1. 受賞の闇と貢献義務[1] jvOP3ILMiMWCxo12jKOLYJax 2022年2月06日 21:02:21 : zrFFszUEDs :TOR TFJkUkVCSHVLams=[14]
有名な文学賞というのはノーベル賞同様に裏があると
ある作家が言及している
要は選定委員会とのコネを持つコネを構築するのが
受賞の一番の決め手になるのだそうだ
そうした内幕を知ってからTVマスコミが報道する
文学賞の発表に関心を持つことは無くなった
受賞できなかった太宰治が井伏鱒二を恨んでいたと
いう有名な話もある
因みに村上春樹という小説家に注目したのは作品では
なくイスラエルに招待された講演会の席で例の卵と壁
の譬えで「弱い者」の側に立つとパレスチナ政策に対
する批判を行いノーベル文学賞受賞から一気に弾き出
された一件である
だが「ノルウェイの森」と「学生運動」との関係につ
いて取り上げたTV番組で村上自身から聴いたという
親しい知人のコメントによると当時そうした学生運動
には全く寄り付こうとはせずそうした「闘争」自体を
嫌悪「当事者」となる事を忌避しあくまでも中立を貫
きどちらにも与しないいわば積極的逃避スタイルを選択
する旨語っていたそうである
そのことを知ってから「1Q84」という小説は「卵」
側に立った警告注意喚起というより「壁」側に立った
避けることの出来ない未来到来の予告として書かれた
ものなのかもしれないと考えた次第である