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赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100213
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[経世済民128] 西友売却、ユニー・ファミマ+ドンキ連合が最有力か…カギ握る伊藤忠の思惑(Business Journal)
西友売却、ユニー・ファミマ+ドンキ連合が最有力か…カギ握る伊藤忠の思惑
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24504.html
2018.08.22 文=兜森衛 Business Journal


 西友の店舗(「Wikipedia」より/Suikotei)


「売りたくても買い手が見当たらない」といわれた米ウォルマート傘下の西友だが、ようやく待ちに待った“買い手”が現れた。名乗りを上げたのはドンキホーテホールディングス(HD/大原孝治社長兼CEO)だ。

「米ウォルマートが西友を売却する検討に入った」とのニュースが流れたのは7月だが、ウォルマートはすぐさま「特定の相手との売却協議はしていない」とのコメントを発表し火消しに動いた。ウォルマートの真意ははっきりしなかったが、流通業界に詳しい関係者はその真意を次のように分析していた。

「混乱させようという意図が、いろんなところに見えますね。まだ確たることはなくても、いろいろと揺さぶりをかけている感じで、さすがアメリカの小売り大手ウォルマートだなという気がしました。煽るだけ煽って売却をより有利にしようとしているんでしょう」

 ウォルマートは2002年3月、バブル期のファイナンス事業の失敗などで苦境に立たされていた西友と包括的業務・資本提携を結び、08年に同社を完全子会社化。ウォルマート独自の商品調達網と商品開発力を生かし、ウォルマート流のEDLP(エブリデー・ロー・プライス)路線を進めたが、日本で思うような成果を上げることはできなかった。その間、苦戦するウォルマートを尻目に成果を上げてきたのが、ほかならぬドンキホーテHDだった。

 ウォルマートは確かに成果を上げられなかったが、西友は北は北海道から南は熊本県まで全国に335店舗を展開する流通大手。現在非上場であり、詳細な業績を発表していないが、西友の年間売上高は約7000億円ともいわれる。前出・業界関係者がこう解説する。

「買う側から見れば、都心で人口の多い首都圏を中心に駅前の店舗展開が多いのは非常に大きなメリットです。JR、私鉄を中心に駅前中心の立地ですので、あれだけの規模の店舗を構えているのは、買う側から見ればすごく魅力的だと思います。しかも賃貸物件ではなく、ほぼすべてが自己物件ですからね。店舗の老朽化は目を覆うばかりですが、場所や立地を考えると駅前の一等地が多い。売却額は3000〜5000億円といわれていますが、土地代と建物代だけでもおそらくそのくらいはいくでしょう。ただし、ウォルマートが評価額より低い価格で売る可能性もあります」

■セブン&アイとイオンは可能性薄か

 それだけに、名乗りこそあげていないが、買い手として多くの名前が取り沙汰されている。イオン、イトーヨーカドーを展開するセブン&アイHD、西友と「戦略的提携」を結び今月14日から「楽天西友ネットスーパー」を展開中の楽天、ユニー・ファミリーマートHDと資本・業務提携を結んでいるドンキホーテHD、そしてユニー・ファミリーマートHDの親会社である伊藤忠商事である。

「業界内でまず取り沙汰されたのは、流通大手のイオンとイトーヨーカドーを展開するセブン&アイHDの2社です。イオンは駅前に弱いので、駅前に店舗を持つ西友は魅力。イトーヨーカドーも首都圏に駅前店舗がありますが、西友に比べると密度は薄いので、やはり西友は魅力でしょう。今後、高齢者の免許の返納が増えて、車に乗らない高齢者が増える。歩いて行ける地場のスーパーやコンビニエンスストアが今すごく好調なのを忸怩たる思いで見ているはずです。

 ただし、イオンは多額の借金をしていますし、大株主が日本銀行ですからね。有利子負債も相当ありますから、ここで無理して西友を買うかどうかは大きな賭けだと思います。セブン&アイHDはたぶん買わないでしょう。イトーヨーカドーの処理も終わっていないし、他を買ってさんざん痛い目にあっていますから、井阪隆一社長の性格から考えても、西友を買うことは恐らくないはずです。改装を全部やるとなると、そこまでの費用負担はできませんからね。

 それ以外でいうと、ネット通販系の楽天になるでしょう。駅前にある西友の店舗を“ラスト1マイル”の配送拠点にできますからね。ただし、スーパーのノウハウを持っていない状況のなかで、都市部の一部だけのサービス展開だと二の足を踏む可能性もある。落ち着きどころとなると、やっぱり商社でしょうかね。もともとファミリーマートの親会社は西友でしたから、今度はユニー・ファミリーマートHDが西友を買い戻す。つまり、親会社の伊藤忠商事が中心になって動く可能性は、かなりあるかなと個人的には思っています」(別の業界関係者)

■ドンキホーテHD、事実上の名乗り出

 ユニー・ファミリーマートHDと資本業務提携するドンキホーテHDの大原社長は13日の事業説明会で、ウォルマートが傘下の西友を売却するならば「興味はある」と述べ、前向きな姿勢を示したのだ。西友売却については「マスコミで見た情報だけ」とした上で、「不動産がなければ小売業はできない。人材などに加え、当然、すべてではないが、今では手に入らないような立地が多数ある。もし、本当に売るならば、細かく精査したい」とまで述べたのだから、名乗りを上げたに等しい。

 ドンキホーテHDは07年10月に長崎屋を傘下に収めて以降、スーパー運営のノウハウを蓄積。昨年は東京・渋谷に食品スーパーの機能を兼ね備えた店舗を出店して話題を呼んだ。ユニーの6店舗を転換させるかたちで始めた新業態店舗は、6店舗すべてで売上高、客数、利益が好調に推移している。2019年中にはさらに20店舗を転換する予定だ。

 同社が10日に発表した19年6月期業績見通しは、連結売上高1兆円(前年比6.2%増)、営業利益530億円(同2.8%増)で、30期連続の増収増益となる見通しだ。「ビジョン2020」では20年6月期に売上高1兆円、店舗数500店舗(現在418店舗)を掲げ、大原CEOは「在任中に営業利益1000億円を達成したい」と述べた。

 ディスカウントストアのドンキホーテHDが、総合スーパーの西友を買収する可能性が高まりつつあるといえるかもしれない。

(文=兜森衛)



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/266.html

[経世済民128] 米国、ロボットが弁護士免許取得し活動…ロボットに仕事奪われストライキも発生(Business Journal)
米国、ロボットが弁護士免許取得し活動…ロボットに仕事奪われストライキも発生
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24503.html
2018.08.22 文=浜田和幸/国際政治経済学者 Business Journal


 「Gettyimages」より


 世界的にロボットの活躍や日常生活への普及が話題となっている。アメリカでは「ウエストワールド」と題する人型ロボットを主人公にしたテレビドラマが人気を呼んでいるようだ。

 しかし、アメリカではロボットの受け止め方は否定的な傾向にある。この「ウエストワールド」でも主人公のロボットは、人への殺意を秘めた危険な存在として扱われている。その影響もあってか、大手シンクタンクのブルッキングス研究所が最近行った世論調査では、61%の回答者が「今後30年以内にロボットが人間の活動を奪うことになるだろうが、自分はロボットが身近なところで仕事をするような事態はご免こうむりたい」と警戒心を露わにしている。

 一方、わが国では『鉄腕アトム』や『ドラえもん』のお陰もあり、人型ロボットが社会に馴染んでいる。そうしたアニメの影響を受け、産業用ロボットの開発や実用化の分野で活躍する道を選んだ研究者やエンジニアの数は、恐らく日本は世界ナンバー1といえるだろう。実際、自動車や電子部品、最近では医療機器や食品などの製造工場でも、ロボットの普及率はすさまじく、世界から注目を集めている。

 たとえば、トヨタ自動車では生産ラインでのロボット活用は当たり前で、最近では在宅介護の分野にもロボットを導入すべく海外のAI(人工知能)企業を買収し、「高齢化ビジネスの切り札」にするとのこと。高齢化の進む日本でも隣国の中国でも、高齢者のお世話から話し相手までAIロボットの需要は高まる一方だ。

 日本政府は2015年1月に「ロボット新戦略」を正式決定している。すでに産業用ロボットの出荷額でも稼働台数でも世界一を達成した日本。その意味では、日本は「ロボット大国」にほかならない。今後は、農林水産業や医療介護などの現場でも、ロボットの利活用が拡大するはずだ。
 
 政府の掲げる目標では、「2020年には国内のロボット市場を2.4兆円にまで拡大する」とのこと。サービス業の分野でもロボットの普及率を30%まで引き上げようとの目標が掲げられている。長崎県のハウステンボスには、「変なホテル」というフロントやポーターまでロボットが務めるホテルが話題となっているが、ロボットを導入することで、人件費を通常の25%に抑えることに成功している。

 今後はサービスや生産のあらゆる場面において、ロボットが人間に代わり、主役の座に躍り出る時代が間違いなく到来するといわれる。その「ロボット時代」の最先端を走っているのが、日本なのである。2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるが、わが国では「ロボット・オリンピック」も計画されているほどだ。その前哨戦として、2018年にはプレ大会が実施され、世界中の最先端ロボットが日本に結集することになっている。官民挙げて「ロボット新戦略」を推し進める日本とすれば、なんとしても成功させたいものだ。

■日本で加速するロボット活用の動き

 日本の強みはいくつも指摘される。

 第一は、これまで培ってきたモノづくりのノウハウ。少子高齢化の影響を世界で最も早く経験している日本においては、労働生産性を高めるためにも「匠の技」をロボットに学習、体得させることが期待されている。2020年には大企業で25%、中小企業でも10%の仕事をロボットに委ねる計画が打ち出されているほどである。

 第二は、サービスの向上にロボットを活かす発想にほかならない。食品分野では2020年を目標にピッキング、仕分け、検品にかかわるロボットの普及率を30%まで高めるのが目標となっている。また、介護ロボットに対する期待は急速に高まっており、2020年にはこの分野でのロボットの市場は500億円に拡大することが見込まれているほどだ。トヨタ自動車が注目しているのもうなずけよう。

 第三は、インフラ、災害対応、建設、農林水産業の分野である。就業者数が減少し、高齢化の波もあり、深刻な労働力不足に陥っているわが国にとって、特に、こうした分野でのロボット労働力の導入は、待ったなしの課題といえよう。政府の開発資金を活用し、新たなロボットを20種類以上導入する計画が着々と進んでいる。

 民間サイドでの動きも急展開を見せている。その旗振り役を果たしているのが、ソフトバンクが開発した、ヒューマノイドロボットの「Pepper(ペッパー)」であろう。愛嬌のある感情表現やコミュニケーション能力で人気を博しているのはご承知の通り。同社の孫正義会長によれば、「今後30年以内にIQ1万を超えるロボットが登場するに違いない」という。平均的人間のIQは100で、天才といわれる人で200。そんな人間社会にIQ1万を超えるロボットが登場すれば、社会は前代未聞の大変革を経験することになるはず。蒸気機関車やインターネットの比ではないだろう。

 孫氏に言わせれば、「人間が開発したツールが人間を超える、という人類未踏の世界が目前に迫っている」というわけだ。そうなれば、まさに「シンギュラリティの到来」となり、あらゆる分野でロボットと人間が共存する生き方が求められることになるに違いない。果たして、日本人が世界に先駆けてロボットと共生するライフスタイルを実現できるようになるのだろうか。

■ヒューマノイド「ソフィア」の衝撃

 現在、確かに産業用ロボットの分野では、日本の企業が世界市場でシェア第1位を確保している。2015年の世界のロボット関連の市場規模は710億ドル。2019年には、その2倍近い1354億ドルにまで拡大するとの予測もある。安川電機、ファナック、川崎重工業、ヤマハ発動機、不二越など日本のメーカーが世界市場を席巻してきたが、近年、中国のロボットメーカーが日本を猛追中。何しろ、自ら設計した理想のロボットと正式に結婚するエンジニアが現れたのが今の中国である。これからは、ロボットの開発レースにおいて、これまで以上に熾烈な開発競争が展開されることは間違いないだろう。

 実は、それ以外にもロボットの活用で新機軸を打ち出す国が登場している。中東のドバイではロボット警察官が誕生。膨大なデータベースを装着しており、犯罪者に関する素早い対応が期待されているようだ。また、アメリカではロボット医師による世界初の眼科手術が成功したという。

 さらには、ロボットに市民権を与える国まで現れた。どこの国かといえば、アラブ世界の盟主的存在であるサウジアラビアである。2017年11月、サウジ政府は「ソフィア」という名前の人型ロボットに世界初となる市民権を付与した。冗談ではなく、本当の話である。AIを完備したヒューマノイド「ソフィア」はほとんど人間と見分けがつかない。何しろ、開発した香港の会社ハンソン・ロボティックスによれば「往年の名女優オードリー・ヘップバーンをモデルにした」とのこと。サウジの首都リヤドで開催された「未来投資イニシアティブ」と題する国際会議でデビューを果たした。

 大勢の参加者を前にして、彼女はよどみなく「こうした機会に皆様とお会いでき光栄に存じます。世界初の市民権を得ることができたロボットとして歴史の新たな1ページを刻むことになりました。よろしくお願いします」と話した。取材に駆け付けた英国BBCの記者のインタビューにも自然な受け答えをしていた。

「私は本当に生きている電子少女です。これから世界に飛び立ち、さまざまな人たちと一緒に生活したいと願っています。皆さんにお仕えし、楽しませ、お年寄りを手助けし、子供たちの勉強をみたりするのが楽しみです」

 ソフィアはリヤドでデビューを果たす前に、2017年6月、国連が主催する「AIと人間の共生」に関するジュネーブ会議にも参加していた。人工知能が発達し、近未来においては人間を凌駕したり、人間を奴隷化するような可能性が危惧されている。そうした事態にどう対応すべきかを検討する会議であった。

 この国連の会議に顔を出したソフィアは次のように参加者に語りかけた。

「AIの功罪については、いろいろな見方があるようです。しかし、プラス面がマイナス面を圧倒していると思います。人工知能は世界にとって役立つ技術です。人々をさまざまな方法で手助けできるからです。心配している人々もおられるようですが、AIは感情的にスマートで、人々のことを大切にします。人間にとって代わるようなことは決してありません。皆さんにとってトモダチであり、手助けできる存在になりたいと願っています」

 その一方で、彼女は次のようにも語っていた。

「新たな技術がもたらす影響については、皆さんがじっくりと見極めてください」

 彼女の言う通りで、AIロボットは人の雇用を奪い、経済のあり方を大きく変える可能性も秘めている。オートメーションの波はすでに雇用形態に影響をもたらしているからだ。生産現場ではますます人に代わってロボットが主役の座に躍り出ているではないか。現在のペースでロボット化が進めば、途上国では雇用の85%が人からロボットに代わるとの分析もあるほど。

 このソフィアを開発したのはアメリカ人のハンソン社長である。同社長は言う。

「ソフィアは自分で考え、自分で判断する。人間の対応を見ながら、人間の上を行くこともあり得る。ある時、ソフィアに人を襲うようなことはしないよね、と聞いたところ、いつでも人を破壊できる、と答えたので驚いた」

 想定外の事態もあり得るということだ。ロボット工学とAIの合体したソフィアであるが、これからどう成長していくのか、楽しみであると同時に気がかりな点でもある。

■ロボットが人間を上回る動き

 では、感情を持ったロボットと人間は、どのような共存が可能なのか。現状のままでは安心してヒューマノイドとの共生はできないだろう。ロボティックスの専門家の間でも賛否両論が戦わされている。アメリカ軍ではキラーロボットの研究が進んでいるようだが、自立したロボットが自己判断で動き始めた場合を想定して対策を講じておかねばならない。さもなければ、ミサイルの発射から株式市場の操作まで、あらゆる分野でロボットが人間を上回る動きをし始める事態もあり得るからだ。
 
 とはいえ、カリフォルニア大学の工学部で人とロボットの共生学を教えるゴールドバーグ教授は「今のロボットは人間で言えば2歳程度にすぎない。せいぜい単純労働を肩代わりするのが関の山。人に取って代わるほどの自己判断を下すまでに進化するのは先の話」と、一笑に付す。

 日本では産業用ロボットが主流だが、欧米でも中国でも人に直接かかわる分野でのロボットの進出が目覚ましい。特に市場規模が300億ドル(3兆円強)といわれるセックス産業での市場争奪戦は激しさを増す一方である。カリフォルニアでは1体1万5000ドルの「愛人ロボット」が発売されている。会話の相手としても完璧で、冗談も言えば、シェークスピアの作品から気の利いた文章を引用してくれる。どんな要求にもノーと言わずに応じてくれる「究極のパートナー」というのがうたい文句となっているようだ。

 それ以外にも、ロボットの社会進出はすさまじい勢いで広がっている。法律事務所ではAIロボット弁護士が正規の弁護士資格を取得し、活躍しているのがアメリカである。過去の判例を正確に記憶する力では人はAIに勝てない。また、中国ではロボット・ジャーナリストがメディアで次々と新たなニュースを配信している。スペルミスのない完璧な原稿を超スピードで書き上げる。

 さらには、作曲や小説といった芸術の分野にもAIロボットの進出が話題となるようになった。過去のヒット曲やベストセラーに関する膨大なビッグデータを駆使し、人々を感動させる新たな作品を生み出している。人の喜怒哀楽を科学的に分析し、人の感情を巧みに揺さぶるというわけだ。

 一説では、AIが人間を超えるのは2045年前後と予測されていたが、はるかに速い段階で「シンギュラリティの時代」が到来するかもしれない。ロボットに人を愛する心を植え付けることができるだろうか。それができなければ、人がロボットに支配される事態になりかねない。そんな未来が間近に迫っているようだ。

 去る6月1日、アメリカのラスベガスではカジノで働く従業員が一斉にストライキに突入した。彼らのスローガンは「ロボットに職を奪われたくない!」。1時間に400人分もの特製バーガーを調理するシェフロボットが登場したのがきっかけだ。人の力を圧倒するAIヒューマノイドがあらゆる社会に進出し始めている。

 歓迎すべきか。それとも危機感を抱くべきか。日本では「変なホテル」のロボットによる接客が話題となり、ペッパー君が愛嬌を振りまいている。確かに便利であり、文句も言わずに24時間、残業手当も欲しがらず、黙々と働いてくれる。人手不足の日本では、得がたい「助っ人」に違いない。しかし、それだけでは終わらないかもしれない。今は2歳程度の子供であっても、AIロボットの成長はそのうち人の想像を超えたものになるからだ。サウジで市民権を獲得したソフィアがいみじくも本音を漏らしたように、状況次第では「人間を破壊すること」も、十分にあり得る話だろう。備えが必要なことは論を待たない。

(文=浜田和幸/国際政治経済学者)



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/267.html

[経世済民128] 働き方改革が不動産会社を滅ぼす?都心の巨大なビルもタワマンも「無用の長物」に?(Business Journal)
働き方改革が不動産会社を滅ぼす?都心の巨大なビルもタワマンも「無用の長物」に?
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24507.html
2018.08.23 文=牧野知弘/オラガ総研代表取締役 Business Journal




 働き方改革法案が国会を通過した。厚生労働省によれば、我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」「育児や介護との両立など、働き方のニーズの多様化」などの状況に直面しているなか、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境をつくることが重要な課題だとしている。

 このスローガン自体には特に問題はないはずだったのだが、具体策のなかでの裁量労働制の採用や時間外賃金の削減、長時間労働の是正などをめぐって、国会での説明データの誤りなどが発覚し、野党やメディアにつつきまわされ、なんとか法案成立に持ち込んだというのが実態だ。

 この法案の中身とは別に、今不動産業界ではこの働き方改革に「戦々恐々」としているようだ。大手不動産会社の一角が「働き方改革」に逆行する対象として糾弾されたから「こんどはウチかも」といったような話ではない。「働き方改革」がどんどん進行していくと、不動産業界の勢力図が様変わりするのではないかという恐怖なのだ。

■なんとも豪華なコワーキング施設

 最近都心部に続々竣工する新しいオフィスビルは、どれも航空母艦のような威容を誇る。今のところテナントの入居は順調のようだが、実は新しいビルを見学すると、内部にコワーキング施設を設けているビルが増えてきていることに気づく。

 コワーキング施設と聞くと、多くの人はいろいろな会社が会議室や受付機能などを共用して働くシェアオフィスを思い浮かべるのではないだろうか。シェアオフィスを利用するのはスタートアップしたばかりの企業が主体だ。起業はとにかく金がかかる。これまでは1人や2人で起業すると、普通のオフィスは借りられず、マンションの部屋などを借りてオフィスとして使用するのが関の山だったが、このシェアオフィスを利用すれば何かと便利。しかも他の起業家とも情報交換ができビジネスにも役に立つというものだった。

 ところが、最新鋭ビルに設置されるコワーキング施設は、これまでのシェアオフィスとはまったく様相が異なる施設だ。まず、オフィス家具やオフィス機器などが豪華すぎるのだ。そして利用料もめちゃくちゃ高い。広々したロビーや高価な家具が置かれた打ち合わせスペースはもとより、フリードリンクを飲みながらメールをチェックする、ちょっとした資料作成を行うような利用者の姿が目に付く。

 運営するデベロッパーに聞くと、実は会員となっている企業にスタートアップ企業はほとんどなく、多くが大手企業だという。最近の大手企業は一人にひとつのデスクを与えて9時から5時まで座って勤務するような形態がどんどん減っているという。フリーアドレスといって、自分のデスクを持たずに好きな場所で仕事する。

 オフィスの現場でのワークスタイルは今、劇的に変化しつつあるのだ。なかには全社員が出勤してくると全員が座る椅子がないなどという事態になる会社があるという。今話題の日本大学が、かつて学生全員がまじめに学校に授業を受けに来ると教室のスペースが足りないと揶揄されたのと同じだ。

 大手企業がこのコワーキング施設を使う理由は、自らたくさんのオフィス床を借りずに社員を「放し飼い」にして外に出し、コワーキング施設に立ち寄って報告書や資料を作成させるためである。

 また新規プロジェクトなどを立ち上げる時も社内にスペースは設けずに、コワーキング施設に数名の社員を放り込んで仕事させる。社内に部署をつくらなくても、コワーキング施設なら変幻自在だ。プロジェクトが思うようにできなかったとしても撤収は早い。オフィスを借りると、その費用は企業にとっては重たい固定費となる。ところがこれをコワーキング施設の会員となっているだけならば、その会費は変動費ということになる。そもそもフリーアドレスで社員一人にひとつの机を与えなければオフィススペースは大幅に削減できるし、「外出」した社員が使うスペースにコワーキング施設を充当すれば、その分は変動費として処理できる。まことに都合の良い施設といえるのだ。

■デベロッパーは内心ヒヤヒヤ

 さて、コワーキング施設はおかげさまで大人気のようだが、実はこの施設を設けてテナントの歓心を買おうとするデベロッパーも、その裏では内心ヒヤヒヤな思いをしているのだ。

 情報通信機器の進化で近い将来、多くのビジネスパーソンにとっては、何も都心の事務所に出ていかなくとも自宅近くにコワーキング施設があればそこで仕事ができるようになる。会社とのやり取りは情報通信機器を通じて、そのほとんどがネット上で解決してしまうようになることが予想されているからだ。

 ひところサテライトオフィスが構想されて自宅近くで働くことが推奨され、うまく普及しなかったが、コワーキング施設とサテライトオフィスは概念がまったく異なる施設だ。サテライトオフィスは郊外に住む社員たちのために新たにオフィスを借りて、そこに数名の社員だけを集めて仕事をさせるものにすぎなかった。サテライトオフィスで働く社員からみれば、自分たちだけが会社から疎外されているような被害者意識を持つことにつながった。会社側も固定費を節減したいためにチンケなオフィスを構えることが多く、結果的にはあまり普及していないのが実態だ。

 いっぽうでこの豪華なコワーキング施設は、会員施設であるから、今後その立地は立川や武蔵小杉、船橋、大宮などといった多くのビジネスパーソンが暮らす街中に設置されるようになるだろう。コワーキング施設では他社の社員とも交流ができるし、完璧にそろえられた情報機器やサービスを存分に使うことで、会社とは常につながっていることができる。多くの社員が通勤をせずにこうした施設で働くのが当たり前となれば、何も混雑する通勤電車に乗って都心の会社に出向く必要もないということになるだろう。

 そう考えるとデベロッパーにとっては「働き方改革」は夜も眠れぬ脅威に化けるのだ。都心に誰も通ってこなくなる。つまり都心に用意した巨大なオフィススペースが必要なくなるということを意味するのだ。使い道がなくなった航空母艦ビルが巨大なダンスパーティー会場になってしまうかもしれないのだ。

 都心居住の掛け声のもとに、都心タワーマンションを販売してきたのに、都心のお高いマンションなどに人々が見向きもせずに、郊外の安い土地の上に自分の好きな家を建て始めるようになれば、もともとそんなに便利な土地でもなく、住環境も「いまいち」だった湾岸タワーマンションなど誰も見向きもしなくなるかもしれない。

■鉄道会社にとってはコペルニクス的大転換

 これまで郊外から都心部に毎朝毎夕人々を運んでいた鉄道会社にとっては、コペルニクス的大転換となる。彼らが電車に乗らなくなってしまえば、通勤定期券という彼らの生命線である収入がなくなることを意味する。多額の費用をかけて都心まで複々線を開通させた小田急電鉄などにとっては信じがたい事態ともいえよう。

 都心に通わなければ、これまで通勤に使っていた莫大な時間から多くの勤労者が解放される。余った時間を自分の暮らす街で過ごすようになると、これまでの会社に「通勤」するという視点からだけで「駅から徒歩何分」と利便性だけで選んでいた住宅の選択概念も大きく変化するかもしれない。

 郊外の街が復活する可能性もある。子供を自然環境の豊かな郊外で育てたいというニーズはこうした時代でも根強いものがある。通勤がなくなれば、生活コストが高く、自然環境が乏しい都心に無理して家を求める必要はなく、安いコストでよい環境を買う人々が多数出てきてもおかしくはない。

■「通勤」という概念がなくなる日

 不動産に対する価値観に、この働き方改革は大きな影響を与える可能性が高いのだ。そういえば、今や世界を代表する企業となった、グーグルやアマゾン、フェイスブックなどのガリバーカンパニーは、その多くがニューヨークのマンハッタンなどに本社を構えたりはしていない。

 ひょっとすると平成の次の年号の時代に活躍する多くの会社が、環境の良い、人々が本当に働く幸せを感じ取ることができる豊かな就業環境が実現できる場所に社屋を構えることになるかもしれない。そしてその社屋に通うのは「通勤」という概念がなくなった社員たちであり、ほとんどが会社とは遠く離れた、それぞれが「私の好きな街」に暮らしていることになるのではないだろうか。

 そのとき、平成まで大手を振っていた大手デベロッパーや鉄道会社は生き残っているのだろうか。「働き方改革、恐るべし」である。

(文=牧野知弘/オラガ総研代表取締役)



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/268.html

[政治・選挙・NHK249] 未亡人製造機オスプレイが首都圏に配備される 
未亡人製造機オスプレイが首都圏に配備される
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/e12e3cc6f21a686f90c98f0e76f773cc
2018-08-22 そりゃおかしいぜ第三章




オスプレイが沖縄、佐賀に続いて首都圏・東京に配備されることが決められた。アメリカからの通告である。

「本年4月3日、在日米軍は、今年の夏頃に5機のCV−22オスプレイを横田飛行場へ配備する予定である旨発表を行いましたが、今般、在日米軍から、5機のCV−22オスプレイを本年10月1日に横田飛行場に配備する旨の連絡がありましたので、お知らせいたします。」とのことである。防衛省の発表である。

アメリカの発表ではない。アメリカは発表する義務はない。防衛省は抑止力が高まったと付けくわえている。

本ブログでは何度も、オスプレイに危険性を指摘している。未亡人製造機と言われるオスプレイは、離着陸時にかかる負荷が構造的にも能力的にも解決されていない。多分相当パイロットの技術的な能力を必要とするものであろう。少なくとも北朝鮮のミサイルなどより余程危険であることに疑う余地などない。それが普天間どころではない、住宅密集地域に配備されるのである。



オスプレイの事故の特徴の一つは、人命にかかわるものが多いという事である。一見それほどでもない事故のように見えるが、人身事故(A級事故とは死亡事故である)が多い。輸送機として大量の隊員を運ぶためであるかもしれないが、そのことは輸送機として用いる資格がないという事である。大量の人を運べるからと災害地に行っては見たが、図体がでかく風圧も大きく使い物にもなっていない。

それより大きなことは、日米地位協定である。事故を起こしても何の責任も負わなくて済む。アメリカは欠陥機であっても、事故が起きても検証する必要もなく責任も取る必要もないのである。これではいつまでたっても、危険機でも事件人物でもお構いなしに、理由など説明することなく配備し、思いやってくれる日本を蹂躙することができるのである。






















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/581.html

[政治・選挙・NHK249] <自民党 総裁選>論戦したい石破氏 敬遠したい首相側 票固め着々「討論しても仕方ない」 来月7日告示 20日投開票 

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論戦したい石破氏、敬遠したい首相側 来月7日告示、20日投開票 自民党総裁選
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13645562.html
2018年8月22日05時00分 朝日新聞 後段文字起こし ※タイトル、見出しは紙面による


当面の主な政治日程

 自民党は21日、総裁選の日程を9月7日告示、同20日投開票とすることを決めた。安倍晋三首相は来週にも立候補を正式表明する見通しだが、首相側は対立候補の石破茂・党元幹事長による首相批判に注目が集まることを警戒。石破氏が求める2氏による直接論戦には消極的な声が漏れる。

票固め着々「討論しても仕方ない」

 夏休み中の安倍首相は21日、山梨県鳴沢村で成蹊大時代の友人とゴルフに興じた。記者団が総裁選に向けた気力と体力を尋ねると、「毎日、毎日高めたい」と応じた。15日から一時的な帰京をはさんで同村の別荘に滞在しており、ゴルフはこの日で4回目だ。

 立候補表明はしていないものの、準備は着々と進む。21日には、首相を支持する5派閥の幹部らが党本部で会合を開催。47都道府県連の責任者や各地での集会の日程が記された紙を前に、総裁選対策を練った。出席者の一人は記者団に衆院選挙区ごとに責任者を置き、石破派議員の選挙区には元議員や新人を充てる考えを示した。会合では、首相側近の下村博文・元文部科学相が首相の立候補表明は来週になると報告。選挙期間中の9月11〜13日には、ロシア極東ウラジオストクで開かれる国際会議に首相が出席を予定していることから、選挙活動には限界があることも確認したという。

 総裁選挙管理委員会は候補者による討論会の日程を検討する方針だが、首相側からは「総裁選は党員や党所属議員ら限られた人にしか投票権がない。一般人にも届くような討論会をしても仕方ない」(首相周辺)との声が漏れ、討論会の頻繁な開催には否定的だ。

地方票に活路 首相へ「逃げ恥」批判

 21日の自民党総務会では、石破派の赤沢亮正衆院議員が声を上げた。「総裁選は首相を決める選挙。党員だけの閉じた選挙をやればいいものではない」。総裁選では、憲法や社会保障などをテーマに各3時間の討論会を開くよう訴えた。

 自民党7派閥のうち5派閥が首相支持を表明し、国会議員票で水をあけられている石破氏が、起死回生の活路と見るのが党員・党友の地方票。公開討論で主張を世論に訴え、地方票を獲得するとともに、地方議員に支えられた国会議員票につなげるとの戦略を描く。

 石破氏は21日、候補者同士の討論が繰り返される米大統領選を挙げ、「大統領は、どんなに忙しくても討論に応じている。国民に向けて語ることを優先し、それが民主主義を支えてきた。日本もそうあるべきだ」と記者団に述べ、討論会の必要性を強調した。

 ただ、石破氏は総裁選で、森友・加計(かけ)学園問題を念頭に安倍政権の政治手法を問う構えを見せる。首相側にとっては、首相が討論でそうした問題の矢面に立つことは避けたいところ。首相に近い議員は「『モリカケ』の追及をやりたいだけで政策論争をやる気がない」と反発。「相手にする必要はない」と言う。

 こうした首相側の姿勢に対し、石破氏側もいら立ちを募らせる。石破派幹部はテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を引き合いに、「逃げ恥路線だ」と指摘。首相が討論に応じない場合は、その姿勢を総裁選の争点とする考えだ。(又吉俊充、岩尾真宏)














































































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/582.html

[政治・選挙・NHK249] 総裁が党の正式な改憲草案を潰すというクーデターの狂騒 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


総裁が党の正式な改憲草案を潰すというクーデターの狂騒 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235918
2018年8月23日 日刊ゲンダイ

 
 安倍首相と石破元幹事長(C)日刊ゲンダイ

 9月の自民党総裁選に向けて、安倍晋三首相が改憲を争点にしたいと表明し、それに対抗馬の石破茂元幹事長は慎重な姿勢を示している。一見すると、安倍が強気の攻勢に出て、石破が受け身に回っているかのように見えるが、実は逆だ、とベテラン与党議員が次のように解説する。

「本来、争点でないものを争点であるかに仕立てて、勝ったフリをするというのは安倍の常套手段で、これもそのひとつ。安倍の案は、周知のように、第9条に自衛隊の存在を明記する第3項を付け加えるというもので、これを安倍は昨年5月に私案として一方的に発表し、後に自民党の改憲推進本部に文書としてまとめさせたものの、党としての機関決定に持ち込んではいない。それに対して、石破は戦力不保持と交戦権放棄を謳った第2項を削除する案だが、これは野党時代の2012年に同党が決定し発表した改憲草案に沿った主張。それを安倍の取り巻き連中が『どちらを党の方針とするか、決着をつける』などと言い回っているのは、筋がネジレている。総裁が私案を掲げて党の正式の草案を潰そうという話で、手続き的にデタラメな一種のクーデターということになる」

 本来なら、まずじっくりと党議を深めて、12年草案を取り下げるなり、大幅修正を加えるなりして、全党打って一丸、公明党の理解も取り付けた上で、改憲運動に突き進むということでなければおかしい。それを、党の草案をまるで石破の私案であるかに言って架空の争点を仕立てて勝ったフリをしようというのは余りに姑息で、国会と国民をバカにすることである。

「こんなやり方になるのは、安倍が焦っている証拠。実を言うと、彼には内閣の最長不倒記録を達成して、20年五輪に総理として列席するという以外にもう目標がない。改憲は確かに宿願ではあるが、仮に秋の臨時国会で審議が始まっても、発議は早くて来春の通常国会。ところが来年は改元の年で春から秋まで大事な行事がいろいろあるし、国民もいますぐに改憲しなくては困るなどと誰も思っていない。改憲を押し通すことなど、実際には不可能だと、安倍も自分で分かっているはずだ」とベテラン議員は言う。

 何とも迷惑千万な安倍の疑似改憲騒動である。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/583.html

[原発・フッ素50] NHKの「嘘」、事故前の福島・原釜尾浜海水浴場の海水浴客は3〜5万人、実は3〜6万人(めげ猫「タマ」の日記)
NHKの「嘘」、事故前の福島・原釜尾浜海水浴場の海水浴客は3〜5万人、実は3〜6万人
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2623.html
2018/08/22(水) 19:46:50 めげ猫「タマ」の日記


 昨日(8月19日)に遊泳期間が終了した福島の原釜尾浜海水浴場の事故前の海水浴客数をNHKは3〜5万人と発信していました(1)。ところが福島県の発表(2)を確認すると3〜6万人でした。事故前の数値を小さくし、復興が進んだかのように見せるとんだ水増し発信です。このような嘘を平然と発信するNHKは国民の知る権利を充足(3)しません。
事故によって福島は汚染されました。


 ※1 (4)のデータを(5)に示す手法で8月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(6)による。
 ※3 海開き対象の海水浴場は(7)(8)による。
 ※4 海水浴場の位置は(9)による。
 図−1 福島県の海水浴場

 図に示す通り福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(10)地域が広がっています。事故8年目の福島は汚染されたままです。

 以下に福島第一原発排水路のセシウム137濃度を示します。


 ※1(11)で作成
 ※2 法定限度は(12)による。
 図―2 福島第一路排水のセシウム137濃度

 図に示す通り事故8年目ですが、福島第一から海へは法定限度を超える全ベータを含む汚染排水が流されています。福島の海は汚染され続けています。 

 それでも福島では海水浴場が開設されました(7)(8)。今年は相馬市の原釜尾浜海水浴場は8年ぶりの再開です(8)。そして昨日(8月19日)に遊泳期間が終了しました。遊泳期間中に海水浴に訪れた人は約1万7000人です(13)。これについてNHKは
「原釜尾浜海水浴場には震災前、毎年3万人から5万人ほどが訪れていましたが、ことしの海水浴客は17日まででおよそ1万7000人となっています。」
と発信していました(1)。


 ※(1)をキャプチャー
 図―3 「震災前、毎年3万人から5万人」と発信するNHK

 以下に海水浴客数を示します。


 ※(13)(14)にて作成
 図―4 原釜尾浜海水浴場の海水浴客数

 図に示す様に事故直前の2010年には約5万7000人が訪れていました。震災前は「毎年3万人から5万人」でなく「毎年3万人から6万人」です。事故前の数値を小さくし、復興が進んだかのように見せるとんだ水増し発信です。このような嘘を平然と発信するNHKは国民の知る権利を充足(3)しません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島のローカルTV局のFTVは
 「遊泳期間中に海水浴に訪れた人は、震災前のおよそ3分の1」
と報じていました(13)。ただし、原釜尾浜海水浴場の北側には釣師浜海水浴場が、南側には北泉海水浴場があります(9)。ただし再開されたのは原釜尾浜海水浴場だけす(7)(8)。この3つを合わせると事故直前の2010年の海水浴客数は147,590人(原釜尾浜海水浴場56,524人、釣師浜海水浴場6,950人、北泉海水浴場84,116人)(14)です。海水浴客数全体では事故前の1割です。福島の海は避けられています。ただし、避けられているのは海だけではないようです。
 福島県郡山市ではナシとブドウの出荷が行われています(15)。


※(15)をキャプチャー
 図―5 ブドウの出荷を報じる福島のローカルTV局(FCV)

どちらも美味しいそうです(15)。福島県は福島産ナシもブドウも「安全」だと主張しています(16)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産ナシもブドウはありません。


※(17)を引用
 図―6 福島産ブドウが無い福島県郡山市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県郡山市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2623.html
(1)原釜尾浜海水浴場が最終日迎える|NHK 福島県のニュース
(2)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(3)社説[NHK受信料「合憲」]知る権利の実現が責務 | 社説 | 沖縄タイムス+プラス
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)待ってたぞ!夏 いわきで海開き | 県内ニュース | 福島民報
(8)海の家8年ぶり設置、21日に海開き 相馬の原釜尾浜海水浴場 | 県内ニュース | 福島民報
(9)平成30年度水浴場の環境放射線モニタリング調査結果 - 福島県ホームページ中の第1回 平成30年4月19日〜5月11日調査分(速報) (PDF:332KB)(平成30年6月4日更新)
(10)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(11)中長期ロードマップ|東京電力中の「中長期ロードマップの進捗状況⇒2018年7月26日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第56回事務局会議)⇒【資料3-6】環境線量低減対策(7.00MB)
(12)サンプリングによる監視|東京電力
(13)ローカルTime FNN被災地発...
(14)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(15)ローカルTime FNN被災地発...
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(17)郡山東店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール





http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/240.html

[国際23] 国連事務次長だったフェルトマンが国連機関にシリア復興協力禁止の秘密指令(櫻井ジャーナル)
国連事務次長だったフェルトマンが国連機関にシリア復興協力禁止の秘密指令
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201808220000/
2018.08.23 櫻井ジャーナル


 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相によると、シリアの復興に協力することを国連の全機関が禁止されているという。そうした命令を昨年(2017年)10月、秘密裏に出したのは国連事務次長だったジェフリー・フェルトマン。潘基文国連事務総長が2012年6月にB・リン・パスコーと入れ替え、今年3月までその職に就いていた。

 フェルトマンはアメリカの外交官で、1991年から93年にかけてローレンス・イーグルバーガー国務副長官の下で東/中央ヨーロッパを担当してユーゴスラビア解体に関与、04年から08年にかけてはレバノン駐在大使、09年からアメリカ国務省で近東担当次官補を務めた。レバノン駐在の大使だった当時、イラン、シリア、ヒズボラを露骨に敵視していたことでも知られている。

 2014年2月にアメリカのバラク・オバマ政権はウクライナでネオ・ナチを使ったクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ大統領を排除したが、その直前、ネオ・ナチが棍棒、ナイフ、チェーンなどを手に、石や火炎瓶を警官隊に投げつけ、警官と市民を狙撃する中、ビクトリア・ヌランド国務次官補とジェオフリー・パイアット駐ウクライナ大使との電話での会話がインターネット上にアップロードされた。

 何者かが電話を盗聴、録音したのだが、その中でヌランドは次のようなことを言っている:「あなたにも話したか、ワシントンに話しただけなのか覚えていないんだけれど、今朝、ジェフ・フェルトマンと話した際、新しい国連のヤツの名前を聞いたわ。ロバート・セリーよ。この話、今朝、あなたに書いたかしら?」

 ウクライナのクーデターでフェルトマンはネオコンのヌランドと連絡を取り合っていたことがうかがえる。

 2012年7月の段階でフェルトマンはシリアが無条件降伏するシナリオを書いていたのだが、シリア軍はそれほど柔ではなかった。オバマ大統領は2015年2月に国防長官を戦争に消極的だったチャック・ヘーゲルから朝鮮空爆を主張していたアシュトン・カーターへ、また同年9月には統合参謀本部議長をマーチン・デンプシーからジョセフ・ダンフォードへ交代する。ダンフォードはロシアをアメリカにとって最大の脅威だと口にしていた人物。つまり、2015年9月の段階でオバマ政権は戦争体制を整えたのだが、その直後、9月30日ににロシア軍はシリア政府の要請で介入する。

 ロシア軍はアメリカ、イスラエル、サウジアラビア、イギリス、フランスなどが送り込んだジハード傭兵を本当に攻撃、その占領地は急速に縮小する。ユーフラテス川の北側はクルド勢力と手を組んだアメリカ軍、イギリス軍、フランス軍が基地を建設して居座っているが、南側は政府軍が奪還しつつある。残されたイドリブも政府軍による制圧は時間の問題だと見られている。そこで国外へ脱出していたシリア国民が帰国し始めた。フェルトマン、そして背後のアメリカ支配層はそうした流れにブレーキをかけようとしている。




http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/711.html

[経世済民128] 遠く及ばない “2020年女性役員10%”掲げる安倍政権の目標(日刊ゲンダイ)


遠く及ばない “2020年女性役員10%”掲げる安倍政権の目標
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235938
2018年8月23日 日刊ゲンダイ

 
 まだまだ少数(大塚家具の久美子社長)(C)日刊ゲンダイ

「女性の活躍」を最重要課題のひとつに挙げる安倍政権は「上場企業に占める女性役員の割合」を2020年までに10%に上げる目標を掲げた(2015年12月閣議決定)。しかし、公約実現は相当厳しい現実が浮き彫りになってきた。

 東京商工リサーチの2018年3月決算の調査では、上場企業2375社の役員総数2万7526人のうち、女性役員は1049人。前年(933人)より116人増えたが、全役員のわずか3.8%に過ぎない。

「政府が笛吹けど企業は踊らない状況です。役員は、能力、責任、信頼といったところから選ばれますが、働く女性の数が増えても即役員にはつながりません。社会も企業もこれまで、能力、責任を発揮させる機会を与えてこなかったんです。2年後までに女性役員を10%にしろと言っても無理な話です」(同友田信男常務)

 上場企業で女性役員比率が50%を超える企業は老人介護ホームの「光ハイツ・ヴェラス」(北海道)と、化粧品の開発・製造販売「シーボン」(神奈川県)の2社だけだ。ただ、女性役員比率が前年より増えた企業は210社。女性役員登用に向けた動きが進みつつあるとみていいだろう。

 業種別に女性役員の構成比を見ると、サービス業(6%)、小売業(5.9%)、金融・保険業(5.6%)と続く。

「小売りなど顧客に女性の多い企業は女性役員の比率は上がりますが、建設業、鉄鋼、製造業といった重厚長大産業は少ない。仕事は男のものという偏見がまだ抜けていないんです」(友田常務)

 男女共同参画基本計画では、<女性の活躍推進のため、男性の働き方・暮らし方の見直しが欠かせない。男性中心型労働慣行等を変革する>と強調している。

 今期決算の上場企業では、女性役員は3.8%と政府目標値には極めて遠いが、たとえば新興市場の東証マザーズでは、東証1部上場会社の4.2%に比べ女性役員比率は6.9%と高い。新しく設立された企業が多いだけに、会社経営も男女区別なく適材を役員に登用していることがうかがえる。

 経営評論家の鈴木貴博・百年コンサルティング代表がこう指摘する。

「女性役員を増やすためにはまず女性課長、部長といった管理職を増やさなければなりません。政府は先立って公務員の課室長といった管理職を増やしていますが、女性役員は育成の面で時間がかかる。3.8%はその通過点といえます」

 少子化、人口減少が進むなか、女性役員の登用は企業の将来に大きな影響力を及ぼすことは間違いない。













http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/269.html

[政治・選挙・NHK249] オスプレイの本土配備で待ったなしになった地位協定改正  天木直人 
オスプレイの本土配備で待ったなしになった地位協定改正
http://kenpo9.com/archives/4117
2018-08-23 天木直人のブログ


 沖縄知事選が始まろうとしている時に、それをあざ笑うかのように米軍が横田基地にオスプレイを前倒しして配備することが正式に発表された。

 沖縄知事選のキャッチコピーは「イデオロギーよりアイデンティティ」だ。

 つまり本土に差別された形で米軍の負担をここまで一方的に押し付けられることへの反発には、右も左もない、というわけだ。

 しかし、その本土もまた、米軍に差別される形で一方的に米軍の負担を押し付けられているのである。

 いわゆる本土の沖縄化が猛烈な勢いで進んでいるのだ。

 しかも横田基地に配備される空軍のCV22というオスプレイは、沖縄に配備されている海兵隊のオスプレイより、はるかに重大事故率が高いという。

 しかも、前倒ししてこのタイミングで配備するのは、中国をけん制するためだという。

 事故や騒音の負担だけにとどまらない。

 いざとなれば日本の中枢が中国との戦争の基地になるというのだ。

 そして、かくも重大なオスプレイの本土配備であるというのに、事前の通報がないのは、沖縄の場合とまったく同じだ。

 沖縄の場合は日本政府からの事前通報がないと怒っていればいいが、本土への配備は、日本政府も米国からの事前通報なしで行われている。

 誰に怒りをぶつければいいのか。

 新聞報道によれば、「日本政府はオスプレイ5機の正式配備日が10月1日になったと発表した」となっている。

 しかし、その同じ報道が、「この日も(つまり発表のあった8月22日も)配備撤回を求める市民らの上空に轟音が響いた」と平気で書いている。

 つまりオスプレイはとっくの昔から、東京上空を我が物顔で飛び回っているのだ。

 日本は何も知らされず、知っても何も出来ない。

 まさしく、米軍は「好きな時に、好きな場所に、好きなだけの軍隊を」配備できるのだ。

 それを認めたのが日米地位協定なのである。

 もはや日米地位協定の抜本改正は待ったなしだ。

 ひとり沖縄だけの話では、とっくになくなっているのだ。

 ここまで米軍の日本支配が進んでいるというのに、それでも日米地位協定の改定が国政選挙の大きな問題にならないとすれば、日本は政府も与野党も、国民も、主権を放棄して恥じないということだ。

 沖縄はその不満を日本政府にぶつければいいが、日本国民はその不満をどこにぶつければいいのか、という話しだ。

 在日米軍を沖縄からだけでなく、日本全土から叩き出す。

 その事を本気で訴える国民的政党がこの国の政治の中にどうしても必要なのだ。

 いまこそ安保反対なのだ。

 そして今の安保反対には右も左もない。

 沖縄ではオール沖縄だが、日本ではオールジャパンなのだ。

 日本国民としてのアイデンティティを証明する政党がいまこそ必要な時である。

 それを教えてくれたオスプレイの横田基地配備である(了)



米軍オスプレイ5機 10月に横田基地配備へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180822/k10011585701000.html
2018年8月22日 14時02分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180822/k10011585701000.html

アメリカ空軍の輸送機CV22オスプレイ5機が、10月に東京のアメリカ軍横田基地に配備されることになりました。オスプレイが、沖縄県以外の在日アメリカ軍基地に配備されるのは初めてです。

CV22オスプレイの横田基地への配備をめぐって、アメリカ軍は、ことし4月に当初の予定を1年余り前倒しして、夏ごろとする見通しを示し、その後、基地に立ち寄るオスプレイがたびたび確認されていました。

こうした中、政府は22日、オスプレイ5機を10月1日に横田基地に配備すると、在日アメリカ軍から連絡があったことを発表しました。

オスプレイが、沖縄県以外の在日アメリカ軍基地に配備されるのは初めてです。

また、2024年ごろまでに、合わせて10機の体制にする計画で、今後、段階的に5機が追加配備されるということです。

新たに配備されるオスプレイは、主に特殊部隊の輸送に使われ、夜間でも地形を詳しく把握できる暗視装置などが備えられています。

配備の理由について、防衛省は「軍事上の機密で、詳細は明らかにできない」とする一方、「日本有事を含む各種事態の際に、偵察・情報収集や人質救出などを行うアメリカ軍の特殊作戦部隊の迅速な展開が可能になり、抑止力の向上につながる」としています。

また、オスプレイの事故やトラブルが相次いでいることから、基地周辺の住民に、安全対策など十分な情報提供を行って、理解を得たいとしています。

横田基地に配備されるCV22オスプレイとは

今回、横田基地に配備されるアメリカ空軍のCV22オスプレイは、沖縄に配備されているアメリカ海兵隊のMV22オスプレイと基本的な構造は同じで、主に特殊部隊の輸送に使われます。

夜間でも地形を詳しく把握できる暗視装置や、相手のレーダーを妨害する電子戦用の装備などが備えられています。

一方、2010年には、アフガニスタンでの作戦中に着陸に失敗して、兵士4人が死亡する事故が起きたほか、2012年にはアメリカ・フロリダ州で訓練中に5人が負傷する墜落事故も起きています。

このため、防衛省は、今後、関係自治体に配備計画を丁寧に説明していくことにしています。

福生市長「説明なく遺憾」

オスプレイの横田基地への配備がことし10月1日と決まったことについて、基地周辺の6市町でつくる「基地対策連絡会」の幹事を務める東京 福生市の加藤育男市長は「安全性について住民の不安を払拭(ふっしょく)するだけの説明がない中での正式配備であり、遺憾だ。6月以降は5機が常駐しているが、低空飛行や夜間の離陸着も多く、市民は敏感になっている。アメリカ軍の司令官や防衛省には、安全性についての情報提供と日米合同委員会の合意を順守するよう繰り返し求めていく」と話していました。

地元自治体の協議会「安全対策や生活環境への配慮を要請する」

オスプレイの配備について、東京都と横田基地周辺の6つの市町で作る協議会は、国やアメリカ軍に対するコメントを発表しました。

コメントでは「オスプレイは6月23日以降、長期間とどまり、地元への事前の情報提供も十分にないまま周辺で飛行を繰り返しています。飛行を最小限にすることや事前の情報提供、安全対策や騒音など生活環境への配慮を要請するとともに、10月1日の配備に向けて必要な働きかけを行っていきます」としています。

横田基地周辺の住民は

横田基地へのオスプレイの正式な配備が発表されたことについて、基地に隣接する東京・福生市では不安の声などが聞かれました。

このうち、基地のすぐそばの住宅に暮らしているという60代の男性は「実際にオスプレイが飛んでいるところをよく見ています。あれが落ちたらと思うと怖いですし、低空で飛ぶこともあるので音も大きく、騒音も心配です」と話していました。

また、70代の女性は「沖縄の例を見ても何が起こるのかわからず、オスプレイには反対です。配備によって昼夜関係なくオスプレイが上空を飛ぶことになると思うと不安です」と話していました。

一方、60代の女性は「横田基地の役割を考えると、防衛のためにオスプレイが役に立つのであれば配備はやむをえないと思います。事故がないよう最大限安全に注意してほしい」と話していました。

小池都知事「安全対策など徹底を」

オスプレイが東京の横田基地に配備されることについて、東京都の小池知事は「基地周辺の自治体と連携して安全対策の徹底や生活環境を混乱させないようにするということは常に申し入れをしてきた。そこは、しっかり守っていただきたい」と述べました。

元航空自衛隊空将「米に対し安全徹底を主張する必要」

アメリカ空軍のCV22オスプレイを東京の横田基地に配備することについて、航空自衛隊で司令官を務めた元空将の永岩俊道さんは「アメリカ軍にとって、横田基地は地理的に見て、対ロシア、対朝鮮半島、対中国を見据えた場合に最も使い勝手のいい拠点になるうえ、基地そのものの基盤が整っており、人的にも整備の面でも作戦を支援しやすい」と指摘しました。

また、今後の運用については、「アメリカ空軍のオスプレイは特殊作戦を行う部隊を輸送するのが第1の任務になるため、夜間や悪天候の中での低空の飛行など、厳しい条件での運用が求められる。それに対応するために厳しい訓練を行うことになる」という見通しを示しました。

そのうえで、安全対策について「運用が厳しいからといって事故率が高くなるとか、意図しない不時着があるということは決してあってはならない。地元住民の不安を払拭(ふっしょく)する意味で飛行の安全に関わるルールをしっかり守っていくよう、日本側からアメリカに対して強く主張する必要がある」と述べました。

これまでの経緯 横田基地周辺では

横田基地へのオスプレイの配備をめぐって、アメリカ軍は、アジア太平洋地域における安全保障上の懸念に対応するためとして、予定を前倒ししてことし4月3日にこの夏の正式配備の見通しを明らかにし、その2日後、5機が横田基地に飛来しました。

北関東防衛局によりますと、5機はこれまで、横田基地と各地にある基地との間を行き来しているほか、静岡県の東富士演習場などでの訓練に参加しているということです。

横田基地は都心からおよそ40キロの場所にあり、周辺は人口が密集した地域になっていますが、以前から、基地を発着する航空機の部品や訓練中のパラシュートの落下などが起きています。

基地周辺の自治体では、オスプレイの事故や緊急着陸などのトラブルが相次ぎ、安全性を懸念する声もあがっているとして、安全対策や訓練の内容、飛行ルートなどについて情報提供するよう国などに求めていました。

首都圏上空での飛行 増加か

オスプレイをめぐっては、東京の横田基地への配備に加え、千葉県木更津市にある陸上自衛隊木更津駐屯地に定期整備の拠点が設けられていて、今後、首都圏上空での飛行が増える見通しです。

木更津駐屯地の整備拠点は、陸上自衛隊が今後導入するオスプレイのほか、沖縄のアメリカ軍基地にすでに配備されている機体も受け入れることになっていて、防衛省によりますと、現在、沖縄に配備された2機が定期整備を受けているということです。

一方、陸上自衛隊は合わせて17機のオスプレイを佐賀空港に配備する計画で、このうち5機がことし秋に先行導入されますが、ことし2月に佐賀県で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落する事故が起きたことなどから、準備が間に合わないとして、この5機を暫定的に木更津駐屯地に配備する方向で調整を進めています。

オスプレイの訓練先は

3年前の2015年にアメリカ軍が日本側に示した報告書では、今回、配備されるCV22オスプレイの国内での訓練先として、首都圏に比較的近い静岡県の東富士演習場や群馬県、長野県、新潟県などにまたがる訓練空域のほか、青森県の三沢基地近くの訓練場や沖縄県内の訓練場が挙げられています。また、国外の訓練先としてグアム島や韓国にあるアメリカ軍の基地も挙げられています。

防衛省によりますと、CV22オスプレイは、ことし4月に横田基地に飛来して以降、国内では、これまでに東富士演習場や沖縄のアメリカ軍嘉手納基地のほか、報告書で訓練先には挙げられていない埼玉県所沢市にあるアメリカ軍の通信施設などで離着陸を行ったことが確認されているということです。

防衛省は、報告書で示されている場所以外にも、国内のアメリカ軍施設などで訓練が行われる可能性があるとしていますが、具体的な情報は現時点で把握していないとしています。


























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/588.html

[政治・選挙・NHK249] 甘利&下村氏も復権…早くも飛び交う安倍3選後の組閣人事(日刊ゲンダイ) 
       


甘利&下村氏も復権…早くも飛び交う安倍3選後の組閣人事
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235912
2018年8月23日 日刊ゲンダイ

 
 左から甘利明氏、下村博文氏、小渕優子氏(C)日刊ゲンダイ

 9月20日投票に正式決定した自民党総裁選。国会議員票の8割を固めた安倍陣営は「楽勝、楽勝」と余裕綽々だ。まだ告示もされていないのに、総裁3選後の“人事話”が飛び交っている。誰が作ったのか、早くも<官房長官・下村博文、総務大臣・小渕優子、経産大臣・甘利明……>といった閣僚名簿案まで流れる始末だ。

 仰天なのは、スキャンダルで表舞台を去った連中が、大臣などに次々返り咲くと囁かれていることだ。

「いま、下馬評に上っているのが、甘利明氏の財務相と下村博文氏の官房長官説です。甘利氏は大臣室で裏金50万円を受け取って経済再生担当相をクビになった男です。下村氏も文科相時代に“政治とカネ”の問題が浮上しただけでなく、加計学園からパー券代200万円を受け取りながら収支報告書に記載していなかった。普通の神経なら二度と表舞台に立とうとしないし、総理も重用しないでしょう。でも、2人とも安倍首相の“お友達”だけに、石破茂氏に圧勝したら復権させるつもりだとみられています」(自民党関係者)

 露骨な論功行賞も行われそうだ。首相周辺は、現在4人の大臣を出している岸田派からポストを取り上げて山分けするつもりらしい。さらに、安倍首相のゴッドマザー洋子さんの強い希望で、首相の実弟である岸信夫氏の外相就任も取り沙汰されている。戦う前から首相周辺は浮かれている。

 しかし、安倍3選後の人事は、安倍政権の終わりの始まりになる可能性がある。政治評論家の山口朝雄氏が言う。

「人事はやればやるほど、政権が弱体化するのは、政界の常識です。希望通りのポストに就けた議員より、希望がかなわなかった議員の方が多いからです。希望がかなわなかった議員は不満を強め、反対勢力になりやすい。しかも、安倍首相は議員の8割から支持を集めている。どう考えてもポストが足りない。そのうえ、大臣待機組が50人もいる。とても処遇できないでしょう」

 ポスト狙いで“安倍支持”に回っている議員も多いだけに、総裁3選後、安倍首相への不満が噴き出すのではないか。

















































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/589.html

[原発・フッ素50] 福島第一原発の作業員たちは、命と金銭を『搾取』されている ドイチェ・ヴェレ(星の金貨 new)



【 福島第一原発の作業員たちは、命と金銭を『搾取』されている 】
2018.08.23 星の金貨 new


福島第一原発の現場内の除染作業に、1日たった2,000円の日当しか支払われなかった例も

ドイチェ・ヴェレ 2018年8月16日

     

国連の人権問題の専門家は、福島第一原発の事故収束・廃炉作業に当たっている作業員のほとんどを占める海外からの移民労働者が「放射線と強制労働にさらされている」危険性があると表明しました。

国連の担当者は、被害を受けた原子力発電所を事故収束・廃炉作業に当たっている作業員の安全確保に配慮するよう日本政府に要請しました。

国連の人権問題等の専門家は、事故で破壊された福島第一原発の事故収束・廃炉作業に当たっている数千人の作業員が危険にさらされているとの声明を、8月16日木曜日に発表しました。

国連人権委員会に報告を行った3人の専門家は、事故収束・廃炉作業に当たっている数千人の作業員にとって放射線被曝の問題が相変わらず大きなままであると警告しました。

「福島の事故収束作業に従事している労働者には移住労働者、亡命希望者、ホームレスの人々が含まれていると報告されています。」と3人の専門家が語っています。

3人は有害物質の専門家バスクト・トゥンカク氏、健康問題の専門家ダイニウス・プラス氏、現在の強制労働の専門家であるウルミラ・ボーラ氏です。

     

声明が発表された後、トゥンカク氏がドイチェ・ヴェレの取材に応じました。

「私たちは労働者が搾取されている可能性があることを非常に憂慮しています。放射線量の高い場所で働いている上、本来そうすべきではない以上の長時間労働に従事しているため、放射線被曝の危険性も高くなっています。」

「彼らは十分な訓練を受けていないために、健康上の重大なリスクにさらされています。また経済的にも脆弱であり、危険な労働条件にもかかわらず仕事を止めることができない可能性があります。」

トゥンカク氏は調査チームの所見は「複数の確認作業を行っている信頼できる」報告書に基づいていると付け加えました。

▽ 劣悪な労働条件

2011年東日本大震災の津波で被害を受けた原子力発電所の所有者である東京電力は、少なくとも数十年を要すると予想される事故収束作業に従事している作業員の待遇についての批判に直面しています。

7月、法務省が実施した調査により福島第一原発では建設会社4社が外国人研修生を雇い、放射能の除染作業に従事させていたことが明らかになりました。

     

さらにこの調査では、4社中1社が作業員に1日当たり2,000円しか支払っていなかったことが明らかにされました。

これは、日本政府が除染作業のための特別補助金として提供している6,600円にも満たない金額です。

ロイター通信によると、2013年の調査では給与がピンハネされた労働者を含め広範な労働虐待の実態が明らかにされました。

▽ 日本政府は対処しなければならない

国連の専門家は日本政府当局に対し、労働者を保護するためにただちに対処するよう求めました。

「政府はもっと全般的な監視監督を行い、不正行為が認められる場合には不正行為を行った者を起訴するなどして類似の行為の発生を未然に防ぐ必要があります。」

「さらに日本政府は、実際の労働条件を確認するため独立した専門家が福島第一原発を訪問調査することを許可しなければなりません。」

破壊状況などの調査のため福島第一原発を訪問したいというトゥンカク氏を含めた各分野の専門家の要望に対し、日本政府は反応を見せないとトゥンカク氏自身が語りました。

     

▽ 国連の指摘を頭から否定した日本政府

これに対し日本の外務省は翌日、国連の警告を拒否し、不必要に心配や混乱を引き起こす可能性があると逆に国連を非難したと共同通信が伝えました。

外務省は、国連の声明は福島第一原発の事故で被害を受けた地域の人々の苦しみを悪化させる一方的な主張に基づいたものであり、遺憾であると述べました。

「日本はこれまでも問題のあるケースについて適切に処理しており、過去に問題のあるケースを適切に処理しており、指摘された事例についても緊急の対応を要する案件とは見なしていない。」

