3. 中川隆[5593] koaQ7Jey 2016年12月22日 18:03:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6030]
日本も中国人移民1000万人を入れれば100年後には人口 10億人になるよ
心配しなくても大丈夫
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/115.html#c3
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心配しなくても大丈夫
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/115.html#c3
21日の東京外国為替市場では、連休前の調整売りもあり、1ドル=117円台半ばまで下落。心理的節目の120円台をやすやすと突破し、一気に130円台を試しにいきそうな勢いだ。
「米大統領選でトランプ氏が“予想外”の勝利を果たして以来、円は対ドルで101円台から117円台にまで急落しました。メキシコ・ペソを除くと、主要通貨の中で突出した下落ぶりです。中央銀行としては警戒しなければならないレベルなのですが、黒田総裁は手放しで歓迎するような態度を見せている。
このままの流れで1ドル=130円、140円となっていけば、輸入コストが上がって物価が上昇し、日銀が諦めかけていた『物価上昇率2%』の目標が黙っていても達成できるとほくそ笑んでいるのでしょう。ただでさえ生鮮食品が値上がりしているところに、OPECの減産による原油高でガソリン代も上がってくる。そこに円安コストが降りかかってきたら、消費者はたまりません。黒田総裁は、目標達成というメンツのために、庶民生活を犠牲にしようとしているのです」(経済評論家・斎藤満氏)
■日米の金利差拡大で富が流出
日銀が10年国債金利をゼロ付近に「ピン留め」しようとしていることも、円安傾向に拍車を掛ける要因になった。
先月17日には、指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」を実施。今月14日にも国債買い入れ額を増額し、金利上昇を牽制した。
これは実効力に乏しくても、何が何でも金利上昇を抑えるという意思表示をすることに意味がある。
トランプが掲げる大規模減税や公共投資を織り込んで、米国金利が上昇すれば、日米の金利差が確実に拡大するからだ。それだけ円安に賭けやすくなる。海外投資家は安心して円を売れるわけだ。
「金利差が広がれば、投資家が円を調達して外貨に交換し、さらにリターンが大きい投機に回す『円キャリートレード』が盛んになる。
その円がニューヨーク株式に向かったので、過去最高値を更新し続けた。
それにつられて日経平均も上昇した面があるし、円キャリートレードは畢竟、円の海外流出なので、円安が定着する。それが輸出企業の業績改善が見込めるという理由になって、株高に向かう傾向もあります。
ただ、こうした円安では、日本の富が米国に流れ込んで奪われているということを考える必要があります。今はたまたまトランプ効果で株が上がり、政府・日銀の政策ミスが隠されていますが、金融を緩めて円安にしても、庶民生活が圧迫されて消費が低迷し、景気は良くならなかった。アベノミクスは完全に失敗だったのです。日銀はむしろ、FRBの利上げに合わせて、金利を上げるべきです」(菊池英博氏=前出)
金融緩和だけで実体経済は良くならないことが実証され、世界中で緩和政策を見直す機運が高まっているのに、日本だけ「この道しかない」と、アベノミクスの異次元緩和策にしがみついているのも、円安の要因になっている。
「第二のプラザ合意」もあり得る(C)AP
円安地獄の後の急激な円高という往復ビンタ
1ドル=140円台に突入すれば、日経平均はバブル期の高値を更新して4万円に達する――。そんな超楽観予想が幅を利かせ、市場はイケイケのお祭り騒ぎになりつつあるが、冷静に考えれば、危ういマネーゲームの裏では、深刻な事態が進行しつつあると考えるべきだ。前出の斎藤満氏が言う。
「海外投資家は、為替がどちらに振れても儲かるように動いている。
仕掛けて流れをつくり、そこに一般投資家の“提灯”がつけば、投機筋の売り持ちは一層の利益を呼びます。
米国は、トランプ政権で大規模な財政支出が控えている今、ドル高を容認していますが、かつてプラザ合意で大幅な修正を迫られたのと同じことがいずれ起きる。
円安・ドル高が修正される時は、極端な円高になるはずです。
投機筋にとって絶好の稼ぎ場ですが、日本の輸出企業には大きな負担になる。
まずは円安地獄で個人の負担が高まり、その後、急激な円高で企業が軒並みやられるという往復ビンタを、日本経済が食らうことになりかねません」
トランプ頼みの相場がいつまで続くか分からないのに、浮かれる日銀や市場はいい気なものだ。
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/116.html
ヘッジファンドは保有しているドル国債を日本に売り、得た円で、出遅れていた日本株を買う。
そして実は、総資金量が420兆円と日銀よりも巨大な政府系金融(現在名ゆうちょ銀行、かんぽ保険、GPIF:総資金量420兆円)は、日銀に国債を売って得た円で、米国債も買っています。
公的年金の残高139兆円(15年12月)を運用しているGPIFの、15年12月のポートフォリオ(分散投資)は、「円国債38%、国内株23%、外国債券(主は米国債)14%、外国株23%」です。
※日銀がGPIFの国債を買いあげる
→GPIFは得た現金で国内株、米国債、米国株を買う
→GPIFに米国債を売ったヘッジファンドはそのマネーで日本株を買う
外国人の売買は、東証一部の年間売買額460兆円のうち320兆円(約70%:16年7月水準)です。国内勢(金融機関と個人投資家)は、1990年のバブル崩壊後の損失の累積で資産を減らしたため売買がとても少ない。国内勢の売買は140兆円です。
他方、多くがオフショア(タックスヘイブン:租税回避地)からであるヘッジファンドの売買が320兆円です。東証はこのヘッジファンドの支配下です。
ヘッジファンドの日本株買いと、円先物売りのマネーの多くは、GPIFにおけるような迂回路をとって日銀が買い続けている、政府系金融の国債の現金化から来ています。
※総資金量420兆円の政府系金融3機関が、日銀に国債を売ったマネーで、米国債を30兆円買った
→米国債を売ったヘッジファンドが日本株買い/円の先物売りを行った
安倍政権が確実になる前、12年9月の日経平均の予想PER(加重平均)は、1ドル80円台の円高の中で12倍付近と低かった。米国ダウのPERは15倍と3倍高かった。
上場企業(東証一部2000社)においては、輸出製造業の株価シェアが大きい。円安/ドル高になると、利益が数倍に増えます。このため、円安で日本の株価は上がり、円高で下がる基本性格があります。
通貨の低下は、普通、国力(政治力)と経済力の低下を示します。しかし日本では、ドルでは同じでも円での輸出価格が上がる。このため、上場企業の利益が増える予想がたち、株が買われます。
(注)予想PERは、株価の時価総額を次期予想純益で割った株価/収益倍率であり、株価の高さ、低さを判断するための指標です
PERが15倍なら将来15年分の、未実現の企業純益を株価が含んでいます。
16年10月の日経平均の加重平均のPERは、14.3倍付近です。
単純平均のPERでは18倍と高い。
日経平均は、ユニクロ(ファーストリテイリング)の34倍のような高PER銘柄を含むからです。
2016年10月現在、日経平均は1万7000円付近です。
米国ナスダックの予想PER(単純平均)は現在21.9倍で、バブル価格の水準です。
他国をあげると、
インド18.2倍
英国17倍
米国ダウ16.8倍
上海総合14.4倍
ドイツ13.3倍
ロシア6.8倍
http://www.mag2.com/p/money/24781
株価は楽観的な見通しを織り込んだことで、すでにバブルの領域との見方も出ている。
著名投資家のウォーレン・バフェット氏は
その国の株式市場の時価総額が名目GDPを超えると危険サイン
ととらえ、持ち高調整を検討することで知られている。
名目GDPに対する株式市場の時価総額の倍率をバフェット指数と呼ぶが、
日本の2015年度名目GDP532兆円に対し、22日時点で東証上場の株式時価総額は580兆円強。バフェット指数は約1.1倍になっている。
日本で同指数が1倍を超えたのは、1980年代後半のバブル期、2007年リーマンショック前の米住宅バブル、2015年8月前後のアベノミクス期待のピークに続き、トランプラリーの今回は4度目になる。
変動の大きい期間利益をもとに算出されるPERと異なり、同指数は比較的ブレが少なく行き過ぎた株高を警告するサインとみられているが、今のところ市場で懸念する見方は少ない。
バブルは予測不能な面もあり、市場のコンセンサス通りなら短期の調整を交えて、少なくとも米新大統領就任後の蜜月期間が終わる来年5月頃まで株高が続くことになる。
「レーガノミクスのように大きなレジームチェンジが起きると景気拡大は長くなる」(みずほ証券投資情報部長の倉持靖彦氏)との指摘もある。
http://jp.reuters.com/article/vix-stock-idJPKBN14B0IY?sp=true
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c303
安倍先生の真の狙いは4島返還よりもずっと野心的で、
日本の主権をアメリカから奪還して植民地状態から抜け出す事。
日本は1945年以後、米国と戦略的同盟関係を結んだものの、実際は米国の地政学上の植民地の地位にある。
これを安倍先生が日本が独立した国家となるよう導こうとしているのだ。
そのために安倍先生に必要なのは憲法改正だけではない。
対露関係を正常化し、うまく拡大していかねばならない。それが叶えば日本も米国−中国−ロシアというトライアングルの中でしっかり胸を張って独立した国としていられる様になるんだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/902.html#c3
日本の主権をアメリカから奪還して植民地状態から抜け出す事。
日本は1945年以後、米国と戦略的同盟関係を結んだものの、実際は米国の地政学上の植民地の地位にある。
これを安倍先生が米軍を追い出して日本が独立した国家となるよう導こうとしているのだ。
そのために安倍先生に必要なのは憲法改正だけではない。
対露関係を正常化し、うまく拡大していかねばならない。それが叶えば日本も米国−中国−ロシアというトライアングルの中でしっかり胸を張って独立した国としていられる様になるんだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/913.html#c1
2016年12月21日、島根県竹島の周辺海域で、韓国軍が哨戒機やヘリコプターを使って「何者か」が島に上陸するのを阻止する訓練を行った。
言うまでもないが、竹島は日本の領土である。ここを韓国が「自分の領土だ」と言い張って実効支配し、我が物顔で軍事訓練を行っているのである。
これを伝えられて日本政府はどうしたのか。
岸田文雄外相は「竹島の領有権に関するわが国の立場に照らして受け入れることはできず、極めて遺憾だ」と述べた。それだけだ。遺憾だと述べて何もしない。
遺憾だと言われて韓国は何か困っただろうか。申し訳ないことをしたと日本に謝罪しただろうか。
もちろん、何もしない。単にこの島は自分たちのものだと国内外にアピールできたことに満足して、日本の反応などまったく何も思っていない。
この状態で、韓国に占拠されたまま実効支配されている竹島は戻ってくるのだろうか。もちろん、戻って来ることはない。日本は馬鹿にされ、嘲笑され、舐められているのである。この状態で竹島が戻るというのは、あり得ない。
韓国とは、国交断絶に向けて動き出す必要がある
ところで、ソウルの慰安婦像は撤去されたのか。されていない。される予定もない。それどころか今度は釜山市東区の日本領事館前に少女像を設置しようと動いている。
岸田文雄外相は不可逆的な解決を求めて韓国側に10億円も支払ったが、韓国政府は何もしないまま民間の慰安婦像設置を放置したままだ。
撤去しない上に、今後も世界各国に慰安婦像を設置しようと動いており、韓国国内だけでなく、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、カナダ等でも設置運動に動いている。
2016年12月20日、在釜山日本総領事館の前に少女像の設置する計画があるということについて菅官房長官は「日本政府の立場と全く相いれず、極めて残念」と述べた。
「極めて遺憾……」
「極めて残念……」
日本政府はいつもそうだ。反日と日本人憎悪を丸出しにして襲いかかってくる韓国に対して、「遺憾」だの「残念」と言うだけで、いつまで経っても何もしない。
約束を守らないのであれば、日本側もありとあらゆる報復外交を行うべきだが、やるべきことを何もしないで逆に韓国に金を払うという言語道断の対応を行っているのである。
韓国と日本は価値感を有していない。韓国は「反日」という紛れもない日本人差別を、国家規模で行っているレイシスト国家である。
それであるならば、韓国と関わるべきではなく国交断絶に向けて動き出す必要がある。
少なくとも、靖国神社を爆破したり、日本の仏像を破壊して回る頭のおかしい韓国人をシャットアウトするために、韓国に対するビザ免除は廃止しなければならない。
なぜ日本を敵視する国の人間に、優遇措置を与える必要があるのか。与えるどころか、取り上げなければならない。
どのみち日本に入国しても、仏像を破壊して回るのだから、入れる理由など何もない。
(放火、破壊、窃盗。日本文化破壊テロが着々と進行している)
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161219T1650250900
「日本人は犯罪民族」と世界に向けて洗脳している
慰安婦問題を見ても分かる通り、韓国は捏造した歴史を政府自らが子供の頃に教えて、子供たちはそれを信じて反日になっていく。親日であることは罪悪であると見なされる。
たとえば、慰安婦が実は親に売られたり自ら志願した戦場売春婦で「日本による強制連行はなかった」という事実を指摘したら、朴裕河(パク・ユハ)のように有罪になってしまうような国だ。
事実であっても自分たちの都合の悪いことは表に出してはならず、すべては「日本が悪い」という空気の中で事実が覆われて消えていく。
韓国は明確に日本を「敵国」として見なしている。反日を気まぐれにやっているのではない。それは、国を上げて組織的に育んできた「日本潰し」の長期作戦であると言ってもいい。
そして韓国は今や、全世界にこの「反日スローガン」をまき散らすようになっている。歴史問題も、従軍慰安婦像問題も、すべてそうだ。
さらに韓国は現地のマスコミをも買収し、反日の記事をどんどん書かせている。
そうやって、世界を反日スローガンまみれにして、全世界が日本人を嫌うように誘導し、洗脳している。韓国は、国家を挙げて総力でそれをしているのだ。
これに対して日本政府は、「遺憾の意」を発するくらいで何もしない。そのため、反日スローガン工作に対してまったく何のカウンターパンチになっていない。
今起きているのは、韓国人による計画的な「日本人の尊厳の剥奪」であるというのに、日本政府は何もしないのだ。だから、この問題は最終的にすべての日本人に降りかかる史上最悪の民族問題となっていく。
反日の放置は、日本人の安全と生存を脅かす猛烈に危険なものになるのだ。これは日本人の誰にとっても他人事ではない。他の誰でもない。あなたの問題である。
「韓国は嘘つき国家だ」とスローガンを打ち出せ
日本人がどうすべきなのかは、もう言うまでもない。
私たちは韓国に利することは一切してはいけない。行くべきではないし、買うべきではないし、関わるべきではない。
こんな国と関わって日本人が得することはまったく何もない。反日国家とは、関われば関わるほど日本は不幸になる。非韓三原則で関わりを断たなければならないのである。
(反日に対する対抗策が、非韓三原則であり国交断絶である)
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161111T1842290900
さらに日本政府には、日本人のためにやらなければならない重要な仕事がある。それは、徹底した反撃のスローガンを対外的に行っていくことだ。
韓国の悪意にまみれた捏造の歴史には、日本が事実関係を提示したら世界に納得してもらえるなど甘いことを考えるのではなく、逆に世界が日本に納得するような、単純明快な反韓スローガンを打ち出すべきなのだ。
どんなスローガンなのか。言うまでもなく、「韓国は嘘つき国家だ」というスローガンに決まっている。
「韓国は嘘つき国家であり、日本は被害者である」というスローガンを、世界に向けて、息長く、大量に、徹底的に行うしか道はないのである。
スローガンは理屈ではない。スローガンは感情に訴えるためのものである。韓国がそれで世界を洗脳しようとしているのであれば、日本もまた世界に向けて韓国の横暴を訴えるしかないのである。
世界中の人たちに、韓国が嘘で日本を犠牲にしていることを、今こそスローガンで反撃しなければならなくなっている。
それが日本政府の仕事であり、岸田文雄外相の仕事だ。卑屈になって韓国に金を支払うのが仕事ではない。反日国家から日本人を守り、反撃するのが岸田文雄外相の仕事だ。
「遺憾だ、残念だ」と言っていないで、日本人のためにさっさと報復外交を行わなければならない。ここで反撃ができなければ、日本という国に将来はない。
反日国家に関わっても仕方がない。日本人は韓国と関わるのを止め、日本政府は「韓国は嘘つき国家であり、日本は被害者である」というスローガンを、世界に向けて、息長く、大量に、徹底的に行うべきだ。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161222T1701300900
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/334.html#c57
2016年12月22日
同一労働同一賃金、日本は実行できるか
賃金だけでなく封建時代からの身分制度が深く関わっている
引用:http://livedoor.blogimg.jp/bbgmgt/imgs/1/7/17a46bda.jpg
非正規という人間扱いされない労働者
日本では以前正社員が「正しい社員」で他の労働者は何か欠陥がある人間というような、社会の風潮が存在しました。
失業率が3%で殆どが正社員だったので、正社員になれない人には問題がある場合が多かったのも事実でした。
問題とは同じ仕事が長続きしない、自分勝手だとか、最初からその仕事に向いていないなどでした。
その頃女性がパートで働いたり、若者がアルバイトしたりする他は、社会で非正規は歓迎されていませんでした。
ところが1990年代に日本は経済政策の失敗から物が売れなくなりデフレ不況に突入し、あらゆる企業が正社員のリストラを始めました。
人件費を減らして本体が助かる為のリストラなので、トカゲの尻尾切りと一緒で、尻尾がどうなろうと本体の知った事ではなかった。
人件費は減らしたいが労働力は以前と同じように確保したいと考えた企業は、「サービス残業」と「非正規労働者」を重要視し始めました。
それまで「人を育てることが重要で、物作りとは人作りだ」と立派な事を言っていた社長が、「しぬまで働け!仕事があるだけ幸せだろう」と平気で言うようになりました。
こうしてタイムカードで8時間しか働いていない労働者に12時間以上働かせるようになり、しかも非正規雇用にしてしまいました。
非正規は日本独自の制度で、正社員でなければ給料を半額以下にしていいし、法律で義務付けられている社会保障も会社は負担しなくていい。
「ワンオペ」で有名になった某牛丼屋はバイトを「個人事業者への業務委託」にして無給で長時間働かせた上で罰金制度も導入していました。
「病気で休んだら損害賠償として数十万円罰金」など歩く速度やこまごまとした契約を交わし、事実上「しぬまで働く」事が義務化されていました。
個人事業者という体裁をとりさえすれば、労働基準法の一切の義務を守らなくても良いからでした。(現在は禁止されているが、取り締まられていない)
非正規には機会を与えない企業
諸外国にこういう制度は無く、特にアメリカではフルタイムとパートタイムの区別があるだけで、労働者としても身分は同じです。
フォードの社長やクライスラー会長を歴任したアイアコッカという人は、レンタカー会社の洗車のバイトとして雇われて、社長から会長になりました。
正社員と非正規の区別がなかったからこうなったので、日本だったらまず正社員で本社採用でないと能力があっても部長以上になれないでしょう。
今ソニーの社長を平井という人が勤めているが、帰国子女で本社採用ではなく、アメリカソニーの社長だったので驚きをもって迎えられ「ソニーは変わった」と言われました。
何が変わったのか理解できないが、出世コースで無い人が社長になるのが大ニュースになるくらい、日本企業で「身分制度」は固定されているのです。
そのソニーでも店頭でプレステを販売しているバイトがソニーの社長になる事は、これからも無いでしょう。
日本の大企業が参加している経団連は同一労働同一賃金に猛反対していて、今の制度がいかに企業にとって美味しいものかが分かります。
正社員と非正規は同じ仕事をしても、社会保障を含めると報酬は3分の1以下で、突然契約を切られるのも日常茶飯事です。
しかも最初から教育制度などで違いがあり、上司と部下という関係が最初から一生涯固定されています。
制度を必要としている人が居る
例えば同じ仕事をするのに正社員はあらかじめ1週間の研修を会社もちで受け、手取り足取り教えてもらってからその仕事に就きます。
非正規は「見て覚えろ」と無茶苦茶なことを言われ、失敗すると罰金を取られ「やっぱり非正規だから無能なんだよね」などと噛ませ犬役をやらされる。
日本中のあらゆる企業でこうした事が常態化し、日本企業の非効率や生産性の悪さを助長している。
こういう制度はもちろん、その制度で利益を得る人が居るから続いているので、既に正社員に成っている人にとっては差別がなくなったらとても困ります。
ある日バイトが入っていきて、その人に十分な仕事の機会が与えられて自分より有能だったら、自分がバイト君の部下になり、次に解雇されるでしょう。
アイアコッカのようにバイトから会長に上り詰める人間が出てくるかも知れず、社長や重役にとっても恐怖以外の何者でもない。
アメリカではバイトが社長になれる代わりに、「正社員」が存在しないので簡単に解雇されてしまう。
社長やCEOと言っても創業者や株主で無い限り、オーナーの意向で追放されるのは良くあります。
CEOもオーナーから雇われた労働者にすぎないので、法的な身分はマクドナルドのパート店員と同じようなものだからです。
http://thutmose.blog.jp/archives/68162418.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/402.html#c2
証拠は何一つありません
警察で発表したこの記事ですべて納得いきます:
消去画像を特殊技術で復元…決め手に 島根
日本テレビ系(NNN) 12/21(水) 6:21配信
7年前、島根県の女子大学生が殺害された事件で、容疑者を特定する決め手となった画像データは、消去されていたものを特殊な技術で復元させていたことが分かった。
事件直後に交通事故死した矢野富栄容疑者(当時33)は20日、容疑者死亡のまま、殺人、死体損壊、死体遺棄の疑いで書類送検された。
捜査本部によると、矢野容疑者は2009年10月、島根・浜田市の女子大学生、平岡都さん(当時19)を窒息死させ、遺体を損壊したうえで広島県の山の中に遺棄した疑いが持たれている。
容疑者特定の決め手になったのは、今年の秋、矢野容疑者の関係先から押収されたデジタルカメラとUSBメモリーだった。画像データは消去されていたが、特殊な技術で復元させたところ、遺体や包丁などが写った画像が57枚見つかったという。
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島根女子大生 画像、男の自宅浴室で撮影
毎日新聞2016年12月20日 00時20分
島根県内の大学1年の女子学生(当時19歳)が2009年、広島県内の山中で遺体で見つかった事件で、行方不明になった後の女子学生が撮影された画像は、事件への関与が疑われている当時30代の男(交通事故で死亡)の自宅浴室で撮られたことが、捜査関係者への取材で分かった。島根・広島両県警は20日午前、男を殺人容疑で松江地検に書類送検する。
画像は知人が持っていた男のデジタルカメラに保存されていた。捜査本部は女子学生の背景に写った室内を手がかりに、男が事件当時に住んでいた島根県益田市の自宅を調べたところ、浴室と画像が一致したという。
捜査関係者によると、女子学生が拉致、殺害された現場は特定できていないという。捜査本部は20日、男の送検後に記者会見し、事件への男の関与について説明する。
島根女子大生殺害「真相闇のまま」捜査員に悔い
毎日新聞 12/20(火) 13:36配信
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「積み上げたものに一切無駄なものはないと思っている」。捜査幹部は長期にわたった捜査を振り返りながら、苦渋の表情を浮かべた。
島根・広島両県警の合同捜査本部が置かれた島根県警浜田署。20日午前11時から開かれた記者会見で、島根県警の杉原知行捜査1課長は「動機や目的、現場が不明で、足元から捜査をしてきた。その後、捜査範囲を広げるのに7年かかった」と話した。
矢野容疑者が浮上したのは、関係先にあったデジタルカメラとUSBメモリーに残されていた画像からだった。10月28日にメモリーを、11月22日にデジカメを押収し、遺体や文化包丁の画像をメモリーに19枚、デジカメに38枚確認した。分析すると、容疑者が当時住んでいた場所の様子と一部が一致しており、事件は急展開した。
物証が乏しく、捜査は当初から難航した。女子学生の知人や通っていた大学の全学生、不審車両の所有者らに聞き取りし、殺害や遺体損壊の現場を捜そうと島根と広島にある空き家もしらみつぶしに調べたが、成果は上がらなかった。
女子学生の足取りが途絶えた2009年10月26日夜には、アルバイト先のショッピングセンター付近で「白いセダン」車が2回目撃されており、似た車を捜し回った。広島県北広島町の臥龍(がりゅう)山に遺棄された遺体に付着したポリ袋片は、NTT電話帳用と判明し、配布エリアで事件につながる不審者が暮らしていないか訪ね歩いた。
初動ではミスもあった。女子学生の片方の靴がアルバイト先から戻る道路の側溝で発見されたが、見つかったのは事件発生から1カ月が過ぎており、しかも1度捜索したエリアだった。
粘り強い捜査が事件を展開させたが、容疑者が死亡していたことに捜査員にも無念の思いがある。捜査に関わった広島県警の幹部は「容疑者を特定できたことは良かったが、どこで連れ去り、どこで殺害したのか、真相は闇のままだ。やりきれない」と悔しがった。
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c10
http://19730619.at.webry.info/201612/article_4.html
【CIA】島根女子大生バラバラ殺人事件_終息させたい警察
http://19730619.at.webry.info/201612/article_5.html
島根女子大生バラバラ殺人事件_不可解な報道
http://19730619.at.webry.info/201612/article_6.html
島根女子大生バラバラ殺人事件_重要証拠の白いセダン
http://19730619.at.webry.info/201606/article_8.html
【裏組織】島根女子大生バラバラ殺人事件_組織犯行
http://19730619.at.webry.info/201606/article_9.html
【裏組織】島根女子大生バラバラ殺人事件_当時の週刊誌
佐伯まおには過去何百回も疑問点や間違いを指摘したが、一度も回答も反論もなかった
つまり、佐伯まおはサイコパスで根拠ゼロの妄想を繰り返しているだけだ
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c12
島根県の女子大学生殺害事件で、書類送検された当時33歳の男が女子大学生の遺体を1時間半にわたって自宅で撮影していたことが分かりました。
矢野富栄容疑者は2009年10月26日夜、島根県立大学に通う平岡都さん(当時19)を窒息させて殺害し、11月6日までの間に島根県益田市内の自宅で遺体を切断して広島県の山中に遺棄した疑いが持たれています。
その後の警察への取材で、矢野容疑者が切断した遺体などを1時間半にわたって自宅で撮影していたことが分かりました。
矢野容疑者の遺品のデジタルカメラに残された画像には遺体の他に、切断に使ったとみられる包丁も写っていたということです。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/540.html#c35
交通事故死の男を書類送検
7年前島根県浜田市で19歳の女子大学生が行方不明になり、広島県で遺体が見つかった事件で、警察は事件のあと交通事故で死亡していた33歳の会社員の男を殺人などの疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは事件当時、島根県に住んでいた会社員の矢野富栄容疑者(33)です。
平成21年10月、島根県浜田市で県立大学の1年生で19歳の女子大学生の行方が分からなくなりその後、北広島町の山で遺体の一部が見つかりました。
警察はことし、性犯罪の逮捕歴などがある人物について捜査の対象を広げて洗い出しを進めた結果、遺体が見つかった2日後に山口県内で起きた交通事故で死亡していた矢野容疑者が女子大学生が行方不明になった日の深夜までの間に首を絞めて殺害し、その後、遺体を遺棄した疑いのあることがわかったということです。
矢野容疑者は事件の5年前の平成16年に北九州市や東京・杉並区で、面識のない女性に刃物を突きつけ、わいせつな行為をしようとして、けがをさせるなど3つの事件で懲役3年6か月の実刑判決を受けていました。
合同捜査本部を設置している島根と広島の警察は20日記者会見を開きこれまでの経緯を説明しました。
この中で警察は不審車両や素行不良者について捜査を進め、矢野容疑者の関係先に残されていたデジタルカメラやUSBメモリーから、死亡した女子大学生の遺体や包丁が撮影された画像のデータが見つかったことが決め手となったと説明しました。
その一方で事件の解明に7年の時間がかかったことについて、島根県警察本部の杉原知行捜査一課長は「目撃情報がなく、遺体の遺棄現場以外の現場が判然とせず、動機が不明だったため、あらゆる観点からの捜査になった。ゼロベースからの捜査だった」などと説明しました。
警察は20日、殺人などの疑いで書類を検察庁に送りましたが、矢野容疑者が死亡しているため、動機や詳しいいきさつが解明されないまま捜査は終結することになります。
7年前島根県浜田市で19歳の女子大学生が行方不明になり、広島県で遺体が見つかった事件で、警察は事件のあと交通事故で死亡していた33歳の会社員の男を殺人などの疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは事件当時、島根県に住んでいた会社員の矢野富栄容疑者(33)です。
平成21年10月、島根県浜田市で県立大学の1年生で19歳の女子大学生の行方が分からなくなりその後、北広島町の山で遺体の一部が見つかりました。
警察はことし、性犯罪の逮捕歴などがある人物について捜査の対象を広げて洗い出しを進めた結果、遺体が見つかった2日後に山口県内で起きた交通事故で死亡していた矢野容疑者が女子大学生が行方不明になった日の深夜までの間に首を絞めて殺害し、その後、遺体を遺棄した疑いのあることがわかったということです。
矢野容疑者は事件の5年前の平成16年に北九州市や東京・杉並区で、面識のない女性に刃物を突きつけ、わいせつな行為をしようとして、けがをさせるなど3つの事件で懲役3年6か月の実刑判決を受けていました。
合同捜査本部を設置している島根と広島の警察は20日記者会見を開きこれまでの経緯を説明しました。
この中で警察は不審車両や素行不良者について捜査を進め、矢野容疑者の関係先に残されていたデジタルカメラやUSBメモリーから、死亡した女子大学生の遺体や包丁が撮影された画像のデータが見つかったことが決め手となったと説明しました。
その一方で事件の解明に7年の時間がかかったことについて、島根県警察本部の杉原知行捜査一課長は「目撃情報がなく、遺体の遺棄現場以外の現場が判然とせず、動機が不明だったため、あらゆる観点からの捜査になった。ゼロベースからの捜査だった」などと説明しました。
警察は20日、殺人などの疑いで書類を検察庁に送りましたが、矢野容疑者が死亡しているため、動機や詳しいいきさつが解明されないまま捜査は終結することになります。
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1時間半にわたり遺体撮影 切断に使った包丁も
テレビ朝日系(ANN) 12/21(水) 8:02配信
島根県の女子大学生殺害事件で、書類送検された当時33歳の男が女子大学生の遺体を1時間半にわたって自宅で撮影していたことが分かりました。
矢野富栄容疑者は2009年10月26日夜、島根県立大学に通う平岡都さん(当時19)を窒息させて殺害し、11月6日までの間に島根県益田市内の自宅で遺体を切断して広島県の山中に遺棄した疑いが持たれています。
その後の警察への取材で、矢野容疑者が切断した遺体などを1時間半にわたって自宅で撮影していたことが分かりました。
矢野容疑者の遺品のデジタルカメラに残された画像には遺体の他に、切断に使ったとみられる包丁も写っていたということです。
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/404.html#c6
1時間半にわたり遺体撮影 切断に使った包丁も
テレビ朝日系(ANN) 12/21(水) 8:02配信
島根県の女子大学生殺害事件で、書類送検された当時33歳の男が女子大学生の遺体を1時間半にわたって自宅で撮影していたことが分かりました。
矢野富栄容疑者は2009年10月26日夜、島根県立大学に通う平岡都さん(当時19)を窒息させて殺害し、11月6日までの間に島根県益田市内の自宅で遺体を切断して広島県の山中に遺棄した疑いが持たれています。
その後の警察への取材で、矢野容疑者が切断した遺体などを1時間半にわたって自宅で撮影していたことが分かりました。
矢野容疑者の遺品のデジタルカメラに残された画像には遺体の他に、切断に使ったとみられる包丁も写っていたということです。
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広島県のニュース NHK広島放送局 12/20 18:34
交通事故死の男を書類送検
7年前島根県浜田市で19歳の女子大学生が行方不明になり、広島県で遺体が見つかった事件で、警察は事件のあと交通事故で死亡していた33歳の会社員の男を殺人などの疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは事件当時、島根県に住んでいた会社員の矢野富栄容疑者(33)です。
平成21年10月、島根県浜田市で県立大学の1年生で19歳の女子大学生の行方が分からなくなりその後、北広島町の山で遺体の一部が見つかりました。
警察はことし、性犯罪の逮捕歴などがある人物について捜査の対象を広げて洗い出しを進めた結果、遺体が見つかった2日後に山口県内で起きた交通事故で死亡していた矢野容疑者が女子大学生が行方不明になった日の深夜までの間に首を絞めて殺害し、その後、遺体を遺棄した疑いのあることがわかったということです。
矢野容疑者は事件の5年前の平成16年に北九州市や東京・杉並区で、面識のない女性に刃物を突きつけ、わいせつな行為をしようとして、けがをさせるなど3つの事件で懲役3年6か月の実刑判決を受けていました。
合同捜査本部を設置している島根と広島の警察は20日記者会見を開きこれまでの経緯を説明しました。
この中で警察は不審車両や素行不良者について捜査を進め、矢野容疑者の関係先に残されていたデジタルカメラやUSBメモリーから、死亡した女子大学生の遺体や包丁が撮影された画像のデータが見つかったことが決め手となったと説明しました。
その一方で事件の解明に7年の時間がかかったことについて、島根県警察本部の杉原知行捜査一課長は「目撃情報がなく、遺体の遺棄現場以外の現場が判然とせず、動機が不明だったため、あらゆる観点からの捜査になった。ゼロベースからの捜査だった」などと説明しました。
警察は20日、殺人などの疑いで書類を検察庁に送りましたが、矢野容疑者が死亡しているため、動機や詳しいいきさつが解明されないまま捜査は終結することになります。
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という事でこの事件は単なる変質者の単独犯行という結論ですね
CIAとか創価学会とか臓器売買とかスナッフビデオとか言ってたクルクルパーもいたけど、すべて妄想でした
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c13
CIAとか創価学会とか臓器売買とかスナッフビデオとか言ってたクルクルパーもいたけど、すべて妄想でした
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/404.html#c7
ついてる仙人の「株式投資」
http://tuiterusennin.blog109.fc2.com/
2016/12/08 買い増し戦隊ナンピンジャー
http://index-cfd.minkabu.jp/market/836/
みなさんはナンピンやりますか?ナンピン好きですか?
ナンピンとは自分の建玉が評価損を抱えた場合に建玉の平均買い単価を下げることのできるとても○○○○手法です。○○○○には好きな単語を入れてみてくださいね。
「便利な」「優位性のある」「楽しい」「楽な」「利益になる可能性の高い」「精神的に楽な」「強い味方」「正義の味方」「危険な」「危ない」「リスクの高い」「破産へ向かう」「資金が底をつく」「ドキドキする」いろいろな単語が思い浮かぶと思います。
ナンピンという手法が自分資金を増やしてくれる味方だと考える人にとっては、日曜の朝に放送している戦隊モノのような正義の味方に思えるでしょう。
そこでここでは、ナンピンを「買い増し戦隊 ナンピンジャー」と呼ぶことにします。
では、実際にナンピンジャーの助けを借りるとどうなるのかを考えてみましょう。
例えばNYダウCFD19000ドルの時にこれから株価が上がるだろうと思い5枚買ったが、自分の思惑とは逆に動き下がってしまった。こんな時がナンピンジャーの出番です。18900ドルまで下がったので買い増しじゃー!と言ってさらに5枚を買い増します。
そこからまたまた自分の思惑とは逆に動き18800ドルまで下がります。
そこで更にナンピンをすると平均買い単価を下げれるのだからと言って喜んで5枚を買います。
これで19000ドルで5枚、18900ドルで5枚、18800ドルで5枚の合計15枚の建玉となり平均買い単価は最初に買った19000ドルより100ドルも安くなりました。
このようにナンピンジャーの助けを借りるトレーダーは次のように考えます。
●ナンピンとは自分の建玉が評価損を抱えた場合に建玉の平均買い単価を下げることのできるとても便利な手法だ。
なぜならその後株価が18900ドルまで戻ると損益はゼロになりトントンで手仕舞いができるからなのですね。
これが典型的な破滅型トレーダーの手法です。
私は絶対にナンピンをしてはいけないと思っています。
なぜならナンピンというのは相場の原理原則に逆らった売買なのです。
19000ドルで買ったということはこれから上がるだろうと思って買ったのですね。
しかし、株価は下がって自分の思惑とは逆の動きになった。
そして、当初予定していたロスカット価格を下回ってしまった。
この時点で確実に分かっていることは自分の建玉は含み損を抱えているということです。そしてロスカット価格を下回ったということは自分の考えは間違っていたということです。
人間というのは自分の間違いを認めたくない生き物なのです。自分の間違いを認めるということは、「自分はバカでマヌケです」と認めるようなものです。
人間は自分の間違いを認めたくないのでナンピンをするのです。
また、私は相場で利益を出し続けるためには順張りが有利だと考えています。
順張りは相場の流れに乗る売買です。自然な売買なのですね。
19000ドルから株価が18900ドルに下がったときに買うのは順張りでしょうか?逆張りでしょうか?
当然逆張りですね。順張りは相場の流れに逆らわず相場の流れに乗ってエントリーをします。
つまり18900ドルで買いましするというのは相場の流れに逆らったエントリーということになります。自らすすんで勝てる見込みの低いリスクを取りに行っているということです。
相場の目的は一定期間内において利益を上げることです。
年間を通じて利益を上げることです。
そのことを考えると損失はできるだけ小さく抑えなければならないのです。
19000ドルで買ったが18900ドルまで株価が下落したらナンピンジャーの助けを借りるのではなくナンピンジャーの敵であるロスカッターの助けを借りてロスカットを考えなければならないのです。
※ロスカッターとは
ロスを認めてカットするからロスカッターです。(すごいオヤジギャグですね)
19000ドルで買ったのに下がってロスカット価格になったのであればロスカットをした上で株価の動きが上に戻ったときに買い直せばいいのですね。
この意味が理解できないという方は次のように考えていただくと良いと思います。
チャートの状況から判断をして株価は今後上に行くだろうと考え19000ドルで5枚を買った。その後18900ドルまで下落したのでロスカットをした。
さて、このロスカットをした後にあなたは18900ドルで新規に10枚の買いをしますか?
もし買うとしましょう。
その後株価は18800ドルまで下落しました。この時点で18900ドルで買った10枚を18800ドルでロスカットします。
さて、18800ドルでロスカットした後に新規で18800ドルで15枚の買いをしますか?
この様に聞かれると100人中100人が買わないと言うでしょう。
こんなバカみたいなことする人なんて、まずいませんよね。
ナンピンをするというのは、この売買と同じことなのです。
このバカみたいな売買の計算して確認してみましょう。
19000ドルで5枚買い、18900ドルで5枚ナンピン買いをし18800ドルでさらに5枚をナンピン買いします。
現在の株価は18800ドルです。ナンピンした場合の含み損は次の様になります。
19000ドル買いX5枚=95000ドル
18900ドル買いX5枚=94500ドル
18800ドル買いX5枚=94000ドル
(95000+94500+94000)÷15枚=18900ドル(平均買い単価)
買い平均価格18900ドル−現在の株価18800ドル=100ドル(1枚当たりの含み損)
100ドルX15枚=1500ドル
ナンピンした場合の含み損は株価が18800ドルの時点で1500ドルになります。
では19000ドルで5枚買い、18900ドルでロスカットした後に18900ドルで10枚を買い、18800ドルでその10枚をロスカットした後に18800ドルで15枚を買った場合の損益を計算してみましょう。
18900ドルでロスカットした時点で1枚あたり100ドルの損失です。5枚で500ドルの損失です。
18900ドルで新たに10枚を買い18800ドルでロスカットしたので1枚あたり100ドルの損失です。10枚で1000ドルの損失です。
18800ドルで15枚を買いましたが株価は18800ドルですので損益はプラマイ0ドルです。
500ドル+1000ドルの損失で合計1500ドルの損失となりました。
ナンピンをした場合の含み損は1500ドル、ロスカットをしたあと同じ価格で買い直した場合の損失も同じ1500ドルです。
ロスカットをした直後に同じ価格で買い直す人はまずいないですよね。
ナンピンというのはこの様に理解不能なトレードをしているのと同じことなのです。
ナンピンは買単価を下げられるという利点があると勘違いしてしまうのです。
これは利点ではないのです。
私たちは利益を上げるためにトレードをしているのですね。
買単価を下げて安く買えただけでは利益にはなりません。
安く買ってもその後株価が上昇しない限り利益にはならないのです。
買った株価よりも下がったということは自分が間違っているということだと言いました。自分の考えが間違っているということはその後株価は下げる可能性が高いということです。
ナンピンをした後に株価が元に戻る保障なんてどこにもないのです。
誰も責任を取ってくれないのです。
それなのに買い増しをするなんておかしなことですよね。
ナンピンジャーの助けを借りるなんておかしな話です。
相場で利益を上げるために必要なことは、いくら安く買うことができたかということではなく、相場の動く方向にポジションを持つことができているかどうかです。
相場の動く方向にポジションを持つことができれば必ず利益になります。
このことをしっかりと覚えておいてくださいね。
ナンピンジャーは正義の味方ではなかったのです。私たちの本当の味方はロスカッターだったのです。
ナンピンは愚の骨頂!破産への道!
ナンピンしたくなったら必ずロスカッターの力を借りて一度ロスカットしてください。
ロスカットをすると建玉がなくなり冷静な判断がしやすくなります。
自分が冷静であるということを確認した上でチャートをよく見るという行動を起こしてくださいね。
それでは、今週のくりっく株365NYダウのチャートを日足から見てみましょう。
LM031
トレンド判断からです。トレンド判断は、主に2つの方法があります。
1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係
■日足のトレンド判断を見ていきます。
1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。
高値切り上げ、安値切り下げ または高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。
ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。そして価格の動きそのものですので、重要です。
高値の推移 18449-19557(未確定)
安値の推移 17902-17563
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスですが、17563ドルからの上昇は押し目の無いままの上昇であり実質上昇トレンド。17563ドルからは非常に強い動きが続いています。
2.移動平均(MA)との関係
現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします。
移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて売り方は損失になっています。つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。
あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。傾きがきついほどトレンドが強いといえます。ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。
今日の時点でも株価と移動平均線の関係は、株価が75本移動平均線よりも上にあり、移動平均線の傾きも右肩上がりになっているので上有利です。
ピークボトムによるトレンド判断は実質上昇トレンドであり、移動平均線との関係によるトレンド判断も上有利になっています。
総合的に考えて日足では上有利なチャートが継続しています。
日足は今日も先週と同じトレンド判断になります。
上有利でありこのまま上を見ていけるチャートです。
では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。
4時間足チャート
LM032
1時間足チャート
LM033
4時間足と1時間足のピークボトム合成図
LM034
■それぞれのトレンド判断を見ていきます。
1.ピークボトム
4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移 19209-19557(未確定)
安値の推移 19078-19104
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
1時間足(青線の価格を見てください)
高値の推移 19263-19557(未確定)
安値の推移 19220-19219
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスですが19219ドルからの上昇では押し目らしい押し目がないままの上昇になっていますので実質上昇トレンド。
2.移動平均(MA)との関係
4時間足 上有利
1時間足 上有利
■総合的にトレンドを判断してみましょう。
4時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断 上昇トレンド
1時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断 上昇トレンド
今日もすべての時間軸においてトレンド判断が上昇トレンドになっています。
この動きであればここからも買いのみを考えて行けばいいことになります。
今日の時点の4時間足をもう一度ご覧ください。
LM035
先々週から買い場が何回もありました。すでにAまたはB、もしくはCで買っていますね。
AまたはBで買っている場合はもうすでに多くの建玉が利食いできている状態です。そうなると建玉は非常に少なくなっていますので新たに買い玉を建てることになります。
そのチャンスがDということになります。Dは19104ドルからの上昇が大陽線の高値19261ドル(P)までとなった後、時間の調整になっている動きです。時間の調整の後の動きは上になるのがセオリーです。
つまり、時間の調整が終了したと判断できる19261ドルを上回った価格が買いのエントリーポイントになってくるのです。時間の調整終了で買っていればすぐに数回の利食いが完了していますね。
現在の様に強い動きになっているときは上への動きについて行けば大きな利益を得ることが可能になります。
http://index-cfd.minkabu.jp/market/836/
2016/12/15 破産するのはとっても簡単!
http://index-cfd.minkabu.jp/market/863/
CFDや日経225先物、FXという取引は、非常に魅力的な取引です。それはなぜかというと、大きなレバレッジを使って売買ができるからです。20倍から50倍というレバレッジを使うことが可能なのです。
トレードというものは、運だけで利益を得ることができます。運だけで資金を増やしているトレーダーはマネーマネージメントなど考えないでしょう。しかし、相場を行う上でマネーマネージメントというのはとても大切なことなのです。私は多くの人にマネーマネージメントは大切だとお伝えしています。
しかし、マネーマネージメントを行わずにトレードを続け相場の世界から退場していく方もいらっしゃいます。相場というのはとても魅力的な取引なのですから、利益を上げられる技術を身に付けていただきたいのです。
実は相場は運だけで儲かります。これは多くの方がご存知でしょう。運任せの相場をした結果どうなるのかを考えてみましょう。
NYダウCFDを取引するためには証拠金が必要になります。
12月15日現在マネースクウェアジャパンでのNYダウ証拠金は46,000円です。
NYダウCFD1枚をトレードするためには46,000円が必要になります。
トレードをしていて含み損が増え、含み損が一定金額を上回ると強制ロスカットが執行されます。有効比率が100%を下回るとロスカットが執行されます。
※有効比率・・・有効証拠金額÷必要証拠金額で計算される割合。この数値が大きいほど口座内の余力が大きいことを表します。また、付合せ時間外の商品の保有状況も計算に含みます。
46,000円でトレードを開始する人はほとんどいないでしょう。
10倍の46万円で5枚の売買でトレードを始めたと仮定しましょう。
含み損が 23万円になったとすると、有効証拠金額は230,000円です。
必要証拠金額は46,000X5=230,000になります。
有効証拠金額230,000÷必要証拠金額230,000=100%
230,000円を超える含み損になると強制ロスカットということになります。
NYダウ5枚を買っているのであればエントリー価格から461ドルの下落で強制ロスカットにかかるということになります。
これを踏まえて考えてみましょう。
最初の資金が100万円あったとします。
マネーマネージメントを考えないトレーダーは資金を目一杯使ってフルレバレッジでのトレードをします。
100万円の資金があればNYダウは21枚の売買を行えます。
この時の必要証拠金は966,000円です。
含み損が500,000円よりも大きくなると追証が発生するのですね。エントリー価格から239ドル逆行すれば強制ロスカットです。
次のチャートをご覧ください。
LM036
例えばトランプショックと言われた11月9日に今後も大きく下げるだろうと考え11月9日の終値18590ドルで21枚を売ったとします(赤丸の時点)。
下がるだろうと考えて売ったのですが翌日11月10日は上昇し、18869ドルまでの高値がありました。この時点で279ドルの含み損です。239ドル逆行すると強制ロスカットですから11月10日の上昇途中18829ドルで強制ロスカットが執行されます(青丸の時点)。
計算をするといくらで強制ロスカットに掛かるかはすぐにわかります。
また、最近の証券会社は親切ですから強制ロスカットが近くなるとメールで連絡を入れてくれます。トランプショックという大きな材料があり、下がると思って売っているのですから、株価が上昇した場合追加売りをする理由はあってもロスカットする理由はないのですね。そのために強制ロスカットが近くなると追加で資金を入金します。
当初の資金が100万円で初めているとすれば、余裕資金で初めているはずですから追加資金を入れる程度の貯金はあるでしょう。マネーマネージメントなど知らない人は追加資金を入れてトレードを続けると思います。
ここでトレードがうまくいった場合を考えてみましょう。
11月9日の終値18590ドルでNYダウを21枚買いました。
11月10日の終値18811ドルでは221ドル上昇しているので含み益は221X21X100=464,000円です。
賢いトレーダーであれば、たった1日で100万円の資金が50%近く増えたのですから利益を確定します。そして次のマネージメントを考えるでしょう。
100万円の資金が1,464,000円になったのですから、儲かった464,000円はリスク資金としてプールし、当初の資金100万円でトレードを再開します。
もしくは儲かった464,000円のうちの半分232,000円をリスク資金としてプールし、100万円プラス232,000円の1,232,000円でトレードを再開します。
このように得た利益をプールしていくとリスクを抑えながら資金を増やしていくことが可能です。
しかし、マネーマネージメントなど考えていないトレーダーはいかにお金を増やすかしか考えていません。儲かったお金を使って複利で増やしていけばあっという間にお金持ちになれると考えます。
次の図をご覧ください。
LM037
11月9日の終値18590ドルでNYダウを21枚買いました。
11月10日に18811ドルで一度利益を確保し、運用資金を1,464,000円にします。そうするとフルレバレッジでNYダウ31枚のトレードが行えるのです。
11月11日の始値18810ドルで31枚を買ったとします。翌日以降も思惑通りに株価が上昇し、11月28日の終値では19113ドルになりました。
この時点での上昇幅は303ドルですから、303X31X100=939,300円の含み益です。
ここで利益を確定すると1,464,000円+939,300円=2,403,300円になります。
ここでまたフルレバレッジで勝負です。
2,403,300円あれば52枚の売買が可能です。
11月29日の始値19113ドルで52枚を買います。
翌日以降も順調に株価は上昇して12月13日には19889ドルで引けています。
この時点での上昇幅は776ドルですから776X52X100=4,035,200円の利益です。
トータル資金は2,403,300円+4,035,200円=6,438,500円になりました。
たった一ヶ月足らずで100万の資金が6倍以上になったのです。
ここまでうまく行くと、もう止まりません。感情は高ぶり、夢は大きくなっています。
翌日もフルレバレッジで大勝負です。
6,438,500円の資金がありますから139枚の売買が可能となります。
12月14日の始値19909ドルで139枚を買います。
するとどうでしょう。
思惑とは逆の動きになり株価は下落しました。
12月14日の安値は19785ドルで124ドルの下落です。139枚を買っているのですから124ドル下落すると含み損は5,704,000円になります。
当然強制ロスカットですね。
当初資金が100万円しかないのですから追加入金するお金なんてあるはずがありません。600万円以上に膨らんだ資金が1日で激減です。
こうなると取り返してやろうという気持ちが強くなり、フルレバレッジで勝負をし続けることになります。
そして最後には資金が底を付き相場の世界から退場することになるのです。
だからマネーマネージメントが必要なのです。
相場の世界で生き残っていくためには絶対にマネーマネージメントを行うことです。
そして必ず余裕資金でトレードするのです。
また、フルレバレッジでのトレードはしないでください。
さらに強制ロスカットに掛かるようなトレードはしないでくださいね。
破産するのはとっても簡単です。
マネーマネージメントなど意識せずに常にフルレバレッジでトレードを続ければいいのですから。
ということは、逆に考えると破産しないですむトレードというのはマネーマネージメントを考えトレードすればいいということになります。
楽しい相場の世界、生きている限り楽しみたいですね。
それでは、今週のクリック株365NYダウのチャートを日足から見てみましょう。
LM038
トレンド判断からです。
トレンド判断は、主に2つの方法があります。
1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係
■日足のトレンド判断を見ていきます。
1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。
高値切り上げ、安値切り下げ
または
高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。
ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。そして価格の動きそのものですので、重要です。
高値の推移 18449-19941(未確定)
安値の推移 17902-17563
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスですが、17563ドルからの上昇は押し目の無いままの上昇であり実質上昇トレンド。17563ドルからは非常に強い動きが続いています。
2.移動平均(MA)との関係
現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします
移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて売り方は損失になっています。
つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。
あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。
傾きがきついほどトレンドが強いといえます。
ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。
今日の時点でも株価と移動平均線の関係は、株価が75本移動平均線よりも上にあり、移動平均線の傾きも順調に右肩上がりになっているので上有利です。
ピークボトムによるトレンド判断は実質上昇トレンドであり、移動平均線との関係によるトレンド判断も上有利になっています。
総合的に考えて日足では上有利なチャートが継続しています。日足は今日も先週と同じトレンド判断になります。総合的に考えて上昇トレンドでありこのまま上を見ていけるチャートです。
では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。
4時間足チャート
LM039
1時間足チャート
LM040
4時間足と1時間足のピークボトム合成図
LM041
■それぞれのトレンド判断を見ていきます。
1.ピークボトム
4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移 19209-19941(未確定)
安値の推移 19078-19104
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
1時間足(青線の価格を見てください)
高値の推移 19914-19941
安値の推移 19866-19785
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレス
2.移動平均(MA)との関係
4時間足 上有利
1時間足 上有利
■総合的にトレンドを判断してみましょう。
4時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断 上昇トレンド
1時間足
ピークボトムによる判断 トレンドレス
移動平均線による判断 上昇トレンド
今週は1時間足のピークボトムによるトレンド判断がトレンドレスに転換しました。高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスは同じなのですが内容が違うのですね。
先週は高値を切り上げている状態で終了していましたが、今週は安値を切り下げている状態で終了しています。
先週のトレンドレスは実質上昇トレンドでしたが、今週のトレンドレスは通常のトレンドレスになります。
今の状況は19941ドルまでの上昇に対する調整の動きなのですが、短い時間軸の調整から長い時間軸の調整に移行してきています。4時間足の上昇トレンドが崩れるのは19104ドルを割り込んだ時になるので、まだまだ上昇トレンドが継続することになるでしょう。19785ドルで1時間足のボトムが確定し、1時間足の短期波動は上昇波動になっています。トレンドレスにおける短期上昇波動という状態です。
1時間足が上昇トレンドからトレンドレスになり長い時間軸の調整になっているということは20000ドルを前にして上値が重くなってきているようですね。総合的に考えて上有利であることに変わりはありませんが、ここからはボックス型の調整に移行する可能性が高そうです。
19500-20000の間での動きで年内は終了になるかもしれませんね。買い持ちしていた建玉はトレイリングストップにかかり返済となっています。私の年内のNYダウCFDスウィングトレードはこれで終了にすると思います。
デイトレ等の短期売買をするのであれば
15分足は下降トレンド、1時間足も下降トレンドなので15分足の調整(戻し)からの下落を売るという方針を立てることができます。
http://index-cfd.minkabu.jp/market/863/
2016/12/22 ロスカットは自分へのご褒美!
http://index-cfd.minkabu.jp/market/895/
先週はマネーマネージメントについて、少し考えてみました。
マネーマネージメントを使わないトレーダーが相場の世界から退場する可能性が高いということがお分かりになったと思います。
では、相場に参加している人たちはどの程度の年齢の人が多いのでしょうか。次の様なデータがあります。
LM042
男女ともに50代から70代の人が多いのですね。
トレードをしている人の中には60歳で定年を向かえ、退職金を元にトレードを始める方も多くいるでしょう。トレードをする目的は老後資金を貯めるためという方が多いようです。一般的に60歳からの老後を悠々自適に過ごすためには1億円が必要と言われています。この1億円を貯めるために相場を行うのですが、実際は何十年も一生懸命に働いて手に入れた退職金を数年ですべて失ってしまう人も多くいるようです。
これは、相場というものが誰でも簡単に儲けることが出来ると考えているからかもしれません。
相場の世界では1割の勝ち組が9割の負け組の人の資金を得ています。なぜ9割もの人が負けてしまうのでしょうか。それは簡単なルールさえ守ることができないからです。
相場の原理原則のひとつは
上昇トレンドでは買いしかしない。下降トレンドでは売りしかしない
ということです。
この事だけでも守れていれば自分の資金がすべて無くなってしまうなどということは起きないはずです。こんな簡単なルールでさえ守ることができないから相場の世界から退場してしまう人が後を絶たないのです。
私達は何のためにトレードを行なっているのでしょうか。
●生活のため?
●相場に参加することにより経済を知るため?
●相場を楽しむため?
●車を買うため?
●今よりももっといい生活をするため?
いろいろな理由があると思いますが、結局のところ相場から利益を得るためですね。
相場で利益を得るために必要なことは安い価格で買って高い価格で売ることです。逆に高い価格で売ってから安い価格で買い戻すことです。つまり、買った価格から利を伸ばすことです。
しかし、これが難しいのですね。利を伸ばすということは損失を受けてはいけないと考えてしまうからです。損失になったら利を伸ばすどころか利がなくなってしまうのです。実際に相場で利益を得続けるためには「損切りをして、利を伸ばす」これが大切なのです。
なぜ、損切り(ロスカット)をしなければならないのか?
それは私達の資金には限界があるからです。
何百億円もの資金を持って相場の世界に参加する人はいないでしょう。多くの人は数十万円から数百万円で相場をスタートさせていると思います。この資金がなくなったら私達は相場に参加することができなくなるのです。相場とは参加するための資金がなくなった時点で強制退場しなければならないのです。
強制退場しないためにロスカットは絶対に必要なことなのです。自分の資金の減少を最低限に留めることができるのがロスカットです。資金を守るためにロスカットをするのです。このことが理解できればロスカットを行いやすくなります。
しかし、人間には感情があります。その感情がジャマをしてロスカットが出来なくなることもあるのですね。ですからまずは相場をやっている時の自分の感情を知ることが大切です。ロスカットというのは、自分の資金を守ることができた自分へのご褒美だと考えればいいのです。
それでは、今週のクリック株365NYダウのチャートを日足から見てみましょう。
LM043
トレンド判断からです。トレンド判断は、主に2つの方法があります。
1.ピークボトム
2.移動平均(MA)との関係
■日足のトレンド判断を見ていきます。
1.ピークボトム
高値安値切り上げは、上昇トレンドです。
高値安値切り下げは、下降トレンドです。
高値切り上げ、安値切り下げ
または
高値切り下げ、安値切り上げは、トレンドレスになります。
ピークボトムの特徴は、なんといっても分かりやすい事。そして価格の動きそのものですので、重要です。
高値の推移 18449-19983(未確定)
安値の推移 17902-17563
高値切り上げ安値切り下げのトレンドレスですが、17563ドルからの上昇は押し目の無いままの上昇であり実質上昇トレンド。17563ドルからは非常に強い動きが続いています。
2.移動平均(MA)との関係
現在の株価が移動平均線の上にあるのか下にあるのかで判断をします。
移動平均線というのは、その期間の平均値ですので株価が移動平均線より上の時はその期間の買い方は、利益になっていて売り方は損失になっています
つまり株価が移動平均線よりも上なら上有利ということになり、株価が移動平均線より下なら下有利ということになります。
あとは、移動平均線の傾きを考慮して見ていきます。傾きがきついほどトレンドが強いといえます。ここで見る移動平均線には75本移動平均線を使用します。
今日の時点でも株価と移動平均線の関係は、株価が75本移動平均線よりも上にあり、移動平均線の傾きも順調に右肩上がりになっているので上有利です。
ピークボトムによるトレンド判断は実質上昇トレンドであり、移動平均線との関係によるトレンド判断も上有利になっています。
総合的に考えて日足では上有利なチャートが継続しています。日足は今日も先週と同じトレンド判断になります。総合的に考えて上昇トレンドでありこのまま上を見ていけるチャートです。
では、4時間足と1時間足のチャートを見てみましょう。
4時間足チャート
LM044
1時間足チャート
LM045
4時間足と1時間足のピークボトム合成図
LM046
■それぞれのトレンド判断を見ていきます。
1.ピークボトム
4時間足(赤線の価格を見てください)
高値の推移 19941-19983(未確定)
安値の推移 19104-19785
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
※チャート上では直近ボトムが19799.50ドルと表示されていますが、これは1本のローソク足で高値と安値がでたために翌足の安値が計算上の安値になっているためです。実際には19785ドルが直近安値になります。
1時間足(青線の価格を見てください)
高値の推移 19900-19983
安値の推移 19817-19852
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
2.移動平均(MA)との関係
4時間足 上有利
1時間足 上有利
■総合的にトレンドを判断してみましょう。
4時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断 上昇トレンド
1時間足
ピークボトムによる判断 上昇トレンド
移動平均線による判断 上昇トレンド
先週の時点では1時間足のピークボトムによるトレンド判断はトレンドレスでしたが、上への動きに戻り上昇トレンドに復帰しました。これで日足を含めてすべてのトレンド判断が上昇トレンドに戻ったことになります。
すべてのトレンド判断が上昇トレンドに戻ったということは、買いのみを考えていけばいいことになります。
19983ドルの高値を付けた後は1時間足の調整になっています。この動きが1時間足の調整であるならば、今後は1時間足の75本移動平均線を割り込まずに再上昇開始となり、19983ドルを超えてくることになります。トレードの方針としては1時間足の75本移動平均線からの上昇を買うということになります。
http://index-cfd.minkabu.jp/market/895/
ランダムな仕掛けで利益にする方法
売買をする際に、チャートを一切見ずコインを投げて買いか売りかを決めたとします。
表が出れば買い、裏が出れば売り。
結果として株価はどちらに動く可能性が高いでしょうか?
確率から見ると上に動くのも下に動くのも50%ということになりますね。
回数を多く重ねていけば、利益も損失もほぼ同じになるということです。
コインの表裏でエントリーを決めるということはランダムにエントリーをするということです。
ランダムにエントリーをして利益を上げることは可能でしょうか?
ランダムにエントリーをし、一定の利食い幅及び利食い幅と同じ損切り幅を設定しての手仕舞いをすると損益はプラスマイナスゼロになります。
手数料だけ損をするということですね。
ランダムにエントリーをして利益にする方法を考えてみましょうか。
日経225先物の1日の値幅が200円だとしましょう。
利食い幅を1日の値幅の半分である100円に設定します。
そしてロスカットをその半分の50円に設定します。
この設定をして起こることは利食い価格に到達する売買よりもロスカットに掛かる売買の方が多くなるということです。
ランダムにエントリーをし、その後の動きは上に行くのも下に行くのも半々です。
ですから100円の利食いより50円のロスカットに掛かる回数の方が多くなるのが当たり前ですね。
では100回のエントリーのうち40回が100円の利食いになり、残りの60回が50円のロスカットになったとしたら損益はどうなるでしょうか?
利益は 40回X100円=4000円
損失は 60回X50円=3000円
合計損益は プラス1000円。
利食いとロスカットの設定がある特定の数値で2倍の場合、ランダムなエントリーによる勝率は約40%になるという統計データがあるそうです。
今回の利益と損失は私が勝手に100円と50円に設定しましたが、これが利食い40円とロスカット20円でも勝率40%であれば合計損益はプラスになるのですね。
利食い20円とロスカット10円でも同じことです。
利食いとロスカットの設定さえ間違わなければどんな相場においてもコイン投げで売買をしても利益になるということです。
つまり損小利大はランダムなエントリーにおいても有効であるということです。
日経225先物において利食い40円、ロスカット20円の設定でランダムにエントリーをするだけで利益になるという検証はしていませんので間違えないようにしてくださいね。
自分で検証をしてどんな設定をすれば利益になるのかを調べてみるのも面白いと思いますよ。
ここでもう一歩踏み込んで考えて見ましょう。
このコイン投げの投資方法にトレンドの判断を入れるのです。
トレンドには3つのトレンドがありましたが、利益に繋がるトレンドは、上昇トレンドと下降トレンドです。
コイン投げでエントリーをした場合に上昇トレンドの時に表が出れば買いになります。上昇トレンドの時には上に動くことが多くなり、利益になる可能性が高くなります。
逆に裏が出れば下に動くことが多くなり、損失になる可能性が高くなるという予想ができます。
何故かと言うとトレンドの定義としてトレンドは継続するという前提があるからです。
上昇トレンドで買うのと売るのではどちらが利益になる可能性が高いでしょうか?
これは誰でもが買う方が利益になる可能性が高いと言うのではないでしょうか。
上昇トレンドで買いだけをすれば、ランダムなエントリーで勝率40%だったものがさらに高い勝率になる可能性がありますね。
つまり上昇トレンドにおいて買いだけをし、下落トレンドでは売りだけをし、利食いとロスカットの設定をしっかりとすれば利益になる可能性が高くなるということです。
相場の原理原則に従った売買を行えば利益は付いてくるということを覚えておいてくださいね。
このことをしっかりと頭に入れておけば、逆張りの血が騒いでも冷静に見ていることができるようになりますよ。
http://tuiterusennin.blog109.fc2.com/blog-entry-5793.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c304
で使われている 5分足、15分足、60分足チャート、移動平均 envelope 等は
カブドットコム証券会社 『kabuステーション』(日足)
http://kabu.com/kabustation/
で見る事が出来ます。
カブドットコム証券のチャートは信用講座を開設すれば無料で使えます。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c305
最近は空売りが極端に難しくなってしまいました。
下降トレンドでは空売りではなく見送るのが正解でしょう。
バブル崩壊後は 天井3日、底100日だったので、リスク管理と両建てを組み合わせながら値嵩株をナンピンで空売りしておけば損する事は無かったのですが
最近は 天井100日、底3日でボトムを付けてから僅か半日で 7,8% 暴騰するのが普通になってしまいました。(reversal day)
相場が低迷している時に下手に材料株を空売りしてしまうと
7974 任天堂
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=7974
8202 ラオックス
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=8202
みたいに恐ろしい事になります。
そうなったらもう両建てして買いだけ外したらすぐに踏み上げられるので上手く行く可能性すら無くなってしまいます。
もう空売りはできない時代になったのかもしれないですね:
一部ヘッジファンド、株価下落の読み外れ大打撃 WSJ 2016/12/22
「空売りは難しくなっている」
今年の株価下落に賭けたヘッジファンドは予想が裏目に出た。
大手ヘッジファンドの一部は今年初め、株式市場は大幅に下落すると予想していた。だがその予想は大外れとなった。
株価下落に賭ける空売りは、金融危機のさなかにヘッジファンドに多大な利益をもたらした。だが、米大統領選、マイナス金利、中銀の景気刺激策に触発された低位株への資金流入によって株式相場は反発し、一部の著名ファンドが痛手を被った。
ホースマン・キャピタル・マネジメントのラッセル・クラーク氏もその一人。昨年はヘッジファンドマネジャーで世界トップクラスの運用成績を上げ、最大規模の空売りを仕掛けていた。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認したところによると、同氏は1月、投資家宛ての書簡で、自身の弱気スタンスはデフレ懸念を根拠にしていると説明した。デフレは通常、株価にとって悪材料となる。同氏は米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長について、映画「スター・ウォーズ」の悪役「ダース・ベイダー」の姿をしたデフレと闘う、主人公「ルーク・スカイウォーカー」だと表現した。
デフレーション・ベイダーはイエレン・スカイウォーカーに、インフレ率を押し上げようとすればするほど「影の部分(デフレ)が力を増す」と告げたという。
直近の投資家宛て書簡によると、クラーク氏は今年、17億ドル(約2000億円)のポートフォリオで、不動産、自動車、航空会社の各セクターの株価下落に賭けるポジションを大幅に増やした。
この賭けは散々な結果に終わった。WSJが確認した投資家向けデータによると、ホースマンの旗艦ファンド「ホースマン・グローバル・ファンド」の11月までのリターンはマイナス18%と、世界最悪に近いパフォーマンスとなった。11月単月でもマイナス12.8%だった。ドナルド・トランプ氏が米大統領選で予想外に勝利し、株価が急伸したことが響いた。ホースマンはコメントの要請に応じていない。クラーク氏は投資家宛ての書簡で、自身のポジション取りやアイデアは「孤独」に感じたが、中国の危機と株価下落が近づいていたと説明した。
書簡によると、ホースマンではこのほか、クラーク氏の同僚で今年を通じて大きなショートポジションを取っていたスティーブン・ロバーツ氏が運営する10億ドル規模の「ホースマン・ヨーロピアン・セレクト」の年初来リターンがマイナス40%となり、ファンドの規模が3億4000万ドルに縮小した。
これだけではない。クリスピン・オデイ氏率いるオデイ・アセット・マネジメントは投資家に、ファンド「オデイ・ヨーロピアン」の資産価値が48%減少したと伝えた。株価下落に賭けたことが主な理由。英タロー・オイルや英鉱業大手アングロ・アメリカンなどの株価下落に賭けたことが特に響いた。同氏は昨年、主要株式市場で相場が40%下落すると予想していた。オデイはコメントの要請に応じていない。
モルガン・スタンレーのアナリストによると、ヘッジファンドが11月にショートポジションで被った損失は、月間の損失としては2010年以降で2番目の大きさだった。
またマークイットによると、2月にはヘッジファンドによる米国株のショート・ポジションが10年以降で最大に達した。
スイスの資産運用会社GAMのポートフォリオマネジャー、アンソニー・ローラー氏は、今年の初めには世界の経済成長に勢いが見られなかったため、株式が2桁のリターンをもたらすなどと誰も考えていなかったと述べた。GAMは1191億スイスフラン相当の資産を運用している。
運用マネジャーは、空売りが不発に終わった理由としてさまざまな要因を挙げている。共通しているのは、ユーロ圏、日本、英国の量的緩和に対する不満だ。景気刺激策は、空売り筋が当てにしている、パフォーマンスの良い銘柄と悪い銘柄の差を縮小させると説明している。
超低金利やマイナス金利もヘッジファンドに逆風となる。空売り筋は株を借りて市場で売り、現金を手にする。かつてはこの現金が大きな利益を生み出していたが、今や利益を生まないばかりか、逆に負担となっている。
アバディーン・アセット・マネジメントのピーター・ワスコ氏は「空売りは難しくなっている」と指摘した。アバディーンのヘッジファンドの運用資産は約110億ドル。同氏は、ヘッジファンドが増やした資産価値の大部分は株の空売りではなく株の購入によるものだとし、ここ2年ほどは空売り投資家にとってたいへん良かった年はないと述べた。
http://blogs.yahoo.co.jp/okuman779/36588206.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c306
トランプ相場の持続性を予想して楽しむのはいいのですが、「こうなる」と決めつけてトレードするのは「ギャンブル」ですから、やめた方がいいでしょう。これは、「買い」だけでなく、「売りで大きな損が出ている場合」についても同様です。
つまり、「トランプ相場が続くだろう。買いは強気でホールドだ!」は危険。逆に、「トランプ相場は早々に終わるはず。売りで損が出ているがホールドで大丈夫だろう」というトレードも危険です。
売りで損が出ているなら損切りすべき
今、「売り」をやっているトレーダーさんは、前述のように、「トランプ相場など、長くもつはずがない。来年には暴落があるに決まっているから、それまでガマンしよう。そのうち下がる。大丈夫」などと考えがちです。
その気持はわかるのですが、もしも「すでに損失が限度額を超えている」のであれば、相場の見通しに関係なく、すぐに(明日にでも)損切りすべきだと思います。
だって、もしもトランプ相場があと1年続いたら? そうなったら「破滅」ではありませんか? 大丈夫ならいいのですが…。
切るときは切る。切ったら振り返らない
損切りについての考え方は、いろいろありますが、「耐えられる限度額を超えたら切るべきだ」というのが、僕の考え方です。
また、損切りすると決めたら「ポジションを解消すること」そのものが重要なわけですから、「少しでも損失額が少なくなるように損切りしたい」といった「未練」は捨てて、さっさと切るべきです。
さらには、「損切りしたら振り返らない」ことも大切です。「今日まで待てば、もう少し損失額が減らせたのに」といった後悔は愚かです。「損切りを断行できた。それでよし。さあ次はどうしようか」という感覚で前に進む。それが正解だと思います。
http://www.mag2.com/p/money/29622/3
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/430.html#c307
アメリカには逆らいたくない
思いやり予算、衆院通過 小沢氏は本会議欠席
アメリカにだけは楯突くことは絶対にしない。これが小沢一郎民主党代表の原則のようだ。新テロ特措法の再議決時に採決直前に議場を後にし、批判を浴びて逆ギレしたが、また懲りずに同じことをやらかした。
アメリカ軍のために経費を肩代わりする予算のことを「思いやり予算」と読んでいるが、その根拠となる新特別協定案を、自民・公明が衆議院本会議で強行可決した。民主党は協定案に反対したが、小沢代表は今回もやはり欠席した。
どうあってもアメリカには逆らわないと形で表しておきたかったのだ。そう言えば国民新党の亀井静香氏も確か「小沢氏が『大連立』構想に走ったのは、反米レッテルを張られる恐怖心からでは?」と言っていた。
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石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/938.html#c2
日本は1945年以後、米国と戦略的同盟関係を結んだものの、実際は米国の地政学上の植民地の地位にある。
これを安倍先生が米軍を追い出して日本が独立した国家となるよう導こうとしているのだ。
そのために安倍先生に必要なのは憲法改正だけではない。
対露関係を正常化し、うまく拡大していかねばならない。それが叶えば日本も米国−中国−ロシアというトライアングルの中でしっかり胸を張って独立した国としていられる様になるんだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/103.html#c1
■題名 : QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/13(木) 0:44
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ESLは、英国のアコースティカル・マニュファクチュリング社のピート・ウオーカー氏が開発製造した、フルレンジ対応の静電型スピーカーで、この種のものとしては最も商業的に成功した製品でした。
QUAD/ESLの美点は、静電型スピーカーとして最低限度必要な補機を非常にコンパクトにまとめて、家庭用として違和感のない製品に仕上げたピート・ウオーカーの感覚です。メッシュのバックカバーをはずすとほとんど全部の機構が丸見えになりますが、実にシンプルです。これだけ簡素にすべての機構をパッケージにした静電型スピーカーは、空前絶後といって構わないと思います。
わたしがQUAD/ESLを気にし始めたのは、それまで使用していたテク二クスのスピーカーの出す音に不満を感じて、次のステップをどの方向に踏み出すべきか悩んでいた頃です。もはや30年近く昔の話です。当時はシュリロ貿易が輸入代理店で、メンテナンスサービスも自社で行っていました。今でも当時担当の方は、ハーマンインターナショナルでお勤めと聞きますし、当時の部長であった長谷川洋一氏とは後に知り合いました。何度かメンテナンスのためにシュリロへESLを送り出すたびにどうなることかと気をもんだことが、昨日のことのように思い浮かびます。
さて、QUAD/ESLの最大の弱点であり、特徴のひとつはその構造強度の脆弱さです。普通にパワーアンプをつなぐと、低音部の強調される演奏では、低音用パネルがビンビンと共振を始めます。これはもともと薄板と金網でできた構造に振動を加えることになるので、止めようがありません。またこれと原因を同じくするのですが、振動板が電極に触れて焼け焦げ穴が開くことがあります。要するに不整振動と低音信号による大振幅動作が原因で電極に振動板が触れた際に、電極間に加圧されている5,000Vの電圧が振動板を焼いてしまうのです。
逆の見方をすれば、この強力な電圧が大きな、しかも薄い振動板を強力に支え、全面均一に近い振動モードを実現できるわけです。振動方向は正確に軸方向になり、大きな平面波を発生させます。
基本的にはその他の静電型スピーカーも共通の弱点を持っており、そのために使用条件を制限して、これを欠点にしないような方策が採られていました。帯域を狭めて高音部のみを入力する(要するにツイーターとして使う)ような製品が多く開発されました。
ピート・ウオーカー自身も自社のパワーアンプでは、ESLの振動板を焼きつかせるような高電圧が供給されないように、パワーリミッターを組み込めるようにするなどの対策を施しました。
しかしながらいろいろな方策も問題の根本的解決にはならず、これがQUAD/ESLと静電型スピーカーの評価を偏らせることになりました。即ち:
1) 大入力に弱い
2) 振動板の致命的損傷が、容易におきる
3) ジャズ・ポップス・大編成オーケストラ演奏などには使えない
そのため静電型スピーカーといえば小編成室内楽専用といわれた時期もあります。私の下宿で向こう三軒両隣から苦情が来るようになったのは、これらの問題の対策を実行し、見事にそれを解決してからのことになります。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/13(木) 1:12
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▼志賀さん:
先にお話しておきますが、ESLを諦めたわけではありません。ただ新居に移るたびに書斎が狭くなるので設置が困難になったためと、さすがに12年間使用して根本的オーバーホールが必要になったため(当時既にESLは製造打ち切りになって、ESL63がカタログに残っておりました。そのため新品としてESLは入手不能でした。)売却のやむなき状況になっただけです。
ESL63に関しては大いに疑問があったので入手にいたらず、暫くステレオ装置なしで海外で過ごした後、SEQUERRA氏と話す機会を得て、彼のスピーカーに興味を持ったのです。現在稼動している彼のリボンツイーターは300Hzから使用しております。
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■題名 : QUAD ESLの謎
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/13(木) 23:11
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ESLのことは全て判ったつもりでしたが、雑事にかまけて聞きそびれたことが有ります。
ESLは後ろに18度程、傾斜が付けられております。それはフロア直置きであったため、音響軸が聴取者の耳位置に掛かるように考案されたものと考えておりました。ところが、落ち着いて考えてみると、座高90cm位の人が40cm程度の椅子に座ると、音響軸が聴取者の耳位置に掛かるためには、5m近くスピーカーから離れなければなりません。
住宅事情の許す欧米でも、5m離れると相当な音響出力が必要となり、これまたESLの負担になってしまうのです。第三者の供給するスタンドなどを使用しない限り、スピーカーに近付くには、聴取者も床に直に座るしかないのです。(ローライフ?)
一体ピート・ウオーカーがESLの設置方法をどのように考えていたのか、今となっては、一つの謎です。
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■題名 : Re:QUAD ESLの謎
■名前 : 石井 aishii@mac.com>
■日付 : 03/11/13(木) 23:45
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▼APPLE ONEさん:
>ESLのことは全て判ったつもりでしたが、雑事にかまけて聞きそびれたことが有ります。
>
>ESLは後ろに18度程、傾斜が付けられております。それはフロア直置きであったため、音響軸が聴取者の耳位置に掛かるように考案されたものと考えておりました。ところが、落ち着いて考えてみると、座高90cm位の人が40cm程度の椅子に座ると、音響軸が聴取者の耳位置に掛かるためには、5m近くスピーカーから離れなければなりません。
>
>住宅事情の許す欧米でも、5m離れると相当な音響出力が必要となり、これまたESLの負担になってしまうのです。第三者の供給するスタンドなどを使用しない限り、スピーカーに近付くには、聴取者も床に直に座るしかないのです。(ローライフ?)
故朝沼予史宏氏が小学館の編集者をやっている頃、クォードのESLをdBシステムズで鳴らしていましたが、その際、傾斜を立てる特製の台に載せて使っていました。
>一体ピート・ウオーカーがESLの設置方法をどのように考えていたのか、今となっては、一つの謎です。
ESLは奥の深いスピーカだった様で、故朝沼氏は「ピーターとチェスを指している様だ」と雑誌に書いていました。
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■題名 : Re:QUAD ESLの謎
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/14(金) 22:38
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▼石井さん
>故朝沼予史宏氏が小学館の編集者をやっている頃、クォードのESLをdBシステムズで鳴らしていましたが、その際、傾斜を立てる特製の台に載せて使っていました。
ステレオサウンドの古い記事ですね。
朝沼氏のESL用スタンドを用意したのは、元シュリロ貿易営業部長の長谷川氏であったと思います。ところがわたしの見た限り、御世辞にもESL本体の外観に合っているといえない代物であったので、ついに御両人に確認しないままになっておりました。お二方とも既に鬼籍の人です。朝沼氏はその後評論家活動に成功し、金回りも良くなった様でQUAD ESLやDBシステムズなどのローバジェット・ハイエンドからすぐに遠ざかって行きました。以降の活動は皆さん御存知のとおりです。
>ESLは奥の深いスピーカだった様で、故朝沼氏は「ピーターとチェスを指している様だ」と雑誌に書いていました。
ピート・ウオーカーの勝ちであったと思います。
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■題名 : Re:QUAD ESLの謎
■名前 : 石井 aishii@mac.com>
■日付 : 03/11/15(土) 0:09
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▼APPLE ONEさん:
>朝沼氏のESL用スタンドを用意したのは、元シュリロ貿易営業部長の長谷川氏であったと思います。ところがわたしの見た限り、御世辞にもESL本体の外観に合っているといえない代物であったので、ついに御両人に確認しないままになっておりました。お二方とも既に鬼籍の人です。朝沼氏はその後評論家活動に成功し、金回りも良くなった様でQUAD ESLやDBシステムズなどのローバジェット・ハイエンドからすぐに遠ざかって行きました。以降の活動は皆さん御存知のとおりです。
故朝沼氏はローバジェット・ハイエンドの頃がオーディオ評論家としては輝いていた様に感じます。
今でもセレッションのSL-600にクレルKSA-50をブリッジにして、dBシステムズのプリ、オラクルのターンテーブルという朝沼氏推薦の組み合わせは、自分の中では憧れで、機会があれば手に入れてみたい、と考えています。
それ以降はオーディオ評論家というよりAV評論家と言った方が相応しい活動だったかと思います。
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■題名 : Re:QUAD ESLの謎
■名前 : アガサ
■日付 : 03/11/14(金) 2:20
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▼APPLE ONEさん:
>ESLは後ろに18度程、傾斜が付けられております。それはフロア直置きであったため、音響軸が聴取者の耳位置に掛かるように考案されたものと考えておりました。ところが、落ち着いて考えてみると、座高90cm位の人が40cm程度の椅子に座ると、音響軸が聴取者の耳位置に掛かるためには、5m近くスピーカーから離れなければなりません。
>
>一体ピート・ウオーカーがESLの設置方法をどのように考えていたのか、今となっては、一つの謎です。
ESL57は水平方向の指向性は狭かったですが
上下方向の方が比較するとブロードだったように記憶しております。
1960年代には 目線より結構低いタイプのフロア型SPが
多いので 例えばランサー101やパラゴンなど・・・
それほど気にしていなかったのかもしれません。
あの角度は床や天井の反射を考えると 結構良い角度だったのかも
しれません。何よりデザイン的にも美しい角度でした。
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■題名 : Re:QUAD ESLの謎
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/14(金) 22:35
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▼アガサさん:
>ESL57は水平方向の指向性は狭かったですが
>上下方向の方が比較するとブロードだったように記憶しております。
>1960年代には 目線より結構低いタイプのフロア型SPが
>多いので 例えばランサー101やパラゴンなど・・・
>それほど気にしていなかったのかもしれません。
>あの角度は床や天井の反射を考えると 結構良い角度だったのかも
>しれません。何よりデザイン的にも美しい角度でした。
まさにそのとおりです。わたしがESLを見つけることが出来たのも、その美しさのためです。でも考えてみるとローライフ用のステレオ音響装置はとても贅沢なものではないか、と思い当たります。ちなみにわたしは、JBLパラゴンも大好きです。
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■題名 : Re:QUAD ESLの謎
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 03/11/24(月) 11:54
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>ESL57は水平方向の指向性は狭かったですが
>上下方向の方が比較するとブロードだったように記憶しております。
高音用のセルの形状を見ると分かりますが、上下方向の指向性は左右方向よりも更に鋭いはずです。上下に長いセルを採用したのは左右の志向性をいくらかでも改善しようとしてのことです。それでも実用上は二人並んで聞くことの出来ない程の鋭い指向性です。
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■題名 : Re:QUAD ESLの謎
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/24(月) 18:07
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▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
>高音用のセルの形状を見ると分かりますが、上下方向の指向性は左右方向よりも更に鋭いはずです。上下に長いセルを採用したのは左右の指向性をいくらかでも改善しようとしてのことです。それでも実用上は二人並んで聞くことの出来ない程の鋭い指向性です。
やはり、二人並んで聴くことも必要なのですかね?
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■題名 : Re:QUAD ESLの謎
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 03/11/25(火) 11:25
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▼APPLE ONEさん:
>▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
>
>>高音用のセルの形状を見ると分かりますが、上下方向の指向性は左右方向よりも更に鋭いはずです。上下に長いセルを採用したのは左右の指向性をいくらかでも改善しようとしてのことです。それでも実用上は二人並んで聞くことの出来ない程の鋭い指向性です。
>
>やはり、二人並んで聴くことも必要なのですかね?
いいえ、私は一人で聞ければ十分です。ただ、鋭い指向性があることを強調しただけです。私にとってはこのことは問題ではありません。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 志賀
■日付 : 03/11/13(木) 23:41
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼APPLE ONEさん:
早速レスを付けさせていただきます。かなり空想も交えた話しなのでそのつもりで。
>さて、QUAD/ESLの最大の弱点であり、特徴のひとつはその構造強度の脆弱さです。普通にパワーアンプをつなぐと、低音部の強調される演奏では、低音用パネルがビンビンと共振を始めます。これはもともと薄板と金網でできた構造に振動を加えることになるので、止めようがありません。またこれと原因を同じくするのですが、振動板が電極に触れて焼け焦げ穴が開くことがあります。要するに不整振動と低音信号による大振幅動作が原因で電極に振動板が触れた際に、電極間に加圧されている5,000Vの電圧が振動板を焼いてしまうのです。
>
私も、コンデンサーSPが全面駆動型であり、そのため振動板に強度が要求されずいくらでも軽く出来、また、機械的支持力(スチフネス)も小さく出来るので理論的には、理想的なSPだと思っています。
実際、トゥイターとしては大昔私も使ったことがあり、その透明な音に驚かされた覚えがあります。
しかし、おっしゃるような弱点がありなかなか普及しないのでしょうね。低音再生能力については、QUAD の製品を写真で見ただけで、この構造では、低音の衝撃音を発生する時(空気を前(後)へ押し出す時)に発生する、強力な反作用力をとても押さえ込めないとういう感じを持ちました。実際、私のHPを見てお便りを頂いたQUAD ユーザーの方(A氏)も、低音の迫力だけは諦めざるを得ないとのことでした。さらにA氏は、背圧の回り込みによる低音の減衰を避けるため、至近距離で聴いているとのことでした。がしかし、その魅力から逃れられないとか。これは、どの様なジャンルの音楽を好んで聴くかにも依るでしょうね。
>逆の見方をすれば、この強力な電圧が大きな、しかも薄い振動板を強力に支え、全面均一に近い振動モードを実現できるわけです。振動方向は正確に軸方向になり、大きな平面波を発生させます。
>
>基本的にはその他の静電型スピーカーも共通の弱点を持っており、そのために使用条件を制限して、これを欠点にしないような方策が採られていました。帯域を狭めて高音部のみを入力する(要するにツイーターとして使う)ような製品が多く開発されました。
>
ところで、平面波の場合は高域の指向性がすこぶる鋭くなると思いますが?A氏のSPは同心円状に電気的ディレイを加えて擬似的半球面波を発生しているとのことでしたが、その点どうなのでしょうか?
>しかしながらいろいろな方策も問題の根本的解決にはならず、これがQUAD/ESLと静電型スピーカーの評価を偏らせることになりました。即ち:
>
>1) 大入力に弱い
>2) 振動板の致命的損傷が、容易におきる
>3) ジャズ・ポップス・大編成オーケストラ演奏などには使えない
>
>そのため静電型スピーカーといえば小編成室内楽専用といわれた時期もあります。私の下宿で向こう三軒両隣から苦情が来るようになったのは、これらの問題の対策を実行し、見事にそれを解決してからのことになります。
すみません、ここの所が良くわからないのですが? これは、貴兄がメンテの際に改良された(してもらった)ということでしょうか? それとも、そのような製品がすでに出ているということなのでしょうか?
さしつかえなければ、どの様な対策をとられたのでしょうか?
特に、低音の問題は容易に解決出来ないと思うのですが?
どこかで、サブウーファーを使用されているように書いておられるのを見たのですが?
間違って折れば失礼。
実は、私が頭に描く理想(空想?)のSPシステムは中低音以上は全面駆動型(メンテ、指向性の点でリボン型が望ましい)を使い、低音はやむ終えず、MFB(出来れば位置検出型)をタイプのサブウーファーを使うというものですが、どんなものでしょう?
後ろのレスでリボン型で300Hzまで使えるのがあるというのはかなりその理想に近づいているように思いますが。もっとも、巨大な磁気回路が必要でとてつもなく高価でしょうね。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/14(金) 22:28
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▼志賀さん:
>しかし、おっしゃるような弱点がありなかなか普及しないのでしょうね。低音再生能力については、QUADの製品を写真で見ただけで、この構造では、低音の衝撃音を発生する時(空気を前(後)へ押し出す時)に発生する、強力な反作用力をとても押さえ込めないとういう感じを持ちました。実際、私のHPを見てお便りを頂いたQUADユーザーの方(A氏)も、低音の迫力だけは諦めざるを得ないとのことでした。さらにA氏は、背圧の回り込みによる低音の減衰を避けるため、至近距離で聴いているとのことでした。がしかし、その魅力から逃れられないとか。これは、どの様なジャンルの音楽を好んで聴くかにも依るでしょうね。
如何なるジャンルの音楽にも、実は対応できます。ただA氏の場合はESL63のようなので、いくつかの問題を含んでいると考えます。
>ところで、平面波の場合は高域の指向性がすこぶる鋭くなると思いますが?A氏のSPは同心円状に電気的ディレイを加えて擬似的半球面波を発生しているとのことでしたが、その点どうなのでしょうか?
これが実は、大きな問題を孕んでいるのです。ESL63は、本当は球面波などは発生させません。一種のドーナツ状の奇妙な音波を創成します。そのため聴取位置が極めて取りにくくなります。
>すみません、ここの所が良くわからないのですが? これは、貴兄がメンテの際に改良された(してもらった)ということでしょうか? それとも、そのような製品がすでに出ているということなのでしょうか?
>
>さしつかえなければ、どの様な対策をとられたのでしょうか?
>特に、低音の問題は容易に解決出来ないと思うのですが?
>どこかで、サブウーファーを使用されているように書いておられるのを見たのですが?
>間違って折れば失礼。
わたしはESL本体には何の改装も変更も施しませんでした。何故なら内部は高電圧要注意の機器ばかりで、半可通がいたずらできる余地などなかったことと、それ以上にあまりにも構造が整理されていて、そもそも手を入れることが不可能だったのです。
わたしが講じた対策で、最も効果が上がったのは次の一点です:
エレクトロニッククロスオーバーを使用して、ESLへの入力信号から低音を排除すること
但しクロスオーバー周波数とスロープの選択に関しては、資料集めと実験に結構な時間を費やしました。周波数特性は、アコースティカルマニュファクチュリング社から公開されていたものと、ステレオサウンドに掲載されていた実測値(昔はステレオサウンドにも使える記事がありました。)を参考に、スロープを24dB/oct.として三種類の周波数を試した結果、70Hzでぴたりとさまざまな問題が解消しました。これ以上の詳細は、機器の具体的名称などが必要なので長くなるのを避けて割愛しますが、かなり持続的なピークでクラスAパワーアンプ200W(メーター直読、多少サバ有りか?)入力時にも何の破損・異常も起こさなくなりました。それからは、お楽しみです。
>実は、私が頭に描く理想(空想?)のSPシステムは中低音以上は全面駆動型(メンテ、指向性の点でリボン型が望ましい)を使い、低音はやむ終えず、MFB(出来れば位置検出型)をタイプのサブウーファーを使うというものですが、どんなものでしょう?
そこでサブ・ウーファーの件ですが、上記のように必要帯域は20Hzから70Hz前後です。わたしの場合、ESLもサブ・ウーファーも同一のパワーアンプでドライヴするようにしたので機材による違和感はかなり軽減されていました。MFBを装備したスピーカーは1970年代後半にも商品化されましたが、あまり人気が出ないまま、その後製品としては市場に現れておりません。個人的には大きな可能性があると考えますが、それは所謂ダイナミック型スピーカーに対してのMFB回路ではなくなるのではないかと考えます。
またもっと過激なサブ・ウーファーとして1980年代中盤にマーチン・ローガン社が試作したエレクトロスタティック・サブウーファーがありました。実物を聴く機会はついにありませんでしたが、当時日本代理店であった会社の社長の感想では、「この世のものとは思われない」低音が得られたようです。おそらく電極間には数万ボルトの電圧がかけられていると思われます。残念ながら市場に出ることなく今に至っておりますが。原因は価格以外に、安全策をとると技術的に所期のスペックが出せなくなるためのようです。
>後ろのレスでリボン型で300Hzまで使えるのがあるというのはかなりその理想に近づいているように思いますが。もっとも、巨大な磁気回路が必要でとてつもなく高価でしょうね。
リボンスピーカーについては、テク二クスが発売したリーフツイーターが、最も進んだ型式であったのではないかと常々考えております。ところが、あっさり製造が打ち切られたところを見ると、やはり需要の少なさが問題であったのではないかと考えます。そこへいくとパイオニアのリボンスピーカーは立派なもので、連綿と生き続けて跡切れがありません。
わたしの使用しているリボンスピーカーは、RICHARD SEQUERRA氏の開発になる、彼の会社で製造したものです。現在の価格は、確かまだUS$4,000であったと思います。スペックは、www.sequerra.comで見ることができます。またわたしのメインスピーカーも、そこに公開されているMODEL7とほぼ同等です。外観が知りたければ、このスレッドにご希望いただければ、画像の掲示板に乗せてみましょう。わたしは未完成品のような外観のユニットを、そのまま既製のスピーカーの上に放り出しておくような使い方は好みません。SEQUERRAのT-1/mk4は、本来ラボラトリ仕様なので、外観も見事です。それ以上の御興味があれば、出来るだけの協力は惜しまないつもりです。御連絡ください。また氏は新しい会社を設立し、空前絶後のリボンマイクロフォンとマイクアンプを世に問うております。こちらも興味があれば見てみてください。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 志賀
■日付 : 03/11/15(土) 22:04
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼APPLE ONEさん:
>>ところで、平面波の場合は高域の指向性がすこぶる鋭くなると思いますが?A氏のSPは同心円状に電気的ディレイを加えて擬似的半球面波を発生しているとのことでしたが、その点どうなのでしょうか?
>
>これが実は、大きな問題を孕んでいるのです。ESL63は、本当は球面波などは発生させません。一種のドーナツ状の奇妙な音波を創成します。そのため聴取位置が極めて取りにくくなります。
>
そうなのですか。A氏の説明では同心円状に中心から1μsec毎に7μsec delay をかけ、半球面状放射を実現しているとのことで、計算すると確かにそうなるので納得していたのですが。
ところで、お使いのESL は指向性についてはどう処理しているのでしょうか?
上の、レスで書かれていた、設置角度が腑に落ちないという点と関連しているのではないでしょうか?
>わたしが講じた対策で、最も効果が上がったのは次の一点です:
>
>エレクトロニッククロスオーバーを使用して、ESLへの入力信号から低音を排除すること
>
>但しクロスオーバー周波数とスロープの選択に関しては、資料集めと実験に結構な時間を費やしました。周波数特性は、アコースティカルマニュファクチュリング社から公開されていたものと、ステレオサウンドに掲載されていた実測値(昔はステレオサウンドにも使える記事がありました。)を参考に、スロープを24dB/oct.として三種類の周波数を試した結果、70Hzでぴたりとさまざまな問題が解消しました。これ以上の詳細は、機器の具体的名称などが必要なので長くなるのを避けて割愛しますが、かなり持続的なピークでクラスAパワーアンプ200W(メーター直読、多少サバ有りか?)入力時にも何の破損・異常も起こさなくなりました。それからは、お楽しみです。
なるほど、巧みな方法ですね。良くわかりました。
>
>わたしの使用しているリボンスピーカーは、RICHARD SEQUERRA氏の開発になる、彼の会社で製造したものです。現在の価格は、確かまだUS$4,000であったと思います。スペックは、www.sequerra.comで見ることができます。またわたしのメインスピーカーも、そこに公開されているMODEL7とほぼ同等です。外観が知りたければ、このスレッドにご希望いただければ、画像の掲示板に乗せてみましょう。わたしは未完成品のような外観のユニットを、そのまま既製のスピーカーの上に放り出しておくような使い方は好みません。SEQUERRAのT-1/mk4は、本来ラボラトリ仕様なので、外観も見事です。それ以上の御興味があれば、出来るだけの協力は惜しまないつもりです。御連絡ください。また氏は新しい会社を設立し、空前絶後のリボンマイクロフォンとマイクアンプを世に問うております。こちらも興味があれば見てみてください。
sequerra 社のサイト覗いてみました。全音域リボンスピーカー(と言ってもやはり最低域はダイナミック型のようですね)は凄いですね。MFBかかっているかどうかわからないのですが、正に私が空想した通りのシステムのようです。しかし、お値段も凄い。正に空想の世界です。
情報についてはとりあえずこれで十分です。有難うございました。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/15(土) 22:31
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▼志賀さん:
>そうなのですか。A氏の説明では同心円状に中心から1μsec毎に7μsec delay をかけ、半球面状放射を実現しているとのことで、計算すると確かにそうなるので納得していたのですが。
米国のクロスビーオーディオワークスで、デミアン・マーチン氏がディレイを取り除いたESL63を発表したのは、このためです。
>ところで、お使いのESL は指向性についてはどう処理しているのでしょうか?
>上の、レスで書かれていた、設置角度が腑に落ちないという点と関連しているのではないでしょうか?
わたしの場合、実際には問題にならなかったのです。椅子を低くしましたから。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 横から失礼します
■日付 : 03/11/22(土) 8:45
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>米国のクロスビーオーディオワークスで、デミアン・マーチン氏がディレイを
>取り除いたESL63を発表したのは、このためです。
デイレイを取り除いた63は、どのような音になるのでしょう?
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/22(土) 9:16
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▼横から失礼しますさん:
>デイレイを取り除いた63は、どのような音になるのでしょう?
残念ながら、実物を前にしたことがないので経験はお話できませんが、ESL57によく似た定位感が得られると考えます。即ち平面振動板型スピーカーに共通した、明瞭で見通しの良い(TRANSPARENCY)音場感です。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 横から失礼しますさん
■日付 : 03/11/22(土) 11:59
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>>デイレイを取り除いた63は、どのような音になるのでしょう?
>
>明瞭で見通しの良い(TRANSPARENCY)音場感
うーーん。
悪魔の囁きに聞こえる。どうしよう・・・・
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/22(土) 23:41
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▼横から失礼しますさんさん:
>うーーん。
>悪魔の囁きに聞こえる。どうしよう・・・・
もし、ESL63をお使いであれば気になることでしょうが、既にクロスビーオーディオワークスは活動していないようですから、後の祭りです。
それに現在平面振動板型スピーカーが下火になっているのは、無理をしてこれを選択しなくても、コンベンショナルなダイナミック型(コーン型)スピーカーで充分に音場感が得られるようになってきているためです。
一時期、高級機には絶対と見えた平面振動板型スピーカーですが、技術者の努力で コンベンショナルなダイナミック型(コーン型)スピーカーの方の音が質的に近付いてきたため(或いは平面振動板型スピーカーの音を目指したため?)に存在意義が薄れてきたと考えます。
やはり静電型を含む平面振動板型スピーカーの取扱いは、ダイナミック型(コーン型)スピーカーに比べて厄介です。それと引き換えに得られるもの次第で、流行ったり廃れたりするわけです。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 横から失礼します
■日付 : 03/11/23(日) 23:11
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63PRO使ってます。
数年前に保護回路が壊れたので、全面的に保護回路を取りました。
インピーダンスがあばれているので、そのままだと
低域不足でハイ上がりです。
低域と高域のインピーダンス補正を行うことで、
再生周波数帯域は上下に伸びたようです。
新製品の989では、トロダルトランスも使っているようですが、
63PROでも電源コードを極太にすると、低域に影響大です。
残った対策は、遅延回路のパスかなと・・・・これが悪魔の囁き
これだけは、作ったPeter Walkerに敬意を払わないといけないかな・・・
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/24(月) 21:30
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▼横から失礼しますさん:
>63PRO使ってます。
>数年前に保護回路が壊れたので、全面的に保護回路を取りました。
>インピーダンスがあばれているので、そのままだと
>低域不足でハイ上がりです。
>低域と高域のインピーダンス補正を行うことで、
>再生周波数帯域は上下に伸びたようです。
>
>新製品の989では、トロダルトランスも使っているようですが、
>63PROでも電源コードを極太にすると、低域に影響大です。
>
>残った対策は、遅延回路のパスかなと・・・・これが悪魔の囁き
>これだけは、作ったPeter Walkerに敬意を払わないといけないかな・・・
どんな機材でも同じですが、物理的改造は修理保証の対象外になってしまいます。わたしも過去に様々な改造を機材に施しましたが、基本的に自分で修復撤去可能な範囲に止めました。内部ケーブル変更、アッテネータ−追加、接続端子変更等など改造したまま納得づくで売却するなら問題ないですが、買い取り拒否もありました。
ESL63もおそらく15年がメンテナンスの目処ですから、再後期のものでも時期が近付いてきていると考えます。
回路バイパスだけなら意外とハーマンで受けてくれるかも知れません。一度問い合わせてみては如何ですか?
