[ペンネーム登録待ち板6] 立憲民主党: 岸田政権への国会質問とは ?
立憲民主党: 12月8日, 岸田政権への国会質問とは ?
○泉健太君,岩屋議員、まず、永年在職、誠におめでとうございました。立憲民主党代表の泉健太です。
現在四十七歳。就職氷河期世代であり、ロスジェネ世代とも言われます。また、気候変動世代。その一人として、日本、そして地球の未来を明るくしていきたい、その思いで今回立ち上がらせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
気候変動、少子高齢化、格差の固定化、地方の衰退、人権の侵害や安全保障環境の悪化、この国の未来には様々な課題が存在をしています。
私たち立憲民主党は、国民に寄り添う、地域に寄り添う政党です。まさに、こうした課題解決には、地域の現場、国民生活の実情に触れることこそが不可欠なのではないでしょうか。私たち立憲民主党は、全国各地の皆様とともに歩みます。
そして、立憲民主党は、これら課題の発生や解決を単に新自由主義的考えや自己責任に帰すのではなく、共助とともに公助が発揮される政府を目指します。政府の適切な関与によって、公正な社会を実現し、国富の適正配分を進めてまいります。
立憲民主党は、権力の不正や横暴を許すことなく、常に国民の側が権力をコントロールできるよう、行政、政治を監視し、是正してまいります。また、分権、分散型の発想から、課題解決の具体策を提示してまいります。国民に開かれた政府、オープンガバメントによる課題解決を目指してまいります。
そして、我が国においては、自由や多様性がまだ十分に尊重されているとは言えません。旧態依然とした法制度や硬直的な主張が続けば、多様性が損なわれ、社会の活力にも影響を与えることになります。寛容さと柔軟さを持ち、互いを認め合う。自由と多様性を生かし、互いに成長する。立憲民主党は、この自由と多様性の尊重を通じて課題解決に取り組んでまいります。誰もが夢や希望をかなえられる国にする。未来はきっとよくなる、国民がそう思える国にしてまいります。
私は、岸田総理からは十七歳年下、共産党の志位委員長からは二十歳年下ですが、誕生日は同じ七月二十九日であります。自民、共産のトップとの不思議な御縁を感じますが、その両名のど真ん中で、国民に寄り添う、地域に寄り添う、公助が発揮される政府、さらに、分権、分散型、自由、多様性を掲げる立憲民主党の代表として、これからの日本に必要なことを遠慮なく申してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、早速、総理に質問いたします。
総理とは、昨年、共に党政調会長としてコロナ対策の議論をいたしました。まず、コロナ対策について質問いたします。
総理は、私に言わせれば、遅過ぎた救助隊ではないか、こう思っています。
昨年の第一波、第二波の頃、当時の岸田政調会長には、随分、コロナ対策の改善を求めました。収入が減少した個人への追加給付、持続化給付金や家賃支援給付金の再給付、医療従事者への手当、またPCR検査の拡大などです。岸田政調会長は、当時、それらを実現しませんでした。その後、第三、第四、第五波と大きな被害が起きたのです。
総理に伺いたいのは、なぜ、自由民主党政調会長時代に、必要な手を打たなかったのですか。お答えをいただきたいと思います。
そして、今年六月も、立憲民主党は、このまま国会を閉じればコロナ対策に空白が生じるとして、会期延長と三十三兆円の補正予算を提案しました。しかし、政府・与党は耳をかすことなく、第五波が起きました。この臨時国会で補正予算を提出するというのは、余りに遅過ぎたとは思いませんか。
続いて、オミクロン株の水際対策です。
十一月二十九日、国交省が航空会社に日本入国便の新規予約停止を要請し、その後、撤回するという混乱がありました。総理、この日の昼に、国交大臣や法務大臣、外務大臣などと官邸で協議をされていると思いますが、そこでこの話は全く出なかったのでしょうか。真実をお答えいただきたいと思います。
