中国製品全てに制裁関税を課すというトランプ
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51770897.html
2019年05月11日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
いや、それにしてもトランプという男は、想像を絶することをしますね。 バカだから自分がやっていることの意味が分からない。 トランプを支持する者たちも、バカだから大統領がなにをやっているのか分からない。 日経が報じています。
NHKを含め、内外の多くのメディアは、10日から関税が10%から25%に引き上げられたが、中国から米国に船で商品が届くのは約3週間後だから、それまでは実際に関税が課されることはない、などとなるだけ騒ぎを大きくしないような報道振りだったのが… それを嘲笑うかのようなトランプの行動。 でしょう? 俺は本気で中国とケンカしている、いや、中国を罰しているのだと言わんばかり。 トランプは、意識的に言っているのかどうか分かりませんが、この制裁関税は中国が払っていると主張し続けています。 中国に課した関税だから、中国が払うのだと思っているのでしょうか? いや、恐らくそうではないでしょう。 最初はそのように誤解していたかもしれませんが、これだけ米国のメディアががそれは誤解だと書き立てているから、流石に理解している筈だと思うのです。 つまり、関税は米国の消費者が負担する、と。 しかし、今になってそんなことを国民に向かっていう訳にはいかない、と。 だから、今でも制裁関税は中国が支払っていると言い続けているのです。 で、冒頭で言ったようにトランプを支持する多くの人たちは、おバカ過ぎて、関税を支払っているのは中国だと思っているのでしょう。 し、し、しかしですよ… 全ての中国製品に25%の関税を課すとなれば、どんなにおバカでも、最近物価が上がっているのではないかと気が付く筈。 そして、その一方で、トランプはFRBに対して、金利を1%ほど引き下げるべきだなどと言っている訳ですから、物価上昇の悪循環が始まってもおかしくはありません。 いいですね。 このときを待っていました。 そうやってインフレが起きると、金利を上げざるを得ず、そうなると株価も下がる、と。 そして、米中貿易戦争が続くので、米国経済はリセッションに陥る、と。 そうなると流石にトランプ離れが始まると思うのですが… でも、景気が悪くなっても、トランプが政権の座を去ることが米国にとっても、世界にとっても望ましいことだと信じます。 トランプって、バカなのと思った方、クリックをお願い致します。 ↓↓↓ 人気blogランキングへ ※リンク省略
|