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■題名 : ESL57
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 03/11/24(月) 11:42
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>ESLは、英国のアコースティカル・マニュファクチュリング社のピート・ウオーカー氏が開発製造した、フルレンジ対応の静電型スピーカーで、この種のものとしては最も商業的に成功した製品でした。
>
そうですね、数万台を売ったとどこかで読んだことがあります。
その成功に欠かせなかったのは、デュポン社の開発したマイラーフィルムにあった事実を忘れることはできないでしょう。
>QUAD/ESLの美点は、静電型スピーカーとして最低限度必要な補機を非常にコンパクトにまとめて、家庭用として違和感のない製品に仕上げたピート・ウオーカーの感覚です。メッシュのバックカバーをはずすとほとんど全部の機構が丸見えになりますが、実にシンプルです。これだけ簡素にすべての機構をパッケージにした静電型スピーカーは、空前絶後といって構わないと思います。
>
それでもマグネティック・コーンスピーカーと比べると、高圧バイアス、穴がたくさんあいた電極、スペーサー、ダイアフラム、そしてインピーダンス変換トランス等多くの部品から出来ています。
>さて、QUAD/ESLの最大の弱点であり、特徴のひとつはその構造強度の脆弱さです。普通にパワーアンプをつなぐと、低音部の強調される演奏では、低音用パネルがビンビンと共振を始めます。これはもともと薄板と金網でできた構造に振動を加えることになるので、止めようがありません。またこれと原因を同じくするのですが、振動板が電極に触れて焼け焦げ穴が開くことがあります。要するに不整振動と低音信号による大振幅動作が原因で電極に振動板が触れた際に、電極間に加圧されている5,000Vの電圧が振動板を焼いてしまうのです。
>
この問題は殆どが高域用のダイアフラムで起こっています。低域用はコンダクティブペイントを電極板の外側に塗っているため、ダイアフラムを焼いてしまうことはなかったようです。インターネットの修理記事の殆どすべてが、高音用のセルの修理に終始していることからもわかるでしょう。
>逆の見方をすれば、この強力な電圧が大きな、しかも薄い振動板を強力に支え、全面均一に近い振動モードを実現できるわけです。振動方向は正確に軸方向になり、大きな平面波を発生させます。
>
高音の指向性はあまりにも鋭くなりすぎ、二人が並んで座って聞くことが出来ないようです。
>ピート・ウオーカー自身も自社のパワーアンプでは、ESLの振動板を焼きつかせるような高電圧が供給されないように、パワーリミッターを組み込めるようにするなどの対策を施しました。
>
>しかしながらいろいろな方策も問題の根本的解決にはならず、これがQUAD/ESLと静電型スピーカーの評価を偏らせることになりました。即ち:
>
>1) 大入力に弱い
>2) 振動板の致命的損傷が、容易におきる
>3) ジャズ・ポップス・大編成オーケストラ演奏などには使えない
>
>そのため静電型スピーカーといえば小編成室内楽専用といわれた時期もあります。私の下宿で向こう三軒両隣から苦情が来るようになったのは、これらの問題の対策を実行し、見事にそれを解決してからのことになります。
しかし、多くのファンを引き付けた理由は、音の透明性と従来の箱入りのスピーカーで必ず起こる低音の共振がないことのようですが。
どのようにこれらの問題を解決したのでしょうか。
よろしかったら、お話下さい。
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■題名 : Re:ESL57
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/11/24(月) 17:10
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▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
>そうですね、数万台を売ったとどこかで読んだことがあります。
>その成功に欠かせなかったのは、デュポン社の開発したマイラーフィルムにあった事実を忘れることはできないでしょう。
その通りです。オーディオ技術と素材は、デュポンに多くを負っております。
>それでもマグネティック・コーンスピーカーと比べると、高圧バイアス、穴がたくさんあいた電極、スペーサー、ダイアフラム、そしてインピーダンス変換トランス等多くの部品から出来ています。
実際、複雑な構造です。ただESLの場合、これらが非常に安定して動作していた点が卓越しておりました。
>この問題は殆どが高域用のダイアフラムで起こっています。低域用はコンダクティブペイントを電極板の外側に塗っているため、ダイアフラムを焼いてしまうことはなかったようです。インターネットの修理記事の殆どすべてが、高音用のセルの修理に終始していることからもわかるでしょう。
確かに中高域ユニットの破損が多かったと思います。これも不思議な感じがしますが、不整ノイズを出すのは低音ユニットの場合が多いようです。
>高音の指向性はあまりにも鋭くなりすぎ、二人が並んで座って聞くことが出来ないようです。
実際、聴取位置許容範囲は、ほとんど中高域ユニットの幅だけでありました。
>しかし、多くのファンを引き付けた理由は、音の透明性と従来の箱入りのスピーカーで必ず起こる低音の共振がないことのようですが。
>どのようにこれらの問題を解決したのでしょうか。
>よろしかったら、お話下さい。
志賀氏へのREPにも説明しておきましたが、基本的には適切なクロスオーバー周波数でESLへの入力信号のうち低音部を取り除き、最低音部はサブウーファーを使用することです。ESLの周波数特性とインピーダンス特性を見ると、意外に中低音部に暴れが有ります(高域は気が遠くなる程インピーダンスが低いですが)。この原因が低域ユニットの振動と構造全体の共振によるものと考え、共振が起らなくなるまで クロスオーバー周波数を下げていったのです。この時使用した機材は、下記の通りです。
チャンネルデバイダー: DBシステムズ DB3-24(24dB/oct., 70Hz)
サブウーファー: ACOUSTIC RESEARCH AR3a
パワ−アンプ: THRESHOLD STASIS2
これは、ESL(57)であったから上手くいった特殊な例です。通常24dB/oct のフィルターを使うと、クロスオーバー周波数付近に-3dBの大きなディップが生じます。
サブウーファーにAR3aを使ったのは、JOSEPH GRADO氏のほうが先であったと、その後友人から聞きました。
余談ですが、このあとスーパーツイータ−を投入してみたところ、如何なる型式のツイーターも結局ESLとの違和感が無くならず、断念しました。
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■題名 : Re:ESL57
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 03/11/25(火) 11:47
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▼APPLE ONEさん:
>▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
>
>>しかし、多くのファンを引き付けた理由は、音の透明性と従来の箱入りのスピーカーで必ず起こる低音の共振がないことのようですが。
>>どのようにこれらの問題を解決したのでしょうか。
>>よろしかったら、お話下さい。
>
>志賀氏へのREPにも説明しておきましたが、基本的には適切なクロスオーバー周波数でESLへの入力信号のうち低音部を取り除き、最低音部はサブウーファーを使用することです。ESLの周波数特性とインピーダンス特性を見ると、意外に中低音部に暴れが有ります(高域は気が遠くなる程インピーダンスが低いですが)。この原因が低域ユニットの振動と構造全体の共振によるものと考え、共振が起らなくなるまで クロスオーバー周波数を下げていったのです。この時使用した機材は、下記の通りです。
>
> チャンネルデバイダー: DBシステムズ DB3-24(24dB/oct., 70Hz)
> サブウーファー: ACOUSTIC RESEARCH AR3a
> パワ−アンプ: THRESHOLD STASIS2
>
>これは、ESL(57)であったから上手くいった特殊な例です。通常24dB/oct のフィルターを使うと、クロスオーバー周波数付近に-3dBの大きなディップが生じます。
>
>サブウーファーにAR3aを使ったのは、JOSEPH GRADO氏のほうが先であったと、その後友人から聞きました。
>
>余談ですが、このあとスーパーツイータ−を投入してみたところ、如何なる型式のツイーターも結局ESLとの違和感が無くならず、断念しました。
エレクトロスタティック・スピーカーには必ず、30−80Hzあたりにセルの共振周波数が生じ、これをうまく解決しないと、この周波数に音のあるソースを聞く時に問題がおこります。ESL63の場合はダイアフラムを引きちぎれる直前まで強くはって、共振周波数を持ち上げ、音の回り込みによる、1500Hzあたりからの音圧低下との合成がフラットになるようにしているようです。ESL57の時はこのような考えがなかったようです。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 初心A
■日付 : 03/12/21(日) 18:20
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「聞くは一時の恥、聞かぬは一生・・・・」ですので思い切って書き込みます。(スレッドテーマとは直接関係ないのですがコンデンサー型SPに適したアンプのことですので宜しくお願いします。)
「コンデンサー型スピーカーはエネルギーそのものはあまり必要としないものの、電力というよりむしろ電圧で動くので、電流増幅を基本としている一般的なソリッドステート式アンプだと、電流が流れすぎて動作が苦しくなる。・・・略・・・・真空管式アンプは電圧増幅を基本としているので、コンデンサー型を鳴らしても苦しくはならない。」
いい音が聴きたい(実用以上のマニア未満のオーディオ入門)
岩波アクティブ新書 岩波書店
97ページより転記
この文は正しい説明なのでしょうか。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/12/21(日) 23:13
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▼初心Aさん:
> 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生・・・・」ですので思い切って書き込みます。(スレッドテーマとは直接関係ないのですがコンデンサー型SPに適したアンプのことですので宜しくお願いします。)
>
> 「コンデンサー型スピーカーはエネルギーそのものはあまり必要としないものの、電力というよりむしろ電圧で動くので、電流増幅を基本としている一般的なソリッドステート式アンプだと、電流が流れすぎて動作が苦しくなる。・・・略・・・・真空管式アンプは電圧増幅を基本としているので、コンデンサー型を鳴らしても苦しくはならない。」
>
> いい音が聴きたい(実用以上のマニア未満のオーディオ入門)
> 岩波アクティブ新書 岩波書店
> 97ページより転記
>
> この文は正しい説明なのでしょうか。
寡聞にして未だ本書を読んでおりませんので、前後の文脈と著者のテーマを良く理解しておりません。
そのため短絡的な意見は差し控えますが、コンデンサー型スピーカーのインピーダンスが極めて低くなることがあるのは周知の事実です。そのため出力トランスを搭載したアンプならばコンデンサー型スピーカーをドライブしても、トランジスタアンプのように大電流に耐えかねて出力段でトラブルを生ずることは少ないと思われます。現実にQUADで用意していたモデル50Eは、トランジスタアンプにもかかわらず出力トランスを積んでいました。もっともこれはBBCなどの局用であったと考えられます。
何れにしろESLにトランジスタアンプが安心して接続できるようになったのは1970年末期のことで、それまではある種の覚悟が必要だったことは事実です。
ではESLに真空管アンプを使えば完璧かというと、なぜ出力トランスを追放するためにエンジニアが躍起になったのかという技術的歴史的事実と、真空管アンプであればすべての点で満足が得られる結果となるかどうかという点で、大いに疑問があります。
本書を読んでみないと、著者の趣旨には何とも判断つきませんが、今どき「ソリッドステート」という言葉を使われているということは、注目に価するのではないかと感じます。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 初心A
■日付 : 03/12/23(火) 20:52
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▼APPLE ONEさん:
こんばんは。
>コンデンサー型スピーカーのインピーダンスが極めて低くなることがあるのは周知の事
>実です。
コーン型やホーン型スピーカのインピーダンス・カーブは飽きるほど見ていますが、コンデンサー型スピーカの方は記憶にありません。(汗)
コンデンサ型のインピーダンスが極めて低くなるのであれば、この著者が普及型のトランジスタ・アンプでの使用を懸念していることは分かりました。
ただ、この説明でトランジスタ(ソリッドステート)は電流増幅、真空管が電圧増幅の
話が出てくるのか理解できません。著者に直接聞かないと分からないことかも知れません。
この本は2002年5月初版で同年12月の5刷を購入しました。
目を通す機会がありましたら、また教えてください。
いろいろ、ご説明頂き有り難うございました。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 03/12/23(火) 21:49
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▼初心Aさん:
コーン型やホーン型スピーカのインピーダンス・カーブは飽きるほど見ていますが、コンデンサー型スピーカの方は記憶にありません。(汗)
>コンデンサ型のインピーダンスが極めて低くなるのであれば、この著者が普及型のトランジスタ・アンプでの使用を懸念していることは分かりました。
>
> ただ、この説明でトランジスタ(ソリッドステート)は電流増幅、真空管が電圧増幅の
>話が出てくるのか理解できません。著者に直接聞かないと分からないことかも知れません。
>
> この本は2002年5月初版で同年12月の5刷を購入しました。
>目を通す機会がありましたら、また教えてください。
>いろいろ、ご説明頂き有り難うございました。
基本的に出力段までは、トランジスタアンプも真空管アンプも電圧増幅のものが多数を占めます。ただ真空管アンプは出力インピーダンスが高くなりがちなので、そこを出力トランスで切り抜けているわけです。著者の見解がこの一点にあるとすれば、あさはかな理解であると判断せざるを得ません。
また、志賀氏の意見にあるようにスピーカーという機材の原理を誤解していることにもなります。
貴殿の御質問の動機が、ESL(コンデンサー型スピーカー)に挑戦してみたいというものであれば、この本の内容は杞憂に過ぎないと感じます。また1980年以降に設計された真空管アンプは、それ以前のものと比べてかなり違った観点からデザインされており、本書の内容にある「真空管アンプ」とは根本的に違ったものであります。
結論としては、本書を気にせず思ったとおり行動されては如何かと思料します。
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■題名 : 有り難うございます
■名前 : 初心A
■日付 : 03/12/26(金) 20:34
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▼APPLE ONEさん:
こんばんは。
>貴殿の御質問の動機が、ESL(コンデンサー型スピーカー)に挑戦してみたいというもの
であれば、この本の内容は杞憂に過ぎないと感じます。
ご親切に有り難うございます。
ホーン・スピーカの道、未だ半ばですので。
入門書は結構好きで衝動買いすることが多いです。
引用した書籍には「電源ケーブルやテーブルタップを高級品に交換すると音は激変する。」と記載されています。個人的には「高級品」と「激変」の文言が不満ですが・・・・オーバーな表現をしないとオーディオの面白さが伝わらないから、致し方ないのかも知れません。
今回、APPLE ONEさんと志賀さんにコンデンサ型スピーカのことを教えて頂きました。
トランジスタの電流増幅率や真空管の増幅率については少し分かりますので、後は自分で
少し考えてみます。
この書籍を批判しているわけではありませんが、入門書の技術的な解説は特に正確に
お願いしたいものです。
志賀さんも含め、有り難うございました。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 志賀
■日付 : 03/12/22(月) 6:35
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼初心Aさん:
>
第三者の発言についてあれこれ言うのは気が進まないのですが一般論として、
> 「コンデンサー型スピーカーはエネルギーそのものはあまり必要としないものの、電力というよりむしろ電圧で動くので、電流増幅を基本としている一般的なソリッドステート式アンプだと、電流が流れすぎて動作が苦しくなる。・・・略・・・・真空管式アンプは電圧増幅を基本としているので、コンデンサー型を鳴らしても苦しくはならない。」
> この文は正しい説明なのでしょうか。
エネルギーを必要としないと言うのは変ですね。スピーカーとは電気エネルギーを音のエネルギーに変換する装置なので、同じ音量で聴くならほぼ同じエネルギーを消費するはずです。効率に差はありますがコンデンサーSP(ESL)が特に効率がいいとは聞いたことがありません。『電流が流れすぎて・・・』も何のことかわけが分かりません。
ちなみに、最近再発売されたQUADのESL-988 というのは、入力インピーダンス8オームだそうです。つまり、電流の流れ方はほぼ同じだと思います。また、出力音圧レベルは86dBとありました。つまり、能率もどちらかというとダイナミック型より少し悪いといった所ですね。
ただ、コンデンサーSPは空気制動がよく効き電磁制動力をほとんど必要としないので、真空管アンプのディメリットの一つ、制動係数が小さい点が欠点とならないということは言えますね。しかし、もう一つの欠点である非直線歪が大きい点は克服されるわけではないので、せっかくのESL の低歪を生かすにはいい半導体アンプを使ったほうが良いと思いますが。
ところで、実際の製品に詳しくないので間違っているかの知れませんが、ESLは昇圧トランスを使っている思います。真空管アンプもOTLでなければトランス(この場合は降圧)を使うので歪の原因であるトランスを2重に使うことになり、トランス嫌いの私としてはやはり真空管アンプは避けたいところですね。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 初心A
■日付 : 03/12/23(火) 21:27
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▼志賀さん:
こんばんは、ご説明を頂き有り難うございました。
>第三者の発言についてあれこれ言うのは気が進まないのですが一般論として、
ここでこの書籍のことを書きますと本スレッド・テーマと大きく離れてしまいます。
また、告げ口のようで気が引けます。
志賀さんにもこの本を読んで頂ければと思います。
サブ・タイトルで分かるようにオーディオの入門書です。そして、発行は
「広辞苑」「岩波理化学事典」の岩波書店です。
それと、志賀さんのサイトを(こっそりと)お邪魔している隠れファンです。
(当然、オーディオに対する趣向は違いますが・・・。)
今後の新テーマを楽しみにしています。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 志賀
■日付 : 03/12/23(火) 22:55
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼初心Aさん:
>
> 志賀さんにもこの本を読んで頂ければと思います。
>サブ・タイトルで分かるようにオーディオの入門書です。そして、発行は
>「広辞苑」「岩波理化学事典」の岩波書店です。
>
実は、この本、HPを作るのに参考にと、読んだことがあります。
全体としてバランスの取れた考えで、共感する所も多々あります。
ただ、技術的な説明となると???という所も多々あり参考にはなりませんでした。
これ以上は陰口になるのでやめておきます。
> それと、志賀さんのサイトを(こっそりと)お邪魔している隠れファンです。
>(当然、オーディオに対する趣向は違いますが・・・。)
>今後の新テーマを楽しみにしています。
有難うございます。スピーカーのことを取り上げたいのですが、なかなか奥が深く
うかつには書けません。目下構想中といったところです。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 04/1/9(金) 10:06
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▼志賀さん:
>ところで、実際の製品に詳しくないので間違っているかの知れませんが、ESLは昇圧トランスを使っている思います。真空管アンプもOTLでなければトランス(この場合は降圧)を使うので歪の原因であるトランスを2重に使うことになり、トランス嫌いの私としてはやはり真空管アンプは避けたいところですね。
4オームや8オームのスピーカーをドライブするための真空管アンプは避けたい、つまり現在のトランジスターアンプの方がすべての点でESLをドライブするのに都合の良いことは確かですが、一部のESLマニアが言っている真空管アンプとはESLの昇圧トランスを取り外して、真空管の高インピーダンスをESLに直接つなぐ真空管アンプのことを言っています。ただ、パーツの調達とメインテナンスが大変なようです。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 志賀
■日付 : 04/1/9(金) 11:40
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
>4オームや8オームのスピーカーをドライブするための真空管アンプは避けたい、つまり現在のトランジスターアンプの方がすべての点でESLをドライブするのに都合の良いことは確かですが、一部のESLマニアが言っている真空管アンプとはESLの昇圧トランスを取り外して、真空管の高インピーダンスをESLに直接つなぐ真空管アンプのことを言っています。ただ、パーツの調達とメインテナンスが大変なようです。
そのようですね。
etrt99 さんのレス(1月4日)にもOTL アンプを使う製作記事のことが紹介してありました。
確かに大変そうですね。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : etrt99
■日付 : 04/1/2(金) 23:28
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▼初心Aさん:
> 「聞くは一時の恥、聞かぬは一生・・・・」ですので思い切って書き込みます。(スレッドテーマとは直接関係ないのですがコンデンサー型SPに適したアンプのことですので宜しくお願いします。)
少し前のテーマに何をいまさらの感はありますが、上記質問に対する参考になればと
投稿します。
国産コンデンサーSPメーカーでSTAX社のアンプをかなり昔に使用していましたが
そのアンプの取説にコンデンサーSPを使用する場合の注意として下記の記述がありました.
コンデンサーSPはDCにおいて1オーム程度になる為、レコードの偏心/ソリ、
あるいは外部からの震動のようにDCに近い成分が加わった時、ショート回路が働いて
ポツポツという音が発生する場合もあります。万一、こういう状態に成った場合は
1〜2オーム(30W型)の抵抗を本機出力端子とスピーカーの間に挿入し、AC/
DCスイッチをACにして下さい。
(このSTAX社アンプは石A級90W 負荷2オーム以上で同社のコンデンサーSP
の使用を想定されていると思います。AC/DCスイッチとはAC側において、
超低域をカットするコンデンサーが入力回路に入っています。)
又、このアンプ及び下記の記載はCDが発売される前のものです。
余談ながら、池袋奥の雑司が谷のSTAX視聴室にSPとアンプを購入する予定で
最終決断の為、行った結果、コンデンサーSPは後面に音が出る為、壁から1M離して
欲しいとアドバイスされたので、狭い我が家には設置出来ないと諦め、後日アンプと
イヤースピーカーのみ購入して、幽霊が出そうで怖かった墓地の中に有った洋館の
視聴室から逃げ帰った記憶があります。
クオードESLの記述を紹介します。
(文部省認定通信教育オーデイオ講座テキストより)
コンデンサスピーカーは振動膜が非常に軽いことと、放射面積が広いために、ダンピング
が非常に良くて、過渡特性が抜群によく、繊細な音をよく再生するという長所が有ります
その為、弦楽四重奏といったデリケートなものの再生には絶対的な強みを示しますが
一方、腹にズシンとくるような馬力には多少欠けるところがあります。
商品となっているものでは、クワドのコンデンサー.スピーカーが最も有名で、これは
わが国でもかなりの人に使われています。このスピーカーはうまく作ってあって、特に
このスピーカー用のアンプというものを必要としません。
(以上 原文のまま)
私の推測ですが、クオードESLは公称インピーダンスが8オーム以上で一般のSP
と変わらないので(特にこのスピーカー用のアンプというものを必要としません)
と著者の方が書いているのだと思っています。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 初心A
■日付 : 04/1/3(土) 16:34
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▼etrt99さん:
今晩は。
>少し前のテーマに何をいまさらの感はありますが、上記質問に対する参考になればと
>投稿します。
いえいえ、大変興味深いお話です。有り難うございます。
スタックス社のコンデンサSPのお話ですが、インピーダンスが1Ωですか、
これではドライブが難しそうです。ユーザ側に1−2Ωの抵抗の挿入を要求するのであれば、メーカ側でマッチング・トランスを用意するのが正解だったのかな?と思います。
これに比較して、クオード社のコンデンサSPは普通のSPのように使えるように
配慮をしているわけですね。日本メーカと英国メーカの違いなんでしょうか。
また、何かありましたら教えてください。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : ishi
■日付 : 04/1/4(日) 12:17
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▼皆さん初めまして:
STAXを使っていますishiと申します。横レスで失礼致します。
「負荷が1オーム以下になぜなるか」の補足ですが
私のコンデンサSPが長持ちしている説明にもなるのですが、子育て時代はGECKT-88
2ペァ代金が捻出できずクリスキットP-35を組み立てて鳴らしてきましたが、とにかく
ヒューズが飛ぶのです。スイッチONで飛び、1日鳴らないこともあり翌日は飛ばないな
どなど。もしかして、と球AMPで鳴らしてからP-35に接続換えするとOKなのです。
ユニットは細かい網に包まれていますが、より細かいチリが静電気で吸い寄せられアース
に落ちてショート状態にあると思われます。駆動力の強いAMPで鳴らすとスパーク発生
を伴っていると考えられます。
現在、etrt99さんが昔使われていたものと同じDA-80Mで鳴らしています。この時代のカ
ートリッジは球検波のCP-Xで低域のノイズが多く、とても入力切り替えスイッチでは対応
出来ずCP-Y開発へ進まれたと思います。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : etrt99
■日付 : 04/1/3(土) 16:21
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横レスで大変失礼いたします。正月休みで暇で投稿致します。
▼初心Aさん:
「コンデンサー型スピーカーはエネルギーそのものはあまり必要としないものの、電力というよりむしろ電圧で動くので、電流増幅を基本としている一般的なソリッドステート式アンプだと、電流が流れすぎて動作が苦しくなる。・・・略・・・・真空管式アンプは電圧増幅を基本としているので、コンデンサー型を鳴らしても苦しくはならない。
>
> この文は正しい説明なのでしょうか。
古いMJ誌に記載された森川忠勇さんのコンデンサー型SP用AMP製作記事を紹介します。
コンデンサー型ではその名の通り抵抗値は無限大で、直流は全く流れません、コンデンサーとしても200〜500pf程度の容量ですから、交流信号電流もほとんど流れません
。その代わり電極間の静電力によって振動するので電圧としては非常に高電圧を必要と
します。用いるスピーカーにもよりますが大体1kv〜3kv(RMS)の信号電圧を
必要とします。アンプの負荷としては、出力電力としては全く考える必要は無く、出力
電圧のみに着目していかに高電圧を出させるかを考えればよいのです。アンプの出力電圧
の大小はアンプの電源電圧によってほとんど決定されますから、その点で電源電圧の低い
トランジスターアンプはコンデンサースピーカーのドライブには適当でないことが判ると
思います。
(参考:森忠さんの試作されたアンプはEL34PP−BTLでした)
STAX社のSPのインピーダンス特性が電波科学83年11月号、月刊オーデイオ
83年11月号、ラジオ技術83年10月号等に記載されています。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 志賀
■日付 : 04/1/3(土) 21:45
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼etrt99さん:
横レスの横レスですが、
>
>古いMJ誌に記載された森川忠勇さんのコンデンサー型SP用AMP製作記事を紹介します。
>コンデンサー型ではその名の通り抵抗値は無限大で、直流は全く流れません、コンデンサーとしても200〜500pf程度の容量ですから、交流信号電流もほとんど流れません
>。その代わり電極間の静電力によって振動するので電圧としては非常に高電圧を必要と
>します。用いるスピーカーにもよりますが大体1kv〜3kv(RMS)の信号電圧を
>必要とします。アンプの負荷としては、出力電力としては全く考える必要は無く、出力
>電圧のみに着目していかに高電圧を出させるかを考えればよいのです。アンプの出力電圧
>の大小はアンプの電源電圧によってほとんど決定されますから、その点で電源電圧の低い
>トランジスターアンプはコンデンサースピーカーのドライブには適当でないことが判ると
>思います。
>
この方の話しも、やはりおかしいですよ。
スピーカーから音を出すのに例えコンデンサーSPであろうと電力(=電気エネルギー)がいらないというのは物理の基本法則のエネルギー保存則に反します。ということは、どこかに誤りがあるということです。
何故このような誤解が生ずるかといえば、ESLをコンデンサーと考えるからだと思います。
確かに純粋コンデンサー負荷だと電流が流れても力率が 0(電圧との位相差が90度)なので電力は消費しません。しかし、ESLの場合は極板が動くため電流の位相がずれ、力率が有限になりそれ相応の電力を消費します。すなわち、そのSPの能率に応じた電力が必要です。もちろん、昇圧しているので電流値そのものは小さいですが電圧が大きいので、昇圧トランスの1次側、つまりアンプから見れば定格インピーダンスの前後の負荷で駆動することになると思います。
なお、ESLのインピーダンスは高域でかなり小さくなるようですが、これはコンデンサーのリアクタンス成分の低下によるもので、電流は流れても力率は0に近いのでアンプの負担にはならないと思います。
ただ、古いESLで、真空管アンプで駆動することを前提として設計されていた場合は、その頃の半導体アンプで駆動すると何か問題が生じたのかもしれません。
なお、QUADのデータは
http://www.stereophile.com/loudspeakerreviews/720/index7.html
にあります。
かなり意外なインピーダンス周波数特性を示すのに驚きました。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : etrt99
■日付 : 04/1/4(日) 1:06
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▼志賀さん:初心Aさん
MJ誌コンデンサーSP用アンプ製作記事で紹介不足が有りましたので追記いたします。
>>コンデンサー型ではその名の通り抵抗値は無限大で、直流は全く流れません、コンデンサーとしても200〜500pf程度の容量ですから、交流信号電流もほとんど流れません
>>。その代わり電極間の静電力によって振動するので電圧としては非常に高電圧を必要と
>>します。用いるスピーカーにもよりますが大体1kv〜3kv(RMS)の信号電圧を
>>必要とします。アンプの負荷としては、出力電力としては全く考える必要は無く、出力
>>電圧のみに着目していかに高電圧を出させるかを考えればよいのです。アンプの出力電圧
>>の大小はアンプの電源電圧によってほとんど決定されますから、その点で電源電圧の低い
>>トランジスターアンプはコンデンサースピーカーのドライブには適当でないことが判ると
>>思います。
>>
森忠さんの製作記事はEL34をBTLで4本使用し、OPT無し及びSP側にマッチングトランス無しで、(バイアス用電源回路は別途有る)EL34のプレートから取り出した高電圧でSTAX社のフルレンジユニットを直接駆動するものです。マッチングトランス無しですから、電圧の高い真空管の方が適していると私も思います。(但し、EL34
のプレート電圧で直接駆動して元々出力音圧レベルが低いコンデンサー型を鳴らせたか
どうか?はMJ誌の次号に記載されていて、自宅で発見出来ませんでした。)
森忠さんが製作記事で使用したSTAX社のユニットは公称インピーダンスが20〜5k
Hzが16オーム以上で5KHz〜20KHz間は4オーム以上で、その為か?
記事の中で、(コンデンサースピーカーはアンプの負荷としては非常に軽いものと言える)と記述されています。
>
>なお、QUADのデータは
>
>http://www.stereophile.com/loudspeakerreviews/720/index7.html
>
>にあります。
>
>かなり意外なインピーダンス周波数特性を示すのに驚きました。
サイトのインピーダンス周波数特性は100Hzと10KHzにかなりのピークが有り
20KHz付近では2オームを示し、ラジオ技術に記載されたSTAX社のユニットの
特性とかなり異なることが判りました。(STAX社のEK−1ユニットは低域から超高域へなだらかに下がり、ピークは無く最高/最低値は同じ位)
アドバイス有難う御座います。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 初心A
■日付 : 04/1/4(日) 9:42
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▼etrt99さん:
お早うございます。
森川さんが製作されたアンプはスタックス社製コンデンサ型SPのカスタム用ということで分かりました。より深くはこの製作記を読まないと理解できないだろうし・・・
読んでも私には意味ぷーかもしれません。(^_^;)
有り難うございました。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 志賀
■日付 : 04/1/4(日) 10:31
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼etrt99さん,初心Aさん:
>森忠さんの製作記事はEL34をBTLで4本使用し、OPT無し及びSP側にマッチングトランス無しで、(バイアス用電源回路は別途有る)EL34のプレートから取り出した高電圧でSTAX社のフルレンジユニットを直接駆動するものです。マッチングトランス無しですから、電圧の高い真空管の方が適していると私も思います。(但し、EL34
なるほど。ダイレクト駆動ならOTLアンプが最適なんでしょうね。
実はこのスレッドにあえて発言したのは、真空管駆動がいいか、半導体駆動がいいかということより、初心者Aさん、etrt99さんが引用された文面に、ESLは電力(エネルギー)を必要としないと書いているのが気になったからです。
何度も言いますように、同じ音量で聴くなら能率の点で劣るESLのほうがむしろ大きい電力を必要とすると言いたかったわけです。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : etrt99
■日付 : 04/1/4(日) 23:12
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▼志賀さん:
>
>実はこのスレッドにあえて発言したのは、真空管駆動がいいか、半導体駆動がいいかということより、初心者Aさん、etrt99さんが引用された文面に、ESLは電力(エネルギー)を必要としないと書いているのが気になったからです。
>
>何度も言いますように、同じ音量で聴くなら能率の点で劣るESLのほうがむしろ大きい電力を必要とすると言いたかったわけです。
判りました。有難う御座います。(電気の国家資格を10コ近く所有し、長年仕事で
電気工事の設計及び工事監督をしている割には力率・相のことを今だよく理解出来て
いないのですが。)
昔、ホテル グランドパレスで開催されていた時に、故 山中敬三さんの解説でESL
63がマーク.レビンソンのアンプに接続されてバロックのオルガン曲を聴きましたが、
アンプの天板が火傷しそうな位、熱くなっていたことを思い出します。ESLはサブウーハやアンプの選択及びセッテイングまで含めて、難しいSPであることを再認識致しました。
追伸
昭和50年代のAA誌もしくはSTEREO誌のどちらかに、当時国内に有るクオード
ESLで一番良く鳴っているESLを所有している(と書かれていた)評論家の江川三郎さん宅にピートウオーカー(だったと思う)が来日の際に訪問した時の記事が有ったことを思い出しました。
正月休みの間に、発見できれば(クオードESLの謎)の一部が判明するかも知れません
全力で探して、発見出来たら紹介します。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 04/1/9(金) 9:43
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▼志賀さん:
>何度も言いますように、同じ音量で聴くなら能率の点で劣るESLのほうがむしろ大きい電力を必要とすると言いたかったわけです。
全くそのとうりです。大出力のアンプが必要です。
以前、トランジスターアンプよりも真空管アンプが合うといわれたのは、エレクトロスタティック・スピーカーの高域インピーダンスが極端に低くなる、確か1オーム以下、になるため、当時のトランジスター・アンプにはきつかったのではなかったかと思います。
志賀さんの投稿でESL989のインピーダンス特性を初めて見ましたが、驚きました、高域のインピーダンスが高くなっていますね。このモデル、ESL989、では高域でのインピーダンスをあげるために何か手を打っているのかもしれません。ESL988も同じでしょうが。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 志賀
■日付 : 04/1/9(金) 11:45
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
>志賀さんの投稿でESL989のインピーダンス特性を初めて見ましたが、驚きました、高域のインピーダンスが高くなっていますね。このモデル、ESL989、では高域でのインピーダンスをあげるために何か手を打っているのかもしれません。ESL988も同じでしょうが。
以前のモデル ESL-63 にも高域に鋭いピークがあります。
http://www.stereophile.com/loudspeakerreviews/416/index11.html
評者は、原因は良くわからないが、プラスッティックグリッドのヘルムホルツ共鳴
でなないかと言っていますが、私には、構造のディテールを知らないので、よくわかりません。
ただ、ESLで高域インピーダンスが低くなるのは、静電容量(約 500pF 位?)
のリアクタンスの低下によるものでパワーを消費しないのではないでしょうか?
500pF で 1:200 位の昇圧トランスを使っているなら20kHz 位になれば
確かに1次側では1オーム以下になるはずです。
つまり、高域インピーダンスの上昇は故意というより構造上そうなってしまった
のかもしれません。
それより、気になるのは低域の鋭いピークです。
この鋭さからみると、可動極板(膜)の共鳴とは思えません。
具体的な構造を知らないので全くの想像ですが、固定極板が共鳴を起しているような気がします。
いかがでしょうか?
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 04/1/9(金) 12:47
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▼志賀さん:
>▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
>
>>志賀さんの投稿でESL989のインピーダンス特性を初めて見ましたが、驚きました、高域のインピーダンスが高くなっていますね。このモデル、ESL989、では高域でのインピーダンスをあげるために何か手を打っているのかもしれません。ESL988も同じでしょうが。
>
>以前のモデル ESL-63 にも高域に鋭いピークがあります。
>
>http://www.stereophile.com/loudspeakerreviews/416/index11.html
>
これは驚きです。私が見たESL63のデータでは高域のインピーダンスは下がっていると記憶しています。もういちどチェックしてみます。
>評者は、原因は良くわからないが、プラスッティックグリッドのヘルムホルツ共鳴
>でなないかと言っていますが、私には、構造のディテールを知らないので、よくわかりません。
両方の電極を格子上のプラスチックで電極の外側から支えています。電極が薄いプラスチックで出来ているためです。
>ただ、ESLで高域インピーダンスが低くなるのは、静電容量(約 500pF 位?)
>のリアクタンスの低下によるものでパワーを消費しないのではないでしょうか?
>
>500pF で 1:200 位の昇圧トランスを使っているなら20kHz 位になれば
>確かに1次側では1オーム以下になるはずです。
>
それが私のみた、記憶に在るインピーダンス特性です。
>つまり、高域インピーダンスの上昇は故意というより構造上そうなってしまった
>のかもしれません。
>
>それより、気になるのは低域の鋭いピークです。
>
>この鋭さからみると、可動極板(膜)の共鳴とは思えません。
>
>具体的な構造を知らないので全くの想像ですが、固定極板が共鳴を起しているような気がします。
>
>いかがでしょうか?
低域の共振はESLには必ずあります。セルのサイズ、ダイアフラムの張りの強さにもよりますが20−100Hzの間にでてきます。これはダイアフラムの共振ですが、固定極板が共振している可能性もありますね。ただし、その場合は音が少し違うのではないかと思います。私にはそれを聞き分けたことはありませんが。
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■題名 : Re:QUAD ESLの話
■名前 : 初心A
■日付 : 04/1/3(土) 22:53
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▼etrt99さん:
今晩は。再度のレス有り難うございます。
コンデンサ型SPのことは良く分からないのですが、一般的には高い直流電圧を固定電極と振動膜間に掛けておき、それにマッチング・トランスを介してオーディオ信号を重畳
させて加えるものかなと・・・思っています。
ですから、アンプはこのトランスを駆動すれば良いわけで、トランジスタも真空管も
関係ないと思っています。コンデンサ型SPのインピーダンスが小さくなるのであれば
それに耐えるトランジスタアンプを使えば良いわけです。かなり高価なアンプになるでしょうが・・・・。
と言うわけで、折角ご紹介頂いた森川さんの下記説明は私には理解ができません。
>。その代わり電極間の静電力によって振動するので電圧としては非常に高電圧を必要と
>します。用いるスピーカーにもよりますが大体1kv〜3kv(RMS)の信号電圧を
>必要とします。アンプの負荷としては、出力電力としては全く考える必要は無く、出力
>電圧のみに着目していかに高電圧を出させるかを考えればよいのです。アンプの出力電圧
>の大小はアンプの電源電圧によってほとんど決定されますから、その点で電源電圧の低い
>トランジスターアンプはコンデンサースピーカーのドライブには適当でないことが判ると
>思います。
>
───────────────────────────────────────
■題名 : ESLに適したアンプ
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 04/1/9(金) 9:20
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>古いMJ誌に記載された森川忠勇さんのコンデンサー型SP用AMP製作記事を紹介します。
>コンデンサー型ではその名の通り抵抗値は無限大で、直流は全く流れません、コンデンサーとしても200〜500pf程度の容量ですから、交流信号電流もほとんど流れません
>。その代わり電極間の静電力によって振動するので電圧としては非常に高電圧を必要と
>します。用いるスピーカーにもよりますが大体1kv〜3kv(RMS)の信号電圧を
>必要とします。アンプの負荷としては、出力電力としては全く考える必要は無く、出力
>電圧のみに着目していかに高電圧を出させるかを考えればよいのです。アンプの出力電圧
>の大小はアンプの電源電圧によってほとんど決定されますから、その点で電源電圧の低い
>トランジスターアンプはコンデンサースピーカーのドライブには適当でないことが判ると
>思います。
トランジスターアンプでも駆動できますが、電源電圧が高い方が有利です。現在のQUADはステップアップ・トランスとして250:1のものを使っています。(ESL57の時は110:1でした。)トランスの出力端では数千Vから1万Vが出ているといわれています。一般にエレクトロスタティック・スピーカーは能率が低いので、高出力のアンプが必要です。
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 初心A
■日付 : 04/1/9(金) 20:08
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▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
今晩は。
>トランジスターアンプでも駆動できますが、電源電圧が高い方が有利です。
アンプの出力を大きくするため電源電圧が高い方が有利と理解して良いのですか。
負荷は現在のQUADはステップアップ・トランスとして250:1のもの。
アンプは通常よくあるトランジスタアンプとします。
お手数をお掛けします。
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 04/1/12(月) 8:23
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>>トランジスターアンプでも駆動できますが、電源電圧が高い方が有利です。
>
> アンプの出力を大きくするため電源電圧が高い方が有利と理解して良いのですか。
アンプの出力を大きくすると言うよりも、ESLは電圧でダイアフラムを駆動するからです。
> 負荷は現在のQUADはステップアップ・トランスとして250:1のもの。
> アンプは通常よくあるトランジスタアンプとします。
>
> お手数をお掛けします。
もし、ステップアップ・トランスが50:1で、他の条件(ESLの構造)が同じだとしたら、より電源電圧の高い高出力のトランジスタアンプが必要です。250:1はその点で駆動し安くしてあります。
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 初心A
■日付 : 04/1/12(月) 22:43
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▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
今晩は。レス有り難うございます。
>>>トランジスターアンプでも駆動できますが、電源電圧が高い方が有利です。
>> アンプの出力を大きくするため電源電圧が高い方が有利と理解して良いのですか。
>アンプの出力を大きくすると言うよりも、ESLは電圧でダイアフラムを駆動するからです。
「トランジスタアンプの電源電圧は何ボルトか?」はカタログには書いてないし、
ショップの人も分からない。メーカの営業の人も分からない?(多分)
トランジスタアンプの主流はSEPPでしょうから、その出力の近似は確か
Po max = 電源電圧*電源電圧/8*負荷抵抗
電源電圧の高いトランジスタアンプは、出力が大きいトランジスタアンプと同じことか
と思ったしだいです。
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 04/1/13(火) 7:32
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>>>>トランジスターアンプでも駆動できますが、電源電圧が高い方が有利です。
>>> アンプの出力を大きくするため電源電圧が高い方が有利と理解して良いのですか。
>
>>アンプの出力を大きくすると言うよりも、ESLは電圧でダイアフラムを駆動するからです。
>
> 「トランジスタアンプの電源電圧は何ボルトか?」はカタログには書いてないし、
> ショップの人も分からない。メーカの営業の人も分からない?(多分)
>
> トランジスタアンプの主流はSEPPでしょうから、その出力の近似は確か
>
> Po max = 電源電圧*電源電圧/8*負荷抵抗
>
> 電源電圧の高いトランジスタアンプは、出力が大きいトランジスタアンプと同じことか
> と思ったしだいです。
大まかに言うと、そういう傾向にあると思います。
上の式の8はどこから来るのでしょうか?
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 初心A
■日付 : 04/1/14(水) 23:10
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▼舘野洋一郎 VK2YTさん:
今晩は。
式の定義が不明確で失礼しました。
>> トランジスタアンプの主流はSEPPでしょうから、その出力の近似は確か
>> Po max = 電源電圧*電源電圧/8*負荷抵抗
>大まかに言うと、そういう傾向にあると思います。
>上の式の8はどこから来るのでしょうか?
私が引用した上記の式は、
A:電源電圧Vcc(+電源のみ)の出力コンデンサー付のSEPP回路。
B:電源電圧+Vcc/2、−Vcc/2(2電源)として出力コンデンサを
なくしたSEPP回路。
のものです。
最大出力電力は実効最大出力電圧と実効最大出力電流の積ですから
Po max = {Vcc/(2*1.41)}*{Vcc/(2*1.41*Rl)}
= Vcc*Vcc/(8*Rl)
(1.41はルート2です。)
B’:電原電圧 +Vcc −Vcc(2電源)として出力コンデンサをなくした
SEPP回路で
Po max=Vcc*Vcc/(2*Rl) と記述したものもあります。
上の式も、下の式も同じことです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
参考文献 ソリッドステートアンプの設計 CQ出販社
実験で学ぶ最新トランジスタ・アンプの設計法(黒田 徹)ラジオ技術社
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 舘野洋一郎 VK2YT tateno@nectar.com.au>
■日付 : 04/1/16(金) 10:04
-------------------------------------------------------------------------
どうもありがとうございました。
良く分かりました。
> 私が引用した上記の式は、
>A:電源電圧Vcc(+電源のみ)の出力コンデンサー付のSEPP回路。
>B:電源電圧+Vcc/2、−Vcc/2(2電源)として出力コンデンサを
> なくしたSEPP回路。
> のものです。
>
> 最大出力電力は実効最大出力電圧と実効最大出力電流の積ですから
>
> Po max = {Vcc/(2*1.41)}*{Vcc/(2*1.41*Rl)}
>
> = Vcc*Vcc/(8*Rl)
>
> (1.41はルート2です。)
>
>B’:電原電圧 +Vcc −Vcc(2電源)として出力コンデンサをなくした
> SEPP回路で
>
> Po max=Vcc*Vcc/(2*Rl) と記述したものもあります。
>
> 上の式も、下の式も同じことです。
>
>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>
> 参考文献 ソリッドステートアンプの設計 CQ出販社
> 実験で学ぶ最新トランジスタ・アンプの設計法(黒田 徹)ラジオ技術社
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 志賀
■日付 : 04/1/13(火) 21:35
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
-------------------------------------------------------------------------
▼初心Aさん:
またまた横から失礼します。
>
> 「トランジスタアンプの電源電圧は何ボルトか?」はカタログには書いてないし、
> ショップの人も分からない。メーカの営業の人も分からない?(多分)
>
> トランジスタアンプの主流はSEPPでしょうから、その出力の近似は確か
>
> Po max = 電源電圧*電源電圧/8*負荷抵抗
>
> 電源電圧の高いトランジスタアンプは、出力が大きいトランジスタアンプと同じことか
> と思ったしだいです。
上に書かれた式は、
Po max = 電源電圧*電源電圧/8(負荷抵抗)
という意味ではないですか? つまり、8は8オーム負荷の場合。
ただし、電圧は電源電圧でなく、負荷にかかる実効交流電圧でピーク値はこれの1.4倍です。
ということにして、私のアンプには結構データが載っているので調べてみました。
負荷インピーダンスと出力の関係は
140W(4オーム負荷)、 120W (6オーム)、100W(8オーム)となっています。
上式で単純に計算しますと、それぞれにつき、23.7V、27V、28.3V となり一定値となりません。これは、アンプの内部インピーダンスの影響です。内部インピーダンスの影響が少ない8オームの値+αとして、実行出力電圧を30Vとすればピーク電圧は42V となります。ただし、上の出力は無歪出力なので、さらにかなり大幅なマージン電圧が必要です。で実際のパワーTRにかかる電源電圧は±68V となっています。
つまり、必要な電源電圧は大雑把には上の式の電圧の2, 3倍は必要ということのようです。
それに見合った、耐電圧、電流容量の半導体、電源の電流容量が必要なのは言うまでもないことですが。
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 初心A
■日付 : 04/1/13(火) 22:44
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▼志賀さん:
今晩は。
>またまた横から失礼します。
いえいえ、ご指摘有り難うございます。
舘野洋一郎 VK2YT さんの方に詳細に書きますのでそちらをご覧ください。
(おかしい箇所がありましたらご指摘ください。)
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 志賀
■日付 : 04/1/14(水) 11:06
■Web : http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/Audio.htm
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▼初心Aさん:
>舘野洋一郎 VK2YT さんの方に詳細に書きますのでそちらをご覧ください。
>(おかしい箇所がありましたらご指摘ください。)
早とちり失礼しました。引用された式の負荷抵抗は掛けるのではなく、分母に入るのですね。
私のアンプで計算すると、最大出力を与える 4オーム負荷の場合 Vcc=67 V となり、確かに、実際の電源電圧68 Vとほぼ一致します。
負荷抵抗を大きくした時の出力は、この式で求まるより大きくなるのですが、この場合どのように計算出来るのか、何か分かれば教えて下さい。
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■題名 : Re:ESLに適したアンプ
■名前 : 初心A
■日付 : 04/1/16(金) 19:46
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▼志賀さん:
今晩は
>早とちり失礼しました。引用された式の負荷抵抗は掛けるのではなく、分母に
>入るのですね。
いえいえ、ご指摘有り難うございました。お陰様で修正できました。
下記項目ですが「オーディオの科学」の管理者さんには腰が引けますが、
参考にしてください。
実はTRアンプの自作や設計の経験はありません。(汗)
>私のアンプで計算すると、最大出力を与える 4オーム負荷の場合 Vcc=67 V
> となり、確かに、実際>の電源電圧68 Vとほぼ一致します。
>負荷抵抗を大きくした時の出力は、この式で求まるより大きくなるのですが、
>この場合どのように計算出>来るのか、何か分かれば教えて下さい。
私ならば考える前に最大出力時(4オーム、8オーム)の各部の電圧を測定
します。
使用測定器:低周波発振器、オシロスコープ、4オームと8オームのダミー負荷
測定場所: Vcc、 Vce(sat){トランジスタのコレクタ・エミッタ
間飽和電圧、}
Re {エミッタ抵抗} その他(出力リレーの接触抵抗、など)
Rl{負荷}
これらの電圧値が分かれば,要因は分かりやすいと思います。
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■題名 : 弔報
■名前 : APPLE ONE
■日付 : 04/2/14(土) 14:51
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最近PRESSに無頓着になっていたため、迂闊にも重大なニュースを見落としていました。
現QUAD社の創始者であり、ESL及びESL63その他多くの同社製品の開発者であり、稀代の名エンジニアであったピーター・ジェームス・ウオーカー氏が、昨年12月12日に死去されました。
私はあなたの送り出した製品を通して、音楽の愉しみとはどんなに素晴らしいものであるかを学びました。ここに心からの感謝と哀悼の意を表します。
私は、決してあなたを忘れません。
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■題名 : Re:弔報
■名前 : あらら。
■日付 : 04/2/15(日) 18:41
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悲しいことですね。
QUAD製品は金銭的に使用できなかったけれど若い頃からいつも憧れ
の的でした。そうでしたか...世界中の多くの方に幸せを提供されて...。
ご冥福をお祈りいたします
http://audiofan.net/board/data/audio/log/tree_130.htm
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/216.html#c107
これはオーディオの触覚に関する無駄話です。
音質の話はほとんど出てこないので、あしからず。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22485795.jpg
オーディオシステムで最も頻繁に触る場所といえば、ボリュウムです。
ボタン式もありますが、大抵はツマミ、ダイヤル、ノブ、そういう名前で呼ばれる物、指で掴んでクルクル回す部品によって人は音量を調整する。このボリュウムを操作する時の感触というものはオーディオファイルが感じる、ほぼ唯一の触感で、プリアンプの印象、ひいてはオーディオシステム全体のインプレッションに影響を与える重要なものだと思います。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22531396.jpg
私が、このボリュウムを回す感覚の違いに目覚めたのは、ジェフロウランドのシナジーを使い始めた頃から。このメーカーのプリアンプのボリュウムはどれも粘るような感触があります。これはイッキにくるりと回すことはできません。初動は遅く、ネバネバ。回すのを止めるとわずかに戻るのではないかと思うほど、しつこく粘る感じです。グリスが注入されているのでしょうか。少し回しただけで、ボリュウムの数値はすぐに変わるので問題はないのですが、この回し味は忘れがたいものがあります。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22492994.jpg
これらとは、全く異なる感触のボリュウムとしてCelloのオーディオパレットのボリュウムが挙げられるでしょう。Violaのプリアンプも同じですが、軽く細かいクリックステップでカタカタッと回せます。金属の細かい櫛を爪で弾くような繊細なタッチが素晴らしい。
このボリュウムを回していると、「・・・小さい人が黄金の槌で瑪瑙の碁石でも続け様に敲いているような・・・」という漱石のエッセイの一節が蘇ります。可愛いらしくも、どこか豪奢な感触がここにはあります。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_2249991.jpg
継ぎ目なく滑らかに回るボリュウムは沢山あります。
例えば Marklevinson No.32L のボリュウム。これは0.1dBのステップで変わっていきますので非常に細かい調節が可能です。音もなく摩擦もなくクルクルと回るかのようですが、手を離しても惰性で回ることはなく、ピタリと止まります。後期型は速度感応式なので、早く回すと1dB以上のステップで変わり、遅く回すと0.1dBのステップで変わってくれる。いままで使った中では、感じとしては最も高精度で回しやすいボリュウムの一つです。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22504275.jpg
Constellation audioのアンプのボリュウムはこのNo.32Lのボリュウムにかなり近い印象ですが、さらに軽くカラカラと回る感じです。ツマミが小さくて、スベスベしているので少し掴みずらい。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22501797.jpg
TACT audioのミレニアムのボリュウムは滑らかに回るのですが、これは独特。大きなボールベアリングを仕込んだボリュウムが、まるで石臼のようにゴロゴロ回ります。この回し味には鈍さはまるでなく、むしろ摩擦は少ないようです。惰性でグルリと回せそうなほど。口径が大きなボリュウムで、エイッと回す感じがダイナミックですね。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22504993.jpg
Accuphaseのプリアンプのボリュウムはシットリしています。これは分厚いマグロの赤身を味わう時の舌触りに似た感触です。これはトロじゃないですね。アッサリもしていますから。少し重たく感じるほど確固たる回し味なのですが、柔らかく、微妙に粘るような、微かな湿度を感じる反発感が指にそれとなく伝わります。あくまでそれとなくですが。
アキュフェーズのプリアンプのボリュウムは大きなアルミの削り出しの部品で、その軸を受けていますので、微かなガタツキもなく非常にしっかりと高精度に回せることが特徴です。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_2249358.jpg
逆に、FM acousticsのボリュウムは回すときの味わいでオーナーを楽しませることには全く関心がないようです。実にドライ。金メッキされたノブを掴んで回しても、その感触には、なんの喜びもありません。このアンプの値段には、とても釣り合わないボリュウムなのですが、出てくる音が凄いので許してしまうのです。つまり、このボリュウムには出音による言い訳が必要かと。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22502585.jpg
Boulderのボリュウムですが、これは変わりもの。鏡面仕上げの一枚の丸い板がフロントパネルとツライチではめ込まれています。人差し指で押しながらクルクル回すわけですが、その動作はまるで魔法でもかけているようです。非凡なほどの究極の平凡さを目指した平明なBoulderサウンドにしては、このボリュウムは変り種すぎると私は見ています。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22503549.jpg
もっと変わりものは、少し古いプリアンプですが、クラッセのオメガプリのボリュウムでしょう。これはコマのようなホイールを横に回すものです。私個人としては微調節がしづらい印象があり、あまりいいとは思いませんでしたが、個性的という意味では最右翼でしょう。このホイールを一生懸命に回して音量を調節する姿勢や仕草は、他のプリアンプを操作する風景とは違って、どこかコマ回しに似ています。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_2250164.jpg
GOLDMUNDのMimesis22 のボリュウムノブに触ると、非常に指のかかりが良いことに気がつきます。これはGOLDMUNDのボリュウムがクラシックライカの巻上げノブを真似ていることと無関係ではありません。かつて家一軒ほどの対価を要求するほど高価であったライカのフィルムカメラの重要パーツです。そのつくりの周到さに、このボリュウムノブの感触は相似しています。秘密はこのノブに刻まれたギザギザにあります。ヤスリの肌のように荒々しいのですが、この表面が指先の皮膚を逆に掴むような仕草をみせます。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_225095.jpg
NAGRAのアンプのボリュウムノブは丸いダイヤルではありません。掴んで回す先の尖った小さなアルミの板で、尖った部分が目盛りを指しています。滑らかに動くボリュウムですが、動きの感触はごく普通。ですが確実に掴めて、滑りがありえないノブの形状はプロ機器を連想させます。よく「指に吸い付くような」という形容がされるNAGRAのボリュウムノブの形状は独特です。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22484967.jpg
ボリュウムにはフェーダーという手法、直線的な動きをする調節具もあります。その代表であるIlungo のパッシブフェーダーCrescendo 205のフェージング感はイイものです。この日本が世界に誇るフェーダーのフィーリングは、スライドさせている時は適度な摩擦感があり、止めたいところでスッと止まる感じ。フェーダーをあえて使うというのは、他の普通の回すボリュウムを使うというのとは、やはり感覚が違う部分があります。レバーの上げ下げで音量を変えると、音が伸びたり縮んだりする変な錯覚にとらわれることがあります。また、音量を下げるときに余韻を楽しみつつ下げられるイメージもあります。そういう特殊な感触が好きになると、その足し引きのない音質以外の意味でもフェーダーにハマってしまうかもしれません。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22494381.jpg
ボタン式のボリュウム調節も侮れない。LINN KLIMAX KONTROLのボリュウムを思い出してみてください。あのボリュウム調整ボタンは小さく目立たないものですが、微妙に上向きにマウントされ、微かなクリック感もあります。KLIMAX KONTROLはノイズなどの点で評価が分かれるアンプですが、このアンプの前に立ってボタンを押してボリュウムを操作してみると、この上向きのマウント角度の配慮の周到さがわかります。ただのデザインコンシャスではない、LINNのデザインの真髄をここに見る思いです。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22491471.jpg
AyreのK1xのボリュウムは機構としては先述のCelloやConnoiseurと同族なのですが、感触はまた違うものですね。これは知る限りもっとも武骨なボリュウム。ゴトン、ゴトンとボリュウムが動きます。ゴムベルトで動かすシャルコのアッテネーターは確かに斬新でしたが、ボリュウムノブを掴む指には十分な力を込めなくては回りません。ある売り場で、あまりにもボリュウムが回しにくいので、すいません壊しちゃいましたと店員さんに言ってしまった方を目撃したことがあります。いやいや、壊れてないんです。これがこのアンプのボリュウムの本来のテイストですから。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22492114.jpg
Ayre K1xの後継であるKX-Rの感触はさらに面白いですね。これは私の最も好きなボリュウムかもしれません。操作していてこんなに楽しいと思ったことはない。なにしろ、ボリュウムの表示が動きに本当に連動しているのですから。数字がただ変わるのではなく、上へ下へと次の数字と切り替わるアイデア。この動きはGood designと言うべきでしょう。Boulderのようなディスク型のボリュウムノブですが、梅の花びら、あるいはスポーツカーのホイールのような5つの窪みが彫刻されていて指先がかかりやすく、好ましいです。この5角形を意識した形は、転がりやすそうなデザインでもありますし。また、K1xよりも随分軽く回るのでストレスはないし。このアンプの音だけでなく、ボリュウムの動きにも魅せられた、オーディオファイルは少なくないはず。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22495350.jpg
ミケランジェロの描いたシスティーナ礼拝堂の壮大な天井画を見上げていますと、指と指が触れ合う有名なシーンが目に入ります。いわゆる「アダムの創造」です。
アダムの人差し指の先に、神の指が触れる瞬間、アダムに勇気が与えられるということですが、これは私のオーディオにおけるボリュウム観を絵にしたものでもあります。私がボリュウムに指で触れることで、アンプに音を大きくせよ、あるいは小さくせよという意思を伝達し、アンプはそれに応える。それは私からアンプに何らかの情報=意思が小さなエネルギーの形で伝わってゆく過程です。実際、音量が上がると、なにか音楽に勇気を与えたような気がしませんか?私は時々、そういう錯覚をしてしまうのですが。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_22485795.jpg
スピルバーグが作ったETという昔の映画でも、この絵の構図を引用していました。この映画はET=地球外生命体と地球人の少年との出会いと別れ、心の交流を描いた作品ですが、未知のアンプのボリュウムに触れるときはいつも、私は地球外生命体と心を通わせるような気分になります。オーディオファイルとして幾百ものプリアンプのボリュウムに触れて来ましたが、このゾクゾク、ワクワクする感覚は未だに変わりはしません。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=18629077&i=201208%2F14%2F28%2Fe0267928_2249265.jpg
暑い夏が過ぎれば秋。やっとオーディオショウの季節となります。
見知らぬボリュウムノブとの新たな触れ合いが、今年も待ち遠しくてなりません。
by pansakuu | 2012-09-03 22:44 | その他
http://pansaku.exblog.jp/18629077/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/625.html#c25
オーディオを趣味とする者なら、誰にでも忘れえぬ音というものはあるものです。
Wilson audio の System5 を初めて聞いたときの切れ味。
FM255 と FM411 のペアを最初に聞いた時の衝撃。
初めてLINN SONDECK CD12 の姿を見て、音を聞いたときの驚き。
On stageしたばかりのKLIMAX DSが聞かせた、いままで聞いたことのない落着きと音の粒立ち。
Goldmund の Mimesis29.4 と Epilogue1+2 の偉大なる鮮烈。
Goldmund の TELOS5000 の非現実の倦怠。
Soulution の 721 と 710 のペアの繰り出すインパクト。
ヴィンテージのウエスタン エレクトリックのシステムが醸し出す、 巨人の目の前に立つような膨大な実体感。
CTCビルダーズの Blowtorch プリアンプが奏でた最柔そして最速。
コニサーのプリアンプとタンノイ ウエストミンスター組の怪音。
Burmester069 のふくよかなる快音。
等々。
どれも偶然に導かれて出会った音ばかりです。
いつものように月に何個かは新しいアイテムを手に入れては いそいそと試しているのですが、 直近でレビューした電源プラグを除けば なにかを書きたくなるほど心を掻き立てられるモノに巡り合わぬ日々が続いています。
でも無性に、なにか書きたい気がします。
製品のレビューではないなにか・・・。
ごく最近、ある方のお宅にオーディオシステムの音を聞かせてもらうためにお邪魔しました。
そこにあったのは、 高精度なクロックで武装したPCオーディオとカスタムメイドのアンプ、そして特殊なケーブル群が組み合わされた比較的シンプルなシステム。
どちらかというとサラリとまとめた、小粋なシステムと見ましたが、そこは今まで聞いたこともない音の棲家でした。
そのサウンドは眠りに落ちる寸前のあの甘美な無意識に近い。
芯底から柔らかく、そして儚く、ともすれば脆い。
しかし、そういう朦朧体の筆致を匂わせながらも、一音一音にピタリと焦点が合って、手を伸ばし指を広げて掴みたくなるような非常にキメ細やかな実体感を伴っています。
伸ばした心の指先の先に、さらにさらに拡がる無重力の空間があり、その奥行きの深度を測ることは到底できそうにありません。
夢中で聞いてるうちに、いつのまにか この薄明るい闇のような空間に取り込まれ、包み込まれる圧倒的な包囲感が襲ってきます。
それは素晴らしい聞き味の別名でしょう。
音楽の始まり、楽音の立ち上がりがスッとしていますので、他のシステムだと、なんらかの断絶感が必ず感じられる場面で まったくスムーズに音楽が流れてゆきます。
音の色彩感はあくまで透明度の高さを身上とするものであり、まぶしく、アトラクティブな躍動や熱のこもった密度にはつながって行かないのですが、なぜか彩度が高く聞こえて、地味ではないのです。
これは忘れえぬ音のリストに加えるべき音らしい。
これほどのサウンドが、これほどシンプルなシステムから湧き出てくることに、 私は驚くまえに、自分のオーディオについての不明を恥じる方が先でした。
常にKLIMAX DSの音は、いわゆるPCオーディオの音の上をゆく、という暗黙の圧力をDSファンの方の言動から感じることがあるのですが、これは水も漏らさぬほど完全なテーゼではないようです。
つまりは菅野沖彦氏の名言「音は人なり」ということなのでしょうか。
才覚のある人が取り扱えば、システム構成から想像できる以上の音が立ち現れることは、経験がないわけではないのですが。
何を言おうとも、これは一つの完成されたオーディオであるのは明らかで、
重箱の隅をつつくような議論が無意味なものと直感的に分からせるだけの説得力がありました。
この時、 私は昔読んだ本に書いてあったことを思い出していました。
今世紀の数学に深く根をおろした考え方として局所と大域というのがあります。
局所というのは、多様体の定義を見れば分かるのですが、局所的に簡単なものが張り合わされることによって、より複雑なものができるという考え方です。
大域的な状況については、層やコホモロジーの言葉を使うことでより正確に述べることができます。
これらの概念の相似として、 私はオーディオにおいても局所的なものと大域的なものが並び立つことを再確認していました。
ひとつひとつの音の要素を、虫眼鏡的に細かく聞いてゆくと、実は今までの試聴経験の中で感じてきたものが再演されているだけで決して全く新しいわけではないのです。
そこには親しみが湧いてくる。
しかし、大域的な構造を俯瞰する視点から解析してゆくと、その層的な構成や、部分と部分の組み合わせには真新しさがあり、そこにシステムを組んだ者の斬新な意図も透けて見えます。
やはり「音は人なり」ということなのでしょう。
その音の持つ、稀に見る柔軟さと奥行きある広大な空間性、そして鋭いフォーカス感、あくまでスムーズで澱みのない出音の動きなどの細部。
これらが、一見無構造で透明な音のマトリクスの中に精緻で立体的な位置関係を保って定位し、どのような音楽がおしよせて来ても、ゆるぎなく包容してしまうように聞こえます。
とにかく、私のオーディオマインドにとって、この方が、おそらく孤独の中で醸したサウンドの震度は決して小さくありませんでした。
自分の部屋に急いで帰って、アンプに灯を入れ
今一度、まっさらな気分に還って自分のサウンドを点検したくなったものです。
話は少し逸れるのですが、 私には常々、探しているものがありました。
それは、純粋にコンピューター上の作業のみによって作り出された音楽、電子音楽を聞くのに最適な音、聞き方です。
もちろん、自分にとって、という意味でですが。
アニソン、ゲーム音楽、同人音楽、アンビエント、音響系、チルアウト等々。
現代において、この手の音楽が生まれ出るとき、その音が存在する空間は、多くは仮想空間だと考えています。
これらの音楽は、ライブ録音でない限り、現実の空気の中にマイクがあり、
楽器やスピーカーから出てきた音を、その部屋のエアーの響きとともに録音することはほとんどないはず。
一度も実際に空気を震わせないまま、コンピューターの中で受け渡しされて、我々の元に届き、そこで初めて部屋の空気を震わせる。
そういう音楽をどうやったら、オーディオとして一番美しく再生できるのでしょうか?
これらの音楽は、現実のホールに響くクラシックやライブ感溢れる古典的なJAZZに比べれば真剣なオーディオ再生に適さない音楽として、いまだにサイドに置かれている感があります。
しかし、これらの音楽から音の素晴らしさを引き出すことも、ひとつのオーディオの使命だと思うのですが、どうでしょう。
私がこういうことを考え始めてから、かれこれ20年くらいになります。
私は私の求めていた音に対する、最も優れた解答の一つが、ここにあるサウンドではないかと、あの時、思ったのです。
このサウンドの持つ圧倒的な聞き味のよさが、 無遠慮で人間的な配慮に欠ける電子音のエッジに生物的な触感や輝きを与えていると、私は感じました。
さらに、ここでのサウンドには電子音楽のもつ世界観、音作り全体の雰囲気が容易に把握できるという特筆すべき利点もありました。
これは、このシステムの出すサウンド自体にすでに音の大局的な構造、
別な言い方をすれば音に対する普遍的解釈のようなものが存在するためでしょうか。
それに沿うように電子音楽が展開してゆくので、まるで高みから眺めるように、
音楽を楽々と俯瞰することができるのではないかと思うのですが、 違うでしょうか。
このような見事なサウンドが創り出された背景には、このシステムのオーナーが
意識的にあるいは無意識に求めている音の桃源郷が横たわっているはずです。
それは自分の好きな音楽を好きな音で聞きたいというシンプルな欲求から引き出される心の中のビジョンです。
頭の中のユートピアを局所的視点と大域的視点から観察して、現実に聞こえる音になんとか反映させてゆく。
その仕事は、嬉しいことに仮想空間音楽の最良の再生として結実したようです。
所詮、 忘れがたい音について何を語っても苦し紛れにしかならないのは分かっています。
しゃべれども、しゃべれども、語りつくせないもどかしさです。
数学の用語を動員したとて無駄なこと。
無理を承知で面白がって書いているうち、夜は明けそうになってきました。
そろそろ、この新宿の路上を去って一眠りしようと思います。
その眠りに落ちる寸前の無意識の中に、 再びあのサウンドの片鱗を聞けたならば
今宵、打ち込んだ Jargon は あながち無駄にはならないかもしれませんので。
それでは、良い音を。
by pansakuu | 2012-07-09 04:05 | その他
http://pansaku.exblog.jp/18336850/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/202.html#c41
最近、どのオーディオ雑誌も内容に新味はない。
同じような企画の焼き直しを続けているだけのように見える。
また、各誌のオーディオ評論には詳しさと深みが失われつつある。
特にこの業界のリーダーであるステレオサウンドは、朝沼氏がこの世を去った頃から、だんだん内容が軽くなっていくような気がする。
これも時代の流れだろうか。しかし、編集方針自体は、依然として保守的である。どうにも不思議な雰囲気の雑誌になりつつあると思う。
いわゆるオーディオ雑誌以外でよく読む雑誌は Sound and Recording と Groove である。
Sound and Recording は音楽の作り手のインタビューや最新のレコーディング手法、機器について詳説してくれる。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=17953615&i=201205%2F09%2F28%2Fe0267928_23403993.jpg
有名アーティストのインタビュー記事は面白い。
どういうことを考えながら音作りをしているのかという情報は、音楽再生の際にも気になることだから。
また、新着のレコーディング用プロ機材の紹介もいい。大抵の音楽制作の機材は、ハイエンドオーディオファイル使う機材よりも安いのが意外である。
面白い機能やデザインを持つ様々な機材の情報は、オーディオをやるうえで大いに刺激になる。
Groove は DJ の雑誌である。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=17953615&i=201205%2F09%2F28%2Fe0267928_234049.jpg
これをめくりながら、音楽をハイエンドオーディオとは全く異なるやり方で楽しむ、DJたちのガヤガヤと楽しげでフリーな雰囲気を見ていると、オーディオファイルである我々の暗さと頑迷さは何なんだろうと思う。
とにかく、彼らの我々とは全く異なる枠組み、流儀の前に、オーディオファイルは置いていかれたような雰囲気がある。
我々は閉ざされた道場のような自室で剣法を磨く修行者であり、DJ はギャラリーに取り囲まれた戦場で、多くの武者たちとぶつかり合いながら、ゲーム感覚で音楽を楽しむプレイヤーである。
別な言い方をすれば、これは個と場の違いであると言ってもよかろう。
どちらが素晴らしいかは分からないが、勢いは彼らのサイドにあるのは確かだ。
とにかく、これらの書物にはクラシカルなオーディオファイルの言う原音とか Hi-fi とかいう生半可な概念を吹き飛ばすような、新しい音楽の作り方、屈託のない楽しみ方が満載されていて、我等がいかに井の中の蛙かよく分かる。
また、ネット上でオーディオ機器の写真やオーディオ機器をセッティングした部屋のインテリアの写真を数年前から集めている。これらは千枚以上はありそうだが、ここまで集めるのは大変であった。この写真集のスライドショーが面白い。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=17953615&i=201205%2F09%2F28%2Fe0267928_23382938.jpg
見知らぬオーディオファイルの工夫や楽しみ方を眺めて楽しむ。
世の中にはこんな凄いオーディオ機器を揃えている人がいるのかと驚く。
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=17953615&i=201205%2F09%2F28%2Fe0267928_23385499.jpg
http://pansaku.exblog.jp/iv/detail/?s=17953615&i=201205%2F09%2F28%2Fe0267928_23375789.jpg
こんなに美しいインテリアの中で音楽を楽しんでいるのかと感心する。
眺めるだけでインスパイアされて、やる気が出てくる。
こういう本、あるいは最新のDJ、音楽制作系の雑誌を見比べていると、いわゆる伝統的オーディオファイルが、どうも大袈裟で鈍重な恐竜に見えてならない。
吸音材、拡散材に囲まれた専用のオーディオルームに高価で大きなスピーカーとアンプを据付けて対峙し、他人を排除し、「良い音」、あるいは「正しい音」を求めて悶々とする。
ハイエンドオーディオの歴史は閉鎖空間で孤立した恐竜たちの戦いの歴史である。
一方、現代において、音楽は広大な仮想空間で共有されるデジタルデータになりつつあり、そこでの利便性が追求される。
結果、古典的なオーディオファイルの目指すような極端な高音質は不必要とされている。
また、制作者の側から、音楽を音に乗せたアーティストからのメッセージとして見ても、「過剰」に高音質であることは、その伝達のために必要ではないようだ。
こうなると高音質を求める恐竜は、将来は絶滅の危機に瀕する可能性を思わざるをえない。そのあげく、化石にまでならなければよいのだが。
by pansakuu | 2012-05-09 23:50 | その他
http://pansaku.exblog.jp/17953615/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/202.html#c42
音楽はこういう部屋で聴きたい
”静寂の空間” バング&オルフセン 二子玉川/ホームメディア・AV システム
http://www.houzz.jp/photos/49539201
長野県の別荘にBeoLab5スピーカーをインストール致しました。
オーナー様は別荘を計画されていた7年前からBeoLab5スピーカーの導入をイメージされてました。
リビングは3面、高さ4mのガラス張りの開放的なスペースとなっており
目に入る自然環境を招き入れるような設計意図があります。
窓前に配置したBeoLab5はランドスケープを構成する要素として、これ以上ないほど調和しています。
7年越しの夢を叶えたオーナー様には BeoLab5 の圧倒的なサウンドクオリティと
iPadでの快適な操作をご体感頂き、訪れる頻度が高くなりそうだと仰って頂きました。
http://www.houzz.jp/photos/49539201
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理想のリスニング環境は? _ オーディオ・マニアは何故みんなゴミ溜めの中で音楽を聴きたがるのか?
1) オーディオ雑記帳 僕が考える理想のオーディオ部屋 _ デコラのある部屋
ステレオサウンド誌がいつ頃かは分からないが『音楽が聞こえない部屋の写真』が載るようになった。マニア紹介でも訪問でも、皆揃ったように誇らしげに高価な機器を並べ立てた部屋で、まるでオーディオショップのようなリビング。最近ではよく恥ずかしくもなく、いい親父が自慢げに載るよとあきれ顔。
オーディオ評論家が音を伝えられない文章を書き始めたのも同時期のような気がする。評論の総括は決まって曖昧な和製英語で語られ、結局何を読者に伝えたいのか?
しばらくして、一流のオーディオ専門誌が二流のオーディオ広告雑誌にみごとに変貌を遂げた。それからというものオーディオ評論家と名刺でも出されると大笑いしてしまう自分がいる
一枚の写真
・・・暖炉のそばにデコラが他の家具と一緒に、最初からそこにあったような自然な感じで置かれていた・・・
それは多分イギリスの貴族の部屋だと思うが、こんな部屋で音楽を楽しみたいと長年思っていた。
時の流れを忘れさせてくれる部屋、それが僕の理想となった。
先日、母といっても84歳だが友人を連れてきて部屋を貸してくれというので、デコラから小さな音で音楽を流して部屋を出たら、普段30分もしない間に帰るのに、その日は2時間部屋にいたらしい。
そしてまた遊びにきていい?と友人にとっては非常に心地の良い部屋であったらしい。
すこしは記憶の写真に近づいたかな?と理想の部屋作りは始まったばかりだ。(2012/12/10)
http://more.main.jp/zakkichou08.html
このデッカ・ステレオ・デコラを輸入した人が 2005年5月に英国から搬出した時の貴重な写真を数枚送ってくれた。
後ろに薄く写っている屋敷で長年使われていたそうだ。
http://hal4550.exblog.jp/iv/detail/?s=19600681&i=201303%2F05%2F60%2Fc0064260_1432407.jpg
こう云う写真や書類を提供されると素性が分かり安心できるから不思議だ。
その後八年間誰の手にも渡らず、そして、やっと灯りが点った。
http://hal4550.exblog.jp/19600681/
2005/1/12
購入を決めてしまった(幻の機器)DECCA デコラ。そして、今日、デコラが運ばれてきた。
ポンと置いただけなのに、僕はこのデコラの音を文章に書けない・・・いや、表現する能力がない・・・
まるで色とりどりの宝石のような音としか表現できないし、デコラ自体まるで(音を聞いた後には)宝石箱のように感じる
2005/1/15
デコラが来て以来、僕のオーディオ感が全く変わってしまった・・・
長年付き合ってきたオーディオたちの音が全てモノトーンに感じられる。
オーディオでこんな衝撃的な経験は今まで無いので戸惑っている
デコラを聞いた後レビンソンもマランツもBBCもJBLも困ったことにモノトーンになってしまった
自宅では1日中デコラを鳴らしている。
蓄音機と言っている僕の母がデコラの音を非常に気に入っていて、Mac に繋げてエンドレスで流している。最近驚いたことだが、耳が少し遠い母が音の善し悪しを判断出来るのだ。
一度デコラではなくロジャースで鳴らしていると台所にいた母が、いつもの音で聞かせてと言ってきたのだ。
人間は可聴範囲が狭くなってきても音質の判断は出来るらしいことが分かった。
これなら、あと30年は音楽が楽しめそうだ。
SG520の下の段がPCオーディオ心臓部で、Macminiから無線でデコラと繋いでいる。
Mac → AirExpress → CELLO DAC → DECOLA・・・
この音は麻薬的な音である(2008/10/21)
http://more.main.jp/zakkichou03.html
http://more.main.jp/zakkichou06.html
自宅にいる時には8割くらいはデコラが鳴っている。
しかもデコラから流れるのはバロック音楽。
Macmini → USB → NU FORCE Icon uDAC → 同軸 → Cello DAC
に流していて、これらをiPadで遠隔操作している。
デコラできくレコードのように100%満足するわけではないけれど、かなり心地よい音が常時部屋を充満するあたり、便利な世の中になったものだ。
(2010/12/15)
http://more.main.jp/zakkichou07.html
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2) 音楽はこういう所で聴くのが理想
”静寂の空間” バング&オルフセン 二子玉川/ホームメディア・AV システム
http://www.houzz.jp/photos/49539201
長野県の別荘にBeoLab5スピーカーをインストール致しました。
オーナー様は別荘を計画されていた7年前からBeoLab5スピーカーの導入をイメージされてました。
リビングは3面、高さ4mのガラス張りの開放的なスペースとなっており
目に入る自然環境を招き入れるような設計意図があります。
窓前に配置したBeoLab5はランドスケープを構成する要素として、これ以上ないほど調和しています。
7年越しの夢を叶えたオーナー様にはBeoLab5の圧倒的なサウンドクオリティと
iPadでの快適な操作をご体感頂き、訪れる頻度が高くなりそうだと仰って頂きました。
http://www.houzz.jp/photos/49539201
ただ、僕なら部屋はこのままで
スピーカーは Bang & Olufsen から QUAD ESL63 (pro でない茶色の方) に
プリアンプは Goldmund の Mimesis 2
パワーアンプ は Goldmund の Mimesis 8.5
に変えますけどね。
ジャズ喫茶では改築前の昔のYAMATOYA が一番センスが良かったですね:
京都 東山 ジャズ喫茶 YAMATOYA
http://blog.goo.ne.jp/kamekutobu_2014/e/1a93368e707937c887865a8ef2614205
http://kyoto-de-diary.seesaa.net/article/186780012.html
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001087/
http://jazz-yamatoya.com/
音楽というのは本来こういう調度と雰囲気の中で愉しむものなんですね:
ニセコ外人向け高級別荘 Taiga Niseko
http://www.taigaprojects.com/ja/
一方、こっちが日本のオーディオ・マニアが音楽を聴いている環境:
菅野沖彦さんの部屋
http://ninzaburou.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/blog/images/sugano1.jpg
http://www.phileweb.com/magazine/sugano/archives/2008/02/15.html
趣味の極道
http://www.gokudo.co.jp/Vanguard/index/
http://www.gokudo.co.jp/index2.htm
HAL4550邸
http://www.gokudo.co.jp/News/n2011Qtr11/index.htm
http://hal4550.exblog.jp/24242202/
楠 薫のオーディオ三昧
http://www.kusunoki.jp.net/audio/audioindex.html
GRFのある部屋
http://tannoy.exblog.jp/
Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://community.phileweb.com/mypage/myroom/1805/
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-date-201209.html
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//∨|八i | | ヒ|乂 /// イ弐示く | :j: : : . '.
///: : i: : : :i i │∠ : イ// 弋少 刈 //: : :八: :\
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/ 人 : : : -=ニ二 ̄}川 >、 ` ' ニつ ∠ -匕 /´ ̄ ̄ ̄`Y: :{/: /
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しかし、窓から何も見えない密室でオーディオに狂ってる年寄りって異常じゃない?
上記の信州やニセコの別荘みたいな窓から白樺の林が見える部屋で音楽を愉しむのならわかるけど、密室で音だけ聴いてるのは異常。
それから、悪い意味でのオーディオマニアは必ずこういうセンス最悪のゴチャゴチャした部屋にしちゃいますね。こんな物置の中で音楽を愉しめるのかな?:
Acoustic Guitar Stream
http://www.nakakitahideki.com/audio/index.html
オーディオ三國無双 猛将伝 U -不死鳥伝説- - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/namechan9999/12549581.html
「音楽&オーディオ」の小部屋
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/14697f542c1bc536cac71f9d4504e410
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c65c9b145ecff342603c6c13d8fb34b2
オーディオ雑記帳
http://more.main.jp/zakkichou08.html
スピーカーが5割でアンプが3割プレーヤーが2割・・・・なんて話を聞きますが
人生から見たらスピーカーは3%くらいでアンプは2%くらいです(これでも多すぎ)
オーディオバカでない人の方が良い音を出しているのは、永遠の謎です
2015/12/06(日) 16:06 | URL | kaorin27
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-466.html
RICHEBOURGさん訪問記 なんてのも書いてみる Der Klang vom Theater (ドイツ〜劇場の音と音楽)
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-475.html
RICHEBOURGさんのマイルーム
http://blog-imgs-84.fc2.com/k/a/o/kaorin27/image1_convert_20160323120836.jpg
そうです
わたしが組ませてもらった、英国はパラマウント映画社のアンプとアビーロード・スタジオからぶんどってきた LOCKWOOD モニター(15インチ Tannoy monitor RED入り)の組み合わせを使っている Tさんのお宅へ行ってきました
まず何より、何より素晴らしいのが・・・お分かりでしょうか?
パキスタン製のハンドメイド絨毯ですよねー、アンプよりお高いでしょうねえ、お父上経由で買えたそうです
実物を見ると写真の10倍は見事な質感です、素晴らしい素材と織りの技術。
模様のエッジが立っていて何一つ迷いがありません
はっきり申し上げてわたくし、オーディオマニアさんのお宅へお邪魔するの苦手です
「音さえよければ、見た目なんて関係ねえ」ってお宅に限ってもれなく聞き続けるのに努力を要します
もともと西洋のある種の音楽(クラシックのことね)は、多くの部分で次のような環境の中で育まれてきました
中央集権でなきゃ、ベルサイユ宮殿なんかの豪勢な建物やクラシック音楽が発達するわきゃないよね
文化は国の強さの象徴ですから
ピアノの前に座っているのはシューベルトさんです
音楽が野に下ったのはベートーベンの頃という説もありますが、作曲家にとっては演奏会での興行収入はまだまだわずかなもので、楽譜の売り上げと教師の収入それらよりもパトロンからの援助が大きかったはずです
だってそうでしょう、演奏会なんて博打を打たなくとも援助の方がずっと安定している(笑)
結局、大衆の耳に音楽が届いたのは貴族の力が弱まっていく逆らえない時代の流れのせいであって、嫌々だったでしょうね芸術家からしたら
パリのバスティーユ牢獄襲撃が1789年〜ナポレオンによるクーデターが1799年
ベートーベンが 1827年没ですか、激動の世紀末ですねえ
しかし、世の中が安定するとまたショパンやリストのように時代が下ってもサロンで活躍した音楽家はたくさんいます
西洋は階級社会根強いねえ
そしてこちらは、つい先日の写真です 現代のサロン調の音楽と言っても良いかしら
http://blog-imgs-84.fc2.com/k/a/o/kaorin27/image.jpg
現役のウィーン・フィルのメンバーの私邸(ご自宅)に日本からの参加者を募ってサロンコンサートを開催している様子です
音楽の都では王様から選挙で選ばれた代表者に政治の実権が渡った現代でも(聴衆の方がどうなのかは別にして)音楽のなんたるかを分かっている芸術家がまだちゃんと居る証拠の写真です
Tさんのお宅でラヴェルを聴きながらこんなことを思っていました
この部屋の特徴は20畳を超えるスペースながら、立方体の形状です
オーディオマニアからは嫌われる形ですね、我が家も同じく立方体です
だからこその素晴らしいプレイバックだと思います、詳しくはまた別の機会にあげますが、変形の部屋は言うに及ばず、斜めの天井や壁は少なくともホールでセッション録音されたクラシックの再生としてはどうなのでしょうか
さらにもう一点、こちらのシステムは極めてシンプルです
CDプレーヤー・フェーダー・パワーアンプ・スピーカー・・・・これだけです
アンプの配線とケーブル類は同時代の英国製を主に使いました
電源改良だの、あーすが何おーむだの、インシュレーターの振動がどうしたの、ケーブルを変えてだの、球を差し替えるだの、その他アクセサリーがかゆいだの痛いだの
全くしてません
音の印象を言葉で表すのは、これまで書いてきた通りピントはずれなことだと思うのでしませんが一つ感じたのが「音楽が清潔だな」という思いです。
もちろんただの言葉遊びですが、以下の文との私自身の中での対比の感想です
私自身がこれまで体験してきた良い音、鮮度のある音、色付けのない音を標榜し、たくさんの「オーディオ的対策(自称)」を施したお宅の音を聞いた際の印象がなんと言いますか「音楽の騒々しさ」であったことを思い出すと、今回受けた印象は正反対だったのです
奇しくも実体験で教えられました
「新鮮な刺身」を食べようとして、お魚に長時間触りすぎて鮮度を落としているオーディオがいかに多いか
はじめは上手く感じるけれど、終曲頃には「早く終わらねえかな」と思う腕自慢の若い演奏家諸君のコンサートだったり、一口目は美味く感じるけれど、食べ終わる頃には飽きている流行りの進化系ラーメンのようにです
Tさんのお宅は違いました
プレイエルかエラールか知らないけれど、モニク・アースの弾く軽妙洒脱で乾いたピアノの音がいつまでも耳の奥に残っています
コメント
写真のお部屋、シンプルで良いですね(^^♪
雰囲気を作るのはとても大事なことだと思います。
今の時代、個人が有名な演奏家をプライベートサロンに呼んで演奏を聴くのはまず不可能に近いでしょう。
生の演奏者は呼べないとしても、「パラマウント」や「LOCKWOOD」などの優れた再生装置で音楽を聴くのもまた贅沢なもので羨ましいです。
私も「ALTEC」を使うようになってからは人様を読んだり人様の家に行って音を聴いたり一切なくなりました。
喫茶店や呑みやなどで友達とオーディオ話をするのは好きですが、相手の装置を前にオーディオ話をしたり招いて話をしたり、気が乗ればいいのですが、乗らないとこれほどつらいものはないです。
一曲だけ音を聴いて・・ハイ良かった喫茶店行こう・・なんて言えませんから(笑)
2016/03/25(金) 13:11 | URL | nyann #3CWxtMyM[
Re: こんにちわ
外交手段(笑)として、友好な交流はあってもいいと思いますが、人様のお宅の音に意見を述べたりましてや手出しをするなんてことは絶対にしたくないですね
そのお宅の音はその方の専権事項ですから、内政干渉に繋がる不可侵条約は厳として遵守すべきと考えます
2016/03/27(日) 12:00 | URL | kaorin27
昔オーディオ全盛の頃名立たるオーディオ評論家諸氏の関係みたいですね、お互いの記事に対して絶対に不可侵条約でした。
当時今のようなソーシャルメディアが発達していたら面白いことになったいただろうと思います。
私も若かりし頃はオーディオ界に君臨した長岡大帝国の親衛隊でした(笑)
最近相談に乗ってほしいと頼まれたのですが、
(私の音になるだけで、あなたの音にはならないですよ!
もっとご自分を信じて頑張ってください・・)ってお断りしました。
一度聞きに行くと何かしら意見を言わなくてはならないしそれで解決するとは思えない、とても難儀なので。
昔も今もハイエンド系の機器を導入して悩んでいる方が多いようです。
大枚はたいて買った機械ですから気持ちは解らなくはないのですが、
収入の身の丈と感性の身の丈は必ずしもイコールではないのかなぁ!
ハイエンド機器は個々の機械の主張が大きいので、組み合わせて使いこなすのは大変そうです。
2016/03/28(月) 11:56 | URL | nyann #3CWxtMyM
そうですねえ
ひと様のお宅で何か行えばオーディオだから何をしても音の印象は変わるのは当然なのですがこれまた当たり前のことに、1週間も後に再訪すると見事に元の音に戻っているという体験を何度もしました
ご本人に聞いても「何もいじっていない」とおっしゃる、その通りだと思います。
だから、音は機械が出すのではなく、その人の音でしか鳴らないと思っているのです
若気の至りの頃、いらぬおせっかいをしてわかったことです
そういったことを踏まえて、その人の出す音を、音の個性を認めて楽しませて頂くのであれば交流もまた楽しからずやです
ささやかな経験ではご自身の音に信念をお持ちの方は他人家の音に対して決して悪く言いません
当然といえば当然ですが、その必要がないからです
2016/03/31(木) 01:11 | URL | kaorin27
http://kaorin27.blog67.fc2.com/blog-entry-475.html
RICHEBOURGさんのマイルーム
イギリス旧家の様な空間が目標です
今から半世紀前の再生装置を使って、その当時のクラシックを聴いています。
RICHEBOURGさんのシステム構成
CD Player : REVOX B226
Transformers : TELEFUNKEN Mil.
Fader : Maihak w66c
PowerAmp : R.A.F. (distributing agency by Paramount)
Speaker : AbbeyRoadStudioMonitor(Monitor15(Red))
2014.06
・平行法の模索中
ベルウッドさん、GRFさんの平行法の音に唖然
GRFさんの床置きT4は驚愕の一言。
我が家でもモノラル音源を用いての葛藤の日々が続く。
2014.09
・スピーカーのセッティングをやや内振りに戻す。
2015.04
・AbbeyRoadStudioMonitor(Monitor15(Red))の導入
http://community.phileweb.com/mypage/myroom/2512/
RICHEBOURGさん。
北川は鈴木と押しかけて平行法を押し付け、DACの中古を60万で売りつけ。
音がおかしいので聴きに来てと誘いがあり、私が伺って聴いた音は、「なんじゃこの音は」でしたネ。
簡単に言いますと、たしかに平行法。
しかしどう見てもぼけた「蜃気楼」というか音像がぼやけてしまっている。
ピアノ・コンチェルトのピアノが後方ティンパニーの位置から鳴る、こんなの信じられんです。
また、後日、置いて行ったというDACもメーカー名は「知り合い先の」ということで、「RICHEBOURG」も「???」。そのDACも人工的な音、もしくは半導体の基板の音、現状のラックスCDPのほうが好いのです。
後にDACも返却へ、平行法はその日のうちにやや内ぶりに修正、これで音が活きてきたのです。
http://27415664.at.webry.info/201508/article_16.html
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因みに、ウェスタンエレクトリックとかクラングフィルムの様な映画館用の装置はこういう大広間でないと絶対に無理です:
都城 江夏俊太郎様宅
スピーカーはウェスタンエレクトリックを中心にしたシステム
ウェスタンエレクトリック555 とカールホーン
http://tannoy.exblog.jp/24932912/
http://miyazaki-vtc.sakura.ne.jp/audiokenbunroku.html
JBL HARTSFIELD とか TANNOY Westminster でもこれ位の大きさの部屋は必要:
日本画家 笠青峰さん
アトリエの地下にコンサートホールを作り、国内の一流の音楽家をはじめ、世界最高峰のオーケストラ.ウィーンフィルのメンバーも一年に数回訪れ、そこでコンサートを開くというほどのクラシック愛好家で、今回も、取材に訪ねた前日、その会場で演奏会が催され大盛況だったという。
建物は正八角形で湯布院の町が一望できるパノラマです
地下の音楽ホールです。ワイン頂きながらクラッシック・・・イイッスねぇ
http://diversst.exblog.jp/15788322/
家庭の居間で使うスピーカーのウーハーは最大でも30cm が限界なのですね:
菅野沖彦の演奏家訪問で部屋の広さとスピーカーでマトモに鳴ってるか想像つくよね。
バカ団塊を騙すにはでかい箱がいい。耳ツンボだし、しかもバカ
狭い部屋なのにバカデカいウーファー導入した後で、あのボワボワを聴いて「こりゃ違う参った」と失敗に気付くアホばかりなんだね。
小さい箱に大型ウーファー入れたら量は出るが質が劇的に悪くなるというのを証明したのがJBL43系モニター。
だからプロは他に流れた。
ドスンドスンという懐かしい重低音なんてのも流行ったな。
____
二組のスピーカーを同じ部屋に置くことは造作もないが、ある程度のハイエナジー環境で聴く際には大きなフロア型スピーカーが共振するので、
セオリーを順守するオーディオファイルはひとつの部屋に一組のスピーカーしか置かない。
オーディオ評論家のリスニングルームで、二組のスピーカーが常設されている例は見たことがない。
http://ameblo.jp/507576/entry-12028327146.html
Consequenceが戻ってきてから、寂しい思いをしていたのは ESL-57です。
音場型のSPと同じ部屋に置くと微妙な音場情報をフィルムが共振して吸い取ってしまいます。
見事に細かい音が無くなるのです。
それで、T4を聴く場合は、同じ部屋には置けないので隣の和室に置くことになります。
Quadといえば、茅野の家には、44と405IIが、JBLの箱に入ったタンノイIIILZ/ 10inch Monitor Goldを鳴らしています。
405では力があり過ぎて、タンノイと組み合わせると低音過剰になってしまい、低域を減らして鳴らしているのです。
その Quad のコンビで鳴らしたいと願っていましたので、置き場所を兼ねて茅野まで運んでみました。
いや〜驚きました。さすがに純正の組み合わせです。家では230Vにf圧しなければ弱かった ESL が水を得た魚のように水みずしく、また力強くなったのです。
後ろもそんなに空けていません。それでまったく過不足のない音がするのです。
この組み合わせで良くなる理由として第一に考えられるのは、振動系の軽さでしょう。
Quad のフィルムは軽いのですが、面積は大きいです。その大面積から充分以上な低音が聴こえています。405 のワイルドな音が組合わさると平面スピーカーがまったく違う次元の音になるのです。
バーンスタインが最後に録音したタングルウッドでのボストンシンフォニーのベートーヴェンの7番も聴いてみました。
すごい低音です。会場いっぱいに広がっていくのが手を取る様にわかります。
今なら、このシステムは全部で30万ぐらいで買えるでしょう。
少なくとも音楽を聴くのに何の不足も感じません。
東京から CD だけを持ってきても一夏、いや一冬過ごせるだけの素晴らしい音です。何よりも私のどの装置より低音がゆたかですから。
Commented by UNICORN at 2010-10-23 10:13
最近さる方がMIXI日記にかって保有していたESL63の思い出話をかいていました・・・
もう少し低い領域とダイナミックレンジが稼げれば・・・。
小生が過去1年間に経験した複数の ESL57 の再生音は全くそのような不満を感じさせなかったものでした、やはり過去のマスコミの記事に洗脳されが、初めから諦めているような気がします。
惚れたら、途中でおっ放り出すような事をしたら終わりですね。
Commented by TANNOY-GRF at 2010-10-23 18:19
今までの家の傾向の音ではなく、オーケストラが轟然と鳴ります!
驚きました。その分細かい音は少なくなりますが、オーケストラ好きの私にとっては本当に驚きでした。
Commented by TANNOY-GRF at 2010-10-24 20:14
GRFの部屋にあった時とはまったく正反対の音がするのも、57 がいかにHiFIかを証明しています。
問題は、入力の質と部屋との相性なのです。
Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 02:24
>>問題は、入力の質と部屋との相性なのです。
>ここに総ての鍵が有りそうですね。
オーディオのすべてがここにあるといえますね。
入力の質は、最後まで良くなるという事は有りませんから、そこが一番大事です。また、部屋との相性は、部屋の中でならす以上切っても切れない宿命です。
高いアクセサリーを買うまえにどうして、動かしてみないのでしょう?
動かせないという声もありますが、そんなに大きな SP を持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。
Commented by (Y) at 2010-10-26 13:27
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。
うちのことですね、すみません(笑)。
でも大きなSPにはあらがえない魅力が有るんですよねー。
特に能率の良い大型 SP は反応もシビアだし、取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。
Commented by GRFの部屋 at 2010-10-26 19:34
>そんなに大きなSPを持ち込むことがそもそもおかしいと気がつくべきです。
これは家の事です(笑)
>取り扱いが極めて難しいのですが、音の軽さ(特に低音)が魅力なんです。
そうですね、高能率の SP は音の出の軽さが信条です。
低音が重くないと低音だと思わない重症患者(私でした)が多いので、オーディオ産業が成り立っているのでしょう(爆)
http://tannoy.exblog.jp/14831189/
かつてタンノイ技術部長だったリビングストンが語った言葉
「スピーカーを作る場合の基本的理念というものを考えてみると、感度とか周波数特性とか歪みなどの数字だけを追求していけば、本当の意味でのスピーカーの製造、開発という理念からはほど遠くなってしまうのではないかと思います。
スピーカーとしては、原音を100%忠実に伝えることは無理にしても、いかに最も近い音を伝えるかというのが、その重要な役割だと思います。…
ある人が先月、あるいは先週コンサートへ行った時の音が耳から離れないという時、まさにその音を再現できるようなものでなければいけないと思うのです。…
コンサートホールで聴き、オペラ劇場で聴いた音に近い、リアルな音楽を再現したいというのが、私どもの理想です。
一種のイリュージョン(幻想)というか、まさに真実のように思えるものを音楽の面でいかにより多く与えられるかということが、最も大事なことだと思うのです。…
本当の意味での音楽、音楽の奥深く潜んでいるものを引き出してくる。それがタンノイの追求している一つの理念でもあるのです。」
(ステレオサウンド「TANNOY」旧版76〜77頁)
284 : RW-2 sage 2015/09/07(月) 12:20:23
>コンサートホールで聴き、オペラ劇場で聴いた音に近い、リアルな音楽を
>再現したいというのが
スピーカーシステムより部屋の大きさでしょね。空間が一番高価。
拙者の拙い経験と感覚では
10cmシステムで10帖。30cmシステムなら20帖。38cmシステムなら40帖は必要です。
システムの後方、LR の壁方向も大きく空けて、且つ試聴距離を取って、後方の空間も必要です。高さもあったほうが宜し。
試聴距離 5m〜8m離れて最大 120dBの音圧を得るとなると、システムが 90dB 程度ですと耐入力も 100〜300wクラスが必要。
パワーアンプも大がかりに。
まともにオーディオやりたいならやはり専用ルームが欲しい。
実際、某ライブハウス(満席100席)に置かれてある A7、某レストランフロア(50帖)に置かれていた 2000年製 GRFのスケールは凄かったです。
天井は吹き抜けですし。
家庭じゃ1000万円のコンポを用意してもあの音は無理でしょね。
288 : 薬漬け 2015/09/07(月) 20:14:32
>>284
確かにそれなりのスケール感を求めようとすると、その位のエアボリュームは要りそうですね。
(英国では総じてスピーカーシステムが小さいのは、それもあるのでしょう。)
一方で、そんなに大音量でなく、空間に立体画を描くような再生の場合には、総じてシステムは大型が有利なような気もしますが。
加えて、「響きの文化」の象徴である英国の石造りサロンなら反響で、さほど大きなシステムでなくとも十全に鳴るでしょうが、「直接音の文化」の権化?であるデッドな日本家屋だと、あまりこじんまりに纏めてはパワー感(パワー自体でなく)不足を来すのではないかな、とも考えたりしています。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1423704997/
TANNOY(タンノイ) 「Landsdown」12inモニターシルバー搭載スピーカーシステム
スピーカーの高さって、試聴ポイント(通常は椅子に座って耳の位置)より下にユニットがくる様な設計のスピーカーシステムは基本的に家庭用となりますので、このモデルも家庭用高級タイプになります。
通常英国では家庭用スピーカーシステムとしては大型でも12インチ搭載モデルを使用していました。
Tannoy Autograph や GRF などはある意味特殊用途で大きな広間などにおく場合に使われていました。
その場合はキャビネットの構造もバックロードホーン型を採用しています。
一般的な部屋の広さでスピーカーシステムからリスナーまでの距離が近い場合は、低域がリニアに出る、バスレフ型か密閉型なのです。
Tannoy Autograph や GRF などバックロードホーン型は家庭用PAに位置付けられます。
スケール感や音場感には優れますが、リニアリティは無理な要求なのです。
Tannoy AutographやGRFはメーカーのフラッグシップモデルだから良いと言うのは間違いです。
リスナーの用途に応じて機材は選択するべきです。だから、一般の家庭での音楽鑑賞用としては TANNOYであればこの「Landsdown」が最も高級であり適当だと思います。
http://vintage-audio.jp/?p=450
タンノイ創設者の「ガイ・R・ファウンテン(1901年-1977年12月10日)」は一番小さなスピーカーシステムの「イートン」を愛用していた
TANNOY Eaton \80,000(1台、1976年頃)
2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・ブックシェルフ型
使用ユニット 全帯域用:29.5cm同軸
出力音圧レベル(新JIS) 87.5dB/W
外形寸法 幅350×高さ520×奥行250mm 重量 14kg
http://audio-heritage.jp/TANNOY/speaker/eaton.html
彼は家ではほんとうに音楽を愛した人で、クラシック、ライトミュージック、ライトオペラが好きだったようです。
システムユニットとしてはイートンが二つ、ニッコーのレシーバー、それとティアックのカセットです
彼はステータスシンボル的なものはけっして愛さなかったんですね。その代り、自分が好きだと思ったものはとことん愛したわけで、
そのためある時には非常に豪華なヨットを手に入れたり、またある時にはタンノイの最小のスピーカーを使ったりしました。
つまり、気に入ったかどうかが問題なのであって、けっして高価なもの、上等そうにみえるものということは問題にもしなかった。
大掛かりなシステムがいいわけではなく「シンプルな響き」の方が「重厚長大な響き」に勝るという事なのです
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/b93b6d7d42835ea091105bb9a4bb4b4b/
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:::::::::| ,. -v' \ まーた変なところに迷いこんじゃったよ…
:::::::::|_ /`7 丶 ヽ
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:::::::::| \ ¨ _ l 元の世界に帰れるかな?
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:.:.:.:.:|'ニ}`' , . ¨ .,_ |
:.:.:.:.:l,二 } / /_¨ ._ ¨ ー- .___, へ、
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:.: : :.:| /ノ /: ゞ-フ ¨、_ .,__ \
:.: : :.:レ' / { ,., ´んヘ{ }` ー- .,_ \
:. : :.:.l lイハ ゞ-フ∨ / / ¨ ー‐-----一'
: : : :.:', { !,l| ヘ ' "' / /! | イ
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日本人のオーディオ観を狂わせたのは菅野沖彦とステレオサウンドの成金趣味が原因でしょう。
菅野沖彦
さあ僕とオーディオについて語ろう。ただし
装置総額1000万以上
レコ−ド枚数10万枚以上、
年収5000万以上、
愛人5人以上
でなければ オーディオについて語ってはいけないよ。では始めよう!!
___
五味康祐の視点で診る、オーディオ評論家のシステム
「五味オーディオ教室」という本に、菅野沖彦の音についての感想 が載っています。
菅野沖彦の音については、録音技師の聴く音であって音を響かせようとしておらず、 ステージがない、音の歪のない再生を追及するあまり無機的な音と評価しています。
ただ、だから菅野沖彦の音はだめだというつもりはありません。
音の好みは人それぞれ違いますから、菅野沖彦の音を好む人がいても当然のことと 思います。
しかし、ステサンなどで菅野沖彦の書いた文章を読むと、音に関することばかりで、 作曲家や指揮者、演奏家に対する感想などなく、音楽的教養が、限りなくゼロに近い人間だという事がわかります。
http://6629.teacup.com/fuku25252/bbs/2657
つまり菅野沖彦は音はわかるが、音楽は理解していないということですね。
録音エンジニアだったので周波数特性とか絶対音感は優れているのですが
音楽や音色の価値がわからないんですね。
だからこそ JBLとかマッキントッシュのあの酷い音を平気でずっと聴いていられるという事でしょう
∧_∧ ミ ギャーッハッハッハッ! 猫に小判!ブタに真珠!へっぽこ☆オーディオマニア!
o/⌒(. ;´∀`)つ
と_)__つノ ☆ バンバン
JAZZ喫茶 BUD の音の秘密
小布施にジャズ喫茶「BUD」があります。200年前の米蔵をそのままリフォームして喫茶店としているそうです。天井が高く、使っているイス、机は松本民芸家具で落ち着いたお店です。
1998年8月に開店したCOFFEE & JAZZ BUDさんは、皇大神社の向かい側、穀平味噌醸造場さんの奥にあります。
店内に一歩入ると、高くどっしりとした梁に目がとまります。 かつて穀蔵として使用した建物を改修した店内は、漆喰の壁とこげ茶色の腰壁や柱が安らぎの空間を創り出しています。
http://www.obusekanko.jp/enjoys/food/obuse164.php
「BUD(バド)」は昔から続く「味噌屋(穀平味噌)」の穀蔵だった建物で通りに面していない。パティオのような雰囲気。
http://www.geocities.jp/dansantokamisan/bud.htm
ここは「穀平味噌」が200年前より「穀蔵」として使用していた土蔵。 これを改装し「ぎゃらりい蔵」を兼ねたジャズ喫茶BUDに生まれ変わりました。
小さな庭に小さな花、そして小さなせせらぎ
中は蔵らしく天井が高く開放的な雰囲気
八間の一本の通し中引き(天井には端から端まで16mもある一本の木でできた通し梁)
自然の木の曲がりをそのまま利用し、ちょうながけで仕上げてある昔のままの姿。
http://kokuhei.com/bud/bud.html
つまり、ここはベイシーと同じなんですね:
BASIE ベイシー
岩手県一関市地主町7-17。JR「一関駅」下車。
TEL:0191-23-7331。
営業時間12:00〜23:00。水曜定休
1970年5月創業 日本一音の良いジャズ喫茶として知られる。
店主の菅原昭二氏はカウント・ベイシーとも交流があった。
ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/402.html
basie ベイシー
http://www.youtube.com/watch?v=5V54GH0tEbI
Basie ベイシー JAZZ喫茶 さあ東北でJAZZをきこう
http://www.youtube.com/watch?v=ASxcj2M8oD4
ジャズ喫茶ベイシー 80s
http://www.youtube.com/watch?v=hh6Ho1V9SPI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=tu9PPXeSzy8&feature=related
「家で少しでも良い音で聴くにはどうしたらいいのだろう。」
との質問に、菅原先生は、
「いい音を求めるなら、部屋が良くないと始まらないんだけれどね。
装置に関しては、俺も何がいいかは分からないんだよ。これが絶対というものはない。例えば、大金をつぎ込んでターンテーブルを買えば音がよくなるかというと、そうじゃない。だから、メーカー品のうまくできたものを選べばいいんだよ。あとは全体のバランスをうまく取ること」
と部屋の重要性を指摘しておられました。やはり部屋とバランスはコンポネントかそれ以上に重要なのだと再認識しました。
トランヴェール6月号(2008年07月01日)
http://exp.bakufu.org/exp061_diary09.htm
366 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2005/04/10(日) 13:38:39 ID:FSZFaqFy [1/2回発言]
ベイシーはね あの、蔵作りの空間が最高なんだよ
音がさわやかなんだ、もちろん音量はでかい
そこらの、ちまちましたジャズ喫茶では、窮屈な音しか出ない
425 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2005/08/23(火) 13:18:32 ID:NBDam5rw [1/1回発言]
もともとが古い土蔵なので音響も良いのでは と思っている
426 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2005/08/23(火) 13:21:44 ID:BILQDmWR [1/1回発言]
「もともとが古い土蔵」であることと「音響も良い」こととはどういう理屈でつながるの?
427 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2005/08/23(火) 16:47:00 ID:UL60E1AF [1/1回発言]
天井が高くて空間が大きいのと塗り壁だから音圧高くてもコンパネや石膏パネルのように鳴かない。
625 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/03/26(日) 16:46:19 ID:7XsfCvAN [1/1回発言]
はっきりしていることは
蔵のように大きな場所でないとあの音にならないよ
家庭では無理だ
626 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/03/32(土) 14:53:42 ID:yhGybqu2 [1/1回発言] >>625
激同。エアーボリウムも大切。
649 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/05/22(月) 12:35:51 ID:mT2QZx2e [1/1回発言]
昨日聴いてきました。 みんな入り口で写真を取り捲っていたのは観光客が多いからなのでしょうね。
初めて聴いた音はなかなかの迫力でしたが、天井が低いのとスピーカーの横にある壁のせいで音がこもって抜けが悪い感じがしましたが雰囲気は抜群でした。
657 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/06/04(日) 20:11:59 ID:DufJAtLY [1/1回発言]
>>649
天井が低い
どれくらいでしょうか。普通の住宅ぐらいの高さ?
658 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/06/04(日) 20:17:13 ID:tOTV5QIz [1/1回発言]
宇多田ヒカルがオートマチック歌ってる部屋くらいの天井。
661 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/06/05(月) 01:49:36 ID:W6r9f9fa [1/1回発言]
>>658
3mくらい?
662 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/06/05(月) 08:03:15 ID:lp3UH7OM [1/2回発言]
あそこは蔵。一般住宅より天井は高い。
客席の後ろのほうの天井は抜いてあって2階まで吹き抜け
http://logsoku.com/thread/hobby5.2ch.net/pav/1107743693/
132 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/11/17(土) 01:02:51 ID:l40qESaS [1/3回発言]
megは店が狭くてだめだよ、何をやってもだめ
寸詰まりの音にしかならない店
ベイシーは広い、2階には客を入れないし、1階の天井を一部抜いて音も抜く
ぜんぜん違うのよ
http://logsoku.com/thread/hobby9.2ch.net/pav/1169556508/
131 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/20(火) 06:56:59 ID:wzEIiVX2 [1/1回発言]
ベイシーを音で超えようというジャズ喫茶は現れんものかね。
東京では、どうしても店が狭いのがネックになる。かといって地方では、ベイシークラスでも客は来ない。まぁジャズ喫茶で
経営を成り立たせるのは無理に近いな。商売として考えたらとてもあんな効率の悪い商売はできん。
133 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/20(火) 08:00:05 ID:MZp7tcOg [1/1回発言]
>>131
超えようと思ってるかどうかはしらんが、近づこうとしているならキャンディだろ。
139 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/22(木) 06:33:53 ID:SgDTHhSo [1/1回発言]
>>133
CANDYか。あそこの音は、斬れるような音だ。
ベイシーとはまた違った音。永く続けば超えるかも。
ただ、菅原正二氏のような伝説が無いと音は超えても、伝説になるには難しいかも。
140 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/24(土) 01:33:25 ID:RvVbdoEf [1/1回発言]
かなり以前に1度だけベイシーに行ったことあります。女房がスピーカーに向かって座り、私はスピカーを背にして座りました。
ビッグバンド(ベイシー楽団?)のレコードが鳴っていたのですが、エッ!!本物の生演奏?
