http://www.asyura2.com/acpn/k/ko/koa/koaQ7Jey/100018.html
1. 中川隆[7589] koaQ7Jey 2017年4月08日 00:15:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8076]
意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/808.html#c1
7. 中川隆[7590] koaQ7Jey 2017年4月08日 00:16:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8077]
意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/795.html#c7
1. 中川隆[7589] koaQ7Jey 2017年4月08日 08:58:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8076]
偽ニュースと偽TV専門家に苦しめられているアメリカ
Wayne MADSEN 2017年4月3日 Strategic Culture Foundation
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/tv-0b0e.html
最近、アメリカ上院情報特別委員会が、一部、ロシアが2016年選挙中にアメリカ合州国に対する大規模な“偽ニュース”キャンペーンを始めたという非難に向けた聴聞会を行った。代替の外国ニュース情報源が、アメリカ国民に人気があるのは、ロサンゼルスとニューヨークに本社を構える“娯楽情報”産業が、膨大な量の“まやかしニュース”をアメリカで、24時間、7日間たれ流して、アメリカのニュース視聴者を“白痴化”した後の現象であることを指摘する必要がある。
ロシア・トゥディ(RT)、中国のCCTV、アル・ジャジーラ、中南米のテレスールや、イランのPress TVが、アメリカ合州国に登場するやいなや、環境に適応できないハリウッド・スター連中に関するすっきりなしの子供だましではなく、本当のニュースを報道することで、彼らはあっと言う間に人気を得た。2001年9月11日のテロ攻撃以降、多くのアメリカ人は、外国ニュースが、ペンタゴン、中央情報局(CIA)や外交問題評議会のレンズを通して浄化されているのにうんざりしていたのだ。
多くのアメリカ人が、テレビを、RTやアル・ジャジーラや他の国際衛星ニュース・ネットワークに切り替え始めるやいなや、ニュースを装ったプロパガンダを行うのになじみがある当時の国務長官ヒラリー・クリントンなどのアメリカ政治家や、マスコミ内の連中の傀儡連中がアメリカ人を狙った“外国プロパガンダ”に文句を言いはじめた。アメリカ諜報機関のニュース操作者連中から見れば、“外国プロパガンダ”という表現は、“ラテン語の“プロパガンダ”という言葉は、アメリカの奥地に住む白痴化されたアメリカ人が理解するには難しすぎるので、現在は偽ニュース”に変更されている。
ロシアとトランプ政権を一挙に悪者扱いするため、CIAと国家安全保障局は、何人かの元職員に、テレビ、ラジオやツィッターにうってでて、ロシア政府とのつながりとされるものと、2016年選挙運動中、ロシアが指揮する“偽ニュース”アラシやボットに頼っていたかどで、トランプをこき下ろすのを認めている。CIA、NSA、国家安全保障会議や他のアメリカ諜報機関が、元職員や退職者にマスコミへの出演を奨励しているのは、アメリカ諜報界の狙いを推進するためだ。CIAの現場工作員はウソをつくように訓練されているのだ。ところが、ロシア、トランプ、外国ロビイストや他の“悪魔連中”についてわめき散らす、こうした偽プロパガンダ流布者を出演させれば満足のアメリカ・マスコミは、この事実を無視している。
MS-NBCが、アメリカ海軍在職中の最高職位が上級上等兵曹だった人物を“アメリカの諜報専門家”としているのは最大の欺瞞だ。この人物はあらゆる諜報情報にアクセスできていたかのように振る舞っているが、NSAのアラビア語専門家としての現役軍務でも許可されていなかったはずだ。下士官兵で、将校ではない上級上等兵曹も、少なくともMS-NBCプロデューサーにとって、二つ星や三つ星将官と比肩するものだったのだ。これは商業マスコミで、軍や諜報分野におけるわずかな経験を持った人々がどれだけ不足しているかの一例に過ぎない。
CNNが雇っている別の諜報“専門家”は、2001年初め、CIA湾岸問題局からジョージ・W・ブッシュの国家安全保障会議に転任させられていた。ところがトランプ ホワイト・ハウスに対する“ロシアの影響力”を激しく非難して胸を叩いている“専門家”は、サウジアラビアや湾岸諸国の金が、2001年初めと中頃、後に9/11攻撃をすることとなったアルカイダ・テロリスト集団への資金提供に使われていたことを確かめることができなかった。
フォックス・ニューズは、CIA後の自慢できることは、ニューヨークを本拠とするホスト、ドン・アイマスやグレッグ・“オピー”ヒューズやアンソニー・カミア (“オピー & アンソニー”)などの“過激発言をする”ラジオディスクジョッキー番組出演だという元CIA作戦職員“専門家”を起用している。この元CIA職員は、トランプの“ロシア問題”を、すべて元国家安全保障顧問マイケル・フリンになすりつける主要な発言者で、フリン最大の“犯罪”は、以前のロビーイング関係に関して、マイク・ペンス副大統領に正直に言わなかったことだと主張している。こうした偽情報流布の専門家者の念頭にあるのは、ペンスのような元インディアナ州ラジオ・トークショーの不気味なホストにウソをつくのは“犯罪”と同類だということだけかも知れない。
マイケル・モレル代理CIA長官や、ジョン・マクラフリンやマイケル・ヘイデンCIA・NSA長官や、CIA総合弁護士ジョン・リゾを含む元アメリカ諜報機関高官連中は、テレビに進んで出演し、トランプや彼の幹部を、ロシアとの接触で嘲笑している。これは、アメリカ
諜報権力過去にはなかった政治問題化の新たな高まりを示している。トランプ ホワイト・ハウスに対する厳しい報復を呼びかける連中の出演を進んで受け入れるあらゆるテレビ局に押し寄せることで、こうした諜報機関の陰の権力構造メンバー連中は、アメリカ政権に対する“陰の政府”の陰謀という主張を産み出しているのだ。
これらやらせ諜報専門家の口から語られる“ロシア”、“中国”、“ロシア銀行”やトランプ ホワイト・ハウスの脅威にまつわる延々と続く呼吸亢進は、CIA、NSA、国家情報長官事務所や、アメリカ・サイバー軍内部の情報工作組織が指揮しているものだ。これら専門家に、CIA、NSAや他の機関に“買収されている”議員連中が加わったプロパガンダに過ぎない。この連中には下院情報特別委員会筆頭理事アダム・シフ下院議員、上院情報特別委員会院長のリチャード・バー上院議員、上院情報特別委員会有力メンバーのマーク・ウォーナー上院議員、アリゾナ州のジョン・マケイン上院議員、サウスカロライナ州のリンジー・グラハム上院議員、カリフォルニア州のダイアン・ファインスタイン上院議員やオレゴン州のロン・ワイデン上院議員などがいる。
60年以上のCIAの歴史は、CIA偽情報・プロパガンダ工作を推進するよう仕組まれたニュース操作の例に満ちていることからして、CIAが突然“偽ニュース”を懸念するように改宗したのはお笑い種だ。CIAのモッキンバード作戦は、偽情報を広めるため、主要アメリカ新聞、放送局や雑誌出版社内に、CIA諜報機関の出先を作り出すことが狙いだった。そうすることで、この機関が、イラン、グアテマラ、シリア、英領ギアナ、イラク、ラオス、トーゴ、南ベトナム、ブラジル、ボリビア、インドネシア、ドミニカ共和国、ガーナ、カンボジア、チリ、オーストラリア、チャド、スリナム、グレナダ、フィジー、ブルキナファソ、パナマ、ガンビア、ルワンダ、ハイチ、ネパール、タイ、ホンジュラス、パラグアイ、リビアやウクライナの政府を転覆させてきたのを隠蔽するため、CIAは偽ニュース記事を作り出した。ジョン・F・ケネディ大統領に対する1963年クーデターも、このリストに加えることが可能だ、ケネディ暗殺を共謀した連中の一部が関与した1972年ウォーターゲート作戦は最終的にリチャード・ニクソン大統領を退陣させるよう仕組まれていた。
アメリカの諜報社会は、アメリカ合州国で、もう一つのマッカーシー時代を画策しているのだ。1955年に、反共産主義運動家ロバート・ストラウスツ・ヒュープが設立した、CIAとつながっている海外政策調査研究所で現在働いている、新たに作り出された“サイバー・セキュリティー専門家”元であるFBI職員クリント・ワッツは、2016年選挙におけるロシアの“干渉”に関する最近の上院情報特別委員会聴聞会で最重要証人だった。ジョセフ・マッカーシー上院議員やストラウスツ・ヒュープの1950年代の反ロシア・プロパガンダをオウム返しにして、ワッツはこう主張した。“2015年末から2016年頭まで、ロシアの影響を受けた体制が、大統領選挙結果に影響を与えようとして、話題やメッセージを押し出し始めた . . . ロシアによる公然のマスコミ言論と、非公然のアラシは、クレムリンに対する敵対的見解を持った政界内両派の競争相手を脇に追いやることを狙っていた”。
ワッツは、上院情報特別委員会メンバーのマルコ・ルビオ上院議員に、ルビオもそうした標的の一つだったと言った。ワッツは、マイアミ男娼としてのルビオのいかがわしい過去や、彼とマイアミのオンライン・ゲイ・ポルノ写真商売人とのつながりは全てロシアの“あらし屋”による産物だと全国に信じさせようとしたのだ。だが、ルビオの汚点は、上院議員の自業自得で、“ロシア”や他の外国のせいにできるものではない。1963年夏、彼のキューバ人の父親が、ニューオリンズで、リー・ハーヴェイ・オズワルドと一緒に活動していたことに関して、決して率直とは言えないテキサス州選出のテッド・クルス上院議員にも同じことが言える。
要するに、トランプとロシア“偽ニュース”に関する議会調査と、商業マスコミによる過剰宣伝報道など、すべてたわごとだ。偽ニュースで、何か教訓を得たいのであれば、CIAや、モッキンバード作戦や、この機関の“壮大なワーリッツァー”プロパガンダが、たわ言を言って、しっぽを振るマスコミに与えていた歴史を何かお読み頂きたい。
2017.04.06
またシリアで化学兵器が使われ、化学兵器を廃棄済みのシリア政府を西側は批判する合唱を始めた
シリアのイドリブで政府軍が化学兵器を使ったと西側の政府や有力メディアが再び叫んでいる。2013年にアメリカ/NATOは同じことを主張し、自らが軍事侵攻しようと目論んでいるが、このときは西側の嘘が明らかにされたこともあり、失敗に終わった。ここにきてドナルド・トランプ政権はネオコン色が強まっているが、それにともない、昔のシナリオを持ち出してきた可能性がある。
シリア政府は化学兵器の使用を否定、ロシア国防省は反政府軍の武器庫を通常の兵器で攻撃、その武器庫に保管されていた化学兵器が破壊されて環境中へ毒ガスが流れ出たと説明しているようだ。前回の化学兵器騒動の際、西側が侵略する口実をなくすため、ロシア政府が主導してシリア軍が保有していた化学兵器は全て処分した。現在、持っているのは反政府軍(アル・カイダ系武装集団やダーイッシュ)。ムアンマル・アル・カダフィ体制が倒された後、アメリカ/NATOなどがリビアからシリアへ化学兵器を持ち込んだほか、トルコが提供したとも言われている。
2013年の化学兵器使用は3月と8月の2回。3月はアレッポで使われ、シリア政府はすぐに調査を要請、西側の政府やメディアは政府軍が使ったと宣伝した。そのとき、アメリカのジョン・ケリー国務長官がイラン側との秘密交渉を始めている。そうした動きをネオコンたち好戦派は嫌っていた。
この攻撃について、イスラエルのハーレツ紙は状況から反政府軍が使ったと分析、国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言している。
3月の攻撃に関する国連の調査が始まる中、8月21日にはダマスカスの郊外が化学兵器で攻撃された。例によって西側の政府やメディアはシリア政府軍が使ったと宣伝、NATOを軍事介入させようとするが、現地からそうした宣伝を否定する情報が流れていた。
今年2月20日に心臓発作で急死したロシアのビタリー・チュルキン国連大使は当時、アメリカ側の主張を否定する情報を国連で示して報告書も提出している。その中で反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾していることを示す文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。
そのほか、化学兵器とサウジアラビアを結びつける記事も書かれ、10月に入ると「ロシア外交筋」からの情報として、ゴータで化学兵器を使ったのはサウジアラビアがヨルダン経由で送り込んだ秘密工作チームだという話が流れた。
12月になると、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授も化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないという。
また、こうした化学兵器の使用について、トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでIS(ISIS、ISIL、ダーイシュなどとも表記)が調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられている。
今回も西側の政府やメディアはシリア政府が化学兵器を使用したと批判しているが、そうした宣伝記事を書いているひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンはアメリカがイランを先制攻撃する前、ジュディス・ミラーと一緒に原爆話を流していた人物。ミラーは現在、CFR(外交問題評議会)のメンバーであり、ゴードンは軍事担当記者として「活躍」している。ふたりともアメリカ支配層の覚えがめでたいようだ。ゴードンはウクライナの問題でもロシア軍が軍事侵攻したという偽情報を流している。
日本にはこうしたアメリカの有力メディアを有り難がっている人が今でもいるようだ。おそらく確信犯であるだろうマスコミはともかく、ほかの人びとはいい加減、目を覚ましてもらいたいものである。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704060000/
2017.04.07
バノンをNSCから排除したトランプ政権は親イスラエル派で固められ、ネオコンの好戦的戦略へ回帰
ドナルド・トランプ大統領は4月5日、首席戦略官のステファン・バノンをNSC(国家安全保障会議)から追い出した。メディアからは「極右」のタグをつけられていたが、そうしたタグが当てにならないことは言うまでもない。これまでバノンはグローバル化、つまり資本の移動制限をなくし、生産拠点を労働環境の劣悪、つまり生産コストが安い国々へ移動させてきた勢力を批判、こうした主張が支配層から嫌われる原因になっていた。「極右」というタグで何かを理解した気になるのは危険だ。
トランプ政権ではロシアとの関係正常化を訴えいてたマイケル・フリン国家安全保障担当補佐官が2月13日に辞任、その一方でネオコンとの関係を強めているようだ。例えば、イスラエルと緊密な関係にあり、ロシアへの憎悪を剝き出しにしているニッキ・ハーレーを国連大使に据え、筋金入りの親イスラエル派でヨルダン川西岸への入植を支援してきたデイビッド・フリードマンをイスラエル駐在大使に指名した。
そうした中、シリアではイドリブで化学兵器が使われ、アメリカ、イギリス、フランス、イスラエルといった国々は調査もしない段階でシリア政府を激しく罵倒、ハーレー大使は国連に対し、アメリカの命令に従わなければ単独行動に出ると脅した。これは1992年2月に作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリンの考え方だ。本ブログでも紹介したが、少し前に新たな戦闘集団をCIAは編成しているという話が流れていたが、そうした動きと今回の化学兵器の問題は関係しているかもしれない。
現在、流れている未確認情報によると、4月2日頃、トルコからシリアのハマへ向かった車列があり、そこには対戦車ミサイルTOWのほか、ガスマスクを含む化学戦用の防護服が積まれていたという。その途中、イドリブに立ち寄り、そこの武器庫に保管されていた化学兵器を積み込んでハマへ向かい、そこで使用する予定だったともされている。
ロシアの説明では、その武器庫をシリア軍が空爆したとしているが、シリア軍は爆発に自分たちは無関係だと主張、現場を飛んだ航空機は爆発後に派遣した偵察機だけだとしている。こうしたことも含め、詳しい調査が必要なのだが、アメリカなど西側の支配層としては、調査が進む前にシリア政府やロシア政府の悪いイメージを作り上げたいのだろう。
何か衝撃的な出来事が引き起こされ、調査しない段階で事件のシナリオを宣伝、人びとを守るという口実で軍事侵攻し、ターゲットになった国を破壊し、人びとを虐殺するということをアメリカの支配層は繰り返してきたが、今回もそうしたことを目論んでいるように見える。
ユーゴスラビア、南オセチア、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、ウクライナなど、アメリカの主張はいずれも嘘だということが後に判明している。判明した時には破壊と殺戮が進み、取り返しはつかない。そうしたことを経験しながらアメリカの新たな嘘に乗る責任は重い。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704060000/
2017.04.07
アメリカの支配層は東アジアも中東も戦争で破壊と殺戮を繰り広げようとしている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/
ヒラリー・クリントンが2013年にゴールドマン・サックスで発言:朝鮮がミサイル開発を進めたなら中国へアメリカはミサイルの標的にする。中国を標的にするため、朝鮮にミサイル開発を進めさせるとも聞こえる。
イラクを先制攻撃する口実にするため、アメリカの有力メディアは「大量破壊兵器」という嘘を広めた。そうした記事を書いたひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンは調査もせず、シリア政府が化学兵器を使用したとする話を垂れ流し。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/
2017.04.07
西側の政府や有力メディアが情報源にしているSOHRや白ヘルは米英情報機関やアル・カイダと連携
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070002/
シリアのイドリブで化学兵器が使われ、多くの住民が殺されたという話の出所は「西側御用達」の白ヘルと「SOHR(シリア人権監視所)」のようだ。白ヘルの責任者であるラエド・サレーはアメリカへの入国を拒否された人物で、創設者のジェームズ・ル・メジャーはイギリスの元軍人で、傭兵会社のブラックウォーター(後にXe、さらにアカデミへ名称変更)で働いていたことがあり、アメリカ政府やイギリス政府から資金が提供されている。
2016年4月27日、アメリカ国務省の副スポークスパーソンだったマーク・トナーは白ヘルがUSAIDから2300万ドル受け取っていることを認めている。またSOHRは2006年にイギリスで設立された小規模な「団体」で、設立当時からCIAやイギリスの情報機関MI6が背後にいると指摘されていた。この白ヘルがアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)と緊密な関係にあることも有名だ。(例えば、ココやココやココ)
白ヘルの「医療行為」に疑問を表明している医師もいる。もし生きている人間に行ったら殺してしまうようなことをしているというのだ。2013年の時にも言われたが、アメリカなどの支援を受けたアル・カイダ系武装集団は子どもを拉致、それを犠牲者に仕立て上げている疑いもある。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070002/
ヒラリー・クリントンが2013年にゴールドマン・サックスで発言:朝鮮がミサイル開発を進めたなら中国へアメリカはミサイルの標的にする。中国を標的にするため、朝鮮にミサイル開発を進めさせるとも聞こえる。
イラクを先制攻撃する口実にするため、アメリカの有力メディアは「大量破壊兵器」という嘘を広めた。そうした記事を書いたひとり、ニューヨーク・タイムズ紙のマイケル・ゴードンは調査もせず、シリア政府が化学兵器を使用したとする話を垂れ流し。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070000/
2017.04.07
米支配層はオバマ政権の時代から化学兵器使用の濡れ衣をシリア政府へ着せて侵略を狙ってきた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070003/
シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、シリア国内で化学兵器を使用し、その責任をシリア政府になすりつけて軍事侵略を正当化しようという偽旗作戦をバラク・オバマ政権が許可したとイギリスのデイリー・メール紙が報道したのは2013年1月29日のことだった。
3月中旬になると、アメリカ、イギリス、フランスが反アサド軍の戦闘員を集め、ヨルダンで訓練していると報道されているが、その直後の3月19日にアレッポで化学兵器が使用されたと言われている。
ところが、その5日後になるとイスラエルのハーレツ紙は化学兵器を使ったのは政府軍ではなく反政府軍だった可能性が高いと報道、5月になると攻撃を調べていた国連の独立調査委員会のメンバー、カーラ・デル・ポンテも政府軍でなく反政府軍が使用した可能性が高いと発言する。それほど3月の偽旗作戦は稚拙だったということだ。
最初の攻撃から5カ月後、8月21日にダマスカスに近いゴータで再び化学兵器が使用され、アメリカをはじめとする西側の政府や有力メディアはシリア政府に責任をなすりつける宣伝を展開したが、29日にはサウジアラビアが化学兵器を反政府軍に提供したと報道されている。
その間、ロシア政府はロシアのビタリー・チュルキン国連大使は反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾したと国連で説明、その際に関連する文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。このチュルキンは今年2月20日、心臓発作で急死している。
その後も調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ、あるいは国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授たちがアメリカ政府の主張を否定する報告をした。
ハーシュのレポートによると、マーチン・デンプシー議長時代の統合雄参謀本部やマイケル・フリン局長時代のDIAはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を危険な存在だと認識、そうした勢力を支援していたオバマ政権と対立していたことも明らかにしている。そのフリンは2014年8月7日、デンプシーは15年9月25日に任を解かれた。
ネオコンなど好戦派は軍を押さえ込み、ロシアとの戦争へ驀進している。すでにアメリカはドルという基軸通貨を発行する特権で生きながらえている状態で、そのドルを支える仕組みに組み込まれているサウジアラビアは石油価格の下落や侵略戦争の泥沼化で財政は厳しい状況になっている。このまま進めばアメリカにしろサウジアラビアにしろ、支配システムが崩壊するのは時間の問題になっている。19世紀にイギリスは経済の破綻を中国への軍事侵略(アヘン戦争)で何とか乗り切ったが、アメリカも同じことを目論んでいるのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070003/
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/858.html#c1
5. 中川隆[7590] koaQ7Jey 2017年4月08日 09:03:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8077]
2017.04.08
米軍が巡航ミサイルでシリア軍を攻撃、そうした状況を利用してダーイッシュが反撃に出ている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704080000/
アメリカ軍は4月7日、シリアの軍事施設に59発の巡航ミサイル(トマホーク)を撃ち込んで23発が目標に命中、シリア軍にダメージを与えた。そうした状況を利用し、パルミラ周辺ではダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が反撃に出ていると伝えあれている。
2015年9月30日にロシア軍が空爆を始めてからアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュの支配地域は急速に縮小、戦争の終結も近づいたと見られていた。そこでアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュに替わってアメリカ軍が要衝へ入ってシリア軍の進撃を阻止する体制を整えていた。CIAが新たな戦闘集団を編成しているとも伝えられていたが、今回の巡航ミサイルによる攻撃は、そうした動きに連動している可能性がある。
シリア政府軍が化学兵器を保有していないことは西側の政府もメディアも承知しているはずで、今回のシナリオは嘘がばれることを承知で叫んでいる。2013年にも化学兵器の使用を口実にシリアへアメリカ/NATOは直接的な軍事介入をしようと試みたが、その時は攻撃から1週間ほどでアメリカ側の嘘が指摘されはじめた。今回、化学兵器使用が話題になってすぐにアメリカ軍は攻撃した理由はその辺にあるだろう。
本ブログでも紹介したように、昨年8月、マイク・モレル元CIA副長官(2011年7月1日から9月6日、12年11月9日から13年3月8日の期間は長官代理)はチャーリー・ローズのインタビューでロシア人やイラン人に代償を払わせるべきだと語り、司会者からロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われるとその通りだと答えている。
この発言の後、射殺を含め、ロシアの幹部外交官が相次いで急死、ウラジミル・プーチンの専属ドライバーは尋常でない交通事故で死亡している。乗っていた大統領専用車は大破した。この段階でアメリカの支配層はロシアと戦争を始めたと見る人もいる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704080000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c5
3. 中川隆[7591] koaQ7Jey 2017年4月08日 09:04:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8078]
2017.04.08
米軍が巡航ミサイルでシリア軍を攻撃、そうした状況を利用してダーイッシュが反撃に出ている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704080000/
アメリカ軍は4月7日、シリアの軍事施設に59発の巡航ミサイル(トマホーク)を撃ち込んで23発が目標に命中、シリア軍にダメージを与えた。そうした状況を利用し、パルミラ周辺ではダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が反撃に出ていると伝えあれている。
2015年9月30日にロシア軍が空爆を始めてからアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュの支配地域は急速に縮小、戦争の終結も近づいたと見られていた。そこでアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュに替わってアメリカ軍が要衝へ入ってシリア軍の進撃を阻止する体制を整えていた。CIAが新たな戦闘集団を編成しているとも伝えられていたが、今回の巡航ミサイルによる攻撃は、そうした動きに連動している可能性がある。
シリア政府軍が化学兵器を保有していないことは西側の政府もメディアも承知しているはずで、今回のシナリオは嘘がばれることを承知で叫んでいる。2013年にも化学兵器の使用を口実にシリアへアメリカ/NATOは直接的な軍事介入をしようと試みたが、その時は攻撃から1週間ほどでアメリカ側の嘘が指摘されはじめた。今回、化学兵器使用が話題になってすぐにアメリカ軍は攻撃した理由はその辺にあるだろう。
本ブログでも紹介したように、昨年8月、マイク・モレル元CIA副長官(2011年7月1日から9月6日、12年11月9日から13年3月8日の期間は長官代理)はチャーリー・ローズのインタビューでロシア人やイラン人に代償を払わせるべきだと語り、司会者からロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われるとその通りだと答えている。
この発言の後、射殺を含め、ロシアの幹部外交官が相次いで急死、ウラジミル・プーチンの専属ドライバーは尋常でない交通事故で死亡している。乗っていた大統領専用車は大破した。この段階でアメリカの支配層はロシアと戦争を始めたと見る人もいる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704080000/
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/858.html#c3
6. 中川隆[7592] koaQ7Jey 2017年4月08日 09:07:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8079]
2017年01月17日 世界を支配しているCIA3派とは・・・・
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
非常に長い記事ですので一部をざっくりと訳してみました。全てをお伝えできず残念ですが、残りの部分はサイト内の本文をご覧ください。
この記事はCIAについて非常に詳細に説明してくれています。そして世界を実際に支配しているのはCIAの3派閥だとも言っています。これらの3派閥で内紛が勃発しているそうです。またCIA 対 NSAの闘争も起きているそうです。彼らの戦いが激化して共倒れすることを願うばかりです。
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
以下省略
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c6
7. 中川隆[7593] koaQ7Jey 2017年4月08日 09:10:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8080]
2017年03月17日 米メディアを支配しているのは。。。
非常に長い記事ですのでかなり端折りました。
この記事の重要な点は、CIAがアメリカの主要メディアの全てを支配し、情報を操作・管理しながら、米国民だけでなく日本や世界の人々を騙してきたということです。アメリカの主要メディアはCIAのプロパガンダ・マシーンです。そしてアメリカのメディアの口パクでしかない日本のマスコミも同様にCIAから許可を得た記事やニュースしか報道できないようになっているのでしょう。CNNのニュースをそのまま報道しているのですから。。。
アメリカの主要メディアを支配しているのはユダヤ資本であり、CIAですから、NSAと同様にCIAもユダヤ資本(NWOの重要メンバー)に支配された機関ということになります。
CIAと呼ばれる極悪犯罪組織がアメリカの諜報機関として世界中で様々な犯罪を行ってきたのです。CIAは諜報機関などと呼ばれるような集団ではなく、秘密の犯罪組織です。
http://www.thedailysheeple.com/american-corporate-msm-is-merged-with-cia-and-has-been-since-the-1950s_032017
(概要)
3月16日付け
CIA media
by Brandon Turbeville
1940年代後半から1950年代前半にかけて、CIAのオペレーション・モッキングバードと呼ばれる秘密プロジェクトムが実行に移されました。その目的は、アメリカのメディアを支配し影響力を与えることで米国民が入手する情報や評論の全てを操作・統制・支配できるようにするためです。
この秘密プロジェクトは国家安全保障会議で考案されフランク・ウィスナー氏によって実行に移されました。
ウィスナー氏はワシントン・ポストのフィリップ・グレアム氏をメディア界におけるプロジェクトのトップに任命しました。また1950年代前半にはウィスナー氏はニューヨーク・タイムズ、ニューズウィーク、CBSを含む多くのメディア関係者を支配するようになりました。
1953年から1961年までCIA長官を務めたアレン・ダレス氏は1951年にCIAに加わりオペレーション・モッキングバードの主要作戦部員となりました。
1953年以降、メディアを支配するプロジェクトはCIA長官のアレン・ダレン氏が監督することになりました。当時、CIAは既に25社以上の新聞社と通信社に影響力を与えていました。
このプロジェクトは現在まで続いています。
メディアを通して報道されるニュースの全てがCIA及び関連の政府機関よって作成されたものです。つまり現在も主要メディアはCIAが作成する偽のニュースを報道するCIAのプロパガンダ・マシーンででり続けているということです。
報道を行ってきたということです。
CIAが完全に支配しているのは主要メディアだけではありません。彼等は芸能界も支配しています。
アメリカの主要メディアはCIAのアジェンダに沿った偽のニュースを報道するこどでCIAのプロパガンダを行っています。例えば、ブッシュ政権はジャーナリストにお金を払って反キューバの記事を書かせました。
テレビに出演したドイツのジャーナリストであり政治科学の専門家(Dr.Udo Ulfkotte)は、彼の名前で諜報機関が書いた記事を寄稿するよう命令されたと告白しました。命令に従わなかったDr.Ulfkotteは職を奪われました。彼によれば、アメリカとドイツのメディアは共に連携してヨーロッパやロシアで戦争を勃発させるための報道を行っています。彼等は反ロシアのプロパガンダを行いドイツだけでなくヨーロッパ中の人々を騙しています。
2014年に明らかになったことは。。。多くのジャーナリストが定期的にCIAから情報を受けとったり、CIAのイベントに参加したり、ジャーナリストが書いた記事をCIAに手渡しCIAに情報を加えてもらったり書き直してもらたりしているということです。
例えば、ロスアンゼルス・タイムズのリポーターも自分たちが書いた記事をCIAに確認(修正)してもらった後に報道します。
ペンタゴンも情報作戦行っています。2006年から、米軍の全部隊、師団、兵団は国内メディアを通して独自の心理作戦を実行してきました。このような軍事活動は、ラジオ局やニュース・ウェブサイトなどに資金を提供している国務省の報道キャンペーンと関連しています。
イギリスでは、国防省のDirectorate of Targeting and Information Operationsが、ベッドフォードシャーのDefence Intelligence and Security School の心理作戦のスペシャリストと連携してプロパガンダを行っています。
2013年に、CIAとワシントンポストの繋がりが明らかになりました。アマゾン及びワシントンポストのオーナーであるジェフ・ベゾフ氏はアマゾンのクラウド・テクノロジーのインフラに関してCIAと取引を行いました。つまりワシントンポストはCIAのプロパガンダのための報道を行っているのではないかと疑われるようになりました。
つい最近、トランプ大統領の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏が辞任に追い込まれましたが、これもCIAがメディアを使って反フリン氏の情報操作を行った結果です。
全ての主要メディアがフリン氏を辞任に追い込むためにヒステリックな報道をしていました。
また、フリン氏の会話を最初にリークしたのはワシントンポストでした。ワシントンポストはCIAの命令通りに情報をリークするはけ口なのです。
さらにフリン氏に対する攻撃はトランプが大統領になる前から始まっていました。オバマ政権が残りわずかになったころ、CIAのブレナン長官とクラッパー国家情報長官が大統領選中にロシアがハッキングをして情報をリークしたと騒ぎ立て、フリン氏がロシアと繋がっていることは国の安全を脅かすものだとフリン氏を非難した人物です。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52004444.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c7
8. 中川隆[7594] koaQ7Jey 2017年4月08日 09:14:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8081]
昨年8月、マイク・モレル元CIA副長官(2011年7月1日から9月6日、12年11月9日から13年3月8日の期間は長官代理)はチャーリー・ローズのインタビューでロシア人やイラン人に代償を払わせるべきだと語り、司会者からロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われるとその通りだと答えている。
この発言の後、射殺を含め、ロシアの幹部外交官が相次いで急死、ウラジミル・プーチンの専属ドライバーは尋常でない交通事故で死亡している。乗っていた大統領専用車は大破した。この段階でアメリカの支配層はロシアと戦争を始めたと見る人もいる。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704080000/
2017年03月09日10:31
CIAは車両をハッキングして暗殺を企てていました。
ウィキリークスがまたやってくれました。
CIAの機密文書をハッキングし大量に盗み出しました。
ピザゲートと同様に、今後はCIAの犯罪が次々に明らかにされることでしょう。
ディープステートの主な戦力はCIAだと思いますから、CIAの機密資料が次々にリークされればCIAは活動しにくくなるでしょう。
それにしても車両の制御システムををハッキングして事故死させるのですから。。。恐ろしい連中です。
そういえば、大統領選前に、トランプが乗っていた車両の制御システムがハッキングの被害に遭い、ブレーキが効かなくなり非常に危険な目に遭ったようですが、それでもトランプは車内で冷静に対応したようですが。。。
暗殺、テロ、戦争しかやらないCIAは解体されるべきです。
http://tapnewswire.com/2017/03/85078/
(概要)
3月8日付け
A CIA internal report from 2009 shows that the spy agency repeatedly overstated the value of intelligence gained through the torture of its detainees.
火曜日にウィキリークスがリークしたCIAの機密情報(Vault 7)によると、無数の秘密工作で攻撃活動を行っているCIAですが、その中に、車両の制御装置をハッキングして外部から運転を操作するという秘密作戦があります。
CIAは暗殺などの邪悪な目的のために車両をハッキングしています。
2014年10月に CIA は自動車やトラックの制御装置にウイルスを感染させ、不慮の事故に見せかけた暗殺を企てていたことが明らかになりました。
最近の車両は、ブレーキ、エアバッグ、アクセル、ハンドル、ドアロック、他などの重要なシステムがコンピューターで制御されているものが多いのです。
MI5 foil seven terror attacks by reading suspects minds
2014年にハッカーのチャーリー・ミラーとクリス・バラセックは高速道路を走行中の車内でノートパソコンを使って、Wiredのレポーターが乗っていたジープの制御装置を外部から操作しました。
その事件を受けて、140万台の車両がリコールされました。
2013年には、ハッカーは走行中の車内からフォードのエスケイプとトヨタのプリウスを狙ってハッキングを行い危険な目に合わせたことが発覚しました。
このような自動車をハッキングして攻撃する手法はウィキリークスがリークした CIA の機密資料(Year Zero)に記されていました。
今回、ウィキリークスはバージニア州ラングレーのCIAサイバー・インテリジェンス・センターをハッキングして8761部もの機密資料を盗み取りました。ウィキリークスはそれらが本物であることを示す証拠を示すことができます。
エドワード・スノーデン氏もツイッターで、ウィキリークスが今回リークしたCIAの情報は本物のようだと伝えています。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52003976.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c8
24. 中川隆[7595] koaQ7Jey 2017年4月08日 09:45:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8082]
トランプ大統領 シリア内戦発言に矛盾 メディア指摘 毎日新聞
記者会見でシリアでの化学兵器使用を厳しく批判するトランプ米大統領=ホワイトハウスのローズガーデンで4月5日、西田進一郎撮影
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/843.html
【ワシントン小泉大士】シリアの化学兵器使用疑惑を巡り、トランプ米大統領はオバマ前政権の「弱腰と不決断」がシリア情勢の悪化を招いたと批判したが、就任前はシリア内戦に「介入すべきではない」と訴えており、メディアから矛盾を指摘されている。
トランプ氏は2013年9月、ツイッターに「オバマ大統領がシリアを攻撃したがる唯一の理由はメンツを保つため。シリアを攻撃するな」と投稿。オバマ氏は当時、アサド政権の化学兵器使用で「レッドライン(越えてはならない一線)を越えた」としたが、土壇場で軍事介入を見送り、国内外から批判を浴びていた。
トランプ氏は翌14年にかけてツイッターで何度もシリア内戦への対応に言及し、「米国の問題ではない」などと繰り返した。大統領選出馬表明後のインタビューでも「シリアと『イスラム国』(IS)を戦わせればいい」(CNN)、「米国にはアサドよりも大事な問題がある」(MSNBC)などと発言していた。
5日のアブドラ・ヨルダン国王との共同記者会見で、報道陣から一貫性のなさを問われたトランプ氏は「私は頭が柔らかい人間。柔軟さが誇りだ」と開き直った。
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html#c24
2. 中川隆[7596] koaQ7Jey 2017年4月08日 10:48:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8083]
そもそも天皇一族や武家は朝鮮から渡って来た漢民族だからね
皇居内では平安時代までは8母音の漢語で会話してたんだよ
万葉仮名や平仮名は日本人とコミュニケートする為に作られたんだ
弥生人も長江の稲作漁労民の子孫
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/727.html#c2
9. 中川隆[7597] koaQ7Jey 2017年4月08日 11:06:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8084]
米国トランプ政権がシリアをミサイル攻撃、各国の反応まとめ2017年4月8日
トランプ大統領率いるアメリカがシリアに59発のミサイルを打ち込んだ。言いたいことは色々あるが、先ずは事態の概要と各国の反応を纏めておきたい。
事の始まりは数日前に遡る。極力どの勢力にも肩入れしない形で説明を進めるが、ロイターによれば、4月4日にシリア北西部でシリア軍による反政府勢力への空爆があり、その対象地域において化学兵器を使用したと見られる痕跡が見つかっている。この空爆では70人が死亡している。
アメリカのトランプ政権はこれをシリアのアサド政権によるものと断定し、7日に化学兵器使用への抑止力という名目で59発のトマホークミサイルをシリアの空軍基地に打ち込んだ。シリアの国営通信社はこれらミサイルの一部は空港の近くの村にも着弾し、アメリカによる攻撃で市民9人が死亡した(APF)としている。
各国の反応
この件に関する各国の反応だが、先ず反アサド政権を標榜していた西側諸国は、アサド政権をめぐってロシアと和解するのではないかと思われていたトランプ大統領が反アサド的な軍事行動を取ったことに安堵しているようである。
イギリス政府はアメリカによる軍事攻撃を「野蛮行為への適切な対応」(ロイター)と呼んで賛意を表明した。ドイツのガブリエル外相はアメリカの行動を「理解できるもの」とし、「国連安保理が化学兵器の野蛮な使用に対して断固たる対応を取れなかったのはほとんど耐えがたい」と主張(Reuters、原文英語)した。
中東ではサウジアラビアなどイスラム教スンニ派の諸国とイスラエルがアメリカの攻撃を歓迎、一方でシーア派のイランなどは猛反発している(AFP)。因みにシリアではスンニ派が多数派だが、アサド大統領はシーア派と見なされている。この辺りがシリア騒乱の原因でもある。
シリア政府自身は化学兵器の使用を否定、ムアレム外相は会見で、シリアはテロリストに対してさえ化学兵器を使用したことは一度もないとした上で、問題の化学兵器はトルコからテロリストらのために運び入れられたものだと主張(Sputnik)した。因みにロシアはこの件をシリア軍の空爆が反政府勢力の化学兵器製造工場に直撃した結果起こったものと主張(CNN)している。
また、アサド政権を支持するロシアは、アメリカの行動について、「でっち上げられた口実のもとに行われた国際法違反」で「主権国家に対する侵略行為」だと非難(ロイター)、そしてこのような大規模なミサイル攻撃には相当の準備が必要であり、口実となった化学兵器の使用よりも以前に計画されていたはずだと主張(Sputnik)している。
中国はこの件について距離を置いた対応を取っており、すべての当事者に軍事ではない政治的解決を目指すよう呼び掛けた(ロイター)上で、「中国は他国の内政に干渉しない。アサド大統領はシリア国民によって選ばれたのであり、われわれは彼らの選択を尊重する」(Financial Times、原文英語)と主張した。個人的には中国の対応が一番理性的であると思う。
そして最後に日本だが、安倍首相が「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないとの米国政府の決意を支持」(日経)するという内容のない支持表明を行なっている。
情報が錯綜しているが、はっきりと分かる事実は一つであり、すべての国が自分の利害によって好き勝手なことを主張しているということである。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5987
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c9
9. 中川隆[7597] koaQ7Jey 2017年4月08日 12:50:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8084]
Vitavox Hifi
http://www.vitavoxhifi.co.uk/main.php
今井商事 Vitavox
http://www.imaico.co.jp/
オーディオの足跡 VITAVOX CN-191 Corner Horn
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/speaker/cn-191.html
http://audio-heritage.jp/VITAVOX/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c9
22. 中川隆[7598] koaQ7Jey 2017年4月08日 14:17:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8085]
因みに、東山天皇が縄文人 D1b1a2 、藤原鎌足の墓と言われる阿武山古墳の被葬者が弥生人 O1b2a1a1 というデマの出所は
有名人のハプログループ
http://famousdna.wiki.fc2.com/
王家のハプログループ - Yourpedia
http://ja.yourpedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%AE%B6%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97#.E6.97.A5.E6.9C.AC
Famous people's Y-DNA listed by haplogroup - Eupedia
http://www.eupedia.com/genetics/famous_y-dna_by_haplogroup.shtml
で、まともなデータや文献は何一つ引用されていません。
そもそも阿武山の遺体のDNA鑑定なんて行われてないし
実在しないニニギノミコトのDNAまで書いてるクルクルパー資料
朝鮮進駐軍の話と同じで在特会やチャンネル桜の関係者が捏造したものだと思います。
右翼は天皇が朝鮮人だとわかると困るんでしょうね。
1. 中川隆[7599] koaQ7Jey 2017年4月08日 14:49:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8086]
>アサドの国民弾圧が目に余るからだ。
>その行き着く先の化学兵器使用があまりにも非人道的だからだ。
天木直人は完全なアホだな
何度アメリカに騙されたらわかるんだ?
2017.04.07
米支配層はオバマ政権の時代から化学兵器使用の濡れ衣をシリア政府へ着せて侵略を狙ってきた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070003/
シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、シリア国内で化学兵器を使用し、その責任をシリア政府になすりつけて軍事侵略を正当化しようという偽旗作戦をバラク・オバマ政権が許可したとイギリスのデイリー・メール紙が報道したのは2013年1月29日のことだった。
3月中旬になると、アメリカ、イギリス、フランスが反アサド軍の戦闘員を集め、ヨルダンで訓練していると報道されているが、その直後の3月19日にアレッポで化学兵器が使用されたと言われている。
ところが、その5日後になるとイスラエルのハーレツ紙は化学兵器を使ったのは政府軍ではなく反政府軍だった可能性が高いと報道、5月になると攻撃を調べていた国連の独立調査委員会のメンバー、カーラ・デル・ポンテも政府軍でなく反政府軍が使用した可能性が高いと発言する。それほど3月の偽旗作戦は稚拙だったということだ。
最初の攻撃から5カ月後、8月21日にダマスカスに近いゴータで再び化学兵器が使用され、アメリカをはじめとする西側の政府や有力メディアはシリア政府に責任をなすりつける宣伝を展開したが、29日にはサウジアラビアが化学兵器を反政府軍に提供したと報道されている。
その間、ロシア政府はロシアのビタリー・チュルキン国連大使は反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾したと国連で説明、その際に関連する文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。このチュルキンは今年2月20日、心臓発作で急死している。
その後も調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ、あるいは国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授たちがアメリカ政府の主張を否定する報告をした。
ハーシュのレポートによると、マーチン・デンプシー議長時代の統合雄参謀本部やマイケル・フリン局長時代のDIAはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を危険な存在だと認識、そうした勢力を支援していたオバマ政権と対立していたことも明らかにしている。そのフリンは2014年8月7日、デンプシーは15年9月25日に任を解かれた。
ネオコンなど好戦派は軍を押さえ込み、ロシアとの戦争へ驀進している。すでにアメリカはドルという基軸通貨を発行する特権で生きながらえている状態で、そのドルを支える仕組みに組み込まれているサウジアラビアは石油価格の下落や侵略戦争の泥沼化で財政は厳しい状況になっている。このまま進めばアメリカにしろサウジアラビアにしろ、支配システムが崩壊するのは時間の問題になっている。19世紀にイギリスは経済の破綻を中国への軍事侵略(アヘン戦争)で何とか乗り切ったが、アメリカも同じことを目論んでいるのだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704070003/
2011年1月から始まったアラブの動乱は、チュニジア、エジプト、リビア、イエメンの独裁政権を次々となぎ倒し、今やシリアのアサド政権を崩壊させようとしている。
このアラブの独裁政権崩壊は、最初は国民の蜂起という形にしていた。
しかし、リビアのカダフィ政権があまりにも盤石だと見ると、NATOやアメリカが出てきて政権崩壊に動き出し、これが欧米主導の「仕掛け」であることが明るみになった。
シリアの崩壊もまた欧米が仕掛けている。
ヒラリー・クリントンはシリアを崩壊させるためにシリアの反政府勢力を公然と支援していたが、ついに2012年中にシリアを崩壊させることができず、体調を崩したまま政権を去って行く。
最終的にこのアラブの動乱はイランにまで到達するはずだったのだが、ヒラリーを中心とする一部の勢力はそれに失敗した。
それほど、アサド政権は強硬だったと言うこともできる。
深刻な懸念になっているのが化学兵器
しかし、アサド政権が持ち直すのかというと、ここまで来た以上、恐らくそれは難しい。シリア国内はすでに内戦によって行政も事実上ストップしており、政府機能も麻痺したままである。
物流は止まり、食料も飲料も手に入りにくくなって基礎物資のインフレ率は急上昇しており、現在前年対比で40%以上の値上がり、物によってはそれ以上の値上がりが見られるという。
この国内の混乱に伴って避難民も増え続けており、国連によると、これまで52万人5000人が周辺諸国に逃げていると言われている。
この数はさらに増え続けており、まったく止まらない。一日数千人規模で難民が出ているのである。
内乱の規模は非常に大きなものとなっており、シリア政府もついにスカッド・ミサイルをも使用し始めた。
反体制派勢力の拠点を標的にしているのは間違いないのだが、その拠点には当然、何の関係もない市民も普通に暮らしており、ますます国民が内戦の巻き添えになっていく。
アサド政権はこのスカッド・ミサイルを400発ほど所有している。他にも長距離ミサイルも20発ほど使用しており、さらに今後はナパーム弾も使われる可能性も指摘されている。
そして、もっと深刻な懸念になっているのは化学兵器だ。
2012年12月5日、アメリカのNBCテレビは、アサド政権はすでに猛毒サリンの原料となる化学物質を爆弾に搭載して、すでに使用準備を完了したと報道した。
これらはいつでも発射できる状態にしており、さらにはマスタードガスも準備しているのだという。
ロシアもアサド政権を見捨てた
これはアサド政権を孤立させて自壊させようとするアメリカやイスラエルの、世論誘導のための報道の可能性もあって真偽は確かではない。
懸念を表明したのはパネッタ米国防長官だが、ヨーロッパを回ってダブリンで「シリア化学兵器使用懸念」を大きく煽っていたのはヒラリー・クリントン国務長官だった。
ヒラリー・クリントンの裏にはイスラエルがいる。
逆に言えば、イスラエルがアメリカを引き込むように動いており、ヒラリー・クリントンがその手先になっているという言い方もできる。
イスラエルがこれほどまでシリアのアサド政権を敵視しているのはなぜか。もちろん、シリアがヒズボラやパレスチナ過激派を隠然と支援して、イスラエルの直接的な脅威の「黒幕」だったからである。
その頂点にアサド政権があったのだ。
欧米はそれぞれ温度差があったとしても、基本的にはすべて親イスラエルの姿勢であり、反イスラエルを貫く国は国際社会では苦境に陥るのが現在の潮流だ。
アサド政権もその轍を踏んでいる。2012年中の崩壊は免れたが、2013年も乗り切れるのかどうかは不透明になりつつある。
ロシアはシリアを支援していたが、2012年7月あたりから立場を微妙に後退させており、この動きは2012年12月にはより露骨なものとなっている。
ロシアのボグダノフ外務次官は2012年12月13日には「アサド政権は国土に対する統制をますます失っている」と公言し、プーチン大統領も12月20日にこのように発言した。
「われわれはアサド大統領の行く末は気に掛けていない」
「アサド一族は40年も権力の座にある」
「シリアに、変化は必要だ」
アサド政権の崩壊は、時間の問題でしかない
シリアの軍事的な後ろ盾であるロシアがアサド政権を見限ったというのは、すなわちアサド政権が追い込まれているということでもある。
いよいよ2013年に向けて、シリアは政権崩壊に向けて突き進んでいくということだ。フランスも「アサド政権の終焉が近い」との認識を示しており、NATOはもっと直接的な言い方でシリアの現状を表現した。
「アサド政権の崩壊は、時間の問題でしかない」
だから、シリア政府が持っている化学兵器を、アサド大統領が使用するかしないかの問題になっているとも言える。
シリアはサリンの原料となる化学物質を500トンも備蓄しており、その気になれば都市の人口を丸ごと化学兵器で大虐殺することも可能である。
果たして、追い詰められたアサド政権は、自国民に向けて化学兵器を使用することはあるのだろうか。
オバマ大統領は、「化学兵器の使用はレッドラインを踏み出す行為である」と警告を発しており、アサド政権の自制を求めている。
しかし、不穏が動きがここにきて一気に報道され始めている。
12月22日、シリア軍が化学兵器を1〜2ヶ所に集めていることを報告した。
12月23日、シリア人権監視団は「いよいよシリア軍が化学兵器を使って反体制派の民兵を殺害した」という情報を流して、それが世界中を駆け巡った。
12月25日、ロシアが、シリア人権監視団の発言に対して、「化学兵器は使われていない」と否定した。
アサド政権は確実に疲弊している
では、23日の情報は嘘だったのか。実は、実際に化学兵器は使われたのだが、使ったのは政府軍ではなく、反政府軍のほうであるとイラン政府は報道している。
ラジオイランによると、「テロリストは、現在まで、シリア軍に対し毒ガスを含んだ3つの立方体のプラスチック容器を投げ込み、兵士7名がこれらの容器から漏れた毒ガスの吸引により、死亡した」とある。
国際政治を巻き込んで進められている内戦については、各国の思惑が報道の中に紛れ込み、世論誘導が行われるので、真実がどこにあるのかはまったく分からない。
「化学兵器は使われたのか、使われていないのか」
「使ったとすれば政府側なのか、反政府側なのか」
現状ではどちらとも取れるし、その裏を取る方法はない。現地のシリア人ですら、最前線の兵士ですら、現状がどうなっているのかまったく分からないだろう。
しかし、ひとつ言えるのは、アサド政権は確実に疲弊し、衰退し、追い詰められ、崩壊しつつあることだ。
シリア政府が軍を維持するための資金は、あと数ヶ月で枯渇するとも言われている。先に対する展望がない以上、アサド政権はそこで終焉を迎えることになる。
アサド政権の崩壊のあとには何が来るのか。
今のエジプトやリビアを見れば分かる通り、いっそうの混乱と混沌である。そして、中東の混乱がさらに拡大し、サウジアラビアをも激震するようになると、間違いなく起きるのがエネルギー危機だ。
2012年はシリアの崩壊が先延ばしになったので、エネルギー危機は回避された。しかし、シリアが崩壊したあと、次のアラブ動乱が動き始めると、必ずサウジやイランが動揺する。
エネルギーを軸とした危機が勃発すれば、もちろんグローバル経済はすべて巻き込まれて行くことになる。
http://www.bllackz.com/2012/12/blog-post_27.html
シリアは、アサド政権が持ち堪えても地獄、崩壊しても地獄だ 2013年3月8日
シリアがもはや終わりのない虐殺の大地と化している。2013年3月6日、国連はシリアから周辺国に逃れた難民が100万人に達したと発表している。
そのほとんどは女性や子供なのだが、その理由は明らかだ。シリアの男たちは内戦の地と化した国から、せめて自分の妻と子供たちだけでも何とか助けようとして必死になって逃しているのである。
彼らが行き着く場所は、その多くは周辺国が用意した難民キャンプだが、それは広大な空き地の一角にテントを張っただけの簡素なものであり、そこで女性たちが子供と一緒に集団生活をしている。
国際社会はまったくシリア情勢に関心を示しておらず、難民のケアに必要な支援金はほとんど足りていない。
したがって、水も足りなければ食料も足りない。教育も行き届かなければ、医療も足りない。それなのに、難民の数はさらに増えていこうとしているのである。
混乱が長引けば長引くほど国は疲弊していく
100万人もの人間が着の身着のままのような状態で脱出しなければならないのだから、当然シリア国内はもっと悲惨なことになっている。
アサド政権はあくまでも徹底抗戦するつもりでいる。迎え撃つ反体制派は力不足で、アサド政権を一気呵成に崩壊させることができない。
本来であれば、こういった内戦にはアメリカが真っ先に介入していったはずだ。
しかし、2011年から起きているアラブ諸国の混乱に対しては、アメリカは一貫して直接介入を拒んでいる状態にある。
それは、2013年3月の歳出の強制削減を見ても分かる通り、もうアメリカには世界に介入する資金がなくなってしまっているからだ。
アメリカはイラクからもアフガニスタンからも撤退していく動きを見せており、東アジアでさえも領土拡張主義を取る中国に対して強く出られないでいる。
前国務長官だったヒラリー・クリントンは何とか自分の任期中の2012年までにシリアを崩壊させたかったようだが、それに失敗したまま役職を降りた。
NATOを構成する欧州圏もまたリーマン・ショック以降のユーロ危機によって自国の経済が傷ついている。
つまり欧米の強力なバックアップを得られなかったシリアの反政府軍は決定的な戦力を持つことができていないのだ。それが、シリア内の内戦を長期化させ、膠着させる原因となっている。
これはシリア国民には非常に不幸なことでもある。混乱が長引けば長引くほど国は疲弊し、犠牲者は増え、国家は分裂していくことになるからだ。
中東は、引き続き大混乱が続くことになる
アサド政権も無尽蔵に資金があるわけでもなく、2013年度中に軍費を賄うことができなくなって自壊していく可能性がある。
しかし、それで問題が解決するわけではない。
アサド政権が崩壊すると国内にはイスラム過激主義や、親アサド派や、軍閥がそれぞれ武力を保持したまま残される。
さらにはアラウィ派とスンニ派の対立もある。レバノンからはヒズボラも戦闘に加わっている。
これらの武装勢力がアサド政権崩壊後に新たな内戦を生み出し、やがて国そのものが分裂して、消滅するかもしれない。
シリアにとって、アサド政権が生き残っても地獄、崩壊しても地獄になる。
そして、問題はシリアだけにあるのではない。
リビアのカダフィ政権の崩壊では、北アフリカに最新兵器が流出した。それが2013年のマリやアルジェリアでのテロが引き起こされる遠因となった。
シリアのアサド政権の崩壊も、大量の武器流出で、中東の混乱を拡大させる可能性も指摘されている。
こういった中東地域の不安定化は、必ずイスラエルとサウジアラビアに拡大していくことになるが、そうなれば中東は今でも危険なのに、さらに危険な地域となっていくはずだ。
アサド政権はもはや先のない政権だ。
しかし、本当の混乱は、アサド政権が崩壊したあとに来る可能性が高い。
2011年からの中東・北アフリカは、もう以前とは完全に違った姿になってしまっている。
チュニジア・エジプト・リビア・イエメンと大国が次々と無法地帯化し、それがシリアに拡大し、シリアが崩壊したらヨルダンもサウジアラビアも無事でいられない。
中東は、引き続き大混乱が続くことになる。
http://www.bllackz.com/2013/03/blog-post_8.html
いよいよサリンまでばらまかれるようになったシリアの現状 2013年5月1日
ここのところ、相次いでシリア情勢が「ゲームチェンジした」という報道がなされている。いよいよ、化学兵器が使われ出したからである。
具体的に言えば、サリンが使用されたと言われている。
サリンと言えば、日本人はオウム真理教が行った「地下鉄サリン事件」を思い出すが、まさにそのサリンが今、シリアで使われた形跡があるという。
ただし、情報が錯綜していて、「本当にサリンが使われたのか」「政府軍が使ったのか、反政府軍が使ったのか」が明らかになっていない。
シリア政府と反政府派は互いに「相手がやった」と非難し合っており、アメリカも慎重姿勢を崩していない。
しかし、もし国連が調査に入り、その結果「シリア政府軍がやった」という調査結果が出た場合、それを口実としてシリア政府は一気にNATOやアメリカ軍の介入を受けて崩壊崩壊させられる可能性がある。
欧米は執拗にシリアのアサド政権の崩壊を望んでいる。化学兵器の使用は、軍事介入の格好の口実となる。
大きな政治勢力が背後にあって、それが動いている
誰も指摘しないが、アラブ世界は今、明確に欧米の「標的」にされている。今までの国家体制が根底から破壊されているのである。
それが見えてきたのが2011年だった。
2011年1月にチュニジアで反政府デモが起きるとそれが瞬く間にアラブ世界に拡散して、アルジェリア、イエメン、ヨルダン、エジプト、リビアを包んでいった。
発端となったチュニジアのベンアリ独裁政権は崩壊し、エジプトのムバラク政権も崩壊した。
そして、その流れはリビアのカダフィ政権を直撃し、カダフィ大佐が群衆に引きずられながら殺害されていった。(カダフィ大佐、撃つなと懇願するものの頭部を撃たれて死亡)
アラブの世界で起きているのは、「アラブの親米国家が破綻している」とか「反米国家が破綻している」という括りでは捉えきれない動きだ。
大きな政治勢力が背後にあって、それがアラブ圏リセットのために動いている。それは分かっている。
しかし、誰が何のためにやっているのか、いまだに全貌が見えてこない。なぜなら、アラブ圏リセットの動きはまだ途上にあるからだ。
もし誰かが裏で動いているのであれあば、本当の意図は最後の最後に分かる。そのとき、それは今までとは違うアラブ圏の姿になっているのは想像に難くない。
口や鼻から泡を吹いて苦しむこの症状はサリンに似ていると言われている。
いよいよ、サリンが使われ出しているのか?
アラブ圏の既存政権はすべて崩壊させられる
欧米勢力は、本当は矢継ぎ早にアラブ圏を崩壊させたかった意図があったようで、リビアの崩壊劇も非常に強引だった。
カダフィ政権は民衆の蜂起で自然に倒れたのではなく、無理やり欧米勢力に崩壊させられた。
ここに、「何が何でも」アラブ圏の既存政権を崩壊させるという意図が見える。
もしかしたら、2000年に入ってから、それはずっと意図されていたのかもしれない。
2001年 アフガニスタン崩壊
2003年 イラク崩壊
2009年 (イラン崩壊に失敗)
2011年 チュニジア崩壊
2011年 エジプト崩壊
2011年 イエメン崩壊
2011年 リビア崩壊
2012年 (シリア崩壊に失敗)
2003年から2011年までに間が空いたので、あまり連続しているという感がない。
しかし、長いスパンで方向性を見ると、無理やりアラブ圏を「リセット」している動きや意図があるのが分かる。
イランは実にタフに立ち回っていて欧米の思惑の通り崩壊するに至っていない。
イランが切り崩せないので、イランを飛ばして北アフリカのほうを先に行うように方向転換したように見える。それで、チュニジアからリビアまで一気にきた。
それと同じ意図が、今シリアに向かっている。
シリアのアサド政権は国民の支持を得ており、反政府勢力のほうがむしろ孤立しているのが実態だと言われている。
しかし、欧米メディアではアサド政権が「悪魔の独裁政権」「残虐な殺人政権」のような一方的な報道をしている。
国際社会から悪魔呼ばわりされているアサド大統領
意図的な世論誘導報道で、シリアを悪者に
欧米は、とにかく一刻も早くシリアを崩壊させようと動いている。本来であればシリアも2011年から2012年のどこかで崩壊させられる「予定」だった。
エジプトやリビアを見ると、アサド政権も持たないと誰もが考えたし、ヒラリー元国務長官もシリアのアサド政権崩壊を露骨なまでに「願って」いた。
しかし、アサド大統領は持ちこたえ、現在も国際世論の大反発の中で今でも政権を維持している。だから、ますますシリアに対してのバッシングが燃え上がっているのである。
私たちはアフガニスタンで起きている戦乱の虐殺や、イラクで起きている虐殺はほとんど目にすることはない。メディアはまるでそういったものに関心を寄せない。
しかし、今私たちは、シリアで殺された子供たちの遺体を見ることができる。なぜか。メディアがこぞってそれを意図的に報道するからである。
もちろん、そういった人非道的な行為が行われていることは広く知らしめなければならないし、報道されることには大きな意味がある。
しかし、それは「アサド政権は残虐でひどい国だ」ということをアピールするための意図的な世論誘導報道のひとつである。
そうやってシリアの現政権がひどいと煽り、シリアを崩壊させるのが正しいことだという「世論形成」をする意図が隠されている。
化学兵器にしてもそうだ。政府側と反政府側のどちらがサリンを撒いたのか誰にも分からない。しかし、グローバル・メディアの報道の中では意図的にシリア政府が主導したようなミスリードが行われている。
こういったシリア政権崩壊の世論形成は、これからもアサド政権が崩壊するまでずっと続く。
もちろんアサド政権は非常にクリーンで、崩壊させるべきではないとは言っていない。アサド政権は独裁政権に近く、民主的でも何でもない政権を支持したくない。
だから、アサド政権が崩壊して、本当に民主的な政治が行われるのであれば、それはそれで良いことだ。
しかし、欧米の謀略政治のあり方や、欧米メディアのやり口が正しいとも思わない。
自分たちの都合の悪いニュースは隠し、邪魔な政権に関しては一方的な報道をして世論を誘導する。
シリアという悪い存在と、欧米メディアという悪い存在が、互いにやりあっているというのが正しい現状認識だろう。
最後にどちらが勝つのだろうか?
http://www.bllackz.com/2013/05/blog-post.html?utm_source=BP_recent
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/736.html#c1
3. 中川隆[7600] koaQ7Jey 2017年4月08日 15:06:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8087]
天木直人はバカというより小沢と同じ様な国際金融資本の手先なのかもしれない
とにかく天木直人は絶対に信用してはいけない詐欺師だ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/736.html#c3
1. 中川隆[7601] koaQ7Jey 2017年4月08日 16:52:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8088]
安部晋三先生みたいに奥の院の言う通りに動く首相が必要とされているだけだよ。
奥の院は一人にすべて任せないで、一つの任務が終わったら次の人間を総理に付けるんだ
小沢には湾岸戦争に大金を出させ、滅茶苦茶な財政出動をしてバブル経済にし、小選挙区制を導入させて自民党の派閥を壊滅、日本を超円高にして日本経済を崩壊、民主党の評判を落として反自民党勢力を壊滅させて任務完了
小泉・竹中には人材派遣制度を導入、累進課税を形骸化させ、企業間の株式持合いを止めさせ株価を大暴落させ、日本株を底値で外資に買い取らせる、郵政民営化させて任務完了
野田にはTPP推進、消費税増税の法律作らせて任務完了
安倍には 移民受入れ・英語の公用語化の準備、安保法案、共謀罪を導入させて任務完了予定
一人にすべてやらせるといくらアホ日本人でも背後の勢力の存在に気付いてしまうからね。
この中では小沢のやった事が一番酷かった、日本経済を壊滅させたのが小沢の業績だったんだ
小沢がごり押しした小選挙区制は自民党と第二自民党が交互に政権を取って、アメリカの犬を代わる代わる首相につける制度
誰が総理になっても奥の院の指示通りにしか動かないから同じ事なんだけど
阿修羅の住人みたいなアホ日本人の目眩ましにはなるからな
374. 中川隆[7602] koaQ7Jey 2017年4月08日 17:24:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8089]
米国株の動きを語るとき、多くの人がダウ平均株価で語ります。
それ自体は間違ってはいないのですが、S&P500 やナスダック指数の方が数多くの銘柄をカバーしています。
ですので、より本質的な米国株の動きを見るには、まずは S&P500 の動きを見て、さらにナスダック指数を見るのが賢明と考えています。
http://www.mag2.com/p/money/167770
Dow Jones Industrial Average
https://finance.yahoo.com/chart/%5EDJI#eyJzaG93QXJlYSI6ZmFsc2UsInNob3dMaW5lIjpmYWxzZSwibXVsdGlDb2xvckxpbmUiOmZhbHNlLCJzaG93Q2FuZGxlIjp0cnVlLCJib2xsaW5nZXJVcHBlckNvbG9yIjoiI2UyMDA4MSIsImJvbGxpbmdlckxvd2VyQ29sb3IiOiIjOTU1MmZmIiwibWZpTGluZUNvbG9yIjoiIzQ1ZTNmZiIsIm1hY2REaXZlcmdlbmNlQ29sb3IiOiIjZmY3YjEyIiwibWFjZE1hY2RDb2xvciI6IiM3ODdkODIiLCJtYWNkU2lnbmFsQ29sb3IiOiIjMDAwMDAwIiwicnNpTGluZUNvbG9yIjoiI2ZmYjcwMCIsInN0b2NoS0xpbmVDb2xvciI6IiNmZmI3MDAiLCJzdG9jaERMaW5lQ29sb3IiOiIjNDVlM2ZmIiwibGluZVR5cGUiOiJjYW5kbGUiLCJyYW5nZSI6IjF5IiwiYWxsb3dDaGFydFN0YWNraW5nIjp0cnVlfQ%3D%3D
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$INDU
NASDAQ Composite
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http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$COMPQ
S&P 500
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http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$SPX
ドル-円
https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=USDJPY=FX
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?%24USDJPY
ドル建て日経平均
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php
騰落レシオ 日経平均比較チャート
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php
投資主体別売買動向
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
http://karauri.net/kaigaidoukou/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c374
1. 中川隆[7603] koaQ7Jey 2017年4月08日 17:42:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8090]
この人は詐欺師? それとも唯のアホ?
相場界の常識を書いておくと
Nasdaq のエリオット波動
https://www.tradingview.com/chart/ND1!/HdvqZVSC-Long-Term-Nasdaq-100-under-Elliott-Wave-Count/
ダウ平均のエリオット波動
http://elliottwavepredictions.com/http:/elliottwavepredictions.com/sp500/longterm-elliott-wave-hurst-cycle-analysis/
http://danericselliottwaves.blogspot.jp/2013/12/elliott-wave-update-3-december-2013.html
1928-2010 ダウ平均 の推移 NightWalker's Investment Blog
http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2011/01/1928-2010-ce7f.html
プレクターの NYダウのカウント
Robert Prechter Goes All In and I'm Right Behind Him
By David Waggoner Aug 25, 2010 8:10 am
http://www.minyanville.com/businessmarkets/articles/robert-prechter-elliott-wave-principle-elliott/8/25/2010/id/29782?page=full
プレクター・フロストの本のカウントでは
super cycle 1波(上昇) ピーク 1837
super cycle 2波(下降) ボトム 1857
super cycle 3波(上昇) ピーク 1928
super cycle 4波(下降) ボトム 1932
super cycle 5波(上昇) ピーク 2000/1 : 11722
super cycle A波(下降) 進行中 (cycle A波ボトム 2009/3 : 6547)
因みに、アメリカはインフレが酷いのでダウのピーク時の絶対価格自体はあまり意味がありません
バフェット指標で米国株見ると、今は単なる下げトレンド途中のB波の戻りで
図2はバフェット指標で米国株を見たものです。
図表2:米国株も7-10年おきのクラッシュなら4割安も?
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-2.png
ITバブルは米国の株式を中心としたバブルだったので、一時 GDPを43%(1999年)も上回る状況となりました。
サブプライムバブルは不動産や不動産証券化商品中心のバブルだったので、対GDP比では株式の過熱は3%(2006年)どまりでした。
現時点では、2016年年初の下落を跳ね返し、6月24日の英EU離脱後でも、未だにGDPを14%も上回っている状態でした。
米国株の場合、暴落時にはGDPを24%(2002年)から38%(2008年)下回っているので、今回もGDP比30%程度の下方乖離はありえそうです
その場合、最大でこれから40%も下落余地がある(NYダウに換算すると10,400ドルまで下落する?)ことになります。
https://www.ewarrant.co.jp/posts/kiwameru/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%9A%E3%81%AE%E5%86%86%E9%AB%98%E6%A0%AA%E5%AE%89%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/774.html#c1
10. 中川隆[7604] koaQ7Jey 2017年4月09日 07:44:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8091]
2017.04.09
米国の国連大使はさらなるシリアへの攻撃を準備していると発言、ネオコンはトランプ政権を賞賛
アメリカ軍がシリアの空軍基地をトマホーク巡航ミサイルで攻撃した後、ニッキー・ヘイリー国連大使はさらにシリアを空爆する用意があると国連で発言した。例によってアメリカは証拠を示すことなく「自分を信じろ」と言うだけ。説得力はない。2013年にシリア政府が化学兵器を廃棄したことは国連の調査官も認めていることで、化学兵器を使用する理由もない。
本ブログでも紹介したように、現在、化学兵器を保有しているのはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)。アメリカ、サウジアラビア、イスラエルなどが支援する勢力だ。ちなみに、今回の攻撃で最初に歓迎の意を示したのはサウジアラビア、次いでイスラエルとトルコだった。
ジョン・マケインやリンゼー・グラハムのような民主党のネオコン議員は今回の攻撃を賞賛しているが、ヒラリー・クリントンの場合、攻撃の数時間前、トランプ大統領に対してシリア政府軍が使っている空港を使えなくするように要求していたという。クリントンが望むことをトランプは実行したことになる。
これまでロシア政府はアメリカ側の挑発に乗らず、自重してきた。そこで侮っているのかもしれないが、それはいつか限界がくる。今回、ロシアの国防省とアメリカのペンタゴンとを結んでいたホットラインは切られた状態のようで、地中海に入ったロシア海軍のフリゲート艦「グリゴロビチ提督」もアメリカ海軍の艦船と対峙することになるだろう。このフリゲート艦に積まれたカリブル巡航ミサイルは亜音速から最終的にはマッハ2.5から2.9という超音速で飛行、アメリカの艦船にとっては脅威になる。
ところで、アメリカによる巡航ミサイルの攻撃に対し、シリア側の防空システムは機能していない。目標になった空軍基地にS-300やS-400は配備されていなかったというが、イスラエル空軍による攻撃に対しても稼働していない。役立たずなのか、スイッチが切られているのだろうが、スイッチが切られていたのなら、今後は侵入機を撃墜する可能性がある。
1991年1月にアメリカ軍主導でイラクを先制攻撃、2月まで戦争は続いた。この際、ジョージ・H・W・ブッシュ政権はサダム・フセインを排除せずに停戦、ポール・ウォルフォウィッツ国防次官などネオコンは怒るが、その際にソ連軍が出てこなかったことから単独で軍事力を行使できると考えるようになった。ソ連消滅後、核兵器は「使える兵器」になったとも考えたようだ。
1992年2月、ウォルフォウィッツたちネオコンは国防総省のDPG草稿という形で世界制覇プランを作成する。いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンだ。アメリカは「唯一の超大国」であり、どの国も脅せば屈するという発想で動き始める。
1990年代、ボリス・エリツィン時代のロシアは西側巨大資本の属国だったが、21世紀になるとウラジミル・プーチンが再独立に成功、ウォルフォウィッツ・ドクトリンの基盤は崩れる。それにもかかわらずネオコンはドクトリンを推進、核戦争の危機が高まっているわけである。
そうした状況を危険だと考える人はアメリカ支配層の内部にも現れたが、ドナルド・トランプ政権はネオコンに制圧されたようで、危機は再び高まっている。ヘイリー大使の発言はそれを象徴している。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704080000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c10
1. 中川隆[7605] koaQ7Jey 2017年4月09日 07:57:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8092]
意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
米支配層はオバマ政権の時代から化学兵器使用の濡れ衣をシリア政府へ着せて侵略を狙ってきた
アメリカ軍がシリアの空軍基地をトマホーク巡航ミサイルで攻撃した後、ニッキー・ヘイリー国連大使はさらにシリアを空爆する用意があると国連で発言した。例によってアメリカは証拠を示すことなく「自分を信じろ」と言うだけ。説得力はない。2013年にシリア政府が化学兵器を廃棄したことは国連の調査官も認めていることで、化学兵器を使用する理由もない。
シリア政府軍が化学兵器を保有していないことは西側の政府もメディアも承知しているはずで、今回のシナリオは嘘がばれることを承知で叫んでいる。2013年にも化学兵器の使用を口実にシリアへアメリカ/NATOは直接的な軍事介入をしようと試みたが、その時は攻撃から1週間ほどでアメリカ側の嘘が指摘されはじめた。今回、化学兵器使用が話題になってすぐにアメリカ軍は攻撃した理由はその辺にあるだろう。
シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、シリア国内で化学兵器を使用し、その責任をシリア政府になすりつけて軍事侵略を正当化しようという偽旗作戦をバラク・オバマ政権が許可したとイギリスのデイリー・メール紙が報道したのは2013年1月29日のことだった。
イスラエルのハーレツ紙は化学兵器を使ったのは政府軍ではなく反政府軍だった可能性が高いと報道、5月になると攻撃を調べていた国連の独立調査委員会のメンバー、カーラ・デル・ポンテも政府軍でなく反政府軍が使用した可能性が高いと発言する。
最初の攻撃から5カ月後、8月21日にダマスカスに近いゴータで再び化学兵器が使用され、アメリカをはじめとする西側の政府や有力メディアはシリア政府に責任をなすりつける宣伝を展開したが、29日にはサウジアラビアが化学兵器を反政府軍に提供したと報道されている。
その後も調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ、あるいは国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授たちがアメリカ政府の主張を否定する報告をした。
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/869.html#c1
1. 中川隆[7606] koaQ7Jey 2017年4月09日 08:01:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8093]
意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
米支配層はオバマ政権の時代から化学兵器使用の濡れ衣をシリア政府へ着せて侵略を狙ってきた
アメリカ軍がシリアの空軍基地をトマホーク巡航ミサイルで攻撃した後、ニッキー・ヘイリー国連大使はさらにシリアを空爆する用意があると国連で発言した。例によってアメリカは証拠を示すことなく「自分を信じろ」と言うだけ。説得力はない。2013年にシリア政府が化学兵器を廃棄したことは国連の調査官も認めていることで、化学兵器を使用する理由もない。
シリア政府軍が化学兵器を保有していないことは西側の政府もメディアも承知しているはずで、今回のシナリオは嘘がばれることを承知で叫んでいる。2013年にも化学兵器の使用を口実にシリアへアメリカ/NATOは直接的な軍事介入をしようと試みたが、その時は攻撃から1週間ほどでアメリカ側の嘘が指摘されはじめた。今回、化学兵器使用が話題になってすぐにアメリカ軍は攻撃した理由はその辺にあるだろう。
シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、シリア国内で化学兵器を使用し、その責任をシリア政府になすりつけて軍事侵略を正当化しようという偽旗作戦をバラク・オバマ政権が許可したとイギリスのデイリー・メール紙が報道したのは2013年1月29日のことだった。
イスラエルのハーレツ紙は化学兵器を使ったのは政府軍ではなく反政府軍だった可能性が高いと報道、5月になると攻撃を調べていた国連の独立調査委員会のメンバー、カーラ・デル・ポンテも政府軍でなく反政府軍が使用した可能性が高いと発言する。
最初の攻撃から5カ月後、8月21日にダマスカスに近いゴータで再び化学兵器が使用され、アメリカをはじめとする西側の政府や有力メディアはシリア政府に責任をなすりつける宣伝を展開したが、29日にはサウジアラビアが化学兵器を反政府軍に提供したと報道されている。
その後も調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ、あるいは国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授たちがアメリカ政府の主張を否定する報告をした。
2017年03月17日 米メディアを支配しているのは。。。
非常に長い記事ですのでかなり端折りました。
この記事の重要な点は、CIAがアメリカの主要メディアの全てを支配し、情報を操作・管理しながら、米国民だけでなく日本や世界の人々を騙してきたということです。アメリカの主要メディアはCIAのプロパガンダ・マシーンです。そしてアメリカのメディアの口パクでしかない日本のマスコミも同様にCIAから許可を得た記事やニュースしか報道できないようになっているのでしょう。CNNのニュースをそのまま報道しているのですから。。。
アメリカの主要メディアを支配しているのはユダヤ資本であり、CIAですから、NSAと同様にCIAもユダヤ資本(NWOの重要メンバー)に支配された機関ということになります。
CIAと呼ばれる極悪犯罪組織がアメリカの諜報機関として世界中で様々な犯罪を行ってきたのです。CIAは諜報機関などと呼ばれるような集団ではなく、秘密の犯罪組織です。
http://www.thedailysheeple.com/american-corporate-msm-is-merged-with-cia-and-has-been-since-the-1950s_032017
(概要)
3月16日付け
CIA media
by Brandon Turbeville
1940年代後半から1950年代前半にかけて、CIAのオペレーション・モッキングバードと呼ばれる秘密プロジェクトムが実行に移されました。その目的は、アメリカのメディアを支配し影響力を与えることで米国民が入手する情報や評論の全てを操作・統制・支配できるようにするためです。
この秘密プロジェクトは国家安全保障会議で考案されフランク・ウィスナー氏によって実行に移されました。
ウィスナー氏はワシントン・ポストのフィリップ・グレアム氏をメディア界におけるプロジェクトのトップに任命しました。また1950年代前半にはウィスナー氏はニューヨーク・タイムズ、ニューズウィーク、CBSを含む多くのメディア関係者を支配するようになりました。
1953年から1961年までCIA長官を務めたアレン・ダレス氏は1951年にCIAに加わりオペレーション・モッキングバードの主要作戦部員となりました。
1953年以降、メディアを支配するプロジェクトはCIA長官のアレン・ダレン氏が監督することになりました。当時、CIAは既に25社以上の新聞社と通信社に影響力を与えていました。
このプロジェクトは現在まで続いています。
メディアを通して報道されるニュースの全てがCIA及び関連の政府機関よって作成されたものです。つまり現在も主要メディアはCIAが作成する偽のニュースを報道するCIAのプロパガンダ・マシーンででり続けているということです。
報道を行ってきたということです。
CIAが完全に支配しているのは主要メディアだけではありません。彼等は芸能界も支配しています。
アメリカの主要メディアはCIAのアジェンダに沿った偽のニュースを報道するこどでCIAのプロパガンダを行っています。例えば、ブッシュ政権はジャーナリストにお金を払って反キューバの記事を書かせました。
テレビに出演したドイツのジャーナリストであり政治科学の専門家(Dr.Udo Ulfkotte)は、彼の名前で諜報機関が書いた記事を寄稿するよう命令されたと告白しました。命令に従わなかったDr.Ulfkotteは職を奪われました。彼によれば、アメリカとドイツのメディアは共に連携してヨーロッパやロシアで戦争を勃発させるための報道を行っています。彼等は反ロシアのプロパガンダを行いドイツだけでなくヨーロッパ中の人々を騙しています。
2014年に明らかになったことは。。。多くのジャーナリストが定期的にCIAから情報を受けとったり、CIAのイベントに参加したり、ジャーナリストが書いた記事をCIAに手渡しCIAに情報を加えてもらったり書き直してもらたりしているということです。
例えば、ロスアンゼルス・タイムズのリポーターも自分たちが書いた記事をCIAに確認(修正)してもらった後に報道します。
ペンタゴンも情報作戦行っています。2006年から、米軍の全部隊、師団、兵団は国内メディアを通して独自の心理作戦を実行してきました。このような軍事活動は、ラジオ局やニュース・ウェブサイトなどに資金を提供している国務省の報道キャンペーンと関連しています。
イギリスでは、国防省のDirectorate of Targeting and Information Operationsが、ベッドフォードシャーのDefence Intelligence and Security School の心理作戦のスペシャリストと連携してプロパガンダを行っています。
2013年に、CIAとワシントンポストの繋がりが明らかになりました。アマゾン及びワシントンポストのオーナーであるジェフ・ベゾフ氏はアマゾンのクラウド・テクノロジーのインフラに関してCIAと取引を行いました。つまりワシントンポストはCIAのプロパガンダのための報道を行っているのではないかと疑われるようになりました。
つい最近、トランプ大統領の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏が辞任に追い込まれましたが、これもCIAがメディアを使って反フリン氏の情報操作を行った結果です。
全ての主要メディアがフリン氏を辞任に追い込むためにヒステリックな報道をしていました。
また、フリン氏の会話を最初にリークしたのはワシントンポストでした。ワシントンポストはCIAの命令通りに情報をリークするはけ口なのです。
さらにフリン氏に対する攻撃はトランプが大統領になる前から始まっていました。オバマ政権が残りわずかになったころ、CIAのブレナン長官とクラッパー国家情報長官が大統領選中にロシアがハッキングをして情報をリークしたと騒ぎ立て、フリン氏がロシアと繋がっていることは国の安全を脅かすものだとフリン氏を非難した人物です。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52004444.html
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/870.html#c1
1. 中川隆[7607] koaQ7Jey 2017年4月09日 08:51:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8094]
中国人移民は中国のスパイでもあるから、中国政府の命令でテロや独立運動を起こした時の為に共謀罪が必要なのさ
アメリカは同盟国に対して核兵器の所有を容認する発言をするようになっている。
アメリカが「核兵器の所有を容認する」と言った時に想定している同盟国とは日本以外にない。
周辺に中国・韓国・北朝鮮という頭のおかしな国家がある以上、日本が防衛のために核を持つのは必然である。平和が第一など、きれい事を言っている場合ではないのである。
「国土を守る」という観点から考えると、いつまでも原発のような隠れ蓑で誤魔化していないで、一刻も早く核兵器を堂々と所有できる国家になるのが現実的な対応である。
中国との対立と衝突に備えて、安倍政権もテロ資金提供処罰法、集団的自衛権の整備、国内の売国勢力を一網打尽にする共謀罪の成立と着実にブレることなく動いている。
その上で日本の核兵器所有を容認することによって、アメリカは中国に対する圧力をより高められると計算している。
それによって中国のアジアにおける軍事的優位性を削ぐという目標がアメリカにはある。
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/765.html#c1
1. 中川隆[7608] koaQ7Jey 2017年4月09日 09:19:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8095]
これは日本のマスコミの問題じゃあないんだよ
2017年03月17日 米メディアを支配しているのは。。。
非常に長い記事ですのでかなり端折りました。
この記事の重要な点は、CIAがアメリカの主要メディアの全てを支配し、情報を操作・管理しながら、米国民だけでなく日本や世界の人々を騙してきたということです。アメリカの主要メディアはCIAのプロパガンダ・マシーンです。そしてアメリカのメディアの口パクでしかない日本のマスコミも同様にCIAから許可を得た記事やニュースしか報道できないようになっているのでしょう。CNNのニュースをそのまま報道しているのですから。。。
アメリカの主要メディアを支配しているのはユダヤ資本であり、CIAですから、NSAと同様にCIAもユダヤ資本(NWOの重要メンバー)に支配された機関ということになります。
CIAと呼ばれる極悪犯罪組織がアメリカの諜報機関として世界中で様々な犯罪を行ってきたのです。CIAは諜報機関などと呼ばれるような集団ではなく、秘密の犯罪組織です。
http://www.thedailysheeple.com/american-corporate-msm-is-merged-with-cia-and-has-been-since-the-1950s_032017
(概要)
3月16日付け
CIA media
by Brandon Turbeville
1940年代後半から1950年代前半にかけて、CIAのオペレーション・モッキングバードと呼ばれる秘密プロジェクトムが実行に移されました。その目的は、アメリカのメディアを支配し影響力を与えることで米国民が入手する情報や評論の全てを操作・統制・支配できるようにするためです。
この秘密プロジェクトは国家安全保障会議で考案されフランク・ウィスナー氏によって実行に移されました。
ウィスナー氏はワシントン・ポストのフィリップ・グレアム氏をメディア界におけるプロジェクトのトップに任命しました。また1950年代前半にはウィスナー氏はニューヨーク・タイムズ、ニューズウィーク、CBSを含む多くのメディア関係者を支配するようになりました。
1953年から1961年までCIA長官を務めたアレン・ダレス氏は1951年にCIAに加わりオペレーション・モッキングバードの主要作戦部員となりました。
1953年以降、メディアを支配するプロジェクトはCIA長官のアレン・ダレン氏が監督することになりました。当時、CIAは既に25社以上の新聞社と通信社に影響力を与えていました。
このプロジェクトは現在まで続いています。
メディアを通して報道されるニュースの全てがCIA及び関連の政府機関よって作成されたものです。つまり現在も主要メディアはCIAが作成する偽のニュースを報道するCIAのプロパガンダ・マシーンででり続けているということです。
報道を行ってきたということです。
CIAが完全に支配しているのは主要メディアだけではありません。彼等は芸能界も支配しています。
アメリカの主要メディアはCIAのアジェンダに沿った偽のニュースを報道するこどでCIAのプロパガンダを行っています。例えば、ブッシュ政権はジャーナリストにお金を払って反キューバの記事を書かせました。
テレビに出演したドイツのジャーナリストであり政治科学の専門家(Dr.Udo Ulfkotte)は、彼の名前で諜報機関が書いた記事を寄稿するよう命令されたと告白しました。命令に従わなかったDr.Ulfkotteは職を奪われました。彼によれば、アメリカとドイツのメディアは共に連携してヨーロッパやロシアで戦争を勃発させるための報道を行っています。彼等は反ロシアのプロパガンダを行いドイツだけでなくヨーロッパ中の人々を騙しています。
2014年に明らかになったことは。。。多くのジャーナリストが定期的にCIAから情報を受けとったり、CIAのイベントに参加したり、ジャーナリストが書いた記事をCIAに手渡しCIAに情報を加えてもらったり書き直してもらたりしているということです。
例えば、ロスアンゼルス・タイムズのリポーターも自分たちが書いた記事をCIAに確認(修正)してもらった後に報道します。
ペンタゴンも情報作戦行っています。2006年から、米軍の全部隊、師団、兵団は国内メディアを通して独自の心理作戦を実行してきました。このような軍事活動は、ラジオ局やニュース・ウェブサイトなどに資金を提供している国務省の報道キャンペーンと関連しています。
イギリスでは、国防省のDirectorate of Targeting and Information Operationsが、ベッドフォードシャーのDefence Intelligence and Security School の心理作戦のスペシャリストと連携してプロパガンダを行っています。
2013年に、CIAとワシントンポストの繋がりが明らかになりました。アマゾン及びワシントンポストのオーナーであるジェフ・ベゾフ氏はアマゾンのクラウド・テクノロジーのインフラに関してCIAと取引を行いました。つまりワシントンポストはCIAのプロパガンダのための報道を行っているのではないかと疑われるようになりました。
つい最近、トランプ大統領の国家安全保障担当補佐官だったマイケル・フリン氏が辞任に追い込まれましたが、これもCIAがメディアを使って反フリン氏の情報操作を行った結果です。
全ての主要メディアがフリン氏を辞任に追い込むためにヒステリックな報道をしていました。
また、フリン氏の会話を最初にリークしたのはワシントンポストでした。ワシントンポストはCIAの命令通りに情報をリークするはけ口なのです。
さらにフリン氏に対する攻撃はトランプが大統領になる前から始まっていました。オバマ政権が残りわずかになったころ、CIAのブレナン長官とクラッパー国家情報長官が大統領選中にロシアがハッキングをして情報をリークしたと騒ぎ立て、フリン氏がロシアと繋がっていることは国の安全を脅かすものだとフリン氏を非難した人物です。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52004444.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/766.html#c1
2. 中川隆[7609] koaQ7Jey 2017年4月09日 09:22:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8096]
2017年01月17日 世界を支配しているCIA3派とは・・・・
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
非常に長い記事ですので一部をざっくりと訳してみました。全てをお伝えできず残念ですが、残りの部分はサイト内の本文をご覧ください。
この記事はCIAについて非常に詳細に説明してくれています。そして世界を実際に支配しているのはCIAの3派閥だとも言っています。これらの3派閥で内紛が勃発しているそうです。またCIA 対 NSAの闘争も起きているそうです。彼らの戦いが激化して共倒れすることを願うばかりです。
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
以下省略
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/766.html#c2
97. 中川隆[7610] koaQ7Jey 2017年4月09日 09:54:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8097]
2008年10月16日
ミトコンドリアDNAでは母方の祖先が分かるが、Y染色体のDNAからは父方の祖先が分かる。
「常に男女が同程度の人数で移動した」とは限らないので、Y染色体のDNAも調べる必要がある。
南米大陸全体での先住民族のDNAを持つ人の割合は、ミトコンドリアDNAでは82.8%だったのに対し、Y染色体ではわずか8.6%だった。
Y染色体で先住民族のDNAを持たない人の父方の祖先は、大航海時代以降南米に入ったヨーロッパ系(侵略者)又はアフリカ系(奴隷)の人々である。
比較的「南米以外」からの影響が少ないと見られていたペルーの山岳部の住民でも、同様の傾向があった。
先住民族のDNAを持つ人の割合は、ミトコンドリアDNAでは94.2%だが、Y染色体では46.0%しか居なかった。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/20081016/p1
93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 23:19:37 ID:9w/WmKTM
ところが中南米人の遺伝子調べると
母系は先住民、父系はヨーロッパ人と綺麗に分かれてる
ハーレム状態
94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 23:36:51 ID:GKFrYljf
>>93
人種構成は、
ペルーが、インディオ47%、混血40%、欧州系12%、東洋系等1%
ボリビアが、インディオ55%、混血32%、欧州系13%
メキシコが、インディオ30%、混血55%、欧州系(スペイン人)15%
97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/05(火) 12:35:59 ID:OriNBOP5
>>94
それは人種構成だから遺伝子の数値とズレがあるよね
例えばアルゼンチンは白人国家とされてるけど
ブエノス・アイレスの隣のラ・プラタ市の遺伝子調査だと
mtdna(母系)は45%が先住民、Y染色体(父系)の90%がヨーロッパ系
インディオが少ないとされるブラジルでも調査すると
mtdna(母系)の32%が先住民、28%が西アフリカ人となる
Y染色体(父系)の方はこれまた90%以上ヨーロッパ系になる
つまり人種的に黒人、インディオに分類されても
男系にかぎっては過去に白人の祖先をもつやつがとても多い
それに人種的にブラジルは白人、ムラート、黒人に分類されるが
実際は先住民ともかなり混血してることがわかる
あとアメリカ黒人男性の20%は白人を祖先に持つ
逆にアメリカ白人への黒人の遺伝子的影響はわずか0.7%
アメリカ白人への先住民の遺伝子的影響は3.4%
これらの数値はつい先日英語サイトから拾ってきたもの
ブラジルの数値はちゃんとした論文で具体的な方法まで書いてあったから
かなり信用できると思う
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/geo/1094725063/l50
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c97
23. 中川隆[7611] koaQ7Jey 2017年4月09日 10:37:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8098]
中南米人の遺伝子調べると母系は先住民、父系はヨーロッパ人と綺麗に分かれてる ハーレム状態
現代の中国人は父系は大半が黄河文明人 O2(旧表記O3)で元々はコーカソイドみたいだけど、母系は南方系が殆どだから
中南米のインディオと同じ様にモンゴロイドにしか見えない
日本では父系が黄河文明人 O2 の比率は 20%だけど、母系は縄文人と弥生人だろうね
天皇一族みたいな朝鮮からの漢民族系渡来人は黄河文明人 O2 で一重瞼
縄文人と弥生人は全員二重瞼
一重瞼はチョンだと思って間違いない :
グレゴール・ヨハン・メンデルの「優性の法則」によると、遺伝には親の性質が現れやすい「優性」と、現れにくい「劣勢」の二通りあり、両方の遺伝子が存在した場合、優性の形が優先されるそうです。
二重まぶたの遺伝パターン
二重まぶたは「優性遺伝」、一重まぶたは「劣勢遺伝」です。「それなら、両親とも、もしくはどちらかが二重まぶたなら子供も絶対二重まぶたになるのでは?」と思いますよね。でも、実は遺伝には4つの遺伝法則があるのです。
そもそも、まぶたには3種類の遺伝パターンがあります。
●二重の遺伝子を2つ持つ「AA」の二重
●二重の遺伝子を1つと一重の遺伝子を1つ持つ「Aa」の二重
●一重の遺伝子を2つ持つ「aa」の一重
両親が二重でも、「AA」タイプの二重なのか「Aa」タイプの二重なのかによって、子供が二重になる確率は変わるのです。
二重まぶたの遺伝の法則
両親のどちらかが「AA」タイプの二重であれば、子供が二重になる確率は100%、
両親が二重であっても、「Aa」タイプの二重であれば、子供が一重になる確率が25%ある
両親のどちらかが一重であれば、子供が一重になる確率は50%になります。
両親のタイプ別二重まぶたの遺伝ケース
父「AA」×母「AA」の二重
子供も「AA」の二重
父「Aa」×母「Aa」の二重
子供は「AA」か「Aa」の二重、又は「aa」タイプの一重になる可能性がある
父か母「AA」の二重×父か母「aa」の一重
子供も「Aa」の二重
父か母「Aa」の二重×父か母「aa」の一重
子供は「Aa」の二重、又は「aa」の一重になる可能性がある
https://moomii.jp/baby/babymabuta-iden.html
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/507.html#c23
2. 中川隆[7612] koaQ7Jey 2017年4月09日 10:47:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8099]
天木直人みたいなマスコミに簡単に騙される知恵遅れが多いから解説しておくね
意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
米支配層はオバマ政権の時代から化学兵器使用の濡れ衣をシリア政府へ着せて侵略を狙ってきた
アメリカ軍がシリアの空軍基地をトマホーク巡航ミサイルで攻撃した後、ニッキー・ヘイリー国連大使はさらにシリアを空爆する用意があると国連で発言した。例によってアメリカは証拠を示すことなく「自分を信じろ」と言うだけ。説得力はない。2013年にシリア政府が化学兵器を廃棄したことは国連の調査官も認めていることで、化学兵器を使用する理由もない。
シリア政府軍が化学兵器を保有していないことは西側の政府もメディアも承知しているはずで、今回のシナリオは嘘がばれることを承知で叫んでいる。2013年にも化学兵器の使用を口実にシリアへアメリカ/NATOは直接的な軍事介入をしようと試みたが、その時は攻撃から1週間ほどでアメリカ側の嘘が指摘されはじめた。今回、化学兵器使用が話題になってすぐにアメリカ軍は攻撃した理由はその辺にあるだろう。
シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒すため、シリア国内で化学兵器を使用し、その責任をシリア政府になすりつけて軍事侵略を正当化しようという偽旗作戦をバラク・オバマ政権が許可したとイギリスのデイリー・メール紙が報道したのは2013年1月29日のことだった。
イスラエルのハーレツ紙は化学兵器を使ったのは政府軍ではなく反政府軍だった可能性が高いと報道、5月になると攻撃を調べていた国連の独立調査委員会のメンバー、カーラ・デル・ポンテも政府軍でなく反政府軍が使用した可能性が高いと発言する。
最初の攻撃から5カ月後、8月21日にダマスカスに近いゴータで再び化学兵器が使用され、アメリカをはじめとする西側の政府や有力メディアはシリア政府に責任をなすりつける宣伝を展開したが、29日にはサウジアラビアが化学兵器を反政府軍に提供したと報道されている。
その後も調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュ、あるいは国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授たちがアメリカ政府の主張を否定する報告をした。
___
CIAがアメリカの主要メディアの全てを支配し、情報を操作・管理しながら、米国民だけでなく日本や世界の人々を騙してきた
アメリカの主要メディアはCIAのプロパガンダ・マシーンです。そしてアメリカのメディアの口パクでしかない日本のマスコミも同様にCIAから許可を得た記事やニュースしか報道できないようになっているのでしょう。CNNのニュースをそのまま報道しているのですから。。。
アメリカの主要メディアを支配しているのはユダヤ資本であり、CIAですから、NSAと同様にCIAもユダヤ資本(NWOの重要メンバー)に支配された機関ということになります。
メディアを通して報道されるニュースの全てがCIA及び関連の政府機関よって作成されたものです。つまり現在も主要メディアはCIAが作成する偽のニュースを報道するCIAのプロパガンダ・マシーンででり続けているということです。
アメリカの主要メディアはCIAのアジェンダに沿った偽のニュースを報道するこどでCIAのプロパガンダを行っています。例えば、ブッシュ政権はジャーナリストにお金を払って反キューバの記事を書かせました。
テレビに出演したドイツのジャーナリストであり政治科学の専門家(Dr.Udo Ulfkotte)は、彼の名前で諜報機関が書いた記事を寄稿するよう命令されたと告白しました。命令に従わなかったDr.Ulfkotteは職を奪われました。彼によれば、アメリカとドイツのメディアは共に連携してヨーロッパやロシアで戦争を勃発させるための報道を行っています。彼等は反ロシアのプロパガンダを行いドイツだけでなくヨーロッパ中の人々を騙しています。
2014年に明らかになったことは。。。多くのジャーナリストが定期的にCIAから情報を受けとったり、CIAのイベントに参加したり、ジャーナリストが書いた記事をCIAに手渡しCIAに情報を加えてもらったり書き直してもらたりしているということです。
__
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
Gold backed CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
___
第一次湾岸戦争時の「ナイラ証言」と「油まみれの水鳥」
アメリカ政府もメディアも、イラク攻撃の世論作りのために露骨な捏造と情報操作をおこなった。世界が、みごとに嵌められてしまった。
「ナイラ証言」というのは、完璧な捏造であることがはっきりしている。ナイラというクウェートの少女が、米公聴会で「イラクの兵士がクウェートの産院の乳飲み子を保育器からだし、次々と床に叩きつけて殺したのを見た」と涙ながらに証言した。
しかし、後にこの少女は、駐米クウェート大使の娘で、ずっとアメリカにいたことが分かった。つまり、証言は真っ赤なウソだった。この証言は、アメリカの広告代理店がシナリオを作り演出したものだった。リハーサルもきちんとしていた。もちろん、スポンサーはアメリカ政府以外にない。ただし、捏造がニューヨークタイムズで暴かれたのは、1年3ヶ月後のことだ。
この「ナイラ証言」が出るまでは、アメリカの世論は反戦が多数を占めていた。しかし、この証言で世論は一気に会戦へと転じた。周到に準備された、たったひとつの捏造が、世論を完璧に逆転させてしまった。しかも、素人の少女のウソ泣きによって。
クウェートから逃げてきたとされる少女の証言だ。そのクウェート人少女は、アメリカ議会の公聴会でこう証言した。
「サダム・フセインの軍隊が病院に乱入して、保育器から赤ん坊を取り出し、床に叩きつけて殺した。私はこの目で目撃した」
と、少女は涙を流しながら証言した。
ところが、この公聴会での少女の証言は、真っ赤なウソだった。
事前にアメリカの広告代理店が綿密なシナリオをつくり、何度もリハーサルをした上での証言だった。当の少女が後に暴露した。
湾岸戦争のときの「油にまみれた水鳥」の映像
石油の海と化した波打ち際に、全身石油まみれの真っ黒の水鳥が弱々しく立っていた。いや、呆然と立っていたといった方がいいかもしれない。
当時、メディアはサダム・フセインの「環境テロ」だと大騒ぎした。フセインがわざと油田の油を海に「放出」していると報道された。
環境は破壊され、海の生物が犠牲になっていると。油にまみれた水鳥の映像は、大きな訴求力を持った。水鳥の映像は世界中をかけめぐり、繰り返し放映された。世界中がフセインを「狂気の極悪人」として認識した。このたったひとつの映像が、永遠にフセインのイメージを世界に決定づけたのだ。
しかし、あの映像はヤラセだった。
まず原油が海に流れたのは、米軍の爆撃機がイラクのタンカーを撃沈したからだ。アメリカは自分の爆撃の結果を、フセインの環境テロにすり替えたのだ。そしてメディアは、タンカーから流出した油の映像に、水鳥の映像を付け加えて、効果を高めた。日本のメディアは、その映像がおかしいと知りながら、アメリカの大本営発表に沿った報道をした。
水鳥の命をダシに、イラク市民は爆撃された。
クジラの命をダシに、日本が爆撃されたら、日本人は納得できるだろうか。
サダム・ フセインが自国民(クルド族)に化学兵器を浴びせた想像を絶する暴君だというイメ−ジを与える宣伝キャンペ−ンがあげられる。私自身もそう信じ込まされていたし、長い間彼のことを何をしだすかわからない怖い存在だと思っていた。
しかし、これもアメリカの巧妙な宣伝が成功したに過ぎない。イラン・イラク戦争の期にイラク領のハラブシャで、イラクとイランとが互いに化学兵器を使い合ったのは確かだが、クルド人を殺した毒ガスはイラン側が所有するシアン化物だった、当時イラクの毒ガスは、マスタ-ドけいのどくがすであっっという。
検診したトルコの医者が証言している。
しかし、スタンフォ−ド大学フ−バ−研究所特別研 究員松原久子も「アメリカは戦争を望んでいた」(文芸春秋一九九一年五月号)と題した寄稿文でこのことはっ きり書いているが、これに対する反証は出されておらず、今では 定説となっているのである。湾岸戦争後に、米軍は、降参したイラク軍のクウェ−ト陣地に少しでも化学
兵器が残っていないかと躍起になって捜したというが、ついに化学兵器は少しも見当たらなかった。イラクは国家存亡と岐路に立たせられたあの湾岸戦争でも科学兵火は使っていなのである。
http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageForm/chance-forum@freeml.com/6841/;jsessionid=0m2cs06w21
今こそ合州国の正体直視を 本多勝一
この一文が出るころ、アメリカ合州国の体制主流は、イラク侵略を開始または開始寸前にあるだろう。
国連安保理外相級会合に米英ら3国が今月7日提出した修正決議案は、国連安全保障理事会で11日に採決にかけられる見通しだが、ここで否決されても、合州国は単独で開戦・侵略に踏み切る構えである。
あたりまえだ。アメリカ合州国の歴史は、こういうことの連続の末に今日の地球史上最強・最悪の帝国となった。ワシントン初代大統領以来の二百余年間は、手段を選ばぬ詐欺・脅迫・テロ・虐殺による侵略史にほかならぬ。そのことはこれまで機会あるごとに触れてきたが(注)、目前でまたしても超大軍事力によって同じことが強行されようとしている今、「正確な合州国史」にうといままその正体に気付かぬ例が多い日本人のためにも、このさい改めて正面から指摘しておきたい。
ただし、こんどのイラク侵略が開戦されてもされなくても、これはコロンブス以来のヨーロッパによる世界侵略500年史の中で、ベトナム戦争とともに画期をなす歴史的事件となるかもしれない。
米西戦争などで世界制覇競争に勝った合州国は、それまでに北米大陸での先住民族侵略をウンデッドニー虐殺によって終了していたが、以降そのままハワイ・グアム・フィリピンへと「西部へ西部へ」を進めた。朝鮮戦争につづくベトナム戦争で、合州国軍隊はワシントン初代大統領以来初の敗戦を喫したものの、侵略のための巨大軍需産業や体質に傷はつかなかった。その成りゆきとしてのイラク戦争(12年前も今回も)である。ところが、合州国の正体に気づき始めた人々の世界的盛上りによって、開戦寸前での中止か、開戦してもベトナム以上の反戦の広がりで帝国の没落となるかもしれない。この500年来の画期をなすゆえんである。
合州国は“民主主義”をタテマエにしている。実態はともかく、民意を完全・明白に無視した侵略は支持されない。そこで開戦のとき必ずといえるほど使われるテこそ、相手が先に攻撃したとみせかける捏造事件である。これは先住民族への侵略以来イラクまで一貫してきた。
戦艦メーン号爆破事件(米西戦争)をみよ。トンキン湾事件(ベトナム戦争)をみよ。真珠湾(太平洋戦争)をみよ。その他その他。
これを書いている9日の朝日放送(サンデープロジェクト)は、イラクのクウェート侵入(これも裏に合州国あり)にさいして、イラク兵が乳児を哺育器から出して次々と放り投げた様子をクウェートの少女に証言させたこと、これが繰り返し放送されて世論を憤激させ、開戦に有利になったこと、ところが後に、この少女は駐米クウェート大使の娘で、証言は捏造だったこと等を放映した。
こんどはどんな捏造が、いいように操作されるマスコミによって“報道”されることだろうか。
開戦寸前の今、このテーマは「未完」としておく。
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/fusoku_pt?v=vol451
74. 中川隆[7613] koaQ7Jey 2017年4月09日 11:58:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8100]
最近ネットで
東山天皇は縄文人 D1b1a2
藤原鎌足の墓と言われる阿武山古墳の被葬者は弥生人 O1b2a1a1
というデマが広まっています。 デマの情報源は
有名人のハプログループ
http://famousdna.wiki.fc2.com/
王家のハプログループ - Yourpedia
http://ja.yourpedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%AE%B6%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97#.E6.97.A5.E6.9C.AC
Famous people's Y-DNA listed by haplogroup - Eupedia
http://www.eupedia.com/genetics/famous_y-dna_by_haplogroup.shtml
ですが、まともなデータや文献は何一つ引用されていません。
そもそも阿武山の遺体のDNA鑑定なんて行われてないし
実在しないニニギノミコトのDNAまで書いてるクルクルパー資料
朝鮮進駐軍の話と同じで在特会やチャンネル桜の関係者が捏造したものだと思います。
右翼は天皇が朝鮮人だとわかると困るんでしょうね。
因みに、Y-DNAだけでは民族差の判断は難しいのです。
2008年10月16日
ミトコンドリアDNAでは母方の祖先が分かるが、Y染色体のDNAからは父方の祖先が分かる。
「常に男女が同程度の人数で移動した」とは限らないので、Y染色体のDNAも調べる必要がある。
南米大陸全体での先住民族のDNAを持つ人の割合は、ミトコンドリアDNAでは82.8%だったのに対し、Y染色体ではわずか8.6%だった。
Y染色体で先住民族のDNAを持たない人の父方の祖先は、大航海時代以降南米に入ったヨーロッパ系(侵略者)又はアフリカ系(奴隷)の人々である。
比較的「南米以外」からの影響が少ないと見られていたペルーの山岳部の住民でも、同様の傾向があった。
先住民族のDNAを持つ人の割合は、ミトコンドリアDNAでは94.2%だが、Y染色体では46.0%しか居なかった。
http://d.hatena.ne.jp/psw_yokohama/20081016/p1
93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 23:19:37 ID:9w/WmKTM
ところが中南米人の遺伝子調べると
母系は先住民、父系はヨーロッパ人と綺麗に分かれてる
ハーレム状態
94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/04(月) 23:36:51 ID:GKFrYljf
>>93
人種構成は、
ペルーが、インディオ47%、混血40%、欧州系12%、東洋系等1%
ボリビアが、インディオ55%、混血32%、欧州系13%
メキシコが、インディオ30%、混血55%、欧州系(スペイン人)15%
97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/07/05(火) 12:35:59 ID:OriNBOP5
>>94
それは人種構成だから遺伝子の数値とズレがあるよね
例えばアルゼンチンは白人国家とされてるけど
ブエノス・アイレスの隣のラ・プラタ市の遺伝子調査だと
mtdna(母系)は45%が先住民、Y染色体(父系)の90%がヨーロッパ系
インディオが少ないとされるブラジルでも調査すると
mtdna(母系)の32%が先住民、28%が西アフリカ人となる
Y染色体(父系)の方はこれまた90%以上ヨーロッパ系になる
つまり人種的に黒人、インディオに分類されても
男系にかぎっては過去に白人の祖先をもつやつがとても多い
それに人種的にブラジルは白人、ムラート、黒人に分類されるが
実際は先住民ともかなり混血してることがわかる
あとアメリカ黒人男性の20%は白人を祖先に持つ
逆にアメリカ白人への黒人の遺伝子的影響はわずか0.7%
アメリカ白人への先住民の遺伝子的影響は3.4%
これらの数値はつい先日英語サイトから拾ってきたもの
ブラジルの数値はちゃんとした論文で具体的な方法まで書いてあったから
かなり信用できると思う
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/geo/1094725063/l50
中南米人の遺伝子調べると母系は先住民、父系はヨーロッパ人と綺麗に分かれてる ハーレム状態
現代の中国人は父系は大半が黄河文明人 O2(旧表記O3)で元々はコーカソイドみたいだけど、母系は南方系が殆どだから中南米のインディオと同じ様にモンゴロイドにしか見えない
日本では父系が黄河文明人 O2 の比率は 20%だけど、母系は縄文人(D1b, C1, C2)と弥生人(O1b2)でしょう
日本人Y-DNAハプログループ比率
D1b--32%
O1b2-32%(旧表記O2b)
O2---20%(旧表記O3)
C2----6%
C1----5%
O1b1--1%(旧表記O2a)
O1a---1%
N1----1%
D1a,Q1--1%未満
(2013 徳島大 佐藤等 サンプル数2390)
自分のハプロタイプが調べられる機関
https://genographic.nationalgeographic.com/
https://www.familytreedna.com/
https://www.23andme.com/
最新ツリー -ISOGG、ウィキペディア
http://www.isogg.org/tree/ISOGG_YDNATreeTrunk.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/Y%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BD%93%E3%83%8F%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97
天皇一族みたいな朝鮮からの漢民族系渡来人は黄河文明人 O2 で一重瞼
縄文人(D1b, C1, C2)と弥生人(O1b2)は全員二重瞼
一重瞼はチョンだと思って間違いない :
グレゴール・ヨハン・メンデルの「優性の法則」によると、遺伝には親の性質が現れやすい「優性」と、現れにくい「劣勢」の二通りあり、両方の遺伝子が存在した場合、優性の形が優先されるそうです。
二重まぶたの遺伝パターン
二重まぶたは「優性遺伝」、一重まぶたは「劣勢遺伝」です。「それなら、両親とも、もしくはどちらかが二重まぶたなら子供も絶対二重まぶたになるのでは?」と思いますよね。でも、実は遺伝には4つの遺伝法則があるのです。
そもそも、まぶたには3種類の遺伝パターンがあります。
●二重の遺伝子を2つ持つ「AA」の二重
●二重の遺伝子を1つと一重の遺伝子を1つ持つ「Aa」の二重
●一重の遺伝子を2つ持つ「aa」の一重
両親が二重でも、「AA」タイプの二重なのか「Aa」タイプの二重なのかによって、子供が二重になる確率は変わるのです。
二重まぶたの遺伝の法則
両親のどちらかが「AA」タイプの二重であれば、子供が二重になる確率は100%、
両親が二重であっても、「Aa」タイプの二重であれば、子供が一重になる確率が25%ある
両親のどちらかが一重であれば、子供が一重になる確率は50%になります。
両親のタイプ別二重まぶたの遺伝ケース
父「AA」×母「AA」の二重
子供も「AA」の二重
父「Aa」×母「Aa」の二重
子供は「AA」か「Aa」の二重、又は「aa」タイプの一重になる可能性がある
父か母「AA」の二重×父か母「aa」の一重
子供も「Aa」の二重
父か母「Aa」の二重×父か母「aa」の一重
子供は「Aa」の二重、又は「aa」の一重になる可能性がある
https://moomii.jp/baby/babymabuta-iden.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/547.html#c74
11. 中川隆[7614] koaQ7Jey 2017年4月09日 13:23:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8101]
軍産複合体と正攻法で戦うのをやめたトランプのシリア攻撃
2017年4月8日 田中 宇
http://tanakanews.com/170408syria.htm
米トランプ大統領は、米国東部時間の4月6日午後8時40分、訪中した中国の習近平主席との晩餐会などをやっている時、米軍に、59発の巡航ミサイルをシリア政府軍の空軍基地に撃ち込ませた。米国が正面からシリア政府軍をミサイル攻撃したのは、11年のシリア内戦開始以来、これか初めてだ(誤爆と称する攻撃は昨年あった)。トランプは、シリア政府軍が4月4日にシリア北西部のイドリブ近郊で化学兵器を使って村人たちを殺したので、その残虐な行為に対する報復をしたのだと述べた。だが、4月4日の事件は、化学兵器を使ったのが政府軍でない可能性がかなりあり、これから国連が真相究明を進めようとしていた。トランプは、勝手にシリア政府軍がやったと決めつけ、濡れ衣をかけた上で、報復と称してミサイルを撃ち込んだ。 (UN Seeks Compromise on Investigation Into Syria Gas Attack) (Trump’s Syria Strike Sends Not-So-Subtle Warning to U.S. Rivals)
トランプは4月4日以来「化学兵器で子どもたちを殺したアサドが許せない。武力で転覆してやる」と息巻いている。だが実のところ、米軍がアサドを殺すことは不可能だ。アサドは、ロシア軍に守られている。米軍は今回、ミサイル発射前にロシアに通告し、ロシアは防御や対抗手段をとらずミサイル攻撃を批判しつつも看過した。だが、次に米国がシリア軍の施設をミサイル攻撃するなら、ロシアはもっと強い態度に出て、防御や対抗手段をとる。米軍機が勝手にシリア領空に入ってきたら、露軍が迎撃するかもしれない。米露の戦闘は、一歩間違うと人類破滅の核戦争になる。米軍の上層部は、ロシアを敵視するだけで、ロシアと戦争する気がない。シリア上空はロシア軍が抑えている。米軍は、そこに入って行かない。トランプはアサドを倒せない。 (Is Trump Going to Commit the Next Great American Catastrophe in Syria?) (U.S. Strike on Syria Shakes Up ISIS Fight)
しかも、今回のトランプのミサイル攻撃は、シリア政府軍に少ししか損害を与えていない。攻撃された空軍基地は、シリア軍がISを空爆するための拠点で、倉庫やいくつかの戦闘機が破壊されたが、滑走路は無事で、翌日からISへの空爆が再開されている。
今回のような非効率なミサイル攻撃を繰り返すのは得策でない。トランプがシリアを攻撃するのは、今回が最初で最後かもしれない。 (U.S. Strike, Unlike in 2013, Probably Won’t Endanger Assad Rule) (Syrian Warplanes From US-Hit Air Base Said To Resume Air Strikes)
米軍はこれまで、ロシア軍と協調し、シリア東部でIS退治の空爆を続けてきた。だが今回の濡れ衣的なミサイル攻撃で、ロシアは怒って米国との協調を解除した。米軍がシリアで活動するのは困難になった。今回の件は、シリアの将来を決める国際体制から米国が追い出され、ロシアやイランの影響力が増し、露イランの傘下でアサドが続投する多極化的な事態に拍車をかけそうだ。 (Kremlin says Syrian gas attack 'unacceptable' but U.S. data on it not obje...)
ロシア政府によると、4月4日のイドリブ近郊の村での化学兵器拡散は、一帯を支配するアルカイダ(ヌスラ戦線)の武器庫が村にあり、それをシリア軍が空爆で破壊した際、武器庫に貯蔵されていた化学兵器用の物質が飛散して村人が犠牲になった可能性が高い。アサド政権は最近、国際的に続投を容認されつつあり、そんな中でシリア軍が意図して化学物質を村に飛散させたとは考えにくい。米英の外交官や議員からも、犯人はシリア政府軍でなさそうだという声が上がっている。 (Combat utilization of chlorine irrational for Damascus, Russian Foreign Ministry says) (Ex-UK Ambassador To Syria Questions Chemical Attack; "It Doesn't Make Sense, Assad Is Not Mad")
露政府によると、アルカイダは、村に貯蔵した化学兵器(塩素系?)を、イラクのモスルなどで戦うISに売っていた。同様の化学兵器は昨秋、アルカイダが占領するアレッポでも使われ、シリア政府軍に濡れ衣が着せられた。またアルカイダは2013年にも、シリア南部で化学兵器(サリン?)を散布して住民を殺し、米マスコミなどがそれをシリア政府軍の犯行だと喧伝していた。アルカイダに化学兵器の原料や製造技能を与えたのは、米国とトルコの諜報機関だ。13年に濡れ衣をかけられたシリア政府はその後、国連決議を受けて化学兵器を全廃し、その後も国際的に監視されている。廃棄を手掛けたのは米軍だ。シリア軍は化学兵器を持っていない。 (Destruction of Syria's chemical weapons From Wikipedia) (Chemical Weapons 2017: What Just Happened In Syria?)
▼トランプは軍産に負けて傀儡になったのか?
