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赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100012
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[経世済民117] 東電の損失と11月の経済指標(在野のアナリスト)
東電の損失と11月の経済指標
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52901116.html
2016年12月27日 在野のアナリスト


東芝が子会社WHによる米原子力サービス会社S&Wの買収に関して、1000億円以上の損失を計上する可能性と伝わります。しかし三菱重工による仏原子力大手アレバへの出資も同様ですが、どうやら欧米の原子力関連産業が、中国などに買収されて技術を盗まれるのを恐れて、日本が損をだすことを半ば覚悟しながら買収や出資をしているような、そんな噂もあります。つまりかつての湾岸戦争のとき、軍をださなければカネを出せ、といわれた構図と同じ、米軍の傘の下で、原発を管理、維持することなくぬくぬくと過ごしているのだから、世界の原子力産業に対してカネをだせ、と言われて企業が政府から尻を叩かれた結果なのかもしれません。

損失度外視で海外の原子力産業にも、お金をだす。出すよう仕向けられている。そう考えると、政府が必死になって原発再稼動や、高速増殖炉計画をつづけようとすることも理解できます。国民の税金で原子力産業を潤し、そのお金で海外の原子力産業を下支えする。前回のWHの巨額損失のとき、どうして東芝をつぶさないのか? と疑念をもたれましたが、そもそも官製買収の一環でWHを買収したなら、東芝はとばっちり、政府の尻拭いをさせられただけなのですから、それで倒産させようとしたら東芝が怒りだすでしょう。

11月の有効求人倍率が1.41倍となりました。しかし新規求職者数が前年同月比5.4%も減少しており、さらに10月はほとんど横ばいか、マイナスだった産業まで、11月になると新規求人を増やした。年後半は暇になる、と思っていたらトランプ相場をみて、急に求人をだしたのかもしれません。もしくは年度末にむけて、在庫を生産するためか。いずれにしろ求職者が減っている中ですから、人材確保には苦労する構造となり、日本からますます産業は逃げていく方向なのでしょう。特に今回、器具製造業が伸びており、これは産業機械関連であることからも、株価上昇で企業が設備投資をしておく、といった需要をこなすための求人、とみることができます。

11月家計調査では実質で前年同月比1.5%減となり、今年は2月を除いてずっとマイナスが続きます。しかも教育、住居修繕、被服などの余剰的な消費が減っており、家計は苦しくなっていることがうかがえる。しかし勤労者世帯の実収入でみると、前年同月比で実質1.0%増と、収入は増えている。一連のことから読み解けるのは、求職者が減っていることからも、人材不足が顕著で、賃金上昇を促し易い状況がととのっている。ただし、産業機械の分野で人材確保を急いでいることからも、設備投資をしようとする企業の気配もある。それは人材不足で、日本から脱出して海外で工場を設置しよう、という動きにつながるのかもしれません。安倍政権では少子化対策もすすまず、労働人口の減少がますますすすむのですから、企業としては当然の判断といえます。

しかし原子力産業のように、海外企業を買収、出資しても痛い目に遭うケースも多い。また10月の世界電子部品出荷額が、前年同月比で13.1%減になるなど、世界経済には暗雲もただよう。スマホ需要も一巡し、またパソコンが低迷。IoTが主力になるのはまだまだ先、海外に出たとて需要減少の問題はつきまといます。日本企業に限った話ではありませんが、シェアリングが主流になれば、本格的な需要減退が、企業にとって重しになるでしょう。

しかも日本ではマイナス金利が導入され、資金は借りやすいものの、逆に金融機関にとっては貸し難くなった。しかも不動産は相場自体が高くなってしまい、金利の低さ以上に価値の目減りが気になってくる。一部では、このマイナス金利のことを『台無し金利』と呼びます。儲かりそうなところにはわっと資金が集まり、バブルをつくり、そして市場を壊していく。バブルの市場と、一方では衰退産業なのに、官製で下支えが入る原子力産業のようなところと。台無し金利なのに、破綻しかけた企業には資金が集まらない、という実体からすれば、今後の世界経済は不安定化していくことにもなり、企業の淘汰の時代がはじまることを、ある程度覚悟していくべきでもあるのでしょうね。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/244.html

[政治・選挙・NHK218] 日本のメディアは安倍政権下で何も言えない 
日本のメディアは安倍政権下で何も言えない
http://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/4028fa348bb88805414e2a439d9d290e
2016-12-27 そりゃおかしいぜ第三章


イギリスの世界的に知名度の高いエコノミスト誌(The Economist)が日本の報道が安倍政権擁護しか報道しなくなっているという記事を書いた。海外のメディアにこんな指摘をされるとは、恐ろしい限りである。The media in Japan Speak no evilという表題であるが、日本語に直訳すると日本のメディアは悪魔(都合の悪いこと)について喋らないであるが、見ざる言わざる書かざるというところである。報道に対して、日本の政府の介入が長年続いているというのである。また法を使った圧力(高市法務大臣の放送法に抵触すると思われる発言のことであろう)も行われているというのである。記事はニュースステーションとクローズアップ現代にも触れている。

上図はその記事からコピーしたものであるが、左端の女性の持つ手にはNHKと書かれている。安倍晋三に最も近いと言われる、岩田明子のことであるまいか。彼女の政権幹部へのインタビューは極めて恣意的である。肯定的な回答ができるように聞き、評論では安倍政権の理解度を進める解説しかしない。

安倍晋三のメディアの幹部との会食は、批判を受けながらもいまだ連綿と続いている。下の表は国境なき記者団の報道の自由度の国別ランキングであるが、安倍晋三が政権の座に座ってから見るも無残に下がっている。今年は51番目になっている。

日本には古くから記者室というのが設けられて、どこかの記者が先んじて報道したり取材を行うことがないようになっている。行政や官庁が発表することを各記者が記事にするので、基本的に内容は同じである。誘拐犯の報道ではそれでも構わないと思われるが、それは特殊な場合に限られる。更に安倍晋三のように、メディアを抱き込むことによって自らの批判を封じ込め、肯定的内容しか国民に知らせることがなくなるのである。まるで中国や北朝鮮のようでもある。海外の記者がこうしたいわば風習を奇異に感じるのは当然である。

報道は権力の番犬でなければならない。批判することは否定することではない。完全な法律や行政などない以上、批判はそうした補完作用になる。批判される側にとってはそれらを真摯に受け止めるべきなのである。東西冷戦時代を経験し、資本主義が社会主義の持つ理念を取り込み、社会保障や年金制度や労働組合など団結権を認めるいことが、資本主義の質的向上がなされたのである。安倍晋三のように反対意見には全く聞く耳を持たないばかりか、封じ込めることは自らの欠陥を拡大させるだけになってしまう。海外の記者団たちの危機感はそうしたことを危惧してのことである。健全な批判や反対意見には真摯に向き合うべきであるが、安倍晋三にそのような度量はない。





http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/294.html

[経世済民117] 年金、年間14万円減額レベルのカット法案成立…国の「支払額の2.3倍もらえる」はインチキだった!(Business J)
               年金制度改革関連法案が可決(写真:つのだよしお/アフロ)
  


年金、年間14万円減額レベルのカット法案成立…国の「支払額の2.3倍もらえる」はインチキだった!
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17598.html
2016.12.28 文=荻原博子/経済ジャーナリスト Business Journal


 俗にいう「年金カット法案」(年金制度改革関連法案)が国会で審議、採決されました。

 年金の支給額は物価と賃金の見合いで上下しますが、この法案のポイントは、物価が上がっても賃金が下がれば年金も下がる方式が採用されたところ(マクロ経済スライドの強化)。今までは、賃金が下がってもそれ以上に物価が上がっていれば年金の給付額は下がりませんでしたが、これからは、物価が上がっても賃金の下げ幅が物価の上昇を上回ると給付額は下がります。

 具体的に、この10年間を例にとって、どれくらい減るのかを見てみましょう。この数字は野党と政府が出しているので、まずは野党から。野党の試算では、国民年金で年間4万円(月3300円)、厚生年金で年間14万2000円(月1万1800円)も減ってしまうという数字が出ています。

「野党だから厳しい数字なのでは」と思う方もいるかもしれませんが、これほどではないものの、政府のほうも厳しい数字になっています。厚生労働省の試算では、国民年金のモデル世帯で年間2万4000円(月2000円)、厚生年金のモデル世帯では年間8万4000円(月7000円)の減額です。

 みなさん、もう忘れているかもしれませんが、2004年に「マクロ経済スライド」という年金カットの方法が導入され、政府は「これで年金は100年安心」と大見得を切りました。この「100年安心」が、100年どころか、その後12年でまたカット法案を導入せざるを得なくなったということです。

■嘘、インチキ、無視で塗り固められた年金

 年金については、本当のところは誰にもわかりません。いわゆる年金官僚は、「まさか」と思うようなことを平気でします。

 たとえば、政府は「若い人でも、支払った額の2.3倍もらえる」という宣伝をしきりにしていました。これは、厚労省の「平成21年財政検証結果リポート」にもしっかり書いてあります。これを見ると、「払った額の2倍以上もらえるなら、いいかな」と思う方も多いでしょう。

  
   「世代ごとの給付と負担の関係について」(「平成21年財政検証結果レポート」より)

 けれど、喜ぶのは早い。厚生年金の保険料は労使折半なので、社員が月々納めている保険料が1万円だとすると、会社が支払う保険料と合わせて月2万円を納めることになり、2.3倍なら将来は4万6000円もらえるはずです。

 しかし、実際にもらえる額は、その半分の2万3000円。「そんなバカな」と思うかもしれませんが、なぜそうなるかというと、本人が支払った1万円しか保険料にカウントせず、会社が支払った1万円は完全に無視してカウントしないからです。会社は、従業員の保険料の1万円を負担するために給料を減らしたり福利厚生を削ったりしているのですから、これを無視するのはおかしいでしょう。

 さらに、年金支給額の3分の1以上(現在は約2分の1)は税金が使われています。つまり、年金の加入者は、年金をもらうために保険料のほかに税金も支払っていることになります。ところが、支給額の3分の1以上を占める税金についても無視。その事実は、ないことになっています。

 加えて、厚労省が試算のモデルケースとしている家庭は、20歳で結婚して、夫は40年間会社員として働き続け、妻はずっと専業主婦というパターン。今どき、このような家庭は少数派ではないでしょうか。

 なぜ、このような家庭をモデルケースにしているのかといえば、妻が40年間専業主婦なら年金保険料を1銭も支払わなくても国民年金が満額支給され、このケースが家庭全体での年金の手取りがもっとも多くなるからです。

 さらに、この試算では運用利回りが4.1%を前提としており、給料も右肩上がりの設定です。こうした細かなインチキを言い出したらきりがないので、このへんにしておきますが、実際の年金は「若い人ほどもらえない」ということを覚悟したほうがいいでしょう。

■国が潰れない限り、年金は絶対に破綻しない

 よく聞かれるのは、「年金は破綻するのか」ということ。はっきり言いましょう。「国が破綻しない限り、年金は破綻しません」。そして、国はそう簡単には破綻しません。
 国が破綻しないのに年金だけが破綻して給付がなくなったら、すでに年金をもらう権利(受給権)を持っている人たちは国を相手取って訴訟を起こすでしょう。

 すでに年金は10年以上加入していれば受給権を得ることができるようになっているため、こうした人たちがすべて訴訟を起こせば、その賠償金で国は破綻します。そのため、国は絶対に年金を破綻させません。けれど、破綻はしませんが、徐々にもらえなくなっていくことだけは確かです。

 今まで、国は「年金改革」と称して「保険料を上げる」「給付額を減らす」「給付年齢を上げる」ということを繰り返してきました。そこに、今年からは「パートにも年金を支えさせる」(本連載前回記事を参照)を新たに加えました。

 どれも私たちにとっては負担につながり、徐々にもらえなくなることは確かですが、なくなりはしないということです。では、将来的にもらえる年金が減少する中で、私たちはどうすればいいのでしょうか? これについては、次回に詳しく書きましょう。

(文=荻原博子/経済ジャーナリスト)





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/245.html

[政治・選挙・NHK218] プーチン会談裏、安倍首相が外務省との暗闘に屈服…現実路線=北方2島返還を断念(Business Journal)
                15日に開かれた日露首脳会談(「首相官邸 HP」より)


プーチン会談裏、安倍首相が外務省との暗闘に屈服…現実路線=北方2島返還を断念
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17591.html
2016.12.28 文=深笛義也/ライター、取材協力=石郷岡建/ジャーナリスト Business Journal


 安倍晋三首相が地元・山口の温泉旅館「大谷山荘」にプーチン露大統領を招き、地元の食材を使った和食でもてなした、日露首脳会談。北方領土での共同経済活動を行うための特別な制度を設ける交渉を開始することで合意したが、北方領土返還についての進展はなかった。

「平和条約締結に向けての大きな一歩をしるした」との声もあるが、どうだろうか。ロシアの前身であるソビエト連邦との平和条項妥結に向けての交渉は、1956年から行われている。60年もたって「大きな一歩」といえるのか。

■“ダレスの脅し”

 北方領土問題をめぐっては、歯舞・色丹の2島返還か、国後・択捉を含めた4島返還かということが、たびたび議論になる。それを理解するためには、60年前まで遡らなければならない。日ソ共同宣言に向かうプロセスで、ソ連は歯舞・色丹は返してもいいという意思を示してきた。そこに割って入ったのが、アメリカだ。当時、ダレス米国務長官は重光葵外相に、ロンドンでの会談でこう言い渡した。

「日本が国後・択捉両島をソ連領として認めることはサンフランシスコ条約以上のことをソ連に認めることになる。そのような場合、米国は条約第26条により沖縄を永久に保有する立場に立つ」

 サンフランシスコ条約で、南千島の領有をソ連に認めたが、歯舞・色丹・国後・択捉は北海道の一部であるというのが、日米の見解だった。敗戦後、沖縄は米軍の施政下に置かれていた。歯舞・色丹2島返還で合意するなら、アメリカは沖縄を返さないというわけだ。

 1956年10月19日、鳩山一郎、ブルガーニン両首相は、日ソ共同宣言に署名した。その第9条に歯舞・色丹の返還は書かれている。

「日本国及びソヴィエト社会主義共和国連邦は、両国間に正常な外交関係が回復された後、平和条約の締結に関する交渉を継続することに同意する。ソヴィエト社会主義共和国連邦は、日本国の要望にこたえかつ日本国の利益を考慮して、歯舞群島及び色丹島を日本国に引き渡すことに同意する。ただし、これらの諸島は、日本国とソヴィエト社会主義共和国連邦との間の平和条約が締結された後に現実に引き渡されるものとする」

 だが57年5月16日、岸信介首相は「ソ連が南千島を返還しない限り、平和条約は結ばない」と発言。ソ連のほうは60年、歯舞、色丹の返還は、米軍の日本からの撤退が条件と主張し、日ソ共同宣言は凍結された。72年に沖縄は日本に返還。91年にソ連は崩壊したが、4島か2島かという問題は、今でも引きずられてきている。

 永田町や霞ヶ関では、2島返還を言う者は「国賊」と罵倒される風潮さえある。国賊というが、要するに“ダレスの脅し”がいまだに効いているのだ。4島返還を頑なに主張するのは、親米派。2島返還を言う者は、対米自主派だということができる。

■「日本固有の領土」は通用しない

 日本ではよく「日本固有の領土」という言い方がされる。北方領土に関しては、1644年に江戸幕府がつくった「正保国絵図」などが持ち出され、松前藩が4島のみならず樺太、千島列島まで支配していた史実が示される。

 だが、ロシアだけでなく、欧米ではそのような考え方は通用しない。世界史の授業を思い出せばわかるように、その時代によって地図に占める国の面積は変わり、消滅した国もあれば、新たに誕生した国もある。

 少なくとも第二次世界大戦が終わるまでは、戦争で勝ち取った領土はその国のものとなるという考え方で国境は決まってきた。古来からほぼ同じ地域で国が続いてきたのは、世界を見渡しても日本くらいで、「日本固有の領土」というのは、世界標準の考えではない。

 戦争で勝ったから自分のものというロシアと、古来からの日本の領土という、真っ向から対立する主張。落としどころを見つける努力はたびたび行われてきた。

 もっとも象徴的なのは2001年、シベリアのイルクーツクで行われた、プーチン大統領と森喜朗首相による非公式会談である。歯舞・色丹の2島は引き渡しの手続きを話し合い、国後・択捉についてはその帰属について話し合いを続けるという並行協議が、森首相から提案された。

 だが、この案には自民党内部、日本の外務省内部から強い反発が湧き起こった。親米派と自主派のぶつかり合いの末、国策捜査と批判される手法で、鈴木宗男・自民党衆議院議員と佐藤優・外務省主任分析官が逮捕されたのは、彼らが2島先行返還の提案者だったからだといわれている。この時、鈴木議員は「国賊」と罵られた。

 09年には、ウィン・ウィン方式の解決が日露の間で浮上。北方領土を50%ずつの面積で分けるという案に、プーチン大統領も積極的だった。

 09年2月18日、麻生太郎首相はプーチンに代わって大統領になっていたメドヴェージェフとサハリンの州都ユージュノ・サハリンスクで会談した後、記者団に語った。

「向こうは2島、こっちは4島では、まったく進展はしない。役人に任せているだけではダメ。政治家が決断する以外の方法はない」

 ウィン・ウィン方式を支持する発言である。ところが同年5月21日、衆院予算委員会で、麻生首相はこう発言した。

「北方領土はいまだかつて一度として、外国の領土となったことがない、わが国の領土であります。戦後60年以上を経て、今現在もなおロシアの不法占拠が続いているということは極めて遺憾なことだと、これは基本的に思っている」

 ウィン・ウィン方式の否定のみならず「不法占拠」の言葉は、メドヴェージェフ大統領を激怒させた。この180度の転換は、親米派と自主派の暗闘で、麻生首相が屈服したという以外に、解釈のしようがあるだろうか。

■親米派と自主派の暗闘

 今回の安倍・プーチン会談に向けても、親米派と自主派の暗闘があったと見るのが自然だ。

 今年、鈴木宗男氏の娘、鈴木貴子氏が民主党から自民党に鞍替えした。貴子氏が議員になったのは、逮捕に伴う公民権停止で立候補できない宗男氏の意を継いでのことである。4月の北海道5区の補選では、宗男氏と貴子氏が揃って自民党候補を応援した。

 鈴木親子の自民党への鞍替えを要請したのは、安倍首相と森元首相である。会談に向けて、2島先行返還が安倍首相の腹にあったのは間違いない。これまでの経緯から見て、状況は醸成されている。安倍首相とプーチン大統領は、今回以前に16回も会談している。

 昨年12月に安倍首相と会談した鈴木宗男氏は、「来年はやる。歴史をつくる」という首相の言葉を紹介している。今回の首脳会談で2島先行返還を合意する心づもりであったことがうかがえる。

 霞ヶ関の事情に詳しいジャーナリストによれば、経産大臣でロシア経済分野協力担当大臣である世耕弘成氏のグループが2島先行返還を押し進めていたが、外務省内部の4島返還論者たちに押し切られたという。暗闘の末、安倍首相は親米派に屈した結果になった。

 4島一括返還を主張する人々は、何を考えているのだろうか。ロシアがウィン・ウィンと言っているのだから、あくまで4島にこだわったら、交渉は妥結しない。島が返ってくることなど望んでおらず、それでもアメリカの歓心を買いたいということなのだろうか。そうだとしたら、どちらが国賊だろう。

(文=深笛義也/ライター、取材協力=石郷岡建/ジャーナリスト)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/295.html

[経世済民117] スーパーとドラッグストア、垣根崩壊&他エリア浸食し合いで最終戦争へ(Business Journal)

スーパーとドラッグストア、垣根崩壊&他エリア浸食し合いで最終戦争へ
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17596.html
2016.12.28 文=編集部 Business Journal


 消費増税後、スーパーマーケットは二極化の様相を見せている。衣料品や住宅関連、食品などを扱う、大手流通グループの総合スーパー(GMS)は衣料品の落ち込みが大きく苦境に喘いでいる。

 これに対して、増税による値上げの反動減をはね飛ばし、すこぶる好調なのが、首都圏を中心に展開する食品スーパーだ。

 首都圏の食品スーパーの業績は2ケタの増益が目立つ。2015年3月にカスミ、マックスバリュ関東、マルエツが経営統合して発足したイオン系のユナイテッド・スーパーマーケットホールディングスは、初年度の16年2月期の業績が営業収益約6637億円、営業利益約140億円で、ともに当初の会社側の予想を上回った。

 首都圏に店舗を展開するいなげや、埼玉県が中心のベルク、関西が本拠地だが首都圏店舗が多いライフコーポレーションなどは、生鮮食品や総菜に力を入れことが奏功し好決算が相次いだ。

■バローホールディングスは首都圏をうかがう

 地元密着型の地方の食品スーパーもすこぶる元気だ。

 中部地区で食品スーパーを展開するバローホールディングス(HD)の17年3月期決算は、増収増益の見込み。売上高にあたる営業収益は4.5%増の5200億円、営業利益は10.3%増の184億円、純利益は115億円と予想している。積極出店を続けるドラッグストアや農機具の取り扱いを強化したホームセンターが業績を後押ししている。

 バローHDは首都圏の一角である山梨県に本格進出する。今年8月、地元密着型の食品スーパー、公正屋を完全子会社にした。公正屋の店舗数は5店、16年2月期の売上高は72億円である。

 バローHDの本社がある岐阜県は人口減少が目立つ。そこで、出店エリアの拡大を図ってきた。地盤である愛知・岐阜・三重の中部3県から域外に進出し、京都府、そして山梨県に出店した。山梨出店は激戦地区である首都圏への本格出店を視野に入れた戦略的なものだ。

■アークスはサンドラッグと提携

 北海道と東北で食品スーパーを運営するアークスは、北海道、青森、岩手でトップシェアを誇る。17年2月期の売上高は前期比2.6%増の5150億円、営業利益は2.6%増の148億円、純利益は37.5%増の90億円を見込む。

 2月に北海道の地場スーパーを買収した効果に加え、3店を新規出店した。子会社の合併で繰り延べ税金資産の回収可能性を見直し、その結果、税負担が減少したことが利益を押し上げる。

 アークスはドラックストア大手のサンドラッグと提携し今年6月、共同出資会社を設立した。北海道や東北の食品スーパー市場では盤石のアークスも、ドラッグ市場では弱小勢力にすぎない。

 ドラッグストアは主力の医薬品や化粧品だけでなく、生鮮を含む食品まで品揃えを拡大中だ。食品スーパーの中心領域へ進出してきた。食品スーパーにとってドラッグストアは、今や強力なライバルなのである。

 アークスが正面から競合するのが、ドラッグストア大手のツルハHDだ。北海道から南下し、勢力を東日本に拡大している。アークスは東京西部地盤のサンドラッグと提携して、ドラッグ分野をツルハHDに対抗できる競争力のある店に育て、スーパーに次ぐ事業の柱に据えたい考えだ。

■イズミは中国、四国、九州に限定し、M&Aを積極化

 広島のイズミも注目だ。百貨店やGMSが苦戦するなかイズミの好調ぶりが目を引く。17年2月期の営業収益は前期比6.3%増の7108億円、営業利益は同8.7%増の347億円の見込み。買収した食品スーパーで商品の共同仕入れを進めてコストを削減した。

 ただ、熊本地震で被災し休業を余儀なくされた店舗がある。その影響で特別損失を計上するため、純利益は135億円と前期比28.1%減を見込んでいる。

 イズミは出店エリアを中国、四国、九州の3地区に限定し、地域に根付いたマーケティングを展開している。店舗では伸びしろのある食品売り場を拡張し、有力なテナントに入れ替えている。流通大手の既存店売上高が前年割れとなるなか、イズミは2〜3%増のプラス成長を維持している。

 イズミは消費人口の多い関西に進出するのではなく、九州にショッピングセンター「ゆめタウン」を構えたことで大成功した。M&Aにも積極的で15年にはスーパー大栄を傘下に収めた。九州ではイオン九州とイズミが2強を形成している。

 大手流通のGMSの地盤低下が進むなか、地方の食品スーパー各社は1兆円企業へ向けてしのぎを削っている。

(文=編集部)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/246.html

[経世済民117] イズミヤ、仕入れていない牛肉を「3割引き販売」との「おとり広告」発覚…疑問だらけ(Business Journal)
                イズミヤ本店(「Wikipedia」より/BJP039)


イズミヤ、仕入れていない牛肉を「3割引き販売」との「おとり広告」発覚…疑問だらけ
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17595.html
2016.12.28 文=垣田達哉/消費者問題研究所代表 Business Journal


 12月21日、消費者庁は、景品表示法に違反する行為(おとり広告)があったとして、関西の大手スーパーマーケットのイズミヤとテナントである牛肉商但馬屋に再発防止を講じるよう措置命令を出した。

 イズミヤは2月13日に新聞折り込みなどで配布したチラシで「土 13日限り」として、3店舗で神戸牛を3割引きで販売すると広告したが、実際には神戸牛は一切仕入れされておらず販売していなかったのだ。これは、景品表示法の不当表示(消費者をだます表示)の一つである「おとり広告」に該当する。

 一般的な限定販売は「100個限定」とか「午前中10〜12時」「夕方6時から1時間だけ」というように、個数や時間帯を限定するが、今回のセールは「1日中」という長時間の限定だった。消費者からすると「いつ行っても安く買えるありがたいセール」だった。

 ところが、消費者が「神戸牛が3割引き、これはお得!」と思って店に買いに行ったが、「神戸牛は最初から1品も置いてなかった」のである。「売り切れだから買えなかった」のではなく、そもそも「最初からまったく売る気がなかった」のだ。店側は「故意ではない」というが、結果的には「消費者をだまして誘引した」ことになる。

 摘発対象となった違反行為は、2月13日の広告だけであり、イズミヤ側は「故意ではない」と弁明している。そうであるにもかかわらず消費者庁が、行政指導(注意)ではなく、違反行為と断定し措置命令に踏み切ったのは「悪質性が高いと判断した」からだろう。

 1週間待てば御用納め(12月28日)になり、公表は年を越していただろう。店側からすれば「この書き入れ時に公表されたらたまらない」という思いは強かっただろうが、それを承知で今公表するということは、行政の「容赦はしない」という強い姿勢の表れである。

 今回おとり広告を行うに至った経緯について、イズミヤ人事総務部は当サイトの取材に対し、「意図的に虚偽の表示を行ったわけではありません」としつつ、次のように説明する。

「本事案は、但馬屋様で販売する商品をイズミヤの折り込みチラシに掲載しておりましたが、実際に店頭にその商品が入荷しているかをイズミヤ側がチェックできていなかったということです。通常、チラシ作成時には、商品撮影や宣伝内容を決めるとともに、商品の仕入れに関して、お取引先と詳細な打合せを行うことになっております。しかしながら、今回の特売に関しては、毎月定期的に開催しているものであり、チラシの内容は、以前使用したものから日付を変更するのみということ、また、但馬屋様のお店の商品が一部を除いて全品3割引になるという企画であり、特売を行うことだけの確認だけで、商品詳細を確認できていなかったことから発生したものであります。いずれにせよ、チラシに掲載したものを、販売できる状態でなかったということは、お客様に大変ご迷惑をおかけしたことに変わりはございません。誠に申し訳ございませんでした」

■ずさんな管理

 今回のおとり広告事件には、疑問な点がいくつかある。

 まず、おとり広告は「本当に1回だけだったのか」という点である。この和牛3割引きセールは、毎月実施されていた。イズミヤは「他の日でもおとり広告が行われていた」とは認めていないが、一部マスコミでは、次のように常態化していたと指摘している。

「こうした『おとり広告』は、少なくとも去年7月から今年6月にかけて常態化していたとみられます」(12月21日、関西テレビ)

「去年7月から1年間、同じ内容のチラシを使っていて同様の『おとり広告』が行われていた可能性があるということです」(12月21日、毎日放送)

 毎月恒例のセールで、しかも3店舗同時の1日中開催されるセールである。仕入れなければならない神戸牛は相当な量に違いない。しかも、どうも「前日まで販売していた神戸牛を、当日だけ安く売る」という方法ではなく、このセール時だけ別途仕入れて販売する方法であったようだ。

 そうであれば「仕入れる量はどのくらいにするのか」「3店舗への配分はどうするのか」ということなど、かなり綿密な調整をしなければならないはずだ。それを、近畿地方ではトップクラスのイズミヤともあろう小売業が「2月13日だけどんぶり勘定でノーチェックだった」というのは信じがたい。たとえ常態化していなかったとしても、「こんなにもずさんな管理をしていたのか」と驚かされる。

 常態化を疑う報道については、イズミヤ人事総務部は次のように否定する。

「昨年の7月から本年の6月までの神戸牛の仕入れ伝票を確認した結果、2月13日のチラシ掲載日以外は、定期的に神戸牛の仕入れがあったことは確認がとれております」

■なぜ公取委は摘発できたのか

 もう一つ、立証が難しいおとり広告を「公取委はどうして摘発できたのだろうか」という点である。

 おとり広告のように「なかったことを証明すること」は、意外とやっかいなものだ。偽装表示などで、行政側が立ち入り調査に入るには、それなりの証拠がなければ実行することはできない。単なる噂や少数の消費者の訴えだけでは、とても踏み込むことはできない。

 偽装表示のように「表示と現物が違うこと」は、DNA鑑定などで証明しやすいが、販売していなかったということは、よほど多くの人間が訴えないと証明できない。おとり広告の商品は、通常販売しているものを「その時だけ安くする」ことが多いので、仕入実績はあるものだ。仕入実績があるものが、いつ、いくつ売れたのかは、内部の販売実績資料を確認しなければわからない。

 当局が「仕入実績がない」という内部資料を入手したから調査に踏み切った可能性もあるが、信ぴょう性が高くない限り、立ち入り調査はできない。立ち入り調査をして「何も問題ありませんでした」というわけにはいかない。調査された側の信用問題に発展する可能性があるので、当局はどんな場合でもかなり慎重に調査を進めている。

■イズミヤの管理体制に疑問

 さらに、イズミヤの管理体制に大きな疑問を感じる。同社は「チラシの内容と現物の確認が不十分だった」としているが、1年間も同じようなセールを実施しているのに、「どのブランド牛がどのくらい売れたのかをまったく把握していなかった」というのは信じがたい。チラシのメイン商品が、広告の効果でどのくらい売れたのかを把握していないとは、どんな売り上げ管理をしていたのだろう。広告商品がどのくらい売れたのか、それによって次回はどんな商品でセールをしたらいいのかなど、販売戦略上「目玉商品の売上を把握すること」は必須のはずだ。

 イズミヤは「牛肉商但馬屋に対し同社の店舗の売上額に一定の比率を乗じた額を仕入代金として支払う旨の契約を締結し、一般消費者に食肉等を販売している」(消費者庁公表資料より)が、通常、何が売れたのかはPOS(販売時点管理)データで把握することができる。仮に「POS上では和牛という大括りの売上しか管理していなかった」とすると、月に一度の大イベントを総売上だけしか把握していない、どんぶり勘定だったことになる。大手小売業の販売管理としては、あまりにも情けない。

 どんぶり勘定だったとしても、何を仕入れ何を販売したかを把握することはできる。小売業は、店舗で仕入れて販売された国産牛の個体識別番号を管理している。法律上(牛肉トレーサビリティ法)義務付けられているものだ。どんな国産牛が、いつ入ってきて、いつ販売されたかは管理されているので、簡単に把握できる。

 イズミヤは「2月13日の神戸牛の仕入れ・販売が3店舗とも0だった」ということを、本当に把握していなかったのだろうか。仕入及び販売が0だったことを把握していても、誰も何の違和感も持たなかったのだろうか。

 こうした疑問について、イズミヤ人事総務部は当サイトの取材に対し、次のように回答を寄せた。

「売上把握の面におきましては、国産黒毛和牛や国産交雑牛などの品種別や用途別、部位別で売上実績を管理しており、そういった種別の売上実績の把握はしているものの、神戸牛など産地やブランド別では売上実績を管理していないため、ご質問にあります、どのブランド牛がどのくらい売れたのかいうのは把握しておりません」

 イズミヤともあろう企業が「あまりにもお粗末」といわざるを得ない。

(文=垣田達哉/消費者問題研究所代表)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/247.html

[経世済民117] イランが米旅客機80機を半額で購入 
 12月25日、イラン政府は、国営イラン航空向けに米ボーイングと結んだ旅客機80機の購入契約について、実際の支払額を定価の半分程度にする交渉をまとめたことを明らかにした。写真は離陸前のボーイング747機。イラン・テヘラン・メイラーバード国際空港で2011年9月撮影(2016年 ロイター/Norteza Nikoubazl)


イランが米旅客機80機を半額で購入
http://79516147.at.webry.info/201612/article_232.html
2016/12/28 01:02 半歩前へU


 イランが米ボーイング社から旅客機80機を半額で購入。日本は米国に言いなりの値段でホイホイ買い付ける。中東の石油にしても同じで、相手の言い値で契約する。

 だから日本はどこへ行っても“上客”扱いだ。裏を返せば「バカ」扱い。交渉の駆け引き、イロハを知らない。適当に、コロコロでやられている。

**************

 ロイターによると、イラン政府は25日、国営イラン航空向けに米ボーイング(BA.N)と結んだ旅客機80機の購入契約について、実際の支払額を定価の半分程度にする交渉をまとめたことを明らかにした。

 ボーイングは定価ベースの契約総額を166億ドルと発表している。ただ航空機需要は世界的に落ち込んでいるため、ボーイングや同じくイランと商談を成立させた欧州エアバス(AIR.PA)は、大幅な値引きをせざるを得ないと予想されていた。

 国営イラン通信によると、道路交通省次官は「われわれの発注の性格や選択の可能性を考慮した結果、ボーイングの80機の購入額は定価のおよそ50%相当になる」と発言した。

 エアバスが22日に成立させた国営イラン航空への100機の売却契約も、定価ベースで180億─200億ドルになるとみられるものの、イラン航空首脳の話では支払額は100億ドル以下になりそうだ。

ここをクリック
http://jp.reuters.com/article/iran-boeing-discount-idJPKBN14F03P


イラン、米ボーイングの80機購入代金は定価の半額
http://jp.reuters.com/article/iran-boeing-discount-idJPKBN14F03P
2016年 12月 26日 11:31 JST

[ドバイ 25日 ロイター] - イラン政府は25日、国営イラン航空向けに米ボーイング(BA.N)と結んだ旅客機80機の購入契約について、実際の支払額を定価の半分程度にする交渉をまとめたことを明らかにした。

ボーイングは定価ベースの契約総額を166億ドルと発表している。

ただ航空機需要は世界的に落ち込んでいるため、ボーイングや同じくイランと商談を成立させた欧州エアバス(AIR.PA)は、大幅な値引きをせざるを得ないと予想されていた。

国営イラン通信によると、道路交通省次官は「われわれの発注の性格や選択の可能性を考慮した結果、ボーイングの80機の購入額は定価のおよそ50%相当になる」と発言した。

エアバスが22日に成立させた国営イラン航空への100機の売却契約も、定価ベースで180億─200億ドルになるとみられるものの、イラン航空首脳の話では支払額は100億ドル以下になりそうだ。



http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/248.html

[政治・選挙・NHK218] ゆっくりと歩くアベ。稲田が「お先ぃ〜」とばかりに横をすり抜ける 
ゆっくりと歩くアベ。稲田が「お先ぃ〜」とばかりに横をすり抜ける
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fb9dbea050ed7909ac74914c2cdb3c9c
2016年12月28日 のんきに介護






※NHKは稲田大臣の追い越し場面はカットしています。

首相 あす米大統領と真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊へ
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161227/k10010821111000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_014
12月27日 11時10分 NHK

   

ハワイに到着した安倍総理大臣は、アメリカ軍の兵士らが埋葬されている国立太平洋記念墓地などを訪れ、献花して黙とうをささげました。安倍総理大臣は28日、オバマ大統領とともに真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊したあと、不戦の決意と日本とアメリカの和解の価値を強調する所感を発表することにしています。

日本時間の午前4時すぎにハワイに到着した安倍総理大臣は、岸田外務大臣や稲田防衛大臣らを伴って、太平洋戦争やベトナム戦争などで犠牲となったアメリカ軍の兵士らが埋葬されている国立太平洋記念墓地を訪れ、献花して黙とうをささげました。

このあと安倍総理大臣は、ハワイに移り住んだ日本人らが埋葬されている日本人墓地や、15年前、ハワイ沖でアメリカ軍の潜水艦に衝突されて沈没し、生徒ら合わせて9人が犠牲となった愛媛県の宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」の慰霊碑を訪れて、追悼しました。

日本人墓地や「えひめ丸」の慰霊碑には、アメリカのケネディ駐日大使も同行しました。

安倍総理大臣は、日本時間の28日、真珠湾を訪れます。

そして、オバマ大統領との日米首脳会談に臨んだあと、太平洋戦争の発端となった75年前の真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの乗組員を追悼するアリゾナ記念館で、ともに犠牲者を慰霊することにしています。

その後、両首脳は、太平洋戦争をアメリカ軍の一員として戦った日系アメリカ人らを前に所感を発表することにしています。

この中で、安倍総理大臣は、戦争の惨禍を二度と繰り返してはならないという不戦の決意と、日本とアメリカの和解の価値を強調し、強固な同盟関係を内外に示したい考えです。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/296.html

[政治・選挙・NHK218] 2017年は「警察・経産・国交・財務」のカジノ戦争?(サンデー毎日)
2017年は「警察・経産・国交・財務」のカジノ戦争?
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2017/01/08/post-1344.html
サンデー毎日 2017年1月 8日号


牧太郎の青い空白い雲 602 

 浮き足立っている。何から何まで安倍政権は地に足がついていない。

 ロシアに経済協力3000億円の大金をふんだくられた日露首脳会談。海外のメディアに「屈辱的」(英紙『フィナンシャル・タイムズ』)とまで言われた安倍さん。慌てて、テレビ各社のインタビューをセットして「詳しくは言えないが、実は大成功!」と言い訳をする。『夕刊フジ』には「会談の裏に対中密約があった。トランプと日本、ロシアが協力して習近平を包囲する」といった内容を書かせている。

 いくらなんでも......間抜けな日本人だってすぐ嘘(うそ)!と気がつく。

 そんなことより、会談後、ラブロフ外相が「シリア問題、ウクライナ東部の情勢について両国の立場はほとんど一致している」と話しているのが気になった。 欧米は、シリア・アレッポで行われいる「民間人殺戮(さつりく)」に腹を立てている。殺戮を続けるシリア政府軍。その背後にいるロシアを支持した!ということになれば、日本は世界から孤立するだろう。

 冷静な判断ができない「浮き足立った安倍政権」。それに気づかない「間抜けな日本人」。2017年は大丈夫なのか?

    ×  ×  ×

 早い話が、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)である。予想しなかった「トランプ勝利」に慌てて、安倍さんは他の外国首脳に先駆け、ウン十万円のゴルフ用品を手土産にトランプ次期米大統領と会談した。会談後「信頼関係を築いていくことができると確信を持てる会談だった」と話したが、その4日後、トランプ氏は「就任初日にTPPからの離脱を通告する」と宣言した。

 超高速参勤交代?を企てたが、とんだ恥さらし。TPP発効はもはや絶望的である。

 それどころか、現職よりも次期大統領を優先した無神経な振る舞い!にオバマは怒った。リマでのAPEC首脳会議で日米首脳会談を拒否した。
 浮き足立つと良いことはない。

    ×  ×  ×

 カジノ解禁に向けた整備推進法成立は「浮き足立った」最たるものである。なぜ今ごろカジノなのか? なぜ法成立を急いだのか?

 秘密は、あのニューヨーク・トランプ金満ビル訪問にある。トランプ氏は「カジノ法は規制緩和に必要だ」と"感想"を述べたらしい。安倍さんは、これを「次期大統領の命令」と思ったのだろうか。

 トランプ氏はカジノの経営者でもある。カジノ王のアデルソン氏はトランプ氏の盟友。大統領選挙で27億円も寄付している。日本のカジノ合法化はカジノ王に対するトランプ氏の"お礼"なのだ。

 早晩、アメリカのカジノ経営者は日本上陸を試みるだろう。カジノは「グローバルな利権」なのだ。

    ×  ×  ×

 国内で「争い」が始まっている。

暴力団、マフィアが参加するのはもちろんだが、もっとも激しいのは「高級官僚の縄張り争い」。

 観光庁を抱える国交省は「カジノの仕切り役」を主張する。「冗談じゃない。カジノは警察の縄張りだ」と警察庁は言い出す。 彼らにはパチンコ業界の監督官庁である「強み」がある。

 経産省は「カジノは産業育成。オレの出番!」と言うし、財務省だって黙っていない。カジノ法成立で「四(よ)つ巴(どもえ)」の権益争いが始まっている。言うまでもなく、カジノは高級官僚の格好な「天下り先」だ。

    ×  ×  ×

 しかし、である。本当に、カジノで儲(もう)かる人間はいるのか?

 博打(ばくち)というものは胴元が儲かる仕組みだ。でも、カジノの場合はそうでもないらしい。

 カジノ先進地のアメリカでは過当競争。「東のラスベガス」といわれた東部ニュージャージー州の海岸リゾート「アトランティックシティー」は閑古鳥が鳴いている。14年、12のカジノのうち5軒が経営不振で閉鎖したという。その中には、トランプ氏が経営する「トランプ・プラザ」「トランプ・タージマハル」が入っている。次期大統領の胴元さえ倒産するカジノを「成長産業」なんていう政治家は、バカか、間抜けか、暴力団以下の詐欺師か?

 残念ながら、2017年は「醜いカジノ戦争元年」になりそうだ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/297.html

[原発・フッ素47] 18歳以下の甲状腺がん、計145人に 福島県検査(朝日新聞)
18歳以下の甲状腺がん、計145人に 福島県検査
http://www.asahi.com/articles/ASJDW5KC9JDWUGTB00N.html
2016年12月27日21時52分 朝日新聞


 福島県は27日、東京電力福島第一原発事故時に18歳以下だった約38万人に対する甲状腺検査で、7〜9月に新たに10人ががんと診断され、計145人になったと発表した。県の検討委員会は「これまでのところ被曝(ひばく)の影響は考えにくい」との立場を変えていない。

 甲状腺検査は、2011年秋から13年度までの1巡目(先行検査)、14〜15年度の2巡目(本格検査)が終わり、今年度から3巡目(本格検査の2回目)に入っている。

 9月末現在、がんかがんの疑いがあるとされたのは、6月末時点から9人増の計184人。うち116人は1巡目で、68人は2巡目で見つかり、3巡目ではまだ報告されていない。1巡目では102人が手術を受け101人ががんと確定、1人は良性腫瘍(しゅよう)だった。2巡目では手術を受けた44人でがんが確定した。6月の発表では、事故当時5歳だった1人ががんと診断されたが、新たにがんと診断された10人に5歳以下はいなかった。

 県の検討委員会は、被曝の影響が考えにくい理由として、チェルノブイリ原発事故に比べ福島県民の被曝線量が少ないとみられることや、がんが多発した5歳以下にほとんど発生していないことを挙げている。

 県では3カ月おきに最新の検査結果を発表している。(奥村輝)



























http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/208.html

[政治・選挙・NHK218] 賭けマージャン市長の映像 NHKが“11カ月封印”の不可解(日刊ゲンダイ)
          


賭けマージャン市長の映像 NHKが“11カ月封印”の不可解
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196654
2016年12月28日 日刊ゲンダイ

  
   斉藤市長(左)と田中副市長/(C)共同通信社

「NHKはなぜ、12月まで放送しなかったのか?」と首をかしげるのは福岡県飯塚市の市政関係者だ。

 同市の斉藤守史市長(68)と田中秀哲副市長(69)が平日の昼間、賭けマージャンに興じていたことはご存じのとおり。2人は22日の釈明会見で強気発言を繰り返したが、26日の定例会見で斉藤氏は「賭け事は1円たりともしてはいけない」と市政治倫理審査会から辞職勧告を受けた場合、従う考えを示唆した。同氏は23日に、経営する食品製造販売会社の代表取締役会長を辞任している。

 気になるのは冒頭の疑問。賭けマージャン疑惑は今月22日に地元紙の西日本新聞が朝刊で報じ、同日、NHKも映像を使って報道した。前出の市政関係者が言う。

「朝刊を読んだ数時間後、テレビを見て“あれっ?”と思ったんです。NHKは斉藤氏ら2人がマージャン店に入る映像を流しましたが、撮影の日付は『1月13日』。11カ月もお蔵入りにしていたわけです。証拠があるなら独自ネタとして報じればいいのに、まるで西日本新聞を後追いするように映像を公開した。不可解です」

 意地悪な見方をすれば、NHKは市長らの違法行為をつかみながら、「知らんぷりしていたの?」と言われかねない。

■麻生財務相の地元でいぶかしむ声

 実はこの賭けマージャン市長、麻生太郎財務相と深い関係にある。麻生氏は飯塚市を含む福岡8区の選出で、地元では斉藤氏とは切っても切れない間柄といわれる。2006年に斉藤氏が市長選に初出馬したとき、当時外相だった麻生氏は事務所開きに駆けつけた。10年の市長選でも出陣式に参加している。

 一方の斉藤氏は07年に“ポスト安倍”として麻生氏の名が挙がったとき、AERAの取材に「地元の麻生さん人気は高いですよ。筑豊は閉山以来ずっと厳しかった。総理になられたら随分と盛り上がることでしょう」とヨイショ。総裁選の際は「この難局を乗り切れるのは麻生氏だけ」と褒めたたえた。

「斉藤氏と麻生氏はウインウインの関係です。麻生氏の地元グループ企業は社員1万人といわれ、飯塚市にも大勢住んでいる。斉藤氏は麻生グループの集票力なしでは当選できない。一方、斉藤氏はこれまで食品会社会長として麻生氏の選挙に貢献してきた。両者の結びつきを考慮してNHKは賭けマージャン報道をためらったのでは、という見方もあるほどです」(政治部記者)

 NHKの籾井勝人会長が来年1月で退任することが決まったことも、ウワサに拍車をかける。

「籾井氏は安倍政権の強力なシンパですからね。その彼がオサラバすれば局内で縛りが取れるという見立てです」(前出の政治部記者)

 一連の疑問にNHKはこう回答する。

「(報道が遅れた理由は)取材・制作の過程については、原則、お答えしていません。(籾井氏の意向で報道を自粛し、同氏の退任で映像を公開したという疑問について)ご指摘のような事実は全くありません」(広報局)

 モミジョンウンが去ることになって、報道が正常化したのなら、何よりです











二見 伸一郎
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100002119817249&story_fbid=1247752138638768
おもねり、癒着、怠慢だよ。
麻生なんてモンには、大した価値もないのになぁ。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/301.html

[経世済民117] 本気で「非正規」をなくし、同一労働同一賃金を実現する方法(ダイヤモンド・オンライン)

本気で「非正規」をなくし、同一労働同一賃金を実現する方法
http://diamond.jp/articles/-/112833
2016年12月28日 山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員] ダイヤモンド・オンライン


■読みにくく、分かりにくい
同一労働同一賃金ガイドライン

 政府は「同一労働同一賃金ガイドライン(案)」(12月20日付)を発表した。働き方改革の大きな柱として、特に非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の総合的な待遇改善を目指したものと受け取ることができる。

 同じような能力・経験・成果を上げた労働者は、給与・賞与はもちろん、各種の手当等についても平等に処遇されなければならないという基本的な考え方の下に、「問題とならない事例」、「問題となる事例」を例示している。

 意欲的な試みといえるが、その目指すところが達成されるかどうか、さらに、どのような影響が出るのかについては、予断を許さない。

 企業の側で抜け道を作る方法がいくらでもありそうなので形骸化するかもしれないし、あるいは、「不利益を被った」という訴訟が多発して「平等化」が急速に進んだ場合には企業の負担が予想外に大きなものになる可能性がある。そして、企業は負担を感じた場合、当然これに対して適合的な経済行動を取るので、その結果が、政府の意図通りのものになるとは限らない。

 ところで、このガイドラインは文書として読みにくいし、分かりにくい。

 たとえば、前文には、「このような正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消の取り組みを通じて、どのような雇用形態を選択しても納得が得られる処遇を受けられ、多様な働き方を自由に選択できるようにし、我が国から『非正規』という言葉を一掃することを目指すものである。」という一項目があるが、この文章は、そもそも「非正規」という働き方をなくそうとしているのか、現在よりもましな条件で温存しようとしているのかが分かりにくい。

 冷静に見直すと、「非正規」の雇用形態で働いても納得できる処遇を得ることで、「多様な働き方」の一つとして各種の非正規雇用労働が残るので、非正規雇用労働者はむしろ増えるのかもしれない。「『非正規』という言葉を一掃することを目指す」という言葉の勢いとは異なる結果がもたらされそうだ。

■経営者が経済合理的に判断すれば
正社員の処遇を下げるしかない

 ガイドラインの考え方が今後法令化された場合の影響を考えるには、「問題となる例」として取り上げられている項目が重要だろう。

 例えば、「基本給について労働者の職業経験・能力に応じて支給しているE社において、無期雇用フルタイム労働者であるXが有期雇用労働者であるYに比べて多くの職業経験を有することを理由として、Xに対して、Yよりも多額の支給をしているが、Xのこれまでの職業経験はXの現在の業務に関連性を持たない。」という事例が挙げられている。

 「これまでの職業経験」と「現在の業務」の関連性に関する解釈は微妙だが、例えば出版社の雑誌編集部のような職場で、記者の仕事をしている正社員のXさんはそれまで単行本の編集や営業などの仕事をしており、有期契約で編集部にいてやはり記者の仕事をするライターYさんよりも、記者としての能力・経験が劣りつつも、Xさんの年収はYさんよりも遙かに多い、といった事例は、世の中にたくさんありそうだ。

 こうした場合に、Yさんが「正社員Xさんとの処遇差は不当であるし、むしろ自分の方こそが高く処遇されるべきだ」と主張して訴え出て、労働基準監督署あるいは裁判所がこれを認めるという事例が一般的になった時に何が起こるだろうか。

 成果と報酬の点に出版社が経済合理的に反応するなら、正社員Xさんの処遇を下げることだろう。政府がいくら、正社員の待遇を下げることで辻褄合わせをしてはならないと言っても、経営努力としてはXさんの処遇を下げる方法を探すのが普通だろう。

 出版社が、政府の意に沿って、契約ライターの処遇を正社員並みにするとした場合、多くの雑誌がほどなく廃刊されるかもしれない。この場合、まずはYさんが職を失うことになる。

 次の対応として考えられるのは、ライターに対して個人事業主として、あるいはライターの会社と出版社が業務を発注し・請け負う契約を結ぶことだが、社会保険や健康管理の面などで、ライターの労働条件が悪化してしまいかねない。有期契約であっても、社員として雇用される方が労働条件は有利かつ安全で好ましい。

■正規・非正規の処遇差をなくすには
正社員を雇う負担を軽減すること

 正社員と非正規労働者との差を解消しようとするなら、現在の非正規労働者の多くを無期契約の正社員として雇い入れることができるようにするべきだろう。

 企業にとっては、正社員をいったん雇うと、解雇が困難で、長期にわたって雇い続けて人件費を払わなければならいことの負担が問題だ。将来、自社の製品・サービスに対する需要が縮小した場合でも、正社員の人件費は簡単には削ることができないので、正社員の雇用に対して消極的になる。

「非正規」を減らすためには、正社員を増やす必要があり、そのためには企業が正社員を雇う負担を軽減する必要があり、さらにそのためには正社員の「流動性」を高める必要がある。

 第一に必要なのは、ルール化された金銭補償で正社員を解雇することを可能にする「解雇の金銭解決ルール」制定だろう。

 企業の側では予測可能なコストで解雇できるので、需要の変動にも、また採用の失敗の可能性に対しても、これまでよりも積極的にリスクを取って、正社員を雇うことができるようになる。

 また、特に中小企業では、事実上社長の一言でクビになって、泣き寝入りせざるを得なかったようなケースが少なくないが、解雇の際の補償が明確にルール化されると、社員が個々に交渉することなく、補償を手にすることができるようになる。

 また、第二に、職探しも人材採用も容易になるように、転職市場の成長・拡大を促すべきだろう。人材情報へのアクセスを容易にしたり、転職への支援を拡大したり、といった人材マッチングの支援の他に、企業年金や退職金などで転職者や短期勤務者が不利益を被ることがなくなるように、制度的な歪みや不備をなくしていくことが重要だ。

 市場で転職が行われやすくなると、不利な条件で働くよりも転職して待遇を改善しようとする行動が起こりやすくなるので、「同一労働同一賃金」の実現を後押しする経済的なインセンティブにもなり得る。

■個人の処遇は労使の個別交渉で
ルールで縛ると柔軟性を欠く

 ところで、個人の処遇は、企業と社員が、個別の交渉で決めていいのではないだろうか。業績・成果・経験・能力・人材の将来的な可能性・人材の確保など、企業側が社員の報酬を決める際に考慮したい要素は多数ある。ガイドラインにあるように、同じ業績・成果に対しては同じ処遇でなければならないことをルールで縛ると、柔軟な契約がしにくくなって、企業も社員も不利益を受ける可能性がある。

 企業と社員が個別に報酬を決定する際に、企業は社員に対して納得的な基準を提示する必要が生じるが、この場合に、一番分かりやすいのが「同一労働同一賃金」的な考え方をベースとすることだ。

 正社員(ガイドラインでは「無期雇用フルタイム労働者」)と非正規労働者の処遇を近づけることよりも、理想を言うなら、全労働者を一定の補償の下に解雇ができる現在よりも流動的な「正社員」として一律に扱うようにできれば、雇用形態の違いによる差を気にする必要がなくなる。

 また、全ての正社員の雇用と報酬が柔軟に調整できるようになると、企業にとっても、社員にとっても、よりフェアで効率的な仕事の進め方が可能になるだろう。例えば、高齢でも仕事ができる人が、能力と意思に応じて働くことができるようになれば、政府が目指す高齢者の労働参加が容易になるし、「年齢による差別」である「定年」という制度も自然に廃止できるようになるだろう。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/249.html

[経世済民117] 間もなく地方都市を襲う「老朽マンション建替え」という大問題 その数、なんと20万戸超!(現代ビジネス)


間もなく地方都市を襲う「老朽マンション建替え」という大問題 その数、なんと20万戸超!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50525
2016.12.28 貞包 英之 山形大学准教授 現代ビジネス


■多くのマンションが直面する「建替え問題」

私たちの社会は、よくいえば楽観的、悪くいえば先を真剣に見通す力に欠けているようだ。たとえば年金運用や人口減少など、深刻な事態に陥ることがとっくに予見されていながらも、有効な対処はいつも遅れてきた。

マンションの老朽化に関しても同じである。永久に建つマンションはない。1960年代に分譲ブームが始まって以降、いずれ建替えか解体かが迫られることは明白だった。しかしそのための抜本的な解決の仕組みは作られず、そのせいで結果として多くのマンションが、先行き不透明な状態に置かれている。

国土交通省によれば、2015年末で全国のマンションストックは623万3000戸。そのうち35年以上経過し、また旧来の耐震基準に従い早急な対処が必要とされる1980年以前に建てられたマンションは、94万3000戸にのぼる。

とはいえマンション建替えや解体は、容易ではない。それを行うには、マンションの区分所有者の5分の4以上の合意が必要になるからである。

これまでマンションは、近所付き合いに気兼ねなく、気楽に住める都市的住まいとして好まれてきた。しかしその特徴が、建替えや解体には不利に働く。多様な人びとが所有し暮らすせいで、建替えや解体の合意形成がむずかしいためである。

それでもマンションの老朽化が真剣に問題とならなかったのは、ひとつには永住意識が高くなかったためである。土地がますます高騰するなかで、マンションを売り、いずれ庭付き一戸建てに引っ越すという選択を夢みる者も多かった。

しかし土地神話が崩壊した今、人びとはマンションの行く末に正面から向き合わざるをえなくなっている。

近年、高齢化にも伴いマンションを「終の棲家」とみる居住者が増えている(「平成25年度マンション総合調査」)。そのなかでマンションの老朽化は避けられない問題として意識され始めているのである。



■地方で建替えがむずかしい状況

こうした状況がとくにひどい、またはひどくなると予想されるのが、地方である。

マンション再生協議会によれば、2016年現在まで総計311件の建替えが実現、または実行中だが、そのうち東京都で155件、大阪府で41件など、東京圏(東京都、埼玉県、神奈川県)・大阪圏(大阪府、兵庫県)・名古屋圏(愛知県)で89.2%を占めるのに対して、地方では25件と少ない。

さらにその内訳も、札幌市7件、福岡市5件など大都市に集中し、それらを除く中小都市では数えるばかりしか建替えは実現されていない。

地方で建替えが少ないのは、ひとつにはそもそも地方に経年マンションが少ないからである。平成25年住宅・土地統計調査でみれば、1980年以前に作られたマンション(ここでは共同住宅、持ち家、三階以上、非木造)の87.6%は、東京・大阪・名古屋圏に集中している。

とはいえ地方に経年マンションが全くないわけではない。たとえば1981年から1990年までに建設された次の建替え予備軍をみれば、全体の20.3%、20万7000戸が地方圏に位置している。

1981年の耐震基準の改定によって改善されているとはいえ、遅かれ早かれそれらのマンションも老朽化することに変りはない。にもかかわらずロールモデルがないことで、地方のマンションの建替えはいずれ大きな問題とならざるをえないのである。

■特別な商品としてのマンション

ではなぜ地方では建替えが困難なのか。

それを理解するためには、マンション、またはそもそも住宅の商品としての特徴を知っておく必要がある。

住宅はしばしば、生涯の買い物のなかで一番高価な商品といわれる(二番目は生命保険)。しかしたんに高いだけではなく、住宅は他の商品のように、購入し自由に使って終わりとはならない特徴をもつ。

まずこれは嬉しいことでもあるが、住宅は中古でも売れる。主に土地価格が影響するとはいえ、買った時の値段以上が付くことさえある。つまり他の商品に較べ中古市場が整っていることで、住戸を購入した者はたんに使用者ではなく、売り時を細心に計算する潜在的な売り手になることが求められるのである。

他方で、廃棄には多額のコストが掛かる。中古で売るにも限界はあり、最後には住戸は解体されざるをえないが、そのために家電のリサイクルなどとは比較にならない高額の費用が必要になる。

こうした二つの特徴がとくに目立つのが、マンションである。

規格が整っていることもあり、マンションは、戸建て以上に一定の値が付きやすい。実際、分譲マンションの購入者の17.7%が購買の理由として「将来売却した場合の価格が期待できる」ことを挙げており、これは戸建て分譲購入者(8.1%)の倍、注文住宅購入者(4.2%)の4倍以上になっている(「平成27年住宅市場動向調査」)。

ただ他方で解体がむずかしいという問題もある。費用が掛かるだけではなく、老朽化した場合も、多様な居住者の合意を取り付けるといった厄介な折衝が必要になるからである。

この意味でマンションの売買は、「ババ抜き」ゲームのような面を持っている。高値で売るためには、あせらず、またリフォームなど元手を掛けることも大切だが、売り時を逃すと元も子もない。

建替えや解体に多額な費用が掛かるだけではなく、リゾートマンションでしばしばそうなるように、解体の合意を集められないまま、高い管理費や修繕積立金を払い続けるはめに陥りかねないのである。

■地方が置かれた「笑えない状況」

こうした商品としてのマンションの特徴が、地方での建替えを困難にする。

問題は、マンションを無償で建替えることがむずかしくなっていることである。

費用を抑え、できるだけ広い換えの住戸を確保するために、多くのマンションではこれまで敷地売却や高層化や大規模化によって新たに住戸を作り、その収益で建設費を賄ってきた。

しかし地方ではそれが期待しがたい。東京同様に容積率ぎりぎり、またはそれ以上に建てられ、さらなる高層化を望めないマンションが多いからだけではない。人口減少や高齢化のため、地方ではそもそも住宅需要がますます限られ、新たな住戸を高値で売り切ることが困難になっているからである。

結局、地方では個々の所有者に建築費がしわ寄せされる。地価が下落によって、解体費に仮住まいに行って帰る2回の引越し費用などを合わせると、新規にマンションを買った方が安いといった笑えない状況まで生まれるのである。

さらに建替え後の住戸に高値がつかないことで、合意形成も困難になる。

マンション需要がさかんな地域では、建替え費用がかさむことは、合意形成を必ずしも妨げない。建替えられた住戸が高値で売れると予想される場合、それをあてに融資を得たり、または引き渡しの権利を売却し、より住居費の安い郊外や地方へ引っ越すこともできるからである。

しかし地方ではそうはいかない。今の経済状況では、建替え後のマンションがさほど高値になるとは期待できず、だからこそ住人は多額の建築費を負担し、また大幅に面積が小さくなることを我慢しても、同じマンションにしがみつくしかないのである。

■調査から見えてくること

地方のマンションの建替えが困難になる現実は、筆者が今年参加した調査(花里俊廣代表「マンション建替え意向調査」)からも確認された。

築25年以上のマンションの居住者856人に対してネットを通してアンケートしたところ、まず東京圏と大阪圏とそれ以外の地方圏(名古屋圏は1件のため議論から省く)を較べると、建替えに対して賛意を寄せる人が東京圏で統計的に有意に多かった(33.2%)状況が浮かび上がる。

           

こうした事態は、地方に対する東京圏の住宅需要の活発さからひとつに説明される。みてきたように、新設した住戸が高く売れる期待が大きいほど、マンションの建替えは容易になり、賛意も多くなるはずだからである。

たしかに大阪圏(23.3%)では地方圏(23.1%)と賛意はほとんど変わらず、反対はむしろ多くなることには留意する必要がある。

ここから大阪では地方同様に住宅需要が厳しいとみることもできるが、それ以上に注目されるのが、地方圏では「どちらともいえない」という選択が目立つことである。これは地方圏では建替えがそもそも現実的ではなく、それゆえしばしば安易に見積もられていることを推測させる。

実際、統計的には有意ではないが、東京圏や大阪圏では建替えがそれぞれ21.8%と22.7%、とにかく議論されていたのに対し、地方圏では14.1%しか議論されていなかった。ここから地方圏では、建替えの困難さのために、真剣な議論にさえ辿り着けていない状況が浮かび上がる。



地方でのこうした建替えの困難さを別の角度から示すのが、移動可能性と建替え賛意のリンクである。

まず総体の結果を示せば、現在のマンションから引っ越してもよいと答えた居住者は、建替えに賛成する確率が有意に高かった(23.9%に対し34.1%)。

建替え後のマンション、またはその前に引き換えの権利を売り出て行けば、仮住まいの煩わしさや煩瑣な折衝は回避できる。その意味で、引っ越しという選択肢をもつ人が、建替えに合意しやすいことは頷ける。

ただしより詳しくみると、大都市、それも東京都ではこの結果は妥当するが、地方圏ではそうではなかったことが興味ぶかい。東京都では移動を受け入れる人は建替え賛成が40.9%、そうでない人は26.5%と差があったのに対して、地方圏では有意なちがいはみられなかったのである。

これは先にみたように、東京で建替えをしたマンションが高く売れることが期待されるのに対し、地方ではそうでないことが影響していると考えられる。

東京では建替えによって価値の上がったマンションを売却して、より郊外や地方に移動して豊かな生活を送るという選択肢が充分現実的である。

対して地方では、@マンションがそもそも高値で売れず、Aまたより安い住宅もみつけにくい。農山漁村地域に移動するなら別だが、マンションの多くが立地する地方都市と同等の環境にこだわれば、住戸は今と較べ格段に安くはならず、にもかかわらず地方の移動希望者の多くが地方都市部に住むことを望んでいる(「平成27年 国土形成の推進に関する世論調査」)。

こうした二重の制約のせいで、引っ越しの可能性が建替え賛意を増やすことは少ないのである。

■明確な答えはないけれど

以上から、大都市とそうでない地域の「建替え」格差は今後ますます激しくなると予想される。

住宅需要が活発な地域では、マンションは比較的容易に建替えられたとしても、そうでない場所では建替え合意に達せないまま、経年マンションがスラム化する危険性が強いのである。

では、どうすればよいのか。残念ながら、それに明確な答えはない。



準備金を積み立てるなどして、自己責任で建替えを担うことがまず当然、求められる。しかしそれは容易ではない。安値な中古で買った購入者を含め、経年マンションの多様な所有者の5分の4以上が充分な余裕を持つとは考えにくいためである。

それゆえ近年では、個別に、または都市計画を見直し容積率を引き上げ、マンションをより高層化することで、建替え資金を捻出する道が期待されている。

ただし東京でさえ人口減少が予測される社会では、それにも限界がある。建替えに合わせ規制緩和し住宅供給を増やすことは、売れ残りのリスクを拡大するだけではなく、郊外や地方に建つ経年マンションの状況をより悪化させかねないためである。

実際、経年マンションほど空き家化が目立つことが確認されている(「平成25年度マンション総合調査」)。結果、所有関係や利害関心が複雑になることで、建替え困難なマンションも増える危険性が強い。

だとすれば最終的には公的資金の導入や、新築時に一定の金額を賦課し他のマンションの建替えにあてる一種の「保険」によって、建替えや解体を賄うしかないのかもしれない。

ただしそれには公平性に問題があることに加え、マンションを新規に買う人が他のマンションの解体費用を肩代わりすることにどこまで社会的合意が得られるかという未解決の問題が残る。

■戦後的居住システムの「死」

こうして解決の道筋が見出だせないまま、多くのマンションが空き家化しスラム化する危険に晒されている。

くり返せば、マンションの建替えがこれまで問題化されなかったのは、新規の住戸の増設によって建替え費用を賄うことが、基本路線とされていたためである。その意味では、各人が住戸を所有し解体にも責任を持つという戦後のマンション居住の仕組みそのものが、尽きることのない住宅需要という夢のなかで、ようやく維持されるものだったといえる。

しかし少子化や高齢化によって、まず地方から、次には東京でも、その夢から覚めようとしている。

そのはてに私たちはいかにマンションの「死」を看取るのかという困難な問題を突きつけられているのだが、マンションを買い暮らすことを一般的な選択肢としてきたこれまでの居住の可能性を掘り崩しているという意味で、その死は個別のマンションのみならず、戦後の居住システムそのものの「死」に通じているのかもしれない。


            
日本の人口の4割が暮らす地方都市。 ショッピングモール、空き家、ロードサイド、「まちづくり」…… 東北のある中都市を舞台に、この国の未来を先取りする地方都市の来し方行く末を考える




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[経世済民117] 東芝に激震が走った「社内アンケート」驚きの結果 幹部と社員にこんな格差があったとは…(現代ビジネス)

東芝に激震が走った「社内アンケート」驚きの結果 幹部と社員にこんな格差があったとは…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50603
2016.12.28 磯山 友幸 経済ジャーナリスト 現代ビジネス


■37%もの開きが

東芝が経営層から一般社員までを対象に実施したアンケート結果が社内で大きな話題になっているという。

「昨年度に比べて会社の組織風土は改善してきたか」という問いに対して、そう思うと回答した人の割合はマネジメント層で67%だったのに対し、管理職層で51%、非管理職の役職者で38%、一般社員で30%にとどまったというのだ。

東芝は2015年に巨額の会計不正が発覚したが、経営トップが発してきた「チャレンジ」という言葉を受けて、様々な部門で利益のかさ上げが行われていた。その「組織風土」が現場に近いほど、今になっても「変わっていない」と捉えられている、ということだ。社内改革の旗を振って来た経営層と、現場との認識ギャップがあまりにも大きい事に、経営幹部の間では衝撃が走っているという。

東芝がこのタイミングでアンケートを実施したのは、「組織風土は大きく変わった」という事を対外的にアピールするためだったとみられる。会計不正によって東芝は、東京証券取引所から「特設注意(特注)市場銘柄」に指定されてきたが、1年たった2016年9月に「内部管理体制確認書」を東芝が提出、指定解除を求めていた。

ガバナンスの見直しなど「内部管理体制」を改善し、社内のムードは一変したというのが東芝の立場だった。一般社員も含め、過半の社員が「改善した」と答えたならば、それを証明する傍証になるはずだった、というわけだ。 

だが、その思惑は外れる。東芝の特注指定解除を審査する東証の自主規制法人(理事長、佐藤隆文・元金融庁長官)が12月19日に理事会を開き、東芝の特注指定の期間を延長することを決めたのだ。

「コンプライアンスの徹底や関係会社の管理等において更なる取り組みを必要とする状況が存在しており、これらの改善に向けた取り組みの進捗等について引き続き確認する必要がある」とのことで、内部管理体制が改善したとは言い切れない、と判断されたのである。この点、社内のアンケート結果にみられる現場の意識と共通しているともいえる。
 
中でも自主規制法人の理事たちが問題視したのが、11月に子会社の売上高の過大計上が発覚したこと。子会社の東芝EIコントロールシステム(福岡市)で2003年以降、ひとりの営業担当者が10年以上にわたって継続的に架空売上高を計上していたことが発覚。注文書や検収書を偽造して16年9月末までに累計で5億2000万円を水増ししていたという。

特注指定の解除を求めていた最悪のタイミングで発覚した不正会計だったが、それを明らかにした11月11日の中間決算発表の会見では、平田政善専務が「内部統制が有効に機能し始めた兆候でもある」と発言していた。苦しい弁明とも捉えられたが、この発言に東証の関係者が激怒したという。

「東芝のような日本を代表する老舗企業を、東証が上場廃止になどできるはずがない、という不遜さを感じた」というのだ。結果、理事の多くが特注解除に否定的な意見を述べ、延長が決まったという。 

■上場廃止の危機はまだ去っていない

東芝は今後、特注指定から1年半がたつ2017年3月15日以降に、再度「内部監理体制確認書」を提出する。東芝株についてはこの3月15日のタイミングで「監理銘柄」にも指定されることが決まっている。上場廃止になる可能性がある銘柄として投資家に注意喚起するためだ。
 
再提出された確認書を審査し、6月頃までに東証の自主規制法人理事会が再度、特注指定を解除するかどうかを判断する。その時期までに東芝の社内体制が「改善した」と認められなければ、上場廃止となる。
 
特注銘柄の指定継続をうけて、東芝は「当社は内部管理体制等の確立に努め、特設注意市場銘柄の指定解除に向けて、全社一丸となって最大限の努力をしてまいります」とするコメントを出した。具体的にどんな内部管理体制の改善策をとるかについては、今後公表するとしている。 

そんな矢先、メディアの報道が再び東芝を揺るがした。12月27日、日本経済新聞などが「米国の原子力発電事業で1000億円規模の特別損失を計上する見通し」だと報じたのである。

原子力子会社である米ウエスチングハウス(WH)が2015年末に傘下に収めた原発サービス会社、CB&I ストーン・アンド・ウエブスター(S&W)の買収に伴うもので、報道を受けた発表では「12月末間近のこの段階で、のれんが数十億米ドル規模(数千億円規模)にのぼり、当該のれんの一部または全額減損を実施することで、当社業績への影響を及ぼす可能性が判明した」としたのだ。2016年9月末の株主資本は3632億円で、減損金額が膨らめば債務超過に陥る可能性も出てきそうだ。

もともと米WHの減損問題は会計不正の発覚時点からメディアなどの追及を受けてきた。東芝メディカル・システムズなどの事業売却に合意した2015年春の段階になって初めて、減損の必要性を認めている。まさに泣きっ面にハチの状態と言える。
 
本当に東芝は変われるのか。東芝が作る決算書は信用できるのか――。再び東芝のバランスシート(貸借対照表)に株主や投資家の注目が集まることになる。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/251.html

[政治・選挙・NHK218] CMがけさのNHKニュースを独占した 
             安倍首相 所感発表 不戦の誓いと和解の意義強調 NHK


CMがけさのNHKニュースを独占した
http://79516147.at.webry.info/201612/article_233.html
2016/12/28 08:03 半歩前へU


▼CMがけさのNHKニュースを独占した
 ひどいものだった。けさ7時のNHKニュース。1時間のうち実に43分を安倍晋三の真珠湾訪問に充てた。「安倍総理大臣は」、と聞いている側の気が重くなるほど繰り返し、「安倍総理大臣」を持ち上げた。安倍のCMに終始した。

 こうしたPRが安倍内閣の支持率向上に役立っている。判断能力の乏しい人たちはNHKでいつも安倍首相が出ている。

 「安倍さん以外の人は何をしているのだろうか。安倍さん一人が、頑張っている」と錯覚。この結果、安倍さん人気が高まる、という仕掛けだ。

 NHKは安倍晋三が買収したのか。自分の宣伝媒体として買い取ったのか?それなら、人々は受信料など払う必要がない。私たちは安倍晋三の支持率を上げるためにカネを出すことはない。


          ◇

安倍首相 所感発表 不戦の誓いと和解の意義強調
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161228/k10010822391000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
12月28日 7時35分 NHK

ハワイを訪れている安倍総理大臣は、オバマ大統領とともに、旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する施設を訪れ、献花し黙とうをささげました。このあと安倍総理大臣は所感を発表し、不戦の誓いを堅持していく決意を表明したうえで、日米の和解の意義を強調し、世界の平和と安定にアメリカと協力して取り組んでいく考えを示しました。

ハワイを訪れている安倍総理大臣は日本時間の28日朝早く、来月任期を終えるアメリカのオバマ大統領との日米首脳会談に臨んだあと、そろって太平洋戦争の発端となった、75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの乗組員を追悼する「アリゾナ記念館」を訪れ、献花して黙とうをささげました。

そして安倍総理大臣は、オバマ大統領とともに真珠湾を一望できるキロふ頭で、太平洋戦争をアメリカ軍の一員として戦った日系人などを前に所感を発表しました。

この中で、安倍総理大臣は、真珠湾攻撃を振り返ったうえで、「私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々のみ霊に、ここから始まった戦いが奪った、すべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった数知れぬ無辜(むこ)の民の魂に、永劫の哀悼の誠を捧げます」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は、「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓い、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。この不動の方針をこれからも貫いてまいります。この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆様に、世界の人々に、固いその決意を、日本国総理大臣として表明いたします」と述べました。

また、安倍総理大臣は、「あの『パールハーバー』から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな深く、強く結ばれた同盟国となりました。それは、いままでにもまして世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。明日を拓く『希望の同盟』です。私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした『和解の力』です」と述べました。

そして、安倍総理大臣は、「戦争の惨禍はいまだに世界から消えない。寛容の心、和解の力を世界はいまこそ必要としています。憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、いまこそ寛容の大切さと和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。そのための努力を、私たちはこれからも、惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに固く、誓います」と述べ、世界の平和と安定にアメリカと協力して取り組んでいく考えを示しました。


          ◇

安倍首相所感「和解の力」全文
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161228/k10010822371000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
12月28日 7時26分 NHK

安倍総理大臣の所感の全文です。

オバマ大統領、ハリス司令官、ご列席の皆さま、そして、すべての、アメリカ国民の皆さま。
パールハーバー、真珠湾に、いま私は、日本国総理大臣として立っています。
耳を澄ますと、寄せては返す、波の音が聞こえてきます。
降り注ぐ陽の、やわらかな光に照らされた、青い、静かな入り江。
私のうしろ、海の上の、白い、アリゾナ・メモリアル。
あの、慰霊の場を、オバマ大統領とともに訪れました。
そこは、私に、沈黙をうながす場所でした。
亡くなった、軍人たちの名が、しるされています。
祖国を守る崇高な任務のため、カリフォルニア、ミシガン、ニューヨーク、テキサス、さまざまな地から来て、乗り組んでいた兵士たちが、あの日、爆撃が戦艦アリゾナを二つに切り裂いたとき、紅蓮の炎の中で、死んでいった。
75年が経ったいまも、海底に横たわるアリゾナには、数知れぬ兵士たちが眠っています。
耳を澄まして心を研ぎ澄ますと、風と、波の音とともに、兵士たちの声が聞こえてきます。
あの日、日曜の朝の、明るく寛いだ、弾む会話の声。自分の未来を、そして夢を語り合う、若い兵士たちの声。最後の瞬間、愛する人の名を叫ぶ声。
生まれてくる子の、幸せを祈る声。
一人、ひとりの兵士に、その身を案じる母がいて、父がいた。
愛する妻や、恋人がいた。
成長を楽しみにしている、子どもたちがいたでしょう。
それら、すべての思いが断たれてしまった。
その厳粛な事実を思うとき、私は、言葉を失います。
その御霊よ、安らかなれー。
思いを込め、私は日本国民を代表して、兵士たちが眠る海に、花を投じました。

***

オバマ大統領、アメリカ国民の皆さん、世界の、さまざまな国の皆さま。
私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々の御霊に、ここから始まった戦いが奪った、すべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった、数知れぬ、無辜の民の魂に、永劫の、哀悼の誠を捧げます。
戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。
私たちは、そう誓いました。
そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました。
戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。
この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆さまに、世界の人々に、固い、その決意を、日本国総理大臣として、表明いたします。

***

昨日、私は、カネオへの海兵隊基地に、一人の日本帝国海軍士官の碑(いしぶみ)を訪れました。
その人物とは、真珠湾攻撃中に被弾し、母艦に帰るのをあきらめ、引き返し、戦死した、戦闘機パイロット、飯田房太中佐です。
彼の墜落地点に碑を建てたのは、日本人ではありません。
攻撃を受けた側にいた、米軍の人々です。
死者の、勇気を称え、石碑を建ててくれた。
碑には、祖国のため命を捧げた軍人への敬意を込め、「日本帝国海軍大尉」と、当時の階級を刻んであります。

The brave respect the brave.
「勇者は、勇者を敬う」

アンブローズ・ビアスの、詩(うた)は言います。
戦い合った敵であっても、敬意を表する。
憎しみ合った敵であっても、理解しようとする。
そこにあるのは、アメリカ国民の、寛容の心です。
戦争が終わり、日本が、見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、アメリカ国民でありました。
皆さんが送ってくれたセーターで、ミルクで、日本人は、未来へと、命をつなぐことができました。
そして米国は、日本が、戦後再び、国際社会へと復帰する道を開いてくれた。
米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは、平和と繁栄を享受することができました。
敵として熾烈に戦った、私たち日本人に差しのべられた、こうした皆さんの善意と支援の手、その大いなる寛容の心は、祖父たち、母たちの胸に深く刻まれています。
私たちも、覚えています。
子や、孫たちも語り継ぎ、決して忘れることはないでしょう。

***

オバマ大統領とともに訪れた、ワシントンのリンカーン・メモリアル。
その壁に刻まれた言葉が、私の心に去来します。

「誰に対しても、悪意を抱かず、慈悲の心で向き合う」。
「永続する平和を、われわれすべてのあいだに打ち立て、大切に守る任務を、やりとげる」。

エイブラハム・リンカーン大統領の、言葉です。
私は日本国民を代表し、米国が、世界が、日本に示してくれた寛容に、改めて、ここに、心からの感謝を申し上げます。

***

あの「パールハーバー」から75年。
歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く、強く結ばれた同盟国となりました。
それは、いままでにもまして、世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。
明日を拓く、「希望の同盟」です。
私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした、the power of reconciliation、「和解の力」です。
私が、ここパールハーバーで、オバマ大統領とともに、世界の人々に対して訴えたいもの。
それは、この、和解の力です。
戦争の惨禍は、いまだに世界から消えない。
憎悪が憎悪を招く連鎖は、なくなろうとしない。
寛容の心、和解の力を、世界はいま、いまこそ、必要としています。
憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と、信頼を育てた日米は、いま、いまこそ、寛容の大切さと、和解の力を、世界に向かって訴え続けていく、任務を帯びています。
日本と米国の同盟は、だからこそ「希望の同盟」なのです。

***

私たちを見守ってくれている入り江は、どこまでも静かです。パールハーバー。
真珠の輝きに満ちた、この美しい入り江こそ、寛容と、そして和解の象徴である。
私たち日本人の子どもたち、そしてオバマ大統領、皆さんアメリカ人の子どもたちが、またその子どもたち、孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれる事を私は願います。
そのための努力を、私たちはこれからも、惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに、固く、誓います。
ありがとうございました。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/306.html

[戦争b19] 北朝鮮、来年は核開発の「絶好のタイミング」と認識 脱北外交官が初会見(AFP)
韓国に亡命した北朝鮮のテ・ヨンホ駐英公使。AFPTVが2014年11月3日に記録した動画より(2016年8月17日作成)。(c)AFP/AFPTV/Katie SCHUBAUER


北朝鮮、来年は核開発の「絶好のタイミング」と認識 脱北外交官が初会見
http://www.afpbb.com/articles/-/3112609
2016年12月27日 22:14 発信地:ソウル/韓国


【12月27日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が、米韓両国で政権移行が実施される来年を、核開発を進める「絶好のタイミング」と位置付けていると、韓国へ亡命した北朝鮮の元外交官が27日、明らかにした。

 今年8月、北朝鮮の駐英副大使を務めていた際に韓国へ亡命したテ・ヨンホ(Thae Yong-Ho)氏は、初めてとなる記者会見を韓国の首都ソウル(Seoul)で同日開いた。その中でテ氏は、北朝鮮で今年5月に開かれた党大会で、来年末までに核開発を「完了」させるよう、金正恩氏が指令を出したと明かした。

 テ氏は地元記者団を前に「北朝鮮は、韓国で大統領選が実施され、米国でも政権移行が行われる2017年を、核開発の絶好のタイミングとみている」と述べた。

 これは「米韓両国が国内政治にかかりきりになり、物理的、軍事的措置を講じることはできないだろうという計算に基づいている」としている。

 北朝鮮は今年、2度の核実験を断行。米本土への核弾頭の着弾を可能とさせることでもたらされる抑止力の獲得を究極の目標に掲げ、複数のミサイルを発射した。

 テ氏の記者会見の内容によると、金正恩氏はいかに巨額の経済的な見返りを提示されたとしても、自国の核兵器庫を手放すことは決してないという。

 金正恩氏の最大の狙いは、正式に核保有国と認められた上で、その立場から米国と新たな対話を開くことにある。

 テ氏はロンドン(London)在住中に、妻と息子2人を連れ韓国へ亡命。脱北した最高位の外交官の一人となった。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/411.html

[戦争b19] 中国空母が太平洋に──トランプ大統領の誕生と中国海軍の行動の活発化(ニューズウィーク)
              大連港に停泊する中国初の空母「遼寧」(2012年) REUTERS
 


中国空母が太平洋に──トランプ大統領の誕生と中国海軍の行動の活発化
http://www.newsweekjapan.jp/ohara/2016/12/post-5.php
2016年12月27日(火)15時30分 中国戦略の裏を読む 小原凡司 ニューズウィーク


<空母「遼寧」の太平洋進出など、中国海軍が動きを活発化させている。それは就任間近なアメリカの次期大統領ドナルド・トランプが、これまでの大統領のように「人権」や「民主主義」といった理念を振りかざすのではなく、アメリカの実利のためには実力行使も辞さない手強い相手と見ているからだ」

 2016年12月25日、中国海軍の訓練空母「遼寧」が宮古海峡を抜けて、西太平洋に入った。中国海軍のこの行動は、明らかにトランプ氏をけん制したものだ。中国は、自らの懸念が現実のものになるのを恐れているのである。

【参考記事】トランプ-蔡英文電話会談ショック「戦争はこうして始まる」

 空母「遼寧」は、3隻の駆逐艦及び3隻のフリゲート、1隻の補給艦を伴っていた。「遼寧」は、訓練空母であって実戦に用いる能力がないにもかかわらず、空母戦闘群の編成をとって行動したのだ。ファイティング・ポーズを見せているということである。その相手は、もちろん米海軍だ。

 現在、米海軍では、一般的に空母打撃群という呼称が用いられているが、中国メディアでは空母戦闘群と呼称されることが多い。米海軍でも、2006年までは空母戦闘群という呼称を用いていた。呼称を変えたということは、作戦概念を変えたということである。米海軍の空母の運用構想は、すでに2000年代半ばには変わっていたということでもある。一方の中国は、未だ、空母戦闘群を米海軍との海上戦闘の主役と考えているようだ。

■敵は太平洋から攻めてくる

 中国海軍は、現在でも、台湾東方海域が米海軍との主戦場になると考えている。中国は、海軍の行動範囲の拡大は戦略的縦深性を確保するためだとする。中国が太平洋側に戦略的縦深性を確保したいと考えるのは、沿岸部に集中する主要都市を攻撃から守るためであるが、敵が太平洋から攻めてくると考えているということでもある。太平洋から中国を攻撃する国、それは米国以外にはない。米国が中国に対して軍事攻撃を行う可能性を懸念しているのだ。

【参考記事】一隻の米イージス艦の出現で進退極まった中国

 そして、中国の考え方によれば、米国が中国に対して軍事力を行使する目的は、中国の経済発展を妨害することである。中国は、国際関係は大国間のゲームであると考えているが、それは、中国が他の大国に搾取されるという強迫観念の表れでもある。そのため、中国は米国およびロシア(以前はソ連)に対抗できるよう、軍事力を増強してきた。

【参考記事】中国はなぜ尖閣で不可解な挑発行動をエスカレートさせるのか

 第二段階と第三段階のターゲットが、中国が言う「二つの百年(中国共産党結党100年:2021年、中華人民共和国成立100年:2049年)」と一致していることも、中国の軍備増強が、「偉大な中華民族の復興」に連動していることを示している。

 中国は、既に1980年代前半には、海軍の行動を西太平洋まで拡大することを考えていたのだ。中国海軍発展の第一段階は、約10年遅れで達成され始めた。中国海軍は、水上艦艇の艦隊を、第一列島線を抜けて西太平洋に出し始め、2009年頃から「遠洋航海訓練の常態化」を謳い始めたのだ。その後、2016年になって、長距離爆撃機及び戦闘機が西太平洋まで行動範囲を広げている。

■政治的に伝えたいこと

 今回の、空母の西太平洋での行動も、中国海軍発展の大きな戦略の方向性に沿ったものだと言える。しかし、訓練艦である空母を西太平洋に出すことに実質的な軍事プレゼンス展開の意味はない。それでも、実戦に供することのできない空母にファイティング・ポーズをとらせるのは、政治的に伝えたいことがあるという意味だ。

 中国は、米国が中国の経済発展を妨害するのではないかと懸念していたが、それが現実味を帯びてきたと感じている。トランプ氏が米国の次期大統領になるからだ。トランプ氏は、これまでの米国大統領とは異なり、「自由」、「人権」、「民主主義」、「法の支配」等の理想主義的な原理原則を持ち出さない。

 原理原則や建前を前面に押し出し、上から目線で、これらを守れと強制されることを、中国は受け入れることができない。しかし、建前で来られれば、建前で返せばよい。建前で対立しながら、実際には、中国の思いどおりに行動すれば良いのだ。実力行使さえされなければ、中国は自由に行動できる。南シナ海で起こってきたことは、まさに、建前しか言わず実際には実力行使しないオバマ大統領を、中国が見切っていたことを示している。

 一方のトランプ氏は、建前を言わず、中国との二国間で、個々の問題について取引を行おうとすると考えらえる。特に、トランプ氏が焦点を当てるのが、経済問題である。米中間の貿易不均衡の解消を求めると考えらえるのだ。

 ここまでの話なら、中国は受け入れられるだろう。二国間で個々の問題について取引することは、中国が他国に持ちかけてきたことでもある。しかし問題は、トランプ氏が、中国との経済問題の取引をする際に、別の取引材料を持ち出してきたことだ。

■取引材料は「一つの中国」

 トランプ氏は、「米国は世界の警察官ではない」とする一方で、軍事力の大幅な増強も主張している。トランプ次期大統領が率いる米国は、国際秩序や理想主義的な理念に基づいてではなく、米国の利益を判断基準として、軍事力を行使するかどうかを決定するということである。

 トランプ氏の発言は、米国の経済的利益を獲得するために、外交・安全保障の問題を取引材料として用いるものだ。12月11日のテレビ番組でトランプ氏は、「一つの中国」を順守するかどうかは、中国の為替政策や南シナ海問題、貿易政策などの対立する分野において「中国側が我々と取引をするかどうかにかかっている」と述べ、台湾問題を中国とのバーゲニング・チップとして利用していく考えを示した。

 中国指導部にとって、まさに悪夢である。それでも、中国は慎重にトランプ氏の真意を探っていたように見える。12月2日、トランプ氏は台湾の蔡英文総統と電話協議を行ったが、この時も、中国はトランプ氏を名指しで批判することを避けた。米国の大統領或いは次期大統領が台湾の総統と協議したのは1979年の断交以来初めてだと報じられるような衝撃の大きな事案であったにもかかわらず、である。因みに、中国は、蔡英文総統は名指しで批判している。

 慎重に見極める態度を継続する一方で、危機感を持った中国は、トランプ氏に対して強いけん制の姿勢を見せる必要性を感じたと考えられる。中国が、軍事力を用いてトランプ氏をけん制したのが、今回の空母戦闘群による西太平洋での訓練だけではないからだ。

■無人潜水機を奪う暴挙

 トランプ氏と蔡英文総統の電話会談が行われた後の12月8日、中国の爆撃機が、中国が南シナ海に設定した「九段線」に沿って飛行した。2015年3月以来のことである。南シナ海全域に対して空爆する能力を中国が有していることを示し、米国及び南シナ海で行動する米海軍に対して中国の軍事力を誇示しようとしたのだ。

 そして、12月15日には、中国海軍救難艦が、フィリピンの西方約90キロメートルの海域で、米海軍海洋調査船が運用していた無人潜水機を奪うという暴挙に出た。米海軍と中国海軍の、南シナ海における水面下の攻防は、2000年代後半から活発化している。中国海軍の戦略原潜が海南島に配備されて以降、米海軍は、南シナ海における対潜戦を強化しているのだ。

 中国海軍は、南シナ海における米海軍の水中の情報収集を排除したいと考えて行動してきたし、どのような情報をどのような手段で採っているのかも知りたかったはずだ。それでも、公海において米海軍調査船の呼びかけを無視して米海軍の装備品を奪うなどという行為はなされなかった。やはり、特異な事象であると言える。

 中国は、東シナ海及び南シナ海において、これまでより一段と強い対米けん制行動に出ている。「台湾問題や南シナ海問題を取引材料にするな」という意味だ。中国の対米けん制の行動が強硬であるということは、それだけ、中国が「米国による中国発展の妨害」を恐れているということである。

 トランプ氏のディールによっては、米中間の軍事的緊張も高まることになるだろう。もし、小規模であっても、米中が実際に軍事衝突を起こすことがあるとすれば、そのきっかけは台湾かもしれない。トランプ氏あるいは米国の支持を得たと考えた蔡英文総統が、台湾独立の方向に動き始めたら、中国は軍事力を行使せざるを得なくなる。米国は、軍事力を用いて、これを押さえようとするだろう。しかし、今回は、中国が簡単に引き下がるとは考えにくい。1996年の台湾海峡危機がトラウマになっているからだ。

 トランプ氏は理想主義を掲げない分、何を要求しているのか分かりやすい。一方で、ディールをしている米中両国以外の国々は、その取引の内容を知ることが難しくなるだろう。何が取引に使われ、米中それぞれがどのような条件で取引を成立させるのか、日本を始めとする周辺諸国は、慎重に見極めてこれに対応していかなければ、十分な準備もないまま、米中軍事衝突に対応しなければならなくなるかもしれない。




http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/412.html

[政治・選挙・NHK218] 昭江夫人ではなく稲田防衛相が同行した気色悪さ  天木直人


昭江夫人ではなく稲田防衛相が同行した気色悪さ
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/28/post-5830/
28Dec2016 天木直人のブログ


 安倍昭恵夫人は今年の8月に一人で真珠湾を訪問し、その歴史的意義をメディアに語っている。

 ならばなぜ、昭恵夫人は今度の安倍首相の真珠湾慰霊の旅に同行しなかったのだろう。

 これだけの「歴史的行事」であるというのに。

 そしてなぜ安倍首相は昭恵夫人に同行を求めなかったのだろう。

 これだけの「歴史的偉業」の晴れ舞台を、目撃させなかったのか。

 その代わりに、観光気分でタラップから笑顔で手を振るような軽薄な稲田防衛相を、ファーストレディよろしく同行させた。

 違和感を覚えざるを得ない。

 そして、違和感といえば、8月にアリゾナ記念館を慰霊訪問した時の、安倍昭恵夫人の服装だ。

 夏の普段着にサンダル履きで戦没者の霊に手を合わせていた。

 真珠湾慰霊はその程度の軽いものなのか。

 安倍夫妻の真珠湾慰霊は何から何まで違和感だらけだ(了)


「変化の象徴」地元メディアが安倍総理訪問を分析(16/12/27)




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/308.html

[国際16] フェイスブックという鶏小屋を警備するキツネ(マスコミに載らない海外記事)
フェイスブックという鶏小屋を警備するキツネ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-a875.html
2016年12月28日 マスコミに載らない海外記事


2016年12月22日
F. William Engdahl
New Eastern Outlook

ヒラリー・クリントン選挙本部長のジョン・ポデスタや、他のワシントンで極めて影響力の強い政治関係者が、ホワイト・ハウス近くの、41歳のジェームズ・アキレス・アレファンティスが経営する奇抜なコメット・ピンポンという名のピザ屋とつながっている“ピザ・ゲート”データー漏洩以来、CIAとつながるマスコミによる最新の念仏はis need to“偽ニュース”と呼ばれているもののかどで取り締まる(つまり検閲)必要があると称する。このインターネット検閲の動きという最新措置は、フェイスブックと呼ばれる怪しげなソーシャル・メディア組織による、フェイスブック・メッセージが偽ニュースを推進しているかどうかを判断するため特別な組織を雇うという判断だ。最近、フェイスブックが使う“事実確認”民間組織が、CIAや、CIAと関係するジョージ・ソロスのオープン・ソサエティー財団を含むNGOとつながっていることが明らかになった。

アメリカ大統領選挙運動最後の数週、ウイキリークスは、クリントンの選挙対策本部長ジョン・ポデスタにつながる膨大な数の電子メールを公表した。何千もの電子メールの内容は、ポデスタと、奇妙に影響力のあるコメット・ピンポン・ビザ店オーナー、アレファンティスと、コメット・ピンポンに資金調達係の人びとを配置していたクリントン選挙運動との間の詳細なやりとりを明らかにしていた。

アレファンティスとコメット・ピンポンが小児性愛集団の中核で、これにはワシントンでも最も著名な政治家の一部や、より広範な人びとが関与していることを示唆することを民間の研究者たちのチームが実証し、フェイスブック、インスタグラムや他のデータ・サイトに投稿し、アメリカ選挙運動最後の数週、ピザ・ゲート・スキャンダルは大騒ぎになった。

ニューヨーク・タイムズと、ワシントン・ポストは素早く動き、民主党全国委員会(DNC)と、ヒラリー・クリントンの選挙対策本部長ジョン・ポデスタの電子メールと文書を暴露したハッカーの黒幕はロシアだと、CIAは“考えている”と言ったと思われる“匿名情報源”を引用して、ピザ・ゲート暴露は偽ニュースだと主張している。元NSAの上級諜報専門家ウィリアム・ビニーは、ポデスタとクリントン選挙運動データは漏洩されたものであり、ハッキングされたものではないと主張している。NSAは、ハッキング、特に外国によるハッキングを即座に特定できるはずだと彼は指摘したが、NSAは沈黙を守ったままだ。

ウイキリークスによるポデスタ電子メール発見と公開は、CIAによって、すぐさまロシア諜報機関のせいだとされ、更に今、アメリカ大統領、一片の証拠も無しに、despite事実that NSA。その内容が往々にしてアメリカ情報機関によって操作されているウィキペディアは素早く“ピザ・ゲート (陰謀論)”という奇妙な題名のページを作った。

ある程度中立的にすべく、興味を持った読者は“ピザ・ゲートとは、2016年のアメリカ合州国大統領選挙期間中に現れた、ウィキリークスが漏洩したジョン・ポデスタの電子メールには、人身売買や、ワシントンD.C.の多数のピザ屋と民主党党員とを子どもとの性交集団に結びつきに言及する”暗号化されたメッセージがあったとする、既にその虚偽があばかれた陰謀論”という最初の段落を読まされることになる。

‘偽ニュース’念仏開始

ピザ・ゲートの詳細を書く私の狙いは、ピザ・ゲートという申し立ての正しさを実証することではない。そういうことは他の方々が遥かに多い情報を駆使してやっておられる。そうではなく、ジュリアン・アサンジのウイキリークスウェブ・ブログによる危険なピザ・ゲート電子メール公開と、現在“偽ニュース”と呼ばれているものに対する主流マスコミと政治家による膨大なキャンペーン開始の時間的同時性を指摘することが狙いだ。

citedニューヨーク・タイムズ記事は、ピザ・ゲート申し立ての“虚偽をあばく”というウィキペディア項目を引用して、“一つとして真実ではない。アレファンティス氏には、ワシントンに何人か著名な民主党員の知人がおり、クリントン支持者だが、彼女とは会ったことはなく、子供を売ったり虐待したりしておらず、法執行機関によって、こうした主張のどれかで捜査されているわけでもない。彼と40人の従業員は知らず知らず偽ニュースの嵐に巻き込まれた犠牲者となった”と書いている。記事には、申し立てが偽りであるという具体的な証拠は一つもなく、単に、悪意ある偽ニュースの哀れな被害者としてアレファンティス発言を引用しているだけだ。

このニューヨーク・タイムズ記事には“偽ニュースはいかにして急速に広まるのか: 一つのケース・スタディー”などの一連の記事が続いている。他の見出しには“オバマ、ベルリンで、アンゲラ・メルケルとともに、偽ニュースの広まりを非難”というのがある。11月19日には、クリントンの熱烈な支持者のフェイスブック億万長者マーク・ザッカーバーグが“フェイスブック、偽ニュースと戦う方法を検討中とマーク・ザッカーバーグは語る”と題する目立つ記事で引用されている。

CIA検閲官を起用するフェイスブック

世界でも主要なソーシャル・メディア・サイト、facebook.comのCEOで創設者のザッカーバーグは、資産500億ドルと推計される世界5番目の金持ちだが、推計10億人が利用しているフェイスブックのメッセージに、“事実確認を行う第三者により、問題とされている”という目立つ警告文をつけて警告するするのが仕事の“事実確認を行う第三者”ネットワークを今回立ち上げた。

フェイスブックは、検閲の指示を、The International Fact-Checking Network (IFCN)なるものから受けると発表した。このIFCNなる新組織は、ニュース・ウェブサイトが受け入れるべき五つの行動規範を策定し、フェイスブックは、この行動規範に調印した“事実確認を行う第三者組織”と協力する予定だというのだ。

International Fact-Checking Networkという名称で検索すると、フロリダ州セントピーターズバーグにあるPoynter Institute for Media Studiesなるもののホームページが見つかる。

結構だ。少し詳しく調べると、Poynter Institute’s International Fact-Checking Networkは、そのウェブサイトにある通り、資金を、ビル & メリンダ・ゲーツ財団、グーグル、全米民主主義基金、オミダール・ネットワーク、ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティー財団から得ていることがわかる。

やれやれ! アフリカ諸国に遺伝子組み替え、GMO種子を受け入れるよう説得するなど無数の邪悪なプロジェクトでソロスと提携しているビル & メリンダ・ゲーツ財団だと? 諜報問題研究者ナフィーズ・アーメドが“アメリカ諜報機関によって、‘諜報上の優位‘ を維持するために取り込まれた膨大な数の民間新興企業“と表現しているものへのCIAとNSAによる資金提供にその淵源がさかのぼるグーグルだと?

