9. 青龍[1] kMKXtA 2024年1月03日 17:18:40 : bkL7BpKnoo : QkY2aC9XaWR6OGM=[101]
「あなたは家畜か? 人間か? 」
と問われたら、恐らく「もちろん人間だ。」と答えるだろう。
でも、本当にあなたは人間なのだろうか?
現在の馬は、家畜とされている。元々はもちろん自由意思で行動を決定する野生であったが。
馬は賢く用心深い上、力も強いし、大きいし、人間よりも相当速く走ることができる。
それにもかかわらず、家畜としての馬は人間に操られ、自由を全く失わされている。
日常的に綱に繋がれ、自由を完全に奪われ、人間が必要とした時のみ連れ出され、勝手に自分の上に乗っかってきて、右に行け、左に行け、歩け、走れ、と命令する。
馬は生き物であるのに、まるでロボットのように上に乗っかってきた人間の命令に従う。
エサは与えれるが、みずみずしい新鮮な草ではなく、毎日毎日同じ、さもしい藁である。それでも馬は人間のロボットのように自分より小さくてひ弱な人間に従う。
時として、戦争に駆り出されれば、自分が負傷するかもしれないのは当然、命を落とす可能性も高いのは賢い馬はわかっているにもかかわらず、人間が乗っかってきてひとたび命令すればそれに従って死の戦場に向かう。
何故抵抗しないのだろう?
何故逃げ出さないのだろう?
死ぬかもしれないとわかっているのなら、人間を蹴り飛ばして人間よりもはるかに早く走れる馬は逃げおおせるだろうし、自由を手にすることができるのに、その能力が十分あるのになぜそれをしないのか?
それは、臆病な馬は「恐怖によるコントロールで家畜」にされてしまったからだ。
あることが、嫌だと思ったら、それを強制しようとする者に対して
「嫌だ!!」という言葉の意思表示をするのが人間である。
「嫌だ!!」という行動の意思表示をするのが人間である証である。
ここでもう一度あなたに問いたい。
あなたは恐怖でコントロールされる家畜ですか?
それとも意思表示できる人間ですか?