と感じ思わず振り返りました。
以降、あの時以上の再生音を聴いたことはありません。
やっぱり別格だね。日本一。
146 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/25(日) 10:07:11 ID:3UgnYSF8 [1/1回発言]
>>139
CANDYには前のJBL時代、今のDD66000になってからそれぞれ行ったことがあるけれど、ベイシーを超えるのは無理。
理由は、ベイシー・サウンドの奥技はあの建物、即ち「倉」にある。
倉が何故音響的に良いかは解りかねるが、倉をオーディオ・ルームにしている人たちの音はすごく良いんだよ。
147 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/25(日) 10:34:37 ID:u2bZw8tR [1/2回発言]
>>146
確かに。コンクリート打ち放しでは得られない音がするのは確か。
遮音性も抜群だし。当方の田舎は蔵ありなので蔵で音楽を聴くと最高です。さらに天井も高い。宮城の若柳にあるジャズ喫茶ジャッキーも蔵を改造した建物で、非常に良い。装置だけでは抗いきれない部分が部屋、空間にあるのは間違いない。
148 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/25(日) 10:54:43 ID:cP4PU+hY [1/2回発言]
蔵って今建てられんのかな
いくらぐらいかかるもんなんだろ
いや、土地も金もないんだけどサ・・
149 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/25(日) 11:04:44 ID:u2bZw8tR [2/2回発言]
>>148
旧い古民家の蔵を移築しようと、知り合いの建築士に聞いてみたら、移築も新築もほとんど変わらないらしい。
それにお値段そのものがお高め。漆喰に土壁だから当たり前。
昔はその方が安かったんだろうけど。
ちなみにその建築士もオーディオ好きだが、自分の建物はコンクリートで建ててる。
コストや遮音性を考えると、コンクリでどうにか調整するしか方法はないと思う。蔵持ちの親類がうらやまし。
150 : 148 : 2008/05/25(日) 11:09:40 ID:cP4PU+hY [2/2回発言]
現実的にはコンクリになっちゃうんだろうな・・
ベイシーは2層吹き抜けだから、タテヨコともに空間が大きいってとこもいいんだろうね。
151 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/25(日) 13:13:10 ID:S+wKRMnA [1/2回発言]
そうかー、蔵かー。なるほどね。有りうるかも。
そして150さんの言うとおりやっぱり空間ね。
あの時は、原寸大でサックス数人、ペット数人、ドラマーなど一人々々が確かに見えたのよ。今でもはっきり覚えています。
152 : 150 : 2008/05/25(日) 14:59:51 ID:kQ2/ovOR [1/1回発言]
あー見えたねー、確かに。
オレん時はラストにカウントベイシーをサービスボリュームでかけてくれたけど、カウントベイシーオーケストラの演奏をここまでナマに近く再現できるところは日本でも他にちょっとないんじゃないかなぁと思った。と、同時に
「菅原さんはこれのために命を削る思いでここまでやってきたんだなぁ」
としみじみ思ったよ。
155 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/26(月) 01:51:46 ID:JPqQCEN9 [1/1回発言]
>>149
蔵というより、「大空間+土壁・漆喰」の音の抜け具合がいいのではないかと想像します。
うちは田舎の旧家で、天井高4m+α 30畳ほどの昔の洋間ですが、真夜中、窓を開けて聞くピアノやヴァイオリンはなかなか他では聞けない響きがありますよ。
単純に結論は出せませんが、蔵みたいな分厚い壁と閉鎖空間は必要ないとしたらぐっと経済的に現実味を帯びてくるかもしれませんね。
157 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/26(月) 18:44:13 ID:1RMqO03M [1/1回発言]
周囲が静かで近所迷惑にもならなければ、窓を開けたほうが抜けのいい音になることは確か。 (天窓などの小さな窓でも、十分効果がある)
都市や住宅地での窓開放はあまり現実的じゃないが、木造なら自然な音抜けが可能。
その点ではコンクリよりいい。土壁・漆喰がどうなのかは分からないな。
158 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/26(月) 23:02:41 ID:RHq37gv+ [1/1回発言]
蔵以外に音が良いのが、田舎にあるお寺の本堂。
これは天井の高さ、そして紙と木、床は板と畳が絶妙に配置されていて、非常に声の通りが良くいい響きがする。和尚さんの読経も非常に良く聴こえるし、音がよい。
こういう蔵やコンクリの様に密閉せずに、開放するという方法もあると思うが、いかんせん土地が広くないと無理。
159 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/27(火) 04:24:18 ID:lhqn0nqP [1/1回発言]
寺も確かに響きいいねー。それと教会なんかもね。
あと、ベイシーのいいところはスピーカーの乗ってる台がしっかりしているところじゃないかな。
たぶんコンクリ? 背後の壁も頑強そう。
やっぱりスピーカーまわりは固めたほうがいいんだろうな。
仙台のカウントも高さ40cm位のコンクリの台にA5乗せてていい音だしてるし。
160 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/05/27(火) 08:58:57 ID:+dOZT3b5 [1/1回発言]
寺院建築の場合 入り口側から音を出して 御本尊の側で聴く音が一番良い
これ豆知識 ナ
186 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/06/06(金) 20:57:57 ID:1WwpBnTJ [1/1回発言]
結論
「部屋も ひとつのエンクロージャーである」
チャンチャン!
ダッフンダ!
244 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/06/16(月) 22:24:42 ID:TLHLq7bW [1/1回発言]
ベイシーは土蔵じゃないから倒壊はしない。真の蔵というべき土蔵は、大分外壁がはがれているのが確認できる。しかし土蔵の壁を作る職人も塗る職人もいなくなってしまっから修復は不可能。
本当の良い音のする遮音性のある蔵は、土蔵だ。
土といっても粘土に粘り気を出すため、海藻を釜で煮て粘り気をだし、細かく擦り潰し、細かくし、乾燥させて半分熟成させたワラと混ぜ合わせ塗っていく。そして外側に行く程、内側に行く程 砂の割合を増やしたり、石灰を混ぜたりして調整していく。
もうこんな手間ひまかかることをする職人さんも居なくなってしまった。
ベイシーは蔵は蔵でも、ブロックと木で作った蔵だから壁がはがれることもないし、多少壊れても直せる。
245 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/06/17(火) 00:00:14 ID:JMMcvTTx [1/1回発言]
>ベイシーは蔵は蔵でも、ブロックと木で作った蔵だから壁がはがれることもないし、多少壊れても直せる。
でなけりゃ、道路拡幅で数メーター移転なんでできんわな〜。
247 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/06/17(火) 01:22:19 ID:r6Zsg6Cz [1/1回発言]
本物の蔵なら象が踏んでも壊れない
本物の蔵なら百人乗ってもやっぱりイナバ
249 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/06/17(火) 07:46:36 ID:pYQVNV2O [1/2回発言]
>>245
本物の蔵でも移動させようと思えばできますよ
大変だけど
250 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2008/06/17(火) 11:18:09 ID:aBAAaHUY [1/1回発言]
>>249
できますね。ただ何メートルの単位なのか、別の場所に移築になるかで全く違う。当たり前だけど。知り合いの農家のいらない土蔵をもらって、自分専用のリスニングルームにしようかと思って、建築士に相談したら、新しく別の蔵を作った方が安いと言われた。当たり前だ。
今はコンクリートと内装に木を使って調整するのが良いようだ。
時代の流れだ。材料も手に入らなければ、職人さんもいないからどうしようもない。
http://unkar.org/r/pav/1202347123
638 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/08/13(月) 01:52:26 ID:JwQ2Vs8Q [1/1回発言]
石の大きな蔵を持っているヤツはジャズ喫茶への改造を考えてみよう
http://logsoku.com/thread/hobby8.2ch.net/pav/1165679899/
459 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2005/11/16(水) 19:46:15 ID:QAf4rmul [2/3回発言]
リアル大のナマナマしい世界には興味があります。
オーケストラの広大なパースペクティブ=奥行き音場感はどうかな
461 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2005/11/16(水) 21:24:17 ID:EL1OE3Dx [1/1回発言]
>>459
リアル大よりも大きい。
緻密さは無いから、箱庭の反対。 適度に間引きされた音。
でも、ジャズがリアルに感じる。
あれで音響空間は巨大だから、うちの装置よりもユニットが少なくても充分な迫力に驚いた。
急な天候の変化に、音が反応した。
湿度の変化が起きる前のことだったから、多分気圧の変化にはシビア...。
http://logsoku.com/thread/hobby5.2ch.net/pav/1107743693/
399 : UTA : 2007/05/02(水) 22:05:13 ID:p0+PrX4y [1/1回発言]
ベイシーの音の気持ち良さは良い設備と菅原氏の孤高さもさることながら その建物(蔵)の硬さ? 適度な反響? 共有振動?も 加味しているのでは?
400 : Jazz Spot BASIE : 2007/05/02(水) 22:12:43 ID:o70eKNL4 [3/3回発言]
蔵というのは大きな利点でしょうね。逆に蔵じゃなかったら、近くの民家の苦情でまともに営業できなかったと思いますよ。
何しろ菅原店主は、店内に貼るポスターだって音質の変化があるとかで、いろいろ試されているくらいですからね。普通の人から見て「そこまでやるかっ!」っていうくらいじゃないと日本一のジャズ喫茶にはならなかったんだと思いますよ。
401 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/05/03(木) 01:00:26 ID:zH7ueEAb [1/2回発言]
そもそも
あの大きな蔵、その蔵の4分の1ぐらいしか客席に使っていない。
二階は音抜きのため
そこらの個人がマンションの一室で聴く音とはまるで違う
402 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/05/03(木) 01:16:38 ID:ZFTUcP9+ [1/1回発言]
後ろの吹き抜けの下で聞いたんだが、あそこは音よくないの?
418 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/05/06(日) 15:57:02 ID:ahIYfFCq [1/1回発言]
>>402
吹き抜けの真下は、良くなかった。
403 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/05/03(木) 01:19:38 ID:zH7ueEAb [2/2回発言]
そこより前で、客席スペースの真ん中ぐらいだと思うよ
404 : Jazz Spot BASIE : 2007/05/03(木) 10:13:14 ID:x4wYVZPg [1/1回発言]
真中の席のスピーカーに向かって右側は、VIPな方もしくは店主専用の席なので、店が相当混んでいて、座るところがないというくらいじゃないと、一般の人は座れません。私もベイシーに相当通ってますが、その席へは座ったことがないです。
座る席によっても音は相当違いますので、積極的に聞きたい場合には中央の席。
少し後ろから、楽器の定位やなんかを確認したいときは後ろの中央の席がお薦めです。
420 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/05/14(月) 21:52:27 ID:EDHTUhAz [1/1回発言]
普通に中央席近くで聴くのが良いね。後ろの囲われている所は、定在波のたまり場だからやめたほうが良いね。
416 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/05/06(日) 13:19:13 ID:x4+Fx5nl [1/1回発言]
オーディオの最終回答は部屋。
どっかいい酒蔵がないかのう。
417 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/05/06(日) 13:42:29 ID:WU8x2R+i [1/1回発言] >>416
屋外が最高ですよ
スピーカの後ろにデカイ板を立て。あとは出したい放題の音量
定在波はないし、素直なおとが聴ける
http://logsoku.com/thread/hobby8.2ch.net/pav/1165679899/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/202.html#c43
家は「買って終わり」ではありません。マンションであればなおさらです
マンション「甘すぎ修繕計画」の恐ろしい末路 「一生賃貸」の方がマシなパターンがある
http://toyokeizai.net/articles/-/150892
2016年12月23日 東洋経済
マイホームを買うことは、人生で最も大きな買い物の1つ。買う時は、将来への展望も空想して希望に満ちている人も多いだろう。しかし、自分が住み続ける建物の30年後や50年後のあり方について、考える人はあまり多くないのではないだろうか。
一戸建てであれば自分だけの所有になるため、自身の判断で将来に向けて臨機応変に対応できる。しかし、区分所有となるマンションでは、区分所有法による集団の合意形成という壁が存在する。マンションに暮らす人々は、世代や利害関係など多種多様。管理組合で物事を決めていくことは、簡単ではない。出口戦略がはっきりしない物件を保有し続けることが大きなリスクともいえるのだ。
■建て替えか?100年以上持たせるか?
一般的に、マンションでは10年から15年ごとに、大規模な修繕が必要になり、3回目の大規模修繕を迎える頃には、出口としていくつかの方向性を見定める必要が出てくる。資産価値維持のための大まかな方向性としては、築60〜70年程度で建て替えるか、建物の長寿命化を施し、100年以上住み続けるという選択肢になるだろう。さくら事務所のマンション管理コンサルタント土屋輝之氏は、次のように話す。
「そもそも、こうした方針があるということを意識して維持管理を行っている築30年〜40年ぐらいのマンションは、とても少ない。長期的な視点がなく、足元の修繕をやる発想しかない。居住者の中に、飛び抜けて意識の高い人が数名いて周りを強烈にリードしているケースでないと、うまくメンテナンスされていることはないのが現実だ」
しかし、何の戦略もなく修繕積立金を積んでいるだけでは、実はどこかで破綻してしまい、待っているのはスラム化、そして資産としての価値が消滅するという未来だという。もちろん、目先の修繕工事だけをやっても、使い続けることは一定程度できるが、建て替えや長寿命化を目指す場合にかかってくる費用のインパクトは大きく、その部分を余力として持っているマンションは多くない。
日本におけるマンションのストック数は約601万戸あるが、その中で1981年6月以前の旧耐震基準で建てられた建物が2014年の段階で106万戸も存在する。建て替えの検討が必須である物件は多いのだが、2016年4月1日段階で建て替えが実現したのは、227件と圧倒的に少ない(「マンション建替えの実施状況」国土交通省)。
これまでに建替えが実現してきたケースは、敷地に建てられる建物の最大の床面積である「容積」に、何らかの事情で余剰が生じ、それを生かして以前よりも大きな建物を作ることができた場合がほとんどだ。この増加した部分を余剰床という形で売却し、建築費用を捻出する方法が取られてきた。
また、立地条件の良さも、建替え事業を進める重要な前提になる。パートナーとなるデベロッパーの収益の見込みが立たなければ、そうした話も出てこない。「自分たちのマンションも、いつか誰かが現れて、建て替えができるのではないかと、何の根拠もなく思っている人は残念ながらいる」(土屋氏)というが、現実はそうした物件は圧倒的少数である。
■長寿命化の大規模修繕でも世帯負担は1000万円
では、50戸程度のマンションで、容積率に余裕がなく、建て替えたあともほぼ同じ戸数にしかならないケースで、解体から新築まで全て行った場合、どうなるか。マンションの規模によってもさまざまだが、都心によくある1戸あたり60平米〜70平米という広さで考えると、解体費、設計費、建築費などを合わせて「1世帯あたり平均3000万円くらい」(同)になるという。
建て替えが難しい場合は、もう一つの選択肢である長寿命化を模索することが考えられる。特に、郊外の大規模マンションや、バスでしかアクセスができない場所は建て替えの需要が乏しいため、早めに長寿命化のための資金を積み立てるという方向に移行していく必要があるだろう。こちらの方針を選択した場合でも、住民はそれぞれ「1000万円程度を支出する」(同)ことになるという。
また、建物の外側だけ綺麗になっても、部屋の中の設備が昔のままというわけにはいかないため、負担はまだ増える。60平米〜70平米のマンションで内装を全部取り払って、給排水、衛生設備などを全て取り替えるスケルトンリフォームをすると、「1000万から1200万ぐらいかかる」(同)。そうすると、建て替えずに長寿命化の道を選択しても、一世帯あたり2000万以下では不足するということになるのだ。
こうした費用負担を前提としながらも、法律に規定された区分所有者の同意を得て前に進めれば、まだよいシナリオだろう。築年数が古いにもかかわらず、出口戦略を見据えて計画的に維持管理をしていないマンションは、こうした物件の価値を維持するための選択肢が、1つずつなくなっていくことになる。
未来への方針が不明確だと、物理的、機能的劣化を防ぐための適切な投資ができない。その結果、マンションから人はいなくなり、修繕に必要な資金も入ってこなくなる。その時点で管理組合として慌てて管理費や修繕積立金を引き上げようとしても、合意は難しい。また、負担増を嫌って、人はさらに流出していくことになってしまう。
こうした悪循環に突入してしまうと、修正することはほぼ不可能だ。なぜなら、資産の大半を住民からの管理費と修繕積立金に依存している上、営利を目的とする会社とは異なり外部から資本を調達することもできず、選択肢に柔軟性がないからである。
こうしたリスクがある以上、建て替えで行くのか、長寿命化という道をとるのか、早い段階での合意形成が重要だ。その判断を行うための前提となる情報も必要である。国土交通省も問題を認識しており、「マンションの建替えか修繕かを判断するためのマニュアル」を作成。その中で、「最初のステップとして、当該マンションの老朽度を客観的に判定することが必要となります」としている。
しかし、築年数が経っているマンションでは、高齢者の住人の比率が高いことが問題を広げる。目先の資産価値が下落したり、建て替えの話につながったりすることを避けるため、老朽度判定で悪い評価を下されてしまい、それが表沙汰になることを嫌うのだ。
■解体して土地を売っても利益が出ないケースも
「高齢者の方に問題を指摘しても、『もう自分は長くはないから、自分が死んだと後にやってもらう分には何をしてもいい』という話にすり替えられてしまうことが多い。しかし、戦略がなければ、どこかで行き詰まり、最後は大きな地震で壊れるか、スラム化する末路になる」(土屋氏)
「自分が死んだ後に」と言うが、そもそも人が亡くなるタイミングはバラバラであり、集団の意思決定が必要な場面であることが考慮されていない。また、権利者が死亡すれば、相続人が増えてより権利関係が複雑になるだけだ。不動産は社会的な資産であり、自分たちの個人的な都合だけで考えることは、本来筋違いのはず。どのようにすれば本質的な資産価値を維持し、後継の人たちに適切につなげるかという思考に変えていく必要があるはずだが、そうした問題意識すらないことがほとんどという状況だ。
何も手を打つことができなければ、理屈上、最終的には建物を解体して敷地を売却し、残った残余資金を区分所有の割合で分配することになる。しかし、こうなってしまうと、そもそも財産が残るかどうかも不明確だ。土屋氏によると、「都心で、小さな土地に背の高い大きなマンションが建っている場合、敷地を売却した費用だけで、建物の取り壊すと、ほとんどお金が残らないか、場合によっては足らないというケースもありえる」という。現金が残ればまだよいが、足りなければ持ち出しになってしまうというのだ。
実は、このシナリオすら机上の話。現実はさらにどうにもならない事態が起きる可能性が高い。大手不動産会社の法務担当者は「当初の所有者に相続が発生し、相続人が複数いることで共有関係などが複雑化している物件も多い。敷地売却に関する合意形成そのものも一筋縄ではいかないことは明らか」と指摘する。にっちもさっちもいかなくなれば、まったく流動性のないモノを抱えることになる。こうなると、住まいは賃貸を貫き、預貯金、株式、金地金などの金融資産で持っていた方が、結果としてはよかったということにもなりかねない。
まだ一部の都心タワーマンションなどを除き、こうしたリスクに思いを馳せ、意識高く将来の戦略を立てている管理組合は、ほとんど存在しない。しかし、過去と同じ失敗を繰り返さないためには、近年竣工されたばかりの新築マンションでも、早い段階から出口戦略を考えていく管理を行うことが重要になるだろう。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c57
シリア的捏造:誰が、いかに、何のためにシリア紛争について偽情報を流しているのか? 2016年12月15日
インターネットの発達とともに、実際の情報とウソとの区別が、より難しくなってしまった。
スプートニクは、誰が何のために、シリアに関する偽情報を流しているのかを明らかにするため、複数の専門家に話を聞いた。
中東の安全保障問題の専門家でメディア分析を得意とするダニー・マッキー氏は、欧米マスコミによるシリア紛争の報道に対する自らの見解を示し、次のように指摘した-
「大量処刑や民間人への攻撃といった西側マスメディアが伝える情報のすべては、1枚の写真あるいはビデオによってさえ確認されていない。 プロパガンダ戦争が続いている。常にアレッポでは、それが特に激しかった。しかしシリア軍がこの町で勝利した事は、欧米マスメディアの主張の基盤を足元から崩し、彼らが作り出した民主主義リベラル勢力としてのシリアの穏健派在野勢力のイメージを木っ端みじんに吹き飛ばした。」
アレッポにおけるシリア政府軍に対する情報キャンペーンの枠内で、一部のマスコミそしてソーシャルネットワークの人気ページなどは、パレスチナ・ガザ地区の写真や、2014年2015年といった過去の写真を使い、それらを『平和に暮らす一般市民を迫害するアサド体制の獣のように残酷な軍隊』の行動ぶりを裏付けるアクチュアルな証拠として発表した。」
なお解放されたアレッポの実際の状況について、従軍記者のカメル・サカー氏は、次のようにレポートしている-
「私は、人々をテント村に移動させるための、よく組織された作業を目にした。必要不可欠なあらゆるもの、輸送手段、食料、薬品、負傷者に対する医療援助、それらはすべて提供されている。
多くの住民は、戦闘員が組織した食料の独占について証言した。それによって最も必要な物の値段が20倍にも高騰したという。
こうした事は、アレッポの状況に関する国連や人権団体すべての報告書が嘘であることを意味している。
国際的な人道組織は、アレッポの住民を全く助けていない。助けているのはシリア政府でありシリア軍であり、ロシアの軍人達だ。私自身、町に人道援助物資を運び込み、それを人々に分ける彼らのトラックを目にした。」
https://jp.sputniknews.com/politics/201612153138145/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c42
日本の鉄道インフラ輸出が本格化しているが、成功失敗それぞれあり悲喜こもごものようです。
インドネシアの高速鉄道計画は長年日本と共同で取り組んできたが、親中政権に交代し最終段階で突如として中国が受注しました。
インドネシア最大のジャワ島で首都ジャカルタからスラバヤまで730キロを結ぶ高速鉄道は、日本の受注が確実視されていました。
2014年10月に就任したジョコ新大統領は親中派であり、前政権よりも日米に対して距離を置こうとしている。
政変によるこうした変化はフィリピンやタイでも起きていて、いずれも親日米政権から親中国政権に変わっている。
背景にはこれらの国は貿易額で中国が1位になっている他、経済援助や中国企業の進出など、中国マネーの巨大さがある。
加えて南シナ海での中国軍の圧倒的な強さと、逃げ回るアメリカ軍の弱さ(そのように見えている)を見せ付けられて、もう中国に服従しようという雰囲気になっている。
ジョコ大統領はある日突然入札を止めてしまい、唐突に「中国に決定した」と発表し日本との交渉すら拒絶する姿勢を示しました。
日本側は金利負担なしなどかなりの好条件を提示したが、中国は「全て無料で高速鉄道を建設する」と言っていたのが後で判明しました。
中国案では中国が高速鉄道沿線の開発権を得て駅前開発などを行い、その代わり無料で鉄道を建設する事になっています。
駅を作って駅前の区画を販売し、販売益で高速鉄道を建設するという驚くべきプランですが、インドネシアはこれに飛びついてしまいました。
2019年に開業予定だが工事は進んでおらず、遅延と費用増加は避けられないと見られています。
中国は同様の手法をアフリカや中南米でもやっていて「無料で建設します」と言って受注しては後で費用を請求しています。
一度始まった工事を中止して新たに入札すると最初からやり直しになり、続行して追加で工事費を支払ったほうが安い。
相手は必ず支払いに応じざるを得ないのを見越した上で、ゼロ円とか赤字で受注しては、追加支払いを請求しています。
世界中で中国が受注したインフラ工事が放置され、「金を払わないならこれ以上工事しない」として相手政府に支払いを求めています。
日本でも「ゼロ円」「無料」を連発して後で料金を請求する悪質な携帯電話屋がありますが、ほぼ同じ手口です。
http://thutmose.blog.jp/archives/68167952.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/289.html#c68
老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書) 2016/11/16 野澤千絵(著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%80%81%E3%81%84%E3%82%8B%E5%AE%B6-%E5%B4%A9%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%A1%97-%E4%BD%8F%E5%AE%85%E9%81%8E%E5%89%B0%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%9C%AB%E8%B7%AF-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%87%8E%E6%BE%A4/dp/406288397X
本日の書評は、人口減少に伴い生じるべくして生じた、「老いる家」の問題を論じた至って真面目な新書についてです。
『空き家が15年後には2100万戸を超える……3戸に1戸が空き家に』
本書の帯に書かれているセンセーショナルな言葉は決して人ごとではありません
15年後には、3戸に1戸が空き家に
人口減少時代に突入した日本、人が老いるように、家も老います。家は老い、街は崩れます。『空き家が15年後には2100万戸を超える……3戸に1戸が空き家に』本書の帯に書かれているセンセーショナルな言葉は決して人ごとではありません。今自分たちが住んでいる街が、15年後にはインフラ不足の不便な場所に成り下がるかもしれない。阻止するためには、今手を打たなければ間に合わない。本書は人口減少に伴い生じるべくして生じた、老いる家の問題を論じた至って真面目な新書です。
◾人口が減っているのになぜ、新築が建てられるのか
◾郊外の田畑の真ん中に新築住宅が建てられるのはなぜか
◾老いていく家の引き起こす問題とはなにか
◾これまでの都市計画・住宅政策の限界とこれからの方策とは
こういった観点で、社会問題化しつつある住宅過剰供給に対する問題提起をしています。
著者である野澤氏は東洋大学理工学部建築学科の教授を務めている方なためか、新書といってもゴリゴリの歯ごたえある読み口となっています。
少々小難しいので、誤解を恐れず要約します。
本書の主張
「人口減ってるから、ある程度のエリアにまとまって住まないと、社会インフラ(ライフラインや道路や学校などの公共施設)とかが維持できず、生活レベルが下がるよ〜」
「自分の町の人口を増やしたいからといって、畑の真ん中に住宅建てても、隣の町から人口を奪い合ってるだけだよ〜」
「儲かるからって畑の真ん中に家を建てて売るのは、社会全体で見たらインフラの非効率を招く行為だよ〜」
「今まで都市計画では、こういう問題に対処できなかったけど、これからはちゃんと音頭とって対処しないと税金のムダ遣いが減らないよ〜」
という感じです。
ライフラインや道路などは、市場の失敗に陥るからこそ、公共財として供給されます。都市計画によりその公共財のための予算や分配が影響を受けるのだとすれば、当然、住宅供給量や場所を制限するのも公共政策の務めとなるわけです。
普段あまり考えることもない都市計画における失敗とこれからの住宅のあり方について、本書のエッセンスを見ていきたいと思います。
【関連】あなたは勝ち組?負け組? 首都圏鉄道「沿線格差」の実態を解説した良書!=姫野秀喜
以下、著者の言葉を抜粋します。
『』内は引用です。
人口が減っているのになぜ、新築が建てられるのか?
【答え】
◾業者は『売れるから建てる』
◾買う人は『「住宅は資産」と考え』『住宅ローン減税といった優遇措置』があるから買う
結果、買う人がいるから作って売るわけです。
都心に建つ新築タワーマンションが引き起こしている直近の問題とは?
【答え】
◾タワマンは狭いエリアに多くの人が居住するため、インフラが追いつかない。
『東京湾岸エリアではすでに、あまりにも多くの超高層マンションが建てられたために、居住地として必要な様々な生活関連施設が不足』
『小学校の教室不足や地下鉄のホームが過密になりすぎて危険な状態になるといった問題が深刻化しています』
なお、この状況は今後も拡大していくようで、『東京都の湾岸6区内には、すでに17万戸もの空き家がある中で、「売れるから建てる」という短期的な市場原理の中で、これからさらに、千葉ニュータウン一つ分もの新築住宅がつくられる』という悲観的なストーリーが続きます。
タワーマンションが将来引き起こすと懸念される問題は?
【答え】
◾入居者が多すぎて意思統一できず、老朽化や建替えが出来なくなる
『超高層マンションは、将来、不良ストック化するリスクがある』
『超高所での暮らしが成り立っているのは、エレベーターや排水施設などを稼働させる電気の力があるから』
この設備を維持・管理するのはマンション各部屋の持ち主である、区分所有者たちです。『しかし、分譲マンションは、どのような区分所有者がいるのか』わかりません。ゆえに『将来にわたって建物の維持管理が適正に行われるかどうかが未知数』なのです。
将来、建替えに一部屋あたり1000万円の拠出金が必要になったとしても、出せる人は一握りでほとんどの人は拠出できないでしょう。そして、管理組合の総会で建替えは否決され、設備は老朽化し、エレベーターや給水施設などライフラインが使い物にならなくなり、廃墟と化す。30年〜50年後には起こりうる未来ですね。それでもタワマンが欲しいですか?
なぜ新築タワーマンションがたくさん建つのか?
【答え】
◾『国と自治体が、その区域の都市計画規制を特別にかつ大幅に緩和しているから』
『問題なのは、東京都が、「都心居住の推進」のために容積率等の緩和を可能とした区域があまりにも広すぎるということ』
『駅周辺地区などに限定して拠点的に指定するのではなく、おおむね首都高速中央環状線の内側と湾岸部のほとんどを含んだ極めて広大(過大)なエリアを指定』
更に問題なのは、建てられる住戸などの数値目標を管理していないこと。
『必要な住戸タイプや住戸数の将来目標量を設定したうえで、その目標量をエリアごとに割り当て、都市計画規制の緩和を行っていない』
『今の都市計画や住宅政策は、超高層マンションで供給される住戸数がどんどん積み上がる自体を全体的にコントロールしているわけではない』
『たとえば、湾岸エリアのある区域では、現在、3棟の超高層マンションを伴う市街地再開発事業が進められ』『約3000戸もの新築住宅が供給される予定になっています』
『そもそも、この地区に3000戸もの住宅がつくられる量そのものの妥当性や、全体として住宅の量が積み上がっていくことへの影響に対して、丁寧な検討も調整もされていないのが実態なのです』
『これ以上、住宅過剰社会を助長しないよう、長期的な視野から、都市計画・建築の規制緩和のあり方について、真剣に議論すべき』
郊外の田畑の真ん中に新築住宅が建てられるのはなぜか?
【答え】
◾人口増加させたい地方自治体が条例で規制緩和したから
◾既にある市街より、新規で規制緩和された田畑の方が住宅を建売りしやすいから
『2000年の都市計画法改正によって、開発許可権限のある自治体が、開発許可基準に関する規制緩和の条例を定めれば、市街化調整区域※でも宅地開発が可能とされた』※市街化調整区域とは、通常は家を建てられない区域のこと
新規で田畑に家を建てた方が土地の価格も安く、『都市計画税が不要な市街化区域での開発の方がメリットがあるとされ、これまで整備してきた市街化区域の開発意欲を奪う要因となった』。
『農地をつぶして、無秩序に宅地化しながら、低密にまちが広がり続け、インフラ等の維持管理コストや行政サービスを行うべきエリア面積をますます増大させ、行政サービスの効率の悪化や行政コストの増加といった悪循環を引き起こす状況は、まさに「焼畑的都市計画」であると言えます』
「老いていく家」が引き起こす問題とは何か?
【答え】
◾個々の問題は水道管が破裂したりマンションがスラム化したりすること
◾全体の問題はインフラの非効率によるサービス低下や増税
『スラム化した分譲マンションとして有名な事例が福岡市にあります。博多駅から徒歩5分ほどにある築40年超の11階建ての分譲マンション』
『管理組合とデベロッパーとの意見が一致しなかったことも影響し、1988年には、マンション全体の電気供給が止まり、エレベーターと屋上の貯水タンクへの上水道の供給が止まり、全戸への給水もできなくなりました』
『老いた空き家が放置・放棄され、周辺に著しく悪影響を及ぼす場合には、最終手段として、税金を使って自治体が対応するしかないケースが増えてしまうことが想定されます』
『しかし、自治体には、こうした対応をする財政的体力が、もうなくなってきている』
『そのため、今ある公共施設・インフラのすべてを更新することは不可能な状況』
『それなりに(公共施設・インフラを)集約・統廃合していかなければ、増大する維持管理費が財政を圧迫するという問題も生じてしまう』
ただ、この統廃合は『市民の反対が大きいことが予測されることや、選挙の票につながらないために、主張や議員が積極的に取り組もうとしないこともある』
まぁ、皆、自分が得することだけ考えて部分最適を追求したら、そうなりますね。
総括
多くの事例が並べられているためわかりにくい印象の本書ですが、述べられている「住宅過剰社会に対する問題提起」はシンプルです。
冒頭でも要約しましたが、さらに3行でまとめると、
「人口減るんだから、住むエリアも狭めて家も減らそうよ」
「野放図に新築を建てず、建てるなら既存の空き家を取り崩してそこに建てようよ」
「そうすれば行政コストも抑えられるから、そういう政策にしようよ」
ということです。
オリンピック施設が将来世代に負の遺産として受け継がれるかもしれないということを危惧する人は多いです。しかし、実はオリンピック施設以上の「負の遺産」が日本全国各地に大量に今も建設されて続けている、ここに筆者は危機感を持っているのだと思います。
不動産投資でも、将来コンパクトシティになるであろう未来を見据えて、購入する物件の立地を見定めたいものです。でわでわ。
http://www.mag2.com/p/money/28359
【答え】
◾タワマンは狭いエリアに多くの人が居住するため、インフラが追いつかない。
『東京湾岸エリアではすでに、あまりにも多くの超高層マンションが建てられたために、居住地として必要な様々な生活関連施設が不足』
『小学校の教室不足や地下鉄のホームが過密になりすぎて危険な状態になるといった問題が深刻化しています』
なお、この状況は今後も拡大していくようで、『東京都の湾岸6区内には、すでに17万戸もの空き家がある中で、「売れるから建てる」という短期的な市場原理の中で、これからさらに、千葉ニュータウン一つ分もの新築住宅がつくられる』という悲観的なストーリーが続きます。
タワーマンションが将来引き起こすと懸念される問題は?
【答え】
◾入居者が多すぎて意思統一できず、老朽化や建替えが出来なくなる
『超高層マンションは、将来、不良ストック化するリスクがある』
『超高所での暮らしが成り立っているのは、エレベーターや排水施設などを稼働させる電気の力があるから』
この設備を維持・管理するのはマンション各部屋の持ち主である、区分所有者たちです。『しかし、分譲マンションは、どのような区分所有者がいるのか』わかりません。ゆえに『将来にわたって建物の維持管理が適正に行われるかどうかが未知数』なのです。
将来、建替えに一部屋あたり1000万円の拠出金が必要になったとしても、出せる人は一握りでほとんどの人は拠出できないでしょう。そして、管理組合の総会で建替えは否決され、設備は老朽化し、エレベーターや給水施設などライフラインが使い物にならなくなり、廃墟と化す。30年〜50年後には起こりうる未来ですね。それでもタワマンが欲しいですか?
なぜ新築タワーマンションがたくさん建つのか?
【答え】
◾『国と自治体が、その区域の都市計画規制を特別にかつ大幅に緩和しているから』
『問題なのは、東京都が、「都心居住の推進」のために容積率等の緩和を可能とした区域があまりにも広すぎるということ』
『駅周辺地区などに限定して拠点的に指定するのではなく、おおむね首都高速中央環状線の内側と湾岸部のほとんどを含んだ極めて広大(過大)なエリアを指定』
更に問題なのは、建てられる住戸などの数値目標を管理していないこと。
『必要な住戸タイプや住戸数の将来目標量を設定したうえで、その目標量をエリアごとに割り当て、都市計画規制の緩和を行っていない』
『今の都市計画や住宅政策は、超高層マンションで供給される住戸数がどんどん積み上がる自体を全体的にコントロールしているわけではない』
『たとえば、湾岸エリアのある区域では、現在、3棟の超高層マンションを伴う市街地再開発事業が進められ』『約3000戸もの新築住宅が供給される予定になっています』
『そもそも、この地区に3000戸もの住宅がつくられる量そのものの妥当性や、全体として住宅の量が積み上がっていくことへの影響に対して、丁寧な検討も調整もされていないのが実態なのです』
『これ以上、住宅過剰社会を助長しないよう、長期的な視野から、都市計画・建築の規制緩和のあり方について、真剣に議論すべき』
「老いていく家」が引き起こす問題とは何か?
【答え】
◾個々の問題は水道管が破裂したりマンションがスラム化したりすること
◾全体の問題はインフラの非効率によるサービス低下や増税
『スラム化した分譲マンションとして有名な事例が福岡市にあります。博多駅から徒歩5分ほどにある築40年超の11階建ての分譲マンション』
『管理組合とデベロッパーとの意見が一致しなかったことも影響し、1988年には、マンション全体の電気供給が止まり、エレベーターと屋上の貯水タンクへの上水道の供給が止まり、全戸への給水もできなくなりました』
『老いた空き家が放置・放棄され、周辺に著しく悪影響を及ぼす場合には、最終手段として、税金を使って自治体が対応するしかないケースが増えてしまうことが想定されます』
『しかし、自治体には、こうした対応をする財政的体力が、もうなくなってきている』
『そのため、今ある公共施設・インフラのすべてを更新することは不可能な状況』
『それなりに(公共施設・インフラを)集約・統廃合していかなければ、増大する維持管理費が財政を圧迫するという問題も生じてしまう』
ただ、この統廃合は『市民の反対が大きいことが予測されることや、選挙の票につながらないために、主張や議員が積極的に取り組もうとしないこともある』
まぁ、皆、自分が得することだけ考えて部分最適を追求したら、そうなりますね。
http://www.mag2.com/p/money/28359/2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/654.html#c10
『幽霊屋敷の蛇淫』動画
https://www.youtube.com/watch?v=fjrfTX6LiT8
『幽霊屋敷の蛇淫』(1964・伊=仏)
DANZA MACABRA
CASTLE OF BLOOD
日本公開1965年・大蔵映画配給
監督: アントニオ・マルゲリーティ
出演: バーバラ・スティール, ジョルジュ・リヴィエール, マルガレーテ・ローブサーム, アルトゥロ・ドミニチ, シルヴァノ・トランクイッリ
言語: フランス語
これもGHだ 『幽霊屋敷の蛇淫』
http://blogs.yahoo.co.jp/gh_jimaku/8411854.html
アンソニー・ドーソンことアントニオ・マルゲリーティが監督した「幽霊屋敷もの」の大傑作ですよん!
当初セルジオ・コルブッチ監督作品としてスタートしたが、撮影開始の一週間後に降板し、マルゲリーティが引き継いだと言われる
エドガー・アラン・ポォを取材に来た記者のアランはポォとブラックウッド伯爵に賭けをする。
それは伯爵の所有する幽霊の出る古城で一晩過ごせたら10ポンドを払うというものでかくしてアランは伯爵の古城へ赴き中へ入った。
闇の中で燭台に火をつけて回るアランだったがホールを覗くとなんと舞踏会が行われていた。
「なんじゃ ここは?パーティ会場じゃないか?」
いきなりドアが閉まるときれいさっぱりホールは無人になっていた。
そして妙齢の美女エリザベスが現れるがなんと彼女はブラックウッド伯爵の妹と言うではないか。
しかも伯爵がアランと賭けをした事を知っていた。
そしてまた違う美女ジュリアが登場!
彼女は同性愛者でエリザベスとレズの関係だった。
それでエリザベスは馬丁のパーパスとも関係してる両刀使いの淫乱女だった。
そんな事も気にせずアランはエリザベスと一戦交わって終わると急に現れた半裸のバーパスがいきなりエリザベスの腹をナイフで刺した!!
アランはバーパスを追ったが見失い戻ってみると殺されたはずのエリザベスの死体は消えていた・・・・
「なんじゃなんじゃこの城は・・・化け物屋敷か?」
(いやそうだって、だから伯爵と金を賭けて一晩泊まる約束したんじゃないかい!)
さあここでまた変な人登場!
カルマス博士というこのオッサンは実はこの城である実験をしていて毎年11月2日はかってこの城で死んだ者がその死の瞬間を再び繰り返すという陰惨な夜だという事。
アランは
「ギョエー!それってまさに今夜じゃん!
エライ時に来ちゃったなぁ!10ポンドの賭けは安すぎたかなぁ?」
博士はアランに「あんたとエッチしたエリザベスはあの中庭の墓の下で眠ってる」
と・・・「ギョエー!俺ってやっぱり幽霊とエッチしちゃったの?」
じゃあ事の真相はこれじゃと博士に案内されたのはエリザベスと夫のウィリアムの寝室で夫婦でエッチの後にバーパスが現れ、なんとウィリアムを絞め殺した!
次はエリザベスを絞め殺そうと迫るバーパスをいきなり現れたレズのジュリアが蜀台で殴り殺した!そして男2人の死体が転がるベッドでエリザベスにエッチを迫るジュリアをいきなりナイフで腹を刺すエリザベス!
この陰惨な殺人劇を見ていたアランは「ギョエー!なんちゅうとこへ来てしまったのら!」
カルマス博士はおせっかいにもアランに城の中を案内してくれます。
「この部屋では新婚夫婦が惨殺されました」とまるで地獄のツアーコンダクターか!
博士も自分の書斎で
「私もバーパスにナイフで何度もメッタ突きだったんだよ」
とスンバラシイ告白をアランにしてくれます。
「ギョエー!あんたも幽霊?」
あとは皆さんのお察し通りで死者が集まってステキな合コンを開いてくれて
「アラン、お前も死んで俺たちの仲間になるんだぁ〜!」「魂くれ!」「金返せ!」「ポテトも一緒にいかがですか?」
と追いかけてくれます。
「いやだぁそんな集いには参加したくないよ〜」
とエリザベスと城を逃げ回るアランでしたが外への出口を見つけます。
ヤッタァー!\(`∇\)(/`∇)/
しかしエリザベスいわく
「私は城から出れないの もうあの世の人間だから」
という彼女を無理矢理に城から連れ出すと彼女は突然ガイコツになるのでした。
そこは城の中庭でふと上を見あげると大きな木の枝に無数の首吊り死体が「アランお前も来いよ」とぶら下がってます。
「ギョエー!城の外もパラレルワールドかい!」
足元にはエリザベスの墓が・・・・「襟座部酢信女之霊」と戒名まで!(ウッォー!)
やっとの事で門のところまでたどり着いたアランでしたが急に門が閉まり門の飾りが彼の首に刺さって悶絶するアランだったんですね。
そして朝になり伯爵とポォ馬車で現れて「あーあ 彼も生きて出れなかったね」
そして彼の懐から10ポンドを抜き取った。ひでぇ奴ですなぁ!
モノクロの何ともいえない叙情的な作品でアントニオ・マルゲリーティの代表的な作品で監督本人もえらく気に入ってセルフリメイクの『蜘蛛の巣の虜』1970(日本未公開 Nella strerra morsa del ragno)を作ったくらいだそーです。
ヒロインを演じるバーバラ・スティールはマリオ・バーヴァの傑作の『血ぬられた墓標』でブレイクしてイタリア・ホラー映画の女王として名高い美人女優です
(実はフェデリコ・フェリーニも彼女をえらく気に入って『8 1/2』(1963)に指名して出演させた程だったとか)
日本では悪名高き大蔵映画が配給してこんなエログロの題名がつきましたが
主人公が伯爵と賭けをする冒頭の15分がバッサリとカットされた短縮版でした。
(これも上映時間を稼ぐための大蔵映画お得意の手法だったんですよ)
当時劇場で観た観客は何で3人が馬車に乗って城まで来たいきさつが
理解できなかったでしょうな。
http://blogs.yahoo.co.jp/gh_jimaku/8411854.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/675.html
生理中の女性隔離、ネパールの15歳少女が死亡 2016.12.23
http://www.cnn.co.jp/world/35094211.html
少女たちが隔離される「生理小屋」は小さな入り口が1つあるだけの粗末な造り
生理中の女性隔離、ネパールの15歳少女が死亡
(CNN) ネパール西部ヒマラヤ山脈の山奥にある小さな小屋に寝泊まりしていた15歳の少女が、暖を取ろうとしてつけたたき火の煙を就寝中に吸い込んで死亡した。少女は生理中だったことを理由に集落から引き離され、この小屋で1人きりで過ごしていた。
少女が住んでいたアチャム郡ガジャラ村などネパールの極西部には、生理中の女性をけがれた存在と見なして村から追放する「チャウパディ」の習慣がある。
アチャム郡警察によると、この1カ月で死亡したのはこれで2人目。同郡だけで過去9年の間に10人の少女が同じような小屋で死亡した。主な死因は煙の吸引のほか、ヘビにかまれたり基本的な医療を受けられなかったために死亡する少女もいたという。
チャウパディは何百年も前から続く習慣で、生理に関するヒンドゥー教のタブーに由来する。少女たちが隔離される「生理小屋」は小さな入り口が1つあるだけの粗末な造りで衛生状態は悪く、窓がないため通気も悪い。
2011年の国連報告書によれば、生理中の女性はほかの人や家畜、野菜、植物、果実に触れることを禁止される。牛乳や乳製品の摂取も許されず、水道や井戸の使用は制限される。「この習慣を破れば神が怒って寿命が縮んだり家畜や作物が死ぬと信じている地域が今もある」と報告書は指摘。「女性が触れた果実は熟す前に落ち、水に触れれば井戸は枯渇すると信じる人もいる」
地域によっては、教育の神を怒らせるという恐れから生理中の女性が本を読んだり触れたりすることさえ禁じることもあるという。
ネパールの最高裁判所は2005年にチャウパディを違法とする判断を示し、政府はその3年後、チャウパディ撲滅に向けたガイドラインを公表した。それでも西部の山間部などには今もその習慣が根強く残る。
ガジャラ村は2015年にチャウパディ撲滅を宣言したが、アチャム郡の当局者によると、同郡の女性13万8000人のうち70%以上が今もこの習慣に従っているという。
政府の統計によるとガジャラ村の人口は約1500人。チャウパディ撲滅宣言は90%を超す世帯がこの習慣をやめた時点で宣言される。しかし「地元の霊能者が村に起きた不幸は少女や女性がチャウパディの伝統を破ったためだと言いふらし、家族が娘や妻を再びこの習慣に従わせている」(女性・児童・社会福祉省広報)。それでも今回のような悲惨な事例は極めて稀になったと同広報は話している。
http://www.cnn.co.jp/world/35094211.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/752.html
2009年11月、広島県北広島町の臥龍山山頂付近で島根県立大1年、平岡都さん(当時19)のバラバラ遺体が見つかった事件。島根・広島両県警合同捜査本部は20日、遺体発見の2日後に事故死した島根県益田市の矢野富栄容疑者(同33)を殺人などの疑いで書類送検した。
今年に入り、捜査本部が過去の性犯罪事件を調べたところ、矢野容疑者の名前が浮上。矢野容疑者のデジカメに平岡さんと矢野容疑者の自宅部屋の壁、風呂場で写した画像が残っていた。平岡さんを殺害後、遺体を風呂場でバラバラにして車で運び、山中に遺棄したとみられる。
「遺体は性別が判断できないほど損傷が激しく、顔に複数の殴打痕があり、首を絞められ、かきむしった痕もあった。両胸は鋭利な刃物でえぐり取られ、腹部からは内臓の大部分が取り出されていた。左大腿骨の骨の一部が切断され、肉がそぎ落とされていた。胴体には死後、切り付けられた傷があり、一部が焼けていました」(捜査関係者)
こんな残虐な手口で殺害した矢野容疑者とは、どんな人物なのか。近隣住民らによると、下関市にある実家は祖父の代から米屋を営み、両親と弟の4人暮らしだった。地元中学を卒業後、北九州市の進学高から1浪して国立大に進学したが、中退。矢野容疑者は04年、北九州市や都内で面識のない女性を刃物で脅してわいせつな行為をしようとした罪などで、懲役3年6カ月の実刑判決を受けている。
その後、地元に戻り、ラーメン店でアルバイトを続け、09年春から益田市内の住宅関連会社に勤務していた。息子が矢野容疑者と同級生だったという近所の主婦がこう言う。
「米屋だけでは生活が苦しかったようで、お母さんがクリーニング店を始めました。色白でとてもきれいな方で近所でも評判だった。矢野君が大学に合格した時には『防衛大にも合格したのよ』なんて言って本当にうれしそうで、まさに自慢の息子さんでした。矢野君もお母さん似で、目鼻立ちのはっきりしたイケメン。陸上部に所属していて、ウチの子と違って頭も良かったけど、女の子にはモテなかったみたい。マジメ過ぎて、堅苦しい感じでしたから」
事件の2年ほど前に父親が病死し、米屋を閉店。33歳で会社員として第一歩を踏み出したばかりの犯行だった。そして遺体発見から2日後の11月8日、矢野容疑者は近所の人に「父親の墓参りに行く」と言い残し、母親と2人で車で出掛けた。その帰り道に事故死した。
「山口県の中国自動車道下り線で矢野容疑者が運転する小型車が左右のガードレールに何度もぶつかり、ボンネットから白煙を上げながら路側帯に停止し、炎上した。黒焦げになった車の運転席から矢野容疑者が、車のそばで母親の焼死体が見つかった。ブレーキ痕やスリップ痕はなく、矢野容疑者が母親を巻き込み、無理心中を図ったとみられています」(前出の捜査関係者)
矢野容疑者は事件後、知人に「大変なことをした」と漏らしたそうだが、平岡さんとの接点、動機は不明のまま。身勝手な凶行は、何ともやるせない結末となった。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/540.html#c37
7年前島根県浜田市で19歳の女子大学生が行方不明になり、広島県で遺体が見つかった事件で、警察は事件のあと交通事故で死亡していた33歳の会社員の男を殺人などの疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは事件当時、島根県に住んでいた会社員の矢野富栄容疑者(33)です。
平成21年10月、島根県浜田市で県立大学の1年生で19歳の女子大学生の行方が分からなくなりその後、北広島町の山で遺体の一部が見つかりました。
警察はことし、性犯罪の逮捕歴などがある人物について捜査の対象を広げて洗い出しを進めた結果、遺体が見つかった2日後に山口県内で起きた交通事故で死亡していた矢野容疑者が女子大学生が行方不明になった日の深夜までの間に首を絞めて殺害し、その後、遺体を遺棄した疑いのあることがわかったということです。
矢野容疑者は事件の5年前の平成16年に北九州市や東京・杉並区で、面識のない女性に刃物を突きつけ、わいせつな行為をしようとして、けがをさせるなど3つの事件で懲役3年6か月の実刑判決を受けていました。
合同捜査本部を設置している島根と広島の警察は20日記者会見を開きこれまでの経緯を説明しました。
この中で警察は不審車両や素行不良者について捜査を進め、矢野容疑者の関係先に残されていたデジタルカメラやUSBメモリーから、死亡した女子大学生の遺体や包丁が撮影された画像のデータが見つかったことが決め手となったと説明しました。
その一方で事件の解明に7年の時間がかかったことについて、島根県警察本部の杉原知行捜査一課長は「目撃情報がなく、遺体の遺棄現場以外の現場が判然とせず、動機が不明だったため、あらゆる観点からの捜査になった。ゼロベースからの捜査だった」などと説明しました。
警察は20日、殺人などの疑いで書類を検察庁に送りましたが、矢野容疑者が死亡しているため、動機や詳しいいきさつが解明されないまま捜査は終結することになります。
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/404.html#c8
おぞましい事件発覚から7年が経ち、ようやく犯人が判明した。
2009年11月、広島県北広島町の臥龍山山頂付近で島根県立大1年、平岡都さん(当時19)のバラバラ遺体が見つかった事件。島根・広島両県警合同捜査本部は20日、遺体発見の2日後に事故死した島根県益田市の矢野富栄容疑者(同33)を殺人などの疑いで書類送検した。
今年に入り、捜査本部が過去の性犯罪事件を調べたところ、矢野容疑者の名前が浮上。矢野容疑者のデジカメに平岡さんと矢野容疑者の自宅部屋の壁、風呂場で写した画像が残っていた。平岡さんを殺害後、遺体を風呂場でバラバラにして車で運び、山中に遺棄したとみられる。
「遺体は性別が判断できないほど損傷が激しく、顔に複数の殴打痕があり、首を絞められ、かきむしった痕もあった。両胸は鋭利な刃物でえぐり取られ、腹部からは内臓の大部分が取り出されていた。左大腿骨の骨の一部が切断され、肉がそぎ落とされていた。胴体には死後、切り付けられた傷があり、一部が焼けていました」(捜査関係者)
こんな残虐な手口で殺害した矢野容疑者とは、どんな人物なのか。近隣住民らによると、下関市にある実家は祖父の代から米屋を営み、両親と弟の4人暮らしだった。地元中学を卒業後、北九州市の進学高から1浪して国立大に進学したが、中退。矢野容疑者は04年、北九州市や都内で面識のない女性を刃物で脅してわいせつな行為をしようとした罪などで、懲役3年6カ月の実刑判決を受けている。
その後、地元に戻り、ラーメン店でアルバイトを続け、09年春から益田市内の住宅関連会社に勤務していた。息子が矢野容疑者と同級生だったという近所の主婦がこう言う。
「米屋だけでは生活が苦しかったようで、お母さんがクリーニング店を始めました。色白でとてもきれいな方で近所でも評判だった。矢野君が大学に合格した時には『防衛大にも合格したのよ』なんて言って本当にうれしそうで、まさに自慢の息子さんでした。矢野君もお母さん似で、目鼻立ちのはっきりしたイケメン。陸上部に所属していて、ウチの子と違って頭も良かったけど、女の子にはモテなかったみたい。マジメ過ぎて、堅苦しい感じでしたから」
事件の2年ほど前に父親が病死し、米屋を閉店。33歳で会社員として第一歩を踏み出したばかりの犯行だった。そして遺体発見から2日後の11月8日、矢野容疑者は近所の人に「父親の墓参りに行く」と言い残し、母親と2人で車で出掛けた。その帰り道に事故死した。
「山口県の中国自動車道下り線で矢野容疑者が運転する小型車が左右のガードレールに何度もぶつかり、ボンネットから白煙を上げながら路側帯に停止し、炎上した。黒焦げになった車の運転席から矢野容疑者が、車のそばで母親の焼死体が見つかった。ブレーキ痕やスリップ痕はなく、矢野容疑者が母親を巻き込み、無理心中を図ったとみられています」(前出の捜査関係者)
矢野容疑者は事件後、知人に「大変なことをした」と漏らしたそうだが、平岡さんとの接点、動機は不明のまま。身勝手な凶行は、何ともやるせない結末となった。
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/404.html#c9
おぞましい事件発覚から7年が経ち、ようやく犯人が判明した。
2009年11月、広島県北広島町の臥龍山山頂付近で島根県立大1年、平岡都さん(当時19)のバラバラ遺体が見つかった事件。島根・広島両県警合同捜査本部は20日、遺体発見の2日後に事故死した島根県益田市の矢野富栄容疑者(同33)を殺人などの疑いで書類送検した。
今年に入り、捜査本部が過去の性犯罪事件を調べたところ、矢野容疑者の名前が浮上。矢野容疑者のデジカメに平岡さんと矢野容疑者の自宅部屋の壁、風呂場で写した画像が残っていた。平岡さんを殺害後、遺体を風呂場でバラバラにして車で運び、山中に遺棄したとみられる。
「遺体は性別が判断できないほど損傷が激しく、顔に複数の殴打痕があり、首を絞められ、かきむしった痕もあった。両胸は鋭利な刃物でえぐり取られ、腹部からは内臓の大部分が取り出されていた。左大腿骨の骨の一部が切断され、肉がそぎ落とされていた。胴体には死後、切り付けられた傷があり、一部が焼けていました」(捜査関係者)
こんな残虐な手口で殺害した矢野容疑者とは、どんな人物なのか。近隣住民らによると、下関市にある実家は祖父の代から米屋を営み、両親と弟の4人暮らしだった。地元中学を卒業後、北九州市の進学高から1浪して国立大に進学したが、中退。矢野容疑者は04年、北九州市や都内で面識のない女性を刃物で脅してわいせつな行為をしようとした罪などで、懲役3年6カ月の実刑判決を受けている。
その後、地元に戻り、ラーメン店でアルバイトを続け、09年春から益田市内の住宅関連会社に勤務していた。息子が矢野容疑者と同級生だったという近所の主婦がこう言う。
「米屋だけでは生活が苦しかったようで、お母さんがクリーニング店を始めました。色白でとてもきれいな方で近所でも評判だった。矢野君が大学に合格した時には『防衛大にも合格したのよ』なんて言って本当にうれしそうで、まさに自慢の息子さんでした。矢野君もお母さん似で、目鼻立ちのはっきりしたイケメン。陸上部に所属していて、ウチの子と違って頭も良かったけど、女の子にはモテなかったみたい。マジメ過ぎて、堅苦しい感じでしたから」
事件の2年ほど前に父親が病死し、米屋を閉店。33歳で会社員として第一歩を踏み出したばかりの犯行だった。そして遺体発見から2日後の11月8日、矢野容疑者は近所の人に「父親の墓参りに行く」と言い残し、母親と2人で車で出掛けた。その帰り道に事故死した。
「山口県の中国自動車道下り線で矢野容疑者が運転する小型車が左右のガードレールに何度もぶつかり、ボンネットから白煙を上げながら路側帯に停止し、炎上した。黒焦げになった車の運転席から矢野容疑者が、車のそばで母親の焼死体が見つかった。ブレーキ痕やスリップ痕はなく、矢野容疑者が母親を巻き込み、無理心中を図ったとみられています」(前出の捜査関係者)
矢野容疑者は事件後、知人に「大変なことをした」と漏らしたそうだが、平岡さんとの接点、動機は不明のまま。身勝手な凶行は、何ともやるせない結末となった。
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c14
24:NEWSまとめもりー訪問者2016年12月20日 14:11
マジで犯人こいつなの?これ絶対複数犯だと思ってたわ
35:NEWSまとめもりー訪問者2016年12月20日 15:39
>>24
殺してるシーンとか凌辱していると思われる動画や画像が出てきてるらしい。
どうしてそんな動画を取って保存したのか犯罪者の思考は分からん。
複数犯説はほぼ否定されてる。現場の状況から単独犯ってのはほぼ決定的らしい。
個人的には死体遺棄や損壊に親が関わってる可能性があるように思う。
http://www.akb48matomemory.com/archives/1063185040.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/540.html#c38
ここから「脳のエネルギー源は糖質だけ」という誤解が生まれたと推測できます。ところが、近年の研究で、脳の関門はブドウ糖以外にも、通過できる物質があることがわかってきました。
それが「ケトン体」です。
やっと主役が出てきました。これがケトジェニックダイエットのネーミングの元になっているもので、ヒトのカラダにとても有益に働く物質です。脳の関門を通過できるのですから、脳のエネルギー源になれることは確実です。
ケトン体は、脳だけでなく体内のあらゆる細胞でエネルギーとして使えることがわかってきました。「糖に代わるエネルギー」と言っても過言ではありません。そしてむしろ、人間の本来のエネルギー源はケトン体なのではないだろうか?という説まで飛び出してきているのです。
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/571.html
「ケトン体」は正確には脂肪は糖分にはなりません。
糖分に似た働きのケトン体というものに、肝臓で変換された後、脳へ運ばれ、エネルギーをつくりだすのに利用されます。
マヌケな回答者mcc...のために教えて差し上げましょう。
お前が言っているケトン体だが、このケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。
そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
そしてお前のもう一つバカなところは、
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
ということを知らないことだ。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。
他にも説明したいことは山ほどあるが、こんなことも知らないで、よくもほざけたもんだな。
どっちが「無知」だったかわかったか?
お前のその足りない脳みそで、もっとよく勉強してから非難するんだな!
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14149485104;_ylt=A2RAqaaG8s9WADwAjfLaaAB8
詳細は
糖質制限食がダメな理由・・・・・古代人のミイラが語る・・・・
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/585.html
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/249.html#c1
島根女子大生惨殺事件(2009年11月)で本人死亡のまま書類送検された会社員・矢野富栄容疑者(33=当時)は、遺体発見の2日後に事故死する直前まで、当時流行していたSNS「mixi(ミクシィ)」を更新していた。今月19日に削除されるまで放置状態だった矢野容疑者のミクシィからは“孤独な猟奇殺人鬼”的な、おぞましい本性が垣間見える。
矢野容疑者は山口県下関市出身。クリーニング店を営む家庭に育った。ネット上では、在日外国人説が飛び交っているが「祖父母の代から日本人」とは実家周辺住民。大学中退後は地元でフリーターをし、首都圏にいた時期もあったという。
ドラムやピアノを演奏するバンドマンもしていた。ミクシィのプロフィル欄にはビジュアル系アーティスト風の自撮り写真を載せているが「26歳の頃のものです。釣りで掲載してます」と“詐欺画像”だと自白。「最近は黒髪・短髪、日焼けしてる上にかなり太ってしまった為、見た目は別人です。友人から『中に丸太が入ってるやろ?』と指摘されました」とつづった。
「とりあえず、何でもいい。メッセージをくれ。話はそれからだ!!」と始まる自己紹介には「警告」として「来る者は拒まず 去る者は 地獄の果てまで 追って行きます 声をかける際は心して下さい」。粘着質な性格がうかがえる。
プロフ欄によると、25歳のころ「ジストニアが発症。左手での細かい作業が出来なくなりました」と告白。ジストニアは筋肉が動きにくくなる難病で、本人は楽器を激しく演奏したことが原因としている。
難病でドラムは挫折したが、音楽好きは変わらず。プロフ欄の好きな音楽には「ラルクとかルナシー」「槇原敬之、さだまさし」とある。「カラオケで『男闘呼組の『Daybreak』をきれいにハモって歌える人募集中です」とも。音楽ジャンルは幅広く、カラオケが趣味だったようだ。
好きな本として真っ先に挙げているのが「天使と悪魔」と「ダ・ヴィンチ・コード」。前者は遺体に焼き印、後者は古い人体図に似せた遺体が見つかるシーンが出てくる。この猟奇サスペンス小説2冊に影響された可能性もある。なぜなら、被害者・島根県立大1年平岡都さん(19=当時)の遺体はバラバラで、焼け焦げた痕があり、内臓がえぐられるという凄惨なものだったからだ。
また、肉体が飛び散る「北斗の拳」を何度も加工した“MADムービー”のリンクを投稿したり「(北斗の拳は)蘇生率が低い」と作品性に触れたりもしていた。
日記では2009年5月、フリーター生活からソーラーパネル会社に就職したことを報告。「太陽光発電システムの設置に協力してくれる家庭を探して、毎日そこらじゅうをゾンビのごとく徘徊してます」と、自らをゾンビに例えていた。
関係者によると、実は優秀な営業マンで、着実に成果を上げ、同年夏前、下関の本社から島根県益田市の営業所へ転勤となり、一人支店長として住宅地をくまなく訪問販売していたという。
地元の下関を離れたことで友人は少なく、このころから孤独を感じ、まだ見ぬ“マイミク”女子たちと絡んで楽しむようになったようだ。だが「恋人募集中です」「出会い目的の方もいらっしゃいな★」と出会いを求めるも反応は薄く、女っ気のない淡々とした日常の記録が残されている。
そんななか、事件1か月半前の9月12日、猟奇性が感じられる投稿もした。スーパーで牛肉ステーキのパックに「牛の死体」とシールが貼ってあるバカ画像をネットで拾い、異様な関心を示し、写真紹介している。「おおまかな意味でまちがってはいないと思う…」というコメント付き。
最後のミクシィ書き込みは、平岡さんが行方不明になった6日後の11月1日午後7時28分だった。「一般家庭の消費電力の実態について調べています」などと仕事に応用するアイデアを募った。犯行後も平静を装う心理は異常としか言いようがない。
http://news.livedoor.com/article/detail/12454483/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/540.html#c39
ミュージック カフェ フィガロ
エバ 櫛田真理子 2016年12月6日
オーディオが素晴らしいです!レコードがこれだけいい音で聴けるなんて。
クラッシックもジャズもポップスもリクエストに応じてかけてもらえます。
特に、1920年代の蓄音機で聴くジャズはその時代にタイムスリップしたようです。美味しいコーヒーと極上の音楽で午後のひと時をぜひ。
https://www.facebook.com/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AC%E3%83%AD-442145122649162/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/659.html#c1
島根県の女子大学生殺害事件で、容疑者死亡のまま書類送検された当時33歳の男を以前、担当したことのある弁護士の男性がANNの取材に応じ、事件について「驚愕(きょうがく)した」などと語りました。
矢野容疑者を担当したことがある弁護士:
「(事件の内容を聞いて)正直言って驚愕した。(矢野容疑者は)非常に神経質な人に見えた」
矢野富栄容疑者は2009年10月、島根県立大学の平岡都さん(当時19)を殺害して遺体を切断し、広島県の山中に遺棄した疑いが持たれています。
矢野容疑者を担当したことがある弁護士:
「逆上して何をするか分からないというタイプの人でしたね」
矢野容疑者は東京・杉並区などで女性の首に刃物を突き付けて脅すなど、3件の事件に関与した罪で2004年に実刑判決を受けていました。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/540.html#c40
マジで犯人こいつなの?これ絶対複数犯だと思ってたわ
35:NEWSまとめもりー訪問者2016年12月20日 15:39
>>24
殺してるシーンとか凌辱していると思われる動画や画像が出てきてるらしい。
どうしてそんな動画を取って保存したのか犯罪者の思考は分からん。
複数犯説はほぼ否定されてる。現場の状況から単独犯ってのはほぼ決定的らしい。
個人的には死体遺棄や損壊に親が関わってる可能性があるように思う。
http://www.akb48matomemory.com/archives/1063185040.html
島根女子大学生殺害 担当した弁護士「驚愕した」
テレビ朝日系(ANN) 12/22(木) 0:05配信
島根県の女子大学生殺害事件で、容疑者死亡のまま書類送検された当時33歳の男を以前、担当したことのある弁護士の男性がANNの取材に応じ、事件について「驚愕(きょうがく)した」などと語りました。
矢野容疑者を担当したことがある弁護士:
「(事件の内容を聞いて)正直言って驚愕した。(矢野容疑者は)非常に神経質な人に見えた」
矢野富栄容疑者は2009年10月、島根県立大学の平岡都さん(当時19)を殺害して遺体を切断し、広島県の山中に遺棄した疑いが持たれています。
矢野容疑者を担当したことがある弁護士:
「逆上して何をするか分からないというタイプの人でしたね」
矢野容疑者は東京・杉並区などで女性の首に刃物を突き付けて脅すなど、3件の事件に関与した罪で2004年に実刑判決を受けていました。
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c17
35:NEWSまとめもりー訪問者2016年12月20日 15:39
>>24
殺してるシーンとか凌辱していると思われる動画や画像が出てきてるらしい。
どうしてそんな動画を取って保存したのか犯罪者の思考は分からん。
複数犯説はほぼ否定されてる。現場の状況から単独犯ってのはほぼ決定的らしい。
個人的には死体遺棄や損壊に親が関わってる可能性があるように思う。
http://www.akb48matomemory.com/archives/1063185040.html
島根女子大学生殺害 担当した弁護士「驚愕した」
テレビ朝日系(ANN) 12/22(木) 0:05配信
島根県の女子大学生殺害事件で、容疑者死亡のまま書類送検された当時33歳の男を以前、担当したことのある弁護士の男性がANNの取材に応じ、事件について「驚愕(きょうがく)した」などと語りました。
矢野容疑者を担当したことがある弁護士:
「(事件の内容を聞いて)正直言って驚愕した。(矢野容疑者は)非常に神経質な人に見えた」
矢野富栄容疑者は2009年10月、島根県立大学の平岡都さん(当時19)を殺害して遺体を切断し、広島県の山中に遺棄した疑いが持たれています。
矢野容疑者を担当したことがある弁護士:
「逆上して何をするか分からないというタイプの人でしたね」
矢野容疑者は東京・杉並区などで女性の首に刃物を突き付けて脅すなど、3件の事件に関与した罪で2004年に実刑判決を受けていました。
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/404.html#c10
島根女子大生の事件の犯人が矢野富栄と断定されたことにより、7年前に起きた戦慄のおぞましい事件は解決した。
しかし、事件に関心を持っている人々の疑問は未だに晴れていない。
警察はどの様にして、矢野富栄が犯人であると断定するに至ったかだ。
そして、何故、7年もの時間がかかってしまったのか?と、いうことだろう。
これらを考察して、決して今後も明かされることがないであろう謎について、
複数の謎についての個人的な答えを記してみようと思う。
島根女子大生の犯人の断定に至った経緯
2009年11月6日に発覚した島根女子大生事件。
とてつもない程におぞましい事件内容に、世間の関心を引いたものの、容疑者を特定出来なかった。
2016年の初頭に矢野富栄が捜査線上に上がる。
矢野富栄は事件当時の2009年には被害者の島根女子大生が住んでいた浜田市の隣の益田市に住まいを構えていた。
彼は2004年に通行人の女性にわいせつな行為をして、怪我を負わせるなどの事件を3件起こしていた前科のある人間。
逮捕された矢野富栄は、これらの事件で懲役3年6ヶ月の判決を受けていたという。
このことから矢野富栄の近辺を調べはじめたと思われる県警合同本部は、2016年10月に仕事などで使っていたデジタルカメラを生前の矢野富栄の関係者から入手。
既に削除されている画像データの復元をして、島根女子大生事件の犯人と断定する証拠を割り出した。
矢野富栄のデジタルカメラ
島根女子大生の加害者の矢野富栄が犯人であると断定に至った問題のデジタルカメラについて。
これは矢野富栄は交通事故で母親と供に亡くなった際は、職場にあったものであったことが分かっている。
職場から矢野富栄の生前に使っていた私物は、親族に返却されたが、警察がこれを調べる為に親族から借り受けて、解析したのだろう。
しかし、この事件の記者会見が行われた際は
容疑者が死亡しているので言えない
と、矢野富栄のデジタルカメラが何故、関係者の手に渡って、警察がどうやって
それを突き止めたかの質問にこう答えていたという。
島根広島合同捜査本部は島根女子大生の事件に関して、7年もの月日が事件解決に至るまでにかかってしまったことや、捜査方針に問題があったことなどを追及されたくない為に、記者会見時には記者の質問に対しては、どこか曖昧な返答しか返せなかったと思われる。
矢野富栄は優秀な営業マンであった
島根女子大生の犯人として、既に亡くなっている矢野富栄は過去に性犯罪の前科があると前述した。
2004年に性犯罪で逮捕されて、懲役に服した後には、ラーメン店でアルバイトをしながら就職活動をしていたと思われる。
2009年4月に職業安定所に赴き、ソーラーパネル販売を生業とする会社の面接にこぎつけて、すぐに内定をもらう。
が、ラーメン店のアルバイトをすぐには辞めれないと、いう理由で入社は翌月にまでずれ込んだという。
この点は非常に矢野富栄の人柄が出ている気がする。
自分の事だけではなく、周りの関係者やお世話になった仕事先にも配慮するという
常識のある姿勢が見て取れる。
社会人としての矢野富栄に関しての評価は非常に高いことが明らかになっている。
おとなしく、まじめで誠実だった。
営業成績はすごぶる優秀だった。
いい印象しか無い。 今でも信じられない気持ちだ。
この証言をしているのは、矢野富栄が事件当時に働いていたソーラーパネル会社の元社長からによるもの。
面接をしたのは元社長であり、島根県益田市の同社の営業所に配属された矢野富栄は、たった数ヶ月でソーラーパネルを6台を売るという販売実績を挙げている。
結構、過酷な勤務状態であったことが伺えるが、欠勤もなく仕事に勤しんでいたが、島根女子大生事件が発覚した 11月6日の夜に会社に電話で代休申請をしている。
用事があるので、明日から2日間代休がほしい
公休以外の矢野富栄の休みの申請はこれが初めてだったと元社長は証言している。
事件発覚と同時に矢野富栄が今までしたことがない代休申請をし、会社を休む行為に及ぶということは、その動揺ぷりが伺える。
おそらく、この時点でデジタルカメラの後に証拠となる写真画像データを削除して、母親に打ち明けて供に犯行時に使われたと思われるコンパクトカーで2日後に共々、事故で亡くなったということだ。
島根女子大生の事件の核心について
まずは何故、7年もの時間が事件解決にかかったのかということについて。
あくまで個人的な考察による見解であるが、警察はミスをしていたのではないかということだ。
2016年の初めに過去の性犯罪歴のある人間の洗い直しをしたという捜査本部。
しかし、事件内容からして、犯人には過去、性犯罪などの前科がある可能性が高いことが伺えるので、実は既に2016年より以前に性犯罪歴者を調べるということはしていたのではないか?
と、考える。
が、ピックアップした性犯罪者は島根女子大生事件には関連していない人間ばかりであり、矢野富栄は既に死亡していたから、それを調べるということは 2016年以前の段階では行わなかったのではないか?
また捜査本部は島根女子大生事件の犯人特定の為に公開していた情報の中で、犯人のものと思われる不審車の特徴は『白色のセダン車』として、情報提供を呼びかけていた。
が、実際に犯人の矢野富栄の車は車種は不明だが、ヴィッツやデミオ、インプレッサなどのコンパクトカーであったということが後に分かっている。
そして、デジタルカメラの入手に至った経緯も、捜査本部は会見では
関係者との信頼関係を崩したくない
と、述べており、明確な答えを公にしなかったが、元社長が報道メディアに語った証言から、矢野富栄のデジタルカメラがどの様な経路で捜査本部に渡ったのかは分かる。
やはり、何か触れられたくないところがある様な気がしてならない。
個人的には警察もミスをおかすのは、人間の集合体である組織である以上は、仕方がないと感じるので、これを責めるつもりは毛頭ない。
むしろ、確実に7年かかってようやく事件解決に至ったということを公にすれば、
追及されることは目に見えている。
が、事件を闇雲にせずに進展状況などを公表した事実と、長年、犯人検挙に向けて捜査をしていた態勢は非常に評価出来ると感じる。
そして最後に矢野富栄について。
容姿端麗であり、社会人としての常識や教養、知性やコミュニケーション能力も長けていた矢野富栄であるが、その裏側は凄まじい程の欲望を抑えることが出来なかった弱い部分が垣間見える。
特に女性に対してはサディステックな欲望を持っていたことが伺えるわけで、過去にはおそらく非常に女性関係でトラウマ級の不快感を経験していると思われる。
その思いは徐々に脳内で育まれていき、理性では抑え込むことが出来ない程のある種の人格を作り出していたと考えられる。
何らかのトリガーが引かれた時に(おそらく実生活がうまく運んでいる時など)、欲望が噴き出して普段では考えられないことを欲する人格が表に出てしまい、それは欲望を発散するまで自覚出来ないものであったと考えられる。
我々にもそういった感情の浮き沈みや、人格の入れ替わりはあったりする。
そもそも、それが普通であると感じている。
が、矢野富栄はそれが全く常人には理解しえない方向に突き進んでいたということだと感じるが、いかがだろう。
http://citizen-journal.link/shimanecase3/
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c18
島根女子大生の事件の犯人が矢野富栄と断定されたことにより、7年前に起きた戦慄のおぞましい事件は解決した。
しかし、事件に関心を持っている人々の疑問は未だに晴れていない。
警察はどの様にして、矢野富栄が犯人であると断定するに至ったかだ。
そして、何故、7年もの時間がかかってしまったのか?と、いうことだろう。
これらを考察して、決して今後も明かされることがないであろう謎について、
複数の謎についての個人的な答えを記してみようと思う。
島根女子大生の犯人の断定に至った経緯
2009年11月6日に発覚した島根女子大生事件。
とてつもない程におぞましい事件内容に、世間の関心を引いたものの、容疑者を特定出来なかった。
2016年の初頭に矢野富栄が捜査線上に上がる。
矢野富栄は事件当時の2009年には被害者の島根女子大生が住んでいた浜田市の隣の益田市に住まいを構えていた。
彼は2004年に通行人の女性にわいせつな行為をして、怪我を負わせるなどの事件を3件起こしていた前科のある人間。
逮捕された矢野富栄は、これらの事件で懲役3年6ヶ月の判決を受けていたという。
このことから矢野富栄の近辺を調べはじめたと思われる県警合同本部は、2016年10月に仕事などで使っていたデジタルカメラを生前の矢野富栄の関係者から入手。
既に削除されている画像データの復元をして、島根女子大生事件の犯人と断定する証拠を割り出した。
矢野富栄のデジタルカメラ
島根女子大生の加害者の矢野富栄が犯人であると断定に至った問題のデジタルカメラについて。
これは矢野富栄は交通事故で母親と供に亡くなった際は、職場にあったものであったことが分かっている。
職場から矢野富栄の生前に使っていた私物は、親族に返却されたが、警察がこれを調べる為に親族から借り受けて、解析したのだろう。
しかし、この事件の記者会見が行われた際は
容疑者が死亡しているので言えない
と、矢野富栄のデジタルカメラが何故、関係者の手に渡って、警察がどうやって
それを突き止めたかの質問にこう答えていたという。
島根広島合同捜査本部は島根女子大生の事件に関して、7年もの月日が事件解決に至るまでにかかってしまったことや、捜査方針に問題があったことなどを追及されたくない為に、記者会見時には記者の質問に対しては、どこか曖昧な返答しか返せなかったと思われる。
矢野富栄は優秀な営業マンであった
島根女子大生の犯人として、既に亡くなっている矢野富栄は過去に性犯罪の前科があると前述した。
2004年に性犯罪で逮捕されて、懲役に服した後には、ラーメン店でアルバイトをしながら就職活動をしていたと思われる。
2009年4月に職業安定所に赴き、ソーラーパネル販売を生業とする会社の面接にこぎつけて、すぐに内定をもらう。
が、ラーメン店のアルバイトをすぐには辞めれないと、いう理由で入社は翌月にまでずれ込んだという。
この点は非常に矢野富栄の人柄が出ている気がする。
自分の事だけではなく、周りの関係者やお世話になった仕事先にも配慮するという
常識のある姿勢が見て取れる。
社会人としての矢野富栄に関しての評価は非常に高いことが明らかになっている。
おとなしく、まじめで誠実だった。
営業成績はすごぶる優秀だった。
いい印象しか無い。 今でも信じられない気持ちだ。
この証言をしているのは、矢野富栄が事件当時に働いていたソーラーパネル会社の元社長からによるもの。
面接をしたのは元社長であり、島根県益田市の同社の営業所に配属された矢野富栄は、たった数ヶ月でソーラーパネルを6台を売るという販売実績を挙げている。
結構、過酷な勤務状態であったことが伺えるが、欠勤もなく仕事に勤しんでいたが、島根女子大生事件が発覚した 11月6日の夜に会社に電話で代休申請をしている。
用事があるので、明日から2日間代休がほしい
公休以外の矢野富栄の休みの申請はこれが初めてだったと元社長は証言している。
事件発覚と同時に矢野富栄が今までしたことがない代休申請をし、会社を休む行為に及ぶということは、その動揺ぷりが伺える。
おそらく、この時点でデジタルカメラの後に証拠となる写真画像データを削除して、母親に打ち明けて供に犯行時に使われたと思われるコンパクトカーで2日後に共々、事故で亡くなったということだ。
島根女子大生の事件の核心について
まずは何故、7年もの時間が事件解決にかかったのかということについて。
あくまで個人的な考察による見解であるが、警察はミスをしていたのではないかということだ。
2016年の初めに過去の性犯罪歴のある人間の洗い直しをしたという捜査本部。
しかし、事件内容からして、犯人には過去、性犯罪などの前科がある可能性が高いことが伺えるので、実は既に2016年より以前に性犯罪歴者を調べるということはしていたのではないか?
と、考える。
が、ピックアップした性犯罪者は島根女子大生事件には関連していない人間ばかりであり、矢野富栄は既に死亡していたから、それを調べるということは 2016年以前の段階では行わなかったのではないか?
また捜査本部は島根女子大生事件の犯人特定の為に公開していた情報の中で、犯人のものと思われる不審車の特徴は『白色のセダン車』として、情報提供を呼びかけていた。
が、実際に犯人の矢野富栄の車は車種は不明だが、ヴィッツやデミオ、インプレッサなどのコンパクトカーであったということが後に分かっている。
そして、デジタルカメラの入手に至った経緯も、捜査本部は会見では
関係者との信頼関係を崩したくない
と、述べており、明確な答えを公にしなかったが、元社長が報道メディアに語った証言から、矢野富栄のデジタルカメラがどの様な経路で捜査本部に渡ったのかは分かる。
やはり、何か触れられたくないところがある様な気がしてならない。
個人的には警察もミスをおかすのは、人間の集合体である組織である以上は、仕方がないと感じるので、これを責めるつもりは毛頭ない。
むしろ、確実に7年かかってようやく事件解決に至ったということを公にすれば、
追及されることは目に見えている。
が、事件を闇雲にせずに進展状況などを公表した事実と、長年、犯人検挙に向けて捜査をしていた態勢は非常に評価出来ると感じる。
そして最後に矢野富栄について。
容姿端麗であり、社会人としての常識や教養、知性やコミュニケーション能力も長けていた矢野富栄であるが、その裏側は凄まじい程の欲望を抑えることが出来なかった弱い部分が垣間見える。
特に女性に対してはサディステックな欲望を持っていたことが伺えるわけで、過去にはおそらく非常に女性関係でトラウマ級の不快感を経験していると思われる。
その思いは徐々に脳内で育まれていき、理性では抑え込むことが出来ない程のある種の人格を作り出していたと考えられる。
何らかのトリガーが引かれた時に(おそらく実生活がうまく運んでいる時など)、欲望が噴き出して普段では考えられないことを欲する人格が表に出てしまい、それは欲望を発散するまで自覚出来ないものであったと考えられる。
我々にもそういった感情の浮き沈みや、人格の入れ替わりはあったりする。
そもそも、それが普通であると感じている。
が、矢野富栄はそれが全く常人には理解しえない方向に突き進んでいたということだと感じるが、いかがだろう。
http://citizen-journal.link/shimanecase3/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/540.html#c41
全然わかってないな
中国はみんなが元売りに走って、このままだと元暴落で中国経済が崩壊するから
中国政府はアメリカ国債を売りまくって作ったドルを使ってドル売り元買い介入を続けているんだ
それがアメリカの金利が上がってドル高円安、株高になった理由
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/155.html#c1
2016.12.24 週刊現代 :現代ビジネス
おいしいし、便利だからついつい買ってしまう。今のところ体調も問題ない。しかしその毒素は体内に蓄積され続けている。家族の健康を守るため、知っておきたい「食品表示」の真実を一挙公開。
■ハムとたらこで大腸がんに
「スーパーで売っているレトルト食品の原材料表示をじっくり見ると、しばしばリン酸塩という単語が入っていることに気がつきます。これはおいしそうな色を付け、食感を良くする『魔法の添加物』で、様々な加工食品に使われています。
しかし、この成分を過剰摂取していると、カルシウムの吸収が抑制され、骨粗鬆症や腎機能の低下、甲状腺機能に悪影響が出る危険性があります」
こう警鐘を鳴らすのは、食品表示アドバイザーで消費者問題研究所代表の垣田達哉氏だ。
普段何気なくスーパーで購入している加工食品――。その中には、様々な原材料や食品添加物が含まれており、中には摂りすぎると人体に悪影響を及ぼす「毒物」が多数存在している。
マーガリン(植物油)には、トランス脂肪酸やジヒドロ型ビタミンK1が含まれており、過剰に摂取すると心筋梗塞や脳卒中のリスクが上がるとされている。
揚げ物や菓子パン、ケーキ、チョコ、スナック菓子はもちろんだが、アイスクリームや手巻き寿司のネギトロなどにまで含まれていることがある。
しかし、パッケージの食品表示には「マーガリン」ではなく、ショートニング、ファットスプレッドなどと馴染みのない呼称で書かれているので注意が必要だ。
元食品会社研究室室長で食品コンサルタントの小薮浩二郎氏が語る。
「本来なら、原材料名などはパッケージの裏にコソコソと書くのではなく、表に分かりやすく書いて、消費者に対して情報開示をしっかりするべきだと思います。ただ現実には、売り上げのために(法律内で)巧妙に隠そうとしているメーカーも少なくない」
薬食フードライフ研究家の沢木みずほ氏も「原材料に台所に馴染みのない成分が多く書かれている商品は気をつけたほうがいい」と語る。
「戦後、私たちの生活は多くの食品添加物を生み出してきました。が、今後人体に与える影響は、いくら厚労省が安全と認めていても、まだ誰にも分かっていません」
ではその添加物の中でも、とくに危険なものは何か。
まずは食品の黒ずみを防ぎ、ピンク色に保つために使われる発色剤の亜硝酸ナトリウム。
『40代から食べるなら、どっち!? 不安食品見極めガイド』などの著書がある科学ジャーナリストの渡辺雄二氏は、そのリスクについてこう語る。
「亜硝酸ナトリウムはハム、ソーセージ、明太子、たらこ製品によく含まれています。これを過剰に摂ると、『大腸がんになる可能性が高まる』と、WHO(世界保健機関)が公式発表しました。亜硝酸ナトリウムと豚肉に含まれるアミンが化学反応を起こして『ニトロソアミン』という発がん性物質に変化するのです。
明太子やたらこなどの魚卵は、特にそのアミンが多く含まれているため注意が必要。国立がん研究センターは、塩漬けの魚卵を頻繁に食べていると、胃がんの発生リスクが高まることを発表しています」
■微糖の缶コーヒーは要注意
同じく加工肉や、はんぺん、かまぼこなどに含まれる保存料のソルビン酸、安息香酸なども発がん性が報告されている。
「安息香酸ナトリウムは水に溶けやすいので、清涼飲料水によく使用されています。これらの添加物には、微生物の活動を抑制する働きがあるので腐りにくいのですが、細胞の塊である人間の体にそんなものを多量に入れていいわけがありません」(前出の小薮氏)
食品の見た目を色鮮やかにするために使われる着色料にも危険が潜んでいる。
「カラメル色素と一言で表示されていますが、これは製法の違いにより、4種類あります。アンモニウム化合物を加えて作るV、Wには発がん性の疑いがある4−メチルイミダゾールが含まれています。
簡略名しか記載されていないためどの種類なのか見分けることができませんが、日本ではV、Wの生産が圧倒的に多いとされています」(前出の垣田氏)
あたかも健康に良いと謳いながら、実は危険な食品添加物を使っている加工食品は多々ある。
「糖質ゼロを謳ったビールやダイエットコーラは砂糖が入ってないので健康に良さそうですが、一概にそうとも言えません。なぜなら砂糖の代わりにアスパルテームやスクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料が入っているものがあるからです。微糖の缶コーヒーもそうです。
スクラロースは有機塩素化合物とも表示され、猛毒のダイオキシンと同じ仲間であり、免疫力を低下させる恐れがあります。また、アスパルテームには発がん性の疑いがあり、アセスルファムKは肝臓へのダメージが懸念されます」(前出の渡辺氏)
ちなみに食品表示では、原材料の後に添加物を表示する規則になっているが、量が多い物から順番に記載されているので、順番をきちんと確認して、リスクの低い食品を選ぶことが大切だ。
しかし、どれだけ食品表示をつぶさに見ても、完全にリスクを減らせるわけではない。
なぜなら種類が多い添加物については、すべてを表示せず「一括表示」することが許可されているからだ。これにより、メーカー側がどんな物質を実際に使っているか、消費者には分からない仕組みになっている。これこそが、食品表示の大きな問題なのだ。
たとえば、パンなどをふっくらさせるために使われるイーストフードは、「イーストフード」と一括で表記されているが、実際には18種類の物質がある。
「その中には、骨粗鬆症や心筋梗塞のリスクを上げるリン酸塩も含まれている。しかし『一括表示』の場合、それを表示する義務はありません。
これらから何種類かを選び混ぜて、小麦粉に添加しパンが作られているのです。このように色々な添加物を同時に摂取した場合の安全性については、全く検討されていません」(前出の小薮氏)
前出の垣田氏も続ける。
「ソースやカップ麺、冷凍食品などに含まれる加工でんぷんとしては、11種類の物質が指定されています。その内9種類では、EUの動物試験で腎臓に変化があったため、乳幼児向け食品には使用制限が設けられている。
米国でも製造基準や残留基準が規定されている。しかし、日本ではまったく規定がされておらず、どの物質が含まれているのか分からないのが現状なんです」
■浅漬けの素も危険
いわゆる「うまみ成分」である調味料(アミノ酸等)や酸味料などは、ほとんどの加工食品に入っているが、安全性はどうなのか。
「一括名表示が認められている調味料(アミノ酸等)、酸味料などは、何種類の成分が使用されているのか消費者には皆目分からず、安全性が担保されていない。広く利用されている浅漬けやチャーハンの素、レトルト食品などには、調味料(アミノ酸等)をはじめとする食品添加物が満載です。
現代人は便利さと引き換えに不必要な添加物を体内に取り込んでいるのです。何十年後かに現れる影響を考えると、できるだけ控えたほうがいいでしょう」(前出の沢木氏)
簡単、早い、安い、便利と喧伝されている食品には、同時に危険性もあるわけだ。そのためにも食品表示をきちんと確認することは重要だが、実はメーカー側には、こんな「抜け道」もある。
「『キャリーオーバー』と呼ばれる制度で、添加物が製造の過程で使われていても、最終的に残っていない、もしくは少量の場合は記載しなくてもいいのです。ところがその判断はメーカー自身がしている。これは非常に問題です。いざとなれば、都合の悪い成分は隠すことができますから」(前出の渡辺氏)
現在の食において、添加物を完全に避けるのは難しい――だが『家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法』の著者で、元東京都消費者センター試験研究室室長の増尾清氏は「調理に一手間加えることで毒物を取り除くことができる」と語る。
「たとえばソーセージなら茹でる前に切れ目を入れたものと、入れなかったものを比べた場合、切れ目を入れたほうは、ソルビン酸や亜硝酸ナトリウムが排出され、30%も減少したという結果が出ています。ちくわなどの練り物も水にさらしたり、湯にくぐらせることで添加物を落とすことができる。
私は『おばあちゃんの下ごしらえ』と呼んでいますが、ゆでこぼし、油抜きなど、昔ながらの調理方法には、『除毒効果』があることが証明されています」
下の表には注意してほしい食品と原材料、添加物を記載した。これらを参考にして、自分の目でしっかりと、どんな成分が入っているのかを確認して購入してほしい。それが自分や家族の体を守るための第一歩となる。
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/157.html
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/764.html#c179
化学物質 2004/ 9/16 18:55メッセージ: 285 / 336
投稿者: etc53_jp (男性/栃木県)
父は胃ガンと膵臓ガンを患っていました。
臆病な父は手術が怖く他の治療法を探していました。そんなとき出会ったのが食事療法でした。
可能は限り無農薬・無添加のものを食し、野菜や肉なども必ずアク抜きをして食べ、水も浄水器を使い塩素を除去して使いました。
一年後、膵臓ガン−消滅・胃ガン−米粒大にまで縮小。
二年後、胃ガン−消滅、現在六八才ですがすこぶる元気
再発しないよう今までと同じ食生活を続けています。
病院から処方された抗ガン剤等の薬は一切使いませんでした。
以上のことから、体験的ではありますがガンの大きな原因の一つが化学物質と考えています。
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/764.html#c180
アフリカの自立で中心的な役割を果たしていたのがリビアのムアンマル・アル・カダフィ体制だ。
そうした政策の一環として、カダフィはドル決済を止め、金貨ディナールをアフリカの基軸通貨にしようとしていた。
シリアでもリビアと基本的に同じことをアメリカ支配層は行っている。
シリアとリビアで違うことはロシアの対応。シリアではアメリカ/NATOが制空権を握ることを許していない。
アメリカ軍の情報機関DIAは2012年8月に政府へ提出した報告書の中で、シリアにおける反乱の主力はサラフ主義者、ムスリム同胞団、そしてAQI(アル・カイダ系武装集団)だと指摘、オバマ政権が政策を変えなければシリア東部にサラフ主義の支配地ができると警告していた。アル・カイダ系武装集団の中心もサラフ主義者やムスリム同胞団であり、その背後にはサウジアラビアなどペルシャ湾岸の産油国が存在する。この報告書が作成された当時のDIA局長がマイケル・フリン中将。その予測はダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)という形で現実になった。
退役後の2015年8月、フリン中将はアル・ジャジーラの番組に出演、サラフ主義者の勢力拡大を見通していたのになぜ阻止しなかったのかと詰問する司会者に対し、自分たちの役割は正確な情報を提供することであり、政策を決定はバラク・オバマ大統領が行うのだと答えている。オバマ政権の決定した政策がダーイッシュの勢力を拡大させたというわけだ。
シリアでの戦闘が進むにつれ、各国の特殊部隊やトルコ軍の将兵だけでなく、チェチェンなどカフカスの周辺や新疆ウイグル自治区などから戦闘員が入り込んでくる。中国にとってもシリア情勢は重要な問題になり、戦闘に関係していった。
こうした軍事的な理由だけでなく、アメリカ主導で西側がロシアに仕掛けた経済戦争が切っ掛けになってロシアと中国は急速に関係を深めている。東アジア、東南アジアで中国の輸送ルートをアメリカは断ち切ろうと目論んでいるが、それもロシアと中国を接近させる一因になっている。ネオコンはロシアや中国を攻撃しているつもりで、アメリカの足下を崩している。
こうした状況の中、ロシアに秋波を送り、中国に肘鉄砲を食わせても、この両国を引き裂くことはできないだろう。ロシアの経済分野ではアメリカ支配層に従属している人が少なくないようだが、ロシア全体を動かすほどの力はなくなっているように見える。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612230000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c43
韓国は経済危機だが日本はその韓国の半分しか成長していない。
原因は日本政府が「国内で」お金を使わないから
韓国の好調と苦境
韓国の一人当たりGDPや生産性などが現在のペースが続くと数年以内に日本を抜くと予想されています。
一方で韓国の景気は非常に悪く、経済崩壊とか政府の再破綻の可能性が指摘されています。
一見逆のことが同時に起きているが、どちらも通貨である「ウォン」の乱高下によって引き起こされています。
韓国は1997年12月に経済破綻しIMFの管理下で再建しましたが、ドルや円に対して通貨を安く固定して輸出を促進しました。
安く固定されたウォンによってサムスン電子や現代自動車が日本に猛攻撃を仕掛け、多くの日本メーカーが撤退したり破綻しました。
韓国政府はウォン安以外にも、輸出企業は電気代半額、労働基準法の適用除外、免税特典などで日本企業の半額のコストを実現しました。
仮に日本製テレビの生産コストが10万円だとすると、サムスンは優遇政策によって5万円のコストで生産可能でした。
あらゆる輸出産業でこうした優遇政策を取った結果、韓国は世界有数の輸出国家になりGDPでイタリアを抜くほど回復しました。
ところが経済の原則として輸出で儲けると国際収支が黒字になり、通貨高になるので韓国もウォン高になりました。
日本が輸出で儲けたら、儲けたお金がドルから円に交換されるので、結局儲けた分だけ円高になってしまいます。
日本が定期的に超円高になるのは、輸出でもうけたお金がドルから円に換金されているからであり、絶対に逃れようの無い運命です。
中国や韓国も同じであり、輸出で儲ければ儲けるほど元高やウォン高になり、輸出が不利になります。
経済危機の韓国より日本の成長率が低い理由
2010年頃まで輸出で大儲けした韓国も、輸出で相手国が支払ったドルがウォンに交換される事により、ウォン高が進行すると輸出競争力を喪失します。
ところが中国と韓国で起きている不思議な現象は、貿易黒字でどんどん儲けているのに、通貨の元とウォンが下落しているというもので、普通なら通貨が安くなったら輸出も増えます。
だが両国ともコスト上昇や競争力低下、世界経済不振などで通貨安なのに輸出が減っています。
サムスンや現代などの輸出企業が不振で、失業率が増加して消費も落ち込み、税収が減って政府財政も悪化しています。
それでも韓国のGDP成長率は平均して日本より2%以上高い水準が続いているので、これが将来も続くと様々な数字で韓国のほうが上回ります。
例えば一人当たりGDPでは2015年には為替レート1ドル124円以上、1ドル1100ウォン以下だったら韓国が上回っていました。
実際には年末に円高ウォン安が進んだので逆転は起きず、2016年に日本政府はGDPの算出方法を変更してGDPそのものを増やしてしまいました。
だが韓国のウォン高と日本の円安が同時に起き、韓国の成長率が2%高い状態が数年続けば、また日韓逆転の年が数年後には来るでしょう。
一人当たりGDPがこれほど接近したら他の多くの数字でも逆転して不思議は無く、一人当たりの生産性も同時に抜かれるでしょう。
韓国経済は不振に喘いでいるのに、日本の成長率がその韓国より平均2%も低いことが問題で、違いは両国の国内投資から来ています。
韓国では全国を結ぶ高速道路やインターネットが急速に整備されたが、日本は90年代以降国内への投資を毎年削減しました。
経済成長は結局のところ、国内でいくら使ったかで決まるので、日本政府がお金を絞っているから日本は経済成長しないのです。
日本政府は「お金がないから使わない」と言っているが、果たして政府が使わないから成長せず税収が増えないのか、ニワトリが先かタマゴが先かと言う話です。
「お金がないから使わない」という論法では永遠に使うお金を減らし続けなくては成らず、国家破産しても公共事業を増やして経済成長した韓国とは正反対です。
まず経済成長することが重要で、成長すれば税収は増えるという考え方も必要で、「お金を節約する」だけの日本政府は韓国に抜かれるかも知れません。
http://thutmose.blog.jp/archives/68193722.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c27
戻ってきたグッドマン「AXIOM150マークU」 - 「音楽&オーディオ」の小部屋 2016年12月24日
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d014c88a5852f68f72f7c6150ed58df2
11月下旬のブログで掲載していた修理目前のグッドマンの「AXIOM150マークU」。
ご覧のとおり満身創痍にもかかわらず立派な音が出る。オークションで手に入れたものだが、惜しいことにある特定の周波数のときにだけビビリ音が出るので修繕先を探し回ったのは既に記載したとおり。
3本持っている同型ユニットのうちの1本なので、取り立てて急ぐことはないが大のお気に入りなので是非スペアとして持っておきたいところ。こういう古典型に属するデリケートなツクリのユニットを修繕できるところは豊富な経験を持つショップに限る。
仲間たちに当たってみたところ、強い後押しがあってようやく北海道の「ファンテック」さんに辿りついた。
ファンテック - スピーカー修理・修理用パーツ・オーディオアクセサリー販売 北海道 石狩市
http://www.funteq.com/
電話の受け付けはやってないので、メールだけのやり取りになったが、過去の修理履歴をお伺いしたところ、
「過去に Jensen A12 や agnavox 等のフルレンジ系の励磁型ユニットや、Peerless の初期のユニットの歪(ビビり)の改善修理を行ったことがございます。原因はさまざまではありますが、エッジ部分の亀裂の共振が原因であった
事もございます。JBL 150-4 のコーン紙のみの交換も行ったこともあります。」
とのことだった。
複雑な励磁型ユニットの修理を出来るくらいだから「お任せしよう」と意を決して、先方のご了解のもとに厳重に梱包して発送した。
そして首を長くして待つこと1週間、ようやくメールが届いた。
「この度はありがとうございます。フィザーコーンとセンターキャップから歪音の大半が発生しておりました。
フィザーコーンの補強、割れていたセンターキャップの交換を終えましてその後テストを行い、フィクスドエッジの数カ所からも極僅かではありますが歪が確認されました。センターキャップを外した時に判明いたしましたが、コーンの根元に近い所にも僅かな亀裂がございました。この部分は補修いたしました。エッジやコーンの罅割れを拝見しますところ、元々何か外部からの衝撃があったのでしょうか。
エッジの歪箇所にダンプ剤を塗布いたしましたところ、ほぼ完全に歪音がなくなりました。現在とても良い音質で鳴っております。ボーカルは勿論の事、最も歪が判りやすいピアノソナタも濁りの無い音質でございます。
この様な状態までになりましたので、リコーンの必要は無いものと思います。見た目を重視される場合は別ですが、音質の面では、極力オリジナルのフィザーコーンと元のコーンはそのままにされた方が良いのではないかと思います。
今回の修理でございますが、センターキャップの交換、ボビンの内側の清掃、フィザーコーン及びエッジの補修となりますが、14,040円(税込み・返送料込み)という事でお願いしたいと思います。(内センターキャップ交換は 8,650円となっております)。」
以上の内容で宜しければ、修理を完了させていただきます。」
以上のとおりだったが、非常に修理代金が安いことに驚いた!別のショップでは「AXIOM300」のときに同じような修理で倍額以上取られた記憶がある。
北海道からの発送だったので金曜日出発で、我が家に到着したのは20日(火)の午前中だった。
見事に補修してあった。エッジ部分には保護のためセロファンが巻いてある。すぐに「無事到着しました。」と報告すると、「素晴らしいユニットですね。末永くご使用頂けることを願っております。」と返事があった。
スピーカーの専門家から「素晴らしいユニット」だと、太鼓判を押してもらったが、これまでいろんなユニットを試してきたがこれに優る好みのユニットにはとうとう出会わなかった。
これで現用中の「AXIOM150マークU・イン・ウェストミンスター」のユニットがいつ故障しても大丈夫、いつも大船に乗った気持ちでいられる。
ただし、小出力の真空管アンプで鳴らしているので入力オーバーなどはおよそ考えられず、たぶんこのスペアの出番はこないと思うが…(笑)。
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/d014c88a5852f68f72f7c6150ed58df2
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/437.html#c48
前はナイフを顔に突きつけて言う事を聞かせた
この事件も同じ手口だ
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c22
アメリカには逆らいたくない
思いやり予算、衆院通過 小沢氏は本会議欠席
アメリカにだけは楯突くことは絶対にしない。これが小沢一郎民主党代表の原則のようだ。新テロ特措法の再議決時に採決直前に議場を後にし、批判を浴びて逆ギレしたが、また懲りずに同じことをやらかした。
アメリカ軍のために経費を肩代わりする予算のことを「思いやり予算」と読んでいるが、その根拠となる新特別協定案を、自民・公明が衆議院本会議で強行可決した。民主党は協定案に反対したが、小沢代表は今回もやはり欠席した。
どうあってもアメリカには逆らわないと形で表しておきたかったのだ。そう言えば国民新党の亀井静香氏も確か「小沢氏が『大連立』構想に走ったのは、反米レッテルを張られる恐怖心からでは?」と言っていた。
________
石原慎太郎都知事「アメリカの犬 小沢一郎の正体」を暴く
https://www.youtube.com/watch?v=MERTrcik8CU
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/157.html#c1
2016年12月24日
トランプ政権 円安で日本大儲けの脆いシナリオ
米金利は80年代には10%以上だった
引用:http://blog-imgs-19-origin.fc2.com/o/y/a/oyajidancer/20111103144347136.png
トランプ政権だから日本好景気確定?
経済メディアを見ると2017年はトランプ米新大統領でドル高円安、日本の輸出は急増し株価も上昇すると書いてあります。
申し合わせでもあるかのように全てのメディアが同じ事を書いていて、「そうなるに決まっている」という論調です。
だがそう予想している有名メディアの執筆者達は、11月8日までは「ヒラリーが勝つに”決まっている”」と言っていた筈なのです。
トランプなんか当選しっこないし、もし当選したら世界恐慌と世界大戦が同時に起きるだろうなどと言っていました。
多くのアナリストや解説者は翌日には「トランプの経済政策は積極的だ」「市場はトランプ当選を好感している」と豹変していました。
トランプ銘柄探しやトランプは「強いアメリカ」だからドル高で円安だ、円安なら日本は大儲けだと言っています。
調子が良い事コメディアンの如しの市場解説者たちの言うことは、ノストラダムスの予言ほどしか当てになりません。
まず「強いアメリカ政策」だからドル高だと当然のように言っていますが、これが歴史を紐解くとかなり怪しい。
アメリカの右派政権というと最近ではブッシュ親子やレーガン大統領が連想され「レーガン時代の再来」と言われています。
日本人が思い出す必要があるのは、日本に円高をしかけてきたのはレーガンだった事で、1985年のプラザ合意で日米通貨戦争が始まりました。
もっとも戦争と言っても一方的に日本が負けただけでしたが、逆に通貨が高くなったほうが勝ちだとしたら、日本の圧勝でした。
1ドル240円だったドル円レートはレーガン時代に120円になり、中曽根首相は利下げや民営化で乗り切ろうとしてバブル経済が起きました。
トランプだからドル高とは限らない
つまりレーガン時代はドル安円高だったので、バブル経済で分かりにくくなっているが、日本の輸出には厳しい時代でした。
次に「親ブッシュ」ことH・W・ブッシュ大統領は1989年から1993年1月20日でしたが、この期間中にバブル崩壊が起きて日経平均は3万8千円から1万6千円に下がりました。
ドル円レートは160円台から110円台でレーガン時代よりましですが、引き続き円高時代が続いています。
次の「子ブッシュ」ことW・ブッシュ大統領は2001年から2009年1月20日までで、任期中に9.11や対アフガン・イラク戦争、リーマンショックなど色々起きました。
日本は小泉時代で景気が良かった印象があるが最初の4年で日経平均1万4千円から7800円まで大きく下げました。
後半の4年では逆に1万1千円から1万8千円まで上昇しましたが、今考えるとこれはリーマンショックを引き起こしたバブル経済でした。
ドル円レートは前半130円台から100円台、後半120円台から80円代まで円高が進んで、オバマ政権に引き継がれました。
「強いアメリカ」を標榜する大統領だからドル高円安になるとか、それで日経平均が上がった事など無かったのです。
もう一つのドル高の根拠として米FRBが利上げを予定していて、噂では2017年に3回の利上げを予定しています。
利上げをするとアメリカ国債が買われてドル高になると言われていますが、これもそうなっているのか確かめる必要があります。
最近の米利上げは2004年から2006年に1%から5.25%まで利上げされ、この期間確かに105円くらいから115円くらいに円安が進みました。
ただし利上げ完了の翌年7月にサブプライムショックが発生して全て帳消し、リーマンショックへと続きました。
米利上げだから円安とは限らない
その前の利上げは2000年に3回、1999年に3回行われ、ドル円は110円台から100円台なのだが特に円安になっていないように見えます。
その前の利上げは1994年から1995年2月にかけてで、1995年1月17日に阪神大震災が発生し4月19日に1ドル79円の超円高になりました。
2011年東北地震の年にも1ドル76円になっているので地震の影響の可能性が高いですが、どう見ても円安にはなっていません。
1980年から85年には米金利は10%を超えていましたが85年のプラザ合意から10%を下回り、8%くらいになると急激な円高が進み1ドル240円から120円になった。
これを見ると確かに米金利とドル円レートには強い関係があるものの、まさかトランプは金利を10%以上にはしないでしょう。
利上げするとしてもせいぜい年1%ずつというところで、この程度では「米利上げ=円安」にはなりません。
例えて言えば「緩やかな上り坂でも自動車(自転車でも可)は進む」ようなもので、必ず速度が落ちるとは限らないのです。
経済メディアが言っている「トランプだから円安」「米利上げだから日本株上昇」はとんでもなく大げさだと言わざるを得ません。
運よく当たるかも知れませんが、信じたら痛い目にあうかも知れません。
http://thutmose.blog.jp/archives/68208759.html
FOMC後何が起こる?|杉田勝のFXブログ 2016-12-14
今晩はいよいよFOMC。
利上げ間違いないというコンセンサスなので無風かなとも思うけれど、前回の利上げ時(昨年12月)以降ドル安になり、株価も急落した。
それを少し調べてみた。
前回の利上げは2015年12月17日。
その日をピークにドル円は急落、日経225も急落。
米国債はいったん下がったけれど、その後買われ続けて長期金利が下がった。
今回もそうなるのかどうか?