オミダール財団は、eBay創設者で超億万長者のピエール・オミダールの財団で、2014年に、グレン・グリーンウォルド、ローラ・ポイトラスや、ジェレミー・スケイヒルが立ち上げたオンライン・デジタル媒体プロジェクト、インターセプト(Intercept)にも資金提供している。

そして、アメリカ政府が資金提供している全米民主主義基金(NED)は、ウクライナのカラー革命からアラブの春にいたるあらゆるカラー革命、CIA政権転覆の黒幕なのだ。“民間”NGOのNEDは、NED設立の法案草稿を書いたアレン・ウェインステイン、1991年のワシントン・ポストの率直なインタビューで“現在我々が行っていることの多くは、25年前には、CIAによってこっそり行われていた”と発言しているように、1980年代のレーガン政権時代に アメリカ諜報機関の汚い作戦の民営化する一環として設立されたCIAのプロジェクトなのだ。

少し深く調べると、御覧じろ、彼のオープン・ソサエティー財団ネットワークによって、ヒラリー・クリントンのみならず、1990年年代の、ロシアや大半の旧共産主義東ヨーロッパ諸国のジェフリー・サックスによるショック療法略奪を含め、ロシアから中国、さらにはイランに至るCIAとアメリカ国務省による、事実上あらゆるカラー革命にも資金を提供したと思われる前科持ちのヘッジ・ファンド・インサイダー投機家、非課税慈善家で超億万長者のジョージ・ソロスの名が見つかる。

ザッカーバーグのフェイスブックによる偽ニュース検閲と、協力して動いている、もう一つのマスコミは、現在アマゾンの億万長者創設者ジェフ・ベゾスが所有するワシントン・ポストだ。ベゾスの会社はアメリカ中央情報局(CIA)の主要提携マスコミなのだが、ワシントンで最も重要な新聞の所有権を取得した後、この事実を彼は広く知らせることを避けている。

ベゾスのワシントン・ポストは最近、偽ニュースを送り出しているとかれらが主張する200のウェブサイトの奇怪なリストを公表した。ポストは、誰がリストを提供したのかを明らかにするのを拒否している。年季の入ったワシントンの調査記者ウェイン・マドセンが、マッカーシー風いわゆる偽ニュース禁断リストの源を暴露している。CIAとジョージ・ソロスとつながる“PropOrNot.com”という名のウェブサイトだ。

自立したインターネット・ウェブサイトに対するこれほどの大規模攻撃を引き起こしたのは、ピザ・ゲート暴露だけではない。2014年1月のダボス世界経済フォーラムでは、インターネット上の情報支配が、論議で一番重要な話題だったようだ。当時、マドセンはこう書いていた。“ウェブサイト運用者によるインターネット利用機会の平等を可能にしていたワールド・ワイド・ウェブの‘ネットワーク中立性’の終焉が差し迫り、1パーセントの億万長者投資家は自らをインターネット上でのニュース報道を完全支配する立場に置こうと躍起になっている”。

これはインターネットという鶏小屋を守るキツネでさえない。これは、CIAとアメリカ政府による検閲という、満月に狼に変身する怪物だ。危険なピザ・ゲートというポデスタ暴露が、1980年代の“陰謀論”なる言語表現による連中の中傷作戦の後継者として、CIAが計画した“偽ニュース”作戦予定表を、ただ劇的に加速したかだけかどうかはともあれ、インターネット利用者を有害な内容から守るための、不偏で、客観的で、透明性のある公共サービスなどというものでないのは明らかだ。

しかも、私やあなたに、独自の考え方を形成するため、どれを読んで良いと言ってくれる連中は何者だろう? これは、他ならぬ本物の偽ニュース製造者-ワシントン・ポスト、AP、ABCNews、Snopes.com、FactCheck.org、CIAとその他のお友達による21世紀版スペイン宗教裁判転生だ。これは、ロシアによってではなく、アメリカ政府の諜報プロパガンダに反対する、ありとあらゆる人々を悪魔化するため、偽ニュースを醸成しているCIAが運営するネットワークによるサイバー戦争の驚くべき進展だと言いたい。

F. William Engdahlは戦略リスク・コンサルタント、講師で、プリンストン大学の学位を持っており、石油と地政学に関するベストセラー本の著書で、これはオンライン誌“New Eastern Outlook”への独占寄稿。

記事原文のurl:http://journal-neo.org/2016/12/22/foxes-guard-facebook-henhouse/

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http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/849.html

[戦争b19] トルコ大統領は自分たちの過去を棚に上げて米主導の連合軍がダーイッシュを支援していると非難(櫻井ジャーナル)
トルコ大統領は自分たちの過去を棚に上げて米主導の連合軍がダーイッシュを支援していると非難
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612280000/
2016.12.28 06:13:45 櫻井ジャーナル


アメリカ主導の連合軍がシリアでダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を支援していることは明らかで、それを示す証拠を持っているとトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が語ったという。間違いではないが、少なくとも最近まで、トルコもその仲間だった。ダーイッシュを含む侵略部隊の兵站線はトルコから伸びていたのだ。

 トルコがロシアとの関係を修復する動きを見せたのは6月下旬。エルドアン大統領がトルコ軍機によるロシア軍機撃墜をウラジミル・プーチン露大統領に謝罪、7月13日にはトルコ首相がシリアとの関係正常化を望んでいることを示唆していた。エルドアン政権の打倒を目指す武装蜂起はその2日後に起こった。

 ロシアへの接近はトルコよりイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフの方が早い。今年5月、ネタニヤフ首相はロシアとパイプを持っているアビグドル・リーバーマンを国防大臣に据え、ネタニヤフ自身も盛んにモスクワを訪問、6月7日にはプーチン大統領と会談している。イスラエルとトルコで何らかの話し合いがあったと見られている。そのイスラエルでは現在、ネタニヤフ政権を揺さぶる動きがある。

 エルドアン政権はクーデターを仕掛けたのはフェトフッラー・ギュレンを黒幕だとして批判している。ギュレン派は国家警察の内部に食い込んでいると言われ、ありえない話ではない。このギュレンは1999年にアメリカへ渡り、アメリカ支配層の保護下に入ったとされている。当時はビル・クリントン政権だった。

 そのアメリカは、イランのメディアFARSによると、特殊部隊の隊員を7つの基地に派遣している。マブロウカには少なくとも45名、アイン・イッサには100名以上、コバネには300名以上、タル・アブヤダには少なくとも200名だという。

 シリア政府軍がアレッポを制圧した際に14名以上の外国人将校が拘束されたと伝えられた。IDカードに基づくのだろうが、その出身国はアメリカだけでなく、トルコ、イスラエル、サウジアラビア、カタール、ヨルダン、モロッコだという。別の情報によると拘束された将校はアメリカ人22名、イギリス人16名、フランス人21名、イスラエル人7名、トルコ人62名だとされている。

 これまでトルコは戦闘員や物資を送り込む拠点で、シリアやイラクで盗掘された石油が運び込まれていた場所でもある。アレッポでトルコ人が拘束されても不思議ではないが、トルコ政府がロシアへ接近したとなると、これまでシリアでバシャール・アル・アサド政権の打倒を目指して戦っていたトルコ人ははしごを外された形。クーデター未遂があったことでも明らかなように、反エルドアン派は無視できない力を持っている。

 サウジアラビアの場合、シリアやイエメンを侵略してロシアと対立してきた結果、財政赤字が深刻化して国内は揺らぎはじめた。そうした状況を生み出した好戦的な政策を推進しているのはサルマン国王、そしてその息子であるモハンマド・ビン・サルマン副皇太子兼国防相だ。副皇太子はトルコのクーデターに関与したと言われ、彼が連携しているアラブ首長国連邦のモハンマド・アル-ナヒャン皇太子はギュレンと関係がある。

 体制が揺らいでいる現れなのか、パレスチナからの情報によると、サウジアラビアから数十人の王子や王女が逃げ出しているという。粛清を恐れているようだ。シリア侵略に失敗、肩入れしていたヒラリー・クリントンが大統領選で敗北したことから暴力で体制維持を図ると見ているのだろう。

 ネオコンをはじめとするアメリカの好戦派はプーチンのグループがロシアを再独立させた時に迷走を始めた。ボリス・エリツィン時代のようにロシアを属国化させようとしたのだが、思惑通りには進んでいない。ウクライナやシリアでも同じことが言える。

 本来なら軌道修正する必要があるのだが、ネオコンは当初の計画を実現しようと必死にもがき、状況を悪くしている。そのあげく、ロシアや中国と核戦争を始めかねない状況を作り出してしまった。

 一時期、プーチン政権は相手に「名誉ある撤退」のチャンスを与えようとしたが、裏切りを繰り返して信頼を失った。イスラエルやトルコが離反しても不思議ではないが、ネオコンやその背後にいる勢力は後戻りできなくなっているのだろう。彼らの支配体制は瓦解するかもしれない。



http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/413.html

[政治・選挙・NHK218] 政界地獄耳 知事たちも建設的な提案できないものか…(日刊スポーツ)
政界地獄耳 知事たちも建設的な提案できないものか…
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1757726.html
2016年12月28日9時4分 日刊スポーツ


 ★今度は20年の東京オリンピック・パラリンピックの金の分担割合でさや当てだ。26日都外の開催会場となる神奈川、千葉、埼玉など10道県市の知事や幹部が都庁や大会組織委員会を訪れ、「立候補ファイルのルールを前提に負担の在り方が変わることを不安に思っている。改めて原理原則を確認してほしい」と要請した。

 ★首長たちから見れば、潤沢な都の財政に比べ、財政のやりくりの中で、簡単に応分の負担と言われるのは心外だろう。またIOC、組織委員会、国、都で行う4者協議の場で、都知事・小池百合子は開催会場を提供する自治体を「準開催地」などと言い出したことにも反発もあるだろう。予算の時期に事前の説明なく、「覚悟してくれ」からスタートする提案には「不快感」(埼玉県知事・上田清司)を感じる。まして千葉県知事・森田健作、横浜市長・林文子らは来年選挙を控えていて、財政増の影響も無視できないという事情も抱える。その意味では小池と大会組織委員長・森喜朗のそれぞれの物言いは納得しがたいものもあるだろう。

 ★しかし、さまざまな事情を忖度(そんたく)しても、もう少し前向きで建設的な知恵を知事たちは提案できないものか。財政出動さえなければ歓迎という自治体の対応にもいささか閉口する。若者や子供たちの楽しみにしている顔を想像したり、パラリンピックを契機に日本の社会が目指す共生社会づくりを想像すべきだ。世界中から障害のある人も含め、あらゆる人が集い、障害ある選手たちが繰り広げる圧倒的なパフォーマンスの舞台を提供し、目の当たりにできる感動の現場づくりに関わる楽しさを起点に議論はできないものだろうか。大人たちが財政負担さえなければやりますよという対応の貧困さにがっかりする。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/310.html

[政治・選挙・NHK218] 歴史に不誠実な安倍首相に食い散らかされる「歴史的偉業」  天木直人
歴史に不誠実な安倍首相に食い散らかされる「歴史的偉業」
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/28/post-5826/
28Dec2016 天木直人のブログ


 日米両国首脳による広島・真珠湾の相互訪問は、本来ならば、誰もがもろ手を挙げて歓迎する歴史的偉業のはずだ。

 しかし、今度の安倍首相の真珠湾訪問は、手放しで喜べない。

 これだけメディアが称賛一色の報道をしているというのに、である。

 これだけ安倍首相の慰霊演説が、美辞麗句で埋め尽くされているというのに、である。

 なぜか。

 答えは明瞭だ。

 よほど馬鹿な日本人でない限り、それを知っている。

 その理由は、安倍首相が、歴史に不誠実であるからだ。

 単なる無知なら、まだ可愛い。

 自分に都合のいいところだけをつまみ食いし、「歴史的偉業」を独占しようとするから、たちが悪い。

 よほど10年前の「敵前逃亡」がトラウマになっているのだろう。

 あの汚名を払しょくするために、これでもか、これでもか、と「歴史的業績」づくりに狂奔しているに違いない。

 何をやっても、あの時の汚名は消せないというのに。

 慰安婦問題の不可逆合意もそうだった。

 村山談話を焼き直した安倍談話もそうだ。

 そして今度の真珠湾訪問である。

 今度の訪問を持って、「戦後の総決算」などと僭称する。

 東京裁判を米国の不当裁判と非難し、それを否定することが戦後レジームからの脱却だと言い張っていたのは、どこのどいつだ。

 歴史に不誠実な政治家を首相に持った日本国民は不幸だ。

 その、歴史に不誠実な首相が、歴代の首相がためらってきた「歴史的偉業」に次々と手をつけ、食い散らかしていく。

 これまでの首相はいい面の皮だ。

 これからの首相は、やることがなくなる。

 しかし、いかさまは、所詮いかさまだ。

 必ず、もういちど、正しい政治家の手によって、やり直し、されなければいけない時が来る。

 歴史に不誠実であるかぎり、歴史に逆襲されることになる。

 どんなに安倍首相が自画自賛し、メディアがそれに面従腹背して礼賛しても、物事のわかっている大多数の日本国民が、鼻白む理由がそこにある(了)


関連記事
株価は八百長、外交は大ボラ…安倍政権の「ウソ」の数々 地獄のエンマ様もビックリだ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/280.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/311.html

[経世済民117] 日本の上場企業の約4割占めるファミリー企業の重力と抗力(週刊ポスト)
                 出光創業家は3割超の株式を保有
 

日本の上場企業の約4割占めるファミリー企業の重力と抗力
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161228-00000010-pseven-bus_all
週刊ポスト2017年1月1・6日号


 2016年、創業家の存在の大きさを改めて世間に知らしめたのが出光興産(出光家)とセブン&アイ(伊藤家)をめぐる騒動だった。出光は、シェル石油との合併を創業家が反対して一旦頓挫、セブン&アイは「セブン-イレブン」を発展させた鈴木敏文名誉顧問(前会長)の次男・鈴木康弘取締役が、創業家との争いに負け、12月30日付で退任する見通しとなった。

 両家の力の源泉となっているのが株である。伊藤家は1割、出光家は3割超の株式を持つ筆頭株主だ。

 実は日本には、創業家が大株主であり続ける「ファミリー企業」が数多く存在する。ファミリービジネスに詳しい日本経済大学大学院教授・後藤俊夫氏の調査によれば、2015年3月の時点で、上場企業3586社のうち、株式の10%以上を創業家一族が握る企業は1377社にのぼる。

 そのうち、特別決議の権利を持つ「66.4%以上」の株を持つのは52社、そのほかに拒否権を行使できる3分の1以上を保有する企業は576社もある。

 これほど多くのファミリー企業が存続している背景には、ファミリー企業ならではの「3つの強み」があるからだと後藤氏は語る。

「1つ目は、個人保証など会社と自分が一体化しているため、創業家経営者は責任を持って経営に当たれること。だから“リスクテイキング”ができる。企業にとって必要な対応を、決意を持って判断できるということです。

 2つ目は“天の声”による迅速な決定ができる。これは一瞬の判断が勝敗を分けるビジネスの世界では非常に大きなポイントです。

 そして3つ目は長期的な視野に立った判断ができること。1年ごとの業績で判断されがちなサラリーマン社長と異なり、地位が安定しているため長期的な事業にも乗り出しやすいのです」

 ただし創業家の支配力は、何もしなければ年月とともに徐々に弱まっていく。上場企業の場合、増資などを繰り返せば創業家の持ち株比率は小さくなる。それと並行して、世代交代が進めば相続税対策などでさらに持ち株は減っていくからだ。

「そのことを我々は“重力が働く”と称しています。重力があるから、自然とモノは上から下に落ちていく。ファミリービジネスを持続させるためには、“抗力”が必要で、創業家はファミリービジネスならではの強みを発揮し続けなければなりません。それぞれの創業家が持つ“抗力”こそが、その企業の文化であり、成長のノウハウなのです」(同前)

 日本の上場企業の3分の1以上を占めるファミリー企業は、日本の成長エンジンであり続けられるだろうか。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/252.html

[医療崩壊5] 「院内感染が怖いから病院に行きたくない」の選択は正しいか(週刊ポスト)
              「病院に行くから病気になる」は本当か(イメージ)


「院内感染が怖いから病院に行きたくない」の選択は正しいか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161228-00000007-pseven-life
週刊ポスト2017年1月1・6日号


〈病院に行くから病気になるんです〉との見出しで『週刊現代』が危険を訴えたのが、「院内感染」の問題である(7月16日号)。

 病院内で病原菌、ウイルスが発生し、抵抗力が落ちた入院患者を中心に、院内に出入りするすべての人が感染し得るというもので、記事では10年に帝京大学医学部附属病院で患者35人が死亡した院内感染の事件がクローズアップされている。院内で数種類の抗生物質に耐性を持つ「薬が効かない不死身の菌」多剤耐性菌が発生したことが原因だという。

 最近でも、11月に久留米大病院で同じく多剤耐性菌による院内感染が発生し、1人が死亡したばかり。「院内感染が怖いから病院に行きたくない」と考える人が増えてもおかしくない。

 しかし、この選択は本当に正しいと言えるのだろうか。大阪医科大学附属病院・感染対策室室長の浮村聡氏はこう指摘する。

「多剤耐性菌は、病院内に限らず、介護を受けている人や病気でない人も保持していたり、街中など日常の空間にも存在します。だから病院に近づかなければ耐性菌のリスクから逃れられると考えるのは間違いです。

 ある程度の免疫力がある人なら、多剤耐性菌に触れても病気を引き起こすことはない。病院を遠ざけることで、逆に体の不調のサインを見逃すリスクのほうが大きいと思います」

 ただし、その記事でも触れているとおり、高齢者や抗がん剤による治療を受けている患者など、免疫力が著しく落ちている場合は、耐性菌が危険な存在になることは間違いない。そのために重要なのは院内感染が起きにくい病院を選ぶことである。

「院内の感染防止対策の評価を国が行ない、充実していれば診療報酬を上げる『感染防止対策加算』という制度があります。同制度で最上位のクラス1に認定された病院は、専従の院内感染管理者が配置されるなど、対策の行き届いた医療機関であることを証明しています。各病院のホームページで開示されている情報なので確認してみてください」(同前)

 ほかに、菌が沈着する床の清潔さや、医師や看護師の手袋交換、アルコール消毒の頻度なども確認すべきポイントだという。そうした対策を病院が怠ると、「病院に行くから病気になる」という最悪の事態を招く。


http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/446.html

[経世済民117] 金融やマスコミも! 転職チャンス広がった2016年、来年狙い目の業種・職種は?(NIKKEI STYLE)
              次世代リーダーの転職学(画像=PIXTA)
 

金融やマスコミも! 転職チャンス広がった2016年、来年狙い目の業種・職種は?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161228-00010000-nikkeisty-bus_all
NIKKEI STYLE 12/28(水) 7:10配信


■2016年はあらゆる業種・ポジションで採用が活況

 新年を前に、皆さんは仕事やキャリアにおいて、どんな目標を立てていますか。「転職」を視野に入れている方もいらっしゃることでしょう。そこで、ことしの求人市場はどんな状況だったのか、2017年はどう動きそうかについてお話しします。

 ことしの求人市場は全般的に活況でした。パート・アルバイトから若手、ミドル、エグゼクティブ(経営幹部)まで、すべての層で人材不足感が強く、積極採用を行う企業が多く見られました。エグゼクティブ層についても、幅広い分野でニーズが生まれました。エグゼクティブの求人傾向を整理すると、大きく次の4カテゴリーに分かれます

●大手企業
 大手企業がエグゼクティブクラスの人材を求める背景は、「グローバル展開」か「新規事業立ち上げ」のいずれかに該当するケースがほとんど。事業戦略の見直しを行う中で、新しい分野に進出する必要性を感じている。

●中堅企業
 管理部門から営業、技術系まで、幅広い分野でニーズあり。外部から優秀な人材を招くことで、経営のレベルアップを図る。

●ベンチャー企業
 新規株式公開(IPO)を目指す企業が増加。最高財務責任者(CFO)を任せる人材を求めるほか、管理部門の強化を図る目的で責任者クラスの人材を求めるケースが多数。

●地方企業
 「地方創生」の政策推進、地方企業の事業承継問題や成長戦略などを背景に、大都市圏で経験を積んだ優秀な人材を招きたいとする求人が増加。

■保守的な業種の大手企業でも、「幹部」の中途採用を強化

 ことしの動向で特に印象的だったのは、大手企業が役員クラスの人材を外部から採用するケースが増えたことです。メーカー、流通、サービス業などでは、しばらく前から幹部の中途採用を行っていますが、ここにきて金融、マスコミなどの業種でも同様の動きが広がっているのです。

 この動きは、平成一ケタ年代の頃、一般的な中途採用マーケットが広がっていったのと似ています。当時も、最初はメーカー、流通、サービス業などが積極的に中途採用に乗り出し、遅れて金融機関、マスコミなども腰を上げました。

 金融業界では、IT(情報技術)を駆使したサービスを生む「フィンテック」への取り組みが課題となっていますし、マスコミもウェブメディアとの融合が加速しています。業界の垣根を越えての新規事業開発は、今後もあらゆる業種で広がっていくでしょう。

 以前は、エグゼクティブクラスの転職先といえば、大手企業から同業の中堅・中小ベンチャーへ、あるいは同業のベンチャーからベンチャーへ移るパターンが主流でしたが、現在は、異業種の企業に迎えられる事例が増えています。思いがけない業種の企業で、これまでの経験を生かすチャンスが拡大しているというわけです。

 このように、エグゼクティブクラスの転職マーケットは着実に広がっています。ただし、企業側が自社のニーズにマッチする人材に出会うのは難しいのが現状。「需給バランス」はまだまだ整っていないといえます。

■2017年もエグゼクティブ人材のニーズは伸びる見込み

 ここまでお話ししてきたような16年の求人市場動向は、17年も続いていくと見込まれます。世界経済の先行き見通しが不透明な状況といわれていますが、私個人の見解としては、日本の景況は決して悪くはならないのではないかと考えています。

 企業の新たなチャレンジは継続し、エグゼクティブ人材のニーズも落ち込むことはないでしょう。もし景況が悪化したとしても、それはそれで事業変革を担う人材が必要になってきますので、エグゼクティブの求人市場は引き続き伸びていくと思われます。

 特に、グローバル化の推進は待ったなしの状況。進出する国々ごとにマーケット状況を見極め、プロジェクトを推進していく必要があります。海外拠点の立ち上げやマネジメント経験を持つ方は引き続きニーズ大。いずれ転職を視野に入れている方も、現在所属する企業でそうしたキャリアを積んでおくことで、将来の選択肢が広がるでしょう。

 一方、地方企業によるエグゼクティブクラスの求人もさらに活発化すると予想されます。大都市圏でのビジネス経験を生かし、地方企業にIターン、Uターン、あるいは「一時期居住」という形で転職するケースは今後も増えるでしょう。

 現時点では、広島県や島根県海士町などが積極的に取り組み、成果を上げていますが、これは全都道府県に共通する課題であり、政府の後押しもあります。地方の一企業に転職するのはもちろん、自治体と組んで「地方創生」の施策そのものを支援する人も増えてくるかもしれません。地域経済の活性化のためにビジネス現場で培ったセンスやノウハウを生かすという道も、今後、エグゼクティブ・ビジネスパーソンの次のステージの選択肢に挙がってくるのではないでしょうか。

 昨今、「シェアリングエコノミー」型のサービスが広がっていますが、「知」のシェアリングも広がると思います。「デュアルワーク」「パラレルキャリア」と呼ばれるようなスタイルで、高度なビジネス経験を積んだ人が、複数の企業の顧問、社外取締役、アドバイザーを掛け持ちし、育成を担う――そうしたワークスタイルが増えていくことでしょう。

 企業側にしてみれば、100%自社に力を注いでくれる人に出会えなくても、30%の力で協力してくれる人を3人見つけることで、90%プラスアルファの知見を得ることができるわけです。エグゼクティブの人材市場においては、こうしたマッチングが広がることで、より柔軟な働き方が可能になっていくのではないでしょうか。

NIKKEI STYLE

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/253.html

[経世済民117] スクープ! 博多陥没の内部資料入手 福岡市は事故リスクを黙殺していた!〈週刊朝日〉
陥没事故前日(11月7日)の地下鉄七隈線工事現場。トンネルを掘り広げている様子がうかがえる(写真提供=調崇史・福岡市議)


スクープ! 博多陥没の内部資料入手 福岡市は事故リスクを黙殺していた!〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161227-00000138-sasahi-soci
週刊朝日  2017年1月6−13日号


 JR博多駅近くのオフィス街で突如、道路が崩れ、30メートル四方、深さ15メートルにわたって陥没した事故は、数日で埋め戻されたが、大きな衝撃を与えた。国の第三者委員会が事故原因を調査中だが、本誌は事故の2カ月前、専門家がその危険性を指摘している内部資料を入手。なぜ、事故は起こったのか? ジャーナリストの今西憲之が取材した。

「私が知る限り、地下鉄工事では世界最大のトンネル崩落事故です」とトンネル工学専門家の谷本親伯(ちかおさ)大阪大名誉教授が振り返る。

 11月8日朝、福岡市の博多駅近くで起こった陥没事故は、地下鉄七隈線の延伸工事現場で、当時トンネルを掘削中だった。

 しかし、崩落事故は2カ月前、予測されていた。

 にもかかわらず、福岡市が無視して工事を続けていたことを示す内部資料を入手した。

「福岡市地下鉄七隈線建設技術専門委員会 議事録」というタイトルの20枚の資料だ。七隈線延伸工事で、トンネルの掘削などの工事に関して、大学教授ら専門家と福岡市が協議した会議録が記されていた。

 会議は2012年から16年にわたり6回、開催。九州大学の教授ら専門家、福岡市交通局の担当者が出席したが、今回の陥没事故があった区間について重点的に議論されたのは、事故の約2カ月前に開催された第6回会議(16年8月30日)。

 6人の委員と、福岡市交通局の理事、課長が出席した会議では、今回の陥没事故を予測する話が出ていたのである。

 この日の会議で論議されたのは、崩落事故の要因の一つとされている「ナトム工法」という手法についてだった。ナトム工法は福岡市が工事発注時、採用したが、既存の重機でトンネルを掘り、周囲をセメント、鉄骨などで固めて補強し、さらに先を掘っていくというものだ。固い地盤には適しているが、地下水には弱いというリスクがあった。

 会議ではトンネルの地表に近い地盤が軟弱なので、トンネル天井部の高さを1メートル程度下げて掘り進めたいと福岡市交通局が提案していた。

 それに対して、専門委員から、トンネル天井部の地層は<ボロボロの岩であった><外圧を加えるとどんな亀裂が入るか><見た限り、かなりボロボロの(地)層なので水位が下がり沈下が起こっている可能性は否定できない><(掘削は)注意深く行わないといけない。かなり危ないのではないか>などと、次々と危険視するような意見が出た。

 すると委員長が<だから下げたのではないか>とトンネル天井部の位置を下げることで回避できるという助け舟のような発言を述べた。

 しかし、別の委員から<下げたとしても心配><地表面沈下につながる>と今回の陥没事故を予見するような発言まで出ていたのだ。

 このようなトンネル工事では、地表が一定の割合で沈下することが予想されるため、どの程度の沈下であれば許容できるのか、その値を数値化して、目安にして工事が進められる。

 今回の工事による地盤沈下を想定する、地表面沈下の管理値は、30ミリと設定されていた。

 だが、陥没事故現場から数十メートル離れた場所では、沈下量が30ミリでは収まらないので、50ミリにしたいという提案がされていた。すると、専門委員から、<管理値がなんのためにあるのか分からなくなる><高規格道路では10ミリ沈下するとアウト><恣意的な管理値の動かし方になる>と厳しい指摘が次々と出ていた。また、地下鉄工事というインフラ建設だけに、<公共のものなどがあった場合は慎重に考えたほうがよい>と意見する委員もいた。

 だが、福岡市交通局は、<長期的な沈下はないように見える><現場も沈下による影響は見受けられない><安全確認をして施工していきたい>と委員の危惧する意見を押し切った。最後に委員長も<この場で承認したい>と述べて、認めていた。

 このようにトンネル工事の危険性を指摘する声はこの日以外の会議でもあった。例えば、15年9月1日の第5回の会議でも、地下鉄の通る本坑に通じる工事用の連絡坑について、当初より深さを3メートル下げたことで小さな崩落があった、と専門委員の視察で報告されていた。

<地質も変化があり不安定な状態が時々出てくる><地盤沈下は遅れて発生する場合もある。計測は継続的に行った方がよい>などと不安視する声が委員から続々とあがっている。

 そして、専門家の危惧どおり、現実に事故は起こってしまった。七隈線は、福岡市の繁華街、天神南駅から西方に延びている。05年に開業し、当初1日15万人の利用を見込んでいたが、初年度は4万4千人。その後も乗客数は伸び悩み、赤字続き。今回の延伸工事、陥没事故があった区間だけ、ナトム工法が採用されていた。

 前出の谷本氏はこう疑問を呈した。

「あのような地盤、地質でナトム工法を採用したのが間違い。おそらく経済性、コスト削減を優先させたので、ナトム工法となったのでしょう。全国の地下鉄などで採用されているシールド工法(円筒形の掘削機を押し込んで壁面をコンクリートで固めながら掘り進める)の半分程度のコストで済みます」

 陥没事故問題を追及している、中山郁美福岡市議もこう言う。

「七隈線は開業当初は想定の4割くらいの乗客数でした。最近は少し伸びてはいるが厳しい経営。安全よりコスト削減したいので安いナトム工法ありきで工事を進めたようにも思えます」

 福岡市交通局は13年7月2日の会議の議事録では、<安全率は緩めており、経済的な設計>とあり、かなり建設費用に敏感であった様子がうかがえる。

 谷本氏はこれまで数々の委員会で委員を務めた経験からこう指摘する。

「自分がもしこの委員会にいれば、同様の指摘をしたと思う。例えば、トンネル天井部の高さ1メートルを下げるなんて一度、路線位置やルートを決めれば、変更はほとんど不可能。だが、福岡市交通局はそこに耳を貸さなかったのでしょう。委員の意見を真摯に聞いて対策をしていれば、陥没事故は防げました」

 会議録を読み進めると、薬液注入して地盤を固めて掘り進めるような計画もあったが、実現していない。そしてどの会議でも基本的に福岡市交通局側の意見が通っている。

 会議録の中には、福岡市交通局のこんな発言が繰り返し述べられている。<路面交通やライフラインに支障をきたさないことが大前提>。だが「世界最大」の陥没事故は起こり、多大な支障をきたしてしまった。

 事故原因は究明中だが、陥没事故復旧、開通の遅れなどで多額の税金が投入されることにもなりかねない。

「結果次第では、埋め戻し費用など福岡市が税金負担を求められることは十分あり得る」(中山市議)

 本誌の取材に対して、福岡市交通局はこう回答した。

「委員会の意見は反映してやっている。だから、1メートル下げて掘ると提案しているわけで、ナトム工法も間違っていなかったという認識です。管理値の50ミリは、陥没事故の現場から数十メートル離れている場所でもあり、決して悪いものではない。コストより大前提として安全性が優先です。原因は第三者委員会でご議論を頂いている最中なので、今の時点ではなんともいえない。ただ、市民生活には支障をきたしてしまい、申し訳ない」

 調査結果が待たれる。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/254.html

[経世済民117] マイナス金利だからこそ絶対にしてはいけない“資産運用のルール”って?〈dot.〉
             経済ショックは数年ごとに起こっている(「定年後のお金と暮らし2017」より)


マイナス金利だからこそ絶対にしてはいけない“資産運用のルール”って?〈dot.〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161227-00000147-sasahi-bus_all
dot. 12/28(水) 7:00配信


 マイナス金利や大きく動いている世界経済の中で、虎の子の退職金を守り、増やす方程式とは? 週刊朝日MOOK「定年後のお金と暮らし2017」で、経済行動学も専門の経済コラムニスト、大江英樹さんがズバッと指南。注意点や具体的な対策を紹介します。

大江英樹(おおえ・ひでき)
野村證券で個人の資産運用業務に従事。2012年、オフィス・リベルタス設立。資産運用の正しい知識の普及に努め、幅広く活躍。『マイナス金利でも、お金はちゃんと増やせます。』(KADOKAWA)など著書多数

■見失ってはいけない資産運用の本質

 日銀のマイナス金利政策を私たち個人が特別に恐れたり、不安を抱いたりする必要はありません。しかし、マイナス金利政策下だからこそ、注意しなければいけないことがあります。

 それは、マイナス金利という言葉の響きに不安を募らせ、資産形成や資産運用の本質を見失ってしまい、間違った行動をとってしまうことです。どんなに不安でも、絶対にしてはいけないのは、いきあたりばったりでお金を動かすことです。

 大切な退職金を増やすための資産運用で最低限やってはいけないことが、二つあります。一つは、マイナス金利という言葉にあおられて運用・投資商品の内容も検証せず、買うタイミングも計らずに慌てて投資すること。もう一つは、まとまった額の退職金を注ぎ込んで、いきなり投資を始めることです。

 まず、不安を抱いている人に安心してもらうため、マイナス金利政策を簡単に解説します。

 2016年2月16日から導入されたマイナス金利は、市中の銀行が日銀の当座預金に新たに預けるお金に対しマイナス0.1%の金利を適用する政策です。本来、当座預金には利子はつかないのですが、日銀は08年から0.1%のプラス金利を適用していました。民間の銀行は、融資などのリスクをとらずにお金を預けているだけで日銀から0.1%の利息がもらえたわけです。それが日銀に新たに預けると銀行は損をするのですから、銀行の収益にとってマイナス要因になります。しかし、個人の預金にもただちに大きな影響を与えるかというと、それは考えにくいのです。

 実際、マイナス金利導入決定前と実施以降のメガバンクの預金金利を比較すると、導入決定の1月29日以前の1年物定期預金の金利は0.03%、2月の実施以降は0.01%です。3分の1になったのは確かですが、100万円を預けて300円もらえていた利息が100円になったと考えると、冷静になれるのではないでしょうか。

 むしろ「マイナス金利だから大変だ、投資しなければ」と、預金のわずかな減額分をカバーするために、よく調べも考えもせずに株式や投資信託などの金融商品を買ってしまうことのほうが問題です。株式や投資信託には値下がりリスクなどもあります。

 投資信託を例にすると、購入時の手数料が無料の商品も一部ありますが、銀行や証券会社の窓口で仮に100万円分を購入すると、2万〜3万円程度の手数料がかかる商品が多いでしょう。保有中は信託報酬も差し引かれます。信託報酬は安いもので年率0.2%程度ですが、100万円分なら年間2000円かかることになります。利息が200円減った分をほかで挽回しようという理由だけで、購入時に2万円の手数料を支払い、毎年2000円も運用コストが引かれる金融商品を買ったり、値下がりリスクをとったりするのは、賢明とはいえないでしょう。

 投資がダメというのではなく、マイナス金利という言葉に刺激されて投資するのは合理的ではないということです。私が証券会社に38年間勤めてたどりついた「お金の増やし方」4カ条にも示しましたが、「資産運用」は大事なポイントです。資産を長期運用する一つの手段として、投資をその一部に組み入れるのは有効な方法です。その場合、価格が変動する投資型商品と、元本が保証されている個人向け国債や預貯金の割合をどうするかを考える必要があります。

■投資をするなら、自分のリスク許容度を考えよう

 これは個人それぞれのリスク許容度によって異なります。リスク許容度を決める二大要素は「保有する金融資産の総額」と「リスク耐性」です。金融資産が1億円の人と100万円の人では、1億円保有の人のほうがリスク許容度は高いといえます。ところが、全資産100万円を投資して10万円損しても「また取り戻せばいい」と平気な人もいれば、10億円保有しているのに投資で10万円でも損をすると「夜寝られない」という人も実際にいます。リスク耐性が弱い人は、無理をして投資するべきではないでしょう。投資のことばかり気になり、生活や仕事、家族関係などに悪影響が出ては元も子もありません。

 リスク耐性のない人は、預金だけでもかまいません。ただ、定年世代に重要なのは、インフレに負けない購買力の維持です。インフレに備えたいと考える人が土台として低リスクの運用商品を持つなら、10年変動金利型の個人向け国債、17年から10万円単位で買えるようになる物価連動国債が候補になります。

 投資では、税金と手数料というコストをいかに抑えるかも重要です。投資によるリターン(収益)は不確実です。しかし、コストを抑えることは確実にプラスに作用します。金融商品の収益が非課税となる少額投資非課税制度(NISA)などを活用するのもおすすめです。

 投資にはさまざまな方法があります。今まで投資の経験がない人であれば、グローバル分散投資を低コストの投資信託の積み立てで臨むのが無難でしょう。長期投資がよいとされるのは、あくまでも期待リターン(過去の実績から推測される平均値)がプラスの市場の場合のみです。将来どの国の市場の期待リターンがプラスになるのかわからないなら、世界経済全体をパッケージにして投資する商品が向いているというわけです。世界の経済規模や市場の時価総額に応じた割合で分散投資する投資信託など、1万円単位で購入できる商品もあります。

 私自身、一度にまとまったお金で金融商品を買うことはありません。証券会社で運用の仕事をしてきましたが、今もなお、毎月一定額、グローバル分散投資できる低コストの投資信託をこつこつと積み立てています。

 リーマン・ショックは「100年に一度の危機」とよくいわれますが、実は大きな経済ショックは世界中でしばしば起こっています。その意味でも地域や時間の分散投資は有効です。そして大切なのは、市場や経済に大きな変化があっても騒ぎや不安に惑わされないこと。どんな時代にも通用するお金の基本ルールや知識を身につけ、長期的な視点で運用するのが、お金を増やす王道であり近道なのです。

※週刊朝日MOOK「定年後のお金と暮らし2017」より


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/255.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍首相が“真珠湾訪問”で欺瞞のスピーチ! オリバー・ストーン監督らが徹底批判するも日本のマスコミは(リテラ)
                  安倍晋三公式サイトより


安倍首相が“真珠湾訪問”で欺瞞のスピーチ! オリバー・ストーン監督らが徹底批判するも日本のマスコミは
http://lite-ra.com/2016/12/post-2807.html
2016.12.28. 安倍首相“真珠湾訪問”の欺瞞を衝く!  リテラ


 日本時間今日未明、アメリカ・ハワイ州を訪問中の安倍晋三首相は、「日米開戦」の舞台となった真珠湾で犠牲者を慰霊するとともにこんなスピーチを発表した。

「戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります」
「あのパールハーバーから75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く強く結ばれた同盟国となりました(略)。私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした、ザ・パワー・オブ・リコンシリエイション、和解の力です」

 結局、蓋を開けて見れば謝罪や反省の言葉は一切なく、「不戦の誓い」とやらもアリバイ的な一般論にすぎないものだった。いや、それどころか、安倍はこの後、国家が戦争に駆り出した兵士を「勇者」と持ち上げ、その死を「祖国を守る崇高な任務」と称えてすらいた。いったい、何が「不戦の誓い」か。

 しかし、考えてみれば、それも当然だろう。今回の安倍首相の真珠湾訪問は、誰がどう見ても今年5月のオバマ大統領による被爆地・広島訪問とのバーターだ。外交面で言えば、昨年4月に米議会上下両院合同会議で行った演説と同様、アメリカから「歴史修正主義者」と批判されないようにその本質を隠しながら、日米同盟の重要性と強化の意思を見せただけだ。

 たとえば「米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは平和と繁栄を享受することができました」というセリフが象徴するように、安倍首相が「脱却」すると息巻く「戦後レジーム」= 対米追従を継続させる誓いを真珠湾で立てさせられたにすぎない。

 しかし、これまで“安倍首相だからできたレガシーだ”と露骨なヨイショを繰り広げてきたマスコミはおそらく、この空疎なスピーチも絶賛するはずだ。そして、あの危険で欺瞞に満ちたレトリックをさらに増幅させていくのだろう。

 それはいうまでもない、「真珠湾の訪問で過去の戦争に完全に決着がつく」というレトリックだ。真珠湾訪問が決まった直後から、安倍首相は周辺に「真珠湾に行けば、日米では『戦後』が完全に終わったことになる」と興奮気味に語り(朝日新聞12月24日付)、官邸関係者や安倍応援団の保守系メディアもしきりに同様の「戦後の終焉」「過去の清算」という言葉を拡散し続けてきた。

 しかし、真珠湾で慰霊をしただけで、どうして“戦後を終わらせられる”ことになるのか。

 当たり前の事実だが、先の戦争で日本が戦ったのはアメリカだけではなかった。太平洋戦争ではオーストラリア本土空爆などを含む太平洋地域を広く攻撃し、同時に東南アジア各国を侵略、傀儡政権を樹立していった。もちろん、日中戦争も継続、泥沼化していった。

 事実として、日本は真珠湾攻撃と同時に、複数アジア各地への侵攻戦を開始している。このとき、軍部が想定していた戦いは、西太平洋の制海権を確保し、アジアの敵国拠点を叩いて資源及び輸送ルートを確保するというものだった。実際、1941年12月8日の真珠湾攻撃と同日には、英領マレーへの奇襲上陸、フィリピン空爆(翌1月に首都マニラを占領)、香港戦(12月25日に攻略)開始など、一斉にアジア各地で侵攻を始め、さらに翌年1月にはインドネシア、ビルマ、2月にはシンガポールと、次々と占領している。

 また、日本は真珠湾攻撃の前年から、大東亜共栄圏を掲げて仏領インドシナへの侵攻を始めており、さかのぼっていけば37年には日中開戦(盧溝橋事件)が、31年には満州事変がある。

 そして、これらの国で日本は真珠湾攻撃とは比べものにならない虐殺行為を繰り広げてきた。それは、南京事件や重慶爆撃だけではない。たとえば日本が傀儡政権を樹立したフィリピンでは45年のマニラ戦で市街が壊滅。約10万人の市民が犠牲になったとされる。また、ベトナムでは44年から45年にかけて日本の軍部が物資確保のため食糧を徴発し、そこに米軍の空爆や凶作が重なって大飢饉が発生。これによる餓死者は200万人以上とも言われている。こうした各国の民間人を含む多大な被害事実もまた、日本の戦争責任と呼ばなくてはならないものだ。

 だが、安倍首相は「真珠湾訪問で『戦後』を完全に終わらせる」と嘯き、こうした加害事実や戦争犯罪をまるごとすべて過去のものにしようとしているのだ。しかも、前述したように、日本のマスコミは今回の真珠湾訪問を“歴史的快挙”のように報じるばかり。安倍の言う「『戦後』を終わらせる」ということが、実際には何を意味しているかにほとんど触れようとしない。

 そんななか、25日には映画監督のオリバー・ストーンや高橋哲哉・東京大学教授など、日米韓の学者ら53人が安倍首相の歴史認識を問いただす公開質問状を発表した。

 質問状はまず、〈親愛なる安倍首相〉から始まり、1941年12月8日に日本が攻撃した場所は真珠湾だけではないと指摘したうえで、安倍首相の歴史認識に関して3つの質問をしている。

〈1)あなたは、1994年末に、日本の侵略戦争を反省する国会決議に対抗する目的で結成された「終戦五十周年議員連盟」の事務局長代理を務めていました。その結成趣意書には、日本の200万余の戦没者が「日本の自存自衛とアジアの平和」のために命を捧げたとあります。この連盟の1995年4月13日の運動方針では、終戦50周年を記念する国会決議に謝罪や不戦の誓いを入れることを拒否しています。1995年6月8日の声明では、与党の決議案が「侵略的行為」や「植民地支配」を認めていることから賛成できないと表明しています。安倍首相、あなたは今でもこの戦争についてこのような認識をお持ちですか。
 2)2013年4月23日の国会答弁では、首相として「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない」と答弁しています。ということは、あなたは、連合国およびアジア太平洋諸国に対する戦争と、すでに続行していた対中戦争を侵略戦争とは認めないということでしょうか。
 3)あなたは、真珠湾攻撃で亡くなった約2400人の米国人の「慰霊」のために訪問するということです。それなら、中国や、朝鮮半島、他のアジア太平洋諸国、他の連合国における数千万にも上る戦争被害者の「慰霊」にも行く予定はありますか。〉(ピース・フィロソフィー・センターHPの質問状全文より)

 このように質問状は、安倍首相が歴史修正主義の運動に積極的に加担してきた事実をどう考えているのか、先の戦争における日本の侵略戦争の評価について言葉を濁すのはなぜか、そして、真珠湾で「慰霊」するにもかかわらずなぜ他の被害国にはまったく「慰霊」に向かわないのか、という実に本質を突く疑問を投げかけている。

 だが、これは本来なら、マスコミが追及すべきことではないのか。何度でも繰り返すが、この国のテレビや新聞は、官邸の口車にのってデタラメな“安倍レガシー”の拡声器になるばかりで、真珠湾訪問の欺瞞、そして安倍の薄気味の悪いスピーチについてけっして批判しようとしない。

 この態度こそが、なし崩しの“次の戦争”につながっていることに彼らはどこまで気づいているのだろうか。

(編集部)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/312.html

[政治・選挙・NHK218] 朝日新聞が決して報じない「朝日新聞の長時間労働」問題 電通のこと、言えますか?(週刊現代)


朝日新聞が決して報じない「朝日新聞の長時間労働」問題 電通のこと、言えますか?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50562
2016.12.28 週刊現代  :現代ビジネス


電通新入社員の過労自殺を大きく報じていたまさにその時、朝日新聞でも由々しき「労働問題」が発覚、社内で激論が起きていた。自分たちのことを棚に上げてばか
では、読者もシラけてしまう。

■朝日の社内は大騒動

〈厚生労働省はきのう、広告大手の電通に強制捜査に入った。違法な長時間労働がはびこっている疑いが強まったためだ〉〈ある調査では回答者の4人に1人が、自分が働く会社が「ブラック企業」にあたると思っているという。企業社会に失望ばかりが広がるなら、ひとも経済も伸びることはない〉

電通の新入社員・高橋まつりさん(享年24)の過労自殺事件を受け、11月8日の看板コラム「天声人語」にこう記してからおよそ1ヵ月後、今度は朝日新聞が労働基準監督署に注意された。「社員に違法な長時間労働をさせた」として、12月6日付で、労働基準法違反の是正勧告を受けたのだ。

ことの発端は、'16年10月にさかのぼる。ある社員が朝日労組に「所属長が私の出退勤時間記録を無断で書き換えている」と訴えたのである。労組が10月21日付で全社員に送付した、社外秘の組合報にはこうある。

〈(本件について)本部執行部は21日の中央経労協幹事会で、「WLB(ワーク・ライフ・バランス)の実現を図るとの制度の理念を踏みにじる、きわめて重大な問題だ」とする抗議および申入書を会社に渡しました。会社は書き換えについて「所属長が勤務記録を改ざんしていた事実が確認された」と、当該組合員に認めています〉

内部調査の結果、この社員の所属長は、社員の勤務時間データを、月に50時間以上少なくなるように書き換えていたことがわかったという。

朝日の中堅記者が言う。

「そもそも、うちで残業制度が適用される社員はごく一部。記者をはじめ、多くの社員が勤務時間も定まっていませんし、いつ働いたかは社内システム上での自己申告制です。そして、出退勤時刻は社員本人だけでなく上長も編集できる。

社用パソコンのログオン・ログオフ時刻も記録されているのですが、これは正式な出退勤時刻とはみなされない。つまり、実際には朝方まで働いていても、『0時まで働いた』というふうに勤務時間を短めに申告することや、あまりに長時間働いた場合は、上長が勤務時間を書き換えることが常態化しているんです」

この内部告発は、朝日新聞社内で大問題となった。少なからぬ社員が「ついに訴える奴が出たか」「自分にも心当たりがある」と感じたからだ。10月末からは、会社側と労組の直接対決が始まった。

〈組合側が電通事件を念頭に「これだけ社会的に関心を呼んでいる労働時間の問題に不正があった。今まで通り処分を公表しないという対応で済むのか。

勤務表の登録が安心してできない」と質問したのに対し、(会社側は)「一度(会社を)信用してもらえないか」「一度信じていただけないか」と繰り返し強調〉〈(改ざんを行った上長の)処分内容については「明らかにできない」と重ねて公表を拒否しました〉(11月14日付の組合報より)

こうした会社側の「ゼロ回答」に、社員の不満は爆発。最初に訴え出た社員も「勤務記録問題でお願い」と題した文書を公表し、改めて抗議を行った。その剣幕に折れるような形で、11月末には会社側は組合側に、改ざんを行った所属長の異動を視野に入れる旨を伝え、現在に至っている。

■電通を叩いていた同時期に

労基署はこの騒ぎを見逃さなかった。前出の記者が続ける。

「11月初めには、ニュースサイトの『バズフィード』にいる元朝日新聞記者が、この勤務データ改ざんのネタを記事化しました。これで労基署に目をつけられた。電通の過労自殺の件がありましたから、(勧告は)一種の見せしめですよね」

『バズフィード』の報道によれば、労基署は朝日新聞側に、過去1年間の労働時間が特に長い5人の社員の勤務記録と、この改ざんを受けた社員の出退勤記録を提出するよう指示。

そのうち、財務部門に勤める20代男性社員の'16年3月の時間外労働時間が、法定の上限を4時間20分超える「違法な長時間労働」だったとして、今回の是正勧告を出したというわけだ。

電通での高橋さんの過労自殺が大きく報じられてから、朝日新聞本紙、また朝日新聞出版が発行する週刊誌『AERA』では、再三この事件と長時間労働問題についてページを割いていた。

特に『AERA』11月21日号では「電通だけじゃない 過労死寸前なの、私だ。」と題した大特集を組み、電通内部の状況や社風に関して「長時間労働にパワハラ」「体育会系の職場環境」といった見出しを掲載。記事の中では、電通を〈異常な体質〉と断じてもいる。

しかし実際には朝日新聞でも、社員の自殺や病気につながっているとまでは言わずとも、やはり違法な長時間労働や残業時間の改ざんが常態化していた、ということだろう。しかも、この電通追及記事を掲載していた11月に、折しも社内で大問題になっていたのだ。担当記者がこの事実を知らないはずがない。

足元の問題にダンマリを決め込み、大所高所から他の会社の問題を語っても、読者の納得を得ることは難しいだろう。元朝日新聞記者で、『週刊朝日』編集長も務めた川村二郎氏はこう指摘する。

「朝日の長年の悪い癖だと思うのですが、人のことをあれこれ言うまえに、自分のことを反省しなさい、という話ですよ。

超過勤務という考え方のない記者職や編集職の社員が、長時間労働の問題にピンと来ないのは仕方がない面もあります。しかし、なるべく自分たちのまずいところは隠しておこう、無いことにしておこう、という社風は改めないといけない。そうしなければ、読者から信頼されませんから」



■まず自分がやれば?

いまや新聞各紙にとって、労働問題関連の記事は欠かせない。特に安倍政権が「女性活躍」や「働き方改革」を中心政策のひとつに数えるようになってからは、各社競うようにして「女性役員を増やせ」「社外取締役を増やせ」という社論を載せている。例えば―。

〈性別で分け隔てることなく人を育て、登用する。働く場は、そうでなければ〉〈企業は手始めに、いつまでに何人の女性を管理職に登用していくという目標を定め、達成の状況を公開してはどうか〉('13年5月12日付、朝日新聞社説「女性の登用 目標決め、公開しては」)

〈社外取締役の起用は広がり始めている。だが、上場企業のなかで規模の小さい中堅・新興企業では選任が遅れており、底上げが課題だ。取締役会に多様な視点が入り議論が活発になるよう企業は努力を続けてほしい〉('16年6月20日付、日本経済新聞社説「社外取締役の起用をもっと積極的に」)

しかし、こうした世の中への「忠言」とは裏腹に、当の新聞社では、女性登用も、社外取締役の起用も遅々として進んでいない。

朝日新聞では、取締役13人中、女性はたったの1人。読売新聞、毎日新聞、産経新聞にいたってはゼロである。また社外取締役も、関連会社の社長などによる兼任のケースを除くと、完全な「社外」の人物は、全ての大手新聞社を見渡しても数人しかいない。

政権の方針に乗っかって、世の中を啓蒙しようとするが、言っていることとやっていることがまるで違う。そんな実態を知った読者は、新聞を読むのがバカバカしくなってしまうだろう。

長時間労働問題にせよ、企業内部の改革にせよ、いま政府とマスコミが「金科玉条」のように繰り返す、こうした標語がうさんくさいのは、自分ができないことを人に押し付けているからだ。責任の一端は、新聞社の情報源になっている霞が関官僚にもあると指摘するのは、元大蔵官僚で経済学者の橋洋一氏である。

「新聞記者の場合は、連日のように夜討ち朝駆け、取材相手と飲み会。霞が関の国家公務員は労働基準法の適用外で、国会期間中は徹夜三昧です。

どちらも、口ではいくらきれいごとを言っても、内心は『家で夕食を食べられるような時間に帰るのは、仕事のない怠けている奴』という考え方で凝り固まっている。言いだしっぺと広告塔がそうなんですから、皮肉と言うほかない」

彼らがまず率先して、言っていることとやっていることを一致させるべきだろう。それができるまで、他人をとやかく言う資格はない。
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「週刊現代」2016年12月31日・1月7日合併号より


関連記事



「電通ブラック批判」急先鋒の朝日新聞がブーメランで沈黙(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/162.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/313.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍首相は保守本流の手によって咎められなければいけない  天木直人
安倍首相は保守本流の手によって咎められなければいけない
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/28/post-5828/
28Dec2016 天木直人のブログ


 安倍首相の真珠湾訪問について、さっそく中国が注文をつけた。

 不誠実だと。

 反省なき和解はパフォーマンスに過ぎないと。

 私も共同代表に名を連ねている「村山談話の会」が声明を出した。

 アジアの国々に対する和解を忘れるなと。

 少し前には、オリバー・ストーン監督や日米の学者が公開質問状を出した。

 アジアの戦争犠牲者への慰霊に行くのかと。

 いずれも、もっともな安倍批判だ。

 しかし、中国や左翼がそう言っても安倍首相には通じない。

 中国や左翼が安倍首相を批判すれば、一般国民の反発すら招く。

 自民党の良識派からこそ、安倍批判が出て来なくてはいけないのだ。

 そうすることによって初めて一般国民は気づく。動く。

 安倍首相ではだめだと。

 安倍首相のやりたい放題に、自民党の内部から誰一人として待ったをかける有力議員が出てこない。

 いつまでたっても出てこない。

 今の日本の政治の本当の深刻さはそこにある(了)


         ◇

首相の真珠湾訪問、歴史認識問う質問状 ストーン監督ら
http://www.asahi.com/articles/ASJDT64ZPJDTUHBI01B.html
2016年12月25日21時28分 朝日新聞

 安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾訪問に関し、日米の学者ら約50人が25日、首相あてに歴史認識を問いただす公開質問状を出した。「侵略の定義は定まっていない」とした首相の国会答弁の真意や、真珠湾のみならず、中国や朝鮮半島、アジア諸国の犠牲者も「慰霊」する意思があるのかをただしている。

 公開質問状を出したのは映画監督のオリバー・ストーン氏や、法学者のリチャード・フォーク・プリンストン大名誉教授、哲学者の高橋哲哉・東京大教授、安斎育郎・立命館大名誉教授ら計53人。

 質問状では「日本が攻撃した場所は真珠湾だけではない」と指摘し、安倍首相が2013年の国会答弁で「侵略の定義は定まっていない」と主張したことにも言及。「連合国およびアジア太平洋諸国に対する戦争と、対中戦争を侵略戦争とは認めないということか」と問いただした。

 また、26日からの首相のハワイ訪問に関し、「中国や朝鮮半島、他のアジア太平洋諸国、他の連合国における数千万にも上る戦争犠牲者の『慰霊』にも行く予定があるか」とも質問している。さらに日本の「侵略的行為」や「植民地支配」についての首相の歴史認識もただした。(ワシントン=佐藤武嗣)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/314.html

[国際16] 英離脱後のEUは経済とテロ次第――ビル・エモット&田所昌幸(ニューズウィーク)


英離脱後のEUは経済とテロ次第――ビル・エモット&田所昌幸
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/12/eu-51.php
2016年12月28日(水)11時25分
ビル・エモット(国際ジャーナリスト)、田所昌幸(慶應義塾大学法学部教授)※アステイオン85より転載 ニューズウィーク


 論壇誌「アステイオン」85号(公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会編、CCCメディアハウス、11月29日発行)から、国際ジャーナリストのビル・エモットと同誌編集委員長の田所昌幸・慶應義塾大学法学部教授による往復書簡「EU離脱後の英国とヨーロッパ」を2回に分けて転載する。

 前編の最後で「イギリスの二大政党制は終わりの始まりの局面が始まったのかどうか、もしそうならこの次に来そうなものは、いったい何なのだろうか」と問うた田所氏。ふたりの対話は、イギリス政治からEUの将来へと広がっていく――。

※往復書簡・前編:英国の反EU感情は16世紀から――ビル・エモット&田所昌幸


■マサユキへ

 イギリスの二大政党制は実はもう長期にわたって衰退し続けていると思う。国民投票の結果と総選挙の結果がここまで大幅に違うのも、それが一つの理由になっている。一九七〇年の総選挙では、保守党と労働党が総得票の八九・四%を集めた。二〇一五年の選挙ではこの数字は、たった六七・三%だ。これは依然として相当高い数字だが、得票数一位のものが選出されるという単純小選挙区制度のおかげで、議会選挙の結果はますます民意を代表しないものになっている。二〇一五年には保守党はたった六六・一%の投票率のそのまた三六・一%の得票率で、議席の過半数を獲得した。ということは、保守党は、全選挙民の五分の一から得た票で政府を構成して統治していることになる。ちなみにマーガレット・サッチャーが一九七九年に最初の総選挙に勝利して絶対多数を得たときには、投票率は七六%で得票率はそのうち四四%だった。

 我々イギリス人は、連立政権ではなく、連立与党と長々と交渉をせずに迅速に決定が下せる単独政党で政府が構成される伝統の方を好んでいる。しかし、その結果、与党と国民の間の隔たりはますます大きくなっていて、国民投票の結果もある程度これで説明がつくだろう。二〇一〇年と二〇一五年の総選挙はいずれも、反EU政党に議会で意見を表明する実質的機会を与えるものではなかった。そして左翼政党である労働党からは、グローバリゼーションやリーマン・ショックなどの巨大な力のせいで、仕事を失ったり不安に苦しんでいる貧しい人々から票を獲得しようとするインセンティブが、失われてしまった。なぜなら各選挙区で最大票数を獲得した一人だけが当選する制度では、労働党も中産階級の票を狙い、労働者階級の票を争う必要がなかったからである。これはアメリカで共和党大統領候補の指名争いで、ドナルド・トランプが、自分たちの利害が蔑ろにされていると感じていた白人の労働者階級の支持を得て台頭したのと、似た部分がある。

 というわけで、イギリスのEU離脱が決まった国民投票が終わって、最も混乱しているのは労働党だ。労働党は多分分裂するだろう。新たな親ヨーロッパ的な中道政党が形成されて、反移民的なイギリス独立党(UKIP)と労働者階級の票を取り合うようになるかもしれない。そして、イギリスの政党システムにおける分断状況は、ことによると一層深刻な意味があるかもしれない。どういうことかと言うと、イギリスの制度を比例代表制度に近いものにする、大幅な投票制度の改革論が力を増しつつある。もっとも短期的には保守党が非常に支配的なので、選挙制度改革は自分たちに不利と考えるだろう。だがこれが何時までも続くかどうかは疑問だ。イギリスのEU離脱は保守党にとっても非常に辛く党の分裂を招くものであることは同じだからだ。ということは、ここでも分裂が起こるかもしれないし、私の希望を言えば、やはり選挙制度改革が真剣に検討されるようになるかもしれない。

From ビル・エモット


■ビルへ

 なるほどイギリスのEU離脱の影響はイギリス政治にとっても深刻だが、イギリス経済はEUから離れてもなんとか上手くやっていけるのではないかという気持ちがしている。離婚は確かに楽ではないけれど、不幸な結婚生活を続けるくらいなら、円満に離婚する方がいいのかもしれない。いずれにせよこれまでもイギリスはユーロやシェンゲン協定のメンバーではないのだしね。でもここにはジレンマがあるように思う。もしイギリスがEUを離脱しても上手くやってしまえば、大陸ヨーロッパ諸国内の反EU的勢力が力を増すかもしれないからだ。フランスでは「国民戦線(FN)」、ドイツでは「ドイツのための選択肢(AfD)」そしてイタリアの「五つ星運動(M5S)」などの勢いが強まるかもしれない。もちろん来年の選挙でFNのマリーヌ・ルペンがフランスの大統領になったり、ドイツでAfDが政権の座に着くことは考えにくいと思うけれど、イタリアがこの中でEUの結束の一番弱い部分のように思える。イギリスのEU離脱がEUの将来に対してどんな影響があるか、どう評価するのか。考えを訊かせてくれないか?

From 田所昌幸


【参考記事】ニューストピックス 歴史を変えるブレグジット国民投票


  田所昌幸(左)、ビル・エモット(右、Photo: Justine Stoddart)の両氏


■マサユキへ

 経済の動向とテロ次第ではないかと思う。イギリスのEU離脱がFNやAfDのような反EU政党にとって追い風となり自信となったことは間違いないだろうが、だからといってそれで彼らが政権の座に近づいたとは思わない。ただ、テロ攻撃やまた経済的ショックが起こって主流派の政党の信頼が一層揺らぐことになると、話は別だ。しかしイタリアは事情が違う。イタリア経済はヨーロッパ主要国の中で一番弱く、世論調査ではM5Sは、マッテオ・レンツィ首相の中道左派政党である民主党に肉薄している。イタリアも一〇月(*)に憲法改正に関する国民投票があり、レンツィ首相はもしそれで敗れれば辞任すると公言しているが、今の情勢ではどうやら彼の敗北はかなり可能性が高い。ということは、イタリアも二〇一七年初めに総選挙をやらざるを得なくなるかもしれない。M5Sはかなり混乱しているが、ことによると総選挙で勝つかもしれない。彼らは必ずしも反EUではないけれど、イタリアがユーロ圏に留まるかどうかについて国民投票を要求している。そうなると途方もない混乱を金融市場で招きそうだ。イタリアが目下のところEUの安定性に対する最大の脅威だという点では、マサユキ、君に賛成だよ。イギリスのEU離脱について言えば、ここ二─ 三年はイギリスは相当の痛みを経験するだろうけど、これについても君の言うとおりで、イギリス政府が貿易金融で開放的な姿勢を維持し続ける限りは、それから回復できるだろう。イギリス政府も実際そういう方針のようだが、EUの安定性については、それほど楽観してはいない。

From ビル・エモット


■ビルへ

 正直に言うと、今回の国民投票はきわどい勝負なのは判っていたけれど、最終的には常識が勝利して残留派が多数になると思っていたよ。実は同様にトランプが米共和党の大統領候補になるとは、本気で思ってはいなかったけれど、ここでも予想を外した(**)。こういった「ポピュリズム」と一般に言われる現象が大西洋の両岸で同時に起こって、政治的にも知的にも既成勢力に反旗を翻していることを、我々はどう解釈すべきなのだろうか。こういった現象の底流には、何か共通するものはあると思うかな? 我々のこのやりとりが『アステイオン』に印刷されて日本の読者の目に触れるころまでには(翻訳やら校正やらで遅くなってごめんね)、アメリカの新大統領も決まっているだろう。もしトランプ大統領当選ということにでもなれば、その帰結はイギリスのEU離脱よりも遙かに深刻だろう。僕としてはまだそれは起こらない方にかけるけれど、今回の国民投票の例から見ても、何が起こるかも判らないからね。

From 田所昌幸


■マサユキへ

 EU離脱とトランプ現象の共通項は、二〇〇八年の金融危機とその後の、一九三〇年代以来最悪かつ最長の不況だと思う。このせいで、一般市民の政治経済システムへの信頼が、大いに失われたし、そういった人々が新たな意見や、新たな約束、それに一見したところ新たな政治的魔術師の言うことに影響されやすくなったからね。これは英米のように、選挙の勝者が総取りしてしまうような政治制度をもっている国では、疎外されている少数派の声がちゃんと政治の場に反映されないから、とりわけ危険なものになる。どうやら我々は自分たちの政治制度が最も基本的な原則を今後も維持できるのかどうかを真剣に考えないといけないだろう。それは、政治的権利と発言権の平等という原則だ。

From ビル・エモット


*イタリア政府は9月、国民投票を12月4日に実施すると発表。そして実施された国民投票では、憲法改正案が否決され、レンツィ首相は辞意を表明した。(編集部注)

**トランプは11月の米大統領選本選で米民主党のヒラリー・クリントンに勝利した。2017年1月、第45代大統領に就任する。(編集部注)

(この両者のやりとりは、二〇一六年七月後半に行われた。なお、英語の原文はwww.suntory.com/sfnd/asteion/correspondence/index.htmlで公開している。)

ビル・エモット(Bill Emmott)
1956年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業後、英エコノミスト入社。1983年から3年間東京支局長として日本と韓国を担当、1993年に同誌編集長。2006年にフリーとなり、現在、国際ジャーナリストとして活動している。主な著書に『日はまた沈む――ジャパン・パワーの限界』(草思社)、"Good Italy, Bad Italy"(Yale University Press)などがある。

田所昌幸(Masayuki Tadokoro)
1956年生まれ。京都大学大学院法学研究科中退。姫路獨協大学法学部教授、防衛大学校教授を経て慶應義塾大学法学部教授。専門は国際政治学。著書に『「アメリカ」を超えたドル』(中央公論新社、サントリー学芸賞)、『ロイヤル・ネイヴィーとパクス・ブリタニカ』(編著、有斐閣)など。


※当記事は「アステイオン85」からの転載記事です。




http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/851.html

[国際16] 撤廃寸前のオバマケアに加入者殺到の怪(ニューズウィーク)
次期大統領に選ばれたトランプ(左)との協調姿勢を見せた共和党ポール・ライアン下院議長 Joshua Roberts-REUTERS


撤廃寸前のオバマケアに加入者殺到の怪
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/12/post-6628.php
2016年12月27日(火)17時59分 フィル・ゲイルウィッツ(カイザー・ヘルス・ニュース) ニューズウィーク


<来月トランプが大統領に就任すれば撤廃必至のオバマケアに今さら殺到するアメリカ人って>

 国民皆保険を目指してオバマ政権が導入した医療保険制度改革(オバマケア)は、保険料の高騰や大手保険会社の撤退が相次ぎ、来年1月のオバマ退任後は存続が危ぶまれている。にもかかわらず、最新の政府統計や各州が公表した報告書によると、2017年向けの加入者数は昨年を上回るペースで増え続けている。

 インターネットで保険加入が急増している背景には、共和党が上下両院で多数派を占める議会やドナルド・トランプ次期米大統領がオバマケアの「廃止」や「置き換え」を一体どのように進めるのか、国民が不安を抱えているからだと、州の担当者や医療保険のコンサルタントは見る。

【参考記事】皆保険恐怖症アメリカ、最新の大嘘4つ

 州に替わって連邦政府が39州で運営するマーケットプレイス(保険購入サイト)Healthcare. govでは、11月1日から12月19日までの間に640万人が加入を申し込んだ。保健福祉省の担当者によると、その数は前年より40万人多い。保険適用が1月1日にスタートするプランへの申し込み締切りは12月19日だったが、引き続き1月31日までは2017年度(1〜12月)の保険加入申し込みが可能だ。

■保険会社撤退にも負けず

「マーケットプレイスは好調だ。前評判は散々だったが、現実は違った」とシルビア・バーウェル保健福祉省長官は記者会見で語った。

 マーケットプレイスの盛況ぶりは、いくつかの州が運営する保険購入サイトにも反映されていることが、米カイザー財団が運営する「カイザー・ヘルス・ニュース」から各州が入手した統計で明らかになった。ミネソタ州では12月19日の時点で、前年比の2倍に相当する5万4000人以上が保険に加入した。コロラド州、マサチューセッツ州、ワシントン州でも、前年比で少なくとも13%以上増加した。

【参考記事】共和党こそ高齢者殺しの張本人

「トランプ政権になればオバマケアがなくなってしまうのは目に見えているので、その前に加入してしまおうという駆け込み需要が生まれている」と言うのは、ワシントン州が運営する保険取引所の所長であるマイケル・マーチャンドだ。同州では先週の時点で、前年比13%増の17万人以上が保険に加入した。

【参考記事】貧困層の健康問題から目をそむける日本

 それほど加入者数が伸びなかった州もある。コネチカット州は3%、アイダホ州は4%、メリーランド州は1%の増加にとどまり、カリフォルニア州は昨年とほぼ同じ水準だった。ロードアイランド州は昨年度の3万1900人から今年は2万7555人へと落ち込んだ。その原因について同州の担当者は、米医療保険最大手ユナイテッド・ヘルス・グループの全面撤退に伴う加入者数の減少がそのまま反映された結果だと説明した。

 ユナイテッドだけではない。ヒューマナやエトナをはじめとする他の大手保険会社の収益も悪化し、マーケットプレイスからの撤退が相次いだのだ。残る保険会社も、保険金の支払いを賄うため2017年の医療保険料を平均25%上げると明らかにした。

 保守派は、オバマケア支持者が祝杯をあげるのは早過ぎると警告している。
「一部の州で大幅な増加が見られたのは、各地のオバマケア支持団体が有権者にトランプの大統領就任前が最後のチャンスと売り込んだからかもしれない」と、保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所の医療経済学者、ジョー・アントスは語った。「今加入しておけば、共和党がどのような行動を取ろうと、丸1年間の保険適用は実質的に保証される」

 だが何と言っても大きいのは、オバマケアに代わる医療保険制度について、トランプと共和党がいまだ財源を示せていないことからくる不安だろう。アメリカ人の間に切迫した医療保険ニーズがあるのは間違いない。

This articlefirst appeared in the KHN site.




http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/852.html

[政治・選挙・NHK218] 「嫌中か親中か」でしか中国を語れない、日本の閉塞 この国の言論の自由を疑ってみる(現代ビジネス)


「嫌中か親中か」でしか中国を語れない、日本の閉塞 この国の言論の自由を疑ってみる
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50478
2016.12.28 安田 峰俊 ノンフィクションライター 現代ビジネス


日本ではいま、言論の自由が奪われているのではないか……そんな危機感を抱いている日本在住の中国人作家がいます。彼女が中国についてなにか発言しようとすると、必ず「反中」か「親中」で括られてしまう。ただ、中国について客観的な意見を述べたいだけなのに――。

一方、中国についての取材を続けるノンフィクションライターの安田峰俊さんも、過度に嫌中的な内容の本や記事を書いてほしいという依頼をしばしば受け、辟易することがある、と言います。

日本では「嫌中」「親中」という視点でしか、中国を語れなくなってしまったのか。二人の専門家の疑問と苦悩。

■中国公安部に狙われて

安田 2016年は英国のEU離脱とトランプ旋風で、中国の動きがやや隠れてしまった感があります。しかし、7月に南シナ海問題をめぐる国際仲裁裁判で中国が敗北、相変わらず続く尖閣周辺海域への中国船の侵入など、不穏な動きは継続しています。さらに中国国内では人権派弁護士の拘束や投獄が続き、政治的な息苦しさも増しています。
 
一方、中国ウォッチャーのひとりとして歯がゆさを覚えたのは、国内の報道や言論でした。メディアが一般人向けに中国を語る視点は、商業的なウケのよさを狙った「嫌中」や「侮中」に流れがち。一方で参院選や都知事選で安保法制への反対を訴えたリベラル派は、本来は平和や民主主義を語る上で避けて通れない中国の軍事的脅威や人権弾圧について口をつぐんでいます。フィルターを掛けずに中国を語ることの難しさを感じます。
 
中国民主化運動に関係した著書がある在日中国人作家・劉燕子さんも、右派的な「嫌中」論とリベラル派の「友好」一辺倒の立場にはさまれて、違和感を覚えているといいます。今回はそのお話を聞きたいと思って、対談の場を作ってもらいました。

劉 よろしくお願いします。劉燕子です。北京生まれの湖南省育ちで、1989年の天安門事件の学生たちと同じ世代です。

安田 劉燕子さんのお名前は中国民主化運動や天安門事件、チベット問題などに関係する書籍やシンポジウムなどでよくお見かけしますが、ご職業は現代中国文学者で作家ですよね。

劉 はい。天安門事件後に日本に留学して、そのまま関西圏にとどまって26年目です。日本語と中国語のバイリンガルで作家活動をしながら、大学教員も17年間やっています(劉さんのプロフィールは最終ページ末尾に掲載)。

安田 中国で文学に関心を持つ人は、やっぱり自由な言論をやりたい思いが強い。かつ、鮮やかな文学には、政治を風刺するような毒がある程度は含まれざるを得ない。そういった理由から劉さんは天安門事件や中国の民主化問題にタッチする言論活動をおこなっていますが、いわゆる「活動家」とは言えない。この理解で正しいですか?

劉 そうですね。街頭で抗議したりする活動には参加していないので、いわゆる「活動家」ではありません。ただ、私は2010年にノーベル平和賞を受賞して、現在中国で投獄中の劉暁波さんとは友人です。中国は事実上の一党独裁体制ですが、他にもこの体制に異議申し立てをする中国人文学者の友人や知人が大勢いるんです。

彼らのかわりに声を上げたいというか――。彼らの存在を、言論を通じて民主主義国の日本に伝えたいと考えています。

安田 しかし中国大使館は、日本国内の中国関連の報道や言論をチェックしています。特に大手の雑誌記事や学術関係の言説は、おそらく全部集めて調べていますから、劉さんも中国で政治的なブラックリストに入っているんじゃないですか?

劉 私自身も周囲の人もその対象になっています。実は故郷に帰省するたびに、私の行動はほとんど筒抜けなんです。家に着く前から、公安から両親に対して「お茶」に誘う電話がかかってきます。

安田 「被喝茶」。お茶に誘うという名目でターゲットを短時間拘束して圧力を加える、中国の公安の手法ですね。

劉 口調自体は穏やかなんです。ただ「あなたの娘のことはすべて把握している」「あなたも危ないかもよ」という感じで、静かにプレッシャーをかけてきます。ソフトに思えるかもしれませんが、当事者にしてみれば震えあがるほど恐ろしいんですよ。

安田 荒っぽい下っ端の公安と違って、秘密警察の人は「お茶」の時点では態度が穏やからしいですね。そのほうが不気味だし、相手の心理に与える効果を知っているんでしょう。



劉 もちろん私自身も、「お茶」を飲まされたことが何度もあります。私はすでに国籍を日本籍に変えていて、法的には日本国民ですから、本当は中国の公安からそんなことをされる筋合いはありません。でも、彼らは平気でやります。日本人なんか目じゃないというか、明らかに舐めている姿勢なんです。

安田 日本の場合、国民が海外で拘束されても政府はあまり助けようとしないし、世論も「自己責任」の一言で片付けるので、拘束する側にとっては楽ですよね。中国では昨年からスパイ容疑で日本国籍保有者が5人拘束されていますが、いまだに誰も帰国していません。在日中国人の場合はもっと凄まじくて、東洋学園大学の朱建栄氏をはじめ、中国への帰国時に一時的に拘束された人が大勢います。

劉 在日中国人の場合、かなり親体制的な立場だった人でも捕まるのだから驚きます。まして私なんかは「札付き」ですから、いつ捕まってもおかしくありません。親族や友人は危ない雰囲気を察して、そんな私からは距離を置くようになります。私は中国では孤独なんです。

■「テメエの悲鳴と裸の写真をばらまく」

安田 従来は「異見人士」(中国共産党と異なる見解を持つ人間)ということで存在ぐらいは許されていた人たちが、最近はもう存在自体が認められなくなっている感じはありますね。かなり穏健派の人ですらも。

劉 この十数年間、状況が大きく変わりました。私の友人だけでも、劉暁波さんは11年間も投獄されていますし、作家の余杰さんはアメリカに、廖亦武さんはドイツに亡命しました。チベット人の女流作家のツェリン・オーセルさんはパスポートの取得を許されず、国内亡命者のような立場になっています。

安田 いずれも日本では限られた範囲でしか知られていませんが、「異見人士」のなかではかなり大物ですね。作家の余杰氏は2012年に亡命したのに、いまだに『百度百科』(中国の大手ネット辞書)に詳細な記事が残っています。一定数の支持者がいるのでしょう。

劉 私がワシントンD.C.にある余杰さんのお宅に行ったら、玄関前に星条旗を掲げていました。理由を尋ねると「これを見るたび、自分はもう中国におらずアメリカにいるんだと安心できる」と言うんです。彼は中国で自宅にいるときに公安に踏み込まれ、壮絶な目に遭っているので……。

安田 当時、それについては日本でも少し報道されていました。

劉 はい。公安に言われて外に出るとカンフーみたいな蹴りでメガネをはじき飛ばされて、黒いマスクを被せられてワゴン車に乗せられた。拉致された先では自分で自分の顔を殴れと命じられて、その後でリンチを受けて気絶して……。

公安からは、変な合成写真をたくさん作るぞと脅されたそうです。「上から命令があれば、テメエなんて地球上の誰も気づかれずに消せるんだ」、「テメエの悲鳴と裸の写真をネットでばらまいてやる」「淫売とヤッてるんだと書いてな」と。

安田 中国は近年、政治的にいたぶりたいターゲットに対して「ネットでバズる(流行る)下世話なスキャンダル」を当局側が意図的に捏造して流すんですよね。

いまや中国においても「ネットはバカと暇人のもの」です。なので、人々はおバカで笑える話をネットで見つけると、真偽や背後の事情を考えずに友達とシェアして楽しみます。結果、炎上した人物の名誉は回復不能なダメージを受け、社会的に葬られる。中国の偉い人たちは、ネットユーザーの性質を政治的に利用する方法を非常によく把握していると思います。

■日本には、言論の自由がない?

劉 中国の民主派の人は亡命する場合に、みんな日本よりもアメリカに行きたがります。例えば先日、日本に事実上の亡命中の中国人風刺漫画家・辣椒(ラージャオ。本名:王立銘)さんにお会いしましたが、彼も将来的には渡米したいと話していました。アメリカは言論の自由があるから、と。

安田 日本に言論の自由はないんですか(笑)?

劉 もちろん、日本に言論の自由はありますよ。ただ、日本の言論空間は実際には非常に制約が多く、首をかしげることが多いんです。中国人の亡命者がアメリカに行きたがる気持ちは理解できます。

安田 確かにそうですね。私は今年6月に、顔伯鈞さんというバンコク亡命中の民主活動家の逃亡記を編訳(『「暗黒・中国」からの脱出』文春新書)して、現代ビジネスでも彼のインタビューを載せたことがあります。

さいわい本は売れて、ネットの記事もよく読まれた。結果、顔さん自身もUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の難民認定を受けた。そこで近ごろ彼から「日本に亡命できないか?」とメールで相談されたんです。

劉 顔さんは日本に来るんですか?

安田 いや、「他の選択肢があるなら日本はやめたほうがいい」と答えました。私だけの見解では偏りがあるかもしれないので、信頼できる在日中国人の民主活動家にも尋ねてみましたが、やはりほぼ同意見で。

劉 日本は難民の受け入れに消極的ですし、特に外交的な理由で、中国人の政治難民はほぼ受け入れませんから。そもそも、1989年の天安門事件後に経済制裁を受けて国際的に孤立した中国に、いち早く手を差し伸べたのも日本でした。日本は民主主義を掲げている国なのに、中国の民主化には極めて無関心というか、冷淡です。

安田 そうですね。もっとも、表向きの難民認定がNGなだけで、実は在留特別許可という形で政治難民が日本で暮らすことは可能です。ただしアメリカやEUと違い、(特に中国人については)日本政府が彼らに金銭的な援助をおこなうことはほぼありません。これ自体は必ずしも悪い方針でもないと思いますが、ともかく自分でお金を稼げる人じゃないと生活できません。

劉 そうですね。

安田 顔さんの場合、やはり日本でも言論をやりたい希望があるわけです。しかし、中国政府に批判的な中国人が現代の日本で言論で食っていく場合、いわゆる嫌中言説というか、右派の読者が喜ぶことを書く方向に行かざるを得ない場合が多いんですよ。真っ赤な表紙でドロドロした題名の書籍を出版したり、国家主義的な論者の方と連名で雑誌の見出しを飾ったりですね。そういう立場にしか商業的な需要がないので。

劉 保守的な媒体でも、自分の意見を載せてくれるならそれでいいのではないでしょうか。誰かに自分の思いが伝わるなら、形にこだわることはないでしょう? それに、民主的な国家である日本に対して、日本人が愛国心を持つのは悪いことではないと思います。

安田 もちろんその通りです。ただ、現実は残酷です。中国政府の批判だけじゃなく、自分の民族(=中国人)を日本人の視点から蔑視するような言説や、歴史修正主義的な言説への加担を求められたり、見出しや表紙の編集を通じて「そういう主張」を作られてしまう場合も多いんですよ。繰り返しますが、日本で一般市場向けに中国を語る際は、そういう切り口じゃないと商売になりにくいし、そもそも企画が通らないですから。

■嫌中本しか出せないのか

劉 日本では、嫌中的な内容でなければ、出版や執筆の企画が通りにくいんですか?

安田 私自身が体験した話だと、数年前、ある中堅の新書レーベルから執筆依頼がありました。最初の打ち合わせ時点では「中国の眺め方」みたいな内容で書くと話をしていたのに、編集者がある段階から突然「なぜ中国人は世界中で嫌われるのか」に変えろと言い出したことがあります。

しかも内容に特段のヒネリがあるわけでもなく、中国人はあちこちで痰を吐くから嫌われるとか、便所を汚すから嫌われるとかそういうことを書きなさいと(笑)。

劉 わざわざ中国人への蔑視感情を煽るような本を出版することに何の意味があるんでしょうか!?

安田 編集者個人が悪いというより、きっと彼も板挟みの被害者なんですよ。方針変更は非常に唐突で、「ああ、上司から嫌中本に内容を変えろと強く言われたんだな」とピンときて。さすがに自分がそんな本を書くのはバカバカしいので、仕事を断りましたが。

ただ、上記はあくまで極端な一例です。経験上、企画段階では著者も編集者もフラットな内容にしたいと考えていても、それから編集長なり営業部門の責任者なり何人かの偉い人の裁可を経る過程で、最終的に「嫌中言説」的な装いになることが多い。一定の読者を見込めるので、ビジネス的に無難な選択なんですよね。保守寄りの会社ならなおさらです。

書き手の側も出版社の事情はわかるし、すべてを断れば仕事にならないので、どこかで折り合いをつけなくてはいけません。

劉 それは私自身も、日本で戸惑いを覚えている問題です。

■嫌中、親中、どちらかでなければダメ?

安田 話を顔さんに戻しましょう。日本に亡命した彼が言論で食っていくなら、間違いなくこの手の世界と無縁ではいられないんですよ。しかも言語的な壁があるので、編集段階でかなり好き勝手なタイトルや見出しを付けられても受け入れざるを得ない。結果、本人の従来の行動や言説の価値を大きく減らす懸念があります。命がけで亡命したのに、言論人としてのゴールがそれでは浮かばれないでしょう。

だから、顔さんには「あなたが日本で言論をやるなら『漢奸(売国奴)』になる覚悟が要る。行ける可能性があるならアメリカか欧州に行ったほうがいいよ」と伝えて、先方も「じゃあ、(日本にいくのは)やめとくか」となりました。

劉 本当に心が痛いです。中国人自身が自分の民族の精神的な宿痾みたいなものをえぐって批判しようとする言説と、無責任な中国蔑視論は本当は異なるものであるはずですから。

安田 その通りですね。本来、例えばリベラル寄りの媒体がそういう冷静な中国批判を載せる受け皿になってもいいと思うのですが、実際は必ずしもそうなっていません。さすがに『朝日新聞』あたりは、最近かなりこの方向で個性を発揮していますが、いかんせん二番手以下のパイが少なすぎます。

劉 中国は言うまでもなく恐怖政治で、言論どころか表現の自由さえないのですが、果たして自由と民主主義の旗を掲げる日本にも本当に自由があるのかしら、と思うときがあります。右翼の人たちの嫌中言説か、リベラルの人たちの「中国の問題点は見ないで、お隣さんだから仲良くしよう」という立場か、どっちかに寄らないとモノが言えないんです。友人の表現ですが、後者の立場を「ピュアなバカ」って言っていましたね。

安田 「ピュアなバカ」は言い得て妙です。今年、リベラルの人たちは参院選や都知事選で野党共闘をおこない、安保法制への反対を争点化していましたが、中国の軍事的脅威や人権問題についてほとんど言及しないままでした。代わりに「軍隊に回すお金があったら近くの国と仲良くするのに使いましょう」と言っていましたね。本当にピュアな人たちです。

(明日公開予定の後篇に続く)


劉燕子 Liu Yanzi 作家、現代中国文学者。北京で生まれ、湖南省長沙で育つ。大阪市立大学大学院修了後、米国留学を経て関西大学大学院修了。大学で教鞭をとりつつ、日本語と中国語のバイリンガルで著述・翻訳。日本語では『中国低層訪談録−インタビューどん底の世界』(集広舎)、『殺劫−チベットの文化大革命』(集広舎・共訳)、『天安門事件から「〇八憲章」へ』(藤原書店・共著)、『反旗−中国共産党と闘う志士たち』(育鵬社・共著)、『フロンティアと国際社会の中国文化大革命』(集広舎・共著)、中国語で『没有墓碑的草原』(八旗文化出版社、台北・共訳)など





http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/315.html

[経世済民117] 中国バブルは崩壊するのか?(Sputnik)

中国バブルは崩壊するのか?
https://jp.sputniknews.com/politics/201612283187517/
2016年12月28日 08:59 Sputnik


中国経済は特色を持っている。中国ではますます頻繁に様々な金融バブルが起こっており、それは例えば不動産市場や金属市場で起きている。

金属市場の情勢は起きていることを最も鮮やかに説明する。例えば、11月末、産業用金属の相場は5月以来最安値まで崩落した。とはいえ、これは始まりに過ぎなかった。

中国の信用バブルは間もなく崩壊する可能性があるとの感触が強まっている。不動産市場のバブルもまた深刻な不安をもたらしている。金属市場のバブルはすでに、崩壊し始めているようだ。全てが下落しているとき、中国投資家が駆け込める唯一の場所になっているのはビットコインだ。

しかし中国指導部は、更に低い成長率のもとでさえ、失業率の伸びを避けることに成功すれば、世界第2の経済の安定は保証されるとの結論に至った。

先に伝えられたところ、中国は米国との「貿易戦争」の可能性を認めた。


中国、米国との貿易戦争開始の可能性を認める
https://jp.sputniknews.com/politics/201612183147836/


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/256.html

[政治・選挙・NHK218] 強制排除の宮下公園で野宿者が越年越冬 渋谷区のご法度に抗して(田中龍作ジャーナル)
強制排除の宮下公園で野宿者が越年越冬 渋谷区のご法度に抗して
http://tanakaryusaku.jp/2016/12/00015064
2016年12月28日 12:10 田中龍作ジャーナル



ナベ、カマ、コンロ・・・共同炊事の七つ道具が揃った。=28日午前11時過ぎ、宮下公園 撮影:筆者=


 多国籍企業ナイキのために野宿者を宮下公園から強制排除した渋谷区。血の通わぬ行政は、その本領を年の瀬にも発揮しようとしたが、当事者たちが待ったをかけた。

 渋谷区は12月29日から1月3日まで宮下公園に施錠し、何人たりとも使用できないようにする。毎年恒例の施策だ。

 野宿者と支援者は、その宮下公園で越年越冬する。きょう昼前、共同炊事の準備に入った。夜露をしのぐテントも設営した。

 この原稿を書いている時点(28日午前11時50分現在)で強制排除はないが、午前10時05分頃、渋谷区の吉武成寛・公園課長が現場を訪れ、「テントの撤去」を命じた。予断を許さない展開となりそうだ。

 渋谷区は宮下公園をホテルなどが入った商業施設に建て替える計画を進めており、同公園での越年越冬はそれに異議を唱えるためだ。

 2010年、渋谷区は多国籍企業ナイキに宮下公園を提供するために野宿者を強制排除した。警察は大量の機動隊を投入した。野宿者を直接担ぎ上げて外に出したのはガードマンだった。



年末年始の使用禁止を知らせる貼り出し。簡単に はがれないよう に強化プラスチックのボードに書き込まれている。=27日夜、宮下公園 撮影:筆者=


 渋谷区が議会の承認も経ずに一企業に対して公園を提供したことについて、東京地裁は違法であるとの判決を出した。野宿者の強制排除についても同様に違法であるとの判決を下した。

 昨年9月高裁で控訴が棄却され、渋谷区が上告しなかったため判決は確定している。

 ナイキで懲りたのか、もっと儲かると踏んだのか。今度は、宮下公園をホテルなどが入った商業施設に建て替えることにした。

 計画によると公園は商業施設の上に設けられる。今度は区議会の承認を経ているため、法的にストップをかけるのは難しい。 

 早ければ2017年夏、着工すると見られている。公園は更地になり、人々が足を踏み入れることもできなくなる。

 野宿者たちの越年越冬は、商業施設のために公園を奪われる市民の闘いでもある。

 〜終わり〜






http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/319.html

[テスト31] Re: テスト
安倍首相が真珠湾で演説。しかし、「和解の力」は加害国が謝罪と反省をすることからしか生まれない。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/2c659615d21c959046ba052f0aa6a3f3
2016年12月28日 Everyone says I love you !



 安倍晋三首相は27日午前(日本時間28日午前)、オバマ米大統領とともにハワイの真珠湾(パールハーバー)を訪れ、沈没した戦艦アリゾナの上に建てられたアリゾナ記念館で犠牲者を慰霊しました。


 安倍首相はこの後、真珠湾に面するふ頭で演説しましたが、アメリカに対してさえ謝罪をしませんでした。


 そのうえで、安倍首相は


「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓い、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。この不動の方針をこれからも貫いてまいります。この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆様に、世界の人々に、固いその決意を、日本国総理大臣として表明いたします」


と不戦の誓いを堅持する考えを示しました。


 しかし、安倍首相とともに慰霊したオバマ大統領のアメリカ合衆国は、第二次大戦後もほぼ途切れなく戦争をしてきた国です。そのアメリカと一緒に不戦の誓いを述べることがいかに虚しいことか。


 また、安倍首相は


「あの『パールハーバー』から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな深く、強く結ばれた同盟国となりました。それは、今までにも増して世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。明日を拓く『希望の同盟』です」


とも述べ、アメリカでの議会演説と同じく、また日米を希望の同盟と呼んで見せたのですが、安倍首相はアメリカの意向を受けて、去年、世界中でアメリカの戦争に参戦できる安保法制を強引に成立させたばかりです。


 そのどこが希望の同盟であり、不戦の誓いにふさわしいのでしょうか。



安倍首相は今日の真珠湾は日米の和解を象徴して静かだと強調するのですが、強風にあおられておみぐしがお乱れに。


 そして、安倍首相の演説の中で最も欺瞞に満ちていたのは、続けて


「明日を拓く『希望の同盟』です。私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした『和解の力』です」


「戦争の惨禍はいまだに世界から消えない。寛容の心、和解の力を世界は今こそ必要としています。憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、今こそ寛容の大切さと和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。」


と述べた部分です。


 寛容の心は被害国が加害国に対して示すものです。


 加害国が被害国に要求するものではありません。


 そして、アジア太平洋戦争では日本は加害国であり、日本が植民地支配と侵略戦争をした諸外国への真摯な謝罪をして反省をし続けなければ、相手国の寛容も引き出せないし、和解もあり得ないのは当然なのです。


 たとえば戦争を遂行する道具であった歴史を持ち、いまだに先の大戦を大東亜戦争と呼んで肯定してA級戦犯を祀っている靖国神社に参拝したり奉納したりする安倍首相に、和解の力を言い募る資格はありません。


 また、世界中で戦争を仕掛け、テロの絶えない世界を作っているアメリカとともに、


「寛容の大切さと和解の力を世界に向かって訴え続けていく」


などというのはナンセンスです。


 まるで戦争を起こした国に被害国が寛容になるべきだと加害国が責めるような安倍首相の演説は、本末転倒であり、全く説得力がないのです。


以下に安倍首相の演説全文を載せましたが、だらだらと長く、美辞麗句も冗長で、上のように言葉を大切にしていないので本当に空疎な印象しか与えません。


安倍首相 所感発表 不戦の誓いと和解の意義強調


12月28日 7時35分



ハワイを訪れている安倍総理大臣は、オバマ大統領とともに、旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する施設を訪れ、献花し黙とうをささげました。このあと安倍総理大臣は所感を発表し、不戦の誓いを堅持していく決意を表明したうえで、日米の和解の意義を強調し、世界の平和と安定にアメリカと協力して取り組んでいく考えを示しました。


ハワイを訪れている安倍総理大臣は日本時間の28日朝早く、来月任期を終えるアメリカのオバマ大統領との日米首脳会談に臨んだあと、そろって太平洋戦争の発端となった、75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの乗組員を追悼する「アリゾナ記念館」を訪れ、献花して黙とうをささげました。


そして安倍総理大臣は、オバマ大統領とともに真珠湾を一望できるキロふ頭で、太平洋戦争をアメリカ軍の一員として戦った日系人などを前に所感を発表しました。


この中で、安倍総理大臣は、真珠湾攻撃を振り返ったうえで、「私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々のみ霊に、ここから始まった戦いが奪った、すべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった数知れぬ無辜(むこ)の民の魂に、永劫の哀悼の誠を捧げます」と述べました。


そのうえで、安倍総理大臣は、「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓い、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。この不動の方針をこれからも貫いてまいります。この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆様に、世界の人々に、固いその決意を、日本国総理大臣として表明いたします」と述べました。


また、安倍総理大臣は、「あの『パールハーバー』から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな深く、強く結ばれた同盟国となりました。それは、今までにも増して世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。明日を拓く『希望の同盟』です。私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした『和解の力』です」と述べました。


そして、安倍総理大臣は、「戦争の惨禍はいまだに世界から消えない。寛容の心、和解の力を世界は今こそ必要としています。憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、今こそ寛容の大切さと和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。そのための努力を、私たちはこれからも、惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに固く、誓います」と述べ、世界の平和と安定にアメリカと協力して取り組んでいく考えを示しました。


元日系人部隊兵士「すばらしい」


真珠湾攻撃の後、アメリカへの忠誠心を示すために志願して日系人部隊に入隊したハワイ出身で日系2世のハーバート・ヤナムラさん(92)は、会場に招待されて両首脳の所感を聞きました。
今回の安倍総理大臣の所感についてヤナムラさんは、「すでに友好関係を築いている日本とアメリカは、この関係を永久に続ける努力をすべきだということを訴えていたのだと思う。とてもすばらしいことだ」と歓迎しました。そのうえで「大事なのは戦争が始まった理由ではなく、二度と戦争を起こさないこと。謝罪は不要で、友好関係を続けていくことこそ重要だ」と話していました。



安倍首相所感「和解の力」全文


12月28日 7時26分



安倍総理大臣の所感の全文です。


オバマ大統領、ハリス司令官、ご列席の皆さま、そして、すべての、アメリカ国民の皆さま。
パールハーバー、真珠湾に、いま私は、日本国総理大臣として立っています。
耳を澄ますと、寄せては返す、波の音が聞こえてきます。
降り注ぐ陽の、やわらかな光に照らされた、青い、静かな入り江。
私のうしろ、海の上の、白い、アリゾナ・メモリアル。
あの、慰霊の場を、オバマ大統領とともに訪れました。
そこは、私に、沈黙をうながす場所でした。
亡くなった、軍人たちの名が、しるされています。
祖国を守る崇高な任務のため、カリフォルニア、ミシガン、ニューヨーク、テキサス、さまざまな地から来て、乗り組んでいた兵士たちが、あの日、爆撃が戦艦アリゾナを二つに切り裂いたとき、紅蓮の炎の中で、死んでいった。
75年が経ったいまも、海底に横たわるアリゾナには、数知れぬ兵士たちが眠っています。
耳を澄まして心を研ぎ澄ますと、風と、波の音とともに、兵士たちの声が聞こえてきます。
あの日、日曜の朝の、明るく寛いだ、弾む会話の声。自分の未来を、そして夢を語り合う、若い兵士たちの声。最後の瞬間、愛する人の名を叫ぶ声。
生まれてくる子の、幸せを祈る声。
一人、ひとりの兵士に、その身を案じる母がいて、父がいた。
愛する妻や、恋人がいた。
成長を楽しみにしている、子どもたちがいたでしょう。
それら、すべての思いが断たれてしまった。
その厳粛な事実を思うとき、私は、言葉を失います。
その御霊よ、安らかなれー。
思いを込め、私は日本国民を代表して、兵士たちが眠る海に、花を投じました。


***


オバマ大統領、アメリカ国民の皆さん、世界の、さまざまな国の皆さま。
私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々の御霊に、ここから始まった戦いが奪った、すべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった、数知れぬ、無辜の民の魂に、永劫の、哀悼の誠を捧げます。
戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。
私たちは、そう誓いました。
そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました。
戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。
この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆さまに、世界の人々に、固い、その決意を、日本国総理大臣として、表明いたします。


***


昨日、私は、カネオへの海兵隊基地に、一人の日本帝国海軍士官の碑(いしぶみ)を訪れました。
その人物とは、真珠湾攻撃中に被弾し、母艦に帰るのをあきらめ、引き返し、戦死した、戦闘機パイロット、飯田房太中佐です。
彼の墜落地点に碑を建てたのは、日本人ではありません。
攻撃を受けた側にいた、米軍の人々です。
死者の、勇気を称え、石碑を建ててくれた。
碑には、祖国のため命を捧げた軍人への敬意を込め、「日本帝国海軍大尉」と、当時の階級を刻んであります。


The brave respect the brave.
「勇者は、勇者を敬う」


アンブローズ・ビアスの、詩(うた)は言います。
戦い合った敵であっても、敬意を表する。
憎しみ合った敵であっても、理解しようとする。
そこにあるのは、アメリカ国民の、寛容の心です。
戦争が終わり、日本が、見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、アメリカ国民でありました。
皆さんが送ってくれたセーターで、ミルクで、日本人は、未来へと、命をつなぐことができました。
そして米国は、日本が、戦後再び、国際社会へと復帰する道を開いてくれた。
米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは、平和と繁栄を享受することができました。
敵として熾烈に戦った、私たち日本人に差しのべられた、こうした皆さんの善意と支援の手、その大いなる寛容の心は、祖父たち、母たちの胸に深く刻まれています。
私たちも、覚えています。
子や、孫たちも語り継ぎ、決して忘れることはないでしょう。


***


オバマ大統領とともに訪れた、ワシントンのリンカーン・メモリアル。
その壁に刻まれた言葉が、私の心に去来します。


「誰に対しても、悪意を抱かず、慈悲の心で向き合う」。
「永続する平和を、われわれすべてのあいだに打ち立て、大切に守る任務を、やりとげる」。


エイブラハム・リンカーン大統領の、言葉です。
私は日本国民を代表し、米国が、世界が、日本に示してくれた寛容に、改めて、ここに、心からの感謝を申し上げます。


***


あの「パールハーバー」から75年。
歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く、強く結ばれた同盟国となりました。
それは、いままでにもまして、世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。
明日を拓く、「希望の同盟」です。
私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした、the power of reconciliation、「和解の力」です。
私が、ここパールハーバーで、オバマ大統領とともに、世界の人々に対して訴えたいもの。
それは、この、和解の力です。
戦争の惨禍は、いまだに世界から消えない。
憎悪が憎悪を招く連鎖は、なくなろうとしない。
寛容の心、和解の力を、世界はいま、いまこそ、必要としています。
憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と、信頼を育てた日米は、いま、いまこそ、寛容の大切さと、和解の力を、世界に向かって訴え続けていく、任務を帯びています。
日本と米国の同盟は、だからこそ「希望の同盟」なのです。


***


私たちを見守ってくれている入り江は、どこまでも静かです。パールハーバー。
真珠の輝きに満ちた、この美しい入り江こそ、寛容と、そして和解の象徴である。
私たち日本人の子どもたち、そしてオバマ大統領、皆さんアメリカ人の子どもたちが、またその子どもたち、孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれる事を私は願います。
そのための努力を、私たちはこれからも、惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに、固く、誓います。
ありがとうございました。




http://www.asyura2.com/14/test31/msg/577.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍首相が真珠湾で演説。しかし、「和解の力」は加害国が謝罪と反省をすることからしか生まれない。
安倍首相が真珠湾で演説。しかし、「和解の力」は加害国が謝罪と反省をすることからしか生まれない。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/2c659615d21c959046ba052f0aa6a3f3
2016年12月28日 Everyone says I love you !