トランプは、米国の諜報機関やマスコミなどの軍産複合体が、アルカイダやISをこっそり支援したり、アサドやイランなどに濡れ衣をかけて攻撃したりする体制を破壊するために、大統領になったはずだ。大統領就任演説も、そのような方向性の「革命の檄文」だった。それなのに今回、トランプは突如、軍産お得意の濡れ衣戦争を、自分から積極的にやり出している。これは何を意味するか? (トランプ革命の檄文としての就任演説) (Trump’s Syria shift confounds foreign policy experts) (Tillerson: Steps Already Underway for US Removal of Assad)
ありそうなのは、トランプ政権の上層部で、従来のトランプの軍産敵視の戦略を立案してきた「ナショナリスト(反覇権主義者)」と、軍産の意を受けた「国際(=米覇権)主義者」との権力闘争が激しくなり、ナショナリストが負けている結果、トランプが軍産の策に乗らざるを得なくなって翻身したことだ。 (The Trump Administration Goes Neocon-crazy)
4月5日、ナショナリストのトランプ側近の筆頭であるスティーブ・バノンが、米国の世界戦略を決める大統領府の最高意思決定機関である国家安全保障委員会(NSC)の常任メンバーから外された。代わりにNSCを仕切るのは、米軍出身で軍産系とおぼしきマクマスターだ。 (Trump Removes Stephen Bannon From National Security Council Post) (Trump’s son-in-law behind Bannon’s removal: Report)
トランプは、選挙戦中から大統領就任直後まで、バノンの意見を最も良く聞き、それがゆえにトランプはナショナリストで反覇権的な「米国第一主義」を掲げていた。だが、大統領就任後、トランプの娘婿であるジャレッド・クシュナーが、バノンに対抗する形で、トランプ政権の政策を立案決定する主導者として台頭してきた。クシュナーは、バノンと対照的に国際主義者と言われている。バノンをNSCから外すようトランプに進言したのもクシュナーだと報じられている。今や、トランプと習近平の米中首脳会談をお膳立てしたのも、米イスラエル関係を主導するのも、ユダヤ人のクシュナーだと報じられている。 (Bannon Threatened to Resign Over Clashes With McMaster, Kushner, Ivanka) (Bannon Responds: "I Love A Gunfight")
このような説得性がありそうな話が、事実かどうかはわからない。だが、バノンとクシュナーの戦いが激しくなり、バノンが最後の抵抗を試みていた感じの3月末に、トランプ政権のシリア戦略が「アサドを許す」方に大きく振れた。ティラーソン国務長官やヘイリー国連大使が相次いで「アサドを辞めさせるのは、もはや米国の目標でない」と表明した。だがその後、結局バノンがNSCから外され、4月4日の化学兵器事件を契機にトランプがアサド敵視へと激変し、その2日後に、トランプがシリアに巡航ミサイルを撃ち込んでいる。 (White House Shakeup? Rumors Swirl That Bannon / Priebus On The Chopping Block)
バノンは、NSCを辞めたあとも、大統領首席戦略官というトランプ側近の要職を保持している。だが、それも近いうちに辞めさせられるのでないかと、米マスコミが報じている。 (Donald Trump Considers Major Shake-up of Senior White House Team)
これはつまり、トランプが自らの保身のため、軍産潰しの「革命」「覇権放棄(多極化)戦略」をあきらめて、一気に正反対の軍産傀儡、覇権主義に転換したということなのか?。シリアの状況を見ると、そうも言い切れない。トランプは軍産お得意の、濡れ衣に基づくシリアへのミサイル攻撃を挙行した。だが、すでに書いたように、その攻撃は、アサドとその背後にいる露イランを弱体化するどころか、むしろ強化している。 (Trump Betrays Trumpism: Syria in the Crosshairs by Justin Raimondo)
▼バノン式からオバマ式の戦いへと後退したトランプ
トランプのもともとの戦略は「覇権放棄・多極化(隠然)推進」だ。トランプは当初、ロシアと仲良くして覇権を譲渡していくことを模索したが、軍産が「トランプ政権はロシアの傀儡だ」「ロシアは米国の選挙に介入してトランプを勝たせた」といった濡れ衣スキャンダルを展開し、トランプがロシアとの敵対を解いていくのを阻止した。対露協調の主導役だったマイケル・フリン安保担当補佐官が2月中旬に微罪で辞めさせられ、軍人のマクマスターと交代した。今回ついにバノンもNSCから追い出された。トランプは、覇権放棄戦略を正攻法で進められなくなった。 (フリン辞任めぐるトランプの深謀) (Trump says of Assad: "Something should happen") (Bannon Taken Off Trump National Security Council in Shake-Up)
だが、正攻法でないやり方なら、まだやれる。トランプは、軍産の傀儡になってみせて、シリアを濡れ衣ミサイル攻撃したが、その結果見えてきたのは、ロシアと戦争できない以上、シリアをますます露イランアサドに任せるしかないという現実だった。「可愛い子どもたちを化学兵器で殺したアサドを武力で倒す」と(演技っぽく)激怒して息巻くトランプに対し、軍人や諜報界の人々は、ロシアと戦争することになるのでダメだと言い出している。おそらくNSCのマクマスターも、トランプに、米露戦争はできませんと進言している。トランプが軍産傀儡っぽく戦争したがるほど、軍産の人々は戦争したがらなくなる。 (Trump’s Bipartisan War Coalition) ("Assad Crossed Many, Many Lines": Trump Signals Imminent Change In Syria Policy)
ネオコンやネオリベラルといった政治側の人々は、無責任に無茶苦茶な戦争をやりたがるが、軍人は、失敗するとわかっている戦争をやりたがらない。だからトランプは、NSC議長や国防長官といった地位に、マクマスターやマチスといった軍人を就かせている。戦争できない、どうしよう、と騒いでいるうちに、4月4日の化学兵器事件の真相が国連などの調査で暴露されていき、アサド政権は悪くないという話になる。ロシアと戦争したくない軍人たちが、アサド政権を濡れ衣から救う可能性が、すでに指摘されている。おそらくマスゴミは従来の濡れ衣戦争と同様、この真相をほとんど報じないだろう(マスゴミは全部つぶれた方が良いと言ったバノンは正しい)。しかし、外交官や軍人といった関係者たちは、濡れ衣を認めざるを得なくなる。米国の信用が低下し、トランプが正攻法でやった場合と似た結果になる。 (It Took A War For Trump To Win CNN's Approval: "Trump Became President Last Night")
トランプが今回、突然に軍産の傀儡として振る舞い出してミサイルを発射したとたん、それまでトランプ敵視ばかりだった米議会が一転してトランプを称賛し始めた。反トランプなマスゴミの筆頭だったCNNが「トランプはようやく(一丁前の)大統領になった」と礼賛した。難航していた最高裁判事の人事の議会承認が、一気に可決した。議会の支持を維持できれば、経済や国内の政策も議会に通りやすくなる。結果が変わらないのであれば、バノンが提唱していた過激な正攻法のトランプ革命方式より、非正攻法の隠然とした傀儡演技の方が効率的ともいえる。 (Congress Backs Trump on Syria, Debates Its Own Role In Military Strikes) (In big win for Trump, Senate approves his conservative court pick) (不透明な表層下で進む中東の安定化)
こうした非正攻法は、トランプの発案でない。オバマが得意とするやり方だった。オバマは13年夏に、今回のトランプと同種の、アルカイダが化学兵器を使ったのにそれがシリア政府軍のせいにされる濡れ衣事件に直面している。トランプはミサイル攻撃をやったが、平和主義を掲げるオバマはミサイル攻撃に踏み切らず、代わりにロシアをせっついてシリアに軍事進出させるところまで持っていった。ネオコンやネオリベは、オバマの「弱腰」を非難し続けたが、オバマは、シリアをロシアに押しつける多極化に成功した。この流れの中からイラン核協定も出てきた。トランプは、いくつもの点でオバマを批判しており、今回のミサイル攻撃も「弱腰のオバマが踏み切れなかったことを俺はやった」と豪語できるようにするための観がある。だが本質を見ると、トランプが目標とするもの(覇権放棄、多極化)は、オバマとかなり似ている。 (米英覇権を自滅させるシリア空爆騒動) (イランを再受容した国際社会) (Congress Supports U.S. Airstrikes Against Syria, Debates What Happens Next) (Russian PM: "US On Brink Of Military Clash With Russia")
(それ以前には、ビル・クリントンも、軍産からの批判を回避するため、スーダンの化学兵器工場=実は医薬品工場=などを98年に巡航ミサイルで破壊している) (Al-Shifa pharmaceutical factory)
ゴラン高原でシリアと国境を接するイスラエルは、すでに、自国の安全保障を、米国よりもロシアに頼る傾向が強い。ゴラン高原のシリア側には、イスラエルの仇敵であるイラン傘下のヒズボラなどシーア派民兵が拠点を作っている。アサドがいるかぎり、イランやヒズボラはシリアを闊歩する。大きな脅威を感じ始めたイスラエルは、シリアとの国境地帯に、緩衝地帯を作り、戦争を避けたい。だがそれには、アサドの後見役であるロシアの協力が不可欠だ。 (Netanyahu seeks buffer zones against Iran and Hezbollah on Syria’s borders with Israel and Jordan) (Israeli-Russian clash over Hizballah’s Golan grab) (内戦後のシリアを策定するロシア)
この件について、米国はほとんど役に立たない。米国の不能性は今回、トランプが軍産に譲歩してロシアと敵対してしまったことで、いっそう強くなった。軍産は本来、親イスラエルだが、イスラエルがロシアに近づくほど、ロシア敵視が不可欠な軍産は、イスラエルにとって迷惑な存在になっている。最近では、軍産との結託を強めている米民主党が、以前のごますりをやめて、イスラエル批判を強めている。イスラエルは、ロシアに頭が上がらなくなっている。イスラエルの右派閣僚が「化学兵器を使ったのはアサドだ。100%間違いない」と豪語したところ、その後の電話会談で、ネタニヤフがプーチンに強く叱られた。こんなのは一昨年ぐらいまでありえないことだった。 (Putin to Netanyahu: Unacceptable to Make 'Groundless Accusations' on Syria Chemical Attack) (イスラエルがロシアに頼る?)
バノンがトランプ側近を辞任すると、おそらくトランプ政権内のナショナリストが総崩れになる。それは政治軍事だけでなく、経済の分野でも政策の大転換を引き起こしうる。以前に書いたが、米国がTPPに復帰し、NAFTAやWTOを再評価し、経済覇権の再獲得へと動くおそれがある。それについては、事態の推移を見ていきたい。 (金融界がトランプ政権を乗っ取り米国をTPPに戻す??)
トランプがなぜ習近平がいるときにシリア攻撃を挙行したのかという点も書き忘れた。たぶん北朝鮮との絡みだろうが、これもあらためて考察する。 (What Will the Chinese Make of Trump Bombing Syria Over Dinner With Xi?) (Syria Attack Throws U.S.-China Summit Off Balance)
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c11
25. 中川隆[7615] koaQ7Jey 2017年4月09日 13:25:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8102]
軍産複合体と正攻法で戦うのをやめたトランプのシリア攻撃
2017年4月8日 田中 宇
http://tanakanews.com/170408syria.htm
米トランプ大統領は、米国東部時間の4月6日午後8時40分、訪中した中国の習近平主席との晩餐会などをやっている時、米軍に、59発の巡航ミサイルをシリア政府軍の空軍基地に撃ち込ませた。米国が正面からシリア政府軍をミサイル攻撃したのは、11年のシリア内戦開始以来、これか初めてだ(誤爆と称する攻撃は昨年あった)。トランプは、シリア政府軍が4月4日にシリア北西部のイドリブ近郊で化学兵器を使って村人たちを殺したので、その残虐な行為に対する報復をしたのだと述べた。だが、4月4日の事件は、化学兵器を使ったのが政府軍でない可能性がかなりあり、これから国連が真相究明を進めようとしていた。トランプは、勝手にシリア政府軍がやったと決めつけ、濡れ衣をかけた上で、報復と称してミサイルを撃ち込んだ。 (UN Seeks Compromise on Investigation Into Syria Gas Attack) (Trump’s Syria Strike Sends Not-So-Subtle Warning to U.S. Rivals)
トランプは4月4日以来「化学兵器で子どもたちを殺したアサドが許せない。武力で転覆してやる」と息巻いている。だが実のところ、米軍がアサドを殺すことは不可能だ。アサドは、ロシア軍に守られている。米軍は今回、ミサイル発射前にロシアに通告し、ロシアは防御や対抗手段をとらずミサイル攻撃を批判しつつも看過した。だが、次に米国がシリア軍の施設をミサイル攻撃するなら、ロシアはもっと強い態度に出て、防御や対抗手段をとる。米軍機が勝手にシリア領空に入ってきたら、露軍が迎撃するかもしれない。米露の戦闘は、一歩間違うと人類破滅の核戦争になる。米軍の上層部は、ロシアを敵視するだけで、ロシアと戦争する気がない。シリア上空はロシア軍が抑えている。米軍は、そこに入って行かない。トランプはアサドを倒せない。 (Is Trump Going to Commit the Next Great American Catastrophe in Syria?) (U.S. Strike on Syria Shakes Up ISIS Fight)
しかも、今回のトランプのミサイル攻撃は、シリア政府軍に少ししか損害を与えていない。攻撃された空軍基地は、シリア軍がISを空爆するための拠点で、倉庫やいくつかの戦闘機が破壊されたが、滑走路は無事で、翌日からISへの空爆が再開されている。
今回のような非効率なミサイル攻撃を繰り返すのは得策でない。トランプがシリアを攻撃するのは、今回が最初で最後かもしれない。 (U.S. Strike, Unlike in 2013, Probably Won’t Endanger Assad Rule) (Syrian Warplanes From US-Hit Air Base Said To Resume Air Strikes)
米軍はこれまで、ロシア軍と協調し、シリア東部でIS退治の空爆を続けてきた。だが今回の濡れ衣的なミサイル攻撃で、ロシアは怒って米国との協調を解除した。米軍がシリアで活動するのは困難になった。今回の件は、シリアの将来を決める国際体制から米国が追い出され、ロシアやイランの影響力が増し、露イランの傘下でアサドが続投する多極化的な事態に拍車をかけそうだ。 (Kremlin says Syrian gas attack 'unacceptable' but U.S. data on it not obje...)
ロシア政府によると、4月4日のイドリブ近郊の村での化学兵器拡散は、一帯を支配するアルカイダ(ヌスラ戦線)の武器庫が村にあり、それをシリア軍が空爆で破壊した際、武器庫に貯蔵されていた化学兵器用の物質が飛散して村人が犠牲になった可能性が高い。アサド政権は最近、国際的に続投を容認されつつあり、そんな中でシリア軍が意図して化学物質を村に飛散させたとは考えにくい。米英の外交官や議員からも、犯人はシリア政府軍でなさそうだという声が上がっている。 (Combat utilization of chlorine irrational for Damascus, Russian Foreign Ministry says) (Ex-UK Ambassador To Syria Questions Chemical Attack; "It Doesn't Make Sense, Assad Is Not Mad")
露政府によると、アルカイダは、村に貯蔵した化学兵器(塩素系?)を、イラクのモスルなどで戦うISに売っていた。同様の化学兵器は昨秋、アルカイダが占領するアレッポでも使われ、シリア政府軍に濡れ衣が着せられた。またアルカイダは2013年にも、シリア南部で化学兵器(サリン?)を散布して住民を殺し、米マスコミなどがそれをシリア政府軍の犯行だと喧伝していた。アルカイダに化学兵器の原料や製造技能を与えたのは、米国とトルコの諜報機関だ。13年に濡れ衣をかけられたシリア政府はその後、国連決議を受けて化学兵器を全廃し、その後も国際的に監視されている。廃棄を手掛けたのは米軍だ。シリア軍は化学兵器を持っていない。 (Destruction of Syria's chemical weapons From Wikipedia) (Chemical Weapons 2017: What Just Happened In Syria?)
▼トランプは軍産に負けて傀儡になったのか?
トランプは、米国の諜報機関やマスコミなどの軍産複合体が、アルカイダやISをこっそり支援したり、アサドやイランなどに濡れ衣をかけて攻撃したりする体制を破壊するために、大統領になったはずだ。大統領就任演説も、そのような方向性の「革命の檄文」だった。それなのに今回、トランプは突如、軍産お得意の濡れ衣戦争を、自分から積極的にやり出している。これは何を意味するか? (トランプ革命の檄文としての就任演説) (Trump’s Syria shift confounds foreign policy experts) (Tillerson: Steps Already Underway for US Removal of Assad)
ありそうなのは、トランプ政権の上層部で、従来のトランプの軍産敵視の戦略を立案してきた「ナショナリスト(反覇権主義者)」と、軍産の意を受けた「国際(=米覇権)主義者」との権力闘争が激しくなり、ナショナリストが負けている結果、トランプが軍産の策に乗らざるを得なくなって翻身したことだ。 (The Trump Administration Goes Neocon-crazy)
4月5日、ナショナリストのトランプ側近の筆頭であるスティーブ・バノンが、米国の世界戦略を決める大統領府の最高意思決定機関である国家安全保障委員会(NSC)の常任メンバーから外された。代わりにNSCを仕切るのは、米軍出身で軍産系とおぼしきマクマスターだ。 (Trump Removes Stephen Bannon From National Security Council Post) (Trump’s son-in-law behind Bannon’s removal: Report)
トランプは、選挙戦中から大統領就任直後まで、バノンの意見を最も良く聞き、それがゆえにトランプはナショナリストで反覇権的な「米国第一主義」を掲げていた。だが、大統領就任後、トランプの娘婿であるジャレッド・クシュナーが、バノンに対抗する形で、トランプ政権の政策を立案決定する主導者として台頭してきた。クシュナーは、バノンと対照的に国際主義者と言われている。バノンをNSCから外すようトランプに進言したのもクシュナーだと報じられている。今や、トランプと習近平の米中首脳会談をお膳立てしたのも、米イスラエル関係を主導するのも、ユダヤ人のクシュナーだと報じられている。 (Bannon Threatened to Resign Over Clashes With McMaster, Kushner, Ivanka) (Bannon Responds: "I Love A Gunfight")
このような説得性がありそうな話が、事実かどうかはわからない。だが、バノンとクシュナーの戦いが激しくなり、バノンが最後の抵抗を試みていた感じの3月末に、トランプ政権のシリア戦略が「アサドを許す」方に大きく振れた。ティラーソン国務長官やヘイリー国連大使が相次いで「アサドを辞めさせるのは、もはや米国の目標でない」と表明した。だがその後、結局バノンがNSCから外され、4月4日の化学兵器事件を契機にトランプがアサド敵視へと激変し、その2日後に、トランプがシリアに巡航ミサイルを撃ち込んでいる。 (White House Shakeup? Rumors Swirl That Bannon / Priebus On The Chopping Block)
バノンは、NSCを辞めたあとも、大統領首席戦略官というトランプ側近の要職を保持している。だが、それも近いうちに辞めさせられるのでないかと、米マスコミが報じている。 (Donald Trump Considers Major Shake-up of Senior White House Team)
これはつまり、トランプが自らの保身のため、軍産潰しの「革命」「覇権放棄(多極化)戦略」をあきらめて、一気に正反対の軍産傀儡、覇権主義に転換したということなのか?。シリアの状況を見ると、そうも言い切れない。トランプは軍産お得意の、濡れ衣に基づくシリアへのミサイル攻撃を挙行した。だが、すでに書いたように、その攻撃は、アサドとその背後にいる露イランを弱体化するどころか、むしろ強化している。 (Trump Betrays Trumpism: Syria in the Crosshairs by Justin Raimondo)
▼バノン式からオバマ式の戦いへと後退したトランプ
トランプのもともとの戦略は「覇権放棄・多極化(隠然)推進」だ。トランプは当初、ロシアと仲良くして覇権を譲渡していくことを模索したが、軍産が「トランプ政権はロシアの傀儡だ」「ロシアは米国の選挙に介入してトランプを勝たせた」といった濡れ衣スキャンダルを展開し、トランプがロシアとの敵対を解いていくのを阻止した。対露協調の主導役だったマイケル・フリン安保担当補佐官が2月中旬に微罪で辞めさせられ、軍人のマクマスターと交代した。今回ついにバノンもNSCから追い出された。トランプは、覇権放棄戦略を正攻法で進められなくなった。 (フリン辞任めぐるトランプの深謀) (Trump says of Assad: "Something should happen") (Bannon Taken Off Trump National Security Council in Shake-Up)
だが、正攻法でないやり方なら、まだやれる。トランプは、軍産の傀儡になってみせて、シリアを濡れ衣ミサイル攻撃したが、その結果見えてきたのは、ロシアと戦争できない以上、シリアをますます露イランアサドに任せるしかないという現実だった。「可愛い子どもたちを化学兵器で殺したアサドを武力で倒す」と(演技っぽく)激怒して息巻くトランプに対し、軍人や諜報界の人々は、ロシアと戦争することになるのでダメだと言い出している。おそらくNSCのマクマスターも、トランプに、米露戦争はできませんと進言している。トランプが軍産傀儡っぽく戦争したがるほど、軍産の人々は戦争したがらなくなる。 (Trump’s Bipartisan War Coalition) ("Assad Crossed Many, Many Lines": Trump Signals Imminent Change In Syria Policy)
ネオコンやネオリベラルといった政治側の人々は、無責任に無茶苦茶な戦争をやりたがるが、軍人は、失敗するとわかっている戦争をやりたがらない。だからトランプは、NSC議長や国防長官といった地位に、マクマスターやマチスといった軍人を就かせている。戦争できない、どうしよう、と騒いでいるうちに、4月4日の化学兵器事件の真相が国連などの調査で暴露されていき、アサド政権は悪くないという話になる。ロシアと戦争したくない軍人たちが、アサド政権を濡れ衣から救う可能性が、すでに指摘されている。おそらくマスゴミは従来の濡れ衣戦争と同様、この真相をほとんど報じないだろう(マスゴミは全部つぶれた方が良いと言ったバノンは正しい)。しかし、外交官や軍人といった関係者たちは、濡れ衣を認めざるを得なくなる。米国の信用が低下し、トランプが正攻法でやった場合と似た結果になる。 (It Took A War For Trump To Win CNN's Approval: "Trump Became President Last Night")
トランプが今回、突然に軍産の傀儡として振る舞い出してミサイルを発射したとたん、それまでトランプ敵視ばかりだった米議会が一転してトランプを称賛し始めた。反トランプなマスゴミの筆頭だったCNNが「トランプはようやく(一丁前の)大統領になった」と礼賛した。難航していた最高裁判事の人事の議会承認が、一気に可決した。議会の支持を維持できれば、経済や国内の政策も議会に通りやすくなる。結果が変わらないのであれば、バノンが提唱していた過激な正攻法のトランプ革命方式より、非正攻法の隠然とした傀儡演技の方が効率的ともいえる。 (Congress Backs Trump on Syria, Debates Its Own Role In Military Strikes) (In big win for Trump, Senate approves his conservative court pick) (不透明な表層下で進む中東の安定化)
こうした非正攻法は、トランプの発案でない。オバマが得意とするやり方だった。オバマは13年夏に、今回のトランプと同種の、アルカイダが化学兵器を使ったのにそれがシリア政府軍のせいにされる濡れ衣事件に直面している。トランプはミサイル攻撃をやったが、平和主義を掲げるオバマはミサイル攻撃に踏み切らず、代わりにロシアをせっついてシリアに軍事進出させるところまで持っていった。ネオコンやネオリベは、オバマの「弱腰」を非難し続けたが、オバマは、シリアをロシアに押しつける多極化に成功した。この流れの中からイラン核協定も出てきた。トランプは、いくつもの点でオバマを批判しており、今回のミサイル攻撃も「弱腰のオバマが踏み切れなかったことを俺はやった」と豪語できるようにするための観がある。だが本質を見ると、トランプが目標とするもの(覇権放棄、多極化)は、オバマとかなり似ている。 (米英覇権を自滅させるシリア空爆騒動) (イランを再受容した国際社会) (Congress Supports U.S. Airstrikes Against Syria, Debates What Happens Next) (Russian PM: "US On Brink Of Military Clash With Russia")
(それ以前には、ビル・クリントンも、軍産からの批判を回避するため、スーダンの化学兵器工場=実は医薬品工場=などを98年に巡航ミサイルで破壊している) (Al-Shifa pharmaceutical factory)
ゴラン高原でシリアと国境を接するイスラエルは、すでに、自国の安全保障を、米国よりもロシアに頼る傾向が強い。ゴラン高原のシリア側には、イスラエルの仇敵であるイラン傘下のヒズボラなどシーア派民兵が拠点を作っている。アサドがいるかぎり、イランやヒズボラはシリアを闊歩する。大きな脅威を感じ始めたイスラエルは、シリアとの国境地帯に、緩衝地帯を作り、戦争を避けたい。だがそれには、アサドの後見役であるロシアの協力が不可欠だ。 (Netanyahu seeks buffer zones against Iran and Hezbollah on Syria’s borders with Israel and Jordan) (Israeli-Russian clash over Hizballah’s Golan grab) (内戦後のシリアを策定するロシア)
この件について、米国はほとんど役に立たない。米国の不能性は今回、トランプが軍産に譲歩してロシアと敵対してしまったことで、いっそう強くなった。軍産は本来、親イスラエルだが、イスラエルがロシアに近づくほど、ロシア敵視が不可欠な軍産は、イスラエルにとって迷惑な存在になっている。最近では、軍産との結託を強めている米民主党が、以前のごますりをやめて、イスラエル批判を強めている。イスラエルは、ロシアに頭が上がらなくなっている。イスラエルの右派閣僚が「化学兵器を使ったのはアサドだ。100%間違いない」と豪語したところ、その後の電話会談で、ネタニヤフがプーチンに強く叱られた。こんなのは一昨年ぐらいまでありえないことだった。 (Putin to Netanyahu: Unacceptable to Make 'Groundless Accusations' on Syria Chemical Attack) (イスラエルがロシアに頼る?)
バノンがトランプ側近を辞任すると、おそらくトランプ政権内のナショナリストが総崩れになる。それは政治軍事だけでなく、経済の分野でも政策の大転換を引き起こしうる。以前に書いたが、米国がTPPに復帰し、NAFTAやWTOを再評価し、経済覇権の再獲得へと動くおそれがある。それについては、事態の推移を見ていきたい。 (金融界がトランプ政権を乗っ取り米国をTPPに戻す??)
トランプがなぜ習近平がいるときにシリア攻撃を挙行したのかという点も書き忘れた。たぶん北朝鮮との絡みだろうが、これもあらためて考察する。 (What Will the Chinese Make of Trump Bombing Syria Over Dinner With Xi?) (Syria Attack Throws U.S.-China Summit Off Balance)
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/105.html#c25
1. 中川隆[7616] koaQ7Jey 2017年4月09日 14:46:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8103]
現代のニッポン人と一括りにするのがアホ
賢い人間はみんなアベノミクスで資産を何倍にも増やしたから安部支持になった
アホは政治経済が理解できないから橋下や石原慎太郎みたいなタレントにしか投票しない
安部以外には誰も勝つ可能性なんかないのさ
地震兵器とか不正選挙とかで騒いでいる阿修羅のアホ陰謀論者には賛同者なんか誰も居ないしな(嘲笑い)
金に困る女性が増えれば高級ソープの泡姫のレベルも上がるし、いい事ばかりだ
賢い人間は全員 安部支持に決まってるんだ
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/790.html#c1
3. 中川隆[7617] koaQ7Jey 2017年4月09日 15:08:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8104]
現代のニッポン人と一括りにするのがアホ
賢い人間はみんなアベノミクスで資産を何倍にも増やしたから安部支持になった
アホは政治経済が理解できないから橋下や石原慎太郎みたいなタレントにしか投票しない
安部以外には誰も勝つ可能性なんかないのさ
地震兵器とか不正選挙とかで騒いでいる阿修羅のアホ陰謀論者には賛同者なんか誰も居ないしな(嘲笑い)
金に困る女性が増えれば高級ソープの泡姫のレベルも上がるし、いい事ばかりだ
賢い人間は全員 安部支持に決まってるんだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/769.html#c3
1. 中川隆[7618] koaQ7Jey 2017年4月09日 16:06:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8105]
ヒラリー・クリントンはネオコンだからトランプがやっとネオコンの言うなりになって喜んだだけだよ:
軍産複合体と正攻法で戦うのをやめたトランプのシリア攻撃
2017年4月8日 田中 宇
http://tanakanews.com/170408syria.htm
トランプは軍産に負けて傀儡になったのか?
トランプは、米国の諜報機関やマスコミなどの軍産複合体が、アルカイダやISをこっそり支援したり、アサドやイランなどに濡れ衣をかけて攻撃したりする体制を破壊するために、大統領になったはずだ。大統領就任演説も、そのような方向性の「革命の檄文」だった。それなのに今回、トランプは突如、軍産お得意の濡れ衣戦争を、自分から積極的にやり出している。これは何を意味するか? (トランプ革命の檄文としての就任演説) (Trump’s Syria shift confounds foreign policy experts) (Tillerson: Steps Already Underway for US Removal of Assad)
ありそうなのは、トランプ政権の上層部で、従来のトランプの軍産敵視の戦略を立案してきた「ナショナリスト(反覇権主義者)」と、軍産の意を受けた「国際(=米覇権)主義者」との権力闘争が激しくなり、ナショナリストが負けている結果、トランプが軍産の策に乗らざるを得なくなって翻身したことだ。 (The Trump Administration Goes Neocon-crazy)
4月5日、ナショナリストのトランプ側近の筆頭であるスティーブ・バノンが、米国の世界戦略を決める大統領府の最高意思決定機関である国家安全保障委員会(NSC)の常任メンバーから外された。代わりにNSCを仕切るのは、米軍出身で軍産系とおぼしきマクマスターだ。 (Trump Removes Stephen Bannon From National Security Council Post) (Trump’s son-in-law behind Bannon’s removal: Report)
トランプは、選挙戦中から大統領就任直後まで、バノンの意見を最も良く聞き、それがゆえにトランプはナショナリストで反覇権的な「米国第一主義」を掲げていた。だが、大統領就任後、トランプの娘婿であるジャレッド・クシュナーが、バノンに対抗する形で、トランプ政権の政策を立案決定する主導者として台頭してきた。クシュナーは、バノンと対照的に国際主義者と言われている。バノンをNSCから外すようトランプに進言したのもクシュナーだと報じられている。今や、トランプと習近平の米中首脳会談をお膳立てしたのも、米イスラエル関係を主導するのも、ユダヤ人のクシュナーだと報じられている。 (Bannon Threatened to Resign Over Clashes With McMaster, Kushner, Ivanka) (Bannon Responds: "I Love A Gunfight")
このような説得性がありそうな話が、事実かどうかはわからない。だが、バノンとクシュナーの戦いが激しくなり、バノンが最後の抵抗を試みていた感じの3月末に、トランプ政権のシリア戦略が「アサドを許す」方に大きく振れた。ティラーソン国務長官やヘイリー国連大使が相次いで「アサドを辞めさせるのは、もはや米国の目標でない」と表明した。だがその後、結局バノンがNSCから外され、4月4日の化学兵器事件を契機にトランプがアサド敵視へと激変し、その2日後に、トランプがシリアに巡航ミサイルを撃ち込んでいる。 (White House Shakeup? Rumors Swirl That Bannon / Priebus On The Chopping Block)
バノンは、NSCを辞めたあとも、大統領首席戦略官というトランプ側近の要職を保持している。だが、それも近いうちに辞めさせられるのでないかと、米マスコミが報じている。 (Donald Trump Considers Major Shake-up of Senior White House Team)
これはつまり、トランプが自らの保身のため、軍産潰しの「革命」「覇権放棄(多極化)戦略」をあきらめて、一気に正反対の軍産傀儡、覇権主義に転換したということなのか?。シリアの状況を見ると、そうも言い切れない。トランプは軍産お得意の、濡れ衣に基づくシリアへのミサイル攻撃を挙行した。だが、すでに書いたように、その攻撃は、アサドとその背後にいる露イランを弱体化するどころか、むしろ強化している。 (Trump Betrays Trumpism: Syria in the Crosshairs by Justin Raimondo)
2017.01.31
背後で石油産業が見え隠れしているトランプ大統領が金融資本と戦争産業のヒラリーと戦う(上)
ドナルド・トランプ米大統領は速攻を仕掛けているようだ。バラク・オバマ第44代大統領の「チェンジ」が口先だけだったのとは違って速いペースで「チェンジ」を実行、ヒラリー・クリントンを担いでいたネオコンなどの勢力は慌てているだろう。
ヒラリーの周辺にはマデリン・オルブライト(ズビグネフ・ブレジンスキーの弟子)、ビクトリア・ヌランド(ネオコンで、ロバート・ケイガンの妻)、フーマ・アベディン(サウジアラビアで育ち、母親はムスリム同胞団の幹部。元夫のアンソニー・ウェイナーはネオコン)がいる。オバマ政権で国家安全保障担当補佐官を務めたスーザン・ライスの母親はオルブライトの友人で、スーザン自身、オルブライトから学んでいる。ヒラリーは上院議員時代、巨大軍需企業ロッキード・マーチンの代理人とも呼ばれるほど戦争ビジネスと近い関係にあることでも有名だ。
外部に漏れ出たヒラリーの電子メールを見ると、リン・フォレスター・ド・ロスチャイルド(エベリン・ド・ロスチャイルドの妻)と頻繁に連絡を取り合っていることがわかる。国務長官時代にジョージ・ソロスの指示に従って政策を決めていたことも明らかにされた。
このソロスはナイル・トーベを介してジェイコブ・ロスチャイルドにつながり、そのジェイコブも所属する金融機関N・M・ロスチャイルドにリチャード・カッツを通じてつながる。このN・M・ロスチャイルドにはエベリン・ド・ロスチャイルドもいる。またジョージ・カールワイツによってソロスはエドモンド・ド・ロスチャイルド・グループとつながっている。
こうした背景を持つヒラリーは遅くとも2015年6月の段階でオバマの次の大統領に内定していたと言われている。この年の5月26日の時点で民主党の幹部がヒラリー・クリントンを候補者にすると決めたことを示唆する電子メールが存在しているほか、6月11日から14日かけてオーストリアで開かれたビルダーバーグ・グループの会合にヒラリーの旧友であるジム・メッシナが参加しているからだ。
その流れが変化したと言われたのは昨年2月。ヘンリー・キッシンジャーが2月10日にロシアを訪問、ウラジミル・プーチン露大統領と会談し、22日にはシリアで停戦の合意が成立した。そこで、アメリカ支配層の一部がロシアと協調する道を選んだ可能性があると考えられたのである。
キッシンジャーはネルソン・ロックフェラーと親しいことで知られているが、デイビッド・ロックフェラーと親しいズビグネフ・ブレジンスキーもアメリカが地球規模の帝国ではなくなったと認めるようになる。アメリカを唯一の超大国と位置づけ、潜在的なライバルを単独で先制攻撃するとした1992年2月のDPG(通称ウォルフォウィッツ・ドクトリン)を軌道修正しようとしているように見える。
このドクトリンは名前の通り、ポール・ウォルフォウィッツ国防次官(当時)が中心になって作成され、その後もネオコンの基本戦略になってきた。このウォルフォウィッツが1991年の段階で、シリア、イラン、イラクを5年から10年で殲滅すると口にしたという。欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)の最高司令官だったウェズリー・クラークがそのように話している。
クラークによると、2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターやバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されたてから10日後、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では攻撃予定国のリストが作成され、イラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、そしてイランが載っていたという。
2003年3月にジョージ・W・ブッシュ大統領は国防総省内の反対意見を押し切り、約1年遅れでイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒した。その後も軍事作戦は続き、破壊と殺戮は今でも続いている。
そして2007年、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュはニューヨーカー誌で、アメリカ(ネオコン)、イスラエル、サウジアラビアは手を組み、シリアやイランをターゲットにした秘密工作を開始、ヒズボラが拠点にしているレバノンを攻撃すると書いた。イランにもアメリカの特殊部隊JSOCが潜入して活動中だとしている。
そうした秘密工作は「スンニ派過激派」つまりアル・カイダ系武装集団の勢力拡大につながるとハーシュは指摘するが、サウジアラビアなどは「スンニ派過激派」をイランよりましだとしている。少なくともその後にネオコンも同じ考え方をするようになった。
ネオコンは1980年代からイラクのフセイン体制を倒すべきだと主張していたが、それはヨルダン、イラク、トルコの親イスラエル国帯を築いてイランとシリアを分断、両国を倒す、あるいは弱体化するためだった。ジョージ・H・W・ブッシュなど石油資本に近いグループはフセイン体制をペルシャ湾岸の産油国を守る防波堤と位置づけていたので、ロナルド・レーガン大統領の時代にはネオコンと対立している。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701310000/
2017.01.31
背後で石油産業が見え隠れしているトランプ大統領が金融資本と戦争産業のヒラリーと戦う(下)
1970年代の終盤から80年代にかけてアメリカは「スンニ派過激派」をアフガニスタンに集め、戦闘集団を編成してソ連軍と戦わせていた。ソ連軍をアフガニスタンへ誘い込んで武装集団と戦わせるというブレジンスキーの戦略で始まった戦争だ。資金を出し、戦闘員を送り込んだのがサウジアラビア、アメリカは対戦車ミサイルTOWや携帯型地対空ミサイルのスティンガーを含む武器を供給し、戦闘員を訓練した。イスラエルやパキスタンも工作に協力している。1997年から2001年までイギリスの外相を務めたロビン・クックが明らかにしたように、そうしたCIAの訓練を受けた戦闘員のコンピュータ・ファイルがアル・カイダだ。アラビア語でアル・カイダとは「ベース」を意味し、「データベース」の訳として使われる。
2003年にイラクを先制攻撃で破壊したアメリカ軍だが、その数年後には行き詰まり、1980年代に成功した戦略を使おうとしたのがハーシュの指摘した秘密工作だろう。そして2011年春にリビアやシリアは戦乱に巻き込まれる。「民主派に対する独裁者の弾圧」で始まったわけでないことは明確になっている。本ブログでも繰り返し書いてきたが、リビアではNATOがアル・カイダ系武装集団LIFGと連携、そこから戦闘員や武器をCIAがシリアへ運んだことも発覚している。
この連携に危機感を持ったロシアはシリアに対するNATOの軍事介入を阻止する。それでもアメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルといった国々は戦闘員を送り込み、武器/弾薬を供給してバシャール・アル・アサド体制の打倒を目指す。特殊部隊も送り込んだ。
しかし、アメリカ国内にもアル・カイダ系武装集団を使うことを懸念する人はいた。そのひとりがトランプ大統領が国家安全保障担当補佐官に選んだマイケル・フリン。アメリカ軍の情報機関DIA(国防情報局)は2012年8月にシリア情勢に関する文書を作成、オバマ政権へ提出しているが、その中でシリアにおける反乱の主力をサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・カイダ系武装集団)だと指摘、西側、湾岸諸国、そしてトルコからの支援を受けているともしている。DIAはアメリカ政府が方針を変えなければシリア東部にサラフ主義の支配地が作られると予測していたが、これはダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になった。
アル・カイダ系武装集団、あるいはダーイッシュを危険な存在と考えるか、アサド体制を倒す手先と考えるかでフリンとオバマ周辺は対立、2014年8月7日にフリンはDIA長官を辞めることになる。
退役後、この文書についてアル・ジャジーラの番組で質問されたフリン中将は自分たちの任務は提出される情報の正確さをできるだけ高めることにあるとした上で、そうした情報に基づいて政策を決定するのはオバマ大統領が行うことだと答えている。つまり、オバマ政権の決定がダーイッシュの勢力を拡大させたというわけだ。これは正しい。その流れを強化しようとしたのがヒラリーであり、それを支援してきたのが西側の有力メディアである。
軍隊の内部にはフリンと同じ考えの人物が存在、そのひとりがマーチン・デンプシー大将。2011年10月から統合参謀本部議長を務めていたが、ハーシュによると、デンプシーを含むグループはオバマ政権の政策を懸念、2013年秋からダーイッシュやアル・カイダ系武装集団に関する情報をホワイトハウスの許可を得ず、シリア政府へ伝え始めたという。
2013年2月から国防長官を務めたチャック・ヘーゲルも武力によるアサド政権転覆には消極的な姿勢を見せていたのだが、15年2月に好戦派のアシュトン・カーターと交代させられ、9月25日にはデンプシーも辞めさせらる。後任はロシアをアメリカにとって最大の脅威だと発言していたジョセフ・ダンフォードだ。
デンプシーが退任した3日後、9月28日に国連の一般討論演説でプーチン露大統領は西側の姿勢を批判する。北アフリカ/中東やウクライナを戦乱で破壊、死体の山を築くようなことをした人びと、つまりネオコンをはじめとする西側指導者やサウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国、トルコ、イスラエルといった国々の政府に対し、プーチンは「自分がしでかしたことを理解しているのか?」という強い言葉を浴びせた。
そして9月30日にロシア軍はシリアでアル・カイダ系武装集団やダーイッシュに対する空爆を開始する。ウォルフォウィッツが1991年にイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしたとき、アメリカが軍事行動に出てもソ連は出てこられないと言っていた。アメリカが単独で先制攻撃してもロシアは文句を言えないという認識だったのだが、この空爆でネオコンはショックを受ける。ロシアの空爆は本島にアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュを攻撃するもので、戦況は一変した。世界を軍事力で制圧するというネオコンの戦略はロシアとの核戦争に発展してしまう。
それでもウォルフォウィッツ・ドクトリンを推進しようというのがヒラリーであり、当然、支配層の内部にもそれを懸念する人が増えただろう。そして2016年2月のキッシンジャーによるロシア訪問だ。
キッシンジャーは石油産業と関係が深い。1973年に石油価格が大幅に上昇、石油危機と呼ばれる事態になった。その直接的な原因は第4次中東戦争だが、この戦争を演出したのはキッシンジャーだと言われている。エジプトのアンワール・サダト大統領をアラブ世界の英雄に仕立て上げ、同時にイスラエルへ和平交渉に応じるようプレッシャーをかけようとしたというのだ。
サウジアラビアのファイサル国王の腹心で、その当時に石油鉱物資源相を務めたシェイク・ヤマニによると、1973年5月にスウェーデンで開かれた秘密会議でアメリカとイギリスの代表が400%の原油値上げを要求、オイル・ショックにつながったとしている。その秘密会議がビルダーバーグ・グループの会合だったことは確認されている。値上げはキッシンジャーから提案されたのだという。
トランプ大統領は国務長官として巨大石油会社エクソンモービルの会長兼CEOだったレックス・ティラーソンを選んだ。ロシアのプーチン大統領と友好的な関係にあることが注目されているが、その前に石油産業の人間だということを忘れてはならない。現在、窮地に陥っているサウジアラビアだが、何らかの形で救済しようとするだろう。
それに対し、ヒラリーを担いでいたのは金融資本に近い人びと。歴史的にCIAはウォール街と近い。例えば、CIAの前進であるOSSの長官はウォール街の弁護士だったウィリアム・ドノバン、破壊工作を指揮、CIAのドンになるアレン・ダレスもウォール街の弁護士であり、極秘の破壊工作機関OPCを指揮したフランク・ウィズナーもウォール街の弁護士だ。ダレスの側近でCIA長官になるリチャード・ヘルムズの母方の祖父、ゲイツ・マクガラーは国際的な銀行家。CIA人脈が実行した報道統制プロジェクトのモッキンバードにはワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムの義理の父にあたるユージン・メーヤーは世界銀行の初代総裁だ。ヒラリーは金融資本にも近く、必然的にCIAと結びつき、有力メディアも仲間だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701310001/
2017.02.02
ネオコンなどロシアと核戦争も辞さずという勢力に同調してリベラル派もトランプ大統領を攻撃
ドナルド・トランプ米大統領に対する攻撃は大統領選の延長線上にあり、攻撃の主体はヒラリー・クリントンを担いでいた勢力、つまりネオコン、戦争ビジネス、巨大金融資本を含む好戦派にほかならない。反トランプ陣営に加わっている有力メディアはそうした勢力の宣伝部門であり、「リベラル派」もそうした勢力と関係が深く、少なくとも一部は資金などの支援を受けている。トランプを批判する「リベラル派」にネオコンが同調しているのではなく、ネオコンなどに「リベラル派」が従っているのだ。
本ブログですでに指摘してきたことだが、ヒラリーの周辺にいる好戦的な人物にはマデリン・オルブライト(ズビグネフ・ブレジンスキーの弟子)、ビクトリア・ヌランド(ネオコンで、ロバート・ケイガンの妻)、フーマ・アベディン(サウジアラビアで育ち、母親はムスリム同胞団の幹部。元夫のアンソニー・ウェイナーはネオコン)がいる。
また、オバマ政権で国家安全保障担当補佐官を務めたスーザン・ライスの母親はオルブライトの友人で、スーザン自身、オルブライトから学んでいる。ヒラリーは上院議員時代に巨大軍需企業ロッキード・マーチンの代理人とも呼ばれるほど戦争ビジネスと近い関係にあることでも有名だ。
ヒラリーの好戦的な性格を印象づけた映像がある。2011年10月20日にリビアのムアンマル・アル・カダフィが惨殺された際、その事実をCBSのインタビュー中に知らされた彼女は「来た、見た、死んだ」と口にし、喜んでいる。
リビアの場合、バラク・オバマ政権は国連を無視する形で制空権を握り、NATOに空爆させて地上の手下、アル・カイダ系のLIFGを中心とする武装集団を支援してカダフィ体制を倒したわけだが、シリアではつまずく。武器/兵器や戦闘員をシリアへ移動させたのだが、ロシアがアメリカに制空権を握らせず、バシャール・アル・アサド体制を倒すことができない。
本ブログでも繰り返し書いたように、西側の政府や有力メディアはアメリカ/NATOの直接的な軍事介入を正当化するために偽情報を流したが、いずれも短期間に嘘が発覚していまった。結局、戦闘員の増派や武器/兵器の供給でアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を強化して戦うしかなくなった。
その結果、シリア政府軍は劣勢になるのだが、それでもアメリカの好戦派は不満だったようで、例えば2015年3月11日になるとロバート・スケールズ退役少将がロシア人を殺せと発言している。
スケールズ少将の願いは、その年の11月24日に叶う。トルコ軍のF-16戦闘機がロシア軍のSu-24爆撃機を待ち伏せ攻撃で撃墜したのだ。11月24日から25日にかけてポール・セルバ米統合参謀本部副議長がトルコのアンカラを訪問、トルコ軍幹部と会談したこととの関連が疑われた。後に、WikiLeaksが紹介したように、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がロシア軍機の撃墜を決めたのは10月10日だとする情報があるのだが、エルドアンが独断でロシア軍機撃墜を決められないだろう。つまり、少なくともアメリカ政府は承諾していた可能性が高い。
2016年2月にヘンリー・キッシンジャーがロシアを訪問した頃からアメリカでは大統領選挙の流れが変わったと見られている。そうした焦りもあるのか、ヒラリー・クリントンの支援者であるマイク・モレル元CIA副長官は2016年8月8日、ロシア人はイラン人に代償を払わせるべきだと語っている。司会者のチャーリー・ローズからロシア人とイラン人を殺すという意味かと問われ、その通りだと答えている。わからないように殺すというのだ。8月22日には国防総省の広報官、ピーター・クックは自分たちが中心になっている連合軍を守るために必要ならシリアやロシアの戦闘機を撃墜すると語っている。
ヒラリーの背後には金融資本も存在している。例えば、漏洩したヒラリーの電子メールを見ると、リン・フォレスター・ド・ロスチャイルド(エベリン・ド・ロスチャイルドの妻)と頻繁に連絡を取り合っていることがわかる。国務長官時代に投機家のジョージ・ソロスの指示に従って政策を決めていたことも明らかにされた。
このソロスはナイル・トーベを介してジェイコブ・ロスチャイルドにつながり、そのジェイコブも所属する金融機関N・M・ロスチャイルドにリチャード・カッツを通じてつながる。このN・M・ロスチャイルドにはエベリン・ド・ロスチャイルドもいる。またジョージ・カールワイツによってソロスはエドモンド・ド・ロスチャイルド・グループとつながっている。
ヒラリーを取り巻くこうした勢力がトランプを攻撃、「リベラル派」が同調、あるいは従っているのだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201702020000/
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/877.html#c1
78. 中川隆[7618] koaQ7Jey 2017年4月09日 17:39:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8105]
2017年04月09日
東芝を中国企業が買収 このままではシャープの二の舞
ホンハイはシャープに7500億円を提示したが、半額以下しか払っていない。
東芝にも必ず同じ手を使ってくる
引用:https://i.ytimg.com/vi/HgR4qGZN4TM/maxresdefault.jpg
中国企業の汚い手口
1兆円あるいは2兆円ともされる負債を抱える東芝を、日本政府と企業が官民共同で支えるプランが浮上している。
シャープとサンヨーの時は”市場原理”に任せて放置した結果、捨て値同然で中国系企業に買収された。
その後シャープとサンヨーは中国系企業が日本や世界で「日本製品」として中国製品を売るためのダミー企業になってそれなりに繁盛している。
政府が放置した結果、これら企業が持っていた技術や人材や権利は中国に流出し、日本の家電メーカーは益々苦境に陥った。
シャープの時は産業革新機構も買収に名乗りを上げたが、役所仕事で僅かの金額の差で鴻海に買収された。
しかも鴻海は7000億円で入札したにもかかわらず、契約当日になって「払わない」と言い出して、結局3000億円程度しか支払っていません。
産業革新機構が提示したのは5500億円、鴻海が提示したのは7500億円、それを契約当日に破棄して一方的に3000億円に値下げさせ、それにも難癖をつけて支払いを数ヶ月渋った。
なら産業革新機構は改めてシャープに5000億円を提示すれば良かったのだが、そこが「ザ・役所仕事」なので交渉しませんでした。
サンヨーがタダ同然で買い取られて、今では中国製冷蔵庫などを売っているのは周知の通りで、中国企業が日本で販売するためのトンネル会社のようになっている。
鴻海の工場は中国にあり、実質的に中国企業なので中国共産党の支配下にあり経営者も中国人、その鴻海がまた東芝買収に名乗りを上げている。
シャープの時と同じ手口で、「2兆円」と手を上げておいて契約当日に難癖をつけて1兆円に値切り、それも支払わずウヤムヤにするのが目に浮かぶようだ。
世界中で嘘をついて騙しては契約を勝ち取り約束は実行しない、中国のやり口そのものではないか。
自国産業を守ろうとしない日本政府
自由放任で中国企業に便宜を図ってきた日本政府も、少しは感じる所があったようで、「中国企業による買収を防止しよう」と言い出している。
もっともこれは日本政府ではなくアメリカ政府からの御達しで、「WHや東芝の核関連技術を流出させてはならない」と米国要人が盛んに発言している。
原発技術は核技術、東芝とWHは「核兵器製造」が可能な企業であり、外国に流出したら数年後には「東風」や「ノドン」に東芝WH製核弾頭が搭載されるでしょう。
アメリカ政府から怒鳴りつけられて、ようやく日本政府は多少の危機感を持ち、東芝を支える必要性に気づいた。
とすれば東芝の唯一の黒字部門である半導体を中国企業に渡すのも好ましくなく、東電のように日本政府が支える必要がある。
東芝の赤字の大半は米エネルギー政策の失敗であり、アメリカの借金を東芝に押し付けられた格好です。
原発事業は上手く行くはずだったのだが、2011年の原発事故で日米とも新規原発計画が破綻し、東芝とWHの原発事業も破綻してしまった。
東芝は買収時にWHの債務保証をしていて、WHは原発工事会社を買収していたので、回りまわって電力会社は工事遅延の賠償金を東芝に請求した。
東芝の経営陣が債務保証したのが悪いのだが、友人の連帯保証人になって会社を倒産させる、中小企業の親父に似ている。
政府は産業界から資金を集めて東芝メモリに5000億円を支出するとしているが、中国や韓国企業が提示したとされる2兆円とは大差があり、買収防止は不可能です。
日本企業は東芝半導体の入札に参加せずゼロ回答で、日産やシャープが外資に買収されたのと同じパターンになりかねない。
東芝傘下の米WHには米政府が目を光らせていて、中国勢による買収を防止する構えを見せている。
際立つのは日本政府の無責任ぶりで、非核三原則と言いながら「核技術の流出」にはほとんど関心がないようです。
半導体技術の流出も真剣に防止しようとはせず、これでは日本の半導体産業は存続できなくなるでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70387443.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/289.html#c78
375. 中川隆[7619] koaQ7Jey 2017年4月09日 17:55:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8106]
年収400万円層が知らない本当のルール。富裕層になるたった1つの方法とは=鈴木傾城
http://www.mag2.com/p/money/169957
あなたは、現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)
※本記事は有料メルマガ『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』2016年12月11日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。
資本主義ゲームのこの仕組みを理解しないと踏みにじられるだけだ
年収400万円以下=普通の人が知らないこと
日本人の平均年収は、国税庁の民間給与実態統計調査を見ると約6割が400万円以下となっている。大企業の社員や一部の公務員をのぞくと年収300万円台は珍しくないし、驚くべきことではない。
年収300万円が6割というのであれば、それが最頻値であり、それが普通であると考えるべきなのだ。これは年収だから、人々は1年間かけて必死で働いてこの金額を稼ぐ。
ところで、あまり誰も言わないことがある。
アメリカの大統領戦でドナルド・トランプが選挙を制して次期大統領に決まってから、急激な円安とアメリカ株式市場の上昇が起きたことだ。
2016年11月4日あたりは1ドル104円だったが、12月4日にもなると114円ほどに上昇していた。さらにニューヨーク株式市場はその1ヶ月で約10%も上昇していた。
米国株を所有して売りも買いもしなかった日本人の多くは、自分が保有している銘柄が何であったのかで振れ幅はあったとしても、11月だけで15%以上の資産増加があったと見るのが一般的だ。
1ヶ月に15%の上昇というのはどういう意味か。
資本主義の不条理にまず絶望しなければならない
1ヶ月で15%の資産が増えたというのは、資産が1000万円の人はたった1ヶ月で資産が150万円増えたということである。では、資産2000万円の人はどうなのか。資産は300万円増えたということになる。
売りもせず、買いもせず、ただアメリカの優良企業の株式を保有しているだけで、資産2000万円の人は1ヶ月で自分の資産が300万円膨らんだのを目にしたということである。
1年間、必死で働いて稼いだ300万円と、1ヶ月ぶらぶらしていたら棚からぼた餅で増えた300万円は、同じ300万円でもずいぶん性質が違う。
1年間も必死で労働していた人にとって、それは許しがたいことである。恐らく、深い嫉妬や自分のやっていることへの絶望や虚無感を止めることができないだろう。
せめてもの慰めは、日本で株式を買っている人は人口の2割にも満たない「少数の人間」であることだ。つまり、1ヶ月に15%の資産増加という僥倖を得た人はほとんどいない。
その2割の中でも長期投資をしている人はさらに極小でり、その保有の対象がアメリカ株であるというのは、さらにほんの少数である。
それを考えると、何もしないで棚からぼた餅で資産を増加させた人は恐らくまわりにいないし、まわりにいないから嫌らしい自慢話を聞かされることもない。
しかし、弱肉強食の資本主義の中では、労働力はもはや搾取される対象でしかなく、資産を持つ者と持たない者の呆れるほどの運命の違いが、ますます先鋭化しているのは見逃せない事実でもある。
ほんの1ヶ月で、100万円も200万円も300万円も「何もしない」で資産を膨らませた人は、本人は何も言わないが確実に存在しているのである。
この資本主義の不条理にまず絶望しなければならない。資産家はそうやって何食わぬ顔で資産を膨らませるのである。
資本主義のルールに即したシンプルかつ強力な手法とは?
すでに資産家は、この資本主義社会の中で優良企業の株式こそが富の源泉であることを知っている。
ますます資本主義は「多国籍企業中心主義」と化しているので、もはや土地成金がフォーブスの金持ちリストの上位にくることも消えた。
世界でも有数の富裕層の「すべて」は、優良企業の株式の大量保有者でもある。
最も株式を大量に保有する条件を満たしやすいのは、自分で会社を興した事業家だ。そして、その株式を譲渡された妻や子供たち、その次に事業として投資を行っている投資家と続く。
事業家もその家族も投資家も、売って買って、売って買って…を繰り返して資産を膨らませたのではなく、成長し続けている企業の株式を「じっと持ち続けた」ことで大きな酬いを得ている。
「株式を売買」しているのではない。「株式を大量に保有」していることで富裕層になっている。それが、最も資本主義に即したシンプルにして強力な手法である。
現代の資本主義で錬金術を成し遂げるには、優良企業の株式を保有するのが有効であることはもはや疑問の余地がなく、あとはどれくらい優良企業の株式を大量に保有できるかが問われているということだ。
小金持ちと富裕層と超富裕層は、その資産の中身で何が違っているわけではない。本質的な部分を見ると、違っているのはただひとつ。優良企業の株式の「保有数」のみである。
単純明快に分かりやすく言うと、単に「数の問題」だ。
10株の株主も株主には違いないが、100株の株主に比べると規模に劣る。100株の株主も株主には違いないが、1000株の株主に比べると規模が劣る。もらえる配当も、影響力も、保有数が大きければ大きいほど強い。
資本主義は数がモノを言う。つまり株式市場で資産を膨らませるには、いかに売るかではなく、いかに買うかの方が重要であることに気付かなければならない。
この本質をつかまないと踏みにじられるだけだ
持たざる者が、優良企業の株式保有数を増加させるにはどうすればいいのか。それは「優良企業が最も安い時に大量に買う」ことで成し遂げる必要がある。
実は長期投資家のほぼすべては、「安い時に大量に買う」という方法を遵守している。
資産を持つ投資家は、金があるのだから株価が高い時でも株を買っているのかと言えば、まったくそうではない。株式を買うという行為の前では、すべての人が平等に「資金が足りない」という状況下にある。
優良企業の時価総額は、例えばファイザーでは約19兆円、コカコーラでは約18兆円、ペプシは約15兆円、エクソンは約37兆円、アップルに至っては約61兆円である。
世界最大の資産家であるビル・ゲイツの資産は約10兆円であることを考えると、ビル・ゲイツでさえ株を買うのに「資金が足りない」状況下にある。
だから、成功している投資家であればあるほど、株式が大暴落している局面で、大量かつ徹底的に株式を掻き集めて保有数を増やす努力をしている。
人生のすべてを使い、ありとあらゆる方法で「株数を増やす」のが、現在の株式至上主義と化した資本主義の中で生き残る最大の方策なのである。
「暴落時に株を買う」のも、「配当を再投資する」のも、「節制して余剰資金で株を買う」のも、すべて「株数を増やす」ためである。
ということは、「人気化してバブルになった株式を買う」のも、「下落局面で株を売る」のも、「安い時に買わない」のも「高値を追う」のも、すべて誤った方法であることが分かる。
私たちが資本主義の中でしなければならないのは、「株式の保有数を増やす」というゲームである。
それ以外のゲームは、資本主義の中で資産を極大化させるのにはあまり役に立たない。むしろ、余計なことをすればするほど基本から遠ざかっていく。
現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ。
22. 中川隆[7620] koaQ7Jey 2017年4月09日 17:56:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8107]
年収400万円層が知らない本当のルール。富裕層になるたった1つの方法とは=鈴木傾城
http://www.mag2.com/p/money/169957
あなたは、現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』)
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プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい)
作家、アルファブロガー。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」を運営している。
資本主義ゲームのこの仕組みを理解しないと踏みにじられるだけだ
年収400万円以下=普通の人が知らないこと
日本人の平均年収は、国税庁の民間給与実態統計調査を見ると約6割が400万円以下となっている。大企業の社員や一部の公務員をのぞくと年収300万円台は珍しくないし、驚くべきことではない。
年収300万円が6割というのであれば、それが最頻値であり、それが普通であると考えるべきなのだ。これは年収だから、人々は1年間かけて必死で働いてこの金額を稼ぐ。
ところで、あまり誰も言わないことがある。
アメリカの大統領戦でドナルド・トランプが選挙を制して次期大統領に決まってから、急激な円安とアメリカ株式市場の上昇が起きたことだ。
2016年11月4日あたりは1ドル104円だったが、12月4日にもなると114円ほどに上昇していた。さらにニューヨーク株式市場はその1ヶ月で約10%も上昇していた。
米国株を所有して売りも買いもしなかった日本人の多くは、自分が保有している銘柄が何であったのかで振れ幅はあったとしても、11月だけで15%以上の資産増加があったと見るのが一般的だ。
1ヶ月に15%の上昇というのはどういう意味か。
資本主義の不条理にまず絶望しなければならない
1ヶ月で15%の資産が増えたというのは、資産が1000万円の人はたった1ヶ月で資産が150万円増えたということである。では、資産2000万円の人はどうなのか。資産は300万円増えたということになる。
売りもせず、買いもせず、ただアメリカの優良企業の株式を保有しているだけで、資産2000万円の人は1ヶ月で自分の資産が300万円膨らんだのを目にしたということである。
1年間、必死で働いて稼いだ300万円と、1ヶ月ぶらぶらしていたら棚からぼた餅で増えた300万円は、同じ300万円でもずいぶん性質が違う。
1年間も必死で労働していた人にとって、それは許しがたいことである。恐らく、深い嫉妬や自分のやっていることへの絶望や虚無感を止めることができないだろう。
せめてもの慰めは、日本で株式を買っている人は人口の2割にも満たない「少数の人間」であることだ。つまり、1ヶ月に15%の資産増加という僥倖を得た人はほとんどいない。
その2割の中でも長期投資をしている人はさらに極小でり、その保有の対象がアメリカ株であるというのは、さらにほんの少数である。
それを考えると、何もしないで棚からぼた餅で資産を増加させた人は恐らくまわりにいないし、まわりにいないから嫌らしい自慢話を聞かされることもない。
しかし、弱肉強食の資本主義の中では、労働力はもはや搾取される対象でしかなく、資産を持つ者と持たない者の呆れるほどの運命の違いが、ますます先鋭化しているのは見逃せない事実でもある。
ほんの1ヶ月で、100万円も200万円も300万円も「何もしない」で資産を膨らませた人は、本人は何も言わないが確実に存在しているのである。
この資本主義の不条理にまず絶望しなければならない。資産家はそうやって何食わぬ顔で資産を膨らませるのである。
資本主義のルールに即したシンプルかつ強力な手法とは?
すでに資産家は、この資本主義社会の中で優良企業の株式こそが富の源泉であることを知っている。
ますます資本主義は「多国籍企業中心主義」と化しているので、もはや土地成金がフォーブスの金持ちリストの上位にくることも消えた。
世界でも有数の富裕層の「すべて」は、優良企業の株式の大量保有者でもある。
最も株式を大量に保有する条件を満たしやすいのは、自分で会社を興した事業家だ。そして、その株式を譲渡された妻や子供たち、その次に事業として投資を行っている投資家と続く。
事業家もその家族も投資家も、売って買って、売って買って…を繰り返して資産を膨らませたのではなく、成長し続けている企業の株式を「じっと持ち続けた」ことで大きな酬いを得ている。
「株式を売買」しているのではない。「株式を大量に保有」していることで富裕層になっている。それが、最も資本主義に即したシンプルにして強力な手法である。
現代の資本主義で錬金術を成し遂げるには、優良企業の株式を保有するのが有効であることはもはや疑問の余地がなく、あとはどれくらい優良企業の株式を大量に保有できるかが問われているということだ。
小金持ちと富裕層と超富裕層は、その資産の中身で何が違っているわけではない。本質的な部分を見ると、違っているのはただひとつ。優良企業の株式の「保有数」のみである。
単純明快に分かりやすく言うと、単に「数の問題」だ。
10株の株主も株主には違いないが、100株の株主に比べると規模に劣る。100株の株主も株主には違いないが、1000株の株主に比べると規模が劣る。もらえる配当も、影響力も、保有数が大きければ大きいほど強い。
資本主義は数がモノを言う。つまり株式市場で資産を膨らませるには、いかに売るかではなく、いかに買うかの方が重要であることに気付かなければならない。
この本質をつかまないと踏みにじられるだけだ
持たざる者が、優良企業の株式保有数を増加させるにはどうすればいいのか。それは「優良企業が最も安い時に大量に買う」ことで成し遂げる必要がある。
実は長期投資家のほぼすべては、「安い時に大量に買う」という方法を遵守している。
資産を持つ投資家は、金があるのだから株価が高い時でも株を買っているのかと言えば、まったくそうではない。株式を買うという行為の前では、すべての人が平等に「資金が足りない」という状況下にある。
優良企業の時価総額は、例えばファイザーでは約19兆円、コカコーラでは約18兆円、ペプシは約15兆円、エクソンは約37兆円、アップルに至っては約61兆円である。
世界最大の資産家であるビル・ゲイツの資産は約10兆円であることを考えると、ビル・ゲイツでさえ株を買うのに「資金が足りない」状況下にある。
だから、成功している投資家であればあるほど、株式が大暴落している局面で、大量かつ徹底的に株式を掻き集めて保有数を増やす努力をしている。
人生のすべてを使い、ありとあらゆる方法で「株数を増やす」のが、現在の株式至上主義と化した資本主義の中で生き残る最大の方策なのである。
「暴落時に株を買う」のも、「配当を再投資する」のも、「節制して余剰資金で株を買う」のも、すべて「株数を増やす」ためである。
ということは、「人気化してバブルになった株式を買う」のも、「下落局面で株を売る」のも、「安い時に買わない」のも「高値を追う」のも、すべて誤った方法であることが分かる。
私たちが資本主義の中でしなければならないのは、「株式の保有数を増やす」というゲームである。
それ以外のゲームは、資本主義の中で資産を極大化させるのにはあまり役に立たない。むしろ、余計なことをすればするほど基本から遠ざかっていく。
現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/562.html#c22
3. 中川隆[7621] koaQ7Jey 2017年4月09日 18:27:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8108]
>今回、シリアに攻撃を加えたのは、ロシアとの友好ブームに水を差し、現状でもウクライナ問題でロシア制裁が続いていることを日本や中国に思い出させる狙いあったはずです。
これが妄想なんだよ
根拠ゼロで勝手な思い付きを垂れ流してるだけだろ
http://www.asyura2.com/17/hasan120/msg/798.html#c3
2. 中川隆[7622] koaQ7Jey 2017年4月09日 18:29:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8109]
この手の話はキチガイ病院の担当医に聞いて貰った方がいいよ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/784.html#c2
9. 中川隆[7623] koaQ7Jey 2017年4月09日 21:57:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8110]
2009年4月7日 ● 部落問題 - 東海アマのブログ
筆者は中学生の頃から社会問題に関心を抱き、さまざまな集会や催し物に顔を出し、高校でも社会科学研究会に所属して熱心に取り組んだ。高校一年頃から、ベトナム反戦デモに参加し、日中友好協会(正統本部)に出入りしたりしていた。
部落解放同盟や日朝友好協会などにも出向いたが、そこにいた人物の人相風体、雰囲気が非常に悪く、足が竦んでかかわる意欲を持てなかった。あの団体は、人間解放の目的ではなく利権目的であると、なんとなく分かったものだ。
社会問題に強い関心を抱いた大きな理由は、筆者の住む名古屋市中村区が問題の多い被差別地域だったからだ。
今でも、名古屋駅から徒歩10〜20分という絶好の条件でありながら、居住地として異様な不人気で、土地の値段も東部に比べて信じられないほど安いという背景は、歴史的な差別問題と切り離して考えるわけにはいかない。
といっても、その事情を詳しく知っている者はほとんどいないが、通った中学校では、ケンカをしたときの蔑称として「エタ」とか「四つ」という言葉が飛び交っていた。筆者も、よく「エタ」と罵られたものだ。
それが何を意味するか、当初はちんぷんかんぷんだったが、やがて、驚くほど深く激しい差別の歴史を知るようになり、部落問題というのは日本社会の根底で、物凄く大きな意味があるのではないか、と思うようになった。
江戸時代、社会の最底辺で残酷な弾圧処刑を行う権力への怒りを、直接処刑役を強要されていた「穢多」に向けることで、矛先がすり替えられる卑劣な支配体制が敷かれていた。
明治政府が徴兵・納税の平等のため身分差別を撤廃し、「平民解放令」が出てからも、民衆の心の底に淀んだ差別観念が消えることはなく、むしろ潜行して、ときに激しく燃え上がった。
政府は、こうした差別観念に対して、真正面から、その誤りを議論させるのではなく、ただ「見ざる、言わざる、聞かざる」の「臭いモノにフタ」という隠蔽政策をとった。
このことで部落問題は、逆に本質的解決が遠のいてしまい、人々の心の底に呪われた澱として残ることになった。
差別観念こそ、実は日本社会が分け隔てのない人情社会を見失い、「自分は選ばれた人間だ」という逆の選別意識を産み出し、社会の構造的悪化をもたらした本質であることに気づかねばならない。日本の学歴エリートへのおぞましい羨望は、実は、こうした差別意識が担保したものだったと誰が指摘してきただろうか?
今こそ、我々は差別の呪縛から解き放たれ、逆に、エリート意識、選抜主義の愚かさに気づくべき時代がやってきたと認識すべきである。
「優秀な人」など幻想にすぎず、実際には何の価値もないこと、「穢多・部落民」は差別されるべき何の理由も存在しないことを明確にすべきであり、これは真正面から隠さずに取り上げるべきなのである。
今の50歳以下の人たちで差別事情を知る人は少ない。すでに、かつてのような壬申戸籍や部落総監などは消え、ワープロの変換用語からさえ、穢多・非人・部落などの文字が消されているのが実情だ。ただ同和という言葉のなかに歴史的な片鱗が残されているわけだが、それすら意味を理解している人は少ないだろう。
だが、部落問題は隠され続けたが故に、解決したわけではなく、むしろ陰湿に潜行しているのが実情だ。また、地名や文化にまつわる負の遺産、事情を教えないことで、地域社会に対する民俗学的理解も異様な抑圧を受けているのである。
何があったのか?
例えば、筆者の子供時代、1970年頃までは、岡林信康の「チューリップのアップリケ」で歌われたような結婚の悲劇などはザラというより常識であって、その差別感覚は広く国民に浸透し、部落民とレッテルを貼られたなら、結婚はおろか、まともな就職さえできなかった。とりわけ役所・銀行・大企業は、出身地を調査し、それが部落総監に記載されているなら絶対に採用しなかった。
その差別が、どれほど広範で、深刻、激烈なものだったか、ほとんどの人が陰湿な差別を知らなくなった今こそ、再び陽光に晒すべきなのだ。
部落の地名なども隠蔽され、それを公開するならば激しい非難が浴びせられた。だが、それは間違っている。隠せば問題が解決するわけではない。潜行するだけなのである。その証拠に、最近、再び、2ちゃんなどでエタ呼ばわりが拡大している風潮がある。
また、大本・天理・黒住など江戸末期〜明治の近代宗教発祥地は、すべて峻烈な部落差別地域と重なっている。
また創価学会も朝鮮籍の成田作によって巨大化した。今でも在日者の熱烈な信仰を集めている。これは、差別がどれほど人々の心に重い悲しみを与え、救いを求めていたかを示すものなのだ。
差別が現実の世界で解決されないものならば、人は心の世界で解決し、幻想や虚構に委ねようとする。差別を直視せず隠蔽している限り、人々の心の傷は永遠に癒えることはなく、いつまでも宗教や金儲け、権力など幻想の世界に逃避するしかないのである。
そして、差別の主役であったはずの権力世界にすら、深刻な影響を及ぼしている。
小泉純一郎は父親が在日朝鮮人であり、竹中平蔵・野中広努は部落民出身であった。
こうした出身は、かつて絶対に上層部に行くことができなかった。だから能力のある者は外国に向かったのである。そして、都合よく権力を獲得すると、今度は被差別の怨念が、国家への復讐という形で現れたのかもしれない。
彼らの行ったことも差別の解決ではなく、金儲け思想への逃避であり、国民全体を金融幻想に巻き込み、日本国家そのものを破滅に追いやることになった。やはり心底では、自分たちをひどい目に遭わせた差別国家に復讐したかったにちがいない。
被差別地域の特徴は、地理的に好条件でありながら、高度経済成長期でさえなぜか開発が行われなかったという特徴がある。それは差別者が作った「部落地名総監」(帝国興信所)に記載されていたからだ。
江戸期に穢多部落が固定されたとき、為政者は風水上の理由から、城の南西に処刑場を設置した。
だから基本的には、全国の主要な城の南西に深刻な差別地域が存在している。
筆者の育った名古屋市中村区でも、城の四里南西であり、深刻な差別に溢れていた。
これまで隠されてきた事実に真正面から光をあてて直視することこそ解決への真の道程であると筆者は考える。隠蔽は百害あって一理なしだ。
「部落であったことが分かれば土地の値段が下がる」という経済的理由での隠蔽が多かったが、これも決して隠しおおせるものではなく、逆に風評を深刻化させるだけなのである。
学区に大門という旧赤線歓楽街を抱えていた小・中学では、部落問題よりもヤクザ問題の方がはるかに深刻で、被差別問題が話題になることは、それほど多くなかった。
しかし、区内にある烏森(カラスの舞う森→処刑場)・万場(ヨロズ場→死体処理)・八田(毛皮を張る田→肉加工)という地名から分かるように、中村区周辺に被差別の深刻な歴史が隠されていた。おおむね食肉・毛皮加工業者の集まる地域は関係が深い。
名古屋周辺では、甚目寺町が尾張藩最大の未解放集落で、筆者の育った中村区の他、千種区王子地区(市営団地になった)や、牧野・笹島地区などがあった。ここでは主に牛馬解体・毛皮・馬具・皮革・肥料製造が行われていた。
この地域の宗派は曹同宗が多く、部落民の檀家には戒名に獣の字を入れるという悪質な差別行為を続けてきた。(牛捕院乳起信士のように)筆者の姉が曹同宗の古刹に嫁入りしているが、禅宗は、元々、武家の帰依が多いことから差別意識の非常に強い伝統があるようだ。
筆者の子供の頃、人を侮蔑する最大の表現が「四つ」であり、これは四足を意味し、すなわち江戸時代から牛馬解体などに携わった被差別部落民に対する最悪の蔑称である。未解放部落は動物・畜生に関連してイメージつけられていた。
こうした「四つ」という侮蔑用語について、中部圏に住む現在の40〜70歳の人たちにとって重く陰湿な記憶がある。80歳以上では徴兵制があったため、むしろ同情心が強い。
少し社会の本質を観察してきた人なら、差別の本質は、社会的な身分差別制度、階級分化によって、上から下への一方的な服従を強いられ、この屈辱感、悔しさを、上に対して反発できない人は、何の罪もない下の人たちに向けて憂さを晴らすというメカニズムに気づいているはずだ。
例えば、一家の父親が、会社で上司から理不尽なパワハラを受けて鬱憤を貯めて帰宅するとしよう。
父親は帰宅後、憤懣が収まらず、母親に向けて発散しようとする。従順な母親は、理不尽な夫の怒りを受け止めきれず、やはり不満を心に貯める。今度は、それを我が子に向けて発散しようとする。子供も、なんで母親が怒っているのか理解もできず、憤懣が募り、今度は飼犬に向けて当たり散らす。
飼犬も怒られた理由が分からずストレスを貯めて、今度はネコや別の犬や、生物に対して当たり散らすのである。こうして父親の憤懣が、家族や地域全体に拡大再生産されてゆくメカニズムが存在している。
部落差別の本質も、このメカニズムから一歩も外れることのない単純素朴なものだ。
かつて日本は激しい差別社会であった。おそらく、それは朝鮮百済王国の差別制度がそのまま日本に持ち込まれ、別の発展を遂げたものであろう。
支配階級が機能するためには、対極底辺に被差別階級が必要なのである。
士農工商の身分差別では、農民の憤懣のやり場がないために、さらに、その下に穢多・非人階層を必要とした。処刑や汚穢処理を強要し、「汚れた人」というイメージを作り出し、権力に対する理不尽の怒りを彼らへの蔑視にすり替えていったのである。
しかし、それでは穢多部落民は、憤懣のやり場をどこに持ってゆけばよいのか?
それも、ちゃんと考えられていた。
人でない非人たちには納税義務はなく、このため江戸時代、もっとも裕福な階層こそ穢多だったのだ。
全国穢多総差配であった弾左衛門屋敷は浅草〜吉原の広大な敷地にあり、内部における豪華さは将軍家以上とも謳われたものであり、そこには京都の貧乏公家から特級美女ばかりが買われてきていた。
また全国の被差別集落の名主たちの裕福さも目を見張るものであり、江戸期を通じて、もっとも貧しさから遠い階層であった。
さらに、牛馬解体を一手に引き受け、鎌倉仏教による肉食禁止のタンパク質不足のなかで、唯一恵まれた供給源があった。
そして処刑業務委託から、実は凄腕の武人揃いだったともいわれる。
今の大相撲理事長もそうだし、江戸末期の著名な剣豪も部落出身者が多い。
有名なところでは近藤勇・沖田総司・斉藤弥九郎などだ。
力道山や大山枡達も在日朝鮮人であった。
被差別者こそ、実はいつの時代、どの社会でも、もっとも強大な実力を備えるのである。
部落差別問題は、隠蔽された結果、潜行し、忘れ去られたかもしれないが、実はまったく解決されていない。思い出される機会があれば、必ず復活するのである。
だからこそ、2ちゃんで差別用語が飛び交い、軽薄な気分で人を侮蔑する風潮の拡大している現在、まさに真正面から取り組む必要が出てきていると考える。
差別システムこそは、国家権力の生命線である。「人の上に人を置けば、人の下に人を置かねばならない」のである。
今の日本社会でも、かつて穢多だった被差別階層が、今度は犯罪者、オチこぼれ階層に代わってきている。
日本は、社会の底辺に新たな穢多階層を産み出そうとしているのであり、それは、学歴体制のオチこぼれであり、貧しい派遣労働者の階層なのである。
今、穢多非人の歴史を見つめることにより、これから、彼らが新たな穢多として固定してゆくメカニズムを指摘し、それを根底的に断固として阻止する必要がある。
コメント
はじめまして、東海アマさん。私は中村区に在住している者です。
以前にも中村区内の集落(用水に沿った所)について被差別部落だと書かれてありましたが、それはどういう根拠に基づいたのですか?
私はその場所から東に少し行った所に住んでますが部落とは聞いておりません。昔、三昧があったからですか?
それと刑場はどこにあったのですか?
そんな話も聞いておりません。烏森という地名だけで刑場があったと判断されておりませんか?
どの本を見ても刑場があったとは書かれておりません。あの場所を被差別部落とする根拠、中村区に被差別部落が多いという根拠を教えていただけませんか?
2010/5/16(日) 午後 9:56 [ 中村区在住者 ]
本当に知りませんか? それだけ隠蔽が進んでいるということですね
あの近所に住んでいた者なら常識ですが しかし、勝手な曲解が多いので、この件についてはコメントしません 自分で調べてください
2010/5/17(月) 午後 9:50 [ - ]
なお私が調査した1970年頃には図書館にデータが残されていましたが、1990年頃、同和対策が国家的に進んでから完全な隠蔽路線に向かい、そうした類の文献は、すべて始末処分されているようです
簡単に入手するのは不可能でしょう 土地の古老に聞いてみてください
2010/5/17(月) 午後 9:53 [ - ]
うーん、難しい問題であるので自分で調べるにしても限界がありますね。
ちなみに私の親は地元のT中を卒業しておりますが、一切部落の話を聞いてないと言っておりますが。隠しているようにも思えないので単に知らないだけかもしれません。
いずれにせよ、歴史を知りたい気持ちはありますが難しい問題なのでうかつに行動できないのもまた事実です。私の住む中村区が貴殿の申す部落地区であることに、その根拠が何なのか疑問に思いメールさせていただきました。
文献が処分されているのであれば貴殿の申すように地元の古老に聞くしかありませんね。
2010/5/17(月) 午後 10:37 [ 中村区在住者 ]
私も日吉・豊国組です
ヒントは、江戸時代風水思想による、城の南西2〜4里に処刑場や汚穢処理場 牛馬解体場を設置しました
これは全国の城下町、すべて同様です
多くの場合、処刑場や牛馬解体場ではカラスが繁殖し、カラスを意味する地名が付くことが多い 鈴ヶ森なんかも同じです
穢多非人は処刑人など処刑場関連の世話を強要された
そうした未解放部落の近くに処刑場があった
部落は用水を必要とした
その名残は、皮革産業 肥料産業 食肉産業などで現在にも残っている
とりわけ皮革食肉業界の大半は、同和事業で優遇されてきた
食肉会社が暴力団と結託して問題を起こすことが多いのは同和との関連
2010/5/18(火) 午前 6:02 [ - ]
ちなみに私は部落在日差別者ではありません その正反対です
高校生の頃、部落解放同盟や朝鮮総連に行って活動を志しましたが、いずれも政治的姿勢ではなく、明らかな利権の巣窟であり、運営者が暴力団絡みであったことを知って参加をやめました
2010/5/18(火) 午前 6:04 [ - ]
ということは、用水沿いの集落は戦前以前からあった、ということですよね?
以前私が地元に住む人からこの集落について聞いたのは、戦後在日の人たちがその地に移り住んだのでは、とのことでした。この場所に限らず駅西や庄内川堤防にも移り住んだときいております。
ですから、昔からの集落ではなく戦後できた集落であるという認識を私は持っておりました。しかしながら、すぐ目の前に柳街道、南には佐屋街道が走るという交通の要所でもあり、また名駅開発時には周辺住民を他市へ移動させたとの記録、江戸期における古地図では中学近くで何かを塗り潰した痕跡もみられ、貴殿のおっしゃる差別につながる何らかの歴史的背景があったのかもしれません。
2010/5/18(火) 午後 7:28 [ 中村区在住者 ]
私が学生時代の頃、バイト先で用水沿いに住む同年代の人と一緒に働いたことがありました。特に問題もなく職場で差別もなかったはずです。
中学でも、私同様知らない人ばかりなのか差別などなかったです。
ちなみに親は当時日吉ではなく隣のS学区だったので地元について貴殿ほど詳しくないように思われます。
歴史背景や被差別部落とする根拠は完璧とは言えませんが少し理解できたとおもいます。
2010/5/18(火) 午後 7:39 [ 中村区在住者 ]
差別を克服するために大切な姿勢は、決して臆病に隠蔽することではありません
すべてを明らかにし、真正面から戦うことです
勇気がなければ克服などできるはずはない 臆病者は隠蔽するばかり
2010/5/21(金) 午後 9:04 [ - ]
4か所で地元老人に聞き取りを行いました。
用水反対側、T中及びk中近く、K通りを渡った所ですがいずれも地元で話題が話題だけに一部の人しか聞けておりません。
結論は、地元で刑場の話は聞いたことない、火葬場なら小学校近くにあったが、とのことでした。
江戸期の古地図でもK通り沿いには住んだ形跡がなく、集落も限られていました。
これが限界でしょうかね、地元民としては。結局、闇に包まれたままです。
現在緑地公園化された場所がそうなのかもしれませんが、現在差別がないのであれば静観するしかないのでしょうか?
ただ真実が知りたいだけなのですが・・・
2010/5/22(土) 午前 1:53 [ 中村区在住者 ]
40年ほど前に確認した江戸時代の地図では、現在の黄金駅から黄金中学校にかけての地域に明らかに意図的に忌避された空白があり、ここが処刑場だったようです
ちなみに実家の敷地内には三カ所の祠があって、処刑者のものだったと指摘した人物がいました
烏森駅付近だったと指摘する人もいます
しかし、こうした古い情報を同和対策法に基づいて資料を隠蔽してしまったため、今では探すことの困難です
要点は、米野や烏森など古い明瞭な集落があったが、なぜか地図に載らない古い集落もあった不自然に記述のない広い地域がある
そこには普通に存在すべき寺社すらなく、畑地の記録さえない
コーミソースとトヨクニ中学、黄金中学、黄金駅などに囲まれた地域はこの意味で不可解です
朝日文左衛門の鸚鵡記を見ると、ますます謎が深まります
2010/5/23(日) 午前 10:53 [ - ]
なお古老といっても、私の実父が90才ですが、ほとんど知りませんよ
55年前に当地に移住 それより古い戦前の情報を知っている人は、すでにほとんどいません
J病院近く用水沿い集落は、私がいたとき、まだ実存していて、通る度にうまそうなホルモンの臭いが漂っていました
服部の畜産施設は、すべて名残です
それでも戦前の、こうした事実を知る古老がどこかに必ずいるはずです
角割町付近がよいと思います
熊野町や京田町は、すべて、この半世紀の移住者ですから、まるでダメです
米野でも良いかも
2010/5/23(日) 午前 11:00 [ - ]
やはり処刑場は存在したのですね。
私も江戸時代の古地図で確認しましたが、明らかに塗り潰した個所があり、貴殿のご指摘する箇所と一致します。
私はあるとすれば米野か烏森の街道近くかな、と思っておりました。
貴殿を疑っていたわけではありませんが、今までの数多くの失礼な発言をお許し下さい。
2010/5/23(日) 午後 9:07 [ 中村区在住者 ]
貴殿からご指摘のあった町名はおっしゃるとおり、移住者が中心の町で聞き取りの際にそれがよく分かりました。
用水沿いの集落は親が子供の当時とあまり変化がなく、廃品回収されてる人もなかにはいます。独特な雰囲気はまだありますが、地元で差別する人も減り今後変化が期待されます。
私も差別は反対です。しかし歴史を隠匿するやり方には同意できません。過去を暴くのと歴史を解明するのでは意味が違うのです。
2010/5/23(日) 午後 9:23 [ 中村区在住者 ]
烏森という地名が差別の根拠だったとするなら
東京の新橋にある烏森も同じように差別のあった地域ということなのですか?
2011/5/7(土) 午前 7:46 [ とおりすがった人 ]
昭和20年代〜30年代の名古屋生まれの名古屋育ちの人に話を聞いてごらん。
あなた知りたい区名、町名、そこもどこの並びからそういうふうだったか、事細かに教えてくれますよ
2012/9/11(火) 午後 6:35 [ ななし ]
日教組じじぃか?中華北京に洗脳された、ウォーギルトインフォメーションプログラムの延長かい?
2015/10/25(日) 午後 5:23 [ お疲れさん ]
http://blogs.yahoo.co.jp/tokaiama/320276.html
2009年4月8日 ● 続 部落問題 - 東海アマのブログ
近藤勇や沖田総司が部落民と書いたら、異議が出たが、実は筆者も確実な証拠があるわけでなく、状況証拠による推理である。
近藤の実家は調布飛行場内にあった宮川家だが、当時、飛行場などに接収される地域は容易な被差別集落が多かったことに加え、新撰組が奈良の被差別集落から剣士を公募していた事情があり、そうした人間関係を構築できたのは同じ出身だからと推理した。また後に大名を目指したコンプレックスの強さも傍証要素である。
沖田は、白河藩士の子だが、養子であって出自は定かでない。当時、出身がどうであれ、素養・素質があれば養子縁組という手段での身分転換が広く普及しており、わずか8歳で近藤の元に出される事情は、被差別民のような非常に軽い身分からの養子であったことを示すと考える。斉藤弥九郎も同じで氷見の仏生寺村(弥助)を調べれば分かる。
明確な証拠もなく断定的に書いたのは、筆者の問題であり軽薄であったかもしれない。以上訂正しておきたい。
日本の部落差別制度は、どのように成立したのか?
今では大きな謎だが、筆者は、朝鮮儒教における古代差別システムが百済王国の移住とともに、日本に持ち込まれたと推理している。
古代朝鮮において、儒教体制における、カーストにも類似した非常に苛酷な差別制度があったことが知られている。百済王国では16階級もあり、さらに、それぞれ細分化された地位があった。
秦の始皇帝の子孫を称する女真扶余族だったが、中華文明の影響を強烈に受けて、後に苛酷な形而上学を展開する李氏朝鮮の原型となる儒教的差別様式が、すでに完成していたと考えられ、科挙制度まであったことが、その証拠と考える。
百済王国が日本に移住したのは1600〜1400年ほど前と考えられ、蘇我氏が百済重臣であったことは、すでに歴史学会の定説であろう。高松塚はじめ、ほとんどの古代遺跡に百済文化様式が明瞭に見えている。
聖徳太子以降の天皇家、豪族支配下における民衆支配のシステムも、最初から明確な身分差別制度に貫かれている。ここでは長くなるので、興味があれば各自で調査されたい。
日本史における古代賤民の記述は、遣隋使あたりには明瞭で、生口という奴隷が中国に献上されたことが有名である。当時、権力を持たない大衆は生口・奴卑であり、家畜としての扱い以外のものではなかった。それは王〜太夫階級権力者の所有財産にすぎなかった。
部落差別制度の直接の創始は、おそらく大宝律令における賤民規定ではないかと考える研究者が多い。
賤民身分が固定し、権力とともに強固に構築されるメカニズムは、「人の上に人を作れば、人の下に人が作られる」という原理によるものだ。
すなわち、人の認識は「対立の統一」という思考法に規定されており、例えば、「明るい」という概念を理解するためには「暗い」という概念が同時に必要とされる。「光」は「闇」と共にでなければ決して認識されることはない。
この意味で、天皇など頂点に君臨する支配階級を認めるためには、社会の最底辺にいる賤民と同時にでなければ人は認識できない仕組みを持っている。このため、高貴な天皇を作り出すためには、同時に卑しい賤民をも作らなければならないのである。
最初に、「エライ人と卑しい人」概念の導入によって、人々は差別の存在を知る。そして、そのなかで自分の位置を表現しようするわけで、「自分がエライ人」であると認識するためには、自分の下に「卑しい人」を作り出す必要がある。
このメカニズムによって、差別階級はどんどん細分化されてゆく仕組みをもっており、とりわけ差別思想の大好きな儒教社会では階級細分化が進んだ。
例えば、李氏朝鮮にあっては、基本は良民・賤民の分化でありながら、やがて両班・中人・常民・賤民と分化し、さらに賤民だけで8種類と細分化されて、全部で30を超す身分差別体系が成立してゆく。
こうした差別思想は現代にも引き継がれていて、北朝鮮では現在54階級の差別体系が生きているとされる。ちなみに、やはり差別の大好きな特権階級クラブであるフリーメーソンでは33階級あり、上流階級になる気分も大変だと分かる。
このなかで、李氏差別体系のなかで現代にまで生きる白丁(ペクチョン)階級と、日本の穢多・非人階級の類似性が指摘されている。
いずれも社会の最底辺で、家畜解体・汚穢処理・皮革処理・処刑などに携わることを強要され、社会全体の憎しみを直接浴びる立場で、権力者を守る防波堤にさせられていた。
処刑を命令する両班・武家階級は、公開処刑において、民衆を直接殺す役割を白丁・穢多にしておくことで憎悪が彼らに向かうわけであり、怒りの矛先を直接浴びずにすむことになったわけで、権力維持の大切なシステムであったことがわかる。
例えば、1950年前後に、韓国政府が120万人の自国民を大量虐殺した保導連盟事件では、おそらく白丁階級が直接の殺害に当たらせられたことで、民衆の憎悪を浴びて政府批判の緩衝となった。白丁階級に対する差別意識は激化し、事実を明らかにすることもできず沈黙が続いたことで、この事件が闇に葬られる原因になったと考えられる。
江戸期から明治中期までは権力による処刑は基本的に見せしめのため公開されていて、その直接の殺害役を部落民が強要されていたという事実が、民衆の怒りの矛先を、どれほど部落民にすり替えさせ、歴史的な蔑視感情を醸成するのに役立ったか、誰にでも分かるはずだが、多くの人たちは理性よりも目先の感情に依存するものであり、このことにより、部落差別の恐ろしいほどに深刻な実態が形成されていったのである。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」
「ありゃー、ありゃー」と、犠牲者に槍を突き立てる穢多に対する憎悪は、凄まじい怨念として民衆の心の底に沈殿していった。このことで、穢多集落に対する偏見と憎悪が累積し、一切のコミュニケーションは閉ざされ、部落は陸の孤島となった。
そして、彼らの住む地域そのものに対する憎悪まで醸成されていった。それが「部落地名総鑑」という本になり、そこに掲載された地域は、例え、商業的価値がどれほど有利であろうと顧みられず、異様に安い値で取引されても、それでも住みたがる人は少ない。
筆者は、そうした土地で育った。その中心地では、歴史的に死弊家畜解体を穢多だけに許された事情から食肉文化が発展し、いつも美味しそうなホルモンの臭いが漂っていた。いっておくが、現在の超人気、焼肉ホルモン食文化は、まさしく被差別部落由来である。部落の人たちに感謝する気持ちがない者は、食べる資格などない。
関東では浅草に将軍家より豪華な弾左衛門屋敷があり、隅田川沿いに大規模な汚穢処理場が広がっていた。江戸住民の、あらゆる汚穢は、すべて現在の立石〜千住界隈の屎尿処理田に集められ、数年間も腐熟させて、素晴らしい肥料となり、江戸庶民の食生活を支えたのである。
被差別部落の果たした役割は、まさしく3K仕事(汚い、きつい、嫌われる)であり、民衆の忌み嫌う仕事を一手に引き受けて人々の生活を底辺で支え続けたのである。
その代償は、徹底的な差別であり侮蔑であった。だが、今、我々の生活で、ゴミ屎尿処理、肥料製造などの仕事を蔑視でもしようものなら、たちどころに凄まじい汚穢のなかに住むことになる。我々は、そうした仕事を引き受けてくれている人たちに、心から感謝の念を抱かねばならない。
それとともに、歴史的に庶民の生活を底辺で支え続けた未解放集落の人たちに対する評価を根底から改める必要がある。
今、我々が、ここに生きていられるのも、彼らの辛い仕事の積み重ねのおかげである。今こそ、穢多階級が、どれほど素晴らしい仕事を続けてくれたのか、民衆を文句も言わずに支えてくれたのか、心の底から感謝の気持ちをこめて問い直さねばならないのだ。
人間が生きている以上、ウンコも出す、人も家畜も死ぬ、ゴミもたまる、そうした汚い処理仕事から顔を背けるならば、たちどころに我々の生活は行き詰まり、ひどいことになる。
そんな人の嫌がる仕事を続けている人を蔑視するなど、とんでもない愚かな話であって、そんなヤツは、今後、クソ小便の始末も自分でやりやがれ、ゴミも自分で始末しろ! 人様の努力に世話になっておきながら、「四つ」とか蔑称をつけて差別するとはなにごとだ!
これまで、少しでも、そうした仕事を軽蔑した人は、たった今からでも、彼らに土下座して詫びよ!
ネットで検索すると、面白半分で、被差別集落について侮蔑感丸出しで書き込んでいるゴミ、阿呆が後を絶たないが、社会の最底辺の人たちこそ本当に社会を支えてくれる聖人なのだと理解できないクズであり馬鹿野郎どもだ。とっとと失せろ!
しかしながら、とりわけ戦後、民主主義教育の名の下で、部落問題を真正面から議論せずに「臭いモノにフタ」の愚かな対応を行って、事実を隠蔽しまくったツケにより、部落問題は深く潜行してしまい、今では同和対策事業がヤクザの資金源になったり、未解放部落がヤクザ、非合法活動の温床になったりと、負の遺産が蓄積されてしまっている。
我々は、今からでも、部落問題を真正面から取り上げ、何一つ隠さず、正々堂々と議論する必要があるのだ。
とりわけ、畜産食肉事業に、同和対策の闇が構築されてしまっている。
例えば、ハンナン・フジチク・丸明など食肉偽装詐欺問題は、ほとんどすべて同和利権問題であり、それが意図的に隠蔽されてきた問題である故に、闇に光が差し込みづらかったのである。
すなわち、警察もマスコミも、同和事業に介入しようとすれば、部落解放同盟(今では暴力団幹部に占拠されている)がたちどころに猛烈な抗議を行うことで聖域化している事情があり、これを利用して暴力団が行政からカネをせびり、脱税など非合法工作や食肉偽装の温床となっている。
この文章も、いずれ抗議や嫌がらせを受けるかもしれないが、そのときは真正面から対決するつもりだ。
同和事業では嫌がらせが奥の手になってしまっている。筆者が、山本ゲーゲーという人物から10年以上にわたって嫌がらせを受けている事情はすでに書いた。ゲーゲーは筆者のことを「エタ」とメールに書いていた。
そこで調べて見ると、彼こそは被差別集落のなかに育った重度障害者であり、彼が他人への嫌がらせを生き甲斐にしている事情が、部落問題と無関係でないと分かってきた。
これ以上、具体的に書くわけにはいかないが、だいたい想像していただきたい。
部落問題を考える上で、一番大切な視点は、日本の未解放部落こそ、日本でもっとも底辺でありながら、人々の生活を真に支える大切な仕事をしてくれてきた人たちということだ。その彼らを差別するような了見は、あまりに愚かである。ただ、部落問題が、日本における食肉・畜産そして狩猟の問題と密接に結びつき、深刻な事情が潜在していることを指摘しておく。
http://blogs.yahoo.co.jp/tokaiama/331372.html
手紙 岡林信康(放送禁止歌)
https://www.youtube.com/watch?v=jLYY-tClxH0
手紙
岡林信康 作詞/作曲
私の好きな みつるさんが
おじいさんから お店をもらい
二人いっしょに 暮らすんだと
うれしそうに 話してたけど
私といっしょに なるのだったら
お店をゆずらないと 言われたの
お店をゆずらないと 言われたの
私は彼の 幸せのため
身を引こうと 思ってます
二人はいっしょに なれないのなら
死のうとまで 彼は言った
だからすべて 彼にあげたこと
くやんではいない 別れても
くやんではいない 別れても
だけどお父さん お母さん
私は二度と 恋はしない
部落に生まれた そのことの
どこが悪い どこがちがう
暗い手紙に なりました
だけど私は 書きたかった
だけど私は 書きたかった
http://www.fukuchan.ac/music/j-folk1/tegami.html
被差別部落の女性の遺書がベースになっているといわれ、部落差別を正面から取り上げた超A級の名曲ですが、各メディアが放送を自粛したためか、ほとんどメディアで流されることがなかった作品でした。
私にとっては、差別問題というものをほとんど知らなかった少年時代に衝撃とともに聴いた記憶があり、戦争の愚かさを心にしみこませてくれたのが、フォークルの「イムジン河」だったなら、様々な差別問題について、そして人の心に宿る悲しい闇について考える最も大きなきっかけをくれた歌は、この「手紙」だったように思います。
当時、そうした歌がそれぞれ放送されることがほとんどないという異様な扱いを受けていたわけですが、そのことがまた、これらの歌は世の中の真実、歪みを正面から逃げずに歌っていたのだ、と感じさせてくれるようです。
https://www.youtube.com/watch?v=lPuv06Rsd8g
日本・部落史 by 東海アマ
* 「私のニセモノに注意?@tokaiama
@take1only 岡林信康の「手紙」は、完全な実話です。この手紙は遺書でした。
彼女が自殺されてから岡林は歌詞に改編したのです。
だから、真実だけが持つ凄まじい力が私たちの心を殴り倒すのです」
* 「私のニセモノに注意?@tokaiama
名曲中の名曲「手紙」を決して世に出さなかったマスコミ。もちろん朝日新聞も同じです。
本当の理由は、当時、彼らマスコミが人事採用に壬申戸籍(部落名鑑)を利用し橋下徹のような部落地域出身者を絶対に採用しない事実を曝露されたくなかったのです。「部落」は禁句となりフタをして隠されました」
手紙、チューリップのアップリケ、どちらも、岡林ソングの中では、私が絶対にパスする歌です。絶対に、二度と聞きたくない歌です。
以前これらを耳にしたのは、もう40年も前です。
その頃、岡林のアルバムを2枚、買いました。『見る前に飛べ』と、『おいらいち抜けた』でした。どちらも、すぐに「欲しい」という友人にくれてやりました。
90年代に、久しぶりに「ペンノリ」の歌が入っているCDを買いました。これは、全体的に良い歌が集まっていました。
しかし、そうでしたか、私が、一度耳にしただけで、もう絶対に聞きたくない、と思ったのは、「部落ソング」だったのですか。
今でも、絶対に聞きたくありません。
いかに岡林ソングであろうと、私は、死ぬまで絶対に聞かないでしょう。
暗すぎます。
あんな暗さで、人生が生きていけるはずがない、と私は思いました。
その一方には、加山雄三の、潮風の匂いに満ちた甘い湘南サウンドがあるのに、なんでわざわざあんな暗い歌を聞かなくてはいけないのか。
当時、私はそう思ったものでした。「白い砂の少女」「アイ・フィール・ソー・ファイン」。この世界には、ビューティフルなものがあります。
しかし、好き嫌いの次元ではなく、それが日々の現実の生活だった人がいたとは。
いや、歌というのは、現実の生活を前提にして生まれてくるものですから、そのような生活を送っている人がいるだろうことは察しられましたが、私は関わりたくないと思いました。
今でもそうです。
「部落」とはなんぞや? 私には、永久(とこしえ)に関係のないもの。
個人的・私的にはそう思いますが、しかし、律令理性論から見ると、東海アマさんがつぶやく「日本・部落史」は面白いです。
* 「私のニセモノに注意?@tokaiama
日本中で部落差別問題が激しく人々を傷つけた地域は、必ず百済から渡来した秦氏の進出地域でした。京都大阪の間には見えない民族の塀が立ち塞がっています。奈良や岡山でも同じです。関東でもそうでした。
そこには特権階級秦氏による差別システムが成立していたのです。日本に「白丁」を持ち込んだ秦氏」
* 「私のニセモノに注意?@tokaiama
@YUKARING1222 一度、西日本の差別の史跡を旅してごらんなさい。水平社や解放同盟に行ってみるのもいい。まずは島崎藤村の破戒を読んでごらんなさい。
同和関係者は暴力団ばかりなので幻滅しないでね」
* 「私のニセモノに注意?@tokaiama
@tetsuyan1112 かもしれないが、分かりません。それより、秦氏の進出した地域に不思議なことに原子力施設ができるのです。福島も六カ所も泊も。
島津氏も秦氏でした。西郷が朝鮮白丁に憤激して征韓論を主張したのも島津氏の差別と関係があると思っています」
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/11495
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html#c9
10. 中川隆[7624] koaQ7Jey 2017年4月09日 22:01:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8111]
第27題 「白丁」考
「白丁」とは?
在日朝鮮人たちと部落問題について話し合う機会があると、必ずといっていいほど言われることが「私らはあの人たちと違う」である。
確かにその歴史的経緯が違うし、その在り様も違う。第一に一方は日本人なのに、他方は朝鮮人だ。その違いは明らかだが、日本社会ではともに差別される存在として同様視されている。今なお日本人の結婚の際になされる差別発言は「部落と朝鮮はダメだ」であり、私自身もよく耳にしたものだ。しかし、なぜ在日朝鮮人たちは被差別部落との違いを強調するのか。それはどうやら朝鮮社会にある「白丁」差別と関係があるらしいと思うようになった。
「白丁」というのは日本の「穢多」と同様に、かつての中世朝鮮社会で畜獣の屠殺などの仕事に従事してきた被差別民で、職業のみならず結婚、住居、衣服までもが厳しく制限された。一九世紀の末に李氏朝鮮王朝のもとで、形のうえで身分解放が行なわれたが、「白丁」差別は厳存した。1923年、日本の水平社の結成に刺激されて衡平社を結成し、身分差別解放運動を果敢に闘った。しかし第二次大戦後(朝鮮独立後)は再び団結することはなかった。
白丁は『韓日辞典』(高麗書林1972)では
「四っつ、えた、新平民、屠殺や柳行李などの製作を職業とした賎民」
と説明され、
『朝鮮語大辞典』(角川書店1986)では
「@(古い社会で)屠殺を本業とし柳行李づくりを副業としていた人(賎民)、
A牛・豚・犬などを屠殺すること(者)、
B人をののしっていう語」
と説明されている。
「白丁」の使われ方
「白丁」━━その漢字を見れば、日本の「穢多」と違って差別的なものは全くない。しかし「ペッチョン」と朝鮮語読みをすれば、それは朝鮮人たちに独特の響きをもって聞こえてくるようだ。
韓国から来た人で、同和地区のすぐ近くに住んでいた人と少し親しくなった。何気なく
「あそこは同和地区といって、韓国でいう『白丁(ペッチョン)』といわれている人たちが住んでいる。」
と言ったら、その人の顔が急に変わり、「すぐに引っ越さなくては」と言う。
その語気の激しさに、こっちがびっくりした。
私はT市に住む在日朝鮮人のHさんの家に、同じく在日のS君らと一緒に訪れて写真を撮ったことがあった。
そこはいわゆる朝鮮部落で、古いバラック風の建物が並んであった。
S君は家に帰ってからその写真を家族に見せたら、家族の一人が
「なんや、ペッチョン部落やないか」
と言った、という話を聞いた。
今は有名な事実として知られるようになったが、二十年以上前、北朝鮮が当時の韓国の朴正煕大統領を罵倒する言葉として「インガンペッチョン」(人間白丁)を使った。最初これを書いてあった雑誌を読んだとき、まさかいくら何でも社会主義国がそんな言葉を使うなんて、ウソ八百だろうと思ったのだが、事実であった。総連系の日本語パンフや新聞では、「人非人」「屠殺者」という表現であったと記憶するが、その原語は「ペッチョン」だったのである。
これも雑誌に書いてあったものであるが、1980年の韓国全羅南道で起きた光州事件(市民と軍隊とが衝突し、200人近い死者が出た事件)の際、双方から「ペッチョンノム」(白丁野郎)という言葉が飛び交ったという。いろんな韓国人を知ると、こういうことには驚かなくなった。さもありなん、と思う。
今なお残る身分差別思想
在日一世のお年寄りたちに日本語を教える教室をやっていた時、作文の練習として「あなたのお母さんはどんな人でしたか」というような質問に答える、という勉強をしたことがあった。その質問に
「あなたの家はヤンパン(両班━李氏朝鮮時代の支配階級)でしたか」
「チョッポ(族譜━系図のこと)はありますか」
というのを入れたのだが、ある一世が顔色を変えて
「こんなこと聞くもんやない。何も知らないからこんなことを書いたんやろうけど、こんなこと答えられるか。」
と怒った。
その後、朝鮮の歴史を読んで、「白丁」には族譜がないことを知った。
またほとんどの朝鮮人は自分が両班出身だと考えており、そうでないと言ったら下層階級の者に見られてバカにされる、ということも知った。
尹学準著『歴史まみれの韓国』(亜紀書房)によれば、この両班意識は近代化に成功したはずの韓国においても、ほとんどの韓国人の意識に強く残っているという。あんな質問は、
「あなたの先祖は白丁ですか」
と聞くようなもので、朝鮮人には余りにも失礼だったのである。
朝鮮社会において今なお引きずる身分差別思想を垣間見た。
http://www.asahi-net.or.jp/~fv2t-tjmt/dainijuunanadai
あなたは白丁(ペクチョン/ペッチョン)という言葉を知っていますか?
白丁とは朝鮮で最下位に位置する被差別民(穢多のようなもの)です。
白丁は人間ではないとされていました。殺しても罰されることはありませんでした。
彼らは本国で差別を受けまくり、泣く泣く日本に逃げて来たのです。
朝鮮では日本よりずっと身分への差別がすさまじいのです。現在でも続いています。
済州島は朝鮮における流刑地であり、最下層の地域で白丁が大量に住んでいました。
戦後も済州島四・三事件などで多数の済州島民が日本に来ました。
在日の多くはこの済州島の出身であり、つまり在日の殆どは白丁なのです。
朝鮮人を指すチョンという言葉がありますが、これも白丁からきています。
本国に帰っても日本より酷い差別を受けるだけ。彼らは帰ることが出来ません。
韓国の大学でも在日は白丁が移民したのだと教えられているそうです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1432737204
李氏朝鮮における白丁と賤民
高麗時代までの朝鮮では、白丁は中国、日本と同じく無位無冠の良民を指す言葉であった。
李氏朝鮮の時代に身分制度がさらに複雑化し、
国王、両班、中人、常人、賤民(=賤人)
に大別され、白丁は賤民の中の最下位に位置づけられた。
白丁は「백정」(ペクチョン/ ペッチョン)と呼び、七般公賤(官奴婢、妓生、官女、吏族、駅卒、獄卒、犯罪逃亡者)八般私賤(巫女、革履物の職人、使令:宮中音楽の演奏家、僧侶、才人:芸人、社堂:旅をしながら歌や踊りで生計をたてるグループ『男寺党』、挙史:女連れで歌・踊り・芸をする人、白丁)と言われた賤民(非自由民)のなかで最下位に位置する被差別民を指す言葉になった。
1423年、屠畜業者などに対する差別を緩和するために彼らを白丁と呼ぶようにした。だが良民は彼らを「新白丁」と呼びながら相変らず差別し続け、徐々に「白丁」は賤民のみを指す言葉になった。
起源については大別して神話説と北方異民族説と政治犯説などが唱えられている。
異民族説は高麗に帰化した中央アジア系の韃靼族が政治の混乱に乗じて略奪を繰り返したことや、低位の扱いを受けていた朝鮮族などが差別を受けるようになったのが白丁の起源であるとされているという説である。ほかに、杜門洞七二人忠臣たちの志操説、楊水尺から始まった説がある。
朝鮮半島で白丁が受けた身分差別は、以下のようなものである。
1.族譜を持つことの禁止。
2.屠畜、食肉商、皮革業、骨細工、柳細工(編笠、行李など)以外の職業に就くことの禁止。
3.常民との通婚の禁止。
4.日当たりのいい場所や高地に住むことの禁止。
5.瓦屋根を持つ家に住むことの禁止。
6.文字を知ること、学校へ行くことの禁止。
7.他の身分の者に敬語以外の言葉を使うことの禁止。
8.名前に仁、義、禮、智、信、忠、君の字を使うことの禁止。
9.姓を持つことの禁止。
10.公共の場に出入りすることの禁止。
11.葬式で棺桶を使うことの禁止。
12.結婚式で桶を使うことの禁止。
13.墓を常民より高い場所や日当たりの良い場所に作ることの禁止。
14.墓碑を建てることの禁止。
15.一般民の前で胸を張って歩くことの禁止。
これらの禁を破れば厳罰を受け、時にはリンチを受けて殺害された。
その場合、殺害犯はなんの罰も受けなかった。
白丁は人間ではないとされていたためである。
白丁は大抵、都市や村落の外の辺鄙な場所に集団で暮らし、食肉処理、製革業、柳器製作などを本業にしていた。
白丁と常民の結婚は許されておらず、居住地域も制限された。
また、高価な日常製品の使用も禁止されていた。
農業や商業に従事することは禁止されていたが、李氏朝鮮中期になるとこの規制は緩み、農業などに従事していた者もいたようである。
一方、国の管理に属さない化外の民であったため、戸籍を持たず税金や軍布(徴兵の代わりに収める布税)なども免除されていた。
奴婢が国により管理されていたのとは対照的である。
支出や行動が厳しく規制される反面、本業による手数料などを得ることができたことや、両班階級が財産を没収することすら忌み嫌ったため、李氏朝鮮時代に繰り返し行われていた庶民に対する過酷な財産徴収なども受けず、李氏朝鮮の中では唯一資本蓄積が可能な階級だったとも言われている。
李氏朝鮮の時には免賤と言われる白丁階級からの解放もあったが、滅多に行われなかった。
甲午農民戦争の時に農民軍は差別撤廃を主張したこともあった他、高宗時代の甲午改革の後、1894年に身分制度が廃止されながら白丁の身分も消えて国家官吏になる者も現れたが、差別は相変わらず残った。
1926年の朝鮮総督府の統計調査によると、当時の朝鮮半島の「白丁」とされていた階層は8211世帯、3万6809人にのぼる。
職業の内訳で最も多いのは獣肉販売業で27.8パーセント。
これに屠畜、製革、製靴など牛に関係する一連の職業をあわせると48.8パーセント。
農業が25.2パーセント。柳器製造が10.6パーセント。
飲食店や低級旅館の経営が5.8パーセントであった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E4%B8%81
11. 中川隆[7625] koaQ7Jey 2017年4月09日 22:06:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8112]
2010年4月27日
なぜ芸能界に「在日」が多い?
昔から公然の秘密として言われる「なぜ芸能人に在日コリアンが多い」かだ。
なぜだかは薄々知っていたが、上手にまとめてあるサイトがある。
「日の丸君の日記」
http://hinomarukun.com/
の「芸能界には昔から公然の秘密として、在日コリアンが多い。
なぜだろうか。」というホームページがある。 ここでは、
1「実力世界説」 2「芸能身分説」 3「暴力団関与説」の三点に分けている。
この区分が一番わかり易いと思われることと、意見がほぼ一致するので整理しながら引用させていただく。
http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/04/26/13.jpg
特に「芸能身分説」の項にあるが、在日コリアンの殆どが朝鮮半島では最下位層(奴隷)の白丁(ペクチョン)、広大(大道芸人)・男寺堂(放浪芸能)出身だということだ。
当然のことだが在日コリアンは、自称・両班(貴族)階級が多い韓国民からも「白丁」(奴隷)とみられているという。
これは日本人より階級制度の実情に明るいのだから仕方ないことだ。
韓国民からすれば、在日コリアンは全員奴隷階級と思っているのだろう。
生粋の朝鮮半島人が、日本人以上に在日コリアンを嫌う理由がここにある。
そして、「在日」が戦後帰国しなかった最大の理由もこれだと言う。
白丁(ペクチョン)は帰国して、元の階級に戻るのはイヤだと思っただろうし、
それより、差別の少ない日本で威張り散らしていたほうが楽と思ったことや
密入国者だった(殆どが密入国と言われている)
本貫(日本の戸籍のようなもの)が奴隷なのでない、
徴兵制度から逃れたい。
という、日本人には理解し難いいろんな理由があったようだ。
http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/04/26/min01_2.jpg
朝鮮半島では、労働を貶める劣化儒教では、芸能関係者は白丁と並ぶ最低ランクの身分とされていた。
白丁は、本来「白い服を着た人」のことで傘をかぶった姿を記録写真などで見ることが出来る。
また最近の韓国ドラマ『テルン選手村』にも「白丁」という言葉が出てくる。
韓国民の約四分の一は「白丁」だったといわれ、ドラマにも登場することは自然なことだ。「白丁」が登場するドラマは、「林巨正」、「白丁の娘」Min01_2、「茶母」、「張吉山」、「土地」は白丁が主人公で白丁の人生が題材らしい。
よって、白丁と言っても差別とは言えないことを指摘しておく。
朝鮮半島では、日常的用語だという。
例えば「林巨正」の映画宣伝に、16世紀の朝鮮に実在した人物で、白丁と呼ばれる賎民階級の出身。 白丁は主に屠殺業に従事していた。
波乱万丈の生涯を描いた歴史大作とある。
つまり在日コリアンの芸能人は、芸能という「遺伝子」DNAが、子、孫に引き継がれ、異国の地・日本で花開いたと見れば分かり易い。
歌や踊りの能力は、見よう見まねもあるかも知れないが遺伝すると言われている。
沖縄出身者の芸能人が多いことと、根底は同じと見ている。
琉球王国でも、衣服や「ハチマチ」 の色などを定めた厳しい身分制度があった。
中国や日本に気を遣いながら国を維持して来た琉球は、芸能で賓客をもてなす必要があったと言われている。
なお歌手の和田アキ子は、1949年4月10日、大阪市東成区生まれ。本名は金福子(通名・金海福子(かねうみ ふくこ))で、父親は済州島から渡ってきた金基淑(金海基淑)氏、母親は慶尚南道からやってきた金海森子氏であるという。
2005年週刊文春の取材に答えている。
なお1968年、「和田アキ子」としてデビューするため、先に帰化した叔父の「和田忠浩(金和淑)」の籍に入って和田姓を名乗る。
和田忠浩は「ミナミの帝王」のモデル。
それから、済州島出身の二世ということは、両親は1948年に発生した済州島四・三事件からの難を逃れるために、日本に密入国したと推測される。
この事件は韓国政府の「赤刈り」とも言われ、済州島民が大量虐殺されている。
数年続いたという。
当時、この島から日本に密入国した島民は5〜6万人とも言われている。
そして大阪では鶴橋、東京では三河島にコミュニティーを作った。
隠れ家だ。
それから、済州島は朝鮮半島の流刑地であり、最下層の白丁が大量に住んだ島だ。
韓国の大学でも、在日は白丁が移民したのだと教えており、よって、本国の朝鮮人は奴隷である在日朝鮮人と一緒にされるのを嫌がる。
つまり、自分の出身国からも軽視されているのだ。
http://z-shibuya.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-fae1.html
在日 有名人 2011-03-29
土井たか子(李高順)
福島瑞穂(趙春花)
筑紫哲也(朴三壽)
佐高信(韓吉竜)
山田花子(金花子)
原田泰造(金泰造)
安田成美(鄭成美)
マッハ文朱(李文朱)
大山倍達(尹泰植)
力道山(金信洛)
岩城滉一(李光一)
ジョニー大倉(李雲煥)
田中麗奈(鄭麗奈)
都はるみ(李春美)
松任谷 由実(金 玉子)
星野真里(李真里)
後藤真希(呉真希)
松宮貴至(生野巽)
沢田研二(李研二)
金子鎮宇(李珍宇)
安川正義(孫正義)
立原正秋(金胤奎)
布袋寅泰(混血)
吉川晃司(レコード会社発)
篠原涼子
中村あずさ
八代亜紀(琉球と半島の混血)
浅野温子
池山隆寛
達川光男
金村義明(キムギミョン)
金本知憲
光山英和(この名字に倭人を知らん)
伊集院静
太平かつみ
神保美喜
杉原輝男
大原麗子
安原麗子(ex少女隊;やまとの歌謡曲タブーの韓国でオンステージって間違いなくその筋)
松本伊代(今後アイフルのCMに出てくるタレントは在日)
aiko(柳井愛子,父親は総聯地方幹部)
EPO(佐藤榮子)
MAIKO(栄舞子,ZONE)
MEGUMI(山野仁,仁でめぐみと読む)
misono(神田美苑)
MIYU(長瀬美夕,ZONE)
Reina(宮内玲奈,MAX)
YOSHIKI(林佳樹,X-JAPAN)
YOU(松岡ユキコ)
YUKI(北村夕起,TRF)
赤井秀和
アンリ菅野(梅山静子)
いしだ壱成(星川一星,half)
いしのようこ(石野陽子)
石野真子
いっこく堂(玉城一石)
うつみ宮土理(井川三重子)
ウド鈴木(鈴木任紀)
ガクト(岡部学,混血)
加勢大周
かたせ梨乃(杉田典子)
かとうれいこ(横尾房江)
川島直美
神田正輝
小西真奈美
島袋寛子(混血:沖縄・鮮人)
スガシカオ(菅止戈男)
すぎやまこういち(椙山浩一)
せんだみつお(中野光雄)
つかこうへい(金原峰雄,金峰雄,)
つのだじろう
つんく♂(寺田光男)
トミーズ雅(北村雅英,母親・北村金子)
とよた真帆(青山真穂)
ドンドコドン山口
名高達郎(名高達夫)
なべおさみ
なべやかん
にしきのあきら(錦野旦)
西田尚美
西村ひろゆき(2ちゃんねる管理人)
ピエール瀧(瀧正則)
びびる大木・ヒロミ(小園浩己)
ベンガル(柳原晴郎)
ポール牧(榛沢一道)
ホンコン(蔵野孝洋)
モト冬樹(武東裕男)
モンキッキー(大森明)
もんたよしのり(門田頼命)
米倉涼子
ラッシャー板前
りゅうこうじ(笠浩二,C-C-B)
愛内里菜(垣内里佳子)
安めぐみ
安岡力也
安原麗子(少女隊)
安西ひろこ(安西紘子)
伊集院静
伊藤英明
伊藤美咲(安斎智子)
井出らっきょ(井出博士)
井上晴美(北村仁絵)
井上和香(新村直子)
井川遥(井川秀恵,趙秀恵)
井沢八郎(工藤金一)
井筒仁康
一色紗英(畠山紗英)
引田天功(板倉満里子)
宇多田ヒカル(岩下光)
永井真理子
永山藍子
永瀬正敏
永島敏行
永島暎子
永六輔(永孝雄,台湾人か)
円広士
園まり(薗部毬子)
園原佑紀乃(園原ゆかり)
奥菜恵(三桝貴恵)
奥田瑛二
押尾学岡
安由美子
岡江久美子
岡崎友紀(岩倉友紀子)
岡田可愛
岡八郎(市岡輝夫)
岡本夏生(金村幸子,李夏生,李幸子)
沖雅也(日景城児)
沖田浩之(置鮎広之)
下川辰平
加護亜衣(B&K)
夏川結衣(宮川美紀)
河合奈保子(金原奈保子)
河合美智子(鈴木一栄)
河島英吾
火野正平(二瓶康一)
花咲まゆ(井沢由美)
華原朋美(下河原朋美)
角川博
角田ひろ
叶恭子(小山恭子,混血:鮮人とフィリピン)
叶美香(玉井美香,混血:鮮人とフィリピン)
舘ひろし(舘廣)
吉井怜(飛知和怜)
吉岡秀隆(川口,蕨界隈)
吉岡美穂(焼肉屋の娘)
吉幾三(鎌田善人)
吉川ひなの(高田愛)
吉川晃司
吉田日出子(平松日出子)
吉野きみ佳(吉野公佳)
丘みつ子(森田光子)
久本雅美
及川光博
宮下順子(金英姫)
宮川大助(松下孝美)
宮内淳
宮迫博之
宮本信子(池内信子)
玉置なみ(玉置成美)
玉置浩二
玉木宏
玉利かおる
桑名将博
桂木文
原久美子(北原久美子)
原口まさあき(原口晶匡)
原史奈
原田伸郎
原田美枝子
原田龍二
五木ひろし(松山数夫,混血:同和・鮮人)
倖田來未(神田來未子)
光浦靖子
光本幸子
工藤静香
工藤夕貴
幸田シャーミン
広末涼子
江角マキコ
江波杏子
香坂みゆき
香山美子
高岡早紀(高岡佐紀子)
高橋克典(梅宮の親戚)
高見恭子
高樹澪(貞谷油佳里)
高倉・高知東生(大崎丈二)
高島礼子
高嶋ちさ子(盛田知佐子)高品格
高峰美枝子
高木美穂
黒沢優(混血:母・林寛子)
黒谷友香(日韓合作ドラマ出演)
佐藤絵梨子(佐藤栄利子,崔江利子)
佐野元春
坂田利夫(地神利夫)
坂東英二(満州?)