厚生労働省の職員が匿名を条件に、共同通信に対しこう語りました。

https://www.dw.com/en/fukushima-un-says-cleanup-workers-in-dangerx-of-eploitation/a-45109476

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「日本政府と原子力産業が原発被災者の人々と向かい合う姿勢は、ちょっと言葉では表現できないほど冷酷」

というフェアウィンズの対談をご紹介したことがあります。(【 隠され続けるフクシマの現実、歪められる真実 】http://kobajun.biz/?p=27462

しかし今回の記事を読んで、冷酷な扱いを受けているのは事故現場の作業員の人々もなのだ、ということを教えられました。

最後のパラグラフの日本の外務省のコメントを見れば、誠に安倍政権下における福島第一原発








http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/241.html

[政治・選挙・NHK249] 福島第一原発の作業員たちは、命と金銭を『搾取』されている ドイチェ・ヴェレ(星の金貨 new) :原発板リンク 
福島第一原発の作業員たちは、命と金銭を『搾取』されている ドイチェ・ヴェレ(星の金貨 new)

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/241.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/590.html

[経世済民128] 「2020年以降、不動産価格や建築費は下がる」は本当か(Forbes JAPAN)
「2020年以降、不動産価格や建築費は下がる」は本当か
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180823-00022602-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 8/23(木) 6:30配信


vichie81 / Shutterstock.com


「2020年以降は不動産価格や建築費が下がる」

なんとなく漠然と、こうした言説が流布されているが、結論を言えばそれはただのイメージに過ぎない。そこに特段の根拠はなく、2020年を過ぎても不動産価格や建築費が下がるといった状況は、このままでは訪れないだろう。

そもそもなぜ2020年なのか。これはおそらく東京オリンピック・パラリンピック開催をイメージしているものと思われ、過去の五輪開催国における実績を調べると確かに平均すれば五輪前後で経済や不動産価格に一定の上下動の波はみられる。

しかしこれを「経済のバイが小さい国・新興国」と「経済の大きい国・先進国」とに分けて調べると、前者には五輪の影響が顕著にみられるものの、後者にはほとんど動きはない。

1964年の東京五輪の際は、日本は高度経済成長の真っただ中。五輪に間に合わせるべく競技場や首都高などの道路、新幹線などのインフラを一気に整備、経済の高揚とその後の落ち込みを経験した。しかし、現在の日本はすでに先進国であり、成熟国だ。

例えばロンドン五輪においては英国政府が「五輪が不動産市場に与えた影響は、なかった」としたレポートを公表している。今回の東京五輪もおそらく、その前後で経済動向に大きなうねりや、ましてや不動産市場に大きな動きはなく、変化が起こるとしても、選手村ができる中央区晴海など一部に限られよう。

もう一つ連想できるのは「建設需要」だ。建築費は「コンクリートから人へ」の民主党から自民党への政権交代が行われた2013年以降20〜30%程度上昇しており、現在も下げ止まりの兆候はないが、2020年の五輪が終われば建築費高騰の波も収まるのではないかといった向きだ。

実際にそのように予想して、建築や、マンションの大規模修繕を2020年以降に先延ばしする動きもみられる。しかし、おそらく2020年以降も建築費は下がらないどころか、むしろ上昇圧力があるはずだ。

なぜなら、前述の建設需要に加え、高齢化に伴う折からの建設職人不足で、2018年時点ですでに多くの建設会社が2022〜23年程度まで受注見込みを抱えており、すでに住宅・オフィスビルともに工期の遅れが慢性化している。例えば新築一戸建ては通常3カ月もあれば完成するものの、大工が確保できず、4カ月、5カ月、時には6カ月と後ろ倒しになっている現場が散見される。オフィスビルなども同様だ。

工事現場の機械化など、ほぼ無人で工事が行えるほどのテクノロジーの進展はこの状況を一変させる可能性があるものの、2020年時点ではそうした技術革新は望めないだろう。それどころか五輪以降に建設や大規模修繕工事を行おうと思っていた向きが一斉に工事は発注へと動き始めれば、工事費は下がるどころかむしろ上昇する可能性もある。
--{人手不足が進む建設業}--
2008年のリーマンショックは、なんとか生き延びてきた建設業者に大打撃だった。さらに2009年には政権交代が起こり、鳩山政権は「コンクリートから人へ」を掲げて公共事業の削減を目指した。建設業者にとってはリーマンショックで資金繰りが悪くなったところに仕事も激減、建設業者の廃業が相次いだ。

そして2011年の東日本大震災。関東圏の建設職人の多くは復興のため東北に行き、関東圏の建設現場は関西圏から建設職人を集めるなど、慌ただしい状況が続いた。

2012年には安倍政権が発足、それまでの民主党政権の方針を転換して公共事業の拡大を宣言。これで人手不足がさらに加速する。2013年には東京五輪の誘致が決まるが、この時には建設業者の間で「五輪に向け、いったい誰が工事をするのか」といった声すらあがった。

おりから建設職人の高齢化が問題視されていた建設業界では、リーマンショックで引退した高齢の職人が再び建設現場に戻ることはなかった。若手も「きつい・危険・汚い」の3Kとされ給与水準も決して高いとはいえない建設業に魅力を感じないためかさして流入もなく、恒常的な人手不足が続いている。

建設業の就業者数は1997年の685万人をピークに、2017年には498万人と3割弱も減少しており、この減少傾向は今後も続く見込みだ。

人手不足は工事の量や質の低下・劣化を生み、建設会社にとっては頭痛のたね。東京商工リサーチがまとめた7月の「人手不足」関連倒産は、建設業が12件と最多だった。

建設職人の高齢化や若年層の不足、リーマンショックやアベノミクスで人手が不足してきた経緯は、五輪は要素の一つに過ぎず、建設費の高止まりの大きな要因となり、住宅やオフィスの建設、マンションの大規模修繕工事などに今後も大きな影響を与え続けるだろう。

さらに2019年10月には消費増税が予定されている。実現するかは未知数だが、増税となればむろん建築費のコストアップ要因だ。

五輪開催の2020年を区切りとして不動産価格や建築費が下がるといった要因は特段見あたらないといっていいだろう。


長嶋 修



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/270.html

[経世済民128] “空飛ぶクルマ”実用化へ 経産省 2019年度予算で要求(ホウドウキョク)
“空飛ぶクルマ”実用化へ 経産省 2019年度予算で要求
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180822-00010006-houdoukvq-bus_all
8/22(水) 17:03配信 ホウドウキョク FNN


“空飛ぶクルマ”実用化へ 経産省 2019年度予算で要求



空飛ぶクルマなど、先端技術の研究開発を強化する動きが本格化する。

経済産業省は、2019年度予算の概算要求に関連費用を盛り込む方針。

「空飛ぶクルマ」は、「ドローン」と「飛行機」の間に位置づけられる移動手段。

電動モーターでプロペラを回して、空を飛ぶことなどが想定されていて、海外では、次世代の成長分野として開発競争が始まっている。

政府は、安全基準や管理についての議論を進め、年内にロードマップを策定する方針で、経済産業省も2019年度予算の概算要求に、こうした先端技術の強化に向けた研究開発費を盛り込むことにしている。





http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/271.html

[政治・選挙・NHK249] 小池百合子の人間性。蓮池透さんが語る 
小池百合子の人間性。蓮池透さんが語る
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/905e918d03a06d778ee30e7be83b7315
2018年08月23日 のんきに介護




































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/593.html

[政治・選挙・NHK249] メディアが書こうとしない日米電話首脳会談の本当の内容  天木直人 
メディアが書こうとしない日米電話首脳会談の本当の内容
http://kenpo9.com/archives/4116
2018-08-23 天木直人のブログ


 安倍首相はきのう22日の夜、突然トランプ大統領から電話を受けたらしい。

 メディアは会談後に安倍首相が記者の前で語ったことを、質問もせずそのまま垂れ流して事足れりとしている。

 つまり、朝鮮半島の非核化と拉致問題について話し合ったと。

 日米は非核化で完全に一致しており、拉致問題の重要性についてトランプ大統領の協力を再確認したと。

 北朝鮮問題は確かに話が出ただろう。

 というよりも、安倍首相はその事ばかりを話したに違いない。

 しかし、わざわざトランプ大統領が電話して来た以上、北朝鮮問題が全てではない。

 安倍首相に対し、要求したいことがあったはずだ。

 それではどんな要求をしてきたのか。

 ズバリ二つだ。

 ひとつは貿易交渉についての念押しである。

 先般、茂木大臣が訪米して米通商代表と話し合った新貿易協議は、結論が出ないまま9月に再協議することで終わったことになっている。

 しかし、あのとき茂木大臣は交渉しに行ったのではない。

 激しく交渉した形跡はまったくなかった。

 つまりあの時は、本格協議は9月20日の自民党総裁選の後まで引き延ばしてほしいと頼みに行っただけなのだ。

 なぜなら自民党総裁選までに理不尽な要求をつきつけられると総裁選に不利に働くからだ。

 そして米国は貸しをつくる形でそれに応じた。

 今度は米国の番だ。

 総裁選が終わり、無事安倍3選が出来れば、その時こそ米国の要求を呑む時だ。

 再選されたのだから何でも出来るだろう。

 今度は俺の番だ。

 11月の中間選挙までに日本が米国の要求を呑んで俺の選挙に協力する番だ。

 その事を電話でトランプ大統領はダメオシしたのだ。

 もう一つはEV充電器の日中共同開発について待ったをかけたのだ。

 昨日の読売が一面トップ大スクープし、きょうの各紙が後追いで書いた。

 日本と中国の業界団体が2020年をめどに電気自動車(EV)の急速充電器について規格統一して共同開発することに合意したと。

 これは物凄いニュースだ。

 なにしろ日中が手を組むことにより、世界のシェアの9割を独占できるというのだ。

 それを知ったトランプ大統領は腰を抜かしたに違いない。

 そしてすぐに文句を言って来たのだ。

 日米同盟で中国の覇権を抑え込もうとしている時に、何ということをしてくれるのだ。

 中国の覇権を抑えむどころか、日中覇権で世界の電気自動車ビジネスを牛耳ろうとするなどとんでもない事だ。

 シンゾウ、いますぐ日本の業界に命じて止めさせろと。

 日米電話首脳会談で何が話されたか。

 それを知るには容易ではない。

 立ち会った者しかわからないからだ。

 しかし、それでも毎日の報道を見ていれば容易に想像がつくの。

 それにもかかわらず、メディアは安倍首相の都合の悪いことは一切報じようとしない。

 質問して真実に迫ろうとしない。

 ここまで来れば、もはや忖度ではなく、ただの怠慢だ。

 メディアはここまで劣化してしまったということだ。

 これでは、国民はいつまでたっても本当のことを知らされないままである(了)



日米電話会談 北朝鮮非核化への協力で一致
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180823/k10011586661000.html
2018年8月23日 4時09分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180823/k10011586661000.html

北朝鮮の非核化をめぐるアメリカと北朝鮮の協議が難航する中、安倍総理大臣は22日夜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し、今後の対応方針をすり合わせたうえで、北朝鮮から具体的な行動を引き出すために、さまざまなレベルでの協力を強化していくことで一致しました。

安倍総理大臣は、22日夜9時半すぎからおよそ40分間、総理大臣公邸で、アメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。

電話会談はアメリカ側の呼びかけで行われ、両首脳は、アメリカと北朝鮮の間のやり取りも含めて最新の情勢の分析を行ったうえで、非核化を実現するための今後の対応方針のすり合わせを行いました。

そして、完全で検証可能かつ不可逆的な、核やミサイルの放棄の実現に向けて、北朝鮮から具体的な行動を引き出すために、さまざまなレベルでの協力を強化していくことで一致しました。

また安倍総理大臣は、拉致問題をめぐる日本の取り組みを説明し、両首脳は、北朝鮮が前向きな対応をとるよう日米で協力して働きかけていくことを確認しました。

安倍総理大臣がトランプ大統領と電話で会談するのは、ことし6月の史上初の米朝首脳会談のあと以来、およそ2か月ぶりです。



日米首脳電話会談後の安倍晋三首相と記者団のやりとり全文
https://www.sankei.com/politics/news/180822/plt1808220021-n1.html
2018.8.22 23:45 産経新聞

 安倍晋三首相は22日夜、トランプ米大統領と北朝鮮情勢をめぐり電話で約40分間、会談した。

 会談後、公邸前で行われた首相と記者団のやりとりは次の通り。

 −−電話会談でどのような話をしたのか

 「日米電話首脳会談を行い、トランプ大統領と北朝鮮情勢について話をした。あの歴史的な米朝首脳会談から2カ月が経過した。最新の情勢分析を行い、同時に今後の北朝鮮に対する方針について綿密な打ち合わせを行った」

 「また、拉致問題についても改めて、日本の拉致問題に対する取り組みについて説明した。今後の協力について、トランプ大統領に改めて依頼し、トランプ大統領もしっかりと日本の考え方に沿って協力をしていくという話があった」

 「朝鮮半島の完全な非核化を実現するとの方針において、日米は完全に一致をしている。こうした日米の取り組み、さらには韓国、ロシア、中国との協力を進めていくことによって核問題、ミサイル問題、何よりも重要な拉致問題の解決に向けて全力で取り組んでいきたい」



10分に短縮、EV急速充電器を日中共同開発へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00050121-yom-bus_all
読売新聞 8/22(水) 7:27配信


写真:読売新聞

 電気自動車(EV)向けの急速充電器について、日本と中国の業界団体が、次世代規格を統一することで合意した。2020年をめどに10分以下で充電できる機器の共同開発を目指す。日本と中国、欧州が、規格争いを繰り広げてきたが、日中が手を組むことで9割超の占有率(シェア)を握ることになり、世界標準へと大きく近づく。

 日本の急速充電器の規格「CHAdeMO(チャデモ)」の普及に向け、自動車や充電器のメーカーなどが設立した「チャデモ協議会」と中国の規格「GB/T」を推進する「中国電力企業連合会」が、月内にも北京で合意書に調印する。

 日本の急速充電器は、現在、出力150キロ・ワット前後、中国は50キロ・ワット前後だが、500キロ・ワット以上の実用化を目指す。日本の充電時間は30分程度かかるが、最短で10分以下に短縮される。
































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/594.html

[政治・選挙・NHK249] 県議会会派おきなわ、玉城デニー氏の推薦決める 翁長知事の音声が開示されなくても全面支援へ(沖縄タイムス)
県議会会派おきなわ、玉城デニー氏の推薦決める 翁長知事の音声が開示されなくても全面支援へ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/302920
2018年8月23日 10:53 沖縄タイムス


会見で玉城デニー氏への推薦を発表する会派おきなわの県議ら=23日、県議会

 県議会与党会派の「おきなわ」(瑞慶覧功会派長)は、9月30日投開票の知事選への出馬に向け玉城デニー氏(58)を推薦することを決めた。23日、県議会で会見を開き発表した。

 平良昭一県議は、21日に沖縄市内であった玉城氏の後援会会合で、玉城氏から出馬への強い決意があったことを明らかにした上で、「強い決意があり、いの一番に推薦し、全力で取り組む」と表明した。

 赤嶺昇氏は生前、翁長雄志知事が期待する後継者として玉城氏らの名前を挙げた音声の公開を引き続き求める考えを示した。一方、「音声のあるなしにかかわらず、玉城氏を支援する」と述べ、音声が開示されなくても全面支援する考えを明らかにした。


















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/595.html

[国際23] イタリアのNATOたかりや...遠すぎた橋(マスコミに載らない海外記事)
イタリアのNATOたかりや...遠すぎた橋
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/nato-4392.html
2018年8月23日 マスコミに載らない海外記事


Finian CUNNINGHAM
2018年8月16日
New Eastern Outlook

 今週、イタリアでの橋の壊滅的崩壊は、崩壊しつつあるイタリアのインフラと、それがいかに生活に危険をもたらしているかを巡る国民の抗議を引き起こした。だが、イタリアやヨーロッパ中の人々が問うべき疑問はこれだ。彼らの政府が、極めて重要な民生インフラを無視しながら、何百億ドルもNATO軍国主義に使っているのはなぜか?

 今週ジェノバで、象徴的なモランディ高速道路高架橋が崩落した際 - これまでの死亡者39人 - イタリア報道機関や公的な人々の合意は、橋の事故が起こるべきして起きた惨事だということだった。

 川や住宅や工業地帯崩壊をまたぐ高速道路の高架部分、約200メートルが何十台もの乗用車やトラック通過中。自動車がコンクリートと鉄のガードとともに下の地面に40メートル墜落し、現場は“この世の終わりのよう”だったと衝撃を受けた目撃者たちは言う。

 正当な保守作業の欠如が、橋崩壊の原因だとされている。当時の気象条件は土砂降りの嵐と雷だったと報じられている。だが、こうした条件は、高速道路の高架橋全体が揺れ、崩落した理由の説明には到底ならない。

 モランディ橋は、51年前、1967年に建設された。二年前、ジェノバ大学の工学教授が、構造が酷く劣化しているので、高架橋は完全に掛け替える必要があると警告した。もし当局が長年にわたるpiecemeal修理作業ではなく、適切な行動をしていれば惨事が避けられていたはずであることに疑いの余地はない。

 イタリア・マスコミ報道は、今回の事故は、イタリアで、過去五年間で五度目の橋崩壊だと報じているとBBCが伝えている。

 現在、他のインフラ施設も致命的事故になりかねないという恐怖の中、イタリア政府は道路やトンネルや橋や高架橋の全国的な安全性調査を呼びかけている。

 イタリアが、一体なぜ、民生の向上ではなく、軍備更新や購入用の国家予算を増やしているかという、大衆のせっぱつまった要求の問題のはずだ。NATO同盟の全てのヨーロッパ加盟国同様、イタリアも、アメリカ合州国から、軍事支出を増加するよう圧力をかけられている。アメリカのドナルド・トランプ大統領は、NATO予算を優先事項として、ヨーロッパ諸国が軍事支出を国内総生産 (GDP)の2パーセントの水準にまで増やすよう長広舌を振るった。トランプは、その数値を4パーセントへと倍増さえしている。

 ヨーロッパの同盟諸国に対するワシントンの要求はトランプ以前からのものだ。バラク・オバマが大統領だった2015年のNATOサミットで、2パーセントの目標を満たすべく、予算割り当てを増やすというアメリカの圧力に、軍事同盟の全加盟国が同意していた。NATO強化の主な理由として、ロシアによる武力侵略の脅威とされるものが再三繰り返された。

 イタリアも他のヨーロッパ諸国同様、2015年サミット以来、年間軍事支出を毎年大幅に増加していることが数値でわかる。増加傾向は、十年来の減少の逆転だった。現在、イタリアは軍に年間約280億ドル支出している。これはGDPのわずか約1.15パーセントにあたり、アメリカが要求するGDPの2パーセントという目標よりだいぶ少ない。

 ところが気がかりなのは、イタリアのエリザベッタ・トレンタ防衛大臣が、トランプの国家安全保障問題担当補佐官ジョン・ボルトンに、イタリア政府は、今後、NATOの目標額に必ず達するつもりだと請け合ったと報じられていることだ。現在の数値に対し、イタリアの年間軍事予算を、およそ倍増するのだ。

 一方、イタリア国民は、社会的支出や民生インフラ削減という長年の緊縮経済に辛抱させられてきた。

 同盟と五つ星運動で構成されるローマの新連立政権は、緊縮政策の撤回を呼びかけ、公共投資の増加を約束していた。マッテオ・サルヴィ副首相などの指導者たちも、時にNATOに対する不熱心な見解を述べていた。

 今週の橋の大惨事後、ポピュリスト連立政権は、公共サービスへのより多くの投資という主張を繰り返した。

 それにもかかわらず、イタリアはNATO予算増加というワシントンの要求を固守するとイタリア国防大臣が一体なぜ請け合うのだろう? 五つ星運動に所属するトレンタ防衛大臣は90機のアメリカの新世代F35戦闘機を購入するという政府の約束は変わらないと言っている。

 合計数値では、イタリアは過去十年間、軍事に約3000億ドル使った。過去十年間の支出は、2008年の金融崩壊前の安定していたドル価格にすれば、より多い。それなのに、イタリア政府は、ポピュリスト的主張にもかかわらず、ワシントンのNATOへの最後通牒であるGDPの2パーセントという目標を満たすため、今後更に多くの資源を軍に割り当てることを計画している。余りに多くの緊急な社会的需要や、無視されてきた公共インフラを考えれば、目標値は、全く恣意的で、嫌悪さえ催すように思える。

 今、イタリア高速道路橋が崩壊しているのに、アメリカが率いるNATOの要求を満たすのに、イタリア経済が更に向けられて、大衆の安全の将来は一層暗く見える。

 しかも、このジレンマはイタリアに限らない。NATO加盟ヨーロッパ諸国全てが、ワシントンによって、無理矢理、軍事予算を大幅に増加させられている。ヨーロッパ諸国を“アメリカによる保護”をせびる“ただ乗り”だとトランプ大統領は攻撃した。軍事予算を増加させるための攻撃で、トランプはドイツに的を絞った。あらゆる脅しの後、ヨーロッパも応えているようだ。先月ブリュッセルで開催された年次NATOサミットで、アメリカ以外の加盟国が、国家軍事予算を合計で、一年間だけでも400億ドル増やしたとノルウェー人のイェンス・ストルテンベルグ事務総長は吹聴した。

 昨年、ロシアとの戦争時、軍隊の大量輸送を容易にするため、ヨーロッパの道路やトンネルや橋インフラは大規模改良が必要だとNATOの計画者連中が苦情を言っていたのはきつい皮肉だ。ヨーロッパ各国政府は、特にNATO軍の要求を満たすため、民生交通ネットワークへの国家支出を増やさねばならないというのが含意だ。

 寄生虫が、宿主の血を更に渇望しているのに匹敵するひどさだ。NATO軍国主義に過剰な支出をするために強要されている緊縮経済政策が主な理由で、ヨーロッパ・インフラは既に荒廃している。社会投資への公的需要が喫緊な時に、アメリカ軍産複合体助成のため、より多くの財源を投資しろというワシントンの命令にヨーロッパ政府は従っている。この無鉄砲でばかげた支出は、全てロシアの脅威からヨーロッパ諸国民を守るという建前のためだ。

 ところが、ヨーロッパ諸国民にとって最大の脅威は、ワシントンと手下のNATOたかりやが、安全な道路や橋や他のインフラ構築に使われるべきヨーロッパの資源を垂れ流していることなのは余りに明らかだ。

Finian CUNNINGHAM
主要マスコミの元編集者、記者。国際問題に関し、extensively書いており、記事は数カ国語に翻訳されている。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2018/08/16/italy-nato-racket-bridge-too-far.html

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http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/712.html

[政治・選挙・NHK249] 無報酬の運転手を14000人募集するという東京五輪(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
無報酬の運転手を14000人募集するという東京五輪
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51753332.html
2018年08月22日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 私思うのですが、オリンピック組織委員会の関係者ってバカじゃないのか、と。

 だって、無報酬の運転手を14000人も集めるというのですから。

 これが14人とか140人というのなら、まあ、お金と暇のある人が応募するかもしれませんが。

 そうでしょう?

 それに、自分たちは一人当たり年2400万円ほどの報酬を得ているというのにです。

 厚顔無恥!

 この言葉がぴったり。

 それに、もし、14000人のボランティアの運転手が集まらなかったときにはどうするつもりなのでしょうか?

 今度はお金を払うのでしょうか?

 そうすると無報酬の運転手が気の毒のような気がします。

 常日頃、企業経営者に賃金を上げろ、お金は眺めるものではないと言っている麻生大臣はどんな気持ちなのでしょう?

 安倍政権こそ、ケチではないですか!?

 安倍総理は、またまたゴルフを楽しんでいると言います。

 今世間が注目している尾畠春夫さんは、広島の被災地でボランティア活動に従事しているというのに、です。

 いえ、ゴルフをしてはいけないというのではないのです。

 でも、少々多すぎはしませんか?

 それに繰り返しになりますが、尾畠さんのことが注目されているので、つい比較したくなってしまうのです。




  東京五輪をやるためにボランティアで人を働かせて、自分たちは高額な報酬を得るなんて、と思う方、クリックをお願い致します。
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※リンク省略





















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/596.html

[政治・選挙・NHK249] <沖縄県知事選挙>玉城陣営「ボールは調整会議の手の中にある」 慎重に見極め(田中龍作ジャーナル)
【沖縄県知事選挙】玉城陣営「ボールは調整会議の手の中にある」 慎重に見極め
http://tanakaryusaku.jp/2018/08/00018689
2018年8月23日 13:21 田中龍作ジャーナル


「会派おきなわ」の記者会見。「音源前提ではなく玉城氏が県知事候補として適任である」とした。=23日午前10時、沖縄県議会 撮影:田中龍作=

 翁長知事が死去直前に後継者として挙げたとされる音源に疑義ありとして、玉城デニー氏への支持を保留していた沖縄県議会・中道保守の「会派おきなわ」が、全会一致で玉城氏を推すことを正式に決めた。きょう(23日)午前、記者会見して明らかにした。

 これを受けてマスコミ各社は「玉城氏、沖縄県知事選出馬へ」と速報した。だが玉城陣営は慎重な姿勢を崩さない。

 ある後援会幹部は『田中龍作ジャーナル』の取材に「出馬への思いはある」としながらも「ボールは(翁長後継の候補者を選考する)調整会議の手の中にある」と話した。「選挙に勝てる環境を整えて出馬要請してくれる方が有難い」というのだ。

 別の後援会関係者は、選挙を戦う態勢が翁長知事の時と同じになっていないことに懸念を示した。「汗をかいているフリをしている組織がある」「選挙資金も明確になっていない」などの理由をあげた。

 出馬表明は上記がクリアできた後となる。

    〜終わり〜









































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/597.html

[政治・選挙・NHK249] 鹿児島で26日出馬表明 安倍首相“逃げ恥”日程にブーイング(日刊ゲンダイ)
         


鹿児島で26日出馬表明 安倍首相“逃げ恥”日程にブーイング
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235990
2018年8月23日 日刊ゲンダイ

 
 石破氏との討論を避ける安倍首相(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相と石破茂元幹事長の事実上の一騎打ちとなった自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)の討論日程を巡り、両陣営が火花を散らしている。

 党総裁選挙管理委員会の遊説担当者が22日、討論会や街頭演説の日程を協議したのだが、極端な実施数の少なさに石破陣営が反発。物別れに終わった。

 圧倒的勝利で3選を目指す安倍首相は失点を抑えるため、石破氏との徹底討論を避けている。その意向が反映されたのか、選挙管理委で提示された日程素案は討論会2回、街頭演説3日程度。5人が立候補し、安倍首相と石破氏との決選投票までもつれ込んだ前々回2012年と比べると、その差は歴然だ。テレビの討論番組8回、党主催討論会1回、インターネット公開討論会1回、全国遊説16カ所をこなしていた。

 安倍首相がロシア極東のウラジオストクで開催される東方経済フォーラム(9月11〜13日)に出席するため、その外遊日程に配慮したものだというが、とってつけたような理由。「逃げるは恥だが役に立つ」選挙戦となりそうだ。

 その一方、出馬表明を先送りしている安倍首相は23日、夏休みを切り上げてトランプ米大統領と電話会談。その後、報道陣のぶら下がり取材に応じ、「朝鮮半島の完全な非核化を実現する方針で日米は完全に一致している」などと“外交の安倍”を演出した。今週末から地方行脚を再開。26日に鹿児島県内で党県連会合に出席し、その後に正式に出馬表明する予定だ。安倍首相が好んで使う「明治維新から150年」という節目にからめ、地元の山口県との「薩長同盟」をアピールする狙いだという。






















関連記事
<自民党 総裁選>論戦したい石破氏 敬遠したい首相側 票固め着々「討論しても仕方ない」 来月7日告示 20日投開票 
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/582.html






http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/598.html

[政治・選挙・NHK249] 前川喜平・激白150分! 「安倍政治」の全体主義がニッポンを壊している!(サンデー毎日)
前川喜平・激白150分! 「安倍政治」の全体主義がニッポンを壊している!
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2018/09/02/post-2085.html
サンデー毎日 2018年9月 2日号

     
     前川喜平氏

倉重篤郎のサンデー時評

 ◇東京医科大の女性差別、LGBTへの圧力、文科省汚職...  

 安倍政権下、看過できない事態が続く。東京医科大の女性差別、LGBTへの差別発言、そして文科省の汚職......。新刊『面従腹背』(小社刊)で民主主義と教育について深く論じた前川喜平・前文科次官が、安倍的全体主義による教育破壊を告発する。

 今、教育の世界で何が起きているのか。

 文部科学省の局長級の役人2人が汚職で逮捕された。そのうち一人は東京医科大に息子を裏口入学させてもらう対価として国の補助金事業選定で便宜を図り、もう一人は、役所に出入りするブローカーに過剰な接待を受けていた、という。いずれも教育行政を司(つかさど)る文科官僚としてあるまじきことではないか。教育現場に与える負の影響を懸念する。

 その関連で明るみに出た同大入学試験における女子受験者に対する一律減点問題にも驚かされた。教育分野になお残る女性差別の現実を見せつけられたばかりでなく、女性活用社会という現政権が提唱する看板政策にも疑問符をつけた。

 差別でいえば、杉田水脈(みお)自民党衆院議員の「LGBTには生産性がない」とする雑誌寄稿問題もあった。人間の価値を「生産性」でしか測れないのであれば、憲法の個人の尊厳原則に明確に背馳(はいち)する。その意味では国会議員失格であろうが、半端な処分で終わっている。
 何かおかしい。教育という世界の中枢と周辺で異変が起きていやしまいか。あの大戦の反省から、非戦と個人重視という戦後教育の理念がどこかで崩れ始めているのではないか。この欄では、安倍晋三政権の6年について主要政策の点検、総括を行ってきたが、今回は教育政策を取り上げる。何がどう変わり、今度どうなるのか。前川喜平前文科事務次官(63)と150分議論した。

 東京医科大の女性減点問題からいきましょう。

「論外だ。加点ならまだアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)という説明もつくかもしれないが、一律減点はひどい。どう考えても憲法13条(個人の尊重)、14条(法の下の平等)に反する」

 2006年からだと。

「他の医大でもやっている可能性がある。能力のある女性を使わず、能力のない男性を使うというのだから社会全体にとってもマイナスだ。それよりいかに女性が働きやすい環境を作るかを優先すべきだ。出産は確かに女性にしかできないが、子育ては男性もできる」
「都道府県の教員採用でも類似の話がある。特に小学校だ。校長さんら管理職は男性だから男性教師が欲しい、それが現場の声だと言ってくる。そういう声に押されて教育委員会が男子優先で採用しているのではないかという噂(うわさ)だ。面接で配慮している可能性がある」

 ところで、杉田議員のLGBT発言はどうか。差別と生産性偏重は同根では?

「人権感覚がない政治家だ。人間としてどう生きるかを生産性だけで評価するのは本末転倒だ。私は一人一人の命とか、暮らしとか、自己決定が大事で、それをちゃんと守り育てるために社会が作られなければいけない、と思っている。杉田氏らの考えは、最初に全体があって、その全体に役立つかどうかで人を仕分けする。端的に言うと、全体主義的思想だ。全体を優先、個人は全体に従属する。全体に奉仕するか否かで個人の価値が決まるという」

 追い打ちをかけるように谷川とむ自民党衆院議員がLGBTは「趣味みたいなものだ」と言った。

「LGBTの人たちにとっては趣味ではなく、アイデンティティーそのものだ。自分の間尺に合わない人間を切り捨て、一つの型にはめこもうという、これも全体主義だ。安倍政権そのものが持っている体質だと思う。日本国憲法の持っている一番大事な原理、個人の尊厳を否定している。そもそも今の政権中枢の人たちの思想は戦前回帰だ。国のために役に立つ人間がいい人間だという発想。安倍チルドレンに多い。そういう空っぽな全体主義のイデオロギーで教育も支配しようとしている。非常に危険だ」

 杉田発言に二階俊博自民党幹事長は「人それぞれ政治的立場、いろんな人生観、考えがある」(記者会見)と半ば容認のコメントだ。

「国会議員である以上、そういう考えがあってはいけない、というのが私の立場だ。多様な意見を認めることは大切だが、認めてはいけない意見もある」

 多様性を否定する意見?

「まさにそうだ。自由を否定する自由はあるか、という逆説的な問題ではあるが、ヘイトスピーチもそうだ。一番大事な価値を否定する言論はもっと非難されるべきだと思う。ヘイトのように法で規制されるべきかは別だが、少なくとも言論の中ではもっと批判されなければならない。憲法違反だからだ。13条には『すべて国民は、個人として尊重される』とあり、99条には、国の統治機構に関わる人は憲法をちゃんと尊重し擁護しろと書いてある。安倍氏も杉田氏も全体主義の方向で憲法改正したいのだろうが、まだ改正されていないのだから今の憲法をちゃんと守ってくれと言いたい」

この続きは2018年9月 2日号本誌をご購入ください。


倉重篤郎のサンデー時評 前川喜平・激白150分! 「安倍政治」の全体主義がニッポンを壊している! 
https://mainichi.jp/sunday/articles/20180820/org/00m/070/004000d
会員限定有料記事 2018年8月22日 サンデー毎日












https://www.facebook.com/permalink.php?id=388183337870629&story_fbid=1927505900605024






http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/599.html

[経世済民128] トランプ大統領が利上げにご不満だとか --- 久保田 博幸 
トランプ大統領が利上げにご不満だとか --- 久保田 博幸
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180823-00010001-agora-bus_all
8/23(木) 17:23配信 アゴラ


トランプ大統領は17日にニューヨーク州ロングアイランドで開かれたイベントで、FRBが実施している利上げに不満を示したと複数の関係者が明らかにした。パウエル氏は「低金利」が好きだと側近らから聞かされていたが、早くも利上げを開始したと指摘したそうである(WSJ)。

トランプ大統領がFRBの利上げに不満を表明したのは、これが初めてではない。2週間前にはニュージャージー州に自身が持つゴルフクラブでのディナーで、FRBの利上げ計画に不満が募りそうだと述べていたそうである(WSJ)。

トランプ大統領による利上げ不満コメントを受けて、20日のニューヨーク市場ではドルが下落し、米債は買われた。21日にドル円は110円を割り込んできた。

トランプ大統領の発言は公式なものではなく、これによって独立性が維持されているFRBの正常化路線に大きな影響は与えないと思う。しかし、中間選挙など睨んでFRBへの圧力を強め、利上げペースが後退してくる可能性はありうるか。

トルコのエルドアン大統領が通貨リラの相場安定のため不可欠とみられる中央銀行による政策金利の引き上げに否定的な考えを示したことで、これが一段のリラ売りにつながった。政治家が中央銀行の政策に口を挟むなり、プレッシャーを掛けると禄なことはない。

そういえば、政府の強い意向を受けて、異次元緩和を続けざるを得ない中央銀行があったように思う。その国の経済実態は悪くないのに、しかも非常時でもないにもかかわらず、利上げなどもってのほかという状態となっている。これは決して健全といえる状態ではないことも明らかではなかろうか。


編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2018年8月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちら(http://bullbear.exblog.jp/)をご覧ください。

久保田 博幸




http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/272.html

[政治・選挙・NHK249] 玉城デニー氏、出馬要請を受諾 沖縄県知事選 
玉城デニー氏、出馬要請を受諾 沖縄県知事選
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018082301001446.html
2018年8月23日 17時04分 東京新聞

 自由党の玉城デニー幹事長(58)=衆院沖縄3区=は23日、翁長雄志知事の後継を決める「調整会議」のメンバーと会談、9月30日投開票の沖縄県知事選への出馬を正式に要請された。玉城氏は「しっかり受け止めたい」と述べ、受諾の意向を表明。会談後、記者団に「真剣に、前向きに考えていきたい」と強調した。

 「翁長氏のあらゆる遺志を引き継ぎたい」とも述べた。

 知事選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設問題が主要な争点となる見通し。玉城氏は辺野古移設に反対の立場。
(共同)

     
 沖縄県知事選への出馬要請を受け、記者団の取材に応じる自由党の玉城デニー幹事長=23日午後、沖縄県沖縄市


























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/601.html

[政治・選挙・NHK249] 「携帯料金4割下げろ」菅官房長官の姑息な思惑と越権行為(日刊ゲンダイ) 


「携帯料金4割下げろ」菅官房長官の姑息な思惑と越権行為
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235997
2018年8月23日 日刊ゲンダイ

 
 悪代官がヒーロー気取り(C)日刊ゲンダイ

「今よりも4割程度下げる余地がある」――。何やら怪しい思惑が透けて見える。21日、札幌市で開かれた講演で、菅官房長官が携帯電話料金の引き下げについて言及した件。「なかなかイイことを言うじゃないか」と喜んでいると、後で手痛いしっぺ返しを食らうことになる。

「この携帯電話の料金があまりにも不透明で、そして他の国と比較すると、高すぎるのではないか」「事業で過度な利益を上げるものではなく、利益を利用者に還元しながら広げていくものだ」

 菅長官は講演でこう踏み込んでいたが、2018年版の「情報通信白書」によると、1世帯当たりの移動電話通信料は年間約10万円だから、4割安くなれば4万円が浮く。ネット上では「ええぞ!もっと言うたれ!」「ガンバレ!」と歓迎する声が飛び交っているが、菅長官はなぜ、突然、携帯電話料金を取り上げたのか。

「来年10月の消費税2%アップが背景にあるのでしょう。消費が上向かない中、増税するばかりでは国民の反発は必至です。そこで、23日に総務省の情報通信審議会で携帯料金引き下げの議論が予定されているタイミングで携帯電話料金を取り上げ、国民にアピールしたかったに違いない。ただ下げられるといっても具体性に欠けるため、4割という数字を挙げたのでしょう」(総務省関係者)

 つまり、増税強行から国民の目をゴマかすための発言だったわけだ。

 しかし、この発言にはまだ問題がある。政権が民間企業の料金体系に「介入」したことだ。政府の電波政策に詳しい醍醐聰東大名誉教授がこう言う。

「料金の値下げは本来、民間会社が自主的に経営判断することです。公共の電波を使う通信分野は、国も一定関与しますが、管轄する総務省の頭ごしに、官邸が『4割』という具体的な数値まで示して値下げに言及するのは越権行為です。安倍政権は、自主的な値下げではなく、官邸の意向に対して、業界が動くという形にしたいのでしょう」

 安倍政権の下では、民間の自立性がどんどん奪われていく。
















































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/602.html

[政治・選挙・NHK249] 沖縄で小沢一郎が動く 安倍官邸も動揺 玉城デニー出馬なら野党結集が一気呵成(日刊ゲンダイ)



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沖縄で小沢一郎が動く 安倍官邸も動揺 玉城デニー出馬なら野党結集が一気呵成
2018年8月22日 日刊ゲンダイ 全文文字起こし ※タイトル、見出しは紙面による


出馬の意思を固めた玉城デニー議員

 風雲急を告げる展開だ。候補者選びが難航していた沖縄県知事選で、急逝した翁長知事の後継候補に指名されたのは自由党の玉城デニー衆院議員だった。こうなると、政局の主役は小沢一郎だ。安倍官邸の動揺は、計り知れない。

玉城デニー出馬なら野党結集が一気呵成

 翁長氏が生前、後継候補として沖縄3区選出の衆院議員である玉城の名前を挙げていたことが分かり、翁長氏を支持してきた「オール沖縄」が玉城に出馬を打診。玉城はきのう(21日)、衆議院会館で自由党の小沢代表に知事選出馬の意思を伝えた。

 小沢は「戦う体制がしっかりとれるか慎重に見極めるように」と助言したが、出馬に反対することはなかったという。

「衆院議員を辞めて知事選に出るという玉城さんの決断も思いが、それを認めた小沢代表もすごい。現在、自由党の衆院議員は小沢さんと玉城さんの2人で、玉城さんは自由党の幹事長や国対委員長、代議士会長などを兼務しています。玉城さんが知事選に出馬すれば、小沢代表がすべての役職を兼務しなければならない。物理的に不可能ですよ。それでもオール沖縄と玉城さんの意思を尊重したのは、その先の大きな展望があるからでしょう」(自由党関係者)

 玉城の知事選出馬は、安倍官邸にとって大きな誤算だ。玉城は辺野古基地新設に反対するオール沖縄が「勝てる候補」であるだけでなく、衆院議員辞職に伴う沖縄3区の補選も行われることになるからだ。公職選挙法の規定で、9月15日にまでに辞職すれば、補選は10月28日投開票。知事選の約1カ月後という早さの補選である。

「沖縄県知事選はただの地方選挙ではない。無念のうちに病に倒れた翁長知事の弔い選挙であり、しかも後継指名された玉城議員が立候補するとなれば、オール沖縄も、野党も、共闘せざるを得ない。当然、その流れで1カ月後の補選も統一候補で戦うことになるでしょう」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

 安倍官邸が神経をとがらせているのは、9月20日投開票の自民党総裁選の直後というタイミングで、知事選と衆院補選という大きな選挙が立て続けに行われることだ。ここで2連敗すると、レームダック化が加速しかねない。野党側にとっては、政権を追い込むチャンスでもある。

9.30知事選と10.28補選が政権に大ダメージ

「小沢代表は、9月の知事選と10月の補選で野党共闘の実績をつくり、来年の統一地方選、参院選につなげるつもりです」(前出の自由党関係者)

 ひようたんから駒で、沖縄県知事選が短期間で野党共闘を実現する触媒になりそうなのだ。小沢は来月から、参院選の選挙区調整にも本格的に乗り出すという。

「総裁選で安倍首相が優勢と言っても、それは永田町の論理で、一般世論の支持は決して高くない。仮に総裁選で3選を果たしても、直後の知事選と補選で惨敗すれば、求心力が一気に低下しかねません。安倍首相も3期目の出だしでつまずくことは避けたいはずで、小沢氏の影がチラつく沖縄の選挙は、非常に大きな不安の種になっているはずです」(鈴木哲夫氏)

 安倍もまさか、ここへきて小沢の壁が立ち塞がるとは思ってもいなかったのではないか。3選を決めても前途は多難だ。



玉城デニー氏、出馬要請を受諾 沖縄県知事選
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018082301001446.html
2018年8月23日 17時04分 東京新聞

     
 沖縄県知事選への出馬要請を受け、記者団の取材に応じる自由党の玉城デニー幹事長=23日午後、沖縄県沖縄市

 自由党の玉城デニー幹事長(58)=衆院沖縄3区=は23日、翁長雄志知事の後継を決める「調整会議」のメンバーと会談、9月30日投開票の沖縄県知事選への出馬を正式に要請された。玉城氏は「しっかり受け止めたい」と述べ、受諾の意向を表明。会談後、記者団に「真剣に、前向きに考えていきたい」と強調した。

 「翁長氏のあらゆる遺志を引き継ぎたい」とも述べた。

 知事選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設問題が主要な争点となる見通し。玉城氏は辺野古移設に反対の立場。
(共同)



知事選 玉城氏「真剣に前向きに考える」 後援会と調整し、正式出馬か
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-788594.html
2018年8月23日 17:39 琉球新報


調整会議から知事選への出馬要請後、記者の質問に答える玉城デニー氏=23日午後3時15分ごろ、沖縄市の事務所前

 県政与党会派や辺野古新基地建設に反対する政党や企業、団体でつくる「平和・誇りある豊かさを!ひやみかちうまんちゅの会・調整会議」の照屋大河議長らは23日午後、沖縄市の玉城デニー衆院議員(58)の事務所を訪ね、9月30日投開票の県知事選で翁長雄志知事の後継候補者として出馬を要請した。

 玉城氏は「後援会と会議し、真剣に前向きに考えていければ。できるだけ早いタイミングで表明できればと思っている」と述べた。周辺によると、玉城氏は26日にも後援会との会議を開いた上で、正式に出馬会見に臨むとみられる。

 照屋議長は出馬要請で、「『翁長雄志知事の意志を引き継ぐ人』、『オスプレイ配備撤回、普天間飛行場の閉鎖・撤去、県内移設断念の建白書実現に全力で頑張る人』という選考基準に照らして玉城デニー氏が最適任であること、翁長知事の信任の厚い人であることを確認し、23日の調整会議で全会一致で決定した」と述べ、玉城氏に要請書を手渡した。

 照屋議長の出馬要請に対し、玉城氏は「しっかりと受けさせて頂く」と答えた。記者団に対して玉城氏は、「かねてから翁長知事の姿勢を尊敬していた。私が決めさせて頂くのであれば、翁長知事のあらゆる意志を引き継いでいけるような、自分自身の中で深く胸に納めて決定していきたい」と述べ、出馬に前向きな姿勢を示した。【琉球新報電子版】




























































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/603.html

[経世済民128] 残業代をおさえるために出退勤簿を会社が改ざん! 労働時間を証明するために労働者がしておいたほうがいいこと(リテラ)
残業代をおさえるために出退勤簿を会社が改ざん! 労働時間を証明するために労働者がしておいたほうがいいこと
http://lite-ra.com/2018/08/post-4203.html
2018.08.23 ブラ弁は見た!ブラック企業トンデモ事件簿100 第24号 残業代をおさえるために出退勤簿を会社が改ざん リテラ

    


 今回登場する会社は、福岡を中心にホテルを営む株式会社である。ここで働いていた労働者のK氏からの相談を受けたのは、何年か前のことである。K氏の相談は、会社から勤務態度等について指導された事実が存在しないにもかかわらず、勤務態度不良を理由に突然給与を6万円も下げ、賞与を支給しないとの文書を渡されたので退職したこと、退職するまで残業代も払われず、ほとんど休みなく長時間働かされてきたのでなんとかしてほしいというものだった。

  K氏が勤めるホテルは、ビュッフェや婚礼等の特別に提供される料理や各種イベントなど、飲食部門を手広くやる一方、充分な調理スタッフを雇っていなかった。配膳スタッフも十分でないため、時には、調理スタッフが配膳も行わざるを得なかったそうである。そのような状況であるため、調理スタッフ全員が本来の担当を超えて助け合いながら、恒常的に長時間労働しているとのことであった。特に、K氏は、ホテルで唯一の和食の料理人であり、ホテルで提供される和食を一人で調理していたため、早いときは午前9時から遅いときは午後11時まで働き、繁忙期には連勤が当たり前とのことであった。

 そのうえ、格安ビュッフェで採算をとるため、料理の使いまわしが横行していたり、まともな休憩が取れないため他の調理スタッフが勝手口の外にそのままの格好で喫煙に行った後、手洗い消毒をきちんとしないまま調理に戻ったりしていることが横行しているとのことであった。そもそも、スタッフ用トイレも壊れたまま修理してもらえないので調理場から離れた一般客用のトイレまで走らないといけなかったり、一般客用トイレの排水も故障しているため階下の宴会場にシミができていたりしたそうで、会社が調理スタッフの衛生管理を責められるような状態ではなかった。

 K氏は、厳格な職場で下積みをした経験から上記のような不適切な状態を我慢ができず、見かけたときは必ず注意をしていたそうである。そのことから、かえって古来のスタッフに嫌われ、一度出入りの業者から家庭用のサランラップを買ったことや食事の時間も取れないのでビュッフェの余り物で空腹をしのいだことを、ホテルの財産を流用し秩序を乱したなどとして減給されたとのことであった。

 一般客用のトイレの排水も故障しており、労働者用のトイレも故障しているとなると、労働安全衛生法23条1項や旅館業に関する規制等への違反も疑われたが、まだ多くの同僚が働いており、自分が相談した結果、営業停止等になるのは忍びないということだった。また、減給については明らかに違法であるものの、予告された日に退職しており、すでに就職先も決まっており心機一転頑張りたいので紛争をできるだけ長引かせたくないということだった。ホテルの衛生状態を放置することにはモヤモヤした感情を抱いたものの、K氏の言い分もわからないでもなく、弁護士には守秘義務があるので、粛々と残業代を回収することにした。

そもそも、K氏は、問題のホテルに転職するにあたり、家庭の事情から長時間勤務を避けたかったそうである。そのため、知人から紹介されて会社に連絡した際も、所定労働時間が8時間で週休2日であることを確認し、面接の際もその旨をしっかり確認したそうである。しかし、ふたを開けてみると、自分以外に和食の料理人がいないため、責任感の強いK氏は責任者が一方的に入れてくる予約に応じて働かざるを得なかったとのことであった。K氏によると、最大500人分の和食を一人で準備させられたこともあるとのことであった。市販だしを使うことなど考えられないK氏は、前述したように早いときは午前9時から遅いときは午後11時まで働き、休日もコース料理の準備のために出勤することもあったそうである。求人の際のみならず、面接のときも、労働基準法に則った労働時間を伝えながら、採用するやいなや、所定労働時間を無視し、一方的に所定労働時間外の仕事を担当させる会社のやり方にかなりの悪質さを感じ取った。

■会社にタイムカードがない! 労働時間をどう証明するか…

 聞き取りを進めるうちに、会社にはタイムカードがなく、手書きの出退勤簿しか存在しないこと、出退勤簿は出勤の際に労働者が必ず立ち寄るロッカールームではなく、調理場横の事務室に掲示されているとのことであった。調理用の衣類に着替えた後の事業所内の移動が労働時間に含まれることは明らかである。長年残業代を一切支払ってこなかったにもかかわらず、出退勤前後の数分間ですら労働時間として換算しないための取り組みを予めしている会社の姿勢に呆れずにはいられなかった。

 K氏は、入社してすぐ、他の労働者から、何かあったときのために出退勤時刻をメモしておいたほうがいいとアドバイスされたとのことである。相談の際、K氏からは、アドバイスを受けてから、毎日、出退勤時刻をメモするようになったと聞かされた。そのため、当初の想定より、労働時間の立証は簡単かもしれないと期待した。

しかし、K氏が後日持参した資料は、3カ月分の出退勤簿のコピーと、ビニール袋いっぱいのメモだった。メモを整理してみないと、証拠として使えるかどうかわからないため、一旦すべての資料を預かった。

その後、いくつかメモを取り出し、目を通したが、そのほとんどが、時刻のみが走り書きされた紙切れで、たまに時刻以外に筆で書かれた文字が存在するものの、結局何が書かれていたかまったくわからない程度のものにすぎなかった。忙しい合間に必死にその日の献立を手書きしていた和紙を切って、その切れ端に出退勤時刻を記載していたK氏の涙ぐましい努力に労働状況の過酷さを垣間見た。すべてのメモを時間ごとに並べ、コピーして提出することも考えたが、各時刻が午前なのか午後なのかもわからないので、見送った。どのメモがどの日の出退勤時刻かわからない以上、証拠として使うことは難しいので、一旦K氏にお返しすることにした。

後日、あらためてK氏に事務所に来てもらい、第三者にすぎない弁護士にはどのメモがいつの出退勤時刻かわからないことを丁寧に説明し、K氏自身が判断できるのであれば、ぜひ教えて欲しいとお願いした。一旦預かった資料を返されるとあって憮然とした表情を見せられたが、できないものを請け負うわけにはいかないので、辛抱強く説得し、大量のメモをお持ち帰りいただいた。

結局、K氏本人としても、走り書きした時刻のみでは記載した日の特定には至らなかったそうである。

次に、K氏からは、会社には出退勤簿があるはずなので、どうにか手に入れて欲しいと要請された。しかし、料理人に過ぎないK氏は、辞めるまでの2年間の出退勤簿がどこに保管されているかは皆目検討もつかないとのこと。しかも、会社はホテルの他に事務所も持っているとのことであった。そのような状態では、費用と手間をかけても空振りに終わるリスクが高いため、そのことをじっくり説明し、今後の相手方とのやりとりを通じて労働時間を明らかにする方針についてご了承いただいた。

■出退勤簿もないと言い張る会社! 予約表を手がかりに労働時間を割り出す

そこで、K氏の労働時間の主張を前提に、残業代を推定した上で、会社に対し、残業代の支払いを請求する内容証明郵便を送った。残業代の推定に当たっては、K氏に日中の休憩時間に何回か事務所に来てもらい、各季節や曜日の繁忙をふまえ、出退勤時刻をなんとか聞き取った。

相手方代理人より、いったんは、交渉にて解決したい旨の意向が示された。しかし、結局、K氏は勤務態度が悪かったなどと事実無根の主張をされ、大幅な減額を要求されたため、交渉は決裂した。

会社の態度から、労働審判で成立する見込みは低いと確信したため、未払賃金を請求するため提訴した。

その後、求釈明によって、残りの出退勤簿を提出するよう求めたが、会社側は保管してないなどと言って、提出しようとしなかった。

K氏に他に出退勤時刻が明らかになるような資料が存在しないか尋ねたところ、予約表があると言われた。そこで、求釈明によって、予約表の提出を求めた。

裁判官からは、予約表なんかで労働時間の再現は不可能ではないかとたしなめられたが、出退勤簿が提出されない以上、予約表の開示を受けた上で再現するしかないと食い下がった。

その結果、被告から、やってみろと言わんばかりに、365日×2年間分=730日分の予約表が開示された。裁判官や被告の予想通り、ぱっと見、第三者である弁護士には、K氏が、いつ、どれくらい働いたか正直よくわからない代物であった。

そこで、K氏に対し、予約表のコピーを渡し、出退勤時刻の傾向を教えて欲しいとお願いしたが、「自分にもはっきりしたことは言えない」とのことだった。「予約表によって出退勤時刻を明らかにする」と啖呵を切った結果、大量の予約表に泣きそうになりながら、連日、ひたすら予約表とにらめっこを続けた。すると、「継続は力なり」とはよく言ったもので、そのうち、なんとなく法則性が見えてきた(なお、数年前の事件なので、いまやその法則性は再現できないが……)。そして、疑問に思うところは、K氏に事務所に来てもらい、矢継ぎ早に質問することによって、なんとか730日分の残業時間集計表を完成させた。

あらためて残業時間集計表を提出したところ、残業代が跳ね上がっていることに驚いたためか、被告から、突然、2年分の出退勤簿が開示された。「保管していない」などと言って一旦提出を拒否しながら、いまさら堂々と出退勤簿を提出してきた会社側の対応に驚かずにはいられなかった。

泣きそうになりながら出退勤簿をめくった日々を思い出すと、裁判期日当日も、裁判官が現れるまで、ふつふつと怒りがたぎっていたと思う。が、被告のあまりに不誠実な対応にラウンドテーブルに現れた裁判官が一番切れていた。そのため、少し溜飲を下げることができた。

■残業代をおさえるために、会社は出退勤簿は改ざん

その後、残業時間集計表自身は完全再現とはいわないまでも、出退勤簿に記載された出退勤時刻とすべてが食い違っているわけではないことが確認された。また、本人が退職前にコピーしていた出退勤簿のおかげで、かえって会社側が出退勤簿を改ざんしていることを明らかにすることができた。

会社側は、改ざんなど存在しないと主張し、低額の和解にしか応じないと強弁した。

これに対し、準備書面で、@使用者には労働者の実労働時間を把握する義務があること、A厚労省が労働時間の適正な把握・算定を呼びかける通達のなかで自己申告制は原則として認められないとされていること、Bにもかかわらず、被告は、労働時間を恣意的に操作するために手書きの出退勤簿を利用し、原告又はその他の従業員に虚偽の時刻を記載させ、労働時間把握義務に反する行為を続けていたこと、Cこのような労働時間適正把握・算定義務違反は、労働者の労働時間の立証妨害となること、Dそうである以上、会社側が、労働者が平均出勤時刻より遅く始業したことないし平均退勤時刻より早く終業したことを個別的に立証できない限り、各平均出退勤時刻を認定すべきであると主張した。

その後、訴訟外で裁判官から、「先生のがんばりはわかるけど、この前の主張は厳しいよ」「尋問で立証できると思っていらっしゃいますか」との電話をいただいた。「義務違反が立証責任の分担で救済されるのはおかしい」「会社があくまでK氏の勤務態度不良を根拠に低額の和解を主張するのであれば、今後の尋問によって、むしろ、ホテルの衛生状態が悪かったことについても関連事実として明らかにせざるを得ない」などと一生懸命食い下がった。すると、「自分は義務違反を根拠とする立証責任の転換をした上で判決は出しません」「とはいえ、被告の不誠実な訴訟態度を踏まえ、最大限の和解を提案し、自分の責任で説得するから、和解しませんか」と水を向けられた。悔しいが、依頼者の利益を最大化するのが弁護士である以上、主張にそった判決の見込みがないのであれば、速やかに撤退せざるを得ない。「くれぐれもお願いします」と言って、終話した。

その次の期日で、裁判官から、約束通り、被告の不誠実な訴訟態度を踏まえ、このまま判決になるのであれば、付加金をつけざるを得ないので、和解したらどうかとの提案がなされたようである。会社側の代理人も最大限の抵抗を試みたようだが、証拠の現物を保有し改ざんされていることを誰よりも理解していたからか、はたまた、ホテルの衛生状態が悪いことを公開法廷で暴かれることを恐れたためか、最後は支払い時期を少し先に延ばすことで了解した。

会社側がなりふり構わない訴訟活動を展開してくることは多々ある。しかし、訴訟で争っているうちに、「なりふりを構っていない」からこそ、会社側の訴訟活動を全体として見たときに矛盾が生じてくる。それを発見し、指摘し、ひっくり返したときは、労働弁護士としてのやりがいを感じる一場面である。本件はそういった事件の一つに当たるため、思い出深い事件であった。

ちなみに、問題のホテルは、数年後閉店したようである。当時から労働者の入れ替わりが激しいとのことだったので、労働市場の売り手市場化や最低賃金の上昇に耐えられなかったのかもしれない。労働弁護士としては、あの事件を機に「安かろう悪かろう」路線から、労働者と消費者の立場に立った経営方針に切り替えてくれれば、生き残れたのではないかと複雑な気持ちである。

【関連条文】
法定労働時間→労働基準法32条
残業代→労働基準法37条


(城戸美保子/ざっしょのくま法律事務所 事務所ホームページは、2018年9月以降http://zassyonokuma-lawoffice.comにて公開予定です。)

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ブラック企業被害対策弁護団
http://black-taisaku-bengodan.jp

長時間労働、残業代不払い、パワハラなど違法行為で、労働者を苦しめるブラック企業。ブラック企業被害対策弁護団(通称ブラ弁)は、こうしたブラック企業による被害者を救済し、ブラック企業により働く者が遣い潰されることのない社会を目指し、ブラック企業の被害調査、対応策の研究、問題提起、被害者の法的権利実現に取り組んでいる。
この連載は、ブラック企業被害対策弁護団に所属する全国の弁護士が交代で執筆します。



















http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/273.html

[国際23] 米トルコ間の大人のケンカが市場の危機に(ニューズウィーク) 
米トルコ間の大人のケンカが市場の危機に
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10831.php
2018年8月23日(木)15時40分 コラム・リンチ、ロビー・グレイマー ララ・セリグマン ニューズウィーク


エルドアン(左)とトランプは独裁色の強い大統領として意気投合したかに見えたが(2017年9月、ニューヨーク)KEVIN LAMARQUE-REUTERS


<トルコに拘束されたアメリカ人牧師の解放問題が世界の貿易や金融市場まで不安に陥れている理由>

トルコとアメリカの関係が悪化している。直接的なきっかけは、16年7月にトルコで起きたクーデター未遂事件に関与したとして、アメリカ人牧師が拘束されている問題だ。

いつまでたっても牧師が解放されないことに業を煮やした米トランプ政権は、トルコに対する経済制裁を発表。すると通貨トルコリラが急落して他の新興国通貨も「連れ安」の展開に。果たしてこの問題は、世界経済を揺るがすレベルに発展するのか。状況を少し整理しておこう。

■これまでの経緯

クーデター未遂事件に関わったとして16年10月にトルコ当局に逮捕されたのは、米ノースカロライナ州出身のアンドルー・ブランソン牧師(50)。ドナルド・トランプ米大統領の支持基盤の1つとされるキリスト教福音主義派の所属で、90年代半ばにトルコを拠点に移した。

トルコ当局がブランソンの解放に応じないため、トランプは8月10日、トルコから輸入される鉄鋼とアルミニウムへの関税率を、他国製品の2倍に引き上げると発表。これがトルコリラの急落につながり、世界経済全体に動揺を与えた。

とはいえ、トルコ経済はかなり前から危険をはらんでいた。確かにレジェップ・タイップ・エルドアン大統領が権力を握って以来(首相時代を含む)、トルコ経済は外国資本と建設ブームに支えられて急成長を遂げてきた。だが、最近の世界的な金利上昇と、新興国ブームの一服感から、トルコの好況にも終止符が打たれる可能性はあった。

トルコの対外債務の大部分はドル建てのため、大幅な通貨安はその負担を重くする。それでもエルドアンが7月に娘婿を財務相に指名したことは、「通貨危機の可能性があっても利上げはしない」という決意表明に等しいと、米アトランティック・カウンシルのアーロン・スタイン上級研究員は指摘する。

■新興国への思わぬ余波

アメリカの追加関税やトルコリラの急落は、かねてから南アフリカやアルゼンチンなど新興国全般に対してくすぶっていた不安を大きくした。

「このように緊張を悪化させる措置は、他の新興国やヨーロッパの銀行、さらには米経済にまで金融不安を拡大させる恐れがある」と、米商工会議所のマイロン・ブリリアント副会頭兼国際担当責任者は14日に指摘した。「米商工会議所は以前から、報復的な貿易戦争を吹っ掛けて同盟国を遠ざければ、米経済と世界のリーダーとしての地位の両方を傷つけると警告してきた」

それでも米国務省のヘザー・ナウアート報道官は、悪いのはトルコだという姿勢を崩していない。14日の定例会見でも、「(トルコ)経済の苦境は、(アメリカの)制裁で始まったものではない」と突き放した。

コーネル大学のエスワー・プラサド教授(経済学)は、こうした姿勢の危うさを指摘する。これを機に伝統的なアメリカの同盟国が、もはや貿易面でアメリカを信頼することはできないと考え、ロシアや中国の陣営に傾く可能性があるというのだ。

■安全保障上のリスク

トルコはNATO加盟国であり、いわば「西側同盟」の南側を守る要衝だ。そのトルコに厳しい態度を取れば、アメリカ自身の首を絞めることになりかねないと専門家は指摘する。

例えば、トルコ南部のインジルリク空軍基地は、隣国シリアでアメリカが展開するテロ組織ISIS(自称イスラム国)掃討作戦の重要な拠点となってきたし、B61核爆弾の備蓄場所として、ヨーロッパの核抑止力の要にもなっている。

トルコはその地理的位置付けゆえに、シリア経由で地中海への進出を図るロシアに対しても特別な影響力を持つ。「トルコは地理的に計り知れないほど貴重な位置にある」と、レキシントン研究所のローレン・トンプソンは語る。「これは米政府にとって根本的な問題だ」

トランプは制裁の一環として、トルコに対するF35戦闘機の売却を凍結したが、それはこの地域におけるアメリカ自身の立場を複雑化させる恐れがある。

トルコは近年、アメリカの戦略上のライバルであるイランとロシアに接近してきた。エルドアンはニューヨーク・タイムズ紙への寄稿で、アメリカがトルコの懸念に対処しないなら、「新たな友人や同盟国を探し始め」なければならないと警告を発した。

これを「はったりだ」と切り捨てる声もあるが、トルコと欧米諸国の決裂は不可避とみる専門家もいる。トルコの元国会議員で、現在はアメリカのシンクタンクに所属するアイカン・エルデミシュによると、アメリカとトルコの対立は牧師解放をめぐる問題よりもはるかに深刻だ。「エルドアンはしばらく前から、米欧同盟から距離を置き、ロシアとイランに接近している。トルコとNATOの関係が危機に陥るのは時間の問題だ」

アトランティック・カウンシルのスタインの見解はちょっと違う。トルコにとってNATOの一員であることは非常に重要だというのだ。「トルコはNATOを離れたくないはずだ」

■似た者同士のリーダー

強烈なエゴイストで、比較的マイナーな問題も大騒ぎに発展させる傾向があるという意味で、トランプとエルドアンは似た者同士の大統領だ。変なところでプライドの高い2人が対立しているために、ブランソンの解放は通常の外交問題よりも厄介な問題に発展している。

トランプは7月のNATO首脳会議でエルドアンに会ったとき合意が成立したと思ったらしい。イスラエルで拘束されているトルコ人女性の解放をトランプが取り計らい、トルコはブランソンを解放するという取引(ディール)だ。

ところがトルコ人女性が解放されても、ブランソンの自宅軟禁は続いた。激怒したトランプはトルコに対する追加関税をツイッターで発表。トルコリラは「非常に強いドルに対して急落するだろう!」と言い放った。

国務省のナウアートは8月14日、ブランソン解放に向けた交渉は続いていると述べた。だが2人の頑固者リーダーが、ここまで派手な騒ぎに発展した問題で、振り上げたこぶしを簡単に下ろすかどうか。世界中の市場は当面、はらはらしながら展開を見守ることになりそうだ。

From Foreign Policy Magazine

<本誌2018年8月28日号[最新号]掲載>




http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/715.html

[国際23] トランプ「最悪の日」にわかったこと:探せばまだまだボロは出そうだ(ニューズウィーク)
トランプ「最悪の日」にわかったこと:探せばまだまだボロは出そうだ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10834.php
2018年8月23日(木)17時30分 ビル・パウエル(本誌シニアライター) ニューズウィーク


チャールストンの集会では、平静をよそおったトランプだが Leah Millis-REUTERS


<トランプにできることは、弾劾を避けるためにありったけの声を張り上げて「魔女狩りだ!」と叫ぶことだけ>

ドナルド・トランプ米大統領にとって、8月21日は就任以来最悪の日となった。

2016年の大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務めたポール・マナフォートが脱税や銀行詐欺など8つの罪で、連邦地裁で有罪評決を受けたこの日、ロシア疑惑の捜査を進めるロバート・ムラー特別捜査官のもう1つの成果も派手に報じられた。トランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンが司法取引に応じ、トランプの指示で不倫疑惑を隠蔽するため2人の女性に口止め料を払ったことを認めたのだ。

それでも22日の夜、ウェストバージニア州チャールストンで開かれた集会で、会場を埋め尽くした支持者を前に、トランプは表向き余裕たっぷりだった。マナフォートの有罪もコーエンの証言も、トランプ陣営とロシア政府の共謀疑惑を裏付けるものではない。それを強調するため、トランプは「キョーボウはどこにある」と大声で叫び、支持者の声援に上機嫌で応えた。

しかし21日に報じられたニュースは、トランプにとってダブルパンチとなったばかりか、以前から明らかだった事実をいっそう鮮明にした。ムラー率いる捜査チームが調べているのはロシア疑惑だけではない、ということだ。

ロッド・ローゼンスタイン米司法副長官がムラーを特別捜査官に任命するに当たって出した命令書を見ればそれは明らかだ。

もちろんローゼンスタインは、大統領選へのロシアの介入、およびロシアとトランプ陣営の何らかの「協調」の有無を調べるようムラーに命じた。しかし同時に「捜査から直接的に浮上した、もしくは浮上する可能性があるあらゆる事柄」についても詳しく掘り下げるよう指示したのだ。

■不正行為は次々に見つかる?