 安倍晋三首相は27日午前(日本時間28日午前)、オバマ米大統領とともにハワイの真珠湾(パールハーバー)を訪れ、沈没した戦艦アリゾナの上に建てられたアリゾナ記念館で犠牲者を慰霊しました。

 安倍首相はこの後、真珠湾に面するふ頭で演説しましたが、アメリカに対してさえ謝罪をしませんでした。

 そのうえで、安倍首相は

「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓い、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。この不動の方針をこれからも貫いてまいります。この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆様に、世界の人々に、固いその決意を、日本国総理大臣として表明いたします」

と不戦の誓いを堅持する考えを示しました。

 しかし、安倍首相とともに慰霊したオバマ大統領のアメリカ合衆国は、第二次大戦後もほぼ途切れなく戦争をしてきた国です。そのアメリカと一緒に不戦の誓いを述べることがいかに虚しいことか。

 また、安倍首相は

「あの『パールハーバー』から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな深く、強く結ばれた同盟国となりました。それは、今までにも増して世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。明日を拓く『希望の同盟』です」

とも述べ、アメリカでの議会演説と同じく、また日米を希望の同盟と呼んで見せたのですが、安倍首相はアメリカの意向を受けて、去年、世界中でアメリカの戦争に参戦できる安保法制を強引に成立させたばかりです。

 そのどこが希望の同盟であり、不戦の誓いにふさわしいのでしょうか。



安倍首相は今日の真珠湾は日米の和解を象徴して静かだと強調するのですが、強風にあおられておみぐしがお乱れに。

 そして、安倍首相の演説の中で最も欺瞞に満ちていたのは、続けて

「明日を拓く『希望の同盟』です。私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした『和解の力』です」

「戦争の惨禍はいまだに世界から消えない。寛容の心、和解の力を世界は今こそ必要としています。憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、今こそ寛容の大切さと和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。」


と述べた部分です。

 寛容の心は被害国が加害国に対して示すものです。

 加害国が被害国に要求するものではありません。

 そして、アジア太平洋戦争では日本は加害国であり、日本が植民地支配と侵略戦争をした諸外国への真摯な謝罪をして反省をし続けなければ、相手国の寛容も引き出せないし、和解もあり得ないのは当然なのです。

 たとえば戦争を遂行する道具であった歴史を持ち、いまだに先の大戦を大東亜戦争と呼んで肯定してA級戦犯を祀っている靖国神社に参拝したり奉納したりする安倍首相に、和解の力を言い募る資格はありません。

 また、世界中で戦争を仕掛け、テロの絶えない世界を作っているアメリカとともに、

「寛容の大切さと和解の力を世界に向かって訴え続けていく」

などというのはナンセンスです。

 まるで戦争を起こした国に被害国が寛容になるべきだと加害国が責めるような安倍首相の演説は、本末転倒であり、全く説得力がないのです。

以下に安倍首相の演説全文を載せましたが、だらだらと長く、美辞麗句も冗長で、上のように言葉を大切にしていないので本当に空疎な印象しか与えません。


安倍首相 所感発表 不戦の誓いと和解の意義強調
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161228/k10010822391000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
12月28日 7時35分 NHK



ハワイを訪れている安倍総理大臣は、オバマ大統領とともに、旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する施設を訪れ、献花し黙とうをささげました。このあと安倍総理大臣は所感を発表し、不戦の誓いを堅持していく決意を表明したうえで、日米の和解の意義を強調し、世界の平和と安定にアメリカと協力して取り組んでいく考えを示しました。

ハワイを訪れている安倍総理大臣は日本時間の28日朝早く、来月任期を終えるアメリカのオバマ大統領との日米首脳会談に臨んだあと、そろって太平洋戦争の発端となった、75年前の旧日本軍による真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナの乗組員を追悼する「アリゾナ記念館」を訪れ、献花して黙とうをささげました。

そして安倍総理大臣は、オバマ大統領とともに真珠湾を一望できるキロふ頭で、太平洋戦争をアメリカ軍の一員として戦った日系人などを前に所感を発表しました。

この中で、安倍総理大臣は、真珠湾攻撃を振り返ったうえで、「私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々のみ霊に、ここから始まった戦いが奪った、すべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった数知れぬ無辜(むこ)の民の魂に、永劫の哀悼の誠を捧げます」と述べました。

そのうえで、安倍総理大臣は、「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓い、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。この不動の方針をこれからも貫いてまいります。この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆様に、世界の人々に、固いその決意を、日本国総理大臣として表明いたします」と述べました。

また、安倍総理大臣は、「あの『パールハーバー』から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな深く、強く結ばれた同盟国となりました。それは、今までにも増して世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。明日を拓く『希望の同盟』です。私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした『和解の力』です」と述べました。

そして、安倍総理大臣は、「戦争の惨禍はいまだに世界から消えない。寛容の心、和解の力を世界は今こそ必要としています。憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と信頼を育てた日米は、今こそ寛容の大切さと和解の力を世界に向かって訴え続けていく任務を帯びています。そのための努力を、私たちはこれからも、惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに固く、誓います」と述べ、世界の平和と安定にアメリカと協力して取り組んでいく考えを示しました。

元日系人部隊兵士「すばらしい」

真珠湾攻撃の後、アメリカへの忠誠心を示すために志願して日系人部隊に入隊したハワイ出身で日系2世のハーバート・ヤナムラさん(92)は、会場に招待されて両首脳の所感を聞きました。

今回の安倍総理大臣の所感についてヤナムラさんは、「すでに友好関係を築いている日本とアメリカは、この関係を永久に続ける努力をすべきだということを訴えていたのだと思う。とてもすばらしいことだ」と歓迎しました。そのうえで「大事なのは戦争が始まった理由ではなく、二度と戦争を起こさないこと。謝罪は不要で、友好関係を続けていくことこそ重要だ」と話していました。



安倍首相所感「和解の力」全文
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161228/k10010822371000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_009
12月28日 7時26分 NHK



安倍総理大臣の所感の全文です。

オバマ大統領、ハリス司令官、ご列席の皆さま、そして、すべての、アメリカ国民の皆さま。
パールハーバー、真珠湾に、いま私は、日本国総理大臣として立っています。
耳を澄ますと、寄せては返す、波の音が聞こえてきます。
降り注ぐ陽の、やわらかな光に照らされた、青い、静かな入り江。
私のうしろ、海の上の、白い、アリゾナ・メモリアル。
あの、慰霊の場を、オバマ大統領とともに訪れました。
そこは、私に、沈黙をうながす場所でした。
亡くなった、軍人たちの名が、しるされています。
祖国を守る崇高な任務のため、カリフォルニア、ミシガン、ニューヨーク、テキサス、さまざまな地から来て、乗り組んでいた兵士たちが、あの日、爆撃が戦艦アリゾナを二つに切り裂いたとき、紅蓮の炎の中で、死んでいった。
75年が経ったいまも、海底に横たわるアリゾナには、数知れぬ兵士たちが眠っています。
耳を澄まして心を研ぎ澄ますと、風と、波の音とともに、兵士たちの声が聞こえてきます。
あの日、日曜の朝の、明るく寛いだ、弾む会話の声。自分の未来を、そして夢を語り合う、若い兵士たちの声。最後の瞬間、愛する人の名を叫ぶ声。
生まれてくる子の、幸せを祈る声。
一人、ひとりの兵士に、その身を案じる母がいて、父がいた。
愛する妻や、恋人がいた。
成長を楽しみにしている、子どもたちがいたでしょう。
それら、すべての思いが断たれてしまった。
その厳粛な事実を思うとき、私は、言葉を失います。
その御霊よ、安らかなれー。
思いを込め、私は日本国民を代表して、兵士たちが眠る海に、花を投じました。

***

オバマ大統領、アメリカ国民の皆さん、世界の、さまざまな国の皆さま。
私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々の御霊に、ここから始まった戦いが奪った、すべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった、数知れぬ、無辜の民の魂に、永劫の、哀悼の誠を捧げます。
戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。
私たちは、そう誓いました。
そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました。
戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。
この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆さまに、世界の人々に、固い、その決意を、日本国総理大臣として、表明いたします。

***

昨日、私は、カネオへの海兵隊基地に、一人の日本帝国海軍士官の碑(いしぶみ)を訪れました。
その人物とは、真珠湾攻撃中に被弾し、母艦に帰るのをあきらめ、引き返し、戦死した、戦闘機パイロット、飯田房太中佐です。
彼の墜落地点に碑を建てたのは、日本人ではありません。
攻撃を受けた側にいた、米軍の人々です。
死者の、勇気を称え、石碑を建ててくれた。
碑には、祖国のため命を捧げた軍人への敬意を込め、「日本帝国海軍大尉」と、当時の階級を刻んであります。

The brave respect the brave.
「勇者は、勇者を敬う」

アンブローズ・ビアスの、詩(うた)は言います。
戦い合った敵であっても、敬意を表する。
憎しみ合った敵であっても、理解しようとする。
そこにあるのは、アメリカ国民の、寛容の心です。
戦争が終わり、日本が、見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、アメリカ国民でありました。
皆さんが送ってくれたセーターで、ミルクで、日本人は、未来へと、命をつなぐことができました。
そして米国は、日本が、戦後再び、国際社会へと復帰する道を開いてくれた。
米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは、平和と繁栄を享受することができました。
敵として熾烈に戦った、私たち日本人に差しのべられた、こうした皆さんの善意と支援の手、その大いなる寛容の心は、祖父たち、母たちの胸に深く刻まれています。
私たちも、覚えています。
子や、孫たちも語り継ぎ、決して忘れることはないでしょう。

***

オバマ大統領とともに訪れた、ワシントンのリンカーン・メモリアル。
その壁に刻まれた言葉が、私の心に去来します。

「誰に対しても、悪意を抱かず、慈悲の心で向き合う」。
「永続する平和を、われわれすべてのあいだに打ち立て、大切に守る任務を、やりとげる」。

エイブラハム・リンカーン大統領の、言葉です。
私は日本国民を代表し、米国が、世界が、日本に示してくれた寛容に、改めて、ここに、心からの感謝を申し上げます。

***

あの「パールハーバー」から75年。
歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く、強く結ばれた同盟国となりました。
それは、いままでにもまして、世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。
明日を拓く、「希望の同盟」です。
私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした、the power of reconciliation、「和解の力」です。
私が、ここパールハーバーで、オバマ大統領とともに、世界の人々に対して訴えたいもの。
それは、この、和解の力です。
戦争の惨禍は、いまだに世界から消えない。
憎悪が憎悪を招く連鎖は、なくなろうとしない。
寛容の心、和解の力を、世界はいま、いまこそ、必要としています。
憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と、信頼を育てた日米は、いま、いまこそ、寛容の大切さと、和解の力を、世界に向かって訴え続けていく、任務を帯びています。
日本と米国の同盟は、だからこそ「希望の同盟」なのです。

***

私たちを見守ってくれている入り江は、どこまでも静かです。パールハーバー。
真珠の輝きに満ちた、この美しい入り江こそ、寛容と、そして和解の象徴である。
私たち日本人の子どもたち、そしてオバマ大統領、皆さんアメリカ人の子どもたちが、またその子どもたち、孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれる事を私は願います。
そのための努力を、私たちはこれからも、惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに、固く、誓います。
ありがとうございました。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/320.html

[経世済民117] 東芝ストップ安−2日連続大幅安の裏には内部統制への懸念も?(投信1)

東芝ストップ安−2日連続大幅安の裏には内部統制への懸念も?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00002481-toushin-bus_all
投信1 12/28(水) 12:15配信


■緊急会見当日の急落に続き株価はストップ安に

暮れも押し迫った2016年12月28日、東芝の株価はストップ安で始まりました。前日に緊急会見を開催し、米国の原子力関連子会社の買収に伴うのれんの巨額減損リスクが明らかにされたためです。

とはいえ、減損の可能性は前日のテレビや新聞で既に報道されており、27日の株価も大幅安で引けていました。そこで、“なぜ、2日連続での大幅安となったのか”、会見内容を振り返りながら考えてみたいと思います。

■減損額は数千億円

会見において東芝は、2016年12月に買収した原子力の建設等を行うCB&I社傘下のCB&Iストーン・アンド・ウエブスター社(以下S&W社)の、のれんが当初想定の105億円とは一桁違う数千億円に達する見込みであることを認めました。

ちなみに、数千億円という曖昧な表現になっているのは現在もなお精査中であるためで、正式な数値は来年2月中旬の2017年3月期第2四半期決算で発表される予定です。なお、会見では「数千億円の上限は5,000億円か?」という質問がありましたが、会社側は否定も肯定もしませんでした。

■以前から”要注意会社”だった震源地のS&W社

実は、今回問題となっているS&W社については、以前から業績の攪乱要因になる可能性がある事業として株式市場から関心を集めており、会社側も2017年3月期第1及び第2四半期の決算説明資料で内容を開示していました。そのポイントを簡単にまとめると以下のようになります。

 ・東芝の子会社であるウエスチングハウス(以下、WEC)とCB&I社は、東芝が買収するS&W社の運転資本の金額について、契約上の金額と実際の金額との差異について協議中。
 ・WECは、運転資本額は契約上合意済の金額である1,174百万ドルを2,151百万ドル下回る▲977百万ドルと認識。
 ・一方、CB&Iは契約上合意済の金額である1,174百万ドルを428百万ドル上回る1,602百万ドルと認識。
 ・運転資本額が契約上合意済の金額を下回った場合には、契約上、その差額をCB&IがWECに対して即時支払う(東芝・WECの主張)。
 ・その反対の場合は、米国での4基のAP1000建設完了後にWECがCB&Iに対して支払う(CB&Iの主張)。
このように、両者の間には大きな見解の隔たりがあったことは以前から周知の事実です。そのため、S&W社は株式市場からは要注意会社と見られていました。

■問題は運転資本評価額の差異だけではなかった

最初の報道を見た筆者も、数千億円の減損は、“CB&Iが契約を反故にして、運転資金の差額を支払わないためではないか”、と推測していました。

ところが、会見では、減損が発生する理由は2016年12月末までに完了しなくてはいけない米国会計基準に従って資産、負債を精査した結果、コストの大幅な増加により資産価値が当初の想定を大幅に下回ったためとされ、上述した運転資本の調整の影響だけではないことが明言されました。

平たく言えば、既に売掛金として計上されている流動資産の資産価値、つまり過去に計上されたコストだけではなく、将来発生する可能性が高いコスト(受注損失引当金)も資産価値の低下に影響を与えるリスクが高いと認めたことになります。

■財務体質の悪化だけではなく内部統制の不備も大きな懸念

この点に関しては、これまで決算では全く開示がなされてこなかったため、大きなサプライズであることは当然です。

しかし、それ以上に気になることは、WECのデューディリジェンス(DD:買収時に相手側の資産内容を精査する活動)の不備を東芝が見抜けなかったのではないか、という疑念をもたらすことです。買収からたった1年間でこれだけの差額が発生することは通常では考えられないからです。

そのため、巨額減損の計上により過小資本の状態がさらに悪化するという危惧は当然にせよ、それを上回る懸念として浮上するのが、現在東証から「特設市場銘柄」に指定されている東芝が内部統制の改善を認められその指定が解除されるかどうかということです。

というのは、東証は12月19日に東芝に対して特設注意市場銘柄の指定を継続すると発表し、2017年3月15日以後に東芝から再提出される内部管理体制確認書の内容等を確認し、内部管理体制等について改善がなされなかったと認められた場合は、同社株式は上場廃止とするとしているからです。

よって、「今回のような事案が明らかになったことで上場廃止の可能性が拡大することは避けられない」という懸念の高まりが、2日連続の大幅安の大きな一因ではないかと筆者は考えます。

和泉 美治

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/258.html

[経世済民117] <東芝>取引先銀行団が金融支援で協議へ
<東芝>取引先銀行団が金融支援で協議へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000045-mai-bus_all
毎日新聞 12/28(水) 15:00配信


 経営再建中の東芝に対し、取引先銀行団が金融支援に向けた協議に入ることが28日、わかった。2017年3月期に新たに発生する損失の規模によっては債務超過に陥る可能性もあることから、債務の株式化(DES)も含めて、幅広い支援策を検討する。

 主要取引行の首脳が同日朝、明らかにした。東芝は27日、米国の原発事業で17年3月期に数千億円規模の新たな損失が発生する可能性があると発表。綱川智社長らが記者会見し、金融機関に対して資本増強や資金繰りの支援要請を検討する考えを示していた。

 綱川社長が28日、取引行を訪れて財務状況について説明し、支援を要請する見通し。銀行団は来年2月ごろまでに東芝が確定させる損失額の状況を踏まえ、何らかの支援を行う方向で調整に入る。

 東芝は過去の会計不祥事で東京証券取引所から特設注意市場銘柄に指定されているため、市場で公募増資を行うのは困難。仮に債務超過が確実となった場合、債務を株式に交換するDESを実施すれば東芝の資本が増強され、財務状況の改善が見込める。ただし銀行にとって債権回収のハードルが高まりかねないことから慎重な金融機関もあり、各行は幅広い支援策を検討する構えだ。【和田憲二、安藤大介】


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/259.html

[経世済民117] <アベノミクス4年>消費拡大、依然遠く
             アベノミクス4年で経済指標はどう変わった?


<アベノミクス4年>消費拡大、依然遠く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000011-mai-bus_all
毎日新聞 12/28(水) 8:40配信


 個人消費や雇用に関する11月の経済統計が27日、発表された。有効求人倍率はバブル期以来の高水準となった一方、消費者物価指数や消費支出は低迷。第2次安倍政権発足から4年がたち、雇用指標は改善したが消費は依然力強さを欠き、デフレからの完全脱却は見通せない。

 ◇節約志向、雇用は拡大

 総務省が発表した11月の家計調査によると、1世帯当たり(2人以上)の消費支出は27万848円で、物価変動を除いた実質で前年同月比1.5%減。前年割れは9カ月連続でマイナス幅は10月(0.4%減)より拡大した。休日が昨年より1日少ない影響もあるが、野菜の値上がりで食料品の購入が3.4%減、衣料品は低価格品の購入が目立ち5.2%減と、消費者の節約志向が続いていることが浮き彫りとなった。

 また、全国消費者物価指数(生鮮食品除く)も前年同月比0.4%下落の99.8と、9カ月連続のマイナス。原油価格の反転で電気料金などは下落幅が縮小したが、消費の弱さを背景にテレビなどが値下がりした。先行指標となる東京都区分の2016年平均(速報値)は前年比0.3%下落し、12年以来4年ぶりのマイナスに転じた。

 一方、厚生労働省が発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.41倍で、3カ月連続で改善。1991年7月(1.44倍)以来25年4カ月ぶりの高水準となった。総務省が発表した完全失業率は0.1ポイント上昇の3.1%とやや悪化したが、依然「完全雇用に近い水準」(内閣府幹部)となっている。

 12年12月の安倍政権発足後、日銀の大規模金融緩和による円安効果を柱とした「アベノミクス」で、当初、景気は持ち直し傾向が続いたが、14年4月の消費税率8%への引き上げを機に消費が低迷。社会保障など将来不安もあり、雇用指標が改善しても消費拡大につながらない状況が続く。

 安倍晋三首相は26日、4年間の経済運営を「(物価が下がり続ける)デフレではない状況を作り出すことはできたが、まだ道半ば」と振り返ったが、大規模金融緩和や財政出動は限界が指摘されており、「アベノミクス」は行き詰まりを見せつつある。【小倉祥徳】

 ◇金融政策手詰まり

 「厳しい一年だったが、風向きは逆風から追い風に変わりつつある」。日銀の黒田東彦総裁は26日、東京都内での講演で、トレードマークの強気の姿勢を崩さなかった。

 2013年3月に就任した黒田総裁は、物価上昇率を「2年で2%にする」目標を掲げ、金融機関から国債を大量に買い取ってお金を市場に流し込む「異次元緩和」を断行。急速な円安・株高を演出し、アベノミクスの立役者となった。

 だが、14年春に1%台半ばまで高まった物価上昇率は、原油安などを背景に失速。異次元緩和が長期化した結果、日銀の国債保有額が全国債の4割近くまで膨れあがるなど、限界が近づいた。状況打開を狙って今年1月に導入を決定したのが、民間銀行が日銀に預けるお金に手数料を課す「マイナス金利」だった。だが、貸し出し増加効果は期待したほどには上がらず、むしろ金融機関の反発や市場の混乱を招くなど、政策の手詰まり感が鮮明になった。

 このため、日銀は9月に、長期金利(10年物国債利回り)を0%程度に抑える「長短金利操作政策」を新たに導入。限界が近づいていた「お金の量」重視の政策から、「金利」を操作する政策に軸足を移した。11月には「17年度中」としていた2%の物価目標達成時期を「18年度ごろ」に延期。18年4月までの黒田総裁の任期中の達成を事実上断念した。

 市場には「短期決戦に失敗した日銀は、よほどのことが無い限り追加緩和に動かない」(みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミスト)との見方が強い。かつてアベノミクスの主役を担った日銀への期待は、急速に後退している。【安藤大介】


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/260.html

[経世済民117] 東芝株、ストップ安で終了 「数千億円損失」で20%超安、時価総額2週で3分の1超の縮小(SankeiBiz)
                   東京都港区の東芝本社(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 

東芝株、ストップ安で終了 「数千億円損失」で20%超安、時価総額2週で3分の1超の縮小
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000500-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/28(水) 14:37配信


 28日の東京株式市場で、東芝株が前日終値比20%超のストップ安で取引を終えた。今月15日につけた年初来高値475円からの下げ幅は34.4%と3分の1を超える。2兆円を超えていた時価総額は1兆3200億円まで減少した。

 東芝の綱川智社長は27日夜に会見し、米国の原発事業で発生する減損損失が「数千億円規模」もの巨額となる可能性があると公表。これを受けて、28日の取引は朝から売り一色となった。午前9時半近くに取引が成立し、前日比80円安の311円60銭と値幅制限いっぱいの値下がりとなった。下落率は20.4%。前日の一時16.3%安、終値11.6%安を上回る下げ幅となった。

 昨年明らかになった不適切会計や損失計上を受けて、東芝株は下落が続き、今年2月12日には155円まで値下がりした。しかし、その後の業績改善や半導体事業の好調により反転。12月15日には年初来高値となる475円まで回復したばかりだった。

 そこからわずか2週間足らずで311円60銭まで下がった。下落率は3分の1を超える34.4%に及ぶ。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/261.html

[政治・選挙・NHK218] 真珠湾パフォ、安倍の歴史観は狂っている  小林よしのり
真珠湾パフォ、安倍の歴史観は狂っている
http://yoshinori-kobayashi.com/12086/
2016.12.28 小林よしのりオフィシャルwebサイト


日本の首相が真珠湾に行って、旧敵国の軍人の霊を
あれほど丁寧に切々と感傷的に慰めるのはおかしいんじゃ
ないか?

真珠湾攻撃は軍隊を標的にしたものであり、民間人を
狙ったものではない。

戦争において、軍人が死ぬのは当然のことだ。

軍人の犠牲なき戦争などあり得ない。

アメリカに経済封鎖されて、ハルノートを出されて
追い詰められれば、モナコやルクセンブルグのような
小国でも立ちあがっただろうと言ったのは、国際法の
専門家・パール判事だ。

日本人は真珠湾攻撃に対して、何ら負い目を感じる
必要はない。

原爆投下こそが正真正銘の人類に対する悪であり、
民間人の大虐殺である。

しかも犠牲者は女子供が圧倒的に多かったのだ。
原爆投下は軍事行動ではない。

冷戦後をにらんだ示威行為であり、原爆の効果を
見るための人体実験だったのだ!

安倍晋三の歴史観は狂っている!

わしの『戦争論』を読み直せ!

晋三ぼっちゃんは、靖国神社を参拝して、あれほど
自国の英霊を情感込めて顕彰する言葉を連ねたことは
ないじゃないか!

「不戦の誓いと追悼の誠を捧げました」という極めて
簡略化した言葉しか吐いたことないだろう。

それどころか、終戦の日に靖国参拝をしてないじゃ
ないか!

尖閣諸島をめぐる緊迫感が発生した当初の靖国参拝は
危険だから自重した方が良かったが、その緊迫感は
常態化し、アメリカも中国の危険性が分かっただろう。

もう靖国参拝してもいい頃だ。

だがアメリカとの「和解」には必死だが、中国・韓国との
「和解」は成立しないままでいいのか?

さらに言うなら沖縄戦の犠牲者や、戦後の沖縄県民の
苦労に対して、あんなに切々と慰霊し、感謝したことも
ないだろう?

日本人ファーストが消滅して、米兵ファーストになってる
じゃないか!

安倍晋三の歴史観は狂っている!

わしの『沖縄論』を読んでみろ!


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/321.html

[政治・選挙・NHK218] ≪説得力≫土佐の方「国民が選んだわけでもない、どこの馬の骨かもわからない”有識者”を信じるのやめませんか?」
【説得力】土佐の方「国民が選んだわけでもない、どこの馬の骨かもわからない”有識者”を信じるのやめませんか?」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25445
2016/12/28 健康になるためのブログ








以下ネットの反応。




















説得力ある言葉ですなぁ。普段の言動見てて、「まとも」とは思えないような人も選ばれてますしなぁ。

こんなよくわからん人たちの言う事を、「もっともらしい意見」として、何かを決定する際の参考にするというのはおかしいですよね。憲法違反なの?




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/323.html

[経世済民117] 日立は三菱重工と…トランプ政権で「企業大再編」加速も 2017“激動”先読み(日刊ゲンダイ)
             不正会計問題で記者会見し謝罪する東芝経営陣(2015年当時)/(C)日刊ゲンダイ


日立は三菱重工と…トランプ政権で「企業大再編」加速も 2017“激動”先読み
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196653
2016年12月28日 日刊ゲンダイ


 日立製作所と三菱重工が経営統合へ――。5年ほど前に話題になった合併話が、ここへきて再浮上してきた。

「最初に統合話が表面化したときは、三菱グループOBの猛反対で立ち消えになったといいます。ただ、三菱重工は子会社の三菱航空機が手掛けるMRJや、豪華客船ビジネスでつまずいてしまった。再び日立と急接近しても不思議はないのです」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 両社の売上高を単純合計すると約14兆円(16年3月期)。世界市場でライバルとなる米GEの約15兆円(17年予想)に肉薄する。

「来年は米国でトランプ大統領が誕生するなど、政治の世界は激変します。経済も何が起きるか分かりません。企業は今まで以上に規模を拡大させないと、世界大手にのみ込まれる危険が高まっています」(倉多慎之助氏)

 不正会計に揺れた東芝も再編の渦にのみ込まれかねない。

「東芝は業績そのものは回復傾向を見せています。ただ、イメージ悪化や事業縮小により売り上げ規模はかなり落ち込みました。そこで、NECとの合併観測が流れています。弱小連合ですが、重複分野は少ないので、うまくすれば勝ち組になれます」(経済ジャーナリストの真保紀一郎氏)

 中国の爆買い終焉によって、百貨店の再編が加速するという見方も出てきた。セブン&アイHD傘下のそごう・西武は、今年9月に「そごう柏店」や「西武旭川店」を閉鎖。10月には「そごう神戸店」などをH2Oリテイリング(阪急阪神百貨店)に売却し、業務提携する方針を打ち出した。

「セブン&アイは、グループ中核のイトーヨーカ堂を創業した伊藤家の力が増しています。スーパーとコンビニに事業を集中させるため、百貨店を切り離すかもしれません。H2Oへの売却が最有力でしょう」(流通関係者)

■爆買い終焉の百貨店は高島屋が台風の目

 これまで再編とは無縁だった高島屋が動くという見方もある。

「スーパー中心のユニーグループHDとコンビニのファミマが統合したように、来年は業種の垣根を越えた再編が起きるでしょう。高島屋とイオン、ローソンとイオンといった組み合わせだってあり得ます」(コンビニ関係者)

 海運業への注目度も高まっている。米トランプ新政権が保護主義を強めると、世界の貿易量が減少し、海運業を直撃する恐れが高いからだ。

「コンテナ事業の統合を決めた海運3社は注目です。会社そのものの合併に発展する可能性があります。日本郵船は独立を貫くとしても、商船三井と川崎汽船は急接近するかもしれません」(経済評論家の杉村富生氏)

 米ゴールドマン・サックス証券は、「17年日本株投資戦略リポート」で買収されそうな日本企業をピックアップしている。自動車のスズキや、製薬の中外製薬、参天製薬、沢井製薬、日立系の日立国際電気や日立キャピタルなどだ。

 17年は「まさか」の統合劇が待っている。



http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/266.html

[経世済民117] たった2万円でファーストクラスに乗ることができた!(HARBOR BUSINESS Online)
JALファーストクラスの機内食。飲み物はシャンパンや日本酒などが選べる。「上品な味付けで美味しかったです」


たった2万円でファーストクラスに乗ることができた!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161228-00122732-hbolz-soci
HARBOR BUSINESS Online 12/28(水) 16:20配信


ファーストクラスを格安で体験できる裏技を大公開。

◆国内線なら2万円ぽっきりでファーストクラスが味わえる

 ファーストクラスといえば、国際線個室のようにパーテーションで仕切られたフルフラットシートで長時間のフライトをゆっくりと過ごすもの。しかし、その部分に目をつぶってしまえば、国内線のファーストクラスに乗るという選択もある。

 わずか1時間あまりながら、JALでは「羽田⇔札幌」「羽田⇔伊丹」「福岡⇔羽田」「羽田⇔沖縄」の一部の便でファーストクラスを設けた機体を運用している。あまり知られていないが、これはANAにはないJALだけのサービスだ。

「私も羽田から伊丹までJAL国内線に乗ったことがあります。選ばれた乗客に許される特別なチェックインカウンターやラウンジが利用できるので、手軽にファーストクラスの気分を味わいたい人におすすめ」と話すのは、ブロガーのテラヤマアニ氏。短時間ではあるものの、ラウンジサービスに加え、上質な食事やアルコールなどもしっかりと提供される。

「日常がフライトみたいな富裕層が利用するイメージなので、緊張しました。専用のレーンで保安検査が済むと、キラキラと光り輝くエスカレーターがあり、上がれば羽田空港のダイヤモンド・プレミアラウンジがあります。受付もまた高級感が漂っていました」

 中に入れば、目の前に大きな松の盆栽が。その枝の先には広々とした空間があり、光沢感のある瀟洒なデスクと、ゆったりとしたシートが広がっている。

「ラウンジの居心地がよすぎて、飛行機に乗り込むのが、ファーストクラス乗客で最後に(笑)。機内の座席シートはソファのようにふわふわでした。リクライニングも最大42度傾くし、足元幅も普通席の3倍はあります」

 そして最大の楽しみは、やはり食事。まず、皿がチープなプラスチック製ではないことにテンションが上がったというテラヤマ氏。料理の味もそうだが、プレミアム焼酎の「森以蔵」が出てきたことには特に感動したという。

「飲み終えたらCAさんがすぐ声をかけてくれたので、すかさずもう1杯いただきましたよ」

 国内最上級の空のサービスが片道2万円で受けられるのであれば、これを試さない手はないだろう。出張のついでや小旅行など、いろいろなシチュエーションに組み込みやすい、まさに初心者向けファーストクラスなのだ。

【テラヤマアニ氏】

運営するマイルとポイントに関する情報を紹介した「ANAとマイルのパパじゃない」は月間100万アクセスを誇る、マイラーブログランキング1位の人気サイトhttp://kowagari.hateblo.jp

取材・文/岡野孝次 写真提供/テラヤマアニ マイレージランナー ばんばん S氏

― 超格安で「ファーストクラス」に乗る裏技 ―

ハーバー・ビジネス・オンライン
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/268.html

[経世済民117] つぶやきは悲鳴に…ツイッター大揺れ 最高幹部が一斉退社 身売り観測も再燃(SankeiBiz)
つぶやきは悲鳴に…ツイッター大揺れ 最高幹部が一斉退社 身売り観測も再燃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00000501-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/28(水) 7:00配信


 ソーシャルメディアの雄、米ツイッターが大揺れだ。最高幹部がまたも大量流出。業績が長期低迷するなか、身売り観測がくすぶり、トップに復帰したお騒がせ創業者が会社をまとめきれない実態を露呈した。

 どうやら「騒動」は終わっていなかった。

 ロイター通信によると、ツイッターのアダム・メッシンガー最高技術責任者(CTO)は12月21日、退社する意向を明らかにした。前月には、経営首脳のアダム・ベイン最高執行責任者(COO)が辞めたばかりだった。

 メッシンガー氏はオラクルでも幹部として開発担当を務めた後に、ツイッターに入社。2013年からCTOとして商品開発やエンジニアリングなどの担う要職にあった。本人は「ツイッターを去り、少し休養をとることを決意した」と皮肉にも会社との決別のツイートを行い、心身の疲れをうかがわせた。

 その前日には、同社の商品担当のバイス・プレジデント、ジョシュ・マクファーランド氏も退社してシリコンバレーのベンチャー企業に移ると表明している。

 実はツイッターの幹部が一斉流出するのは今回が初めてではない。16年の年初には、エンジニア部門トップだったアレックス・ロエッター上級副社長をはじめ、メディア、製品開発、人事のそれぞれ統括だった主要幹部4人が退社していたことが分かった。

 それ以降、ツイッターの経営の混乱ぶりに拍車がかかり、ついに身売り交渉まで9月に表面化した。米メディアに取り沙汰された米企業は、グーグルの持ち株会社アルファベットやマイクロソフト(MS)、アップル、営業支援ソフト大手セールスフォース・ドットコムなど名だたるIT勢のほか、ウォルト・ディズニーの名前まで挙がった。

 ところが、身売り間近とまで伝えられたのが一転、翌月には買い手候補がいずれも撤退したと報じられ、観測は一気にしぼむ。その間株価はジェットコースターのように乱高下した。

 今回の幹部流出は、いったん消えたかにみえた火種は実はくすぶっていたことを示しているようだ。そしてその要因はどうやら、そもそもの一連の騒動の発端である人物に行き着く。創業者にして最高経営責任者(CEO)のジャック・ドーシー氏だ。

 コステロ前CEOが業績不振で事実上の引責辞任に追い込まれた後、ドーシー氏が復帰したのは15年10月のこと。ドーシー氏は他の共同創業者と内輪もめを起こし、08年にいったん会社を追われていた。復帰後さっそく、全従業員の8%を削減するリストラを断行し、元グーグル幹部のオミド・コーデスタニ氏を会長に招くなどのてこ入れに乗り出したが、求心力は思うように高まらなかった。

 それというのも、ドーシー氏は決済ビジネスで急成長した米スクエアのCEOも兼務している。ツイッターに復帰した直後の15年11月にスクエアは上場も果たし、市場や投資家の注目の的。ドーシー氏にとって「ツイッターの経営はどうしても片手間なのでは」(米グーグル関係者)とのうがった見方が絶えない。

 さらに、もともと経営者というよりはアーティスト(芸術家)気質と評されるドーシー氏。米紙ニューヨーク・タイムズの記者が書いた「ツイッター創業物語」によると、ファッションやヨガなどの趣味に熱を上げ、「ツイッターにはそれほど注力していなかった」(同書)という。

 経営陣の混乱の弊害はそのまま業績にも現れてしまっているようだ。06年に創業したツイッターは、利用者数が約3億人を超えたところで足が止まった。フェイスブックと並ぶSNS(交流サイト)の雄と持ち上げられながら、ユーザーの伸び悩みとともに赤字体質から脱却できない。

 13年に上場を「強行」したものの、広告を通じて稼ぐビジネスモデルの構築は遅々として進まず、利用者数が5億人を突破したインスタグラムなどの後発組にも追い越されつつある。

 苦境に立たされたドーシー氏はついに身売りを考えるところまで追い込まれたようだが、「もはやついていけない」と見切りをつける従業員が後を絶たないことが、幹部流出の第二幕で明らかになってしまった。

 ただ、痩せても枯れてもそこは知名度抜群のツイッター。先般の身売り交渉では200億ドル規模とも伝えられた買収額がネックとなったが、「興味を示す企業は今も相当あるはず」(前出のグーグル関係者)との観測が根強い。

 たとえば、アルファベットならば長年のアキレス腱であるSNSを強化できる。

アップルやMSなら膨大なつぶやきをデータ分析して商品開発に役立てられる、といったメリットが企業ごとに想定される。

 果たしてツイッターをめぐるIT大再編の幕は開くのか。今後も業界や市場関係者の耳目を集めそうだ。(柿内公輔)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/269.html

[経世済民117] トヨタ、5年ぶり首位陥落へ 16年販売数 初の1位狙うVWと16万台差(SankeiBiz)
トヨタ、5年ぶり首位陥落へ 16年販売数 初の1位狙うVWと16万台差
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161227-00000003-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/28(水) 8:15配信


 自動車世界大手3社の2016年1〜11月のグループ世界販売台数が27日、出そろった。同日発表した4年連続で年間首位のトヨタ自動車は前年同期比0.1%増の921万9000台。これに対し、3年連続2位の独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は3.1%増の937万9100台とトヨタを約16万台上回っており、VWが初の世界首位となる公算が大きくなった。

 3年連続3位の米ゼネラル・モーターズ(GM)は約885万台で、11月までで3位がほぼ確定した。

 初の年間首位を狙うVWの昨年12月の販売台数は約83万台。今年12月の販売が前年並みだったとしても年間1020万台超に達する見込み。一方、トヨタの昨年12月の販売台数は約87万台。仮に同じ台数でも年間では1009万台にとどまる。VWが大きく失速しない限り、トヨタは5年ぶりに首位を明け渡すことになりそうだ。

 VWは昨年も1〜6月まではトヨタを上回り首位だったが、排ガス不正問題で年後半に失速した。VWは今年、中国での販売好調が続いたが、トヨタは原油安により主力の北米でセダンの販売が振るわなかった。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/270.html

[国際16] 欧州の知識層に話題 世界を動かす「500」と「100」の周期(日刊ゲンダイ)
   


欧州の知識層に話題 世界を動かす「500」と「100」の周期
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196652/1
2016年12月28日 日刊ゲンダイ

  
   来年も熱狂の連鎖は続く(仏のルペン候補)/(C)AP

「500&100」――。2017年に迎える2つの「周年」が欧州の知識層の間で話題だ。1517年のルターの宗教改革と1917年のロシア革命を指し、世界史にうねりを引き起こした2大転換期と現在の国際情勢が非常に似通っているというのだ。

 2つの歴史的エポックの共通点は、「エリートVS庶民」の運動であること。どちらも既存の権力に属さない人々の運動であり、一握りのエリートが支配する権力を激しく批判する運動だった。扇動的なリーダーが大衆の不満を取り込み、またたく間に各地に伝播していった点も同じだ。

「この構造が、英国のEU離脱、米国のトランプ新大統領の誕生、イタリアの国民投票での憲法改正否決と、欧米にうずまくポピュリズム的扇動がもたらす予想外の結果にソックリだという見方が広まっているのです」(英国のある駐在員)

 来年3月のオランダ下院選挙は極右のポピュリズム政党の第1党躍進が有力視され、4月からの仏大統領選で勢いづくのは極右政党党首のルペン候補だ。来年も継続しそうな“まさかの連鎖”の答えを、欧州の知識人は歴史に求めるしかないのだろう。

「欧米を包むポピュリズムの熱狂は、経済や社会のグローバル化がもたらした貧富の格差への反発に根差した“民衆の蜂起”と言えます。扇動家が不満に火をつけたファナティックな雰囲気は、確かに歴史の転換期を思わせます。宗教改革は『カトリックVSプロテスタント』、ロシア革命は『資本主義VS共産主義』という分裂を世界にもたらしました。2017年は世界に再び分裂の時代が訪れそうです」(筑波大名誉教授・小林弥六氏)

 分裂の先には混沌が待っている。





http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/854.html

[国際16] イスラエル、反入植決議で“マジ切れ”(WEDGE)

イスラエル、反入植決議で“マジ切れ”
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8559
2016年12月28日 佐々木伸 (星槎大学客員教授) WEDGE Infinity


 イスラエルが国連安保理の「入植地建設非難決議」に猛反発し、決議が通るよう背後でオバマ政権が画策したと非難、あくまでも入植を続行する構え。イスラエルのネタニヤフ首相とオバマ大統領は犬猿の仲だが、オバマ氏が決議を通したのは「ネタニヤフへの最後っ屁」(専門家)。だが、中東和平の唯一現実的なアプローチ「2国家共存」は完全に崩壊の危機に瀕してしまった。

■実際は英国が暗躍

 今回の安保理決議に対するイスラエルの反発は凄まじかった。決議が採択された後、ネタニヤフ首相は「恥ずべき決議」と、拒否権を行使せずに決議を成立させた同盟国のオバマ政権に対する非難を激化させ、米国の駐イスラエル大使ら安保理の各国大使を呼びつけて強く抗議した。

 首相は報復措置として、国連への資金拠出拒否を決定し、決議に賛同したウクライナ首相らのイスラエル訪問をキャンセルしたほか、決議の共同提案国であるニュージーランドなどからイスラエル大使を本国に引き揚げた。

 決議はイスラエルが推進しているパレスチナ占領地への住宅建設などの入植活動を「甚だしい国際法の違反」と非難し、入植の即時停止を求めている。イスラエルへの非難決議に拒否権を発動してきた米国が棄権し、決議は採択された。

 イスラエルとパレスチナの中東和平交渉はオバマ政権の仲介にもかかわらず、2年前から頓挫したまま。将来の中東和平の在り方は94年の「オスロ合意」に盛り込まれたようにイスラエルとパレスチナによる「2国家共存」方式が基本。一方が支配者で、他方が被支配者である限り、紛争が終わることがないからだ。

 将来のイスラエルとパレスチナ国家の国境は67年の第3次中東戦争前の境界が基本、というのが国際的なコンセンサスだ。しかし、イスラエルはこの第3次中東戦争で占領したヨルダン川西岸や東エルサレムを「領土」とし、ここに住宅地建設を進めてきた。

 入植者は現在約60万人にも上り、オバマ政権下で10万人も増えた。仮に和平交渉が進んだ時、入植者が占領地に居座れば、国境の画定は非常に困難になる。このためオバマ大統領は入植が交渉の大きな障害になるとして批判してきたが、ネタニヤフ首相は聞く耳をもたず、決議が採択された後もイスラム教徒の聖地である東エルサレムへの600戸の新たな住宅を建設する計画を推進する姿勢を示していた。

 ネタニヤフ政権は決議について「オバマ政権が作成するのを手助けし、採択を懸命に働き掛けた決定的な証拠がある」と非難、「われわれはたたかれてばかりはいない」と反発した。米国はこの画策説を否定しているが、ケリー国務長官と決議の提案国の1つであるニュージーランドの外相が採択前に会談したことにイスラエルは大きな疑念を抱いている。しかしイスラエル有力紙ハーレツによると、実際に決議をまとめるために暗躍したのは英国だという。

■エルサレムに大使館移せば戦闘勃発も

 オバマ政権が拒否権を発動せずに決議を容認したことに、トランプ次期米大統領は批判的。新政権が始動する「1月20日以降は異なる」と述べる一方、「国連は人々が集まり、楽しい時間を過ごすためのクラブになりさがっている。嘆かわしい」と国連への強い不満もツイートした。

 トランプ政権がオバマ政権よりもはるかにイスラエル寄りになるのは目に見えている。中でも米大使館をテルアビブからエルサレムに移すと主張してきたトランプ氏がこの移設に踏み切れば、パレスチナ側の猛反発は必至で、新たなインティファーダ(反イスラエル抵抗運動)やガザのイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘再燃の懸念が現実のものとなるだろう。

 ハマスとの戦闘が再燃すれば、ガザからのロケット弾攻撃が多発し、これにイスラエル軍が猛爆撃で対抗し、戦闘がエスカレート、09年や12年のようにイスラエル軍がガザに地上侵攻する懸念も高まる。

 エルサレムはユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒のそれぞれにとって宗教的な聖地。だからこそ米国はじめ各国はエルサレムに大使館をあえて置かずに配慮を示してきた。もしトランプ氏が大使館をエルサレムに移せば「エルサレムは3000年前からユダヤ人の首都」(イスラエル右派)という主張に与することになりかねない。

■キーマンになる娘婿

 だが、トランプ氏はこのほど、こうした主張や入植活動推進、2国家共存に反対してきたユダヤ人の弁護士デービッド・フリードマン氏を新しい駐イスラエル大使に指名した。エルサレムへの大使館移設が実現に向けて踏み出したようにも見える。

 トランプ氏には、イスラエル政策を助言するのにもう1人欠かせない人物がいる。長女イバンカ氏のユダヤ人の夫、娘婿のジャレッド・クシュナー氏だ。同氏はトランプ政権の主要閣僚の人選にも大きな影響力を発揮したが、トランプ氏はイスラエルなど中東政策では、クシュナー氏の助言を取り入れているといわれており、イスラエルとの関係が一気に強化される可能性が高い。


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/855.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍氏がいう「和解の力」に鳥肌が立つ 軍事同盟の誇示が平和をもたらすことはない(弁護士 猪野 亨のブログ)
安倍氏がいう「和解の力」に鳥肌が立つ 軍事同盟の誇示が平和をもたらすことはない
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-2535.html
2016/12/28 10:45 弁護士 猪野 亨のブログ


 安倍総理は、1941年12月に起きた日本軍による真珠湾攻撃の地を訪れました。

 そこでオバマ大統領とともに戦死者に対する慰霊を行ったということになっています。

日米首脳が真珠湾慰霊=安倍首相「和解の力」発信―75年の節目、同盟深化誓う」(時事通信2016年12月28日)

「首相はこの後の演説で、二度と戦争を繰り返さない決意を表明するとともに、戦後に強固な同盟を築いた日米の「和解の力」を国際社会に向けて発信した。」

 しかし、訪問先を真珠湾に選んだ上での不戦の誓いとはいうのは滑稽です。

 安倍氏ら極右の連中にとって真珠湾攻撃とは、帝国海軍が行った軍事作戦の中でも胸躍る「勝利」の一場面であり、安倍氏としては総理大臣として是が非でも訪れたかったことでしょう。当初は、現職総理として「初」というように浮き足だってもいましたから。

 日本軍にも64名の戦死者があり、安倍氏や稲田氏らにとって、この戦死した兵士たちは「英霊」です。安倍氏らは常に「英霊」扱いをしてきました。

 安倍氏はこの「英霊」に対し、真珠湾という現地で「慰霊」のためのセレモニーを行っただけのことです。

 中国がアジア・太平洋戦争での犠牲者が出たところは真珠湾だけではないと述べているのものも当然のことです。

 安倍氏と中国国家主席がともに南京において同じようなセレモニーを行うのであれば、それこそ「不戦の誓い」と評価してもいい領域に入りますが、日米軍事同盟の当事国が、このようなセレモニーを行って「不戦の誓い」などと言ってみても滑稽以外なにものでもありません。

安倍氏は南京でこそ「不戦の誓い」をすべきだ!



 これでは、日米軍事同盟という米国を頂点とした軍事力を世界に誇示するためのセレモニーでしかなく、不戦とは相容れないものです。

 「和解の力」も同様であり、これまでも日本は米国の属国として忠犬ぶりを発揮してきましたし、世界からもそのように評価されています。その中で、日米戦争の発端の地である真珠湾でこのようなセレモニーを行うことは、世界に向けた軍事力の誇示にしかなりません。

 これを「平和」で語ってしまうところが欺瞞に満ちているのです。

 集団的自衛権の行使の容認と海外派兵に道を開いた直後の日本の指導者安倍氏がこのような「平和」と言ってみても、そこにあるのは米国の軍事力を頂点とした力による「平和」でしかありません。

 中国南京で行う「不戦の誓い」とは全く意義が異なることは明白なのです。

安倍晋三氏は南京を訪問できますか? 松井石根が「英霊」扱いされている靖国には行かずに

参照
安倍首相が真珠湾で演説。しかし、「和解の力」は加害国が謝罪と反省をすることからしか生まれない。」(Everyone says I love you !)

関連記事
安倍首相が真珠湾で演説。しかし、「和解の力」は加害国が謝罪と反省をすることからしか生まれない。
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/320.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/324.html

[国際16] プーチンが、トランプにラブレター。米露「和解」で歴史がまた変わる(まぐまぐニュース)


プーチンが、トランプにラブレター。米露「和解」で歴史がまた変わる
http://www.mag2.com/p/news/232784
2016.12.28 まぐまぐニュース


いよいよ来年1月20日にアメリカ新大統領に就任するトランプ氏ですが、早くもロシアのプーチン大統領から、「米ロの協力関係を新たなレベルにしていこう」との書簡が届いたようです。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では、著者の北野幸伯さんが、今まで対立と和解を繰り返してきた米ロの歴史を振り返りながら、トランプ大統領就任後に大きく変わるであろう両国の関係性を予測しています。

■プーチン、トランプにラブレターを送る

プーチン来日で、北方領土は進展なしでも、経済、安全保障面で日ロ関係は良くなりました。そして、アメリカとロシアの関係も、良くなっています。プーチンは最近、トランプに「ラブレター」を送りました。

プーチン氏、トランプ氏へ書簡「協力を新たなレベルに」
朝日新聞デジタル 12/24(土)11:00配信

トランプ次期米大統領は23日、ロシアのプーチン大統領から受け取った米ロ関係の改善を求める書簡を公開した。それによると、プーチン氏は「二国間の協力を質的に新たなレベルにしよう」と呼びかけ、トランプ氏は「非常に素晴らしい」と歓迎してみせた。

書簡は今月15日付。クリスマスと新年を前にしたあいさつの形をとっている。

プーチン「二国間の協力を質的に新たなレベルにしよう!」

トランプ「非常に素晴らしい!」

アメリカ大統領選挙戦時代から一貫して、トランプとプーチンは、「相思相愛」です。ヒラリーは、「トランプはプーチンの操り人形だ!」と批判していましたが、トランプの言動は、一貫していました。つまり、「プーチンと一緒にISを打倒できれば素晴らしいではないか!」。

トランプが来月大統領になり、米ロ関係は、ドンドン改善されていくことでしょう。

■米ロ、対立と和解の歴史

少し、米ロ関係をおさらいしておきましょう。

1991年末、ソ連崩壊。90年代は、クリントン、エリツィンで、米ロ関係はおおむね良好でした。しかしその関係は、「金をもらうロシアが、金をくれるアメリカのいうことを聞く」。ロシアは、アメリカの属国状態にあった。

2000年代になると、ブッシュ、プーチンになり、米ロ関係は悪化していきます。

・03年、ユコス問題
・03年、ジョージア・バラ革命
・04年、ウクライナ・オレンジ革命
・05年、キルギス・チューリップ革命
・08年、ロシアージョージア戦争

などなどで、ことごとくアメリカとロシアは対立していった。しかし、08年9月、リーマンショックから「100年に1度の大不況」に突入。09年、オバマ大統領とメドベージェフ大統領は和解。「再起動時代」が始まりました。

しかし、12年にプーチンが再び大統領になると、「再起動時代」は終わり。米ロは、再び対立の時代に向かっていきます。両国は、シリア問題で対立。アメリカは、「反アサド派」を支援する。ロシアは、アサドを支援する。14年3月、ロシアはクリミアを併合。アメリカは、欧州、日本を巻き込んで「対ロシア制裁」を実施。そして15年、ロシアは、「制裁」「ルーブル安」「原油安」の「三重苦」でボロボロになってしまいます。

■15年から再び「和解」の時代へ

しかし、15年3月に起こった「AIIB事件」でまた風向きが変わりました。イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、イスラエル、韓国など親米国家群を含む57か国が、中国主導AIIBへの参加を決めた。これでアメリカは、「覇権国家の座を中国に奪われる!」と恐怖し、外交が一変します。

ケリー国務長官は2015年5月、クリミア併合後はじめて訪ロ。「制裁解除もありえる!」と発言し、ロシア人を驚かせました。米ロは、ウクライナの和平維持で合意。2015年7月には、米ロの努力により、歴史的「イラン核合意」が成立。2016年2月、これも米ロの努力により、「シリア内戦停戦」に合意(後崩壊)。

このように、オバマは「AIIB事件」後、ロシア、ウクライナ、イラン、シリア問題を超特急で解決していった。一方、2015年9月に訪米した習近平を露骨に冷遇し、「中国叩き」に専念するようになります。

■2016年、アメリカ大統領選で、米ロ関係はまた悪化

しかし2016年、オバマの任期が終わりに近づくにつれ、再び米ロ関係は悪化していきました。理由は、トランプがプーチンとの和解を一貫して主張している。ヒラリー陣営は、

・プーチンは悪魔
・トランプは、悪魔プーチンの操り人形

とプロパガンダすることで、トランプに勝とうとした。この運動には、もちろんヒラリーを勝たせたいオバマも積極的に参加しました。だから、米ロ関係は、大統領選が近づくにつれ、ドンドン悪化していきました。それでもヒラリーは勝てなかった。

■そして、米ロは和解の時代へ

来月、トランプ大統領が誕生します。それで米ロ関係は良くなることでしょう。トランプは、「ウクライナは、欧州の問題だ!」とし、関わらない意向を示している。シリアについては、「アサドよりISの方がもっと悪い」という。つまり、ロシアが支援するアサド政権は延命する。米ロは、一体化して、「ISつぶし」に動くことでしょう。

唯一の対立点は、イランです。トランプは、バリバリの親イスラエルで、「イランとの核合意を破棄する!」と宣言している。ロシアは、一貫して親イランなので、ここに対立の種がある。

こう見ると、トランプの戦略は、オバマがAIIB事件後にはじめた戦略と同じ方向性。ただ、その戦略をもっと徹底して進める方針であることがわかります。

これは、カーターとレーガンの関係に似ています。カーターは、「人権外交」を掲げ、ソ連との融和に務めました。ところが、ソ連が1979年、アフガニスタンに軍事介入すると、さすがのカーターも、強気に転じざるを得なかった。次のレーガンは、ソ連を「悪の帝国!」と呼び、崩壊に導きました。

オバマも、カーターさんと同じく、平和主義者。中国に対し、「基本的にアジアのことは中国に任せたい!」などと寝ぼけたことをいっていた。しかし、2015年3月のAIIB事件以降、強気に転じています。トランプは、その流れを継承していきます。私たちは、トランプ・アメリカと習近平・中国の覇権争奪戦を目撃することになるでしょう。

日本は、アメリカとの関係をますます強固にし、ロシアと和解する。そして、「日本には沖縄の領有権もない!」と宣言している中国の野望を阻止しなければなりません。一瞬たりとも油断はできませんが、今の路線を謙虚に進んでいけば、日本の勝利は確実でしょう。

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ロシア政治経済ジャーナル
著者/北野幸伯
日本のエリートがこっそり読んでいる秘伝の無料メルマガ。驚愕の予測的中率に、問合わせが殺到中。わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく解説しています。




http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/856.html

[経世済民117] 下町の職人魂が世界を変えた。墨田区の金型職人・岡野雅行の執念(まぐまぐニュース)


下町の職人魂が世界を変えた。墨田区の金型職人・岡野雅行の執念
http://www.mag2.com/p/news/233007
2016.12.28 まぐまぐニュース


東京都墨田区にある従業員6人の小さな町工場。しかし、「誰にも真似できない技術」を求めて、世界中からひっきりなしに仕事の依頼が舞い込んでいます。今回の無料メルマガ『Japan on the Globe−国際派日本人養成講座』では、世界一の技術を誇る「岡野工業株式会社」の経営者であり、金型プレス職人でもある岡野雅行社長の男気溢れる「職人魂」に迫ります。

■ニッポンの明日を開く町工場

「痛くない注射針」を作った職人がいる。その職人は言う。

刺しても痛くない注射? そんな針なんてあるわけない…みんながそう思う。だけど、蚊に刺されたときのことを思い出してほしい。蚊に刺されたとき、気がつく人はほとんどいない。蚊が人を刺して血を吸うときの口針はごく細い。だから、刺された人は痛みを感じない。それなら、それと同じぐらい細くてなめらかな注射針ができれば、多くの人は痛みを感じないはずなんだ。

こう聞けば理屈は単純明快、誰にでもすぐ分かる。しかし、蚊の口針ほど細くてなめらかな注射針を作る事は誰にもできなかった。それをこの職人はやってしまった。

痛くない注射針は薬液を流れやすくするために先細りの形状をしている。長さが20ミリの針の先端は外径が0.2ミリ。注射針だから当然、穴があいていて、その内径が0.06ミリ。髪の毛の平均的な太さが0.8ミリだから、外径はその4分の1、内径は13分の1以下である。

医療用具の大手メーカー・テルモ株式会社と共同で世界中に特許を出した。当面年間10億本の生産を予定し、現在は生産設備一式を準備中だ。

■今でも、やりきれないぐらい仕事があるんだ

この職人は岡野雅行さん、70歳(2003年当時)。東京墨田区で従業員6人の「岡野工業株式会社」を経営している。筆者は岡野さんの講演を聴き、またその後の懇親会で挨拶したことがあるが、東京下町の典型的なべらんめい口調だ。筆者も同じ下町生まれなので、まさに近所の町工場の親父さんという感じで懐かしかった。

従業員6人とは、岡野さんと経理をしている奥さん、娘の亭主、それに3人の従業員。典型的な町工場である。経理は奥さんに任せっきりで、岡野さん自身は「どうやら年間売上げが6億円ぐらいあるらしいな」というほど。

6人で年6億の売上げと言えば一人年1億。「今でも、やりきれないぐらい仕事があるんだ。ホントなんだから。仕事がない、ない、なんてウソ。うちはいっぱいあるもん。」

岡野さんの得意とするのは「深絞り」と呼ばれる伝統的なプレス加工技術だ。たとえばジッポーなどのライター・ケースは、一枚の平らな金属板を何回かに分けてプレスし、徐々に深い箱形を作っていく。岡野さんの親父さんはライターの鉄のケースを深絞りで加工するための金型づくりをやっていた。「痛くない注射針」で先細りの形状を作り出せたのも、この深絞りの応用である。

携帯電話の電池用ステンレス製ケースも、この技術で作った。携帯がここまで小型化できたのは電池が小さくなったお陰で、それには深絞り技術なしには不可能だったという事で、岡野さんは携帯電話普及の功労者の一人としてマスコミにも取り上げられた。

その他、アメリカのステルス戦闘機に使われるカーボン加工から、音声マイク先端の球状金属網まで、よそではできなかった仕事ばかりが岡野さんの所に持ち込まれる。

■みんながやっているような仕事は絶対やらない

岡野さんは、みんながやっているような仕事は絶対やらない。人の仕事を盗るのはいやだし、そんな仕事は値段勝負で儲からない。やるのは、単価が安すぎてみんなが敬遠する仕事と、技術的に難しすぎて誰にもできない仕事だ。中間の仕事は今や、ほとんどが中国や東南アジアに移ってしまっている。

安い仕事の典型は、四角の筒の側面に穴をあけたコイルケース。他の会社が作っていて、一つづつ穴を開けるために4工程を要していたが、これでは儲からないと捨ててしまった仕事だった。岡野さんはこれを一回のプレスでできるようにして、1個80銭で作れるようにした。1万個作っても8,000円にしかならないが、自動化することで儲かるようになった。

こういう仕事をしながら、一枚の鉄板から鈴を作るような技術を磨いていった。この鈴はなんと中国に輸出しているそうな。とことん技術を極めれば、コストでも中国に負けないものができる。

誰にもできない仕事とは、冒頭で紹介した痛くない注射針のような仕事だ。

燃料電池のケースを作ったり、極細の注射針をつくったりするのはうちでしかできない。「岡野さんのところは高いからほかにもっていく」と言っても、かならず戻ってくる。「やっぱり、できませんでした。岡野さんじゃないとできないんです。お願いします。」と言ってやってくる。

安すぎて誰もやりたがらない仕事も、難しすぎて誰にもできない仕事でもこなしてしまうのは、岡野さんの群を抜いた技術力である。

■技術というのは、失敗の連続から生まれるもの

岡野さんが誰にも負けない深絞りの技術を身につけたのは、30数年前にステンレス製のライターケースを作ってくれ、という仕事が舞い込んだ時からだった。当時、ステンレスを絞る仕事をやっている工場はほとんどなかった。

ステンレスを絞る仕事は、たしかに鉄を絞るより難しいけど、やればできないことはなかった。だが誰も手を出さなかった。なぜか? 当時は景気がよくて、あえて難しい仕事に挑戦しなくとも、十分儲かっていたからだ。それを岡野さんは「誰もやらない仕事をする」という信念から、あえて引き受けた。そして何度も失敗し、試行錯誤を繰り返しながら、技術を確立していった。

携帯電話用の電池で、ステンレスのケースが求められた時、ライターケースで悪戦苦闘した経験が役に立った。昔、ステンレスの加工を敬遠した同業者たちは、時代が新たに必要としている技術を持ち合わせていなかった。岡野さんは言う。

どうしてそれだけの技術が身に付いたのか。特別のことじゃない。それだけの失敗をしてきたからだよ。技術というのは、失敗の連続から生まれるものなんだ。挑戦しなければ失敗もないけど成功はもっとない。成功には失敗が必要なんだ。「失敗は成功のもと」といういい言葉があるのに、みんな忘れちゃてるんだよ。…

■仕事を追えばお金は自然とあとからついてくる

難しい仕事への岡野さんの挑戦は半端ではない。エアコンの四方弁という部品を作る設備に取り組んだ時は、朝の8時から夜の11時、12時まで機械と格闘する日々が続いた。頭の中の設計図ではこう動くはずだと考えていても、なかなかそのとおりに動かない。手直しして動いたかと思うと、翌日には動かないので首をひねる、という毎日だった(ちなみに、岡野さんは図面を引かない。腕のいいピアニストが楽譜なしで即興でピアノを引くように、頭の中ですべて設計を考えてしまう)。

こんな日々が一年近く続いて、ある時、経理担当の奥さんに怒られた。「おとうさん、今年は3万5,000円しか収入がないわよ。あんた、毎日なにやってたの」年収が3万5,000円ではいけないな、と反省しつつも、「意地でもやらなきゃいけないことというものはあるんだ」。

職人はお金を追いかけてはだめだと、岡野さんは言う。儲かるものを見つけたらずっとそれでやっていこう、とか、500万円かかる仕事を手を抜いて300万円で済ませようとすると、いつか必ずどこかで破綻する。

金のことなんか全然考えずに仕事ができるようになると、いい仕事ができるからよけいにお金が入ってくる。いい仕事をするからまた仕事も入ってくる。だけど、この好循環までもっていくのが大変なんだ。

仕事を追えばお金は自然とあとからついてくるのに、みんなお金を追いかけるから、お金が逃げてしまう。みんながみんな、お金、お金、利益、利益と念仏を唱えてやっている。俺の場合は、どこまでいっても仕事、仕事なんだ。みんな目先の10円を拾うばっかりで、もっと先にある大きなお金が見えないんだ。

■大企業の下請けじゃない

岡野さんの会社は6人の小企業だが、決して大企業の下請けではない。あくまで対等の関係だ。ある大企業の担当者が、難しい金型を必要としていて、あちこちに注文を出したが、どこにも作れない。困って岡野さんの所にやってきて「どうしてもこの金型を作ってくれ。だけど金型の予算をあちこち使っちゃってこれだけのお金しかないんだけど、足りない分は部品の価格に金型代を上乗せして払うから」と頼みこんだ。

岡野さんが金型を開発して、1年ほど部品を納めているうちに、担当者が替わった。新しい担当者は「部品の値段が高い。他でやらせるから金型を寄こせ」と要求した。金型代なんて3分の1しかもらってないから渡せない、と岡野さんが断ると、今度は金型代を払ってやるからもってこい、と言う。

岡野さんは頭に来て、「うちは金は余っているからもう金型代はいらない。その代わり、3分の1しか金型代もらってないんだから、金型を半分に切っちゃうからね。それであんたに渡すよ」
ガタガタに切れた金型を見た担当者は「いや、困った、困った」と言ってたけれど、俺も「困ったって、俺は知らない。おまえの勝手にやればいいじゃないか!」と言ってやった。…この会社も2002年のはじめに倒産しちまったよ。

中小企業の経営者は「岡野さんみたいなことを言うと、うちみたいな会社は、生意気だって言われて干されてしまう」と言う。しかし岡野さんはよそではできない技術を持ってるから強い。「うちへの仕事、止めるなら止めてみろ。そっちのほうが先に仕事が止まるぞ」と言ってやるそうだ。

■日本に生まれてよかった

岡野さんの会社は儲かっているから、社員旅行も25年前から家族連れの海外旅行だ。しかしハワイとかグアムのような観光地ではなく、ボルネオとかニューギニア、スリランカ、タイやフィリピンといった発展途上国に行く。

20数年前、フィリピンのミンダナオ島に行ったときのことである。従業員の家族を含めて総勢20人くらいで、ジープに分乗してバナナ農園に見学に行った。ゲリラが出没する土地で、危ないから現地の案内役をつけたほどだった。

バナナ農園で、ちょっと形の悪いバナナをたくさんもらって、またジープで戻ってきて、そこいらにいる漁村の子供たちに一房あげると、すぐに奪い合いのケンカを始めた。すると漁村の村長らしき人が出てきて、子供たちからバナナを取り上げ、並ばせて順に配り始めた。

現地の子供たちはバナナなんてたくさん食べていると思っていたのだが、彼らにとっては高級品で「バナナなんか食べたことがない」と言う。当時のミンダナオ島はそれくらい貧しかった。

泊まったホテルでも工場でも、フィリピンでは人が余っているから、みなクビにならないように本当に一生懸命働いている。こういう姿を見て、日本に帰ってくると皆「日本に生まれてよかった。明日からまた頑張って仕事をしよう」と思う。

■あきらめずに挑戦し続ければ最後にはできる

日本でも少し前までは、みな真面目に働いていた。

よく親父が俺に言っていた。「おまえらの時代は運がいいんだ。みんな不真面目なやつらばっかりだからちょっとやれば儲かる。俺たちの時代はみんな真面目だから儲かりゃしないんだ」と。今の時代もそうだと思う。

今の若い人たちに言いたいのは、何しろ「手に職をつけろ」ということ。何か一つ、得意なことがあればそれをずっと努力して練習して伸ばしていく。そうすれば絶対に食いっぱぐれない。

その「得意なこと」を伸ばしていくためには、目先の利益を考えたり、誰でもやれるような事をやっていたのではダメだ。誰もやらないような仕事に挑戦して、失敗を積み重ね、その中から自分だけの技術を生み出していく。

途中であきらめてしまうから本当の失敗になる。あきらめずに挑戦し続ければ最後にはできる。「もうダメだ。やめた」。これが本当の失敗。でも、やめないで続ける。いくつも材料を無駄にする。でも、そのうちできる。絶対できる。これは失敗ではない。
今、日本は我慢のしどころなんだ

バブル崩壊後の日本が元気を無くしたのは、安易な利益に溺れて、難しい仕事に挑戦する気風がなくなったからではないか。岡野さんのように、一途に自分の仕事に取り組む人がどれだけいるかで、一国が元気かどうか決まる。岡野さんは言う。

中国だっていつまでも上り調子じゃないよ。日本も昔はいいときがあった。今、日本は我慢のしどころなんだ。失敗を繰り返すのを我慢するんだ。我慢していれば必ずまたきっと上り調子になる。…

上り調子になるまでの間は、技術を蓄積して、いつか来るチャンスに備えておくことだ。絶対にいいときがまたやってくる。
文責:伊勢雅臣

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Japan on the Globe−国際派日本人養成講座
著者/伊勢雅臣
購読者数4万3,000人、創刊18年のメールマガジン『Japan On the Globe 国際派日本人養成講座』発行者。国際社会で日本を背負って活躍できる人材の育成を目指す。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/271.html

[経世済民117] 電通と幹部を書類送検 社長からもすでに聴取 NHK

電通と幹部を書類送検 社長からもすでに聴取
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161228/k10010823141000.html?utm_int=news_contents_news-main_002
12月28日 18時20分 NHK


大手広告会社、電通の新入社員だった女性が過労のため自殺した問題で、東京労働局は、この女性社員らに違法な長時間労働をさせていたとして、電通と当時上司だった幹部を労働基準法違反の疑いで書類送検しました。労働局は、すでに社長からも事情を聴いていて、電通で広く違法な長時間労働が行われていたと見て、さらに捜査を進めることにしています。

電通で新入社員だった高橋まつりさん(当時24)が去年、過労のため自殺した問題で、捜査を行っていた東京労働局は電通が去年10月から12月にかけて高橋さんと別の社員の2人に違法な長時間労働をさせていたとして28日、電通と、高橋さんの当時の上司で、労働時間を管理していた幹部1人を労働基準法違反の疑いで書類送検しました。

東京労働局などによりますと、高橋さんと別の社員はいずれも働いた時間を実際より少なく申告していたということで、労働局は、電通がこうした方法で労働時間が労働組合との取り決めの上限を超えていないように見せかけていたと見ています。

東京労働局は今月すでに電通の石井直社長から事情を聴いたということで、電通で広く違法な長時間労働が行われていたと見てさらに捜査を進め、ほかに違反が見つかれば別の幹部などについても書類送検する方針です。

東京労働局「注目度や重大性鑑み ただちに書類送った」

電通を書類送検した東京労働局は28日午後、記者会見を開き、樋口雄一監督課長が「東京労働局の判断で、世間の注目度や事案の重大性に鑑みて、できる部分からただちに書類を送った」と述べました。

また、これまでの調査の中で電通の石井直社長から事情を聴いたことも明らかにしました。

東京労働局は、強制捜査を行った電通の大阪や名古屋、京都の支社を管轄する各労働局などと連携してさらに捜査を続け、実態の解明を進めるとしています。

高橋まつりさんの労働時間は

高橋まつりさんの労災申請を担当した弁護士によりますと、高橋さんは亡くなる2か月前の去年10月、所定外の残業時間を69.9時間、11月は69.5時間と申告していました。いずれも労働組合と取り決めた上限となる70時間以内に収まっています。

一方、高橋さんのツイッターには、朝5時半すぎに、「今から帰宅だよ」とか、「22時前に帰れるなんて...奇跡だ」といった書き込みがあり、残業時間を実際より少なく申告していたと見られていました。

電通で相次いだ過労死

電通では、平成3年にも入社2年目の24歳の男性社員が過労のため自殺し、平成12年、最高裁の判決として初めて過労による自殺について会社の責任が認められました。電通は、この男性社員の遺族に「今回のことを深く反省して、こうした不幸が二度と起きないよう努力します」と謝罪し、労働環境の改善に取り組むとしていました。

しかし、高橋まつりさんだけでなく、3年前に病気で亡くなった当時30歳の男性も、ことしに入り過労による労災と認められ、電通では過労死や過労自殺が相次いでいます。

「鬼十則」 掲載も取りやめ

一連の問題を受けて、これまでに電通は、社長や執行役員でつくる「電通労働環境改革本部」を発足させ、職場環境の改善に取り組むとしてきました。夜10時以降の深夜勤務を原則禁止し、残業時間の上限を月5時間減らしたほか、社員の健康に配慮した勤務管理を行う担当者を、各部署に配置することなどを決めました。

また「取り組んだら『放すな』、殺されても放すな」などの言葉が記されている社員の心得「鬼十則」の社員手帳への掲載も取りやめました。

一方でこの問題について、これまで記者会見を開いたり、会社として公式に謝罪したりすることはありませんでした。

電通 国際イベントにも深く関与

電通は国内で最大の広告会社で、去年12月期の決算ではグループ全体の売上高が4兆円を超えています。従業員も全世界で4万7000人余りに上ります。
主力の広告事業では企業などがテレビや新聞に広告を掲載する際に、仲介するとともに、広告の企画やデザインなども請け負っています。

増加しているインターネット広告にも力を入れていて、去年12月に過労のため自殺した高橋まつりさんはインターネットの広告を扱う当時の「デジタル・アカウント部」という部署で働いていました。また、国内外で行われる大型イベントの企画立案や運営なども手がけ、オリンピック・パラリンピックやサッカーのワールドカップの放映権の販売など国際的なイベントにも深く関わっています。

電通では、インターネットの広告をめぐって、ことし9月、顧客企業との契約で決めた条件で広告を掲載せずに2億円余りの広告料を不適切に請求していた不祥事も明らかになっています。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/272.html

[経世済民117] 電通、社長の1月辞任発表 過労自殺問題受け引責(日経新聞)

電通、社長の1月辞任発表 過労自殺問題受け引責
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ28HLY_Y6A221C1000000/
2016/12/28 19:30 日経新聞


 電通は28日、石井直社長(65)が来年1月に辞任すると発表した。同社の女性新入社員が過労自殺した問題で、厚生労働省東京労働局が労働基準法違反の疑いで法人としての同社と幹部1人を書類送検したことを受けて責任を取る。

 石井社長は2011年に社長に就任、初の営業部門出身の社長として海外展開やインターネット広告の強化に取り組んだが、長時間労働の体質改善が進まなかった。

 自殺した高橋まつりさんの労災認定後、電通は午後10時の消灯や有給休暇の義務化などの対策を打ち出したが、書類送検を受けて経営責任を明確にする必要があると判断した。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/273.html

[政治・選挙・NHK218] 日米和解と辺野古工事再開を一面トップで並べた読売の無神経さ  天木直人
日米和解と辺野古工事再開を一面トップで並べた読売の無神経さ
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/28/post-5832/
28Dec2016 天木直人のブログ


 きょう12月28日の読売新聞は、一面トップで「慰霊と和解 世界に示す」という見出しをつけて、安倍首相の真珠湾訪問を大きく取り上げた。

 そこまではいい。

 しかし、その横に、政府が辺野古工事を再開したという記事を並べて掲げた。

 この無神経さはどうだ。

 この沖縄差別はどうだ。

 そして、それはそのまま安倍首相の無神経さであり、沖縄差別の現れである。

 沖縄は怒らなければいけない。

 そして、こころある日本国民は沖縄の怒りを共有しなければいけない。

 太平洋戦争の捨て石にされた沖縄の鎮魂なくして日米和解はないと。

 沖縄の魂の叫びに聞く耳を持たず、ハワイまで行って日米和解をみずからの手柄のように饒舌に語る安倍首相の厚顔こそ、きょうのメディアが真っ先に報じるべきことである(了)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/326.html

[政治・選挙・NHK218] 産経新聞とFNNがまたペテン的手口の世論調査! 大失敗の日露首脳会談を「国民の6割が評価」の結果に誘導(リテラ)
                  産経新聞社サイトより


産経新聞とFNNがまたペテン的手口の世論調査! 大失敗の日露首脳会談を「国民の6割が評価」の結果に誘導
http://lite-ra.com/2016/12/post-2808.html
2016.12.28. 産経が日露会談でまた詐欺的世論調査  リテラ


 侵略戦争への真摯な反省もなく、対米従属姿勢を見せただけに終わった安倍首相の真珠湾訪問。しかし、それでもマスコミは「歴史的なできごと」と大宣伝を展開している。

 真珠湾訪問については、国民がどう評価するかはまだわからないが、同じようにマスコミが大宣伝しても、失敗をごまかせなかったのが先日の日露首脳会談だ。

 共同通信が17、18日に実施した全国電話世論調査によれば、日露首脳会談を「評価しない」が54.3%で、「評価する」の38.7%を15.6ポイント上回った。

 また、朝日新聞が19、20両日行った世論調査では、会談自体への評価についてこそ「評価しない」と「評価する」が拮抗したものの、「会談では、北方領土で、日本とロシアが共同での経済活動をする協議に入ることなどで、合意しました。今回の会談で、北方領土問題をめぐる交渉が、どの程度進んだと思いますか」という項目では、肯定的回答(「大いに進んだ」2%、「ある程度進んだ」25%)に対して否定的回答(「あまり進まなかった」48%、「まったく進まなかった」22%)が大きく上回った。

 当然だろう。安倍首相はあれだけ北方領土返還に浮き足だっていたのに、結局、交渉らしい交渉はほとんど見られず、しかも蓋を開ければ日本が3000億円にものぼる経済協力で貢がされるという結果に終わった。安倍倍首相はプーチンの手のひらで転がされていただけだったのだから、国民は「なんでそうなるの? バカなの?」と思うに決まっている。むしろ、安倍首相が生出演したニュース番組など、メディアがもっとしっかりと首相の先走りやミスを指摘していれば、日露会談自体に対する世論の評価はさらに数段下がっていたことは明らかである。

 ところが、そんななか、やっぱりあの新聞だけは、共同や朝日とはまったく違う「世論」を伝えていた。そう、“安倍政権の機関紙”と呼ばれる産経新聞である。19日付の夕刊一面には、こんな見出しが躍った。

「日露首脳会談、評価63% 北方領土『進展』26% 本社・FNN合同世論調査」

 えっ!? 国民の6割以上が日露首脳会談を評価したってホント? と、思わず目を疑ってしまったが、記事によれば、産経新聞がFNNと合同で17、18両日に実施した世論調査の結果、〈安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領が北方四島での共同経済活動実施などで合意した日露首脳会談について、「評価する」との回答が63.9%にのぼり、「評価しない」の30.7%を上回った〉のだという。つまり、あの元島民らからも「成果ゼロ」と苦言を呈された首脳会談について、「評価する」が実に33.2ポイントも差をつけて圧倒したというのだ。

 いや、ひょっとしたら、普段から政権の御用新聞となっている産経のこと、「電話回答では産経新聞の調査だというだけで回答を断る人もいるから、サンプルにバイアスが生じることもあるだろう」と思う方もいるかもしれない。しかし、それでも仮に「評価する」が10ポイント程度上回っていただけならば想定の範囲内と言えなくもないが、実際には、その差30ポイント以上。こんな大差ははっきり言ってめちゃくちゃである。

 当然、ここにはペテン的なからくりが存在した。

 実は、産経新聞20日付朝刊に掲載された「主な質問と回答」によれば、問題の「日露首脳会談、評価63%」(夕刊見出し)の根拠となった質問は、このような文章であった。

「安倍首相とプーチン露大統領の首脳会談で、北方四島での共同経済活動の実現へ協議することで合意し、元島民の自由往来の対応を検討することになった。今回の会談を評価するか」

 もうお分かりだろう。つまり、産経新聞は単に首脳会談自体を「評価する」か「評価しない」かを尋ねていたのではなく、その前に「北方四島での共同経済活動の実現へ協議合意」「元島民の自由往来の対応」という言葉をかぶせることで、意味を限定し、肯定的な評価を導くようにミスリードしていたのである。

 賛否が拮抗した朝日の設問と比較すれば、その恣意性は明らかだ。朝日の設問は「安倍首相と、ロシアのプーチン大統領は、日本で首脳会談を行いました。今回の会談を評価しますか。評価しませんか」というもので、会談それ自体に対する評価しか尋ねていなかった。これと比べれば、産経の質問文、設定は明らかな論点のすり替え、詐欺的としか言いようがないだろう。

 だが、これは今に始まったことではない。本サイトではこれまで、産経によるデタラメな世論調査について、以下の記事で指摘してきた。

●「安保法制必要が7割」はインチキだった! 産経、フジテレビの世論調査が今度は質問改ざんで回答を誘導(2015年9月22日)
http://lite-ra.com/2015/09/post-1516.html

●フジ産経が「天皇の生前退位のために改憲が必要」のデマにもとづく詐欺的世論調査を実施! 安倍政権もグルか(2016.08.10)
http://lite-ra.com/2016/08/post-2484.html

 詳しくはリンク先をご一読いただいきたいが、これらはいずれも今回の日露首脳会談のケースと同様、恣意的な設問文で回答を誘導したケースである。しかし、さらにたちが悪いは、こうした産経による露骨な“世論操作”と安倍政権が、二人三脚の関係にあることだ。

 たとえば、今年4月、新安保法が施行された前後、安倍政権と自民党は「安保法制に対する国民の理解が深まってきた」と言いふらしていた。もちろんこれは大ウソ。事実、同時期に実施されていた各社世論では、共同通信や毎日新聞だけでなく、政権に好意的な読売新聞でさえ「評価しない」が「評価する」を10ポイント前後上回っていた。

 しかし、菅義偉官房長官は会見で「昨今の世論調査では、(賛否が)逆転するところもあり、ほとんど接近してきている」と述べ、小野寺五典・元防衛相もテレビ討論で「実は、法案成立のときは、賛成3割、反対6割だったのですが、直近の調査では賛成6割、反対3割になっています」と嘯き、事実とは反対のことを喧伝していた。そして、その根拠となっていたのが、産経FNNが3月1に実施した全国電話世論調査であった。産経はこのときも、設問文で意味を恣意的に限定して、政権に有利になるような数字を弾き出していたのだ。

●安倍政権の「国民に安保法制への理解が広がっている」は大ウソ! 根拠は“応援団”産経のインチキ世論調査だった(2016年4月1日)
http://lite-ra.com/2016/04/post-2117.html

 何度でもいうが、賢明な読者諸賢は、こうした安倍政権と団結して詐欺的な“世論操作”を行うマスメディアを、決して信頼してはいけない。とくに、何かの縁で産経新聞や「産経ニュース」を読む場合は、見出しで判断するのではなく、世論調査にしてもしっかりと設問の文章に“罠”が仕込まれていないか、よくよく確認してもらいたい。

 なお、余談ではあるが、最近、産経の名物記者である阿比留瑠比氏が、22日付のコラムで面白いことを書いていた。阿比留記者は、天皇の「生前退位」をめぐって、民進党の皇位検討委員会が一代限りの特別法でなく、皇室典範の改正で恒久的に制度化すべきと主張したことに関して、こう攻撃している。

〈「メディア各社の世論調査で、国民の高い割合で、皇室典範を改正して今後すべての天皇に退位を認めるべきだという声が、圧倒的に高い」
 蓮舫代表は15日の記者会見でこう述べていたが、世論調査はあくまで参考に資するものにすぎない。世論調査通りに物事を決めるのであれば、専門家も政治家も必要がなくなる〉

 あれだけインチキな調査で政権をバックアップしておいて、都合が悪いときはそう言うのか(笑)。まあ、少なくとも“産経の世論調査は「参考に資するもの」以下である”と認識しておけば、ほぼ間違いないだろう。

(小杉みすず)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/327.html

[政治・選挙・NHK218] 真珠湾の名(迷)演説がネトウヨを左翼化させてしまった!(simatyan2のブログ)
真珠湾の名(迷)演説がネトウヨを左翼化させてしまった!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12232746621.html
2016-12-28 16:57:57NEW ! simatyan2のブログ


27日、安倍首相は、岸、吉田、鳩山、に次いで4人目の日本
の首相として真珠湾を訪れました。

安倍晋三首相が真珠湾で演説「パールハーバーは和解の象徴」「世界は和解の力を必要としている」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000504-san-pol

例によってプロ市民たち(統一教会、創価学会、幸福の科学、
ネトサポ、書き込み業者)は一様に、

「素晴らしい演説だった!」
「安倍ちゃんグッジョブ!」

と絶賛の嵐です。

確かに

○寛容の心がもたらした『和解の力』
○不戦の誓い

など、平和を象徴する言葉が並んでいるので、普通に聞けば文句
など出そうにない内容の演説に仕上がっています。

実際かなり練られていると思います。

もちろんスピーチライターが書いた文章を安倍首相が読んでいるだけ
ですけどね。

安倍首相の米国向けのスピーチは、内閣官房参与の谷口智彦と
いう人が過去から担当しているので今回も多分そうでしょう。



第1次安倍内閣で国際広報を担当する外務省外務副報道官を務め、
東大法学部出身で元ジャーナリスト、電通とも縁がある人です。

だから、相手国と総理の両方に華を持たせる内容になりがちで、
演説のたびに安倍晋三の人格が変わってしまう様な場合が多々
あります。

例えば戦後日本を肯定したり否定したり、憲法改正で集団自衛権
唱えながら不戦の誓いなどと言ったりしてるんですね。

これを合成の誤謬(ごびゅう)と言いますが、一つ一つの演説は
理に適ったことを言っていても、全体的に主体性がないので矛盾が
生じることになるのです。

だからネトウヨも、

「安倍首相のスピーチ素晴らしかった 和解と寛容こそ必要」

などと左翼みたいな言葉を言い出すんですね。

あれほど口やかましく言ってた靖国参拝を今年せず、真珠湾を
慰霊訪問しても、

「安倍ちゃんグッジョブ!」

です。

なぜならネトウヨネトサポの正体はこれですから。



そもそも日米地位協定があるのに今更和解もなにもないのです。

日米同盟ができてもう何十年たったと思ってるのか?

じゃあ今まで和解しないで同盟してたのか?

ということですね。

日米合同委員会でも日本の立場は決められているのです。

またオバマ大統領の広島訪問の御返しに安倍首相の真珠湾訪問と
言うことになりますが、オバマの広島での演説では犠牲者の規模
を明言していました。

「10万人を超える死者」と。

しかし安倍晋三の演説では真珠湾の犠牲者数千人の数は省かれて
いました。

多分スピーチライターが意識的に外したんでしょうね。

『真珠湾での米兵数千人の命の価値』と
『大半が民間人だった日本人20万人の価値』

を一緒には出来ませんからね。

いずれにしても、先日のプーチン会談で多くの国民を失望させた
手前、今月にはどうしても真珠湾訪問で人気回復を図らねば
ヤバイと安倍側は考えたはずです。

しかし、「米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、
私たちは平和と繁栄を享受することができました」

と、どんなにアメリカを持ち上げてもオバマ大統領の任期は来月
まで。

今の時期に真珠湾訪問は無意味かもしれません。

大統領次第で一日で変わるのがアメリカです。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/328.html

[自然災害21] 茨城県で震度6弱 震源地は茨城県北部 マグニチュードは6.3 津波の恐れなし


茨城県で震度6弱
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161228/k10010823371000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002
12月28日 21時48分 NHK


12月28日午後9時38分ごろ、地震がありました。この地震による津波の心配はありません。震源地は茨城県北部で震源の深さは10km、地震の規模を示すマグニチュードは6.3と推定されます。

各地の震度は、震度6弱が茨城県高萩市、震度5強が茨城県日立市、震度5弱が茨城県常陸太田市です。このほか、宮城県や福島県、茨城県など、東北や関東の広い範囲で震度4が観測されました。





















http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/727.html

[政治・選挙・NHK218] 「「和解という行為」が重要と思うなら、誰がそれをすべきなのか、沖縄問題で我が身を以て示すべきだろう。」 山崎 雅弘氏
「「和解という行為」が重要と思うなら、誰がそれをすべきなのか、沖縄問題で我が身を以て示すべきだろう。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21379.html
2016/12/29 晴耕雨読


山崎 雅弘氏のツイートより。https://twitter.com/mas__yamazaki

>BBC News Japan 安倍首相と共に真珠湾を訪れたオバマ米大統領は「どういう歴史を受け継ぐか我々は選べないが、歴史からどういう教訓を学びとるかは選択できるし、それを指針に自分たちの未来を決められる」と語り、「日本が常に私をそうしてくれたように(安倍首相を)友情の精神で」歓迎すると述べました(英語記事)https://twitter.com/BBCWorld/status/813876786249531392

「どういう歴史を受け継ぐか我々は選べないが、歴史からどういう教訓を学びとるかは選択できるし、それを指針に自分たちの未来を決められる」というオバマ氏のスピーチは、含蓄のある言葉だと思う。


歴史認識問題の核心をストレートに言い表している。


>buu ‏「訴えたいもの、それは和解の力です」「戦争の惨禍は、いまだ世界から消えない」「憎悪が憎悪を招く連鎖はなくなろうとしない」「和解の力を、世界は今、今こそ必要としています」「和解の力を訴え続けていく任務を帯びています」 どのフレーズも、変


>buu ‏あああ、何がおかしいか分かった 「和解の力」って、和解そのものが何か主体的に力を持っているような言い方 「憎悪がなくなろうとしない」「戦争の惨禍は世界から消えない」もそう 主語に人間を立てることを避けてるんだ 


安倍晋三首相のスピーチは、今回も「主語」や「主体」がなく、漠然とした情緒的な言葉でまやかしの雰囲気を醸し出すだけの空文に終わっている。


「和解という行為」が重要と思うなら、誰がそれをすべきなのか、沖縄問題で我が身を以て示すべきだろう。


>杉原こうじ 真珠湾にて。安倍晋三「憎悪の連鎖が続いています。世界には寛容の心、和解の力が必要です」。「侵略」を認めず、沖縄を痛めつけ、核兵器禁止条約に敵対し、南スーダンへの武器禁輸決議を妨害する、あなたにだけは言われたくない。12月28日朝、まるで政府広報のようなNHKニュース。






>安倍首相が“真珠湾訪問”で欺瞞のスピーチ! オリバー・ストーン監督らが徹底批判するも日本のマスコミはhttps://t.co/LTJ3k0JEmL

>渡部 深雪 ‏安倍首相を右翼と呼ぶ米メディアの偏見Japan In-depth https://t.co/NCuLqJctGX 偏見でもないし、安倍さんが宗教色皆無とか有り得ない。『神道政治連盟』『創生日本』『日本会議』安倍政権はズブズブの政教一致内閣。海外メディアの方が日本を冷静に見ている。


>関西市民連合 ‏各種選挙で沖縄の民意は明確に示されているにもかかわらず、先日のオスプレイ事故への対応も含め、沖縄への政府の対応はあまりにも不誠実ではないでしょうか。 そしてこれは沖縄だけの問題ではなく、民意に沿わない政策を遂行する場合の政権の「作法」として、私たち皆に関係する問題だと考えます。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/329.html

[政治・選挙・NHK218] 天皇の「おことば」に待ったをかけた安倍政権! 
天皇の「おことば」に待ったをかけた安倍政権!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_236.html
2016/12/28 22:01 半歩前へU


▼天皇の「おことば」に待ったをかけた安倍政権!
 ことし8月、天皇陛下は、皇太子さまに皇位を譲る「生前退位」についての「おことば」を明らかにされた。実はすでに去年の秋、こうした意向を首相官邸に伝え、去年の天皇誕生日(12月23日)に公表する予定だった。

 ところが、安倍政権が「待った」をかけた。理由は安倍晋三が衆参W選挙を検討していたからだという。その前に「おことば」を公表されては、自民党の選挙に響くと考えたらしい。

 毎日新聞の大スクープである。天皇陛下のご意向を差し置いて、己の政権「延命策を優先」するなど、もってのほかだ。戦後の歴代政権で、これほど傲慢な振る舞いをした政権はない。

*******************

以下は毎日新聞の大スクープの要約である。
 天皇陛下の退位の意向について、風岡典之・宮内庁長官(当時)が2015年秋、官邸に対して正式に伝えていたことが明らかになった。

 陛下のおことば原案を文書で示し、同年12月の天皇誕生日に合わせた記者会見での公表を打診したが、官邸との調整がつかず、公表が見送られた。

 原案は公表を前提とした文章形式になっており、象徴としての公務をどのように考えるかが記され、そうした公務は天皇しかできないため公務ができなくなれば退位するという内容。

 「摂政では対応できない」とする意向も盛り込まれていた。宮内庁は2015年からおことば案の検討に入り、安全保障関連(戦争)法の成立後の15年秋に官邸に伝えた。

 15年12月の公表が実現しなかった理由について宮内庁側は「受け入れ側の態勢だ」として官邸側の事情と説明する。政権が2016年夏の衆参同日選を検討していたことが背景にあると見られる。

 内閣法制局の関係者は、宮内庁がおことば原案を官邸に正式提示する以前、内閣法制局側に水面下で相談があったと明かす。この関係者は「安倍首相の支持層につぶされてしまうことを恐れ、正面から持ち込めなかったのだろう」と指摘する。

毎日新聞は、ここをクリック
http://mainichi.jp/articles/20161224/ddm/001/040/139000c

皇太子さまに皇位を譲る「生前退位」は、ここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201608/article_63.html

ふてくされ、一顧だにしない安倍首相は、ここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201608/article_67.html

関連記事
天皇陛下のお気持ちを握りつぶそうとしていた安倍・菅暴政  天木直人 ≪宮内庁長官 おことば案、昨秋官邸に≫
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/150.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/330.html

[政治・選挙・NHK218] 「安倍首相真珠湾訪問 そうなんです。行動だけでなくセリフも米国の振り付け:孫崎 享氏」 
「安倍首相真珠湾訪問 そうなんです。行動だけでなくセリフも米国の振り付け:孫崎 享氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21378.html
2016/12/29 晴耕雨読


https://twitter.com/magosaki_ukeru

安倍首相真珠湾訪問、朝日素粒子、朝日新聞全体の報道に掉さし頑張る

「すでに特別な従属関係だろうに、何をいまさらハワイ行き。まず和解すべきは米軍基地に悩まされる沖縄とでは」

真珠湾:中国・人民網「安倍氏はなぜ南京へ慰霊に行かないのか」、答えは簡単です。

今度の訪問は”慰霊”のために行くのでもない。

歴史を反省するために行くのでもない。

自分安倍氏が米国にいかに隷属しているかを示しに行くのです。

ですから、南京云々とは次元が違う話なんです。

トランプは大統領選で反権力、反金融界で当選。

しかし彼の政権は史上最大の富豪内閣。

閣僚資産45億ドル、プラス彼自身の資産37億ドル。

彼らが中間層、貧困層向け政策を打ち出せるか。

中間・貧困層、裏切られたと感じた時どうするか。https://t.co/UJlWuweTrU

オバマの傲慢さ、オバマ自分が大統領選に出たらトランプに勝てたという発言、逆に言えばヒラリーだったから負けたという事。

オバマ所詮、操り人形の大統領だったじゃないか。

最大の目標としてノーベル賞までもらった核政策に何も手付けられなかった。

何を独自でしたか。

大統領を演じた優れた役者。

安倍首相「不戦の決意」とは何なのだ?。

集団的自衛権で「テロとの戦い」に前のめりになっている人物が「不戦」!

「テロとの戦い」は2001年ブッシュ大統領がWar on Terrorと宣言。

あれは戦闘で戦争でないとでもいうのか。

朝日「首相”不戦の決意”強調へ」おかしいと思わないのか。

糸魚川大火で視察=安倍首相,他方「市は、被災した住宅のがれき撤去に市処理し、費用2割上限で所有者に負担を求める条例案をまとめた。」。

安倍首相、貴方が大名行列して私は貢献しているというジェスチャーする代わりに、がれき撤去費のいくばくかを国が出す努力ぐらいしてみたら。

安倍首相の真珠湾訪問。

朝日は本訪問はそもそも米側提案と報じていた。

どの様な形で実施かも指示のはず。

そして今次訪問における米国務省報道官のコメント。

「in a spirit of looking forward未来志向の精神で 」

そうなんです。

行動だけでなくセリフも米国の振り付け



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/332.html

[経世済民117] マイナス金利で減益相次ぐ=78行に倍増―全銀協決算集計
マイナス金利で減益相次ぐ=78行に倍増―全銀協決算集計
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000124-jij-bus_all
時事通信 12/28(水) 19:00配信


 全国銀行協会が28日発表した加盟116行の2016年9月中間決算(単体)の集計によると、純利益の合計は前年同期比4.4%減の1兆8006億円と、2年連続で減少した。日銀のマイナス金利政策で貸出金利が低下したことが響いた。減益となったのは78行で、前年同期の35行から2倍以上に増えた。

 増益は37行にとどまった。熊本銀行は熊本地震の影響で純損失を計上し、中間決算で4年ぶりに赤字行が出た。 


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/277.html

[経世済民117] 「いつまでも『三河の鍛冶屋』でいいわけがない」 トヨタの危機感(ニュースイッチ)
          スマホを利用したスマートキーボックス


「いつまでも『三河の鍛冶屋』でいいわけがない」 トヨタの危機感
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00010005-newswitch-ind
ニュースイッチ 12/28(水) 12:12配信


■つながるクルマを収益源に

 自動車メーカーが“つながる車”を強化している。トヨタ自動車は2020年までに日米で販売するほぼ全車に通信機を搭載し、日産自動車も17年から通信機をオプション設定する。カーナビゲーションシステムやスマートフォンを通じた情報サービスはこれまでもあったが、車両情報を詳細に管理して事前故障診断などのきめ細かいサービスにつなげる。トヨタはつながる車を基に、シェアリング社会を見据えた移動サービスの収益化も模索する。

<全車に通信機を搭載>

 「いつまでも『三河の鍛冶屋』でいいわけがない。トヨタは移動サービスのプラットフォーマーにならなくてはいけない」。トヨタの友山茂樹専務役員は11月の事業説明会で記者団にこう話した。

 同社は20年までに日米で販売するほぼすべての乗用車に車載通信機(DCM)を搭載。DCMが吸い上げた情報で基盤(プラットフォーム)を構築し、カーシェアやライドシェア(相乗り)、テレマティクス保険といった車を使ったあらゆるサービス事業者と提携する戦略を描く。

 例えばライドシェア先進地の米国ではウーバーテクノロジーズと今春に資本・業務提携。ウーバーの運転手が得た収入を車両のリース料金の支払いに充てられる「フレキシブルリース」の実証サービスを年内に米国で始める。

 10月には、個人間カーシェア事業の米ゲットアラウンド(カリフォルニア州)に出資。トヨタが開発したスマホで車の鍵の開閉やエンジン始動ができるシステムの実証実験を17年1月に米国で始める。いずれもプラットフォームを活用するサービスだ。

<「クラウドに付加価値が移る」>

 トヨタが外部との提携を本格化する背景にあるのは猛烈な危機感だ。「つながる車にしても自動運転にしても、将来はクラウドに付加価値が移る可能性がある。携帯電話でも同じことが起きた」(友山専務役員)。車を作って売る事業モデルから、車を使った移動サービスにも収益源を広げる必要があるとの考えだ。

 「新プリウスPHVはコネクティッド戦略の先陣を切るクルマ」(友山専務役員)だ。今冬発売予定の新型プラグインハイブリッド車(PHV)「プリウスPHV」はほぼ全車にDCMを標準搭載し、通信料は3年間無料。スマホから車の充電確認やエアコン操作をできるようにするほか、走行情報などのビッグデータ(大量データ)を駆使して車の故障可能性を事前に知らせるサービスなども始める。

 つながる車のつながり方は二つに大別できる。米アップルの車載ソフトウエア「カープレー」や米グーグルの同「アンドロイドオート」のようにスマホによるものと、トヨタのDCMのように通信機を組み込むものだ。

 IHSマークイットによれば通信機型のつながる車は22年に15年比3倍に拡大する。スマホ型のつながる車よりも拡大するとの見方だ。「事故時の緊急コールや車両盗難時の追跡などの機能は通信機でないと原則できない」と棚町悟郎主席エキスパートは見る。また、スマホが提供する音楽などの情報サービスと違って「車両情報は機密性が高く、別回線の通信機でつながる必要がある」と指摘する。


海外事業者との連携もカギに

■日産も通信機の搭載拡大

 日産も通信機の搭載を拡大する考え。後付けできる車載通信機を日本とインドで17年に発売する。新車販売時にオプションとして選べるようにするだけでなく、既存車にも付けられる。トヨタと同様、車両情報をリアルタイムで管理して修理の時期を予測。補修部品のサプライチェーンで共有して、修理サービスを円滑にする。

 対象国を順次広げ「将来は世界の日産車の保有台数の30%に搭載する」(ケント・オハラ常務執行役員)といい、つながる車でサービスをきめ細かくし顧客の囲い込みにつなげる。電気自動車(EV)「リーフ」にはすでに同様の通信機を搭載しており、電池を監視するなどの機能があって先行しているが、他の車両にも拡大する。

 日産もトヨタと同様プラットフォームの構築を進める。仏ルノーと組んで、両社共通の情報プラットフォームを開発中だ。ルノー・日産連合のオギ・レドジクSVPは「第三者にサービスを開発してもらう際にブランドごとにシステムが異なると手間になるからそれを避ける」と話す。

 日産の新興国専用ブランド「ダットサン」や高級車ブランド「インフィニティ」を含め日産とルノーの全車種に展開するサービスの土台とする。仏ソフトウエア会社を買収してサービスの開発人材を拡充したが「それでもすべて自前ではできない」(同)として今後も外部との連携を模索する。

 「車メーカーはこれまで馬力や室内空間など車そのものに焦点を当ててきたが、最近はサービス指向になっている」(レドジクSVP)。サービスの拡充には車のつながる化が避けられない。

 ただ車がつながればサイバー攻撃にさらされるリスクは増大する。車のつながる化には万全なセキュリティー対策が大前提となる。

【専門家の見方】
●IHSマークイット主席エキスパート 棚町悟郎氏
 
 つながる車の世界販売に占める割合は15年は3割程度だったが、22年にはほぼすべてとなる。車の概念が変わり、つながって当然の時代が来る。消費者のニーズに対応するだけでなく、完全自動運転車を安全で快適に走らせるために自動車メーカーにとってつながる車の重要性は増す。

 つながる車を自動車メーカーの新たな収益源とするには課金がカギになる。例えば、車載アプリや車載電子機器のソフト・ファームウエアの更新時の課金が挙げられる。米テスラ・モーターズが先行しているOTA(無線による遠隔ソフト更新)はリコール費用削減にもつながる。

 日本車が欧米系に比べ、つながる車の取り組みが遅れているのは、自動車の安全性の評価や自動運転に関する法規制、ガイドライン整備の遅れが要因とみられる。日本車の課題は、どのように海外の通信事業者や仮想移動体サービス事業者と連携できるかだ。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/278.html

[経世済民117] キリン“泣きっ面に蜂”? 業界内からクレーム 商品名変更へ
                「47都道府県の一番搾り」のポスター(写真:産経新聞)
  

キリン“泣きっ面に蜂”? 業界内からクレーム 商品名変更へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000538-san-bus_all
産経新聞 12/27(火) 10:30配信


 今年上半期のビール類で唯一シェアを落とし、“独り負け”を喫したキリンビール。挽回を図るため満を持して5月に発売したのが、地域ごとに味が違う「47都道府県の一番搾り」だ。だが、この商品名に業界内からクレームが入り、キリンは来年から商品名を変えることになったというのだ。販売不振のキリンにとっては“泣きっ面に蜂”。その真相とは?