坂本九
坂本冬美
崎谷健次郎
桜金造(佐藤茂樹)
桜庭あつこ(金成亜希子)
三崎千恵子(宮阪トシ)
三田佳子(高橋嘉子)
三田寛子
山根元代
山咲千里(杵村千里)
山崎まさよし
山田雅人
山田邦子
児玉清(北川清)
寺島純子
鹿賀丈史(勝田薫且)
篠田三郎(大塚晴生)
篠田正浩
柴咲コウ(山村幸恵,千川部落)
手塚さとみ
酒井若菜(酒井美幸)
酒井美紀
酒井法子(高相法子)
樹希樹林
出川哲郎
春一番(春花直樹)
春日八郎
勝俣州和
勝呂誉
小坂一也
小松千春(小松崎千春)
小川菜摘(夫・浜田雅功)
小泉今日子(厚○市文化会館/温水方面の農村)
小倉優子
小沢健二
小池栄子(下北沢パチンコ屋の娘)
小柳ユキ(黒柳りん)
小柳ルミ子
小林幸子(焼肉屋)
松浦亜弥(松村亜由美,皮屋の娘,BK混血)
松岡きっこ(岩谷紀公子)
松岡充(SOPHIA)
松岡俊介
松下由樹(松下幸枝)
松金洋子
松坂慶子(高内慶子,父親が鮮人,戦中長崎から海路脱出
松坂沙良
松山三四郎(秦光秀)
松山千春
松村邦彦
松村雄基(松村憲幸)
松嶋尚美(オセロの白、西成部落)
松嶋菜々子(座間出身,父親は倒産した某金属係企業)
松本紀保(藤間紀保子)
松本莉緒(金野恵)
笑福亭笑瓶(渡士洋)
上島竜兵(上島龍平)
城戸真亜子
常盤貴子(尼崎潮江出身,自称横浜)
森下愛子
森口博子(花村博美)
森口瑤子(坂元陽子)
森高千里(父親が森高・母親が高森)
森次晃嗣(森次浩三)
森進一(森内一寛,母親が鮮人)
森川美穂(榎並美穂)
森田健作(鈴木栄治)
真行寺君枝(大口君枝)
真中瞳(小林真知子,焼肉屋の娘)
神戸一郎
神保美喜
神野美伽(荒木美佳)
村春子(石山春子)
杉本彩(パチンコ屋の娘)
杉本哲太(杉坂哲太)
菅原都々子
成宮寛貴
星由里子
清岡純子
清水健太郎(園田巌)
西山浩司
西川のりお(川西康成)
西村和彦(伏見茶屋 仁志むら亭)
西村知美(西尾知美)
西田ひかる(西田光)
青江三奈(井原静子)
青田典子
斉藤陽子
石橋陵(石橋秀樹)
石原さとみ(石神国子)
石川ひとみ(山田ひとみ)
石川秀美
石川梨華(揚梨華,父親は全国朝鮮総聯幹部)
石塚英彦
石田ひかり(訓覇ひかり)
赤木春恵
千秋(藤本千秋)
千堂あきほ(先名iu晃穂)
千葉真一(前田禎穂)
川村ひかる(篠崎由希恵)
川中美幸
浅香光代(北岡昭子)
浅香唯(西川亜紀)
浅野ゆう子(赤沢裕子)
前田吟(前田信明)
倉田まりこ
相田翔子(千川部落周辺,鈴木敬子)
相本久美子(倉内久美子)
草笛光子(栗田光子)
村上遥(安保由里子)
太田光
大原かおり(大原香織)
大杉漣(大杉孝)
大谷直子
大塚寧々
大鶴儀丹
滝沢秀明(旧姓・指田)
宅麻伸(詫摩繁春)
沢口靖子
淡路恵子(井田阿紀子)
池宮彰一郎(池上金男,池金男)
中山美穂(辻美穂,宋藍姫,選択屋)
中森明菜(B&K,肉屋)
中川安奈(栗山安奈)
中村あずさ
中尾彬
中野英雄
仲根かすみ(植可澄美)
朝丘雪路
長瀬愛
長瀬智也
椎名詰平(岩城正剛)
椎名林檎(椎名裕美子)
辻仁成
辻沢杏子
堤大二郎
東ちづる(東智鶴)
藤原紀香(尼崎潮江朝鮮部落)
藤原竜也(藤原竜也)
藤村志保(静永操)
藤谷美紀(金谷満紀子)
藤本美貴(尹美貴,混血(母親)離婚,朝鮮総聯,北海道の焼肉屋)
洞口依子(葛西依子)
奈美悦子(並川悦子)
内山理名(玉井杏奈,南足柄のK部落)
内村光良
内田裕也(内田雄也)
内藤剛志
内藤洋子
内藤陽子
内野聖陽
南こうせつ(南高節)
梅宮アンナ
梅宮辰夫(梅宮辰雄)
萩原聖人
柏木由紀子(大島由紀子)
柏木礼音(涼柴央)
白石美帆(阿久津桜)
白川由美(二谷安基子)
白都真理(白木真理)
白竜(田貞一)
畑野浩子
畠田理恵
八乙女光(佐々木光)
八代亜紀(混血:沖縄・鮮人)
飯島愛(石井光子)
樋口可南子
美木良介(寺田良介)
氷室恭介(寺西修)
浜崎あゆみ(浜崎歩)
浜田雅功
富司純子(寺嶋純子)
布施明
布袋寅泰(父親が鮮人)
風吹ジュン(川添麗子)
平山あや
片瀬那奈
保坂尚輝(保阪尚希)
宝生桜子(山本絵里歌)
宝生舞(北村麻衣)
宝田明
豊原功輔
豊川悦司
北原賢治
北原三枝
本田美奈子(工藤美奈子)
本木雅弘
麻木久仁子(松本久仁子)
網浜直子(秦直子)
木ノ実ナナ(池田鞠子)
柳ジョージ
柳沢慎吾
柳樂優弥
優香(岡部広子,呉広子)
有馬隼人(TBSアナウンサー)
由紀さおり(安田章子)
由美かおる(西辻由美子)
遊井亮子(金井亮子)
余貴美子
揚原京子
揚田あき
葉山レイコ(栫美保子)
遥洋子
隆大介(柳明男)
龍円愛梨(テレ朝アナウンサー)
龍田梨恵
涼風真世(森永佳奈女)
鈴木京香
鈴木紗理奈(宗廣華奈子)
和央ようか
眞鍋かをり
池田大作
浜崎あゆみ(濱崎歩)=父は朝鮮半島から来たヤクザ
和田アキ子(金現子,飯塚現子)=大阪の在日スラム地区のキムチ商人の娘、従兄弟は金海道場というテコンドーの道場を開いている
ソニン=もちろん在日、高知県の国際スクール出身
倉木麻衣(青野麻衣)=父は在日 西条秀樹(李龍雄)=韓国、斉州島出身
松田優作=父は日本人、母が韓国人、つまりハーフ
北野武=クオーター(4分の1朝鮮人の血が入っている)
金子鎮宇(李珍宇)
光高姫安金赤白青黄柳竜龍英栄永東西南北希穂春夏秋冬玉明花美が姓名に入っていることが多い。
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/3edd743746d41ba98b0d1c653e72699d?fm=entry_awp_sleep
12. 中川隆[7626] koaQ7Jey 2017年4月09日 22:10:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8113]
部落家族の血筋
奇形が生まれる血筋
金の亡者の血筋
黒い歯茎と腐った息の中森明菜の血筋
結婚して子供を作っては駄目
生まれる子供が奇形
あの歯茎の黒い女の子供は奇形
諦めなさい
諦めなさい
中森明菜は部落女だから
諦めなさい
結婚したら部落民が家族になる
あの歯茎女の家族は金の亡者
諦めなさい
諦めなさい
中森明菜は部落女だから
家族に金を毟り取られ
生まれる子供は奇形
諦めなさい
________
部落民と芸能人 2011-03-14
野中広務、竹中平蔵、長嶋茂雄、新庄剛志、野茂英雄、
駒田徳広、北島康介、西川きよし、三國連太郎、佐藤浩市、
島田紳介、杉良太郎、五木ひろし、八代亜紀、水前寺清子、
中森明菜、 小林幸子、坂本冬美、小柳ルミ子、萬田久子、
沢口靖子、 森口博子、川原亜矢子、柏原芳恵、加護亜依、
松浦亜弥、 加藤あい、K嶋K子 、豊川悦治、京本正樹
倖田來未、ハイヒールモモコ、三田寛子、平井けん
篠原涼子 、飯島愛 、矢沢詠吉 、加藤茶 、仲本工事
西郷輝彦、内山理名 、元木大介、泉谷しげる、板東英二
弁護士・橋下徹(飛鳥地区)、沢尻エリカ 、篠原涼子
長谷川京子 、松任谷由実 、ヒロミ 、上戸彩 、嶋大輔
たとえば●居●●の場合在日で、彼女が同和だから、別れたのでしょうか?
でも、そんな理由なら、お互いに差別しあう仲になりますよね。
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/b98fd7e207adfcd758844fb437e3233c?fm=entry_awp_sleep
やくざとかかわりのある、芸能人? 2012-09-30
■身内
酒井法子(父、弟)、名倉(兄)、杉浦太陽(父)、
谷亮子(父親・兄・叔父・従兄弟)、和田アキ子(叔父、兄)、
西条秀樹(姉の旦那)、観月ありさ (母親がヤクザの愛人)
ガタルカナルタカ(父)、柳ユーレイ(父)、TOKIOの城島(父)
東国原(父)、加護(父)、高知東生(父)、赤井秀和(従兄弟)
国生さゆり(夫)、鈴木杏樹(父)、松山千春(祖父)、
■愛人関係(過去も含む)
吉岡美穂(極心)、小林幸子(稲川)、細木和子(小金井)、
雛形あきこ(統侠)、MEGUMI(熊本)
■ケツ持ち、懇意、等
島田紳助(極心)、薬師寺(弘道)、里見浩太郎(小沼)、
清水あきら(田中)、北島三郎(稲川)、千葉真一(山口)、
力也(吉田川)、ヒロミ(吉田川)、研ナオコ(吉田川)、
清水健太郎(後藤)、中居正広(稲川)、寺島進(千住)、
小野やすし(稲川)、渡辺二郎氏(極心)、
大似田厚(山川)、亀田(住吉)、中野英雄(後藤、古川)
■後藤組誕生会+古川組誕生会 参加者
薬師寺保栄、アンディフグ、安岡力也、せんだみつお、千葉真一、
天地真理、清水健太郎、綾小路きみまろ、石井和義、
内藤やす子、小林旭、朝田昌貴
内田裕也、中野英雄、本宮ひろ志、桑名正博、吉川銀二、ジョー山中
芸能人は、そういう意味では、普通の人はなりたがらないし、在日、同和も多いですね。
http://blog.goo.ne.jp/ootomo0320/e/cdba1339d289333a1dcee72a5dfd7a61?fm=entry_awp_sleep
13. 中川隆[7627] koaQ7Jey 2017年4月09日 22:11:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8114]
【日本奇習紀行シリーズ】 近畿地方・某地域
奇習! 村の共有物になった女児 ― 教科書には載らない“被差別部落の歴史”を古老が語る=近畿地方
これまで、本連載においては、日本全国に存在する、ないし存在していたとされるさまざまな奇習について紹介してきた。その大半が、当時の事象の一部、もしくは全部を体験したり目撃した人物による証言を元にしているという性質上、それら口伝的な内容は、学術的に主流とされる言説からはおよそかけ離れたものになりがちだ。
だが、すべての歴史が書き言葉によって記され、史料として現存しているわけではないことからもわかるように、また、歴史というものが絶えず勝者によって継がれていくものであるという性質上、そこには必ずといってもよいほど「記されていない事実」というものが存在している。今回ご紹介する“とある古老”の話も、そうした歴史の教科書に載ることもなく、高名な学者先生たちからは見向きもされないような、そんな消え行く記録のひとつだ。
「最初に私がお話しなくちゃいけないのは、私の生まれ育った集落が、いわゆる“部落”だっていうことなんです。だから、地図上は同じ町内のように書かれていても、周囲とはまったく違った時間が流れていたんです」
今回、我々の取材に、自らの生い立ちを交えつつ語りはじめたのは、近畿地方のとある地域に住む無職・金山力蔵さん(仮名・84)。金山さんの話によると、彼が生まれ育った地域は、いわゆる被差別部落に類するもので、そのせいか、集落全体が周囲の地域から隔絶された状態であったという。
「外から集落の入り口に差し掛かると、そこから急に道が悪くなっていたりとか。周りの家はちゃんとしているのに、あの界隈だけがバラック同然の板壁の家だとか。そういう見た目の違いもありましたけどもね、一番違うのは、我々の生活そのものです。たとえば、我々の地域じゃ、女の子が生まれると、それは共有財産というか、みんなのものだという考えがありましてね。それこそ、どの男とも籍ひとつ入れやしないんですが、嫁のようにいろんな男たちの子どもを生んでましたよ」
金山さんの話によると、彼が暮らしていた集落では、女児が生まれると、その時点で誰が親なのかという点すら曖昧にし、それこそ地域の大人たちすべてが「父」であり、「母」であるという環境にするそうだ。そして、地域社会全体で彼女を養い育て、無事に成長した暁には、同じ集落にいる複数の男たちと性交させ、子どもを生ませる。やがて生まれた子どもは母親のいない私生児として扱われ、男児の場合は男の実家で育てられ、女児の場合は彼女の母親と同様に、村の共有財産として扱われる……そういう習慣が存在していたという。
なお、こうしたなんとも奇異な状況が生まれた背景について、金山さんは被差別部落ならではの事情があると指摘する。
「なにせよそから嫁に来るような娘はいないわけです。でも、村の中で生まれる女も限られてくる。だからみんなで養って、みんなの子どもを生んでもらう。そういう話だったんじゃないかなって思います」
「よその人たちからすればね、それこそ信じられないようなことだと思うんですよ。でもね、我々にとってはそうするのが当たり前だったんです。もちろんね、こういう話っていうのは、集落の外にいる人らだって当然、知っていたはずなんですよ。けれどもね、彼らはいつだって私らをね、腫れ物にでも触るかのように扱ってきたわけだから、見てみぬフリなんです。なにせ、火事で家が焼けようと、人が死のうと、お巡りも消防も来やしない場所なんですから」
今回、金山さんが語ってくれた話は、無論、地元で保管されている郷土史料にすら、その記述が見当たらない。しかし、記述がないからといって、なにもその行為自体が実在しなかったというわけではない。もしかすると、彼らのように隔絶された時間と生活を過ごす人々にとっては、「表の歴史」として当たり前のように記載される年表の行間に、自らが辿った見えない生涯の記録を見出すことしかできないのかもしれない。
(取材・文=戸叶和男)
http://tocana.jp/2016/08/post_10598_entry.html
いきなりだが、エタの橋下徹や松井一郎ひきいるナチス日本維新の会のようなエタ政党やエセウヨで、
いじめと懲罰が大好きな弾左衛門系部落民団体の自由同和会や
奴等に金を提供している生長の家(教祖の谷口雅春やその孫で現代表の雅宣と弟の貴康には、汚い弾左衛門ヨツアシの血が流れている)や
幸福の科学(代表の大川隆法は徳島の弾左衛門系の部落地区出身のエタ)や
崇教真光(ここの開祖の岡田某も弾左衛門系部落地区のエタ)
のようなエタユダヤカルトが蔓延り、ナチスのように、ネトウヨを煽動し、精神病患者へのヘイトを煽動する。
部落解放同盟のような反日エタだけでなく、エセウヨ自由同和会のような弾左衛門系ヨツアシ同和団体も有害である。
右左問わず、エタをはじめとする部落民は日本から叩きだし、ヴァチカンやユダヤイスラエルに追放するべきである。
aki上級大将こと福島彰浩
2017/02/07 15:34
http://19730619.at.webry.info/201702/article_1.html
14. 中川隆[7628] koaQ7Jey 2017年4月09日 22:14:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8115]
2015年11月28日
ユニクロ柳井正 語られない一族の出自と解放運動
「泳げない人間は沈めろ」「労働者は年収100万円以下で当然」
非情な言葉を口にする一方、自分はこれといった苦労も努力もした事はない。
引用:http://i.huffpost.com/gen/1415832/images/o-UNIQLO-YANAI-facebook.jpg
日本有数の資産家になった柳井正のユニクロは、その始まりが元非合法組織の構成員で、解放運動とも深い関わりを持っています。
柳井正は事あるごとに労働者を侮辱したり、日本人を批判する発言をしているが、そのルーツは江戸時代の身分制度にありました。
柳井一族の出自
柳井正は父親からユニクロの前身「メンズショップ小郡商事」を受け継いだが、元は叔父の「小郡商事」が始まりだった。
柳井の叔父の柳井政雄は日本の部落解放運動の活動家で、解放運動から政治家に転じ、山口県議会議員を勤めました。
中央政界にも人脈があり、山口出身議員の後援会会長をつとめ、総理府同和対策協議会や同和対策審議会委員も勤めた。
実業家としても成功し、38歳で1946年「小郡商事」を創業、弟の柳井等(柳井の父)が洋服事業を担当していた。
1949年に「メンズショップ小郡商事」として独立店舗を開業して1972年に現在の社長の柳井正が入社しました。
柳井政雄の叔父(つまり柳井正の父の叔父でもある)柳井傳一は部落解放運動の先駆けである全国水平社の創設メンバーでした。
全国水平社は1922年に創設された部落解放組織で、江戸時代の身分制度の最底辺に位置した人たちの集まりとされています。
日本の慣習や制度を打ち破る事を信条とし、自然に反政府活動や日本人に批判的な人と協力するようになった。
水平社は水平(平等)より権力を握って日本の支配層を目指す運動に変化し、部落解放同盟に変化していきました。
つまりユニクロとは部落解放同盟の創設に参加した一族が創業した会社であり、柳井一族は筋金入りの部落運動活動家という一面を持っています。
社長の柳井正の数々の反日発言や、日本と日本人を敵視する思想、言動は柳井一族の出自から受け継いでいます。
言うまでもなく現代の柳井正も父や叔父から、解放運動人脈を受け継いでいると考えられる。
ユニクロ前史
1984年に「ユニーク・クロージング・ウエアハウス」を開店しユニクロになり、直後に柳井正が社長に就任しました。
実質的に「ユニクロ」方式の店舗を始めたのは柳井正だという事が分かります。
創業者で叔父の柳井政雄は、父が部落出身者だったらしく牛馬商を営み、父の手伝いをした後、京都の板前の兄の元で働いた。
だが隣の犬を刃物で傷つける事件を起こして首になり、山口県の炭鉱で働くうちに裏組織の組員になった。
数々の事件を起こした後に23歳で足を洗い、解放同盟の叔父、柳井傳一から資金援助を受けて簡易宿舎を始めた。
これが1932年の事で、当時の500円(現在の100万円相当)を元手に木賃宿、材木商、運送業と事業を広げて行った。
この頃の柳井政雄は足を洗ったとは言っても元組織の一員であり、荒っぽい男達を雇って働かせていたのは想像に難くない。
柳井政雄は1946年に日本社会党公認で山口市議、次いで山口県議会議員に当選したが、むろんクリーンな政治とは無縁な活動をしていた。
非合法組織や部落運動に顔が利き、警察にも通じていて事業で得た金もあり、金権政治を地で行っていた。
選挙で後押ししたのは後に部落解放同盟となる水平社の叔父、柳井傳一だった。
因みに「餃子の王将」を創業した加藤朝雄とユニクロを創業した柳井政雄は共に部落出身で、解放運動を通じた友人だったと言われている。
柳井政雄は貧乏臭い社会党とは合わずに仲たがいし、総理の佐藤栄作から誘われて自民党系で解放運動を始めた。
このように現在「ファーストリテイリング」という名前の会社の始まりは、実は組織の親分と部落解放運動が始まりだった。
柳井正の信条「泳げない人間は沈める」
このような一族の遺伝子は柳井正にも脈々と受け継がれていて、日本人への憎悪と日本という国への憎しみは隠しようが無い。
ユニクロはブラック企業として有名だが、その現状はどういう物なのか、元従業員らの告発から知る事ができる。
柳井正は「泳げない人間は沈める」「企業には年収100万以下と1000万円以上の人間しか必要ない」など数々の名言を残して来ました。
柳井の父と先祖は最底辺労働者であり、そこから這い上がるために解放運動をしていたのだが、自分が支配層になると労働者を貶めた。
ファーストリテイリングは『ユニクロ帝国の光と影』という本を告訴したが裁判で敗れ、書いてある内容は事実だと裁判所が認定しました。
ユニクロを批判するマスコミや告発者には、高額賠償金をチラつかせ、批判させないようにしているとされている。
『ユニクロ帝国の光と影』によるとタイムカードを押して退社したように見せかけ、月300時間以上の労働をさせていた。
これに対し柳井正は「人より良い生活がしたいのなら、頑張らないと賃金は上がらない」などと述べ、質問しても話をはぐらかすのが特徴です。
「経営者になれない人間は賃金100万円以下になり、賃金を上げたいなら頑張らないといけない。」が口癖である。
ユニクロでは社員は朝7時に出勤し、夜10時過ぎに退社するのが常態化していて、しかも残業はしていない事にしていました。
ユニクロでは「フルボリューム開店」する事になっていて、開店した時点で棚に「隙間」があったらペナルティを受けたり叱責される。
前日に売れた分を朝10時まで完璧に並べなおさねばならず、朝7時に出社しなければならないという訳です。
勤務中は制服としてユニクロ製品の着用が義務付けられているのに、服は買い取りで店が補助をしたりはしない。
しかも毎日同じ服を着てはいけないので、ユニクロで働くとユニクロをどんどん買わされます。
努力しろが口癖の柳井正は入社した時点で重役であり「賃金を上げるための努力」なる物を自分はしていない。
http://thutmose.blog.jp/archives/48935161.html
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html#c14
15. 中川隆[7629] koaQ7Jey 2017年4月09日 22:42:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8116]
芸能人には、部落出身者、在日朝鮮人が多いので、結婚が困難。
中森明菜の実家は肉屋(部落民)。だから、自殺未遂までした。
沢口靖子は、混血でしたよね。
695 :Miss名無しさん:2009/02/09(月) 20:46:57 ID:R+t39eyE
結婚したくても出来ないんだって。
部落だから。
【被差別部落】
中森明菜 瀬川瑛子 森口博子 坂本冬美 伊東四朗
久本雅美 氷室京介 浜崎あゆみ 加護亜衣 野中広務
86 :横山ファック :1999/09/30(木) 15:22
中森明菜が自殺未遂をしたのは、マッチとの結婚を部落民であることを
理由に反対されたかららしい。
144 :>141 :1999/10/06(水) 21:17
なめし皮職人
肉屋
戦前からこういう商売をやっているお宅は多分・・・
明菜さんちって肉屋じゃなかったっけ?
146 :たけ :1999/10/08(金) 16:35
広末涼子、高知では有名な部落民。
昔、差別されたからブランドとしての学歴を親も本人もほしがるあさましさ。
ちょっとでも気に食わないことがあると、くわ持って車を叩き壊すような方達が住んでいる部落出身だった。
後に市内へ引越ししたみたいだが、高知ではコワイ一族で有名。
http://mewstorage.coresv.com/test/read.cgi/logC_geinou/938076153/
1 :血は混ざり合って美しくなる。:03/11/07 04:00 ID:65aGL/0F
藤●紀香とか松嶋菜●子だとか部落には美人が多い。
川●紀子さまも和歌山の平家の落人伝説の地出身でBだしね。。。
14 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/09 10:53 ID:Xb0wGrLR
藤原○香はBじゃないですよ
同和啓発ビデオには出ていましたが
15 :名無し@沢村:03/11/09 12:44 ID:wsoPhcVR
部落は抜群に美人というか、魅力的な女性が多いよ。
大下容子、篠原ともえ、高島礼子、山咲千里などはすべてそうだよ。
昔のタレントでは、加川淳子、森川千恵子、田中なおみ、樋口可南子などがそうだよ。
16 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/09 13:02 ID:XRjuj0DB
古くは 山本富士子 満田久子なんかもいいよね
部落は ほんと 美人が多い
19 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/09 14:34 ID:e+0C5wNS
あの吉永小百合だってBだしね
140 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/18 20:35 ID:BW8jDga8
>>136
中上作品にはBの絶世の美男美女が出てくるけど、中上自身がああいう顔だから、
同じ部落の別の家系を題材にしてるのかと思った。
中上自身はゴールデン街でよく田中康夫あたりを殴ってたというけど、
酒の飲みすぎで死んだようなものだったらしいね。
幻の美貌の部落民の家族写真、見てみたいなー。
中上の娘は父親みたいな容貌魁偉ではなく、普通の可愛い子だけど。
145 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/18 23:26 ID:IBAbRcyp
宮沢りえを忘れてない?
146 :もっこす ◆ZM08EeniEM :03/11/18 23:39 ID:fC4PGHiD
りえちゃんは、ハーフ。日蘭だっけ?
147 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 00:46 ID:t7vICvYc
>>146 りえママがB。 りえはオランダ人との私生児。
148 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 04:19 ID:D1zYoo/g
中森明菜は父親が肉屋
153 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 16:59 ID:6VSxZMvd
貴りえの破局の真相はりえがBだから。
197 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/02 09:59 ID:sF792uXw
部落と言っても今は平成、21世紀です
女優の山本富士子さん満田久子さん写真家 織作峰子さん
みなさん元日本&ユニバースです
顔立ち、立ち振る舞い、気品さえ感じますね
ただし僕の近隣には部落はないので一般の部落の女性はみたことがありません
憶測ですが美人もいれば不美人もいるのではないでしょうか
これは特殊な例でしょうが東京地裁で裁判傍聴で抽選待ちしてた時
正門でやけに警備員が多くでてきたなと思ったら解放同の黄色いゼッケン
をつけて閉鎖された正門でガチャガチャ大騒ぎがおきました
結局ゼッケン鉢巻をはずすことで結論だでたようですが
あとで警備員に確認したら狭山事件の再審請求の抗議にきたそうです
先頭に」弁護士そのあとにチャパツの若い男女普通の大人が200人くらい
いたでしょうか
その時の正門での若い男女の言葉使いはまるでヤクザもののような言葉
使いで僕も部落に偏見をもったことは確かです
でもこれは単なる一例かもしれませんし
残念ながら部落一般の女性の風貌をみたのはこれ一回だけです
でも部落に美人は多いのではと思ったりしています
200 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/04 19:35 ID:NmS8lt9Z
宝塚歌劇団の創始者 小林翁 がB出身ですが 音楽学校生徒には
所謂ええとこのお嬢と在日&Bの大金持ちの娘さんの混成だそうです
理由はもって生まれた天性と音楽学校受験までに個人レッスン等
相当な金銭がかかるからだそうです
OGの黒木瞳さんはB 同じく音楽学校OGの小柳さんんはKですよね
こうしてみると やはりB出身のかたは綺麗な人が多いですね
残念ながら 一路さんがBのかたとは確認できません
203 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/05 10:40 ID:IUGF601t
小 林 一 三 について
1.阪急グループの創始者
2・山梨県の●落出身
2・慶応大学OB
疑問ありましたら山梨県の郷土研究家に相談を
317 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/29 16:47 ID:qWlN18zZ
満田久子は、典型的な部落美人、父親は大阪部落解放同盟の幹部、俺は満田さんの大ファン
318 : :03/12/29 17:24 ID:b+VVOK1J
萬田・萬野姓は南大阪某地区では保守本流
ほとんど移動もなく地区に根を下ろしている
320 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/29 18:23 ID:yFzTNlls
写真家、織作峰子なんかも美人だ、元日本ユニバース
392 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/05 01:52 ID:LV2M/S5v
関西在住で近所に部落もありますが、
部落の女性は、ほんと細い人が多いです。
肩幅30?pくらい。
はっとする美人も多いです。
中森明菜に似た人も多いです。
しかし、近所の部落は都会の部落で、由緒ある部落というより
元スラム街という感じで、「血が濃い」ということもないと
思うんですが、このスレで言われている部落の人の特徴を持ってる
人が多いです。不思議なことに。
400 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/06 23:01 ID:cz9+nYZG
部落美人といえば一昔前は五月みどりというのが定番だったが
新旧交代のようだなAI−Kに
547 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/24 13:02 ID:bwwtRnBI
なんと言っても満田久子さんは最高だな、あの色気と上品さ^^
あと写真家の織作峰子さんも綺麗で気品があるしB美人は最高^^
148 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 04:19 ID:D1zYoo/g
中森明菜は父親が肉屋
149 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/19 05:14 ID:Sql7IYvO
>>148
肉屋なんて町内にいくつもあるんじゃないの?
それが、全部Bとでも?
533 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/22 12:01 ID:cbEfylTe
>149
肉屋なんて90%以上Bでしょ?
水泳の北島とか。
536 :もっこす ◆ZM08EeniEM :04/01/22 14:39 ID:Rl3w7d6A
東京都では、精肉店相手の啓発が一番神経を使うという。
なぜなら、部落出の経営者がほとんどいないからだという。
398 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 02:08:04.60 ID:N3RdgrnX0
昭和の歌姫も実家が肉屋だったな
アイドルとの大恋愛も破局してしまったし、今だに独身だ
本当に可哀想なことをした
431 :本当にあった怖い名無し:2013/03/31(日) 22:50:05.39 ID:9tadAZXQ0
清瀬市の中森精肉店
432 :本当にあった怖い名無し:2013/03/31(日) 23:17:02.84 ID:0ef03KhH0
中森○菜はエタなのでマッチの両親に結婚反対された。
433 :本当にあった怖い名無し:2013/04/01(月) 19:39:45.02 ID:j6yFIB1b0
あれ、マッチさんのところは、オヤジさんいなかったんじゃなかったけ?
445 :本当にあった怖い名無し:2013/04/06(土) 08:06:36.13 ID:3837HQIb0
>>433
それはたのきんのトシちゃん。
マッチは親父じゃなくてお母さんがいない。
つき合う前の絶頂期に病気で死んで遺骨泥棒事件があった思う。
459 :本当にあった怖い名無し:2013/04/08(月) 00:34:10.49 ID:1Z+tr7+YO
>>432
その明菜の8000万を使い込んだゲス男がジャニーズの兄貴ヅラしてるのどうかとおもうがな
399 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 02:20:55.36 ID:SHTlK3O10
あの水泳のメダリストの実家もそうなんだけど
422 :権平 ◆T0e.kDbaK2 :2013/03/31(日) 02:49:27.53 ID:reANwFFP0
野球界で〇〇選手は同和とかデマがまかり通ってるけど
本物のムラの出で確定しているのは三宅町出身の駒田&若井
あとは65回大会の選抜で上宮を優勝させた名将「山上烈」氏
この人は羽曳野の食肉村の出。
食肉センターそばの碑を見ればおのずとわかる。
おそらくこの3人だけだろう。
423 :本当にあった怖い名無し:2013/03/31(日) 09:10:44.57 ID:W1YeMitN0
>>422
駒田って巨人から横浜に移籍したあの駒田ですか?
それは初耳でした。
日本人選手としては珍しい190cmを超えるの巨体の内野手であり、2000本安打を達成した名選手じゃないですか。
よく相撲取りとかの巨体の持ち主が、部落からよく生まれると噂されますが本当だったのですね。
駒田選手は、あの体でホームランバッターではなくアベレージヒッターだったというのが面白かった。
でも童話出身者が3人だけというのは少ない気がします、本当はもっと多いのでは?
芸能人はもっと多いですからね
472 :本当にあった怖い名無し:2013/04/16(火) 03:30:48.46 ID:EronUPoZ0
エッタ役者 三國連太郎旅立つ
473 :本当にあった怖い名無し:2013/04/16(火) 04:17:31.26 ID:p97xtPkm0
>>472
義父がでしょ
426 :本当にあった怖い名無し:2013/03/31(日) 10:46:18.28 ID:dcGLaezhO
現実には芸能人で確定しているのもそう多くはないだろ?
427 :本当にあった怖い名無し:2013/03/31(日) 11:00:19.08 ID:W1YeMitN0
>>426
今話題になっているオセロの中島の相方の方は、確定みたいですけど
お兄さんが団体の役員をされているとか?
すごく美白の肌が印象的です
428 :本当にあった怖い名無し:2013/03/31(日) 21:52:10.22 ID:WmePCaUq0
父親がヤクザで母親と妹が解同団地住み。
従兄が東大阪市議で解同の支部長。
東大阪の布施って言う有名な部落民。
429 :本当にあった怖い名無し:2013/03/31(日) 22:04:34.02 ID:pQJCyl1h0
だったらアホの占い師を松嶋の従兄弟にキャン言わせてもらったらええんちゃうの?
それで、ともちゃんは何年か病院に入って毎日おくすりを飲んだり折り紙を折ったりして落ち着いてもらって、引退させるより他ないよ。
430 :本当にあった怖い名無し:2013/03/31(日) 22:18:18.12 ID:ljdF1AK10
加藤あいの甚目寺出身説の真相は如何に?
434 :本当にあった怖い名無し:2013/04/01(月) 20:58:21.70 ID:+Jk6kT+fP
白オセロで思い出したが羽曳野らへんは明らか人種違うレベルの色白多いな。
いや白オセロ羽曳野出身じゃないけどあれは1つの典型
435 :本当にあった怖い名無し:2013/04/01(月) 23:59:05.86 ID:U/raE6sY0
男は色黒
女は色白
401 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 06:35:35.49 ID:wqrI2GsUO
兄貴が出会い系で知り会った女が、別れ話でこじれた際に家族親族20人位で乗り込んで来たな〜
遊びで付き合った兄貴もクズで間違いがない
ただ、特別視はしてなかったけれど、窮地に集団でああいう事をしちゃう辺りで自ら偏見に足突っ込んできてるんだなと感じた出来事
403 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 09:52:44.43 ID:XY6HaBWB0
些細なことで気にいらないことがあると差別があったと会社や学校に来て嫌がらせする。 すると目をつけられた人は会社や学校に居にくくなる。そして会社や学校を辞めざるをえない状況になる。
差別を無くすために人を雇えって言ってくる。その人は会社や学校の仕事をしないで団体の仕事だけをする。ヤミ専従ってやつだね。
Bの人たち優先で雇ったり推薦入試で入学させていく。
そして会社や私立の学校を乗っ取ったりする。
404 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 13:16:21.55 ID:O1L6Q7Dy0
家はぼろくないよ
国が建ててくれるから中の上くらいの家にみんな住んでる
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 15:04:23.94 ID:Pd5BiGVf0
まず部落内に小さな道路が通されることがあるとする
その道路は全ての住宅に沿うように建てられて少しずつ民家にかすって行く
そのためその民家に国が移動費と土地代を払う
そのお金は通常の数倍の値段
しかも国の事業だから税金はかなり安いまたは無いくらい
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 15:13:18.74 ID:Pd5BiGVf0
俺が子供の時にも授業であったけど逆に自分達は特別な存在だと思わされる
逆差別にもつながる
さっきも書いたように部落に家があるってだけで道路が通るたびに
移転費用だ土地代だって1億くらいは配られるから部落民はみんな小金持ちだからな
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 15:27:22.32 ID:Pd5BiGVf0
就職したやつとか俺の周りには居ないね
みんな社長業してる
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 15:34:22.48 ID:Pd5BiGVf0
さっきも行ったけど今は利益を追求する団体で華僑を思い浮かべてもらえばいいと思う
あと国から金が道路関係とかで出てるから元手はかなりある
405 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 17:09:33.86 ID:WBXdNGT80
いろんな話しあるよなぁ〜
部落差別煽ってるのは在日だってレスもあるし
差別煽って日本社会から部落を引き離して反日に部落を利用しているらしい
407 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 22:48:18.00 ID:2Un7a94H0
>>405
解同高知市協「差別手紙」事件の犯人が実際に在日だったからな
408 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 23:30:04.10 ID:ysbQAtJmO
>>407
友達も部落出身だから部落にもいろいろ問題があるのは知ってるんだが
友達の怒っているのは差別を煽る在日の存在なんだよ
利権の為にそれに協力する者もいるのが 悔しいって
409 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 23:41:49.62 ID:jAzaViPP0
俺も地域では何百年も伝統がある被差別地域の出身だけど
自分の小さい頃(現アラフォー)は、差別らしい差別はなかったな
喧嘩の捨て台詞で○○○○○とか吐かれるぐらいだけど、それはもう小学生の喧嘩レベル
『豚〜』『チビー』『デブー』『禿〜』と同じぐらいの戦闘力しかなかった。
大人たちは少しおとなしくしてたけどね、昭和30年代ぐらいまでは実際冷たい目があったらしい。
俺らぐらいが自意識を持ち始めた80年代ぐらいから差別・被差別とかでなく、 ルーツがある方がクールな時代になってきたから、逆にお前ら普通の日本人なんかどこ行っても同じじゃん、俺たちは違うぜ『差別された集団』だ、みたいに変な誇りを持てた。
今でも俺たちの属性で被差別みたいなこと言う人いるけれど、自治労とか日教組がらみのプロばかりだよ
奴らは仕事もせずに税金や組合費で全国飛び回ってシンパと酒飲んだり、運動したりの屑
俺たちの先祖は確かに苦労したと思うが、その苦労をネタにしてるのが腹立たしいわ。
でも、日本人は本当に自分たちのアイデンティティ、自分たちが何者かというのを失ってるよね。
在日朝鮮人を見てると、同情してる日本人の底の浅さに驚くし、俺も被差別の歴史を利用しようかな、
朝鮮人みたいに大騒ぎして自分たちの属性を目立たせて高みに挙げた方が、馬鹿な日本人は同情して
言いなりになるだろうし、アフィ的にも炎上商法が効果的なように、歴史でも不幸でも使った方が得する社会だからな
410 :本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 23:53:44.93 ID:jAzaViPP0
あと、在日は日本的な郷土の連帯意識みたいなものを差別の要因として糾弾を始めるようだから気をつけろよ
都会だけで無く、田舎の日本的村社会まで破壊される
俺の先祖は確かに差別されて苦労したが、それはもう紙の歴史だ。
俺たちはその事実の上に立っている。無くすことは出来ないし、それを振りかざして何になる。
今騒いでる在日朝鮮人と俺たちの被差別の先祖のどちらがこの日本で苦労したかと言えば、絶対に俺たちの先祖だ
でも、世間は在日朝鮮人ばかりを取り上げる、それは奴らが先祖の不幸をネタに炎上させてるからだ。
俺はそんな在日朝鮮人は許さない
463 :本当にあった怖い名無し:2013/04/11(木) 18:25:17.46 ID:xHMFaayz0
701年 大陸風で飛騨高山などを弾圧する大宝律令成立。また、被差別部落の分布は、坂上田村麻呂の東北遠征の捕虜流配置の分布と一致している。明らかに先住民弾圧と思われる。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/667.html
64. 中川隆[7630] koaQ7Jey 2017年4月09日 23:45:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8117]
2017-04-06
反プーチンデモと地下鉄爆破、ロシアで何が起きているのか
http://www.kanekashi.com/blog/2017/04/5224.html
3月末にはロシア全土90か所で反プーチン大統領デモが発生、そして4月3日にはプーチン大統領のおひざ元であるサンクトペテルブルクの地下鉄で爆弾テロ発生と、ロシア国内でプーチン体制を揺るがすような事件が続発しています。一体何が起こっているのでしょうか。
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反プーチンデモと地下鉄爆破テロの背景には、金貸しを中心にしたグローバリズムを推進する勢力と、プーチン・トランプ大統領に象徴される反グローバリズム勢力の対立構造が存在しています。
今回のテロの原因となっている、イスラム過激派勢力の台頭は、アラブの春と言われる民主化運動の結果であり、アラブの春も、イスラム過激派も、シリア内戦も、グローバリズム勢力が仕掛けている現象です。
アラブの春は、民主化運動という側面もありますが、グローバリズムに反対する独裁政権を倒し、市場開放を行うことが最大の狙いだったと思われます。そして、その結果発生したシリア内戦の反体制軍を支援したのが、オバマ大統領時代のアメリカやEU諸国でした。アラブの春からシリア内戦へと至る流れは、グローバリズム勢力によって作られたものなのです。EUが積極的に難民を受け入れたのも、人道的な理由だけではなく、労働市場を開放し、グローバリズムを推進することも大きな目的の一つなのです。
これに対して、プーチン大統領、トランプ大統領は市場開放よりも各国の安定を重視する立場から、シリアでは独裁政権によるアレッポ奪還、停戦合意の道を選んだのです。これは、シリア難民などの移民の増大に反対する、EU諸国の極右勢力の期待に応える行動でもありました。
そして、今回のロシアでのやり口は、シリア内戦に至る経緯と非常によく似ているのです。アラブの春でも、SNSが火付け役になりましたが、今回のロシアの反プーチンデモに火を付けたのもSNSでした。そして、爆弾テロにはグローバリズム勢力が支援する反体制派勢力が関与していると思われます。
これまでは、イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ大統領就任、ヨーロッパ諸国での極勢力の台頭、シリア内戦の停戦合意など、グローバリズム勢力がどんどん追い詰められてきていました。今回の、反プーチンデモも地下鉄爆破テロも、追い詰められたグローバリズム勢力の必死の反抗だと思われます。
これからは、国家間の対立という構図に加えて、各国内のグローバリズム勢力と反グローバリズム勢力の戦いが勃発するという複雑な構造になり、ますます、テロや内戦のような解決が困難な問題が増えて行くと思われます。
■地下鉄で爆発14人死亡 キルギス系の男、自爆テロか2017年04月04日
治安当局筋は実行犯の男1人が起こした自爆テロとの見方を示している。中央アジア・キルギスの治安当局関係者は、実行犯とみられる人物が同国出身のロシア人、アクバルジョン・ジャリロフ容疑者だと述べた。一方、自爆テロの実行犯がシリアの反体制派武装勢力と関係があるとの見方を示した。この実行犯がジャリロフ容疑者かどうかは不明。
■プーチン露大統領「中国のネット規制を批判すべきでない」2017年04月04日
ロシアのプーチン大統領は、全ロシア人民戦線のメディアフォーラムで、「中国のインターネット規制のモデルを批判すべきではない」と語った。「ネットの規制は社会の発展レベルに沿ったものでなければならない」との見解を示した。
■ロシア地下鉄爆発 10人死亡 プーチン氏訪問中に テロの可能性で捜査2017年4月3日
ロシア北西部にある同国第2の都市サンクトペテルブルクの地下鉄で3日午後(日本時間同日夜)、爆発があり、市当局によると、10人が死亡した。プーチン大統領は当時、サンクトペテルブルクを訪問しており、テロの可能性も含めて捜査すると表明した。
■<ロシア>反体制派を懐柔か 大統領選にらみ批判と対話2017年4月1日
ロシア各地で3月末に起きた大規模な反政府デモを受け、プーチン露政権は反体制派に硬軟両面の対応を示している。プーチン大統領自身はデモを「違法行為だ」と批判したが、側近は「政府と市民の対話」に言及。
■北極圏国際会議が一変、プーチン大統領が欧米批判2017年03月31日
各国の代表を前に北極開発への協力を呼びかける立場であるはずのプーチン大統領は、ロシアがおかれた政治的窮状を訴え続けました。「在アメリカのロシア大使との接触は制限されている。彼とのどんな動きもスパイ活動として、敵対的に受け止められ、これにはあきれます」(ロシア プーチン大統領)また、プーチン大統領はアメリカ大統領選への介入疑惑を改めて否定しました。
■プーチン氏、米ロ首脳会談「フィンランドはふさわしい場所」2017年03月31日
ロシアのプーチン大統領は、アメリカ・トランプ大統領との初の会談を行う場所としてフィンランドが「ふさわしい」と語りました。会談のためには「米ロ両国が準備を行うべき」だとして、それが行われれば「喜んで参加する」と会談に意欲を示しました。
■「プーチンのいないロシアを!」モスクワなどで大規模デモ 野党勢力の指導者が拘束される2017年03月27日
モスクワやサンクトペテルブルクなどロシア各地の都市で3月26日、野党勢力の指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の呼び掛けで、プーチン政権の汚職に抗議する反政権デモが開かれた。ニューヨークタイムズによると、デモは首都モスクワのほか第2の都市サンクトペテルブルク、中部のエカテリンブルク、極東のウラジオストクなど約90カ所で実施。
■仏大統領選の極右候補ルペン氏、ロシアのプーチン大統領と会見2017年3月24日
プーチン大統領がルペン氏に対し、「今起きている出来事に対して影響を与えようとは決して思っていないが、パートナーである欧州の国々や米国と同様、われわれにはフランスのあらゆる政治勢力の代表と連絡を取り合う権利を有している」と述べ、「私は、欧州の政治勢力においてかなり急速に発展している一分野をあなたが代表していることを知っている」と語ったと伝えている。
■オランダ総選挙、極右の伸び悩み なぜ?2017年3月16日
極右政党が第一党になるか世界の関心が集まっていたオランダの総選挙は、ルッテ首相率いる与党が勝利し、「オランダのトランプ」と言われるウィルダース党首率いる極右・自由党は伸び悩む結果となった。ただし、自由党の議席自体は増えている。極右政党に対する一定の支持があることが改めて裏付けられたとも言える。
■エルドアン大統領、プーチン大統領の発表を伝える2017年3月12日
エルドアン大統領は、ロシア訪問の際にロシア側が、「我々がトルコに対抗して武装テロ組織を支持することはない。」と言ったと述べ、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がシリアの国土の一体性に賛成しているとあらゆることに関して語ったと述べ、「プーチン大統領は武装テロ組織に対抗しており、特にトルコに対しこのようなことはしないと強調した。」と述べた。
■プーチンはシリアのISISを掃討するか──国内に過激派を抱えるジレンマ2017年03月08日
チェチェン共和国でテロ攻撃が増加している。ISISに参加していた戦闘員が、ISISの劣勢を受けてロシアに帰国しているからだ。ロシア政府はシリア介入の大義にISISの壊滅を掲げたが、ISISの掃討作戦が上手くいけばいくほど、かえってISISの戦闘員が逆流し、チェチェンの不安定な情勢に拍車をかける恐れがある。果たしてロシアはそんなリスクを冒しても、ISISを本気で壊滅させるつもりだろうか。
http://www.kanekashi.com/blog/2017/04/5224.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c64
ダウ・ジョーンズの100年に渡る株式市場の値動き。
数々の暴落で激しく揺れ動くチャートだが、凄まじい上昇にあるのが分かるはずだ。
https://4.bp.blogspot.com/-oN-T0gr5iHQ/VzQ_TB_m2YI/AAAAAAAA20E/kZ0WYHFYsow3CsuaH4uO86GO4uYHJf2agCLcB/s1600/img%2B-001.png
http://stockcharts.com/freecharts/historical/img/100-100.png
NYダウ工業株30種平均 超長期月足チャート 1928年11月〜
http://baseviews.com/chart/dow-ja.html
年収400万円層が知らない本当のルール。富裕層になるたった1つの方法とは=鈴木傾城
http://www.mag2.com/p/money/169957
あなたは、現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ
資本主義ゲームのこの仕組みを理解しないと踏みにじられるだけだ
年収400万円以下=普通の人が知らないこと
日本人の平均年収は、国税庁の民間給与実態統計調査を見ると約6割が400万円以下となっている。大企業の社員や一部の公務員をのぞくと年収300万円台は珍しくないし、驚くべきことではない。
年収300万円が6割というのであれば、それが最頻値であり、それが普通であると考えるべきなのだ。これは年収だから、人々は1年間かけて必死で働いてこの金額を稼ぐ。
ところで、あまり誰も言わないことがある。
アメリカの大統領戦でドナルド・トランプが選挙を制して次期大統領に決まってから、急激な円安とアメリカ株式市場の上昇が起きたことだ。
2016年11月4日あたりは1ドル104円だったが、12月4日にもなると114円ほどに上昇していた。さらにニューヨーク株式市場はその1ヶ月で約10%も上昇していた。
米国株を所有して売りも買いもしなかった日本人の多くは、自分が保有している銘柄が何であったのかで振れ幅はあったとしても、11月だけで15%以上の資産増加があったと見るのが一般的だ。
1ヶ月に15%の上昇というのはどういう意味か。
資本主義の不条理にまず絶望しなければならない
1ヶ月で15%の資産が増えたというのは、資産が1000万円の人はたった1ヶ月で資産が150万円増えたということである。では、資産2000万円の人はどうなのか。資産は300万円増えたということになる。
売りもせず、買いもせず、ただアメリカの優良企業の株式を保有しているだけで、資産2000万円の人は1ヶ月で自分の資産が300万円膨らんだのを目にしたということである。
1年間、必死で働いて稼いだ300万円と、1ヶ月ぶらぶらしていたら棚からぼた餅で増えた300万円は、同じ300万円でもずいぶん性質が違う。
1年間も必死で労働していた人にとって、それは許しがたいことである。恐らく、深い嫉妬や自分のやっていることへの絶望や虚無感を止めることができないだろう。
せめてもの慰めは、日本で株式を買っている人は人口の2割にも満たない「少数の人間」であることだ。つまり、1ヶ月に15%の資産増加という僥倖を得た人はほとんどいない。
その2割の中でも長期投資をしている人はさらに極小でり、その保有の対象がアメリカ株であるというのは、さらにほんの少数である。
それを考えると、何もしないで棚からぼた餅で資産を増加させた人は恐らくまわりにいないし、まわりにいないから嫌らしい自慢話を聞かされることもない。
しかし、弱肉強食の資本主義の中では、労働力はもはや搾取される対象でしかなく、資産を持つ者と持たない者の呆れるほどの運命の違いが、ますます先鋭化しているのは見逃せない事実でもある。
ほんの1ヶ月で、100万円も200万円も300万円も「何もしない」で資産を膨らませた人は、本人は何も言わないが確実に存在しているのである。
この資本主義の不条理にまず絶望しなければならない。資産家はそうやって何食わぬ顔で資産を膨らませるのである。
資本主義のルールに即したシンプルかつ強力な手法とは?
すでに資産家は、この資本主義社会の中で優良企業の株式こそが富の源泉であることを知っている。
ますます資本主義は「多国籍企業中心主義」と化しているので、もはや土地成金がフォーブスの金持ちリストの上位にくることも消えた。
世界でも有数の富裕層の「すべて」は、優良企業の株式の大量保有者でもある。
最も株式を大量に保有する条件を満たしやすいのは、自分で会社を興した事業家だ。そして、その株式を譲渡された妻や子供たち、その次に事業として投資を行っている投資家と続く。
事業家もその家族も投資家も、売って買って、売って買って…を繰り返して資産を膨らませたのではなく、成長し続けている企業の株式を「じっと持ち続けた」ことで大きな酬いを得ている。
「株式を売買」しているのではない。「株式を大量に保有」していることで富裕層になっている。それが、最も資本主義に即したシンプルにして強力な手法である。
現代の資本主義で錬金術を成し遂げるには、優良企業の株式を保有するのが有効であることはもはや疑問の余地がなく、あとはどれくらい優良企業の株式を大量に保有できるかが問われているということだ。
小金持ちと富裕層と超富裕層は、その資産の中身で何が違っているわけではない。本質的な部分を見ると、違っているのはただひとつ。優良企業の株式の「保有数」のみである。
単純明快に分かりやすく言うと、単に「数の問題」だ。
10株の株主も株主には違いないが、100株の株主に比べると規模に劣る。100株の株主も株主には違いないが、1000株の株主に比べると規模が劣る。もらえる配当も、影響力も、保有数が大きければ大きいほど強い。
資本主義は数がモノを言う。つまり株式市場で資産を膨らませるには、いかに売るかではなく、いかに買うかの方が重要であることに気付かなければならない。
この本質をつかまないと踏みにじられるだけだ
持たざる者が、優良企業の株式保有数を増加させるにはどうすればいいのか。それは「優良企業が最も安い時に大量に買う」ことで成し遂げる必要がある。
実は長期投資家のほぼすべては、「安い時に大量に買う」という方法を遵守している。
資産を持つ投資家は、金があるのだから株価が高い時でも株を買っているのかと言えば、まったくそうではない。株式を買うという行為の前では、すべての人が平等に「資金が足りない」という状況下にある。
優良企業の時価総額は、例えばファイザーでは約19兆円、コカコーラでは約18兆円、ペプシは約15兆円、エクソンは約37兆円、アップルに至っては約61兆円である。
世界最大の資産家であるビル・ゲイツの資産は約10兆円であることを考えると、ビル・ゲイツでさえ株を買うのに「資金が足りない」状況下にある。
だから、成功している投資家であればあるほど、株式が大暴落している局面で、大量かつ徹底的に株式を掻き集めて保有数を増やす努力をしている。
人生のすべてを使い、ありとあらゆる方法で「株数を増やす」のが、現在の株式至上主義と化した資本主義の中で生き残る最大の方策なのである。
「暴落時に株を買う」のも、「配当を再投資する」のも、「節制して余剰資金で株を買う」のも、すべて「株数を増やす」ためである。
ということは、「人気化してバブルになった株式を買う」のも、「下落局面で株を売る」のも、「安い時に買わない」のも「高値を追う」のも、すべて誤った方法であることが分かる。
私たちが資本主義の中でしなければならないのは、「株式の保有数を増やす」というゲームである。
それ以外のゲームは、資本主義の中で資産を極大化させるのにはあまり役に立たない。むしろ、余計なことをすればするほど基本から遠ざかっていく。
現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ。
http://www.mag2.com/p/money/169957
2016-12-18
予測せず、愛を囁き合っている間に資産は膨れ上がっていた
このメルマガを読んでいる人の大半はここ1ヶ月で資産を20%から50%近く増やしているはずだ。
なぜなら、アメリカの株式市場はトランプが次期大統領に決まってから一気に上昇し、さらに10円以上もの円安の恩恵も受けているからだ。
資産が1000万円の人であれば数百万レベルを一気に手に入れたことになるわけで、実際に「220万円のクリスマスプレゼントになりました」というメールも頂いている。
言うまでもないが、5000万円以上もの資産をアメリカの優良企業に投資している人は、1ヶ月で1000万円以上の単位で資産を増やしていることになる。
資産の規模の大小よりも、どんな人でもアメリカの優良企業の株式を保持し続けるという戦略だけで、ここ1ヶ月で20%から50%の資産増大を成し遂げているということが重要だ。
これが「買い持ち」戦略の威力である。
ただ、市場の状況は急変しやすいので、本当であればこうした変動に一喜一憂することなく、今後は急騰した分だけ急落することもあるという前提でサバイバルしておかなければならない。
世の中は予期せぬことは、いつでも起こり得る
ドナルド・トランプが大統領に決まる前、「トランプがもし次期大統領に決定したら株式は大暴落する」と預言していた人もいたし、「投資家はトランプを嫌ってドルを手放すので、円高ドル安になる」と言っていた人もいた。
「ドルは90円を目指す」と自信満々に断言していたエコノミストもいたし、「そもそもトランプが選ばれることは100%ない」と言っている人もいた。
全員、外れた。
これは「世の中は予期せぬことは、いつでも起こり得る」ことを意味しており、さらに「専門家の予測ですらもまったくアテにならない」ことを意味している。
もっと可哀想なのは、トランプが大統領選挙を制して「もう駄目だ」と株式をすべて処分した人だ。彼らが処分した瞬間に、アメリカの株式市場は激しくラリーし、円は大変動して、手に入ったはずの儲けをみすみす失った。
また、ドナルド・トランプが次期大統領に決まった後、「ドル安円高になる」と考えて、そちらの方向に為替取引で賭けた人もいるが、実際にはドル高円安に一気に大変動したので、逃げ遅れた人で阿鼻叫喚の地獄と化した。
しかし、私を含めて「安い時や適度な価格の時に買って、黙って持っていた人」は、たった1ヶ月で数十%もの利益を目の前で手にすることになったのだ。
優良企業の「買い持ち戦略」を取っていた人がやったのは、予測ではない。誰も予期しなかった動きの中で、ただ「市場にいた」だけなのである。
予測などしていない。予測はしなくてもいい。波に乗る必要はないし、情報に翻弄される必要もない。安い時に手に入れたものは、それは仮にもっと下がったとしても充分に安いのだから、あとはどこかのタイミングで騰がるだけである。
いつか騰がるのだから、別にいつ騰がるのかは予測する必要はなく、あとは好きなことをしてればいい。好きな人とたっぷり時間を過ごし、愛を囁き合っている間に資産は静かに膨れ上がっていく。
2016年は11月から12月にそうなって、私は何も予測しなかったが、資産は勝手に増えた。
では、これからどうするのか?
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株式市場では、なぜいつも「大震災は買い場」になるのか?
大地震が起きて国内が混乱するような事態になると、だいたい株式市場は大きく値を下げる。
しかし、大地震が株式市場に凄まじい悪影響を与えるのは当日から1週間がピークであり、その後は復旧するにつれて当初の悪影響が少しずつ消えていき、1年経てば大地震の影響は株式市場には痕跡も残っていない。
そういった意味で大地震による大暴落は「分かりやすい買い場」となることが多い。これは1995年の阪神・淡路大震災でもそうだった。
1995年1月17日は火曜日だった。被害と死者が拡大していく中で、投資家は蒼白になっていった。21日と22日の土日になって悲惨な状況がテレビで連日のように報道されると、投資家の恐怖は絶頂に達した。そして、週明けの23日から株式市場は1054円もの大暴落を見た。
しかし4ヶ月後になると、市場はこの悲惨な大地震の記憶が薄らいだのか、徐々に値を戻して暴落前に戻ってしまった。
もちろん、神戸の大地震の爪痕は半年ではまったく回復していないのだが、恐怖が薄らぐと復興に意識が戻る。そうなれば震災の悪影響を織り込んだ株式市場はやがて値を戻すのである。
つまり阪神・淡路大震災の暴落は、長期投資家にとっては「買い場」だった。
「大震災は買い場」はアメリカにも当てはまった
「大震災は買い場」というのは、実はこの神戸の大地震の前年に起きていたロサンゼルス大地震でも同じだった。
1994年1月17日の地震の被害が壮絶なものであると分かるとニューヨーク株式市場は動揺し、やがて3月に入ると地震前には4000ポイント近くまであった株式市場は3600ポイント台にまで暴落した。
市場は一気呵成に10%もの暴落を見たということになる。しかし、やはり半年も経てば人々は落ち着きを取り戻し、1995年以降になってニューヨーク株式市場は二度と3600ポイントに戻らないほどの上昇気運に入っていった。
分かりやすく言うと、ロサンゼルス大地震で「アメリカはもう終わった」と言われていたときは「絶好の買い場」だったのである。
この時期、カリフォルニアに根を張って不動産ローンを手広くやっていた銀行「ウエルズ・ファーゴ」は売り叩かれて「倒産するのではないか」とさえ言われていた。
しかし、その時期に猛然とこの銀行を買い進めていたのが史上最強の投資家ウォーレン・バフェットであったのはよく知られている。
この時期に手に入れたウエルズ・ファーゴ株は、今やウォーレン・バフェットの経営するバークシャー・ハサウェイの中核のポートフォリオとなっている。
このロサンゼルス大地震はアメリカ史上、もっとも経済損失の大きな地震だったのだが、それでも「大震災は買い場」という教科書通りの動きは揺るがなかった。
日本では2011年の東日本大震災が、史上最悪の大地震として記憶されている。
この地震では大津波が襲いかかって約2万人もの人々の生命を奪ったばかりでなく、福島第一原発が爆発してメルトダウンするという世界でも類を見ないほど悲惨な天災となって歴史に名が残った。
2011年3月11日の日経平均株価の終値は10254円だった。しかし、原発が爆発するような未曾有の災害が伝えられると3月15日になってパニック売りが発生して一時は8227円を付けるという大暴落になった。
震災前は1万円でそれが8000円台に落ちたのだから、たった数日で株式市場は20%もの大暴落に見舞われたことになる。
恐怖が勝っているので、売り止まらない心境に
この暴落分は2012年3月になって一時的に値を取り戻したのだが、この当時の民主党政権の大混乱で株式市場は再び低迷を余技なくされた。
本格的に株式市場が復活していくのは2012年12月の安倍政権の誕生を待たなければならなかった。
しかし、2年の忍耐で値が戻ったのだから、「大震災は買い場」は結果的に東日本大震災という未曾有の災害にも当てはまったと言える。
民主党政権の政治混乱が重ならなければ、回復はもっと早かっただろうが、パニック売りで起きた下落は、いずれは回復するというのは、だいたい当てはまる動きである。
株式市場が、いつもこのような動きをする理由は、だいたい想像できる。
パニック売りとは「恐怖が恐怖を生む」という現象であり、往々にして適正価格以上に売り込まれるからである。
災害によって、将来の企業収益に悪影響が起きると考える短期投資家は、その損のとばっちりに巻き込まれたくないと考えて、誰もが一刻も早く持ち株を処分しようと動き出す。
誰もが同じことを考えて売り急ぐので、相場は一気に下落する。そうすると、その下落を見た他の投資家が恐怖に駆られ、これ以上損をしたくないと考えてさらに売っていく。
そうやってドミノ倒しのように、次々と恐怖が伝染して売りが殺到するのがパニック売りなのだ。
問題なのは、恐怖に駆られているときは、もはやその企業の本来の価値以上に売り込まれても、投資家は「これ以上損をしたくない」という気持ちが勝っているので売り止まらないということだ。
割安な株式を見つけようとしている投資家たちはよくPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)で割安性を計る。
一般的にはPERが10倍以下、PBRが1倍以下は割安であると言われている。優良銘柄がそうした価格に落ちることはめったにないのだが、パニック売りが発生しているときは、この規準以下の株価にまで落ちる株式が発生する。
要するにパニックが起きているという証拠である。
今後、株価がどうなるのか誰にも分からない
2016年4月18日月曜日、先週の熊本大地震の被害が拡大する中で日本の株式市場は下落した。
前日の終値は1万6848円だったが、これが終値1万6275円になったので572円もの下落だったことが分かる。率にするとマイナス3.40%程度なので、これは暴落というほどでもない。ただの下落だ。
しかし、アベノミクスを支えていた円安局面のピークでは日経平均株価は2万円を超えていたわけで、そこから1万6000円台に落ちているのだから、それこそ20%の下落を見ているということになる。
熊本大地震はその苦境をさらに後押ししたと考えられる。
今後、株式市場がさらに下落するのか、それともこれを底として持ち返すのかは、いろいろな予測があるはずだが、基本的にどうなるのかは「誰も分からない」というのが実情だ。
私自身もこれから市場がどうなるのか、まったく分からないし、予測するつもりもまったくない。実は、市場が上がろうが下がろうが、あまり関心も持っていない。
しかし、売りが殺到しているときは、会社の価値よりもさらに安く売られている株式が存在するのは強い関心がある。
「利益を出している企業が会社の価値以下に売られていたら買え。それを拾ってしばらくすれば、株価が回復する確率がかなり高い」
このような当たり前のことを実行するには、売りが殺到している時期こそが良い時期だ。それこそ、PERが10倍以下、PBRが1倍以下という絵に描いたような「割安株」が生まれる時期である。
今、そんな株があるのか。もちろんある。
今日、私は時価総額1兆円以上の、ある企業の株式を買ったが、この株式はそれこそ「PERが10倍以下、PBRが1倍以下」を地で行くような安値まで叩き売られていた。
適正価格を超えて叩き売られているのであれば、黙って買って置いておき、パニックが去って市場が「安すぎる」と気付いて再び買い上げるまで保有しておけば悪い結果にならない。
安く叩き売られている優良企業を拾っておけば、相場がいつ戻るのかなどあまり関係がない。相場がいつか戻ったら、どのみち安い株価は修正されるからである。
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いったん悪材料が出ると、ドミノ倒しのように他に波及していく。
さらに、パニックがどんどん連鎖して、問題ないと思っていた部分にまで悪影響が及ぶようになる。
投資を巡る世界では、悪材料には過剰なまで強く反応するパターンが多い。
今回の中国の2015年6月12日から始まったバブル崩壊でも、いったん崩れ始めると売りが売りを呼び、パニックが発生し、落ちるときは一気呵成の暴落となっていた。
パニックのエネルギーは強大だ。
あの中国政府が数十兆円ものカネを投じ、先進国ではあり得ない情報規制や売り規制をして暴落を食い止めようとしても、歯が立たないほどの暴落である。
そのため、悪化していく相場を前にして多くの投資家が恐怖に駆られて自滅していく。真っ先に自滅していくのは、信用で相場を張っていた「投機家」たちである。
信用取引で相場を張っていると、思惑と反対方向に相場が動いたとき、通常の3倍かそれ以上の破壊力で資産を吹き飛ばす。今回のような暴落が起きると、真っ先に死ぬのがこうした投機家たちである。
また、レバレッジをかけて為替相場を張っている人たちも、通貨が暴騰・暴落する局面では一瞬で資金が吹き飛ぶので、相場が荒れている局面では、「全滅」に近い状況になる。
今回の円安から円高の局面でも、為替取引をしていた人たちの阿鼻叫喚は凄まじいものがあった。中には暴落と暴騰で二重の判断ミスをして往復ビンタで資金を吹き飛ばした人もいた。
ハゲタカとハイエナしかいない、地獄のような光景
では、現物取引をしている人は問題はないのか。現物取引の人は、暴落したからと言って精算を迫られるわけではないので、本来は問題ないはずだ。
しかし、暴落相場になると、現物取引をしている人ですらも犠牲となる。
なぜなら、自分の資産が日に日に吹き飛んで行く恐怖に耐えられる投資家というのは多くないので、相場が落ちれば落ちるほど、パニックに陥って「意味もなく」売り飛ばすからである。
優良企業の多国籍企業は、資本主義社会の中で最も強い存在であり、ある意味では政府よりもサバイバル能力に秀でている。政府が崩壊しても、きちんと経営されている多国籍企業は修羅場をくぐり抜けて生き残ることが多い。
そのため、多国籍企業に長期投資した人間は、全世界が荒れても保有している株式を売り飛ばすという選択肢は考える必要がない。
むしろ、強大な多国籍企業がパニック相場で売り飛ばされていれば、逆に買い進むのが本筋である。パニックに陥って売っている人間と一緒になって売っていたら意味がない。
毎日毎日悪材料が続き、相場が転がり落ち、予測が意味をなくし、全世界が総弱気派と化し、企業業績もボロボロになって予測もできなくなる局面というのは、10年に1度は予期せぬタイミングでやってくる。
しかし、全世界が危機に陥り、将来が見えなくなり、誰もが相場を見捨てるようになると、動き出す投資家がいる。ハゲタカともハイエナとも言われる投資家である。
たとえば、ジョージ・ソロスやカルロス・スリムのような投資家だ。彼らは転がり落ちた優良企業を好む。
(世界有数の金持ちカルロス・スリムが、1982年にやったこと )
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資本主義のハゲタカやハイエナは、株式市場が暴落して阿鼻叫喚の地獄が出現すると遠くから姿を現し、転がり落ちた優良企業の株式のまわりに集まり出す。
転がり落ちて「腐った」株式は誰も拾わない。もっと腐るかもしれない。つまり、もっと下落するかもしれない。さらに、いつ上昇するのかも分からない。それは10年以上も先かもしれない。
多くの投資家は長期投資ができないので、持ち続けることができず、それを吐き出してしまう。飲み込めるのは、ハゲタカやハイエナだけなのである。
資本主義のハゲタカやハイエナは、そういった局面で、転がり落ちた株式をガツガツと食う。相場がさらに悪化していくと、ハゲタカとハイエナしかいない、地獄のようなおぞましい光景が出現するかもしれない。
地獄の門を開いたのは、中国だ。
全世界が危機に陥り、将来が見えなくなり、誰もが相場を見捨てるようになると、動き出す投資家がいる。ハゲタカともハイエナとも言われる投資家である。
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世界有数の金持ちカルロス・スリムが、1982年にやったこと
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現在、世界最大の資産家はメキシコのカルロス・スリム・ヘルという人物だ。メキシコ生まれの実業家だが、実際には実業家というよりも投資家としての側面が強い。
10代の頃から投資をはじめて20代の頃には億万長者になっていたという人だが、その大金はメキシコの株式市場で得たものである。
この人が大富豪になるきっかけは1982年にメキシコが経済危機に瀕した最悪のときだった。このときのメキシコの状況は、今のギリシャの状況によく似ている。
破綻の坂を転がり落ちていったメキシコ
1982年。石油に依存したメキシコ経済は累積債務がかさんで国家破綻寸前にまで転がり落ち、国債信用力も地に落ちて通貨は下落していた。
この経済危機のさなかにデ・ラ・マドリー大統領が就任してIMF(国際通貨基金)に支援を求めることになった。
IMFはメキシコに乗り込んで行ったが、やり方は例によって非情だった。徹底した緊縮財政を強要して、メキシコのペソも切り下げたのである。
国が破綻寸前にまで追い込まれて通貨が信用をなくし、しかも切り下げまで行われたというのは、つまり国民の預金が一気に価値をなくしてしまうということである。
その結果、国民は一気に貧困のどん底に突き落とされてメキシコは阿鼻叫喚の地獄に包まれた。
数年経ってもメキシコ経済は低迷したままで、1986年には債務がさらに膨れ上がって1,000億ドルを超える事態にも陥った。
結局、メキシコ経済が好転していくが、それは石油価格が上昇して外貨が稼げるようになったからである。
IMFの指導は関係がなかったし、政府の指導力が効力を発揮したというわけでもなかった。単に市場環境が好転して、メキシコは息をつくことができただけだった。
経済的な政府の無策や汚職はその後も続いたので、こういった弱点を見透かされて1994年にはヘッジファンドに狙われてメキシコ発の通貨危機、いわゆるテキーラ・ショックさえも起きている。
メキシコはお世辞にも投資環境が素晴らしい国とは言い難いところだったのである。
しかし、そのメキシコが史上最悪の国難にさらされているそのときに、カルロス・スリムはチャンスをつかんでいた。
メキシコのカルロス・スリム氏。ビル・ゲイツと並ぶ世界最大の資産家。
カルロス・スリムはそれをやった
カルロス・スリムはその時、何をしていたのか。
1982年、メキシコが債務危機に陥って、メキシコを代表する企業が次々と破綻の危機に追いやられていったとき、間違いなくメキシコは国として「終わっていた」状態だった。
メキシコ・ペソは切り下げられて、もはやメキシコには将来がないと多くの資産家が国外に逃げて行った。
そのとき、カルロス・スリムは国営化されるという噂のあった大企業の株を「捨て値同然の価格で買い集めていた」のである。究極の逆張りだ。
もちろん、これは大きな「賭け」であり、また長期戦でもあった。何しろ国の将来は真っ暗闇、好転する兆しもなく、100人に聞けば100人ともメキシコは「もう駄目だ」と言っていたときだ。
企業は次々と潰れていき、金持ちはアメリカに逃げていき、貧困層が街に溢れ、株式市場は壊滅的な大暴落に陥ってしまっている。
そんなときに株を買い集められる人は少ないし、ましてや明日にでも破綻するかもしれないような会社に全財産をつぎ込める胆力を持った人もいない。
しかし、カルロス・スリムはそれをやった。一世一代の大勝負に出て、しかも結果が出るまで何年も何十年も長期投資(バイ・アンド・ホールド)してきている。
ボロボロになった国の、国有化寸前にまで追い込まれた会社の株を不屈の意思で持ち続けることができる人もそういないはずだ。
カルロス・スリムはそれをやった。だから、メキシコがようやく立ち直ったとき、底値で買った株を持っていたカルロス・スリムが、メキシコはおろか、世界でも有数の資産家になっていったのである。
株式は紙幣に勝り、優秀な企業は政府に勝る
投資家はここで「なるほど逆張りで金持ちになれるのか」と考えるのだろうが、一般人の教訓はそうではない。
国家を信用して貯金をしていても助からないが、適切な企業の株式を適切な価格で買って保持しておけば、短期の浮き沈みがあったとしても、最終的には助かるということだ。
カルロス・スリムは優秀な投資家だったので、「勝負」と「賭け」に出た。金持ちになるにはそういった大きな賭け、大きな勝負が必要になって来るのだろう。
しかし、一般人はそんなことをしなくてもいい。
ただ単に、優秀な会社の株式をそれなりの価格で保持しておけば、それだけで政府を信頼するよりも報われる。
株式は紙幣に勝り、優秀な企業は政府に勝る。それが、1982年におけるカルロス・スリムの教訓なのである。
政府が累積債務を積み上げているとき、政府は信用してはいけない。むしろ、全力で預貯金をどこかに逃さなければならない。どこに逃がすのか。
現物資産か、外貨か、株式か、不動産である。
たとえば、日本は今、1000兆円における前人未到の累積債務を積み上げていて、歳入よりも歳出のほうが多い国家運営になっている。
しかも国家運営している政治家は非常に質が悪く国益にかなう政治をしていない。
いつ破綻するのかは状況にもよるので誰にも分からないが、いつか破綻するのは分かっている。そういう状況だ。
そんなことは誰にも分かっているので、それで誰もが馬鹿な国家のとばっちりを受けたくないと考えるようになっているのである。
現物資産か、外貨か、株式か、不動産か。
1982年、カルロス・スリムは迷うことなく「株式」を選び、そして最終的にはそれが功を奏した。何もしないで「現金」「紙幣」を抱いていた一般人は破綻した。
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株式市場が下落しても、株式資産を持つ私が動揺しない理由 2014年10月16日
アメリカ、イギリス、ドイツ、日本と、世界の主要な株式市場がことごとく売られ、ちょっとした暴落に見舞われている。
投資家が、ドイツ経済の失速、エボラ出血熱の拡大懸念等を懸念して、リスクから逃れようとしている。
株価が上がるか下がるかは、それぞれの判断に任せればいいが、現在は「市場は動揺している」という言い方が相応しい状況になっている。
私のなけなしの資産はほとんどがアメリカの多国籍企業のものなので、株価が下落したら私の資産も道連れになる。では、私が株を売ったのかというと、実は1株も売っていない。売るどころか下がれば拾い上げている。
私は基本的に市場が大暴落して動揺している局面の時だけ、目当ての株式に食いつく個人投資家である。今回の局面は私にとってちょっとした買い場であって、売り場ではない。
20%下がろうが、30%下がろうが、私には関係ない。リーマン・ショックのような局面が来て、持ち株が50%以上下がっても何ら問題ない。
下落相場は、私にとっては願ったり叶ったりだ
私の持っている多国籍企業の株式は、基本的に国家よりも強靱な体力があり、私はそれを自分の余裕資金で買い上げているから、暴落の局面は買い上げる局面なのである。
20%暴落したら20%余計に、50%暴落したら50%余計に株式を増やせる。下落相場は私にとっては願ったり叶ったりであり、まさしく「望むところ」なのである。
私はギャンブラーではないが、必要な時にリスクを取ることに対しては臆病ではない。自分が想定している株式が、価値相応の値段になったと思えば、欲しいものを取りにいく。
ちなみに、アメリカ国家の衰退の話と、私の持っている多国籍企業の株式の価値の話は別の話であり、アメリカの衰退が私の経済活動に何らかの影響を及ぼすことは一切ない。
現在、オバマ政権はレームダックと化して、アメリカの外交的戦略と威信はボロボロになっているが、それも私の持っている多国籍企業の価値と何ら関係はない。
さらに、ドルが暴落して紙くずになるというヨタ話も、私は考慮することはない。アメリカが死ぬ前には、世界経済が道連れになる。
まさか、アメリカがひとりで誰にも迷惑をかけずに静かに死ぬとでも思うだろうか。
中国がアメリカに次いで資本主義を牽引するという話も、ありえない方向が強まってきている。
中国共産党率いる中国は、香港の民主主義ですら弾圧するような政治体制である。こんな国が次世代を率いる国家になると思う方がどうかしている。
中国の金持ちが率先して逃げ出しているような国家の未来を信じろという方が無理だ。
中国とアメリカが20年後はどちらが強い国家なのかを考えたら、当の中国人でさえアメリカを選ぶ。
資本主義社会を動かしているのは誰なのか?
本当に中国が次世代の国家になっているのであれば、アメリカ人はみんな中国国籍を取得しようと画策するだろう。
現実はどうか。
中国人が必死になってアメリカ国籍を取ろうとしている。あるいは、アメリカで子供を産んで、自分の子供にアメリカ国籍をプレゼントできるようにしている。
中国人も自国を信じていないのだから、私たちが中国を信じる理由はない。国際ジャーナリストだか、経済評論家だかが、中国を礼賛しても別に気にする必要はない。彼らの言っていることは、ほぼ雑音である。
結局、今の資本主義社会を動かしているのはアメリカであり、もっと正確に言うと、アメリカの株式市場に上場されている多国籍企業群である。
私たちはインテル製のチップが搭載されたコンピュータを使い、マイクロソフトのOSを使う。
アップル製のスマートフォンを使い、シスコのルーターを使ってグーグルの検索エンジンに依存する。そして、フェイスブックで友人たちと交友を楽しみ、オラクルのデータベースを仕事で使い、買い物はアマゾンでする。
コカコーラやペプシを飲み、マクドナルドやケンタッキー・フライドチキンを食べ、クラフトフーズのお菓子を食べ、スターバックスのコーヒーを飲んで一息つく。
ディズニーの映画を観て、フィリップモリスのタバコを吸い、バドワイザーで酔い、身体の調子が悪くなれば、ファイザーやメルクの製薬に頼る。
エクソンやシェブロンが売る石油を買って、戦争が始まったら、レイセオンやロッキードやボーイングから武器や戦闘機を調達する。
私たちは、もうすでに、アメリカの多国籍企業に「支配されている」のである。
アメリカの国民が貧困に転がり落ちている理由
そういった世の中の実態が見えてくると、アメリカ国家の威信が低下しようが、アメリカ国民が貧困に転がり落ちていこうが、多国籍企業に影響を与えるものではないということが分かってくる。
そもそも、アメリカの国民が貧困に転がり落ちているのは、多国籍企業が彼らを見捨てた結果である。
この現象は、多国籍企業が無慈悲なまでに機能しているという証明であることに気付かなければならない。
多国籍企業は、高賃金の労働者を捨ててもやっていける体制を手早く整えた。そして、合理性・効率性を追及して余計なコストを極限まで削減できる体制を整えた。
その結果、多国籍企業は未曾有の利益を上げるようになったが、逆に労働者は合理化・効率化のあおりを受けて、片っ端からリストラされるようにあったのだ。
機能していないはアメリカ国家の方であり、多国籍企業は逆に背筋が寒くなるほど効率的に機能している。
世界に君臨するアメリカの多国籍企業が弱体化したという兆しはまったくない。グローバル化も終わる兆しもない。つまり、株式市場の乱高下があったとしても、多国籍企業の存続に何ら影響を及ぼしていない。
ということは、これからも多国籍企業はその驚異的で極限まで研ぎ澄まされたマネージメントによってさらに利益を上げていき、成長していくということでもある。
そんな多国籍企業の株式を、なぜ私が売らなければならないのだろうか。私は売りたくない。それよりも、イメルダ夫人が3000足の靴を買い集めたように、多国籍企業の株式を買い集めたい。
労働者は苦境に落ちる。しかし、多国籍企業は巨大な利益を吸い上げる。
それが資本主義の背筋が寒くなるような現実だ。
http://www.bllackz.com/2014/10/blog-post_16.html
株式の暴落に目を奪われていると大きなところで判断を誤る
ダウ・ジョーンズの100年に渡る株式市場の値動き。数々の暴落で激しく揺れ動くチャートだが、凄まじい上昇にあるのが分かるはずだ。
https://4.bp.blogspot.com/-oN-T0gr5iHQ/VzQ_TB_m2YI/AAAAAAAA20E/kZ0WYHFYsow3CsuaH4uO86GO4uYHJf2agCLcB/s1600/img%2B-001.png
この世で最も馬鹿げた預言は「将来、株式市場が暴落する」というものである。
これが馬鹿げているのは、「将来、必ず天気が崩れて雨が降る」と言っているのと同じことを言っているからだ。
株式市場は上か下にしか行かないのだから、下に行くと言っていればいつか当たる。それは別に預言でも何でもなく、単なる経済現象である。
たとえば「将来、絶対に雨が降る」と預言している人がいたとする。その人の通り、いつか雨が降ったら、人は彼を「将来が予見できていた」と尊敬するだろうか。
いや、絶対にそんなことはない。「いつか雨が降る」というのは誰でも知っていることであって、実際に雨が降ってもそれは「当たり前」だ。当たり前のことを預言のように言っても馬鹿としか思われない。
だから、別に経済学者やアナリストが「将来、株式市場が暴落する」と言っても、そんなものをありがたく聞く必要はまったくない。
それは、「いつか雨が降る」と同じことを言っているようなものだから、実際に暴落が来ても「当たり前だ」と思わなければならない。
次々と起きていた株式大暴落。そして経済危機
今まで、私たちは多くの金融危機を記憶している。時にはどしゃぶりの雨が降るように、時には大きな株式暴落も来る。
1927年には昭和金融危機が来て、1929年には世界恐慌が来て、世界はめちゃくちゃになった。1946年を迎えるまで、株式市場は死んでいたようなものだった。
人類大戦争だった第二次世界大戦が終わった後からは順調だったのかというと、まったくそういうわけではない。
1953年にはスターリン・ショックで株式市場は大暴落して多くの投資家が破綻した。1963年にはケネディー大統領が暗殺されて、ケネディー・ショックがやってきた。
その後、ベトナム戦争が泥沼化して1971年にはニクソン・ショックがやってきて株式市場はまたもや大暴落を迎えた。
1970年代のアメリカは、ベトナム戦争の敗退で自暴自棄な空気が蔓延し、不景気にのめり込んで治安も乱れ、まったく先が見えない状態にあった。
当時の資料を読んでいると、「もうアメリカは死んだ」という意識を持っている人も多かったようだ。ベトナム戦争の敗北は、今の私たちには想像もできないほどアメリカの威信を傷つけていた。
1980年代に入って、やっとアメリカは厭世的な気分を脱して、新しい時代に入って行くが、そこに起きたのが1987年のブラック・マンデーだった。
1987年10月19日に起きたこの暴落は、史上最大規模の株式暴落だった。株式市場は一瞬にして22.6%の下落となり、投資家を阿鼻叫喚の地獄に陥れ、全世界にこの暴落が駆け抜けた。
暴落の理由は何もなかった。不意に、何の予告もなく突如として壮大な暴落となっていったのだ。誰も何が起きているのか分からないまま、地獄に突き落とされたのである。
その頃、日本はバブル景気に沸いていたのだが、その3年後の1990年からバブルは崩壊し、1991年の絶望的な長期下落の時代に入って、日本の時代は終わった。
バブル崩壊で傷ついた日本をさらに追い詰めたのは、1995年の阪神大震災だった。それを乗り越えると、今度は1997年の山一証券破綻と金融不安で、さらに暴落を余儀なくされた。
アジア通貨危機、ロシア債務不履行、ITバブル崩壊
山一証券が破綻し、北海道拓殖銀行も消え去って、日本の沈没が決定的になっていたその頃、世界ではとんでもない危機が起きていた。アジア通貨危機である。
これは1997年7月にタイを発端として起きた金融危機だ。東南アジアの成長を破壊し、国家破綻にすらつながる巨大な金融崩壊劇だった。
この金融ショックが元で、韓国も国家破綻寸前にまで追い込まれてIMFの救済を受ける羽目になり、インドネシアの長期独裁政権だったスハルト政権は音を立てて崩れ去っていった。
そして、その余波で1998年にはロシアがデフォルト(債務不履行)した。世界中で危機が連鎖していたが、それを乗り切ったのがアメリカだった。
アメリカはインターネットという新しいパラダイム・シフトを受けて投機資金が大量に株式市場になだれ込んでいて、まさに世界に君臨する帝国となって、この世の春を謳歌しているように見えた。
ところが、2000年に入ると株式市場は一気に崩れ去り、IT関連株はことごとく消え去って行った。後にこれはITバブル崩壊と呼ばれるようになった。
一度、転がり落ちると、悪いことはどんどん重なった。
2001年9月11日。いつもと同じ朝が始まろうとしているちょうどその時、2機の飛行機がニューヨークのワールド・トレード・センターに突っ込んでビルを崩落させるという前代未聞の大規模テロ事件が起きた。
これが、世界史のひとつの転換になった「アメリカ同時多発テロ事件」だった。ニューヨーク株式市場は1週間閉鎖されていたが、再開と当時に株式は暴落していった。
しかし、当時のFRB総裁であったグリーンスパンは巧みにその危機を収束させて、アメリカを新たな成長気運に乗せたが、それが不動産を核とするバブルの醸成だった。
超弩級の株式暴落だったリーマン・ショック
欧米の銀行は、本来は家を持つような収入にない人たちにどんどんカネを貸して家を持たせた。
彼らの組んだローンはサブプライム・ローンと言われたが、このローンは債権として売られて世界中の金融セクターが資産として抱えることになった。
2007年、低所得層が借金を返せなくなっていよいよバブル破裂の兆候を見せ始めたが、金融セクターはどんどんサブプライムローンの債権を吸収していた。
しかし、2008年に入ると不動産バブルは弾け始め、一気に逆流がやってきた。
人々は次々と破綻して金融セクターは不良債権の山となり、名門投資銀行であったベア・スターンズが3月に破綻、そして9月15日にはリーマン・ブラザーズが倒産して、株式市場は何度も何度も大暴落を繰り返した。
これが、リーマン・ショックだった。この株式崩壊は超弩級のショックだった。アメリカのみならず、世界中がリーマン・ショックで経済崩壊寸前となった。
ユーロ圏も大きな波をかぶっていた。2010年には、ユーロの弱国ギリシャが破綻寸前に陥り、ギリシャ・ショックが起きて、ヨーロッパの銀行は莫大な負債を抱えてユーロそのものを激震させた。
日本はすでに1990年代のバブル崩壊から立ち直ることができておらず、日本の銀行はリーマン・ショックの影響はそれほどかぶらなかった。
しかし、2011年3月、日本は国家崩壊につながりかねない巨大なショックを被ることになる。
それが東日本大震災だった。この震災は津波の規模が非常に大きく、一気に約2万人を死に追いやった未曾有の大災害だった。その被害をもっと悲惨にしたのは、福島第一原発の爆発とメルトダウンだった。
当時の民主党政権はまったく危機に対処できず、2012年にもなると日本は国家崩壊さえも視野に入るほど追い込まれてしまった。
驚くべきことに、依然として「上昇し続けている」
日本が立ち直ることができたのは、2012年12月に民主党政権が崩壊して、次に来た自民党の安部政権が強力に円安・株高に政策を誘導したからだ。
しかし、それで安定したわけではない。2014年後半からの原油安によって新興国の株式市場も軒並み崩壊し、2015年からは中国が株式バブルも吹き飛んだ。その結果、日本の株式市場も巻き込まれて再び下落に見舞われている。
こうやって金融危機の歴史を見ていると、まさに「いつも」金融危機が来ていることが見て取れるはずだ。株式市場はいつでも暴落してきた。
そして、これからも金融危機が来るのは「当たり前」であり何の不思議もない。金融危機は、いちいち誰かが警告しようがしまいが何らかの形で必ず来るものなのである。
株式暴落もバブル崩壊も自然の摂理である。季節が巡るように大暴落も巡って来る。別にそれは預言でも何でもない。いつか雨が降ると言っているのと同じことだ。
しかし、これだけ暴落が繰り返されたのに、世界の株式市場は驚くべきことに、依然として「上昇し続けている」現象にも気付かなければならない。
特に特筆すべきは現在の資本主義を支配しているアメリカ市場の成長は、すべての暴落を飲み込んで、今もまだ成長し続けていることだ。
幾多もの戦争や災害、幾多もの経済不況、幾多もの金融危機を経験してきた資本主義だが、それでもまだ「株式《至上》主義」は機能し続けている。
これが意味するところは、今後も資本主義が終わる方に賭けるよりも、むしろ資本主義の成長に賭けた方が合理的であるということでもある。
株式市場の暴落は間違いなく来るのだが、その後の成長もまた間違いなく来る。株式の暴落にばかり目を奪われていると、大きなところで判断を誤るということだ。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160512T1741580900
優良株式が市場の暴落につられて下落したとき、あるいはほどほどの値段になったとき、その株式を大量に買って保持しておくというのは、すべての国の、すべての市場で有効な手段となる。
つまり、日本の株式市場でも、ヨーロッパの株式市場でも、タイや中国等の新興国の株式市場でも、中東の株式市場でも、まったく事情は変わらない。
「優良企業の株式を安く買って長く保持する」という原則は、別に特定の国だけに通用するニッチな法則ではない。すべての株式市場において、すべての時代に通用するものである。
メキシコの株式市場であっても、ロシアの株式市場であっても、それは機能する。
現に、メキシコの大富豪投資家であるカルロス・スリムは、メキシコがデフォルト(国家破綻)してメキシコ株式市場が史上最悪の「崩壊」を見せた1982年にメキシコの優良企業を全財産を使って買い占めて、数十年後、ビル・ゲイツを抜いて世界最大の資産家になっている。
その国がデフォルトしたときというのは、株式市場が最悪の局面に達する時なのだが、優良企業は国が潰れても生き残る確率の方が高いので、最悪の時が往々にして最上の投資機会となるのは歴史が証明している。
「悲観の時」が「投資に最も適した時」である
日本が史上最悪だった時と言えば、もちろん1945年の敗戦時だったのは間違いない。国土は灰燼と化し、産業は崩壊し、人々は傷つき、国家も破綻したのだ。
株式市場も混乱の中で停止したままであり、東京証券取引所が開始するのは1949年まで待つ必要があるほど、状況は悲惨だったのだ。
しかし、その後の日本は復興を目指して破竹の勢いで蘇っていくわけで、この最悪の時期の投資が最も最適な投資だったのは言うまでもない。
同じことは第二次世界大戦の敗戦国だったドイツにも言える。やはり国土が塵芥に化し、ナチス政権が崩壊して、何もかも無に帰したドイツでも、BMWやシーメンスのような企業はボロボロになりながらも生き残っていた。この時期が最上の投資機会だったのである。
もちろん、最悪の時に投資するのだから、投資は長期投資でなければ果実を得られない。いつ株価が上昇するのか、何のタイミングで景気が回復するのか、そんなことは誰にも分からないし、予測などまったくできないからだ。
しかし、一寸先をも見通せない最悪の状況の中にある「悲観の時」が「投資に最も適した時」だというのは誰もが認めるところである。
株式市場は、いつの時代でも何の前触れもなく暴落する。10年ごとに金融市場が崩壊しそうなほどの激震が来ると言っても過言ではない。
1950年代はスターリン・ショックがあった。1960年代はケネディー・ショックがあった。1970年代はニクソン・ショックがあった。1980年代はブラック・マンデーがあった。1990年代は日本のバブル崩壊やアジア通貨危機があった。2000年代はITバブル崩壊やリーマン・ショックがあった。
その度に「世界は終わった、アメリカは終わった、株式は終わった」とマスコミやジャーナリストが叫ぶのだが、実はその時が一番の「投資に最も適した時」だった。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160306T1259310900
日本人の経済的困窮はバブル崩壊から始まっている。自殺者が3万人を超えるようになったのも、バブル崩壊以降だ。しかし、「貧困」が意識されるようになったのは、2000年を過ぎてからである。
最初は一部の若年層の苦境から始まったので、それは「格差」問題から始まった。
しかし、その格差がどんどん拡大していくと、「格差問題」ではなく「貧困問題」と言われるようになった。
高齢者は年金をもらって生活できるので勝ち組と思われたが、実は生活保護受給者のほとんどが老人世帯であるのを見ても分かる通り勝ち組ではなかった。
正社員が勝ち組だと思われた時代もあったが、リーマン・ショック以降はリストラされる中高年も増え、正社員が狙い撃ちで辞めさせられており、正社員でさえも勝ち組ではなかった。
衰退していく国の中で、日本人はトップの数%以外は、みんな貧困から逃れられない構造になっていたのである。
そこに、政府の累積債務問題が重なり、少子高齢化問題が重なり、2014年には増税が実施され、社会福祉の削減もじわじわと為されていくのだから、日本人の困窮化は、むしろこれからが本番であることが分かる。
企業は社員を切り捨てにかかる。政府は国民から収奪にかかる。福祉や行政は削減する方向に向かう。少子高齢化で活力が失われる方向に向かう。
そのような動きが複雑に絡み合って日本の国力は削がれていくわけだから、私たちはもう全員まとめて「生きるのが難しい時代」に放り込まれたのだ。
「日本がより悪くなる」というのは、現実化してしまった。
常に「引き上げ」の方向に圧力がかかるのは何か
2012年に悪夢のような民主党政権が終わって日本の完全崩壊は何とか止められた。
しかし、政権が変わっても、国の借金はゼロになるわけではなく、少子化問題が解決するわけでもなく、グローバル化が止まるわけでもない。
つまり、何とか完全崩壊を食い止めて踏みとどまることはできているのだが、復活には程遠い現状がある。それが、生活保護受給者の拡大や、実質賃金の減少となって現れている。
だからこそ、私たちが重要になっているのは、「劣悪になる環境の中で生き残ること」である。実質賃金が物価に追いつくのはいつも最後の最後なのである。
今までは真面目に生活しているだけで生きていけたが、資本主義においては賃金はコストに分類されるので、常に引き下げの方向に圧力がかかる。
だから、賃金に頼るというのは、「劣悪になる環境の中で生き残ること」にはならない。
では、資本主義の中で常に「引き上げ」の方向に圧力がかかるのは何か。それこそが株式である。企業経営者は企業価値を向上させることを求められ、それが株価上昇の圧力になる。
政治家は景気の上昇を求められるが、それが成功すると、真っ先に反応するのも株式市場である。逆に言えば、株式市場が上昇していくと、「景気が回復している」と時の政権は胸を張ることができるのだ。
だとすれば、劣悪になる環境の中で生き残るには、賃金で生活するにしろ、資本主義の王道である株式を保有しないというのはあり得ない。
2013年から株式が上昇しているが、上昇している、していないに関わらず株式は資産防衛のために持つべきなのである。
ちなみに、19カ月連続で実質賃金はマイナスになっているが、株式市場はどうだったのか。
2013年7月の日経平均株価は1万3668円だった。2015年2月の日経平均株価は1万8797円である。何と、36%以上も上がっている。
「物価上昇分を補って余りある」どころではない上昇だと思わないだろうか?
結局、グローバル資本主義が極まっていくというのは、株式上昇の圧力が苛烈なまでに激しくかかっていくということなのだから、優良株を保有していた人間が最後に生き残る。
資産家がより資産家になっていくのは、単純な原理だ。資本主義の象徴である株式を長期に渡って保有しているからである。
別に大金持ちになるという発想で株式を持たなくてもいい。「資本主義の中で生き残る」という発想で株式を持つべきなのである。
結局、グローバル資本主義が極まっていくというのは、株式上昇の圧力が苛烈なまでに激しくかかっていくということなのだから、優良株を保有していた人間が最後に生き残る。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150304T1629350900
通貨や国債よりも、株式や社債の方が重要
ただ、私が全資産を株式に変えて、それから1株も売らないどころか、むしろ増やしていくつもりでいるのは、自民党や日本が復権したからというような意味合いではなかった。
まして、為替の動きさえも、実はどうでもよかった。
今回の経済動向の動きは私にとってユーフォリア(幸福感)を生み出す甘美なものだったが、今回の動き自体はまったくどうでもよくて、私が見ているのはさらにその先である。
グローバル化はさらに加速して、グローバル主義が全世界を掌握してしまうのは止めることができない。そうなると、いずれは現在の政府は力を大幅に失う。
なぜなら、世の中の動きはグローバル化なのに、政府はグローバル化に抵抗する存在だからである。
グローバル化と政府が戦ったら、グローバル化が勝利するに決まっている。累積債務でよたよたになっている政府が勝てるはずがないのである。
それは、今の世の中がひとつの国の意向だけで動くのではなく、G7やG20のようにブロック化していく動きになっているのを見ても予見できるはずだ。
政府は単なる「省」や「州」のようなものとなり、地球全体はグローバル主義の「何か」が支配することになるのだと考えている。TPPという危険なものも、日本を省か州にする動きのひとつであると解釈できる。
グローバル化が世界を覆い尽くす。そして、政府を超えてグローバルに根を張っている「何か」はすでに目の前にある。
それが多国籍企業である。
つまり、多国籍企業が、政府を超える存在になり、やがて政府をも凌駕する権力機関になる。
何らかの金融崩壊や金融ショックが起きるたびに、政府は力を喪失していく。そして、多国籍企業は、いずれ政府よりも力を持つ。まだまだ先の話だろうが、いずれはそのようにシフトしていく。
通貨や国債よりも、株式や社債の方が重要になるのだ。
そのような世の中になり、多国籍企業がより強大な力になっていくのであれば、通貨や国債よりも株式を持った方がいいと考えるのは自然の摂理だ。
私たちが今、一番安心できるのは政府に身を委ねるのではなく、多国籍企業に身を委ねることだ。
あなたも、どこかに一生就職するつもりでお気に入りの多国籍企業を見つけ、あたかも貯金でもするかのように株式を買い集めてみてはどうだろうか。
政府よりも、自分の寿命よりも長生きする企業はどこかにあるはずだ。
http://www.bllackz.com/2013/05/100.html?utm_source=BP_recent
私はドル資産で持っているアメリカの多国籍企業の株式を今後「10年以上」に渡って保有するつもりでいる。
何にしろ、弱肉強食の資本主義社会の中で最後まで生き残るのは国家ではなく多国籍企業である。そして、その多国籍企業の多くはアメリカ市場にいる。
イノベーションも、パワーも、時価総額も、すべてアメリカの株式市場が圧倒しているので、アメリカの多国籍企業に投資しない理由を見つける方が難しい。このスタンスは、まったく何も変わっていないし、今後も変わらない。
ドルが崩壊する? そうなったら、世界も一緒に崩壊していくのだから何をしても無駄だ。
イノベーションも、パワーも、時価総額も、すべてアメリカの株式市場が圧倒しているので、アメリカの多国籍企業に投資しない理由を見つける方が難しい。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150318T1655500900
地獄を生き延びた超長寿企業30社は今後も充分に投資対象だ
新しくできた企業は、場合によっては大きく成長する可能性があるのだが、逆に資金が尽きて会社が死ぬ可能性もまた高い。時流に乗れば一瞬にして時代の寵児になるのだが、流れが変わると一瞬にして泡(あぶく)と化して弾ける。
2000年前後のITバブルの時に祭り上げられた企業は多くが弾け飛んだ。
その頃に最も注目を浴びていた「ヤフー」は生き延びて定着すると思われたが、17年経った今、米ヤフーは存続ができない状況にまで追い込まれている。
もちろん、新興企業の中から今後も数十年、いや数百年にも渡って生き残る企業も必ず生まれてくる。しかし、どの企業がそうなるのか誰にも分からない。
マイクロソフトがそうなるのか、アップルがそうなるのか、アマゾンがそうなるのか、誰にも予測がつかない。そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。
こうした企業に「超長期」で投資して、配当を人為的に10%以上にしながら再投資して資産を膨らます手法を使うには少々、不安がある。
投機ならいいが、何も持たない人間がもがくための投資には向かないのである。では、どうすればいいのか。
この100年を生き残るのは並大抵のことではなかった
「今後もずっと長持ちする企業」を見つける良い方法がある。
「数十年どころか100年以上も長生きして、今もきちんと利益を出し続けている企業を探す」のが最も合理的かつ確率的な解答となる。
今まで100年以上も生き残って利益を出している企業というのは、その事業と経営が時代の荒波をくぐり抜ける体質になっているという確固とした証拠である。
単純に100年と言うが、この100年を生き残るというのは、実際には並大抵のことではなかったはずだ。なぜなら、アメリカだけでも、この100年は激動だったからだ。
考えてみて欲しい。この100年の間、世界大恐慌、第二次世界大戦、スターリン・ショック、キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争敗北、オイルショック、ニクション・ショック、ブラックマンデー……と、数限りない危機が直撃した。
その都度、アメリカのみならず、世界の資本主義が動揺し、企業収益は吹き飛び、先が読めない展開となり、多くの企業が崩壊していった。
世界大恐慌は1929年から1933年まで続いたと言われている。しかし、それ以後は経済成長期に入ったのかと言えばまったく違う。アメリカのみならず、全世界は1930年代は戦争の世紀であり、不況は長く執拗に続いて停滞していたのである。
10年以上、先のない陰鬱な経済停滞が続き、世界情勢の不安や戦争はいつ終わるのかも分からない暗黒の時代だった。100年以上も生き残ってきた企業は、そうした修羅場をくぐり抜けている。
さらにその後も、数々のショックを乗り切って、昨今ではリーマン・ショックの大暴落をもくぐり抜けて利益を出しているのである。その企業体力は並大抵のものではない。
寿命が凄まじく長いのに、今も利益を出し続けている企業は、今後も数十年生き残る確率が高い。
長期に渡って資金を預けるのであれば、わけの分からない新興企業より、地獄を生き延びてきた企業に金を預けるのは何の疑問もない。
当たりもしない評論家の下手な企業分析を聞くより、生き延びた企業の実績を見た方が100倍も確かだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/02/20170212T1947440900.html
大量の情報や予測よりも優れている「凄いもの」とは何か?
欧米のマスコミ、そして日本のマスコミは大量の人員を動員して徹底したヒラリー・クリントン擁護、ドナルド・トランプ貶しに動いていて、もはやヒラリーが大統領になるのは当然の如く報道していたが大外れとなった。
ハリウッドのセレブたちも「ヒラリー・クリントンが大統領になる」と言って「もしそうならなかったらアメリカ国籍を捨てて出て行く」と言っている人間もいた。
日本のマスコミやジャーナリストも、「トランプが大統領になる可能性はゼロ」「ヒラリーが大統領になるでしょう」と断言していたが、それもすべて外れた。
ついでに「ドナルド・トランプが大統領になったら投資家はアメリカに悲嘆してドルは売られて壮絶な円高ドル安が来る」と言っていた人もいたが、それも外れた。
現在は大量情報時代であり、誰でもインターネットで大量の情報が集められ、分析できる時代となっている。そのため、「分析すべき大量の情報があれば、世の中がどう動くかが予言者のように分かるはずだ」と考える人もいる。
結果はどうだったのか。
インターネット時代になって大量の情報が溢れても、結局は誰も世の中を見通すことはできないという事実が明らかになっただけだった。世の中は、見通せなかったのである。
将来を見通すどころか、より混迷してしまっている
かつて人々は情報を手に入れるために涙ぐましい努力をしていた。情報が欲しければ、複数の新聞を読むか、テレビを見るか、関係者にインタビューするか、もしくは図書館に行って関連図書をしらみつぶしに調べるしか方法がなかった。
「調べる」ということ自体が、手間とコストがかかる困難な作業だった。
ところが、時代は革命的に変わった。今ではどこに行かなくても、ただ検索エンジンで何か調べれば、一瞬にしてたちどころに多くの情報が目の前に現れる。
あまりにも情報が溢れ、その情報が膨大過ぎてもはや一人の人間がすべてを消化できないほどの時代になっている。誰もがごく普通に大量の情報を手に入れる。現代は、かつてない大量情報化時代となったのだ。
しかし、大量の情報を手に入れることができるようになっても人間は相変わらず将来を見通せない。将来を見通すどころか、より混迷してしまっている。
大量の情報にまみれればまみれるほど、何が真実で何が嘘で、世の中の方向性がどちらに向かっているのか、ますます分からなくなっているのである。
大量の情報が、明確な結果を指し示してくれない。ひとつの方向性を示す解決策があれば、逆にその解決策を否定する情報も山ほど見つかる。
今後、日本が崩壊するという情報もあれば、もっと繁栄するという情報もある。これを食べれば健康になるという情報もあれば、食べてはいけないという情報もある。
成功するためにはこれをしろという情報もあれば、そんなことをしても無駄だという情報もある。
専門家に何かの問題点についてアドバイスを求めても無駄だ。その専門家のアドバイスを打ち消すような情報も大量に溢れているので、ますます世の中が分からなくなっていく。
真実が1個で、残り999個が推測であったとすると、この1000個の中から1個の真実を拾い上げる必要がある。それは大変な作業だ。999個の推測に接しているうちに真実を見失ったとしても不思議ではない。
さらに重要なのは、将来の予測に関する限りその真実さえも決定的ではないということだ。
世の中は数学のように正解がひとつではない事実
そして、どうなったのか。大量の情報に溺れるようになっても相変わらず将来のことなど何一つ分からないことを悟った現代人は、将来を見通すのに「それ」は何の役に立たないことを学び始めるようになった。
大量の情報があるくらいでは「何も分からない」ことだけが分かるようになったのだ。誰も世の中を見通せないし、誰も予言者になることもできない。
もちろん、世の中を動かしているはずの世界的リーダーも、別に世の中が見通せているわけではない。
特に2016年は欧米のリーダーたちにも予想外の嵐だった。
2016年6月23日のイギリスEU脱退は誰もが予測できないものだったし、フィリピンに暴言大統領が登場するというのも見通せなかったし、ドナルド・トランプが大統領になるというのも、すべて予想外だと言われていた。
どれだけ情報があったとしても、世の中が見通せない大きな理由は、「将来は何も決まっていない」からである。どんなことをしても、「絶対に世の中は見通せない」と言える要因がここに集約されている。
「将来は何も決まっていない」のだ。
決まっていないことに対する見解は、100人いれば100通りの答えが出てきて当然なのである。そして、世の中は数学のように正解がひとつではない。
ということは、どういうことか。それは、未来予測に関しては誰もアテにならないし、自分の直感も信用してはいけないということを意味している。
宗教やオカルトや占いや陰謀論の世界は、暇つぶしには役に立つが自分の人生には何の役にも立たない。アナリストやジャーナリストやコメンテーターの予想も役に立たない。
立派なグラフも、ケインズも、マルクスも、役に立たない。
では、役に立つのは何か。
Hope for the best, prepare for the worst.
誰も将来のことなど分からないのであれば、どうすればいいのかは「人並みの常識」があれば分かることだ。たとえば、イギリスにはこのような諺がある。
Hope for the best, prepare for the worst.
(最高を望み、最悪に備えよ)
予測は往々にして当てが外れるが、決まっていないことに対処しなければならない。どうするのか。それが「最高を望み、最悪に備えよ」なのである。
別にイギリス人に常識を聞かなくても年配の日本人に聞けばこのように言ってくれるはずだ。
「備えあれば憂いなし」
厚い雲が覆っていて昼間なのに暗ければ、雨が降る確率が高い。とは言っても雨は降らないかもしれない。しかし「降りそうだ」という方向性は間違っていない。どうするのか。
雨は降らないかもしれないが傘を持っていけばいい。別にいちいち予測する必要はない。「最高を望み、最悪に備えよ」「備えあれば憂いなし」というのは、そういうことだ。
ある程度の常識が分かっていれば、世の中がどっちに転ぼうが最悪の痛手を被らなくても済むし、想定内の最悪であればきちんと対処ができる可能性が高い。
「最高を望み、最悪に備えよ」というのは、将来における安全域を確保するということでもある。その「常識」によって自分の予測が外れたら破産するような賭けや言動から身を守ることができる。
ここまで来ると、大量の情報を集めるよりも優れているものが何かが分かるはずだ。
それは「常識」である。
大量の情報を集め、それを過信する前に身につけなければならないのは「常識」だったのだ。現実的に生きるというのは、常識を持って生きるということである。きちんと常識を身につけていれば、予測で自滅することはない。
雨は降らないかもしれないが傘を持っていけばいい。別にいちいち予測する必要はない。「最高を望み、最悪に備えよ」「備えあれば憂いなし」というのは、そういうことだ。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161125T1732160900
予測に基づかないで資産を増やす抜け道はどこにあるのか?
「イギリスのEU離脱はない」「ドナルド・トランプの勝利はない」と言っていたマスコミや解説者が、「2017年はこんな年になる」と言っても真剣に話を聞くだけ無駄だ。
また、今後は円高になるのか円安になるのかを占うのもこの上なく馬鹿げたことだ。
たとえば、ミスター円だか何だかと言われている榊原英資という官僚あがりの大学教授は、2016年の9月に「年末にかけてドル円は90円の円高になる」と言っていた。ところが、円は90円どころか118円の円安に振れた。
あるいは、浜矩子という女は「どアホの教授」と世間からひどく馬鹿にされている気の毒な教授だが、この人は「円は50円になる」と2012年まで言っていた。
それが当たらなくなると、今度は「円は200円になる」とか節操なく言うような人間であり、「浜矩子は頭の色より頭の中身の方がおかしいのではないか?」と思われている。
こうした「どうかしている人間」が、好き放題にあれこれ喋るのを拡声器で増幅するのがマスコミである。
それを間に受けて「株が上がる下がる、円が上がる下がる」と踊らされるのは、いかに馬鹿げて意味がないことなのか分かるはずだ。マスコミを信じると馬鹿を見る。
予測に基づかないで資産を安全に増やす抜け道
未来に対する予測がまったく意味がないのは、世の中はあまりにも多くの複雑な変数が絡み、人々は強欲や恐怖や慢心や不安でその場その場で予想もしない動きを見せるからだ。
確かに人々が強欲や恐怖にとらわれて何かするというのは分かっているのだが、どんな順序でそれが来るのか、何がカタリスト(きっかけ)になるのかは分からないのである。
日本の交通機関は正確だというのは世界的にもよく知られているが、だからと言って明日も正確に動くかどうかは約束できないのと同じだ。
明日、誰かがどこかのホームで飛び降り自殺するかもしれない。飛び降り自殺はいつか必ず起きる事象だが、それがいつ発生するのか誰にも分からない。
そうなって欲しくないときに理不尽なことが起きる。それが世の中だ。人間は「一番よく分かっているはずの自分」の運命さえも予測できないのだ。
それなのに大勢の人間が絡む「未来」を予測できると思う方がどうかしている。
そう考えれば、予測に基づく資産管理はいかに危険なものか分かるはずだ。予想が外れればすべてを失うような資産管理は、あまりにも杜撰すぎるのである。
では、何もしないで現金を持っていた方がいいのかというと、それはまったく違う。現金は基本的に「目減りするだけの存在」であるのは分かっているからだ。
人間の生老病死が避けられないように、資本主義の仕組み的に現金の目減りも避けられない。いつどれだけ目減りするのかは分からないが、それは長い年月の中で確実に訪れる。
では、どうすればいいのか。予測に基づかないで資産を安全に増やす「資本主義の抜け道」を使えばいい。
超富裕層がやっていることを私たちもなぞればいい。彼らが資本主義の抜け道を使っているのなら、私たちもそれをする権利がある。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20170101T1437130900
絶対に株式投資してはいけない性格の人が世の中にはいる
現代社会のビリオネア(超富裕層)たちは、すべてその資産が株式であることで分かる通り、現在の資本主義は優良企業の株式を保有できているかどうかで運命が分かれると言っても過言ではない。
最終的に現在の資本主義の到達点は、優良企業の株式をどれくらい保有できるかで決まる。
株式投資で上位に食い込んでいるのは、ウォーレン・バフェットだが、彼もまた「創業者でもない人がこんなに長期に渡って株式を保有するのは珍しい」と言われるくらい長期に株式を保有していることで有名だ。
ウォーレン・バフェットは保有する企業の創業者ではないのだが、実はこれは例外的なケースだ。多くのビリオネアは多国籍企業の創業者か、経営者か、その一族である。
ビリオネアの多くは自分で事業を創業して、自分の企業を世界有数の優良企業に育て上げた。そのため、自社企業の株式を最も多く保有している。
その保有した株式が、会社の成長、会社からの配当、自社株買い、増配等を繰り返して、さらに価値を向上させて膨らんでいくのがビリオネアの公然たる錬金術となっている。
ビリオネアになるためには、世界有数の多国籍企業を興せばいいということになるのだが、それは誰でもできることではなく、経営の才能や情熱や運が必要になる。
別にそんなつもりではなくて、資本主義で生き残るためのささやかな資産が欲しいくらいなら、創業の部分は飛ばして「優良企業の株式を保有する」を実行すればいいということになる。
具体的に言えば、優良企業の株式を自分が持てるだけ大量に、長期に、持てばいいということである。何も難しいことはない。これを理解するのに高度な知能指数も必要ない。
抜け目のない人がやっていることを真似すれば、労せずして資本主義で生き残れるということである。
しかし面白いことに、こんな簡単な話なのにどうしても真似ができない人がいる。たとえば、性格的に絶対に株式投資してはいけない人が世の中にはいる。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160522T1128410900
日本人特有の感情のワナに気付かないと株式市場で自滅する
日本銀行が出している「資金循環」の統計で「家計の金融資産」の部を見ると、ここ10年のどの年を見ても日本人の金融資産は「現金・預金」で半数近くになっているのが分かる。
その次に多いのが保険や年金の類いであり、これが大体いつの時代でも30%ほどになっている。日本人は現金をせっせと貯め、将来のために保険をかけて備えている。そんなけなげな姿がここから垣間見える。
株式や投資信託を金融資産として持っているのは10%ほどである。そのうち株式だけを見ると、たった6%ほどしかない。いかに日本人にとって株式は「遠い世界の話」なのかが、これで見て取れるはずだ。
そしてこの株式に投資している「わずかな日本人」の半数は資産としてじっくりと株式を持っているのではなく、年間1200回以上売買をする「デイトレーダー」であると言われている。
株を頻繁に売買する投資家というのは、株式を対象に「丁か半か」のバクチをしているのと同様であり、それは投資というよりも投機に入る。
こうした投機家を除くと、純粋な意味で株式そのものを長期保有する投資家というのは、金融資産を持つ日本人のほんの3%くらいしかいないということになる。
日本人と株式の相性が悪いのは、特筆すべき現象だ
金融資産を持つ日本人の多くは、株式投資をしない。
もともと日本人は金融に関しては慎重で、いくら株式投資を勧められても手を出さない人は多い。手を出したら「なぜか」損をして、元本を割ることが多いからだ。
株式投資はリスク資産と言われることもあるが、日本人の多くは株式市場はあまりにもリスクが高いので、「手を出したら絶対に損をする資産」と化している。
ほとんどの日本人にとって株式はリスク以外の何者でもない。それほど日本人と株式は相性が悪い。この相性の悪さは、特筆すべき現象でもある。
もともと、株式市場は変動の大きな場所である。
景気が後退すれば株価は下げ、決算を落とせば株価は下げ、スキャンダルが起きれば株価は下げ、世界で天変地異が起きれば株価は下げる。
ブラックマンデーのような事件が起きれば株価は一瞬にして20%下落することもある。1000万円を株式資産で持っていたら、一瞬にして200万円が飛んでいく。
リーマン・ショックのような事件が起きれば株価は延々と下がり続け、どんな優良企業の株式を保有していても50%にまで暴落することがある。1000万円が500万円になる。
長期投資家を名乗っている人でも、1000万円が500万円になるのは恐怖で耐えられないと考える人がほとんどだ。だから、暴落の最中で株を売り飛ばして「高いところで買って安いところで売る」という滑稽な醜態をさらすことになる。
多くの日本人にとって、株式市場は恐怖の対象である。投資すればするほど損失が拡大していくのだから、そんなところに金を出そうと思う人はいない。
日本人が株式資産を持てないのも、日本人が長期投資ができないのも、ここに理由がある。日本人はどうしても株式市場で自滅してしまうのである。
いったいなぜ、そんな悲惨なことになってしまうのか。もちろん、それには理由がある。それも日本人特有の理由だ。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160529T1551290900
日本人は誰も不思議に思っていないようだが、駅を降りたらどこでも駅前にパチンコというギャンブル場があるというのは世界でも類を見ない異常なことである。
日本人はギャンブル依存症に陥りやすいと言われているが、パチンコを撤廃できずに放置したままなのだから、ギャンブル依存症が多いと言うのは納得できるものがある。
日本人は堕ちるギャンブルは、もちろんパチンコだけではない。宝くじ、TOTO、競馬、競輪、競艇、オートレースと、枚挙に暇がない。
ここに最近は、短期売買の株取引、FX(為替証拠金取引)が加わり、スマートフォンのゲームまでが一種のギャンブルとして参入してきている。
日本人にギャンブル依存症が多いというよりも、日本ではギャンブルが放置されていて、依存症になる人を作りやすい環境にあるというのが実情かもしれない。
ギャンブルにハマると抜けられないとよく言われる。
ギャンブルはその多くが負けになるのだが、たまに勝てるときがある。そのときの爆発的な喜びや快楽は脳内ホルモンをも変化させるほど劇的なものだ。
人生最大のワナである「借金」の元凶がギャンブル
ギャンブルは闘争心と競争心を刺激するものである。勝てるか負けるかという緊張感はアドレナリンを噴出させ、テストステロンを大量に分泌させる。
勝利したとき、その緊張感は歓喜に取って変わり、激しいカタルシスに昇華していく。
負け続けて追い詰められれば追い詰められるほど、それを乗り越えて勝ったときの爆発的歓喜は強いものになり、その爽快感が快楽として定着して離れられなくなる。
そしてその快楽は、報酬が入ってくることで倍加される。
だから、ギャンブルは人を虜(とりこ)にしていき、それに深くのめりこんでいく人が出てくる。日本では、このようにギャンブルにハマって抜けられない依存症の人が500万人を超えていると言われている。
そして、このギャンブル依存こそが人生最大のワナである「借金」の元凶になるのである。
借金はすべてが悪いわけではない。計画的で慎重な借金で人生を切り拓く人もたくさんいて、それは資本主義ではひとつの確立されたツールでもある。
返済計画がよく練られた意味のある借金は、まさに成功を加速させるレバレッジになり得る。
ところが、ギャンブルのように不確実なものに依存して膨らませる借金は人生を地獄に陥らせるだけである。どんな言い訳であっても正当化できない。
ギャンブルにのめり込む人は、勝率が50%以下のものに掛け続ける人だから、必ずじり貧になる。掛け金が多いと、収入や資産を超える額を蕩尽し、そこで止まらないと借金が膨らんでいくことになる。
ギャンブルが好きだという性格は、その一点で人生が破綻してもおかしくない危険性を秘めている。他にどんな才能があったとしても、それを帳消しにしてしまうほどのリスクがある。
ある時点で収支のバランスを崩して「借金地獄」に
ギャンブル依存は、それが快楽と結びついている以上は止めることが難しい。自制心が効かなくなるからだ。
止めようと思っても、負けが込むと「ギャンブルの負けはギャンブルで取り返す」という心理に陥って、勝つまで粘るようになる。
一度でもギャンブルで想定以上に勝った経験をした人は、それがアダになって「自分はギャンブルの才能がある」と考えたり、「もう一度同じ経験をしたい」と思ったりする。あるいは、「ギャンブルでメシが食える」という心理にもなる。
これはすべてのギャンブルに共通するワナだ。いったん成功体験を得ると、どんなに負けても「絶対に成功できる」という気持ちから離れられなくなるのである。
負けがかさんで人生に悪影響が出ているにも関わらずそこから離れられないというのは立派な依存症だが、本人だけは「自分は依存症ではない」と思っているので厄介だ。
「次は勝てるかもしれないのだから止めるわけにいかない」と思うのである。しかし、それがよりギャンブルによる損失を深める結果となり、最終的にはどうにもならなくなる。
そのため、ギャンブルが好きでのめり込んでいる人の少なからずは、ある時点で収支のバランスを崩し、「借金地獄」の世界に足を踏み入れていく。
賭けに使うための借金は、多くの場合は「返せない借金」と化すので、借金の自転車操業が止まらなくなる。
借金を返すために借金をする多重債務者となる人もいる。通常のキャッシュローンが使えなくなると、どんどん条件の悪い金融業者から借りることになる。
ここで切羽詰まると、やがては会社の金を横領したり、友人から金を借りて行方をくらましたりして、犯罪者の領域に入っていくこともある。
誰も最初は自分がギャンブラーであると思わない
問題は、ギャンブルにのめり込む人は決して特別な人ではないということだ。
意志の弱い社会不適合者や、アウトサイダーだけがのめり込むのではなく、ごく普通の人が何気ない日常の中でふとギャンブルに目覚めて離れられなくなっていく。
自分では投資家だと思いつつ、実はギャンブラーだったということさえもあり得る。
私が今、最も危険だと感じているのはFX(為替証拠金取引)である。
多くのFX取り扱い企業はこれを「投資」と言って口座数を増やしているのだが、そこで行われているのは為替をネタにした「丁か半か」のギャンブルに他ならない。
しかし、FX取り扱い企業はその丁か半かのギャンブルを、あたかも高尚な経済取引のように見せかけて、その本質がギャンブルであると気付かせずにギャンブルをさせている。
普通の人はそれが投資だと思って入り込み、売買に熱くなる。そして、ふと「これはギャンブルだ」と気付いたときには、もうギャンブル特有の高揚感を覚えてしまって抜けられなくなっている。
FXを巡って貯金をすべて失い、借金をしてまでそれに金を注ぎ込む人たちも増えており、いずれこれは大きな社会問題となるのは間違いない。
しかし、これがギャンブルだという認識ができるまで、多くの人が投資だと思い込んでのめり込み、金を吹き飛ばしていくだろう。
FX取り扱い企業のみならず、多くの企業は人々がギャンブルにのめり込んで依存してくれるのを望んでいる。なぜなら、人々がただひたすらに金を注ぎ込んでくれれば企業が儲かるからである。
企業は私たちがギャンブルに堕ちるのを止めてくれない。むしろ自分たちの利益のために、人々がギャンブルに堕ちるのを望んでさえいる。それが社会のひとつの裏面である。
企業は私たちがギャンブルに堕ちるのを止めてくれない。むしろ自分たちの利益のために、人々がギャンブルに堕ちるのを望んでさえいる。それが社会のひとつの裏面である。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160602T1728130900
株式投資や不動産投資で大きなリスクを生み出すものとは?