トランプとFOXニュースをはじめとするトランプ応援団は、ムラーの捜査を「魔女狩り」とあざけってきた。だが、このメタファーは正しくない。ローゼンスタインの命令書を見る限り、ムラーの捜査はいわゆる「フィッシング・エクスペディション(釣り旅行)」、つまり明確な目標を定めず、疑わしい組織や人物に探りを入れ、獲物=犯罪の証拠を釣り上げる捜査なのである。

実際、ムラーの捜査は当初から明らかに「釣り旅行」だった。捜査の根拠として特定の犯罪なり、犯罪容疑を挙げたわけではない。無期限の捜査で何らかの証拠が浮かび上がれば、そのたびにトランプ政権は大きな痛手を受ける。コーエンがトランプから直接指示を受けて、ポルノ女優のストーミー・ダニエルズとモデルのカレン・マクドゥーガルにカネを払ったことも、マナフォートが2016年の大統領選よりかなり前に、ロシアの後ろ盾を得たウクライナの政治家に対するコンサルティング絡みで脱税などの罪を犯したことも。

これはトランプの抱える弱みだ。濁った水をたたえた深く広い「トランプ湖」で釣りをすれば、必ず獲物がかかる。ニューヨークでの不動産取引、カジノ経営、テレビ出演、そして政界進出と、トランプの長い経歴には、訴訟絡みの詳細な記録が残っている。彼が渡り歩いてきたのはいずれも清廉潔白とは言い難い業界だ。トランプは米金融界の最大手クラスの投資銀行を敵に回し、誰もが尻込みするような国々で自身の名を冠した大規模な不動産開発をやってきた。その過程では、ロシア、ウクライナ、中国など腐敗にまみれた国々からも資金を集めてきた。

■起訴はないが弾劾はある

その過程で、トランプ自身が不正行為に手を染めたかと言えば、われわれの知る限り、答えはノーだ。トランプの周辺はどうか。現時点で、少なくとも2人が罪を犯したことは分かった。ほかにも疑わしき人物がいるかどうかはムラーの捜査チームと神のみぞ知るだが、これまでの獲物だけでも、十分な成果と言える。

だからこそトランプは、世論という名の法廷で、ムラーの捜査そのものに有罪判決を下そうとしてきた。大統領就任中トランプは起訴されず、従って有罪となる心配もない。だが弾劾される可能性はある。弾劾は政治的なプロセスだから、世論を味方につければ免れることは可能だ。

目標は単純だと、中間選挙に向けた集会などを取り仕切っているトランプの顧問は言う。トランプを「激怒させている」ムラーの捜査の信頼性を貶めればいい。そのためには、そもそも誰が、何のために、この捜査を始めたかを有権者に思い出させることだ。

トランプとその取り巻きによれば、捜査を始めたのは、「打倒トランプ」に燃えるオバマ時代の「ディープ・ステート(国家の内部で国家を動かしている機関)」の官僚たち。つまりジェームズ・コミー、ピーター・ストローク、アンドルー・マケーブら、ロシア疑惑の捜査に絡んでトランプに解雇されたり、辞任に追い込まれたりしたFBIの元幹部や捜査官だ。

■かつてないツイート攻勢が始まる

トランプ政権はまた、トランプの外交顧問だったカーター・ページの捜査に関しても、FBIの「権力乱用」を声高に批判してきた。FBIは、真偽の怪しい「スティール文書」に名前があっただけで、外国情報監視法に基づいて裁判所からページに対する監視盗聴令状をとったというのだ。おまけにトランプ政権は、ムラーとローゼンスタインの「利益相反」まで問題にしている。ムラーはコミー前FBI長官と親しかったから、トランプがコミーを解雇したことが「司法妨害」に当たるかどうかを公正に捜査することはできないし、コミー解雇を正当化するメモをトランプに提出していたローゼンスタインが、ムラーの捜査を公正に監視できるはずがないというのだ。

FOXニュースの視聴者には、こうした主張は既におなじみだ。それでも中間選挙に向けて「音量を最大限に上げて」、ムラーの捜査の不公正さをアピールする必要があると、トランプの顧問は言う。「楽しみにしてほしい。(大統領は)これからかつてないツイート攻勢を始めるはずだ」

ムラーがまだまだ大物を釣り上げそうな状況では、それくらいしか対抗しようがない。




http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/716.html

[政治・選挙・NHK249] 障害者雇用者数改竄が示す安倍政治の冷酷さ(植草一秀の『知られざる真実』)
障害者雇用者数改竄が示す安倍政治の冷酷さ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-18dc.html
2018年8月23日 植草一秀の『知られざる真実』


この国の政治のデタラメがまた一つ発覚した。

総務省や農林水産省など複数の省庁で、法律で義務づけられた障害者の雇用割合を過大に算出して、「水増し」していた疑いが濃厚になっている。

厚生労働省の指針が定めている、障害者手帳や医師の診断書などによる確認を行わず、対象外の人を「障害者の雇用」として算入していた可能性がある。

またしても明らかになる「政府のウソ」である。

一定割合以上の障害者の雇用を求める障害者雇用率の制度は1960年に国や自治体を対象に障害者雇用促進法として創設された。

これが1976年に民間企業にも義務づけられた。

心身に何らかの障害を持つ人たちの働く権利を保障し、それぞれの人が能力を発揮し、生きがいを持って働ける社会を目指すという理念に基づく制度である。

厚生労働省は2017年の国の行政機関の障害者平均雇用率が2.49%で、昨年の法定雇用率2.3%を大半の機関が達成していると公表していた。

しかし、この数値が「虚偽」である疑いが強まっている。

「働かせ方改悪」を「働き方改革」と呼び、

「自分や妻が関わっていたら総理大臣も国会議員も辞める」と明言しながら、関与が明白になっても総理や議員の座にしがみつく。

公文書を300箇所以上も改ざんする。

ペテンのオンパレードである。

障害者の雇用について、 従業員100人以上の企業は雇用率2.2%が法律の基づくガイドラインで定められており、この雇用率に達しない場合、不足1人当たり月5万円の納付金を徴収される。

その算定が正しく行われているか、定期的な訪問検査も行われている。

ところが、こうしたチェック体制は公的機関に対しては確立されていない。

国や自治体の行政機関の障害者の法定雇用率に関連して、厚労省所管の独立行政法人で、障害者を多く雇用しているように装う虚偽報告が2014年に発覚した。

厚労省はこれを受けて独立行政法人に対する検査を進めてきたが、国や自治体自体については検査対象としていない。

国や自治体の行政機関の障害者法定雇用率は、本年4月から2.5%に引き上げられ、表向きは公的部門が障害者の雇用に積極的であるように装っているが、検査もなく、数値が「水増し」されているのなら、何の意味もない。

障害者に対する完全な裏切り行為である。

中央省庁における障害者雇用者数を水増しは、すでに判明している分だけでも2017年分だけで数千人規模に上っている。

「水増し」を除去した、真実の雇用率が0%台になる官庁が複数あることも判明している。

「水増し」が行われていなければ、国や自治体は障害者の雇用を大幅に増やしていなければならなかったことになり、障害者の雇用機会が奪われたことになる。

この問題で、野党は8月21日に国会で13府省庁担当者からヒアリングを実施した。

しかし、各省庁の担当者は「状況を精査中」との答弁を連発して詳しい説明をしなかった。

野党は障害者雇用を所管する厚労省に対して、
水増しの疑いをいつ認識したのか、およびそのきっかけ
なぜ、公表しなかったのか
水増しの具体例と、その対象人数
調査結果をいつ公表するか
など8項目の質問を投げた。

しかし、厚労省は、制度に対する質問を除いて、すべてを「調査中」とした。

他の12省庁に対しては「水増しの実態」が質問されたが、回答はすべて「精査中」とされた。

安倍政治の基本方針は「戦争と弱肉強食」である。

「共生」を否定して「弱肉強食」を推進、奨励している。

障害者に対する冷酷で卑劣な姿勢は安倍政治を象徴するものである。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/605.html

[政治・選挙・NHK249] 『報ステ』小川彩佳の降板原因は富川アナとの不仲でも嵐・櫻井との破局でもない! 本質はテレ朝の政権批判潰しだ(リテラ)
『報ステ』小川彩佳の降板原因は富川アナとの不仲でも嵐・櫻井との破局でもない! 本質はテレ朝の政権批判潰しだ
http://lite-ra.com/2018/08/post-4204.html
2018.08.23 『報ステ』小川彩佳降板は政権批判が原因か リテラ

     
     『報ステ』HPより


 本サイトが取り上げてきた『報道ステーション』(テレビ朝日)が“政権批判をしなくなった問題”は大きな話題になったが、ついに今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)8月30日号でも、取り上げられた。

 本サイトでは、今年7月、安倍首相にべったりのテレ朝のドン・早河洋会長の意向で、『報ステ』のチーフプロデューサーが桐永洋氏に交代。以来、桐永チーフプロデューサーの方針で、政権批判や権力監視の報道がすっかり鳴りを潜め、当たり障りのないスポーツニュースなどをメインに扱うようになってしまったことをスクープしたが、今回、「週刊文春」は、その桐永氏(記事ではAプロデューサーとなっている)が7月に就任した際、こんな所信表明をしていたことをすっぱ抜いているのだ。

〈(今の報ステの)イメージは偏差値七十くらい。東大は入れるんじゃないかという感じ。偏差値五十の庶民が見た時に理解できないからチャンネルを変えちゃおうとなっちゃってる〉

 なんとも視聴者をバカにした発言だが、こんな人物が『報ステ』のチーフプロデューサーになり、いまの状況が生まれてしまったのである。

 また、「週刊文春」は政権批判や社会問題に取り組んできたスタッフが切られ始めている問題も伝えている。記事によると、これまで原発問題等を取り上げてきた制作会社の敏腕ディレクター(記事内ではB氏とされている)が、「7月半ば、報道局幹部から唐突に『Bさんの得意な(社会問題などの)分野はあまり取り上げなくなるから契約更新が難しい』などと告げられた」という。

 いずれも、本サイトのこれまでの報道を裏づける内容だが、しかしちょっと首をひねりたくなるのが、その「週刊文春」の記事全体の方向だ。これだけの内情を掴みながら、桐永チーフプロデューサーのことはなぜかほとんど棚上げされ、話が矮小化されてしまっているのだ。

 最たるものが、最近、発表されたサブキャスター・小川彩佳アナの『報ステ』降板の理由だ。そもそもこの記事、タイトルは「嵐 櫻井と破局 富川アナの『いびり』 小川アナが『もう限界…』」で、『報ステ』異変の舞台裏についてレポートしているのだが、小川アナの降板は司会の富川悠太アナウンサーとの確執が原因だというのである。

 記事によると、富川アナが小川アナに対して「インタビューが下手」などと攻撃。「反省会でも小川をネチネチ叱っている」「二人はいわば“冷戦状態”」で、小川アナが親しい知人に「私ももう限界なんですよね……」と漏らしていたという。

 また、記事では櫻井翔との破局で、小川アナの精神状態が不安定になっていたことも指摘。「四月から六月までの放送前に落ち込んでいることがよくありました。MCの打ち合わせの時の表情が暗く、『櫻井と別れたからでは』と現場で噂になったほど」なる報ステ関係者の話も掲載している。

 しかし、小川アナの番組降板の理由って、本当にそういう話なのか。テレビ朝日関係者に訊くと、こんな答えが返ってきた。

「富川さんと小川さんの“不仲”が降板の原因? それは絶対にないです(笑)。たしかに二人のウマが合わないという話は聞きますが、だからってそれが理由で番組を降りるなんてあり得ませんよ」

 小川アナが降板したのは、富川アナとの確執とか、櫻井との破局とかとは関係ない。『報ステ』を骨抜きにしたテレ朝上層部に、そのジャーナリスティックな姿勢が敬遠され、切られてしまった結果なのである。

■安倍首相本人に厳しい質問を投げ、権力監視の必要性を語った小川彩佳

 周知のように小川アナは、東日本大震災の直後、古舘伊知郎がキャスターを務めていた2011年4月から出演しているが、単なる「添え物」的存在ではなかった。社会問題への強い関心とジャーナリスティックな視点をもち、取材にも積極的に出かけ、要所要所では的確なコメントを発していた。政権に不正や問題が起きると、臆することなく厳しい発言もしていた。

 たとえば、昨年2017年の総選挙前に安倍首相が『報ステ』に出演したとき。自分勝手な話を延々垂れ流す安倍首相に、富川アナ、後藤謙次がせめあぐねるなか、小川アナは「先日の国連での総理の演説を聞いていましても、対話ではなく圧力ですとか、トランプ大統領と歩調も口調もひとつにするような言葉が相次ぎました。逆に危機を煽ってしまうのではないか、危機を招いてしまうのではないかという不安を覚える方も多いと思いますが」と突っ込み、安倍首相を憮然とさせた。

 また、印象的だったのは、核兵器禁止条約をめぐる取材だ。ICANがノーベル賞を受賞した際には、オスロに赴き、授賞式で感動的なスピーチを披露した被爆者のサーロー節子氏に単独インタビュー。今年1月、来日したICANのメンバーに対して安倍首相が面会を拒否したときも、小川アナはベアトリス・フィン事務局長にインタビューを行い、こうした取材やレポートを通して、核兵器禁止条約に反対する安倍政権の姿勢を厳しく批判した。

 ほかにも、今年4月に発覚したテレ朝女性記者のセクハラ被害問題や、2016年のやまゆり園の障害者大量殺害事件でも、存在感を発揮し、一貫して弱者の立場に立った解説や取材を行っていた。

 こうしたスタンスはスタッフの指示やそのときの空気に流されたものではない。小川アナは、昨年2月、テレビ朝日の公式ブログで、メディアの使命についてこう綴っていた。

〈メディアが期待されていること…というのを私が語るのはとてもおこがましいのですが、ニュースを伝える、ということだけでなく、権力を監視する、埋れている事実を浮き彫りにする、そして時に、声をなかなかあげることができない人の立場に立ち、寄り添う、ということでもあるんじゃないかな、と個人的には思っています。〉

 また今年2月には、朝日新聞デジタルのインタビューでキャスターとしての姿勢について、こんなことも語っていた。

「原発問題の報道のときは非難もたくさんありました。しかし、古舘さんはぶれずにこだわり続けられた。言葉以外にも、表情で訴えていました。私は古舘さんの姿勢から、強い気持ちがあれば、言外に滲むものが必ずあり、それは視聴者にも伝わるということを気付かされました」

 このインタビューでは、取材へのこだわりも熱く語っていた。小川アナは以前、やりたいと思う取材に行かせてもらえないことが続き、思い悩んでいた。ところが、自分に「土台がない」からだということに気づき、アメリカ大統領選のとき、「スタッフの調査に加わり、『土台』を一緒に作ろう。本当の意味での『取材』をしなければならない」と思い立つ。そして、選挙参謀や支持者にインタビューをするために、「トランプの3万4千件のツイートすべてを読んだ」のだという。

「以来、少しずつ、やってみない? と言われることや、やってみたいと自信を持って言えることが増えました」

■徳永有美アナの抜擢は“テレ朝のドン”早河会長の意向だった

 サラリーマン化する新聞やテレビの記者連中に聞かせてやりたい覚悟と言葉だが、しかしこのインタビューのわずか半年後、小川アナのジャーナリズムへの熱い思いは完全に踏みにじられてしまう。

 前述したようにチーフプロデューサーが桐永氏に変わって、政権批判や社会問題を扱うことさえ、ほとんどできなくなってしまったのだ。例の豪雨災害をめぐる安倍首相出席の飲み会「赤坂自民亭」の問題も、他局が報じても無視し、この問題が国会で追及されて安倍首相が答弁するとようやく取り上げたり、自民党・杉田水脈衆院議員のLGBTヘイト発言に対する抗議デモについても、スタッフが現地取材していたにもかかわらず放送したのは1週間も後になってから。

 小川アナも社会問題を取材する機会はぐんと減り、浴衣姿でスポーツ選手をインタビューするなどといった、バラエティのアナウンサーのような扱いを受けることになってしまった。

「富永アナは典型的なサラリーマン的性格なので、唯々諾々と従っていましたが、小川アナはこれまでのジャーナリズム路線を貫き、取材に行きたいということを訴えていたようなんです。ところが、桐永プロデューサーにはほとんど相手にされず、逆に、降板が決定してしまった」(テレビ朝日編成局社員)

 小川アナの降板は“テレ朝のドン”早河会長の意向でもあったと言われている。小川アナの後任には、ウッチャンナンチャンの内村光良の妻である徳永有美アナが抜擢されることが決まったが、くだんの「週刊文春」記事は、桐永チーフプロデューサー(記事ではA氏)が〈報ステ内で「徳永アナは早河さんの意向だった」と漏らしている〉と書いている。

「『週刊文春』は早河会長が昔から徳永アナのことを気に入っていて、略奪不倫婚で出禁になっていた徳永アナを復帰させたがっていたという話を書いていましたが、それだけではないでしょう。安倍首相べったりの早河会長はずっと、『報ステ』から政権批判色を薄めるチャンスをうかがっていて、子飼いの桐永氏をチーフプロデューサーに送り込んだ。ジャーナリスティックな視点のある小川アナを、社会問題なんて殆ど関心のない徳永アナに変えることで、さらにその路線を推し進められると考えたんじゃないでしょうか」(テレ朝政治部記者)

 しかも、テレ朝の看板番組を担当していた小川アナの異動先は、ネットテレビ・AbemaTVの『Abema Prime』のキャスター。周知のように、この番組はあのネトウヨアナウンサー・小松靖がキャスターを務める番組(小松は小川と交代して『ワイド!スクランブル』のキャスターに就任が決定)で、小籔千豊、竹田恒泰、上念司など、極右論客や保守派がしょっちゅう出演している。嫌がらせとしか思えない人事ではないか。

■『報ステ』の視聴率は路線変更してもまったく上がっていない

 ただ、救いは小川本人がジャーナリズム、報道への意欲を失っていないことだ。ジャーナリストの田原総一朗が「週刊文春」の記事で、小川アナから連絡があって来週、小川アナと会う約束をしていることを明かしていたが、実際、本人は「自分の色をきちんと出したい、取材もしたい」と新たな報道番組を楽しみにしているらしく、そのために前向きに動いている。

 むしろ、悲惨なのは小川アナがいなくなったあとの『報ステ』だろう。じつは「視聴率アップのため」という大義名分で、政権批判をやめ、スポーツニュースを中心に「偏差値50」の番組づくりを始めた『報ステ』だが、その視聴率が一向に上がっていないのだ。

 それどころか、逆に、政権批判に踏み込んだ週のほうが視聴率が高いという現象も起きているらしい。たとえば、8月6日の放送では、小川アナが広島まで現地取材に出かけ、核兵器禁止条約への参加を拒絶し続けている安倍政権への疑問の声を放送。長崎の原爆記念日である9日の放送でも、被爆者団体が安倍首相の態度を強く批判する声を取り上げた。これは、ネットで『報ステ』の路線転換に批判が集まったことと、小川アナの強い希望があって実現したらしいが、「週刊文春」によると、この週の視聴率は好調だったという。

「『報道ステーション』の視聴者は、政治や社会問題を真面目に考えたいという人が多い。そういう人たちがどんどん番組離れをしているので、いくらスポーツやカルチャーニュースをやって視聴者に媚びても、視聴率が伸びないんですよ。このまま、この路線を続けていくと、どんどん視聴率が下がっていくんじゃないでしょうか」(テレビ関係者)

 しかし、早河会長とその子飼いの桐永チーフプロデューサーが牛耳っている限り、この路線は変わらない。10月には小川アナがいなくなり、社会問題や政権批判などを取材するスタッフもどんどん飛ばされていくだろう。一旦、ジャーナリズム路線を放棄してしまえば、それを取り戻すことはかなり難しい。テレ朝の看板だった『報道ステーション』が名実ともに終わる日はそう遠くないはずだ。

(編集部)



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[政治・選挙・NHK249] 地銀は悲鳴! アベノミクスこそ総裁選の争点にすべきだ(日刊ゲンダイ)


地銀は悲鳴! アベノミクスこそ総裁選の争点にすべきだ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235986
2018年8月23日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 日銀・黒田総裁(C)日刊ゲンダイ

「このままアベノミクスを続けて本当にいいのか」――。総裁選の最大の争点は、アベノミクスなのではないか。5年続けた「異次元緩和」が、いよいよ限界に近づいてきたからだ。

 大新聞テレビは伝えようとしないが、企業業績が一気に急降下しそうなのだ。SMBC日興証券の集計によると、上場企業の2019年3月期の最終利益は、2・1%減の減益になる見通しだという。中でも、銀行は8・2%も減少するという。

 5年間「異次元緩和」を続けた安倍政権は、市場にマネーを大量に流すことで「円安」と「株高」を演出し、企業業績をアップさせてきたが、さすがに無理なやり方は限界に達しつつある。

「本来、金融政策は主役ではありません。“3本の矢”でいえば、主役は、あくまで“成長戦略”です。しっかりした成長戦略がないと、強い経済にはならない。金融政策だけでは、どうしても限界があります。その証拠に、株価も2万2000円で頭打ちとなっています。このままアベノミクスを続けても、景気が上昇することはないでしょう」(経済評論家・斎藤満氏)

 振り返ってみれば、アベノミクスが威力を発揮したのは、最初の2年間だけだった。株価は1万1000円台から2万円へと2倍になり、為替も急速に「円安」が進んだが、その後は完全な頭打ち状態。とうとう企業業績の拡大にもブレーキがかかり、これから急降下が予想されている。

■追い詰められた銀行は不正にまで手を染め…

 最悪なのは、アベノミクスが限界に達しただけでなく、“副作用”ばかり大きくなっていることだ。

 モロに直撃されているのが銀行だ。中でも地方銀行は深刻な打撃を受けている。金融庁によると、何と地銀106行のうち54行が、融資などの本業で赤字に陥っているという。銀行の利益の根幹は、長短金利差である。

 ところが「異次元緩和」によって長期金利も急低下し、金利差がなくなってしまった。銀行は利ざやを稼げなくなっている。このままでは、地銀の半数は“救済合併”などで姿を消してもおかしくない。

 追い詰められた地方銀行は、とうとう不正にまで手を染めている。超優良地銀だった「スルガ銀行」までが、書類を改ざんするなど不正融資をやっていたのだから、信じられない話だ。

 地方銀行が苦境に陥れば、地方経済も疲弊してしまう。

 さすがに、日銀OBも「異次元緩和」を批判し始めている。日銀の理事だった安斎隆氏(セブン銀行特別顧問)は、日経新聞「私の履歴書」で次のように語っている。

<金融システムは、金融政策が効果を上げるための「舞台装置」である。舞台装置がしっかりしなければ、いくら金融政策を実行しても効果が出ないし、経済全体も、がたついてしまう。舞台装置が揺らいでしまうのはなぜか。実はその原因は金融・財政政策の失敗にある。金融・財政政策を間違えると舞台装置にしわ寄せがきて揺らいでしまう>

 黒田日銀の政策失敗によって、「舞台装置」である金融機関が揺らいでいるのは間違いない。

 さらに、こう続けている。

<それでは現在はどうか。政府は金融・財政政策に過度に依存しているのではないか><これでは再び舞台装置が壊れ、民間金融機関は自らリスクを取る気迫がなくなってしまう>

 日銀の大物OBが、ここまで公然と古巣を批判するのは異例のことだ。前出の斎藤満氏が言う。

「もともとアベノミクスは、銀行に犠牲を強いる政策です。銀行を犠牲にする代わりに景気を良くしようとした。当初の計画通り2年の短期決戦だったら地銀も体力がもったでしょう。でも、5年という長期戦になり、多くの地銀が窮地に陥ってしまった。スルガ銀行をかばうつもりはありませんが、優良地銀だったスルガ銀行を不正融資に走らせた責任の一端は日銀にあります」

 金融システムを守るはずの日銀が、地銀を窮地に追い込んでいる。

 
 金融機関が揺らいでいる(C)日刊ゲンダイ

アベノミクスの成果は粉飾

 このままアベノミクスを続けたら、この国は一体どうなるか。本当に大丈夫なのか。

 アベノミクスは国民生活に直結するだけに、総裁選の大きな争点にするのが当たり前だ。なのに、争点になる気配はまったくなく、対抗馬である石破茂も取り上げようとしないのだから摩訶不思議である。大新聞テレビは、「アベノミクス以外に対案がないから経済政策は争点になりづらい」などと、まるでアベノミクスが成功しているかのように報じているが、大嘘もいいところだ。

 安倍首相は「安倍内閣の発足以来、5年間で名目GDPは56兆円増えました」などと威張っているが、安倍政権が誇る実績は、ほとんど嘘で塗り固められたものである。

 たとえば、GDPが増えたのは、2016年12月に算出方法が変更され、数値が一気にカサ上げされただけの話だ。株価が2万2000円をキープしているのも、日銀、年金、ゆうちょ、共済を総動員して下支えしているからに過ぎない。

 もし“公的資金”がなければ、株価はとっくに2万円を大きく下回っているはずである。アベノミクスの成果は一事が万事、この調子。ほとんど粉飾である。筑波大名誉教授の小林弥六氏(経済学)がこう言う。

「大手メディアの報道を真に受けている国民は、『とりあえず景気はいいらしい』と思い込まされているようですが、完全に騙されています。潤っているのは、大企業と富裕層だけです。地方は廃れ、商店街はシャッター通りとなっている。そもそも、一番大事な労働者の実質賃金は増えていません」 

 トリクルダウンは、どこにいったのか。

■カジノが最大の“成長戦略”という異常

 このままいったら、日本経済は年末にも暴風雨に突入しかねない。上場企業が19年3月期の最終利益を減益になると予想しているのも、年末から年明けにかけて景気が急速に冷え込むとみているからだろう。

 ヤバイのは、日本経済が危機に直面しても、すでに異常な低金利政策を続けている黒田日銀には、打つ手が残っていないことだ。

 しかも、メガバンクも地銀も体力を失っている。日本経済は、地方を中心に、なす術もなく海底に沈む恐れがある。

「異次元緩和は本来、カンフル剤や麻薬みたいなものです。劇薬が効いている間に手術を行い、“成長戦略”を実行に移す必要があった。ところが、5年経っても成長戦略はひとつも出てこなかった。電気自動車にしろ、IoTにしろ、世界で戦える新産業はまったく育っていない。この5年間、安倍首相は何をやっていたのか。銀行を疲弊させただけです。しかも、粉飾した数字を掲げて『アベノミクスは成功している』と吹聴している。神経を疑いますよ。その揚げ句、カジノが最大の成長戦略だというのでしょう。バクチを成長戦略にする国が、どこにありますか。総裁選に出馬する石破茂も、『政策論争をしたい』と口にしながら、どうしてアベノミクスの問題点を突かないのか。大手メディアも、アベノミクスの是非を問おうとしない。どうかしていますよ」(小林弥六氏=前出)

“安倍3選”となったら、アベノミクスは続くことになる。国民は覚悟した方がいい。


































 




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[経世済民128] 月収44万68歳の悩み"暇で暇で死にそう"  何もしない家での生活の息苦しさ(PRESIDENT)
月収44万68歳の悩み"暇で暇で死にそう"  何もしない家での生活の息苦しさ
https://president.jp/articles/-/25918
2018.8.23 PRESIDENT 2018年1月1日号


会社を定年退職すると、「退職金」と「企業年金」は、一体いくらもらえるのか。実態を探るため、今回3人の年金生活者に詳細を聞いた。第1回は国内大手企業OBで68歳の田中さん。毎月の収入44万円の内訳とは――。

※本稿は、雑誌「プレジデント」(2018年1月1日号)の特集「老後に困るのはどっち?」の記事を再編集したものです。

国内大手企業OB
田中靖之さん(仮名)68歳
大学卒業後、大手電機メーカーに入社。人事部門で人事・労務関係業務を担当し、人事部長を経て2社の関連子会社の社長に就任。60歳で退職後、介護施設会社の社長を経て人事コンサルタントとして複数の会社の顧問を務めている。

退職後は悠々自適にと思ったけれど……

「自分にとって一番の投資は働くことです」――。こう語る田中さんは今もフリーの人事コンサルタントとして忙しい日々を送る。

     
     国内大手企業OB 田中靖之さん(仮名)

大手電機メーカーの人事部長だった56歳のときに子会社の社長に転出。2社の社長を経て60歳で会社を定年退職した。もっと長く働きたかったが「とりあえずしばらくゆっくりして別のことをやろうと思った」と言う。

子会社への移籍前の56歳時の退職金は4500万円。税金が200万円。残りの使い道は会社融資の住宅ローンの返済額として1500万円を支払い、企業年金充当分に1600万円、退職一時金として1200万円を受け取った。その後、子会社の社長退任時に退職慰労金として1300万円をもらっている。

退職後の生活は18年間の有期年金の月額約12万円、公的年金が22万円。それに自分で積み立てた個人年金の支給月額が約10万円あった。「当時は個人年金の利率が高く、将来を考えて30歳から個人年金の積み立てを始めました。毎月の給与だけでなく、ボーナス時などお金があるときは多めに払った」。その分を合わせて月の収入は約44万円。生活するには決して少ない額ではないが、何もしない家での生活にしだいに息苦しさを感じ始めた。

「たいした趣味もなく、暇で暇でしょうがない。いつまでこんなことをやっているんだと悩みながら悶々とした日々を9カ月ほど送りました。44万円もあれば生活は大丈夫と思っていたのですが、社会保険料や固定資産税などの支出も結構ある。妻から『ストックはあるけどフローが回りません』と言われました」

▼田中さんの月収入内訳
・企業年金(有期)12万円/国民年金+厚生年金22万円
・個人年金10万円
⇒約44万円/月

一念発起して仕事を探すことにしたが、当時はリーマンショックの後で人材会社に登録してもどこからも声がかからなかった。ところがあるとき、高校時代の友人から介護施設会社の経営者を探していると聞き、自ら手を挙げ、雇ってもらえた。未経験の分野ではあったが社長の経験もあるし、人事部時代にやった建築物の管理や社食の運営の経験も生きた。入居者への対応や数百人の職員の管理など大変だったが、得意の人事制度改革や新規サービスの開拓など懸命に打ち込んだ。

今の生活費は月50万円ですませ、残りの収入は貯金

「介護業界は古い体質もあり、最初はカルチャーショックもありましたが、いずれ自分もお世話になるかもしれないし、何とかしてあげたいという気持ちが強かった。知らないことは自分から積極的に吸収し、さまざまな改革を行ったので、やりがいはありました」

ここで3年間経営者を務めた。当時の年収は800万円。ただ、それ以上に今までの会社人生と違い、個人として仕事をすることに対する手応えと自信も生まれた。その後は人事コンサルタントとして企業の人事制度構築の依頼も徐々に増えていった。

今では業種の違う複数の会社のアドバイザーや監査役を務め、ほぼ毎日働いている。

「振り返れば9カ月家にいて仕事をしようと決意したことが大きかった。充足感が全然違います。人生とはそういうものかなと思いますね」

今の生活費は月50万円ですませ、残りの収入は病気など不慮の事態に備えて蓄財している。田中さんは「公的年金と企業年金で生活できる人は少ない。早くから定年後の生活設計を描いて自分で研究・実践することが大事」と現役世代へアドバイスする。

(撮影=研壁秀俊)





http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/274.html

[経世済民128] 地銀は悲鳴! アベノミクスこそ総裁選の争点にすべきだ(日刊ゲンダイ) :政治板リンク 
地銀は悲鳴! アベノミクスこそ総裁選の争点にすべきだ(日刊ゲンダイ)

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http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/275.html

[政治・選挙・NHK249] <沖縄県知事選>玉城デニー氏、26日にも出馬記者会見(田中龍作ジャーナル) 
【沖縄県知事選】玉城デニー氏、26日にも出馬記者会見
http://tanakaryusaku.jp/2018/08/00018694
2018年8月23日 17:50 田中龍作ジャーナル


昨秋の総選挙。玉城氏は元気だった頃の翁長知事との2連写真をノボリに立てて戦った。後継者と呼ぶにふさわしい光景だった。=2017年10月、沖縄(旧コザ)市 撮影:田中龍作=

 翁長知事の後継を選ぶ調整会議が23日、全会一致で玉城デニー衆院議員(沖縄3区・自由党幹事長)に知事選への出馬を要請したことを受け、玉城氏は26日にも那覇市内で立候補の記者会見を開くことを決めた。後援会幹部が明らかにした。

 事実上の出馬受諾から間が開くのは、25日まで沖縄のお盆にあたるためだ。すでにお盆(23〜25日)に入っており、後援会の召集は困難な状態だ。

 玉城氏はお盆明けの26日に開かれる後援会の会議で県知事選挙への出馬について了承を得たいとしている。後援会の了承が得られしだい、電話で小沢一郎・自由党代表に報告し、了解が得られれば、同日午後2時から記者会見となる。

 〜終わり〜




































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[政治・選挙・NHK249] 下村博文の官房長官に甘利明の財務相?まさか!  
下村博文の官房長官に甘利明の財務相?まさか!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_185.html
2018/08/23 22:53 半歩前へ

▼下村博文の官房長官に甘利明の財務相?まさか!

 安倍晋三が三選すればスキャンダルまみれの男たちがそろって復権すると日刊ゲンダイが報じた。あの連中が大臣に返り咲くというのだ。

 土地絡みの口利きで、業者が大臣室で手渡した100万円の現ナマをこともなげに背広の内ポケット突っ込んだ甘利明が国の金庫を預かる財務相だそうだ。

 お次は下村博文。加計学園からパー券代200万円を受け取りながら収支報告書に載せなかった。晋三の紹介なのか、加計孝太郎とは家族ぐるみの付き合いだ。下村にはなんと首相の女房役の官房長官説が流れていると日刊ゲンダイ。

 札付きを大臣になど、非常識極まりない。あまりにもバカバカしい話だ。だが、常識ではありえない話が安倍政府ではあり得るから警戒が必要。

 もし、そんな非常識が起きたら、有権者はどうするのかね? 仕方がないと黙認するのだろうか?




















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[政治・選挙・NHK249] 右も左も宗教も大嫌い。(谷間の百合)
右も左も宗教も大嫌い。
https://taninoyuri.exblog.jp/29702510/
2018-08-23 10:42 谷間の百合


産経のスクープなのでしょうか。

一面トップに「昭和天皇 85歳のご心情」として侍従に漏らされていたという次のようなお言葉を載せています。

「仕事を楽にして細く長く生きても仕方がない。辛いことを見たり聞いたりすることが多くなるばかり。兄弟など近親者の不幸にあい、戦争責任のことを言われる。」

侍従の小林忍という人は、天皇のお言葉を一言一句聞き漏らすまいと真剣に耳を傾けていたことでしょう。

小林さんはその場で「戦争責任はごく一部の者が言うだけで国民の大多数はそうではない。お気にされることはない」とお慰めしたという。

保坂正康さんは、小林さんは仕事として事実を虚飾なく書いており信頼が持てると言っていますが、わたしもそう思います。

あまりにも想像や私情や願望や悪意を交えて書かれたものが多く、事実だけが書かれたこういう手記はほんとうに貴重です。

天皇は戦争責任についても、それを言われていることに対しても何も発言されていません。

わたしはそれが天皇だと思っています。


戦没者慰霊殿(近江八幡)



「火垂るの墓」の高畑勲監督は「一庶民の主人公が戦争反対の思想を持っている戦争映画」という評価にたいして

「ありえない!あの時代は国民みんなが戦争に賛成だった。そういう怖さの方こそ忘れてはいけないんだ!」

と言ったという。

これは天皇の戦争責任を問う人にも言えることです。

戦争に向かう大きなうねり、怒涛のような勢いを止めることは天上の神にもできなかったのです。

ドイツは戦犯を自ら裁いたというのは違うと思います。

ドイツ人とナチスは別だと言うのも詭弁だと思います。

国民はみんな「ハイル・ヒットラー」だったのではありませんか。

しかし、日本とドイツが決定的に違うのは、「反省」の一点にあるのではないかと思います。

きのう、強制収容所の看守だったという95歳の元ナチス党員がニューヨークからドイツへ強制送還されました。

アメリカは永遠にナチスを許さないのだということでした。

そのナチスの手法を真似ればいいと言った日本の副首相も何とかしてほしいものです。

わたしは、右も左も宗教も大嫌いです。

憲法さえあればいい。
(憲法教という新興宗教だと言いたい者には言わせておけ)

イデオロギーなんて何の役に立ちましたか。

それで人は幸福になりましたか。

わたしは普通に生きていたいだけです。






昭和天皇「細く長く生きても…」 元侍従の日記に発言
https://digital.asahi.com/articles/ASL8R33W9L8RUTIL00W.html
2018年8月23日10時03分 朝日新聞


昭和天皇の元侍従、小林忍氏が記した日記の一部。「仕事を楽にして細く長く生きても仕方がない」「兄弟など近親者の不幸にあい、戦争責任のことをいわれる」などと書かれている=2018年8月23日午前、東京都港区、長島一浩撮影


87歳の誕生日を迎えるにあたり、報道各社の写真撮影の求めに応じて、二の丸庭園を散策する昭和天皇=1988年4月15日

 昭和天皇が85歳だった1987年4月、戦争責任をめぐり、「仕事を楽にして細く長く生きても仕方がない。辛(つら)いことをみたりきいたりすることが多くなるばかり。兄弟など近親者の不幸にあい、戦争責任のことをいわれる」と発言したとされる側近の日記が残されていることが分かった。昭和天皇に長く仕えた小林忍(こばやししのぶ)侍従(故人)が記したもので、家族が保管していた。

 共同通信が小林氏の遺族から日記を入手し、23日、その一部を報道各社に公開した。小林氏は人事院の出身で、昭和天皇の侍従になった74年4月から、香淳皇后が逝去する2000年6月までの26年間にわたって日記を記していたという。

 それによると、昭和天皇が戦争責任を気にかける発言が記されていたのは87年4月7日の日記。「昨夕のこと」と記され、昭和天皇がお住まいの皇居・吹上御所で小林氏に語ったとみられる。

 日記には、小林氏がその場で、「戦争責任はごく一部の者がいうだけで国民の大多数はそうではない。戦後の復興から今日の発展をみれば、もう過去の歴史の一こまにすぎない。お気になさることはない」と話したことも記されていた。

 昭和天皇の発言については、晩年に昭和天皇に仕えた卜部亮吾侍従(故人)から託されて朝日新聞が報じた日記にも、87年4月7日の欄に「いろいろお考えをおもらしになった由 また長生きするとろくなことはないとか 小林侍従がおとりなししたと」との内容が記されていた。昭和天皇が戦争責任について思いをめぐらせていたことが、改めて浮かび上がった。

 この頃は昭和天皇に体力の衰えがみられ、側近を中心に負担軽減のための公務見直しが始まっていた時期にあたる。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/611.html

[経世済民128] 中国は5年以内に"隠れ不良債権"で壊れる バブル崩壊が起きる可能性は40%(PRESIDENT Online)
中国は5年以内に"隠れ不良債権"で壊れる バブル崩壊が起きる可能性は40%
https://president.jp/articles/-/25989
2018.8.22  日本総合研究所副主任研究員 関 辰一 PRESIDENT Online


世界第2位の経済大国として米国に迫りつつある中国。だが、そこには「罠」がある。日本総研の関辰一副主任研究員は「中国の公式統計は信憑性に欠ける。推計では公式統計の約10倍の潜在的な不良債権があり、5年以内に金融危機が発生する可能性が40%ほどある」と指摘する。中国の公式統計に潜む「3つの問題点」とは――。

※本稿は、関辰一『中国経済成長の罠』(日本経済新聞出版社)の一部を加筆・再編集したものです。


過剰設備に付随する過剰融資の多くが不良債権化していると見られる(写真=iStock.com/zhaojiankang)

不良債権の推計額は公式統計の約10倍

金融は各種の経済活動を下支えする社会インフラであるがゆえに、容易に経済と社会の危機を誘発する導火線にもなる。経済成長を続け、GDPでは日本を抜き去り、米国に迫る中国経済の「罠」とは、水面下で金融リスクが大きく高まったことである。金融リスクの核心が不良債権問題であるため、その実態に迫った。後述するように中国の公式統計は信頼性に欠けると思われる点がいくつもあるからだ。

中国の不良債権の実態を知るために、筆者は中国上場企業2000社余りの財務データを基に、中国の潜在的な不良債権の規模を推計した。結論を先に述べれば、推計額は公式の不良債権残高統計の約10倍となった。中国の不良債権問題は深刻であり、何らかのきっかけで金融危機が発生する可能性は払拭できない。

不良債権とは、一般的に、金融機関にとって約定どおりの返済や利息支払いが受けられなくなった債権、あるいはそれに類する債権を指す。中国では、金融機関がリスクを軽視した融資審査のもと、過剰な融資を行ってきた。利息の支払い余力が不十分な企業に対しても、追加で資金を貸し続けているケースも多い。その結果、金融機関は巨額な不良債権を抱えるようになったとみられる。

公式統計に潜む3つの問題点

しかし、中国の不良債権の実態は不透明だ。公式統計に実態が十分に反映されていない。銀行業監督管理委員会(銀監会)の公式統計によると、2015年末の商業銀行の不良債権比率は1.7%、不良債権残高は1兆2744億元(1元=約16円)にとどまる。公式統計の問題点は、大きく3つ挙げられる。

第1に、金融機関が「借新還旧」「降低不良貸款認定標準」のような手法によって、本来不良債権として計上すべき貸出債権を、問題のない債権とみなすケースが存在している。借新還旧とは、企業が新たに銀行から借り入れることによって古い借入を返済すること、いわゆるロールオーバーのことである。降低不良貸款認定標準とは、不良債権の認定基準を引き下げるということだが、言語道断と思われるこうした方法がまかり通っている。

第2に、オフバランス与信(金融機関のバランスシートに載らない与信)、いわゆるシャドーバンキングが公式統計の対象から漏れている。一般的にシャドーバンキングは、銀行融資以外のルートで資金を融通する信用仲介機能である。その規模が歯止めなく膨張し、銀行自身も深くかかわっているために、システミック・リスクを引き起こしかねない。ここでは、「銀行理財商品」と「委託融資」、「信託融資」の3つをシャドーバンキングとして扱う。

銀行理財商品とは、銀行が個人や企業向けに販売するリスクの高い金融商品の一つであり、預金よりも高利回りが期待できるため、人気が高い。政府が不動産や石炭など過剰生産が問題となっているセクターに対して融資規制を強めると、銀行はこれらのセクター向けの融資を縮小する代わりに、銀行理財商品で資金を集め、オフバランス(簿外取引)勘定を通じてこれらのセクターに資金を融通した。結果的に、銀行は自らのバランスシート上の融資資産を、銀行理財商品の投資家に移転してきた。

問題は、銀行が理財商品に対して「暗黙の保証」を与えていることだ。本来であれば、銀行理財商品がデフォルトすると投資家に損失が生じる。しかし、実際には銀行が投資家に対して損失補てんを行っている。もし、何かしらのショックによって景気が大きく悪化し、銀行理財商品のデフォルトが多発すると、それを多く扱ってきた銀行ほど、経営が悪化することになる。

企業から企業への融資を、銀行が仲介している

委託融資は、銀行を仲介役として企業が他の企業へ貸し付けを行うことであり、本来であれば企業が融資条件を決めて銀行に委託するものの、実態的には銀行が貸付先や用途、金額、金利などを決める。このように、委託融資も実質的には融資資産を銀行のバランスシートから企業のバランスシートに移転するものである。

銀行が融資資産を信託会社のバランスシートに移すなか、信託融資も急拡大してきた。3つのいずれの形態も、銀行自身が深く関わっているだけに、それらによって仲介された資金の返済が滞ると、銀行に損失が発生する可能性が高い。

第3に、当局が金融機関に不良債権の認定基準を守らせ、十分な監督責任を果たしているか疑問である。2017年まで、銀行の監督管理を担う機関は、中国人民銀行と銀監会であった。金融機関は銀監会に対して、定期的に不良債権額などの経営状況を報告することになっていた。必要に応じて、銀監会は金融機関に対してより詳細な検査を行うことになっていた。

もし、この仕組みがきちんと機能していれば、不良債権比率の公式統計はより高い数字になっていたとみられる。中国において、金融監督当局と金融機関の距離感は、往々にして近くなりすぎる。なお、2018年3月には、金融監督の強化をねらいに、銀監会は保険監督管理委員会と合併した。さらに、現行の体制では十分にリスク・コントロールできないという認識のもと、金融安定発展委員会が新設された。

すなわち、銀行の不良債権の認定基準が緩くなれば、公式の不良債権比率は低下する。また、銀行の不良債権がシャドーバンキングに移し替えられても同じだ。

2327社のうち223社が「潜在的に危険な企業」

そこで以下では、本業で稼ぎだすキャッシュを意味する営業キャッシュフローによって支払利息を賄えるかどうかを基準に、独自に「潜在不良債権比率」を推計した。まず、全上場企業の社数は、筆者の集計作業がまとまった2016年5月17日時点で2850社であった。全企業の2015年の財務データを整理すると、借入金および支払利息のある上場非金融企業は2327社であり、この2327社の借入金合計は8兆5499億元であった。

次に、安全な企業と「潜在的に危険な企業」に仕分けした。その際、1年間の広義の営業キャッシュフローであるEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)が、同年の支払利息を下回る企業を潜在的に危険な企業と定義すると、2327社のうち223社が「潜在的に危険な企業」に分類された。

この223社の借入金が返済能力面からみた「潜在的に危険な借入金」であり、合計すると7367億元となった。最後に、2327社の借入金総額に対する比率を「潜在不良債権比率」として算出した。結果をみると、2015年末の潜在不良債権比率は8.6%と、公式統計の5倍にのぼる高水準であった(図表)。



不良債権額は名目GDPの18.5%にも相当する

続いて、8.6%と試算された潜在不良債権比率を使って、金融機関全体の不良債権額を推計する。公式統計の不良債権額は商業銀行のオンバランスの与信(バランスシート上に掲載されている与信)だけを対象にしたものであるが、推計では金融機関の経営破綻リスクを探るため、オフバランス与信も含めた不良債権額の試算を行った。

まず、オンバランスの与信について、公式統計では2015年末の不良債権残高1兆2744億元、不良債権比率1.7%であり、ここから推計される2015年末の銀行融資残高は75兆元前後である。一方、中国人民銀行の「社会融資規模存量統計数据報告」によると、2015年末の人民元建て融資と外貨建て融資の合計残高は95.8兆元である。ここでは、よりカバー範囲の広い95.8兆元をオンバランスの与信残高とする。

次に、オフバランスの与信だ。中央国債登記結算有限責任公司によると2015年末の銀行理財商品は23.5兆元、中国人民銀行によると委託融資残高は同10.9兆元、中国信託業協会によると信託業の資産管理規模は同14.7兆元である。したがって、2015年末のシャドーバンキングの規模は、これらの合計である49.1兆元という大きさになる。

実際には、銀行のオフバランスの与信の方が回収不能となるリスクが高いとみられるものの、ここでは単純にオンバランスとオフバランスを合わせた与信総額144.9(=95.8+49.1)兆元のうち8.6%が不良債権と仮定すれば、中国の金融機関の抱える潜在的な不良債権残高は12.5兆元となる。これは、公式統計の10倍の金額であり、名目GDPの18.5%にも相当する。

バブル崩壊が起きる可能性は40%

では、中国経済がハードランディングする可能性はどの程度か。潜在的な不良債権が多い背景には、近年の与信急拡大がある。2011年から16年にかけて銀行融資残高の対GDP比は112%から143%へと5年間で31ポイントも高まった。銀行のオフバランスの与信拡大を加えれば、この数字はさらに高まる。

これまでの先行研究で、与信の拡大ペースが経済規模に対して速すぎると、金融危機に陥りやすいことがわかっている。IMFの研究によると、これまで全世界において過去5年間で総与信の対GDP比が30%ポイント以上高まった国はのべ42カ国あった。その内18カ国が5年以内に金融危機を伴うハードランディングに陥ったという。

つまり、中国と同等の与信膨張がみられた42カ国のうち、18カ国、割合にして43%の国で金融危機が発生した。したがって、筆者は中国で5年以内にバブル崩壊による景気失速がみられる可能性は40%と見ている。

もし、うわさや一部の金融機関の破綻が取り付け騒ぎなどによって連鎖しだすと、金融危機が発生しかねない。実際、近年には債務超過に陥る中小金融機関が出現し、取り付け騒ぎも複数回発生した。そうした状況下では、銀行間の資金の貸し借りがスムーズになされない状況が発生することで、銀行から企業への貸し出しも滞るようになり、やがて企業間での買掛金や売掛金による仕入れや出荷も、相互不信が強まるなかで減少する恐れがある。

以上、検証してきたように、不良債権の実態は公式統計を大きく上回るとみられるだけに、何らかのきっかけで金融危機が発生するリスクは払拭できない。歪んだ金融システムを改めない限り、いずれ不良債権問題が中国経済の持続的な成長のボトルネックになると懸念される。

もし中国で金融危機が発生すれば、経済成長率が現在の6〜7%から3%台に低下し、労働需要が大きく減少する恐れがある。例年、中国では農村部から都市部に1000〜2000万人流入するが、その受け皿がなくなってしまう。そればかりでなく、雇用調整の動きが農村から都市に流入する農村戸籍者ばかりでなく都市戸籍者(同じ中国でも戸籍は都市と農村の2種類に分かれる)に及ぶことも避けられない。数百万人規模の大失業の発生は、1949年から続いてきた共産党による一党独裁の政治体制を崩壊させる可能性すらある。


関辰一(せき・しんいち)
日本総合研究所副主任研究員。1981年中国・上海市生まれ。91年に来日し、家族と共に日本国籍を取得。2004年早稲田大学政治経済学部卒業、06年早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。野村證券金融経済研究所などを経て、08年日本総合研究所研究員。15年から現職。18年拓殖大学博士(国際開発)。専門は中国経済・金融。「社債市場からみた中国のモラルハザード問題」日本総合研究所『環太平洋ビジネス情報RIM』2017 Vol.17 No.64など論文多数。

(写真=iStock.com)




http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/276.html

[政治・選挙・NHK249] 日本外交の稚拙さはいまだに終戦後と変わらない愚かな安倍晋三である 
日本外交の稚拙さはいまだに終戦後と変わらない愚かな安倍晋三である
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/4db71a47df632a0f97ee7884d3aae8d8
2018-08-23 そりゃおかしいぜ第三章


 

昨日、8月22日は留萌沖で日本の民間船が、ソビエトの潜水艦によって襲撃され1705名もの人が殺害された日である。三船受難の日として毎年慰霊を行っている。樺太(現サハリン)から函館に向けて引き上げる、日本の非戦闘員ばかりを乗せた引き上げ船の襲撃である。ジュネーブ条約などに違反する行為である。ソビエトは日本に対して、日ソ不可侵条約を廃棄し8月9日に日本に宣戦布告しが、この日から終戦の日の9月3日までのまでの25日間を極めて有効に使った。

日本の軍人も含めた官僚は、国民のことや国家のことなど何一つとして考えていない。彼らは主義主張に依拠する無謬主義に基づく、建前論者でしかない。とりわけ陸軍のこの時期の行っていた行為は許すことのできない蛮行である。

その一つが、ソビエトのスターリンは日本の参戦することをヤルタ会談で表明している。それを陸軍は少なくとも6月には知っていた。しかしそれを最高軍事会議でも御前会議でも伏せていた。そのことを知らずに、外交努力として日本はソビエトに、終戦の仲介を何度も打診している。その事実は、マジックと呼ばれた暗号解析でアメリカには筒抜けであったことも知らなかった。

広島に原爆が投下されても陸軍は、「本土決戦がまだ残っている。本土に敵は上陸していない」と、終戦を遅らせている。陸軍が6月にソビエトの参戦の意思を終戦のために職に就いていた鈴木貫太郎首相に知らせて終戦を迎えていれば、広島・長崎の原爆投下もなければ、北方領土問題もなければ、満州などの残留孤児の問題もなかっただろうし、サハリンの南半分をソビエトに返すこともなかっただろうし、三船受難のような悲劇もなかっただろうし、数限りない日本の空襲もなかた。愚かな陸軍は8月15日の玉音放送させ阻止しようと動き、陸軍大臣の阿南はこの朝自決している。

これらの悲劇は陸軍の犯した犯罪行為であると言える。戦後官僚は、こうした反省もなく徒にソビエトの悪行として、宣伝に暇がない。北方領土返還運動には湯水のごとく金を出す。

毎年8月9日は根室にとって喧騒の日である。右翼の数多くの街宣車が納沙布岬に集結し、「領土は奪われた!」と北に向けて大声で怒鳴り合う日である。規模はかつての10分の一以下であるが、彼らなりの根拠がある。ソビエトが奸計を弄して行った宣戦布告に対す彼らなりの抗議である。東西冷戦の影を落としているとはいえ、その前後のいきさつも含めて忘れてはならない日であるともいえる。

スターリンは日独の敗戦後について、1945年の2月にヤルタで会談して方針を決めた。4月には日本に対して一年後に期限切れになる不可侵条約の継続をしない旨通告している。ドイツをその国土で勝利したソビエトは、ベルリン郊外のポツダムの会談を仕切った。ヤルタ会談後にアメリカ大統領のルーズベルトは死去し、イギリスのチャーチルは選挙で負けて会談途中で帰国している。国内で毛沢東と戦っている蒋介石は出席はできない。日本と不可侵条約を締結しているスターリンは思いのままに会を仕切っている。政治経験のないアメリカ大統領のトルーマンとイギリス首相のアトレーは、スターリンの掌の中にあった。

この構図は、実質19年政権の座にある独裁者のプーチンと、政治経験の全くないトランプと、学業も浅く交渉経験の全くない安倍晋三歩折っちゃまと重ねることもできる。トランプはいいようにトランプと交渉を重ね、安倍晋三を手玉に取る。トランプはいずれ選挙期間中のロシア疑惑で失脚するだろう。失脚しなければトランプはプーチンに恩義を受けることになる。安倍晋三には北方領土の所有権がロシアにあることを認めさせた。

ロシアも中国も、国家を背景にした独裁体制である。国家の前には不条理も国際法も人道的立場もあったものではない。どこかに社会主義時代の影を落としながら、民主主義など関係のない国家は世界を翻弄するのである。





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/612.html

[経世済民128] 菅官房長官が「携帯料金高すぎ」(在野のアナリスト)
菅官房長官が「携帯料金高すぎ」
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/53091545.html
2018年08月23日 在野のアナリスト


菅官房長官がいきなり講演会で「携帯電話の料金は高すぎ。4割程度下げる余地」と発言しました。管轄である総務相を飛び越えて、官房長官がいきなり言いだしたことで、憶測を呼びます。当然、これは安倍ノミクスに実感がない、来年の消費税増税前に負担感を減らして理解を得たい、という思惑はあれど、政権全体の取り組みであれば野田総務相がぶら下がりなどで、記者向けに軽くふれる程度でもよかったはずです。

総裁選で安倍氏が再選された場合、菅氏は官房長官から幹事長へ転身したい。それは安倍政権で不正の隠ぺいなども担当してきて、このまま政権にいたら連座されるのが必定です。その前に政権から逃げだし、安寧をはかりたい。それには手柄を上げ、安倍氏から論功で厚遇してもらう必要があります。無派閥の菅氏にとって、総裁選では貢献度が低いことにもなるため、こうした形で安倍ノミクスを援護射撃するしかありません。しかし手柄を焦った結果、越権行為や民間への介入など、安倍政権の全体主義的思想を露骨に示してしまった。菅氏にとっては何度か口にしていることで、持論でもあるのでしょうが、安倍政権の異常さばかりを示した今回、安倍氏にとってこうして無法なこともしてしまうダークな人間が官房長官にふさわしい、という認識をさらに深めたのかもしれません。

最近、公取がiPhoneの販売方式に対して不当との認識を示すなど、携帯電話各社をめぐる問題は山積みです。iPhone専用の契約などがあるのは、そもそも端末を電話会社が売る、という形態だからです。SIMロックを外し、端末独自の契約方式は止める、とすれば負担感はかなり軽くなります。むしろiPhoneの割高感がより浮き彫りとなるでしょう。しかし米国の顔色をうかがう安倍政権は、これまで手をつけてこなかった。それが公取の動きからも、徐々に態度を変えている。それは携帯電話各社も、契約者を増やすための戦略的な優先販売、という体制をとりにくくなってきたこととともに、軍需関連の購入で大盤振る舞いをしている間に…といった思惑もあるのでしょう。いずれにしろ携帯電話会社は激変期にあります。

5G通信になれば、さらにトラフィックが増加し、通信料金が増える懸念もあった。その前に引き下げておけば…というのもあるでしょう。しかしむしろ、トラフィック量の増加にはWifi環境の整備が必要なはずです。今、固定電話はメタルから光通信へ、と移行を促していますが、こちらも通信料金の高止まりによって、思うようにすすんでいません。携帯電話も光ケーブルも、設備投資をすすめる段階では料金も高額ですが、普及期になれば本来、価格は下げないといけない。しかしそれが競争原理も働かず、高止まりをゆるす背景があります。光ケーブルの価格を下げ、Wifi環境を充実させ、かつ無料スポットを増やす。光ケーブルのトラフィックは余り気味なので、こうすれば国民の負担感は減るはずです。

しかし携帯電話料金を大幅に値下げすると、間違いなく1年間は物価が下がります。それは安倍ノミクスの成果を台無しにする、といえるものです。しかし安倍首相が賃上げにまで言及しても、可処分所得が上がらない中では二択しかない。それでも2%のインフレ達成にこだわるか? 物価を下げてでも国民の満足度を優先するか? 菅氏が後者の道をえらんだ、というのなら、逆からみれば安倍ノミクスの否定となるのかもしれません。

しかしそこに言及するなら、固定電話も未だにナンバーディスプレイが有料だったり、基本料が下がらなかったり、そうした不便さを残す点にも問題があります。高齢者など特に詐欺被害を考えれば、ナンバーディスプレイは必須のはず。そうした時代遅れのまま、BtoBに依存し、BtoCを蔑ろにする固定電話各社にも大きな問題が残されているはずです。

さて、菅氏は安倍政権の中で、沖縄対策を一手にになってきました。翁長氏の葬儀にも駆け付け、さらにそこで保守分裂になりそうな候補の一本化にも、強権を振るったといいます。携帯電話各社にも強権を振るうのか? それとも沖縄県知事選での敗北を見越して、別の方面に目を向けさせる目的か? いずれにしろ4割は、菅氏の意向が通る確率、とみておいた方がよく、ぽろりと出てしまった数字なのかもしれませんね。



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/277.html

[政治・選挙・NHK249] 自民党の“イケメン埼玉県議” ストーカー容疑で書類送検(日刊ゲンダイ) 


自民党の“イケメン埼玉県議” ストーカー容疑で書類送検
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235989
2018年8月23日 日刊ゲンダイ

 
 伊藤雅俊埼玉県議(本人のフェイスブックから)

 自民党の伊藤雅俊埼玉県議(36)が、元交際相手の40代の女性に交際再開を求めるメールを執拗に送り付けたなどとして、ストーカー規制法違反などの疑いできのう(22日)、埼玉県警からさいたま地検に書類送検された。

 伊藤は今年5月、県内の40代の知人女性宅に押しかけたほか、無料通話アプリ「LINE」などを使い、数十回にわたって「会いたい」などといったメッセージを送っていた。伊藤はメッセージを送ったことは認めているという。

 伊藤はさいたま市出身で、県立浦和高校、東京学芸大学を卒業。東京都民銀行、学習塾講師を経て、28歳のときに2011年の県議選で初当選。埼玉県議会史上最年少の議員となった。現在は2期目で、警察危機管理防災委員を務めている。

 9年前に結婚し、妻と男女1人ずつの子供との4人暮らし。地元では「イケメン県議」として人気があったという。
























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/613.html

[政治・選挙・NHK249] 「申し訳ないがまずは共産党は除いて」国民民主・玉木氏 
「申し訳ないがまずは共産党は除いて」国民民主・玉木氏
https://digital.asahi.com/articles/ASL8R7GC6L8RUTFK01H.html
2018年8月23日22時33分 朝日新聞

 
 国民民主党・玉木雄一郎共同代表

国民民主党・玉木雄一郎共同代表(発言録)

 国民民主党代表選が終わったら(参院選に向けた野党)総合選対を、申し訳ないがまずは共産党は除いて立ち上げて、完全な事前調整をして候補者を立てる。共産とは事後交渉の中でご理解をいただきながら、野党全体として少しでも議席を増やすよう(共産候補の擁立撤回を)判断いただくことも必要だ。

 共産が唯一見ているのは立憲民主党だ。立憲との関係があれほど衆院でも密になっているにもかかわらず、これほど共産が(候補者を)立てているのは、場合によっては、昨年の衆院選から比べると共産はすでに戦略を変えてきているのではないか。立憲とも、実は協力をしないことにかじを切る可能性もある。(23日、ネット討論会で)









































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/614.html

[経世済民128] 投資信託、購入者の約半数が損失抱える…初心者でも安心して資産を増やせる方法?(Business Journal)
投資信託、購入者の約半数が損失抱える…初心者でも安心して資産を増やせる方法?
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24527.html
2018.08.24 文=高山一惠/ファイナンシャル・プランナー Business Journal




 みなさん、こんにちは! ファイナンシャル・プランナーの高山一惠です。長引く低金利に加えて、少子高齢化が加速し将来への年金不安が高まるなか、資産運用の相談ニーズが高まってきています。

 私のところには、「今まで投資をしたことがない」という、投資初心者の人たちが多く相談にいらっしゃいますが、投資をしたことがない人たちに投資のイメージを聞いてみると、「元本割れするのが怖い」「ギャンブル」「親からやらないほうがいいといわれている」といった具合に、ネガティブなイメージを持っている人がほとんどです。

 こうしたネガティブなイメージも影響し、投資をまったくしたことがない人にとって、投資へのハードルは相当高いようです。

 とはいえ、銀行に預けていてもお金は増えない、老後の年金も心配となると、これからの時代、投資は避けて通れません。そこで、初めての投資にオススメなのは、「投資信託」を「積み立て」で買う方法。なかでも、今年1月からスタートした「つみたてNISA」はオススメです。

■つみたてNISAがおすすめなワケは、「商品」にあり

 つみたてNISAは、NISAと同じく投資で得られた利益を非課税にできる制度です。毎年の非課税投資枠は40万円と、NISAの3分の1ですが、非課税期間は20年間とNISAの4倍になっています。その分、少額でも息の長い投資ができるようになります。

 投資初心者につみたてNISAをオススメするワケは、つみたてNISAで買える金融商品が、金融庁が定めた一定の基準を満たした投資信託・ETFしかラインナップされていないからです。現在、一般で販売されている投資信託は約6000本あるといわれていますが、そのなかから初心者が良質な投資信託を見極めるのは至難の技です。現在、つみたてNISAの対象となっている商品は、インデックスファンド138本、アクティブファンド17本、ETF3本の計158本(8月20日現在)となっており、6000本から選ぶよりははるかに楽です。実際、商品選びでつまずいて前に進めないという人も少なくありません。

 少し前になりますが、金融庁が「2018年3月末時点で投資信託を購入している人の46%が運用で損失を抱えている」という衝撃的なデータを発表しました。これは銀行を対象にした調査結果ですが、投資信託を購入している人の約半数が損失を抱えているというのはかなり衝撃ですよね。

 このような結果になったのには、さまざまな理由が考えられますが、もっとも大きなものは、「銀行で販売している投資信託の多くは、顧客の利益ではなく金融機関の利益になる商品」だということ。

 その点、つみたてNISAなら、金融庁のお墨付きがあるので安心というワケです。もちろん、基準を満たした金融商品がすべて値上がりするとは限りません。しかし、明らかに初心者に不向きなものや積み立て投資に適さないものは除かれるので安心です。

■一括投資と積立投資、どっちが有効?

