ。ベルナルド氏は、このピラミッドを成立させている2つの金融搾取システムについて「一刻も早く気付くべきだ」と警鐘を鳴らす。

1、銀行は借金を基礎に未だ存在しないマネーを創出している。たとえば、ある人が車や家のローンを組んだ時、その人が銀行に借金をすることで、銀行は自動的に世界に未だ存在しないはずのマネーを生み出すことができる。

2、金利。たとえば、毎年5%の利率を設定した場合、10年で50%、20年で100%に膨れ上がり、ピラミッドの上部構造に吸い上げられる。国民・政府・企業は借金に借金を重ねて、金利を支払う一方、上位数%の人間は何をせずとも金が増えていく。

ドナルド氏は、かつてカトリックでは金利の設定は極めて重い犯罪行為であり、現在もイスラム銀行は金利を禁じていると指摘。この魔法のような搾取構造に気付かない限り、人々は上部構造の養分になるしかなく、貧乏人はますます貧乏になり、金持ちはますます金持ちになると警告している。

また、ユーロ圏の財政危機に陥った国の支援、通貨ユーロの安定化を目的とした機関「EMS(欧州安定メカニズム)」にも言及。ここもBISと同じく法的な自己免疫能力を有しており、秘密裏に決定が成されているという。

EMSは、国家に対し、金額に拘らず7日以内に準備させることができ、たとえば、EMSがギリシアを経済的に救うことを決定した場合、必ず7日以内にEMSに要求金額が渡されなければならないという。しかし、実情では5%もギリシアに金は渡らず、大半はギリシアからドイツ、フランス、オランダの銀行へ流出しているとのことだ。そして勿論、ここで使われるのも国民の血税であり国債である。

我々の知らないところで、巨額のマネーが知らぬ間に利用され、消費されている。ベルナルド氏は、このような構造を広く人々に知らせるため、オランダやベルギーでレクチャーを行っているという。今回のインタビューも金融業界の裏を知るベルナルド氏の誠実な訴えなのであろう。

その通りです。
銀行というのは、持ってもいないお金を発行し続けてる。

つまり株で言うと、例えばあのソニーが株式を発行する。
で、街中では、みんながソニーの株を使って物の売買をしてる世界だとしましょう。

おじさん。そこの生きの良いお魚売って。
はい。1ソニーだよ。
今度の新iphone8は80ソニーで発売するそうだ。
ここからの電車賃は0.1ソニーかかるなぁ。

そういうソニーの株で売買してる世界を想像してみましょう。

みんながソニー株でやりとりしてるのに
その横でソニーが、ヒャッハーー!
がんがん株を発行しちまえ!
と株を大量に発行し続けたらどうなりますか。

もちろんソニー株の価値は希薄化しますよね。
そんなことをしたら皆が怒り出して暴動に発展するのですが、なぜか通貨はそうならない。

考えてみてもおかしな話なのです。

働いても働いても暮らし豊にならず、じっと手を見る。
それは、かの石川啄木さんが言った言葉ですが。

バカ野郎!手なんか見てる場合じゃないだろ!
自分の養分が自動で吸い取られる仕組みに気づけ!スカポンチン!
本当は、後ろから木刀でぶん殴られる話なのです。

まぁ、昔からこの手の話は金玉を振り乱して嫌と言うほど言ってきたことで、
最近はバカバカしくなってやめました。

バカな一般市民は、一番やり玉にあげて叩かねばならない連中を完全スルー。
今すぐ竹槍をもって突撃しなければならない連中を鬼のようにスルーして
やれ誰それが不倫しただの、五体不満足が五人満足させただの。

どうでもよい人達をやり玉にあげて喜んでるのですから。
とほほほのどっちらけの世界に皆様は住んでるということです。

以下、そんな中でも良いニュースでした。
どうも先日は殺されてしまったと書いたのですが、無事だったようですね。


一部ネット上では、ベルナルド氏が7月に米国で暗殺されたとのニュースが流れているが、これは同名の別人(Ronald Bernard Fernandez)だとされている。
誤報ではあったが、相手が秘密組織「イルミナティ」やユダヤ系金融資本ともなれば、ベルナルド氏の身に何が起こってもおかしくはないだろう。いずれにしろ、今回は無事でなによりだ。今後もベルナルド氏の口から、さらなる驚愕の真実が語られることに期待したい。 (編集部)

誤報だったのか。
良かった。

オランダの勇気ある銀行家ベルナルド氏には今後も暴露を続けてもらいたい。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-dutch-banker-reveal.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/286.html#c3

[政治・選挙・NHK231] この国に「第2の敗戦」をもたらす 安倍政権の放漫財政 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 中川隆[-6460] koaQ7Jey 2017年9月08日 19:40:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
>>4
政府が日銀に払った国債の利子はまた国庫に入るから
借金にならないんだよ

http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/863.html#c5

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