可能性はある。
借金でレバレッジをかけるタイプのヘッジファンドの動きからすると充分ありうる。
ということで、今晩利上げが予想通り行われる前提で考えてみよう。
コンセンサスが利上げだったので、それを見越してヘッジファンドが銀行からお金を借りるために担保にしてきた米国債を売り続けてきたので、最近長期金利が上昇してきた。
米国債をキャッシングしていったん銀行に借金を返却。
ヘッジファンドは、明日から新たに資金を借りるわけだが、
今はクリスマス休暇前なので、なにも借りないかもしれない...
いずれにせよ、利上げ後はヘッジファンドの借金額が減ることになるので、投資資金の総量は縮小することになる。
ということで、株の上昇の勢いは明日以降は減らざるを得ない。
株が下がると米国債は買われやすくなる。
そうでなくてもイールド狙い+強いドルめがけて米国に流れてくる資金は2.5%近い10年米国債を買う。
すると米国債が上がって長期金利は下がる。
日米金利差は縮まる。
ドル円が下がり、日経も売られることになるはずだが...
今晩以降世の中が変わるか...?!
http://ameblo.jp/win-sugita/entry-12228548526.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c393
手で首を締めた跡
首を切る前の写真
首を切った後の写真
首を切るのに使ったナイフ
が写っていて単独犯だと確認されているんだ
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c24
木嶋佳苗が獄中結婚した夫(旦那)とブログ「拘置所日記」がヤバい ZOOT
http://zoot.blue/news20161104-3/
【閲覧注意】死刑判決を受けた木嶋佳苗のブログがマジでヤバイ・・・・
http://college2ch.blomaga.jp/articles/110127.html
獄中結婚!小太り・40歳・拘置所生活・でありながらまだモテ続ける木嶋佳苗被告の驚異の女子力
http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp/article/1142719025088044601/page_2#auto
ナルシスト雌ブタ死刑囚「木嶋佳苗」の拘置所日記ブログが超不快な内容。獄中結婚...
ID非公開さん 2015/3/28 19:38:22
ナルシスト雌ブタ死刑囚「木嶋佳苗」の拘置所日記ブログが超不快な内容。
獄中結婚もしたし、早くこのブタを死刑にしてくれ。
最近、木嶋佳苗が拘置所日記ブログというのを持っていることや、
3月上旬に獄中結婚をしたことなどを知りました。
HPを持っている死刑囚は木嶋(ブタ)だけじゃないとは知っており、
他の死刑囚のHPは多少目を通していたのですが、
こんなに読んでて腹が立つ死刑囚ブログは木嶋のブログが初めてでした。
私はちゃんと全部目を通してはいないのですが…
木嶋ブタの日記ブログをちらっと読んだら、こんな内容が…
【木嶋佳苗死刑囚の日記ブログ内容】
・「拘置所では植物石鹸しか買えないのですが…」
とかではじまり、
石鹸についてダラダラと長文とどうでもいい話が書かれている。
・「美味しいココアが飲みたいんですけど…
薄いココアなんて不味くて飲みたくないじゃないですか?」
とか書いてあって、飲み物のことで超長文でダラダラ書いてある。
・「○○くんに、サンドイッチを差し入れしてもらいました!おいしかった。」
とか、食い物のことが長文でズラズラ書いてある。
・「○○くんに、ダイエットの本を差し入れしてもらいました〜」
・「○○くん、私のこと好きになっちゃったみたいで、
奥さんが嫉妬してるみたい」
とか書いてある。
なんか、自分がモテている妄想が長文でずらずら書かれている。
彼女の日記に被害者に対する反省の気持ちは全然書かれてない。異性のこと、飲食のこと石鹸がどうとか…そんなんばっか。読んでいて不快になると同時に、「木嶋豚は、生まれながらの精神異常者?」とも思うようになった。
木嶋豚と獄中結婚した男(60代)も、一体何を考えているのか?
木嶋に反省を促したいと思って結婚したとしても、木嶋にとっては、
「ああ、私って罪な女ね!
牢屋に入って、この魅力的なボディや性の奥義を使わなくても、
私はこんなにモテちゃうわけ!?」
と、のぼせるだけでしかないと思うのだが…
木嶋みたいな自分のことを貴族のお嬢様か姫と
勘違いしてる、壊れたナルシスト殺人女は、
拘置所の中で全裸で過ごさせ、家畜みたいな扱いにして、
たまに看守が水でもぶっかけてやればいいのにと思ってしまうのですが…
補足
人を3人も殺してる女が、獄中で
自分はまだモテているというアピールを続けていたり、
「美味しいココアを…」とか、
「○○くんに、またサンドイッチを差し入れてもらおう!」とか言って、
無反省で過ごしてるって、どう思いますか?
木嶋佳苗の日記ブログ
http://blog.livedoor.jp/kijimakanae/
死刑囚が本を出すのを禁止したり、サイトを持つことを禁止させることはできないと思うので、どうしようもないんですかね…
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13143689153
木嶋佳苗の生い立ちと現在!ブログの拘置所日記は誰が投稿している?
11月4日放送の金曜プレミアムは「追跡!
平成オンナの大事件」と題して、2009年
に発覚した「首都圏連続不審死事件」を取り
上げる。
被告の木嶋佳苗(41)は東京都、千葉県、
埼玉県などの男性とインターネットで知り合
い、1億円以上の金を騙し取った。その男性
たちが不審な死を遂げていったことから事件
が判明。
木嶋被告は練炭を燃焼させ、男性たちを
「あやめた」として逮捕。多数の罪で起訴
され、一審、二審で死刑判決、控訴は棄却
され、現在は最高裁に上告中の身だ。
さらに木嶋被告は2015年3月初めに獄中
結婚。相手は、東京都内の不動産会社に勤め
る60代の会社員で支援者の1人だった人物
である。
拘置所に居るにも関わらず、2014年1月
にブログ「拘置所日記」を開設してネット上
に衝撃をもたらした木嶋被告。
番組では木嶋被告の生い立ちとしてどんな
少女時代を北海道・別海町で過ごしていた
のか。
東京で「吉川桜」という偽名を使い、なぜ嘘
をついてまで男性たちと付き合っていたのか。
取材により浮き彫りになったのは意外な素顔
だという。
木嶋佳苗の生い立ちと現在!
インターネットの出会い系や婚活サイトで知
り合った男性に対し、練炭を燃焼させ、自害
に見せかけて逮捕された木嶋佳苗被告だが、
どのような少女時代を過ごしていたのか、
その生い立ちについて迫ってみようと思う。
木嶋被告は1974年11月27日、北海道
東部の中標津町生まれ。小学校に入学してす
ぐに隣町の別海町に引っ越し、高校まで
北海道別海町で育った。
木嶋被告は4人きょうだいの長女で、下に弟
と2人の妹がいる。父親は行政書士、母親は
ピアノ講師。父親は2005年に他界してい
る。
木嶋家は代々「有力者の家」として知られ、
裕福な家庭で育ったことからも中学時代の
成績はトップクラス。高校に入るまで自宅に
はテレビがなく、本をたくさん読んでいたと
いう。
ピアノを習い、コンクールで賞を取ったこと
もあったという木嶋被告は、貧しい酪農家の
息子や娘ばかりの別海にあって、やはり特別
な目で見られてしまうことがあったそうだ。
別海高校時代のあだ名は「キジカナ」。家庭
が裕福なこともあり、財布にはいつも万札が
入っている」と言われていた木嶋被告は、
ボランティア・サークルに所属し、老人
ホームや障がい者施設でボランティア活動を
熱心に行うようになった。
だが、その一方で、性にまつわる噂は高校
時代も絶えなかった。「ヤバいことをして
いる」といった噂が広がっていたという。
同級生の女子生徒は、木嶋被告に「私、この
人とつきあってるんだ」といって、彼氏の写
真を見せられたそうだが、それは何と40代
くらいの頭のハゲたおじさんだったので驚い
たといっている。
木嶋被告は公判のなかで、高校2年のときに
40代の男性と初体験を済ませたことを明か
している。さらに、この交際男性に指示され
て、知り合いの家から通帳と印鑑を持ち出し、
800万円の窃盗に協力。事件の共犯として
保護観察処分を受けていたことも公判で明ら
かになった。
裕福な家庭で育った生い立ちを持つ木嶋佳苗
被告だが、このころから人生の歯車が狂い始
めたようだ。
そして、現在の木嶋被告はというと、支援者
の60代男性と2015年3月初めに獄中
結婚している。
そもそもの馴れ初めは手紙だといい、まだ
木嶋被告がさいたま拘置支所にいた2013
年に初めて手紙が届いた。その後、10回
ほど手紙をやり取りして結婚。
木嶋被告は、「妻」になってからは目に見え
る景色も変わり、毎日がとても新鮮だと
いう。
結婚相手の男性は妻に先立たれ、木嶋被告と
それほど年齢の変わらない息子と娘がいる。
あと、2、3年で定年を迎えるそうだが、
スポーツ好きで体を鍛えるのが趣味。性格は
明るくて社交的らしい。
婚姻届を2月の後半に提出。3月2日に認め
られ、東京拘置所では「木嶋」と結婚後の姓
のどちらを使っても不便がないよう3月10
日、裁判所にて認められた。
木嶋佳苗 ブログの拘置所日記は誰が投稿している?
一審、二審で死刑判決が下され、その上に控
訴は棄却。現在は最高裁に上告中の木嶋佳苗
被告は、2014年1月にブログ
「拘置所日記」を開設した。
「木嶋佳苗の拘置所日記」と題したブログに
は4000文字以上と長文で投稿。 内容は
食事や外部交通といった拘置所内での話が
中心で、ユーモアを織り交ぜながら、死刑
判決を受けた人物とは思えないほど穏やかな
調子で書かれている。
ブログを管理していたのは、このころ木嶋
被告を支援していた男性。男性のことを
「おじさま」と呼び、「お鮨好きのおじさま
は、私の原稿をパソコンで打ち込むのが
面倒で、お金を払って人に頼んでるの。
私そのものがエンターテインメントだから
文句言わない。彼は、お金払ってワハハー
って笑ってる。私は、こういう人が好き」
と紹介している。
やはり、ブログの記事でも目立つのは、支援
してくれる男性たちの話だ。たとえば、2月
16日に公開された記事では、自身が世話に
なった9人の男性弁護士に触れたうえで、
「私の人生は、ずっと男性に支えられてきま
した」とつづっている。
ブログでは、「本音のさらにその奥にある
本心のようなものを伝えていきたい」と考え
ていることを明かしていた。
あんな事件を起こしながらもブログの開設に
ネットでは賛否の声が上がっている。
「拘置所日記」のコメント欄にはさっそく
多くの声が寄せられ、「この図太さって
どんなふうになると出来上がるんだろう
か?」「救いのようのない自己顕示欲の塊
です」と批判的な意見が目立つ。
だがツイッターでは、批判的な意見に加えて
「林真理子みたいなエッセイ本出したら売れ
そう」「変な作家の文章より全然いい。思わ
ず全記事読んでしまった」「これなら男に
モテるのは分かる」と評価する意見も多々
寄せられている。
結婚やブログは獄中にあっても、もちろん
自由だ。しかし、木嶋被告はいまだ決着の
ついていない事件の裁判の渦中にある身。
被害者遺族の心情を慮れば、不謹慎極まり
ないだろう。
http://sunhouse.blog.so-net.ne.jp/2016-11-03-1
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/647.html#c3
鈴木ナナ/studio woofoo 2015-05-21 20:00:00
2009年に発覚した結婚詐欺・連続不審死事件をご存知でしょうか?
木嶋佳苗死刑囚に金を貢いできた男性が次々と不審死を遂げたことから発覚したこの事件は、婚活を利用して計画されたこともあり、「婚活殺人事件」と呼ばれることもあります。木嶋佳苗死刑囚に金を貢いだ男性ははなんと約30人にものぼるのだそう。
率直に言って、「この女性が結婚詐欺師?」と目を疑ってしまうほど、木嶋佳苗死刑囚の風貌はかなり厳しいもの。にもかかわらず、男性たちがこの女性に心を奪われ、お金を貢ぎたくなったのはなぜでしょうか?
ポイント1:相手選びが一番肝心
木嶋佳苗は相手選びの目利きが優れていたようです。だまされる人というのは、共通点があります。恋愛経験が少ない人です。女性と関わってきた経験が少ない場合、ちょっとした褒め言葉をかけてもらったり、優しくされたりすると、(相手女性がどんな風貌であれ)その女性を魅力的であると感じてしまうのでしょう。
ポイント2:この風貌だからこそ
恋愛経験の少ない男性が、もしも突然美女から声をかけられたら、かえって引いてしまうはず。「何か裏があるに違いない」と、容易には受け入れなかったでしょう。木嶋佳苗は、この点では相手に安心感を与えることができました。また外見的な欠点をカバーするべく自分磨きにも熱心で、きちんとした服装や髪形を心がけ、常に身だしなみには気を遣っています。
風貌に自信のない女性に陥りがちの、「どうせ私なんて」と卑屈になることは一切ありません。むしろ、相手男性を見下していたと言われており、その不遜な態度は、見方を変えれば自信があるようにも見えたはず。恋愛経験があまりない男性にしてみれば、そこに母性のような安心感を得たのではないでしょうか。
ポイント3:特技を生かす
木嶋佳苗の凄さは、自分の特技や長所を最大限生かそうとしたところです。どんなに不美人だったとしても、諦めないしたたかさ。これは大事ですね。
彼女の公判を聞いていて多くの人が口にした「信じられないくらいカワイイ声の持ち主」という点。見た目からは想像もつかない素敵な声を発する上に、言葉遣いや立ち居振る舞いも徹底的に勉強したのだそう。第一印象でドンと点数を下げておき、話すたびに動くたびに評価が上がっていくわけです。これぞギャップ萌えの最たるところ。美しい文字を書き、相手によって言葉を使い分けるなど、徹底して相手を気持ちよくさせる術を磨いたのです。
また、木嶋佳苗は驚くことに、自ら「名器」であるという告白をしています。
本人が自ら発した「具体的には…(セックスの際)テクニックよりも本来持っている“機能”が高い」というコメント(週刊実話より)。そのコメントからは本人の自信をうかがい知ることができるのではないでしょうか。
(ある程度トレーニングなどでなんとかなるとしても)持って生まれた体質というか、才能というか、こればかりは何とも言えません。しかしそこでスゴイと思うのは、名器であるという事実だけではなく、それを惜しげもなく自慢するという点なんです。木嶋佳苗の風貌から想像もつかないのですが、その声や立ち居振る舞いによって「本当かも?」とかすかに信ぴょう性が増してきます。それを、実際に相手男性に対してアピールしていたため、「一度でいいから試してみたい」という気にさせる。「私は名器の持ち主なんです」と、言えてしまうところはまさに魔性の女。
ポイント4:料理の腕がホンモノ
有名な料理学校を卒業した木嶋は、その料理の腕前も相当なものだったと言われています。俗にいう「胃袋を掴む」ということですが、その料理を今でも思い出しては食べたくなると語るのは、逮捕直前まで同居していた同居人。今でこそジャンクフードを好む男性や食の細い男性が増えているかもしれませんが、木嶋がターゲットにしていたのは年配ばかり。手料理がツボにハマる世代を、やはりあえて選んでいたのでしょうか。
これらを総合すると、木嶋佳苗に魅了されるにはそれなりの理由があったわけです。恋を諦めている女性にとっては、少し学べる部分があるのではないでしょうか。
少なくとも(目的はどうであれ)木嶋佳苗は百戦錬磨の恋の達人であり、よくも悪くも人をその気にさせるのがうまかったということなのかもしれません。
(鈴木ナナ)
https://laurier.press/i/E1432091003157
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/647.html#c4
千葉県の人間はみんな頭がおかしい(3)
投石か、窓ガラスなど割る被害24件 松戸
日本テレビ系(NNN) 12/24(土) 18:49配信
千葉県松戸市で石を投げ込まれ、窓ガラスが割られる被害が相次いだ。
警察によると24日未明、JR常磐線の新松戸駅近くでアパートなどの窓ガラスが割られる被害が24件確認された。被害にあった住宅からは線路内の敷石とみられる石が見つかった。
「線路側から民家に投石している人がいる」といった目撃情報もあり、警察は器物損壊の疑いで調べている。
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c64
「まず、米利上げという材料はありますが、昨年12月に利上げしたときにどうなったかを思い出してください。
中国も含めた新興国のマネーがアメリカに還流し、米国債の利回りは低下しました。
つまり、利上げしたのに日米金利差の縮小が起きたのです」
政策金利はあくまでも政策金利。投資家にとって大切なのは市場金利だ。
日米金利差が拡大すれば米ドル/円は買われやすくなるし、縮小すればその逆で売られやすくなる。
「また、アメリカではインフレ懸念が高まっている。
名目金利は上昇してもインフレ率を加味した実質金利はさして上がらず、米ドル/円の値動きと相関しやすい日米の実質金利差は、広がるどころかインフレ次第では縮小していく。つまり米利上げは円安要因にはならないということです」
米利上げは一時的に円安材料となることはあっても中長期で見れば恐れるに足らず、ということだ。
http://hbol.jp/102281
フィッシャーの方程式
実質金利=名目金利−期待インフレ率
フィッシャーの方程式は単なる定義式ですが、ポール・クルーグマンはこの式を右辺から左辺への因果式と捉え、実質金利の決定式とする仮説を唱えました。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/10/08/aoki-31/
2016年8月23日 真壁昭夫 [信州大学教授] ダイヤモンド・オンライン
円買い圧力は強まる
足元のドル安・円高は、米国の実質金利の上昇圧力の弱さに起因する部分が多い。
短期的には、為替相場を動かす最も大きな要因は二国間の“実質金利”の差だ。
一般的に、投資資金は、低金利の通貨から高金利の通貨に向かいやすい。多くの投資家は高金利通貨を選好することが多いからだ。その結果、高金利の通貨は低金利の通貨に対して強含み、金利の低い通貨は弱含みとなりやすい。
現在、米国は主要国の中で唯一利上げ期待がある。
本来であれば、ドル高が進んでもおかしくはない。
しかし、これは
表面的な利回り=名目金利
を見た場合の議論だ。
問題は、通貨の価値の変動=インフレ率を加味した実質ベースの金利を見なければならないことだ。
過去の相場を振り返っても、為替レートは、名目金利から物価の上昇率を引いた、実質金利に反応することが多い。
名目ベースではわが国の金利水準の方が低いのだが、米国のインフレ率を考えると、どうしても実質ベースで見た金利はわが国の方が高くなりがちだ。
そのため、円が買われやすく、ドルが売られやすくなる。
米国のFRBは年内利上げの可能性を残しているが、会合の都度、金融政策の慎重な運営スタンスが示されている。市場参加者の利上げ予想も高まりづらく、金利の上昇圧力は弱い。
2016年上半期、わが国の経常収支(海外とのモノやサービスの取引状況を示す)の黒字幅は、10.6兆円と上半期として9年ぶりの水準に達した。経常収支が黒字であるということは、需給面からドル売り・円買いにつながりやすい。
わが国の企業が、海外からの売上などで得たドルなどの外貨を売り、円を買う可能性が高いからだ。これらの要素を総合的に考えると、円買い圧力が強まる可能性が高まる。
http://www.asyura2.com/16/hasan112/msg/301.html
臓器売買に使う内臓を風呂場で取り出す訳ないんだよ
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c30
日本銀行 円の実効為替レート 月足
http://www.stat-search.boj.or.jp/
日本銀行 「実効為替レート(名目・実質)」の解説
http://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/exrate02.htm/
通貨の実力は実効レートで測る
円がドルに対して上昇していても、ユーロに対しては下落しているような時、すぐには円高なのか円安なのか分からない。そこで円の複数の通貨に対する総合的な為替レートとして貿易相手国との貿易取引量で加重平均して算出する値が実効為替レート。
さらにその数値にインフレ等の物価調整を施した後のものが実質実効為替レートである。
つまり、「一国の通貨の対外競争力を総合的に捉えるための単一の指標」と言い換えられよう。
実効レートの数字が大きくなればなるほど、その通貨の価値は「強くなる」
___
松崎美子の英国発! FX実質実効為替レートについて 2014年1月17日
日本では『実効レート』という物差しでマーケットを見る参加者が、今でも非常に少なく残念に思っています。
これは1980年から2013年11月末までの円実効レート、月足チャートです。これを見て、私はハッとしました。というのは、最近の円相場を語る時、ドル円のレベルだけを見て「まだまだここからの円安余地はある」と感じておりましたが、実効レートを見た途端、【究極の円安レベル】に達しているのが、わかったからです。
この円実効レートのチャートは、日本が変動相場制に移行した1973年から数年後の1980年から現在に至るまで、30年以上に渡り全ての数字が載っています。
リーマン・ショックが起きた2008年9月の円実効レートは、85.89
そして最新の2013年11月のデータを見ると、実効レート: 77.61/東京市場ドル・円 スポット17時時点/月中平均: 100円04銭と書いてありました。
その後、ドル円は105円をうかがう展開となりましたので、実効レートのレベルは当然11月の77.61よりも低い=円安色の強い数字になっていると想像されます。
過去に80を下回ったのは、いつなのか?と調べてみると、一番最近では円キャリートレード全盛期の2007年(120円台)となっており、それより以前では1980年代までさかのぼることになり、その当時のドル円は200〜250円台となっていました。
アベノミクス効果で、「3桁のドル円」に目が慣れてしまったせいか、なんとも思わなくなっていましたが、こうして実効レートで『本当の円の実力』を検証してみると、変動相場制以降、3番目か4番目に円実効レートが低い(=円安)『異常事態』とも言えるようです。
http://www.central-tanshifx.com/market/market-view/sf-20140117-01.html
止まらない円の価値下落… 2016/05/02
1ドル106円でも「超円安」のワケ 実質実効為替レートで読み解く円相場
「黒田シーリング」、それは、昨年初夏に市場参加者らにより設定された、ドル円為替での124円台後半〜125円に覆いかぶさり一段の円安進行を阻止せんとした「天井」のことである。
黒田日銀総裁は、衆議院予算委員会で
「実質実効為替レートがここまで来ているということは、ここからさらに円安に振れるということは、普通に考えればありそうにない」
と発言、ある種の「口先介入」とも捉えられ、上記シーリングの根拠となっていた。
中国ショックや原油価格崩落等に端を発した世界同時株安を経たドル円相場は現在110円をも大きく割り込み、振り返ってみると、確かにその天井は重要な節目となった。
わざわざ強調して用いられた「実質実効為替レート」なる表現。
当時、円の実質実効為替レートは、変動相場制移行以降では、なんと「史上最安値(円安)」に達してしていた。
https://zuuonline.com/archives/105338
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c395
日経平均 PER PBR
http://nikkei225jp.com/data/per.html
先が見えないトランプバブル
崩壊の分水嶺は「1万9720円」だ。
「株価の過熱感を測る指標であるPERが、17倍を超えると危険です。
PER13倍未満は“売られ過ぎ”で、17倍超えは“買われ過ぎ”といわれている。
ところが、13日終値の1万9250円は、すでにPER16.6倍と17倍に近づいている。17倍に当たる1万9720円を超えると“危険水域”です。
昨年も、6月24日に17倍を超える2万868円をつけた後、3カ月で3000円も下落している。同じ道をたどる恐れもあり得ます」
個人投資家は、売り時と買い時を慎重に見極めた方がいい。
http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/745.html
安倍政権が確実になる前、12年9月の日経平均の予想PER(加重平均)は、1ドル80円台の円高の中で12倍付近と低かった。米国ダウのPERは15倍と3倍高かった。
上場企業(東証一部2000社)においては、輸出製造業の株価シェアが大きい。円安/ドル高になると、利益が数倍に増えます。このため、円安で日本の株価は上がり、円高で下がる基本性格があります。
通貨の低下は、普通、国力(政治力)と経済力の低下を示します。しかし日本では、ドルでは同じでも円での輸出価格が上がる。このため、上場企業の利益が増える予想がたち、株が買われます。
(注)予想PERは、株価の時価総額を次期予想純益で割った株価/収益倍率であり、株価の高さ、低さを判断するための指標です
PERが15倍なら将来15年分の、未実現の企業純益を株価が含んでいます。
16年10月の日経平均の加重平均のPERは、14.3倍付近です。
単純平均のPERでは18倍と高い。
日経平均は、ユニクロ(ファーストリテイリング)の34倍のような高PER銘柄を含むからです。
2016年10月現在、日経平均は1万7000円付近です。
米国ナスダックの予想PER(単純平均)は現在21.9倍で、バブル価格の水準です。
他国をあげると、
インド18.2倍
英国17倍
米国ダウ16.8倍
上海総合14.4倍
ドイツ13.3倍
ロシア6.8倍
http://www.mag2.com/p/money/24781
米国株時価総額:Wilshire 5000 Price Full Cap Index
https://ycharts.com/indicators/wilshire_5000_price_full_cap_index
米国 :名目GDP
http://ecodb.net/country/US/imf_gdp.html
日本 :東証1部時価総額
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/02.html
日本 :名目GDP
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html
日本 : 東証1部時価総額と日本の名目 GDP の推移 (1984-2016)
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
米国 : Wilshire 5000 total market index と米国の名目 GDP の推移 (1984-2016)
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-2.png
2016年 12月 22日 4度目のバフェット指数1倍超え
株価は楽観的な見通しを織り込んだことで、すでにバブルの領域との見方も出ている。
著名投資家のウォーレン・バフェット氏は
その国の株式市場の時価総額が名目GDPを超えると危険サイン
ととらえ、持ち高調整を検討することで知られている。
名目GDPに対する株式市場の時価総額の倍率をバフェット指数と呼ぶが、
日本の2015年度名目GDP532兆円に対し、22日時点で東証上場の株式時価総額は580兆円強。バフェット指数は約1.1倍になっている。
日本で同指数が1倍を超えたのは、1980年代後半のバブル期、2007年リーマンショック前の米住宅バブル、2015年8月前後のアベノミクス期待のピークに続き、トランプラリーの今回は4度目になる。
変動の大きい期間利益をもとに算出されるPERと異なり、同指数は比較的ブレが少なく行き過ぎた株高を警告するサインとみられているが、今のところ市場で懸念する見方は少ない。
バブルは予測不能な面もあり、市場のコンセンサス通りなら短期の調整を交えて、少なくとも米新大統領就任後の蜜月期間が終わる来年5月頃まで株高が続くことになる。
「レーガノミクスのように大きなレジームチェンジが起きると景気拡大は長くなる」(みずほ証券投資情報部長の倉持靖彦氏)との指摘もある。
http://jp.reuters.com/article/vix-stock-idJPKBN14B0IY?sp=true
リーマンショック級の円高株安をバフェット指標でチャンスに変える 2016/07/04
https://www.ewarrant.co.jp/posts/kiwameru/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%9A%E3%81%AE%E5%86%86%E9%AB%98%E6%A0%AA%E5%AE%89%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
バフェット指標で見ると、本格的な暴落は「こんなもんじゃない」
日本株は7年から10年程度の周期で大きな変動を繰り返しています。
これは企業の設備投資を原因とする10年程度の景気循環(ジュグラー循環)とほぼ一致しているようです。
図1は著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が用いているとされる手法を日本株に当てはめたものです。
これを見ると、1980年代末の日本のバブル景気の異常なほどの過熱と、その後のITバブル、サブプライムバブルと概ね7年から10年で東証一部時価総額が日本のGDPに近づくと危険信号、上回ると過熱となっていたことが分かります。
今回も2015年には GDPを15%上回り、実はサブプライムバブル時よりも相場は過熱していました。また、前回の天井となった2006年末(年ベース)から10年経過したので、景気循環的にも何らかのきっかけでいつ暴落が始まってもおかしくない状況でした。
これまでの過熱相場後の暴落では、東証時価総額がGDPを40%も下回るほどまで株価が下落してようやく底値を付けていました。
この観点では 6月24日の英EU離脱に伴う日本株の下げでも、まだGDPを 7%下回ったに過ぎません。
GDPを40%下回る水準なら(図中右端の赤斜線の矢印)、TOPIXであと 35%下落し、日経平均なら 1万円割れとなります。
つまり、今回の英EU離脱に伴う日本株の下落は、7年から10年周期の大相場の下落水準としては「こんなもんじゃない」といえるような水準だったことになります。
図表1:7-10年おきのクラッシュ並みならぜんぜん足りない!
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
また、2000年以降は世界経済のグローバル化と金融市場の一体化の影響により、世界各国の株価の長期的な周期が一致し、特に暴落時には日本経済がそれほど調子が悪くなくても、あるいは日本株が過熱気味でなかったとしても、米国株が暴落すると、そこで大相場が終わってしまうようです。この最たる例がITバブル崩壊時でした。
図2はバフェット指標で米国株を見たものです。
ITバブルは米国の株式を中心としたバブルだったので、一時 GDPを43%(1999年)も上回る状況となりました。
サブプライムバブルは不動産や不動産証券化商品中心のバブルだったので、対GDP比では株式の過熱は3%(2006年)どまりでした。
現時点では、2016年年初の下落を跳ね返し、6月24日の英EU離脱後でも、未だにGDPを14%も上回っている状態でした。
米国株の場合、暴落時にはGDPを24%(2002年)から38%(2008年)下回っているので、今回もGDP比30%程度の下方乖離はありえそうです(図中右端の赤斜線矢印)。
その場合、最大でこれから40%も下落余地がある(NYダウに換算すると10,400ドルまで下落する?)ことになります。
図表2:米国株も7-10年おきのクラッシュなら4割安も?
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-2.png
■これからの1-2年が“最後の円高”なら、外国株投資のチャンス!?
今回の英国のEU離脱に伴うショックでは、近年の暴落で何度も確認されてきたとおり、株式の国際分散投資は無力でした。暴落時に相関が急上昇するのでどこにも逃げ場ないのです。
一方、キャッシュマネジメントを重視する投資戦略をいくつか併用し、例えば
7年から10年に一度の暴落を狙う「バフェット流大底投資」や、
1年のうち下落する傾向が強い 5月から10月まではポジションを持たない「半年投資」、
長期的に順張りシグナルが出ている時だけ投資する「DOI MODEL」
といった戦略を採用していたら、3割から 9割程度のキャッシュを抱えたまま今回のEU離脱ショックを迎えたはずです。
また、金ETF、金レバレッジトラッカーや金地金などで金に投資していても円建てで資産価値の保全ができていました。
投資タイミングは拙著
に紹介したS&P VIXを使う方法、プット・コールレシオを使う方法、信用取引評価損益率を使う方法などに加えて、前述のバフェット指標を使ったざっくりとしたものでも十分効果的と考えられます。
具体的に「今からどうやって備えるか?」、「バフェット指標で十分に下落したと思ったら何に投資するか?」という点に関して、正解は一つではありません。どこまでリスクをとれるか、どこまで資金を寝かせられるか、どこまで投資に時間を使えるかといった要素で異なりますが、例示するなら以下のようなものになるでしょう。
◎今からどうやって備えるか?(例)
•円キャッシュ90%、10%は米大統領選などの大イベント直前にeワラント両建て
•予想PERで割安に見えても購入予算の1/3までに止める(インテリトラップを避ける)
•現物株を減らし、5%程度の資金で日経平均プットやハンセンH株プットを保有する
•20:80戦略を使う(資産の20%で損失限定のハイリスク投資、残りはキャッシュ)
•アノマリーで悪いイベントが起きやすい5月から10月にはキャッシュを増やす
•FXを使うならレバレッジを5倍程度まで下げる(強制ロスカットされないため)
◎バフェット指標で十分に下落したと思ったら何に投資するか?
•人口動態で有利な米国株ETF(S&P500対象)、インド株ETF、フィリピン株ETF
•「デフレ・円高勝ち組バスケット」コール1回あるいはその構成銘柄を直接数銘柄購入
•時価総額が100億円未満の小型株を過去10年の業績まで調べて3−4銘柄に集中投資
•ショックで一時的に金価格が下がったら金5倍プラストラッカーや金ETFに投資
https://www.ewarrant.co.jp/posts/kiwameru/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%9A%E3%81%AE%E5%86%86%E9%AB%98%E6%A0%AA%E5%AE%89%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
【2016年11月更新】ウォーレン・バフェット指標。
米国株と日本株(東証1部)の時価総額を名目GDPと比較してみる
http://www.life-free.net/entry/2015/04/15/184506
今日は株式市場の割高割安を示す指標のひとつであるウォーレン・バフェット指標について書きたいと思います。
ウォーレン・バフェット指標とは、バフェット氏が愛用しているとされる指標で、「その国のGDPと上場株式の時価総額の総和を比べるもの」です。
過去を見る限りでは、GDPよりも株式時価総額が上回ったときは、赤信号です。
バフェット指標の意味について考察
株式時価総額と名目GDPを比べて、割高割安を判断する意味についてです。
企業の価値を、「その企業が存続する期間に生み出すキャッシュ・フローの総額を現在価値に割り引いたもの」として考えた場合、PER(時価総額を利益で割ったもの)で割高、割安は判断可能なんですよね。
ですから、日本株のForward PER(時価総額を予想利益で割ったもの)を見れば、株式市場の過熱感はわかります。
なぜわざわざ株式時価総額とGDPを比較するのでしょうか?
おそらく、結局のところその国全体の企業の利益はその国のGDPと強い相関を持つということでしょう。金は天下の回りものであり、名目GDPはお金の回り具合を表します。お金が回らないと経済は活性化しませんし、経済が活性化しないということは、企業が利益を生み出せないことを意味します。
私の100万円の支出は、だれかの100万円の収入なのです。
現在を見るに、名目GDPよりも遥かに高い増加率で、株式時価総額がどんどん増えています。ついには、割高域にすでに達しました。
そして重要なことですが、この指標は過去を見る限り正常に機能しているということです。
現状の認識と投資の選択肢
まず、現状の認識についてですが、株価は割高と判断します。それをふまえて、以下のような選択肢が考えられます。
リスクを限定してバブルに乗る
バブルは最後が一番おいしいと言われています。ですから、あえてそのバブルに乗る方法があります。もちろんリスクは限定しなければなりません。簡単な方法は、コールオプションを買うことでしょう。他に、単純にロスカットラインを決めて投資する選択肢もあると思います。
現金保有率を多くする(株式と相関値が低い資産を保有する)
現金や他の資産を保有して株価を見守るという選択肢です。
このままどんどん株価が上がれば、パフォーマンスは劣後して、惨めな気持ちになるでしょう。しかし、投資家としては受け入れるべき感情だと思います。投資から一歩身を引くという意味でも、これは精神的にラクな選択肢だと思います。
売りポジションを追加する
株価下落を見越して、利益を積極的に取りにいく選択肢です。ただし、売りはバブルで焼き尽くされる可能性はあります。特に、追加の金融緩和が発表されたら、株価はさらに上がるでしょう。ご利用は計画的に。
最後に
当たり前のことを言いますが、私はこれ以上株価が上がらないと言っているわけではありません。ただ、現在の株価は割安割高のどちらかと聞かれると、割高だと答えます。
http://www.life-free.net/entry/2015/04/15/184506
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c397
日経平均株価の上限は?
日経平均 PER PBR
http://nikkei225jp.com/data/per.html
先が見えないトランプバブル
崩壊の分水嶺は「1万9720円」だ。
「株価の過熱感を測る指標であるPERが、17倍を超えると危険です。
PER13倍未満は“売られ過ぎ”で、17倍超えは“買われ過ぎ”といわれている。
ところが、13日終値の1万9250円は、すでにPER16.6倍と17倍に近づいている。17倍に当たる1万9720円を超えると“危険水域”です。
昨年も、6月24日に17倍を超える2万868円をつけた後、3カ月で3000円も下落している。同じ道をたどる恐れもあり得ます」
個人投資家は、売り時と買い時を慎重に見極めた方がいい。
http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/745.html
安倍政権が確実になる前、12年9月の日経平均の予想PER(加重平均)は、1ドル80円台の円高の中で12倍付近と低かった。米国ダウのPERは15倍と3倍高かった。
上場企業(東証一部2000社)においては、輸出製造業の株価シェアが大きい。円安/ドル高になると、利益が数倍に増えます。このため、円安で日本の株価は上がり、円高で下がる基本性格があります。
通貨の低下は、普通、国力(政治力)と経済力の低下を示します。しかし日本では、ドルでは同じでも円での輸出価格が上がる。このため、上場企業の利益が増える予想がたち、株が買われます。
(注)予想PERは、株価の時価総額を次期予想純益で割った株価/収益倍率であり、株価の高さ、低さを判断するための指標です
PERが15倍なら将来15年分の、未実現の企業純益を株価が含んでいます。
16年10月の日経平均の加重平均のPERは、14.3倍付近です。
単純平均のPERでは18倍と高い。
日経平均は、ユニクロ(ファーストリテイリング)の34倍のような高PER銘柄を含むからです。
2016年10月現在、日経平均は1万7000円付近です。
米国ナスダックの予想PER(単純平均)は現在21.9倍で、バブル価格の水準です。
他国をあげると、
インド18.2倍
英国17倍
米国ダウ16.8倍
上海総合14.4倍
ドイツ13.3倍
ロシア6.8倍
http://www.mag2.com/p/money/24781
____
バフェット指標で見る日経平均株価の上限
米国株時価総額:Wilshire 5000 Price Full Cap Index
https://ycharts.com/indicators/wilshire_5000_price_full_cap_index
米国 :名目GDP
http://ecodb.net/country/US/imf_gdp.html
日本 :東証1部時価総額
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/02.html
日本 :名目GDP
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html
日本 : 東証1部時価総額と日本の名目 GDP の推移 (1984-2016)
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
米国 : Wilshire 5000 total market index と米国の名目 GDP の推移 (1984-2016)
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-2.png
2016年 12月 22日 4度目のバフェット指数1倍超え
株価は楽観的な見通しを織り込んだことで、すでにバブルの領域との見方も出ている。
著名投資家のウォーレン・バフェット氏は
その国の株式市場の時価総額が名目GDPを超えると危険サイン
ととらえ、持ち高調整を検討することで知られている。
名目GDPに対する株式市場の時価総額の倍率をバフェット指数と呼ぶが、
日本の2015年度名目GDP532兆円に対し、22日時点で東証上場の株式時価総額は580兆円強。バフェット指数は約1.1倍になっている。
日本で同指数が1倍を超えたのは、1980年代後半のバブル期、2007年リーマンショック前の米住宅バブル、2015年8月前後のアベノミクス期待のピークに続き、トランプラリーの今回は4度目になる。
変動の大きい期間利益をもとに算出されるPERと異なり、同指数は比較的ブレが少なく行き過ぎた株高を警告するサインとみられているが、今のところ市場で懸念する見方は少ない。
バブルは予測不能な面もあり、市場のコンセンサス通りなら短期の調整を交えて、少なくとも米新大統領就任後の蜜月期間が終わる来年5月頃まで株高が続くことになる。
「レーガノミクスのように大きなレジームチェンジが起きると景気拡大は長くなる」(みずほ証券投資情報部長の倉持靖彦氏)との指摘もある。
http://jp.reuters.com/article/vix-stock-idJPKBN14B0IY?sp=true
リーマンショック級の円高株安をバフェット指標でチャンスに変える 2016/07/04
https://www.ewarrant.co.jp/posts/kiwameru/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%9A%E3%81%AE%E5%86%86%E9%AB%98%E6%A0%AA%E5%AE%89%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
バフェット指標で見ると、本格的な暴落は「こんなもんじゃない」
日本株は7年から10年程度の周期で大きな変動を繰り返しています。
これは企業の設備投資を原因とする10年程度の景気循環(ジュグラー循環)とほぼ一致しているようです。
図1は著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が用いているとされる手法を日本株に当てはめたものです。
図表1:7-10年おきのクラッシュ並みならぜんぜん足りない!
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
これを見ると、1980年代末の日本のバブル景気の異常なほどの過熱と、その後のITバブル、サブプライムバブルと概ね7年から10年で東証一部時価総額が日本のGDPに近づくと危険信号、上回ると過熱となっていたことが分かります。
今回も2015年には GDPを15%上回り、実はサブプライムバブル時よりも相場は過熱していました。また、前回の天井となった2006年末(年ベース)から10年経過したので、景気循環的にも何らかのきっかけでいつ暴落が始まってもおかしくない状況でした。
これまでの過熱相場後の暴落では、東証時価総額がGDPを40%も下回るほどまで株価が下落してようやく底値を付けていました。
この観点では 6月24日の英EU離脱に伴う日本株の下げでも、まだGDPを 7%下回ったに過ぎません。
GDPを40%下回る水準なら(図中右端の赤斜線の矢印)、TOPIXであと 35%下落し、日経平均なら 1万円割れとなります。
つまり、今回の英EU離脱に伴う日本株の下落は、7年から10年周期の大相場の下落水準としては「こんなもんじゃない」といえるような水準だったことになります。
また、2000年以降は世界経済のグローバル化と金融市場の一体化の影響により、世界各国の株価の長期的な周期が一致し、特に暴落時には日本経済がそれほど調子が悪くなくても、あるいは日本株が過熱気味でなかったとしても、米国株が暴落すると、そこで大相場が終わってしまうようです。この最たる例がITバブル崩壊時でした。
図2はバフェット指標で米国株を見たものです。
図表2:米国株も7-10年おきのクラッシュなら4割安も?
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-2.png
ITバブルは米国の株式を中心としたバブルだったので、一時 GDPを43%(1999年)も上回る状況となりました。
サブプライムバブルは不動産や不動産証券化商品中心のバブルだったので、対GDP比では株式の過熱は3%(2006年)どまりでした。
現時点では、2016年年初の下落を跳ね返し、6月24日の英EU離脱後でも、未だにGDPを14%も上回っている状態でした。
米国株の場合、暴落時にはGDPを24%(2002年)から38%(2008年)下回っているので、今回もGDP比30%程度の下方乖離はありえそうです(図中右端の赤斜線矢印)。
その場合、最大でこれから40%も下落余地がある(NYダウに換算すると10,400ドルまで下落する?)ことになります。
今回の英国のEU離脱に伴うショックでは、近年の暴落で何度も確認されてきたとおり、株式の国際分散投資は無力でした。暴落時に相関が急上昇するのでどこにも逃げ場ないのです。
一方、キャッシュマネジメントを重視する投資戦略をいくつか併用し、例えば
7年から10年に一度の暴落を狙う「バフェット流大底投資」や、
1年のうち下落する傾向が強い 5月から10月まではポジションを持たない「半年投資」、
長期的に順張りシグナルが出ている時だけ投資する「DOI MODEL」
といった戦略を採用していたら、3割から 9割程度のキャッシュを抱えたまま今回のEU離脱ショックを迎えたはずです。
また、金ETF、金レバレッジトラッカーや金地金などで金に投資していても円建てで資産価値の保全ができていました。
投資タイミングは拙著
に紹介したS&P VIXを使う方法、プット・コールレシオを使う方法、信用取引評価損益率を使う方法などに加えて、前述のバフェット指標を使ったざっくりとしたものでも十分効果的と考えられます。
具体的に「今からどうやって備えるか?」、「バフェット指標で十分に下落したと思ったら何に投資するか?」という点に関して、正解は一つではありません。どこまでリスクをとれるか、どこまで資金を寝かせられるか、どこまで投資に時間を使えるかといった要素で異なりますが、例示するなら以下のようなものになるでしょう。
◎今からどうやって備えるか?(例)
•円キャッシュ90%、10%は米大統領選などの大イベント直前にeワラント両建て
•予想PERで割安に見えても購入予算の1/3までに止める(インテリトラップを避ける)
•現物株を減らし、5%程度の資金で日経平均プットやハンセンH株プットを保有する
•20:80戦略を使う(資産の20%で損失限定のハイリスク投資、残りはキャッシュ)
•アノマリーで悪いイベントが起きやすい5月から10月にはキャッシュを増やす
•FXを使うならレバレッジを5倍程度まで下げる(強制ロスカットされないため)
◎バフェット指標で十分に下落したと思ったら何に投資するか?
•人口動態で有利な米国株ETF(S&P500対象)、インド株ETF、フィリピン株ETF
•「デフレ・円高勝ち組バスケット」コール1回あるいはその構成銘柄を直接数銘柄購入
•時価総額が100億円未満の小型株を過去10年の業績まで調べて3−4銘柄に集中投資
•ショックで一時的に金価格が下がったら金5倍プラストラッカーや金ETFに投資
https://www.ewarrant.co.jp/posts/kiwameru/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%9A%E3%81%AE%E5%86%86%E9%AB%98%E6%A0%AA%E5%AE%89%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
【2016年11月更新】ウォーレン・バフェット指標。
米国株と日本株(東証1部)の時価総額を名目GDPと比較してみる
http://www.life-free.net/entry/2015/04/15/184506
今日は株式市場の割高割安を示す指標のひとつであるウォーレン・バフェット指標について書きたいと思います。
ウォーレン・バフェット指標とは、バフェット氏が愛用しているとされる指標で、「その国のGDPと上場株式の時価総額の総和を比べるもの」です。
過去を見る限りでは、GDPよりも株式時価総額が上回ったときは、赤信号です。
バフェット指標の意味について考察
株式時価総額と名目GDPを比べて、割高割安を判断する意味についてです。
企業の価値を、「その企業が存続する期間に生み出すキャッシュ・フローの総額を現在価値に割り引いたもの」として考えた場合、PER(時価総額を利益で割ったもの)で割高、割安は判断可能なんですよね。
ですから、日本株のForward PER(時価総額を予想利益で割ったもの)を見れば、株式市場の過熱感はわかります。
なぜわざわざ株式時価総額とGDPを比較するのでしょうか?
おそらく、結局のところその国全体の企業の利益はその国のGDPと強い相関を持つということでしょう。金は天下の回りものであり、名目GDPはお金の回り具合を表します。お金が回らないと経済は活性化しませんし、経済が活性化しないということは、企業が利益を生み出せないことを意味します。
私の100万円の支出は、だれかの100万円の収入なのです。
現在を見るに、名目GDPよりも遥かに高い増加率で、株式時価総額がどんどん増えています。ついには、割高域にすでに達しました。
そして重要なことですが、この指標は過去を見る限り正常に機能しているということです。
現状の認識と投資の選択肢
まず、現状の認識についてですが、株価は割高と判断します。それをふまえて、以下のような選択肢が考えられます。
リスクを限定してバブルに乗る
バブルは最後が一番おいしいと言われています。ですから、あえてそのバブルに乗る方法があります。もちろんリスクは限定しなければなりません。簡単な方法は、コールオプションを買うことでしょう。他に、単純にロスカットラインを決めて投資する選択肢もあると思います。
現金保有率を多くする(株式と相関値が低い資産を保有する)
現金や他の資産を保有して株価を見守るという選択肢です。
このままどんどん株価が上がれば、パフォーマンスは劣後して、惨めな気持ちになるでしょう。しかし、投資家としては受け入れるべき感情だと思います。投資から一歩身を引くという意味でも、これは精神的にラクな選択肢だと思います。
売りポジションを追加する
株価下落を見越して、利益を積極的に取りにいく選択肢です。ただし、売りはバブルで焼き尽くされる可能性はあります。特に、追加の金融緩和が発表されたら、株価はさらに上がるでしょう。ご利用は計画的に。
最後に
当たり前のことを言いますが、私はこれ以上株価が上がらないと言っているわけではありません。ただ、現在の株価は割安割高のどちらかと聞かれると、割高だと答えます。
http://www.life-free.net/entry/2015/04/15/184506
これがド素人の妄想なんだ。
矢野富栄はこれ以前にもナイフで脅して 3回も女性を連れ去って暴行していた。
全く同じ手口で4回も成功しているんだ。
もちろん単独犯だ
ヤクザの手口を真似すれば若い女性を言いなりにするのは簡単なんだ:
やくざは女の扱いに手慣れている。瞬時に口をテープで封じて、両手足を縛り上げて丸裸にさせてしまう。数分もかからない。
裸体をカメラに収めて、悠々と女の尊厳をいたぶり続ける。そしてさらにカメラ撮影。ビデオだともっと生々しい。
これで終わらない。オオカミはウサギが生きている限り、決して放すことはしない。「警察に届ければ、この裸体写真を娘婿の新聞社に送りつけるぞ。お前もぶっ殺すぞ」と刺青を見せつけて大声で脅しまくって、瞬く間に性奴隷にしてしまう。
ごく普通の被害者は恫喝に震え上がり、抵抗力を喪失してレイプ犯に屈してしまうだろう。なぜ
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c31
少子高齢化が進む日本では、売るに売れない空き家や老朽化したマンションが増えている。2017年はこの動きが加速するとみられている。住宅ジャーナリストの榊淳司氏に「住んではいけない街」を聞いた。
「今、住宅ローンは1%未満で借りられます。『借りなきゃ損』という風潮がありますが、非常に危険だと思いますね。ローンを組めば、わずかとはいえ金利を払うわけだし、借金もできる。何より不動産バブル崩壊の予兆があるからです。2020年の東京五輪の前に社会問題化する恐れがあります。『将来が危ない街』で、私が思い浮かべるのは『千葉ニュータウン』です。今も新しいマンションの供給が続いていますが、ディベロッパーは無責任だと思う。恐らく、15年後には徒歩数分の駅近物件でも買い手がつかなくなるでしょう」
日本はこれから人口減少が急速に進み、住宅価格も家賃もどんどん下がっていく。それなのに、片道1時間以上、交通費1000円もかけて東京まで通うのは理にかなわないというのが榊氏の分析だ。
「同じ理由で多摩ニュータウン、港北ニュータウンの未来も暗いでしょうね。最近、若い世代に人気の『越谷レイクタウン』や『柏の葉国際キャンパスタウン』といった新興系のニュータウンもお勧めしません。新築3LDKで80平方メートル超の駅近物件が3000万円台前半で購入でき、近くに映画館や大型ショッピングモールもある。たしかに子育てには便利でしょう。ただ、都心まで通勤に1時間もかかる点は古くからあるニュータウンと一緒です。今35年ローンで買えば、恐らく20年後、資産価値よりもローン残高が上回る“逆ザヤ状態”になっていることでしょう」
■新市場移転で注目の豊洲も10年後は?
かといって、都内ならどこに住んでもいいわけではない。「手持ちの予算で買えそうだ」と足立区や墨田区の端っこにある物件に飛びつくのはダメ。北千住や綾瀬は暮らしやすく便利な街だが、将来、高値で売却できるとは限らない。街は“ブランドイメージ”も大切だという。
「江東区の湾岸エリアの物件も警戒した方がよさそうです。東京五輪開催が決まった直後から始まった局地バブルはハジけつつあります。とくに交通手段が『ゆりかもめ』しかない有明のタワーマンションは避けた方が無難です。『ゆりかもめ』は不動産業界では『バス便』扱い。新市場移転で注目を浴びているお隣の豊洲も、有楽町線がありますが、決して便利な場所ではありません。10年後はどうなっていることか……。二子玉川、成城学園、千歳烏山といった“住みたい街”の上位にランクインする街も、駅から徒歩15分近く離れた物件はガクンと下がるでしょう」
空き家のある街は、不人気となり、価格が下がり、さらに空き家が増えるという悪循環に陥りやすい。
「不動産の資産価値は9割が立地で決まります。どの『街』を選ぶかは極めて大切です」と榊氏はクギを刺す。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c60
千葉ニュータウンは、千葉県白井市・印西市・船橋市にまたがるニュータウンである。
ニュータウン地区の町並みは計画的にデザインされ、豊富な商業施設と住居、職場が有機的に配置され、また都心と成田空港へのアクセスの利便性を備えたきわめて住みやすい街並みとなっている。
一方、ニュータウンの事業区域の周囲には幅広く自然の里山風景が広がっており、動植物とのふれあいやサイクリングなど各種スポーツで自然との共生を楽しむことができる。
多摩ニュータウンが丘陵を切り崩して開発したため、坂が多い地形であるのに対し、千葉ニュータウンは平坦な北総台地であることから坂が少なく、高齢者にとって歩きやすい街になっている。
『東洋経済』の「住みよさランキング2015」では、千葉ニュータウンの中核となる市域である印西市が総合評価で全国1位に4年連続(2012〜2015年)でランクインし[8]、住みやすさについて極めて高い評価がなされている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3
千葉ニュータウン事業/千葉県
https://www.pref.chiba.lg.jp/kigyou/nt/jigyougaiyou.html
【SUUMO】子育環境の良い千葉ニュータウンで駅徒歩10分便利で美しい街並の大型分譲の最終期販売開始 土地購入情報
https://suumo.jp/tochi/chiba/sc_inzai/nc_82156281/?vos=op3014adwstw003000000zzz_01x0057070-xb_dsa-178272323772:cr-97585718221:sl-:adg-25241563021:cam-337688461&ipao97=b__inurl%3Ahttps%3A%2F%2Fsuumo.jp%2Ftochi%2F
「将来が危ない街」 住宅ジャーナリスト榊淳司氏に聞いた
2016年12月24日 日刊ゲンダイ
少子高齢化が進む日本では、売るに売れない空き家や老朽化したマンションが増えている。2017年はこの動きが加速するとみられている。住宅ジャーナリストの榊淳司氏に「住んではいけない街」を聞いた。
「今、住宅ローンは1%未満で借りられます。『借りなきゃ損』という風潮がありますが、非常に危険だと思いますね。ローンを組めば、わずかとはいえ金利を払うわけだし、借金もできる。何より不動産バブル崩壊の予兆があるからです。2020年の東京五輪の前に社会問題化する恐れがあります。
『将来が危ない街』で、私が思い浮かべるのは『千葉ニュータウン』です。
今も新しいマンションの供給が続いていますが、ディベロッパーは無責任だと思う。恐らく、15年後には徒歩数分の駅近物件でも買い手がつかなくなるでしょう」
日本はこれから人口減少が急速に進み、住宅価格も家賃もどんどん下がっていく。それなのに、片道1時間以上、交通費1000円もかけて東京まで通うのは理にかなわないというのが榊氏の分析だ。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/196465
【榊淳司の資産価値レポート17】2016/11
再び活性化し始めた千葉・茨城マンション市場。その資産価値を榊淳司が冷静に評価。
榊淳司
今回は千葉・茨城の大規模マンション19物件。
千葉・茨城の環境
千葉・茨城の大規模マンション19物件を徹底分析
みなさん、こんにちは。榊淳司です。
2016年の初夏に入っても、アベノミクスによって都心エリアの高額マンション市場はかなり好調。
優良物件は次々と完売しています。
しかし、残念ながらその影響はまだ千葉・茨城までハッキリとは及んでいません。
果たして好調の波がやってくるのでしょうか?
千葉ニュータウンでは、2物件が販売中。
レーベン千葉ニュータウン中央THE PREMIUMとガーデンゲート千葉ニュータウン中央です。
しかし、千葉ニュータウンはそもそもの存在価値に疑問があります。
そのあたりもはばかることなく指摘しておきました。
今回もレポートの更新作業をしていて、つくづく実感したのは・・・どういうわけか千葉・茨城エリアには「問題物件」が多いということ。
デベロッパー各社が、千葉・茨城エリアの市場を舐めているわけではないのでしょうが、
「そんなマンション作ってどうする気ですか?」
といいたくなる物件が散見されます。
これは、実に困ったことだと思います。
そもそも千葉でも東京に近いエリアや千葉市の中心地に近い場所なら、マンションにふさわしい立地だと思います。
しかし、東京駅まで電車に乗り続けて1時間近くもかかるようなところは だいたいがマンションを作るにはふさわしくない、
というのが私の考えです。
であるにもかかわらず、そういう場所に「ドカン、ドカン」とまるで音を立てるように大きなマンションが作られてきました。
しかし、もうそういう時代は終わっています。
そして、最近の千葉エリアの大きな特徴は、特定地域に偏った供給過剰です。
今、千葉市から東京都心にかけてのJR総武線、京葉線、京成電鉄本線、そして東西線、東葉高速鉄道エリアは歴史的な大供給ラッシュを迎えています。
もう何年も販売を続けているユトリシア(1453戸)がその代表例。
このような京葉エリアでの供給バブルは、いつかきっと弾けます。
このエリアでマンション購入をお考えの方は、しっかりとこの現実を把握すべきでしょう。
間違っても、 浮ついた気持ちで物件を選ばないでください。
また、「コレは・・・」と思う物件を見つけたら価格交渉をしてみるのもいいでしょう。
販売サイドも量を捌くのに必死です。
特に、完成在庫を定価で買う必要はありません。
私は「マンション値引き交渉術」という ロングセラーのノウハウ集を7年前から販売しています。
お買い上げいただいた方には、3か月間のメールによる無料相談を実施しています。
もしよろしければ、そちらもご利用ください。
最後に一言。
このレポートの中では「買っていい」「買ってはいけない」をハッキリと明言しています。
残念ながら、千葉・茨城エリアでは後者の方が多くなっています。
しかしそれは、根拠のない誹謗中傷ではありません。
明解に視点を定めた批評・批判です。
肯定・否定の双方からご検討物件を精査し、私が下した判断を書いています。
大きな買い物をするには、マイナス情報を受け入れる勇気も必要です。
マンションを買ってしまってから後悔しないために多角的かつ客観的なプロの「判断材料」をご利用ください。
http://sakaki4.web.fc2.com/17tiba/
榊 淳司オフィシャルサイト 千葉マイルドヤンキータウンの誕生
先日、千葉県成田市の周辺で、偏差値40の高校をご卒業になった方がセミナーにご参加いただき、いろいろとお話を伺いました。
その方は、その高校からビヨーンと飛躍して日東駒専をご卒業。
今でも高校の同級生とつるんで遊んでおられるそうですが、
住んでいるところも仕事もカテゴリーが異なるとか。
つまり、高校時代の仲間は「マイルドヤンキー」なんですって。
成田あたりのマイルドヤンキー話がやけに新鮮でした。
彼らは千葉ニュータウンに住まいを買うと「スゴイ!」となるそうです。
「あんな高いところに、よく買えたねえ」という感覚。
千葉ニューで買えれば、もう鼻高々だとか。
しらなかった。千葉ニューはマイルドヤンキーのステイタスだったのです。
そこで、私は自分の意識の中であるところがガラガラ崩れるのを感じました。
千葉ニュータウンは、榊理論では圧倒的に「買ってはいけない」街。
「ニュータウン」という東京勤務者の「ベッドタウン」ニーズは今後の人口減少で限りなく萎んでいき、やがて空洞化。
空家だらけになって、そのうちゴーストタウン、そして廃墟化。
これが、今まで私が想定してきたニュータウンの行く末。
しかし、この話を聞くと「ちょっと待てよ」となります。
多摩ニュータウンや千里ニュータウンは、割合都心の近く。
東京や大阪に無縁で暮らす遠隔郊外とは接していません。
ところが、千葉ニュータウンや港北ニュータウン、あるいは西神ニュータウンはマイルドヤンキーエリアである遠隔郊外以遠に近しい場所に立地しています。
分かりやすく言うと、東京なら16号線の外側です。
確かに、成田周辺にたむろするマイルドヤンキーは、千葉ニュータウンに住んでも十分にテリトリーの範囲です。
マイルドヤンキーはたいてい車かバイクで移動しますから、千葉ニューと成田の距離だと日常生活圏内になります。
おお、ここで大発見。
私はいつもバカにしている「固定観念の囚人」でした。
千葉ニュータウンは東京通勤者が見捨てた後はゴースト化すると思ったら、実はその背後に広がる広大な遠隔郊外のマイルドヤンキーという新たな需要層に見いだされる未来が待っていたのです。
港北ニュータウンや西神ニュータウンも同じ条件ですね。
考えてみれば、これらのニュータウンにはマイルドヤンキーが喜びそうな装置がたくさん揃っていますね。
2000円未満のコストで食事ができて、何時間でも過ごせる巨大なショッピングモールなんて、その典型ではないですか。
ニュータウンの未来は、マイルドヤンキーのたまり場?
ただし、そのためにはマイルドヤンキーの収入に見合ったところまで価格が下落する必要があります。
私のイメージでは、マイルドヤンキーの年収は上限が500万円。
平均で300万円未満ではないでしょうか。
彼らに買える住宅の価格は、無理しないレベルで1千万円前後。
これでは新築は完全に無理。でも中古ならあります。
現状、1000万円未満の中古マンションは、千葉ニュー周辺ならボチボチ。
今後、増えていくでしょうから、きっとマイルドヤンキー化。
20年後、千葉ニュータウンは実質「千葉マイルドヤンキータウン」に。
その頃、私は多分現役を引退していますから、あまり面白がれませんが。
私も前述の彼のように、回りがほとんど大学進学しない高校の出身。
考えてみれば、私の世代は全体の3割程度しか大学へ行きませんでした。
東京に住んでいると感じませんが、同世代の主流派はマイルドヤンキー。
私が自嘲する「私立文系の海」も、所詮は「井の中」の井のひとつ。
我らは人数的に少数派で、マイルドヤンキーが多数派だったのです。
いつも自慢気に書いている通り、このブログの読者さんたちは知的水準も収入の水準もかなりのレベルにある方々です。
だから、私はマイルドヤンキーの住宅購買行動についてほぼノーマーク。
彼らのニーズが千葉ニュータウンに迫っていようとは・・・
http://www.sakakiatsushi.com/?p=10266
千葉県のマンション市況
不況時のサラリーマン年収とマンション市況
##男性サラリーマンの給与平均が400万円台前半に落ち込み、マンションも安くて広い物件の割合が増えてきました。 新築マンションを買いたいけど、予算が2千万円台の家庭も多いと聞きます。そんな庶民が同価格帯のマンションを比較できるよう情報をください。
##千葉県のマンションなんて 二千万円代いっぱいあるよ。 同じマンションでも部屋によって四千万円代とかも有るけど。 柏タワーの7千万円代には驚いたな。柏に7千万のマンション買うなら横浜あたりか都内に買う。
##東京に1時間以内で通勤さえできれば安い方が良いよな。
##昔から千葉に地縁があったり、それでいて近くに住んでたり、奥さんの通勤先が都内ではなかったり、 価値観で千葉に住む人全員が都内に通って、都内に近いのがすべてなのは、所詮地方出身で都内に買えない人。 都内に買えなければ次は神奈川の青葉や都築、都下に買う、次に埼玉。
##通勤時間60分以内、最寄駅徒歩10分以内、築年数10年以内 一般リーマンは普通これだよね。 あと、交通費の上限超えてないかもあるけど。
##売れる条件だからね。 交通費高いなら、安くないと買い手がつきにくい。
##そのうち、ここに書いているマンションは、原発の影響で売れ行きが悪くなったらバルクセールで1000万円台で買えるんじゃない?
特に千葉ニューとか。他のエリアと比べると、一段落ちるエリアだし。
それくらいの価格でもしっくりくる。 ##今買わなければいけない人。
@は仕方ない部分もあるけど、Aは多少妥協して我慢すべき部分もあるかもね。
1.年齢的にローンが組むのが限界な人。もしくは、来年になると35年が組めなくて30年で組まなければいけないなど、月の返済額が上がってしまう人。
2.子供の入学や入園で長く住む場所を定めなければいけないのでエリアを定めたが、購入を待つにしても 良い賃貸がなかった。もしくは、家族が増えたり子供が大きくなって部屋数を増やさなければいけないが、賃貸で広い家を借りると月の支払いが厳しく、買ってローンを払うのなら月の家計がやりくりできる人。
######まぁ地震や原発、その他の状況が落ち着くまで待ってみたほうがいいですよね。
不況時、サラリーマン年収とローン額
##ローンは35年なら年収の八倍程度まで借りられるけど、駐車場代や修繕費や管理費のかかるマンションを買う場合、五倍を超えるとさすがに返済がしんどいよね。 年収400万円ならローンは2000万円位に留めた方が良いから、頭金や引っ越し代や家具代なんかは貯金してないと上記の2500万円くらいのマンションでもきついよ。
まあでも、年収400万円の人が初期費用の300万円程度も合わせて800万も貯金するのに何年かかるんだろうね。 やっぱり、年収は最低でも500から600万円は無いと、こういった激安マンションでも奥さんの収入を頼った生活になっちゃうよ。
無理したらやばいよ。経済もどうなるかわからないし、どんな大手企業でもつぶれないとは言えない変化の時代だから。 500万円未満の人は、マスコミや営業に「同じくらいの方も買ってますよ」と言われても、浮かれて買わないようにしな。中古にしときや。
##年収も必ず定年まで右肩上がりかどうか、わからないからね。 子供が増えたり、教育費が増えるのを見越して、今のままの年収でもいけるローンにしとくべき。 年収が、ガッツリ増えたら、買い換えれば良いさ。 だから、経済的に負けの人生と言われても、庶民はここに書いてあるようなマンションで我慢しな。 年収400万円台とかの低所得者は、ここであっても無理せずに、中古にしといたほうが無難だよ。
##確かに年収500が激安新築マンションを買えるボーダーだな。 300万円台で買うとかいう番組もあったけど、無茶しすぎだろ。
##購入時の初期費用は150万円くらいでしょ?
引っ越し代や家具等々の新しい暮らし用に150万円。 だから、物件価格+300万円位は予算にいれなきゃね。 ローンの優遇を考えても、一割は初期費用にいれた方が良いしね。
1.2000万円の物件を買うなら500万円の貯金+1800万円のローン。
2.2500万円の物件を買うなら550万円の貯金+2250万円のローン。
3.3000万円の物件を買うなら600万円の貯金+2700万円のローン。
####頭金は贈与で補填しても良いけど、それくらいは必要だね。 上の真ん中の例だと、変動35年の最大優遇金利0.875%であれば、月の支払いは6万円ちょっと。 駐車場代と管理費と修繕積立金(だんだん高くなるから平均値)の合計で3万円くらい。 だから、月の住居費は9万円程度だね。 月の手取りが36万円以上(額面45万円以上)なら、安心した支払いだよ。
ローンの組み方としたら、年収の五倍以内と考えれば、450万円以上は欲しいね。 だけど、月の支払いを優先すべきだから、年俸制の12分割なら540万円以上。 ボーナスが年間で4カ月くらいの給与体系なら、720万円以上。 これくらいあれば2500万円の物件は安心して買えるよ。
##そもそも、給与が増えることを前提にローンを組んだらダメだわな。 人生、なにが起こるかわからないから。 子供も大きくなればなるほど金がかかる。 二人、三人と増える可能性もある。 だから、こういうマンションがターゲットになるのさ。 年収500万円未満で買う人もいるみたいだけど、リスキーすぎる。 間違っても年収の五倍を越えるローンを組んではいけないよ。 何かあったときのために貯金したり、保険をかけときな。
##経済が不確実な情勢に入ったら、ローンの組み方もなるべくリスクを回避した方が良い。 たとえば、ここに記載されているようなマンションは、十年経ったら半額でしか売れない可能性も十分にある。 もちろん、売ることを前提に考える必要は無いが、経済が不確実な状況では、売らなければいけなくなるリスクを考えておかなければいけない。
例えば、2500万円の物件をフルローンで買った場合、10年後にローン残高が1800万円程度残っていたとする。 半額でしか売れないのなら、500万円以上のローンが残ったままで新たな生計を建てなければいけない。 折角手に入れたマンションを手放さなければいけないような状況であれば、家計も厳しい状況の中で出した結論であろう。 そんなとき、貯蓄がなければ、子供が進学を諦めたりしなければならないかもしれない。 だから、月のローン返済は月給の手取りの4分の1以内に抑えておき、必ず貯蓄をしておこう。
2500万円のローンを組むなら、手取りは30万円以上必要だ。 奥さんの収入を計算に入れてはならない。 それは、+アルファの所得として生活費の足しや貯蓄に回そう。 ちなみに、手取りが30万円を越えるには、サラリーマンだと額面で37万円程度の月給が必要になる。 ボーナス払いも危ない。 だから、月給と賞与の比率にもよるが、年収でいうと男性一人で560万円以上なければ、2500万円の35年ローンは組んではならない。
ちなみに、30才を越えると35年ローンは老後の支払いが厳しい。 30年ローンにするなら月の支払いは上がるので、年収も650万円程度必要になる。 不動産の営業や住宅情報紙は、世帯年収の6倍までローンを組めるとかいって、購入をあおり、無理な返済生活を背負わせようとしますが、騙されないように。 限度額と適正価格は違います。
##住居費は月の手取りの4分の1が適正です。 営業や情報誌は3分の1と言いますが、かなり厳しいと考えられます。 下記が理想的な家計のポートフォリオです。
1.貯蓄10%
2.住居25%
3.その他65%
####ですから37万円の手取りの場合、92500円が住居費になります。 月3万7000円は終身保険も含めて貯金などに回してください。 あとは、収入に見合う生活レベルに出費を抑えましょう。 ちなみに、マンションならば管理費等の約3万円を引いてローンの支払いは62500円に納めましょう。
35年の最大優遇金利で借りれば、変動なら2100万円から2200万円位の借り入れができます。 あとは頭金に入れる金額次第で物件の予算が変わりますね。 ちなみに、引っ越し後にも現金で手元に手取りの半年分を残しておくと、万が一失業しても焦らなくて済みます。 37万円の場合は222万円ですね。 それと、家具などは一騎に揃えなくても良いという選択もできると思います。共働きでないときつい買い方をしてしまってる人多いだろうな。
##こんな感じですかね。2500万円の物件を買う
1.初期費用150万円+引っ越し代と家具等の費用で100万円を想定
2.35年ローン変動金利最大優遇0.875で借りる
3.手取りの4分の1以下に住居関連費用を収める
4.管理費、修繕積立金、駐車場代の合計を3万円とする
5.生活スタート時にも手元に貯金が200万円は残るようにする
####購入時の貯金+贈与が、、、
1.450万円の場合、月の手取りが39万円必要(物件フルローン)
2.600万円の場合、月の手取りが37.5万円必要
3.900万円の場合、月の手取りが34万円必要
4.1500万円の場合、月の手取りが28万円必要
金利の傾向
##デフレが続けば金利の上昇はないのでは? ##デフレでも、国債暴落で金利上昇シナリオはあり得ますよ。まあその前に政府が増税するから可能性は低いでしょうが。
##情報あり、です。 国債暴落→増税・・最悪のパターン
##銀行の金利は上がらないよ。 銀行の金利は日銀の金利に連動するよね。 景気がよくならない限り日銀は金利を上げないから。 復興支援で必要だから市場にジャブジャブつぎ込むよ。 当分は低金利で銀行へ潤沢にマネーを流すよ。 国債の金利は上げないと捌けないかもしれないけどね。
ただね、物価はわからないよ。 デフレが続くのか、景気が良くならないままに物価が上がり、スタグフレーションに突入してしまうのか。 物価が上がってしまうと、名目金利を上げないと、実質金利がマイナスになってしまう可能性があるので、ゼロ金利は続けられなくなる。 それが最悪のシナリオ。 家計の所得が上がらないのに物価が上がり、ローンの金利が上がる。 国民は生活苦に陥り、ローンの不良債権化が進む。 もはや日本の経済に、そのようなマイナスを乗りきれるような国債優位性はない。 経済破綻した過去のイギリスのように、奈落の底のような街並みが現実となる。 それが起こる可能性は低いけど、資産家達は外貨や外国債、外国株へ乗り換えてるね。 とにかく、今は産業を建て直さなきゃね。
##仰る通りだと思いました。 スタグフレーションは、もはや国民は実感しているのではないでしょうか。 震災の陰に隠れてしまいましたが、 鉄鋼の急騰だけでなく、小麦やコーヒー等食料品の値上がりは身近なところです。家計の所得が上がらないのに物価が上がり、ローンの金利が上がる。 国民は生活苦に陥り、ローンの不良債権化が進む。 その結果、ローン破綻と自己破産が増えるということなのでしょうか。 銀行も大打撃のはず。打開策はあるのでしょうか。
千葉県、不況時に購入しやすいエリア
##以下の5グループですな。 やっぱり安い物件は、それなりに理由があるね。
1.京葉線の海浜幕張より遠いエリア
2.総武線の千葉より遠いエリア
3.京成線の津田沼より遠いエリア
4.新京成線や武蔵野線などの南北路線エリア
5.北総線の千葉ニュータウンエリア
####CNT以外は子供が思春期になったらグレそうなエリアばっかりだな。
とはいえ、CNTだと青春時代に繁華街が遠くて芋っぽくなりそう。 やっぱり、親がもっと稼がないとな。
##新浦安とCNTを比較する訳のわからないスレより、よっぽど生産的。綺麗な街並みならCNTかユーカリが丘だな。た だ、確かに生活用品を買うだけならエリア内で十分だけど、湾岸商圏や常磐商圏が遠くて味気無い。とはいえ、実籾とか習志野駅、船橋法典駅は幸が薄そう。埋め立て地は論外。千葉に通勤しないなら四街道に住む理由も無い。やっぱり、予算を上げなきゃ厳しい物件しかないわ。
##一生住むとなると、悩んじゃうエリアばかりだねえ。
##うお、CNTの四物件は全部このスレに該当してる。 安いマンションが集中してるエリアなんだなあ。 URの撤退が決まってるから、戸建も分筆制限が無くなる。 となれば戸建もミニ戸の低価格ばかりになるかもな。 低所得者の集まる、生活物価の安い街。 これはこれで、存在価値がある。 昔は勝ち組もいた街なんだけどな。 文教レベルも落ちる一方というリスクあり。
##CNTだからって低所得者と決めてかからないほうがいいよ。 この街の雰囲気が好きで住んでる人多いんだから。 それにゴルフ場やキャンプ、釣り、ボート好きな金持ちが、 セカンドハウスにしてる人も少なからずいる。
##液状化があった埋立地や放射能で話題になってるTXが入ってないのが笑う。 ##液状化した埋め立て地や放射能汚染地域なんてのは、悲惨にも入れられないよ。 論外。
##千葉ニュータウンはエリア内は素敵でしたけど、他のエリアとの接続が悪すぎて嫌でした。
ああいうエリアがもう少し西か南側にあれば良いのですが。 そういう意味で、TXや東葉のエリアでこのスレに該当するマンションが出てくれば迷わず買うのですが。
##千葉ニュータウンのロケーションが良くなったバージョンがTXや東葉。 だから値段が千葉ニュータウンより高い。 ただ、開発エリアの広さは千葉ニュータウンがダントツ。 まあ、それもかえって値下げ要因にはなるが。 新しい綺麗な街並みが好きなら、この三つはありだね。 ただ、総武線とかの鉄板ゾーンに同じ様な綺麗な街並みが誕生したら最高。 同じように、値段は更に高くなるけど。
##法典は・・・ 子供がいる世帯はやめた方がいいよ。 競馬客と自分の子供が一緒の電車だよ? 休日電車で買い物、って時とか最悪。 同じ理由で京成東中山もムリ。 ホームレスっぽい人がたくさん来てて、悪臭が凄くて、びっくりした。 まぁ、競馬好きには良いだろうけど。
##法典周辺の木下街道の渋滞は半端なかったですが、今はどうなんだろう。 ##車を使う土日に渋滞だもんね。 免許無い人が駅の近くを選ぶ場所。
##まあ船橋あたりは土日は何処も渋滞してるよね。 当然競馬渋滞の時間は避けて出かけるとしても、ららぽーとやコルトンプラザに到達する随分手前からはまる。 いま千葉市に住んでるけど、法典に居た頃よりずっと早くららぽに行けるようになったかも。
##津田沼からバスならターゲットでしょう。 徒歩でもちょっと少し不便な場所なら手が届く。 ##その条件で教えてください。 津田沼からバス便でもいいです。 徒歩でもいいです。 なるべく地盤の固いところでお願いします ##そしたら、京成津田沼近辺の低いところはやめときな。
##津田沼は大きく分けて5つのエリアに分類されます。地盤という意味では上の3つ。
1.JR北口の前原エリア(船橋市)
2.北東方面の藤崎・田喜野井・二宮エリア
3.現在再開発もしている谷津エリア
4.京成津田沼近辺の津田沼・鷺沼エリア
5.新習志野近辺の埋め立て地エリア
千葉県、不況時に購入しやすい物件
##2011年4月22日現在、該当するのは下記のマンションです。 新しい物件の情報も皆さんで書き込んでください。
1.プラウドシティ稲毛海岸 京葉線稲毛海岸徒歩16分
2.グランスイートブルー 京葉線千葉みなと徒歩9分
3.プラーサ・ヴェール 総武本線四街道徒歩7分
4.ビオ・ウィング ユーカリが丘 ユーカリが丘線中学校徒歩1分
5.ユトリシア 京成本線実籾徒歩11分
6.デュオヒルズ北習志野 新京成線習志野徒歩8分
7.アデニウム ザ・ガーデンテラス 武蔵野線船橋法典徒歩7分
8.サングランデ印西牧の原ドアシティ 北総線印西牧の原徒歩6分
9.ブライトビューテラス千葉ニュータウン中央 北総線千葉ニュータウン中央徒歩7分
10.ザ・レジデンス千葉ニュータウン中央 北総線千葉ニュータウン中央徒歩5分
11.サンクタス千葉ニュータウン中央 北総線千葉ニュータウン中央徒歩2分
####共通点はネガ意見多数の物件だな。
##提示されたマンションを調べてみました。 どれもわけありですね。 プラーサ・ヴェールは、売り主の変更を乗り越え大幅な値引きで、 これは“買い”かと思いました。 立地と地盤、環境、ハードの面で良いとは思いましたが、 いかんせん四街道。 都内への通勤と、子どもの進学(就職)を考えると、 踏み切れませんでした。
##売れ行きがまだマシだったのは、デュオヒルズとサンクタスだったけど、震災で厳しくなったよ。 酷かったのはプラーサ、ビオウィング、ユトリシア、ドアシティ、レジデンス。 四天王に代わって悲惨ゴレンジャーだよ。 でもね、そこが狙い目。値引きできて更にお得になるかもしれないよ。 あ、でも山万は根引きできないか。
##放射線量が高くなくて、埋め立て地じゃないのはここに挙がってる中だと3つだけ。
1.デュオヒルズ北習志野
2.ユトリシア
3.プラーサヴェール
####この3つは都心通勤者としては買いたくないなぁ・・・ やはり物件は通勤の利便性で選んでしまう。
##いやほかはそれなりにメリットあるけれど、この3つはね・・・ 放射線が低くても地面に・・・ あの地域はまだ測量していないだけ・・・・ とか、あの近辺八千代の某所は0.2から0.5を測定するからわからないが 近所の小学校が低いから大丈夫か・・・と色々あるよ。 千葉県内はおんなじ。 わかって対策を自主的にとっているほうが安心できる
##都心通勤者です。 朝のラッシュで評判の武蔵野線経由京葉線ですが、アデニウムなら都心まで乗り換え無しで行けるので、この中では通勤利便性が高い。
##正直、全部見ましたけど、やはり街並みは千葉ニュータウンの四物件が良かったです。 特に、サンクタスの立地はイオンなどよりも駅に近く、奇跡的でした。
埋め立て地の二物件も、綺麗とまではいかないですが、整理された街並みで好印象です。 ユーカリが丘も統一感ある街並みですね。
一方、船橋法典、習志野、実籾は正直いって雑然とゴチャついた街並みで、明るい雰囲気はありません。
##ゲートガーデンズ東松戸 3LDK 71m2 2,500万円台〜 78m2 2,800万円台〜 のようです。付け加えると 4LDK 91m2 3,400万円台〜だって。
東松戸は生活するのには不便だよね。 車は必須だろうし、近くにほとんどお店がない。武蔵野線・北総線・成田スカイアクセス東松戸駅より徒歩4分
1.日本橋駅・・・乗り換えなし直通:最速26分
2.押上駅・・・乗り換えなし直通:最速17分 ※東京スカイツリー
3.成田空港第2ビル駅・・・乗り換えなし直通:最速39分
4.羽田空港国際線ターミナル駅・・・乗り換えなし直通:最速55分
5.品川駅・・・乗り換えなし直通:最速41分
6.東京駅・・・乗り換えなし直通:最速31分
7.南船橋駅・・・乗り換えなし直通:最速14分 ※ららぽーと、IKEA
8.新三郷駅・・・乗り換えなし直通:最速14分 ※ららぽーと、IKEA、COSTCO
9.越谷レイクタウン駅・・・乗り換えなし直通:最速19分 ※イオンレイクタウン
値下げしてくれそうなエリア、物件
##千葉ニュータウンのレジデンスを見に行った際、営業の方が価格を下げてくれそうでしたが、他の物件ってどうですか?
##検見川のマンションと 千葉港のマンションが 交渉すれば値下げしてくれるらしいです。
##千葉ニュータウン中央の駅近物件はまだまだ値下げは無理そうでした。
交渉が下手なのもありますが、結構契約されている様で、営業も強気。
この中では人気ある方なのかも。
##大手デベの傲慢です。そのうち根を上げますので、静観しましょう。 場所が場所なだけにね・・
湾岸マンション
##なんか南風が吹くと湾岸の悪臭がするな。
しかしよくあんな工場やゴミゴミした繁華街のそばに住んでられると思うよね。 無理に金持ち面して実勢価値以下の湾岸マンション住んでて楽しい? 内陸で人間らしい余裕のある生活を志向する我々にはまったく理解できないね。っつーか、本当に金持ちなら千葉なんかに住まずに、 23区とか最低でも東急線沿いとかに引っ越せよw
浦安とか市川とか船橋とか津田沼とか幕張とか、 何勘違いして他地域を卑下してるかしらないが、世間的には「千葉の田舎」。
セコセコした田舎民が分をわきまえず、我々余裕民を見下してる姿は滑稽だよね。 恥ずかしくないのかな?
##結局、液状化って言われたら反論材料ないんだな。 埋立地関係者な事がバレバレー。 へドロの巻き上げ被害とかも、内陸までは来てないからね。 勝手に快適に暮らしてる内陸まで巻き込まないでね。 そして内陸に住んでれば尚更埋立地はスルーです。 大体京葉線そんなに便利だとは思わないし。 仮に二千万台まで下がっても埋立地はパス。
##リスキーだけど稲毛海岸、検見川浜、千葉みなと辺りが安い感じがする。
##ちょっと湾岸はリスキーすぎるでしょ。 直下型や大島近辺を震源地とした大地震が起きたとき、液状化と津波の被害を想定すると決して安くない。 浦安や美浜区の惨状を目の当たりにした直後で、手は出せないよね。
##液状化と津波は総武線沿線あたりだと湾岸とリスク反転するところもあるのでそこは考え方次第。 リスクをこれっぽっちも取りたくないとなれば京葉線全部と総武線の大部分は外さざるをえないかな。
路線での比較
##京葉線はもちろん、東西線とかもあり得ない。 危機意識ゼロ。 総武線だって南側がヤバイんだから、北側で安心なんて安直すぎ。 事が起こったらパニックになる、ってのがわからない暢気者。
##繁華街から遠い北総線沿線や新京成、武蔵野線沿線も除外。
##京葉線はちょっとの風や台風、雪なんかで直ぐ止まるからね。 あの弱さはアクセス以前の問題。 ##止まってくれるとのんびり寝てられるから嬉しいけど、京葉線とか武蔵野ってHPへの運行状況の反映遅いから、駅で気付く感じ。
##北総線は料金が高いのがネックなのかな? 確かに京葉線もそんなにアクセスよくないけど、どこの路線がいいかは通勤先によるのでは? 京葉線と総武線は行き先によって使い分け。 京成乗るのは千葉行く時くらいだな… 京葉線の東京駅の乗換は遠いけど始発で座れるのでちょっと遠回りでも東京駅経由にしたりとかはよくある。
##北総線のはイメージがネック。 場末の感じがする。 ##総武線にはかなわないけど
##北総より総武のほうが場末感が強い、ってこと?
##北総線は知名度が無さ過ぎ 何処から何処まで走ってる路線か、このスレッドを見てる人の中でも何人知っているのやら 沿線の市の名前も全国的に、というか千葉県以外で知ってる人はほとんどいないんじゃないか?
物件価格が安いのも、結局北総線自身を知ってる人が少ないから購入検討者も少なく かろうじて新築時は売れても、中古物件を検討する人が少なくて 価格が安くなってしまうんだと思うよ
##一駅乗るだけで400円かかるんだっけ?
##そもそも北総線といっても分からない人が多いんじゃないか? 俺も住むまで北総線なんて知らなかった。 ##そもそも北総線といっても分からない人が多いんじゃないか? 俺も住むまで北総線なんて知らなかった。
##運賃の高いことでは、有名だし、知名度も高いんじゃない? 全然良い意味ではありませんが・・・ ##北総線が高い理由は、公共交通と私鉄のあいのこのような列車なので、出資者がたくさんいて 、そのお金を返すために運賃を高めに設定してあるからだそうです。 いわゆる第3セクターです。
##単身者や都心派には、東葉高速よりも、東西線千葉エリア(浦安〜西船橋)の方が良いでしょう。 賃貸需要が多いので、物件価値は東西線千葉エリア>東葉高速エリアですね。
反対に、治安面や景観面から、ファミリー層に限っては東西線ではなく東葉高速を選ぶケースも多いです。 北総線の松戸鎌ヶ谷エリアと千葉ニュータウンエリアみたいな感じですね。 東西線の浦安とか行徳とか西船橋とか、まさに一番荒れているエリアで、公立高校もヤッバイですね。 妙典は新興住宅地もあるので、ファミリーにも人気ですが。 逆に、東葉高速でも、北習志野とか勝田台は治安が悪いです。
ファミリーで住むなら、妙典、船橋日大前、八千代緑が丘、八千代中央かな。 総武線も、ファミリーで住むなら東船橋とか幕張本郷の治安が良いです。 本八幡や船橋、稲毛なんかが治安の悪いところです。 まあ、駅前マンションに住んで、中学から私立に通わせれば問題ないですけどね。
##行徳や妙典の地域ってそんなに「人」的に荒れているんですか? 確かに東西線は違法駐輪が日本一多いとかテレビで見たことがありますが、かなり前の話です。 東西線はザ・東京に通うためのベッドタウンのイメージですが、正直言ってあまりよくわかりません。 しかし良くない噂ばかりが目立つので…。住んだらよさそうかなとも思ってたのですが。
##妙典は良いですよ。 行徳や南行徳、原木中山、西船橋が最悪。
##総武線も似たようなもんだよ。
##総武線・東西線(東葉高速)の治安
1.悪いエリア:本八幡 下総中山 西船橋 船橋 稲毛 千葉 浦安 行徳 南行徳 原木中山 勝田台
2.普通のエリア:市川 津田沼 新検見川 西千葉 東海神 飯山満 北習志野 村上
3.良いエリア:東船橋 幕張本郷 妙典 船橋日大前 八千代緑が丘 八千代中央
####長年下総中山に住んでいますが、治安は大変良いですよ。 何を基準に治安が悪いと感じているのか分かりませんが、 地域住民として治安が悪いと思われるのは残念です。 駅からすぐの所に法華経寺があり、静かで落着いた街です。 総武線沿線では比較的昔ながらの街並みが残っている駅の一つですよ。
##新京成は、松戸、八柱、新鎌ヶ谷、北習志野を使う人と千葉駅方面の人にとっては乗り換えは楽なんだけどね。 雨の日の津田沼はけっこう面倒。
##京成、北総は乗り換え選択の多い京成のほうが便利な印象がある。 運賃も高くないし。 でも、都内乗り入れなら今となっては北総のほうが早く行ける。
##京葉線なんは同じ東京駅でも結構歩くからだめ。 丸ビルまでの所要時間であれば、東京駅と大手町駅の量軸で検索できる。 ##京葉線は乗換遠いけど始発で座れるのがいいかな。 総武線でもいいんだけど東京駅だったら京葉線使うことが多いです。
##京葉線却下。 あれは東京駅と言ってはダメ!!
##アクセスだったら絶対に総武線の津田沼か船橋駅。 東西線の始発もあるし総武快速で30分かからなくて東京駅だし。 京葉線なんて昔千葉みなとに住んでたが風が強い日はよく止まるし帰りは海浜幕張どまりが多くて遅い時間は駅で乗り換え待たなきゃだしなにより東京駅で普通に一駅分くらい歩くのがあり得なかった。
したがって、 総武線の津田沼、船橋>法典、北習志野>>>京葉線物件かな?
これを物件に当てはめると、 ローレルコート津田沼>アデニウム>プラウド、グラブルかな。 実籾はアクセスが不便だし、 四街道や千葉NEWは遠過ぎて論外。
避けたほうがよいエリア、物件
##何が起こるかわからない世の中。 一生住むつもりで買ったマンションも、手放さなければいけない事があるかもしれない。 その時、ローンの残額ぐらいは売却価格で清算できると良い。
中古は売りやすいかどうかで新築からの下落率が定まる。
今はネットで物件を検索する時代。 駅から徒歩10分以内で検索する人が8割を超えている中、徒歩10分より遠いマンションは選択肢から外すべきだろう。
そういう 意味で、プラウド、ユーカリ、ユトリシアは検討から外れる。
内陸部の問題点
##震災で一番怖いのは地盤とかインフラじゃないよ。 それは「物不足」と「人の噂」。 人口過密地域のこういうパニック状態がもっとも怖い。 今回の震災で自分の住む地域がどうだったのか、 胸に手を当てて考えればわかる。 内陸のショッピングセンターには湾岸から買い出しにくる車で 道が大渋滞しててほとほと困ったよ。 検問所作るべきだな(笑) ##一番怖いのは、震災による二次的な悪影響ではなく、揺れによって家が潰れたり家具が倒れたりする直接的な生命のリスクだろ。 物や情報が必要になるのは、生き延びてこそ。
低価格で環境のよいエリア、物件
##千葉ニューにおいでよ。 お子さんつれて、バドミントンやボールやビニールシート持って。 天気が良いというのが前提だけれど 県立花の丘公園、牧の原の草深公園、滝野公園とピクニックに最適な公園があるよ。 花の丘公園の芝生広場は気持ちが良い。 食事のあと芝生でゴロゴロするのも乙だよ。 そして帰りに牧の原のジョイフル本田のば・かでかさをみるのもいいし。 全長1キロあると言われてるけどね。 中央のイオンのば・かでかさや、ビッグホップの観覧車のるのも面白いよ。
なにしろ安売りばかりだから金は使わないですむよ。 ここ来てみると千葉ニュータウン時間というまのびした時間が実感できるかも。
##まぁ、千葉ニューなら戸建て買うけどな。
##確かにね。土地も安いし。 広い土地だと高いけど、30坪程度なら建て売りでマンションより安いかもよ。 マンション買う意味がわからないエリアだな。
##それは同感。 もしここ買うんだったら戸建てを買う。 広々した街なのになぜギューギューしたマンションに住む? 老夫婦ならわかるが。
##マンションでも占有面積広いからじゃないか。中央北を例にとると100平米以上150平米がほとんどだし新しいのも最低75平米くらいはあるだろうと。 戸建て派ばかりなんでマンション派の書き込みさせてもらうと千葉ニューのマンションは快適だよ。
##とは言え、戸建ては4000-5000だから、同じ視点で考える方がおかしいな。 2000万円代マンションならアリだろうな。
##URの撤退が決まってるから、分筆制限が無くなって、数年後にはニュータウンエリア内にも40坪未満の土地分譲が始まるよ。
##年収と同じだけの貯蓄を貯めるには10年かかるよ。 半分は贈与でもらわないときついね。 俺もスネカジリだね。
##今で住んだ中では、千葉ニューは最高に住みやすいな。
玄関でて、すぐ車に乗って移動。 徒歩圏内にもある程度都心化してるから、徒歩でも行動出来るし。 まるで地方都市のロードサイドエリアを、ある程度都市化したみたいだ。 マンションだとエレベーター降りて、駐車場まで歩くようだから、その魅力も半減とは思うけど。
原発問題
##今回の原発事故の影響で、どのエリアがどのくらい汚染され、どの年齢層にどのくらいのリスクが生じるのかってことで すよね。途中報告は政策的な意図であったり、過剰反応を防止する意味でも抑え目に、控え目に報告されると思いますが、全体像が見えてきた頃には、何年後に なるかわかりませんがしっかりと公表されるのだと思います。チェルノブイリのときにも、健康に害はないって言われてたエリアで甲状腺癌が多発して、後で公 表された汚染状況でようやく裏付けがとれたなんてのが多々ありましたし。
千葉県だって、今どうだかわからないですよね。そんな時に焦って長く住む物件を買うのはどうかと思います。上の方が言うように、地震は埋め立て地や河川沿いを避ければ良いですし、原発の爆発はなさそうだけれども、放射能汚染はなんだか 現状が見えてこないので、これが物件購入希望者にとっな一番のネックだと思います。
##まあ、柏の葉があれだけの数値を出してれば、千葉県の他のエリアも同じくらいの数値のところがたくさんあるだろうね。 チェルノブイリの時も地形や方位によって、原発から同距離でも汚染状況は違ったので、どこがどれくらいかってのは一概に言えないし、今の計測方法はバラバラなんでなんとも信用できませんわ。 同じ汚染量でも子供の被害が大きい事を考えると、ここは慎重に判断したいところです。 今しか安い物件が買えないっていう 訳では無さそうですしね。
##どのエリアがどの程度の汚染状況なのかは、大気に限定してですが、シュミュレータで近似値が出るみたいですよ。事故 時からこれまでの風向と強さ、地形に対して、これまで大気中に放出された放射性物質の総量の概算値をのせるみたいです。まあ、県内はまだ子供でも大丈夫で すね。あ、大気に関してだけですので、水とか食物とか雨はカウントされてません。
##先ずは千葉県のデータから。 空間放射線量 地上1メートル 市内測定値二ヵ所の平均値 ☆物件はは同一市内にあるここで話題になっているマンション あくまで測定値は県発表の場所なので、ちょっとした地形や建物の配置、高低差なんかでも、同じ市内で違った値が出ます。 とはいえ、方位と線量の相関を見ると、例外はありますが全体的な傾向として、北もしくは西に行くほど高いという事は掴めます。
1.千葉市 0.11 :プラウドシティ稲毛海岸 グランスイートブルー
2.四街道市 0.12: プラーサ・ヴェール
3.佐倉市 0.16 :ビオ・ウィング ユーカリが丘
4.習志野市 0.11:ユトリシア
5.船橋市 0.17: デュオヒルズ北習志野 アデニウム ザ・ガーデンテラス
6.印西市 0.37 :サングランデ印西牧の原ドアシティ ブライトビューテラス千葉ニュータウン中央 ザ・レジテンス千葉ニュータウン中央 サンクタス千葉ニュータウン中央
中古物件
##もやは、中古物件も今は人気。リフォーム済みのマンションはオシャレだし。 中古マンションは駅近等 いろいろ人気の理由があるみたい。
##無理して価値のないエリアに新築買っても、中古で二束三文になるし、それなら、中古で良いのではないかと思う。 新築時に4000万円以上のところ五年で3000万円を下回るような物件はたくさんある。 売値は強気だけど、交渉すればどこもそれくらいに落とせるよ。 たぶん、売らなくてはいけなくなったときにはこっちの方が目減りしにくい。
##一回下がってる分、中古の方が価格が下がりにくいかもしれませんね。 建築確認に気をつけながら検討してみたいと思います。
##確かに、私も3000万円という予算しか無いなら新築マンションは選びません。 2000万円位の土地を買って、安い家建てます。 それなら、使い古して家の価値が無くなっても、土地の値段以上では売れますから。 2000万円台のマンションなんて、20年もしたら1000万円を切る可能性だってありますよ。 そもそも、そういう場所だから新築でも安いわけだし。 戸建がどうしても嫌ならもうちょっと価値が下がりにくいエリアで、新築のプレミアムが外れた価格の中古マンションにしておきます。
##中古って仲介入るから逆に高くつくでしょ。大体、ネットに出る物件がまだ強気の価格が多いわ。 ##全部が全部じゃないが中古=お得だと思ってる人は意外と多い。 当たり前だが良い立地の装備や日当たり間取りなどは高いよ?
売る人もバカじゃないから下手すれば仲介手数料などは含めたら買値より高いのもある。 築15年とかであれば同じ場所でも新築よりお得だが新しく買った家が築年数相応の外観でいくら内装変えても悲しいよね。 結局はアフターの事も考えたら一概には中古が良いとは絶対言えない。
##すぐに二束三文になっちゃうような、価値のないエリアの新築にこだわるより、リセールガ期待できたり、賃料が期待できるエリアのマンションを買っておいた方が、売ったときに多額のローンが残ったり、貸したときにローンの支払いで足が出たりしないということさ。 で、そんなエリアは新築だと高いから、新築のプレミアムが外れた中古しか買えないねって話だよ。
中古の方が値段が上がることがあるのは誰でも知ってるけど、千葉じゃほぼありえないよ。 まさか、ネットに載っている価格で取引されてるとでも? あんなの、売り手の言い値だから、実際は買い手が叩いて一割から二割下がって売買されてるよ。 買い手がつかなければいくら自分にとって価値があっても、意味ないからね。 これの方が常識。
##最初の10年は下落率が小さく、その後は大きくなるから 結局たいして変わらないんじゃね?