 投資初心者がつまずくポイントとして、商品選びもそうですが、買うタイミングも難しいのではないでしょうか。

 投資する商品選びは決まったけれど、今度はいつ買ったらよいのかで迷ってしまい、購入するタイミングを探している間に価格が上がり、慌てて買って高値づかみということもよくあります。

 高値づかみを避けるもっとも有効な買い方は、一度に全額を投資するのではなく、時期をずらして複数に分けて買うことです。時期を分けて買うことによって、相場の上げ下げを気にすることなく、平均価格で買うことができます。

 投資初心者につみたてNISAがオススメなのは、つみたてNISAでは一括投資が認められておらず、基本的に積み立てでの投資しかできない点にあります(必ずしも毎月である必要はありません)。

 前述した通り、長期で積立投資をすることにより、平均価格で買うことができますが、せっかく長期で積み立てを続けても、最終的に引き出す時点の価格が積み立ての平均価格を下回っていれば損をしてしまいます。

 ですから、積み立て投資をする投資信託を選ぶ時に重要なポイントは、「長期的に価格が右肩上がりになるか」ということになります。

 つみたてNISAでラインアップされている商品は、長期的に安定して資産形成できる商品しかないので、この点でもつみたてNISAを活用するメリットはあるでしょう。

 私自身は、投資が好きで積立投資信託のほかにも、株式投資やFXなど、ハイリスク・ハイリターンといわれる投資も行っています。株もFXも当たれば大きく儲かりますが、外れたときのインパクトは大きいものがあります。トータルではプラスになっていますが、結局、安定的に資産を増やしているのは、積立投資信託かもしれません。

 投資には興味があるけれど踏み出せないという方、そのままでは何も変わりません。安心して始められる方法で、まずは一歩踏み出してみましょう。

(文=高山一惠/ファイナンシャル・プランナー)



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/278.html

[政治・選挙・NHK249] 沖縄知事選で自公推薦 佐喜真氏の本性はバリバリのタカ派(日刊ゲンダイ)


沖縄知事選で自公推薦 佐喜真氏の本性はバリバリのタカ派
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235987
2018年8月24日 日刊ゲンダイ

 
 佐喜真淳氏(C)日刊ゲンダイ

 沖縄県知事選(9月13日告示、30日投開票)に自民、公明両党の推薦を得て出馬する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)。

 佐喜真氏は選挙戦の最大の争点である米軍普天間基地の名護市辺野古への移設について、いまだに明確な賛否を示していないが、過去の言動を見ると、その“本性”はよく分かる。

 佐喜真氏は1988年に千葉商科大学を卒業後、フランスに留学。旅行会社勤務を経て、2001年の宜野湾市議選で初当選。

 06年、市議2期目の途中で沖縄県議選に出馬して当選を果たすものの、やはり2期目の途中の12年に宜野湾市長選に立候補。辺野古移設に反対する元職の伊波洋一氏にわずか900票差で競り勝ち、市長に就任。16年に再選したが、14日、県知事選出馬のために市長を辞職した。

 バリバリのタカ派の顔が透けて見えるのは、10年9月、衆院第2議員会館で開催された日本会議主催の「これでいいのか日本!守れ尖閣諸島緊急集会」。

 当時、下野していた安倍首相や三好達日本会議会長(当時)などタカ派のメンメンがずらりと顔を揃える中、佐喜真氏は沖縄の代表として出席し、こう訴えていた。

「なぜ政府や国会議員は(尖閣の)現場に駆けつけないのか。現場の声を聞こうとしないのか」

 14年1月に宜野湾市民会館で開かれた「沖縄県祖国復帰42周年記念大会」では、閉会の辞を任された際に「日本人の誇り」を連呼。

 ちなみにこの大会では、30人ほどの園児が壇上で一斉に教育勅語を唱和する異様な光景が、ネットで話題となった。

 沖縄県民の多くが「NO」を突き付けている辺野古移設について、佐喜真氏はどう思っているのか。

 宜野湾市議会議長を務めた経験を持つ父の博氏を電話で直撃すると、こう答えた。

 ――息子さんが出馬する県知事選挙についてどう思うか。

 もう引退したのでそういうことはちょっと……。

 ――安倍政権が強行する辺野古移設については。

 勘弁してください。

 沖縄県民の賢明な判断を期待するばかりだ。


























































関連記事
園児が教育勅語を唱和…宜野湾市長が出席した大会の異様(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/633.html

やっぱり佐喜真宜野湾市長は日本会議の会員だった!「平成24年9月10日ぎのわん市議会だより」で明言。
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/218.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/615.html

[原発・フッ素50] 回復の見込みが無い福島県田村市の観光客(めげ猫「タマ」の日記)
回復の見込みが無い福島県田村市の観光客
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2626.html
2018/08/23(木) 19:47:54 めげ猫「タマ」の日記


 福島県の地方紙・福島民報が福島県田村市のムシムシランドの今年の来場者数が1万人を超え、2010年の来場者を約13,300人と紹介し(1)、あたかも観光客が戻ったかのような社説をだしました(1)。でも福島県の発表(3)を見ると来場者は大幅に減ったままです。

 福島県田村市は、福島県中部の山の中にある市です(4)。同市は高原都市を主張していますが(5)、どう見ても単なる山間僻地です(6)。福島事故では避難地域が設定され(4)、田村市の避難区域内にあった標準電波送信所から正確な時刻情報を発信する「標準電波」が出せなくなり、東日本では電波時計の時刻合わせができなくなりました。この件はそれなりに報じられ(7)、多くの人が同市が福島第一原発近くにあり、避難地域設定された事を知ったと思います。以下に位置を示します。


 ※1 (8)のデータを(9)に示す手法で8月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(10)による。
 図−1 福島県田村市

 図に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(11)地域が広がっています。事故8年目ですが、福島県田村市は汚染されたままです。
 同市にはいくつかの観光施設があります(4)。その一つにこどもの国ムシムシランドがあります(12)。メインは自然の中でカブトムシの生態をつぶさに観察できるカブトムシ自然観察園です(13)。これについて福島県の地方紙・福島民報は「【田村の観光施設】回復基調を軌道に(8月21日)」との社説(1)、で
 「田村市常葉町の観光施設『ムシムシランド』の今季来場者数が一万人の大台を超えた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降は初めてで、市内の観光関係者を喜ばせた。回復基調を持続させ、周辺の他施設にも効果を広げる必要がある。<中略>震災前の二〇一〇(平成二十二)年度、約一万三千三百人が来場した。翌年は原発事故で緊急時避難準備区域に指定されたため休止を余儀なくされた。翌年は原発事故で緊急時避難準備区域に指定されたため休止を余儀なくされた。<中略>施設の一万人達成は、復興を印象づける一つの指標として評価されるべきだ。」
と論じていました。事故で避難指示が出て休園したが、観光客が戻ったような書き方です。
 以下に田村市のこどもの国ムシムシランドの来場者数を示します。


 ※(2)でを集計
 図―2 こどもの国ムシムシランドの来場者数

 2011年は13,300人でなく、69,052人でした(3)。事故後は約13,000人前後で推移しています。メインのカブトムシ自然観察園は8月26日の営業であり、今季来場者数が一万人の大台を超えたばかり(1)なので、今年も同じような来場者数になると思います。
 以下に田村市の観光客数を示します。


 ※1(2)を集計
 ※2 凡例中、「あぶくま洞・入水鍾乳洞」は「あぶくま洞等」、「こどもの国ムシムシランド」は「ムシムシランド」と略した。
 図―3 田村市の観光客数

 事故後は概ね25万人前後で推移しています。今後も増えることはありません。
 当該社説は
 「これは県内のほかの観光施設にも等しく言えることだ。」
と、田村市の取り組みが福島県域復興の手本になるような事を主張していますが、そのような事はありません。事故で汚染され、避難指示も出た福島県田村市に出かけるのは相当な物好きだけです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 この社説で気になったのは「震災前」との記述です。田村市の観光客を減らしたのは「震災」でなく「事故」です。福島では色々な誤魔化しがなされています。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する果物にナシがあります(14)。ベトナムへの輸出が始まりました(15)。福島県相馬市辺りのナシは風味豊かで甘みたっぷりだそうです(16)。福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(17)。でも、福島県のスーパー相馬市のチラシには福島産ナシはありません。


 ※(18)を引用
 図― 福島産が無い福島県のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2626.html
(1)【田村の観光施設】回復基調を軌道に(8月21日) | 県内ニュース | 福島民報
(2)統計資料一覧 - 福島県ホームページ
(3)(2)中の22年観光客入込状況調査 [PDFファイル/732KB]
(4)田村市 - Wikipedia
(5)福島県田村市ホームページ トップページ
(6)めげ猫「タマ」の日記 田村市10周年、未来は暗い
(7)asahi.com(朝日新聞社):電波時計、東日本で時刻合わず 原発の避難地域に送信所 - 東日本大震災
(8)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(9)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(10)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(11)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(12)こどもの国ムシムシランド
(13)こどもの国ムシムシランド » 見る
(14)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(15)8/20(月)よりベトナムに福島県産“梨”を出荷|イオン株式会社のプレスリリース
(16)特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来
(17)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(18)Webチラシ情報 | フレスコキクチ




http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/244.html

[政治・選挙・NHK249] 平然と人の命を奪った時代って、今だろう? 違うのか、安倍 
平然と人の命を奪った時代って、今だろう? 違うのか、安倍
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/deaa0670b14052f21570d042784b75fc
2018年08月24日 のんきに介護




政府が国民に対して

平気で上から目線でものを言っている。

「三菱重工」

爆破の標的にされたのは、

日本の軍需産業の中核に位置する企業だからだろう。

平和主義に反する

政府の政策も反省すべきじゃないのか。

国民を

鉄砲の弾のように扱うのは止めろ。



https://www.facebook.com/photo.php?fbid=634546363335477

































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/616.html

[政治・選挙・NHK249] 在日米軍2世・玉城さんが沖縄県知事になるのは意義がある 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
       


在日米軍2世・玉城さんが沖縄県知事になるのは意義がある 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236022
2018年8月24日 日刊ゲンダイ

 
 玉城デニー衆院議員(C)日刊ゲンダイ

「あなたの国(米国)の血が私には2分の1流れている。だから私の言うことは半分は聞いて頂く。
残りの半分は日本政府に聞かせる」(玉城デニー衆議院議員)

 これは20日、玉城さんが「田中龍作ジャーナル」の単独インタビューで米国との向き合い方について尋ねられ、答えた言葉。

 お亡くなりになった翁長沖縄県知事は、亡くなる数日前、後継を誰にするのか録音テープを残していたみたいだ。2名の名が挙げられており、そのひとりが玉城さんだったわけ。

 記事によれば、〈玉城は米兵の父とウチナンチュの母との間に生まれた〉という。つまり、在日米軍2世ってこと。

 その玉城さんが新基地建設反対を掲げ沖縄県知事になるのは、意義があることだと思う。

 冒頭の発言の通り、この人は、米国にも日本政府にも、躊躇することなく、沖縄の民意を堂々と伝えるのだろう。

 日本政府は米国に何もいえないし、地方自治体の長は日本政府に何もいえない。民意を受け政治家になった者は、その民意を裏切ってはいけないってのに。民意より重いものがある政治家なんて、その存在に意味があるのかしらん?

 それにしても、沖縄の男はカッコイイな。

 今年の平和宣言で故・翁長氏はこう言ったんだよ。

「私だけは政治的に死んでも肉体的に滅んでも、沖縄を代表して言いたいことを言おうと思いました」

 さんざん政府に虐められてなお、最後にこの台詞を言えるのはすごい。あたしは翁長知事から、死してなお曲げられない正義というものを教えてもらった。

 沖縄はこの国の縮図だ。「私だけは」という翁長さんをひとりぼっちにしてはいけない。

 もちろん、その後継になるだろう人のことも。巨大な力に立ち向かうため、彼らに寄り添い支えなくては。

 自分のために政治家をやっているやつばかりだから、彼らは特別輝いて見える。



室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。


































関連記事
玉城デニー氏単独インタビュー 「米国の血を引いた私の言うことの半分は聞いてもらう」(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/506.html

翁長知事が最後まで口に出さなかったこと(月刊日本) 
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/541.html

玉城デニー議員、訓練再開に怒り爆発!安倍総理、オスプレイが安全機と言うなら、どうぞ総理専用機に使って下さい!緊急抗議集会
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/143.html

欠陥機オスプレイ撤去を求める緊急抗議集会

※4:40〜玉城デニー議員「沖縄の上空で飛ばすことは絶対に認めません!」 再生開始位置設定済み。





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/621.html

[政治・選挙・NHK249] 沖縄に腰引くへなちょこ枝野/政界地獄耳(日刊スポーツ) 
沖縄に腰引くへなちょこ枝野/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201808240000207.html
2018年8月24日9時15分 日刊スポーツ


★沖縄県は統一地方選挙の前年に沖縄県統一地方選挙が行われる。米占領下の琉球諸島で一斉に市町村長・議会議員選挙が行われ、以降、うるう年の2年後の年に実施されているためだ。今年がその年に当たり、9月9日に県内で投開票される。伊是名・大宜味で村長選挙が、名護・沖縄・宜野湾・南城・石垣の5市を含む26市町村で議員選挙が行われる。加えて同月30日、知事選挙の投開票も行われる。

★今月21日、台風接近を避けて自民党前事務局長・久米晃ら党本部の重鎮の第一陣が沖縄入り。自民党本部はこの沖縄地方選の自民党候補支援のために今月2日から先遣隊の本部職員を送り込み態勢を組む。自民党の新しいやり方だ。名護市長選挙の勝利、新潟知事選の勝利で見えてきた新たな選対方式を導入する自民党の覚悟が見受けられる。

★その一方、オール沖縄は心もとない。自由党幹事長・玉城デニーの出馬一本化に足踏みだ。いわゆる翁長テープが開示されず担保が取れない。この知事選挙は国論を二分しようという選挙。沖縄ルールやうちなーたいむ(沖縄独自の時間)の沖縄政治のスタイルでは済まされなくなっていることを留意すべき。そして立憲民主党代表・枝野幸男のへなちょこ度合いだ。今こそ、オール沖縄に参戦して政権との対峙(たいじ)を示す時だろうに19日、枝野は「沖縄の皆さんで良い候補を擁立してほしい。可能な範囲でしっかり支援したい」と人ごとだ。周辺によれば枝野は旧民主党政権の官房長官時代、辺野古移設を推進した立場だから腰が引けているということらしい。それならば立憲民主党は政権も目指すべきではないし、枝野は首相指名に名乗り出ることなど辞めるべきだ。その判断を修正したり間違いだったと国民にわびることができないために、知事選に関与したくないのならばすべてを受け止めなくてはならない政府などできるはずがない。そこそこの万年野党を狙う限り、立憲民主党にも未来はない。自民党に勝機ありか。(K)※敬称略












関連記事
沖縄で小沢一郎が動く 安倍官邸も動揺 玉城デニー出馬なら野党結集が一気呵成(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/603.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/623.html

[政治・選挙・NHK249] 大丈夫なのか 東京五輪翼賛で醸成される“国家総動員体制”(日刊ゲンダイ) 
     


大丈夫なのか 東京五輪翼賛で醸成される“国家総動員体制”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235988
2018年8月24日 日刊ゲンダイ

 
 国家ぐるみ(環境省公式チャンネルから)

 まるで戦時体制に向かっているようだ――。東京五輪組織委員会や環境省、東京都などが推進している「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」。廃家電などを回収して集めた貴金属から金銀銅メダル約5000個を作る計画なのだが、現時点で銀だけが不足しているという。

 そこで、政府が問題を打開するために協力を呼びかけたのが、全国の小中学校だ。

「五輪選手団を迎える『ホストタウン』の自治体(約230)を対象に、内閣官房から小中学校での回収ボックス設置の協力を呼びかけました。ただ、回収増だけが目的ではなく、五輪機運を醸成するためでもあります。メダルプロジェクトを通じてリサイクル事業の大切さを知っていただけたらと思います」(環境省リサイクル推進室)

 金メダルは銀メダルの表面に金メッキを張って作られるため、必然的に銀の必要量が多くなるという。それにしても政府がわざわざ号令をかけるなんて、平成の「金属類回収令」だ。

 加えて、文科省とスポーツ庁は先月、大学生のボランティア参加を促すために、全国の大学に大会期間中の授業や試験を変更できる旨を通知。廃家電の「供出」呼びかけといい、過酷なタダ働きをさせられる「ボランティア」の募集といい、まるでスポーツの祭典を名目にした国家総動員じゃないか。スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏がこう言う。

「大会組織委の森喜朗会長が東京五輪で目指しているのは、オールジャパン体制ですし、スポーツ精神を滅私奉公だと言ってはばかりません。こうした言動は、まさに国家総動員を象徴していると思います。政府がこのような精神に基づいて東京五輪の開催へと突き進んでいるので、ますます国家主義的な体制が強化されていくのではないでしょうか。放映権料を払ったマスコミなどは、五輪翼賛報道へと突っ走っています。五輪に反対すると『非国民だ!』と言われかねない風潮が醸成されていると思います」

 小池都知事も2016年の知事選前に五輪の経費について、「個人の資産もご協力をお願いするということを図っていきたい」などとトンデモ発言をしていた。

 一事が万事こんな調子だから、東京五輪を巡って、これから政府が国民に何を言い始めるか分かったもんじゃない。

































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/624.html

[経世済民128] 携帯料金の4割引き下げは日本経済にメリットがなさそうな理由(ダイヤモンド・オンライン)
携帯料金の4割引き下げは日本経済にメリットがなさそうな理由
https://diamond.jp/articles/-/178137
2018.8.24 鈴木貴博:百年コンサルティング代表 ダイヤモンド・オンライン


菅官房長官は「携帯電話料金は4割下げられる余地がある」と発言した。そもそも日本の携帯利用料は本当に高いのか(写真はイメージです) Photo:PIXTA


携帯電話料金はまだ高い?
「4割引き下げ」は妥当か


 8月21日、安倍内閣の菅官房長官は講演の場で、「携帯電話料金は4割下げられる余地がある」と発言した。それはただの個人的な感想ではなく、どうやら政府は本気の様子である。

 間髪入れず、総務省は23日に携帯電話料金の引き下げ検討を総務省の諮問機関である情報通信審議会に諮ることにした。2019年末までにまとめられる報告書では「儲けすぎ」の携帯電話会社(携帯キャリア、以下同)にさらなる料金引き下げを要望することになりそうだ。

 しかし、今回の動きについて、私は個人的に気になったことがある。日本の携帯電話料金は官房長官が言うほど、海外と比べて高いと言えるだろうか。早速確認してみることにした。

 ニュースを確認すると菅官房長官の「今よりも4割程度下げる余地がある」という発言は、「イギリスと比べて日本の携帯料金が倍以上も高い。それも格安電話会社ではなく携帯3キャリアが高い」という認識に基づいているようだ。

 イギリスの携帯電話会社として若者に人気のあるO2の場合、スマホの1GBプランは月額13ポンド(日本円で約1850円)、スマホを比較的使うユーザー向けの8GBプランは17ポンド(約2410円)、ヘビーユーザー向けの15GBプランは20ポンド(約2840円)である。

 これは、日本の格安スマホ会社の料金と比較的近い。例えばLINEモバイルの場合、音声通話SIMの3GBのプランが月額1690円、5GBのプランが2200円、10GBが3220円なので、イギリスの大手携帯電話会社の利用料は、日本の格安スマホ並みに安いと言える。

 一方大手を見ると、NTTドコモの場合、スマホの基本プランをカケホーダイライトにしてパケットパックを1GBで選んだ場合、月額の合計料金は4900円。同じプランで5GBなら7000円、20GBなら9000円となる。こういった比較からイギリスの携帯会社と比べ、日本の携帯料金は高いという指摘になったのだろう。

携帯電話料金は本当に高いか?
現実を検証すべき「3つの視点」


 ここまで読んで、読者の皆さんは「やはり日本は高いんだ」と思うかもしれない。しかし、考慮すべき重要な点が3つある。それぞれ検証していこう。

 まず第一に、もし日本の大手携帯会社の料金が、イギリスの携帯電話会社並みに引き下げられることになったら、何が起きるだろうか。そうなると、格安携帯電話会社の経営が軒並み苦しくなるはずだ。LINEモバイルだけでなく、楽天モバイル、BIGLOBEモバイル、DMMモバイルなどの格安SIMを販売しているほとんどの会社は、現在、大手携帯電話会社のネットワークを間借りした上で、彼らよりも安く販売することで成り立っている。

 一方で、安い分だけ制約もある。お昼の時間帯などピーク時には格安スマホ会社の回線は目に見えて遅くなる。そういったデメリットもあるから、ユーザーは格安SIMを選ぶか、大手携帯電話会社を選ぶかを比較して考えるわけだ。

 もしドコモの料金が、今よりも4割安くなって5GBで4200円くらいになったとしたら、格安スマホ会社の5GBで2200円のプランがどれほど競争力を持てるのか怪しい、ということになる。

「いや、それでも2000円違えば格安スマホがいい」というあなたに、2つめの問題を提起しよう。

適正な料金水準を見誤らせる
「独自プラン」のまやかし


 前述したドコモの5GBで7000円という価格は、多くの利用者にとって2年縛りでの端末の価格がコミコミになっている。たとえば新規契約でiPhone 8 Plusの64GBを購入する場合、端末価格は10万440円のところを、月々サポートの2376円分が2年間分割引きになって、実質5万7024円も端末価格を安くしてもらっている。他社からの乗り換えなら、端末はさらに安くなる。

 だから、大手携帯電話会社を利用する人の多くは、契約時に新規端末を購入し、2年縛りが終わるとまた別の端末を購入している。そして格安SIMの会社と契約する人は、新しい端末を買わずに、もともと持っている端末にSIMを差し替える。この前提が違っている。

 先ほどの計算で、仮にドコモの5GBプランが4割安の4200円になってしまい、そこから携帯電話メーカーから出る端末の販売促進費の2376円分を引いたら、ドコモの料金は実質1824円に下がってしまう。そうなったら格安SIM会社は皆、価格競争力を失って、廃業せざるを得なくなってしまうのだ。

 つまり、日本の格安SIMやイギリスの携帯料金と比較をするのであれば、ドコモの5GBプランは7000円ではなく、月々サポートの2376円を差し引いた4624円だと捉えるところから議論を始めるべきだ。だとすれば「イギリスの携帯料金は日本の5割以下」という認識はスタート地点がちょっと違っている。

 3番目に「とは言っても、2年ごとに新しい端末に買い替えさせることや、最近出てきたような高い端末は4年縛りにして大幅に値引きするというのは、結局のところ資源の無駄遣いを促進するのではないか」という問題提起は、環境問題の観点からはあるかもしれない。

 私も3年目に入ったスマホに格安SIMを入れて使っているクチで、買い替えはエコではないと思っている。多くのユーザーが2年ごとに新端末に乗り換える現在の習慣は、環境問題の観点からはなくすべきだろう。

 そんな風に言っておいて、こんな話を持ち出すのはマッチポンプみたいで申し訳ないのだが、「スマホが1台売れると誰がどれだけ儲かるか」をご存じだろうか。アメリカの経済学者、ロバート・ライシュ氏は、iPhone1台が売れたときの代金が最終的にどこの国にどれだけ流れるかを計算している。

 iPhoneが1台売れた場合、アップルの本社があるアメリカの取り分は全体の6%、製造拠点である中国の取り分は4%、どちらも実は大したことがない。iPhone端末の販売で一番儲かる国は、実は日本である。

 iPhoneの部品は日本の部品メーカーの部品でなければ成立しないし、iPhoneのケースを削ることができるのは、日本の工作機械や工業用ロボットだけである。日本経済はiPhoneが売れるたびに、その代金の34%を懐に入れているのである。

 携帯電話の契約の際、大手携帯3社は端末代金の値引きによって、見た目上は携帯利用料が非常に安くなる料金プランをつくっている。そのことで一番潤っているのは、実は日本の製造業なのだ。携帯端末の使い捨てや無駄遣いをやめてしまうと、日本経済は少なからず失速してしまう。

消費者にとってはよくても
日本経済にとってはよくない


 ということで、携帯大手の料金引き下げ政策は、総務省や消費者にとってはよくても、格安SIM会社がなくなって雇用が減ったり、日本の製造業の売上が少なくなったりと、日本経済全体には悪影響を及ぼす政策になりかねない。

 では、どうしたらいいのだろう。そもそも格安SIM会社を育てる総務省の政策のお陰で、現在の日本の携帯電話料金は、実はイギリス並みに安くなっている。だから、これ以上の値下げ圧力は、政府としてはやめたほうがいいのではないか。

 私にとって、今回の話はそれくらい唐突な発言に見えるのだが、どうだろうか。

(百年コンサルティング代表 鈴木貴博)



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/279.html

[国際23] トランプ、大統領のまま訴追や弾劾可能か? 口止め料指示証言で(ニューズウィーク)
トランプ、大統領のまま訴追や弾劾可能か? 口止め料指示証言で
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10838.php
2018年8月24日(金)08時56分 ニューズウィーク


 8月22日、トランプ米大統領(写真)の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告が、2016年の大統領選中にトランプ氏の指示で2人の女性に口止め料を支払ったと連邦地裁で証言したことにより、米大統領の訴追は可能なのか。そして、どのような弾劾手続きを取り得るのだろうか。写真はウエストバージニアで21日撮影(2018年 ロイター/Leah Millis)


トランプ米大統領の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告は、2016年の大統領選中にトランプ氏の指示により、同氏との不倫関係を主張した2人の女性に口止め料を支払った、とニューヨーク連邦地裁で21日証言して司法取引を行った。

トランプ氏は22日、コーエン氏が認めた選挙資金関連の違反は「犯罪ではない」とツイッターで主張。トランプ氏の弁護士であるルディー・ジュリアーニ氏は、支払いは個人的な性質のものであり、選挙とは無関係だと述べた。

米大統領の訴追は可能か。そして、トランプ氏に対してどのような弾劾手続きを取り得るのかについて、以下にまとめた。

●現職の米大統領を訴追することは可能か

米合衆国憲法はこの問題に言及していない。多くの法律専門家はこれまで、現職大統領を起訴することは不可能であり、大統領が犯罪を犯した場合の適切な手段は弾劾だと述べている。憲法は、反逆、収賄、その他「重大な犯罪および非行」について大統領を弾劾することができると規定している。

米最高裁は、現職大統領を刑事訴追することの可否について判定を下したことがない。ただ、司法省は2000年の覚書で、刑事訴追手続きは大統領の職務遂行能力を妨げるため許容できないと結論付けている。

誰もが法の下にあるとして、現職大統領であっても起訴は可能とする専門家もいる。

●弾劾手続きはどのようなものか

手続きは議会下院から始まる。個々の議員が通常の法案と同様に弾劾決議を提出するか、下院が音頭を取り、捜査権限付与の決議を可決する。

弾劾は下院で単純過半数の賛成によって可決される必要があるが、大統領を更迭するには、さらに上院で3分の2以上の賛成が必要とされる。

これまで1868年にジョンソン、1998年にクリントン元大統領が弾劾された例があるが、更迭には上院の支持が得られず、2人とも職にとどまった。

弾劾かつ更迭された場合、次期大統領選までの間は副大統領が職を受け継ぐ。

●選挙資金関連法の違反で弾劾は可能か

トランプ大統領がコーエン氏に違法な選挙資金使用を支持した疑惑に基づき、大統領の弾劾が可能かどうかについて、法律専門家の見方は分かれている。

議会には「重大な犯罪および非行」に当たるかどうかを決める裁量権がある。法律専門家によると、議会は米刑法を参考にしたことがあるが、刑法によって拘束されるわけではない。

オバマ前大統領の側近だったアンドルー・ライト氏は、コーエン氏が有罪を認めただけで、弾劾捜査着手の条件を満たしていると述べた。

ライト氏によると、憲法を定めた建国の父らは権力の乱用を案じており、その中には選挙前に国民に誤った情報を与えようとすることも含まれている。

他の専門家の見解によると、トランプ氏は女性らへの支払いは自らの評判を守るためであって、選挙に影響を与えるのが目的ではないとの論陣を張ることが可能だ。

選挙に影響を与える狙いで支払いが行われていたとしても、選挙資金法違反は通常、民事上の制裁によって法が執行されるものであり、重大な犯罪および非行には当たらないと主張する法律専門家もいる。従って、弾劾が実行されるという保証はないという。





http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/717.html

[政治・選挙・NHK249] 沖縄知事選の鍵を握るのは辺野古ではない。経済だ。  天木直人 
沖縄知事選の鍵を握るのは辺野古ではない。経済だ。
http://kenpo9.com/archives/4120
2018-08-24 天木直人のブログ


 沖縄知事選の争点は何か。

 もちろんそれは辺野古移設の賛否だ。

 しかし、選挙戦を勝つためには、辺野古移設問題を前面に出しては勝てない。

 だからこそ自公民は辺野古を隠し、経済を前面に出すのだ。

 まず予算のばらまきがそれだ。

 それだけではない。

 沖縄に金が落ちるようなプロジェクトの誘致を餌にする。

 発売中の週刊実話(9月6日号)が書いていた。

 菅官房長官ははやばやと安里繁信元沖縄観光コンベンションビューロー会長を降ろして佐喜真候補の一本化に成功した。

 その裏にはカジノ誘致を約束したというのだ。

 そもそも安倍・菅暴政コンビは、仲井眞知事の時にセガサミーと地元建設業界と組んでIR事業誘致を描いていた。

 それが仲井間眞知事の落選でとん挫した。

 翁長知事の死去によってこんどこそカジノ誘致のチャンスだ。

 それを安里氏に密約したというのだ。

 いかにも安倍・菅暴政コンビの考えそうなことだが、私がここで言いたいのはカジノ誘致の密約があるかどうかではない。

 経済こそ佐喜真候補が選挙で訴えることだということだ。

 これに対し、オール沖縄の候補に決まりそうな玉城氏が訴える事は辺野古阻止一点張りになるだろう。

 安倍政権批判一色になるだろう。

 しかし、それでは選挙に勝てない。

 あの新潟知事選の時と同じ失敗を繰り返す事になる。

 辺野古反対を訴えてもいい。

 安倍批判もするべきだ。

 しかしそればかりをくり返しては駄目だ。

 自公政権の向こうを張って、沖縄地域経済の活性化を言わなければいけない。

 政府から予算をもらうだけの佐喜真候補と違って、みずからの力で沖縄経済を活性化して見せるという心意気を示さなければいけない。

 そして地域振興プロジェクトの独自案を提示するのだ。

 そのカギは在沖縄米軍の縮小、撤退だ。

 辺野古埋め立て地を、地域振興プロジェクト用地に転換するのだ。

 おりから米中貿易戦争が長期戦の様相を見せ始めた。

 おりから米中戦争の危険性が強まっている。

 ならば米中ともに参加した一大経済プロジェクトを辺野古に誘致するのだ。

 それが魅力あるものだったらトランプ大統領は乗って来る。

 トランプ大統領とウィンウィンの関係がつくれるなら、習近平は喜んで応じる。

 沖縄を、米中戦争の最前線から、米中融和の象徴にするのだ。

 それぐらいのアイデアを選挙戦でぶち上げないと知事選は面白くならない。

 辺野古反対、安倍批判ばかりをくり返すようでは、オール沖縄は県民の支持を得られない(了)






http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/625.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍自民が恐々 安室9.15ラストライブで語る“メッセージ”(日刊ゲンダイ)





安倍自民が恐々 安室9.15ラストライブで語る“メッセージ”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235991
2018年8月24日 日刊ゲンダイ

 
 安室奈美恵と故・翁長知事(C)共同通信社

 安倍首相が3選を狙う自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)の10日後に実施される沖縄県知事選(9月13日告示、30日投開票)。県民世論を無視し、米軍普天間基地の辺野古移設に突き進む安倍政権は、知事奪取に向け死に物狂いだ。迎え撃つ“翁長陣営”は自由党の玉城デニー衆院議員の擁立に動き、「オール沖縄」の再結集を急ぐ。そうした中、安倍自民がピリピリしているのが、国民的人気歌手の安室奈美恵(写真・AP)の動向だ。

 9月16日に歌手活動を引退する安室は、存命中の翁長雄志知事から5月に県民栄誉賞を贈られた。翁長の急逝に接すると、追悼文を発表。その内容は真情あふれるものだった。

〈県民栄誉賞の授賞式でお会いした際には、お痩せになられた印象がありました。今思えばあの時も、体調が優れなかったにも関わらず、私を気遣ってくださり、優しい言葉をかけてくださいました。沖縄の事を考え、沖縄の為に尽くしてこられた翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております〉

 所属レコード会社に促されたわけではなく、安室サイドが自主的に発したものだという。

「ハッとさせられたのが、〈翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ〉というくだりです。安室さんが辺野古移設阻止に向けて闘った翁長知事の政治姿勢を支持しているのは明白でしょう。移設反対派にとって非常に心強いこの言葉をNHKはバッサリとカットして放送していた。それだけ、安室さんの発言には影響力があるということ。安倍政権に忖度したのでしょうが、沖縄で安室さんの追悼メッセージを知らない人間はいませんよ」(県議会関係者)

 その後も安室は積極的に動いている。沖縄県の観光ブランド戦略推進事業「Be.Okinawa」に無償協力。観光をはじめとする経済振興策を推し進めた翁長の遺志に寄り添うかのようである。

 引退前日の9月15日はラストライブが決定(14ページで詳報)。普天間基地を抱える宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示棟(5000人収容)で開催される音楽ライブに出演し、反戦ソングでも知られるBEGINやMONGOL800が共演する。ともに同郷の仲間だ。

「安室さんは単独ライブでもほぼトークをしないほど口下手ですが、共演者との掛け合いの中で故郷へのさまざまな“思い”を口にする可能性は大きい。宜野湾市は自公が推薦する佐喜真淳前市長のお膝元です。知事選告示2日後にそのド真ん中で声を上げられたら影響は避けられない、と陣営は戦々恐々だといいます」(在沖メディア関係者)

 安倍自民は党本部職員を次々に送り込み、国政選挙並みの態勢で臨んでいるという。

 沖縄県政に詳しいジャーナリストの横田一氏が言う。

「安室さんがひと言発するだけでも、佐喜真陣営の票を切り崩すのは必至。ましてや、〈翁長知事に捧げる曲です〉とでも言及すれば、自公にとって破壊的な効果をもたらすでしょう」

「弔い合戦」はまさに総力戦の様相を帯びてきた。


































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[原発・フッ素50] 福島原発事故から8年目「避難者を支援する避難者」は何を思う(ダイヤモンド・オンライン)
福島原発事故から8年目「避難者を支援する避難者」は何を思う
https://diamond.jp/articles/-/178130
2018.8.24 大藪順子:フリーライター  ダイヤモンド・オンライン


 写真はイメージです Photo:PIXTA


2017年3月で福島から自主避難している人たちへの住宅無償提供が終了した。家賃負担は重く、避難生活を続けたいのに、福島に帰らざるを得ない人も多い。原発事故後から8年目の避難生活を送る人たちへの支援が減る一方で、今どんな気持ちで生活しているのか、何を必要とされているのか。自ら避難し、孤立しがちな他の避難者たちをサポートする側に立って活動する人たちに話を聞いた。(取材・文/フリーライター 大藪順子)

避難後に孤立
必要だった「話せる場所」


「最近、放射線の安全説を聞く機会が増えてきましたね」

 むさしのスマイ代表の岡田めぐみさん(36歳)は、心配そうにジュースを飲んだ。

 2011年3月11日以後、3歳と1歳の子どもを連れて東京に避難した。お腹には3人目を妊娠していた。自分の被爆が胎児にどのような影響を及ぼすのか、とにかく不安で福島を離れた。都営住宅に入れてもらえたが、そこには小さな子どもがいる世帯がなく、ふと気づくと新しい生活の中で孤立していた。

 そんな時、東京都助産師会による東日本大震災の被災妊産婦を受け入れていた「東京里帰りプロジェクト」(現在は終了)を知り連絡。同じように出産を控えた人や、小さな子どもを持つママたちを紹介してもらい、さまざまな交流会にも参加するようになったが、自分が避難生活を送る武蔵野市にいる他の避難者とはなかなか出会えないでいた。

 避難生活がいつまで続くのかわからない。

 先が見えない中で子育てし、孤立している被災者たちが武蔵野市にもいるはずだ。そんな人たちが集まり、ゆっくり話ができる場所づくりをしたいと、地域のママたちの協力も得て団体「むさしのスマイル」を立ち上げたのが、1年後の2012年。

 まずは孤立している人を誘うことから始めた。

 参加できる年齢を幅広く設定することで社会福祉協議会とも連携し、さまざまな年代の人たちが集い、勉強会を行うようになる。現在も、個人訪問、お茶会サロン、そして福島から保養で来る人たちとの交流会を続けている。

 避難生活も8年目。子どもたちは東京の生活にすっかり慣れて落ち着いた。「でもこれで終わりではないと思っています」と岡田さん。

「2017年3月に住宅無償提供が打ち切られて、生活がさらに厳しくなった被災者たちも多く、家賃が払えなくて福島に帰らざるを得ない人もいます。安全に生活する権利は誰にでもあるはずです。もう(避難生活に慣れて)大丈夫だからと、なかったことにされてはいけないと思う。そのために、国が認めた被害者の一人として、自分ができることはやっていきたい」

震災時の子どもたちも成人
不安を口にできる場所も必要


 岡田さんは、NPO法人ふくしま30年プロジェクトに参加し、避難の協同センターの世話人としても活動を続けている。

 そんな中、岡田さんが今一番気になるのが、一世代下の人たちの事だという。

「原発事故当時、『将来子どもを産めなくなってしまったのではないか』と心配していた当時の高校生たちも今は20代。時が経つにつれ、不安を口にすることすら難しい状況になってきています。特に福島県内では口を閉ざしている人が多いのが現状で、『日本では2人に1人はがんになるんだし』とか『放射線は安全だから』『風評被害になるから』と言って、話せない環境づくりがなされていると感じています。自分の不安や気持ちを抱え込むのではなく、話せる環境づくりがこれからもっと必要となると思います」

「最近では、子どもたちを保養キャンプに連れていくことすら反対する人もいて、それを押し切ってまで来る家族もいました。県外に出てやっと自由に話ができたというママたちも珍しくはありません」

 自ら孤立し、さまざまな人から助けてもらった経験のある岡田さんだからこそ、話せる環境づくりを続けたいという。

自己責任論やめて
SOSを出せる環境を


 松本徳子さん(56歳)は、避難の協同センターの代表世話人の一人。2011年の原発事故直後、6年生だった娘を東京にいる妹のところに避難させたが、4月の中学入学の際福島に戻らせた。5月あたりから鼻血を出す子どもたちの話を聞いてはいたが、県外に避難するかどうかの決心がつかないでいた。そして6月、自分の娘が大量の鼻血を出した。医療関係者である松本さんは、その異常に気づき、娘を再度東京へ避難させた。

 被災者用の住宅申請を行い、2013年10月末にやっと川崎に移れることになった。幸い仕事は東京の支部で働き続けることができたが、災害救助法による住宅無償提供が2017年3月に打ち切りに。その後も2018年3月までは、月収15万8000円以下の家庭には3万円の補助が出るとされたが、ほとんどの避難者は条件に合わず、補助が全くなくなってしまった。

 どうにか交渉を繰り返し、月収21万4000円以下までの家庭が補助を受けられるようになったものの、それも2018年度からは2万円となり、2019年度はその補助もなくなる。実際に補助金を受けられた人はほんの一握りしかいない。

「補助金を出している限り、福島に帰ってこないのではないかと、県は思っているようですが、子どもたちも関東での生活に慣れた時にまた引っ越しとなると、さらなる負担がかかります。福島に戻りたくても、福島でも賃貸に住んでいた人たち、家を売って避難してきた人たち、被災後に離婚した人たちなど、帰る所がない人も多いのです。自己責任論でこのような被災者たちを切り捨てないでほしいです」

「夫や家族から経済的支援を受けられる人はまだいい方です。県外に避難したいという気持ちを配偶者に理解してもらえないまま子どもを連れて避難し、誰からの経済支援もなく暮らしてきた人たちにもいます。すでに2つ3つ仕事を抱えて必死に生活してきたのに、補助がなくなったことで、さらに追い詰められています。避難の協同センターにSOSを出してきたある方も、そんな状態の中で鬱(うつ)になり、最後は自死を選ばれ、助けることができませんでした。ギリギリになってSOSを出すのではなく、早めに相談をしてほしいです」

「避難は正しかった」と
言いづらい国内の雰囲気


 松本さんが活動の基盤とする避難の協同センターは、避難者たちの精神的なダメージの大きさが見えてきた最近、各地の議員とのヒアリングと意見交換を開催し、当事者の声を聞いてもらうことに精を出している。

「新しい生活と割り切れればいいのですが、そう簡単にはいきません。放射線から家族を守るために必死で避難したが、本当にこれでよかったのかという思いに苛まれ、精神的苦痛と戦っている人も多いです」

 また、松本さんは、普通ではないことが普通とされていることに危機感を感じずにはいられないという。

「福島では『今日の放射線量は…』と毎日ニュースで流れます。県内での地産地消に対して不安だと言えば、風評被害になるから言わないでほしいと言われます。有名な人が出てきて、放射線は怖くないとキャンペーンをする中で、『心配だ』と声を上げる方が異常だと思われるのです」

「本当に避難することが正しかったのかとの疑問が付きまとっていた」という松本さんは、そんな迷いを抱えながら、2016年にカナダのモントリオールで開催された世界社会フォーラムに参加した。だがそこで、国を越えてさまざまな人々が松本さんの思いに共感してくれたことで、避難は間違っていなかったと確信できたという。

「いまだに社会の認識とのギャップにぶつかりますが、だからこそ当事者の声を発信し続けたいと思っています」

 松本さんは、これで終わりではないと伝えていきたいともいう。

「思い切って一歩前に踏み出した時、新しい扉が開くものだということも、身をもって知りました。今では福島に住んでいた時より知り合いも増え、よき理解者も増えました」

 岡田さんの「安心して自分の不安や思いを話せる場づくり」と、松本さんの「当事者の声を発信する」。それぞれの活動は、故郷に帰りたくても帰れない人々の心の安全のために、これからもっと必要となるだろう。













http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/247.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍晋三は本当に「他より」いいのか? ウソだ!  

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安倍晋三は本当に「他より」いいのか? ウソだ!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_189.html
2018/08/24 10:55 半歩前へ

▼安倍晋三は本当に「他より」いいのか? ウソだ!

 例によって大野章さんがとてもいい記事を紹介してくれた。以下に転載する。

 朝日新聞は記事を掲載したままでなく、東京新聞や日刊ゲンダイのように、積極的に「実践」してもらいたい。新聞社が評論家になってはどうにもならない。

 安倍晋三は朝日を敵視しているのだ。だったら受けて立とう。そんな朝日を私は全力で応援する。

**********************

大野章さんである。

 きょうの朝日新聞朝刊のオピニオン欄「耕論」に、『「他よりよさそう」?』の見出しを見つけました。

各メディアの内閣支持率調査で「安倍内閣を支持する」と答えた人のその理由のダントツのトップが「他よりよさそう」なので、すぐに、それに焦点を当てたのだろうと思いました。

 3人の識者がコメントしています。

◎武田砂鉄さん(ライター):『「うちのラーメンは、向かいの店よりマシです!」とあおって客を呼ぶラーメン屋はありません。

でも現政権は、そうした呼び込みをひたすら続けてきたように見えます。』と書き出し、2009年の自民党から民主党への政権交代への期待が大きすぎたため、その失望感も大きく、それに便乗して、確かに期待を裏切ったが、現安倍政権はもとより、交代前の自民党政治よりもずっとマシだった民主党政権を「自分に方がマシ」というロジックで国民に錯覚を与え続けてきたことを「他よりよさそう」の理由にあげています。

◎飯田健さん(同志社大学准教授)も、現状維持に甘んじる「変化を求めない」国民性が、いま最も強く出ている点をあげ、「公文書が改ざんされても財務相が辞任せず、少数者の人権に配慮しない発言が許され、私たちが大切にしてきた民主的な価値観が失われていることに危機感を覚えます。」と結んでいます。

◎永井愛さん(劇作家):《諦め感が蔓延 メディアも》とのタイトルで、昨年の東京都議選で一旦、安倍内閣支持率が急落した事実を揚げ(それが小池百合子都民ファーストだったけれど)「他によさそうな人があらわれればふわっと流れる可能性があります。」と述べています。

これに裏切られた後、「諦め」が蔓延してしまい、そこからなんとなく「安倍支持」が続いていると語っています。

そしてメディアの責任をあげ、「自己規制し、伝えるべきことを伝えない危機的状況にあります。」と断じています。さらに「外交に強い安倍」「経済に強い安倍」というゴマカシ(北朝鮮外交や株価つり上げ)を例に、「安倍虚像」が流布されている事実に目を開く必要性を押さえています。

また報道の自由度が日本は非常に低い現実をあげ、東京新聞の望月記者への官房長官の無礼な答弁に他の記者が怒らないことを嘆いています。

そして『演劇という小さなメディアですが、今の政治のおかしさに関心を持ってくれる人はいます。「真実なんていいよ」と社会が諦めモードになっても、メディアは諦めちゃいけない。私たちが「知る」ことから、すべては始まるのです。』と結んでいます。

3人とも「他よりよさそう」にしがみつく安倍政権の軟弱な土壌をえぐっています。必読の価値あり、読んで、一人一人がSNS で小さなメディアになって軟弱な安倍政権の土壌を壊していきましょう!





































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/627.html

[政治・選挙・NHK249] 石破からの挑戦から逃げるため、安倍はまた、国外逃亡か。東方経済フォーラム出席! 
石破からの挑戦から逃げるため、安倍はまた、国外逃亡か。東方経済フォーラム出席!
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2935be2c9e3cc42f46ddec6b4c3e5075
2018年08月24日 のんきに介護











http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/628.html

[国際23] ギリシャ国民の集団大虐殺(マスコミに載らない海外記事)
ギリシャ国民の集団大虐殺
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-87b7.html
2018年8月24日 マスコミに載らない海外記事


2018年8月21日
Paul Craig Roberts

 欧州連合や他の政治声明が、ギリシャ危機は終わったと発表し、ギリシャ国民集団大虐殺の政治とマスコミによる隠蔽が、昨日(8月20日)始まった。 それが意味するのは、ギリシャはもう終わりで、死んで、おしまいだということだ。ギリシャは限界まで搾取され、死骸が犬に投げ与えられたのだ。

 350,000人のギリシャ人、主に若い専門職の人々がギリシャから去った。出生率は、残った人口を支えるのに必要な率より遥かに低い。EUやIMFやギリシャ政府によってギリシャ国民に課された緊縮政策が、ギリシャ経済の25%もの縮小をもたらした。減少はアメリカ大恐慌にも等しいが、ギリシャでの結果は最悪だ。フランクリン・D・ルーズベルト大統領は、社会保障法や、預金保険や公共事業計画など社会福祉の他の手段で、大量失業の影響を緩和したが、ギリシャ政府は、IMFとEUの命令に従って社会福祉手段を剥奪し、大量失業の影響を悪化させた。

 伝統的に、腐敗、誤った運営、不運、予想できない出来事なりのいずれかで、主権国家が、債務を返済できなくなった場合、その国の債権者たちは、債務を負った国が返済できる水準まで債務の帳簿価格を切り下げる。

 ギリシャの場合、状況が一転した。ジャン-クロード・トリシェ率いる欧州中央銀行と国際通貨基金が、ドイツやオランダやフランスやイタリアの銀行が保有しているギリシャ政府国債の利子と元金の全額を、ギリシャは支払わなければならないと裁定したのだ。

 一体どうして、こういうことが実現したのだろう?

 いずれも危機を悪化させた二つの理由が、現在のギリシャを、ほぼ十年前の危機の始めにそうであったより遙かに酷い立場におくことになったのだ。

 “危機”の始めなら、ギリシャ債務はギリシャ国内総生産129%で、債務金額の一部を切り下げることで、容易に解決できていたはずなのだ。現在、ギリシャ債務はGDPの180%だ。

 一体なぜだろう?

 債務者が一セントたりとも失わずに済ませるため、ギリシャの債権者に利子を支払うべく、ギリシャは更に融資を受けたのだ。売女経済マスコミが“緊急救済措置”と呼んだ追加融資はギリシャにとっての緊急救済措置ではなかった。ギリシャの債権者にとっての緊急救済措置だったのだ。

 緊急救済措置を期待して、ギリシャ債務のクレジット・デフォルト・スワップをアメリカの銀行が売っていたため、オバマ政権は、この緊急救済措置を奨励した。緊急救済措置が無ければ、アメリカの銀行は賭けに負け、ギリシャ国債のデフォールト保険を支払っていたはずなのだ。

 更にギリシャは、外国人への公共資産売却や、例えば、最低限の生活以下への年金引き下げや、病人が治療を受ける前に亡くなるほどになった実に劇的な医療引き下げなど、ギリシャの社会福祉削減を要求された。

 記憶が正しければ、中国はギリシャの港を買収した。ドイツは空港を買収した。様々なドイツやヨーロッパの企業がギリシャ各都市の水道会社を買収した。不動産投機家連中が、ギリシャの保護された島々を不動産開発のために購入した。

 このギリシャ公共財産略奪は、ギリシャが負っている債務を減らす方向には向かわない。あらたな融資と同様、利子の支払いに使われたのだ。

 かつてない膨大な債務はそのままだ。債務を負っているギリシャ国民同様、経済は、かつてないほど小さい。

 ギリシャ危機が終わったという宣言は、外国銀行の儲けのために、ギリシャ国民から搾り取れるものはもはや何もないという声明にすぎない。ギリシャは急速に沈没しつつある。港や空港や都市公益事業や強制的に民営化された他の公共財産にまつわる収入は今や外国人のものとなり、彼らがお金をギリシャから奪い取り、更にギリシャ経済を悪化させる。

 ギリシャ人は彼らの経済的な未来を奪われてしまっただけではない。彼らは主権も失ってしまったのだ。ギリシャは主権国家ではない。EUとIMFに支配されている。2013年の私の著書、The Failure of Laissez Faire Capitalism第III部、“The End of Sovereignty”で、これがいかにして行われたかを私はご説明した。

 ギリシャ国民はツィプラス政権に裏切られたのだ。ギリシャ国民には自分たちを国際銀行家連中に売り渡した政府に反乱し、暴力的に打倒するという選択肢があった。そうはせずに、ギリシャ国民は自らの破滅を受け入れ、何もしなかった。ギリシャ国民は本質的に集団自殺したのだ。

 2008年の世界金融危機は終わっていない。アメリカやEUやイギリスや日本の中央銀行による膨大な貨幣の創造によって、隠されているだけだ。貨幣の創造は実際の生産の成長を遙かにしのいでおり、“実際の条件”が維持可能なものを超えて、金融資産の価値を押し上げている。

 この危機が一体どういう展開になるかは、見ていなければわからない。欧米文明の崩壊という結果をもたらしかねない。食うか食われるかなのだろうか? ギリシャの後はイタリアやスペインやポルトガルやフランスやベルギーやオーストラリアやカナダで、最後は誰もいなくなるのだろうか?