起業家や投資家の息の根を止めるのは、事業の失敗や見込み違いではない。
失敗は誰でもあるし、それはいつでも起こり得る。人生で一度も失敗したことがないという人がいたら、それは「何も挑戦しなかった人」であると言える。
起業家や投資家の息の根を止めるのは「借金」である。失敗や見込み違いは借金によってレバレッジがかかり、傷を深く、大きく、致命的にしてしまうのだ。
たとえば株式投資をしていて持ち株が50%暴落するような日が来たとする。
株式市場はいつでも暴落がやって来る場所であり、長期に株式を保有していたら、投資家は暴落を必ず経験する。
しかし、保有する株式が自己資金であれば、市場が大暴落していようが何ら問題はない。売らないで保有しておけばいいし、誰かに売れと言われることもない。
しかし、株式を信用取引で買っていた投機家は、委託保証品から20%から30%の損失が出た時点で自己資金で補填しなければならない。これを「追証(おいしょう)」と呼ぶ。
追証が払えなければどうなるのか。
「返せなくなったら人生の終わり」をなぞる人
信用取引をやっている投機家が想定以上の見込み違いに巻き込まれると追証が発生し、それが払えなければ証券会社が強制決済を行う。
さらに、それ以上の損失が出た場合は、証券会社への債務が生じることになる。
通常、信用取引を行っている投機家は自己資金以上の取引を行うために信用取引を使っていることが多い。そのため、自分の想定を越える見込み違いが発生すると、その瞬間に危機に陥ってしまうのである。
返せない借金は、それをどのように処理をしようとそれは自分の人生の破綻に直結してもおかしくない。信用取引が危険だというのは、そうした危機にいつでも直面する可能性があるからである。
見込み違いが一度でも起きれば破産する危機があるのに、それに賭けるというのはリスク管理がなっていないと言われても仕方がない。まさにハイリターン・ハイリスクの典型だ。
「過大な借金を抱えて、返せなくなったら人生の終わり」
そんなことは誰でも知っていると多くの人は高をくくるのだが、私自身は日本人がそれをしっかりと認識できているとはまったく思っていない。
なぜなら、多くの日本人は持ち家に過大な幻想を抱き、「住宅ローン」という大きな借金を抱えて「返せなくなったら人生の終わり」をなぞっているからだ。
すでに日本の不動産は大都市の一部のロケーション以外は価格が上昇するのは見込まれていない。少子高齢化が解決できない限り、不動産は資産になり得ないものであると言われている。
にも関わらず新築建物は供給され続け、不動産屋は資産にならないものを資産のように装ってサラリーマンに売りつけたり、さらには不動産投資を誘ったりしているのである。
不動産投資は、それほど簡単なものではない。
「不動産投資をしたらいつでも儲かる」「サラリーマン大家で大金持ちになれる」と不動産関係者は煽っており、成功例がことさら強調されている。
しかし、その裏で不動産投資に乗り出して失敗した人たちの例はあまり語られていない。
営業による「はめ込み」が行われるのが投資物件
アパート経営やら不動産経営がそんなに着実で優秀なリターンを稼げるのであれば、なぜ不動産屋はそのアパートや不動産を他人に売りつけるのか。
もし、ある不動産物件が脅威のリターンを稼げ出せるのであれば、企業はその物件を他人に売るよりも自分たちで確保すると考える方が自然だ。
企業はボランティアで生きているのではないのだから、着実に儲かるのであれば自分たちで独り占めして黙って儲ける。間違えても見も知らぬ人間に売ったりしない。
つまり不動産投資の物件というのは、良い物件は最初から企業が確保して、どうでもいい物件か問題が隠されている物件を売りつけているということになる。要するに、営業による「はめ込み」が行われるのだ。
不動産は安い買い物ではないので、だからこそ企業はセミナーなるものを開いて不動産投資を賞賛し、買わないと損すると脅し、なだめ、すかし、洗脳して買わせるのである。
不動産投資は絶対に失敗するわけではない。人は誰でもどこかの家に住まなければならないわけで、その人の生活に合った場所と価格であれば、そこに住みたがる人もいる。それをうまくつかめば地道に儲けることも不可能ではない。
問題はそうでなかった場合、撤退できるかどうかである。
多くの人は不動産を買う際は借金をして買うことになるのだが、不動産というのは安い買い物ではない。人々は、過大な借金を抱えて購入する。
本来は、その借金は賃貸で入った収入で返済することになるのだが、だからいったん躓くと「過大な借金を抱えて、返せなくなったら人生の終わり」になってしまうのである。
賃貸収入が入ってこないということはあるのか。
もちろんある。そのリスクがどんどん高まっている。必要以上に物件が供給されているのに、今後は少子高齢化で人が減るのだから、全体的に見るとかなり厳しくなる。
ひとつでも問題が発生するとそれが致命傷になる
ロケーションが悪かったり、家賃が高かったりすると、空室が何ヶ月も続くことがある。
空室が続くということはその月の借金返済は自己資金で行わなければならないということになる。それが何ヶ月も続くとその負担は大きい。
誰か人を入れても、その人がきちんと家賃を入れてくれるのかどうかも最近は分からなくなっている。
現在は一流企業に勤めている人であってもリストラされ、若年層や女性は非正規雇用で、高齢者は足りない年金でかろうじて生きている時代なのである。滞納リスクは高まっている。
家賃を下げれば人が入るのかもしれないが、そうすると投資リターンが下がる上に滞納リスクはさらに上がることが知られている。家賃が低いと、身分の不安定な人たちが入り込んでくるのである。
孤独死、孤立死も増えている。
さらに最近では物件の情報がインターネットで知ることができるようになり、今まで秘されて表に絶対に出てこなかったはずの「事故物件」の情報までもが流通するようになり、いくら不動産屋や大家が隠そうとしても隠しきれなくなった。
大島てる CAVEAT EMPTOR 事故物件公示サイト
http://www.oshimaland.co.jp/
それに加えて、最近の日本の建築物はコスト削減と合理化のために見えないところに手抜きや瑕疵があることも珍しくなくなっている。
抱えた借金の長さよりも建物が長持ちしない。そのため、ある時点からメンテナンスや修理で莫大な金が飛んでいくことにもなりかねない。
不動産投資は意外にリスクが高いのだが、すべて自己資金であればこうしたリスクはある程度は吸収できるかもしれない。借金でなければ空室も滞納も対処できるのである。
しかし、多くの場合は不動産投資は莫大な借金で成り立っており、だからひとつでも問題が発生するとそれが致命傷になってしまう可能性が高い。
問題は不動産投資にあるのではなく、「過大な借金」の方にある。「過大な借金」があると、それで何をしようともすべてが大きなリスクと化す。
事故物件となったあるマンション。資産価値はすさまじく激減してしまった。このマンションに投資していたすべての人は莫大な損害を抱えたはずだが、もはやどうしようもない。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/03/20170303T1937150900.html
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米国株の動きを語るとき、多くの人がダウ平均株価で語ります。
それ自体は間違ってはいないのですが、S&P500 やナスダック指数の方が数多くの銘柄をカバーしています。
ですので、より本質的な米国株の動きを見るには、まずは S&P500 の動きを見て、さらにナスダック指数を見るのが賢明と考えています。
http://www.mag2.com/p/money/167770
Dow Jones Industrial Average
https://finance.yahoo.com/chart/%5EDJI#eyJzaG93QXJlYSI6ZmFsc2UsInNob3dMaW5lIjpmYWxzZSwibXVsdGlDb2xvckxpbmUiOmZhbHNlLCJzaG93Q2FuZGxlIjp0cnVlLCJib2xsaW5nZXJVcHBlckNvbG9yIjoiI2UyMDA4MSIsImJvbGxpbmdlckxvd2VyQ29sb3IiOiIjOTU1MmZmIiwibWZpTGluZUNvbG9yIjoiIzQ1ZTNmZiIsIm1hY2REaXZlcmdlbmNlQ29sb3IiOiIjZmY3YjEyIiwibWFjZE1hY2RDb2xvciI6IiM3ODdkODIiLCJtYWNkU2lnbmFsQ29sb3IiOiIjMDAwMDAwIiwicnNpTGluZUNvbG9yIjoiI2ZmYjcwMCIsInN0b2NoS0xpbmVDb2xvciI6IiNmZmI3MDAiLCJzdG9jaERMaW5lQ29sb3IiOiIjNDVlM2ZmIiwibGluZVR5cGUiOiJjYW5kbGUiLCJyYW5nZSI6IjF5IiwiYWxsb3dDaGFydFN0YWNraW5nIjp0cnVlfQ%3D%3D
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$INDU
NASDAQ Composite
https://finance.yahoo.com/chart/%5EIXIC#eyJzaG93QXJlYSI6ZmFsc2UsInNob3dMaW5lIjpmYWxzZSwibXVsdGlDb2xvckxpbmUiOmZhbHNlLCJzaG93Q2FuZGxlIjp0cnVlLCJib2xsaW5nZXJVcHBlckNvbG9yIjoiI2UyMDA4MSIsImJvbGxpbmdlckxvd2VyQ29sb3IiOiIjOTU1MmZmIiwibWZpTGluZUNvbG9yIjoiIzQ1ZTNmZiIsIm1hY2REaXZlcmdlbmNlQ29sb3IiOiIjZmY3YjEyIiwibWFjZE1hY2RDb2xvciI6IiM3ODdkODIiLCJtYWNkU2lnbmFsQ29sb3IiOiIjMDAwMDAwIiwicnNpTGluZUNvbG9yIjoiI2ZmYjcwMCIsInN0b2NoS0xpbmVDb2xvciI6IiNmZmI3MDAiLCJzdG9jaERMaW5lQ29sb3IiOiIjNDVlM2ZmIiwibGluZVR5cGUiOiJjYW5kbGUiLCJyYW5nZSI6IjF5IiwiYWxsb3dDaGFydFN0YWNraW5nIjp0cnVlfQ%3D%3D
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$COMPQ
S&P 500
https://finance.yahoo.com/chart/%5EGSPC#eyJzaG93QXJlYSI6ZmFsc2UsInNob3dMaW5lIjpmYWxzZSwibXVsdGlDb2xvckxpbmUiOmZhbHNlLCJzaG93Q2FuZGxlIjp0cnVlLCJib2xsaW5nZXJVcHBlckNvbG9yIjoiI2UyMDA4MSIsImJvbGxpbmdlckxvd2VyQ29sb3IiOiIjOTU1MmZmIiwibWZpTGluZUNvbG9yIjoiIzQ1ZTNmZiIsIm1hY2REaXZlcmdlbmNlQ29sb3IiOiIjZmY3YjEyIiwibWFjZE1hY2RDb2xvciI6IiM3ODdkODIiLCJtYWNkU2lnbmFsQ29sb3IiOiIjMDAwMDAwIiwicnNpTGluZUNvbG9yIjoiI2ZmYjcwMCIsInN0b2NoS0xpbmVDb2xvciI6IiNmZmI3MDAiLCJzdG9jaERMaW5lQ29sb3IiOiIjNDVlM2ZmIiwibGluZVR5cGUiOiJjYW5kbGUiLCJyYW5nZSI6IjF5IiwiYWxsb3dDaGFydFN0YWNraW5nIjp0cnVlfQ%3D%3D
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$SPX
アメリカ株の株価は円表示にすると日経平均株価と全く同じ上昇率にしかならない
http://buckyardofssl.seesaa.net/article/433829813.html
ドル-円
https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=USDJPY=FX
http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?%24USDJPY
ドル建て日経平均
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php
騰落レシオ 日経平均比較チャート
https://nikkei225jp.com/data/touraku.php
投資主体別売買動向
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
http://karauri.net/kaigaidoukou/
9. 中川隆[7631] koaQ7Jey 2017年4月10日 08:12:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8118]
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/766.html#c9
2. 中川隆[7632] koaQ7Jey 2017年4月10日 08:13:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8119]
関西大学文学部講師 上杉 聰 「部落史は変わった」:「士農工商」からもういちど教育と現行の社会的しくみを理解する
http://www.asyura2.com/14/idletalk41/msg/508.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/805.html#c2
12. 中川隆[7633] koaQ7Jey 2017年4月10日 11:11:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8120]
今回の化学兵器使用・サリン攻撃の「犯人」はまだ不明。
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/880.html
今回のアサド政権による「サリン攻撃疑惑」については、まだ結論は出せない、と私は考えている。
一つには、アサド政権が化学兵器を使ったという疑惑は、これまで何度も出ては立ち消えになっていることだからだ。ニュースに新奇性はない。古い話の繰り返し。
その情報の発信源も、これまでと同じ。何が何でもアサドを潰したい、というアメリカの好戦勢力の主張をそのまま鵜呑みにすべきではない。
もう一つは、攻撃されたと語っている者たちが、そもそも「イスラム過激派」であるからだ。確かに子供の犠牲者は出ている。一見、無辜の民のように見える。しかし、「過激派=イスラム原理主義者」は住民の中に隠れている。というより、住民は「過激派戦士」の親族や血縁集団の者たちだろう。彼らは家族だろう。逃げられないから一緒にいるんだよ。逃げられるのだったら、とっくに逃げているだろう。
今回の場合、サリン攻撃の被害を発信してきた「医師」自身が、イスラム過激派と一体となっているとみなされている人物だ。この医師は、先祖は中東系かもしれないが、英国で医師になり、親族も皆イギリスにおり、現地シリアとは親族的な関係は全くない。イスラムへの信仰から「人助け」のために医者になり、シリアに来たのだそうだ。
そして2013年にテロ組織との関係を疑われて英MI6のお尋ね者となり、逮捕・起訴された過去をもつ。
欧州人のジャーナリストが「イスラム国」に捕まり、後に殺害されたのだが、この二人の欧州人を「医師として治療」した人物だ。(イギリスの裁判所は、人質被害中のジャーナリストが裁判所に出廷・証言できないという理由で、この起訴を退けた。)
この辺りの情報はネット上に出ている。誰も投稿しないようだから、「ど素人」の私がしゃしゃり出てきて、「どこにでも転がっている情報」をここに引用する。
YouTube 等で、この医師の名前 "Shajul Islam" で検索すればよい。
こちらが、今回の「サリン攻撃」の直後に、救急医療現場から投稿された動画。この医師自らが現場の様子を伝えている。
https://www.youtube.com/watch?v=ZTszOjAZNtI
https://youtu.be/ZTszOjAZNtI
こちらは、この医師の「イスラム国との関係⇒逮捕・起訴」について書いている Web ニュースの記事。
(Internatilnal Business Times, 2017/04/07)
http://www.ibtimes.co.uk/british-doctor-who-documented-chemical-attack-previously-held-terror-offences-1615849?utm_campaign=soficalflowfacebook&utm_source=socialflowfacebook&utm_medium=articles
こちらは、過去の「逮捕・起訴歴」に関して、あるWeb放送局(?) のインタビューに答えているところ。特定の過激派組織への加入歴はなく、自分は「医師として」過激派/一般市民の別なく治療を施す、と語っている。(この「弁明」を信用するかしないかは、聞き手の解釈次第。)
https://www.youtube.com/watch?v=j5j-RPMcm9Y
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中東というのは「情け容赦のない世界」なのだろう。アサド政権の基盤であるアラウィー派は、昔(とはいえ20世紀) は「洞穴暮らし」を余儀なくされるところまで追い詰められていた時期もあったのだそうだ。
「負ければ殺される」「住む処さえなくなる」という厳しい部族社会は、我々日本人の想像を超えるものなのだろう。
今回の「サリン攻撃事件」を最も喜んでいるのは誰か? 言うまでもなく、「イスラム国」とその同類だろう。化学兵器を使っても、アサド政権派には何の利益もない。しかし政権派の武装組織の一部が跳ね上がらないという可能性も不在ではない。
サリン攻撃や化学兵器について、「まだ結論は出せない」「真偽不明」というのが、私の見解だ。
「和平交渉」を受け入れない、「和平協議」に参加しない勢力がいる限り、「平和」は実現できない。
「条件闘争」に持ち込む以外にないことを、敗者も悟るべきだが、イスラム過激派は「世俗派」とは異なる心性の持ち主なので、そういう考え方はしないのだろう。「不信仰者」と戦って死ねば天国に行けるから。
「世俗派」が増える以外に、平和への道は開かれない。
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c12
11. 中川隆[7634] koaQ7Jey 2017年4月10日 14:20:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8121]
ジェットスターと関西空港は避けるべし
関西空港は昔から土地柄の悪いところで、乗客でもない地元民がたむろして利用客に因縁をつけたりしていた。私は筋の悪い感じのおばさんに絡まれたことがある。「大阪のおばさん」の冗談で済まされない粘着攻撃だった。
関西空港は、働いている人間も無礼な関西弁話者が多い。お笑いタレントならどうか知らないが、給料をもらって仕事中に、関西弁を喋っていいと思うのだろうか?それとも彼らにとっては、仕事もお笑い程度か?しかも関西弁のこの職員たちの利用客を見下した態度が鼻につく。関西空港はいまやLCCターミナルで金持ちは利用しない。だから馬鹿にして良い、という関西人の思想だ。
ジェットスターは、他の航空会社は現に不問に付している500グラム程度の手荷物重量オーバーにもイチャモンをつけ、荷物を預けさせ、最低4000円課金する。
関西空港は使わざるを得ないことがあるが(エアアジアは九州や沖縄には飛ばない)、ジェットスターは避けるのが良い。
LCCならエアアジアXが安全で良心的。
https://kuantan.me/2017/04/10/april-10-2017-at-1223pm/
http://www.asyura2.com/09/ishihara13/msg/777.html#c11
13. 中川隆[7635] koaQ7Jey 2017年4月10日 14:25:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8122]
2017.04.10
化学兵器をシリア政府軍が使ったとする米政府の主張は偽旗作戦の疑い濃厚、露軍は応戦の準備
アメリカ軍がシリアの軍事空港を59発の巡航ミサイル(トマホーク)で攻撃した後、ロシア、シリア、イランは防空体制の強化に乗り出したようだ。S-300やS-400のような長距離対空ミサイル・システムだけでなく、中距離や短距離の防空システム、あるいは携帯型のシステム、機銃などの配備を進めるようだ。シリアの北部ではすでに政府軍がアメリカ軍の偵察機を領空外へ追い出すため、警告の銃撃掃射を行ったとも伝えられている。こうした攻撃の口実としてアメリカ政府はシリア政府軍による化学兵器の使用を主張していた。
当初、ロシア側はシリア軍がアル・ヌスラ(アル・カイダ系武装集団)の倉庫を爆撃、そこに保管されていたガスが漏れたと説明したが、シリア政府側は攻撃していないと主張、爆発の後に偵察機を飛ばしただけだとしていた。本当に化学兵器が漏れたのかどうかも含め、本来なら詳しい調査をしなければならないのだが、その前にアメリカは攻撃した。
これまでアメリカは「化学兵器」をシリア攻撃の口実に使おうとしてきた。例えば、本ブログではすでに紹介済みだが、2013年1月29日にイギリスのデイリー・メール紙は、「シリアにおいて化学兵器を使い、アサド政権を非難、国際的な軍事行動に拍車をかける作戦をオバマ政権は認めた」と伝えている。
その2カ月後、アレッポで化学兵器が使われたが、攻撃から間もない段階でイスラエルのハーレツ紙は状況から反政府軍が使ったと分析、また国連独立調査委員会メンバーのカーラ・デル・ポンテも反政府軍が化学兵器を使用した疑いは濃厚だと発言している。
その5カ月後、8月にはダマスカスの郊外が化学兵器で攻撃され、例によって西側の政府やメディアはシリア政府軍が使ったと宣伝、NATOを軍事介入させようとするのだが、ロシア政府がすぐ反論したほか、化学兵器とサウジアラビアを結びつける記事が現れ、ゴータで化学兵器を使ったのはサウジアラビアがヨルダン経由で送り込んだ秘密工作チームだという話も流れた。
その年の12月になると、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授も化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないという。
さらに、こうした化学兵器の使用について、トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでIS(ISIS、ISIL、ダーイシュなどとも表記)が調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられている。
アメリカ軍がシリアを巡航ミサイルで攻撃したのは4月7日のことだったが、その2日前、リベラル派として知られているノーム・チョムスキーはデモクラシー・ナウに出演、アサド体制は道徳的に不健全だ。彼らは恐ろしいことを行い、ロシアが手を貸していると主張した。アメリカやサウジアラビアなどが侵略部隊としてシリアへ送り込んだアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)による破壊と殺戮には思い至らないようだ。
ホワイトハウスの報道官、シーン・スパイサー説明によると、事前にロシアへ攻撃を通告したのは軍のチャンネルだった。アメリカ政府でロシアとの核戦争を避けようとしているのは軍だけのようだが、「リベラル派文化人」も好戦派に仲間入りしたのだろうか?
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704100000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c13
意図的な世論誘導報道で悪魔呼ばわりされているシリア アサド大統領
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/852.html
87. 中川隆[7636] koaQ7Jey 2017年4月10日 16:13:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8123]
今の私たちに求められているのは、対立に身を投じることだ
戦後の日本人は意識的にも無意識にも「友愛、理解、平和、協調」を外交の柱として、誰とも争わず、ひたすら相手を立てる外交だけをやってきた。
裏工作も不得手で、中国・韓国・北朝鮮のような反日国家に騙されても大騒ぎすることもないし、ただ忍の一文字で耐えてきた。今の安倍政権もそうだ。
反日国家が何をしても我慢し、何を言われても言い返さず、相手に恫喝されたら一方的に謝り、相手に恐喝されたら金を出す。問題には事なかれ主義で対処し、対立を避け、衝突を先延ばしし、まったく相手の言いなりだった。
それで、どうなったのか。
結局、「日本人は叩けば叩くほど折れる」「日本人は言いがかりを付ければ金を出す」と中国・韓国・北朝鮮に見下されるだけで終わった。
さらに、これらの国々の工作員が日本に大量に潜り込んで、国内でも反日工作をしているのも見て見ぬフリをして、結局は日本の中枢をことごとく乗っ取られてしまった。
マスコミは言うに及ばず、政治界も、財界も、教育界も、すべて乗っ取られて、もう日本人は自分の国旗すらも掲げることができなくなってしまっているのだ。
「きれいごと」では渡っていけない世の中になった
もう我慢は終わりにしなければならない。日本人はやり方を変えなければならない。もう先延ばしも事なかれ主義も捨てて、あえて対立と衝突の嵐の中に身を投じなければならない。
そもそも、世の中は友愛や平和や協調みたいなもので成り立っているわけではない。どんなに目を背けても世界には暴力、陰謀、戦争、対立が蔓延している。
世の中は、対立によって成り立っているのだ。
学校でいくら「みんな仲良く平等で」と教えられても、社会に出た次の日には、競争社会に巻き込まれる。仲良くも平等も吹き飛んでいき、必死に生きなければならなくなる。競争の本質は、対立である。
世界に目を転じると、宗教問題で、歴史問題で、領土問題で、人種問題で、絶対に妥協できない対立が激しくぶつかり合っていて、血で血を洗うような事態が起きている。
これらのすべての問題は民族のアイデンティティに直結しているので、話し合いも成立しないし、譲り合いも成立しない。譲れば民族としての存続が不可能になるので、絶対に譲れないのである。
だから、民族の生存をかけて、暴力にも、陰謀にも、戦争にも訴えて相手に勝とうとする。現実にあちこちで民族対立が発生し、テロが起き、ミサイルが飛び交っているのだ。
グローバル社会に入ると、すべてが競争と対立になるので、日本もまた宗教問題・歴史問題・領土問題・人種問題のすべてで対立の渦の中に放り込まれていく。
要するに、これからは「きれいごと」を言っているだけでは渡っていけない世の中になったということだ。自分だけが「きれいごと」に終始していても、世の中がそれを許さなくなってきているのである。
グローバル化によって世界はつながったのだが、つながったというのは対立が生まれるということである。それが現実だ。
今まで日本人は、協調性を意識しすぎた
中国・韓国・北朝鮮は反日であり、日本に向けて憎悪を剥き出しにしているのだから、日本が激しい対立に巻き込まれているのは当然のことだ。
すでに、歴史問題・領土問題で中国・韓国との闘争に巻き込まれているが、今までのように弱腰外交をしていると、日本民族そのものの信頼も信用も失墜してしまう。
日本も、日本人としての主張を「押し通す」必要が生まれてきている。今までの理解・平和・協調から脱して、いよいよ闘争本能に目覚めなければならないのである。
歴史問題は、何も言わないと相手の都合の良い主張が世界の歴史になる。
韓国は自分たちの都合の良いように歴史を改変して日本を責めるが、これは日本が対立の道を選ばなかったから嘘をエスカレートさせているのである。
領土問題は妥協していると次々と土地を奪われていくことになる。今は尖閣諸島や竹島の問題だけだが、やがては対馬も沖縄も九州もことごとく奪われていく。
妥協したら奪われる。当たり前のことだ。
だから、民族の存続をかけて、きれいごとから去らなければならなくなっている。
今まで日本人は、協調性を意識しすぎた。
批判することを恐れ、主張することを恐れ、復讐することを恐れ、バッシングされることを恐れ、関係が壊れることを恐れてきた。
だから、逆に日本人が立ち上がるためには、この恐れをすべて捨てて、脱皮しなければならないということになる。どうするのか。
反日の人間を激しく批判することを恐れない。反日の人間に対してこちらの主張を押し通すことを恐れない。反日の人間に復讐するのを恐れない。反日の人間からの批判やバッシングを恐れない。反日の人間との修復不可能な敵対・対立を恐れない。
こうした動きに転換しなければならないのである。
日本をめぐる対立は、これまで以上に激化していく
日本人は何事も徹底する癖がある。戦後から今までの日本は、あまりにも優しくなること、諸外国に配慮すること、対立を避けることに徹底しすぎた。
普通の民族は何事にもほどほどで止まるのだが、日本人は「平和優先」と決めたら徹底的なまでに平和優先になっていき、あまりにそれが行き過ぎる。
そして、良かれと思って徹底した「平和至上主義」が、今や日本の主権そのものが脅かされるところにまで到達している。
民進党や共産党の売国政治家や「ゴミ」と称される朝日新聞のようなマスコミに至っては、日本人よりも諸外国の人権の方が大事だと言うところにまで飛んでいった。
そんな「平和至上主義」が蔓延していつまでも対立も恐れて何もしないから、信頼が失墜し、諸外国から嘲笑され、愚弄されるような立場になってしまったのだ。
そうであるならば、いよいよ日本人全員が意識を変えなければならない日が来ているということだ。
日本人は誰かに批判されたり、罵られたりする状況に慣れていない。そういった対立を非常に恐れている。しかし、今の日本人に求められているのは、「対立できること」なのである。
日本人として、国内外の「反日の人間」と対立することを恐れてはならない。
対立できるというのは、反日の人間に自分自身も激しく批判されるのも辞さず、それでも自分の主張を押し通すことを恐れないということだ。
反日国家は、執拗で陰湿で汚らわしい批判やバッシングを、個人に向けて次々と仕掛けていく。そのような状況になっても一歩も引かないということだ。
歴史をみれば、侵略や破壊活動を仕掛けられて消えた国など山ほどある。対立に負けて、消された民族も山ほどある。それが世の中の必然だ。日本も例外ではない。
今後も日本をめぐる対立は、これまで以上に激化していく。闘争モードに入らなければ国がなくなるのだから、日本人も変わらなければならないのは議論の余地もない。
今の私たちに求められているのは、対立に身を投じることだ。反日の人間に好かれる必要はまったくない。日本が大事だと思うのであれば、反日の人間と激しく敵対して当然だ。
敵対していないというのであれば、逆に日本を大事に思う気持ちが足りていないということでもある。
日本をめぐる対立は、これまで以上に激化していく。闘争モードに入らなければ国がなくなるのだから、日本人も変わらなければならないのは議論の余地もない。
https://plus.google.com/+KeiseiSuzuki
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c87
1. 中川隆[7637] koaQ7Jey 2017年4月10日 17:40:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8124]
藤戸則弘 レポート 2017/04/10
外部環境悪化で年金基金の活躍期が到来か _ NYダウとFRB資産
http://www.sc.mufg.jp/report/fj_report/index.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c1
バッハ 無伴奏 Klangfilm-Siemens KL-V502 with KLL405 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ef1PswrcEOk
RFT PB3060 Lautsprecher mit siemens verstärker
https://www.youtube.com/watch?v=zu8IMCpAJL8
Klangfilm 42006+402 FC SPEAKER
http://www.youtube.com/watch?v=UsJRVwdHbHE
Klangfilm/Siemens Smf V3b with 14a マーラー 交響曲9番
http://www.youtube.com/watch?v=YAunKObnr3U
Klangfilm - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=Klangfilm
eurodyn - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B3
https://www.youtube.com/results?search_query=eurodyn+
______
クラングフィルムのアンプ(戦前編)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10398
クラングフィルムのアンプ(戦後編)
http://www.klang.jp/index.php?ci=10392&i=10399
楽鳴舎 アンプ 新入荷案内
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/cat23188059/index.html
楽鳴舎 レコード・コンサート 情報
http://rakumeischa.cocolog-nifty.com/audiotubes/cat23820407/index.html
クラング・クンスト KLANGの会
クラングフィルムのスピーカーや真空管アンプなどを聴く集会を毎年1回行ないます
http://www.klang.jp/index.php?ci=10420
____
オーディオ仲間の新年会でWE252A〜Edまで真空管聴きくらべ
2010年1月9日に行った、地元長野県を中心とするオーディオ仲間の新年会として行われた「真空管聴きくらべ」のレポートです。
上段左から 210、250、WE300B、WE252A、PX25、DA30
下段左から RE604、LK460、Eb、AD1、Ed新、Ed旧、RV258旧、RV258新、RV239
写真は当日聴いた真空管のうち、わたしが用意したもので、このほかに、
45、71A、WE252Aプリント、WE275Aナス管、4300B、AD1直管、ValvoのEd
を聴きました。ウエスタン・エレクトリックの各種丸管など、さらに多数の真空管を用意してあったのですが、途中で「このままでは肝心のドイツ球にたどり着けない」ということになってしまい、以上の真空管を聴きました。
アンプはバラック作りのユニバーサル機で、6SN7パラレル1段によるトランス・ドライブ、半固定バイアス、直流安定化電源、そして出力トランスはU808という構成でした。
お世辞にも立派なアンプとはいえませんが、これといった見どころが無い代わりに、最近の高性能トランスを使ったアンプのような個性も無く、球の違いがストレートに聴き取れました。
音源は某メーカーの音質評価用CD、スピーカーは Europa Junior KL43004 でした。
意外かもしれませんが、Europa Junior はとなりにあった フィールドの Eurodyn 以上に明瞭、かつ正確に真空管の音のちがいを表現し、比較には最適なスピーカーでした。
はじめに聴いた45は、まさしく中庸で癖のない音でした。意外にひ弱でなくて45と大差の無かった71Aに対し、210は色彩を控えた古風な音で個性的に聴こえました。250もややモノトーンながら、厚みがあって魅力的でした。なお、45と71Aのみ、別のアンプで聴き、続けて71Aを試聴アンプでも聴きました。
ここでおなじみの WE300B をリファレンスとして聴きました。写真では不鮮明ですが、3桁シリアルの1950年代のオールド球でした。繊細でありながら厚みがあって悪い音ではないのですが、ありふれているためか、みなさんの印象は薄いようでした。続いてWE252Aの刻印にしたところ、250をウェスタン風にカラフルにしたような魅力的な音に、みなさんの表情が変わり、「いいね」といった声が数人から出ました。プリントのWE252Aに換えてみると、刻印よりも少しだけ薄味ながら同様にすばらしい音でした。
このあたりで「このペースでは時間が足りない」ということになって、WE275A のナス管でウエスタンを締めくくることにしました。WE300Bを引き締めたような音で、みなさん好ましく感じていました。
ここからイギリス球で、スタートは4300Bでした。300Bを透明で格調高くした雰囲気の音を聴いたみなさんは、オーナー氏の「WE300Bより良い」という説明に納得していました。続いてはDA30で、1本目がエミッションが出ないというトラブルに見舞われましたが、2本目はこれまでの真空管とは格のちがう、スケールの大きさと繊細さを兼ね備えた音を出してくれました。音の色付けの少なさと低域の明瞭さでも優れていました。続いてはPX25で、予想どおりDA30に近い音色でしたが、若干伸びの無い感じで、全体的な印象は思ったよりも異なりました。
ここで宴席に移動してネパール料理を食べたあと、いよいよドイツ球を聴くことになりました。まずはRE604の真鍮ピンで、初期の球です。RE604にはさらに古いトップシールの球もあるそうですが、現物を見たことはありません。イギリス球はアメリカ球に比べて伸びやかな傾向がありますが、ドイツ球はそれに加えて色彩感と厚みがあるように感じます。45よりも鮮明な音でした。つぎのLK460はRE604を少し地味でソフトにした感じで、悪くありませんでした。
中型管に移って直管の Klangfilm のAD1(製造は Valvo)を聴いたところ、これまでのどの真空管とも明らかに違う音でした。みなさんしきりに「透明で癖が無い」と溜息のような感想を漏らしていましたが、そんなに癖が無いと感じるということは、逆説的に個性が強いということになるのでしょうか?そのつぎはValvoのEbで、これぞドイツという感じの厚みがあって雄大な音は、じつに魅力的でした。
AD1は写真のように即席のRV258型ソケット用アダプターを付けて聴きました。Ebよりも引き締まった、緻密な音でした。続くEdシリーズも同様なアダプターで聴きました。ValvoのEdは、たった1本なので確証はありませんが、内部構造、特性、そして音もEbと同じでした。Siemensの新型Edは、これまで聴いた古い球に比べると少し硬質な音で、「やっぱり新しい球の音だ」と、みなさんの評判は良くありませんでした。それに比べて旧型のEdは、EbとTelefunkenのAD1の中間くらいのバランスの良い音でした。ただ、音自体には高価なこの真空管を買うだけのメリットは感じられませんでした。
最後は大型管シリーズで、はじめの旧型RV258は少し硬い音でしたが、「低域がとても良い」という意見がありました。つぎの新型RV258は旧型とは異なって、色彩が豊かに感じられるのに、落ち着きのある魅力的な音でした。最後はバイアスの深いRV239でしたが、PX25とDA30のような差は感じられず、RV258の新型とよく似ていました。深夜0時までかかってドイツ球を聴き終わり、楽しい新年会は幕となりました。
さて、新年会と同じくこの記事も長くなってしまいましたが、みなさんの評価を大雑把に集計すると、直管のAD1が1番、新型RV258が2番、3番以降は意見がまとまらず、といったところでした。45系といえるRE604やLK460と45自身、(一枚プレートの)2A3系といえる300Bや275AとAD1やEdなど、製造国による傾向のちがいを越えた、共通するニュアンスを聴き取れたのも収穫でした。レンズでいえば45〜RE604系がコントラストが良くて明解なテッサー型なら、300B〜AD1系が繊細で解像度の高いガウス型といったところでしょうか。
もちろん、このような短時間の試聴で各真空管の本質的な音が理解できるはずもありませんし、1本だけのサンプルでは不正確でしょうが、ふだんから「どの球を買うべきか?」「どの球でアンプを作るべきか?」と悩める参加者のみなさんは、とても真剣に聴いておられました。もっとも、真空管による音のちがいなんて、アンプ全体からすれば一つの要素に過ぎないのですが、ついつい夢中になってしまった新年会でした。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=14482&i=14485
真空管聴きくらべパートII(RV258, RV239 編)2010年5月16日
新年会の真空管聴きくらべで好評だった RV258 系の真空管について、第2ラウンドの試聴会を行いましたのでご報告します。
参加者は会場の都合で突然中止になった、サウンドパーツさんのイベントから流れて来たみなさんです。米国系〜英国系で遍歴を重ね、WE300A や DA30 などの主要球を所有する大ベテランの諸氏ですが、ここに来てドイツ系の球へと切り替えつつあります。
左から古い順に並べた RV258 と P41/800
RV258 は1928年に登場したとされる TELEFUNKEN 製の球です。
古い設計なので、プレート電圧が 700 〜 800 V と高いものの、フィラメントが 7.2 V 1.1 A で 7.9 W なのに対して出力 10 W と、非常に効率が良い球です。グリッド・バイアスも -70 〜 -80 V とちょうど良いレベルで、価格も Ed や Da などのポスト・チューブや AD1 系の球に比べれば安く、とても実用的です。
R は真空管を、V は増幅器を表しますので、RV は増幅器用の真空管という意味になります。RS237 などの RS が通信用の真空管なのに対し、RV が本来のオーディオ管というのは使っていて気分が良いものです。じっさい、211系などの送信管よりも素性の良さを感じます。
300Bが実際のオーディオ用途でそれほど使われなかったのに対し、プロ用の大出力アンプで大成功を納めた RV258/RV239 は、戦前・戦中のドイツ球にしては数多く現存していますが、さすがに最近は入手が難しくなってきました。
RV258 の音は一言でいうとニュートラルです。初期の直熱3極管全般の明るく澄んだ音色に通じるところがり、特別にドイツの音だ!というほどの個性はありません。パワーに余裕があることもあって、音楽のジャンルを選ばない万能選手といえる球です。
AD1 や Ed のように暗いフィラメントの球とはちがって、明るいトリア・コートのタングステン・フィラメントなのが良いのかもしれません。いっぽう、パワーがあっても大型送信管のような鈍い音ではなく、210/VT25 のように古風な音でもありません。ニュートラルなのですが、RV258 を聴いたあとだと、ほかの球はつまらない音に感じてしまうことが多いから不思議です。
試聴は新年会と同じ 6SN7 パラレル+結合トランスのバラック・アンプに EUROPA JUNIOR で行いました。
初めはシリーズIの球で1930年4月の製造でした。TELEFUNKEN のこの系統の球には、エッチングで製造月年の表示があるので、正確な年月がわかります。最古のシリーズという先入観のためか、みなさんは少し渋めの音に感じたようです。もちろん、同じ RV258 の音のなかでの微妙な差ですし、こちらのほうが柔らかくてシリーズIII以後の球より聴きやすいという感想もありました。
2本目はシリーズIIで、1930年10月の製造でした。シリーズIIはIとほぼ同じ構造で、プレートもこの2本は同じ茶色で、シリーズIII以降の灰色とは異なります。また、電極の支持方法が少しだけ改良されています。このプレートの茶色は、純粋なニッケルを高温炉で酸化させたときの色ですので、コーティングなども無い単純なニッケルのプレートかもしれません。音もシリーズIとほとんど同じでした。
3本目はシリーズIIIで、1931年8月の製造でした。プレートの色が変わったということは、材質か表面仕上げが変わったということです。そのせいか音も変わって、非常に良いバランスです。これといった癖もなく、ニュートラルに感じました。
4本目はシリーズIVで、1932年9月の製造でした。ここまでの製造年月はわずか2年ほどで、ごく短期間に改良が進められたことになります。シリーズIIIとの違いはやはり電極の支持方法で、頂部に大きなマイカが使われるようになりました。正直なところ、わたしにはシリーズIIIとIVの間には、ほとんど音の差が無いように感じられました。
プッシュプル用に4本揃えるのは困難になりつつある RV258IV
5本目もシリーズIVですが、ベースが黒から白に変わっています。1934年7月の製造でした。シリーズIVは長期間製造されていて現存する本数も多いので、これがメジャーなモデルということになります。黒ベースのシリーズIIIとIVの差がほとんど無かったのに反して、同じシリーズIVどうしなのに、黒ベースと白ベースでは明らかな差がありました。1本だけでは個体差かも?ということになりますが、写真の物も含めて黒白ともに4本づつあって、この差は明らかでした。ベースの色のように、少し現代的でワイドレンジに感じました。ベースの材質は黒が真鍮、白がアルミです。
6本目はシリーズVで、1940年5月の製造でした。シリーズVになってようやく、1920年代の名残をとどめるトップシールから普通の形状に変わります。ここから戦中の球になりますが、作りはしっかりしており、けっして粗悪品ではありません。音も白ベースのシリーズIVに少しだけ艶を乗せた印象で魅力的でした。
7本目はシリーズVIで、1943年4月の製造でした。大戦が激化したこのころになると、わずかに品質が落ちているように見えますが、シリーズVの音にしっとりとした落ち着きを加えた聴きやすい音で、けっして悪くありませんでした。人によってはもう少しスッキリしたほうが良いと思うかもしれませんが、個人的には一番好きな音かもしれません。
8本目はシリーズVIIで、1952年9月の製造でした。これだけが戦後の球で、構造もかなり変わっています。とくに、プレートの断面が楕円形から8角形になっていて、かなり異なる印象を受ける外観です。品質は非常に高く見えます。音もガラリとちがう雰囲気で、ちょうど新型 Ed の音が旧型 Ed や AD1 よりも良くいえば明瞭で鮮やか、悪くいえば硬くて上ずり気味なのと同様でした。わたしたちの言葉では「新しい球の音」ということになりますが、もちろん微妙な差ですので、この新型管の個性がちょうど良いスパイスになることも多いでしょう。
最後はタングスラム製の RV258 である Tungsram P41/800でした。概観は金色の真鍮ベースに大きな ST管が乗ったような独特の形です。また、この球は普通の酸化物コート・フィラメントで(トリアも酸化トリウムですが)、プレートの形状も含めてナス管の PX25 に近い構造のせいか、音も普通の真空管に近い印象でした。
点灯中の RV258IV(抵抗はヒーターON時のラッシュ・カレント防止用)
以上の結果から、RV258 はどのシリーズも優れた球であって、300B のように製造年代が古いほうが良いということもなく、どれを購入しても損は無いといえます。
シリーズIとII、およびIIIとIVは見た目も音も差が小さいので、ペアで使っても良いと思います。また、シリーズVとVIのペアも許容範囲だと思いますが、シリーズVIIをVI以前とペアにするのは厳しい気がします。
その後、II、IV、VIと偶数シリーズの RV239 も聴きましたが、同じシリーズの RV258 と共通する特徴が聞き取れました。もっとも、同じシリーズなら構造や材質が同じで、ちがうのはグリッド巻き線のピッチだけですから、当然の結果といえます。
また、RV239 は RV258 よりも内部抵抗が若干低いことが音にも表れますが、PX25 と DA30 のような明らかな優劣はなく、-150 〜 -180 V とバイアスの深い RV239 で増幅段が1段増えるばあいには、かえって RV258 のほうが良い音になってしまうかもしれません。
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=14482&i=18086
4. 中川隆[7638] koaQ7Jey 2017年4月10日 19:59:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8125]
ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/747.html#c4
96. 中川隆[7639] koaQ7Jey 2017年4月10日 20:00:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8126]
ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/451.html#c96
1. 中川隆[7640] koaQ7Jey 2017年4月10日 20:08:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8127]
上のリンクだけ貼り直します:
【第1話】オーディオ仲間の新年会でWE252A〜Edまで真空管聴きくらべ
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10210
・上段左から 210、250、WE300B、WE252A、PX25、DA30
・下段左から RE604、LK460、Eb、AD1、Ed新、Ed旧、RV258旧、RV258新、RV239
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10210_801.jpg
【第3話】真空管聴きくらべパートII(RV258, RV239 編)
http://www.klang.jp/index.php?f=&ci=10139&i=10212
左から古い順に並べた RV258 と P41/800
http://www.klang.jp/s/file/0000/000/000/102/10212_801.jpg
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c1
ハイエンド・スピーカーの世界 _ クラングフィルムのスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c18
ドイツの音楽はドイツの真空管アンプで聴こうよ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html
ドイツの真空管 1 _ RV258
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/463.html
2. 中川隆[7641] koaQ7Jey 2017年4月11日 06:59:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8128]
平野憲一の株のお話 2017.01.15 相場は懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟する。
いよいよ今週末トランプ大統領就任式です。
2017年のトランプアメリカがどのようになって行くのか?日本にとって最大の注目点です。
筆者はシンプルに考えるべきだと思っています。
相場循環図に沿って考えると簡単です。
「経済が過熱化したら売り」です。
勿論過熱度・インフレ度には数字的明確な境目はありません。
しかし、一つだけ非常に明確な境目はFRBが過熱と判断する地点です。
過熱と判断したら今までの資金供給を引き揚げにかかります。
QE3は終わっていますが今までの資金供給した資金はそのままになっています。
4兆ドルを超えていたマネタリーベースは今は3.6兆ドルほどですが、FRBのオペレーション(通貨供給量の調節)次第でこれから変わります。
金利は景気が良くなれば自然に上がります(良い金利上昇)が、通貨供給量の調節は明確な政策の下で行われます。金融相場(日本はまだここに居る)から業績相場、そして過熱・引き締め相場へ進んで行こうとしているアメリカ。
シンプルに考えると投資家はどうすべきか見えて来ます。
トランプ登場でアメリカ経済の終わり(ピーク)が早まったかも知れませんが、この終わりまでの期間が最も良い期間で、我々に幸せを与えてくれます。
相場は懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟します。今は懐疑だらけでしょ。
幸福感の中で相場が終わるまで楽しみましょう。
http://kasset.blog.fc2.com/
来年は「バブル元年」2016年12月30日
年内の株式市場はあと1日ありますが、本年最後の更新となります。そこでいろいろ考えてこの表題にしました。
バブルとは、日本を含む世界の株式や不動産だけでなく、原油など資源価格、新興国株式、低格付け債券などありとあらゆるものが実際の価値をこえて大きく「膨らむ」ことをいいますが、やはりその中心は株式市場となります。
そして来年こそ、その「バブル元年」になるような気がしています。
本日(12月29日)の日経平均は、さすがに東芝ショックで245円安の19145円となり、トランプ当選後ではじめて下落らしい下落となりました。
ただ東芝問題は世界の株式市場を下落させる材料でもないため、むしろモンテ・パスキの公的支援に大きな障害が出てきて欧州銀行の信用問題が揺らぐときが怖いと感じますが、当面の世界の株式市場は「悪材料に鈍感」であると感じます。
さて世界のほとんどの株式市場は2015年4〜6月に高値をつけており、日経平均の高値も2015年6月の20868円でした。そこから2015年8月と2016年1〜2月の2度にわたる中国ショック、2016年6月の英国ショック(EU離脱)で大きく下落しました。日経平均の安値も2016年2月と6月にそれぞれつけた14952円でした。
また11月の米大統領選前にも「もしトランプが当選したら世界の株式市場は大暴落する」と懸念されていたはずで、それも含めると世界の株式市場は(もちろん日経平均も)都合4回の下落時期があったことになります。
そしてそれらが世界経済の見通しを(もちろん日本経済の見通しも)必要以上に弱気にしてしまったため、世界中が必要以上に金融緩和・量的緩和を続けてしまい(日銀は2016年1月に全く不必要だったマイナス金利まで導入してしまい)、比較的経済が早く回復していた米国でもFRBが利上げを1年間中断していました。
その間に世界中には必要以上の余剰資金が積みあがってしまったことになります。つまり「何かのきっかけ」で世界中の株式を中心としたバブルを引き起こす下地(したじ)ができていたことになります。
そして皮肉なことにその「何かのきっかけ」がトランプ当選だったわけですが、別にトランプ当選でなくても何でもよかったような気がします。
じゃあその世界中で積みあがった余剰資金が、何かをきっかけに設備投資など経済活動を拡大させる方向に向かうのではないか?と考えられるかもしれません。しかしリーマンショック直後にFRBが率先した世界中の金融緩和・量的緩和と中国の4兆元財政出動の効果を「完全に過大評価」したため、世界中で(とくに中国で)過剰な生産設備を抱えてしまい、そうはなりません。
つまり余剰資金は世界中で設備投資など生産活動に向かわず、つい安直に株式などへの投資(投機)に向かうことになります。
その動きは始まったばかりで、したがって来年は「バブル元年」と考えるわけです。じゃあ今までは(とくに世界の株式市場)バブルではなかったのか?と聞かれれば、むしろ2度の中国ショックや英国ショックなどがあったため割安状態だったと考えます。
その反動が出ているため、バブルがまさに始まったばかりとなります。ここでいうバブルとは、株式や不動産だけに限りませんが、いったんバブルとなると多少の悪材料には反応せず「膨らみ続ける」ことになります。
最近の「悪材料に鈍感」であることも、まさに「バブルの兆候」といえます。
そうはいっても日本では景気はそれほど良くならず、ましてや実質賃金が上がるはずもないため、それほどバブルにはならないだろう?と考えられるかもしれませんが、バブルとは実体経済にはお構いなしに膨らむものです。
そしてバブル=インフレでもあるため、実質賃金はますます目減りして消費が低迷して経済の足を引っ張るはずですが、それでもバブルは(そしてインフレも)お構いなしに「やってくるもの」です。
この「バブルの兆候」を少しでも和らげるためには、5年目に入るアベノミクスのテーマである「デフレからの脱却」を、早急に「バブルとインフレの抑制」に180度転換させなければなりません。日銀の量的緩和を含む円安政策は、バブルとインフレを加速させるだけであり、早急に収束させる必要があると考えます。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1904.html
やっぱり今年は「バブル元年」2017年01月05日
昨年12月30日付け「来年はバブル元年」の続きです。大発会となった本日(1月4日)の日経平均は、昨年末比479円高で高値引けの19594円となり、昨年の高値を(終値も瞬間高値も)更新しました。
昨年(2016年)の大発会は、円相場は本日よりやや円安の1ドル=119〜120円だったものの、人民元の下落に伴う中国経済への不安からいきなり583円安の18450円となり、そのまま2月12日の14952円まで下落していました。
人民元の下落といっても当時はせいぜい1ドル=6.60人民元まで下落しただけで、本日は1ドル=6.95人民元となっていますが、誰も気にしていません。
日経平均に限らず世界の株価は、はっきりとトランプ当選をきっかけに「悪材料に対しては鈍感に」「好材料に対しては拡大解釈」となっています。
そもそも世界経済はリーマンショック以降の金融緩和・量的緩和の効果を過大評価したため、世界的に過剰設備・過剰生産・過剰資源となったままで、慢性的な潜在成長率と生産性の低下に見舞われています。
その一方で世界的な金融緩和・量的緩和で過剰供給された資金が設備投資などの経済活動ではなく株式などの投資に向かい、実体経済と株価の間のギャップを継続的に拡大させています。
そこに加えて世界ではギリシャショックや原油価格急落や2度の中国ショック(人民元下落に伴う中国経済への不安)や英国ショック(EU離脱)などの「イベント」に立て続けに見舞われたため、その度に株価が大きく下落し、またその度に金融緩和・量的緩和が強化されたため(比較的経済が回復していた米国でもFRBの利上げが1年間中断されたため)、世界の株式市場がバブルとなる状況が揃っていたことになります。
そうなると「きっかけ」は何でも良かったことになりますが、たまたま昨年11月の米国大統領選で予想外のトランプが当選し、その経済政策は米国優先の経済拡大であることを「きっかけ」に、世界の株式市場が上昇に転じたことになります。
つまり世界経済を取り巻く状況が劇的に改善したわけではなく、また昨年まで株価を下落させた「イベント」が解決されたわけでもなく、ただ世界の株式市場を取り巻く心理状態が劇的に改善されただけです。
これを理論的に説明することも、株価が上がり過ぎていると批判することも無意味です。それがバブルであり、まさに始まったばかりと感じるため今年は「バブル元年」であると考えるわけです。
もちろん単純に「今年の株価は何の心配もいらない」と考えているわけではありませんが、少なくとも昨年まで(正確にはトランプ当選まで)の基本的な株式市場に対する見方は少し変える必要があります。
また昨年までの「イベント」に対する株式市場の影響も、同じように大きく下落すると考えることも変える必要があります。
日本において本格的なバブルは1980年代の終盤まで遡る必要があり、簡単にその感覚は思い出せません。バブルといっても株価バブルだけではありませんでしたが、日経平均は1989年12月29日に38915円の史上最高値となりました。
それ以降は2000年前後のIT株式バブル(その時期の日経平均高値は20833円)、リーマンショック直前の2006〜7年には不動産のミニバブル(同18261円)がありましたが、いずれも短命に終わりました。
また2014年10月に追加量的緩和とGPIFの資産構成比率大幅変更があり、そこから日経平均は2015年6月24日に20868円の高値となりました。これも「アベノミクス・ミニバブル」と呼ぶべきものだったかもしれません。
この20868円は2000年以降の高値であり、当面の目標値となります。
バブルでも何でも株価が上昇することは好ましいではないか?となるかもしれませんが、実はいくつか「死角」があります。その「死角」はすぐに現れるものでもないため、別の機会に書くことにします。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1906.html
2. 中川隆[7642] koaQ7Jey 2017年4月11日 07:02:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8129]
ハイエンド・スピーカーの世界 _ クラングフィルムのスピーカー
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/697.html#c18
ドイツの真空管 1 _ RV258
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/463.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c2
3. 中川隆[7643] koaQ7Jey 2017年4月11日 07:14:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8130]
ラジカセでクラシックを聴いている清貧の音楽ファンには音楽はわからない
_ スタインウェイとベーゼンドルファーの弾き比べ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/435.html#c3
ドイツの音とは何か?
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/447.html
ブラームス最晩年のクラリネット曲に秘められたメッセージとは
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/434.html
バッハ シャコンヌを聴く
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/438.html
YouTube で聴くシャコンヌの名盤
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/439.html
モーツァルト 魔笛 ・ドン・ジョヴァンニ を聴く
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/559.html
作曲家フルトヴェングラーとは何であったのか?_宇野功芳 樂に寄す
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/482.html
宇野功芳 ブルーノ・ワルターと我が音楽人生
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/529.html
あのバックハウスがラフマニノフやモシュコフスキを弾いていた!
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/696.html
ベートーヴェンの真実 _ ベートーヴェンは何故お金に困る様になったのか?
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/569.html
プフィッツナーを聴く
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/417.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c3
4. 中川隆[7644] koaQ7Jey 2017年4月11日 07:18:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8131]
ヨウラ・ギュラーを発見 _ ベートーヴェン:ピアノソナタ32番 弾き比べ
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/433.html#c1
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c4
5. 中川隆[7645] koaQ7Jey 2017年4月11日 07:56:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8132]
クラシックの核心 片山 杜秀 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%A0%B8%E5%BF%83-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%BE%E3%81%A7-%E7%89%87%E5%B1%B1-%E6%9D%9C%E7%A7%80/dp/4309274781
「フルトヴェングラー」の章では「音は悪くてかまわない」と、小見出しがあって次のような記述があった。(137頁)
「1970年代以降、マーラーの人気を押し上げた要因の一つは音響機器の発展があずかって大きいが、フルトヴェングラーに限っては解像度の低い音、つまり『音がだんごになって』聴こえることが重要だ。
フルトヴェングラーの求めていたサウンドは、解析可能な音ではなくて分離不能な有機的な音、いわばオーケストラのすべての楽器が溶け合って、一つの音の塊りとなって聴こえる、いわばドイツの森のような鬱蒼としたサウンドだ。したがって彼にはSP時代の音質が合っている。」
オーディオ的にみて興味のある話で、そういえば明晰な音を出すのが得意の我が家の JBLシステムでフルトヴェングラーをまったく聴く気にならないのもそういうところに原因があるのかもしれない。
通常「いい音」とされているのは、端的に言えば
「分解能があって奥行き感のある音」
が通り相場だが、指揮者や演奏家によっては、そういう音が必ずしもベストとは限らないわけで、そういう意味ではその昔、中低音域の「ぼやけた音」が不満で遠ざけたタンノイさんだが、逆に捨てがたい味があるのかもしれないと思った。
「いい音とは」について、改めて考えさせられた。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/9426791e31fc7636d184b63f894b6d3f
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c5
6. 中川隆[7646] koaQ7Jey 2017年4月11日 08:00:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8133]
AD-1アンプの調整を続けている間は、久しぶりにZeissのアンプを繋ぎました。
さて、これが何とも色気と風格(あるいは古格)のある音で、確かにシングル三極管の爽やかさや切れの良さも捨てがたいものはありますが、長年現場で評価を得てきた名器の色香にすっかり酔わされてしまいました。
このアンプは1950年頃の製造と思われますが、使われている部品は当時の最高級のモノがフンダンに投入されており、半世紀を過ぎた今でも交換すべき部品はカソードのバイパスCが5個(2台で)だけでした。
夏頃に、前段のカソードから取り出すところのコンデンサが抜けているようでしたので、間に合わせの部品を取り付けつつ、純正の部品を取り寄せておりました。
今日は音の良さに気を良くしてこのコンデンサの交換に及びます。
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02559.jpg
本来の規格は4μFですが、同じものが無く、2μFのキャンタイプに2.2μFのチューブラーを足して使っていました。
なんだか、もっさりとした音で、Zeissらしい都会的な感じが出なかった。
そして・・
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02561.jpg
こちらがBoschの4μF MPコンデンサ。やっぱりスッキリと収まりがいい。
アンプ好きは、こんな肢体を見ただけで感動したり、素晴らしい音を想像できる類稀な(おめでたいとも言う)人種ですね
もう1枚、あまり見ることの無い、プリアンプの写真を載せておきます。
http://blog-imgs-38.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02565.jpg
これもカッコいいなあ。
RIAAも取れるそうなんですが、怖くて(ノイズが)触れたことがありません。老後の楽しみに取っておきましょう。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-119.html
ドイツのアンプの音を特徴付けている MPコンデンサ
http://blog-imgs-30.fc2.com/k/a/o/kaorin27/DSC02242.jpg
写真上がSIEMENSのもの。右はRFTのアンプで使われていた抵抗です。左はある人が「ドイツのアンプの音を特徴付けている」と言っていたMPコンデンサです。
今回の一件は私に、以前、遠来の客人に訪ねて頂いた時のことを思い出させました。その時は、Zeissのアンプに不備があり低音が薄く、高音で刺激的な音が出ていたと思います。遠路来て頂き、全く申し訳ないことをしたと今思い出しても赤面の至りです。
その方は、所謂「凄耳」といえるタイプの方で、帰りしなに、控えめにアンプの不備を指摘され(凄すぎる!)
「300Bを使ったアンプなどいかがだろうか」
とご提案を頂きました。大人の振る舞いと、的確なご指摘に深く感謝をしましたが、当面アンプを代える心算も、経済的余裕もありませんでした。そして、今回の抵抗事件でその時の自分の気持ちがはっきりしたように思います。
バイオリンを例に取ると、教育を受けた先生の系列でボウイングの仕方に個性があるように感じます。ドイツではK・フレッシュやクーレンカンプに代表されるような、高音が若干丸くなる、というかくすんだ感じを受けます。
オーケストラになってもその個性は発揮され、各地域の楽団の特徴を形作っているようです。
英国のオケのバイオリンは「サーーー」と流れるように弾かれます。
(しかし近年、地球が狭くなりオケの個性が消えたと嘆かれています。なんとウィーンフィルに女性がいた!!!)
今回米国の抵抗から、ドイツの抵抗に換えたことでドイツのボウイングの音を取り戻すことになりました。
確かに、300B(知人のご指名は WE91B アンプ)はたいそう立派なアンプで、その素晴らしさは充分に存じております。我が家の幾つかあるアンプよりも、多くの面で勝っているかもしれません。
しかしながら、どれ程素晴らしい「音」に成ったとしても、バンベルグ響のボウイングが英国や米国、その他の地域の楽団のように聴こえてしまっては、私にとってはとても困ったことになってしまいます。
私は、一流の社の物であれば、部品や製品に優劣は無いと思っています。
使う人間が何を求めるかによって、選択をするだけのことです。
「A」という製品はずば抜けて良い。などという表現は全くおかしなことで、
「B」から「A」に代えることによって、得る物もありますが同じだけ失う物もあることを知らなければなりません。
ドイツの抵抗に変えることによって、金属の強さを得た代わりに木目の暖かさを失ったのです。
米国の抵抗が劣っているのでも、優れているのでもなく、私の個性が逆の物を選択したに過ぎません。
オーディオのマーケットやジャーナリズムに溢れている「最高」や「理論的に優れている」という台詞に振り回されてはいけません。以前は自身がそちら側にいたことに自戒の念も含めて書き止めておきます。
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-98.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c6
7. 中川隆[7647] koaQ7Jey 2017年4月11日 08:19:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8134]
2012.12.13
やはり、ヨーロッパの装置で聴けるクラシックというのは、アメリカの装置で聴くクラシックとは何かが違っている。ほとんど苦労しないで、ちゃんとクラシックが聴けるというところで、最初から全くレベルが違う。
アメリカ製品を使い始めて、濃厚な感じにどっぷりと嵌ってきたので、久々にこういう音を聴くと、こっちも必要だと思うようになった。
最初はちょっと物足りない感じがしたが、次第にこの方が正しいのじゃないか?と思い始めた。
前に、ムジークフェラインの1階のど真ん中で聴いたときに、ずいぶんと物足りなさを感じた。
ああ、実際は、こんな音だったんだ・・・と思ったのを覚えている。
どこから音がとんできているのか、さっぱりわからないくらいに、音がブレンドされまくっていて、その響きがまさにムジークフェラインのホールの特質というか、美点というのか、だろう。
オーディオで聴くような、セパレーションの良い音なんて、全くのウソっぱちだった。
じゃー、アメリカの音響製品は、ウソっぽいのか?ということになる。
デフォルメされた音、メリハリのきいた音は、面白くないかというと、ものすごく面白く感じるわけで、実際の音に迫る必要がないというところに立てば、全くのエンターテイメントであっていいわけで。
そこらへんは、マッキンアンプは実に上手いと思う。
家庭での音楽の楽しみ方というものを、実に上手く提示してくれる。
それは全くのウソっぱちの音だとしても。
http://blogs.yahoo.co.jp/gonta4350a/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=2
10. 中川隆[7648] koaQ7Jey 2017年4月11日 08:40:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8135]
ドイツ戦前のフィールド型スピーカー - 真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php
価 格 2,400,000円 (値段はステレオの2台分)
サイズ W78 D66 H1360
私が3年間をかけて築いたスピーカーシステムです。
音質はリアル感とスピード感が有る音で、立体感も有るので空間再現性が最高です。
ウーハーは40CMのドイツの戦前に作られたフィールド型スピーカーで190V掛けています。
ドライバーはバイタボックスのS3にバイタボックス製のホーン。
ツィイーターはヤマハのアルニコホーン型のベリリュームです。
ネットワークは大型カットコアとオイルコンで自作しました。
フィールド電源は球の整流でチャンネルごとのモノラル構成です。
この拘り一品を聴いて下さい。
※ドイツ製の励磁型は二度と手に入れることは難しいユニットです
箱はベイマツにカリン突き板仕上げのチークオイル仕上げです。
http://www.cattlea.jp/product/speaker.php
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c10
11. 中川隆[7649] koaQ7Jey 2017年4月11日 08:44:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8136]
真空管アンプ「カトレア」
http://www.cattlea.jp/welcome/
山中湖にあるペンションすももの木のオーナーが、25年前から趣味で始めた自作アンプ製作。その腕前は雑誌にもたびたび取り上げられるほどで、現在では「CATTLEA」ブランドとして多くのファンに愛されています。 カトレアの真空管アンプは製作に5つのこだわりがあります。
1.アンプのシャーシーの製作からすべてを手作りで仕上げています
最近販売されているアンプは金属製のシャーシーばかりで見栄えがいいとはいえないと思います。カトレアのアンプはまず渦電流の関係で鉄は使用しません。アルミ製でまとめています。 また、外見は銘木のカリンやチーク 材の無垢で贅沢に作り上げています。仕上げはチークオイルで仕上げた木目がすばらしいです。
2.回路的にはシンプルイズベストがポリシーです
アンプ製作でまずアースラインがベースで電源回路が載ります。この二本柱が良くないといい音がしません。アースラインは経験と制作者のポリシーで配線されます。電源系はレギュレーションの良い電源と、前段と終段の別々に整流回路と電流に見合う構成で作り上げています。このこだわりは特別注文の電源トランスで可能にしています。
3.使用パーツへのこだわり
出力トランスは音質を決める要素の一つで、一流メーカーのトランスを使用したり、手巻きで自作したりとここにもこだわりがあります。抵抗やコンデンサーも音響用やドイツ製のパーツを使用するなどとこだわっております。
4.使用真空管へのこだわり
真空管は古典球から近代球までおよそ2,000本の在庫を持ち、珍しい球でのアンプの制作も可能です。在庫についてはお問い合わせ下さい。アンプとして購入された方は最後までアフターサービスさせていただきます。また古典球が入手不可能な場合は新たに設計し直したアンプとして作り替えも可能です。
5.カトレアアンプの制作場所がペンションすももの木です
真空管アンプの試聴をペンションに泊まりながらゆっくり、じっくりすることができます。店先で数十分の試聴と違い、設計者と制作者であるペンションのオーナーと深くつっこんだ話をすることが可能です。また、特別な仕様の注文をお伺いすることもできます。
真空管アンプを自作したい方のために、ペンションのオフシーズンにマンツーマンでカトレアキットを製作する真空管アンプ製作教室を開催しています。ペンションに一泊するだけで必ず完成できるアンプ作りも楽しいです。詳しくは真空管アンプ製作教室をご覧下さい。
試聴用スピーカーシステム
カトレアが多くのファンに愛される理由の一つに、真空管アンプをじっくり試聴できる点があげられます。ペンションの喫茶スペースには真空管アンプで聴くために試聴用スピーカーが常時2台備えてあります。スピーカーボックスはオリジナル設計のもので バスレフ方式(44L)に小さいバックロード(中域音用)をたした物で、広がりが有りとてもおもしろいです。ボックスの表面は、チークの着き板を一枚づつ貼り合わせたとてもキレイな作りになっています。また、スピーカーの取り替えもでき、スピーカーによる音の違いを楽しむことができます。取り替えは、片チャンネル2分程で出来ます。
ペンションへの宿泊または、喫茶のオーダーをいただいた方は試聴のみも可能です。試聴用アンプはもちろんカトレアオリジナル真空管アンプです。現在試聴可能アンプからセレクトしてください。また、音源はCDに限ります。もちろん試聴用にCD盤を持ち込んでいただいてもOKです。大好きな楽曲を、真空管アンプで聴いてみませんか?
ペンションすももの木では、不定期で真空管アンプ試聴会を行っています。情報は当サイトから随時発信していきます。また、試聴をご希望の方はお問い合わせください。
VITAVOX
試聴用スピーカー バイタボックス
イギリスの名門 劇場用のバイタボックス
1932年創業の英国名門「VITAVOX」社BITONE MAJORです。
この珍しいスピーカーシステムを是非聴きに来て下さい。
アメリカのアルテックより約3dbも能率が良く、反応が良く、音の広がりが最高です。
販売も可能です。価格:80万円
http://www.cattlea.jp/welcome/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c11
12. 中川隆[7650] koaQ7Jey 2017年4月11日 08:50:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8137]
2017年02月06日
1940年代のドイツ製スピーカーを聞いて下さい。 山中湖 ペンション すももの木
http://www.sumomo.net/news/info.php?id=108
ドイツと言えばオイロダイン、オイロダインのシステムを作ったのがコンスキ&クリューガーです、この方が作ったユニットを使用して作ったシステムです。
オイロダインは映画館などに使用されたシステムが多く、このユニットは音楽鑑賞用に作られていた物です、日本に数台しかないのでは? いったいお店で鳴っている数は? ぜひ聴きに来て下さいね。詳しくは管球王国83号を見て下さい。
幻のスピーカー KL51
1943年頃のドイツ製で当時ドイツ帝国放送協会で鳴らしていたスピーカーとも言われ、もしかしたらフルトヴェングラーも聞いていたかもしれないユニットでドイツでも100本ぐらいしか作られていない手作りユニットです。音楽性が違いますよ。
コンスキ&クリューガーが作ったユニット
オイロダインもこのユニットをベースに作られたとも聴き、システムを作る気になりました。世界の名品を聞くチャンスです。
イギリス劇場用スピーカー
ドライバーはイギリスバイタボックスの1.5インチS3を使用し。
ツィターはヤマハベリリュームです、このコラボが感動する音になります。
励磁電源 ネットワーク
拘りで励磁電源も整流管を使用し、大型コアを使用したネットワークと、どれも拘りの塊です。
http://www.sumomo.net/news/info.php?id=108
101. 中川隆[7651] koaQ7Jey 2017年4月11日 11:41:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8138]
366 by 匿名さん 2017-04-10 19:53:05
>>362さん
今、京都が 京都で無くなってきて居る。
元々の京都人は、危機感と不満と不安とだ。京都を京都人は、愛してる。京都破壊は止めて欲しい。
観光地だけでなく、京都の中心の道路を歩いていても、日本語は聞こえてこない。外国語ばかり聞こえてくる。外国人だらけだ。
外国人の マナーが悪く、京都人は もううんざりしている。これ以上外国の観光客が増えて欲しくないと思う。
星野社長の様な金の亡者が、京都市観光策定委員など、とんでもない。
自分の違法開発を、正当化するため、働きかけするだけだ。
京都を壊すな、京都から出て行けよ と思う。
金儲けのためなら自然破壊も、条例規制も無視する。
国会議員、行政絡みと耳にしている京都人は多い。
星野リゾートの社員は、使い捨ての駒なんだろうよ。
この事に気がついて 転職考える社員は賢明だと思う。
365 by 新入社員です 2017-04-10 12:48:18
(昨年か今年の新入社員ということにぼやかしときます)
星野リゾートに入社して驚いたのは個人情報管理の甘さ。
例えば、ゲストの連絡先が書かれた用紙はデスクの上にそのままで先輩は調理や客室にヘルプに行っちゃうし(ちなみに外部業者が出入り自由のところに放置)、個人携帯でも入れるGメールにはインチャージ達がゲストのフルネームがそのまんま書かれた題名で熱く議論していたりと、情報管理の甘さにびっくりしています。
あと、憧れて入った会社なのに、社員みんな死んだ魚みたいな目をしていて疲れきってるなと。
現在転職にむけた情報収集中です。
今年も来年の採用方針は『質より量』だそうだからしっかりOBOG訪問してから決めるべき。
質より量を重視して組織が拡大していったとして、この情報管理の甘さが合わさったら『必ず』世間を騒がせる事故が起きますよ〜〜
3. 中川隆[7652] koaQ7Jey 2017年4月11日 13:57:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8139]
バフェットはなぜ上昇し続ける米国株を「割安」と判断しているのか?=東条雅彦 2017年4月11日
http://www.mag2.com/p/money/171328
ウォーレン・バフェットは2月末のテレビインタビューで「米国株はバブルか」と問われ、
「バブルの領域ではない、金利と比較すればまだ割安な水準だ」
と強気の見解を述べました。一方でバフェットは株価について
「明日、20%値下がりする」可能性もあるとしています。
この一見矛盾する発言の真意について、できるだけわかりやすく解説したいと思います。
暴落はむしろチャンスになる!バフェット発言の真意を読み解く
米国株を割安だと発言したバフェット
ウォーレン・バフェットは、CNBCとの単独インタビュー(2月27日)で「米国株はバブルではありませんか」と問われた際、次のように述べていました。
「米国株はバブルの領域にない。金利と比較すればまだ割安な方だ。長期金利が7〜8%程度に上昇したらバブルを警戒すべきかもしれない。米経済のダイナミズムは顕著で、しばらくはいかなる大統領のもとであっても順調に推移する」
米国株に投資している人から見ると、このバフェットの発言はとても心強く感じます。一方で、「株価の話をしているのに、なぜ金利の話が出てくるのだ!」と感じた人も多いと思います。
金利と株価を直線に結びつけて説明すると、少し話が飛躍してしまいます。これを理解するのには、「景気サイクル」と「債券価格と金利の関係」の2つの概念を先に抑えておく必要があります。
そもそも経済には「波」がある
経済には波があって、好景気と不景気が交互に訪れます。「景気が良い」「景気が悪い」の意味は、世の中のお金回りの良し悪しを意味します。
景気=お金が世の中を回る勢い
経済の主役は、家庭と会社と政府の三者です。そしてお金は、この3つの間を回っています。「金は天下の回りもの」なんて言いますが、実際にグルグルと回転しているというイメージを思い浮かべてください。
好景気というのは、このお金の流れが速くて、グルグル回転に勢いがあるということです。世の中を駆け巡るお金の回転が速くなっているので、同じ時間内に入ってくるお金も多くなります。会社からの給料も多くなり、みんながたくさん買い物をします。政府にもたくさん税金が入り、みんな、大喜びです。
逆に、不景気というのはお金のグルグル回転に勢いがないことです。入ってくるお金が少ないと、みんな買い物をしなくなります。会社にはいるお金も少ないから、給料も減ります。政府に入る税金も少なくなり、みんながジリ貧になっていきます。
◾好況期=お金のグルグル回転に勢いがある
◾不況期=お金のグルグル回転に勢いがない
景気と金利の関係
経済には「好景気」と「不景気」の時期があり、これらは交互に訪れます。銀行の立場に立って、この交互に訪れる景気が良い時・悪い時のそれぞれの場合において、どう行動しているのかを想像してみましょう。
景気が良い時は、企業も個人もお金を借りるために銀行に殺到します。こういう場面において、銀行は貸し出し金利を下げるでしょうか?それとも上げるでしょうか? 好況期の銀行は殿様のようなものです。貸出金利を上げても資金を借りてくれるので、多くの利益を出せます。
反対に不況期になると、みんな、銀行に寄り付かなくなります。貸出金利を思いっきり下げても、誰もお金を借りてくれないという厳しい時期になります。
◾好況期に入る→金利が上昇する
◾不況期に入る→金利が下落する
債券価格と金利の関係
金利というのは、債券価格によって決定します。金利と債券価格はちょうどシーソーのような関係になっています。
金利と債券価格はシーソーの関係にある(出典:大和証券)
http://www.mag2.com/p/money/171328/2
上記の図を例にすると、表面価格100円、表面利回り3%で売りに出された債券は、市場金利が4%に上昇すると3%の債券の投資魅力が薄れるので、債券価格が下落します。反対に市場金利が2%に低下すると、3%の債券の投資魅力が上がるので、債券価格が上昇します。そのため、次のような関係が成立しているのです。
◾金利が上昇する→債券価格が下落する
◾金利が下落する→債券価格が上昇する
先程の景気サイクルの話とドッキングさせると、次のようなイメージになります。
◾好況期に入る→金利が上昇する→債券価格が下落する
◾不況期に入る→金利が下落する→債券価格が上昇する
中央銀行の金利操作
金利には中央銀行の政策も関係してきます。中央銀行は主に短期金利に働きかけて、経済が安定的に成長していけるように調節しようとします。
景気が過熱しすぎると、バブルになってしまいます。人間の欲望には際限がないので、お金回りが良くなってくると、皆が儲けるために我先にと無謀な投資(設備投資、株式投資、不動産投資等)に走り出します。
景気のグルグル回転に勢いがつきすぎると、最後はバブルが弾けて大恐慌に突入してしまうリスクがあります。そうならないように、中央銀行は長期的な視点に立って短期金利を上昇させ、グルグル回転の勢いを沈めようとします。反対に不況期に入ると、中央銀行は短期金利を引き下げて、景気を回復させようとします。
◾好況期に入る→中央銀行が利上げを行う
◾不況期に入る→中央銀行が利下げを行う
株価と金利の関係
ようやく「株価と金利の関係」について話ができる下地が整いました。
好況期に入ると金利が上昇して、債券価格が下落していきます。不況期に入ると金利が下落して、債券価格が上昇していきます。
この金利に対して、株価は逆方向に作用します。例えば、長期金利が2%から5%に上がった場合、投資家の多くが「リスクの大きい株式投資を行うよりも、債券を購入した方が安全でしっかりと儲けられる」と考えるのです。反対に長期金利が5%から2%に下がった場合、債券の魅力がなくなり、相対的に株式の魅力が上がります。
◾金利が下がる→株価が上がる
◾金利が上がる→株価が下がる
いきなり、上記のように言われてもピンと来ない方は、次のように考えてください。
◾金利が下がる→低利回りの債券には魅力がない「株式>債券」→株価が上がる
◾金利が上がる→高利回りの債券には魅力がある「株式<債券」→株価が下がる
ウォーレン・バフェットの発言の真意
バフェットはこのように発言していました。
「米国株はバブルの領域にない。金利と比較すればまだ割安な方だ。長期金利が7〜8%程度に上昇したらバブルを警戒すべきかもしれない。米経済のダイナミズムは顕著で、しばらくはいかなる大統領のもとであっても順調に推移する」
現在、長期金利の目安となる米国10年債利回りは、2.3%(2017年4月10日現在)で推移しています。
米国10年債利回り(1988年1月〜2017年4月)
http://www.mag2.com/p/money/171328/4
この金利を見ると、経済全体の流れが見えてきます。2.3%という金利水準は歴史的にはかなり低い方です。つまり、景気サイクルを見れば、まだ景気回復の初期段階だということです。
米国の中央銀行であるFRBは最近、連続で利上げを実施しています。先月、ようやく1%に達しました。FRBはこのまま米国の好景気が続くようであれば、これからどんどん引き上げていくものと思われます。
各国の政策金利は、次の通りです。
2017年 世界各国の政策金利
http://www.mag2.com/p/money/171328/4
南アフリカ共和国やトルコの政策金利はそれぞれ7%、8%に達しています。これはかなり高い金利水準です。政策金利は「短期金利」を意味するので、長期金利だったら、もっと高い金利になっています。
現在、両国の10年債利回りは南アフリカが9%、トルコが10%に達しています。お金のグルグル回転がかなり高速になっていることが伺えます。その点、米国は利上げを実施している最中とはいえ、政策金利は1%に到達したばかりです。まだ米国の「お金のグルグル回転」は遅いと判断できます。
◾低金利……お金のグルグル回転に勢いがない
◾高金利……お金のグルグル回転に勢いがある
長期的な視点と短期的な視点
米国の株価はリーマンショック(2008年)の大暴落から、ほとんど調整もないまま、上昇しています。そのため、短期的には暴落してしまうかもしれません。
バフェットはCNBCとの単独インタビュー(2月27日)の中で、「明日、20%値下がりする」可能性もあると話していました。一見、強気の発言と矛盾しているように見えますが、そういうわけではありません。
「米国株はバブルの領域にない。金利と比較すればまだ割安な方だ」という発言は、長期的な景気サイクルの観点から述べています。一方、「明日、20%値下がりする」可能性もあるという発言は、短期的な株式のボラディリティ(価格変動性)の観点から述べています。この点については混同しないように気をつけてください。
バフェットの言っている「金利と比較すればまだ割安な方だ」を意訳すると、次のようになります。
「お金のグルグル回転に勢いがないので、今は景気回復の初期段階。通常、バブルはグルグル回転に勢いがある時に生じる現象ですよ」
バフェットは常に長期的な視点に立って行動しているので、近い将来、短期的な暴落があってもまったく気にしないものと思われます。私たちもバフェットのように、長期的な視点に立って行動していきましょう。しっかりと安全域を確保した投資を実践している場合、短期的な暴落は逆にチャンスになります。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c3
4. 中川隆[7653] koaQ7Jey 2017年4月11日 14:13:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8141]
ガントラック氏: 米国利上げは何かが壊れるまで止まらない2017年3月8日
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5762
前回の記事で予告した通り投資初心者向けの記事を書いているが、とりあえずは先に債券投資家ガントラック氏の相場観を報じたい。
米国では3月14-15日のFOMC会合での利上げが取り沙汰されているが、この米国利上げについてガントラック氏が意見を表明している。CNBC(原文英語)やBloomberg(原文英語)などが伝えている。
トランプ相場とFed
2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利して以来、市場では様々なことが変わったが、その中心にあるのは金利である。トランプ政権の経済政策が評価されたことから、インフレと経済成長が期待され、先ず長期金利が上昇した。
長期金利はドル相場やアメリカの住宅ローン金利など様々なものに影響を与えているが、影響を与えたものの一つにFed(連邦準備制度)の金融政策がある。アメリカの金融政策を司るFedはアメリカの政策金利を決めており、トランプ相場でインフレ期待が改善したとして、2016年12月にリーマンショック以来二度目の利上げを決行した。
•12月FOMC会合結果は利上げ決定、長期金利は危険水域へ
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5028
一度目は2015年12月であるから、一年ぶりの利上げとなった。Fedは2017年内に更に3回の利上げを行おうとしており、アメリカの金利先物市場によれば、市場もそれを信じているようである。市場の織り込む年内利上げ回数は以下の通りである。数字はその回数利上げが行われる確率である。
•0回: 1.4%
•1回: 12.1%
•2回: 31.4%
•3回: 34.0%
•4回: 16.9%
このように、3回の利上げとなる確率が最も高いと計算されており、Fedの自己申告と一致している。
Fedは信頼を取り戻したのか?
因みに、トランプ氏が勝利するまでFedは市場にほとんど信じられていなかった。経済学者で元財務長官のラリー・サマーズ氏は、Fedは常に利上げをすると言いながら、市場はそれを信じず、しかも結局は市場のほうが正しいと証明され、Fedは利上げを撤回しなければならない状態が続いていると揶揄していた。
•元米国財務長官サマーズ氏: アメリカの利上げは不要、現行の金融政策は矛盾している
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4354
しかし今ではどうか? Fedの自己申告と市場の予想が一致している。ガントラック氏はこの状況を次のように言い表している。
Fedへの信任は大いに変わった。市場はいまやFedの言うことに耳を傾けており、大いに敬意を払われている。
個人的には、この表現には懐疑的である。わたしの相場観では、市場がFedに敬意を払っているのではなく、Fedが市場に敬意を払っているのである。つまり、市場で長期金利が先に上がってしまったので、Fedもそれに合わせて政策金利を上げなければならなくなっているということである。以下は長期金利のチャートである。
いずれにせよ、Fedは利上げを行おうとしている。ガントラック氏はそれを以下のように解説する。
Fedはいつもの愚直な利上げのパターンに入ったようだ。それはほとんど旧態然としている。
Fedは何かが壊れるまで利上げを続けるだろう。
ここ数十年の間、Fedは常に利上げの機会を伺ってきた。そしてひとたび市場が利上げを受け入れると、その利上げは市場が許す限り愚直に続けられた。これをガントラック氏は「いつもの愚直な利上げ」と呼んでいる。
しかし、では逆に市場が許さなくなるとはどういう状態か? それはつまり、市場で何らかの支障が生じるまでFedは利上げを行うということである。
金融危機が起こるまで利上げを続けたFed
それはまさに、2008年の金融危機におけるFedの動きと同じである。イエレン議長(当時サンフランシスコ連銀総裁)は金融危機直前の金利の水準を「緩和的」と呼んだが、危機が発生するとFedは直ちに利下げと量的緩和を余儀なくされた。以下の記事に詳しく解説している。
•リーマンショック時における米国株、政策金利、住宅価格の推移
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4442
ガントラック氏の言う「何かが壊れる」とはそういうことである。2008年の市場ではアメリカの住宅バブルが壊れたが、今の市場では何が壊れるのか? 彼はトランプ相場で上昇を続けるアメリカの株式市場を心配しているようである。
株式市場には一定の勢いがあり、その裏にはアニマルスピリットがあるということは誰もが知っている。
だが自分の予想通り今年の半ばにでも金利の上昇が再開するのであれば、株高はその悪影響に打ち勝つことが出来ないだろう。
結果として、ガントラック氏はゴールドとインフレ連動債の買いを勧めている、ゴールドとインフレ連動債はともに実質成長率への期待が低下する時に上昇するいわゆる「安全資産」である。金価格はトランプ相場で経済成長が期待されたことから急落したが、今年に入ってからはやや回復した状態にある。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2017/03/2017-3-8-gold-price-chart.png
かつてジョージ・ソロス氏のクォンタム・ファンドを指揮したドラッケンミラー氏もゴールドへの再投資を表明していた。これらはトランプ政権における経済成長に懐疑的な動きである。
•ドラッケンミラー氏、金価格下落でゴールドに再投資、トランプ相場後退で
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5482
こうしたヘッジファンドマネージャーらの悲観的な見方に反し、米国株は上昇を続けている。既に長くなってしまったので筆を置くが、長期金利と政策金利がそれぞれ株価にどういう影響を及ぼすのかについては、今後より詳しく説明してゆきたいと思っている。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5762
債券とは何か? 価格下落で金利が上昇するのはどういう計算か?2017年3月10日
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5758
グローバルマクロ投資入門記事である。投資におけるグローバルマクロ戦略とは、世界経済の動向を予想し、株式や為替、債券などに複数の国と市場にまたがって投資するヘッジファンドの投資戦略であり、ここでは金融市場について何も知らない投資初心者が、最終的には機関投資家と同じ視点でグローバルマクロ投資を行なってゆけるように入門記事を逐次書いてゆきたいと思っている。
先ずは、世界の金融市場には株式市場、為替市場、商品市場など様々な市場があることを説明した上で、投資初心者はどの市場から始めるのが良いかという話題を扱ってゆこうと思っているが、最初には恐らく個人投資家に一番馴染みのない債券市場について説明することから始めたい。
債券市場は個人投資家に馴染みの薄い市場であるにもかかわらず、グローバルマクロのヘッジファンドが最も重要視する市場である。債券市場とはいわゆる金利を決定するものであり、金利は株価や為替レートなどに影響を与える、金融市場のなかで最も重要な指標だからである。
逆に言えば、多くの個人投資家はプロの投資家が重要視する情報を軽視してしまっていることになる。しかしここの記事を読む読者は、そうはならないだろう。そのために記事を書いているのである。
債券市場
債券市場について説明するためには、先ず債券とは何かということから説明する必要がある。
債券とはつまり借金のことである。例えばある人が100ドルを一年間貸し付け、20%の金利を取るとすると、100ドル投資したものが翌年には120ドルになって返ってくるわけである。この「翌年に120ドルを受け取る権利」が証券化され、市場で価格が付いて売買されているのが債券ということになる。
では、翌年に120ドルを請求する権利の価格は現時点ではいくらになるだろうか?
先ず、貸したお金は必ず返ってくるわけではない。借金は借り主が破産すれば踏み倒される可能性や、一部しか返済されない可能性がある。逆に言えば、そのリスクを取るからこそ債券投資家は(この場合)20%の利回りが得られると言える。
ただし、リスクに見合う報酬(つまり金利)が債券発行時点で原本の20%だと判断されたとしても、その後借り主が職を失うなどで返済の見込みが悪化し、より高い金利でなければその借り主にお金を貸すことに納得できないような状況になることがある。より多くのリスクを取るからには、投資家はより多くの利益を求めるからである。
そうなると、元々100ドルで発行されたこの債券の価値は下がり、価格は下落することになる。例えば発行時点で100ドルだったものが80ドルまで下落したとしよう。しかし変わったのは債券の時価だけであり、借金が返済される時には120ドルが返ってくるということは変わっていないから、投資家は価格下落後、80ドルの投資で120ドル返ってくる債券を買えるということになる。この場合、この債券の現在の金利は50%ということになり、元々の20%から債券価格が下落したことによって金利が上昇したのである。
結論
これが「借金が証券化されて価格が付き、市場で売買されているもの」であるところの債券の、価格と金利の関係である。金融関連のニュースなどでは「国債の価格が下落し金利が上昇した」などと書かれることがあり、投資初心者には分かりにくいことと思うが、そのからくりは上記の通りである。
また、上記の説明で、借り主の信用が落ちて借金返済が危うくなれば、金利が上昇するということも理解してもらえたと思う。一般に借り主の信用が高ければ高いほど金利が低く、逆に借り主が破産寸前の場合、高い金利を見込めなければお金を貸す投資家が見つからないということになる。
したがって、一般に政府が発行する国債は金利が最も低く、企業が発行する社債は国債よりも金利がやや高くなり、個人向けに貸し出される消費者金融のローン金利などはそれよりも高いものとなる傾向がある。
では、国債や社債などの金利の具体的な数字はどう決まるのだろうか? 債券市場が株式市場と違うところは、債券の価格の理論値(したがって金利の理論値)がある程度定まるということである。金利の理論値を計算するために必要なデータは、経済成長率やインフレ率などの経済全体に関する指標である。次の記事ではその辺りについて説明してゆく。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5758
国債や社債の金利はどう決まるのか? 決定要因と計算式の説明2017年3月12日
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5806
グローバルマクロ投資入門記事である。前回の記事では債券とは何かということについて説明した。債券の価格と金利の関係については理解してもらえたものと思う。
•債券とは何か? 価格下落で金利が上昇するのはどういう計算か?
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5758
続くこの記事では、国債や社債などの債券の金利が実際に市場でどのように決まるのか、決定要因や計算式は何かということについて説明してゆきたい。
金利と経済成長率
前回の記事で述べたように、債券とは借金のことであり、債券の利回りとは借金の金利のことである。したがって金利について考えるために、具体的に借金が行われる状況について考えてみたい。
ある人が年間で20%の利益の出る事業を行いたいと考えていると仮定しよう。つまり、100ドルを投資して事業を行えば、翌年には120ドルが得られるということである。
しかし、現在この事業家には元手となる資金がない。そこで、彼は投資家からお金を借りることを考えることになる。今、手元にはお金がないが、100ドル貸してもらえるならば、翌年には事業が成功して120ドルが手に入っているはずなので、借金をしても返せるはずだということである。
ここで問題となるのがその借金の金利である。この事業家はどの程度の金利であればそれを払うことを許容するだろうか?
彼の事業が本当に100ドル投資するごとに120ドルが得られるものであるとすれば、借金のコストが20ドルを超えない限り、彼はお金を借り続けるだろう。
仮に利子が25ドルであれば、100年を借りることで翌年には125ドル返済しなければならないことになり、120ドル生み出す彼の事業は赤字になってしまうが、利子が19ドルであれば、119ドルの借金を返しても1ドルの利益が出ることになり、借金をするインセンティブが生まれるからである。したがって、彼がこの行動を続ける限り、借金の金利は長期的には20%に限りなく近づいてゆくことになる。
さて、ここで経済全体のことを考えてもらいたい。ある国の経済成長率が例えば今後5%で推移すると期待されているとすれば、その経済は全体として5%の利益の出る事業を行えるということになる。
一人の事業家を考えたケースと同じように、この経済が合理的に行動するならば、借金の金利が5%を超えない限りは、借金をすることで事業を行い続けるだろう。したがってある国の金利は、長期的には経済成長率(の期待値)に近似してゆく。つまり、以下の式が成り立つということである。
•実質金利 = 期待実質経済成長率
金利と物価上昇
一方で、金利に影響を及ぼすものは経済成長率だけではない。そのもう一つの要素がインフレ、つまり物価上昇である。
上の式には「実質」という言葉を付けた。これはインフレを考慮しないということである。ではインフレを考慮すると金利はどうなるのか?
例えば、金利が2%の債券があるとしよう。投資家はこの債券に投資することを検討しているが、その時経済の物価上昇率が4%であればどうか?
投資家は100ドルを債券に投資して翌年には102ドルを得ることが出来るが、その時には物価は4%上昇しており、100ドルで買えたものが104ドル払わなければ買えない状態になっているだろう。これでは債券を投資したにもかかわらず、実質的には2ドル損をしていることになる。
このような状況下では、投資家は債券に投資するよりもむしろ金や原油、不動産などの実物資産を買うことを選ぶだろう。インフレが4%ならば、これらの資産の価格は平均して4%上昇するはずであり、債券の2%よりも得ということになるからである。
したがって、債券の金利は少なくともインフレ分の底上げを受けなければ、投資する投資家を見つけることが出来なくなる。インフレ率が上昇すれば金利も上昇し、インフレ率が下落すれば金利も下落するということである。
前の記事では金利上昇と債券価格の下落、金利低下と債券価格の上昇は同じことであるという話をした。これを踏まえれば、インフレ率上昇は債券安、インフレ率下落は債券高ということにもなる。
•債券とは何か? 価格下落で金利が上昇するのはどういう計算か?
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5758
金利とリスク
さて、次は債券の金利を決定する最後の要因、つまり債務不履行の可能性である。
債券に投資をするとはつまり誰かにお金を貸すということであり、借金には常に返済されないリスクというものが存在する。いわゆるデフォルト(債務不履行)リスクである。
ここまでの金利の議論ではその可能性を排除して考えてきた。先進国の国債などはデフォルトのリスクが限りなく少ないものと考えられており、上記の議論がほぼそのまま通用する。つまり、金利は理論的にはインフレ率と経済成長率によって決まるということである。
しかし、借金も一企業や一個人に対して貸すような場合には、その借金が返ってこないリスクを考慮しなければならない。企業でも、何年も赤字を出していない優良企業の社債と、破綻寸前の零細企業の社債では、同じ扱いにはならないのである。
一般に、リスクが高ければ高いほど、投資家は高い利回りが得られなければ納得しないため、リスクの高い借り主が発行する債券は金利が高いということになる。いわゆるジャンク債や高利回り債などと呼ばれるものは、破綻が懸念される企業が発行する金利の高い社債のことである。
このように債務者の信用リスクによって金利に上乗せされる分を金融の世界ではリスクプレミアムと呼び、これが最後の金利決定要因である。これまでの議論を纏めると、債券の金利を決定する計算式は以下のようになる。
•債券の金利 = 期待物価上昇率 + 期待実質経済成長率 + リスクプレミアム
つまり、金利はインフレと経済成長と借り手の信用の度合いによって決まるということである。
結論
これが金利を考える上での基本的な考え方である。これはあくまで理論的には長期的にそうなるということであり、特に経済成長率と実質金利が等しいという部分は必ずしも実際の経済ではそうならない場合がある。
しかし債券投資家は先ず金利の理論値を考え、それからその他の細かな要因を考えてゆくことになる。だから、この記事で書いたことは債券投資の一番の基本なのである。
株式投資家が株価の上下を予想するように、債券投資家は金利の上下を予想する。そして、この記事を読んだ読者にはお分かりのように、金利を予想するとは、経済成長率やインフレ率を予想するということなのである。
したがって、債券投資はそれ自身、マクロ経済学的な性質を帯びており、一企業の財務諸表を分析する個別株投資などよりも、ヘッジファンドのグローバルマクロ投資に近い部分がある。債券投資について詳しく知ることは、個人投資家の考え方から機関投資家の考え方へと移行する第一歩なのである。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5806
トランプ相場における不動産市場
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5964
先ず眺めておきたいのはアメリカの不動産市場である。
トランプ相場で米国株は上昇した。一方で、経済成長とインフレを予想した債券市場では長期金利が上昇しており、長期金利の上昇は住宅ローン金利の上昇に繋がるため、消費者がローンを組んで住宅を買うコストが上昇することになる。つまり、住宅が買われにくくなるということである。
では、不動産価格はどうなっただろうか? 長期金利上昇の悪影響を受けているだろうか?
答えは以下のケース・シラー住宅価格指数の上昇率(前年同月比)のグラフを眺めれば分かる。
トランプ氏が勝利した11月から急上昇を開始している。長期金利上昇の悪影響は見る影もない。より長期でチャートを見れば以下のようになる。
長らく横ばいだった上昇率が加速を開始している。
これはどういうことか? 結論から言えば、長期金利の動向よりも米国株上昇のリスクオンの影響を受けたということである。
金融市場は連動する
何度も言うように、投資家は債券や不動産、株式などの様々な資産を比較した上で投資をする。
資産価格が上昇すると何が起こるかと言えば、資産価格あたりの投資リターンが相対的に減少するということである。一株当たり利益が10ドルの株があれば、100ドルで買えば利回りは10%、200ドルで買えば利回りは5%ということである。
•債券とは何か? 価格下落で金利が上昇するのはどういう計算か?
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5758
この辺りの理屈は上記の記事を参考にしてもらいたい。これは債券の記事だが、不動産も株式も本質的には同じことであり、米国株が上昇するということは、米国株の投資リターンが低くなるということである。
結果、例えば株高で米国株の投資利回りが5%から4%に低下したとすれば、その分だけ投資利回りの変わっていない他の資産、例えば不動産の相対的魅力が増すということになる。
そういう訳で、トランプ相場では株式だけではなく不動産も買われているということである。長期金利上昇の悪影響はまだ出ていない。あるいは、投資家のリスクオンの雰囲気がそれに打ち勝っているのである。
不動産市場が株高と金利上昇のどちらに付くべきかという問題で投資家が迷ったという事実は、例えばアメリカのREIT(不動産投資信託)の値動きを見れば分かる。ニューヨーク証券取引所に上場するAnnaly Capital Management (NYSE:NLY)の株価は11月以後横ばいで推移していたが、2017年に入ってから上昇を始めている。株価の上昇よりも2ヶ月遅れたということである。
この銘柄は不動産そのものではなく、主にモーゲージ(住宅ローン)に投資をする投資信託であるので、長期金利上昇の直接の影響を受けるはずなのだが、市場のムードはリスクオンである。とりあえずはこれがアメリカの不動産市場の現状である
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5964
5. 中川隆[7654] koaQ7Jey 2017年4月11日 14:30:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8142]
米国 10年国債 利回り
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0165&yy=1
https://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$UST10Y
日本 10年国債 利回り
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0159&yy=1
アメリカの長期金利と株価指数S&P 500 のチャート
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4984
6. 中川隆[7655] koaQ7Jey 2017年4月11日 14:31:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8143]
バフェット指標で見る日経平均株価の上限
米国株時価総額:Wilshire 5000 Price Full Cap Index
https://ycharts.com/indicators/wilshire_5000_price_full_cap_index
米国 :名目GDP
http://ecodb.net/country/US/imf_gdp.html
日本 :東証1部時価総額
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/02.html
日本 :名目GDP
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html
日本 : 東証1部時価総額と日本の名目 GDP の推移 (1984-2016)
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
米国 : Wilshire 5000 total market index と米国の名目 GDP の推移 (1984-2016)
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-2.png
2016年 12月 22日 4度目のバフェット指数1倍超え
株価は楽観的な見通しを織り込んだことで、すでにバブルの領域との見方も出ている。
著名投資家のウォーレン・バフェット氏は
その国の株式市場の時価総額が名目GDPを超えると危険サイン
ととらえ、持ち高調整を検討することで知られている。
名目GDPに対する株式市場の時価総額の倍率をバフェット指数と呼ぶが、
日本の2015年度名目GDP532兆円に対し、22日時点で東証上場の株式時価総額は580兆円強。バフェット指数は約1.1倍になっている。
日本で同指数が1倍を超えたのは、1980年代後半のバブル期、2007年リーマンショック前の米住宅バブル、2015年8月前後のアベノミクス期待のピークに続き、トランプラリーの今回は4度目になる。
変動の大きい期間利益をもとに算出されるPERと異なり、同指数は比較的ブレが少なく行き過ぎた株高を警告するサインとみられているが、今のところ市場で懸念する見方は少ない。
バブルは予測不能な面もあり、市場のコンセンサス通りなら短期の調整を交えて、少なくとも米新大統領就任後の蜜月期間が終わる来年5月頃まで株高が続くことになる。
「レーガノミクスのように大きなレジームチェンジが起きると景気拡大は長くなる」(みずほ証券投資情報部長の倉持靖彦氏)との指摘もある。
http://jp.reuters.com/article/vix-stock-idJPKBN14B0IY?sp=true
リーマンショック級の円高株安をバフェット指標でチャンスに変える 2016/07/04
https://www.ewarrant.co.jp/posts/kiwameru/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%9A%E3%81%AE%E5%86%86%E9%AB%98%E6%A0%AA%E5%AE%89%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
バフェット指標で見ると、本格的な暴落は「こんなもんじゃない」
日本株は7年から10年程度の周期で大きな変動を繰り返しています。
これは企業の設備投資を原因とする10年程度の景気循環(ジュグラー循環)とほぼ一致しているようです。
図1は著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が用いているとされる手法を日本株に当てはめたものです。
これを見ると、1980年代末の日本のバブル景気の異常なほどの過熱と、その後のITバブル、サブプライムバブルと概ね7年から10年で東証一部時価総額が日本のGDPに近づくと危険信号、上回ると過熱となっていたことが分かります。
今回も2015年には GDPを15%上回り、実はサブプライムバブル時よりも相場は過熱していました。また、前回の天井となった2006年末(年ベース)から10年経過したので、景気循環的にも何らかのきっかけでいつ暴落が始まってもおかしくない状況でした。
これまでの過熱相場後の暴落では、東証時価総額がGDPを40%も下回るほどまで株価が下落してようやく底値を付けていました。
この観点では 6月24日の英EU離脱に伴う日本株の下げでも、まだGDPを 7%下回ったに過ぎません。
GDPを40%下回る水準なら(図中右端の赤斜線の矢印)、TOPIXであと 35%下落し、日経平均なら 1万円割れとなります。
つまり、今回の英EU離脱に伴う日本株の下落は、7年から10年周期の大相場の下落水準としては「こんなもんじゃない」といえるような水準だったことになります。
図表1:7-10年おきのクラッシュ並みならぜんぜん足りない!
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
また、2000年以降は世界経済のグローバル化と金融市場の一体化の影響により、世界各国の株価の長期的な周期が一致し、特に暴落時には日本経済がそれほど調子が悪くなくても、あるいは日本株が過熱気味でなかったとしても、米国株が暴落すると、そこで大相場が終わってしまうようです。この最たる例がITバブル崩壊時でした。
図2はバフェット指標で米国株を見たものです。
ITバブルは米国の株式を中心としたバブルだったので、一時 GDPを43%(1999年)も上回る状況となりました。
サブプライムバブルは不動産や不動産証券化商品中心のバブルだったので、対GDP比では株式の過熱は3%(2006年)どまりでした。
現時点では、2016年年初の下落を跳ね返し、6月24日の英EU離脱後でも、未だにGDPを14%も上回っている状態でした。
米国株の場合、暴落時にはGDPを24%(2002年)から38%(2008年)下回っているので、今回もGDP比30%程度の下方乖離はありえそうです(図中右端の赤斜線矢印)。
その場合、最大でこれから40%も下落余地がある(NYダウに換算すると10,400ドルまで下落する?)ことになります。
図表2:米国株も7-10年おきのクラッシュなら4割安も?
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-2.png
■これからの1-2年が“最後の円高”なら、外国株投資のチャンス!?
今回の英国のEU離脱に伴うショックでは、近年の暴落で何度も確認されてきたとおり、株式の国際分散投資は無力でした。暴落時に相関が急上昇するのでどこにも逃げ場ないのです。
一方、キャッシュマネジメントを重視する投資戦略をいくつか併用し、例えば
7年から10年に一度の暴落を狙う「バフェット流大底投資」や、
1年のうち下落する傾向が強い 5月から10月まではポジションを持たない「半年投資」、
長期的に順張りシグナルが出ている時だけ投資する「DOI MODEL」
といった戦略を採用していたら、3割から 9割程度のキャッシュを抱えたまま今回のEU離脱ショックを迎えたはずです。
また、金ETF、金レバレッジトラッカーや金地金などで金に投資していても円建てで資産価値の保全ができていました。
投資タイミングは拙著
に紹介したS&P VIXを使う方法、プット・コールレシオを使う方法、信用取引評価損益率を使う方法などに加えて、前述のバフェット指標を使ったざっくりとしたものでも十分効果的と考えられます。
具体的に「今からどうやって備えるか?」、「バフェット指標で十分に下落したと思ったら何に投資するか?」という点に関して、正解は一つではありません。どこまでリスクをとれるか、どこまで資金を寝かせられるか、どこまで投資に時間を使えるかといった要素で異なりますが、例示するなら以下のようなものになるでしょう。
◎今からどうやって備えるか?(例)
•円キャッシュ90%、10%は米大統領選などの大イベント直前にeワラント両建て
•予想PERで割安に見えても購入予算の1/3までに止める(インテリトラップを避ける)
•現物株を減らし、5%程度の資金で日経平均プットやハンセンH株プットを保有する
•20:80戦略を使う(資産の20%で損失限定のハイリスク投資、残りはキャッシュ)
•アノマリーで悪いイベントが起きやすい5月から10月にはキャッシュを増やす
•FXを使うならレバレッジを5倍程度まで下げる(強制ロスカットされないため)
◎バフェット指標で十分に下落したと思ったら何に投資するか?
•人口動態で有利な米国株ETF(S&P500対象)、インド株ETF、フィリピン株ETF
•「デフレ・円高勝ち組バスケット」コール1回あるいはその構成銘柄を直接数銘柄購入
•時価総額が100億円未満の小型株を過去10年の業績まで調べて3−4銘柄に集中投資
•ショックで一時的に金価格が下がったら金5倍プラストラッカーや金ETFに投資
https://www.ewarrant.co.jp/posts/kiwameru/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%9A%E3%81%AE%E5%86%86%E9%AB%98%E6%A0%AA%E5%AE%89%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
【2016年11月更新】ウォーレン・バフェット指標。
米国株と日本株(東証1部)の時価総額を名目GDPと比較してみる
http://www.life-free.net/entry/2015/04/15/184506
今日は株式市場の割高割安を示す指標のひとつであるウォーレン・バフェット指標について書きたいと思います。
ウォーレン・バフェット指標とは、バフェット氏が愛用しているとされる指標で、「その国のGDPと上場株式の時価総額の総和を比べるもの」です。
過去を見る限りでは、GDPよりも株式時価総額が上回ったときは、赤信号です。
バフェット指標の意味について考察
株式時価総額と名目GDPを比べて、割高割安を判断する意味についてです。
企業の価値を、「その企業が存続する期間に生み出すキャッシュ・フローの総額を現在価値に割り引いたもの」として考えた場合、PER(時価総額を利益で割ったもの)で割高、割安は判断可能なんですよね。
ですから、日本株のForward PER(時価総額を予想利益で割ったもの)を見れば、株式市場の過熱感はわかります。
なぜわざわざ株式時価総額とGDPを比較するのでしょうか?
おそらく、結局のところその国全体の企業の利益はその国のGDPと強い相関を持つということでしょう。金は天下の回りものであり、名目GDPはお金の回り具合を表します。お金が回らないと経済は活性化しませんし、経済が活性化しないということは、企業が利益を生み出せないことを意味します。
私の100万円の支出は、だれかの100万円の収入なのです。
現在を見るに、名目GDPよりも遥かに高い増加率で、株式時価総額がどんどん増えています。ついには、割高域にすでに達しました。
そして重要なことですが、この指標は過去を見る限り正常に機能しているということです。
現状の認識と投資の選択肢
まず、現状の認識についてですが、株価は割高と判断します。それをふまえて、以下のような選択肢が考えられます。
リスクを限定してバブルに乗る
バブルは最後が一番おいしいと言われています。ですから、あえてそのバブルに乗る方法があります。もちろんリスクは限定しなければなりません。簡単な方法は、コールオプションを買うことでしょう。他に、単純にロスカットラインを決めて投資する選択肢もあると思います。
現金保有率を多くする(株式と相関値が低い資産を保有する)
現金や他の資産を保有して株価を見守るという選択肢です。
このままどんどん株価が上がれば、パフォーマンスは劣後して、惨めな気持ちになるでしょう。しかし、投資家としては受け入れるべき感情だと思います。投資から一歩身を引くという意味でも、これは精神的にラクな選択肢だと思います。
売りポジションを追加する
株価下落を見越して、利益を積極的に取りにいく選択肢です。ただし、売りはバブルで焼き尽くされる可能性はあります。特に、追加の金融緩和が発表されたら、株価はさらに上がるでしょう。ご利用は計画的に。
最後に
当たり前のことを言いますが、私はこれ以上株価が上がらないと言っているわけではありません。ただ、現在の株価は割安割高のどちらかと聞かれると、割高だと答えます。
http://www.life-free.net/entry/2015/04/15/184506
2015年08月21日
バフェット指標で日本株は高すぎる GDPと株価総額は同額であるべき
株価の上昇が続き、日本のGDPを大きく上回ったのが不安視されている。
株価総額とGDPは同じが望ましいと主張したのがバフェットでした。
バフェット指標とは
ウォーレン・バフェットの「バフェット指数」による日本株の評価が注目されています。
15年4月から6月の国内総生産(GDP )はマイナス成長で約500兆円だった。
東証1部の時価総額 が610兆円と過去最高を更新しています。
バフェット愛用する指標の一つは株式時価総額とGDPは同じ比率で推移するというもの。
GDPに対する株式時価総額の比率を指数化し、「バフェット指標」と呼ばれている。
2012年12月の安倍政権発足時のGDPは現在と変わらない約475兆円だった、
同じ時期の東証一部株式総額は約250兆円ほどに過ぎなかったので、この指数では「安すぎ」とされた。
その後の2年半で株価は2.4倍になったが、GDPはほぼ同じまま成長しませんでした。
バフェット指数の信憑性には疑問だが、株価だけが上昇して割高になったのは事実のようです。
名目GDPと株式時価総額の比率は約120%で、2012年末には52%に過ぎなかった。
GDPは国内で生産した総額あるいは支出(同じ金額になる)した総額で、企業活動も含まれる。
GDPはその国の国力をあらわすから、企業の価値の合計はGDPと等しいというのがバフェットの考え方です。
株価が高いかGDPが低いか
日本の安倍政権はアベノミクスによって金融緩和を行い、銀行と大企業に資金が回るようにしました。
金融緩和は円安を引き起こすので特に輸出企業に有利になり、トヨタなどの株価が急上昇してきた。
政府の計算では株価さえ上がれば、経済は勝手に成長すると考えていたようです。
だが安倍政権発足以降のGDP成長率は、平均して年率1%台のままで、民主党時代から変わっていません。
また安倍政権発足以降、実質賃金はずっとマイナスなので、日本はマイナス成長というのが正しい。
そんな中で日銀からジャブジャブと資金を注ぎ込まれた大企業だけが、株価上昇しているのは奇怪でした。
日本株はまだまだ割安だという意見もあり、予想株価収益率(PER)では米国などより低い。
とはいえ、国内消費がマイナスで賃金もマイナスの国で、企業の将来性が高いという見方は縮小しつつある。
円安が輸出に有利といっても日本のGDPの3分の2は個人消費であり、輸出は10%台に過ぎない。
バフェット指数が正しいと仮定しても、株高とは別な見方も存在している。
「株価が高すぎる」のではなく「GDPが本来より低すぎる」のならこれから日本は高成長に入るかも知れない。
安倍首相の目標どおりに、名目成長率が毎年4%以上になれば、やがてGDPの方が株価に追いつく可能性がある。
だが2014年の消費税増税で日本経済の成長は完全にストップして、今やマイナス成長なのである。
これを大幅なプラス成長に転換するには、消費税廃止か大型財政出動くらいしか思いつかない。
7. 中川隆[7656] koaQ7Jey 2017年4月11日 14:36:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8144]
バフェット指標で見る東証の7-10年おきのバブル崩壊
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
来年は米中貿易戦争によるバブル崩壊の年?