1.人気エリア築10年(3,000万円)→20年後 築30年(1,000万円)
2.その他エリア新築(3,000万円)→20年後 築20年(1,000万円)
####でも市川駅徒歩圏だと、築30年とかでも結構高いよ。下手すると支線から引っ込んだ所の新築より高い。不動産は立地が全てって言われるけれど、それはかなり正しいと思う。
##中古物件は築年数が経つほど修繕費用が多くなるのも要注意
##築年数によっては、住んですぐに大規模改修になる物件もあるので注意。 中古の物件選びは新築以上に難しいよ。
戸建物件
##最近は戸建も2000万円台で買えるよ。 35坪位の土地で110u位の4LDKなら。
駐車場も小庭もついてる。 マンションと内装は変わらないし。 管理費や修繕費もいらない。 ただ、手入れは自分でやらないとね。
##マンションもエレベーターが止まったら低層階じゃないときついね。 2千万円台後半のマンションと3千万円台前半の戸建は、住居等に充てる月の支払いが同じくらいだよ。 ただ、光熱費やネット費用が高いのと、外回りの修繕を自分でやらなければいけないから、500万円くらいの差額でトントンかな。
http://www.sutekicookan.com/%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%B8%82%E6%B3%81
業者も打つ手なしだというのが千葉県東金市。
都内で不動産売買業を営む松本郁夫氏(仮名)は「東金は3〜4年前から値下がりはおろか、値がつかない物件がゴロゴロ出始めている。
理由は、人口が激減している上に、陸より海が近くて、都心まで出るのに交通が不便という点です。
駅近や、フルリフォーム済みなどよほど好条件でないと転売は難しいでしょうし、元が取れるかどうかも微妙。他の過疎地も同様ですが、東金は顕著ですね」と話す。
https://nikkan-spa.jp/979523
現世の未開民族の食べ物の8割は根菜や木の実だよ
肉なんかハレの日にしか食べないよ
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/254.html#c3
ネアンデルタールは肉食の割合が多かったから絶滅したんだ
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/254.html#c4
2005年から15年にかけてアメリカで生み出された仕事の94%は「代替労働」、その実態はパートタイムだった。定性的には以前から指摘されてたことだが、それをハーバード大学とプリンストン大学の経済学者、つまりローレンス・カッツとアラン・クルーガーが論文の中で認めた。就労を諦めている人が増えていることもあり、アメリカではフルタイムの労働者は減少し続けている。ジョージ・W・ブッシュ政権とバラク・オバマ政権が進めてきた経済政策の必然的な結果だ。日本やアメリカの有力メディアが宣伝する「景気回復」の実態はこうした代物。
アメリカでは庶民から富を奪い、1%どころか0.01%の富豪へ富を集中させてきたのだが、それだけでなく生産活動を放棄、基軸通貨として認められてきたドルを発行する特権だけで生きている国になってしまった。製造業は労働コストの低い国、つまり低賃金というだけでなく、労働環境が劣悪で環境基準も甘い国々へ移動している。
そうした低賃金、劣悪な労働環境、甘い環境基準を守ことは巨大資本のカネ儲けにとって重要で、TPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)の目的に含まれる。
庶民の生活を支える社会保障の仕組みを破壊するのも必然で、公的な健康保険や年金は消滅し、高等教育を受ける権利も庶民は奪われる。支配層を監視する仕組みも壊されるだろう。そうした「レジーム・チェンジ」のキーワードがISDS(投資家対国家紛争解決)条項だ。
1991年12月にソ連が消滅した後、ボリス・エリツィンが大統領を務めていた時代のロシアはアメリカを拠点とする巨大資本の属国で、新自由主義に基づく政策で運営されていた。TPPやTTIPが目指す方向をロシア支配層も向いていたのだ。中国も新自由主義に浸食されていた。
ソ連消滅後、新自由主義の信奉者たちはアメリカが「唯一の超大国」になったと認識、雑魚の処分に取りかかる。それが1992年2月に国防総省で作成されたDPG草案(ウォルフォウィッツ・ドクトリン)につながる。旧ソ連圏、西ヨーロッパ、東アジアなどを潜在的なライバルと位置づけ、そうした国々は真のライバルに成長することを阻止しようというわけだ。そのためにも、膨大な資源を抱える西南アジアを支配する必要性が出てくる。
ところが、21世紀に入ってロシアではウラジミル・プーチンを中心とするグループがロシアを再独立させ、ネオコンの前に立ちはだかった。ネオコンたちはウォルフォウィッツ・ドクトリンに基づいてウクライナ、中東、北アフリカを戦乱で破壊、東アジアで軍事的な緊張を高めてきた。本ブログで繰り返し書いてきたが、日本の軍事化推進もウォルフォウィッツ・ドクトリンに基づいている可能性が高い。
ここにきて特に軍事的な緊張が高まっている南シナ海は中国の交易戦略「一帯一路」のうち海のシルクロードの東端。そこをアメリカが制圧し、中国の輸出入品運搬、特にエネルギー源の輸送を断ち切ろうとしている。
そうしたアメリカの動きに対抗する意味もあり、中国はミャンマーの北部に石油/天然ガスのパイプラインを建設、銅山開発も進め、北部カチン州のイラワジ川上流では「ミッソン・ダム」を建設していた。そうした動きに対抗するようにアメリカはミャンマー政府と話をつけ、アウン・サン・スー・チーを支配者に据えた。
そのスー・チーの支持母体である仏教徒はミャンマーの西部ヤカイン州に住んでいるイスラム教徒のロヒンギャを襲撃し、多くの人を虐殺してきた。襲撃グループのリーダーは「ビルマのビン・ラディン」とも呼ばれているアシン・ウィラトゥで、そのウィラトゥに率いられていたグループは「民主化運動」の活動家というタグが付けられている。
ミャンマーはアメリカ支配層にコントロールされていると言えるが、ここにきてフィリピンが自立の動きを見せ、ベトナムもその後を追って中国との関係を改善しようとしている。中国に軍事的な圧力を加える手駒が手薄になってきたとも言えるだろう。日本だけでは足りない。
そうした中、イギリスが登場してきた。イギリスの駐米大使、キム・ダロクはワシントンDCの某シンクタンクでイギリス軍を南シナ海で中国を威嚇する行動に参加することを明らかにしたのだ。10月から自衛隊との演習に参加する目的で派遣されている4機の戦闘機タイフーンを南シナ海で飛行させ、2020年に就役する2隻の空母を太平洋へ派遣すると語ったのだ。
1904年にイギリスではハルフォード・マッキンダーがロシア(ハートランド)を周囲から締め上げる戦略を発表している。いわゆる「ハートランド理論」だ。広大な領土、豊富な天然資源、そして多くの人口を抱えるロシアを支配することが世界制覇につながると主張、西ヨーロッパ、パレスチナ、サウジアラビア、インド、東南アジア諸国、朝鮮半島をつなぐ「内部三日月帯」、その外側に「外部三日月地帯」をマッキンダーは想定した。
日本列島は内部三日月帯の東端に位置する。マッキンダーがこの理論を発表する前からこうした戦略をイギリス支配層は持っていたはず。日本では徳川体制を倒した薩摩藩と長州藩を中心とする勢力が新政府を樹立、中央集権化を進めるため、1871年7月に藩を廃して府県に改めた。いわゆる廃藩置県だが、その後1872年に琉球国を琉球藩にしている。もし、当初から新政府が琉球国を日本だと考えていたか、日本領にしようとしていたなら廃藩置県の前に琉球藩をでっち上げているはずだ。廃藩置県の後、何かが起こった。
1871年10月に宮古島漁民の難破、台湾に漂着した漁民の一部が殺されたとされているのだが、それを口実にして日本政府は清に抗議、被害者に対する賠償や謝罪を要求、74年に軍隊を台湾へ送り込んだ。この派兵を正当化するためには宮古島、つまり琉球国が日本領だという形を作る必要があった。
琉球藩が作られた1872年、厦門のアメリカ領事だったチャールズ・リ・ジェンダーが来日、外務卿だった副島種臣に台湾への派兵を勧めたという。それ以降、彼は1875年まで外務省の顧問を務めた。日本を離れたのは1890年。
1875年に明治政府は李氏朝鮮の首都を守る要衝、江華島へ軍艦が派遣して挑発、「日朝修好条規」を結ばせて清国の宗主権を否定させることに成功、無関税特権を認めさせ、釜山、仁川、元山を開港させている。
1894年に朝鮮半島では甲午農民戦争(東学党の乱)が起こり、日本政府は軍隊を派遣、その一方で朝鮮政府の依頼で清も出兵して日清戦争につながった。この戦争に勝利した日本は1895年4月、「下関条約」に調印して大陸侵略の第一歩を記すことになる。
清の敗北でロシアへ接近することが予想され閔妃(高宗の王妃)をこの年、日本の三浦梧楼公使たちが暗殺している。暗殺に加わった三浦公使たちは「証拠不十分」で無罪になるが、この判決は暗殺に日本政府が関与している印象を世界に広めることになる。後に三浦は枢密院顧問や宮中顧問官という要職についた。
明治維新で薩摩藩や長州藩の背後にはイギリスがいた。そのイギリスはすでにアヘン戦争(1840年から42年)で中国(清)を侵略しているが、イギリスが描いていた世界戦略を実現するためには兵員が不足していた。その穴埋めに目をつけられたのが日本。1902年に日本はイギリスと同盟協約を結び、04年にはロシアと戦争を始める。
イギリスは日本の軍備増強に協力、ロシアとの戦争に必要な費用を融資したのはロスチャイルド系金融機関のクーン・ローブだった。そのトップ、ジェイコブ・シフと親しくなるのが高橋是清だ。
そして現在、イギリスはアメリカの戦力不足を補うために東アジアへ派兵しようとしている。その最終目的は巨大資本、富裕層が世界の富を独占することだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612250000/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c28
2005年から15年にかけてアメリカで生み出された仕事の94%は「代替労働」、その実態はパートタイムだった。定性的には以前から指摘されてたことだが、それをハーバード大学とプリンストン大学の経済学者、つまりローレンス・カッツとアラン・クルーガーが論文の中で認めた。就労を諦めている人が増えていることもあり、アメリカではフルタイムの労働者は減少し続けている。ジョージ・W・ブッシュ政権とバラク・オバマ政権が進めてきた経済政策の必然的な結果だ。日本やアメリカの有力メディアが宣伝する「景気回復」の実態はこうした代物。
アメリカでは庶民から富を奪い、1%どころか0.01%の富豪へ富を集中させてきたのだが、それだけでなく生産活動を放棄、基軸通貨として認められてきたドルを発行する特権だけで生きている国になってしまった。製造業は労働コストの低い国、つまり低賃金というだけでなく、労働環境が劣悪で環境基準も甘い国々へ移動している。
そうした低賃金、劣悪な労働環境、甘い環境基準を守ことは巨大資本のカネ儲けにとって重要で、TPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)の目的に含まれる。
庶民の生活を支える社会保障の仕組みを破壊するのも必然で、公的な健康保険や年金は消滅し、高等教育を受ける権利も庶民は奪われる。支配層を監視する仕組みも壊されるだろう。そうした「レジーム・チェンジ」のキーワードがISDS(投資家対国家紛争解決)条項だ。
1991年12月にソ連が消滅した後、ボリス・エリツィンが大統領を務めていた時代のロシアはアメリカを拠点とする巨大資本の属国で、新自由主義に基づく政策で運営されていた。TPPやTTIPが目指す方向をロシア支配層も向いていたのだ。中国も新自由主義に浸食されていた。
ソ連消滅後、新自由主義の信奉者たちはアメリカが「唯一の超大国」になったと認識、雑魚の処分に取りかかる。それが1992年2月に国防総省で作成されたDPG草案(ウォルフォウィッツ・ドクトリン)につながる。旧ソ連圏、西ヨーロッパ、東アジアなどを潜在的なライバルと位置づけ、そうした国々は真のライバルに成長することを阻止しようというわけだ。そのためにも、膨大な資源を抱える西南アジアを支配する必要性が出てくる。
ところが、21世紀に入ってロシアではウラジミル・プーチンを中心とするグループがロシアを再独立させ、ネオコンの前に立ちはだかった。ネオコンたちはウォルフォウィッツ・ドクトリンに基づいてウクライナ、中東、北アフリカを戦乱で破壊、東アジアで軍事的な緊張を高めてきた。本ブログで繰り返し書いてきたが、日本の軍事化推進もウォルフォウィッツ・ドクトリンに基づいている可能性が高い。
1904年にイギリスではハルフォード・マッキンダーがロシア(ハートランド)を周囲から締め上げる戦略を発表している。いわゆる「ハートランド理論」だ。広大な領土、豊富な天然資源、そして多くの人口を抱えるロシアを支配することが世界制覇につながると主張、西ヨーロッパ、パレスチナ、サウジアラビア、インド、東南アジア諸国、朝鮮半島をつなぐ「内部三日月帯」、その外側に「外部三日月地帯」をマッキンダーは想定した。
日本列島は内部三日月帯の東端に位置する。マッキンダーがこの理論を発表する前からこうした戦略をイギリス支配層は持っていたはず。
明治維新で薩摩藩や長州藩の背後にはイギリスがいた。そのイギリスはすでにアヘン戦争(1840年から42年)で中国(清)を侵略しているが、イギリスが描いていた世界戦略を実現するためには兵員が不足していた。その穴埋めに目をつけられたのが日本。1902年に日本はイギリスと同盟協約を結び、04年にはロシアと戦争を始める。
イギリスは日本の軍備増強に協力、ロシアとの戦争に必要な費用を融資したのはロスチャイルド系金融機関のクーン・ローブだった。そのトップ、ジェイコブ・シフと親しくなるのが高橋是清だ。
そして現在、イギリスはアメリカの戦力不足を補うために東アジアへ派兵しようとしている。その最終目的は巨大資本、富裕層が世界の富を独占することだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612250000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c43
糖尿病の原因はサラダ油・パーム油だから、ラードやバターに変えれば糖尿病も治るよ
糖質制限なんてとんでもない
認知症と糖尿病の原因は植物油(サラダ油・パーム油)
植物油(サラダ油・パーム油)を大量に使った食品:
インスタントラーメン、ピザ、クロワッサン、食パン
ショートニング、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシング、
ホイップクリーム、アイスクリーム、コーヒーフレッシュ
市販のカレー、シチュ-、ハンバーグ、おでん、焼肉、から揚げ、トンカツやコロッケ、天麩羅
全部食べちゃダメだよ
因みに、
生クリームの代わりに使われているホイップ・クリーム
アイスクリーム
コーヒーフレッシュ
はサラダ油を乳化したもの、乳製品ではありません:
それから、小麦のグルテンは血液をドロドロにして高脂血症や薄毛になるから
・グルテン入り小麦を大量に使った食品:
食パン、ホットケーキ、ピザ、ケーキ、クッキー、スパゲティ、パスタ
ラーメン、うどん、そば、天ぷら・コロッケ・フライの衣、カレー・シチュー
も絶対に食べちゃダメ
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/254.html#c6
米国 10年国債 利回り
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0165&yy=1
https://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$UST10Y
日本 10年国債 利回り
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0159&yy=1
アメリカの長期金利と株価指数S&P 500 のチャート
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4984
トランプ祭りはいつまで続く?米経済の「バラ色シナリオ」に潜む矛盾=西岡純子
2016年12月21日
http://www.mag2.com/p/money/29919
今の市場は楽観ムードですが、トランプ氏が標榜する保護政策で米経済は浮揚しません。足元のドル高も、中長期的にはドル安方向に転換することを想定しておくべきでしょう。(『グローバルマネー・ジャーナル』西岡純子)
保護政策でアメリカ経済は浮揚しない。ドル安転換も想定を
大統領選後、米金利はなぜ上昇したのか?
ドル円、米10年国債利回り、日経平均株価、S&P500指数など、代表的な指標を2015年1月からの推移で見ると、今年の11月以降大きく水準が変わっているのがわかります。ドル円は104円あたりから一気に115円近くまで押し上げられました。
アメリカの金利も、ボトムをつけた位置からじりじりと上がり、大統領選挙のあった11月8日以降、大幅に吹き上げられている展開です。株価は日本もアメリカも同じような動きとなっていますが、日本はここにきて大きく水準が切り上がったのに対し、アメリカは高値を更新し続けていて、やや雰囲気は違っています。
これら4つの動きを見たとき、何が一番のドライバーだったのかを考えてみます。
こうしたマーケットの商品は全ての動きが互いに影響しあっているわけですが、今回特に最初に動いたのはアメリカの金利でした。
もちろん、2年、5年といった短い年限の金利も大幅に変わりましたが、指標銘柄となる10年債利回りも大幅に上昇しました。1.7%台から、2.5%近くまで一気に上昇しています。
こうした市場金利の動きの背景が何だったのかということを整理しないと、なぜドル円が上がったのか、株価が上がったのかということはなかなか理解できません。
http://www.mag2.com/p/money/29919
アメリカの10年債利回りは、理論的には2つの要素で形成されています。
一つは、グラフの青い部分、インフレ期待と呼ばれるもの、
もう一つは赤い部分、実質金利と呼ばれるものです。
国債には世の中の物価の変動込みで価格が形成されているいわゆる普通の国債と、国債の元本そのものが物価と連動して動く、物価連動国債があります。この物価連動債を使うと、インフレ期待要因と実質金利要因を間接的に計算することができます。
それによると、実質金利要因は足元では0.5%程度ということになります。実質金利要因は経済の実力を反映するもので、アメリカ経済そのものの実力が現れるものです。アメリカ経済の実力というと、毎四半期発表されるGDPや、自然利子率など、様々な概念がありますが、毎四半期上がったり下がったりするものとは別に、その国の働き手の数や工場に設置されている生産機械などが平均的に稼働した時に、実力として達成されうる成長率という概念に基づくものであり、それがいわゆる潜在成長率です。その実力ベースの成長率が、中期的にはこの実質金利とバランスすると考えられるのです。
もともとアメリカの実質金利は、2000年代の初頭あたりでは4%近くありました。要するに、アメリカの実力の成長率は平均的に4%程度あった世界だったのです。それが特にリーマンショック以降にずるずると下がり、その後上下する中で、足元では0.5%近くというのがマーケットの見方です。
大統領選後に米国の金利水準が大きく上がったことについては、多くの市場コメントを見ると、トランプ次期大統領の政策に対する期待であり、アメリカ経済がバラ色になるという意見が聞かれます。しかし、本当にバラ色になり、実力の成長率が上がるのであれば、長期金利の要因分解でいうところの実質金利がもっと上がっていないとおかしいのですが、実際その部分は上がっていないのです。
アメリカの金利がなぜ上がっているのかというと、青の部分、インフレ期待要因だけでもっぱら上がっているというのが現状なのです。
拡張的な財政で、減税や公共インフラが増え、なぜかよくわからないけれどインフレ率は上がるだろうという、漠然とした期待が先行して、足元のような金利水準になっているわけなのです。
実際の財政の規模や政策のパッケージは、1月20日の大統領就任式で初めて分かるもので、財政の支出の規模については一般教書、および予算教書の話を聞いてからしかわからないのですが、実態としてマーケットが先行して織り込んでいるのは、インフレ率が上がるだろうという期待なのです。
トランプ政策と比較すべき保護主義的なデタント期
もう一つ考えなくてはいけないのは、為替です。様々な相手通貨とのドルの価値を加重平均した、ドル・インデックスを見ると、このところさらに上昇し、過去14年以来、最高水準にある状況です。通貨高が起こると、例えば日本のように輸出に依存した経済の場合、価格競争力が下がります。それだけではなく、輸入物価が下がるので、それにより世の中のインフレ率が下がるのです。
片やマーケットは先行してインフレ期待を織り込みに入っているわけですが、そもそもアメリカはこうしたドル高に耐えうるほどの力があったのか、という漠然とした疑問が湧いてきます。また、ドル高が進むと自ずとインフレ率は抑制されるはずで、金利と為替、この二つが非常に矛盾しているということが実態なのです。
マーケットは期待先行で進んでいるので、どれが最終的に正しいと結論づけられるのかまだわかりませんが、経済の状況から考えて、アメリカはもうリーマンショック以降景気が拡大して8年以上経っていて、循環的に調整してもおかしくない局面です。その中でさらにドルの価値が上がってしまうということは、目先は期待で金利やドルが上昇することはあるかもしれませんが、中長期的に見れば、そろそろ慎重に構える必要が出てくると言えるでしょう。来年後半以降などを見据えれば、アメリカ経済に対するドル高の負の影響を考えていかなくてはならないと思います。
このところの論調は非常に楽観ムードが強いです。アメリカをしても選挙の直前までは、万が一トランプ候補が当選すれば、世の中はリスクオフとなり、ドル安円高、世界的に株安で大混乱になるという憶測がありましたが、蓋を開けてみると意外なことに楽観的なムードが非常に強くなっています。その背景は、やはり減税をしてもらって喜ばない人はいないということだと思います。
公共インフラについては意見が分かれますが、減税により経済が潤うということはよくあります。ではその減税により、どの程度アメリカ経済は浮揚するのでしょうか。今回の政策はレーガン政権の時と似ているという議論があります。確かに減税の規模は当時のレーガン政権の時よりも大きいのですが、そもそもレーガノミクスの時代のアメリカ経済は、減税でバラ色になったかというとそのような証査はないのです。むしろアメリカ経済が本格的に復調したのは90年代に入ってからの民主党のクリントン政権以降なのです。減税、すぐに景気拡大、レーガノミクスのように景気バラ色、という議論をすることは難しいのです。
さらに通商政策の方向性が全く異なります。
アメリカ、日本、中国のGDPが世界に占める割合をグラフにしたもの
http://www.mag2.com/p/money/29919/2
を見ると、1980年代半ば、レーガン政権が定着した頃、確かにアメリカのGDPのシェアが上がった時はありましたが、それは長くは続きませんでした。
それ以上に今と大きく異なるのが通商政策で、当時は非常に開放的でした。イギリスにはサッチャー政権、日本は中曽根総理の下、開放的な通商政策が先進国で共有された時代でした。これからアメリカでトランプ次期大統領の下で採られる政策スタンスは相当保護主義的なもので、当時と単純に比較することはできないのです。
より比較しやすいのは、一つ前の1969年1月以降のデタントと言われる時期です。ニクソン大統領の時代ですが、当時こそがこれからの内向きで保護主義的な政策と共通するところが多い時期です。
当時はベトナム軍事介入が泥沼化し、その先には米中国交正常化というビッグイベントはあったものの、70年代前半まで非常に雰囲気は悪かったのです。アメリカそのものの威信が低下し、センチメントが大きく低下していた時期でした。それにより、当時のニクソン大統領は自分たちの経済に利するような内向きの政策スタンスを導入したというのがこの時代だったのです。
そしてその政策により、当時アメリカのGDPシェアが飛躍的に上がったかと言うとむしろ逆で、どんどんと下がっています。日本が高成長の時期に入っていたこともありますが、それ以上のペースで落ちていたのがアメリカ経済でした。
このような実態を見ると、保護政策でアメリカ経済がバラ色のシナリオになるかというとそうではないと思われます。折しもドル高も伴っています。強いアメリカを志向して、出て行ったアメリカ企業も国内に戻し、輸出も刺激するということを考えた時に、果たしてドル高で良いのかと考えた時、中長期的にはドル安方向に転換することも想定しておくべきだろうと思います。
http://www.mag2.com/p/money/29919
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c398
マジで犯人こいつなの?これ絶対複数犯だと思ってたわ
35:NEWSまとめもりー訪問者2016年12月20日 15:39
>>24
殺してるシーンとか凌辱していると思われる動画や画像が出てきてるらしい。
どうしてそんな動画を取って保存したのか犯罪者の思考は分からん。
複数犯説はほぼ否定されてる。現場の状況から単独犯ってのはほぼ決定的らしい。
個人的には死体遺棄や損壊に親が関わってる可能性があるように思う。
http://www.akb48matomemory.com/archives/1063185040.html
>今回に限り、殺人を行い、しかも異常な惨殺を行った?
今回だけは?
金山まんこ より: 2016/12/20(火) 2:55 PM
ナンパしたらいきなりクワエテきたので幻滅して殺したのかも、
後パンツにウンコが付いていて幻滅して殺したのかも。
2016年、日本株の最大の買い手は日銀――。12月半ばまでの投資部門別売買動向を基に集計したところ、日銀の上場投資信託(ETF)購入額が4兆3千億円超と他部門を上回り最大になることが確実になった。昨年に比べ4割増え、外国人投資家の売りを吸収した。
年初からの日銀発表と東証集計の投資部門別売買動向を基に比較した。16年1月から12月第2週(12〜16日)までの累計売買では、外国人が3兆5千億円強を売り越した半面、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの売買を含む信託銀行が約3兆5千億円を買い越した。一方、日銀は22日までにETFを4兆3千億円購入しており、信託銀を上回り「今年最大の買い手となる」(みずほ証券の菊地正俊氏)。
日銀は昨年もETFを3兆円超購入、最大の買い手だった。今年は7月に追加金融緩和策としてETFの年間購入額目標を3兆円から6兆円に倍増させ買い入れペースが速まった。取得価格ベースのETF保有額は11兆円だが、三菱UFJ国際投信の試算によると時価は14兆円で約3兆円の含み益が生じている。
海外勢は米大統領選のあった11月以降は、日本株を2兆円超買い越しているが、年前半の売りを相殺するまでには至っていない。
日銀のETF買いは株価を下支えする効果がある一方で、業績などに関係なく幅広い銘柄を購入するため「株価形成をゆがめる」(ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏)弊害も指摘されている。
http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20161225/1482599590
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c399
変化を嫌うのが保守だ
それ以外の定義はすべて間違っている
日本の政党では日本共産党以外はすべて新自由主義、グローバリズム
日本共産党だけが、反グローバリズム、国粋主義、民族主義、保守主義
そもそもバブル以前の日本は一億総中流の無階級社会で世界で唯一成功した社会主義国と言われていたんだ
官僚も自民党の政治家もみんな大学でマルクス経済学を学んでいたんだから そうなるのは当然だけどね
日本の政治の世界で保守というのは高度成長気の社会主義体勢に戻る事なんだよ
投資主体別売買動向
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
http://www.ando-sec.co.jp/market/movement.html
海外投資家売買動向
http://karauri.net/kaigaidoukou/
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0487&asi=2&yy=1
現物、先物、現物先物合計 投資部門別売買状況 長期時系列表 (日本株)
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/blog-entry-109.html
先物・手口情報
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp
アダム・スミス2世の経済解説 現物 先物 投資部門別売買状況の解説
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/
http://stockbondcurrency.blog.fc2.com/archives.html
日経225先物・日経225mini・日経225オプション・TOPIX先物・裁定取引・現物株式バスケットの死角
http://blog.livedoor.jp/sonytower/
吉田繁治 日銀がETFを買う手口 2015年6月6日
http://www.asyura2.com/15/hasan97/msg/406.html
http://www.cool-knowledge.com/2015/06/06/1145/
吉田繁治の記事一覧 マネーボイス
http://www.mag2.com/p/money/tag/%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB
【GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の株の買いは、信託会社の買いになっている】
国家・地方公務員の年金基金と、国民年金・厚生年金の基金(保険料のストック)を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の株の買いは、信託会社を通じるものです。
東証が、毎週公表している「投資家主体別売買」で、信託銀行(信託銀と表示)の買い超が増えた週は、年金基金からの、相場支えと上げのための買いが入ったと判断できました。
【日銀のETFの買いは住友信託銀行を経由して、証券会社の自己売買になっている】
日銀は、ETFを買うときは、住友信託銀行に注文を出しています。
住友信託は、日銀によるETFの構成比での現物株の買いを、証券会社に委託します。
証券会社は、ETFで日銀が買った分、現物株を買うことになります。
それが投資家主体別売買では、証券会社の自己売買に含まれているのです。
http://www.cool-knowledge.com/2015/06/06/1145/
日銀は信託銀行を通じてETFを買う。
信託銀行から買い注文を受けた証券会社はETFの在庫があればそれを売る。
在庫がなければ先物を買って、裁定業者が買い残として抱える現物株と先物を交換し、その現物株をETFに換える手順を取るという。
結果、裁定買い残が減る仕組みだ。先物と現物株を交換する際は裁定業者が利ざやを確保できるレートで交換する。
裁定買い残減少への日銀ETFの影響 _「仮需」減少に日銀の影 ETF買い、価格ゆがみも
日銀の上場投資信託(ETF)買い入れ枠の倍増が裁定買い残減少に拍車をかけた
http://ngtnfinanceconomics.blogspot.jp/2016/08/etf_23.html
小笠原誠治 経済ニュースゼミ 2016年12月25日
NYダウは、昨年の今頃、17500ドル近辺だったのが、年明け早々急落し、一時は16000ドルを切っていたのが、ご承知のとおりトランプ氏の大統領選勝利後は、トランプ熱狂陶酔相場と呼んでいいくらいに上げており、直近ではほぼ2万ドルとなっているのです。
日経平均も似たような動きであり、昨年の今頃の水準である19000円にまで戻していますが、NYダウほどの上昇にはなっていません。
それにですね…大切なことを言っておけば、日本の場合、年間の投資家別の売買状況を見ると、海外と個人は大幅な売り越しとなっていることを見逃してはいけません。
日本株が上がる場合、外国人の買い越しとなっていることが多いのですが、今年はそうではないのです。では、どこが買い越しになっているかと言えば、最大の買い越しは日銀なのです。
つまり、日本の株高は作られた株高と呼んだ方がいいのです。
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51698761.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c400
CIA幹部筋が私にこういった。‘かなりの確度で、ロシアのウラジーミル・プーチンは真珠湾、朝鮮戦争、ベトナムとイラクの責任がある。9/11や衿の汚れも、この悪漢のせいだ。
ドクター・フー・マンチュー以来、これほど欧米壊滅に躍起になっている邪悪な悪霊は見たことがない。悪のヴラドは、極めて極悪非道で、アメリカの投票装置、おそらくは、スーパー・ボールまで、まんまと不正操作するのだ。
アメリカでの赤ヒステリーの盛り上がりを見るのは奇怪かつ愉快だ。しかし最もおかしいのは、クレムリンがアメリカの選挙に‘介入した’と主張するマスコミの熱狂だ。あるいは、洗脳された候補者ドナルド・トランプに投票さえしたというのだ。もし外国からなんらかの干渉があったとすれば、それはロシアではなく、中東の某同盟国によるものだ。
ことごとく、実におとなげない。
私の答え。たとえ本当だとしても(私は信じないが)、それがどうだというのだろう? 大国が干渉をするのは、目新しいことだろうか? 大国はそういうことをするものなのだ。
アメリカは、凌辱された処女の振りをする立場どころではない。1946年、アメリカとバチカンが、元ファシストとシシリアの無法者連中だらけだったにもかかわらず、三度の国政選挙で左翼に対して勝利する支援で、イタリアの右翼キリスト民主党に資金提供した。
1949年、アメリカ政府はシリア政府打倒を画策した。1953年、アメリカとイギリスは、人気があったイランの民主的政府打倒で共謀した。1954年、アメリカは、グアテマラ政府を打倒した。1958年には、レバノンに介入した。その三年後には悪名高いピッグス湾侵攻を行い、フィデル・カストロ暗殺を50回以上企んだ。
1965年、アメリカはドミニカ共和国に侵略し、政権を打倒した。1973年には、 チリのマルクス主義政府に対する、アメリカが支援するクーデターを起こした。ニカラグアの左翼は、アメリカ政府の次の攻撃予定リスト対象だった。更にハイチに密かに介入し、イラクのバグダッドで、爆撃と妨害作戦を行った。イランの選挙で選ばれた政府の打倒未遂があり、シリアとリビアにおける更なる策謀のあと、むき出しの侵略をした。
挙げるべきものはまだある。ボリビア、ブラジル、コンゴ、トルコ、インドネシア、アゼルバイジャン、エリツィンのロシア、ウクライナの‘オレンジ’革命、ジョージア、そして選挙で選ばれたウクライナの親ロシア政権打倒。そして現在、もちろんシリア。
政権転覆はアメリカの十八番だ。
アメリカは、フランス大統領シャルル・ド・ゴールさえも打倒しようとした可能性がある。後に、アメリカは、エジプトの残虐な独裁者を権力の座にすえるのを支援し、その過程で民主的政府を打倒し、親密な同盟国ドイツのアンゲラ・メルケル首相の電話を盗聴した。
過去、ソ連諜報機関は、術策をめぐらせる専門的スパイ技術や、時折の‘汚れ仕事’で非常に優れていた。だがソ連は、介入や政権転覆の莫大な量では、強大なアメリカには到底及ばなかったし - いまだに及んでいない。
私は、モスクワ、ルビャンカにある恐れられているKGB本部で、幹部インタビューを認められた初めての欧米ジャーナリストだ。1917年内戦以来の諜報作戦を見直すため、学芸員と一緒に、驚くべきKGB博物館にも入館させてもらった。秘密作戦については多くを学んだが、フランクリン・ルーズベルト大統領を取り巻いた影響力を持ったソ連工作員については望んでいたほどは学べなかった。
過去三十年間、諜報機関を見守り続けたベテランとして、ロシアの策謀のために選挙に負けたというアメリカ民主党の主張は全くのデタラメだと思う。クリントンの敗北を巡る、あらゆる雑音やエセ憤怒は、汚い法的手段(‘法的手段による戦争’)や大規模デモによってトランプ政権を打倒する前兆的な取り組みなのではあるまいかと勘繰りたくなる。そうであって、当然だ。中東やロシアで、我々は常にそうしているではないか。
民主党は、多くの人びとに憎まれ不信の念をもたれていた、実にひどい、腐敗した女性を担いだがゆえに負けたのだ。彼らは誠実な候補者バーニー・サンダース上院議員を排除するため、候補者指名で民主党が不正工作をした恥ずべき事実を隠そうとした。投票装置のまじないやら、赤の恐怖のたわごとではなく、これはスキャンダルだった。
モスクワがアメリカ選挙を操作したというアメリカ諜報機関幹部連中の主張は二つのことを示している。第一に、もし事実であれば連中は警備任務中に居眠りしていたのだ。第二に、連中がすさまじく政治色濃厚になっていることだ。連中の仕事はホワイト・ハウスに情報を知らせることであり、陰謀論をでっちあげることではない。連中の一部は、驚くほど極端に狂気じみて反ロシアで、政府の内部における政府の手先である可能性が高い。
諜報機関を運営する人びとは、対ロシア戦争に凝り固まった狂気を漂わせたイデオローグではなく、冷静で経験豊富な専門家でなければならない。オバマとヒラリー・クリントンのもとで、アメリカはその方向に向かっていた。もしロシアがそういう結論に至れば、彼らが選挙結果に影響を与えようとするのは理にかなっている - もし彼らが本当にやったのであればだが。
ヒラリー・クリントンは、神を信じない赤いスパイの親玉連中のおかげで負けたという流言は‘犬が僕の宿題を食べちゃった’程度の信憑性しかない。アメリカ国民は、それよりは成長していると思っていたのだが。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-d505.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/297.html#c44
早くメジャー・トランキライザー飲んで妄想を抑えた方がいい
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c42
伝統文化のない中国〜
「中国の歴史は5000年」だと、中国人はことある毎に言います。
学生と話をしていても、文化や歴史の話になれば必ず上記のフレーズが出てきます。
「だから中国は凄いんです」と。
しかし、中国人が「歴史」「歴史」という割には、現代の中国には伝統的な文化と言うものはほとんど残っていません。
「文化大革命で文物が破壊された」とか、「故宮の貴重な文物は台北にある」とか、そういったレベルの低い話ではありません。
中国人には長い歴史があるにもかかわらず、受け継いできた「伝統」と言うものがないのです。
思想・精神的な文化については、昨日の記事に書いたとおりです。
中国に来て中国人を見ても、「東洋学」で語られる中国人の姿というのは一切見ることが出来ません。
今日はそれ以外の「文化」において、伝統のない中国の姿を書きたいと思います。
歴史の浅い代表的文化
「チャイナドレス」と「漢服」
「チャイナドレス」というと、日本人にとっては中国の代表的な民族衣装と思われるでしょう。
実際に現代中国においても「正装」として捉えられてきました。
しかし、この「チャイナドレス」というのは、清朝時代の服装であり、清朝時代の支配者層である「満州族」の服装です。
中国の大多数の「漢族」の伝統的な服装でないだけでなく、その歴史もせいぜい数百年しかないのです。
「京劇」と言えば、中国の代表的な歌舞演劇です。
しかしながら、これも清朝時代に発祥したもので、300年ほどの伝統しかありません。
日本人が好きな『三国志(演義)』や『西遊記』にしても、話の題材は三国時代や唐代にさかのぼるわけですが、こうした小説が「講談」として民間に広く広まるのは明代の事になります。
中国人が誇る中華料理もその最高の料理は「満漢全席」であり、その名の通り「満」つまり満州族と漢族の料理を合わせたものなのです。
清朝時代以降の伝統であることは言うまでもありません。
伝統を守ってこなかった
中国の歴史は「被侵略」の歴史であり、その度に破壊と殺戮が繰り返されました。
(ただし、中国では歴史上の侵略者は現在「中華民族」なので問題にならない。歴史上中国を支配してしまった民族は「中華民族」としなければ、「中国」の正統性につじつまが合わなくなるため。)
しかしながら、王朝交替毎に破壊があったにせよ、そもそも中国人には「伝統を守る」という思想がほとんど感じられない。
「歴史書」やその他の「書籍」を歴代王朝が保管したりして来たこともありますが、その保存状態が悪く、劣悪な保管状況で受け継いできたことは有名な話です。
徳富蘇峰も「奉天では清朝廷室の宝物蔵の文溯閣を見物し、膨大な古今の貴重な文物に接しながら、その数の多さと保存状態の悪さに閉口し」(徳富蘇峰『世界紀行文学全集』修道社、昭和46年。参考:樋泉克夫のコラム【知道中国 875】http://melma.com/backnumber_45206_5780893/ )と記しています。
ですから、書籍は破損、欠落、さらには散逸し、歴史学者はその散逸、欠落した文章の収集に追われたりします。
挙げ句の果てに「偽書」が出回り、すでにどれが真書でどれが偽書なのかわからない書物も多く存在します。
現在「真書」として歴史的価値のある書籍は、そのほとんどが日本にあり、中国人が書籍の真偽を確かめるために日本の版本を確認するというのは何とも皮肉な事実です。
技術を教え伝えない
「伝統を守る」思想のない中国のおいては、工芸・芸術の方面でも伝統を受け継ぐことが出来ませんでした。
日本が弟子にその技術の全てを教えて、後世に技術を伝え残すのと対照的に、中国では「技術を残す」ということがなされません。
これは中国人の思考が「ゼロサム」思考であるが故のことです。
自分の技術を弟子に教えてしまえば、弟子がその技術で独立して自分が損をすることを恐れてしまうのです。
企業で中国人と関わった事のある人ならご経験があるでしょうが、中国人は部下に仕事を一切教えません。
ただ「命令する」だけです。
企業だけでなく、料理人の世界でもそうです。
腕のいい料理人が店を開いても、そこで働く下働きには技術を教えません。
で、最初は味がいいと評判になり大きな収入を得ると、オーナーシェフはもう料理を作らず遊んでしまいます。
しかし、技術を教えていないものだから、当然味が落ち、結局客足が遠のくというのをよく見かけます。
これは料理のみならず、あらゆる「職人」の世界で見られる現象です。
農村の伝統行事
たまに学生の故郷に呼ばれて、農村だったりすると、いろいろな伝統行事も見ることが出来ます。
日本の各地の祭りのように何か特徴があるかと、最初の頃は非常に楽しみにしてあちこちうかがっていたのですが、ほとんどが結局がっかりさせられることになります。
きちんと教え伝えていないのでやっている事のクオリティーが低すぎるのです。
「とりあえずやっています」的な。
例えばチャイナタウンで見られるような竜の踊りもある村でみました。
竜の人形を、人が持つたくさんの棒で支えて、あたかも竜が動き回っているように見えるあれです。
しかし、その村での竜の踊りは、なんとなく安物の衣裳を着た若い人達が、竜を支える棒を持って、村の中をうろうろするだけでした。
躍動感や、何か伝統を感じるようなものではなく、ただ村の各家の玄関をめぐってくればそれで終わりという。
非常に期待はずれだったことを思い出します。
少数民族の伝統行事なんかを見ると、漢族の行事との差は歴然です。
「漢服」を復興
最近は「日本の和服は中国の唐代の『漢服』が元になっている」などというのを広めているようです。
日本の和服への憧れとともに、「あれは中国の文化がもとになっている」という優越感よって満足を得ているようです。
しかしながら、「漢服が元になっている」と言ってみたところで、現代の社会にその「漢服」が一切無く、中国の衣裳と言えば「チャイナドレス」になってしまっていることに危機感は感じているようです。
そこで、今は「漢服」を「伝統衣裳にしよう」という活動が、国の主導のものに随分と熱心に行われているようです。
しかしながら、既に500年以上もすっかりと忘れ去られていた文化であり、「伝統のないもの」を「伝統文化にしよう」としてもそう簡単ではありません。
その結果は「日中合同成人式、「着物の方が断然キレイ」と不満の声が殺到―中国版ツイッター 」の記事を見てもらえればわかります。
小手先だけの「伝統」を叫んでみたところで、本当の「伝統」が無ければ、全くの安物になってしまうのは一目瞭然です。
また、「中国の「漢服」知らぬ“愛国者”、和服と間違え罵倒の嵐 」なんてこともありました。
こんな事件も発生するぐらいですから、「伝統」など失われているのは一目瞭然です。
「伝統を守らない」のが「中国の伝統文化」
日本のみならず、世界各地の伝統は、伝統のために「犠牲」を払う個人の存在によって守られているという側面があると思います。
今もお金のために破壊と建設を行い、お金のためにしか動けない中国人に、今後も伝統が守られるとは考えにくいと思います。
中国人自身がまず、「伝統を守らない」のが「中国の伝統文化」だと気付かないといけませんね。
小手先だけのやり方では、「教育」と同じく、いつまでたっても価値ある文化が作られないでしょう。
http://ameblo.jp/xiang-xia/entry-11516221799.html
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は直近1年間に11兆4197億円の損失を出した。
14年10月の新運用方針で、外国株式や外国債券などリスク資産を65%に引き上げたのが裏目に出た。
植草一秀氏は「結果論で言っているのではない。そのプロセスにおいて、初歩的、そして致命的な過ちを犯している」と強調する。
植草一秀氏はドル円相場や日経平均株価、日本国債先物価格、NYダウの各種チャートを掲げ、
株価が2倍に上昇した局面で株式の運用比率を大幅に引き上げていること、
1ドル=78円が1ドル=112円に上昇した局面で外貨運用比率を大幅に引き上げていること
を問題視し、「まさに、成績が最悪の素人の運用そのものである」と喝破する。
さらに為替変動による外貨準備金の評価損は、この1年間に30兆円に上る。
15年6月にドル円レートが125円までドル高になったとき、政府は米国債を売るべきだと植草一秀氏はレポートやブログで主張していた。
年金と外貨準備合わせて41兆円の損失。
私には「失敗」でなく、わざとやっているとしか思えない。
http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1918488.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c401
「真珠湾」通告遅れは意図的か 対米開戦に新説 九大教授が米記録発見
西日本新聞 12/26(月) 10:29配信 q
三輪教授が米国公文書館で入手した米軍資料。訂正電報を傍受した記録が暗号で記されている
太平洋戦争の開戦通告が遅れたのは、ワシントンの在米日本大使館の怠慢だったとする通説を覆し、日本外務省が意図的に電報発信を遅らせたことが原因とする説が浮上している。九州大学記録資料館の三輪宗弘教授が、通告の訂正電報を外務省が13〜14時間遅らせて発信していた記録を、米国公文書館(メリーランド州)で発見した。開戦から75年。安倍晋三首相がハワイ・真珠湾を訪問するが、通告の遅れに関する真相究明が進んでいる。
【画像】入手した米軍資料。訂正電報を傍受した記録が暗号で記されている
三輪教授が米国公文書館で入手した米軍資料。訂正電報を傍受した記録が暗号で記されている
日本が日米交渉の打ち切りを米国に伝えた「対米覚書」が、開戦通告と位置付けられている。
三輪教授が発見したのは、覚書の一部である二つの電報の発信記録。外務省が大使館に発信し、米海軍が傍受したもので、1941年12月7日の「午前0時20分」と「午前1時32分」(いずれも米東部時間)とある。この電報の存在と時刻が何を意味するのか。
電報は14部に分けて発信
旧日本軍が真珠湾攻撃を開始したのは、同7日午後1時19分。覚書が当時のハル米国務長官に手渡されたのは1時間後の午後2時20分だった。この遅れが、米国から「だまし討ち」と批判される原因となった。
覚書は、外務省が発信した暗号電報を大使館が解読し、英文に直してタイプライターで作成した。長文のため、電報は14部に分けて発信された。
1〜13部は同6日午前8時〜11時25分に発信されており、内容はこれまでの日米交渉を確認するにとどまる。交渉を打ち切るという「結論」は14部で初めて分かるが、ぎりぎりまで機密を保持するため、13部から約15時間後の7日午前2時38分に発信された。
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二つの訂正電報が出されるまで13〜14時間の「空白」
現在の通説はこうだ。大使館は6日中に13部までをタイプライターで清書し、7日朝に14部を追加すれば開戦前に通告できたはず。しかし、大使館は7日朝から1〜14部の清書を始めたため、間に合わなかった。6日夜に大使館内で送別会があっていたことなどから、大使館の「怠慢」が通告遅れを招いた−。
だが、三輪教授は、元外務省ニュージーランド大使の井口武夫氏が2008年の著書で触れた訂正電報の存在に注目した。当時、大使館の1等書記官だった奥村勝蔵氏が、1945年に「夜半までに13通が出そろったが、後の訂正電信を待ちあぐんでいた」と陳述していた。
三輪教授は、大使館が1〜13部の「訂正電報」を待っていたため、清書ができなかったとする仮説を立てた。訂正が175字に上っていたことも外交資料で分かった。当時のタイプライターは途中で挿入や訂正ができない。大使館は「訂正電報」が届くまで清書ができなかったのではないか。
発見した二つの電報は、他の電報の詳細と突き合わせた結果、「訂正電報の可能性が極めて高く、奥村証言を裏付ける証拠」と三輪教授は読む。13部が発信された6日午前11時半から、二つの訂正電報が出されるまで13〜14時間の「空白」がある。この間、大使館は清書ができない。
これが事実とすれば、では何のために、外務省は訂正電報を遅らせたのか。
=2016/12/26付 西日本新聞朝刊=
真珠湾攻撃に新説 「訂正」打電遅れ、陸軍が指示? 大使館は清書できず
2016年12月26日 10時22分
開戦前後の日米の動きと米海軍の傍受記録
九州大学記録資料館の三輪宗弘教授が発見した2通の電報記録。外務省が在米日本大使館に発信したもので、これらが「訂正電報」とすれば、急を要するはずの対米覚書の訂正を、外務省は半日以上遅らせていたことになる。
その理由を三輪教授は「陸軍参謀本部が米国に開戦の意図を察知されぬよう、わざと遅らせ、外務省も協力した可能性が高い」とみる。着目したのは、いくつかの他の電報の存在だ。
米東部時間で1941年12月6日午前9時54分、米国人タイピストの使用禁止を指示(表の1)。14部の発信から約2時間後の7日午前4時18分、大使館に初めて、米政府に「(7日)午後1時に通告」するよう指示している(2)。外務省は事前に、対米覚書が開戦通告という極めて重大な文書であることを大使館に伝えていなかった。
同午前4時44分には、電報を解読するための暗号機3台のうち、2台の破棄を命令した(3)。開戦後の米政府による押収を恐れた措置とされる。
元ニュージーランド大使の井口武夫氏が、大使館の電信担当官の吉田寿一氏にこの時の状況について聞いている。吉田氏は7日午前9時ごろから、未明に届いた電報解読に取り掛かった。「終わりの方になって『午後1時にハル長官に…手交せよ』というのがあった。急いで14部の解読に当たった」と証言している。
三輪教授は、米軍が電報を傍受していたことを旧日本陸軍が極度に警戒し、開戦ぎりぎりか、遅れて通告しても構わないと考えていたとみている。
175字もの訂正電報を7日の午前0時20分、同1時32分に送ったのも、こうした推論を裏付ける。「大使館の作業を遅らせる意図があったとしか考えられない。陸軍、外務省は大使館をも欺いていた」
電報消失し、「大使館の怠慢」通説に だが、戦後の極東国際軍事裁判(東京裁判)や外務省幹部らの証言で、通告遅延の原因は「大使館の怠慢」説が広がり、定着していく。東郷茂徳外相(開戦時)は東京裁判で「通告に時間がかかったのは、大使館が案文の修正に手間取ったからである」と証言している。
三輪教授は2011年、日本の国立公文書館で「A級裁判参考資料 真珠湾攻撃と日米交渉打切り通告との関係」と題したファイルの中から、これまで明らかになっていなかった法務省作成の「弁護方針(案)」という文書を見つけた。
旧日本海軍と外務省が東京裁判の弁護方針を打ち合わせた記録には、こう書かれていた。
〈「最後通牒」手交ノ遅延ハ在華対(ママ)日本大使館ニ於ケル事務遅延ノ為ニシテ我方ノ意図ニ反セルコト 詳細ハ外務省内部ノ決定ニ一任ス〉
裁判後、怠慢説を広げる中心となったのは、開戦時の外務省アメリカ局第1課長だった加瀬俊一氏と大使館海軍武官補佐官の実松譲氏だ。著書やインタビューで「6日夜、大使館員は送別会で出払い、誰も電報に気付かなかった」「翌日は午前9時半に近いというのに、本国からの大量の電報は郵便受けに放置されたままだった」と繰り返した。
だが、大使館の電信官は7日未明まで待機し、電報は手渡しで受け取ることになっていた。2人の証言が事実と異なることが今では解明されている。
そもそも、2通の「訂正電報」は1942年の外務省の火事や45年の空襲で焼失したとされ、長らく存在さえ知られていなかった。
こうした事実や状況から、三輪教授は「通告の遅れは、大使館の事務作業の遅れが原因だということにしようという意図が働いていた」とみている。
その理由をこう結論付ける。「開戦の意図を米軍に察知されたくなかった陸軍や、A級戦犯だった東郷外相に重い罪を科されないようにするため、大使館の責任にする必要があった。そのために、発信時刻が判明する訂正電報を焼却したと考えるのが合理的だ」
三輪教授は、歴史から教訓を得るには開戦時のさらなる史実の検証が必要だと訴える。
=2016/12/26付 西日本新聞朝刊=
真珠湾攻撃に新説 専門家3人に聞く
2016年12月26日10時17分 (更新 12月26日 11時57分)
対米開戦に関し、九州大学記録資料館の三輪宗弘教授が発見した2通の電報記録について、専門家3人の見方を聞いた。
「価値ある物的な証拠」長崎純心大の塩崎弘明教授の話 くすぶり続けている通告遅延の責任問題で、外務省の訂正が十数時間も遅れたことを示す貴重な資料だ。開戦通告を巡っては、日米それぞれでいろいろな説が唱えられており、単なるイデオロギー論争にもなりがちだ。そうした中で物的な証拠を示したことに価値がある。今後の開戦通告の事実が大きく解明されることを期待したい。
「内容不明で判断困難」現代史家の秦郁彦氏の話 三輪教授が発見した訂正電報の発信時刻を示す記録は、訂正内容が分からなければ資料的価値の評価は難しい。2通の訂正電報が十数時間遅れていたからといって、全ての通告遅延の原因が外務省にあるとは言い過ぎではないか。大使館では、日米の大事な局面にもかかわらず、職員を一度は自宅に帰しており、大使館の対応にやはり問題はあったと考えている。
「責任所在解明に意義」筑波大名誉教授の波多野澄雄氏の話 分割発信された対米覚書の14部の発信が遅れた原因については、これまでの研究で参謀本部(通信課など)の介入が指摘されてきた。覚書の誤字脱字の訂正に関する2通の訂正電報まで13〜14時間も発信が遅れたとすれば、大使館の対応をさらに困難にしたことは間違いない。今回の発見は、開戦通告の遅延に関する責任の所在を明らかにするという意味で大きな意義がある。
=2016/12/26付 西日本新聞朝刊=
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要するに、ルーズベルトとグルだった昭和天皇の指示で吉田茂が宣戦布告を意図的に遅らせた
Ex4: 精神分裂病患者の脳観察〔日経産業新聞2001年10月3日〕
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究チームは、精神分裂病患者の脳で組織の損傷が進んでいる様子を撮影するのに成功した。
分裂病は米国人の約1%にみられ、特に10代後半から20代に多いが、詳しい原因はわかっていない。
病気の進み方が詳しく観察できるようになることで、早期の診断や治療が可能になるとみている。
次期共鳴画像装置(MRI)を使って、10代の患者グループの脳を繰り返し撮影した。
はじめ、脳の外部の方にある灰白質という部分が10%以上損傷し、これが脳の残りの部分にも5年にわたり拡がっていくことが分かった。
この損傷がひどい患者ほど、幻覚や幻聴などの
症状もひどかったという。←大川隆法先生はココで進行が止まってる
http://www.geocities.jp/ec71276/gennchou/gen.html
脳の画像解析の進歩からわかったこと
統合失調症が約100年前に一つのまとまりある病気とされてから、その病気の仕組みについてたくさんの研究がなされてきました。まずは亡くなった統合失調症の患者さんの脳が調べられました。脳のどこかで何か異常な所見が見つからないかと、さまざまな脳の部位の切片が作られ、顕微鏡で細かく調べられました。
その結果、前頭葉・海馬やその周辺の部位などで、神経細胞の数が少なかったり、並び方が乱れていたりするらしいという所見が得られましたが、残念ながらすべての患者さんの脳で確実に見られるというものではありませんでした。そのため、このように脳の組織を調べる研究はしばらく行われなくなり、脳の機能(働き)を調べることに研究者の興味が向けられるようになっていました。
CTやMRI
ところが、1970年代から、放射線技術の進歩により人の脳を輪切りの形で撮影することができるようになりました。今でしたら大きな病院であればどこでも備えられているCT(コンピュータ断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)という脳の画像解析装置です。この装置を使って、統合失調症患者さんの脳の形を調べた研究が数多くなされました。今までのところ、多くの研究者の間で一致している意見としては、対照群に比べ
脳室(脳の中心にあって脳脊髄液という液体で満ちている空間)が拡大していること
(逆にいうと脳の実質が小さくなっているということ)、
前頭葉や側頭葉が小さいこと、
大脳辺縁系の海馬や扁桃体がとくに左側で小さいこと
などです(ただし、小さいといっても統計的に対照群と比較して小さいということで、脳の画像を見て診断ができるほど大きく違うということはありません。それでもこのような所見が研究者の間で注目されるのは、これが統合失調症の本質的な病因を探るための手がかりになるのではないかと考えられているからです)。これらの脳の部位が小さいということは、その機能も障害されているのであろうと想定されます。図1にMRIによる脳の断面図を示しました。脳の細部までかたちがよくわかります。
PETやfMRI
最近では科学技術の格段の進歩により、脳の形だけでなく、脳の活動もそのままの状態で調べることができるようになってきました。脳のある部分が活発に活動すると、エネルギーのもとになるブドウ糖がそこでたくさん消費されます。脳の血流もその部位で増えて、酸素の消費量も増えます。PET(ポジトロン断層撮影法)、SPECT(シングルフォトン断層撮影法)や機能的MRI(fMRI)などとよばれる方法を使うと、検査されている人の脳の中で、どこでブドウ糖の消費や血流が変化しているかを見ることができます。頭の中で考え事や計算をしてもらったり、ものを見たり聞いたりしてもらいながらテストをすることもできます。このようにいろいろな精神活動をしているときに、統合失調症の患者さんは、そうでない人と比べて、脳のどこの部位でどのような特徴的な変化を示すのかを調べるのです。このような研究は現在世界中で行われています。テストをいろいろ工夫して、統合失調症に特徴的な所見を得ようと研究者は懸命になっています。
機能的MRIによる研究の一例を図2に示しました。この図ではふつうのMRIの像の上に、課題によって信号が変化している部位を赤色で重ね書きしています。様々な所見が得られていますが、多くの研究者のあいだで支持されている所見は、
統合失調症では前頭葉の機能が低下しているのではないかというものです。とくに前頭葉を働かせるようなテストをしてもらうと、機能の低下がはっきりしてきます。それ以外にも、左側の側頭葉(言語に関連する領域です)の機能が低下しているという研究者も少なくありません。
また、PETを使うと脳内の神経伝達物質の受容体なども可視化することができます。図3では、FLB457というドーパミンD2受容体に結合する標識化合物を使って、ヒト脳でのD2受容体の分布を調べたものです。
2-2脳の生理的機能の研究からわかったこと
人の脳の機能を丸ごと調べようとするのは、脳の画像診断技術が進歩する前から、脳波や目の動きなどを指標として行われてきていました。残念ながら、当時の脳波や目の動きなどの生理的指標を用いた研究では、統合失調症の病因に直接アプローチするには限界があったといわざるをえません。それでも、統合失調症の患者さんは振り子を見てもらったときに、目の動きがぎこちなくなることや、特定の図形を見てもらったときに視点があまり動かず固定しがちであることなどが明らかになっていました。
最近では、いろいろな刺激を与えた後に出現する脳波をコンピュータで分析し、事象関連電位という脳波上の微妙な変化を抽出することによって、刺激が脳の中でどのように情報処理されているかを調べる方法がさかんに行われています。このうち、聴覚刺激を突然与えた時、約300ミリ秒後に出現するP300という脳波の波形がよく調べられています。P300は聴覚刺激後脳内で複雑な情報処理を経てから出現するものと考えられ、統合失調症の患者さんではP300の出現がよくなかったり、出現が遅れたりすることから、脳の情報処理過程の障害が推測されています(図4)。
http://www.smilenavigator.jp/science/sci02_01.html
統合失調症の原因ははっきりとわかっていませんが、統合失調症の症状が発現しているときの脳の働きがどのようになっているのかについては、徐々に明らかにされつつあります。
統合失調症の症状発現に大きく関与しているのが、ドパミンやセロトニンなどの神経伝達物質*の異常です。幻覚や妄想などの陽性症状はドパミン神経系の機能が過剰亢進しているために引き起こされ、また一部のドパミン神経系では逆に機能が低下するために陰性症状が現れるなど、ドパミン神経系の機能異常が統合失調症の病態に深く関与しています。
また、セロトニン神経系の機能異常でも幻覚などが発現することが知られています。一方、セロトニン神経系はドパミン神経系に対して、抑制的な調節をすることが知られています。また、最近では、グルタミン酸なども病態に関与しているのではないかと考えられています。
陽性症状と陰性症状の発現に関与するドパミンの機能異常 統合失調症ではドパミンの機能異常が病態に大きく関与しています。統合失調症の病態を説明するものとしてよく知られているのがドパミンの過剰です。ドパミン遮断作用をもつ抗精神病薬が陽性症状に対する治療効果をもっていること、また、ドパミン活性作用をもつ薬剤が統合失調症に似た幻覚・妄想を引き起こすことから、統合失調症ではドパミンの機能亢進が1つの病態として考えられています。
脳内のドパミン神経系にはいくつかの経路があり、それぞれ異なった生理機能をもっています。統合失調症の精神症状に関係している1つの経路が中脳辺縁系で、この経路でドパミンの機能が亢進しているために幻覚、妄想などの陽性症状が引き起こされているとされています。
一方、すべてのドパミン経路においてドパミンの機能亢進がみられるわけではなく、一部の経路においては逆にドパミン機能の低下がみられることも明らかになっています。中脳皮質系の経路においてはドパミン機能が低下しており、これが意欲減退、感情鈍麻などの陰性症状を引き起こしていると考えられています。
統合失調症では、中脳辺縁系においてドパミンの機能亢進が、中脳皮質系にてドパミンの機能低下が引き起こされているために、陽性症状と陰性症状という一見相反する症状が併存する背景となっています。
陰性症状の発現に関与するセロトニン系:セロトニン仮説 ドパミン遮断作用のみの抗精神病薬では陰性症状が改善されず、ドパミン遮断作用に加えてセロトニン遮断作用のある抗精神病薬において陰性症状への効果がみられることから、セロトニンが陰性症状の発現と関連しているのではないかと考えられています。ただし、セロトニン遮断作用のみを有する薬剤では抗精神病作用がみられず、抗精神病薬との併用で陰性症状への効果がみられることから、ドパミン神経系とそれを抑制的に作用するセロトニン神経系とのバランスが崩れ中脳皮質系におけるセロトニン系の優位が陰性症状の発現に関係しているとされています。
統合失調症の病態に関与すると考えられる他の神経伝達物質:グルタミン酸仮説 一部の麻酔薬が陽性症状のみならず、陰性症状や認知機能障害に類似した症状を引き起こし、それら薬剤に共通してグルタミン酸遮断作用があることから、グルタミン酸が病態に関与していると考えられています。特に、麻酔薬ではNMDAとよばれる受容体の機能が阻害されているため、NMDA受容体を介したグルタミン酸機能の低下を病態の背景として想定しているのがグルタミン酸仮説です。この仮説では、統合失調症の一次性の障害としてグルタミン酸の機能異常があり、それを背景にドパミンの機能亢進やセロトニンの拮抗優位が二次性に生じて陽性症状と陰性症状が現れると推測されています。
http://www.mental-navi.net/togoshicchosho/rikai/kasetsu.html
統合失調症に良く見られる症状としては同じ言葉を繰り返す、言葉のサラダ(意味のない単語の羅列)、宇宙人と交信しているという、霊と話をする、チャネリングが出来るというetc.
そして何より、自分が統合失調症であることを認めない患者が多いのがこの病気の最大の特徴であり、統合失調症が発病してから、5年放置した場合、脳の萎縮が前頭葉に達し二度と現実の世界に帰ってこれなくなってしまうのです。
つまり、統合失調症であることを否定し続け、5年間何も対処せずに放置した場合、もう手遅れであるということです。
私は霊能力がついた、ハイヤーセルフとつながっている、という人たちのブログも読みましたが、統合失調症の初期症状が出ているとして間違いないと思います。 ← 大川隆法先生はコレ
あの時の私と完全に症状が一致している。
統合失調症は現在では治療可能な病気であり、予後も良い病気になってきています。
薬も副作用の少ないものがたくさん出てきています。しかし、早期治療が何よりも重要であることには間違いがありません。
どこか思い当たる節があるのなら、一度病院に行って検査されることをお勧めします。
何もないとしたら、それはそれでめでたいことです。しかし、手遅れになってしまえば
人生を台無しにしてしまうこともありえるのです。
http://plaza.rakuten.co.jp/kuukuumaromaro/diary/200806050000/
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c43
日本銀行は、1月29日、突然マイナス金利を導入しました。
導入が決定されたマイナス金利は、市中銀行が日銀に預ける日銀当座預金の一部にマイナス0.1%の金利を課すというものと説明されることが多かったのですが、一般の方には、それでどうして長期金利(10年物国債の利回り)がマイナスにならなければならないのか理解ができないのです。
そうでしょう?
だから、それは表面的な説明というべきで、本当のところは、日銀がそれまで以上に高値で国債を買い上げることを意味していると言った方がいいのです。日銀が本来の相場より高く国債を買い上げるので、利回りがマイナスになるからです。
それにしても、何故マイナス金利など導入する必要があったのでしょうか?
甘利大臣の辞任と、世界的に株価が下落していた頃だったので、黒田総裁としては何か打ち出す必要があったというだけのことではなかったのでしょうか?
つまり、マイナス金利になると、円安になり、そうなると株価にいい影響があるのではないか、と。
しかし、実際には、マイナス金利を導入したにも関わらずむしろ円高になってしまったのです。それに、融資が伸びる効果も殆どなく、また、その後、民間金融機関からの批判が高まったりもしたのです。
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51698761.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c402
バラク・オバマ大統領が12月23日に署名した2017年国防授権法(NDAA)には言論統制の強化を合法化する条項があり、アメリカはますますファシズム化が進むことになるだろう。アメリカ下院は政府や有力メディアが伝える「正しい報道」に反する「偽報道」を攻撃する手段になる法律を11月30日に可決、12月8日は上院が対偽情報プロパガンダ法を通過させている。ロシアや中国などからの「プロパガンダ」に対抗するアメリカの同盟国を助けることが上院を通過した法案の目的だが、それがNDAAに組み込まれたのだ。
本ブログでは繰り返し書いてきたが、アメリカでオバマ政権や有力メディアが宣伝している「偽情報」や「偽報道」とは、自分たちにとって都合の悪い情報を意味しているにすぎない。自分たちが発信してきた「偽情報」や「偽報道」の効果がないことに慌て、言論統制を強化しようとしているにすぎない。
1992年にネオコンは世界制覇のプロジェクトを作成、その翌年に大統領となったビル・クリントンはそのプロジェクトを始動させない。そこで有力メディアはユーゴスラビアを先制攻撃させるために偽情報を流しはじめ、99年にNATO軍はユーゴスラビアを全面攻撃した。その間、メディアはクリントン大統領をスキャンダルで攻撃している。
ユーゴスラビアに関する偽報道を広める上で活躍したひとりがニューズデイのボン支局長だったロイ・ガットマン。ボスニアで16歳の女性が3名のセルビア兵にレイプされたと1992年8月に書いているのだが、これは嘘だったことが判明している。この嘘を広めた功績で、後に彼はピューリッツァー賞を受賞した。
この人物、今年12月にも偽情報を記事にしている。ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を作ったのはシリア政府であり、「アル・カイダ」を操っているのはバシャール・アル・アサドだというのだ。この記事もすぐ嘘だとばれる代物だが、ピューリッツァー賞を信奉する人には効果があるかもしれない。
ところで、クリントン政権がユーゴスラビアを軍事介入する方向へ舵を切るのは1997年1月のこと。ズビグネフ・ブレジンスキーの教え子で、ファースト・レディだったヒラリー・クリントンと親しいマデリン・オルブライトが国務長官に就任してからだ。
イラクを先制攻撃する際に言われた大量破壊兵器が嘘だったことは後に発覚、その事実はジョージ・W・ブッシュ政権の閣僚も認めざるをえなくなっている。この時、イギリスのトニー・ブレア政権が侵略を正当化する偽情報の流布に果たした役割も判明している。
リビアやシリアへの軍事介入を正当化するために宣伝された民衆弾圧も嘘。シリアの場合、アメリカなど西側は当初、シリア系イギリス人のダニー・デイエムが使ってシリア政府の弾圧を宣伝していたが、彼のグループが「シリア軍の攻撃」を演出する様子を移した部分を含む映像がインターネット上に流出、嘘が発覚した。次に化学兵器の使用を西側は主張したが、これも嘘がすぐに発覚する。
ビル・クリントン政権、ジョージ・W・ブッシュ政権、バラク・オバマ政権、いずれも偽情報を流しながら世界に戦乱を広め、破壊と殺戮で人びとを苦しめてきた。その手先として偽報道を繰り返しているのが西側の有力メディアにほかならない。その嘘が余りにも露骨になって信じる人が減少、そこで言論統制の強化だ。
第2次世界大戦が終わった直後からアメリカの支配層が組織的な報道コントロールを目論んでいたことは本ブログでも紹介した。いわゆるモッキンバードだ。その中心人物は戦争中から破壊活動を指揮していたウォール街の弁護士でもあるアレン・ダレス、その側近でやはりウォール街の弁護士だったフランク・ウィズナー、ダレスの側近で後にCIA長官になるリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだ。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)
日本ではウォーターゲート事件でリチャード・ニクソン大統領を辞任に追い込んだことから「言論の自由」を象徴するイコンとして崇められているワシントン・ポスト紙だが、情報操作に深く関与していたのだ。
ウォーターゲート事件の取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンシュタイン記者は1977年に同紙を辞め、その直後に「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。それによると、400名以上のジャーナリストがCIAのために働き、1950年から66年にかけて、ニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供しているとCIAの高官は語ったという。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)
1970年代の有力メディアには気骨のある記者や編集者がまだいたが、それでも情報機関にかなり浸食されていた。現在では露骨なプロパガンダ機関にすぎないのだが、それでもイコンとして扱いたがる人がいる。日本のマスコミは駄目だが、アメリカのニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙はすばらしいというわけだ。そうした西側メディア信奉者は国際情勢に目を向けたがらない。結局、日本の支配層を操るアメリカの支配層が描く幻影を受け入れることになる。
言論統制の強化を後押しする記事をワシントン・ポスト紙が掲載したのは11月24日。政府や有力メディアが伝える「正しい報道」に反する「偽報道」を攻撃する手段になる法律が報道の2日前に下院へ提出され、30日に可決された。彼らはトランプを攻撃するだけでなく、巨大資本による支配システム、つまりファシズム化を実現するための体制を立て直そうとしている。そうした人びとが受け入れる幻影を流しているアメリカの有力メディアの「報道」に反する情報を封印しようというのが今回の法律だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612260000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/298.html#c44
租税回避地の元締めはイギリスだとも言われている
引用:http://tellme-malaysia.com/wp-content/uploads/2015/07/Top-20-Tax-Havens-Featured1.png
EUの正体は保護貿易そのもの
2016年初めにパナマ文書が流出して、世界の富豪たちが租税回避地(タックスヘイブン)を利用して脱税しているのが分かった。
中でも悪質だったのはイギリスで、キャメロン首相自らこの脱税クラブの会員になり、先祖代々脱税で資産を増やしたのが分かった。
時悪くイギリスはEU離脱選挙が間近に迫っていて、キャメロンの評判は地に落ちて、イギリスはEUを離脱する事に決まりました。
元々キャメロンが首相に選ばれた理由は「イケメンで写真写りが良く、女性票が多い」というだけの理由で、やっぱりバカを選ぶとこうなります。
そのイギリスではEUを離脱してどうしようと相談した結果、イギリスが租税回避地になれば良いという結論に達したようです。
EU離脱決定後に日産の社長が英政府に「優遇税制にするなら工場を残しても良い」と言ったところ、イギリス政府は気前良く税金の「値引き」を認めたようです。
EUという組織は域内では関税なしで手続きも無しで輸出入できるが、域外からの自動車の輸入には10%の関税と煩雑な手続きを要求します。
それでいて日本は自動車関税を科していないので、日本ではドイツ車が売れまくり、ドイツやEUで日本車はまったく売れていません。
WTO違反の気がしますがEUは国連の特権階級に所属しているので、国際法を守らなくても良いようです。
EUの繁栄とは実は「自由貿易」がもたらしたのではなく、EU域外からの閉鎖貿易、市場封鎖がもたらした繁栄でした。
EUから世界各国には強い交渉力を武器に市場開放を迫り、低い関税で輸出できるが、EU市場には域外から参入できないという仕組みです。
例えば日本に対しては英仏独伊などが一斉に「日本は不公正な貿易をしている」と攻め立てて市場開放させ、自分達は閉鎖貿易で保護しているのです。
イギリスがタックスヘイブンになる
イギリスがEUから抜けると今まで免除されていた10%の自動車税がEUから掛けられてしまい、事実上イギリス製の車を販売できなくなるでしょう。
トヨタやホンダや日産がどれだけ頑張っても、EUの不公正貿易には歯が立たず、通用していません。
F1やルマンやラリーのような自動車レースでも同じで、日本車や米国車は最初から負ける役に決まっています。
F1などを管轄する機関は例外なく欧州自動車メーカーの関係者が役員になっていて、ポルシェやフェラーリは好きなようにルールを変更できるからです。
トヨタがF1に参加していた頃、「優勝すると反発を買うので、なるべく勝たないようにしたい」と言っていて、その通り1勝もしませんでした。
有名レースで優勝してしまったら、その後は目を付けられて「違反」や「不正」を取られたり突然ルール変更されて欧州レース界から追放されてしまうからです。
そういえば欧州で活躍しながら、突然レースから撤退してしまった日本車メーカーが非常に多いです。
さてイギリスがEUから離脱する話に戻ると、イギリス自体を租税回避地にして、外国企業を集めようという話が進んでいます。
今までもイギリスは居住しない人の税金を居住している人の半分にして富裕層を集めていて、事実上の租税回避地になっていました。
分かりやすくいうと母国で税金を払いたくないお金持ちが、住所だけイギリスに移すと他のイギリス人の半分しか納税しなく良い制度で、体の良い脱税システムでした。
イギリスは人口当たりの富裕層の割合が世界で最も多く、88人の資産家が2450億ポンド(約35兆円)を保有しています。
もしこれを企業単位でも行ったら、世界の有名企業が脱税の為にイギリスに集結する事になるでしょう。
日本のソフトバンクのハゲ頭社長の通信会社はイギリスへの本社移転を検討していると一部で報道されましたが、やはり低税率が目的だったようです。
例えば売上げ10兆円規模の企業の税率が1%安くなっただけで、毎年1000億円も儲かってしまうわけで、事業をやるよりよっぽど儲かります。
ハゲ社長が最近設立した10兆円ファンドにはアップルやマイクロソフトなど米有名企業が参加を表明しているが、「事業」なんかではなくそうした節税目的だとも言われています。
http://thutmose.blog.jp/archives/68238536.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c29
色々な点で、これを銀行と呼ぶことはできまい。酷く腐敗した犯罪的職業により近い。マフィアだ。
ローリング・ストーン誌
http://www.rollingstone.com/politics/news/the-great-american-bubble-machine-20100405
は、ゴールドマン・サックスの道義に反する商法を徹底分析し、同社を巨大“吸血イカ”と命名した。ゴールドマン・サックスの腐敗リストは膨大で、それについて十分記述するには本
が一冊必要だ。世界金融危機と大不況を引き起こしたサブプライム抵当権スキャンダルにおける、同社の役割は十分に実証されている。
ほとんどユーロを破壊した、ギリシャ負債危機における同社の役割も同様だ。
同社が顧客に対して行っている詐欺的行為は、日常茶飯事の高いレベルのものだ。残虐で加虐的な政権のための資金洗浄。
2015年に、2300万ドルを得た同社CEO、ロイド・ブランクファインのような強欲幹部は、典型的な汚い金儲けをする醜い人間だ。どのように切り分けたところで、誰も、まして銀行家が、一年間の仕事で、それに値するわけがない。おそらくは、医師や教師などの極めて重要な公務員だけだろうが、そのような法外な金額を得ているのは、既に裕福な連中や(彼ら自身)を金持ちにするために動いている連中だ。
更に、ゴールドマン・サックスとアメリカ政府の間には回転ドアがある。
多くの点で、アメリカ経済は、ゴールドマン・サックスによって動かされている。
ジョージ・W・ブッシュのハンク・ポールソン同様、ビル・クリントンの財務長官ロバート・ルービンやラリー・サマーズはゴールドマン・サックス社員だった。
今や、ウオール街とゴールドマン・サックスは、来るトランプ政権の乗っ取りを歓喜している。
トランプの首席戦略官、スティーブ・バノンは元ゴールドマン・サックス社員だ。トランプが、アメリカ経済の世話役をつとめる財務長官に選んだ、スティーヴン・マヌーチンなる人物は、元ゴールドマン・サックス社員だ。
ゴールドマン・サックス社長、ゲーリー・コーンが、トランプ・ホワイト・ハウスの米国家経済会議委員長になる。
これが、ライバル、ヒラリー・クリントンやテッド・クルスをゴールドマン・サックスは“完全に、完全に支配している”といったトランプその人だ。
トランプは、しばしばクリントンのゴールドマン・サックスでの講演を引き合いに出し“アメリカの主権破壊を画策するために、国際的銀行と秘密裏に”会っていると非難した。
しかし、トランプの元選対責任者コーリー・レヴァンドフスキはこう言っていた。
“これはメディアの問題だ。
人びとは、ドナルド・トランプが言うことすべてを額面通りに受け取っている。”
確かに、もしトランプを、ホワイト・ハウスに送り込んだ有権者たちが、トランプが言うことは眉につばを付けて聞くべきであるのを理解さえしていれば、これからトランプ大統領と、それがもたらす災害は、たぶん避けることができていたろう。しかし偉大なアメリカ・テレビの登場人物、JR ユーイングが言う通りなのだ。
“アメリカ国民の愚かさを過小評価してはいけない。”
トランプに、いささかの功績を認めねばなるまい。彼は現代で、おそらく最も偉大な詐欺師だ。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-f759.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/364.html#c6
FM155 は FM255 の後に発売された低価格機だが、コストダウンのやり方が巧みで
そのサウンドからすると、出色のバーゲンブライスに感じられる。
発売当時なら、庶民でもなんとか手が届く FM といえる存在である。
高精度とグットリプロダクションを両立させた完全に FM の水準を満たす素晴らしいサウンドである。
精度が高い完全バランス回路のFM255の片側回路をそのまま用いて上手くコストダウンしたのが FM155 というプリアンプになるわけだが、
逆に言うと、バランス(XLR)回路にするために同じ回路が二つ必要だったものを、アンバランス仕様(RCA)に変更したために回路がひとつで済んだのである。
FM155 と FM255、
この二つは回路が同じなので、そもそも価格程の音質の差が少ない。
FM255 の方はディスコン(廃版)なので中古相場でいうと
FM155 が 40〜70万、中央値(平均価格)50万、
FM255 がアバウト150万だとすると、価格差は実に三倍にもなる。
この二つは値段ほどの差はあきらかにないと言える。
実際のところ、音の差はどうか?
FM255 の方は完全バランス化されているので同じくバランス回路化された FM411 や FM711と組み合わせる前提でいえば、コモンコードノイズがキャンセルできるため、
微細なニュアンスや S/N比の向上が認められる、
チャンネルセパレーション(分離感)がよくなる。
低音の量感がより出る
といった違いになる。
FM は医師や開業歯科医、実業家などの富裕層のオーナーが多い。
リアルユーザー(現実の所有者)で多い組み合わせは FM266 と FM711 の組み合わせである。
筆者も FM に投資するなら、この組み合わせまで頑張る事をお薦めする。
間違いなくいえることは、
FM155 と FM255 との差より、FM255 と FM266 との差の方がずっと大きい。
ただしモジュールの数が増えるので上位機種になるほど故障率が上がり、維持費も高くなる。
FM はプリアンプの、FM255 から本格的な維持費が発生するので注意が必要。
パワーアンプの維持費はそれほどでもない。
まあ、殆どは FM の哲人の方たちに教えて頂いた知識なんですけどね。
もっと安く済ませたいなら、FM155 と EAR534×2 のモノラル使用はほんとお薦めですよ。
EAR はステレオとモノラルでぜんぜん別なアンプに化けるというか変身します。
FM155 との相性も最高です。
どっちかひとつ持ってる人はモノ一台と FM155、または EAR のパワー 二台買ってみて下さい。
これはメチャクチャ CP高いですよ。
EAR861 でもいいです。EAR890は球が手に入りにくいのでお勧めできないかも。
http://ameblo.jp/507576/entry-12232029701.html
Goldmund Telos 5000 VS FM acoustics FM711|禁断のKRELL2016年12月24日
Goldmund Telos 5000 mono power amplifiers ¥38,000,000(税別)
http://www.goldmund.co.jp/pro.html
とある FM を知り尽くした詳しい方に訊くと、ムンドのテロス5000、お値段3800万円より FM acoustics FM711 の方がフツーに音がいいそうで・・・・・・
http://ameblo.jp/507576/entry-12231419185.html
リアルユーザー(現実の所有者)で多い組み合わせは FM266 と FM711 の組み合わせである。
筆者も FM に投資するなら、この組み合わせまで頑張る事をお薦めする。
間違いなくいえることは、
FM155 と FM255 との差より、FM255 と FM266 との差の方がずっと大きい。
ただしモジュールの数が増えるので上位機種になるほど故障率が上がり、維持費も高くなる。
FM ACOUSTICS はプリアンプの、FM255 から本格的な維持費が発生するので注意が必要。
パワーアンプの維持費はそれほどでもない。
まあ、殆どは FM の哲人の方たちに教えて頂いた知識なんですけどね。
もっと安く済ませたいなら、FM155 と EAR534×2 のモノラル使用はほんとお薦めですよ。
EAR はステレオとモノラルでぜんぜん別なアンプに化けるというか変身します。
FM155 との相性も最高です。
どっちかひとつ持ってる人はモノ一台と FM155、または EAR のパワー 二台買ってみて下さい。
これはメチャクチャ CP高いですよ。
EAR861 でもいいです。EAR890は球が手に入りにくいのでお勧めできないかも。
http://ameblo.jp/507576/entry-12232029701.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/404.html#c61
純真な人が騙されない様に周知させてるんだ
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c45
千葉県の人間はみんな頭がおかしい(4)
2016.6.9
「バカ」「アホ」80件の連続スプレー落書き 器物損壊容疑で千葉・市川市の男逮捕
千葉県市川市で連続して発生したスプレー塗料を使った落書き事件で、器物損壊容疑で逮捕された横山秀行容疑者=9日、同市田尻(牧山紘子撮影)
千葉県市川市で昨年11月ごろから連続して発生していた、スプレー塗料のようなものを用いた落書き被害で、県警は9日、器物損壊の疑いで、同市田尻の男(42)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。「知りません」などと供述しているという。
捜査関係者によると、昨年12月27日夜から翌朝にかけ、同市市川南の住宅のブロック塀や階段などに黒色スプレー塗料のようなもので落書きしたとしている。周囲の防犯カメラの解析などにより容疑者を特定した。
市内だけでも約80件、同様の手口の落書き被害が確認されており、被害額は約1200万円相当だという。そのほか近隣で発生したスプレーでの落書き事件の関与も疑われている。
落書きには赤や青のスプレーも使われ「バカ」「アホ」などと書かれたものや意味のない曲線のようなものもあった。
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/390.html#c66
2016年12月26日
中国の外貨準備1兆ドル減少 浪費と人民元買い支えで外貨枯渇の恐れ
中国は新シルクロードを建設する為、それぞれ数兆円も投資している。
名目上外貨準備に含めているが、現金化できないので存在していない。
引用:http://www.diweiboss.com/userfiles/image/20151211/20151211154158_5667.jpg
中国の外貨準備が急減
2016年の年明けは1月4日の中国株と人民元暴落によるチャイナショックで始まったが、もしかしたら2017年も同じかもしれない。
1月のチャイナショックの後、中国当局は「株の売り取引禁止」「外貨交換禁止」など過激な政策を打ち出して株価危機を収束させた。
持ち株の評価額が下がっていくのに耐えかねた投資家が株を売却すると、お前のせいで株価が下がったといって公安が逮捕していました。
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人民元暴落を止めるため外貨への交換にも厳しい規制を敷いて、一人年間500万円しか外貨交換できなくしました。
それでも支えきれずに人民元はジリジリと下がっているが、中国政府は「意図的に切り下げているのだ」と抗弁しています。
食べ物がなくて体重が減っている人が「ダイエットしている」と言うようなもので、大変苦しい言い訳です。
だが最大時に4兆ドルだった中国の外貨準備は12月7日の人民銀行発表では3.05兆ドルに減少しているのが分かりました。
このままだと3兆ドルを割るが、中国当局は外国から借金して外貨準備を増やすことも出来、今まではそうしていました。
外貨準備は「外貨建て資産の額」なので1兆ドル借金して1兆ドル分米国債を買っても、外貨準備は1兆ドル増加します。
ただし借金には利息がつくので、こんな事をしていると借金がどんどん膨らんで多重債務者になり、返済不能になるでしょう。
人民元が下落して外貨準備が減少しているのは、当局が人民元下落を防止するため、ドルを売って元を買い支えているのを意味します。
政府が主張しているように「お金が余って切り下げている」なら元を売ってドルを買うので、外貨準備が増えていなくては成りません。
外貨準備はどうして減ったのか
日本政府と日銀は、やれODAとか新興国支援だといって円を売ってドルを買っているので、外貨準備は毎年増加しています。
「為替介入」という言葉がありますが、円安にするために政府がドルを買えば介入だが、新興国の環境問題を支援する為にドルに交換するのは介入ではない。
日本政府は介入しなくても毎年ドルを買っていて、そのせいで毎年外貨準備は増加しています。
中国の外貨準備が減少したことで為替介入のためのドルが減少し、今後の人民元買い支えの限界が示された。
2014年末には約4兆ドルの外貨準備があったのに、2年で3兆ドルに減ったということは、同じペースでもう2年介入したら2兆ドルに減ってしまう。
しかも中国が保有する外貨準備額には疑問がもたれていて、実際の額より1兆ドル以上水増ししていると言われている。
だとしたら中国が人民元を買い支えられる時間は、もう2年から最大4年程度かも知れない。
中国は貿易黒字なので国際収支の黒字で儲けた外貨をしこたま持っている筈だが、なぜか深刻な外貨不足に喘いでいる。
原因は貿易で稼いだ以上に外国で浪費してきたからで、世界中の原油採掘権や鉱山を買いあさったり、企業買収や外国投資で使い切ったと考えられる。
中国は純債務国
ギリシャとかロンドンとかインド洋やアフリカ、中南米の国々で土地を買いあさって、中国化を進めたり軍事基地を建設している。
インド洋のスリランカやバングラディシュに多額の援助や投資をして、中国海軍の基地を建設しようとしたが、どうやら資金が枯渇している。
タイやインドネシアやフィリピンにもお金をばら撒いて「海のシルクロード」を作ろうとしたり、中央アジアでは「陸のシルクロード」も作っている。
こうした浪費を止めない限り人民元の暴落と外貨準備減少、対外債務の増加は止められない。
対外債務については表向き1.4兆ドルなので、外貨準備3兆ドルの半分にも満たず健全な数字になっている。
だが「中国系ファンド」が政府の代わりに欧米で借金しているのは周知の事実であり、少なくとも1兆ドルと推測されている。
対外債務を1兆ドル足すと2.4兆ドル、外貨準備の水増しを1兆ドル引くと2兆ドルで、中国は純債務国になってしまう。
純債務国だからと言って国が倒産するわけではなく、先進国で純債務国は日本とドイツくらいなので特に問題は起きない。
だが債務国には外貨がないので、外国に大盤振る舞いするお金など無いはずなのです。
外貨準備が無いのに、あるかのように装ってお金を浪費して倒産した国があり、ソビエト連邦がそうでした。
アメリカは基軸通貨のドルを好きなだけ印刷できるので外貨準備がなくとも浪費できるが、中国が同じ事をしたら破綻を免れない。
中国政府がすべきことは「大国外交」や「覇権国家」をやめて外貨の浪費をやめ、堅実経営に転換する事ですが、果たして共産党幹部に可能だろうか。
http://thutmose.blog.jp/archives/68254904.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/717.html#c5
2016年初めにパナマ文書が流出して、世界の富豪たちが租税回避地(タックスヘイブン)を利用して脱税しているのが分かった。
中でも悪質だったのはイギリスで、キャメロン首相自らこの脱税クラブの会員になり、先祖代々脱税で資産を増やしたのが分かった。
時悪くイギリスはEU離脱選挙が間近に迫っていて、キャメロンの評判は地に落ちて、イギリスはEUを離脱する事に決まりました。
元々キャメロンが首相に選ばれた理由は「イケメンで写真写りが良く、女性票が多い」というだけの理由で、やっぱりバカを選ぶとこうなります。
そのイギリスではEUを離脱してどうしようと相談した結果、イギリスが租税回避地になれば良いという結論に達したようです。
EU離脱決定後に日産の社長が英政府に「優遇税制にするなら工場を残しても良い」と言ったところ、イギリス政府は気前良く税金の「値引き」を認めたようです。
EUという組織は域内では関税なしで手続きも無しで輸出入できるが、域外からの自動車の輸入には10%の関税と煩雑な手続きを要求します。
それでいて日本は自動車関税を科していないので、日本ではドイツ車が売れまくり、ドイツやEUで日本車はまったく売れていません。
WTO違反の気がしますがEUは国連の特権階級に所属しているので、国際法を守らなくても良いようです。
EUの繁栄とは実は「自由貿易」がもたらしたのではなく、EU域外からの閉鎖貿易、市場封鎖がもたらした繁栄でした。
EUから世界各国には強い交渉力を武器に市場開放を迫り、低い関税で輸出できるが、EU市場には域外から参入できないという仕組みです。
例えば日本に対しては英仏独伊などが一斉に「日本は不公正な貿易をしている」と攻め立てて市場開放させ、自分達は閉鎖貿易で保護しているのです。
イギリスがタックスヘイブンになる
イギリスがEUから抜けると今まで免除されていた10%の自動車税がEUから掛けられてしまい、事実上イギリス製の車を販売できなくなるでしょう。
トヨタやホンダや日産がどれだけ頑張っても、EUの不公正貿易には歯が立たず、通用していません。
F1やルマンやラリーのような自動車レースでも同じで、日本車や米国車は最初から負ける役に決まっています。
F1などを管轄する機関は例外なく欧州自動車メーカーの関係者が役員になっていて、ポルシェやフェラーリは好きなようにルールを変更できるからです。
トヨタがF1に参加していた頃、「優勝すると反発を買うので、なるべく勝たないようにしたい」と言っていて、その通り1勝もしませんでした。
有名レースで優勝してしまったら、その後は目を付けられて「違反」や「不正」を取られたり突然ルール変更されて欧州レース界から追放されてしまうからです。
そういえば欧州で活躍しながら、突然レースから撤退してしまった日本車メーカーが非常に多いです。
さてイギリスがEUから離脱する話に戻ると、イギリス自体を租税回避地にして、外国企業を集めようという話が進んでいます。
今までもイギリスは居住しない人の税金を居住している人の半分にして富裕層を集めていて、事実上の租税回避地になっていました。
分かりやすくいうと母国で税金を払いたくないお金持ちが、住所だけイギリスに移すと他のイギリス人の半分しか納税しなく良い制度で、体の良い脱税システムでした。
イギリスは人口当たりの富裕層の割合が世界で最も多く、88人の資産家が2450億ポンド(約35兆円)を保有しています。
もしこれを企業単位でも行ったら、世界の有名企業が脱税の為にイギリスに集結する事になるでしょう。
日本のソフトバンクのハゲ頭社長の通信会社はイギリスへの本社移転を検討していると一部で報道されましたが、やはり低税率が目的だったようです。
例えば売上げ10兆円規模の企業の税率が1%安くなっただけで、毎年1000億円も儲かってしまうわけで、事業をやるよりよっぽど儲かります。
ハゲ社長が最近設立した10兆円ファンドにはアップルやマイクロソフトなど米有名企業が参加を表明しているが、「事業」なんかではなくそうした節税目的だとも言われています。
http://thutmose.blog.jp/archives/68238536.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html#c91
米連邦公開市場委員会(FOMC)は1年前に利上げを始め、今年は4回の追加利上げを予測していたが、結局1回実施しただけで今年は終わろうとしている。これは実体経済の成長力衰退をある程度反映しているものの、その実体経済から程遠い株式市場の高騰は、利上げの出遅れで異常なバブルが膨張していることを示唆している。
FOMCは来年について追加利上げ3回と予測しているが、景気拡大局面はさらに進行しており、いずれ景気の山から後退期へとつながっていく。FOMCは12月会合の声明で、「金融政策はなお緩和的であり、労働市場がさらに一定程度の強さを増す(some further strengthening)ように支援していく」と指摘。完全雇用が近づいたとの認識を示した。
ここで注意すべきことは、完全雇用の達成は過去の景気拡大局面で景気の山とほぼ一致してきたことだ。この完全雇用を占う統計としては、フルタイム就業者数が優れている。1991年から10年間続いた史上最長の景気拡大期は、2001年3月に景気の山を形成し、フルタイム就業者数のピークとぴたりと一致した。FOMCはその2カ月前の同年1月3日に緊急会合を招集し、0.5ポイントの利下げを決定していた。
2007年12月に始まったグレートリセッションの時には、フルタイム就業者数はその1カ月前の同年11月にピークアウトしていた。この時もその2カ月前の同年9月にFOMCは大幅利下げに踏み切っている。FOMCは過去2度の景気後退局面で、その2カ月前に異常を探知し、利下げに転換していたことになる。
もっとも金融当局者は異常を探知しても、利下げで景気後退は避けられるとあくまで強気の姿勢を貫いていた。楽観過ぎたことが判明するまでにそれほど時間はかからなかった。翌2008年1月21日にFOMCは緊急会合を開き、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を一気に0.75ポイント引き下げ、さらにその1週間後の定例会合で0.5ポイントの追加利下げを決めたのである。2007年12月に景気の山を形成した米国経済は、グレートリセッションに突入していた。
今回の景気拡大局面でのフルタイム就業者数は、今年8月に記録した1億2430万人でこれまでのピークを付けている。ピークは後になって振り返らなければ確認できないが、FOMCは完全雇用が近いとみており、かなり微妙な時期に差し掛かってきたことだけは間違いあるまい。
このようにフルタイム就業者数は優れた景気一致指標だが、景気に先行するデータと合わせてチェックすることが肝要だ。それにはさらに細目を見ると新たな視点が得られる。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長がヒントを示してくれた。
同議長は19日にボルティモア大学の卒業式で演説し、「大学での学位取得、さらに修士・博士号の取得は経済的な成功の鍵となる」と述べ、卒業生らを激励していた。
確かに議長が指摘するように、大学以上の教育を受けた労働者の失業率は直近11月に2.3%にまで低下している。一方、高校を卒業していない高卒未満の失業率は11月に7.9%に上昇した。しかも同項目は今年7月の6.3%から、既に1.6ポイントも水準を上げている。
è
前回の景気拡大局面では、高卒未満の労働者の失業率がボトムを付けた2006年10月から1年2カ月後に、米経済はグレートリセッションに突入した。今回の景気拡大局面で今年7月がボトムとなれば、来年後半にも景気後退入りというシナリオが描ける。
さらに今回の景気拡大局面は低成長が続き、金利も異例の低水準に抑え込まれてきたことから資産バブルも異例の様相を呈している。今世紀の景気後退はいずれもバブル崩壊が複雑に絡んで傷口を広げており、煮詰まりつつある現在の景気・バブル循環の終着点に未曾有(みぞう)の混乱が生じることを想定しておくべきだろう。
この状況でFOMCの当局者は来年、再来年とも毎年3回の利上げを想定。その先に長期中立金利水準しか見ていないのは楽観に過ぎるのではないか。FOMCは利上げの初動が遅れたばかりか、その後の追加利上げがのろいため、経済に異常な不均衡をもたらしている可能性が高い。
その延長線上でいずれ決定する利下げも当然のことながら出遅れるため、景気の断崖からの落下はもはや避けることはできないだろう。しかもこの米経済の断崖は資産バブルによって未曾有のレベルまで引き上げられているため、そこからの落下は想像を絶するものになりそうだ。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-25/OILWPA6K50XY01
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c403
当たる訳ないよ:
日経平均株価の上限は?
日経平均 PER PBR
http://nikkei225jp.com/data/per.html
先が見えないトランプバブル
崩壊の分水嶺は「1万9720円」だ。
「株価の過熱感を測る指標であるPERが、17倍を超えると危険です。
PER13倍未満は“売られ過ぎ”で、17倍超えは“買われ過ぎ”といわれている。
ところが、13日終値の1万9250円は、すでにPER16.6倍と17倍に近づいている。17倍に当たる1万9720円を超えると“危険水域”です。
昨年も、6月24日に17倍を超える2万868円をつけた後、3カ月で3000円も下落している。同じ道をたどる恐れもあり得ます」
個人投資家は、売り時と買い時を慎重に見極めた方がいい。
http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/745.html
2016年 12月 22日 4度目のバフェット指数1倍超え
株価は楽観的な見通しを織り込んだことで、すでにバブルの領域との見方も出ている。
著名投資家のウォーレン・バフェット氏は
その国の株式市場の時価総額が名目GDPを超えると危険サイン
ととらえ、持ち高調整を検討することで知られている。
名目GDPに対する株式市場の時価総額の倍率をバフェット指数と呼ぶが、
日本の2015年度名目GDP532兆円に対し、22日時点で東証上場の株式時価総額は580兆円強。バフェット指数は約1.1倍になっている。
日本で同指数が1倍を超えたのは、1980年代後半のバブル期、2007年リーマンショック前の米住宅バブル、2015年8月前後のアベノミクス期待のピークに続き、トランプラリーの今回は4度目になる。
http://jp.reuters.com/article/vix-stock-idJPKBN14B0IY?sp=true
日本株は7年から10年程度の周期で大きな変動を繰り返しています。
これは企業の設備投資を原因とする10年程度の景気循環(ジュグラー循環)とほぼ一致しているようです。
図1は著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が用いているとされる手法を日本株に当てはめたものです。
図表1:7-10年おきのクラッシュ並みならぜんぜん足りない!
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
これを見ると、1980年代末の日本のバブル景気の異常なほどの過熱と、その後のITバブル、サブプライムバブルと概ね7年から10年で東証一部時価総額が日本のGDPに近づくと危険信号、上回ると過熱となっていたことが分かります。
今回も2015年には GDPを15%上回り、実はサブプライムバブル時よりも相場は過熱していました。また、前回の天井となった2006年末(年ベース)から10年経過したので、景気循環的にも何らかのきっかけでいつ暴落が始まってもおかしくない状況でした。
これまでの過熱相場後の暴落では、東証時価総額がGDPを40%も下回るほどまで株価が下落してようやく底値を付けていました。
この観点では 6月24日の英EU離脱に伴う日本株の下げでも、まだGDPを 7%下回ったに過ぎません。
GDPを40%下回る水準なら(図中右端の赤斜線の矢印)、TOPIXであと 35%下落し、日経平均なら 1万円割れとなります。
つまり、今回の英EU離脱に伴う日本株の下落は、7年から10年周期の大相場の下落水準としては「こんなもんじゃない」といえるような水準だったことになります。
また、2000年以降は世界経済のグローバル化と金融市場の一体化の影響により、世界各国の株価の長期的な周期が一致し、特に暴落時には日本経済がそれほど調子が悪くなくても、あるいは日本株が過熱気味でなかったとしても、米国株が暴落すると、そこで大相場が終わってしまうようです。この最たる例がITバブル崩壊時でした。
図2はバフェット指標で米国株を見たものです。
図表2:米国株も7-10年おきのクラッシュなら4割安も?