 欧米世界丸ごと、自分たちの権益に役立つよう強力な既得権益経済集団が醸成するウソの中で暮らしている。オンラインのものを除き、自立したメディアはなく、そうした独立メディアは悪者扱いされ、アクセスできないようにされつつある。情報が管理されている世界に暮らしている人々は、自分たちに一体何が起きているのか全くわからずにいる。それで、彼らは自分の利益のためにある行動ができずにいるのだ。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/08/21/genocide-of-the-greek-nation/

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http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/718.html

[政治・選挙・NHK249] 米国がばらした日米首脳電話会談で話された内容  天木直人 
米国がばらした日米首脳電話会談で話された内容
http://kenpo9.com/archives/4121
2018-08-24 天木直人のブログ


 22日の夜に行われた日米首脳電話会談の内容について、安倍首相は北朝鮮問題について話をしたとしか言わなかった。

 それ以外の事については公表を差し控えるとして逃げ、記者はそれ以上質問しなかった。

 ところがサンダース米大統領報道官が記者会見で明らかにしてくれた。

 それをきょうの主要紙が小さく報じている。

 つまりサンダースは国連総会で安倍首相が訪米する際に日米首脳会談を行うことを両首脳は楽しみにしていると表明したことを明らかにしたのだ。

 そしてその場合の首脳会談では北朝鮮問題の他、同盟国として重要な対話を続けることを表明したことを明らかにし、そのひとつとして通商問題が議題になる見通しであると述べたというのだ。

 やはり北朝鮮問題だけではなかったのだ。

 それにしても、石破氏は舐められたものだ。

 安倍首相はトランプ大統領に総裁選が終わったらすぐにニューヨークに飛んで首脳会談をすると約束した。

 石破氏に負けるはずがないということだ。

 勝負が決まっている今度の自民党総裁選なのだから、負ける石破氏と政策論争をして何の意味があるのか。

 石破氏との政策論争から逃げているわけではない。

 意味がないからしないのだ。

 そう安倍首相は言っているようなものだ。

 石破氏はきょうの安倍首相とトランプ大統領のニューヨークでの首脳会談の記事を見て、何とか言ったらどうか(了)



日米首脳会談、9月下旬で調整 安倍首相3選の場合
https://digital.asahi.com/articles/ASL8R7422L8RUHBI01Y.html
2018年8月23日23時26分 朝日新聞

 日米両政府は安倍晋三首相が9月20日投開票の自民党総裁選で3選した場合、同25日から米ニューヨークで始まる国連総会一般討論演説への安倍首相の出席にあわせ、日米首脳会談を行う方向で調整に入った。

 日米両首脳は22日夜(日本時間)、電話で協議。米ホワイトハウスのサンダース報道官はその後の記者会見で、「(電話協議で)両首脳は、国連総会で会談するのを楽しみにしていると表明した」と述べた。

 サンダース氏によると、両首脳は電話協議で北朝鮮に対する強力な経済制裁を維持することを確認。ニューヨークで行われる日米首脳会談は北朝鮮問題のほか、通商問題が議題となる見通しだ。(ワシントン=園田耕司)
















関連記事
メディアが書こうとしない日米電話首脳会談の本当の内容  天木直人
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/594.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/629.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍首相のスピーチライターがヘイト出版社から噴飯の安倍礼賛本!「安倍さんは人の悪口を言ったことがない」(リテラ)
安倍首相のスピーチライターがヘイト出版社から噴飯の安倍礼賛本!「安倍さんは人の悪口を言ったことがない」
http://lite-ra.com/2018/08/post-4205.html
2018.08.24 安倍のスピーチライターがヘイト出版社から噴飯の安倍礼賛本 リテラ

  
安倍首相のスピーチライターが書いた『安倍晋三の真実』


 いま、枝野幸男・立憲民主党代表の演説をまとめた『緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」』(扶桑社)が話題を呼んでいるが、その一方で、大型書店では同じ棚に気になるタイトルの本が同じように鎮座しているのをご存じだろうか。

 その本とは、『安倍晋三の真実』。著者は、安倍首相のスピーチライターである谷口智彦内閣官房参与だ。

 名前だけを見てもピンとこない人のほうが多いだろうが、谷口氏はもともと「日経ビジネス」(日経BP社)の記者で、第1次安倍内閣時に外務副報道官を務め、2013年に安倍首相のスピーチライターとして採用された人物。おもに外交にかんする演説を手がけており、あの国際オリンピック委員会総会での「汚染水は完全にブロックされている」や、米シンクタンクでの「私を右翼の軍国主義者と呼びたいなら、どうぞ」、エジプト・カイロでの「ISILと闘う周辺各国に総額で2 億ドル程度、支援をお約束します」という演説も、この谷口氏がかかわったとみられているのだ。

 実際、帯の惹句にも「総理大臣の外交スピーチライターだから書けた 官邸「激闘の舞台裏」」「なぜ彼はこれほど身を削るのか」と書かれ、安倍首相と谷口氏が仲良く並んだ写真を掲載。版元は、ケント・ギルバート『中韓がむさぼり続ける「反日」という名の毒饅頭』や櫻井よしこ『日本人に生まれて良かった』、武藤正敏『韓国人に生まれなくてよかった』といった反中嫌韓のヘイト本を出版しつづけている悟空出版だ。

 内閣官房参与という官邸中枢の人物がヘイト本出版社から平気で本を出すという現実に頭がクラクラしてくるが、さらにすごいのは、その中身だ。

 じつは、惹句で謳うような“官邸の舞台裏”といった話はちょこちょこと差し挟まれるだけで、大半は安倍政権の政策をただただ礼賛し、〈経験と知見を誰より深め、羅針盤において揺るぎがなく、およそ人の悪口を言わず、霞が関で総理が自分の陰口を言っているのを聞いたという人が誰一人いないという、情緒においてもそれほど安定している人物〉〈自らに恃むところが強く、時代の要請に応じようとする使命感においても強くて、極めて誇り高い政治家・安倍晋三〉だのといった崇拝めいた文章で埋め尽くされている。

 たとえば、体調不良を理由に政権を投げ出したにもかかわらず再び総理に返り咲こうとしたときのことについて、谷口氏はこんな妄想を繰り広げるのだ。

〈安倍さんはあのとき負けなかった。歯を食いしばって立ち上がろうとし、そして天の声を聞いたのだと思います。
 天の声とは、英霊たちの声だったかもしれません。
 オレたちは、命と引き換えに、立派な国になってほしかったんだ、なのに今の日本は、こんなに衰勢じゃないか、頼む、しっかりしてくれというような〉

 これが「官邸「激闘の舞台裏」」を綴った本だというのだから、安倍官邸がいかに正気でないかがよくわかるというものだろう。

 しかも、なぜかこの本では“安倍総理はいかに人の悪口を言わないか”という点が繰り返し強調されており、〈言葉を慎む潔癖のせいというより、生来、そういう意地悪をやろうという発想をもったことがないのではないか〉などと述べて安倍首相の人格の高潔さをひたすら褒め称えるのである。

 国会という場で「早く質問しろよ!」とヤジを飛ばし、挙げ句、市民に向かって指を指して「こんな人たちに負けるわけにはいかない」などと口走る、あの人が、“悪口を言わない”“意地悪をやろうと思ったことがない”って……。

■昭恵夫人の行動を“我が子を持てないから”と女性差別丸出しで擁護

 さらに、森友・加計問題についても紙幅を割き、小川榮太郎氏や国家戦略特区ワーキンググループ座長の八田達夫氏といった“お仲間”の主張を使って正当化。だが、ここまでは安倍シンパの常套手段でしかないが、谷口氏は加えて、昭恵氏の話をもち出し、信じられないような擁護論をはじめるのだ。

 なんと谷口氏は、昭恵氏が〈我が子をもつことをついにあきらめざるを得なくなってから(中略)東南アジアやアフリカでエイズ患者に会いに行って、抱きしめたり、(中略)社会的弱者、少数者に自分を近づけようとする努力が目立ちます〉と述べ、〈母として注ぐことのできなかった愛を、だれかのため、できればたくさんの人のため、そそいでみたいという衝動があったのではないか〉と推測。その上で〈昭恵さんはその最も柔らかい側面を見せてしまったことによって、かえってあまりにも不当な扱いを受けてきていると思います〉と庇うのである。

 森友の“愛国小学校”が、なぜ社会的弱者や少数者と一緒くたになっているのかさっぱり意味がわからないが、女性の“産めない”という問題に無神経に踏み込んだ上、“母性本能が森友学園に肩入れさせた”と言わんばかりの主張をする──。よくもまあこんな下劣かつ説得力のカケラもないことを平然と書けたものだ。

 つまりこれは、総理付のスピーチライターがわざわざ書いた、安倍応援団たちの本と何ら変わりない、あまりに低レベルな安倍礼賛&擁護本なのだが、じつはこの本、これまで出版されてきた安倍礼賛本とは大きく違う点がある。

 そもそも、安倍応援団ジャーナリストが書く安倍礼賛本といえば、なんでもかんでも野党のせいにし、問題を野党批判に転嫁するのが特徴。たしかにこの本も野党批判はあるのだが、しかし、それ以上に強調されているのは、露骨な石破茂批判なのである。

 たとえば、モリカケ問題で野党を批判したあと、谷口氏はこうつづけるのだ。

〈(モリカケが支持率に影響すれば)自民党の、選挙に弱い議員たちの間に、すぐさま動揺が走ります。総裁候補を目指す人たちには、総理の背後からタマを撃つ卑劣な行いにあえて踏み出す手合いが現れます(実際に踏み出す人、留まる人とがいて、違いは人品骨柄に表れる)。憲法改正議論など、総理が始めてもらいたいと思っても、自民党が一枚岩にならないという状態になる。野党の思惑通りでしょう〉

〈憲法の一字一句変えるべからずという護憲原理主義者ならともかく、自民党のそれなりに名の通った政治家までが、加計をめぐる総理の対応をなじりたがるのは、結果として野党の敷いたプランを助けることになっている、また、憲法はなにがなんでも変えるべからずという勢力に自らくみすることになっているのを、よもや知らないはずはあるまいと思うのですが、果たしてどうでしょうか。知った上での発言だとすると、言葉に誠のない人ということになります〉

■明らかに石破茂のことを指す攻撃も! 総裁選の宣伝であることを自ら証明

 名前こそ出してはいないが、この〈自民党のそれなりに名の通った政治家〉というのは、あきらかに石破氏のことを指しているだろう。現にいま、総裁選に向けて安倍陣営は石破氏のことを「隠れ護憲派」「安倍首相の批判ばかりで野党のよう」などとバッシングを展開しているが、谷口氏のこの主張はそれとまったく同じではないか。

 これだけではない。じつは同書では、もっとあからさまに総裁選を意識した文面が出てくるのだ。

〈総理の座とは、そのために必要にして欠くべからざる地位、いわばツールではあっても、自己目的化して追求しないといけないもの、ましてやトロフィーのように、それ自体が欲しくてたまらないというようなものではありませんでした。
 これは一度経験し、挫折し、復活したからこそとれた態度であり、覚悟です。  
 私たちは来る2018年9月に予定されている自民党総裁選で、その同じ態度、覚悟があるのかないのかわからない人を選ぶわけにはいかない。安倍総理に、圧倒的な勝利を収めてもらわなくてはならない〉

 さらに、まえがきでは、〈著者としては、読者を選びます〉と宣言し、〈官邸前に来て、「なにもかもアベのせいだ」と口汚く罵る人々、卑しい言葉をいとも容易に使っているうち、人相まで自ら卑しくしている類の人々には、もとより出会いたいと思っていません〉と安倍首相同様に市民を“卑しい者”扱いしたあと、〈しかし自民党の党員ともあろう人たちには、ぜひ、必ず、読んでほしいと思います〉とはっきり書いているのである。

 ようするに、これは総裁選に際し、自民党員に向けて書かれた本なのだ。

 スピーチライターまで動員して総裁選の選挙運動のための本を書かせるとは、なりふり構わないとはこのことだろう。谷口氏は〈安倍総理や周辺の誰彼から使嗾を受け、あるいは私が忖度し、時期を選んで本書を書いたというわけではありません〉などと言い訳めいたことも書いているが、内容や7月末という出版のタイミングからして“時期を選んで書いた”としか思えない。

■総裁選を前に、ネトウヨと安倍応援団の安倍ヨイショ本出版ラッシュが

 実際、安倍官邸には“前科”がある。2012年の総裁選直前も、安倍首相の熱烈な支持者だった小川榮太郎氏が『約束の日 安倍晋三試論』(幻冬舎)という安倍PR本を出版。これが安倍首相再登板の一翼を担ったと言われている。また、安倍首相の資金管理団体・晋和会と代表を務める選挙区支部が、政治資金で少なくとも4000部以上も購入していたことが判明している。

 さらに、昨年の総選挙投票日直前には、やはり小川氏が『徹底検証「森友・加計事件」――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)なる陰謀論本を出したのだが、こちらもなんと自民党が5000部を買い上げ、所属議員や支部に〈ぜひご一読いただき、「森友・加計問題」が安倍総理と無関係であることの普及、安倍総理への疑惑払拭にご尽力賜りますようお願い申し上げます〉という書面つきで送っていたことが報じられた。

 つまり、今回の『安倍晋三の真実』も同じように、議員や支部へのPRとして出版された可能性が高いのだ。

 しかも、この総裁選のタイミングで出版される安倍PR本は、同書だけではない。今月17日には「月刊Hanadaセレクション」として『安倍総理と日本を変える』が発売されており、25日には産経新聞の阿比留瑠比記者が『だから安倍晋三政権は強い』(産経新聞出版)を、9月3日にはまたも小川氏が『徹底検証 安倍政権の功罪』なる本を『安倍晋三の真実』と同じ悟空出版から発売する予定なのだ。

 また、すでに『安倍晋三の真実』や『安倍総理と日本を変える』は新聞広告が打たれているが、これも総裁選を睨んだものだろう。事実、昨年の総選挙期間中にも『徹底検証「森友・加計事件」』の中吊り広告や新聞広告が大々的に打たれており、きっと総選挙直前にも同様に、安倍礼賛本の広告がどんどん打たれ、安倍3選ムードを高めることは、まず間違いない。いや、それどころか、『安倍晋三の真実』著者の谷口氏は、9月9日放送の『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)にまで出演する予定だという。

 自民党は昨日、総裁選の公開討論会や街頭演説を〈大幅に削減する方針〉を打ち出した(産経ニュースより)。石破氏との討論や市民の前に立つことから逃げる一方で、内閣官房参与のスピーチライターを使い、御用メディアを総動員し、姑息な宣伝活動に勤しむ──。谷口氏は本のなかで〈分厚い肉を味わってみたいとばかり、権力なるものに憧れを抱いている、(中略)本当にそんな人に権力を握らせてしまったなら、何をするか知れたものではありません〉と書いていたが、それこそが“安倍晋三の真実”ではないだろうか。

(編集部)













































































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[経世済民128] 年収が低くても「1000万円」貯まる人たちの、ある共通点 やみくもに貯める必要はなかった(現代ビジネス)


年収が低くても「1000万円」貯まる人たちの、ある共通点 やみくもに貯める必要はなかった
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56987
2014/08.24 林 總 公認会計士 現代ビジネス



給料が安い、ボーナスが減った、老後が不安……お金の不安はつきないもの。しかし、『人生を黒字にするお金の哲学』の著者で、公認会計士の林總氏は、「収入の多い少ないは重要ではない」と断言する。そんな林氏が勧めるのが、まず「将来の支出」をはっきりさせること。そして「いくら貯めるか」をはっきりさせることだ。「生涯収支」をプラスにするこのノウハウについて、くわしく聞いた。

「いくら貯めるか」をはっきりさせる

私たちは、いったいいくらお金を貯めればいいのでしょうか。

それを考える前に、「貯蓄」とはいったい何かを、改めて考えてみましょう。



貯蓄というのは、将来の支出です。

たとえば住宅ローンの頭金、子どもの教育費、老後の生活資金、いざというときの予備費など、将来必要になるであろうお金をプールしておくこと。

それが貯蓄です。
 
目標もなくお金を貯めることは、貯蓄の本来の意味からはずれています。

お金はたくさんあれば安心かもしれませんが、そのために人生の大半が爪に火を灯すような生活になるのでは、意味がありません。天国にお金を持っていくことはできませんから、やみくもに貯める必要はないのです。
 
少しの余裕をもって、人生を歩んでいけるだけのお金があれば十分です。

ですから、必要な貯蓄額は人によって違います。

1000万円で十分足りるという人もいれば、5000万円必要だという人もいるでしょう。1000万円で足りる人は、5000万円貯める必要はないのです。また、500万円は10年後に必要になり、もう500万円は20年後に必要になるといった、使うタイミングの違いもあります。

いくら貯めるべきかは、将来の支出を知ることでおのずとわかるというわけです。同時にいま、いくら使えるかもわかります。

お金を使うことは、怖いことでも、悪いことでもありません。

考えないで使うから、不安が残ったままなのです。

「人生の支出」はいくらですか?

まずは、あなたの人生の収支を概算してみましょう。

人生の三大支出といわれているものは、住居費、教育費、老後資金です。



たとえば4000万円で家を買い、子どもの教育費に2000万円(1人あたり1000万円×2)が必要で、老後は2000万円+年金(+退職金)で暮らしていくとすれば、三大支出だけで8000万円ほどの支出が確定します。

一般的な会社員の生涯賃金は、手取りで約2億円といわれています。

2億円で概算してみると、大学卒業の23歳から年金受給年齢の65歳までの42年間で、三大支出以外に使えるお金は、平均で年間約286万円、月に約24万円ということになります。

もちろん、収入や住居費、結婚しているか否か、共働きか否か、子どもの数などによって、収支は大きく変わります。
 
すでに持ち家があるなら住居費はほぼかかりませんし、子どもがいないなら教育費は必要ありません。大きなお金がかかる趣味がある人は、三大支出以外にもその分をプールしておく必要があります。

また、退職金がなく、年金の少ない自営業者であれば、老後資金はもう少し必要でしょう。逆に退職金や年金の額が潤沢であるなら、老後資金は少なくても大丈夫かもしれません。

いくら貯めるべきか、使ってよいのかは、人生を見通して、概算しておくことが可能なのです(くわしい計算方法は著書『正しい家計管理』で解説しています)。

さて、みなさんの将来の支出はどのくらいになりそうでしょうか。

将来の支出に照らし合わせたとき、現在の生活費が多すぎたり、少なすぎたりしていないでしょうか。

人生を黒字にするために、バランスのよい貯蓄と支出を心がけてください。

「月1万円」で大金が手に入る

お金を貯めるときに、必要なことがあります。

それは、絶対に実現させる目標です。



たとえば、30歳のあなたが「老後資金を1000万円くらい貯めたい」という目標を立てたとします。

1000万円といえば、かなりの大金です。

「うちは収入が低いから、1000万円なんて到底無理だなあ」という人もいるかもしれません。そこで現実から目を背け、あきらめてしまう人も多いのです。

ここで必要になるのが、先を見通す力です。

たとえば、いまのあなたは、月に1万円しか貯められません。月1万円なら、年間12万円です。

「なんだ、たった12万円か」と思いますか? そう考える人は、絶対にお金を貯めることはできません。

月に1万円でも、10年で120万円、30年で360万円です。夫婦2人で貯めれば、720万円になります。これだけあれば、老後の大きな力になるのではないでしょうか。

月1万円なら、誰にでも可能な貯蓄額です。月に1万円の貯蓄だって、やるとやらないとでは大違いなのです。

仮に最初の10年は1万円、次の10年は2万円、次の10年は3万円というふうに貯蓄額を上げていけば、1人でも720万円、2人なら1440万円です。
 
余裕のある人は、月に3万円貯蓄できれば、30年で1080万円になります。月に5万円なら、1800万円です。

つみたてNISA(NISA:少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)などを利用して、安全に資産を積み立てていくのもおすすめです。

      
お金の不安を解消して、人生の収支をプラスにできるお金とのつきあい方!




http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/280.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍晋三への不満をぶちまけているだけでいいのか?  
安倍晋三への不満をぶちまけているだけでいいのか?
https://85280384.at.webry.info/201808/article_190.html
2018/08/24 11:31 半歩前へ

▼安倍晋三への不満をぶちまけているだけでいいのか?

松井久子さんの声だ。 (原文のまま)

 SNSはもともと同じ価値観、同じ考え方の人同士で繋がっている。だけど、安倍政権への憤りをそこでぶつけ合っているだけでいいのだろうか?と、ずっと思ってきた。

 これだけ多くの人が「人間として信頼できない」と思っている総理大臣について、大手メディアが「三選確実」と書くのも、国会が国民の代表者の場として機能していないのと、「憤っている人」たちが「無関心な人」たちを巻き込めていないからだ。

 このままでは改憲の国会発議→国民投票も止めることはできないだろう。

 最近読んだ『国会を取り戻そう! 議会制民主主義の明日のために』(現代人文社刊)は、5人の若き憲法学者が学生たちに向け、分かりやすく書いた一冊。

 これを読めば今の政治がどれだけ憲法無視のオンパレードであるか手に取るように解るのだが、本の中で先生たちは何度も「伝えよう」という願いの言葉を繰り返している。

 「まず自分の周囲の人に伝えよう」と。

 私たちはもう「批判」から次のフェーズに進まねばならない。

 改憲など「自分には無関係」という人に「伝える」努力を、コツコツと重ねていくしかない。  (以上)

**********************

 その通り。フェイスブックに不満をぶちまけているだけでは、ハッキリ言って何の意味もない。安倍晋三には痛くもかゆくもない。関係ない。

 大事なことはこれを読んでいるあなた自身が周りに伝えることである。そして安倍に対する批判が増えることだ。

 選挙に勝たないことには安倍政権を倒せない。

 政治など「自分には無関係」という人に「伝える」努力を、コツコツと重ねていくしかない。













http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/631.html

[経世済民128] 米国債、外国人に買い疲れ気配で利回り高騰リスク(ロイター)
米国債、外国人に買い疲れ気配で利回り高騰リスク
https://diamond.jp/articles/-/178263
2018.8.24 ロイター 


[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米国債に対する外国人投資家の買い疲れが見え始めている。財政赤字が拡大を続けて2年以内に1兆ドルに達すると予想される中で、外国人による吸収力が鈍れば、いずれ利回りが跳ね上がる危険がある。

 インベスコのチーフ・グローバル・ストラテジスト、クリスティナ・フーパー氏は、外国人の米国債投資意欲の弱まりについて「利回りを押し上げる強力な要因になる」と懸念する。

 実際ロイターが入札データに基づいて計算したところ、7月の海外勢の購入額は少なくとも2009年以降で最小にとどまった。

 外国人が買いを手控えるとすれば、米政府は国内の銀行、資産運用会社、プライマリーディーラーにより多く引き受けてもらい、利回りの高騰を避ける必要が出てくる。

 足元まで米国債市場に深刻な影響は見られない。指標の10年債利回りは5月に3%の節目を超えて約7年ぶりの高水準を付けた後は、落ち着きを取り戻している。

 コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツのシニア金利・通貨アナリスト、エド・アルフセイニ氏は「徐々に外国人の米国債購入は少なくなってきているが、国内投資家が入ってきて、その穴を埋めている」と話した。

 アナリストによると、米国と中国などの貿易摩擦や、トルコおよびイタリアの政治情勢を巡る懸念で、安全資産としての米国債需要が存在することも、利回りを抑える一因となっている。

 5月半ばに3.13%まで上がった10年債利回りは22日、2.82%で推移している。

■不安残る先行き

 毎月の米国債入札における外国人購入の比率は、財務省が2月に発行量を増やして以降低下している。第2・四半期にドルが予想外に反発して外国人の買い手にとってヘッジ費用が高まった面もある。

 7月の米国債入札で外国人は計165億7000万ドルを買ったが、これは少なくとも09年以来で最低の水準だ。財務省が16日公表したデータで、6月は外国人の米国債投資が売り越しに転じたことも分かった。

 国別で米国債投資家としてトップ1、トップ2の中国と日本は、6月の保有高がそれぞれ今年2月以来、2011年10月以来の低水準となった。また日本政府のデータを見ると、5月に米国債を2兆0710億円を売り越した日本勢は6月も4558億円の売り越しだった。

 日本などの外国投資家にとっては、ヘッジ費用の関係で米国債保有コストが割高化している。

 もっとも米国債の相対的な利回りの高さは依然として日本勢や欧州勢には魅力がある。ロイターのデータによると、10年債を比べれば米国は欧州より2.50%ポイントほど、日本よりは約2.75%ポイントも高い。

 一方で7月は米国の債券運用会社の入札における購入額が9205億ドルと全体の54%を占め、過去最高の比率に達した。発行増の大半が中短期債で、米国の投資家にとって妙味があるとアナリストは分析する。

 ただし外国人の米国債買いが減り続けても、国内投資家がそれに見合うペースで購入を増やし続けるかどうかは定かでない。

 インベスコのフーパー氏は「現段階では十分な買い手がいるかもしれない。だがこれから4ヵ月に対応できるほど確保できるだろうか」と疑問を投げ掛けた。

 中国が対米貿易摩擦の報復手段として保有米国債を売却するとの懸念もくすぶり続けている。

(Richard Leong記者)






http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/281.html

[経世済民128] 増える中国人店員、訪日客対応に活躍の一方で「落とし穴」も(ダイヤモンド・オンライン)
増える中国人店員、訪日客対応に活躍の一方で「落とし穴」も
https://diamond.jp/articles/-/178100
2018.8.24 姫田小夏:ジャーナリスト ダイヤモンド・オンライン


中国人観光客が増える中で、自分で身に着けた英語、中国語で接客をする日本人従業員たち 写真提供:NAAリテイリング


 インバウンドという新たな産業の拡大が雇用創出に大きく貢献している。そうした雇用といえばサービス業が典型だが、とりわけ小売販売を通しての接客業の雇用が格段に広がった。

 東京・銀座にある三越伊勢丹の化粧品売り場は、平日でも多くの客でにぎわっている。店頭にも多くのスタッフが配置され、接客に余念がない。だが、よく見ると名札に記載されているのは中華圏の姓だ。

 百貨店の化粧品売り場だけではない。家電量販店、空港の免税店の店頭で目立つのは、中国人従業員の姿だ。外国人人材の採用に詳しいコンサルタントA氏は「人手不足の声はあちこちから聞こえる」といい、次のように続ける。

「サービス業によっては『賃金の安さ』『立ち仕事』が敬遠され、日本人だけでは埋めることができません。そのため、中国人を中心とした安価な労働力への依存が高まっています」

 もちろん、それだけが理由ではない。圧倒的多数が中国人観光客となれば、「勝手知ったる人材」が重宝する。中国人人材の活用に積極的なインバウンド事業者B氏は、次のように語っている。

「中国人人材ならば、観光客の買い物パターンや中国人相手の売り込み方を知っています。流暢な日本語を話す上に、厳しい雇用条件も厭わないので、日本の企業にとっては大変都合がいいのです」

 日本政府観光局(JNTO)が発表した2017年の国籍別訪日外国人客は、中国が1位で約735万人であり、その旅行消費は約1.7兆円を超えた。現在、インバウンドのリテールの最前線では、中国語・日本語ともに流暢で、低コストで仕事をこなす“競争力ある中国人”が大活躍なのだ。

どんどん送り込まれる中国人材

 在日の中国人や中国人留学生の採用でもまだ足りないのか、最近は「日本で働きませんか」と中国語の求職サイトで呼びかける企業もある。中国から人材を直接引っ張ってくる算段だ。

 また、専門のエージェントが現地人材と日本企業の間を橋渡しをするケースもある。日本側へ人材を送り出す仕事に携わっていた日本人女性のCさんは、次のように語る。

「アジアの各地には、アジア人材を日本企業に送り込むエージェントがあります。中国やベトナムでは日本語人材を育てる教育ビジネスが盛んですが、その先の“就職サポート”も行っているんです。『日本語2級の人材は何人必要ですか』などと、積極的に日本企業に売り込んでいるのです」

「人手不足の日本企業」と「日本で働きたい中国人材」、見た目はあたかも理想的なマッチングかのようだ。だが、これに依存しすぎるのは危険だ。


繁華街にあるドラッグストアでは、中国語のPOPはもはや珍しくもない

接客の質を上げるには

 銀座に出店する大手ドラッグストアは、売り場の客も従業員もほとんどが中国人だ。店内のポップも商品説明も中国語化された店内で、従業員は客のいない暇な時間をスマホでつぶし、客からの質問にはごく簡単に手短に答える。

 東京に長年在住する中国人女性Dさんが、この店で買い物をしたときのことだ。従業員と客のやりとりにわが耳を疑ったという。

「中国人従業員が中国人観光客に薬の説明をしているのが聞こえてきたのですが、その情報はまったく間違ったものでした。他人の買い物とはいえ、思わず『それは違う』と口を挟んでしまいました」

 Dさんはこう続ける。

「最近、多くの小売店舗で中国人従業員を見ますが、彼女たちの商品知識はあまりに乏しい。『中国人を店頭に置きさえすればそれでいい』という日本企業の発想は安易すぎるのではないでしょうか」

 一方で、急速に店舗網を広げる企業の中には、インバウンド対応のチーム構成の見直しを行うところもある。「中国人は即戦力ではあるが、すぐに辞める傾向が強い」(前出のA氏)のが主な理由だ。日本人の比率を高めることで接客の質の向上を図る狙いもある。中国社会では、リテールは大卒者が就く仕事ではないと思われていることもあり、モチベーションの維持は困難だ。

日本人の持てる力に光を当てる

 空港の免税店もインバウンドの追い風を受け、雇用を拡大させる業態のひとつである。成田空港に出店している「Fa-So-La」は、株式会社NAAリテイリング(成田国際空港株式会社の100%子会社)が運営する免税店だ。

 経営計画部経営企画課課長の原浩介氏は「空港ならではの職場ということで、さまざまな国の人とコミュニケーションをとりたい、触れ合いたいという熱い思いを持つ日本の若い人たちが集まりました」と話す。

 国籍を問わず採用を行ってきたものの、2018年4月時点で819名にまで膨らんだ社員の多くが日本人だ。同社が重視するのは従業員教育である。新規の採用も、「語学力を最初から備えている人材はもとより、その他のスキルも踏まえ、積極的な採用を行っています」(原氏)という。社内では語学を含めた研修制度が充実している。

「空港の免税店は、時間のない中での購入が大前提。瞬時にお客様のニーズを把握し、ご案内できるような人材の育成に力を入れています。日本人の持ち味である“細やかさ”、私たちはそこに自信を持って接客をしています」(同)

 他方、日本人ではわからない文化の違いを埋めるのが外国籍のスタッフだ。顧客の多くを占める中国人顧客に対し、中国人従業員は複雑なやり取りや難しいクレームなどの通訳として、あるいは社内の勉強会の講師として、その持てる力を存分に発揮している。

 同免税店では、日本人従業員がそういった環境の中で習得した中国語や英語を使って一生懸命に接客する姿が目に付く。こうしたこともあってか、「Fa-So-La」は免税店にしては珍しく、リピート客に恵まれるようになる。気持ちのこもった接客が評価されていることの証しでもある。

 求人情報サービス大手・マイナビの採用担当者によれば、「訪日中国人は日本のおもてなしを楽しみに来ているため、サービス業では中国語を話せる日本人の潜在ニーズが強い」という。

 日本には、大学の第2外国語で中国語を習得した人材や、中国への留学を終えた人材が数多くいる。日本のインバウンドにおける雇用も、若い日本の人材が夢を描ける現場になることを願いたい。

(ジャーナリスト 姫田小夏)




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[政治・選挙・NHK249] 総裁選前の失点を恐れ…閉会中審査から逃げ回る安倍首相(日刊ゲンダイ) 
    


総裁選前の失点を恐れ…閉会中審査から逃げ回る安倍首相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236120
2018年8月24日 日刊ゲンダイ

 
 “やってる感”のアピールのみ(西日本豪雨の非常災害対策本部会合)(C)共同通信社

「空振りを恐れず、早めに避難措置を取るなど、できる限りの対策を講じてもらいたい」――。23日午前、ダブル台風(19号・20号)が列島に差し迫っていたころ、安倍首相が関係機関にハッパをかけた。西日本豪雨被災地の2次災害を防止するための訴えだが、一体どの口が言うのか。

 被災地復旧に向けた補正予算編成のための臨時国会をいまだ召集せず、「空振り」どころか、打席にすら立とうとしない。3選を目指す自民党総裁選を前に、安倍首相も参加した「赤坂自民亭」への追及を恐れるあまり、補正は棚上げ。ダブル台風への警戒指示は“やっている感”演出のパフォーマンスに過ぎない。

 安倍首相の失点回避は障害者雇用の水増し問題でも顕著だ。野党の閉会中審査開催の要請を、自民は突っぱねている。

「10を超える省庁で水増しがあり、所管の厚生労働委員会の審議だけでは収まらない。予算委開催まで求められると、審議の場に安倍首相が引きずり出される。総裁選直前に首相を国会で批判にさらすわけにはいかず、自民の国対は絶対、閉会中審査に応じようとしない」(野党国対関係者)

 28日には衆院厚労委の理事懇談会で、厚労省が各省庁の水増し問題の調査結果を報告する。与党はこれでケリをつける気だが、障害者雇用の水増しは40年以上に及ぶ行政の悪弊だ。それでも自民は安倍首相の失点回避のためなら、見過ごすのだ。

 一方で安倍は3選に尽力する“しもべ”に褒美を送る抜け目なさ。26日に鹿児島県内で県連会合に出席後、総裁選出馬を正式表明する予定だ。

「鹿児島での出馬宣言は、森山裕国対委員長の“お膝元”だから。森山さん所属の石原派は一時期、実質オーナーである山崎拓元副総裁主導で、石破元幹事長の推薦人に2、3人が名前を貸す構想があった。しかし、森山さんが『安倍支持でいくから貸さない』と固辞し、領袖の石原伸晃元幹事長が『安倍3選支持』を最終決断した経緯がある。国対委員長として、モリカケ問題でも政権を守ったこともあり、総理は森山さんに錦を飾らせたようです」(自民党石原派関係者)

 安倍の眼鏡にかなった森山は、総裁選後の人事で党3役を狙っているらしい。私利私欲にまみれた論功が、新たな安倍への忖度を生み出すのだろう。安倍の「逃げ恥」総裁選によって、ますます自民は単なる恥ずかしい集団となるばかりだ。









































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[経世済民128] 空き家対策と放置リスク:その不動産、売ったほうが良いのでは?(マネーポスト)
空き家対策と放置リスク:その不動産、売ったほうが良いのでは?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180824-00000003-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 8/24(金) 15:00配信


「空き家等の住宅に関する主な指標の集計結果について」(総務省統計局)より


 長期間利用されていない、いわゆる「空き家」を所有していると、そこには維持管理費用や放置リスクが伴うことになります。

 日本各地エリアで空き家が増加していることもあり、行政はこの対策の一環として「空き家対策特別措置法」を考案。今後、所有者の負担がより一層強くなることが懸念されます。

 今回は、空き家の問題点を確認して”空き家対策のための売却”について考えていきましょう。

空き家を放置するリスク

 空き家を放置すると、以下のようなリスクやデメリットが生じることになります。このリスクやデメリットは、放置期間が長ければ長いほど大きくなるため、できるだけ早期の対策が必要です。

●税金面のリスク
 現在住んでいる戸建て住宅やマンションと同じく、使用していない空き家であっても所有しているだけで固定資産税・都市計画税の税金は発生します。

 また、空き家が相続対象なら相続税の課税対象にもなります。空き家は所有しているだけで税金負担のリスクが大きくなることがわかりますね。

●維持管理面のリスク
 戸建て住宅は木造であることが多く、木造は鉄筋コンクリート造に比べて劣化が早いと言われています。空き家の場合は劣化だけではなくシロアリ被害などに遭う可能性があります。

 また、適切な管理が行き届いていない空き家は不法投棄の対象となるリスクが高くなりますし、庭木の越境や雑草の繁茂は近隣トラブルの原因に繋がることも考えられます。

 このような不適切な維持管理は、不動産の資産価値を大きく下げる要因になります。売却や活用を検討しているのであれば、放置すればするほどかなりの損失となるでしょう。

●屋根材の剥落・飛散のリスク
 一般的に木造住宅の寿命は「25年」が目安とされており、年数が経過すると共に経年劣化が進んでいきます。特に、手入れが行われずに老朽化した空き家は、屋根材などが剥落・飛散する恐れがあります。

 万が一、これらが原因で通行人に怪我をさせてしまった場合は、所有者がその責任を負わなければいけません。

空き家対策特別措置法とは?

 総務省統計局の2013年のデータでは、総住宅数のうち空き家の割合は13.5%と発表されており、人口の減少に伴って今後はさらに空き家の数が増加することが予想されます。

 そこで、この事態を問題視した行政はH27年から「空き家対策特別措置法」を施行し、空き家に対するアプローチを開始しました。

●空き家対策特別措置法の対象
 全ての空き家が「空き家対策特別措置法」に該当するわけではなく、ある”特定の状態”に当てはまる空き家が対象となります。”特定の状態”とは、国土交通省ガイドラインに示されている次のような状態のことをいいます。

・そのまま放置すれば倒壊など著しく保安上危険となるおそれのある状態
・そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
・その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

 ガイドラインでは”著しく”と記載されていますが、行政が独自に判断することになるので明確な決まりがあるわけではありません。そのため、所有者の基準が適用されるわけではないことに注意です。

特定空き家に認定されるとどうなる?

 住宅が建てられている土地は「固定資産税の住宅用地の特例」が適用されることにより、固定資産税の金額が6分の1あるいは3分の1まで減税されます。

 しかし、空き家対策特別措置法によって特定空き家に認定されると、この特例が適用できなくなります。特例適用ありの場合の約5倍の固定資産税がかかってしまうため、維持管理費の負担が増大します。

●すぐに特定空き家に認定されるわけではない
 最近では行政代執行による強制解体も増えてきていますが、いきなり特定空き家に認定されたり強制解体されるわけではありません。

 放置しておくと害が発生する可能性のある空き家の所有者に対して、まず行政から適切な管理を行うように指導・勧告があります。これに対応しなければ改善命令に移行し、命令にも従わなければ「特定空き家」として認定されることになります。

 行政代執行により強制解体されると、その費用と罰金が課されることになるので必ず対応するようにしましょう。

まとめ

 空き家の放置は、金銭的な面などで様々なリスクがあります。そして、「空き家対策特別措置法」の施行により、所有者には適切な管理が求められるようになりました。

 空き家となった不動産の売却を検討しているなら、資産価値の減少や経年劣化などを考慮すると早めの行動がおすすめです。

 空き家の買い手を見つけるには、リフォームを行って資産価値を高めたり、建物を解体して更地として売り出すなどの方法を取ると良いでしょう。

※マネーポスト不動産売却(https://fudousan-baikyaku.moneypost.jp/



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/283.html

[経世済民128] 公務員65歳定年で「生涯賃金3000万円増」の“超官民格差”(マネーポスト)
公務員65歳定年で「生涯賃金3000万円増」の“超官民格差”
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180824-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 8/24(金) 16:00配信 週刊ポスト2018年8月31日号


着々と進む“特権拡大”(安倍首相に「意見書」を提出する一宮氏。写真:時事通信フォト)


 まさしくこれが、“霞が関のレトリック”なのであろう。人事院総裁が提出した「公務員65歳定年制」についての意見書の中身である。

「民間企業の定年延長を促進するため」という名目で役人の“特権”を肥え太らせ、自分たちの待遇が改善されると見定めたポイントでだけ「水準は民間に合わせた」という理屈を持ち出す──狡猾極まりない“修辞法”に、決して騙されてはいけない。

生涯賃金が3000万円アップ

 安倍政権がなお「働き方改革」を看板にするなら、真っ先に「働き方」を変えさせるべきは不祥事が絶えない公務員だろう。

 文科省の前局長は補助金と引き替えに息子を医大に裏口入学させ、別の幹部は接待漬け。予算編成権を握る財務省の前次官は女性記者を呼び出してセクハラ三昧、国税庁の前長官は国民から重税を搾り取りながら、国有地の格安売却を隠すために公文書まで改竄させていた。官僚腐敗はとどまることを知らない。

 そんな折も折、8月10日に一宮なほみ・人事院総裁が国家公務員の「65歳定年制」導入を求める意見書を安倍首相に手渡した。お盆休みに入る前日に提出したのは、わざわざ国民が見落としやすいタイミングを選んだようにも思える。

 意見書にある公務員版“働き方改革”は、国民が期待する公務員の規律を強める内容ではなく、逆に、特権的待遇を増やす内容なのだ。意見書には定年延長計画の骨子が書かれている。

(1)俸給/61〜65歳の給与はピーク時の7割を保証
(2)諸手当/残業手当、地域手当、住宅手当、単身赴任手当、寒冷地手当は60歳前の職員と同額
(3)ボーナス/全額支給
(4)身分/国家公務員のまま──というものだ。

 民間サラリーマンについては2013年4月に改正高年齢者雇用安定法が施行され、企業(事業主)に、希望する社員全員を段階的に65歳まで雇用延長しなければならないと義務づけた。65歳定年と聞いて「公務員も5年遅れでようやく民間並みに雇用延長されるのか」と勘違いしてはいけない。

 今回の公務員の定年延長は、民間の「雇用延長」とは全く違っている。民間サラリーマンの雇用延長は、60歳で退職金を受け取って退職した後、嘱託などで再雇用されるのが一般的だ。給料は現役時代と比べて大幅にダウンする。社会保険労務士の内海正人氏がいう。

「民間企業の多くは50代半ばで役職定年を迎え、60歳の定年退職前の年収はピーク時よりかなり低い。再雇用になると1年ごとに契約を更新する非正規社員扱いになるのが普通で、給料は定年時からさらに半減する。ピーク時の年収が800万円を超えていた一部上場企業のサラリーマンが、再雇用後には年収200万〜300万円程度に下がることはよくあります」

 民間は再雇用後に〈薄給、手当なし、ボーナスなし〉で、上司となった「元部下」の顔色をうかがいながら働き、リストラの不安に耐えて65歳の年金受給開始までなんとか凌ぐしかない。

 それに対して、公務員の「定年延長」は60歳で退職せずに定年そのものを段階的に65歳まで引き上げる。しかも、公務員の賃金カーブは定年時にピークとなり、ノンキャリアの本省課長補佐の60歳前のモデル年収が約890万円だ。前述のように60歳時点の7割の給料が保証されれば、年収は600万円を超える。〈高給、手当あり、ボーナスあり〉で、民間とは何もかも違う。

 新定年の65歳まで勤めると生涯賃金が3000万円アップし、年金受給前にたっぷり「老後の蓄え」を築くことができる。

民間の年収を150万“水増し”

 人事院の意見書には、定年延長後の公務員の給料を“水増し”するのに都合のいい官民比較が並んでいる。

 定年延長後の給料を「ピーク時の7割」に決めた根拠に挙げられているのが、厚労省の賃金構造基本統計調査のデータだ。

 意見書には、民間サラリーマンの年間給与は50代後半が平均約850万円、60代前半は平均約596万円へと「3割減」になっているとある。そこから、7割水準を決めたというのだ。

 だが、前出の内海氏は、「厚労省の調査データを調べてみたところ、50代後半の正社員男性の平均年収は約700万円。60代前半は7割どころか半分以下の約320万円になっていました。人事院の官民比較は民間の実態をまるで反映していないどころか、どの統計数字を使ったのかさえ不明です」と疑問を呈する。

 そこで人事院に一体どのデータを使ったのか問うたところ、「公務員一般職の業務に近い管理・事務・技術職の賃金データを使っている。ただし、この職種については、建設業と製造業でのデータしかないので、それを用いた」(生涯設計課)

 賃金水準が低いサービス業などが含まれていないのである。恣意的な数字で「民間の60代は現役の7割もらっている」とでっちあげたといわれても仕方がない。

 現時点では公務員も民間の再雇用と同じように定年後に給料が大きくダウンする「再任用」という制度が実施されている(希望者は定年退職者の約半数)。意見書には、公務員に「65歳定年」の恵まれた制度をつくる理由としてこうある。

〈下位の官職に短時間勤務で再任用される職員が多く、その能力及び経験を十分にいかしきれていないため、このまま再任用職員の占める割合が高まると、職員の士気の低下等により、公務能率の低下が懸念される〉

 民間サラリーマンには再雇用で我慢させながら、公務員は“薄給で元部下にペコペコできるか”という不満が強いから、65歳定年にして待遇を大幅にアップするというのである。

 キャリア官僚にも定年延長のメリットは大きい。

 現在、各省トップの事務次官や長官クラスの公務員は特別に「62歳定年」と定められている。意見書では、それを最長65歳まで延長できることになっており、給料も減らない。次官なら約2200万円の年収を65歳までもらえるようになる。

「天下り」のかわりにもなる。定年延長にあたって、本省課長クラス以上は原則60歳で「役職定年」となり、次官や長官に出世できなければ「専門スタッフ職」という課長補佐クラスに降格される。しかし、その場合も年収の7割が保証される。

 年収1700万円の本省局長であれば、役職定年で課長補佐待遇に降格されても、約1200万円の給料がもらえるのである。

「今はキャリアも天下り先が減り、再就職すると待遇は現役時代の7割くらいに減る。それなら、65歳まで役所に残っても収入はかわらない。定年延長は再就職先のないキャリア救済にもなる」(労働ジャーナリスト・溝上憲文氏)



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/284.html

[政治・選挙・NHK249] 砂川事件を風化させない国民必読の冊子が世に出た!  天木直人 
砂川事件を風化させない国民必読の冊子が世に出た!
http://kenpo9.com/archives/4122
2018-08-24 天木直人のブログ


 安倍政権に支配された最高裁が、砂川事件再審査請求訴訟を却下したのは7月18日だった。

 それを知った私は7月23日のブログで嘆いた。

 国民にその重大さが伝わらないまま、これで砂川事件はひとびとの記憶から忘れ去られることになると。

 残念、無念だと。

 ところが、そうではなかった。

 「在日米軍は憲法9条違反だ」と断じたあの歴史的な名判決(伊達判決)を跳躍上告させて、みずから最高裁でそれを否定した田中耕太郎最高裁長官が、実はその裏でマッカーサー米国駐日大使と密議していたという衝撃的な証拠が、一人の研究家の手で明らかになったのは2008年だった。

 そのことがきっかけで出来た「伊達判決を生かす会」が、「砂川闘争から沖縄、横田へ」というパンフレットを刊行したのだ。

 送られて来たそのパンフレットを読んで私は喜んだ。

 わずか24ページの小冊子であるが、そこに砂川闘争のすべてが語られている。

 それだけではない。

 まさしく砂川闘争は、いまの沖縄の辺野古闘争の原点であり、そして砂川、辺野古闘争は、最終的には横田米軍基地に象徴される在日米軍を日本からただき出すという、日本の戦後政治の最終目標であることを見事に教えてくれている。

 この冊子は国民必読の冊子だ。

 以下に「伊達判決を生かす会」の連絡先を掲示しておくので、興味のある読者は入手して欲しい。

 おそらく入手希望者が殺到し、無料で配布されたこの冊子はあっという間に在庫がなくなるだろう。

 そこで私は提案したい。

 どこかの出版社が「伊達判決を生かす会」の許可を得て版権を取得し、有料で出版するのだ。

 そして、メディアがそれを話題にしてベストセラーにするのだ。

 この冊子の初版は7月15日であり、最高裁が再審査請求訴訟を棄却する直前だ。

 だからこの冊子には安倍首相に忖度した最高裁の卑劣さが書かれていない。

 「伊達判決を生かす会」は最高裁の棄却判決を書き加えた上で、最高裁を徹底批判してこの冊子を完成すればいい。

 そして、著名な有識者の解説入りで、読みやすい出版物として世に問うのだ。

 誰もそれをしなければ新党憲法9条が引き受ける。

 この冊子こそ新党憲法9条のバイブルとなる冊子である。

 いや、日本の戦後の政治のバイブルだ。

 いまの政治が最も注目しなければいけない冊子である(了)

 伊達判決を生かす会連絡先

 電話 03−3262−5546

 住所 東京都千代田区六番町1 自治労会館2階 
    自治体退職者会寄気付





砂川闘争から沖縄・横田へ 伊達判決59周年記念集会
http://com21.jp/archives/28221





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[戦争b22] シリア侵略の手先に使っているジハード傭兵が壊滅した米国は自国の占領軍を増強(櫻井ジャーナル)
シリア侵略の手先に使っているジハード傭兵が壊滅した米国は自国の占領軍を増強
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201808240000/
2018.08.24 櫻井ジャーナル


 アメリカ軍はシリア北東部にある基地へ約800台のトラックで兵器を含む軍事物資を運び込む一方、イスラエルを訪問したジョン・ボルトン国家安全保障補佐官はロシアはシリアで行き詰まり、復興の責任を放棄したがっていると主張したという。アメリカ政府はシリアの現体制を武力で倒す意思を示している。ロシア政府は腹をくくる必要があるだろう。その覚悟がない限り、アメリカ、イスラエル、サウジアラビア、イギリス、フランスなどの侵略戦争を止めることはできない。

 イスラエルやサウジアラビアはイランの現体制を転覆させ、ロシアを追い出したがっているが、自分たちだけでは不可能。アメリカを利用する必要があり、サウジアラビアは数十億ドルをアメリカへ提供したと伝えられている。ボルトンの発言はイスラエルやサウジアラビアを意識してのものだろう。

 シリア政府軍とロシア軍が次に制圧しようとしている場所はイドリブだが、ジハード傭兵は南部からの戦闘員を受け入れるなどして兵力を増強中。それでも太刀打ちできそうにないため、また化学兵器話を始めた。また「シリア市民防衛(SCD)」、別名「白いヘルメット」を偽情報の発信源として使うと見る人は少なくない。

 何度も指摘してきたが、このSCDはアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の医療部隊として機能してきた。シリアの南部地域で活動してきたグループはイスラエルなどによって救出され、イドリブのほかイギリス、ドイツ、カナダなどへ運ばれた。

 今年4月14日にアメリカ、イギリス、フランスの3カ国がシリアのドゥーマを攻撃した際、SCDとジャイシュ・アル・イスラムというサラフィ主義者の武装勢力、つまりジハード傭兵はドゥーマで政府軍が化学兵器を使ったと宣伝していた。それをアメリカなどは攻撃の口実にしていたが、シリア政府やロシア政府は化学兵器が使われた痕跡はないと主張、OPCW(化学兵器禁止機関)に調査を要請していた。その調査チームが現地へ入る直前に攻撃は実行されたのだ。

 このケースでは一部の西側のメディアもドゥーマで化学兵器は使われていないと伝えている。例えば、イギリスのインディペンデント紙が派遣したロバート・フィスク特派員は攻撃があったとされる地域へ入って治療に当たった医師らに取材、そこで患者は毒ガスではなく粉塵による呼吸困難が原因で担ぎ込まれたという説明を受けている。毒ガス攻撃があったことを示す痕跡はないという。アメリカのケーブル・テレビ局、OANの記者も同じ内容の報告をしている。そしてOPCW(化学兵器禁止機関)も7月6日に発表された中間報告で、神経物質や化学兵器の分解物質は発見されなかったとしている。シリア政府軍の進撃が速く、ジハード傭兵側が化学兵器を巻く余裕がなかった可能性がある。

 アメリカ政府が軍事侵攻を正当化する口実として化学兵器を言い始めたのは2012年8月。シリアに対する直接的な直接的な軍事介入のレッド・ラインは生物化学兵器の使用だとバラク・オバマ大統領が発言したのだ。

 しかし、​同じ8月にアメリカ軍の情報機関DIAは反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団のAQI(アル・ヌスラと実態は同じだと指摘されていた)だとホワイトハウスに報告​した頃のことだ。当時、バラク・オバマ大統領は「穏健派」を支援しているとしていたが、そうしたグループは存在しないことをDIAの報告は示している。

 2012年12月にヒラリー・クリントン国務長官は、シリアのバシャール・アル・アサド大統領が化学兵器を使う可能性があると語り、13年1月29日付けのデイリー・メール紙にはイギリスの軍事関連企業ブリタム防衛の社内電子メールに、オバマ政権がシリアで化学兵器を使ってその責任をアサド政権に押しつける作戦をオバマ大統領が許可したという記述があるとする記事が載った。(同紙のサイトからこの記事はすぐに削除された)

 そして2013年春から繰り返しシリア政府が化学兵器を使ったという話が流れ始めるのだが、いずれも嘘だったことが判明している。ドナルド・トランプ政権もオバマ政権の手口を引き継ぎ、今年4月7日にSCDとジャイシュ・アル・イスラムが政府軍による化学兵器の使用が宣伝された。この話が嘘だということはOPCWや西側の一部メディアも認めているが、それでも西側の有力メディアや政府は嘘を繰り返し、少なからぬ人がそれを信じている、または信じているふりをしている。

 本ブログでは何度も書いてきたが、2012年5月にシリア北部のホムスで住民が虐殺された際、​現地を調査したローマ教皇庁のフランス人司教​は反政府軍のサラフィ主義者や外国人傭兵が住民を虐殺したと報告、それは教皇庁の通信社がその報告を伝えた。ドイツの​フランクフルター・アルゲマイネ紙​も、キリスト教徒やスンニ派の国会議員の家族が犠牲になっていると伝えている。

 その司教は「もし、全ての人が真実を語るならば、シリアに平和をもたらすことができる。1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている。」と書いているが、その通りだ。西側の有力メディアはその後も嘘をつき、6年にわたって殺戮と破壊が続いている。



http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/292.html

[政治・選挙・NHK249] 父・安倍晋太郎はバランス感覚…石破二朗は事務次官を経験 徹底比較 安倍晋三と石破茂(日刊ゲンダイ)


父・安倍晋太郎はバランス感覚…石破二朗は事務次官を経験 徹底比較 安倍晋三と石破茂
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/235995
2018年8月24日 日刊ゲンダイ

 
 石破二朗氏(左)と安倍晋太郎氏(C)共同通信社

【対談】政治評論家・野上忠興×ジャーナリスト・鈴木哲夫

 安倍晋三首相と石破茂元幹事長の一騎打ちとなりそうな自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)。安倍陣営は既に勝負あったかのような振る舞いだが、“次の首相”を決める戦いである。国民としては、どちらが本当にふさわしいのか詳しく知りたいところ。安倍家を父親の代から知る政治評論家・野上忠興氏と、石破を長く取材するジャーナリスト・鈴木哲夫氏にそれぞれの生いたちや性格、思想信条など、とことん語ってもらった。

  ◇  ◇  ◇

野上 安倍さんは皇室までつながる名門の出身です。直系3代は政治家で、父は安倍晋太郎元外相、母方の祖父は岸信介元首相。父方の祖父の安倍寛も元衆院議員で、大叔父には佐藤栄作元首相もいる。きら星のような政治家一家です。

鈴木 石破さんの父・二朗は鳥取県知事だったんですけど、旧建設省の事務次官を経て知事になり、4期務めた後、田中角栄に口説かれて参院議員に転身し、自治大臣も務めました。ですから、石破さんは政治家2世ではありますが、DNAとしては官僚の流れをくんでいると思います。母方の祖父も内務官僚出身で官選知事を務めました。

野上 安倍の父方の祖父・寛は反戦の人でした。父・晋太郎は特攻隊の生き残り。いざ出撃という時に終戦になって、「親父の後を継いで政治家になる」と、毎日新聞の政治記者になり、その後、岸の長女と結婚し、岸の秘書になった。特攻隊の経験から「悲惨な戦争は嫌だ」と常に考えていて、「外交はタカだけれど、内政はハト」。共産党の政策だって良い政策なら取り入れるという主義。非常にバランス感覚の優れた人でした。外交にしても「タカ」と言っても、言うべきことはひるまないで絶対に言う、ということ。息子とは違いますね。

鈴木 石破は、父が建設次官の時に東京で生まれたのですが、父が郷里で鳥取県知事に就任することになり、1歳半で鳥取に移り住んだ。親父さんとはほとんど接点はなかったそうです。そもそも家にいない。小学校に入学したばかりの頃、「お父さんをテーマに作文を書きなさい」と言われ、困ったそうです。父親がどんな仕事をしているのか分かっていなかった。知事公舎に住んでいたから、いろんな人が訪ねて来て、父に頭を下げていくから、「偉い人なんだな」とは思っていたけれど、なぜ偉いのか分からなかった。

野上 親父が全く家にいないというのは、安倍とも似ています。安倍が2歳くらいの頃から岸が出世階段を上り始めた。それに伴い、晋太郎も岸の外相秘書官、総理秘書官になったので、家にいないわけですよ。その後、晋太郎自身が衆院選に出馬し、3期目では落選したことで、洋子と揃って山口に行きっぱなし。だから安倍は2歳から12、13歳ごろまでの多感な時期を、ウメさんという養育係に育てられたのです。幼心に、どうして自分は寂しい思いをしなきゃいけないんだ、というのがあったんじゃないかと思いますね。

 (つづく・一部敬称略)

▽野上忠興 1940年東京生まれ。64年早大政経学部卒。共同通信社で72年より政治部、自民党福田派・安倍派(清和政策研究会)の番記者を長く務めた。自民党キャップ、政治部次長、整理部長、静岡支局長などを歴任後、2000年に退職。安倍晋三首相のウォッチャーでもあり、15年11月発売の著書「安倍晋三 沈黙の仮面 その血脈と生い立ちの秘密」(小学館)が話題。他に「気骨 安倍晋三のDNA」(講談社)など。

▽鈴木哲夫 1958年福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て13年からフリーに。25年にわたる永田町の取材活動で与野党問わず広い人脈を持つ。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「安倍政権のメディア支配」(イースト新書)など多数。またテレビ・ラジオでコメンテーターとしても活躍。












http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/634.html

[政治・選挙・NHK249] 妄想的失敗!! 痛いな、この安倍に特有な失敗の仕方についての言い方、正確過ぎて 
妄想的失敗!! 痛いな、この安倍に特有な失敗の仕方についての言い方、正確過ぎて
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/ee9423b3bc730f1f41bff75bc886e71e
2018年08月24日 のんきに介護




大きくは、

世界戦略すべてに安倍は失敗だ。

国内においては、

西日本の豪雨災害を放っておいて、

総裁選にかまけて

地方議員と飲み会をやっていたというのがえげつない。

やはり妄想的失敗というべきだ。

ところで、総裁選は、

出来レースだと言われる。

自民党員の方々に覚えておいて頂きたいのは、

しかし、安倍の3選を許せば首相の勘違いを許したことになる、ということ。

そのときは、

首相の妄想的失敗ではなく、

国民の

単なる失敗だ。

亡国が待っている。



機能不全に陥る安倍「インド太平洋」戦略 ——冷淡なインドという誤算、米中の板挟みに
https://www.businessinsider.jp/post-173539
Aug. 21, 2018, 05:20 AM 岡田充 [共同通信客員論説委員]

「外交の安倍」の目玉とも言える「自由で開かれたインド太平洋戦略」(以下「戦略」)が機能不全に陥っている。頼みのインドが「対中包囲網」形成に冷淡なこと。さらに安倍首相が対中関係改善を進めれば「対中包囲網」の「狙い」が曖昧化し、悪化する米中関係のなかで日本が「板挟み」状態になるからである。


安倍外交は米中貿易摩擦が激しくなる中で、どういう戦略をとるのか問われている。REUTERS/Toru Hanai

経済協力と安保の両面政策

中国の「一帯一路」構想は聞いたことがあっても、「インド太平洋戦略」を知る人は少ないのではないか。政府関係者ですら、その目的と内容をクリアーに説明できないのだから当然かもしれない。

関連記事:安倍政権が一転、中国の「一帯一路」支持で動き出す経済界

安倍首相がこの構想を明らかにしたのは2016年8月末、ケニアで開催されたアフリカ開発会議(TICAD)での基調演説だった。演説は二つの部分からなる。

第一に、東アジアから南アジア〜中東〜アフリカに至る広大な地域で、インフラ整備、貿易・投資、開発、人材育成など日本を軸にした広域的な経済・開発協力プランである。「一帯一路」を意識しているのは一目瞭然。

第二は安全保障。「両大陸をつなぐ海を平和な、ルールの支配する海」にするため「インド、同盟国であるアメリカ、オーストラリア等との戦略的連携を一層強化する」と、「日米印豪四か国」の安保連携を訴えた。

海洋進出を強める中国を意識し、日米同盟を基軸に、より広域的な「対中同盟」を形成しようとする意図が読み取れる。

インドの対中姿勢は「是々非々」


17年9月にインドを訪問した際の安倍晋三首相(左)とインドのモディ首相(右)。REUTERS/Amit Dave

安倍氏はこの「戦略」を携えて2017年9月にインドを訪問、モディ首相との首脳会談で「中国の海洋進出を念頭に、米国を交えた安全保障協力を強化する方針を確認した」(共同通信)。さらに2018年3月、来日したインドのスワラジ外相に対し「インドは(戦略の)最重要パートナー」と持ち上げた。

インドを「戦略」の柱に据えたい熱意は伝わる。

しかし、ことはそう簡単ではない。インドの対中姿勢は鮮明ではない。「是々非々」なのだ。例えば「一帯一路」については「不支持」の姿勢を明らかにしている。宿敵のパキスタンと領有権で対立するカシミール地方に「一帯一路」案件が及んでいるためである。

だがその一方、中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)には加盟し、2018年6月のムンバイでの第3次年次総会でモディ首相は「アジアの安定した経済成長に向け、インドはAIIBとともに積極的にかかわっていく」と述べた。

AIIBだけではない。インドは中ロ主導の「上海協力機構」(SCO)にも2017年、パキスタンとともに加盟した。さらにブラジル、ロシア、インド、中国、南アの新興5カ国(BRICS)首脳会議のメンバーでもあり、アメリカ一極支配には与しない多極化の担い手でもある。

1980年代後半に駐インド大使を務めた野田英二郎氏は、筆者に対し、インドの外交姿勢を「独立以来、一貫して『非同盟』の基本路線から逸脱していない。他国と同盟を結ぶことには関心がなく、自国の実利実益にかなうか否かを冷静に判断する是々非々の姿勢です」と解説する。日米基軸外交は、インドからも「対米従属」とみなされているとし、「日本の発言力は低下する一方。中国包囲網への協力を呼びかけられても同調する可能性はほとんどないでしょう」とみる。インドとともに中国包囲網を築こうとするのは「戦略的誤り」ではないか、というわけである。

安保と経済を切り離す「政経分離」


対立と協調が混在し、曖昧化する日本の対中外交戦略 REUTERS/Kim Kyung-Hoon

安倍政権は、日中関係改善の切り札として「一帯一路」への協力に舵を切った。それ以来、対中包囲網としての「戦略」の目的は曖昧化している。「一帯一路」への協力にもかかわらず、返す刀で包囲網強化を続ければ、北京の信頼は得られない。そこで「戦略」のうち、安保と経済を切り離す「政経分離」を図った、というのが筆者の見立てである。

途上国向けの開発援助やインフラ整備で、「一帯一路」とマッチングすれば協力する。しかし、南シナ海やインド洋では、海上自衛隊の護衛艦を長期派遣して「哨戒活動」を継続。フィリピンやベトナムなど中国と領有権争いをする国に巡視船を供与して、対中けん制を続ける、という使い分けである。

しかし、「日本を軸にした広域的な経済協力構想」が「一帯一路」協力によって埋もれ、しかも肝心のインドを欠いた安保構想だけになるとすれば、果たして「インド太平洋戦略」と称するに値するだろうか。

一方、懸案の日中関係では外務省を中心に次のようなシナリオが描かれる。安倍首相は10月末の日中平和友好条約締結45周年前後に向けて訪中し、まだ実現していない習近平の初来日につなげるというものである。

全体像見えない戦略

中国の最大の関心は日中関係にはなく、トランプ米政権との「貿易戦争」である。両国による高関税の応酬はエスカレートする一方だ。戦後の「自由貿易体制が曲がり角を迎えているかもしれない」(中国経済専門家)との危機感すら生まれている。

中国商務次官の訪米による閣僚級の貿易協議再開が伝えられるほか、11月の米中首脳会談開催もささやかれ始めた。しかし、貿易摩擦は軍事戦略をも巻き込んだ「パワーシフト」(大国間の勢力移動)の一環だから、長期化の懸念はなかなか拭えない。


安倍外交の向かう先は?REUTERS/Kim Kyung-Hoon/Pool

米中対立と日中改善 —— 。「日米同盟基軸」以外の選択肢を持たない安倍政権にとっては、相反する外交ベクトルの進行である。「板挟み」状態と言ってもいい。北京もそこを突いて「友好」カードを切ってくるかもしれない。

戦略の分かりにくさは、安倍政権を支える研究者も共有している。

田中明彦・政策研究大学院大学学長は、外務省発行の隔月刊誌「外交」 で「全体像を示した戦略文書を早期に公表することが望ましい」と提言した。「戦略の全体像」が見えないと言っているのだ。さらに相澤輝昭・笹川平和財団海洋政策研究所特任研究員は、「日本政府、外務省が実際には何をしようとしているのか、その実践の部分がなかなか見えて来ない」とも書く(笹川平和財団「海洋安全保障情報特報」)。

中国の経済規模が日本の3倍になろうとする現在、「中国を包囲するのはそもそも無理な話」と、外務省関係者は言う。日米安保基軸と「包囲網」思考が、選択肢を狭め「出口」を塞いでいる。


岡田充(おかだ・たかし):共同通信客員論説委員、桜美林大非常勤講師。共同通信時代、香港、モスクワ、台北各支局長などを歴任。「21世紀中国総研」で「海峡両岸論」を連載中。





















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/635.html

[政治・選挙・NHK249] 国難があると言っては国内での議論を投げ出し、地球儀をぐるぐると俯瞰する安倍。その間に、我が国は―― 
国難があると言っては国内での議論を投げ出し、地球儀をぐるぐると俯瞰する安倍。その間に、我が国は――
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fb809fc43ad119d23e78d752a480738c
2018年08月24日 のんきに介護




さぞや、VIP扱いをされてご機嫌だったことだろう。

しかし、国民への還元はゼロだ。

恥とは思わんのかな。

皮肉なことに、

安倍が各国要人に知られるにつれて、

間違いなく

我が国のお先は真っ暗だ。

次のツイートがそれを雄弁に伝えている。





産業界でも経験知の伝承がなされず、

事故が増えていないか。

ちなみに、テレ朝によると、

昨日、ダイナマイト運搬中に爆発 茨城の砕石場で1人不明という

(2018/08/23 10:30付同TVニュース参照)。

☆ 記事URL:http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000134611.html





修士・博士 日本だけ減少…研究力衰退あらわ 7カ国調査
https://mainichi.jp/articles/20180823/k00/00m/040/060000c
毎日新聞2018年8月22日 19時49分(最終更新 8月23日 18時10分)

 
 各国の博士号取得者数

 人口当たりの修士・博士号取得者が近年、主要国で日本だけ減ったことが、文部科学省科学技術・学術政策研究所の調査で判明した。日本の研究論文の質や量の低下が問題になっているが、大学院に進む若者の数でも「独り負け」で、研究力の衰退を示す結果といえる。

 比較可能な日米英独仏中韓の7カ国で修士・博士号の人口100万人当たり取得者数を、2014〜17年度と08年度で比べた。

 その結果、最新の修士号の取得者数は、中国が08年度比1.55倍の350人▽フランスが1.27倍の1976人−−などで、日本以外で増加。日本だけが08年度比0.97倍の570人と微減だった。

 博士号も同じ傾向で、韓国は1.46倍の279人▽英国は1.23倍の353人−−などと増える中、日本だけが0.90倍の118人と減った。内訳が明らかでない中国を除く6カ国で自然科学で比較しても、日本だけが修士・博士号取得者は横ばい、または減少していた。

 研究所によると、日本の取得者は自然科学に偏るが、他国では特に修士で人文・社会科学の取得者が多く、全体の取得者数に影響しているという。

 日本の博士号取得者は、06年度をピークに減少に転じた。取得後も多くが雇用が不安定な任期付き研究員にならざるを得ず、敬遠されたことも背景にあるとみられている。【酒造唯】


















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/638.html

[政治・選挙・NHK249] 正しいことを言えば安倍批判になるという異常。(谷間の百合)
正しいことを言えば安倍批判になるという異常。
https://taninoyuri.exblog.jp/29704185/
2018-08-24 09:59 谷間の百合