2016-12-27
2017年はアメリカと中国の貿易戦争によって大混乱が起きる
ドナルド・トランプ次期大統領は、大統領戦で「中国から雇用を取り戻す」としばしば発言してきた。そして、その具体的な方法としてこのように述べた。
「すべての中国製品には45%の関税をかける」
「アメリカ企業が中国に建てた工場を取り戻す」
ドナルド・トランプは中国に対して敵対的な発言をしたのは、これだけではない。北朝鮮問題でも「北朝鮮問題を解決しないならば、中国を潰してしまえ」と叫んだ。
さらに中国がアメリカに対してハッキングを仕掛けていることにも触れて「アメリカ政府の情報を盗んでいる」と断言し、「これを止めさせる」とも言った。
2015年8月、オバマ大統領は中国の習近平が訪米したとき国賓として厚遇したが、ドナルド・トランプはこれにも異を唱えていて「私ならば晩餐会は開かず、ハンバーガーでも出す」と言って習近平の顔に泥を塗った。
さらに2016年12月2日には、台湾の蔡英文総統と電話で会談して台湾を国として認めていない中国を怒らせた。
ところが中国が怒ったと聞くと、ドナルド・トランプは「どうして一つの中国政策に縛られなきゃならないのか分からない」と、さらに火に油を注ぐ発言をして中国を激怒させている。
「一つの中国政策など知ったことか」と突き放す
"One-China policy"(一つの中国政策)は、「マカオも香港も台湾も中国のものだ」と中国が勝手に主張している政策である。今まで世界はその主張を黙認してきた。
なぜなら、中国をグローバル化に組み入れて、中国市場から利益を上げようとしてきたので、中国の機嫌を損ねたくなかったからである。
グローバル主義を信奉する現在の体制は、自分たちの利益のために台湾を見捨て、チベットやウイグルを見捨て、中国の暴虐を見て見ぬフリをしてきた。
日頃は人権人権と叫んでいるオバマ大統領も、チベットやウイグルの話になったら完全に耳を塞いで、中国との親密な関係に腐心してきた。
しかし、ドナルド・トランプは当初からグローバル化よりも「アメリカ第一」を掲げており、中国との関係悪化など何とも思っていない。
「中国はアメリカの雇用と富を盗んでいる」という発言を見ても分かる通り、むしろ邪魔な中国を叩き潰してでもアメリカを偉大な国に戻そうとしている。
アメリカを偉大な国にするためには、それを邪魔する中国を叩き潰すのが一番だと思っているのである。だから、「一つの中国政策など知ったことか」という話になる。
現職のオバマ大統領が取り繕うように「一つの中国政策を支持する」と言ったが、トランプ次期大統領は「オバマは気弱すぎる」とすでに見向きもしない。
こうしたドナルド・トランプの強硬発言に対して中国は「思い知らせる」ために2016年12月15日、アメリカ海軍が使っていた無人潜水艇を中国軍の艦艇が拿捕し、持ち去るという事件を起こした。
アメリカ政府は「返せ」と中国に抗議をしたが、ドナルド・トランプは「中国はアメリカ海軍の探査機を公海で盗んだ。前代未聞の行為だ」として「返さなくて結構。そのまま持たせておけ!」と中国を突き放している。
国家通商会議に反中派のピーター・ナバロ氏を起用
ドナルド・トランプは、中国と徹底的に敵対する道を「あえて」選んでいる。中国を「歴史的に世界で最も巨大な泥棒」と呼び、「中国が米国を強姦するのを放っておかない」とも言った。
アメリカ国内では、多くの識者がこれを「トランプ流のディール(取引)のやり方だろう」と考えた。ドナルド・トランプであってもさすがに大統領職に就いたら大人しくなると彼らは分析した。
ところが2016年12月21日、そうでない可能性が高まった。
トランプ次期大統領は貿易政策を担当する「国家通商会議」を新設して、そのトップにピーター・ナバロ氏を起用すると発表したからである。
ピーター・ナバロ氏は、カリフォルニア大学アーバイン校教授なのだが、アメリカきっての「反中派」として知られる人物で、実際に中国を批判する著書をいくつも書き、さらに反中のドキュメンタリー映画も製作している。
ドナルド・トランプが「中国製品に45%の関税をかける」というのを「支持する」と当初から言っていた学者のひとりでもある。
こうした「反中国」の人間を、トランプ政権で重要な役割を果たすと思われるホワイトハウス直属の「国家通商会議」のトップに据えたのだから、ドナルド・トランプのメッセージはこの上なく明確なものである。
2017年から「アメリカと中国の貿易戦争」が起きるのだ。
中国は恫喝の意味も込めて、中国国内にあるGM(ゼネラルモーターズ)に対して独占禁止法に違反したとして約34億円の罰金を科すと発表した。
これを見ても分かる通り、すでに水面下では中国とアメリカは互いに貿易戦争の序盤戦を開始している。
ドナルド・トランプ政権が本格的に立ち上がったら、いきなり激しい恫喝と報復の応酬で世界が混乱する可能性がある。
先行きを杞憂した投資家はすでに中国市場から投資を引き上げており、トランプが次期大統領に決まってから中国の株式市場はずるずると値を下げている。
今の中国共産党国家は、日本にとって必要のない国
実際に中国とアメリカの間で貿易戦争が起きたら、中国が大きなダメージを受けるのと同時に、中国の報復によってアメリカもまた無傷ではいられない。
つまり、グローバル経済は米中の対立に巻き込まれて激しく動揺する。これが意味するところは、アメリカの株式市場もまた暴落を余儀なくされる確率が高いということでもある。
ドナルド・トランプとその陣営もそれが分かっている。しかし、分かった上で乱打戦を仕掛け、最終的にアメリカが勝つ方向に賭けようとしているのである。
乱打戦というのは、互いに相手を殴り合うことだ。
ということは、グローバル経済の中で莫大な利益を得てきたアメリカの多国籍企業も、最後には生き残って勝ち上がるとしても、その間に何度も問題に巻き込まれることになる。
中国は「自分たちの製品に45%も関税をかけるというのであれば、中国でアイフォーンを売れなくしてやる」と警告している。実際にそうなればアップルの売上と利益は急落し、株価は暴落しても不思議ではない。
スターバックスやナイキなど、中国に深く浸透したアメリカの多国籍企業は軒並み影響を受ける。
実際にドナルド・トランプ政権が立ち上がった時、貿易戦争の行方がどの程度の規模で起きるのかはまだ誰も分からない。それは当事者の米中も分かっていない。
しかし、今までの大統領とはまったく違う「反中的」な考え方をする人間が大統領になり、反中派のピーター・ナバロ氏が指揮を執るのだから、2017年は平穏な年になることを期待しても無駄であるのは誰でも分かる。
アメリカと中国の貿易戦争によって大混乱が起きるのを覚悟しておかなければならないのだ。
中国は反日の国であり、日本にとっては有害な国である。そのため、貿易戦争の中では日本は常に中国を突き放す立ち位置にいなければならない。
今の中国共産党国家は、日本にとって必要のない国だ。必要のない国に関わっても仕方がない。
ドナルド・トランプ。今までの大統領とはまったく違う「反中的」な考え方をする人間が大統領になり、反中派のピーター・ナバロ氏が指揮を執るのだから、2017年は平穏な年になることを期待しても無駄であるのは誰でも分かる。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161227T1509270900
8. 中川隆[7657] koaQ7Jey 2017年4月11日 14:59:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8145]
アメリカ株はエリオット波動分析やフィボナッチ・タイムサイクル分析からすると今年の10月から大暴落が始まる
プレクターの NYダウのエリオット波動カウント
Robert Prechter Goes All In and I'm Right Behind Him
By David Waggoner Aug 25, 2010 8:10 am
http://www.minyanville.com/businessmarkets/articles/robert-prechter-elliott-wave-principle-elliott/8/25/2010/id/29782?page=full
NYダウのエリオット波動カウント
http://elliottwavepredictions.com/http:/elliottwavepredictions.com/sp500/longterm-elliott-wave-hurst-cycle-analysis/
http://danericselliottwaves.blogspot.jp/2013/12/elliott-wave-update-3-december-2013.html
S&P 500 Elliott Wave Technical Analysis
http://elliottwavestockmarket.com/2015/06/24/sp-500-elliott-wave-technical-analysis-24th-june-2015-grand-supercycle/
the ELLIOTT WAVE lives on _ S&P 500
http://stockcharts.com/public/1269446/tenpp
Nasdaq のエリオット波動カウント
https://www.tradingview.com/chart/ND1!/HdvqZVSC-Long-Term-Nasdaq-100-under-Elliott-Wave-Count/
___
テクニカル分析 - 宮田直彦 レポート 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
http://www.sc.mufg.jp/report/mt_report/index.html
杉田勝のFXブログ
http://ameblo.jp/win-sugita/
エリオット波動については
日本株スーパーサイクル投資 2014/4/12 宮田 直彦 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A0%AA%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E6%8A%95%E8%B3%87-%E5%AE%AE%E7%94%B0-%E7%9B%B4%E5%BD%A6/dp/4594070108/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1473404241&sr=8-1&keywords=%E5%AE%AE%E7%94%B0+%E7%9B%B4%E5%BD%A6
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c8
9. 中川隆[7658] koaQ7Jey 2017年4月11日 15:23:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8146]
エリオット波動分析によるアメリカ株の暴落予測
プレクターの NYダウのエリオット波動カウント
Robert Prechter Goes All In and I'm Right Behind Him
By David Waggoner Aug 25, 2010 8:10 am
http://www.minyanville.com/businessmarkets/articles/robert-prechter-elliott-wave-principle-elliott/8/25/2010/id/29782?page=full
S&P 500 Elliott Wave Count 2000-2015
https://jp.tradingview.com/chart/SPX500/Y3vUItuH-S-P-500-Elliott-Wave-Count-2000-2015/
S&P 500 Elliott Wave Technical Analysis – 24th June, 2015 – Grand Supercycle
http://elliottwavestockmarket.com/2015/06/24/sp-500-elliott-wave-technical-analysis-24th-june-2015-grand-supercycle/
the ELLIOTT WAVE lives on _ S&P 500
http://stockcharts.com/public/1269446/tenpp
S&P 500、Nasdaq や NYダウはプレクター・フロストの本のカウントでは
super cycle 1波(上昇) ピーク 1837
super cycle 2波(下降) ボトム 1857
super cycle 3波(上昇) ピーク 1928
super cycle 4波(下降) ボトム 1932
super cycle 5波(上昇) ピーク 2000/1 : 11722
super cycle A波(下降) 進行中 (cycle A波ボトム 2009/3 : 6547)
なお、宮田直彦さんは 第1波と第2波をずらして
super cycle 1波(上昇) ピーク 1928
super cycle 2波(下降) ボトム 1932
super cycle 3波(上昇) ピーク 2000/1 : 11722
super cycle 4波(下降) 進行中 (cycle A波ボトム 2009/3 : 6547)
とカウントしていますがどうでしょうか?
おそらく宮田さんは現在進行中の super cycle A波(下降)の中の戻りの cycle B波の株価の方が super cycle 5波(上昇) ピーク (2000/1 : 11722) の株価より高いので、プレクターのカウントが間違いだと判断しているのでしょう。
しかし、アメリカはインフレが酷く、アメリカ株も名目株価が毎年上がり続けているだけなので、ピークの株価の数値自体はあまり意味が無いのですね。
実際、NYダウを円換算すると日本株と上がり方は変わらないのですね:
アメリカ株の株価は円表示にすると日経平均株価と全く同じ上昇率にしかならない
http://buckyardofssl.seesaa.net/article/433829813.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c9
鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/854.html
376. 中川隆[7659] koaQ7Jey 2017年4月11日 15:49:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8147]
本スレの重要な部分だけ別スレとして纏めました:
アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html
FX ・ 先物取引 ・ 空売り は『ネットパチンコ』、絶対に手を出してはいけない
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/844.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c376
10. 中川隆[7660] koaQ7Jey 2017年4月11日 15:58:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8148]
2017年03月30日
投資専門家の予測が当たらない理由 大資産家は損をしない
ロジャースが「ドルは消滅する」と言ったとたん、アメリカ経済は回復し始めた。
中国が超大国になるから中国人になるとも言っていた。
引用:http://kinyu-arekore.net/wp-content/uploads/2016/02/jimu2016.jpg
アナリストの予想は逆になる
2017年に入って為替と日経平均が小刻みに上下して、個人投資家や専門家を慌てさせている。
1年前に1ドル120円以上だったドル円相場は、3月現在で110円であり、先行き不透明になっています。
日経平均は2万円直前で頭打ちになり下落、NYダウは2万1000ドル達成を節目に下落しました。
専門家は1%上がれば「回復基調」「底打ち感がでている」と書き、逆に少し下がると「リスク回避懸念」などと書いた。
例に出して悪いが3月29日のロイターは「日経平均は続伸、米株高と円高一服が追い風」と米企業の好業績を並べていた。
だがこのつい2、3日前に1ドル110円を割り込みそうだった時には、悲観的な見通しを掲載していた。
経済メディアやエコノミスト、投資の専門家は少しでも上昇すると「上げ相場だ」と言い、少し下げると「下げ相場だ」と言っているだけです。
XXX銀行チーフエコノミストのような立派な肩書きを書いていても、やっている事はオウムと一緒で、早くAIで自動化したほうが良い。
オウムよりはしっかりした著名投資家や投資機関は中長期の見通しを発表するが、これがまた当たらない。
世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。
だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。
現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。
予想の上手さと投資成績は無関係
GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。
世界一の投資家のWバフェットも同様で、2008年の北京オリンピックの頃「中国の一人当たりGDPはアメリカ人と同じになり、中国のGDPはアメリカの5倍になる」という計算を披露しました。
この計算では中国の経済規模は日本の10倍になるが、現実には「水増し」を差し引くと未だにアメリカの半分、日本の1.5倍程度で頭打ちになっています。
バフェットと共に大投資家として名高いJソロスはトランプ大統領当選でドルが暴落すると予想したが、逆にドル高株高になって数千億円も損をしたとされています。
ソロスは2016年に中国人民元暴落も予想し、少しは下げたのだが暴落はしなかったので、これも儲からなかったでしょう。
冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。
「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。
その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。
日本で経済や投資のニュース解説に必ず登場するのが元財務官僚のアナリストで、中でも「ミスター円」榊原英資は大人気です。
大恐慌でも投資家の財布は痛まない
だが榊原氏の相場予想となると、当たったことが一度も無いと言えるほど外れまくり、それでいて経済番組に必ず登場するので、テレビと財務省の癒着ではないかと疑っています。
このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。
それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。
彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。
どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。
例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。
こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。
自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。
一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。
お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c10
1. 中川隆[7661] koaQ7Jey 2017年4月11日 15:59:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8149]
2017年03月30日
投資専門家の予測が当たらない理由 大資産家は損をしない
ロジャースが「ドルは消滅する」と言ったとたん、アメリカ経済は回復し始めた。
中国が超大国になるから中国人になるとも言っていた。
引用:http://kinyu-arekore.net/wp-content/uploads/2016/02/jimu2016.jpg
アナリストの予想は逆になる
2017年に入って為替と日経平均が小刻みに上下して、個人投資家や専門家を慌てさせている。
1年前に1ドル120円以上だったドル円相場は、3月現在で110円であり、先行き不透明になっています。
日経平均は2万円直前で頭打ちになり下落、NYダウは2万1000ドル達成を節目に下落しました。
専門家は1%上がれば「回復基調」「底打ち感がでている」と書き、逆に少し下がると「リスク回避懸念」などと書いた。
例に出して悪いが3月29日のロイターは「日経平均は続伸、米株高と円高一服が追い風」と米企業の好業績を並べていた。
だがこのつい2、3日前に1ドル110円を割り込みそうだった時には、悲観的な見通しを掲載していた。
経済メディアやエコノミスト、投資の専門家は少しでも上昇すると「上げ相場だ」と言い、少し下げると「下げ相場だ」と言っているだけです。
XXX銀行チーフエコノミストのような立派な肩書きを書いていても、やっている事はオウムと一緒で、早くAIで自動化したほうが良い。
オウムよりはしっかりした著名投資家や投資機関は中長期の見通しを発表するが、これがまた当たらない。
世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。
だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。
現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。
予想の上手さと投資成績は無関係
GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。
世界一の投資家のWバフェットも同様で、2008年の北京オリンピックの頃「中国の一人当たりGDPはアメリカ人と同じになり、中国のGDPはアメリカの5倍になる」という計算を披露しました。
この計算では中国の経済規模は日本の10倍になるが、現実には「水増し」を差し引くと未だにアメリカの半分、日本の1.5倍程度で頭打ちになっています。
バフェットと共に大投資家として名高いJソロスはトランプ大統領当選でドルが暴落すると予想したが、逆にドル高株高になって数千億円も損をしたとされています。
ソロスは2016年に中国人民元暴落も予想し、少しは下げたのだが暴落はしなかったので、これも儲からなかったでしょう。
冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。
「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。
その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。
日本で経済や投資のニュース解説に必ず登場するのが元財務官僚のアナリストで、中でも「ミスター円」榊原英資は大人気です。
大恐慌でも投資家の財布は痛まない
だが榊原氏の相場予想となると、当たったことが一度も無いと言えるほど外れまくり、それでいて経済番組に必ず登場するので、テレビと財務省の癒着ではないかと疑っています。
このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。
それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。
彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。
どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。
例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。
こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。
自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。
一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。
お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html#c1
14. 中川隆[7662] koaQ7Jey 2017年4月11日 16:57:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8150]
トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃した理由2017年4月11日
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5999
アメリカのトランプ政権がシリアに59発のトマホークミサイルを打ち込んだ。トランプ氏は大統領選挙中より中東問題から距離を置くことを公約にしていたため、多くの人々を驚かせた。背景についてはこれまで概ね伝えているが、トランプ大統領がシリア空爆に踏み切った理由について、やはりもう一度書いておきたいと思う。
選挙時の不介入主義
トランプ氏は大統領選挙中からアメリカの過去の介入主義を批判してきた。アメリカはアフガニスタン、イラク、リビア、そしてシリアに介入し続けた。彼は選挙中、中東に軍を展開し続けたことで6兆ドルが浪費されたとして、しかもその結果中東は平和から程遠い状況にあることを指摘していた。
•トランプ次期大統領: アメリカは他国の政権転覆をやめる
この主張にはメディアに「トランプ政権の黒幕」と呼ばれたスティーブ・バノン首席戦略官の影響がある。バノン氏は右派のウェブメディアであるBreitbartの元会長で、トランプ氏の選挙戦において反移民やアメリカ第一主義などの主張を主導し、有権者の支持獲得に貢献した。彼に言わせれば「他国の紛争にアメリカ市民の血税を使うな」ということであり、そこに「アメリカは他国の政権転覆をすべきではない」というトランプ大統領の理性が加わったのが、トランプ政権の中東政策であった。ここまではトランプ氏とバノン氏の化学反応がしっかりと働いていた。
反ロシア勢力の反撃
しかし大統領選挙後、米国大手メディアを含むアメリカ国内の反ロシア勢力が抵抗を開始する。トランプ政権内の複数人が「ロシア大使と対話した」罪によってメディアによる大バッシングを受けた。
•トランプ政権を侵食するアメリカ政府のロシア嫌い
何度も言うように、ロシアとの対話の内容が問題となることはあっても、対話をすること自体が問題となることは理解不能であり、しかも批判に加わったアメリカ民主党の議員も同じロシア大使と接触していたことが明らかになっている。しかし米メディアと民主党によるトランプ政権の「ロシア疑惑」バッシングは止まることがなかった。
メディアと民主党による批判にトランプ大統領はどう反論したか? ここの読者には周知のことだが、もう一度引用してみよう。
•ジム・ロジャーズ氏: 米国のロシア嫌いはオバマ政権によるウクライナ政権転覆が露呈して決まりが悪くなったから
メディアは明日にでも「ドナルド・トランプはロシアと仲良くしたいらしい。酷いことだ」とでも言うだろう。しかしロシアと上手くやってゆくことは酷いことではない。良いことだ。(中略)ロシアに対して強硬姿勢を示す方がわたし個人にとってはよほど簡単だ。分かるだろう? しかしわたしはアメリカ国民にとって正しいことをしたいのだ。そして第二に、正直に言うならば、世界にとって正しいことをしたいのだ。
「アメリカ国民にとって正しいこと」とは、血税を他国の紛争に浪費しないことである。「世界にとって正しいこと」とは、他国の政権転覆を行わないことを意味しているのだろう。トランプ大統領がこの二つを分けていたということ、そして何より優先順位を付けていたということが後々重要になってくるのである。
いずれにしても、こういう反論がメディアと民主党を止めることはない。元々バノン氏の不介入主義はアメリカの政治界にとって異質のものであり、政敵である民主党はおろか、身内の共和党の支持も得にくいものである。第二次世界大戦以来、他国の事情に政治的、軍事的に介入してきたのがアメリカの歴史である。それがベトナムであり、朝鮮半島であり、アフガニスタンであり、リビアであり、イラクであり、そしてシリアなのである。
•トランプ次期大統領: アメリカは他国の政権転覆をやめる
選挙後のトランプ政権
結果、トランプ政権は機能不全に陥った。大統領選挙で確かな成果を上げたバノン氏のアメリカ市民第一主義が、今度は議会の政治家達を説得する上での障害になったからである。バノン氏の政策は民主党的ではなかったが、同時に共和党的でもなかったからである。
トランプ政権の法案は議会を通らず、フリーダム・コーカスなどの共和党保守派はトランプ大統領に敵対するようになった。トランプ大統領の支持者は政策が実行されないことを心配した。金融市場では投資家がトランプ政権の政策実行能力を疑うようになり、経済成長やインフレ改善への期待は減退した。
•ガントラック氏: オバマケア代替法案が否決なら米国株急落へ
この騒動のなか、ロシア大使と接触したフリン安全保障担当大統領補佐官が2月に辞任させられた。フリン氏は中東問題の解決に向けてアメリカはロシアと協力して動くべきだと主張していた。
•ロシア大使との会話を巡ってフリン大統領補佐官が辞任に追い込まれる
トランプ政権は完全に機能不全に陥っていた。法案は議会を通らず、政権内部は混乱している。トランプ大統領は何らかの打開策を見つけなければならない。この状況の原因となっている政策は何か? バノン氏やフリン氏の親ロシア政策である。ではその政策は政権にどのようなメリットをもたらしているのか?
大統領選挙の時からトランプ氏の演説を追っている読者があれば映像を覚えているかもしれないが、「他国の政権転覆をやめる」という主張は、トランプ氏の演説のなかで支持者からの反応が最も薄かった主張の一つである。
アメリカ国民とは、アメリカが「世界で最も偉大な正義の国」であると本当に信じている人々である。その彼らに「アメリカは他国の政権転覆をやめるべき」などと言えば、アメリカの歴史そのものが悪だと言うようなものである。
•ドナルド・トランプ氏は本当はアメリカが嫌いなのではないか?
だから、トランプ氏が演説でこの主張をしたときの支持者の反応は、賛同から程遠い当惑だった。アメリカの政治介入は悪だったのか? イラク戦争は正義ではなかったのか? 部外者から見れば何の正当性もないものが、アメリカ人には正当に映る。彼らはそう教育されているのである。
何度も言うが、アメリカ人とは広島長崎への原爆投下が正義の行いだったと本気で信じている国民である。個人の銃所有が治安向上のためになると全米ライフル協会が主張すればそれを信じ、ブッシュ大統領のイラク侵略の口実となったイラクによる大量破壊兵器の所有が全くの嘘でたらめだったと明らかになっても気にさえ留めない、政治的に非常に操作しやすい、頭の無い人々である。
だからこそトランプ氏は、政権転覆という表現よりも中東での軍事支出を減らすという主張に重点を置いた。「アメリカ人にとって正しいこと」は「世界にとって正しいこと」よりも先にあるものだと明確に述べた。上記で引用した通りである。
トランプ大統領の決断
親ロシア政策による利益とコストは明白だった。政治的コストはあまりに大きく、利益はアメリカ国民にも議会にも理解されない。
そこでトランプ大統領が何を決断したのか、もう読者にもお分かりだろう。彼の言う「世界にとって正しいこと」を選挙と議会における票のために犠牲にしたのである。フリン氏は辞任させられ、そしてロイターによれば、トランプ政権内ではバノン氏の更迭が検討されているという。トランプ政権内の反グローバリズムは風前の灯火である。
そしてシリア爆撃をアメリカ国民がどう捉えたかと言えば、トランプ大統領の支持者は言うまでもなく、彼に反対していたはずのリベラルのアメリカ国民でさえ、このミサイル攻撃を支持している。CBSの世論調査(原文英語)によれば、共和党支持者のシリア爆撃支持率は84%、そしてトランプ大統領を毛嫌いする民主党支持者でさえ、40%が爆撃を支持しているという。
以前伝えたように、この爆撃の口実となったシリア政府による化学兵器の使用はシリア政府自身は否定しており、ロシアは「アメリカによるこのような大規模なミサイル攻撃は口実となった事件よりもかなり以前から準備を進める必要があったはずだ」と主張している。また、シリアの国営放送はアメリカによる攻撃で民間人が死亡したと主張している。
•米国トランプ政権がシリアをミサイル攻撃、各国の反応まとめ
個人的には状況の認識についてシリア側の見解にも西側諸国の見解にも与するつもりはない。しかし仮に西側諸国の言う通り、シリア側の化学兵器使用が事実であったとしても、全く関係のないアメリカがシリアにミサイルを打ち込む理由になると信じられるのは、西側諸国の教育を受けた人間だけである。アメリカ人は諸手をあげて攻撃を支持している。日本人は、どれだけの数がそれに同意出来るだろうか。
結論
第二次世界大戦における原爆投下を「戦争の早期終結に繋がり、結果的に多くの人命を救った」行為として正当化することを含め、アメリカ人は教えられれば何でも信じる人種である。西洋はそうして戦争を行なってきた。キリスト教の布教を理由に全く関係のない国々を植民地化し、戦後は「自由でオープンな価値観」の布教を理由に人殺しを行なってきたのである。
特にアメリカ人は政治家にとって御しやすい。日本人やヨーロッパ人よりも単純であり、思想のコントロールが容易だからである。トランプ氏はそこから外れた価値観を政治に持ち込もうとしたが、結局は有権者の理解がなければどうにもならない。要するに、誰が大統領になろうとも、アメリカ人は所詮アメリカ人だったということである。
ただ、トランプ大統領にとっても、これまでの主張をすべて覆すようなシリア爆撃を結論するのは容易ではなかったはずである。だからトランプ大統領の決断にはもう一つ重要な要因が必要となった。この点についてはまた別の記事で書きたいと思っている。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5999
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c14
37. 中川隆[7663] koaQ7Jey 2017年4月11日 17:50:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8151]
トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃した理由2017年4月11日
トランプ政権は完全に機能不全に陥っていた。法案は議会を通らず、政権内部は混乱している。トランプ大統領は何らかの打開策を見つけなければならない。この状況の原因となっている政策は何か? バノン氏やフリン氏の親ロシア政策である。ではその政策は政権にどのようなメリットをもたらしているのか?
大統領選挙の時からトランプ氏の演説を追っている読者があれば映像を覚えているかもしれないが、「他国の政権転覆をやめる」という主張は、トランプ氏の演説のなかで支持者からの反応が最も薄かった主張の一つである。
アメリカ国民とは、アメリカが「世界で最も偉大な正義の国」であると本当に信じている人々である。その彼らに「アメリカは他国の政権転覆をやめるべき」などと言えば、アメリカの歴史そのものが悪だと言うようなものである。
•ドナルド・トランプ氏は本当はアメリカが嫌いなのではないか?
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4076
だから、トランプ氏が演説でこの主張をしたときの支持者の反応は、賛同から程遠い当惑だった。
アメリカの政治介入は悪だったのか?
イラク戦争は正義ではなかったのか?
部外者から見れば何の正当性もないものが、アメリカ人には正当に映る。
彼らはそう教育されているのである。
何度も言うが、アメリカ人とは広島長崎への原爆投下が正義の行いだったと本気で信じている国民である。
個人の銃所有が治安向上のためになると全米ライフル協会が主張すればそれを信じ、
ブッシュ大統領のイラク侵略の口実となったイラクによる大量破壊兵器の所有が全くの嘘でたらめだったと明らかになっても気にさえ留めない、
政治的に非常に操作しやすい、頭の無い人々である。
だからこそトランプ氏は、政権転覆という表現よりも中東での軍事支出を減らすという主張に重点を置いた。「アメリカ人にとって正しいこと」は「世界にとって正しいこと」よりも先にあるものだと明確に述べた。上記で引用した通りである。
トランプ大統領の決断
親ロシア政策による利益とコストは明白だった。
政治的コストはあまりに大きく、利益はアメリカ国民にも議会にも理解されない。
そこでトランプ大統領が何を決断したのか、もう読者にもお分かりだろう。
彼の言う「世界にとって正しいこと」を選挙と議会における票のために犠牲にしたのである。
フリン氏は辞任させられ、そしてロイターによれば、トランプ政権内ではバノン氏の更迭が検討されているという。
トランプ政権内の反グローバリズムは風前の灯火である。
そしてシリア爆撃をアメリカ国民がどう捉えたかと言えば、トランプ大統領の支持者は言うまでもなく、彼に反対していたはずのリベラルのアメリカ国民でさえ、このミサイル攻撃を支持している。
CBSの世論調査(原文英語)によれば、共和党支持者のシリア爆撃支持率は84%、そしてトランプ大統領を毛嫌いする民主党支持者でさえ、40%が爆撃を支持しているという。
以前伝えたように、この爆撃の口実となったシリア政府による化学兵器の使用はシリア政府自身は否定しており、ロシアは「アメリカによるこのような大規模なミサイル攻撃は口実となった事件よりもかなり以前から準備を進める必要があったはずだ」と主張している。また、シリアの国営放送はアメリカによる攻撃で民間人が死亡したと主張している。
•米国トランプ政権がシリアをミサイル攻撃、各国の反応まとめ
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5987
個人的には状況の認識についてシリア側の見解にも西側諸国の見解にも与するつもりはない。しかし仮に西側諸国の言う通り、シリア側の化学兵器使用が事実であったとしても、全く関係のないアメリカがシリアにミサイルを打ち込む理由になると信じられるのは、西側諸国の教育を受けた人間だけである。
アメリカ人は諸手をあげて攻撃を支持している。
日本人は、どれだけの数がそれに同意出来るだろうか。
結論
第二次世界大戦における原爆投下を「戦争の早期終結に繋がり、結果的に多くの人命を救った」行為として正当化することを含め、アメリカ人は教えられれば何でも信じる人種である。
西洋はそうして戦争を行なってきた。
キリスト教の布教を理由に全く関係のない国々を植民地化し、戦後は「自由でオープンな価値観」の布教を理由に人殺しを行なってきたのである。
特にアメリカ人は政治家にとって御しやすい。
日本人やヨーロッパ人よりも単純であり、思想のコントロールが容易だからである。
トランプ氏はそこから外れた価値観を政治に持ち込もうとしたが、結局は有権者の理解がなければどうにもならない。要するに、誰が大統領になろうとも、アメリカ人は所詮アメリカ人だったということである。
ただ、トランプ大統領にとっても、これまでの主張をすべて覆すようなシリア爆撃を結論するのは容易ではなかったはずである。だからトランプ大統領の決断にはもう一つ重要な要因が必要となった。この点についてはまた別の記事で書きたいと思っている。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5999
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html#c37
15. 中川隆[7664] koaQ7Jey 2017年4月11日 17:52:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8152]
2017.04.10
トランプ大統領はCIAから毒ガス流出の問題でアサド大統領に責任はないと説明を受けたうえで攻撃
アメリカ軍がシリアの軍事空港をトマホーク巡航ミサイルで攻撃したのは4月7日。その時の様子を見ているドナルド・トランプたち政府の幹部の写真が公表されている。誰かと誰かがにらみ合っている、といったことも話題になっているようだが、それ以上に深刻な話がこの写真には隠されているようだ。マイク・ポンペオCIA長官やダン・コーツ国家情報長官の姿が見えないのはなぜか、ということだ。
かつてコントラの麻薬取引を明るみに出したことで有名なジャーナリスト、ロバート・パリーによると、彼の情報源は次のように語っている:4月6日にポンペオCIA長官は分析部門の評価に基づき、致死性の毒ガスが環境中に放出された事件にバシャール・アル・アサド大統領は責任がなさそうだとトランプ大統領に説明していた。その情報を知った上でトランプ大統領はロシアとの核戦争を招きかねない攻撃を命令したわけである。
リビアやシリアの体制を転覆させるため、アメリカ、サウジアラビア、イスラエルをはじめとする国々は1980年代の戦術を採用した。アル・カイダ系武装集団を編成、侵略の手先として使うというものだ。リビアの場合、そのアル・カイダ系武装集団LIFGをNATOが空爆で支援、目論見は成功した。
同じようにシリアの体制も倒そうとしたようだが、その前にロシアが立ちふさがる。そして登場してくるのがダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)だ。2014年1月にファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にファルージャやモスルを制圧して名を知られるようになった。その際、トヨタ製の真新しい小型トラック「ハイラックス」を連ねた「パレード」を行い、その様子を撮影した写真が配信されたことも有名になった一因である。
2012年8月の段階でダーイッシュ的な武装集団の出現と勢力拡大をバラク・オバマ政権に警告していたのがアメリカ軍の情報機関DIA。当時の局長がマイケル・フリン中将だ。報告書では東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフ主義者の支配国が作られる可能性があると書かれている。
オバマ政権は「穏健派」が相手だとして反シリア政府軍への支援を続けていたが、反シリア政府軍の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQIだとDIAは報告している。ダーイッシュを生み出し、勢力を拡大させたのはオバマ政権の政策だとフリンもアル・ジャジーラの番組で語っている。
DIAやCIAの報告を大統領に無視させたのはネオコンだと言えるだろう。今回の巡航ミサイルによる攻撃もジョン・マケインやヒラリー・クリントン、あるいは有力メディアは歓迎しているが、彼らは事実を尊重しない。欲望に任せて侵略を続けるだけだ。理性に訴えようとしても無駄だということでもある。これまで粘り強く話し合いで問題を解決しようとしてきたウラジミル・プーチン露大統領だが、限界が近づいているだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704100001/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c15
16. 中川隆[7665] koaQ7Jey 2017年4月11日 17:58:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8153]
2017.04.11
反シリア政府の武装集団に穏健派はいないとDIAが報告したその月にオバマ大統領は化学兵器話
シリアのイドリブで毒ガスが4月4日に漏れたと言われている。アメリカ政府は証拠を示すことなく、調査もせず、シリア政府軍が化学兵器を使ったと叫びながら7日にはホムスにあるシリア軍の航空基地をトマホーク巡航ミサイルを攻撃した。59発のミサイルが2隻の駆逐艦、ポーターとロスから発射され、ロシア側の主張によると、23発が目標に到達したという。
2013年にもアメリカ政府はシリア軍による化学兵器の使用を口実にして直接的な軍事介入を目論んでいる。アメリカ/NATOとアル・カイダ系武装集団の連携で体制を転覆させるというシナリオで、9月3日には地中海からシリアへ向かって2発のミサイルが発射されている。そのミサイルは途中で海中へ落下、後にイスラエル国防省はアメリカと合同で行ったミサイル発射実験だったと主張したが、実際に攻撃を始めたとも見られている。事前に通告はなく、発射実験だとする主張に説得力がないからだ。ジャミングなど何らかの手段で落とされたと推測する人もいる。
今回、アメリカ軍は59発のミサイルをほぼ一斉に発射している。ロシアの説明が正しいならば、その半数以上が目標に到達できなかったわけだ。2013年の反省から、シリア側の防空システムをかいくぐるため、60発近いミサイルを一気に発射した可能性がある。
かつてシリア軍も化学兵器を保有していたが、2013年に廃棄したことは国連の査察官も認めていること。それ以降、シリアで化学兵器を保有しているのはアメリカ/NATO、サウジアラビア/ペルシャ湾岸産油国、イスラエル、トルコなどが支援してきたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)。
アル・カイダ系武装集団やダーイッシュの戦闘員の主体はワッハーブ派/サラフ主義者やムスリム同胞団だが、シリア政府軍と戦っている相手はこうした集団だとする報告書をマイケル・フリンが局長だった時代のDIAはホワイトハウスへ報告している。2012年8月のことだ。
2013年12月に公表された調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュの記事によると、反シリア政府軍(国外から侵入した戦闘集団)はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。
それだけでなく、2011年10月にリビアでムアンマル・アル・カダフィ体制が倒された後、戦闘員だけでなく武器/兵器がトルコ経由でシリアへ運び込まれたとハーシュは報告している。その工作の拠点がベンガジにあったCIAの施設で、クリストファー・スティーブンス大使も工作に参加していた。2012年9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃され、大使も殺されているが、その前日にスティーブンスは武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていたという。その当時、CIA長官だったのがデイビッド・ペトレイアスであり、国務長官はヒラリー・クリントンだ。
ペトレイアスもクリントンも化学兵器が反シリア政府軍の手に渡ったことを知っていたはずで、オバマも自分たちが支援している戦闘集団がアル・カイダ系武装集団やダーイッシュだということを2012年8月に知らされていた。そのオバマは2012年8月20日、シリアに対する直接的な軍事介入のレッド・ラインは生物化学兵器の使用だと発言している。その年の12月5日にクリントンは、自暴自棄になったシリアのバシャール・アル・アサド大統領が化学兵器を使う可能性があると主張している。
そして2013年1月29日、イギリスのデイリー・メール紙は興味深い記事を掲載している。シリアで化学兵器を攻撃に使い、その責任を政府軍になすりつけ、国際的な軍事行動に拍車をかける作戦はホワイトハウスは承認したというのだ。これはイギリスを拠点とするブリタム防衛なる会社のデイビッド・グールディング部長から同社を創設したフィリップ・ダウティへ宛てた電子メールの中に書かれていたという。そして同年3月と8月に西側の政府やメディアはシリアで化学兵器が使用されたと宣伝、その嘘が暴露されたわけだ。この辺の事情は本ブログでも採算書いてきたので、今回は割愛する。
それから4年、アメリカは同じことを繰り返したように見える。ただ、修正した点はあるようだ。シリア政府軍側で使わず、ロシア側に衛星写真を撮られてしまうので自分たちのミサイルは使わっていない。
それでもアメリカ側の主張に説得力はない。この問題に少しでも興味のある人なら、アメリカ側の説明を信じないだろう。それでも強行した。そうした行動に駆り立てた一員はリビア情勢にあるかもしれない。
イラクを先制攻撃する口実に大量破壊兵器(核兵器)という作り話が使われたが、今回は化学兵器だ。そうした演出をするのは、自分たち(アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなど)が編成、訓練し、武器や資金を提供してきたアル・カイダ系武装集団やダーイッシュでは体制を転覆させられないからだ。イラクは勿論だが、ウクライナと同様、リビアもシリアもアメリカなどの侵略であり、これを「内戦」と表現すること自体が犯罪的である。
2017年4月5日、リベラル派の権威、あるいはスターとして知られているノーム・チョムスキーのインタビューをデモクラシー・ナウは流したが、その中で彼はアサド体制は道徳的に不健全だとしたうえで、彼らは恐ろしいことを行い、ロシアが手を貸していると主張した。カタールやサウジアラビアが「聖戦グループ」を支援していることには触れたが、アメリカやイスラエルなどとの関係は語らない。つまり戦争の本質から目をそらしていた
チョムスキーが振らなかった侵略の黒幕はシリアをリビアと同じような状態にしようとしている。そのリビアはカダフィ体制が破壊されてから破綻国家になり、ダーイッシュが跋扈している。
そうした中、リビアのカリファ・ハフター司令官はロシアを訪問、ダーイッシュと戦うための支援を要請、今年の3月にはロシア軍の特殊部隊がエジプトのリビアに近い地域に派遣されたと伝えられた。カダフィ体制の破壊に成功したと思っていたリビアでロシアが影響力を強める可能性が出てきたのだ。強引であろうと、ロシアの動きを止めなければならないとアメリカの支配層が考えたとしても不思議ではない。アメリカの支配層は追い詰められているとも言える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704100001/
2017.04.11
ネオコンに都合良く加工された情報でトランプ大統領を操るマクマスター国家安全保障担当補佐官
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704110000/
ドナルド・トランプ大統領はCIAの分析部門が提供した情報を無視してシリアに対する直接的な軍事介入を始めた。そのトランプに偽情報を提供しているのが国家安全保障担当補佐官のH. R. マクマスターのようである。バラク・オバマ政権の政策はワッハーブ派/サラフ主義者やムスリム同胞団、つまりアル・カイダ系武装集団を育て、シリア東部をその支配地にすると警告していたマイケル・フリンの後任だ。
マクマスターはデビッド・ペトレイアスの子分として有名で、このコンビはシリアへ15万人規模のアメリカ軍を侵攻させようと目論んでいると言われている。当然、ロシア軍と全面衝突になり、核戦争になる可能性は小さくない。そうしたビジョンを実現するため、彼らにとって都合良く加工された情報をマクマスターはトランプに提供しているようだ。フリンの解任は人類の運命を左右する大きな出来事だったと言えるかもしれない。
ペトレイアスは中央軍司令官、ISAF司令官兼アフガニスタン駐留アメリカ軍司令官、そしてCIA長官に就任した軍人でリチャード・チェイニー元副大統領やヒラリー・クリントン元国務長官に近い。つまりネオコン。現在でもNSC(国家安全保障会議)に大きな影響力を持っているという。
そのペトレイアスはエル・サルバドルの「汚い戦争」から大きな影響を受けている。1986年に同国を訪問、そこで特殊部隊のジェームズ・スティールと出会うのだが、この人物はアメリカ支配層にとって都合の悪い人物を殺していた「死の部隊」の黒幕だった。
スティールはネオコンのポール・ウォルフォウィッツともつながりがあり、2003年にアメリカがイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒した後からイラクへ渡っている。チェイニーと近いドナルド・ラムズフェルド国防長官(当時)が彼を派遣、ジョン・ネグロポンテ駐イラク大使(同)の下で特殊警察コマンドの訓練をするようになる。ネグロポンテは1981年から85年にかけてホンジュラス駐在の大使を務めているが、この国は中央アメリカでCIAが行っていた秘密工作の拠点だった。アメリカはエル・サルバドルとイラクで同じことを行っている。両者で違うのはイメージ戦略にすぎない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704110000/
60. 中川隆[7666] koaQ7Jey 2017年4月11日 18:05:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8154]
2017.04.11
反シリア政府の武装集団に穏健派はいないとDIAが報告したその月にオバマ大統領は化学兵器話
シリアのイドリブで毒ガスが4月4日に漏れたと言われている。アメリカ政府は証拠を示すことなく、調査もせず、シリア政府軍が化学兵器を使ったと叫びながら7日にはホムスにあるシリア軍の航空基地をトマホーク巡航ミサイルを攻撃した。59発のミサイルが2隻の駆逐艦、ポーターとロスから発射され、ロシア側の主張によると、23発が目標に到達したという。
2013年にもアメリカ政府はシリア軍による化学兵器の使用を口実にして直接的な軍事介入を目論んでいる。アメリカ/NATOとアル・カイダ系武装集団の連携で体制を転覆させるというシナリオで、9月3日には地中海からシリアへ向かって2発のミサイルが発射されている。そのミサイルは途中で海中へ落下、後にイスラエル国防省はアメリカと合同で行ったミサイル発射実験だったと主張したが、実際に攻撃を始めたとも見られている。事前に通告はなく、発射実験だとする主張に説得力がないからだ。ジャミングなど何らかの手段で落とされたと推測する人もいる。
今回、アメリカ軍は59発のミサイルをほぼ一斉に発射している。ロシアの説明が正しいならば、その半数以上が目標に到達できなかったわけだ。2013年の反省から、シリア側の防空システムをかいくぐるため、60発近いミサイルを一気に発射した可能性がある。
かつてシリア軍も化学兵器を保有していたが、2013年に廃棄したことは国連の査察官も認めていること。それ以降、シリアで化学兵器を保有しているのはアメリカ/NATO、サウジアラビア/ペルシャ湾岸産油国、イスラエル、トルコなどが支援してきたアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)。
アル・カイダ系武装集団やダーイッシュの戦闘員の主体はワッハーブ派/サラフ主義者やムスリム同胞団だが、シリア政府軍と戦っている相手はこうした集団だとする報告書をマイケル・フリンが局長だった時代のDIAはホワイトハウスへ報告している。2012年8月のことだ。
2013年12月に公表された調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュの記事によると、反シリア政府軍(国外から侵入した戦闘集団)はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。
それだけでなく、2011年10月にリビアでムアンマル・アル・カダフィ体制が倒された後、戦闘員だけでなく武器/兵器がトルコ経由でシリアへ運び込まれたとハーシュは報告している。その工作の拠点がベンガジにあったCIAの施設で、クリストファー・スティーブンス大使も工作に参加していた。2012年9月11日にベンガジのアメリカ領事館が襲撃され、大使も殺されているが、その前日にスティーブンスは武器輸送の責任者だったCIAの人間と会談、襲撃の当日には武器を輸送する海運会社の人間と会っていたという。その当時、CIA長官だったのがデイビッド・ペトレイアスであり、国務長官はヒラリー・クリントンだ。
ペトレイアスもクリントンも化学兵器が反シリア政府軍の手に渡ったことを知っていたはずで、オバマも自分たちが支援している戦闘集団がアル・カイダ系武装集団やダーイッシュだということを2012年8月に知らされていた。そのオバマは2012年8月20日、シリアに対する直接的な軍事介入のレッド・ラインは生物化学兵器の使用だと発言している。その年の12月5日にクリントンは、自暴自棄になったシリアのバシャール・アル・アサド大統領が化学兵器を使う可能性があると主張している。
そして2013年1月29日、イギリスのデイリー・メール紙は興味深い記事を掲載している。シリアで化学兵器を攻撃に使い、その責任を政府軍になすりつけ、国際的な軍事行動に拍車をかける作戦はホワイトハウスは承認したというのだ。これはイギリスを拠点とするブリタム防衛なる会社のデイビッド・グールディング部長から同社を創設したフィリップ・ダウティへ宛てた電子メールの中に書かれていたという。そして同年3月と8月に西側の政府やメディアはシリアで化学兵器が使用されたと宣伝、その嘘が暴露されたわけだ。この辺の事情は本ブログでも採算書いてきたので、今回は割愛する。
それから4年、アメリカは同じことを繰り返したように見える。ただ、修正した点はあるようだ。シリア政府軍側で使わず、ロシア側に衛星写真を撮られてしまうので自分たちのミサイルは使わっていない。
それでもアメリカ側の主張に説得力はない。この問題に少しでも興味のある人なら、アメリカ側の説明を信じないだろう。それでも強行した。そうした行動に駆り立てた一員はリビア情勢にあるかもしれない。
イラクを先制攻撃する口実に大量破壊兵器(核兵器)という作り話が使われたが、今回は化学兵器だ。そうした演出をするのは、自分たち(アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなど)が編成、訓練し、武器や資金を提供してきたアル・カイダ系武装集団やダーイッシュでは体制を転覆させられないからだ。イラクは勿論だが、ウクライナと同様、リビアもシリアもアメリカなどの侵略であり、これを「内戦」と表現すること自体が犯罪的である。
2017年4月5日、リベラル派の権威、あるいはスターとして知られているノーム・チョムスキーのインタビューをデモクラシー・ナウは流したが、その中で彼はアサド体制は道徳的に不健全だとしたうえで、彼らは恐ろしいことを行い、ロシアが手を貸していると主張した。カタールやサウジアラビアが「聖戦グループ」を支援していることには触れたが、アメリカやイスラエルなどとの関係は語らない。つまり戦争の本質から目をそらしていた
チョムスキーが振らなかった侵略の黒幕はシリアをリビアと同じような状態にしようとしている。そのリビアはカダフィ体制が破壊されてから破綻国家になり、ダーイッシュが跋扈している。
そうした中、リビアのカリファ・ハフター司令官はロシアを訪問、ダーイッシュと戦うための支援を要請、今年の3月にはロシア軍の特殊部隊がエジプトのリビアに近い地域に派遣されたと伝えられた。カダフィ体制の破壊に成功したと思っていたリビアでロシアが影響力を強める可能性が出てきたのだ。強引であろうと、ロシアの動きを止めなければならないとアメリカの支配層が考えたとしても不思議ではない。アメリカの支配層は追い詰められているとも言える。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704100001/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/719.html#c60
61. 中川隆[7667] koaQ7Jey 2017年4月11日 18:07:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8155]
2017.04.11
ネオコンに都合良く加工された情報でトランプ大統領を操るマクマスター国家安全保障担当補佐官
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704110000/
ドナルド・トランプ大統領はCIAの分析部門が提供した情報を無視してシリアに対する直接的な軍事介入を始めた。そのトランプに偽情報を提供しているのが国家安全保障担当補佐官のH. R. マクマスターのようである。バラク・オバマ政権の政策はワッハーブ派/サラフ主義者やムスリム同胞団、つまりアル・カイダ系武装集団を育て、シリア東部をその支配地にすると警告していたマイケル・フリンの後任だ。
マクマスターはデビッド・ペトレイアスの子分として有名で、このコンビはシリアへ15万人規模のアメリカ軍を侵攻させようと目論んでいると言われている。当然、ロシア軍と全面衝突になり、核戦争になる可能性は小さくない。そうしたビジョンを実現するため、彼らにとって都合良く加工された情報をマクマスターはトランプに提供しているようだ。フリンの解任は人類の運命を左右する大きな出来事だったと言えるかもしれない。
ペトレイアスは中央軍司令官、ISAF司令官兼アフガニスタン駐留アメリカ軍司令官、そしてCIA長官に就任した軍人でリチャード・チェイニー元副大統領やヒラリー・クリントン元国務長官に近い。つまりネオコン。現在でもNSC(国家安全保障会議)に大きな影響力を持っているという。
そのペトレイアスはエル・サルバドルの「汚い戦争」から大きな影響を受けている。1986年に同国を訪問、そこで特殊部隊のジェームズ・スティールと出会うのだが、この人物はアメリカ支配層にとって都合の悪い人物を殺していた「死の部隊」の黒幕だった。
スティールはネオコンのポール・ウォルフォウィッツともつながりがあり、2003年にアメリカがイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒した後からイラクへ渡っている。チェイニーと近いドナルド・ラムズフェルド国防長官(当時)が彼を派遣、ジョン・ネグロポンテ駐イラク大使(同)の下で特殊警察コマンドの訓練をするようになる。ネグロポンテは1981年から85年にかけてホンジュラス駐在の大使を務めているが、この国は中央アメリカでCIAが行っていた秘密工作の拠点だった。アメリカはエル・サルバドルとイラクで同じことを行っている。両者で違うのはイメージ戦略にすぎない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704110000/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/719.html#c61
52. 中川隆[7668] koaQ7Jey 2017年4月11日 18:36:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8156]
トランプ大統領がシリアにミサイル攻撃した理由2017年4月11日
トランプ政権は完全に機能不全に陥っていた。法案は議会を通らず、政権内部は混乱している。トランプ大統領は何らかの打開策を見つけなければならない。この状況の原因となっている政策は何か? バノン氏やフリン氏の親ロシア政策である。ではその政策は政権にどのようなメリットをもたらしているのか?
大統領選挙の時からトランプ氏の演説を追っている読者があれば映像を覚えているかもしれないが、「他国の政権転覆をやめる」という主張は、トランプ氏の演説のなかで支持者からの反応が最も薄かった主張の一つである。
アメリカ国民とは、アメリカが「世界で最も偉大な正義の国」であると本当に信じている人々である。その彼らに「アメリカは他国の政権転覆をやめるべき」などと言えば、アメリカの歴史そのものが悪だと言うようなものである。
•ドナルド・トランプ氏は本当はアメリカが嫌いなのではないか?
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4076
だから、トランプ氏が演説でこの主張をしたときの支持者の反応は、賛同から程遠い当惑だった。
アメリカの政治介入は悪だったのか?
イラク戦争は正義ではなかったのか?
部外者から見れば何の正当性もないものが、アメリカ人には正当に映る。
彼らはそう教育されているのである。
何度も言うが、アメリカ人とは広島長崎への原爆投下が正義の行いだったと本気で信じている国民である。
個人の銃所有が治安向上のためになると全米ライフル協会が主張すればそれを信じ、
ブッシュ大統領のイラク侵略の口実となったイラクによる大量破壊兵器の所有が全くの嘘でたらめだったと明らかになっても気にさえ留めない、
政治的に非常に操作しやすい、頭の無い人々である。
だからこそトランプ氏は、政権転覆という表現よりも中東での軍事支出を減らすという主張に重点を置いた。「アメリカ人にとって正しいこと」は「世界にとって正しいこと」よりも先にあるものだと明確に述べた。上記で引用した通りである。
トランプ大統領の決断
親ロシア政策による利益とコストは明白だった。
政治的コストはあまりに大きく、利益はアメリカ国民にも議会にも理解されない。
そこでトランプ大統領が何を決断したのか、もう読者にもお分かりだろう。
彼の言う「世界にとって正しいこと」を選挙と議会における票のために犠牲にしたのである。
フリン氏は辞任させられ、そしてロイターによれば、トランプ政権内ではバノン氏の更迭が検討されているという。
トランプ政権内の反グローバリズムは風前の灯火である。
そしてシリア爆撃をアメリカ国民がどう捉えたかと言えば、トランプ大統領の支持者は言うまでもなく、彼に反対していたはずのリベラルのアメリカ国民でさえ、このミサイル攻撃を支持している。
CBSの世論調査(原文英語)によれば、共和党支持者のシリア爆撃支持率は84%、そしてトランプ大統領を毛嫌いする民主党支持者でさえ、40%が爆撃を支持しているという。
以前伝えたように、この爆撃の口実となったシリア政府による化学兵器の使用はシリア政府自身は否定しており、ロシアは「アメリカによるこのような大規模なミサイル攻撃は口実となった事件よりもかなり以前から準備を進める必要があったはずだ」と主張している。また、シリアの国営放送はアメリカによる攻撃で民間人が死亡したと主張している。
•米国トランプ政権がシリアをミサイル攻撃、各国の反応まとめ
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5987
個人的には状況の認識についてシリア側の見解にも西側諸国の見解にも与するつもりはない。しかし仮に西側諸国の言う通り、シリア側の化学兵器使用が事実であったとしても、全く関係のないアメリカがシリアにミサイルを打ち込む理由になると信じられるのは、西側諸国の教育を受けた人間だけである。
アメリカ人は諸手をあげて攻撃を支持している。
日本人は、どれだけの数がそれに同意出来るだろうか。
結論
第二次世界大戦における原爆投下を「戦争の早期終結に繋がり、結果的に多くの人命を救った」行為として正当化することを含め、アメリカ人は教えられれば何でも信じる人種である。
西洋はそうして戦争を行なってきた。
キリスト教の布教を理由に全く関係のない国々を植民地化し、戦後は「自由でオープンな価値観」の布教を理由に人殺しを行なってきたのである。
特にアメリカ人は政治家にとって御しやすい。
日本人やヨーロッパ人よりも単純であり、思想のコントロールが容易だからである。
トランプ氏はそこから外れた価値観を政治に持ち込もうとしたが、結局は有権者の理解がなければどうにもならない。要するに、誰が大統領になろうとも、アメリカ人は所詮アメリカ人だったということである。
ただ、トランプ大統領にとっても、これまでの主張をすべて覆すようなシリア爆撃を結論するのは容易ではなかったはずである。だからトランプ大統領の決断にはもう一つ重要な要因が必要となった。この点についてはまた別の記事で書きたいと思っている。
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/5999
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/430.html#c52
53. 中川隆[7669] koaQ7Jey 2017年4月11日 19:09:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8157]
世界一豊かなアメリカはこんな国
▽3100万人の国民が飢えている。
▽4500万人が医療保険に入っていない(国民健康保険制度がない)
▽国民の8人に1人が貧困レベル以下(2人家族で年収140万円以下)の暮らし振り。
▽貧困児童数は先進国でもっとも多い1300万人。
▽乳児死亡数は1日あたり77人。
▽国内に350万人のホームレスがいる(そのうち50万人が退役軍人)。
▽国内には約2億3000万丁の銃がある。
▽銃によって死ぬ子どもは1日平均13人。
▽選挙では不正が横行(黒人投票者を露骨に排除など)。
▽大学に行けなかった者は一生のあいだ時給5ドル(あるいはそれ以下)の仕事にしか就けない。
▽成人の4人に1人が自分の名前程度しか読み書きできない。
▽処女懐胎を、アメリカの成人の8割が信じている。
▽ブッシュ政権が1期目で実施した大型減税は、総額の半分以上が超富裕層のトップの1パーセントの懐に入った。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4875252307/ref=sr_11_1/503-0687016-2159947?ie=UTF8
1.スーパーのレジが異様に遅い。(日本の5倍くらいはかかってるw)
2.ファーストフードのセットメニューを頼むと、時々一品抜けてる。(3品しかないのにねw)
3.まともな運行時刻表すらないアメリカのバス・電車。(アメリカでは新幹線なんてとてもムリw)
4.殆どのアメリカ人って、外国に行った事も無い、外国語も話せない。要は、無知な田舎者w
5.レディーファーストなんてカッコつける割には、旦那の暴力が社会問題&驚異的な離婚率w
6.アメリカ人の運転マナーの悪さ・自分勝手度合い・・・ 日本人には『想定外』の連続ですw
7.何かを発注したとき、まず守られない納期。稀に納期を守る会社があるとビックリするw
8.議論は長いが何の結論も出ないアホな会議が、実は日本より多いw
9.必ず下らないギャクを入れるプレゼン。アメリカ人はプレゼン上手だと勘違いしてる模様w
10.テメーの稼ぐ金よりも、多くの金を浪費してる国・国民。愚かな・・・(以下省略w
11.コミュニケーションという言葉が好きみたいだが、要はペチャクチャ話して仕事せずw
12.自由を守る!テロとの戦いだ!などと他国に騒いでるが、要は、親米か反米か、それだけw
13.ミーティングでは“No Problem. We can do that” し か し・・・行動が伴わないw
14.ゴミの分別などお構いなし。誰も居ない週末のオフィスでも冷房ガンガン。環境を語る資格ナシw
15.駐車場で白線内にクルマを停めない馬鹿が多過ぎw、世間の程度が知れるw
16.セクハラ訴訟で何百億円、タバコ訴訟で何千億円・・・素晴らしい常識の国だよw
17.国民総肥満w、何食ってどれだけ怠惰に生活すれば、あんな肥満になるのか誰か教えてくれw
18.いまだにアメリカだけポンド・ガロン・インチ・・・の世の中w ま、彼らに国際単位系への変更なんて理解不能かw
19.終わってる製造業w 武器以外に輸出できるようなモノって一体何があるの?誰か教えてくれw
20.たかだか二百数十年の『アメリカ史』w なんせ白人は人々が暮らしているのにアメリカ大陸“発見”だからw
皮肉な事に、日本の負け組みに限って渡米希望w
◆米国民の知的劣化
これは、米国民が、知的に劣化したせいだと考えられるのです。
とにかく、米国の成人の5人に1人は天動説を信じていますし、26%しか進化論を信じていません。そもそも、高卒以下の人々の約45%は聖書に書かれていることはすべて真実だと信じています。
それどころか、白人の原理主義的(evangelical)キリスト教徒の60%は、議会ではなく、聖書に拠って米国の法律が制定されるべきだと考えているのです。
また、成人のたった57%しか年間に1冊以上ノンフィクションの本を読んでおらず、若い成人の3分の2はイラクがどこにあるか地図上で示すことができず、成人の3分の2は米国の3権を列挙することができず、同じく3分の2は1人の最高裁判事の名前も挙げることができません。
15歳の数学の力はOECD加盟29カ国中24位ですし、2007年の研究では読む力が男女とも、しかも教育レベルの相違にかかわらず、低下気味であることが明らかになっています。
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu181.htm
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/430.html#c53
54. 中川隆[7670] koaQ7Jey 2017年4月11日 19:14:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8158]
狂ったアメリカ人の精神構造
キリスト教原理主義
キリスト教原理主義の本質は、主に米国が過去に行った過失を正当化できるからこそ普及しているのであり、キリスト教よりもユダヤ教の亜種に近い性質を帯びている。
プロテスタントといえば、多くの日本人はルター派とカルバン派しか思いつかないだろうが、英米のプロテスタントの多くは、英国国教会の亜種である。
英国国教会は、設立当初から血塗られている。
ローマ教会が離婚を許さないのを理由に、ローマ教会を離脱して英国王が首長となる教会を設立したのであるが、そのヘンリー8世は6人の妻を持ち、2番目の妻アン・ブーリンと5番目の妻キャサリン・ハワードを姦通罪で処刑している。6人のうち死別は3番目の妻ジェーン・シーモアのみである。
英国国教会の成立には、ローマ教会を通して仏の影響力を廃したかったのもあるだろう。アビニョン捕囚(1309〜77)の影響でフランスはローマ教会への影響力を強化していた。
また、ローマ教会自体が各国の王の上に己の存在を置く状態であり、英国内の反発があるからこそ、英国国教会は存続したのだろう。
つまり、設立自体が、エゴイズムとナショナリズムが動機である。
そのため、エリザベス一世時代に英国国教会から清教徒が反発して分離するのだが、彼らがローマ教会へ戻らずに新しい諸派を建てていった理由も、ナショナリズムによるローマ教会への反発があった。
もちろん、当時のローマ教会は相当腐敗していたのも事実だ。
つまり、英米のプロテスタントの場合、ルター派とカルバン派ほど純粋な動機とは言い難い部分が元来強かったのである。
ローマ教会を離れた時に、教皇に替わる宗教的権威は、何になるか。
自派内のヒエラルキーの頂点である。
古い宗派の中で頂点を極めることは難しいが、新派を建てれば己自身が頂点になりうる可能性がある。
「英国人は六十の宗派を抱えているが、料理のソースは一つだ」というイタリアの諺があるほど、英米のプロテスタントは多数の派がある。
己が宗教的権威になりたいという我欲こそが、多数の派が存在する理由の最大の要因ではないかと憶測している。
一番の問題は、聖書無謬性という偏向なのだが、これはルター派が聖書中心主義を唱えた影響から英米のキリスト教原理主義に多い。
キリスト教において本来一番大切なのは、イエス=キリストの言葉であった筈だが、イエス=キリストの言葉と矛盾する見解を米国人が頻繁に出すのは、聖書無謬性の影響ではないかと思う。
聖書無謬性、というよりも、旧約聖書無謬性こそが、キリスト教原理主義の中心に存在するのではないか。
旧約聖書は、無謬どころか矛盾だらけだが、キリスト教原理主義で重要視されているのは、旧約聖書の内容とヨハネの黙示録なのである。
ヨハネの黙示録の諸派にとって都合の良い解釈することと、旧約の内容が、キリスト教原理主義の根本のようだ。
これでは、キリスト教というよりも、選民思想が極端に強いユダヤ教の亜種である。
まず、北米インディアンの土地を奪ったことについては、「アメリカは約束の地である」と説明する。
鉄砲隊に向かって「特攻」を続けた北米インディアンを、虐殺し続けるのに当たって、「北米インディアンは聖書に書かれていない。だから、あれらは人間ではない」と説明する。
奴隷貿易の中心は実は英国だったが、「黒人は聖書に書かれていない。だから、あれらは人間ではない」と同様に説明している。
聖書の無謬性という信仰を利用することによって、自分達のエゴイズムや貪欲な物欲、選民思想を合理化できるのだ。
どんな人間だとて、異民族でも多数の人間を無差別虐殺すれば、潜在的に罪悪感を感じるものである。
もちろん、本物の「見せかけだけの善人」ならば、潜在的にも罪悪感を感じないだろうが。
米国人の心に在った潜在的罪悪感や不安感を薄れさせ、自らの虐殺・軍事的及び経済的侵略を正当化するために、聖書無謬性は、実に利用価値の高い説なのである。
聖書無謬性は、選民思想を強化し、エゴイズムの発現と経済侵略を正当化する。
だから、英国は「死の商人」として長年成功できたのだろう。日本で有名なグラバーも、英国の武器商人である。
第二次世界大戦後、英国の国土は荒廃していた。
戦争の被害のない米国が「世界の中心」となったのは必然であるが、その世界の中心とは、「世界の武器工場」なのである。この情けない地位は、この先当分揺るぎそうにない。
人殺しで儲ける「商売」は、私は世界中で最も卑しい職業だと思う。
殺傷兵器を多数生産することにも、自己正当化と合理化が必ず必要になる。
「我々は、民主主義を世界に普及するために武器を製造しているのである」とか工場で合理化の言葉を言わなければ、現場の労働意欲が必ず低下していく筈だからだ。
米国で武器を多数製造しなくても、たくさんある別の産業に大半を転換すればいいだけの筈だ。日本は、戦後ちゃんとできたのだから。
だが、恐らく、最早不可能だろう。
なぜなら、米国は「民主的な豊かな社会」から「憎悪と恐怖の対象」「言論を弾圧する強国」へと変質して行っているからである。
報復を恐れて先制攻撃し、無差別攻撃するために、他国民の憎悪と怒りが増し、死を賭しても抵抗を表したいという人々をどんどん増やしているという、ごく当たり前の論理が、米国人には理解できないようだ。
恐らく、欧米人以外の人々を、無意識下で「人間」と認めていないからである。
世界中から恨まれ憎まれていることを、米国人の大半が9.11まで気づかずに済めたのは、エバンジェリカルが米国民が潜在的に持つ罪悪感や不安感を合理化し、選民思想を強化してくれているためである。
戦争があるたびに、米国内のエバンジェリカルは信者数を増していく。
今や、聖書無謬性を信じる米国人が半数以上なのではないか。
例え、神が言ったことが正しかったとしても、転記を続けた古代ユダヤ人が自分達に都合の良い内容に書き換えなかったと何故信じられるのかは、理解に苦しむ。
古代ユダヤ人の知っている世界しか書かれていないからといって、それ以外の土地に住むのは人間ではない、あるいは被差別民族だと信じられるのは、何故なのか。
「木を見る西洋人 森を見る東洋人」に従えば、西洋人の世界観があまりに単純だからと説明できるだろう。
そんなに、世の中、単純なわけなかろうが。
あらゆる物事は、複雑に絡み合っている。
人体の一部が悪くなれば、全体に影響が及ぶようにだ。
潜在的罪悪感を引きずるからこそ、米国は犯罪大国になったのではないか。
エバンジェリカルは「核戦争を待望する人びと―聖書根本主義派潜入記 朝日選書」によると、ヨハネの黙示録の「ゴグとマゴク」、つまりイスラエルに進攻して戦う二つの大国とは、ロシアと中国だと教えているそうだ。
信者を増やすために、「核戦争はすぐ来る」とエバンジェリカルが米国民の恐怖を煽れば煽るほど、「どうせ先はないんだから」と自暴自棄の心境に陥り、犯罪に走る者は増えていったのだろう。
潜在的罪悪感や不安感は、潜在的犯罪者を増加させていき、米国民の人心を荒廃させて行ったのである。
「人のふり見て我がふり直せ」と言う。
経団連が武器輸出を求めた結果、内閣が勝手に、当座米国にのみミサイルを輸出することに決めてしまったが、これは米国の轍を踏むことになるだろう。
潜在的罪悪感を合理化する装置としての宗教は、日本において国家神道と靖国である。
次第に国粋主義者が再度増えて行っている現状を、よく考えてほしい。
米国の事実上支配下に入っている日本では、精神的には戦後の混乱が続いたままなのである。
恐らく、潜在的罪悪感や社会の矛盾を合理化するために、日本人の多数が、再び自発的に国家神道と靖国に縋り始めたのである。
それを否定する者に対して、「非国民」扱いが始まっている。
戦後の精神的混乱を「日教組の偏向が」等とする、安易な合理化を続けているようでは、昭和初期と同じ状況を自ら作り出してしまうだろう。
そして、潜在的罪悪感と社会の矛盾を合理化するのに、靖国では駄目だと考える人々が新・新興宗教に縋っていくのである。
この状況が長く続けば、オウムのような極端な教義を必要とする人々が増えていくはずだ。
武器輸出は、第二・第三のオウムを作り出し、アーレフを強化する。
エゴイズム、利己主義と物質主義、利益優先主義、選民思想などの、「アメリカナイゼーション」が「グローバリズム」の名で一層進行していけば、犯罪発生率が増加するのは当然である。
物事は連鎖していると考えるのは、東洋的発想らしいが、過去の清算が充分に済まないならば、潜在的罪悪感や不安感が、国を誤った方向へと導くのは避けがたいだろう。
良い商品を世界に供給するのを止めて、死の商人への道を進むのが、日本国の将来のために素晴らしいことと思いますか。
経済的論理のみを追求すれば、犯罪発生率は高まり、要人暗殺や報道機関への武力攻撃等の右翼テロが頻発する時代をもたらすだろう。
その先にあるのは、五‐一五事件(1932年犬養毅首相暗殺)、二‐二六事件(1936年陸軍クーデター)のような時代が来るだろう。
貴方は、奥田経団連会長や小泉首相が、そういうことまで考えて武器輸出を決めたと思いますか。
重要案件が国会の議決を経ないで決まる事態は、民主主義の形骸化の進行です。
「誰がなっても変らない」と賢しらに言う人々が多数日本にはいますが、本来、日本の未来を選ぶのは、国民の一票の筈です。
貴方は、どんな未来を選びたいと考えていますか?
何もせずに他人(政治家や官僚)のせいにするというのも、一つの選択であり、その選択に相応しい未来が待っているはずです。
【福音派】聖書の外典・偽書と「聖書の絶対不可謬性」
キリスト教史の中で、旧約聖書が正式に聖典の扱いを受けるようになった歴史は意外に浅く、トリエント公会議(1545)の時である。
2世紀には既に旧約聖書を認めない派が存在し、それに反対するためにも4世紀に聖書のラテン語訳が始まり、397年「正典」が一応決まった。
特に、ヨハネの黙示録を新約に残すかどうかで、随分揉めたらしい。
東方正教会は、長く認めていなかったという。
1世紀末に書かれたもので、「ヨハネによる福音書」「ヨハネの手紙」の著者とは別人が書いているが、今でも諸説あり、作者が福音書作者でないと文献学等で否定されていることを聞くと激怒する宗派もあるらしい。
どの文書が聖書として認められるべきか否かで、長く揉めて来た歴史というのは、大抵の宗教にあることだ。例えば、「北伝仏教の経典の多数は偽書である」という研究もある(「梅原猛の授業 仏教」をご参照下さい)
そんな歴史があるのに、特に、キリスト教原理主義者達を中心に「聖書の絶対不可謬性」を固く信じているキリスト教徒が結構いるのだそうだ。
聖書の中には、これを聖書に含めるかで揉めた文書があるという歴史等を、清教徒は全く知らなかったらしい。そのため、アメリカを中心に「聖書の絶対不可謬性」という、珍奇な教義をもつ教団が多いのだそうだ。
しかも、彼らが「間違いがない」と主張するのは、大抵、本来は聖典ではなかった旧約聖書のほうで、新約と違って間違いだらけの書物だ。
旧約聖書は盲信されると、世界の迷惑になる話が多すぎるのだ。
聖書と言っても旧約聖書は、基本的に泊付けのために導入されたものであり、どう考えても新約聖書の「神」と矛盾している。
旧約聖書の「神」は、所詮民族宗教の神なので、イエスと違い、人を幸福にすることのない神なのだ。
その「神」とイエスが三位一体であると言ったものだから、それから、キリスト教の神は相当残虐な「神」に変化し、教会の教えも残虐なものに変質してしまったのかもしれない。
ローマカトリックが新教の発生と共に今までの教会のあり方を見直して現在に至るのと対照的に、「自分達こそ、(旧教の輩と違って)汚れなき者である」と主張し続けて来た人々は、随分人殺しが好きな人々になっていき、全く自分達の行動を振り返ろうとはしない。
「神に選ばれた」とか「(自分達だけは)清浄なるものである」とか、「アメリカは『神の国』である」とか言うのは、明らかな(誇大)妄想である。
民族宗教の神ならともかく、キリスト教の神が、そんなに驕り高ぶり尊大で、「自分達は選ばれているから何をやっても許される」といった論理で他国民を無差別虐殺するような信者を、そんなに高く評価するだろうか。
「汝の敵のために祈れ」と言った神がだ。
聖書を書き記したのは所詮古代ユダヤ人であり、聖書の中にサハラ以南の黒人、インド以東のアジア人、北米南米・オーストラリア・ミクロネシアの現地人の存在が書かれていないのは、単に、当時の古代ユダヤ人の知識が足らなかっただけである。
ところが、「聖書の絶対不可謬性」を盲信する人々は、聖書に出て来ない人々を「人間として認めてはならない」という、見解になりがちだ。
清教徒が最初にこの考え方を米国に伝え、英国の清教徒が奴隷貿易を擁護した。自分達は清い名を名乗り、その行動は実に血なまぐさい。
聖書が誤っていることを認めぬ代わりに、世界や現実のほうを自分達の信念に合わせようとすると、随分多数の人々の人権を侵害し、戦争を次々起こし、多数の国を弱体化させ、...たくさんの異教徒をアジア・アフリカ・南北アメリカで殺さなければならない。
実際に、合わせようと今まで努力してきたのが、アメリカ合衆国という国の「裏の歴史」ではないのだろうか。
「キリスト教原理主義のアメリカ」(p.94)では、「聖書の絶対不可謬性」を信じる信者の割合を表示している。
ユニタリアン・ユニバーサリスト 6%
統一キリスト教会 12%
アメリカン・福音ルーテル教会 21%
エビスコーパル・チャーチ(聖公会) 22%
統一長老派教会 25%
統一メソディスト教会 34%
エホヴァの証人 51%
チャーチ・オブ・クライスト 55%
サザン・バプティスト会議 58%
チャーチ・オブ・ナザレン 58%
アセンプリーズ・オブ・ゴッド 65%
ユナイテッド・ペンテコスタイル・チャーチ 69%
チャーチ・オブ・ゴッド 80%
http://hoffnungenlied.cocolog-nifty.com/kaizen/cat1966234/index.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/430.html#c54
55. 中川隆[7671] koaQ7Jey 2017年4月11日 19:16:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8159]
回心者ブッシュの演説に聞き入る「十字軍」兵士達
アメリカには「ポーン・アゲン」を なのり、そう呼ばれる人びとがいる。 人生の道半ばで、神に、キリスト に、聖書に出会い、キリスト教徒とし て新しく生まれ変わった人びとであ る。改宗ではなくて、回心と再生を誓 う、プロテスタント教会のなかの行動 的な一派である。
◆40歳にして「回心再生」
ブッシュニ世はボーン・アゲンのひ とりになった。飲酒にふけって、安易 な生活を送っていたのが、名高い伝道師の説教を聞いてからは、四十歳にし て酒を断ち、回心再生の人となった。
朝は祈りと聖書の読誦にはじまり、閣議も祈りではじまる。
演説には聖書 のことばがちりばめられている。
「ア メリカに昧方しないやつは敵だ」というブッシュニ世の人物を特色づける発 言も聖書からでている。
「わたしの側 に立たない者はわたしに逆らう者、わたしと共に集めない者は散らす者である」
神仏の信仰を問わず、ボーン・アゲ ンの宗教体験をもつ人びとのおおく は、個人の内面の間題として回心をうけとめている。
ところが、アメリカの 「生まれ変わり」は異様に猛烈である。かれらは公の場で回心の体験を声高 に語って、人間は罪を負って生まれた存在であるから回心しなさい、改俊しなさいと、説得と折伏の活動に訴えることを神に奉仕する使命と信じている。
その特徴は徹底した二元論である。人間は神に選ばれて救われる者と、救 われない者に分かれている。回心者に は永遠の平和、福音に耳ふさぐ者は悪魔の子で永遠の地獄が待っている。
善と悪、神と悪魔、味方と敵、白と黒、光と闇が現世を二分して戦ってい るという論理を用いて、迷える小羊に選択をせまるのである。
原理主義(ファンダメンタリズム) はイスラムの 「専売」のように思われて いるが、この 言葉と運動は はじめて一九 二〇年代アメ リカの白人プロテスタントの環境からうまれた。
ボーン・アゲンは原理主義の三つの 教条を継承している。
聖書に書かれてあることはすべて神の言葉であって、解釈や考証はゆるされない。
人間は神によってつくられた被造物で、サルから進化したなどという「妄説」はゆるされない。
やがてキ リストがこの世に再臨して至福の千年 が始まるから、神への奉仕にいそしまなければならない。
◆悪魔うけいれる土壌
最近のギャラップ世論調査による と、アメリカ人の48%は神が人間をつ くったと信じ、28%が進化論に傾いている。そして、悪魔の存在を68%が信 じている。
テロリズムも「九・一一」の悲劇も、バグダッドに巣食う悪魔の仕業だ という圧倒的な政治宣伝がたやすくう けいれられる精神的土壌がそろっている。 プロテスタント教会の少数派であっ たボーン・アゲン原理主義と、帝国を夢みる新保守覇権主義の二つの特殊な 潮流と人脈が、アメリカ政治の中枢を乗とってしまった。
神の下なる道義の国アメリカの指揮 官ブッシュニ世は、「万軍の王の王、主の主」(ヨハネ黙示録)として、神の御業を実践する十字軍に立つのであ る。
しかし、利得の追求を宗教的熱狂で紛飾した十字軍は、中東のみならず、 世界の現状にひそむ限りない複雑さ と、そして、人間の惨害を無視して強行されるのだから、前途には、とほうもない魔の陥弊が待っている。
現在の狂ったアメリカ人の精神構造を探るには、アメリカを覆っているキリスト教原理主義的教義が分からないと理解できない。
回心再生と言ったって何のことか分からない。
回心再生して神に仕え、そうでない福音に耳を塞ぐ者たちを、悪魔の子として永遠の地獄に突き落とすことが、彼らの使命なのだ。
このようなキリスト教原理主義の教義が分かっていれば、ラムズフェルドの冷酷さも理解できる。
彼はアフガニスタンの戦場における、タリバン兵の捕虜達をクンドゥスに集め、爆撃して皆殺しにした。悪魔の子として地獄に突き落としたわけだ。
彼らにとっては異教徒は人間とはみなさないのだ。
http://www.asyura2.com/0304/bd25/msg/114.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/430.html#c55
2. 中川隆[7672] koaQ7Jey 2017年4月11日 19:27:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8160]
日本共産党は極右政党だからだよ
終戦後、それまで米英鬼畜と叫んでいてキチガイ右翼が全員共産党に入党したんだ
逆に福田信之みたいな共産党員は地位を得ると殆どが極右に転向している
元々 民青は会社に入ったらすぐに保守反動に転向するので有名だった。
大学は左翼が殆どだからそれを真似し、企業は保守反動ばかりだから今度はそれを真似する。
要するに共産党員は事大主義なだけで本物の左翼じゃない。
共産党員は人間の屑ばかりだ
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/856.html#c2
56. 中川隆[7673] koaQ7Jey 2017年4月11日 20:25:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8161]
【衝撃】 アメリカのデブが異次元すぎるwwwwww どうやったらここまで太れるんだよ・・・哲学ニュースnwk
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4537088.html
https://matome.naver.jp/odai/2137949022098247301
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/430.html#c56
57. 中川隆[7674] koaQ7Jey 2017年4月11日 20:45:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8162]
フィラデルフィアで林間学校に参加していた16歳の時だった。ラジオで原爆投下を知った。周囲の子どもたちは歓声を上げた。私は我慢できず、一人で森の中に入り数時間戻らなかった。
もっと衝撃を受けたのは、ポルノ映画との触れ込みで50年代にボストンで上映された「ヒロシマ」という題の映画で、被爆者が沸騰した川に飛び込む映像を見ながら、観客が大笑いしていた光景だ。
http://www.asyura2.com/0505/idletalk14/msg/428.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/430.html#c57
3. 中川隆[7675] koaQ7Jey 2017年4月11日 20:48:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8163]
> 1991年に日本政府が調査を始めたところ、200数十点に及ぶ公式文書に慰安婦の強制連行を示す資料は一つも見つからなかった
「従軍慰安婦」問題 日本軍の強制示す公文書
林博史関東学院大学教授は十七日、外国特派員協会での記者会見で「従軍慰安婦」問題についての新資料七点を発表しました。一九四六?四八年の東京裁判でオランダ、フランス、中国の検察団が提出した尋問調書や陳述書などです。これらは、同裁判で検察陣を構成した各国の政府機関が作成し、裁判の証拠書類として採用された公文書です。「慰安婦」が日本軍によって強制的に連行され、性行為を強要されたことを示しています。
資料(2)/オハラ・セイダイ陸軍中尉の宣誓陳述書(一九四六年一月一三日付、インドネシア・モア島)
(PD5591/EX1794)
問 或る証人は貴方が婦女達を強姦しその婦人達は兵営へ連れて行かれ日本人達の用に供せられたと言ひましたがそれは本当ですか。
答 私は兵隊達の為に娼家を一軒設け私自身も之を利用しました。
問 婦女達はその娼家に行くことを快諾しましたか。
答 或者は快諾し或る者は快諾しませんでした。
問 幾人女がそこに居りましたか。
答 六人です。
問 その女達の中幾人が娼家に入る様に強ひられましたか。
答 五人です。
問 どうしてそれ等の婦女たちは娼家に入る様強ひられたのですか。
答 彼等は憲兵隊を攻撃した者の娘達でありました。
問 ではその婦女達は父親達のした事の罰として娼家に入る様強ひられたのですね。
答 左様です。
問 如何程の期間その女達は娼家に入れられていましたか。
答 八ヶ月間です。
問 何人位この娼家を利用しましたか。
答 二十五人です。
____
従軍慰安婦強制連行 _ 吉田清治の話はやっぱり事実だった
経済ジャーナリスト・今田真人「従軍慰安婦・吉田証言否定論を検証するページ」
http://masato555.justhpbs.jp/newpage113.html
http://www.asyura2.com/17/senkyo223/msg/860.html#c3
4. 中川隆[7676] koaQ7Jey 2017年4月11日 21:17:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8164]
2017年4月11日『日本のプライマリー・バランス規律は、外国よりも甘い』という出鱈目
From 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)
https://38news.jp/economy/10324
先進国はいずれも、財政についての何らかの規律、すなわち、「財政規律」を持っています。我が国も、2013年に閣議了承した「2020年度にプライマリー・バランス(PB)の黒字化を目指す」という規律を持っています。
この財政規律を巡っては、これまでに様々な議論が重ねられてきていますが、その一つの視点が「国際比較」の視点。この点について、例えばつい先日公表された財務省主計局が公表した資料(4頁目)では、
『主要先進国が掲げている財政健全化目標と比較すると、日本の目標は緩やかな水準となっている』
その根拠として挙げられているのは、「日本だけ利払い費を考慮外としている」という点です。
つまり、日本は「利払い費」を何兆円も払っているのに、それは考慮せずに「収支」を考え、それについて目標を立てているが、諸外国は皆、利払い費も支出の項目に加えて、「収支」を考え、それについて目標を立てている、だから、日本だけ「甘く」て「緩い」目標だという次第です。
・・・・しかし、本年3月1日の参議院予算委員会で、この説明が、
『出鱈目な説明』
だと、指摘されています。
この指摘は、自由民主党の西田昌司議員からのものですが、その議論は極めて説得的なものでしたので、ここではその内容を改めてご紹介したいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=9ONDN6n-iwc
まず、西田議員は次のように質問を切り出しています。
西田昌司議員 「要するに、プライマリーバランスというのはですね、利払い費を入れてないんですよ、と。財政収支の場合には利払い費も入れてますと。だから、借金の返済金額まで入れてますからね、利息の。だから、厳しいんですと。こういう意味でしょ?」
主計局長「尺度としてはそういうことだろうと思います」
西田昌司議員「・・・それでこの話を聞いてですね、みんな、『あ、そうか、プライマリーバランスというのは、各国のあれより緩いんかと。だとしゃーない、守らなしゃーないなと』こういう論法にひき釣りこまれるんです。ところが違うんですね。」
そして現在の各国の財政支出状況を解説した後に、次のような発言につなげていきます。
西田昌司議員「私は、財務省の職員というのは、日本の職員の中でも極めて優秀な方だと思っています。その方々がですね、全く出鱈目な説明をしているという事自体に苛立ちと腹立ちさを抑えることができないんです。」
なぜ、「出鱈目」なのか、そしてなぜ、「苛立ちと腹立ちさを抑えることができない」のか。
その理由について、西田議員はまず、2年前の経済財政諮問会議で、麻生財務大臣が提出した、主要先進国の財政健全化の目標がリストされている下記資料を取り上げます。
そして、この資料には、確かに日本だけ「利払い費」を考慮外に置く「基礎的」財政収支(つまり、プライマリーバランス)を基準にしていているが、諸外国は、「景気変動」を考慮外に置く「構造的」財政収支を基準にしている、という事が明記されている、だから、日本の財政規律は「緩いものだ」とは言えないのではないか、と指摘します。
これに対して、主計局長は次の様に答弁します。
「あの……どう申し上げますか……財政収支とプライマリーバランスというのはいわば縦軸で…こう…その…金利の分だけ、緩い、基準になっています。で、ご指摘の構造的財政収支というのは、対象となる財政収支の内、まぁ…一時的なものを除たものを、この…なんていいますかモノサシにあてて比較する、という考え方なんで、確かに…あの…財政収支のあてはめを緩めているのは事実でありますけど、いわば、縦の緩め方と横の緩め方といいますか…あの…そういう違いがあるということだろうと思います。」
これに対して西田議員は次の様なツッコミを入れます。
西田昌司「つまり、あなた方が、麻生大臣や総理に説明してきたのは何かといえば、日本のPBよりも、他の各国のG7がやってる方が、厳しいんですと言ってきたわけですよ。ところが、あなたが今、言っているのは、逆さまを言っているんですよ。要するに、日本のPBよりも緩やかに弾力的にね、財政収支の目標は設定しているんですよ。がんじがらめにしてない。税収が減ったら、その分当然いるね、と。」
以上の質疑は、「日本の規律は緩い」という説明は、西田議員が指摘するように「出鱈目な説明」だった、という疑義を白日の下にさらすものです。
なぜなら確かに日本の規律は「利払いを除く」という点では「緩い」が、「景気変動を考慮しない」という点では「厳しい」基準だったことを、主計局長本人が認めているからです。
主計局長のご発言に基づくなら、
・「縦」(利払いの有無の点)では日本の方が「緩い」が、
・「横」(不景気時の減収等の考慮の有無の点)では日本の方が「厳しい」
のです。それにも関わらず、この「横」の論点を無視して「縦」だけを見て、「日本の方が緩い規律だ」と断定するのは、西田議員が指摘するように、「出鱈目」と指摘されても致し方ないところです。
しかも、日本は今「デフレ」であることを考慮すれば、デフレ脱却さえ叶えば、さらに税収が上がることも予期されます。その点を加味すれば、その「出鱈目さ」はさらに深刻なものだとも言えるでしょう。
いずれにせよ、不景気、さらには「デフレ」の影響を加味した「構造的」な財政収支に基づいて財政が運営されているのが先進諸国における国際標準である一方、日本一国だけが、PBという「非構造的」な財政規律に「がんじがらめ」にされてしまっているのです(ちなみに、同じPBでも、構造的PBという概念もあります)。
その結果、諸外国では、「不況・デフレで税収が減ったから」という事を気にせずに思い切った財政支出ができるのに日本だけは、「不況・デフレで税収が減ったから」という理由で、政府支出をカットせざるを得なくなっています。
つまり、日本一国だけが、「非構造的」な財政収支という、「大変に厳しい十字架」を背負わされているのです。
日本のデフレを本当に終わらせるためにも、この収支における「構造性」という、あまり人々に知られてはいないものの、極めて重要な問題の存在を、しっかりとご理解いただきたいと思います。
追伸:デフレ脱却と財政規律、の関係については是非、下記をご一読ください。
https://goo.gl/Jcqhm0
財務省は日本人の敵
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/773.html
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/855.html
8. 中川隆[7677] koaQ7Jey 2017年4月11日 22:21:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8165]
昔のエレクトロボイスはドイツのスピーカーに近い音
フルレンジスピーカーでは、私の所有しているのは米Electro Voice社のSP8Bという20cmユニットをBaronetというコーナー型バックロードホーンに納めている。
当時のエレクトロボイス社はPatricianという4wayシステムを筆頭にHi-Fi再生の先端を行っており、アメリカ製でクラシック再生ではトップを行くメーカーと考えていいと思う。
一方で、Baronetのような小型システムでは、小音量で快適に聴けるように高域の扱いを変えていて、SP8Bはアメリカ製では珍しくダブルコーンを使い4〜8kHzを持ち上げている。これはテープ録音がドイツから移入された初期の、Hi-Fiらしさを演出する工夫であり、このことが1950年代の家庭用システムを知る鍵であるように思われる。
これと同じ傾向の音では、サブコーンが付いたイギリスのLowther PM6、最近の製品ではイタリアのSICA社のPA用フルレンジも同様の特性を持っている。
アメリカンを絵で描いたようなエレクトロボイス社のSP8Bの特性をみて、気になっていたことがある。それは例の2〜8kHzまで続くトサカで、もしやドイツ系スピーカーのトーンと近いのでは、と睨んだ。
1970年代までのドイツのオーディオは、ごく一部の業務用を除いて、ジャーマン・サウンドと呼ばれる強力な中高域を好む傾向があった。その歴史は深く、電気録音の始まった1920年代から続く由緒あるもので、逆にいえば明瞭でカッチリした音の正体は、このトサカのようにかぶっている中高域の強さにある。
同じ傾向のサウンドには、ノイズ検聴用に中高域を強めたBeyerdynamics社のDT48型ヘッドホンがあり、こちらは1937年からモニター用に使われ、Nagra社のテープレコーダーのデフォルト機としても長らく使われていた。
エレクトロボイス社は創立時から本業はPA機器であり、明瞭な音響のための最適なイコライジングについて独自の見解をもっていた。1950年代まではベル研究所が研究したラウドネス・カーブを土台としてスピーカーが開発されており、
Jensen、Altec、JBLなどのフルレンジはどれも2.5kHzにピークを持つ特性であった。
一方で1950年代にHi-Fi用スピーカーを手がけたエレクトロボイス社は、カタログに独自の音響理論を展開し、Regency II のカタログでは放送録音のテクニックで3〜6kHz以上を持ち上げることを紹介している。
実はこれこそが、テープ録音と共ににドイツから輸入された音響特性なのだ。
http://quwa.fc2web.com/Audio-105.html#deutche
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html
Electro-Voice SP8B \18,500(1970年頃)
GEORGIANにも採用された20cmコーン型フルレンジユニット。
20cmコーン型ユニット
周波数特性 35Hz〜15kHz
クロスオーバー周波数 4.5kHz
http://audio-heritage.jp/ELECTROVOICE/unit/sp8b.html
KD7キットの言葉を借りると
「Baronetはその名のとおり、Hi-Fiスピーカー用のエンクロージャーとして、小さなアパート、子ども部屋、避暑地の別荘など、重たく嵩張るものが歓迎されないどの場所でも良質な音楽の要求に応えます。
Baronetの造りは大きな容積のエンクロージャーではありませんが、再生音の高忠実性と周波数特性を犠牲にしません」
とある。当時の量販店の広告にも「省スペース(Space Saver)システム」という文字が躍るほどで、ミニマムなオーディオ・システムとしてBaronetは注目を浴びていた。
エレクトロボイス社のカタログには"for Close Lisning"と書いてあり、ややモニター的な聴き方に近いような気がするが、パーソナルに音楽を楽しむために、小音量でちょっとした読書コーナーを作るには最適である。
モノラル時代のスピーカーは指向性が広いので、ステレオのように正面で聴くのではなく、部屋の響きを織り交ぜて斜め横から聴くのが本来の姿である。
上の図版でも女性の姿が目立つが、Baronetは大げさではなく音楽を楽しみたいユーザーに希求していて、シンプル=人間の生活中心の思想が現れている。
かの銀幕の大女優マレーネ・ディートリッヒも、ニューヨークのアパートでBaronet(それもフルレンジのみの初期型)を使っていたらしく、1997年のサザビーズ・オークションに、GE社の"Stereo Classic 7700"ステレオアンプ、ガラード社のRC型オートチェジャーとセットで出品された。
アパートの居間はグランドピアノを置くサロン風の部屋だが、よくヨーロッパの音楽家が比較的質素なステレオを自宅に置いていることの例に漏れず小粒なシステムながら、いずれも1950年代のビンテージである。
映画用のAltecではなく、さりとてステレオ時代に躍進したJBLやARでもなく、初期型のBaronetであるあたりは、彼女の活躍した時期を考えると、これがちょうど良かったのかもしれない。ゴージャスなジャズ・バンドを従えるよりは、ピアノに寄り添って静かに歌う彼女の姿とも重なる。
OEMがらみでは、英国Garrard社と並ぶレコードプレーヤーの雄、スイスのThorens社もBE8(またはDE8)という型番でBaronetを販売していた。おそらくTD124型ターンテーブルを売り出した1956年頃から製造され、れっきとしたスイス製である。
こちらは箱正面のエッジが内側に切れ込んでいる。ツイーターは付かず、SP8Bフルンレンジ単発の仕様であり、残っている製品のほとんどはフリーエッジの3世代目のユニットを搭載していることから、ステレオ初期の1960年代初頭に製造されていたと思われる。
アメリカンの極地ともいえるエレクトロボイスとThorens社の組合せは意外な感じに思うかもしれないが、白羽の矢がエレクトロボイスにたてられたのは、それなりに優れたものがあったからだと思われる。
たとえ8インチのユニットとはいえ、SP8Bは当時の最高級フルレンジユニットのひとつで、単純にビギナー向けと割り切れないからだ。アメリカだから、イギリスだから、ドイツだからと無闇に峻別しない、クラシック、ジャズ、ロックの垣根を勝手に設けないことも大切だと教えられる。
BaronetおよびSP8B(SP8C)の特徴
•BaronetはKlipsch氏が設計したなかで最も小さいFolded Horn型キャビネットで、小型ながら35Hzまで低音の伸びを確保したことでオーディオ雑誌等で注目された。
•小さなアパート、子ども部屋、避暑地の別荘など、省スペースでのHi-Fiシステムとして最適である。初期には簡易PAとしても様々なレイアウトが提案された。
•1956年からキット箱KD7として量販され、エレクトロボイスのユニット以外にも様々なユニットが実装された。低コンプライアンスのビンテージ・ユニットと相性の良い箱のひとつである。
•エレクトロボイスのフルレンジは高級マルチウェイにも採用され、システムの拡張性を備えていた。実際に1950年の初代PatrisianにはSP8BTが、1960年代のGeorsian 400にはSP8Bが使われた。
•1952年の発表以来、30年以上に渡るロングセラー製品であり、その間のユニットの変換により時代毎に最適な組合せを選ぶことができる。
•初期型はアセテート盤と磁気テープが混在する多様な録音を再生するのに最適なラウドネスカーブが選ばれた。
•1950年後半から2way化が志向され、1960年頃にステレオ化に向けフラットな特性になった。
•1970年代のSP3Cは中高域にアクセントを付けたロック世代向けの音調に変わった。
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エレクトロボイス社の小型スピーカーBaronet
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9. 中川隆[7678] koaQ7Jey 2017年4月11日 22:26:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8166]
1950年代のドイツ製音響機器
http://quwa.fc2web.com/Audio-105.html#deutche
1950年代のドイツのオーディオ機器に目を向けると、意外にシンプルなシステム構成であることに気付く
そもそも100dB/W/m の高能率スピーカーを鳴らすことを前提としているので、家庭用はおろか、小規模PA装置でさえも5W〜10Wで十分な音圧が得られた
そしてスピーカーはフィックスド・エッジでベークライト製のスパイラル・ダンパーを用いているため、小音量でも反応スピードが早く、EL84やEL82(6BM8)のシングルで十分に鳴るし、そもそも大入力を入れることはできない。
当時のほとんどの人は、AM放送規格に適合した8kHzまでが限界のフルレンジ・スピーカーで十分だと感じていただろうし、実際にドイツ製フルレンジは、ドイツ語の発音の特性から4〜8kHzが強く出るように調整されているので、高域の不足はほとんど感じないだろう。
以下は戦前のスピーカーの特性であるが、最初の2way化によるワイドレンジ化からはじまり、1930年代にはシングルコーンのフルレンジで十分な高域特性が得られている。
Siemens&Halske社の2way特性(1928年)
Isophon P25の周波数特性
これを普通のフラットな特性で聞く場合は、ヴァイオリンとピアノの音色の違いが気になるだろう。
ヴァイオリンは中高域が強いのに、ピアノは高域の落ちたカマボコ型である。
このことの原因も、ドイツ製スーピカーの 2kHzの落ち込みと 4〜8kHzの盛り上がりで説明できる。この強く出るのは単純に音圧が強いだけでなく、反応も早い特徴がある。なのでイコライザーで上げて調整してもどこか不自然なところが残るため、あくまでもスピーカーの機能で補うべきものである。
これにEL84やEL34などのビーム管を合わせることで、帯域が狭くても切れ込みの強いサウンドが得られる。
また当時に良く行われたレコード鑑賞会というのも注目して良いと思っている。ようするに公民館の映画鑑賞会の延長のようなもので、そのときに使われたのはオイロダインのような立派な劇場用スピーカーではなく、スーツケースに入れた25cm程度のフルレンジスピーカーで、アンプもEL84プッシュプルで十分な音量が得られた。
フルレンジでも10kHzまでの再生周波数でサービスエリアが約50度得られることから、ちょっとしたホールでも十分に鳴り渡る。必要な機能を絞った現実主義から学ぶべき点は多いように思う。
Klangfilm社の移動式映画館
Siemens社 スーツケース・スピーカー
2000型映写機用
当時のドイツでは、小学校などを巡回する移動映画館やレコードコンサートがよく行われ、LPレコードはそうしたところで使われる教育的な用途もあったと思われる。
そもそもドイツ・グラモフォンはジーメンス社の傘下にあり、レコード・コンサートは当然ジーメンス社のPAシステムで行われたと考えられる。もちろんKlangfilmも擁する大企業であるため、高級オーディオ機器の製造もあるにはあったが、戦後霹靂としたドイツ人が新たにオーディオを購入できるわけもなく、こうしたサービスを通じて新しいHi-Fi機器を知ってもらおうという意図も感じられる。
巡回用の簡易PAは、25cm程度のフルレンジスピーカーをスーツケースに治めたものを、10W程度のEL84アンプで鳴らしていた。50名強の人数なら、これで十分な音響が得られた。
注意したいのは、ドイツ・グラモフォンのLP発売は1952年からで、それ以前はVARIABLE GRADE という78rpmのシェラック盤だったことである。
1941年からテープ録音を実用化していたドイツにおいて、意外に思えるかもしれないが、
テープ録音 → ラッカー盤
という工程を終えるとテープが破棄されることもしばしばあった。その後、LP用にテープにダビングされ保存されたものもある。例えば、フルトヴェングラーの1951年セッション録音、ケンプのベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集のうち1951年録音は本来ラッカー原盤だとされる。
逆に戦中からテープ録音での放送を楽しんでいたドイツ家庭において、Hi-Fiという文字はあまり意味がなかったらしく、LPの表示は「LANGSPIELPALTTE 33」という規格を示すのみである。このことからも、ドイツの放送規格とのグレーゾーンを辿っていたことも十分に考えられる。
このラジオ音源も曲者で、最近オリジナル・テープからリマスターされた、ベルリンのRIASやウィーンのRot-Weiss-Rotの録音は、1940年代でも驚くほど鮮明である。マイクの生音に近いので、人によっては高域がうるさいと感じるだろう。要は一般に流布する媒体に、これまで該当するものがなかっただけなのである。
家庭用オーディオについては、当時のドイツの状況からすると、以下の3タイプに分かれよう。
1.ほとんどの庶民はラジオで試聴し、LPを聴く機会はレコード鑑賞会も多かったと思われる。また一体型コンソール(Kombination:コンポ)も多数あった。これらの場合、ほとんどの場合フルレンジのみが基本である。
2.海外向けの高級オーディオ機器では、高域拡散用にコーン・ツイーターが幾つも付いているタイプが多い。これは1950年代のドイツにしかみられない様式である。
3.スタジオモニターで有名なLorenz社のポリエチレン製ツイーターは、英米のスタジオ機器で持て囃されたことから一目置かれているが、強烈な高域特性で、いわばF1レーシングカーのようなものである。
このように当時のどのような立場で試聴するのかでも、録音に対する印象が違うと思う。それほどに、1950年代のドイツ・グラモフォンの録音は評価が定まりにくいのである。
はっきり言えることは、高能率だからと1970年代以降の重たいウーハーをEL156で鳴らすことはあり得ないと思うし、高域が足らないからと10kHz以上の再生周波数を無闇に伸ばす必要もない。
モノラル期のドイツ・グラモフォンは、もっと広い階層のユーザーに開かれた再生方法があるのだと思う。 ここでは個人的なプランで組んだ低予算システムを以下に示す。
1.95dB/W/m以上の高能率で、高域の4〜8kHzが落ちないフルレンジ・スピーカー1本
2.EL84(6BQ8)、EL82(6BM8)などの小型ビーム管のシングルアンプ
3.録音品質のばらつきが大きいためイコライザーは必須
4.CD再生の場合は古いライントランスで微妙な味付け
フルレンジスピーカーでは、私の所有しているのは米Electro Voice社のSP8Bという20cmユニットをBaronetというコーナー型バックロードホーンに納めている。
当時のエレクトロボイス社はPatricianという4wayシステムを筆頭にHi-Fi再生の先端を行っており、アメリカ製でクラシック再生ではトップを行くメーカーと考えていいと思う。
一方で、Baronetのような小型システムでは、小音量で快適に聴けるように高域の扱いを変えていて、SP8Bはアメリカ製では珍しくダブルコーンを使い4〜8kHzを持ち上げている。
これはテープ録音がドイツから移入された初期の、Hi-Fiらしさを演出する工夫であり、このことが1950年代の家庭用システムを知る鍵であるように思われる。
これと同じ傾向の音では、サブコーンが付いたイギリスのLowther PM6、最近の製品ではイタリアのSICA社のPA用フルレンジも同様の特性を持っていて有用だと思う。
1950年代のエレクトロボイス社がドイツ的なサウンドポリシーを持っていたと言える理由のもうひとつは、同時代のIsophon社のカタログとの比較でも明らかになる。
当時はモニタースピーカーとして開発され、テレフンケンのスタジオ等で用いられたOrchesterスピーカーには、姉妹品のPH2132/25/11があり、2つのユニットの特性の違いは、エレクトロボイス社の説明と同じとみられる。また小型スピーカー"Cabinet"のインストール方法にも類似性が指摘できよう。SP8Bも1960年代初頭の第3世代となると、フラット志向に集約されるので、Hi-Fiの過度期におけるビンテージ・オーディオの一断面である。
アンプはあえてキット製品で使われるようなEL84シングルアンプを使ってみた。実際、高能率スピーカーをつないだ場合、普通の家庭用であれば1Wもあれば十分である。小型ビーム管のほうが、低音は弾むように鳴るし、中高域のほのかなツヤが美音を演出する。
ただし、録音品質にばらつきが大きいためイコライザーは必須である。グラフィック・イコライザーのように仰々しいものではなく、3バンドあれば十分で、BEHRINGER社の製品が安くてカッチリした音で相性も良い。
古いライントランスでは、10kHz以上を落としてあげたほうが響きが澄んで聞こえるという逆転現象もみられる。多分、トランスの磁気ヒステリシスで中域にコクと粘りが出るのと、ビーム管特有の高域のツヤ(小さいリンギング)が純粋に乗るからだと思う。
ちなみに私の所有しているのは、1950年代の米UTC社の軍用マイク・トランスで、50Hz〜10kHzがフラットというナロウレンジであるが、レンジ感はピタリと納まってビロードのような肌触りがでてくる。
裏技として1920年代の英国製ラジオ用インターステージ・トランスを使ってみると、5kHz以上が丸まって上品なHMVの音に変わる
これもイコライザーでハイ・カットした音とは違う伸びやかさが出るので不思議だ。こうしたアナログ時代には存在した電気的なトラップを重ねていくことで音の熟成度が増すと思われる
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10. 中川隆[7679] koaQ7Jey 2017年4月11日 22:35:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8167]
戦中・戦後のドイツ放送録音
デジタル全盛の時代にあって、ここではあえて1930〜1960年代にモノラルで収録されたドイツでの放送録音ソースを扱う。といっても当時の再生はAM放送となる。
前項までは、アメリカのHi-Fiの歴史に切り込んでいたが、もうひとつのミッシングリングがドイツのテープ録音の歴史である。だがこの時代の録音はナチス・ドイツという暗雲に覆われていて、戦後のゴタゴタでテープが離散してしまうなど、なかなか状況を理解することが難しい。ただ戦後のドイツの放送録音技術は、確かに戦中の延長上にあり、再生技術を考えるのは有益なはずである。というか避けて通れないアーカイブなのである。
英米が娯楽音楽の発展が著しかったのと違い、ドイツ圏で記録として残ってるのはクラシックがほとんど。理由は明白で、ナチス時代にジャズや現代音楽は退廃音楽として排除されたからだ。一方で、この時代のクラシック録音の魅力として、ドイツの人々が戦後の霹靂としていた時代に、ほとんどの音楽家が使命感を帯びてヒューマニックな演奏をおこなっていたことに尽きるように思う。
最も霹靂していたのは、18世紀から緩やかに広がっていたドイツ系東欧移住者で、1600万人規模のドイツ系住民が戦後にドイツ国内に強制移住させられるという事態となり、「故国」の資産を没収され無一文になったこれらの人々をどう養うかは、戦後処理の難題となっていた。そして国内向けラジオを通してドイツ人の尊厳と絆を支える音楽プログラムを提供したのである。
演奏技術がどうという問題はあるものの、ドイツ的であることが戦犯扱いされることと紙一重だった演奏家たちが、一芸に命を掛けていた時代の演奏は明らかに説得力が違う。
【ドイツ放送規格を巡る機器類】
Neumann Ela M301(1931)
AEG Magnetophon K1 (1935)
ドイツでは1931年にノイマン社製のコンデンサーマイクでの広帯域の集音・拡声が可能となっており、1935年には磁気テープによる長時間収録が可能となっていた。最初のテスト録音はビーチャム/ロンドン・フィルによる独BASF社でのコンサートで、当初はS/N比が37dB程度だったと云われる。 1939年にBASF社 によるプラスチック・ベースの磁気テープ(酸化鉄)の開発、1941年にはHans Joachim von Braunmuhl と Walter WeberによるACバイアス方式の採用により10KHzまでの帯域確保が可能となった。当時としては非常に音が良かったらしく、隣国からドイツのテープ放送を聴いて生演奏の実況であると勘違いしたほどであった。
当時は他のどこの国でもアセテート盤へのダイレクト・カットがほとんどだったことを考えると、これらのドイツ製放送機器は戦後のHi-Fi機器の基礎を作ったといって過言ではない。残されている英BBCや米NBCの音源と比べてもその差は歴然としている。
一方で戦後になって英米のLPを初めとする再生フォーマットが拡販された後も、ドイツの放送録音は長らく戦前と同じ規格で収録が続けられたと思われる。実際に1965年当たりまで、放送録音はモノラルで収録され、ラジオと共に歩んできたのである。
Neumann M147の特性
Sehnheiser MD441の特性
ドイツ製のマイクの特性をみると、10kHz付近でこんもりと緩やかな山をもっているものが多いことが判る。Neumann M147、Sehnheiser MD441などがそれにあたる。1940年代のノイマン社のマイクを使用した録音を聴いても、驚くべきことに薄っすらと高域成分は伸びている。
戦後の放送業界で活躍したSehnheiser社のマイクは、明らかにこの領域の収録を意識しており、明瞭度の高い録音の一端を担っている。このことは、ドイツ放送業界で戦前に技術確立されたものが、ひとつのメーカーの技術枠を超えて既に規格化されていたことも示している
Rice & Kellogg社OEMのダイナミック型スピーカー(1927年AEG社)
家庭用スピーカーの歴史については1927年にAEG社が高音質ラジオの開発のため、Rice & Kellogg社の特許であるダイナミック型スピーカーを使用したシステムを販売していた。
その頃のスピーカーの特性は100Hz〜7kHz
分割振動の制御ができておらず、2.5kHz以上では大きな谷山ができている
これでもマグネチック型よりは過度特性に優れたもので
3〜7kHzの山はナレーションの聞き取りやすさにも繋がり、全体にプレゼンスの高い音となる
英BTH社も同様のライセンス提供をうけており、放送機器での音響技術の出発点はアメリカもヨーロッパも一緒であったと言えよう。
ドイツのレコード会社もイギリスと提携しているエレクトローラ、グラモフォンなど同じ歩調で歩んでいた
これに対しSiemens & Halske社はBlatthallerという静電型スピーカーを開発した。ただし、これで低域を出すにはとてつもなく巨大なものとなるため当初は高域用ということで考えられ、8kHzまでフラットな特性が得られた。
後にこのBlatthallerは大型化され、大集会の拡声装置としても使用されたが、一般家庭の持ち物とはならなかった。
通常のツイーターを使用した2way化の実験結果では、クロスオーバーがくびれているものの、概ね150〜6kHzをフラットに再生できている。
この後にドイツが国運を掛けたラジオ放送の高音質規格が生まれた。
最も大きな出来事はラジオの低価格化事業で、国民ラジオ(Volksempfanger)が1933年に売り出されると、またたくまにドイツ中の家庭にラジオが普及した。とはいえ、国民ラジオはDKE38型をはじめマグネチック型スピーカーが主流だった。
ダイナミック型スピーカーとマグネチック型スピーカー
http://www.neomag.jp/mailmagazines/200808/letter200808.html
http://www.radioshounen.com/upfile/magsp/magnetspaker.html
http://qa.itmedia.co.jp/qa5247232.html
無線と実験誌の2003/1月号に戦前のテレフンケンとロレンツのユニットの特性が出ているが
500Hzを中心とする山成りの特性に鋭い3kHzのピークをアクセントに加えた感じで
どうもこの特性は戦後も変わらずに引き継がれていったようだ
英米のスピーカーが500Hzから2kHzに向かってなだらかに上昇していくのに対し
ドイツ製は2〜8kHzを盛った感じとなる。
単体だけで鳴らしても明瞭な音になるが、戦後のドイツ製ラジオはこれにサラウンド風にツイーターを搭載したのが最終形となる。
ドイツ製ラジオの3D-klang 方式
中央のメインに対し両横に小型スピーカー
1950年代のLPなど非常に高価に取引されているがクラシックの殿堂ともいえるドイツ・グラモフォンでさえLP発売は1952年からで、それ以前はSP盤として発売した。このため、テープ録音を直に聴けるメディア媒体はラジオが中心だった
戦後のドイツ製ラジオは20cm程度のスピーカーが付いた幅60cm×高40cm程度の大型が多く、受信の安定度と音の良さで海外でも人気の商品だった。
Grundig社が1954年に開発した3D klang方式は他社の高級ラジオにも用いられたもので、ドイツ製フルレンジでも5〜10cm程度のものは、小型ラジオ用ではなく、サイド・スピーカーとして使われていたものと思われる。
モノラル音源でステレオ同様の音の広がりを作る工夫がなされていた
日本のようにラジオ = 低音質ということが当てはまらない。
一方でこうしたスピーカーの特性はスタジオ仕様と家庭用とで分けていたようで、Isophonの同軸スピーカーでその違いがみられる
左図の1963年のカタログでは
高域にアクセントの付いたPH2132/25/11は家庭用であり
Orchesterはスタジオ用である。
この違いはラジオ放送を小音量で試聴するかスタジオで生テープを大音量で聴くかの違いである
Orchesterは戦後の1949年に開発されたもので
・戦争末期のEckmiller型スピーカーの後継種
・高域を10kHzから16kHzに伸ばした
・古いマグネトフォンの録音とも相性が良い
・廉価である
などの特徴をもっていた。こうしたニーズのほとんどは、戦後に竹の子のように増殖した地方放送局と付属オーケストラの録音管理に向けられたと考えて差し支えない
一方で、ラジオ用の特性は、日本で意外と人気のあるもので、
カッチリした輪郭のある音という評価を得ている。雑誌の聞き比べでも、
Orchesterは個性がなくつまらないという評がほとんどで
PH2132のほうが幾分まし
Grundigはもっと良い
という感じ。ただしOrchesterのほうが、当時としては高性能を誇れるものだったことは間違いなく、この辺がこの当時の録音の錯誤に繋がっているようにも思う。
これは放送用アルヒーフを扱うための分岐点を示している。1980年代まで多かった劣悪な録音ソースに関してはラジオ用を選ぶべきだろうし、2000年以降に増えた放送局蔵出しのリマスター盤はスタジオ用を使うべきだろう。
こうした機器類に囲まれた肝心のドイツ放送録音はフラットな特性のスピーカーで聴くと一聴して判るカマボコ特性で、演奏の魅力と反比例して音の貧しさは否めない。
マスター・テープの高域劣化が激しく これを無理にイコライザーで修正すると位相歪みが目立ちザラザラした音になる
この点に関してはデジタル時代も一段落して当時のビンテージ機器のレストア技術や音の修復技術の向上などでAM放送がFM放送並みに聞こえるくらいの音質向上がみられる
一方で、地方局に配給されたもののなかには、アセテート盤にダビングされたものも時折みられる。
アセテート盤はスクラッチ・ノイズが乗るが、復刻のときに高音を落としたものがほとんどである。
アセテート盤でも収録音声が低いときに、録音側で増幅した際にサーモノイズが乗るのはコンデンサー・マイクの収録だということの照査でライブ録音の場合、過入力時にマイク側での歪みが散見される場合もある
中域のこんもりとした山成りの特性はコンデンサー・マイクでの収録による聴感補正のカーブに似ており、むしろ民生用のラジオに合わせ中高域を抑えて収録するパターンを持っていたようだ
これは初期デッカのように中高域を強調した録音では逆鞘になってしまう
このような録音とスピーカーの癖を相互補完するという推察が可能なのは、ドイツでは戦時中に電子部品の規格化がかなり顕著に進められてスピーカー製造もライバル会社で相互にOEMする情況が戦後も長く続いているためだ
この絶妙な組合せが、通常のフラットなスピーカーではカマボコ型特性の録音に聞こえる理由ともいえる。
11. 中川隆[7680] koaQ7Jey 2017年4月11日 22:38:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8168]
エレクトロボイス SP8B + Baronet で再生するドイツ録音盤
http://quwa.fc2web.com/Audio-104.html
アメリカンを絵で描いたようなエレクトロボイス社のSP8Bの特性をみて、気になっていたことがある。
それは例の2〜8kHzまで続くトサカで
もしやドイツ系スピーカーのトーンと近いのではと睨んだ
エレクトロボイス SP8B (1970年頃)
20cmコーン型フルレンジユニットhttp://audio-heritage.jp/ELECTROVOICE/unit/sp8b.html
1970年代までのドイツのオーディオは、ごく一部の業務用を除いて、ジャーマン・サウンドと呼ばれる強力な中高域を好む傾向があった。
その歴史は深く、電気録音の始まった1920年代から続く由緒あるもので、逆にいえば明瞭でカッチリした音の正体は、このトサカのようにかぶっている中高域の強さにある。
同じ傾向のサウンドには、ノイズ検聴用に中高域を強めたBeyerdynamics社のDT48型ヘッドホンがあり、こちらは1937年からモニター用に使われ、Nagra社のテープレコーダーのデフォルト機としても長らく使われていた。
一方で、エレクトロボイス社は創立時から本業はPA機器であり、明瞭な音響のための最適なイコライジングについて独自の見解をもっていた。1950年代まではベル研究所が研究したラウドネス・カーブを土台としてスピーカーが開発されており、Jensen、Altec、JBLなどのフルレンジはどれも2.5kHzにピークを持つ特性であった。
一方で1950年代にHi-Fi用スピーカーを手がけたエレクトロボイス社は、カタログに独自の音響理論を展開し、Regency II のカタログでは放送録音のテクニックで3〜6kHz以上を持ち上げることを紹介している。実はこれこそが、テープ録音と共ににドイツから輸入された音響特性なのだ。
エレクトロボイス社のBaronet
SP8B+KD7キット箱:1950年代中頃製造
左:1924年にSiemens社が2way化の実験で得た特性
右:1950年代のBaronetの特性
ドイツ放送局用のマイク、テープレコーダー、モニターは、当時の一級品を揃えているため、そちらを原音とする向きもある。一方でLP移行期には、放送局用のレコードプレーヤーは量産が間に合わず、フランスのPIERRE CLEMENT社に製造委託していた時代もあった。EMT社が製造を始める以前の過度的な時代であるが、現在見るEMT社のプレーヤーのほとんどは1966年にThorens社を買収した後のものであろう。
戦後の混迷のなかでLP発売後に新たにオーディオ機器を購入できるドイツ人の数は少なく、映写機で使う簡易PAでのレコード鑑賞会がよく行われた。
この場合はフルレンジ2発をトランクケースに収めたものが主流で、EL84などを使用した10W以下の小型アンプで駆動していた。
70年代以降の100W級のオーディオに慣れた現在において、この頃合いの良さはあまり理解しにくいものと思う。100Wを必要としたのは、Blatthallerのような大型平面スピーカーを屋外集会場で使う場合のみである。
以下の図では、家庭用の範疇に収まるのは3Wまでであり、それ以上はPA用という区分になる。10W程度のアンプでも、ラジカセ並とあなどってはいけない。100dB/W/mの能率を誇ったフルレンジは、1W程度でも普通の家ではうるさいくらいに鳴り響く。
1934年のドイツ製スピーカー出力別の一覧
(私の狙いは1〜2Wの小型永久磁石スピーカー)
このSP8Bも高能率なヴィンテージ・ユニットの例に漏れず、71Aのようなラジオ球を使った1w未満のアンプでもきっちり鳴る。そこでSP8Bと同じ時代の1950年代に開発された、EL84を使った3結シングルで鳴らしてみた。実はこのアンプ、1999年にTriode社で販売していたVP-Headというヘッドホンアンプである。EL84を3結で、しかもB電源を130V程度に抑えた安全運転型なので出力は0.3W/ch。これを並列につなぎモノラルにして、ヘッドホン端子からBaronetに接続。。。鳴った!。。。でも高域が強すぎる!!!