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-2.png
ITバブルは米国の株式を中心としたバブルだったので、一時 GDPを43%(1999年)も上回る状況となりました。
サブプライムバブルは不動産や不動産証券化商品中心のバブルだったので、対GDP比では株式の過熱は3%(2006年)どまりでした。
現時点では、2016年年初の下落を跳ね返し、6月24日の英EU離脱後でも、未だにGDPを14%も上回っている状態でした。
米国株の場合、暴落時にはGDPを24%(2002年)から38%(2008年)下回っているので、今回もGDP比30%程度の下方乖離はありえそうです(図中右端の赤斜線矢印)。
その場合、最大でこれから40%も下落余地がある(NYダウに換算すると10,400ドルまで下落する?)ことになります。
今回の英国のEU離脱に伴うショックでは、近年の暴落で何度も確認されてきたとおり、株式の国際分散投資は無力でした。暴落時に相関が急上昇するのでどこにも逃げ場ないのです。
https://www.ewarrant.co.jp/posts/kiwameru/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B4%9A%E3%81%AE%E5%86%86%E9%AB%98%E6%A0%AA%E5%AE%89%E3%82%92%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E6%8C%87%E6%A8%99%E3%81%A7%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B
FRBウオッチ 「景気の断崖」で利上げ、未曾有のバブル崩壊へ
山広 恒夫 2016年12月26日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-25/OILWPA6K50XY01
米連邦公開市場委員会(FOMC)は1年前に利上げを始め、今年は4回の追加利上げを予測していたが、結局1回実施しただけで今年は終わろうとしている。これは実体経済の成長力衰退をある程度反映しているものの、その実体経済から程遠い株式市場の高騰は、利上げの出遅れで異常なバブルが膨張していることを示唆している。
FOMCは来年について追加利上げ3回と予測しているが、景気拡大局面はさらに進行しており、いずれ景気の山から後退期へとつながっていく。FOMCは12月会合の声明で、「金融政策はなお緩和的であり、労働市場がさらに一定程度の強さを増す(some further strengthening)ように支援していく」と指摘。完全雇用が近づいたとの認識を示した。
ここで注意すべきことは、完全雇用の達成は過去の景気拡大局面で景気の山とほぼ一致してきたことだ。この完全雇用を占う統計としては、フルタイム就業者数が優れている。1991年から10年間続いた史上最長の景気拡大期は、2001年3月に景気の山を形成し、フルタイム就業者数のピークとぴたりと一致した。FOMCはその2カ月前の同年1月3日に緊急会合を招集し、0.5ポイントの利下げを決定していた。
2007年12月に始まったグレートリセッションの時には、フルタイム就業者数はその1カ月前の同年11月にピークアウトしていた。この時もその2カ月前の同年9月にFOMCは大幅利下げに踏み切っている。FOMCは過去2度の景気後退局面で、その2カ月前に異常を探知し、利下げに転換していたことになる。
もっとも金融当局者は異常を探知しても、利下げで景気後退は避けられるとあくまで強気の姿勢を貫いていた。楽観過ぎたことが判明するまでにそれほど時間はかからなかった。翌2008年1月21日にFOMCは緊急会合を開き、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を一気に0.75ポイント引き下げ、さらにその1週間後の定例会合で0.5ポイントの追加利下げを決めたのである。2007年12月に景気の山を形成した米国経済は、グレートリセッションに突入していた。
今回の景気拡大局面でのフルタイム就業者数は、今年8月に記録した1億2430万人でこれまでのピークを付けている。ピークは後になって振り返らなければ確認できないが、FOMCは完全雇用が近いとみており、かなり微妙な時期に差し掛かってきたことだけは間違いあるまい。
このようにフルタイム就業者数は優れた景気一致指標だが、景気に先行するデータと合わせてチェックすることが肝要だ。それにはさらに細目を見ると新たな視点が得られる。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長がヒントを示してくれた。
同議長は19日にボルティモア大学の卒業式で演説し、「大学での学位取得、さらに修士・博士号の取得は経済的な成功の鍵となる」と述べ、卒業生らを激励していた。
確かに議長が指摘するように、大学以上の教育を受けた労働者の失業率は直近11月に2.3%にまで低下している。一方、高校を卒業していない高卒未満の失業率は11月に7.9%に上昇した。しかも同項目は今年7月の6.3%から、既に1.6ポイントも水準を上げている。
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前回の景気拡大局面では、高卒未満の労働者の失業率がボトムを付けた2006年10月から1年2カ月後に、米経済はグレートリセッションに突入した。今回の景気拡大局面で今年7月がボトムとなれば、来年後半にも景気後退入りというシナリオが描ける。
さらに今回の景気拡大局面は低成長が続き、金利も異例の低水準に抑え込まれてきたことから資産バブルも異例の様相を呈している。今世紀の景気後退はいずれもバブル崩壊が複雑に絡んで傷口を広げており、煮詰まりつつある現在の景気・バブル循環の終着点に未曾有(みぞう)の混乱が生じることを想定しておくべきだろう。
この状況でFOMCの当局者は来年、再来年とも毎年3回の利上げを想定。その先に長期中立金利水準しか見ていないのは楽観に過ぎるのではないか。FOMCは利上げの初動が遅れたばかりか、その後の追加利上げがのろいため、経済に異常な不均衡をもたらしている可能性が高い。
その延長線上でいずれ決定する利下げも当然のことながら出遅れるため、景気の断崖からの落下はもはや避けることはできないだろう。しかもこの米経済の断崖は資産バブルによって未曾有のレベルまで引き上げられているため、そこからの落下は想像を絶するものになりそうだ。
1891年頃
・フランスの技術者エルネスト・ジュール・ピエール・メルカディエが電話受信機用として、歴史上初めてのイヤホンを開発、その特許を米国で取得。
・この頃、イギリスで教会や劇場での音声を電話線を通して、家庭で聞くというエレクトロフォンという富裕層向けの有線放送が誕生。聴取に用いられたレシーバーは家に居ながら音楽を楽しめる機器であり、ヘッドホンの祖形。
1910年
・米国の電気技師のナサニエル・ボールドウィンが自宅の台所で左右二台のレシーバーをヘッドバンドに取り付けた機器を考案。ヘッドホンの誕生。その優れた音質を米海軍が評価し、購入に至る。これ以降、しばらく高性能ヘッドホンは全て軍用。
1937年
・ドイツのオイゲン・ベイヤーが世界初のダイナミック型ヘッドホンDT48を開発。彼は後にbeyerdynamicを設立。
1946年
・中野にフジヤカメラ店開店。のちのフジヤエービックであり、日本におけるヘッドホンブームの盛り上げに大きな影響を及ぼす。
1949年
・独のAKGが同社の最初のヘッドホンK120 DYNを発売。
1957年
・米RCAの技術者であるウィラード・ミーカーがノイズキャンセリング機能のあるヘッドホン用のイヤーマフを開発。
1958年
・アメリカのヘッドホンメーカー、KOSSを創設したミュージシャンのジョン・コスが、一般向けにステレオヘッドホンを開発。軍用レベルのヘッドホンで音楽を聞いたことが契機。
1959年
・日本のスタックスが世界初のエレクトロスタティック型ヘッドホンを発表。
1967年
・独のゼンハイザーが世界初のオープンエアー型ヘッドホンHD141を発売。
1968年
・Kossが米国初のエレクトロスタティック型ヘッドホンを発表。
1972年
・米コネチカット州にマークレビンソン・オーディオ・システムズ設立。スピーカーによるハイエンドオーディオが本格的に始まる。
1979年
・ソニーが携帯オーディオプレーヤー、ウォークマンの初代モデルTPS-L2を発表。ヘッドホンが世界中のあらゆる場所で日常的に使われるようになる。
1982年
・CD登場。アナログレコードを急速に駆逐し始める。
1989年
・ソニーが高級ヘッドホンMDR-R10と超定番モニターヘッドホンMDR-CD900STを発売。
・AKGが真のオープンエアー型ヘッドホンK1000が発売。
1990年
・ニューヨークのブルックリンで発祥したGRADOが同社初のヘッドホンHP1を発売。
1991年
・ゼンハイザーは当時、世界で最も高価なヘッドホンシステムとしてOrpheus(HE 90/HEV 90)ヘッドホンシステムを発売。後のハイエンドヘッドホンの源流。
・Ultrasoneがドイツ・ミュンヘンに設立される。開放型ヘッドホンHFI-1000を発売。
1993年
・STAX SR-Ω 発売。日本におけるハイエンドヘッドホンの前哨。
1994年
・GRADOのベストセラーSR60発売。
1995年
・ゼンハイザーより名機HD600発表。
・ソニーより世界初の市販のノイズキャンセリングヘッドホンMDR-NC10が発売されるも、あまり普及はせず。
1999年
・SACD、DVDaudioが登場する。いわゆる「ハイレゾ」音楽データの原型となる。残念ながらオーディオマニア以外への浸透はせず。
2001年
・10月、最初のiPodがマッキントッシュ専用のデジタルオーディオプレーヤーとして発表される。iTunesとの同期機能を持ち、自宅での環境をそのまま外へ持ち出せることが特徴。音楽を聞くためのDAPそしてイヤホンが全世界に急速に普及。
・ノイズキャンセリングヘッドホンBose Quiet Comfortが日本で発売され、この種のヘッドホンが本格的に普及。
・日本の電気用品安全法が改正され、外国製のヘッドホンアンプなどでPSEマークを取得していないものは、原則的に日本国内での売買ができなくなる。以後、日本で公的に外国製のオーディオ機器、特に電源ケーブルなどを輸入し売買することが困難に。
・世界最大のヘッドフォンオーディオフォーラムHead-FiがJude Mansillaにより設立。このような建設的なヘッドホンオーディオ論議が出来る場が日本には未だ存在せず。
2003年
・ゼンハイザーより名機HD650発表。目に見えないマイナーチェンジを繰り返しつつ現在も発売中。
・圧縮音源配信iTunes Storeが開始。
・EUにRoHS指令が発令。これによりEUで電気機器のパーツに含まれる有害物質の使用が制限。高音質だが、また代替についてはメーカーに委ねられたため、多くのオーディオ機器に音質的あるいは価格的な影響。これによりオーディオ機器全体に若干の音調の変化。
2004年
・オーディオテクニカの名機ATH-AD200発売。この頃のテクニカは覇気があった。
2005年
・この頃よりiPodに付属するイヤホンの音質に飽き足らない人々がより高級なカナル型イヤホンを買い求める。
・水樹奈々のEternal Blazeが大ヒット。この頃、日本においてアニソンが独立した歌謡ジャンルとして定着。アニソンをメインソースとして、これを高音質で聞こうとするオーディオマニアが“日本だけ”に現れる。
2006年
・米RSAが高級ポタアンの定番SR71を発売。この頃、国内外から多数のポタアンが発売。
・日本の新興オーディオメーカーizoが高性能ヘッドホンアンプiHA-1のファーストモデルを発表。別電源などを持つ高度なコンストラクション。パソコンで音楽鑑賞するための環境の向上を掲げる。このコンセプト自体は2016年末の今も生き続けている。
・この頃、ブログMusic to Goにより日本にヘッドホンのリケーブル、バランス駆動が紹介される。日本でヘッドホン・イヤホンで高音質を追求する動きが本格的に始まり、ハイエンドヘッドホンへの関心が高まる。
・11月11日にフジヤ主宰の最初のヘッドホン祭り「ハイエンドヘッドフォンショウ」が定員制で開催。出展されたシステムはたった5組であったが、2016年現在から見ても、かなりハイエンド寄りの高度な内容。
・Ultrasone Edition 9が発売される。当時としては突出した高性能・高価格ヘッドホン。
2007年
・夏、萌えるヘッドホン読本が同人誌として発売。日本のヘッドホンムーヴメントがいわゆるオタクカルチャーとリンクしていることを印象付ける。
・12月、ヘッドホンブック2008発売。おそらく世界で初めての本格的なヘッドホン専門ムック。
・英LINNよりKLIMAX DS発表。ネットワークオーディオの始まり。音質はもちろん音源管理を容易にする側面からも、ヘッドフォニアでこのレベルの機材を上流とする者が現れ始める。
2008年
・ソニーが世界初となるデジタル・ノイズ・キャンセリング機能がついたヘッドホンMDR-NC500Dを発売。
・米モンスターケーブルとBeatsエレクトロニクスが共同開発したBeats のファーストモデルBeats Studioが発売される。
・韓国StyleaudioよりUSB接続DAC内蔵ヘッドホンアンプCaratシリーズ発売開始。
・米HeadroomのBalanced Ultra Desktop Amp(BUDA)が、意識の高いヘッドフォニアにより日本に輸入されはじめる。日本での本格的なヘッドホンのバランス駆動の始まり。
2009年
・ゼンハイザーがハイエンドヘッドホンHD800を発売。
・アニメけいおん!ブームに連動し、AKG K701の売れ行き好調。アニメとヘッドホン・イヤホンの関係の強さを物語る事件。
・beyerdynamic T1が発売。
・日本のオーディオメーカーLUXMAN初の高級ヘッドホンアンプP-1uを発売。
・この頃より、日本の業務機器メーカーOJI specialが、一般ユーザーから受注したカスタムメイドのヘッドホンアンプを生産。以後、ユーザーの要求に応えた多くのヘッドホン関連機器の特注品を製作し続けている。
・秋のヘッドホン祭りにおいてHelter Skelterより高性能な自作ヘッドホンアンプの展示。優れたヘッドホンアンプを自作する個人の登場。
2010年
・Fit ear、UEなどのカスタムIEMがイヤホンマニアに注目され始める。
・ハイエンドスピーカーメーカーB&Wが同社初のヘッドホンP5を発売。
・武蔵野音研の設立。2chから派生し、ポータブルアンプ、ケーブルをカスタムメイドする業者の登場。そして、これを利用するディープなマニアの出現。
2011年
・STAX SR009が発売される。また同年末にSTAXは中国企業に買収。
・手堅くまとめられたバランス駆動可能なヘッドホンアンプIntercity MBA1 platinumが発売されるも、メーカーの消滅に伴い幻のアンプとなる。ここまでの日本のヘッドホンアンプ技術の集大成。
・この頃よりポータブルのDAC・アンプを何台か重ねて携行するイヤホンマニアが増加し、衆目を集める。
・日本の医療機器メーカーNew OPTがKH-07Nヘッドホンアンプを発売。さらなる異業種からの参入に注目。
2012年
・5月にG Ride AudioはハイエンドヘッドホンアンプGEM-1を突如として発表。本格的なハイエンドオーディオの手法と強烈な個性をヘッドホンオーディオに初めて持ち込む。
・日本のベンチャー企業Agaraが日本で初めて100万円オーバーのヘッドホンアンプAGH-1000を発表。しかし、この意欲的なメーカーはその後、消息不明となり、このアンプも幻のアンプとなる。
・ハイレゾ音源の配信開始。SACDの失敗は明白となる。
・密閉型の名機Fostex TH900発売。4年後のMDR-Z1Rの発売まで密閉型ヘッドホンの王として君臨。
・プロ用スタジオ機器メーカー、マス工房がヘッドフォンアンプmodel 370を発表。コンシュマーヘッドホンオーディオにプロ機器の色付けのない音調を持ち込む。
・日本のプロミュージックレーベルとして2006年に設立されたWAGNUSは、この年、フジヤエービックと正式提携、ポータブルオーディオプロダクトを手掛ける。特にマニアックなイヤホン用リケーブルで多くの実績を作る。
・USBでDSDデータを転送できるDop(DSD audio Over PCM frames)がアンドレアス コッチらにより開発される。DSD配信の可能性を拡大。
・日本のベンチャー企業Kuradaがフルウッドハウジングのヘッドホンを開発。Tayler madeと称するヘッドホンを製作。
・米ケーブル専業メーカーJPSより弩級平面駆動ヘッドホンAbyss発表。
2013年
・日本の業務用機器メーカー、グラストーンより、全面金メッキを施した銅シャーシを纏う創業15周年記念製品A15-HPA30Wヘッドホンアンプが15台限定で生産される。これも幻のアンプ。
・ステレオサウンド姉妹誌DigiFiにUSB-DACつきヘッドホンアンプの付録がつく。この頃より、オーディオ誌に付録を付けることが流行。この頃から日本の出版業界の斜陽化は明らかになり、同時に既存のオーディオ雑誌の内容の陳腐化が囁かれる。
・この頃よりオーディオ用に開発されたUSBケーブル、LANケーブルが次々に発売。
2014年
・10月に高級ヘッドホンアンプRe Leaf E1発表。意気込みが空回りしていない初めての100万円オーバーのヘッドホンアンプ。すこぶる高価であり、無名のメーカーの製品でありながら、幻のアンプとはならずに現在も購入可能。
・11月にGOLDMUND Telos headphone Amplifier発表。発売とともに中国で好調な売れ行き。スーパーハイエンドオーディオメーカーが初めてヘッドホンオーディオに参入したインパクト大。
・BeatsエレクトロニクスがAppleに買収される。
・AKG K812が発売される。遅すぎたフラッグシップ。
・Just earによる世界初のテーラーメイドイヤホンの受注開始。
・フジヤ主宰の冬のポタ研開催、異例の大雪にもかかわらず、中野に多くの若いマニアが来場。
・その冬のポタ研にてCHORD Hugoのお披露目。ハイエンドオーディオメーカーがポータブルオーディオを強く意識し、持てる技術を注ぎ込んだ世界初の例。
・Dela N1Z発売。ネットワークオーディオで使われるNASにハイエンドオーディオの手法を適用した音質対策品の登場。
2015年
・1月にJH AUDIO Layla日本先行販売。このロットは13分で完売。
・5月にポータブルオーディオブランドAstell&Kernより、超高級DAPであるAK380が発表される。従来のDAPとは一線を画する高音質に驚き。
・Hifiman HE1000, Audeze LCD-4が発売される。HD800を超えるスーパーハイエンドヘッドホンが市場に本格的に登場。
・GOLDMUND Telos headphone Amplifierの改良型GOLDMUND THA2が発表される。これほど高価なヘッドホンアンプに2nd versionが出るのは異例。
・Fostexより真空管式の弩級ヘッドホンアンプHP-V8が発表される。
・かねてよりアナウンスされていたが、発売が伸びていたオーディオクエストのヘッドホンNight Hawkが日本で発売される。二つ目のケーブル専業メーカーによるヘッドホンへの参入は驚き。
・CHORD Mojo発表。ポータブル市場、騒然となる。
・定額制音楽ストリーミングサービスApple music, TIDAL開始。TIDALはCDクォリティで4千万曲を配信するも、日本には未だ上陸できず。
・またこの頃からオークションでヴィンテージのヘッドホン機器が高価で取引されるようになる。Sennheiser OrpherusやSTAX SR-Ω、SONY MDR-R10などがプレミア価格で落札される。
・ゼンハイザーが真空管搭載コンデンサ型・超高級ヘッドホンシステムHE-1を発表。音質が評価される反面、無駄なギミックと法外な価格が既存のヘッドフォニアからの批判の的となる。2016年現在も詳細な仕様は公表されず。
・この頃よりヘッドホン・イヤホンの高価格化・高音質化あるいはピュアオーディオ化が加速。
・USB DACへの異論としてLAN DACとも呼ぶべきMerging NADAC発表される。音質はさておきROONとの類似性・関連性という視点からも注目。
2016年
・HE-1に対抗するようにHifimanもShagri-laシステムをほぼ同価格で発表。
・9月にアップルがヘッドホンジャックを排除したスマートフォンiPhone7を発表。
・TIDALと連携でき、多様な情報をユーザーに提供する、英の総合音楽鑑賞ソフトROONが日本に紹介される。やや高額であることなどから、日本での浸透は限定的。
・群馬のベンチャー企業Brise audioがスーパーハイエンドオーディオケーブルをヘッドホンリケーブルに持ち込む。リケーブルの世界を拡大。
・フランスのスピーカーメーカーFocalがハイエンドヘッドホンUtopia、ELEARを発売。
・米MSB Thechnologyが超弩級機Select DACに接続することを前提とし、かつSTAX の静電型ヘッドホン専用となるヘッドホンアンプを発表。総計で1500万円を越える現世界で最も高価なヘッドホンシステムとなる。HE-1、Shagri-laなどと並び富裕層をターゲットにしたヘッドホンシステムの流れが出来始める。
・Re LeafはE1の上位モデル、世界展開モデルとして曲面を多用したステンレス筐体を纏うE1Rを発表。
・ソニーがSignatureシリーズと銘打ってハイクラスなDAP・ヘッドホン(MDR-Z1R)、ヘッドホンアンプの三つ組みを発表する。ヘッドホン文化のリーディングカンパニーとしての矜持を示す。
・この頃ケーブルメーカー各社がヘッドホン用のリケーブルの開発を画策しはじめる。
・AKGが、所属するHarmanグループごとSamsungに買収される。
・ハイエンドオーディオメーカーPASSが初めてのヘッドホンアンプHPA-1を発売。
こうして年表を見てゆくと分かってくることがある。
まず、日本でハイエンドヘッドホン・イヤホンのムーヴメントが本格的に始動したのは2006年11月11日にフジヤ主宰の最初のヘッドホン祭り「ハイエンドヘッドフォンショウ」が開催された時ではないかということ。
スピーカーによるハイエンドオーディオの始まりを1970年代とすると40年ほど遅れていることになる。
このイベント以前にも散発的な動きはなくはないが、一つの連続的な動きとなっていったのは2006年以降と考えるべきだ。つまり今年、2016年は十年目の節目に当たっていた。
さらに、2006年をハイエンドヘッドホンオーディオ元年とすると、この動きが十年もの間続いていることから、これは単なる一時的なブームではないと考えられる。それどころか、より進んで2015年、2016年におけるハイエンド機の台頭を見ると、これはバブルではないかとさえ思う。
次に私個人に関して、この年表内で重要な事柄を述べると、まず2006年頃にMUSIC TO GOの記事を読んでヘッドホンオーディオに興味をもったことだろうか。
そのころは Wilson audio や Wadia、FM acoustics、Boulder 等を駆使するスピーカーオーディオマニアであった。
あのブログの記事を読んでから色々なHPAやヘッドホンを使ってみたが、今思い出してみても音質はいま一つであった。
初めてそれなりに納得できる音が出たのは随分後の2011年あたり。HD800 と MBA1 platinum の組み合わせであったが、思い返せば、それもまあそれなりにというくらいだった。
個人的にこの年表に載せた事績の中で最も衝撃を受けたのは2012年の G ride audio GEM-1 の登場。
これほど強烈な個性をハイエンドオーディオの手法に載せて出してきたプロダクトは現在に至ってもほぼ記憶にない。
別電源に二本の電源ケーブル、リケーブルした HD600 Golden era という組み合わせのインパクトはこの先も忘れない。そしてあれは恐るべきサウンドを奏でるヘッドホンシステムでもあった。ここになにかが突如現れたのを感じたが、その全体像は私には見えていなかった。
そして、それがはっきり見えたのが GOLDMUND Telos headphone amplifier と比較しながら、Re Leaf E1 のプロダクトモデルを聞いた2014年秋頃。
このモデルは日本のハイエンドヘッドホンアンプの原器でありシンボルである。
STAX SR009 が近い位置にいながら、それを十分に生かす高級なアンプが選べないことなどがあり、行けなかった場所にたどり着いたものとも解釈できる。
E1 は私の中にありながら、私本人にも知られなかったヘッドホンアンプのイデアを具現化した。そしてハイエンドヘッドホンオーディオとはこういうものなのだと、ビジュアルとサウンドの両方で明確に示した初めてのギアだった。あれから随分経ったように思っていたが、まだ二年ほどしか経過していないのだね。
また私は今、この Re leaf E1 のベストパートナーの一つとして同じ日本製の SONY MDR-Z1R を愛する。ごく最近あった、このヘッドホンとの出会いもまた大きい。
その前に出会い、真にエバーグリーンな価値を持つと思われた HD650dmaa に匹敵するほど飽きのこないサウンドを奏でながら、既存の枠を破る先進性を備え、しかも密閉型であるというヘッドホン。元来、ヘッドホンとはその本来の用途から考えて密閉型になって初めて完結するという密かな持論を持つ私にとって、この完成された音響美、機能美は衝撃であった。
ところで、この十年はヘッドホン・イヤホンの高級化・ピュアオーディオ化、PCオーディオ・ネットワークオーディオの普及、アニソンブーム、SACDの衰退とハイレゾの登場、スピーカーを使うハイエンドオーディオの高価格化・ユーザーの高齢化とハイエンドオーディオ不況、オーディオに関するSNSの発達という互いに独立した光と影の要素が折り重なっていた時代である。
そして、これらの要素が渾然一体となり、ヘッドホン・イヤホンをコアとする、独立したオーディオの流れが形成された時期であるとも言える。
この独立したオーディオの流れは基本的にはその前の時代には存在しなかったものであり、2016年から先の「次の10年」へと、なだれこんでゆくものだと考えられる。
次の10年に連なる、最近の注目すべき動きとして2016年、ヘッドホン・ポータブルオーディオのリーディングカンパニーであったソニーが本格的にハイエンドヘッドホン市場に再参入したことがある。
これを見ると、従来のハイエンドオーディオアンプ・スピーカーの売れ行きが頭打ちになる中、ハイエンドオーディオメーカーのヘッドホン分野への新規参入の加速が考えられる。また、ヘッドホン自体とそれ関連する様々なアクセサリー・ケーブルについても、異なる業種からの参入あるいはコラボレーションが期待される。
例えば、Beatsのグランメゾン Fendiとのコラボや Focal Utopia のジュエラー Tounaire とのコラボ(10万ユーロの史上最も高価なヘッドホンが現れた)など、服飾メーカーや宝飾メーカーとコラボしたバージョンが存在するのは周知のとおりであるが、このような従来のオーディオにはほとんど関連のなかった業界とのコラボや新規参入が実現するかもしれない。特にヘッドホン・イヤホンの持つ「身に着ける」という要素は、音質とは全く別なハイエンド、つまりハイエンドファッションとの兼ね合いで注目される可能性もある。
ファッションとの関係について言及するまでもなく、ヘッドホンの流行は多分に音楽や出版、アニメなどのカルチャーの動きや現代の都市のライフスタイルと関連があることも年表からわかる。
例えばアニソンはスピーカーにて大音量でおおっぴらに聞くような音楽ではなくイヤホンで一人で聞くものだと考えている日本人は少なくない。他人を常に憚って生きる都会の日本人の考えそうなことである。
そもそもクレーム社会である現代の日本の都市において、スピーカーで、しかも大音量で音楽を愉しむことは現実的ではない場合が多い。また極めて日本の都会人は多忙であることから、退職した老人でもないかぎり、深夜の自室や電車の中や立ち寄ったカフェでしか音楽を聞く時間がない。だから、携帯可能だったり、どんな時間でも小さなスペースで楽しめるヘッドホン・イヤホンが人気なのだろう。
世界的に見ても時間と空間の有効利用が人間生活のテーマとなっており、これはハイエンドオーディオを代表するような大型のスピーカーシステムとは相いれない風潮である。
そういう効率性、合理性を重んじながら、一方で癒しを求めるという観点から見ても高音質なヘッドホン・イヤホンに世界的な人気があるのは当然なのである。
無論、スピーカーを使うハイエンドオーディオがなくなることは考えられないし、ハイエンドヘッドホン・イヤホンの流れもこの先、ライフスタイルの変化、技術あるいはコストの壁に突き当たり、スタックしてしまう可能性は否定しきれない。現にハイエンドヘッドホン・イヤホンの高価格化はこのジャンルがスピーカーと同じ末路を辿る可能性を示唆している。
新しいオーディオの流れがなんであれ、既存のハイエンドオーディオは、その本質が価格・大きさ・重さは度外視で際限なく音質を追求するという態度であるがゆえに、一般大衆を置き去りにしただけでなく、結局は金持ちのオーディオマニアですら辟易するような規模と金額のものになってしまった部分がある。
ハイエンドオーディオのモンスターマシーンたちを飼い馴らすために、音響的に完備された大きな部屋と専用の電源設備を用意することまで考えると、このようなハイエンドオーディオが強いる様々な負担の重みは、その対象である音楽が生活の中で持つ軽さと釣り合わなくなってきている。
実は、この問題を我々オーディオマニアは常に相対化して誤魔化してきた経緯がある。いつものように結論を先送りするか、あるいは音楽の芸術的価値を美化することで、その対価が無限大であるかのように主張してきた。
もっと具体的に言えばオーディオシステムにいくらカネをかけても、音楽そのものが持つ深い精神性となら、十分に釣合いが取れるかのように言い立ててきたのである。だが、時代は移り、価値観は変わりつつある。そろそろ年貢の納め時ではないのか。
この十年は従来のハイエンドオーディオの衰退とそれに代わる、新たな形のハイエンドオーディオの始まりの時代であったと位置づけるべきなのかもしれない。
もうすぐ、日本のハイエンドオーディオの新しい10年が始まる。
by pansakuu | 2016-12-08 23:06 | その他
http://pansaku.exblog.jp/25028844/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/205.html#c20
ここは異郷か これは現実か
ただの余興か
真昼の光の中へと出てゆこう
Grapevine Silveradoより
MEZ: 今回は、お店に無理を言ってGoldmundのTelos Headphone amplifierとRe Leaf E1を二台並べて、ノーマルのHD800で一対一で聞き比べるという贅沢な試聴だったんですけど、どうでしたか?
GOZ: まさに甲乙つけがたい。どっちも良かった。まず音云々の前にE1はTelos HPAに比べて圧倒的に小さかったね。E1の大きさはTelos HPAの半分以下という感じ。実物を並べてみると驚きだったよ。Re Leaf E1の凝縮度はかなりのもの。持ち歩いて聞くなんてのは無理だけど、それにしても、どうやってこんなに小さくしたのかね。これだけ音がいいDAC+HPAとなるとどうしても大きくなるじゃない。OJIのBDI-DC24Aやマス工房のModel394なんかのトップクラスのヘッドホンアンプにかなり高級なDACを合わせた音、またはそれ以上の音があの小ささで手に入っちゃうのは凄いよね。BDI-DC24AもModel394もDACなしで、あの小ささなんだからねえ。
MEZ: 私は箱の大きさはもちろんですけど、音の違いもかなりあるなと感じました。ムンドのヘッドホンアンプは全ての音の要素で最高点をマークすることを目指しているのに、そういうエッジなアンプにありがちな音全体のバランスの破綻がないです。GEM-1みたいな、インパクトの強い部分があるけど、どこか微妙にバランスが崩れてるようなモノとは違います。逆にE1は聞いていて突出した特徴がないと思えるくらい普通の音ですけど、個々の音の要素を意識して聞くと、非常に優秀で驚くし、ヘッドホンドライブの仕方が的確で過不足ない音です。
GOZ: Telos HPAはそれを上回るドライブ力、破格の空間性で押しまくるよ。各楽器とかパートの分離感が半端ない。全域での解像度の高さもありえないほど。あれほどの音はこれから先も他では聞けそうもない。
ヘッドホンアンプの部分だけでもOJI、マス工房はもちろん、NewOpt,、EAR、Luxman 、Audio design、Aurora sound、N modeなんかと比べて基本性能自体、違うはずだよ。ドライブ力の差をかなり感じたから。過去、駆動力や力感という点ではナンバーワンだったG rideのGEM-1を超えてる。以前、かなりお高いAgaraのヘッドホンアンプなんかも聞いたことあるけど、アレも勿論超えてます。Telosはヘッドホン出力ギリギリまでデジタル信号で持って行って、変換してるのかな。なにか他社のやってないことをいくつもやってるはずだよ。
MEZ: 圧倒的ですね。でもやり過ぎかなと。本来の音楽を作ったスタッフが想定する再生音の範囲を超えちゃってます。対するRe Leaf E1は安心して聞いてられますよ。真っ当な音に身を委ねていればいいような感じ。あの大きさにしては、かなりの高価ですけどね。もともと国産で、価格に代理店のマージンは入ってなさそうだし、円安やらスイスフランの変動やらもあるし、比較の仕方によってはTelos HPAは割高と思う人もいるはず。
GOZ: 据え置きの複合機は最近面白いものがいろいろ出てきたからね。聞いたものの中では、普及クラスのものだと、Oppo HA-1とパイオニアのU-05がいいね。HA-1は熱いけど。外見だけだとMcIntosh MHA100はカッコいいよね。音はどこにでもありそうな感じだったが。聞いてないけどChord Hugo TTはかなり期待できそうだよね。アレが来たらほとんどの複合機は駆逐されてしまうかも。
Hugo TTに対抗できそうなのは近頃出たものでExogalのComet Computer DACとか、MYTEKのManhattanあたりかな。exaSoundのe22もだね。極端に高いがヘッドホンアウトも優秀っていうNAGRA HD DAC+MPSとかQualia&CoのIndigo DACと近いレベルに行くような気がする。ただNAGRAとかQualiaはスピーカーオーディオでの使用が本来だからね、全体の価値としては比較できない。
MEZ: そうやってHugo TTなんかをはじめとする、高級な据え置き複合機が出て来ても、E1とTelosの優位は変わらないんじゃないですか。Hugo TTはHugoの強化版という位置づけで、イギリスでは3000ポンドくらいってことは日本では60万円くらいになるはずです。Hugoの今の音とその価格とを考え合わせると、E1やTelosを超えるってことはなさそう。さしあたりはRe leafかムンドか、どっちにするか迷えばいい。
GOZ: どっちを買っても最高峰を手に入れた満足はあるはずだよ。異次元のゴージャスさでキメたいならば Telos だろうけど、どこまでも正確で真っ当な音を極めたいのであればE1だね。俺はどっちかっていうと Telos。オーディオにはやはり元の音よりさらに良くなったような気がするくらい魅惑的な部分が欲しいから。そういうプラス アルファがE1にない。
MEZ: 私は買えるなら迷わずE1。Telos HPA の音は凄すぎてついていけない感じがあります。価格や占有スペースでも明らかにE1に分があります。いわゆるバランス接続もできますし。バランスだと微妙に力強さが増す方向で。
GOZ: なんかオーディオのニュース見てると、欧米のハイエンドメーカー各社がヘッドホン関係のアイテムに手を出し始めてるでしょ PASS も Ayre もユニゾンリサーチもヘッドホンアンプを試作してるようだし。さっきも出たけどCHORDは据え置き型のHugo TTを出す。それにConstellation audioは次に出すプリメインにヘッドホン出力をつけようとしてる。まだまだ追随する動きはありそうだけど、かといってE1やTELOSのクラスまでのものを作ろうっていう気運はまだ今のところない。
こんなに高価なHPAは売れないだろうと考えてるのか、所詮ヘッドホンだから、この程度でいいと思ってんのか、ただの様子見か。どちらにしろ、普通に考えたら、この先、数年はこの二つがトップということだろう。仮にもし他に凄いヤツが他に出て来ても、これらどちらかを手元におけば慌てないで済むだろ。
MEZ: 今日、聞いた限りだと、据え置きヘッドホンアンプとか複合機の高級化は価格とか性能の伸びはこの辺で一休みって感じですか。
GOZ: そうあって欲しい気もする。これ以上は迷いたくないからな。
MEZ: ところで、さっきも現物ありましたけど、LotooのPAW GoldとかAK240とか出てますね。DAPのハイエンド化が、かなり目立つようになってきてませんか?ソニーもZX2出してきた。ポータブルでもリケーブルとかバランス接続とか話題に上りますよね?
GOZ: あくまでマニアの間ではでしょ。でも確かにカスタムIEMなどという、超マニアックなモノさえ徐々に市民権を得つつある。ポータブルの世界には、据え置きよりさらに激しく高級化の波が押し寄せてる。DAPなんか最終的に50万クラスまではいくんじゃない?
この前どこかに書いてあったけどZX1用のGlove audio S1が出るらしいけど、ああいう機種を限った寄生的なアイテムまで出て来るところに、ポータブルオーディオの過熱ぶりを感じる。いろいろ後付けするアイテムが出て来るけど、AK240とかPAW Goldとかはやっぱり直挿しを目指すんじゃないか。やるならリケーブルとかバランス接続で音質を上げるっていう発想になる。あのクラスだと内蔵のアンプも良くなきゃダメだという意識が買う側にあるから。
MEZ: 実際、PAW GoldとAK240をW60で一対一で聞き比べると、こちらもやっぱ音の傾向が違いますよね。AK240は柔らかさがあってスッキリ。PAW Goldは明確なモニター的な音で重心が低くて安定してる。操作性はAK240が上回りますが、GOZさんとしては音質とか筐体デザインとか含めると、こいつらも甲乙つけがたい?
GOZ: 俺は最終的にはPAW Goldが好きになったけど。AK240ってなんか音に浅いっていうか、浮わついた傾向ない?ゴールドのダイヤル以外は質実剛健なカタチと音ってことでPAW Goldがいいな。
MEZ: ああいうものは最終的には操作性で差がつくものだと思いますし、AK240の音はまとめ方が巧いですよ。それに音は少しも浮わっついてなんかいないと思います。それから、もうすぐ出るAK240のステンレスモデルAK240SSは音自体も違うっていう話で興味あります。私はAK240派ですね。なんかPAW Goldゴツ過ぎ。
GOZ: いやいや、そこがいいんじゃないの。プロっぽいデザインのDAPでしょ。ただ個人的には、どっちももう一皮剥けてくれないと、CHORD Hugoの音質にまでは届かないと思ってるけど。接続したヘッドホンやイヤホンに対するドライブ力がどっちもまだ足りない。
MEZ: それならポタアン使えばいいじゃないですか?
GOZ: それがさ、WAGNUSのアンプくらいしか、このクラスのDAPの直の出力を上回る音を出せるポタアンがないような気がすんの。ある?いいアンプ。
MEZ: うーむ、KH-01P以外は、これって感じのものがすぐに思い当たらないですね。
じゃ結局ポータブルの王様はHugo?
GOZ: そうとも言い切れないよね。音はいいけど電池はもたないし。もともと大きくて重くて、しかもトラポも要るからかさばって持ちにくい。設定にも問題あり。アレは使ってみると小さい据え置き複合機だったな。そいうわけで、まだ絶対王者がいないワケだから、このポータブルの分野っていうのは、もっと伸びると思うんだな、性能も価格の上限もね。
MEZ: 同感でございます。
GOZ: そうそう、今日、聞いて思ったんだけど、ヘッドホンアンプの能力は明らかに上がって来てるのに、肝心のヘッドホン本体の性能アップが止まってちゃってる気がしない?SennheiserもFostexもbeyerdynamicも新たなフラッグシップを出さないまま年月が過ぎてる。HD850とかTH1000とかT2とかそろそろ来てもいいじゃない。
MEZ: ダイナミック型に限れば、Gradoは地味にフラッグシップモデルの改良版を出してますし、Ultrasoneもぼちぼち出してます。それならと、Sennheiser、Fostexも、そしてbeyerdynamicも出してこないと盛り上がらない。Audio questのNight hawkはそれらのメーカーのフラッグシップと対抗できるかどうかはわからんですよ。だって、あれは9万円も行かないらしいじゃないですか。
GOZ: 高けりゃいいとは思わないけど。Night hawkはポタ研で聞いてみたら、フラットな音というか、ごく普通の音だったね、アレは。TH900とかHD800なんかと比べると、なにかコレっていう売りがない音だけど、全てがバランス良く、普通に音のいいヘッドホンって感じだった。8万だったら値段相応かな。かけ心地もいいしね。だがHD800あたりにはまだ敵わないとも思う。この分野にも新しい千両役者が出て来て欲しい。Focalがベリリウム振動板を使ったハイエンドヘッドホンを開発中とか、MURMASAに続くPandoraシリーズの旗艦のリリース予定とか、色々と噂はあったのに。それからオーディオテクニカは最近なにしてんのかな。なんかパッとしないじゃない。ハイエンドなヘッドホンという意味でさ。
まあ、静電型に関しては、Hi-Fi man HE 1000だな、期待のヘッドホンとなると。HD800を上回るという噂だが、STAX の SR009 をも上回るような音なのかな。
MEZ: HE 1000が SR009 を超えるのかどうかは聞いてみないとねえ。ペアを組むヘッドホンアンプEF1000の出来にもかかってる。
なにしろヘッドホンは全く新しい技術で音を出すタイプとなると、なかなか出てこないんですね。HE1000だって全く新しいタイプのヘッドホンじゃないです。ブレークスルーがない。例えばヘッドホンのほとんどはドライバーユニット一発でフルレンジスピーカーみたいな鳴らし方しかしてない。ユニットを増やして、ネットワークで管理するヘッドホンはまだ成功例を私は聞いてないんです。
そうそう、忘れてましたが、CES2015でEnigma acousticsってところからDharmaっていう画期的なヘッドホンが出てましたね。詳しい情報がないんですが、高域を静電型ドライバーに、中低域を和紙で作られたダイナミック型ドライバーに受け持たせるという、静電型とダイナミック型をハイブリッドしたヘッドホンだとか。$1200っていう予価があることからして、そのうち市販されるようですね。スケルトンのヘッドホンアンプと合わせて発表されてて楽しみです。このメーカーの外付けスーパーツィーターはもう日本で売ってますから、待ってれば日本で買えるようになるかも。
でもまあ、革新的なのは、このヘッドホンと既存のObravo HAMT-1くらいなもんでね。
一方、イヤホンはドライバーが複数あるのはごく普通。カスタムIEMからさらに進んだ音質のオーダーメイドなんていう企画もあるし、36万もするJHのLayraがアッと言う間に売り切れたりとか。やはりイヤホンは勢いあります。
GOZ: そう、Enigma acousticsのDharmaもHE1000もまだ来ないんだけど、今年もポタ研へ行かないと、時代に乗り遅れると思ってね。大混雑なのに行ったのよ。
JH audioのLayraは確かに凄くって、イヤホンで初めてほぼ完全な三次元空間を感じたね。各楽器の分離とかスケール感とか、凡百のヘッドホンは負けそうだったね。Angieは予想の範囲内というか高級イヤホンのバリエーションって感じだけど、Layraはホント面白かったね。個人的にこのイヤホンにTELOS HPAを合わせたらどうなるか、興味がある。
その他はanalog squared paperのTR07HPとかさ、結構、個性的でそそられたね。マス工房のデカいポータブルフルバランスアンプの鮮烈だけど正確な音とかも印象深い。そいからOppoのHA2とPM-3のペアは値段を考えると完璧すぎるサウンドだったね。大家電メーカーが力を結集して作ったような音してた。音だけだとSONYかと思ったよ。
MEZ: もうこのジャンルでは日本の音響家電の大メーカーは中国や韓国のメーカーに、ほとんど負けそうなのがはっきりしましたね。そういえばAK500Nはどうでした。
GOZ: AK500Nは聞いたけど、SONY, ヤマハ、ONKYOあたりの製品とは値段も性能もデザインも格が違うわけだし、あの優秀なSforzat DSP-03と比べてさえ、あまり遜色ないなあ。それからAK500Nはヘッドホンアウトついてるんだけど、それこそ聞いてみたいな。
GOZ: ところでさ、世の中の基本的な流れとして、イヤホンとかヘッドホンは学生とか就職したての若いうちにやっていて、それなりに出世して収入が増えるにしたがって、ヘッドホン・イヤホンは卒業、スピーカーの方へというのがコースとして考えられてて、それに意識的にまたは無意識に乗っかろうとしてる人がいると思うんだよね。
オーディオ雑誌とかブログ見ていると、やっぱりスピーカーで聞こうよとか聞きましょうよとか、時々書いてない?
結局はスピーカーにみんな収束していくという話は分からないではないのだけど、なんか引っ掛かるんだよね。
MEZ: 何がです?それは自然の流れみたいに思ってましたけど。
GOZ: 散々スピーカー聞いてきた感じで言うと、今の時代、実はスピーカーオーディオって、もうそんなに面白くないのよね。
俺がスピーカーで面白い、凄いと心底思ったのは随分前にジャーマンフィジクスっていう会社で作っていたDDDドライバーを聞いた時が最後なんだ。
その後も小さい感動とか感心はいっぱいあるけど、俺個人はスピーカーでそれこそ何年も心の底から大感動したってものに会ってない。そういうわけでもうスピーカーってものはグレードアップしようとしても、ただ高価でデカくなってゆくだけで、感動の伸びしろは、ほとんどないんじゃないかって思ってるのよ。
テクニカルにも、能率は低くなる一方で、アンプに負担はかけるし、カネもかかるし。スピーカーの持ち味を出すために、アンプを強化するしかない状況さ。逆にスピーカーがアンプの良さを引き出すように働く場合がかなり少ない。
誰かが言ってたけど、スピーカーが一番サボってる時代なんだよね。もっともっと能率が高くして、ワイドレンジでハイスピード、高解像度っていう現代的な音を出せるスピーカーがあってもいい。こんな感じで不満が渦巻くスピーカーオーディオっていう場所にあえて誘い込むのもねってちょっと思う。とどのつまりは余計にカネを使わせたいだけじゃないか?
業界ぐるみでハイレゾとか言って騒いでるのと同じ目論見じゃないかっていう思いはなくはない。
ヘッドホンとかイヤホンは耳の健康に悪いとか、音楽の全体像がわかりにくいとか、欠点は色々あるけれど、オーディオとしてはまだまだ伸びしろがあるエキサイティングな分野でることは間違いないんだ。スピーカーを始めたからって、それは忘れないで欲しい。
MEZ: 確かに、ヘッドホン・イヤホンはやっている人間を飽きさせないだけの展開がありますよね。スピーカーはマンネリズム。
GOZ: そこでTelos Headphone amplifierとRe Leaf E1を聞き比べた話に戻るけど、この二つを並べて聞いてると、ついにヘッドホンオーディオもここまで来たかという感慨がある。この音って心底面白いんだよね。Magico Q7よりも面白い。
MEZ: つまりGOZさんみたいに、スピーカーオーディオをずっとやっていて、つまらなくなってヘッドホンやイヤホンに行くっていう経路もアリってことが言いたいんですか?
GOZ: そうなのよ。似たような話だけど、ずっとデジタルオーディオを追っ駆けてきて、もうつまらなくなって、行き詰まったところで、アナログオーディオに救われたってのもある。つくづくオーディオの辿る道ってのは一直線じゃないと思う。
Telos Headphone amplifierとRe Leaf E1はスピーカーに飽き飽きしたオーディオマニアが、全く別な使い方、全く別な音を指向するセカンドシステム、サードシステムを構築するっていう寄り道としても強く推奨できる。
MEZ: そうですね、今夜は夜更かしして音楽を聞くぞって金曜の夜に決心しても、そこでスピーカーを土曜の朝まで目一杯使える人なんてほとんどいないわけで。そこで昼間に聞くオーディオとは全く性質の異なるセカンドシステムが重宝なのは当然です。
だいたい、夜にしても昼にしても大音量でJazzやクラシック聞きまくるっていう趣味自体すでに終わってるというか、もう時代遅れかなって思うし。家族・近所に騒音の迷惑かけてまで趣味をやって、周りもテキトーに許してくれるっていう、大らかな気風はもう日本の都会には残ってないです。
でも肝腎のヘッドホンの音のクオリティが、今まで、どんなにカネやセンスを駆使しても、スピーカーオーディオに肩を並べられなかった。それが Telos HPA と E1 によって解決されようとしてます。
GOZ: カネとセンスねえ。オーディオってのはさ、カネでどうにかなる部分とカネだけじゃどうにもならない部分ってのが混在しているから、それを整理し区別して考えることができないと上達しないと思う。機材の外観の美しさとか操作感とか、音質の客観的に見たクオリティとか、あるいはリスニングルームの音響とか、そういうものは札束の重さに依存する。
だけど、自分の好みをよく知ったうえでの機材の選択、機材の組み合わせの巧さとか、ちょっとした使いこなしで潜在能力を引き出すとかいうのは、カネじゃなく使い手のセンス。センスを高めるには自分を磨くしかない。それは耳がいいだけじゃダメで、様々なオーディオをいっぱい聞いて経験値を高める、オーディオ技術の教科書を読んで勉強、他の人のオーディオルームでノウハウを盗んだりして知識も豊富じゃないと。音楽自体にも詳しくて、そのうえ自分でも使いこなしのアイデアが次々湧いて、試行錯誤を億劫がらない。
なによりも、今あるものを壊したり、それに新しいものを付け加えたりすることに躊躇しないこと。音が良ければNewモデルだろうと、中古だろうと、どこの国の製品だろうと、アナログだろうとデジタルだろうと差別はしないのも重要。そういう使い手の柔軟な態度の総体がオーディオのセンスだ。カネとセンスの両輪がうまく回らないとオーディオは前に進まない。
MEZ: 以前、広大で天井の高い専用のリスニングルームにお邪魔したことがあるんですけど、あずましくないって言うか。かなりカネがかかったリスニングルームなんですけど、音響調整材に四方八方囲まれて真ん中にポツンと一人掛けのリクライニングがあるような感じ。オーナーさんは私を残して外へ行っちゃうんですよ。居ると音が悪くなるからとか言って。恐ろしく殺風景で孤独でした。
GOZ: 部屋が立派過ぎて、逆になにかが違うって感じたってことか。部屋は適度に広いほうがいいとは思うけど。でもルームの音響調整にカネをかけりゃいいってもんでもないということは確かだ。
近頃は海外製のオーディオの値上げが酷いから、どうしてもカネの話になりがち。しかし、それは全体の50%以下の話だ。ぶっちゃけた話、一千万オーバーの製品の多くは500万円近辺の製品と実力差はほとんど認めなかったりする。
一千万円超えた場合は無意味に高いモノが多くなると思う。富豪の金銭感覚に合わせて値付けして儲けてるだけなんじゃないか。
MEZ: ムンドなんかもそうでしょうか?あの値上げ見ました?
GOZ: 見た見た。GOLDMUNDはどうしてあんな無茶な値上げするかね。
下手すると元値のほぼ2倍。
ムンドって日本で言われてるほど酷いメーカーじゃなく、音は素晴らしいんだけどな。ハイエンドオーディオとしての実力はあるのに。
もう日本では事実上は売らないつもりかな。でもTelos Headphone amplifierだけは値段据え置きだぜ。これも何を考えてるのか。逆に言えばムンドのHPAについては最後のチャンスではある。
MEZ: 実売価格含めて検討してくと、本当にRe leaf E1とTelos Headphone amplifierは本当にいい勝負なんですよね。迷うのは分かります。
GOZ: 君の中ではAK240SSとPaw Goldが火花散らしてるんでしょ。
AK240が苦手な俺もステンレスモデルには惹かれましたよ。SSモデルはかなり重厚かつ堅牢なものだったよ。高級感は半端ない。PAW Goldもその点じゃ負けてる。
音の方はノーマルとSSと比べても、微妙な違いだね。ちょっとノーマルのAK240よりも透明感が増したうえ、やや安定感があって落ち着いた音かなあ。ZX2はまたまた遅れを取った。開発がワンテンポ遅いんだ。製品企画自体にも冒険がない。AK240SSと比べたらかなりチャチなものだ。
MEZ: なんにしてもAK240SS欲しいですね。ポタ研で聞いてみたかったです。やはり試聴はイベント頼みのところがありますよね。eイヤさんでは地方巡回イベントをやるとか。これも新たな試みですよね。とにかく聞かないことには始まらないんだから、イベントを利用して皆で聞いて、さらに盛り上げて欲しい。
あれ、ビール飲まないんですか。
GOZ: 今、禁酒してるのよ。付き合いで取っただけだよ。オレンジジュースないの?
MEZ: えー、盛り下がるのはスピーカーオーディオだけにしといてくださいよ。ビールぐらい飲んで気分良くしたらどうですか。
GOZ: いや、俺は憂いてるんだ。
MEZ: もしかして日本の将来をですか?
GOZ: それはもう諦めてる。オーディオの将来の方が心配だ。
ごく僅かの大金持ちがやる、超高価なハイエンドオーディオと大したカネを持たない人達のためポータブルオーディオ、チープなスピーカーオーディオの二極が残って、その間の価格帯の中堅製品がガバッと無い。そういう構造になりゃしないかとね。これはトータルではオーディオの空洞化ですよ。
MEZ: 明日の心配なんてしないでくださいよ。なるようになります。そんな酷いことにはならんです。いざとなりゃ、老いぼれどもや臆病者たちを跨いで自分だけ先に行きゃいいんですよ。
GOZ: そうだよね。行き先がユートピアだろうがディストピアだろうか、もうどうでもいい。というか最初からどうでもよかったのかも。いろいろあってもオーディオを前に進めてゆくことだけは確かなんだからな。
じゃ、ジンジャーエールひとつ。
by pansakuu | 2015-02-06 22:07 | その他
http://pansaku.exblog.jp/22786882/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/205.html#c21
名前 それは燃えるいのち
ひとつの地球に ひとりづつひとつ
ゴダイゴ Beutiful Nameより
Introduction
いったい誰が、こんな凄い音を作ったのだろう?
初聴の機材の出音に感動したとき、決まって浮かぶ疑問である。
音が良ければ良い程、機材の設計者の名前というのは特に気になるものである。
オーディオという趣味において、使われる機材の設計者やメーカーの名前は単なる記号ではない。オーディオを楽しむために不可欠な知識である。結局、誰がこの機材を設計したのか、誰がこの音で良いと承認したのかによって全てが決まるからだ。
また、オーディオの設計における個人の感性・知識の発露は音の署名、ソニックシグネチャーと呼ばれる音の特徴を生み、それはセッティング等では変えられないものである。もちろんそれを色付けとして排し、無色透明に近い音を目指した機材もあるが、実際に試聴の経験を積めば、オーディオには何百という異なる無色透明があり、それぞれが似て非なるものであることは容易に分かるはず。とどのつまり、無色透明もまた、ある種のソニックシグネチャーであると言える。まるで禅問答だが、これもまたオーディオの面白さである。
この音の署名は、どのようなものであれ、機材を設計した個人名・メーカー名と重ねあわされ一体化されてはじめて、リスナーにとって忘れがたい記憶となる。
オーディオは人間の感性・知識が作り出すもの。そして、その人間には必ず名前がある。この二つの事実の連結は、そのサウンドを永く記憶にとどめるための儀式のようなものかもしれない。
Rupert Neveというプロオーディオ界のレジェンドを戴くブランドRupert Neve Designsがプロ用のヘッドホンアンプRupert Neve Designs RNHPをひっそりと発売したのは、ごく最近のことである。
ニーヴの製品は1961年の創業以来、プロオーディオの世界で高い支持を持続的に受けており、多くの現場で愛用されている。ディスコンになったヴィンテージのニーヴのモジュールなども盛んに取引されている。純粋に音が良く、高性能なミキシングコンソールは、Neve(ニーヴ)の製品の中で特に有名であって、多くの優秀録音で使用実績がある。オーディオファイルはニーヴの機材を使って製作されたものとは知らずに様々なアルバムを楽しんでいる。
私はその名声を聞くたび、今のニーヴの音というのが、どのようなものなのか、その全貌を知りたい気持ちが増した。しかも、ありきたりにアルバムを通して聞くのではなく、機材からダイレクトに出た音を、オーディオファイルとして吟味したい気持ちが強くなった。例えばそれはニーヴのミキシングコンソールにじかにヘッドホンを挿して聞きたいという衝動となって現れた。
別な言い方をすれば、私はNeveニーヴという名詞とニーヴの音とを頭の中で一つにして、オーディオの経験値を高めたかったということになる。だがそれはかなえられそうもない望みであった。私はニーヴのミキシングコンソールが聞ける現場に入ったことがない。そもそも、一般のオーディオファイルは録音現場に立ち会う機会がほぼないのである。(実を言えばクラシックなニーヴの音と現代のニーヴの音との違いにも興味はあるが、それはもっとマニアックで比較困難なものだろう)
そんな中、偶然、このヘッドホンアンプを代理店様から借りられるキャンペーンを知った。
私は即座に申し込んで首尾よくアンプを取り寄せることができた。
Exterior and feeling
届いた機材Rupert Neve Designs RNHP ヘッドホンアンプは拍子抜けするほど、小さく軽いアンプであり、ガワの作りはいたってシンプルである。
165×116×48mm、約1kgと私がいままで取り上げた据え置きアンプの中で最もコンパクトでライトな部類である。これなら様々な場所に気軽に持ち運ぶことができるだろう。
筐体は二枚貝のように上下で組み合わされた薄い板金によって作られており、叩くとカンカンと音がする。サイドパネルが斜めにカットされ、フロントパネルの下縁が縁側のように出っ張っているのは、ヘッドホンプラグやボリュウムノブを下からなにかに引っ掛けて壊さないようにするためのガードらしい。足は薄いゴムの四足で全く音質的な工夫は感じないが、説明によるとこれも吟味されたパーツとのこと。
また、Vesaマウントという薄型テレビなどをアームスタンドや壁に固定するための穴が底面にあけられている。これを活用すれば壁からアームで突きだすような形でアンプをセッティングすることも可能である。当方はプロではないから、このマウントを利用することはないだろうが、置き場所に困る時は、セッテングの選択枝が増えてよいかもしれない。
フロントパネルには赤くアノダイズ加工されたボリュウムノブとグリーンに明るく光る入力セレクター、シングルエンドのイヤホンジャック一穴のみ。恐ろしくシンプルでラフな印象である。ノブの回し味は滑らかではあるが重く、感触を楽しませるものではない。正確に目当ての位置に合わせることを優先したのか。ギャングエラーはとても少ないが、この感触はコンシュマー向けの機材のそれではない。ボリュウムはアルプス製だが、アレはこんな感触だったかな。ただし、見やすいボリュウム目盛りがついているのはいいと思う。
ヘッドホン出力はインピーダンスを可能な限りゼロに近づけるように設計されているとのこと。この設計により出音のソースへの忠実性・正確さが得られるという考えらしい。
e026
リアには電源アダプターのジャック、電源スイッチ、RCA入力、プロらしくTRSフォンとのコンボになっているXLR入力、ステレオミニ入力のみ。ステレオミニ入力があるのはハイエンドDAPでの利用に道を拓く嬉しい計らいだ。だが、やはりXLR入力が推奨だろう。これはプロ用の機材である。
なお、USB入力などのデジタル入力がないが、これはポリシーとしてデジタルとの統合ヘッドホンアンプの形を否定して、アナログ入力専用アンプに特化したためである。
リアパネル自体も薄いアルミの板であり、オーディオファイルが喜びそうな物量投入が見えない。
このアンプの電源はアダプターにより供給されるが、このプラスチック製のアダプターも全くラフなもので音質的になにか配慮された形跡がない。世界中に輸出されるアイテムであるから、プラグは差し替え方式で世界各国の形式に素早く合わせられるようにできている。
日本向けとしては平型2ピンのものが同梱されている。オーディオ機材で良く使われる平型2ピン+丸型ピンはない。正直言って録音現場で使うにしろ、家庭で使うにしろ、このアダプターはナイなと思う。機材によっては平型2ピン+丸型ピンのタップに平型2ピンのプラグを挿すとノイズが出たりすることもあるし、オーディオ用のタップは差し込み口が奥まっていて挿せないこともある。少なくとも、このアダプターに普通の電源ケーブル挿せるような形にしてほしい。無論、価格と音を変えずにという条件付きだが。
なお、今回の試聴ではNAGRA HD DACのバランスアウトからSaideraのXLRケーブルでダイレクトにニーヴのヘッドホンアンプにつないでいる。ヘッドホンは例によってSennheiser HD650 Golden era Meister Klasse dmaaである。
なおドライブ中に本体やアダプターが熱くなったり、ゲインが足りなくて困ったりするようなトラブルは全く起こらなかった。また、内部ゲインの切り替え可能かどうかについては情報がない。恐らくできないのだろう。
説明では市場にあるどのようなヘッドホン(インピーダンス16〜600Ω)でもドライブできるようなことを言っているが、どうなのだろう。NAGRA HD DACのハイゲイン出力とHD650を使った今回の試聴ではボリュウムポジションは1時を過ぎないと十分な音量は取れない曲が多かった。
全体に真の業務用ギアという外観のアンプであり、コンシュマー向けの気取ったデザインはほとんど見られない。オーディオファイルが考えるような、高音質を実現するための繊細な工夫も、少なくとも外観からはわからない。というかそういうことは、あえてやらないのがニーヴ流なのだろう。そういう小賢しい手口を否定した、胸のすくようなシンプリシティがここにある。
例によって中身の回路などについて、メーカー側から技術的に詳しい説明はほとんどない。しかし、あのニーヴが設計し、ニチコンのコンデンサー、アルプスのボリュウムなど比較的高価なパーツを使って、アメリカ国内で組み立てられるアンプであることはわかっている。とすれば粗悪なものとは考えにくい。
限られた情報の中で特筆するとすれば、これはニーヴのコンパクトなミキシングコンソール5060センターピースにビルトインされているヘッドホンアンプを独立させたものであるということ。この5060センターピースはニーブの旗艦機である5088の中核部を抜き出したものだ。つまり、このアンプを聞けば、少なくとも形の上では素人はまず聞くことのできない、現代のニーヴの卓の音の片鱗を聞くことができるのではないか。
私はその可能性に賭けた。
The sound
至極、率直な音である。
これはもう素晴らしい率直さだ。
率直でありながら、少しもぶっきらぼうに聞こえない。
率直なサウンドにありがちな乱暴さを感じない。むしろ丁寧で繊細である。
単刀直入なサウンドでありながら、品格にもあふれている。
プロサウンドによくある介在感のないダイレクトなサウンドだが、
正しいだけで無味乾燥なつまらない音ではない。
音に潤いがあり、生々しい活力が音に宿っている。
ただし、無駄な音は決して出さない。嘘のない音である。
このへんはいかにもプロ機という感じであり、やや厳格でもある。
スピーカーはごまかせても、ヘッドホンはごまかせないとはよく言ったものだ。
広い帯域にわたるきわめて高い音の解像度は、どのように小さな録音のミスも逃さない。
帯域バランスもとても優れていて、強調されたり、弱みを含んだ帯域がない。
逆に中低域が目立つ、高域の伸びが目立つなどの一人でカッコつけている帯域もない。
強いて言えば低域の解像度の高さ、ナチュラルな質感と量感は実に魅力的である。こんなにしっかりとした低域が出るアンプはなかなかない。
このヘッドホンアンプとHD650 Golden era dmaaのペアは音源を正確に、立体的に捉えるのに適している。音場の見通しが効いて、パートごとの音の分離もとてもよく、音の強弱と前後関係が明確で、音の輪郭がクッキリと聞こえる。あらゆる場所にフォーカスが合っている不思議な写真を眺めるようなマジカルな感覚がある。
そして定位がすこぶる良い。音像に揺らぎが微塵も感じられず、ピタリと止まっている。
これも優秀なプロ機らしいところである。定位が良すぎるとなにか堅苦しい感じも伴うものだが、RNHPではなぜか聞く方は自然体でいられる。聞き疲れが少ない出音だ。
SN感はかなり良く、背景の暗騒音の質感の違いがはっきり分かる。
これはオーバーオールに優れたサウンドであり、このアンプの価格が6万円ちょっととは到底信じられない。これは今まで聞いたヘッドホンアンプの中で最もコストパフォーマンスの高い製品と思われる。
本機についてのメーカー側の説明を読んでいるとヘッドルームの高さが喧伝されている。ボリュウムを上げて行って、最終的に音割れするまでの音量の余裕が大きいと言いたいのだろうが、確かにそうである。プロ機というのは、総じてある程度以上の大きな音量でないとその良さが分かりにくい。そこから先が問題で、突然大きな音が入っても、クリップせずに安定して取り扱うことを求められる。
コンシュマーの普通の機材では、そこでもうプロの使用に耐えられない。このアンプは音量を上げたときに確かに本領を発揮する。大音量でも全然音が割れる気配がないというだけではない。音に生気がみなぎり、気持ちよくビートやメロディが刻まれ流れる。それでいて音源に対する忠実性・正確さが失われない。監視するような冷静なまなざしは常に保たれている。G ride audioのGEM-1のように音楽と一緒に羽目を外すことはない。
ここでは音の余裕、華やかさ、派手な音楽性などの、高級なコンシュマー機の出音に備わるプレミアムな要素はあえて排され、音源に対する忠実性を追求する姿勢が徹底されている。RNHPは、まるで音の猟犬のように音源を駆り立て、出来る限り接近してアタックし、確実に捕捉する。ライバルとも言えるマス工房の機材が完全な音の傍観者であり、音源と常に距離をおいているように聞こえるのとはやや対照的である。この音のダイレクト感はかなり強い。このたぐいの感覚は最近のコンシュマー機材では体験しにくいものである。
これほどまでに音に近づいて鷲掴みにできる機材はG ride audio GEM-1以来かもしれない。だが、このニーヴのアンプはあれほど個性的ではない。もっと無個性であるし、そうあろうと努力もしているように聞こえる。ソースにもともとないニュアンスを無意識に付加するような振る舞いを慎重に避けている。ただ、これでアニソンなどを聞くと粗がよく聞こえ過ぎるのではないかといつもの危惧を抱く。注意深く作られた音の良い録音を、注意深く選ぶことが、RNHPを通して素敵なアニソンを聞くための前提になりそうな気配がある。
このアンプの出音についてはRe leaf E1xと比較して、はじめて音の器の大きさの違いが意識される。E1xの音はやはり懐が深い。音数はさらに多く、豊かな音楽性に圧倒される。RNHPはE1xに比べるとどうしても少し寂しい音ではある。E1xを通すことでプラスされる音場の広がりや音のディテールの色彩感などは、スペシャルなコンシュマーオーディオの面目躍如たるところであって、RNHPにとってはないものねだりである。逆に考えれば、実にこのレベルの機材でなければRNHPを凌駕できないのは驚きである。
音の輪郭の雰囲気などは筐体のサイズや設計コンセプトも類似したJRsoundのCOLIS HPA-101のそれに近いが、値段の差なのか、単に技術的センスの差なのか、RNHPの方が明らかに格上の出音である。HPA-101ヘッドホンアンプよりも音の輪郭以外の様々な音楽の側面がさらに色濃く浮き出てくるようなサウンドだ。強いて言えばプリズムサウンドのインターフェイスのヘッドホンアウトの音が近いかもしれない。音数とその音の強弱・高低が音源のそれと正確に一致しており、リスナーの存在を意識した音の足し引きが一切ないというところがかなり似通っている。プリズムサウンドはコンシュマー向けにDACを発売するらしいが、相性はかなり良いのではないかと想像する。
RNHPは上流になにを合わせるにしても、その素性を容赦なく暴き出すヘッドホンアンプであることは言うまでもない。だからなるべく音の良いDACを使ったほうがいい。ヘッドルームの高さに対する考え方と相通じるのかもしれないが、このアンプが受け止められる情報量の大きさはヘッドホンアンプとしてはおそらく規格外のもので、どのような高級なDACを上流に置いても不都合を感じないだろう。
いろいろ試してみて、有効だなと思った使いこなしのコツとしては、RNHPは音の寝起きが悪い方ではないが、電源は少なくとも半日以上入れっぱなしにしてから聞いた方がいいということ、本機のアダプターがプアでもそれを挿す電源タップはChikumaやリプラス、アコリバ等から出ている完全にオーディオグレードと考えられる製品を使うべきこと、ifi audioの電源ノイズフィルターは是非使うべきこと、筐体の鳴き止め用のトップパネルに乗せるウエイト(私はレコード用のTechDasのスタビライザーを使った)は有効であることくらいか。
特にifi audioの電源ノイズフィルターDC iPurifierはこの機材に関しては有効であると大声で言いたい。SNがスッと良くなり、音場の見通しが一段と冴えわたる。フィルター本体だけが、アンプの電源スイッチを切っても熱くなってしまうのが気になるが、私が試用していた範囲ではトラブルはなかった。これを試す方は当然、自己責任でお願いしたいのだが、お薦めできるTipsである。
Summary
外観からはまるで想像できないが、ほとんど欠点のない、すこぶる優秀な音を出す傑作ヘッドホンアンプである。音に関しては100点満点中95点くらいあげたいほどだ。音場の広がりが若干狭い印象があり、5点引くだけ。あくまで私の個人的意見だが、20万円までのヘッドホンアンプで最も優秀な出音のアンプではないか。この機材について一番残念なのはヘッドフォニアの大部分がこのアンプにまるで気づいていないことである。
このサウンドがプロ畑で絶賛されるニーヴの音であり、意味のないことにはカネはかけないニーヴの流儀の現れなのだろう。アンプの作り、出音ともに無駄のないシンプリシティを貫いていて、感心した。オーディオのあるべき姿の一つを見た思いだ。
Re Leaf E1xを持っていなければ、このアンプは必ず買って手元に置いたと思うし、Re Leaf E1xが使えなくなり、代わりが見つからない場合はこれを買うことになるだろう。この価格なら予備に買ってもいいかもしれない。こういうプロサウンドの方面で最も優秀な製品はマス工房のヘッドホンアンプだと思っていたが、これからはニーヴが作った本機を筆頭とせざるをえないだろう。
特にHD650 Golden era dmaaとの相性の良さ、組んだときのシステムとしての完結性・完全性は忘れがたい。HD650のような飾り気はないが少し彫りの深い陰影を出せる実直なヘッドホンはニーヴのアンプに合うと思う。そのうちHD600、AKG K812などでテストしてみたいし、近いうちに入手するであろう、SONY MDR-Z1Rをつないでみたくもある。はたして、どんな音が聞けるのだろうか。またこれを2台買ってL/R別々にドライブするのも面白いかもしれない。完全なモノラル構成となるが小さいアンプなので難しくない。
こうして聞いてみると、現代のニーヴのソニックシグネチュア―はやはり無色透明に近いものだった。繰り返すがオーディオには何百という無色透明があり、それぞれが異なるのである。だからニーヴの無色透明はニーヴの機材からしか感じ取れないものだと考えられる。
この色のない色をどのように表現したらよいのか見当もつかないが、私はなにか音場の深さに特徴がある音のような気がした。大概のプロサウンドというものは音像をダイレクトに捉えることにのみ汲々としているので、音場の広がりや深さに関心を払わないように感じることが少なくない。しかしこのRupert Neve Designs RNHPには特に音の奥行の深さに関心があるように聞こえた。この深みの感覚とNeveというプロオーディオ界のビッグネームが私の中で結合され、ひとつになった喜び、それを今かみしめているところである。
オーディオにおいて、この先も間違いないこと。その一つは、オーディオの世界が移り変わっても、音の名前は依然として幅を効かせるであろうということ。いったい誰が、このサウンドを作り上げたのか?
その作者・設計者の名前を我々はこれからも知りたがるに違いない。そして、伝え聞いた名前とそのサウンドが頭の中で結合した瞬間に、その署名は脳裏に走り書きされることになる・・・鮮やかにね。
幾度となく、音の名前が暴かれ、我が脳裏に焼き付く鮮烈なる瞬間を求めて、今日も明日も、そして遠い未来においても私はオーディオと向き合い、問い続けるはずだ。
この音の名は?と。
by pansakuu | 2016-09-10 01:34 | オーディオ機器
http://pansaku.exblog.jp/24648260/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/205.html#c22
黄昏のハイエンドオーディオ:自滅と救済
万策堂の私的オーディオインプレッション
http://pansaku.exblog.jp/20975164/
「ところで、話は難しいのだけれど、ひとついいたいことがあるんですがいいかな」
これから書く話は面白い話ではない。
むしろ“難しい”話である。
不適切な表現、思い過ごしや嘘も含まれるだろう。
無駄な議論に加わらないようにするため、
定義をぼかした言葉をあえて使うかもしれない。
なにしろ“難しい”話なのである。
あるオーディオ雑誌の2013年 冬号に載った、評論家の方のコメントが、私の中にずっと突き刺さっている。
「最近のオーディオ機器は少々高すぎるところがあるように感じるんです。(中略)
やはり高い。普通の人たちが一生懸命に頑張れば買えるような製品に、いいものがもっと増えてくれないと、本当のオーディオ好きがついていけなくなってしまう」
確かに件(くだん)の評論家の方が、この発言に前後して650万円のアナログプレーヤーを購入したことを思う時、この発言内容に若干の違和感を覚えるのは私だけではないだろう。しかし、かく言う私もAir force Oneのほぼ半額に過ぎないが、350万円もする高価なフォノイコライザーを買ってしまっている。つまり生粋のオーディオファイルにはこのような側面がある。
気に入ったオーディオ機器に関しては、価格を度外視し、音楽しか聞けない装置に支出できる限界を忘れることを志向し続ける。私のような人間はそうやって常識から離れ堕落していけばよい。だが、そういう少数の極道だけで、ハイエンドオーディオ界全体を支え続けることはできないと思うし、盛り上げるというレベルにいたっては不可能とさえ思える。
私がハイエンドオーディオの機器に高価なものが増えてきたという意識を明確に持つに至ったのは、Goldmund が TELOS5000 というパワーアンプを開発し、2008年の東京インターナショナルオーディオショウで披露した時である。私はそのデモに立ち会った。詳しくは述べないが、一言で言えば大変に凄い音が出ていた。万人が良い音と感じるかどうかは別にして、驚異的な音であった。
一方、値段を見るとやはりというか、富豪向きの価格であった。3990万円。モノラルパワーアンプ一組だけで、3990万円である。ローンで家を郊外に買ってカツカツで暮らしているような日本人サラリーマンにはまるで買えない金額である。もともとGoldmundのUlitimateラインは元来ケタ外れに高価なのだが、このTELOS5000は、その遥か上をゆく価格設定であった。
私がこれについて思ったのは、良かれ悪しかれ、こういう音の世界を大勢のオーディオファイルが知っていて損はないだろうとか、そしてこういう音の片鱗を家庭で楽しめれば、幸せだろうとか、そんなことではなかった。問題は音ではない。この価格でも売れてしまったことだ。(日本でも売れた。)つまり音さえ圧倒的に良ければ、どんな値付けのものを作っても売れるということをメーカーに分からせてしまった、実績を作ってしまったということが問題のように思えた。
こういう富豪向けのビジネスモデルが成功すると知れわたったのち、一部のメーカーがそういう方向性へ製品開発の舵を切ることは予想できた。案の定、いくつかのメーカーが、それまでの最高級ラインのさらに上のラインを新設しはじめていた。TELOS5000 ほど高価ではないが、製品の基本構成は変えず、細部を高級化した機材も増えてきた。無論、こういう傾向はレトロスペクティブに見ればTELOS5000の発売以前からあった。世界中にグローバルに活動する富豪たち、超富裕層が散在し、その数を増やしてきたことに呼応する動きだったのである。
TELOS5000は、オーディオの世界で目立ち始めた富豪向けビジネスの一つに過ぎなかった。
普通の人たちにオーディオ機器の値段の話をすると、それなら車が買えるね、と言われ奇異の目で見られることはオーディオを長くやっていると、誰しも一度は経験があろう。
しかし、クルマと一口に言っても、何を指すのか。極端な話をすれば、現代には3億円でも買えない車がある。ランボルギーニのVenenoである。1億円オーバーの車ならば、マクラーレン、ブガッティ、ケーニグゼグ、アストンマーチン、フェラーリなど各社から発売されている。隆盛しつつある富豪向けのビジネス、それは他の世界のおとぎ話であると思っていたが、これほど目立つようになると、それに煽られる他業種のメーカーも、一般の消費者も実は少なくないかもしれない。
私の中での問題、それは富豪向けの価格帯の機器、普通のオーディオファイルにとって完全に絶望的な値付けの機材が増えて困るということではない。むしろ中途半端に高価なものが増えたということである。
具体的には単体で400万、500万、600万円台という機材の増加である。
これはスピーカーとパワーアンプにおいては10年ほど前から認められる傾向である。
またケーブルに関してはワンペア100万円オーバーのスーパーハイエンドの製品が散見されるようになったのも、ここ10年くらいのことだと思う。PADのDOMINUSシリーズが先鞭をつけたものだ。これらは富豪向けの価格帯の機材の増加に煽られた製品開発によるもののようにも私には思える。
アンプやスピーカーについては、以前は500万円近辺の価格帯が事実上の最上位であり、セカンドベストとして300万円台という位置付けだったように思う。その上の価格帯の機器、すなわち800万円〜1000万円台の機器は以前はかなり少なかったのに、最近、このレンジの機器が海外のオーディオショウなどで目立つようになったように思う。住宅事情等があり、日本にはあまり輸入されておらず、ステレオサウンドでも取り上げないのであまり知られていないかもしれないが、超弩級と呼ばれるアンプやスピーカーがその数を増やしているのではないか。海外のショウの写真を見ているとそう感じられる。
そういう超高価な製品の増加の結果、相対的に500万円台がセカンドベストに下がってしまったような感じがある。そもそも単体で400〜500万円というのは普通のオーディオマニアが頑張って買うか買わないかの境界である。ここを越えれば購入をかなり躊躇せざるをえないというか、実際、多少の貯金があってもあきらめる金額だと思う。
こういう状況で、仮に頑張って400〜500万円台の機材を導入しても、さらに上があると知っていれば、どこか落ち着かないだろう。500万円を払っても心の平安は訪れないかもしれないということである。300万円台でもかなり頑張っているつもりの人はなおさらかもしれない。高価なケーブルに関してはワンペア200万を超えるインターコネクトは完全に富豪向けビジネスに煽られているというか、富豪向けの商売そのものと言わざるを得ないが、500万のアンプよりも絶望的な価格ではないので、物好きというか、一点豪華主義で買う一般人もいるようだ。面白い。
なお、金額的にはそれほど高くないところなのだが、高級CDプレーヤー、SACDプレーヤー、DACの値段が、ここ10年で軒並み100万円、200万円以上アップしていることも見逃せない。
10年前はdcsの最高級システムは400万円台であった。今は1000万円台である。海外の高級なシルバーディスクプレーヤーの価格の高騰はもしかするとアンプやスピーカーを上回るのかもしれない。
それでいて過去の製品より、値上がりした全ての製品、より高価な最近の全ての製品の音質が良くなったと言い切れるか?
これ以上は言うまい。
では、実際、どうなのだろう。
試みに2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイに載った機種数とその価格を簡単に比較してみよう。(ざっくりやっているので細かい数字は間違いがあるかもしれない。あくまで傾向の把握のためにやっている)
例えば、160万円以上の価格帯のスピーカーシステムにおいて。
400万円オーバーのスピーカーは2003年には11機種、2012年は6増えて17機種取り上げられていた。やはり高価なものが増えた印象を受ける。
また、200万円以上の価格帯のパワーアンプにおいて、400万円オーバーのアンプは2003年は8機種、2012年は3増えて11機種取り上げられていた。
さらに、100万円以上の価格帯のデジタルディスクプレーヤーにおいては、200万円オーバーのプレーヤーは2003年は4機種、2012年は何と10増えて14機種取り上げられているのである。PCオーディオの普及によりデジタルプレーヤー離れが急速に進む中で、プレーヤーの価格は逆に著しく上昇している気配である。
デジタルディスクプレーヤーについては中古買い取り価格も最近は驚くほど低く、したがって中古価格も安いので、これではますます新品は売れなくなるのではないかと思う。
加えて、フォノカートリッジ。30万円オーバーのものは2003年には5機種、2012年は6も増えて11機種が取り上げられている。カートはアナログに欠くことのできない要素だが、アナログオーディオも高騰している部分はあるということだろう。
もちろん、大変に大雑把で一面的な捉え方、調べ方なのだが、こういう結果を見ると、やはり約10年の間にオーディオ機器のいくつかの分野で価格が高騰しているらしいというイメージは湧く。
なおプリメインアンプやフォノイコライザー、アナログプレーヤーについては2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイの差はあまりなく、プリアンプに至っては、むしろ若干安い製品が増えているようである。どの分野もそうなっているとする根拠はないらしい。ただ、アナログプレーヤーについては海外に多数ある超弩級ターンテーブルが日本にほとんど輸入されていないことを考えると本当に据え置きになっているのか分からない。
そういう高価なモノの話をしていると誰かが諺(ことわざ)めいたセリフを吐くものだ。
「足るを知る」とは言うが、だいたい、足るを知っていたなら、オーディオなどという趣味に足を突っ込んだりしないだろう。いつも上を見て、前進するというのがハイエンドオーディオの宿命である。確かに500万円台の機材増えてきたのに、それが買えないからといって、やる気をなくすことはないだろうが、なにかハイエンドオーディオの滋味の真髄が自分の手の届かない場所へ離れてゆくような、どんどん遠くに行ってしまうような気がして、いたたまれないのは間違いない。
Air Force OneやVivaldiシステムが聴かせる音の隔絶した素晴らしさはハイエンドオーディオならではのものである。この音の快楽が世界からなくなって欲しくない以上に、あまりに遠いものになってほしくないという思いが私には強い。
金持ちは不滅だから、ハイエンドオーディオも不滅かもしれないが、多くの機材が手の届かないほど遠い存在になってしまうことは問題である。だが、これはもう現実に起きている。10年前、20年前にはこれほど高価な機器が多いという印象はなかった。こういう価格設定の変化が影響してか、あるいは他の要素か、一般のオーディオファイルの活動が、もしかすると鈍らされているのではと疑う節もある。
インターネットを見渡すと、単体で200万円を超える機材について実際のユーザーから発信される情報は、リーマンショック以降から既に少なくなっており、政権が代わった最近になっても回復しないどころか、未だ寂しい状況と見える。単体500万円を超えるアンプなどのレビューとなると本当に少ない。また、原因は様々と思うが、有名なオーディオのブログもいくつかは閉鎖されたり、開店休業状態におちいったりしている。これもやはりここ数年のことのようである。
一方で、その代替となるハイエンドオーディオに関する活発なレビュー活動や訪問試聴やオフ会を催す、新たなブログはほとんど現れていないように見える。ハイエンドオーディオとは関連が薄いヘッドホンに関するブログやレビューは一時、非常に活発で盛り上がっていたが、それらのブログさえ最近は明らかに更新の勢いが鈍っている。つまり全体に低いところで安定、沈静化している印象なのである。
日本全国におけるオーディオのHPどうしのリンクもハイエンドオーディオのユーザーどうしの個人的つながりもほぼ固定化しつつあり、流動的な要素がやや減っているように思われる。さらに、SACDの長期的な凋落傾向が顕著な例であるが、オーディオをやる動機となる音楽自体が売れていないという世の中の傾向もオーディオをやろうという機運をさらに盛り下げる。
ついでに言えば、オーディオファイルが使う音源の固定化も私には寂しい。本当にクラシックとJAZZだけ聞いていて面白いのか?私にはそうは思えない。そうは言っても、若い人に人気がある新しい音楽としての、アニソンやラップやJpopが、それらの古典的なオーディオファイルご用達の大人音楽の世界を侵食するような、音の良さを発揮していないのも寂しい。
さらに深い視点に立てば、私の周辺に感じられるオーディオの長期的な凋落傾向の深層には、バブル的な購買心理の消失よりも日本人の高齢化と人口減少が影を落としているように思える。これは日本のオーディオの凋落というより、日本の凋落というべきなのかもしれない。
ハイエンドオーディオというものは現在、黄昏(たそがれ)の時代に入りつつあるように私には思われてならない。少なくとも日本にいるとそう感じる。その要因のひとつにハイエンドオーディオ機器の価格の高騰というのが、やはりあると思う。しかし、これはハイエンドオーディオという趣味がマークレビンソンらの手によりアメリカで誕生し、趣味として確立された時から運命付けられていたことなのかもしれない。
そもそもハイエンドオーディオの定義とは先述した評論家の方が言うように、音楽再生への「こころざしの高さ」を意味するものである。高価であることを意味するのではない。しかし、これは同時に高価であることを否定しない意味であることを忘れてはいけない。
ここでは音楽再生への「こころざしの高さ」を実現するためなら、どのような対価も厭わない勢いが見え隠れする。この隠れた勢いによって、ハイエンドオーディオは必然的に高価となり、高価となるにつれて多くの人の手から離れた遠い存在に変わっていったように思われる。こう考えればハイエンドオーディオは成熟するにつれ、自滅する運命にあったと言えるのではないか。
オーディオの風景を形作るのは錚々たるスピーカーやアンプではない。あくまでそれを使いこなす人の姿である。無人の荒野、無人の峰々。オーディオの美を堪能する主体である人間がいない場所に、実はオーディオという趣味はなく、空洞が拡がっているだけである。このように空洞化してゆくハイエンドオーディオには未来はないかもしれない。退廃的な考えだが、ここでの問題は長い黄昏時にいかに美しい花を咲かせるか、いかに美しく滅びるかにかかっているのではないだろうか。
富豪オーディオに奔(はし)る一部のメーカーも、その影響に煽られる他のメーカーもユーザーたちも、その耽美的な自滅への貢献として考えれば、腹も立たない。この黄昏状態が価格の高騰によるものだけではないということを思えば尚更、それに対して怒る気分にもならないのである。
オーディオという趣味を山に喩えてみる。
オーディオという山の成長は止まっていない。本物の山脈と同じく少しずつ高くなる。プレートテクトニクスという言葉はもう古いが、地形も実は変化し続けるものなのである。だから頂上も徐々に高くなる。こうしてハイエンドオーディオと呼ばれる頂上付近の領域、その周辺の空気は山が高くなるにつれ薄くなってゆき、そこに到達できる人の数は少なくなってゆく。
私個人は、いまだに山を登っているのだが、だんだん日が暮れてきて、周りに一緒に頂上を目指す人が少なくなってきたように思う。しかも、まだ上っている人はベテランの、というか高齢のお金持ちの人ばかりになってきていている。ベテランたちのなかにはいくつかのパーティを作って登る人も見受けられるが、そのパーティの数も増えていないようだ。
一方、自分よりも若い人が後から登ってくるのを見ることが少なくなった。彼らは下の方に留まって登ることを考えなくなったり、時には下山したりしている。またヘッドホン・イヤホン山というもっと低い山(というか丘)に上がって、頂上に大勢たむろしている様子も、ここからはよく見える。
山の中腹の売店では少しチャチなPCオーディオ機器やお馴染みのタイトルばかりのハイレゾ、DSDデータを売る者あり、裏道の登山道の途中でヴィンテージのウエスタンやクォードやJBLを並べて渋い商売をしている露店もあり、それなりに面白くはあるが、いくつかある頂上へ向かうルートが閑散としつつあるのは変わらない。
また、頂上付近では富豪と呼ばれる人が、ヘリコプターでてっぺんに舞い降り、悠々とお茶をしてから、また別の頂上目がけて飛び去ってゆくという荒業(あらわざ)も時に目にする。ベテランのオーディオファイルたちは無言で、それを軽蔑する。オーディオは過程を楽しむことも大事なんです、高価なオーディオが、必ずしもいい音とは限りませんよね、とかなんとか。とにかく、なにか言いたげに互いに目配せするのである。私は返事に困って、自分でも意味不明な微笑で返す。
そんなこんなで、まだまだ賑やかな山々ではあるが、確実に黄昏は忍び寄っている。人影は徐々に疎らになっている。登山者たちは老いてゆく。老兵は消え去るのみ、そして補充人員は稀だ。この状況を思わないのは鈍感か、あるいはそちらに目を向けないようにして登山しているかどちらかである。現実を受け入れるか、受け入れないか、これはたかが趣味であるからして、個人の勝手である。もしそうなら、どうせ自滅するなら、とことんまで美しく滅びたいと投げやりに言い放つのも勝手であるはず。誰が悪いわけでもない。以前からそういう流れだったのに気付かなかっただけだ。
救済もないことはない。
まだハイエンドオーディオは売れないと決まったわけではない。CH precisionのD1というSACDプレーヤーはあれだけ高価であるにもかかわらず日本で売れている。この調子なら日本国内で100台近くが稼働することになるであろう。まだまだ、多くの人が最上級のサウンドを愉しみたいと欲し、相応の対価(?)を支払うのである。
やはり、購買層は高齢者に偏っているが、逆に考えれば日本国内のD1の多くは、中古として今後10年のうちに日本中のセカンドオーナー、サードオーナーへと比較的手頃な価格で拡散してゆく運命にあるとも言える。
この最高級単体プレーヤーのオーナー経験者が、時間をかけて倍々に増えていくことは日本のハイエンドオーディオのレベルの底上げに寄与するはず。この高価なプレーヤーがこれほどの台数売れたことに明るい救済の光をひとまず見出すし、ドライブメカが壊れず、ディスプレイも無傷のままに、多くの人のもとへ、この素晴らしいプレーヤーが届いて欲しいとも願う。
そして例のDevialetである。ハイエンドオーディオはもうDevialetの時代だと言った人がいる。この極めて多機能でコンパクトでスタイリッシュ、しかしハイエンドオーディオとしてそれほど高価とは言えないDAC付のインテグレーテッドアンプD-Premierから出てくる音は、現代最高級のサウンドではないにしても、一般のオーディオファイルが苦労して行き着く水準はポン置きで軽々とクリアーしているように聞こえる。
このようなオールインワンに近い優秀なオーディオ機材が、多数の重たい筐体を連ねて、やっとのことで音を出す、旧来の物量投入型のオーディオを駆逐するかもしれない兆しは、新たな時代の到来とも取れる。このDevialetのアンプは美しく小さく、コストパフォーマンスの高いオーディオを、シンプルなインテリアに組み込みたいという新たなオーディオファンを増やすにちがいないし、また重厚長大なオーディオに飽きたベテランのセカンドシテムとして強くアピールすることだろう。Wadiaからも類似した製品wadia intuition 01が出て来ていることもあり、これから盛り上がる分野かもしれないと期待は高まる。
PCオーディオの隆盛も明るい材料と言えるのかもしれない。
10年前のステレオサウンド誌が手元にあるがPCオーディオを思わせる話題は全く載っていない。これは新しい動きなのである。手持ちのPCとDACをUSBケーブルで接続すれば、高額なCDプレーヤーに勝る音質を気軽に実現できるというキャッチに煽られ、老若男女がこのPCオーディオに挑戦している。
日本人は一般にネット上では懐疑の罵声を上げるのだが、結局は煽られやすい。確かに手軽に便利に、そこそこの高音質を与えてくれる安価な手段であり、コストパフォーマンスは高い。自作PCでゲームやアニソンを楽しんでいたオーディオに関心を持たない若い人たちと、オーディオを安く再開したいと願う定年後の団塊世代が、オーディオという趣味に走るきっかけとなった。
ただ、このオーディオの様式にはオーディオについての知識以上にPCに関する知識を要求する側面があり、オーディオをやっているのかPCをいじっているだけなのか、分からなくなるところがあって困るが、とにかく多くのオーディオに無関心な層を、オーディオという趣味の内部へ引き込む役割をしたように見えることは特筆に値する功績である。
特にPCオーディオに関しては明るい材料というだけでなく、従来のパッケージメディアに依存したオーディオ観を突き崩すかのような勢いを感じる。これは救済の名を借りた破壊なのかもしれない。アドルノは「誤謬に満ちた世界で未来像を描いたところで、それは曖昧な代物に過ぎない。建設に先立つ行為は現状では破壊の他にはない」と言ったが、PCオーディオが破壊する旧いオーディオの概念の残骸の上に何かが建設されるというのだろうか。黄昏の向こうにある夜を越えて我々が耳にするオーディオがあるとしたら、それはどのようなものだろう・・・。
こうして拾い上げた明るい欠片たちは、ハイエンドオーディオそのものから派生したものではないという点では共通している。外から来て、ハイエンドオーディオに影響を与えているモノたちである。
残念ながらハイエンドオーディオ自体が内部から変わる兆しは感じない。こうなると、私としてはDevialetはむしろハイエンドの凄味みたいなものに染まらないで欲しいし、PCオーディオはオーディオオタクの趣味というよりパソコンオタクの余技のようなものであって欲しいと思う。ハイエンドオーディオの底なし沼に落ちたが最後、滅亡の道を辿りかねないからだ。
道連れは我々のみでよい。
こうして、いろいろと私的な御託を並べてみたが、永遠と見誤るほど長く甘美な黄昏を味わい続けることは至福そのものである、という私個人の立場、結論に変わりない。これは「ベニスに死す」というヴィスコンティの映画をスローで流している、そんなイメージに近い。昔、この映画をはじめて見たとき、ラストシーンがいつまでも続いて欲しいと願ったことが思い出される。これは醜悪が美を求め焦がれて自滅する映画である。
映画はいつか終わる。
だが、オーディオという趣味は映画ではない。
筋書きはなく、実はラストシーンもないのである。
この世界に富豪たちが増えてゆくかぎり、
ハイエンドオーディオの機器は
どんどん遠い存在となる宿命なのかもしれないが、
オーディオという趣味自体は終わらないはずだ。
これは確かに“難しい”話だが、
過度の心配はしないようにしている。
なにが起ころうとも、
オーディオファイルであることを捨てられない私は、
なにが起ころうとも、
ハイエンドオーディオの行方を追い続けることになるだろう。
ただ、ひたむきに追い続ける所存。
この耳が聞こえるかぎり、
黄昏の果てまでも。
by pansakuu | 2013-08-24 22:08 | その他
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Goldmund Telos 5000 VS FM acoustics FM711|禁断のKRELL2016年12月24日
Goldmund Telos 5000 mono power amplifiers ¥38,000,000(税別)
http://www.goldmund.co.jp/pro.html
とある FM を知り尽くした詳しい方に訊くと、ムンドのテロス5000、お値段3800万円より FM acoustics FM711 の方がフツーに音がいいそうで・・・・・・
http://ameblo.jp/507576/entry-12231419185.html
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黄昏のハイエンドオーディオ:自滅と救済
万策堂の私的オーディオインプレッション
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「ところで、話は難しいのだけれど、ひとついいたいことがあるんですがいいかな」
これから書く話は面白い話ではない。
むしろ“難しい”話である。
不適切な表現、思い過ごしや嘘も含まれるだろう。
無駄な議論に加わらないようにするため、
定義をぼかした言葉をあえて使うかもしれない。
なにしろ“難しい”話なのである。
あるオーディオ雑誌の2013年 冬号に載った、評論家の方のコメントが、私の中にずっと突き刺さっている。
「最近のオーディオ機器は少々高すぎるところがあるように感じるんです。(中略)
やはり高い。普通の人たちが一生懸命に頑張れば買えるような製品に、いいものがもっと増えてくれないと、本当のオーディオ好きがついていけなくなってしまう」
確かに件(くだん)の評論家の方が、この発言に前後して650万円のアナログプレーヤーを購入したことを思う時、この発言内容に若干の違和感を覚えるのは私だけではないだろう。しかし、かく言う私もAir force Oneのほぼ半額に過ぎないが、350万円もする高価なフォノイコライザーを買ってしまっている。つまり生粋のオーディオファイルにはこのような側面がある。
気に入ったオーディオ機器に関しては、価格を度外視し、音楽しか聞けない装置に支出できる限界を忘れることを志向し続ける。私のような人間はそうやって常識から離れ堕落していけばよい。だが、そういう少数の極道だけで、ハイエンドオーディオ界全体を支え続けることはできないと思うし、盛り上げるというレベルにいたっては不可能とさえ思える。
私がハイエンドオーディオの機器に高価なものが増えてきたという意識を明確に持つに至ったのは、Goldmund が TELOS5000 というパワーアンプを開発し、2008年の東京インターナショナルオーディオショウで披露した時である。私はそのデモに立ち会った。詳しくは述べないが、一言で言えば大変に凄い音が出ていた。万人が良い音と感じるかどうかは別にして、驚異的な音であった。
一方、値段を見るとやはりというか、富豪向きの価格であった。3990万円。モノラルパワーアンプ一組だけで、3990万円である。ローンで家を郊外に買ってカツカツで暮らしているような日本人サラリーマンにはまるで買えない金額である。もともとGoldmundのUlitimateラインは元来ケタ外れに高価なのだが、このTELOS5000は、その遥か上をゆく価格設定であった。
私がこれについて思ったのは、良かれ悪しかれ、こういう音の世界を大勢のオーディオファイルが知っていて損はないだろうとか、そしてこういう音の片鱗を家庭で楽しめれば、幸せだろうとか、そんなことではなかった。問題は音ではない。この価格でも売れてしまったことだ。(日本でも売れた。)つまり音さえ圧倒的に良ければ、どんな値付けのものを作っても売れるということをメーカーに分からせてしまった、実績を作ってしまったということが問題のように思えた。
こういう富豪向けのビジネスモデルが成功すると知れわたったのち、一部のメーカーがそういう方向性へ製品開発の舵を切ることは予想できた。案の定、いくつかのメーカーが、それまでの最高級ラインのさらに上のラインを新設しはじめていた。TELOS5000 ほど高価ではないが、製品の基本構成は変えず、細部を高級化した機材も増えてきた。無論、こういう傾向はレトロスペクティブに見ればTELOS5000の発売以前からあった。世界中にグローバルに活動する富豪たち、超富裕層が散在し、その数を増やしてきたことに呼応する動きだったのである。
TELOS5000は、オーディオの世界で目立ち始めた富豪向けビジネスの一つに過ぎなかった。
普通の人たちにオーディオ機器の値段の話をすると、それなら車が買えるね、と言われ奇異の目で見られることはオーディオを長くやっていると、誰しも一度は経験があろう。
しかし、クルマと一口に言っても、何を指すのか。極端な話をすれば、現代には3億円でも買えない車がある。ランボルギーニのVenenoである。1億円オーバーの車ならば、マクラーレン、ブガッティ、ケーニグゼグ、アストンマーチン、フェラーリなど各社から発売されている。隆盛しつつある富豪向けのビジネス、それは他の世界のおとぎ話であると思っていたが、これほど目立つようになると、それに煽られる他業種のメーカーも、一般の消費者も実は少なくないかもしれない。
私の中での問題、それは富豪向けの価格帯の機器、普通のオーディオファイルにとって完全に絶望的な値付けの機材が増えて困るということではない。むしろ中途半端に高価なものが増えたということである。
具体的には単体で400万、500万、600万円台という機材の増加である。
これはスピーカーとパワーアンプにおいては10年ほど前から認められる傾向である。
またケーブルに関してはワンペア100万円オーバーのスーパーハイエンドの製品が散見されるようになったのも、ここ10年くらいのことだと思う。PADのDOMINUSシリーズが先鞭をつけたものだ。これらは富豪向けの価格帯の機材の増加に煽られた製品開発によるもののようにも私には思える。
アンプやスピーカーについては、以前は500万円近辺の価格帯が事実上の最上位であり、セカンドベストとして300万円台という位置付けだったように思う。その上の価格帯の機器、すなわち800万円〜1000万円台の機器は以前はかなり少なかったのに、最近、このレンジの機器が海外のオーディオショウなどで目立つようになったように思う。住宅事情等があり、日本にはあまり輸入されておらず、ステレオサウンドでも取り上げないのであまり知られていないかもしれないが、超弩級と呼ばれるアンプやスピーカーがその数を増やしているのではないか。海外のショウの写真を見ているとそう感じられる。
そういう超高価な製品の増加の結果、相対的に500万円台がセカンドベストに下がってしまったような感じがある。そもそも単体で400〜500万円というのは普通のオーディオマニアが頑張って買うか買わないかの境界である。ここを越えれば購入をかなり躊躇せざるをえないというか、実際、多少の貯金があってもあきらめる金額だと思う。
こういう状況で、仮に頑張って400〜500万円台の機材を導入しても、さらに上があると知っていれば、どこか落ち着かないだろう。500万円を払っても心の平安は訪れないかもしれないということである。300万円台でもかなり頑張っているつもりの人はなおさらかもしれない。高価なケーブルに関してはワンペア200万を超えるインターコネクトは完全に富豪向けビジネスに煽られているというか、富豪向けの商売そのものと言わざるを得ないが、500万のアンプよりも絶望的な価格ではないので、物好きというか、一点豪華主義で買う一般人もいるようだ。面白い。
なお、金額的にはそれほど高くないところなのだが、高級CDプレーヤー、SACDプレーヤー、DACの値段が、ここ10年で軒並み100万円、200万円以上アップしていることも見逃せない。
10年前はdcsの最高級システムは400万円台であった。今は1000万円台である。海外の高級なシルバーディスクプレーヤーの価格の高騰はもしかするとアンプやスピーカーを上回るのかもしれない。
それでいて過去の製品より、値上がりした全ての製品、より高価な最近の全ての製品の音質が良くなったと言い切れるか?
これ以上は言うまい。
では、実際、どうなのだろう。
試みに2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイに載った機種数とその価格を簡単に比較してみよう。(ざっくりやっているので細かい数字は間違いがあるかもしれない。あくまで傾向の把握のためにやっている)
例えば、160万円以上の価格帯のスピーカーシステムにおいて。
400万円オーバーのスピーカーは2003年には11機種、2012年は6増えて17機種取り上げられていた。やはり高価なものが増えた印象を受ける。
また、200万円以上の価格帯のパワーアンプにおいて、400万円オーバーのアンプは2003年は8機種、2012年は3増えて11機種取り上げられていた。
さらに、100万円以上の価格帯のデジタルディスクプレーヤーにおいては、200万円オーバーのプレーヤーは2003年は4機種、2012年は何と10増えて14機種取り上げられているのである。PCオーディオの普及によりデジタルプレーヤー離れが急速に進む中で、プレーヤーの価格は逆に著しく上昇している気配である。
デジタルディスクプレーヤーについては中古買い取り価格も最近は驚くほど低く、したがって中古価格も安いので、これではますます新品は売れなくなるのではないかと思う。
加えて、フォノカートリッジ。30万円オーバーのものは2003年には5機種、2012年は6も増えて11機種が取り上げられている。カートはアナログに欠くことのできない要素だが、アナログオーディオも高騰している部分はあるということだろう。
もちろん、大変に大雑把で一面的な捉え方、調べ方なのだが、こういう結果を見ると、やはり約10年の間にオーディオ機器のいくつかの分野で価格が高騰しているらしいというイメージは湧く。
なおプリメインアンプやフォノイコライザー、アナログプレーヤーについては2003年のステレオサウンドベストバイと2012年のステレオサウンドベストバイの差はあまりなく、プリアンプに至っては、むしろ若干安い製品が増えているようである。どの分野もそうなっているとする根拠はないらしい。ただ、アナログプレーヤーについては海外に多数ある超弩級ターンテーブルが日本にほとんど輸入されていないことを考えると本当に据え置きになっているのか分からない。
そういう高価なモノの話をしていると誰かが諺(ことわざ)めいたセリフを吐くものだ。
「足るを知る」とは言うが、だいたい、足るを知っていたなら、オーディオなどという趣味に足を突っ込んだりしないだろう。いつも上を見て、前進するというのがハイエンドオーディオの宿命である。確かに500万円台の機材増えてきたのに、それが買えないからといって、やる気をなくすことはないだろうが、なにかハイエンドオーディオの滋味の真髄が自分の手の届かない場所へ離れてゆくような、どんどん遠くに行ってしまうような気がして、いたたまれないのは間違いない。
Air Force OneやVivaldiシステムが聴かせる音の隔絶した素晴らしさはハイエンドオーディオならではのものである。この音の快楽が世界からなくなって欲しくない以上に、あまりに遠いものになってほしくないという思いが私には強い。
金持ちは不滅だから、ハイエンドオーディオも不滅かもしれないが、多くの機材が手の届かないほど遠い存在になってしまうことは問題である。だが、これはもう現実に起きている。10年前、20年前にはこれほど高価な機器が多いという印象はなかった。こういう価格設定の変化が影響してか、あるいは他の要素か、一般のオーディオファイルの活動が、もしかすると鈍らされているのではと疑う節もある。
インターネットを見渡すと、単体で200万円を超える機材について実際のユーザーから発信される情報は、リーマンショック以降から既に少なくなっており、政権が代わった最近になっても回復しないどころか、未だ寂しい状況と見える。単体500万円を超えるアンプなどのレビューとなると本当に少ない。また、原因は様々と思うが、有名なオーディオのブログもいくつかは閉鎖されたり、開店休業状態におちいったりしている。これもやはりここ数年のことのようである。
一方で、その代替となるハイエンドオーディオに関する活発なレビュー活動や訪問試聴やオフ会を催す、新たなブログはほとんど現れていないように見える。ハイエンドオーディオとは関連が薄いヘッドホンに関するブログやレビューは一時、非常に活発で盛り上がっていたが、それらのブログさえ最近は明らかに更新の勢いが鈍っている。つまり全体に低いところで安定、沈静化している印象なのである。
日本全国におけるオーディオのHPどうしのリンクもハイエンドオーディオのユーザーどうしの個人的つながりもほぼ固定化しつつあり、流動的な要素がやや減っているように思われる。さらに、SACDの長期的な凋落傾向が顕著な例であるが、オーディオをやる動機となる音楽自体が売れていないという世の中の傾向もオーディオをやろうという機運をさらに盛り下げる。
ついでに言えば、オーディオファイルが使う音源の固定化も私には寂しい。本当にクラシックとJAZZだけ聞いていて面白いのか?私にはそうは思えない。そうは言っても、若い人に人気がある新しい音楽としての、アニソンやラップやJpopが、それらの古典的なオーディオファイルご用達の大人音楽の世界を侵食するような、音の良さを発揮していないのも寂しい。
さらに深い視点に立てば、私の周辺に感じられるオーディオの長期的な凋落傾向の深層には、バブル的な購買心理の消失よりも日本人の高齢化と人口減少が影を落としているように思える。これは日本のオーディオの凋落というより、日本の凋落というべきなのかもしれない。
ハイエンドオーディオというものは現在、黄昏(たそがれ)の時代に入りつつあるように私には思われてならない。少なくとも日本にいるとそう感じる。その要因のひとつにハイエンドオーディオ機器の価格の高騰というのが、やはりあると思う。しかし、これはハイエンドオーディオという趣味がマークレビンソンらの手によりアメリカで誕生し、趣味として確立された時から運命付けられていたことなのかもしれない。
そもそもハイエンドオーディオの定義とは先述した評論家の方が言うように、音楽再生への「こころざしの高さ」を意味するものである。高価であることを意味するのではない。しかし、これは同時に高価であることを否定しない意味であることを忘れてはいけない。
ここでは音楽再生への「こころざしの高さ」を実現するためなら、どのような対価も厭わない勢いが見え隠れする。この隠れた勢いによって、ハイエンドオーディオは必然的に高価となり、高価となるにつれて多くの人の手から離れた遠い存在に変わっていったように思われる。こう考えればハイエンドオーディオは成熟するにつれ、自滅する運命にあったと言えるのではないか。
オーディオの風景を形作るのは錚々たるスピーカーやアンプではない。あくまでそれを使いこなす人の姿である。無人の荒野、無人の峰々。オーディオの美を堪能する主体である人間がいない場所に、実はオーディオという趣味はなく、空洞が拡がっているだけである。このように空洞化してゆくハイエンドオーディオには未来はないかもしれない。退廃的な考えだが、ここでの問題は長い黄昏時にいかに美しい花を咲かせるか、いかに美しく滅びるかにかかっているのではないだろうか。
富豪オーディオに奔(はし)る一部のメーカーも、その影響に煽られる他のメーカーもユーザーたちも、その耽美的な自滅への貢献として考えれば、腹も立たない。この黄昏状態が価格の高騰によるものだけではないということを思えば尚更、それに対して怒る気分にもならないのである。
オーディオという趣味を山に喩えてみる。
オーディオという山の成長は止まっていない。本物の山脈と同じく少しずつ高くなる。プレートテクトニクスという言葉はもう古いが、地形も実は変化し続けるものなのである。だから頂上も徐々に高くなる。こうしてハイエンドオーディオと呼ばれる頂上付近の領域、その周辺の空気は山が高くなるにつれ薄くなってゆき、そこに到達できる人の数は少なくなってゆく。
私個人は、いまだに山を登っているのだが、だんだん日が暮れてきて、周りに一緒に頂上を目指す人が少なくなってきたように思う。しかも、まだ上っている人はベテランの、というか高齢のお金持ちの人ばかりになってきていている。ベテランたちのなかにはいくつかのパーティを作って登る人も見受けられるが、そのパーティの数も増えていないようだ。
一方、自分よりも若い人が後から登ってくるのを見ることが少なくなった。彼らは下の方に留まって登ることを考えなくなったり、時には下山したりしている。またヘッドホン・イヤホン山というもっと低い山(というか丘)に上がって、頂上に大勢たむろしている様子も、ここからはよく見える。
山の中腹の売店では少しチャチなPCオーディオ機器やお馴染みのタイトルばかりのハイレゾ、DSDデータを売る者あり、裏道の登山道の途中でヴィンテージのウエスタンやクォードやJBLを並べて渋い商売をしている露店もあり、それなりに面白くはあるが、いくつかある頂上へ向かうルートが閑散としつつあるのは変わらない。
また、頂上付近では富豪と呼ばれる人が、ヘリコプターでてっぺんに舞い降り、悠々とお茶をしてから、また別の頂上目がけて飛び去ってゆくという荒業(あらわざ)も時に目にする。ベテランのオーディオファイルたちは無言で、それを軽蔑する。オーディオは過程を楽しむことも大事なんです、高価なオーディオが、必ずしもいい音とは限りませんよね、とかなんとか。とにかく、なにか言いたげに互いに目配せするのである。私は返事に困って、自分でも意味不明な微笑で返す。
そんなこんなで、まだまだ賑やかな山々ではあるが、確実に黄昏は忍び寄っている。人影は徐々に疎らになっている。登山者たちは老いてゆく。老兵は消え去るのみ、そして補充人員は稀だ。この状況を思わないのは鈍感か、あるいはそちらに目を向けないようにして登山しているかどちらかである。現実を受け入れるか、受け入れないか、これはたかが趣味であるからして、個人の勝手である。もしそうなら、どうせ自滅するなら、とことんまで美しく滅びたいと投げやりに言い放つのも勝手であるはず。誰が悪いわけでもない。以前からそういう流れだったのに気付かなかっただけだ。
救済もないことはない。
まだハイエンドオーディオは売れないと決まったわけではない。CH precisionのD1というSACDプレーヤーはあれだけ高価であるにもかかわらず日本で売れている。この調子なら日本国内で100台近くが稼働することになるであろう。まだまだ、多くの人が最上級のサウンドを愉しみたいと欲し、相応の対価(?)を支払うのである。
やはり、購買層は高齢者に偏っているが、逆に考えれば日本国内のD1の多くは、中古として今後10年のうちに日本中のセカンドオーナー、サードオーナーへと比較的手頃な価格で拡散してゆく運命にあるとも言える。
この最高級単体プレーヤーのオーナー経験者が、時間をかけて倍々に増えていくことは日本のハイエンドオーディオのレベルの底上げに寄与するはず。この高価なプレーヤーがこれほどの台数売れたことに明るい救済の光をひとまず見出すし、ドライブメカが壊れず、ディスプレイも無傷のままに、多くの人のもとへ、この素晴らしいプレーヤーが届いて欲しいとも願う。
そして例のDevialetである。ハイエンドオーディオはもうDevialetの時代だと言った人がいる。この極めて多機能でコンパクトでスタイリッシュ、しかしハイエンドオーディオとしてそれほど高価とは言えないDAC付のインテグレーテッドアンプD-Premierから出てくる音は、現代最高級のサウンドではないにしても、一般のオーディオファイルが苦労して行き着く水準はポン置きで軽々とクリアーしているように聞こえる。
このようなオールインワンに近い優秀なオーディオ機材が、多数の重たい筐体を連ねて、やっとのことで音を出す、旧来の物量投入型のオーディオを駆逐するかもしれない兆しは、新たな時代の到来とも取れる。このDevialetのアンプは美しく小さく、コストパフォーマンスの高いオーディオを、シンプルなインテリアに組み込みたいという新たなオーディオファンを増やすにちがいないし、また重厚長大なオーディオに飽きたベテランのセカンドシテムとして強くアピールすることだろう。Wadiaからも類似した製品wadia intuition 01が出て来ていることもあり、これから盛り上がる分野かもしれないと期待は高まる。
PCオーディオの隆盛も明るい材料と言えるのかもしれない。
10年前のステレオサウンド誌が手元にあるがPCオーディオを思わせる話題は全く載っていない。これは新しい動きなのである。手持ちのPCとDACをUSBケーブルで接続すれば、高額なCDプレーヤーに勝る音質を気軽に実現できるというキャッチに煽られ、老若男女がこのPCオーディオに挑戦している。
日本人は一般にネット上では懐疑の罵声を上げるのだが、結局は煽られやすい。確かに手軽に便利に、そこそこの高音質を与えてくれる安価な手段であり、コストパフォーマンスは高い。自作PCでゲームやアニソンを楽しんでいたオーディオに関心を持たない若い人たちと、オーディオを安く再開したいと願う定年後の団塊世代が、オーディオという趣味に走るきっかけとなった。
ただ、このオーディオの様式にはオーディオについての知識以上にPCに関する知識を要求する側面があり、オーディオをやっているのかPCをいじっているだけなのか、分からなくなるところがあって困るが、とにかく多くのオーディオに無関心な層を、オーディオという趣味の内部へ引き込む役割をしたように見えることは特筆に値する功績である。
特にPCオーディオに関しては明るい材料というだけでなく、従来のパッケージメディアに依存したオーディオ観を突き崩すかのような勢いを感じる。これは救済の名を借りた破壊なのかもしれない。アドルノは「誤謬に満ちた世界で未来像を描いたところで、それは曖昧な代物に過ぎない。建設に先立つ行為は現状では破壊の他にはない」と言ったが、PCオーディオが破壊する旧いオーディオの概念の残骸の上に何かが建設されるというのだろうか。黄昏の向こうにある夜を越えて我々が耳にするオーディオがあるとしたら、それはどのようなものだろう・・・。
こうして拾い上げた明るい欠片たちは、ハイエンドオーディオそのものから派生したものではないという点では共通している。外から来て、ハイエンドオーディオに影響を与えているモノたちである。
残念ながらハイエンドオーディオ自体が内部から変わる兆しは感じない。こうなると、私としてはDevialetはむしろハイエンドの凄味みたいなものに染まらないで欲しいし、PCオーディオはオーディオオタクの趣味というよりパソコンオタクの余技のようなものであって欲しいと思う。ハイエンドオーディオの底なし沼に落ちたが最後、滅亡の道を辿りかねないからだ。
道連れは我々のみでよい。
こうして、いろいろと私的な御託を並べてみたが、永遠と見誤るほど長く甘美な黄昏を味わい続けることは至福そのものである、という私個人の立場、結論に変わりない。これは「ベニスに死す」というヴィスコンティの映画をスローで流している、そんなイメージに近い。昔、この映画をはじめて見たとき、ラストシーンがいつまでも続いて欲しいと願ったことが思い出される。これは醜悪が美を求め焦がれて自滅する映画である。
映画はいつか終わる。
だが、オーディオという趣味は映画ではない。
筋書きはなく、実はラストシーンもないのである。
この世界に富豪たちが増えてゆくかぎり、
ハイエンドオーディオの機器は
どんどん遠い存在となる宿命なのかもしれないが、
オーディオという趣味自体は終わらないはずだ。
これは確かに“難しい”話だが、
過度の心配はしないようにしている。
なにが起ころうとも、
オーディオファイルであることを捨てられない私は、
なにが起ころうとも、
ハイエンドオーディオの行方を追い続けることになるだろう。
ただ、ひたむきに追い続ける所存。
この耳が聞こえるかぎり、
黄昏の果てまでも。
by pansakuu | 2013-08-24 22:08 | その他
http://pansaku.exblog.jp/20975164/
Goldmund Telos 5000 VS FM acoustics FM711|禁断のKRELL2016年12月24日
Goldmund Telos 5000 mono power amplifiers ¥38,000,000(税別)
http://www.goldmund.co.jp/pro.html
とある FM を知り尽くした詳しい方に訊くと、ムンドのテロス5000、お値段3800万円より FM acoustics FM711 の方がフツーに音がいいそうで・・・・・・
http://ameblo.jp/507576/entry-12231419185.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/202.html#c44
筆者はこれまで、著書や講演などで食品添加物の危険性について訴え続けてきましたが、昨今、がんと添加物との関係が次第に明らかになってきました。今や日本人の3人に1人ががんで死亡し、2人に1人ががんを発病しているという状況です。がんを予防するためには、危険性の高い添加物を知って、それを避けることが必要なのです。では、明らかになった事実を見ていくことにしましょう。
2015年10月、世界保健機関(WHO)の外部組織である国際がん研究機関(IARC)が、「ハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉を一日に50g食べると、結腸がんや直腸がんになるリスクが18%高まる」という発表を行いました。もっと多く食べれば、大腸がんになるリスクはさらに高まります。これは、世界の研究論文約800本を分析して得られた結果です。
市販のハムには、製品が黒ずむのを防ぐために発色剤の亜硝酸ナトリウム(Na)が添加されています。ところが、この亜硝酸Naは原料の豚肉に多く含まれるアミンという物質と化学反応を起こして、ニトロソアミン類という物質に変化します。このニトロソアミン類には強い発がん性があるのです。
ニトロソアミン類は10種類以上知られており、いずれも動物実験で発がん性が認められています。なかでも代表的なN-ニトロソジメチルアミンの発がん性は非常に強く、わずか0.0001〜0.0005%をえさや飲料水に混ぜてラットに与えた実験で、肝臓や腎臓にがんが認められています。
ニトロソアミン類は酸性状態の胃の中で発生しやすいことがわかっています。また、ハムやベーコンなどのなかで、すでにできているケースもあります。したがって、ハムを毎日食べていると、ニトロソアミン類の影響によって、がんが発生しやすくなると考えられるのです。
しかし、市販のハムのなかにも「無塩せきハム」といって、亜硝酸Naが使われていないものもあります。心配な方は、表示をよく見て、そうした製品を選ぶとよいでしょう。
■たらこ、いくらも要注意
さらに亜硝酸Naは、明太子、たらこ、いくらなどの塩蔵魚卵にも使われていますが、それらを頻繁に食べていると、胃がんになるリスクが高まることもわかっています。国立がん研究センター「がん予防・検診研究センター」(現・社会と健康研究センター)の津金昌一郎センター長らは、40〜59歳の男性約2万人について、約10年間追跡調査を行いました。その結果、食塩摂取量の多い男性ほど胃がんの発生リスクが高く、特に明太子やたらこ、いくらなどの塩蔵魚卵を頻繁に食べている人ほど発生リスクが高かったのです。
この調査では、塩蔵魚卵を「ほとんど食べない」「週1〜2日」「週3〜4日」「ほとんど毎日」食べるに分類しました。そして、それぞれのグループの胃がん発生率を調べたのです。その結果、「ほとんど食べない」人の胃がん発生率を1とすると、「週に1〜2日」が1.58倍、「週3〜4日」が2.18倍、そして「ほとんど毎日」は2.44倍にも達していたのです。
つまり、塩蔵魚卵を多く食べている人ほど胃がん発生率が高くなる、という比例関係になっていたのです。津金センター長は、「塩分濃度の高い食品は胃の粘液を溶かしてしまい、胃粘膜が強力な酸である胃液によるダメージをもろに受けます。その結果、胃の炎症が進み、ダメージを受けた胃の細胞は分裂しながら再生します。そこに、食べ物などと一緒に入ってきた発がん性物質が作用して、がん化しやすい環境をつくるのではないかと推測されています」(『がんになる人 ならない人』<津金昌一郎著/講談社刊>)と指摘しています。
市販の明太子には、黒ずみを防ぐ目的で発色剤の亜硝酸Naが添加されていますが、それは魚卵に特に多く含まれるアミンと化学反応を起こして、ニトロソアミン類に変化します。これが発がん性物質として作用して、胃がんの発生リスクを高めていると考えられます。
■塩辛、練りうにでも胃がん発生率増加
この調査結果にはもうひとつ興味深いデータがあります。それは、塩辛や練りうにと胃がんの関係を調べたものです。塩辛、練りうにを「ほとんど食べない」「週1〜2日」「週3〜4日」「ほとんど毎日」食べるという人に分類して、胃がんの発生率を調べたところ、「ほとんど食べない」人の胃がん発生率を1とすると、「週1〜2日」が1.47倍、「週3〜4日」が1.75倍、「ほとんど毎日」が3.12倍にも達していたのです。つまり、この場合も、塩辛や練りうにを多く食べている人ほど胃がんの発生率が高くなる、という比例関係になっていたのです。
その理由は、明太子やたらこなどの塩蔵魚卵と同様と考えられます。つまり、多量の塩分によって胃の粘膜が炎症を起こしてしまい、それを修復するために細胞が再生した際に、発がん性物質が作用したためと考えられます。
ただし、この場合の発がん性物質とは、タール色素と考えられます。塩辛や練りうにには、発色剤の亜硝酸Naは使われていません。その代わりに、練りうにには着色のための赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号などのタール色素が使われているのです。ちなみに、現在は塩辛にはタール色素はほとんど使われていません。
日本では添加物として12品目のタール色素使用が認められています。しかし、いずれも動物実験やその化学構造から発がん性の疑いが持たれているのです。ですから、タール色素を含む練りうにを頻繁に食べていると、タール色素が胃の粘膜細胞に作用し、遺伝子が突然変異を起こして、細胞ががん化する確率が高まると考えられるのです。
塩分が多く、しかもタール色素が添加されている製品としては、ほかに福神漬け、紅ショウガ、たくあんなどがあります。表示をよく見て、タール色素が添加されている製品は、購入を避けたほうがよいでしょう。
このほかにも、がんと関係の深い添加物があります。輸入品のレモン、オレンジ、グレープフルーツに防カビ剤として使われているOPP(オルトフェニルフェノール)とOPP-Na(オルトフェニルフェノールナトリウム)です。これらについては、東京都立衛生研究所(現・東京都健康安全研究センター)が行った動物実験によって、発がん性がはっきり認められているのです。
さらに、煮干しなどに酸化防止剤として使われているBHA(ブチルヒドロキシアニソール)については、名古屋市立大学が行った実験で、ネズミの前胃にがんの発生が認められています。
発がん性が認められた添加物を人間が摂取し続ければ、当然ながらがんになるリスクは高まると考えられます。したがって、がんになるリスクを減らすためには、そうした添加物を避ける必要があるでしょう。
なお、どんな食品に発がん性物質が含まれているのか具体的に知りたい方は、11月に出版された拙著
『40代から食べるなら、どっち!? 不安食品見極めガイド』(サンクチュアリ出版
https://www.amazon.co.jp/%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%82%89%E3%80%81%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%A1-%E4%B8%8D%E5%AE%89%E9%A3%9F%E5%93%81%E8%A6%8B%E6%A5%B5%E3%82%81%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-Sanctuary-books-%E6%B8%A1%E8%BE%BA%E9%9B%84%E4%BA%8C/dp/4861139910
をご参照ください。具体的な製品名と企業名を挙げて、市販の食品の危険性を指摘しています。
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/764.html#c181
甘い見込みで借金をするということは、「借金を返し終わるまで次の借金はしない」ということを徹底しないということでもある。
借金を返し終わる前に、また次の借金をしてしまう。つまり、借金が癖になっていく。少額であればあるほど心理的なハードルが低い分、借金癖が付きやすい。
いったん借金癖に堕ちると、次第に返せなくなるという現実ものしかかり、借金を借金で返すような自転車操業にまで突き進む人も増える。
そうすると、最初は「趣味・娯楽」で利用していた借金は、やがて食費、家賃、衣料費、光熱費の支払いにまで広がっていくのである。
返せない借金は、社会人が抱える最も深いストレス
人生は常に順調とは限らない。逆風はいつでも吹くし、唐突にトラブルが湧き上がる。そのため、返せると思った借金が返せなくなることも起きる。
性風俗の仕事を選んだ女性の多くは、憧れてアンダーグラウンドの世界に入ったというよりも、ちょっとした借金で生活が回らなくなってその世界に入った女性が多い。
「生活できなくなった」だけでなく、「借金で首が回らなくなった」から堕ちる。
ただ「生活できなくなった」のであれば、安いアパートに引っ越して安い食材で耐えていれば何とかなるかもしれない。しかし借金があれば、まずは返さないといけないので「何ともならない」のである。
私がインタビューした風俗店の店長は、その仕事を始めて間もない頃、消費者金融のATMの前で張り込み、キャッシングしている女性に声をかけてキャスト(風俗嬢)を集めていたと告白していた。
また多くの風俗嬢にインタビューしてみると、やはり風俗に堕ちる前には、食べていけなくなってカードローンに頼り、それも返せなくなって堕ちたというパターンをなぞっている女性をよく見かける。
「借金が返せなくなる」というのは、決して珍しいことではないというのを私はさんざん見てきた。アンダーグラウンドはそんな男女で満ち溢れているのである。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20161227T0238130900.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/286.html#c23
2016年12月26日 デフレではないという安倍総理
安倍内閣が発足して4年が経過し、安倍総理は次のように言っています。
“ 「政権を奪還した時に約束した日本の経済を成長させていくということは、デフレではないという状況を作り出し、雇用の状況をよくし、景気回復することはできていると思う」
デフレではない状況になっているのですって。
よくもまあ、この人は白々しくそんなことが言えるものですね。
但し、冷静に振り返ってみると2016年の年頭の記者会見でも、似たようなことを言っていたのです。
“「デフレではないという状況を作り出すことができたが、残念ながら道半ばだ」、「デフレ脱却というところまで来ていないのも事実」
デフレではない状況になっているが、デフレ脱却というところまでは来ていない、と。
私は、総理が何を言いたいのか、全然分かりません。
デフレではなくなっているが、デフレからまだ脱却していない?