 「地域の誇りを共有する新しいビール文化になると考えている」。キリンビールの布施孝之社長は11月に都内で開いた会見で、「47都道府県の一番搾り」の狙いをこう強調した。

 「47都道府県の一番搾り」は、主力「一番搾り」ブランドのビールで、全国47都道府県ごとに味わいが異なるというのが売りだ。地域の食や文化などに精通する顧客らの意見を聞くなどし、地域の嗜好(しこう)に合った味にしたという。地元産の原材料を使うなど、地域ごとに特色を出した。ビール業界で、47都道府県ごとに地域限定商品を発売するのは初めてだった。

 味だけでなくパッケージも地域ごとに変えるため、メーカーにとっては、その分コストはかかる。しかし、消費者の“地元愛”を刺激して人気となった。

 発売当初は平成28年の販売目標を120万ケース(1ケースは大瓶20本換算)としていたが、売れに売れたため、夏には7割増の200万ケースに上方修正。さらに秋には3割増の260万ケースに再度上方修正された。

 久々の“スマッシュヒット”にキリン首脳も「手応えを感じている」とホクホク顔だった。

 だが、“好事魔多し”。

 ちょうどキリンが最初の上方修正を明らかにした今年夏。その商品名について業界団体のビール酒造組合に、疑問の声が寄せられたのだ。

 「47都道府県の一番搾り」は文字通り47種類あり、それぞれ「○○づくり」などと、都道県名を冠した商品名になっている。例えば、千葉限定発売なら「千葉づくり 一番搾り」。大阪なら「大阪づくり 一番搾り」だ。

 疑問視されたのは、キリンが9工場しかないため、ほとんどの商品は「厳密には地元では生産されていない」という点だった。

 北海道工場で作られている「北海道づくり」は問題ない。だが、「千葉づくり」は実際には茨城県の取手工場、「大阪づくり」は兵庫県の神戸工場で製造されている。

 これに対し、キリンは原材料に地元産を使い、現地の嗜好にあった味わいにしたことで「づくり」という表現を使用したという。パッケージには、例えば「千葉づくり」でも「取手工場製造」と明記し、消費者に誤解を与えないよう配慮している。

 だが、業界内では「見方によっては『千葉づくり』でもメイド・イン・千葉に受け取れる」(大手ビールメーカー幹部)などと疑問の声が上がった。

 ビール酒造組合は、商品に工場名が明記されていることから、景品表示法など法律的な問題はないと判断している。だが、「消費者に混乱を招きかねない」(同組合)などとして、今年夏に組合内で議論があったという。

 こうした動きを受け、キリンは来年発売する「47都道府県の一番搾り」では、一部、商品名を変える。

 工場がある北海道、仙台、名古屋、福岡など9地域については「北海道づくり」などと、従来通りの商品名とする。これに対し、残る38都府県は「千葉に乾杯」などと、「○○(地域名)に乾杯」とした。新しい商品名では「○○づくり」にも関わらず、その地域で製造していないという誤解は生じなくなる。

 商品名の変更について、キリンの広報担当者は「クレームがきたから商品名を変えるわけではない。商品をブラッシュアップさせる上で、社内調査で好評を得た名称を選んだ」と説明する。だが、業界内から疑問の声が上がったことが、商品名変更に少なからず影響を与えたことは想像に難くない。

 ビール離れが進み、ビール類の国内市場は平成27年まで11年連続で縮小し、28年もマイナスが予想されている。そんな中でも「47都道県の一番搾り」が牽引(けんいん)し、「一番搾り」ブランドの1〜10月の販売数量は前年同期比で2.5%のプラスと好調だ。さらにキリンは、29年の「47都道府県の一番搾り」の販売目標を、今年見込み比で2割増の320万ケースとした。

 シェア争いが過熱するなか、こうした消費者からの人気の高さが、競合他社からのクレームを招いたとも言えなくない。商品名を変えたことで生産地に関する疑念は生じなくなり、来年は消費者もスッキリとした形で「47都道府県の一番搾り」を楽しめそうだ。(経済本部 大柳聡庸)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/279.html

[政治・選挙・NHK218] 「真珠湾訪問にあたっての安倍首相閣下への公開質問状 安倍首相の答はこうだった。:勝見貴弘氏」 
「真珠湾訪問にあたっての安倍首相閣下への公開質問状 安倍首相の答はこうだった。:勝見貴弘氏」 
http://sun.ap.teacup.com/souun/21381.html
2016/12/29 晴耕雨読


https://twitter.com/tkatsumi06j

An Open Letter to Prime Minister Shinzo Abe On the Occasion of Your Visit to Pearl Harbor

真珠湾訪問にあたっての安倍首相閣下への公開質問状

2016年12月25日 親愛なる安倍首相閣下、 閣下は先日、日本時間1941年12月8日,日本海軍が米国の海軍基地に対して行った攻撃による犠牲者を「慰霊する」目的で、12月末にハワイの真珠湾を訪問する計画を発表されました。

実際には,その日に日本が攻撃したのは真珠湾のみではありませんでした。

その約1時間前に日本陸軍はマレー半島の北東沿岸を攻撃しており,同日中にアジア太平洋地域の他の幾つかの英米の植民地や基地を攻撃しておりました。

日本は、中国に対する侵略戦争を継続するために不可欠な石油や他の資源を東南アジアに求めてこれらの攻撃を開始したのです。

閣下が米日開戦の場所を公式に訪問されのは今回が初めてとのことから,過去に先の大戦について閣下が述べられたことについて,以下質問をしたく存じます。

1) 閣下は1994年末に、日本の侵略戦争を反省する国会決議に対抗する目的で結成された「終戦五十周年議員連盟」の事務局長代理を務めておられました。

その設立趣意書には、日本の200万余の戦没者が「日本の自存自衛とアジアの平和」のために命を捧げたとあります。

この議員連盟の1995年4月13日の活動方針では、終戦50周年を記念する国会決議に謝罪や不戦の誓いを含めることを拒否しています。

1995年6月8日の声明では、与党の決議案が「侵略的行為」や「植民地支配」を認めていることから賛成できないと表明しています。

閣下は、今でもこの戦争についてこのような認識をお持ちなのでしょうか。

2) 2013年4月23日の国会答弁で閣下は、内閣総理大臣として,「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない」と答弁しておられます。

これは則ち,閣下は連合国およびアジア太平洋諸国に対する戦争と、当時継続中であった対中戦争を侵略戦争とは認識されていないということでしょうか。

3) 閣下は真珠湾攻撃で亡くなった約2400人の米国人の「慰霊」のために訪問されるのことですが,それならば,中国や朝鮮半島,他のアジア太平洋諸国,他の連合国における数千万にも上る戦争被害者についても「慰霊」に赴かれる予定はおありなのでしょうか。

閣下は,内閣総理大臣として,憲法9条を再解釈あるいは改定し,海外のどこにおいても自衛隊を戦闘可能にするべく推進してこられました。

閣下におかれましては,これがアジア太平洋戦争において日本に被害を受けた国々にどのようなメッセージとして受け止められるかを熟慮いただきたく存じます。

>【首相 慰霊と和解の力示したい】米ハワイを訪問している安倍首相は、真珠湾慰霊に対し「慰霊と和解の力を日米、世界に示したい」。

首脳会談は28日午前を予定。https://t.co/RZ64hgNz3Z

「慰霊の力」って言い方は なんか物凄く引っ掛かる。

>山口真理 Japan's Abe offers 'everlasting condolences' at Pearl Harbor @AP by @joshledermanAP @CalebAP 安倍首相、真珠湾で慰霊し犠牲者に哀悼https://t.co/IFuemqPQ3f

本質的に米議会演説と同じ内容か。

>EX-SKF 真珠湾での安倍首相の所感。これをどうやって英語にしたのか知らないが、通訳(翻訳者)に同情する。 https://t.co/AZZ42nqFMR

「──それら【すべての思い【が断たれてしまった】。その厳粛な事実を思うとき、私は、言葉を失います。」👉「すべての思い【を断ってしまった】…」ではないんだな。

なるほど、広島演説への見事な「返礼」となっている。

果たして英語ではどう伝わったのか。

>名もなき投資家 真珠湾訪問について”言ってること”は最もなのに 安倍晋三「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。未来に向けた決意を示したい」 なぜに ●防衛費が過去最高 ●南スーダン駆けつけ警護 ●武器輸出禁止決議を棄権 ●大学の軍事研究予算18倍 ”やってること”は間逆なんだろう・・

>buu ‏「日本国総理大臣として」「日本国民を代表して」 って言われるたび、ゾゾッとする 

【転載】2016.12.27安倍首相の真珠湾慰問後演説「和解の力」 (全文仮訳) Speech by Japanese PM Abe at Pearl Harbor (provisional translation) https://t.co/xl4x0tUOaJ

安倍首相の答はこうだった。

【個人仮訳】2016.0.12.27真珠湾でのオバマ大統領による演説(原文=JT) Full text of President Obama's speech at Pearl Harbor | The Japan Times https://t.co/BalCYYmc4g 

1. ご列席の皆さま,合衆国軍隊に従事する皆様,そして何よりも,真珠湾における生存者そして遺族の皆さま,アロハ。

アメリカ人にとって,とくにハワイを故郷とするものにとって,この港は神聖な場所です。

花を捧げ,また未だ涙を枯らすことのない海へと花を投じるとき,私たちは,2,400人以上ものアメリカの愛国者たち,父親たち,夫たち,妻たち,娘たちが,未来永劫,天の道を満たし続けていることに思いを馳せます。

私たちは,毎年12月7日になると背筋を少し伸ばして起立するオアフの防人(さきもり)たちに敬意を表し,75年前にここで示された勇気に思いを寄せます。

あの12月の日が明けたとき,ここはまさに天国に一番近い場所でした。

海の水はほどよくぬるく,海の色は信じられないほどに青かった。

船員たちは思い思いに食堂で食事をしたり,おろしたての真っ白なズボンやTシャツに身を包んで教会に行く支度を整えていたりしました。

港では錨を上げた艦船,「カリフォルニア」「メリーランド」「オクラホマ」「テネシー」「ウェストバージニア」「ネバダ」が整然と並んでいました。

「アリゾナ」の甲板では,海軍のブラスバンドが準備を整えていました。

その日の朝,真価を発揮したのは, 肩にある階級章ではなく,心にある勇気でした。

訓練用の弾丸を発射したり,旧式のボルトアクション・ライフルを手にしたりして,島全体のアメリカ人があらゆる方法で戦い抜こうとしました。

普段は清掃のみを担当するアフリカ系アメリカ人の給食係の陸曹が,指揮官を安全な場所に移動させ,砲弾が無くなるまで対空砲弾を撃ちつづけました。

(戦争をこんな 美談で終わらせていいのか。)

私たちは,「ウェストバージニア」の1等砲撃手であったジム・ダウニーのようなアメリカ人に敬意を表します。

港に駆けつけようとする彼に,彼の新妻は彼の手に聖書の言葉の一節を握らせました。

そこにはこう書かれていました,「永遠なる神は汝の拠り所、その永遠なる胸に抱かれて」と。

自分の船を守ろうと戦う中,ジムは同時に, 倒れ行く仲間たちの名を記録し続けました。

彼らの家族にその名を伝えるためです。

彼はただこう言いました,「人として当然のことです」と。

私たちはハーリ・パンのようなアメリカ人を記憶し続けます。

ホノルル出身の消防士で,荒狂う炎の中で燃え盛る戦闘機を前にして,命がけでその鎮火に務めました。

民間の消防士として唯一人,名誉戦傷勲章を授与された人物です。

私たちはジョン・フリン上等兵曹のようなアメリカ人に敬礼します。

50口径のマシンガンを2時間以上もの間撃ちつづけ,20回以上も負傷した彼には,軍人の最高の栄誉である名誉勲章が授与されました。

私たちはこの場所で,私たちがもっとも尊ぶ価値観が戦争において如何にして試されるかを振り返ります。

戦時中に如何にして,日系アメリカ人らがその自由を奪われている最中であっても,日系二世らが率いる第100歩兵大隊の第442連隊に合衆国史上最高の栄誉が授与されたのか。

(ここ正直カチーンときました)この442連隊には私の友人であり,誇り高きハワイ人であったダニエル・イノウエ氏も従軍されていました。

私の半生の中ではそのほとんどを上位議員として務め,私自身が上院議員となったときには,彼ともに上院議員を務めることができることを誇りに思いました。

彼は名誉勲章や大統領自由勲章の授賞者であるだけでなく,彼の世代では最も偉大な政治家の一人でありました。

第二次大戦における合衆国の最初の戦場であるここ真珠湾で,私たちは奮起しました。

多くの点で,私たちはここから始まったのです。

私の祖父母の偉大な世代を含め,どの世代のアメリカ人も戦争を求めてはいませんでした。

しかし,彼らは戦争に背を向けることを拒み,ある者は戦場で,ある者は工場で自らの役割を果たしました。

75年後の今,誇り高き真珠湾の生存者の層は時とともに薄まる一方ですが,この場所から思い起こされる勇姿は,私たち全国民の心に永遠に刻み込まれています。

真珠湾,そして第二次大戦の退役軍人の皆さん,ここで挙手いただくか,ご起立いただけるでしょうか。

大恩あるあなた方に祖国から感謝の意を示させてください。

国家の本質は,戦時において試されますが,平時において決定付けられるものです。

何十万ではなく,何百万もの命を奪った人類史上もっとも悲惨な歴史を経て,この太平洋を渡る凄惨な戦いを経て,合衆国と日本は友好を選択し,平和を選択してきました。

数十年に及ぶ私たちの同盟は,両国をより繁栄させてきました。

新たな世界大戦の勃発を防ぎ,十億人もの人びとを極端な貧困から救い出した国際秩序の確立に貢献してきました。

そしてこんにちの合衆国と日本の同盟は,共通の利害だけでなく,共通の価値観に根差し,アジア太平洋の平和と安定の礎として人類の進歩を推進する力となっています。

私たちの同盟はかつてないほど強固なものとなっています。

世界が健やかなる時も,病める時も,両国は互いに支え合っています。

5年前,巨大な波の壁が日本に襲い掛かり,福島の原子炉が熔解したときを思い起こしてください。

米軍の男女の兵士らは,日本の友人を助けるために駆けつけました。

アジア太平洋そして世界の安全保障を強化するため,合衆国と日本は,海賊を後退させ,疫病と闘い,核兵器の拡散を遅らせ,紛争にまみれた国々に平和をもたらすことに,世界中で力を合わせ,ともに取り組んできました。

(帰宅途中はここまで)

>FRCSRJP「安倍首相は真珠湾演説で「戦争が終わり、日本が見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいたとき、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは米国であり、アメリカ国民でした」と謝意を示しました。」 どこが焼け野原にした?頭変だな。

>楽喜之助 ブタが肉屋に感謝するような演説


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/334.html

[経世済民117] 日本の製造業に中国回帰の傾向、米国工場建設の中国企業とは対照的―中国メディア
26日、米国が製造業を復活させようとし、中国企業の中にも米国に工場を建設する動きが出ているが、日本の企業には逆に「中国回帰」の傾向が現れている。資料写真。


日本の製造業に中国回帰の傾向、米国工場建設の中国企業とは対照的―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a158907.html
2016年12月28日(水) 6時10分


2016年12月26日、米次期大統領のドナルド・トランプ氏は「偉大なアメリカを復活させる」というスローガンを掲げ、製造業を復活させようとしている。中国の自動車ガラス大手・福耀玻璃グループのように米国工場を建設する企業も出てきているが、日本の企業には逆に「中国回帰」の傾向が現れている。中国メディア・観察者網が伝えた。

日本貿易振興機構(ジェトロ)がアジア太平洋地域の20カ国・地域に進出している日系企業を対象にした調査によると、中国市場の業務を拡大させる意思のある企業は40.1 %に上り、前年よりも2ポイント増加。人件費の高騰が一段落したことで、中国回帰の傾向が強まったとみられている。

中国回帰の傾向が生じる一方で、インドへの進出も強まっている。日本の国際協力銀行(JBIC)の調べでは、中期的に見るとインドを業務展開先として挙げる日系製造企業は約半数に上り、3年連続で最多となっている。中国を挙げる企業も2年ぶりに4割を超え、大企業を中心に、人口が多く市場規模の大きい中国とインドを成長の可能性の高い市場として見る企業が多くなっている。(翻訳・編集/岡田)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/280.html

[中国10] 「見つかる前からもう感動!」=私が日本で体験したこと―訪日中国人
27日、昨年に続いて今年も多くの中国人が日本を訪れているが、彼らは日本でどのような体験をしたのだろうか。中国版ツイッター・微博のつぶやきをのぞいてみよう。写真は大阪。


「見つかる前からもう感動!」=私が日本で体験したこと―訪日中国人
http://www.recordchina.co.jp/a159029.html
2016年12月28日(水) 6時40分


2016年12月27日、昨年に続いて今年も多くの中国人が日本を訪れているが、彼らは日本でどのような体験をしたのだろうか。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のつぶやきをのぞいてみよう。

天津在住の21歳の女性は、「大阪で夜にホテルが見つからなかった時、セブンイレブンの店員のお兄さんに聞いたら、私たちを待たせて地図を取ってきてくれた。それから我慢強く、別の店員さんも呼んできて一緒になって教えてくれた。店を出る時にももう一度説明してくれて、ホテルが見つかる前からもう感動しちゃった」とつづった。

また、同じく天津の別の女性は、「夏に個人旅行で日本に行った時は印象深かった。駅のホームにいたら、駅員さんが『切符をお取り忘れではないですか』って私が忘れたJRパスを持って追いかけてきてくれたの。それから、どの列車に乗ればいいか悩んでいた時、駅員さんが『お手伝いしましょうか』って自分から話しかけてくれて、目的のホームまで案内してくれたわ」と感激した様子をつづった。

マニュアルにもならない些細なことだが、異国の地で受ける親切は普段以上に心温まるものだろう。(翻訳・編集/北田)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/587.html

[アジア21] 韓国で重大感染症の患者が10万人突破、「安全不感症」が問題を拡大=韓国ネット「病気でも我慢が美徳の国」
26日、韓国・東亜日報によると、韓国で患者の全数監視が決められている感染症56種(結核・エイズを除く)の患者数が初めて10万人を突破したことが明らかになった。資料写真。


韓国で重大感染症の患者が10万人突破、「安全不感症」が問題を拡大=韓国ネット「病気でも我慢が美徳の国」「最近の親たちの個人主義が原因」
http://www.recordchina.co.jp/a158970.html
2016年12月28日(水) 8時10分


2016年12月26日、韓国・東亜日報によると、韓国で患者の全数監視が決められている感染症56種(結核・エイズを除く)の患者数が初めて10万人を突破したことが明らかになった。

韓国で昨年流行し問題となった中東呼吸器症候群(MERS)やA型肝炎などの感染症は、その強力な伝染力や病気の深刻性などから、感染症予防法に基づき患者の発生を漏れなく報告すべき「全数監視対象感染症」に分類されている。韓国疾病管理本部の統計によると、12年に1万人に満たなかったこれらの感染症の患者は年々増加、昨年は9万1986人となり、今年は今月18日までに10万人を突破したことが明らかになった。

患者はこのうち、水ぼうそうやしょう紅熱など19歳以下が95%を占める小児・青少年感染症に集中している。そのため患者数の拡大原因として、保健・教育保健当局のずさんな感染管理と、子どもが病気でも無理に学校に行かせる保護者の誤った認識を指摘する声は多い。

例えばドイツでは感染症にかかった子どもを登校させた保護者に対し罰金を科す規定があるなど、先進諸国では「感染症の子どもは学校を休ませる」ことが常識になっているが、韓国ではこうした認識がまだ一般に浸透していないのだ。この現状に記事は、10万人の患者は韓国人の「安全不感症」が生んだものとし、数十人が長時間にわたって集団生活を送る保育所や学校では、正確な監視による予測のほか早期の隔離や治療が重要だと指摘した。

一方、韓国のネットユーザーからはこれについて、周囲の認識不足を指摘するコメントが多数寄せられている。「学校にしろ会社にしろ、具合が悪くても我慢して行くのが美徳の国」との声が多数の共感を得たほか、「皆さん、トイレの後は手を洗いましょう!公衆衛生の基本なのに、男で洗っている人はほとんどいないよ」「せきが出る時はマスクをして。おじいさん、おばあさんたちは特にね」「韓国では、つらくてどうしようもなくても病欠は入試に不利だからって、みんな学校に行くことになる」といった声もある。

また、病気の子どもを登校させる親の問題に言及するコメントも多く、「病気で休ませた子どもをカフェや公共の場所に連れてくる母親たちは反省して!」「常識のない親が多い。共働きだからってインフルエンザの子どもを学校に行かせた親もいる」「学校を休んだら大変なことになると学んできた親たち。子どももそうだと思って愚かにも登校させてしまうんだろう」「これは国民性の問題ではなく最近の親たちの個人主義が原因だと思う」「子どもは休ませないと病気もなかなか治らないよ。何が何でも登校させるのは、子どもにも周りの人にも良くない」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/吉金)


http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/817.html

[経世済民117] 北京初のリニアモーターカー公開、17年末に旅客乗せ運行スタート―中国
中国北京で初めてとなるリニアモーターカーS1線の新車両が同市門頭溝区石門営で25日、メディア向けに公開された。


北京初のリニアモーターカー公開、17年末に旅客乗せ運行スタート―中国
http://www.recordchina.co.jp/a158858.html
2016年12月28日(水) 8時40分


中国北京で初めてとなるリニアモーターカーS1線の新車両が同市門頭溝区石門営で25日、メディア向けに公開された。真新しいリニア車両の外観は赤とシルバーをメインとした色使いで、車内の座席は現在同市で運行している地下鉄同様向かい合うロングシートタイプだが、その座席の長さは地下鉄車両よりも長めにデザインされている。北京晨報が伝えた。


データによると、同車両の1車両あたりのロングシートは27座席と33座席の2タイプがあり、1編成で合計186座席となり、1編成あたりの最大輸送能力は1302人となる。


北京控股リニア技術発展有限公司の王平董事長によると、S1線リニアモーターカーは6両編成でその長さは89.6メートル、開通後は10組の列車編成で日常的な運行を行うとしている。来年5月には10組の列車編成全てが運行可能となる計画だ。


また同市重大項目建設指揮部弁公室によると、S1線の各駅の主体構造はすでに完成しており、今後は試運転や駅構内の内装作業を開始していくということで、2017年年末には乗客を乗せた運行を開始する計画としている。S1線は北京市初のリニアモーターカー路線となり、同時に門頭溝区における初の地下鉄路線ともなる。全行程の運転時間は20分未満になる見通しだ。(提供/人民網日本語版・編集TG)





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/283.html

[経世済民117] 中国企業会長が日本を手放しで称賛!「中国製造業は日本に学ぶべき」―中国メディア
中国の不動産大手・万科集団の王石会長は、22日に開催された「中国企業の国際的指導力」をテーマにした中国国際商会2016年歳末イベントでスピーチを行い、「中国が学ぶべきなのは、日本の工業・製造のスタイルだ」と述べた。資料写真。


中国企業会長が日本を手放しで称賛!「中国製造業は日本に学ぶべき」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a158926.html
2016年12月28日(水) 9時0分


中国の不動産大手・万科集団の王石会長は、22日に開催された「中国企業の国際的指導力」をテーマにした中国国際商会2016年歳末イベントで、スピーチを行い、「現在、ドイツが推進するプロジェクト・インダストリー4.0が話題で、ほとんどがドイツを目標にしている。しかし、私と福耀玻璃工業集団の曹徳旺・会長は、中国が学ぶべきなのは、日本の工業・製造のスタイルだと考えている。品質やコスト抑制の面で、トヨタを代表とした日本の製造業は、人の力を最大限発揮させることを重視し、これが中国の製造業が学ぶべき方向性ではないか」との見方を述べた。中国網が伝えた。

さらに王会長は「当社は日本の同業者を基準系にしている」と、日本の製造業を手放しで称賛し、「近年、当社は学習・研修のために、▽建築エンジニア1000人▽企業管理スタッフ1000人▽サービススタッフ1000人---を日本に派遣する計画を実施している。どの計画もコストは1億元(約17億円)以上だが、会社全体の競争力向上のうえで、非常に役に立っている。日本の経済は、『失われた20年』を経験し、世界では日本の経験は参考に値しないという声もあるが、私は、日本の製造やサービスなどさまざまな分野は、中国が学ぶに値すると考えている」と語った。

また、曹会長が、「今、インダストリー4.0が話題で、ほとんどがドイツを目標にし、工業全体の自動化実現を目指している。しかし、自分の実際の生産に関する経験によると、製造業において、人に代わってロボットが全ての作業を行うには、まだ200年かかるだろう。中国の製造業が今すべきことは、日本の製造業の品質やコスト抑制の面の経験に学ぶことだ」と指摘すると、王会長も、「トヨタを代表とする日本の製造業は、人の力と機械による自動化をうまく融合させ、人の力を最大限発揮させること」との見方を示した。

同歳末イベントでは、王会長を含む多くの著名企業家がスピーチを行った。王会長は、「中国企業のグローバル化を加速させるには、国際市場でも通じる高品質の商品を作り、一層環境保護やエコに注目しなければならない。今後のグローバル化競争は、『品質』をめぐる競争になるだろう。不動産業界を例にすると、品質を追求する競争はまだ始まったばかり。国際商会の多くの会員企業の商品の品質が各業界でトップレベルであることも、中国企業が世界市場において、本当の意味で競争に参加するための必要条件」と語った。(提供/人民網日本語版・編集KN)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/284.html

[中国10] 日本の狙いは片思いに終わる、心から反省することがカギ=安倍首相の真珠湾慰霊、中国外交部が言及
27日、安倍晋三首相はオバマ米大統領と同日(日本時間28日朝)真珠湾を訪れ、犠牲者を慰霊した。安倍首相は戦没者に対する哀悼の意や不戦の誓いは示したものの、謝罪や反省には直接言及しなかった。これについて中国外交部が質問に答えている。写真は真珠湾。


日本の狙いは片思いに終わる、心から反省することがカギ=安倍首相の真珠湾慰霊、中国外交部が言及
http://www.recordchina.co.jp/a158988.html
2016年12月28日(水) 9時30分


2016年12月27日、安倍晋三首相はオバマ米大統領と同日(日本時間28日朝)真珠湾を訪れ、犠牲者を慰霊した。安倍首相は戦没者に対する哀悼の意や不戦の誓いは示したものの、謝罪や反省には直接言及しなかった。これについて中国外交部が質問に答えている。中国外交部公式サイトが伝えた。

中国外交部の27日の定例記者会見で、「日本の首相が真珠湾を訪問したが、今度は南京を訪問し中国の国民に謝罪すべきと考えているか?」「今回の安倍首相の真珠湾訪問は、第2次世界大戦の歴史を完全に清算する狙いがあると報じられているが、どう思うか?」との質問があった。

これに対し華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、「安倍首相の今回の訪問はパフォーマンスの要素が強い。主に中国を念頭に置いているのだろう。私の同僚である陸慷(ルー・カン)は先日、日本の首脳がどこに訪問し慰霊を行うべきか適切な提案をしている。付け加えることがあるのなら、それは『心から反省することが和解を実現する唯一のカギ』ということだ」と述べた。

さらに、「真珠湾を訪問し慰霊しただけで第2次世界大戦の歴史を清算しようと考えるのは片思いに終わるだろう。世界反ファシズム戦争の東方の主戦場が中国だったことを忘れてはいけない。中国は世界反ファシズム戦争勝利のために多くに犠牲を払った。中国といったアジア被害国との和解がない限り、日本は歴史のページをめくることはできない。日本は歴史と未来に責任を取る姿勢を見せるべきで、過去と完全に絶ち切るためには侵略の歴史に対し心から深く反省する必要がある」と語った。(翻訳・編集/内山)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/588.html

[中国10] <コラム>日本人も多く住む上海のど真ん中にアレが!意外な発見に衝撃
上海市内の中心地にも関わらず実在した「ニーハオトイレ」。扉が無く非常に開放的。水は奥で用を足した人間のみが使用できる。写真は筆者撮影。


<コラム>日本人も多く住む上海のど真ん中にアレが!意外な発見に衝撃
http://www.recordchina.co.jp/a158933.html
2016年12月28日(水) 10時10分


今回はちょっと下品なお話。「上海にもニーハオトイレはあるのか」との質問を受け、探してみた。いくら中国とはいえ、ここは世界でも有数の経済都市、天下の魔都上海。そんな都市伝説が上海にある訳がないじゃないか…と思っていたら案外簡単に見つけてしまった。

ニーハオトイレとは、個室と個室の間に仕切り・ドアがない、または非常に低い状態のトイレのこと。写真を見ての通り、横の仕切りは非常に低く(約1メートル前後)扉すらない上、排泄物は同じルートを辿っていく仕様。「あっ今日アイツ下痢気味だな?」というのも下流にいるとバッチリ把握されてしまうのだ。

場所は地下鉄「虹橋路駅」すぐ近く。高架下沿いに並ぶビルの内部にある公衆トイレである。「虹橋路」駅は、環状線である4号線、南北東西に市内を縦断する3号線、10号線との乗換えができ、日本人も多く住む付近ということもあり、発見時はかなりの衝撃を受けた。

2015年から中国国家観光局は「トイレ革命」と題して、3年以内、つまり2017年までに旧式トイレ2万4000基を改修、新たに3万3000基のトイレを新設。最終的には観光地、人口密集地における全てのホテルや娯楽施設で清潔なトイレを使えるようにする、という計画を推し進めている。

くしくも11月19日には中国国家観光局の李金早局長ら幹部が集結して「世界トイレデーおよび中国トイレ革命宣言」記念式典が北京で行われたばかり。現在の進捗状況に関して「全国で2万7137基のトイレを新設、1万2256基のトイレを改修、計3万9393基を完成させ、69.11%の進捗である」旨を大々的に発表したタイミング。

「我々は今後もトイレ革命を推進していき、世界のトイレ文化の発展に貢献する」と鼻息を荒くしているのだが、上海市内のど真ん中にさえ「ニーハオトイレ」が残る現状を、彼らはご存じないようだ。個人的には贅沢を言うつもりは無いので、せめて尻を拭いた紙くらいはトイレにそのまま流せる程度までは、下水の整備を行ってもらいたいと切に願う次第だ。

■筆者プロフィール:川崎健太郎
経歴:1988年、神奈川県川崎市生まれ。日本大学法学部新聞学科卒。富士見書房ファンタジア文庫編集部(現株式会社KADOKAWA)、時事通信社運動部を経て、2015年より一念発起し中国、上海市へ。中国語で挨拶もできない中で在駐日本人向け雑誌の編集、営業に携わる。専門分野はアニメ漫画等のサブカルチャーとスポーツ関係全般。

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/589.html

[アジア21] 韓国国政介入事件の崔順実被告、トイレットペーパーに現金巻いて保管、場所を忘れて使用人を疑ったことも―韓国紙
26日、韓国の朴槿恵大統領の友人、崔順実被告らによる国政介入事件で、崔被告が捜査当局の追及を逃れるため、トイレットペーパーの中に現金を隠していたことが分かった。イメージ写真。


韓国国政介入事件の崔順実被告、トイレットペーパーに現金巻いて保管、場所を忘れて使用人を疑ったことも―韓国紙
http://www.recordchina.co.jp/a159045.html
2016年12月28日(水) 10時30分


2016年12月26日、韓国・東亜日報によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告らによる国政介入事件で、崔被告が捜査当局の追及を逃れるため、トイレットペーパーの中に現金を隠していたことが分かった。国際在線が伝えた。

崔被告の自宅で働いていた家政婦や保母が24日、同紙のインタビューに答えた。崔被告は日常的に現金払いを好み、常に300万ウォン(約30万円)ほどをトイレットペーパーに巻いて保管していた。自分でどこに置いたか忘れることもあり、自宅で雇っている使用人や娘の夫を「盗んだのではないか」と疑うこともあったという。

崔被告はソウル市江南区の自宅高級マンションに、黒と赤の金庫を所有。金庫が置かれた部屋は常に鍵がかけられていた。崔被告は金庫を開ける際、周囲に人を寄せ付けなかったため、家政婦らは何が入っているか分からなかったという。捜査当局が同宅を家宅捜索した際、金庫は何者かにすでに持ち去られていた。(翻訳・編集/大宮)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/818.html

[中国10] 中国外交が立て続けに成果=中国外交部「全面的な展開をする良好な局面を迎えた」
27日、中国外交部の華春瑩報道官は、中国が外交面で立て続けに成果を上げているとの指摘について、「中国の外交は全面的な展開をする良好な局面を迎えている」と述べた。


中国外交が立て続けに成果=中国外交部「全面的な展開をする良好な局面を迎えた」
http://www.recordchina.co.jp/a159062.html
2016年12月28日(水) 10時50分


2016年12月27日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、中国が外交面で立て続けに成果を上げているとの指摘について、「中国の外交は全面的な展開をする良好な局面を迎えている」と述べた。新華社が伝えた。

米ブルームバーグはこのほど、中国とノルウェーが国交正常化を実現し、モンゴルが今後のダライ・ラマ14世の訪問阻止を約束し、中国が台湾と断交したサントメ・プリンシペと国交を回復したことについて「中国が経済的筋肉を活用し外交上でハットトリックを記録した」などと伝えていた。

華報道官は、こうした報道について「経済的な力で言えば、最大の発展途上国である中国は、経済力が最強の国ではない。だが中国の外交は全面的な展開をする良好な局面を迎えている。これは中国が一貫して平和共存5原則を踏まえ、互いを尊重し、対等に付き合い、協力共栄の精神で世界各国との友好関係を発展させてきたことによるものだ。中国は自らの核心的利益を守る意志と能力がある」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/590.html

[経世済民117] 日本の鉄鋼技術は本当にすごいのか?中国ネットが議論=「日本の鉄鋼はとてもいいけど、一番ではない。一番はやはり…」―中国
28日、中国の掲示板サイトに日本の鉄鋼技術について議論するスレッドが立った。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


日本の鉄鋼技術は本当にすごいのか?中国ネットが議論=「日本の鉄鋼はとてもいいけど、一番ではない。一番はやはり…」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159104.html
2016年12月28日(水) 16時0分


2016年12月28日、中国の掲示板サイトに日本の鉄鋼技術について議論するスレッドが立った。

スレ主は、日本の鉄鋼技術は優れているというが、それならばなぜ90式戦車の120mm滑腔砲はドイツのラインメタル社製を使用しており、10式戦車でもライセンスによる生産になっているのかと質問、日本の鉄鋼技術の高さに疑問を呈している。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「戦車ではドイツが世界一」
「軍事技術で日本が強くなったことは1度もない」

「ラインメタル社の主砲は世界最高レベルだからな。購入は当然のことだと思うが」
「日本の鉄鋼はとてもいいけど、一番ではない。一番はやはりドイツ製だ」

「材料工学の面で日本が優れているのは間違いない」
「この種の科学的なものは、それぞれに取り柄があるからな。ドイツの鉄鋼レベルは低いなんて言える人はいないし」

「軍用のことはよく分からないけど、仕事でよく使うカッターナイフは日本のメーカーが一番いい。でも値段が高いのがネック」
「中国の大口径水道管バルブは50回使うとダメになるが、日本やドイツ、英国、米国のバルブは5000回使っても壊れない」

「日本の鉄鋼レベルは確かに高いが、鉄鋼製品の種類は非常に多い。すべての種類で最強になれるわけではない」
「戦車なんていつの時代の話だよ。今はミサイルと戦闘機こそ王道だ」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/285.html

[中国10] 中国人の8割「年末になるとイライラ」原因は?―中国紙
年の瀬を迎え、仕事や勉強、生活、恋愛などを総括し、さらに来年の計画を立てる時期となっている。


中国人の8割「年末になるとイライラ」原因は?―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a159127.html
2016年12月28日(水) 20時0分


年の瀬を迎え、仕事や勉強、生活、恋愛などを総括し、さらに来年の計画を立てる時期となっている。しかし、多くの人が年末になると、ストレスが高まり、イライラするようになっている。中国青年報社社会調査センターがこのほど、問巻網を通して、2003人を対象に実施した調査では、回答者の86.4%が「年末でイライラしている」とし、その理由について、62.9%が「経済的プレッシャー」と答えた。中国青年報が伝えた。

▼62.9%「年末になると出費がかさんでイライラ」

北京で就職して1年になるという楊敏[王旋]さんは、「12月は1年で出費が最も多い月。年末になると気持ちが不安定になるのも、収入は少ないのに出費が多くなるから」と肩を落とす。そして、年末になると収入より支出のほうが多くなるという楊さんは、「12月はイベントが多い。それに、友人や同僚などと集まる機会も多く、いつの間にか出費が増えている」と話す。

調査では、回答者の86.4%が「年末になるとイライラする」と答えた。うち、16.4%が「深刻」と答えている。イライラが現れるのは経済的プレッシャー(62.9%)、仕事のプレッシャー(51.0%)、人間関係(32.3%)、キャリアプラン(31.8%)、恋愛(24.0%)、勉強のプレッシャー(19.6%)などが原因だ。

▼44.5%「交際上の付き合いや比較」でイライラ

調査では、「年末になるとイライラする」原因について、回答者の44.5%が「交際上の付き合いや比較」、44.0%が「仕事や勉強でやることをたくさんある」、41.3%が「来年の目標、計画が定まらない」、41.0%が「今年計画通りいかず、思うような成績が残せなかった」、40.9%が「年末になると時間が過ぎるのがあまりに早いと感じるから」、36.2%が「年末になると支出が増えるから」と答えた。

復旦大学(上海)社会発展・公共政策学院心理学部の呉国宏准教授は、「年末でイライラする人が多いのに対処するために、企業や会社は、従業員の精神的健康状態に注目しておく必要がある。企業は組織として、従業員がストレスを解消できるよう、その原因を探し、講座を開催したり、1対1のカウンセリングをしたりするなどの対策を講じなければならない」とアドバイスしている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/591.html

[中国10] 「上海に本物の天然温泉はない」=大江戸温泉物語が注目される中、専門家が指摘―中国
28日、上海紙・解放日報は「上海に天然温泉はない」と指摘する専門家の解説を紹介した。写真は上海に登場した「大江戸温泉物語」。


「上海に本物の天然温泉はない」=大江戸温泉物語が注目される中、専門家が指摘―中国
http://www.recordchina.co.jp/a159203.html
2016年12月28日(水) 20時30分


2016年12月28日、中国・上海に東京の「大江戸温泉物語」の海賊版とみられる施設が出現したとのニュースが注目を集める中、上海紙・解放日報は「上海に天然温泉はない」と指摘する専門家の解説を紹介した。

上海北部の宝山区に登場したこの施設の名称は、本物と同じ「大江戸温泉物語」。24日付の21世紀網によると、上海側は5日、中国版ツイッターで「日本の大江戸温泉物語が12月中旬に上海に上陸。上海にも大江戸温泉物語がやって来ます!」と発信しており、パクリ疑惑に対しては「正規の許可を受けている」と説明、海外での施設運営などを否定する日本側との意見の食い違いが注目を集めている。

そのような中、解放日報は「上海の大江戸温泉物語が本物かどうかはいまだ明確にされていないが…」とした上で、市内の温泉施設で使われているお湯の問題に言及。上海師範大学・旅遊学院の副院長によると、上海を円心とした半径300キロ圏内で本当に天然と呼べる温泉は江蘇省南京市の湯山など数カ所だけで、上海に本物の天然温泉は存在しないという。(翻訳・編集/野谷)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/592.html

[政治・選挙・NHK218] 不戦の誓いなどとは白々しい言葉である

不戦の誓いなどとは白々しい言葉である
http://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/e98290dafc0c9621c3bd6d650d8710f3
2016-12-28  そりゃおかしいぜ第三章


アメリカのハワイ訪問中の安倍晋三は日本時間28日、日米開戦の舞台となった真珠湾をオバマ米大統領とともに訪れた。外向けには否定しているが、オバマの広島訪問の返礼である。外向けには、現職首相が初めて真珠湾に慰霊に行くと公表していた。これは鳩山一郎や岸信介それに竹下登の前例があって、ひっそりと引っ込めている。

アリゾナ記念館で慰霊の後、風が吹いているだの空気がきれいとか述べた後、次のような演説をした。

「戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります」

耳を疑うような言葉である。「不戦の誓いを貫いて・・・」それは平和憲法があってのことであり、あなたはそれをこの四年間否定してきたではないか。

「戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、」それの平和憲法の存在があってのことで、自衛隊が専守防衛に徹してきたからである。戦闘地へこれから武器を持って出かける法律を強行採決してまで成立させたではないか。武器の開発や研究を奨励し輸出に奨励金さえつけているではないか。彼方がしていることは、平和国家に真っ向から反することですよ。

「法の支配を重んじ」あなたがこんなことを言えるのか。国家の最高規範の憲法を無視しした法案を強行採決したばかりか、賭博が禁止されている日本で、これを奨励する法律をほとんど何の説明もなく通してしまった。法の支配を否定しているのはあなたですよ。

更には、戦争を経て日米は強力な同盟国となったと述べているが、とてもじゃないが『同盟』関係というより『隷属』関係といった方が的確である。日米は、「和解の力」を世界に示したとは現実感がない。和解の具体的な内容が示されたわけではない。

任期が一月を切ったオバマへを伴ったセレモニーでしかない。そのセレモニーに、稲田防衛大臣も伴っている。彼女は宗教的信条として、「戦争は霊魂の進化にとって最高の宗教的行事」と述べているが、政治的恩人の安倍晋三の上の、欺瞞に満ちた言葉をどのように聞いたのであろうか。

真珠湾と広島をそれぞれが訪問しあった、オバマと安倍晋三であるが、どちらも謝罪の言葉がなかった。不戦の誓いは空虚な言葉といえる。真珠湾を日本は卑怯な不意打ちで攻撃したが、攻撃対象は軍事施設である。これに対して広島はほぼ戦局が見えている時点での、非戦闘国民への無差別爆撃である。真珠湾を忘れるな!(Remenber Pearlharber)は不意打ちに対する報復の軍人の言葉である。ノーモア広島(Nomore Hiroshima)は、非戦闘員である一般国民の、これ以上止めてくれという悲痛な言葉である。並列して述べるのはいかにも不自然である。

安倍晋三が、「戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。」いうのであれば、真っ先に中国や韓国に行って謝罪するべきである。

それにしても、安倍晋三の顔は相当疲労していると見えたのは気のせいだったか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/336.html

[政治・選挙・NHK218] 弱者を救済せずして何が政治家かバカ者! 
弱者を救済せずして何が政治家かバカ者!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_238.html
2016/12/28 23:14 半歩前へU


▼弱者を救済せずして何が政治家かバカ者!
 低所得のひとり親を対象とする児童扶養手当の受給者のうち、家族に必要な食料を買えない経験をした人が2割超に上ることが28日、厚生労働省の調査で分かった。

 衣類でも同様に2割を超えており、手当を受け取っても生活に困窮している実態が浮き彫りとなった。共同通信が伝えた。

*******************

 三度の食事もままならない。切る者にも事欠くひとり親の家族が2割もいるという。
グルメだ、メタボだ、飽食の時代だとマスコミが騒いでいたのが、ついこの間のような気がする。あれは一体、何だったのか?

 小泉時代から現政権の安倍晋三になって一層、格差が激しくなってきた。非正規の日雇いは増える。景気がいいというのは「どこの話」と周りの人は口をそろえる。

 安倍晋三の命令で日銀の黒田は福沢諭吉をジャブジャブ市中に流し込む。その金はどこへ消えたのか?その謎を解くヒントをNHK特集番組で見つけた。

 年収400万円の40代のサラリーマンが東京五輪景気に目をつけ不動産投資に目を付けた。元金ゼロで現在、家賃収入だけで彼の年収は1億2000万円を超えた。

 カネ余りで銀行が100%融資してくれた。担保は購入したマンション1棟だ。そうしてネズミ算的に増やし現在12棟のオーナーだという。「年収目標は5―6000万円でした。予想をはるかに超えて儲かった」と40代男。

 番組では警告も忘れなかった。成功したのはごくわずかで、50代の主婦は銀行から100%融資を受け、アパート1棟を購入。当初はうまくいったが、周囲に新築が出来、退去が相次ぎついに入居者ゼロ。すべて手放し、借金を払い続けている。

 結局、アベノミクスは不動産バブルを再現し、負の遺産を増やしただけだ。終戦直後の焼け野原の時代ならいざ知らず、平成の世に、2割もの人が「必要な食料が買えない」など、あってはならない話だ。

 無能な安倍晋三のせいで、国民は苦しんでいる。貧困が年を追って拡大している。海外に行ってカネをばら撒く前にどうして国内の「ひとり親の家族」に目を向けないのだ。

 大平正芳元首相は「日の当たらないところに日を当てるのが政治だ」と常日ごろ、言っていた。弱い者を救わずして何が政治家か。バカ者!


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/337.html

[政治・選挙・NHK218] 民進党が「脱原発」を政権公約に!蓮舫代表が示唆!「2030年代に原発ゼロを前倒し」
民進党が「脱原発」を政権公約に!蓮舫代表が示唆!「2030年代に原発ゼロを前倒し」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-14831.html
2016.12.28 15:00 情報速報ドットコム




民進党の蓮舫代表が次の衆議院選挙で「脱原発」を公約に盛り込む方針を示しました。蓮舫代表は千葉県の再生エネルギー関連施設を視察し、「電気の地産地消、原発の再稼働に頼らないで済むと。私たちのエネルギー政策に実に大きな示唆を与えてくれたと思っています」と強調。

現在の民進党が掲げている「2030年代の原発ゼロ」を前倒しにすることも検討しているようで、蓮舫氏は野党4党の共通政策でも脱原発を考えていると報じられています。

ただ、民進党の中には原発推進寄りの議員も居ることから、具体的な調整はまだ時間が必要になりそうです。


民進党の蓮舫代表 「脱原発政策」を政権公約に
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000091038.html

民進党の蓮舫代表は、千葉県の再生可能エネルギー関連施設を視察し、「脱原発政策」を次の衆議院選挙の政権公約の柱の一つにする考えを示しました。
民進党・蓮舫代表:「電気の地産地消、原発の再稼働に頼らないで済むと。私たちのエネルギー政策に実に大きな示唆を与えてくれたと思っています」


民進党本部仕事納め蓮舫代表あいさつ 2016年12月28日


森永卓郎:民進党代表選で蓮舫氏が圧勝した理由


記事コメント


わかった。信じる。入れてやる。約束守れよ。
[ 2016/12/28 16:10 ] 名無し [ 編集 ]


連合も切ったし、本気なんだな?
よし、それなら俺も入れてやる。
[ 2016/12/28 17:17 ] 名無し [ 編集 ]


即時廃炉じゃないと他の野党と足並みが揃いませんね
後は消費税増税も反対してくれないと
[ 2016/12/28 17:30 ] 名無し [ 編集 ]


民間の仕事を奪う 公務員制度


「まさしく天下りのためと、民間の仕事を取るため、奪っちゃうためのもので、
詐欺集団じゃないかと」


http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n188848
 
こういう連中が 安倍政権の支持層。
[ 2016/12/28 17:33 ] 名無し [ 編集 ]


第二自民党いらない
[ 2016/12/28 17:34 ] 名無し [ 編集 ]
息を吐くように嘘をつく本家本元は安倍だろ。
あの芝居がかった、スピーチは何なんだ?
言ってることと、やってる事が違いすぎる。


数え切れない程の嘘をつかれても安倍が嘘をつき続けるのは、それを許しているメディアと有権者の責任だ。
しかし、世論調査では女性票が動きつつある。
創価学会の婦人部の動きも活発になってきた。
あとは大メディアだ。


政府に都合の悪いニュースは一切流さずに政府や警察のリークばかりを垂れ流している時は小まめに抗議しましょう。
「視聴者の会」やネトウヨのやり方をマネすればいいと思います。
でも自民党みたいにナチスのやり方をマネしてはいけません(笑)
[ 2016/12/28 17:34 ] 名無し [ 編集 ]


いいんだよ、30年代で
いいんだよ、30年代で!


でないと、
原発マ○ィアに
○られるからな!


民進党政権にして、一つ一つの原発再稼働に反対していけば、


必ず原発は、止められる!!!


[ 2016/12/28 17:40 ] 名無し [ 編集 ]

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/338.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍首相が真珠湾で「アメリカ様のおかげ」スピーチ! 戦後レジームからの脱却はどうなった? 二枚舌に唖然(リテラ)
                   安倍晋三公式サイトより
 

安倍首相が真珠湾で「アメリカ様のおかげ」スピーチ! 戦後レジームからの脱却はどうなった? 二枚舌に唖然
http://lite-ra.com/2016/12/post-2809.html
2016.12.28. 安倍「アメリカ様のおかげ」発言の矛盾  リテラ


 これこそ、二枚舌の極みというやつだろう。安倍首相は今日、真珠湾訪問のスピーチで、こんなことまで口にして“アメリカあっての日本”を強調した。

「戦争が終わり、日本が見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、アメリカ国民でありました。皆さんが送ってくれたセーターで、ミルクで、日本人は未来へと命をつなぐことができました。
 そして米国は、日本が戦後再び、国際社会へと復帰する道を開いてくれた。米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは平和と繁栄を享受することができました」

しかし、だとしたら、いつも言ってる押し付け憲法論はどうなるのか? アンシャン・レジームからの脱却はどうするのか? 

 だが、この男はおそらく、こんなスピーチのことなんてすっかり忘れて、日本国内では再び「戦後民主主義はGHQの洗脳によるものだ」「アメリカの押しつけ憲法を捨て去るべき」などといった歴史修正主義的な政策を平気で遂行していくのだろう。

 安倍のアメリカに対するこの、矛盾した言動、アンビバレンツな態度は一体なんなのか?

 実は、安倍首相の中には「良いアメリカ」と「悪いアメリカ」という2つのアメリカがあり、それは安倍首相の政治行動の原点となっている祖父・岸信介のアメリカとの関係性が大きく影響している。

 本サイトは安倍首相がアメリカのリクエストに丸乗りして安保法制を強行した際、その背景に、岸信介がA級戦犯を逃れるため米国と交わした裏取引きがあることを指摘したが、その記事の中で、安倍首相の中にある「2つのアメリカ」について論じたことがある。

 ここにその記事を再録するので、ぜひ読み返してほしい。この男がなぜ、こんな二枚舌スピーチを平気で口にすることができるのか。その理由の一端がわかるはずだ。
(編集部)

********************

 安倍晋三首相が愛してやまない祖父、岸信介は1945(昭和20)年9月15日にA級戦犯容疑で逮捕される。当時は誰もが岸は有罪とみていた。それはそうだろう。

 満州官僚時代に軍部と結託してアヘン取引に手を染め、アヘンを求めて中国領土を侵す軍をバックアップし続けた。取引で得た巨額の利益を戦費に回し、一部を政治資金として活用して軍国主義者の象徴といえる東条英機を首相にまで昇りつめさせた。さらには東条の片腕として商工大臣、軍需次官を務め、国家総動員体制、大東亜共栄圏の自給自足体制の確立を遂行するなど、戦時日本の寵児として辣腕を振るった。岸が戦争遂行の中枢にいたことは疑いようがない。そんな岸を戦勝国が犯罪者リストから外すわけがないのである。

 にもかかわらず、岸は満州時代の盟友・東条英機の絞首刑が執行された翌日の1948(昭和23)年12月24日に不起訴処分で釈放された。東条の絞首刑と岸の生還、明暗を分けたというには余りにも落差の大き過ぎる結末だった。

 あるいは岸の満州時代の上司であり、東条内閣では内閣書記官長として共に支えてきた星野直樹は終身禁固刑に処せられた。満州では岸は星野よりはるかに手を汚し、閣僚として戦争遂行にかかわった度合いも、岸のほうが大きかったはずである。当然、研究者やジャーナリストにとってもこの処遇の違いは興味の対象となる。岸はなぜ、戦犯を逃れたのか。

 ひとつは、岸がもともと用意周到でなかなか尻尾がつかめない存在であることがあげられるだろう。有名な「濾過器発言」にその片鱗が垣間見られる。岸は1939(昭和14)年10月に満州を離任する際、数人の後輩たちを前にこう語っている。

「政治資金は濾過器を通ったきれいなものを受け取らなければいけない。問題が起こったときは、その濾過器が事件となるのであって、受け取った政治家はきれいな水を飲んでいるのだから、かかわりあいにならない。政治資金で汚職問題を起こすのは濾過が不十分だからです」

 要は、証拠を残すなということであり、嫌疑に対して敏感になれということでもある(実際、岸は東条内閣時代に書いた書類をすべて焼却してしまっている)。

 だが、それだけでは訴追はまぬがれない。岸はアメリカに対して具体的な“工作”を行っていた。そのひとつは再びアヘン絡みの話だ。東海大学名誉教授、太田尚樹氏の著書『満州裏史 甘粕正彦と岸信介が背負ったもの』(講談社文庫)に元ハルピン特務機関員の田中光一のこんな証言が載っている。

「麻薬はどこの国でも最大の関心事でした。もちろん、アメリカだってそうです。戦後、GHQが克明に調査して関係者に尋問したのに、まったくと言っていいほど処罰の対象に指定しなかったのは、不思議だと思いませんか。あれは明らかに、情報提供の代償となったからです。甘粕はもうこの世にいませんでしたが、里見、岸なんかが無罪放免になったのは、そのためなんです。エッ、東条にはどうかって? 彼は直接戦争責任に結びつく訴因が多過ぎて、GHQは阿片の件で取り調べるだけの時間がなかったのです。アメリカは裁判を急いでいましたからね」

 証言に出てくる「里見」とは、里見甫のことだ。「アヘン王」と呼ばれた陸軍の特務機関員で、上海を拠点にアヘン取引を仲介していた。岸とアヘンの関わりを調べる中で繰り返し出てくる名前でもある。千葉県市川市にある里見の墓の墓碑銘を揮毫したのが岸だったことは前回、紹介した。その里見も戦後、A級戦犯容疑者として逮捕されている。そして、田中の証言通り、不起訴者リストの中に「里見甫」の名前は載っていた。

 つまり、岸や里見はアメリカにアヘン情報を提供する見返りに戦犯訴追を免れたというわけだ。

 もうひとつ、岸には戦争責任逃れのための「東条英機裏切り」工作というのも指摘されている。満州の関東憲兵隊司令官だった東条英機が中央に戻り、陸軍次官、陸軍大臣、首相へと上り詰める原動力になったのが、岸がアヘン取引で得た豊富な資金だったことは前回書いた。岸は東条内閣を商工大臣、軍需次官として支え、戦争を主導した。ところが戦争末期にこの仲が決裂する。それどころか、岸VS東条の対立がもとで内閣が崩壊してしまったのだ。

 毎日新聞に掲載された「岸信介回顧録」(1977年5月11日付)によれば、岸は〈サイパン陥落のあと「この戦争の状態をみると、もう東条内閣の力ではどうしようもない。だからこの際総理が辞められて、新しい挙国一致内閣をつくるべきだ」ということでがんばった〉という。

 そして、東条内閣は瓦解。下野した岸は郷里に帰り、防長尊攘同志会をつくって、引き続き「打倒東条」の政治活動を続けた。

 この一連の行動について毎日新聞記者だった岩見隆夫氏が非常に興味深い証言を採取している。証言の主は満州時代の岸の部下だった武藤富男だ。武藤は東条内閣が崩壊した直後の昭和19年7月、岸とともに満州を牛耳った「二キ三スケ」(東条英機、星野直樹、岸信介、鮎川義介、松岡洋右の語尾をとってこう言った)の一人、星野直樹(前出、A級戦犯)を訪ねた。

〈その折、星野は武藤にこんなつぶやきをもらしている。
「岸は先物を買った」
「どういう意味ですか」
「東条内閣を岸がつぶしたということだ」
 しかし、どうして先物買いになるかについて星野は語ろうとしなかった。
「戦後、再び星野さんに会ったとき、もう一度『先物を買ったというのは、岸さんが敗戦を予期していたということなのですか、それとも戦犯を免れるためという事まで考えて岸さんは東条内閣をつぶしたとあなたは見通したのですか』と問い質してみたのですが、相変わらず、星野さんは黙したまま答えてくれませんでした」
 と武藤はいった〉(岩見隆夫『昭和の妖怪 岸信介』中公文庫)

 この「先物買い」というのはまさに、敗戦を見込んで、わざと東条と反目したということだろう。前出の太田尚樹も同じ見方をしている。

〈打倒東条は国難の打開、つまり国家のためという大義名分が成り立つ一方で、戦犯を逃れることはできないまでも、連合軍から大きなポイントを稼ぐことができると読んでいた〉
〈満州以来の二人の関係は、刎頚の友といった関わりではなく、結局は、互いに利用し合っていただけだった〉
〈つまり東条は岸の頭脳と集金力を利用し、岸は陸軍を利用しながら権力の座を目指したが、その陸軍の頂点に、権力の権化と化した東条がいた。だがアメリカ軍の攻勢の前に、東条の力など見る影もなくなってきている。こんな男と便々とつるんだまま、一緒に地獄に落ちるのはご免である〉(前掲『満州裏史』)

 この変わり身の早さこそ岸の真骨頂といえるが、さらに、岸には獄中で、もっと重大なアメリカとの政治的取引を行っていたのではないか、との見方がある。その取引が、岸を訴追から救い、そして戦後、内閣総理大臣に押し上げた最大の理由ではないか、と──。

 それが何かを語る前に、戦後アメリカの対日政策には2つの流れがあったことを指摘しておく必要がある。ひとつは民政局(GS)に代表されるニューディーラーを中心としたリベラル勢力で、日本国憲法の素案づくりにも携わった。民主化を徹底する立場から旧指導者への処分も容赦がなかった。もうひとつは治安を担当する参謀本部第2部(G2)を中心とした勢力で、対ソ連、対中国戦略を第一に考える立場から、日本を再び武装化して“反共の砦”に育て上げようと考えていた。GHQ内部ではこのふたつの勢力が対立していた。

 占領当初はGSの力が強かったが、米ソ冷戦が本格化するにつれて「反共」のG2が「対日懲罰」のGSを凌駕するようになる。こうした流れの中で、G2は巣鴨拘置所に拘留されていた岸との接触をはじめた。再び、前回紹介した原彬久氏の『岸信介―権勢の政治家―』(岩波新書)を引く。

〈G2およびこれと連携する人脈が獄中の岸と接触していたことは、確かである。例えばGHQ経済科学局のキャピー原田は、巣鴨の岸から「戦後復興」問題でたびたび意見を聞き、しかも原田みずから上司のマーカット少将に「岸釈放」を説いている(朝日新聞、平成六年九月二二付)。いずれにしても、こうした文脈を抜きにしては、岸が不起訴、無罪放免となっていよいよ戦後政治の荒涼たる舞台に放たれるその道筋は理解できないだろう〉

 G2は実際、1947(昭和22)年4月24日付で最高司令官のマッカーサー宛に岸の釈放を求める異例の「勧告」まで出している。獄中で岸はアメリカとどんな取引をしたのだろう。自らの命のためならかつての盟友を売る男である。いったい何と引き換えに、無罪放免を勝ち取ったのか。

 これについては「週刊朝日」(朝日新聞出版)2013年5月24日号が渾身のリポートを掲載している。〈「星条旗」の下の宰相たち〉というシリーズの〈第3回「ストロングマン」〉。筆者は同誌の佐藤章記者だ。まず、岸はアメリカにとってどういう存在だったのか。同記事を引く。

〈戦後の米国のアジア政策は、米国の国益を守ってくれそうな、その国における「ストロングマン」を探し出すことから始まる。韓国における李承晩、台湾における蒋介石がその典型だ。日本においては吉田茂であり、鳩山一郎、緒方竹虎と続いて、1950年代半ばに岸の番が巡ってきた〉

 では、岸に与えられたミッションは何だったのか。

〈(日本国憲法)第9条があるために日本は自衛目的以外の軍隊が持てず、米国との相互的な防衛能力を保有できなかった。つまり、米国が攻撃を受けても日本は援軍を出すことができない。さらに言えば、米国の軍事戦略に乗っかる軍隊を持つことができない。
 この相互防衛の考え方が、集団的自衛権の解釈として、1951年の旧日米安保条約締結以来、日米間の問題となった〉

 まさにいまの安倍政権が強引に進める新安保法制につながる話だ。この問題解決こそ、岸がアメリカから言われた最大のミッションで、そのために最初に着手したのが〈「建設的勢力」の結集〉つまり保守合同だ。では、カネはどうしたのか。

 前出の佐藤記者は米アリゾナ州ツーソンに飛んだ。アリゾナ大学歴史学研究室のマイケル・シャラー教授に会うためだ。シャラー教授は米国務省の歴史外交文書諮問委員会委員を務め、非公開資料にも目を通すことができる。以下、佐藤記者によるインタビューだ。

〈――岸元首相に対してCIAから資金提供があったという話をどう思いますか?
「そういう証拠はあると思う。賄賂的な意味合いよりは、派閥の運動資金や政治キャンペーン資金というような形で提供されたと理解している」
 ――資金はどのような形で渡されたのでしょうか?
「当時、CIAから経済団体や企業を通じて岸のほうに資金が流れたという記述を米国側の書類で私は目にしたことがある」〉(前同「週刊朝日」より)

 これについては、CIAから自民党への秘密献金をスクープしたニューヨークタイムズのティム・ワイナー記者も、その著書『CIA秘録』(日本版は文藝春秋)でこう断言している。

〈CIAは1948年以降、外国の政治家を金で買収し続けていた。しかし世界の有力国で、将来の指導者をCIAが選んだ最初の国は日本だった〉
〈釈放後岸は、CIAの援助とともに、支配政党のトップに座り、日本の首相の座までのぼりつめるのである〉

 岸は、日本におけるアメリカの国益を実現するため、アメリカによって選ばれ、アメリカの資金でつくられた首相だったということだ。A級戦犯容疑者の身からわずか9年、公職追放解除からたった5年足らずで政界トップに上り詰めた秘密がここにある。

 その岸が首相在任中にアメリカに言われてやった最大の仕事は、言うまでもなく日米安保条約の改定だ。一般に、旧安保条約では日本がアメリカに基地を提供する一方でアメリカの日本防衛義務が明記されていないとの批判があったが、新条約ではそれを盛り込ませることができたと評価されている。だが、アメリカの狙いはそこではなかった。佐藤記者はこう書いている。

〈新条約は5条で米国の日本防衛義務を盛り込んだが、続く6条で、米国のアジア戦略のために在日米軍を利用できる「極東条項」が組み込まれた。米国の本音を明確にした条項だ〉

 しかもこの「極東条項」の「極東」の範囲が明確でなく、アメリカは日本の基地を好き勝手に使えるようになった。事実、新安保条約締結から50年以上経つが、米軍が日本防衛のために出動したことは唯の一度もない。反対に、米軍がアメリカの戦争のために日本の基地を自由に使うことは日常化している。安保条約改定が誰の指示よるものだったかがわかるだろう。

 佐藤記者はこうした事実をさらに裏付けるため米ワシントン郊外にある米国国立公文書館別館を訪ねる。そこでCIAが作成した「岸信介」のファイルの閲覧を請求し、驚くべき事実と遭遇する。なんと、CIAのファイルにはたった5枚の資料しか入っていなかったのだ。

 他のA級戦犯容疑者についてはたとえ不起訴でも膨大な資料が残されている。例えば、緒方竹虎は1000枚近く、正力松太郎は500枚ほど。しかし、岸はたったの5枚しかない。これは明らかに異常だ。実は、岸に関するCIA資料はほとんどがまだ秘密指定を解除されていないのだという。つまり、岸とアメリカの関係はいまだに表に出せない内容が含まれているとアメリカが判断しているということなのだ。それは、アメリカの対日占領政策がまだ継続中だということでもある。

 しかし、こうした歴史を振り返ると、いま現在の安倍政権がやろうとしていることの謎が解けてくる。

 Q:安倍首相はなぜ、集団的自衛権行使にあそこまでこだわるのか?
 A:おじいちゃんが不起訴の見返りにアメリカと約束したことだから。

 Q:安倍首相はなぜ、日本国憲法を「みっともない」と毛嫌いするのか?
 A:おじいちゃんを助けてくれたG2と敵対する人たちがつくった憲法だから。

 Q:安倍首相はなぜ、改憲しようとしているのか?
 A:それも、おじいちゃんが不起訴の見返りにアメリカと約束したことだから。

 Q:安倍首相はなぜ、沖縄の「屈辱の日」をお祝いしようとするのか?
 A:おじいちゃんの公職追放がやっと解除された記念の日だから。

 Q:安倍首相はなぜ、「侵略」や「おわび」や「反省」をためらうのか?
 A:あの戦争はおじいちゃんも深く関わった自存自衛の聖戦だから。

 そう。新安保法制も改憲も、すべては、おじいちゃん、岸信介とつながっているのだ。

 そういえば、安倍首相はそのアメリカ観も、岸信介に強い影響を受けている。安倍首相の中には「良いアメリカ」と「悪いアメリカ」、2つのアメリカがある。「良いアメリカ」は、おじいちゃんを救ってくれた。戦前の日本の旧指導者にも寛容だったアメリカ。一方、「悪いアメリカ」は日本に憲法9条や主権在民、人権尊重などを押し付け、戦前の日本の旧指導者を“悪”と決めつけたアメリカ。

 だから、安倍首相は「『悪いアメリカ』が押し付けた戦後レジームからの脱却」を主張しながら、「『良いアメリカ』の戦争に自衛隊を捧げる」安保法制を強行することに矛盾を感じない。

 いずれにしても、たった一人の政治家のグロテスクな“おじいちゃんコンプレックス”によって、日本は今、国のかたちを大きく変え、アメリカの戦争に引きずり込まれようとしているのだ。我々はそのことの異常性と恐ろしさを本気で認識すべきだろう。

(野尻民夫)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/339.html

[経世済民117] 国交省、2017年1月1日より自動車のナンバープレートにローマ字導入(Impress Watch)

国交省、2017年1月1日より自動車のナンバープレートにローマ字導入
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000086-impress-ind
Impress Watch 12/28(水) 20:53配信


 国土交通省は12月28日、道路運送車両法施行規則等を一部改正し、2017年1月1日より自動車のナンバープレートに表示する分類番号にローマ字を導入すると発表した。希望番号の普及に伴いナンバープレートの番号が枯渇しつつあることからの処置となる。

 今回、図柄入りナンバープレート導入等を行なうための省令が公布され、1月1日より分類番号へのローマ字の導入のほか「検査標章のデザイン変更」「申請書様式等の明確化」を実施。

 検査標章のデザイン変更では、フロントウィンドウの中央上部に貼り付けている検査標章の見やすさを向上させるため、シールサイズ、文字の配置等を見直す。検査標章の見やすさ向上により無車検運行の防止等を推進していく。

 申請書様式等の明確化として、自動車の登録・検査手続の際に必要となる申請書について、窓口での購入ではなく、申請者が自らパソコン等により印刷して使用できるよう様式等を定める。

■「図柄入りナンバープレートの導入」「OSSの推進」を2017年4月1日より実施

 さらに4月1日より「図柄入りナンバープレートの導入」「OSSの推進」が実施される。

 図柄入りナンバープレートの導入により、自動車のナンバープレートについて、背景に図柄を入れたものも交付できるようにする。今後「ラグビーワールドカップ2019」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」特別仕様などを交付して、大会の機運醸成や地域振興を推進する。

 また、ワンストップサービス(OSS)の推進として、自動車関係手続の申請者負担を軽減するため、オンライン申請の対象手続を拡大する。

Car Watch,編集部:椿山和雄


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/287.html

[経世済民117] <電通過労自殺>執行役員ら処分へ
<電通過労自殺>執行役員ら処分へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000002-mai-bus_all
毎日新聞 12/29(木) 0:34配信


 電通は28日、高橋さんの過労自殺など一連の問題の責任を明確化するため、来年1月の取締役会で執行役員を処分した上で、関係した社員も処分する方針を明らかにした。また、再発防止策として、新たに任命した専従執行役員が中心になって「業務量の適正化」などの課題に取り組むほか、各局に社員の健康管理や業務の適正化などの担当職を配置する。外部有識者による監督委員会も設けて、改善の状況を検証するという。

 記者会見で、石井社長は「働き方すべてを見直したい。社員が健康に働ける環境、多様な働き方で自己の成長を実現できることが最も重要だ」と述べたうえで「根本的な再点検には来年2月中旬ぐらいまでかかると思う」との見通しを示した。【近松仁太郎】


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/288.html

[経世済民117] 鉱工業生産16年11月〜生産の回復基調が明確に(ZUU online)
              鉱工業生産16年11月〜生産の回復基調が明確に(写真=PIXTA)
  

鉱工業生産16年11月〜生産の回復基調が明確に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000031-zuuonline-bus_all
ZUU online 12/28(水) 19:20配信


■在庫調整がさらに進展

経済産業省が12月28日に公表した鉱工業指数によると、16年11月の鉱工業生産指数は前月比1.5%(10月:同0.0%)となり、ほぼ事前の市場予想(QUICK集計:前月比1.7%、当社予想は同1.4%)通りの結果となった。出荷指数は前月比0.9%と3ヵ月連続の上昇、在庫指数は前月比▲1.5%と3ヵ月連続の低下となった。

在庫指数は消費税率引き上げ後の需要の低迷を受けて約2年にわたって高止まりしていたが、16年度に入ってからは低下傾向が続いており、ここにきてそのペースが加速している。

11月の生産を業種別に見ると、国内販売の持ち直し、在庫調整の進展を受けて輸送機械が前月比2.0%と2ヵ月ぶりに上昇したほか、新型スマートフォン関連需要で好調が続く電子部品・デバイスが前月比3.6%の高い伸びとなるなど、速報段階で公表される15業種中11業種が前月比で上昇した(4業種が低下)。

財別の出荷動向を見ると、設備投資のうち機械投資の一致指標である資本財出荷指数(除く輸送機械)は16年7-9月期の前期比1.0%の後、10月が前月比2.1%、11月が同2.2%となった。また、建設投資の一致指標である建設財出荷指数は16年7-9月期の前期比▲1.6%の後、10月が前月比3.4%、11月が同0.5%となった。10、11月の平均を7-9月期と比較すると資本財出荷(除く輸送機械)は3.5%、建設財出荷は2.1%高い水準となっている。

16年7-9月期のGDP統計の設備投資は前期比▲0.4%の減少となったが、円高を主因として急速に落ち込んだ企業収益はすでに最悪期を過ぎている可能性が高い。設備投資は今後持ち直しに向かうことが予想される。

消費財出荷指数は16年7-9月期の前期比0.9%の後、10月が前月比3.8%、11月が同▲1.1%となった。11月は耐久消費財(前月比▲1.0%)、非耐久消費財(同▲1.1%)ともに落ち込んだが、10、11月の平均を7-9月期と比較すると、耐久消費財が6.1%、非耐久消費財が0.8%、消費財全体では3.9%高い水準となっている。鉱工業指数の消費財出荷には輸出向けが含まれていることには注意が必要だが、10月までの鉱工業出荷内訳表を見ると国内向けの消費財出荷も高い伸びを示している。

昨日公表された家計調査の消費支出は非常に弱い結果であったが、消費財出荷、商業動態統計などの消費関連指標と合わせてみると、個人消費は持ち直しの動きを続けていると判断される。

■10-12月期は増産ペースが加速する公算

製造工業生産予測指数は、16年12月が前月比2.0%、17年1月が同2.2%となった。生産計画の修正状況を示す実現率(11月)、予測修正率(12月)はそれぞれ▲1.8%、0.8%であった。

予測指数を業種別にみると、12月は予測調査が実施されている11業種全てが前月比でプラスとなっている。一方、1月は全体の伸びは12月とほぼ同じだが、輸送機械が前月比▲6.9%となるなど11業種中6業種が減産計画となっており、業種毎のばらつきが大きくなっている。

輸送機械の減産計画の理由としては新型車投入効果の反動の可能性が考えられるが、在庫水準が大きく低下しているため、生産調整が長引くリスクは低いだろう。

16年11月の生産指数を12月の予測指数で先延ばしすると、16年10-12月期は前期比2.5%の高い伸びとなる。生産計画は下方修正される傾向が続いているが、12月の生産の伸びが予測指数から▲3%下振れても10-12月期は前期比1.5%となる。過去6ヵ月の実現率が平均▲1.6%であることを踏まえると、10-12月期の生産の伸びは7-9月期(前期比1.3%)を上回る可能性が高い。輸出、国内需要の持ち直し、在庫調整の進展を受けて生産は回復基調が明確となってきた。

斎藤太郎(さいとう たろう)
ニッセイ基礎研究所 経済研究部 経済調査室長

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/289.html

[経世済民117] 佐川急便「伝票改ざん」過剰なサービスが招くドライバーへの圧力(ZUU online)
佐川急便「伝票改ざん」過剰なサービスが招くドライバーへの圧力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000026-zuuonline-bus_all
ZUU online 12/28(水) 17:40配信


eコマースの発展により、ネットで注文した商品を宅配便で受け取る機会がますます増えてきている。配送日時指定、注文当日配送、コンビニ受け取りなど利便性は飛躍的に高まったが、宅配業者が目を疑うような伝票改ざんをしていた事実が判明。インターネットショッピングの安心したサービスを根底から覆しかねない事態はどのように起きたのか。

■代引き伝票の数字を書き換え

端緒となったのは、ロックバンドのギタリストが、佐川急便に代引きの値段を書き換えられ、お金を多く取られたとツイッターでつぶやいたことだった。その投稿には、伝票の画像も添付され、「16783円」の請求金額の6の数字が8に書き換えられて「18783円」となっており、2000円多く料金を請求されたという。この投稿は瞬く間に拡散し、類似の体験や、対処方法などリツイートが約7万に上るほど大きな反響が寄せられた。

後日のツイッターで、このギタリストが佐川急便に改ざんの事実を訴えたところ、同社は不正を認め、謝罪をしたと報告のつぶやきがあった。ハフィントンポストによると、伝票を改ざんしたのは佐川急便の社員ではなく、業務委託先のドライバーで、不正に徴収した料金については返金したという。

ツイッターに投稿された画像を見る限り、代引伝票の数字書き換えは、一瞬では気づかないかもしれないが、商品の中には領収書が同封されているのが通例で、受取人が梱包された宅配物を開封し、その領収書を確認すれば、金額の改ざんにはすぐに気づく。改ざんの手口としては、お粗末にも巧妙とは言えない。それでも、粗い手段に頼ってでもドライバーが不正を働いた背景には何が潜んでいるのか。

■送料無料見直し効果は?

2016年に流通業界で最も話題となったといっても過言ではないのが、アマゾンが全商品を対象としていた送料無料サービスを4月に中止したことだろう。ネットショッピングの巨人アマゾンの動向に、各種業界は対応を迫られる。今回、伝票改ざんの不正が明らかになった佐川急便は、時間指定などのサービス要求も高い一方、送料無料を維持するために運賃の引き下げを求めるアマゾンとの取引から手を引いた経緯がある。存在感を増すeコマースの小売業が、複数の宅配業者を競わすことで、送料にかかるコスト削減を図る。

消費者の目線に立てば、送料は安ければ安いほど、さらに無料を願うのが常だが、正当な対価が支払われなければ、小売業と消費者を繋ぐ宅配業者にそのしわ寄せがくる。今回アマゾンは、無料配送はプライムと学生会員に限定し、2000円未満の商品に対しては、お急ぎ便が360円(税込み)、当日お急ぎ便514円(税込み)に配送料を見直した。この改定が、配送業者に追い風となることを期待したいところだが、より短時間で商品を届ける新たなサービスの参入で競争が激化している。

■注文から20分で商品到着

Amazon Prime Now(プライムナウ)は、東京都23区や神奈川県の川崎市、大阪市17区などで注文から1時間以内で配送するサービスだ。2500円以上の注文で、1時間以内で商品を届ける場合、配送料が890円かかるが、2時間になると無料となる。また、他社でも配送時間を短縮したサービスの参入が相次ぐ。

ヨドバシカメラは、都内の一部地域を対象にして約43万品の対象商品を注文から最短2時間30分で届ける「ヨドバシエクストリーム」をスタート。楽天 <4755> は、飲料や日用品など約450点を積んだ配送者が都内の対象4区内を巡回し、注文が入ってから顧客宅に向かい、最短20分で商品を届ける「楽びん!」を始動させた。

こうした短時間の宅配サービスは、小売業が自ら配送も手掛けており、運送業者にとっては、新たなライバルの出現ともなる。

今回、不正が明るみに出た佐川急便の例では、業務委託先のドライバーと、さらに弱い立場にあったことが伺える。運送業者が小売り業者から厳しい要求を突き付ければ、孫請けとなる委託先は採算ラインを確保することも困難になり、モラルハザードが起き、不正に手を染めてしまう事態になりかねない。運送業者のドライバーは、時間指定などの配送業務に追われ、残業も日常茶飯事。

消費者の利便性を実現すべく、その代償を請け負った労働環境が蔓延している。一消費者として、ネットショッピングの利便性の裏側に潜む実態に目を向ける契機となったといえるだろう。(ZUU online 編集部)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/290.html

[経世済民117] 正視に耐えない残酷な現実「男性の年収と未婚率」(PRESIDENT Online)
正視に耐えない残酷な現実「男性の年収と未婚率」
http://president.jp/articles/-/20926
2016.12.28 PRESIDENT Online


■アラフォーの3人に1人が未婚です

最近の大学では、年末ギリギリまで授業があります。半期15回の授業をきっちりやるよう、当局からお達しが出ているためです。

一昨年は、クリスマスの日に授業をやる羽目になりました。教職課程の授業なので6限(18:00〜19:30)です。私は構いませんが、学生さんにすれば嫌がらせ以外の何物でもないでしょう。

私の頃だったら、学生が教授にブーイングを浴びせ休講を勝ち取ったものですが、今の学生さんは大人しい。クリスマスの日も出席率はさして変わらず、おめかしをしている子もあまりいません。

           

データによると、日本の大学生の8割が「恋人なし」となっています(内閣府『わが国と諸外国の若者の意識に関する調査』2013年)。なるほど、クリスマスの日に学生が子羊のように大人しく授業に出てくるわけですね。よく言われる、若者の「恋愛離れ」でしょうか。

しからば、私のようなアラフォー年代ではどうでしょう。この年代だと、多くの人が結婚して家庭を築いていますが、私のように「未婚&恋人なし」に留まっている者もいます。先日公表された、2015年の『国勢調査』のデータによると、35〜44歳男性の未婚率は32.3%となっています。今となっては、アラフォーでも3人に1人が未婚です。

戦後初期の1950(昭和25)年では、この値はたったの2.6%でした。半世紀以上の隔たりがあるとはいえ、この変化はスゴイ。昔はお見合い結婚が主流で、いざとなったら周囲の取り決めで半強制的に結婚させられていたのですが、現在は違います。自由な恋愛婚が開かれたのはいいですが、モテナイ人間にとって苦悩の時代になったともいえましょう。

■年収200万未満ワーキング・プア層の未婚率は6割!

はて、その「苦悩」を味わっているのは誰か。男性に限ってみると、身も蓋もないリアルが見えてきます。先ほど述べたように、近年のアラフォー男性の未婚率は3割ちょっとですが、年収別にそれを計算しグラフにすると図1のようになります。

           

年収が低い男性ほど、未婚率が高いというリニア(直線的)な傾向が認められます。年収200万未満のワーキング・プア層では、未婚率は6割近くにもなります。収入が上がるにつれそれは下がっていき、年収800万超のリッチでは1割前後です。

正視に耐えない(残酷な)現実ですが、男性の場合、一家を養う経済力が求められるためでしょう。だいぶ前に、婚活業者から案内のパンフが送られてきたことがありますが、エントリーシートが男女で違っていて、男性だけ年収記入欄があることに違和感を覚えましたねえ。

■悲しいかな、希望と現実はかなり隔たっている

当然ですが、女性は結婚相手の条件として年収を重視する傾向にあります。明治安田生活福祉研究所の調査によると、30代の未婚女性の7割近くが年収400万以上、3割が年収500万以上の男性を希望しています。では、それに適う男性はどれくらいいるか。図2は、同じ30代の未婚男性の年収分布と照らし合わせたものです。

          

悲しいかな、希望と現実はかなり隔たっています。女性の7割近くが年収400万超の男性を望んでいますが、候補の男性の中でその稼ぎがあるのは3割弱しかいません。多いのは年収300万未満の男性ですが、それでよしとする女性はたった1割しかいない。

なるほど、男性では年収と未婚率がきれいにリンクするはずです。上図のようなミスマッチをいかにして摺り合わせるかが、婚活業者の腕の見せ所なのでしょうが。

女性が高望みしてけしからん、という感想もあるでしょう。親元にパラサイトしながら、自分の理想に適う男性が表れるのをいつまでも待ち続ける。こういう人を減らすため、親同居税を課したらどうかという議論もあります。

■女が男に「高い年収」を期待せざるを得ない理由

ちょっと前までは、私もこういう考えを持っていました。しかるに、結婚した女性がバリバリ稼ぐのは難しい現実があることを思うと、致し方ないのかなという気もします。図3は、正社員男女の平均年収を未婚者と既婚者で比べたグラフです。

         

男性では未婚者より既婚者の年収が高いのですが、女性はその逆です。女性の場合、正社員でも結婚すると稼ぐのが難しくなる。家事や育児などによる縛りが出るためでしょう。

しかし何といいますか、未婚者では収入にジェンダー差がほとんどないのが注目されます。差が大きいのは既婚者です。結婚がキャリアに与える影響が、男女でいかに違うかを思い知らされます。女性が結婚相手の男性に、相応の年収を期待せざるを得ないわけです。

女性の社会進出が進むと(男女の賃金が平等化すると)、女性が結婚をためらうようになり、未婚化・少子化が進展するという論がありますが、それはあべこべでしょう。ア)結婚すると女性のライフチャンスが制約される、イ)女性は結婚相手に高い年収を期待せざるを得ない、ウ)このご時世、そういう男性は滅多にいない、エ)故に未婚化が進む、というのが真相ではないでしょうか。

随所で言われていますが、男性の腕一本で一家を養える時代はとうに終わっています。夫婦の二馬力が求められる時代です。社会の側にしても、労働力人口が減る中、人口の半分を占める女性の労働力率を高めるのが急務。時代は変わっているのです。

図3の折れ線の男女差が、今後どれほど接近するか。未婚化(少子化)や労働力不足といった重要問題の解決可能性を見て取る、重要なバロメーターといえるでしょう。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/291.html

[経世済民117] 健康食品「そば」に驚愕の効能!糖尿病や認知症など多くの病気抑制…がん細胞の死滅に期待も(Business Journal
                 ビネガー和えそば(撮影=筆者)


健康食品「そば」に驚愕の効能!糖尿病や認知症など多くの病気抑制…がん細胞の死滅に期待も
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17611.html
2016.12.29 文=中西貴之/宇部興産株式会社 環境安全部製品安全グループ グループリーダー 


 みなさんは、タデという植物をご存じでしょうか? 今回取り上げるそばは、「あいつは物好きだ」「人の好みはいろいろだ」という意味で使われる「タデ食う虫も好きずき」ということわざで名前だけはよく知られているタデ科の植物です。

 そばの原産地は中央アジアで、食料としての栽培は1000年ほど前から中国やインドで始まったと考えられています。やせた土地でも生育し、生育期間も2カ月程度と短いため、冬が長く農耕に適した季節が短いアジアの高地やヨーロッパ北部で、貴重なたんぱく源としてさかんに栽培が行われました。

 タデは葉を香辛料として使用しますが、そばは長さ1cm弱の小さな実を食用にします。実の80%がでんぷん、残りの多くがグロブリンというたんぱく質です。さらに微量に含まれるフェノール類、アルデヒド類、ピリジン類などの天然化学物質が調理で加熱されることにより、そばの趣深い味やちょっと生臭い感もある独特の香りを生み出します。

「江戸店や 初そばがきに 袴客」

 これは、江戸時代を代表する俳諧師の小林一茶が1821年(文政4年)12月に詠んだ句です。その年の新そばを楽しみにして袴の正装でそば店を訪れた客が、そばがき、つまり練ったそばを麺にせずに塊のまま食べている様子を詠んだものです。

■つなぎなしの「十割そば」はなぜ可能?

 そばを麺にして最初に食べたのは、14世紀ごろの中国の北部地方でした。穀物を練って食べることは太古からされていましたが、麺や団子にできる木の実の多くは、グルテンというネバネバしたたんぱく質を含んでいます。ところが、そばのたんぱく質はほとんどがサラサラのグロブリンです。

 そこで、そばを麺にするためにいわゆる“つなぎ”、つまり小麦粉を添加するのですが、つなぎを入れないそば粉10割のそばがきは、江戸時代から食通の好む食べ方として広く知られていました。生地を上手につくれば10割の麺にすることも可能ですが、その際はそば粉にわずかに含まれる炭水化物がグルテンの代わりとなってそば粉同士をつなぎ合わせます。

 海外では日本同様に小麦粉でつないで麺にするほか、パンのように丸めたり、フライドポテトのような形状に加工したりして食べます。イタリアには、ピッツォッケリという有名なそばパスタ料理があります。

■そばの抗酸化作用で糖尿病などの抑制も

 そばは、ルチンやポリフェノールを含む健康食品として注目されています。ルチンは1930年代にハーブの効能成分として発見され、当時はビタミンPと呼ばれていました。その後の研究で、当時ビタミンPと呼ばれていたものはルチンを含む複数の成分が混ざり合ったものであったことがわかっています。現在はルチンをビタミンPと呼ぶことはありませんが、ルチンにビタミンのような作用があることは確認されています。

     
            ルチンの構造式

 ルチンの生理的な機能については21世紀になって発見が続いていますが、いずれも基本作用は抗酸化です。酸化とは、鉄でいえばさびること。酸素は呼吸に必要なものですが、非常に有害な化学物質でもあります。細胞は酸素によってダメージを受け、それがきっかけでさまざまな病気を発症してしまうのです。

 抗酸化作用のある食品で細胞の酸化を防ぐことは、ピカピカの釘をさびさせることなく美しいまま保つことと同じであり、心疾患、糖尿病、認知症、全身の老化の抑制につながるとされています。また、ルチン特有の作用として毛細血管の強化があり、動脈硬化や脳血管疾患の予防や高血圧の改善などに効果があるという動物実験の結果が出ています。

 さらに、抗がん剤としての可能性も見いだされています。がん患者の体内では、がん細胞が無限に増殖するために栄養を大量に必要としています。その栄養を供給するために、がん細胞は自らの周辺に新たに血管をつくり出すのですが、ルチンにはがん細胞が新たな血管をつくることを妨害する作用があるらしいことが、試験管内の実験でわかり始めています。

 ルチンの構造の一部分を変更することによって、作用が大きく変わることもわかっています。そのため、今後のさらなる研究によって、ルチンを基本的な構造としてがん細胞を効果的に餓死させる抗がん剤が開発できるのではないか、という期待があり、その有効性の検証が続けられています。

 年末年始は食べすぎや飲みすぎで体に負担のかかる季節です。ビタミンや抗酸化の作用があるルチンを含むそばをしっかり食べて、健やかに過ごしたいものですね。
(文=中西貴之/宇部興産株式会社 環境安全部製品安全グループ グループリーダー)

【参考資料】
「日穀製粉株式会社」
『食品機能性の科学』(産業技術サービスセンター)
 



http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/292.html

[戦争b19] 「機長、落下しています!」ツポレフ154のコックピットボイスレコーダーが解析(Sputnik)

「機長、落下しています!」ツポレフ154のコックピットボイスレコーダーが解析
https://jp.sputniknews.com/incidents/201612283188729/
2016年12月28日 15:14(アップデート 2016年12月28日 15:19)  Sputnik


黒海に墜落した露軍機ツポレフ154のブラックボックスの解析で墜落寸前の操縦室の模様が明らかになった。

ブラックボックスのコックピットボイスレコーダーにはパイロットのひとりが高揚力装置が作動しなくなったと叫んだ後、地上への接近を告げるシグナル音が響き、続いて「機長、落下しています!」という叫び声が録音されている。

乗員の科白は主観的な状況判断を反映したものであり、不具合を誤って評価した可能性もあるため、これだけで事故原因を究明してはならないとされている。だがブラックボックにはパイロットの科白を確証付ける自動ボイスアラームの音が残されている。

消息筋の情報では事故機の第2のブラックボックスのフライトデーターレコーダーはまだ空軍中央学術調査研究所に持ち込まれておらず、解析作業の開始時期についても明らかにされていない。



http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/416.html

[国際16] 米国務省、米国はダーイシュを支持とのエルドアン大統領の声明に反応(Sputnik)

米国務省、米国はダーイシュを支持とのエルドアン大統領の声明に反応
https://jp.sputniknews.com/us/201612283189859/
2016年12月28日 18:09(アップデート 2016年12月28日 21:19)  Sputnik


米国務省は、米国はシリアでのテロリストを支援していると非難したトルコのエルドアン大統領の声明にコメントした。

先にエルドアン大統領は、ダーイシュ(イスラム国、IS)を含むシリアでのテロ組織に対する、米国が主導する有志連合からの支援の証拠があるとの声明を出した。大統領はまた有志連合を、義務を果たしていないと非難した。

米国務省のマーク・トナー報道官は次のように指摘した。

「これは馬鹿げた声明だ。」

米国への非難は、シリアのアサド大統領も行った。アサド大統領によると、パルミラを占拠した戦闘員たちは、「米国の直接的な支援か、最良の場合でも、米国の同意のもと」同市に到着した。



http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/860.html

[国際16] 露外務省:ロシアには日本とのビザなし制度導入の準備がある(Sputnik)

露外務省:ロシアには日本とのビザなし制度導入の準備がある
https://jp.sputniknews.com/japan/201612283189006/
2016年12月28日 16:37(アップデート 2016年12月28日 17:37)  Sputnik


ロシア外務省の公式サイトで、露日市民のビザ手続きの相互緩和に関するプレスリリースが掲載された。発表では、ロシア側にはビザ免除制度にまで至る、更なるビザ制度の自由化に関する共同作業再開の用意があると強調されている。

発表には、2017年1月1日からロシアと日本によって、両国の国民の渡航のためのビザ要件の緩和に向けられた、同期的措置が相互に取られると書かれている。

このような決定は12月15日、16日に行われたハイレベル露日会談の枠組みで、広い範囲でのロシアと日本の相互に有益な関係強化を目的として取られた。

日本国民には、観光ビザは最長6ヶ月の期限の数次ビザ、個人ビザは最長1年の期限の数次ビザ、ビジネスや文化交流ビザは最長5年の期限の数次ビザが発給される。

日本側からの情報によると、ロシア国民には、商用や文化人・知識人に対する、滞在期間が最長90日の短期滞在数次ビザの有効期限が最長5年に延長される。また、観光などを目的とする短期滞在ビザが有効期限3年で滞在期間が最長30日の数次ビザが発給される。さらに、自己支弁による渡航の場合、身元保証書などの提出書類が省略される。

ロシア外務省の発表ではまた、ロシア側には、両国国民の相互旅行の際のビザ免除までに至る、更なるビザ制度の自由化に関する共同作業再開の準備ができており、先に日本側に提出された、この点に関する合意計画の建設的な審議の用意がある。



http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/861.html

[戦争b19] ロシアとトルコ、シリア全土での停戦案に合意 報道(AFP)

ロシアとトルコ、シリア全土での停戦案に合意 報道
http://www.afpbb.com/articles/-/3112690
2016年12月28日 20:46 発信地:イスタンブール/トルコ


【12月28日 AFP】トルコ半国営のアナトリア(Anadolu)通信は28日、トルコおよびロシア両国がシリア全土を対象とした停戦案に合意したと伝えた。合意は日付が変わる29日午前0時に発効するという。

 報道によると、今回の案にはアレッポ(Aleppo)市内の停戦をシリア全土に拡大する狙いがある。

 ただ、これまでと同様、「テロ」集団は停戦の適用対象外とされるという。

 一方、匿名を条件にレバノンの首都ベイルート(Beirut)でAFPの取材に応じた反体制派の情報筋は、反体制派内の諸集団に対して停戦案の詳細がまで提示されておらず、これまでのところ合意もないと述べている。

 またロシアおよびトルコ両政府も現在のところ、今回の合意を確認するコメントは出していない。 (c)AFP/Stuart WILLIAMS


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/417.html

[国際16] オバマ政権、政権最終局面でイスラエル孤立化政策に転換(Business Newsline)
The President reacts to a comment during a meeting in the Cabinet Room with American Jewish community leaders to discuss the Iran nuclear agreement. (Official White House Photo by Pete Souza)


オバマ政権、政権最終局面でイスラエル孤立化政策に転換
http://business.newsln.jp/news/201612280150480000.html
12/28 01:50 Business Newsline


任期を残すところあと1カ月を切ったオバマ政権が、政権の最終局面で米国の中東政策の要となるイスラエルを見限り、イスラエル孤立化政策に転換した可能性が強いことが明らかとなってきた。

国連の安全保障理事会は先週金曜日、イスラエルを対象にヨルダン川西岸地区入植地非難決議を裁決。安保理ではこれまでもイスラエル非難決議を採決する動きが続いてきたが、これまでの採決は全て米国が拒否権を発動することで、裁決までには至らなかった。

しかし、金曜日の採決では、米国がこれまでの外交慣習を破って拒否権を発動せず、裁決では棄権に回っていた。

オバマ政権の新中東戦略は、国連でヨルダン川西岸地区入植地非難決議を裁決することで、国際社会でイスラエルの孤立化を進めることによって、パレスチナ問題でイスラエルからの譲渡を引き出そうというものと考えられている。

しかし、1月20日には、これまで以上に親イスラエルの姿勢を明確化させているトランプ大統領が就任式を迎えることもあり、イスラエルが既にレームダック化しているオバマ政権に譲歩する可能性は少なく、今回のオバマ政権による中東政策の大胆は変更については、トランプ次期大統領による一つの中国政策放棄同様に、国務省内で物議を醸しだしている模様となる。


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/862.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍首相大誤算 アリゾナ記念館には竹下登氏も行っていた(日刊ゲンダイ)
         


安倍首相大誤算 アリゾナ記念館には竹下登氏も行っていた
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196786
2016年12月28日 日刊ゲンダイ

  
   88年、竹下元首相(左)もアリゾナ記念館に行っていた…/(C)AP

 ビックリした国民も多かったのではないか。9年前、突然の辞任を表明した時と同じ顔色だった。27日、ハワイに到着した安倍首相。太平洋戦争の戦没者らが埋葬されている国立太平洋記念墓地を足早に回り、哀悼の意を示していたが、小雨交じりの海風にあおられたせいか、髪は乱れ、表情は疲れ切り、顔色はドス黒かった。

 日本からハワイまでの飛行時間は8時間。長旅の疲れもあったのだろうが、沈んだ表情にはワケがある。今回の真珠湾訪問が想定していたほど盛り上がらず、安倍首相にとって「誤算続き」だったからだ。

■「SMAP解散」のニュースに押された

 当初、安倍官邸は「現職首相初の真珠湾訪問」を“ウリ”にするつもりだった。ところが、過去、吉田茂元首相だけじゃなく、鳩山一郎氏、岸信介氏といった歴代首相が続々と訪問していたことが判明。真珠湾訪問の“価値”は一気にダウンしてしまった。訪問のタイミングが「SMAP」の解散と重なったことも、安倍首相にとっては誤算だったに違いない。真珠湾訪問のニュースが小さくなってしまった。

 で、苦し紛れに安倍官邸は「アリゾナ記念館の訪問は初」と大々的にPRし始めたが、これも大ウソの可能性があるのだ。閣僚経験のある元自民党議員が本紙にこう明かした。

「アリゾナ記念館は竹下登元首相も足を運んでいます。88年6月にカナダのトロント・サミットに出席した帰りにハワイに立ち寄った時です。あの時、トロントからバンクーバー、シカゴへと渡り、ハワイ・マウイ島のマウイプリンスホテルに泊まった。そこからオアフ島の軍事基地に飛び、竹さん(竹下首相)はアリゾナ記念館へ向かった」

 この大臣経験者は、竹下元首相に同行していたという。

 これが事実なら、安倍首相の真珠湾訪問はますます「歴史的」じゃなくなってしまう。事実関係を外務省に確認すると、報道課の回答は驚くべきものだった。以下、一問一答。

――竹下元首相もアリゾナ記念館に行ったと聞いた。安倍首相の訪問は初めてではないのでは?

「(発表は)慰霊訪問は初めて、となっていたはずです」

――ということは、慰霊ではない歴代首相の訪問はあるのか。

「あるかもしれません」

――事実確認できないのか。

「北米局の職員が全員、出払っていて分からない」

 やはり、竹下元首相は「アリゾナ記念館」に足を運んでいたのではないか。それにしても、なぜ外務省は事実を確認し、国民に伝えようとしないのか。自民党OB職員がこう言う。

「アリゾナ記念館を訪れた歴代首相は複数いると思います。ただ、皆、コッソリ行った。うかつに訪れると、生卵をぶつけられかねなかった。かつての米国民は『真珠湾をだまし討ちした日本』という怒りの声が強かったからです。だから、あくまで“極秘”扱い。外務省も記録を残していないだろう」

 政治解説者の篠原文也氏がこう言う。

「政府の『真珠湾訪問が初めて』という発表をうのみにし、垂れ流しているメディアの責任も重い。竹下元首相のケースにしても、トロント・サミットは記者も同行していたわけですから、事実確認すればすぐに分かると思います」

 一体、安倍首相の訪問は、何人目なのか。


















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/340.html

[政治・選挙・NHK218] 歯の浮くような日本の総理演説と「壊れたレコード」のアメリカ大統領演説−(田中良紹氏)
歯の浮くような日本の総理演説と「壊れたレコード」のアメリカ大統領演説−(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spfsm1
28th Dec 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


安倍総理の真珠湾訪問での「不戦の誓い」は歯の浮くような美辞麗句の連続で、

それに応えたオバマ大統領の演説は20年以上前からアメリカ大統領が繰り返す

「壊れたレコード」に過ぎなかった。

なぜこの時期に安倍総理は真珠湾訪問を行ったのか。

昨年憲法解釈を変更して米軍の戦闘に日本の自衛隊が協力することを可能にした挙句、

「不戦の誓い」をアメリカ大統領と共に打ち出す必要があったのはなぜか、

意味不明の外交は今月行われた日ロ首脳会談の敗北を引きずったまま終わりが見えない。

そしてメディアには、日ロ首脳会談の時と同様に

安倍政権を持ち上げるためだけに解説をする御用評論家がそろって

「安倍総理の狙いはトランプ次期大統領に対する牽制で日米同盟強化を盤石にするものだ」などと

見てきたようなウソを言う。

トランプ次期大統領に対する牽制だって? 

来月トランプ政権が誕生すれば、安倍総理はまた駆けつけて

「あなたの方針に従います」と「すり寄る」ことは火を見るよりも明らかだ。

何を寝ぼけたことを言うのかとフーテンは呆れた。

安倍総理の「不戦の誓い」は読むたびに気恥ずかしさが先に立ち紹介する気にもなれないが、

基本的にこの総理には歴史教育が欠落しているのではないかと思う。

なぜ日本軍が真珠湾奇襲攻撃をかけたのかを全く理解していないように思える。

安倍総理は戦争が真珠湾から始まったかのように言った。

日米戦争は確かに真珠湾から始まったがそれはなぜか。

その4年前から日本軍が中国大陸で事実上の戦争を始めていたからである。

アメリカ大統領ルーズベルトの母親は中国貿易を営む富豪の娘で中国で暮らしたことがある。

ルーズベルトは母親から中国の思い出話を聞かされて育った。

中国に思い入れが強い分だけ日本に批判的だった。

ドイツのヒトラーがポーランドに侵攻して第二次大戦が始まると、ドイツはアメリカの参戦を恐れ、

アジアで中国と戦う日本を自分の陣営に引き込めば、

アメリカはヨーロッパとアジアの二正面を向かなければならず、

戦争に踏み切れないとの論理で日本と同盟関係を結んだ。

ドイツとの同盟は英米との敵対を意味し、海軍や天皇は反対したが、

安倍総理の縁戚に当たる松岡洋右外相はヒトラーの強さを信じ、日本は英米と敵対する道を選ぶ。

ルーズベルトは三国同盟を非難し日本への鉄輸出を禁止するが、

水面下では日本との戦争を避ける道を模索した。条件は中国からの日本軍の撤退である。

日米交渉は合意に達しかかるが、

ヒトラーがヨーロッパを支配すればそのすきにアジアで「大東亜」を建設できると考えた松岡の反対でとん挫する。

こうして日本は石油資源を求めて仏領インドシナへの南進を開始し、これにアメリカは制裁を課す。

ABCD包囲網が形成され、日本は東南アジアの資源を獲得するため、

まずハワイにいるアメリカ太平洋艦隊の出撃を抑えようとした。

つまり中国の戦争と真珠湾とはひとつながりなのである。

ところがそれを無視して安倍総理は日米戦争だけを抽出し「和解」と「寛容」を口にした。

それではこれまで日米間に真珠湾を巡って「和解」と「寛容」はなかったのだろうか。

とんでもないとフーテンは思う。真珠湾攻撃の50周年記念日にフーテンは

日米双方向の討論番組をフジテレビとアメリカのケーブルテレビC−SPANを結んで制作した。

その日はブッシュ父大統領がアリゾナ記念館で演説することになっていて、

それを巡り日米の視聴者が電話で討論するという番組だった。

そこでブッシュ父大統領は「戦った相手に何の恨みも抱いていない」と演説した。

彼は実際に太平洋戦争に従軍し日本近海で撃墜され捕虜にされかかった経験を持つ。

その大統領が25年前に画期的な演説を行っていたのである。

しかも当時の日米関係は経済摩擦で最悪の時期を迎えていた。

アメリカは「ソ連に代わる最大の敵」と日本を見ていた。

アメリカのメディアは日本経済のアメリカ攻撃を「真珠湾と同じだまし討ち」と連日のように非難していた。

その時期にブッシュ父大統領は「和解」と「寛容」を訴えたのである。

日本の視聴者は「もうすでに日本は裁かれた。

それなのになぜアメリカはいつまでも真珠湾を非難するのか」とフーテンも驚くほどの猛反発を見せ、

一方のアメリカの視聴者からは「非難しているのはメディアだけ。我々はメディアなど信用していない。

それよりアメリカ出身の小錦を横綱にしてくれればもっと仲良しになれる」と電話があった。

ブッシュ父大統領の「和解」と「寛容」演説を25年前に見て感動したフーテンにとって、

今回の日米両首脳の演説は辟易するだけのものである。

オバマ大統領が「敵国同士がいまでは最も強固な同盟関係にある」と言ったのも

聞き飽きるぐらい聞かされた「壊れたレコード」だった。

特にフーテンの印象に強く残っているのはブッシュ子大統領が何度もそれを言ったことだ。

何のために言ったか。イラク戦争を始めるためにである。

イラク戦争は9・11の同時多発テロへの報復として始められた。

アメリカ本土が攻撃されたのは真珠湾以来のことでしかもやり方は日本軍の特攻攻撃を思い出させた。

しかし戦後のアメリカはあの野蛮な日本を民主化し、

今では忠実な味方に変えることができたのだからイラクを民主化するために戦争をするのは大義がある

というレトリックだった。

それと同じことを繰り返したオバマ大統領の演説にフーテンは何の感動も感じないどころか、

この真珠湾訪問をほとんど重要視していない姿勢を感じた。

相次ぐ外交の躓きにあたふたした安倍総理の思い付き外交がまた世界に明らかとなり、

日本はまたまた馬鹿にされる国になるなあというのが今日のフーテンの感想である。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/341.html

[政治・選挙・NHK218] 口を開けば「改革道半ば」 安倍政権4年間の成果ゼロ(日刊ゲンダイ)
   


口を開けば「改革道半ば」 安倍政権4年間の成果ゼロ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196809
2016年12月28日 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   アリゾナ記念館で慰霊のため海に花びらをまく安倍首相とオバマ大統領(C)AP

 安倍晋三首相の28日(現地時間27日)のハワイ・真珠湾訪問。出発前、安倍はこんな決意を口にしていた。

「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。この未来への思い、誓い、そして和解の価値をオバマ氏と共に世界に発信したい」

 だが、オバマ米大統領にとっては、自らの広島訪問と「ワンセット」であり、退任前のレガシーづくりが色濃い。安倍はといえば、「現職首相の歴史的な初訪問」という“偉業”に見せかけることに躍起で、歴代首相が訪れていた事実が次々発覚すると、官邸は「米大統領と共に慰霊するのは初めて」と苦し紛れのトーンダウンだ。そんな“私利私欲”先行の2人が揃ってアリゾナ記念館で献花をしてみせても、無意味なパフォーマンスでしかなく、世界を1ミリたりとも動かすことはできないだろう。場当たり外交。ペテン政治。いつものパターンだ。
 
 元外務省国際情報局長の孫崎享氏も、バッサリ切り捨てる。

「安倍首相は今回の真珠湾訪問について、『未来志向』『不戦の誓い』『日米の和解』と言っていますが、いずれもそうはなりません。まず、来月任期を終えるオバマ大統領とでは『未来』に何の影響も与えられない。次に、中東でIS撲滅の軍事作戦を行っている米国が、『不戦』の平和路線を取ることはあり得ません。

 そして『和解』ですが、これは相手側あってのこと。真珠湾攻撃を日本から不意打ちを食らわされた“屈辱”と捉えてきた米国民は、安倍首相が来たからといって誰も『和解』とは受け止めませんよ。そもそも、過去に吉田茂や鳩山一郎など元首相らの真珠湾訪問があまり新聞等で取り上げられてこなかったのは、米軍基地が置かれている日本の首相が真珠湾へ行くことは、米国への隷属の象徴になるからです。つまり、安倍首相の訪問を、米国民はますますの『隷属』と受け止めていると思います」

■国際協調より自国エゴ

「核兵器なき世界」を提唱し、大統領就任直後にノーベル平和賞までもらったオバマだが、結局、8年経っても前進させられず、無力だった。批准を目指した「包括的核実験禁止条約(CTBT)」は、共和党が多数の議会に反対され、核兵器の先制不使用も「核の傘」に依存する同盟国の反対で断念した。

 その同盟国のひとつが日本だ。唯一の被爆国にもかかわらず、23日に国連総会で行われた「核兵器禁止条約」の交渉入り決議で反対票を投じた。そういえば日本は、国連安保理の「南スーダン制裁決議案」の採択でも棄権した。紛争が泥沼化している南スーダンで、政府軍と反政府勢力双方への武器輸出を禁じるという決議案だったが、日本は「南スーダン政府に反発され、治安が悪化したら困る」という後ろ向きの理由で逃げたのだ。

 南スーダンには陸上自衛隊をPKO派遣している。「戦闘行為はない。現地は安定している」とウソをウソで塗り固めた派遣だから、世界との協調より、自国のエゴを優先せざるを得ない。

 安倍が唱えてきた国際協調の「積極的平和主義」のお題目はどこへやら、なのである。

  
   株価は上がれど賃金上がらず(C)日刊ゲンダイ

タフな外交交渉や知恵を働かせる仕事はムリ

「積極的平和主義」だけじゃない。この4年間、安倍政権がやってきたことといえば、キャッチフレーズが躍るだけの口先政治に尽きる。

「地球儀俯瞰外交」「価値観外交」と言って精を出したのは、世界中の発展途上国を回って、お気楽にカネをバラまくことだった。

 訪問したのは66の国と地域。ASEANに5年で2兆円支援、インドに5年で3・5兆円の官民投融資、アフリカに3年で3兆円の官民投資などという気前の良さだ。

 だがその一方で、タフな交渉が要求されるホントの外交では成果ゼロ。「安倍政権の最重要課題であり、最優先で取り組む」としてきた北朝鮮の拉致問題は、2014年のストックホルム合意を受け、いったん再開した交渉が暗礁に乗り上げると尻すぼみ。これを挽回しようと乗り出した北方領土問題も、ロシアのプーチン大統領に手玉に取られただけで、領土は戻らず、3000億円の経済支援を食い逃げされる始末。どれもこれも“ヤルヤル詐欺”ばかりなのである。

 内政でもペテン政治の嵐だ。鳴り物入りの「アベノミクス」で株高にはなったものの、庶民の賃金は上がらず、デフレ脱却も程遠い。第3の矢だった「規制改革」は全く進まず、「成長戦略の柱」と息巻いたTPPはトランプ政権誕生で宙に浮いてしまった。「地方創生」も風前の灯。今は「1億総活躍」「働き方改革」を前面に打ち出しているが、大企業からたんまり献金をもらっている自民党の総裁が、どこまで経営者の嫌がる改革にメスを入れられるのか。実効性は乏しい。

 つまるところ、安倍の4年間は、政権維持のためにレガシーや目玉づくりにシャカリキになり、とっ散らかした揚げ句、すべてが中途半端。国益を損ない、国民を愚弄しているのに、口を開けば「改革は道半ば」と言い逃れする。この神経には呆れるしかない。

■歴史に名を残すためこだわる「初めて」

 政治評論家の野上忠興氏がこう言う。

「結局、安倍首相は温めればいいだけのファストフードは作れても、生モノの料理はできないんですよ。4年間で実現させたのは、特定秘密保護法や安保法の成立という自己満足が目的の最悪の法律だけですが、いずれも国会で多数を持っていれば、誰でもできることです。しかし、生きた外交や経済にはてんで弱い。臨機応変に立ち回ったり、知恵を働かせて動いたりということは無理なのでしょう」

 安倍の頭には、国民の生活や幸せなど片隅にもない。あるのは歴史に名を残すこと。だから殊更、「初めて」というフレーズにこだわってきた。

「米国の上下両院合同会議で日本の首相として初めて演説」「現職首相として初めて米原子力空母に乗艦」「日本の首相として初めてトルクメニスタンを訪問」――。官邸も外務省もメディアにこうやって報じさせることが目的化し、外交や政策の中身は二の次になっている。

 そして安倍は、自分を英雄に見せかけるため、執拗に旧民主党政権と比較する。民主党がどうしようもなかったのは事実だが、今更そんな昔話を持ち出しても意味がないし、4年も続く“安定政権”なのだから、もっと堂々としていればいいのに、蓮舫代表に感情的にムキになったりして、ちょっとマトモじゃない。

「『初めて』とか民主党との比較でカッコつけたがるのは、全てコンプレックスの裏返しでしょう。幼少時から勉強ができず、父親に辞書で頭を叩かれたりしてきましたからね。自己陶酔型で幼稚な性格なのです」(野上忠興氏=前出)

 ハッキリ言う。そんな人物が最高権力者である日本国民は不幸だ。しかし、それを選んでいるのも国民なのだからどうしようもない。











         



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/342.html

[経世済民117] <出生数が過去最少98万人>偏った「男女平等」社会が出生数を下げている(メディアゴン)
<出生数が過去最少98万人>偏った「男女平等」社会が出生数を下げている
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00010000-mediagong-ent
メディアゴン 12/29(木) 7:30配信


水野ゆうき[千葉県議会議員]

***

年末につれ、新聞の見出しは1年の世相を表すタイトルが躍る。1週間ほど前、一面に「出生数初100万人割れ」「10年連続自然減」などといった少子高齢化を象徴するようなヘッドラインが踊っていたが、これには違和感を覚えた。

2016年に国内で生まれた日本人の赤ちゃんは過去最少の98万1000人(前年比約2万5000人減)で、100万人を初めて割り込む見通しになったと厚生労働省は発表した(人口動態統計の年間推計)。死亡数が出生数を上回る自然減も過去最多の31万5000人で、自然減は10年連続となったことから、政府は子育て支援の充実などに力を入れていくという主旨を改めて述べた。

「子どもを産むこと、育てること」について、筆者は未婚の働く女性として思うところがある。

そもそも、筆者はこれまで「男女は同権ではあるが同質ではない」ということを主張してきた。毎月の生理や出産がある女性が、男性と同様に働くということは体力的にも体の構造的にも非常に厳しいからだ。

しかしながら、一部で偏った「男女平等」が蔓延し、女性も男性と同様に身を粉にして働かざるを得ない職場が現実として存在する。女性特有の身体構造に鞭打って無理に働き続け、婦人科系の病にかかる女性も少なくない。どんなに体調不良であろうと男性と同じように働かないと出世の道が閉ざされる可能性もある。また、産休や育休から職場に復帰する際の処遇や雰囲気に、不安を覚えたりすることもあるだろう。

日本は女性が仕事を優先せざるを得ない社会構造へと変化し、結果として平均初婚年齢は男性31.1歳、女性29.4歳(2015年時点)と晩婚化が進んだ。その裏返しとして未婚女性も増加の一途をたどり、出産適齢期の女性が減少している。

これらの背景には、初めから男女が同じ処遇で働くことが「当たり前」である欧米と異なり、日本は女性が権利を得るために70年間闘ってきた歴史がある。まずは女性が無理やり職場に入り、世界の時代の流れとともに社会通念と理論だけを先行させてきた。

しかしながら、意識や環境などのスピードが、実態や現実に追い付けていない、というのが日本特有の女性の社会進出だ。このような構造自体に、そもそもの不手際があるのではないだろうかと筆者は推測している。

更に見逃せないのがネットの普及だ。

インターネットには情報がふれているが、その情報にはマイナス要素も多い。やはり、幸せな人があえてネットの掲示板やネットコメント、SNSなどにマイナス情報ばかり書き込んでいるとは思えない。読む側だって同様だろう。

結婚、妊娠や出産、育児に関するネット記事やサイトは不安を煽る。信ぴょう性が低くても、過激でショッキングな記事は閲覧数やアクセス数も上がる。それらが仕事と結婚・出産などに関して不安や悩みを抱えている多くの女性たちへ及ぼす影響は決して小さくない。それが単なる「便所の落書き」程度の記事であったとしても、だ。

事前に負の情報だけがインプットされすぎてしまうと、結婚や育児に魅力を見い出せずに、経済的な問題からも女性が仕事に没頭してしまうケースが私の周りでも多々見受けられる。

我々働く女性自らが声をあげるべきは、無理やり「女性を〜%管理職に就かせる」「議会の〜%を女性議員にする」・・・といったようなことではないはずだ。

男女が共に、お互いの権利を尊重しながらお互いの身体構造を慮り、同等の能力の男女を比較する際に性別によって差別をしないという社会を構築することが大切なのだ。

その前提としてハード面では保育所等の環境整備や充実した福利厚生、そして男女共に意識改革を進めていくということが最終的に少子化の歯止めにつながるように思う。

水野ゆうき[千葉県議会議員]

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/294.html

[医療崩壊5] 胃・大腸・肺 がん手術の有無による5年生存率の違いが判明(週刊ポスト)
                   手術の有無による5年生存率の違い


胃・大腸・肺 がん手術の有無による5年生存率の違いが判明
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00000008-pseven-life
週刊ポスト2017年1月1・6日号


〈がんでも受けてはいけない手術〉と題された『週刊現代』6月25日号では、〈一部の医師は古い考えを捨てられず、「とにかく切りましょう」と主張するのだ〉と、安易に手術を選択することに警鐘を鳴らした。その上で、がん手術が失敗した事例、手術をしないで長生きした事例を挙げる。