多分、SP8Bの強力な中高域が生のままドバッと溢れてきたのだろう。イコライザーで補正すると、2.5kHz&10kHzを-6dB落としてやっと普通のバランスになった。これでも入力側はUTC C2080で固めて、高域を丸めているので、普通のフラットなスピーカーだとどうなるのかと、ヘッドホンを繋いで確認。。。なんとも古臭いSP録音のような音。これを普通に聴かせるSP8Bのユニークさが身に染みたと共に、何気なく繋いでいた45シングルアンプとのきわどいバランスにも驚いた。
ここで実験的にヘッドホン出力をUTC C2080→83204につなぎ替えてみたところ、帯域は狭くなったが、アメリカンな臭いのプンプンする押し出しの強い音に変貌した。しかしこれがまた良い感じなのである。
古いジャズはともかく、クラシックも抑揚や流れが明確になり、意外に相性が良い。EL84のもつ艶やかさと、UTCのトランスもつ布ドロップのような質感とが巧く重なり合い、深い香りのコーヒーを味わうような音に仕上がった。最近のアンプで腰が浅いと思ったら、ビンテージ・トランスの逆繋ぎもありかと思った次第。直接電流を流さないので、意外に小さいトランスでも問題なく使えることも判った。
このトサカに絡んで、前から再生に苦慮していたのが、ウィーン系の放送録音を多数保有している墺Preiserレーベルで、これがまた癖のある音調で超が付くほどのカマボコ特性。
1950年代のウィーンの録音といえば、多くの人はDeccaやWestminsterなど、良質なスタジオ録音でシステムの音調を合わせているのではないかと思う。しかしPreiserレーベルの録音はれっきとしたスタジオ・セッションである。これが同じ時代の録音機材で録られたとは思えないほど、テイストが違うのである。
今回、改めてEL84+SP8Bという組み合わせで聴いてみると、ズバリこれが大正解。考えてみれば、戦後のSiemens社が製造した簡易映画館のPA装置をみても、フルレンジに紙製エンクロージャー、EL84にちっちゃなトランス。実はこれでOKなのである。
まずはウィーン・コンチェルトハウス四重奏団によるハイドン四重奏曲集。この録音は1950年代にORFでランドン博士の監修のもとLP20枚以上(0CDだと12枚)に大量に録音されたもので、初期の喜遊曲の含まれている点でも貴重なものである。それに加え、小さなウィーン・フィルとも言われた、ウィーン・コンチェルトハウス四重奏団の甘美でありながら職人的な芸風が味わえるため、二重に貴重なのである。しかし例のカマボコであるため、珍しい録音以上から抜け出ない。これが見事に復活した。
良く知られるWestminster録音が気合いの入ったアウェイの演奏だとすれば、Preiser録音は気心の知れた仲間内で聴く落ち着いた感じ。これが実は古典派のハウスムジークを聴くのに非常にマッチしている。それでいてEL84は低音に適度な軽さがあるため、チェロのスッと弓を当てるだけのボウイングも存分に楽しめる。
続けて、R.シュトラウスの米寿記念演奏会(1944年)。ノイマン製コンデンサーマイク、AKG製マグネトフォン、ウィーン・フィル、ムジークフェライン・ザールという黄金の組み合わせで収録された歴としたテープ録音である。ソ連が戦後に持って行ってしまったためオリジナルテープは行方不明。これが「偶然に」東ドイツの放送局からダビングテープが見つかり、何とかその陰が判るようなモノ。
ムジークフェラインで堂々と鳴らした管弦楽作品は、ただでさえ残響が強くボケた音なのに、例のもっさりした音。爪の垢でも煎じろとでも言わんばかりの商品と常々思っていた。ところがこれもちゃんと蘇った。ドンファン冒頭のffも綺麗なウィーン・フィルのもの。ツァラツストラも、むしろ後半の物語性が見通しの良いシュトラウス翁の渋い芸風が味わえる。
嬉しいおまけは、独Gramophonのフルトヴェングラー&BPOの録音との相性である。聖ルカ教会でのシューベルト”グレイト”交響曲、ティタニア・パレストでのベートーヴェンNo.7&8のライブなど、いずれも好調。これらもモゴモゴした録音で、いきなり低音がブワッと膨らむプロイセン風の男気溢れる演奏を、何となく面白がっているのが精々だった。しかしグレイト3楽章のワルツの洒落た歌い回しなど聴くと、ベルリン・フィルの弦も結構いけるじゃない?という感じ。ベートーヴェンでは木管のセクションの飛び具合がとても心地よい。吹き始めのスピード感が軽く明快なのだ。それでいて音色は艶がありまろやか。これだけでも交響曲の立体的構成が、音響空間で戯れて面白さが倍増する。戦後のフルトヴェングラーの古典志向が改めて判った次第。
かといって同じ時代の録音で、誰が何と言おうと名録音といえる、フリッチャイ/RIAS響のバルトーク「管弦楽のための協奏曲」でも、サウンドに違和感がない。モノラル期のDG録音は苦手意識があって、なかなかサンプル音源以上の量が増えなかったが、これでコレクションの充実に踏み出せる気がする。
ちなみに同じDGでもピアノ物は更に凶悪なカマボコ特性である。手元にあるのは、フォルデスの演奏するバルトーク作品集であるが、ハノーファー・スタジオでのあの丸まった音だけはどうしても違和感がぬぐえない。グールドのアレよりも何かが足らない。多分、強力なハイカットをしているのではないかと思うのだが、理由がわからない。
思い切って入力トランスをLessen社のHypernik Transformerに変えてみると、中域を核にしたベーゼンドルファーのような音調になり、ほどよい感じに収まった。この音調を頼りにUTC C2080で再度調整してみると、あろうことか、イコライザーがフラットの状態でOK.。つまり4〜8kHzの高域が10dBほど足りなかった(もしくはロールオフしていた)のである。
同じ傾向は、ギーゼキングが1950年に故郷のラジオ局で入れたバッハのパルティータ集でも言えて、これでケンペのベートーヴェン旧全集にも堂々と手を出せるというもの。楽しみが増えた。
ちなみにウィーン・フィルの名コンマスのシュナイダーハンが1953〜55年に収録したモーツァルトVnソナタ集では、ヴァイオリンが入った分だけオケ物と同じバランスで、2.5kHz以上が-6dBで落ち着く。
シュナイダーハンやフォルデスは、演奏が職人気質で地味なのに加え、録音の悪さが加わって評価が低いのである。コンサートで華のある演奏ではないため、何だか教授のレッスンを受けているような感じもしなくはないが、ベーム/BPOの演奏が好きな人なら、これらの演奏家の蘊蓄に耳を傾けて損はないと思う。
これがDecca収録のクラウス/VPOによる喜歌劇「こうもり」となると、まるでお手上げである。歌手陣は違和感ないが、弦の音で引っかかる。かといってEMIの喜歌劇「メリー・ウィドウ」は大丈夫である。多分、DecolaのようにPX25の太い音の真空管で練り直さないとダメなのだろう。そうなるとグラモフォンは×である。かといって同じ英国でもEMIの喜歌劇「メリー・ウィドウ」は大丈夫である。なんという罪作りなオーディオの世界だろう。
あと分類がやや判りにくい録音に、東独シャルプラッテン系の宗教曲録音がある。モノラル期では、1954年に収録したギュンター・ラミンと聖トマス教会聖歌隊のヨハネ受難曲などがあり、おなじみのライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のほか、後のリヒター盤で名エヴァンゲリストを務めるヘフリガーが居るなど、新旧の陣営が交錯する不思議なセッションである。もともとラミン氏は、1930年代のドイツ・オルガン復興運動の中心的人物で、現在のバロック・オルガンの保存に大きく寄与した。その意味では、演奏家としてよりはドイツ宗教音楽の方向性を、実際にカントールを務めながら思索したとも言える。特にナチスの後に共産圏に組み入れられるという2重の苦難の時代に、バッハゆかりの聖歌隊を維持しようとするために払った代償は想像を絶するものと思われる。
その貴重なドキュメントだが、本来は旧テレフンケンの流れを汲む、カッチリした音の傾向のはずだが、帯域がやや狭いのと、合唱の広がり感が出ない点で、「ステレオでないのが惜しまれる」という声がよく聞かれる録音でもある。これをEL84+Baronetで再生すると、中域の甘みと高音の抜けが両立したトーンに収まる。少年合唱団もトマス教会の高い天井を突き抜ける感じが良く出ているし、独唱ともなれば現在のものと全く遜色ない。無駄な贅肉をそぎ落とした内証的なヨハネ受難曲を、良質なラジオ・ドラマを聴いているように展開する。
同じ傾向の録音として、マウエスベルガー率いるドレスデン聖十字架合唱団の1950年代の放送録音も、1960年代ほど鋼鉄の純度が上がってないが、突き抜けるような少年合唱の扱いは既にそのの片鱗が伺える。これも大きな収穫だった。
これらの延長線上にあるのが、東欧の旧共産圏の録音で、ソ連が大量のテープ録音を接収していった後に、本国でテープ録音が西側と同じレベルで実用化されたのは1950年頃からだったらしい。ちょうど良いサンプルは、ゴロワノフ/モスクワ放送響によるスクリャービン交響曲集。最初の3番が1946年で、さすがにこれはSP録音である。1948年の1番はグレーゾーンで、おそらくテープ録音だが、マイクは旧ソ連製のため音響が窮屈なのだろう。1950年の2番でようやくHi-Fiに追いついている。ちなみに1947年のネウガウスによるスクリャービンのピアノ曲集も、レンジは狭いのにノイズがないため、ソ連製マイクによるテープ収録と思われる。
1956年のロストロボーヴィチ/ショスタコーヴィチによるチェロ・ソナタの録音はHi-Fi規格である。1950年代にターリッヒが晩年に残したチェコ・フィルとの一連の録音も、ドイツのテープ録音技術の恩恵を受けたもののひとつだ。これも1949年のスーク組曲「おとぎ話」、ヤナーチェク「グラゴラル・ミサ」(バカラ/ブルノ放送響)はレンジが狭い。
これらを総合すると、
1946年まではラッカー盤、
1947〜49年はテープ収録だがマイクは旧来品、
1950年からノイマン型のコンデンサーマイクが使用された
と考えられる。一方でこれらに先立ちドイツで録音された、1947年のヴァルヒャによるバッハ・オルガン集、1948年のドレスデンで少年時代のシュライアーの声を収録した録音は、明らかにHi-Fi録音である
http://quwa.fc2web.com/Audio-104.html
12. 中川隆[7681] koaQ7Jey 2017年4月11日 22:40:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8169]
1950年代に意外に需要があったと思われるのが、室内楽と器楽の録音である。
http://quwa.fc2web.com/Audio-105.html#recording
というのも家庭用ラジオで再生する際に無理がない規模感なのは明白で、特に夜に聴く音楽として適量なボリュームで聴ける利点がある。
そう思える理由として、以下の点が挙げられる。
・ピアノの音がかなり癖の強いカマボコ型で、しかも芯がない。
・逆にヴァイオリンは中高域の芯が強く痩せギスである。
・これらは2kHzがへこみ 4〜8kHzにピークをもつドイツ製ラジオ用スピーカーの特性と真逆の方向性である
これらを総合すると、1950年代のグラモフォンの室内楽は、戦前から続く放送用音源に近いバランスで収録されていると思われる
ちなみに この特性とペアになっているのがNeumann社 CMV3型マイクで、サウンド・ポリシーを総合的に見ないと中々理解しがたいところである
これは、ドイツ国内のローカル・ルールに沿った録音で、1930年代のテープ録音の開発当初からオリジナルな音響システムを伝承していた結果それ自体に何の疑問も感じないまま品質保証していた可能性が高い。
Neumann社 CMV3型マイクの特性
最も指向性の広いのは1kHz前後で、それ以上の高域は指向性が強い(音響エネルギーは低い)
Isophon社のラジオ用(左)とオーディオ用(右)の特性の違い
ラジオ用は500Hz〜2kHzがへこみ 3〜6kHzで急激にピークをつくる
これはドイツ人しか持ち得ないオーディオ・システムであり 1950年代のグラモフォン録音への評価を難しくしている原因のように思われる
バルトーク ピアノ作品集 (1955年) アンドール・フォルデス
録音はモノラル期のグラモフォン特有のカマボコ型の特性で個人的にはマスターテープの劣化が原因だとばかり思っていた。
これを4〜8kHzに強い山のあるヴィンテージのスピーカーで聴くと音の抜けが良くなり、一本調子のように思っていた強健なタッチが、実は一点の曇りもない狙いすましたショットのように正確に打ち込まれていることが判る
それほどに複雑なバルトークの和声進行を抜けよく再現しており、単に打鍵が鋭いとか民族色が強いとか、そういうレベルでの解釈が恥ずかしくなるような、古典的フォルムがしっかりした演奏である
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全集 (1951〜56年) ヴィルヘルム・ケンプ
LP発売直前に企画され5年をまたいで録音された全集
録音はベートーヴェン・ザールで録られているにも関わらず、残響の少ないデッドな音で、ステレオ録音に慣れている人は、一筆書きの単調な演奏に聞こえるかもしれない(よく淡々と弾いていると間違われる)。
特にピアノ録音の生命線ともいえる、高音の立ち上がりと倍音の共鳴は、モノラル期のグラモフォンのピアノ録音では周波数バランスがカマボコ型であるため、余計に朴訥とした雰囲気になりやすい。
ベヒシュタインを使ったとか、そういうことを気にする以前の問題と思う人も多いだろう。
4〜8kHzに強い山のあるヴィンテージのスピーカーで聴くと、目の前で自分がピアノを弾いているかのように、リアルに音が展開する。
弱音部での繊細で柔らかい響きは、モノラル収録に対してナイーブすぎて音がくぐもるが、これこそベヒシュタインの魅力であり、ケンプ教授の思索の森の入り口でもある。
モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ集(1953〜55年)
ウォルフガング・シュナイダーハン カール・ゼーマン
シュナイダーハンは激動の1938〜49年にウィーン・フィルのコンマスを務めた名手で、後任をバリリに譲ったあとはソリストとして世界中で活躍した。ウィーン情緒タップリのモーツァルトかというとそうでもなく、フレーズを堅めにキッチリ弾くタイプで、これは他のウィーン・フィルのコンマスにも共通する独特のクセである。多分、残響の多いムジークフェラインのような場所で、アンサンブルを揃えるために必要とされた奏法のような気がする。
録音は、やせぎすのヴァイオリンとあんこ型のピアノの取り合わせで、あまり良い印象ではない。モノラル期のグラモフォンの癖がモロに出た格好だ。
例えば同じ時期に録られたメンデルスゾーンやブラームスの協奏曲では、ヴァイオリンは適度の残響と潤いのある音で収録され、シュナイダーハンの連綿とした歌い口がとても判りやすいので、これは単純にグラモフォンの室内楽録音における癖だろうと思う。
一方で、この癖のある音の狙いがどこにあるのかを読み解くことは、モノラル期のドイツ・グラモフォンを知るうえで欠かせないような気がする。
個人的には品質管理したモニタースピーカーがどうのというよりは、それよりもっと先にあるもの、家庭用ラジオに答えとなる鍵があるような気がしている。つまりは原音再生ではなく、ドイツ国内でのラジオ・プログラムを意識した音質なのではないかと思う。
そういう観点で聞き直すと、これは隈取りの良い音に分類され、コンサートのライブのように音の揺れや会場ノイズも乗らない。そしてラジオ放送用に調整してある4〜8kHzに強い山のあるヴィンテージのスピーカーで聴くと、この矛盾が少し解けたような気がする。
http://quwa.fc2web.com/Audio-105.html#recording
13. 中川隆[7682] koaQ7Jey 2017年4月11日 22:40:46 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8170]
モノラル録音のクラシックでは、エレクトロボイスが看板にしていたクラシック向けの素地がどういうものだったか一応理解できる。
1947年録音のワルター/NYPのマーラー5番。これがウィーン・フィルに負けない潤いのある几帳面な演奏であることが判り大収穫。この録音はマスターテープではなく78回転用のラッカー原盤で収録されたもので、翌年のLP発売には復刻したテープを使って発売されたもの。同様なものにトスカニーニのオテロなどがあり、同じように78回転ラッカー原盤に戻ってリマスターしたCDが出ている。いずれも鮮度の高いもので、十分に芸風を伝えてくれる。
1930年代から40年代初頭のストコフスキー/フィラデルフィアoの録音では、ただの団子状態だったものが、後年のDecca録音で聴けるコントラバスを増強する独特のサウンドが満喫できた。
1941年のホロヴィッツ/トスカニーニのチャイコフスキーP協ライブは、ピアノとオケの即興的で立体的な駆け引きが印象的。これも従来なら、トスカニーニのオケ伴が猛牛のように直進するのを、ホロヴィッツが華麗に翻すような印象だったが、見事に裏切られた。むしろオケのソロプレーヤーが、ホロヴィッツに突っ込みを入れるようなスリリングな場面も少なくなく、そのため全体の構成が崩れかかっている面も多々見受けられる。しかしこれがいつ聴いても飽きないのである。
1950年以前のアメリカのオーケストラというと、トスカニーニ的なスタイルばかりのように思われている一面があるが、これら3種類の録音だけでも、実に多様なサウンドが存在したのを十二分に教えてくれるし、SP盤からLPに至る録音が同じクオリティで楽しめる。
もうひとつ付け加えなければならないのは、1950年代のクラシック録音とアメリカ市場の関係深さである。日本の多くの人は進駐軍の印象が強いため、アメリカ音楽といえばジャズとロカビリーと決め掛かっている。しかし当時のクラシック・レコードの牽引役はアメリカであり、EMI、Decca、Gramophoneなどの欧州レーベルにおいても、LPのプレスは質と量ともにアメリカ盤のほうが優っている。
そしてAltec や JBL、Jensenやエレクトロボイスもまた、クラシック再生を中心軸に据えて開発されていたのである。
当時のアンプの質も、トランス、真空管など、経年劣化に負けない安定度を保ったものが揃っている。そのうえで、1950年代のクラシック録音へのアプローチをアメリカ製品から行うのは理に叶っていると思えるのだ。
実際にEMIだって、Gramophoneだって、Baronetでチャーミングに鳴り渡る。EMIは1952年のReel to Reel(イコライザー処理されない生テープ)の販売時期にエレクトロボイスと戦略的パートナーだったし、スイスのThorens社は1950年代末頃にBaronetをOEM製造していた欧州ディストリビューターだった。こうした実績からもエレクトロボイスはクラシックの2大レーベルの謎めいた時代の証人ともなり得るのである。
http://quwa.fc2web.com/Audio-103.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/698.html#c13
129. 中川隆[7683] koaQ7Jey 2017年4月12日 08:22:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8171]
朝鮮人認定された著名人 本多勝一
朝鮮部落なんか存在しない伊那の田舎出の本多勝一を在日朝鮮人とか、笑っちゃうね
本多勝一みたいに体制側に都合の悪い真実を明らかにすると、何一つ反論できないから朝鮮人認定して真実を否定しようとするのですね:
【南京大虐殺を捏造した】本多勝一は在日です【在日確定】日本の国難は全部朝日新聞のデマから
2014年09月22日
【新春特別対談】渡部昇一氏に聞く[桜H26-1-2] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=axqdVqS1SLw
2014/01/02 に公開
安倍政権発足から一年を経て国全体に明るい兆しも見えてはいるものの、「戦後日本」からの脱却はなお容易ではなく、草莽一人ひとりの覚悟がますます問われている。これから日本は何処へ向かうのか?真に国を想うその信念に従い、政治家として日々奮闘している国会議員諸氏と、優れた洞察力で時代を先見し、有為な視点を示してきた保守の重鎮達それぞれにお話を伺う新春特別対談です。
ゲスト:渡部昇一(上智大学名誉教授)
聞き手:水島総(日本文化チャンネル桜代表)
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
「私の友達が調べたんですが、本多勝一は在日です」
渡部:朝日新聞は文化大革命を人類の壮大な実験なんて評していました。
人殺しが実験なら苦労しません。
不思議なことに朝日新聞が反省している様子がないんです。
僕はね朝日新聞の中に反日勢力が入っているんじゃないかと思います。
日本を苦しめた国難みたいに、従軍慰安婦問題と南京大虐殺があった。
両方ともいんちきなことは日本人は良く知ってるんですよ。しかし世界中では
南京大虐殺があったと思ってるし、従軍慰安婦も日本人がやっていると思っている。
しかし、発火点は全部朝日新聞なんですよ。南京虐殺のことを盛り上げた、
爆発させた本多勝一は、私の友人の調査によれば、在日です。
それがうまく当時の「自分の先祖が中国である」ということを言ってる
朝日新聞の広岡知男社長がやらせたという感じです。
そして従軍慰安婦問題も朝日新聞の記者が韓国人と結婚して、
その女性のお母さんが反日家で、その反日家が言っていることを持っていって
デスクがよく調べもせずに記事にした。
だから、日本の国難ということは、全部朝日新聞のデマから出てるんですよ。
しかもデマの発祥地は反省しない。
http://hosyusokuhou.jp/archives/40319566.html
朝日の「南京大虐殺」説は“朝鮮人”記者が書いた? 2011-07-14
朝日新聞に「南京で捕虜・市民30万人が日本軍に虐殺された」と虚偽を書いた本多勝一、本名は崔泰英
生年が著書により1931年、1932年、1933年と3通りある不可解さ
著書名 記された生年月日
「中国の旅」1933年生まれ
「殺される側の論理 」1933年生まれ
「南京への道」1931年生まれ
「裁かれた南京大虐殺」1933年生まれ
「天皇の軍隊 」1932年生まれ
「南京大虐殺の研究」1933年生まれ
「貧困なる精神Z集」1932年生まれ
「ジャーナリズムと歴史認識」1931年生まれ
他に生年月日抜きで発表されたのは「中国の日本軍」
「南京大虐殺否定論13のウソ」
この本多勝一、 本名は崔泰英 としてあちこちで目にします。
(じっくり調べてみます。諸説あり、いまだ確定には至っていません)
仮に事実なら、朝鮮人記者が朝日新聞という中国密着新聞に中国共産党の言うまま、検証も無しに記事を掲載、 「南京大虐殺」の「広宣流布」に大きな役割を担ったということですが。
もし日本人だとしてもその精神性に於いて大いなる疑義を抱かざるを得ません。
虐殺30万人が真実なら報道されることになんの異議もありませんが
さまざまな角度から検証してみるに、まずもって「物理的に無理」が結論です。
【この事実に注目】
日本の中学校教科書に初めて「南京大虐殺」が記述されたのは、
昭和53年(1978年)。
しかし中華人民共和国の教科書には「南京大虐殺」の記載はこの時点でも無かった。
「南京大虐殺」の1937年から実に43年間、中共の教科書にさえ記載されていない、
という事実に着目。
「南京大虐殺」は「朝日新聞」(1987年)の虚構報道により、更に広く日本国民に「事実」として
認識され、中共に利用されるに至りました。
もう一度言います。 「南京事件」の1937年から実に43年間、中共の教科書にさえ載ってはいません。事実なら、あの中共が43年間もこの事件に触れないでいるでしょうか。
場合によったら、ですが日本人のふりをした朝鮮人によって捏造された事件を中共が利用し始めて現在に至るという
構図ではないでしょうか。南京大虐殺館建設にお金を出したのも極左の日本人・元日本社会党委員長、田辺誠です。
その物理的出自のいかんを問わず彼らは「日本人ではない」。少なくともこの日本を護る立場には
あらず何らかの理由で毀損に走った人物だと思われます。
「30万人は学術的に根拠はなく、中国の研究は、日本で高まった南京事件否定説に対抗するイデオロギー的なもので、
自分が当館を経営していれば、この数字は使わない」(張連紅・南京師範大教授)
【備考】南京重慶に従軍していた父を持つ方のレポート。
父が南京重慶方面に従軍しており、話を聞いております。 あまりに捏造なので代わって抗議します。
これだけの人数を銃殺処分するとなると当時は、英国などの記者も沢山在所していたので、
川に流したとしても絶対に写真が海外に出る。 写真がないのは事実がないからだ。
川辺は沼地状態で万単位の捕虜を確保はできない場所で、多くの住民が目撃可能な場所だ。
この話が本当の話なら、そんな危ない街の南京の人口が数ヶ月で何故急増したのか?
馬賊も出没しなくなり、安全になったからだ。
また、この元兵士の「日記」だが、このような詳細な軍行をしかもいち兵隊が書いて残していたら、
憲兵に発見されたら軍律違反で銃殺もの。
もっと云えば、引き揚げ上げ時には身体検査があり、絶対に持ち出せない筈。
若い人達はテレビにウソばかり教えられている。 ウソである。
この兵隊も本当なら実名で名乗れる筈だ。 また連体は2000人前後の旅団で65連体など存在しない。
当時の出兵記録を調べたら分かる 以上
「反日グループ」週刊金曜日のメンバーとしても本多勝一は名を連ねています。
石坂啓 永六輔 中山千夏 落合恵子 佐高信 椎名誠 (故)筑紫哲也 本多勝一 石倉直樹
*筑紫哲也も朝鮮名がしきりに出まわっていますが、こちらも未確認です。諸説あり。
最近、その遺産隠しが露見して修正申告(という名の)“脱税”が報じられました。
動画で見る本多勝一
本多勝一さん週刊金曜日創刊のころ - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=9e6O49Q4LsI
こいう講演をわざわざ聴きに行き、なごやかに笑っている人たち、何者。
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/819f12c54bc6165c57fa69c51a35e248
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/597.html#c129
130. 中川隆[7684] koaQ7Jey 2017年4月12日 08:41:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8172]
本多勝一を応援する読者会のページ
http://www1.odn.ne.jp/kumasanhouse/hod/
本物のプロの取材方法とは
本多勝一氏の取材方法は、ひたすら歩いて、見て、聞いて、ノートを取る。
インタビュー相手の話が脱線しても、既知の話題が出ても、相手を遮ることはせず、とにかく聞く。
はっきりとしない部分は通訳を通じて何度も聞き直す。そして写真撮影。
本多勝一氏と巡るハーレム 32年振りの再訪
http://www.nybct.com/2-62-honda.html
今から32年前の1969年。当時、朝日新聞の記者だった本多勝一氏は、アメリカの主に黒人とネイティブ・アメリカンをルポするために単身渡米し、ハーレムや南部を半年に渡って取材。その記事はまず朝日新聞に連載され、後に1冊の本にまとめられて「アメリカ合州国」として出版された。当時、アメリカの黒人社会にここまで深く潜入して書かれた本は、日本ではほとんど出版されておらず、大きなセンセーションを巻き起こした。
その本多氏が2001年にハーレムを再び訪れた。あれから32年、その間にハーレムの何が変わって、何が変わらずにいるのかを取材するために。前回の取材時はハーレムに住む“ブラウン君”という黒人青年がガイド役を務めているのだけれど、そのブラウン君の行方を探すことはもはや不可能で、今回、私がブラウン君に代わって本多氏を案内することとなった。
・・・・・
本多勝一と言えば、まさに硬派ジャーナリストの代名詞のような存在。かつては敏腕新聞記者として世界各地を巡って数々のルポを書き、それらは今も書店の棚に並んでいる。また戦争やジャーナリズムについてなど、議論を呼ぶこと必至の著作も多く、論争や非難の渦中にあったことも数知れず。さらに朝日新聞を退社後は「週刊金曜日」という、これもまた硬派な週刊誌を立ち上げ、そこからは「買ってはいけない」のベストセラーも出ている。
ところが、ハーレムにほど近いホテルの朝食ルームでお会いした本多氏は、いたって温和で物静か。取材用のノートとカメラを肌身離さずに持ってはいるものの、とても辣腕ジャーナリストには見えない。「初めまして。本多といいます。今回はよろしくお願いします。ところで、どこかカバンを買えるところはありますか? カメラを入れるカバンを成田で買おうと思っていたんですが、時間がなくて …」と、本多氏はケースにも入れていない、剥き出しのカメラを携えて丁寧な挨拶をされた。
・・・・・
32年前、本多氏はハーレムYMCAに宿泊して取材をしたと「アメリカ合州国」にもある。今回の取材では、そのYMCAも含め、前回訪れた場所を再訪したり、現在のハーレムを良く知る人たちをインタビューして1969年のハーレムと、2001年のハーレムとの比較にポイント置いているとのことだった。
本多氏の取材方法は、ひたすら歩いて、見て、聞いて、ノートを取る。インタビュー相手の話が脱線しても、既知の話題が出ても、相手を遮ることはせず、とにかく聞く。はっきりとしない部分は通訳を通じて何度も聞き直す。そして写真撮影。
数日間に渡るハーレムの取材を終えた本多氏は、通訳兼アシスタントの“カズ君”と共にアメリカ南部の取材へと旅立って行った。この一連の取材の成果は「週刊金曜日」に連載されるとのことなので(時期は未定)、ハーレムの変化に興味のある方は「アメリカ合州国」と読み比べてみられてはいかがでしょうか。
●本多勝一「アメリカ合州国」朝日文庫 ¥544
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E5%B7%9E%E5%9B%BD-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9C%AC%E5%A4%9A-%E5%8B%9D%E4%B8%80/dp/402260803X
1969年に単身アメリカに渡った本多氏が、ハーレムやアメリカ南部諸州をまわり、主に黒人の生活や人種差別の実態について書いたルポ。ハーレムではYMCAや廃虚のようなアパートに暮らし、人は良いけれどお金にだらしのない“ブラウン君”と共にハーレムを取材。南部紀行では、自身が激しい人種差別に遭遇。また戦後に黒人兵と結婚して渡米した日本人女性も取材している。なお、ハーレムの章の写真撮影は、氏の友人でもある吉田ルイ子氏。
●今回、プロのジャーナリストである本多氏の取材に同行できたことは、とても幸運でした。何よりプロの取材方法を真近で見ることができましたし、ハーレムを案内しているあいだに、私自身がハーレムの“今の姿”を再認識できました。
今、南部を旅行中の本多さん、どうもありがとうございました。また今回、私を本多氏に紹介してくださった中澤まゆみ氏にも感謝いたします。中澤さん、どうもありがとうございました。
http://www.nybct.com/2-62-honda.html
131. 中川隆[7685] koaQ7Jey 2017年4月12日 08:57:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8173]
チャンネル桜が本多勝一が在日朝鮮人だというデマを流したのは この本を読まれると困るからだね:
中国の旅 (朝日文庫) 本多 勝一
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4022608056/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews&showViewpoints=0&sortBy=recent#R2NV3WY7ECK8F2
本多勝一は、ベトナム戦争に従軍し、精力的に記事にした。そこでは、南ベトナム軍も民族解放軍も、更には米軍でさえ虐殺していた。ならば、中国で日本軍は何をしたのか?
投稿者イエスちゃん!2015年5月2日
本多勝一は、ベトナム戦争に従軍し、精力的に記事にした。敵の北ベトナム側にも取材に行っている。
そこでは、南ベトナム軍も、反政府・民族解放軍ベトコンも、更には米軍でさえ、膨大な農民、老人、女、子供を虐殺していた。
それならば、先の日中戦争では、中国において日本軍は何をしたのか?に、記者として関心が高まった。
ベトナム戦争において、多数の証言者に対して、証言者の内容が信頼できるかどうか、吟味する方法を習得していった。
実際に本人が体験した証言と、単に人から聞いた証言・うわさ証言では、明確に差が出て来る。
証言者は多くは農民で、初めての取材であり、慣れていない。順序だって論理的に時系列で話す訳ではない。
最初に、自分の伝えたいことを先に話し、証言はいろいろと脇道に飛び、発生した時間の流れを前後する。
その膨大な部品・ピース・断片を、本多勝一は、自分の頭の中で、整理して、全体を再構成する。
そこで、まだ聞いていない部分・空白の部分を、何度も質問して、少しづつ埋めて完全に近づけていく。
もしも、証言者が自分の体験ならば、まだ話していないだけで、いくらでもその事について詳細に証言できる。
この過程で、記憶があいまいな証言者は、記事として使えないとして、外していった。
つまり、新聞記者のプロの眼で、情報の確度の選別、吟味をしている。
(なお、北ベトナムでの取材でも、共産主義の国だから、証言者は北ベトナム政府が、記事の希望に沿って、探し出したものである。)
結論から言って、日本軍も、中国において、多くの虐殺を行っていた。
この事実を認めることから、和解と再発の防止ができる様になる。
是非、多くの日本人に読んでもらいたい。
● ● ●
なお、平頂山事件は、精神的に異常な一人の軍人が起こした虐殺事件である。
(妻の自害の真の理由が不明、自分の為に死んだ妻の葬式も出さずに満洲に)
『撫順の守備隊の<一大尉>が、匪賊を匿うたとの廉で、部落の『婦女子』を集めて機関銃で掃射鏖殺したとのことであった。
この事件のあった少し前、内地の一新聞に満州へ出征した一大尉の夫人が、夫君に後顧の憂いなく御奉公するようにとの遺書を残して白装束で自害したとの記事があり、戦時婦人の典型だとて評判になっている旨を伝えていたが、件の大尉こその婦人の夫であった。』
(森島守人『陰謀・暗殺・軍刀--外交官の回想』)
それに対して、戦後、蒋介石の戦犯軍事裁判で、無実の撫順炭鉱の所長が、でっち上げ冤罪で、死刑にされた。
(この真の戦争犯罪者・軍人は、当時、満洲にはいなかった。戦後も、日本にて、生きながられた。運命は不公平である。)
この死刑は、復讐そのものであり、別の新しい犯罪行為である。中国側は、このことも知る必要がある。
両方とも追及・糾弾して、再び起こらない様にする必要がある。
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4022608056/ref=cm_cr_dp_synop?ie=UTF8&reviewerType=all_reviews&showViewpoints=0&sortBy=recent#R2NV3WY7ECK8F2
1971年、本多勝一が中国において日本軍の足跡の取材を行った際(「中国の旅」)、南京において、日本軍に虐殺された様子をさめざめと泣きながら語ってくれたそのご家族の方に対し、取材のお礼のあいさつを兼ねて語った言葉です。
”「 南京大虐殺が行われていた当時、私はまだ幼児でした。おっしゃるように、たしかに”一般人民”としての幼児の私には、この罪悪に対して直接の責任はありません。
本質的には、中国の民衆と同じく、日本の民衆も被害者だった。ですから私は、同じ日本人の罪悪であっても、私自身が皆さんに謝罪しようとは思いません。
問題は過去より現在なのです。日本の一般人民は、日本敗戦後二十数年を過ぎた今なお、中国で日本人が何をしたかという事実そのものを知らされていません。
日本がまた侵略戦争への道を歩んでゆく危険があるとき、それを私たちがもし何もしなしで傍観しているとしたら、こんどは私たちに直接責任があることになるでしょう。過去の軍国主義を ”おわび” したところで、何にもなりません。現在の軍国主義への危険を阻止することこそ、真の謝罪になるのです。
今度取材した日本軍のツメあとの報道は、このような意味で現在の軍国主義の進行を阻止するための、ひとつの闘いになるものと信じます。」 ”
朝日文庫 『殺す側の論理』 ”「反省なき民族」のために”より
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/597.html#c131
132. 中川隆[7686] koaQ7Jey 2017年4月12日 09:19:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8174]
チャンネル桜は南京大虐殺が捏造だというデマを必死に流していますが、
当時の記録がちゃんと残っているので30万人虐殺は絶対に否定できないのですね:
30万人殺害は長江デルタ 南京大虐殺で英記者電報
【ロンドン21日共同】1937年12月中旬に始まった旧日本軍による南京大虐殺から65年。当時、「長江(揚子江)デルタで市民30万人以上が虐殺された」と上海から打電しようとし、日本人検閲官に差し止められた英紙記者の電報記事コピーを21日までに共同通信が入手した。
犠牲者数について、中国側の公式見解は南京だけで30万人とするが、日本では数千人−20万人など諸説ある。
電報では、犠牲者「30万人以上」は、南京だけではなく、上海なども含む長江デルタ地域全体の数字として記されていることが確認された。
電報は38年1月16日付。書いたのは英マンチェスター・ガーディアン(現ガーディアン)紙の中国特派員ハロルド・ティンパリー記者(54年死去)。 電報のコピーは、英中部マンチェスター大学のジョン・ライランズ図書館書庫に保管されていた。
2002/12/21 09:31 【共同通信】
南京大学歴史学部博士課程指導教官で、南京大虐殺研究所副所長の張生教授を取材した際、昨年、米国立公文書館で南京大虐殺に関する資料を収集していたときに、極めて価値のある最高機密文書を発見したことを話してくれた。
日本の広田弘毅首相が1938年1月17日、東京から米国の日本大使館に発信した機密電報だ。米国はそれを解読していた。 (実際には広田自身ではなく、『マンチェスター・ガーディアン』の記者ティンパリーが書いたニュース)
電文の内容は
「数日前、上海に戻り、日本軍の南京とその他の一部地方での残虐行為に関する報道について調べた。信頼できる目撃者が直接数えた、また信頼度の極めて高い一部の人の書簡にもとづけば、それは十分に証明できるであろう。
少なくとも30万の中国平民が殺戮に遭い、その多くは極めて残虐で血なまぐさい虐殺だった」
というものだ。張生教授は
「これまでに収集した資料のなかでは、最も早く南京の30万人市民の殺戮に言及しており、証拠となるものです」
と指摘。さらに「米国や欧州などでも、第三者による史料の発見が相次いでいます。個人的な判断や細部の描写はやや異なるものの、南京大虐殺が一つの歴史事実であることは広く認められているのです」と強調した。
「北京週報日本語版」より2007年12月15日
ベイツは日本大使館に南京の惨状の報告を毎日のようにしており、その報告は日本外務省に届けられていた。
この報告を読んだ、広田弘毅の直属の部下、石射猪太郎は『外交官の一生』に
「南京は暮れの一三日に陥落した。
わが軍のあとを追って南京に帰復した福井領事からの電信報告、続いて上海総領事からの書面報告がわれわれを慨嘆させた。
南京入城の日本軍の中国人に対する掠奪、強姦、放火、虐殺の情報である」
と書いた。広田弘毅も同様の認識であったと見るほかない。
事実、アメリカ駐日大使ジョセフ・グルーは、外務大臣広田弘毅とベイツの報告について話し合っていた。その会見の様子はグルー自身がさらに南京のアメリカ大使館に電報で知らせ、ベイツもそれらの電報を直々に読んで確認していたのである。
http://wiki.livedoor.jp/nankingfaq/d/%B3%B0%CC%B3%BE%CA%A4%AC%C3%CE%A4%C3%A4%C6%A4%A4%A4%BF%A4%C8%A4%A4%A4%A6%A4%CE%A4%CF%B1%B3
当時の外務省東亜局長・石射猪太郎は、1938年1月6日の日記に、
「上海から来信、南京に於ける我が軍の暴状を詳報し来る、掠奪、強姦、目もあてられぬ惨状とある。
嗚呼、之が皇軍か」
と記述している。
※元資料:石射猪太郎 『外交官の一生』 中公文庫P.332〜P333 (1998年)
http://jseagull.blog69.fc2.com/blog-entry-496.html
日本軍文書:南京大虐殺で南京の人口が80万人近く減少 2014年01月08日
吉林省公文書館で最近、南京大虐殺の記録を含む日本軍の中国侵略に関する文書が見つかった。
同文書によると南京大虐殺前後の2カ月半で南京地区の人口は113万人から34万5000人へと78万5000人減少していた。人民日報海外版が伝えた。
同文書は1938年2月19日と同28日に日本軍華中派遣憲兵隊の大木繁司令官が関東軍司令部に報告した2件の「南京憲兵管轄区内の治安回復状況に関する報告」。報告の「事変前後の人口対比」によると、「事変前」に南京の人口(下関を含まず)は100万人で、2月28日までに33万5000人が帰還し(戻り)、下関の人口は13万人で、後に1万人が帰還した。
1937年12月13日、中国侵略日本軍は南京を占領した。その後6週間、日本軍はこの世のものとは思えないほど残虐な手段で、中国の市民と軍の捕虜30万人以上を殺害した。だが日本には南京大虐殺の数字の矮小化、さらにはこの犯罪行為の否認を企てる者が常にいる。
今回の日本関東軍の文書は吉林省公文書館に保管されており、関東軍が中国東北部を統治していた1931年から1945年までの様々な事項が記録されている。現時点で中国侵略に関する世界唯一の関東軍文書であり、非常に貴重で、日本国内にすらないものだ。
1945年8月15日に日本が降伏を宣言すると、日本軍はこれらの文書を数日間かけて焼却したが、間に合わなかったものを地中に埋めた。これらの資料は1950年に吉林省の工事現場で発見された。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月8日
http://j.people.com.cn/94474/8507124.html
7. 中川隆[7687] koaQ7Jey 2017年4月12日 09:37:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8175]
在日韓国人が必死で隠す戦後最大のタブー「背乗り」の恐ろしさを広めよう
_ 朝鮮人認定の手口
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/597.html#c126
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/757.html#c7
468. 中川隆[7688] koaQ7Jey 2017年4月12日 11:17:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8176]
実は日銀の量的緩和はすでに縮小し始めている 2017年04月12日
FRBはリーマンショック直後の2008年11月から2014年10月まで断続的に米国債とMBS(住宅ローン担保付き証券)を買い入れ、総資産を9000億ドルから4.5兆ドルまで5倍に拡大させました。いわゆる量的緩和です。
FRBは2014年10月に新たな買入れを停止した後も、保有債券が償還になるとそっくり再投資しているため、現在も総資産は4.5兆ドルに維持されています。その再投資を「年内にも」停止し、利上げと並行して保有資産の縮小に踏み切るようです。
ここでFRBは米国経済や金融市場に与える影響を和らげるため、利上げも保有資産の縮小も「十分に」時間的余裕をもって市場に認識させ、またそうする根拠も「十分すぎるほど」市場に向けて発信しています。
翻って日銀では、白川・前総裁の時代から償還期限の短い国債を中心に買い入れる量的緩和は行っていましたが、黒田総裁となった直後の2013年4月から「異次元」量的緩和に踏み切り、2014年10月にさらに量的緩和を追加して現在に至ります。
日銀の総資産は、「異次元」量的緩和に踏み切る直前の2013年3月末の164兆円から、2017年3月末の490兆円まで、4年間で3倍になりました。保有国債でみると2013年3月末の125兆円から2017年3月末に417兆円と、4年間で3.3倍になっています。
現在の日銀は保有国債を年間80兆円増加させることを「目標」としていますが(2014年10月までは50〜60兆円増加)、これは短期国債を除いた国債保有残高のことです。
この短期国債を除いた国債保有残高の推移を見ると、2013年3月末が91兆円、2014年3月末が154兆円(前年比63兆円増加)、2015年3月末が220兆円(同66兆円増加)、2016年3月末が302兆円(同82兆円増加)、2017年3月末が377兆円(同75兆円増加)となっており、概ね「目標」に沿って増加しています。
黒田総裁は就任以来「2%の物価上昇」が実現するまで「異次元」量的緩和を継続すると何度も繰り返しています。現在の物価上昇は生鮮野菜を除く消費者物価指数の前年比であるなら、本年1月に久々のプラスとなりましたが2月も0.2%上昇でしかありません。
さらに黒田総裁は最近、2%の物価上昇が「安定的に実現するまで」と言い始めており、仮に上昇率が2%に届いてもしばらくは「異次元」量的緩和を継続することを意味します。つまり日銀は当分の間、現在の量的緩和を縮小するはずがないと考えてしまいます。
ところが黒田総裁はそう言っていますが、実は日銀はすでに国債買入れを(量的緩和を)縮小し始めています。
日銀の保有国債には償還があるため、追加量的緩和となってから保有残高を年間80兆円増加させるためには年間110〜120兆円(月間9〜10兆円)の国債を買い入れる必要があります。2016年8月までは月間10兆円近い国債を毎月買い入れていました。
ところが直近の買入れペースが続くと、新年度入りした4月の買入れは8兆3000億円ほどにしかなりません。保有国債の償還額が正確に分かりませんが、たぶんこのペースが続けば今年度の日銀保有国債は60〜65兆円くらいしか増えないはずです。
つまり日銀はすでに(FRBより早く)量的緩和の縮小に踏み切っていることになります。
そのからくりは2016年9月に導入されたイールドカーブコントロールです。日銀は10年国債利回りをゼロ近辺に「釘付け」して、その10年国債利回りを基準に国債イールドカーブを全体的に「上がりもせず下がりもせず」コントロールすることにしています。
日本経済はトランプ効果もなく低迷が続くため国債利回りが全体的に上昇するはずがないので、イールドカーブを「上がりもせず下がりもせず」全体的にコントロールすると、結果的には国債買入れが減額することになります。
3月28日付け「どうなる黒田日銀総裁?」にも書いたように、日銀内では金融政策の主導権が2016年9月にリフレ派から日銀主流派に移っており、そこからは「根拠不明だけでなく将来の評価損などの弊害しかない量的緩和などさっさとやめてしまうべき」と考えているはずです。
しかしいっぺんに量的緩和を縮小してしまうと市場へのショックもあるため、わざわざイールドカーブコントロールという「もっとわかりにくい理屈」を考え出し、ともかく量的緩和を「そろり」と縮小させようとしていると考えます。
本誌も以前から量的緩和は即刻大幅減額するべきと主張しているため、それはそれで好ましいとは考えますが、それなら「量的緩和は何の効果もないため縮小します」とはっきり公表するべきです。
そこだけはFRBの市場との「十分すぎるほどの対話」は見習うべきで、日銀主流派のエリートが「日銀は金融市場をすべてうまくコントロールできるから市場は黙って従っていればよい」と考えているなら、近い将来に市場が大きく混乱するような気がします。
円安=株高の唯一の根拠である日銀の量的緩和が十分な説明もなく「いつのまにか縮小していました」では、市場が混乱しないはずがありません。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1982.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c468
11. 中川隆[7689] koaQ7Jey 2017年4月12日 11:24:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8177]
>>1, >>2 に追記
2017年04月12日
FRBはリーマンショック直後の2008年11月から2014年10月まで断続的に米国債とMBS(住宅ローン担保付き証券)を買い入れ、総資産を9000億ドルから4.5兆ドルまで5倍に拡大させました。いわゆる量的緩和です。
FRBは2014年10月に新たな買入れを停止した後も、保有債券が償還になるとそっくり再投資しているため、現在も総資産は4.5兆ドルに維持されています。その再投資を「年内にも」停止し、利上げと並行して保有資産の縮小に踏み切るようです。
ここでFRBは米国経済や金融市場に与える影響を和らげるため、利上げも保有資産の縮小も「十分に」時間的余裕をもって市場に認識させ、またそうする根拠も「十分すぎるほど」市場に向けて発信しています。
実は日銀の量的緩和もすでに縮小し始めている
翻って日銀では、白川・前総裁の時代から償還期限の短い国債を中心に買い入れる量的緩和は行っていましたが、黒田総裁となった直後の2013年4月から「異次元」量的緩和に踏み切り、2014年10月にさらに量的緩和を追加して現在に至ります。
日銀の総資産は、「異次元」量的緩和に踏み切る直前の2013年3月末の164兆円から、2017年3月末の490兆円まで、4年間で3倍になりました。保有国債でみると2013年3月末の125兆円から2017年3月末に417兆円と、4年間で3.3倍になっています。
現在の日銀は保有国債を年間80兆円増加させることを「目標」としていますが(2014年10月までは50〜60兆円増加)、これは短期国債を除いた国債保有残高のことです。
この短期国債を除いた国債保有残高の推移を見ると、2013年3月末が91兆円、2014年3月末が154兆円(前年比63兆円増加)、2015年3月末が220兆円(同66兆円増加)、2016年3月末が302兆円(同82兆円増加)、2017年3月末が377兆円(同75兆円増加)となっており、概ね「目標」に沿って増加しています。
黒田総裁は就任以来「2%の物価上昇」が実現するまで「異次元」量的緩和を継続すると何度も繰り返しています。現在の物価上昇は生鮮野菜を除く消費者物価指数の前年比であるなら、本年1月に久々のプラスとなりましたが2月も0.2%上昇でしかありません。
さらに黒田総裁は最近、2%の物価上昇が「安定的に実現するまで」と言い始めており、仮に上昇率が2%に届いてもしばらくは「異次元」量的緩和を継続することを意味します。つまり日銀は当分の間、現在の量的緩和を縮小するはずがないと考えてしまいます。
ところが黒田総裁はそう言っていますが、実は日銀はすでに国債買入れを(量的緩和を)縮小し始めています。
日銀の保有国債には償還があるため、追加量的緩和となってから保有残高を年間80兆円増加させるためには年間110〜120兆円(月間9〜10兆円)の国債を買い入れる必要があります。2016年8月までは月間10兆円近い国債を毎月買い入れていました。
ところが直近の買入れペースが続くと、新年度入りした4月の買入れは8兆3000億円ほどにしかなりません。保有国債の償還額が正確に分かりませんが、たぶんこのペースが続けば今年度の日銀保有国債は60〜65兆円くらいしか増えないはずです。
つまり日銀はすでに(FRBより早く)量的緩和の縮小に踏み切っていることになります。
そのからくりは2016年9月に導入されたイールドカーブコントロールです。日銀は10年国債利回りをゼロ近辺に「釘付け」して、その10年国債利回りを基準に国債イールドカーブを全体的に「上がりもせず下がりもせず」コントロールすることにしています。
日本経済はトランプ効果もなく低迷が続くため国債利回りが全体的に上昇するはずがないので、イールドカーブを「上がりもせず下がりもせず」全体的にコントロールすると、結果的には国債買入れが減額することになります。
3月28日付け「どうなる黒田日銀総裁?」にも書いたように、日銀内では金融政策の主導権が2016年9月にリフレ派から日銀主流派に移っており、そこからは「根拠不明だけでなく将来の評価損などの弊害しかない量的緩和などさっさとやめてしまうべき」と考えているはずです。
しかしいっぺんに量的緩和を縮小してしまうと市場へのショックもあるため、わざわざイールドカーブコントロールという「もっとわかりにくい理屈」を考え出し、ともかく量的緩和を「そろり」と縮小させようとしていると考えます。
本誌も以前から量的緩和は即刻大幅減額するべきと主張しているため、それはそれで好ましいとは考えますが、それなら「量的緩和は何の効果もないため縮小します」とはっきり公表するべきです。
そこだけはFRBの市場との「十分すぎるほどの対話」は見習うべきで、日銀主流派のエリートが「日銀は金融市場をすべてうまくコントロールできるから市場は黙って従っていればよい」と考えているなら、近い将来に市場が大きく混乱するような気がします。
円安=株高の唯一の根拠である日銀の量的緩和が十分な説明もなく「いつのまにか縮小していました」では、市場が混乱しないはずがありません。
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1982.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c11
17. 中川隆[7690] koaQ7Jey 2017年4月12日 11:34:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8178]
2017.04.12
有毒ガスの流出が偽旗作戦だという公然の秘密をプーチン露大統領は記者会見で明言して米を批判
アメリカのレックス・ティラーソン国務長官がロシアを訪問する直前、ロシアのウラジミル・プーチン大統領はイタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領との共同記者会見に臨んでいる。その席上、4月4日の有毒ガス流出事件は偽旗作戦だと明言、さらなる化学兵器による攻撃が計画されていると語っている。
今回の毒ガス事件にシリア政府は責任がなく、それに続いて4月7日に実行されたアメリカ軍によるシリア軍の空軍基地攻撃に正当性がないことはCIAも認めていることだが、それをプーチンが口にしたことは興味深い。プーチンはティラーソン長官と会談もしない。
ジャーナリストのロバート・パリーによると、マイク・ポンペオCIA長官は分析部門の評価に基づき、4月6日、つまり巡航ミサイルによる攻撃の前日に、バシャール・アル・アサド大統領は致死性毒ガスの放出に責任はなさそうだとドナルド・トランプ大統領に説明していたという。
化学兵器がシリアの反政府軍、つまりアメリカなどNATO諸国、サウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国、そしてイスラエルなどが送り込んだアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が保有するようになるのは遅くとも2011年10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ政権が倒された後。CIAはリビアから武器をトルコ経由でシリアの反政府軍へ秘密裏に運ぶのだが、その中に化学兵器も含まれていた。
そうした工作の拠点がベンガジにあるCIAの施設で、アメリカ領事館も重要な役割を果たし、2012年9月10日にはクリストファー・スティーブンス大使がCIAの工作責任者と会談、その翌日には海運会社の代表と会っている。その直後にベンガジの領事館が襲撃されて大使は殺されたわけだ。その当時のCIA長官がデイビッド・ペトレイアスであり、国務長官がヒラリー・クリントンだった。
襲撃の前月、つまり2012年8月にバラク・オバマ大統領はシリアに対する直接的な軍事介入のレッド・ラインは生物化学兵器の使用だと宣言、その年の12月にクリントンは「自暴自棄になったシリアのアサド大統領は化学兵器を使う可能性がある」と主張、13年1月になると、イギリスのデイリー・メール紙はアメリカの偽旗作戦に関する記事を掲載している。シリアで化学兵器を使い、その責任をアサド政権になすりつけて非難、国際的な軍事行動につなげようという作戦をオバマ政権が許可したというのだ。
そして2013年3月と8月に化学兵器が使われたと西側の政府や有力メディアは叫び、軍事介入へ突き進もうとする。勿論、この時に化学兵器を使ったのは反政府軍だった可能性がきわめて高い。その辺の事情は本ブログでも繰り返し書いてきたことなので、今回は割愛する。
イワンカの影響で攻撃を命じたとトランプの息子、エリックは語っているのだが、CIAが責任はないとしているシリア軍を娘の頼みで攻撃したということになってしまう。大統領がそれほど愚かだとは思えない。安全保障に関係した情報をトランプ大統領に説明しているのはH. R. マクマスター国家安全保障補佐官。大統領にシリアを攻撃させたのはこの人物だろう。
前にも書いたが、マクマスターはペトレイアス元CIA長官(2011年9月〜12年11月)の子分だと言われている。このペトレイアスはエル・サルバドルの汚い戦争に影響を受けている人物で、中央軍司令官、ISAF司令官兼アフガニスタン駐留アメリカ軍司令官、そしてCIA長官に就任した。リチャード・チェイニー元副大統領やヒラリー・クリントンに近いことでも知られ、現在でもNSC(国家安全保障会議)に大きな影響力を持っているという。しかも、マクマスターとペトレイアスはシリアへ15万人規模のアメリカ軍を侵攻させようと目論んでいると言われているのだ。
しかし、この侵略計画が成功する可能性は小さい。通常兵器の戦争ではロシアが圧倒すると言われているからだ。プーチン体制になってロシアの軍事力が立て直されているのに対し、アメリカではソ連消滅で自分たちが唯一の超大国になったと思い込み、軍事力は単なるカネ儲けの仕組みになってしまった。その象徴が「空飛ぶダンプカー」とも呼ばれるF-35戦闘機だろう。開発コストはうなぎ登りだが、模擬空中戦でF-16に完敗したと伝えられている。戦術も戦争ビジネスを儲けさせるように変更された。
そうした現実が明確になったのは2015年9月30日以降。ロシア軍がシリア政府の要請で軍事介入、アメリカ、サウジアラビア、イスラエルなどが支援しているアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を敗走させているのだが、その中でロシア軍の戦闘力が高いことを見せつけているのだ。
ロシア軍はシリアで軍事作戦を始めた直後、カスピ海の艦船から26基の巡航ミサイルを発射、全てのミサイルが約1500キロメートル離れた場所にあるターゲットに2.5メートル以内の誤差で命中したとされている。その後、地中海に配置されている潜水艦からもミサイル攻撃を実施したという。ロシア軍がこうした兵器を保有していることを知らなかったようだ。こうした兵器を使用したひとつの理由は、戦争でアメリカは勝てないということを示すことにあったと見られている。
そのほか、海底1万メートルを時速185キロメートルで進み、射程距離は1万キロに達するという戦略魚雷に関する情報が「誤って」外部に漏れるということもあった。この新型魚雷は空母を沈められるだけでなく、海岸線にある都市を破壊することができる。勿論、日本の原発はひとたまりもない。
S-300やS-400といったロシアの防空システム、あるいはマッハ6.2で飛行し、命中精度は5〜7メートルという地対地ミサイルのイスカンダル、亜音速から最終的にはマッハ2.5から2.9という超音速でターゲットへ向かうカリブル巡航ミサイルも話題になっている。
4月7日の攻撃でアメリカ軍は駆逐艦のポーターとロスから59発のトマホーク巡航ミサイルを発射、ロシア側の主張によると、23発が目標に到達したという。この数字は正しいようだ。つまり36発は途中で消えた。
アメリカ軍はS-400の迎撃をさけるため、トマホークはレバノン上空を通過させたようだが、そのうち5発は途中、地上に落下、残りは地中海に落ちたと見られている。ECM(電子対抗手段)や防空システムが使われたようだ。S-300やS-400などはロシア軍の防衛を優先していると言われ、今回はシリア軍の施設が攻撃されたことから、実際に使われたかどうかは不明だ。2013年の場合はこれほど多くのミサイルは発射されなかったのでシリアへ到達しなかった可能性が高い。
今後、ロシアやシリアはECMや長距離の防空システムを強化するだけでなく、中距離や短距離の防空システム、あるいは携帯型のシステム、機銃などの配備を進めると言われている。
そこで、ネオコンはロシアや中国を相手に、核戦争のチキン・ゲームを行っている。狂犬を装って恐怖を感じさせたり、暴力的な手段で脅せば屈すると彼らは信じている。拳銃やナイフを振りかざせば誰でも言うことを聞くという三文ドラマのようなシナリオだが、ロシアや中国には通用しない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704120000/
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/816.html#c17
65. 中川隆[7691] koaQ7Jey 2017年4月12日 11:38:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8179]
2017.04.12
有毒ガスの流出が偽旗作戦だという公然の秘密をプーチン露大統領は記者会見で明言して米を批判
アメリカのレックス・ティラーソン国務長官がロシアを訪問する直前、ロシアのウラジミル・プーチン大統領はイタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領との共同記者会見に臨んでいる。その席上、4月4日の有毒ガス流出事件は偽旗作戦だと明言、さらなる化学兵器による攻撃が計画されていると語っている。
今回の毒ガス事件にシリア政府は責任がなく、それに続いて4月7日に実行されたアメリカ軍によるシリア軍の空軍基地攻撃に正当性がないことはCIAも認めていることだが、それをプーチンが口にしたことは興味深い。プーチンはティラーソン長官と会談もしない。
ジャーナリストのロバート・パリーによると、マイク・ポンペオCIA長官は分析部門の評価に基づき、4月6日、つまり巡航ミサイルによる攻撃の前日に、バシャール・アル・アサド大統領は致死性毒ガスの放出に責任はなさそうだとドナルド・トランプ大統領に説明していたという。
化学兵器がシリアの反政府軍、つまりアメリカなどNATO諸国、サウジアラビアなどペルシャ湾岸産油国、そしてイスラエルなどが送り込んだアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)が保有するようになるのは遅くとも2011年10月にリビアのムアンマル・アル・カダフィ政権が倒された後。CIAはリビアから武器をトルコ経由でシリアの反政府軍へ秘密裏に運ぶのだが、その中に化学兵器も含まれていた。
そうした工作の拠点がベンガジにあるCIAの施設で、アメリカ領事館も重要な役割を果たし、2012年9月10日にはクリストファー・スティーブンス大使がCIAの工作責任者と会談、その翌日には海運会社の代表と会っている。その直後にベンガジの領事館が襲撃されて大使は殺されたわけだ。その当時のCIA長官がデイビッド・ペトレイアスであり、国務長官がヒラリー・クリントンだった。
襲撃の前月、つまり2012年8月にバラク・オバマ大統領はシリアに対する直接的な軍事介入のレッド・ラインは生物化学兵器の使用だと宣言、その年の12月にクリントンは「自暴自棄になったシリアのアサド大統領は化学兵器を使う可能性がある」と主張、13年1月になると、イギリスのデイリー・メール紙はアメリカの偽旗作戦に関する記事を掲載している。シリアで化学兵器を使い、その責任をアサド政権になすりつけて非難、国際的な軍事行動につなげようという作戦をオバマ政権が許可したというのだ。
そして2013年3月と8月に化学兵器が使われたと西側の政府や有力メディアは叫び、軍事介入へ突き進もうとする。勿論、この時に化学兵器を使ったのは反政府軍だった可能性がきわめて高い。その辺の事情は本ブログでも繰り返し書いてきたことなので、今回は割愛する。
イワンカの影響で攻撃を命じたとトランプの息子、エリックは語っているのだが、CIAが責任はないとしているシリア軍を娘の頼みで攻撃したということになってしまう。大統領がそれほど愚かだとは思えない。安全保障に関係した情報をトランプ大統領に説明しているのはH. R. マクマスター国家安全保障補佐官。大統領にシリアを攻撃させたのはこの人物だろう。
前にも書いたが、マクマスターはペトレイアス元CIA長官(2011年9月〜12年11月)の子分だと言われている。このペトレイアスはエル・サルバドルの汚い戦争に影響を受けている人物で、中央軍司令官、ISAF司令官兼アフガニスタン駐留アメリカ軍司令官、そしてCIA長官に就任した。リチャード・チェイニー元副大統領やヒラリー・クリントンに近いことでも知られ、現在でもNSC(国家安全保障会議)に大きな影響力を持っているという。しかも、マクマスターとペトレイアスはシリアへ15万人規模のアメリカ軍を侵攻させようと目論んでいると言われているのだ。
しかし、この侵略計画が成功する可能性は小さい。通常兵器の戦争ではロシアが圧倒すると言われているからだ。プーチン体制になってロシアの軍事力が立て直されているのに対し、アメリカではソ連消滅で自分たちが唯一の超大国になったと思い込み、軍事力は単なるカネ儲けの仕組みになってしまった。その象徴が「空飛ぶダンプカー」とも呼ばれるF-35戦闘機だろう。開発コストはうなぎ登りだが、模擬空中戦でF-16に完敗したと伝えられている。戦術も戦争ビジネスを儲けさせるように変更された。
そうした現実が明確になったのは2015年9月30日以降。ロシア軍がシリア政府の要請で軍事介入、アメリカ、サウジアラビア、イスラエルなどが支援しているアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を敗走させているのだが、その中でロシア軍の戦闘力が高いことを見せつけているのだ。
ロシア軍はシリアで軍事作戦を始めた直後、カスピ海の艦船から26基の巡航ミサイルを発射、全てのミサイルが約1500キロメートル離れた場所にあるターゲットに2.5メートル以内の誤差で命中したとされている。その後、地中海に配置されている潜水艦からもミサイル攻撃を実施したという。ロシア軍がこうした兵器を保有していることを知らなかったようだ。こうした兵器を使用したひとつの理由は、戦争でアメリカは勝てないということを示すことにあったと見られている。
そのほか、海底1万メートルを時速185キロメートルで進み、射程距離は1万キロに達するという戦略魚雷に関する情報が「誤って」外部に漏れるということもあった。この新型魚雷は空母を沈められるだけでなく、海岸線にある都市を破壊することができる。勿論、日本の原発はひとたまりもない。
S-300やS-400といったロシアの防空システム、あるいはマッハ6.2で飛行し、命中精度は5〜7メートルという地対地ミサイルのイスカンダル、亜音速から最終的にはマッハ2.5から2.9という超音速でターゲットへ向かうカリブル巡航ミサイルも話題になっている。
4月7日の攻撃でアメリカ軍は駆逐艦のポーターとロスから59発のトマホーク巡航ミサイルを発射、ロシア側の主張によると、23発が目標に到達したという。この数字は正しいようだ。つまり36発は途中で消えた。
アメリカ軍はS-400の迎撃をさけるため、トマホークはレバノン上空を通過させたようだが、そのうち5発は途中、地上に落下、残りは地中海に落ちたと見られている。ECM(電子対抗手段)や防空システムが使われたようだ。S-300やS-400などはロシア軍の防衛を優先していると言われ、今回はシリア軍の施設が攻撃されたことから、実際に使われたかどうかは不明だ。2013年の場合はこれほど多くのミサイルは発射されなかったのでシリアへ到達しなかった可能性が高い。
今後、ロシアやシリアはECMや長距離の防空システムを強化するだけでなく、中距離や短距離の防空システム、あるいは携帯型のシステム、機銃などの配備を進めると言われている。
そこで、ネオコンはロシアや中国を相手に、核戦争のチキン・ゲームを行っている。狂犬を装って恐怖を感じさせたり、暴力的な手段で脅せば屈すると彼らは信じている。拳銃やナイフを振りかざせば誰でも言うことを聞くという三文ドラマのようなシナリオだが、ロシアや中国には通用しない。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201704120000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c65
133. 中川隆[7692] koaQ7Jey 2017年4月12日 12:03:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8180]
>>129 で本多勝一は在日朝鮮人だという根拠ゼロのデマを流した渡部昇一については
保守論壇の重鎮・渡部昇一の「昭和史」のデタラメを読み解く。
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/261.html
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/597.html#c133
13. 中川隆[7693] koaQ7Jey 2017年4月12日 12:26:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8181]
我が、蹉跌のオーディオファイル#01. 現装置 ヴァイタボックス・システム にたどり着くまで
終戦直後、まだ音楽など聴く余裕は我々国民には無かったが、当時レコードといえばSP、若い諸君にはピンと来ないかもしれないが、78回転でぶんぶん回るレコード盤に竹や鉄の針で音を拾い、ザーザーいう雑音の中から音楽を聴き分ける。超アナログの世界しかなかった。
片面の演奏時間はせいぜい5分だから、頻繁に裏返したりレコードを換えたり、とてもじゃないが落ち着いて音楽を聴いては居られないのだが、この時代にはこれしかないのだから、それを特に不便とも煩わしいとも思わず、音楽鑑賞の妨げになるものは何も感じなかった。適応とはそういうもので、より便利なものを知りさえしなければかなりラフな 環境にも人間はちゃんと順応するように出来ている。
アマゾンやボルネオの密林深く住み着いた人々を不幸と思うのは文明(と云っても多寡が知れているが)の中に居る我々 の思い上がりと勘違いでしかない。
我家にも数枚のSPと電蓄があった。
ワインガルトナー指揮する第9もその中にあり、8枚組だから第9一曲聴き終わるまでに16回立ったり座ったりしなければならなかった。
だから滅多に聴くことはなく、その分聴いたときの感動は何時も新鮮だった事を覚えている。
その後 SP から LP時代に移行した
レコードは一気にステレオの世界に突入した。
巷ではコンソール型ステレオが発売され、やがてコンポーネントステレオで自由に機器を組み合わせることが出来るよう になった頃から今迄は極限られた少数の音キチという奇妙な人種が次第に一般化し始め、互いの持ち物に羨望の眼差しを向け合い、電機メーカーと提灯持ちのオー ディオ評論家達の巧みな話術に乗せられ、悲惨な出費をする者が多発した。僕がこの人たちに担がれてこの世界に巻き込まれたのは昭和48年だった。
オーディオ評論家を信用しなくなったのは彼らが異口同音に誉めちぎる JBL のがさつな音に起因するが、それはさておき、その1年後にはVITAVOX(ヴァイタヴォック ス)CN191、Machintosh(マッキントッシュ)C-22、MC-275、MARANTZ(マランツ)10B,TEACのオープンデッキに換わった。
昼はレストランで御飯だけ頼み、塩をかけて食べた。
やがてマッキンのブワブワした音が気になり始め、色々物色したけれども、これといったものに当たらず、ものは試に本郷の小さな新藤ラボラトリーに飛び込んで実情を話すと、答えは明快で、C-22 と MC-275はそういう音なのだと云う。
VITAVOX CN191もオリジナルその儘では低音がぶわつく傾向がある。
「だからお前は悩むべくして悩んでおるのだ。お気のどくなことだ」だと。
そう云うかい。ならば買おうじゃないか。ということになってこの新藤ラボラトリーの アンプを買った。
それにプレイヤー装置は Garrard(ガラード) 301とOrtofon(オルトフォン)RMG309と SPU-A。
ご飯が小盛りになった。それから35年このシステムを持ち続けた。
このシステムで鳴らすレコードの音は一つの完成をみている事は確かで、大概何処の音を聴いても羨ましいと思ったことは無かった。
この35年の間に、オーディオ界はデジタル時代に突入していて今やレコードなどはすっかりCDに駆逐された。しかし断言してもよいが、その現在にあってまだ、CDの音はレコードの音に遠く及ばない。
我家にあったSPの第九をCD化したものがあったので過日買い求めたが、雑音だらけのSPの方が 遥かに音楽的なのに吃驚したことがある。それ以来CDはずっと敬遠してきた。
http://audio-file.jugem.jp/?month=201007
40年前、オーディオの世界ではJBLが半ば神話の世界に入っていた。
そしてマランツとマッキントッシュ。
オーディオファンの間ではこれらでなければ世も日も明けない一時代があった。アルテックも、JBLと並ぶ大ブランドだった。
一度ブランド品として名が売れて仕舞うと後は楽チンで、一定期間は黙っていても売れてゆく。音楽などは二の次で「何を聴くか」よりも「何で聴いているか」が一義的な問題であったようだ。
VANジャケットが自分に似合うか否かは二の次であったように
「何で聴いてるんですか」
と聴かれて
「JBLです」
と小鼻を膨らませて答えなければ格好にならなった。加えて
「アンプはマッキンです」、
「私はマランツです」
と答える事が出来れば大得意の満点であったのである。そう、マークレビンソンという腐れアンプもあったが、今日では「LINNです」と答えねばならんのだろうか。
今、「JBLです」と答えるマニアは随分減ったのかもしれない。でも換わりに「LINNです」と答えなければならないのなら心理的レベルは進歩していない事になる。どうあれ、カリスマ的な目玉商品を人々に印象付ける事が出来れば流行を造る事が出来る。
2007年以来、LINNはネットオーディオを引っ張ってきたというから、ならば日本の業者や提灯持ちの評論家がカリスマに祭り上げたということかもしれない。そのこと自体ちっとも悪い事ではないし、ネットオーディオも面白いから寧ろ歓迎すべきだが、アンプ一個が数百万円、プレイヤーも数百万円。何から何までLINNで揃えたら軽く1000万円を超えるという事になると、ウェスタン並みのバカバカしさである。
35年前、僕はぷっつりオーディオ雑誌を読まなくなった。
参考にならないからであったが、余りに過激な人達が登場して、全員揃ってパイプを咥えている姿が気持ち悪くて見るのが嫌になったのである。
表現が違っていても云う事が全員同じであるところも気に食わなかった。一人が誉めると全員が誉め、貶すと全員が貶す。そいう事なら評論家など一人で充分だったと思うが、当時はこの仕事が金になったのかゴロゴロいた。
一人の評論家がJBLを誉めると数人の評論家が異口同音に誉めちぎり、其れを読んだ読者が揃って JBLを求める。僕も私もJBLという構図が簡単に出来上がる。斯く云う僕だって僅か半年の間だったとはいえ、一度はJBLを手にした事がある。
今年の7月になって、僕は35年ぶりにオーディオ雑誌を読んだ。評論家のメンバーはすっかり代って往年のパイプオジサン達は一人も登場して来ない。代って彼らの子供か孫くらいの年齢と思しき若者達が評論家として登場している。
それにしても、昔も今も評論と云うのは何故あんなに表現が難しいのだろう。まどろっこしいと云うか、解読には随分な苦労を強いられる。うっかりすると結局何を言っているのか解らない事もある。権威付けでもしたいのなら阿呆な話だ。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=27
その昔、RCAに
フラワーボックス
http://www.youtube.com/watch?v=iG3w-mh5Z9c
http://budjazz.blog82.fc2.com/blog-entry-11.html
http://www.eniwa.co.jp/umeya/audio.html
という一寸素敵なスピーカーがあった。マグネットを使用する現代のスピーカーではなく駆動電源を必要とする所謂フィールドスピーカーというタイプである。
箱の全面と側面に貼られた布に大きく花柄の刺繍がしてあることからこの名が付いたが、正式には、RCA Loudspeaker 106という。
1950年代のモノーラルLPを鳴らすと実に艶っぽい音がする。
これを、GEのバリレラを使って真空管アンプで鳴らすのである。
この時代のアメリカ録音のレコードを聴くには断然バリレラが良い事を、僕はこのフラワーボックスで始めて知ったが、オルトフォンを始め全く他の追随を許さない。普段使う事が無くて引き出しの奥に転がっていたバリレラが敢然と息を吹き返し、フラワーボックスは恰も其処に歌手が居るかのように現実味を帯びて鳴ったのである。再度云うが実に艶っぽい。
こんなものを造る国と日本は戦争をした。端から勝てる相手ではなかったと今更ながらつくづく思った。
モノーラルのレコードの魅力は何と言ってもこの艶っぽさと生々しさにあり、ステレオLPでは終ぞ味わえぬものだ。こうした超アナログ世界の音を貴方が聴いた時、どんな気持ちになるだろう。
言い方を換えるなら、これ等の機器は音は鳴るが、音楽が鳴ってこない。無論、鳴ってくる音にはメロディーがあってリズムがあるから音楽には違いないけれども音から連想するものが違うのである。音楽の価値はそこから何を連想させるかで決まるのだ。
フラワーボックスが奏でる音楽には、つまりアナログ音には血が通っている。だから、連想するものにも血が通っているのである。
PCのサイトでVenetor Soundを検索すると、50年〜60年代のアメリカのレコードを不思議な事に見事なアナログ音で聴く事が出来る。
Venetor Sound Web
http://venetor-sound.com/main/
PCなどという超デジタル機器でどうしてこのような音が出てくるのか解らないが、間違いなく出てくる音は古き良き時代のアメリカンポップスのアナログ音である。この時代のアメリカという国の一端を知る事が出来る。
音楽には常にその音楽が生まれた背景があるから、それを聴き採る事が出来るかどうかがオーディオの評価につながる。
スペックを評価してもオーディオの価値は解らない。オーディオは決して主役ではなくて「主役は飽くまでも音楽にある」という事もこのサイトが教えてくれる。
Venetor Soundという会社は、言ってみれば今モノクロフィルムに注力するローライの姿に良く似ている。人の心に訴える本物の音造りをめざす数少ない会社の一つである。ローライと違う所は老舗ではなくベンチャー企業だという所だが、これからの我が国に必要なのは、中身の腐った某光学機器会社や紙屋の様な企業ではなく、こうした本物を追求してゆく会社である事に間違いない。
一度彼等の造る音を聴いてみる事をお勧めしたい。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=28
40年ほど前、オーディオ界ではどう云う訳かオーディオをネタにして金を盗る人達をオーディオ評論家と呼び、メーカーや出版社そして販売店が重宝し、確かな耳を持たなかった当時のオーディオファンは彼らを神の様に崇め、云われるままに辺りを徘徊して金をばら撒いた。
音を知らないという意味では実は彼らが僕らと変わるところは全くなかったのだが、何でも自信を持って言い切る所に拠所を持たない多くの読者(オーディオファン)が振り回された。
自信の源がメーカーや商社の広報室に有り、マスコミのバックアップにあるのは云うまでもあるまい。彼らの進みたいところに提灯を向ければ良いので、彼らが何を抱えて歩いているかと云う事はどうでもよかったとしか言いようのない発言が続いた。
この人たちは今どうしているのだろう。僕はこの人たちを無視し、オーディオ関係誌も読まなくなって35年になるから現在の姿は解らない。が、少なくとも当時はこういう風だった。
趣味の問題は100%自己責任だから、それで泣いたって本人が悪いに決まっている。僕を含めた多くの彷徨える人々の散財はだから評論家の所為ではない。それは解っているが、35年前彼らに担がれた不快感は未だに払拭されないでいる。
聞いた話で本当かどうか知らないが、ある大金持ちの超マニアが部屋にカーテンを引き、後ろで交響楽団のメンバー数人に演奏してもらい、評論家達を呼んでオーディオ機器の当てっこをして貰ったら、皆口々にこれは何、あれは何としたり顔だったという。おまけにもうちょっと音の粒立ちが良ければ、とか低音を締めたらもっと良くなるだろうとか、色々注文もあったという。
おそらく嘘だろう。だがこの逸話は彼らのあり様を良く物語っている。本当にやったらさもありなんと思う。
僕がヴァイタボックス・コーナーホーン(Vitavox CN-191)を見付けたのは、当時良く通っていたオーディオ店の小部屋であった。まるで隠すように置いてあったのを目敏く見付け「これを聴かせて欲しい」と云ったら何となく渋っていた。
値段を聴いたら156万円だとどういう訳か渋々答え、「買う」と云うと値が張るのでローン会社の信用がつくかどうか、とまた渋った。
僕の誤解かもしれないが、余り売りたくない様子が見て取れ、ローン会社の信用が付くととても残念そうだった。どうしてだか解らなかったが、このVitavox CN-191は最後のUKオリジナル品と後でわかった。
が、兎も角このVitavox CN-191が僕の部屋に安置された。
素晴らしい音だ、とは残念ながら云えなかった。原因がこのスピーカーを鳴らすアンプやカートリッジその他のレベルが低すぎるところに有ることは解っていた。
色々探した結果、最終的に選んだのはマッキン(Mcintosh C22、MC275)だった。当時最高のアンプだと各誌が誉め讃え、評論家も挙ってこれ以上のアンプは無いと絶賛しているから間違いは無かろうと思ったのである。当時の趨勢はとっくにトランジスタに換わっていたのと、このアンプを手放す人が少なかったのか市場には殆ど出回る事が無く、探すのには時間が掛ったが。
何とか見付けて欣喜雀躍音を出したがそれは酷いものだった。
LAXの真空管アンプよりはスケールが大きかったが音質は大差ない。
僕が評論家に疑問を持ったのはこの時である。
プレイヤーはこれも彼らが絶賛するトーレンス(THORENS TD124)。
アームは矢張り先生方ご推薦のSME3012,
カートリッジはエンパイア(EMPIRE 1000ZEX)。
低音がぶかぶかで、音は出たが音楽にならなかった。
プレイヤーが悪いかと思ってマイクロの、巨大なターンテーブルを空気で浮かし、糸で回す奴に買い替えたが、これは一段と酷い物で空気が漏れてターンテーブルが傾きシャーシーに触れて一周毎にゴトゴト音がした。アフターサービスも最悪で新品の欠陥品は結局治らないまま、正常なものとの交換も無かった。当時力は滅法あったので海に投げ込んだ。売るにも売れないし、付け物は家では付けて居なかったし、バーベルなら持っていたのでもういらない。第一見るのも嫌だった。
だが、音の悪い原因がプレイヤーに有る訳ではなかった様だから、ならば原因はアンプしかない事になる。買ったばかりのマッキンを買い替えねばならんとは不愉快の極みだが駄目なんだから仕方あるまい。
とは云うもののどんなアンプがあるか知っているわけではないし、当てがあるわけでもなかった。しょうがないから当時出版されていたオーディオ機器の総目録を隅から隅まで読んだ。巻末のスペック集は論評なしだったから、そこばかり何回も読み直したが、本から音が出る訳でなし決定打が打てる筈も無かったが、藁おも掴む思いで印象に残ったものを拾い出し、それを何回も見比べて最後に残ったものの音を聴いて確認することにした。
最後に残ったのは「RA1474」 とメインアンプの「124D」だった。
メーカーは新藤ラボラトリーとある。聞いたことが無い。
どうせ碌でも無かろうが音が悪けりゃ買わなければいい。
兎も角行ってみることにした。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=4
救世主、新藤ラボ
新藤ラボラトリー
http://www.shindo-laboratory.co.jp/Front/indexj.html
小さな扉を見付けるのに苦労し、やっと探し当てて開けると狭い階段があって、登り切った所が新藤ラボだった。
音が鳴った。素晴らしかった。
RA1474はフォノ専用のイコライザーアンプ。
124DはWE-350Bプッシュプルのメインアンプで迫力満点、加えて繊細でもあるからVitavox CN-191を鳴らすのには理想的だろうとこの時半ば確信していた。
数日後再度新藤ラボを訪ねた時、体中の全ての輪郭が猛烈にはっきりした人物が入ってきた。その人が新藤さんだった。
新藤さんは好人物であった。嘘を言わず、云った事はやり、出来ない事は云わない人だった。この時の印象は35年たった今でも変わることは無い。メーカーや販売店に有り勝ちな虚飾が一切なく、右だと云ったら左でも中間でもなく徹底して右だから解り易くもあった。
Mcintosh C22,MC275に関してはぼろ糞で、そもそも音全体に締りのないアンプだから、音のバランスを期待する方が間違っている。
「あそう、買っちゃったの」・・・・
「お気の毒」・・・
の一言でちょん。もう少しやさしい言葉はねーのかい。ねーんだなこれが。
RA1474 と124Dはキットで買うことになり週2度程此処に来て自分で組み立てることになった。キットと云っても部品は既に取り付けられており、配線だけすれば良い状態だったから不器用な僕にも出来たのだが、半田鏝と机が用意され、それから一ヶ月半程通った間新藤さんとは随分色々な話をした。
常に明快な人だから解りやすく、物事に対する考え方は良く理解できて、音造りと云うのは要するに人柄だということがこの時良くわかった。
僕は写真をやるが、写真は撮り手の性格が出る。怖いほど出る。
撮った被写体の影に自分が映っているのである。
音造りもやはり造り手の音が鳴っているものだ。
日本人の美に対する感覚は欧米人とはちょっと違って、音でいえば水琴窟や鼓、といった単音に感じ入る様な繊細さを持っている。反面グランドキャニオンの巨大な静けさやナイアガラの爆音の様なスケール感に欠けるところがある。
環境が違うから当り前のことだが、音楽にはこの二つの要素が必要で、新藤さんの音はそれに近かった。最近では新藤アンプは寧ろ海外で注目されているというところが、何やらこんなところにも国情が反映されているようで悲しい。65年の間に我々日本民族が失ったのは、こうした無形の心に拘わる感性ではなかったか。
Vitavox CN-191は見違えるような音で鳴り出した。
結構僕は満足していたが、新藤さんはVitavox CN-191の欠陥を二つばかり挙げ、これだけは直しておこうという事になった。
中高音用S-2ドライバーの裏蓋がプラスティックなので此処で音が死んでいる、従ってこれをステンの削り出しで造り直す。
ネットワークがチャチでここでも音が死んでいるのでしっかりしたものに造り直す。
という2点だった。特性のコイルとオイルコンデンサーを使って造り直し、この2か所の改良で夢の様な音に変身した。
序にスピーカーの内部配線も良質の物に換えた。
これで僕は充分満足だった。有難うを僕は連発したが、まだあった。
これはスピーカーの欠陥ではなく、我家の普請の問題だった。
このスピーカーは部屋のコーナーに嵌めこむように造られていて、裏から見るとだから骨組みだけでがらんどうである。
従って壁が低音ホーンの一部を代用するように出来ているので、理想的な低音を出すには壁がしっかりしている必要がある。我家は2×4の安普請だから、建てるときに気を使って壁に木の板を張り付けていたが充分ではないとのことで、裏蓋を付ける事になった。
これで低音はぐっと締りが付いて、音全体のバランスがぴったりとれた。
序にウーハーを外し、エッジに何やら塗り、乾くとこれで孫の代までエッジがへ垂れることは無いという。
Vitavox CN-191に施した改良は以上である。おそらくこれでVitavox CN-191コーナーホーンの持つ可能性の殆ど全てを引き出すことに成功したと僕は思っている。
新藤さんは何も言わなかったが、おそらく同様に思っていることだろう。それ以降スピーカーについては発言が無い。
これをRA1474と124Dで鳴らし、プレイヤーはGarrard 301のセンタスピンドルを改良してでかいターンテーブルを乗せ、アームにOrtofon RF297に厳選したSPU-Aをチューンアップした眼も眩むようなカートリッジ, という組み合わせが出来上がった。
それから35年僕はこのシステムで音楽を聴いた。オーディオには幾つか頂点があるが、このシステムも一つの頂点だったと思っている。
当然、これ以上の音が存在することを僕は知っているが、果たして家庭に持ち込むに相応しいかどうか聴いてみて疑問を感じたことがあった。
ウェスタンの15Aホーン である。
某所で聴いたがこれは凄かった。
ピアノがピアノよりピアノらしかった。もう桁違いで比較対象の問題ではなかった。
15Aホーンは御承知の通り劇場や映画館用であり、客席は20〜50メートル以上離れたところにあり、且つ天井はビルの数階分の高さがあることを想定して、観客に如何に心地よくしかも巨大なスケール感を味あわせるかという事がコンセプトだったろうから桁違いは寧ろ当然の性能と云ってよいが、それをこの時は距離約4メートル程、天井高2.5メートル程の所で聴いたのだから、それは腰も抜けよう凄まじさだった。
この時ハスキルは正しく男だった。「げー」と僕はのけ反った。僕の大好きなハスキルが。
家に帰っていそいそと僕は同じレコードをVitavox CN-191で聴いた。
紛れもなくハスキル はエレガントな女流ピアニストだった。
ハスキルのモーツアルト、これ程無心で典雅な音楽は無い。Vitavox CN-191ならずともこれがちゃんと聴けるなら、スピーカーは何だっていい。
新藤ラボの音造りは要するにハスキルのピアノをハスキルのピアノで聴かせてくれるのである。
この人に出会わなかったら、僕は未だに迷い続けていただろう。
http://audio-file.jugem.jp/?eid=5
5. 中川隆[7694] koaQ7Jey 2017年4月12日 13:46:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8182]
2017年4月8日財政均衡主義の正体
From 青木泰樹@京都大学レジリエンス実践ユニット・特任教授
財政健全化に向けてとるべきは、「先憂後楽」。
財政制度等審議会(吉川洋会長)は、半年ごとに財務大臣に建議をしていますが、直近の建議の中で、財政健全化の基本的考え方としてこの故事を使っています。
元来の意味から若干離れますが、「先に苦労・苦難を体験すれば、後で楽になれる」と言いたいのでしょう。
もちろん、その含意は「少しでも早く増税および歳出削減を断行し、財政健全化を図れば将来不安は払しょくされる」ということです。
恒例行事のように、毎回毎回、2020年度までの基礎的収支(PB)バランスの達成、すなわちプライマリー赤字の解消を唱え続けています。
さらに今回はハードルを上げて、PBに利払い費も加えた財政収支のバランスを目標にすべしとの提言も加えております。
まさに財務省の意を忖度(そんたく)した建議と言えましょう。
財制審を主導するのは著名な経済学者たちですが、彼らはなぜこれほどまでに財政均衡にこだわるのでしょうか。
今回は、財政均衡の経済学的論拠について考えます。
結論から言えば、彼らは主流派経済学の論理に縛られ、現実が見えなくなっているということです。
もしくは意図的に見ようとしないのかもしれません。
経済学者は「経済学の見地からすれば・・」という前置きをよく使いますが、この常套句を聞いたときは「現実には当てはまらないが・・」と彼らが言っていると解釈するのが適切です。
今回、彼らの言うことを真に受けてはならない理由を具体的にお話ししましょう。
一般論として「現実経済が景気変動を免れないとすれば、財政運営は中長期的視点からなされるべきだ」と考えることは、誰にも受け容れられる極めて自然な見解に思えます。
ここから話を始めましょう。
ただし主たる財政観は二つありますので、各々の考え方の違いを先に示しておきます。
第一に、景気変動によって税収が変動する一方、政策経費は固定されているものが多いため、「出」と「入」のギャップを中長期的にならすべきだという財政観。
これは個人の家計運営にも同通するため、一般に普及している財政観です。
それをここでは、「伝統的財政観」としておきます。
第二に、景気変動によって国民経済は健全な状態から乖離(かいり)するため、そのギャップを埋めるように財政運営をすべきだという現代貨幣理論(MMT)に基づく財政観。
例えばデフレ不況、インフレの高進、金利の高騰といった好ましくない経済状況から脱却すること、すなわち「経済の健全化」を財政運営の目的とし、その達成手段として税と政策経費を用いるという考え方です。
具体的には、景気状況に応じた増減税、財政出動の実施および金融市場への介入等です。
この場合、「出」と「入」のギャップをならすこと、すなわち財政の健全化はもはや目的とはなりません。
それを「機能的財政観」としておきましょう。
財制審の経済学者は、伝統的財政観を主流派経済学の論理に当てはめることによって、短期的な財政均衡を目指すPB目標を掲げています。
彼らの論理を、順を追って説明しましょう。
新古典派経済学の後継の諸学説、マネタリズム、新しい古典派、ニュー・ケインジアン等を主流派経済学と呼びますが、その特徴を一言で言えば、「個人(ミクロ)の主観的満足を求める合理的行動が全体(マクロ現象)を決める」ことです。
逆から見れば、マクロ状況とは全ての個人(合理的経済人)が満足した状態である、と考えているのです。
「この経済学の見地からすると・・、現実経済は常に理想状態にある」ことになります。
学説によって「景気変動は生じない」、「景気変動下においても個人は満足している」、「景気変動に対して何もしなくとも、すぐに理想状態に復帰する」と三通りありますが、本質は変わりません。
すなわち主流派学者は、景気変動が存在しない、もしくは存在しても考慮する必要のない状況を前提に財政均衡を考えているのです。
現実には「景気変動→税収の変動→PB(もしくは財政)赤字や黒字の発生」という因果の連鎖があるのですが、主流派学者は「理想状態=PB(財政)均衡」としか考えません。
景気状況が原因で、結果的にプライマリー不均衡が生じたことを考慮しないのです。
財制審の学者たちは、現実のPB赤字の発生に直面して機械的に増税と歳出削減を唱えていますが、そうした施策がマクロ経済にどれほどの悪影響を及ぼすかについて論じません。
彼らの想定するマクロ経済が、常に完全雇用の達成された理想状態だからです。
つまり、「経済学の見地からすると・・、悪影響は出ない」と考えているのです。
現在の日本経済は未だデフレから脱却しておりませんが、その原因が2014年の消費税増税にあることは衆目の一致するところです。
当時、彼らは全員、PB赤字解消のための消費税増税に大賛成でしたが、それもこの主流派経済観に基づくものです。
財制審の学者の建議どおりに増税した結果、「先憂後苦」になってしまいました。
先に苦難を経験して、後でも苦しんでいるのが日本経済の現状なのです。
さらに主流派学者が、経済の健全化を最優先に考える機能的財政観を軽視する理由も同じです。
彼らが経済の健全化の達成された状態から議論を始めているためです。
機能的財政観の「目的」は、彼らの「前提」なのです。
経済の健全化など考慮の埒外(らちがい)なのです。
それでは、彼らはなぜ財政均衡を唱えているのでしょう。
それは理想状態を示す理論モデルと整合性を保つためです。
単に学問的理由から発しているのです。
以前から論じているように、財政均衡主義が機動的な財政運営より優れていることは論証されていませんし、今後もできません。
なぜなら、それは新古典派の経済モデルの前提である「政府の予算制約式」にすぎないからです。
モデル構築に際して初めから決まっているのですから、証明のしようがないのです。
その辺りの事情を見ておきましょう。
主流派モデルの目的は、予算制約下で、個人が最も満足した状態に達する条件(もしくは最適経路)を示すことです。
予算制約がない、すなわち無限に予算があるならば経済問題は生じません。
好きなだけ買えるわけですから経済学の入り込む余地はないのです。
個人の一生の予算制約を決めるのに用いられるのが、生涯所得(Yp)です。
ただし個人が自由に使える所得は、生涯所得から生涯に支払う税金総額(Tp)を控除した可処分所得です。
それが、個人の予算制約である「恒常所得(Yp−Tp)」です。
ここで「恒常」という用語は、ミルトン・フリードマンの「恒常所得仮説」に由来するもので、予想される全期間の合計額(正確にはその現在割引価値)を示す概念です。
例えば、恒常消費(Cp)は生涯を通じての消費総額、政府支出の恒常水準(Gp)は将来にわたる政府支出の総額といった具合です。
合理的な個人は恒常所得を使い切って生涯を終えます(もしも、使い残しがあれば悔いが残るため)。
所得を使い切ることを横断性条件と言い、それが個人の合理性を担保する条件です。
ここでは「Yp−Tp=Cp」で示されます。
これが個人の予算制約式です。
他方、生涯所得(Yp)はどのように得られるのでしょう。
所得とは生産(量)の分配面を示す概念で、生産(量)は市場の需給均衡(一致)で決定されます。
ここでの市場均衡式は、「Yp=Cp+Gp」となります。
個人の予算制約式と市場均衡式から、「Tp=Gp」が得られます。
これが政府の予算制約式で、「税収総額と政府支出総額は一致しなければならない」ことを意味します。
これが財政均衡なのです。
この政府の予算制約式は、個人の予算制約式から導かれたものですから、最大満足を目指す個人の合理的行動と整合的なものです。
全ての個人が満足した状態が理想状態ですから、そのために財政均衡が必要になるというのが主流派モデルの想定です。
こうした予算制約に従う、すなわち個人の合理的行動の妨げにならないように、財政均衡を図る政府を「リカード型政府」と呼びます。
リカードは、
「政府が政府支出を増加(ΔG)させても、個人は将来の増税(ΔT)を予想するので消費を増やさない」
という中立命題で有名な経済学者です。
恒常所得仮説に従えば、恒常所得(Yp−Tp)に変化がなければ消費は変わらないということです。
最近話題の「物価水準の財政理論(FTPL)」は、政府がこの予算制約に従わない場合(非リカード型政府と言います)にどうなるかという話なのですが、詳細は別の機会に譲りましょう。
さて、この主流派モデルに立脚すれば、財政政策は無効となります。
一時的な減税や財政出動をしても将来を見通せる(完全予見と言います)合理的経済人には通用しません。
それでは、政府支出の恒常水準(Gp)を引き上げた場合はどうでしょう。
継続的な財政出動の場合です。
しかし、それも無駄です。財政均衡に阻まれるからです。
確かに市場均衡式から、Gpの増加分だけYpは増加します。
しかし、政府の予算制約式より「Gpの増加=Tpの増加」とならねばなりません。
すると可処分所得(Yp−Tp)はTpの増加分だけ減少しますから、元の木阿弥になるのです。
主流派学者が財政出動に対して冷淡なのは、ひとえに彼らの理論モデルに基づくものです。
主流派経済学、財政均衡、財政政策の否定は、セットなのです。
しかし、その論理は極めて厳しい仮定に基づくものですから現実に適用することは不適切です。
現実経済が理想状態だとしたら、不平不満を言う人は一人もいないはずです。
不確実性がある以上、個人は将来を見通すことはできません。
それゆえ自分の恒常所得をわかる人は誰もいません。
最後に、この主流派モデルの奇妙な構造を指摘しておきましょう。
それは個人の寿命と政府の存続期間が一致していることです(「個人の寿命」を「一族の寿命」に置き換えただけの世代重複モデルも本質は同じ)。
究極の個人と政府の同一視。
個人の家計と政府の財政を同一視することから、財政問題に関するさまざまな誤解が生じているのですが、その本源は主流派モデルにあるということです。
「現実経済」を「経済学の世界」と混同する経済学者ほど、罪深い存在はありません。
https://38news.jp/economy/10315
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/773.html#c5
134. 中川隆[7695] koaQ7Jey 2017年4月12日 17:34:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8183]
渡部昇一の流した悪質なデマの例
●重要なことは、蒋介石も毛沢東も誰も「南京大虐殺」を言った人はいないという事実。
「南京大虐殺」が最初出てきたのは東京裁判。それが忘れられた頃に騒ぎ始めたのは朝日の本多勝一で、それに乗ったのが当時の社会党の田辺誠と言われている。
《渡部昇一 「こんな日本に誰がした」》
実際は
1938年7月(南京陥落後)日中戦争1周年に蒋介石は「日本国民に告げる書」で日本軍の放火・略奪・虐殺を非難している。
「南京」という名指しはないが、この時点で中国大陸における大規模で集団的な略奪・虐殺は南京以外に考えられない。
蒋介石はこのことを念頭に書いている。次のように書かれている
「・・わが婦女同胞に対する暴行がある。
10歳前後の少女から5,60歳の老女までひとたび毒手にあえば、一族すべて逃れがたい。ある場合は数人で次々に辱め、被害者は逃げる間もなく呻吟して命を落とし、ある場合は母と娘、妹と兄嫁など数十人の女性を裸にして一同に並べ強姦してから惨殺した。・・・
このような軍隊は日本の恥であるだけでなく、人類に汚点をとどめるものである・・・」
毛沢東は1938年1月週刊誌「群衆」で「南京大虐殺は人類に対する犯罪」と述べている。その内容は次の通りである。
「・・・9・18に敵軍がわが東北・華北ではたらいた残虐な行為は、すでに世のともに知るところとなっている。しかし、南京・上海沿線、とりわけ南京市の大虐殺は、人類有史以来空前未嘗有の血なまぐさい残虐な獣行記録をつくることとなった。
これは中国の全民族に対する宣戦にとどまらず、全人類に対する宣戦でもある。敵の凶悪な残忍さは、人道と正義を血で洗い、全世界・全人類の憤怒と憎悪をよびおこした。・・・」
http://www.jca.apc.org/nmnankin/ohtani1.html
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/597.html#c134
7. 中川隆[7696] koaQ7Jey 2017年4月12日 17:35:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8184]
渡部昇一の流した悪質なデマの例
●重要なことは、蒋介石も毛沢東も誰も「南京大虐殺」を言った人はいないという事実。
「南京大虐殺」が最初出てきたのは東京裁判。それが忘れられた頃に騒ぎ始めたのは朝日の本多勝一で、それに乗ったのが当時の社会党の田辺誠と言われている。
《渡部昇一 「こんな日本に誰がした」》
実際は
1938年7月(南京陥落後)日中戦争1周年に蒋介石は「日本国民に告げる書」で日本軍の放火・略奪・虐殺を非難している。
「南京」という名指しはないが、この時点で中国大陸における大規模で集団的な略奪・虐殺は南京以外に考えられない。
蒋介石はこのことを念頭に書いている。次のように書かれている
「・・わが婦女同胞に対する暴行がある。
10歳前後の少女から5,60歳の老女までひとたび毒手にあえば、一族すべて逃れがたい。ある場合は数人で次々に辱め、被害者は逃げる間もなく呻吟して命を落とし、ある場合は母と娘、妹と兄嫁など数十人の女性を裸にして一同に並べ強姦してから惨殺した。・・・
このような軍隊は日本の恥であるだけでなく、人類に汚点をとどめるものである・・・」
毛沢東は1938年1月週刊誌「群衆」で「南京大虐殺は人類に対する犯罪」と述べている。その内容は次の通りである。
「・・・9・18に敵軍がわが東北・華北ではたらいた残虐な行為は、すでに世のともに知るところとなっている。しかし、南京・上海沿線、とりわけ南京市の大虐殺は、人類有史以来空前未嘗有の血なまぐさい残虐な獣行記録をつくることとなった。
これは中国の全民族に対する宣戦にとどまらず、全人類に対する宣戦でもある。敵の凶悪な残忍さは、人道と正義を血で洗い、全世界・全人類の憤怒と憎悪をよびおこした。・・・」
http://www.jca.apc.org/nmnankin/ohtani1.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/261.html#c7
135. 中川隆[7697] koaQ7Jey 2017年4月12日 17:59:38 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8185]
渡部昇一の流した悪質なデマの例 2
●東京裁判における最重要証人たるマギー牧師(安全区の委員で、南京占領後も市内を自由に歩けた立場)の証言は、南京における膨大な殺人・強盗・強姦・暴行・累々たる屍…について見てきたようなものだった。2日間にわたり法廷で詳細な証言をした。
●しかし、マギーはブルックス弁護人から「あなたは具体的に虐殺された一般市民を何人見たのか」の問いに、「見たのは1人である」と答えた。その1人とは、日本兵が警備しているところを1人のシナ人が通りかかって誰何され、途端に逃げ出して撃たれた、というものだった。歩哨が誰何して逃亡した人を射殺するのは殺人ではない。これは全く合法な戦闘行為。
●強姦らしいものを1件見たとも証言した。それは現場を見たのではなく、マギーが通りかかると1人の日本兵が走り出していき、そのあとを見ると女がいたから、あれは強姦されたに違いないというものだった。日本兵がアイスボックスを民家から持ち出すのを1件見たとも証言している。
…マギーが自分の目で見たものは、たったこれだけなのである。このどこをどうこねくり回せば、大虐殺という言葉が出てくるのだろうか。
●戦時プロパガンダというのは、事実か嘘かは問題ではない。国際世論を味方につけ、自国民の戦意を高揚させ、敵の意欲を喪失させればいいのである。
《渡部昇一 「渡部昇一の時流を読む知恵」》
http://kenjya.org/nankinkyogen.html
実際は
マギー牧師はけが人や強姦の被害者の救済をしていた。
殺害現場に立ち会わなかったのは当然。
いわゆるマギーフィルムが殺害現場そのものの映像がないのは当然のことである。
もし殺害現場を撮影していたら、日本軍はマギー牧師をそのままにしておかなかっただろう。むしろたくさんの被害者の映像記録を残している。このことの方が重要な証拠となっている。
東京裁判でも11人の証人が証言し、南京安全区文書・南京裁判所検案書・慈善団体の埋葬記録・ラーベの書簡・アメリカ大使館の文書・在中国ドイツ外交当局の報告書などが東京裁判で採用された。
http://www.jca.apc.org/nmnankin/ohtani1.html
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/597.html#c135
8. 中川隆[7698] koaQ7Jey 2017年4月12日 18:00:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8186]
渡部昇一の流した悪質なデマの例 2
●東京裁判における最重要証人たるマギー牧師(安全区の委員で、南京占領後も市内を自由に歩けた立場)の証言は、南京における膨大な殺人・強盗・強姦・暴行・累々たる屍…について見てきたようなものだった。2日間にわたり法廷で詳細な証言をした。
●しかし、マギーはブルックス弁護人から「あなたは具体的に虐殺された一般市民を何人見たのか」の問いに、「見たのは1人である」と答えた。その1人とは、日本兵が警備しているところを1人のシナ人が通りかかって誰何され、途端に逃げ出して撃たれた、というものだった。歩哨が誰何して逃亡した人を射殺するのは殺人ではない。これは全く合法な戦闘行為。
●強姦らしいものを1件見たとも証言した。それは現場を見たのではなく、マギーが通りかかると1人の日本兵が走り出していき、そのあとを見ると女がいたから、あれは強姦されたに違いないというものだった。日本兵がアイスボックスを民家から持ち出すのを1件見たとも証言している。
…マギーが自分の目で見たものは、たったこれだけなのである。このどこをどうこねくり回せば、大虐殺という言葉が出てくるのだろうか。
●戦時プロパガンダというのは、事実か嘘かは問題ではない。国際世論を味方につけ、自国民の戦意を高揚させ、敵の意欲を喪失させればいいのである。
《渡部昇一 「渡部昇一の時流を読む知恵」》
http://kenjya.org/nankinkyogen.html
実際は
マギー牧師はけが人や強姦の被害者の救済をしていた。
殺害現場に立ち会わなかったのは当然。
いわゆるマギーフィルムが殺害現場そのものの映像がないのは当然のことである。
もし殺害現場を撮影していたら、日本軍はマギー牧師をそのままにしておかなかっただろう。むしろたくさんの被害者の映像記録を残している。このことの方が重要な証拠となっている。
東京裁判でも11人の証人が証言し、南京安全区文書・南京裁判所検案書・慈善団体の埋葬記録・ラーベの書簡・アメリカ大使館の文書・在中国ドイツ外交当局の報告書などが東京裁判で採用された。
http://www.jca.apc.org/nmnankin/ohtani1.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/261.html#c8
136. 中川隆[7699] koaQ7Jey 2017年4月12日 18:08:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8187]
渡部昇一の流した悪質なデマの例 3
●私にとって印象深いのは、本多勝一氏と山本七平氏の「百人斬り論争」です。72年に『諸君!』誌上で半年ほど続き、あとはそれぞれの著書で持論を展開する形となりました。南京入りに際しての野田少尉と向井少尉の「百人斬り」を、本多氏は事実だと、山本氏は戦意高揚のためのフィクションだと主張しました。
●私が感心したのは、山本七平氏が『私の中の日本軍』(文芸春秋 1975年)で披露した卓論です。野田少尉は大隊副官でしたが、向井少尉の職務は新聞ではボカされていました。山本氏はそれが歩兵砲の小隊長であったことをつきとめます。だとすれば、2人は指揮系統も職務もまったく違います。
●日本軍は厳格な縦社会であり、軍人とは、直属の上官の命令以外、絶対に聞いてはならない存在です。実戦の最中に向井少尉が砲側を離れ、小隊長の職務を投げ出して、横の関係でしかない野田少尉と私的な百人斬り競争をすることなどありえない---山本氏はそう結論づけたのです。戦場経験のある山本氏ならではの、説得力のある議論に私は感心し、論争は山本氏の完勝だと思いました。
《渡部昇一 「朝日新聞と私の40年戦争」》
http://kenjya.org/sonota4.html
実際は
百人斬り -- 『南京大虐殺のまぼろし』の嘘
1971年、朝日新聞に連載された本多勝一記者の長編ルポルタージュ『中国の旅』は、大変な反響を巻き起こしました。
このルポによって初めて、中国戦線で旧日本軍が行ってきた数々の凄まじい蛮行が、被害者である中国人自身の証言という生々しい形で徹底的に暴露されたからです。出征した兵士たちは、ごく少数の例外を除いて自分たちが行った残虐行為については一切口をつぐんでおり、教科書や一般の歴史書も抽象的に戦争の経過や背景を説明するだけだったため、戦後世代の日本人の多くは、かつて自国が行った侵略戦争の実態がどのようなものだったのか、具体的には何も知らないも同然でした。『中国の旅』は、いわば無知ゆえに安穏としていられた戦後世代を過酷な歴史的事実に目覚めさせる冷水のような役割を果たしたのです。
それだけに、このルポに対する右派勢力からの攻撃にもすさまじいものがありました。本多氏や朝日を黙らせようとする直接的脅迫はもちろん、氏の人格を中傷する捏造記事や、『中国の旅』に書かれている膨大な事例の一つでも否定しよう(そしてそれを宣伝することでルポ全体の信用性を貶めよう)とするあらゆる試みが行われました。
そうした試みの代表的な(そして最も「成功」を収めた)サンプルと言えるのが、鈴木明『南京大虐殺のまぼろし』です。
この本はその前半およそ半分を、南京大虐殺全体から見ればほんの一エピソードに過ぎない「百人斬り競争」事件の否定に費やしています。鈴木氏はこの事件の信憑性に疑問を投げかけることで、本多氏のルポ全体、ひいては南京大虐殺全体が根拠のない「まぼろし」であるかのような印象を与えようとしたのです。
鈴木氏の「批判」が当たっていないこと、それどころか逆に『南京大虐殺のまぼろし』の方が証言の歪曲や捏造だらけであることは既に明らかになっているのですが、一時は多くの人がこの本に騙されました。
下記の議論が示しているように、最近になってさえこの件をネタに『中国の旅』を攻撃しようとする論者がしばしば現れます。残念なことですが、一度広まったデマは容易に根絶しがたいものなのです。
『南京大虐殺のまぼろし』後半部分については、そのデタラメさ加減を指摘する記事が「インターネット大学グローバル・カレッジ」に掲載されています。また、小林よしのりとの共著『朝日新聞の正義』でこの百人斬りを否定しようとする井沢元彦の無知ぶりとトリックを指摘する記事が、同じ「インターネット大学グローバル・カレッジ」に掲載されています。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/nangjin/hyakunin/hyaku.htm
野田、向井両少尉を裁いた南京軍事法廷の記録そのものがあります。
鈴木氏の『南京大虐殺のまぼろし』や洞氏の『南京大虐殺 -- まぼろし化工作批判』が書かれた時点では公開されていなかったのですが、今では中国側から公開された一部の記録(起訴状と判決書[8])を見ることができます。
この判決書を見ると、被告側の言い分として記録されているのは、
「『東京日日新聞』の記事は偽りであり、被告の武勲を称揚して日本の女性の羨望をあつめ、早く良縁を得られるよう期したものである」
という主張だけです。(この主張は確かに前記の「上申書」にも出ています。) もし被告側が裁判の過程で、問題の時点で現場にいなかったという重大な主張をしたのならば、まずそのアリバイ主張が(例え一蹴されるにせよ)第一に記録されるのが当然ではないでしょうか。断定はできませんが、判決書に出てこないということは、裁判の過程ではそのような主張がなされなかった(つまり、向井少尉自身が自分のアリバイを*知らなかった*)のではないかと思われるのです。
というわけで、各種の証言・証拠を総合すると、少なくとも百人斬り記事が浅海記者の創作などではなく、両少尉が語った内容を大体そのまま書いたものであることはほぼ確実です。そして、もとより白兵戦の中で向かってくる敵兵を斬り殺すことなどほとんどあり得ない以上、野田少尉が告白しているとおり、この百人斬りの大部分は捕虜虐殺の据え物斬りとして行われたと見るのが妥当なところでしょう。
百人斬りなどは南京大虐殺全体から見ればほんの一エピソードに過ぎないので普通なら今更こんな事で議論する必要はないのですが、未だにこのエピソードをネタに真面目な研究者やジャーナリストの仕事にケチをつけたがる人がいるので、私もやむを得ず知識の範囲内で対応しているわけです。
例えば、『南京大虐殺のまぼろし』には、「南京刑務所で、向井氏が処刑される寸前まで、彼と共に生活をした」小西さんという方からの手紙が紹介されています。
ところが、たまたまこれと同じ(としか考えられない)手紙が山本七平氏によっても別のところで紹介されており、この二つを比較してみると、細かい部分で多数の食い違いがあるだけでなく、重要なポイント部分にも相違があるのです。『南京大虐殺 -- まぼろし化工作批判』ではこの二つの手紙が上下2段組みで並列に示さ
れているので是非見比べて下さい。これを見ると、大して長くもない手紙に細かい言い回しや事実関係に関する食い違いが何十個所もあり、その上、次のような重大な疑問点があります。
(1)山本氏紹介の手紙では、冒頭に
「偶然な機会に週刊新潮7月29日号の…記事を見ました。」
とあり、途中にも「貴誌既報の如く」と週刊新潮宛てに書かれた手紙であることがはっきり示されているが、鈴木氏の紹介ではどちらもカットされている。鈴木氏が自分宛ての手紙であるかのように装った疑いが濃い。
(2)鈴木氏紹介の手紙には
『…彼らが着いて直後、予審とも記者会見 ともわからないようなものをやり、この人たちが初めから異常な扱いをされていることはすぐにわかりました。「事実は明白である。如何なる証拠を出しても無駄である」といっていたそうで、大虐殺の犯人として事件に決着をつける政略的なものであろうと我々も話していました』
と いう部分があるが、山本氏紹介の手紙ではここが中略されている。ここはこの裁判が予断に満ちた不当なものであったことを示す重要な部分なので、あえてここを中略してしまうとは考えにくく、そのような記述は実際にはなかった可能性が高い。
(3)同じく、鈴木氏紹介の手紙の末尾には
『刑の執行の朝、彼等が、軍事法廷になっていた二階で、“天皇陛下万歳、中華民国万歳、日中友好万歳”と三唱した声が今でもはっきり蘇がえってくるのであえてここに筆をとりました』
という部分があるが、これも山本氏紹介の手紙では後略されている。ここも両被告の堂々とした態度を示す印象的な部分で、あえて略してしまうとは考えにくく、鈴木氏の創作である可能性が高い。
洞氏は、
『鈴木氏はよくもまあ、他人の文章をこうも勝手に改竄したものだといわざるをえない。
…鈴木氏が、こうした資料の扱い方をあえてしたとすれば、氏の「追跡ルポ」のききとり方も、相手の話したところがどこまでそのとおりにつ たえられているか疑わしくなる。
フィクションならともかく、こんなルーズで恣意な資料のあつかいをしているのでは、『「南京大虐殺」のまぼろし』は、「ノンフィクション」・史書としては失格なのではなかろうか。 』
と述べていますが、私もまったく同感です。
また、ジャーナリストの和多田進氏は、『「南京大虐殺」のまぼろし』 が単行本になった1973年に台湾に渡り、鈴木氏の本にも出てくる石美瑜氏(両少尉を裁いた裁判の裁判長)にインタビューしています。その結果、鈴木氏が身元をごまかし、取材目的も告げずに会っていたこと(石氏は鈴木氏のことを向井か野田の息子またはその友人だと思っており、鈴木氏の本のことも知らなかった)、鈴木氏は石氏の上海なまりがひどくて話が聞き取れなかったというが、実際には台湾生まれの通訳でも会話に何の不自由もなかったことなどが明らかになっています。
肝心の石氏の証言も、鈴木氏のテープにあるという
『この種の裁判には何応欽将軍と蒋介石総統の直接の意見も入っていた』
とか
『向井少尉が日本軍人として終始堂々たる態度を少しも変えず、中国側のすべての裁判官に深い感銘を与えた』
などという話は出てこず、逆に
『裁判で明らかになったことのひとつは、「百人斬り」競争に際して、二人はブランデーを賭けていたということです。』
とか
『二人の家族にも言ってもらいたいことだが、中国人はこの戦争でおそらく1000万人も死んでいるだろうということだ。もし証拠がなくても処刑できるのだということになれば、日本の軍人はすべて処刑しなければならないということになるだろう。しかし、われわれは報復主義はとらなかったということです。』
といった証言が得られています。
鈴木氏が石氏の証言として
『五人の判事のうち三人が賛成すれば刑は決定された』
などと書いているにもかかわらず、判決書によれば実際の裁判官は*四人*であったことなどを考えれば、それは自明であると私は思います。
いまだにこのような「取材」によって書かれた本をネタにして本多氏の「ジャーナリストとしての姿勢」にケチを付ける人がいたり、この件の決着がどうついたのかさえほとんど知られていない、というのは実になげかわしいことです。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/nangjin/hyakunin/fj960923.htm
望月五三郎手記
望月五三郎氏は事件当時両少尉と同じ部隊におり、両少尉による「競争」を目の前で見ていた当事者である。望月氏は1985年に私家版として刊行した手記『私の支那事変』の中でこの事件についても触れており、この「競争」の実態が、捕らえた罪もない農民を二人で争って斬り殺した殺人競争であったことを赤裸々に描き出している。志々目証言とこの手記によって、百人斬りの真相はほぼ明らかになったと言っていいだろう。作り話でもなければもちろん戦闘行為でもなく、無抵抗な捕虜や農民に対する虐殺だったのである。
ちなみに、この手記は刊行後埋もれたままになっていたが、歴史否定勢力が両少尉の遺族を原告に仕立てて本多勝一氏や毎日新聞、朝日新聞などを「名誉毀損」で訴えた裁判の過程で、新資料として発掘された。愚かな否定派の策謀も真相究明に役立つことがある、という好例であろう。
百 人 斬 り 昭一二・一一・二七 〜 昭一二・一一・二八
線路に沿って西へと進む。無錫の手前八kmあたりで、敵の敗残兵約ニケ中隊に遭遇し、激戦の末、約三○名を捕虜にする。敗走する敵は無錫へとのがれた。
無錫は工業都市であるが戦下の無錫の煙突の林立には煙一つ昇っていない。曽つての煤煙であたりの建物はどす黒く染って陰気な街である。
速射砲が敵陣の壁めがけて発射された。速射砲とは発射すると直線で弾がとぶ、発射音と同時に、ドン、ドカン瞬間にはもう弾は壁を砕いている物凄い破壊力である。引き続き野砲の援護射撃が始まった。その間に中隊は前進する、援護射撃は有難いが、観測を誤ったのか、我々をはさんで前と後に落下する。そしてその間隔がだんだん我々に近づいてくる。鯖中隊怒り心頭に達する。
やがて砲撃はとまり、敵は常州方面へと退却した。
常州へと進撃する行軍中の丹陽附近で大休止のとき、私は吉田一等兵と向ひ合って雑談をしていると、突然うーんとうなって腹をおさえながらうずくまった。流弾にあたったのである。
「おい吉田」と声をかけたが返事がない、死んでいるのである。即死であった。もう五寸位置がちがっていたら、私にあたっていたのである。私はほんの五寸前で死んでいった吉田一等兵をこの目で見た。葬むるにも時間がない、衛生隊にお願ひして、心を残しながら行軍に続いた。
このあたりから野田、向井両少尉の百人斬りが始るのである。野田少尉は見習士官として第一一中隊に赴任し我々の教官であった。少尉に任官し大隊副官として、行軍中は馬にまたがり、配下中隊の命令伝達に奔走していた。
この人が百人斬りの勇土とさわがれ、内地の新聞、ラジオニュースで賞賛され一躍有名になった人である。
「おい望月あこにいる支那人をつれてこい」命令のままに支那人をひっぱって来た。助けてくれと哀願するが、やがてあきらめて前に座る。少尉の振り上げた軍刀を背にしてふり返り、憎しみ丸だしの笑ひをこめて、軍刀をにらみつける。
一刀のもとに首がとんで胴体が、がっくりと前に倒れる。首からふき出した血の勢で小石がころころと動いている。目をそむけたい気持も、少尉の手前じっとこらえる。
戦友の死を目の前で見、幾多の屍を越えてきた私ではあったが、抵抗なき農民を何んの埋由もなく血祭にあげる行為はどうしても納得出来なかった。
その行為は、支那人を見つければ、向井少尉とうばい合ひする程、エスカレートしてきた。 両少尉は涙を流して助けを求める農民を無残にも切り捨てた。支那兵を戦斗中たたき斬ったのならいざ知らず。この行為を連隊長も大隊長も知っていた筈である。にもかかわらずこれを黙認した。そしてこの百人斬りは続行されたのである。
この残虐行為を何故、英雄と評価し宣伝したのであらうか。マスコミは最前線にいないから、支那兵と支那農民をぼかして報道したものであり、報道部の検閲を通過して国内に報道されたものであるところに意義がある。
今戦争の姿生がうかがえる。世界戦争史の中に一大汚点を残したのである。(後略)
(季刊『中帰連』2004年秋号)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/mochiduki.htm
向井氏の遺書
百人斬りの実行当事者である向井氏は処刑前に遺書を残しているが、この遺書には、東京日日新聞による報道は彼ら自身の話した内容を記事にしたものであることが明記されている。つまり、向井氏本人が、記事は浅海記者による捏造などではないと言っているのである。更に、「公平な人が記事を見れば明かに戦闘行為であります」と述べているとおり、向井氏は記事に書かれた百人斬り競争を行ったこと自体は認めている。(それは戦闘行為であって虐殺ではなかった、と言っている訳だが、銃器で武装した敵兵を戦闘中に何人も日本刀で斬り殺すことなどできるはずがないことは言うまでもない。)
以下、この遺書の一部を再録する。
この向井氏の遺書では、百人斬り競争を新聞記者に話したのは野田氏ということになっているが、野田氏の方は、話したのは向井氏だと父親への手紙に書いている。
なお、「百人斬り」を捏造だと主張する鈴木明氏は『「南京大虐殺」のまぼろし』に向井氏の遺書を引用しているが、なぜかそれは下記の「辞世」の部分だけで、都合の悪い後半部分は無視されている。
[1] 南京事件調査研究会編 『南京大虐殺否定論13のウソ』 柏書房(1999) p.111
[2] 鈴木明 『「南京大虐殺」のまぼろし』 文藝春秋(1973) p.77
辞 世
我は天地神明に誓い捕虜住民を殺害せる事全然なし。南京虐殺事件等の罪は絶対に受けません。死は天命と思い日本男子として立派に中国の土になります。然れ共魂は大八州島に帰ります。
我が死を以て中国抗戦八年の苦杯の遺恨流れ去り日華親善、東洋平和の因ともなれば捨石となり幸ひです。
中国の御奮闘を祈る
日本敢奮を祈る
中国万歳
日本万歳
天皇陛下万歳
死して護国の鬼となります
十二月三十一日 十時記す 向井 敏明
遣 書
母上様不孝先立つ身如何とも仕方なし。努力の限りを尽しましたが我々の誠を見る正しい人は無い様です。恐しい国です。
野田君が、新聞記者に言つたことが記事になり死の道づれに大家族の本柱を失はしめました事を伏して御詫びすると申伝え下さい、との事です。何れが悪いのでもありません。人が集つて語れば冗談も出るのは当然の事です。私も野田様の方に御託ぴして置きました。
公平な人が記事を見れば明かに戦闘行為であります。犯罪ではありません。記事が正しければ報道せられまして賞賛されます。書いてあるものに悪い事は無いのですが頭からの曲解です。浅海さんも悪いのでは決してありません。我々の為に賞揚してくれた人です。日本人に悪い人はありません。我々の事に関しては浅海、富山両氏より証明が来ましたが公判に間に会いませんでした。然し間に合つたところで無効でしたろう。直ちに証明書に基いて上訴しましたが採用しないのを見ても判然とします。(後略)
巣鴨遺書編纂会 『世紀の遺書』 (1953年)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/mukai.htm
志々目証言
帰国した野田少尉が故郷の小学校で講演した内容を、後輩の志々目彰氏が聞いたもの。勇猛な白兵戦として報道された「百人斬り」の実態が、実は捕虜虐殺の据え物斬りであったことが、本人の口から率直に語られている。
戦記雑誌『丸』が11月号で「日中戦争の全貌」という特集をしている。その中に当時毎日新聞社会部陸軍報道班員鈴木二郎氏の「私はあの“南京の悲劇”を目撃した」という貴重な回顧録がある。
この文章は、栄誉をかけた“百人斬り競争”として二名の青年将校が南京攻略戦の中で二百名以上の中国兵を日本刀で切り捨てたことから始まっている。ところがこの事を、私は小学校の時本人から聞いて知っていた。それは私にとって“中国体験”のはじまりでもあった。
それは小学校卒業の一年前、昭和十四年の春だったにちがいない。生徒を前にA先生が「いちばん上級となった君たちに」といったのと、これで上級生がいなくなってせいせいするぞという解放感で気持ちが弾んでいたのとを記憶している。A先生はわが校の先輩であるというパリパリの青年士官をつれてきた。陸軍士官学校を出てまだ何年もたたないというその若い将校のキビキビした動作、ピンと前の立った士官帽をはっきりと思い出す。
私の出た学校は鹿児島県立師範学校附属小学校。父は県庁の下級官吏で、本来この学校へこどもを出せる階級ではなかった。私も附属特有のお坊っちゃんムードが嫌いで、それに勉強も好きでなかったから、毛並みのいい級友たちとは一歩距離があった。鹿児島というところは軍人の産地で、中学で少しできる奴は身体がよければ海軍兵学校か陸軍士官学校へ進む土地柄であった。私自身その三年のちに陸軍幼年学校の生徒になったのだが、陸軍将校には特別の憧れや関心をいだいていなかった。それは、長兄の影響――日夜海軍兵学校のことを言いくらし、希望をつらぬいて江田島に入り、終戦の百日前に水上偵察飛行隊の分隊長として戦死した――を強く受けて、熱烈な海軍ファンだったからかもしれない。
さて、小学生を前にしたN少尉は、ずいぶんくつろいでいたようだ。世間でみる軍人という堅い感じは少しもなく、また私たちが数年後に自ら体験した気負いもなかったと、今にして思う。それは戦火をくぐりぬけてきた人の落ちつきであったのかもしらないが、やはり母校の小学生、身内に話しているという気軽さでもあったのだろう。たんたんと話した内輪話は、ほぼ次のようなものであった。
「郷土出身の勇士とか、百人斬り競争の勇士とか新聞が書いているのは私のことだ……
実際に突撃していって白兵戦の中で斬ったのは四、五人しかいない……
占領した敵の塹壕にむかって『ニーライライ』とよびかけるとシナ兵はバカだから、ぞろぞろと出てこちらへやってくる。それを並ばせておいて片っぱしから斬る……
百人斬りと評判になったけれども、本当はこうして斬ったものが殆んどだ……
二人で競争したのだが、あとで何ともないかとよく聞かれるが、私は何ともない……」
これを聞いて、私の頭には新聞写真で見たような敵の陣地が浮かんできた。腰を丸め手をあげてゾロゾロ出てくる中国兵……なぜ中国兵は逃げないのだろう? 反抗しないのだろう? 兵士がみんな馬鹿ということがあるだろうか。
そのほかにも「中支戦線」や戦場生活の話を聞いた筈だが、忘れてしまっている。
「ニーライライというと、シナ兵はバカだからぞろぞろと出てくる……」
という言葉は今でもはっきり覚えている。「ニーライライ」というのは、お前来い来い、という意味だそうだ。これは竹内好さんや安藤彦太郎さんたちのいう“兵隊シナ語”の一種でもあったのだ。
その頃の私たちには、斬られた中国兵のために憤り、或いは同情する“ヒューマニズム”はなかった。その中国の兵たちにも自分のような弟がいるかもしれないなどとは、思ってもみなかった。軍人になろうとしている兄貴を慕っていた私だから、そんな類推ができない筈はなかったのに……
だが、白兵戦では斬らずに戦意を失って投降した敵を斬るという“勇士”の体験談は、私にはショックだった。ひどいなあ、ずるいなあ。それ以上のことは幼い自分には分らなかった。これでいいのだろうか、そんな軍と軍人で果して“聖戦”が可能なのだろうか。陸軍幼年学校に入り、国軍の生徒としての教育をうけるようになってから、そのことをあらためて思い出すようになっていた。
そして敗戦。変り身のはやくない私は、二・一ストのあとまで、依然として軍国主義者だった。そのころ極東裁判が開かれた。マスコミと世論が旧軍隊の、ことに戦争遂行の骨幹であった正規将校の腐敗をあばく度にくやしがっていた私だったが、南京虐殺事件の報道はすなおに受けいれることができた。N少尉の話の全体像がつかめてきたように思い、自身もにない手であった日本帝国主義の対外的な責任を考えるようになったのは、この頃からであった。(後略)
志々目彰「日中戦争の追憶――“百人斬り競争”」(『中国』1971年12月号)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/shijime.htm
報道関係者の証言
浅海一男 元東京日日新聞特派員 (第1報〜第4報共同発信者)
(前略)連日の強行軍からくる疲労感と、いつどこでどんな“大戦果”が起こるか判らない錯綜した取材対象に気をくばらなければならない緊張感に包まれていたときに、あれはたしか無錫の駅前の広場の一角で、M少尉、N少尉と名乗る二人の若い日本将校に出会ったのです。(中略)筆者たちの取材チームはその広場の片隅で小休止と、その夜そこで天幕夜営をする準備をしていた、と記憶するのですが、M、N両将校は、われわれが掲げていた新聞社の社旗を見て、向うから立ち寄って来たのでした。(中略)
両将校は、かれらの部隊が末端の小部隊であるために、その勇壮な戦いぶりが内地の新聞に伝えられることのないささやかな不満足を表明したり、かれらのいる最前線の将兵がどんなに志気高く戦っているかといった話をしたり、いまは記憶に残ってないさまざまな談話をこころみたなかで、かれら両将校が計画している「百人斬り競争」といういかにも青年将校らしい武功のコンテストの計画を話してくれたのです。筆者らは、この多くの戦争ばなしのなかから、このコンテストの計画を選択して、その日の多くの戦況記事の、たしか終りの方に、追加して打電したのが、あの「百人斬り競争」シリーズの第一報であったのです。
両将校がわれわれのところから去るとき、筆者らは、このコンテストのこれからの成績結果をどうしたら知ることができるかについて質問しました。かれらは、どうせ君たちはその社旗をかかげて戦線の公道上のどこかにいるだろうから、かれらの方からそれを目印にして話にやって来るさ、といった意味の応答をして、元気に立ち去っていったのでした。
(中略)
事実、「敵」を無造作に「斬る」ということは、はげしい戦闘間のときはもちろんですが、その他のばあいでも、当時の日本の国内の道徳観からいってもそれほど不道徳な行為とはみられていなかったのですが、とくにわれわれが従軍した戦線では、それを不道徳とする意識は皆無に近かったというのが事実でした。筆者は、あの戦線の薄れた記憶のフィルムのなかでも、次のようないくつかの場面だけは脳裡に焼きついて離れません。
例えば確か丹陽の少し手前(上海寄り)にあった中華民国歩兵学校が占領されたとき、その裏手の広場に、数十体の国民党軍の兵士の遺体が横たわっていて、それらの遺体にどれひとつとして頚部から上の部分が見られなかったときの筆者の驚ろきと暗澹たる心情は忘れがたいのです。
(中略)
このような異常な環境のなかにあって筆者たちの取材チームはM、N両少尉の談話を聞くことができたのです。両少尉は、その後三、四回われわれのところ(それはほとんど毎日前進していて位置が変わっていましたが)に現われてかれらの「コンテスト」の経過を告げていきました。その日時と場所がどうであったかは、いま筆者の記憶からほとんど消えていますが、たしか丹陽をはなれて少し前進したころに一度、麒麟門の附近で一度か二度、紫金山麓孫文陵前の公道あたりで一度か二度、両少尉の訪問を受けたように記憶しています。両少尉はあるときは一人で、あるときは二人で元気にやって来ました。そして担当の戦局が忙しいとみえて、必要な談話が終るとあまり雑談をすることもなく、あたふたとかれらの戦線の方へ帰っていきました。(後略)
浅海一男「新型の進軍ラッパはあまり鳴らない」(本多編『ペンの陰謀』 1977年 p.340-347)
鈴木二郎 元東京日日新聞特派員 (第4報共同発信者)
(前略)わたくしたちは昭和十二年十二月十二日に、砲弾に崩れた中山門をよじのぼって南京城内にはいるまで、上海から京*線沿いに竜華、南市、崑山、太倉、常熟、蘇州、無錫と、つかずはなれず従軍したが、この間、二人の陸軍少尉の百人斬り競争≠ニいう特電が生まれた。南京いりするまでに、どちらがさきに敵の百人を斬るか、というのである。
この特電は、南京落城直前までの数回大きく報ぜられたのであるが、この記事が、(東京裁判で)告発する検事側の注目するところとなり、『虐殺』の訴因の一環として、証人指名、呼出状となたのである。
南京いりして展開する『虐殺』に接する前に、『虐殺』とみられたこの百人斬り競争≠フ始末をのべてみる。
(中略)
検事の喚問は、やはりこの競争≠『虐殺』として、事実の有無、取材の経緯、そして両将校の競争≠フ真意をするどく追及されたが、どの特派員もこの二将校がじっさいに斬り殺した現場をみたわけではなく、ただ二人がこの競争≠計画し、その武勇伝を従軍記者に披露したのであって、その残虐性はしるよしもなく、ただ両将校が、
二人とも逃げるのは斬らない
といった言葉をたよりに、べつに浅海君と打ち合わせていた(証言は別べつにとられた)わけではなかったが、期せずして、
『決して逃げるものは斬らなかった。立ちむかってくる敵だけを斬った日本の武士道精神に則ったもので、一般民衆には手をだしていない、虐殺ではない』
と強調した。
検事側にとってはきわめてたよりない証言だったにちがいない。それかあらぬか、いよいよ出廷の日、まず浅海君が証人台に立ち、右手を高くあげて、大きな声で宣誓をした瞬間『書類不備』?とかで却下となり、浅海君は気ぬけした顔で控え室に帰ってきた。まもなく書記がやってきて、『もう二人ともこなくてよい』といわれた。つぎの出番と緊張していたわたしは証人台に立たずにすみ、ホッとしたものだった。
しかし、両将校は国府側にとらわれ、これを知らされたわれわれの嘆願署名のかいもなく処刑されたと聞かされた。(後略)
鈴木二郎「私はあの“南京の悲劇”を目撃した」(月刊『丸』1971年11月号)
(本多『殺す側の論理』p.190-191)
そして記事にあるように、紫金山麓で二人の少尉に会ったんですよ。浅海さんと一緒になり、結局、その場には向井少尉、野田少尉、浅海さん、ぼくの四人がいたことになりますな。あの紫金山はかなりの激戦でしたよ。その敵の抵抗もだんだん弱まって、頂上へと追い詰められていったんですよ。最後に一種の毒ガスである“赤筒”でいぶり出された敵を掃討していた時ですよ、二人の少尉に会ったのは……。そこで、あの記事の次第を話してくれたんです。
本人たちから、“向って来るヤツだけ斬った。決して逃げる敵は斬らなかった”という話を直接聞き、信頼して後方に送ったわけですよ。浅海さんとぼくの、どちらが直接執筆したかは忘れました。そりゃまあ、今になってあの記事見ると、よくこういう記事送れたなあとは思いますよ。まるで、ラグビーの試合のニュースみたいですから。ずいぶん興味本位な記事には違いありませんね。やはり従軍記者の生活というか、戦場心理みたいなものを説明しないと、なかなかわかりませんでしょうねえ。従軍記者の役割は、戦況報告と、そして日本の将兵たちがいかに勇ましく戦ったかを知らせることにあったんですよ。武勇伝的なものも含めて、ぼくらは戦場で“見たまま”“聞いたまま”を記事にして送ったんです
『週刊新潮』昭和47(1972)年7月29日号 p.36
(前略)一体、昼夜を分たず、兵、或いは将校たちと戦野に起居し、銃弾をくぐりながらの従軍記者が、冗談にしろニュースのデッチ上げが出来るであろうか。私にはとてもそんな度胸はない。南京城の近く紫金山の麓で、彼我砲撃のさ中にゴール#翌チた二人の将校から直接耳にした斬殺数の事は、今から三十九年前の事とはいえ忘れる事は出来ない。南京入城の際私は三十歳、この従軍を加えて、幼児からしばしば死に直面したが、他の事は忘却しても、死に直面の場面は今でも鮮かに脳裡に浮かぶのである。
(中略)
しかし、残念な事に、資料Cとして紹介された月刊誌『中国』の一九七一年十二月号にある志々目彰氏の「日中戦争の追憶」――百人斬り競争≠フ文が、私を愕然とさせた。その文章には、鹿児島県出身のN少尉が小学校での講演で「郷土出身の勇士とか、百人斬り競争の勇士とか新聞が書いているのは私のことだ……」とまず、私ども東京日日新聞(現毎日新聞)の百人斬り競争%チ電を裏付けた発言が紹介されていたのは当然の事ながら、つぎのような驚くべき発言があった。
実際に突撃していって白兵戦の中で斬ったのは四、五人しかいない……
占領した敵の塹壕にむかってニーライライ≠ニ呼びかけるとシナ兵はバカだから、ぞろぞろと出てこちらへやってくる。それを並ばせておいて片っぱしから斬る……
百人斬りと評判になったけれども、本当はこうして斬ったものが殆んどだ……
二人で競争したのだが、あとで何ともないか、とよく聞かれるが、私は何ともない……
とあり、更に志々目氏は、つぎのようにつづけている。
「ニーライライ≠ニいうと、シナ兵はバカだからぞろぞろと出てくる」という言葉は今でもはっきり覚えている。ニーライライ≠ニいうのは、お前来い来い、という意味だそうだ。(中略)
だが、白兵戦では斬らずに戦意を失って投降した敵を斬るという勇士の体験談は、私にはショックだった、云々。
志々目氏が小学生のころ、本人から聞いて知って受けたというこのショック≠ヘ、二将校の「逃げるのは斬らない」という言明を深く信じていた私どもには、あの特電≠ゥら四十年にもなろうとする現在、大変なショックを覚え、「裏切られた」という感じで一パイである。
戦後、浅海一男君ともどもこの百人斬り競争≠フ特電をもとに、市ヶ谷台の東京裁判で、南京虐殺事件の検事側証人として喚問された際、特に二人が強調したのは「二人とも逃げるのは斬っていない、立ち向かう敵だけを斬った、虐殺ではない」ということだった。そしてまた、その事を信じての特電だったからだ。
志々目氏の聞いたN少尉の講演は、或いは同少尉が、戦捷のさ中に、帰国して勇士≠ニして歓迎され講演を頼まれ、いささか調子に乗って、話を面白おかしく(当時として)する気持ちで話したのかも知れないが――
聖戦≠信じ、勝つある事を信じて、夢中で戦場を馳け回り、九死に一生を得て、今日ある時、今更ながらわれらの「特電」の空しさに反省させられたのである。
鈴木二郎「当時の従軍記者として」(本多編『ペンの陰謀』 1977年 p.356-358)
佐藤振寿カメラマン (第4報掲載写真撮影者)
とにかく十六師団が常州に入城したとき、私らは城門の近くに宿舎をとった。宿舎といっても野営みたいなものだが、社旗を立てた。そこに私がいた時、浅海さんが“撮ってほしい写真がある”と飛び込んで来たんですね。
私が“なんだ、どんな写真だ”と聞くと、外にいた二人の将校を指して、“この二人が百人斬り競争をしているんだ。一枚頼む”という。 “へえー”と思ったけど、おもしろい話なので、いわれるまま撮った写真が“常州にて”というこの写真ですよ。写真は城門のそばで撮りました。二人の将校がタバコを切らしている、と浅海さんがいうので、私は自分のリュックの中から『ルビークイーン』という十本入りのタバコ一箱ずつをプレゼントした記憶もあるな。 私が写真を撮っている前後、浅海さんは二人の話をメモにとっていた。だから、あの記事はあくまで聞いた話なんですよ。
あの時、私がいだいた疑問は、百人斬りといったって、誰がその数を数えるのか、ということだった。これは私が写真撮りながら聞いたのか、浅海さんが尋ねたのかよくわからないけれど、確かどちらかが、“あんた方、斬った、斬ったというが、誰がそれを勘定するのか”と聞きましたよ。そしたら、野田少尉は大隊副官、向井少尉は歩兵砲隊の小隊長なんですね。それぞれに当番兵がついている。その当番兵をとりかえっこして、当番兵が数えているのだ、という話だった。 ――それなら話はわかる、ということになったのですよ。私が戦地でかかわりあった話は、以上だ。
『週刊新潮』昭和47(1972)年7月29日号 p.35
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/houdou.htm
据え物斬り体験者の証言
鵜野晋太郎氏は、旧陸軍第39師団232連隊第2大隊情報将校として自ら40名以上もの中国人を、主に日本刀(「備州長船祐定」および昭和新刀「助川貞光」)を用いて虐殺した体験者であり、中華人民共和国における戦犯裁判において、大尉以下の800名の中ではただ一人重刑判決を受けた。以下、氏の告白手記『日本刀怨恨譜』(本多勝一編『ペンの陰謀』収録)から引用する。(小見出しは高橋による。)
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1942年5月、最初の斬首体験
竹薮を背に、私は半身に構えて農民の左後方に立った。彼の瞼は腫れ、口からは血が流れていた。祐定を抜くと、一五人許りの日本兵のざわめきが消えた。 ……
苦し気な農民の息づかいだけが聞こえる。刀を構える直前、農民の斬撃点である後首を見て、一瞬当惑した。斜め下に見るそれは僅かに二センチ位にしか見えない。沙陽鎮の立木とは雲泥の相違である。外れると後頭部か肩を横一文字に斬ることになり、その瞬間、将校としての威信失墜必至である。而も初体験であり、成功の保証はない。 ……二秒、三秒、グッと刀を振り上げた。――
「エイッ!」
ドスッ≠ニ鈍い手応えと同時に、九分通り斬れた首が胸に巻きこむように倒れた。斬った瞬間真っ赤な血が噴水のように三、四本吹きあがり、胴体は血溜りの中にのめりこんだ。自分自身が下手人であり、それこそ万死に値する罪を犯したのに、逆に私はホッとした心境で刀の血糊を拭いた。
(略)
御稜威≠フ下(天皇の威光の下)赫々たる「戦果」に酔っていた皇軍の一つの側面は、明らかにその底流で敗戦の要素が比重を高め、進行しつつあったことである。だが、私はそんなことなど露知らず、勝手な総括をしていた。――
一、祐定は切味と重さのバランスがよく、うまく斬れた。刃こぼれや目釘損傷なし。
二、日本刀は無抵抗の人間(奮戦したが刀折れ矢尽きて不幸にして逮捕された捕虜)の「据え物斬り」には最適である。つまり小銃拳銃の如きでは射撃音響が大きくて殺人現場が喧騒となり、まかり間違えば友軍(味方)を殺傷することもある。その点日本刀は軽便にして殺傷力大で、殺人現場は概して静粛に保たれ、日本刀使用者の技量のかなり低い者でも十分成果が期待し得る。従って刃がしっかりし、折れ・曲りの顧慮少ない刀の場合は、一挙に五名乃至十名の連続斬首は十分可能と思われる。但し「警備地区内」での殺人は予め穴を掘り、斬首後直ちに埋没の準備をしないと、最大の欠点たる大量の流血のために「刑場汚染」となり、具合悪く、注意を要する。
三、但し白兵戦闘の場合はその刃渡り(刃部の長さ)はとても着剣小銃に対抗できず、而も軍刀として外装したものは重くて成果は期待し得ず、従って単に将校の単独軍装として兵を指揮する場合のサーベル的役割を果たせる程度のものに過ぎない。
1944年、民間人9人の連続斬首
私は常用の貞光を引き抜くと、一息入れてくるりと剣背(嶺、つまり刀の刃の背)を軽く村長の首に当て、間合いを見て足の位置を定め、今度は刃部を前に戻し乍ら一気に振り下ろした。
ドスッ≠ニ鈍い手応えと同時に、噴水の如く二、三本と吹き出す血。村長の首は胴体より僅かに早く落ち、顔は苦悶に歪み、歯はガチガチと砂を噛んだ。凄愴、無残。ただよう血の匂い。 ……
つづいて私は次の四十がらみの村幹部の後方に廻った。
(先ずはうまくいったが、目釘はどうかな。刀の曲りは出たかな?)