そもそも、旧日銀をボロクソに非難し、インフレターゲットの設置を声高に叫んでいたリフレ派の人々にとって、デフレとは物価が基調的に下がるような状況を指していたのは、余りにも明らかではないですか。
だからこそ、2%のインフレ目標を掲げ、日銀がマネーを大量に放出すれば、インフレを起こせる筈だ、と言っていたのです。
でも、インフレにはなりませんでした。
それどころか、今年に入っていからは基調的に物価が低下していると言っていいでしょう。
グラフをご覧ください。
インフレ率 2016-12
http://livedoor.blogimg.jp/columnistseiji/imgs/b/a/ba5709f2.jpg
インフレ率が再びマイナス圏に落ち込んでいるでしょう?
それに、百歩譲って、実質経済成長率でみたとしても…
グラフをご覧下さい。
実質GDP増加率 2016年7-9月期
http://livedoor.blogimg.jp/columnistseiji/imgs/6/9/6980af23.jpg
安倍政権発足前と比べて、経済成長率が高まっているとは言えないのです。
こんなリーダーの下で4年も経過しているのです。
余りにも自己の発言に責任も持たない姿勢に呆れてしまう
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51698900.html
【藤井聡】2018年、我が国は「緊縮」を脱却できるのか?: 2016/12/27
FROM 藤井聡@内閣官房参与(京都大学大学院教授)
今年は、消費増税の影響がいよいよ深刻化してくると共に、EUも中国もその成長を鈍化させ、世界経済はますます混とんとしてきた中、何とか日本の潜在能力を開花させるべく、「大型景気対策」を果たさねばならない――と、心ある方々が様々に努力を重ねた年でした。
三月にはクルーグマンやスティグリッツらが訪日し、官邸にて、デフレ脱却のためには消費税増税の先送りと、大型の財政政策を断行することを主張。
五月には、総理主催の伊勢志摩サミットにて、総理主導で、先進七か国が協調して財政政策を含めた経済対策を進めるという方針が合意され、宣言されました。
さらにはそれを受ける形で、消費税増税を2019年10月まで延期することが決定しました。
いよいよ、大型景気対策をこれから進めるという機運が盛り上がっていった中、6月に参議院選挙が行われます。
自民党「総裁」は、「デフレからの完全脱却」を公約の中心に据え、「アベノミクスのエンジンを最大限にふかし、デフレからの脱出速度を確保する」と繰り返し訴えました。
結果、自民党を中心とした与党は圧勝。これを受けて、「総理」は、公約通り、財政政策を含めた大規模な経済対策を断行することを確約します。
この宣言を受け、政府、内閣では大型景気対策に向けての作業が急ピッチで進められ、8月には、事業規模「28兆円」の大型景気対策が閣議決定されます。
その中身としては、今年の補正予算と次年度当初予算の双方を含める形で執行していく、ということが宣言されます。
この「28兆円」という数字で、株価は一時上昇。世論、マーケットはこの方針を歓迎していきます。
――以上の「参議院選挙直後」までの経緯は、政府がこれまで進めてきた「緊縮路線」から「積極財政」へと転換する大きな流れが始まる予感を感じさせるものでした。
しかし、参議院選挙が終わりしばらくした頃から、現内閣が「積極財政」を図っているという「想定」からは、少々乖離する報道が続いていくようになっていきました。
まず、28兆円の大型景気対策の第一弾として行われた、「第二次補正予算」が10月に決定されます。
補正予算といえば、例えば安倍内閣が誕生した直後、2013年に組んだ補正予算が実に10兆円超。これが、初期アベノミクスが成功裏に進んだ最も本質的な最重要要因でした。ところが、この10月に組まれた補正予算は、3兆2869億円。少なくとも補正予算の金額だけで言うなら、2013年補正の三分の一以下、という水準。
これでは、「デフレからの脱出速度」が確保できるか否か心もとないという声が一部で聞かれました。しかし、「緊縮すべし」という論調に一色に塗り固められたマスコミ世論では、そうした「批判」の声が支配的になるということはありませんでした。
そして、「28兆円の大型景気対策」の「第二弾」として組まれた次年度(平成29年度)当初予算が、先週(12月22日)、閣議決定されました。
「財政政策」において、その支出項目が重要であることは論を待ちませんが、デフレ脱却を考える上で何よりも重要なのが、「総額」がいくらか、という視点。
そもそも、デフレ完全脱却を図るためにはデフレギャップを埋めることが必要であり、そのためには、「財出額がいくらか」という点が何よりも大切だからです。
そして、次年度当初予算の、前年度からの増分は、総額ベースで「0.73兆円」にとどまっています。これは「28兆円」という数字の実に、2.6%にしかすぎません。
http://www.nikkei.com/article/DGXLNSE2INK01_S6A221C1000000/
これに、(マイナス金利政策の煽りを受け、国債費が836億円縮減した点を加味すると)、国債費以外の基礎的財政の増分は、「0.81兆円」。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161222/k10010816101000.html
そもそも当方は、600兆円経済を目指すなら、当初予算を少なくとも2.3兆円は増やすべきだと主張していましたから、当方の主張からすれば、この支出額は三分の一の水準にとどまる「緊縮的」な水準だと言わざるを得ません。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-16/OGQ1P76KLVR701
しかも、そうした現政府の「緊縮」的態度は、「新規国債7年連続で減額」という下記報道からも明らかです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00000001-fsi-bus_all
この他にも、「原発事故」対策の費用において公費支出が一定水準以下であるために、結果、電気料金が値上がりする――という問題も、「政府における間接的な緊縮的態度」と解釈することもできます。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/12/15/shimakura-63/
あるいは、「年金」に関しても、この度通過した「国民年金法改正案」では、トータルとしての政府支出が縮減する「緊縮」的なものではないかという批判もされています。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/12/01/shimakura-62/
実際、これらの議論を全て反映した「政府の貯蓄性向(負債拡大性向)」の推移を確認すれば、下記グラフに示されたように、2014年からの2年間、過去35年間の歴史の中でも、「最も極端な緊縮的態度」が見られていることわかります。
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/900047053429572
つまり、「アベノミクスのエンジンを最大限にふかす」とは言われているものの、上記の様な実際の制度や、各種指標を確認すれば、エンジン出力はどんどん縮小し、
「もはやデフレではない、という状況だとすら、もはや言えない状況」
に舞い戻ってしまう懸念が増大している、という次第です。事実今や、「内需GDPの成長率」は、「三期」も連続でマイナスになってしまっているのです!
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=921373207963623&set=a.236228089811475.38834.100002728571669&type=3&theater
これはもはや、リセッション状況と言われても致し方ありません。
この状況を打開するには、今年の三月、クルーグマンやスティグリッツが主張した「積極財政」に転ずるしかないのですが――国内には、積極財政を是が非でもやめさせようとする圧力が巨大に存在しています。
これだけ客観的には「緊縮」的な政府の財政態度が、「積極すぎる!」と批判され、さらなる緊縮を進めろという論調が、わが国の大手メディアを支配しているのです。
https://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII/posts/939327496168194
こんな状況の中で、2019年、わが国は本当にデフレ完全脱却に向けて、着実に歩みを進めることができるのでしょうか……?
筆者にはそれはもちろん、分かりません。
このまま緊縮的態度が継続され、デフレが放置され、税収が減るが故にさらなる緊縮圧力がかけられ、飛行機が「きりもみ式に墜落」するように、日本経済の凋落が加速していく――来年はそんな最悪の一年になるのかもしれません。
もちろん来年が、こうした緊縮的態度が改められ、大型の景気対策がさらに継続され、デフレ脱却の糸口を見いだすことができる年になる可能性も、存在していることは間違いありませんが――。
ただでさえ、石油価格は来年は上がってくるでしょうから、これが日本経済にダメージをもたらすのは必至です。外需の回復はもちろん期待薄の中、トランプ政権の内需拡大策によって、対米輸出だけは増加する可能性も考えられるところではありますが、トランプ政権が対日圧力を強化すれば、逆に「米国からの対日輸出」が拡大し、これが日本経済にダメージを与える可能性も払拭できません。
これらを踏まえれば、緊縮的態度にかまけている暇など、ほとんどない、というのが、現実の状況です。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c404
アメリカ大統領選後の強烈なドル高は、「トランプ勝利=リスクオフ」という市場参加者の常識を打ち崩した。この異常に強い「トランプ相場」の背景にあると考えられるのが、外資系ファンド勢による「アルゴリズムを使った買い上げ」だ。
外資系ヘッジファンドの強引な「買い上げ」に個人は勝てるのか?
猛威を振るうアルゴリズム・トレーディング
いま、米ドル/円をはじめとする主要通貨ペア市場で、外資系ファンドによる「アルゴリズム・トレーディング」が猛威をふるっている。
先日のアメリカ大統領選挙(2016年11月)では、大方の市場予想に反して、共和党のドナルド・トランプ候補が逆転勝利をおさめた。
このときの米ドル/円相場は、朝方まで1ドル=105円台で推移していたが、選挙の開票作業が進み「トランプ氏優勢」が明らかになるにつれ、リスクオフの円高(ドル売り・円買い)で反応。11月9日14時過ぎには、1ドル=101円前半まで急速な円高が進行した。
日経平均株価は前日比-919円の暴落、時間外のNYダウ先物も大幅安となった。英国EU離脱の記憶も新しい市場参加者の多くが、「ついにトランプ・ショックがやってきた」と防戦モードに入ったのも無理はない。
ところが、今回の「トランプ相場」は、ここからの猛烈な巻き返しが常軌を逸していた。
米ドル/円は当日の欧州時間から早くも急反発し、NY時間には1ドル=104円ミドルまで下げ幅を縮小。当日のNYダウ終値は256ドル高となり、翌10日の米ドル/円は105円台を回復、日経平均株価も1092円高と、まさにトランプ・ショックを「帳消し」にする大幅反発となった。
「トランプ勝利=リスクオフ」のシナリオを持っていた投資家は、これを絶好の戻り売りポイントと考えたかもしれない。しかし実際の相場はその後も猛烈な上昇を続け、2016年12月現在の米ドル/円相場は、1ドル=120円が目前に迫る水準まで円安(ドル買い・円売り)が進行している。
そしてこの、生身のトレーダーが取引の判断基準として持っている「経験」や「値頃感」や「過熱感」を一切無視した、異常に強い「トランプ相場」の背景にあると考えられているのが、外資系ファンド勢による「アルゴリズムを使った買い上げ」である。
アルゴリズム・トレーディングでは、コンピュータが市場動向を判断して自動売買を行う。豊富な資金で相場を動かす力を持った投機筋が「現在はリスクオンだ」と判断し、そのシナリオに沿ったプログラム売買を続けることで、ドル売り勢の買い戻しを誘発しながら、現在の異常な上昇トレンドを演出しているというのだ。
生身の人間はFX相場で勝てない?
一般的なFXトレーダーは、取引対象とする通貨ペア以外にも、関連通貨ペアや国内・海外の株式市場、債券市場、商品先物市場など複数のチャートをチェックしていることが多い。
そして、好みのテクニカル指標を組み合わせたり、ファンダメンタルズを考慮したり、要人発言や突発的なニュースもチェックしながら、自分なりの売買戦略に沿って取引を行っている(自己裁量トレード)。
この自己裁量トレードで問題となるのは、たとえ自分のシナリオや売買戦略が正しくとも、実際そのとおりに売買を執行できないかぎり、それは単なる「絵に描いたモチ」にしかならないことだ。
たとえば、アメリカ大統領選前に米ドル高シナリオを立てていたFXトレーダーがいたとして、いったい彼らの何割が、「トランプ・ショック」直後の急落した米ドルを実際に買えただろうか?あるいは1日で下げを帳消しにするほどの急反発を見て、そこから始まる本格的な上昇トレンドをどれだけ正しく予想できただろうか?
◾自分の売買戦略は間違っているかもしれない
◾まだまだ、円高・ドル安が進むかもしれない
◾反発が急すぎる、このあたりが戻り一杯だろう
◾そろそろ、押し目をつけるにちがいない
このように慎重な判断をしたFXトレーダーほど、今回の「トランプ相場」には乗れていないことになる。押し目らしい押し目をつけないため、ドル買いのエントリーポイントを掴みづらい。逆にドルを売っているFXトレーダーは、じわじわと上がり続ける相場に翻弄され、損切りのタイミングを見失ってしまう。
専業トレーダーでない限り、常に市場に張り付くのは不可能だ。人間は感情の生き物だから、激しい値動きには動揺し疲弊もする。通常ならできるはずの判断が鈍ることも多々ある。その意味では、「生身の人間はFXトレードに向いていない」と言ってもいいだろう。
人間の弱点を克服する「システムトレード」とは?
そこで、このような自己裁量トレードの問題点を克服するものとして、昨今注目されているのが「システムトレード」だ。これは市場において優位性を持った売買戦略に基づき、主にプログラムによる自動売買を行うもので、一時の感情に左右されず正確な売買を行えるメリットがある。
ではなぜ、この「システムトレード」は、一般の投資家にあまり普及していないのだろうか?それは、自力で勝率の高い売買戦略を構築するには、極めて広範で高いスキルが要求されるからである。
◾過去の膨大な市場データをいかに収集・蓄積するか?
◾どのような統計手法により売買戦略を発見するか?
◾売買戦略の有効性をいかに検証し最適化するか?
◾自動売買を行う場合、いかに信頼性の高いプログラムを書くか?
…などなど、個人投資家にとって「システムトレード」のハードルはかなり高く、「興味があっても手は出せない」トレーダーが多いのが実情となっているのだ。
個人トレーダーが知るべき『シストレ24』の自動売買戦略
これからFX取引を始めようという個人トレーダーでも、この「システムトレード」を気軽に導入できる方法はないのだろうか?
その答えが、インヴァスト証券が提供している『シストレ24』だ。『シストレ24』では、各種の売買戦略(ストラテジー)に基づいたFXの自動売買を、個人トレーダーでも気軽に行えるようになっている。
『シストレ24』で選べる売買戦略(ストラテジー)はいずれも、金融工学の専門家や元外資系ファンドマネージャー、専業トレーダーらが考案したものだ。
どの売買戦略が好成績をあげる可能性が高いかを「ストラテジーランキング」で確認したり、現在の相場トレンドにマッチした売買戦略に切り替えることも気軽にできる。パソコンだけでなく、スマホからの操作に対応しているのも嬉しいところだ。
最近では、売買戦略の自動切り替え(フルオート)機能が追加され、さらに便利になった。あなたが昼間、外で働いている間も、夜、家で寝ている間も、まさに24時間、最適な自動売買を執行してくれる。
『シストレ24』では、世界中の投資のプロが考案した「ストラテジー」とよばれる自動売買プログラムを選ぶだけで、自動的にFX取引ができる。
いまや著名ヘッジファンドの多くで、一昔前の「相場師」に取って代わり、数学者や人工知能研究者が活躍し、莫大な報酬を得ている。為替市場では、FX初心者や自己裁量トレーダーに加え、このようなヘッジファンドも日夜、しのぎを削っているのだ。
http://www.mag2.com/p/money/29759
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html#c1
CFTCの建玉報告によると、久々にドル円ロングが主流となってきた中、日本の個人投資家だけがショートを溜め込み苦しんでいる状況が延々と続いていることがわかります。(『今市太郎の戦略的FX投資』今市太郎)
ドル円の上昇を“助けてしまった”本邦個人投資家の戻り売り
2016年後半を象徴するミセス・ワタナベ
いよいよクリスマス前の休暇に突入し、さすがに大きく動かなくなってしまった為替相場なので、今回は今年を振り返った話をしてみたいと思います。
今年後半、ドル円の取引でもっとも印象的だったのがミセス・ワタナベ、つまり本邦個人投資家の戻り売りでした。
もともと本邦勢の個人投資家は状態的に逆張りが好きな存在として市場でもよく知られていますが、今年は年初の121円レベルから99円割れまで実に22円近く動いてしまったわけですから、戻るとしてもさすがに半値戻しまですればかなりいいレベルと思った個人投資家が多かったのか、この11月の猛烈な上昇でも108円を超えたあたりから個人投資家の大量な戻り売りが発生しはじめており、実は118円台までつけた足元の状況でも、まだほとんどしこったまま解消していないのがどうやら現実の状況のようです。
ストップロスを置かないから切れないショート
こうした個人投資家の値ごろ感からのショートは、108円から118円台まで依然としてストップロスをほとんど入れないことから、資金力のある個人投資家であればあるほど、塩漬けのままの状態で年末を迎えようとしているようです。
その額の正確なところはよく判らないのですが、その一部は証拠金が枯渇して国内業者が設定した強制ロスカットに巻き込まれて切れることはあるようですが、資金力のある投資家の場合には延々と持ち続けて我慢をしている状態のようで、もちろんナンピンもかけているのでしょうから、最初に売ったコストより高いところで損失を消すことができるのでしょうが、これが残っている限りはドル円相場は簡単には下がらない状況が続くことが容易に想像できる状態です。
投機筋はショートから既にロングへ変換済みの模様
CFTCが発表した13日時点の建玉報告によると、CMEの通貨先物市場で投機筋のドル円のロングは6万3429枚と前回の3万3937枚から2万9492枚増加しており、久々にドル円ロングが主流となってきている状況ですが、日本の個人投資家だけがショートを溜め込んで苦しんでいる状況が延々と続いていることがわかります。
買い遅れの実需と個人投資家の買い指値で下がらないドル円
ドル円が大きく下がらないのは、実需の輸入勢の買い遅れがかなり下のほうげ待ち構えているからのようで、そのレートも徐々に切りあがる状況になってきています。
また、ようやく買いで参入する決心のついた個人投資家も下落すれば買いを入れてくるようになっていますので、前述の戻り売り勢の解き売りも含めると、ここからのドル円はよほど相場を大きく動かす何かがないと、このまま大して下げないまま再度上昇を繰り返すことになりそうです。
なぜ本邦の個人投資家はストップロスを入れないのか?
相場で損をしたくないので、とにかく売買したポイントまで相場が戻るのを待つ、という発想は、FXを行う個人投資家の万国共通の意識のようですが、日本人の個人投資家はとくにそれが強く、ほとんどがストップロスを置かない売買を行っているようです。
ある意味ではこれをカモにしてくる投機筋も多く、うまいこと使われて相場を上昇させているようにも見えます。
またストップを入れないわけですから、何かの拍子に相場が下がり始めると、初めてその段階で反対売買が随時出始めるようになり、相場が全く下がらないという不思議な状況を示現させてしまうわけです。
結局は一定のレベルでしっかり損切りをしたほうが投資資金を効率的に運用することができるはずなのですが、考えてみると株の世界でも比較的同様のことがおきているようで、もはや日本人投資家の生まれ持った性格なのかもしれないと思う今日この頃です。
http://www.mag2.com/p/money/29879
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html#c2
現在の投機筋は利食いを急ぐ必要はなく、円安の継続をゆっくり楽しめる状況です。為替相場は、昨年半ばにつけた1ドル=125円台や、1ドル=140円の可能性も出できました。(『マンさんの経済あらかると』斎藤満)
トランプ・ラリーのターゲットは1ドル125円か?それとも140円か?
主要通貨の中で突出して下落した円
米国大統領選挙でトランプ氏が「まさかの勝利」をはたして以来、日本の円が、メキシコ・ペソを除くと、主要通貨の中で突出した下落を見せました。
ユーロドルはECBが緩和の延長を打ち出すまでは2%程度の小幅下落にとどまり、ポンドはむしろドルに対して上昇を見せたのに対し、円だけがドルに対して101円台から118円台にまで急落しました。
円だけがなぜここまで急落したのか?ここで投機筋の果たした役割は少なくなかったようです。シカゴIMMの通貨先物のうち、投機筋の動きを反映しやすい「非商業取引」をみると、円の「買い」については大統領選直前の7万枚程度から12月13日の週の6万枚強まで、1万枚弱の減少に留まりましたが、「売り」が4万枚から12万6千枚まで急増しました。
この結果、ネットのポジションは選挙直前の3万枚程度の「買い越し」から、足元では6万3400枚の「売り越し」に大きく変化しました。この投機筋による大規模な「売り」が、この間の急速な円安をもたらした形になっています。
因みに、この間、豪ドルの「買い越し」がやや縮小した以外、その他通貨の先物ポジションは、ポンドもユーロもほとんど変わっていません。
なぜ円は「狙い打ち」されたのか?2つの理由
まさに、円が狙い撃ちされた形になっています。円が狙われた背景としては、少なくとも次の2つが考えられます。
1つには、いわゆる「ミセス・ワタナベ」といわれる一般投資家が大きく円ロングに傾いていたことがあると言われます。大きな力を持つ投機筋からみれば、絶好の「餌食」がいたことになります。餌食が多ければ多いほど、投機筋のもうけも大きくなります。
もう1つは、日銀の10年国債金利の「ピン止め」が認知されていたことです。このため、トランプ次期大統領の大規模減税や公共投資によって米国金利が上昇すれば、日米金利差が最も確実に拡大が見込め、それだけ円安に賭けやすい面があります。
実際、この1か月余りの間、米国10年債金利が0.8%も上昇し、欧州の国債利回りもこれにつれて上昇していますが、日本の10年国債利回りは日銀の意図を市場が認識していることもあって、0.1%強の上昇に留まっています。つまり、日米金利差が最も大きく拡大しています。これが事前に予想できただけに、投機筋は円を攻めやすかったことになります。
投機筋の動きは、状況が変われば、あるいは利益確定をすることで、ポジションの巻き戻しが起こり、その分一時的に円高に動くこともありますが、日銀の政策スタンスはすぐには修正されず、円の先安観が強ければ、投機筋の円売りが長期間維持される可能性があります。実際、アベノミクスの前半では彼らの円売りは長期化し、ネット売り越しは10万枚を超えました。
また、裏を返すと、ここまでは投機筋が先行して円売りを重ねた一方で、一般投資家の円売りは出遅れている可能性があり、今後一段と米国金利の上昇が予想されるだけに、ここからは実需筋の円売りドル買いが高まる可能性があります。
投機筋にしてみれば、彼らの「仕掛け」で流れができ、ここから一般投資家の「提灯」がつけば、彼らの売り持ちは一層の利益を呼びます。
投機筋が利食いを急ぐ理由が消滅
そうであれば、投機筋も「利食い」を急ぐ必要はなく、円安の継続をゆっくり楽しめることになります。それだけ円安がさらに大きく進む余地があり、近いうちに昨年半ばにつけた125円台を試しに行くと見られます。
ここまでは米国側からドル高に対し、特段のクレームは聞かれません。安倍政権からも一部を除けば、むしろ円安・株高を歓迎しています。
ドル高といっても、ドルが上昇している相手通貨は、主要国通貨では円と人民元くらいで、あとは新興国通貨です。ドル高自体、本来は米国が困るはずですが、「偉大な米国」を掲げる米国からはドル高許容のムードがあります。
米ドル/円 週足(SBI証券提供)
http://www.mag2.com/p/money/29890/2
逆に通貨安で悲鳴を上げるのは、資本流出、コスト高の物価高でこまる新興国や、日本の消費者、中小企業となります。
新興国でも、資源価格がやや上昇するようになった分、余裕があり、むしろ新興国のなかでは中国経済への影響が最大の課題となります。昨年夏と今年の初めには、人民元の急落で株価が急落しましたが、その後上海市場は政府管理下に置かれて動かなくなり、資本規制も強化された分、昨年のような市場混乱は起きていません。
欧州通貨は安定し、不満は聞かれず、偉大な米国を目指し、積極的な財政策を打ち出す米国も、ドル高に苦しみ、「第2のプラザ合意」を求めてくるには、まだかなりの時間が予想されます。
1ドル=140円も視野
そうなると、日本の消費者、中小企業が悲鳴を上げ、それを政府が認識して動くようになるまで、円安ドル高が進む可能性があります。来年は125円を超え、140円も考えられます。
「第2のプラザ合意」で140円の円安ドル高が修正されるときは、次に大幅な円高がやってきます。投機筋には絶好の稼ぎ場になりますが、日本の企業には大きな負担になります。
これを回避するには、第2のプラザ合意に至る前に、為替の軟着陸が必要で、その場合、日銀による10年国債金利の「ピン止め」や、資産買い入れ額の見直しが検討されると思われます。
http://www.mag2.com/p/money/29890
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html#c3
癌や通風にもなるからいい事ない
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/263.html#c1
吉田繁治の記事一覧 マネーボイス
http://www.mag2.com/p/money/tag/%E5%90%89%E7%94%B0%E7%B9%81%E6%B2%BB
安倍「官製相場」の正体。国民生活が疲弊し対米従属は加速する=吉田繁治 2016年10月20日
http://www.mag2.com/p/money/24781
2012年12月に発足した安倍内閣はアベノミクスを標榜し、株価上昇をその支持基盤としてきました。あれから約4年、いよいよ「株価政権」の総括検証をすべき時期が来ています。(『ビジネス知識源プレミアム』吉田繁治)
なぜ株価は景気を反映しなくなったのか?官製相場の欺瞞を斬る
安倍首相の「スタートダッシュ」
消費税10%法案を通した野田民主党の自滅により、自民党は2012年12月、3年4ヶ月ぶりに政権に復帰しました。首相自ら「アベノミクス」と呼ぶところの、安倍政権の経済・金融政策の始まりです。
安倍首相は前回の失敗から、「スタートダッシュが肝心」と決めていました。自公政権が確実になった12年10月に明らかになったのは、
◾脱デフレの大きなマネー増発策
◾10年で200兆円の国土強靱化の公共投資
でした。日銀法を改正し、独立権を奪ってでも、マネーを増発させるという強いものだったのです。
国土強靱化は、財政赤字を200兆円分拡大して危険だ、という財務省の反対で消えました。東日本大震災の復興予算として、別途、28兆円の政府支出が必要だったからです。
マネー増発を推進するミッションを持ち、黒田総裁・岩田副総裁体制になった日銀は、異次元緩和(量的・質的金融緩和)を開始します。
量的緩和は、金融機関がもつ国債を買ってマネーを増発する政策です。質的緩和は、日銀が日経平均(株式ETF=上場投信)とREIT(不動産投信)を買いあげて、価格を上げるものです。
日銀による株買い(ETFの購入枠は6兆円/年)、これは普通、中央銀行が禁じられていることです。
恐慌の研究家である前FRB議長のバーナンキは、「日銀がケチッャプを買えば物価上がる」と言っています。あるいはヘリコプターでお金をばらまけばいいとか、ニコリともしないで異常なことを言う。
日銀が増刷した円で店頭商品を買えば、需要の超過になり物価は上がります。車を100万台(3兆円)、住宅を100万戸(30兆円)買ってもいいが、さすがにそれはできない。そこで株を買う。
日銀の株買いは迂回(うかい)して行われた
金融機関は、国債をはじめとする債券と貸付金で預貯金や基金を運用しているので、余分な現金は持ちません。
量的・質的緩和を政策にした日銀が、郵貯、年金基金(GPIF)、かんぽがもつ国債を買う。政府系金融と基金(GPIF)はそこで得た円で、日米の株とドル国債を買う。ワンクッションおいていますが、日銀が直接に日米の株を買い、米国債を買うことと同じです。
日銀は直接買うETF(年6兆円の枠)以外に、迂回路をとり数十兆円の株買いを行ったと言えます。方法はごまかしめいて姑息ですが、マネーの流れとしては露骨です。
日銀は量的・質的緩和として、円を下げ、株を上げ、インフレに誘導する「可能な手段の全部」をとってきたのです。
株価上昇は、株主の資産(東証一部時価総額511兆円 ※16年10月18日時点)を増やします。同時に企業の増資コストを下げます。資産が増えた株主は、資産効果で消費を幾分か増やします(しずくのようにわずかなのでトリクルダウンという)。百貨店で、100万円級の機械式時計が売れたのが、この資産効果です。
株価は理論的には、企業の将来の税引き後の予想純益を、期待金利(リスク率を含む株式益回り:6.6% ※16年10月18日時点)で割ったものと等価です。これが表現するのは、株価は企業の予想純益の結果ということです。
しかし多くの人々には、「株価が上がった→景気がよくなったからだ」と理解されます。下がっていた血圧が輸血で上がったから健康に戻った、と思うような本末転倒ですが、投資家と上場企業は歓迎します。支持率が上がるので、政府与党も喜ぶ。
株価が下落し、支持率も低くなった前回の反省を踏まえた安倍首相は、スタートダッシュで円安の誘導、株価の上昇に躍起になりました。円安の誘導は、輸出を増やし、株価を上げるためでした。
マネーの流れ
ヘッジファンドは保有しているドル国債を日本に売り、得た円で、出遅れていた日本株を買う。そして実は、総資金量が420兆円と日銀よりも巨大な政府系金融(現在名ゆうちょ銀行、かんぽ保険、GPIF:総資金量420兆円)は、日銀に国債を売って得た円で、米国債も買っています。
公的年金の残高139兆円(15年12月)を運用しているGPIFの、15年12月のポートフォリオ(分散投資)は、「円国債38%、国内株23%、外国債券(主は米国債)14%、外国株23%」です。
※日銀がGPIFの国債を買いあげる→GPIFは得た現金で国内株、米国債、米国株を買う→GPIFに米国債を売ったヘッジファンドはそのマネーで日本株を買う
マネー運用には遅滞が許されないので、この迂回路取引がコンピュータの中で、一瞬で起こります。
安倍政権の初年度だった2013年には、外国人(ヘッジファンド)からの15.1兆円もの巨大買い越しがありました。
外国人の売買は、東証一部の年間売買額460兆円のうち320兆円(約70%:16年7月水準)です。国内勢(金融機関と個人投資家)は、1990年のバブル崩壊後の損失の累積で資産を減らしたため売買がとても少ない。国内勢の売買は140兆円です。
他方、多くがオフショア(タックスヘイブン:租税回避地)からであるヘッジファンドの売買が320兆円です。東証はこのヘッジファンドの支配下です。
ヘッジファンドの日本株買いと、円先物売りのマネーの多くは、GPIFにおけるような迂回路をとって日銀が買い続けている、政府系金融の国債の現金化から来ています。
安倍政権前から始まっていた「官製相場」
政治相場(あるいは官製相場)は、14年10月末に発表された「日銀の追加緩和」と「GPIFの運用方針の変更」から始まったように言う人が多い。
しかし、マネーの流れを比較貸借対照表で調べると、安倍政権が始まる前の12年の10月から秘密裏に開始されています。最初は、円安介入のための30兆円の政府系金融マネーでした。
※総資金量420兆円の政府系金融3機関が、日銀に国債を売ったマネーで、米国債を30兆円買った→米国債を売ったヘッジファンドが日本株買い/円の先物売りを行った
安倍政権が確実になる前、12年9月の日経平均の予想PER(加重平均)は、1ドル80円台の円高の中で12倍付近と低かった。米国ダウのPERは15倍と3倍高かった。
上場企業(東証一部2000社)においては、輸出製造業の株価シェアが大きい。円安/ドル高になると、利益が数倍に増えます。このため、円安で日本の株価は上がり、円高で下がる基本性格があります。
通貨の低下は、普通、国力(政治力)と経済力の低下を示します。しかし日本では、ドルでは同じでも円での輸出価格が上がる。このため、上場企業の利益が増える予想がたち、株が買われます。
(注)予想PERは、株価の時価総額を次期予想純益で割った株価/収益倍率であり、株価の高さ、低さを判断するための指標です
PERが15倍なら将来15年分の、未実現の企業純益を株価が含んでいます。16年10月の日経平均の加重平均のPERは、14.3倍付近です。単純平均のPERでは18倍と高い。日経平均は、ユニクロ(ファーストリテイリング)の34倍のような高PER銘柄を含むからです。
2016年10月現在、日経平均は1万7000円付近です。米国ナスダックの予想PER(単純平均)は現在21.9倍で、バブル価格の水準です。他国をあげると、インド18.2倍、英国17倍、米国ダウ16.8倍、上海総合14.4倍、ドイツ13.3倍、ロシア6.8倍です。
円安誘導という名の「米国債買い」を実行
安倍政権誕生の2ヶ月前、1ドル77円(12年9月)だった円は、その2ヶ月前から下がりはじめ、10月に80円、11月に83円、12月には87年円と13%の円安になっています。続く13年1月に92円、2月には93円と下がり、6月には岩盤に見えていた100円も超えたのです。
(注)円安のピークは、15年6月の125.8円です。16年2月のマイナス金利以降は、逆に円高になり16年10月は104円付近です
円安は、世界の外為市場(円の売買が日量120兆円:2016年)での「円売り/ドル買い」が「円買い/ドル売り」を超過することで起きます。なぜ50%(1ドル120円)もの円安になったのか?
ここで、財務省の外貨準備($1.26兆:126兆円:16年10月)は、目立つので使われなかった。かわりに、ゆうちょ銀行、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)、かんぽに、推計30兆円の「円売り/ドル買い」を行わせたのです。
前述のように、日銀がゆうちょ、年金基金、かんぽがもつ国債を買い、政府系3機関は、そこで得た円で、円安誘導を目的にしたドル債買いを実行するわけです。
さて、米国政府は、為替介入を行う国を「為替操作国」と強く非難します。しかし、円売り/ドル買いで得たドルで米国債を買うと途端に沈黙します。この理由は何でしょうか?
アメリカ政府の債務は2000兆円
米政府の総債務(自治体と社会保障の債務を含む)は、日本国債の2倍の$20.0兆(2000兆円:16年)に膨らんでいます。米国債も$15兆(1500兆円:同年)に増えています。
財政赤字は毎年、$7000億付近(16年度は$7130億)です。17年には、公的医療費($2.8兆:280兆円:12年)の増加で、赤字は$1兆を超えるでしょう。
米国の人口ピラミッドは、日本の10年遅れです。医療費では診療単価が約2.5倍高く、総額で$2.8兆(280兆円:12年)です。3.2億人の国民の、健康な人を入れた1人あたり年間医療費は$9000(90万円)です。
日本の医療費は、40兆円で1人あたり31万円/年。米国は1人あたりで3倍も多い。米国の医療費は信じられない高さです。盲腸の手術や流産で200万円とか…日本は世界的には医療費は安い。
米国政府は、この高すぎる医療費のため、日本の10年遅れで高齢者が増えるとつぶれます(ほぼ確定でしょう)。
米国は、新規国債のうち50%は、経常収支が黒字の中国と日本に売らねばならない。米国内では50%分しか買い手がない。米国は、海外からマネーを借りる構造を続けています。円でドル国債を買うことは、マネーの流れとしては米国への貸し付けです。
経常収支の赤字国は、感覚では逆ですが、資本収支では黒字になります。資本収支の黒字とは、マネーが流入することであり、現象形は、海外の金融機関が米国債、株、社債、MBS(住宅ローン担保証券)を買って、ドル預金をすることです。
わが国の民間では、国内の運用先がない三菱UFJグループ(総資産281兆円:16年6月)が、米国運用を増やしています。米国経済は、海外資金が大挙して引き揚げるとひとたまりもない。このため、米国はユーロや円より約2ポイントは高い金利を続けねばならない。
米国が利上げしなければならない本当の理由
米国が14年10月に、3回行った量的緩和(QE:$4兆:400兆円)を停止し、2015年12月にFRBが0.25%利上げした本当の理由は、金利が低いままだとドル債が売られ、海外から来たマネーが逃げる恐れがあったからです。逃げはじめてからの利上げでは、間に合わない。
米政府とFRBが、日本に金融緩和を強く勧めるのも、米国債と株を買ってもらうためです。異次元緩和にも米国への資金環流という条件がついていました。リフレ派は亡国のエコノミストに思えます
リーマン危機のあと、400兆円のドルを増発した3度のQE(08年〜2014年)でマスクされていた米国の「大きな対外不均衡」は、今も世界経済における根底の問題であり続けています。
米国の対外総債務は、$20兆(2000兆円)、対外資産を引いた純負債は$8.8兆(880兆円)と巨大です(15年末)。
一方で日本は、官民で948兆円の対外資産をもち、対外債務は609兆円です。339兆円の純資産があります(15年末:財務省)。経常収支が黒字になり、バブル経済で世界ナンバーワンと言われた1980年代以来、企業と金融機関が営々と貯めてきたものが、対外純資産になっています。
関連して言うと、中国は、公式には$2.1兆(210兆円:14年)の対外純債権国とされています。しかし、15年と16年に民間で起こった「元売り/ドル買い」に対抗して、政府が行った「元買い/ドル売り」により、今は、純債務国に転落していると推計できます。
2015年12月で$3.3(330兆円)とされている外貨準備では、銀行の持ち分と政府の持ち分が二重に計上されています。中国の4大銀行は、全部が国有です。選挙と議会制度がない共産党国家・中国の経済統計には、かつてのソ連と同じ問題があります。
ヘッジファンドによる円売り・日本株買いのカラクリ
アベノミクスとは、インフレを目標にした、
1.日銀の国債買いによる通貨増発
2.ドル買い/円売りによる円安誘導
3.政府系金融とGPIFによる日本株買いと米国債買い
です。
2%のインフレを目標にしたのは、年金・医療費・介護費(社会保障費)が年率3%(3兆円)で増え続け、それが国債の増発に繋がって、債務比率(政府総債務1277兆円/名目GDP505兆円=253%)が拡大することを防ぐためです。
分母の名目GDPが年率で3%以上増え続けないと、債務比率が大きくなり、近い将来の財政破綻が確定するからです(名目GDPの下限目標=実質GDP1%+インフレ率2%)。
仮にインフレになっても、企業所得と税収が増える中で世帯の所得が増えない場合、国民の生活は苦しくなっていきます。年金支給額が固定されている年金生活者3100万人(15年:厚労省)と、円安では企業所得が減る多くの中小企業の雇用者4100万人(06年:経産省)、合計で7200万人は、インフレで実質所得が減ります。
しかし、それらは構わない。政府にとっては、差し迫る財政破綻の防止がはるかに大切だとされたのです。
円安と株価上昇には有効だった量的・質的緩和
需要が増えることによる物価上昇に効果がなかった量的・質的緩和は、12年末から15年までの円安と株価上昇には有効でした。13年と14年の物価上昇は、円安での輸入価格上昇が主因です。世帯消費と企業の設備投資は増えていません。
東証では、年間420兆円の売買額の70%が、オフショアからのヘッジファンドによるものです。国内の個人投資家と金融機関は、90年からのバブル崩壊、00年のIT株崩壊、08年9月からのリーマン危機で3回の大きな損失を被ったことから、売買額が30%に減っています。
個人投資家700万人の多くは、上がるときは損失を回復するため売り越す、下がるときは難平(なんぴん)買いで買い越すという行動を取ります。
2012年末以降の日本株式市場の売買構造
このため、わが国の株価を決めているのは、70%のシェアになったヘッジファンドの売買です。
1.ヘッジファンドが買い越せば上がり、売り越せば下がる
2.下がっては、政府と投資家が困る
3.ヘッジファンドが売り超になると、3つの政府系金融(総資金量420兆円)と日銀(同459兆円:16年10月)が買いをいれる
という単純な基本構造が、2012年末から2016年10月まで続いているのです。
しかし2016年は、政府系金融と日銀の買いに対する株価上昇の反応が鈍い。この理由は、
1.アベノミクスによる株価上昇が政治相場(または官製相場)であることを皆が知った
2.このため二番目に大きな売買シェアを持つ個人投資家(700万人)が、政府系金融に追随した買いを入れなくなった
ことにあります。
米国の後追い。2015年から日本でも自社株買いが増加している
1日平均売買額が2.9兆円(15年平均)だったものが、2.3兆円(16年7月)に減った現在の東証一部で、大きく増えているのは自社株買いの4.3兆円です(16年1月〜9月)。
これは、事業法人の買い超に含まれます。年間では5.7兆円の買い超になるでしょう(13年1.5兆円、14年2兆円、15年3兆円)。
自社株買いは、市場で流通する株式数を減らします。会社利益は同じでも、1株あたり利益は上がったようになり、株価も上がります。タコが自分の足を食べることに似たこの自社株買いは、上場大手企業が留保利益で将来投資をせず銀行預金として貯まった、現金100兆円で行われています。
自社株買いでも、買いが増えれば株価は上がるので「株価上昇という形の株主配当」とされています。経営者が株主サービスとして行うのです。問題は、自社株買いは、いつまでも続けることはできないことです。
米国の2012年以来の自社株買いは、とても大きい。16年の第一四半期で$1820億(18.2兆円)です。年間では73兆円という巨額です。米国では、日本よりはるかに個人株主の要求度が高い。株価が1年も下がり続ければ、資産を失った株主により、株主総会で経営者が追放されます。
このため、経営者は米国FRBの量的緩和と、わが国と同じ将来投資の少なさから滞留したキャッシュフローで、年間73兆円もの自社株買いで事実上の減資をしているのです。
時価総額で世界一のアップル($6091億=60兆円:16年9月)は、社債を発行しゼロ金利マネーを得て、それで巨額の自社株買いを行っています。米国のダウやナスダックの大手企業の株価は、大きな自社株買いで20%から30%は高値になっているでしょう。
本稿執筆時点のダウは1万8161ドル、ナスダックは5243ポイントで史上最高値圏です。過去10年の純益を元にしたシラーP/Eレシオ(26.6倍:16年10月)が示すように、数十%のバブル性があると見ることができます。株価維持のために膨らみすぎた自社株買いの減少があれば、下がります。
自社株買いは、政府主導の官製相場と同じく、3年も5年もと続けることはできません。事実、2016年は米国の自社株買いはピークアウトして、今後は減少する傾向も見えます。
米国の自社株買いの傾向に注目してください。これが減ると、米国株は下がります。米国株が下がると、日本と欧州にも即日に波及します
株価が景気を反映しなくなった理由
ポートフォリオ投資とHFT(超高頻度売買)を組み合わせた売買シェアが、60%まで増えています。10年代の国際金融は、ネットワークで、リアルタイムに連結されているからです。
世界中の国債や株の売りも買いも、コンピュータ画面で一瞬です。株と債券の金融市場は、インターネットで変容しています。売買を叫ぶ「場立ち」があった「のどかな市場」ではない。
それでなくても、わが国の日経平均は米国ダウの子供です。米国株を売買しているヘッジファンドがポートフォリオ(分散投資)で、日本株をたとえば12%と一定割合にしているからです。米国株が下がると、ポートフォリオの中の米国株が減少します。かわりに、12%枠と決めている日本株の構成比が上昇します。これでは日本株の下落リスクが大きくなる。
株価罫線を分析するトレンド理論(傾向理論)とは違う、ランダムウォークの理論では、向こう3ヶ月で10%上がる確率があるときは、10%下がる確率も同じです。このため、ポートフォリオでのリスクが、コンピュータが自動計算する数値で大きくなる。
従って、米国株が下がると日本株を売って減額調整するプログラムが組み込まれています。ヘッジファンドのほとんどの売買で行われているHFT(超高頻度売買)がこれです。人間は関与せず、現物・先物・オプションの売買を組み合わせ、瞬時に売買が行われます。
ファンドマネジャーの関与は、ポートフォリオの割合(パラメータ)を変えるときです。以上の売買構造が増えたため、日米の株価の動きは同時化します。日米だけではない。
世界の株式市場(時価総額6000兆円:世界のGDPの1倍)が、ほとんど瞬間連動して動きます。基礎的な経済指標によるファンダメンタル理論(端的に言えば、景気がよくなると株価が上がる)は、ほとんど関係がなくなっているのです。
http://www.mag2.com/p/money/24781
浜田宏一氏、失敗の本質〜なぜリフレ派は「対米売国奴」に墜ちたのか?=吉田繁治 2016年11月24日
http://www.mag2.com/p/money/27546
筆者は、浜田宏一内閣官房参与(政府の経済ブレーン)について、「この人はすでに脳が老化している」と感じます。脳が老化していないとすれば、我が国の異次元緩和は「米ドル(米国債)を買うことで、米国に資金提供をするために行われた」ことになります。(『ビジネス知識源プレミアム』吉田繁治)
日本の異次元緩和は、アメリカに資金提供するために行われた
リフレ派の、遅まきの白旗
アベノミクス開始から4年、日経新聞の記者が浜田宏一氏にインタビューをしています(2016年11月15日)。浜田氏は経済学で東大とエール大学の教授を歴任し、安倍政権の内閣官房参与を務めています。安倍政権がとったリフレ政策の総帥の立場にある人です。
記者の質問:
日銀は、国債の買い入れを年80兆円に増やしました。4年経っても、物価目標とする2%に達していません。
浜田氏:
国民にとって一番大切なのは、物価ではなく、雇用や、生産、消費だ。最初の2年はうまく働いた。しかし、原油価格の下落や、消費税率の5%から8%への引き上げに加え、外国為替市場での投機的な円高も障害になった。
筆者の解釈
異常な金額の金融緩和は、インフレ目標(2%)の達成を目的に行われたことは明白でした。ところが浜田氏はまず、「国民にとって一番大切なのは、物価ではなく、雇用や、生産、消費だ」と、質問に対するはぐらかしを行っています。
自分たちが政策目的にしていたインフレ目標より、雇用(失業率)、生産(企業の売上)、消費(世帯の需要)が大事だと言っています。学者にあるまじき、理論的誠実さのない態度です。
次に、金融政策は効いたという主張の上で、
1.2014年6月以降の原油価格の下落 [$105(14.06)→$47(15.01)]
2.消費税の引き上げ [5%→8%(14.04〜)]
3.投機的な円買い [122円(15.12)→101円(16.08)]
の3点が、物価を下げる働きをした、と言っています。この3点がなければ、金融政策により2%へのリフレが成功したということを言うためです。しかし、これはリフレ派の物価に対する基礎理論と矛盾しています。
また、2015年12月1ドル122円から16年8月101円への円高を、浜田氏は「投機的」と言っています。あたかも、投機的ではない円高・円安があるかのような言い方です。常々から、為替の売買(円・ドルでの1日100兆円:2016年)のうち90%は、貿易用や投資用の実需に基づかない通貨投機的なものです。浜田氏が言う「投機的な通貨売買」とは、何を意味するのでしょうか?
「物価は貨幣現象」という基礎理論を自己否定
リフレ派の物価に対する基礎理論は、「物価は貨幣現象」ということです。これは、金融緩和政策に対する国会質問で、安倍首相が鸚鵡(おうむ)返しに「物価は貨幣現象なんです」と答えていたことからもうかがえます。
安倍首相は、物価について他の理論を知らない。このため、これが国際標準だと言いながら講義した浜田氏の「貨幣現象論」を信じたのです。罪深いことですが、アベノミクスの始まりがこれでした。
【フリードマンの仮説】
「物価は貨幣現象」という仮説は、1929〜1933年の米国大恐慌を研究したミルトン・フリードマンが言ったことです。
1933年までに、銀行の信用収縮と取り付けから、米国のマネーストック(マネーサプライ)は2/3に減少していました。引き出されるマネーの不足のため、20%の銀行は、営業を停止したのです。
※『大収縮 1929-1933』:ミルトン・フリードマン、アンナ・シュウォーツ
マネー不足のため、需要不足が起こっています。卸売物価は、恐慌の初年度(1930年)に13.5%低下し、個人消費は17%も減っています。
以上の現象をもとに、「物価は貨幣現象である」と仮説を作ったのです。これが、「中央銀行がマネーサプライを増やせばインフレになる」ということも意味するようになっていきます。
【マネーサプライとベースマネー(マネタリーベース)は違うもの】
なお、日銀の当座預金は、金融機関がもつ現金性預金であり、ベースマネー(マネー増加の元になるのもの)ではあっても、世帯と企業が実体経済(消費と設備投資)に使う預金のマネーサプライではありません。
【岩田規久男日銀副総裁の誤り】
リフレ派の岩田副総裁は、「日銀が国債を買ってベースマネーを年70兆円増やせば、マネーサププライも70兆円(6%)増える」と言っていました。
現在、マネーサプライ(M3)の増加は3.2%(16年10月:日銀マネーストック統計)に過ぎない。前年比での2%から3%の増加は、異次元緩和前と変わらない。つまり、異次元緩和はマネーサプライを増やさず、需要を増やして物価を上げる効果はなかったのです。
記者の質問:
デフレ脱却に、金融政策だけでは不十分だったということですか。
浜田氏:
私がかつて、「デフレは(通貨供給量の少なさに起因する)マネタリーな現象」だと主張していたのは事実で、学者として以前言ったこととは、考えが変わったことは、認めなければならない」
筆者の解釈
考えが変わったことは認めなければならない……そうではない、「間違えていた」と認めねばならないのです。間違えていたと言わない理由は、「では、責任は?」となるからです。男らしく責任をとるつもりは、毛頭ないからです。
なぜ間違えたのか?
経済学は、単純化した理論モデルを作る性癖があるので、まだ、これを認めていませんが、現実のマクロ経済は、数えきれないくらい多くの要因が複雑に絡む、気象のような「複雑系」でしょう。
「物価は貨幣現象である」というような、1つの原因と結果からなる線的な関係ではない。(「マネー量→インフレ/デフレ」ではなく、実際の物価には他の要因も絡んでいる)
ところが浜田氏は、マネタリストの元祖フリードマンの「仮説」を、疑いもせず信じ込んだのです。自分で、現実の経済から学問をしなかったからです。他人が書いたもの(他人が分析したもの)を読んで、理論としたのです。
このため「副作用を含む異次元緩和」を実行してしまったのです。これを日常用語で言えば「ついにやらかしてしまった。その取り返しはつかない」ということになるでしょう。
診断と処方が誤っていたため、医薬が目的の効果を発揮せず、死にまで至る他の病気を引き起こす副作用のみを生んだということです。
失礼なことをあえて言うと、筆者は浜田氏のリフレ論の本を読んで、「この人はすでに脳が老化している」と感じたのです。「自分は○○を知っている、××がこう言っていた」といったことしか書かれていなかったからです。
脳が老化していないとすれば、「我が国の異次元緩和、は米ドル(米国債)を買うことで、米国に資金提供をするために行われた」ことになります。
リフレ派は米国にマネーを誘導するエージェント
これには、実は証拠があります。最近の浜田氏は、「日銀が米国債を買って、円を増発する方法もある」と言い始めているのです。
ユーロの中央銀行であるECB(中身はドイツマネー)が、ギリシア、ポルトガル、スペイン、イタリアなどの南欧債を買うことで、資金提供したことと同じです。
A国の国債、債券、通貨を、B国のマネーで買うことは、B国からA国にマネーを提供することと同じです。
ご記憶にある方もおられるかもしれませんが、異次元緩和の開始直後に、当方は、露骨な表現を使い、浜田氏を「亡国のエコノミスト」と書いたことがあります。
(注)小泉内閣にも類似の人がいました
異次元緩和であふれた銀行の当座預金マネーが、ドル買いに向かったからです。三菱UFJグループの事例で言えば、総資金量(298兆円:16年3月期)のうち、外国貸出が43兆円、外国債券が28兆円です。
合計で71兆円が主に米国に行っています。同時期の国内の貸し出しは59兆円、国内証券が34兆円で、合計94兆円です。
(注)16年9月期の海外運用は6兆円(8.5%)減ったように見えますが、これは$1=101円の円高・ドル安によるもので回収したわけではありません
我が国で資金量が最大の銀行は、国内55:海外45の資金運用です。国内の金利がゼロやマイナスなので、海外で運用したからです。このマネーの海外流出も、異次元緩和が国内のマネーサプライを増やさなかった原因です。
三菱UFJグループも、ゆうちょ銀行や、年金のGPIFと同じように、日銀に国債を売って、そのマネーを米国に提供しています。
民間銀行は、異次元漢和による国内金利(0%やマイナス)と米国金利(1.5〜2.5%)の、大きくなったイールド・スプレッドを確保するため、政府の政策に従属した運用をするしかない。
浜田氏が、「異次元緩和は国内のマネーサプライを増やすものではなく、ドル買い(ドル預金)やドル国債買いにより米国のマネーサプライを増やす」ということを知った上で異次元緩和を推進したのなら、確信犯です。
その言動からは米国の金融エージェントに見える浜田氏は、だから「日銀が米国債を買って、円を増発する方法もある」と言い始めたのかもしれません。これは国民経済にとっては害です。
前FRB議長のバーナンキも、日本に異次元緩和を勧めていました。あれは明らかに、「米国債を買ってくれ」という意思表示だったのです。
2014年10月の大事件〜日銀もGPIFも「米国の支配下」にある
2014年10月に米国がテーパリング(FRBによる国債買いの順次縮小:10ヶ月)を終えたとき、その同じ月に、我が国の公的年金を運用するGPIFが「米国株と米国債の保有を2倍に増やす」方針を発表しています。
(注)14年10月末には、日銀も追加緩和で国債の買い増しを発表しています(年80兆円)
実は、2015年8月から、米国債の1位保有国である中国政府が、米国債を売り始めました。それ以降の売りの累積は$1260億(12.6兆円:ブルームバーグ)です。
中国政府が米国債を売ったのは、自国のGDP成長率の低さと、不動産の不良債権の実態を知っている民間の「元売り/ドル買い(=元の海外流出)」が2015年8月から大きくなって、大きな元安を招く恐れがあったからです。このため中国政府は、民間の「元売り/トル買い」に対抗する「ドル国債売り/元買い」を行ったのです。
中国政府が米国債を売る分、別の買い手がいなければ、米国の金利は上昇し、レポ金融に依存した米国金融と株価は深刻な影響を受けます。しかし米国FRBは、ドル信用の維持のためテーパリングは終了せねばならない。
そこで日本政府に頼んで、ゆうちょ銀行とGPIFのマネーを、米国債と株の運用資金として提供するということだったのです。
こうしたことは、政府は平気で行います。
以前、安倍首相が、NYSE(ニューヨーク証券取引所)で、「Buy Abenomics」と叫んだことがあります。これは米国に対して、強制的な買いを促すものではありません。あくまで、お願いのレベルです。
ところが、米国政府が日本に言うときは異なります。「強制」の意味をもつのです。従来は財務省が、これを「外圧」と言っていました。今はこの言葉は消えましたが、同様のことが続いています。
状況証拠からは、リフレ派は(狙ってか狙わずかは不明ですが)、米国にマネーを誘導するエージェントに見えるのです。
http://www.mag2.com/p/money/27546
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c405
今回のテーマは年初来の株価下落と2016年の見通しです。15年12月末の1万9000円から1万7500円付近(13日:前場)まで、1500円(約8%)下げています。近年、株価とピタリ逆に動く円相場は、年末の$1=121円水準から、今日は117.95円です。ほぼ3円(2.5%)の円高になっています。
原油と資源価格下落、及び昨年12月のFRBの利上げ(0.25%)を主因に、世界のマネーの流れが、大きく変わってきました。中国経済の減速と言われますが、その要因はむしろ少ないでしょう。奔流は、世界から米ドル(米国債)へ回帰する動きです。
FRBの利上げの「語られない目的」は、2008年末以降3度の量的緩和(金額では$4兆:480兆円)というマネー投入によって発生した資産バブル(株価と不動産)を、崩壊しない前につぶしておくことでした。FRBの狙い通り、まず株価が下落調整になっていると言えます。(『ビジネス知識源プレミアム』吉田繁治)
1.年初来の株価の変調〜誰が買い、誰が売ったか?
2012年からの主体別買い超、売り超の大きな動きを確認する
中国の株価下落(上海総合)、北朝鮮の核実験、イランとサウジの断交、IS(イスラム国)のテロ、原油・資源価格の下落、米国FRBの利上げなど、メディアでは、いろんな理由が言われています。もちろん、それぞれの理由はある。
肝心なことは、誰が買い、誰が売ったかです。売買の行動にならない限り、株価も為替相場も動かないからです。
まず過去4年の、投資主体別の売買を見てみます。プラスは買い超、マイナスは売り超です。買い超は株価を上げる要素であり、売り超は下げる要素です。
表を見ると、過去4年、どの主体が買って上がり、どの主体が売って下がったか、わかります。
_____2012年 2013年 2014年 2015年
外国人 : 2.8兆円 15.1兆円 0.9兆円 -0.3兆円
自己 : 0.3兆円 -0.6兆円 0.3兆円 1.6兆円
個人 : -1.9兆円 -8.8兆円 -3.6兆円 -5.0兆円
投資信託 : 0.4兆円 -0.2兆円 -0.2兆円 0.2兆円
信託銀 : -1.0兆円 -4.0兆円 2.8兆円 2.0兆円
事業法人 : 0.4兆円 0.6兆円 1.1兆円 3.0兆円
生損保 : -0.7兆円 -1.1兆円 -0.5兆円 -0.6兆円
都銀等 : -0.1兆円 -0.3兆円 -0.1兆円 -0.6兆円
日経平均 1.0万円 1.6万円 1.6万円 1.9万円
(注)日経平均は、該当年の12月末の株価指数(日経225)
出典:投資家主体別売買動向表 – 安藤証券
主体別売買への4つのコメント
(1)「自己売買」は、証券会社の売買の受託ではない自分での売買です。この中には、日銀による株式上場投信(ETF)の買い(3.3兆円/年)による、現物株の買いが混じっています。
(2)信託銀の売買には、公的年金基金GPIFの売買が混じっています。
上記の自己売買と信託銀の買い超が、2014年10月からの追加緩和以降の「官製相場」を作ってきました。上表の日経平均では、この官製相場分は、1万6000円→1万9000円、つまり3000円(19%)の上昇という結果です。
ここ4年の株式相場の動きと理由としては、2013年の1万円から1万6000円への60%上昇は、外国人投資家の、年間15.1兆円の買い超によるものでした。2014年の1万6000円から2015年の1万9000円への19%上昇は、年金基金、公務員共済年金、郵貯、かんぽ、日銀が買い進んだ官製相場でした。
(3)2014年から増えてきた事業法人の買いは、ほとんどが、わが国でも増加した「自社株買い」です。
2015年には、3兆円の買い超になり、2015年の株価を3000円(19%)上げた、もっとも大きな要素になっています。米国流のROE経営(=株価上昇経営)を行えという米国からの要請による2015年のわが国の株価(3000円上昇:19%)は、官製相場と自社株買いが原因です。
(4)わが国の生保と銀行は、2000年代はリスク資産の持ち合い解消を唱えて、売り手になっています。
国内の売買では、生保と銀行が株を売り続けるため、個人投資家が買い受けないと、構造的に下がる相場になっているのです。
2000年代以降、日本の株式相場が、外国人の買い依存になった理由は、以下の2つです。
◾大株主だった生保と銀行が、持ち合い解消と言いながら、リスク資産の株を売り続けた
◾個人投資家が、投資信託を含んでも、米国のように売買の50%以上にならず、わが国では売買シェアがとても低い(22%前後)
外国人投資家の売買シェアは67%(2015年12月)です。このため、ガイジンが売れば下がり、買えば上がる。
「米国の株価のコピー相場+官製相場─個人の売り」が、2015年のわが国の株価を作っていました。日経平均の幅は、2万1000円(15年5月〜8月)〜1万7000円(10月)と、約4000円(24%)の波動だったのです。
売買の構造〜60〜70%を占める外国人
東証1部の年間売買は、ほぼ700兆円(1日平均2.8兆円:2015年)でした。この売買のうち60%〜70%を外国人が占めています。
外国人とは、ヘッジファンド、国家ファンド(SWF:後述)、投資銀行です。そのほとんどは、タックス・ヘイブン(オフショア)からの買いです。
原油と資源の価格低下による、国家ファンドの運用資金の急減が、ガイジン買いを減らし、売りを多くして、2015年から2016年1月の下落相場を作っています。
わが国でも700兆円の売買のうち、ほぼ60%(420兆円)は、コンピュータプログラムでの自動売買(HFT:超高速売買)です。ミリ秒、ナノ秒単位で「他より早く売買し差益を得る」ものです。他の、買い注文を察知すると、先回りしてその価格(指値)で買ってすぐ売り、確実な差益を稼ぐ方法です。
日本人と日本の金融機関の売買は30〜40%のシェアに過ぎず、価格を大きくは形成できません。日本人で大きく売買するのは、名寄せ後で約700万人(口座数は4500万)の個人投資家です。
売り越しを続けている個人投資家
個人投資家は、2012年からは1.9兆円、2013年8.8兆円、2014年3.6兆円、2015年5.0兆円と、一貫して大きな売り超です。
リーマン危機後の株価下落(日経平均8100円:09年3月)で被った大きな損を、2013年以降の外人買いと官製相場で回復するための売りを行ってきたからです。
◾2012年末の日経平均1万円を、13年末の1万6000円に上げたのは、2013年の、外国人の15.1兆円もの、大きな買い超でした
◾2014年末の1万6000円の株価を、2015年末の1万9000円に上げてきたのは、官製相場と自社株買いでした
予想の反省としては、年金基金、公務員共済年金、郵貯、かんぽ、日銀の5つのクジラによる日本株の買いは、もっと大きな上昇(日経平均で2万3000円)になると考えていました。
ところが2015年は、個人投資家の、損失回復のための利益確定の売り超が5兆円と一層大きかった。
5頭のクジラの買いで上がると、個人投資家が売ったのです。個人投資家は、政府が囃した官製相場に対し「踊ってはいなかった」。
個人投資家は「逆張り」が多い。上がると売り、下がると買う。2015年は上がるときの売りが大きかった。理由は、証券会社が誘う官製相場を信用していないからでしょう。
日本の株価は、海外からの売買で大きく動きます。これを追求するには、世界のマネーの大きな流れをみなければならない。この視点を、以下のデータで確保しましょう。
2.国際的な資金の大きな動きはどうなっているか?
ドル・インデックスで見ると、大きなドル買い/ドル売りがわかる
ドル・インデックスは、貿易額の加重平均で見た米ドルの指数です。円/ドルの関係だけではなく、世界の通貨(ユーロ、円、英ポンド、カナダドル、スイスフラン、スウェーデンクローネ)に対するドルの価格が分かります。
ドル・インデックス(ドル指数)が上がるときは、ドルが買われて米国にマネーが集まっています。逆に、下がるときは米国からマネーが流出するときです。
世界の外為相場では、1日(1年の誤記ではない)に、$6.8兆(816兆円:2013年)の通貨の売買があります。円のシェア12%です。
買い超の通貨にマネーが集まって上がり、売り超の通貨からは逃げて、下がっているのです。21世紀は、国際的なマネーの動きが巨大です。ここを見なければ、マネーの動きはわからないのです。円高のときは、日本にマネーが集まり、円安では主にドルに逃げています。
グラフの刻みを毎月にすると、2004年6月〜16年1月までの12年間のドル指数がわかります。大きな動きを見ます。この10年間の米ドルの動きは、3つの時期に分けると、意味がよく分かります。
3.10年間を3つの時期に分ける
(1)2006年から2008年のリーマン危機まで
この間は、ドル指数が92付近の高値から72のドル安になっています。リーマン危機のとき、価値を下げた米ドルが大きく売られたのです。米国の金融危機は、ドルが売られる危機でもあるからです。
(注)このとき円は買われて、$1=120円付近(2006年)から80円(2011年)へと33%も上がっています。これは円高ではなく、リーマン危機後のドル安だったのです。
(2)2008年10月〜2014年7月(テーパリング確定)まで
リーマン危機がもたらしたドル危機と、米国・欧州の金融危機に対して、米国FRBは3回の量的緩和で、$4兆(480兆円)のドルを増刷し金融機関に与えて危機を乗り切ります。
ドル指数は、安値の72から88の間を激しく動いたのが、08年10月から14年7月までの、3回のQE(量的緩和)の6年間でした(変動幅16=22%)。金融危機は脱した、いや景気はまだ悪い、雇用の回復を見れば米国の景気はいいと、揺れ動いていたからです。
(注)2012年末からは、日本政府が誘導したドル買い(推計30兆円)を起点に、円はリーマン危機の前の、$1=120円にまで下がって、現在に至っています。
2013年には、海外投資家は、円売り(円安)とともに、日本株を15.1兆円も買い越して、日経平均で1万円から1万6000円(13年12月)に上げています。
(3)2014年7月〜2016年1月まで
米国FRBは、2014年1月からQE3(量的緩和第3弾)を停止して、テーパリング(ドル増発の順次縮小)を行い、同年10月に完了しました。
中央銀行がマネー量を絞ることや利上げは、普通は、通貨高の要素です。このためテーパリングの完了が予想された2月前の14年8月から、80だったドル指数は、高騰に向かいます。
2016年1月(現在)には、25%高い100に高騰しています(リーマン危機前の水準+8)。(注)通貨での25%高は高騰です。
80だった14年7月からは、25%ものドル高になっています。これは2014年8月以降、世界の通貨(ユーロ、円、元、新興国通貨)がドル買い、自国通貨売りに向かい、米国にマネーが集まっていることを示すのです。
【下落した新興国の通貨】
上がったドルと逆に、新興国の通貨は、軒並み下がっています(20〜30%)。輸出品目である原油・資源・コモディティの下落と、米国が新興国からの資金を引揚げてきたからです。下落の原因は2つです。
◾(1)世界の資源の30〜40%を使っていた中国の生産の減退
◾(2)量的緩和終了後の米ドルが、原油、資源、コモディティの先物投機から引き揚げたこと(ヘッジファンドの先物買いの縮小と先物売り)
この間、人民元も政府が変動幅2%でドルペッグさせていたので、ドルとともに世界の通貨に対して25%上がっています。
「2015年からの人民元の下落」には、2014年8月以降、元が25%も上がっていたという伏線があることを記憶しておいてください。
【25%のドル高】
2014年8月以降、現在に至るまで、米ドルは25%ものドル高だったことを確認します。世界の通貨からのドル買いが大きかったことを示します。世界のマネーが米国に集まったのです。
(注)後述するように、日本の金融機関も、2014年からドル買いに転じています。
【新興国の通貨売り】
2009年以降、新興国に出ていたFRBの量的緩和のドル(新興国の通貨買い)が、ドル買い/新興国通貨売りになって、マネーが米国に回帰しています。
ドルの引き揚げが、2014年央からの原油の下落の主因でもあります。
【原油・資源・国際コモディティ】
2014年7月の1バーレル$102(WTI原油価格指数)は、同じ年の12月には$59に、翌15年12月には、$37へと64%下がっています。
同時に、資源とコモディティ(CRB商品指数:28種)も、300から164(16年1月)にまで、48%下がっています。逆オイルショクと言えるくらいの暴落です。
原因は、前述のように、中国の原油・資源・コモディティ需要の減退(これが50%)、FRBがテーパリングから利上げに向かったことによる、ヘッジファンドの投機マネーの引揚げです(これが50%)。
4.資源輸出国のSWF(国家ファンド)運用資金が縮小している
日本株を売買する海外投資家は、
(1)ヘッジファンド、
(2)SWF(国家ファンド)、
(3)英米系の投資銀行です。
ヘッジファンドに運用資金を預託することが多いので、直接にはヘッジファンドです。間接的に、(2)と(3)です。
SWFは、2000年代の原油・資源・コモディティが高いときに、運用資金を$12兆(1440兆円:2013年:推計:JPモルガン)に増やしています。※SWF(Sovereign Wealth Fund:資源国の国家ファンド)
大手投資銀行(JPモルガンやゴールドマン)は、QE(量的緩和)で、FRBにMBS(住宅ローン担保証券)と保有国債を売ったマネーを、ヘッジファンドに預託して、運用しています。日本や中国が米国債を買ったマネーも、投資銀行が運用しています。
資源国マネー、FRBマネー、日本マネー、中国マネーが、日本を含む世界への、米国と欧州からの投資・投機のマネーになっています。
SWFの主なものを、運用額とともに、挙げておきます。こうしたデータは、租税回避地のタックス・ヘイブンの金融と同じように、なかなか集まりません。今回、Wikipediaのデータを使います。年度は不明ですが、平均で2013年頃でしょう。
中国のSWF : $14553億(174兆円) 輸出マネー
アブダビ首長国のSWF : $6270億(75兆円) 原油
ノルウェーのSWF : $6110億(73兆円) 原油
サウジアラビアのSWF : $5328億(64兆円) 原油
シンガポールのSWF : $4047億(49兆円) 金融
クウェートのSWF : $2960億(36兆円) 原油
カナダのSWF : $1528億(18兆円) 資源
以下続く
※世界のSWF推計 $12兆(1440兆円:2013年)
世界のSWFは、2013年までの原油・資源・コモディティが高かった時期に基金を増やしています。しかし2014年の半ばからの原油価格の下落($100→$32)とともに、原油輸出国の財政は大きな赤字に転落しています。
輸出で世界一のサウジアラビアでは、GDPの20%もの財政赤字になっています。政府の歳入の減少は$820億(9.8兆円)と言われます。油田はほとんどが国有であるため、輸出代金の減少(1/3)は、直接に国家の収入を減らします。産油国は、税の代わりに、国家が原油の輸出で収入を得ています。
2014年7月からの原油の暴落は、海外投資を行っているSWFの運用資金を減らします。例えば、サウジアラビアのSWFは、$5328億(64兆円)です。原油が$30付近ならSWFの資金は1年に10兆円の割合で減って行くでしょう。サウジアラビアのSWFがいくら日本株を買っているか不明ですが、仮に、日本株のグローバルシェアである約10%としたときは6兆円です。
すでに6000億円付近の日本株が、サウジのSWFから売られているでしょう。サウジアラビアだけではない。他の産油国・資源国も同じです。
つまり2015年からは、$12兆(1440兆円)の、グローバル投資をした世界のSWFが、原油が低い価格である間、投資資金の引き揚げを行っています。これが、米国株、日本株、ユーロ株の下落の50%を説明するでしょう。
日本のような、原油・資源のほぼ100%を輸入する国にとっては、原油・資源・コモディティの下落は、普通のときは、企業の利益を増やして株価の上昇要素になります。
しかし、マネーの動きも気象のような複雑系です。原油・資源・コモディティ価格の下落によるSWFと、中国のSWFの運用資金の10%くらいの減少が、世界の株価の下落の50%を説明するでしょう。
そして、FRBの利上げによる、米国のレポ金融の縮小から来る運用マネーの減少が、株価下落のもう50%を説明するでしょう。
なおさかのぼって、原油・資源・コモディティの、2014年8月からの下落の原因は、(1)中国の需要減と、(2)ヘッジファンドによる原油や資源の先物買いの減少です。
価格を上げる先物買いは、3か月や6ヵ月後の限月には、反対の、現物売りで清算になります。先物買いが減少すれば、限月には売りが増えて、原油・資源・コモディティ価格は一層下がるのです。
5.異次元緩和のジャパンマネーはどうなったのか
米国株と米国債を買っている
日銀が異次元緩和を行って金融機関の当座預金を増やした場合、一般には、金融機関による「ポートフォリオ・リバランス」が起こって、株式、債券、外貨の買いが増えます。
日銀当座預金は、金利が0.1%しかつかないため、金融機関は損失を被ります。このため、数%以上の利回りが見込める株式、債券、外貨の運用を資産として増やすのです。これが量的緩和で起こる、金融機関の「ポートフォリオ・リバランス」です。
ところが日本の金融機関(銀行と生保)は、主体別の売買で示したように、国内株では、一貫して売り超を続けています。
量的緩和で金融機関に増えたゼロ金利マネーは、どの運用を増やしているのか。財務省が集計している「対外証券投資統括表」で分かります。
【わが国金融機関の海外投資の超過】
海外株 中長期債 合計
2010年 : 1.9兆円 20.8兆円 22.5兆円
2011年 : 1.0兆円 7.5兆円 7.7兆円
2012年 : -1.8兆円 13.2兆円 11.2兆円
2013年 : -6.6兆円 -1.9兆円 -8.2兆円
2014年 : 6.6兆円 4.4兆円 12.1兆円
2015年 : 19.5兆円 15.5兆円 35.6兆円
6年合計 : 20.6兆円 59.5兆円 80.9兆円
(注)いずれも買い超、売り超の差額。2015年は11月まで。短期債は少ないので省略。海外株の推計80%は米国株であり、中長期債のほとんども、ドル国債と社債である
2013年4月から、わが国で異次元緩和が始まったとき、日本の金融機関は、米国への投資を8.2兆円減らし、株はふやさずとも、国内への投資は増やしていました。
このためもあり、2013年は、日経平均が1万円から1万6000円に上がったのです。
ところが、2014年には、米国株を6.6兆円、米国債を4.4兆円買って、海外投資を12.1兆円増やす動きに変わっています。2015年には米国株を19.5兆円、米国債を15.5兆円買って、米国への投資を35.6兆円も増やしたのです。
2014年の1月から米国FRBはテーパリング(量的緩和の順次縮小)を開始し、同年10月に終わりました。2014年の日本の金融機関は、FRBが国債を買ってきた代わりに、ドル株とドル国債を買って、米国の資金繰りを助けたのです。
財務省の対外証券投資統括表は、メディアでは取り上げませんが、それを見れば、米国がQE(量的緩和)を停止したあと、日本の金融機関が、円国債を日銀に売り、米国株と米国債を買ってきたことが分かります。
マネーの元をたどれば日銀が、米国株と米国債を買いあげています。
日本の金融機関によるドル買い
米国は、FRBが出口政策をとって資金不足の国になり、日本は異次元緩和で資金余剰の国です。
特に2015年は、上表に見るように、日本の金融機関(代表が三菱東京UFJ)は、米国株を19.5兆円、米国債を15.5兆円買って合計で35.6兆円ものドル買いを行っています。
(注)米国株を買うときは、まず円でドルを買います。この円は日本の金融機関から、ドルを売った米国の金融機関に行きます。一方で、日本の金融機関は、米国株を所有します。これが、円の米国への流出です。代わりにドル建ての株券が入手されます。
【中国は、ドル国債を売っている】
ドル国債を、外貨準備としてためてきた中国は、2014年から、元安(元売り/ドル買い)を阻止するため、ドル国債の売り/元買いに乗り出ししています。
普通なら、これは、ドルの下落要素です。しかしドルは下がっていない。むしろ2015年はドル高でした。
中国の外貨準備は、2014年6月には$4.0兆(480兆円:日本の2.9倍)とされていました。60%は米ドル建てで、中国はユーロ輸出が多いので30%がユーロでしょう。この外貨準備が2015年9月には、$3.5兆(420兆円)に減っています。
ドルを60%とすると$3000億(36兆円)のドル売りです。日本の金融機関が2015年に買い増したドル債は35.6兆円です。日本の金融機関が、中国が売ったドル債を、そっくり、買いあげたことになります。実に数値は、ピタリと符合します。
ドル高の理由の中でもっとも大きなものは、日本の金融機関による35.6兆円(2015年)のドル買いです。
日本がドル株を買って株価を上げて、ドル国債を買ってドル金利の上昇を抑えたのです。
日本からのドル買いに密約があるのか暗黙かは不明です。ドル買いでも政治的な領域は、口頭での約束であり分からない。
(注)郵貯(総資金量206兆円:2015年3月)、かんぽ保険(同85兆円)、年金基金(GPIF:131兆円)、合計で422兆円のマネーは、いずれも政府の主導で運用されています。追加緩和の14年10月以降、海外運用を増やした年金基金の海外株の運用枠は25%(33兆円)とされています。日銀が、GPIFがもつ国債を買い、GPIFが得た現金で株を買うという構図です。
6.年初からの世界同時株安の原因
2015年末に3600ポイント付近だった上海総合は16年の年初から大きく下げて今日(1月13日)の終値は2949でした(26%下落)。政府の株価対策で、下落調整されていますから、市場の実勢では2500ポイントかもしれません。
2015年6月には5000ポイントを超えていた中国株の下落は6月13日から始まり、8月末に3000ポイントに下げ、世界の株価に波及しています。その後政府の対策で、3500付近を波動していましたが、年初に急落したのです。その背景には、中国経済の相当の減速があります。
2015年7−9期のGDPは実質で6.9%の成長とされていますが、実際は、公称より相当低い2%〜4%の範囲でしょう。これが株価に反映しています。
予想PERでは3000ポイント付近に下がった後の株価で12.08倍(16年1月13日:上海総合)です。中国企業の利益予想から見て、10倍くらいが妥当に思えます。
(注)2015年の実質GDPは$11.3兆(1356兆円)で、日本(500兆円)の2.7倍、米国$17.9兆(2148兆円)の2/3とされています。米国との物価の違いを調整した購買力平価では19.9兆(2388兆円)であり、2013年から世界1です。14億人の中国経済は、7年間で2倍になっています。これだけのボリュームになれば、成長力は低下します。
年初の中国株の下落から、瞬間に米国株も調整しました。NYダウ(代表的な工業株30種)は12月末の$1万7500から下げて1月13日は多少反発し$1万6516です(6.6%安)。日経平均は1万9000円から13日の1万7715円で、NYダウとほぼ同じ6.8%の調整をしています。
米国のメリルリンチ証券(バンク・オブ・アメリカが吸収)は、2016年の中国GDPから、株価を30%安(上海総合で2500ポイント:16年12月)と見ています。予想PERでは8.4倍という低い水準ですが、上げ底のGDPと企業の次期予想純益からすれば、妥当にも思えます。
7.2016年日本株「下落と上昇の要素」6つ
(1)SWFは減少する
日本の株価はどうなるか。海外のSWF(国家ファンド)は、原油・資源・コモディティの低価格によって縮小しますから、日本株も売りになるでしょう。
(2)ヘッジファンドも元本が減少傾向
ヘッジファンドの運用元本は$2.87兆(344兆円)とされています。2015年の第3四半期には、中国起点の株価下落の影響を受けて$950億(11兆円)減っています(CNN)。2008年のリーマン危機の時以来、7年ぶりの減少です。
2015年の全体運用のパフォーマンスは-0.85%(加重平均)と低かったため、投資家は運用預託が減らしています。3年間の運用成績も年率3.67%の収益と、リスク投資にしては低い成績です。(Hedge Fund Research:2015年12月)
FRBが利上げに入っている2016年に、ヘッジファンドの運用額が増えることはない。海外からの日本株の、大きな買い越しは期待できないということです。
(3)16年3月期の経常利益は増加だが、織り込み済み
国内要因で言えば、上場企業の2016年3月期の経常利益は、前期比で8%増えると予想されています(日経新聞:社数1015社)。しかしこの3月期の利益は、現在の株価に織り込まれています。
利益増が株価の上昇要因になるには、2016年9月期の利益が、3月期より10%以上増加する予想でなければならない。中国の景気が後退する中では輸出増がなく、2016年9月期の企業利益が10%上がることは不可能ではなくても、難しい感じがします。
(4)官製相場は4月からの可能性
政治的なことですが、2016年7月の参院選に向かい、政府与党は、参議院で憲法の改正条件を満たす2/3を獲得しようとしています。
このために、参院選前の2016年6月から7月の株価が上がっていることが必要です。2016年4月には、日銀が、相当に大きな追加緩和をし、質的緩和(つまり株の買い)も実行する可能性は高い。
2014年10月の、市場を驚かせた「官製相場」での、株価上昇は3000円(19%)でした(前掲表)。今回は、2度目なので衝撃は弱く、1500円程度(9%)の底上げでしかないでしょう。(日経平均で1万9000円)
(5)中国経済の懸念
その前に、中国のGDP減速から、株価に今一層の調整があると、この官製相場分も、消える感じがします。
中国では、2016年に、主要都市での住宅価格の下落が明らかになって行くと、再びの理財商品の不良化と、国営金融機関の損失から、金融危機の様相を呈するでしょう。リーマン危機の規模(不良債券1000兆円)には至らないと思えますが、この危機の可能性はあります。
(6)自社株買いの増加の可能性
増える可能性があるのは、企業収益の好調を背景にした自社株買いです。自社株買いは、買った後、再び市場で売らない限りは、流通しない金庫株、または減資になる消却になって、流通する1株当たりの利益を上げ、株価を上げる要素になります。
米国では、2015年度は1年に$1.2兆(144兆円)もの自社株買いが実行される予定で、株価を40%も底上げする要素になっています。そこまでは行かなくても、5兆円の自社株買いが増えると、株価の上昇要素になります(2015年は3兆円でした)。
http://www.mag2.com/p/money/7023
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c406
FM411のポテンシャル|禁断のKRELL 2016年12月27日
http://ameblo.jp/507576/entry-12232364799.html
FMのパワーアンプ、FM411、FM611x、FM711、FM811 辺りは
150kgくらいある大型フロアー型スピーカーを鳴らすとよさが一発で分かる。
149kgのJBL S9500を豪快にフルスイングさせると涙がポロポロ出てきた。
これだけの大型スピーカーなのに現代の高精細な小型ブックシェルフのように精密な音像を現出させてみた。
S9500は「緩い音」、なにを鳴らしても「緩い音」といわれたこともある。
これは筆者の印象とはあまりに違うが、Pass Aleph 0sでならすとそんな感じになった。
つまり駆動力がまったく足りないのだ。
S9500の潜在的なポテンシャルの高さは信じ難い高みにあると思う。
FMを手放してしまう人はブックとかトールを使っていた人だろうと思う。
FMのよさは何十台もアンプ遍歴した経験値のある人なら一発で分かる。
逆に言うと経験が足りないとよさが分からないこともあるようだが、かなり分かりやすい魅力があるのですけどね。
http://ameblo.jp/507576/entry-12232364799.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/421.html#c284
ゆたき さんの感想 投稿日:2016/09/29
今回二回目の宿泊です。
前回は初めてという事もあり、館内の清潔さや料理の美味しさ等に感動して、今回二回目の宿泊となったのですが、印象が全く異なりました。
館内やお料理はよろしいのですが、担当の仲居さんは挨拶笑顔が欠けており、なんとなく物として扱われたような印象を受けました。
前回はあった女将の顔出しもなく、このクラスの旅館としては、ううんという感想です。一度でやめておけば良かった。
宿泊日 2016/09/25
利用人数 2名(1室)
部屋 お池と能舞台お眺め 内風呂無(和室)
宿泊プラン 【秋/9月〜10月】鱧と松茸吸鍋や修善寺産の新米コシヒカリで実り豊かな秋の味覚を堪能
食事 夕朝食付.
http://www.ikyu.com/ap/info/UspW70201.aspx?mes=01153050
じょーいおいたん さんの感想 投稿日:2016/06/29
一人旅にて宿泊させて頂きました。
私如きの言葉では語れば語るほど陳腐になってしまいますので、ただ一言で表現させて頂きますと極上の二日間で御座いました。
星を減らした箇所だけ理由を述べさせて頂きます。
客室・アメニティに関しては、欲を言えば客室にも化粧水類、館内移動用の巾着等の袋物、石鹸の他にハンドソープが欲しいと思いました。
お風呂に関しては貸切露天風呂が片方整備中で利用出来なかったとのが残念でした。
最後に接客サービスではチェックアウトの際に客による扱いの差を強烈に感じた為です。
フロントでは既に裕福そうなご婦人が恐らくチェックアウトの手続きをされており、パッと見3〜4人ほどでご対応されておりました。外には高級車が。
私は鍵を渡すとサロンでお待ち下さいと言われ、誘導もされず放置でした。
一人でサロンへ向かうと、サロンでは先程のご婦人のお連れの方と思しき方が何やら丁寧に説明を受けており、楽しげな会話の横で私は自分でコーヒーを入れて寂しく啜りました。
その後、明細の確認にやや不慣れな感じの女性がやってきて、特に会話もなく事務的に精算が終了。領収書を封筒などに入れるでもなく、ペラ紙一枚で手渡されました。
去り際にごゆっくりどうぞとのお言葉でしたが、とてもゆっくりする気にはなれず、すぐに出ました。
宿としては常連や太客に手厚くしたい気持ちは理解出来ますが、一人旅の一見客とは言えこんなにも扱いに差が出た宿は初めてです。
帰り際、雨が土砂降りでしたので、不要な傘があればとお願いした所、汚れだらけの使い古された小さな傘を手渡されました。 もう少し下のランクのお宿でさえ客用にまともなビニール傘くらい用意してくれています。車で来ることが前提条件なのでしょう。
最後だけ三人の方に丁寧に見送って頂きましたが、私がボロボロの傘をさし、宿の方々は立派な傘をさされている様も、それは惨めでした。
極上の二日間を過ごし、精算の寸前までは絶対に再訪すると決心していましたが、最後の最後で現実を突きつけられ、自分が場違いなのだと思い知らされました。
さりげない扱いや言葉一つで自分が相手にどう思われているのか如実に伝わってくるものです。相手の言動一つで自分が相手にとってどの程度の存在なのか伝わるものです。最後に値踏みされ、軽く扱われたのは残念でした。
再び極上の時間を味わいに伺いたいけれど・・・
宿泊日 2016/06/27
利用人数 1名(1室)
部屋 お池と能舞台お眺め 内風呂無(和室)
宿泊プラン 【憧れの宿へ・ポイント最大7%】駿河湾で取れた鯵のたたき吸鍋・備長炭で焼き上げた鮎と鮎ご飯など
食事 夕朝食付
http://www.ikyu.com/ap/info/UspW70201.aspx?mes=03898594
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c94
tywgfcauhvkas さんの感想 投稿日:2016/03/23
部屋の前は池でむこうに能舞台が見え、川のせせらぎ、鶯の声というしつらえはよそにない。水辺の音を聞き、川のせせらぎを見ながら入る露天風呂も最高でした。この宿の魅力はひとえにこの風景。設備もいちいち気が利いていて最高級です。
ただし、お料理は一流でおいしいけど超一流というほどではないかも(鰆の焼き物や刺身などは普通。でも、フキノトウのご飯など絶品もあり)。
サービスというか愛想はいまひとつ足りない。
一生懸命やってくれているが、客がいるのにスタッフが玄関で代理店の人と打ち合わせとか、出発時に担当した仲居さんなどが挨拶に来ないとか、仲居さんがカジュアルというか割合いいたい自由にいうのにも驚いた(不快ではないが、人によっては違和感あるでしょう)。
このあたり、ネットでみるここのネガティブ評価のゆえんだろうと思いました。
でもまた行きます。完ぺきなおもてなしのいわゆる古き良き旅館ではないがお値段相応に一流の美とバランスの取れたいいお宿です。
宿泊日 2016/03/21
利用人数 2名(1室)
部屋 お池と能舞台お眺め 内風呂無(和室)
宿泊プラン 【春/3月〜5月】田芹と太刀魚の吸い鍋、春の蛤御飯など、春の恵みをいただく
食事 夕朝食付
http://www.ikyu.com/ap/info/UspW70201.aspx?mes=00250832
いっきゅうな さんの感想 投稿日:2016/02/02
料理のレベル低下傾向、
穴子は小骨だらけ、
名物朝の卵焼きは料理人によって、黄金のプルプルか単なる黄色の塊か、出来映え味に天と地の差あり。
館内環境では1階ラウンジ内装も選曲もアンバランス。
接客、お迎えお見送りが手抜き、
門前で宿泊者を見忘れ不審者扱いはプロ意識の欠如か、残念。
本物のあさばは何処へ。
宿泊日 2016/01/29
利用人数 4名(1室)
部屋 【萌葱】お池と能舞台お眺め 源泉かけ流し風呂付(和室)
宿泊プラン 【冬/10月〜3月】天城しゃものたたき鍋とお出汁で作る玉子丼など、旬の味覚で心潤う特別な夜を
食事 夕朝食付
http://www.ikyu.com/ap/info/UspW70201.aspx?mes=00605511
シュウの寛太 さんの感想 投稿日:2015/11/07
先月、ここの料金より下の宿に泊まったがそちらの方が良かった。
今までは高級温泉宿でやってこられたが、料理は三流の内容で味は合わず、お酒も料理に合うものを聞いたが「分からない」との答え、
池の庭園を楽しみにしたが、夜はあまり観ることができず、温泉だけなら、他の旅館で、美味しい料理とお酒を選んだ方が良かった
宿泊日 2015/11/05
利用人数 2名(1室)
部屋 【山吹】お庭側お眺め 源泉かけ流し風呂付(和室)
宿泊プラン 【冬/10月〜3月】天城しゃものたたき鍋とお出汁で作る玉子丼など、旬の味覚で心潤う特別な夜を
食事 夕朝食付
http://www.ikyu.com/ap/info/UspW70201.aspx?mes=00861233
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c95
『伝統の世代交代』by gunmadontist あさば - 修善寺-旅館 [食べログ]
gunmadontist 口コミ
およそ10年ぶりの訪問であったが、まずお宿が新しくなっていることに気付く。
2年前に数日間休館し、全面改装を行ったとのこと。
部屋は2階の、ベットルーム付きの二間の部屋。
窓から僅かに能舞台が望め、見晴らしはまずまず。
寝室の天井が高く、開放感のある室内。
(夕食)
⚪️先付:銀杏と小柱の炙り
⚪️霜降盛肴:猪の西京焼き、いくら醤油漬け、蒸し鮑、里芋
⚪️沢煮椀
⚪️地魚作り:アオリイカ、深海海老
⚪️焼物:鰆
⚪️ずがに汁:藻屑蟹、芋茎、白だつ
:コクのある藻屑蟹の出汁が美味。
⚪️揚物:大中寺芋と雲子
⚪️穴子黒米ずし
:あさばのスペシャリテ
⚪️天城軍鶏のたたき鍋
:あさばの冬の定番料理。
⚪️葛切り
⚪️菓子:南瓜の炭火焼のアイス、生姜のアイス
(朝食)
⚪️ほうれん草の胡麻浸し
⚪️椎茸の白和え
⚪️焼椎茸
⚪️ゴソ(ハシキンメ)の焼物
:脂の乗りも程よく、芳ばしく焼かれていて美味。
⚪️茄子の甘辛煮
⚪️玉子焼
⚪️味噌汁
⚪️ご飯
⚪️果物
古い記憶と比較すると、お料理の印象が少し異なる。
尋ねてみると4年前に料理長が定年でご勇退され、40代の料理長に代替わりされたとのこと。
長年先代の料理長と共に板場に立たれていた方のようだが、やはり微細な勘所に違いがあり、お料理に反映しているのであろうか。
今回も旅館料理としては秀でたものであったが、前回に感じた一流料理店に匹敵するような凄味は感じられなかった。
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22000220/dtlrvwlst/37333652/
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平日に一人で泊まった。部屋は山吹。一人には広すぎず狭すぎず丁度良いサイズ。
14:30チェックインに向けて、正面玄関に向かうと向こうから高級車、大勢のスタッフでお見送り。高級旅館はお見送りも派手だなと思った。と同時にチェックアウト11:00後もくつろげるのかと思った。
チェックインはスムーズ、なかなか感じのいい仲居が担当。ウェルカムサービスは煎茶と麩饅頭。煎茶は静岡茶ではなく、京都の茶だと言う、ならば何故抹茶じゃないのかとも思うが、ここは京都じゃないからが解答なのだろう。
荷物を置いてすぐに露天風呂へ。一番湯と思いきや、先に出てきた方が私は二番湯だと言う。先ほどの高級車といい、条件によっては時間外チェックイン/チェックアウトもできるらしい。
露天風呂を始め全ての風呂は塩素消毒をしていない。本来ならばしなければいけないところだが、入る側にしてみればそちらの方が嬉しい。24時間入れるわけではなく、清掃の時間もちゃんとあることからレジオネラ菌の心配など無用だと感じる。お湯はとてもやわらかく、温度はやや抑えめ、39度くらいだろうか、長く入っていられる。
内風呂は外の景色が見えないのが残念だが、洗い場の石が滑りにくいこと、湯船から管が湯船の外につながっていて人が入るとそこから排水され、洗い場に残った石鹸やシャンプー泡立ちが流されていく画期的な工夫にも驚かされた。客は体を洗ったあと必ずしも立った泡を全て流すことはないが、必ず最後に湯船に浸かるだろう。湯船に浸かればお湯が満たされているかどうかに関わらず細い管を通って洗い場に湯船のお湯が流れ、泡も流れていく。後の人のことを考えずともその客が出たあとは元の通り、綺麗な洗い場に戻っている。この工夫にはとても関心した。
風呂上がりにはミネラルウォーター(冷、常温)、蜜柑が置いてある。2つほど部屋に持って帰って食した。蜜柑は盛況らしく、夜には少なくなっていた。
玄関、ロビー、サロン、売店などには基本的に従業員はいない。いない方が余計な言葉を発せずに済むから静かでいい。昨日までは中国人が春節の時期だけに多く、騒がしかったらしい。ロビーにも蜜柑あり。晴れていればロビーからベランダに出れる。ベランダには石造りの州浜のような形状をしているが、年配の従業員はその由来等は知らないらしい。
山吹の部屋は玄関から比較的遠い2階にある。能舞台も見えないし、せいぜい隣部屋の声と池に注ぐ川の音くらいしか聞こえない。あさばに泊まるに当たって、数々の口コミを参考にしたが、そうだと思えるところもあれば、思えないところもあった。そういえば仲居がこんなことを言っていた、忙しい方は静かを求めてやってこられ、仲居が入ることさえ嫌気に感じられる方もいるとか。口コミで仲居の音が五月蝿いと書かれていた方はまさしくそういう方なのだろうと思った。私はあさばの歴史や建築、庭園話題などできるからむしろ歓迎なのだが。
夕食。京都であれば懐石料理の名の下に順序だって食べ物が運ばれてくるが、修善寺は京都ではない。京都はその昔、日本の中心だったが、だからといって日本料理は京懐石が何も目指すべき境地ではない。
よくイギリス料理は不味いと言われるがそれは勝手にフランス料理を美味いの基準に置くからそれに反するものを不味いと定義するのであって、逆に考えればフランス料理こそイギリス料理からしてみれば口に合わないベタベタの料理ともなり得る。
客が高級旅館の料理に京懐石を無意識的に求めれば、あさばは自ずと不満になるし、高額の宿泊料金を意識すればコストパフォーマンスを考えて、高級食材求め、さらに辟易するだろう。あさばの料理には、鮑やキャビアは出てこず、モヤシや玉丼さえ出てくるのだ。
料理はさして多くはない。少食だったり、日中から饅頭でも食べていたのでもなければ、腹一杯にはならないだろう。玉丼を3杯食べてようやく8分目弱といったところ。
酒は飲まなかったが、決して高い額ではなかった。よほど場末のバーへ行った方が高くつくくらいだ。酒の種類も決して豊富ではないし、有名で手に入りにくい酒は無かったし、主張の強すぎる酒も無かった。
料理に高級料亭のような絶品さや、極端な地産地消を求め、宿泊料金から過度な期待をする人ほど、口コミに非難が多く感じ取れた。
寝具。評判のフカフカ羽毛布団だが、フカフカ苦手な私はマットを一枚除き、フカフカ枕の代わりに座布団を使って寝た。私にはこれくらいがちょうどいい固さだ。
朝食。8時以前を選べないのは改善の余地があると思う。せめて7時半くらいには食べたい、何より旅行中でも普段の食生活や食時間を乱したく無い。腹減りすぎて蜜柑を頬張りすぎてしまった。
部屋風呂は源泉掛け流しなだけあって、源泉温度のまま入ることになり、当然熱すぎる。そこで前夜のうちにお湯を貯めておき、朝入ろうと思ったのだが4割りほど抜けていた。他に気になる点としては、チェックイン後にすぐ入れるようにお湯を張っておいて貰えてもよかったのではと思う。湯布院玉の湯などは張ってある。また、使う使わないに関わらず風呂の蓋の用意があってもいいのではと思った。
洗面所。アメニティは持ち帰り自由だが、タオルにはわざわざ部屋備え付けだから欲しいなら売店で買ってくれの文字。タオル1枚に千円以上も払いたくない。百円の安っぽいタオルでいいから、修善寺とか、あさばとか書かれたタオルが欲しかったな。
洗面台の水回りは広くて使いやすい。体重計があってもよかったのではと思う。
洗い用以外のアメニティが安っぽい。少しは気をきかせて欲しい(多くの高級旅館では安っぽい)。耳かき一つとっても、細いタイプ、濡れタイプなどバリエーション揃えてひとセットとしても良いのではないか。
歯磨き粉も粉っぽくて、使い捨てとはいっても質の良いものを用意してもいいのではと思った。
お見送り。あらかじめの支払い以外に会計は発生していないのでスムーズ。
靴を用意してくれてお見送り、と思いきや玄関に出てきたのは新人と思しき若い従業員ひとり。
部屋付きの仲居も含め、他の者は手空きにも関わらず挨拶一つ無し。
昨日の14:30チェックアウトの人との差は支払った額の違いだろうか。
後味の悪いお見送りだった。
一昨年、俵屋に泊まった時は、錦市場に入るまで遠くから手を振ってくれて感激したものだが、あさばでは50m程度進んで振り返ってみたら、従業員の戻る姿が見えただけであった。
https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220504/22000220/dtlrvwlst/48837893/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c97
あさば旅館の料理
http://izusyuzenji.web.fc2.com/
あさば旅館は、料理が美味しいと評判の高級旅館だ
マスコミ等でも絶賛している様だ
マスコミの記事を書く、記者達は自分のお金を支払って、あさば旅館に宿泊したことがあるのだろうか
自分でお金を支払えば考える、当然に見えてくる物が見えてくる
裸の王様では良くない
あさば旅館では入り口に問題があるのだろう
(写真は料理が出された時点)
旅館の献立
性格が表れる
料理の献立
胡麻豆腐
盛り付けは大事
胡麻豆腐
前菜三種
寂しい盛り合わせ
前菜三種
ビールが三種類
銘柄は聞かない
グラスは一個
アサヒ・サッポロ・キリン
グラスは3個だ
グラスが2個足りない
ビールの盛り合わせ。グラスが足りない
出汁が問題
濁っているのか
湯気なのか
香りが無い
旨味と香りは何処
鰺たたき吸い物
お刺身はイカ
他には何も無い
お刺身はイカ
歪んだ盛り付け
上から落としたのか
縁に寄りすぎる
盛り付けが歪んでいる
鮎は臭い・焦げている
焼くと焦げるでは別
身が剥がれている
鮎の仕入は何時なの
仕入れ時期が疑問です
案内とは別物
焦げた・鮎の塩焼き・何時鮎を仕入れたの
旅館のパンフレット
鮎の塩焼き
上の写真と比較
実際の鮎は上の写真
旅館のパンフレットでは
穴子黒米寿司
小皿に一個
黒米なのに白い米
白い黒米とは
黒米寿司・お米は白い・白い黒米
旅館のパンフレット
左はお米が黒い
現実は上の写真
お米は白い
白くても黒米なのか
旅の喜びも半減
旅の喜びは・旨味と香り・喜びも半減
海老に頭が無い
身が固い
固くて殻が外れない
伊勢海老の頭は何処
本当に伊勢海老か
なぜ唐揚げ
伊勢海老唐揚げ・頭が無い
粗雑な盛り付け
歪んでいる
ヘラを使ってない
箸で投げ込んだ
歪んだ盛り付け
鮎が2回
鮎の炊き込みご飯
臭い鮎をほぐして
ご飯に炊き込む
鮎ご飯は臭い
お新香は雑
臭い・鮎ご飯・茶碗で出てきた
旅館の案内
名物の鮎ごはん
現実は上記写真
一目瞭然
旅館のパンフレット
くずきり
水菓子は出ない
料理には美味しい料理・不味い料理・クソ料理・クソ以下の料理もある、全ての判断基準は自己責任だ
あさばの美味しい料理
あの金額で此の内容
料理は見栄えも大切
旅館はお客を見ていない
料理に旅館の姿勢が表れる
頑張れ あさば旅館
あさばのパンフレットには修善寺で350年
ルレ・〇・シャトーのサイトでは修善寺で520年
昔の案内では修善寺で500年
350年・500年・520年
古人の風雅をいまにとどめる
主人の願いも大変だ
伝統やサーヴィスとは、判断基準は、何を持って言うのだろうか。
伝統と、ただただ長く息をする事とは違います。
最近は食品加工技術も向上している、美味い物を作るよりも、まずいものを作る方が難しいのです。
鮎の塩焼き・鮎は臭かった・腐った鮎を焼いたのかと思うほど臭かった
穴子黒米寿司・お米は白い・白い普通のお米だ
白いお米でも黒米と言うらしい
小皿に1個だけ
白いご飯に醤油を塗れば黒く見える
伊勢海老の唐揚げ、海老の頭は何処にある、本当に伊勢海老なのだろうか
何故、伊勢海老は、唐揚げなのだろう
此が伊勢海老だと言われても
海老はシッポだけだ
シッポ以外には何も無い
海老のしっぽを、唐揚げにする、何か特別な理由があるはずだ
お皿には海老のシッポ
しっぽの唐揚げ
身が固くて殻が外れなかった
伊勢海老は生きているから価値がある
イカの唐揚げならば理解も出来る
イカはお摘みに丁度良い
シッポの唐揚げ
疑問は残るばかりだ
くずきりは葛粉と水を混ぜ合わせて固めるだけ
材料費も安上がり
水菓子は出ない
あさば旅館は、料理が美味しいと評判の高級旅館だ
マスコミ等でも絶賛している様だ
マスコミの記事を書く、記者達は自分のお金を支払って、あさば旅館に宿泊したことがあるのだろうか
自分でお金を支払えば考える、当然に見えてくる物が見えてくる
裸の王様では良くない
あさば旅館では入り口に問題があるのだろう
http://izusyuzenji.web.fc2.com/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/514.html#c98
昭和天皇の誤算は,中国の正規軍がいくら弱くても,ゲリラには絶対に勝てないという事だったのです. 今のイラクやアフガニスタンと同じですね:
もと陸軍中将、第59師団(衣部隊)の師団長だった藤田茂氏は、八路軍と
戦った自分自身の体験から次のように述べています(季刊『中帰連』第16号)
俺は衣部隊の師団長をやっていたが、山東省の解放地区では八路軍にほとほと手を焼いた。当時の判断を言うと、俺はあと一年と山東地区では日本軍はもつまいと思っていた。衣部隊全滅を覚悟していた。
討伐に行くと八路軍は逃げてしまって、こちらの損害ばかり積み童なってゆく、とうとう旅団長一人は狙撃されて戦死だ。
(中略)実際問題として、ソ連相手の北進を命じられた時、私はほっとした。ゲリラ戦で次第に戦力を消耗させられるよりも、満蒙で大いに戦った方がすっきりするという感じだった
藤田氏は、八路軍と日本軍の違いについて、こう述べています:
日本軍に昔から苦しめられてきた住民にとっては八路軍はまるで後光がさしている軍隊に見えるわけだ。
家を出てゆく時には、瓶に水を一杯くんで、全部掃除をし、塵ひとつ残さんようにしてゆく、昨晩の泊まり賃も置いてゆく、食物代もいくらいくらと精算してゆく、子供はいたわる、老人は大切にする。
こんな軍隊を私は見たことがないわけだ。日本軍が行けば、銃剣で脅かして、
米を出せ、麦を出せ、薪を出せ、出さぬと家に火をつける、女は強姦する、
手がつけられない。当然、八路軍さまさまになってしまう。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/hatsugen/nicchuu-hachiro.htm
そのまま行ったらソ連が参戦してきて日本は占領されてしまう.