そして、提案があります。入国検疫は、やはり、抗原検査ではなく、精度の高いPCR検査を行うべきではないですか。改善を求めます。
さらに、入国者の隔離について提案いたします。現在、政府は、隔離期間を入国地域別に十日、六日、三日と分けていますが、世界での感染拡大を考えれば、全員の隔離期間は十日とすべきではないですか。隔離施設が足りないなら、どれほど足りないのか、是非、数字でお答えください。 次に、今後の備えについてです。
政府がまとめた取組の全体像では、今後の感染ピーク時の自宅、宿泊療養者は約二十三万人とされています。一方、宿泊療養施設は約六万一千室確保というところにとどまっています。この差は約十七万人。これは自宅療養を強いられるのでしょうか。
昨年十二月、私たち立憲民主党と賛同する政党で新型インフルエンザ特措法の改正案を共同提出し、その後、宿泊療養が制度的にも位置づけられるようになりました。しかし、実際の宿泊療養施設の確保は進まず、今年四月には大阪、夏には日本中で、自宅療養の方が多く亡くなることにつながりました。このようなことを二度と繰り返さぬよう宿泊療養施設を確保できるのか、お答えください。
三回目のワクチン接種についてです。
総理は、所信表明で、モデルナを活用し、八か月を待たずに、できる限り前倒しすると述べましたが、モデルナのCEOは、オミクロン株のワクチンについて、デルタ株と同じレベルの効果が得られることはないと述べ、オミクロン株のワクチンを大規模に製造するのに数か月はかかるとの見解を示しております。前倒しの三回目接種を可能とするには、もう年明け間もなくから新たなワクチンが必要となります。オミクロン株対応の新たなワクチンは年明けに確保できるのか、お答えいただきたいと思います。
また、総理は、無料検査を抜本的に拡充、無症状の方でも無料で検査とようやく今回述べました。だから、遅過ぎると言っているのです。なぜ今まで無料検査を実施してこなかったのか、その理由を明らかにしてください。
* 泉健太代表のプロフールとは ?
青年期[編集]
高等学校(札幌開成高等学校[10])では、生徒会長を務めた[11]。
京都府の立命館大学法学部へ進学し[10]、関西学生弁論討論交流会会長、全日本学生弁論討論交流会会長を務めた。
学生時代も政治に関心を持っていたが、泉が「正しい」と思う勢力が衆議院総選挙では負け続けていた[7]。「なぜこの国では自由民主党以外の政党が育たないのだろう」と考えていた[7]。
また、大学時代には「政治家以外にも世の中をよくする仕事はたくさんある」とも感じた[7]。市長選挙の公開討論会を実現する運動に関わり、投票率を上げるための活動も行った[7]。NPOやNGOの活動を行うことも模索したが、「仕事にするのは難しい」と感じて諦めたという[7]。
大学卒業後は、民主党の参議院議員であった福山哲郎の秘書を務めた。
2022年6月14日、立憲民主党の有志議員が自衛隊員の処遇改善を目的に同党前代表の枝野幸男を会長とする「自衛隊員応援議員連盟」を発足させ、安住淳や玄葉光一郎、野田佳彦らと共に泉も呼びかけ人の1人となった[50][51]。
同年7月12日、第26回参議院選挙で改選議席を大幅に下回り、また日本維新の会にも比例代表票で後塵を拝する敗北を喫した事に対し党勢回復を目指す考えを表明し、併せて「いつ次期総選挙があるか分からない。」と代表を続投する考えを示した[52]。また、同選挙期間中に安倍晋三元内閣総理大臣が銃殺され、岸田文雄首相が国葬を行うことを決定したことに対し、当初「冥福祈り静かに見守りたい」との談話を発表していた[53]。しかし22日、「国会での説明や審議もない状況の中で、政府の決定には賛同しかねる。」と反対姿勢に転じた[54][55]。
8月26日、幹事長に岡田克也らベテランを起用する新執行部を発足させ、その理由について「政権党を目指す立憲民主党の姿をもっと強く打ち出す」狙いがあると強調した。また、かつての民主党や民進党で設置されていた次の内閣を発足させる意向を表明した[56]。
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