 抗がん剤の開発などが進み、がん患者にとって手術が唯一の選択肢でなくなったのは確かだ。手術に少なからぬリスクが伴う以上。“切らないで済むならそうしたい”と考えるのは当然である。

 判断材料の一つは、手術するか否かで生存率がどう変わるかのデータだ。

 前出の『週刊現代』では〈手術なしで生存率90%超〉という小見出しが掲げられ、前立腺がんと喉頭がんで、「手術以外の方法を選んだ場合の5年後の生存率」を示している。

 60代でステージIの前立腺がんが見つかり、手術以外の治療を選んだ人の5年生存率は96%。喉頭がんでは95.8%となるとある。一方で、手術した場合の5年生存率は記述がない。五本木クリニック院長の桑満おさむ氏が説明する。

「『現代』に掲載されたのは、千葉県がんセンター研究所がん予防センターが公表している、『全がん協加盟施設の生存率協同調査』に基づいて算出された数字です。元データでは、『手術なし』の場合の5年生存率だけでなく、『手術あり』の数字も調べることができます」

 同データベースを使って、60代の患者が「手術なし」を選んだ場合と「手術あり」の場合の5年生存率をステージごとにまとめると、その違いが明らかになった(表参照)。

「前立腺がんで手術した場合、ステージI〜IIIまでだと5年生存率が100%。離れた部位への転移が認められるステージIVだけは数字が下がります。

『ステージIで手術なしの5年生存率は96%』という情報だけを知ってもあまり意味はなく、前立腺がんでは転移があるかが生死にかかわるのだとわかります。他のがんについても、データの一部だけ見てもほとんど意味がありません」(桑満氏)

 2016年7月2日号の『週刊現代』では〈胃がん、食道がん、大腸がん、肺がんの8割は手術をしないほうがいい〉と題された記事もあった。

 匿名の事例を挙げながら、手術は体力の低下など、高齢者の生活に与える影響が大きいと警告している。ただ、タイトルにある「8割」という数字については、記事の末尾に〈安易な手術は8割方、後悔の種になるということを肝に銘じておきたい〉とあるのみだった。

 表で紹介したデータで胃がん、大腸がん、肺がんについて、手術の有無による5年生存率の違いを調べると、ステージI〜IIIでは、手術をしたほうが5年生存率は高いことが読み取れる。

「多くのがんで、ステージI〜IIIまでとステージIVを分けて考えるべきです。ステージIVまで進行した場合は、外科的な手術も『やらない』という選択肢が有力になってくる。転移が広がりすぎていたり、体力がなくなっていたりして、体が手術に耐えられなくなっていることがあるからです」(桑満氏)

 大腸がんや胃がんのデータでは、ステージIVで手術なしの「件数」が一気に増えているのは、そうした事情があるからだ。


http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/447.html

[経世済民117] 「空き家手帳」で直接マッチング 空き家サイトを活用せよ〈週刊朝日〉
             空き家バンクで見つけた自宅に住む夫婦(山口県阿武町) (c)朝日新聞社
 

「空き家手帳」で直接マッチング 空き家サイトを活用せよ〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161228-00000057-sasahi-life
週刊朝日  2017年1月6−13日号より抜粋


 国土交通省が14年に実施した空き家実態調査によると、「空き家にしておく理由」として「物置に必要」44.9%、「将来自分や親族が使う」36.4%、「捨てられないものがある」32.8%、「リフォーム費用をかけたくない」20.6%、「資産として保有」10.0%──などとなった。

 ここに目をつけ、最近ユニークな試みを始めたのがIT(情報技術)ベンチャーの「うるる」(東京都)だ。星知也社長は言う。

「空き家問題解決には整理会社や金融機関、リフォーム会社、相続診断士、倉庫会社など多様な業種の助けが必要で、1業種のみで解決するにはハードルが高い。ワンストップでソリューション提供できることが望ましいと考えました」

 そこで、16年9月に各種専門家に相談できる体制を構築した「空き家所有者」と「各分野の専門家」が出会えるウェブサイト「空き家手帳」を誕生させた。サイトのトップページで、空き家所有者の悩みについての相談を「空き家相談ボード」に無料で直接投稿でき、専門家が回答する仕組みを導入。双方の交流を促す。参考になった回答をした専門家には所有者が直接、電話やメールで相談や問い合わせができ、直接マッチングも可能となっている。

 サービス開始から間もないが、成果が出始めている。

「茨城県牛久市の30代の男性から相談があった。4LDKで190平方メートルの築36年の一戸建て物件。査定では150万円にしかならないと言われたそうですが、空き家手帳に掲載した直後、ある女性から、『このような物件を探してました』と書き込みがあったそうです。現在、交渉中ですが、250万円で買ってもいいとのこと。男性、女性ともに『不動産屋の仲介よりも直接やり取りしたほうがメリットがある』と喜んでます」(星氏)

 9月にうるるが独自に実施した16年空き家バンク運営実態調査によると、把握できた全国の空き家バンクは750自治体。日本にある全自治体の約44%に上った。物件登録数の累計は平均47.6件。これは空き家数820万戸の0.4%に過ぎない。国交省は17年度、空き家バンクの情報を集約した全国版サイトを立ち上げる予定だが、「民間会社だったら、とっくに潰れている。自治体任せの国が動いても無理だと思う」(同)という。

 その他にも便利なサイトがある。不動産メディア事業を展開する「シースタイル」(東京都)が運営する不動産比較査定サイト「スマイスター」だ。

 川合大無社長は語る。

「利用者の平均年齢は53歳。売り主は野村や東急リバブルなど大手含め最大6社の査定が一括で受けられる利点があります。面積や間取り、築年数などを網羅し、比較検討ができて、金額の妥当性がわかる仕組み。査定によっては15%の違いが出る例もある」

 都内のある仲介業者はこう業界の実態を語った。

「裏データを多く持っている仲介業者を探すのも手です。新駅建設やスーパーマーケットの出店情報を提示できれば価格に影響を与えられる。普通の業者は査定の際、築年数と耐用年数(木造か鉄筋コンクリート造りか)しか見ていない。実に怠慢な査定です」

 個人で買い手を見つけ、売却する手もあるという。

 そうすれば、売り手、買い手双方で100万円単位の手数料を浮かすことができるのだ。

「あえて専属専任媒介契約を結ばず、厳選した2〜3社の全てと一般媒介契約を結ぶ手法もありです。最も早く売買契約を取りまとめた業者だけが手数料を得られるので、早く買い手を見つけようというインセンティブが高まる。専属専任媒介契約にしても、契約期間が過ぎた後は契約更新せず他業者に替える意向を事前に告げると、業者は3カ月で結果を出そうと遮二無二なる」(同)

 不動産コンサルタントの岡本郁雄氏によれば、日銀がマイナス金利政策を転換していない今がまさに“売り時”だという。(本誌・村上新太郎)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/295.html

[経世済民117] 「持ち家を高く売る方法」売り急ぎは禁物、中古が動く今がチャンス〈週刊朝日〉
             空き家バンクの協定に調印した朝倉市長(左)と福岡県宅地建物取引業協会会長 (c)朝日新聞社 


「持ち家を高く売る方法」売り急ぎは禁物、中古が動く今がチャンス〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161228-00000056-sasahi-life
週刊朝日  2017年1月6−13日号より抜粋


 実家の処分、家の買い替えなどで、マイホームを手放したい。だが、2033年には約3軒に1軒が空き家になるとの予測も出ており、うかうかしていると、「物件の50%がごみ屋敷になる」という。宝の持ち腐れにならないためにも、自宅をいかに高く売るか、方策を探った。

住宅情報誌の編集長などを務めた大久保恭子氏はこう断言する。

「家の評価を決めるのは8割がた立地、交通の便です」

 こう言われると、バス通勤などの読者には身も蓋もないように聞こえるが、高く売るための具体的なポイントについて、大久保氏は以下の留意点を挙げた。

「一般的に売り手は仲介会社と『一般媒介契約』か『専属専任媒介契約』を結びます。お勧めは1週間に1回以上の状況報告義務がある専属専任媒介契約を1社と結ぶことです。売値に対する合理的な説明もしてくれます。一般媒介契約は報告義務がないので、ずるずると後手に回ってしまう可能性が高い」

 さらに、高く売るためには、焦りは禁物だという。

「高く売りたいなら、時間がかかることを覚悟したほうがいいでしょう。住宅の購入意欲が高まるボーナス時期や、経済が上向き株価が上がり始めたときなど売り出すタイミングを計ることも必要です」(大久保氏)

 不動産コンサルタントの岡本郁雄氏も「自宅の誇れる点をアピールすることが必要です。見栄えは非常に大事です」と付け加える。いい例を紹介しよう。

 12月上旬、町田市の住宅街の一戸建て(築14年で約120平方メートルの4LDK)を約2500万円で売却した世田谷区在住の女性Aさん(46)は言う。

「売り出しから半年間かかりましたが、新築で購入した値段から住んだ年数を差し引いても百数万円の利益が出る値段で売れ、所得税を納めることになりました」

 仲介は業界大手の住友不動産。最寄り駅まで徒歩15分とやや遠いが、目の前に川が眺められる自然あふれる立地。バーベキューなどを楽しめる庭があることをアピールしたら、4人の子持ちの30代の夫婦が購入。

「今は新築物件は高騰し、市場が頭打ちになり、秋ごろから中古住宅が動いている。特徴をアピールできるいい物件であれば、時間をかければ必ず売れます」(大手不動産営業マン)

 三鷹市の一戸建ての売却を急いでいる男性会社員Bさん(43)は、少しでも高く売るために、努力する日々だ。

 ハウスクリーニング代を節約し、自分で水回りの水垢取りをするため、大型スーパーで「アメリカ海軍使用」とPRされていた業務用の酸性洗剤のHALT(ハルト)を購入。ピカピカに磨き上げるなど“見栄え”に熱を入れている。

 マンションの場合も同様だ。

「同じマンション内でも、『ここだけリフォームして魅力的な資材が使用されている』『人気でなかなか中古が出ず、今もここだけしか売りに出していない』などの条件があれば、絶対価値をアピールできる。どれだけ『ここにしかないもの』を訴えることができるかが勝負になる」(岡本氏)

 業界では、「買い手は物件の半径500メートル以内にいる」という鉄則がある。

「最初に隣家に売却を打診するのも手です。中古の家やマンションは近所で賃貸住まいをしたり、広い家への買い替えを検討している買い手が多い」(同)

 それでは、売るときに知っておくべきポイントを挙げたい。

 まずは、売るときにかかる費用【1】仲介手数料(売却価格×3%+6万円)×1.08(消費税)【2】売買契約書印紙税【3】抵当権抹消登記代【4】住所変更登記代──など。1千万円で売った場合、42万円前後、2千万円で75万円前後、3千万円で105万円前後が目安とされる。

 社会問題化している全国で約820万戸(2013年)に達する空き家は、新耐震基準が導入された1981年以前に建設された築35年以上の古いものが全体の3分の2を占める。ある仲介業者の解説。

「一戸建ての場合、査定額は新築を100とすると、築3年で70、築10年超で50、築25年超では0と見なされる。マンションは購入時から1年ごとに購入価格の3%程度目減りします」

 仲介歴15年の「ヨコハマ地所」(横浜市)事業部課長の桐澤聡氏はこうアドバイスする。

「不動産業界は熾烈な競争社会。妥当な査定額にする会社もいれば、高く査定する企業もいる。うちではお客の生の声を聞くことで、物件の見えない良いところ、悪いところの把握に努めてます。物件を一番知っているのは所有者。購入検討者は間取りや色合い以上に『ここが使いやすいですよ』という声を聞きたいのです。それこそが査定金額のプラス材料・PRポイントになる。それと営業マンとの相性を見るのも大事。売り主、買い主両者の気持ちを奇麗につなぎ合わせてうまく取引できる営業マンを見つけてほしい」(本誌・村上新太郎)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/296.html

[医療崩壊5] 腎臓・乳がんに効果、マイナス185度“アイスボール”療法(週刊新潮)
           画像を見ながら、針を操り、凍結療法を行う荒井氏(現・国立がん研究センター理事長特任補佐)

腎臓・乳がんに効果、マイナス185度“アイスボール”療法
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00514802-shincho-life
「週刊新潮」2016年11月10日神帰月増大号 掲載


 体の表面から刺される特殊な針は、直径わずか1・5ミリ、長さ15センチほどだ。超音波、X線透視とCTが一体化した「Angio-CT」などの医療機器が映し出す画像を駆使して、その針先が正確にがん病巣に突き刺さった。治療が開始されると腫瘍はみるみる氷の塊、アイスボールで覆われていく。がん細胞を凍らせ死滅させる「凍結療法」は、苦痛や体への負担がなく、効果は絶大。患者には夢のような最先端治療法なのである。

 ***

「エッ、もう終わったんですか」

 3年半前、国立がん研究センター中央病院で腎臓がんの凍結療法を受けた岡本守弘さん(88)は、そのあまりの負担の軽さに感嘆したという。

「お腹への局所麻酔なので、意識はありましたが、痛くも何ともなかった。術後、1週間入院しましたが、今では半年に1回、検査に通うくらい。がんは完全に消え、抗がん剤も飲んでいません。私は詩吟の師範をしており、それまでと同様、元気に週2〜3回は生徒に教えています」

 CTやX線、超音波などでがん細胞を確認しながら治療を進めるIVR(画像下治療)。その中の一つ、凍結療法は極めて有益で、とりわけ高齢者や脳梗塞、心筋梗塞を患い、開腹手術が不可能な患者に大きな恩恵をもたらす。同病院の前院長で、日本のIVR治療を牽引する荒井保明・日本IVR学会理事長が解説する。

「この針は内部が特殊な二重構造になっています。腎臓のがんに刺した後、まずアルゴンガスを針の内部に流すと、針先はマイナス185度まで急速に冷える。すると病巣は凍り始め、15分ほどでアイスボールに包まれる。次にヘリウムガスを流すと、逆に針先の温度が上昇し、病巣は解凍される。これを2回、繰り返します。こうした凍結と解凍によってがん細胞は完全に破壊されます。治療が終われば、針を抜くだけですから、体に残るのは針を刺した穴の痕だけです」

■9割超が再発なし! 
 同じIVRでも「ラジオ波焼灼術」では、患者に「熱い」「痛い」といった苦痛を感じさせてしまうことが多いが、凍結療法にはその不安がない。しかもラジオ波はCTで焼かれる範囲の確認ができないが、凍結療法はアイスボールの大きさまで目視できるという利点もある。さらに患者にとって嬉しいのは、腎臓がんの凍結療法がすでに保険適用されている点だ。

「基本的には比較的小さな4センチ程度までのものが対象です。実際の治療では、がんの大きさに応じて、施術時間の短縮のために、針を2〜3本同時に使用することもあります。治療はすべて合わせて1時間〜1時間半で終わり、入院は数日から1週間弱です」(同)

 入院費を含めても、諸費用の自己負担分は30万円以内で収まるという。

 同院では腎臓がんの凍結療法を4年前から始めた。

「90歳以上の高齢者も含め、症例数は150を超えている。そのうち9割以上は再発なく経過しています」

 一方、千葉県鴨川市の亀田総合病院では10年前から乳がんの凍結療法を行っている。自費診療ながら、乳房を切除せずに温存でき、日帰り手術が可能ということで、注目を集めている。同院の福間英祐・乳腺科主任部長が胸を張る。

「当初は1センチ以下の乳がんが対象でしたが、今では1・5センチ以下まで拡大しています。これまで200例以上の手術を行い、局所再発は2人だけ。それも適切に取り除いており、目下、遠隔転移やリンパ節転移を起こした患者さんはゼロです。このことから、私は、凍結療法には免疫の賦活化効果もあるのではないかと見ています」

 IVRの未来について、先の荒井氏は、確信に満ちた口調でこう展望する。

「凍結療法を始め、IVR治療の可能性には厚生労働省もとても柔軟に対応を進めてくれており、今後、他の臓器やがん以外の腫瘍にも対象が拡がっていくかもしれません。例えば小児の骨肉腫など、標準的治療で十分な効果が得られず、腕や足を切断しなくてはならない患者さんが、凍結療法で切断せずに済むようなケースも出てくるのではと期待しています」

特集「日本の『がん治療』はここまで進んだ!」より


http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/448.html

[経世済民117] 2016年、中国の米企業「爆買い」5大案件 総額では約6兆円に(Forbes JAPAN)
安邦保険集団が買収したニューヨークの高級ホテル、ウォルドルフ・アストリア (photo by Spencer Platt / gettyimages)


2016年、中国の米企業「爆買い」5大案件 総額では約6兆円に
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161229-00014732-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 12/29(木) 8:30配信


調査企業Mergermarketによると中国企業は2016年、米国で510億6,000万ドル(約5兆9,900億円)を投じ、65件の買収を行った。金額は前年の117億ドル(約1兆3,700億円)から360%増加した。また、米国で行われた海外企業によるM&Aの12%は中国企業が関わっていた。

中国企業の米国への投資熱はなお強いが、トランプ次期政権下で保護主義が強まり、中国資本に対する締め付けが強化されれば、爆買いの勢いは弱まる可能性もある。ここでは1年の終わりに、中国企業による米国でのM&Aの主な案件を振り返る。

5. ワンダグループがレジェンダリー社を35億ドルで買収

中国のコングロマリット、ワンダグループは1月、ハリウッドの映画製作会社レジェンダリー・エンターテイメントを35億ドルで買収、ダークナイト、インセプション、ジュラシックパークなど人気作品の版権を得た。

中国一の富豪、ワン・ジエンリン(王健林)が率いるワンダは、米国2位の映画館チェーン、AMCエンターテイメントを2012年に26億ドルで買収。AMCは米同業のカーマイク・シネマズを12億ドルで買収する準備を進めており、ワンダは世界で最大の映画館チェーン保有企業となる。さらにワンダは9月にソニー・ピクチャーズとの提携も発表した。

4. ハイアールがGEの家電事業を56億ドルで買収

ハイアールは6月、GEの家電部門を取得した。中国の巨大企業であるハイアールは、競争が激しい米マーケットで苦戦してきたが、今回の取引で足場固めの機会を得た。

ハイアールは2008年にもGEの家電部門の取得を試みたが、価格で折り合わなかった。GEは元々、家電大手のエレクトロラックスに家電事業を33億ドルで売却する予定だったが、米司法省の反対に遭い合意を解除した。ハイアールは今後もGE のブランドの独立性を維持する。

3. 天津天海投資発展がイングラム・マイクロを約60億ドルで買収

天津天海投資発展(Tianjin Tianhai Investment)によるイングラム・マイクロの60億7,000万ドルでの買収は、中国企業による米IT企業の買収として過去最大の案件となった。

天津天海投資発展は航空や物流、観光のコングロマリットHNAグループ(海航集団)の企業。HNAグループは今年、海外買収を活発に展開した。ラディソンやパークプラザブランドを持つカールソン・ホテルズを4月に買収し、CITの航空リース事業を40億ドルで取得。また、ITアウトソーシング企業の文思海輝技術(パクテラ・テクノロジー・インターナショナル)をブラックストーン・グループから6億7,500万ドルで取得した。

ホテル・不動産業界にも積極的

2. HNAツーリズムがヒルトン・ワールドワイド株を約65億ドルで取得

HNAグループは10月、投資会社ブラックストーン・グループからヒルトンの株式の25%を64億9,000万ドルで取得することで合意した。

HNAとヒルトンの双方にとって、この取引は急成長している中国のツーリズムマーケットでの事業拡大にプラスとなる。中国は世界で最も成長が速いホテルマーケットの一つである一方、海外旅行も急速に浸透している。2015年の中国人海外旅行者数はのべ1億2,000万人に達した。

海南島に拠点を置くHNAは、1993年に地域航空会社として設立され、今では2,000ホテルを運営する中国最大の観光企業になった。

1. 安邦保険集団が65億ドルでストラテジック・ホテル&リゾートを買収

中国保険会社最大手の一社、安邦保険集団は9月、ストラテジック・ホテル&リゾートを65億ドルで買収する交渉をまとめた。当初、ニューヨークのJW・マリオット・エセックス ハウスやワシントンのフォーシーズンズなど15物件が譲渡される計画だったが、米当局が安全上の懸念を示したため、サンディエゴの主要海軍基地に近いホテル・デル・コロナドが除外され、最終取引金額は約55億ドルとなった。

安邦保険集団は不動産の取得を活発化させている。2015年2月にニューヨークの有名ホテル、ウォルドルフ・アストリアを19億5,000万ドルで買収し、米市場に進出。同年後半には、すでにマリオットへの売却で合意していたスターウッド・ホテルズに129億ドルの買収提案を行った。

安邦保険集団は現在、日本のマンションなど住宅向け資産をブラックストーンから23億ドルで取得する交渉を進めていると伝えられる。

Ellen Sheng

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/297.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍晋三がハワイの戦没者慰霊式典に参加。朝日新聞がそのときを写真で報ずる。いろいろと考えさせられるな 
安倍晋三がハワイの戦没者慰霊式典に参加。朝日新聞がそのときを写真で報ずる。いろいろと考えさせられるな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fc5e24c7b77d5051aa75f1b4e2c34260
2016年12月29日 のんきに介護


インドア派キャンパー@I_hate_camp さんのツイート。

――不評だった2016年度の朝日新聞の報道姿勢であるが、この報道写真は評価したい。キメてくれてる。〔18:19 - 2016年12月28日 〕—―




安倍晋三の声など聞きたくない。

顔も同じだ、

という心境がひしひしと伝わってくる。














http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/347.html

[経世済民117] 高齢者受難の時代到来、70歳以上の高額療養費がアップ(ダイヤモンド・オンライン)


高齢者受難の時代到来、70歳以上の高額療養費がアップ
http://diamond.jp/articles/-/112745
2016年12月29日 早川幸子 [フリーライター] ダイヤモンド・オンライン


 12月15日、自民・公明両党の厚生労働部会が医療・介護制度改革案を承諾。これを受けて、2017年度の政府予算案が22日に閣議決定された。

 社会保障にかかる費用は、新薬や医療機器の開発などによる医療の高度化、人口の高齢化などによって自動的に増える宿命を背負っている。厚生労働省の予測では、この社会保障費の自然増が、2017年度分は6400億円になると予測していた。

 だが、安倍政権は「経済財政運営と改革の基本方針2015(骨太方針2015)」で、2020年まで社会保障の自然増を年間5000億円以内に収めるという具体的な数値目標を提示し、社会保障費を厳しく抑制することを政策に据えている。そのため、2017年度の予算も自然増を5000億円以内に抑制することが至上命令となっていたのだ。

 そこで、今回、ターゲットとなったのが高齢者の医療・介護だ。なかでも大きな割合を占めるのが、これまで本コラムで何度も取り上げてきた70歳以上の人の高額療養費で、来年8月から低所得層を除いて限度額が引き上げられる。

 ただし、70歳以上の人の医療費の引き上げは、高齢者の票離れを進め、政局にも影響を及ぼす。そのため、自己負担限度額の決定までには、最後までせめぎあいがあった。いったい、いくらで決着したのだろうか。

■高齢者の高額療養費は通院のみの限度額がある

 通常、病院や診療所を受診すると、年齢や所得に応じてかかった医療費の1〜3割の一部負担金を支払う。だが、治療が長引いたり、手術を受けたりして、医療費が高額になると、その一部負担金を支払うだけでも大変になる。

 そこで、健康保険では、患者が1ヵ月に支払う医療費の自己負担額に上限を設けており、医療費が家計の過度な負担にならないように配慮している。これが高額療養費で、年齢や所得に応じた限度額が決まっている。

 70歳未満の人の限度額は、2015年1月から所得に応じて5段階に分類され、年収約770万円以上の高所得層は限度額が引き上げられた。

 70歳以上の人の限度額も、過去に何度も見直しの議論は行われてきたものの、高齢者の反発を恐れた歴代政権は、特例措置によって据え置きを続けてきたのだ。

 だが、今回は、社会保障費の自然増を5000億円に抑制するという安倍政権が掲げたミッションを遂行するために、最後の砦にも手をつけざるを得なくなった。

 70歳以上の人の高額療養費の限度額は、所得に応じて4段階となっており、これまで通院(外来)のみの上限も別枠で設けられてきた。この外来特例は、2002年10月に、70歳以上の人の一部負担金が1割になり、それまでの老人医療制度の月額上限を廃止したことによる経過措置で、いずれは70歳未満の人と同じように入院もした場合の金額に一本化するはずだった。

 高齢者の外来特例は導入から14年が経過し、1割負担が定着したこともあり、厚生労働省の審議会では、経済界側の委員から外来特例の撤廃を求める意見が相次いでいた。

 だが、今回また政治的な理由によって、当面は外来特例が維持されることになった。また、自己負担額の引き上げ幅も、当初、提案されていた金額よりも低く抑えられた。具体的な金額は、下図のとおりだ。

     

■2017年8月から段階的に限度額の引き上げが開始

 このなかで、いちばん対象者が多いのが、住民税課税世帯で年収約370万円以までの「一般」の所得区分の人で、約1250万人が影響を受ける。

 一般の人の高額療養費は、当初予定では通院のみの限度額を現行の1万2000円から2万4600円に引き上げる案が濃厚だった。しかし、最終的には引き上げ幅は抑えられ、2017年8月から1万4000円、2019年8月に1万8000円にすることで決着。

 また、通院の高額療養費については、1年間の上限額を14万4000円にする新たな制度が導入されることになったため、1年を通じた限度額はこれまでと同じになる。がんの通院治療などで継続的に医療費がかかっている人は、医療費が大幅に増える心配はない。

 入院もした場合の世帯の1ヵ月の限度額は、これまで4万4400円だったが、来年8月から5万8000円に引き上げられる。ただし、こちらも多数回該当(過去12ヵ月間に、高額療養費に該当する月が3回以上あると、4回目から限度額が引き下げられる制度)が導入され、4回目以降は4万4400円になる。

 厚生労働省の審議会で、「低所得層への配慮」はほとんどの委員の一致した意見だったこともあり、住民税が非課税の低所得層の限度額は据え置かれることになった。

 一方、負担が大幅に増えるのが、150万人程度いる年収約370万円以上の「現役並み所得者」の人たちだ。

 まず、通院のみの限度額は、現行の4万4400円から2017年8月から5万8000円に引き上げられ、2018年8月からは外来特例そのものが廃止される。同時に、上図のように所得区分は細分化され、通院も入院も関係なく限度額は一本化される。お金のある高所得層には70歳以下の人たちと同じ医療費の負担をしてもらおうというわけだ。

 たとえば、年収1160万円以上の人で、1ヵ月の通院の医療費が100万円だった場合の自己負担額は、これまでの万4400円から、2018年8月以降は25万4180円と大幅にアップする。

 これは、「年齢ではなく負担能力に応じた公平な負担」をという観点によるものだという。もちろん、社会保険は応能負担が原則だが、それを病気やケガをした患者という立場の人に背負わせるのは正しいことなのか。

 とくに、高齢者は医療機関の受診率が高く、実際に自己負担している金額は現状でも現役世代の2倍になっている。今後、高所得高齢者世帯では、家計に占める医療費の割合はますます増えていくことが予想されるが、その先に待っているのはどのような社会なのか。

■小泉改革による医療崩壊を彷彿とさせる安倍政治

 前出の「骨太方針2015」では、社会保障費の自然増を年間5000億円に抑えるという具体的な数値を示す一方、2013年8月に出された社会保障制度改革国民会議の報告書で何度も用いられた「社会保障の機能強化」という言葉が消えた。

 こうした医療費や介護費の厳しい抑制政策は、小泉改革を彷彿とさせる。小泉内閣時代に出された「骨太の方針2006」では、社会保障関連費の自然増を年間2200億円削減する政策が強行されたが、その結果、「医療崩壊」という言葉を生み出すまでに医療の現場を疲弊させることになった。

 今回の社会保障費の自然増の抑制は、小泉改革よりも厳しい数字だ。その数字合わせのために、高齢者の高額療養費の負担増だけではなく、今回は後期高齢者医療制度の保険料軽減特例の見直し、入院時のホテルコストの見直しなども同時に行われ、病気やケガをした人の負担はどんどん増すことになるだろう。

「高齢者の高額療養費の限度額引き上げ」は、たんに制度改革のひとつかもしれないが、それを導火線として、小泉改革で経験したような貧困の増大、医療・介護の現場の疲弊につながる可能性は否定できない。

 だが、少し前の過去は、そうした数字合わせの政策は都合よく運ばないことを教えてくれている。小泉改革は結局のところ実現せず、反対に社会保障を機能強化しようという大きな社会運動に発展したからだ。

 今回の安倍政権による社会保障費の大幅削減は、2017年の日本の社会をどのように導くのか。目を凝らして見ていきたいと思う。

(フリーライター 早川幸子)





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/298.html

[政治・選挙・NHK218] 意味のないドタバタの繰り返しだった安倍政権の2016年 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
            
             天皇の「お気持ち表明」は政局にも衝撃だった/(C)AP


意味のないドタバタの繰り返しだった安倍政権の2016年 永田町の裏を読む
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196792
2016年12月29日 日刊ゲンダイ


 年の瀬に当たって、今年1年間に書きつづってきた約50回の本欄を見返してみると、安倍政治がほとんど意味のないドタバタの繰り返しで、結局、国民の幸せにつながるような目覚ましい成果を何ひとつ挙げていないことが改めて浮き彫りになって、暗然たる気分に陥る。

 今年最初の話題といえば、甘利明TPP担当相(当時)の収賄疑惑で、考えてみればこれがTPPのケチのつき始めだった。安倍晋三首相は甘利を守ることに精力を費やして、そのためTPP審議は滞り、米大統領予備選の動向からしても、それが「すでに風前の灯」(2月25日付本欄)であることは明らかだった。トランプ当選でまさにその通りになって、安倍は慌てて11月にトランプ詣でをしたものの、あっさり無視されて大恥をかいた(11月17日付)。TPPをアベノミクスの「成長戦略」の柱だと言ってきた安倍は、いよいよ行き詰まって、カジノ法案に飛び移り、これがTPPに代わる「成長戦略」の柱だと強弁する体たらくに陥った(12月8日付)。

 他方、折あらば自己都合による「解散・総選挙」を打って長期政権への基盤を固め直したいというのが、安倍の一貫した政局戦略で、5月の伊勢志摩サミットを利用して「世界経済危機」をあおり、あわよくば参院選に合わせてダブル選挙を断行しようと図ったがうまくいかず(6月2日付)、そこで年末にプーチン・ロシア大統領来日を設定して、北方領土問題で何らかの進展があれば、それを材料に年末年始の解散をもくろんだ。

 しかし、経済協力を前面に出してロシア側の軟化を誘うというこの外交方針設計はまるっきりの素人発想で、プーチンのような当代一流の戦略家に通用するはずがなかった(9月8日付、11月10日付)。予想通り、日ロ首脳会談は失敗に終わり、二階俊博幹事長さえ「国民はがっかりしている」と決めつけた(12月22日付)。

 さて、意外に大きなボディーブロー的なインパクトを政局に与えたのは、天皇の「退位」意向表明である(8月11日付)。国の姿形に関わるこの問題提起によって、秋の国会から憲法審査会での改憲論議を本格化させようとしていた安倍の思惑は吹き飛んだ。

 こうして、何もかもうまくいかなかったのが安倍にとっての16年である。「真珠湾訪問」で挽回というのもいかにも姑息で(12月15日付)、17年は安倍政権にとってつらい年になりそうである。


高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。










http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/348.html

[経世済民117] 日本の住宅が「資産」ではなくなる日 〜空き家急増という大問題 いよいよ大量相続時代を迎えて…(現代ビジネス)


日本の住宅が「資産」ではなくなる日 〜空き家急増という大問題 いよいよ大量相続時代を迎えて…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50581
2016.12.29 野澤 千絵 東洋大学理工学部建築学科教授 現代ビジネス


人口が減少してゆく日本にあってなお、住宅は無計画につくられ、空き家は増加し、「まち」の秩序が崩れてゆく――。

話題書『老いる家 崩れる街――住宅過剰社会の末路』の著者・野澤千絵氏が、空き家が急増する地方都市の実状をレポートする。

■15年後、約3戸に1戸が空き家に

空き家になった住宅が取り壊されたり、住宅用途以外にでも有効に活用されたりしていかなければ、2033年、空き家は約2150万戸、空き家率は30.2%に達すると予測されている。(1)

――これは要するに、あと15年も経てば、日本の全住宅の約3戸に1戸が空き家になってしまう危険性があるということである。

この背景にあるのは、今後、空き家化に関わる二つの動きが同時進行していくことだ。ひとつは、団塊世代が相続した実家の空き家化。もう一つは、団塊ジュニア世代(団塊世代が後期高齢者となる2025年頃から急激に増える)が相続する実家の空き家化である。

つまり、日本は近い将来、大量相続時代を迎えることになるのだ。

実家を相続した世代は、すでに実家を離れ、それぞれ自分の家を持っていることも多く、相続した実家に住むというケースは少なくなっている(ただし、住宅の立地やタイプによる)。

加えて、団塊世代が所有する戸建てやマンションは、築40年以上も経過した老いた家である場合が多いため、そのままの状態では中古住宅として売却したり、賃貸に出したりするほどの資産価値がなくなった「負動産」(2)になっているケースも多い。

実家の管理・売却・賃貸がこのまま進まなければ、近い将来、全国どこでも、まちのあちらこちらで、放置された空き家・空き地がまだら状に点在して、人口密度が低下し、スカスカしていく。つまり、「まちのスポンジ化」という時限爆弾を抱えているのだ。

大量相続時代を迎えつつある今、「空き家率」のみならず、空き家が増える「スピード」がますます加速するというリスクに備えるべき時期にきていると言えるだろう。

■住宅は資産になりうるのか?

私はこのたび、都市計画の研究者として、こうした現状が全く止まる兆しが見えないことに危機感を抱き、こうした実態や問題構造、そして解決方策を一般の方にも知ってほしいと、『老いる家 崩れる街――住宅過剰社会の末路』(講談社現代新書)を刊行した。

「住宅過剰社会」とは何か?

私はそれを、世帯数を大幅に超えた住宅がすでにあり、空き家が右肩上がりに増えているにもかかわらず、将来世代への深刻な影響を看過ごし、居住地を焼畑的に広げながら、大量に住宅をつくり続ける社会と定義している。

ここで重要なことは、住宅過剰社会の深刻さを理解するには、空き家率(空き家数/住宅総数)だけでなく、空き家の量が増加する「スピード」に着目することである。なぜなら、市内で新築住宅が大量に建てられ、住宅総量が増加すると、空き家の量が増え続けるとしても、空き家率は低めに算定されてしまうからである。

そこで本稿では、『老いる家 崩れる街』ではあまり触れられなかった空き家の量が増加する「スピード」に着目し、これから大量相続時代を迎える日本で、住宅は資産になりうるのかについて考えてみたい。

■特例市の空き家率ランキング

長期的に見て、人口規模がそれなりにある市町村の中で、まちがスポンジ化するリスクを私が感じるのは、空き家の量が増加するスピードが非常に早いにもかかわらず、立地に関係なく開発規制の過度な緩和を行い、農地エリアへと居住地を拡大し続けている地方の産業都市が多い。

例えば、人口規模がそれなりにあるまちとして、全国の特例市37市(2014年法改正で施行時特例市と呼ばれている)の空き家率を調査してみると、平成25年の空き家率(図表1)は、全国平均が13.5%である中で、1位が甲府市(20.8%)、2位が松本市(16.4%)、3位が太田市(16.1%)、福井市(16.1%)、水戸市(16.1%)である。逆に、空き家率が低いのは、所沢市(9.6%)、茨木市(9.7%)、加古川市(10.1%)である。

    

ひと口に空き家といっても、様々なタイプがあり、国の住宅・土地統計調査では、「賃貸空き家」「売却用空き家」「二次的住宅」「その他空き家」という4つの類型があるが、これらの中で、空き家の量が増加するスピードとして着目すべきは、「その他空き家」である。

「その他空き家」は、転勤・入院などにより居住世帯が長期にわたって不在の住宅や、建て替えなどのために取り壊す予定の住宅、空き家の区分の判断が困難な住宅のことで、相続後にきちんと引き継がれずに放置されるなど、いずれ周辺の住環境に影響するような「問題空き家」へと発展する危険性があると考えられている。

そこで、空き家率が上位5市の「その他空き家」に着目して、詳細に分析していこう。

■甲府市と太田市の共通点

空き家率が上位5市のうち、平成20〜25年(3)の5年間の「その他空き家」の量が増加するスピード(図表2)を見ると、福井市以外は総じて、「その他空き家」の量が増加しており、その増加スピードが顕著に早いのが、甲府市と太田市である。

    

また、5年間の市全体の住宅総数の増加率(図表3)を見ても、太田市は1.10倍、甲府市は1.06倍と、両市ともに住宅総量が5年間で約1割も増加しており、新築住宅の開発圧力はそれなりにあると見てよい状況だ。

         

しかし、両市は、全国的に見ても、空き家率が高く、かつ「その他空き家」が早いスピードで増加していることから、これまで多額の税金を投入して整備してきたような、古くからあるまちでは――老いた住宅・老いた居住者が多いこともあり――「その他空き家」が急増、「まちのスポンジ化」が今、まさに進行していることが推測される。

これら2つの市には共通点がある。

太田市も甲府市も、平地で郊外には農地が広がっており、自家用車の依存率が高い。そのため、住宅を買う側も、自家用車を利用すれば、買い物、通勤、通院といった生活に支障がないと判断するため、だらだらと広く薄く居住地が拡大しやすいという点だ。

そして、両市ともに、条例で開発規制の緩和を行い、農地関連等の法規制や各市の開発許可の要件を満たせば、市街化調整区域(都市計画法で原則として市街化を抑制すべき区域)に指定されている農地エリアでも新築住宅の開発を許容している。


 太田市内の農地・工場・住宅地の混在が進むエリア

その結果、どうなったか。

甲府盆地では、市街化区域(市街化を促進すべき区域)等の人口密度は低下しているのに、郊外の農地エリアの市街化調整区域等で人口密度が上昇したのだ(4)

太田市でも、市街化区域よりも地価が安く、都市計画税も不要ということもあり、市街化調整区域の農地エリアに、虫食い状に多くの住宅が建ち並んだ。

太田市といえば、自動車産業をはじめとする産業都市であり、産業立地のニーズが高いまちだが、農地の中に虫食い状に住宅が立地し、営農環境だけでなく、自動車産業を支えてきた既存の工場の操業環境(騒音・振動や大型車両・フォークリフトの往来)にも影響を与えている。

また、虫食い状に住宅の立地が進んだため、産業立地の受け皿となるまとまった土地が少なくなり、せっかくの産業立地の需要を取り込めないというもったいない状況も生み出している。

この背景には、農地エリアにある既存集落の活性化や農業の後継者不足・耕作放棄地の増加といった問題や、開発規制が緩い他市への人口流出を食い止めるために、市街化調整区域での開発規制を緩和せざるを得なかったという面もあり、本稿は、甲府市や太田市に対する批判を意図しているわけではない。

なぜなら、こうした市街化調整区域の開発規制の緩和は、何も甲府市や太田市だけが特別なわけではなく、他の多くの自治体でも行われているからだ。

■新築の価格は安いが、長期的視点で見ると……

少し専門的になるが、太田市では、甲府市のタイプとは少し異なり、「居住者の条件」(「属人性」という。太田市では市内に10年以上居住したことがある者)に基づいて、市街化調整区域の新築住宅に対する開発規制の緩和を許容している。

ところが逆に、市内に10年以上居住したことがある者という「居住者の条件」が、(詳細に開発データを検証しなければ正確な実態はわからないため、あくまで推測だが)市内の市街化区域から市街化調整区域へと開発意欲をシフトさせ、市内での人口の奪い合いを引き起こし、市街化区域内の空き家を増やしている可能性もある。

また、資産という側面から住宅を考えてみよう。あまり一般には知られていないが、先の「居住者の条件」で開発規制の緩和を利用して新築住宅を建てた場合、将来、これを中古住宅として売却する際には、かなり面倒な開発許可手続きが必要になるのだ。

さらに、場合によっては、売却する対象者が同じ市内10年以上の居住者に限定されてしまう可能性が生じたり、中古住宅として売却できない場合でも、市街化調整区域内にあるために、現行の開発許可の要件では他人に賃貸することができないといった問題も想定される(ただし、市街化調整区域の全ての住宅が該当するわけではない)。

このように、新築住宅として買う時には、物件価格が安くて良いのかもしれないが、長期的に、中古住宅としての流通性や世代交代の可能性を考えた場合、現状のままだと、将来、空き家となる住宅が続出するリスクを抱えているように私には見えてしまうのだ。

ちなみに、空き家予備軍となる危険性がある、65歳以上の者のみの世帯が住む一戸建て住宅だけでも、太田市で1万1440戸、甲府市で1万4920戸(平成25年「住宅・土地統計調査」による)と大量に控えており、相続が発生した際に、「資産」としてきちんと引き継がれない場合には、近い将来、これまで公共投資をして整備をしてきたまちのスポンジ化がいよいよ深刻化してしまう危険性がある。

ただし、ここで強調しておきたいのだが、住宅過剰社会だからといって、新築住宅をつくること、購入すること自体が悪いのではない。

新築住宅は、たとえ人口減少社会でも、空き家増加社会でも、住宅を新たに購入したい人、住み替えたい人、古くなった住宅を建て替えたい人などのために、これからも必要不可欠だ。

問題なのは、新築住宅が「立地に関係なく」野放図につくり続けられ、インフラや公共施設等の維持管理コストや行政サービス(例えば、防災対策や災害時の対応・ゴミ収集など)を行うべき居住地エリアの拡大が止まらないことだ。

そして、こうした状況が続けば、今後、人口も世帯数も減少していく中で、将来世代に多大な負担を強いることにつながることにも目を向けてほしい。

要するに、住宅過剰社会から本格的に転換しなければ、まちのスポンジ化が深刻化するだけでなく、住宅の立地やタイプにもよるが、これまでに建てた住宅だけでなく、これから建てる住宅も、安心して所有できるような「資産」となりうる可能性も狭めてしまいかねないということだ。

■川越市、習志野市、浜松市……まちづくりの先進事例

では、大量相続時代を迎える日本で、住宅やまちを、将来世代に「資産」として引き継いでいくためにできることは何か?

それは、自分たちの住宅の資産価値や将来世代の税金等の負担増に大きな影響を及ぼす都市計画・まちづくりに対して、これまで以上に目を向け、その本質を見極める目を持つことだ。

拙著では、たとえば、以下のように、先進事例として様々な自治体のまちづくりを紹介した。

◎開発規制は一旦緩和するとそれを強化することは政治的にも難しい中で、市街化調整区域で無秩序に進む宅地開発への規制緩和を全面的に廃止する、という英断をした川越市(埼玉県)

◎多くの自治体が棚上げしている公共施設の再生・再編を、公民連携といった画期的な手法を盛り込みながら真摯に取り組む習志野市(千葉県)

◎超高齢化した住宅団地のリノベーションによって、世代交代に積極的に取り組む神戸市(兵庫県)

◎南海トラフ巨大地震規模の津波被害に備えた防潮堤や津波避難タワー等の整備など、災害がおきる「前」の段階から、市民の安心安全のために、具体的な減災対策に積極的に取り組む浜松市(静岡県)

◎日本で初めて、条例で活断層の真上にある土地利用の規制・誘導に取り組む徳島県

いずれの自治体も、近視眼的な視点ではなく、将来世代にツケを残さないまちづくりをしていこうという、長期的な視点を重視した取り組みに本格的に着手している。

私たちは、都市計画やまちづくりは行政がするものと考え、無関心を決めたり、行政任せ・他人任せにしたりせず、自分のまちの首長や自治体の都市計画行政に対して、きちんと目を向けることが必要不可欠な時代に突入している。

そして、もう一つ重要なことがある。

それは、住宅単体だけの視点ではなく、その住宅が立地する「まち」が、将来にわたって大幅に悪化せずにそれなりに暮らしが維持される見込みがあるのか、そして、もし相続する世代が売ることになった場合に買い手がつく可能性があるのか? といった、これまでよりも「更にもう一歩先の将来リスク」まで見極めるという「新しい価値観」がみんなの常識になることだ。

そんなことは当たり前ではないか……そう思われる方も多いと思う。

しかし、私たちが新たに住宅を購入する際、住宅単体のメリットや物件価格の安さなどについつい心を奪われ、そこに営業マンの巧みなトークが加われば、買おうとする住宅やまちの将来リスクを見極めようという長期的視点がおろそかになってしまいがちなのも、れっきとした事実である。

こうした価値観がみんなの常識になれば、これまで整備していたまちを中心に、中古住宅をリノベーションで質を向上させて住宅市場へ流通させたり、空き家を解体してその土地で新築住宅を建てることに軸足が置かれるなど、住宅市場も変化していくのではないだろうか。

大量相続時代を迎え、人口だけでなく、世帯数も減少し始めるという折り返し地点が見えてきた今、これからの日本で、住宅が「資産」となりうるためには、住宅という単体の要素だけではもう解けない。

既にある住宅やまちを、将来世代も暮らしやすいものへと改善し、きちんと「資産」として引き継いでいくためには、まるで連立方程式を解くように、災害リスク、インフラや公共交通・生活利便サービスの維持、公共施設の再編・統廃合、地域コミュニティ、ライフスタイルや暮らしやすさといった生活環境、産業や農業政策……といった多元的要素を、都市計画・まちづくりの中で、横断的・複合的に解いていくことが必要不可欠なのだ。


            

<出典・補注>
(1)野村総合研究所NewsRelease(2015年6月22日)
(2)吉田太一『あなたの不動産が「負動産」になる』、ポプラ新書、2015年8月
(3)平成15年の住宅・土地統計調査は、市町村合併前の時期でもあり、市町村合併した人口規模が小さな町村は調査対象外であったことから、市町村合併後である平成20年から平成25年の増加率に着目した(図表3)
(4)山梨県都市計画マスタープラン委員会第1回資料(2016年11月8日)




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/299.html

[政治・選挙・NHK218] 政界地獄耳 発言と行動が一致しない安倍(日刊スポーツ)
政界地獄耳 発言と行動が一致しない安倍
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1758221.html
2016年12月29日9時5分 日刊スポーツ


 ★27日午後(日本時間28日朝)、米ハワイを訪問した首相・安倍晋三は真珠湾で米オバマ大統領とともに演説を行い、日米の和解と戦後の同盟関係の意義を強調した。演説では「戦争の惨禍は2度と繰り返してはならないと誓った。戦後70年に及ぶ平和国家としての歩みに私たち日本人は静かな誇りを感じながら、この不動の方針をこれからも貫いていく」とし、「歴史にまれな深く強く結ばれた同盟国となった。明日を拓(ひら)く『希望の同盟』だ。私たちを結びつけたものは寛容の心がもたらした『和解の力』だ」と訴えた。

 ★鼻白むのは戦後レジームからの脱却を掲げ、米国からも歴史修正主義者と認定され続けた安倍の発言と行動があまりにも一致しないことだろう。米国に押し付けられた憲法などとはおくびにも出さず「戦後70年に及ぶ平和国家としての歩み」などと言い切る厚顔さにも閉口するが、民進党代表・蓮舫も党の仕事納めで「不戦の誓いと言いながら、なぜ憲法解釈を変えて安保法制に突き進んだのか」と疑問を呈している。

 ★日米の同盟の裏には、強引ともいえる沖縄への過重負担がある。日米地位協定が極めて米国に有利で、思いやり予算がいかに理不尽な予算となっているかに目をつぶり、つまり多くの国民や沖縄県民への負担の上に成り立つ「寛容の心がもたらす和解の力」などご都合主義といい顔をしたい政治家の体面でしかない。むしろそれを乗り越える議論ができてこそ同盟にふさわしい。退任するオバマ大統領とはそこまで関係を昇華したと政府は胸を張るだろうが、信頼関係が構築できたのはここ数年。中国や韓国の引き起こすわがままから生まれた日本への信頼だ。それが次期大統領に通用するのかが世界の関心だ。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/349.html

[政治・選挙・NHK218] すべてをぶち壊すことになる稲田朋美防衛大臣の靖国神社参拝  天木直人
             稲田防衛相 靖国神社に就任後初の参拝 「どの国でも理解頂ける」 NHK


すべてをぶち壊すことになる稲田朋美防衛大臣の靖国神社参拝
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/29/post-5837/
29Dec2016 天木直人のブログ


 今朝7時半ごろのNHKのニュースを聞いてリアルタイムで書いている。

 ハワイから安倍首相とともにきのう12月28日夜に帰国したばかりの稲田朋美防衛大臣が、きょう29日、靖国神社を参拝するというのだ。

 私は、わが目と耳を疑った。

 ウソではない。

 確かに女性アナウンサーはそう語っていた。

 まるで何事もないかのように淡々と原稿を読み上げるその女性アナウンサーの姿が、私のおどろきを一層大きくさせた。

 日米和解を世界に発信したばかりだ。

 つぎは中国、韓国との和解の番だ。

 それにもかかわらず、太平洋戦争、大東亜戦争のA級戦犯が合祀されている靖国神社に、安倍内閣の現役防衛大臣である稲田朋美氏が、帰国後真っ先に靖国神社を参拝するという。

 そんなことが本当にきょう行われるのか。

 そうだとしたらすべてぶち壊しだ。

 もはや安倍首相の真珠湾訪問の評価に頭を悩ます必要はなくなった。

 大騒ぎになるだろう。

 安倍首相は正月休暇どころではなくなる。

 来年は安倍外交にとって、政権の命運をかけた試練の年となる。

 そして、それはほかでもない、自分が招いた試練である。

 いよいよ新党憲法9条の出番が来る(了)


           ◇

稲田防衛相 靖国神社に就任後初の参拝 「どの国でも理解頂ける」
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161229/k10010823881000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002
12月29日 10時01分 NHK

稲田防衛大臣は29日午前、就任後初めて東京・九段の靖国神社に参拝し、「祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」と述べました。
稲田防衛大臣は29日午前8時ごろ、東京・九段の靖国神社を訪れ、防衛大臣に就任してから初めて参拝しました。稲田大臣は靖国神社に参拝したあと、記者団に対し、私費で玉串料を納め、「防衛大臣・稲田朋美」と記帳したことを明らかにしたうえで、「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝したということだ」と述べました。

そして、稲田大臣は「ことしは原爆を投下した国の大統領が広島を訪問し、きのうは安倍総理大臣が真珠湾に行って慰霊の言葉を述べた。最もしれつに戦った日本とアメリカが、今や最も強い同盟関係にあるなど、未来志向に立って、しっかりと日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」と述べました。

一方、稲田大臣は、記者団が「中国や韓国の反発も予想されるが」と質問したのに対し、「いかなる歴史観に立とうとも、いかなる敵、味方であろうとも、祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」と述べました。

稲田大臣は例年、終戦の日の8月15日などに靖国神社に参拝していますが、ことしの終戦の日は、防衛大臣としての海外視察のため、参拝していませんでした。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/352.html

[政治・選挙・NHK218] なすこさん・画 「歴代首相で初めて 」 
なすこさん・画 「歴代首相で初めて 」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f1fa76f627bf5ac410d36f53190ef2cf
2016年12月29日 のんきに介護


   
    転載元:なすこ‏@nasukoB さんのツイート〔18:04 - 2016年12月28日









関連記事
安倍首相大誤算 アリゾナ記念館には竹下登氏も行っていた(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/340.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/354.html

[国際16] イスラエルのネタニアフ首相、ニュージーランドに警告「イスラエル非難決議は宣戦布告と見なす」(Business News)
              Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu


イスラエルのネタニアフ首相、ニュージーランドに警告「イスラエル非難決議は宣戦布告と見なす」
http://business.newsln.jp/news/201612282217480000.html
12/28 22:17 Business Newsline


先週金曜日に国連安全保障理事会で、イスラエルを対象にヨルダン川西岸地区入植地非難決議が採択されたことに関連して、イスラエルのネタニアフ首相が裁決が行われる1時間前に、ニュージーランドの外相に対して、イスラエル非難決議に同調した場合には、イスラエルに対する宣戦布告行為とみなすとする電話をかけていたことが明らかとなった。

イスラエル国内有力紙のHaaretzの報道によると、イスラエル外務省は、ニュージーランド大使に対しても連絡を取り、もし、ニュージーランドがイスラエル非難決議に同調した場合には、ニュージーランドのイスラエル大使館についても閉鎖を行うとする通告を行ったとしている。

先週金曜日に行われた国連安保理でのヨルダン川西岸地区入植地非難決議後、イスラエルは実際に、採択で賛成票を投じた常任理事国と非常任理事国、合計12ヶ国の全てとの協力関係を途絶することを発表していた。

ネタニアフ首相は、国連安保理でのヨルダン川西岸地区入植地非難決議後、裁決では棄権した米国政府に対しても「恥知らず」と非難するなど、国連安保理理事国の全てを敵に回した格好ともなっている。

ただし、トランプ次期大統領は、国連安保理でヨルダン川西岸地区入植地非難決議が採択されたのは、オバマ大統領が米国政府のこれまでの対イスラエル外交方針を覆したことが原因として、問題の元凶はオバマ大統領にあるとの考え方を示しており、トランプ氏が大統領に就任する来月20日以降は、もうこのような不祥事は起きないとも述べている。

ネタニアフ首相もトランプ次期大統領に対しては全幅の信頼を置いており、今後は、トランプ新政権と中東政策の立て直しを進めていくことを予定している。


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/867.html

[国際16] オバマ大統領、大統領選挙介入でロシアに対して制裁の実施を検討(Business Newsline)
              Official White House Photo by Pete Souza


オバマ大統領、大統領選挙介入でロシアに対して制裁の実施を検討
http://business.newsln.jp/news/201612282230070000.html
12/28 22:30 Business Newsline


大統領選挙にロシア政府が介入したとされる問題に関連してオバマ大統領がロシアを対象に制裁の実施を検討していることが明らかとなった。

BBCの報道によると、オバマ大統領による対ロシア制裁の発表は早ければ木曜日までに行われる予定としている。

今のところ具体的な制裁案の内容は、経済制裁や、外交関係の縮小などとなる模様となっている。

CIAが議会関係者に対して報告を行った内容によると、ロシア政府は、民主党全国委員会のメールサーバーに侵入を行い、民主党内部のメールを取得し、それらをWikileaksを通じて暴露することで、選挙戦が民主党候補のヒラリー・クリントン氏に対して不利に進むように工作を行っていた疑いがもたれている。

ただし、実際にロシアがこうした工作を行ったとしたとしても、これらの選挙工作がどれだけ実際の有権者の投票に影響を与えたかについては見方が分かれている。

一方、米欧各国は既に、2014年に起きたロシアによるクリミア侵攻を受けて、ロシアに対する経済制裁を実施しており、この上、更に、追加の経済制裁が加えられた場合、ロシア経済には、多大な影響が生じることにもなりそうだ。


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/868.html

[政治・選挙・NHK218] 御用組合「連合」会長「共産党と同じ政策なんてできるか」−(植草一秀氏)
御用組合「連合」会長「共産党と同じ政策なんてできるか」−(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spfu03
29th Dec 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


安倍首相が12月22日、連合の神津里季生会長と首相官邸で約30分間会談した。

会談で安倍首相は政府が進める働き方改革への協力を求めた。

安倍首相が民進党と連合の分断を狙うものだと伝えているが、正しくない。

安倍首相は連合、民進党と他の野党勢力との分断を狙っているのだ。

日本の主権者の多くは、

「安倍政治を許さない!」

の判断を有している。

安倍自民党を支持する主権者は多くない。

2014年12月総選挙における比例代表選挙での自民党の絶対得票率(全有権者に占める得票比率)は

17.4%だった。

今年7月の参院選における比例代表選挙での自民党絶対得票率は19.6%だった。

2014年衆院選では主権者の6人に1人、本年の参院選では安倍自民に5人に1人しか投票していない。

主権者多数が安倍政権を支持している姿からは程遠い。

しかし、衆院選の小選挙区、参院選の1人区では、当選者が1人しか出ないため、

相対的に投票の多かった与党候補が多数議席を獲得して、安倍政権を生み出している。

安倍政権が政権を維持するために実行している三つの策略がある。

「謀略」と呼んでもいいだろう。


第一は、野党第一党の民進党を半与党の状態にすること。

「半与党」を「ゆ党」と呼ぶ。

第二は、創価学会と共産党を反目させておく。

第三は、人為的に「第三極」を創作し、これを「ゆ党」にする。

すでにこの第三極「ゆ党」はほとんど「与党」特別がつかない状況に移行している。

この三つの「謀略」を駆使して、安倍政権は政権を維持している。

戦に勝つには、敵を知らねばならない。

「敵を知り、己を知れば、百戦して殆からず」

である。

安倍政権にとって、あるいは、日本の既得権勢力にとって、何よりも重要なことは、

「野党第一党の民進党を「ゆ党」にしておくこと」

である。

これと密接に絡んでいるのが「連合」の存在だ。

既得権勢力にとっては、大きな教訓がある。

2009年に政権交代を実現されてしまったことだ。

政権交代を実現した主導者は、

小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏である。

政権交代阻止を至上命題として行動したが、正面突破されて政権交代の偉業が成し遂げられてしまった。


しかし、ここで怯まないところに既得権勢力の怖さがある。

既得権勢力の核は米国である。

正確に言えば、「米国の支配者」である。

「米国の支配者」がそのまま「日本の支配者」である。

小沢氏と鳩山氏が主導して日本刷新の風が吹き抜けた。

この「小鳩の春」を破壊して、日本を暗黒時代に引き戻したのである。

小沢氏と鳩山氏が主導した当時の民主党は、本当の意味での日本政治刷新を目指した。

米官業が支配する日本を刷新しようとした。

民主党は本当の意味での革新政党であった。

これを打破するために、民主党に潜む「隠れ与党勢力」を総動員して、民主党を内部から破壊した。

クーデターによって政権を樹立した菅直人氏による政権、これを引き継いだ野田佳彦氏による政権は、

既得権勢力の「傀儡政権」であったと言ってよい。

そして現在の民進党が既得権益傀儡の存在である。

この民進党傀儡の工作活動を担っているのが「連合」という組織である。

連合と連合に引きずられる民進党執行部が野党勢力の「病巣」であり、

この「病巣」を取り除くことが日本政治刷新の原点になる。


連合は労働者を代表する組織であるとされるが、組合員数は682万人に過ぎない。

全就業者6452万人の10.6%に過ぎない。

雇用者5391万人のうち非正規雇用者が2034万人を占める。

非正規雇用者の比率は37.7%だ。

自営業主および家族従業者を含めると全就業者6452万のうち、正規雇用者は3356万人、52%に過ぎない。

就業者の約半分が非正規、自営業主および家族従業者である。

連合傘下の組合員に占める非正規労働者の比率は約15%。

約100万人しかいない。

非正規および自営業主、家族従業者の3096万人のわずか3%しか組織化されていない。

農協の組合員数は1027万人で、この勢力の方が連合よりもはるかに大きいのである。


連合を取り仕切っているのは、

電力、鉄鋼、電機、自動車

の業界である。

格差拡大が政治の最大の課題になっているが、1%の大資本と99%の労働者の対立を言われる。

連合の中枢は、その1%の大資本のおこぼれに預かる勢力が占有している。

99%の側を代表する組織にはなっていないのである。

10月16日に実施された新潟県知事選では、柏崎刈羽原発の再稼働反対を訴えた米山隆一氏が当選した。

米山氏は民進党の支部代表を務め、次期衆院選に出馬を予定していた。

米山氏は民進党に推薦を要請したが民進党はこの要請を拒絶した。

民進党最大の支持母体である連合新潟が、原発推進候補の推薦を決めていたためで、

民進党はこの県知事選で正体を表わしたのである。


連合を取り仕切っている勢力は

電力、鉄鋼、電機、自動車

であり、

原発推進、TPP推進である。

また、これらの組合は、大資本のおこぼれ頂戴組であって、格差是正ではなく、格差維持に注力している。

そして、この連合が

共産党を含む野党共闘を妨害している。

原発推進、TPP推進、格差容認

であるなら、野党共闘に参加すること自体が不自然である。

連合会長の神津里季生氏は安倍首相と喜んで会談しているのだから、

正式に自民党の支持母体になることを宣言するべきである。

連合傘下の組合は、この機会に、

自民党支持団体になるのか、それともそれを拒絶するのか、

よく検討して方針を定めるべきだ。


神津里季生氏は嬉々として安倍首相との会談に応じる一方で、

「選挙の現場で一生懸命やっている人からすると、

志位(和夫共産党委員長)さんと僕ら応援する候補者が握手するなんて耐えられない。

選挙事務所で共産党の人と一緒にやることも耐えられない。

僕はね、“共闘”という言葉に違和感をもっている。

“共闘”というのは文字通り政策も合わせていくことでしょう。

しかし、共産党と同じ政策なんてできるのか。」

と明言する。

http://news.yahoo.co.jp/feature/467


この立場は、

「安倍政治を許さない!」

と考える主権者多数の立場とまったく異なるものである。

「安倍政治を許さない!」

と考える主権者多数は、

原発稼働、憲法破壊、TPP、辺野古基地、格差拡大

に反対する。

そして、その立場は、共産党の主張と完全に重なる。

「共産党と同じ政策」を主権者多数が主張しているのである。


神津氏の発言を聞けば、連合が共産党を含む野党共闘に反対することは容易に理解できる。

連合は「野党共闘」ではなく「安倍自公」の支持母体になるべきである。

連合傘下の、「本当の意味での労働者」の立場で運動する組合は、

このような「御用組合連合」から離脱するべきである。

本来は「御用組合連合」が離脱するべきであるが、彼らが離脱しないなら、

本来の労働組合が離脱しても良いだろう。

そして、「御用組合連合」と一蓮托生の民進党勢力は、完全に野党共闘から離脱して、

自民党に合流するなり、「ゆ党」の維新に合流するなりすればよい。

「御用組合連合」とこれと癒着する「民進党」が存在することが日本政治の刷新を妨げている。

むろん、これは既得権勢力側の「策謀」である。

この「策謀」をはっきりと認識して、この「鵺(ぬえ)」勢力を排除しない限り、

日本政治の浄化は実現しないことを改めて確認しておきたい。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/355.html

[国際16] トルコとロシア、シリア停戦案で合意 トルコ国営通信(CNN)
             シリアの停戦をめぐり、ロシアとトルコが合意に達したとトルコの国営メディアが報じた


トルコとロシア、シリア停戦案で合意 トルコ国営通信
http://www.cnn.co.jp/world/35094434.html
2016.12.29 Thu posted at 09:44 JST


トルコ・イスタンブール(CNN) トルコ国営アナトリア通信は28日、トルコとロシアがシリア全土の停戦案に合意したと伝えた。関係者によると、午前0時の停戦発効を目指す意向だという。

ロイター通信によれば、トルコのチャブシオール外相も合意の準備に入っていることを確認した。ただ、シリアの反体制派が停戦案を了承しているのかどうかは分かっていない。

アナトリア通信によると、停戦合意では「テロ組織」は除外される。これまでの合意では、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)やアルカイダ系のヌスラ戦線などがテロ組織と見なされていた。

トルコはシリアで戦闘を行っているクルド人組織の一部もテロ組織と見なす。一方、米政府はそうした組織の一部を反体制派の穏健派と見なし、武器を供与して支援している。


停戦合意について、これまでのところロシア政府からの確認は得られていない

ロシア政府はこれまでのところ停戦合意について確認していない。ペスコフ報道官は28日、記者団の質問に対して「十分な情報がない」と答えた。

停戦が実現すれば、政府と反体制派がトルコとロシアの主導によりカザフスタンの首都アスタナで政治交渉に入る予定だとアナトリア通信は伝えている。

トルコとロシアはシリアに対する影響力を強めつつある。イランも先日モスクワで開かれた会談で、停戦に向けた仲介に意欲を示していた。

これに対し、シリアでISIS掃討を目指す有志連合を主導している米国は、シリアのアサド政権を存続させることに強く反対している。




http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/869.html

[戦争b19] ISIS支持団体、欧州で年末年始に攻撃実施を呼び掛け(ニューズウィーク)
12月28日、過激派組織「イスラム国」の支持団体は支持者らに対し、欧州で年末年始に市場や病院などを標的とした攻撃の実施を呼び掛けた。ドイツの首都ベルリンで発生したクリスマス市へのトラック突入事件を受け、欧州各国の当局は警備を強化している。写真はベルリンで27日撮影(2016年 ロイター/Fabrizio Bensch)


ISIS支持団体、欧州で年末年始に攻撃実施を呼び掛け
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/12/isis-94.php
2016年12月29日(木)12時08分 ニューズウィーク


 過激派組織「イスラム国」(IS)の支持団体は28日、IS支持者らに対し、欧州で年末年始の休暇中に市場や病院などを標的とした攻撃を実施するよう呼び掛けた。武装組織監視団体のSITEインテリジェンス・グループが明らかにした。

 ISを支持する「Nashir Media Foundation」は攻撃を呼び掛けるメッセージをインターネット上に掲載。単独か少数で攻撃を行う欧州の「ローンウルフ(一匹オオカミ)」に対し、「祝賀行事、クラブ、市場、劇場、映画館、商業施設、病院はすべて標的に適している」とした。

 欧州各国の当局は、ドイツの首都ベルリンで今月、クリスマス市にトラックが突っ込み12人が死亡した攻撃を受けて警備を強化している。この攻撃ではISが犯行声明を発表した。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/421.html

[政治・選挙・NHK218] 靖国参拝! 稲田防衛相が過去に「靖国は不戦を誓うところじゃない」「後に続くと靖国に誓え」と発言(リテラ)
                   稲田朋美HPより


靖国参拝! 稲田防衛相が過去に「靖国は不戦を誓うところじゃない」「後に続くと靖国に誓え」と発言
http://lite-ra.com/2016/12/post-2810.html
2016.12.29. 靖国参拝、稲田が「後に続くと誓え」  リテラ


 稲田朋美防衛相がきょう29日、靖国神社に参拝した。極右思想の持ち主で初当選以降、毎年、終戦記念日に参拝してきた稲田は今年8月、防衛相に就任し、ジブチでの自衛隊の活動視察のためという名目で靖国参拝を自重していた。

 その稲田が、とうとう本性を表したかたちだ。

 稲田は参拝後、報道陣に、「日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」と語ったが、これが真っ赤な嘘であることは明らかだ。

 稲田は過去にこんな発言をしている。

「国民の一人ひとり、みなさん方一人ひとりが、自分の国は自分で守る。そして自分の国を守るためには、血を流す覚悟をしなければならないのです!」(講演会での発言)
「靖国神社というのは不戦の誓いをするところではなくて、『祖国に何かあれば後に続きます』と誓うところでないといけないんです」(「WiLL」2006年9月号/ワック)
「祖国のために命を捧げても、尊敬も感謝もされない国にモラルもないし、安全保障もあるわけがない。そんな国をこれから誰が命を懸けて守るんですか」(「致知」2012年7月号/致知出版社)

 また、稲田氏は06年9月4日付の産経新聞で、『国家の品格』(新潮新書)で知られる藤原正彦氏の「真のエリートが1万人いれば日本は救われる」という主張に同意を示しながら、こんなことを訴えている。

〈真のエリートの条件は2つあって、ひとつは芸術や文学など幅広い教養を身に付けて大局観で物事を判断することができる。もうひとつは、いざというときに祖国のために命をささげる覚悟があることと言っている。そういう真のエリートを育てる教育をしなければならない〉

 靖国に行って人殺しの戦争に参加することを誓うべきと語り、さらに国のために命を捧げるのが「真のエリート」だと言い切る──。今回の参拝もこうした極右思想の延長線上に行ったのは間違いない。

 我々はとんでもない人間を防衛大臣にすえているということを改めて認識すべきだろう。

(編集部)

















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/357.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍政権が天皇のご意思を「完全無視」 
安倍政権が天皇のご意思を「完全無視」
http://79516147.at.webry.info/201612/article_241.html
2016/12/29 13:26 半歩前へU


▼安倍政権が天皇のご意思を「完全無視」
 天皇の「生前退位」をめぐる安倍首相の諮問機関「有識者会議」が、退位制度の恒久的法整備は困難と判断し、今上天皇「一代限り」とする特例法の制定を政府に提言する方針を固めた。

 そもそも、この「有識者会議」なるものは、安倍晋三が、天皇陛下のご意向にサオをさすために設けたもので、最初から「一代限り」の結論ありきだった。

******************

分析力が定評のリテラが語った。
 安倍政権が「一代限りの特別法」で対処したい理由は、極右陣営が「生前退位」に必要な皇室典範の抜本改正に反対しているのと、安倍晋三の悲願である改憲のスケジュールに影響を与えないためである。

 今上天皇自身は、退位制度の恒久的整備を望んでいる。今上天皇は、学友で親交の深い明石元紹氏に直接電話し、「これは僕のときだけの問題ではなく、将来を含めて可能な制度にしてほしい」と伝えた。

 そしてなにより、現憲法下では天皇の地位は国民の総意に基づく「象徴」であり、各世論調査では大多数の国民が天皇の「生前退位」制度の恒久化に賛成している。

 典範改正による恒久的制度化をせず、一代限りの特別法でお茶を濁そうとする安倍政権は、天皇のご意思や世論を完全に無視。独善ぶりをほしいままにしている。

詳しくはここをクリック
http://lite-ra.com/2016/12/post-2783.html

生前退位で天皇の意向無視した安倍首相が親しい政治家の前で天皇を茶化す発言! 天皇は誕生日会見で何を語るか(リテラ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/739.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/358.html

[政治・選挙・NHK218] また、「八厘」の稲田朋美が靖国参拝 

また、「八厘」の稲田朋美が靖国参拝
http://79516147.at.webry.info/201612/article_240.html
2016/12/29 12:01 半歩前へU


▼また、「八厘」の稲田朋美が靖国参拝
 防衛相の稲田朋美が29日、靖国神社に参拝した。「祖国のために命をささげた方々に感謝と敬意を表した」と稲田。これだけ聞くと、多くの人は「参拝、いいんじゃない」となる。

 騙されてはならない。問題のすり替えを見過ごしてはならない。強制的に赤紙一枚で戦地に送られ、戦死した方々への弔いに反対する者はいない。

 米国をはじめ他国が閣僚の靖国参拝を非難するのは、そこに東条英機ら戦争指導者らのA級戦犯が祀られているからだ。

 多くの国民を戦場に送り込み、悲惨な目に遭わせておきながら、東条たちは死なずにのうのうと生き延びた。

 物資が乏しい中をうまいものを食って、貴重品だった酒を飲み敗戦後も生きていた。バカを見たのは戦地に送られた一般国民だ。

 東条らはやがて国際裁判にかけられた。日本人ばかりか、多くのアジアの人々を悲惨な目に遭わせた戦争責任を問われ、A級戦犯の烙印を押された。死刑判決を受けた。

 日本を戦争に巻き込んだ、その戦争犯罪人が靖国に祀られているのである。1978年に合祀して以後、昭和天皇は靖国参拝を中止した。A級戦犯の合祀を快く思っていないからである。

 現天皇も靖国には足を向けていない。天皇が参拝中止するほど靖国神社は問題があるのである。だから、閣僚参拝にオバマが不快感を示し、中国、韓国が反発するのだ。「感謝と敬意」「哀悼の誠」などという甘い言葉に騙されてはならない。

 安倍政権の閣僚は入れ代わり立ち代わり靖国参拝を繰り返す。国際社会から非難されても続ける。なぜか? 首相である安倍晋三が黙認、いや、正しくは「薦めている」からだ。

 安倍は真珠湾で「不戦の誓い」などという言葉を吐き出した。本当に「不戦」の気持ちがあれば、稲田朋美のような八厘(はちりん)の参拝を即座に中止させるべきだ。


************
編注

八厘とは
一銭にも足らないというところから、「低能な人物」の例え。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/360.html

[経世済民117] <貧困>膨らむ「生活保護寸前」高齢者 
             「足りない年金」で暮らす高齢者は少なくない(iStock)


<貧困>膨らむ「生活保護寸前」高齢者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000011-mai-bus_all
毎日新聞 12/29(木) 9:30配信


 40代に突入した就職氷河期世代は10年後、「親と共倒れ」の世界に直面しそうです。その親世代の貧困はすでに先行しています。生活保護受給世帯だけでなく、生活保護を受けてもおかしくない「高齢貧困層」がじわじわと増えています。「NPO法人ほっとプラス」代表理事の藤田孝典さんが報告します。

 厚生労働省が発表した「生活保護の被保護者調査」(2016年3月分)によると、生活保護受給世帯に占める65歳以上の高齢者世帯の割合は、今年初めて5割を超え、50.8%になりました。

 受給世帯数は163万5393世帯で過去最多。受給者実数は216万4154人です。高齢者だけか、高齢者と18歳未満の子どもで暮らすいわゆる「高齢者世帯」が、全体の半数を超える82万6656世帯。高齢者世帯の半数超えは、1950年の生活保護制度スタート以来初めてです。このうち約9割は1人暮らし世帯でした。

 高齢貧困層は今後さらに増えることが予想されます。中でも注目すべきは、生活保護受給世帯だけでなく、保護基準に届かず、生活保護制度の外側にいる実質貧困層の増加です。わずかな年金と低賃金労働で生きる「生活保護寸前層」が膨らんでいます。

 ◇生活保護基準に届かない年金受給者の暮らしは

 埼玉県内の病院で清掃の仕事をしている74歳女性は、3年前に夫を亡くし、月額12万円の遺族年金で暮らしています。

 週4回、早朝や閉院後に院内を清掃しています。時給900円で1日4〜5時間働き、月10万円弱を稼ぎます。遺族年金と清掃の賃金で収入は月約22万円。74歳の高齢女性が、年金だけでは食べていけないからと、働き続けています。

 「足腰が悪くなり、仕事を辞めたいのだが、どういう制度を使えますか」という相談でした。いろいろ調べたところ、彼女は生活保護を受けられないことが分かりました。預金が40万〜50万円あり、医療費もそう多くかかっていないため、保護基準に届かないのです。

 1人で暮らすにしても、1カ月20万円前後は必要です。遺族年金12万円だけでは、家賃と医療費、国民健康保険料、介護保険料を払うと残りわずか。孫が遊びに来たときぐらいはお小遣いを持たせてやりたい、地域の冠婚葬祭や老人会の付き合いにも出たい、というのが人情でしょう。最低限の社会生活を維持するために、働き続ける必要があるのです。

 女性の一番の不安は、もし働けなくなったらどうするか、というものでした。その場合、収入は遺族年金だけになります。家計をやりくりしてもらうことぐらいしかアドバイスできませんでした。家賃4万円のアパートから、家賃が安い公営住宅に移る▽国民健康保険料の減免措置を申請する−−など、使える制度をなるべく使って、何とか生き延びてもらうほかありません。

 私たちのNPO法人「ほっとプラス」には年間約500件の相談がありますが、65歳以上の方の相談が半数を占めます。そして、生活保護基準と年金額が同等程度で、生活保護を受給できない人からの相談が年々増えています。

 無年金や病気で働けない場合はすぐ生活保護につながりますが、年金が生活保護基準スレスレか、少し超えている▽持ち家がある▽(地域によっては)自家用車を持っている−−と、生活保護を受給できないことが多いのです。

 そのような人たちは低賃金で働き、生活費の不足分を補っています。また、自分や配偶者の医療費、介護費用を工面するために働く、という人も増えています。「フルタイムで働かないと補えない」「死ぬまで働かないといけないし、働けなくなった時は死ぬ時だ」という人までいます。

 ◇特養に入れない認知症妻を介護する78歳夫の苦労

 埼玉県内の男性(78)は、自宅で妻(84)と2人で暮らしています。最近妻の物忘れがひどく、買い物の時に迷子になって、交番から連絡が来るようになったというのです。ある時、電車で1時間も離れた街に行ってしまったことがありました。

 長男は関西地方で働き、長女は結婚して福岡に住んでいて、盆暮れ正月しか戻ってきません。男性は妻の認知症を疑っています。

 「これ以上症状が進むと、私では面倒を見切れなくなる。自宅で生活できなくなるのではないか。かといって高額の施設に入るお金もない。子供にも迷惑をかけたくない」という相談でした。

 夫婦の全収入は2人の年金月額約22万円。このレベルなら、以前は月額5万〜8万円程度の費用で特別養護老人ホームに入れていました。しかし2015年4月、特養への入所条件が「要介護3以上」に変更され、要介護1、2で認知症などを患う人たちが特養に入れない事態が発生しました。

 地域包括支援センターのケアマネジャーに調べてもらったところ、男性の妻は要介護2判定でした。現状では特養入所は難しく、週3回程度の在宅ケアでしのいでいます。男性も高齢のため、老老介護がいつ破綻するか分かりません。こうしたケースで近年、子供の介護離職が発生することが社会問題化しています。

 厚生労働省の就業構造基本調査(2012年)によると、前の年1年間の介護離職者は全国で約10万人に上りました。中高年の子供が親の介護のために一度離職すると、同条件での再就職はかなり困難です。再就職しても賃金は以前より下がり、収入や蓄えが減って今度は自分の老後を不安定にします。

 生活保護基準相当か、それ以下で暮らしている年金受給者は少なく見積もって700万人、多く見積もると1000万人を超えると言われています。貧困寸前の状況は、介護や病気をきっかけに、子供世代に直接影響するのです。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/303.html

[経世済民117] ネガティブ報道でも電通の株価が下がらないのはなぜか? 投資家はこんなところを見ている(現代ビジネス)


ネガティブ報道でも電通の株価が下がらないのはなぜか? 投資家はこんなところを見ている
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50607
2016.12.29 大熊 将八 現代ビジネス


■株価は上場傾向

12月23日に行われた「ブラック企業大賞2016」には、大方の予想通り、広告代理店最大手の電通が選ばれた。

昨年(2015)、当時の新入社員が自殺したことが過労による労災と認められ、11月7日には労基法違反の疑いで、本社や支社で厚労省の強制捜査が行われるなどの話題が続いたことが、受賞の理由だろう。12月28日には代表取締役社長の石井直氏が引責辞任を表明した。

同社にとっては不名誉なことだろうが、過重労働を防ぐための「働き方改革」を推し進めるとアピールした以上、世間の厳しい目に晒されながら、「働きやすい会社」へと変わっていくよりほかないだろう。

一方これだけ話題になったにもかかわらず、株価の推移を見てみると、強制捜査があった日には下落したものの、すぐに反発し、ここ3ヵ月間でみると上昇傾向にある。

     

株式市場は、電通の不祥事は同社の企業価値に影響を及ぼす要因ではない、と判断しているようだ。長年の実績があるからこそ、ということは分かるのだが、投資家たちは、なにが同社の経営のカギを握るものだとみているのだろうか?

その要因を、改めて決算書の数字を追うことで明らかにしていきたい。

■営業利益率が低い理由

昨年度期の売上高は国際会計基準で4.5兆円にも達し、国内二番手の博報堂にほぼ3倍の差をつけている電通だが、意外なことに営業利益率は全上場企業の平均とされる4~5%にも満たない、たったの2%ほどしかない。

「大手広告代理店はものすごく稼いでそう」というイメージとは裏腹に、売上原価が非常に高いため、利益が出しづらいのだ。原価のほとんどは、広告主側に支払う媒体費が占めている。

広告代理店は基本的に、広告を出したい企業(広告主)からお金をもらい、広告を掲載してくれるテレビや新聞・雑誌などの媒体にお金を払い、その差額(マージン)を受け取るというビジネスモデルだ。そのため売上は大きくなりやすいが、メディアへの支払いがある分、利益率は一定以下に抑えられてしまうというわけだ。

この構造から逃れる方法の1つは、自社でメディアを持つことだ。それは、今年「AbemaTV」への巨額投資で話題をさらったサイバーエージェントの数字を見ればわかりやすい。

サイバーエージェントは、売上高の5割・利益の3割をインターネット広告事業が占める、ネット広告代理店の最大手だ。その営業利益率は2015年度で12.8%であり、時価総額でほぼ等しいDeNAやmixi、コロプラなど他のITベンチャーには劣るが、電通や博報堂といった「広告代理店」の括りでは異例の高利益率となっている。

          

ネット広告でサイバーに次ぐオプトやセプテーニの営業利益率は5%程度であり、総合代理店三番手のADKも、営業利益率は2%ほどしかない。

サイバーエージェントが例外的に高利益率を誇る理由は、自社のメディアを育てているからだ。

インスタグラムに次いで日本で18番目に見られているWebサイトであり、月間で数億人が訪れるAmebaブログという強力なメディアを保有しているため、同メディア上に広告掲載を行っても、他社にお金を払う必要はない。ゆえに、広告業者自体が強いメディアを持ったり、強いメディアを持っている会社が広告業をメインとしているケースでは利益率が高くなる。

たとえばヤフージャパンの営業利益率は30%を超えている。スマホ向けメッセージングアプリ最大手のLINEも、世界で2.2億人が毎月使う自社の巨大メディア上で展開する広告事業が絶好調で、今年度の第3四半期までで140億円を稼ぎ、同社の売上の40%を支えている。AbemaTVも、サイバーにとって強力な自社メディアとなりうるからこそ、藤田晋社長は投資を惜しまないのである。

翻って電通は、有力なウェブメディアを持っていない。 ただの代理店業のみをウェブでやっていては利益率を高めることは難しい。

反面、ウェブの世界では「薄利多売」で多数のクライアントを相手にするため、運用に携わる社員の労働時間は長くなる。電通にとってネット広告関連の事業は、儲からないが手間暇はかかる、「問題児」なのだ。

■カギは海外戦略にアリ

そんな電通の生き残り戦略は、同社の「中期経営計画」を読み解けば明確である。

     

ここ2年間だけでも、1年で50社以上も海外子会社を増やすペースで買収を進めている。これを可能にしているのが、3000億円以上という莫大な現預金だ。

IT(デジタル)化についても、主に海外の会社を買収することでデジタル領域の売上比率を高めているので、電通の将来を左右するのは、やはり海外企業の買収の成否なのだ。

今年だけでもチリやインド、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツなど世界中の地域で広告会社やマーケティングの会社の買収を進めている。

とりわけ、8月にはアメリカの独立系データマーケティング会社では最大級の規模を誇るマークル社を、イージス以来最大となる1000億円以上の値段で取得することを発表した。

本稿の冒頭に挙げたように、国内での不祥事の数々にもかかわらず株価が下落傾向とならないのは、肝である海外事業が「今の所はうまくいっている」と投資家が見ているためである。

ただし、肝心の海外事業にも懸念はある。資金には余裕ががあるから会社を買うこと自体は難しくないが、その後のマネジメントができるかは別の話だ。

■「のれん」が心配

買収を繰り返すことによって電通の「のれん」は膨らみ続け、2015年度には6000億円を超えるまでにいたった。これはソフトバンクやJTなどに次ぎ、日本第5位の規模である。

      

記事の前半部分で見たように同社の利益率は低く、4兆円を超す売上に対して1000億円程度しか営業利益を稼げていない。そのため買収した海外子会社をうまく成長させられずにのれんの減損損失を計上してしまうと、あっという間に赤字転落しかねない。

また、2015年には早くも50%を超えた、総利益に占める海外事業の割合は、2016年12月期の第3四半期を迎えても、目標である55%には届いていない。

その間、アメリカのマーケティング会社Merkleを1000億円規模で買収したのを筆頭に、全世界で数十社の買収を進めたにもかかわらず、円高による為替差損の影響もあって、ここ1年は海外での利益を増やせていないのだ。2016年12月期の通期では55%に達しているかどうか、注目である。

もう1つ、同社の有価証券報告書を調べると、面白い事実に行き当たる。それは、人件費についてだ。

電通は連結で約4万4000人の社員を抱え、そのうち7200人が本社(すべて国内)の社員だ。この7200人については年間平均給与が有価証券報告書上に明記されており、2015年12月期では1272万円という国内最高レベルの水準であることがわかる。

一方、連結財務諸表上には、全体の人件費(従業員給付費用)が載っている。ここから本体の人件費7200×1228万円を引いた値を子会社の人数で割って平均給与を算出すると、約790万円にしかならない。子会社の従業員の8割弱は海外の社員だ。社の命運を握る海外の人員に、それに相応しい報酬を与えていないのであれば、先行きは明るくない、のかもしれない。

電通は国内だけでなく、海外の子会社の労働環境の向上にも取り組んでいかねばならないだろう。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/304.html

[政治・選挙・NHK218] アリゾナ記念館に安倍晋三が訪問する意味 
アリゾナ記念館に安倍晋三が訪問する意味
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b84b20e18202cbce9d675459f7b1c930
2016年12月29日 のんきに介護


但馬問屋
‏@wanpakutennshi さんのツイート。

-—安倍首相大誤算 アリゾナ記念館には竹下登氏も行っていた | 日刊ゲンダイ

「アリゾナ記念館を訪れた歴代首相は複数いると思います。ただ、皆、コッソリ行った。うかつに訪れると、生卵をぶつけられかねなかった…」〔0:30 - 2016年12月29日 〕—―

   
    写真:オバマ大統領が「こっちにおいでよ、ブタ君」とばかりに安倍晋三を誘導しているところ。

安倍晋三は、

とにかく“初めて”が好きだ。

アリゾナ記念館に

乗り込むと決めた彼を、当初、

マスコミは、

持て囃していた。

しかし、

すでに竹下登氏が訪問していたと知って、

がっくし

(下記〔資料〕参照)。

そしてもっと他にも同館を訪問した

首相が、

いっぱいいると知って、喜びより嫌悪感が漂い始める。

国民は、

そんなことでがっくし来ている首相を見て、

がっくし無限大。

一方、米国からすれば、

安倍晋三のハワイ訪問は、

オバマの広島訪問とセットになっていて、

これで

日本への原爆投下の犯罪性がチャラになった

と理解しているとのことだ。

日本は、

なにしろ卑怯・卑劣なやり方で

真珠湾を攻撃した

醜い国だ。

無差別な虐殺をやられたのは

その返礼だ、天罰と思え――

首相がそう達観したから今回の訪問があった

というわけだな。

どうも、

アリゾナ記念館て、

日本の靖国神社の遊就館のような施設なようだ。

普通に

日本人が入館すると、

生卵を当てられる所というのだから、

穏やかではない。

安倍晋三は、

そんなところで

「私たちを結びつけたのは、

寛容の心がもたらした『和解の力』だ」と

宣った


(下記〔資料−2〕参照)。

もう、金輪際、安倍晋三が

憲法の

“押しつけ”を

論じることはないだろう。

そのはずだ。

ただ、『和解の力』によって実現された

米国への75年の隷属、

感謝、感謝で

埋めつくせるわけがないのだ。


〔資料〕

「アリゾナ記念館 竹下登も行っていた 安倍首相大誤算にガッカリ」

   日刊ゲンダイ(2016年12月29日付〈28日発行〉)

   


〔資料−2〕

「日米首脳 アリゾナ記念館で献花」

   日刊ゲンダイ(2016年12月29日付〈28日発行〉)

   




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/362.html

[政治・選挙・NHK218] 小池都知事 “電撃辞任戦略”で出直し選&都議選ダブルも? 2017“激動”先読み(日刊ゲンダイ)
                


小池都知事 “電撃辞任戦略”で出直し選&都議選ダブルも? 2017“激動”先読み
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196785
2016年12月29日 日刊ゲンダイ

  
   「小池劇場」もそろそろ限界?(C)日刊ゲンダイ

 豊洲問題、五輪問題、都議会自民党との対決─―と、小池百合子都知事が抱えた課題は来年に持ち越された。2017年は一体、どう動くのか。

 小池知事は都知事を「電撃辞任」し、出直し選挙に再出馬するという「ウルトラC」も考えているようだ。それも、来夏の都議選との「ダブル選挙」である。小池知事は、自民党の“力の源泉”とされる200億円の「政党復活予算」の廃止を決定した。来年2月の予算審議は炎上必至。「知事提出の予算案を自民党が否決する可能性もある」(都政記者)という。予算案が通らなければ、不信任を突きつけられたも同然。「都民に信を問う」と都議選に時期を合わせて辞任し、出直し知事選に打って出る戦略を練っているという。

 実際、「小池新党」を成功させるためには、ダブル選挙しかないとみられている。知事選とのダブルなら、小池新党から出馬する候補の当選確率も上がっていくからだ。都政に詳しいジャーナリストの鈴木哲夫氏も、「小池知事は世論受けがいいので、ダブル選挙を打ち出せば、自民党は確実に議席を減らすでしょう」と言う。

■東京五輪返上の可能性

 一方、小池知事が恐れているのが、東京五輪の“返上”ムードが広がることだという。現在、1.8兆円の大会経費を巡って、国と都、大会組織委、さらに競技場の立地自治体が、それぞれいくら負担するのか――混乱が生じている。

「今後、費用負担の“なすり合い”が激化するのは間違いありません。すでに丸川珠代五輪相が『なぜ国が負担するのか』と発言すれば、小池知事も『国の負担がどれくらいになっていくのか』と牽制。そんな醜い争いにウンザリしている国民は多い。このままでは、『立候補時の計画と全然違う』『本当に成功させられるのか』『いっそ返上した方がいい』といった声が次第に大きくなっていく可能性がある。世論調査で『返上すべき』が2、3割になりかねない。そうなったら、小池知事も責任を問われる。そうした事態だけは避けたいようです」(都政記者)

 実際、過去に五輪が返上された前例がある。1972年に米コロラド州デンバー市が、76年開催予定だった冬季五輪を返上している。膨張した大会経費に市民が反対。住民投票で反対派が勝利し、五輪は返上された。当時、IOCは返上後たった4カ月で代替都市を選定した。20年東京五輪“返上”も非現実的とは言えないのだ。

 小手先のダブル選挙くらいしか策のない「小池劇場」も、来年で終わりかもしれない。












http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/363.html

[経世済民117] 130万人の建設労働者不足をどうする?(WEDGE)

130万人の建設労働者不足をどうする?
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8535
2016年12月29日 中西 享 (経済ジャーナリスト) WEDGE Infinity


 ブルドーザーなど建機メーカー、コマツがIT技術を駆使したスマートコンストラクションを建設現場に広めようとしている。日本記者クラブで講演したコマツ執行役員の四家千佳史(しけ・ちかし)スマートコンストラクション本部長は「2025年までには建設技能労働者の4割が離職し、130万人もの人出が不足する。この課題を解消するには労働者全員の生産性を上げるしか解決策がない。そのためにはブルドーザーなどの建機とITをつなげるスマートコンストラクションを使って工事を施工することが効率化に役立っている」と指摘、この手法が建設現場の人出不足解消の切り札になるとの見方を示した。

■作業時間を半分に短縮

 日本の建設現場は2011年以降の東日本大震災後の復興需要、さらには20年の東京オリンピック開催に向けて大型工事が目白押しで、建設作業員不足が深刻化している。外国人技能研修性などを使って何とか工事をこなしているのが実態で、工事の効率化は請け負った業者の最大の課題になっている。

 この絶対的な人出不足の環境の下で、コマツはGPSなどを活用したICT建機を使って施行を行い、監督、検査、維持管理という生産工程の流れをインターネットなどの情報通信技術を使って生産工程全体の生産性や品質の向上を図れるスマートコンストラクションを開発した。これを13年以降に日本だけでなく、北米、欧州、オーストラリアなどの現場に導入した。このシステムを使えば、ブルドーザーの位置を数b単位で割り出すことができ、3次元の図面によりプラスマイナス3aの精度で地面を整地できる。作業を自動制御で行うため、オペレーションを簡素化することができ、「作業時間を半分にできた現場もある」と話す。

 これに時間軸を加え、ドローンが測量したデータなども取り込んで、すべての作業を「見える化」したのがスマートコンストラクションだ。航空測量による3次元測量により、盛り土する量やのり面を削る量などを数値化し、その工事を進めるためにはダンプカー何台分に相当するかなどを瞬時にはじき出し、効率的な作業ができるのが最大のメリットで、15年2月に発表した。

 ドローンを飛ばして上空から測量することで、これまでの測量と比べて正確で緻密な測量が可能になった。従来の方法で測量して、ドローンで測量をやり直したところ、3500立法b、大型ダンプトラック600台分の誤差があることが分かった事例があったという。四家本部長は「工事の現場は予定通りには進まない不確実性の塊だが、スマートコンストラクションで事前に違いが分かっていることが、工事を進める上で重要なことだ」と強調する。

 国土交通省も人出不足に対応して建設工事に関する設置基準を変えるなど、対応策を取ってきていた。その中でこの手法が同省の目にとまり、9月12日に開催された第1回未来投資会議の中で、建設生産性革命とその推進のための具体策としてコマツのスマートコンストラクションが取り上げられた。

 この会議に出席した安倍晋三首相からは@建設現場の生産性を25年までに20%向上させるA3年以内に橋梁、トンネル、ダムなどの公共工事現場で測量ドローンを投入して施工、検査の工事プロセスを3次元データでつなぐ新しい建設手法の導入を目指すとの発言があった。この手法を建設現場に導入することで、人手による現場作業がICTを搭載した機械に置き換わり、これまで習得するのに何年もかかったノウハウも数か月で身に付けられるようになり、建設現場特有の3Kのイメージを払しょくし、人手不足も解消できると、している。

■分かりやすい説明が大事

 四家本部長は「ITの技術が組み込まれたスマートコンストラクションの手法を小さな建設会社が受け入れるには抵抗感があるので、無理に教えるのではなく、じっくり分かりやすく説明して、少しずつ理解してもらうしかない。スマートコンストラクションは大きな建設会社が大きな現場でしか使えない手法のように思われがちだが、コンビニの駐車場工事のような小さい現場でも使われている」と話す。中にはこのスマートコンストラクションを導入して売り上げを数倍に増やした中小企業の建設会社もあるそうで、中小業者への売り込みを積極的に働き掛ける。

 ただ、現状ではスマートコンストラクションを行うにはITを駆使したブルドーザーなどは従来のものと比べてどうしても割高になる。このため、資金的に余裕のない中小企業では使いたくても使えない面がある。四家本部長は「ITを駆使したICT建機の普及はまだ1%未満しかなく、30%くらいまで普及してくれば建機のコストも下がってくる」と指摘、価格低下による普及拡大を期待している。

■無人化は困難

 ただ、いくら効率化が進んでも工事現場の無人化は難しく、逆に無理をして無人化するとそのためのコストが掛かりすぎるとみている。「工場ならば(ロボットを使って)すべての作業を自動化できるが、建設現場の場合は一部をソフトウエアに落とし込み、一部は人間がやらざるを得ない部分がある。オペレーションをソフトとハードを組み合わせて価値を作りだすのが我々の仕事だ。人がやらなくてよい部分を機械にシフトさせていきたい」と指摘、工事現場の無人化は想定していない。

 人手に依存して人海戦術を続けてきた日本の建設現場。コマツはスマートコンストラクションというICTを利用した手法により生産性を上げることができれば、公共事業を含めてコストダウンになるとみている。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/307.html

[経世済民117] 「トランプ銘柄」を検証する(WEDGE)

「トランプ銘柄」を検証する
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8561
2016年12月29日 段木昇一 (経済ジャーナリスト) WEDGE Infinity
 

 ドナルド・トランプ氏が大統領選挙に勝利して約50日。トランプ氏の政策期待による株価の上昇が日米で起きている。個別銘柄の中にはトランプ氏の経済政策を意識して大きく上昇しているものもあり、個人投資家を中心に注目されている。

 これまで明らかになっているトランプ次期大統領の経済政策のポイントは、積極的な財政出動によるインフラ投資の推進、個人所得税や法人税の大型減税などだ。こうした中、「トランプ銘柄」ともいえるインフラ関連株や軍需関係、金融株の上昇が目立つ。

■グローバルニッチ企業

 大手証券会社が12月中旬、都内で実施したIRイベントで多くの投資家の関心を集めていた企業のひとつにヤマシンフィルタがある。同社は建設機械の油圧システムに不可欠なフィルターを製造する会社で、国内シェア70%を誇り、世界にも展開する「グローバルニッチ企業」である。建設機械は土やほこりにまみれた過酷な環境で利用されるため、建機の重要部分に異物が入り込まないようにするための「濾材」は欠かせない。

 機械を長持ちさせるには質の高い濾材が必要で、ヤマシンフィルタはその高度な技術とサービス体制で国内外から多くの支持を受けている。トランプ氏のインフラ投資で今後、全米での建設機械の利用が増えると見込まれ、同社の需要が高まるとして株価が上昇しており、実際に選挙前の9月末の529円から、12月28日時点では1180円と2倍以上に株価は上昇している。もともとはBtoBの企業であるが、このところの顕著な株価上昇でメディアに紹介されたこともあって、一躍、個人投資家にも注目されている。

 このほかトランプ銘柄として認知されているのは、メタウォーター、共立メンテナンス、日本サード・パーティなどだ。メタウォーターは上下水道のプラント建設などを得意とする総合エンジニアリング企業。米国での案件も多く、トランプ次期大統領のインフラ投資が業務拡大につながるとみられている。

 共立メンテナンスは、ホテル事業や寮事業を行っている企業。トランプ効果による現在のドル高・円安の流れで、今後、インバウンド需要の一段の拡大が期待できることから、市場関係者の間では「隠れたトランプ銘柄」とささやかれている。

 さらに、日本サード・パーティは、米大手GPU(画像処理装置)メーカーNVIDIAと協業する日本企業として知られ、自動車の自動運転技術が進むと、その「脳」の役割を果たすGPUが多く使われ、NVIDIAのパートナーである日本サード・パーティへの受注も見込まれトランプ氏への期待から、アメリカの技術関連銘柄として注目されている。

■インフラ、金融部門

 このほかインフラ投資関連では、米西海岸を中心にセメントの生産・販売を展開する太平洋セメントや、建機大手のコマツが注目されているほか、トランプの規制緩和方針で金融分野の規制緩和が進むとの見方から、銀行・証券などの金融株が上昇している。米国のドル高・株高を受けた米長期金利の上昇により、海外の長期債などを保有する生保などの運用環境が改善するとの見方から保険関連も上がっている。

 トランプ氏が軍事予算を拡大し、日本にも防衛費増額などを求めるとの見方から防衛関連銘柄である新明和工業(救難飛行艇など)、三菱重工業(戦車、艦艇など)、IHI(ボイラー、航空エンジン)なども注目されている。

 トランプ期待で株価が上昇する「トランプ・ラリー」がいつまで続くか不明だが、今後も政策に直結する銘柄や関連銘柄への追い風になることが予想される。トランプ氏はハイテク関連企業との関係強化も図ろうとしており、イノベーション関連やコンピューター関連銘柄への好影響も期待できる。幅広くトランプ効果が広がる可能性があり、市場関係者はトランプ氏の言動を注視している。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/308.html

[経世済民117] 未熟さを抱える人民元は、ハードカレンシーとなるか(WEDGE)
             準備通過となるには未熟な人民元(写真・ZHANG PENG/GETTYIMAGES) 


未熟さを抱える人民元は、ハードカレンシーとなるか
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8520
2016年12月29日 大西康雄 (日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所・上席主任調査研究員) WEDGE Infinity


 人民元は、その為替レートの動向や中国当局による為替操作の問題に焦点があてられることが多いが、10月1日から正式にIMFの準備通貨となったことを考慮すれば、中長期的観点からの検討が必要な段階となっている。

 まず、準備通貨としての未熟さをどう克服するかだ。IMFバスケット内の構成比率は米国ドル、ユーロに次ぐ10.92%で円8.33%、ポンド8.09%を上回る地位に立ったが、国際金融市場で通用する国際決済通貨(ハードカレンシー)としてみると、「為替市場の市場化=自由化」や「資本取引の自由」といった点で未熟さを抱いている。

 前者については、毎日の取引の起点=仲値は前日取引の終値を採用し、1日の変動幅を上下3%に制限する管理変動相場制の段階にあり、他の準備通貨と比較して市場化の程度は全く不十分である。後者の資本取引については、規定上は自由だが、実際の取引では中国当局の許可が必要であり、外資系企業などの海外送金の許可が下りないといったトラブルが頻発している。

 もっとも、当局が資本取引に目を光らせる背景には、同取引を装った投機資金の動きがある。人民元レートの先高観があった時期には、投機目的でマネーが流入したが、先安観に転じた現在では、マネーの流出が始まっている。準備通貨となった人民元レートの安定を図るために中国当局が外貨売り・人民元買い介入を実施していると見られるが、皮肉にもこれが為替操作として非難される構図となっている。

 次に、人民元国際化のゴールであるハードカレンシー化をどう達成するかである。まずは市場に任せて実力相応の為替レートを模索すると同時に、貿易決済や投資などで利用しやすいよう中国の金融市場の対外開放を本格化する必要がある。

 この点で注目されるのは自由貿易試験区(上海、天津、福建、広東を手始めに現在も拡大中)だ。同区内に設立された企業は、対外投資の際に従来のような煩雑な許認可をとる必要がなく、試験区内の銀行口座は投資資金の出し入れの自由度が高いなど、改革を先取りする内容となっている。

 それでも、徐永紅・中国人民大学財政金融学部教授が国際的使用状況から計算した人民元の「国際化指数」は3.6%で、IMFバスケット内の構成比率10.92%に大きく劣っている。

 もう一つ注目されるのは「一帯一路」構想だ。今後構想の対象諸国においては、人民元を用いた貿易決済や直接投資が拡大し、徐々に人民元経済圏が形成されていくと予想される。

 このプロセスと人民元国際化が並行して進めば問題ないが、国際化が遅れて「デファクトな人民元経済圏」だけが先行すれば、米国ドルなどの基軸通貨と切り離された経済圏となりかねない。人民元がどのようなハードカレンシーになっていくのか、今後とも注視する必要がある。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/309.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍首相の真珠湾訪問は何だったか。本当は実質的意味がない訪問をマスコミを動員して作り上げた政治ショーだったのではないか。
安倍首相の真珠湾訪問は何だったか。
本当は実質的意味がない訪問をマスコミを動員して作り上げた政治ショーだったのではないか。
そしてトランプ・オバマ関係が緊迫している中、トランプとの関係悪化の危険をはらむ。−(孫崎享氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spftoh
29th Dec 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


新聞の見出しに、「歴史的な訪問だとある。

 何が歴史的だったのであろうか。

 当初、「現職首相初めての真珠湾訪問」と報じられた。それだったら歴史的であったかもしれない。

しかし、その後吉田首相、鳩山(一郎)首相、岸首相が現役で訪問していたことが判明した。

かつ鳩山(一郎)首相の時には祝砲がうたれ、国歌吹奏も行われている。

 確かにオバマ大統領は同席したが、彼は毎年暮れ真珠湾で過ごすので、

立ち会うのは特別ではないし、首相が演説をしたからと言って、「歴史的」とは言えない。

 首相が行った演説も美辞麗句を並べているが、実はない。

 安倍首相は「日本は不戦の誓いを貫いてまいりました。

戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、

私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります」と述べた。

安倍首相は、集団的自衛権を認め、米軍の戦略に自衛隊を出さんとしている。

米国の戦略の中心は「テロとの戦い」だ。」!