目釘は異常ないが、刀身はわずかに曲りが出たようだ。
(大丈夫だ。連続してどこまでいけるか、やるんだ)
次の首に剣背を当てるや、返して振り下ろす。そして三人、四人目へと息もつかせず斬った。だが四人目は八分通りの斬れ方で首は胸に垂れて倒れた。
(失敗だ!落ち着け!)
私は強いて笑顔を試みたが、泣き面になってしまった。
「おい!警戒兵、そこの水桶を持ってこい!」
私はひったくるようにして水桶の水で刀の血糊を拭いた後、タオルを刀身に巻いて切先から四○センチの所に膝をあてがい、右に約五度曲がったのを両手でぐいと元にもどしたが、僅かな曲りは残った。
(エイッ、あとの五人を殺らなくちゃ)
そのとき、聞き覚えのある不気味な歌――「抗日歌」を、5人が涙を流して斉唱し始めた。低く怒りの気概が迫る。
「止めろ!止めないか!よーし、斬ってやる」
だが不安がふとよぎった。 ――
(貞光の目釘はかなり緩んどる。これ以上緩めば刀は使えないぞ。でも父の祐定に取り替えて使うべきではない。勿論郭劉湾で一度血を吸わせたが、父の魂として祐定は一旦緩急の決戦の秋まで静かに保管した方がよいと決心して来たではないか。この母の魂たる貞光は昭和新刀だが、据え物でもこんなに曲るとは思わなかった。しかしここで父の祐定に取り替えては母の貞光を汚すことになる。……
そうだ!母のためにも断じて貞光で斬ろう!)
そのとき五人の斉唱は止んでいたが、悲痛な泣き声は続いていた。私は一段と凶暴に刀をふるって斬った。目釘は更に彎曲して緩み、顎元がガタガタになって来た上、再び刀身の四○センチまでが右五度に曲った。そのために二人斬首して曲りを直し、また二人斬っては直して、ようやく最後の九人目の首を斬り落とした。首を完全に落としたのは一番目と九番目だけであった。
血の匂いはしばらく消えなかった。鉄柵の中の捕虜の集団は、涙を拭おうともせず立ちすくんでいた。
この蛮行は勿論私の独断専行であったが、情報主任の権限として何等越権ではなく、寧ろ「天皇の軍隊」への反抗に対する統帥権の当然の発動とさえ思っていた。事実、翌朝、連隊長山田正吉大佐(陸士二九期)に情報・捕虜関係事項の報告の後この問題を詳細報告したところ、
「ウン、馬鹿に派手にやったな……」
と苦笑いしただけで、何のお咎めもなかったのである。
「百人斬り競争」に対する鵜野氏の感想
昭和十二年十一月 ― 十二月の日本の新聞は、連日南京へ進撃する皇軍のニュースで埋まっていた。とりわけ私の関心は、野田・向井両少尉の百人斬り競争であった。今日は何人目と報ぜられる記事は何者にもまして素晴らしく、一八歳の私の胸は皇国の無敵ぶりへの確信を一段と高めたものである。当時私は幼稚な「天下無敵大和魂武勇伝」を盲信していたので、百人斬りはすべて「壮烈鬼神も避く肉弾戦」(当時の従軍記者の好きなタイトルである)で斬ったものと思っていたが、前述の私の体験的確信から類推して、別の意味でこれは可能なことだ――と言うよりもむしろ容易なことであったに違いない。
しかもいわゆる警備地区での斬首殺害の場合、穴を掘り埋没しても野犬が食いあさると言う面倒があるが、進撃中の作戦地区ではまさに「斬り捨てご免」で、立ち小便勝手放題にも似た「気まま(イ盡)な殺人」を両少尉が「満喫」したであろうことは容易に首肯ける。ただ注意すべきは目釘と刀身の曲りだが、それもそう大したことではなかったのだろう。また百人斬りの「話題の主」とあっては、進撃途上で比隣部隊から「どうぞ、どうぞ」と捕虜の提供を存分に受けたことも類推できようと言うものだ。
要するに「据え物百人斬り競争」が正式名称になるべきである。尚彼等のどちらかが凱旋後故郷で講演した中に
「戦闘中に斬ったのは三人で他は捕えたのを斬った云々」
とあることからもはっきりしている。その戦闘中の三人も本当に白兵で斬ったのか真偽のほどはきわめて疑わしくなる。何れにせよ、こんなにはっきりしていることを「ああでもない、こうでもない」と言うこと自体馬鹿げた話だ。
私を含めて何百何千もの野田・向井がいて、それは日中50年戦争――とりわけ「支那事変」の時点での無敵皇軍≠フ極めてありふれた現象に過ぎなかったのである。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/uno.htm
その他の大量斬殺例
「衣」師団(第59師団)第45大隊の元伍長、鈴木丑之助氏が、「首切り浜野」と呼ばれていたある中尉について語った内容が、次のように紹介されている。
…「衣」の「秀嶺作戦」と、引き続く撤兵で、山東省という膨大な空白が残るが、ここに替わりの師団を配置する余裕はない。それで、「衣」各大隊から少しずつ兵を抜き出して独立警備大隊というのを作ったわけだ。規模も従来の大隊規模に及ばないものだった。
隊長には、第四五大隊の浜野仁中尉(栃木県出身)が任命された。浜野中尉は、皇軍で「首切り浜野」という異名を自他共に許していた。第四五大隊のなかに、彼が中国農民の首を日本刀で切り落とすのを、見なかった者はないとまで言われた。作戦に出て、途中見つけて案内人として使った中国人であれ、駐屯地周辺の部落民であれ、次々と首切りをしているうちに、彼は毎日一人は切らないと気が休まらなくなったようだと、兵士たちは思っていた。
彼の部下たちは、彼によって中国人首切りのコツを伝授された。彼によって、妊婦の腹の割き方、幼児の殺し方を教わった。その中には「人間がウドンを食べている途中で首を切ると、どう見えるか」などという“実験”まで混じっていたという。中国人民軍側は、彼に多大な懸賞金を掛けてその跡を追ったが、行った道と同じルートを、決して戻らないという彼の侵略行のやり方と皇軍の支援とで、九死に一生を得た。八路軍は、遂に彼を取り逃していた。「首切り浜野」を自他共に許す彼は、これによってますます優秀なる皇軍兵士としての立場を固めていた。
熊沢京次郎『天皇の軍隊』(現代評論社 1974年)p.348
自らも連続9人の据え物斬りを体験している鵜野晋太郎氏は、軍刀で50人以上を斬ったと噂されていたある下士官について、次のように書いている。
そのころ大隊本部に、公式には「喇叭長兼本部書記」の肩書の藤井曹長がいたが、私は彼に妙に心をひかれた。もともと幹候出身将校に対し、下士官は悪意を以て接するものだが、彼のさり気ないさっぱりした気風は好感が持てた。それにもまして確度の高い噂では、藤井は軍刀で50人以上、一説では100人以上斬っていると言われていた。(略)彼との交わりは半年に満たなかったが、彼の“殺人訓”を要約すると、次のようになる……
「私が50人なのか100人なのかと聞かれても答える口はもちませんよ。差し料(自分の所持している刀剣)が普通程度のものであれば、白兵戦で敵と渡りあってガタガタにならない限り、据え物だったら相手が抵抗できんように痛めてあるから、100人位十分殺れるんじゃないですか。 …そして相手を人間と思わんことですよ。まあ私は犬コロくらいにしか思ってませんから、まず失敗なんてありっこないですよ。ホラ見てください、これを……」
藤井は差し料を引き抜いて切っ先の部分を指さした。 ――
「スーと細い擦った線が沢山見えるでしょう。 ……首を斬った時につく頚骨が擦れた跡です。だからこの一本一本の線を数えれば何人斬ったか判りますよ。しかし将校さん方から時々、白兵戦で何人も何人も斬ったという話が流れるが信じませんね。 ……そうでしょう。
刀ほど危ないものはないですよ。一対一でも着剣小銃手と闘っても勝てないですよ。 ……
まして一対二なら一辺ですよ。ツンゴピン(中国兵)が本気になったら怖いですよ。だから私は、据え物で何十人斬ったと言うのなら信じますがねえ。
……日本の兵隊の着剣小銃での刺殺ならあり得ますよ。あれなら殺れますね。
……明治維新での新選組の池田屋の斬り込みは、最低三人が一団となってのことですから、あれでは斬れますよ。だから軍刀の武勇伝と言うのは嘘ですな……」
私は藤井の教訓を、敗戦までの間、私自身が犯した数多い斬首殺害の手本としての影響を強くうけたし、とりわけ藤井の差し料の頚骨の多数の擦過痕は私の心を捉らえ、一日も早く沢山斬りたいと言う衝動に駆られた。
(略)
昭和十八年はいろいろと戦闘の多い年で、負け戦もあった嫌な年であった。早春の頃、私は藤井と共謀――と言うよりむしろ彼に三拝九拝して、日本憲兵隊の密偵(中国人の漢奸)を暗殺して貰ったことがある。
あの頃の情報関係者は密偵に塩の独占搬入権を与えて使っていたが、憲兵が大隊の縄張りを荒すので、業を煮やしてその密偵をだまして連れ出し、藤井に背後から不意打ちさせて殺したのだった。彼の慣れた刀捌きに私は恍惚としたし、益々殺意が体中に漲った感じで、毎朝真刀(つまり軍刀)で“百本振り”をやって自慰したものである。
鵜野晋太郎「日本刀怨恨譜」
(本多勝一編『ペンの陰謀』 潮出版社 1977年 p.379-380)
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日本刀の殺傷力
刀剣研究家成瀬関次氏は、戦時中刀剣修理の技術者として大陸に渡り、多数の損傷刀の修理を行った。氏は、実戦で使われた軍刀を修理した経験から、「研ぎべりのした、刀身のへなへなと薄い刀、焼け身、中心を焼きつぎにしたもの、洋鉄を延して焼きを入れただけの昭和刀、手に合はぬ直刀等は、避けねばならぬ」と断りつつ、「概して日本刀は強靭なものである」とその実用性を保証している。以下、氏の著書『戦ふ日本刀』からその一部を引用する。
今度の事変中、一戦ごとに一人で十人二十人という敵を斬つた事が新聞にも現はれ、従軍後は、各部隊でさうした功名談もよく聞き、部隊長又は隊長からも、部下のかうした武功談を屡々耳にした。実際誇張や法螺でない事は、血刀を修理して見ただけでも、それが頷けた。自分は、兵隊の撮影した写真で、斬撃された敵屍の折重なつてゐる所を見た事があり、5月初旬、蘭陵鎮へ行軍途中、左荘といふ部落の近くで、刀疵で倒れてゐる敵の死体十幾つかを見た事があつた。
…
蒙橿の天鎮城内で敵と戦った時、逃げようとすれば十分に逃げられるのに、日本軍の抜刀突撃にあつて、一たまりもなく気が挫けて了つたのか、城門際に折り重なつてひしめいてゐたので、敵が多すぎて斬るのに骨が折れたと、或る兵隊は語つてゐた。(p.25)
面白い事は、兵種、戦闘の難易、地形其の他によつて、刀の損傷に共通点のある事で、例へば文字通りに血戦した部隊の刀を手にして見ると、判で押したやうに同じ傷み場所は、柄糸の磨り切れてゐる事、鍔元がぐらつき目釘が折れてゐる事、刀身の先の方が多くは左に曲がつてゐる事、同じ刀身の先の方に刃こぼれのある事の四つの点であり…(p.36)
自分は、日本刀の鑑識者ではなく、さうした知識には浅い者である。元来、古武道の内にくるめて、武用的方面から日本刀を見て来たのであるが、弾雨下の一線に従軍して、さうした所でなくては見られない血と泥≠フ破損刀を手がけ、二十数回の斬撃を目のあたりに見て、戦場で使ふ日本刀は、かうしたものでなくてはならぬといふ、本当の業物の姿をとらへて来たのである。(p.37)
斯様な事を述べると、一見斯道の異端者とも見えるだらうが、実際にあたつて見て、元来から物打に二分からの刃ギレのあつた刀で、敵十五六人も斬つて何ともならず、却つて他の部分に刃こぼれの出来てゐたものも見、切先が蛇の口(口を閉ぢたる)のやうな刀で七名から斬つたのも、他に疵はついても、その部分は何ともなつてゐなかつた。
概して日本刀は強靭なものである。ただ、研ぎべりのした、刀身のへなへなと薄い刀、焼け身、中心を焼つぎにしたもの、洋鉄を延して焼きを入れただけの昭和刀、手に合はぬ直刀等は、避けねばならぬ。
刀身の選定については、ただ名のある人といふよりも、刀の売買に関係のない、軍人などの鑑定家とか、実戦に経験のある人に見てもらふのが第一である。(p.40)
今、全国に残つてゐる昔鍛の日本刀はどの位あるか。推定四百万振といふのである。
…
右の内の約六七割までは、新刀新々刀とはるる刀であつて、大阪夏冬の陣前後から以降の作刀である。徳川時代から、明治大正にかけては、大量の日本刀を戦陣に於て試みるやうな機会はなかつた。
日清日露の両役にしても、今次の事変に比較して見ると、物の数でもなく、彼の天草の乱、戊辰戦争、西南の役にしてからが、量的にはさう大したものでは無かつた。
…
今次の事変では、…一面恐ろしい器械化戦が行はるると共に、他面一騎打の原始戦が盛んに行はれ、戦風は一部元亀天正に逆戻りしたかのやうなところさへある。その上、未曾有の廣い戦線で混戦的に戦ひつつあるのと、昭和九年来日本刀そのままでの使用が、事実上復活となり、戦線では軍の中堅をなす下士官全部が兵種を問はず佩用する事となつた等から、爾来日本刀が実戦に於いて有史以来の使用量を見せるに至つたのである。(p.41-42)
八木工兵中尉(此の人は静岡県相良町の名望家で、徐州戦当時筆者は共にその北部戦線に居た。)最近中支奥地からのお便りの中に、
……あつけない程脆く首が落ちた。昔からぬれ手拭いをはたく様な音がすると云はれてゐるが、まさにその通りでハツフツといつたとたんに四尺もすつ飛んで一声もない。(中略)この一戦で非常に大なる信念を得た。自分の刀で敵を斬り、その刀に信頼を持つた時から、武術が生きてくる。つまり刀も武術の内だ。云云。
中尉の佩刀は、大阪石堂康廣の若銘安廣で、二尺三寸余、自分には見覚えのある刀である。(p.57-58)
或る暑い日であつた。開封城内の修理班へ時目といふ変つた姓の少尉が自身刀を持つて修理にやつて来た。…無銘古刀の武家伝来らしいよい刀を持つてゐた。それで南京攻略の軍中三十七人を斬り、徐州戦で十人、都合四十七人を手にかけ、縛り首は一つも斬らなかつたといふ。
…
刀を見ると、血糊で白くなつてゐる。性質のよい古刀で骨ごと斬ると、必ず刃まくれの出来るのは一つの定則であるが、中央から上、物打下にそれも型の如くに出来て居り、刃こぼれも三ヵ所、刀全体がジツトリしてゐた。(p.77)
…陣中では、修理に出てくる刀の十振が十振いづれにも目釘の故障がある。それを一本一本竹を割つて削つてゐたのでは、徒に時間がかかつて急場の間に合わない。竹箸だと一寸削つて切つただけで用に立つ。しかも、何処の竹だか非常に堅くて、なかなか折れさうにもない。これは天が与へてくれたものと、自分はいまでもさう信じてゐる程である。
…
それから、最初自分の見込みでは、軍刀の故障は、刀身が六分外装が四分といふ考へで行つたところが、全くの反対であつて、殊に柄の故障の多かつたのは屡々発表したところであるが、それが為め早くも材料がなくなつてしまつた。(p.126-127)
さすがに第一線の戦闘部隊だ。一寸見ただけで其の損傷状態がまるでちがつてゐる。試みに手にした一刀、何げなしに抜いて見ると、刀身は鍔元から血糊でそれが稍褐色がかり錆のやうになつてゐる。プンと臭い。目釘が折れるか飛ぶかしたと見え、生木の小枝を打ち込んである。指先でつまんで抜くと。そこから黒褐色の悪臭をもつ汁がポタリと一滴落ちた。血の腐つたやつだ。戦ひの最中に、血が刀身をつたはつて、(金+祖)のすき間から柄の中に入り、それが間隙にたまつて腐つたのだ。柄木を抜いて見ると、その汁がダラダラと落ちる。
…
これは今度の事変ばかりでなく、日清日露から西南役維新戦争に溯つて見て、実際乱戦中に敵とわたり会つて血戦した事実は、小説や講談にあるやうにザラにあつたものでは無いらしい。殊に今度の事変などでは、いざ接戦となると敵は逃げ足となり、一人斬つて二人目に及ばんとする時は、早二間も三間も離れて居るといふやうな場合が多く、実際十人も二十人も斬つたといふやうな話は、例へば敵を城壁域内際とか袋路地のやうな所に追ひつめ、ひしめき合ひわめき合ふ処を片つ端から滅多斬りにした時などの事で、さうした将兵の血刀を手にし、状況を聞いて見るに、四五人斬つたかと思ふ頃、多くの場合血がぬるぬると柄に伝はつて来る。斯様な時に、昔の柄巻の有難さが本当にわかるもので、殊に小倉木綿をそのままたたんで巻いたのなどは、手がすべらなくてよい。(p.153-154)
成瀬関次 『戦ふ日本刀』 実業之日本社 昭和15年
(洞『南京大虐殺――「まぼろし」化工作批判』にも一部引用あり)
成瀬氏が指摘しているとおり、日中戦争では将校はもちろん下士官までが日本刀を戦地に持参した。彼らが、持参した日本刀の切れ味を試してみたくなったであろうことは想像に難くない。そしてそれを試すための最も容易な手段は、抵抗することのできない捕虜や住民を使った据え物斬りだった。これほど大量の日本刀が人間相手に実際に使われ、膨大な量の生き血を吸ったのは、有史以来このときだけなのである。
(2000.07.02)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/nihontou.htm
日本刀VSピストル真剣勝負(笑)
ゴールデンウィーク最終日、普段は見ない『トリビアの泉』をボーっと見ていたら、「テレビ史上最も危険な実験 日本刀VSピストル真剣勝負の衝撃映像!!」というのをやっていた。日本刀とピストル、どっちが強いか実験して確かめる、というのである。
その方法は、日本刀をほぼ垂直(やや刃面が上向き)に固定しておき、その刀身の中央部に向かって銃器射撃装置で水平に固定したピストルから弾を発射する、というシンプルなもの。射撃距離は5メートル。
実験に用いた日本刀は、特別なものではない平均的な日本刀、ということで、市販価格90万円程度を目安に現代の刀工(小田九山さん)に作製してもらった新作刀。ピストルはかつての米軍制式拳銃であり、強力な大口径拳銃の代表とも言えるコルト1911ガバメントモデル(45口径)である。
結果は……日本刀の完勝だった。超高速カメラを用いた撮影により、日本刀の刃に命中したピストルの弾が真っ二つに切断され、泣き別れになっていくさまが克明に映し出されたのである。日本刀には刃こぼれ一つなく、弾が当たった部分に指先大の鉛がこびりついた痕跡が残っただけだった。この結果に納得できないアメリカの銃砲店主(実験に用いたピストルの提供者)からの要請で実験は数回繰り返されたが、結果は同じだったという。
これだけなら「日本刀は凄い!」で終わってしまうところだが、この実験には番組作成者がまったく意識していなかった重大な意味がある。言うまでもなく、百人斬り事件との関係である。
百人斬り殺人競争を虚報と決め付け、それを突破口として南京大虐殺を否定しようとする勢力は、執拗に日本刀の脆弱さを主張してきた。日本刀の威力などというのは伝説に過ぎず、とても百人もの人間を斬ることなどできない貧弱な代物であり、だから百人斬りなどありえない、というのである。偽ユダヤ人イザヤ・ベンダサンこと山本七平など、自分の戦場体験からの結論だとして、一本の刀で斬れるのはせいぜい三人、と断言していた。
時速900キロで鉛の弾を撃ち込まれる衝撃に耐え、その弾を両断して傷つきもしない日本刀が、わずか三人の人間を斬っただけでダメになるものだろうか。要するに山本七平は、戦争体験者は黙して語らず、戦場体験のない世代には確かめようもないのをいいことに、大嘘を吐いたのだ。
フジテレビ(あのフジサンケイグループの)が全国に放映してくれたこの実験は、日本刀の性能に関する否定派の嘘を文字通り一刀両断にしてしまった。
まさに快挙である。
(2004.05.09)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/trivia.htm
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/597.html#c136
9. 中川隆[7700] koaQ7Jey 2017年4月12日 18:09:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8188]
渡部昇一の流した悪質なデマの例 3
●私にとって印象深いのは、本多勝一氏と山本七平氏の「百人斬り論争」です。72年に『諸君!』誌上で半年ほど続き、あとはそれぞれの著書で持論を展開する形となりました。南京入りに際しての野田少尉と向井少尉の「百人斬り」を、本多氏は事実だと、山本氏は戦意高揚のためのフィクションだと主張しました。
●私が感心したのは、山本七平氏が『私の中の日本軍』(文芸春秋 1975年)で披露した卓論です。野田少尉は大隊副官でしたが、向井少尉の職務は新聞ではボカされていました。山本氏はそれが歩兵砲の小隊長であったことをつきとめます。だとすれば、2人は指揮系統も職務もまったく違います。
●日本軍は厳格な縦社会であり、軍人とは、直属の上官の命令以外、絶対に聞いてはならない存在です。実戦の最中に向井少尉が砲側を離れ、小隊長の職務を投げ出して、横の関係でしかない野田少尉と私的な百人斬り競争をすることなどありえない---山本氏はそう結論づけたのです。戦場経験のある山本氏ならではの、説得力のある議論に私は感心し、論争は山本氏の完勝だと思いました。
《渡部昇一 「朝日新聞と私の40年戦争」》
http://kenjya.org/sonota4.html
実際は
百人斬り -- 『南京大虐殺のまぼろし』の嘘
1971年、朝日新聞に連載された本多勝一記者の長編ルポルタージュ『中国の旅』は、大変な反響を巻き起こしました。
このルポによって初めて、中国戦線で旧日本軍が行ってきた数々の凄まじい蛮行が、被害者である中国人自身の証言という生々しい形で徹底的に暴露されたからです。出征した兵士たちは、ごく少数の例外を除いて自分たちが行った残虐行為については一切口をつぐんでおり、教科書や一般の歴史書も抽象的に戦争の経過や背景を説明するだけだったため、戦後世代の日本人の多くは、かつて自国が行った侵略戦争の実態がどのようなものだったのか、具体的には何も知らないも同然でした。『中国の旅』は、いわば無知ゆえに安穏としていられた戦後世代を過酷な歴史的事実に目覚めさせる冷水のような役割を果たしたのです。
それだけに、このルポに対する右派勢力からの攻撃にもすさまじいものがありました。本多氏や朝日を黙らせようとする直接的脅迫はもちろん、氏の人格を中傷する捏造記事や、『中国の旅』に書かれている膨大な事例の一つでも否定しよう(そしてそれを宣伝することでルポ全体の信用性を貶めよう)とするあらゆる試みが行われました。
そうした試みの代表的な(そして最も「成功」を収めた)サンプルと言えるのが、鈴木明『南京大虐殺のまぼろし』です。
この本はその前半およそ半分を、南京大虐殺全体から見ればほんの一エピソードに過ぎない「百人斬り競争」事件の否定に費やしています。鈴木氏はこの事件の信憑性に疑問を投げかけることで、本多氏のルポ全体、ひいては南京大虐殺全体が根拠のない「まぼろし」であるかのような印象を与えようとしたのです。
鈴木氏の「批判」が当たっていないこと、それどころか逆に『南京大虐殺のまぼろし』の方が証言の歪曲や捏造だらけであることは既に明らかになっているのですが、一時は多くの人がこの本に騙されました。
下記の議論が示しているように、最近になってさえこの件をネタに『中国の旅』を攻撃しようとする論者がしばしば現れます。残念なことですが、一度広まったデマは容易に根絶しがたいものなのです。
『南京大虐殺のまぼろし』後半部分については、そのデタラメさ加減を指摘する記事が「インターネット大学グローバル・カレッジ」に掲載されています。また、小林よしのりとの共著『朝日新聞の正義』でこの百人斬りを否定しようとする井沢元彦の無知ぶりとトリックを指摘する記事が、同じ「インターネット大学グローバル・カレッジ」に掲載されています。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/nangjin/hyakunin/hyaku.htm
野田、向井両少尉を裁いた南京軍事法廷の記録そのものがあります。
鈴木氏の『南京大虐殺のまぼろし』や洞氏の『南京大虐殺 -- まぼろし化工作批判』が書かれた時点では公開されていなかったのですが、今では中国側から公開された一部の記録(起訴状と判決書[8])を見ることができます。
この判決書を見ると、被告側の言い分として記録されているのは、
「『東京日日新聞』の記事は偽りであり、被告の武勲を称揚して日本の女性の羨望をあつめ、早く良縁を得られるよう期したものである」
という主張だけです。(この主張は確かに前記の「上申書」にも出ています。) もし被告側が裁判の過程で、問題の時点で現場にいなかったという重大な主張をしたのならば、まずそのアリバイ主張が(例え一蹴されるにせよ)第一に記録されるのが当然ではないでしょうか。断定はできませんが、判決書に出てこないということは、裁判の過程ではそのような主張がなされなかった(つまり、向井少尉自身が自分のアリバイを*知らなかった*)のではないかと思われるのです。
というわけで、各種の証言・証拠を総合すると、少なくとも百人斬り記事が浅海記者の創作などではなく、両少尉が語った内容を大体そのまま書いたものであることはほぼ確実です。そして、もとより白兵戦の中で向かってくる敵兵を斬り殺すことなどほとんどあり得ない以上、野田少尉が告白しているとおり、この百人斬りの大部分は捕虜虐殺の据え物斬りとして行われたと見るのが妥当なところでしょう。
百人斬りなどは南京大虐殺全体から見ればほんの一エピソードに過ぎないので普通なら今更こんな事で議論する必要はないのですが、未だにこのエピソードをネタに真面目な研究者やジャーナリストの仕事にケチをつけたがる人がいるので、私もやむを得ず知識の範囲内で対応しているわけです。
例えば、『南京大虐殺のまぼろし』には、「南京刑務所で、向井氏が処刑される寸前まで、彼と共に生活をした」小西さんという方からの手紙が紹介されています。
ところが、たまたまこれと同じ(としか考えられない)手紙が山本七平氏によっても別のところで紹介されており、この二つを比較してみると、細かい部分で多数の食い違いがあるだけでなく、重要なポイント部分にも相違があるのです。『南京大虐殺 -- まぼろし化工作批判』ではこの二つの手紙が上下2段組みで並列に示さ
れているので是非見比べて下さい。これを見ると、大して長くもない手紙に細かい言い回しや事実関係に関する食い違いが何十個所もあり、その上、次のような重大な疑問点があります。
(1)山本氏紹介の手紙では、冒頭に
「偶然な機会に週刊新潮7月29日号の…記事を見ました。」
とあり、途中にも「貴誌既報の如く」と週刊新潮宛てに書かれた手紙であることがはっきり示されているが、鈴木氏の紹介ではどちらもカットされている。鈴木氏が自分宛ての手紙であるかのように装った疑いが濃い。
(2)鈴木氏紹介の手紙には
『…彼らが着いて直後、予審とも記者会見 ともわからないようなものをやり、この人たちが初めから異常な扱いをされていることはすぐにわかりました。「事実は明白である。如何なる証拠を出しても無駄である」といっていたそうで、大虐殺の犯人として事件に決着をつける政略的なものであろうと我々も話していました』
と いう部分があるが、山本氏紹介の手紙ではここが中略されている。ここはこの裁判が予断に満ちた不当なものであったことを示す重要な部分なので、あえてここを中略してしまうとは考えにくく、そのような記述は実際にはなかった可能性が高い。
(3)同じく、鈴木氏紹介の手紙の末尾には
『刑の執行の朝、彼等が、軍事法廷になっていた二階で、“天皇陛下万歳、中華民国万歳、日中友好万歳”と三唱した声が今でもはっきり蘇がえってくるのであえてここに筆をとりました』
という部分があるが、これも山本氏紹介の手紙では後略されている。ここも両被告の堂々とした態度を示す印象的な部分で、あえて略してしまうとは考えにくく、鈴木氏の創作である可能性が高い。
洞氏は、
『鈴木氏はよくもまあ、他人の文章をこうも勝手に改竄したものだといわざるをえない。
…鈴木氏が、こうした資料の扱い方をあえてしたとすれば、氏の「追跡ルポ」のききとり方も、相手の話したところがどこまでそのとおりにつ たえられているか疑わしくなる。
フィクションならともかく、こんなルーズで恣意な資料のあつかいをしているのでは、『「南京大虐殺」のまぼろし』は、「ノンフィクション」・史書としては失格なのではなかろうか。 』
と述べていますが、私もまったく同感です。
また、ジャーナリストの和多田進氏は、『「南京大虐殺」のまぼろし』 が単行本になった1973年に台湾に渡り、鈴木氏の本にも出てくる石美瑜氏(両少尉を裁いた裁判の裁判長)にインタビューしています。その結果、鈴木氏が身元をごまかし、取材目的も告げずに会っていたこと(石氏は鈴木氏のことを向井か野田の息子またはその友人だと思っており、鈴木氏の本のことも知らなかった)、鈴木氏は石氏の上海なまりがひどくて話が聞き取れなかったというが、実際には台湾生まれの通訳でも会話に何の不自由もなかったことなどが明らかになっています。
肝心の石氏の証言も、鈴木氏のテープにあるという
『この種の裁判には何応欽将軍と蒋介石総統の直接の意見も入っていた』
とか
『向井少尉が日本軍人として終始堂々たる態度を少しも変えず、中国側のすべての裁判官に深い感銘を与えた』
などという話は出てこず、逆に
『裁判で明らかになったことのひとつは、「百人斬り」競争に際して、二人はブランデーを賭けていたということです。』
とか
『二人の家族にも言ってもらいたいことだが、中国人はこの戦争でおそらく1000万人も死んでいるだろうということだ。もし証拠がなくても処刑できるのだということになれば、日本の軍人はすべて処刑しなければならないということになるだろう。しかし、われわれは報復主義はとらなかったということです。』
といった証言が得られています。
鈴木氏が石氏の証言として
『五人の判事のうち三人が賛成すれば刑は決定された』
などと書いているにもかかわらず、判決書によれば実際の裁判官は*四人*であったことなどを考えれば、それは自明であると私は思います。
いまだにこのような「取材」によって書かれた本をネタにして本多氏の「ジャーナリストとしての姿勢」にケチを付ける人がいたり、この件の決着がどうついたのかさえほとんど知られていない、というのは実になげかわしいことです。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/nangjin/hyakunin/fj960923.htm
望月五三郎手記
望月五三郎氏は事件当時両少尉と同じ部隊におり、両少尉による「競争」を目の前で見ていた当事者である。望月氏は1985年に私家版として刊行した手記『私の支那事変』の中でこの事件についても触れており、この「競争」の実態が、捕らえた罪もない農民を二人で争って斬り殺した殺人競争であったことを赤裸々に描き出している。志々目証言とこの手記によって、百人斬りの真相はほぼ明らかになったと言っていいだろう。作り話でもなければもちろん戦闘行為でもなく、無抵抗な捕虜や農民に対する虐殺だったのである。
ちなみに、この手記は刊行後埋もれたままになっていたが、歴史否定勢力が両少尉の遺族を原告に仕立てて本多勝一氏や毎日新聞、朝日新聞などを「名誉毀損」で訴えた裁判の過程で、新資料として発掘された。愚かな否定派の策謀も真相究明に役立つことがある、という好例であろう。
百 人 斬 り 昭一二・一一・二七 〜 昭一二・一一・二八
線路に沿って西へと進む。無錫の手前八kmあたりで、敵の敗残兵約ニケ中隊に遭遇し、激戦の末、約三○名を捕虜にする。敗走する敵は無錫へとのがれた。
無錫は工業都市であるが戦下の無錫の煙突の林立には煙一つ昇っていない。曽つての煤煙であたりの建物はどす黒く染って陰気な街である。
速射砲が敵陣の壁めがけて発射された。速射砲とは発射すると直線で弾がとぶ、発射音と同時に、ドン、ドカン瞬間にはもう弾は壁を砕いている物凄い破壊力である。引き続き野砲の援護射撃が始まった。その間に中隊は前進する、援護射撃は有難いが、観測を誤ったのか、我々をはさんで前と後に落下する。そしてその間隔がだんだん我々に近づいてくる。鯖中隊怒り心頭に達する。
やがて砲撃はとまり、敵は常州方面へと退却した。
常州へと進撃する行軍中の丹陽附近で大休止のとき、私は吉田一等兵と向ひ合って雑談をしていると、突然うーんとうなって腹をおさえながらうずくまった。流弾にあたったのである。
「おい吉田」と声をかけたが返事がない、死んでいるのである。即死であった。もう五寸位置がちがっていたら、私にあたっていたのである。私はほんの五寸前で死んでいった吉田一等兵をこの目で見た。葬むるにも時間がない、衛生隊にお願ひして、心を残しながら行軍に続いた。
このあたりから野田、向井両少尉の百人斬りが始るのである。野田少尉は見習士官として第一一中隊に赴任し我々の教官であった。少尉に任官し大隊副官として、行軍中は馬にまたがり、配下中隊の命令伝達に奔走していた。
この人が百人斬りの勇土とさわがれ、内地の新聞、ラジオニュースで賞賛され一躍有名になった人である。
「おい望月あこにいる支那人をつれてこい」命令のままに支那人をひっぱって来た。助けてくれと哀願するが、やがてあきらめて前に座る。少尉の振り上げた軍刀を背にしてふり返り、憎しみ丸だしの笑ひをこめて、軍刀をにらみつける。
一刀のもとに首がとんで胴体が、がっくりと前に倒れる。首からふき出した血の勢で小石がころころと動いている。目をそむけたい気持も、少尉の手前じっとこらえる。
戦友の死を目の前で見、幾多の屍を越えてきた私ではあったが、抵抗なき農民を何んの埋由もなく血祭にあげる行為はどうしても納得出来なかった。
その行為は、支那人を見つければ、向井少尉とうばい合ひする程、エスカレートしてきた。 両少尉は涙を流して助けを求める農民を無残にも切り捨てた。支那兵を戦斗中たたき斬ったのならいざ知らず。この行為を連隊長も大隊長も知っていた筈である。にもかかわらずこれを黙認した。そしてこの百人斬りは続行されたのである。
この残虐行為を何故、英雄と評価し宣伝したのであらうか。マスコミは最前線にいないから、支那兵と支那農民をぼかして報道したものであり、報道部の検閲を通過して国内に報道されたものであるところに意義がある。
今戦争の姿生がうかがえる。世界戦争史の中に一大汚点を残したのである。(後略)
(季刊『中帰連』2004年秋号)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/mochiduki.htm
向井氏の遺書
百人斬りの実行当事者である向井氏は処刑前に遺書を残しているが、この遺書には、東京日日新聞による報道は彼ら自身の話した内容を記事にしたものであることが明記されている。つまり、向井氏本人が、記事は浅海記者による捏造などではないと言っているのである。更に、「公平な人が記事を見れば明かに戦闘行為であります」と述べているとおり、向井氏は記事に書かれた百人斬り競争を行ったこと自体は認めている。(それは戦闘行為であって虐殺ではなかった、と言っている訳だが、銃器で武装した敵兵を戦闘中に何人も日本刀で斬り殺すことなどできるはずがないことは言うまでもない。)
以下、この遺書の一部を再録する。
この向井氏の遺書では、百人斬り競争を新聞記者に話したのは野田氏ということになっているが、野田氏の方は、話したのは向井氏だと父親への手紙に書いている。
なお、「百人斬り」を捏造だと主張する鈴木明氏は『「南京大虐殺」のまぼろし』に向井氏の遺書を引用しているが、なぜかそれは下記の「辞世」の部分だけで、都合の悪い後半部分は無視されている。
[1] 南京事件調査研究会編 『南京大虐殺否定論13のウソ』 柏書房(1999) p.111
[2] 鈴木明 『「南京大虐殺」のまぼろし』 文藝春秋(1973) p.77
辞 世
我は天地神明に誓い捕虜住民を殺害せる事全然なし。南京虐殺事件等の罪は絶対に受けません。死は天命と思い日本男子として立派に中国の土になります。然れ共魂は大八州島に帰ります。
我が死を以て中国抗戦八年の苦杯の遺恨流れ去り日華親善、東洋平和の因ともなれば捨石となり幸ひです。
中国の御奮闘を祈る
日本敢奮を祈る
中国万歳
日本万歳
天皇陛下万歳
死して護国の鬼となります
十二月三十一日 十時記す 向井 敏明
遣 書
母上様不孝先立つ身如何とも仕方なし。努力の限りを尽しましたが我々の誠を見る正しい人は無い様です。恐しい国です。
野田君が、新聞記者に言つたことが記事になり死の道づれに大家族の本柱を失はしめました事を伏して御詫びすると申伝え下さい、との事です。何れが悪いのでもありません。人が集つて語れば冗談も出るのは当然の事です。私も野田様の方に御託ぴして置きました。
公平な人が記事を見れば明かに戦闘行為であります。犯罪ではありません。記事が正しければ報道せられまして賞賛されます。書いてあるものに悪い事は無いのですが頭からの曲解です。浅海さんも悪いのでは決してありません。我々の為に賞揚してくれた人です。日本人に悪い人はありません。我々の事に関しては浅海、富山両氏より証明が来ましたが公判に間に会いませんでした。然し間に合つたところで無効でしたろう。直ちに証明書に基いて上訴しましたが採用しないのを見ても判然とします。(後略)
巣鴨遺書編纂会 『世紀の遺書』 (1953年)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/mukai.htm
志々目証言
帰国した野田少尉が故郷の小学校で講演した内容を、後輩の志々目彰氏が聞いたもの。勇猛な白兵戦として報道された「百人斬り」の実態が、実は捕虜虐殺の据え物斬りであったことが、本人の口から率直に語られている。
戦記雑誌『丸』が11月号で「日中戦争の全貌」という特集をしている。その中に当時毎日新聞社会部陸軍報道班員鈴木二郎氏の「私はあの“南京の悲劇”を目撃した」という貴重な回顧録がある。
この文章は、栄誉をかけた“百人斬り競争”として二名の青年将校が南京攻略戦の中で二百名以上の中国兵を日本刀で切り捨てたことから始まっている。ところがこの事を、私は小学校の時本人から聞いて知っていた。それは私にとって“中国体験”のはじまりでもあった。
それは小学校卒業の一年前、昭和十四年の春だったにちがいない。生徒を前にA先生が「いちばん上級となった君たちに」といったのと、これで上級生がいなくなってせいせいするぞという解放感で気持ちが弾んでいたのとを記憶している。A先生はわが校の先輩であるというパリパリの青年士官をつれてきた。陸軍士官学校を出てまだ何年もたたないというその若い将校のキビキビした動作、ピンと前の立った士官帽をはっきりと思い出す。
私の出た学校は鹿児島県立師範学校附属小学校。父は県庁の下級官吏で、本来この学校へこどもを出せる階級ではなかった。私も附属特有のお坊っちゃんムードが嫌いで、それに勉強も好きでなかったから、毛並みのいい級友たちとは一歩距離があった。鹿児島というところは軍人の産地で、中学で少しできる奴は身体がよければ海軍兵学校か陸軍士官学校へ進む土地柄であった。私自身その三年のちに陸軍幼年学校の生徒になったのだが、陸軍将校には特別の憧れや関心をいだいていなかった。それは、長兄の影響――日夜海軍兵学校のことを言いくらし、希望をつらぬいて江田島に入り、終戦の百日前に水上偵察飛行隊の分隊長として戦死した――を強く受けて、熱烈な海軍ファンだったからかもしれない。
さて、小学生を前にしたN少尉は、ずいぶんくつろいでいたようだ。世間でみる軍人という堅い感じは少しもなく、また私たちが数年後に自ら体験した気負いもなかったと、今にして思う。それは戦火をくぐりぬけてきた人の落ちつきであったのかもしらないが、やはり母校の小学生、身内に話しているという気軽さでもあったのだろう。たんたんと話した内輪話は、ほぼ次のようなものであった。
「郷土出身の勇士とか、百人斬り競争の勇士とか新聞が書いているのは私のことだ……
実際に突撃していって白兵戦の中で斬ったのは四、五人しかいない……
占領した敵の塹壕にむかって『ニーライライ』とよびかけるとシナ兵はバカだから、ぞろぞろと出てこちらへやってくる。それを並ばせておいて片っぱしから斬る……
百人斬りと評判になったけれども、本当はこうして斬ったものが殆んどだ……
二人で競争したのだが、あとで何ともないかとよく聞かれるが、私は何ともない……」
これを聞いて、私の頭には新聞写真で見たような敵の陣地が浮かんできた。腰を丸め手をあげてゾロゾロ出てくる中国兵……なぜ中国兵は逃げないのだろう? 反抗しないのだろう? 兵士がみんな馬鹿ということがあるだろうか。
そのほかにも「中支戦線」や戦場生活の話を聞いた筈だが、忘れてしまっている。
「ニーライライというと、シナ兵はバカだからぞろぞろと出てくる……」
という言葉は今でもはっきり覚えている。「ニーライライ」というのは、お前来い来い、という意味だそうだ。これは竹内好さんや安藤彦太郎さんたちのいう“兵隊シナ語”の一種でもあったのだ。
その頃の私たちには、斬られた中国兵のために憤り、或いは同情する“ヒューマニズム”はなかった。その中国の兵たちにも自分のような弟がいるかもしれないなどとは、思ってもみなかった。軍人になろうとしている兄貴を慕っていた私だから、そんな類推ができない筈はなかったのに……
だが、白兵戦では斬らずに戦意を失って投降した敵を斬るという“勇士”の体験談は、私にはショックだった。ひどいなあ、ずるいなあ。それ以上のことは幼い自分には分らなかった。これでいいのだろうか、そんな軍と軍人で果して“聖戦”が可能なのだろうか。陸軍幼年学校に入り、国軍の生徒としての教育をうけるようになってから、そのことをあらためて思い出すようになっていた。
そして敗戦。変り身のはやくない私は、二・一ストのあとまで、依然として軍国主義者だった。そのころ極東裁判が開かれた。マスコミと世論が旧軍隊の、ことに戦争遂行の骨幹であった正規将校の腐敗をあばく度にくやしがっていた私だったが、南京虐殺事件の報道はすなおに受けいれることができた。N少尉の話の全体像がつかめてきたように思い、自身もにない手であった日本帝国主義の対外的な責任を考えるようになったのは、この頃からであった。(後略)
志々目彰「日中戦争の追憶――“百人斬り競争”」(『中国』1971年12月号)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/shijime.htm
報道関係者の証言
浅海一男 元東京日日新聞特派員 (第1報〜第4報共同発信者)
(前略)連日の強行軍からくる疲労感と、いつどこでどんな“大戦果”が起こるか判らない錯綜した取材対象に気をくばらなければならない緊張感に包まれていたときに、あれはたしか無錫の駅前の広場の一角で、M少尉、N少尉と名乗る二人の若い日本将校に出会ったのです。(中略)筆者たちの取材チームはその広場の片隅で小休止と、その夜そこで天幕夜営をする準備をしていた、と記憶するのですが、M、N両将校は、われわれが掲げていた新聞社の社旗を見て、向うから立ち寄って来たのでした。(中略)
両将校は、かれらの部隊が末端の小部隊であるために、その勇壮な戦いぶりが内地の新聞に伝えられることのないささやかな不満足を表明したり、かれらのいる最前線の将兵がどんなに志気高く戦っているかといった話をしたり、いまは記憶に残ってないさまざまな談話をこころみたなかで、かれら両将校が計画している「百人斬り競争」といういかにも青年将校らしい武功のコンテストの計画を話してくれたのです。筆者らは、この多くの戦争ばなしのなかから、このコンテストの計画を選択して、その日の多くの戦況記事の、たしか終りの方に、追加して打電したのが、あの「百人斬り競争」シリーズの第一報であったのです。
両将校がわれわれのところから去るとき、筆者らは、このコンテストのこれからの成績結果をどうしたら知ることができるかについて質問しました。かれらは、どうせ君たちはその社旗をかかげて戦線の公道上のどこかにいるだろうから、かれらの方からそれを目印にして話にやって来るさ、といった意味の応答をして、元気に立ち去っていったのでした。
(中略)
事実、「敵」を無造作に「斬る」ということは、はげしい戦闘間のときはもちろんですが、その他のばあいでも、当時の日本の国内の道徳観からいってもそれほど不道徳な行為とはみられていなかったのですが、とくにわれわれが従軍した戦線では、それを不道徳とする意識は皆無に近かったというのが事実でした。筆者は、あの戦線の薄れた記憶のフィルムのなかでも、次のようないくつかの場面だけは脳裡に焼きついて離れません。
例えば確か丹陽の少し手前(上海寄り)にあった中華民国歩兵学校が占領されたとき、その裏手の広場に、数十体の国民党軍の兵士の遺体が横たわっていて、それらの遺体にどれひとつとして頚部から上の部分が見られなかったときの筆者の驚ろきと暗澹たる心情は忘れがたいのです。
(中略)
このような異常な環境のなかにあって筆者たちの取材チームはM、N両少尉の談話を聞くことができたのです。両少尉は、その後三、四回われわれのところ(それはほとんど毎日前進していて位置が変わっていましたが)に現われてかれらの「コンテスト」の経過を告げていきました。その日時と場所がどうであったかは、いま筆者の記憶からほとんど消えていますが、たしか丹陽をはなれて少し前進したころに一度、麒麟門の附近で一度か二度、紫金山麓孫文陵前の公道あたりで一度か二度、両少尉の訪問を受けたように記憶しています。両少尉はあるときは一人で、あるときは二人で元気にやって来ました。そして担当の戦局が忙しいとみえて、必要な談話が終るとあまり雑談をすることもなく、あたふたとかれらの戦線の方へ帰っていきました。(後略)
浅海一男「新型の進軍ラッパはあまり鳴らない」(本多編『ペンの陰謀』 1977年 p.340-347)
鈴木二郎 元東京日日新聞特派員 (第4報共同発信者)
(前略)わたくしたちは昭和十二年十二月十二日に、砲弾に崩れた中山門をよじのぼって南京城内にはいるまで、上海から京*線沿いに竜華、南市、崑山、太倉、常熟、蘇州、無錫と、つかずはなれず従軍したが、この間、二人の陸軍少尉の百人斬り競争≠ニいう特電が生まれた。南京いりするまでに、どちらがさきに敵の百人を斬るか、というのである。
この特電は、南京落城直前までの数回大きく報ぜられたのであるが、この記事が、(東京裁判で)告発する検事側の注目するところとなり、『虐殺』の訴因の一環として、証人指名、呼出状となたのである。
南京いりして展開する『虐殺』に接する前に、『虐殺』とみられたこの百人斬り競争≠フ始末をのべてみる。
(中略)
検事の喚問は、やはりこの競争≠『虐殺』として、事実の有無、取材の経緯、そして両将校の競争≠フ真意をするどく追及されたが、どの特派員もこの二将校がじっさいに斬り殺した現場をみたわけではなく、ただ二人がこの競争≠計画し、その武勇伝を従軍記者に披露したのであって、その残虐性はしるよしもなく、ただ両将校が、
二人とも逃げるのは斬らない
といった言葉をたよりに、べつに浅海君と打ち合わせていた(証言は別べつにとられた)わけではなかったが、期せずして、
『決して逃げるものは斬らなかった。立ちむかってくる敵だけを斬った日本の武士道精神に則ったもので、一般民衆には手をだしていない、虐殺ではない』
と強調した。
検事側にとってはきわめてたよりない証言だったにちがいない。それかあらぬか、いよいよ出廷の日、まず浅海君が証人台に立ち、右手を高くあげて、大きな声で宣誓をした瞬間『書類不備』?とかで却下となり、浅海君は気ぬけした顔で控え室に帰ってきた。まもなく書記がやってきて、『もう二人ともこなくてよい』といわれた。つぎの出番と緊張していたわたしは証人台に立たずにすみ、ホッとしたものだった。
しかし、両将校は国府側にとらわれ、これを知らされたわれわれの嘆願署名のかいもなく処刑されたと聞かされた。(後略)
鈴木二郎「私はあの“南京の悲劇”を目撃した」(月刊『丸』1971年11月号)
(本多『殺す側の論理』p.190-191)
そして記事にあるように、紫金山麓で二人の少尉に会ったんですよ。浅海さんと一緒になり、結局、その場には向井少尉、野田少尉、浅海さん、ぼくの四人がいたことになりますな。あの紫金山はかなりの激戦でしたよ。その敵の抵抗もだんだん弱まって、頂上へと追い詰められていったんですよ。最後に一種の毒ガスである“赤筒”でいぶり出された敵を掃討していた時ですよ、二人の少尉に会ったのは……。そこで、あの記事の次第を話してくれたんです。
本人たちから、“向って来るヤツだけ斬った。決して逃げる敵は斬らなかった”という話を直接聞き、信頼して後方に送ったわけですよ。浅海さんとぼくの、どちらが直接執筆したかは忘れました。そりゃまあ、今になってあの記事見ると、よくこういう記事送れたなあとは思いますよ。まるで、ラグビーの試合のニュースみたいですから。ずいぶん興味本位な記事には違いありませんね。やはり従軍記者の生活というか、戦場心理みたいなものを説明しないと、なかなかわかりませんでしょうねえ。従軍記者の役割は、戦況報告と、そして日本の将兵たちがいかに勇ましく戦ったかを知らせることにあったんですよ。武勇伝的なものも含めて、ぼくらは戦場で“見たまま”“聞いたまま”を記事にして送ったんです
『週刊新潮』昭和47(1972)年7月29日号 p.36
(前略)一体、昼夜を分たず、兵、或いは将校たちと戦野に起居し、銃弾をくぐりながらの従軍記者が、冗談にしろニュースのデッチ上げが出来るであろうか。私にはとてもそんな度胸はない。南京城の近く紫金山の麓で、彼我砲撃のさ中にゴール#翌チた二人の将校から直接耳にした斬殺数の事は、今から三十九年前の事とはいえ忘れる事は出来ない。南京入城の際私は三十歳、この従軍を加えて、幼児からしばしば死に直面したが、他の事は忘却しても、死に直面の場面は今でも鮮かに脳裡に浮かぶのである。
(中略)
しかし、残念な事に、資料Cとして紹介された月刊誌『中国』の一九七一年十二月号にある志々目彰氏の「日中戦争の追憶」――百人斬り競争≠フ文が、私を愕然とさせた。その文章には、鹿児島県出身のN少尉が小学校での講演で「郷土出身の勇士とか、百人斬り競争の勇士とか新聞が書いているのは私のことだ……」とまず、私ども東京日日新聞(現毎日新聞)の百人斬り競争%チ電を裏付けた発言が紹介されていたのは当然の事ながら、つぎのような驚くべき発言があった。
実際に突撃していって白兵戦の中で斬ったのは四、五人しかいない……
占領した敵の塹壕にむかってニーライライ≠ニ呼びかけるとシナ兵はバカだから、ぞろぞろと出てこちらへやってくる。それを並ばせておいて片っぱしから斬る……
百人斬りと評判になったけれども、本当はこうして斬ったものが殆んどだ……
二人で競争したのだが、あとで何ともないか、とよく聞かれるが、私は何ともない……
とあり、更に志々目氏は、つぎのようにつづけている。
「ニーライライ≠ニいうと、シナ兵はバカだからぞろぞろと出てくる」という言葉は今でもはっきり覚えている。ニーライライ≠ニいうのは、お前来い来い、という意味だそうだ。(中略)
だが、白兵戦では斬らずに戦意を失って投降した敵を斬るという勇士の体験談は、私にはショックだった、云々。
志々目氏が小学生のころ、本人から聞いて知って受けたというこのショック≠ヘ、二将校の「逃げるのは斬らない」という言明を深く信じていた私どもには、あの特電≠ゥら四十年にもなろうとする現在、大変なショックを覚え、「裏切られた」という感じで一パイである。
戦後、浅海一男君ともどもこの百人斬り競争≠フ特電をもとに、市ヶ谷台の東京裁判で、南京虐殺事件の検事側証人として喚問された際、特に二人が強調したのは「二人とも逃げるのは斬っていない、立ち向かう敵だけを斬った、虐殺ではない」ということだった。そしてまた、その事を信じての特電だったからだ。
志々目氏の聞いたN少尉の講演は、或いは同少尉が、戦捷のさ中に、帰国して勇士≠ニして歓迎され講演を頼まれ、いささか調子に乗って、話を面白おかしく(当時として)する気持ちで話したのかも知れないが――
聖戦≠信じ、勝つある事を信じて、夢中で戦場を馳け回り、九死に一生を得て、今日ある時、今更ながらわれらの「特電」の空しさに反省させられたのである。
鈴木二郎「当時の従軍記者として」(本多編『ペンの陰謀』 1977年 p.356-358)
佐藤振寿カメラマン (第4報掲載写真撮影者)
とにかく十六師団が常州に入城したとき、私らは城門の近くに宿舎をとった。宿舎といっても野営みたいなものだが、社旗を立てた。そこに私がいた時、浅海さんが“撮ってほしい写真がある”と飛び込んで来たんですね。
私が“なんだ、どんな写真だ”と聞くと、外にいた二人の将校を指して、“この二人が百人斬り競争をしているんだ。一枚頼む”という。 “へえー”と思ったけど、おもしろい話なので、いわれるまま撮った写真が“常州にて”というこの写真ですよ。写真は城門のそばで撮りました。二人の将校がタバコを切らしている、と浅海さんがいうので、私は自分のリュックの中から『ルビークイーン』という十本入りのタバコ一箱ずつをプレゼントした記憶もあるな。 私が写真を撮っている前後、浅海さんは二人の話をメモにとっていた。だから、あの記事はあくまで聞いた話なんですよ。
あの時、私がいだいた疑問は、百人斬りといったって、誰がその数を数えるのか、ということだった。これは私が写真撮りながら聞いたのか、浅海さんが尋ねたのかよくわからないけれど、確かどちらかが、“あんた方、斬った、斬ったというが、誰がそれを勘定するのか”と聞きましたよ。そしたら、野田少尉は大隊副官、向井少尉は歩兵砲隊の小隊長なんですね。それぞれに当番兵がついている。その当番兵をとりかえっこして、当番兵が数えているのだ、という話だった。 ――それなら話はわかる、ということになったのですよ。私が戦地でかかわりあった話は、以上だ。
『週刊新潮』昭和47(1972)年7月29日号 p.35
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/houdou.htm
据え物斬り体験者の証言
鵜野晋太郎氏は、旧陸軍第39師団232連隊第2大隊情報将校として自ら40名以上もの中国人を、主に日本刀(「備州長船祐定」および昭和新刀「助川貞光」)を用いて虐殺した体験者であり、中華人民共和国における戦犯裁判において、大尉以下の800名の中ではただ一人重刑判決を受けた。以下、氏の告白手記『日本刀怨恨譜』(本多勝一編『ペンの陰謀』収録)から引用する。(小見出しは高橋による。)
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1942年5月、最初の斬首体験
竹薮を背に、私は半身に構えて農民の左後方に立った。彼の瞼は腫れ、口からは血が流れていた。祐定を抜くと、一五人許りの日本兵のざわめきが消えた。 ……
苦し気な農民の息づかいだけが聞こえる。刀を構える直前、農民の斬撃点である後首を見て、一瞬当惑した。斜め下に見るそれは僅かに二センチ位にしか見えない。沙陽鎮の立木とは雲泥の相違である。外れると後頭部か肩を横一文字に斬ることになり、その瞬間、将校としての威信失墜必至である。而も初体験であり、成功の保証はない。 ……二秒、三秒、グッと刀を振り上げた。――
「エイッ!」
ドスッ≠ニ鈍い手応えと同時に、九分通り斬れた首が胸に巻きこむように倒れた。斬った瞬間真っ赤な血が噴水のように三、四本吹きあがり、胴体は血溜りの中にのめりこんだ。自分自身が下手人であり、それこそ万死に値する罪を犯したのに、逆に私はホッとした心境で刀の血糊を拭いた。
(略)
御稜威≠フ下(天皇の威光の下)赫々たる「戦果」に酔っていた皇軍の一つの側面は、明らかにその底流で敗戦の要素が比重を高め、進行しつつあったことである。だが、私はそんなことなど露知らず、勝手な総括をしていた。――
一、祐定は切味と重さのバランスがよく、うまく斬れた。刃こぼれや目釘損傷なし。
二、日本刀は無抵抗の人間(奮戦したが刀折れ矢尽きて不幸にして逮捕された捕虜)の「据え物斬り」には最適である。つまり小銃拳銃の如きでは射撃音響が大きくて殺人現場が喧騒となり、まかり間違えば友軍(味方)を殺傷することもある。その点日本刀は軽便にして殺傷力大で、殺人現場は概して静粛に保たれ、日本刀使用者の技量のかなり低い者でも十分成果が期待し得る。従って刃がしっかりし、折れ・曲りの顧慮少ない刀の場合は、一挙に五名乃至十名の連続斬首は十分可能と思われる。但し「警備地区内」での殺人は予め穴を掘り、斬首後直ちに埋没の準備をしないと、最大の欠点たる大量の流血のために「刑場汚染」となり、具合悪く、注意を要する。
三、但し白兵戦闘の場合はその刃渡り(刃部の長さ)はとても着剣小銃に対抗できず、而も軍刀として外装したものは重くて成果は期待し得ず、従って単に将校の単独軍装として兵を指揮する場合のサーベル的役割を果たせる程度のものに過ぎない。
1944年、民間人9人の連続斬首
私は常用の貞光を引き抜くと、一息入れてくるりと剣背(嶺、つまり刀の刃の背)を軽く村長の首に当て、間合いを見て足の位置を定め、今度は刃部を前に戻し乍ら一気に振り下ろした。
ドスッ≠ニ鈍い手応えと同時に、噴水の如く二、三本と吹き出す血。村長の首は胴体より僅かに早く落ち、顔は苦悶に歪み、歯はガチガチと砂を噛んだ。凄愴、無残。ただよう血の匂い。 ……
つづいて私は次の四十がらみの村幹部の後方に廻った。
(先ずはうまくいったが、目釘はどうかな。刀の曲りは出たかな?)
目釘は異常ないが、刀身はわずかに曲りが出たようだ。
(大丈夫だ。連続してどこまでいけるか、やるんだ)
次の首に剣背を当てるや、返して振り下ろす。そして三人、四人目へと息もつかせず斬った。だが四人目は八分通りの斬れ方で首は胸に垂れて倒れた。
(失敗だ!落ち着け!)
私は強いて笑顔を試みたが、泣き面になってしまった。
「おい!警戒兵、そこの水桶を持ってこい!」
私はひったくるようにして水桶の水で刀の血糊を拭いた後、タオルを刀身に巻いて切先から四○センチの所に膝をあてがい、右に約五度曲がったのを両手でぐいと元にもどしたが、僅かな曲りは残った。
(エイッ、あとの五人を殺らなくちゃ)
そのとき、聞き覚えのある不気味な歌――「抗日歌」を、5人が涙を流して斉唱し始めた。低く怒りの気概が迫る。
「止めろ!止めないか!よーし、斬ってやる」
だが不安がふとよぎった。 ――
(貞光の目釘はかなり緩んどる。これ以上緩めば刀は使えないぞ。でも父の祐定に取り替えて使うべきではない。勿論郭劉湾で一度血を吸わせたが、父の魂として祐定は一旦緩急の決戦の秋まで静かに保管した方がよいと決心して来たではないか。この母の魂たる貞光は昭和新刀だが、据え物でもこんなに曲るとは思わなかった。しかしここで父の祐定に取り替えては母の貞光を汚すことになる。……
そうだ!母のためにも断じて貞光で斬ろう!)
そのとき五人の斉唱は止んでいたが、悲痛な泣き声は続いていた。私は一段と凶暴に刀をふるって斬った。目釘は更に彎曲して緩み、顎元がガタガタになって来た上、再び刀身の四○センチまでが右五度に曲った。そのために二人斬首して曲りを直し、また二人斬っては直して、ようやく最後の九人目の首を斬り落とした。首を完全に落としたのは一番目と九番目だけであった。
血の匂いはしばらく消えなかった。鉄柵の中の捕虜の集団は、涙を拭おうともせず立ちすくんでいた。
この蛮行は勿論私の独断専行であったが、情報主任の権限として何等越権ではなく、寧ろ「天皇の軍隊」への反抗に対する統帥権の当然の発動とさえ思っていた。事実、翌朝、連隊長山田正吉大佐(陸士二九期)に情報・捕虜関係事項の報告の後この問題を詳細報告したところ、
「ウン、馬鹿に派手にやったな……」
と苦笑いしただけで、何のお咎めもなかったのである。
「百人斬り競争」に対する鵜野氏の感想
昭和十二年十一月 ― 十二月の日本の新聞は、連日南京へ進撃する皇軍のニュースで埋まっていた。とりわけ私の関心は、野田・向井両少尉の百人斬り競争であった。今日は何人目と報ぜられる記事は何者にもまして素晴らしく、一八歳の私の胸は皇国の無敵ぶりへの確信を一段と高めたものである。当時私は幼稚な「天下無敵大和魂武勇伝」を盲信していたので、百人斬りはすべて「壮烈鬼神も避く肉弾戦」(当時の従軍記者の好きなタイトルである)で斬ったものと思っていたが、前述の私の体験的確信から類推して、別の意味でこれは可能なことだ――と言うよりもむしろ容易なことであったに違いない。
しかもいわゆる警備地区での斬首殺害の場合、穴を掘り埋没しても野犬が食いあさると言う面倒があるが、進撃中の作戦地区ではまさに「斬り捨てご免」で、立ち小便勝手放題にも似た「気まま(イ盡)な殺人」を両少尉が「満喫」したであろうことは容易に首肯ける。ただ注意すべきは目釘と刀身の曲りだが、それもそう大したことではなかったのだろう。また百人斬りの「話題の主」とあっては、進撃途上で比隣部隊から「どうぞ、どうぞ」と捕虜の提供を存分に受けたことも類推できようと言うものだ。
要するに「据え物百人斬り競争」が正式名称になるべきである。尚彼等のどちらかが凱旋後故郷で講演した中に
「戦闘中に斬ったのは三人で他は捕えたのを斬った云々」
とあることからもはっきりしている。その戦闘中の三人も本当に白兵で斬ったのか真偽のほどはきわめて疑わしくなる。何れにせよ、こんなにはっきりしていることを「ああでもない、こうでもない」と言うこと自体馬鹿げた話だ。
私を含めて何百何千もの野田・向井がいて、それは日中50年戦争――とりわけ「支那事変」の時点での無敵皇軍≠フ極めてありふれた現象に過ぎなかったのである。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/uno.htm
その他の大量斬殺例
「衣」師団(第59師団)第45大隊の元伍長、鈴木丑之助氏が、「首切り浜野」と呼ばれていたある中尉について語った内容が、次のように紹介されている。
…「衣」の「秀嶺作戦」と、引き続く撤兵で、山東省という膨大な空白が残るが、ここに替わりの師団を配置する余裕はない。それで、「衣」各大隊から少しずつ兵を抜き出して独立警備大隊というのを作ったわけだ。規模も従来の大隊規模に及ばないものだった。
隊長には、第四五大隊の浜野仁中尉(栃木県出身)が任命された。浜野中尉は、皇軍で「首切り浜野」という異名を自他共に許していた。第四五大隊のなかに、彼が中国農民の首を日本刀で切り落とすのを、見なかった者はないとまで言われた。作戦に出て、途中見つけて案内人として使った中国人であれ、駐屯地周辺の部落民であれ、次々と首切りをしているうちに、彼は毎日一人は切らないと気が休まらなくなったようだと、兵士たちは思っていた。
彼の部下たちは、彼によって中国人首切りのコツを伝授された。彼によって、妊婦の腹の割き方、幼児の殺し方を教わった。その中には「人間がウドンを食べている途中で首を切ると、どう見えるか」などという“実験”まで混じっていたという。中国人民軍側は、彼に多大な懸賞金を掛けてその跡を追ったが、行った道と同じルートを、決して戻らないという彼の侵略行のやり方と皇軍の支援とで、九死に一生を得た。八路軍は、遂に彼を取り逃していた。「首切り浜野」を自他共に許す彼は、これによってますます優秀なる皇軍兵士としての立場を固めていた。
熊沢京次郎『天皇の軍隊』(現代評論社 1974年)p.348
自らも連続9人の据え物斬りを体験している鵜野晋太郎氏は、軍刀で50人以上を斬ったと噂されていたある下士官について、次のように書いている。
そのころ大隊本部に、公式には「喇叭長兼本部書記」の肩書の藤井曹長がいたが、私は彼に妙に心をひかれた。もともと幹候出身将校に対し、下士官は悪意を以て接するものだが、彼のさり気ないさっぱりした気風は好感が持てた。それにもまして確度の高い噂では、藤井は軍刀で50人以上、一説では100人以上斬っていると言われていた。(略)彼との交わりは半年に満たなかったが、彼の“殺人訓”を要約すると、次のようになる……
「私が50人なのか100人なのかと聞かれても答える口はもちませんよ。差し料(自分の所持している刀剣)が普通程度のものであれば、白兵戦で敵と渡りあってガタガタにならない限り、据え物だったら相手が抵抗できんように痛めてあるから、100人位十分殺れるんじゃないですか。 …そして相手を人間と思わんことですよ。まあ私は犬コロくらいにしか思ってませんから、まず失敗なんてありっこないですよ。ホラ見てください、これを……」
藤井は差し料を引き抜いて切っ先の部分を指さした。 ――
「スーと細い擦った線が沢山見えるでしょう。 ……首を斬った時につく頚骨が擦れた跡です。だからこの一本一本の線を数えれば何人斬ったか判りますよ。しかし将校さん方から時々、白兵戦で何人も何人も斬ったという話が流れるが信じませんね。 ……そうでしょう。
刀ほど危ないものはないですよ。一対一でも着剣小銃手と闘っても勝てないですよ。 ……
まして一対二なら一辺ですよ。ツンゴピン(中国兵)が本気になったら怖いですよ。だから私は、据え物で何十人斬ったと言うのなら信じますがねえ。
……日本の兵隊の着剣小銃での刺殺ならあり得ますよ。あれなら殺れますね。
……明治維新での新選組の池田屋の斬り込みは、最低三人が一団となってのことですから、あれでは斬れますよ。だから軍刀の武勇伝と言うのは嘘ですな……」
私は藤井の教訓を、敗戦までの間、私自身が犯した数多い斬首殺害の手本としての影響を強くうけたし、とりわけ藤井の差し料の頚骨の多数の擦過痕は私の心を捉らえ、一日も早く沢山斬りたいと言う衝動に駆られた。
(略)
昭和十八年はいろいろと戦闘の多い年で、負け戦もあった嫌な年であった。早春の頃、私は藤井と共謀――と言うよりむしろ彼に三拝九拝して、日本憲兵隊の密偵(中国人の漢奸)を暗殺して貰ったことがある。
あの頃の情報関係者は密偵に塩の独占搬入権を与えて使っていたが、憲兵が大隊の縄張りを荒すので、業を煮やしてその密偵をだまして連れ出し、藤井に背後から不意打ちさせて殺したのだった。彼の慣れた刀捌きに私は恍惚としたし、益々殺意が体中に漲った感じで、毎朝真刀(つまり軍刀)で“百本振り”をやって自慰したものである。
鵜野晋太郎「日本刀怨恨譜」
(本多勝一編『ペンの陰謀』 潮出版社 1977年 p.379-380)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/sonota.htm
日本刀の殺傷力
刀剣研究家成瀬関次氏は、戦時中刀剣修理の技術者として大陸に渡り、多数の損傷刀の修理を行った。氏は、実戦で使われた軍刀を修理した経験から、「研ぎべりのした、刀身のへなへなと薄い刀、焼け身、中心を焼きつぎにしたもの、洋鉄を延して焼きを入れただけの昭和刀、手に合はぬ直刀等は、避けねばならぬ」と断りつつ、「概して日本刀は強靭なものである」とその実用性を保証している。以下、氏の著書『戦ふ日本刀』からその一部を引用する。
今度の事変中、一戦ごとに一人で十人二十人という敵を斬つた事が新聞にも現はれ、従軍後は、各部隊でさうした功名談もよく聞き、部隊長又は隊長からも、部下のかうした武功談を屡々耳にした。実際誇張や法螺でない事は、血刀を修理して見ただけでも、それが頷けた。自分は、兵隊の撮影した写真で、斬撃された敵屍の折重なつてゐる所を見た事があり、5月初旬、蘭陵鎮へ行軍途中、左荘といふ部落の近くで、刀疵で倒れてゐる敵の死体十幾つかを見た事があつた。
…
蒙橿の天鎮城内で敵と戦った時、逃げようとすれば十分に逃げられるのに、日本軍の抜刀突撃にあつて、一たまりもなく気が挫けて了つたのか、城門際に折り重なつてひしめいてゐたので、敵が多すぎて斬るのに骨が折れたと、或る兵隊は語つてゐた。(p.25)
面白い事は、兵種、戦闘の難易、地形其の他によつて、刀の損傷に共通点のある事で、例へば文字通りに血戦した部隊の刀を手にして見ると、判で押したやうに同じ傷み場所は、柄糸の磨り切れてゐる事、鍔元がぐらつき目釘が折れてゐる事、刀身の先の方が多くは左に曲がつてゐる事、同じ刀身の先の方に刃こぼれのある事の四つの点であり…(p.36)
自分は、日本刀の鑑識者ではなく、さうした知識には浅い者である。元来、古武道の内にくるめて、武用的方面から日本刀を見て来たのであるが、弾雨下の一線に従軍して、さうした所でなくては見られない血と泥≠フ破損刀を手がけ、二十数回の斬撃を目のあたりに見て、戦場で使ふ日本刀は、かうしたものでなくてはならぬといふ、本当の業物の姿をとらへて来たのである。(p.37)
斯様な事を述べると、一見斯道の異端者とも見えるだらうが、実際にあたつて見て、元来から物打に二分からの刃ギレのあつた刀で、敵十五六人も斬つて何ともならず、却つて他の部分に刃こぼれの出来てゐたものも見、切先が蛇の口(口を閉ぢたる)のやうな刀で七名から斬つたのも、他に疵はついても、その部分は何ともなつてゐなかつた。
概して日本刀は強靭なものである。ただ、研ぎべりのした、刀身のへなへなと薄い刀、焼け身、中心を焼つぎにしたもの、洋鉄を延して焼きを入れただけの昭和刀、手に合はぬ直刀等は、避けねばならぬ。
刀身の選定については、ただ名のある人といふよりも、刀の売買に関係のない、軍人などの鑑定家とか、実戦に経験のある人に見てもらふのが第一である。(p.40)
今、全国に残つてゐる昔鍛の日本刀はどの位あるか。推定四百万振といふのである。
…
右の内の約六七割までは、新刀新々刀とはるる刀であつて、大阪夏冬の陣前後から以降の作刀である。徳川時代から、明治大正にかけては、大量の日本刀を戦陣に於て試みるやうな機会はなかつた。
日清日露の両役にしても、今次の事変に比較して見ると、物の数でもなく、彼の天草の乱、戊辰戦争、西南の役にしてからが、量的にはさう大したものでは無かつた。
…
今次の事変では、…一面恐ろしい器械化戦が行はるると共に、他面一騎打の原始戦が盛んに行はれ、戦風は一部元亀天正に逆戻りしたかのやうなところさへある。その上、未曾有の廣い戦線で混戦的に戦ひつつあるのと、昭和九年来日本刀そのままでの使用が、事実上復活となり、戦線では軍の中堅をなす下士官全部が兵種を問はず佩用する事となつた等から、爾来日本刀が実戦に於いて有史以来の使用量を見せるに至つたのである。(p.41-42)
八木工兵中尉(此の人は静岡県相良町の名望家で、徐州戦当時筆者は共にその北部戦線に居た。)最近中支奥地からのお便りの中に、
……あつけない程脆く首が落ちた。昔からぬれ手拭いをはたく様な音がすると云はれてゐるが、まさにその通りでハツフツといつたとたんに四尺もすつ飛んで一声もない。(中略)この一戦で非常に大なる信念を得た。自分の刀で敵を斬り、その刀に信頼を持つた時から、武術が生きてくる。つまり刀も武術の内だ。云云。
中尉の佩刀は、大阪石堂康廣の若銘安廣で、二尺三寸余、自分には見覚えのある刀である。(p.57-58)
或る暑い日であつた。開封城内の修理班へ時目といふ変つた姓の少尉が自身刀を持つて修理にやつて来た。…無銘古刀の武家伝来らしいよい刀を持つてゐた。それで南京攻略の軍中三十七人を斬り、徐州戦で十人、都合四十七人を手にかけ、縛り首は一つも斬らなかつたといふ。
…
刀を見ると、血糊で白くなつてゐる。性質のよい古刀で骨ごと斬ると、必ず刃まくれの出来るのは一つの定則であるが、中央から上、物打下にそれも型の如くに出来て居り、刃こぼれも三ヵ所、刀全体がジツトリしてゐた。(p.77)
…陣中では、修理に出てくる刀の十振が十振いづれにも目釘の故障がある。それを一本一本竹を割つて削つてゐたのでは、徒に時間がかかつて急場の間に合わない。竹箸だと一寸削つて切つただけで用に立つ。しかも、何処の竹だか非常に堅くて、なかなか折れさうにもない。これは天が与へてくれたものと、自分はいまでもさう信じてゐる程である。
…
それから、最初自分の見込みでは、軍刀の故障は、刀身が六分外装が四分といふ考へで行つたところが、全くの反対であつて、殊に柄の故障の多かつたのは屡々発表したところであるが、それが為め早くも材料がなくなつてしまつた。(p.126-127)
さすがに第一線の戦闘部隊だ。一寸見ただけで其の損傷状態がまるでちがつてゐる。試みに手にした一刀、何げなしに抜いて見ると、刀身は鍔元から血糊でそれが稍褐色がかり錆のやうになつてゐる。プンと臭い。目釘が折れるか飛ぶかしたと見え、生木の小枝を打ち込んである。指先でつまんで抜くと。そこから黒褐色の悪臭をもつ汁がポタリと一滴落ちた。血の腐つたやつだ。戦ひの最中に、血が刀身をつたはつて、(金+祖)のすき間から柄の中に入り、それが間隙にたまつて腐つたのだ。柄木を抜いて見ると、その汁がダラダラと落ちる。
…
これは今度の事変ばかりでなく、日清日露から西南役維新戦争に溯つて見て、実際乱戦中に敵とわたり会つて血戦した事実は、小説や講談にあるやうにザラにあつたものでは無いらしい。殊に今度の事変などでは、いざ接戦となると敵は逃げ足となり、一人斬つて二人目に及ばんとする時は、早二間も三間も離れて居るといふやうな場合が多く、実際十人も二十人も斬つたといふやうな話は、例へば敵を城壁域内際とか袋路地のやうな所に追ひつめ、ひしめき合ひわめき合ふ処を片つ端から滅多斬りにした時などの事で、さうした将兵の血刀を手にし、状況を聞いて見るに、四五人斬つたかと思ふ頃、多くの場合血がぬるぬると柄に伝はつて来る。斯様な時に、昔の柄巻の有難さが本当にわかるもので、殊に小倉木綿をそのままたたんで巻いたのなどは、手がすべらなくてよい。(p.153-154)
成瀬関次 『戦ふ日本刀』 実業之日本社 昭和15年
(洞『南京大虐殺――「まぼろし」化工作批判』にも一部引用あり)
成瀬氏が指摘しているとおり、日中戦争では将校はもちろん下士官までが日本刀を戦地に持参した。彼らが、持参した日本刀の切れ味を試してみたくなったであろうことは想像に難くない。そしてそれを試すための最も容易な手段は、抵抗することのできない捕虜や住民を使った据え物斬りだった。これほど大量の日本刀が人間相手に実際に使われ、膨大な量の生き血を吸ったのは、有史以来このときだけなのである。
(2000.07.02)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/nihontou.htm
日本刀VSピストル真剣勝負(笑)
ゴールデンウィーク最終日、普段は見ない『トリビアの泉』をボーっと見ていたら、「テレビ史上最も危険な実験 日本刀VSピストル真剣勝負の衝撃映像!!」というのをやっていた。日本刀とピストル、どっちが強いか実験して確かめる、というのである。
その方法は、日本刀をほぼ垂直(やや刃面が上向き)に固定しておき、その刀身の中央部に向かって銃器射撃装置で水平に固定したピストルから弾を発射する、というシンプルなもの。射撃距離は5メートル。
実験に用いた日本刀は、特別なものではない平均的な日本刀、ということで、市販価格90万円程度を目安に現代の刀工(小田九山さん)に作製してもらった新作刀。ピストルはかつての米軍制式拳銃であり、強力な大口径拳銃の代表とも言えるコルト1911ガバメントモデル(45口径)である。
結果は……日本刀の完勝だった。超高速カメラを用いた撮影により、日本刀の刃に命中したピストルの弾が真っ二つに切断され、泣き別れになっていくさまが克明に映し出されたのである。日本刀には刃こぼれ一つなく、弾が当たった部分に指先大の鉛がこびりついた痕跡が残っただけだった。この結果に納得できないアメリカの銃砲店主(実験に用いたピストルの提供者)からの要請で実験は数回繰り返されたが、結果は同じだったという。
これだけなら「日本刀は凄い!」で終わってしまうところだが、この実験には番組作成者がまったく意識していなかった重大な意味がある。言うまでもなく、百人斬り事件との関係である。
百人斬り殺人競争を虚報と決め付け、それを突破口として南京大虐殺を否定しようとする勢力は、執拗に日本刀の脆弱さを主張してきた。日本刀の威力などというのは伝説に過ぎず、とても百人もの人間を斬ることなどできない貧弱な代物であり、だから百人斬りなどありえない、というのである。偽ユダヤ人イザヤ・ベンダサンこと山本七平など、自分の戦場体験からの結論だとして、一本の刀で斬れるのはせいぜい三人、と断言していた。
時速900キロで鉛の弾を撃ち込まれる衝撃に耐え、その弾を両断して傷つきもしない日本刀が、わずか三人の人間を斬っただけでダメになるものだろうか。要するに山本七平は、戦争体験者は黙して語らず、戦場体験のない世代には確かめようもないのをいいことに、大嘘を吐いたのだ。
フジテレビ(あのフジサンケイグループの)が全国に放映してくれたこの実験は、日本刀の性能に関する否定派の嘘を文字通り一刀両断にしてしまった。
まさに快挙である。
(2004.05.09)
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/trivia.htm
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/261.html#c9
137. 中川隆[7701] koaQ7Jey 2017年4月12日 18:26:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8189]
>>129 に追記
朝鮮人認定された本多勝一
【南京大虐殺を捏造した】本多勝一は在日です【在日確定】日本の国難は全部朝日新聞のデマから
2014年09月22日
【新春特別対談】渡部昇一氏に聞く[桜H26-1-2] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=axqdVqS1SLw
ゲスト:渡部昇一(上智大学名誉教授)
聞き手:水島総(日本文化チャンネル桜代表)
「私の友達が調べたんですが、本多勝一は在日です」
渡部:朝日新聞は文化大革命を人類の壮大な実験なんて評していました。
人殺しが実験なら苦労しません。
不思議なことに朝日新聞が反省している様子がないんです。
僕はね朝日新聞の中に反日勢力が入っているんじゃないかと思います。
日本を苦しめた国難みたいに、従軍慰安婦問題と南京大虐殺があった。
両方ともいんちきなことは日本人は良く知ってるんですよ。しかし世界中では
南京大虐殺があったと思ってるし、従軍慰安婦も日本人がやっていると思っている。
しかし、発火点は全部朝日新聞なんですよ。南京虐殺のことを盛り上げた、
爆発させた本多勝一は、私の友人の調査によれば、在日です。
それがうまく当時の「自分の先祖が中国である」ということを言ってる
朝日新聞の広岡知男社長がやらせたという感じです。
そして従軍慰安婦問題も朝日新聞の記者が韓国人と結婚して、
その女性のお母さんが反日家で、その反日家が言っていることを持っていって
デスクがよく調べもせずに記事にした。
だから、日本の国難ということは、全部朝日新聞のデマから出てるんですよ。
しかもデマの発祥地は反省しない。
http://hosyusokuhou.jp/archives/40319566.html
【拡散】南京大虐殺を捏造した朝日新聞の本多勝一は【 在日 】確定!!! 2014.09.21
「俺は知っている。やつは在日だ。」
で、なんの証拠も提示しないというw
渡部もこのサイトも訴えられればいいよ。
Posted by 名無し at 2014年09月22日 10:05
○○は在日詐欺もう飽きた
つか、明確なソース無しかよ
Posted by 名無し at 2014年09月22日 11:31
権威のある人の意見を鵜呑みにして、無条件で信じてしまういい例だと思います。
教授も「友人が調べたら在日らしい〜」と言ってる時点で、ソースが不確かな情報でしかないと言い様がありません。
別に自分は本多勝一を擁護するつもりは一切なく、単に間違っているのではないかと思うのでから書かさせてもらいます。
本多勝一は日本人です。
ソースは小学生の頃、本多勝一と同級生だった自分の父親。
自分の父親は昭和6年生まれで、信州伊那谷のとある町の出身。
本多勝一が子供の頃に在日だからいじめられていたという事実は一切無いそうです。
いじめられていた理由は、妹が障害者であったため、それが原因でいじめられていた事はあったそうです。
戦前の生まれで、排他的な地域の出身である事を考えると、在日である可能性は極めて低いです。
ちなみに親父の実家周辺がどれくらい排他的な所かと言うと、自分が25年ほど前レーサーレプリカのバイクで皮つなぎを着てツーリングがてら親父の実家に立ち寄った事があったんですが、それを見た近所の人が「○○の家にチンピラが来た!」と、その後に噂になったと、祖母から文句を言われました。
Posted by 在日じゃない at 2014年09月22日 08:06
父親が本多勝一の同級生で、彼を日本人だと書いた者です。
自分の父親が本多勝一と同級生であったと言うソースは父親の証言だけでなく、以前に父親が出席した同級会から帰ってきた折、
「おまえ本多勝一って知ってるか?」
と聞いてきたので、自分が知ってるという旨の発言をした所、おもむろに同級会で貰ってきたお土産の中から「六十歳の記念に登った山山 本多勝一著 悠々社」の本を取り出し、
「こいつ同級生で、同級会でみんなにこの本を配ったんだよ」
と見せてくれました。
その本には、直筆サインと本多勝一の落款が・・・って落款押してあるって・・・。
これこそ父親と本多勝一が同級生だった事を思わせる一品だと思います。
今も自分の手元にあるので直筆サインと落款に興味がある方がいたら写真に撮ってどこかにうpしてもいいかなw
Posted by 在日じゃない at 2014年09月22日 20:10
http://www.news-us.jp/article/405772710.html
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/597.html#c137
10. 中川隆[7702] koaQ7Jey 2017年4月12日 18:28:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8190]
渡部昇一の流した悪質なデマの例 4
本多勝一を証拠なしで朝鮮人認定
【南京大虐殺を捏造した】本多勝一は在日です【在日確定】日本の国難は全部朝日新聞のデマから
2014年09月22日
【新春特別対談】渡部昇一氏に聞く[桜H26-1-2] - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=axqdVqS1SLw
ゲスト:渡部昇一(上智大学名誉教授)
聞き手:水島総(日本文化チャンネル桜代表)
「私の友達が調べたんですが、本多勝一は在日です」
渡部:朝日新聞は文化大革命を人類の壮大な実験なんて評していました。
人殺しが実験なら苦労しません。
不思議なことに朝日新聞が反省している様子がないんです。
僕はね朝日新聞の中に反日勢力が入っているんじゃないかと思います。
日本を苦しめた国難みたいに、従軍慰安婦問題と南京大虐殺があった。
両方ともいんちきなことは日本人は良く知ってるんですよ。しかし世界中では
南京大虐殺があったと思ってるし、従軍慰安婦も日本人がやっていると思っている。
しかし、発火点は全部朝日新聞なんですよ。南京虐殺のことを盛り上げた、
爆発させた本多勝一は、私の友人の調査によれば、在日です。
それがうまく当時の「自分の先祖が中国である」ということを言ってる
朝日新聞の広岡知男社長がやらせたという感じです。
そして従軍慰安婦問題も朝日新聞の記者が韓国人と結婚して、
その女性のお母さんが反日家で、その反日家が言っていることを持っていって
デスクがよく調べもせずに記事にした。
だから、日本の国難ということは、全部朝日新聞のデマから出てるんですよ。
しかもデマの発祥地は反省しない。
http://hosyusokuhou.jp/archives/40319566.html
【拡散】南京大虐殺を捏造した朝日新聞の本多勝一は【 在日 】確定!!! 2014.09.21
「俺は知っている。やつは在日だ。」
で、なんの証拠も提示しないというw
渡部もこのサイトも訴えられればいいよ。
Posted by 名無し at 2014年09月22日 10:05
○○は在日詐欺もう飽きた
つか、明確なソース無しかよ
Posted by 名無し at 2014年09月22日 11:31
権威のある人の意見を鵜呑みにして、無条件で信じてしまういい例だと思います。
教授も「友人が調べたら在日らしい〜」と言ってる時点で、ソースが不確かな情報でしかないと言い様がありません。
別に自分は本多勝一を擁護するつもりは一切なく、単に間違っているのではないかと思うのでから書かさせてもらいます。
本多勝一は日本人です。
ソースは小学生の頃、本多勝一と同級生だった自分の父親。
自分の父親は昭和6年生まれで、信州伊那谷のとある町の出身。
本多勝一が子供の頃に在日だからいじめられていたという事実は一切無いそうです。
いじめられていた理由は、妹が障害者であったため、それが原因でいじめられていた事はあったそうです。
戦前の生まれで、排他的な地域の出身である事を考えると、在日である可能性は極めて低いです。
ちなみに親父の実家周辺がどれくらい排他的な所かと言うと、自分が25年ほど前レーサーレプリカのバイクで皮つなぎを着てツーリングがてら親父の実家に立ち寄った事があったんですが、それを見た近所の人が「○○の家にチンピラが来た!」と、その後に噂になったと、祖母から文句を言われました。
Posted by 在日じゃない at 2014年09月22日 08:06
父親が本多勝一の同級生で、彼を日本人だと書いた者です。
自分の父親が本多勝一と同級生であったと言うソースは父親の証言だけでなく、以前に父親が出席した同級会から帰ってきた折、
「おまえ本多勝一って知ってるか?」
と聞いてきたので、自分が知ってるという旨の発言をした所、おもむろに同級会で貰ってきたお土産の中から「六十歳の記念に登った山山 本多勝一著 悠々社」の本を取り出し、
「こいつ同級生で、同級会でみんなにこの本を配ったんだよ」
と見せてくれました。
その本には、直筆サインと本多勝一の落款が・・・って落款押してあるって・・・。
これこそ父親と本多勝一が同級生だった事を思わせる一品だと思います。
今も自分の手元にあるので直筆サインと落款に興味がある方がいたら写真に撮ってどこかにうpしてもいいかなw
Posted by 在日じゃない at 2014年09月22日 20:10
http://www.news-us.jp/article/405772710.html
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/261.html#c10
27. 中川隆[7702] koaQ7Jey 2017年4月12日 19:57:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8190]
571 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/08(土) 19:13:45.69 ID:1NtTRSsU0
有福温泉は大変なことに。
6軒ある旅館のうち2件が廃業・休業とのこと。
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=333050&comment_sub_id=0&category_id=110
このまま一層鄙びていくのだろうか?それとも美又温泉みたいに行政がテコ入れをするのだろうか?
572 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/08(土) 21:11:11.85 ID:Ya88dYad0
有福温泉は俺も大好きな温泉だけど、地元の人がその魅力を認識していない感じ。
丁度いい湯加減の源泉かけ流し。魚も酒も美味い。
でも地の人はそんなこと全く興味ないみたい。
574 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/08(土) 21:28:44.55 ID:kGIOVOZ60
島根の温泉は好きだけれど、有福だけは足が向かない。
一人客なんかは泊めてやるけど飯はcafeかどっかで勝手に食え、
みたいなプランばっかしでもてなす気持ちが伝わって来ない。
それなら温泉津や三瓶の小さい旅館でのんびりするほうがよっぽどマシ。
飯も派手さは無いけど美味いし、旅館の人も皆優しい。
578 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 07:34:57.22 ID:NfYrxNGe0
>>574
激しく同意!
湯抱でまったりとするのが一番
579 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 09:30:28.50 ID:VmNih9E/0
>>578
ほんと湯抱は女将がどっちの旅館も親切で丁寧。
飯も美味いし環境は静かだし、その上宿泊費も高く無い。
上に名前がでてる有福の旅館なんて、バブルの遺産かなんか知らんが、
今時3万も4万も出してあんな所に誰が行く?
そりゃ広島からだって行かなくなるわ、
旅館代考えたら新幹線で九州行っても早いし安いし。
辺りに観光資源もろくに無いのにバスだって廃止される。
575 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 00:03:35.95 ID:zREr1n9j0
三江線の乗り継ぎの合間を使って沿線の温泉に入りたいのだけど、行きやすいのはせいぜい潮くらいですかね
576 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 00:33:32.63 ID:WrkuMlcv0
行きやすくはないけど、人によっては、這ってでも千原行っとけと言うかもね。
581 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 16:38:54.97 ID:izySlp/Z0
>>576
湯抱はバスで、千原はバスと徒歩で行こうと思えば行けるみたいですね、本数少ないけど
582 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 20:28:38.95 ID:/JaxJdAh0
今日の潮駅の桜は満開できれいだったよ
列車も満員で 駅の周りはカメラマンであふれてた
583 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 22:27:11.74 ID:VmNih9E/0
>>582
いいなあ、
この間湯抱に泊まった時は三江線沿線も全然、
ましてや開花の遅い湯抱は全く。
>>581
湯抱の二軒は立ち寄りは無いかも。
湯抱神湯は営業してるかどーかを先ず電話確認。
千原は千原バス停から歩いて40分、沢谷駅から1時間弱だけど、
帰りはタクシーを呼んで降りた駅まで送って貰うのが良いかと。
でないとバスが接続悪くて三江線抜けられないとか、
途中ショートカットすることになるかも。
完全乗車を目指さないか潮で一泊するなら千原は是非行って欲しいけど。
584 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 22:30:32.63 ID:/JaxJdAh0
潮駅の感じ 今日は二両編成で人があふれてた
https://www.youtube.com/watch?v=tG3EpXLQhIc
590 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/11(火) 06:51:27.29 ID:wsk6lAyS0
一昨日の三江線のお宝映像がupされてる
https://www.youtube.com/watch?v=Ab8_u9ozNiM
585 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/09(日) 23:46:16.67 ID:VmNih9E/0
来年は列車とのコラボのこの風景見れないんだよなあ
勿体ないわ
586 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/10(月) 18:27:53.71 ID:301/Ct6C0
>>583
情報ありがとうございます
湯抱も千原も行きたい、三江線も全部乗りたい欲張りやさんなので
湯抱に宿泊も含めて検討してみます
587 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/10(月) 23:12:05.61 ID:chwvZv3j0
>>586
とにかく江津12時34に乗ってだいたい2時半過ぎに粕渕着。
一旦下車して駅前の坂を上ると粕渕の町、みさと市というスーパーやローソンがあるので、そこで一服して粕渕発3時半のバスで湯抱口まで、そこから歩いて10分で宿です。
中村か日の出かどちらかは泊めてくれるでしょう。
チェックインは16時ですからタクシーだと早く着き過ぎます。
翌日は湯抱口12時ちょっと前のバスしか無いので、チェックアウト後は神湯に立ち寄り湯で時間潰すか、粕渕の町までてくてく歩くと40分。
ちょっと腹ごしらえやおやつを買い込んでバスで千原バス停まで、
そこから坂道を歩くこと4・50分で千原温泉です。大体13時には着きます。
木曜定休ですからご注意を。
お金があれば粕渕か湯抱からおおちタクシーで千原へ。
さて3時間ほどで千原が終わるとここからは素直にタクシーを使って粕渕に戻りましょう。
18時20分にバスは千原バス停まで来て、それに乗ると粕渕駅まではバスで戻れるけれど、 戻ってもその時間にはもう列車が無い
粕渕17時の三次行きに乗れば取りあえず19時頃には三次に着けます。
沢谷駅なら千原温泉から1時間で歩けますが、それだと粕渕沢谷間がカバーできません。
千原温泉は1200円で部屋貸しをしてくれて、食べ物持込自由ですし入浴も何度もできます。
三江線で湯抱と千原をクリアしようと思えばこれしかありません。
健闘を祈ります\(^o^)/
589 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/11(火) 04:54:12.30 ID:9korGA5u0
>>587
いい人だな〜
島根はやはり車でないと厳しいな
592 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/11(火) 22:49:59.53 ID:6O4B1QBs0
湯抱口には日祝水曜なら斎藤茂吉鴨山記念館といって、
柿本人麻呂が此の地に流されたことを主張した茂吉の記念館もありますが、
興味が無ければ時間つぶせませんし、特定曜日しか開いてません。
美郷町役場の裏山の上には、ゆーとぴあ邑智という温泉施設やレストランもありますが、温泉はいわゆるがっかり公共施設の循環泉塩素バリバリです。
景色は良いので粕渕の町の景色を見ながらレストランで早めの昼食は取れますよ。
バスもここは停まりますが、湯抱チェックアウト後歩いて上がるにはよほど健脚でないと厳しいです。
タクシーで上がって昼食の後、ゆーとぴあ邑智のバス停で酒谷行きの石見交通バスに乗り千原へは行けますよ。
いずれにせよゆっくり時間を取ってゆったりした気分を楽しんで下さい。
この間湯抱に行ったときは、粕渕駅から町まで歩いて上がり、みさと市で巻き寿司と桜餅とお茶買って、バス停のベンチでそれ食べながらぼけーっとしてると、町の人が「旅行ですか」って声かけてくれて、暫く話し込んだり、その後ローソンで100円コーヒー買って飲んだりしてると、 あっという間に時間が経ちました。
雨降ったら悲惨ですけどねw
でもその後には素敵な宿と最高の温泉が待っていてくれますから、頑張って予定練って下さい。
593 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/11(火) 23:26:04.19 ID:6O4B1QBs0
訂正
ユートピアおおち、ですね。
実は湯抱口9時半粕渕駅行きのバスに乗れば、ユートピアおおちへはバスで行けます。
チェックアウトは少し早くしなければなりませんが。
ただ以前併設されていた石楠花というレストランは閉店し、今はレストランみさとという施設が宿泊者向けに午前7時から8時半、夕方6時半から8時かの短時間営業に変わったようです。
ですからこれも使えないですね
ただ温泉は7時から営業しているようですが、それならゆっくり湯抱で朝風呂が良いかと思います。
594 : 名無しさん@いい湯だな 2017/04/12(水) 16:24:54.23 ID:gtdLR3oN0
三江線沿線は風光明媚で良い温泉も多いから リュックに時刻表とカメラと寝袋を入れて一週間ぐらい放浪したら最高に楽しめるよ
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/onsen/1302574662/l50
75. 中川隆[7703] koaQ7Jey 2017年4月12日 20:24:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8191]
ソウルは大和朝廷の同盟国だった百済の首都「漢城」が起源であり、防衛上不利なので何度も敵に攻略されては主人が交代してきました。
地形が不利なうえに歴代の王朝は軍が弱かったので、攻略されては首都を移転したが、結局また元の場所に首都が落ち着いている。
大きな河川があって朝鮮半島の西側の中心に位置し、大きな港を作りやすく、中国大陸に向かって開けているので、経済を発展させるのに有利だからです。
第二次大戦後や朝鮮戦争後、あまりにも38度線に近すぎるので首都を移転させようという意見もあったが「朝鮮半島の首都」であるソウルにこだわって移転を拒否している。
大和朝廷が交易に有利な大阪などより、防衛を重視して山奥の奈良や京都から動こうとしなかったのとは対照的です。
http://www.thutmosev.com/archives/70434088.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/547.html#c75
12. 中川隆[7704] koaQ7Jey 2017年4月12日 22:48:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8193]
オーディオマニアの中には色んなタイプの方がいます。
常識を心得た方もいれば不愉快なマニアもいます。特に不愉快と思われるのは自分の自己主張を強調するタイプで、俺の理論は正しいと自分が今までオーディオに取り組んだことを正当化して人に押し付ける、仲間の音を聴いても自分の好みではないと批判ばかりで誉めることなどはまずしない、
このタイプのマニアと仲良くなってアドバイスを受けて鳴らしたウェスタンの555のひどい音、スピーカーの前でカラスがカァーカァーと鳴くようにうるさいことこの上ない、このタイプと仲良くなったお蔭で最後まで良い音が出ずにあの世からお迎えが来てしまったと言うエピソードもあるぐらいだ(笑い話のような話だがこれは事実)
すべてが良いマニアばかりではない、冷やかし半分で音を聴きにくるような御人には音を聴かせる前に玄関から門前払いしないと大変なことになりますよ、自分の自己主張を押し付けてくるマニアは、これこそ小さな親切大きなお世話と言いたい、
岡山県のM村さまの名言をご紹介します。
「オーディオは他人が足を踏み入れることの出来ない自己満足の世界である」
又、自分のシステムを自慢したがるマニアもタチが悪い、こんなタイプは時として高額なアンプやスピーカーを持っているのが多い、価格が高ければすべて良いと金に糸目を付けずに投入する、これこそオーディオのブランド志向だと言わんばかりにアンプはマランツ、マッキン、マークレビンソンを揃えて自信満々である、
このようなマニアに「私のアンプは真空管の自作です。」と言うと頭からバカにした態度で相手にもしてくれない、こんな成金趣味のオーディオマニアがいるから超高級なオーディオが売れるのだ、
オーディオも中国の太極拳の言葉の引用で(陰と陽、虚と実)の世界なのかも?
