[経世済民132] 消費税再増税で、アベノミクスがバカノミクスになる日 佐藤鴻全
5. 高山渚[1] jYKOUo@N 2019年4月27日 02:07:37 : hC5XdiWinA : SmZUa0FYdE5RMi4=[1]
自民党反対の野党支持の方、一般的には左翼政党支持の方は、政治に関心が深いのですが、しかし、その政治的視点は常に的外れであったことを自覚して下さい。

安倍晋三を軽蔑するのは自由です。しかしその根拠が安倍晋三が一流大学出身者でなく、自民党員だからだとしたら、あなたの政治改革の願いは実現されることはないでしょう。

この国は戦前から試験偏差値抜群、国民の誰もが文句をしえない東大官僚に支配された国家であることを理解できないことを理解しなければなりません。

国民の代表たる首相は、官僚組織を支配し、政策を指示していると考えたら大きな間違いです。安倍晋三は民主党の愚かな宰相野田佳彦と自民党総裁東大法卒谷垣禎一が約束した消費税増税に反対した人間ですから、党首間の約束は守らなければならないという原則論に従って２０１４年の消費税増税を了承しました。

国民の総意を代表する首相ですが、日本は首相の意志や政策すらままならない官僚支配中央集権政府なのです。東大卒の中曽根康弘、宮沢喜一ですら、東大官僚日本政府を動かすことはできませんでした。

安倍晋三の祖父も父親も東大出ですが、安倍晋三自身は幼少のころから東大卒の家庭教師の「バカだ、チョンだ」と侮辱された経験を持っていますから、祖父や父を尊敬する心は持っていても、東大財務官僚や外務官僚に敵対心を持っている自民党総裁なのです。

日本の政治改革の原点は、官僚が国民を支配する中央集権政府を国民主権の政府に変えることです。自民党反対の左翼野党の政治的原点はここに存在しなけなりません。この原点を優先させた小泉儒日郎も小沢一郎も、日本国民の圧倒的支持を集めることができました、東大官僚と妥協したとたんに国民の信頼を失いました。

民主党政権の失敗は、まさに東大官僚組織に打ち勝つことができなかったからです。小泉も小沢も、感覚的には理解していたものの、政権運営にあたって東大官僚の力を借りたことです。東大落第という経験がそうさせたのかもしれません。小沢一郎の失権は、政権中枢に藤井裕久、岡田克也、仙谷由人を登用し、鳩山由紀夫に代表を譲ったことにあります。彼らは闘うべき相手の東大官僚そのものだったからです。

私は経団連や日商に賃上げを再三、要請した安倍晋三の心情が理解できます。デフレの元凶たる需要不足は、国民の消費能力の低迷に由来しているからです。国民所得が増えずに、需要が拡大するはずがありません。

森友、加計学園問題など、官僚組織が安倍内閣転覆を狙った陰謀に他なりません。それを旧民主党枝野幸夫、福山哲郎、辻元清美がしたり顔で安倍糾弾を叫ぶ姿に激しい怒りと嫌悪感を催します。

萩生田は安倍晋三の腹心です。消費税中止もありうるは安倍晋三の本音を国民に伝えるためであることは言うまでもありません。首相といえども財務官僚が画策する消費税増税を止められないなら、衆院選挙で国民の支持を獲得する以外に方法はありません。私は日本の政治改革のため、東大官僚日本政府と闘うために、衆参同時選挙を指示したいと思います。
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