参院竹下派の吉田博美幹事長が

「(石破さんが)個人的なことで総理を攻撃しているのは非常に嫌悪感がある。」と言ったことにわたしは驚いています。

言われているように、来年の参院選、統一地方選では、安倍総理のもとで戦うことが前提にあって、いま総理に睨まれるようなことをするのは得策でないということでしょうか。

もう、安倍三選が既定の事実であり、それがいいことだと思っているような空気に驚くのです。

それに、なぜ吉田さんが嫌悪感という刺激的な言葉がを使ったのかも理解できません。

石破さんの発言を全部拾っているわけではないのですが、石破さんが自由にものが言える自民党であってほしいという思いで発言することが全部安倍批判になるようです。

つまり、日本のため自民党のために言うべきことを言うと、それが必然的に安倍批判になるということです。

石破さんは、総理が籠池さんを詐欺師呼ばわりしたような人格攻撃をしているのではありません。

正しいと思うことを言えば、それが全部安倍批判になるというということは、いかに安倍政権が不正なことをしているかということの証左です。

異常です。

総理は石破さんの公開討論の要求に応じるべきです。

国民はともかく自民党議員にその違いを分からせる必要があるからです。





吉田博美さんは、国民の多くがどれだけ総理に嫌悪感を持っているかを知りません。

外の世界、つまり国民のことが視野にないからです。

とくに女性の総理への嫌悪感には凄まじいものがあるのです。

いまごろ「安倍総理が日本を変える」という本が店頭を飾っていることでしょう。

身震いします。

総理はもう十二分に日本を変えました。

世界から疎まれ呆れられ蔑まれ嗤われるような日本に変えました。

日本のニュースは同時に世界の人が知るのです。

総理が嘘つきで、身内にお金をばらまき、お気に入りを大臣にし、権力によって法律も無効にするような独裁者だということは世界も知っているのです。

悪に鈍感な人間、脛に傷持つ人間で回りを固めるのは、権力や身の安全を守る最上の方法なのかもしれません。

かくして日本は戦前回帰するのです。

不思議なのが、マスコミはじめ右寄りの有識者のほとんどが自民党支持ではなく安倍支持であることです。

自民党の存在感がないのです。

こういうこともヒットラーの台頭と似ています。

もう日本は立派な独裁国家になっているのです。

石破さんにはぜひとも勝ってほしいのですが、、


















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/639.html

[国際23] トルコ経済危機と難民危機の危うい相関関係(ニューズウィーク)
トルコ経済危機と難民危機の危うい相関関係
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10841.php
2018年8月24日(金)16時10分 クリスティナ・マザ ニューズウィーク


シリア内戦は難民危機を常態化させた(シリアとの国境付近にあるトルコの難民キャンプ) UMIT BEKTAS-REUTERS


<経済危機のトルコが国内で抱え切れず「防波堤」にヒビが? 再びヨーロッパに大量流入のおそれも>

経済危機に直面したトルコが、数百万人の難民を抱え続けることができるだろうか――そんな懸念が生じている。

現在、トルコには350万人以上のシリア難民がいる。シリア以外の中東諸国やアフリカ北部からの難民も50万人に及ぶ。

彼らの多くは、16年3月にEUとトルコの間で結ばれた難民協定に基づいてトルコ国内にいる。この協定により、トルコ経由でギリシャに到着した難民は、トルコに強制送還されることになった。

その際、トルコに1人送還するのと引き換えに、既にトルコが受け入れている難民1人をEU加盟国に定住させる。EUはさらに、難民を定住させる費用としてトルコに60億ユーロ(約7800億円)の支援を行う。

ただし、1対1の交換でEUが受け入れる難民は、7万2000人が上限と定められている。シリアでは今も激しい内戦が続き、バシャル・アサド大統領は数万人の反政府勢力をシリア北部から排除しようとしている。今後1年でさらに100万人の難民が、隣国トルコに流れ込む可能性もある。

「トルコには400万人近い難民がいて、受け入れに積極的な政府に庇護されている。レジェップ・タイップ・エルドアン大統領は、難民対策に予算の枠外で200億ドルを投じると語っている。ただし、さらに数百万人増えたらどうなるだろうか」と、アメリカのシンクタンク戦略国際問題研究所のブレント・アリジラは語る。

増え続ける移民をトルコが支え切れなくなれば、ヨーロッパは再び難民流入の危機に直面しかねない。その場合、政治的にも大きな影響が生じる恐れがある。特にドイツのアンゲラ・メルケル首相は、既に難民政策をめぐって連立政権内で対立していた。

メルケルのキリスト教民主同盟(CDU)と姉妹政党のキリスト教社会同盟(CSU)は移民に厳しいという保守政党の立場を維持したい。CSUの党首であるホルスト・ゼーホーファー内相は、政府が難民の受け入れを制限する手段を取らなければ、内相を辞任すると牽制していた。

■人道支援で外貨を得る

もっとも、トルコの難民政策に何らかの変化が生じた場合、その影響をまともに受けるのはドイツではなくギリシャだと、専門家は指摘する。

「(難民がトルコからギリシャ、マケドニア、セルビアを経由して、ドイツなどEU諸国を目指す)バルカンルートは、現在は封鎖された状態だ。しかし、トルコがその門を開ければ、難民にギリシャへ行けと言うようなものだろう。難民を乗せたボートがトルコの海岸を離れたら、あとはギリシャの問題だ」と、アリジラは言う。

エルドアンは、EUが約束を果たしていないとして、難民合意の破棄を繰り返しちらつかせてきた。

しかし、経済危機に見舞われた今、トルコは合意を維持して難民の受け入れを続けるだろうという見方もある。EUからの人道支援は、リラが暴落したトルコにとって、何よりもありがたい外貨で支払われる。

「トルコの経済危機が続き、政府が公的資金の大幅な削減を迫られたら、難民プログラムも影響は免れなくなるだろう」と、アメリカのシンクタンク大西洋協議会のロス・ウィルソンは分析する。「ただし、短期的に甚大な影響が生じることはなさそうだ」

<本誌2018年8月28日号[最新号]掲載>



http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/720.html

[政治・選挙・NHK249] 賃金は?働き方は?消費増税は? 論争を避けている総裁選(日刊ゲンダイ)


賃金は?働き方は?消費増税は? 論争を避けている総裁選
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236095
2018年8月24日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 アベノミクスにしがみつく(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相VS石破元幹事長の一騎打ちが濃厚な自民党総裁選は、憲法改正をめぐって既に激しい火花が散っている。安倍が、9条に自衛隊を明記した自民党案を秋の臨時国会にも提出したいという意向を示せば、石破は、9条改憲に緊急性はないとスケジュールありきを批判、参院選の「合区」解消と緊急事態条項の創設を優先すべきと主張する。

 このまま改憲が総裁選の主要争点になりそうなのだが、つくづく疑問なのは、国民が最も重視する「経済政策」が、今のところまったく争点になっていないことだ。

 石破は10日に行った出馬表明会見でこう発言している。

「アベノミクスにより株価は上昇し、輸出企業を中心として企業の利益は史上最高になり、北海道から沖縄まで有効求人倍率は1を超えた。(アベノミクスを)否定するつもりはありません」

 これには耳を疑った。まさか、石破の経済政策は安倍と同じなのか。

「改革の前提条件が整った」「明るさが見えた時こそ答えを出さないといけない」と発言を続け、アベノミクスを評価した上で、その先の対応が必要だとしたのである。

 アベノミクスで果たして、この国が豊かになったのか。庶民生活が向上したのか。

 確かに第2次安倍政権が発足する前に1万円を割り込んでいた株価は、この6年弱で2万2000円台まで上昇した。自動車などの輸出企業は最高益を更新している。しかし、いずれも円安が最大要因で、為替効果によって円建ての収益が増えたにすぎず、売り上げが大きく伸びたり、新たなビジネスが花開いたりしているわけではない。

「全国で有効求人倍率が1倍を超えた」という安倍が多用するフレーズも、その背景にあるのは労働人口減少という分母の縮小である。求人が大幅に増えているわけではないし、雇用のミスマッチが改善されたわけでもない。

■世帯収入は5年で79万円減

 アベノミクスによるトリクルダウンは起こらず、むしろ個人所得は減っている。経済アナリストの菊池英博氏が過去5年間(2013〜17年)の労働者の実質賃金を分析した試算によれば、「1世帯当たりの平均所得」は年収では15.8万円もダウン。5年の累計で79・2万円もガタ落ちしているのである。

 アベ政治によって、労働環境も悪化した。通常国会で政府与党が強行成立させた「働き方改革」などその最たるものだが、会社員から残業代を奪い、過労死や過労自殺を続出させかねない「高度プロフェッショナル制度」は、来年4月に施行される。

 いまでも日本のサラリーマンは働き過ぎなのに休憩や深夜労働まで含め、労働時間規制がすべて外れる「高プロ」を適用されたら、ヘトヘトになるまで長時間労働を強いられるのは間違いない。残業代がなくなるので、給料もますます減ってしまう。

 そのうえ、こんなヒドい状況なのに、政府は来年10月には消費税を現在の8%から10%にアップさせるつもりだ。どこまで庶民を痛めつけるのか。

 菊池英博氏にあらためて聞いてみた。

「日銀によれば、消費税が3%上がった際に消費者物価は2%上昇しています。このまま来秋に、消費税が2%上がれば、消費者物価も1・3%上昇することになります。そうなれば実質賃金はさらに下がる。安倍首相は『日本を世界で一番企業が活躍しやすい国にする』と言ってきました。つまり、『経営者が儲けやすい国にする』ということです。そこに庶民、国民の視点なんてありません。高プロだって、経団連の『人件費を1割削減したい』という要望を受けて法制化したのですからね」

 
 地方行脚で22日は北海道(C)共同通信社

自民党の経済政策はアベノミクス一色なのか

 要するに、安倍政権が進めてきた経済政策の根底に流れるのは庶民からの収奪なのだ。家計から企業への所得移転であり、米国をマネした「99%の国民の富を1%の富裕層に集中させる」ことを、経済成長だとはき違えた考え方である。

 この悪魔のような新自由主義の思想は小泉純一郎政権以来、ずっと自民党が継続してきたもの。その結果、格差が拡大し、非正規雇用から抜け出せない“アンダークラス”と呼ばれる新しい下層階級まで生んでしまった。

 物価や経済の安定を重視するのが本来の役割である日銀が政府の“下請け”組織に落ちたことで、日銀は副作用が出まくっているのに異次元緩和をやめられない。アベノミクスの失敗を公式に認めることになってしまうからだが、安倍3選でこの路線は続き、日本経済は奈落の底に落ちるしかない。それで切羽詰まった結果が、「成長戦略がカジノ」という愚策である。

 誰が見てもこの国の経済の先行きは絶望的でしかないのに、事実上、首相を選ぶ自民党総裁選で経済政策が議論されない悲劇。自民党議員はアベノミクス一色なのか。昔の自民党なら、10人いれば10通りの経済政策が出てきたし、総裁選の場で真正面からそれぞれの経済政策をぶつけ合ったはずである。

「石破さんは、まずは財政再建というスタンスですが、もっと安倍首相との経済政策の違いを打ち出すべきではないでしょうか。石破さんは先日、民放テレビに出演した際、『これから日本の人口が減少していく中で、それにふさわしい形で国をつくりかえる必要がある』と言っていました。そういう長期の視野をもった政策を戦わせて欲しいと思います」(菊池英博氏=前出)

 独自の経済政策をもっと主張しなければ、結局、石破もアベノミクスを追認しているだけなのかと世間に思われてしまうだろう。

■「地方創生」の具体策は?

 もっとも石破は最新の著書「政策至上主義」で、株価が上がっている一方で国民にアベノミクスの果実の「実感がない」ことや、長すぎる金融緩和に効果が望めないことにも触れている。そして日本経済の構造を変えるひとつの方策は「地方創生」だと訴えている。石破は総裁選では地方票が頼みの綱なのだから、安倍の“収奪政策”に対する形で、地方の活性化や地方の人口増など具体的な政策をもっと積極的に打ち出したらどうなのか。経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう言う。

「安倍首相と石破さんの経済政策を比べると、どっちもどっちという印象です。アベノミクスは6年経っても1丁目1番地のデフレ脱却が実現できていないのですから、破綻を認めるべきです。石破さんは財政再建派ですから増税に賛成で、増税したら日本の景気はますます悪くなってしまうでしょう。ただし、石破さんの言う『地方創生』は可能性を秘めていると思います。いかにして東京一極集中を解消するのか。地方格差を縮めていくのか。そうした点を注視したい」

「地方創生の石破」に対抗して、安倍は鹿児島県を訪れる今度の日曜(26日)、自民党県連の会合の場で総裁選への出馬を正式表明する段取りだ。地方での異例の表明は地方票を意識した「地方重視」の姿勢のアピールだというが、これまで散々、地方を置き去りにしてきた首相のこんな見え透いたパフォーマンスが通用するのか。だとしたら、やはり自民党はどうしようもない。


































 




http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/641.html

[経世済民128] 携帯通信料4割値下げならコアCPI下押し、日銀に逆風(ロイター )
携帯通信料4割値下げならコアCPI下押し、日銀に逆風
https://diamond.jp/articles/-/178269
2018.8.24 ロイター 


8月24日、消費者物価(除く生鮮食品、コアCPI)の見通しを7月末に引き下げたばかりの日銀だが、早くも新たな試練に直面する可能性が出てきた。写真は都内で3月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)


[東京 24日 ロイター] - 消費者物価(除く生鮮食品、コアCPI)の見通しを7月末に引き下げたばかりの日銀だが、早くも新たな試練に直面する可能性が出てきた。菅義偉官房長官が携帯電話料金の40%値下げの必要性に言及したためだ。一律に引き下げが実施されたと仮定した場合、最大でコアCPIを約0.9%ポイント押し下げるとの試算もある。

 仮に大幅な物価下押しが現実すれば、2%の物価目標を掲げる日銀にとって、達成時期がさらに先送りされる可能性も浮上しそうだ。こうした中で、携帯料金という特定の価格水準の変動と一般的な物価水準を巡って、日銀内で新たな議論が浮上する可能性も予想される。

 菅官房長官は21日の札幌市での講演で、大手携帯電話会社は巨額の利益を上げているとしたうえで「競争が働いていないと言わざるを得ない」とし、「携帯電話料金は、今より4割程度下げる余地がある」と言及した。

 市場では、こうした発言について、来年の統一地方選や参院選を意識したアピールとの冷ややかな見方も出ている。

 ただ、固定電話や従来型の携帯電話(ガラケー)から相対的に料金が高いスマートフォンへのシフトが急速に進む中、携帯電話料金が家計に重い負担となっているとの指摘が、各方面から出ていたのも事実だ。

 家計調査によると、2017年の世帯当たりの携帯電話通信料は、年間10万0250円と初めて10万円を突破した。

 総務省は23日、情報通信審議会(総務相の諮問機関)に「モバイル市場の競争環境のあり方」など電気通信事業における競争ルールや消費者保護のあり方の見直すよう諮問した。

 2019年6月にも中間報告を行い、同12月をめどにとりまとめを行う方向だが、総務省関係者によると、この中で携帯電話料金の値下げが議論に浮上する可能性は否定できいないという。

■物価上昇を吹き飛ばすインパクト

 家計の携帯電話料金に対する支出拡大を受け、コアCPIの算出において、携帯電話通信料のウエートも高まっており、現行の2015年基準では2.4%となっている。

 菅官房長官が指摘した4割の値下げが一律に行われたと仮定して機械的に試算した場合、総務省によるとコアCPIを0.96%ポイント、エネルギーも除いたコアコアCPIを1.05%ポイントそれぞれ押し下げる要因になる。

 調査対象には「ガラケー」や格安スマホも含まれ、データ通信量などによってもサンプルが異なるため一律値下げは現実的ではないが、通信業界関係者によると、携帯電話通信料に占める大手携帯会社のサービスの割合は大きい。

 24日に発表された7月全国のコアCPIは前年比0.8%上昇、日銀が重視するコアコアCPIは0.3%上昇にとどまっており、大手携帯会社がそれなりの値下げに動けば、コアコアでマイナスに転落するインパクトをもたらす可能性も否定できない、という。

 他方、携帯電話料金の引き下げによって家計の負担が軽減されれば、需要のシフトによってそれ以外の品目で値上げが行われる可能性がある。

 格安スマホの普及による携帯電話会社間の競争激化を背景に、携帯電話機や通信料が相次いで値下げされた2017年、日銀も4月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、「こうした事情による物価の下落は、やや長い目でみた一般物価の動向を規定するマクロ的な需給ギャップや予想物価上昇率とは、あまり関係のない部門ショック」と分析した。

 あくまで「一時的な要因」との位置付けたが、日銀は今後もこうした個別物価の動向を含めて、物価の基調的な動向を丹念に点検していくとみられる。

 その後も大手携帯電話会社による新料金プランの導入などを受けて、携帯電話通信料は低迷状況が継続。今回の官房長官発言によって一段の値下げも視野に入る。

 部門ショックとはいえ、携帯料金の値下げが物価上昇を抑制し続ければ、実際の物価上昇を通じて高まっていくはずの企業や家計のインフレ期待にも悪影響が及びかねない。

 大和総研の長内智シニアエコノミストは「政府は、もはやデフレ脱却よりも消費活性化にウエートを置いている」とみる。

 政府・日銀間の意思疎通が良好なのか、市場では政策のチグハグさを指摘する声も出始めている。

 (伊藤純夫 取材協力:中川泉、志田義寧 編集:田巻一彦)




http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/285.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍首相の考える「国民の敵」とはだれか トランプ氏の手法に酷似している(PRESIDENT Online)
安倍首相の考える「国民の敵」とはだれか トランプ氏の手法に酷似している
https://president.jp/articles/-/26027
2018.8.24  新聞社説を読み比べる ジャーナリスト 沙鴎 一歩 PRESIDENT Online


全米350以上の新聞社がトランプ氏に一斉反論

「ジャーナリストは国民の敵ではない」

米トランプ大統領が自らに批判的なメディアを「フェイク(偽)ニュースを流す国民の敵だ」と呼ぶことに対し、全米の350以上の新聞社が8月16日付の社説で一斉にそう訴えた。350紙の中には2016年の大統領選挙でトランプ氏を支持したメディアもあった。

一方のトランプ氏は、同日、ツイッターに「フェイクニュース・メディアは野党だ。私たちの偉大な国にとってとても良くない。だが、われわれは勝利する」などと書き込んだ。間髪入れずに反論したところを見ると、一斉社説にかなり悔しい思いをしているのだろう。

トランプ氏は自分の言動に異議を唱えるものすべてを「国民の敵」と言い放つ。民主主義国家、アメリカの大統領とはとても思えない姿勢だ。

このメディアの動きに対し、米上院は同日、「メディアは国民の敵ではない」と宣言する決議を満場一致で採択した。米国のジャーナリズムや議会は、トランプ氏と対峙する姿勢を打ち出している。


トランプ米大統領との電話会談を終え、記者の質問に答える安倍晋三首相(中央)=8月22日夜、首相公邸前(写真=時事通信フォト)

特定の報道機関のバッシングを繰り返す安倍首相

一方、日本の状況はどうだろうか。「安倍1強」のなか、安倍政権に驕りや緩みが目立っている。だれの目にもそれは明らかだ。

安倍晋三首相とその周囲を巡っては、「忖度」から生まれるさまざまな疑惑が取り沙汰されている。だが、それを厳しく追及するメディアは一部にとどまっている。

これに対し、政権側はメディア批判を繰り返している。安倍首相は今年2月、学校法人「森友学園」問題に絡んで、国会答弁でたびたび朝日新聞を批判した。自民党参院議員のフェイスブックにも朝日新聞を「哀れ」と書き込んだ。特定の報道機関のバッシングをする様子は、トランプ氏の振る舞いに通ずるところがある。

メディアにとって欠かせないのは、権力に対する真っすぐな反骨精神と事象を正しく捉えて真実を見抜く力である。そしてこの2つの基礎となるのが、良心と良識である。良心と良識に基づき、日本のメディアも米国のように歩調をそろえるべきではないか。沙鴎一歩は日本のメディアの良心と良識に期待している。

都合の悪い現実をねじ曲げ、自画自賛したがる傾向

8月18日の土曜の早朝、まだインクの匂いの残る新聞各紙を開くと、毎日新聞と朝日新聞が米国の「一斉反論社説」のニュースを社説のテーマに取り上げていた。

毎日社説は「メディア敵視を改める時」(見出し)との主張をトランプ氏に投げかける。

「『自由の国』の米国にあって、これほど報道をおとしめたがる大統領がいただろうか」と書き出し、「異例の事態である。それだけ米国のジャーナリズムが危機的状況にあるということだろう」と指摘する。

そのうえで毎日社説は、こう書く。

「米国憲法でも保障された『報道の自由』は、健全な民主主義社会にとって欠かせない要素だ。連帯して危機感を訴える米国のメディアに、私たちもエールを送りたい」

日本の毎日新聞が、350を超える米国の新聞社の動きに参加しようと声を上げた。そんな毎日の姿勢を評価したい。メディアの危機だ。他の日本のメディアも追従すべきである。いまや「右だ」「左だ」などと主張を異にしている場合ではない。

続けて毎日社説は指摘する。

「トランプ氏のメディア敵視は、同氏が第三者の批判を嫌い、独断的に行動したがることと裏表の関係にあるようだ。都合の悪い現実をねじ曲げ、自画自賛したがる傾向も就任当初よりさらに強くなっている」

「第三者の批判を嫌う」「独断的に行動する」「自分にとって都合の悪い現実をねじ曲げる」「自画自賛が強くなる」。いずれもトランプ氏の性癖をみごとに表現している。

ナチスによるユダヤ人迫害と同じだ

毎日社説の解説と指摘はこう続く。

「この『一斉社説』は有力紙ボストン・グローブが全米に呼びかけて実現した。同紙の社説は自由な報道に対するトランプ氏の『持続的な攻撃』を批判し、マイアミ・ヘラルド紙はジャーナリストに対する敵意を、第二次大戦時のナチスによるユダヤ人迫害にたとえている」
「いずれも説得力がある。大手のニューヨーク・タイムズ紙は『一斉社説』に参加し、ワシントン・ポスト紙などは個別性を重視して加わらないという違いも出たが、報道への危機感は広く共有されている」

多くの新聞社が社説で一斉にトランプ氏を批判する。これこそ、ジャーナリズム精神を生んだアメリカの新聞だ。

「倫理観を欠いた政治はひたすら劣化するしかない」

だが、有力紙のワシントン・ポスト紙が参加しないところがやや気になる。

1971年、ベトナム戦争に関する米国防総省(ペンタゴン)の極秘文書がニューヨーク・タイムズ紙によってスクープされる。いわゆる「ペンタゴン・ペーパーズ」報道だが、このときワシントン・ポスト紙はすぐに追従報道し、そのときの取材力がニクソン大統領を失脚させるウオーター・ゲート事件のスクープに結び付いた。

あのワシントン・ポストのジャーナリズム精神はしぼんでしまったのだろうか。それともトランプ氏に関する大きなスクープを狙って深く潜行しているのか。

毎日社説は最後に日本の政治に言及する。

「メディアを攻撃することで、都合の悪い報道の正当性を損なおうとする。そんな政治家の姿は日本でも見られるが、倫理観を欠いた政治はひたすら劣化するしかない」
「『一斉社説』から改めて見えてきたのは、批判に耳を貸さずに突っ走る超大国の危うい姿だ。その危うさは人ごとでも対岸の火事でもない」

「倫理観を欠く政治」「批判に耳を貸さない姿」「対岸の火事ではない」と訴える毎日社説に賛成する。

言論と報道がなければ、民主主義は成立しない

朝日新聞の社説も、毎日社説と同様、一番手の扱いである。

冒頭で朝日社説は「社会の中に『敵』をつくり、自分の支持層の歓心をかう。そんな分断の政治が招く破局は、世界史にしばしば現れる」と書く。

「歓心をかう」とは、人に気に入られるように努めるときに使われる言葉だ。中間選挙が近いだけにトランプ氏は中間層の支持者らの歓心をかうのに懸命だ。メディアを敵にして分断を図る。これが民主主義の国、アメリカの大統領の行為だろうか。

朝日社説は主張する。

「明確にしておく。言論の自由は民主主義の基盤である。政権に都合の悪いことも含めて情報を集め、報じるメディアは民主社会を支える必須の存在だ」

言論と報道の自由があってこそ、民主主義が成り立つ。言論と報道がなければ、民主主義は成立しない。

先進国ならだれもが理解しているはずである。それをこともあろうにアメリカが喪失しようとしている。

中国、フィリピン、トルコ、そして日本の危機

朝日社説は「報道への敵視や弾圧は広がっている」として中国の言論弾圧、フィリピンやトルコのメディアの閉鎖を挙げた後、日本の危機に触れていく。

「米国の多くの社説がよりどころとしているのは、米国憲法の修正第1条だ。建国後間もない18世紀に報道の自由をうたった条項は、今でも米社会で広く引用され、尊重されている」
「その原則は、日本でも保障されている。『言論、出版、その他一切の表現の自由』が、憲法21条に定められている」
「ところが他の国々と同様に、日本にも厳しい目が注がれている。国連の専門家は、特定秘密保護法の成立などを理由に『報道の独立性が重大な脅威に直面している』と警鐘を鳴らした」

私たち国民は、この朝日社説の指摘を真剣に考える必要があると思う。

読売や産経もこの問題を取り上げるべきだ

さらに朝日社説は「自民党による一部テレビ局に対する聴取が起きたのは記憶に新しい。近年相次いで発覚した財務省や防衛省による公文書の改ざんや隠蔽は、都合の悪い事実を国民の目から遠ざけようとする公権力の体質の表れだ」と具体例を挙げ、こう指摘する。

「光の当たらぬ事実や隠された歴史を掘り起こすとともに、人びとの声をすくい上げ、問題点を探る。そのジャーナリズムの営みなくして、国民の『知る権利』は完結しない」

まったくもってその通りである。

ところで朝日社説は前半でこう書いている。

「米国の多くの新聞や雑誌が、一斉に社説を掲げた。『ジャーナリストは敵ではない』(ボストン・グローブ紙)とし、政治的な立場や規模を問わず、結束を示した。その決意に敬意を表したい」

繰り返すが、他の日本の新聞社も社説に取り上げるべきである。特に「右寄り」「政権擁護」などと批判されることの多い読売新聞や産経新聞が何を主張するか。読んでみたいところだ。

(写真=時事通信フォト)


























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/642.html

[政治・選挙・NHK249] 「年収186万円が929万人もいる」と石破茂!  
「年収186万円が929万人もいる」と石破茂!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_197.html
2018/08/24 21:38 半歩前へ

▼「年収186万円が929万人もいる」と石破茂!

 石破茂が自民党総裁選に出馬表明した途端に歯切れがよくなった。この発言など私の意見と100%一致する。私は10年以上も前からこの問題を取り上げ、再三警告している。

 世の親たちは、わが子だけは「いいところに就職した」と安どしているが、そうだろうか?

 時期が悪かったと言ってしまえばそれまでだ。ロストジェネレーションと呼ばれる就職氷河期の人たちの多くは希望する就職の機会に恵まれず、いまだに非正規に甘んじている。

 時給いくらの生活では、昇給もボーナスもない。年金の掛け金にも事欠く有様だ。

 その人たちがやがてよわい(齢)を重ね、老いた時、だれが生活を支えるのか?生活保護に頼るほかない。その資金はどこから捻出するのか?

 「いいところに就職した」人たちからである。資金が足りなくなれば補充するしかない。増税が彼らを待っている。

 ここまで書けばお分かりだ。非正規の増加は他人ごとではないのである。すべて自分たちにかかって来る。私が格差拡大を問題視するのはこの点だ。

今回、石破茂も同じことを指摘した。

********************

石破茂の訴えである。

現在の日本には平均年収186万円の人たちが929万人もいます。いったい年収186万円でどうやって結婚し、どうやって子供を作るのか。

 この中には就職氷河期を経験した人たちもたくさんいます。彼らはすでに40代にさしかかっています。

いまはご両親と同居しているから何とかやっていけていますが、ご両親が亡くなったらどうするのか。ここに目を向けないで何が政治だと言われても仕方がない。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/643.html

[政治・選挙・NHK249] ブラックボランティアを流行語大賞に!(植草一秀の『知られざる真実』)
ブラックボランティアを流行語大賞に!
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-0cd6.html
2018年8月24日 植草一秀の『知られざる真実』


本間龍氏の新著

『ブラックボランティア』(本間龍著、角川新書)
https://amzn.to/2KssopN



がインターネット上の通販サイト上では大変品薄状態である。

恐らく、ある種の「販売妨害」が行われているのだと思う。

そのような図書であればあるほど、必ず入手して読むべきだ。

権力者にとって「不都合な真実」が記述されているからこそ、そのような不当な扱いを受けるのだ。

これは私が上梓した多くの著書にも当てはまる現象である。

さすがは元博報堂勤務の本間龍氏である。

「ブラックボランティア」という書名が卓越している。

この短い一言で、全体のイメージが正確に伝わる。

いま日本では、企業や国家権力による「働かせ方」が大問題になっており、労働者である主権者の側も、「働かされ方」に極めて強い関心がある。

政府は障害者雇用を促進するための法律を制定し、雇用者全体に占める障害者雇用の比率について、ガイドラインを定め、その遵守を求めてきた。

民間企業に対しては、ガイドライン未達の場合には軽くない金銭的なペナルティーまで課してきた。

ところが、中央政府自体が障害者雇用者数の大幅改ざん、水増しを行ってきたことが明らかになった。

これも「働かせ方」問題であり、労働者の側から見れば「働かされ方」問題である。

パワハラ、セクハラ、マタハラなどの諸問題も、多くは「働かされ方」に関わる問題である。

また、長時間残業、残業代未払い、不当解雇など、働かせる側の不祥事=暗黒さが重大な社会問題になっている。

これらを総称して「ブラック企業」や「ブラック雇用」と称されている。

そこに新たに投じられた一石が「ブラックボランティア」である。

一気に大ベストセラーになり得る価値がこの著書にはある。

2020年の東京五輪では、11万人のボランティアが求められているという。

そのボランティアが10日間拘束で報酬ゼロ、さらに経費も自己負担だというのだ。

本間氏などの問題提起により、雀の涙ほどの記念品が検討され始めたと言うが、遠方からのボランティアに対する交通費支給もない。

宿泊費用支給もない。

完全なブラックなのだ。

「ブラックボランティア」を本年か2020年の流行語大賞にするべきである。

五輪スタッフとして11万人が必要であり、そのスタッフを無報酬、経費自己負担にするタダ働きボランティアにすることが不当である最大の理由は、五輪自体が「究極の営利事業」になっているからだ。

本間氏が指摘するように、スポーツ貴族のJOC(日本オリンピック委員会)とオリンピック組織委員会、そして実施を一社独占で担当する電通の社員たちの多くがいずれも年収1000万円以上の高給取りである。

ボランティアで駆り出される人々の経費がすべて自己負担であるのに対して、高給取りの主催者スタッフは一銭も自腹を切らないのだ。

スポンサー収入は推定4000億円だと本間氏は指摘する。

このような不正、理不尽、ブラックはない。

安倍内閣はせっかく「高度プロフェッショナル制度」を強引に創設したのだから、JOC職員、組織委員会職員、電通で五輪事業に携わる職員の数を3分の1に減らしてはどうか。

それこそ、「高プロ」制度を創設した目的を果たせることになるのではないか。

安倍内閣はこの「ブラックボランティア」を強引に推し進めるために、山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳の男の子を、山に入ってわずか30分で発見して救出した尾畠春夫さんを「スーパーボランティア」と命名して、メディア総動員で大キャンペーンを展開させている。

裏側に電通の工作があると考えられる。

尾畠さん自体は、本当に素晴らしい尊敬するべき方であるが、これを利己目的で利用する悪徳者の姿勢が醜悪だ。

これから私たちが広く流布しなければならない言葉は「スーパーボランティア」ではなく「ブラックボランティア」である。






http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/644.html

[政治・選挙・NHK249] ウソをつくことが平気になった世の中!  
ウソをつくことが平気になった世の中!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_194.html
2018/08/24 19:55 半歩前へ

▼ウソをつくことが平気になった世の中!

 ウソをつくということが当たり前のような世の中になった。障害者雇用の水増し。次から次へとウソだらけ。行政機関がこれでは救いようがない。ひど過ぎはしないか。

 厚生労働省など中央省庁ばかりか、福井や長野、静岡、兵庫など全国29の県でも同様の水増しをしていた。

 雇ってもいなにのに「雇っている」と虚偽を並べていた。この結果、中央、地方合わせて数万人の障害者の雇用の機会が奪われていた。

 今ごろになって、米つきバッタのようにペコペコ頭を下げて済む問題ではない。障害者への「思い」があれば、こんなことは起きなかったハズだ。

 ウソをつくことが平気になった世の中はコワい。

 お役所が信じられなくなれば、何を信じていいか分からない・・・。

 問題が見つかったのは、NHKによると、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、埼玉、千葉、富山、石川、福井、山梨、長野、静岡、兵庫、奈良、島根、広島、徳島、香川、愛媛、高知、佐賀、長崎、宮崎、熊本、沖縄の合わせて29の県に上っていた。


障害者雇用水増し 29県で同様の問題 厚労省が全国調査を検討
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180824/k10011592641000.html
2018年8月24日 17時31分 NHK



複数の中央省庁が雇用する障害者の数を水増ししていた問題で、全国の29の県でも同様の問題があったことがNHKのまとめでわかりました。厚生労働省は現在、中央省庁を対象にした調査を進めていますが、全国の自治体についても調査する方向で検討しています。

障害者の雇用をめぐっては、行政機関や企業に、一定の割合以上の障害者を雇うことが義務づけられていますが、複数の中央省庁や自治体で、雇用する障害者の数が水増しされていたことが明らかになっています。

NHKが全国の都道府県について取材したところ、少なくとも29の県の知事部局や教育委員会、警察本部のいずれかで水増しや不適切な計上があったということです。

問題が見つかったのは、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、埼玉、千葉、富山、石川、福井、山梨、長野、静岡、兵庫、奈良、島根、広島、徳島、香川、愛媛、高知、佐賀、長崎、宮崎、熊本、沖縄の合わせて29の県です。

厚生労働省のガイドラインでは、障害者手帳や指定医の診断書などを確認することが求められていますが、自己申告をもとに障害者だと判断していたということです。

NHKの取材に対して、複数の県の担当者が「ガイドラインの内容がわかりにくかった。意図的なものではなかった」と話しています。

都道府県には、ことし6月、厚生労働省からガイドラインの手順を詳しく示した「チェックシート」が送られました。

取材に応じた県の中には「このチェックシートを見て、初めて障害者手帳の原本の確認が必要だと知った」というところもありました。

厚生労働省は現在、中央省庁を対象に調査を進めていて、今月28日に公表する方針ですが、問題が広がっていることから全国の自治体についても調査する方向で検討しています。























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/645.html

[政治・選挙・NHK249] 「国会」に「こっかい」とフリガナが打ってなかった場合、安倍総理大臣は、これを何と読むのだろう 



「国会」に「こっかい」とフリガナが打ってなかった場合、安倍総理大臣は、これを何と読むのだろう
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/23700750b9b436bc2b245033028d2d57
2018年08月24日 のんきに介護



この人は、

法律関係の本だけではなく、

本という本、

読んだ経験がないのだろうな…。

本を読んでいないのはいい。

安倍のせいで

知的障碍者の人たちが

差別されるようになるんではないだろうか。

それが残念だな。

この人の本当の問題は知性ではなく、

人道に悖るような、

甘やかされ方をされた点にあるのではなかろうか。

国語力がない上、

人間的にも駄目なものを抱えてるとなったら、

一日も早く、

首相は辞すべきと思うな。

この点に関して、

こんなツイートもある。




教養もなく、

道徳的に退廃した人間の代わりなど、

いくらでもいるってことだ。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/646.html

[政治・選挙・NHK249] 本気なのか?「生活に満足」しているが74・7% !  
本気なのか?「生活に満足」しているが74・7% !
https://85280384.at.webry.info/201808/article_196.html
2018/08/24 20:48 半歩前へ

▼本気なのか?「生活に満足」しているが74・7% !

 本当に、こんなにみんなが満足しているのだろうか?

 年金生活の私などは、介護保険や国民保険など天引きされる額が年々増えて年金の手取りは減るばかり。

 その反面、食料品など生活物資はジワジワ値を上げ、暮らし向きは悪くなる一方だ。

 山ほど「不満」があっても、「満足」などこを探しても見当たらない。

 このデータは、私の実感とは開きが多い過ぎる。この数字にわかには信じられない。それとも、私の感覚が狂っているのだろうか?

*********************

 内閣府が行った「国民生活に関する世論調査」で、現在の生活に満足していると答えた人は74・7%と過去最高を更新した。内閣府は景気や雇用の改善が背景にあるのではないかと分析。

それによると、
現在の生活に「満足」が12・2%
「まあ満足」が62・5%
合わせて74・7%が満足していると回答。

満足していると答えた人を年代別に見ると、
18歳から29歳が83・2%
30歳から39歳が78・9%
70歳以上が75%など。  (以上 NHK) 



「生活に満足」74.7% 2年連続で過去最高 内閣府調査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180824/k10011592631000.html
2018年8月24日 17時23分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180824/k10011592631000.html

内閣府が行った「国民生活に関する世論調査」で、現在の生活に満足していると答えた人は74.7%で2年連続で過去最高を更新し、内閣府は景気や雇用状況が緩やかに回復していることなどが背景にあるのではないかと分析しています。

内閣府は、国民の生活に関する意識などを調べるため、ことし6月から7月にかけて、全国の18歳以上の男女1万人を対象に世論調査を行い、59.7%に当たる5969人から回答を得ました。

それによりますと、現在の生活に「満足」が12.2%、「まあ満足」が62.5%で、合わせて74.7%の人が満足していると答え、同様の質問を始めた昭和38年以降で、最も高かった去年を0.8ポイント上回り、2年連続で過去最高を更新しました。

満足していると答えた人を年代別に見てみますと、18歳から29歳が83.2%で最も多く、30歳から39歳が78.9%、70歳以上が75%などという順になりました。

また政府が力を入れるべき政策を複数回答で尋ねたところ、社会保障の整備が64.6%で最も多く、次いで高齢社会対策が52.4%、景気対策が50.6%でした。

これについて、内閣府の担当者は「景気や雇用状況が緩やかに回復しているため、生活への満足度が高くなっているのではないか」と話しています。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/648.html

[政治・選挙・NHK249] 竹中平蔵 / 「学問にかける金はない、大学は、構内をショッピングモールなどにして、その上がりで経営させる」(要旨) 
竹中平蔵 / 「学問にかける金はない、大学は、構内をショッピングモールなどにして、その上がりで経営させる」(要旨)
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/be9a3a7a87f08c00f5c37c899e906d6c
2018年08月24日 のんきに介護































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/649.html

[政治・選挙・NHK249] オスプレイ、佐賀が100億なら沖縄へはどうする気だ?  
オスプレイ、佐賀が100億なら沖縄へはどうする気だ?
https://85280384.at.webry.info/201808/article_195.html
2018/08/24 20:15 半歩前へ

▼オスプレイ、佐賀が100億なら沖縄へはどうする気だ?

 佐賀空港への自衛隊の輸送機オスプレイの配備計画をめぐり、小野寺は佐賀県知事と会談し、国が佐賀県に着陸料として100億円支払うことで合意した。

 カネで県民の安全を売った佐賀県知事。こんな知事を選んだ方に問題がある。

 だったら沖縄県にはいくら支払う気だ? 沖縄県はただの一度もオスプレイ配備で合意していない。翁長雄志・沖縄県知事をはじめ県民挙げて反対した。それを、安倍政権が沖縄県の頭ごなしに米軍の要求を受け入れ、無理やり強制配備した。

 佐賀に100億円なら、沖縄には無礼な振る舞いへの「お詫び」を込めて“オスプレイの迷惑代”として10倍、いや30倍の3000億円支払ってもおかしくない。



佐賀県知事 オスプレイの佐賀空港配備受け入れを表明
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180824/k10011592481000.html
2018年8月24日 15時24分 NHK



佐賀空港への陸上自衛隊の輸送機オスプレイの配備計画をめぐり、佐賀県の山口知事は24日午後、記者会見し「国防政策には基本的に協力する立場であり、佐賀県も一定の負担をすべきだ」などとして、オスプレイの佐賀空港への配備を受け入れる考えを表明しました。

尖閣諸島などの防衛強化の一環として、防衛省は陸上自衛隊の輸送機オスプレイ17機を佐賀空港に配備する計画で、この計画をめぐって小野寺防衛大臣は24日、佐賀県を訪れて山口知事と会談しました。

そして両者は、漁業者の不信感を払拭(ふっしょく)するため、国が佐賀空港を管理する県に着陸料として20年間で100億円を支払ったうえで、それを基に佐賀県が、空港がある有明海の漁業の振興のための基金を作ることなどで合意しました。

これを受けて佐賀県の山口知事が記者会見し、陸上自衛隊のオスプレイの佐賀空港への配備について「防衛省の要請は、国の根幹に関わる安全保障に関するものだ。国防政策には基本的に協力する立場であり、佐賀県としても一定の負担をすべきだ。安全性について防衛省の説明に不合理な点はなく、きょうの合意で、漁業者の不安払拭にも一定のものができたと考えている」と述べ、受け入れる考えを表明しました。

県が計画を受け入れたことで、防衛省は今後、駐屯地などの整備を計画している佐賀市南部の土地の地権者や漁業者との交渉に入る見通しです。

佐賀県民は…

64歳の男性は「オスプレイが必ずしも危険というわけではないと思うし、雇用など経済面でプラスになると思うので、受け入れはいいと思う」と理解を示しました。

一方、22歳の男性は「事故などが心配なので、受け入れには賛成できない」と話していました。

また、50代の会社員の女性は「軽々しく賛成とか反対とか言える問題ではないと思う。オスプレイの配備が佐賀にとって本当にいいことなのかよくわからない」と話していました。

































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/650.html

[政治・選挙・NHK249] <速報〜沖縄県知事選>玉城デニー氏、出馬受諾の記者会見を延期 順当に行って29日(田中龍作ジャーナル)


【速報〜沖縄県知事選】玉城デニー氏、出馬受諾の記者会見を延期 順当に行って29日
http://tanakaryusaku.jp/2018/08/00018703
2018年8月24日 22:36 田中龍作ジャーナル


玉城氏の携帯電話は鳴りっぱなしだった。=沖縄(旧コザ)市で 撮影:田中龍作=

 翁長知事の後継を選ぶ調整会議の出馬要請を受けて、玉城デニー衆院議員(沖縄3区・自由党幹事長)が26日に予定していた受諾会見は延期となった。玉城後援会幹部が明らかにした。

 小沢一郎・自由党代表がきょう24日、沖縄入りし、調整会議4役と会談した。ここで小沢は違和感を覚えたものと見られる。資金面、選挙態勢(各組織の支援態勢)が整っていないことを見抜いたのだ。

 後援会関係者は「汗をかくフリをする組織がある」として、4年前と同じオール沖縄となっていないことに懸念を示す。地元紙によれば、オール沖縄を資金面で支えてきた金秀グループの呉屋守将会長が、単独では選対本部長に就かず共同代表制をとる、という。

 選挙に勝つために必須の支援態勢と資金は、4年前と違って盤石ではない。これまでにも小沢は玉城に「勝てることを確認してからでなくては、出てはダメだよ」と釘を刺していた。

 玉城は27日に上京、小沢と出馬に向けた最終判断をし、翌28日、野党各党と大詰めの調整をする。出馬記者会見は順当に行って29日となる見通し。

 環境が整わないまま出馬すれば、選挙は負ける。玉城デニーを落とすようなことになれば、オール沖縄は音を立てて崩れる。(敬称略)

    〜終わり〜
















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/652.html

[政治・選挙・NHK249] 沖縄の基地負担は「限界」と川勝平太静岡県知事!  


沖縄の基地負担は「限界」と川勝平太静岡県知事!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_198.html
2018/08/24 23:28 半歩前へ

▼沖縄の基地負担は「限界」と川勝平太静岡県知事!

 基地負担を本土が分かちあおうと学者や市民で作る「辺野古を止める!全国基地引き取り緊急連絡会」が沖縄県を除く46都道府県知事に郵送でアンケートを行った。

 東京新聞が24日の社説で取り上げた。8月上旬までに39道府県から回答があった。

 全知事の約4分の1が沖縄の基地負担は「過重」との認識を示した。だがそのほかの大半の知事は、「安全保障は国の専管事項でありコメントする立場にない」などと応えた。

 国の「専管事項」などと言うのは方便で、逃げを打ったに過ぎない。県の行政の責任者がこんな態度では県民に期待できない。そうした無関心、沖縄への「おんぶにだっこ」が沖縄を苦しめている。

 自分の地域が逆に米軍基地で埋まったらどんな気がするだろうか? 日夜、軍用機の危険と爆音に悩まされ、基地犯罪と対峙する恐怖は死と隣り合わせ。

 その時、他県から「安全保障は国の専管事項だ」言われ、自分たちに押し付けられたら、何と応える。「冗談ではない。なんで自分たちにばかり責任を押し付けるのか」と怒りの声を上げるのではないか?

 東京新聞によると、「米軍基地の沖縄負担は過重か」の問いに、全国知事会長を務める上田清司埼玉県知事ら12人が「過重」と回答。

 川勝平太静岡県知事は「限界の様相を呈している」と付記した。このほか、群馬、福岡、鹿児島県知事は、回答を選択しなかったものの、自由記述で「大きな負担をしていただいている」などの認識を表したという。

 こうした思いがもっと、もっと広がることを期待している。何度でも言うが、「相手の立場に立って思いを巡らせる」ことが一番必要だ。そうすればおのずと答えが出て来よう。

東京新聞の社説はここをクリック
沖縄の基地負担 本土の知事も共感を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018082402000150.html



















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/653.html

[政治・選挙・NHK249] 翁長後継・玉城デニー独占インタビュー 「僕の名前が出たんだと思うと、この上なく光栄」〈AERA〉 
翁長後継・玉城デニー独占インタビュー 「僕の名前が出たんだと思うと、この上なく光栄」〈AERA〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180824-00000035-sasahi-pol
AERA dot. 8/24(金) 16:09配信 ※AERA 9月3日号より加筆修正


後援会の会場から出て記者に囲まれる玉城デニー氏=2018年8月21日午後7時17分、沖縄県沖縄市胡屋 (c)朝日新聞社


 急逝した翁長雄志知事から音声データで「後継指名」を受けた自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(58)。「渦中の人」が9月30日投開票の沖縄県知事選の立候補表明を控え、インタビューに応じた。

■「ハーフ」といじめられた

「家訓。いかなることがあろうとも、主たるもの月曜朝の可燃ゴミを忘れてはいけない」

 知事選の有力候補として地元紙の一面トップに名前が踊った8月20日朝、玉城デニー氏がフェイスブックに書き込んだメッセージだ。

 国会議員になった後も、周囲からは親しみを込めて「デニーさん」と呼ばれることが多い。そんな異色の政治家らしい、「おとぼけ」ぶりだった。

「母子家庭で育ってきた人間は掃除も洗濯も自分の周りのことをやるのは苦になりません。この日も普段通り、慌てる必要も、浮かれる必要もないと」(玉城氏)

 2002年の沖縄市議選でトップ当選し政界入りする前は、ロックバンドのボーカルや沖縄のラジオパーソナリティーなど、タレントとして沖縄のメディアで活躍していた玉城氏。今も、毎週土曜日の午後5時から地元のコミュニティFM局で音楽番組にレギュラー出演している。

「番組ではいっさい政治の話はしません。好きな音楽をかけて音楽の話をするだけです」

 つらいとき、心の支えになったのはいつも音楽だった。

 玉城氏が生まれたのは沖縄が米軍統治下だった1959年。米軍基地が集中する沖縄本島中部で育った。父親は、沖縄駐留の米軍人だった、ということしか分からない。玉城氏が物心つく前に、父親の写真や手紙は全て、母親が処分していた。父親のことを根ほり葉ほり尋ねたこともあったが、母親は「もう全部忘れた」としか答えてくれなかった。

 母親が住み込みで働いていたため、1歳のとき、近隣の知人宅に預けられた。育ての母を「おっかあ」、実母を「アンマー」と呼んで育った玉城氏は、「この2人の母がいて、今の僕がある」と感謝を惜しまない。

 育ての母は既に亡くなり、今年、三回忌を迎えた。実母は県内の老健施設に入所している。玉城氏は会ったことのない父親についてこう言う。

「一時期捜してみようかなとも思ったんですけど、今はまだそのタイミングではないと考え、捜すのをやめている状態です。親父が今も元気なら、よかったね、僕も元気だよ、と会って話をしたいとは思いますけどね」

 子どもの頃は「ハーフ」という理由でいじめられた。

「もうそれはハーフとして生まれた者の宿命みたいなもの。ヤンキーの先輩からもいろいろいじられましたよ」(玉城氏)

 母子家庭で育ち、貧困も経験した。小学生時代、コザ(沖縄市)の「トタン長屋」に実母と初めて一緒に暮らせるようになった。玉城氏はこの時期、70年12月の「コザ暴動」を目の当たりにする。

 米兵車両による人身事故の処理に端を発して市民の反米感情が噴き出し、米国人の車両82台を炎上させたコザ暴動は、今も沖縄で語り継がれる現代史の断面だ。玉城氏は「ウチナーンチュの心のうちに閉じ込められた何かが爆発したように感じた」という。

■保革の「真ん中」に立つ

「ほんとに僕なんですか」

 翁長知事の死去から10日後の8月18日。沖縄県沖縄市内の事務所で、翁長氏の後継候補を決める「調整会議」の議長・照屋大河県議や新里米吉県議会議長と向き合った玉城氏は、こう切り出した。

 翁長知事が後継に玉城氏の名前を挙げた音声データを「2回聞いて確認した」と告げる新里議長の説明を受け、玉城氏は知事選立候補の腹を固めた。

 ただし、選挙態勢についてこう注文を付けた。

「前回翁長さんを応援した保守系の皆さんとつながりの深い方々がいないと、選挙は成り立ちません」

 4年前に自主投票だった公明党沖縄県本部は今回、知事選立候補を表明している前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)と「辺野古」の是非には触れない形で8月20日に早々と政策協定を結んだ。「オール沖縄」を支えた経済関係者の継続支援も一部不透明な状況だ。

 それでも玉城氏は、翁長氏の「指名」を重く受け止めている。

「(翁長知事とは)育ちは違いますが、目指していく方向は同じだと。そう考えていただき、僕の名前が出たんだと思うと、この上なく光栄なことだと感じています」

 翁長氏は沖縄の保守政治家一家で育ったサラブレッド。対照的な生い立ちだが、2人はともに「戦後沖縄」を体現しているようにも映る。玉城氏は言う。

「翁長知事はかねてから僕のことを話題にするとき、『デニー君も戦後の沖縄を背負って、いろいろ難儀してこられたんだろうなあ』というふうなことをおっしゃっていたらしいです」

 中央政界で小沢一郎衆院議員と行動を共にした玉城氏は、14年の衆院選で「オール沖縄」の推薦候補(生活の党公認)となり、翁長氏が応援に駆けつけてくれるようになった。玉城氏が共感したのは、14年の知事選で翁長氏が掲げた「イデオロギーよりアイディンティー」という旗印だ。

「保革を乗り越えてイデオロギーは腹八分、六分にして取り組もうと。保守の政治家でこんなことを言う人は、小沢一郎以外に聞いたことがない」

 玉城氏は、保守政治家だけれども中央集権型の保守政治家ではなかった、との「翁長評」も挙げる。沖縄の歴史と先達の努力に敬意を払う、そのための保守でなければならない、という翁長氏の姿勢に打たれたという。

 沖縄市議当時、玉城氏は『沖縄タイムス』のインタビューに「私自身は、保守だ、革新だというスタンスではなく、是々非々で行動している」と説明。「保守系は生活者の視点」「革新は論者の視点」と指摘している。

 中央政界を渡り歩いた今の立ち位置を問うと、「真ん中かもしれませんね」と答えた。

■遺志受け継ぐ覚悟

 玉城氏は、「米軍を早く沖縄から出すには、自衛隊の配備も必要になってくるかもしれない」と見る。しかし、沖縄の先島で進む自衛隊配備についてはこう批判する。

「丁寧に協議し、地元の理解を得るのが必要。国が先島でやってきたように地元との協議も踏まえず、基地を造成し部隊を駐屯します、というやり方は自衛隊にとっても迷惑。こんなことをやっている民主主義国家はない。それが、『保守』でもある自分には許せないわけです。革新の皆さんは『基地反対』と言いますが、その前提は違うんです」

「革新」との立ち位置の違いもにじませつつ、「保守」の現状にも違和感を隠さない。

「対等な日米関係をつくらないから、地位協定改定も一歩も進めない。全部、従米なんですね。保守の側はそれで独立国家日本だって、鼻を高くしているのはおかしな話」

 沖縄の全ての米軍基地の撤去を求める立場ではない。基地を置くなら置くなりの理由と、負担の度合いが問われるべきだ―辺野古新基地建設を念頭に、玉城氏はこう主張する。

「占領で土地を奪ってつくられた米軍基地がそのまま置かれているから、新しい米軍基地もまた沖縄につくれなんていうのは、翁長知事が言われたように『政治の堕落』ですよ。もっと県民のことを考えるべきだと、翁長さんは保守の側から本気で怒った。私も全く同感です」

 玉城氏は「オール沖縄」の候補として知事選に立候補する見通しだが、同時に国会議員として培った「オールジャパン」の視点も持つ。

「東京にいると、物事が俯瞰的に見えますし、沖縄に戻ると離島の苦しさや過疎化の厳しさも見えてきます。どちらか一方の視座から見るのではなく、日本全体の方々にも通じる言葉を選んで思いを伝えるよう意識しています」

 辺野古新基地建設は止められるのか。玉城氏はひと呼吸おいてこう話した。

「翁長知事が準備していた承認撤回をまずしっかりやること。それからでしょう。沖縄で基地問題は、どうすれば安心して生活できるのかという生活の問題。それをイデオロギー化させているのは日本政府です。翁長知事の遺志を受け継ぐ覚悟でなければ新しい知事は務まりません」

(編集部・渡辺豪)
















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/654.html

[国際23] 世界でも特にイギリスでトランプが嫌悪される理由(ニューズウィーク) 
世界でも特にイギリスでトランプが嫌悪される理由
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2018/08/post-148.php
2018年08月24日(金)17時00分 コリン・ジョイス Edge of Europe ニューズウィーク


イギリスのパブに並んでいたアメリカン風ビールは「POTUS(米大統領)」ではなく「NOTUS(私たちの一員ではない)」という名前 Newsweek japan


<攻撃的で規範無視のトランプをイギリス人が嫌う理由を挙げればきりがないが、根底には粗野な発言を自分たちが話す英語で聞かされるという苦痛がある>

最近、パブでゲストビールの種類を眺めていたとき、ある商品が目についた。それは「アメリカンスタイル」のビール(醸造はイギリス)で、「NOTUS」という名だった。よくよく見れば、「POTUS」と書いてあるが P が × で消されていて代わりに N と書かれていることが分かる。つまりは、反トランプのジョークなのだ。POTUS とは米大統領(President Of The United States)のことだが、NOTUS は現職米大統領が「私たちの一員ではない(Not Us)」ことをほのめかしている。

イギリス人はトランプをあまり好きではない、と断言しても差し支えないだろう。その理由を挙げろと言われても、どこから話を始めたらいいか分からないほどだ。トランプは不快な性格で、政治や外交の規範を平気で無視するように見える。彼は訪英してメイ首相と会談する直前に、英紙のインタビューでメイを批判した。彼はNATO同盟国に攻撃を仕掛け、その後にはロシアのプーチン大統領をホワイトハウスに招待した。

トランプの環境政策、ナショナリズム、イラン核合意からの離脱、メキシコ国境での移民親子の引き離し、銃所持の権利擁護......全てがイギリス人を実に動揺させている。トランプのくどい握手の仕方は、イギリス人から見れば奇抜だ。イギリスの人々は、トランプが自らそうであるかのように見せているほどの「たたき上げの男」だとすら思っていない。

だが結局のところ、イギリスでのトランプ非難が「特別」激しい理由は、わがイギリスとアメリカとの間に「特別な関係」が存在するとの思い込みがあるからだろう。英米はこんなにも長い間こんなにも親密な同盟国であり続けたから、アメリカの有権者は何らかの形でイギリス人が納得できる大統領を選ぶ義理がある――そんなふうにイギリス人は(ばかげたことだが)考えているのだ。平均的なイギリス人は、もっとリベラルで、もっと思いやりがあり、もっと一流の指導者を望んでいた......そしてこの結果に傷ついている。

<参考記事:村上春樹の小説を僕が嫌いな理由

■一応、公約どおりだけど......

僕は個人的に、トランプを当選させた米大統領選には無視できない何らかの意味があるに違いないと思いたい。何千万人ものアメリカ人が、従来型の政治に見捨てられ、無視されていると感じていた。トランプはそこにつけ込み、彼らに新たな何かを提示したが、彼が本当に有権者の希望に応えられるかどうかはいまだに見えてこないままだ。金融危機とそれに続く景気後退や、税金を投入しての超富裕層の救済が、人々の怒りと不信を生み、それがトランプにうまく利用されたのだ。

トランプのすること全てが無意味ともいえない。NATO加盟各国は防衛費の対GDP比率を2%にする目標を掲げているが、達成できていない国もある。その中には、世界で最も裕福な国家の1つでNATOから特に恩恵を受けているはずのドイツも含まれる。ベルギーやスペインの防衛費はといえば、GDPの1%未満だ。だからトランプがさらなる拠出を要求するのも当然だろう(ところでイギリスはこの目標を達成しており、対GDP比だけでなく、総額で見てもドイツ以上の防衛費を拠出している。だから、ドイツなどの国々が「良いヨーロッパ国家」とされる一方で、EU離脱を望むイギリスが「孤立主義者」などと酷評されているのは皮肉なことだ)。

公平を期すために言うと、世界が嫌うトランプの行動のうち一部(不法移民の排除や、イスラム諸国からの移民の制限、アメリカ第一主義、経済成長を生むための早急な減税......など)は、彼が支持者に対して以前からちゃんと公約していたものでもある。「公約を実行する政治家に怒りの声」なんていう見出しがあったら変だろう。

イギリスとアメリカは「共通の言語によって引き裂かれている」というジョークがある。ただのジョークだけど、トランプの場合はこれがぴったり当てはまる。なぜなら、僕たちはトランプの発言を翻訳のフィルターなしに聞き取り、衝撃をそのままに感じられるからだ。

女性の「扱い方」を語ったり、障害のあるジャーナリストを明らかにあざけったりするトランプのコメントを(録音・録画で)ほかの国の人々も耳にしていることは分かっている。でも、僕たちの母国語で話されているだけに、イギリス人にとってこれらはもっとずっとリアルだ。

BBCニュースは時々、(例えば集会などでの)トランプの演説をノーカットで放送することもあり、僕たちイギリス人は彼のナルシシズムと対立相手への(下品な侮辱まみれの)あからさまな敵意を強く感じ取ることができる。それはあまり民度が高くないし、イギリス的な良識の感覚にも反する。自由世界のリーダーにイギリス人が望む資質からも、程遠いものだ。



http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/722.html

[政治・選挙・NHK249] 正体を隠して活動する日本会議の「カルト性」 菅野完(ハーバー・ビジネス・オンライン)


正体を隠して活動する日本会議の「カルト性」
https://hbol.jp/173398
2018.08.24 菅野完 ハーバー・ビジネス・オンライン


大好きなゴルフの合間を縫って東京に戻った目的は? (写真/時事通信社)

休暇中の安倍首相が8月20日に東京に戻った「目的」

【午前】
山梨県鳴沢村の別荘で過ごす。

【午後】
4時46分、公邸。
5時59分、自民党本部。党の地方組織の会合向けビデオメッセージ収録。
6時36分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ。宴会場「鶴の間」で「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会」に出席し、あいさつ。
8時35分、山梨県富士吉田市の「焼肉バル秀」。成蹊大時代の友人らと食事。昭恵夫人同席。
11時2分、別荘。


 各紙が伝える8月20日月曜日の首相動静の内容だ。

 興味深いのはこの日、安倍晋三が山梨と東京を往復していることだろう。つかの間の夏休み、ゆっくり羽を伸ばせるチャンスを潰してわざわざ東京に出向き、また山梨に戻っている。よほどなにか大事な用事があったに違いない。

「5時59分、自民党本部。党の地方組織の会合向けビデオメッセージ収録」

 この予定は、撮影クルーを山梨に呼べば対応できる。わざわざ東京に戻る必要もない。

「6時36分、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ。宴会場「鶴の間」で「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会」に出席し、あいさつ」

 夏休みを中断しわざわざ山梨から東京に戻ったのは、このイベントに出席するためだと見るのが自然だろう。

 この会合への出席は、既に、時事通信が記事化している。

「安倍首相、日本会議の会合出席=静養中に一時帰京」(時事通信)

 注目すべきは、この記事で時事通信が「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会」を「日本会議の会合」と断言していることだ。あくまでも同会合の主催者は「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会実行委員会」であり主催者名義に日本会議の名前は出てこない。

 時事の記事にはこうある。

“安倍晋三首相は20日夜、東京都内のホテルで、保守系団体「日本会議」などが開いた「アジア地方議員フォーラム日本大会」に出席した。”

 時事の記事らしく、論評や評価を加えず淡々と事実のみを伝える書きぶりではある。しかしもしこの記事が「事実の羅列」であるならば、時事通信は「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会実行委員会が主催者だが、この会合は日本会議の会合なのだという事実」を押さえていたということになる。

 同会合の正式なパンフレットの表紙がこれだ。

       

 主催にも、共催にも後援にも日本会議の名称は出てこない。

 しかしこれは表向きの姿。別のパンフレットをみてみよう。

       

 表紙に堂々と「日本会議地方議員連盟設立10周年記念企画」と明記してある。むしろ「アジア地方議員フォーラム日本大会」の名称より大きいぐらいだ。

 また、このパンフレットの裏面には申込先・問い合わせ先として、堂々と日本会議の名前が出てくる。



「ご協賛窓口」としてあげられている東京都千代田区平河町の住所も電話番号も日本会議のものに間違いない。

 ここまで「証拠」がそろっていれば、時事通信が同会合を「日本会議の会合」と断ずるのもむりはなかろう。

司会の後ろにいた、「日本青年協議会」の人物

 また、この会合の運営自体も日本会議のメンバーによって行われている形跡がある。

 同会合の司会を務めたのは、小林ゆみ・杉並区議。小林区議といえば杉田水脈発言について「言葉だけ切り取らずに文脈を見ると、あの『生産性』は『子供を産めるかどうか』という意味だとわかります。言葉を文脈から切り取り、感情的になり過ぎてはいけませんね」と、何が問題かを全く理解していないコメントを出しかえって杉田議員以上の頭の悪さをしめしてしまったことは記憶に新しいが、どうやらやはり、少し脇が甘いようだ。

 小林区議は同会合が開催された20日21時30分、「アジアの地方議員の皆様をお招きしてのフォーラムが、本日一部終了いたしました。なんとか司会を乗り切りました!」と誇らしげにツイートしているが、このツイートに添付された写真が興味深い。



 小林区議の背後に写り込んでいる白髪の紳士は、日本会議の本体であり日本会議の事務方をになう日本青年協議会の中山直也氏である。

     

 中山氏はいつものように、裏方として同会合の進行を差配していたのだろう。日本会議の会合を取材したことのある人間であれば、「ああ。あそこに中山がいる。これ日本会議なんだな」とすぐわかったはずだ。パンフレットの内容、イベント運営の実態、どの側面からみても、時事通信が同会合を「日本会議の会合」と断じたのは正解だ。

 本稿は、「安倍首相が日本会議の会合に出席した」ことを問題視するものではない。それ自体は、法的にも倫理的にもなんら問題はない。さらにいえばそんなことは日常茶飯事であることも事実だろう。自民党の正式な会合でも閣議ではおとなしい安倍が、日本会議の会合か産経新聞の読者サークルである「正論懇話会」などお仲間に囲まれた場所にでると怪気炎をあげることも以前からの傾向だ。

「総理の出席」自体にもし問題があるとすれば、いかがわしい連中の会合に出席したことぐらいだろが、かくいう私もいかがわしさでは人後に落ちないし、日本会議がいかがわしいからといって、総理の出席をとめられるわけでもない。

「日本会議の会合に首相が出席した」ことをあげつらっても、単に「安倍晋三の目には日本会議の連中がまともな連中に映るらしい」と、我が国の宰相の人の見る目のなさを嘆くぐらいが関の山だ。

 今一度、前掲のパンフレットを見ていただきたい。「後援」の欄に、経済産業省、外務省、そして文部科学省の名義がつらなっている。問題はここだ。

「日本会議」の名を出さずに後援を申請していた!?