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-002.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/691.html#c12
13. 中川隆[7705] koaQ7Jey 2017年4月12日 22:59:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8194]
ウェスタンエレクトリックを知らなければオーディオを語るなかれ
この文句はすべてのオーディオマニアについて言える言葉であるがウェスタンマニアやウェスタンを扱うビンテージショップ等は(ウェスタン以外はオーディオではない!)とウェスタン以外のオーディオを(小バカ)にしていますが、本当にウェスタンサウンドは別世界の音なのか、
管球王国などやオーディオ雑誌でのウェスタン試聴記の記事などを読むとウェスタンサウンドは別格の存在に見られるが、私個人としては別格な存在とは思えない、
確かにウェスタン・サウンドは枯れた音であるが、この音色はアルテックやJBLとは違う味のある独特な音を持っている、間髪を入れずに友人のN氏が
「このウェスタン555Wの音はY下氏のグッドマンの3Wayと非常によく似た音ではないか、グッドマンはもう少しスケールダウンした感じだ、」
確かに目を閉じてウェスタンスピーカーをじっくりと試聴していくとこの音は私の愛用しているグッドマンの3Wayと非常に良く似た音色になっている、
イギリスのグッドマンはどちらかと言うと薄曇的な多少暗い音になるがウェスタンは多少明るい開放的な浸透力のある感じがした、そう思うとウェスタンのスピーカーが無くてもグッドマンのスピーカーで十分である。
グッドマンと言えばAXIOM−80,AXIOM−301が巷では有名であるが、私の使用しているホーンタイプのグッドマンは多少音の抜けや音色がAXIOMタイプとは異なる。
この点をM月氏に問いただすと
「グッドマンこそウェスタンサウンドに近い、ウェスタンのツィーターは594よりグッドマンのトレバックス100の方のが相性がある」
と指摘していた、ウェスタンのレベルを上げて行くとグッドマンと変わらない音になるのか、グッドマンのレベルを上げて行くとウェスタンサウンドになるのか、グッドマンはウェスタンを意識した音作りのように思える。
M月氏はこのウェスタンスピーカーとは別に名古屋の日劇で使用されていたグッドマンのスピーカーを持っている。将来このウェスタンをすべて売却して最後はグッドマンで聴きたいと洩らしていたのが印象に残った、
私が想像していたウェスタンサウンドはもう少しアコースティクな音を期待していたが現実は多少違っていた、しかしこのサウンドこそ紛れも無いシアターサウンドで俗に言うコマーシャル的なサウンドだ、
世のウェスタン所有者はとかく王様になるタイプが多い、
「俺の装置はウェスタンだ、下々のマニアとは違う、」
と見下げた感覚で簡単には聴かせてくれないウェスタンマニアが多い、
このようなマニアこそ私に言わせれば「猫に小判、豚に真珠」と言いたい、
ウェスタンマニアになるとケーブルからパーツ迄何でもウェスタンでないと気にいらない、(これは一種の病気としか思えない)
このようなマニアこそ良い音を出す術を知らない、また音さえわからないから音作りは他人まかせ、ウェスタンだから良い音が出るだろうと思ったら考えが甘い!、
確かに上手く鳴らせば素晴らしい音になるのだろうが、本当に良い音で鳴らされているウェスタンマニアは極少数だと思う、
これだけの大がかりなシステムになれば至難のワザだと感じる、
こんな雄大な素晴らしいサウンドならもっと広い部屋で鳴らせば恐らく感動ものであろう、しかし現実的に日本の家屋では無理だと思う、
私はウェスタンサウンドが最高の音とは思っていない、
ウェスタンの10分の1いや20分の1の費用でウェスタンと同等の音は出るはず、それがオーディオの面白さだ!
今回は高価なケーブルなど一切使用せずホームセンターで売られているケーブル類での試聴だがそれで十分である、世にある高価なゴムホースのようなケーブルで音が良くなるのなら誰も苦労はいらない、そんな所に投資するならもう一台アンプを買うか好きな音源を集めたほうのが利口である。
M月氏は沢山のウェスタンのアンプをとっかえひっかえして使ってきた豊富な経験の持ち主である、
苦労に苦労を重ねて最後はこのシステムこそ自分が求める音であると強い眼差しがヒシヒシと伝わってくる、彼にとってはこの音こそオーディオの桃源郷もしくは極楽浄土なのかも、
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-006.html
14. 中川隆[7706] koaQ7Jey 2017年4月12日 23:18:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8195]
ヴィンテージショップなどでウェスタンやその他ヴィンテージスピーカーを鳴らして店主は能書きばかりでまともに良い音で鳴っていないのが多い
よくネットなどを拝見すると達人とか師匠、教授、先生と呼び名がついているコラム、ブログを時々見ますがこの方たちは本当に音がわかってそのような呼び名でやり取りしているのだろうか疑問に思うこともある。
オーディオに関してはレベルの高い方が沢山いますからそのような方が読まれたら馬鹿にされるか笑い者になるだけですからその辺を弁えないと恥ずかしい思いをするのではないだろうか、
また真空管アンプ等は自由自在に設計製作が出来てオーディオのすべてを知り尽くしてその呼び名が付いているのなら納得する。
私は小さな「器」しか持ち合わせていないマニアです。先生、師匠、達人、教授と云われている方達がどれ程の「器」なのか見せて頂きたいものである。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-028.html
102. 中川隆[7707] koaQ7Jey 2017年4月12日 23:27:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8196]
367 by 通りがかりさん 2017-04-12 20:34:50
>>366 匿名さん
東京の大塚で、新たな悪だくみを始めようとしているみたいです。
368 by 口コミ知りたいさん 2017-04-12 20:47:01
私も噂聞いてます。
1. 中川隆[7708] koaQ7Jey 2017年4月12日 23:37:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8197]
違うよ
中国女性の蜜の味を知って逆らえなくなったのさ:
中国美女も日本男性が大好き _ 皇族・政治家を中国のハニートラップにかけたプチエンジェル事件の黒幕は小沢一郎だった?
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/290.html#c41
プチエンジェル事件と小沢一郎陸山会との真っ黒な繋がり
港区赤坂2-17番地は陸山会所有となっている。
赤坂2-17-54はプチエンジェルの現場で、赤坂2-17-55はプライム赤坂。
プライム赤坂 画像
http://livedoor.blogimg.jp/tonchamon/imgs/3/b/3b65e2c5.jpg
39 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2010/01/14(木) 06:10:42 0
プライム赤坂ってエローいマンションだなwwww
リビングルームからガラス張りのお風呂が鑑賞できるようになってるし
わざわざバスタブを間取りの中央においてメインにして
エロイ照明あてまくりだしwwww
小沢のマンションがラブホ仕様な件 2010年01月14日12:00
http://blog.livedoor.jp/tonchamon/archives/52415838.html
外国人秘書(女)を住まわせていた小沢名義の都心のマンションはスケスケバスルーム。
"不可解" 陸山会、「民主・小沢氏」名義で億ション買いあさり…謎の女子中国人留学生、外国人秘書が住む?
産経
6年に1700万円で購入したワンルームマンション「プライム赤坂」の一室は、13年12月に外国人秘書の居宅としての使用をやめ、民間のコンサルタント会社に月7万円で賃貸。その後、19年9月には主に不動産の再開発を行う都内の建設会社に1300万円で売却している
164 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2010/01/14(木) 04:47:29 ID:W2B4Xvhc
殆どバレてるみたいだから暴露する
そのマンション、中国女を使って接待する為のもんだ
要するに売春宿、ソース俺の上司。
172 名前:Trader@Live![sage] 投稿日:2010/01/14(木) 05:10:13 ID:W2B4Xvhc
上司は売春、部下はキャバクラ、下っ端は三角木馬
お前ら…、これが日本の与党なんだぜ。
便器まで丸見えってどんだけ変態なんだよ。
http://blog.livedoor.jp/tonchamon/archives/52415838.html
2007/11/2215:20:59
小沢一郎民主党代表の政治団体兼資産管理団体「陸山会」が所有する、資産として政治資金収支報告書に記載されている東京都心の8つの億ションとマンション。
・港区元赤坂1‐7「元赤坂タワーズ902号室」
億ション、秘書との“打ち合わせ”場所
・港区赤坂2‐17「チュリス赤坂701号室」
億ション、「陸山会」事務所、「小沢一郎東京後援会」
・港区赤坂2‐14「ライオンズマンション赤坂志津林305号室」
小沢一郎の書庫
・千代田区麹町2‐12「グラン・アクス麹町602号室」
「ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター」
(政治家としての公的な業務ではないと小沢自身が認める)、
“若い中国人女性”2人の住居(小沢側は“留学生”と弁明)
・港区赤坂2‐17「プライム赤坂204号室」
「株式会社エスエー・コンサルティング」
・港区赤坂6‐13「クレアール赤坂203号室」
小沢の英国人秘書の事務所兼居宅
・港区赤坂2‐8「デュオ・スカーラ赤坂802号室」
小沢の韓国人秘書(女)の事務所兼居宅
・港区南青山2‐2「ラ・セーナ南青山502号室」
小沢の中国人秘書の事務所兼居宅
以上全て小沢一郎名義になっている!!
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113563916
66. 中川隆[7709] koaQ7Jey 2017年4月12日 23:43:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8198]
ロシア大統領、シリアでの陰謀説を示唆 「イラク開戦前と同じ」とも
2017.04.12 Wed posted at 18:57 JST
モスクワ(CNN) ロシアのプーチン大統領は11日、シリアで何者かが化学兵器を使った攻撃を企て、アサド政権の仕業に仕立て上げようとしているとの疑惑を示唆した。
ロシアを訪問しているマッタレッラ・イタリア大統領と会談した後の共同会見で語った。
プーチン氏は「さまざまな方面からの情報」として、シリアの首都ダマスカス南郊などに有害物質を設置し、政権の仕業と見せかける「挑発」行為が計画されていると指摘。この疑惑について、ハーグの国際機関や国際社会に調査を要請するつもりだと述べた。
同氏はまた、欧米諸国が政治的な目的のためにロシアとシリアを悪者扱いしていると主張した。
昨年秋の米大統領選までさかのぼり、当時多くの欧州諸国が反トランプの立場を取ったために、今はだれもが関係修復に躍起になっているとの見方を示した。そのうえで「シリアとロシアは共通の敵として、欧米の結束に向けた格好の基盤を提供している。我々としては、いずれ意思疎通によって流れが好転することを期待して、当面はじっと耐えるつもりだ」と述べた。
プーチン氏はさらに、米国が現在、イラク戦争前と同じ作戦に出ていると主張。米当局が2003年、イラクで化学兵器が見つかったと国連安全保障理事会に報告した時と「非常によく似ている」と述べ、当時は「それを受けてイラクの軍事作戦が始まった」と指摘した。
結果として国家が破壊され、テロの脅威が拡大し、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が国際舞台に登場することになったと語り、「今まさに同じことが起きている。米国の友好国はそれを是認している」と批判した。
米軍は今月、シリア政権軍が北西部イドリブ県で化学兵器を使ったと断定し、対抗措置として同国中部の空軍基地を攻撃した。マティス米国防長官は10日、この攻撃で政権軍機の2割を破壊したと述べた。
しかしロシア国防省は11日、フェイスブック上の声明文で「国防総省が発表している数字は米国民向けで、専門家向けではない」と批判。米軍が主張するほどの成果はあがらなかったとの見解を示した。
http://www.cnn.co.jp/world/35099691.html
1. 中川隆[7708] koaQ7Jey 2017年4月13日 06:49:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8197]
トヨタやキャノンを日本から追い出さない限りは独立なんかできる訳ないよ:
トヨタの為に毒塗オレンジを食べさせられている日本人 _ 日本を農業の無い国にして良いのか?
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/518.html
猿人間のジャップには毒入り牛肉でも食わせておけ
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/516.html
平和憲法も廃棄しないと独立なんかできる訳ないよ:
日本はアメリカの仮想敵国 _ 米軍は日本が独立するのを阻止する為に日本に駐留している
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/528.html
1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。
米中密約の内容
1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない
この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
つまり、アメリカ、中国、朝鮮すべてが日本の敵国なんだ
2. 中川隆[7709] koaQ7Jey 2017年4月13日 06:57:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8198]
まあ、日本の官僚と政治家はCIAの言いなりだから、アメリカに都合の悪い事は絶対にできないんだな:
小沢一郎先生を襲った恐怖とは _ アメリカに逆らったら小渕首相みたいに顔に水をかけて殺される
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/296.html
小渕首相を意識不明の重体にした拷問:
米CIA、容疑者の口や鼻に水を注ぎ自白を迫る「水責め」による尋問を中止
米ABCテレビは14日、中央情報局(CIA)がこのほど、テロ容疑者の口や鼻に水を注ぎ死の恐怖を
植え付けて自白を迫る「ウオーターボード」と呼ばれる尋問方法を中止したと伝えた。
この尋問方法は2001年9月の米中枢同時テロ以降、テロ容疑者取り調べの際にCIAなどが用いてきた。
しかし人権保護団体などは、この方法は拷問に当たり、捕虜の人道的な扱いを定めたジュネーブ条約に
違反しているとして中止を求めていた。
ブッシュ大統領は今年7月、テロ容疑者に対する過酷な尋問を禁止する大統領令に署名している。(共同) (2007/09/15 12:24)
「傾いたボードに足を上にして頭がの少し下にくる角度で囚人を縛りつけて」おいてから「囚人の顔をセロファンでくるんで水を流し込み」「溺死のおぞましい恐怖」を引き起こすウォーターボード
http://www.geocities.jp/left_over_junk/krugman_clm_2006-09-18.html
2017年01月17日 世界を支配しているCIA3派とは・・・・
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
非常に長い記事ですので一部をざっくりと訳してみました。全てをお伝えできず残念ですが、残りの部分はサイト内の本文をご覧ください。
この記事はCIAについて非常に詳細に説明してくれています。そして世界を実際に支配しているのはCIAの3派閥だとも言っています。これらの3派閥で内紛が勃発しているそうです。またCIA 対 NSAの闘争も起きているそうです。彼らの戦いが激化して共倒れすることを願うばかりです。
日本の政治家もCIAに暗殺されていますが、トランプ氏もケネディ大統領と同様に彼らに暗殺される危険性があります。CIAとは関係がなくスキャンダルも少ないトランプ氏はCIAと主要メディアと戦っていることがよくわかります。主要メディア(日本のマスコミも含め)は、大統領就任式間近の今、反トランプの情報操作を激化しています。マスコミはトランプ氏の暴言について嘲笑しながら伝えていますが、トランプ氏の暴言の内容は非常にまともで本当のことを言っています。これほど本当のことをストレートにいう政治家はいままでいなかったでしょう。
激しくののしっているように聞こえますが、トランプ氏はオルターナティブ・メディアが伝える内容をそのまま言葉にしているだけです。想像以上にアメリカの闇を知り尽くしているのでしょうね。
http://themillenniumreport.com/2017/01/exposed-cia-the-swamp-monsters/
(一部のみ)
1月14日付け
EXPOSED: CIA –The Swamp Monsters
世界を支配しているCIAの3派
By the Anonymous Patriots
The Millennium Report Exclusive
(非常に長い記事ですので、一部しかお伝えできません。ご了承ください。残りの部分はサイト内の記事をご覧ください。)
CIAの国内におけるスパイ活動は全ての米国民を標的にしている。いつ米国民がCIAに狙われ銃で撃たれてもおかしくない状況にある。
大統領選での様々なハッキング騒動は大統領選を無効にするためにCIAが行った偽旗であり、これには国を混乱に陥れているCIAの派閥争いも絡んでいる。
現在、CIAの派閥闘争及びCIAとCIAほど重要でない他の諜報機関(FBI、NSA、国土安全保障省、NIA国家情報機関、その他)の闘争が進行中である。
このような諜報機関同士のスキャンダル合戦は今に始まったものではないが。
米政府の代弁者でしかない主要メディアでさえ、米諜報機関同士の争いが起きていることを報道している。
CIAは他の全ての政府系諜報機関のトップに君臨している。
大統領令は極秘に扱われ、CIA以外の諜報機関には知らされることはない。
大統領の国際的な極秘事項に対してはCIA以外の諜報機関は部外者となる。
現在、オバマ大統領は、米議会、最高裁判所、米国民の承認を得ずに国際戦争を行っている。オバマ大統領は、NDAA(直訳:国防権限法)を修正し大統領の権限を増大させたため、米議会の承認なしに国内外で様々な戦争を行うことができるようになった。オバマはこの8年間で数々の違法な大統領令を確立させ、大統領の権限をかつてないほどに増大させた。
オバマが確立させた大統領令の下で国の安全を理由に大統領はアメリカの全資産を強奪できるようになった。
更に恐ろしいことは、CIAは、国際安全保障の名の下に大統領の上に立つことができるということだ。
CIAは、米連邦議会、大統領、米国民よりも優位な位置に自らを置き、秘密裡に何でも行えるようになってしまった。
CIAの絶大な権限で主要メディアはトランプ次期大統領に関するねつ造報道(ロシアのハッキングやロシアの脅迫など)を展開している。イギリスからこの国へ偽の調査書類が送られた。そしてCIAはトランプ次期大統領に対する
組織的誹謗中傷キャンペーンを実施している。
DNI国家情報長官のジェームズ・クラッパー氏(James Clapper)はCIAが提出した偽の調査書類に同意したことで、政府諜報機関の無能さが露呈した。
1981年にレーガ大統領が大統領令によりDNI国家情報長官を創設した主な理由は、米軍の高級将官が運営していたNSAをなくすためだった。DNIの職務はCIAの監視役として定義され、全諜報機関のトップに立った。しかし彼はCIAを支配することはできない。
国内外の情報活動に携わっている政府機関は世界各地に1271機関あり、政府から委託された民間会社は1931社存在する。つまり、85万4千人以上の職員が機密情報を取り扱っている。
諜報部員は85万4千人以上存在する。
クラッパーDNI国家情報長官は米議会で真実を話すことを宣言したにも関わらず、NSAは米国民の個人情報を収集していないと嘘をついた。
クラッパー氏はDNIに任命される前に、英軍に機密情報を提供している会社(Detica)の業務最高責任者を務めていた。同時に他の民間諜報機関(SRAとBoozAllen Hamilton)にも勤務していた。
クラッパー氏は諜報活動のための約75億ドルの年間国家予算を管理している。また彼はイギリスの元民間スパイである。それでも彼はトランプ氏に関する主要メディアのねつ造報道を見抜けなかったのである。
つまりこの男はプロの諜報部員を従えて年間75億ドルの予算を管理してるのにもかかわらず、CIAがトランプ氏を中傷するために偽の情報を流していることにさえ気づいていないのだ。
一方、我々市民は独立メディアの情報によりその真実を知っている。
法治国家であるならば、CIAによる次期大統領に関するねつ造報道は違法行為と見なされるがアメリカは法治国家ではない。
クラッパー氏は、現在、17の諜報機関(CIA、NSA、国土安全保障省、FBI、国務省、財務省、国防情報局、空軍情報局、陸軍情報局、米海兵隊情報局、沿岸警備情報局、エネルギー省、国家偵察局、麻薬取締局、国家地理空間情報局)のトップに君臨している。同時に彼は今でも3つの政府請負会社(Detica、BAE Systems、SRAインターナショナル、Booz Allen Hamilton)の取締役である。
クラッパー氏はアメリカの全ての情報機関を支配しているが、同時にアメリカの敵でもある。
彼は外国の諜報機関に所属してアメリカをスパイしていたこともある。
彼はアメリカの国家諜報機関のトップに上りつめ、全権力とカネを手に入れた。
オバマがクラッパー氏を国家諜報機関のトップに任命してから、アメリカではねつ造報道のオンパレードとなり、多国籍グローバリストの利益のために売国されるようになった。
CIAは国外の違法なハッカーを雇ってサイバー攻撃を行わせている。ヒラリーと民主党全国大会は彼らのサーバーがハッキングされた後にその調査を国外の民間会社に依頼した。しかしロシアが彼らのサーバーをハッキングした証拠は一切見つかっていない。
ほんの数人に権力が集中すると、必ず誤った方向へ進んでしまう。クラッパー氏は正確な情報を提供することに興味はない。彼はナチスの情報局と同様に単なるプロパガンダ・マシーンなのだ。
クラッパー氏は17の諜報機関を使って、彼らが流す情報は全て正しいと証拠もなしに我々に信じさせようとしている。
オバマの大統領令により、NSAは米国民と世界人類を監視することが可能となった。NSAが盗みとった個人データは全諜報機関が共有している。
スイス、ジュネーブのCIA海外本部はスイスの金融スキャンダルやCIAの犯罪活動に関わっている。
CIAのCiscoルーターやサーバーはNSAによってスパイされCIAの犯罪活動がNSAに知られてしまった。その結果、CIAと共謀したスイスの金融エリートらが逮捕された。NSAは今後もCIAに対するスパイを行っていく。
CIAのスイス本部は極秘施設であり、そこのサーバーがハッキングされたことでCIAは激怒した。
NSAに対するCIAの反撃として、CIA請負エージェントのエドワード・スノーデンを使って、NSAが米国民の個人情報を盗んでいることを示す大量のデータをリークさせた。
CIAは、CIAの3派閥を暴露したNSAがこれ以上CIAをスパイできないように対策を講じている。
クラッパー氏は米議会に呼ばれる度にNSAはスパイ活動を行っていないと嘘の証言をした。
CIAとNSAの闘争の中で、CIAはCisco SystemsやDARPAなどの活動情報をNSAに盗まれないようにした。
現在、CIA、NSAそして他の諜報機関の情報操作、情報収集合戦が進行中である。
しかしCIAは国際安全保障を担っているため国家安全保障を担当するNSAよりも優位に立っている。
CIAは国際的な紛争や事件に必ず関与している。通貨戦争、市場戦争、金融戦争、サイバー戦争、麻薬戦争そしてテロは常にCIAの関心事である。
オバマのNDAAは軍隊がテロリストと見なされた米国民を攻撃することを可能にした。愛国法により、CIAは米国民、企業、機関がテロリストでないことを証明できるまでテロリストと見なすことが可能となった。
CIAは3つの派閥に分類されており、世界中のスパイ活動を通して大きな利益を得ている。
アメリカはCIAに支配されており、ワシントンDCはCIAの泥沼の怪獣に包囲されている。
CIAは国内外で偽旗事件や非人道的犯罪を繰り返している。CIAによる殺人行為で無数の人々が犠牲になり、3兆ドルものアメリカの納税者の血税が無駄に使われた。CIAは国際戦争を勃発させるための偽旗事件を仕掛ける。またCIAはメディアを支配しサブリミナル・メッセージを流すことにより人々を洗脳している。
CIAは、元祖CIA(金に裏付けられたCIA=GB-CIA)、ブッシュCIA、Ex−CIAの3派閥に分かれている。それらの3派閥がアメリカや世界を支配してきた。
GB-CIA:Gold backed CIA
元祖CIA(OSS)は第二次世界大戦中に世界の国々から金(Gold)を盗んだ。ドイツや日本が他の国々から奪い取った金もCIAが奪った。しかしCIAは盗んだ金を返還するつもりはない。CIAが盗んだ金はアメリカには保管されておらず、フィリピンとスイスに保管されている。
GB-CIAはアメリカの国益のために海外で活動することになっているが、彼らは通貨市場、債券市場、株式市場に関与し世界中に影響をあたえている。
GB-CIAのメンバーは米財務省及びアメリカの経済政策を決めるESF経済安定資金に多く入りこんでいる。 ESFは通貨、債券、株式市場を操作し、FRBに金融政策を指示している。ESFはGB‐CIAにとってアメリカの金融市場を支配する上で最も都合の良いツールである。
GB-CIAこそがアメリカ経済を支配している。
GB-CIAは欲深く、世界中に戦争を仕掛けて富を強奪している。邪魔者は容赦なく殺害する。CIAは世界中で数々の残忍な犯罪活動を行っている。
ブッシュやクリントン周辺では、彼らに批判的な銀行のトップ、ブローカー、内部告発者が次々に不審死を遂げている。これまで数百人が殺害された。
また、GB-CIA は、彼らの性的異常行為、ピードフィリア(小児性愛犯罪)、悪魔崇拝の生贄儀式に多くの政治家や企業家を取り込んでいる。彼らは世界的な小児性愛犯罪ネットワークを構築させた。また、彼らは、難民のチャリティ団体を活用して世界最大の性奴隷の人身売買市場を運営している。また世界の麻薬密売も牛耳っており、イランーコントラ・スキャンダルやアフガニスタンのケシ栽培を行ってきた。
彼らは、麻薬、セックス、権力、支配、悪魔崇拝という通貨で絶大な権力を買っている。
Bush CIA (ブッシュ、クリントン、オバマ犯罪ファミリーとも呼ばれる):
パパブッシュが副大統領時代にブッシュCIAが正式に創設された。アメリカの16の諜報機関は国家情報長官によって支配されている。パパブッシュはCIA長官も務めたことがある。レーガン政権を支配していたのはパパブッシュである。彼はレーガンによってアメリカの外交政策の責任者に任命された。当時、パパブッシュはCIAの戦術を使ってソ連を崩壊させた。
パパブッシュ政権時代にジョージ・ソロスとレオ・ワンタが米財務省の偽の米国債を使ってロシア通貨を攻撃し不安定化した。
パパブッシュの兄(弟)は、Riggs Bankを経営しており、その傘下にVelment Bankを創設し、ロシアから奪ったお金とゴールドをロンダリングしている。一部のお金はミット・ロムニーの会社、Bain Capitalを介してロンダリングされた。
ソ連崩壊後、パパブッシュとブッシュのネオコン攻撃部隊(Vulcans)はロシア及びソ連から独立した国々から全ての資産(特に石油)を奪った。パパブッシュとキッシンジャーは、ブッシュCIAのごろつき集団の犯罪を介して個人的に巨額の富を得た。
パパブッシュはブッシュCIAのごろつき集団にホワイトハウス、司法省、国務省を取り込み、勢力を拡大した。その結果、CIAの犯罪は全て連邦判事や国務省の高官によって見逃された。
ブッシュ家はクリントン家とビル・クリントンがアーカンソー州知事になる前から親しい関係にあり、オバマの母親は元CIAエージェントである。そのためオバマは生まれた時からCIAと深い結びつきがあった。オバマは完全にCIAの創造物である。
オバマが抱える問題は、CIAの3派閥ともつながりがあることであり、どの派閥に属してよいのかわからない。彼のめちゃくちゃな政策は、GB-CIAとブッシュCIAの両派閥を満足させようとしたからに他ならない。
ピザゲートで悪名高いジョン・ポデスタ氏と彼の兄(弟)はワシントンで最も有力なロビーストであり、レーガン政権時代から米政府の小児性愛組織を牛耳ってきた。
パパブッシュはレーガン政権の事実上の権力者だったが、当時からホワイトハウスでは小児性愛犯罪が日常的に行われていた。
ホワイトハウスがこのような性犯罪を堂々と行っていたことで連邦議員らの倫理が完全に崩壊した。
パパブッシュはケネディを暗殺したCIAを当時から支配し続けており、やりたい放題のことをやってきた。誰もそれを止めることはできなかった。パパブッシュはレーガン大統領の暗殺も企てたが失敗した。
ホワイトハウスも司法省も国務省もCIAの犯罪行為に慣れてしまい、CIAや政治家の犯罪をひたすら隠蔽してきた。
ケネディが暗殺されたとき、パパブッシュはCIAエージェントだった。
当時GB-CIAは世界の地政学的領域で独占するようになり、政治リーダーの暗殺を行うことで政権を変えることが可能になったとパパブッシュは認識した。
当時、パパブッシュは外交政策の責任者としてCFR(元CIA、政府の諜報部員及び企業の諜報部員で構成されている)の命令に従って政策を実行していた。また、パパブッシュは自分が任命した政治家全員の脅迫状リストを作成し彼らに命令に従うことを約束させた。
パパブッシュはサウジ王族と非常に親しい関係を築いた。そして彼の人生の多くをサウジの宮殿で過ごすことになった。パパブッシュは世界最大の武器商人、麻薬王、マフィア、王族、金融詐欺集団と協力関係にあった。彼はどこの国を訪れてもセキュリティに引っかかることなく自由に入国を許され、彼のビジネス(犯罪活動)を世界中で展開することができた。
最終的にGB-CIAはブッシュCIAの活動に気が付き、両者間の緊張が高まった。
パパブッシュは、配下のジョージ・ソロスとレオ・ワンタがロシア通貨を崩壊させ巨額の富を得た時、ロシアから大量の
金(ゴールド)を盗んだ。
そしてその2年間でパパブッシュは絶大な権力と富を獲得し、ブッシュCIAとGB-CIAのいがみ合いが悪化した。GB-CIAはブッシュの協力を得て政府とのつながりを持ちたかった。彼らはクリントン大統領が単にパパブッシュの命令で動いていることを知っていた。
Ex-CIA:
既にGB-CIA対ブッシュCIAの対立が激化している中で、Ex-CIAがそれに参戦している。
政治家を脅迫して政権を変えることが好きなGB-CIAと非常に欲深く際限のない権力闘争に明け暮れるブッシュCIAの対立を逆手に取りEx-CIAはこれらの2派閥の戦術と利権を盗もうと考えた。多くのEx-CIAは、政府を去り、利益の多い民間の諜報機関に籍を置いている。民間諜報機関はアメリカの諜報活動の65%を行っている。
Ex-CIAは、政府、銀行、企業の最高の地位にいた元CIAエージェントたちである。また、Ex-CIAは、GB-CIA及びブッシュCIAで働いていたエージェントらによる無秩序スパイ集団として創設された。
Ex-CIAのメンバーは政府や大企業で最高の地位を獲得している。
弁護士のジミー・コメィ氏は、FBI長官になる前に、ニューヨーク南部の連邦検事、検事副総長、米最大の軍事契約企業、ロックヒードマーチン社の上席副社長、CIA関連企業の相談役、CIA銀行のHSBC及びGB-CIAの金を保管しているHSBCホールディングズの理事を務めていた。
CIAの高級エージェントはこのよう昇進の梯子を上っていく。
コメィ長官はFBIを去ったあとに別の場所で高い地位を得ることで、 彼が犯罪によって獲得した巨額の富は守られることになる。コメィ長官はCIAの3派閥の命令に従って動いていた。
ジョン・ブレナンCIA長官は、長官になる前に国土安全保障省の副補佐官、サウジアラビアのステーションチーフ、国家反テロセンターの所長、諜報ネットワークのAnalysis CorporationのCEO、National Security Allianceの会長、 Global Strategies 、GlobalIntelligence SolutionsそしてGTECの主任エージェントだった。
これらの3派閥はシリアで破壊活動を行っている。シリアでCIAはペンタゴンが支援している部隊を攻撃していることが明らかになった。
アレッポの外側でアメリカが支援している3つの集団がお互いに戦っていることが分かった。この事実を隠蔽するためにオバマはクラッパー氏に偽の情報を流すよう命令した。
それこそが、ロシアがトランプ氏を脅迫していることや大統領選でロシアがハッキング行為を行ったとするねつ造報道である。また、国土安全保障省が有権者のデータベースをハッキングしたと報道されたのはシリアにおけるオバマの個人的な戦争の実態を隠すための偽装工作である。
クラッパー氏、ブレナン氏、コメィ氏は共に17の諜報機関がメディアを介してねつ造報道を行うことに賛成した。トランプ氏に対する彼らの攻撃により、CIAの3派閥の汚職、共謀、グローバリズム・アジェンダ、反米姿勢が明らかになった。
トランプ氏はCIAに刃向かう戦士である。
トランプ氏はグローバリズムと戦い法の支配を推し進めているため、CIAの3派閥の一番の敵となった。
CIAの3派閥は法の上に君臨して権力を悪用しているが、反グローバリズム、反NWOのトランプ氏が大統領に選ばれたことで彼らはかなりの衝撃を受けている。そのため、3派閥はトランプ氏の信用を落とすためにあらゆる情報操作を行っている。また、彼らが継続的に行ってきた数々の邪悪な犯罪を隠蔽しようとしている。また、ケネディがやろうとして失敗したことをトランプ氏がやろうとしているため、それを阻止しようとしている。
トランプ氏は、CIAがCIAメンバーとCIAの利権を守るためなら容赦なく人を殺すことを知っており、彼の命が危険にさらされていることを十分認識している。
CIAはトランプ氏についての調査書類を持っておらず、彼がワイルドカードだったことをCIAは知らなかった。トランプ氏にはこれまで明らかになったスキャンダル以外は何もないのである。トランプ氏はCIAの3派閥とは一切関わり合いを持っていない。
トランプ氏はワシントンDCの関係者を一切信用していない。なぜなら彼らは既にCIAに取り込まれている恐れがあるからだ。
トランプ氏が1600ペンシルベニア・アベニューのビルにオフィスを構えることをしなかったのは賢い選択である。なぜなら、そのビルの隅々にCIAのスパイ装置が設置されているからである。
愛国者は、トランプ氏が使うことになるホワイトハウスの内装及びリフォームの費用を支援すべきである。
CIAはあらゆる手法を使ってトランプ氏を公然と攻撃しはじめた。CIAの3派閥と繋がりのあるジョージ・ソロスも世界の舞台で公然とトランプ氏を攻撃している。
ビルダーバーグや三極委員会、ボヘミアングローブ、CFRが一同に集まり会議を開いた。そこでトランプ氏を大統領にさせないための作戦を練った。世界中の邪悪なカバラ犯罪集団は神経をとがらせている。既に彼らはトランプ氏を殺害しようとした。また、彼に賄賂を贈ろうともした。彼らは他の政治家に対してならうまくいく戦術がトランプ氏にはうまくいかないことを知った。トランプ氏はCIAが日常的に行っている活動に一切関心がない。
以下省略
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52001108.html
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/464.html#c2
3. 中川隆[7710] koaQ7Jey 2017年4月13日 07:05:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8199]
まあ、アメリカの言う通りにしていれば こういう好い思いができるしね:
日本の官僚はアメリカのハニートラップ戦略によって動かされていた:
パソナ美女接待迎賓館”仁風林”
パソナ南部靖之会長の愛人達 竹中平蔵と橋下徹 都市伝説とその裏側
http://maezaki.net/pasona-takenaka
仁風林関係の動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E4%BB%81%E9%A2%A8%E6%9E%97
パソナの迎賓館"仁風林"の住所特定!とちないASKAも驚いたバブル内装【画像】
https://www.youtube.com/watch?v=FVt3LKC2ba4
「仁風林」はCIAが作ったハニートラップ製造店か?
かつてのノーパンしゃぶしゃぶ事件と酷似。
http://rapt.sub.jp/?p=11226
今や日本の政治家は完全なアメリカの飼い犬となり、アメリカの意のままに動かされています。
どうしてこんなことになってしまったのか。
脅されているのか、それとも金か何かで操られているのか。
色々な想像が頭の中をよぎりますが、今回のASKA事件によって、政財界の多くの人たちがハニートラップにかけられてしまったのではないかという疑いが出てきました。少なくとも私はそう見ています。
要するに、政財界の大物たちを麻薬やら女やらで誘惑して弱みを握ってしまうわけです。
そうすると、彼らはもう二度と自分の好き勝手はできない。
麻薬と女に手を出したことが世間に知れたら、その人は現在の地位を失い、最悪の場合、食べることすら事欠くようになってしまうからです。
ハニートラップを仕掛けたのはもちろんアメリカの金融ユダヤ人でしょう。
彼らは過去にも巨大なハニートラップ店を作り、大勢の霞ヶ関の高級官僚たちを罠にはめてきたという経緯があります。
皆さんもまだ記憶に残っていると思いますが、その有名なハニートラップ店が例のノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」です。
97、98年頃、この怪しげな店に有名な大蔵官僚が出入りしていることがマスコミによって大々的に報じられました。
これによって彼らの多くが失脚することになりましたが、実はこのときにマスコミに名前を挙げられたのは愛国派と良識派の官僚だけでした。アメリカに留学経験のある官僚、いわゆる売国奴たちは誰もその名前を報じられることなく、そのまま権力の座に居座りつづけたのです。
この事件がきっかけとなって、大蔵省は財務省と金融庁に解体されてしまいました。
それは、日本の官僚の本丸、大蔵省がアメリカに攻め落とされ、完全に占拠された瞬間でした。
こうして官僚の上層部は全てがアメリカ留学組の人間のみとなり、アメリカのエージェントである売国奴がこの国を支配するようになったわけです。
しかも、そのアメリカ留学組が後輩の留学組たちを引っ張り上げるシステムができあがり、ついにはアメリカにこの国を売る者だけが出世するという仕組みが完成してしまいました。
今では官僚の留学先の7割以上がアメリカだそうです。
国費を使った留学で、日々売国奴が量産されつづけているというわけです。
我々のあらゆる資産をアメリカに献上してしまう人間を、給料から留学費用、住居や手当まで、我々がしっかりと税金で養ってあげているのです。
この「楼蘭」と同様、「仁風林」もまたアメリカの作ったハニートラップ製造所だった可能性がなきにしもあらずです。
多くの政財界の大物たちがこのハニートラップにまんまと引っかかり、金融ユダヤ人の意のままに動かされ、国民のために働きたくても働けなくなってしまった可能性があります。
○ASKAで話題の“接待パーティー” 高級官僚も常連だった
今のところ「仁風林」に出入りしていたことが分かっている政治家は以下の通りです。
・安倍晋三首相
・菅義偉官房長官
・田村憲久厚労相
・下村博文文科相
・林芳正農水相
・甘利経済再生担当相
・石原伸晃環境相
・新藤義孝総務相
もちろん、パソナ会長の竹中平蔵もその一人に違いありませんが、彼はハニートラップに引っかかった側ではなく、引っかける側だったと考えた方がいいのかも知れません。
「竹中さんみたいなお偉いさんに誘われて、おれも出世したな」
と思って、いい気になってサロンと呼ばれる社交の場に行ってみたら、そこは麻薬と女に満ちた怪しげな世界だった……
「これはちょっとマズイな」と思ったときにはもう遅い。
もちろん、中には麻薬と女の魅力にズブズブとはまりこんでしまう人もいるのでしょうが、逆に気まずい思いをして帰るだけの人もいるかも知れません。
しかし、いずれにしても、その場所に足を踏み込んでしまったが最後。麻薬と女に手を出したという証拠写真が撮られ、それをネタに脅しをかけられる。
これを世間に公表したら、お前の政治家生命はないぞ。
現在のところ、マスコミは「仁風林」がらみの政治家ネタを全く報じようとしませんので、どの政治家たちも脅しに屈して、金融ユダヤ人の意のままに動いておられると考えた方がいいのかも知れません。
実際、現在の安倍政権が国会に上げてくる政策のすべてが金融ユダヤ人の利益となる政策ばかりですからね。林芳正農水相も罠にはめられて、JA解体のために動かなくなってしまったのではないでしょうか……。
もっとも、いくら政治家や官僚たちを罠にはめたところで、最後の最後には国民が黙ってはいません。だから、JA解体の問題にしろ、自衛権の問題にしろ、最後の一押しがなかなかうまくいかないわけです。それでも力づくで金融ユダヤ人の意のままに政治を動かすなら、そのときはB層までもがカンカンに怒り狂って、誰も彼もがA層に変わってしまうことでしょう。
そうなったら、この日本はそれこそ完全な超一流大国になれるかも知れません。
そもそも、ASKAが逮捕され、パソナの名前が表沙汰になること自体、彼らには想定外だったのではないでしょうか。
http://rapt.sub.jp/?p=11226
ASKAで話題の“接待パーティー” 高級官僚も常連だった 2014年5月31日
仕切り役は元財務省の天下り
ASKA事件で注目を集める人材派遣会社「パソナ」グループの迎賓館「仁風林」(東京・港区)を舞台にした接待パーティー。
常連客には、国会で追及された田村憲久厚労相や小野寺五典防衛相など現職閣僚を含む与野党の政治家の名前が次々と浮上。
政界に激震が走っているが、“接待漬け”されていたのは政界以外にもいる。
霞が関のエリート官僚たちだ。
美女が体を密着させながら酒をつぎ、豪華料理に舌鼓を打つ――。
「仁風林」の接待パーティーは、さながら高級クラブのサロンのような雰囲気だったという。
接待客の人選や席の配置などを仕切っていたのは、南部靖之代表の“右腕”といわれ、「公共戦略事業・特命担当」の肩書を持つ上斗米明・常務執行役員。
財務省出身の天下り官僚だ。
「83年入省で、主税局主税企画官、関税局業務課長などを経て国税庁総務課長に就いたものの、なぜか、たった5カ月で大臣官房付に異動し、そのまま辞職した。2010年に執行役員としてパソナに天下りしました」(事情通)
霞が関で突然の大臣官房付の異動はスキャンダル絡みが多い。
南部代表はセクハラなどでミソを付けた有能な人材を利用するのがうまい。
ま、いろいろとあったのだろうが、上斗米氏が霞が関とのパイプになったのは間違いない。
「パソナの官僚接待はすごいですよ。
局長以上の幹部の多くは、“仁風林パーティー”を知っているはずです。
パソナを含む派遣業界は90年代、業界全体で数十億〜数百億円規模といわれた派遣社員の社会保険料の未納の扱いについて頭を痛めていました。
98年には会計検査院が全国の派遣会社の約400の事業所で、約35億円の社会保険料の徴収漏れがあったことを指摘しています。保険料徴収が厳格化されれば、業界はたちまち火の車。そこで保険料の支払いを緩くするための日雇いや請負といった規制緩和に政界工作を仕掛けた。
課長クラスもパーティーに来ていて、南部代表の腰巾着といわれているエリート官僚は大勢います」(元人材派遣会社幹部)
仁風林」の常連官僚の中には、経産省の局長や中小企業庁の幹部職員がいて、実名が飛び交っている。
文科省の事務方トップ、山中伸一・事務次官の名前も出てきたから文科省に事実確認すると
「こんなことを次官に聞けるワケがないし、プライベートなことなので答える必要はない」(事務次官室)
ときた。
経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう言う。
「労働者あっての国や経済なのに、官僚や派遣業界は、労働者を『出来る限りコキ使って搾取するコマ』としか見ていない。
自分たちさえ儲かればいいと思っているから、政官財で“癒着”しようが“談合”しようが、悪いという感覚がないのでしょう」
「仁風林」での政官接待は、98年の銀行と旧大蔵官僚の「ノーパンしゃぶしゃぶ接待」を思い出させる。
お車代などの現ナマをもらって、行政をネジ曲げたのだとすれば許されない話だ。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/150621
2014年6月4日ASKA(飛鳥涼)とパソナ南部、政界の相関図
ASKA(飛鳥涼)とパソナ南部、政界の人間関係を個人的にまとめてみた。
2chに「芸能界薬物事件相関図 」スレがあるが、芸能界だけでは全体像がわかりにくい。
http://takanojyou.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html
ASKA(飛鳥涼)とパソナ南部、政界の相関図
(版を重ねる毎に「パソナの女相関図」のようになってしまった)
パソナグループのベネフィットワンが、防衛庁の福利厚生を一手に引き受けている。隊員を含む約26万人の個人情報をパソナが保有。
民間企業が従業員の転職先探しをパソナなどの再就職支援会社に頼むだけで、労働移動支援助成金が10万円支払われる。転職成功時には最大60万円まで支払われる。次にパソナが狙う利権は、国家公務員の採用試験と再就職斡旋。なお、リクルートホールディングスは10月に上場を控えている。
パソナについて報道がなされないのは、南部と昵懇のケイダッシュ会長川村龍夫がメディアを抑えているからと言われている。
ASKAは警察の取調べに覚醒剤の使用を認めたが、栩内は否認している。南部の代理人が栩内に余計な事を話すなと伝えているという情報もある。
弘道会の上部団体の山口組は、清原とAVEX松浦社長の逮捕を阻止。次の生贄としてGACKTを献上し、他はお咎めなしの交渉中。
ASKAは札幌の弘道会関係者と揉めてドジを踏んだ。それがなければ表沙汰にならずに済んだかもしれない。揉めたから殺されそうになり、嫁が心配して事務所に相談し通報という流れになったのではないか。
ASKAの覚醒剤入手ルートは複数あるのだろう。その一つとして栩内ルートがあるのかどうか。もしあるのだとすると、北朝鮮に太いパイプを持ち、覚醒剤使用の疑惑がある中川が気になってくる。メディカルアソシア元社長田中秀代も同じく気になる。栩内は未だに否認し続けて口を割っていないことからも、パソナルートがあるのではないかと勘ぐってしまう。
メディカルアソシア元社長田中秀代は、ほとんど会社にも出勤してこなかったそうだ。自社株を9割近く持っていたが、3月末に退職して売却してした後、雲隠れしてしまった。また栩内と南部とも親しいときている。田中秀代の写真を検索しても出てこない。一体どういう人物なのであろうか。
札幌の弘道会関係者も薬物入手ルートと週刊誌は報じていた。元運転手X氏は破門されたそうだから、薬物入手ルートの1つだろう。山口組は建前上薬物は御法度だ。X氏は山口組系弘道会の組員だったのではないか。X氏の出身大手芸能プロはバーニング系だったのかどうかも知りたいところだ。
ASKAが所持していた検査キットはどこから入手されたものなのだろう。医療関係の平岩医師や田中元社長は関わっていなかったのか。
逮捕されたASKAと栩内の周囲の人物は、蜘蛛の子を散らすように逃げている。平石医師、運転手X氏、メディカルアソシア田中元社長がそうだ。
谷口は芸能界のドン周防の鉄砲玉みたいな人物。最近ではK−1の石井も周防の手先となったようだ。
エコLOVEは事実上バーニング系の事務所ではないだろうか。石井がエコLOVE顧問で、南部とバーニング系事務所ケイダッシュ会長の川村は昵懇だ。その上、仁風林のママ役佳つ乃は、パールダッシュ(バーニング系)所属だ。南部自体がバーニングと関わりが深いのかもしれない。
創価学会の視点で見れば、南部⇒K−1石井⇒ケイダッシュ谷口、南部⇒前原議員の嫁、浮島智子(公明)となる。創価学会は芸能界、財界、政界を股にして人脈がある。
仁風林式高級クラブシステムはよくできている。政治家の弱みをすべて自社内に保持できる。自社内で飲み食いさせて女性を充てがうだけだから、直接的な金銭授受が発生しない。これでは贈収賄事件として立件しづらいのではないだろうか。リクルート事件とは決定的に違う点だと思う。
仁風林式高級クラブシステムを真似る会社、既にやっている会社、多数ありそうだ。
南部のまわりにいる女性達を追っていくことで、事件の概要をわかりやすく紐解けた。最初はASKA相関図として作っていたのだが、パソナの女相関図とも言えそうな図になってしまった。「パソナの女」という小説のネタにできそうだ。パソナはペルソナをもじったらしいから「ペルソナの女」の方がいいかもしれない。
ASKA事件絡みで明らかとなった防衛庁利権だが、これは公安事案だと思う。自衛隊員の個人情報をパソナ経由で北朝鮮や韓国へ流している可能性があるからだ。前原の嫁が防衛庁利権を持っていること自体が怪しい。夫である前原は防衛族だ。
ASKA事件の影に隠れて、吉松育美のストーカー事件は忘れられているが、マット・テイラーを通じて川田亜子の不審死(一般には練炭自殺とされる)と繋がりがあることは注目に値する。吉松育美の事件はパソナ関連事件だということを強調しておきたい。
吉松育美の事件はメディアで一切報道されなかったが、バーニングに関わる事件だからという理由とは別に、吉松がパソナ社員だという理由もあったのではないか。
マット・テイラーはよくわからない人物だ。古くはジュリアナ東京で出入り禁止になったとの噂もある。只の不良外国人にしては、バーニングに対抗できているところが腑に落ちない。FBIもしくはCIAの手先なのだろうか。本名かどうかすら疑っている。
竹中平蔵の利益相反行為(パソナへの利益誘導) は、明らかな「犯罪」だ。これは忘れてはならない重大事項だと思う。
相関図の情報は週刊誌や2ch、メルマガなどからかき集めた。あまりにも情報ソースが多いため、一つずつ挙げていない点、ご了解頂きたい。
相関図はあくまで一つの見方であり、何を重要視するかによって見解はそれぞれで違うと思う。
【相関図登場人物】
南部 靖之
佳つ乃
栩内 香澄美
大日向 由香里
吉松 育美
金ヶ江 悦子
浮島 智子
前原 愛里
前原 誠司
小野寺 五典
田村 憲久
竹中 平蔵
中川 秀直
ASKA
飯島 愛
清原 和博
運転手X氏
石井 和義
周防 郁雄
谷口 元一
川田 亜子
マット・テイラー
http://takanojyou.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html
2ちゃんねる 芸能界薬物事件相関図
http://nozomi.2ch.net/test/read.cgi/4649/1400586135/
仁風林とは?
南部 靖之と飛鳥,栩内 香澄美/とちない かすみを繋ぐSEX迎賓館の真実。
安倍晋三まで…
http://matome.naver.jp/odai/2140073489719743801
パソナグループ代表南部 靖之が政財界の要人を接待する為に作り上げたセックス迎賓館「仁風林」
この仁風林には、安倍晋三首相をはじめ、森喜朗元首相や民主党の前原誠司元国土交通大臣も訪れたことがあるという。
財界、政界、芸能界の要人たちを覚醒剤漬けの快楽の虜にしたセックス迎賓館「仁風林」の真実とは!
更新日: 2014年09月22日
ASKA、飯島愛、栩内香澄美だけじゃない。接待でシャブセックス漬けになった要人たち。SEX動画が流出。
一般人の感覚では信じられない姿が…。
薬を使ってのSEXは抜け出せないとは聞いたことがありますが…
流出した動画は以下の記事より。
「検察劣勢みたいに報じられていますが、そんなことはない。ASKAが自身の初公判で、栩内について大事な人と証言したのも、検察側にすればしてやったり。」(捜査事情通)
ASKA、飯島愛、栩内香澄美だけじゃない。接待でシャブセックス漬けになった要人たち。SEX動画が流出。
首相が叱責…ASKAの女に異常接近していた小野寺防衛相
パソナグループの迎賓館「仁風林」(東京都港区)。同社の南部靖之代表主催のパーティーに、田村憲久厚労相ら現職閣僚5人が出席したことをこれまでに伝えたが、小野寺五典防衛相(54)も“メンバー”だったことが日刊ゲンダイ本紙の調べで新たに分かった。覚醒剤使用でASKAが逮捕される直前まで通っていたようだ。
栃内香澄美 パソナ 「仁風林」に出入りしていた民主党の前原誠司
http://totinaikasumiaskasex.blog.fc2.com/blog-category-33.html
SEX接待迎賓館と呼ばれる「仁風林」。
政界、財界、芸能界を繋ぐこの肉欲にまみれた施設にはどんな闇が隠されているのか…
「小野寺大臣の目的はASKAの“愛人”栩内香澄美だったそうです。
栩内は青森出身で、小野寺大臣は宮城県出身。“同じ東北出身”をアピールして接近しようとしたけど、うまくいかなかったようです」(事情通)
パソナとは?「仁風林」とは?
竹中平蔵 猪瀬直樹 堺屋太一 永島敏行…栩内容疑者の関係者がやばすぎる…
栩内 香澄美がセックス要員として働いていたパソナ主催のイベントのゲストとして「飛鳥 涼」の名前が!
関係者によるとセックス接待中のビデオの存在が判明…
ASKAと栩内容疑者はセックス中の姿をビデオ撮影しており、精液の付着したティッシュなどとともに押収が確認されたとのこと
出典
http://matome.naver.jp/odai/2140064151454469401
なんとここの記事によると栩内容疑者のマンションからは精液の付着したティッシュなどが押収されたほか、覚せい剤を使用しながらセックスをするいわゆる「キメセク」を楽しむ栩内容疑者とASKAのビデオが発見されたという。
覚せい剤を使用しながらセックスをするいわゆる「キメセク」を楽しむ栩内容疑者とASKAのビデオが発見されたという。詳しくは記事を参照。
とちない香澄美は一体何者?栩内 ( とちない ) かすみとASKA,野村義男とシャブSEXの深い闇。 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2140064151454469401
パソナグループ社長 南部靖之とASKAそして栩内 香澄美を繋いだのは財政界のVIPを接待する「セックス迎賓館」だった!
出典
http://matome.naver.jp/odai/2140072863513847301
こちらではASKAと栩内 香澄美の覚せい剤セックスビデオが流出との噂も…
南部 靖之 ASKA 栩内 香澄美( とちない かすみ )を繋ぐパソナのSEX迎賓館の存在が明らかに - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2140072863513847301
また財政界の要人の接待を行う為にパソナ代表南部 靖之が建てたというセックス迎賓館「仁風林」
栩内容疑者はASKAとここで出会ったという。
過去には安倍晋三首相をはじめ、森喜朗元首相が訪れたことも…
おまけにパソナ主催のイベントには飛鳥 涼のほかに竹中平蔵 猪瀬直樹 堺屋太一 永島敏行など著名人の名前が数多く確認された…
パソナに出入りを続ける竹中平蔵のたくらみとは…
労働移動支援助成金は、従業員の再就職を支援する企業に国がカネを出す制度。
それまでは転職成功時に限って上限40万円の補助金が出たが、これを改め、
転職者1人につき60万円まで支払われることになった。
しかも、仮に転職が成功しなくても、従業員の転職先探しを再就職支援会社に
頼むだけで10万円が支払われる。この制度拡充を主張したのが、
パソナ会長であり、産業競争力会議のメンバーを務める竹中平蔵慶応大教授だった。
「労働力の移動と言いますが、要はリストラ促進助成金です。
従業員をクビにすると助成金を受け取れる。昨年3月に開かれた第4回産業競争力会議で、 竹中氏は
『今は、雇用調整助成金と労働移動への助成金の予算額が1000対5くらいだが、これを一気に逆転するようなイメージでやっていただけると信じている』
と発言しています。
5月17日、CHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明)容疑者が、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕され、芸能界に衝撃が走った。ASKA容疑者は、17日午前7時半頃、同容疑で逮捕された知人の栩内香澄美容疑者宅から出てきたところ、任意同行を求められ、尿検査の結果、陽性反応が出たという。
栩内容疑者は南部靖之代表に気に入られパソナグループの迎賓館「仁風林」で要人たちを接待していた
栩内容疑者は、人材派遣大手パソナグループのグループ会社に勤務後、同グループの南部靖之代表に気に入られた。パソナグループが政財界の要人や芸能人を接待するために東京・元麻布に設けた「仁風林」で行われていたパーティーでは、同社の女性社員が要人たちを接待していたといい、その中のひとりが栩内容疑者だったという。
要人接待迎賓館「仁風林」では安倍晋三首相をはじめ、森喜朗元首相まで…
この仁風林には、安倍晋三首相をはじめ、森喜朗元首相や民主党の前原誠司元国土交通大臣も訪れたことがあるという。
栩内容疑者が住んでいた南青山の高級マンションも会社が借り上げたものだというから、南部代表の溺愛ぶりがうかがえる。
http://matome.naver.jp/odai/2140073489719743801
仁風林とは?南部 靖之と飛鳥,栩内 香澄美-とちない かすみを繋ぐSEX迎賓館の真実。安倍晋三まで… - NAVER まとめ 2
http://matome.naver.jp/odai/2140073489719743801?page=2
今回の件について、南部代表やパソナグループにコメントを求めているが「回答できない」との答えだった
なんとあの元・プロ野球選手や有名ミュージシャンまで…
また、ASKA容疑者の運転手だった人物が、その後、同じく今年3月に薬物使用疑惑を同誌に報じられた元プロ野球選手・清原和博の運転手として雇われていたため、ASKA容疑者の逮捕を受け、清原も不安がっていると報じている。
ASKA容疑者と栩内容疑者が出会ったというパーティーは、政財界の要人も出入りしていたというから、今後、捜査のメスがどこまで広がるか注目していきたい。また、栩内容疑者は、南部代表のお気に入りとして社内では特権的な立場にあったというから、南部代表がどのようなコメントを発表するか注目だ。
覚せい剤を使用してのセックスビデオまでが!
覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された知人の会社員栩内(とちない)香澄美容疑者(37)が、出向先の人材派遣会社でVIP用の接待要員を務めていたことが21日、分かった。一方、両容疑者の逮捕の決め手は、ゴミ袋から押収したティッシュだったことも判明。覚せい剤の反応が出たほか、精液も付いていたという。
出典
http://matome.naver.jp/odai/2140056068001735601
栩内容疑者が出向していた医療系人材派遣会社のグループ代表が、政財界のトップを接待するための迎賓館として設けた。この代表は自社の美人社員や知り合いのモデルを接待要員に使っており、栩内容疑者もその一人だった。
ここではASKAが抜け出せなかったシ○ブセッ○ス。流出ビデオの存在までが噂されている。
とちない 栩内香澄美と宮崎重明の正体判明!ASKA/飛鳥とのやばすぎる関係とは!顔写真&画像まとめ! - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2140056068001735601
竹中の天下り先か
この会社は自民党とズブズブの関係じゃん
圧力くるかな
今から一緒に これから一緒にパソナに行こうか
http://matome.naver.jp/odai/2140073489719743801?page=2
「仁風林」、超富裕層だけが持つ夢のサロンの中身 2014年05月24日
大物アーティスト、ASKA容疑者(56)と知人の栩内香澄美容疑者(37)が覚せい剤使用・所持の疑いで逮捕されるというショッキングなニュースが連日、世の中を騒がせている。
この事件で明らかになったのが、2人が出会ったとされる富裕層の迎賓館「仁風林」(じんぷうりん)の存在だ。中の様子はかなり派手だったと伝えられるが、富裕層は、なぜこんなものを持つのか。
有栖川公園、麻布中・高、西町インターナショナルスクール、各国大使館…。都内でも屈指の高級住宅街でもありながら、どこか異国情緒も漂わせる元麻布2丁目。道幅の狭い入り組んだ道をたどっていくと、「仁風林」がある。歴史的には、江戸時代には旗本屋敷が並んでいた土地らしい。
仁風林
仁風林(港区元麻布2丁目)
約1000平方メートルという広い敷地内に、昭和39年に建築された鉄筋コンクリート造りの家屋がある。地上2階地下1階建てで、延べ床面積は250平方メートル。所有者は、相続を受けた新宿区の個人と、茨城県つくば市の個人との共有となっている。
古い料亭のような造りの門構えに、深々と生い茂る植栽から中の様子をまったくうかがい知ることはできない。近隣住民たちも何の施設かは詳しくは知らなかったようだが、近隣の男性は
「入り組んでいて狭いので、とても、見ず知らずの車が入ってくるような場所ではないのですが、それでも、週末には大きな車が数台並んでいたりします。
料亭かと思っていたので、ニュースを聞いて驚いています。
さすがに名前は口にはできませんが、有名な人を見たというような話も聞きますが…」
と話す。
この仁風林こそが、パソナグループ創業者の南部靖之代表の接待施設であるという。週刊新潮に中の詳しい描写があるので一部紹介する。
まず40人ほどのパーティースペース、専門の料理人が料理をふるまい、セレブ夫人たちに人気の酵素風呂もある。
そして、芸者やモデルたちで形成される接待女性の軍団がいる。
そこにASKA容疑者が夫人同伴で来るようになったという。
そして、カスミちゃんと呼ばれていた栩内容疑者もいたという。
少し破廉恥な描写もあるが、ここでは割愛する。
会社経費で自分の寝床に使うことも
そもそも、富裕層やセレブたちがこうした私的な集いを行うサロンは17世紀のフランスに遡る。17世紀初めのランブイエ侯夫人が、フランスのアンリ14世の宮廷で、文学者や知識人を招き入れて会合を行うようになった。宮廷が野暮ったくて居心地の悪さと退屈さを感じたからというのが理由とされる。
その後も貴族たちは夜な夜なサロンを開いては、会話を弾ませた。プルーストの「失われた時を求めて」など多くの文学作品に、そうした描写がなされている。
仁風林
さて、現代においては、富裕層がさらに成功し、超富裕層、もしくは大富豪となった人が作ることが多い。
パソナの南部氏をはじめ多くの大物財界人を取材した、経済ジャーナリストは
「南部さんは元々、財界、政界、芸能界、文化の世界と様々、顔が広い人です。(サロンを開く目的は)見栄のためですよ」という。
実際に、富裕層になり立ての他人に対して、人に紹介を頼む人が多いが、逆に超富裕層や大富豪は自身がパイプ役となって、顔つなぎをしたり、様々な顔ぶれがそろう一種の磁場を形成しているといっても過言ではない。その場所をサロンに求めるのだ。
そして、他の経営者仲間がサロンを開設したと聞くと、競うようにして、より豪華な建物を建て、よりよい設備をそろえていく。
例えば同じ東京・港区では、白金台にある三島由紀夫の小説「宴のあと」の舞台になった料亭「般若苑」の約7000平方メートルの跡地に施設を建設中だが、こちらはサロンなどの施設だと見られている。
また、南麻布にはアパ・グループ代表である元谷外志雄氏の豪邸が建設中であるが、規模の大きさからサロンではないかとの見方もある。
いずれにせよ、港区には探せばこうしたサロンは数多くあるものだ。
「上場企業の社長の場合は、会社の施設ということにして、経費は会社が支払います。こうした接待やパーティーがない時は、自分がホテルがわりにしたり個人的に使っているということはよく聞きます。中でクスリが使われているというようなことは絶対にないと思いますけど」(前出ジャーナリスト)
ホテルのレジデンスや、マンションを確保している上場企業も多いが、パソナの仁風林はその規模が大きくなった感じだ。
しかし、サロンの欠点は顔が広くなりすぎることだ。こうした時に一気に信用が棄損することにあるだろう。
パソナ株は22日の東京株式市場で年初来安値まで売り込まれた。まさか、ダブルミリオン2回、ソロでもミリオンを達成した大アーティストのASKA容疑者がこうなろうとは、思いもしなかっただろう。
そこにいた接待要員の女性とともに。
http://media.yucasee.jp/posts/index/14122?la=ar4
ASKA保釈も、全面否認の“共犯”栩内香澄美被告が抱える爆弾「パソナと政界・官僚との黒い癒着が……」
覚せい剤と合成麻薬所持などで起訴されたASKAが3日、保釈された。
これで事件はひと段落したように見えるが、今月22日には、一緒に逮捕されたASKAの愛人、栩内香澄美被告の初公判が東京地裁で予定されている。
この内容に、人材派遣大手「パソナグループ」の南部靖之代表が主催していたホームパーティーに出席した政治家や役人たちが戦々恐々としているという情報を入手した。
栩内容疑者は容疑否認のまま起訴されたため、公判では頑なに沈黙を守り通すことが予想されるが、検察はASKAと栩内被告が出会った、南部代表主催のパーティーの実態をつかんでいるという情報がある。
その実態が法廷で暴露されるのではと、南部代表をはじめ、パーティー出席者が怯えているというのだ。
栩内被告がASKAと一緒に逮捕された当初、彼女はいったい何者なのかとマスコミ関係者の間では騒然となったが、その後、栩内被告は南部代表の私設秘書を務め、週に1回開催される南部代表主催のパーティーのホステス役を務めていたことが明らかになった。
ホステス役は、パソナグループから選ばれた美女ばかりが30人ほど。
ミス・インターナショナルで、現在は大手芸能プロ「ケイダッシュ」の谷口元一氏による“ストーカー事件”の被害者として孤立無援の戦いを続けている吉松育美さんも一昨年までパソナグループの社員であり、ホステス役を務めさせられていたという。
ホステス役を仕切るのは、京都の元舞妓の女性。
彼女は栩内被告と同様、南部代表とは個人的にも親密な関係だったことから、グループの社員からは南部代表の“喜び組”と揶揄されていた。
こうした事実を暴露されるだけでも、南部代表にとっては致命的だ。
さらに、パーティーには、複数の元首相や安倍晋三総理ほか、自民党を中心に民主党の議員も数多く招待されたという。
人材派遣業の監督官庁である厚生労働省の田村憲久大臣まで顔を出していたというから、開いた口が塞がらない。
招待された議員の中には、パーティーの帰りに御車代として、10〜50万円を渡された者もいたとも。事実であれば、贈収賄や政治資金規正法違反などの可能性もある。
さらにパーティーには、防衛庁、警察庁、厚労省の課長から局長クラスまでの官僚も招待されていたという。
パソナは、霞が関OBの天下り先としても有名だが、このパーティーを通しても、癒着の実態が見え隠れする。
つまり、ASKAとその愛人の覚せい剤スキャンダルだけでは終わらない、社会的問題を含んでいる事件なのだ。
しかし、事件当初は積極的に、これらの問題を報道したメディアも、権力から圧力がかかったのか、いつの間にか腰砕けになって、その後沈黙している。
南部代表は、裁判で栩内被告を守るために最強の弁護団を付けたといわれている。しかし、検察の尋問に口封じはできない。単なる芸能人の覚せい剤事件で終わらせないためにも、検察の鋭いメスに期待したい。
http://www.cyzo.com/2014/07/post_17763_entry.html
再びネットに書き込まれたASKA逮捕の裏にある暴力団内部事情と政界との「手打ち」の噂
〜文春の飯島愛記事にも言及 BuzzNews.JP
http://www.buzznews.jp/?p=45587
アスカの覚醒剤事件よりも仁風林という【 阿片窟 】に興味がある
★アスカの覚醒剤事件の初めての裁判が昨日(2014年8月28日)にあったが、昨日は同時に、アスカがトモナイ被告と出会った「仁風林」を創ったパソナの株主総会であった。「仁風林」とは一体なんだったのか?ネット記事を参考に考えたい。
仁風林とは?
南部 靖之と飛鳥,栩内 香澄美/とちない かすみを繋ぐSEX迎賓館の真実。
http://matome.naver.jp/odai/2140073489719743801
パソナ迎賓館「仁風林」でSEX接待ビデオが流出!
ASKAと栩内香澄美をシャブで繋ぐ南部靖之と創価の闇
http://matome.naver.jp/odai/2140107218629692501
田村厚労相は就任後も…「パソナ接待館」常連だった5閣僚
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150540
ASKAで話題の“接待パーティー” 高級官僚も常連だった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/150621
1、仁風林とは大物政治家や大物官僚や大物芸能人をパーティに招待し、薬とセックスで奴隷にするところか?
★仁風林とは大物政治家を代表にする政財官の要人をパーティに招待し、薬物とセックスに溺れさせ、大物政治家などのセックスの様子をビデオで録画して、それで脅し、奴隷にするところだろう膿〜。
映画でよくあるワンパターンじゃ膿〜 (*゚▽゚*)
★だいたいそれで当たりじゃないのかな。たいていの人はそう思うだろう膿〜。
★創価の名が出てくるからロスチャイルド系である。
ロスチャイルドの敵である現政権、その他の敵を転落させるスキャンダル創りのために仁風林が出来たことは簡単に推理できる。
タロットカードの【 15である悪魔 】の世界じゃ膿〜。
阿片戦争の時にロスチャイルドが中国を乗っ取るために使った手が阿片という麻薬だった。その戦術を出してきたということだろう。
★超美人と薬物とセックスの欲望に勝てる男はいない。
だから、どんな大物でも簡単に悪魔の罠にハマる。
その代表がアスカだが、政治家の名が出てこないのは、必死で隠しているからだろう。
しかしそれで良い。鷲は安倍総理を応援しているから。
2、ロスチャイルドが日本中枢に仕掛けた「阿片戦争」か?
★英国と中国(清)は1940年から1942年にかけて「阿片戦争」をしている。
英国が清から「お茶」を輸入したのに対して、英国は売るものがないから、インドで栽培した阿片という麻薬を清に輸出。それで清の社会が荒廃したことから、清は阿片を禁止した。
英国は清が阿片を禁止したことがドタマに来て、英国が戦争を始めたのである。
悪いのは英国・ロスチャイルドであったのだ。
★さて今回のアスカ覚醒事件の背後には「仁風林」という阿片窟がある。
そこで「性欲労働者」として、トモナイ被告が働いていて、他にもミス日本に選ばれた美人も「性欲労働者」として働いていたらしい膿〜。
★阿片にとり憑かれた人間は「生きる目的が阿片をやること!」になる。
そして人を殺してでも阿片が欲しく欲しくてたまらなくなり、様々な犯罪に手を染め、「全てを失う結果」となる。
どの本にもそう書いている。酒しかやらない鷲には本でしか解らないが膿〜
★阿片戦争の時の清国内には【 阿片窟 】と呼ばれる地帯があった。
阿片を吸って、セックスの快楽に耽る場所である。
そしてセックスのやりすぎで死に、死体はそこらに転がっている(*゚▽゚*)
しかし鷲は、今の日本には「阿片を吸って、セックスの快楽に耽る場所はない、と勝手に思い込んでいた。しかしあったのだ。それは「 仁風林 」である。
★戦前の上海が魔都と呼ばれるのは【 恐ろしい阿片窟 】が存在していたからだ。
しかし鷲はナントナク【 魔都・上海 】という響きに憧れていたのだが、上海まで行かなくても、日本には【 仁風林 】があると解った。
毎日、豚の貯金箱に100円を入れて、憧れの【 仁風林 】を目指そうか?という話ではなかった膿〜
★【 仁風林 】、そこは現代の【 阿片窟 】。
お客様は現代日本の大物政治家や大物芸能人、政財官の要人。
彼らが【 性欲労働者 】の超美人と薬物をやりながら、絡み合い、そのアラレモナイ姿(ポコチ◎丸出し)をビデオに取られ、ロスチャイルドの奴隷となり、ロスチャイルドという悪魔のユダヤ人に魂を売る。
つまり仁風林はロスチャイルドが仕掛けた現代の阿片戦争である!
3、アスカ事件はタロットの15の【 悪魔 】の出現。
★タロットカードの【 15 】は悪魔である。このカードの絵柄は、悪魔が裸の男女を奴隷にしている表現である。
現代の成功した大物歌手であるアスカは、薬物に耽り、美人とのセックスという【 悪魔の罠 】にパーフェクトにのめり込み、栄光を失った。
麻薬は人間の全てを失わせるが、アスカは大物であるゆえに、マスコミに生贄にされたことの良い面の、多くの人々の監視下にあり、その監視ゆえに、再生のチャンスがあり、【 全てを失った 】わけではない。
★驚くことは、戦前の中国や満州にあったという【 阿片窟 】が現代の日本の、それもトップの世界に出現したことだ。
★理趣経では【 男女のセックスでの恍惚は菩薩の境地である 】と説かれる。
太陽神に帰依し、薬物を使わないセックスなら菩薩の境地となるが、薬物を使ってのセックスは「全てを失う」ことになることをアスカ事件は教えてくれた。
★仁風林の接待パーティに参加した政財官の大物たちも【 アスカ事件 】に恐れオノノキ、保身のためのロスチャイルドの奴隷となったことだろう。
これもタロットカードの【 15 】の世界である。
★戦前の中国や満州での【 阿片窟 】での、阿片その他の薬物を使ったセックスとは、【 死ぬまでやるセックス 】である。
死んだ客はそのまま、道路に放り出せれて、死体が常に5体から10体、堂々と道に転がっていたから【 魔都、魔界 】と呼ばれていたのだ。
★アスカ事件は【 魔界 】をホンの少し、垣間見せてくれたのが、良い子たちへの【 アリガタイお勉強になった 】と思うから、良い面もあるだろうね。
★夏休み、にいる良い子たち、薬物をやりながらセックスをしないように。
それをすれば【 死ぬまでやるセックス 】になるから。それがお兄さん( ← だれなんだこいつは???(゚O゚))からメッセージです。
(((o(*゚▽゚*)o)))
http://xuzu0911.exblog.jp/21059437/
2014年06月05日
ASKA「黒いシャブ人脈」全部バラす!!
週刊大衆6/16号にまたまたASKA容疑者がらみの記事が載っていました。
上記の写真、パソナ代表の南部靖之氏です。ASKA容疑者逮捕直後には「某人材派遣会社の創業者」などの書き方が多かったのですが、近頃はどの雑誌でも実名ですのでそうさせていただきました。写真付きで・・・
パソナという会社は人材派遣会社で、小泉総理時代の総務大臣だった竹中平蔵氏が取締役会長だったことがあるそうです。
また、ソフトバンクの孫正義氏、エイチ・アイ・エスの澤田秀雄氏とともにベンチャー三銃士と呼ばれていた、いわゆる企業家の星でした。
フリーターを肯定する発言が多く、
「今は正規雇用が一般的だが、20年後はフリーターがあたりまえの時代が来るかもしれない」
「フリーターは終身雇用だ!正規社員こそクビになったり雇用が安定していない」
など面白語録も多々発言しております。
ASKA容疑者の話に戻りますが栩内容疑者は南部氏の秘書だったことがあり、また、ASKA容疑者との接点を作った人物です。
栩内容疑者が南部氏のお気に入りだったのは大きく報じられている通りです。
「南部代表は、東京・元麻布に迎賓館“仁風林”を構えていました。
夜になると、都心とは思えぬほど暗く人通りの少ない場所にあるその建物は、大きな門構えの向こうがうっそうとした森のようになっていますが、そこで月に数度、著名人や有力者を集めた大規模なパーティーを開催していたんです」
(某夕刊紙記者)
有力者・・・ってのが凄いですね。政治家とか力のある経営者なんでしょうけど。
栩内容疑者が秘書時代に、こうしたパーティーの案内役をしていたそうです。
そしてギタリストN、大物歌手H、プロダクション幹部Mなど、この件で関係を取りざたされている人たちも集っていたとのこと。
そして安倍首相や現役閣僚など与野党政治家も参加者でした。
小生が個人的にビックリしたのは、民主党の前原誠司元代表の奥様がパソナの元秘書だったのです。まあ竹中氏が取締役ならば人脈もうなずけますが。
ただ当局はASKA容疑者が薬物を用意したと見ています。
ASKA容疑者は複数のシャブルートを持っていて栩内容疑者の自宅をその保管庫にしていた形跡があるそうです。
そしてASKA容疑者の薬物ルートで強いのが音楽仲間関係です。
ある音楽仲間Gとバックダンサーが時期を同じに逮捕されているそうです。
この二人が薬物供給源と考えられているのです。
一方、音楽関係別ルートでミュージシャンMと薬を共有していたんではないかと噂があります。
二人は六本木でよく飲んでいたそうですが、地下社会の人間が同席していたようです。
音楽関係者なら理解できるのですが(理解はできませんけど)いわゆる興業関係者とのあぶない人脈もあるようです。
そのなかでも格闘技イベントの実力者K。格闘技界はもちろん、他のスポーツ界や芸能界にもコネがあって幅広い人脈があるので、さまざまな闇社会とのつながりの証拠が漏れているのです。
このK氏は小生も話題にしましたが、飯島愛さんとも親しかったともされています。
ASKA容疑者のように入手ルートが複数あるのも芸能人の薬物事件としては珍しいそうです。
http://blog.livedoor.jp/fukuroulove/archives/38475366.html
133 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/31(土) 18:03:07.99 ID:mWTBapTA0 [1/2回(PC)]
ASKAで話題の接待パーティー 高級官僚も常連だった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/150621/
509 : 名無しさん@恐縮です@転載は禁止[] 投稿日:2014/06/04(水) 22:58:21.39 ID:KTd7OdNt0 [1/1回(PC)]
パソナ企画のキメキメ乱交パーティーは有名
408 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 23:27:49.01 ID:TV2mHElo0 [1/1回(PC)]
関東連合+パソナ絡みじゃね
409 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/06/01(日) 23:31:10.10 ID:1wIheYG80 [1/1回(PC)]
【事件】「パソナ」グループの迎賓館「仁風林」接待パーティー、高級官僚も常連だった!
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1401556031/
【政治】ASKA事件が暴く、安倍首相と派遣規制緩和の「闇」…パソナ「接待パーティー」国会でも追及へ、公務員改革で300億円の“利権”★2
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1401448010/
【政治】「二度と行かないように!」安倍首相が叱責…ASKAの女に異常接近していた小野寺防衛相★5
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1401518922/
【芸能】ASKAの愛人・栩内香澄美容疑者だけじゃない・・・パソナ代表の元美人秘書“喜び組” ミスインターナショナル吉松育美さんも元秘書
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1401079903/
田村厚労相は就任後も…「パソナ接待館」常連だった5閣僚
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1401448574/
【政治】「二度と行かないように!」安倍首相が叱責…ASKAの女に異常接近していた小野寺防衛相★5
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1401518922/
【経済】パソナグループとサンリオが株価下落、年初来安値を更新、値下がり率の1位と3位に…ASKA容疑者逮捕の週刊誌記事が影響か[05/22]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1400763895/
●竹中平蔵(元自民党)・パソナ会長就任おめ●
http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/haken/1252306424/
パソナ会長の年収12億 派遣労働者の年収60〜240万
http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1401548826/2chMate 0.8.6/SHARP/SH-06E/4.2.2/LT
502 : 名無しさん@恐縮です@転載は禁止[] 投稿日:2014/06/04(水) 20:58:31.12 ID:e5tShhFdO [1/1回(携帯)]
政界財界暴力団の三角関係における肉体接待や贈賄や弊害処理など昔からの暗黙の了解で、政界財界は警察ともう一つの三角関係をも構成して今まで散々、警察TV新聞を黙らせてきたのだから、今回も大して動揺はない。
それに、企業舎弟ですらない企業による肉体接待ではパーティーの面子の中に企業の花添えである薬中のASKAが混じっていただけというのが実情だ。
だから、政界財界は動揺していないどころか世間に笑いが止まらないくらいだろう。
まあ、政界財界はヤクザや企業舎弟にもクラブの女や売春婦を沢山提供されているから、薬に手を出すとすればそちらの肉体接待だろうが、ヤクザや企業舎弟に薬を薦められたところで、未成年を用意してもらう者は結構いても薬をやりたがる者は芸能人と違って滅多に居ないのが実際のところ。
今回、ASKAから薬を貰った者が僅かに居るかもしれないという可能性を考慮して、 ASKAの逮捕を目一杯延ばさせ、注意喚起および薬抜き期間としたが、あくまでも安全に安全を重ねたようなもの。
今回、動揺したのは政界財界と違って警察とまでは三角関係を組めていない暴力団、山口組だ。
警察は当初、アスカの逮捕、アスカに薬物を渡していた山口組系弘道会内福島連合組員の逮捕および福島連合に対する捜査、清原の逮捕、清原に薬物を渡していた山口組系弘道会内某組織組員の逮捕および某組織に対する捜査を予定していた。
清原と弘道会の付き合いぶりから某組織は弘道会において中核に位置する組織である可能性が高い。
また、それらに関連して弘道会傘下経由の可能性が高い薬物の疑いのある有名人を何人かマークし始めていた事から、今回は珍しく警察も多少やる気を出していたようだ。
しかし、ここで政界財界がASKAの逮捕を暫く後に延ばすよう指示してきた。
更に間髪を入れずに動いたのが、一時は愛知県警を完全に喰う程であった弘道会だ。
山口組は建前上薬物を御法度としており、都合の善し悪しで薬物に触れた組や個人を処分してきた。
弘道会が主流派になって以降、その傾向は以前よりも強まっている。
しかし、薬物を扱う弘道会傘下の組も決して少なくないという理不尽な実態がある。
ちなみに山口組六代目が弘道会の前身である弘田組時代に立ち上げた司興業も薬物を扱っている。
よりによって、今回のように有名人が絡んだ形で弘道会傘下から逮捕者が、それも複数ともなれば山口組六代目を始め、近いうちに幹部昇格が既定路線となっている弘道会三代目は面子が無い。
いよいよ、反主流派に対して示しが付かなくなってしまうというわけだ。
そこで弘道会傘下と揉めた事で世間に目を向けられ、中毒状態にあるASKAまでは構わないが清原や弘道会傘下の組員および所属組織に対しては一切お構い無しとする事を政界財界を通して取付けさせたのである。
勿論、マークし始めていた他の有名人やそれらに薬を渡していた弘道会傘下の者の安泰も取付けの中に含まれている事は言うまでもない。
今回の件でココだけが唯一、警察TV新聞が本来ならばある程度動いていたはずの三角関係が二重になっていない部分の話であり、核心でもある。
文春が飯島愛について、付き人云々より先に弘道会系に脅されていたという記事を今更書いたのは文春がこのような背景を知るも直接書くわけにはいかず、鬼籍の飯島愛を引き出す事で警察を暗に揶揄するためであったが、これは事実であろうとなかろうと下衆なやり口である。
また、近いうちに薬物で有名人が捕まるとすれば、それは弘道会とは無関係のルートで入手していた薬物使用者であり、世間の目を誤魔化すために狙われる羽目になった者である。
山口組の存在は、安倍首相を始め政界財界にとって極めて大きい。
それだけに今回の取付けは非常に堅い。
万一、この取付けが何らかの形で破られる事になればその時こそ、政財界を巻き込んだ本当の大事となる。
135 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/31(土) 18:03:22.55 ID:UwpqReT60 [1/1回(PC)]
お塩ヤリ部屋事件、プチエンジェル事件を消し去るわけですね。
自民党怖い
109 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/31(土) 17:39:49.89 ID:zV6UUeIY0 [1/1回(PC)]
まあ、芸事師=色事師だもんな
芸能人なんて、ヤクザそうかロリクラブ秘密会員代議士のための慰み物なんだよw
AKBなんかハゲ爺のオヤツさえも生ぬるいわ!!
281 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/06/01(日) 02:41:52.60 ID:3pz4pida0 [1/17回(PC)]
なるほど だいたい事情が分った。 これ全部捕まえちゃば?
Askaは使用しているただの人間だろ。
だったらぴーちじょんの野口が5代目と知り合いとなっている相関図ネットにあったよ。
押尾にやり部屋を貸していたのは野口。押尾の背中は紋紋だらけ。
なんだお前らずぶずぶじゃん。
運転手も大三元だが、根元から断たないと芸能界全部巻き込むぞ これ。
ピーターの付き添いも捕まっただろ。
宅見が関係しているしていないとか。 松浦の名前挙がっている。
駄目だ 相関図みたら 芸能界って 真っ黒なんだなってがっかりしたよ。
まあ 本当だったらだけど。
282 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/06/01(日) 02:46:42.68 ID:3pz4pida0 [2/17回(PC)]
そうか プチエンジェル 相関図 で画像選択してぐぐってみろ。
森元首相の長男ってこんなことになってたって初めて知ってこっちもがっかりしたよ。
駄目だ こりゃ。
289 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/06/01(日) 03:00:08.59 ID:3pz4pida0 [3/17回(PC)]
いまのところあがっている名前が
プチエンジェル事件時に小沢が土地かしていた森元首相の長男 薬物中毒で死亡している。
関係者が2000人 名簿は全部暗号。 →捜査 打ち切り。
誰だこれ 打ち切ったの?
353 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/06/01(日) 06:02:16.95 ID:c+FfsJJi0 [2/2回(PC)]
以前は万景峰号で堂々とシャブが日本に入ってきていた
新潟税関とズブズブだからね
それが北の拉致問題があって、堂々とできなくなってしまった
最近は北からボートでやって来て、日本の海岸に流す
待っていた在日ヤクザが海岸でそれを回収するという方法なのだが
それも厳しくなってきたので、中国経由で運び屋を使う手法も増えてきた
芸能界には、在日の芸能人を通じて薬物が流れる
234 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/31(土) 21:10:37.71 ID:ZT6b4dC4O [1/1回(携帯)]
パソナ薬物接待ルートのほうが、どう考えても怪しいだろ
社長が高級マンション与えて囲ってた女がシャブセックスで捕まってんだぞwwww
459 : 名無しさん@恐縮です@転載は禁止[sage] 投稿日:2014/06/02(月) 18:59:28.30 ID:yr9MV7l30 [1/1回(PC)]
関東連合はシャブ仲介、それを政界財界芸能界に広める場の主催がパソナ?
>海上浮き袋
漁師とか船乗ってる人らが、小遣い稼ぎで拾ってヤクザに渡している、
と2chでみた
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/mnewsplus/1401521939/
飯島愛もハニートラップ要員だった
【芸能】ASKA、飯島愛と薬物&不倫・肉体関係、映像流出怯え薬物依存との報道 復帰絶望的か
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/mnewsplus/1401320699/
1 : エタ沈φ ★@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 08:44:59.39 ID:???i
5月17日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで人気男性デュオ・CHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明)が逮捕されたが、連日その続報が報じられ、衝撃が続いている。
ASKAは17日未明、知人女性宅から出てきたところを任意同行され、すでにASKAは取り調べで覚せい剤の使用を供述しており、警視庁は27日、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕した。
そのASKAが覚せい剤依存へ陥った原因について、本日(5月29日)発売の「週刊文春」(文藝春秋/6月5日号)は、2008年当時、ASKAと不倫関係にあったタレント・飯島愛の死去にあると報じている。
同誌によれば、飯島が亡くなる数カ月前に、ふたりがMDMA(合成麻薬)を使用して性的行為に及んでいる一部始終を飯島がビデオで撮影していたという。
その後、変死状態の飯島が自宅で発見されたため、ASKAはビデオの映像が流出することを過度に怯えたことがきっかけで、覚せい剤依存になっていったのではないかと、同誌は報じている。
ASKA逮捕以降、親交のあるミュージシャン・玉置浩二をはじめとする芸能人やファンの一部からは、罪を償った後の復帰を望む声も数多く聞かれたが、今回の「文春」報道により、復帰は絶望的になったとの見方をテレビ局関係者は示す。
「美川憲一や長渕剛、槇原敬之、いしだ壱成など、過去に違法薬物所持で逮捕された芸能人の中には、カムバックして現在も活躍している人も少なからずおり、ASKAには根強いファンも多いため、復帰の可能性もゼロではなかった。
ただ、どちらかというと真面目さが売りでもあったASKAが、セクシー系タレントの飯島と薬物を使用し、かつ不倫関係にあったとなれば、イメージ崩壊とファン離れは必至であり、もはや復帰は絶望的でしょう」(同)
こうした見方を裏付けるかのように、大ヒット曲『SAY YES』から20年来のファンだという30代女性は、次のようにASKAへの冷めた感情を語る。
「逮捕後も、ASKAの“繊細さ”や“真面目さ”がASKA自身を追いつめていったという面もあるのではと思い、しっかりと罪を償って復帰してほしいという気持ちもありました。
しかし、女性タレントと不倫し、さらにその相手の死で自分のスキャンダルがばれてしまうことを恐れて覚せい剤に走っていたとは、呆れて言葉もありません」
もし「文春」の報道が事実であれば、ASKAにとって復帰へのハードルは、よりいっそう高まったといえよう。
ASKAはCHAGE and ASKAとして1979年にシングル曲『ひとり咲き』でデビューし、今年で活動34年を迎えるベテラン・ミュージシャンで、 『SAY YES』『YAH YAH YAH』などのミリオンセラー曲も多いことから、デュオとしても、またソロでもコンサートは常に満員で、デビュー当時からの根強いファンが多いことで知られている。
199 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:18:26.51 ID:ojH/TWnJ0 [2/4回(PC)]
そもそもASAKAとの SEXビデオが存在するのなら
飯島が死んだときに家宅捜査で発見されてるんじゃないの?
266 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:28:48.29 ID:7fw6rkQgO [5/7回(携帯)]
>>199
飯島愛がヤクザに脅されてASUKAとのビデオを隠し撮りしたんだよ
ビデオはヤクザが持ってるよ
だからASUKAもヤクザに脅されたんだよ
948 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 12:35:09.78 ID:ZCLykCO8O [6/6回(携帯)]
これが事実だったとしてちょっとした推理
ASKAと飯島愛は不倫していた
ASKAは覚醒剤を使用し飯島愛とキメセク
それを趣味の録画で飯島愛が撮っていた
なんらかの形でそのテープが組織に奪われ脅迫される飯島
組織が使い道が無くなった飯島を死に追いやる
死からほとぼりが覚めたころ、こんなテープがありますよとASKAを脅迫
薬の量が増える
↓
薬物テープで下っ端がASKAをゆする
応じないASKA
組織の息がかかった文春がすっぱ抜いたように記事にする
ASKA逮捕利用価値が無くなったのでキメセクテープについても文春が書く←今ココ
飯島が死んだのは芸能界をやめた飯島より音楽やってるASKAの方が金を搾り取れるから
こんなんでいかがっすか?
758 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 11:27:42.25 ID:mRv5hM7y0 [1/1回(PC)]
ふーん やくざがこのSEXビデオ持ってたら
シャブルート吐いたらビデオ週刊誌に流すからな、と脅してそうだな
770 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 11:30:55.46 ID:BaEcwpeh0 [3/3回(PC)]
ビデオで隠し撮りしてそれをネタに強請るって鉄板ネタだな
ノリPの時もビデオで本人って分かる為にわざと彫り物入れさせるってあったもんね
足首に彫り物入れてるからテーピングで隠してたあの人は大丈夫なんだろうか?
のりPとは家族ぐるみの付き合いだったらしいけど
349 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:44:51.90 ID:/f4svwIs0 [1/1回(PC)]
飯島愛は何人分のビデオをヤクザに売ったんだろうな
595 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:43:36.13 ID:xB9E9z750 [1/1回(PC)]
オレが知ってる限りではASKAと飯島愛のセックスビデオは乱交だよ
他にも数人の芸能人や○○○が参加してる
297 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:34:07.33 ID:e3JfKKnQ0 [1/1回(PC)]
飯島愛がビデオ撮ってたつうのは、恐喝もしくは口封じが目的だろ。
いや、いまさらながら怖い女だな。
575 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:37:11.36 ID:6mYlyoBO0 [2/3回(PC)]
ビデオ撮影って愛さん 裏のお仕事してたのかな
怖い世界だ
577 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:37:32.41 ID:j3y/KRXJ0 [2/3回(PC)]
飯島愛の黒い噂全力で隠されてたのって
なんかヤバイ人たちとも寝てたんだろうな
368 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:49:17.66 ID:clkqv3kw0 [5/5回(PC)]
飯島が芸能界でのし上がれた理由も説明がつくね
724 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 11:19:17.39 ID:ALJEhe5f0 [2/2回(PC)]
飯島愛がAV女優のクセに政界進出寸前まで上り詰めたのは、そういうビデオの存在が多数あるんだろ。
567 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:34:52.97 ID:AebT2wl70 [1/1回(PC)]
飯島愛って不幸暴露と馬鹿なコメント言ってるだけだったのに、
死後必要以上に過大評価する声が多くて何だか不自然だと思ってた
571 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:36:15.27 ID:ZCLykCO8O [3/6回(携帯)]
飯島愛に目をつけたのも島田紳助だったな
こいつは売れるって目をつけて自分の番組で使いまくってた
310 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:36:54.40 ID:+wcQrAdK0 [7/8回(PC)]
飯島愛は無職なのにあのタワーマンション上階に住んでいられるのか考えたら普通でない
326 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:39:51.36 ID:+wcQrAdK0 [8/8回(PC)]
インフォスタワー1LDK 94.31u 家賃は380,000円
542 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:28:13.65 ID:j3y/KRXJ0 [1/3回(PC)]
飯島の引退騒動が今となって納得
TVで人気出て裏ではお偉いさんの高給娼婦になって薬で死ぬって
マリリンモンローだなたしかに
738 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 11:22:01.62 ID:fFO8CaRN0 [2/3回(PC)]
AV女優からタレントになれたのはコイツと美保純だけだな
958 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 12:38:56.12 ID:hE1Ik6aD0 [1/1回(PC)]
美保純はAVじゃないよw
ただし、有名なヤクザ(全国チェーン)の全盛期、武闘派と言われた幹部の愛人だった。
だからドラマにも番組にも出たし、周囲が腫れ物を触るような扱いで対応してた。北野武だって頭上がらなかったの。
739 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 11:22:14.41 ID:4XmIzNWt0 [2/2回(PC)]
死んだ時貯金ゼロだったってのがまたなぁ
AV業界とヤクザの結びつきって強いしな
そうとうなタニマチに引き取ってもらえないと
315 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:37:37.33 ID:P0De87ya0 [2/3回(PC)]
AV女優なんて結局引退後も
高給売春婦みたいになって生きてくしかないんだよね
354 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:46:28.73 ID:clkqv3kw0 [4/5回(PC)]
飯島がヤクザに飼われたハニトラ嬢だったつーことか
全ての点と線が結びつき始めた
188 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:17:22.71 ID:9o+JqUvi0 [1/1回(PC)]
もしそんなビデオがあったとしても
飯島が撮影したんじゃなくて他の人に撮られて二人とも強請られてたんじゃないの
それに飯島は検死で薬物は出てないから死因も犯罪からんでるのかもだな
204 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:19:50.14 ID:+wcQrAdK0 [5/8回(PC)]
覚せい剤欲しさに暴力団にゆすられて たかられて隠し撮りされ
最後は消されたぽいな
207 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:20:02.17 ID:mp2nNx2T0 [2/20回(PC)]
これって口封じの為に消されたって事か?
281 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:31:50.30 ID:6E6YdHmn0 [4/4回(PC)]
飛鳥の版権に目を付けた組織が飯島使って証拠映像を得て脅してたんだろうな
飯島がどっちに消されたのかは謎だが自分絡みで人が消されたことにショックを受けた飛鳥はますますクスリに逃げるようになった
209 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:20:08.58 ID:jaUYPmlHO [1/1回(携帯)]
某番組で飯島が霊能者に忠告されたのってもしかしてこのことか!?
471 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 10:10:27.66 ID:sSQHpIgQ0 [1/1回(PC)]
飯島愛が引退宣言したときだか、デビ夫人がブログで
「あなたはとんでもない写真を撮られてしまいました」
とか書いてたけど、撮ってたのか
171 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:14:48.87 ID:+wcQrAdK0 [4/8回(PC)]
デヴィ夫人が飯島の死後に夫人のブログで飯島の薬物のことに遠回りにふれていたよね?
彼女は、何と申しましょうか、“遊び”が過ぎて、 知らずでか、わからずでか、 とんでもない事をしていた様です。
どの様な人達とお付き合いがあったのか皆目わかりませんが、 ゆすられ、恐喝され、つきまとわれ、公表の恐怖にさらされながら生きた心地もなく、暮らしていた様です。
http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-10183052427.html
107 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:05:17.99 ID:e/6A7DAlO [2/7回(携帯)]
飯島愛がいた頃のサンジャポがキモかった
ゲストの政治家達が愛ちゃん愛ちゃん言って飯島愛とベタベタしてたんだよな
こうやって政治家とのパイプ太くして政界進出でもするのかなと
131 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:08:48.65 ID:+wcQrAdK0 [3/8回(PC)]
>>107
安部だけは飯島に対して笑顔なしの敬語対応だったのを覚えてる
559 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 10:33:24.01 ID:nQHTHS+10 [3/6回(PC)]
>>107
柿沢って今は亡き政治家の選挙の応援で飯島が来てたの渋谷の交差点のへんで見た思い出があるわ90年代。
今、思うと飯島のバックに黒い勢力がついてたから
政界につながるとか
そして怪死に合成麻薬にASKAに893に・・
いくらでも妄想できるな。
579 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 10:37:45.95 ID:nQHTHS+10 [4/6回(PC)]
>>559
自己レス、柿沢の後援会の会長が飯島愛の実父
なんだな。
674 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 11:06:50.35 ID:4XmIzNWt0 [1/2回(PC)]
飯島は政治家とかヤバイのと付き合いあったんじゃない
なんか一時期周富徳に気に入られてたな
こいつと寝てんのかな?とは思ってたw
44 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 08:54:56.88 ID:DEYUwDT30 [3/5回(PC)]
結局 お塩のあの事件の問題の部屋の話と繋がってくるんじゃないの
35 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 08:53:35.28 ID:i+3DvxOI0 [1/2回(PC)]
いよいよたかが芸能人の薬物事件が政界に飛び火したなw
ヤリ部屋で何人の大物政治家が、ヤク中乱交にハマっていたのか楽しみだわw
967 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[Sage] 投稿日:2014/05/29(木) 12:44:42.07 ID:aTt1yvMy0 [2/2回(PC)]
売れっ子アーティストだろうが、女優だろうが、政治家だろうが、ヤクザだろうが
行き着くところは皆性欲なんだな
982 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 12:54:12.81 ID:mF8L6RKp0 [8/8回(PC)]
>>967
一番高く売れるのは「少女の性」
だからプチエンジェル事件が闇の中
949 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 12:35:12.95 ID:a5mPL7SB0 [4/4回(PC)]
飯島とそのコンクリ殺人とかと関係あるのか。ないのか。
968 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 12:45:54.61 ID:bh7yITqT0 [14/14回(PC)]
>>949
コンクリ殺人については飯島の関与や犯人の親が共産党員だったことより、
被害少女を風俗に売り飛ばし+監禁に893が関与した疑い
は現在まで厳罰マスコミ皆スルーする点がな、あいつら犯人を選んで叩くよな
502 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 10:17:42.46 ID:wSYfYlkO0 [1/1回(PC)]
急に飯島の話が出てきたのはパソナネタを隠したいから?
522 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:21:42.74 ID:DPeYC17t0 [1/1回(PC)]
>>502
政商は守られるんじゃね
541 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:28:09.51 ID:e/6A7DAlO [7/7回(携帯)]
>>502
最初にパソナネタ書いたの文春だから
41 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 08:54:38.44 ID:tZ8eendp0 [1/1回(PC)]
政界に話題が及ぶ前に、衝撃的な最期を遂げた死人に話を持って行こうという魂胆ミエミエ?
176 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:16:01.67 ID:bh7yITqT0 [1/14回(PC)]
>>41
だろうね、竹中パソナの名前でたら案の定CIAと経団連の紐付き議員に飛び火したからね。
458 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:08:17.30 ID:bh7yITqT0 [9/14回(PC)]
誰かと会食してパナソからそらせ、と指示されたかと
465 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 10:09:09.42 ID:pjbkxzr10 [4/4回(PC)]
そう、パソナからの目くらましだろうな。
526 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:22:51.44 ID:RIsPajMv0 [1/2回(PC)]
このASKAの一件ってもしかして芸能ニュースってレベル飛び越えたすごい事件?
537 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 10:26:10.67 ID:aY3KBr5h0 [1/3回(PC)]
>>526
パソナまでいければ
戦後最大のスキャンダルになる可能性がある
597 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:43:44.51 ID:86og/4SV0 [1/1回(PC)]
>>537
いかないだろ
プチエンジェルのときのように何かの理由つけて捜査終了だろうさ
736 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 11:21:42.50 ID:FuFkoUvdO [2/7回(携帯)]
あちこちでパーティがあったようやね
某パンツ屋 森元息子
音楽会社社長
など 飛鳥とトチナイが参加してたパーティでまた あの某パンツ屋ババアかと お塩 ノリピー 飛鳥
六本木の闇 やなw
747 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 11:24:32.04 ID:FuFkoUvdO [3/7回(携帯)]
六本木 パーティ
関東連合 接待パーティ
女衒 まだまだ闇深そう
サンジャポ出てた頃飯島愛て死ぬ数ヵ月前から躁鬱病ぽかったよな?
コンクリ犯にゆすられてたのか?一千万消えた?
760 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 11:28:15.63 ID:FuFkoUvdO [4/7回(携帯)]
トチナイは幽霊社員やったようやし、接待パーティに出され要員
そこのパーティにはいろんな社長や議員がいたとかなんとか
お塩 ノリピー 飛鳥
トチナイ 銀座ホステス
シャブ パーティ
六本木 関東連合
パンツ屋ババア
まだまだ闇深そうな…
775 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 11:32:31.18 ID:wbSwPowA0 [1/1回(PC)]
文春は警察より操作能力が高いな
859 : 名前無し@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 12:03:52.33 ID:G+II3qHxO [1/1回(携帯)]
>>775
米国某機関直属だから
177 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:16:06.79 ID:yCkzM8v0i [1/2回(iPhone-SB)]
文春はどこからお金もらってんの
200 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:18:27.18 ID:bh7yITqT0 [3/14回(PC)]
>>177
官邸とCIA、ちなみに新潮は公安
397 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:57:34.79 ID:OMMMgFzU0 [1/6回(PC)]
>>200
官邸がこんなん出す訳ない
安倍ちゃんはASKAとマブダチだよ
こっちに火の粉が飛んでこないよう祈ってるはず
238 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:23:43.27 ID:1bfhP7/MO [1/1回(携帯)]
これもパソナ隠しなのかな?
死人に口なし
348 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:44:50.08 ID:z8GeGtsx0 [1/5回(PC)]
確かに死人に口なしとは言うが、飯島愛は怪しい死にかただったからな
243 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:24:18.23 ID:H7AIebWJ0 [2/4回(PC)]
飯島愛がASKAとの関係をゲロっちゃう前に口封じされた?
というストーリーに持って行きたいのか
250 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:25:39.44 ID:bh7yITqT0 [4/14回(PC)]
>>243
文春のシナリオはそうなんだろう、で政界ルートを有耶無耶にする
265 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:28:44.94 ID:e/6A7DAlO [5/7回(携帯)]
>>250
女がパソナの秘書だったって最初に報道したのも文春なのにか?
275 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:31:10.17 ID:bh7yITqT0 [5/14回(PC)]
>>265
子飼いメディアに報道させた方が後あとコントロールしやすい、
文春はアカヒと読売に並ぶ日米政府広報だよ
290 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:33:04.18 ID:7zMrYbJH0 [1/1回(PC)]
週刊文春が報じているASKA関係の記事は事実が多いからな
バーニング周防や暴力団との密接な繋がりを考えても信憑性は高い
343 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:43:57.16 ID:SxAyPEJG0 [1/1回(PC)]
飯島愛の件もヤクザが情報をリークしてるってことかな
558 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 10:33:09.81 ID:8/jzUgrwi [2/14回(iPhone-SB)]
ここまで公表されるということは、ヤクザ側ももうASKAで稼ごうとは考えていないだろうな。
覚醒剤や恥ずかしい画像でASKAからしゃぶり尽くし強請りまくった挙句
嫁やcHAGEらが警察に助けを求めることを決めたもんだから、見せしめとしてASKAを徹底的に辱めにかかっているのだろう。
文春はちょっとヤクザの片棒を担ぎ過ぎなんじゃね?
飯島愛がASKAとのキメセク映像を撮影したのも、誰かに指示されてのものだと思うわ。
590 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 10:41:20.26 ID:OMMMgFzU0 [5/6回(PC)]
>>558
というより、そもそも文春にASKAネタリークしたのは売人の893じゃないか?
例の炙り動画なんて絶対そうだし
ASKAも入手するとその場でやっちゃうもんだから
ラリって判断力失い ついつい売人に色々言っちゃったのかね
612 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 10:49:05.03 ID:8/jzUgrwi [4/14回(iPhone-SB)]
>>590
それはそうかもしれんけど、ASKAは相当組織的に嵌められていってるような気がするね。
末端の売人ヤクザ一人でできるこっちゃないよ、これは。
323 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:39:14.20 ID:37s8V6b20 [1/1回(PC)]
警察と文春が繋がっているとかかな
なわけないか
333 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:40:44.14 ID:bh7yITqT0 [7/14回(PC)]
>>323
その上と繋がっていると思うよ、文春は清和会の大物スキャンダルはスルーする。
351 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:45:36.45 ID:zAKUpCyB0 [1/1回(PC)]
何だかそっち方面に話題を逸らしたい何かしらの事情がありそうでつね
356 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 09:46:59.13 ID:awBTzCHG0 [1/1回(PC)]
飯島愛よりパソナを攻めていって欲しいなぁ
157 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 17:23:29.21 ID:KiOo2JyZ0 [1/2回(PC)]
結局、パソナが一番の黒幕なのかな
パソナって一見表向きは健全な人材派遣会社だけど、裏ではヤバい系の人材派遣業もしまくってるんだろうな
飯島愛とパソナもなんか関係ありそう
あ〜なんかパトレイバー思い出したわ
飯島愛は日韓ワールドカップの時、ハッキリと韓国を批判してて好感持ってたんだけどなぁ
158 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 17:23:39.77 ID:TYGnI6qr0 [3/5回(PC)]
>>154
飯島愛のバックに何か物凄い大人がいた事が容易に想像出来るね
中山秀は長い物に巻かれるタイプの人だから
159 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/29(木) 17:27:08.92 ID:6xdpK5Pu0 [1/1回(PC)]
炙りやりながらシャブリもやってたんだ
271 : 名無しさん@恐縮です@転載禁止[] 投稿日:2014/05/29(木) 09:29:18.78 ID:1jT+iYKpO [1/1回(携帯)]
あまりに実態を知らない節穴ばかりで見てられない。
まず、政界と財界と暴力団の間における肉体接待や贈賄や弊害処理などは当たり前の話で昔からの暗黙の了解。
また、財界が政界に対して行う肉体接待は直属の企業舎弟でない限りは、単なる肉体接待である事が基本で、薬物を絡めた肉体接待は開かない。
この接待の中で薬物を使用していた政治家など居ても極々僅かで、皆無の可能性もある。
また、居たとしてもASKAが週刊文春に大々的に載った時期を境に絶っているため暗黙の了解の治外法権という領域である上に、理屈上でも薬物関連で逮捕出来る者が此処にはもう居なくなっている。
あれ程の中毒だったASKAの逮捕をここまで長引かせていたのはその可能性を考慮しての一応の注意喚起である。
つまり、パソナルートが重要だと感じるのは、よくよくの節穴と野暮天である。まあ、週刊誌だけが叩いてくれれば満足というのであれば、こんな話でも重要なんだろうがね。
そして、このパソナルートというものに目を向けてもらっていた方が都合が良い事情がある。
古くからの友人関係にあるASKAと清原が薬物疑惑の渦中の人となったわけだが
この2人に薬物を渡していたのが山口組組長の出身母体である弘道会傘下であったからだ。
ASKAは弘道会系福島連合か弘道会系正道会で、
清原は弘道会系の何処なのかまでは分かっていないものの弘道会企業舎弟の筆頭である佐藤義徳と昵懇である事や弘道会の複数の幹部とも親しい事から弘道会の中核組織からの可能性も高い。
山口組は建前上薬物は御法度としており、都合の善し悪しでそれを口実に薬物を扱った組や個人を処分してきた。
だが、薬物を扱っている弘道会傘下の組も決して少なくないという実態がある。
よりによって、今回のような著名人が絡んだ形で弘道会傘下から逮捕者が出るとあっては、いよいよ山口組における反主流派に示しがつかなくなってしまうというわけだ。
こういった背景から、ASKA逮捕の情報を事前に入手していた弘道会が政財界を通して、弘道会傘下の薬物提供者と悶着を起こした事で浮上してしまった薬物中毒のASKAまでは構わないが清原や弘道会傘下の薬物提供者および所属している組には一切お構い無しとさせる事を取り付けたというのが事の核心である。
政財界の腐敗の分まで厳しくされてきた上、腐敗の尻拭いが必要な場合も暴力団がさせられてきたが、今回の取り付けは堅い。
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/mnewsplus/1401320699/
【社会】竹中平蔵氏、自民・中川秀直氏、安藤忠雄氏…ASKAと女が出会った場所は財界人や著名人ズラリ、隣人も知らないパソナ迎賓館
18 : 名無しさん@13周年@転載禁止[] 投稿日:2014/05/22(木) 22:25:44.85 ID:dcZ9+8AR0 [1/8回(PC)]
パソナには、栩内みたいなお得意様性接待用社員が何人かいたらしいじゃん
小泉・ケケ中と癒着するだけでなく、こんな手も使っていたんだな
もぅ、代表の南部は詰んでるんじゃね?
K札にガサ入れされたらあぼ〜んだな…
269 : 名無しさん@13周年@転載禁止[] 投稿日:2014/05/22(木) 23:37:17.86 ID:PxClPFLkI [1/1回(iPhone-wifi)]
前原の奥さんもってのは本当なの?
すごい人脈だね
840 : 名無しさん@13周年@転載禁止[sage] 投稿日:2014/05/23(金) 07:11:13.02 ID:iGwecf0x0 [1/1回(PC)]
食事しながらテーブルの上では日本の将来や経済の事を語って下半身はスッポンポン
各著名人の股にはシャブ中の"秘書"が必死でチンポしゃぶってる
そりゃ入り浸りになるわなww
なぁお塩先生
あれが忘れられなくて、ドラッグに嵌ったと言っても過言ではない
276 : 名無しさん@13周年@転載禁止[] 投稿日:2014/05/22(木) 23:39:36.51 ID:BYM8TpTQ0 [1/2回(PC)]
要するに、社長秘書という名の下半身専用接待要員。
創価だろ、この女
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/newsplus/1400764332/
http://www.logsoku.com/r/2ch.net/newsplus/1400810171/l50
ASKA保釈も、全面否認の“共犯”栩内香澄美被告が抱える爆弾「パソナと政界・官僚との黒い癒着が……」
覚せい剤と合成麻薬所持などで起訴されたASKAが3日、保釈された。
これで事件はひと段落したように見えるが、今月22日には、一緒に逮捕されたASKAの愛人、栩内香澄美被告の初公判が東京地裁で予定されている。
この内容に、人材派遣大手「パソナグループ」の南部靖之代表が主催していたホームパーティーに出席した政治家や役人たちが戦々恐々としているという情報を入手した。
栩内容疑者は容疑否認のまま起訴されたため、公判では頑なに沈黙を守り通すことが予想されるが、検察はASKAと栩内被告が出会った、南部代表主催のパーティーの実態をつかんでいるという情報がある。
その実態が法廷で暴露されるのではと、南部代表をはじめ、パーティー出席者が怯えているというのだ。
栩内被告がASKAと一緒に逮捕された当初、彼女はいったい何者なのかとマスコミ関係者の間では騒然となったが、その後、栩内被告は南部代表の私設秘書を務め、週に1回開催される南部代表主催のパーティーのホステス役を務めていたことが明らかになった。
ホステス役は、パソナグループから選ばれた美女ばかりが30人ほど。
ミス・インターナショナルで、現在は大手芸能プロ「ケイダッシュ」の谷口元一氏による“ストーカー事件”の被害者として孤立無援の戦いを続けている吉松育美さんも一昨年までパソナグループの社員であり、ホステス役を務めさせられていたという。
ホステス役を仕切るのは、京都の元舞妓の女性。
彼女は栩内被告と同様、南部代表とは個人的にも親密な関係だったことから、グループの社員からは南部代表の“喜び組”と揶揄されていた。
こうした事実を暴露されるだけでも、南部代表にとっては致命的だ。
さらに、パーティーには、複数の元首相や安倍晋三総理ほか、自民党を中心に民主党の議員も数多く招待されたという。
人材派遣業の監督官庁である厚生労働省の田村憲久大臣まで顔を出していたというから、開いた口が塞がらない。
招待された議員の中には、パーティーの帰りに御車代として、10〜50万円を渡された者もいたとも。事実であれば、贈収賄や政治資金規正法違反などの可能性もある。
さらにパーティーには、防衛庁、警察庁、厚労省の課長から局長クラスまでの官僚も招待されていたという。
パソナは、霞が関OBの天下り先としても有名だが、このパーティーを通しても、癒着の実態が見え隠れする。
つまり、ASKAとその愛人の覚せい剤スキャンダルだけでは終わらない、社会的問題を含んでいる事件なのだ。
しかし、事件当初は積極的に、これらの問題を報道したメディアも、権力から圧力がかかったのか、いつの間にか腰砕けになって、その後沈黙している。
南部代表は、裁判で栩内被告を守るために最強の弁護団を付けたといわれている。しかし、検察の尋問に口封じはできない。単なる芸能人の覚せい剤事件で終わらせないためにも、検察の鋭いメスに期待したい。
http://www.cyzo.com/2014/07/post_17763_entry.html
2014.10.06 月
避妊薬常用まで!
栩内香澄美被告が法廷でASKAとの“濃厚セックス”を赤裸々証言した理由
「あまりの生々しさに、法廷は騒然となりました。
男性記者の一部は閉廷後“エロすぎだろ”と大興奮でした(笑)」
そう明かすのは、芸能リポーターの女性だ。覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けたASKAと愛人関係にあった栩内内香澄美被告の第3回公判が2日、東京地裁で開かれ、生々しい“中出しセックス”の中身が赤裸々に語られた。
この日の焦点は、同被告から出た覚せい剤の陽性反応が、ASKAの体液によるものか否か、だ。検察側は尿検査を担当した科学捜査研究所の男性職員を証人出廷させ
「精液に混入する覚せい剤成分はごく微量で、仮に混入していても検査で陽性反応を示すことはない」
と証言。あくまで同被告が自発的に薬物を摂取していたと断じた。
対する弁護側は、逮捕された5月17日の2人の行動を詳細に説明。自ら「大酒飲み」と自認する栩内被告は、前日16日の夕方から17時午前2時まで飲み会に参加し、その後、突然訪問してきたASKAと酩酊状態のなか“関係”を持った。
傍聴した男性記者は
「てっきり彼女のベッドでプレイするのかと思いきや、リビングのテーブルを片付け、マットレスを2枚重ね、その上にバスタオルを敷いた簡易ベッドで毎回行っていたそうです。
風俗店か! と思わず突っ込んでしまいましたよ」
と笑う。
性行為中、多量の汗をかくASKAのためにエアコンの温度は常時18〜20℃に設定。
栩内被告はシャワーを浴びたが、ASKAはそのままの状態でプレイに突入したという。
約2時間の行為では
「上にいる彼の汗が私の顔に滴り落ちました。
私の髪の毛は濡れ、頭皮に染み込むほどでした」
と、かなり激しかった様子もうかがわせた。
フィニッシュは膣内への“中出し”。
誰もが唖然とするなか、同被告は
「避妊はしたことありません。(避妊薬の)ピルをいつも飲んでいます」
と平然と言ってのけた。
行為が終わると、同被告は疲れ果て、全裸のまま寝てしまったという。
生々しい証言の数々。なぜここまで明かす必要があったのか?
法曹関係者は
「彼女は一貫して覚せい剤の陽性反応はASKAの体液によるものと主張している
汗かきのASKAと自らの髪の毛がびしょびしょになるまで激しいセックスを行ったこと、
当日は泥酔状態で自らの意志で覚せい剤を吸引できる状態になかったことをアピールしたかったのだろう」
と指摘する。
一方でこんな意見もある。
「こういう過激なことを言えば、翌日のマスコミ報道はその話一色になる。
うがった見方かもしれませんが、何か別に掘り下げられたくない秘密があるのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
http://www.cyzo.com/2014/10/post_18918_entry.html
jeyreeyさん 2014/5/24
【飛鳥逮捕】栩内香澄美とパソナに関する ヤ バ す ぎ る 情 報 が次々と明らかに!!!
「株式会社セーフティネット」って何なんだよ…
仁風林を使った【 脱税疑惑 】まで浮上!!!
これどう見ても国税の出番だろ!!!
◆栩内香澄美は幽霊社員?
出勤の実態がほとんどなく、タイムカードも押されない。
性接待のためだけに給料や保険を与えてたことになる。
そして、福利厚生施設とみなされてる「仁風林」
これ脱税絡みでの捜査も進めた方がよくないか??
もう捕まえてください!妻も手を焼いていたASKAクスリ漬け!「どうすれば…」身内にも相談
http://www.j-cast.com/tv/2014/05/22205476.html
ASKAの「シャブ愛人」栩内香澄美―パソナじゃ有名だった「南部代表お気に入りの特別待遇社員」
ASKA逮捕で俄然クローズアップされた栩内という女性だが、いったいどんな女性なのだろうか。
彼女は逮捕当時、パソナグループの中のメンタルヘルスケアを業務とする「セーフティネット」の社員だった。
彼女の友人によれば、青森生まれで、上京後はカメラマンのアシスタント、ネイリストなど職を転々とし、20代前半に教育関連会社に勤めた後、人材派遣の大手「パソナ」グループ経営コンサルティング会社「I」に就職、以来、パソナグループの会社を渡り歩いて現在に至っているという。
彼女が以前在籍していたパソナグループの元同僚は、
「パソナグループ代表南部靖之(62)さんの『お気に入り』として有名」
だったと週刊文春に話している。以前、彼女と一緒に働いていた女性はこう語る。
「栩内さんは、異例の厚遇をされていました。
今住んでいる南青山のマンションは家賃二十万円超とも言われますが、会社が借り上げてくれたものです。
立場は『秘書』ということになっていました。
タイムカードは押さなくていいし、幽霊社員のようなもの。
よく見ると持ち物はブランド品ばかりでしたし、グループ内の別会社からお手当が出てるのではないかと言われてました」
以下
http://www.news-us.jp/s/article/397779256.html
いかがでしょうかあ?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14129545979
一家離散 栩内香澄美容疑者に溺れた名器とナースプレイ
週刊実話 2014年6月4日
「結局奴は、シャブだけでなく、彼女のオ××コにも溺れてしまったんだな。
モノ凄い“名器”だというし、“ナースプレイ”にもハマっていたみたい」(音楽関係者)
ASKAと共に覚せい剤取締法違反で逮捕された栩内香澄美容疑者は、人材派遣大手『パソナグループ』南部靖之代表の“お気に入り”に抜擢され、政財界の要人や芸能人の接待要員に。ここでASKAと栩内容疑者は出会ったようだ。
「東京・港区元麻布にある“仁風林”という和風の施設です。
ここで2人は1年半ほど前、ゲストとコンパニオンとして出会ったようです。
ちなみに南部氏は、ASKAの大スポンサーです。
清楚な雰囲気を持ちつつ、Eカップ巨乳の栩内容疑者にASKAは初対面で“イカれて”しまったようです」(ワイドショー関係者)
栩内容疑者は、青森県南津軽郡藤崎町出身。
「妹がひとりいる4人家族。
目鼻立ちのハッキリした顔立ちとスラリとしたスタイルで、中学時代から男子生徒たちの憧れの的だったそうです」(芸能記者)
高校は弘前実業の商業科に進学。
「ここでも、男子だけでなく女子にも大人気。彼氏もいたようです。
ただ、この頃母親が白血病に倒れ、生活が苦しくなったことから、金銭に執着するようになり、“お金のためなら嫌いな男とでもエッチする”と話していたようです」(写真誌記者)
この栩内容疑者と高校で同学年だったのが大相撲の振分親方(高見盛)だ。
稽古場で報道陣から「知り合いか?」などと質問攻めに遭い、普段は温厚な親方も「全然知らない! まったく!」と超激怒。…
「女子部と男子部があるし、相撲部で一緒だった人くらいしかハッキリ覚えていない。弘前実業出身者と(報道で)出るだけで嫌。情けなくて涙も出ない。まったく、もう!」と吐き捨てた。
さて、ASKAと栩内容疑者は知り合って間もなく“シャブセックス”に溺れていった。
「ASKAは、元女子アナだった夫人に似ている栩内容疑者に“シャブセックス”の気持ち良さを丁寧かつ執拗に解説したようです」(芸能記者)
そして今年に入ると、栩内容疑者の部屋から「アー」「ヤー」という奇声やドスン、ゴツンと物が床や壁に当たったような音が聞こえてくるようになったという。
「彼女が住んでいた港区南青山のマンションは、シングル向けのマンション。
週末、土曜か日曜の深夜、ASKAが彼女のマンションを訪れてはシャブセックスを堪能。
早朝、目黒の自宅へ帰って行くというパターンが逮捕されるまで続いたのです」(芸能記者)
−−朝まで7時間、入れっ放しセックス−−
「シャブは1人でやるより2人の方がより興奮します。
それがセックス絡みならもっと気持ち良くなる。
ですから、使う人の8割ぐらいがセックス目的。
体全体が性感帯になるから、いつでもセックスができる。
水だけ飲んで3日3晩セックスしていたなんて話も聞きます」(同)
栩内容疑者も、回を重ねるごとにシャブセックスにハマっていったことは想像に難くない。
「彼女は出向先の会社のホームページに看護師の格好をして登場していたことがありましたが、ASKAはこの“ナースプレイ”が大好きだったそうです」(テレビ局関係者)
ナース服姿のままで、バックで肉棒注射!! 残念ながら2人は、我を忘れてしまったようだ。
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20140604/Weeklyjn_5841.html