「テロとの戦い」は2001年ブッシュ大統領がWar on Terrorと宣言している。

テロ戦争に加担したいと宣言するのか。真逆のことをしようとしているではないか。

あれは戦闘で戦争でないとでもいうのか。

 美辞麗句を並べる中に、「戦争が終わり、日本が、見渡す限りの焼け野原、

貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、

米国民でありました。皆さんが送ってくれたセーターで、ミルクで、日本人は、未来へと、

命をつなぐことができました」というくだりがある。これは正確ではない。

戦後、米軍経費負担を中心とする「終戦処理費」は1946年32%、47年31%、48年23%払っている。

食料援助よりはるかに大きい占領費を払っているのである。

私達は吉田首相、鳩山(一郎)首相、岸首相の首相現役訪問が何故当時の新聞に大きく取り上げられず、

今日、マスコミで大々的に取り上げられているかを考える必要がある。

明確に言えることは今日のマスコミは当時と比べ物にならない程度に

首相の広報機関になってしまったということである。

 今一つ知るべきは、朝日は本訪問はそもそも米側提案と報じていた。

どの様な形で実施かも指示していたとみられる。

そして今次訪問における米国務省報道官は「in a spirit of looking forward未来志向の精神で 」と

安倍首相と同じセリフを述べている。


1.米国は安倍首相の真珠湾訪問を一つの梃子として、

集団的自衛権で、自衛隊を米国戦略の一環として使う。

2. 防衛費を増大させて、米国の軍事に利用する。

3. 米軍基地を拡充する。

これらの要請を強めてくる。

「未来志向」の持つ意味はそういう内容を含んでいることを理解しておくべきだ。

今一つ留意すべきは、オバマ大統領とトランプの関係が悪化している事だ。

オバマは大統領選中、トランプを「大統領にふさわしくない」と批判していたが、

選挙後「自分が候補者だったらトランプに勝てた」とのべ、これにトランプが反発する現象が生じている。

 トランプは安倍・オバマの共同行動を好意的に見ているとはとても思えない。

安倍首相はオバマとショーを展開することで、次期大統領との関係でリスクを背負った。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/364.html

[国際16] 殺人犯はアマゾンAI「アレクサ」が知っている?米検察が捜査令状(AFP)
米アマゾンの人工知能スピーカー「エコー」。英ロンドンで行われた発表会にて(2016年9月14日撮影)。(c)AFP/dpa/CHRISTOPH DERNBACH


殺人犯はアマゾンAI「アレクサ」が知っている?米検察が捜査令状
http://www.afpbb.com/articles/-/3112732
2016年12月29日 13:12 発信地:マイアミ/米国


【12月29日 AFP】殺人現場を「目撃」した人工知能(AI)は、果たして捜査当局の聴取に応じてくれるのだろうか――? 米アーカンソー(Arkansas)州で起きた殺人事件をめぐり、現場から回収されたインターネット通販最大手の米アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の人工知能「アレクサ(Alexa)」に注目が集まっている。

「アレクサ」は、アマゾンの人工知能スピーカー「エコー(Echo)」に搭載されたAIパーソナルアシスタント。米検察当局が「話を聞きたい」としているのは、2015年11月にアーカンソー州ベントンビル(Bentonville)で起きたビクター・コリンズ(Victor Collins)さん(47)殺害事件の現場となった民家から回収されたものだ。

 コリンズさんはジェームズ・ベイツ(James Bates)被告の自宅の風呂場で、絞殺遺体で見つかった。

 ベントン郡(Benton County)検察当局の声明によると、検察は事件に関する証拠が回収した「アレクサ」に記録されている可能性があるとして、このほどアマゾンに対して情報開示を要請する捜査令状を取った。

 この事件は、ユーザーの言動をデータとして記録するデジタル機器が増える現代において、プライバシーとテクノロジーの問題を提起している。報道によればベントン郡検察当局の情報開示要請は今週初めに行われた模様だが、当局がスマートデバイス(多機能情報端末)に記録された情報を犯罪捜査の証拠として要求するのは、今回が初とみられる。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/871.html

[国際16] トランプ氏、ロシアのサイバー攻撃に「コンピューター時代」嘆く(AFP)
米フロリダ州パームビーチにある自身経営のリゾート施設「マーアーラゴ・クラブ」で、報道陣の質問に答えるドナルド・トランプ次期米大統領(2016年12月28日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT


トランプ氏、ロシアのサイバー攻撃に「コンピューター時代」嘆く
http://www.afpbb.com/articles/-/3112737
2016年12月29日 14:11 発信地:パームビーチ/米国


【12月29日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は28日、ロシアがサイバー攻撃を通じて米大統領選に介入したとされる問題について問われ、「コンピューター時代」がもたらした社会の「複雑さ」を嘆いた。

 米フロリダ(Florida)州で自身が経営するリゾート施設「マーアーラゴ・クラブ(Mar-a-Lago Club)」で報道陣の取材に応じたトランプ氏は、バラク・オバマ(Barack Obama)政権が対ロシア制裁を発動するとの見通しについて質問され、「我々は前向きにやっていくべきだと思う」と前置きすると、コンピューター技術の影響の大きさについて熱弁を振るい出した。

「コンピューターは世の中をとてつもなく複雑にしてしまった」。トランプ氏は報道陣にこう語り、「コンピューター時代によって一体何がどうなっているのか、誰も分からない状態になっている」と社会を憂慮。「われわれは速さをはじめ多くの物を手に入れたが、必要な安全性を手に入れたのかは分からない」などと述べた。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/872.html

[政治・選挙・NHK218] なぜここまで平気で嘘をつけるのか? 2016年安倍首相がついた大嘘ワースト10! 強行採決、TPP、ガリガリ君…(リテラ
                   安倍晋三公式サイトより  


なぜここまで平気で嘘をつけるのか? 2016年安倍首相がついた大嘘ワースト10! 強行採決、TPP、ガリガリ君…
http://lite-ra.com/2016/12/post-2811.html
2016.12.29. 年末特別企画 リテラの2016年振り返り 安倍首相がついた大嘘ワースト10  リテラ


 話のすり替えに逆ギレ、ごまかしなど、今年も安定の姑息な言動を繰り返した安倍首相。しかし、2016年はとくに思い上がりに磨きがかかり、誰の目にもあきらかな「大嘘」を連発。ついには「ホラッチョ安倍」と呼ばれるにいたった。

 そこで今回は、安倍首相が今年ついた嘘のなかから厳選した「10の大嘘」を振り返りたい。これが、「美しい日本」の総理大臣による絶句必至の虚言の数々だ!

⚫️大嘘1
「そもそもですね、我が党において、いままで結党以来ですね、強行採決をしようと考えたことはないわけであります」
10月17日、衆院TPP特別委員会

「じゃあ去年の安保法制強行採決は何だったんだよ!」というツッコミをせざるを得ないが、驚くことにこの10日後にも同じ発言を繰り返した。そして、審議をないがしろにしたままTPP法案に年金カット法案、カジノ法案と立て続けに強行採決……。結果、「強行採決をすることしか考えていない」ということを自ら堂々と証明してみせた。この、自分がついた嘘をやはり嘘なのだとすぐさま実証してみせるという常人ならざる倒錯ぶりは、もはや「変態」と呼ぶべきだろう。

⚫️大嘘2
「私自身は、TPP断固反対と言ったことは一回も、ただの一回もございませんから」
4月7日、衆院TPP特別委員会

安倍首相がこう言い放ったとき、目の前にはあの2012年総選挙時の「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」という自民党ポスターが証拠として掲げられていた。そうやってブツを突きつけられても「言ったことねーし」とシラを切ってしまう、この恥知らずっぷりには感嘆せずにはおれない。ちなみに、2013年2月23日の記者会見で安倍首相は「オバマ大統領には『選挙でTPP交渉参加に反対という公約を掲げて政権に復帰した』と説明した」と話しており、これはいまでも官邸HPで動画が公開されている。

⚫️大嘘3
「世界経済はリーマンショック前に似ている」
5月27日、伊勢志摩サミット

国際会議での突然のこのぶっ込みには、G7の首脳も海外メディアも目がテンに。メルケル首相は「世界経済はそこそこ安定した成長を維持している」と言い、フランスの高級紙「ル・モンド」も「安倍晋三の無根拠なお騒がせ発言がG7を仰天させた」と見出しにして報道した。もちろん、安倍首相がこんなことを言い出したのは増税延期のための布石だったが、世界に発信されるG7の席上でさえホラを吹くとは。しかも、その後には「私がリーマンショック前の状況に似ているとの認識を示したとの報道があるが、まったくの誤りである」と言い出す始末。「世界中のメディアが嘘の報道をした!」って、もうあなたの嘘は国辱なんですけど……。

⚫️大嘘4
「「株価下落により、年金積立金に5兆円の損失が発生しており、年金額が減る」といった、選挙目当てのデマが流されています。しかし、年金額が減るなどということは、ありえません」
6月27日、Facebook

ご存じの通り、これはデマでもなんでもなく、7月29日には政府も約5兆3000万円の運用損を出したことを公表。しかも例年は前年度の運用成績の発表は7月上旬なのに、今年は参院選後の7月下旬に遅れさせるという手に出た。ようするに、「5兆円損失はデマだ!」と選挙目的でデマを流したのは、安倍首相だったのだ。総理がデマ発信源になるという尋常じゃない低俗さには言葉を失うが、もうひとつ、強行採決の末に成立した年金カット法案によって年金額が減らされることになったという事実も忘れてはいけない。

⚫️大嘘5
「私が申し上げていることが真実であることはバッジをかけて申し上げます。私の言っていることが違っていたら、私は辞めますよ。国会議員を辞めますよ」
1月12日、衆院予算委員会

「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)元副代表の蓮池透氏の著書について問われ、こう声を荒らげた安倍首相。だが、本サイトがおこなった蓮池氏へのインタビュー(前編/後編)や『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)でもあきらかなように、安倍首相が言っていることは嘘ばかり。たとえば、安倍首相は北朝鮮から一時帰国した拉致被害者たちを“体を張って止めたのは自分”だとしてきたが、蓮池氏は安倍が実際は「弟たちを一度たりとも止めようとしなかった」「安倍首相は拉致被害者の帰国後、むしろ一貫して、彼らを北朝鮮に戻すことを既定路線として主張していた」と証言。嘘の武勇伝で拉致被害者を政治利用してきたことの恥がまるでないこの総理には、とっとと国会議員バッジを外していただきたいものだ。

⚫️大嘘6
「妻のパート月収25万円」「日本はかなり裕福な国だ」
1月8日、参院予算委員会/1月18日、同委員会

実質賃金の減少率の高さを指摘された際、「景気が回復し、そして雇用が増加する過程においてパートで働く人が増えれば、一人当たりの平均賃金が低く出ることになるわけであります」と言い、そのたとえ話として飛び出した「妻のパート月収25万円」発言。「景気も上向きだしパートに出ようかしら」などと呑気な理由で働きに出るという設定自体がボンボンの発想すぎて唖然とさせられるが、そのパート月給の現実離れした金額に「いまの世の中、パートで25万も稼げるわけないだろ!」と怒りの声が殺到した(ちなみに当時の直近データではパート労働者の平均月収は8万4000円)。このように実態とは大きくかけ離れたデタラメ話を安倍首相は並べ立てるが、その最たるものが「日本はかなり裕福」発言だ。OCDE(経済協力開発機構)の統計でも日本の相対的貧困率はワースト6位と出ているのに、自分にとって都合の悪い現実には絶対に目を向けない。庶民の生活など、眼中にないのである。

⚫️大嘘7
「我が国が核兵器を保有することはありえず、保有を検討することもありえない」
8月6日、広島での記者会見

発言自体は素晴らしいものだが、はっきりいって「お前が言うな」である。この発言から約10日後に米・ワシントンポストがオバマ大統領の「核兵器の先制不使用宣言」をめぐって安倍首相がハリス米太平洋軍指令官に反対の意向を示していたことをスッパ抜いたが、10月には国連の「核兵器禁止条約」に向けた交渉を2017年にスタートさせる決議で日本は世界で唯一の被爆国であるにもかかわらず反対。また、安倍首相は2006年に「核兵器であっても、自衛のための必要最小限度にとどまれば、保有は必ずしも憲法の禁止するところではない」と答弁書に記し、官房副長官時代の02年には「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は」と語っている。こうしたことからも安倍首相が積極的な核武装肯定論者であることは疑いの余地がないが、しかし安倍首相はワシントンポストの報道も「発言してない」と否定。記事を否定するのであれば核兵器の先制不使用に対する自身の考えをあきらかにするべきだが、それさえしていないという事実が何を意味するか、わたしたちは考えなくてはいけないだろう。

⚫️大嘘8
「国民の信任を得た」「(自民党改憲案を)実現していくのは総裁としての責務」
7月11日、参院選の結果を受けて

数ある安倍首相の今年の嘘のなかでも、もっとも悪質なのは参院選後の発言だ。安倍首相は7月の参院選の遊説において、ただの一度も憲法改正のケの字も出さなかった。なのに、いざ選挙が終わると、ケロッと「信任を得た」と胸を張り、まるで改憲の是非が選挙の争点であったかのように述べては「実現していくのは責務」などと言い出したのである。これは国民を騙し討ちしたとしか言いようがなく、完全な背信行為だ。

⚫️大嘘9
「私が自民党憲法改正草案を出したと言うが、どこに出したんですか? 世に出したのは私ではありません。谷垣総裁のときに出されたわけでありまして」
10月3日、衆院予算委員会

争点隠しをおこなって改憲勢力の3分の2議席以上を確保した安倍首相だが、国会で自民党憲法改正草案が俎上に載せられ、基本的人権について定めた97条が削除されていることなどについて説明を求められると「俺が草案を出したんじゃない!」といういつものキレ芸を披露。これがとんだ大嘘であることは既報の通りだが、そもそもこの憲法改正草案は安倍首相の側近である礒崎陽輔が原案を執筆。しかも原案では自衛隊を「自衛軍」としていたものも安倍が「自衛軍などという恥ずかしい名称はやめて国防軍とすべきだ」と主張した結果、12年4月に公表された憲法改正草案では「国防軍」に改められたという経緯がある。どう考えても「安倍様の、安倍様による、安倍様のための憲法改正草案」なのだ。来年もこの調子で、ペテンによって改憲の危険な本質を隠そうとするだろうが、こんな見え透いた嘘に騙されてはいけない。

⚫️大嘘10
「そんなもの政治資金で買いませんよ!」
6月24日、『NEWS23』(TBS)党首討論で

安倍首相が今年、いちばんのパニック&大ギレ状態で繰り出したのが、このケチくささ全開の嘘だ。発端は、生活の党の山本太郎議員が「ガリガリ君を政治活動費で支出していますよね?」と指摘したことだが、安倍首相は目を泳がせながら「全然知らない」と狼狽。さらに山本議員が追及を続けると、「そんなもの政治資金で買いませんよ!」と声を荒げたのだ。だが、政治資金でガリガリ君を2本買ったことは、実際に日刊ゲンダイが問題の領収書そのものを公開しているように、安倍首相の資金団体が領収書を出したことで発覚した正真正銘の事実だ。小学生でさえお小遣いから自腹をきって買っているものを領収書で落とし、さらには「買ってないもん!」と癇癪を起こす。恥ずかしすぎて耐えきれないが、これが日本の総理大臣の姿なのである。

 ──どうだろう。この1年、安倍首相が国民に投げかけた真心を尽くした言葉たちは。もはや安倍首相は嘘をつくことに慣れすぎて、「公人は嘘を言ってはいけない」という正常な感覚さえ失ってしまっているとしか思えないが、最大の問題は、こんなミエミエの嘘を次から次へと吐き続けているのに、メディアが責任追及もせず黙認していることだ。

 そうしたメディアの機能不全によって、安倍首相は今年、嘘のみならず聞くに堪えないトンチキな発言も連発した。この「安倍首相アホ発言集」については、追ってお送りしたいと思う。

(編集部)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/365.html

[経世済民117] 東京の空室率は3割、「不人気アパート」の盲点 「埋まる物件」との差はどこにあるのか(東洋経済)
        首都圏でアパートの空室率が増えている(写真:筆者撮影)


東京の空室率は3割、「不人気アパート」の盲点 「埋まる物件」との差はどこにあるのか
http://toyokeizai.net/articles/-/150754
2016年12月26日 中川 寛子 :東京情報堂代表 東洋経済


貸家着工戸数が増加する一方、2015年半ばくらいから立地的に人気が高いはずの東京23区内、神奈川県内でのアパート(木造、軽量鉄骨造)空室率がじりじりと上昇している。今年6月に不動産調査会社タスが発表した調査によると、東京23区の空室率は約34%に達し、神奈川県ではなんと35%を超える。つまり、3戸に1戸は空室という計算だ。そのため、本来なら最も競争力が高いはずの新築アパートでさえ埋まりにくくなっている。

アパート建設が増えている背景には、いくつかの要因がある。2000年発売の『金持ち父さん貧乏父さん』以来の不動産投資ブームに加えて、都心部での単身世帯の増加や低金利で金融機関がアパートローンに力を入れていることなどが挙げられるが、最も直接的な要因は2015年1月1日からの相続税増税。2016年からはマイナス金利の影響がこれに拍車をかけている。

■駅から10分以上離れた地域に建つ無個性物件


  首都圏のアパート空室率は2015年1月の相続増税後から急進している(出所:タス)

アパートが空室になる理由は極めて単純だ。ニーズのない場所に、ニーズに合わない建物を供給しているからである。

「賃貸住宅の成否は立地。ところが、相続税対策は『土地ありき』でスタートするため、人口減少地域にでも、駅から10分以上のニーズのない場所にでも、これまで大量に供給され続けて余っている、特徴のない20平方メートル未満のワンルームを建ててしまう」と、タスの新事業開発部長・藤井和之氏は話す。「RC造のマンションの場合は建設費が高いこともあり、きちんと市場調査して建設される。だから、同じ単身者向けのワンルームでも、人口増加地域の駅から10分未満の場所への供給が中心。競合したら、相続税対策のアパートが不利なことは明らかだ」。

アパートを建設させたいハウスメーカーは、首都圏ではまだ単身世帯が増えると土地所有者に説明するが、1995年以降、その増加を上回るペースでワンルームは建設され続けている。空室が増えるのも無理はない。

とはいえ、ニーズのある土地に、ニーズのある建物を作るのも簡単ではない。理由のひとつは、不動産会社の情報が不足しているという問題だ。

「不動産会社は自社で管理している物件の情報は持っているが、市場全体についての情報は持っていない。自社の営業エリア内でも、どの間取りの住宅が何戸あり、それがいくらで成約したか、空室期間はどのくらいかなどといった情報はほとんどないのが現状。需給バランスを考えて建設したくても、それが非常に難しい」と、賃貸物件の管理を行うハウスメイトパートナーズ営業部課長・谷尚子氏は話す。

もうひとつの問題は、土地所有者やハウスメーカーと、消費者のニーズを知る管理会社の連携がうまくいっていないことだ。近年、アパート建設は複数のハウスメーカーが競い合う状況になっており、一刻も早く、できるだけ利回りの高い試算を出さなければ受注につながらない。そのため、ハウスメーカーは管理会社に大至急で家賃の査定を依頼する。場合によっては、精査できないほど短期間で査定が行われることもある。

加えて多くの大家は利回りを重視しがちなため、家賃は高めとなる。建物の詳細が決まっていない状況で、家賃は高めに設定しながら、建設費は抑えるケースが多く、これによって、相場より高い、無個性の賃貸住宅が生まれるのである。

■結局は大家が泣くはめになる

管理会社は家賃の査定を行い、その額で受注できた場合に管理を受託。竣工後に引き渡しを受けて管理が始まるが、大家とは長い付き合いになるため、できるだけ入居者に選ばれる物件にしたいと考える。だが、「最近は大家の自宅だけが立派で賃貸部分は競争力のない大量供給モデルだったり、ファミリー向けなのにガスコンロや下駄箱が小さかったりする物件も少なくない。とはいえ立場上、査定依頼時に意見は言えず、受託は予算決定後なので変更も難しい。結局、部屋が埋まらずに大家さんが泣くことになる」(谷氏)。

管理会社によっては、空室が出ても管理会社側がサブリースで数十年間一括で借り上げると同時に、家賃保証するとうたうところもあるが、サブリースでは家賃減額を要求されたり、解約を通告されたりするトラブルも少なくない。よほど立地がよく、人気の高い物件ならまだしも、大した魅力のない土地であることに気がつかず、管理会社に丸投げしてしまう時点でその大家は失敗しているのである。

一方、空室率が上昇し続ける中、圧倒的な人気を集める物件も少なからずある。たとえば2016年7月に京王線幡ヶ谷駅から数分の場所に誕生した全3戸の「ブランシュ」。相場より家賃が1〜2万円高いにもかかわらず、部屋探しをする人が少ない7〜8月に、情報解禁からの20日間で95件の問い合わせが入った物件だ。


  メキシカンハンモック設置にかかった費用は約5万円。費用対効果は絶大だ(写真:筆者撮影)

注目を集めたのは、単身者向けでは日本初であろうメキシカンハンモック。これは一般的なハンモックと違い、縦横斜め、どの方向にも寝られるもので、室内にはあらかじめ、利用時に使う踏み台も用意されている。普通にはない設備が注目を集めたわけだが、決め手はそれではないと企画・管理担当のPM工房社の久保田大介氏は話す。

「豊富な収納、単身者には大きめサイズの追いだき機能付きバスルーム、オートロック、防犯カメラ、宅配ボックスなど充実した設備に加え、ほかにないメキシカンハンモックが目を引いた。物件があふれる今、目を引くものがないとよい物件を作っても埋もれてしまう。充実した設備仕様に加え、とがっていることが大事だ」

東京・東久留米市に3月に竣工した「ツクルメ」も、最寄りの花小金井駅などから徒歩約30分、賃料も相場より1万円ほど高い物件にもかかわらず、人気の高い物件だ。


  雑木林や湧水など豊かな自然に恵まれた場所に立地。それを生かした計画になっている(写真:筆者撮影)

物件は雑木林に向かい合う土地に建てられており、ウッドデッキや畑、アウトドア用キッチンやバーベキューサイトなどがそろっている。完成前にワークショップを行うなどして告知を行ったところ、募集開始から1カ月ほどで満室になった。各戸の玄関が畑に面しており、明確な仕切りがないため、畑を共同作業で行うこともある。入居者間が集まっては飲んだり、バーベキューや流しそうめんをしたりという交流も生まれている。

■コミュニティ重視の賃貸物件も

同物件のオーナーである秋田茂良氏は、江戸時代にこの地に入植した農家の12代目。290年におよぶ歴史ある土地を、未来に継承できる活用法を考えるのに、賃貸向けリノベーションを手掛けるエイムズの手を借りながら3年を費やした。相続をにらんで慌てて建てた物件とは、企画段階から違うのである。

コミュニティを生み出すことで注目を集めている物件もある。国土交通省が住生活基本計画の見直しで、賃貸住宅の分野で参考にすべきと取り上げた「コミュニティ賃貸」の事例のひとつが、足立区にある「パルコカーサ」だ。

2015年2月に誕生した同物件も、最寄りの無人駅東武伊勢崎線・大師線大師前駅から徒歩8分と立地は芳しくなく、賃料も相場より数千〜1万円ほどは高い。また、入居時に町会参加を求められるなど、隣人とかかわりたくない人には高いハードルがあるにもかかわらず、満室を維持している。メディアにもよく取り上げられているので、聞いたことがある人もいるだろう。


  コミュニティ賃貸パルコカーサの敷地内で行われるバーベキューの準備は入居者全員で行う。写真一番右が、オーナー3兄弟の長兄、田口昌宏氏(写真:筆者撮影)

パルコカーサの「名物」は、オーナー3兄弟のうち長兄で、地元の町会で青少年部部長を務める田口昌宏氏だ。入居者がすぐに地域になじめるよう、同氏の音頭で入居早々から花見やバーベキューなどを開催。今では入居者が主導してイベントを開催するほど入居者同士の仲がよく、子育て世帯にも安心して住める場所なのである。

賃貸業界ではこのところ、こうしたコミュニティを重視した物件が増えており、面白いところでは、東郊住宅社が作った管理物件入居者向け食堂のトーコーキッチンがある。同食堂では、入居者に朝食100円、昼食・夕食500円といった破格で提供。取締役である池田峰氏自身が頻繁に訪れては入居者に声をかけるなど、コミュニティ的な温かみがあることも功を奏し、昨年末のオープンから1年で同食堂の近くに住みたいと人が集まるほどになっている。

■「満室御礼」物件の共通点とは


  安さだけでなく、手造りの安心感もトーコーキッチンの売り(写真:筆者撮影)

「入居の決め手をアンケート調査すると、以前は礼敷・礼金ゼロゼロが8〜9割だったが、今年春には食堂がそれを超す勢いで、食堂利用で外食費が減るなら家賃が5000円高くなってもいいという声もあった」と池田氏は話す。人が活発にかかわるようになれば、住宅や地域の価値は上げられるといういい例だ。

「満室御礼」の物件に共通するもうひとつの点は、不特定多数を対象とした募集をかけないこと。大手賃貸サイトは、情報が多くなりすぎ、数字や固有名詞では表現できない雰囲気やデザイン、コミュニティなどに特徴がある物件が消費者に届きにくい。一方で、手間をかけて作った物件の所有者は、その考えに共感し、建物やコミュニティを大事にしてくれる人に入居してもらいたいと考えている。であれば、不特定多数に告知する必要はない。

また、「足立区のパルコカーサは町会加入を条件にするなどして入居者を絞ったが、そうしたやり方で入居者を選ぶ動きも出ており、賃貸の入居者も選ばれる時代が来つつある」と、前出の谷氏は指摘する。選ばれる物件を作り、可能であればそこにコミュニティを醸成する。そして、入居してもらいたい人に響く告知ができれば、空室を恐れる心配はないのだ。

さて、最後にもし、親が不人気立地にもかかわらず、アパートを建設すると言い出したらどうするか。全力で止めてやめてくれればよいが、どうしても建てるという場合には腹をくくって親と一緒に経営に携わり、時間をかけても一緒に満室経営を目指してくれるビジネスパートナーを探すことである。それができれば賃貸経営は決して悪い商売ではない。ただ、頭を使わず、楽して儲かるやり方を志向するようなら、破綻は見えている。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/310.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍晋三が天皇陛下をバカにして茶化した! 今の"天皇像"が気に入らないと安倍晋三!!
安倍晋三が天皇陛下をバカにして茶化した!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_244.html
2016/12/29 14:49 半歩前へU


▼安倍晋三が天皇陛下をバカにして茶化した!
 天皇陛下をめぐる安倍晋三の驚愕すべき情報が飛び出した。自民党支持者たちよ、お前たちが投票し、当選した自民党議員が選んだ安倍晋三がここまで傲慢不遜になった。

 天皇陛下が、被災者と接する姿をバカにして茶化した。

 みんな貴様たちのせいだ。どうするのだ? 安倍晋三をどうするのだ?自民党支持者よ、責任を取れ!

*****************

リテラが告発した!!
 「ある有力政治家の話ですが、彼が官邸の総理執務室で安倍さんと生前退位の話をしたら、安倍さんはカーペットに膝をつきながら、『こんな格好までしてね』と言ったらしいのです。ちょっと何て言うか、天皇陛下が被災者の方々に寄り添うお姿を、そういうふうにちゃかしてみせるというのは信じがたいですね」

 これは、発売中の雑誌「月刊日本」12月号(ケイアンドケイプレス)で、毎日新聞編集委員の伊藤智永氏が明かしたエピソードだ。

 伊藤氏は、これまで政治部や経済部、ジュネーブ特派員を歴任してきた毎日新聞入社31年目のベテラン記者。「月刊日本」は保守系月刊誌だが、今月号で「天皇陛下のお言葉を真摯に受け止めよ」という特集を組んでおり、そのひとつとして「安倍総理の天皇観を問う」と題する、伊藤氏のインタビューが掲載されている。

 そのなかで伊藤氏は"毎日新聞ではなく私の見解"としたうえで、今上天皇個人に敬意を払いつつ、この間の「生前退位」めぐる有識者会議の運営や宮内庁の更迭人事など、政府の動きを批判。

 そして、インタビュアーから「保守とされる安倍政権には畏れが感じられません」と振られると、傍証として上記のような有力政治家の証言を紹介したのだ。伊藤氏は念を押すように、こうも語っている。

 「たとえば陛下は即位後、天皇として初めて被災地に訪問して、膝をつきながら被災者を慰められました。当時は一部の人たちが『そんなことをすべきではない』と批判しました。

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今の"天皇像"が気に入らないと安倍晋三!!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_243.html
2016/12/29 14:47 半歩前へU

▼今の"天皇像"が気に入らないと安倍晋三!!
 陛下が皇太子時代から皇后陛下とお二人で、誰にも言わずにずーっと考えてこられたことを黙って行動に移したら、『そんなこと』と言われたわけです。

 さらにそれから20年以上、誰に何を言われようと黙って続けてこられて、東日本大震災後には国民から『これが新しい象徴の紛うことなき在り方だ』と受け入れられているのは、日本社会の現実ですよね」

 「天皇陛下が自分はなぜここにいて、何をすべきで、どこへ向かい、どうバトンタッチしていくのか、ということを、誰も教えてくれない、お手本もない中で、真摯に考えて実践されてこられた賜物です」

 これはまさに正論だろう。ところが、この天皇と皇后が幾度となく被災者・避難者の元を訪れ、その声に真摯に耳を傾けてきた様子を、安倍はポーズを真似てからかったというのである。にわかには信じがたい話だが、一方で、これは安倍ならやりかねないことでもある。

 天皇は「お気持ち」のビデオメッセージのなかでも「日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました」と語っているように、国民と同じ目線になることこそ"民主主義国の天皇"の姿だと考えている。

 ところが安倍にとって、今上天皇が築き上げてきた民主主義的な"天皇像"は、まったく面白いものではない。

 自民党の改憲草案が第1条で天皇の地位を「元首」に改めていることからもあきらかなように、安倍政権が目指すのは、天皇を現人神として位置付け国民支配の装置とした明治憲法下の日本だ。

 そのためには、天皇を皇居の奥に引きこもらせ、国民と一線を画した存在に仕立て上げる必要がある。

 天皇は国民よりも一段も二段も上にいなければならない、天皇が国民の前に直接出てきてひざまずくなどもってのほか。安倍が今上天皇の被災者訪問を茶化したのは、そういう意識のグロテスクな表出だろう。

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今の"天皇像"が気に入らないと安倍晋三!!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_243.html
2016/12/29 14:47 半歩前へU

▼今の"天皇像"が気に入らないと安倍晋三!!
 陛下が皇太子時代から皇后陛下とお二人で、誰にも言わずにずーっと考えてこられたことを黙って行動に移したら、『そんなこと』と言われたわけです。

 さらにそれから20年以上、誰に何を言われようと黙って続けてこられて、東日本大震災後には国民から『これが新しい象徴の紛うことなき在り方だ』と受け入れられているのは、日本社会の現実ですよね」

 「天皇陛下が自分はなぜここにいて、何をすべきで、どこへ向かい、どうバトンタッチしていくのか、ということを、誰も教えてくれない、お手本もない中で、真摯に考えて実践されてこられた賜物です」

 これはまさに正論だろう。ところが、この天皇と皇后が幾度となく被災者・避難者の元を訪れ、その声に真摯に耳を傾けてきた様子を、安倍はポーズを真似てからかったというのである。にわかには信じがたい話だが、一方で、これは安倍ならやりかねないことでもある。

 天皇は「お気持ち」のビデオメッセージのなかでも「日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました」と語っているように、国民と同じ目線になることこそ"民主主義国の天皇"の姿だと考えている。

 ところが安倍にとって、今上天皇が築き上げてきた民主主義的な"天皇像"は、まったく面白いものではない。

 自民党の改憲草案が第1条で天皇の地位を「元首」に改めていることからもあきらかなように、安倍政権が目指すのは、天皇を現人神として位置付け国民支配の装置とした明治憲法下の日本だ。

 そのためには、天皇を皇居の奥に引きこもらせ、国民と一線を画した存在に仕立て上げる必要がある。

 天皇は国民よりも一段も二段も上にいなければならない、天皇が国民の前に直接出てきてひざまずくなどもってのほか。安倍が今上天皇の被災者訪問を茶化したのは、そういう意識のグロテスクな表出だろう。

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リテラはここをクリック
http://lite-ra.com/2016/12/post-2783.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/366.html

[国際16] 中国とバタフライ効果(マスコミに載らない海外記事)

中国とバタフライ効果
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-350f.html
2016年12月29日 マスコミに載らない海外記事


2016年12月27日
F. William Engdahl
New Eastern Outlook

時には、ささやかな勝利や、前向きな行動は、物理学者が“バタフライ効果”と呼ぶ、多くの関連する進展をもたらす新たな質の衝撃を与えうるため、大きな国際的な出来事とほとんど同様に重要なことがある。より正確に言えば、バタフライ効果というのは“決定論的な非線形系のある状態のわずかな変化が、後の状態で大きな差異をもたらしうること”つまり、小さな原因が大きな効果をもたらす可能性があるということだ。これは、我々が生きている世界のあらゆる部分が、相互につながっているという現実に結びついている。中国北東部黒竜江省当局による最近の決定のそうした“バタフライ効果”は、ロシア-中国貿易や経済発展や、それを遥かに超える出来事に、巨大なはずみをつけ得るだろうと私は考える。それは、自然な良き新しき構造の構築なのだ。

2016年12月16日、黒竜江省議会は、遺伝子組み換え、つまりGMO作物栽培完全禁止法を成立させた。禁止は五ヶ月後の2017年5月1日に発効する。中国最大の穀物生産地域の一つ、中国黒竜江省の農民は、成立したばかりの省規則によれば、GMO作物栽培を禁じられることになる。新法によれば、GMOトウモロコシ、米と大豆の栽培が禁止される。更に、GMO作物の違法な生産と販売と種子の供給、食用GMO農産物あるいは、GMO成分を含む食用農産物の違法な生産、処理、販売と輸入も禁止される。あらゆるGMO食品は、特別な区域でのみ、商店で、表示の変種として、はっきりGMO食品と表示してのみ販売可能になる。

違法GMO大豆

10月に行われた省住民の広範な調査で、91%以上の住民が、GMO作物栽培に反対であることが明らかになった後、議会は行動した。北京政府が、GMO商用作物の栽培を依然禁止し、今のところGMO“バイオテクノロジー”に関して行われる管理された研究しか許可されていない事実にもかかわらず、今年9月、黒竜江省の大豆農家の約10%が、密輸したGMO大豆種子を違法に栽培していることがわかった後、公式禁止が行われたのだ。農民たちは、GMO種子で収穫量が増えると偽って教えられているのだ。違法GMO作物栽培のかどで有罪となった農民は、200,000元、つまり31,480ドルにあたる罰金を受けることになる。中国では、アメリカが推進するGMO禁止の抜け穴のおかげで、家畜の餌としてのGMO大豆は許可されている。この残念な抜け穴の結果、中国で消費されている大豆の約60%は現在のところGMOだ。モンサントや他の欧米のGMO商人は、自社のGMO種子を販売促進し、農業見本市で、農民は栽培は違法とはいえ種子をオンラインで購入できる。

8月、中国の巨大化学企業グループ、中国化工集団は、スイスのGMO種子・農業用化学製品グループ、シンジェンタ買収で、驚異的な430億ドルの値をつけた。最近、中国の習近平国家主席と首相は、GMOの可能性と、バイオテクノロジーが中国をハイテク経済の主役にする上での貢献に関して、非常に前向きな発言をした。黒竜江省の住民と議会による最新決定は、この北京戦略に反対する、明らかな信号を送るものだ。

ロシアと黒竜江省

黒竜江省によるGMO作物禁止のバタフライ効果が中国と隣国ロシアの将来の農業関係に影響することは確実だ。黒竜江省は、どの省よりも長いロシアとの国境を有しており、両国の国境は、アムール川が境界になっている。今年早々、ロシア連邦議会は、ロシア連邦におけるあらゆるGMO作物商業栽培を禁じる法律を承認し、プーチン大統領が署名した。黒竜江省での禁止は、GMOではない穀物の中国-ロシア貿易を切り開き、新たなシナジーを産み出す可能性がある。

最近、中国政府は、ソ連軍が1945年に解放するまで、1931年以来、日本の傀儡国家満州国の一部として日本占領下にあった黒竜江省の低迷する経済を活性化する為のもう一つの措置をとった。2009年以来、黒竜江省は、北京の北東中国活性化計画の一部となっている。これは、産業近代化と主要経済インフラ開発に相当な投資を要求するものだ。2006年に承認された道路と高速道路提案が進行中だ。これは、黒竜江省の総道路ネットワークを230万キロに拡張する、38,000キロの新たな道路建設を目指している。

現在、黒竜江省には、アジア-ヨーロッパ大陸ブリッジ部分を含む、約5,300キロ、60の鉄道路線がある。2012年に完成した、ハルビン-大連高速鉄道は、黒竜江省の首都ハルビンから、長春と瀋陽を経由して、北朝鮮と国境を接する南の遼寧省の大連を結んでいる。2020年までに、年間3700万人の乗客を輸送する計画だ。

アムール川鉄橋

中国-ロシア経済協力の最も有望な分野の一つは、黒竜江省を長く蛇行するアムール川対岸のロシアのユダヤ人自治区を結ぶ鉄橋だ。

2018年に完成予定のプロジェクトは、アムール川鉄橋プロジェクトとして知られている。より長い中国側は既に完成しているが、ロシア側が遅れた後、7月以来建設が進行中だ。橋が開通すると、中国で使用されている標準軌の1435mm軌道と、ロシア標準軌の1520mm軌道という二つの軌間の軌道を通すことになる。長さ2kmの橋は、ユダヤ人自治区のニジュネレニンスコエと、黒竜江省の同江市を結ぶことになる。当初、この橋を建設する動因は、ユダヤ人自治区のキムカン村にあるペトロパヴロフスク露天掘り鉄鉱山のロシア鉄鉱石を中国の製鉄会社に輸送することだった。しかしながら、この鉄橋は、1990年代のエリツィン統治による荒廃で、経済的に長期間無視されてきたロシアのこの部分における膨大な未開発の鉱物や他の産物を開拓することが明らかだ。

中国北東部の黒竜江省を、金を含む膨大な鉱物資源と、現在GMOでない非常に肥沃な農業土壌があるロシアのユダヤ人自治区を、アムール川鉄橋経由でこうして接続することは、発展中のユーラシア鉄道と 中国の一帯一路港湾ネットワークで、ロシアの極めて重要な経済地域とを必然的に結ぶことになる。1914年に完成したシベリア横断鉄道はユダヤ人自治区を経由している。

更に中国の別の場所で、2016年12月末に、東部、中部および南西中国を結び、時速350Kmの速度で貨物と旅客を輸送する、8年がかりの延長2,066kmの高速鉄道回廊、上海・昆明回廊が開通すると正式発表されたばかりだ。東海岸に位置する人口約2300万人の中国最大の都市上海を、ベトナムとタイに近い、人口約700万人の活気ある都市昆明とを結ぶ、三つの部分で構成されているものだ。昆明は出現しつつある一帯一路の鉄道・港湾インフラストラクチャーのハブなのだ。

優れた良く練られた構築プロジェクトには、当初は前向きなエネルギーの小さな衝撃波を送り出し、それがやがて巨大な変換へと増幅する明らかなバタフライ効果がある。中国からロシアへとユーラシアを横断する、発展中のインフラ・リンクとあいまった、黒竜江省における最近の進展は、この見事な例だ。物事の構築は、我々欧米連中が至る所でNATO戦争をしかけ、実に病的なまでに夢中になっているように見える破壊より遥かに興味深い。

F. William Engdahlは戦略リスク・コンサルタント、講師で、プリンストン大学の学位を持っており、石油と地政学に関するベストセラー本の著書で、これはオンライン誌“New Eastern Outlook”への独占寄稿。

記事原文のurl:http://journal-neo.org/2016/12/27/china-and-the-butterfly-effect
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http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/873.html

[経世済民117] 中国とバタフライ効果(マスコミに載らない海外記事) :国際板リンク
中国とバタフライ効果(マスコミに載らない海外記事)

http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/873.html


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/311.html

[政治・選挙・NHK218] 宮下公園のゲート施錠 越年越冬の野宿者が阻止(田中龍作ジャーナル)
宮下公園のゲート施錠 越年越冬の野宿者が阻止
http://tanakaryusaku.jp/2016/12/00015068
2016年12月29日 02:00 田中龍作ジャーナル



警察車両が到着すると緊張は一段と高まった。=28日午後10時30分頃、宮下公園 撮影:筆者=


 最初にして最大のヤマ場は野宿者側が勝利した。渋谷区は宮下公園のゲートを閉じることができなかったのである。

 渋谷区は12月29日から1月3日までの間、宮下公園を完全封鎖する。28日夜、定刻通り10時30分にゲートを閉じて施錠し、そのまま封鎖に なだれ込む はずだった。

 午後9時30分頃には、吉武成寛公園課長の姿を見かけたとの情報があり、野宿者と支援者は身構えた。

 吉武公園課長は野宿者に対して、爬虫類のような冷たい目で「水使ってたよね」などと言い放つ人物だ。野宿者が凍死しても顔色ひとつ変えないだろう。

 野宿者と支援者約30人は3手に分かれて3つのゲートを固めた。ゲートは全部で5つあるが、使い勝手の悪い2つは捨てた。

 10時25分には警察車両が公園前に横付けされ、緊張が走った。

 施錠時刻の10時30分頃、公園管理事務所の業者が「ゲートを閉じたいのだが?」と野宿者側に打診したが、野宿者側は断った。渋谷区はそれきりだった。

 野宿者と支援者は午後11時過ぎ、警戒態勢を解いた。渋谷区の目論見は失敗に終わったようだ。

 とはいえ、安心はできない。2013年12月30日、制服警察官が大量に投入され、宮下公園から越年越冬の野宿者を排除した・・・渋谷区には“実績”があるのだ。



厳冬の夜露をしのぐテントであるにもかかわらず、渋谷区は「撤去せよ」と通告してきた。=28日午後9時30分頃、宮下公園 撮影:筆者=

 〜終わり〜















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/367.html

[原発・フッ素47] 福島の小児甲状腺がん疑い含め183人〜2巡目で68人(OurPlanetTV)
福島の小児甲状腺がん疑い含め183人〜2巡目で68人
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2083
投稿者: ourplanet 投稿日時: 火, 12/27/2016 - 16:31 OurPlanetTV


検討委員会後半(甲状腺結果以降)
第25回「県民健康調査」検討委員会(後半)


東京電力福島第一原発事故後、福島県が実施している「県民健康調査」の検討委員会が27日、開催され、2巡目の健診で悪性または悪性疑いと診断された子どもは、前回より9人増え68人となった。また手術をして甲状腺がんと確定したのは、10人増え44人となった。1巡目と2巡目をあわせた数は、甲状腺がんの悪性または悪性疑いが183人。手術を終えた人が146人で、1人をのぞく145人が甲状腺がんと確定した





本格検査で甲状腺がんの疑いがあると診断された68人の年齢は、2次検査時点での年齢は9歳から23歳。性別は男性31人、女性が37人と1:1・19の比率だった。通常、甲状腺がんは女性の比率が高いが、男性比率が極めて高い結果となった。
 
清水一雄委員がこの点について、ベラルーシの甲状腺医デミチク医師が「チェルノブイリの変化のひとつに男女比がある」と言及していたことに触れ、県立医大の見解を糺したが、甲状腺検査を担当している大津留晶氏は回答を控えた。
 
また春日文子委員が再発状態や遠隔転移について質問したが、これについても、回答しなかった。

なお腫瘍の大きさは5・3ミリから35・6ミリで、先行検査の結果は、A1判定だった人が31人、A2だった人が31人で計62人。B判断だった人は5人。先行検査未受診者が一人いた。

岡山大学大学院環境生命科学研究科の津田敏秀教授が、今回新たに公表された2巡目のデータを解析した。津田教授は、「2巡目の検診結果は、相馬地区を除き、すでに桁違いの甲状腺がんの多発を示している。もちろん、統計的有意差が十分にある。」とした上で、「もはや2巡目について、スクリーニング効果」や「過剰診断仮説」は原理上は使えず、むしろ1巡目における「スクリーニング効果」や「過剰診断仮説」を評価をするにあたっての基準になる」と指摘する。









津田教授は、甲状腺がんの多発の原因について議論を避けている検討委員会を厳しく批判。「疫学理論を知っているかどうかよりも、論理的思考能力があるのかどうか、医学的根拠に基づいて議論することができるのかどうかという、公的機関の委員としての資質に問われる事態になったと思われる。」と述べた上で、海外を含め、きちんとした専門家を招き、議論するべきであると提言した。

検討委員会前半(基本調査〜甲状腺検査説明冒頭のみ)
第25回「県民健康調査」検討委員会(前半)


記者会見
記者会見〜第25回「県民健康調査」検討委員会


配布資料
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-25.html



http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/210.html

[政治・選挙・NHK218] ≪傾聴に値≫元日本兵・瀧本さん(95)が「今の若い人に言いたいこと」が切実 不戦を誓う首相の演説に「うそをつくな」
【傾聴に値】元日本兵・瀧本さん(95)が「今の若い人に言いたいこと」が切実
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25460
2016/12/29 健康になるためのブログ


   






以下ネットの反応。



















http://news.infoseek.co.jp/article/161228jijiX532/

一方、空母「飛龍」の整備兵だった滝本邦慶さん(95)=大阪市東淀川区=は、不戦を誓う首相の演説に「うそをつくな」と厳しい口調。安全保障関連法成立や憲法改正への動きを指摘し、「実際には戦争できる準備を急いでいる」と批判し、「それを見せないきれいな言葉にだまされてはいけない。勝っても負けても泣くのは国民。二度と戦争をしてはいけない」と訴えた。 


新聞は各社独自の見解の下に編集されてますので、読み比べることが大切です。1社・2社の新聞見てるだけでは、その新聞社の主張に洗脳されます。今はネットで各社のサイトがありますので、各社のトップページをざっと見て、気になる記事をチェックするのが良いと思います(無料だし)。

そして、様々な経験を嫌というほどしてきた偉大なる先人の言葉ですから、謙虚に受け止めましょう。「政治」はほかの何よりも我々の日々の生活と密接に関わっています。なぜなら、政治は我々が生きる世界の「ルール(法)」を決めているからです。「ルール」を知らずして、プレイするのはアカンでしょう。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/368.html

[国際16] ミシェル・オバマ夫人は、男か女か? 
ミシェル・オバマ夫人は、男か女か?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2066b886531567a3fc23b97a7b5bffef
2016年12月29日 のんきに介護


カール・パラディーノ氏は、

ミシェル・オバマ夫人について、

「男性の姿に戻ってゴリラとのんびり暮らしてほしい」という注文を出していた。

☆ 記事URL:http://www.afpbb.com/articles/-/3112503?cx_part=txt_topics

それを裏付けるように

こんな写真が…―—。


転載元:非一般ニュースはアカウント凍結‏@kininaru2014111 さんのツイート〔10:35 - 2016年12月27日

でっち上げ写真だろうか。

酷いな。

こんな写真、

いたずらで作っていい写真ではないだろう。

ミシェル夫人は、

名誉棄損で

訴えるべきではないか。

放置しておくと誤解が誤解を生む。

一枚の写真の

インパクトは侮れない。

また、トランプ氏も

こういう侮辱を平気でできる

カール・パラディーノ氏とは盟友関係を

断ち切る

宣言ぐらいすべきじゃないかな。





トランプ氏盟友「オバマ氏、死んでほしい」発言で炎上
http://www.afpbb.com/articles/-/3112503?cx_part=txt_topics
2016年12月26日 18:24 発信地:ワシントンD.C./米国


米ニューヨークのトランプタワーで記者たちと話をするカール・パラディーノ氏(2016年12月5日撮影)。(c)AFP/KENA BETANCUR

【12月26日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領の盟友が、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領について「死んでほしい」、さらにミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人について「ゴリラとのんびり暮らしてほしい」などと発言し、激しい非難を巻き起こしている。

 米大統領選でトランプ氏のニューヨーク州選対本部の共同本部長も務めた実業家のカール・パラディーノ(Carl Paladino)氏は23日、現地週刊誌「アートボイス(Artvoice)」の年末特集で問題発言を繰り広げた。

 2017年に最も起きてほしいことを問われたパラディーノ氏は、オバマ氏が牛と肉体関係を持ったことが判明し「狂牛病にかかって」「死んでほしい」と回答。

 また最も消えてなくなってほしいものを問われると「ミシェル・オバマだ」と回答し、ミシェル夫人について「男性の姿に戻ってゴリラと一緒にジンバブエの奥地でのんびり暮らし、気楽にやってもらいたいものだ」と述べた。

 ニューヨーク州知事の共和党元候補でもある同氏の発言はすぐに、ソーシャルメディア上で炎上した。2010年に同氏に勝利した現州知事アンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)氏は「レイシストで醜悪で非難されるしかない発言。パラディーノ氏の人種差別的で扇動的な発言は昔からだ」と批判した。

 一方、トランプ氏は現時点でパラディーノ氏を個人的に擁護はしていないが、トランプ氏の広報担当者は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に「絶対的に非難されるすべき発言」だと語った。

 非難の嵐に直面したパラディーノ氏は公開書簡を発表し「人種とはまったく関係がない」発言だと釈明したが、この声明でもまたオバマ氏を「臆病な腰抜け」と名指しし、ミシェル夫人についても「どこかへ行った方が幸せになれる」と繰り返した。

 ニューヨーク州バッファロー(Buffalo)の宅地開発業者として知られるパラディーノ氏は今月トランプ氏の邸宅があるトランプタワー(Trump Tower)で同氏と面会し、地元紙に「とても和やかだった」と感想を述べている。(c)AFP




http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/874.html

[国際16] ミシェル・オバマ夫人は、男か女か? 
ミシェル・オバマ夫人は、男か女か?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2066b886531567a3fc23b97a7b5bffef
2016年12月29日 のんきに介護


カール・パラディーノ氏は、

ミシェル・オバマ夫人について、

「男性の姿に戻ってゴリラとのんびり暮らしてほしい」という注文を出していた。

☆ 記事URL:http://www.afpbb.com/articles/-/3112503?cx_part=txt_topics

それを裏付けるように

こんな写真が…―—。


転載元:非一般ニュースはアカウント凍結‏@kininaru2014111 さんのツイート〔10:35 - 2016年12月27日

でっち上げ写真だろうか。

酷いな。

こんな写真、

いたずらで作っていい写真ではないだろう。

ミシェル夫人は、

名誉棄損で

訴えるべきではないか。

放置しておくと誤解が誤解を生む。

一枚の写真の

インパクトは侮れない。

また、トランプ氏も

こういう侮辱を平気でできる

カール・パラディーノ氏とは盟友関係を

断ち切る

宣言ぐらいすべきじゃないかな。





トランプ氏盟友「オバマ氏、死んでほしい」発言で炎上
http://www.afpbb.com/articles/-/3112503?cx_part=txt_topics
2016年12月26日 18:24 発信地:ワシントンD.C./米国


米ニューヨークのトランプタワーで記者たちと話をするカール・パラディーノ氏(2016年12月5日撮影)。(c)AFP/KENA BETANCUR

【12月26日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領の盟友が、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領について「死んでほしい」、さらにミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人について「ゴリラとのんびり暮らしてほしい」などと発言し、激しい非難を巻き起こしている。

 米大統領選でトランプ氏のニューヨーク州選対本部の共同本部長も務めた実業家のカール・パラディーノ(Carl Paladino)氏は23日、現地週刊誌「アートボイス(Artvoice)」の年末特集で問題発言を繰り広げた。

 2017年に最も起きてほしいことを問われたパラディーノ氏は、オバマ氏が牛と肉体関係を持ったことが判明し「狂牛病にかかって」「死んでほしい」と回答。

 また最も消えてなくなってほしいものを問われると「ミシェル・オバマだ」と回答し、ミシェル夫人について「男性の姿に戻ってゴリラと一緒にジンバブエの奥地でのんびり暮らし、気楽にやってもらいたいものだ」と述べた。

 ニューヨーク州知事の共和党元候補でもある同氏の発言はすぐに、ソーシャルメディア上で炎上した。2010年に同氏に勝利した現州知事アンドリュー・クオモ(Andrew Cuomo)氏は「レイシストで醜悪で非難されるしかない発言。パラディーノ氏の人種差別的で扇動的な発言は昔からだ」と批判した。

 一方、トランプ氏は現時点でパラディーノ氏を個人的に擁護はしていないが、トランプ氏の広報担当者は米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に「絶対的に非難されるすべき発言」だと語った。

 非難の嵐に直面したパラディーノ氏は公開書簡を発表し「人種とはまったく関係がない」発言だと釈明したが、この声明でもまたオバマ氏を「臆病な腰抜け」と名指しし、ミシェル夫人についても「どこかへ行った方が幸せになれる」と繰り返した。

 ニューヨーク州バッファロー(Buffalo)の宅地開発業者として知られるパラディーノ氏は今月トランプ氏の邸宅があるトランプタワー(Trump Tower)で同氏と面会し、地元紙に「とても和やかだった」と感想を述べている。(c)AFP




http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/875.html

[政治・選挙・NHK218] ≪自民党や経団連は国民の痛みに無関心≫愚かな権力者から身を守るために国民は目覚めなければならない。
【自民党や経団連は国民の痛みに無関心】愚かな権力者から身を守るために国民は目覚めなければならない。
http://useful-info.com/citizens-must-wake-up-to-protect-themselves-from-power
2016年12月29日 お役立ち情報の杜(もり)



 写真(経団連の榊原会長)

 経団連の榊原会長は、2016年12月26日に開かれた会合の挨拶で、日本経済について、「個人消費はようやく底這いから脱しつつある」「来年は正念場の年だ」と発言し、政府や民間が協力して景気回復に取り組むべきだという認識を示しました。その一方で、安倍政権に対しては、「国民の痛みに伴う改革にも、真正面から取り組んでもらいたい」と述べ、社会保障制度改革や財政健全化の実現に向けて注文をつけました。

 長年の自民党政治によって、国民はかなりの痛みを感じてきたという事実を、経団連の榊原会長は知らないのでしょうか?知っていても知らないふりをして、もっと搾取してやろうと考えているのでしょうか?その一方で、自分が属する大企業群や幹部たちが必要以上に優遇されてきた事実を知らないはずがありません。

 下の図を見ると、1989年に消費税が導入されて以降、徴収された消費税収は、法人税率引き下げのために使われてきたことがよく解ります。所得が低い庶民ほど負担が重い消費税の税率をどんどん上げている一方で、大企業を優遇しているのです。経団連傘下企業の自民党に対する多額の政治献金や、選挙での応援がとても効いています。経団連はお金の力で政治を操っています。


 消費税収と法人税減収 出典:赤旗

 例えば、トヨタ自動車は様々な優遇税制をフル活用することで、多額の利益を上げているにもかかわらず法人税をほとんど払っていません。

      
       利益を出しても法人税を払わないトヨタ 出典:赤旗

 企業の内部留保はドンドン蓄積されていますが、有効に活用することができていません。無駄ですね。お金を貯めること自体が目的化してしまったのです。こういうのを無能と言います。

     
      増える企業の内部留保 出典:赤旗

 企業経営者の器が小さくなってきたせいか、従業員をコストとしか見なせず、目先の利益を上げるために非正規雇用の割合を高めています。政府は労働規制を緩めて雇用の不安定化の後押しをしています。

     
      非正規労働者の増加 出典:赤旗

 大企業としては、長時間労働させても残業代は払いたくない、過労自殺の悲劇が起こっても知ったことではない、というのが本音です。

 家計の貯蓄率はドンドン低下しており、近年ではとうとうマイナスになってしまいました。これでは、消費が活発化するはずがありません。


 家計貯蓄率の推移 出典:東洋経済

 東芝では長年に渡って粉飾決算という犯罪が行われてきましたが、歴代3社長には多額の報酬が支払われてきました。自民党を裏から操っている経団連には傘下企業がたくさんありますが、この手の事象は氷山の一角に過ぎません。


 粉飾決算を主導した東芝の歴代3社長へ支払われた報酬 出典:赤旗

 国会議員たちも多額の収入を得ています。一位は、ブラック企業の創業者で自民党公認の渡邉美樹さんです。


 国会議員の所得ランキング(2014年分) 出典:ザイFX!

 詐取される側の庶民たちはますます生活が困窮し、貧困率も上昇の一途を辿っています。

     

 悪徳権力者による搾取で生活が成り立たなくなった場合、最後の砦が生活保護制度です。しかし日本では、生活保護を受けるべき人のうち実際に利用できているのは二割以下です。わざと利用しにくくしたり、申請者を追い返したり、情報の周知を行政側が怠っているためです。


 生活保護の利用率・捕捉率の国際比較 出典:たんぽぽ

 貧困とは無縁の権力者たちは、国民から徴収した税金で豪遊を繰り返しています。


 安倍政権閣僚らの政治資金による豪遊 出典:赤旗

 年金の支給開始年齢はドンドン引き上げられていますが、75歳まで上げることを検討するようになりました。何百兆円という大金を国民から徴収したのは、国民の老後の生活を安定させるのが目的ではありません。それは大義名分です。グリーンピアなどの無駄な箱モノを全国に作ったり、天下り先を無数にこしらえたりして、官僚・政治家たちが不労所得を得るのが真の目的です。こういう輩を、ゴクツブシといいます。

       
  写真:自民党:田村厚労相「年金支給開始年齢引き上げ検討」 出典:NHK

 安倍政権では、多額の年金を株式市場に投入して運用する動きが顕著になりました。国民のためを思って、年金資金を増やそうとしている訳ではありません。株高を演出して、内閣支持率を上げるのが目的です。損失が出ても誰も責任を取りません。大笑いしているのは、売り逃げして莫大な富を得ている強欲投資家たちです。

       
         写真:年金積立金運用での損失 出典:ANN

最後に:


 図(2014年の衆院選における自民党獲得票数と棄権者数の比較) 出典:数値は総務省集計データ通りだが、図自体の出典は不明

 自民党政権をこのまま続けさせれば、事態はもっと悪化します。惰性で自民党に投票してきた庶民の皆さん、そして、面倒くさいから選挙を棄権してきた庶民の皆さん。死にたくなければ、一刻も早く目を覚ました方がいいですよ。

以上





http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/370.html

[経世済民117] 2017年ドル円予想 BNPパリバ「1ドル=128円」 ドル高はどこまで?(ZUU online)
             2017年ドル円予想 BNPパリバ「1ドル=128円」 ドル高はどこまで?(写真=Thinkstock/Getty Images)


2017年ドル円予想 BNPパリバ「1ドル=128円」 ドル高はどこまで?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000034-zuuonline-bus_all
ZUU online 12/29(木) 19:14配信


昨年の今頃を振り返ると、2016年の為替見通しは米金利上昇を背景にドル高見通しが優勢であった。結果的にはドル高に終わったイメージではあるが、ドル円は2015年末の1ドル=120円台には届いておらず、ほぼ「往って来い」ながらも、小幅な円高で終わっている。

今年の為替市場を簡単に振り返ると、年初はドル高が進んだが、その影響で新興国を中心に景気が減速し、米国を含む世界経済に変調が見られたことからFRBがハト派へと転じ、歩調を合わせてドル安へと転じた。年後半までドル安基調で推移していたが、米大統領選でトランプ氏が当選すると、米金利とともにドルが急騰し、100円近辺にあったドル円はあっという間に120円目前まで円安が進んだ。

この「トランプラリー」によるドル高はどこまで続くのだろうか。今回は金融機関の予想を手がかりに2017年の為替市場を展望してみたい。

■ドル高で一致も、ドル円の見通しには幅がある

外資系金融機関の予想をみると大勢がドル高を予想しており、トランプラリーによるドル高は2017年も続く見通しだ。ただし、ドル円については円高を予想する声もあり、意見の相違も見られる。

ドル高の理由は主に米金利の上昇にあり、トランプ次期政権による減税、規制緩和、公共投資の拡大が米インフレ率の上昇を招くとの見方が金利の先高観を促している。また、FRB(米連邦準備理事会)が利上げ継続の意思を示していることもドル高予想を後押ししている。

とはいえ、「トランプノミクス」が実現するかどうかはまだ未知数であることから、予想には幅がある。

2017年末のドル円を最も円安に予想しているのはBNPパリバで1ドル=128円となっている。モルガン・スタンレーが125円、HSBCが121円で続いている。モルガン・スタンレーは2018年央に130円を見込んでおり、円安トレンドがかなり長期間続くと予想している。

こうした見方に一石を投じているのがシティ・バンクで、12月28日現在、今後3カ月間の目標値を111円、6カ月から1年後までを115円と予想した。2017年のレンジを100−115円としており、ドル円は中長期的に円高に向かうと考えている。ドル円の上昇を支えてきた2つの要因が時間とともに消滅するからだ。すなわち、日銀の長短金利操作と量的緩和の維持が今後はますます難しくなり、12月の利上げで米金利のスティープ化はほぼ終了したとみている。

■ユーロドルはパリティ割れへ

ドル円の見方に幅があるのに対し、ユーロドルの見方はパリティを割り込むとの見方でおおむね一致している。

例えば、ドイツ銀行は2017年末のユーロドルを1ユーロ=0.95ドルと予想。2017年を通じて利上げスタンスのFRBと緩和継続のECB(欧州中央銀行)の金融スタンスの違いにより、欧米での金利差が拡大することを理由に挙げている。金利差に着目したユーロ安はドル円での円安と同じ構造だ。

シティバンクはユーロドルの目標値として今後3カ月を1.05ドル、半年から1年を0.98ドルとしている。米金利の上昇に加え、ドイツとイタリアでの金融セクターへの懸念、英EU離脱の“ハード・ブレグジット(強硬離脱”など政治的なリスクもユーロドルにはネガティブに働くとみている。

<人民元は下落が続く、円高要因の可能性も>
中国の人民元は2017年も引き続き下落する見通しだ。例えば、ゴールドマン・サックスは3カ月後、6カ月後、12カ月後の見通しをそれぞれ1ドル=7.00元、7.15元、7.30元と予想している。ゴールドマンは2017年1-3月期の中国成長率が年率5.5%まで低下するとも予想しており、警戒感を強めいてる模様だ。

トランプ氏は大統領就任直後に中国を為替操作国に認定すると公約しており、1月20日の就任式での発言も注目されている。

中国は輸出の減少、インフレ率の上昇、不動産価格の上昇、不良債権処理など多くの問題を抱えており、人民元の下落は世界経済を揺さぶることになりかねない。人民元安による世界的な株価の下落はドル高要因と見られているが、リスクオフでは円も買われることから円高要因にもなりそうだ。

<日系でも見方の分かれるドル円の行方>
日系の金融機関を見ると、三井住友銀行は2017年末のドル円を120~125円と円安を予想している。米国や欧州において政治的な混乱がないことを条件としており、国際政治が混迷した場合には105~110円と円高でのレンジを見込んでいる。

一方、大和証券は円高を見込んでおり、2017年末のドル円を100円と予想した。金利上昇とドル高で米経済のさらなる改善は困難となり、景気減速で金利の上昇が止まり、株価も軟調に転じることでリスクオフの円高を予想している。

■年末125円がメインシナリオだが100円を目指すリスクにも注意

専門家の見通しを集約すると、2017年もドル高が継続し、年末はドル円が125円、ユーロドルは1.00ドルが目安となりそうだ。ただし、世界の政治経済が何事もなく無事に1年を過ごした場合を想定しており、メインというより楽観シナリオに近いかも知れない。

米国が「アメリカ・ファースト」を掲げて、保護主義的、排他的な外交政策を展開することはほぼ確実である。問題は中国などの反応であり、国際秩序が混乱をきたすようだと“有事の円高”となる可能性がある。英国のEU離脱プロセスが“ハード・ブレグジット”となることも懸念材料だ。

一旦リスク見通しが強まれば、安全な資金の逃避先としての円需要は急速に高まると考えられている。欧米中での政治・経済リスクを踏まえると、100円を目指すリスクシナリオがいつ発生してもおかしくはなさそうだ。(ZUU online 編集部)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/313.html

[経世済民117] 親の介護は情報戦「お金の流出を防ぐ」3つの公的制度(ZUU online)
              親の介護は情報戦「お金の流出を防ぐ」3つの公的制度(写真=PIXTA)


親の介護は情報戦「お金の流出を防ぐ」3つの公的制度
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000028-zuuonline-bus_all
ZUU online 12/29(木) 18:39配信


介護保険制度が導入されて約17年、1〜2割の自己負担で介護サービスが受けられる公的介護保険は要介護者の家族にとって頼りになる存在となっている。しかし、介護は終わりが読めず、いつまでに、いくらかかるのか、介護費用に悩まされる人が増えている。そんな親の介護において、お金の流出を防ぐ努力が子世代としては重要となる。そこで今回は、膨らみがちな介護費用を抑えられる、3つの公的制度をご紹介しよう。

1. 高額療養費制度の介護版「高額介護サービス費制度」

公的健康保険の高額療養費制度はご存じの方も多いだろう。ひと月の医療費の自己負担額が一定の金額以上になった場合、オーバーした分を払い戻してもらえる制度だ。この介護保険版が、「高額介護サービス費制度」だ。

<世帯の限度額>
払い戻しの基準になる月の限度額は、本人だけでなく世帯の所得で決まる。

厚生労働省:周知用リーフレット(高額介護サービス費の負担限度額の見直し)より
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/kougakukaigo.pdf

一般的な所得の世帯で、世帯の負担上限額は月額3万7200円だ。一方で、介護保険を利用してサービスを受ける場合、そもそも受けられる総額には上限がある。

<居宅サービスの1ヶ月あたりの利用限度額>
要支援1:50,030 円
要支援2:104,730 円
要介護1:166,920 円
要介護2:196,160 円
要介護3:269,310 円
要介護4:308,060 円
要介護5:360,650 円

厚生労働省・介護サービス情報公表システム・介護保険の解説より
https://www.kaigokensaku.jp/commentary/fee.html

限度額の範囲内でサービスを利用した場合は、1割(一定以上所得者の場合は2割)の自己負担 となる。
最も多くサービスを受けた場合の自己負担額は月額で約3万6000円だ。

【要介護5の居宅サービス、基準額、1割負担の例】
つまり一般的な所得の世帯で要介護者が一人の場合は、高額介護サービス費制度の恩恵を受けることはできない。設定されている負担上限額(3万7200円)が、実際に受けられる上限(3万6000円)を上回っているからだ。

高額介護サービス費制度の恩恵を受ける可能性があるのは、

・自己負担の割合が2割(現役並み所得者)
・非課税世帯
・世帯に二人以上の介護サービス利用者がいる場合

などである。

【一般的な所得の世帯夫婦で3万円ずつのサービス利用・自己負担額を支払っている場合】
・世帯の負担上限額 : 3万7200円
・3万円×2−3万7200=2万2800円   
・申請により、2万2800円が払い戻しされる

<手続き>
限度額を超えて払い戻しの対象になった場合、約3ヶ月後に要介護者本人宛てに市区町村から通知と申請書が届く。対象になるかは知らせてもらえるが、払い戻しを受けるためには窓口に出向くか郵送で申請する必要がある。

<対象外の費用>
制度の対象外の介護費用もあるので覚えておこう。
・施設サービスの居住費(滞在費)、食費、雑費など、生活費的な費用は対象にならない。
・福祉用具の購入費、住宅の改修費も対象外
・介護保険外のサービス利用料(利用限度額を超えて、全額自己負担の分)も対象外
親御さんがあてはまる限度額を把握しておくと、年間の介護費用の見通しが立てられるだろう。

2. 高額医療・高額介護合算療養費制度

医療費と介護費それぞれに、高額な費用の払い戻しが月単位で受けられるのは上述のとおりである。その上で、二つの自己負担の年額を合算して、限度額以上の場合に払い戻しが受けられる制度もある。それが「高額医療・高額介護合算療養費制度」だ。毎年7月31日に確定する1年間の自己負担の上限額が、年齢と所得に応じて細かく決められている。

名古屋市・暮らしの情報・高額医療・高額介護合算制度について、より
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000007728.html

例えば、70歳以上で一般的な所得の場合、1年間の医療・介護の自己負担額の合計が56万円を超えたら、その超えた金額が払い戻しされる。あくまでも公的健康保険と公的介護保険が適用された分の自己負担額で、両方の支払があった場合だけ対象となる。

課税世帯では、現実的には利用者は限られるだろう。対象になるのは、非課税世帯や、長期の入院の後介護サービスをたくさん受けた方、夫が介護費、妻が医療費と、2人でまとまった支払いがあった場合などだ。2人以上の自己負担額を合算できるのは同じ公的医療保険の加入者に限られる。夫が後期高齢者医療制度の加入者、妻が国民健康保険の加入者の場合は制度の利用はできないので注意しよう。

<手続き>
利用者が後期高齢者医療制度や国民健康保険の加入者の場合は、こちらも市区町村から案内が来るので申請の手続きをとろう。利用者が健康保険組合や協会けんぽ(社会保険)の加入者の場合、申請窓口は社会保険になる。社会保険側は、市区町村管轄の介護保険サービス費用は把握できないので、利用者側が適用かチェックする必要がある。

また、公的健康保険は1年の途中で移動することもあるので、「高額医療・高額介護合算療養費制度」の場合は、一か所ですべて把握してもらえないことも出てくる。社会保険の加入者、転居した方、加入する健康保険が変わった方で、1年の自己負担額が高額になりそうな場合は、まずは住んでいる市区町村の介護保険の窓口に相談しよう。

3. 医療費控除

3つ目が医療費控除の確定申告だ。医療費控除の対象になる介護費用は多い。親世帯と別居・別会計であれば、親自身の所得の確定申告で減税を受けることができる。親と同居、または別居でも仕送りをしているなど、「生計を一にしている」と認められる場合は、自分の確定申告の際に親の介護費用も合わせて医療費控除の申告ができる。親が扶養親族でなくても構わない。

<医療費控除の対象になる介護費用>
(1)介護保険施設で受けるサービス
・介護老人保健施設など、医療系施設は自己負担の全額
・特別養護老人ホームなど、福祉系施設は自己負担の半額

(2)介護保険を利用して在宅で受けるサービス
・医療系のサービスは自己負担の全額
 利用限度額を超えた分(全額自己負担)も対象
・福祉系のサービスは条件により、対象外、一部のみ対象、対象と別れる
 利用限度額を超えた分(全額自己負担)は対象外

(3)おむつの購入費、自己負担の全額
・医師による「おむつ使用証明書」が必要
・6カ月以上寝たきり(車いすに乗れる方も含まれる)

(4)介護保険施設に通う際の交通費
・やむをえずタクシーを利用した場合も対象

以上が医療費控除の対象になる介護関連費用の概要になる。(1)、(2)の介護保険サービスの自己負担額に関しては適用かどうか素人では判断しにくい。介護保険サービスの領収書に医療費控除の対象になる金額が記載されるので、そこで確認の上保管しよう。

また、おむつを購入した場合の領収書、施設に通った際の交通費の記録も必ず取っておきたい。これらを心掛けて、年が明けて10万円以上(所得が200万円未満なら所得の5%以上)で医療費控除の申請ができるようならまとめよう。もちろん他の家族の医療費も合算できる。

医療費控除の申請は、「高額介護サービス費制度」「高額医療・高額介護合算療養費制度」の申請に比べて手間がかかる。しかし節税額が限られる場合でも、国民健康保険、後期高齢者医療制度、介護保険など、各種社会保険料の軽減にもつながるので、あてはまる方は申請するべきだ。

■介護は情報戦 公的制度を利用しながらサポート

介護は情報戦と言われる。親の介護は親の所得と資産でまかなってもらうのが基本だが、必要な情報を集め、申請など行動するのは子世代の役目になるだろう。筆者の経験上も、領収書の保管や役所とのやりとりは、早くから子世代が関わることをお勧めする。親のお金を守り、必要な期間必要なサービスが受けられるよう、公的制度を利用しながらサポートして欲しい。

早乙女美幸
家計管理とコツコツ投資のサポーター、ファイナンシャルプランナー(AFP)。専業主婦時代にFP資格を取得してから人生が一変。保険会社、銀行の勤務を経て、「えーるFP事務所」を開業。名古屋市を中心に、差がつく人生設計構築のために活動中。趣味はDIY、スキー、断捨離。FP Cafe登録FP(https://fpcafe.jp/

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/314.html

[政治・選挙・NHK218] 開き直り、陰謀論、逆ギレ、詭弁…安倍首相が発した2016年「アホすぎて茫然」の発言集!(リテラ)
                  自由民主党HPより


開き直り、陰謀論、逆ギレ、詭弁…安倍首相が発した2016年「アホすぎて茫然」の発言集!
http://lite-ra.com/2016/12/post-2812.html
2016.12.29. 年末特別企画 リテラの2016年振り返り 安倍首相が発したアホバカ発言集  リテラ


 今年、安倍首相が吐いた「大嘘ワースト10」に続いて、今度は2016年に飛び出した「ベスト・オブ・アホ発言」をお送りしよう。

 マスコミを完全封殺した結果、不都合な事実が伝えられず高支持率を維持することに成功した安倍政権だが、そのことで図に乗った総理が今年はさらに大暴走。背筋が凍るような開き直りに、妄想、陰謀論、トンチキな詭弁、逆ギレ……そんな安倍首相の醜態を厳選して詰め合わせた、リテラからの御歳暮だ。

 え? そんなものいらない? まあまあそう言わず。来年こそは返品できるよう、いまは絶望のアホっぷりをとくと噛みしめていただきたい。


◎誰か教科書持ってきてあげて!
「私は立法府、立法府の長であります」
5月16日、衆院予算委員会

いや、あんたは行政府の長だから! 誰か三権分立を説明してあげて! と悲鳴をあげたくなった一言(姑息なことに、議事録ではこの発言をこっそり修正)。ただ、何度も同じ間違いを繰り返し、さらには強行採決を連発する姿勢からは、本気で立法府は自分の思い通りになるものだと信じ込んでいる可能性も……。


◎萎縮してないの、ソコくらいでしょ…
「きょう、帰りにでも日刊ゲンダイを読んでみてくださいよ(笑)。これがですね、萎縮している姿ですか?」
2月4日、衆院予算委員会

キャスター降板が相次ぐなど言論機関の萎縮を問われ、その返事がコレ。いつから日刊ゲンダイは日本を代表する言論機関になったんだよ!(ゲンダイさんごめんなさい!)と言いたいが、このあと調子づいた安倍首相は「安倍政権を弁護する立場の言論のほうはですね、なかなか貫き通しにくい雰囲気すらあるという人もいるわけで」などとネトウヨ陰謀論を開陳。それこそ、ワイドショーや産経や読売をみてくださいよ(笑)。


◎頭の中、大丈夫?
「(国会でのヤジは)独り言だったんですが、独り言(の声)が大きくなった」
5月1日、『ワイドナショー』(フジテレビ)

審議中についつい「日教組!」って独り言を言っちゃってる、とな。ヤ、ヤバい、完全に頭の中を陰謀論に支配されていて、勝手に口が……。


◎期待裏切らない!イライラキャラ炸裂
「ちょっと6時に出なきゃいけないんだよ、飛行機の問題があるから!」
6月21日、『報道ステーション』(テレビ朝日)

参院選前の党首討論の収録で、さんざん「簡潔に申し上げます」と言って野党の追及に割って入っては長々と話した挙げ句、最後にはイライラした様子で腕時計を指さして、この「俺は忙しいんだアピール」。時事通信によれば、安倍首相は収録後も「(収録は午後)6時までって言ったじゃないですか。びっしりなんですから、日程が」と司会者に詰め寄ったらしいが、収録が終わったのは6時1分……。文句をがなり立てる時間があるならさっさと空港行こうよ!


◎むしろクッパに徴兵されたクリボーでしょ?
「安倍晋三です。マリオではありません。でも、マリオのように闘い続けています」
9月21日、NY・金融関係者向け会合で

絶対言うと思った発言その1。そこまで安倍マリオをお気に召したのならヒゲを伸ばしてみたらいかがかと思うが、そんなことをしたら、海外メディアはマリオじゃなくヒトラーと重ね合わせること必至だしねえ。


◎そのヨイショを自慢げに語る感覚がスゴイ
「(トランプに)こんなキュートなPPAPは初めて見たと言ったら本当に喜んでくれた」
12月20日、講演会で

絶対言うと思った発言その2。トランプもかわいい孫を褒められたらそりゃ喜ぶよね、としか。というより、たんなるヨイショ話を外交成果のように誇らしげに語るって、すでに従属っぷりがすごいんですが。


◎ニューヨークでも「保守速報」脳
「日本はいわゆる侍の国として、非常に保守的な国でもあります」
9月2日、NY・男女平等イベントでのスピーチ

男女平等を語る場で「日本は侍の国で保守的」と胸を張るって、どういうこと??  しかも安倍首相はこの言葉のあと「日本が変われば世界が変わると聞いています」と続けたが、一体、誰に聞いたの? 「日本はサムライ」「日本はスゴイ」って、そこ、日本会議の集会じゃないですから!


◎日本語が不自由すぎる首相官邸
「日本政府を代表して、キューバ政府及び同国国民、ご遺族の皆様に対し、ご冥福をお祈りします」
11月26日、首相官邸Facebookでのカストロ議長哀悼メッセージ

いやいや、政府と国民と遺族に「ご冥福をお祈り」するって、失礼すぎるよ! その後、首相官邸は文面を修正したが、「日本の伝統を守る」だの「美しい国」だのと言っている人間とその取り巻きがこれなのだから、呆れるほかなし。 


◎待機児童対策がコレだそうです
「叙勲において、保育士や介護職員を積極的に評価していくことについても検討していきたい」
3月14日、参院予算委員会

「バカ発言」というより「バカにするな発言」と言うべきか。待機児童問題の背景にある保育士などの“待遇改善”の一環が勲章などの栄典を授与って、給与水準のアップが先決なのは当然。ちなみに、賞勲局によれば勲章を含む栄典全体の予算額はおよそ28億から30億円、そのほとんどは勲章や褒章の製造費とのこと(06〜10年まで。栗原俊雄・著『勲章 知られざる素顔』岩波書店より)。本気で待機児童問題に取り組むつもりなら、この予算をすべて回してください!


◎「TPP断固反対」で政権奪取したのにね
「(TPPは)決して終わっていない」
「いま、我が国こそが早期発効を主導せねばならない」
11月14日、参院TPP特別委員会

トランプとの会談を控えてこう息巻いたのはいいものの、会談後トランプはあっさり「就任初日に離脱通告するから」と宣言。目も当てられない状態に。しかも“重要5品目などの「聖域」が確保できないなら脱退”という国会決議も守られていない状態で12月9日には強行採決で可決、成立させちゃったのだから、これはあきらかな政権の大暴走だ。


◎もはや、ツッコむ気にもなれない無責任
「憲法について論評はできるが、答える義務はない」
10月12日、衆院予算委員会

参院選の遊説では憲法改正のケの字も出さず、選挙が終わると「信任を得た」と言って改憲まっしぐらだったのに、いざ国会で憲法改正草案について追及されるとダンマリを決め込むようになった安倍首相。で、この発言である。論評っていってもどうせ「押し付け憲法だ」の一点張りで「芦部信喜? 誰それ」などと不勉強が露呈するだけだろうが、改憲の旗振り役なのに「答える義務はない」とは、あまりに無責任だ。


◎映画の取材協力者はあなたの嫌いな枝野&百合子だけど
「『シン・ゴジラ』でも自衛隊が大活躍していると聞いています」
9月12日、自衛隊幹部との懇親会で

この時点では「まだ観ていない」ということだったが、そりゃあ安倍首相にとっては早くしたくてしたくてたまらない「防衛出動」が描かれているのだから、喜ばしい作品であることはたしか。こうした『シン・ゴジラ』ブーム=「自衛隊が国民に支持されている!」と気をよくした結果か、ついには次のようなパフォーマンスまで披露したのだ。


◎ヒトラーですか? それとも金正恩ですか?
「(命を賭けている自衛隊に)いまこの場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」
9月26日、衆院本会議での所信表明演説

安倍首相がそう言うと、自民党議員らが次々に立ち上がって拍手……。戦後はじまって以来のファシズムを想起させる国会パフォーマンスに、野党や一部メディアからも「まるで北朝鮮や中国共産党の党大会だ」「言論の府にふさわしくない」という批判の声が上がった。しかも恐ろしいのは、安倍首相が “起立して拍手”を促す際、「海上保安庁、警察、自衛隊に敬意を表す」という大義名分を掲げていたこと。つまり、あらかじめ自衛隊員の“英雄化”をはかっておくことで、駆けつけ警護で殉職者が出た場合の反発を最小限に押さえ込もうとした可能性があるということだ。そして、駆けつけ警護の危険性を指摘されたときに発したのが、次の言葉である。


◎命がかかった問題なのに、この軽さ
「南スーダンは、たとえば我々がいまいる永田町と比べればはるかに危険」
10月12日、衆院予算委員会

なに言っちゃってるの? という感じだが、安倍首相は「永田町よりは危険だろうが、それくらいでなぜ『駆けつけ警護』をやめる必要があるんだ」と言いたかったらしい。あまりにふざけた答弁だが、これは安倍首相がいかに自衛隊員の命を軽んじているかの証拠だろう。そして、自衛隊の活動地域であるジュバの治安悪化が次々と伝えられても、政権は「戦闘状態ではなく衝突」「状況は安定している」と詭弁を弄し、ついに自衛隊員を送り出してしまった。この罪深い判断を絶対に忘れてはいけない。


 ……とまあ、このように茫然とするような発言が相も変わらず総理から飛び出した2016年。ただ、失笑しているだけではいけない。最後にも触れたように、安倍首相は今年、こうした呆れた発言を繰り返しながら、あきらかな戦闘地域である南スーダンへ自衛隊員を送り、沖縄に対しては危険を甘んじろと言わんばかりに圧政を敷いたのだから。

 権力の暴走を監視するという役割をメディアが放棄しているいま、安倍首相のひとつひとつの言動をチェックし、責任の追及をおこなっていくこと。来年も本サイトではそうした「当たり前」を続けていきたいと思う。

(編集部)

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/371.html

[経世済民117] エコカー減税 基準が厳格化、対象車種が新車の9割から7割へ(ZUU online)
             エコカー減税 基準が厳格化、対象車種が新車の9割から7割へ(写真=PIXTA)


エコカー減税 基準が厳格化、対象車種が新車の9割から7割へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000030-zuuonline-bus_all
ZUU online 12/29(木) 18:40配信


環境性能に優れたクルマの「自動車税」「自動車重量税」「自動車取得税」を軽減してもらえるエコカー減税。電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル車などの次世代自動車と、ハイブリット自動車及びガソリン自動車が対象で、燃費がいいほど減税率は高くなる。

しかし2017年春、対象車種が新車の7割ほどに減らされてしまうため、これから新車を買おうとしている人は注意が必要だ。

■エコカー補助金は終了したが減税は継続中

「エコカー減税」は、経済産業省の主導で2009年度にスタート。2012年度は「新エコカー減税・中古車特例」として、減税対象車の燃費基準を切り替え、環境性能に優れた自動車に対する負担軽減を重点化して実施されている。期間は3年に延長された。

新車を購入する場合、エコカー補助金と併用可能して受けることができるが、エコカー補助金とエコカー減税とでは求められる環境要件は異なっていた。

エコカー補助金のほうは、2011年12月20日から2013年1月31日までに新車登録された自動車対象だったが、補助金申請総額が予算の3000億円を超過し、現在は募集していない。

エコカー減税制度は、自動車の重量に応じて定められている燃費の基準に基づいて、対象車か非対象車かが決まる。

政府・与党は、2017年度の税制改正で、低燃費車の税負担を軽くするエコカー減税について、対象を現在の新車販売台数の約9割から段階的に7割まで絞り込む案で決着した。環境性能の向上に合わせて燃費基準を厳しくし、対象を絞る一方、一定の税収を確保する狙いと見られる。

2015年度に行われた制度改正ではそれまで運用していた燃費基準の改正が行われ、現在は「平成32年度燃費基準」が採用されている。平成32(2020)年度燃費基準とは、日本のCO2排出量の約2割を占める運輸部門の温暖化対策を推進するために取りまとめられたもの。2020年度までに達成すべき目標基準値として定められ、ガソリン、軽油またはLPガスを燃料とする乗用自動車が対象だ。

■優遇期間と減税率は?

「自動車取得税」に対する優遇は、2015年4月1日から17年3月31日までに新車を取得する場合に限る。「自動車重量税」に対する優遇は、15年5月1日から017年4月30日までに新車登録および最初の車検を受ける場合に限り適用される。“免税”が適用された後の初回継続検査など(2回目車検)についても“免税”が適用される。「自動車税」に対する優遇は、2017年3月31日までに新車を取得する場合に限られている。

それぞれの減税率を見ると、自動車取得税は、平成32年度基準の達成度合いに応じ60%、80%減または免税。32年度基準に達しなくても、平成27年度基準を一定水準満たせば40%減、20%減の2段階を設けている。

自動車重量税は、平成32年度基準を達成した車を50%、75%、免税の3段階で減税し、平成27年度基準を5%上回れば、25%減だ。

エコカー減税対象の自動車に関する情報は国土交通省、日本自動車工業会などのWebサイトに掲載されている。事前に、型式指定番号・類別区分番号等により検索することができるので、検索してみるといいだろう。


眞喜屋朱里(税理士、眞喜屋朱里税理士事務所代表) この筆者の記事一覧 (https://zuuonline.com/archives/author/makiyaakari

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/316.html

[経世済民117] 「ベストツイート・オブ・ザ・イヤー」経済イベントで振り返る2016年(ZUU online)
              「ベストツイート・オブ・ザ・イヤー」経済イベントで振り返る2016年(写真=Thinkstock/Getty Images)


「ベストツイート・オブ・ザ・イヤー」経済イベントで振り返る2016年
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000036-zuuonline-bus_all
ZUU online 12/29(木) 20:02配信


2016年もいよいよ残り僅かとなった。金融・経済関係のニュースを振り返りながら、筆者独自の視点で「ベストツイート・オブ・ザ・イヤー」を選び紹介していきたい。

■「いいね、この掌返しっぷりw」@chemisuke_sikyo
ーーツイッターではトランプショックが注目

https://twitter.com/chemisuke_sikyo/status/797909054211264512

11月8日の米大統領選は2016年を振り返ってみると最大のイベントだった。マスコミは事前にクリントンの優勢を報道、トランプ氏の勝利の場合はトランプリスクで世界の株価は少なくとも10%は調整し、リスク時のヘッジ通貨である円は対ドルで100円を割ると予想するエコノミストやストラテジストが大半だった。

トランプ氏のリードが世界で一番に評価されることになった東京市場では一時日経平均1000円安。大暴落の始まりかと思われたが、海外では一転し株式市場は急上昇。トランプショックが直撃した市場は日本だけだった。

トランプショックから間もない11月14日に専門家に問い合わせたアンケートの結果がこれ。 「いいね、この掌返しっぷりw」というツイッター。投資をしているほとんどの人がエコノミストやストラテジストのお気楽さに同意した瞬間だった。

■「#アベノリスク」
ーー黒田日銀総裁なにをやっても裏目

日銀が歴史的なマイナス金利を導入したのが1月末の決定会合だった。一時日経平均は急騰、円は急落したが、すぐに往って来いの展開となった。16年前半は安倍首相や黒田総裁が何をやっても株は下がり、円は買われた。

いつのまにか、ツイッターのハッシュタグ(#)に、「#アベノミクス」でなく「#アベノリスク」を入れることが流行った。アベノミクスの限界が意識された16年前半だった。

■「ポケモンGOとかけまして・・・・」
ーー任天堂がまさかのストップ高、一日で時価総額6000億円増

ひたすらゲームコンソールにこだわり、モバイル市場に参加をしてこなかった任天堂が方針転換。7月にポケモンGOのダウンロードが開始になると世界中で社会現象となり、任天堂の株価はわずか1週間で倍になった。東証での売買代金も7月20日には7323億円と東証史上過去最高を記録、任天堂だけで東証の売買代金の27%を占めるという狂想曲を演じた。

そこで、このツイート「ポケモンGOとかけまして、夏の終わりととく。どちらも飽きがくる(秋が来る)でしょう」。

https://twitter.com/entlemang/status/757384896985706496

うまい!座布団1枚。任天堂はその後「マリオラン」もリリースしたが、いまだに夏の狂想曲の高値は超えない。

■AIがマスコミや投資を席巻?
ーーポピュリズムの台頭が決定的、トランプショックへの布石

英国民がEU離脱を希望するとは、事前の報道では考えもしなかった。BREXITも2016年のサプライズだった。こういう経験を積むにつれ、マスコミ報道の限界を感じることが多くなった。

https://twitter.com/nakada720/status/795993160027553792

2016年は金融界でもAI元年となり、みずほ銀、楽天証券、三菱UFJ信託銀などがAIとディープラーニングを使い投資家にETFなどのポートフォリオ運用をアドバイスするロボアドバイザーを始めた。またYAHOO JAPANグループは、AIで運用する実質初の公募投信を12月に開始した。AIが、マスコミや投資を席巻する時代は近いのだろうか。

平田和生(ひらた かずお)
慶應義塾大学卒業後、証券会社の国際部で日本株の小型株アナリスト、デリバティブトレーダーとして活躍。ロンドン駐在後、外資系証券に転籍。国内外機関投資家、ヘッジファンドなどへ、日本株トップセールストレーダーとして、市場分析、銘柄推奨などの運用アドバイスをおこなう。現在は、主に個人向けに資産運用をアドバイスしている。
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/317.html

[経世済民117] <ソフトバンク>米2社で8000人雇用 トランプ氏発表
米国での雇用増を約束したソフトバンクグループの孫正義社長(右)とトランプ氏=ニューヨークの「トランプタワー」で2016年12月6日、AP (毎日新聞)


<ソフトバンク>米2社で8000人雇用 トランプ氏発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000046-mai-bus_all
毎日新聞 12/29(木) 19:33配信


 【ワシントン清水憲司】トランプ米次期大統領は28日、ソフトバンクグループ傘下の米携帯電話大手スプリントと、同グループが出資を決めた米衛星通信ベンチャー「ワンウェブ」が米国内で計8000人の雇用を創出すると発表した。今月6日の孫正義社長との会談に続き、自ら記者団の前に現れて説明。国内雇用増に貢献する企業を厚遇する姿勢を改めて鮮明にした。

 トランプ氏は記者団に「スプリントは(他国に移していた)5000人の雇用を米国に持ち帰り、ワンウェブは3000人を新規雇用する。世界中から米国に雇用が戻ってくるのは良い変化だ」と述べ、自らの成果として誇った。孫氏を「マサ」と呼び、「素晴らしい人物だ。感謝する」とも語った。

 スプリントの発表によると、顧客対応や販売部門などで国内の雇用を増やす。どの地域から雇用を移すかなど詳細は明らかにしなかったが、クラウレ最高経営責任者(CEO)は「企業と政府の連携は国内雇用と繁栄の確保に決定的に重要だ」との声明を出した。孫氏は6日の会談で、トランプ氏に米国内で500億ドル(約5.7兆円)の投資を行い、5万人の雇用を創出する構想を表明しており、その第1弾となる。

 トランプ氏は、メキシコへの工場移転計画を進めていた米空調大手キャリアに直談判して、計画の一部を撤回させたほか、米航空機大手ボーイングにも大統領専用機の開発費用引き下げを求め、応じさせた。次期大統領の権威を背景に、ツイッターへの投稿を通じて企業に圧力をかける手法を多用している。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/318.html

[政治・選挙・NHK218] 保坂正康さん / 「真珠湾攻撃によって、日本のインテリたちは中国との戦争での『重っ苦しさ』や『うしろめたさ』を払拭した」
保坂正康さん / 「真珠湾攻撃によって、日本のインテリたちは中国との戦争での『重っ苦しさ』や『うしろめたさ』を払拭した」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/bb7efb31530b0cf518afb355dbacbcee
2016年12月29日 のんきに介護


コハラ ミユキ‏@milkykoara さんのツイート。

――にゃにい(。>д<)?!!
企業や大学における軍事研究費が今年度の18倍!!!!!〔20:21 - 2016年12月19日 〕—―





幾ら金を使っても

軍事研究の方向性が間違っているので

身につかないと思う。

すなわち、

旧日本軍の行動を反省する気がなけりゃ、

上っ面の

軍事研究というべきもので、

まやかしの理論にしかならないということだ。

安倍ら、

為政者の欲するところは、

「攻撃」の

妙手だ。

しかし、軍事で最も必要なのは、

兵士の命を守る術だ。

そしてそれは安倍らの興味の尽きるお話だ。

孫子は、

「彼を知り己を知れば百戦殆からず」

と述べた。

然るに、

日本の文化の特性として

「己を知る」とは、

「日本、すげぇ」ばっかりの自己陶酔の世界に堕し、

欠点を自覚しないことだから

話にならない。

日本軍は、

「兵士の命を守る」という観点を持たないために

退却を想定しない。

逃げることは、

敗北主義の烙印を押され、

兵士は、

自爆するしかないところに追い詰められる。

先の大戦では、

たかだか真珠湾の奇襲が成功したぐらいで、

多くの日本人は、

「ワシントン占領」を夢見た

(「時代の一面 東郷茂徳外交手記」参照)。

かように、

簡単に万能感に浸り、己の力を過信する。

司令官は、

安全なところにいて命令するだけだから、

いつまで経っても

兵士の命の尊さを理解できない。

現に、

先の大戦の

軍部の指導層たちは、

兵士の命より、自分たちの名誉の方が重いと考えていた。

誰も彼もが

安倍晋三であった。

すなわち、大本営の者たちは、

大抵、嘘をついてでも自己正当化するのが常だった。

真珠湾攻撃によって

アリゾナが轟沈されたとき、

特殊潜航艇が沈めたことにしようと画策した。

同潜航艇で

9名の死者を出したからだ。

「軍神」と祭り上げるだけでは、

戦死せよと

鼓舞しにくい。

そこで、「アリゾナ撃沈」のような大きな成果のため、

絶命したのなら、

感謝の気持ちも湧き

「後に続け」

という命令も説得的になる。

安倍の

ほらが半端でないのは、

岸信介の生き方による感化もあるだろう。

自分さえ助かればいいんだ

という発想から戦友を見殺しにした。

戦中、

日本軍全体が

そのような人間的未熟を抱えていた。

大本営発表と言えば、

美辞麗句に包まれている。

しかし、それは、

真珠湾攻撃の緒戦から始まっていたこと

忘れるべきではない。

太平洋戦争は、

議会の承認もなく始められたのに、

責任追及どころか

「陸海軍感謝決議案」を

可決してしまう。

保坂正康氏は、

この時のインテリたちの気持ちを

「(彼らは)下に見ていた中国との戦争に『重っ苦しさ』や

『うしろめたさ』を感じていました。それが真珠湾攻撃で一気に払拭されたのです」

と分析される

(同氏の「文藝春秋」新年特別号〈2017年1月号〉への寄稿記事「真珠湾『失敗の本質』」参照)。

最初に、

議会の承認がないということは、

何のための戦争か知らされず仕舞いだということだ。

戦争の終わり方も

誰もイメージできなかった。

東条英機が

議会で

勝田永吉議員から

戦争を終える時期を尋ねられて、

「平和回復、それが戦争の終わりである」

などと間の抜けた返答をしている。

僕は、

軍事研究費を青天井で

膨らませていくより、何時戦争が始まって、いつ終わるのかを

明示できる司令部の作り方を研究する方が

百倍役に立つと思う。

軍事の知見(兵法)は、

「戦争の反省」

を自虐的だと言って

自国の歴史の検証を忌避しているようでは、

何時まで経っても本物にならない。

米英との開戦が

保坂氏が指摘するように

「『重っ苦しさ』や『うしろめたさ』を払拭したきっかけになった」

というのなら、

その機序を理解して、

手当しておく必要がある。

つまり、まずは、

韓国および中国にきちんと謝罪する

というところから

借り物でない日本の軍事学を始めるべきではないか。

直視すべきを直視しておかないと、

また、先の戦争同様、大国と開戦することで

「とことんやる」

スイッチが入り、自滅するところまで行くのではあるまいか。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/372.html

[政治・選挙・NHK218] ≪真珠湾台無し≫稲田防衛相の靖国参拝に米が強い不快感か?稲田氏「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝」!?
【真珠湾台無し】稲田防衛相の靖国参拝に米が強い不快感か?稲田氏「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝」!?
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25483
2016/12/29 健康になるためのブログ





https://this.kiji.is/187062359152410625

稲田朋美防衛相による29日の靖国神社参拝について、オバマ米政権は公式な反応を示していないが、日米首脳が連れ立って真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊する歴史的なハワイ・真珠湾訪問の直後に、中韓などが軍国主義礼賛の象徴と見なす靖国を重要閣僚が訪問したことに、強い不快感を抱いているとみられる。

 オバマ大統領は真珠湾での演説で和解が恩恵をもたらすとのメッセージを世界中に送りたいと強調。歴史問題で対立が続く日中、日韓関係の改善を促す意味が込められていたとも読み取れるだけに、稲田氏の参拝は米国側には、両首脳の真珠湾訪問に冷や水を浴びせる行為と映りかねない。



以下ネットの反応。






















「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝した」

こんなことを言って何の批判もないのは日本のメディアぐらいで、普通の人たちの見方は当然下記のようなものですよね。

中韓などが軍国主義礼賛の象徴と見なす靖国を重要閣僚が訪問

真珠湾と年末の陰に隠れて、右派への配慮のために参拝しようとしたのか知りませんが、本当にやってることがメチャクチャです。安倍政権というものには「信念」「思想」というものがまるで感じられません。完璧なマリオネットです。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/374.html

[政治・選挙・NHK218] ふざけるな!庶民マイナス金利でも…公務員の定期預金は“破格の高利”(日刊ゲンダイ)
             




庶民マイナス金利でも…公務員の定期預金は“破格の高利”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196788
2016年12月29日 日刊ゲンダイ

  
   4月から引き下げても定期1.23%の金利(C)日刊ゲンダイ

【特別寄稿】

 私は陸上自衛隊の予備自衛官に登録しています。民間人が年に5日ほどの訓練を受けて、有事の際の支援要員になる制度です。

 先週、訓練で陸自の朝霞駐屯地で5日間を過ごしました。駐屯地には福利厚生棟があり、コンビニや図書室、喫茶店や床屋が入っており、職員の憩いの場となっています。そこの掲示板を見ていて驚きました。「定期貯金の利率2.46%」とあります。

 自衛隊員のいわば社内預金にあたる共済組合貯金の利率は、普通貯金で0.99%、1年以上の預け入れが条件の定期貯金は2.46%です。来年4月から下げるそうですが、それでも普通貯金で0.49%、定期貯金で1.23%と、銀行預金や民間企業の財形貯蓄と比べて破格の高利です。私はため息をつきました。

 この冬のボーナスの使途についていろいろな機関が調査をしていますが、いずれもトップは預貯金という結果です。高齢化と財政・年金への不安から消費より貯蓄に向かうようです。

 けれども、日銀のマイナス金利政策のおかげで利息はほとんどつきません。日銀統計で、今月20日にタンス預金が100兆円を突破したというニュースもありました。

 今、銀行の定期預金の利率は100万円以下なら0.01%です。財形貯蓄なら少し高くて0.015%です(財形貯蓄の運用委託先大手の中央労働金庫の利率)。

 例えば、50万円を10年預けた場合を比べてみましょう。自衛隊なら税引き後で60万9605円、利子分は10万円を超えます。民間の財形では50万597円、利子は1コイン程度にしかなりません。

 なぜこんなに違うのでしょうか?

 防衛省共済組合本部預金係に27日、電話で尋ねてみました。すると、「本部の業務は26日で終了したので、担当者が休みに入ってしまいわかりません」とお気楽な答えが返ってきました。

 調べてみると、自衛隊だけではなく、国や自治体でも職員貯金の利率は超高利でした。許せない官民格差です。


若林亜紀 ジャーナリスト
1965年生まれ。慶大法学部政治学科卒業。厚労省の研究所(現独立行政 法人労働政策研究・研修機構)で10年働き課長代理となるが、次第に天下りと公金 浪費のからくりに気づき、01年、週刊朝日に内部告発をして退職、ジャーナリスト に転じる。『ホージンノススメー特殊法人職員の優雅で怠惰な生活日誌』(朝日新聞 社)ほか著書10冊。テレビ、ラジオなどにも出演多数。






























http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/375.html

[経世済民117] MRJ納入5度目の延期へ 原因は“三菱の体質”のせいなのか?(日刊ゲンダイ)
    


MRJ納入5度目の延期へ 原因は“三菱の体質”のせいなのか?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196799
2016年12月29日 日刊ゲンダイ

  
   飛び立てるのか(C)共同通信社

 もう5度目。内外からタメ息が漏れている。三菱航空機が開発している国産初の小型ジェット旅客機、三菱リージョナルジェット(MRJ)の納入延期問題。親会社の三菱重工の宮永俊一社長は先週、「(2018年半ばの初号機の納入は)守れると言える状況にはない」と明らかにした。さらに、「開発に想定外のコストがかかり、費用はもっと膨らむ」とも。

 MRJは開発の遅れから、初号機の納入は当初の13年から再三延期。昨年12月に4度目の遅れを発表し、今年まただ。

「MRJの開発費は当初予定の2倍を超える3300億円以上とされ、そのうち500億円以上を国が負担している。当面の受注目標は1000機ですが、現時点では目標の5割にも満たず、そのうち半数はキャンセル可能です。これ以上、延期すれば、競合他社の攻勢も強まっていますし、受注に悪影響が出ることは避けられそうにありません。その上、開発コストがかさむことになれば、いよいよ“採算割れ”が現実味を帯びてきます」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏

 10月末に発表した三菱重工の16年9月中間連結決算は、税引き後利益がマイナス189億円と、7年ぶりの赤字に。円高で輸出決算が悪化したこともあるが、膨らむ一方のMRJの開発コストも足を引っ張っている。そんなところに5度目の納入延期。採算割れもちらつくとなれば、シャレにならない。

 宮永社長は読売新聞のインタビューで、三菱重工の“問題点”について「(社員が)自分から『これは問題ですよ』というようなことは言わない。上意下達で素直な人が多い」などと話していた。三菱重工の中堅社員もこう言う。

「トップダウンに慣れ過ぎていて、現場の誰かが問題点に気づいてもボトムアップされにくい。先回りして問題を解決できず、後手に回りやすいのです。結果的に、開発期間もコストもかかるという悪循環に陥ってしまっている。時代のスピードに追いつけないのはウチに限った話ではなくて、これは三菱グループ全体が陥っている“名門大企業病”でしょう」

 不祥事を連発した三菱自動車しかり、“体質改善”














http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/319.html

[経世済民117] ふざけるな!庶民マイナス金利でも…公務員の定期預金は“破格の高利”(日刊ゲンダイ) :政治板リンク
ふざけるな!庶民マイナス金利でも…公務員の定期預金は“破格の高利”(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/375.html


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/320.html

[政治・選挙・NHK218] ≪注目≫ジャパンハンドラーのアーミテージ氏が米国で失脚か?トランプ政権では構想外の模様 
【注目】ジャパンハンドラーのアーミテージ氏が米国で失脚か?トランプ政権では構想外の模様
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25491
2016/12/29 健康になるためのブログ





http://www.yellow-journal.jp/overseas/yj-00000413/

アメリカでトランプ政権の人事が進み、ワシントンで異変が起きている。

 これまで日本の政財界の要人、関係者がワシントンを訪れると、必ず参詣≠オたリチャード・アーミテージ元国務副長官、マイケル・グリーン元NSC(国家安全保障会議)上級アジア部長、この2人の存在感が、急速なスピードで消滅しているというのだ。

共和党の政権奪還は8年ぶり。今こそ両氏の出番、のはずだったが、大統領選で反トランプを鮮明にしたため、蚊帳の外に追いやられてしまったのだ。

つまり、アーミテージ・グリーン、日本政府・政治家、マスコミを含む財界、という、『日本利権トライアングル』が形成されていたのだ。

 関係者によると、この利権構造から排除されてきたのが、AEI(アメリカン・エンタープライズ研究所)のマイケル・オースリン日本研究部長や、ディック・チェイニー前副大統領(75)の国内政策担当補佐官だったアド・マチダ氏らだという。特にオースリン研究部長は、グリーン氏が意図的にパージしてきたとされる。

 だが、トランプ政権の誕生により、逆転現象が起きた。既にアド・マチダ氏は政権移行チームに入っている。何らかのポストに就く見通しが濃厚だ。



以下ネットの反応。


















真偽定かではありませんが、注目すべき情報ですね。宗主国様の人事で日本の今後が決定されますからね(号泣)

【口だけ女】民進・蓮舫代表が「脱原発」を政権公約に!野党4党の共通政策にもエネルギー政策を盛り込む考え!