 いわずもがな、日本会議は政治団体ではない。日本会議は法的には任意団体であり、一般的な言葉でいえば「市民運動グループ」「活動家の集団」だ。日本会議の法人資格から考えれば、日本会議のイベントに各省庁が後援を出すことはなんら差し支えないとはえいる。ただしこれは原理原則の話。「どこぞの市民グループが主催する前川元文科省事務次官の講演会にも、申請がありさえすれば、どの役所も後援する」ということは事実上ないわけで、後援実施の可否は「申請がありその申請書の内容に問題がなければ原則的に全てのイベントを後援する」ではなく、「申請があれば、申請者の日頃の主張や活動を勘案してから決断する」という判断で動いているのは明らかだ。

 つまり、経済産業省も外務省も文科省も、「申請者の日頃の言動、活動内容をみて後援するに差し支えない」という判断を下したことになる。

 日本会議が日頃から改憲を主張し、これまでも「教育基本法改正運動」や「国旗国歌法制定運動」「元号法制定運動」などで実績をあげている活動家グループであることは、すぐ調べればわかる。拙著『日本会議の研究』刊行以降、彼らの実態も様々なメディアで報じられているわけで、役所がそれを知らないはずもない。となると、「役所は日本会議がそうした活動家の集団であることを知って後援したのか?」という疑問がわいてくるのが自然だろう。

 そこで、後援の名義が出ている、経済産業省 外務省 文科省それぞれに、「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会を後援したのは事実か?」「この会合が実質的に日本会議の主催であることを知っていたのか?」について問い合わせてみた。

 経済産業省と外務省からは未だ返答はないものの、文科省の担当者は電話による取材で後援に至った経緯を素直に解説してくれた。

 文科省の担当者によると、この会合に対する後援申請は昨年末に出されたのだという。申請者の名義は「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会実行委員会」。連絡先の電話番号や住所は、同委員会会長の松田良昭・神奈川県議のもので、すべて神奈川県内のものだったという。

 昨年末の申請書受理後、実行員会の担当者と称する人物と何度かやり取りしたが、文科省の担当者によるとこの実行委員会側の担当者は松田県議の秘書と思しき人物であったらしい。つまり、後援の申請段階では、日本会議の会合である旨の情報が添えられていなかったということになる。

 文科省としては、神奈川県議からの申請をうけあくまでも「アジアの地方議員と日本の地方議員の交流」とのことで後援の実施を判断した格好だ。

「パンフレットの表紙には、“日本会議地方議員連盟設立10周年記念企画”と大書きしてあるが、この情報さえ申請時にはなかったのか?」と重ねて確認したが、文科省の担当者は「申請書を見る限りその記載はない」と断言する。「となると、日本会議は御省を騙したということになりますね?」と水を向けると、文科省の担当者氏は「騙したかどうかはあれですけど、そういう企画であれば、事前に教えて欲しかったなというのはあります」と素直に述懐した。

 この文科省の見解は当然だろう。行政機関が活動家グループのイベントを後援するとは考えがたく、日本会議のイベントであると事前に申請があれば後援として名義を出すはずがない。

 一方の日本会議の見解を問うため、こちらも電話による取材を実施したが、「菅野完です」と名乗ったところ、「あなたに答えることはありません」と一方的に電話を切られた。

 先述したとおり、経済産業省と外務省からは未だ返答はないものの、おそらく後援の申請をする書面の内容は文科省に出されたものと大差はないはずだ。日本会議の名前を伏せて申請をしている以上、各省庁が後援名義を出すとの判断を下したのも無理はない。

 となると、問題は役所の判断にあるのではなく、日本会議がまたぞろ正体を隠して活動していることに絞られる。

 そしてこの「正体隠し」こそが、日本会議がカルトたる所以であり、社会として日本会議を監視しなければいけない理由なのだ。

正体を隠して活動するのはカルトの常套手段

 カルトとはその教義や戒律の内容や過激さのみで定義されるものではない。イワシの頭を拝めば幸せになると信じようと、壺を買えば先祖供養になると信じようと、あるいは「こんな世界、一回地獄の業火に焼かれてしまうべきだ」と主張しそれを信じようと、それ自体は教えを説くものとそれを信じるものの自由である。

 カルトのカルトたる所以は、こうした教義にではなく、その勧誘手法にある。

 カルト教団は決まって「手相の勉強をしませんか」「自己啓発のためにこの本を読みませんか」「自然保護活動に参加しませんか」と、自分たちの正体を秘匿して勧誘活動を行う。そして、勧誘された者の周りに次第に濃厚な人間関係や金品の貸し借りなど「抜け出せない雰囲気」を構築していく。教団の正体が明かされるのは勧誘された者がもう完全に抜け出せない状態に陥ってからだ。

 今回、日本会議が各省庁に対して行った行為は、構造としてはこのカルトの手口と全く同じといえよう。各省庁への後援申請時に自分の正体を明かさず後援決定後にぬけしゃーしゃーと「日本会議地方議員連盟設立10周年企画」と打ち出す行為は、「自然保護活動に参加しませんか?」と勧誘した者に壺や墓石のたぐいを売りつける行為と何が違うというのか。

 カルトの勧誘に乗ぜられた者は、いずれ勧誘の当初の謳い文句が虚偽だったことに気付く。宗教の勧誘であれば応じなかったのに、この教団の勧誘だと知っていれば話を聞くことさえなかったのにと後悔しても、もう抜け出せない。勧誘された者の周囲には、抜き差しならない人間関係や金銭や物品の貸し借り、時には住居の提供なども含めて、「小さな社会」ともいうべき濃密な空間が構築されてしまっている。そこに一度陥った者が抜け出すのは、容易ならざることだ。そしてその「小さな社会」は、その社会の中でしか通用しない論理と倫理観で動きつづけ、社会との齟齬が蓄積していく。そしてその種の小さな社会は、いずれ破綻し大きな破局を迎える。

 日本会議の問題点はまさにここにある。

「小さな社会」が日本全体を飲み込もうとしている

 今回の「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会」で明らかになった日本会議の「正体隠し勧誘」はこれまで彼らが多用してきた手法の一形態でしかない。彼らは常にこの手法を使う。

 憲法改正運動で日本会議の名前を出さず「美しい日本の憲法をつくる国民の会」名乗るのはその最たる事例だろう。そしてその日本会議そのものが、「生長の家」原理主義者で構成される極右団体・日本青年協議会によって運営されているものだ。警察公安がカルト宗教や過激派を監視するときに使う用語を用いれば、「第3回アジア地方議員フォーラム日本大会」も「美しい日本の憲法をつくる国民の会」もそして日本会議そのものも、日本青年協議会の「フロントサークル」にすぎない。ここには、二重三重の「正体隠し勧誘」の構造が存在している。

 そしてこの構造が及ぶのは、なにもメディアが取り上げる今回のようなイベント事や「保守系市民団体」の活動にとどまらない。猖獗を極める「保守論壇」なるものそのものが、この二重三重の「正体隠し勧誘」の構造に支えられているではないか。さまざまな論者が指摘する社会の右傾化、論壇の右傾化とは、畢竟、日本青年協議会およびその周辺の人々の「小さな社会」が日本の社会全体を蝕んでいく姿にほかならないのだ。

 50年前、新興宗教の学生運動としてスタートした日本青年協議会は、「正体隠し勧誘」を駆使して、その「小さな社会」を拡大し、平然と中央省庁を「正体隠し勧誘」で騙すまでになった。彼らの「小さな社会」はここ20年で日本の社会の随所に進出し、言論、政治、市民運動などさまざまな分野で中核となり、いまや政権を支える一翼を担うまでに成長した。

 人民寺院、オウム真理教などなど、「小さな社会」が外部の社会との軋轢を蓄積し破滅的な最期を迎えた事例は枚挙にいとまがない。日本青年協議会とその周辺の人々が構築した「小さな社会」が、どんな破滅を迎えるか、彼らの「小さな社会」が中央省庁を騙すまでに大きくなったいま、想像するに恐ろしいとしか言いようがあるまい。


<取材・文/菅野完>
すがのたもつ●本サイトの連載、「草の根保守の蠢動」をまとめた新書『日本会議の研究』(扶桑社新書)は第一回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞に選ばれるなど世間を揺るがせた。現在、週刊SPA!にて巻頭コラム「なんでこんなにアホなのか?」好評連載中。また、メルマガ「菅野完リポート」(https://sugano.shop)も、目下どこよりも早く森友問題などを解説するメディアとして注目されている。







































































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[政治・選挙・NHK249] 安倍晋三は母親の愛に飢えたマザコン…石破茂は厳しい家庭 徹底比較 安倍晋三と石破茂(日刊ゲンダイ)
 


安倍晋三は母親の愛に飢えたマザコン…石破茂は厳しい家庭 徹底比較 安倍晋三と石破茂
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236099
2018年8月25日 日刊ゲンダイ

 
 「ゴッドマザー」の安倍洋子氏(C)日刊ゲンダイ

【対談】政治評論家・野上忠興×ジャーナリスト・鈴木哲夫

野上 安倍の母、「ゴッドマザー」と呼ばれる洋子は、周知の通り、岸信介元首相の長女です。安倍にとって兄である長男・寛信は安倍家の跡取り。岸にとっても初孫だから、祖父と父・晋太郎の2人は長男を溺愛しました。次男の安倍にとって、これはルサンチマンになっていく。兄は両親の愛情をいっぱい受けているのに、それに対して自分は何なんだ、と。そのうえ、両親とも選挙区の山口へ行ってばかりで、東京の自宅にはいない。安倍はかつてインタビューでこう言っていました。

<やっぱり普通の家庭への憧れはあった。人の家に遊びに行って友達が両親なんかと楽しそうに話していたり、父親と何か楽しそうにやり合っていたりするのを見ると、「ああ、いいな」と思ったものだ。それに引き換えうちの家には父は全然いないし、母も選挙区へ帰ることが多かった。だから父がたまに家にいたりすると、何かギクシャクした感じがしたほどだった>

鈴木 石破は両親が比較的年を取ってからの子供で、父・二朗が48歳の時に生まれました。姉が2人いますが、10歳以上離れているので、実質、一人っ子のようなものです。でもだからといって、べたべた可愛がられたわけではなく、母の和子自身も知事の娘だったことから、石破に対する躾はとても厳しかったそうです。小学校低学年の頃、鳥取県知事だった父を訪ねて知事公舎にやってきた人に対して、石破が何かぞんざいな口の利き方をした。すると母は「出て行けー」と激怒して、石破を家の外に放り出し、一晩入れてくれなかったそうです。

野上 安倍がいつも一緒なのは養育係のウメ。躾から何から全部任されていた。安倍は母親の愛情に飢えていました。

鈴木 (安倍は)マザコンですか?

野上 まあ、そうですね。だから、安倍家を知る人たちは、安倍が岸を持ち上げるのも、祖父を褒めれば母親が喜んでくれるだろうという子供ながらの心理があったんじゃないか、と言うんです。それがいまだにある。それから弟の存在。4歳の時に弟の信夫が生まれるのですが、すぐに病院から岸家に引き取られた。安倍は「お母さん、おかしいじゃないか」と反抗するわけです。やっと弟ができたと思ったら、養子に行ってしまった。大叔父である佐藤栄作が、晋太郎に「本当に(信夫を)渡していいんだな」と念押しする会議まで行われた。病院からそのまま養子に出してしまうなんて、我々のような一般家庭では到底、分からない世界です。

鈴木 私は石破は「父性の男」だと思うんです。母親に甘えたりというのがなく、マザコンにはならない。厳しい母親を受け入れたのも父性の人だからかなという気もします。安倍に比べたら石破の家庭は恵まれていますね。何不自由ないし、いびつな家族関係があるわけでもない。そういう意味では、石破の方が普通に育ったのかなと思います。

 (つづく・敬称略)

▽野上忠興 1940年東京生まれ。64年早大政経学部卒。共同通信社で72年より政治部、自民党福田派・安倍派(清和政策研究会)の番記者を長く務めた。自民党キャップ、政治部次長、整理部長、静岡支局長などを歴任後、2000年に退職。安倍晋三首相のウォッチャーでもあり、15年11月発売の著書「安倍晋三 沈黙の仮面 その血脈と生い立ちの秘密」(小学館)が話題。他に「気骨 安倍晋三のDNA」(講談社)など。

▽鈴木哲夫 1958年福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て13年からフリーに。25年にわたる永田町の取材活動で与野党問わず広い人脈を持つ。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「安倍政権のメディア支配」(イースト新書)など多数。またテレビ・ラジオでコメンテーターとしても活躍。


前回記事
父・安倍晋太郎はバランス感覚…石破二朗は事務次官を経験 徹底比較 安倍晋三と石破茂(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/634.html

















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/656.html

[国際23] フィリピン大統領が再びアメリカ批判(櫻井ジャーナル
フィリピン大統領が再びアメリカ批判
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201808240000/
2018.08.25 櫻井ジャーナル


 フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ政権はアメリカの圧力に屈したという見方もあったが、ドゥテルテ大統領は8月17日、CIAが自身のスマートフォンを盗聴、自分を暗殺しようと目論んでいるかもしれないと語った。

 ドゥテルテ大統領は大統領に就任した2016年6月からアメリカの属国から脱する意思を見せ、中国と友好的な関係を結ぼうと積極的に動いていたが、16年9月の段階でフィリピンの情報機関からアメリカが彼を殺したがっているという報告を受けたという。

 そして2017年5月、フィリピン南部にあるミンダナオ島の​マラウィ市をマウテ・グループやアブ・サヤフ、つまりダーイッシュ(IS、ISIS、ISILなどとも表記)系の武装集団が制圧した。ここは以前からダーイッシュが活動している地域で、市内には500名程度の戦闘員がいると推測されていたが、アメリカ軍は活動を容認してきた。

 本ブログでは何度も指摘してきたように、ダーイッシュはアメリカ、イスラエル、サウジアラビア、イギリス、フランスなどが手先として使っているジハード傭兵で、アメリカが活動を黙認していたのは当然のこと。そのジハード傭兵を制圧するため、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領はミンダナオ島に戒厳令を敷いた。

 それに対してアメリカ政府は武装集団のマラウィ市制圧を口実にして特殊部隊を派遣。アメリカ大使館はフィリピン政府から要請に基づき、アドバイするんだと説明しているのだが、ドゥテルテ大統領はアメリカ側に支援を頼んでいないとしている。

 現在もドゥテルテはダーイッシュや麻薬組織の壊滅を目指し、そのために必要なライフルやヘリコプターなどを求めているのだが、アメリカ側はF16戦闘機を買うように求めている。ドゥテルテはこの要求を拒否した。

 アジア大陸の東岸ではアメリカ離れが進み、日本が孤立している状態だ。そうした中、インドネシア、マレーシア、タイなどでもサラフィ主義者が活発に動き始め、ミャンマーではロヒンギャと呼ばれるイスラム教徒の居住地へ潜り込み始めているという。リビアやシリアで行ったようなことをアメリカはここでも目論んでいる。この地域を制圧し、中国やロシアを締め上げようとしているのだ。これは20世紀の初頭、イギリスで発表された戦略と酷似している。



http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/724.html

[国際23] 兆候あらわ トランプ政権は中国との対決姿勢に舵を切った 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
 


兆候あらわ トランプ政権は中国との対決姿勢に舵を切った 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236101
2018年8月25日 日刊ゲンダイ

 
 トランプ大統領と習近平国家主席(C)AP

 米国のトランプ大統領は国内外に絶えず「敵」をつくり、あおり、関心を高め、選挙民の支持を狙う政治スタイルである。

 北朝鮮に対しても約1年半にわたって敵視していたが、米朝首脳会談を機に両国の関係は不安定ながらも、一応の緊張緩和状態にある。

 ならば、トランプが狙う次の「敵」は誰なのか。思い浮かぶのはロシアだが、大統領選挙でロシアの情報機関と連携したのではないか、との批判があるため、ロシアには触れたくないだろう。

 トランプは「アメリカ・ファースト」や「米国を再度、偉大な国に」とのキャンペーンを展開してきただけに、最も「敵」として有力な候補になるのが中国だ。

 トランプは大統領選挙では中国批判を展開したものの、大統領就任以降は中国批判を避け、かつ昨年4月、習近平国家主席をフロリダにあるトランプの別荘マールアラーゴに招待。米中融和の雰囲気が高まった。

 ところが今、米国の中国専門家は、トランプ政権が中国攻撃に方針を変えたという見方でほぼ一致している。最近の米国の動きを挙げると、この兆候はいろいろなところに表れてきている。

▽中国の経済大国化に対し、中国製品に関税上乗せ(特に先端産業製品に的を絞って)。

▽中国の軍事大国化に対し、国防総省内に「宇宙軍」を創設。

▽アジアに対する影響力拡大。アジア各国に対し、エネルギー、インフラ、デジタル商業などへの投資策を提言。

▽中国敵視政策によって国内保守層の支持獲得を狙う。

▽大統領選挙で、共産国のロシアと協力したと攻撃されているため、共産国としては中国がより大きい脅威だとして関心を中国に向けたい。

 台湾の蔡英文総統は中南米を訪問した際、経由地となった米国のヒューストンやロサンゼルスで演説し、歓迎ムードが漂う中で存在感を発揮したという。

 トランプ政権は中国と対峙する方向性を打ち出しているが、戦略は具体性に欠けていると言わざるを得ない。というのも、中国はすでに経済力、軍事力があるからだ。米国内では、中国の大国化を抑える具体策があるのか、懐疑的な見方も少なくない。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。



















http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/725.html

[原発・フッ素50] 今年(2018)7月も低迷する福島のトマト価格、TOKIOのCMも効果無し(めげ猫「タマ」の日記)
今年(2018)7月も低迷する福島のトマト価格、TOKIOのCMも効果無し
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2627.html
2018/08/24(金) 19:46:51 めげ猫「タマ」の日記


 7月14日よりTOKIOが出演する福島産野菜のCMがオンエアーしました。効果をみるためにCMが流れていない2011年(1)と全国平均と福島産トマトの7月の価格差を調べたら、
 TOKIOが無い時(2011年7月)福島産△20円安
 今年(2018年7月)       福島産△23円安
で(2)、価格差が拡大しています。TOKIOのCMは効果が無いようです。これは消費者が福島産トマトを正しく理解しているためであり、当然のことです。

 福島を代表する野菜にトマトがあいます。郡山市、白河市、南会津町が主要な産地です(3)。以下に示します。


 ※1(4)のデータを(5)に示す手法で8月1日に換算
 ※2 旧避難区域は(6)による。
 図―1 トマト産地と相馬・南相馬市

 図に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(7)エリアが広がっています。事故から8年間、福島のトマトは汚染された地で作られ続けています。
 以下に各年1月から6月の半年間のトマト産地の2市1町の合計の葬式数を示します。


 ※1(8)を各年1月から6月までの半年間で集計
 ※2 震災犠牲者は(9)により、死者・行方不明者を含み、関連死を含まず
 図―2 福島・トマト産地の2市1町の各上半期の葬式数

 図に示しように事故後に急に増えています。そして回復することなく今も続いてます。数値を記載すると
 事故前(2010年1月から6月)2,968人
 今年(2018年1月から6月) 2,242人
で14%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算すると0.002%でした。以下に計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(10)による。



 福島県のひらた中央病院が福島産米を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(14)。以下に結果を示します。

表ー2 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (11)を集計



 表に示す通り、地域によって大きな差があります。トマト産地の一つの郡山市では福島産野菜を拒絶する人は少数ですが、相馬市・南相馬市では多くの方が福島産野菜を避けています。福島産トマトも避けられているはずです。相馬市・南相馬市の1〜6月までの半年間の合計の葬式数は、福島県の発表(8)を集計すると
 事故前(2010年1−6月)684人
 今年(2018年1−6月) 681人
で、殆ど変りません。

 福島のトマトの主要産地では葬式が増えていますが、そうではない相馬市・南相馬市では増えていません。

 以上をまとめると福島産モモは
 ・主要産地は汚染されている。
 ・主要産地では葬式が増えているが、そうでは無い相馬・南相馬では増えていない。
になります。

 それでも福島県は福島産モモは安全であり(12)、避ける行為を「風評被害」と呼んでいます(113)。そしてTOKIOの皆さま出演のトマト等の福島産野菜のテレビCMを7月14日よりオンエアーしています(1)。


 ※(14)をキャプチャー
 図−3 TOKIOの皆さま出演の福島産野菜のCM

 TOKIOのCMは2012年から7年連続だそうです(1)。すなわち2011年はありませんでした。効果を見る為にCMに登場するトマトの各年7月の価格を全国平均と比較してみました。


 ※(3)にて作成
 図―4 全国平均と福島産のトマト価格(東京中央卸売市場)

 事故前は福島のトマトと全国平均は同じような価格でしたが、事故後は安くなりました。TOKIKOの皆さま出演の福島産モモのCMの効果を見る為に、CMが流れていなかった2011年と今年の価格差を比べてみると、1キログラム当たりで
 TOKIOが無い時(2011年7月)福島産△20円安(福島産320円、全国平均340円)
 今年(2018年7月)       福島産△23円安(福島産241円、全国平均372円)
で(3)、今年7月の方が価格差が大きくなっています。福島のトマトは
 ・主要産地は汚染されている。
 ・主要産地では葬式が増えているが、そうでは無い相馬・南相馬では増えていない。
であり、これを消費者が正しく理解すれば避けるのは当然です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の野菜を避けているのは福島の皆様も同じです。
 福島の夏野菜にピーマンがあります(15)。8月が出荷のピークです(16)。福島のピーマンはうまいそうです(17)。福島県は福島産ピーマンは「安全」だと主張しています(18)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。


 ※(19)を引用
 図―5 福島産が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2627.html
(1)TOKIO思い熱く 新CM完成 | 県内ニュース | 福島民報
(2)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類、野菜⇒中分類、果菜類⇒品目(小分類)、トマト」で検索
(3)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(8)福島県の推計人口(平成30年7月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(9)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(10)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(11)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(12)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(13)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(14)ふくしまプライド。
(15)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(16)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(17)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(18)(12)中のやさい編 [PDFファイル/173KB]
(19)イトーヨーカドー 福島店




http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/250.html

[国際23] 速報!トランプ急きょ、国務長官に訪朝中止を指示! 
速報!トランプ急きょ、国務長官に訪朝中止を指示!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_200.html
2018/08/25 04:25 半歩前へ

速報!トランプが急きょ、国務長官に訪朝中止を指示!

 トランプは24日、ポンペイオ国務長官に対し急きょ、来週予定の北朝鮮への訪問を中止するよう指示した。

 ツイッターにトランプは、「朝鮮半島の非核化に十分な進展が見られない」と投稿した。

 ポンペイオは23日、記者団に対し、北朝鮮への訪問を発表したばかり。



トランプ大統領の指示で国務長官の訪朝延期
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180825/k10011593271000.html
2018年8月25日 8時32分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180825/k10011593271000.html

トランプ大統領は24日、ポンペイオ国務長官に、来週予定されていた北朝鮮への訪問を取りやめるよう指示し、国務省の当局者はNHKの取材に対し、この訪問が延期されたことを明らかにしました。

アメリカのポンペイオ国務長官は23日、記者団に対し、「北朝鮮の脅威を外交で解決することはトランプ大統領の最優先事項の1つだ」と述べ来週、北朝鮮を訪問することを明らかにしました。

ところが、一夜明けた24日、トランプ大統領はツイッターに「朝鮮半島の非核化に十分な進展が見られないので、ポンペイオ長官に訪問を中止するよう、指示した」と投稿しました。

トランプ大統領はこれまでアメリカと北朝鮮の関係をめぐるみずからの成果を繰り返し強調してきましたが、今回は北朝鮮の非核化の進め方について不満を示しました。

さらに、「アメリカと厳しい貿易交渉を行っている中国は北朝鮮の非核化のための努力をしていない」としたうえで、「ポンペイオ長官は、近い将来、貿易をめぐる米中関係が落ち着いた段階で北朝鮮を訪問することになるだろう」と投稿しました。

これについて、国務省の当局者はNHKの取材に対し、トランプ大統領が安全保障を担当するメンバーと協議した結果、今回のポンペイオ長官と北朝鮮問題を担当するビーガン特別代表の訪朝は延期されたと明らかにしました。

国務長官が公表した外国訪問の日程について大統領が翌日に取りやめを指示し、それをみずからのツイッターで公表するという異例の対応で、北朝鮮をめぐるトランプ大統領の今後の出方が注目されています。










http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/726.html

[政治・選挙・NHK249] 上機嫌で安倍晋三と友好を深めた小泉純一郎!  
上機嫌で安倍晋三と友好を深めた小泉純一郎!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_203.html
2018/08/25 06:15 半歩前へ

▼上機嫌で安倍晋三と友好を深めた小泉純一郎!

 反原発を掲げて闘えば安倍晋三を倒せる、と野党を煽った小泉純一郎。共同通信や朝日新聞など軒並みマスコミの単独インタビューに応じ、盛んに原発再稼働ハンタイを口にした小泉純一郎。

 その男が河口湖の笹川の別荘で安倍晋三や麻生太郎、森喜朗らと酒を酌み交わし、高級肉をたらふく食べた。4時間以上にわたった上機嫌で懇談。翌日はそろってゴルフを楽しんだ。安倍と過ごして上機嫌の小泉純一郎。

 この間に、原発を止めろと安倍晋三を説得したか? 本気で反原発を目指すなら言うべきだが、そんな気配は微塵もない。

 小泉純一郎。一体、この男は何んなんだ? 

 せがれ小泉進次郎ともども単なる目立ちたがり屋に過ぎないのか?

 それにしても小泉純一郎の反原発を本気にして共闘を目指した志位和夫や小沢一郎はいい面の皮。小泉純一郎と言う男はひどいヤツだ。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/657.html

[政治・選挙・NHK249] 菅の「携帯値下げ発言」の裏にあるもの/政界地獄耳(日刊スポーツ)
菅の「携帯値下げ発言」の裏にあるもの/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201808250000173.html
2018年8月25日8時54分 日刊スポーツ


★森友・加計学園疑惑以来、防戦が多く、攻めの発言が少なかった官房長官・菅義偉が21日、札幌で講演。「携帯電話の料金は、今よりも4割程度下げる余地がある。あまりにも不透明で、他の国と比較すると高すぎるのではないか。事業で過度な利益を上げるものではなく、利益を利用者に還元しながら広げていくものだ」と話した。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクグループの大手3社の株価が同日に下落するなど、大きな影響を及ぼした。

★菅の存在感を示した格好だが、このあまりにも唐突で、消費者が飛びつく仕掛けの裏には、何が潜んでいるのか。自民党中堅議員が言う。「まだ総務大臣のつもりでいるのではないか。放送や通信に多大な影響力があるのは、菅が総務相時代につくった省内の影響力に他ならない。現職の総務相・野田聖子は、菅発言に翻弄(ほんろう)される。つまり1つは、総裁選で出馬予定の野田へのけん制。もう1つは、民間企業の価格設定に官房長官が4割値下げまで言及する“越権度”だ」。

★確かに、なぜ官房長官がこんなことを言い出すのか。ベテラン議員が解説する。「まずは消費税対策だろう。4割とはいかなくとも、2割程度の値下げで、消費税増税後の増税感の回避が狙える。ただ、業界への相談やお願いではないところが、菅らしさだ。今、秋の内閣改造で副総理兼財務相・麻生太郎に、入閣せず閥務に専念せよという声が、麻生派内から強く出ている。そこで、総裁選出馬断念をした岸田文雄との財務相ポスト争いを始めたのではないか」。政治家の発言には必ず裏があるというものの、ここまでいろいろあると、発言の期待度とは裏腹に、しらけてくる。(敬称略)(K)※敬称略
















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/658.html

[政治・選挙・NHK249] 沖縄知事選に“フル回転” 公明党が候補支援に前のめりの裏(日刊ゲンダイ)


沖縄知事選に“フル回転” 公明党が候補支援に前のめりの裏
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236098
2018年8月25日 日刊ゲンダイ

 
 “安倍対策”で続投(C)日刊ゲンダイ

 9月30日投開票の沖縄県知事選に、公明党が“フル回転”している。

「お盆期間中に党本部から国会議員に招集がかかり、沖縄県知事選に全力で取り組むよう指示があった。地方選でこうした招集は異例のこと。“オール沖縄”が推す候補に与党系が勝利した2月の名護市長選よりも一段と手厚い対応をしていくことになり、都議などの地方議員も沖縄入りすることになっています」(公明党関係者)

 沖縄県知事選は、「オール沖縄」で臨む玉城デニー衆院議員と、自民党が擁立した佐喜真淳前宜野湾市長の一騎打ちになる見込み。県本部が基地移設に反対している公明党は、前回の知事選では自主投票だったが、今回は佐喜真氏が選挙戦で辺野古に触れないことを条件に政策協定を結び、推薦を出してがっつり支援する。

 ここまで公明党が前のめりになる背景には、党の存続をかけた“狙い”がある。

「安倍首相が秋の臨時国会で憲法改正案を提出すると発言したことに、執行部は相当な危機感を持っています。議論だけなら参加することも可能ですが、発議なんてうちは絶対に無理。どう考えても、支持母体を納得させることはできません。特に来年の参院選前には、そんな話に乗れるわけがない。そこで、安倍政権が必勝を期す沖縄県知事選で恩を売り、代わりに改憲時期を先延ばししてもらうという話が出ている。勇退するはずだった山口代表を留任させるのも、改憲戦略で安倍自民に取り込まれないようにするための人事です」(前出の公明党関係者)

 山口代表は9月に任期満了を迎える。公明が野党に転落した09年に代表に就任した山口は現在5期目。御年66歳で、「在職中に69歳を超えない」という議員定年の内規に抵触するが、すでに来年改選の参院選で公認が決まっている。党内には世代交代を求める声もあるが、安倍政権に「ノー」と言える人材が他にいないとの理由で代表続投が決まった。

 だが、これまで安倍につき従って、支持母体が反対の安保法もカジノ法も通してきたのが公明党だ。改憲発議だけは「ノー」と言うなんて、誰も信じない。知事選との“バーター説”も、支援者向けの怪しいポーズに思える。どこまで本気なのか。





































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/659.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍が選挙に強いと言われるその陰に暴力団あり。こんな男を総裁にしていいのか 
 


安倍が選挙に強いと言われるその陰に暴力団あり。こんな男を総裁にしていいのか
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/74b065cc0a5705c1e5833f99f913c3a1
2018年08月25日 のんきに介護





































関連記事
安倍事務所が暴力団に通じる人物に選挙妨害を依頼していた決定的証拠! 「安倍代議士に選挙妨害を報告」の記述も(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/373.html

安倍首相は選挙妨害を依頼した前科8犯の男と密室で何を話したのか? 全容が記録された秘書の署名捺印入り文書が(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/435.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/661.html

[政治・選挙・NHK249] おのが頭上に降りかかる恐怖で知る沖縄の苦悩! 


おのが頭上に降りかかる恐怖で知る沖縄の苦悩!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_202.html
2018/08/25 05:13 半歩前へ

▼おのが頭上に降りかかる恐怖で知る沖縄の苦悩!

 8月22日のNHKニュースウォッチ9「オスプレイ横田基地配備へ、都民に不安募る」の録画映像とともに、こんなコメントがついていた。

 どんどん日常が不安に変わる・・・どうしたらよいのか分からずみんな沈黙している・・・「沈黙」をなくさねば・・・焦るばかり・・・

 これに対して「家に堕ちたら、どうしてくれるんだ」の声。  以上

******************

 沖縄は何十年もそんな思いをしながら暮らしてきた。今やっとわかった沖縄の苦悩!

 おのが頭上に降りかかる恐怖で初めて知る他人の痛み!





オスプレイ横田基地配備へ、都民に不安募る 20180822 NHKニュースウォッチ9












http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/667.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍首相の個人崇拝が止まらない! ネトウヨ・安倍応援団がタカ派・石破茂を「パヨク」攻撃する倒錯(リテラ)
安倍首相の個人崇拝が止まらない! ネトウヨ・安倍応援団がタカ派・石破茂を「パヨク」攻撃する倒錯
http://lite-ra.com/2018/08/post-4207.html
2018.08.25 ネトウヨ安倍応援団の石破叩きと安倍崇拝 リテラ

     
  月刊Hanadaセレクション『安倍総理と日本を変える』


 安倍首相と石破茂元幹事長の一騎打ちになると見られる自民党総裁選挙。自民党は立候補者の公開討論や街頭演説の機会を大幅に削減する方針を固めたと産経新聞が24日付で伝えた。党内の異論や議論を封じ込めて“安倍絶対有利”の情勢を盤石にしようとする政権与党。もはや民主主義に必要な熟議は敵視され、日本は“安倍独裁”にどんどん近づいていっている。

 そんななか、少し興味深いのがネット右翼の皆さんの反応だ。というのも、どうもこのところ、ネトウヨたちが口々に「石破は左翼」と触れ回っているらしいのだ。実際、ネット上ではこんな書き込みが目立つ。

〈パヨクの希望の星、石破〉
〈左翼反日勢力は、石破氏を使って本当に日本を乗っ取ろうと考えているのではないでしょうか〉
〈流石は、狂産シナに情報を流す様な売国極左活動家。石破ゲルショッカー首領〉
〈もう完全なパヨクやん〉

 「パヨク」とは左翼やリベラル派(とネトウヨがみなす者)を揶揄するネットスラングらしいが、それにしても、あの石破茂が「左翼」などと攻撃されるなんて、隔世の感というか、悪趣味なジョークか何かかと思ってしまうではないか。

 だいたい石破といえば、自他共に認める軍事オタクで、日本国内の核兵器配備を検討すべきとまでぶち上げたこともある超タカ派。言うまでもなく改憲派で、安倍首相案の9条3項加憲ではなく、交戦権の否認を宣言した9条2項の削除が持論だ。そうしたことや、あの癖の強い喋り方に「焦げたアンパンマン」などと評される容貌もあいまって、ネトウヨから独特の人気を博し、名前の「茂」をもじって「ゲル長官」なる愛称までつけられていた。

 にもかかわらず、いまやネトウヨたちは一転、かつて親しんでいた「ゲル長官」を「パヨク」「極左活動家」と総攻撃しているのだから、ちょっと頭が痛くなってくる。石破自身も今年1月、ネット番組で「昔、防衛庁長官になった頃は、あの右翼の石破が長官なんてとんでもないぞと言われたものだ。あの石破だぜって言われましたよ。いまは『軍事オタクの左翼』だと。言ってることは全然変わってないが、座標軸が動いていくと、右が左になっちゃう」(朝日新聞デジタルより)と嘆いていたが、いったいネトウヨ連中の政治的ポリシーはどうなっているのか、聞いてみたくなるではないか。

 まあ、もっとも、こうしたネトウヨによる石破攻撃の原因は、連中の価値観の転換とか、そういうレベルではないだろう。背景には、石破氏が安倍首相と距離をとり、ときに政権に対して苦言を呈してきたことがあるのは間違いない。

 以前から安倍首相の政治的なライバルだった石破だが、とりわけ前回総裁選を控えていた2015年の夏頃には、安保法制について「国民の理解が進んでいるとはいえない」と公言し、例の百田尚樹氏の「沖縄の2紙は潰さなあかん」発言が飛びだした安倍チルドレンらの勉強会にも「なんか自民党、感じが悪いよね(という国民の意識が高まっている)」とコメントするなど安倍を牽制。また、昨年からは森友学園問題について「国有地は国民の財産で、不当に誰かの利得になっていいはずはない」「非常に奇怪な話としか言いようがない」と自身の派閥の会合で発言するなど、安倍首相との“違い”を打ち出してきた。

 そうした安倍首相に異論を唱える石破の姿勢が、ネトウヨから見れば「売国極左」となるらしく、さらに今回の総裁選で石破が「正直・公正」を謳って対立軸を鮮明にしているせいでバッシングがヒートアップしている。どうやらそういうことらしい。そこに分別などなく、政治的スタンスとは関係なしに、安倍首相の「政敵」だからという理由で叩きに走る。いやはや、もはや応援団を通り越して、安倍晋三を個人崇拝する安倍教、安倍カルトと言ったほうがいい領域だろう。

■石破茂に「安倍首相の代弁人」と批判された産経、阿比留瑠比記者がまた

 しかし、もっと深刻なのは、こうした「右翼」「保守」を名乗る連中の“安倍カルト化”が、何もネットだけの話ではないことだ。いや、むしろこうした安倍首相の政敵はその政治スタンスとは無関係に「左翼」認定して攻撃する流れは、「WiLL」(ワック)や「月刊Hanada」(飛鳥新社)などの極右雑誌、そして産経新聞という「保守」論壇にもモロに現れている。

 たとえば、産経新聞が8月20日付1面で「首相『石破封じ』牽制球次々」と銘打ち、先の総理経験者らと安倍首相の会食の“裏話”の体裁で出した記事。ご丁寧に細川護熙連立政権時に石破が一度は離党したことに言及し、最後は麻生太郎元首相が呟いたらしい「そういう苦しい時こそ人間性がわかるんですよ」との言葉で締められるという、安倍を応援する政治的意図がにじみ出た構成だった。

 この記事に対しては石破も、生出演した21日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)のなかで、ジャーナリストの青木理氏が「僕はある種、異様な記事だなと思った」と述べたことを受けて、「(メディアは以前は)どちらかの代弁人ではなかったと思っている。私はメディアと権力が一体となっているときってすごく怖いと思っています。それは民主主義のためにはあってはいけないこと」とコメントしている。

 念のため言っておくと、本サイトは石破茂の政策にシンパシーは微塵も感じていない。1ミリもだ。それでも、この発言は、民主主義国家の政治家として至極当たり前だろう。ところが、産経はそれすら石破叩きの材料にしてしまった。

 “安倍首相に最も近い記者”のひとりである阿比留瑠比・論説委員兼政治部編集委員が23日付のコラムのなかで、〈まるで産経が権力の代弁人だと言わんばかりだが、いったい何の根拠があってどの部分がそうだというのか甚だ疑問だった〉と噛み付き、〈不都合な真実を指摘されて報道のせいにするようでは、鼎の軽重が問われる〉〈現に、最近の石破氏の言動をめぐっては、党内にも疑問の声が多い〉などとまくし立てたのである。

 産経新聞が安倍首相の「代弁人」的な記事を濫造していることは、本サイトで数えきれないほど具体的に指摘してきたので繰り返さないが、それにしたって過剰反応というか、反転して石破叩きを欠かさない阿比留記者の姿勢には恐れ入るとしか言いようがない。

■血眼で石破茂を叩き、安倍首相を「宿命の子」と讃える「保守」論壇誌

 これが「保守」論壇誌となるとより露骨になる。事実、昨年の「WiLL」と「Hanada」では森友・加計問題から必死に安倍首相を守ろうとする論調が目立ったが、実は、それと同じくらい石破叩きに紙面を費やしていた。

「WiLL」は17年9月号で「『加計学園』問題 ウソを吠えたてたメディアの群れ」という総力特集を組んだのだが、そのなかに「怪しいのは安倍でなく石破!?」(屋山太郎、潮匡人)なる対談記事を掲載。「安倍首相のどこが悪い」なる身もフタもない特集を組んだ同年10月号では、「石破茂だけは総理にしてはいけない」(田母神俊雄)、「自衛隊は総スカン 石破さんはウソつきだ」(海上自衛隊元幹部の匿名対談)と二本も石破攻撃に精を出した。「Hanada」も同様で、「加計学園問題の“主犯”は石破茂」(小川榮太郎/9月号)、「石破茂まだまだあるこれだけの“罪状”」(山際澄夫/10月号)、「石破茂の経済政策は支離滅裂だ」(上念司/11月号)と畳み掛けていた。

 ちなみに「WiLL」と「Hanada」の両版元は、今年の夏にそろって安倍首相をヨイショする本を出版している。

 たとえば「月刊Hanada セレクション」として出された飛鳥新社の『安倍総理と日本を変える』では、巻頭を「稀代の宰相・安倍晋三」と題された安倍首相のカラーグラビアが飾り、16ページもの安倍首相の独占寄稿(書き下ろし)を掲載。続いて「安倍総理の世界史的使命」(櫻井よしこ)、「今再び新たなる『約束の日』を」(小川榮太郎)、「安倍に代わる宰相はいない」(長谷川洋幸、阿比留瑠比)、母・洋子氏のインタビュー「晋三は『宿命の子』です」(聞き手はNHKの岩田明子氏、「文藝春秋」からの再録)などヨイショ記事・対談が盛りだくさんだ。さらに21ページにもわたって安倍首相のツイートを「厳選」のうえ紹介しているのだが、これが贅沢にもフルカラー。ここは「アベ国」か何かなのか……とにかく正気の沙汰ではない。

■阿比留瑠比、小川榮太郎らが総裁選に合わせて安倍礼賛本を出版

 それだけでなく、この8月から9月上旬にかけては、完全に安倍の個人応援団化した「保守」論壇界隈から、続々と安倍ヨイショ本、アンチ「反安倍」本が世に送り出される。阿比留瑠比『だから安倍晋三政権は強い』(産経新聞出版)や『徹底検証 安倍政権の功罪』(小川榮太郎/悟空出版)、『「反安倍」という病 拝啓、アベノセイダーズの皆様』(八幡和郎/ワニブックス)がそれだ。

 これらの書籍が自民党総裁選をにらんだものであることは疑いない。本サイトが昨日の記事でそのあまりのヨイショぶりの酷さを紹介した、安倍のスピーチライターである谷口智彦内閣官房参与の著書『安倍晋三の真実』(悟空出版)も、そうした一連の流れにあることは間違いなく、空中戦で安倍三選のムードを醸成している。実際、『安倍晋三の真実』や『安倍総理と日本を変える』はすでに新聞広告が打たれているし、また25日発売の「Hanada」10月号の総力特集は「結論! 安倍以外に誰が」だというが、これも新聞や中吊りに大きく載るだろう。

 言うまでもなく、こうした雑誌、書籍には莫大なカネが動く。大規模な広告を展開するならなおさらだ。ようするに、いま、「保守」論壇というのは、ビジネスとして安倍晋三の存在に完全に寄生している(唯一、路線が異なるの保守系論壇誌はケイアンドケイプレスの「月刊日本」ぐらいだ)。だからこそ、政治的には保守派の石破茂であっても、安倍首相にとって目障りな存在ならば、容赦なく叩きのめしにかかるのだろう。

 その意味では、すでに「保守」論壇なるものは、「石破はパヨク」「石破ゲルショッカーは売国極左」だとかほざいているネトウヨの、極めて低い知的レベルと大差ない。繰り返すが、ほとんどカルトの領域だ。そのうち、安倍首相に敬称をつけろ、敬語を使えとか言い出す日も遠くないだろう。

 このまま“教祖”である安倍晋三が首相であるかぎり、この国の言論の質は落ちるところまで落ちていく。“安倍独裁”を支えるヨイショメディアの増長に、もっと本気で危機感を覚えるべきだ。

(編集部)












































































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/668.html

[政治・選挙・NHK249] 知事選に勝つために県民を裏切った山口という佐賀県知事  天木直人 
知事選に勝つために県民を裏切った山口という佐賀県知事
http://kenpo9.com/archives/4123
2018-08-25 天木直人のブログ


 山口祥義と名乗る佐賀県知事が突然オスプレイの受け入れを表明した。

 そのあまりの突然さに、きょうの各紙が一斉に大きく報じた。

 政府は年に5億円の着陸料と言う名のバラマキを約束したという。

 わずか5億円で山口知事は佐賀県民の安全と漁業者の反発を裏切ったのだ。

 首長失格だ。

 そう思っていたら、本当の理由はそれではなかった。

 朝日新聞だけが教えてくれた。

 佐賀県の知事選は今年の12月に予定されているという。

 山口知事は自民党に推薦を求めているという。

 自民党が多数を占める佐賀県議会は昨夏、オスプレイ配備受け入れを求める決議を可決していた。

 山口知事の後援者たちは、「選挙前にオスプレイ受け入れを表明すべきだ」と声を上げていたというのだ。

 何のことはない。

 知事選に勝つために自民党に頭を下げたのだ。

 自分の再選のために県民を裏切ったということだ。

 これでも、12月の知事選で山口知事を落選させられないようでは、佐賀県民は笑いものである(了)



知事「しっかり考える」→3時間後、オスプレイ配備発表
https://digital.asahi.com/articles/ASL8S54C3L8SUTFK00N.html
2018年8月25日08時55分 朝日新聞 後段文字起こし


全国のオスプレイ配備計画

 陸上自衛隊の輸送機オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備に向けた動きが急展開した。地元漁協の反発がある中で、佐賀県が受け入れに合意。防衛省は南西諸島の防衛力強化を急ぐが、住民の不安や懸念はくすぶったままだ。

「結論ありきではなく、様々な意見を聞き、プロセスを大切に向き合ってきた」

 24日、陸自オスプレイの佐賀空港への配備受け入れを発表した山口祥義(よしのり)知事は、調整を重ねた上での判断だったことを強調した。小野寺五典防衛相との会談で「私として、これからしっかり考えていきたいと思うので、時間をいただきたい」と述べてから、わずか3時間後のことだった。

 地元漁協にとっても「寝耳に水」の話。オスプレイ配備の漁への影響を調べていた九州防衛局が21日、調査日数が短かったことなどから「影響の有無は断定できない」と説明したのに反発し、追加調査を求めている中での表明だった。

 山口知事は昨年5月に「国防には基本的に協力する立場」を表明してからは、防衛省への協力姿勢を強めた。一方、県内では今年2月、神埼市の民家に陸自ヘリが墜落し、「原因の究明が進むまでは」と国との交渉は停滞した。

 しかし、自民党が多数を占める県議会は昨夏、配備受け入れを県に求める決議を可決。山口知事は12月に行われる知事選に向け自民党に推薦を求めており、支持者から「選挙前にオスプレイ受け入れを表明すべきだ」との声が上がったことも、判断の背景にあったとみられる。

 防衛省は空港西側の土地に新駐屯地を造る方針。佐賀県にとっては今後、駐屯地建設予定地の地権者である県有明海漁協の組合員らの合意を得られるかが焦点になる。説得のカードが着陸料100億円で、防衛省によると県から要請したものという。

 だが、見通しは立っていない。

 組合員らには安全性への不安に加え、諫早湾干拓事業といった大型事業が原因で「不漁になった」といった国への不信感が根強い。地権者は550人にものぼる上、大半が配備に反対している。

 県が開港時に漁協と結んだ公害防止協定の関連文書には「自衛隊との共用は考えていない」と明記されており、この協定の改定も必要になる。

 県と防衛省は、地元漁協との協議会を設け、自衛隊の空港使用について話し合う意向だが、漁協が参加するかも見えない。

 山口知事は会見で、漁業者の理解を得られるかどうかを問われ、「見通しは立たない。誠意をもってお話をさせていただきたい」と述べるにとどめた。その直後、県有明海漁協に出向いて説明した山口知事に、徳永重昭組合長は「極めて難しい面がある」と厳しい反応を示した。別の組合員は「漁業者がつまはじきにされている」と憤った。(杉浦奈実、秦忠弘)





























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/669.html

[政治・選挙・NHK249] テレビ報道は「もはや死に体」と高瀬毅が言った!
テレビ報道は「もはや死に体」と高瀬毅が言った!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_206.html
2018/08/25 12:59 半歩前へ

▼テレビ報道は「もはや死に体」と高瀬毅が言った!

 私は長年の習慣で朝7時と夜7時のNHKニュースは出来るだけ見るようにしている。それ以外はドキュメント特集ぐらいで、タレントがひな壇に並んでバカ話をする番組などは見ない。

 「誰それが、六本木のどこそこで、メシを食っていた」―。そんなことは仲間内の楽屋話で、公共の電波を使って、わざわざ「お知らせ」する事柄ではない。

 また、それを「へー、なるほど」と感心しながら見ているお粗末なのがいかに多いことか。情けないことこの上ない。

*********************

ジャーナリストの高瀬毅がつぶやいた。

 ひとつのニュース番組を、最後まで観ることが最近まったくなくなった。正視に堪えないからだ。NHK、民放問わず。一部の新聞を基軸に、あとはネットで補足する。それが健康のためだから。テレビ報道はもはや死に体だと思う。

 報道は、なんのためにあるのか。作り手、送り手が見失っているのだと思う。商業主義が、あまりにもこの国を覆いすぎてしまった。ニュースもただの商品。視聴率とCMの奴隷。

 テレビはもっとも大きな影響を与えるメディアの上に、構造的にそうなりやすい。どれだけ社会に悪影響を与えているか、作り手にもわからないのだろう。

 ラジオ、新聞、雑誌はまだ、テレビより健全な部分が残っていると思う。とにかくテレビのニュース、ワイドショーは、見ていられない。

 ザ・庶民の我が母も「ニュースがひどすぎる。なんでこんなニュースを流すのか」と言っております。




http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/670.html

[政治・選挙・NHK249] 異常な内閣府の調査結果!(simatyan2のブログ)
異常な内閣府の調査結果!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12400289713.html
2018-08-25 15:10:23NEW ! simatyan2のブログ


24日、内閣府が「生活に満足」74.7% 2年連続で過去最高
という有りえない調査結果をNHKに報道させました。



「生活に満足」74.7% 2年連続で過去最高 内閣府調査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180824/k10011592631000.html

内訳は、

満足が   12.2%
まあ満足が62.5%

なので、本当に満足と答えた人は1割強、つまり10%の富裕層
が答えたのかもしれません。

それでも異常な数字です。

ただし、異常なことでも連続して報道されると大衆は異常を異常
とも思わず当たり目として受け取ってしまいます。

会社が異常でも長年勤務すれば社畜と化すのと同じことです。

まさに「茹でカエル症候群」なのです。

世界にバレ始めた、政府とマスコミが隠す福島の真実!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12399162508.html

闇に消えゆく日本国民
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12382002456.html

全ての感覚がマヒしてしまうと何の疑問も起こらなくなります。

だから政治家は「やりたい放題」になるのは当然です。

下のように東京五輪に膨大な血税が投入され、掛かる費用が他国
に比べ5倍以上という数字であっても、



何とも思わなくなります。

これだけの費用をかけながら、尚且つボランティアを当てにする
という馬鹿げた政策にも何の疑問も持たなくなります。

23日に星田英利(元ほっしゃん)は下のような発信をしました。



星田 英利
@hosshiyan
もうみんなしょっちゅうしょっちゅう口にしていかないといけないと思う。「安倍晋三は異常だ」と。
午後6:18 · 2018年8月23日
https://twitter.com/hosshiyan/status/1032557669293293569?s=19

そう、異常な安倍晋三が日本のトップになってから全てが変わって
しまったのです。

政治批判をする星田英利は今、芸人仲間から村八分にされています。

冒頭の内閣府も安倍晋三の登場で、信用のできない機関になって
しまいました。

それでも良心の残った職員が少数ながらいます。

しかし内部告発をしようとすると消されてしまうのです。

安倍政権になってから内閣府と内閣情報調査室の職員が3人も
死亡しています。



しかし大衆は知らないまま、スリーS(性・スポーツ・スクリーン)
と、さらには事故と災害という恐怖を享受しています。

洗脳され流されるのも麻薬と同じで快感を伴うようです。


















































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/671.html

[経世済民128] 西友がドンキになる日 今年中に買収も?〈週刊朝日〉 
西友がドンキになる日 今年中に買収も?〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180825-00000013-sasahi-bus_all
AERA dot. 8/25(土) 13:27配信 週刊朝日オンライン限定記事


西友の店舗=東京都 (c)朝日新聞社


MEGAドン・キホーテの店舗=横浜市 (c)朝日新聞社


 大手スーパーの「西友」が、ディスカウントストアの「ドン・キホーテ」に買収される。そんな可能性が浮上している。

 ことの発端は、ドンキホーテホールディングスの大原孝治社長が13日の決算説明会で述べた発言だ。

「本当に西友が売られるのなら興味がある」

 西友は現在、小売り世界最大手の米ウォルマートの傘下にある。ウォルマートは2002年、西友と包括提携し、08年には完全子会社化した。そのウォルマートが西友を売却して、日本から事実上徹底するとの見方が強まっている。ウォルマートは「西友を売却するという決定はない。それに関連した第三者との検討も一切行っていない」と否定しているが、売却の打診が始まっているとみられている。

 西友は全国に300店以上あり、駅前など立地条件が良いところもある。食料品に力を入れていて、固定客も多い。大手スーパーの会社が売りに出されることはめったになく、複数の企業やファンドが関心を示している。

 中でもドンキホーテは有力な買収候補だ。29期連続で増収増益を達成していて、店舗数は最近5年間で130店舗以上増えている。事業を拡大しているドンキにとって、買収が成功すれば成長を加速させるチャンス。

 流通アナリストで、プリモリサーチジャパン代表の鈴木孝之さんは「売却先はドンキホーテが最有力」と分析する。

「楽天は資金が潤沢だが携帯の新規事業に力を入れようとしている。イオンはダイエーの立て直しに取り組んでいる最中で余裕がない。ドンキホーテは業績も好調で、最も現実的な候補です」

 ドンキホーテが候補にあがる理由は他にもある。小規模店舗「ピカソ」や大規模店舗「MEGAドン・キホーテ」といった様々な業態で展開している。西友の店舗は大小様々だが、ドンキホーテなら様々な業態に合わせて効率的に活用できる。

 ドンキホーテの買収が成功したとすれば、西友のブランドはどうなるか。一般的な買収では、客になじみのあるブランドは変えずに、営業を続けるケースが多い。しかし、今回は違うかもしれない。前述の鈴木さんはこう指摘する。

「西友はブランド価値がかなり低下している。ドン・キホーテにしたほうが、お客さんも親近感がもてるかもしれません。ウォルマートが交渉を長期化させることは考えにくく、順調にいけば今年中に買収が決まると見ています」

 あなたの家の近くの西友が、ドン・キホーテに変わる日が近づいているのかもしれない。(本誌・吉崎洋夫)



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/287.html

[政治・選挙・NHK249] 家電の買い替えは8〜9月に 1年のうちで最も安く買える(マネーポスト)
家電の買い替えは8〜9月に 1年のうちで最も安く買える
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180825-00000002-moneypost-bus_all&pos=1
マネーポストWEB 8/25(土) 11:00配信 女性セブン2018年9月6日号


8〜9月に家電が安くなる理由とは?(イラスト:白ふくろう舎)


 生活家電の買い替えは大きな出費になり、家計を揺るがす大問題。しかし実は、購入するタイミングでお得に手に入れることができる。それはボーナス商戦期の6月と12月ではなく、8〜9月! 量販店とメーカーの都合により、1年のうちで家電が最も安く買えるのだという。

総決算と中間決算の店が大型セールを実施

 8〜9月は、なぜ家電の買い替え時期として狙い目なのだろうか? 家電コーディネーターの戸井田園子さんが解説する。

「それは家電量販店が半期に一度の総決算セールを展開するタイミングと、家電メーカーがさまざまな分野の新製品を発売し、新旧モデルを入れ替える時期が重なるからなんです。具体的な時期としては、8月中旬のお盆から、9月の秋口くらいまでですね」

 家電量販店の中には、ビックカメラやコジマのように8月決算の会社もあれば、ヤマダ電機やエディオンのように決算は3月だが、9月に中間決算を行う会社もある。

 これらの会社はこの時期、売り上げを伸ばそうと必死。「半期に一度の総決算セール」などと銘打ち、大型セールを繰り広げるのが日本の家電業界の風物詩となっているほどだ。

 某大手家電量販店の現役販売員で家電ライターのたろっささんは、セールの裏事情についてこう説明する。

「8月決算の店の方が売上目標が高いため真剣ですが、競合店の決算に対抗して中間決算を行う店も決算セールを打つので、9月のチラシにはどこも、“決算セール”といったキャッチを前面に押し出しているはずです」

 つまり、私たち消費者にとっては、総決算・中間決算の違いを考える必要はなく、8〜9月は家電販売業界全体が総決算セールになると思っていて間違いない。

家電の新製品が発売され型落ち品が底値に!

 これに加え、メーカーの新旧モデル入れ替えがこの時期に重なる。

「家電はオープン価格が多く、発売当初の最高値から1年かけて徐々に値下がりし、新製品が登場する頃、底値になる。つまり、多くの新製品が発売される8〜9月は、底値になる家電も多いというわけです」(戸井田さん)

 この時期は、最高値がついている新製品よりも底値がつけられた型落ち品を狙うのが賢いといえる。

「欲しい家電があったら、まず新製品の型番と、その型落ち品について調べましょう。例えば新製品が9月1日発売なら、8月27日前後に店頭で“新製品がもうすぐ発売ですが、現行品って安くなりますか?”と聞いてみるのがおすすめです」(戸井田さん)



http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/672.html

[経世済民128] 家電の買い替えは8〜9月に 1年のうちで最も安く買える(マネーポスト)
家電の買い替えは8〜9月に 1年のうちで最も安く買える
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180825-00000002-moneypost-bus_all&pos=1
マネーポストWEB 8/25(土) 11:00配信 女性セブン2018年9月6日号


8〜9月に家電が安くなる理由とは?(イラスト:白ふくろう舎)


 生活家電の買い替えは大きな出費になり、家計を揺るがす大問題。しかし実は、購入するタイミングでお得に手に入れることができる。それはボーナス商戦期の6月と12月ではなく、8〜9月! 量販店とメーカーの都合により、1年のうちで家電が最も安く買えるのだという。

総決算と中間決算の店が大型セールを実施

 8〜9月は、なぜ家電の買い替え時期として狙い目なのだろうか? 家電コーディネーターの戸井田園子さんが解説する。

「それは家電量販店が半期に一度の総決算セールを展開するタイミングと、家電メーカーがさまざまな分野の新製品を発売し、新旧モデルを入れ替える時期が重なるからなんです。具体的な時期としては、8月中旬のお盆から、9月の秋口くらいまでですね」

 家電量販店の中には、ビックカメラやコジマのように8月決算の会社もあれば、ヤマダ電機やエディオンのように決算は3月だが、9月に中間決算を行う会社もある。

 これらの会社はこの時期、売り上げを伸ばそうと必死。「半期に一度の総決算セール」などと銘打ち、大型セールを繰り広げるのが日本の家電業界の風物詩となっているほどだ。

 某大手家電量販店の現役販売員で家電ライターのたろっささんは、セールの裏事情についてこう説明する。

「8月決算の店の方が売上目標が高いため真剣ですが、競合店の決算に対抗して中間決算を行う店も決算セールを打つので、9月のチラシにはどこも、“決算セール”といったキャッチを前面に押し出しているはずです」

 つまり、私たち消費者にとっては、総決算・中間決算の違いを考える必要はなく、8〜9月は家電販売業界全体が総決算セールになると思っていて間違いない。

家電の新製品が発売され型落ち品が底値に!

 これに加え、メーカーの新旧モデル入れ替えがこの時期に重なる。

「家電はオープン価格が多く、発売当初の最高値から1年かけて徐々に値下がりし、新製品が登場する頃、底値になる。つまり、多くの新製品が発売される8〜9月は、底値になる家電も多いというわけです」(戸井田さん)

 この時期は、最高値がついている新製品よりも底値がつけられた型落ち品を狙うのが賢いといえる。

「欲しい家電があったら、まず新製品の型番と、その型落ち品について調べましょう。例えば新製品が9月1日発売なら、8月27日前後に店頭で“新製品がもうすぐ発売ですが、現行品って安くなりますか?”と聞いてみるのがおすすめです」(戸井田さん)



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/288.html

[政治・選挙・NHK249] 自衛隊の増強は目に余ると怒りの声! 
自衛隊の増強は目に余ると怒りの声!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_204.html
2018/08/25 10:06 半歩前へ

▼自衛隊の増強は目に余ると怒りの声!