そして,昭和天皇が中国での大虐殺の黒幕だったことが明らかにされ,戦犯として死刑になり,その汚名は世界中で何千年も語り継がれる事になる.
しかし,昭和天皇は凡人には想像を絶する程の賢こかったんですね.
昭和天皇が考えた天才的アイデアとは:
アメリカはアジアを侵略した日本を懲らしめるため、そして国民が好戦的であるから原爆投下をして戦争を終わらせ、いく百万の人命を救ったと、みずからを平和主義者であるかのように宣伝してきた。
だが実際は、日本を侵略し、単独で占領して属国にする計画を、ずっと以前から持っており、それを実現するチャンスと見なして緻密な計画を持って望んだ戦争であった。日本支配にあたっては、天皇を傀儡(かいらい)とする政府をつくることも計画していたし、戦時中も天皇や皇族を攻撃してはならないという命令を米軍将兵に厳守させていた。それは天皇側にも知らされており、近衛文麿や吉田茂などはその線で動いていた。東京大空襲でも皇居は攻撃されていない。
国民は皆“お国のため”といって国に殺された。天皇はアメリカに日本を占領してくれとお願いしたんだ! それは共産主義が怖くてアメリカに自分を守ってもらうためだった。
米軍の無差別空襲のなかで、不思議なことに皇居は攻撃対象からはずされ、三菱重工広島造船所や長崎造船所は広島、長崎の原爆投下でも被害はなく、下関空襲でも三菱や軍は無傷であった。
アメリカの国立公文書館で発見された「米国陸軍軍事情報部真理作戦課『日本プラン』」
日本プラン」は1941(昭和16)年12月、すなわち日本軍の真珠湾攻撃の直後に作成が開始されたもので、「天皇を平和の象徴(シンボル)として利用する」戦略が明記されていた。すべての戦争責任を、「軍部」に押しつけて天皇を免罪し、「象徴天皇制」のもとで日本を占領支配するという計画を立てていた。1942(昭和17)年5月には「皇室に対するすべての攻撃は避けられなければならない」とする「英米共同指針計画」を出し、皇居への爆撃の禁止命令を厳格に実施させた。戦後駐日大使となったライシャワーはその当時、「日米戦争勝利後の“ヒロヒトを中心とした傀儡(かいらい)政権”」を提言し、「天皇は100万の軍隊駐留に匹敵する」と主張していた。
三井、三菱、住友、安田の4大財閥は、太平洋戦争中の4年間に重工業においては全国投資額に占める割合を18・0%から32・4%にふやし、金融では25・2%から49・7%へと急膨張を遂げており、「三菱は戦争のたびに大きくなった」と三菱電機社長はのべている。
こうして1945(昭和20)年までの15年戦争で、日本の人民大衆は320万人以上が殺され、日本の都市の大部分は焼け野原となり、親兄弟、息子を殺され、家屋敷、家財道具を空襲で焼き払われて失い、塗炭の苦しみを味わった。だがこの戦争で、三井、三菱などひとにぎりの独占資本はボロもうけし、天皇を頭とする支配階級はアメリカによりすがり、アメリカの日本占領支配の下請機関となって生きのびた。そして戦後61年たった今、世界でもまれにみるアメリカの従属国家となっている。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/320mannninngakorosaretadainizisekaitaisenn.htm
対日戦争というのは、野蛮な日本の侵略をこらしめ、平和と民主主義のための参戦だったと欺瞞する。しかし、日露戦争後に、日本との戦争は必至と分析し、ハワイ攻撃を待って徹底的にたたきつぶし、無条件降伏させるという計画を持っていた。ライシャワーなどは、「戦争責任はすべて軍部にかぶせて、天皇を傀儡(かいらい)として利用する」といっていた。日本にかわって中国アジアを侵略するためであり、日本を占領支配するための戦争だった。そして、日本の人民が抵抗できないように、戦地では餓死、病死に追いこみ、内地では原爆投下、全国の都市空襲、沖縄戦でさんざんに殺しまくった。
あれだけ鬼畜米英でやっていながら、その後の占領は、今から見てもスムーズすぎる。アメリカは日本を侵略・占領するための戦争をやっていたのだ。日本の全土を焼き払って攻撃して、民間非戦斗員をぶち殺している。一般国民は自然の感情として、国を守らなければと思う。特攻兵士の心情などが端的だ。
アメリカや天皇は、それが次にはアメリカの占領とそれに従っていく自分らに反対して向かっていくのが怖いわけだ。「本土決戦」を叫んでいるが、真実がばれたらその矛先が自分に向く関係だ。だから、国民には竹槍を与えるが、鉄砲で武装させるということはなかった。「鬼畜米英」のインチキはそのへんにある。
あれほどスムーズにやれたのは、天皇がやったことと、そのために本土空襲や飢餓作戦で地獄の状況を作り、国民をへとへとに疲れさせたことによる。それをアメリカが計画的に作り出したし、日本の支配階級も望んだ。国内は戦意喪失で、軍隊は独断で解散していく。集団でも離隊していく。占領軍への抵抗なども起こりようがない。かなりの男は外地に行ってしまっていない。武装解除をさせて、しかも権力の空白ができないように、そこは米軍が来て占領する。そのうえマッカーサーは民間の銃剣をすべてとりあげる徹底した「刀狩り」までやった。
マッカーサーが無条件降伏から二週間後に上陸できたのは、安心しきっていたのだ。ずっと以前から日本の対応がわかっていて、武装解除の進行具合を把握していた。占領された敗戦国でこれほど組織的な抵抗がなかったところは世界的にもまれだ。
「戦後の方が食糧がなかった」というのが実態だが、占領軍が食糧を持ち去ってないような状況にして、「食糧援助」と称して恩義を売る。飢餓作戦をやっていた。
占領期の検閲問題なども暴露されていない。きれいにマインドコントロールされるようになっている。マッカーサーは45(昭和20)年9月15日、「プレスコード」(新聞紙法)を発したが、アメリカ占領軍の「検閲」の名による言論統制を四五年秋から非公然に開始した。検閲要員は1万人近くいた。その対象は、新聞・雑誌、放送・演劇脚本・映画、紙芝居・幻灯などのすべてにわたり、国民の手紙や葉書などの郵便物、電話の盗聴までやっていた。
そういうことについても、一切知らせてはならないと、徹底した検閲をやった。日本のメディアは、自分らで自主検閲するようにするし、朝日新聞なんかは自主検閲要領というのをプレスコードの線に沿ってつくっていた。それはいまでも続いているしもっとひどくなっている。一方で、GHQは新聞やラジオなどを直接にも利用して、宣伝していった。第2次大戦についてのアメリカ軍を美化する心理作戦でも、商業新聞に直接GHQが原稿を書いていたり、NHKの「真相はこうだ」という特集などもそうだ。
米軍について悪くいうことを徹底して封じた。だから原爆の実態や空襲実態についても徹底し隠した。沖縄戦なども典型的で、日本軍がみんな殺したようなイメージをつくり出す。マニラとか長沙などへのアメリカ軍の爆撃もみんな隠蔽していた。安岡の戦争体験者が長沙へのアメリカの空襲を近年朝日新聞に投稿したら、ボツにされたといっていた。
戦後のアメリカの検閲のやり方を見ても、報道内容をチェックするばかりではなく、郵便物や電話まで開封、盗聴する。しかも検閲してないような格好をしてやる。戦前の検閲は、伏せ字で検閲したことが分かる形だったが、アメリカの方はまだ陰険だ。内容は、原爆を公表してはならない、戦争の悲惨さを公表してはならない、反米的なものは許さないというものだった
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/aratanabaikokutosennsounosyuppatutenn.htm
真珠湾攻撃をやるまえに海軍自身が「石油は2年しかもたない」といっていたが、天皇も軍部も最初から負けるとわかっていてアメリカとの戦争に突っ走った.
天皇が一番怖かったのは日本のなかでの革命だった。満州事変のまえの2・26事件にしても、日本は農村恐慌で農民一揆も2000件もあり、社会不安が起こる危険性が高かった. ソ連や中国に負けるわけにはいかなかった、どうしてもアメリカに負けなければならなかった
そうした背景があって青年将校が事件を起こした。事件そのものは鎮圧したが、天皇や上のものは、共産革命が日本でも起こることを念頭においていただろうし、それをもっとも恐れただろう。
太平洋戦争でアメリカに負けたというが、そのまえに中国でさんざんにやられている。それが日本の敗戦を決定的にしたのだ。
日本軍は中国人や朝鮮人を「チャイナ」とか「ヨボ」とかいってべっ視しきっていた。創氏改名をさせ、名前も宗教も認めない、日本に労働力として強制連行したり、兵隊にとっていた。中国に負けて撤退となると、「勝った、勝った」という大本営発表がうそだったということになり、国内で大混乱になる。それこそ革命が起こり、天皇の首が危なくなる。だから、「中国からの全面撤退」は絶対に認められなかった。それよりも天皇制を維持するために、負けるとわかりきったアメリカとの戦争に突入した。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/utunomiyamutuo.htm
負けると分かった戦争に突き進み、いくら負けてもやめることはせず、原爆投下になって無条件降伏をした。45年2月、吉田茂などが関わり近衛文麿の天皇への上奏文がある。それは、米英は国体を守ってくれること、もっとも恐るべきことは敗戦にともなって起こる人民の革命だというものであった。
天皇とその側近がもっとも心配していたのは、国体が護持されるかどうか、自分たちの地位が守れるかどうかだけであった。だまされて死ににいかされた兵隊たちが返ってきたら、反乱を起こし、自分たちの支配の地位が剥奪されるという不安であった。
日米戦争に突き進むとき、すでに中国で打ち負かされており、戦死者は20万人近くになっていた。ここで支配勢力が心配したことは、中国撤退となると、天皇の権威が崩壊することであり、反乱・革命が起きることであった。そして日米戦争に突き進んだ。
天皇を頭とする政治家、財閥などは、原爆投下を絶好のチャンスとして、アメリカに降伏し、命乞いをした。そして戦争に駆り立て犠牲を強いた人人には何の償いもせず、民族的な利益のすべてを売り飛ばすことでその支配の地位を守ってもらう道を選んだ。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/beikoukanngagenbakutoukaseitoukawohatugen%20nihonsukuuzihibukaikouito.htm
大本営は兵隊をわざと死なせるような作戦をやった
まともな戦争ではなかった――ほとんどが餓死か病死だった
武器も食糧も持たせず死ぬとわかった輸送船に乗せて送り出した
敗戦したとたんに、天皇も財界も官僚、政治家も平和主義者のような顔をした
そして日本はアメリカの属国になった
あれだけ鬼畜米英でやっていながら、その後の占領は、今から見てもスムーズすぎる。アメリカは日本を侵略・占領するための戦争をやっていたのだ。
日本の全土を焼き払って攻撃して、民間非戦斗員をぶち殺している。一般国民は自然の感情として、国を守らなければと思う。特攻兵士の心情などが端的だ。アメリカや天皇は、それが次にはアメリカの占領とそれに従っていく自分らに反対して向かっていくのが怖いわけだ。「本土決戦」を叫んでいるが、真実がばれたらその矛先が自分に向く関係だ。
だから、国民には竹槍を与えるが、鉄砲で武装させるということはなかった。「鬼畜米英」のインチキはそのへんにある。精神主義とかいっているが、その気じゃないのだ。マッカーサーが日本に上陸するのが8月15日から2週間後の30日だ。司令官がすぐ乗り込めるのだ。
丸ごと米単独占領 支配階級・日本を米国に売る
占領軍には1発も銃弾は飛ばなかった。
あれほどスムーズにやれたのは、天皇がやったことと、そのために本土空襲や飢餓作戦で地獄の状況を作り、国民をへとへとに疲れさせたことによる。それをアメリカが計画的に作り出したし、日本の支配階級も望んだ。国内は戦意喪失で、軍隊は独断で解散していく。集団でも離隊していく。占領軍への抵抗なども起こりようがない。かなりの男は外地に行ってしまっていない。武装解除をさせて、しかも権力の空白ができないように、そこは米軍が来て占領する。そのうえマッカーサーは民間の銃剣をすべてとりあげる徹底した「刀狩り」までやった。
マッカーサーが無条件降伏から二週間後に上陸できたのは、安心しきっていたのだ。ずっと以前から日本の対応がわかっていて、武装解除の進行具合を把握していた。占領された敗戦国でこれほど組織的な抵抗がなかったところは世界的にもまれだ。
ドイツの場合は行政機構は壊滅しており、官僚機構も軍隊も解体したが、日本は軍隊は解散させるが、官僚機構はすべてそのまま残した。日本は空襲でも官庁がやられていない。国会議事堂はそのままきれいに残った。大蔵省や日銀も戦前からの建物がそのままだ。
ドイツは戦争に協力したマスメディアなどはすべて廃刊になった。日本は違った。悪かったのは軍部だけで、天皇はじめ、官僚機構がそうだし、独占企業、マスコミ、全部が元元平和主義者のような顔をして生き残った。それが単独占領を保障したわけだ。みなアメリカに協力して民族的な利益を売り飛ばしていった。
アメリカは日本占領に50万人の兵力を用意していた。しかし20万人でよいといって削った経緯がある。戦前の体制がそっくりアメリカの配下になったからできたことだ。いかに日本の支配階級が売国的かがわかる。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/aratanabaikokutosennsounosyuppatutenn.htm
日本は海外に巨大な権益を持つ帝国主義国であるがアメリカの屈辱的な植民地的隷属下にあるという特質を持っている。
このような日本社会のさんざんな崩壊状況は第二次大戦に根源がある。
あの戦争では320万人が犠牲となった。あらゆる家族で親類に戦死者がいないところはないというほど殺された。
あの戦争は天皇を頭とする独占資本集団が、国内をさんざんに搾取収奪して、
狭隘な国内市場から海外に求めて侵略につぐ侵略、戦争につぐ戦争を繰り返し、
最後に中国への全面侵略戦争を引き起こし、米英仏蘭列強の植民地争奪戦に突入して敗戦となったものであった。
ところがアメリカの対日参戦は、アジアをファシズム国の侵略から解放するためでも、社会主義ソ連とともに日独伊ファシズムとたたかって民主主義の世界を実現するためでもなかった。
アメリカは中国市場を奪う野望とともに、日本をたたきつぶし単独で占領するという明確な計画を持って臨んだものであった。
そして天皇をはじめとする独占資本集団、政治家や官僚、大新聞など、戦争を指導してきた支配層は、人人には「鬼畜米英」「一億総玉砕」などとあおり立てながら、実際には「国体の変革」すなわち人民の革命を恐れ、米英に救いを求めていった。
自らすすんでアメリカによる日本支配を担うこと、日本の民族的な利益のすべてを売り飛ばすことによって、自分たちの支配の地位を守ってもらう道を進んだ。
現在むき出しにあらわれた日本社会の植民地的隷属状態は、日本の政財官界から新聞界などあらゆる支配勢力が、アメリカの利益のために自ら進んで日本の民族的利益を根こそぎ売り飛ばしてきたことによって進行した。
かつて旧満州を統治するのに六〇万余の軍隊を必要とした。
かつてマッカーサーは「天皇は一〇〇万の軍隊に匹敵する」といったが、
四万人ほどの米軍で日本を隷属支配しているのは、アメリカの意向をくんで自分から進んで働いて地位を得るという売国的な支配勢力の存在があるからである。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/anpokaiei50nensengo65nenwotyokusi.html
第二次世界大戦は、まぁ知っている人は知っているのですが、
海軍の上層部、山本五十六、米内光正、井上成美さんがコロッと洗脳されてしまって、日本敗戦への先導役を務めたというのは、まぁ知ってる人は知ってることなのですた。
ぇええ?
山本五十六ってあの真珠湾攻撃の時の日本連合艦隊、山本司令長官?
日本連合艦隊司令長官が奴らの手先?
何を言っているのだ、このバカキチガイ狸はと思う人も多いとは思うのですが、山本さんは最初からシナリオ通りに動いていただけのですた。
3百万以上と言われるにも多くの日本国民が戦死した太平洋戦争。
多くの日本人が無念のうちに死んでいった先の大戦は奴らが最初からシナリオを作り、そのシナリオ通りに動いた日本人たちによって引き起こされた。
信じたくなくても事実なのだからしょうがありません。
必ず戦争にはシナリオがある。
お互いにシナリオを決めて、さてこの線で始めますかなどとやっているのです。
ハーバード大学でワンワールド思想の素晴らしさに陶酔してしまった山本さんは自国民を大量殺りくするということも何とも思わないほど洗脳されてしまったのです。
新しい世界を作りたい。すばらしい世界を作りたい。
それが日本のためでもあり、世界のためなんだ。
そういう自分たちが正義と思った瞬間こそ、人間が一番残酷になれる時なのですた。
本人は正義のつもりだったのです。大真面目だったのですた。
ご多分にもれず、山本五十六さんたちは、日本を敗戦に導くようにわざと戦略上の失敗を繰り返します。
ミッドウェー海戦大敗北に至るまでの、数々のわざとらしい失策、別に戦史に詳しくなくても一般の人でも不自然に思うことでしょう。
あの戦争は、結局のところわざと負けたのですた。
http://goldentamatama.blog84.fc2.com/blog-entry-275.html
日本帝国海軍の中枢は欧米派であった。このため、日本海軍はあらゆる太平洋上の戦闘で不可思議な動きをする。それは、敵に手ごころを加え、まるで、負けることを目的としたかの如き戦いぶりであった。また、日本陸軍についても同様のことが言えた。大本営参謀本部の高級参謀たちはつねに無謀極まる作戦計画を立てては日本軍に多大な損害を与え、多くの将兵を失う結果を招来した。
国家としてあろうことか、日本はこのような売国的戦争指導者たちによって太平洋戦争を戦わなければならなかったのである。欧州では昭和14年第二次世界大戦が勃発していたが、欧州で苦戦を続ける英仏を救済しアメリカを参戦させることはフランクリン・D・ルーズベルトの基本戦略であった。ルーズベルトはチャーチルと共謀し、日本を追い込み、先に攻撃を仕掛けさせてアメリカの世論を激高させ、対独伊戦、対日戦を正統化しようと目論んだ。
山本五十六はルーズベルトとチャーチルに協力してハワイ真珠湾攻撃の構想をねった。真珠湾に集結していた戦艦はいずれも1910年〜1920年代に就役した旧式艦で攻撃しやすいように並べて停泊してあった。また真珠湾は海底が浅く、海底に沈座しても引き上げが容易で短期間で修理可能であった。真珠湾攻撃は一種の茶番劇であった。
宣戦布告の通知の遅れたのも仕組まれたものであった。大使館員全員無神経怠慢な動きをとっていることは、無能な集団でない限り確信犯である。戦後、その責任については吉田茂にうやむやにされてしまったが、当時の大使館員達は「功労者」としてその後栄進している。
また、真珠湾の陸上軍事施設対する攻撃不徹底も、アメリカ空母が真珠湾にいなかった日を真珠湾攻撃の日としたことも山本長官の策謀である。ミッドウェーで山本長官がなぜ空母のみを突入させ、自らは戦艦とともに安全圏にいたかは謎であったが、山本長官はルーズベルトやチャーチルとの約束により、ミッドウェーで日本の空母を壊滅させ次のガダルカナル、ソロモン海戦で日本軍敗北の総仕上げを行い、自らはブーゲンビル上空で戦死の狂言を実行する。
http://watch-fr-br.iza.ne.jp/blog/entry/926847/
アメリカの完全なる属国に 戦後の日本社会
A 第二次大戦後の日本社会の基本構図をみなが実感している。
日本は帝国主義国であるがアメリカの完全なる属国だ。高度に資本主義が発達した植民地。
先進資本主義国が植民地になっているのは歴史上も例がない。
日本の独占資本やその代理人たる政治家であれ、官僚であれ、
日本の支配機構を使って植民地支配してきた。この支配階級の売国性がすごい。
アメリカに身も心も売り飛ばして、日本の民族的利益を根こそぎ売り飛ばした。
ブッシュは「日本支配がイラク占領のモデルだ」と公然と主張したが、そういうことだ。
日中戦争で満州を支配するのに、関東軍は60万人配置されていた。
ピーク時には100万人だった。外国を占領しようと思ったらそれほどの人員を要した。
日本国内に駐留している米軍は4万〜5万人。それなのにどうして支配できるのかというと、日本の支配機構を使っているからだ。
大新聞も戦争を煽り上げた反省もなく、戦後は廃刊にもならず、
そのまま何もなかったかのように発行しはじめた。同じ敗戦国のドイツは新聞はみな廃刊になった。
日本は廃刊になったところは一社もなく、そのまま機能しはじめた。
天皇制もしかり。財閥もそう。
D ドイツの場合は独立性を持っている。日本はまるきり隷属。この違いは何か。
ドイツは連合支配だった。日本は単独占領だ。そのための原爆投下だった。
ドイツはアメリカもいるがソ連もいるし、フランスやイギリスなど欧州の国国もいるなかで共同管理になった。一国がなにもかも隷属させることはできなかった。
日本はアメリカの思う通りに戦後の大改革がやられた。
単独占領は原爆によってもたらされたものだ。
A 戦後64年たった日本の現状を、死んだ320万人の霊は何と思うかと、年寄りは語っている。
「何たる様か」「顔向けできない」と。戦時中の日本人の苦難を思うと、
まさに人間が虫けら同然だったわけだが、今も虫けらだ。
誰が虫けらとして扱っているかというと、アメリカであるし日本の支配階級だ。
あれほど全国空襲で焼き払って、戦地で餓死させた連中が、引き続き労働者はまともな生活ができないモノ扱い。
年寄りが長生きしたら国賊扱いをする。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/hinnkonntodokusaitosensounometubousurukunini.html
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/406.html#c4
昭和天皇の誤算は,中国の正規軍がいくら弱くても,ゲリラには絶対に勝てないという事
今のイラクやアフガニスタンと同じさ:
そのまま行ったらソ連が参戦してきて日本は占領されてしまう.
そして,昭和天皇が中国での大虐殺の黒幕だったことが明らかにされ,戦犯として死刑になり,その汚名は世界中で何千年も語り継がれる事になる.
もと陸軍中将、第59師団(衣部隊)の師団長だった藤田茂氏は、八路軍と
戦った自分自身の体験から次のように述べています(季刊『中帰連』第16号)
俺は衣部隊の師団長をやっていたが、山東省の解放地区では八路軍にほとほと手を焼いた。当時の判断を言うと、俺はあと一年と山東地区では日本軍はもつまいと思っていた。衣部隊全滅を覚悟していた。
討伐に行くと八路軍は逃げてしまって、こちらの損害ばかり積み童なってゆく、とうとう旅団長一人は狙撃されて戦死だ。
(中略)実際問題として、ソ連相手の北進を命じられた時、私はほっとした。ゲリラ戦で次第に戦力を消耗させられるよりも、満蒙で大いに戦った方がすっきりするという感じだった
藤田氏は、八路軍と日本軍の違いについて、こう述べています:
日本軍に昔から苦しめられてきた住民にとっては八路軍はまるで後光がさしている軍隊に見えるわけだ。
家を出てゆく時には、瓶に水を一杯くんで、全部掃除をし、塵ひとつ残さんようにしてゆく、昨晩の泊まり賃も置いてゆく、食物代もいくらいくらと精算してゆく、子供はいたわる、老人は大切にする。
こんな軍隊を私は見たことがないわけだ。日本軍が行けば、銃剣で脅かして、
米を出せ、麦を出せ、薪を出せ、出さぬと家に火をつける、女は強姦する、
手がつけられない。当然、八路軍さまさまになってしまう。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/hatsugen/nicchuu-hachiro.htm
天皇家を守るために、又ク-デタ-を心配して駐屯しているのだそうだ。
太平洋戦争中から戦況を逐一把握しており
欧州でのフランス革命やロシャ革命での国王がどのように追放され処刑されたか
太平洋戦争後の日本で共産主義・社会主義政権が成立すれば天皇の地位はどうなるか
あらゆる情報を掴み的確に情勢判断が出来る立場にあった昭和天皇
国体護持に拘り条件付き降伏で敗戦の時機を失した責任は重大であると思う
昭和天皇は太平洋戦争敗戦にいたる責任追及が当然天皇に及ぶことを危惧し戦後の日本社会で共産主義社会主義政権樹立を阻止する為に沖縄を提供することを含め進駐軍のマッカーサー元帥を再三訪問して米軍の日本駐留を熱望していたのである
ホイットニー文書【以下がヒロヒトの発言記録(1946・4〜6)】
@ 天皇は「日本人の心にはいまだに封建制の残澤がたくさん残っている。それも根こそぎにするには長い時間がかかるから占領は短かすぎない方がいい」といった。
A「神道を奉じる分子とその同調書は反米的だから警戒を要する」といった、というものである。
ヒロヒトの発言は決して日本国の象徴たるものにふさわしいといえない。まさに偽帝の言というべきである。
http://zenkyoto68.tripod.com/CourtneyWhitney1.htm
http://nueq.exblog.jp/20875307/
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/406.html#c5
天皇家を守るために、又ク-デタ-を心配して駐屯しているのだそうだ。
太平洋戦争中から戦況を逐一把握しており
欧州でのフランス革命やロシャ革命での国王がどのように追放され処刑されたか
太平洋戦争後の日本で共産主義・社会主義政権が成立すれば天皇の地位はどうなるか
あらゆる情報を掴み的確に情勢判断が出来る立場にあった昭和天皇
国体護持に拘り条件付き降伏で敗戦の時機を失した責任は重大であると思う
昭和天皇は太平洋戦争敗戦にいたる責任追及が当然天皇に及ぶことを危惧し戦後の日本社会で共産主義社会主義政権樹立を阻止する為に沖縄を提供することを含め進駐軍のマッカーサー元帥を再三訪問して米軍の日本駐留を熱望していたのである
ホイットニー文書【以下がヒロヒトの発言記録(1946・4〜6)】
@ 天皇は「日本人の心にはいまだに封建制の残澤がたくさん残っている。それも根こそぎにするには長い時間がかかるから占領は短かすぎない方がいい」といった。
A「神道を奉じる分子とその同調書は反米的だから警戒を要する」といった、というものである。
ヒロヒトの発言は決して日本国の象徴たるものにふさわしいといえない。まさに偽帝の言というべきである。
http://zenkyoto68.tripod.com/CourtneyWhitney1.htm
http://nueq.exblog.jp/20875307/
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/270.html#c4
真珠湾攻撃はルーズベルトと昭和天皇が相談して決めたんだよ。
宣戦布告が間に合わなかったのも吉田茂が意図的にやらせたんだ:
「真珠湾」通告遅れは意図的か 対米開戦に新説 九大教授が米記録発見
西日本新聞 12/26(月) 10:29配信 q
日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」
太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941.9.6の「帝国国策遂行要領」に関する所謂「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂。
元自民党総裁選=麻生太郎の祖父。
また吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895〜1988年)も、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれていた。
アメリカから昭和天皇への指示は国務大臣、グルーによって日本の吉田、牧野、樺山、白州のヨハンセングループを通じ貞明皇后に伝わっていた。
アメリカはアジアを侵略した日本を懲らしめるため、そして国民が好戦的であるから原爆投下をして戦争を終わらせ、いく百万の人命を救ったと、みずからを平和主義者であるかのように宣伝してきた。
だが実際は、日本を侵略し、単独で占領して属国にする計画を、ずっと以前から持っており、それを実現するチャンスと見なして緻密な計画を持って望んだ戦争であった。日本支配にあたっては、天皇を傀儡(かいらい)とする政府をつくることも計画していたし、戦時中も天皇や皇族を攻撃してはならないという命令を米軍将兵に厳守させていた。それは天皇側にも知らされており、近衛文麿や吉田茂などはその線で動いていた。東京大空襲でも皇居は攻撃されていない。
アメリカの国立公文書館で発見された「米国陸軍軍事情報部真理作戦課『日本プラン』」
日本プラン」は1941(昭和16)年12月、すなわち日本軍の真珠湾攻撃の直後に作成が開始されたもので、「天皇を平和の象徴(シンボル)として利用する」戦略が明記されていた。すべての戦争責任を、「軍部」に押しつけて天皇を免罪し、「象徴天皇制」のもとで日本を占領支配するという計画を立てていた。1942(昭和17)年5月には「皇室に対するすべての攻撃は避けられなければならない」とする「英米共同指針計画」を出し、皇居への爆撃の禁止命令を厳格に実施させた。戦後駐日大使となったライシャワーはその当時、「日米戦争勝利後の“ヒロヒトを中心とした傀儡(かいらい)政権”」を提言し、「天皇は100万の軍隊駐留に匹敵する」と主張していた。
三井、三菱、住友、安田の4大財閥は、太平洋戦争中の4年間に重工業においては全国投資額に占める割合を18・0%から32・4%にふやし、金融では25・2%から49・7%へと急膨張を遂げており、「三菱は戦争のたびに大きくなった」と三菱電機社長はのべている。
____
日本の体制は戦前も戦後も基本的に同じで、天皇制官僚国家。「国体」は護持されたと言えるだろう。
そのつながりを象徴する人物が1932年6月から41年12月まで駐日大使を務めたジョセフ・グルー。
そのいとこにあたるジェーンはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまり巨大金融機関J・P・モルガンを率いていた人物の妻だ。
J・P・モルガンと最も近い関係にあった井上準之助は1932年2月に射殺されているものの、松岡洋右のように親しい日本人は残っていた。松岡の妹が結婚した佐藤松介の甥にあたる岸信介や佐藤栄作もグルーとはつながっていた。
1932年にアメリカでは大統領選挙があり、ニューディール派のフランクリン・ルーズベルトがウォール街に支援されていた現職のハーバート・フーバーが破れている。そこで、J・P・モルガンをはじめとするウォール街の金融資本がファシズム体制の樹立を目指してクーデターを計画した。この計画はスメドリー・バトラー少将の議会証言で明るみに出ている。
J・P・モルガンが日本を属国化する切っ掛けは1923年の関東大震災。復興資金の調達を引き受けたのがこの金融機関だった。「適者生存」、つまり弱者切り捨てを主張していた井上がこの金融機関と結びつくのは必然だったのかもしれない。
震災後、1925年に「治安維持法」が制定されて思想統制が本格化、27年には第1次山東出兵、翌年に第2次山東出兵と張作霖爆殺があった。1928年には日本共産党関係者らが大量に検挙されている。
そして1931年、関東軍参謀の石原莞爾中佐(当時)と板垣征四郎大佐(当時)が立案した計画に基づいてい満鉄の線路が爆破され、いわゆる満州事変が勃発、32年には日本の傀儡国家である満州国の建国が宣言された。この満州国について、アジアにコミュニズムが広がるのを食い止める防壁だとウォール街の大物弁護士で、ロックフェラー財団の理事長でもあったジョン・フォスター・ダレスは考えていたという。(Mainichi Daily News, September 14, 1971)
ウォール街がイデオロギーだけで動くとは考え難く、満州国の建国を中国略奪の一環として捉えていたのではないだろうか?
それはともかく、グルーと親しくしていた日本人は少なくない。その中には吉田茂や白州次郎も含まれ、外務大臣だったことから豊田貞次郎海軍大将も親交があった。豊田の親戚の中には日本開発銀行の頭取になる小林中がいる。
また、グルーを中心に活動していたアメリカ対日協議会(ジャパン・ロビー)を支えていたひとりであるウィリアム・ドレイパー(ディロン・リード銀行の出身で、陸軍次官を経験)は池田勇人と親しく、その池田の子分にあたる人物が福田赳夫。つまり、吉田、岸、池田、佐藤、福田はジャパン・ロビー、つまりウォール街に直結している首相だった。そして、岸の孫が安倍晋三だ。
現在、アメリカが進めている政策は1992年2月に作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリン(DPG草案)に基づき、日本の軍事化はその流れの中でのこと。日本が進む方向を戦争へと導いてきた人物として、ジョセフ・ナイ、リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、パトリック・クローニンといった名前が挙がっているが、安倍を操っているのはI・ルイス・リビーだとも言われている。リビーはウォルフォウィッツと一緒にドクトリンを書いたネオコン/シオニストの大物でもある。
日米関係は戦前も戦後も基本的に同じだ。戦後はニューディール派の影響で民主的な要素も加わったのだが、それは数十年かけて消されてきた。その間、民主主義を破壊する作業を大半の日本人は傍観、戦前以上のファシズム体制が迫っている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201610260000/
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/407.html#c1
この犯人の強制ワイセツの時に担当した弁護士が、中々インタビューに軽薄に答えてて印象深かった。
この人、高校はしつけの厳しい本願寺派の学校だったからその時までは抑制効いていたのかもしれない。
但し、折角防衛大受かったのにやめて一浪(防衛大受けるだけ受けて行きたくなかったらしい)、
次の年、国立大学に入れたのに「バンドがやりたい」と中退。
バンド活動で北九州や東京に演奏に行ってたけど「腕が動かなくて(理由は不明)きちんと演奏出来ない」とそれも半端に辞めてる。
この頃付き合ってた女の子と別れ、弁護士いわく「女の子と付き合いたくて好かれたくて堪らなかった」と言い平成16年(2004)強制ワイセツを3件起こす。
実刑3年6ヶ月後に出所して山陰の建設業(ソーラーパネルの営業)に従事。
最後の事件起きたの平成21年(2009)だから、出所して直ぐ就職した先の出来事なのですよね。
実刑受けたのに本当意味ない。
GPSいると思います。
知能は高いので、誰でもいいから若い子をどうにかしたいって衝動への執着的な所とか、今で言う自閉症周辺症候群(昔のアスペルガー)みたいな感じの発達障害もちだったのかなとか思ってしまいました。
http://arcanaslayerland.com/2016/12/21/simane-crime/
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/540.html#c43
もっとも、「症例:G・W・F・ヘーゲル」などのレベルになりますと分裂症と見分けがつかなくなってまいりますが。
チマタで見かける「ユダヤ陰謀史観」みたいなのと一緒で、いちおうの一貫性はあるのですね。ただその、決定的な証拠は? と言われると「ない!」となって、ならなんで? と言われると「証拠がないのも陰謀だ!」という形で無事に着陸。
こうなるともう誰が何を言っても聞き入れるもんじゃありません。
実は、sinobu_10氏に関しては「教祖様」ではないのです。
「教祖様に疎んじられている一信者」らしいのです。彼が掲示板上で開いたトピックは、「千乃先生」なる教祖様の意を体したと称する信者各位がsinobu_10氏の信条の矛盾を突きまくり、それも彼らの「教義」に基づいてのことですから、さながら宗教戦争の様相を呈し、そこへ「ウォッチャー」を名乗る一般人が面白おかしくチャチャを入れるという展開になっておりまして、なかなかに楽しめる一大エンターテイメントになっておりました。
http://ime.st/members.at.infoseek.co.jp/serpent_owl/past-log/spring/log00000118.html
sinobu_10さんの阿修羅投稿
https://www.google.co.jp/search?as_occt=any&as_sitesearch=www.asyura2.com&num=10&as_q=%93%8A%8De%8E%D2+%94E&btnG=google%88%A2%8FC%97%85&gws_rd=ssl
たこさんご紹介のサイトをちょこちょこ見て回った印象では明らかに病的、すなわち初期の分裂病もしくは妄想を伴う躁鬱病、痴呆などの傾向が感じられるのに対して、sinobu_10さんのはソノ分野に浸かっているヒトなりに理路整然に近く、文章の構成もしっかりしています。
一括りにして良いものかどうか。臨床精神病理は難しくて、実はまだ余り勉強してない分野です。
電波受けるヒトを実際知っております。仕事ができ、礼儀正しく義理堅く、言葉使いが綺麗で、想像力・情緒・感性も豊かで、発明の才もあり、倫理観もしっかりしていて、善意に溢れている。難を言えば少しまじめ過ぎる。
そういう誠に好ましい人望のあるヒトなんですけど、電波が入るんですね。それを普通の事のように言うので、こちらも普通の事のように受け答えしております。
随分昔からその状態のまま変化がないようで、さらに聞こえるのはドク電波ではなく、善意の宇宙人からの助言が中心だったりしますので、ま、様子を見ています。数年前まではサイババが夢枕に立って「来い」と言ったからというのでインドに行く計画を立てていましたが、現在はモンゴルの平原でUFOとコンタクトする計画を楽しげに語ってくれます。
まじ。ホントに聞こえてるらしいのです。それを蔭で笑う奴がいるのも自覚しているようなのです。
「目を覚ます」という類の話じゃなくて、これ、はっきり言って症例なのです。しかし長年進行してないし、生活に支障がある訳でもないから、無闇にいじらない方が良いのです。
じつは、stomachmanは見積書作成要領の見本を作ったんですが、うっかり本物と間違えられて無用の混乱を起こすことが絶対ないようにと思い、
「荒矢田産業株式会社」発行の「重力遮断板セット」の見積書
って見本にしまして、発注先に配布したんですよ。そしたら彼がやってきて「あなたなら理解してくれると思う」と語りだした訳でして…
理解はすれども、同意はせず。得意の奴で対応しております。
目を醒まさせてあげなくていいの?
念力も自分だけで使ってるぶんにはいいんだけど・・・
自分だけでとどまってないとこが厄介だぁ―!
もうそろそろ、目を細めて笑って見てるばかりでもいられない。
テレビが俺の悪口を流している!
あのCMは俺の事をあざ嗤うのが目的…
てのが、典型的な公共電波系電波系さんですが、こちらは公共デンパでナンパするのが怪しからんという、これもまた、割合論から言って、別物ですな。
最近、街ですれちがう美女という美女が皆、秋波を送ってくるので困っているstomachmanです。
症例ってのは、夢を壊さないで、みたいなアマイ話ではないんですよ。
この彼の場合には、多分初期で停滞している分裂病だと思われます。悪化させないように、stomachmanとしても注意を払っておる訳です。もちろん、症状に悪化が認められたら直ちに治療を開始するよう促す積もりでいます。すなわち、確かに聞こえる電波が、彼の集中力を乱すようになってくると、本当に生活に支障をきたしはじめ、ついには外部とのコミュニケーションが取れなくなってしまう。
怪文書の宝庫!
あ、そうそう。yahooの方で出くわした怪文書も一つ、ご紹介しましょう。sinobu_10という、静岡県にお住まいの男性の方がお書きになったものです。挙げられているURLもオススメ度大です。「神が推薦するパソコン…」なんて、もお、死にます。
*
目を覚ませよ、国際連合の地下に核爆弾情報
投稿者: sinobu_10 (男性/静岡県)
メッセージ: 113695 / 116578
アメリカの精神の支柱である基督教の神であるヤーベ(八百重)は、
日本にいる事をアメリカの人達に伝えて欲しいのです。
以下の文書を真剣に考えて読んで下さい。そして、国際都市である
ニューヨーク市にある国際連合の地下に核爆弾情報が流れているの
です。爆発する前に友人や知り合いに伝え、引っ越すか警察に真剣に
取り扱う様に伝えて欲しいです。
初めまして、忍と申します。
現代科学のタブーである霊界の存在を考慮して、
今、現実問題として、イルミナティ共産主義問題を考えて置きたい
です。其れは、約2億人の虐殺があったのでは無いかという問題で
す。其れは、遠く遡れば、バビロンの時代まで遡れます。
近代は、イルミナティ教団が出来、フランス革命から始まって
一連の共産主義革命を起こした国際金融グループに対して何も
罪を問わない現状になっているのです。其れもユダヤ系列のマ
スコミと歩調を合わせて行動を執っているのです。但し此れは
戦略で行っているので、頃の見境を考えながらの行動であるか
ら、注意深く年数掛けての戦いなのです。
後、もう一つ大きな問題点はスカラー波の技術開発による武器
開発です。其れに関連してインターネットの通信問題も深く考
えなければならないのです。今、一番大きい
問題は、未だ科学が未完成の状態(物理学上の問題)を
解決しないで、それを前提とした意見が権威を持って発
表している所が問題なのです。
現実問題としては、テスラ波による武器開発です。別名「スカラー波」又は「気」
とも言っていますけれど、このテスラ波は物質の根源に
なすもので磁気的な性質を持っています。宇宙の構造
は、磁気法則で全てが成り立っているのです。
磁子の活動が電流を生み、そして力を発生するのです.「テスラ
波(スカラー波)」は、磁子の縦方向に振動している状
態を指しているのです。その悪用は、宇宙そのものがバ
ランス(平衡性)が無くなり、太陽系そのものが崩壊す
る危険性があり、又、精神作用にも動作するので、「洗
脳」にも使われる可能性があるのです。そしてDNAに
も作用するので、奇形児が出来る可能性があるのです。
又、マイクロ波の衛星通信の拡大は、電子レンジの中に
地球が入るという恐ろしい結果が待っているのです。それらの
問題をマスコミは真剣に考えていないのが現状なのです。
そして、環境問題の考え方も対処療法的で、物理療法的
に問題を考えていないのです。それが欠点なのです。
つまり、公害の原因を全て化学化合物で説明し、化学反応
の物理的説明を含んでいないのです。そこに免疫の問題を
考慮する事が出来ないのです。
これらの問題を真剣に考えないと、やはり異星人は自衛の為に
最期の手段を使用されるのです。
日本人が中心になって、神の言葉を、お伝えてこの問題を
解決する方向に考える必要があるのです。
神のいる場所
エルアール出版
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1−4−9 サンエルサビル101号
TEL 03-5453-1870
アメリカ国内
HORKOM International Corp.
P.O.Box 282713
San Francisco, California 94128-2713
「人が全世界を儲けても、自分の命を損したら、何の得になろうか。又、
人はどんな代価を払って、其の命を買い戻す事が出来ようか。
邪悪で罪深いこの時代にあって、私と私の言葉とを恥じる者に対しては、
人の子も又、父の栄光の内に聖なる御使達と共に来る時に、
其の者を恥じるであろう。
(マルコ福音書第8章34節〜38節)」
http://www.ch-sakura.jp/oldbbs/thread.html?id=17590&genre=sougou
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c50
ドナルド・トランプ次期大統領は、大統領戦で「中国から雇用を取り戻す」としばしば発言してきた。そして、その具体的な方法としてこのように述べた。
「すべての中国製品には45%の関税をかける」
「アメリカ企業が中国に建てた工場を取り戻す」
ドナルド・トランプは中国に対して敵対的な発言をしたのは、これだけではない。北朝鮮問題でも「北朝鮮問題を解決しないならば、中国を潰してしまえ」と叫んだ。
さらに中国がアメリカに対してハッキングを仕掛けていることにも触れて「アメリカ政府の情報を盗んでいる」と断言し、「これを止めさせる」とも言った。
2015年8月、オバマ大統領は中国の習近平が訪米したとき国賓として厚遇したが、ドナルド・トランプはこれにも異を唱えていて「私ならば晩餐会は開かず、ハンバーガーでも出す」と言って習近平の顔に泥を塗った。
さらに2016年12月2日には、台湾の蔡英文総統と電話で会談して台湾を国として認めていない中国を怒らせた。
ところが中国が怒ったと聞くと、ドナルド・トランプは「どうして一つの中国政策に縛られなきゃならないのか分からない」と、さらに火に油を注ぐ発言をして中国を激怒させている。
「一つの中国政策など知ったことか」と突き放す
"One-China policy"(一つの中国政策)は、「マカオも香港も台湾も中国のものだ」と中国が勝手に主張している政策である。今まで世界はその主張を黙認してきた。
なぜなら、中国をグローバル化に組み入れて、中国市場から利益を上げようとしてきたので、中国の機嫌を損ねたくなかったからである。
グローバル主義を信奉する現在の体制は、自分たちの利益のために台湾を見捨て、チベットやウイグルを見捨て、中国の暴虐を見て見ぬフリをしてきた。
日頃は人権人権と叫んでいるオバマ大統領も、チベットやウイグルの話になったら完全に耳を塞いで、中国との親密な関係に腐心してきた。
しかし、ドナルド・トランプは当初からグローバル化よりも「アメリカ第一」を掲げており、中国との関係悪化など何とも思っていない。
「中国はアメリカの雇用と富を盗んでいる」という発言を見ても分かる通り、むしろ邪魔な中国を叩き潰してでもアメリカを偉大な国に戻そうとしている。
アメリカを偉大な国にするためには、それを邪魔する中国を叩き潰すのが一番だと思っているのである。だから、「一つの中国政策など知ったことか」という話になる。
現職のオバマ大統領が取り繕うように「一つの中国政策を支持する」と言ったが、トランプ次期大統領は「オバマは気弱すぎる」とすでに見向きもしない。
こうしたドナルド・トランプの強硬発言に対して中国は「思い知らせる」ために2016年12月15日、アメリカ海軍が使っていた無人潜水艇を中国軍の艦艇が拿捕し、持ち去るという事件を起こした。
アメリカ政府は「返せ」と中国に抗議をしたが、ドナルド・トランプは「中国はアメリカ海軍の探査機を公海で盗んだ。前代未聞の行為だ」として「返さなくて結構。そのまま持たせておけ!」と中国を突き放している。
国家通商会議に反中派のピーター・ナバロ氏を起用
ドナルド・トランプは、中国と徹底的に敵対する道を「あえて」選んでいる。中国を「歴史的に世界で最も巨大な泥棒」と呼び、「中国が米国を強姦するのを放っておかない」とも言った。
アメリカ国内では、多くの識者がこれを「トランプ流のディール(取引)のやり方だろう」と考えた。ドナルド・トランプであってもさすがに大統領職に就いたら大人しくなると彼らは分析した。
ところが2016年12月21日、そうでない可能性が高まった。
トランプ次期大統領は貿易政策を担当する「国家通商会議」を新設して、そのトップにピーター・ナバロ氏を起用すると発表したからである。
ピーター・ナバロ氏は、カリフォルニア大学アーバイン校教授なのだが、アメリカきっての「反中派」として知られる人物で、実際に中国を批判する著書をいくつも書き、さらに反中のドキュメンタリー映画も製作している。
ドナルド・トランプが「中国製品に45%の関税をかける」というのを「支持する」と当初から言っていた学者のひとりでもある。
こうした「反中国」の人間を、トランプ政権で重要な役割を果たすと思われるホワイトハウス直属の「国家通商会議」のトップに据えたのだから、ドナルド・トランプのメッセージはこの上なく明確なものである。
2017年から「アメリカと中国の貿易戦争」が起きるのだ。
中国は恫喝の意味も込めて、中国国内にあるGM(ゼネラルモーターズ)に対して独占禁止法に違反したとして約34億円の罰金を科すと発表した。
これを見ても分かる通り、すでに水面下では中国とアメリカは互いに貿易戦争の序盤戦を開始している。
ドナルド・トランプ政権が本格的に立ち上がったら、いきなり激しい恫喝と報復の応酬で世界が混乱する可能性がある。
先行きを杞憂した投資家はすでに中国市場から投資を引き上げており、トランプが次期大統領に決まってから中国の株式市場はずるずると値を下げている。
今の中国共産党国家は、日本にとって必要のない国
実際に中国とアメリカの間で貿易戦争が起きたら、中国が大きなダメージを受けるのと同時に、中国の報復によってアメリカもまた無傷ではいられない。
つまり、グローバル経済は米中の対立に巻き込まれて激しく動揺する。これが意味するところは、アメリカの株式市場もまた暴落を余儀なくされる確率が高いということでもある。
ドナルド・トランプとその陣営もそれが分かっている。しかし、分かった上で乱打戦を仕掛け、最終的にアメリカが勝つ方向に賭けようとしているのである。
乱打戦というのは、互いに相手を殴り合うことだ。
ということは、グローバル経済の中で莫大な利益を得てきたアメリカの多国籍企業も、最後には生き残って勝ち上がるとしても、その間に何度も問題に巻き込まれることになる。
中国は「自分たちの製品に45%も関税をかけるというのであれば、中国でアイフォーンを売れなくしてやる」と警告している。実際にそうなればアップルの売上と利益は急落し、株価は暴落しても不思議ではない。
スターバックスやナイキなど、中国に深く浸透したアメリカの多国籍企業は軒並み影響を受ける。
実際にドナルド・トランプ政権が立ち上がった時、貿易戦争の行方がどの程度の規模で起きるのかはまだ誰も分からない。それは当事者の米中も分かっていない。
しかし、今までの大統領とはまったく違う「反中的」な考え方をする人間が大統領になり、反中派のピーター・ナバロ氏が指揮を執るのだから、2017年は平穏な年になることを期待しても無駄であるのは誰でも分かる。
アメリカと中国の貿易戦争によって大混乱が起きるのを覚悟しておかなければならないのだ。
中国は反日の国であり、日本にとっては有害な国である。そのため、貿易戦争の中では日本は常に中国を突き放す立ち位置にいなければならない。
今の中国共産党国家は、日本にとって必要のない国だ。必要のない国に関わっても仕方がない。
ドナルド・トランプ。今までの大統領とはまったく違う「反中的」な考え方をする人間が大統領になり、反中派のピーター・ナバロ氏が指揮を執るのだから、2017年は平穏な年になることを期待しても無駄であるのは誰でも分かる。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161227T1509270900
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/711.html#c30
ベストセラー「戦後史の正体」の著者・孫崎 亨氏がNHKドラマ「負けて勝つ~戦後を創った男・吉田茂」(9月7日よりスタート。午後9時~10時13分・連続5回)の正しい見方を伝授している。
(引用、ここから)
孫崎 享 2012年9月7日 - 15:05
吉田茂:NHKドラマ吉田茂の「負けて勝つ」。
本当か!
歴史を見れば、吉田茂、本質従米以外の何者でもない。
今日日本の政治の醜さの原型は吉田首相に。
占領下米国隷従の吉田首相が独立後も政権を担ったのが日本の悲劇。
かつ池田勇人等、吉田学校とか言ってその後の政治家も継承。
米国隷属の権化を英雄に仕立てようとするNHKドラマは何を意図?
番組偶然でない。
野田首相はTPPやオスプレイ等で全くの隷属。
その時期にこの番組。
という訳で、見る時の手引き書を作成
@占領軍の性格を正確に伝えているか。
降伏文書は「日本はポツダム宣言実施のため、連合国総司令官に要求された全命令を出し行動とる事を約束する」、
A吉田首相の基本姿勢は
『鯉はまな板の上にのせられてからは、庖丁をあてられてもびくともしない。あの調子』。
それを知らせているか。
Bマッカーサーは
「軍事占領は、一方はドレイになり、他方はその主人の役を演じ始める
と述べ、吉田を含め日本側をドレイに見てたことを知らせているか
C吉田茂はGHQの情報部門の代表者ウィロビーの宿舎に夜こそこそ出かけ指示を仰いでいたことを報じているか、
D占領直後、米国は日本の経済を徹底的に破壊する姿勢を示したが、その時吉田はどうしていたか、
E米国の対日政策が変更したのは冷戦が深刻化し、米国が日本利用決定し対日経済政策変更、これを単に吉田の業績としてないか、
F吉田首相の最大の問題は安全保障で日米安保条約に署名したこと。
ダレスは
「我々が望むだけの軍隊を、望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を確保する、それが米国の目標」。
吉田首相はこれにどう抵抗したか、
またダレスは米紙に
「米国は日本を守る義務をもっていない。」
と書いているが、これに吉田首相はどう対応したか」
皮肉なことにNHK放映、「戦後史の正体」ベストセラーになる真っ最中。
「戦後史の正体」の多くの読者は「この番組何」と厳しい評価を下すだろう。
(引用、ここまで)
“マッカーサーのペット”だった吉田茂をなぜ、今、あらためて英雄扱いするのか。その背後には米国政府をも動かす“奥の院”の存在があることを私たちは知るべきなのだ。
そもそも、吉田茂は戦前から米国のある筋(奥の院)と密通していたと言われている。太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941年9月6日の「帝国国策遂行要領」に関するいわゆる「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂だった。
吉田茂の出自を見れば、この男が“奥の院=ロスチャイルド”と繋がっていることが分かる。
吉 田は1878年(明治11年)、土佐自由党草分けの一人、竹内綱の五男として東京に生まれた。幼児に横浜の富裕な貿易商、吉田健三の養子となり、東京帝国 大学政治科を卒業後、外務省に入省した。大久保利通の次男、牧野伸顕伯爵の長女、雪子と結婚。天津総領事、奉天総領事、イタリア大使、イギリス大使を歴任 した。
養父・吉田健三とは何者か?ここがポイントなのだ。
吉田健三は英国商社・ジャーディン・マセソン商会横浜支店長に就任。
日本政府を相手に軍艦や武器、生糸の売買でめざましい業績をあげた。
ジャーディン・マセソン商会は国際巨大財閥ロスチャイルド系であり、設立当初の主な業務は、アヘンの密輸と茶のイギリスへの輸出。
富豪であった健三の急死後、わずか11歳の吉田茂に50万円(現在の六十億円に相当)もの莫大な遺産が残される。吉田茂の妻は牧野伸顕伯爵の長女・雪子。
雪子は米国駐日大使ジョゼフ・グルーの妻アリス・ペリー・グルーとは幼馴染みであり、アリスから世界経済や政治についてレクチャーを受けていた。
実はアリスはペーリ提督の末裔にあたる。このアリスから雪子をはじめ昭和天皇の母である九条節子と秩父宮妃でもある鍋島伸子の娘3人はロスチャイルド=モルガンの情操教育=洗脳教育を受けていた。
アリスの母の旧姓はキャボット。
黒人奴隷売買と麻薬売買で富を築いた悪名高きキャポット一族である。
吉田茂は妻の雪子を通じてロスチャイルド=モルガンに寵愛され、出世街道を上昇していく。ちなみに雪子は麻生太郎元首相の祖母である。
前述の通り、吉田茂は“日本最大の売国奴”だった。米国にとっては最も便利な男だった。その功績で、トルーマン米大統領とマッカーサーの決定で戦後最長の長期政権の首相になったことは言うまでもない。
NHKドラマ「負けて勝つ」はまさか吉田茂が“売国奴”だったことなど触れるわけがないだろう。5回にわたるドラマは最も重要であり真実である部分を隠蔽するに違いない。この点を凝視する必要がある。
ところで、吉田茂の身長は155センチ。かなりの小柄だ。主演の渡辺謙は何と184センチという長身だから、このことをとっても“嘘”なのだ。今の若者にとっては吉田茂が小男だったことなどは知る由もないから、イメージのギャップもない。それを良いことにマッカーサーにひけをとらない長身の吉田茂を視聴者に印象づけようとしている。
解散総選挙が視野に入りつつある今、保守本流と言われてきた吉田茂を持ち上げるドラマが放送されることに違和感を感じなければならない。
http://ameblo.jp/parody/entry-11349418084.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/312.html#c67
ミセスワタナベがショートに!|杉田勝のFXブログ! 2016-11-30
本日の日経新聞に「個人、逆張り姿勢鮮明」という記事が出ていた。
株価が急騰したので、信用売りがが膨らんでいるという話。
「ど〜して?」
トランプ次期大統領への期待感でドル円も、株価も上昇して来ているというのが定説だが、「速過ぎる!」
っていうのも根拠の一つだろうと思われる。
外国人に比べ、一般的に日本人は逆張りが好きで、かつ損切りしない、ということで有名だ。
このまま株価が下がらないと、個人投資家のカラ売りは逆日歩との戦いになってきそうだ。空売りの場合、株をどこかから借りてくるしかないので、コスト(逆日歩)がかかってくる。
トランプラリーはいったん止まったように見えるが、ここで調整幅(20%?)を越えるような下げが来ない場合、結局そういう個人のカラ売り投資家のショートカバーでまだ上がるということも考えられる。
ところで、FXに話を移すと、日本の個人のFX投資家はミセスワタナベという名前で世界的に知れ渡っている。
基本的にミセスワタナベはクロス円のロングが通常で、昔はスワップ金利狙いが主流だった。
そのため、ドル円が急落すると損失が出てしまうことになり、それで結構損をしたという経験が豊富。いい加減学んだのかもしれない。
先週ついにミセスワタナベがショートになったという話が聞こえて来た。
これは実に貴重な情報だ!
トランプラリーでドル円が13日間で12.75円もの急上昇。
一日当たり1円に相当する。
「速過ぎる!」
マスコミでは、これはトランプさんの財政出動、減税政策期待でドル高になっているので、蓋を開けたら議会に邪魔され、思う通りにならない可能性もあることから、「今の円安は行き過ぎだ〜」
という意見も出てきている。
ミセスワタナベは初めてクロス円ショートになったということらしい。
問題はどの辺からショートし始めたのか?
これはFXの証券会社にでも聞かない限りわからないので、憶測の域を出ないが、105円くらいじゃないかと思う。
(←まったくの憶測)
だとすると最近8円も踏まれてしまっているということ。
「下がってくれないかな〜」
と願っているミセスワタナベの悲鳴が聞こえそうだが...。
今年の冬は暑そうだー!!
http://ameblo.jp/win-sugita/entry-12224271427.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/892.html#c4
以下、引用冒頭の菱刈とは、1933年8月に新しく、満州国大使および関東軍司令官に就任した菱刈隆大将のことです。
なお、引用元の一貫した主張は、1945年までのこういう軍部のやりたい放題は天皇の命令、承認、黙認の下で実行されたものであり、天皇に反逆する意志を持つ軍人など一人もいなかったということです。
天皇の陰謀 天皇裕仁はかく日本を対西洋戦争に導いた ディビット・バーガミニ 著
ガスペ誘拐
http://retirementaustralia.net/old/rk_tr_emperor_50_17_3.htm#kaspe
より
(引用開始)
菱刈は満州に新趣向のたくらみを持ち込んだ。誘拐である。多くの裕福な中国商人は、その死亡か倒産が確認される前に、二度も三度も誘拐された。西洋人たちも、その他の形の身の危険を領事館に訴えたが、誘拐の頻発には対抗のしようがなかった。誘拐に実施にあたっては、憲兵は常に盗賊と見なされれる一味――中国人の誘拐には中国人のをれを、白系ロシア人には白人のそれを――を利用した。誘拐犯たちは、日本の憲兵による保護扱いを受け、身代金が支払われた場合、その1パーセントに当たる報酬すら得ていた。いくつものケースで身代金が支払われ、被害者が自宅に帰された。それでも、彼らは、日本人からの報復を恐れて、その体験談をマスコミに明かすのはまれだった。
菱刈大将の任命からひと月も経ていない1933年8月24日、ハルピンのスパイ機関の工作員は、満州で最も金を脅し取れそうな、ヨセフ・カスペという裕福なロシア系ユダヤ人の息子を襲った。ヨセフの父は、日露戦争の後の1907年に、ハルピンにやってきていた。その宝石商は、時計修理と質屋から身を起こし、今では、東洋でもっとも富裕な宝石と銀の商人となっていた。そうした家業とともに、彼はハルピンの主なカフェとモデルヌ・ホテル、そして、北満州の映画館のほとんどを所有していた。彼の商売敵たちは、彼のその富は、ロシア革命の際、白系ロシア人貴族から押収された宝石や美術品の買取商売のゆえ、ソビエト連邦に感謝すべきだと影口をたたいた。このソビエトの盗品の密売の容疑のため、カスパは、彼のまわりに暮らす白系ロシア人からは徹底して嫌われていた。それは、ハルピンのユダヤ人社会でも同じだった。かくして反ユダヤ主義が白系ロシア文化に染み込まされ、近年、多くの白系ロシア人がアドルフ・ヒットラーの賞賛者となっていた。
その頃、日本人もまた、フリーメースンやボルシェビイキと同じように、ユダヤ人を宣伝材料に使い始めていた。だがそれは、多くの西洋人にとって奇妙なことだった。というのは、日本人にユダヤ人と非ユダヤ人を見分けられる者はほとんどおらず、ユダヤ教徒に自ら進んで転じた者も日本中で一ダースにも満たなかったからだった。しかし、日本人の潔癖好き精神にとって、それが悪魔であるなら、馴染みの有る無しに拘わらず、大した違いはなかった。ハルピンのユダヤ人は、事実上、地位も自分を守る術を持たない人々で、神道による迫害は、キリスト教徒に負けず劣らず容赦のないものであることをやがて知ることとなった。1932年に関東軍がハルピンに侵入すると直ちに、地元のロシア・ナチ指導者の工作員で協力者を、 『ナシュ・プト』 という宣伝新聞の編集をするロジャエフスキーとの名のやくざまがいの知識人に仕立てた。
大金持ちのカスペは、日本の政治状況の動向を察知して、自分のすべての財産を、フランス国籍の二人の息子の名義に移した。日本人の眼から見れば、それは日本人を無視する行為であり、1932年末に満州自活方針が実行に移された後、日本の統治当局は、カスペの財産を何とでも搾り取ろうと躍起になった。だが、カスペも、それに気付かない人物ではなく、彼がモデルヌ・ホテルの自室を後にする時は、必ず頑強な護衛を付けていた。
しかし、カスペの息子の一人は、そういう用心が不足していた。1933年の夏、彼は、フランス国立高等音楽院を卒業し、コンサート経験を積むことを望む前途あるピアニストとして、ハルピンに帰国した。父親が彼のために、その機会を準備しようと東京や上海に行っている間、彼は、毎日のようにハルピンの夜を楽しみ、川端のゲイ地区や、タトスあるいはイベリア・クラブの中国人歌手、日本人ママさん、あるいは、ロシア人キャバレー女を求めて出かけて行き、その際は父親が用意した武装運転手を同行した。
1933年8月24日、息子のセムヨン・カスペが、L. シャピロ嬢を自宅に連れて帰ろうとした時、日本の憲兵に雇われた二人の白系ロシア人ファシストがその車に乗り込み、車を町外れへと運転させて行った。そこで彼らは運転手を追払い、その女に手紙の秘密受渡し場所や電話番号を教えた後、彼女を身代金交渉の仲立ちにするために解放した。その後の彼女の陰に日向にの献身的な働きは、彼女は若いカスペを深く愛していたか、憲兵から金で操られていたかのどちらかを物語っていた。誘拐犯はセムヨンをハルピンの西、約 「55ロシアマイル」〔約60km〕 の森の隠れ家に連れて行き、そこから毎日、電話や身代金通告や最後通牒を発した。
セムヨンの父は、要求された10万ドル〔現在価値で約5億円〕を憤然と拒絶し、本人と引き換えに1万2千ドル〔同6千万円〕を支払うと返答した。一ヶ月の交渉の後、彼には血にまみれた息子の片耳の半分が送られてきた。それでも彼は、徹底した倹約心と、脅迫に対する頑固な勇敢さから、その支払いを拒否し続けた。彼はフランスの副領事シャンボン氏とは非公式で関わりがあり、同氏の部下が手掛かりを探し始めた。さらに日本の憲兵の司令官自身は、その件に部下のすべてを配置していると言っていた。その部下たちは、誘拐犯からの身代金要求の電話を探知するため、ハルピン中央電話交換所に陣取っていたが、日本人の説明によれば、その巧妙な誘拐犯は、傍受している四つの回線全部にいつも同時に電話をかけてくるので、技術的理由から、その探知を行うのは不可能であるとしていた。
10月、熱心なシャンボン副領事の部下は、コミサレンコという十代のごろつきを誘拐犯の一人として捕らえた。彼は共犯者の白ロシア人の名を白状した。日本の憲兵はコミサレンコを逮捕し、町から連れ出した。憲兵は、彼を南満州鉄道の敷設権内――憲兵を見下す日本の鉄道公安官の管轄下にあった――に彼を隠すという失敗をした。鉄道公安官の責任者、大井深大佐は、いかにも、日本の武士の典型のような人物だった。彼は自分の権限を駆使して、コミサレンコの憲兵を解任し、その若い暴漢を自分の下に拘留した。憲兵は、シャンボン副領事の部下の全員をでっち上げの罪で逮捕し、ファシストのロジャエフスキーに、シャンボン副領事はユダヤ人ボルシェビイキであったと彼の新聞 『ナシュ・プト』 に書き立てるようそそのかした。大井大佐はコミサレンコをハルピンに連れ戻し、地元の満州警察に公式の自白を行わせた。やがて外国の新聞がこの事件に注目し始め、当惑させられることとなった。
誘拐されたピアニスト、カスペはその間、しだいに弱っていっていた。誘拐犯たちは彼を飢えさせ、時に殴打し、そして、そのピアニストの柔らかい指から、爪を剥ぎ取っていた。少なくとも一度は、憲兵は彼と誘拐犯たちを別の隠れ家に移すために車を用意した。彼の最後に詰め込まれていた場所は、凍土の中に掘られた穴で、それが蓋で覆われていた。1933年11月28日、遂に、大井大佐が二人の誘拐犯を逮捕すると、その一味たちは混乱に陥った。その内の一人は、セムヨンを3千ドル〔同約1200万円〕で返すと父親と話をつけた。その日の夜、 「勝利の手入れ」 と穏便に表現されながらも、憲兵がその隠れ家を急襲し、その最後の犯人を射殺し、護衛についていた者たちを逃亡させ、その不具者にされ壊疽に冒されていたピアニストを殺すか、あるいはそのまま埋めてしまった。
数ヶ月の捜査と起訴手続きの後、彼らの裁判が満州の法廷で始まった。そしてその公判は、東京で行われた5・15事件や三件の脅迫事件の英雄たちのために行われた公判のミニチュアのごとく、外交的茶番への中国人の憤激をもって実行された。被告には弁護のための政治談義の展開が許された。彼らは、カスペの懐はボルシェビイキの黄金で満たされており、それは、ソ満国境に展開する白系ロ [引用元脱文]
中国人判事たちは、二年間にわたって、丁寧かつ忍耐強くそれを聞いた。そして1936年、一味の6人に、 「三日以内」 の絞首刑、他の者には長期投獄の判決を言い渡した。だがそれに驚かされたのか、満州国の操り人形舞台の背後にいる日本人支配者は、不可解でとっぴな行動に走った。その判決の二日後、彼らは、その判事と検察官を連行し、 「汚職」 の嫌疑で取り調べた。それと同時に、その誘拐犯の一人の妻の上告について、関東軍参謀総長の板垣は、刑法の無法行為条項ではなく、――日本人判事によって公判が進められるべきという――政治的理由でもって、新たな裁判を開始することを命じた。
その再審において、検察は情状酌量の困難と被告席の 「清く若き愛国者」 の純粋な動機を力説し、10ないし15年以内の寛大な判決を求めた。法廷はそれに応じ、投獄は軽減された。しかし、日本国内では、他に役立つかもしれない者を監獄に遊ばせておくことをよしとはしなかった。受刑者たちは、その一週間後、再び法廷に呼び立てられ、自身でも驚かされたことに、恩赦が申し渡された。そして10日後、彼らは、判決と誓約に免じて釈放され、満州の他の都市においての特務機関の仕事が与えられた。
『ハルピン・ヘラルド』 や 『ハルピン・オブザーバー』 の各紙は、その司法処置を茶番であると非難した。長い弾圧をなめてきた両新聞社は閉鎖され、編集者は国外追放された。大井大佐は日本に呼び戻され、シャンボン副領事は、好ましくない人物と宣告され、本国フランスに召還された# 5。父親のカスペについては、彼が身代金に応じなかった息子の遺体が掘り出された時、とうとう気がふれたと言われた。彼は自分の金融帝国への興味を失い、その後、フランス人妻と共に身を引き、忘れ去られた。彼の映画館は満州映画協会によって買収された。この団体は、甘粕正彦の率いる独占組織で、彼は、1931年にヘンリー・溥儀を満州に招いたいわくつき憲兵であり、かつ、1923年の関東大震災の際には、社会主義者大杉栄、その妻、そしてその甥を絞殺した人物だった。
# 5 その当時、日本との間にいかなる紛争も起こさないというのがフランスの政策だった。1920年代に日英同盟が破棄されて以来、日仏同盟の可能性が多くのフランス政治家の魅力となっていたようだ。クローデル将軍は、リットン報告を無力化させようと努力し、1933年10月17日、国際連盟のボイコットを最初に破り、満州国に6千万ドル〔現在価値で約3千億円〕を融資したのは、政府の後押しを受けたフランスの融資団であった。そこで南満州鉄道は主にその資金を用いて朝鮮に港と海軍基地を建設した。最終的に日本が欧州の同盟国に選んだのは、衆知のように、フランスでなくドイツであった。
(引用終了)
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/313.html#c37
バフェット指標で見る東証の7-10年おきのバブル崩壊
https://www.ewarrant.co.jp/images/posts/kiwameru/20160704-1.png
来年は米中貿易戦争によるバブル崩壊の年?
2016-12-27
2017年はアメリカと中国の貿易戦争によって大混乱が起きる
ドナルド・トランプ次期大統領は、大統領戦で「中国から雇用を取り戻す」としばしば発言してきた。そして、その具体的な方法としてこのように述べた。
「すべての中国製品には45%の関税をかける」
「アメリカ企業が中国に建てた工場を取り戻す」
ドナルド・トランプは中国に対して敵対的な発言をしたのは、これだけではない。北朝鮮問題でも「北朝鮮問題を解決しないならば、中国を潰してしまえ」と叫んだ。
さらに中国がアメリカに対してハッキングを仕掛けていることにも触れて「アメリカ政府の情報を盗んでいる」と断言し、「これを止めさせる」とも言った。
2015年8月、オバマ大統領は中国の習近平が訪米したとき国賓として厚遇したが、ドナルド・トランプはこれにも異を唱えていて「私ならば晩餐会は開かず、ハンバーガーでも出す」と言って習近平の顔に泥を塗った。
さらに2016年12月2日には、台湾の蔡英文総統と電話で会談して台湾を国として認めていない中国を怒らせた。
ところが中国が怒ったと聞くと、ドナルド・トランプは「どうして一つの中国政策に縛られなきゃならないのか分からない」と、さらに火に油を注ぐ発言をして中国を激怒させている。
「一つの中国政策など知ったことか」と突き放す
"One-China policy"(一つの中国政策)は、「マカオも香港も台湾も中国のものだ」と中国が勝手に主張している政策である。今まで世界はその主張を黙認してきた。
なぜなら、中国をグローバル化に組み入れて、中国市場から利益を上げようとしてきたので、中国の機嫌を損ねたくなかったからである。
グローバル主義を信奉する現在の体制は、自分たちの利益のために台湾を見捨て、チベットやウイグルを見捨て、中国の暴虐を見て見ぬフリをしてきた。
日頃は人権人権と叫んでいるオバマ大統領も、チベットやウイグルの話になったら完全に耳を塞いで、中国との親密な関係に腐心してきた。
しかし、ドナルド・トランプは当初からグローバル化よりも「アメリカ第一」を掲げており、中国との関係悪化など何とも思っていない。
「中国はアメリカの雇用と富を盗んでいる」という発言を見ても分かる通り、むしろ邪魔な中国を叩き潰してでもアメリカを偉大な国に戻そうとしている。
アメリカを偉大な国にするためには、それを邪魔する中国を叩き潰すのが一番だと思っているのである。だから、「一つの中国政策など知ったことか」という話になる。
現職のオバマ大統領が取り繕うように「一つの中国政策を支持する」と言ったが、トランプ次期大統領は「オバマは気弱すぎる」とすでに見向きもしない。
こうしたドナルド・トランプの強硬発言に対して中国は「思い知らせる」ために2016年12月15日、アメリカ海軍が使っていた無人潜水艇を中国軍の艦艇が拿捕し、持ち去るという事件を起こした。
アメリカ政府は「返せ」と中国に抗議をしたが、ドナルド・トランプは「中国はアメリカ海軍の探査機を公海で盗んだ。前代未聞の行為だ」として「返さなくて結構。そのまま持たせておけ!」と中国を突き放している。
国家通商会議に反中派のピーター・ナバロ氏を起用
ドナルド・トランプは、中国と徹底的に敵対する道を「あえて」選んでいる。中国を「歴史的に世界で最も巨大な泥棒」と呼び、「中国が米国を強姦するのを放っておかない」とも言った。
アメリカ国内では、多くの識者がこれを「トランプ流のディール(取引)のやり方だろう」と考えた。ドナルド・トランプであってもさすがに大統領職に就いたら大人しくなると彼らは分析した。
ところが2016年12月21日、そうでない可能性が高まった。
トランプ次期大統領は貿易政策を担当する「国家通商会議」を新設して、そのトップにピーター・ナバロ氏を起用すると発表したからである。
ピーター・ナバロ氏は、カリフォルニア大学アーバイン校教授なのだが、アメリカきっての「反中派」として知られる人物で、実際に中国を批判する著書をいくつも書き、さらに反中のドキュメンタリー映画も製作している。
ドナルド・トランプが「中国製品に45%の関税をかける」というのを「支持する」と当初から言っていた学者のひとりでもある。
こうした「反中国」の人間を、トランプ政権で重要な役割を果たすと思われるホワイトハウス直属の「国家通商会議」のトップに据えたのだから、ドナルド・トランプのメッセージはこの上なく明確なものである。
2017年から「アメリカと中国の貿易戦争」が起きるのだ。
中国は恫喝の意味も込めて、中国国内にあるGM(ゼネラルモーターズ)に対して独占禁止法に違反したとして約34億円の罰金を科すと発表した。
これを見ても分かる通り、すでに水面下では中国とアメリカは互いに貿易戦争の序盤戦を開始している。
ドナルド・トランプ政権が本格的に立ち上がったら、いきなり激しい恫喝と報復の応酬で世界が混乱する可能性がある。
先行きを杞憂した投資家はすでに中国市場から投資を引き上げており、トランプが次期大統領に決まってから中国の株式市場はずるずると値を下げている。
今の中国共産党国家は、日本にとって必要のない国
実際に中国とアメリカの間で貿易戦争が起きたら、中国が大きなダメージを受けるのと同時に、中国の報復によってアメリカもまた無傷ではいられない。
つまり、グローバル経済は米中の対立に巻き込まれて激しく動揺する。これが意味するところは、アメリカの株式市場もまた暴落を余儀なくされる確率が高いということでもある。
ドナルド・トランプとその陣営もそれが分かっている。しかし、分かった上で乱打戦を仕掛け、最終的にアメリカが勝つ方向に賭けようとしているのである。
乱打戦というのは、互いに相手を殴り合うことだ。
ということは、グローバル経済の中で莫大な利益を得てきたアメリカの多国籍企業も、最後には生き残って勝ち上がるとしても、その間に何度も問題に巻き込まれることになる。
中国は「自分たちの製品に45%も関税をかけるというのであれば、中国でアイフォーンを売れなくしてやる」と警告している。実際にそうなればアップルの売上と利益は急落し、株価は暴落しても不思議ではない。
スターバックスやナイキなど、中国に深く浸透したアメリカの多国籍企業は軒並み影響を受ける。
実際にドナルド・トランプ政権が立ち上がった時、貿易戦争の行方がどの程度の規模で起きるのかはまだ誰も分からない。それは当事者の米中も分かっていない。
しかし、今までの大統領とはまったく違う「反中的」な考え方をする人間が大統領になり、反中派のピーター・ナバロ氏が指揮を執るのだから、2017年は平穏な年になることを期待しても無駄であるのは誰でも分かる。
アメリカと中国の貿易戦争によって大混乱が起きるのを覚悟しておかなければならないのだ。
中国は反日の国であり、日本にとっては有害な国である。そのため、貿易戦争の中では日本は常に中国を突き放す立ち位置にいなければならない。
今の中国共産党国家は、日本にとって必要のない国だ。必要のない国に関わっても仕方がない。
ドナルド・トランプ。今までの大統領とはまったく違う「反中的」な考え方をする人間が大統領になり、反中派のピーター・ナバロ氏が指揮を執るのだから、2017年は平穏な年になることを期待しても無駄であるのは誰でも分かる。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161227T1509270900
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c407
>>50
>チマタで見かける「ユダヤ陰謀史観」みたいなのと一緒で、いちおうの一貫性はあるのですね。ただその、決定的な証拠は? と言われると「ない!」となって、ならなんで? と言われると「証拠がないのも陰謀だ!」という形で無事に着陸。
こうなるともう誰が何を言っても聞き入れるもんじゃありません。
すべて精神異常者の思い込み
裁判では証拠にはならない、完全なバカだと判断されて門前払いされるだけ
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c55
島根・女子学生殺害 容疑者の行動に新証言
2016年12月25日 19時29分 日テレNEWS24
島根・女子学生殺害 容疑者の行動に新証言
島根県の女子大学生殺害事件で容疑者の行動に、あらたな証言があった。
2009年、大学生・平岡都さん(当時19)が広島県で遺体で見つかった事件で、遺体発見の2日後に交通事故で死亡した会社員・矢野富栄容疑者(当時33)が殺人などの疑いで今月20日に書類送検された。
平岡さんの遺体には、地域に配られる電話帳を入れるポリ袋の一部が付着していたが、矢野容疑者が働いていた飲食店の同僚は、事件の半年ほど前、矢野容疑者の車に同様のポリ袋がおいてあったと証言した。
矢野容疑者の同僚「(家が)近所だったので、送ってもらうみたいな感じで(矢野容疑者の車で)送ってもらっていたんですけど。送り迎えをしてもらったときに、あったなと。そのビニール袋が」
この同僚らによると、矢野容疑者の父親は以前、仕事で、同様のポリ袋に入れた電話帳を地域に配っていたという。
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/540.html#c44
貿易戦争のためのトランプのホワイト・ハウス新組織
Peter Symonds 2016年12月24日
次期大統領ドナルド・トランプが新たに国家通商会議を設置するという水曜日発表は、彼の政権が、約束していた貿易戦争措置を急速に推進するという兆しだ。
カリフォルニア大学教授で、とりわけ中国に対する攻撃的貿易政策と戦争挑発を主張することで悪名が高い、トランプ選挙運動と移行チームの重要メンバーであるピーター・ナヴァロがこの新会議を率いることになる。
トランプ移行チームは、この会議は、大統領に“貿易交渉における革新的戦略”の助言を行い、アメリカの“製造能力と国防産業の基盤”を評価するのに他の省庁と調整すると述べた。
選挙運動中、トランプは、世界貿易機関(WTO)を離脱し、アメリカ経済にとって有害と彼が考える、北米自由貿易協定のような貿易協定を破棄すると脅していた。彼は、大統領就任初日に、アメリカの環太平洋連携協定(TPP)からの撤退を開始するつもりだと宣言している。
TPPは、自由貿易協定ではなく、貿易や投資に対するアメリカ政府の要求を受け入れるよう、北京に圧力をかけるため中国を排除したアメリカが率いる経済圏だ。TPPは、アジアにおけるアメリカの卓越を確保することを狙ったアジア太平洋全域における攻撃的な外交作戦と、軍事力強化も伴うオバマ政権の“アジア基軸”における、経済上の急先鋒だった。
TPPを脱退するというトランプの決定は、オバマの対中国対決政策からの後退ではなく、あらゆる面での著しい強化なのだ。トランプは選挙運動中、再三不公正な貿易慣行を非難し、中国は通貨操作をしているとレッテルを貼り、中国の対アメリカ合州国輸出に対しては45パーセントの関税をかけると脅した。
オバマ政権は既に、貿易上の懲罰的措置をとっており、関税の大幅引き上げを含むonある種の中国鉄鋼では、522パーセントにまで、また一部の中国製鉄企業に対しては、266パーセント。オバマ、少なくとも名目上は、既存の国際貿易の規則内で動こうとしてきたが、トランプは、アメリカに対するWTO訴訟と、報復行為という結果をもたらすであろう、あからさまな保護主義的措置を計画している。
ナヴァロを国家通商会議のトップに任命したことは、それが実質的には、国家貿易戦争会議であることが明らかだ。ナヴァロは学問的な経済学者というよりは、反中国イデオローグだ。
億万長者の大企業乗っ取り屋で、次期商務長官のウィルバー・ロスとともに、ナヴァロは、トランプの貿易に関する“アメリカ・ファースト”扇動の宣伝屋として働いていた。10月の“トランプへの一票は、成長への一票”と題するウオール・ストリート・ジャーナル論説記事で、二人は“抜け目ない、厳しい交渉”がアメリカの貿易赤字を無くすと主張し、“貿易戦争論”に関する警告を切って捨てた。
ナヴァロとロスは“[彼らは]我々が、彼らの市場を必要とするよりも遙かに我が国の市場を必要としている”と述べて、中国、ドイツ、日本、メキシコと韓国を標的にしている。現実には、トランプ政権による高圧的戦術や、懲罰的な貿易措置という脅しは、報復を引き起こし、世界貿易とアメリカ合州国を含む経済成長を損なうのはほぼ確実だ。
木曜日、CNNは、トランプ移行チームは、既に輸入関税を10パーセントにする提案を検討していると報じた。アメリカ企業の一部はこれに警戒を示している。ある組織は、CNNに、トランプの“貿易政策大鉈”は“アメリカ経済、とりわけ製造業部門とアメリカ人労働者に大きな代償を押しつける”ことになろうと述べた。世界中の製造業者同様、アメリカの製造業者は関税で影響を受けるグローバルなサプライ・チェーンに依存している。
貿易戦争は必然的に戦争になるという事実をナヴァロは具体化している。対中国懲罰的貿易措置に関する彼の露骨な主張は、紛争に備えよという呼びかけと密接に結びついている。著書に『米中もし戦わば: 両国はどこで戦い、どうすれば勝てるか』、『Death by China: Confronting the Dragon-A Global Call to Action』と『Crouching Tiger: What Chinese Militarism Means for the World』などがある。後者二冊は映画化されている。
トランプ移行チームは、“軍事的、経済的な力による平和と繁栄”という次期大統領のスローガンを実施するため、新たな貿易会議は、国家安全保障会議や他のホワイト・ハウス機関と協力すると述べた。
ナヴァロと、もう一人のトランプ顧問アレクサンダー・グレイは、このキャッチフレーズが一体何を意味しているかを、11月7日「外交政策」誌の“ドナルド・トランプの力によるアジア太平洋平和構想”と題する長い論説で詳しく説明している。中国と十分積極的に対決し損ね、アメリカ軍の規模を縮小したとして、オバマのアジア“基軸”や“リバランス”に、二人は批判的だ。
アジア基軸は、“地域における攻勢と不安定の静まりではなく、高まりをもたらしてしまった、強気の発言をしながら、十分な武力を用意していない無謀なやり方の一例”となってしまったと、ナヴァロとグレイは述べている。彼らの処方箋は、保護主義的措置を、アメリカ軍、特に海軍の大幅な拡大と、“我が国の製造基盤と、我々と同盟諸国を守る能力を弱体化するだけ”のTPPのような貿易協定からの撤退と結びつけるものだ。
“力による平和”は平和の処方箋ではなく、戦争の処方箋だ。重要な点は、ナヴァロが、1979年以来、アメリカ-中国関係の基礎である一つの中国政策放棄し、台湾とのより密接な関係の醸成をあからさまに主張していることだ。北京が全中国で唯一正統な政府と認める一つの中国政策のもとで、アメリカ政府は台湾との外交関係を終わらせた。
今月始め、“貿易を含む他の物事に関係する取り引きを、中国とできない限り”それに拘束される理由がわからないと発言して、トランプは、一つの中国政策を巡って、既に疑念を表明している。蔡英文総統からの電話を受けて、トランプは、この三十年間以上で、台湾総統と直接話した最初のアメリカ大統領になった。
7月の“アメリカは台湾を放棄できない”と題するナショナル・インタレスト誌記事で、ナヴァロは、台湾とアメリカのより緊密なつながりが、中国との紛争への準備と密接に関係していることを明らかにしている。“益々軍国主義化する中国の勃興に、戦略的に釣り合いを保つには、台湾を独立した親米同盟国として維持することが絶対に重要だ”と彼は発言している。
台湾を訪問したばかりのナヴァロは、台湾が中国の支配下に入るのを認める軍事的危険性を警告している。中国基地は、中国潜水艦が太平洋に直接出られるようになり、中国空軍の航続距離を拡大する。彼はアメリカが、台湾の軍事能力を強化する措置をとるよう要求している。
しかしながら、台湾とアメリカ軍のより強いつながりは、中国にとって直接の脅威となり、即座にワシントンと北京間の緊張を高めることとなる。ペンタゴンは、台湾海峡の一番狭い所では、中国本土からわずか130キロという台湾の軍事的価値をずっと昔から認識している。アメリカのダグラス・マッカーサー将軍は、台湾のことを、太平洋における“不動空母”と表現した。
トランプが進んで、一つの中国政策を破棄し、台湾を奉じると脅すことの意味はただ一つ。あらゆる方法で、外交的、経済的に、そしてもし必要とあらば戦争により、積極的に中国と対決する準備だ。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-bde3-1.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/428.html#c408
南京大虐殺が捏造だと言いたいなら、まずこれをすべて否定してみろよ:
南京事件資料集
http://www.geocities.jp/kk_nanking/
小さな間違いがいくつか有っても、それで南京大虐殺自体を否定できる訳じゃないからな
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c57
書くだけ無駄
疑おうと思えば何でも疑えるだけさ
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/882.html#c59
近年見たお買い得のオーディオ機器は・・・・・・
どちらもヤフオク!だけどCHORDのSPM1200Eが13万円台で二台落札されていたとか、
今年の一月だったかなあ。
スイッチング電源を使ったアンプだが、別なスピーカーに変身したかのような駆動力の高さに定評がある。
あとはROKSAN OJAN3が1万円で落札されていたとか・・・・・
他にも沢山あったけど特に印象的な物はそれくらいかな。
ヤフオク!も落札するだけなら月額もかからず簡単にID取得できると知れ渡って
有象無象がウジャウジャ集まる魔境と化してしまった。
オークション相場も高くなってしまってお買い得感がないね。
(筆者のようなベテラン視点ではね)
ヤフーオークション時代にはSONY TA-NR1が20万開始価格の25万即決で出ていた
15年くらい前だと思う。
空手の後輩に代理で入札してもらっていたが、アッけなく即決で落札されてしまった。
いまはそんな値段ありえないだろう。
35万〜50万くらいいくかもしれない。
なんにせよ、ひとが多く集まるところに商店も集まる。有名店も軒を連ねるようになった。
ユニオンも以前から参戦していてもう何十回もケーブル類を買ったが、
逸品館やエスアイエスまでヤフオク!に出典するようになったが、
サービス内容や品質管理のクオリティは高いが、
ネットモールの相場をはるかに上回る値付けなので販売成績は芳しくないようだ。
市場の相場よりはるかに値段が高いわけで浮いてしまっている。
いかに回転率をあげるか、在庫を少なくするかをモットーとして最大の利益率を生み出そうとするオークションで全盛を迎えている新興リサイクルショップ勢とはまこと対照的な考え方である。
いうまでもなく時代は後者が優勢である。
ハイファイ堂なんかも在庫点数が常時一万点だっけか?
とにかく回転率を重視して売れなければガンガン値下げしつつ、買取価格をあげ、スクラップオーディオの啓もう活動にも力を入れて価格相場の維持や商品価値を落さないように営業努力をしている。
(スクラップオーディオの中には相場があがっているものすらある)
最近の高級オーディオは数が売れないから製品価格をウンと高くする→ますます売れなくなる。
高いモノほど音が良いだろうという"信仰"
とくに舶来品の値付けは法外な値段である。
商社の連中の・・・・・いや止めておこう(笑)
しかし、国産の大半は物理特性がよくてもつまらない音がする
ノーサンキューである。アウトオブ眼中である。
国産は車だけでいいよ。
正直クラウンどころか、マークU以上の車でも乗り心地の違いが審美眼のない筆者には分からないからさ。
最近の高級オーディオは買った瞬間に価値が半分になる。(買取価格が半額である)
それは、そのモデルにはそれだけの市場価値しかないということだ。
オーディオの顧客は長年流動性が比較的すくなく、少数の固定層がお客さんだ。
そんな中、知性が高いが"アレなタイプ"のオタクが突如参戦して数年で飽きて撤退していく様子を何人も見てきたが、
わずか数年のキャリアで音響パネルをバンバン入れてルームアコースティックを極めたり測定までやりだしたり、高級ケーブルを買い漁り、レビューをネットに書くなど、歴だけが長い無能なジイさんを一瞬で追いこしてしまう有能振りを発揮するものの、
彼らは極度にストレス耐性が無く打たれ弱いのか、数年でいなくなってしまうのが実に惜しい。
オーディオはそれだけくだらない空しい趣味なんだろうか。
安デジタルアンプとか国産なんてしょうもないもの使っているからすぐに飽きてしまうんだよ。
2年前に新品で購入したOPPO HA-1を売却したが、売却差額は一万円ちょっとだった。
ヤフオク!手数料を入れると二万円ほどだが。
なぜなら売れ筋なので海外製品で売れるとよくあるが、販売価格自体が値上げされてるからね。
こういうのが商品の本当の"価値"なのだ。
デジタル機器は進歩が早い、これは間違いない。
お大尽様ならともかく、サンダル履きの汚い恰好のマニアが、食うや食わずの貧乏人がデジタル機器の新品にローン組んでまで大枚叩いて投資するのは本当にバカ
老婆心ながら止めておいた方が・・・・・・
いいような・・・・・・
デジタル機器の高級機は購入時期のタイミングが悪いと購入数ヶ月で陳腐化しますからね。
買い時がとても難しい。
20数年前の300万のDACといまの20万の"厳選DAC"を比較すると具体的に何が違うのか?
まず圧倒的に違うのがS/N比 それとワイドレンジ感、分解能(音の細かさ)
空間表現力、(ホーン野郎には分かり辛いが)
思わず目を見開くほどの大きな差がある。
まさに隔世の感がある。
手回し蓄音機とハイエンドシステムの違いほどの音質差(進歩)がある。
最近までMacBooKとESSのDAC使っていたが、少し前に買い替えで手放してしまって
CEC TL-5100Zでここしばらく聴いていますが、このプレーヤーのDACは特に聴く機会がすくなかった。
久しぶりに聴いて思ったのはノイズ感の多さだった。
レンジ感も解像度も現代のデジタル機器とはなにもかもが違う。
20年前には30万クラスの性能があったCDプレーヤーなんですけどね。
20年くらい前のアナログアンプとかスピーカーとかで(実際に音を聴いて経験値を積んで)
大体20年落ちの製品は1/5〜1/10時に1/20まで値段が下がっていたりするけど
そういうものは多くは価値がなくなったからそれくらいの値段になってしまったただけ、
ただ補足すると、価値がなくなったわけではなく、価値が分かる人間が少なくなった(欲しがる人が激減した)というのも需要と供給の観点からいえることである。
「スクラップオーディオ」なんて言って格安になった古物漁りを馬鹿にすることで自尊心を保とうとする人間の心の動きもあるだろう。
難しいところである。
本当にどこからどうみても価値が無いものもあれば、価値が分かる人が少なくなったというものもある。
単なる懐古趣味で欲しがる人が多いだけでプライスタグ(値付け)が高いものもある。
レトロ真空管のブームも団塊世代が退職して10年近くたった現在は購入需要も落ち着き、市場にいいタマもなく、かつての勢いから比べると、すっかり沈静化してしまったね。
20年落ちなのに中古価格相場が150万越えるようなアナログアンプって本当に少ない。
安いからといって安物買いの銭失いになっては仕方ないですね。
本当に音が良く価値があるものの見分け方を教えようか?
何十年と時を経ていまだに高い価値を保っている、市場に滅多に出てこない、
出てきたら奪い合いになる。むしろ年々相場が上がっている(!)
そういうものが本当に価値があると思う。
スクラップを大量に集めている人もいるけど、まともな音が鳴らせる環境ではなくなっている人が多いですね。
物がない時代の人はなんでも溜めこもうとする脅迫的溜めこみ症の人もいるけれど、多くは愛情コンプレックスでしょうね。
物に囲まれる事で寂しさを紛らわせようとする。
そんなにたくさんオーディオ機器いらないだろうと、、、
http://ameblo.jp/507576/entry-12232765179.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/436.html#c263
最初から敵じゃなかったのさ:
真珠湾攻撃はルーズベルトと昭和天皇が相談して決めたんだよ。
宣戦布告が間に合わなかったのも吉田茂が意図的にやらせたんだ:
「真珠湾」通告遅れは意図的か 対米開戦に新説 九大教授が米記録発見
西日本新聞 12/26(月) 10:29配信 q
日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」
太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941.9.6の「帝国国策遂行要領」に関する所謂「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂。
元自民党総裁選=麻生太郎の祖父。
また吉田茂元首相の再軍備問題のブレーンだった辰巳栄一元陸軍中将(1895〜1988年)も、米中央情報局(CIA)に「POLESTAR―5」のコードネーム(暗号名)で呼ばれていた。
アメリカから昭和天皇への指示は国務大臣、グルーによって日本の吉田、牧野、樺山、白州のヨハンセングループを通じ貞明皇后に伝わっていた。
アメリカはアジアを侵略した日本を懲らしめるため、そして国民が好戦的であるから原爆投下をして戦争を終わらせ、いく百万の人命を救ったと、みずからを平和主義者であるかのように宣伝してきた。
だが実際は、日本を侵略し、単独で占領して属国にする計画を、ずっと以前から持っており、それを実現するチャンスと見なして緻密な計画を持って望んだ戦争であった。日本支配にあたっては、天皇を傀儡(かいらい)とする政府をつくることも計画していたし、戦時中も天皇や皇族を攻撃してはならないという命令を米軍将兵に厳守させていた。それは天皇側にも知らされており、近衛文麿や吉田茂などはその線で動いていた。東京大空襲でも皇居は攻撃されていない。
アメリカの国立公文書館で発見された「米国陸軍軍事情報部真理作戦課『日本プラン』」
日本プラン」は1941(昭和16)年12月、すなわち日本軍の真珠湾攻撃の直後に作成が開始されたもので、「天皇を平和の象徴(シンボル)として利用する」戦略が明記されていた。すべての戦争責任を、「軍部」に押しつけて天皇を免罪し、「象徴天皇制」のもとで日本を占領支配するという計画を立てていた。1942(昭和17)年5月には「皇室に対するすべての攻撃は避けられなければならない」とする「英米共同指針計画」を出し、皇居への爆撃の禁止命令を厳格に実施させた。戦後駐日大使となったライシャワーはその当時、「日米戦争勝利後の“ヒロヒトを中心とした傀儡(かいらい)政権”」を提言し、「天皇は100万の軍隊駐留に匹敵する」と主張していた。
三井、三菱、住友、安田の4大財閥は、太平洋戦争中の4年間に重工業においては全国投資額に占める割合を18・0%から32・4%にふやし、金融では25・2%から49・7%へと急膨張を遂げており、「三菱は戦争のたびに大きくなった」と三菱電機社長はのべている。
日本の体制は戦前も戦後も基本的に同じで、天皇制官僚国家。「国体」は護持されたと言えるだろう。
そのつながりを象徴する人物が1932年6月から41年12月まで駐日大使を務めたジョセフ・グルー。
そのいとこにあたるジェーンはジョン・ピアポント・モルガン・ジュニア、つまり巨大金融機関J・P・モルガンを率いていた人物の妻だ。
J・P・モルガンと最も近い関係にあった井上準之助は1932年2月に射殺されているものの、松岡洋右のように親しい日本人は残っていた。松岡の妹が結婚した佐藤松介の甥にあたる岸信介や佐藤栄作もグルーとはつながっていた。
1932年にアメリカでは大統領選挙があり、ニューディール派のフランクリン・ルーズベルトがウォール街に支援されていた現職のハーバート・フーバーが破れている。そこで、J・P・モルガンをはじめとするウォール街の金融資本がファシズム体制の樹立を目指してクーデターを計画した。この計画はスメドリー・バトラー少将の議会証言で明るみに出ている。
J・P・モルガンが日本を属国化する切っ掛けは1923年の関東大震災。復興資金の調達を引き受けたのがこの金融機関だった。「適者生存」、つまり弱者切り捨てを主張していた井上がこの金融機関と結びつくのは必然だったのかもしれない。
震災後、1925年に「治安維持法」が制定されて思想統制が本格化、27年には第1次山東出兵、翌年に第2次山東出兵と張作霖爆殺があった。1928年には日本共産党関係者らが大量に検挙されている。
そして1931年、関東軍参謀の石原莞爾中佐(当時)と板垣征四郎大佐(当時)が立案した計画に基づいてい満鉄の線路が爆破され、いわゆる満州事変が勃発、32年には日本の傀儡国家である満州国の建国が宣言された。この満州国について、アジアにコミュニズムが広がるのを食い止める防壁だとウォール街の大物弁護士で、ロックフェラー財団の理事長でもあったジョン・フォスター・ダレスは考えていたという。(Mainichi Daily News, September 14, 1971)
ウォール街がイデオロギーだけで動くとは考え難く、満州国の建国を中国略奪の一環として捉えていたのではないだろうか?
それはともかく、グルーと親しくしていた日本人は少なくない。その中には吉田茂や白州次郎も含まれ、外務大臣だったことから豊田貞次郎海軍大将も親交があった。豊田の親戚の中には日本開発銀行の頭取になる小林中がいる。
また、グルーを中心に活動していたアメリカ対日協議会(ジャパン・ロビー)を支えていたひとりであるウィリアム・ドレイパー(ディロン・リード銀行の出身で、陸軍次官を経験)は池田勇人と親しく、その池田の子分にあたる人物が福田赳夫。つまり、吉田、岸、池田、佐藤、福田はジャパン・ロビー、つまりウォール街に直結している首相だった。そして、岸の孫が安倍晋三だ。
現在、アメリカが進めている政策は1992年2月に作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリン(DPG草案)に基づき、日本の軍事化はその流れの中でのこと。日本が進む方向を戦争へと導いてきた人物として、ジョセフ・ナイ、リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーン、パトリック・クローニンといった名前が挙がっているが、安倍を操っているのはI・ルイス・リビーだとも言われている。リビーはウォルフォウィッツと一緒にドクトリンを書いたネオコン/シオニストの大物でもある。
日米関係は戦前も戦後も基本的に同じだ。戦後はニューディール派の影響で民主的な要素も加わったのだが、それは数十年かけて消されてきた。その間、民主主義を破壊する作業を大半の日本人は傍観、戦前以上のファシズム体制が迫っている。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201610260000/
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/414.html#c1
今日日本の政治の醜さの原型は吉田首相に。
占領下米国隷従の吉田首相が独立後も政権を担ったのが日本の悲劇。
かつ池田勇人等、吉田学校とか言ってその後の政治家も継承。
米国隷属の権化を英雄に仕立てようとするNHKドラマは何を意図?
番組偶然でない。
野田首相はTPPやオスプレイ等で全くの隷属。
その時期にこの番組。
という訳で、見る時の手引き書を作成
@占領軍の性格を正確に伝えているか。
降伏文書は「日本はポツダム宣言実施のため、連合国総司令官に要求された全命令を出し行動とる事を約束する」、
A吉田首相の基本姿勢は
『鯉はまな板の上にのせられてからは、庖丁をあてられてもびくともしない。あの調子』。
それを知らせているか。
Bマッカーサーは
「軍事占領は、一方はドレイになり、他方はその主人の役を演じ始める
と述べ、吉田を含め日本側をドレイに見てたことを知らせているか
C吉田茂はGHQの情報部門の代表者ウィロビーの宿舎に夜こそこそ出かけ指示を仰いでいたことを報じているか、
D占領直後、米国は日本の経済を徹底的に破壊する姿勢を示したが、その時吉田はどうしていたか、
E米国の対日政策が変更したのは冷戦が深刻化し、米国が日本利用決定し対日経済政策変更、これを単に吉田の業績としてないか、
F吉田首相の最大の問題は安全保障で日米安保条約に署名したこと。
ダレスは
「我々が望むだけの軍隊を、望む場所に、望む期間だけ駐留させる権利を確保する、それが米国の目標」。
吉田首相はこれにどう抵抗したか、
またダレスは米紙に
「米国は日本を守る義務をもっていない。」
と書いているが、これに吉田首相はどう対応したか」
“マッカーサーのペット”だった吉田茂をなぜ、今、あらためて英雄扱いするのか。その背後には米国政府をも動かす“奥の院”の存在があることを私たちは知るべきなのだ。
そもそも、吉田茂は戦前から米国のある筋(奥の院)と密通していたと言われている。太平洋戦争の前夜に日本の対米英戦争を決定した1941年9月6日の「帝国国策遂行要領」に関するいわゆる「御前会議」の内容を細大漏らさず、敵米国の駐日大使に通報していた、日本最大の売国スパイ=暗号名「ヨハンセン」とは吉田茂だった。
吉田茂の出自を見れば、この男が“奥の院=ロスチャイルド”と繋がっていることが分かる。
吉 田は1878年(明治11年)、土佐自由党草分けの一人、竹内綱の五男として東京に生まれた。幼児に横浜の富裕な貿易商、吉田健三の養子となり、東京帝国 大学政治科を卒業後、外務省に入省した。大久保利通の次男、牧野伸顕伯爵の長女、雪子と結婚。天津総領事、奉天総領事、イタリア大使、イギリス大使を歴任 した。
養父・吉田健三とは何者か?ここがポイントなのだ。
吉田健三は英国商社・ジャーディン・マセソン商会横浜支店長に就任。
日本政府を相手に軍艦や武器、生糸の売買でめざましい業績をあげた。
ジャーディン・マセソン商会は国際巨大財閥ロスチャイルド系であり、設立当初の主な業務は、アヘンの密輸と茶のイギリスへの輸出。
富豪であった健三の急死後、わずか11歳の吉田茂に50万円(現在の六十億円に相当)もの莫大な遺産が残される。吉田茂の妻は牧野伸顕伯爵の長女・雪子。
雪子は米国駐日大使ジョゼフ・グルーの妻アリス・ペリー・グルーとは幼馴染みであり、アリスから世界経済や政治についてレクチャーを受けていた。
実はアリスはペーリ提督の末裔にあたる。このアリスから雪子をはじめ昭和天皇の母である九条節子と秩父宮妃でもある鍋島伸子の娘3人はロスチャイルド=モルガンの情操教育=洗脳教育を受けていた。
アリスの母の旧姓はキャボット。
黒人奴隷売買と麻薬売買で富を築いた悪名高きキャポット一族である。
吉田茂は妻の雪子を通じてロスチャイルド=モルガンに寵愛され、出世街道を上昇していく。ちなみに雪子は麻生太郎元首相の祖母である。
前述の通り、吉田茂は“日本最大の売国奴”だった。米国にとっては最も便利な男だった。その功績で、トルーマン米大統領とマッカーサーの決定で戦後最長の長期政権の首相になったことは言うまでもない。
http://ameblo.jp/parody/entry-11349418084.html
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/414.html#c2
何度聞いても腹立たしいのは、国民資産を預かる政府の「失敗」である。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は直近1年間に11兆4197億円の損失を出した。
14年10月の新運用方針で、外国株式や外国債券などリスク資産を65%に引き上げたのが裏目に出た。
植草一秀氏は「結果論で言っているのではない。そのプロセスにおいて、初歩的、そして致命的な過ちを犯している」と強調する。
植草一秀氏はドル円相場や日経平均株価、日本国債先物価格、NYダウの各種チャートを掲げ、
株価が2倍に上昇した局面で株式の運用比率を大幅に引き上げていること、
1ドル=78円が1ドル=112円に上昇した局面で外貨運用比率を大幅に引き上げていること
を問題視し、「まさに、成績が最悪の素人の運用そのものである」と喝破する。
さらに為替変動による外貨準備金の評価損は、この1年間に30兆円に上る。
15年6月にドル円レートが125円までドル高になったとき、政府は米国債を売るべきだと植草一秀氏はレポートやブログで主張していた。
年金と外貨準備合わせて41兆円の損失。
私には「失敗」でなく、わざとやっているとしか思えない。
http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1918488.html
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/281.html#c2