蓮舫氏のこの変化も、もしかしたら関係しているのかなぁ。続報に期待です。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/376.html

[国際16] トランプ大統領誕生で「アーミテージ・グリーン」コンビが粛清=iイエロージャーナル)

トランプ大統領誕生で「アーミテージ・グリーン」コンビが粛清
http://www.yellow-journal.jp/overseas/yj-00000413/
2016/12/28 イエロージャーナル

 アメリカでトランプ政権の人事が進み、ワシントンで異変が起きている。

 これまで日本の政財界の要人、関係者がワシントンを訪れると、必ず参詣≠オたリチャード・アーミテージ元国務副長官、マイケル・グリーン元NSC(国家安全保障会議)上級アジア部長、この2人の存在感が、急速なスピードで消滅しているというのだ。

■――――――――――――――――――――
【写真】ドナルド・トランプ次期大統領・公式サイトより
https://www.donaldjtrump.com/contract/
■――――――――――――――――――――

 共和党の政権奪還は8年ぶり。今こそ両氏の出番、のはずだったが、大統領選で反トランプを鮮明にしたため、蚊帳の外に追いやられてしまったのだ。ワシントンのシンクタンク関係者が言う。

「政権移行チームは、過去にトランプ氏を批判した人物を細かくチェックしている。アーミテージ、グリーンの両氏はずばり、ブラックリストに入っていますよ」

 特にグリーン氏は8月、「トランプ氏が大統領に就任すれば、我々の国家の安全保障と、国民の幸福が危険にさらされる」と声明を出した、共和党の安全保障の専門家の1人だ。アーミテージ氏も、共和党ではなく、民主党の大統領候補だったヒラリー・クリントン氏に投票すると明言していた。在ワシントンの関係者が明かす。

「日本の政界関係者がワシントンを訪れる際は、アーミテージ、グリーンの両氏と必ず会談を行っていました。特に他にセッティングできるアメリカ側の要人がいない時こそ、両氏の出番だったんです。財界やマスコミも同じです。両氏は日本開催のセミナーでもパネリスト常連で、高額の講演料が支払われています。具体例を挙げれば、朝日新聞はグリーン氏が新婚の際、夫人の旅費まで提供していたほどです」

 つまり、アーミテージ・グリーン、日本政府・政治家、マスコミを含む財界、という、『日本利権トライアングル』が形成されていたのだ。

 関係者によると、この利権構造から排除されてきたのが、AEI(アメリカン・エンタープライズ研究所)のマイケル・オースリン日本研究部長や、ディック・チェイニー前副大統領(75)の国内政策担当補佐官だったアド・マチダ氏らだという。特にオースリン研究部長は、グリーン氏が意図的にパージしてきたとされる。

 だが、トランプ政権の誕生により、逆転現象が起きた。既にアド・マチダ氏は政権移行チームに入っている。何らかのポストに就く見通しが濃厚だ。

「トランプ政権の行方は不透明だが、強固な日本利権≠フ構造に変化が生じたのは間違いない。特に米側関係者の若返りが進むだろう。私個人としては、この動きは評価したいと思う」

 意外にも、先のシンクタンク関係者は好意的な評価を下す。アド・マチダ氏は、その名の通り日系。これからのキーパーソンとなるのは間違いないようだ。

(無料記事・了)

関連記事
≪注目≫ジャパンハンドラーのアーミテージ氏が米国で失脚か?トランプ政権では構想外の模様 
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/376.html


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/876.html

[アジア21] 韓国で慰安婦像を守って座り込み、開始から1年「安全を確信するまで続ける」=韓国ネット「韓国の希望」
27日、昨年12月28日の「慰安婦問題日韓合意」から1年、旧日本大使館の向かいにある「平和の少女像」を守るための座り込みも1年になった。写真は同慰安婦像。


韓国で慰安婦像を守って座り込み、開始から1年「安全を確信するまで続ける」=韓国ネット「韓国の希望」「履歴書に書くためだと言う人もいるが…」
http://www.recordchina.co.jp/a159304.html
2016年12月29日(木) 17時20分


2016年12月27日、韓国・聯合ニュースによると、昨年12月28日の「慰安婦問題日韓合意」から1年、旧日本大使館の向かいにある「平和の少女像」を守るための座り込みも1年になった。

日韓両国の懸案である慰安婦問題をめぐって、昨年12月28日に岸田文雄外相と尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外交部長官が発表した合意では、「慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されたことを確認する」とされ、韓国では韓国挺身隊問題対策協議会をはじめとする慰安婦関連団体のみならず、市民社会や大学街が大きく反発した。特に一部の大学生は、旧日本大使館の向かいにある「平和の少女像」が移転や撤去されないよう、合意発表の2日後の30日から座り込みを始めた。

参加者の一人、培花女子大学に在学中のチェ・ヘリョンさん(22)は、「韓国国民として、少女像の撤去を体で阻止しようという考えから座り込みを始めた。少女像が安全だという確信が持てるまで座り込みを続けるつもりだ」と話している。チェさんは最近全国的に行われているろうそく集会についても、単なる“隠れた実力者や国政の独り占め”だけのせいではなく、慰安婦問題をはじめとするこれまでの失政が積み重なった結果であると分析しており、「少女像の撤去は、特に歴史を消す問題であるため、そのままにしてはいけない。解決すべき問題は多いが、これは本当に優先すべき問題」と強調した。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国の希望が見える」
「君が政治をするのはどう?」
「大人として、こんなごみのような国に住まわせて申し訳ない。でも、しっかり大きくなってくれてありがとう」

「寒い中座り込みをするのは履歴書に書くためだと言う人もいるけど、私は応援する。どうか体にも気を付けて」
「チェさんのような学生よりも、図書館で勉強している学生が高待遇される世界。彼女のように1年間も道端で自分の考えと信念を行動にできる人は多くない」

「(解決のためには)おばあさんたちが真に望んでいる、名誉回復のための日本の心からの謝罪しかない!そのために頑張ってる人たちに感謝し、自分もこれからは小さなことから参加しようと思う」
「おばあさんたちはほとんど亡くなってるし、どんなにすごい合意をして仏壇に山海珍味を山のようにお供えしても、子孫にとってはいいかもしれないけど、当事者は何も言えない…」

「被害者の同意のない慰安婦合意など無効!」
「金をもらって慰安婦合意をした朴大統領は辞職しろ」

「政府は日本の言う通りに撤去しようとして、国民は守ろうとしている。これが国と言える?」(翻訳・編集/松村)


http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/819.html

[政治・選挙・NHK218] 韓国にとってイルボン(日本)は特効薬 

韓国にとってイルボン(日本)は特効薬
http://79516147.at.webry.info/201612/article_246.html
2016/12/29 22:35 半歩前へU


▼韓国にとってイルボン(日本)は特効薬
 慰安婦問題は去年12月28日の日韓外相会談で、韓国政府が設置する財団に日本政府が10億円を拠出し、元慰安婦への支援事業を行うことなどで合意した。同時に、この問題を最終的かつ不可逆的に解決することを確認した。

 これを受け、生存している元慰安婦46人のうち、34人が合意を受け入れる意向を示した。そうした中で、釜山市の日本総領事館前に28日、合意に反対する団体が慰安婦を象徴する少女像を設置。約4時間後に自治体職員が撤去した。

 この問題をめぐって日本は何度も謝罪を繰り返した。そして1年前、やっとのことで日韓で合意に至った。だが、この団体は「まだ、謝り方が足りない。もっと金を出せ」と元慰安婦をけしかけている。たちの悪い「ゆすり」である。

 韓国は国内問題が一段落すると、決まって「日本攻撃」が始まる。判で押したように日本を批判する。政治家が典型で、例えば前大統領の李明博。

 彼は政権末期に家族の贈収賄事件が発覚し、逮捕されそうになった。それを隠すために竹島に上陸して国民の目を逸らした。

 韓国は不思議な国で、「困った時の日本頼み」と言って、日本を血祭りにあげると人気が急回復する。韓国にとってイルボン(日本)は特効薬だ。日本は反撃しない。ひたすら懺悔するだけだ。

 それにしても寝ても覚めても「慰安婦問題」はないだろう。日本はゴメンナサイと誤っているのだ。“商売”になるからと言って繰り返されたらたまらない。

 日本人で「慰安婦問題」のことを、「いいことをした」と考えている者はいないはずだ。だから謝っているのだ。だが、余りにしつこくやられたら、反感に変わって来る。反韓に転化する危険性がある。

 韓国は人の上げ足ばかり取るものではない。ベトナムで何をしたか?ベトナムの人々は韓国人のように騒ぎ立てないだけで、やられたことを決して忘れてはいない。現地を訪ねて聞くがいい。

 戦争は人間を狂人、凶器に変えるのだ。犠牲者は常に女、子どもなど弱者だ。だから戦争は絶対してはならない。

*****************
韓国軍がベトナムで犯した罪はここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201308/article_3.html

こちらもぜひ、クリック
http://26663082.at.webry.info/201308/article_4.html

関連記事
韓国で慰安婦像を守って座り込み、開始から1年「安全を確信するまで続ける」=韓国ネット「韓国の希望」
http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/819.html

元慰安婦34人が日本政府の支援金受領の意思=「結局受け取るんだ」「目の前のお金に心が揺れたんだろう」―韓国ネット
http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/803.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/377.html

[戦争b19] 中国最新型ステルス戦闘機FC31、米F35の半額で海外市場の征服狙う―仏メディア
28日、仏経済紙ラ・トリビューン(電子版)はこのほど、中国の最新の第5世代ステルス戦闘機「FC31鶻鷹」が、対抗機である米戦闘機F35の半分程度の価格で海外市場の征服を目指していると伝えた。写真は殲31(J31)。


中国最新型ステルス戦闘機FC31、米F35の半額で海外市場の征服狙う―仏メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159197.html
2016年12月29日(木) 6時30分


2016年12月28日、環球網によると、仏経済紙ラ・トリビューン(電子版)は26日、中国の最新の第5世代ステルス戦闘機「FC31鶻鷹」が、対抗機である米戦闘機F35の半分程度の価格で海外市場の征服を目指していると伝えた。

中国メディアによると、これまで「殲31(J31)」と呼ばれていた「FC31鶻鷹」の最新版の初めての試験飛行が23日、瀋陽で行われた。この最新型機は中国の国有企業・中国航空工業集団によって開発されている。

中国空軍の専門家は市場での見通しは良いとの認識を示している。この専門家は「FC31の価格は7000万ドル(約82億円)程度になるとみている。欧州共同開発戦闘機のユーロファイター・タイフーンや仏ダッソー社のラファールは約1億ドル(約117億円)で販売されている。米ロッキード・マーティン社のF35と比べれば、約半分の価格だ」と述べた。

FC31の最大離陸重量は28トン、戦闘半径は1250キロメートル、最高速度は音速の1.8倍のマッハ1.8。最大で8トンの兵器類を搭載でき、6基のミサイルを内部武器庫に、さらに6基を翼の下に搭載することができるという。(翻訳・編集/柳川)


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/422.html

[経世済民117] 少子高齢化に苦悩する日本の中小企業、事業の継承先に中国企業を選択―米華字メディア
26日、日本では少子高齢化による後継者不足から、事業の継承先として中国企業を選ぶ中小企業が増えている。写真は日本の高齢者。


少子高齢化に苦悩する日本の中小企業、事業の継承先に中国企業を選択―米華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/a157770.html
2016年12月29日(木) 7時10分


2016年12月26日、米華字メディア・多維新聞によると、日本では少子高齢化による後継者不足から、事業の継承先として中国企業を選ぶ中小企業が増えている。

本来ならば若い世代に適するであろう警備員などの仕事に就く高齢者は少なくない。米ウォール・ストリート・ジャーナルは、日本はそれほどの人材不足に陥っており、企業は若手不足を高齢の人材で補わざるを得ない状況にあると伝えている。

政府の統計では、日本の出生者数が初めて100万人を割り込む見通しが明らかとなった。1949年の出生者数は269万6000人だったが、2016年の出生者数は98万1000人。高齢化社会の加速は企業の後継者不足も深刻化させている。

帝国データバンクが16年1月に発表した調査結果によると、日本企業の66.1%が「後継者はいない」と回答。年商1億円未満の中小企業でその傾向が顕著で、約8割が後継者不在、今後状況はさらに悪化することが予想されている。

事業の継承先として、中国企業を選ばざるを得ない中小企業も少なくない。しかし、文化的なギャップなどが原因となり、事業譲渡が順調に進まない案件は多い。また、継承先の中国でも高齢化の問題が顕著になりつつある。

メリルリンチによると、中国の台頭は1980〜2015年に増加した豊富な労働力を背景にしていた。多くの農民工が年に出稼ぎに出て製造業の生産を支えたが、生産年齢人口のピークは2017年と予想されており、今後は減少し続けることになる。65歳以上の高齢者の絶対数も急速に増えており、将来的に問題はさらに深刻化することが予想される。(翻訳・編集/岡田)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/321.html

[アジア21] 朴槿恵大統領、空白の7時間に美容施術?顔に傷跡を発見=韓国ネット「非常識この上ない」「勤務時間中なのに…」
27日、韓国・JTBCは、セウォル号沈没事故翌日の朴槿恵大統領の顔写真に、美容施術跡とみられる傷跡があることを発見した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。


朴槿恵大統領、空白の7時間に美容施術?顔に傷跡を発見=韓国ネット「非常識この上ない」「勤務時間中なのに…」
http://www.recordchina.co.jp/a159098.html
2016年12月29日(木) 7時40分


2016年12月27日、韓国・JTBCは、セウォル号沈没事故(2014年4月16日)翌日の朴槿恵大統領の顔写真に、美容施術跡とみられる傷跡があることを発見した。

JTBCはセウォル号沈没事故当日の朴槿恵(パク・クネ)大統領の動静が不明とされる「空白の7時間」に関して、当時の写真その他状況資料を分析する過程で、セウォル号沈没事故の5日後となる4月21日の朴槿恵大統領の顔写真に美容施術跡とみられる傷跡を発見した。さらに大統領の写真を分析した結果、セウォル号沈没事故の翌日17日の写真にも21日の写真と同じ部位に注射針の跡とみられる傷跡が発見された。もし施術が実際にあったとすると、セウォル号沈没事故当日だった可能性が高いことになる。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「いくら女性といっても、還暦を越えても美容施術に夢中というのは…」
「実際に美容施術があったとしたら、なぜそんなに外見に執着するのだろう?」
「施術中毒といえる」

「非常識この上ないな」
「勤務時間中だろうが」
「美容施術をすることは悪くないが、していたタイミングが悪い」
「今でもやっているんだろうか?」

「こんなことをする人が大統領だったとは」
「朴槿恵支持派はこの事実を見ても何とも思わないのだろうか?」

「施術をして疲れたから7時間表に出て来られなかったのか?」
「これが本当だったら300人以上が水の中でもがいている中、美容施術をしていたのか」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/820.html

[中国10] 新疆で襲撃事件、共産党建物に車が突入・爆発、1人死亡、容疑者4人射殺―中国
28日、中国新疆ウイグル自治区ホータン地区のカラカシュ(墨玉)県で、県共産党委員会の関連施設に対する襲撃事件が起き、1人が死亡、3人が負傷した。容疑者4人は射殺された。資料写真。


新疆で襲撃事件、共産党建物に車が突入・爆発、1人死亡、容疑者4人射殺―中国
http://www.recordchina.co.jp/a159278.html
2016年12月29日(木) 11時0分


2016年12月28日、中国新疆ウイグル自治区ホータン地区のカラカシュ(墨玉)県で、県共産党委員会の関連施設に対する襲撃事件が起き、1人が死亡、3人が負傷した。容疑者4人は射殺された。米ボイス・オブ・アメリカの中国語ニュースサイトが伝えた。

同自治区の政府系サイト「天山網」によると、28日午後4時50分(日本時間同5時50分)ごろ、4人の暴徒が車で県共産党委員会の関連施設に突入し、手製の爆発物を起爆させた。襲撃したのはウイグル族との情報もある。

同自治区ではこれまでたびたび警察や検問所などへの襲撃が発生し、多くの死者が出ている。中国当局はこうした事件をイスラム独立派によるものとし、少数民族ウイグル族への締め付けを強化している。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/593.html

[中国10] 中国外交部、今村復興相の靖国神社参拝に「侵略の歴史を直視し反省を」―中国メディア
28日、中国外交部の華春瑩報道官は、今村雅弘復興相が靖国神社を参拝したことについて、「侵略の歴史を直視し深く反省するよう改めて促す」と述べた。写真は靖国神社。


中国外交部、今村復興相の靖国神社参拝に「侵略の歴史を直視し反省を」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159288.html
2016年12月29日(木) 11時40分


2016年12月28日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、今村雅弘復興相が靖国神社を参拝したことについて、「侵略の歴史を直視し深く反省するよう改めて促す」と述べた。人民網が伝えた。

華報道官は「中国は、日本の内閣閣僚が第2次世界大戦のA級戦犯を合祀(ごうし)し、侵略戦争を美化する靖国神社を参拝したことに断固反対する。日本が侵略の歴史を直視し深く反省し、責任ある態度で関係問題を適切に処理し、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう改めて厳粛に促す」と述べた。(翻訳・編集/柳川)


http://www.asyura2.com/16/china10/msg/594.html

[中国10] 安倍首相の真珠湾演説は「巧妙なパフォーマンス」、誠実な反省必要―中国外交部
28日、中国外交部の華春瑩報道官は定例記者会見で、安倍晋三首相が真珠湾での演説で謝罪はしなかったが和解を強調したことについて、誠実な反省が必要だと述べた。


安倍首相の真珠湾演説は「巧妙なパフォーマンス」、誠実な反省必要―中国外交部
http://www.recordchina.co.jp/a159280.html
2016年12月29日(木) 13時0分


2016年12月28日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は定例記者会見で、安倍晋三首相が真珠湾での演説で謝罪はしなかったが和解を強調したことについて、誠実な反省が必要だと述べた。中国中央テレビのニュースサイトが伝えた。

華報道官は「真心のこもった深い反省による和解こそが信頼に値するものだ。巧妙なパフォーマンスを何度繰り返しても1度の誠実な反省に及ばない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/595.html

[政治・選挙・NHK218] 日本と中国の対立はトランプ政権の最も望むシナリオ―米華字メディア
27日、トランプ政権の誕生は米国の外交政策に不確定要素をもたらすことが予想されるが、日中関係について言えば、両国の対立こそトランプ政権の望むところだという。


日本と中国の対立はトランプ政権の最も望むシナリオ―米華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159017.html
2016年12月29日(木) 13時50分


2016年12月27日、米華字メディア・多維新聞によると、トランプ政権の誕生は米国の外交政策に不確定要素をもたらすことが予想されるが、日中関係について言えば、両国の対立こそトランプ政権の望むところだという。

トランプ次期大統領はこれまでの慣習に反し、「一つの中国」やイスラエル問題で独自の政策見解を発し、議論の火種を次々に生み出している。トランプ氏が選挙に勝利したことをきっかけに、政治的不確定要素や不安、懸念が各国に広がっている。

今後の米中関係には二つのシナリオが予想されている。米中の取引が成立し、関係が深まり、ロシアも加わって米中ロの協調体制が構築され、日本だけが孤立するシナリオと、日中の対立が深まり、日米同盟が維持されるシナリオだという。

日中の対立が深まれば、米国から兵器輸入を継続しなければならず、日本は防衛費やその関連予算を増やすこととなる。トランプ政権率いる米国は日中の対立から漁夫の利が得られることが期待でき、日本と中国の軍備競争はトランプ政権が最も望むシナリオとなる。

日本は米中の接近を何としても阻止したいところだが、いずれにしても2017年は日本にとって厳しい1年になることが予想される。(翻訳・編集/岡田)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/378.html

[アジア21] 韓国政府、稲田防衛相の靖国参拝に日本公使呼び抗議「慨嘆禁じ得ない」―中国メディア
29日、稲田朋美防衛相の靖国神社参拝を受け、韓国外交部は在韓日本大使館の公使を呼んで抗議した。写真は韓国外交部。


韓国政府、稲田防衛相の靖国参拝に日本公使呼び抗議「慨嘆禁じ得ない」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a159374.html
2016年12月29日(木) 15時50分


2016年12月29日、稲田朋美防衛相の靖国神社参拝を受け、韓国外交部は同日午後、在韓日本大使館の公使を呼んで抗議した。中国新聞網が伝えた。

韓国メディアによると、韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は同日、論評を発表し、「日本の政治家が過去の植民侵略を美化し、戦争犯罪者を合祀(ごうし)した靖国神社を参拝したことについて慨嘆を禁じ得ない」と批判。「日本の指導者が歴史を直視し、過去の歴史に対する反省を実際の行動で示してこそ、周辺国と国際社会から信頼を得られる」とした。(翻訳・編集/柳川)


http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/821.html

[中国10] 日本の科学技術はこれだけ強い!数々のデータに「教育重視と大きな関係がある」「中国人は頭がいいけど使い方を間違えている」
28日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本の科学技術の実力について伝える記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


日本の科学技術はこれだけ強い!数々のデータに「教育重視と大きな関係がある」「中国人は頭がいいけど使い方を間違えている」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a157557.html
2016年12月29日(木) 19時40分


2016年12月28日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本の科学技術の実力について伝える記事を掲載した。

記事は、日本人のノーベル賞受賞者は25人で、そのうち自然科学分野の受賞者は米国に次ぐ世界2位だと紹介。科学技術の研究開発費がGDPに占める割合は3.59%で世界3位、公務員の平均年収は615万円だと伝えた。

また、教育面では江戸時代で識字率がすでに50%に達しており、他国を大きく引き離していたほか、第2次世界大戦敗戦後すぐに9年間の義務教育を全面的に実施したと紹介した。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「日本の成果は教育を重視していることと大きな関係がある」
「科学技術の実力と経済は関係がある。2000年以降の日本のノーベル賞受賞者は80年代の成果による」

「日本の民度と奮闘する精神、知識と科学に対する尊重には敬服せざるを得ない。確かに日本は世界のトップを走っている」
「ノーベル賞なんて西洋の遊びで不公平なことこの上ないことは、みんなもよく知っている通りだ」

「中国ではビルの高い町がGDPの高い町」
「中国人は頭がいいけど、残念ながら使い方を間違えている」

「たとえ100人がノーベル賞を受賞したとしても意味はない。やっぱり日本は小国だし、軍事、経済、文化、歴史のどれをとっても中国には及ばない」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/596.html

[経世済民117] 雑感。2017年にむけて(在野のアナリスト)
雑感。2017年にむけて
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52901215.html
2016年12月29日 在野のアナリスト


昨日の安倍首相の真珠湾演説、日露首脳会談と同じで、メディアはまるでなかったこと扱いです。年末だから…というより、評価すべき点がないためでしょう。例えば、オバマ大統領の演説全文をみていて気づいたのは、安倍氏が強調した寛容:toleranceを、一度もつかっていないのです。toleranceは『寛容』と訳されますが、『忍耐』や『大目に見る』の意ももつので、上から目線に感じます。オバマ氏は日米に関しては友情:friendshipをつかっており、こんなところにも両国の認識の差、が浮かび上がるようです。

そんな安倍氏がハワイに発つ前、潘基文国連事務総長に電話をしています。任期切れ間近の挨拶ですが、注目は今後の活躍に期待を示した点です。朴クネ大統領が事実上、更迭されており、大統領選が早まりそうな最中ですから、安倍氏としては保守系の現与党に政権を続けて欲しい、と考えているのでしょう。慰安婦合意をふくめて、政権与党につづけてもらわないと困る事情もあります。ただしその与党セヌリ党も分裂し、韓国の政局は混沌を極めています。変に手をつっこむと、安倍氏も痛い目に遭うことでしょう。

明日の売買最終日を控え、今日の東京株式市場は大きく調整しました。あれ? 米ダウは2万$をつけないの? という認識が広がり、米金利の低下で円高方向に動いたこと、また半導体株へのネガティブな情報、東芝の巨額損失など、マインドが一気に悪化しました。しかし米株など、トランプ期待がすべてその通りになっても、今の株価を正当化はできません。トランプ氏の当選で、米有権者の判断力の低下も懸念されますが、実は市場とて同じこと。今の米株は判断力が低下し、買う方が儲かるから買う、という単純な理屈でしか行動していません。その結果、大量に溜まった株買い、円売りのマグマはいずれ逆回転をおこさざるを得ない、そんな状態でもあります。

来年の株価は、その逆回転がゆっくり起きるのか、急速に起きるのか、いつ始まるのか、で決まるのでしょう。日銀の黒田総裁は「追い風が吹いてきた」と日本経済に自信を示しましたが、年末押し迫ったところでETF買いのバーゲンセールを行っていた側の云う台詞ではありません。風説の流布、市場操作の疑いすら抱かれかねないものです。

しかし政府も統計調査の嘘が発覚しています。経産省の繊維流通統計調査で、すでに廃業した業者の情報をずっと使い続け、水増ししていたとのこと。この統計自体は重要なものではありませんが、統計の信頼性が揺らぎかねないこうした情報が、年末の押し迫ったときにこっそり出てくる。隠したいけれど、告発で発覚したことなので隠蔽してもばれるからこのタイミングで…というミエミエの悪知恵ですが、問題は他の統計データは大丈夫なのか? 東芝の不正会計の問題もありますが、日本の数字の信憑性も揺らいでいます。来年の市場には、こうした数字の妥当性、信憑性の問題がつきまとうことが確実です。

今の市場は、自分たちが本当に正しいのか? そんな確信がもてずにいます。これまでは浮かれ気分でしたが、来年になると夢から醒め、現実を直視する場面も増えるでしょう。将来の不安があり、今の方が幸せに感じるから、ネガティブ材料をすべて無視してきた。しかしそんな不安に答えが出てくるのも来年です。2017年、7が最後につく年は経済を揺るがす事件が重なっています。1997年はアジア通貨危機、2007年はリーマンショックにつながるサブプライムローン危機、いずれも世界経済を揺るがしました。中国が不動産バブル抑制に動き、米国も金利上昇で不動産市場に翳り。バブル崩壊を引き起こしかねない材料もいくつか出てきています。

日本は政治が安定しているから、投資先になる、という話もあります。ただ、これは不確定な情報なので一切明かせませんが、安倍政権が一発でふきとぶほどの、超ド級の醜聞がある、ともされます。ラッキー7など、7は比較的よいイメージのある数字ですが、7の巡りの不吉な経済問題の発生なども考え合わせると、実は悪いめぐりなのかもしれません。聖書の黙示録も、7の封印が解かれ、7の天使が人類を恐怖と、混沌に陥れます。黙示録ではその後、最後の審判が行われ、聖別された人間だけが新しいエルサレムにたどり着くことができる。来年の世界、どんな7の封印が解かれ、どんな7の天使が現れるのか? どこの国のバブル、どこの選挙で何がおこってもおかしくない今、7の巡りには要注意なのかもしれません。何がおきても、わずかな確率でも無視せずに、冷静に対処できるようにしておくことが大切なのかもしれませんね。

1年間、当ブログを読んでいただいた皆様、ありがとうございました。本年は今日で最後とします。来年は1月5日から再開予定です。よい年をお迎えください。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/322.html

[政治・選挙・NHK218] 見よ、安倍が腹痛で、政権を投げ出したときの表情との、この一致率! 
見よ、安倍が腹痛で、政権を投げ出したときの表情との、この一致率!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/4b124331f2ff24a684ad3578f83e222d
2016年12月29日 のんきに介護



転載元:やがて空は晴れる...。‏@masa3799 さんのツイート〔12:02 - 2016年12月29日

オバマ大統領が

「今も涙流す海」を語る。

その横で、

今にも泣きそうな安倍晋三。

マッカーサーに

命乞いをした我が祖父のことを

考えたろうか。

この後、演説のとき、

安倍は、

米国の寛容の心を語る。

岸は、

目に涙をいっぱいに浮かべて、

獄中の仲間を尻目に

己の失敗を詫びたんだよな。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/379.html

[政治・選挙・NHK218] 米政府が真珠湾直後の靖国参拝に不快感 
米政府が真珠湾直後の靖国参拝に不快感
http://79516147.at.webry.info/201612/article_247.html
2016/12/29 23:20 半歩前へU


▼オバマ政権 真珠湾直後の靖国参拝に不快感
 防衛相の稲田朋美による29日の靖国参拝について共同通信が、「オバマ米政権は強い不快感を抱いている」との分析記事を世界に発信した。

 それはそうだ。真珠湾で日米が「不戦の誓い」を明らかにしたばかりだ。オバマにしてみれば、「安倍政権は一体、どうなっているのだ?アベのあの時の演説は何だったのか?」となる。

 稲田は事前に安倍晋三に29日の靖国参拝を伝えていた、というかななおさらだ。安倍はその場、その場で適当なことを言うから、このように辻つまが合わなくなるのだ。国際舞台では、国内のような出まかせは通じない。

******************
共同通信によると、
 オバマ米政権は公式な反応を示していないが、日米首脳が連れ立って真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊する歴史的なハワイ・真珠湾訪問の直後に、中韓などが軍国主義礼賛の象徴と見なす靖国を重要閣僚が訪問したことに、強い不快感を抱いているとみられる。

 オバマ大統領は真珠湾での演説で和解が恩恵をもたらすとのメッセージを世界中に送りたいと強調。歴史問題で対立が続く日中、日韓関係の改善を促す意味が込められていたとも読み取れるだけに、稲田氏の参拝は米国側には、両首脳の真珠湾訪問に冷や水を浴びせる行為と映りかねない。   (以上、共同通信)

************************

 さらに自民党の防衛相経験者は「真珠湾で和解を強調した次の日に参拝して、日米両方のメンツをぶち壊した」と稲田を批判。

 防衛省関係者は「せっかく積み上げた中国や韓国との交流が止まる」と不安視する声も出ている。稲田を防衛相に任命したのはどこの誰だ?


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/380.html

[政治・選挙・NHK218] 「真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊した翌日、真珠湾攻撃を指示した東条英機を神と祀る神社に参拝する支離滅裂。」 上丸洋一氏
「真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊した翌日、真珠湾攻撃を指示した東条英機を神と祀る神社に参拝する支離滅裂。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21384.html
2016/12/30 晴耕雨読


上丸洋一氏のツイートより。https://twitter.com/jomaruyan

「自存自衛」「アジア解放」の軍国日本のスローガンを手放そうとしない政治家が、あるいは、帝国憲法に回帰するかのような改憲草案を掲げる政治家が「未来志向」を言うのは、いかにもおかしな光景ではないか。

だまされてはいけない。

未来にあるのは「昔の日本」だ。

首相が「寛容と和解」を言った翌日、防衛相が靖国参拝とは、どういうことか。

独断でできることではない。

首相も了承したのだろう。

むしろ、首相が指示したか。

米国の戦争被害者を慰霊した翌日に日本の戦争指導者を神として祀る神社に閣僚(それも真珠湾に同行した閣僚)が詣でる。

これぞ歴史的事件だ。

稲田防衛相が靖国参拝。

前日の「寛容と和解」をちゃぶ台返ししたのに、NHK正午のニュースは取り上げず。

真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊した翌日、真珠湾攻撃を指示した東条英機を神と祀る神社に参拝する支離滅裂。

オバマさんのメンツも丸つぶれだ。

真珠湾攻撃の犠牲者を「慰霊」した翌日、その攻撃を決定した東条英機を神と祀る神社に閣僚が参拝したということは、日本政府には一片の反省もないことを世界に宣言したに等しい。

寛容は深い反省の上にのみ成り立つ。

安倍政権は戦後に区切りをつけるどころか、日本の戦後をひっくり返した。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/381.html

[政治・選挙・NHK218] 「政府広報を引き受けると、こんなオイシイお歳暮がもらえる。中高図書館に複数の新聞を:毛ば部とる子氏」
「政府広報を引き受けると、こんなオイシイお歳暮がもらえる。中高図書館に複数の新聞を:毛ば部とる子氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21388.html
2016/12/30 晴耕雨読


https://twitter.com/kaori_sakai

政府、中高図書館に複数の新聞を 5カ年計画 5年間で計約150億円を、自治体に配分する地方交付税で https://t.co/e0GY7hFHPA

⇨新聞の販売部数が落ちてるからな。

全国で何部の底上げになるのか。

政府広報を引き受けると、こんなオイシイお歳暮がもらえる。

新聞報道が政府広報としてしか機能しなくなり、新聞が売れなくなったら、政府が税金で購入して、全国の学校に新聞を配布するという。

マスコミ幹部のタダ飯なんかより、はるかに悪どい。

>赤い豚 小学校→産経 中学校→産経・読売 高校 →産経・読売・日経・地元紙 政府、中高図書館に複数の新聞を 5カ年計画 | 2016/12/28 - 共同通信 47NEWS https://t.co/lgkjyH45Ok

「軍事研究費」18倍増額で研究者らが抗議の声 6億円から110億円に増額 大学の研究者らは、自由な基礎研究が大事で「軍産学複合体」が形成されていく恐れがあると危機感を表明 https://t.co/o5af4AlRvZ

⇨基礎研究を大事にしろって大隅氏に言われてたじゃん。

去年度の「サービス残業代」約100億円、1348社に指導 https://t.co/HeMyI0xv1D

⇨あくまで「労働基準監督署から指導を受けて、100万円以上の未払いの残業代を支払った企業」の集計。

一体全国でどれほどのタダ働きが生じているのだろう。

「サービス残業」って言葉を改めて考えると、「サービスは無料である」という前提で成り立っていて、そもそもそこから考え直したほうがいいのではないかと思ってしまう。

「アマゾン多過ぎ」ヤマトドライバーから悲鳴続出、「利便性」が生んだ過酷な実態 https://t.co/HRsRgDfCxo

⇨消費者の問題とか、通販が増えた社会傾向の問題とかじゃなくて、企業が「労基法を守る」の一点に尽きると思う。

他の業界にも言えること。

ヤマトドライバー悲鳴の件、消費者が問題と捉える人が案外少なくないのに驚いた。

無意味なお急ぎや指定をしないといった協力的な姿勢は、人としてアリだと思うけど、解決には繋がらない。

なぜなら、企業は従業員ができる無理の限界値で儲けを出すことを考えるから。

労基法の遵守以外に道はない。

電通社長「過重労働を阻止できなかった。

心よりおわび申し上げる」と謝罪。https://t.co/Y8XrAWnLrO

⇨阻止?「過重労働させてすんません」の間違いじゃないのか。

電通「人権侵害ない」「パワハラ否定できず」 過労自殺 「心情や不安を思いやる想像力やサポートが足りなかった」 https://t.co/smZDOXgESy

⇨死ぬほど働かせておいて、何を言ってるのだろう。

安い感情論でまとめないで欲しい。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/382.html

[政治・選挙・NHK218] 稲田防衛大臣が靖国神社様様な理由 〜 「金夫」を見れば、ホイホイついて行くタイプなんだな 
稲田防衛大臣が靖国神社様様な理由 〜 「金夫」を見れば、ホイホイついて行くタイプなんだな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0923955861421052612e8e0abc1468a2
2016年12月29日 のんきに介護


マッキ世も末(アベと麻生は学歴もペテン)‏@akhila7 さんのツイート。

――稲田、軍需関連株20,000株以上って、これって軍事企業からのワイロじゃないの? 自分で戦争プロモートして軍事株で儲ける。極悪人だな(笑)で、「日本だけが高い道徳性と倫理観で世界から信頼されうる」って、そら笑われて当然。だから自衛隊の派遣が決まった時あんなに嬉しそうだったんだな。〔13:57 - 2016年12月29日 〕—―


<追記>

力づくで自分の主義主張を他人に

押し付けると、

反対のモノを手に入れる。

現に見よ、

この海外の反応!

Naoko
‏@konahiyo さんが伝えてくれている。

――またしても欧米メディアでなぜ靖国神社が問題なのかが解説されている。勿論遊就館が侵略や南京事件をこじつけで正当化していることも。蒸し返すのこれで何回目だろう。稲田氏や安倍さんは余程欧米にこの問題を周知させたいらしい。〔15:04 - 2016年12月29日 〕―—



(英)ガーディアン紙が

「Anger as Japanese minister visits 'war crimes' shrine after Pearl Harbor trip 」

と題して報じている。

☆ 記事URL:https://www.theguardian.com/world/2016/dec/29/anger-as-japanese-minister-visits-war-crimes-shrine-after-pearl-harbor-trip?CMP=share_btn_tw



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/383.html

[政治・選挙・NHK218] 「米軍人を悼むふりをしつつ、彼らを殺した最高責任者に「哀悼の誠を捧げる」。:山崎 雅弘氏」
「米軍人を悼むふりをしつつ、彼らを殺した最高責任者に「哀悼の誠を捧げる」。:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21387.html
2016/12/30 晴耕雨読


https://twitter.com/mas__yamazaki

保阪正康「首相、戦争をポエムのように語っていた」(朝日)https://t.co/fCmW2CQgL4

「『和解の力』という言葉は美しいかもしれないが、日本は米国とだけ戦争したわけではない」


「『点』から『面』へと拡大した戦場では、東南アジアや中国の人々らが犠牲になった。首相の演説は戦争の一部だけを切り取り、ポエムのように語っている感じだった」「学ぶべき教訓とは、政治が軍事をコントロールできなくなると人々をどれだけ不幸にするかだ。それを人類史の教訓として語れば、首相は謝罪という言葉を使わずに死者を悼むことができたはずだ」


首相は肝心な点をぼかしていた。


「あの日、日曜の朝の明るく寛いだ弾む会話の声。自分の未来を、そして夢を語り合う若い兵士たちの声。最後の瞬間、愛する人の名を叫ぶ声。生まれてくる子の幸せを祈る声。一人ひとりの兵士に、その身を案じる母がいて、父がいた。愛する妻や恋人がいた。成長を楽しみにしている子どもたちがいたでしょう。それら、すべての思いが断たれてしまった。その厳粛な事実を思うとき、かみしめるとき、私は言葉を失います」と、


安倍晋三首相はハワイで述べたが、なぜか「断たれてしまった」と他人事のように語り、日本国の首相として、戦時の大日本帝国首相であった東條英機とその指揮下の日本軍がそれを「断った」事実を認めることから巧妙に逃げてしまった。


安倍首相は以前、東條英機ら戦犯訴追者を「昭和殉難者」と呼ぶ戦争指導部擁護の動きに賛同し、自民党総裁名で哀悼メッセージを送っていた。


戦前回帰は戦前戦中の肯定と切り離せない。


「耳を澄ますと、寄せては返す波の音が聞こえてきます。降り注ぐ陽のやわらかな光に照らされた青い、静かな入り江」云々という出来の悪いポエムはどうでもいいが、安倍首相のハワイ演説には注目に値する一節があったようにも思える。


「そして米国は、日本が戦後再び、国際社会へと復帰する道を開いてくれた。米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは平和と繁栄を享受することができました」という文。


首相官邸が自発的に入れたのか、米国政府からの要請で嫌々入れたのかは不明だが、戦後の日本国憲法下での平和と繁栄の出発点が「アメリカの占領政策」にあったと認めている。


日本会議の歴史認識では、敗戦後の「アメリカの占領政策」は「日本を二度と立ち上がれないようにする策謀」であり、自由世界の一員であることを制度的に裏付ける日本国憲法は「国の根本を腐らせる」(初代会長塚本幸一)諸悪の根源であるはずだが、安倍首相はハワイ演説で、戦後の日本を肯定していた。


その腹いせなのか、稲田朋美防衛大臣は帰国してさっそく靖国神社を参拝し、日本会議などの戦前回帰勢力のご機嫌をとろうと努力している。


ハワイの米軍人墓地を訪れた直後なら、アメリカ政府も文句は言えまいという思惑だろうが、やり方が姑息すぎる。https://t.co/mgQOwQ4D6m

「稲田防衛相は『今の平和な日本は国のために命をささげられた方々の尊い命の積み重ねの上にある』などと参拝の理由を強調した」とあるが、この一見もっともらしい言説の「欺瞞」について、新書『日本会議』で詳しく説明した。


巧妙な論理のすり替えが途中で行われているが、大手メディアはスルーする。






『日本会議』でも説明した通り、戦後日本の平和と繁栄は「戦争中に天皇と天皇中心の国体を守るために戦った日本軍」が完膚なきまでに敗北し、彼らが「守ろうとした体制」が崩壊して、日本国憲法を土台とする「全く別の政治体制の国に生まれ変わった」ことで実現した。


靖国神社は何の貢献もしていない。



大手メディアは、事なかれ主義なのか、政治家の靖国神社参拝を報じる際「中韓の反発」という論点でしか問題視しないが、それ自体が靖国神社にまつわる「神話」を拡大再生産し、国民の心理に刷り込む「政治宣伝」として機能している。


「日本対諸外国」という図式に矮小化し、国民を前者の側に誘導する。


そもそも、靖国神社は真珠湾攻撃を決断し命令した最高責任者である東條英機をも「英霊」として神格化し顕彰し、参拝者が手を合わせて拝む対象にしている施設だろう。


「それら、すべての思いが断たれてしまった」とハワイで述べた安倍首相の舌の根も乾かないうちに、平気でこういうことをやってしまう。


大手メディアは、なぜこれらの「安倍晋三氏の言っていることとやっていることの乖離」を指摘しないのか。


稲田防衛大臣の靖国参拝は、首相の了承がなければ実行不可能であり、首相の名代として参拝したというのが実相だろう。


米軍人を悼むふりをしつつ、彼らを殺した最高責任者に「哀悼の誠を捧げる」。


>Reuters Top News Japan's defense minister visits Yasukuni shrine after Pearl Harbor trip https://t.co/vG5IjB12f5

>布施祐仁 ‏ロイターはトップニュースで「日本の防衛大臣、パールハーバー訪問の後に靖国参拝」と報道。これが安倍首相の語った「和解の力」? アジアの人々に「寛容」を求めるのだろうか?


>清水 潔 平和とは国民が命を捧げるもの、という思想がくっきり。でも内閣のお偉方は高みの見物か。 「今の平和な日本は国のために命をささげられた方々の尊い命の積み重ねの上にある」 稲田防衛相が靖国参拝 不安視する声も|日テレNEWS24 https://t.co/9YzfWPz3JX

>kumamasa ‏安倍さんのお祖父さんのような「戦争を始められた方々」によって今の平和があるわけではないでしょ。戦後二度と日本が戦争に加担しないように70年以上にわたって努力してきた方々の命の積み重ねにこそ平和があるし、稲田さんのような方々によって日本と世界の平和が脅かされている訳ですが。


>靖国参拝! 稲田防衛相が過去に「靖国は不戦を誓うところじゃない」「後に続くと靖国に誓え」と発言https://t.co/49Fg42CH29志葉玲「安倍首相を敬語で讃えるワイドショーキャスター、真珠湾訪問報道の違和感」(Yahoo)https://t.co/CZDXZHvOu6

>かおなし ‏死にたくなかった人に祖国のために命を捧げてもらって感謝するって偉そう過ぎませんか?椅子に座って命令するだけの人は自分は命を捧げることがないことを知っている


「安倍政権の広告代理店?ワイドショー報道の酷さ」


「民放でのニュース番組関係者は、筆者に対し『この十年ほどの中で、今ほど自由にものが言えない時はなかった。少しでも安倍政権を批判しようとすると、政治部の幹部がすっ飛んできて口出ししてくる』と嘆く」


先日ツイートしたように、私も東京で複数のメディア業界人から同様の話を聞いた。


大手メディア各社が、安倍晋三様に追従・迎合する形でしか記事を書かないのは、官邸の圧力ではなく、同じ社内の政治部による圧力が最大の理由だと。


外部からの圧力ではないので、テレビ局の会長が「外部からの圧力はなかった」とコメントしても、嘘をついたことにはならない。


大手メディア各社の政治部記者は、今では実質的に、安倍晋三様の「親衛隊」のような存在になっているように見える。






http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/384.html

[政治・選挙・NHK218] 日本政府に一片の「反省なし」を世界に宣言! 
日本政府に一片の「反省なし」を世界に宣言!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_248.html
2016/12/29 23:53 半歩前へU


▼日本政府に一片の「反省なし」を世界に宣言!
 上丸洋一さんがツイートした。「安倍政権は戦後に区切りを付けるどころか、日本の戦後をひっくり返した」。ズバリ、的を射ているので勝手に転載させてもらった。

*****************

 首相が「寛容と和解」を言った翌日、防衛相が靖国参拝とは、どういう事か。独断で出来る事ではない。首相も了承したのだろう。むしろ、首相が指示したか。

 米国の戦争被害者を慰霊した翌日に真珠湾攻撃を指示した東条英機を神と祀る神社に参拝する支離滅裂。オバマさんのメンツも丸潰れだ。

 日本政府には一片の反省もない事を世界に宣言したに等しい。寛容は深い反省の上にのみ成り立つ。安倍政権は戦後に区切りを付けるどころか、日本の戦後をひっくり返した。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/385.html

[経世済民117] 政府、正社員と非正規社員の差撤廃へ…同じ仕事なら給与やボーナス、福利厚生を同じに(Business Journal)

政府、正社員と非正規社員の差撤廃へ…同じ仕事なら給与やボーナス、福利厚生を同じに
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17608.html
2016.12.30 文=溝上憲文/労働ジャーナリスト Business Journal


 安倍政権による、正社員と非正規社員の格差を是正するための「同一労働同一賃金」に向けた法令改正の動きが2017 年に本格化する。もし実現すれば、有期契約社員やパート社員のような企業が直接雇用する非正規社員だけではなく、雇用主が異なる派遣社員の待遇も改善する可能性がある。

 同一労働同一賃金とは、職務や仕事の内容が同じである労働者に対し、同じ賃金を支払うべきとする考え方だ。ただし、同じ仕事や職務であっても異業種や企業規模によって賃金は異なるが、政府は主に「同一企業内の正社員と非正規社員の賃金の違いの是正」をターゲットにしている。

 政府は法律の改正によって、処遇改善に向けて企業の背中を押そうとしている。現在の法律では有期契約社員と正社員である無期契約社員、正社員とパート社員の均等待遇を求める規定はあるが、派遣社員と派遣先の社員の待遇を同じにする規定はない。また、有期、パートの規定にしても条文の内容が明確でないために、待遇改善を求める裁判などでは、非正規社員自身が具体的な証拠を示して、正社員と同一の仕事を行っていることを立証しなければならない。

 そこで現時点で浮上している案は、EU(欧州連合)の労働指令にならって、非正規社員に対する「客観的合理的理由のない不利益な取扱いを禁止する」という、差別禁止の条文を現行の法律に盛り込むというものだ。

■余計な解釈を排除

 では、それによって現実的にどういう効果があるのか。政府の法令改正を検討する有識者会議の委員は「法律に『客観的合理的理由のない不利益な取扱いを禁止する』という条文を入れると、裁判では会社側が合理的理由を立証する責任を負うことになり、また、法の行為規範として正社員との処遇の違いについての説明責任も発生することになる。現行法の不明確な規定と違い、余計な解釈が入り込む余地がなく、会社側が正社員と非正規社員の賃金格差を正当化する合理的な理由がない限り、認められなくなる」と言っている。

 非正規社員にとっては机を並べて同じ仕事をしている正社員より給与やボーナスが低ければ、「なぜ違うのですか」と主張しやすくなる。会社の説明が曖昧であれば裁判に持ち込み、会社側が合理的である根拠を示しても裁判官が合理的だと認めなければ、正社員と同じ賃金を支払わなくてはならなくなる。

 もちろん派遣社員も派遣先の社員と同じ仕事をしているのであれば、同じ賃金にするというのが基本原則となる。

■EUの事例

 お手本となるEUでは、実際にどうなっているのだろうか。

 EUでは労働条件などを統一するためにEU本部が「労働指令」を出し、加盟国が法制化する仕組みになっている。

 まず1997年にパート社員との合理的理由のない差別を禁止したパートタイム労働指令が出され、99年に有期労働契約指令、2008年に派遣労働指令が出された。派遣労働指令が出されるのが10年遅れた理由は、使用者が派遣元と派遣先の2つに別れているので議論が長引いたことによるが、結果として同じルールを適用することになった。

 派遣労働指令では「派遣労働者の基本的な労働・雇用条件は、派遣先に派遣されている期間中は、少なくとも同じ職務に従事するために派遣先から直接雇用されるとした場合に適用される条件としなければならない」と規定している。つまり、派遣社員の仕事が派遣先の正社員の仕事と同じであれば、給与やボーナスだけではなく福利厚生も含めて同じにしなさいというものだ。

 フランスではこれに基づいて派遣先社員と同じ交通手段や食堂などの施設を利用することができるという規定もある。ドイツでは子どもの養育施設の利用も正社員と同じにしなければならない。

■福利厚生施設やボーナス

 日本でいえば、高給で知られる総合商社や大手広告代理店に派遣されている社員が派遣先の事務職社員と同じ仕事をしていれば、給与・ボーナスだけではなく交通費の支給はもちろん、各種の研修講座の受講、保養施設などの福利厚生施設も利用できるということだ。

 たとえば社内食堂の利用では、正社員に一定額の食券を付与していれば、派遣社員にも同じの額の食券を付与しなければならないという裁判例もヨーロッパにはある。

 だが、高給をもらっている派遣先企業の社員と同じ給与を派遣元が支払うのは、難しい場合もある。派遣社員の給与は派遣先から派遣元が受け取る派遣料金から支払われている。だが、ヨーロッパでは派遣元が派遣先の社員と同じ給与を支払えない場合は、派遣先が支払うことを命じる判決も出ている。

 給与だけではなくボーナスの支給も同じだ。フランスの裁判例では、「派遣労働者は派遣先における勤続要件を満たす限り、派遣先の労働者に対して支払われる13カ月分の賞与(年末手当)の支払いを受ける権利を有する」という判決もある。

 たとえば総合商社の事務職の社員に10カ月のボーナスを支払っていたら、派遣社員にも同じ金額を支払わなければならないということだ。

 こうしたヨーロッパのような「同一労働同一賃金原則」が日本でも適用されたら、非正規社員の待遇は大幅に改善することになる。だが、同一労働同一賃金といっても、ヨーロッパでは職務経験、勤続年数、資格などによる賃金格差は合理的理由になるとされている。

 では日本に適用した場合、何が合理的理由となり、何が合理的理由とならないのか。

 政府は20日、働き方改革実現会議で、同一労働同一賃金の実現に向けたガイドライン案を示した。そのなかで、正社員と非正規社員の基本給について不合理な差を認めないとし、非正規社員にも昇給や賞与の支払いを原則行うこととした。さらに、時間外手当や深夜・休日労働手当、通勤手当、慶弔休暇、病気休職などについても、正社員と非正規社員の間で差を設けることを原則認めないとした。

 だが、ガイドライン案は正社員と主に有期契約社員、パートタイム社員の間でどのような格差が問題になるかを具体的な事例を挙げて詳しく書いているが、派遣社員についてはこう書いているだけである。

「派遣元事業社は、派遣先の労働者と職務内容、職務内容・配置の変更範囲、その他の事情が同一である派遣労働者に対し、その派遣先の労働者と同一の賃金の支給、福利厚生、教育訓練の実施をしなければならない。また、職務内容、職務内容・配置の変更範囲、その他の事情に一定の違いがある場合において、その相違に応じた賃金の支給、福利厚生、教育訓練の実施をしなければならない」

 同じ非正規社員でも派遣社員だけはややトーンダウンした印象は拭えない。じつはこのなかの「派遣先の労働者と職務内容、職務内容・配置の変更範囲、その他の事情が同一である派遣労働者」という表現は、現行法の有期契約社員と正社員の無期契約社員の均等待遇を定めた労働契約法20条、正社員とパートについて定めたパートタイム労働法9条と同じ内容になっている。これまで派遣社員と派遣先の社員の待遇を同じにしなさいという規定はなかったが、これを新たに盛り込むだけのことになるのか。

 もちろん、それだけでも通勤手当や福利厚生施設(食堂、休憩室、更衣室など)、教育訓練などは派遣先社員と同じにする必要がある。また、職務内容や配置などの事情が同じであれば、派遣先労働者と同じ待遇にするよう求めている。さらに一定の違いがあった場合は、均衡待遇、つまりバランスのとれた処遇にしなさいとしている。

 派遣労働者については派遣元の正社員との格差、派遣先の社員との格差の是正という二重の違いがある。契約社員やパートのような直接雇用の非正規の処遇と同じにするのかどうかも含めて、具体的な関連法改正案のとりまとめを通じて非正規社員の待遇がどこまで改善されるのかが試されることになる。

(文=溝上憲文/労働ジャーナリスト)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/323.html

[国際16] トランプ米政権、財務長官に名映画プロデューサー起用…その知られざる別の顔(Business Journal)
                ドナルド・トランプ次期米大統領(写真:ロイター/アフロ)


トランプ米政権、財務長官に名映画プロデューサー起用…その知られざる別の顔
http://biz-journal.jp/2016/12/post_17610.html
2016.12.30 文=森岡英樹/金融ジャーナリスト Business Journal


 来年1月20日に米大統領に正式就任するドナルド・トランプ氏の閣僚人事が進められている。経済閣僚では、財務長官に元ゴールドマン・サックス幹部でヘッジファンド、デューン・キャピタル・マネジメントCEO(最高経営責任者)のスティーブン・ムニューチン氏、商務長官に知日派で著名投資家のウィルバー・ロス氏を起用するなど、ウォール街に近い大物が名を連ねた。

 さらに、注目されていたゴールドマン・サックス社長兼COO(最高執行責任者)のゲーリー・コーン氏が、国家経済会議(NEC)委員長に就くことが決まった。また、主席戦略官・上級顧問に同社で勤務経験のあるスティーブ・バノン氏の起用も決まっており、「トランプ政権はさながらゴールドマン・サックス政権のようだ」(市場関係者)との声が上がっている。

 その中心人物であるムニューチン氏は、知る人ぞ知る「映画プロデューサー」という別の顔があることは、日本では知られていない。もともと映画好きといわれるムニューチン氏は、趣味が高じてラットパック=デューン・エンターテイメントという映画製作会社を設立している。そこから生み出された作品には、世界興行収入第1位の『アバター』はじめ、『X−MEN』『ダイ・ハード4.0』『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』といった人気娯楽作品が目白押しだ。映画製作は巨額な資金を必要とするが、まさにゴールドマン・サックスで培った資金調達ノウハウが生かされているわけだ。

 また、ムニューチン氏は、リーマンショックで経営破綻したインディマック銀行を15 億5000万ドルという破格の安値で買収し、昨年、米CITグループに34億ドルで売却。巨額の利益を手にしたが、その利益の一部も映画製作につぎ込まれたといわれている。映画プロデューサーでヘッジファンドCEOとして「金儲けのうまい」ムニューチン氏は、ハードネゴシエーターとして、また次期財務長官として米国経済を牽引していくことになる。

■米国景気上向きか

 ムニューチン氏は、メディアのインタビューで「法人と中間所得層を対象とした減税、規制緩和、インフラ投資、2国間の貿易協定を通じて、米国は3〜4%の経済成長を達成できる」との見方を披露した。とくに法人税を引き下げることで、「米国に大量の雇用が戻ってくる」とも強調している。

 また、ゴールドマン・サックス出身ということから、銀行規制の緩和に積極的な姿勢を示しており、銀行株が急騰するきっかけをつくった。オバマ政権はリーマンショックのような金融危機の再発を防止するため「ドッド・フランク法(金融規制改革法)」を策定・施行したが、ムニューチン氏は「同法は複雑すぎて融資の減少につながっている」と批判している。ムニューチン氏は「ドッド・フランク法を分解する」とまで語っている。

 大型減税と銀行規制の緩和により、米国景気はさらに上向くことになろう。映画プロデューサーでもあるムニューチン氏にとって、それは自らの映画製作会社の新作興行を後押しすることにつながる。

(文=森岡英樹/金融ジャーナリスト)


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/877.html

[経世済民117] トランプ米政権、財務長官に名映画プロデューサー起用…その知られざる別の顔 :国際板リンク
トランプ米政権、財務長官に名映画プロデューサー起用…その知られざる別の顔(Business Journal)

http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/877.html


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/324.html

[政治・選挙・NHK218] ≪復活≫石田純一さんがバイキングで都知事選に言及「集団的自衛権や原発再稼働には反対が多い。声をくみ上げたいから立候補した
【復活】石田純一さんがバイキングで都知事選に言及「集団的自衛権や原発再稼働には反対している人の方が多い。その声をくみ上げたいから立候補した」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25466
2016/12/29 健康になるためのブログ


  


バイキング・ゴールデン 坂上忍 12月28日 161228

※1:01:45〜政治家編ランキング7  1:11:25〜石田純一さん 
 東国原さんの批判に腹を立てた東尾修さんが石田純一さんを「守ってやろう」と感動発言。
 1:30:25〜上西小百合議員


以下ネットの反応。


















あれだけ叩かれたのに年末のお茶の間にディープな政治の話をぶっこんでいく石田さん。明らかにバラエティなノリの中(奥さん大変だったでしょ的な)で「集団的自衛権」について語ろうとし始めるんですから凄すぎます。横で奥さんが凍りついてましたが、こんな立派な旦那さんはなかなかいないと思いますよ。


【おまけ】

上西議員も出演しててはじめて声聞きましたが、あんな特徴的なカワイイ声なんですね。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/386.html

[戦争b19] シリア停戦、米抜きで合意 ロシア・トルコ発表
          29日、ショイグ国防相(右)からシリア停戦について報告を受けるプーチン大統領(モスクワ)=AP  


シリア停戦、米抜きで合意 ロシア・トルコ発表
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM29H2L_Z21C16A2MM8000/
2016/12/29 22:43 日経新聞


 【イスタンブール=佐野彰洋】ロシア、トルコ両政府は29日、シリアのアサド政権と反体制派勢力がシリア全土の停戦に合意したと発表した。30日午前0時(日本時間同午前7時)に発効する。過激派組織「イスラム国」(IS)などは対象外。ロシアとトルコは停戦の保証役を担う。シリア停戦は過去にも失敗を繰り返しており、着実な履行が当面の課題となる。

 ロシアのプーチン大統領は29日、国営テレビを通じ停戦合意を発表した。合意文書は政権と反体制派間の停戦、停戦の監視・保証、和平協議の開始を盛り込み、各当事者が署名済みという。プーチン氏は「顕著な成果だ」と述べた。ショイグ国防相によると、文書に署名した反体制派勢力の兵力は合計で6万2千人。

 シリア内戦ではロシアやイランがアサド政権を、トルコや欧米が反体制派を支援。トルコは今夏、ロシア軍機撃墜事件で悪化した対ロ関係の修復に動いた。ロシアがトルコを自陣営に引き入れ、イランとともにシリア北部の要衝アレッポからの反体制派撤退などを主導してきた。オバマ政権の米国は除外した。

 トルコ外務省も29日、停戦合意の成立を確認、歓迎する文書を発表した。アサド政権軍は「全土での包括的な敵対行為の停止」を表明した。ただし、ISや「シリア征服戦線」(旧ヌスラ戦線)などに対する戦闘は継続するという。

 シリア内戦を巡っては2月と9月、ロシアと米国が主導し停戦合意したが戦闘が収まらず、短期間で枠組みが崩壊した。

 今回の停戦合意は米国の関与がないこと、内戦の行方を決すると考えられてきたアレッポを政権が制圧済みであることの2点で、従来と異なる。文書に署名していない反体制派勢力も存在しており、停戦が維持されるかは予断を許さない。


              ◇

シリア情勢 停戦合意、米国抜きで協議進行 ロシア、主導権握る構え
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/161230/wor16123000060002-n1.html
2016.12.30 00:06 産経新聞

【モスクワ=黒川信雄】ロシアのプーチン大統領は29日、シリア停戦合意がイラン、トルコとの協力で実現したと発表し、米国抜きでシリア和平協議を進める姿勢を鮮明にした。米国のトランプ政権が来年1月に発足するのを前にシリア内戦終結に道筋をつけ、その後の交渉においても主導権を握る構えだ。

 ロシアは11月中旬、地中海に派遣していた露軍の空母などの艦隊を投じ、シリアでの大規模作戦を開始したと発表。12月上旬にシリア政権側が北部の要衝アレッポの大半を制圧できた背景には、これらの露軍の支援が大きな役割を担った。

 ロシアは、外交面においてもシリア和平を主導する姿勢を鮮明にしていた。

 プーチン氏は今月中旬の訪日の際、カザフスタンの首都アスタナで新たな和平協議を立ち上げる考えを表明。和平協議はこれまで国連の仲介でスイス・ジュネーブで行われており、プーチン氏は「ジュネーブの協議を補完するものだ」と述べたが、ロシアの主導で和平協議を進めようとする意図は明白だった。

 米国は民主党のオバマ政権から共和党のトランプ政権への移行期で、来年1月20日の新政権発足まで「オバマ政権はどのような政策遂行も困難になった」(露軍事評論家のゴリツ氏)と指摘されていた。露はそれまでに、軍事、外交両面で最大限の戦果を獲得する狙いとみられる。

 ただ、シリアではイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が中部パルミラを再制圧するなど情勢は不安定で、停戦合意がどこまで実行性を伴うかは不透明な部分もある。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/423.html

[国際16] シリア全土で停戦発効へ 政府軍と反体制派が合意(AFP)
シリア北部アレッポの元反体制派掌握地域で、政府によって行われるがれきの撤去作業(2016年12月27日撮影)。(c)AFP/George OURFALIAN


シリア全土で停戦発効へ 政府軍と反体制派が合意
http://www.afpbb.com/articles/-/3112769
2016年12月30日 02:53 発信地:モスクワ/ロシア


【12月29日 AFP】(更新)シリア政府軍とその主要同盟国のロシアは29日、シリア全土を対象とした停戦が30日午前0時(日本時間同7時)に発効すると発表した。同国で6年近く続く内戦の終結に向けた突破口となる可能性がある進展だ。

 今回の停戦合意は、政府軍を支援するロシアと反体制派を支援するトルコの両国が仲介したが、これまでロシアと共に停戦交渉を行ってきた米国は関与していない。

 停戦合意を発表したロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、シリア政府と「反体制派の主要組織」が停戦を宣言する文書に加え、和平協議を開始する用意があるとの宣言にも署名したと明かした。

 さらに、シリアで展開している自国軍の軍備を「縮小」していく意向も示した上で、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領に対する支持は継続すると強調した。

 一方、シリア軍も声明で「軍総司令官は、12月30日の午前0時からシリア領土内での全ての戦闘行為を中止する」と述べた。ただ、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」や、かつて「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」として知られていた国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装組織は停戦の対象外とすると付け加えた。

 シリアの主要反体制派組織「シリア国民連合(National Coalition)」も停戦を支持すると表明。同組織の報道官はAFPの取材に対し、「シリア国民連合は、合意への支持を表明するとともに、すべての当事者が合意を順守するよう要求する」と述べた。(c)AFP

http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/878.html

[政治・選挙・NHK218] 米政府、稲田氏の靖国参拝批判 「非常に残念」 中国「断固とした反対」 自民党幹部「防衛相には不適格だ」
   


米政府、稲田氏の靖国参拝批判 「非常に残念」
https://this.kiji.is/187062359152410625?c=39546741839462401
2016/12/30 01:48 共同通信

 【ワシントン共同】米国務省報道担当者は29日、稲田朋美防衛相の靖国神社参拝について「歴史問題は『癒やしと和解』を促す形で取り組むべきだ」と暗に批判した。共同通信の取材に答えた。別の政府当局者も日米首脳による歴史的なハワイ・真珠湾訪問の直後だけに「非常に残念だ」と懸念を示した。

 米メディアも批判的なトーンで報じた。ウォールストリート・ジャーナル電子版は、参拝のタイミングが、防衛相が首相と共に真珠湾を訪れ、帰国した直後だったことに力点を置いた。



【靖国参拝】中国「断固とした反対」、韓国「慨嘆を禁じ得ない」
http://www.sankei.com/world/news/161229/wor1612290050-n1.html
2016.12.29 20:41 産経新聞

 【北京=西見由章、ソウル=名村隆寛】稲田朋美防衛相が靖国神社を参拝したことについて、中国外務省の華春瑩報道官は29日の定例会見で、「断固とした反対を表明する」と述べ、日本政府に抗議する考えを明らかにした。

 華氏は、安倍晋三首相ともに真珠湾を訪問した稲田氏が、時を置かずに「第二次大戦のA級戦犯をまつり、日本の侵略の歴史を美化する靖国神社」に参拝したとして、「『和解の旅』への大いなる皮肉だ」と批判した。

 一方、韓国外務省は29日、「日本の責任ある政治家が、過去の植民侵奪と侵略戦争を美化し戦争犯罪者を合祀した靖国神社を参拝したことについて、慨嘆を禁じ得ない」と批判する報道官論評を発表した。同省の鄭炳元(チョン・ビョンウォン)東北アジア局長は、在韓日本大使館の丸山浩平総務公使を呼び、抗議した。



<防衛相靖国参拝>「和解の力」に冷や水 与野党から批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000056-mai-pol
毎日新聞 12/29(木) 21:05配信

 稲田朋美防衛相が29日に靖国神社を参拝したのは、安倍政権の支持基盤である保守層への配慮からだ。ただ、稲田氏が米ハワイ・真珠湾に同行し、安倍晋三首相が日米の「和解の力」を強調した直後だけに、A級戦犯を祭る靖国への参拝に理解を得るのは容易ではない。中韓両国との関係改善にも冷や水を浴びせかねず、与野党から批判の声が上がった。

 稲田氏は参拝後、特攻隊員だったおじが靖国に合祀(ごうし)されたことに触れ、記者団に「家族や国を守るために出撃した人々の命の積み重ねの上に今の日本があることを忘れてはならない」と語った。

 稲田氏は2006年、A級戦犯を裁いた東京裁判の不当性を主張する「伝統と創造の会」を自民党の有志議員と結成。サンフランシスコ講和条約(1952年)が発効して日本が主権を回復した4月28日と、終戦記念日の8月15日に靖国を参拝してきた。

 それでも、防衛相就任直後の今年の8月15日は参拝を見送った。首相に同行して真珠湾で米国の戦没者を慰霊した以上、靖国参拝は国内の保守層への配慮を示すために必要だとの認識とみられる。ただ、日本の戦争責任を認めることに否定的な靖国への参拝で、外交上の波紋は避けられない。日米外交筋は29日、稲田氏の参拝で「中韓との良好な関係を求めてきたオバマ米政権のメンツを潰したのは間違いない」と語った。

 政府は日中国交正常化45周年の来年に首相の訪中を模索。日韓では北朝鮮の脅威に備え、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結するなど安全保障分野の連携が進んでいただけに「歴史認識問題が再燃し、中韓との交流が止まりかねない」(政府関係者)との懸念が出ている。

 自民党幹部は29日、取材に対し「首相が稲田氏を起用したので仕方ないが、防衛相には不適格だ」と批判。公明党幹部も「米国だけでなく中韓との和解はどうあるべきか、政治家としての姿勢が問われる」と語った。民進党の野田佳彦幹事長は「真珠湾に同行した直後の参拝はどういう意味なのか、内外に説明する責任がある」と述べた。【高橋克哉、小田中大】


















真珠湾訪問直後のワケ…稲田防衛相靖国参拝 2016年12月29日 18:33








【稲田防衛相靖国参拝】「和解の力」に冷や水 外交波紋拡大必至



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/387.html

[政治・選挙・NHK218] 政界地獄耳 世代別会派の誕生は歴史の必然(日刊スポーツ)
政界地獄耳 世代別会派の誕生は歴史の必然
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1758663.html
2016年12月30日9時45分 日刊スポーツ


 ★年末になっても、今年後半の話題をさらった小池劇場は休演せず。都議会開会中の今月14日には、都議会自民党と40年余り連携してきた公明党が決別を宣言したが、今回は自民党の現役都議3人が都議会自民党の幹事長に対し、会派からの離脱届を提出した。60人いる都議会自民党の一部が崩れたのだ。会派離脱届を提出したのは、世田谷区選出、2期目・大場康宣、品川区選出、1期目・山内晃、小金井市選出、1期目・木村基成。大場は12年12月補選が初当選なので都議会の中では「1期半」の扱い。いずれも若い議員だ。

 ★自民党を辞めずに別会派を立ち上げるこの手法は地方議会ではよくあること。世代間の政治観の違いや、いわゆるボス支配の政治に飽き足らず、または反発もあるなど背景はさまざまだが、全国各地に見られる話。都知事・小池百合子サイドは歓迎ムード。それどころか公明党が知事与党になり、自民党の分裂ということになれば、小池イズムの浸透が早いということになる。今回、興味深いのは今後もこの別会派参加が増える可能性が高いことだ。

 ★自民党を離党しないとなれば、党の会合にも出席し自民党を名乗る。党執行部も彼らを除名したり追い込むことはできない。自民党に限らず、政党は大きな岐路に立っている。若い世代を取り込むことができず、党員や支持者の高齢化が深刻化する。ところが政策はだれもが納得するものばかりではない。若手からは若者中心の、ベテランからは高齢者向けの政策が出てくる。そこをボスが調整して一本化する立案方式もなじまない。つまり世代別の会派が生まれるのは歴史の必然でもある。小池のニュー自民党への変貌を理解できない都議や国会議員もいるだろう。だが、その評価こそ有権者が決めることだ。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/388.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍政権は通常国会で共謀罪を成立させると報じたNHKの衝撃  天木直人

安倍政権は通常国会で共謀罪を成立させると報じたNHKの衝撃
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/30/post-5839/
30Dec2016 天木直人のブログ


 きょう12月30日の早朝5時のNHKニュースが報じた。

 政府は来年1月から始まる通常国会で共謀罪法案を通過させる方針であると。

 これは特大のスクープだ。

 いや、違う。

 安倍首相の意向に沿った気球観測であるとみるべきだ。

 このNHKのニュースを見て、民間テレビは後追い報道をし、明日の長官が大きく取り上げる。

 野党共闘は激しく安倍政権を批判する。

 それを見て、この程度なら大丈夫だ。

 そう思って安倍首相は、いよいよ、長年の懸案であった天下の悪法である共謀罪法案を成立させるだろう。

 どうやら安倍首相は本気で独裁者になろうとしているようだ。

 そして、いまの野党では、安保法もカジノ法も、何から何まで、阻止できなかった。

 共謀罪法案の成立さえも安倍首相の許すことになるだろう。

 しかし、この法案だけはつくらせてはいけない。

 こんな法案が出来れば、誰も安倍首相を批判できなくなる。

 日本は、安倍首相の天下で、本当に深刻な状況に向かいつつある。

 誰かが阻止しなければいけない。

 その時は、待ったなしに来ている(了)


           ◇

「共謀罪」改正案 構成要件厳しくし来年の通常国会に提出へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161230/k10010824411000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_014
12月30日 4時47分 NHK

法務省はテロなどの謀議に加わった場合に処罰の対象となる「共謀罪」について、「テロ対策に不可欠だ」として構成要件を厳しくし罪名も変更して新設したい考えで、こうした内容の組織犯罪処罰法の改正案を来年の通常国会に提出する方向で調整しています。

テロなどの謀議に加わった場合に処罰の対象となる「共謀罪」を新設するための法案は、これまで3回、国会に提出されたものの、いずれも廃案となったほか、ことしの秋の臨時国会への提出が見送られました。

こうしたなか法務省は「共謀罪」について、テロ対策や国際的な組織犯罪を防ぐための条約の締結には欠かせない一方、国民の理解を得る必要があるとして構成要件を厳しくし、罪名も「テロ等組織犯罪準備罪」に変更して新設したい考えで、こうした内容の組織犯罪処罰法の改正案を来年の通常国会に提出する方向で調整しています。

法務省は改正案で、適用範囲を重大な犯罪の実行を目的として設立された「組織的犯罪集団」に限定し、一般の会社や労働組合などは含まないことを明確にするほか、構成要件に資金の確保などの具体的な「準備行為」を加える方針です。

ただ、民進党や共産党などからは「いまの法制度で対応可能だ」という批判があり、来年の通常国会に改正案が提出されれば、与野党の論戦の焦点の1つになることも予想されます。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/390.html

[経世済民117] はがき、キッザニア、USJ、地震保険……2017年に値上がりするものは?(ZUU online)
             はがき、キッザニア、USJ、地震保険……2017年に値上がりするものは?(写真=PIXTA)
 

はがき、キッザニア、USJ、地震保険……2017年に値上がりするものは?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-00000002-zuuonline-bus_all
ZUU online 12/30(金) 6:10配信


日銀が掲げていたインフレ率2%は未だ達成されていないが、2017年は様々な分野で値上げが予定されている。2017年にどんなものが値上げされるのだろうか。

■郵便 はがきが62円に 日本郵便が約23年ぶりの本格値上げ

日本郵便は赤字幅が大きい通常はがきが現行の52円から10円値上げして62円にする。定形外郵便物は規格を定め、規格外は重さに応じて80〜150円、規格内のものは1通当たり平均で100程度値上げする。

値上げは2017年6月1日からで、消費税導入など増税時を除いて1994年1月以来の本格的な値上げである。

今回の値上げは流通量減少や人件費上昇などにより2017年度に赤字転落が確実視されている郵便事業で黒字を維持するためとしている。

■保険 地震保険が全国8割の地域で値上げ

全国の地震保険料率が2017年1月以降に改訂される。全地域ではないものの、およそ8割の都道府県で値上げされる。ただし、改定は3回予定されており今回は第1回目の改定ということなので、今後も段階的な値上げが予想される。

東日本大震災後、2014年7月に全国平均で地震保険料率が15.5%引き上げられている。しかし、東日本大震災後にも地震が少ないと言われていた地域にも大きな地震が発生していることから、改めて危険度計算が行われた。その結果、全国平均で19%の引き上げが必要になったことが保険料率改定の背景にあるようだ。

■電気・ガス 大手電力会社、ガス会社が料金値上げ

大手電力10社が2017年1月の電気料金を発表し、その内の9社が2016年12月と比べて値上げする。液化天然ガス(LNG)などの輸入価格の上昇が値上げの理由としている。

各電力会社の値上げ幅は次のとおりだ。
東北電力 23円/北陸電力 2円/東京電力 29円/中部電力 44円/関西電力 10円/中国電力 18円/四国電力 10円/九州電力 18円/沖縄電力 8円

最も上げ幅が大きいのは44円の中部電力で、標準的な家庭の場合だと月額料金は5920円となる。

大手都市ガス4社のガス料金の値上げ幅は次のとおりだ。
東京ガス 37円/大阪ガス 38円/東邦ガス 35円/西部ガス26円

各ガス会社は、値上げの理由を原油の価格は下落しているものの、液化天然ガス(LPG)と石炭の価格が上昇していることだとしている。

■子供向け施設 キッザニアも4月から値上げ

子供向けの職業体験施設である、「キッザニア東京」(東京都江東区)「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市)の入場料金が2017年4月1日から値上げされる。両施設を運営するKCJ GROUPは、今回の値上げは人件費や光熱費などの上昇に対応するためとしている。

「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」ともに、3歳から59歳までの料金が100〜150円引き上げられる。休日の園児・小学生・中学生の料金が150円(税別)、そのほかの料金はすべて100円(税別)値上げされる。

例: 平日午後4〜9時の小学生料金
東京  現行3150円が3250円
甲子園 現行3050円が3150円

子どもの夏休み、冬休み、春休みのホリデーシーズンと60歳以上のシニア料金については値上げの対象外で料金変更はない。

■テーマパーク USJは8年連続値上げ

大阪のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2017年2月8日から入場料を現行の7,400円を200円値上げして7600円にすると発表した。これでUSJの値上は8年連続となり、東京ディズニーランドの7400円を上回ることになる。

USJの運営会社は、「海外のテーマパークに比べるとまだ安い。今後も大型投資がめじろ押しなので理解いただきたい」と説明している。

■銀行 みすほ銀が法人向けサービスの基本料金を改定

みずほ銀行が、法人向けの各種Webサービスを2017年2月1日から値上げする。

旧みずほ銀行の口座利用のユーザーは改定前2160円が3240円、旧みずほコーポレート銀行の口座利用のユーザーは改定前1080円が2160円に値上げされる。みずほビジネスモバイルは無料だったが、改定後は2160円になる。

その他に、ファクシミリサービス(通知・照会サービス)が3240円から5400円、OCRが2160円から4320円、テレフォンサービスは1,080円から3,240円に値上げされる。

■クレジットカード アメックスビジネスゴールド

2017年2月21日から、アメックスビジネスゴールドの年会費が5,000円値上げされる。それにより、現行の2万6000円が3万1000円となる。
しかし、同時に多くの特典やサービスが追加されるため、使い方次第で値上げ分以上のメリットがある。

※追加される特典とサービス
・帝国ホテル東京に新設される、ビジネスラウンジ(ミーティング・スクエア)が利用できる。
・コンシェルジェが予算、人数などの要望に応じてレストランを探してくれる。これは、「ビジネス・ダイニング by ぐるなび」というレストラン優待サービス。
・国内の航空便遅延によって発生した宿泊代金や食事、生活に掛かる費用などを補償してくれる。
・東京駅と羽田空港の宅配カウンターで手荷物を預かり、都内23区の宿泊ホテルまで当日に無料で届けてくれるサービスを利用できる。

■配送料 DHLエクスプレスが料金体系を改定

DHL Expressは2016年9月23日に、2017年の料金体系改定を発表している。同年1月1日付で日本における料金改定幅は平均4.9%程度となる見込み。

値上げの理由として、CEOのケン・アレン氏は「サービス品質への妥協を許さない長期的なコミットメントを反映するもの」と説明している。(ZUU online 編集部)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/327.html

[経世済民117] 住宅ローン金利を大手2行引き上げ 来月、固定型10年(東京新聞)
住宅ローン金利を大手2行引き上げ 来月、固定型10年
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201612/CK2016123002000123.html
2016年12月30日 東京新聞


 三菱東京UFJ銀行と三井住友信託銀行は二十九日、住宅ローンの主力である固定型十年の最優遇金利を来年一月に引き上げると発表した。引き上げは今年九月以来四カ月ぶりとなる。長期金利が上昇しているのを踏まえて判断した。

 三菱UFJ銀は0・6%から0・65%に、三井住友信託銀は0・45%から0・5%にそれぞれ上げる。みずほ銀行は0・8%から0・85%と、二カ月連続の引き上げに踏み切る見通しだ。

 来年一月に米大統領に就任するトランプ氏が掲げる景気刺激策への期待感などから米国の金利が上昇。日本でも株価が上がって国債が売られやすくなり、長期金利が上昇傾向にある。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/328.html

[経世済民117] 安定は続かない原油市場、かく乱要因はこれだ せめぎ合う「減産への期待」と「世界的な需要減少」(JBpress)
              2017年の原油市場はどう動くのか(写真はイメージ) 


安定は続かない原油市場、かく乱要因はこれだ せめぎ合う「減産への期待」と「世界的な需要減少」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48819
2016.12.30 藤 和彦 JBpress


 12月の原油価格は1バレル=50ドル台前半で推移している。

 2017年1月からOPECおよび非OPEC産油国が合計で日量約180万バレルの減産を行うとの期待から、投資家らは原油価格下落が2年半前に始まって以降、最も楽観的な見方を示しているからだ(12月19日付ブルームバーグ)。

 今年の原油価格は2月に1バレル=26ドルの底値をつけて以降、「増産協議」を材料に年後半に同50ドル台に回復した。来年1月中にOPECの減産達成状況が合意の6割を超えていれば、まずは第一関門突破ということで原油価格は1バレル=60ドルに向けて上昇するだろう。市場では「来年の原油価格は1バレル=40〜60ドル」と今年より安定的な値動きになるとの見方が一般的である。

 だが、攪乱要因はないのだろうか。

(参考・関連記事)「歴史的減産合意でも産油国を待ち受ける『茨の道』」

■中国経済の急減速がカウントダウンに

 今年の原油市場を巡る関心は供給サイドに集まっていたが、筆者は以前から原油の需要面に注目している。世界の原油需要を牽引してきた中国、そして今後牽引するとされるインドはどうなるのだろうか。

 まず中国であるが、このところ原油輸入の伸びを牽引してきた「茶壺」(ティーポット)に赤信号が点り始めている。「茶壺」とは山東省を中心に立地する地方製油所のことである。

 中国では昨年半ばに原油輸入が許可されると、安値で石油製品を生産・輸出することを目的に大量に原油を輸入するようになった。しかし「茶壺」の大躍進のせいで国内外の石油製品市場が供給過剰に陥り、国有大手石油企業の経営を圧迫するようになる。そこで政府は「茶壺」に対する石油製品の輸出枠を来年から停止することを決定した。「茶壺」の石油製品輸出の途が断たれると、来年の中国の原油輸入が停滞する可能性がある。

 心配なのは、なんと言っても中国バブル経済の崩壊である。

 習近平総書記は12月21日、「中央財経領導小組(経済財政指導チーム)」の第14回会議を主宰し、不動産バブルの抑制を重要テーマの1つに掲げた。共産党中央がバブル抑制の方針を示すのは今年4回目となる。12月の中央経済工作会議では習近平総書記が「住宅は人が住むものであって、投機対象とすべきではない」と発言し、不動産バブルへの強い警戒感を露わにしている。また、中国では今年後半以降、再び資金の海外流出が顕著になっており、資金流出に歯止めをかける観点からも、人民銀行は来年から金融引き締めを行うとの意向を示している。

 長年の金融緩和政策で急膨張した資産バブルはソフトランディングに向かうのだろうか。現在の中国当局の狼狽ぶりを見ていると、かつての日本の金融当局が「一般国民の住宅取得に有害である」との理由から、金融政策の引き締めを行いバブル経済を崩壊させたことが彷彿される。その後日本経済は長期にわたり低迷した。ここ10年間の原油需要の伸びを支えてきた中国経済の急減速はいよいよカウントダウンに入ったと言えるのではないだろうか。

 次にインドだが、11月の原油需要は安定的に推移したが、高額紙幣の廃止により乗用車の販売が2桁減となっている。その影響は、12月の原油需要にはっきりと表れるだろう。インドの原油需要は中長期的には有望だろうが、来年前半に限って言えば、世界の原油需要の足かせになりかねない。

■アジアを揺るがす鳥インフルエンザ

 さらに、アジア地域全体の原油需要の足を引っ張る「伏兵」も頭をのぞかせている。それは、鳥インフルエンザ(H5N6)である。

 11月14日、鹿児島県出水市で採取された野鳥のねぐらの水からH5N6ウイルスが見つかった。その後、日本全体に広まり、12月20日時点で13道県113例が報告されている。

 海を挟んだ隣の韓国ではさらに事態は深刻である。これまで300を超える飼養農場で約2000万羽が殺処分されたが、韓国の全家禽の10%以上に当たる数字である。2014年にも1400万羽が殺処分されたが、今年はその過去最悪の記録を更新した。

 韓国と日本に広がっている鳥インフルエンザは、シベリアや中国北部から越冬のため飛来している渡り鳥がウイルスをもたらしていると考えられている。2014年に中国で16例の感染者が確認され、そのうち10人が死亡した。今年も11月に湖南省と広西チワン族自治区で発病家禽に接触した2人の農業従事者が感染し、危篤状態になっていると言われている。

 H5N6ウイルスは人に感染する可能性があり、感染すると高率で死亡する。6月時点で厚生労働省は「国際的に疾患が拡大するリスクは低い」としていたが、ウイルス感染症の専門家である元保険所長、公衆衛生医の外岡立人氏は「ウイルスが変異すればH5N6の流行が起きる」と警告を発している。

 2015年のMERSの流行でアジア地域のヒト・モノの流れは停滞した。H5N6の流行が生ずれば、アジアにとどまらず世界経済全体にも打撃を与えることになるだろう。

■シェール企業は相変わらず「火の車」

 ここで米国に目を転じ、OPECとの原油安競争に勝ち抜いたとされるシェール企業の現状を見てみたい。

 米国の石油掘削装置稼働数は500基を超え、国際エネルギー機関(IEA)が「米国のシェールオイル生産は来年増加する」との見通しを明らかにするなど、シェール企業は復活間近という感じである。今年後半以降生産コストも低下し、倒産するシュール企業も減少している。

 しかしシェール企業の財務状況は相変わらず「火の車」のようである。

 12月18日付米ビジネスサイト「ZeroHedge」は、シェール企業最大手であるチェサピーク・エナジーの惨状ぶりを伝えている。過去10年間のフリー・キャッシュ・フローがマイナス606億ドルと積み上がり、土地所有者に対してロイヤリティを支払うことができない状況になっているという。

 チェサピーク・エナジーが倒産せずにやってこられたのは、リーマンショック後の超金融緩和のおかげだが、このような状況は永遠に続くわけがない。トランプ次期政権下で見込まれる財政赤字の増大やインフレ率上昇を受けて、現在約2.5%である米10年債利回りが3%を超える可能性が出ており、ジャンク債の市場流動性が急速に悪化する懸念が広まっている(12月14日付ブルームバーグ)。

 流動性が逼迫すればシェール企業の大量倒産が再び起こるだろう。中国に加え米国も金融引き締めの状態になれば、過去数十年間続いてきた世界レベルの債券バブルが崩壊の危機を迎える。

■サウジと欧米諸国に亀裂?

 最後にサウジアラビアについてである。

 12月22日、サウジアラビア政府は2017年予算を公表した。歳出が8900億リヤルと今年の概算予算の8400億リヤルより拡大するにもかかわらず、財政赤字は1980億リヤルに縮小する(今年の概算の財政赤字は3260億リヤル)。原油収入が価格が上昇することで46%増となる見込みだからだ。

 今年、予算全体の執行額は当初より150億リヤル減少した。だが、軍事費のみが1791億リヤルから2051億リヤルへと拡大している。来年の予算でも軍事費の比率が20%を超える状況に変わりはない。これは、イエメン情勢や原油価格次第ではさらに庶民の生活が圧迫される懸念があることを意味する。

 財政状態が悪化しているにもかかわらず、政府が海外のイスラム過激派への資金援助を停止していないのも気になるところである。

 12月19日、ドイツの首都ベルリン中心部のクリスマス市でトラック突入テロが発生した。その直後にドイツメディアは、「サウジアラビア、クウェート、カタール政府が海外のイスラム過激派に多額の資金援助を行っている」とするドイツ連邦情報局(BND)の報告書の内容を掲載し、中東諸国を批判した。米国では次期政権移行チームが、第2次世界大戦中の日系米国人の強制収容を前例にして、イスラム教徒の登録制度の導入を検討している(12月19日付日経ビジネス)。

 サウジアラビアは長年にわたり欧米諸国と友好関係を築いてきたが、来年はその関係に大きくひびが入るかもしれない。第1次石油危機の際、日本は欧米諸国とアラブ諸国の間で板挟みとなったが、日本の中東外交は再び難問に直面するかもしれないのである。

 今年の原油市場を巡る環境は比較的平穏に推移してきたが、来年も今年と同様平穏であるとの保障はない。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/329.html

[経世済民117] ブラックすぎる過酷コンビニ 8カ月で休み4日、1日15時間労働、親子2人で月給25万円…一家全員が正常な判断力を失い…
             過労死した男性が掛け持ち勤務をしていたファミリーマートの店舗=大阪府門真市 


ブラックすぎる過酷コンビニ 8カ月で休み4日、1日15時間労働、親子2人で月給25万円…一家全員が正常な判断力を失い、必死で働き続けた
http://www.sankei.com/west/news/161229/wst1612290064-n1.html
2016.12.29 23:59 産経新聞


 「ようやく終わったと思うと、ほっとした」。和解成立を受け、遺族らはそう口をそろえた。コンビニ大手ファミリーマートの男性従業員=当時(62)=が死亡したのは、過重労働が原因だったとして、遺族がフランチャイズ(FC)の店舗オーナーとファミリーマートに損害賠償を求めた訴訟。男性が勤めていたFC加盟店は、大手コンビニの看板を借りた“ブラック企業”だとしか思えなかったという。過酷な長時間労働から救い出したい一心で、店を手伝うことまでした遺族もまた、心身ともに疲弊しきっていた。

 男性は大阪府大東市内の店舗のみで働く契約で雇われたが、平成24年4月以降は隣接する大阪府門真市内の店舗でも働かされていた。

 平日の勤務は午後9時〜翌日正午までの15時間。大東の店で深夜1人きりの店番をした後、早朝に15分かけて自転車で移動し、休憩を挟まず門真の店に入る日々を繰り返した。

 若いころに鍛えた体は、みるみるやせ細った。目から出血し、血の涙を流しても休日は与えられず、倒れるまでの8カ月間で休めたのは、過労で入院するなどした4日間だけだった。

 待遇もひどかった。オーナーは6月、男性の長男(32)を門真の店長として雇った上で、男性に対する給料の支給を止めた。代わりに、本部から毎月送金されてくる店の人件費85万円から給料を捻出(ねんしゅつ)するよう指示したという。

 雇っていたアルバイトに支払う人件費は60万円。残り25万円を、親子で折半した。長男自身も過重労働が重なり「何度も車道に飛び出して死のうと考えた」と振り返る。

 妻(66)と長女(40)も店の手伝いに入り、男性と長男を支えた。「時間に追われて仕事をして、寝たと思ったらまた仕事。思考できなくなった」。辞めるように何度も男性を説得しながらも、一家全員が正常な判断力を失い、必死で働き続けた。

 オーナーと本部には、長時間労働と給料の不払いをやめるよう求めていた。オーナーは「自分は病身なのにこんなに働いている。もっと頑張れ」ととりつく島もなく、本部から派遣されるスーパーバイザーも改善策を講じなかったという。

 妻は「夫の命と私たちの生活を踏みにじったオーナーが悪いが、本部の体制もいい加減すぎた」と指摘する。長女は「コンビニはサービスがあふれていて仕事量が多すぎるのに、24時間年中無休で営業を続けること自体、無理がある。業界から二度と過労死を出さないよう、対策を立ててほしい」と要望した。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/330.html

[自然災害21] 震度1以上 ことし6500回超観測 去年の3.5倍に NHK


震度1以上 ことし6500回超観測 去年の3.5倍に
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161230/k10010824451000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
12月30日 6時54分 NHK



ことし震度1以上を観測した地震の回数は、4月の熊本地震などの影響で29日夜までに6500回を超え、去年1年間の3.5倍に達しました。このうち震度5弱以上の揺れを観測した地震は合わせて33回で中には津波を伴ったものもあり、気象庁は日頃からの備えを進めるよう呼びかけています。

気象庁によりますと、ことし全国で震度1以上の揺れを観測した地震の回数は29日午後7時までに6566回に上りました。

震度1以上の地震の回数は東日本大震災が発生した平成23年は1万回を超えたもののその後は毎年減少し、去年は1842回でしたが、ことしはその3.5倍に達し、大幅に増えました。

この理由について気象庁は4月に発生した「熊本地震」の影響で、4月1か月間だけで全体の半数近い3146回が観測されたことなどを挙げています。

また、10月には鳥取県中部で、28日も茨城県高萩市でいずれも震度6弱の激しい揺れを観測するなど、震度5弱以上を観測した地震は合わせて33回発生しています。

このうち先月、福島県沖で発生した地震では福島県などで震度5弱の揺れを観測したほか、仙台港で東日本大震災以降最大となる1.4メートルの津波が観測されるなど、北日本から西日本にかけての太平洋沿岸で津波が観測されました。

気象庁は「大きな揺れになる地震は、今後も日本のどこで起きてもおかしくない。津波を伴う可能性もあり、日頃から備えを進めてほしい」と話しています。

地震の震源を3次元の立体地図に

NHKでは気象庁のデータをもとに、ことし日本付近で発生したマグニチュード1以上の地震の震源を3次元の立体地図で表現しました。マグニチュード1以上の地震を赤い点で、マグニチュード5以上を赤い大きな丸で表し、ことし1月1日から今月中旬までで総数は全部で10万853に上りました。

このうちことし4月に震度7の激しい揺れを2度観測した熊本地震では、比較的規模の大きな地震が列をなして相次いでいて、一連の地震活動が断層に沿うようにして起きていたことがわかります。

気象庁によりますと、体に感じる地震は減る傾向にありますが、地震が多い状態は依然として続いています。

ことし10月、震度6弱の激しい揺れを観測した鳥取県中部では、9月下旬ごろから規模の小さい地震が急激に増えていたことがわかりました。

また、福島県沖では先月22日にマグニチュード7.4の地震が発生しました。

気象庁によりますと、東北の太平洋沖から関東にかけては5年前の巨大地震以降、地震活動が活発な状態が続いているということです。




















http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/729.html

[国際16] 米が制裁発表のロシア、「事実無根」と否定 報復を宣言(AFP)
(右から)ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、セルゲイ・ラブロフ外相、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官。モスクワのクレムリンで(2016年3月24日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV


米が制裁発表のロシア、「事実無根」と否定 報復を宣言
http://www.afpbb.com/articles/-/3112781
2016年12月30日 07:38 発信地:モスクワ/ロシア


【12月30日 AFP】米国から大統領選への介入を非難されて厳しい制裁を科されたロシアは29日、米側の主張を強く否定した。その上で、「相応の報復」を行う方針を示した。

 米国はロシアの主要2情報機関を対象とした制裁を行い、情報員らを国外退去処分とし、米国内にある2か所の関連施設を閉鎖するとしている。

 ロシア通信(RIA)はドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官が、「わが国に関してなされた事実無根の主張と非難を断固否定する」と述べたと伝えた。

 その上でロシア側は、「相応の報復」を行うと断言。ペスコフ報道官は、米側が「既に悪化している米ロ関係を完全に破壊する」ことを望んでいると指摘し、ロシアは「相互主義の原則にのっとり適切に対応する」という意向を表明した。(c)AFP



http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/882.html

[戦争b19] 有志連合が病院駐車場に空爆、民間人が死傷した恐れ イラク(AFP)
イラク北部の都市モスル奪還作戦に参加し、モスル南東のスメル地区を進む政府側の戦闘員(2016年12月29日撮影)。(c)AFP/ AHMAD AL-RUBAYE


有志連合が病院駐車場に空爆、民間人が死傷した恐れ イラク
http://www.afpbb.com/articles/-/3112793
2016年12月30日 11:18 発信地:ワシントンD.C./米国


【12月30日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦を行っている米国主導の有志連合が29日、イラク北部にある病院の駐車場を空爆し、民間人が死傷した恐れがあることが分かった。米当局が発表した。

 有志連合の支援を受けたイラク軍は、2年余り前からISの拠点となっている同国第2の都市モスル(Mosul)奪還に向けて第2段階の攻撃を開始していた。

 中東を担当する米中央軍(CENTCOM)は声明で、連合軍の戦闘機は同地域で、「ISIL(ISの別称)戦闘員を乗せていたワゴン車」を標的にしたことを明らかにした。

 声明は、攻撃が行われたのは「病院の駐車場であることが後で判明し、民間人の死傷者が出た可能性がある」としている。

 さらにCENTCOMは、 IS戦闘員らが対戦車砲を発射した後、「使用した武器をそのワゴン車に積んで走り去った」ことを確認していたとした上で、今回の事象について「徹底的に調査し、調査結果は適時、透明性のある形で発表する」と述べた。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/426.html

[国際16] フィリピンのドゥテルテ大統領、市長時代に誘拐犯をヘリコプターから誘拐犯を突き落したことを告白(Business News
               Rody Duterte. Credit: Rody Duterte/Facebook
  

フィリピンのドゥテルテ大統領、市長時代に誘拐犯をヘリコプターから誘拐犯を突き落したことを告白
http://business.newsln.jp/news/201612291524030000.html
12/29 15:24 Business Newsline


フィリピンのドゥテルテ大統領が、ダバオ市長を務めていた際に、捕まえた誘拐犯をヘリコプターから突き落としていたことが、同大統領が行った演説のなかで明らかとなった。

ドゥテルテ大統領によるこの発言は、台風の被害を受けた南カマリネス州で腐敗防止について触れた演説の中で述べられたもので「私は、市長時代に誘拐犯を捕まえて、マニラに戻るヘリコプターの中からその誘拐犯を突き落したことがある。私が汚職犯に対しても同じことをしないとは言い切れないだろう」と述べて、汚職などの腐敗には強硬的な手段を講じることも厭わないとの見解を示した。

ドゥテルテ大統領は既に、今月初めに、ダバオ市長時代に自ら、犯罪者を殺害したことを告白していた。

ただし、フィリピン司法当局は、ドゥテルテ大統領によるこれらの発言内容は、事実関係を誇張したものとの見解を示しており、今のところこの発言内容を受けて大統領を告発するという動きは見せていない。

一方、ドゥテルテ大統領は、大統領就任以降、国内の麻薬犯罪組織の文字通りの殲滅を進めており、これまでに殺害された麻薬犯罪組織の犯罪者の数は3800名にも上っていることが判っている。

http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/883.html

[政治・選挙・NHK218] トランプ大統領誕生で「アーミテージ・グリーン」コンビが粛清=iイエロージャーナル) :国際板リンク
トランプ大統領誕生で「アーミテージ・グリーン」コンビが粛清=iイエロージャーナル)

http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/876.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/391.html

[国際16] 軍拡競争でロシア潰しを狙うアメリカ(マスコミに載らない海外記事)
軍拡競争でロシア潰しを狙うアメリカ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-ea6e.html
2016年12月30日 マスコミに載らない海外記事


Finian Cunningham
2016年12月25日
Sputnik

今週世界中で、アメリカとロシアの間の新たな軍拡競争に関する警鐘が鳴った。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が先にロシアの核能力"強化"を呼びかけた後、次期大統領ドナルド・トランプは、アメリカのマスコミに"かかってこいだ" と述べたと報じられている。

モスクワは後に軍拡競争をけしかける意図は皆無なことを明らかにした。トランプ側は、アメリカ核兵器備蓄を“大幅に拡大する”という表現で、新大統領が一体何を意味していたのかについては、曖昧なままだ。

アメリカ政府にとって、ロシアとの核軍拡競争を引き起こす魅力的な戦略的誘因がある。主な目標はどちら側も生き残ることができない最終的な破滅的戦争を開始することではない。狙いは、ロシアを財政的に潰すことだ。違った形であるにせよ、これはやはりある種の戦争だ。

モスクワを財政的に潰した結果の次は、最終的には、アメリカによるロシア征服だ。ロシアとその豊富な天然資源は、それ以降、アメリカ資本によって支配される、もう一つの領土にすぎなくなる。地政学的に、シリアにおける最近の出来事が実に良く実証している通り、強力なロシアによる対抗力が無ければ、世界中のどの国でも、アメリカ政府は自由に叩くことができる。

この財政戦争シナリオの前例は、1980年代のロナルド・レーガン大統領下で見ることができる。第二次世界大戦以来、冷戦の数十年間ずっと、アメリカと、そのNATO軍事同盟は、当時のソ連に対して常に攻撃的に動いてきたのは確実だ。ロシアは、ある種、防衛上の均衡を維持するため、法外な経済資源を割くことを絶えず強いられてきた。

レーガン大統領時代、アメリカは、軍事支出増大に乗り出し、それは必然的に、ソ連でも同様の対応を引き起こした。加速された軍拡競争のおかげで、両国は膨大な財政問題を被った。ソ連の場合、維持不能な兵器支出が経済崩壊を招き、結果的にロシアの政治体制は、1991年に崩壊した。

ところがアメリカの場合、世界最高の国際準備通貨としての米ドルが、アメリカ政府が単純にドル紙幣を印刷し続け、山のような負債を累積するのを許しているため、財政的、政治的大災害を先のばしできるのだ。冷戦が公式に終結して以来四半世紀、アメリカは総計20兆ドル滞納し、世界最大の債務国として傑出している。借金清算期限はとっくに過ぎているのだ。

言い換えれば、アメリカが冷戦に勝ったように見えたのは、アメリカのソ連に対する政治的、経済的、あるいは軍事的体制の優位性によるものではない。逆に、もっぱらアメリカは、自由奔放に、紙幣を印刷でき、負債を累積できがゆえに、決定的利点があるのだ。一方、ソ連制度には財政問題を他の国々に押しつける特権は無い。

それゆえロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、今週、ロシアを、再度、アメリカとのいかなる軍拡競争にも巻き込まれるようなことはしないと語ったのは賢明だ。プーチンと彼の顧問は、歴史をしっかり研究しており、そのような軍拡競争が、もし引き起こされれば、アメリカ政府にとってより、モスクワにとって、遥かに重大な経済的、政治的問題をもたらすことを理解しているだろうと想像する。単に、米ドルが、世界金融体制により不当に特権を享受しているという特異性のおかげなのだ。

それでも、ロシアとの軍拡競争は、まさにアメリカ支配体制内の強力な連中が望んでいることだと思いたくなる。

これにはいくつかの理由がある。第一に、アメリカ資本主義、巨大な軍産複合体への政府助成という頼みの綱無しには機能しないのだ。毎年、アメリカ政府は軍事に約6000億ドルを費やしており - 教育、医療や公共福祉に対する総政府支出の約半分だ。総計すれば、アメリカとそのNATO同盟諸国は、ロシアが軍事部門に支出している金額の約十倍費やしているのだ。

“自由市場”、“私企業”制度だということになっているアメリカ資本主義は神話だ。現実には、それは対照的に、支配エリートの営利のための、中央計画経済、助成支援体制なのだ。年々の膨大なアメリカ軍支出は、この種の経済的寄生体制を維持するためには不可欠だ。論理的に、ロシアに対し引き起こす軍拡競争は、巨大製造企業、ウオール街銀行家や超裕福な株主という軍産複合体にとって、願ってもない恩恵だ。

ロッキード・マーチンの、F-35戦闘機を作るための途方もない公的助成計画に対する彼の最近の訓戒からして、トランプはこのことに気がついているように見える。トランプがアメリカ軍産体制の寄生的な性格を進んで克服するかどうかは、また別の問題だ。それは疑わしい。ここで必要とされるのは、大規模な政治運動によってもたらされる系統的変革だが、資本家億万長者の大立て者トランプは、そういうものを代表していないのは確実だ。

アメリカが、一体なぜロシアとの軍拡競争を望んでいるのかという、もう一つの切実な理由は、ワシントンの政治計画者やイデオローグ連中は、そのようなエスカレーションで、無益な金融上の穴堀競争でモスクワを潰すというかつての冷戦戦略の繰り返しをもたらすことができることを重々承知していることだ。

ロシアは、事実上、あらゆる国々同様、経済のどれだけを軍事支出に使えるかが制限されている。アメリカは違う。世界金融体制が、主要準備通貨として、ドルに頼っている限り、アメリカ政府は、何のおとがめもなく債務を累積させることができるのだ。

軍拡競争によって引き起こされる財政戦争で、ロシアを潰すことを狙ったこのシナリオは、一体なぜアメリカ率いるNATO同盟が、近年モスクワに対するいやがらせを強化しているかの説明にもなる。“ロシアによる侵略”から“ヨーロッパを守る”という口実は明らかに馬鹿らしい。ロシアによる“クリミア併合”というわざとらしい恨み言アメリカ政府とNATOのお先棒をかつぎ連中が、ロシア国境で軍事力を強化する口実にするために画策されている。

客観的状況は、欧米諸国政府や連中の柔順なマスコミが主張しているものと真逆の、ロシアに対するNATOの攻勢と脅しであることは、正気の人なら理解できる。

これは、2002年に、一体なぜアメリカが、弾道弾迎撃ミサイル(ABM)条約を一方的に離脱したのかという説明にもなる。アメリカの破綻した経済は、そのような不安定さと、戦争の多発によってのみ支えることが可能なので、アメリカ政府は、不安定と不安を醸成する必要があるのだ。

本当の狙いは、ロシアとの第三次世界大戦を煽り立てることではなく、モスクワに無理やり再度の悲惨な軍拡競争をさせることだ。

ロシアは継続して防衛能力を強化することが不可欠だ。つまり、既存システムの性能向上だ。ここでのキーワードは“強化”だ。プーチンは“拡張”とは言っていない。彼は経済的、技術的に効率的にして、軍事能力を最適化することをはっきりと語ったのだ。

アメリカ政府による無謀な戦争挑発は、第二次世界大戦以来何十年もの歴史がある傾向だ。不幸なことに、このアメリカの好戦性に抵抗するには、ヨーロッパの同盟諸国は、あまりに従属的、つまりイデオロギー的に従順に過ぎる。この場合、ロシアは、アメリカによるあらゆる究極的侵略を阻止すべく、最高の防衛システムを保有するよう常に警戒し続けねばならない。

ロシアは“いかなる侵略者”に対しても自らを守ることができると、プーチン大統領は堂々と述べた。

とは言え、いかなる代償を払っても、ロシアは、経済を、そして結局はロシアの国家主権を破壊する軍拡競争を避けなければならない。それこそ、まさに敵のアメリカが願っていることなのだから。

本記事で表明されている見解はもっぱら著者のものであり、必ずしもスプートニクの公式な立場を反映するものではない。

記事原文のurl:https://sputniknews.com/columnists/201612251048979856-us-russia-arms-race/

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http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/884.html

[政治・選挙・NHK218] 国の不正が発覚! ついにデータ捏造を政府が認めた(simatyan2のブログ)
国の不正が発覚! ついにデータ捏造を政府が認めた
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12233217174.html
2016-12-30 09:53:28NEW ! simatyan2のブログ


26日、国民を長年にわたって騙していたことを経済産業省(
担当大臣世耕弘成)が渋々認めました。

11月に経産省から業務を請け負う業者が告発したことで国の
不正が発覚したのです。

経産省、繊維統計を改ざん 請負業者が告発
回答数を水増し、年内に廃止へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF26H14_W6A221C1PP8000/

これは驚くべき内容です。

今回は繊維製品のインチキ統計データになっていますが、氷山の
一角と同じで一事が万事、あらゆる分野でしていたことは明らか
です。

失業者数の統計、就職関連、求人関連の統計もデタラメでしょう。

道理で国の示すデータでは景気回復してるはずなのに体感的に
不景気だったわけです。

それにしても不正が発覚したから年内で統計を廃止するって、
ただ臭い物に蓋をするだけじゃないですか。

○データの不正流用は、少なくとも文書保存期間の平成24年
3月まで確認されている。

ということは、第二次安倍内閣から現在までは確実に捏造して
いたってことですよね。

特に、

2013年4月には、回答が全く得られない項目などで6年かけ
て数値をゼロに減らすと担当部署で決定。事実を公表せずに修正
をしようとしたことになる。

の部分を見ると、完全隠ぺいを企んだのが2013年4月、
つまり安倍政権真っ只中ということになります。

安倍政権恐るべし、ですね。

ということは、
厚生労働省も、総務省も、防衛省も、全ての省庁がやってるでしょう。

内閣支持率調査など最もたるものでしょうね。

経済白書もGDPも嘘です。

GDPに関しては、実は名目GDPや実質GDP、GDP(PPP)と、いろいろ
あって、一番順位が良いものを大きく発表してるだけなのです。

アメリカCIA 世界公開情報 日本の一人当たりGDP (PPP)では、
https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/rankorder/2004rank.html#ja

日本は、
43 Japan $38,100 2015 est.