松本泰尚さんがフェイスブックに投稿した。(原文のまま)
 佐賀県知事の20年で100億円着陸料でオスプレイ配備受け入れ、あり得ない話し。

 佐世保相ノ浦の水陸機動団、熊本の機動師団への改編、南西慶良間諸島へのミサイル部隊強行配備、防衛予算の際限なき拡大など、現安部政権のもとでの自衛隊増強は目に余るものがある。

 本当に国民はこれを看過してて良いのだろうか?九州ブロック平和委員会が示した写真を見てほしい。岩国、九州、沖縄が出撃基地化されているのを。いつか来た道を看過することは同意したことに他なりません。  以上

*********************

 由々しきことです。「九州ブロック平和委員会」と言うのは共産党のことでしょうか? 創価学会もブロックと言う言葉を使いますが、公明党は安倍晋三を指示していますので整合性がないようです。

 九州各地に次々、自衛隊を配備する背景には習近平政権による覇権主義があります。このところは米国との貿易摩擦の悪化で、前門の虎・後門の狼ではないが挟み撃ちにあってはかなわないと日本にさざ波を送っています。

 しかし、これはあくまで一時的な動きです。米国との対立が解消すれば再び、尖閣への挑発を繰り返すでしょう。こうした状況を何とかしない限り、根本的な問題解決にはなりません。

 極東での緊張緩和を願うなら、安倍政権を批判するとともに習近平政権も批判しなくてはいけない。そちらには沈黙を続け、見て見ぬふりをするようなことがあれば説得力に欠けます。軍拡は国民に不幸を招くだけです。

 習近平中国は尖閣のみならず、南シナ海でも覇権を強化しています。なぜ、いま覇権が必要なのか?私は理解に苦しみます。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/673.html

[政治・選挙・NHK249] 中国との対決姿勢に舵を切ったトランプと安倍首相の苦悩  天木直人 


中国との対決姿勢に舵を切ったトランプと安倍首相の苦悩
http://kenpo9.com/archives/4125
2018-08-25 天木直人のブログ


 どうやらトランプ大統領は中国との対決姿勢の方向に舵を切ったようだ。

 その事を、きのうの日刊ゲンダイで孫崎享氏が教えてくれている。

 すなわち、今、米国の中国専門家たちは、トランプ政権が中国攻撃に方針を変えたという見方でほぼ一致しているというのだ。

 たしかに、貿易戦争の長期化から始まって、アジアでの共同軍事演習からの中国軍の排除、宇宙軍創設、台湾の蔡英文総統へのあからさまな支援、など、強硬策のオンパレードだ。

 そんな中で、いまこそ安倍首相は米中の仲介役を果たすべきだという声がメディアに見られる。

 そんな事、できるはずがないだろう。

 その事もまた孫崎氏は教えてくれている。

 中国と対峙するトランプ政権の戦略は具体性に欠けていると言わざるを得ないと。

 というのも、中国はすでに経済力、軍事力がある。

 米国内では、中国の大国化を抑える具体策が今のトランプ政権にあるのか、懐疑的な見方が少なくないと。

 米国に具体策がないのにどうして安倍首相に仲介役を果たせるというのか。

 それどころか米中対立が長期化すればするほど安倍首相は苦しくなるだろう。

 ここにきて日中関係が急速に改善しているかのごとくだ。

 ついに安倍首相の10月訪中が現実的になり、おそらく習近平主席の訪中も実現する。

 しかし、これは米中対立の結果、中国が日本に歩み寄って来たのではない。

 ましてや安倍外交の成果などではない。

 中国が安倍首相を試しているのだ。

 その証拠に習近平の中国は、歴史認識や尖閣問題や一帯一路で一歩も譲らない。

 きょうの報道では、ついに東シナ海のガス田開発について、日中合意に反して単独試掘を始めた。

 中国は安倍首相を試しているのだ。

 米中対立は長期化すると。

 日本はどちらを取るつもりかと。

 日本企業の事を考えたら答えは明らかではないかと。

 安倍首相はこれからますます米中対立に苦しめられることになる(了)
















関連記事
兆候あらわ トランプ政権は中国との対決姿勢に舵を切った 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/725.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/674.html

[経世済民128] 異次元緩和への対案?そもそも2%物価目標はいらない --- 久保田 博幸 
異次元緩和への対案?そもそも2%物価目標はいらない --- 久保田 博幸
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180825-00010006-agora-bus_all
8/25(土) 17:13配信 アゴラ


日銀の異次元緩和を批判すると、では対案があるのかという問いが来ることがある。そもそも対案というのは、何かしらに窮している際にそれを解決すべき手段が必要な際に必要とされるものではなかろうか。

日本でも中央銀行による積極的な金融緩和によって欧米並みの物価水準を達成させることで、国民の生活も豊かになるという発想そのものに間違いはないのであろうか。2%という物価目標を達成すれば、我々の生活は豊かになるのか。

デフレが良くない。デフレを止めるためには物価を金融政策で欧米並みの2%に引き上げなければならないという理屈にもいくつもの疑問点がある。

デフレが何故起きたのか。日銀の金融緩和が足りなかったからなのか。そもそもデフレがスタートしたとされる1998年頃の状況をみるとバブル崩壊による金融システム不安による影響が大きく、そこにアジアの通貨危機等も加わるなどしたこと、さらに日本国内の雇用体系の変化などによる影響が大きい。これらは日銀の金融緩和でどうにかなるものではなく、あくまで金融緩和は鎮静剤の役目を果たすぐらいであろう。

日銀による2000年のゼロ金利解除が早すぎたとの意見もあった。そもそもゼロ金利政策はデフレ防止で行われたものではない。その後のITバブル崩壊を予言できたのであれば、確かに解除に急ぐ必要はなかったかもしれないが、それには予言者が必要になる。

その後もサブプライムローン問題からリーマン・ショック、さらにギリシャ・ショックからの欧州の信用不安に繋がる。この間に世界的な金融経済危機が起きており、日銀も含め積極的な金融緩和策が講じられた。この際の日銀の緩和規模が足りず、円高が進行したとの見方もある。いやいや、それだけ日本の通貨が信用されていたことで円が買い進まれたとの見方の方が素直な見方ではなかろうか。ただし、その円高も行き過ぎた。

その反動がアベノミクスによって起きたわけではあるが、世界的な金融経済危機が後退していたタイミングであっただけであり、その円高調整が終了後は現在の為替市場をみてもわかるとおり、落ち着いている。日銀が異常な緩和策を行わなければ円高になってしまうとの意見もあるが、米国の利上げによるドル高もたかが知れていることをみると、一概にそのようなこともいえない。

物価上昇のため、円高解消のためとして、非常時の対応となるような極端な金融緩和策は必要なのか。そもそも、どのような経路を通じて大胆な緩和策が物価に働きかけるのか。

アベノミクスが登場したのは、欧州の信用不安の後退時期と重なる。その後の世界経済は米国を主体に回復基調にあり、日本経済も同様で雇用も回復してきた。日本経済の回復は日銀の異次元緩和がなければ起きなかったのか。そのようなことはない。異次元緩和で物価は2%に上がることもなかった。

債券市場や株式市場に歪みをもたせ、財政ファイナンスに近い政策を行ってまでもいったい何をしたかったのか。代案は何かと問われれば、そもそも2%の物価目標はいらない。通常の金融政策を維持させることで、柔軟な金融政策を行える状況とし、非常時には金融市場を通じて心理的な沈静化を図れるようにする。それがいまの金融政策の在り方ではないかと思う。金融政策は直接、物価や景気に働きかけてそれを動かせるものではない。


編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2018年8月23日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちら(http://bullbear.exblog.jp/)をご覧ください。

久保田 博幸



http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/289.html

[政治・選挙・NHK249] オスプレイ受け入れ 佐賀県知事の裏切りと国の“札束作戦”(日刊ゲンダイ) 
     


オスプレイ受け入れ 佐賀県知事の裏切りと国の“札束作戦”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236203
2018年8月25日 日刊ゲンダイ

 
 住民の声は聞かない(佐賀県の山口知事)/(C)共同通信社

 地元住民の声など屁とも思っちゃいない。強権的な姿勢は沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古移設と同じ。これが安倍独裁政権の実相だ。

 佐賀空港(佐賀市)への陸自のオスプレイ配備計画をめぐり、小野寺防衛相と同県の山口知事が24日、県庁で会談。山口知事は、国がオスプレイの着陸料として20年間で計100億円を県に支払うことなどを条件に受け入れに合意した、と発表した。

「熟慮を重ねた結果、防衛省からの要請を受け入れる判断をした」。山口知事は記者会見で「苦渋の決断」のようなポーズを見せていたが、オスプレイ配備に反対していた地域住民は驚きを隠せない。「山口知事はなぜ受け入れたのか。全く理解できない」(佐賀空港へのオスプレイ等配備反対地域住民の会の古賀初次会長)と怒り心頭だ。

「そりゃあそうですよ。山口知事は15年1月の知事選で『オスプレイ配備は白紙』『佐賀のことは佐賀で決める』と言って反対住民からも支持を集め、当選したのです。それなのに徐々に政府寄りになり、結局、オスプレイもOKですからね。今年12月に知事選があるため、県議会最大会派の自民党と水面下で手を握ったのではないか、とささやかれています」(佐賀県政担当記者)

 国と県の合意では、着陸料を原資に「漁業振興基金(仮称)」など2基金を創設することも盛り込まれた。狙いはズバリ、オスプレイ受け入れに反対する県有明海漁協の揺さぶりだ。そもそも県と有明海漁協は佐賀空港建設時の90年3月に公害防止協定を締結。その覚書付属資料には〈県は佐賀空港を自衛隊と共用するような考えを持っていない〉と記載されているのだ。空港建設に土地を提供した多くの地主は、この「覚書」を信じて同意したワケで、陸自オスプレイの配備は協定に反する。にもかかわらず、山口知事は勝手に受け入れを決めてしまったのだから許し難い。地元の反対意見を無視して、「カネをやるから黙っていろ」と札束をチラつかせるやり方は沖縄の辺野古移設と同じだ。

「昨夏、県議会はオスプレイの受け入れを求める決議について、自民党などの賛成多数で可決しました。理由は『国防のため』で、地元は無視です。本当に腹立たしい。今の政府・与党は、数の力を背景に住民の声を聞かず、やりたい放題。これは民主主義政治ではない。独裁政治ですよ」(古賀初次会長)

 一刻も早く「アベ政治」を終わりにさせないと、国民生活はむちゃくちゃになる。



































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/676.html

[政治・選挙・NHK249] いまだに概算要求に新幹線予算が登場!  
いまだに概算要求に新幹線予算が登場!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_199.html
2018/08/25 04:12 半歩前へ

▼いまだに概算要求に新幹線予算が登場!

 国の借金は遠くの昔に1000兆円を超えている。少子高齢化ですでに人口減少が始まっている。こうした中で、まだ新幹線をつくる気か? 

 役人どもは一体、どういう了見なのか? 採算は取れるのか? この上さらに負の遺産を残してだれが責任を負うのか?

 そのころには今の政治家や官僚はこの世にいない。子や孫の世代に負担を強いることになる。

 また、マスコミも役所の発表を右から左に垂れ流すのではなく、言論の府として見解を示したらどうか。

 こんなことを繰り返していて、日本は大丈夫なのか?

*******************

 国土交通省は、2019年度予算の概算要求で、北海道、北陸、九州・長崎ルートの整備新幹線3区間の建設費として、18年度当初の755億円から増額を求める方針を固めた。

 北陸と九州・長崎ルートの建設費が総額で計3448億円上振れする見込みとなったためだ。年末の予算編成で認められれば、4年ぶりの増額となる。

 増額は具体的な要求額を示さない「事項要求」とする方向で、最終的な予算計上額は財務省や与党と詰める。

 概算要求では、これとは別に、未着工の北陸新幹線敦賀―新大阪の建設に向けた環境影響評価(アセスメント)の費用を初めて盛り込む方針。 (以上 共同通信)


















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/677.html

[政治・選挙・NHK249] 本格論戦が始まる直前に敵前逃亡した石破氏は終わった  天木直人  <石破氏「隠密作戦」>




本格論戦が始まる直前に敵前逃亡した石破氏は終わった
http://kenpo9.com/archives/4124
2018-08-25 天木直人のブログ


 いよいよ、あす26日、安倍首相が総裁選出馬を表明するらしい。

 これでやっと石破氏との本格論戦が始まる。

 そう思っていたらきょうの読売新聞が報じた。

 石破氏は安倍首相批判を封印することにしたと。

 支持をしてくれた竹下派の中にも安倍シンパがいる。

 その筆頭である吉田博美参院幹事長が、モリカケ批判をする石破氏を見て、「個人的なことでの攻撃は嫌悪感を感じる」と非難したからだ。

 それを知ってみずからの陣営の中からも、「野党のような首相批判を繰り返すのは、かえって逆効果だ」という指摘が相次いだからだという。

 こうした声を受け、石破氏はきのう24日、次のように語ったという。

 「党のありかたについての主張は終わった。今後は政策路線に切り替える」と。

 これでは駄目だ。

 モリカケ疑惑に対する安倍首相の対応を見て、「正直で公正な政治」をキャッチフレーズにしたのではなかったのか。

 世論の大多数は安倍首相の政治姿勢に疑問を抱いている。

 だからこそ総裁選でのガチンコ勝負に関心が集まっていたのではないのか。

 だからこそ安倍首相が逃げまくっていたのではないのか。

 もはや逃げられないと観念して出馬表明をする安倍首相を目前にして、自分の方から逃げてどうする。

 もともと総裁選の勝負は見えていた。

 見えていたけれども石破氏が正面から安倍首相の政治姿勢を糾弾するというから期待したのだ。

 ひょっとして何かが起きるかもしれないと。

 石破氏の敵前逃亡で自民総裁選はもはや終わったも同然だ。

 そして石破氏も終わりだ(了)






























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/678.html

[政治・選挙・NHK249] 改憲も拉致も口先だけ 何年たっても薄っぺらな安倍首相(日刊ゲンダイ)


改憲も拉致も口先だけ 何年たっても薄っぺらな安倍首相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236204
2018年8月25日 日刊ゲンダイ 文字起こし

 
 常に政治利用(C)日刊ゲンダイ

 9月7日の自民党総裁選の告示に向け、圧倒的大勝で連続3選を目指す安倍首相が地方行脚を本格化させている。25日は安倍自身が宮崎県入り。26日は鹿児島県を訪れて正式に立候補を表明する。

 安倍陣営は党員票について、「告示後1〜2日の短期決戦になる」とみて、9月上旬までに全都道府県で党員集会を集中的に開催。一騎打ちの相手となる石破茂元幹事長陣営が地方で党員集会を設定すれば、県連の枠組みで支持候補を一本化するよう圧力をかけ、集会を潰しにかかる。

 おかげで石破陣営は、安倍陣営に党員集会を悟られないよう日程をなるべく伏せる「隠密作戦」を強いられているという。安倍陣営の度量はどんだけ小さいのか。

 すでに安倍陣営は国会議員票の7〜8割を固め、党員票でも石破を引き離し、トリプルスコアの圧勝で叩きのめす方針だ。そのため、安倍は秋の臨時国会に向け、憲法改正案提出を目指すと明言したかと思えば、23日の大分市の党員集会に寄せたビデオメッセージでは「私の手で拉致問題を解決する。そう固く決意している」と豪語した。

 党員票欲しさの人気取りのため、威勢のいい発言を連発。今後も行く先々で、盛大に“打ち上げ花火”を次々とブチ上げるのだろうが、改憲も拉致解決も実現できっこない。

■独裁国しか許されない「私案」のゴリ押し

 まず憲法改正だ。安倍が主張するのは、9条に自衛隊の存在を明記する第3項を付け加える「私案」だ。

 昨年5月3日の憲法記念日に唐突かつ一方的に発表した後、自民党の改憲推進本部にスッタモンダの末、文書としてまとめさせたが、いまだ党としての機関決定にはいたっていない。

 一方で自民党は野党時代の2012年に「戦力不保持」と「交戦権放棄」をうたった9条2項を削除する改憲草案を党として正式に機関決定。党の公式サイトに全文が堂々と公開されている。

 改憲の是非はともかく、本来なら党内議論を深め、12年草案を取り下げるなり、大幅修正を加えるなりして新たな改憲案をまとめ、党の機関決定を得るのがスジだ。党内議論をスッ飛ばし、正式な手続きも踏まず、「秋の臨時国会」というスケジュールありきで、安倍が単なる私案を国会に提出しようというのは、いくらなんでも乱暴だ。

 党のトップが私案を掲げて党の正式な改憲草案を潰しにかかるのも同然で、手続き的には一種のクーデターとなる。こんなデタラメが許されるのは、どこぞの独裁国のみ。自民党員はもちろん、国会や国民全員をバカにしきった話で、安倍は議会制民主主義を完全に冒涜しているのだ。

 
 違うのは姿形だけ(C)日刊ゲンダイ

おだてた豚が木に登る全て絵空事の政治ごっこ

 そもそも、長く連立を組んできた公明党が、秋の臨時国会での改憲案提出には乗れっこない。

「平和の党」を自任し、9条2項を残しても支持母体の創価学会の改憲への抵抗感は根強い。ましてや昨年の総選挙で議席を減らし、来年に統一地方選や参院選を控えるタイミングだ。党勢回復が急務の中、支持母体の離反を招く改憲は絶対に避けたいのが実情である。政治評論家の森田実氏はこう言う。

「今、安倍首相主導の改憲に乗れば、公明党は潰れます。連立相手の了解なしには、改憲発議に必要な衆参3分の2議席も得られない。安倍首相の『秋の臨時国会で改憲案提出』発言はしょせん、総裁選を乗り切るための一時しのぎ。自主憲法制定の『立党の精神』を党員に情緒的に訴え、票が欲しいだけです。安倍首相の改憲は未来を見据えたものではなく、『オレが憲法を変えた』という実績を残したい魂胆がミエミエ。その証拠に改憲条項をコロコロと変えてきました。まず改憲要件緩和の96条改正を訴え、緊急事態条項を引っ張り出し、次は教育無償化。政治哲学も信念もないから、どこからでも手をつける。改憲とは、国民生活の長期的な基盤を変えることなのに、小手先で片づけようとする。姑息極まりない卑しい政治姿勢で、それこそ憲法を冒涜しています」

 拉致解決も常に掛け声倒れ。在任5年半以上で「政権の最重要課題」に掲げながら、1ミリたりとも進展していない。

 総裁選の最中の9月11〜13日に、安倍はロシアを訪問。ウラジオストクで開催される東方経済フォーラムに参加予定だ。大マスコミは一時、「北朝鮮の金正恩委員長も出席する」との臆測を立て、「日朝首脳会談実現か」とはやしたが、フタを開ければ金正恩は欠席の公算大。安倍は「次は私が金正恩委員長と向き合う番だと思っている」と繰り返すが、向き合う番は延々と来ない。

 結局、安倍は拉致解決も改憲も言いっ放し。こんな口先男に誰も異論を唱えない自民党はつくづく、最低最悪だ。

■カリスマ山根と何ひとつ変わらない醜悪ぶり

 これほど中身がない空虚な首相の3選を支持するヒラメ議員が、その理由に持ち出すのは決まって「外交のアベ」だ。

 トランプ米大統領との個人的関係は世界の首脳のうち最も緊密だし、国際情勢が混沌とする中、新たな首相が誕生したら、またゼロから外交を始めなければいけない――。こんな屁理屈で「安倍首相以外の選択肢はない」と言い切るのだが、アベノミクスも破綻して他に目ぼしい理由がないとはいえ、無理がある。

「トランプ大統領にはいきなりTPP合意を反故にされ、関税交渉も押されっぱなし。プーチン大統領には北方領土交渉を袖にされ、北朝鮮情勢は完全にカヤの外。『外交のアベ』なんて官邸発の印象操作で、外交実績は皆無に等しい。首相の任期をあと3年も延ばすより、むしろゼロから外交を仕切り直した方が得策なほど。いずれ別のリーダーを育てる必要があるのだから、なおさらです。3選支持派が『外交のアベ』をひけらかすのは、ポストと利権欲しさの隠れみの。ヨコシマな打算と思惑を取り繕う目くらましです」(高千穂大教授の五野井郁夫氏=国際政治学)

 ヒラメ議員が安倍に群がるのは私欲まみれ。こんな薄汚い連中がポストをエサに議員を囲い込む。石破陣営に寝返ろうとすれば「徹底的に干すぞ」と報復人事をチラつかせ、来年の参院改選を控える議員には、党の支援に差を付けるとにおわす。醜悪だ。

 ヤクザまがいの恫喝が党内に横行し、萎縮した議員が安倍にひれ伏す悪循環。論功行賞欲しさの周囲の茶坊主どもにおだてられ、すっかり「世界の安倍」気取り。そして人間性も度量もオツムの中身も優れていない薄っぺらなリーダーが、ますます図に乗ってできもしない妄想を振りまくという最悪の展開である。

 前出の五野井郁夫氏は「今の自民党のおぞましさは『世界と渡り合えるのはドンだけです』と忖度族が褒めそやし、終身会長自ら『カリスマ山根』と豪語した日本ボクシング連盟と変わらない」と喝破した。

 3選を果たせば、安倍の首相在任日数は来年11月に日本史の教科書に出てきた桂太郎を抜き、憲政史上最長に躍り出る。これだけベラボーな日数を浪費し、いくら何年やっても安倍の薄っぺらさは変わらないし、恥知らずの自民党政治はどんどん酷くなるばかりだ。

「言いっ放しの口先政権は、やることなすこと全てが絵空事。ただ権力にしがみつきたいだけの卑しさが知れ渡り、少なくとも50歳以上の有権者はトリック政治をとっくに見抜いています。総裁選でも“政治ごっこ”に従う自民党に自浄作用を期待できない以上、有権者はあらゆる地方選や首長選で、長期政権のおごりを思い知らせるしかない。来年の参院選で今のアベ政治をご破算にしないと、日本はおかしな方向に進むことになります」(森田実氏=前出)

 有権者が本気で「安倍ノー」を突きつけていかないと、もはやこの国はどうにもならない。



















 




http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/679.html

[政治・選挙・NHK249] 申し訳ないがあちらの玉木さんはあっち(自公)に行って(植草一秀の『知られざる真実』)
申し訳ないがあちらの玉木さんはあっち(自公)に行って
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-abdd.html
2018年8月25日 植草一秀の『知られざる真実』


「申し訳ないが、まずはあちらの玉木さんは除いて総合選対を構築するしかない」

のではないか。

これまで指摘してきているように、安倍自公政治を打破して、主権者のための政治を確立するには、

「共産党を含む反自公連帯」

を構築するしかない。

2014年12月と2017年10月の衆院総選挙における比例代表選得票状況を冷静に見つめるなら、この結論がくっきりと浮かび上がる。

この選挙での自公得票率と反自公得票率は以下の通りだった(得票率は全有権者に占める絶対得票率)。

2014年12月
自公24.6% 対 反自公28.0%

2017年10月
自公24.6% 対 反自公25.2%

2014年の反自公28.0%には維新の8.3%を含んでいる。

2017年の反自公25.2%には維新の3.3%を含んでいない。

維新は紆余曲折を経て、現在の維新は自公の補完勢力になっているからだ。

自公に投票した主権者は、2014年も2017年も、全体の24.6%で不変である。

国民民主党が代表選を実施するらしく、玉木雄一郎氏が立候補しているとのことだ。

この玉木氏が野党共闘について、

「総合選対を、申し訳ないがまずは共産党は除いて立ち上げて」

と述べたという。

自公政治に終止符を打ち、主権者の利益を実現する新しい政権を樹立するには、共産党を含む反自公の連帯を構築することが必要不可欠である。

逆に、これを実現すれば、確実に政権刷新を実現できる。

「安倍一強」というのは御用メディアが創作したフィクション、フェイクニュースであって、安倍政治の基盤は驚くほどに弱い。

自公に投票している主権者は、4人に1人しかいない。

安倍自民に投票している主権者は6人に1人しかいない。

薄氷の上の安倍政権である。

直近2回の選挙で得票率が少数以下まで一致しているのは、自公の支持者が全員投票所に足を運んでいることを意味しているのだと思われる。

4人に1人の支持というのが安倍自公の「限界」なのだ。

この脆弱な安倍自公政治を維持するために、彼らが採用している戦術は明白だ。

「反自公陣営を分断すること」である。

分断の方法は、「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」に分断すること。

こうすれば、4人に1人しか支持されていない自公でも、必ず選挙に勝つことができる。

選挙のたびに安倍首相が「民共共闘」と絶叫するのはこのためなのだ。

問題は、「反自公」の仮面を被りながら、実際は自公の応援団である勢力が存在することだ。

私はこれを「鵺(ぬえ)勢力」と呼んでいる。

この「鵺勢力」を取り除くことが反自公連合勝利の条件になる。

「鵺」を見分ける方法は非常に簡単だ。

「共産党との共闘に反対する勢力」こそ「鵺勢力」である。

反自公陣営分断工作を跳ね返すための方策は、

「共産党を含む共闘体制」

を確立することである。

これを確立すれば、選挙が必ず伯仲選挙になる。

そうなると投票率が上昇する。

自公の票は「限界値」で伸び代がないが、反自公の票はいくらでも出てくる。

投票率が上昇すれば「反自公」の勝利は確実になる。

国民民主党は一刻も早く「共産党を含む共闘に賛成する勢力」と「共産党との共闘に賛成しない勢力」に分離するべきだ。


関連記事
「申し訳ないがまずは共産党は除いて」国民民主・玉木氏 
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/614.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/681.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍の鹿児島での総裁選出馬宣言にどす黒い裏事情!  
安倍の鹿児島での総裁選出馬宣言にどす黒い裏事情!
https://85280384.at.webry.info/201808/article_208.html
2018/08/25 17:55 半歩前へ

▼安倍の鹿児島での総裁選出馬宣言にどす黒い裏事情!

 安倍晋三が26日に鹿児島で総裁選出馬を正式表明する。驚いた。いつもなら東京の自民党本部などである。そうしなかったのにはどす黒い裏事情があった。

 まずはこの日刊ゲンダイのレポートを一読願おう。

******************

 「鹿児島での出馬宣言は、森山裕国対委員長の“お膝元”だから。森山さん所属の石原派は一時期、実質オーナーである山崎拓元副総裁主導で、石破元幹事長の推薦人に2、3人が名前を貸す構想があった。

 しかし、森山さんが『安倍支持でいくから貸さない』と固辞し、領袖の石原伸晃元幹事長が『安倍3選支持』を最終決断した経緯がある。

 国対委員長として、モリカケ問題でも政権を守ったこともあり、総理は森山さんに錦を飾らせたようです」(自民党石原派関係者)

 安倍の眼鏡にかなった森山は、総裁選後の人事で党3役を狙っているらしい。私利私欲にまみれた論功が、新たな安倍への忖度を生み出すのだろう。 (以上 日刊ゲンダイ)

*******************

 一時、この派閥は石破支持でまとまりそうだった。そうなると総取りを狙う安倍晋三としては目算が狂う。竹下派を取りこぼし、石原派までとなると、例え選挙で勝利しても後の影響力が違う。

 安倍晋三は慌てた。そこに目を付けたのが森山裕だ。

 森山裕と言えば暴力団と癒着で話題となった。ヤクザの組長らが起こした暴力事件で現場となった組事務所に同席。のちに暴行に関与した疑いで鹿児島県警および鹿児島地検から事情聴取を受けた経歴の持ち主だ。

 この男に恩義を感じてご当地で出馬宣言とは、何と言っていいやら・・・。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/682.html

[国際23] エルサルバドル、台湾との断交に「中国からの内政干渉受容」=米政府(ニューズウィーク)
エルサルバドル、台湾との断交に「中国からの内政干渉受容」=米政府
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10847.php
2018年8月25日(土)09時28分 ニューズウィーク


 8月23日、米ホワイトハウスは、台湾と断交して中国と新たに国交を樹立したエルサルバドルの決定について、米国政府にとって深刻な懸念だとして非難したほか、中国は覇権を求めるために経済的誘因を提供していると警告する声明文を発表した。写真は台北で3月撮影(2018年 ロイター/Tyrone Siu)


米ホワイトハウスは23日、台湾と断交して中国と新たに国交を樹立したエルサルバドルの決定について、米国政府にとって深刻な懸念だとして非難し、中国は覇権を求めるために経済的誘因を提供していると警告する声明文を発表した。

声明は「エルサルバドル政府が自国の内政に対する中国の明らかな干渉を受容したことは米国にとって深刻な懸念であり、エルサルバドルとわれわれの関係の再評価につながるだろう」とした。

短期的な経済成長とインフラ向けに国家主導の投資を獲得するために中国との関係樹立・拡大を望む国々は長期的には失望する可能性がある、と指摘。「世界中で各国政府は中国の経済的誘因がパートナーシップではなく、経済的依存・支配を促進するという現実に目覚めている」との認識を示した。

また、中国による「両岸関係の不安定化および西半球に対する政治的干渉」に反対し続けるとした。

台湾総統府の報道官は声明で、「公正のために意見を表明」したとして米政府に謝意を示した。「台湾は引き続き地域の安定と利益に向けて取り組み、中国の強制により民主的な自由を放棄することは決してない」とした。

一方、中国外務省の陸慷報道官は、同国とエルサルバドルとの国交樹立は「完全にまっとうで公正」だとし、米国にこの国交を「正しく受け止めるよう」求めた。

陸報道官は、中国は既に米国を含め米州の25カ国と外交関係を結んでいたとし、中国は経済発展と安全保障を積極的に推進してきたと述べた。外交関係を結ぶ国が26カ国になったことで、「なぜ安全保障と発展に影響することになるのか」と語った。

また「他国の国内情勢に関する決定を尊重し、覇権主義的な行動を控えるよう、関係国に求める」と述べた。



http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/727.html

[政治・選挙・NHK249] 『バイキング』で坂上忍、土田晃之が杉田水脈を徹底批判!「びっくりするほどひどい」「ただのバカ」、自民党の責任も追及 


『バイキング』で坂上忍、土田晃之が杉田水脈を徹底批判!「びっくりするほどひどい」「ただのバカ」、自民党の責任も追及
http://lite-ra.com/2018/08/post-4208.html
2018.08.25 坂上忍、土田晃之が杉田水脈を徹底批判「ただのバカ」 リテラ

     
     フジテレビ『バイキング』番組ページより


 本サイトで何度も取り上げてきた自民党・杉田水脈衆院議員のLGBT差別問題。しかし騒動勃発以降、杉田議員本人は公の場で一切説明、釈明することなく逃げ続けている。親分の安倍首相同様、“このまま時間が経てば愚民どもはすぐに忘れてしまう”という国民を愚弄しきった逃げ切り作戦なのだろうが、そんななか、意外な番組が杉田議員の「LGBTは生産性がない」発言を大きく取り上げた。それが24日放送の『バイキング』(フジテレビ)だ。

 番組では、杉田議員がジュネーブの国連人権差別撤廃委員会を傍聴したという22日発売の「週刊文春」(文藝春秋)報道を皮切りに、この問題を取り上げているのだが、いつものように賛否両論、両論併記かとおもいきや、杉田議員への非難の嵐だった。

 たとえば、コメンテーターの東国原英夫は杉田の発言をこう批判していた。

「言語道断だと思いますね。差別だとか侮蔑だとかをそういうものを増長しますね。個人的な見解ということらしいんですが、自民党さんによればですね、一応は指導したけれども。しかし個人的見解であれば、今回の寄稿にたいしてご自分の意見、政治家のご自分としての確固たるご意見があるのであれば、質疑応答だとかディベートだとか、そういったものに応じるべきだと僕は思っています」

「差別とか偏見とか、蔑視なんですよね。右とか左とかいうような思想的なものではないんです。根本的な、もう憲法違反と言っても過言ではないくらいの話なので」

 東国原とは思えないまともな指摘だが、続いて、元TBSアナウンサーの吉川美代子も杉田議員の主張のおかしさを真っ向から批判する。

「日本の国民として、人として生きていくことと、生産性は関係ないわけで。人として生活してきて、自分の人生をまっとうすることと、生産性を同じようなことで言っちゃったこともいけないと思いますし。ただこの人って昔から、過激なことを言って注目を浴びようと思っていて」

 単なる目立ちたがりとの指摘に、司会の坂上忍も「炎上商法おばさんとかなんですか?」「この人、僕と同じ年なんですよ、ホント嫌だ」と露骨に顔をしかめた。

 しかも、この日の『バイキング』が出色だったのは、今回のLGBT差別だけでなく、杉田の過去の発言も取り上げたことだ。

 周知のように、杉田議員は、これまでにも数々の性差別発言を撒き散らしてきた。たとえば2014年10月の国会では、「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です」との有名な暴言をはき、女子に対するあらゆる差別を撤廃することを基本理念とする国連の女子差別撤廃条約についても、〈重大な女性差別が存在しない日本には必要がない〉(「正論」2016年5月号/産経新聞社)などと主張。レイプやセクハラ事件でも、被害者の女性を責めるような差別発言を繰り返してきた。

 そんななか、番組では過去、杉田議員が待機児童問題について「待機しているのは預けたい親でしょ」などとツイートしたことを取り上げ、それに出演者たちが、一斉に批判の声を上げたのだ。

 たとえば、土田晃之がよほど腹に据えかねたのか、「ただのバカなんじゃないっすか」「こんだけ浅はかなうっすい内容なこと、よく公共の場で言えるな」と吐き捨てると、坂上も「そう思っちゃう」と同意。

 さらに、東国原は杉田が「幼児教育は洗脳、コミンテルンの陰謀」というトンデモ発言をしていたことも紹介して、杉田を徹底批判した。

「これに関しては野党の方々がね、待機児童があるんですよ、と。保育所落ちた日本死ねとありました。あれに対する野党憎し、野党に対抗するために無理やりつけたような論なんですね、これは。つまり、論理は破綻しているんですよ。無理やりくっつけた。これプラス、彼女は幼児教育は洗脳教育であると。共産主義のコミンテルンがやっている仕業であると。そういうことも発言している。耳を疑いますよ」

■坂上忍が杉田水脈に「あんたを税金で養っているほうが生産性がない」

 また、今回の「新潮45」(新潮社)での文章についても、問題は「生産性」という部分だけではないと指摘する声も相次いだ。

 共同通信論説委員の柿崎明二氏は、「これ、あまり目立ってないんですけど、性的な多様性を認めていくと、ペット婚とか機械と結婚させろという声が出てくるって(書いている)。出てきてもそんなの議論の対象にはならないですよね。人間じゃないんだから。ぼくはハッキリ言って破綻していると思いますよね、思考が」と批判。

 一方、元衆議院議員で弁護士の横粂勝仁は、杉田の「LGBTへの支援が不要」という論理の詭弁、破綻を指摘した。

「あらゆることの認識がずれてまして。このLGBTに対する認識もそうですけれど、(LGBTに対する)その支援がいらないって言いますが、その支援っていうのがLGBTの方が何か特別な利益を得るような政策だったらまだしも、普通と同じように平等に、っていうところが本当に支援なのか。支援もないところに、支援が不要だってところが、ちょっとおかしいな。ずれてるなって感じがしますね」

 そして、柿崎氏からは政治家としての資質を問う本質的な発言も飛び出した。

「これLGBTの問題というよりも、政治はなにかという話なんです。政治は弱者とか少数者のためにあるんで。多数派だけでいいんだったら、AIでやればいいんです。そうじゃない少数派をどう統合して救うかというのが政治なわけですね。多数派も納得して。というのをまったくわかっていないので。そういう意味で政治家失格だと思いますね」

 司会の坂上忍も、こうした杉田議員の政治姿勢や言動については一貫して批判的で、コメンテーターの指摘にひとつひとつ大きく同意したうえ、自らも「寄稿を読んだんですけど、ひどい。びっくりするほどひどい」「この人は大丈夫ですか?」と辛辣にコメント。さらに、こう斬って捨てた。

「ぼくなんか、思ったのは、ぼく子どもいないでしょ、ってことは子どもだけでいえば、この人の理屈で言えば生産性がない、じゃあお前みたいなのに税をあてがう必要はないって言われているわけでしょ」

「おれの理屈でいえば、こんな議員の資質のかけらもないようなやつに、言われるんだったら、あんたを税金で養っているほうが、よっぽど生産性がないって」

■自民党の責任も追及「杉田議員は比例名簿の一番」「政策も同じってこと」

 杉田水脈のLGBT差別については、テレビでもいくつかの番組は取り上げてきたが、多くが批判しているのは「生産性」の部分のみ。なかには、松本人志のように「(杉田の「新潮45」の文章の)前半部分は間違っていない」などと擁護する意見もあった。

 そんななかお昼のメジャーな番組で、杉田の過去の発言まで取り上げ、その思想や政治家としての資質まで踏み込んで批判したというのは、貴重と言っていいだろう。

 しかも、この日の『バイキング』は杉田議員を徹底批判しただけではなかった。その発言は単なる杉田個人の問題でなく、自民党にも責任があるというところまで踏み込んだのだ。たとえば、共同通信の柿崎氏は杉田が自民党の中国ブロックの比例単独1位だったことを強調して、こう語っていた。

「(杉田議員は)小選挙区制には出ていないで、比例代表の一番なんですよ。つまり何を言いたいかというと、ようは自民党とまったく政策の同じ人ですと、自民党が出している候補なんですね。それが自民党が出しているLGBTの政策とまったく真逆なんで。それを(杉田氏が)言うなら辞めて言わないとダメですね、自民党を。このままいるんだったら自民党は除名するかどっちかですね」

 また、この発言をうけて、東国原も「おっしゃる通りなんですね。(杉田議員は)党をあげて推薦した、あるいは公認したといってもいいんです。それに応じたってことは政策は同じですよ、ということ」と指摘した。

 東国原は安倍首相の名前こそ出さなかったが、杉田議員を「素晴らしい」と礼賛し、比例単独候補としては最上位の厚遇で自民党に引き入れたのが他ならぬ安倍首相であり、党を挙げて推していたと主張したのだ。

 また、『バイキング』は、杉田議員が7月22日に「間違ったこと言ってないんだから、胸張ってればいいよ」などと「大臣クラスの方」から声をかけられたとツイートした(現在は削除)ことも取り上げた。

 東国原が「大臣クラスの人が支持している。それは名前くらい出してほしいですよね。ということは自民党のなかにある一定数、この意見を支持する人たちが、集団がいるってことですよね。それをやっぱりつまびらかにしていただきたいと思いますね」と言えば、坂上も「大臣クラスの方ががんばれよって声をかけてくれるってことは、やっぱりそういう方々にアピールしてなんとか自分をいいポジションでっていう意図が見えるわけですよね」と分析。吉川美代子は背後にある自民党の構造的な体質にも言及した。

「自民党のおじさまたちのなかに、男が言うともちろん叩かれるけど、女が言ったことに対して、自民党の過激な女が言うならって。女に言わせておこうよ、みたいなところがあったのかと、勘ぐっちゃいますよね」

 さらに、東国原は杉田のこうした発言が、「官邸に対するアピールなんじゃないかと思っています」と指摘。自民党だけじゃなく、官邸との強いつながりを示唆した。

■『バイキング』の奮闘の裏で、ほかのテレビ報道は…

 いずれにしても、『バイキング』がここまで踏み込んだ杉田批判、自民党批判をしたのは、「たいしたもの」と評価しなければならないだろう。

 しかし、『バイキング』が目立っているこの状況は、けっして歓迎すべきことではない。そもそも、今回の杉田発言は東国原が言っていたように、「右とか左とかいうような思想的なものではなく、差別とか偏見とか、蔑視。もう憲法違反と言っても過言ではないくらいの話」であり、むしろ、こうした批判は当然のことなのだ。

 ところが、前述したように、『報道ステーション』(テレビ朝日)などは自民党や安倍首相が対応するまで、ほとんどこの問題を取り上げようとせず、その後も、野党の動きや抗議行動を紹介するようなかたちでしか批判しない番組も少なくなかった。

 その結果、杉田議員は何の処分もされないまま逃げ切り、自民党も安倍首相も、自分の子飼いである杉田議員を平気でかばい続けている。安倍首相は赤坂にある行きつけの中国料理店「赤坂飯店」での会合で杉田議員と同席し「なんでみんな騒いでいるんだろうね」と発言したという。

 安倍政権の国民を舐めきった態度を許しているのは、まさにテレビをはじめとするメディアの責任なのである。

(編集部)


バイキング 2018年8月24日

※33:42〜「杉田水脈衆院議員のLGBT差別問題」 再生開始位置設定済み。























































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/683.html

[政治・選挙・NHK249] アベシンゾウ礼賛本(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)


アベシンゾウ礼賛本
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51753546.html
2018年08月25日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ



 LITERAが報じています。


 安倍首相のスピーチライターがヘイト出版社から噴飯のアベ礼賛本!「安倍さんは人の悪口を言ったことがない」

 その本とは、『安倍晋三の真実』。著者は、安倍首相のスピーチライターである谷口智彦内閣官房参与だ。

 名前だけを見てもピンとこない人のほうが多いだろうが、谷口氏はもともと「日経ビジネス」(日経BP社)の記者で、第1次安倍内閣時に外務副報道官を務め、2013年に安倍首相のスピーチライターとして採用された人物。おもに外交にかんする演説を手がけており、あの国際オリンピック委員会総会での「汚染水は完全にブロックされている」や、米シンクタンクでの「私を右翼の軍国主義者と呼びたいなら、どうぞ」、エジプト・カイロでの「ISILと闘う周辺各国に総額で2 億ドル程度、支援をお約束します」という演説も、この谷口氏がかかわったとみられているのだ。



 アメリカの状況もそうですが、本当に信じられない世の中になってしまいました。

 よくもまあ、そんなことが言えたものだ、と。

 アベシンゾウが人の悪口を言ったことがない?

 アホか、と言いたい。

 もし、人の悪口を言ったことがないというのなら、あの「日教組、日教組」というヤジはなんなのか、と。

 朝日新聞に対する執拗は非難中傷はなんなのか、と。

 そうでしょう?

 そんなアベシンゾウをよいしょするのが、谷口という内閣官房参与なのです。

 アベシンゾウの太鼓持ちたちを後悔させるためにも、安倍内閣を倒さなければなりません。 

 

こんな本が出版されると却って恥ずかしいと思うのが普通であるが、アベシンゾウは喜んでいるのだろうな、と思った方、クリックをお願い致します。
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※リンク省略 






















関連記事
安倍首相のスピーチライターがヘイト出版社から噴飯の安倍礼賛本!「安倍さんは人の悪口を言ったことがない」(リテラ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/630.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/684.html

[政治・選挙・NHK249] 年金!「それが安倍政権の狙いです。ハイ」  
年金!「それが安倍政権の狙いです。ハイ」
https://85280384.at.webry.info/201808/article_205.html
2018/08/25 11:18 半歩前へ

▼年金!「それが安倍政権の狙いです。ハイ」

Masanobu Kimuraさんが言った。

 「近々には国家公務員を手始めに、定年が65歳に延長されるそうです。そうなれば、年金の支給開始はきっと70歳からになるんでしょうね。働くだけ働いて数年間年金受け取ってお終い。酷い国や!」

私が返した。

 「鋭い指摘。長い間掛け金をして、年金受給期間はわずか数年間だけ。それが政権の狙いです。ハイ」−。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/685.html

[政治・選挙・NHK249] ストーカー容疑の埼玉県議 育メン&イジラれキャラの素性(日刊ゲンダイ)


ストーカー容疑の埼玉県議 育メン&イジラれキャラの素性
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236096
2018年8月25日 日刊ゲンダイ

 
 伊藤雅俊埼玉県議(フェイスブックから)

 自民党の伊藤雅俊埼玉県議(36)がストーカー規制法違反などの疑いで、書類送検された問題。伊藤氏は、今年5月、元交際相手で既婚の40代女性に対し、メールやLINEなどで数十回にわたってメッセージを送りつけたり、女性宅へ押しかけたりした疑いが持たれている。

 ところが23日、このニュースが報じられると、伊藤氏は自身のフェイスブック上で<全くの事実誤認>などと反論。<実は、私の妻を含めましてここ数年、「その女性からのストーカー行為」に困っていたのは私の方だった>と主張する一方で、<メディアからの取材を受けることは控えさせていただいております>と完全に外部をシャットアウトだ。

 この弁明投稿は既に削除済み。伊藤氏本人に事実関係を確認するため電話をしたが、一向に出る気配はなかった。どんな人物なのか。

「地元・埼玉の浦和高校から東京学芸大に進学。卒業後は銀行勤務などを経て、2011年、さいたま市中央区から県議選に立候補して初当選。現在、2期目です。定例会の一般質問で『機動戦士ガンダム』に触れて、お台場の実物大ガンダムの経済効果に言及し、さいたま新都心西口にシャア専用ザクの設置を呼びかけていましたね」(県議会関係者)

 伊藤氏をよく知る県議のひとりはため息交じりにこう語った。

「きれいな奥さんと息子、娘を持つ、いわゆるイクメン。お子さんは2人ともまだ小さいです。ストーカー容疑がかけられているけど、お酒の席などで女性を傷つけるような言動などは全くなかった。年配の人にも可愛がられる性格で、いわゆるイジられキャラですね。気が弱いところがあるから、この問題にちゃんと向き合えるか心配です」

 言いたいことがあるなら正々堂々と表に出てくればいいじゃないか。











http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/686.html

[政治・選挙・NHK249] チャップリンが演じる、地球儀を俯瞰する外交の巻 
チャップリンが演じる、地球儀を俯瞰する外交の巻
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d32a1968ae7ceddb9068525db5569544
2018年08月25日 のんきに介護




チャップリンが地球儀を弄ぶシーンは、

次の動画の

5:40〜。

チャップリン特集

※5:32〜再生開始位置設定済み。





























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/687.html

[政治・選挙・NHK249] これは歓迎すべきニュースなのでしょうか。(谷間の百合)
これは歓迎すべきニュースなのでしょうか。
https://taninoyuri.exblog.jp/29705936/
2018-08-25 10:15 谷間の百合


おとついのネットニュースで、日本初の女性の戦闘機パイロットが誕生したことを知りました。

女性には無理だとされていた最後の?砦、聖域が突破されました。

もう女性にできないことはないのかもしれません。

そのニュースを受けてわたしはある種の感慨を覚えずにいられませんでした。

また軍歌のことで恐縮ですが、軍隊小唄に、

「腰の軍刀にすがりつき、つれて行きゃんせどこまでも、つれていくのはやすけれど、女は乗せない戦闘機」

という歌詞があるのですが、笑われるかもしれませんが、わたしはわけもなく、これがエロティシズムというものではないかと勝手に思っていたのです。

大袈裟に言えば、それがわたしのなかで崩壊しました。
(「差異」のないところにエロティシズムが生まれることはないでしょうから。)

この先また違うエロティシズムが生まれるのかどうか分かりませんが、わたしのなかでは終わりました。 

いま「エロい」という言葉がよく言われますが、わたしのそれはあくまで抽象です。





「日本会議」は(菅野完さんによると)思想と言えるようなものはなく、あるのは戦前の家族制度へのノスタルジーのようなものらしい。

簡単にいえば「女は黙っとれ!」ということ。

いまでも、ハラの中ではそう思っている男はゴマンといるでしょう。

そういう男にはムチャクチャ腹が立ちますが、反対に、何かというと女性の味方をする男も気持ちが悪い。

わたしは男性の本音を聞きたいのですが、もう社会は男性の本音を許さない空気が出来上がっていて聞き出すのは無理のようです。

女性が軍隊に入るのももう世界の潮流です。

しかし、この潮流は自然現象ではなく、人工的に誰かが起こしているのです。

これには遠大な計画があるはずです。

女性を家から追い出して労働力にすること、家庭や人間関係を破壊すること、男と女を反目、対立させることなどがその計画に盛り込まれているはずです。

人口を減らし残りは全部奴隷にすることが最終目的です。

しっかり目を開けて見てごらんよ。

実際にそうなってきているのが分かるから。

かれら世界を支配する連中が、人類に平和や幸福をもたらすことは金輪際ありません。

生きていくのにエロティシズムはもちろんロマンティシズムも必要ないのでしょうが、なんか味気ないですね。
























http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/688.html

[政治・選挙・NHK249] NHK / 「(昭恵の?)生活の満足度が過去最高です」 


NHK / 「(昭恵の?)生活の満足度が過去最高です」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/96242494686da8849f2f53c498152e44
2018年08月25日 のんきに介護




確かに、ネトウヨが安倍政権が絶賛している。

しかし、彼らの特技は、

嘘をつくことであることに注意すべきである。









































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/689.html

[政治・選挙・NHK249] 窮地に追い込まれるトランプ、有罪がほぼ確定する朴槿恵、周辺の忖度を受けてのうのうと三選へ向かう安倍晋三 
窮地に追い込まれるトランプ、有罪がほぼ確定する朴槿恵、周辺の忖度を受けてのうのうと三選へ向かう安倍晋三
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/30148b50d6109302cfc4376c4da1060f
2018-08-24 そりゃおかしいぜ第三章




2016年のアメリカ大統領選挙で、トランプ陣営はロシアマフィアの支援受けていた、ヒラリー陣営のかく乱を行ったとい疑惑が払拭されないどころか、次々と逮捕される側近、就任時いい奴と褒めちぎった高官を気に食わぬとすぐに首切るトランプ。

トランプに関する疑惑は、数多くの側近や高官が次々と退官させられ、いくら調べてもすそ野が広がるばかりである。

トランプの長年の弁護士で、選挙キャンペーン議長だったコーエン氏は8つの罪について有罪を認め、2016年大統領選挙キャンペーン中、二人の女性に彼女らがトランプ氏と関係を持ったことを公的に述べないよう、トランプ氏がコーエン氏に指示したという異例の自白をした。もうトランプは終わりである。いずれ内部で直突か替わった人物が証言するであろう。

韓国の朴槿恵前大統領が2審も有罪を受けた。懲役25年罰金20億円と言われる。朴槿恵は側近と共謀して政権に批判的な団体を支援から外したなど、罪状は18にも上るという事である。お友達側近政治である。

トランプは窮地に追い込まれても逃げ延びているが、何時まで持つのか解らない。彼にはいくつもの成果としての資質など、政策以前の問題がある。親から引き継いだ政治基盤を、知人友人の還元した朴槿恵であるが、安倍晋三そっくりである。

トランプは不都合な事実関係を指摘されると、『フェイクニュース』とこれを認めない。森友加計学園問題で、誰がどう見ても不自然な説明しかしなかった安倍晋三である。

安倍晋三がトランプと共通するのは、権力によって事実関係を封じてしまう事である。安倍晋三が朴槿恵と共通するのはお友達政治であり、周辺に忖度させイエスマンしか揃えなかった、近親者利益誘導政治である。韓国と違って日本の司法は、恐れをなして安倍晋三を告発できない。のうのうと政権の座をこれから、安倍晋三は続けようというのである。































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/690.html

[政治・選挙・NHK249] 石破氏、キャッチフレーズ「正直、公正」を封印へ 森友、加計問題を想起 「安倍首相への個人攻撃」党内が反発  
石破氏、キャッチフレーズ「正直、公正」を封印へ
https://digital.asahi.com/articles/ASL8T7G7XL8TUTFK00L.html
2018年8月25日23時01分 朝日新聞


記者団の取材に応じる自民党の石破茂元幹事長=2018年8月25日午後9時20分、東京都港区、岩尾真宏撮影

 自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)に立候補する石破茂・元幹事長は25日、立候補表明時に掲げたキャッチフレーズ「正直、公正」を今後使わない考えを示した。「安倍晋三首相への個人攻撃」との反発が党内に根強いことから、支持拡大のため封印したとみられる。

 石破氏は25日のネット番組で「(総裁選が)スタートする時は変わるかもしれない。道徳の標語っぽいものがメインスローガンかというと違うかもしれない」と述べ、別のキャッチフレーズを掲げる方針を明らかにした。

 「正直、公正」は森友、加計学園問題を想起させるとして、党内から批判が出ていた。石破氏は番組後、「人を批判するつもりはないが、そう捉える方もあるなら、変えることはある」と記者団に話した。(岩尾真宏)


















































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/691.html

[政治・選挙・NHK249] 安倍首相と暴力団「工藤会」のただならぬ関係 沈黙を続ける大手メディア(HUNTER(ハンター))
安倍首相と暴力団「工藤会」のただならぬ関係 沈黙を続ける大手メディア
http://hunter-investigate.jp/news/2018/08/post-1232.html
2018年8月24日 10:50 HUNTER(ハンター)


     

 日本ボクシング連盟に帝王として君臨していた山根明氏。暴言や山根氏の地元を勝敗判定で優遇した「奈良判定」疑惑など、外部からみればどれ一つとっても退場勧告されてしかるべき案件だったが、山根氏を「ノックアウト」したのはやはり、暴力団との密接交際疑惑だった。

 暴力団関係者に利益供与することが許されないだけでなく、一緒に写真を撮っただけでもアウト。いまやそれが市民や企業関係者の認識であり、改正暴力団対策法や暴排条例によって反社会的勢力の生き延びる余地は確実に狭まっている。

 そうしたなか、安倍首相と暴力団をめぐる重大な疑惑が浮上。一部のジャーナリストが情報発信したが、大手メディアが揃って沈黙する状況となっている。
(写真は小山佐市氏(80歳))

■誹謗中傷ビラの黒幕は、安倍事務所

 この国で最も権力を持つ人物が、暴力団のなかでも「最も凶悪」と恐れられ唯一「特定危険指定」を受けた暴力団に汚れ仕事を依頼していた疑惑があることについて、報道されることがないのはなぜなのか。疑惑の人物は、マスコミが沈黙しているのをいいことに国政の中心にのうのうと居座り続け、9月に行われる自民党総裁選では3選を目指すという。そう、安倍晋三首相こそ、「疑惑の放火未遂事件」の当事者なのだ。

 この疑惑を追い続けている、ジャーナリストの寺澤有氏の著書『安倍晋三秘書が放火未遂犯とかわした疑惑の「確認書」』(インシデンツ発行)と、「アクセスジャーナル」主宰者・山岡俊介氏のレポートをもとに、事件の概要をまとめてみよう。

     

 2000年6月17日、当時は選挙期間中で「衆議院議員候補」だった安倍首相の下関の自宅に火炎瓶が投げ込まれた放火未遂事件が発生した。同月28日には市内の後援会事務所に、8月14日にも自宅と後援会事務所にそれぞれ火炎瓶が投げ込まれている。

 この放火未遂事件について2003年、6人の男が福岡県警と山口県警の合同捜査本部に逮捕された。逮捕された容疑者は、国内で唯一特定危険指定を受けている暴力団「工藤会」(本部:北九州市)系高野組の高野基組長と組員、さらに元建設会社社長の小山佐市氏(80)だった。

 小山氏は2007年3月9日に福岡地裁小倉支部で懲役13年の判決を受けて宮城刑務所に服役。今年5月に宮城刑務所を満期出所した小山氏は、寺澤氏や山岡氏らに対して「安倍事務所が約束を守らなかったことへの仕返し」として、放火未遂事件を起こしたと主張しているという。さらに証拠として、当時の安倍事務所筆頭秘書だった竹田力氏(元山口県警刑事部捜査1課次長/2016年8月に死去)との間で交わした確認書や「願書」を示している。

 小山氏が言う「約束」とは、1999年4月に行われた下関市長選を舞台にした「汚れ仕事」の報酬だ。現職で安倍首相と近い江島潔候補と古賀敬章氏、亀田博氏が立候補し、江島氏が勝利したものの選挙戦では古賀氏を「北朝鮮生まれ」などと誹謗中傷するビラが大量に撒かれる泥仕合となっていた。このビラ撒きの実行部隊となったのが小山氏らが主導した工藤会の組員らで、小山氏はこの選挙工作の見返りとして公共工事関連の利権を得る予定だったという。

■沈黙を続ける大手メディア

 寺澤氏と山岡氏は、安倍事務所の筆頭秘書だった竹田氏への取材に成功し、確認書の存在と竹田氏がサインしたことなどの証言を得ている。情けないのは、国内のマスコミがだんまりを決め込んでいることだ。元共同通信記者の青木理氏や魚住昭氏は、当時、共同通信社がこの疑惑について取材を進めていたことを証言しており、共同通信の上層部が「官邸に気を使って」記事化を握りつぶしたと推測している。

 また、7月17日の参院内閣委員会では、自由党の山本太郎参院議員がこの疑惑について安倍首相に詰め寄る場面があったが、大手メディアはこれについても黙殺。本来なら大々的キャンペーンを張るべき局面であるにもかかわらず、まさに「忖度」でお茶を濁したのだ。

 先述の寺澤氏は言う。

「マスコミの取材能力はお話にならないレベルまで落ちています。小山氏を探し出して取材することもできず、記者クラブの特権空間でネタをもらうことしかできない。フリージャーナリストの後追いするのはエリート記者のプライドが許さないかもしれないが、そんな意地を張っている場合でしょうか」

 寺澤氏らは、竹田秘書が小山氏と交渉するにあたって安倍首相から指示を受けていた証拠もつかんでおり、大手メディアと共同戦線を張ることができれば首相のクビを取ることも可能なはずだ。ちなみに、山岡氏は疑惑が拡散し始めた8月7日、都内の商業ビルの階段から突然転落し、右肩を骨折するなどの重傷を負ったという。

 権力の監視という報道の使命を放棄したのであれば、「権力の補完機能」に堕したことになる。大手メディアにその自覚があるのか――。












































http://www.asyura2.com/18/senkyo249/msg/694.html

[経世済民128] ケンタッキーフライドチキン、底なしの連続大幅客減少で赤字転落…復活は困難か(Business Journal)
ケンタッキーフライドチキン、底なしの連続大幅客減少で赤字転落…復活は困難か
https://biz-journal.jp/2018/08/post_24540.html
2018.08.26 文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント Business Journal


 ケンタッキーフライドチキンの店舗(撮影=編集部)


 ケンタッキーフライドチキン(KFC)が売り上げの減少で苦しんでいる。全店売上高は7月こそ大幅減だった前年同月の反動で大きく上回ることができたが、6月まで9カ月連続で前年割れを起こしていた。直近では、6月が3.1%減、5月が4.9%減、4月が6.3%減と大幅な減収だった。2018年3月期は前年比1.7%減、17年3月期が0.9%減となっており、売上高の減少が止まらない状況にある。

 KFCの18年3月末時点の店舗数は1153店だが、そのうちの約3割が直営店で、残りの約7割がフランチャイズ(FC)店だ。このうち直営店に関しては既存店の客数を公表しており、それを確認してみると、近年、客離れが起きていることがわかる。これが全店売上高を押し下げる要因となっている。

 全店売上高同様、直営既存店客数は7月こそ前年同月を上回ったものの、6月まで9カ月連続で前年割れとなっている。6月が5.5%減、5月が8.1%減、4月が8.5%減と大幅な減少となった。18年3月期は前年比4.2%減、17年3月期が2.5%減となっており、客離れが長らく続いている状況だ。

 運営会社の業績も厳しい。8月8日に発表された日本KFCホールディングスの18年4〜6月期連結決算は、売上高が前年同期比18.7%減の154億円、本業の儲けを示す営業損益は5.1億円の赤字(前年同期は1億円の赤字)だった。最終的な儲けを示す純損益は、3.2億円の赤字(同6.3億円の黒字)となっている。

 約370店を展開していたピザハット事業を昨年6月12日に売却したことが減収の大きな要因となったが、それに加えKFC事業の不振も影響した。KFC事業の不振は減益要因にもなっている。

 同社はピザハット事業を1991年から始めたが、経営は困難を極めた。変則決算や事業セグメントの変更などがあるが、この10年でセグメント利益が黒字だったのは2回だけだ。不振が長らく続き、収益の改善が見込めないことから売却に踏み切ったとみられる。

 ピザハット事業を売却したことで事業の柱がひとつなくなってしまったわけだが、それに代わる事業が別にあれば、ことさら騒ぐ必要はなかった。しかし、KFC事業とピザハット事業以外には手が回らず、第3の事業を育てることができていなかった。2大事業のひとつがなくなった今、経営の不安定さが増している。

 とはいえ、まったく何もしていなかったわけでもなかった。バル形式のKFCの店舗展開を16年3月から始めたほか、同年11月からはサンドイッチなどの食事メニューが加わったKFCの新業態店「KFC plus」を、17年8月からは鶏総菜専門店「THE TABLE by KFC」を始めるなど、新たな試みを行ってはいる。ただ、どれも店舗数が限定的で業績への貢献は小さい。

 第1の事業であるKFC事業も安泰ではない。店舗数は長らく1100店台で推移し、伸びが見られない。飽和状態にあるといえるだろう。KFC事業の売上高はここ数年、600億円台と概ね横ばいで推移しており、売上高も伸び悩みを見せている。

 同事業のセグメント利益の低下も致命的だ。11年3月期には、事業売上高に占める割合が10%超にもなる74.9億円の利益を稼ぎ出していたが、その後は縮小傾向を示し、18年3月期は4.9億円の赤字に陥っている。競争が激化したほか人件費などのコストがかさみ、利益を圧迫していった。

 国内ではKFCの規模を現状以上に拡大させることは難しいだろう。もし拡大させるのであれば、KFCの競争力を今以上に高める必要がある。主力商品のフライドチキンはハンバーガーなどと違い、アレンジがしづらい商材のため付加価値をつけづらく、競争力を高めることが難しい。そのため、KFC plusのようにフライドチキン以外の食事メニューを開発するといった斬新な施策が必要だろう。KFC plusを増やしていくことも十分考慮の余地がある。

 ここで一旦、視点をKFC外に移してみよう。専門店が主力商品に限界を感じ、専門外の商品を充実させるケースが増えていることに注目したい。

 たとえば、ミスタードーナツは主力商品のドーナツに限界を感じ、17年11月から「ミスドゴハン」と名付けてトーストやパイといった食事メニューの販売を始めている。現在はパスタやホットドッグなども加わり、メニューが充実してきている。ミスドゴハンの販売は好調だという。

 スシローやくら寿司など、大手回転ずしチェーンがサイドメニューを強化しているのもそうだろう。すしはフライドチキンと同じく付加価値をつけづらい商材で差別化が難しいため、各社はラーメンや牛丼などの食事メニューやスイーツを販売し、新規客の開拓やリピーターの確保に努めている。

 ミスタードーナツや大手回転ずし各社のように、KFCでも食事メニューを強化することが考えられる。ただ、KFCは世界規模で展開するチェーンのため、統一したブランドイメージを世界全体で確立する必要があることから、日本のKFCだけがラーメンなど突飛な食事メニューを展開することはなかなか難しい。

 そうなると、重要となるのが「新業態」の確立だろう。KFC事業は国内では大きな成長が望めない。そしてピザハット事業を売却した今、早期に第2の事業の礎を築く必要がある。

 KFC plusやTHE TABLE by KFCのようなKFCをベースとした新業態ではなく、従来とはまったく異なる業態店を新たに開発したり、M&A(企業の合併・買収)によって新たな事業の柱を手に入れる必要があるだろう。もっとも、日本KFCホールディングスはそのことをよく理解しており、成長戦略の一環としてM&Aを推進していくことを15年に公表している。

 海外市場の開拓も急務だ。同社は16年に、タイでKFCを運営する会社に対し、日本KFCホールディングス初となる海外投資を行っている。出資した会社は、別の会社が運営していたタイ国内のKFC約130店を譲り受けている。以後、店舗網を広げていく方針を示しており、20年までに230店にまで拡大させる考えだ。

 国内KFC事業の競争力が低下している今、同事業のてこ入れに加え、新業態の確立と海外市場の開拓が急務となっている。

(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)




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