となっていて、つまり世界で43位ということなんですね。

以前このGDPの水増しがバレたことがあって、あるテレビ番組で
安倍晋三が聞かれたことがあります。

その時は下のように答えています。



「この道しかない」

こればかり繰り返す首相は狂気そのもので非常に怖いことです。

なにしろ国民を道ずれにするんですからね。

「活動的な馬鹿より恐ろしい物はない」

と残したゲーテの言葉がそのまま当てはまる人物だと思います。

しかし狂気の国家を許すだけでなく、大本営発表を繰り返す
マスコミは、それ以上に罪が深いですね。

戦時中の、

「大本営発表!我が方のおさめたる戦果!」
敵の航空母艦十一隻、戦艦二隻、巡洋艦三隻、巡洋艦若しくは
駆逐艦一隻を轟沈

と勇ましい報道をしながら、

日本軍は航空機 312機やられてるんですからね。

それでも戦時中という特殊な状況ということもあります。

しかし今は戦争すらしてないのに、どんどん大本営化していく
わけで、これは考えれば凄く怖いことですよね。

先日、ブログのコメント蘭に

「このブログは反日ですか?」

と書き残したネトウヨがいましたが、今は不正を告発した方が
反日扱いになるようです。

これが先進国で実際に起こってる異常な出来事なのです。


経産省、繊維統計を改ざん 請負業者が告発 回答数を水増し、年内に廃止へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF26H14_W6A221C1PP8000/
2016/12/26 23:14 日経新聞

 経済産業省は26日、繊維製品の在庫量などを調べる「繊維流通統計調査」で長年、実態と異なる数値を記載していたと発表した。40超の品目ほぼ全てで改ざんがみられ、10年以上前の数値がそのまま記載され続け、実際の数値と最大で10倍程度の差が生じた例もある。11月に経産省から業務を請け負う業者の告発があり、不正が発覚した。

 同統計は1953年から実施しているが、同省は不正発覚を受け年内で廃止する。政府は統計の精度を高める取り組みを進めているが、同省の対応はあまりにずさん。経産省によると、繊維業の所管部署が調査の回答企業数を水増しし、2016年9月分は有効回答数258社に対し、調査票を配った733社の95%以上が回答したことにしていた。

 各項目の数値も調査票が十分回収できていた当時の数値を“横置き”してそのまま使い続けていた。不正開始時期は不明だが、経産省が発足した01年当時の数値のままだった項目もある。

 13年4月には、回答が全く得られない項目などで6年かけて数値をゼロに減らすと担当部署で決定。事実を公表せずに修正をしようとしたことになる。同日会見した風木淳参事官は「事態を深刻に受け止めている。事実確認を徹底し、内規に従い早急に関係者を処分する」とした。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/392.html

[政治・選挙・NHK218] 「ライダイハン」を知っているか? 
「ライダイハン」を知っているか?
http://79516147.at.webry.info/201612/article_250.html
2016/12/30 00:38 半歩前へU


▼「ライダイハン」を知っているか?

ここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201308/article_3.html

こちらもぜひ、クリック
http://26663082.at.webry.info/201308/article_4.html


「ライダイハン」って何? (1)
http://26663082.at.webry.info/201308/article_3.html
2013/08/03 00:48 半歩前へ

▼差別と迫害の中で
 みなさんは「ライダイハン」をご存じだろうか。「ライダイハン」とは、ベトナム戦争に参戦した韓国人兵士と、ベトナム人女性との間に生まれた子どもたちである。韓国は米国の要請で当時の南ベトナム側を支援したが、北ベトナム側が勝利し、「ライダイハン」は“敵側の子ども”として差別と迫害にさらされた。

 その数は3万人とも、5万人とも言われているが、定かではない。最盛期の韓国軍の派遣は5万人を超えた。戦争という異常な状態の中で、ご多分に漏れず残虐行為が横行。ベトナム人婦女子に対する強姦、村民への殺戮行為が繰り返された。

▼強姦した後に殺害
 住民全員を1カ所に集めて機関銃を乱射しての皆殺し。強姦した後、殺害するなどの狂気が日常茶飯事だったという。そうしたベトナム人犠牲者は30万人を超えたと伝えられている。そんな中で誕生したのが「ライダイハン」である。韓国政府は今日まで「ライダイハン」やその母親に、一切救済の手を差し伸べていない。

 こうした残虐行為は韓国兵に限ったことではない。終戦直前に突然、ソ連軍は2000両の戦車群を従えて旧満州に襲いかかった。日ソ不可侵条約を一方的に破棄して、日本人が多く住む旧満州に牙をむいた。日本の敗戦が濃厚になった段階での、卑怯なだまし討ちである。ソ連軍の無法ぶりは筆舌に尽くしがたかった。

▼極寒での収容生活
 家屋敷の財産を放棄して、命からがら日本に引き揚げようとする日本人を襲撃。ソ連兵は時計や貴金属など金めのものはすべて強奪した上、女性は少なからず辱めを受けた。抵抗する者は容赦なく撃ち殺した。

 髪を丸めて男性に変装した者だけが、かろうじて難を逃れたという。働けそうな男は全員、シベリアに送られ、死と紙一重の極寒での収容生活を強いられた。(続)


「ライダイハン」って何? (2)
http://26663082.at.webry.info/201308/article_4.html
2013/08/03 01:07 半歩前へ

▼幼い妹たちを守るため
 戦後の内地でも、兵隊が進駐軍と呼ぶアメリカ兵に代わっただけで、女性への凌辱はしばらく続いた。ジープに乗った米兵が来たと知ると、家族は急いで娘の身を隠した。中には、幼い妹たちを守るために自ら若い兵隊に身を委ねた姉がいたと聞いた。

「星の流れに 身を占って
 何処をねぐらの 今日の宿
  荒(すさ)む心で いるのじゃないが
     泣けて涙も 涸れ果てた
        こんな女に誰がした」

 ご存じの方もいると思うが敗戦で焦土と化し、何もなくなった女性が、「夜の女」として生きるしか術がなかった切なさを歌った菊池章子の「星の流れに」の一説である。こういう話を、若い世代にぜひ知ってもらいたい。

、▼人間を狂人に変える戦争
 中国共産党のチベット侵略は想像を絶するもので、土足で民家に上がり込んだ兵士たちは老人から子ども、尼僧に至るまで強姦の限りを尽くした。抵抗する親の頭を、子どもの目の前で撃ち抜いたという。中国兵はもっと非道なことも行ったが、むご過ぎてとてもここでは書けない。

 このように戦争というものは、人間を狂人に変える。平凡な人間を殺人鬼にしてしまうのである。人を人とも思わず、石ころのようにもて遊んだ挙句、いとも簡単に命を奪う。焼き討ち、強奪、強姦、殺戮・・・。

▼犠牲者は常に弱い人たち
 そんな時、最初に犠牲となるのが立場の弱い人たち。女、子ども、年老いた方である。どんな美辞麗句を並べても戦争はすべきではない。今年は終戦から68年目を迎えるが、戦争を知らない世代が大半を占め、戦争の本当の怖さ、残忍さを知らない。

 戦争とは人間同士の殺し合いである。映画やテレビドラマのようにカッコイイものではない。戦争に勝者はいない。ただ、ただ悲惨なものだ。

 戦争を声高に叫んだエライ人たちは、旗色が悪くなれば、自分たちだけ真っ先に、安全地帯に逃亡する。凝り返す。犠牲者は、いつも「弱い立場の人々」である。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/393.html

[国際16] ロシアによる米国へのサイバー攻撃「グリズリー・ステップ」 米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省が発表
              米首都ワシントンのロシア大使館(2016年12月29日撮影)。(c)AFP/Brendan Smialowski


ロシアによる米国へのサイバー攻撃「グリズリー・ステップ」
http://www.afpbb.com/articles/-/3112801
2016年12月30日 12:39 発信地:ワシントンD.C./米国


【12月30日 AFP】米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省は29日、ロシアの情報機関が過去2年間にわたって米民主党を標的とした電子メールのハッキングを行っていたとする報告書を発表した。米当局者の間で通称「グリズリー・ステップ(Grizzly Steppe)」と呼ばれている一連の攻撃は今年11月の米大統領選以降も続いているとみられるという。

 報告書は、米民主党への大規模なハッキングを行ったサイバー攻撃集団としてロシアの軍参謀本部情報総局(GRU)と結びつきのあるAPT28やロシア連邦保安局(FSB)と関係のあるAPT29などを挙げた。

 FBIと国土安全保障省は、米情報機関が収集した情報を集約する国家情報長官室との共同声明で「複数のロシア情報機関によるこうした行為は、米国政府および米国民を標的とした10年におよぶサイバー攻撃作戦の一環」と指摘している。

 報告書によると、APT29は2015年半ばに米国の教育機関やその他の団体の本物のインターネット・ドメインを使用して、米政府当局者のものも含む1000を超える電子メールアカウントにマルウエアを仕込んだメールを送り付け、いくつかのアカウントから大量のメールを盗むことに成功。16年春にもAPT28が仕組んだフィッシングサイトに誘導されたユーザーに電子メールのパスワードを変更させた。

 今月に入ってからは米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が、米大統領選の民主党候補だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏陣営のジョン・ポデスタ(John Podesta)選対本部長の電子メールを盗み、民主党全国委員会(DNC)や下院民主党の選挙運動部門が使っていたコンピューターに侵入したのはAPT28だったと報じていた。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/885.html

[国際16] 米、外交官35人追放など対ロ制裁発表 ロは報復言明(CNN)
              オバマ政権がロシアに対する制裁措置を発表した


米、外交官35人追放など対ロ制裁発表 ロは報復言明
http://www.cnn.co.jp/usa/35094448.html
2016.12.30 Fri posted at 10:32 JST


(CNN) ロシアがハッキングにより今年の米大統領選に介入にしたとされる問題で、オバマ米大統領は29日、ロシア情報機関への制裁や外交官の国外退去命令など、前例にない報復措置を取ったことを明らかにした。これに対しロシア当局は、ロシア政府は同様の対抗措置を取る意向だと言明した。

オバマ政権は、ハッキングへのロシアの関与は「重大な悪意あるサイバー関連活動」だと指摘。選挙に介入したとして、ロシア人4人とロシアの5組織に対し制裁を科した。また、ロシアの外交官35人に72時間以内の国外退去を命じたほか、ロシア関連施設2カ所の閉鎖も行われる。

選挙へのハッキングに関与したロシア当局者の名前が制裁リストに記載され公になるのは初めて。

ホワイトハウスの声明で、ロシアのサイバー活動は選挙に影響を与え、米国の民主制度への信頼を失わせると共に、米国の選挙過程の健全性についての疑念を植え付ける意図で行われたとしたほか、米政府機関に対する信頼を失墜させる意図もあったと指摘。「こうした行動は受け入れられず、許容されない」と述べた。

ホワイトハウスと米財務省が出した声明によると、選挙に介入したとして米政府の制裁対象になっているのは、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)とロシア連邦保安庁(FSB)の2つの情報機関、GRUの幹部4人のほか、GRUの作戦任務を物資面で支援した企業3社。


ロシアのプーチン大統領(左)。大統領報道官は対抗措置以外の選択肢はないとると言明

米国はこれとは別に、サイバー活動を通じて資金や個人の特定につながる情報を不正に流用したとして、ロシア人2人にも制裁を科した。2人は以前から米連邦捜査局(FBI)が指名手配していた。

これを受けドナルド・トランプ次期米大統領は29日、声明で、「今は米国がより大きなこと、より良いことに向かい前進すべき時だ」と述べた。トランプ氏はロシアの選挙介入があったことを疑問視する見方を公にしている。ただ、この問題について報告を受けるために来週、情報機関の当局者らと会う意向だとも付け加えた。

オバマ政権の高官は同日、記者団に対し、トランプ氏が大統領令により今回の制裁を撤廃する可能性もあると認めた。

こうした一連の措置に対し、ロシアは同日、即座に反応を示した。ロシア外務省のザハロワ報道官は、外交官の国外追放に対抗して同様の措置を講じる意向を表明。ただ、詳細は明らかにしなかった。また、ペスコフ大統領報道官は記者団に対し、報復措置に代わる選択肢は存在しないとしたうえで、プーチン氏は決断を急いではないとも付け加えた。

米当局者によれば、ロシア当局はこの後、最初の目立った動きとしてモスクワにある英米系の学校の閉鎖を命じたという。





http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/886.html

[戦争b19] ISIS打倒、「3カ月以内に」実現可能 イラク首相(CNN)
             モスル奪還作戦の進展でISISを追い詰めつつあるイラク軍の兵士
 


ISIS打倒、「3カ月以内に」実現可能 イラク首相
http://www.cnn.co.jp/world/35094442.html
2016.12.29 Thu posted at 16:42 JST


イラク北部アルビル(CNN) イラクのアバディ首相は29日までに、同国軍主導の部隊が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」を「3カ月以内」に打倒できるとの見通しを示した。国営テレビで放映された会見の中で語った。

イラクの軍と対テロ部隊、クルド人部隊「ペシュメルガ」、イスラム教シーア派主導の民兵らによる合同部隊は10月以降、ISISがイラクで支配する最後の主要拠点、北部モスルの奪還作戦を進めてきた。

イラク国防省の報道官が28日、CNNに語ったところによると、作戦はすでにモスルを包囲して周辺の町や村を解放する「第1段階」が完了し、市内各地区を解放して市民を保護し、脱出ルートを確保するという「第2段階」に差し掛かった。

治安当局者らによると、モスル東部では現在、ISISが住民を「人間の盾」に使う戦法に出て、奪還作戦は難航している。


チグリス川にかかるモスル市内の橋。26日の空爆で最後の1本が破壊された

アバディ首相は、合同部隊に米軍の戦闘部隊が加わるとの報道を「まったくのうそだ」と否定。「イラク国内の戦闘に参加している外国の兵士は1人もいない」「外国部隊の役割は訓練と後方支援だけだ」と強調した。

米軍主導の有志連合は28日の声明で、モスル市内を流れるチグリス川の橋のうち、最後の1本を26日に空爆したと発表した。チグリス川には市東部と西部をつなぐ橋が5本かかっていたが、有志連合が過去2カ月の空爆で4本を破壊していた。

橋を破壊すればISISの戦闘員を封じ込め、補給や援軍のルートを断つことができるが、一方で住民の移動を妨げることにもなる。国際移住機構(IOM)は、米軍が4本目の橋を破壊した11月末、住民が市内に閉じ込められてしまうとの懸念を表明していた。





http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/427.html

[政治・選挙・NHK218] 泰然自若として、冷静かつ知性的に対処することが肝要。(永田町徒然草)
泰然自若として、冷静かつ知性的に対処することが肝要。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1828
16年12月29日 永田町徒然草


押し迫ってきた。この永田町徒然草の読者にも、年末年始の休日を利用して旅行を楽しんでおられる方も、結構おられるのではないか。どうぞ、休日を思い切り楽しんで頂きたい。私の方は、仕事の関係上どうしても、銀行が閉まるまで休む訳にはゆかないのだ。何時からか知らないが、大晦日(12月31日)、銀行は休みである。他の国では、どうなっているのだろうか。一度、調べてみる必要があるようだ。

こう言うのには、理由がある。最近の年末は、昔と違って、どうも“締まり”とか“緊張感”がなくなったような気がしてならないからである。私は、商売をしている家で育った。大晦日は、まさに戦争であった。井原西鶴の物語にも、江戸時代の大晦日の切迫した光景が、生々しく描かれている。そういうことが分からないと、書き出しの「押し迫ってきた」という表現が理解できないのではないだろうか。

私は、債務整理という仕事をしている。その仕事を通じて感じるのだが、多くの国民にとって、年を越すというのは、けっこう大変な事なのではないだろうか。アベノミクスなどと言って浮かれているのは、安倍首相とこれとツルんでいる一部の人々だけではないのか。もうそろそろ、アベノミクスなる幻想に、国民は気が付かなければならない。

この永田町徒然草を書くに当たって、昨年12月26日にupdateした永田町徒然草No.1802「いまこそ冷静さと知性が必要」を読み返してみた。その中で私は、「世の中全体が異常なのについては、大方の人々が同意してくれるだろう。しかし、私の政治的感覚が普通の人より過敏なのだか何だか、この異常な現象が私には“狂”と映って仕方がないのである。」と述べている。

今年は、多くの人々が“これは狂っている”と感じた出来事が、多く起こった。私の政治的感覚が過敏すぎる、という非難は当たらないと言っても良いのではないか。2017年は、多くの人々が、“狂ったようなことがたくさん起こる”と予感している。多分、そういうことが多く起こるだろう。それは、覚悟しておく必要がある。

しかし、臆することはない。「“異常”であろうが“狂”であろうが、こういうものに対するときに必要なのは、“冷静”と“知性”である」と私は書いた。もちろん、これは間違ってはいないが、私はこれに、“泰然自若”ということを付け加えたい。日本という国も、日本国民も、自分たちが思うより多くの力があることに、自信を持って良い。私は、そう考えている。どうぞ、良いお年を。

それでは、また。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/394.html

[政治・選挙・NHK218] 石田純一は志を捨てていなかった!『バイキング』特番で東国原相手に言論規制と集団的自衛権を真っ向批判(リテラ)
                 石田純一オフィシャルサイトより


石田純一は志を捨てていなかった!『バイキング』特番で東国原相手に言論規制と集団的自衛権を真っ向批判
http://lite-ra.com/2016/12/post-2813.html
2016.12.30. 石田純一がバイキングで平和の危機訴え  リテラ


 今年7月に都知事選出馬へ意欲を見せたものの、その後、野党統一候補が鳥越俊太郎に決まったため出馬を断念した石田純一。さまざまな政治圧力によって一時はテレビで姿を見かけなくなっていたが、いまやバラエティ番組にも復帰し、逆にすっかり政治から遠ざかったように見える。

 それどころか、テレビ復帰以降、記者から政治家への再チャレンジについて聞かれても、「いやいやもう」などと否定し、テレビ出演で都知事選出馬に関してツッコまれても、ヘラヘラとお茶を濁すという姿勢に終始してきた。その様子を見ると、国会前デモで安保法制反対を叫び、都知事選の出馬会見で憲法や集団的自衛権に言及したことが、まるで一時の気の迷いだったかのようだ。


 実際、出馬を断念した直後の7月15日、石田の所属事務所は「今後一切、政治に関する発言はできなくなりました」と発表したが、スポンサーやテレビ局、代理店との間で、“タレント”としての石田の政治的発言は封印されたらしい。

 しかし、一昨日28日に放送された『バイキング・ゴールデン! 坂上忍と怒れるニュースな芸能人』(フジテレビ)に出演した石田は、意外な姿を見せた。

 この日、「夫から何の相談もなかった」と証言する妻の東尾理子と一緒に登場した石田。いつものように妻から責められ、ひたすら苦笑い。司会の坂上も石田に「いい年こいてなにやってるの?」と責めたてるなど、番組全体が“政治家になるとか血迷った石田をイジってやろう”というムードに包まれていた。ところが、坂上が呆れたように「なんで政治家になろうと思ったんですか〜?」と質問すると、石田は一瞬躊躇した後、しかし毅然とした表情でこう切り出した。

「政治の話になってしまうんですけど。例えば集団的自権権とか、原発の再稼働とか、反対している人のほうが多いじゃないですか。そういう意見を汲み上げたい。自分がそう思っていたんです」

 なぜ出馬したのか、自らの主張を語る石田。そんな石田にさらに火をつけたのが、出演者の東国原英夫だった。それまで石田の様子をバカにしたように聞いていた東国原は、石田のその言葉を聞いて「政治行政を愚弄し、ナメている」「選挙は最低でも3年の準備が必要で、それもしていない」と批判。だが、石田はその言葉を遮って、自らの思いをこう語り出した。

「(政治を)愚弄などしていません。腹が立つのは大いに結構で、私も騒がせただけで、恥じ入るところは多い。けれども、たとえば自分たちはメディアの側から、何かを言っていくのが本業だと思っています。日本が非常に怖いのは、戦前に近いような、自主規制や自粛も含めて自由に物が言えなくなってくる時代だとすごく感じるんです。きな臭さを感じるんです」

 自主規制が進み、言論が抑圧されていることへの危機感を感じないのか、とまさに本質をつくような切り返しをしたのだ。さらに、石田は、東国原に対してこんな質問を投げかけた。

「ひとつだけうかがっていいですか。集団的自衛権についてどうお考えですか」

 この質問は石田がいまも、安倍政権に強い危機感を抱いていることの証明だろう。

 そもそも、石田が政治的行動をはじめたのは、安倍政権が集団的自衛権を容認し、安保法制を強行しようとしたことを受けてのものだった。国会前のデモに参加してスピーチを行い、メディアに対しても理路整然とした安保法制批判を口にするようになった。都知事選出馬表明も、直後に参院選が予定されており、自民党が「憲法改正」という争点を隠して参院選に臨もうとしていたことに危機感を抱いたためだった。石田は自身が捨て石になって、それに一石を投じ、野党共闘を盛り上げようとしたのだ。

 都知事選出馬が取り沙汰された今年7月の会見で、石田はこう訴えている。

「市民目線では、憲法改正とか集団的自衛権について、話し合ったほうがいいんじゃないのか。憲法のどういうところを変えていくのか、新しい日本にするのは結構だけど、どういう日本に変えていくのか。文言とか改正すべき点とか、そういうものがまったく論議が行われていない」
「笑われ、バカにされ、生活も厳しくなるかもしれないが、立ち上がったほうがいいと思った」

 ようするに、石田はこのときの思いをまったく捨てていなかったのだ。実際、石田の政治的発言は、この『バイキング・ゴールデン!』だけじゃない。「女性自身」(光文社)11月29日・12月6日合併号でも、「“都知事選出馬騒動”から3カ月──石田純一『理子も実は選挙応援を』真相激白100分」と題するインタビューが掲載されているが、子どもたちの将来を真剣に考えるからこそ、と現在の思いや夢をこう語っていた。

「平和ボケといわれる日本の社会ですが、自分の夢は、この70年間続いた平和で安全な国を、子供たちや次の世代にバトンタッチしていくこと」
「太平洋戦争で『将来は音楽家になりたい』『野球選手になりたい』という夢を持っていた青年の多くが死んでしまったんですね。戦争は夢や生活を奪うもので、決して文化じゃない」

 もちろん、こうした言葉をいまのメディア状況のなかで、きちんと届かせるのはかなり難しいだろう。くだんの『バイキング・ゴールデン!』でも、石田の集団的自衛権についてどう考えているのか、という質問に対して、東国原は「私はいまのままでいいと思っていますが、それは置いといて」とまともに相手にしようとしなかった。石田が「置いとかないで」と反論しようとすると、北村晴男弁護士が入ってきて、「その議論をする場じゃないでしょう。石田さんは人がいいから。でも野党から梯子をはずされたわけじゃないですか」と、議論そのものを潰されてしまった。

 しかし、味方もいなかったわけではない。番組では、サプライズ登場した義父の東尾修が「いま東国原さんが、ガンガン言うもんだから、だんだんムカついてきて。これは守ってやろうと」「もしも出馬したら、応援してやろうと思いました。応援します」と断言。やりとりを聞いていた松嶋尚美が「(石田さんは)悪くない」と号泣するというハプニングも起きた。

 石田にはそれこそこれからも「笑われバカにされる」こと恐れずに、閉塞したメディアのなかで可能な限りの政治的発言を行い続けてほしい。そうすれば、石田の思いに心を動かされる人間が必ず増えていくはずだ。
(伊勢崎馨)


関連記事 ※動画あり
≪復活≫石田純一さんがバイキングで都知事選に言及「集団的自衛権や原発再稼働には反対が多い。声をくみ上げたいから立候補した
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/386.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/395.html

[戦争b19] 原子力にのめり込んでいる東芝の粉飾決算が問題になっているが、その背後では核兵器開発の動き(櫻井ジャーナル)
原子力にのめり込んでいる東芝の粉飾決算が問題になっているが、その背後では核兵器開発の動き
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612280000/
2016.12.29 櫻井ジャーナル


東芝が2017年3月期の決算で数千億円規模の減損損失を計上する可能性があるという。 前期にも同社は2500億円程度の減損処理を実施しているが、そうした事態を招いた最大の原因は原子力部門である。2006年2月に東芝はイギリスのBNFL(British Nuclear Fuels Limited/英国核燃料会社)からウェスティングハウス・エレクトロニックを54億ドルで買収したが、この取り引きが原因で2年後には粉飾決算を始めることになったようだ。

 こうした事実が公表される直前、安倍晋三政権が高速増殖原型炉「もんじゅ」の廃炉と新たな高速炉開発する方針を固めたと報じられた。もんじゅには36年間で1兆0410億円がつぎ込まれたが、計画は全く進んでいない。もっとも、計画が進んでいたなら日本を死滅させるリスクを飛躍的に増加させていたはずで、不幸中の幸いと言えるかもしれない。

 もんじゅの計画にはアメリカの事情が反映されている。ジミー・カーター政権は核分裂性物質の管理を強化する政策を推進、1978年に成立した原子エネルギー法は、アメリカで作られた核物質を外国がどのように輸入し利用するかを厳しく制限するものだった。その結果、議会は国境を越える原子炉用核燃料の輸送に承認を与えなければならなくなる。

 しかし、次のロナルド・レーガン政権は違った。新型核弾頭の設計や、増殖炉の開発に取り組んでいる科学者たちに資金を注ぎ込んだのだ。そうした計画の中心がクリンチ・リバー渓谷にあったエネルギー省オークリッジ国立研究所の施設。1980年から87年の間に160億ドルが投入されたと言われているが、アメリカの経済状況が悪化したこともあって87年に議会はクリンチ・リバーへの予算を廃止してしまう。

 調査ジャーナリストのジョセフ・トレントによると、そこで登場したのが日本だった。クリンチ・リバーの計画を推進していたグループはそこで開発された技術を日本の大手電力会社へ千分の一の値段で移転したのだ。

 日本が核兵器の開発を進めていると確信していたCIAはこうした動きを警戒するが、内部に入り込むことはできなかった。IAEAがアメリカ支配層に逆らうことも難しいだろう。それだけ増殖炉に絡んだ人脈は強力だということを意味している。日本とアメリカの科学者は共同で研究を始め、資金は日本の電力会社が出したという。

 その過程で日本側が第1に求めたのは核兵器用プルトニウムを量産してきたサバンナ・リバー・サイトにあるプルトニウム分離装置。その装置が運び込まれることになるのは、東海再処理工場に付属する施設として1995年に着工されたRETF(リサイクル機器試験施設)だ。プルトニウムを分離/抽出する施設だ。

 こうした目論見をもんじゅの廃炉で諦めるつもりはないようで、文科省はもんじゅ内に新たな試験炉を設置する方針もまとめ、安倍政権はもんじゅに代わる新しい高速炉の開発に着手する方針を確認した。もんじゅで得る予定だったデータはフランス政府が計画している高速炉ASTRIDに資金を拠出して共同研究に参画したり、もんじゅの前段階の研究に使われた実験炉の常陽を活用するつもりのようだ。

 こうした動きの源は核兵器を持ちたいという日本支配層の欲望にあると言えるだろう。原子力ビジネスによって私腹を肥やしたいという思いも強いだろうが、カネ儲けだけなら原子力である必要はない。

 以前にも書いたことがあるが、日本の核兵器開発は第2次世界大戦の時代までさかのぼることができる。そうした研究開発にはふたつの流れがあり、そのひとつは理化学研究所の仁科芳雄を中心とした陸軍の二号研究、もうひとつは海軍が京都帝大と検討していたF研究だ。陸軍は福島県石川郡でのウラン採掘を決め、海軍は上海の闇市場で130キログラムの2酸化ウランを手に入れて1944年には濃縮実験を始めたという。

 1945年に入るとドイツは日本へ約540キログラムの2酸化ウランを潜水艦(U234)で運ぶ計画を立てるが、途中でアメリカの軍艦に拿捕されてしまう。日本側は知らなかったようだが、アドルフ・ヒトラーの側近だったマルチン・ボルマンは潜水艦の艦長に対し、アメリカの東海岸へ向かい、そこで2酸化ウランを含む積み荷をアメリカ海軍へ引き渡すように命令していたという。(Simon Dunstan & Gerrard Williams, “Grey Wolf,” Sterling, 2011)その結果、このUボートに乗り込んでいた日本人士官は自殺、積み荷はオーク・リッジへ運ばれたとされている。

 NHKが2010年10月に放送した「“核”を求めた日本」によると、1965年に訪米した佐藤栄作首相はリンドン・ジョンソン米大統領に対し、「個人的には中国が核兵器を持つならば、日本も核兵器を持つべきだと考える」と伝えている。1967年には「動力炉・核燃料開発事業団(動燃)」が設立され、69年に日本政府は西ドイツ政府に対して核武装を持ちかけた。

 この提案を西ドイツは拒否するものの、日本側は核武装をあきらめない。10年から15年の期間での核武装を想定、核爆弾製造、核分裂性物質製造、ロケット技術開発、誘導装置開発などについて調査、技術的には容易に実現できるという結論に達している。

 原爆の原料として考えられていた高純度のプルトニウムは、日本原子力発電所の東海発電所で年間100キログラム余り、つまり長崎に落とされた原爆を10個は作れると見積もっていた。

 1977年になると東海村の核燃料再処理工場(設計処理能力は年間210トン)が試運転に入るのだが、山川暁夫は78年6月に開かれた「科学技術振興対策特別委員会」で再処理工場の建設について発言、「核兵器への転化の可能性の問題が当然出てまいるわけであります」と主張している。実際、ジミー・カーター政権は日本が核武装を目指していると疑い、日米間で緊迫した場面があったという。

 ウェスティングハウス・エレクトロニックなどアメリカやイギリスの核関連会社の買収が経済的に危険だということは東芝の経営者も承知していただろう。だからこそ、日本企業が買収できるのだ。そうしたリスクがあっても買収したい理由があったはずだ。東芝の救済がどのような形で行われるか、興味深い。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/428.html

[政治・選挙・NHK218] 原子力にのめり込んでいる東芝の粉飾決算が問題になっているが、その背後では核兵器開発の動き(櫻井ジャーナル) 戦争板リンク
原子力にのめり込んでいる東芝の粉飾決算が問題になっているが、その背後では核兵器開発の動き(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/428.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/396.html

[政治・選挙・NHK218] 驚き! 自衛隊の利息は民間の183倍 
驚き! 自衛隊の利息は民間の183倍
http://79516147.at.webry.info/201612/article_251.html
2016/12/30 07:01 半歩前へU


▼驚き!自衛隊の定期預金は民間の183倍
 知らなかった。ジャーナリストの若林亜紀が民間では597円しかつかないものが自衛隊なら10万9605円付くと日刊ゲンダイで暴露した。10万9605円を597円で割るとなんと、183倍を超えた。どうしてこんなに差がつくのか?

 「調べてみると、自衛隊だけではなく、国や自治体でも職員貯金の利率は超高利でした。許せない官民格差です」と若林が暴露した。

******************
若林亜紀が言った。
 自衛隊員のいわば社内預金にあたる共済組合貯金の利率は、普通貯金で0.99%、1年以上の預け入れが条件の定期貯金は2.46%です。

 日銀のマイナス金利政策のおかげで利息はほとんどつきません。今、銀行の定期預金の利率は100万円以下なら0.01%です。財形貯蓄なら少し高くて0.015%です。

 例えば、50万円を10年預けた場合を比べてみましょう。自衛隊なら税引き後で60万9605円、利子分は10万9605円。民間の財形では50万597円、利子は597円にしかなりません。実に183倍でした。

 なぜこんなに違うのでしょうか? 調べてみると、自衛隊だけではなく、国や自治体でも職員貯金の利率は超高利でした。許せない官民格差です。

続きはここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201612/article_252.html


「特典の秘密」を知られたくなかった
http://79516147.at.webry.info/201612/article_252.html
2016/12/30 07:16 半歩前へU

▼「特典の秘密」を知られたくなかった
 公務員の連中は自分たちが批判されると決まって「テキを見誤るな、分断を許してはならない」「我々はもらって当然。民間が低すぎるのだ」と話をはぐらかす。

 安倍政権の経済失政はその通りだが、不都合な問題になると「すり替え」ようとする姿勢はいかがなものか? 今回の官民格差で分かった。

 自分たちだけが優遇されている「特典の秘密」を知られたくなかったのである。これでは利権温存の隠ぺい工作に走り回る企業や政治屋と変わらない。「分断を許している」のはどっちだ?

 官民格差を解消し、金利の一本化を図るべく努力するのが筋ではないか?そして、その金利を引き上げるにはどうすればいいのかについて考えるべきではないのか? これこそが「分断を許さない」策ではないか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/397.html

[政治・選挙・NHK218] 稲田防衛相の靖国参拝にコメントしない安倍首相の深謀遠慮−(天木直人氏)

稲田防衛相の靖国参拝にコメントしない安倍首相の深謀遠慮−(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1spg14h
30th Dec 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


真珠湾慰霊の直後に、同行した稲田防衛相が帰国して真っ先に靖国神社を参拝した。

 これは、私ならずとも、衝撃的だったはずだ。

 しかし、それを参拝直前に報じたNHKは、淡々と報じた。

 そして、早朝のニュースで報じた後、それ以降のニュースではほとんど黙殺した。

 一日遅れで報じるしかない大手新聞は、きょう12月30日の紙面で一斉に取り上げた。

 しかし、どれも間の抜けたものばかりだ。

 一日遅れだから間が抜けたというだけではない。

 その内容が、あまりにも紋切型であり、政府を追及する様子は皆無だからだ。

 民放のテレビ局が、ゴルフに興じる余裕を見せる安倍首相の「それについいてはノーコメント」を垂れ流し、

どのメディアも追及するわけでもない。

 安倍首相が知らなかったはずがないのに、である。

 これを要するに、今回の稲田防衛相の靖国参拝の背景には、

周到に準備された安倍首相の深謀遠慮があり、それにメディアが協力した、ということではないか。

 メディアが騒がなければ世論は騒がない。

 日本のメディアが騒がなければ、外国メディアは騒がない。

 外国メディアが報じなければ、中国も韓国も米国も、何が起きたかよくわからないまま、

とりあえずの反発をするしかない。

 おまけに年末であり、クリスマス休暇だ。

 米国も韓国も、事実上の大統領不在で、まともな反応をしている余裕はない。

 中国はトランプの米国との外交や、トランプの米国とロシアの関係がどうなるか、で頭がいっぱいだ。

 そのどさくさに紛れて、現職の防衛大臣を靖国参拝させて様子を見る。

 これは、安倍首相が日本のメディアを使って行った周到な戦略ではないのか。

 私は今度の稲田防衛相の靖国参拝を知った時は驚いたが、

一夜明けて、その後の動きを見ていると、そのように思えてならない。

 これ以上大きな外交問題にならなければ勝ちだ。

 もちろん、その先には安倍首相の靖国参拝という最終目標がある。

もちろん、その思惑通りにいくかどうかはわからない。

 中国、韓国、米国の反発はこれから本格化するかもしれない。

 しかし、もしこのまま稲田防衛相の靖国参拝が問題にならなければ、安倍首相の靖国参拝が可能になる。

 そして、それが容認されるなら、もはや靖国問題は国際問題にならないことになる。

 安倍外交が勝つのか負けるのか。

 すべてはこれからである。


             ◇

稲田防衛相 靖国神社に就任後初の参拝 「どの国でも理解頂ける」
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161229/k10010823881000.html
12月29日 16時06分 NHK

稲田防衛大臣は29日午前、就任後初めて東京・九段の靖国神社に参拝し、「祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」と述べました。

稲田防衛大臣は29日午前8時ごろ、東京・九段の靖国神社を訪れ、防衛大臣に就任してから初めて参拝しました。稲田大臣は靖国神社に参拝したあと、記者団に対し、私費で玉串料を納め、「防衛大臣・稲田朋美」と記帳したことを明らかにしたうえで、「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝したということだ」と述べました。

そして、稲田大臣は「ことしは原爆を投下した国の大統領が広島を訪問し、きのうは安倍総理大臣が真珠湾に行って慰霊の言葉を述べた。最もしれつに戦った日本とアメリカが、今や最も強い同盟関係にあるなど、未来志向に立って、しっかりと日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」と述べました。

一方、稲田大臣は、記者団が「中国や韓国の反発も予想されるが」と質問したのに対し、「いかなる歴史観に立とうとも、いかなる敵、味方であろうとも、祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」と述べました。

稲田大臣は例年、終戦の日の8月15日などに靖国神社に参拝していますが、ことしの終戦の日は、防衛大臣としての海外視察のため、参拝していませんでした。

首相「ノーコメント」

安倍総理大臣は、稲田防衛大臣が靖国神社に参拝したことについて、29日午前、神奈川県茅ヶ崎市で記者団に対し、「それについてはノーコメント」と述べました。

民進 野田幹事長「自身が内外に説明する責任」

民進党の野田幹事長は党本部で記者団に対し、「安倍総理大臣とオバマ大統領が真珠湾に行き、『不戦の誓い』で共同行動がとれたことは一定の評価をしているが、そこに同行していた方がその直後に参拝というのは、どういう意味なのか。諸外国へ与える影響も含めて、きちんと稲田防衛大臣自身が内外に説明する責任がある」と述べました。

中国外務省報道官「断固として反対」

稲田防衛大臣が就任後初めて靖国神社に参拝したことについて、中国外務省の華春瑩報道官は29日の記者会見で、「中国は断固として反対する」と述べて非難しました。

そのうえで華報道官は、稲田大臣が安倍総理大臣とともに旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する施設を訪れたことに触れ、「今回の参拝は、一部の日本人のかたくなで誤った歴史観を表しているだけではなく、真珠湾のいわゆる『和解の旅』をこれ以上ない皮肉なものにし、世の人々の日本の行動や意図に対する警戒を高めただけだ。日本の指導者が国内外の正義の声に耳を傾け、侵略の歴史を直視し、深く反省するよう求める」と述べました。

また、関係者によりますと、29日午後、中国外務省の肖千アジア局長が北京に駐在する日本の伊藤康一公使を呼んで抗議したということです。

韓国外務省報道官「嘆きを禁じえない」

稲田防衛大臣が就任後初めて靖国神社に参拝したことについて、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は29日の記者会見で、「日本の責任ある政治家が過去の植民地支配と侵略戦争を美化し、戦争犯罪者を合祀する靖国神社に参拝したことに政府として嘆きを禁じえない」と述べ批判しました。そのうえで、「歴史を正しく直視し、謙虚で誠実な反省を実際の行動で示すことでのみ周辺国と国際社会の信頼をえることができる」と強調しました。

また、これに先立って韓国外務省のチョン・ビョンウォン(鄭炳元)北東アジア局長は、ソウルにある日本大使館の丸山浩平公使を呼び、「日韓関係を改善しようとする努力に逆行する行為で非常に不適切だ」と抗議しました。

一方で、韓国国防省も「韓国政府が未来志向の両国関係を作っていくべきだと強調してきたにもかかわらず、日本の防衛大臣が、靖国神社に参拝したことに深刻な憂慮と遺憾を表明する」との声明を発表しました。


             ◇

稲田防衛相が靖国神社参拝、真珠湾慰霊の翌日なぜ?
動画→http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2949998.html
29日18:01 TBS

 「歴史的」と評された安倍総理の真珠湾訪問の翌日、現地に同行していた稲田防衛大臣が靖国神社を参拝しました。稲田大臣は大臣就任後は靖国神社を参拝せず、慎重な発言を繰り返してきましたが、なぜこの時期に参拝したのでしょうか。

 「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝したということです」(稲田朋美防衛相)
 稲田氏は午前8時前に靖国神社を参拝しました。「防衛大臣 稲田朋美」と記帳し、神前に供える「玉串料」は私費で支払ったということです。

 「いかなる歴史観に立とうとも、いかなる敵、味方であろうとも、祖国のために命をささげた方々に対して感謝と敬意と追悼の意を表するのは、どの国でも理解をしていただけるものだと考えております」(稲田朋美防衛相)

 稲田氏は日本時間の28日、安倍総理らとともにハワイのアリゾナ記念館を訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者に慰霊を行いました。

Q.参拝について総理と真珠湾で話した?

 「しておりません」(稲田朋美防衛相)

 一方、安倍総理は29日、ゴルフを楽しんでいました。稲田氏の靖国参拝については・・・

Q.総理、稲田大臣が靖国参拝しましたが?

 「それについてはノーコメント」(安倍首相)

Q.ご報告は受けていますか?

 「・・・・・・」

 なぜ、このタイミングで稲田氏は参拝に踏み切ったのでしょうか?これまで稲田氏は終戦の日に靖国参拝することを恒例としてきました。しかし、防衛大臣就任直後の今年は、アフリカ・ジブチに派遣されている自衛隊の部隊視察の日程が直前に入り、参拝を見送っていました。

 「私は、この靖国の問題というのは心の問題であって、私自身としては安倍内閣の一員として適切に判断していきたいと思っています」(稲田朋美防衛相 8月)

 大臣就任後、慎重発言を繰り返してきた稲田氏。野党側からは、防衛大臣として中国や韓国への刺激を避ける必要から公務をあえて入れて参拝を避けたのではと追及されます。

 「こうもおっしゃってますよ。いかなる歴史観に立とうとも、国のために命をささげた人々に感謝と敬意を表さなければならない」(民進党 辻元清美衆院議員)

 「今までの私の発言、読み上げられたとおりです。その気持ちに今も変わりません」(稲田朋美防衛相)

 靖国に関して沈黙を続けてきた稲田氏ですが、関係者によれば、今回の参拝は、ハワイ真珠湾の慰霊から帰国した28日夜から周囲と話し合って決めたということです。

 稲田氏の参拝について、野党側は・・・

 「きのう、日米のトップがまさに不戦の誓いをした直後の話なので、違ったメッセージとしてアメリカに届かないのか、そこは少し心配しています」(民進党 蓮舫代表)

 稲田氏の今回の参拝が今後にどう影響を及ぼすのでしょうか?

 「参拝に断固反対する。(参拝は)日本の一部の人間の間違った歴史観を示しただけでなく、“真珠湾の和解の旅”に対する強い皮肉となった」(中国外務省 華春瑩報道官)

 中国外務省は真珠湾訪問直後の参拝を受け、日本大使館の公使を呼び出し、直接抗議しました。

 また、韓国外務省も「戦争犯罪人を合祀した靖国神社の参拝に怒りと嘆かわしい思いを禁じ得ない」と批判しました。韓国政府は、日本と軍事情報を交換する協定を結んだばかりで、防衛大臣の靖国参拝は他の閣僚とは次元が違うという認識です。

 一方、アメリカ国務省は、「歴史問題には癒やしと和解を促進するアプローチが重要だと強調し続ける」とコメントしています。(29日18:01)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/398.html

[国際16] 有力メディアで情報操作できない米国が世界で孤立、オバマ大統領は真珠湾で安倍首相と同盟を宣伝(櫻井ジャーナル)
有力メディアで情報操作できない米国が世界で孤立、オバマ大統領は真珠湾で安倍首相と同盟を宣伝
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201612290000/
2016.12.30 14:54:31 櫻井ジャーナル


バラク・オバマ大統領はアメリカを孤立させてホワイトハウスを去ることになった。アジアの東側では属国だったはずのフィリピンが離反してベトナムも後を追い、西側ではアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を傭兵として利用した侵略戦争はシリアで破綻、ネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)を利用したクーデターで実権を握ったウクライナは破綻国家になっている。

 シリア情勢について12月20日にロシア、イラン、そしてトルコがモスクワで話し合っているが、アメリカは相手にされていない。これまでネオコン/シオニストなどアメリカの好戦派は停戦を手駒の態勢立て直しに利用するだけで、真剣に戦乱を終結させようとはしてこなかった。アル・カイダやダーイッシュを危険だと考える将軍たちが統合参謀本部から排除されただけでなく、問題を外交的に解決する姿勢を見せていたジョン・ケリー国務長官はオバマ大統領から無視されていた。ケリーの外交を露骨に妨害していたのがネオコンでヒラリー・クリントンと親しいビクトリア・ヌランド国務次官補だ。

 2014年2月4日の時点で政権転覆後の閣僚人事をめぐってヌランドはジェオフリー・パイアット駐ウクライナ米国大使と電話で話し合っていたが、その中で彼女はがEUに対して「くそったれ」という言葉を浴びせた。外交を否定する流れの中でのことだ。そのヌランド、そしてヒラリーにズビグネフ・ブレジンスキーの弟子だと言われているオバマ大統領が引っ張られたのは当然かもしれない。

 ウクライナでヌランドと同じようにクーデターを煽っていたネオコンのジョン・マケイン上院議員は2013年5月、シリアへ違法入国して後にダーイッシュのトップとして登場するアブ・バクル・アル-バグダディと会っている。

 その3カ月後、シリアの首都ダマスカス近郊が化学兵器で攻撃され、西側の政府や有力メディアはシリア政府軍が使用したと宣伝、リビアと同じようにNATO軍が軍事介入する口実にしようとした。

 ところが、攻撃の直後にロシアのビタリー・チュルキン国連大使は反シリア政府軍が支配しているドーマから2発のミサイルが発射され、ゴータに着弾したと国連で説明、その際に関連する文書や衛星写真が示されたとジャーナリストがフェースブックに書き込んでいる。化学兵器とサウジアラビアを結びつける記事も書かれた。

 すぐに現地を調査したキリスト教の聖職者マザー・アグネス・マリアムはいくつかの疑問を明らかにした。例えば、攻撃のあった午前1時15分から3時頃(現地時間)には寝ている人が多かったはずだが、犠牲者がパジャマを着ていないのはなぜなのか、家で寝ていたなら誰かを特定することは容易なはずであるにもかかわらず明確になっていないのはなぜなのか、家族で寝ていたなら子どもだけが並べられているのは不自然ではないのか、親、特に母親はどこにいるのか、子どもたちの並べ方が不自然ではないか、同じ「遺体」が使い回されているのはなぜか、遺体をどこに埋葬したのか、などだ。(PDF)

 12月になると、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュもこの問題に関する記事を発表、反政府軍はサリンの製造能力を持ち、実際に使った可能性があるとしている。また、国連の元兵器査察官のリチャード・ロイドとマサチューセッツ工科大学のセオドール・ポストル教授も化学兵器をシリア政府軍が発射したとするアメリカ政府の主張を否定する報告書を公表している。ミサイルの性能を考えると、科学的に成り立たないという。

 また、トルコの国会議員エレン・エルデムらは捜査記録などに基づき、トルコ政府の責任を追及している。化学兵器の材料になる物質はトルコからシリアへ運び込まれ、そこでダーイッシュが調合して使ったというのだ。この事実を公表した後、エルデム議員らは起訴の脅しをかけられていた。

 NATO軍の軍事侵攻が決定的であるかのように「報道」していた西側の有力メディアの宣伝がピークに達したのは9月3日。この日、地中海からシリアへ向かって2発のミサイルが発射されたのだ。このミサイル発射はロシアの早期警戒システムがすぐに探知、その事実が公表されるが、ミサイルは途中で海へ落下してしまう。

 シリア政府軍の残虐行為を口実にして本格的な軍事介入を目論んだアメリカ/NATOだが、これは失敗に終わった。その翌年、売り出してくるのがダーイッシュだ。2014年1月にファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にモスルを制圧したのだが、その際、トヨタ製小型トラック「ハイラックス」の新車を連ねた「パレード」を行い、その様子が世界に伝えられた。当然、アメリカの軍や情報機関は偵察衛星や無人機で監視、通信傍受や人間による情報活動などで情報を集め、武装集団の動きを知っていたはずだが、黙認している。

 西側の有力メディアを使って偽情報を流し、幻影を事実だと人びとに信じ込ませてから軍事侵略して破壊と殺戮を繰り広げるというパターンはシリアで挫折した。そのシナリオ作成にはアメリカの広告会社が関与しているのだろう。

 そうした作戦を破綻させる上で中心的な役割を果たしたのがロシア。そのロシアを攻撃するため、アメリカのオバマ政権や有力メディアは「偽報道」だとするキャンペーンを展開中だ。「リベラル」だとされ、「言論の自由」を象徴する存在だと日本では見なされているニューヨーク・タイムズ紙やワシントン・ポスト紙も有力メディアに含まれている。

 日本の大手マスコミが支配層の宣伝機関にすぎず、信頼できないことは少なからぬ日本人が知るようになった。人びとの心を操る仕組みとして機能しなくなりつつあると言えるだろう。

 そうした中、日本のマスコミを罵倒した上で、ニューヨーク・タイムズ紙などアメリカの有力メディアを持ち上げる人たちがいる。そうしたアメリカの有力メディアが信頼されなくなっているのだが、日本ではそうした認識がまだ薄いようで、日本のマスコミに替わる情報操作の手段として利用されているようだ。

 しかし、アメリカでは有力メディアと手を組んでロシアを攻撃しているオバマ政権に対し、選挙にロシアが介入したとする証拠を見せろという要求が強まっているようだ。第2次世界大戦直後にイタリアで行われた選挙から始まり、アメリカ政府は外国の選挙へ頻繁に介入してきたわけで、オバマ大統領たちの主張は滑稽なのだが、自分たちが行ってきたことを相手が行っていると宣伝するのもアメリカが頻繁に使う手口だ。

 アメリカが孤立してきた一因は、こうした事実が広く知られるようになり、人びとが辟易していることにあるだろう。オバマ大統領は自分たちが孤立していないことをアピールする必要がある。安倍晋三首相はハワイの真珠湾を訪れ、「日米同盟」を宣伝したというが、それだけオバマ大統領が追い詰められているということでもあるのだろう。




http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/888.html

[政治・選挙・NHK218] 「ポスト真実」って、「嘘に塗れる」ことなのか。現況から言えば、 日本は、「プレ真実」だよ。真実がまだ、明かされていない 
「ポスト真実」って、「嘘に塗れる」ことなのか。現況から言えば、 日本は、「プレ真実」だよ。真実がまだ、明かされていない
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/01a384a51f1e798297099bea5708d405
2016年12月29日 のんきに介護


志位和夫 ‏@shiikazuo さんのツイート。

――「ポスト真実」の政治は日本でも横行している。
「状況は完全にコントロールされている」
「ジュバは比較的落ち着いている」
「結党いらい強行採決を考えたこともない」
嘘を嘘と思わないで繰り返し人びとを扇動する。民主主義社会を守るためにこうした言説を意識的に克服する努力が必要だ。〔17:31 - 2016年12月29日 〕―—


安倍晋三がついているようなホラの類は、

「アンチ真実」

という表現を使うべきではないか

(拙稿「世界の潮流は、「Post‐truth」だとのこと」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/604a455fc7e6325f40de17d1be1efc67)。

「ポスト真実」

という語句は、

米国のオバマ政権に次ぐような、

動きを

指すものとして使用すべきだと思う。

すなわち、オバマは、

様々な真実を暴くパワーを持った政治家だった。

「このままでは、米国は破綻する」

という警鐘を

何度も鳴らした。

しかし、どうにかなったか?

どうにもならなかったから

「ポスト真実」だ、

すなわち、

真実な現代の世界のあり様を変更せよ

ということだ。

この世界のあり様を変えてしまおうという

気概を指す用語として

皆の口から

「ポスト真実」という言葉が

語られたのだと思う。

日本は、

そういう意味では、

「プレ(pre)真実」

なのだ。

「後・真実」でなく、

「前・真実」だということ。

この点、志位さん、

考え方が甘いと思う。

日本は、

戦後レジームを脱却して

戦前に向かっている。

明らかに

周回遅れだ。

世界の趨勢についていけて

ないのだ。

それなのに、

志位さんにしてからが、

この調子だ。

世界が

「ポスト真実」に

さまよっているように

日本も

嘘に塗れているかのようだ。

しかし、

世界の趨勢と較べて日本の動きは、

ちぐはぐだ。

そこに気が付くべきと思うな。

「Japan as Number One」の頃の

幻想から

目が覚めていないのだな、

と思う。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/399.html

[国際16] 史上最低トランプ大統領の米国は半年もたたずボロを出す 2017年世界はひっくり返る(日刊ゲンダイ)
             
              すぐさま窮地に陥る?(C)AP
 


史上最低トランプ大統領の米国は半年もたたずボロを出す 2017年世界はひっくり返る
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196713
2016年12月30日 日刊ゲンダイ


 米国では今も各地で反対デモが起きるなど、相変わらず評判が悪いトランプ次期大統領。米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた最近の世論調査では、トランプに好意的な人が45%だったのに対し、否定的な人は約50%に上った。就任前から不支持の方が多い大統領なんて、前代未聞だ。

「大統領選の最終的な集計結果を見ても、ヒラリー氏の得票の方が約290万票も上回っていた。選挙人による投票でも造反が出ていて、トランプ氏の政権運営は順風満帆とはいかないでしょう」(早大客員教授・春名幹男氏)

 鍵を握るのが閣僚人事だが、これまで発表された顔ぶれをみると、軍人上がりと大富豪ばかり。特に、国務長官に石油大手エクソンモービルCEOのレックス・ティラーソン氏を指名したことが波紋を呼んでいる。

「閣僚人事には上院の承認が必要ですが、ロシアのプーチン大統領と親密なティラーソン氏の国務長官就任には、共和党内でも反対の声が多い。当初から議会側との対立が予想されます。また、ロシアがサイバー攻撃を仕掛け、大統領選でトランプ氏が勝つように干渉したとされる問題も尾を引きそうです。オバマ大統領は任期中に詳細なリポートをまとめるよう、情報機関に指示していて、結果次第では、トランプ氏はすぐさま窮地に陥るでしょう」(春名幹男氏=前出)

 今は景気改善の期待感で上がっている株価が、いつ失望売りに転じるかも分からない。なにより、あの暴言王だ。決定的な失敗をやらかすのは時間の問題。トランプ新大統領への期待感なんて、半年も持てばいい方だろう。












http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/889.html

[政治・選挙・NHK218] 曲芸外交の化けの皮が剥がれた安倍政権は行き詰まり退陣 2017年世界はひっくり返る(日刊ゲンダイ)
             
             安倍首相は自ら「外交」を得意と思っていたが/(C)AP


曲芸外交の化けの皮が剥がれた安倍政権は行き詰まり退陣 2017年世界はひっくり返る
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/196712
2016年12月30日 日刊ゲンダイ


 イギリスのEU離脱にアメリカのトランプ大統領誕生――。2016年は専門家の見立てがことごとく外れ、世界中が茫然自失となった。しかし、17年はこの程度では済みそうにない。世界中で反グローバルの嵐が吹き荒れ、その延長線上で排他主義が横行。国家主義者の跋扈がますます加速し、世界が混沌を極めるのは確実である。

 最悪なのは、激動の時代に、この国のトップが無定見な独裁者気取りということだ。

「安倍首相は自ら『外交』を得意分野だと思ってきました。ところが、アベノミクスのエンジンとしてきたTPPはトランプ次期大統領にハシゴを外され、ロシアのプーチン大統領を地元・山口まで招いても北方領土は返ってこない。一方でトランプ政権の国務長官には親プーチン派が就く見通し。安倍首相の頭越しに米国が接近し、日本の存在感が薄くなる可能性もあります」(政治評論家・野上忠興氏)

 これぞ曲芸外交のなれの果てだ。

 加えて、内政では公明党との関係がギクシャク。「都議会で自公が決裂したことで、安倍首相は解散を打ちづらくなった」と、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう続ける。

「都議会で自公が反目しているのに、東京で衆院選の選挙協力ができますか? 公明党が安倍首相の解散権を“縛った”と言えます」

 もはや、都議選が終わる夏まで解散は無理だ。秋以降も簡単じゃない。

「自民党の古屋選対委員長が当落線上の若手30人からヒアリング調査を行ったそうです。つまり自民党は少なくとも30人前後を落選の危険性があると見ているということ。自民党にとって次の衆院選は、『議席減をどこまで食い止められるか』という守りの選挙です。解散は慎重にならざるを得ない。解散できないまま17年末を迎える可能性もありますよ」(野上忠興氏=前出)

 TPPと北方領土という2つのカードを失ってストレスがたまっているのか、安倍首相は外から見ても体調が悪化しているという。解散も打てず、2017年中に再び政権をブン投げる可能性もありそうだ。


















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/404.html

[経世済民117] 日経平均大引けは3日続落、年間では0.42%高と5年連続上昇(ロイター)
 12月30日、大納会の東京株式市場で日経平均は3日続落。前日の米国株安や円高進行を嫌気し節目の1万9000円を割り込んで寄り付き、取引時間中としては12月9日以来3週ぶりの安値を付けた。2015年3月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)


日経平均大引けは3日続落、年間では0.42%高と5年連続上昇
http://jp.reuters.com/article/nikkeiclose-idJPKBN14J0G4
2016年 12月 30日 16:04 JST


[東京 30日 ロイター] - 大納会の東京株式市場で日経平均は3日続落。前日の米国株安や円高進行を嫌気し節目の1万9000円を割り込んで寄り付き、取引時間中としては12月9日以来3週ぶりの安値を付けた。ただ、年間では0.42%(80円66銭)上昇し、戦後2番目に長い5年連続上昇となった。

一時1ドル116円台前半までドル安/円高方向に振れた外為相場を背景に、外需大型株に売りが先行。米金利の上昇一服を受け、メガバンクなどの金融株も軟調な滑り出しとなった。だが、円高一服や旺盛な押し目買い意欲を追い風に、トヨタ自動車(7203.T)や三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)など、主力大型株の一部はプラスで引けた。日銀によるETF(上場投信)買いの思惑が台頭したことも株価を下支えした。

日経平均が下落したのに対し、東証2部総合.TSI2は前日比0.55%高。東証マザーズ総合.MTHRは1.21%高となり、中小型株に買いが集まった。「連休前は利益確定売りが出やすい傾向があるが、個人投資家の物色意欲は旺盛で、先高感は強い」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)との声が聞かれた。

個別銘柄ではタカタ(7312.T)が二桁幅の続伸。エアバッグの欠陥問題をめぐる刑事捜査について、1月のオバマ米大統領の任期終了前に米司法省と和解する可能性があると報じられたことを引き続き好感し連日のストップ高となった。

半面、アダストリア(2685.T)が大幅反落。29日発表した2016年3─11月期の連結経常利益が前年比5.9%減の138億円となったことを嫌気している。17年2月期の通期予想は変えていないが、足元の業績悪化を嫌気した売りが先行した。

東証1部騰落数は、値上がり1071銘柄に対し、値下がりが768銘柄、変わらずが164銘柄だった。

日経平均.N225

終値      19114.37 -30.77

 12月30日、大納会の東京株式市場で日経平均は3日続落。前日の米国株安や円高進行を嫌気し節目の1万9000円を割り込んで寄り付き、取引時間中としては12月9日以来3週ぶりの安値を付けた。2015年3月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)
 12月30日、大納会の東京株式市場で日経平均は3日続落。前日の米国株安や円高進行を嫌気し節目の1万9000円を割り込んで寄り付き、取引時間中としては12月9日以来3週ぶりの安値を付けた。2015年3月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)
寄り付き    18997.68

安値/高値   18991.59─19176.81

TOPIX.TOPX

終値       1518.61 +0.22

寄り付き     1509.56

安値/高値    1508.01─1521.79

東証出来高(万株) 166786

東証売買代金(億円) 17125.33

(辻茉莉花)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/331.html

[経世済民117] ドル116円半ば、2016年は年間で3%下落(ロイター)
 12月30日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の116円半ば。写真は11月撮影(2016年 ロイター/Dado Ruvic)


ドル116円半ば、2016年は年間で3%下落
http://jp.reuters.com/article/tokyo-forex-idJPKBN14J0EL
2016年 12月 30日 15:25 JST


[東京 30日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の116円半ば。昨年12月31日終値120.30円に比べて、3%下落した水準となっている。午前は116円ちょうど付近まで下押しされたが、午後は日経平均のプラス転換などが支援し、一時116.80円台まで上昇した。

朝方117.50─60円台で推移していたドルは、午前9時前に116.05円まで下落し、12月14日以来2週間超ぶりの安値をつけた。ユーロ/ドルでのユーロ買い/ドル売りが、ドル/円にも波及したとみられる。

参加者の見方は「ドル買いで変わっていない」(大手邦銀)といい、下がったところでは押し目買いも入るという。ドル/円は同水準で下げ止まると、正午過ぎから上昇の勢いを強め、午後3時にかけて116.88円台まで強含んだ。市場が薄い中、需給を中心としたフローが流入したほか、日経平均のプラス転換が支援材料となった。

テクニカル的には、20日移動平均線(116.33円付近)より上を維持できるかが注目されている。仮に、同水準を下抜けて終わった場合、心理的節目で日足一目均衡表の基準線がある115円ちょうどが視野に入るという。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 116.68/70 1.0535/39 122.93/97

午前9時現在 116.31/33 1.0564/68 122.88/92

NY午後5時 116.53/56 1.0490/93 122.18/22

(為替マーケットチーム)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/332.html

[経世済民117] 長期金利操作「円滑に機能」評価 日銀決定会合 指し値オペなど否定的意見も(SankeiBiz)
長期金利操作「円滑に機能」評価 日銀決定会合 指し値オペなど否定的意見も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000006-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/30(金) 8:15配信


 日銀は29日、12月19、20日の金融政策決定会合での「主な意見」を公表した。9月に導入した短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に誘導する金利操作の枠組みは「円滑に機能している」と評価する声が多かったが、「為替・株式市場の変動が大きく高まった」と疑問の声も上がった。

 会合では新しい枠組みの継続を賛成多数で決定。一方、新たな枠組みの導入から3カ月足らずで日銀が指定した利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」の実施や超長期国債の買い入れ増額を余儀なくされたことについては、「長短金利操作の難しさを裏付けた」や「長期金利は微細な調節になじまない」など否定的な意見も出た。

 足元ではトランプ次期米大統領への期待感から米金利が上昇。円安・株高傾向が続いていることについて、「2013〜14年前半にかけて、物価上昇率の伸びが加速した局面と類似する」とみる声もあった。

 また、日銀はこの会合で景気判断を上方修正した。国内景気については「回復の足取りがよりしっかりしてきている」として、先行きも政府の経済対策の効果や海外経済の回復で「成長を続ける可能性が高い」と前向きな見方が目立った。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/333.html

[経世済民117] 東芝株、連日の売り止まらず 時価総額一時1兆円割れ(SankeiBiz)
東芝株、連日の売り止まらず 時価総額一時1兆円割れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000002-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/30(金) 8:15配信


 東京株式市場では東芝株が連日で急落し、下げ止まりの兆しが見えない。値幅制限いっぱいのストップ安だった28日に続き、29日も一時前日比25%超下落し、時価総額が大台の1兆円を割り込む場面があった。29日終値に基づく時価総額は1兆962億円で、今回の問題発覚前の26日と比べると、わずか3営業日で7814億円(約42%)が吹き飛んだ計算になる。

 米原発事業をめぐって数千億円規模の減損損失の可能性が表面化したことで経営の先行きに対する警戒感が高まり、投資家の売りが止まらない。当面は、安値を探る展開となりそうだ。

 29日は、前日に複数の格付け会社が東芝の発行体格付けを引き下げたことで投資家心理の悪化に拍車がかかり、終日大幅安で推移。終値は前日比52円90銭(16.98%)安の258円70銭だった。出来高は6億3875万株となり、東証1部全体の3割弱を占めた。

 岡三証券の小川佳紀氏は「27日の東芝の記者会見を受けても損失額の規模がはっきりせず、不透明感を嫌気した売りが続いている」と指摘。損失額が明確になるのに加え、財務面での悪材料が出尽くしたと見なされるまでは、荒い値動きが続くとの見方を示した。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/334.html

[経世済民117] 税や年金、1月からどう変わる? 高所得サラリーマン増税 市販薬は税軽減(SankeiBiz)
税や年金、1月からどう変わる? 高所得サラリーマン増税 市販薬は税軽減
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000004-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/30(金) 8:15配信


 来年1月1日から税や年金など暮らしに身近な制度が変わる。「給与所得控除」の見直しでは高所得のサラリーマンが増税になる一方、「スイッチOTC薬」と呼ばれる市販薬を購入した際に税負担を軽減する仕組みが導入される。個人で年金資産を運用する個人型確定拠出年金は主婦や公務員らも対象になり、運用益が非課税になるなどのメリットがある。

 給与所得控除は、会社員が必要経費とみなして一定額を給与収入から差し引き、所得税などの課税対象額を少なくできる仕組み。現在は年収が1200万円を超える人は一律で控除額の上限である230万円が適用されている。

 1月からは控除額の上限が230万円から220万円に引き下げられ、年収1000万円超の人に適用される。財務省によると、夫婦・子供2人の世帯で夫の年収が1200万なら約3万円、年収1500万円なら約4万円の増税になる。

 薬を購入した際の税負担を軽減する仕組みも始まる。対象はスイッチOTC薬と呼ばれる市販薬。医師の処方箋が必要な医薬品に含まれる成分を転用したもので、第一三共ヘルスケアの「ロキソニンS」など品目数は1500超に上る。

 世帯の購入費用が年1万2000円を超えれば、超えた額(上限8万8000円)を課税所得から控除される。所得税率20%の世帯で、購入費が2万円なら8000円が課税所得から差し引かれ、1600円分の税負担が減る。ただ、現行の医療費控除との併用はできない。

 1月4日からは所得税や相続税など国税のクレジットカード納付もスタート。国税庁のホームページなどから専用画面にアクセスし、カード情報を入力すれば納税できる。カードのポイントを貯めたい人には朗報だ。しかし、納税額1万円当たりにつき82円の利用手数料が本人負担になるので注意が必要だ。

 また、1月からは私的年金の1つである個人型確定拠出年金に主婦や公務員などが加入できるようになる。公的年金だけでは老後が不安という人も少なくない。個人型確定拠出年金に加入すれば、掛け金が全額控除になったり、運用益が非課税になったりするため、老後資金を準備しやすくなる。

 野村総合研究所は941万人が新たに加入を希望し、拠出額は年間で1兆円程度に達すると推計。銀行なども顧客を取り込もうと、口座管理手数料の無料化や、福利厚生サービスなどを打ち出しており、加入希望者は取り引きする金融機関を賢く選ぶことも重要になりそうだ。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/335.html

[経世済民117] シベリア鉄道北海道延伸など見送り 日露経済協力、大型案件の夢かなわず(SankeiBiz)
シベリア鉄道北海道延伸など見送り 日露経済協力、大型案件の夢かなわず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000000-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/30(金) 8:15配信


 今月行われた日露首脳会談で両政府がまとめた8項目の経済協力プランでは、シベリア鉄道の北海道延伸やサハリン(樺太)からのガスパイプライン敷設など、ロシア側の事前提案で注目された大型案件がことごとく見送りとなった。多額の資金確保や安全保障上の懸念など当初からハードルが高かったのは事実だが、“ゼロ回答”に終わった北方領土交渉の停滞で雰囲気が急速にしらけた側面もあり、“夢のプロジェクト”は夢のままで終わった。

 「ロシア側はすごい前のめりだ」。経済協力の立案が盛り上がった今秋、貿易筋は興奮気味に語った。

 5月にロシア南部ソチで開かれた首脳会談で、安倍晋三首相はプーチン大統領に北方領土問題を未来志向で解決する「新しいアプローチ」を提案。これに基づき経済協力を領土交渉と切り離した結果、ロシア側は俄然(がぜん)乗り気になった。

 この機会に日本からどれだけ搾り取れるかが勝負。ロシア側がそう考えたかどうかは定かではないが、経済発展省が50項目、極東発展省が18項目の延べ68項目(重複あり)を提案したのを皮切りに、プロジェクト数はみるみる膨張した。

 日本側は11月の世耕弘成経済産業相の訪露を経て、優先的に検討する案件を約30事業まで絞り込んだと発表した。だが、結果的には民間だけで68件、政府間を合わせれば80件の事業で覚書が交わされた。投融資額は約3000億円に上る。

 政府担当者が民間企業に頼み込んでまとめ上げた“大盤振る舞い”にもかかわらず、お蔵入りになった各案件の難易度は相当に高い。

 その代表格が、シベリア鉄道の北海道延伸だ。宗谷海峡などを通す橋やトンネルの建設に加え、不採算路線の廃止を検討するJR北海道と接続するとなれば周辺路線の再整備も必要になり、多額の費用がかかる。

 第二次世界大戦でロシアの軍事輸送の要を担った経緯から、「北海道が占領される」などと安全保障上の懸念を指摘する声も強い。それでも、首脳会談を間近に控えた民放の番組は大いに盛り上がった。「日露の共同経済活動、その目玉の一つはシベリア鉄道の北海道への延伸。日本からすればユーラシア大陸に抜ける大動脈ができることになる」−。結果的に実現しなかったものの、夢のある話だったのは間違いない。

 一方、自民・公明両党の有志議員による「日露天然ガスパイプライン推進議員連盟」(会長・河村建夫衆院議員)が要望していた、サハリンから北海道や東北を通り東京湾まで結ぶパイプラインも見送られた。

                   ◇

 ■エネルギー・ブリッジは研究継続

 総距離は約1500キロ、総工費は約7000億円。実現すれば極東の大規模ガス田と日本の需要地が直結し、長期安定的にエネルギー資源を確保できると期待された。だが、液化天然ガス(LNG)の輸入環境整備に多額の資金を投じてきた企業から強い反発が予想され、日の目を見なかった。

 同様に棚上げされながら実現可能性を残すのが、サハリンと北海道を送電網でつなぐエネルギー・ブリッジだ。

 日本政府は、課題が多いため「ノン・コミッタル・ベース(確約できない約束)」で研究を続けることで合意したと説明する。

 エネルギー・ブリッジはプーチン大統領が「サポートする」と明言しており、本来なら大統領案件として実現してもおかしくない。

 ただ、サハリンから北海道に送電線を引いても、本州と結ぶ「北本連系設備」では60万キロワットまでしか電気を送れない。発電コストが安い極東の電気を首都圏の大消費地に送ることができて初めて多額の投資コストの回収が可能になるため、現状では宝の持ち腐れだ。

 一方、日露協議と並行して議論が進んだ東京電力ホールディングスの経営改革では、他の電力大手と送配電事業の再編や統合を進める方針が打ち出された。実質国有化が続く東電が東日本の送配電網を一括制御できるようになれば、サハリンから東京まで一気に電気を送る構想の現実味が増す。

 とはいえ、いずれにしても北方領土交渉が前進しないままでは、多額の投資に対する国民の理解は得られない。「『食い逃げ』といわれないよう、経済協力もあまり派手にできない」(政府筋)のが現状だ。

 北方領土が返還される日を夢見て、大型プロジェクトは再び長い眠りに入る。(田辺裕晶)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/336.html

[経世済民117] 東芝、資本増強3案浮上も協議難航か 根強い不信感、銀行に重い判断(SankeiBiz)
会見する網川智取締役代表執行役社長=27日午後、東京都港区芝浦(菊本和人撮影)(写真:フジサンケイビジネスアイ)


東芝、資本増強3案浮上も協議難航か 根強い不信感、銀行に重い判断
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161229-00000003-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/30(金) 8:15配信


 東芝が資本増強を迫られている。巨額の損失計上により、弱い財務基盤が一段と不安定になるのは必至で、債務超過に陥る恐れもあるからだ。資本増強策には「増資」「事業切り売り」「金融機関の支援」という3つのシナリオが浮上。主要取引銀行の協力を仰ぐのが最も現実的だが、巨額損失への不信感は根強く、支援に向けた協議は難航する恐れもある。

 ◆債務超過の恐れ

 東芝は財務の健全性を示す株主資本が2015年3月末に1兆円以上あったが、不正会計問題で損失を計上し、9月末時点で3632億円に減少した。原発事業での新たな損失で、負債額が株主資本などを含めた資産額を上回れば債務超過になる。東京証券取引所の上場廃止基準に抵触し、再建への道のりはさらに厳しくなる。

 綱川智社長は「資本増強を検討する」と財務改善が急務と語る。

 資本増強策でまず想定されるのが増資だ。しかし、東証から投資家に注意を促す「特設注意市場銘柄」に指定されており、株式を発行して不特定多数の投資家に売る公募増資のような資金調達は困難だ。

 取引先企業に株式を引き受けてもらう第三者割当増資も、原発事業のリスクが顕現化する中で、「企業が手を挙げるのはかなり難しい」とSMBC日興証券の嶋田幸彦シニアアナリストは指摘する。

 一方、事業の切り売りで資金を捻出する案もある。ただ、東芝は不正会計発覚後に白物家電子会社を中国企業、医療機器子会社をキヤノンに売却しており、まとまった資金を入手できるような事業は少ない。

 ここで焦点になるのが半導体事業の扱いだ。分社化、上場して資金を得る案もある。だが、業績を牽引(けんいん)する主力事業を切り出せば、東芝本体の稼ぐ力が低下してしまうジレンマがある。海外の半導体メーカーに株式を取得されるリスクも生じかねない。

 こうした状況を踏まえると、最もあり得るシナリオは銀行による金融支援だろう。東芝はみずほ銀行や三井住友銀行などと金融支援策についての具体的な協議に入っている。

 ◆いずれもリスクに

 選択肢に挙がるのは、借金の一部を株式と交換し銀行が保有する「債務の株式化」のほか、「優先株」を発行して銀行に引き受けてもらうことによって資本を分厚くする方法だ。東芝の経営の先行きが不透明な中、いずれも「リスクを背負うことになるので銀行にとっては重い判断が必要とされる」(メガバンク関係者)。東芝は銀行団の理解を得るため一段のリストラを迫られる可能性もある。

 28日には、格付投資情報センター(R&I)が東芝の格付けを2段階引き下げた。社債発行は当面困難になったとみられる。

 また、格下げが銀行の融資につけられた財務制限条項に抵触し、金利引き上げや債務返済が求められる懸念もある。短期の資金繰りが厳しくなるため、条項の見直しなども必要で、東芝の金融機関依存の度合いは一段と強まりそうだ。
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/337.html

[経世済民117] 1月末に87歳鈴木修・スズキ会長「あと20年は第一線で」2016豪快ワンマン「オサム節」の数々
業務提携の検討開始を受け会見するトヨタ自動車の豊田章男社長とスズキの鈴木修会長(右)=10月12日、東京都文京区(桐山弘太撮影)(写真:産経新聞)


1月末に87歳鈴木修・スズキ会長「あと20年は第一線で」2016豪快ワンマン「オサム節」の数々
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161230-00000516-san-bus_all
産経新聞 12/30(金) 13:15配信


 3兆円企業となった今も「中小企業」を自認するスズキが、2016年の国内自動車業界で良くも悪くも主役級の役割を演じた。5月には三菱自動車に続き燃費データ不正問題が発覚したが、不正対象車の燃費はすべてがカタログ公表値を上回るという異例の「プラス不正」となり世間を驚かせた。10月にはトヨタ自動車と業務提携に向けた検討に入るなど新たな合従連衡の糸口もつくった。会見などでのユニークな発言で「オサム節」として知られるワンマントップの鈴木修会長(86)の語録からスズキ激動の一年を振り返った。

 ■「定められた測定方法を用いていなかった。深くおわびする」

 燃費データ不正問題に絡み、スズキでも不正な走行試験が発覚した5月18日。100人超の報道陣でごったがえす国土交通省の記者会見室にゆったりとした足取りで現れた修会長はこう述べ、頭を下げた。

 スズキの当時の発表では、国内販売する全車種の燃費データについて、10年ごろから法令で決められた方法で算定せず、不正に測定していたと説明。対象はスズキが販売した軽自動車のアルトやワゴンRなど16車種と、他社供給分11車種を合わせた全27車種の計約210万台超としていた。

 ■「不正はない」

 それから遡(さかのぼ)ること8日前の5月10日の決算会見。記者から「燃費データの不正はないか?」と問われた修会長は「はい、はい」と言い切っていた。その後の18日の記者会見でその点を突っ込まれた修会長は、決算会見のやりとりを振り返り「その時点では調査が終わってなく、報告を受けていなかった」とし、齟齬はなかったと釈明に追われた。

 ■「(必要な)設備投資にいたらなかったという点は反省している」

 スズキが不正を起こした最大の理由は、燃費データの信頼性にかかわるわずかな投資を渋ったことに起因した。本来は、法令で定められた屋外での走行試験で集めなければいけない走行抵抗値と呼ばれるデータを屋内の装置を使って間に合わせていた。スズキの相良テストコース(静岡県牧之原市)は海に近い丘の上にあり、風などの影響を受けず正確に測定するには防風壁を設置する必要があった。担当部署は、そのための2億円程度の投資の必要性を認識していたが、コストを気兼して経営陣に言い出せなかった。これを受け、慌てて相良コースに風を防ぐための壁の設置を決めたが、修会長は会見の中で、会長の顔色をうかがう組織であったことを暗に認め、防風壁の設置とは対称的に組織は「風通しをよくしなければいけないと思っている」と強調した。

 しかし、そこは老練な修会長だ。会見では、燃費データの改竄(かいざん)を行っていた三菱自とは違い燃費性能自体を偽る不正行為がなかった点を強調。「燃費はカタログ値と変わらず顧客に迷惑を掛けることはない。販売は続ける」とし、三菱自とは不正の質が違うことを繰り返し、早期収束につなげたい思惑が透けてみえた。

 ■「法律を守る基本がなっていなかった」

 5月31日。国交省へ報告するために行った社内の再調査で不正のあった車の数に修正点が見つかり、再び開いた緊急会見で修会長は、組織の不備をこう悔いた。改めて正しい方法で測り直した結果も各車種の燃費値は変わらなかったが、不正があった車の台数を約214万台と修正したからだ。

 ■「(トップダウン型に)限界があった」

 長年強力なリーダーシップでスズキを率いてきた自身の経営手法に無理がきていることを認め、自身の責任についても「再発防止策を立てて見届けるのが責任だ」と初めて言及した。

 ■「世間では『独裁』といわれることもあるが、私一人で(経営全体を)見ることは不可能だ」

 それから9日後の6月8日。修会長は燃費不正問題の責任を取り兼務していた最高経営責任者(CEO)職を返上する人事を発表した会見で、こう述べた。その上で、新たな経営体制については「チーム・スズキでやってもらう」とし、実息の鈴木俊宏社長を中心にした集団指導体制に段階的に移行するとの考えを表明した。そして、6月29日に浜松市で開いた株主総会。そこで、修氏が会長に残ることや俊宏社長のCEO就任が正式に承認された。

 ■「再発防止のために徹底的に会社に残って責任を全うすることが男として大切なことだ」

 株主総会の席上、株主からは修会長の会長退任を求める声もあった。それに対し修会長はこう応じて、会場はわれんばかりの拍手に包まれ、修会長のカリスマ性と人気を印象づけた。

 そして、8月30日。スズキの燃費不正問題はついに収束の日を迎えた。国交省がスズキの26車種の検証結果を公表し、いずれも燃費がカタログ公表値を上回っており問題はなかったと認定したためだ。

 燃費不正問題にひとまずのめどがついたとみるや、修会長は今度は将来の経営を見据えた大胆な戦略に打って出た。軽自動車などの小型車を安く製造する技術に定評があるほか、インドにいち早く進出し新興国市場に強みを持つものの、自動運転などの先端技術では出遅れており、スズキの生き残りには“後ろ盾”が不可欠だったからだ。

 ■「このままでは、将来が危ういことを理解していた」

 10月12日にトヨタとの提携検討を発表した会見で、修会長はこう強い危機感をあらわにした。研究開発費がトヨタの8分の1しかなく、先端技術への全方位対応は到底難しい。そう見越した修会長は9月初めに旧知の間柄であるトヨタ自動車の豊田章一郎名誉会長に相談に訪れた。それをきっかけとして、一気にトヨタとの提携に向けた検討が始まり、自動運転などのITや環境対応車、安全技術といった先端分野での連携を模索することに決まった。

 トヨタとの提携検討が始まったことで、修会長は俄然(がぜん)やる気を示している。

 ■「経営者はこれで一段落とは考えないと思うし、私も同じだ」

 トヨタとの提携検討会見で、トヨタという後ろ盾を得たことで「今後は俊宏社長が前面に出るべきでは?」と問われた修会長はこうかわし、しかも「私の考えはあなたとは全然違う」とまで言い切って、会場に大きな笑いを呼んだ。

 ■「あと20年は第一線で頑張ります」

 修会長は17年1月30日で87歳になるが、今年7月の元スズキ会長の葬儀で、こうあいさつした。俊宏社長を中心とした合議制による集団指導体制への移行には時間がかかる見通しで、生涯現役にこだわる姿勢を示したものだ。トヨタとの提携の行く末も含め、修会長の決断が自動車業界にどんな化学反応を起こしていくのか。トヨタとの提携の具体策が見えてくる17年も、オサム節に対し、自動車業界から熱い視線が注がれることになりそうだ。(経済本部 今井裕治)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/338.html

[政治・選挙・NHK218] 元日本兵が不戦を誓う安倍演説を猛批判「うそをつくな」「実際には戦争できる準備を急いでいる」
元日本兵が不戦を誓う安倍演説を猛批判「うそをつくな」「実際には戦争できる準備を急いでいる」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25506
2016/12/30 健康になるためのブログ




http://news.livedoor.com/article/detail/12473857/

一方、空母「飛龍」の整備兵だった滝本邦慶さん(95)=大阪市東淀川区=は、不戦を誓う首相の演説に「うそをつくな」と厳しい口調。安全保障関連法成立や憲法改正への動きを指摘し、「実際には戦争できる準備を急いでいる」と批判し、「それを見せないきれいな言葉にだまされてはいけない。勝っても負けても泣くのは国民。二度と戦争をしてはいけない」と訴えた。 



以下ネットの反応。
















言ってることとやってることが180度違うもんなぁ。「1億総火の玉」のような体制の戦争になるかはわからないけど、日本が戦争に参加できる国になっているのは間違いないところだからなぁ。

アメリカの戦争に付き合ったって、PTSD抱えた自衛隊員が街に増え治安が悪化し、仕事にあぶれた運送業の人は戦場へ出稼ぎ、医療従事者は戦地へ行かされ、都会はテロの標的にされるだけだから、日本の庶民には何にもいい事ないのになぁ。

中国や北朝鮮が脅威だと本当に思っているのなら、少しは和平交渉でもしてみろよと。フィリピン大統領の方がよっぽど有能じゃないか。


 



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/407.html

[政治・選挙・NHK218] 日経新聞 / 「内閣支持率64%と、またもや大幅に上昇。真珠湾慰霊の評価が嘘ってて、84%」 
        
          内閣支持率64%に上昇 真珠湾慰霊「評価」84%  本社世論調査 日経新聞


日経新聞 / 「内閣支持率64%と、またもや大幅に上昇。真珠湾慰霊の評価が嘘ってて、84%」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/811872d73f2512d6261206f96ea57ebb
2016年12月30日 のんきに介護


いよいよ、解散の日近し、ということなんでしょうね。

ただ、残念なのは、

本気で世論調査のデータを

信じている人が

たくさんいるってことですね。

マスコミは、

偽りの口を持っているということ、

何時常識として

認められるのでしょう。

世論調査の結果は、

まるで米国でなされたかのようです。

安倍マリオは、

米国人になり代わって、

「和解の力」を語っていたように思います。

日本人に即して挨拶するなら、

もっと違った表現になったでしょう。

然るに、

失望も怒りもアベ・凡ゾウには

向かいません。

言っても通じない相手と

腹の底から納得しているからです。

その結果、

日本人としての本当の気持ちは、

オバマ大統領にぶつけられることになります。

そして僕は

次のツイートに共感しました。

記録に残しておきたいので

転載しておきます。

suhama 脱原発 脱格差社会‏@suhamayukiさん発信です。

――ハワイの波の音は聞こえても、沖縄の波の音には耳を閉ざす。
オバマは「今も涙流す海」と真珠湾を表現したが、何言ってやんでえ。沖縄こそ、「今も涙流す海」そのものだってことを、誰か言ってやれ!
くろねこの短語 http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-121e.html
8:43 - 2016年12月30日 〕—―

最期に、

日経新聞の世論調査を鵜呑みにしている人に

聞いて頂きたいツイートがあるので、

紹介します。

衣笠書林@猫の生活が第一 ‏@syuugoro2さんの

発信です。

――【独言】ファシズムの狂気は、決して民衆の中から起こるんじゃない。体制エリートの欲と野心が妨げられる時、彼らの要求で起こるんだよ。しかし民衆が同調しなければファシズムは成立しない。そこでメディアが民衆を扇動、洗脳する。
★メディアの虚報を暴露し拡散すればファシズムは防げる。〔11:53 - 2016年12月29日 〕—―

国民を洗脳する最も効率的なツールが

世論調査だと分かれば、

こんなもの、

まともに調査した結果を発表しているんじゃない

ということが了解できるはずです。


〔資料〕


「内閣支持率64%に上昇 真珠湾慰霊「評価」84% 本社世論調査 」

   日経新聞(2016/12/29 23:03)

☆ 記事URL:http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS29H4J_Z21C16A2MM8000/

 日本経済新聞社とテレビ東京は28、29両日、安倍晋三首相とオバマ米大統領が米ハワイの真珠湾を訪問し慰霊したことを受け、緊急世論調査をした。安倍内閣の支持率は64%と11月下旬の前回調査から6ポイント上昇した。2013年10月以来、3年2カ月ぶりの高い水準となる。真珠湾訪問を「評価する」と答えた人は84%で、内閣支持率を押し上げる要因になった。
 内閣不支持率は26%で4ポイント低下した。年代別でみ…




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/408.html

[国際16] 世紀の謎! カストロはチャべスを暗殺したのか? (上) (WEDGE)
                 憲法改正選挙で、終身大統領を目指したチャベス


世紀の謎! カストロはチャべスを暗殺したのか? (上)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8519
2016年12月30日 風樹茂 (作家、国際コンサルタント) WEDGE Infinity


 2009年末か2010年の初めころだろうか。当時ベネズエラ大統領チャべスは「キューバに石油を市場価格で売る」と言い始めた。原油価格70ドル/バレルの時代である。キューバのベネズエラ原油の日量輸入量は10万バレル。もし実費清算となると、年間25億5500万ドルの支払いだ。チャべス死の謎に迫る。

■カストロはチャべスにナオミ・キャンベルを引き合わせた?

 チャべスがカストロに初めて会ったのは、1994年12月14日、ハバナでのことだった。このとき、老獪なカストロ(当時68歳)は、青年将校チャべス(当時40歳)を与し易しと、見てとったはずだ。人間味に溢れ、自惚れが強く、度過ぎた女好きである。

 当時、キューバはソ連崩壊後の未曾有の経済危機で、キューバ人4万人は自国を捨て、命がけで筏をカリブ海に漕ぎ出し、フロリダ半島マイアミを目指していた。ソ連がなければ近隣の石油大国ベネズエラがある。カストロが狙うのは原油である。

 幸いチャべスは1998年に選挙で大統領の座についた。選挙キャンペーンでは聴衆の中で彼の演説や歌を聞いて夢心地でいる女を物色していた。目配せで気にいった女を選び、側近が夜の密会を手はずした。関係のあった女性の多くは公務についた。

 ウルグアイの元大統領のホセ・ムヒカはそのような行為をやんわりと批判していたが、カストロはこの性的放縦を利用した。カストロは、以前から知り合いだった世界的なモデル、ナオミ・キャンベルをチャべスに紹介したのだ。名目は英男性誌GQのためのインタビューと、ネルソン・マンデラ財団への寄付であったといわれる。

 2008年の1月カラカスの大統領官邸を訪れたナオミ・キャンベルは「チャべスはゴリラみたいじゃない。闘牛だわ」と呟いたという。ちなみに、日本でも手に入るConcha y toro(=貝と闘牛)というチリのワイン銘柄は男女の性愛を暗喩している。その後も二人の親密な関係はしばらく続いたといわれている。

■カストロはベネズエラの富をしゃぶりつくした

 カストロに最大のチャンスが訪れたのは2002年、米国に後押しをされた、財界、軍部、国営石油公社、民主勢力によるチャべス追い落としのクーデターが失敗したときだった。危うく生命の危険に瀕して以来、チャべスは自国民を信じなくなった。暗殺を恐れたのである。

 カストロはカラカスの大統領官邸に料理人、ウェイター、専属医を派遣した。大統領警護官のトップもキューバ人となった。両国は150もの協力文章を署名した。キューバの石油精製所、発電所、道路、鉄道、ホテルなどにベネズエラの資金が投じられた。一方、カストロはスポーツ、農業、電気通信に至るまで専門家と称される4万5千人をベネズエラに派遣した。うち、3万3000人が医療関係者である。

 これら人的サービスが原油や投資などの支払いに充てられた。一人当たり年8万2000ドル。総計36億9000ドル。キューバ総輸入額の40%前後をベネズエラが占めることを考慮すると、キューバには実にうまみのある取引だった。しかも、キューバ人専門家には月1500ドルが支払われた。実際に彼らの手に入ったのは、100ドル以下で、残りはカストロ・キューバに支払われた。その後、キューバ人医療関係者は、薄給とベネズエラの経済危機から続々とコロンビアへと逃げ出した。

 チェ・ゲバラ存命だったころには、革命の輸出はキューバの代名詞だったが、今はもう余裕がない。代理人となったのはベネズエラだった。

 チャべスは、ボリビア、エクアドル、ニカラグア、アルゼンチンなどの左翼政権には資金協力を惜しまなかった。中東のシリアには石油公社のオフィスを置き、レバノンの反米勢力ヒズボラには国営会社コンビアサの飛行機で戦略物質のコカインを送った。コロンビアの革命軍(FARC)にはコカイン精製のための尿素と、武器を送った。

 チャべス政権下、世界一の犯罪大国となった観光国ベネズエラは閑古鳥が鳴いた。観光客が来るのはキューバだった。キューバはアメリカと寄り添い始めた。そして多大な利益を得て、ベネズエラは収奪された。カストロ・キューバはベネズエラの富をしゃぶりつくした。

 なぜ、チャべスはこれほどカストロに傾倒したのか? 自身の100年王国を作りたかったからである。40年間も独裁政権を保つカストロは、父親であり、憧れであり、指導者だった。チャべスは叫んだものだ。「2021年まで大統領だ!」

■カストロはこうしてベネズエラを植民地化した

 2009年末ころからだろうか。ベネズエラ第一の港プエルト・カベ―ジョ港近辺にある私の定宿のクンボート・ホテルはキューバ人たちで一杯になった。予約がとれないこともしばしばであった。彼らの半数は港に勤務し、半数は遠い昔日本の大企業が作った火力発電所の修理に来ているとされる者たちだった。

 レバノン系コカインカルテルの長マクレッド・ガルシアが支配していた港は、コロンビアで彼が逮捕された後、国営化され、私の知人の港オペレーションのトップだった民間人もパージされ、軍人が後釜に座り、その後キューバ人が管理職として入ってきた。それまでも最悪だった港の機能は一層失われた。

 一方、水力発電に頼るベネズエラは、当時エル・ニーニョの影響で降雨不足。度重なる停電を招いていた。2010年2月、その解決のために派遣されたキューバ人専門家集団の長は、カストロとともにキューバ革命を戦った英雄ラミロ・バルデスだった。キューバの諜報機関G2を作り、内務大臣にもなった政治家である。その当時は情報通信大臣であり、電力との接点は全くなかった。10%程度しか稼働率がない火力発電所は、まったく改善する予兆はなかった。

 ラミロ・バルデスの目的はまったく別だった。ベネズエラ人の身分証明書とパスポートを含めた出入国管理の新たなシステムを作ること。さらに、キューバとベネズエラを海底光ファイバーケーブルで結ぶプロジェクトの進展だった。

 ベネズエラは既存の一般回線は不安定でしばしば不通となり、電話会社の支払い遅延などから国際電話がかけれないこともある。キューバの通信状況はさらにひどいと言われる。クーデターなどの緊急事態時にキューバと相談できない。 

 光ファイバーケーブルは、計画よりも数年遅れて、チャべス死後の2013年初めには稼働した。アクセスできる人間は政府の上層部、政府系科学者などに限られているという。こうしてベネズエラ人の個人情報はキューバに筒抜けとなるとともに、他国の諜報機関に傍受されることなく、カストロ・キューバの指令がカラカスの大統領官邸に送られるようになった。

■チャべスは憲法改正選挙に勝ち、まだまだ元気だった

 第二回目の憲法改正選挙(2009年2月15日)が迫っていた。勝てば終身大統領への道が開かれるチャンス。政府系企業では仕事そっちのけで職員が選挙キャンペーンに動員された。

 2月2日にこんなことがあった。道路は珍しくがらがらで、オフィスは人影がなかった。町中も閑散としている。店はみなシャッターが閉まっている。もちろん、学校も休みである。病院も開けていると、罰金を取られる。

 一昨日、チャべスは他の閣僚や将軍と元気にソフトボールの試合をしていたとき、突然、言った。

 「明後日、2月2日は祝日とする。政権樹立10周年記念祝日である。労働は禁止だ」

 50代になるベネズエラ人はこう嘆いた。

 「こんなばかげたことは生きていて初めてだよ。ああ、恥まみれの10年周年記念か」

 それでも、チャべスは憲法改正選挙にきわどく勝ち、終身大統領の道が開かれた。いずれにしろ、チャべスはソフトボールを問題なくこなすほど元気だったし、翌年の2月にもプロの野球選手とともに試合を楽しんでいる(続く)。


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/891.html

[国際16] “新3国同盟”ロシアのトルコ抱き込み奏功(WEDGE)

“新3国同盟”ロシアのトルコ抱き込み奏功
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8573
2016年12月30日 佐々木伸 (星槎大学客員教授) WEDGE Infinity


 内戦の続くシリアで、ロシアとトルコが主導した停戦が30日発効した。停戦が「壊れやすい」(プーチン・ロシア大統領)ものであることに変わりはないが、米国が全く関与していないのが特徴。停戦合意はロシアがトルコを抱き込み、北大西洋条約機構(NATO)の一角にくさびを打ち込んだともいえ、今後の中東の勢力図を塗り替える可能性をはらんでいる。

■“新3国同盟”

 今回の停戦合意はロシアがイニシアチブを取り、トルコとイランに働き掛けてまとめたものだ。3カ国はこの合意に先立ち12月20日、モスクワで外相会議を開催し、「モスクワ宣言」を発表した。この宣言は3カ国がシリアのアサド政権と反体制派を仲介し、停戦の実現を目指すという内容だった。

 シリア停戦はこれまで、2月と9月の2回、米ロが主導してまとめたが、いずれも破綻した。停戦と破綻の繰り返しの中でロシア軍が反体制派に猛爆撃を加え、アサド政権軍勢力が激戦地、北部アレッポを制圧。反体制派が大きな打撃を受けたのを見計らってロシアが停戦に持ち込んだ。敵対勢力が再起不能に陥ったスキに乗じたプーチン氏の絶妙な交渉術だ。

 アサド政権と停戦に合意したのは、トルコに本拠を置く反体制派の統合組織「シリア国民連合」の主要な7武装組織。うち5つは米国の軍事援助を受けている組織だ。この他の2つは、アルカイダ系の「シリア征服戦線」に近いイスラム主義者組織「アハラム・シャム」「ジャイシ・イスラム」と伝えられ、全部で6万2000人の戦闘員が停戦に応じることになる。

 停戦がこのまま続くと見る向きは少ないが、今回の合意で一段と鮮明になったのがシリアをめぐるロシア、イラン、トルコの関係強化だ。ロシアとイランはアサド政権を内戦当初から支援してきた2国だが、トルコはまったく立場が異なる。

 トルコはなによりもロシアに対する米欧の軍事同盟NATOの一員だ。ロシアは2015年11月のトルコによるロシア軍機撃墜事件でトルコへの経済制裁を発動するなど両国関係が極度に悪化した。しかし、トルコのエルドアン大統領が6月、プーチン氏に謝罪し、首脳会談にこぎつけるなど関係が好転した。

 特に7月のクーデター未遂事件で、エルドアン氏が事件の首謀者とするギュレン師の引き渡しを米国に要求したのに対し、オバマ政権がこれを拒否。対米関係が悪化するのに伴い、プーチン氏と急速に接近した。アレッポの反体制派地区の住民と戦闘員の退去も、ロシアとトルコが主導して実現したものだ。

 トルコは元々、シリアのアサド大統領の追放を要求する急先鋒で、「シリア国民連合」など反体制派の後ろ盾となってきた。しかし、ロシアとの関係を深める中で、この要求を事実上取り下げた。今やシリアをめぐりロシア、イラン、トルコの新たな“3国同盟”が結成された格好だ。

■「無視のオバマ、歓迎のトランプ」

 この“3国同盟”はまた、力がなくなった者、利用価値がなくなった者を容赦なく切り捨てるという非情な国際政治の一面を垣間見せるものでもある。これまでシリア和平の実現に取り組んできたオバマ政権を停戦交渉から完全に排除したのだ。オバマ政権が1月20日に最後を迎え、今やレームダック政権に成り下がっていることを見切ったものだ。

 ロシアによると、シリア和平会議が来年1月末までにカザフスタンの首都アスタナで開催される予定で、サウジアラビア、エジプト、イラクなどが招請される見通し。しかしオバマ政権については完全に無視、ロシアは「トランプ政権発足後の米国の参加」に期待、歓迎を表明した。

 無視されたオバマ大統領だが、これまでのたまっていた鬱憤を晴らすかのように外交的な強行策を相次いで打ち出している。特にロシアについては、プーチン政権が先月の米大統領選挙に干渉するためサイバー攻撃を仕掛けたとして12月29日、米駐在のロシア外交官の大量追放、ロシア政府や民間企業幹部の在米資産凍結などの制裁措置に踏み切った。ロシアもこれに報復し、両国関係は冷戦以降、最低レベルにまで落ち込んでいる。

 オバマ大統領は中東和平を阻害する入植地建設を進めてきたイスラエルに対しても、国連安保理でのイスラエル非難決議を通過させるなど異例の措置に踏み切り、ケリー国務長官がネタニヤフ政権を名指しで非難した。

 米国を排除したシリア和平協議の行方がどうなるのかまだ予断を許さない。米ロ協調路線を示唆しているトランプ氏が、「米国第1主義」を主張しているからといって、中東における米国の影響力の低下を何もせずに放置するとも考えられない。トランプ政権の“重し”と見られるマティス国防長官の対ロ不信は相当強いともいわれ、トランプ政権がシリア和平協議にロシアの思惑通りに参加するかは依然不透明だ。


http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/892.html

[政治・選挙・NHK218] 自民党・小泉進次郎氏「軽微な風邪や怪我は自助で対応するべき」 社会保障の大幅な見直し提言
自民党・小泉進次郎氏「軽微な風邪や怪我は自助で対応するべき」 社会保障の大幅な見直し提言
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-14840.html
2016.12.29 23:00 情報速報ドットコム




自民党の小泉進次郎氏らが中心となっている党政調の組織「2020年以降の経済財政構想小委員会」が社会保障制度の見直しを提言しました。

この組織は「人生100年時代の社会保障へ」と題して2017年に議論するべき変更点を提案し、今は医療保険の対象となっている薬や湿布薬を例に「軽微なリスクは自助で対応」と強調。医療費抑制の一環として、軽度の怪我や風邪は全て自己負担する方針を示しました。

自民の茂木敏充政調会長も12月の講演会で、「湿布薬を薬局に行って12枚入りを買うと980円。病院で処方箋(せん)をもらえば12円。小さなリスクは、できるだけ自己負担を」等と発言したと報じられています。
これ以外にも年金支給年齢の引き上げや健康ゴールド免許等も新たな提案として発表しました。


進次郎氏ら「自助」前面の提言 一部薬は全額自己負担に
http://www.asahi.com/articles/ASJDN3RNPJDNUTFK004.html


提言「人生100年時代の社会保障へ」

 自民党の小泉進次郎衆院議員(35)ら30代の若手議員が、増大する社会保障費を削るためにまとめた提言が来年から政権の議論のテーブルに載る。実現に向けたハードルは高いが、次世代を担う危機感から「自助」を前面に出す斬新な内容だけに注目されそうだ。


人生100年時代の社会保障へ
http://shinjiro.info/20161026message.pdf


小泉進次郎氏が語る「ビジョンを伝える言葉の力」とは?〜TPPの今後の見通しについて


以下、ネットの反応


















【参院選2016】小泉進次郎議員 三原じゅん子候補応援演説 三浦市


記事コメント


今年いちばん化けの皮が剥がれた人ってイメージ。
ちょっと前までは自民党の中の良識派、若手のホープかと勘違いしてた。
[ 2016/12/29 23:09 ] 名無し [ 編集 ]


で、削減した税金はゼネコンと軍需産業に。


民進党と代われ!!!


[ 2016/12/29 23:14 ] 名無し [ 編集 ]


赤ちゃんや、子供は、風邪で死ぬこともあるんだよ。
[ 2016/12/29 23:16 ] 名無し [ 編集 ]


これは正論です。大規模病院になればなるほど軽微な外来患者は嫌われます。昔のように各家庭に「家庭の医学」という本を常備しなるべく病院にはかからないようにしましょう。
[ 2016/12/29 23:16 ] 名無し [ 編集 ]


>2016/12/29 23:09 名無し様


オイラも同じ印象です。
「ああ、やっぱりコイツも世間知らず苦労知らずのアホボンか…。」って思いました。
所詮は世襲議員の程度なんてこんな物、自分達と国民は別の生き物とでも思っているんでしょうね。
[ 2016/12/29 23:19 ] リアルゴリラ [ 編集 ]


そこを削らず政治家や官僚や経団連の冗費を削れよ。
[ 2016/12/29 23:20 ] 名無し [ 編集 ]


軽微な買い物(アイス・ジュース・ベビー服etc.)も政治資金でしてる
連中に言われたかぁないね。
[ 2016/12/29 23:56 ] 名無し [ 編集 ]


軽度かどうか誰が判断?
病気によっては、風邪の症状と似ているものも多いというのに。
重症化した方が医療費ってかかるのではないのでしょうか。
[ 2016/12/29 23:57 ] 松任谷 [ 編集 ]


国賊の御手本みたいな奴だな。しゃべり方を親父に似せようと必死になってるね!気持ち悪いしゃべり方してるね。違和感が有りすぎ
[ 2016/12/30 00:00 ] 名無し [ 編集 ]


電話などで症状を伝えて医師が判断できるようにしたらいいのではないのかな
[ 2016/12/30 00:01 ] 名無し [ 編集 ]


小泉氏が言っている「軽微」とは「明らかにただの風邪」や「明らかに軽微な怪我」のことで、判断が難しいモノについてもまずは「かかりつけ医」に相談することが大事です。
[ 2016/12/30 00:06 ] 名無し [ 編集 ]

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/409.html

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