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子供の権利条約 jnGLn4LMjKCXmI_wlvE コメント履歴 No: 100000
http://www.asyura2.com/acpn/j/jn/jng/jnGLn4LMjKCXmI_wlvE/100000.html
[ペンネーム登録待ち板7] 厚労官僚がジュネーブの国連子どもの権利委員会で、人権侵害隠しの大嘘を
厚労省の労働統計偽装が大きな社会問題となっています。統計数字をいじってアベノミクスを正当化しようとするのは、まるで北朝鮮なみの行為と言わざるを得ません。しかし、北朝鮮と似ているのはそれだけでなく、「拉致」と言われている、「児童虐待」を口実に使った児童相談所による子供の家庭からの一方手金引き剥がしがあります。

児童虐待は、殺人や暴行傷害などの刑法犯罪ですから、もともと警察の領域だったのですが、戦争孤児がいなくなって閉鎖の危機に直面した児童養護施設の定員を埋め、そして臨調行革路線における福祉切り捨ての流れに抗いたい厚生省(当時)が、警察との調整もなく、強引に児童相談所(児相)の仕事にして、利権確保を図りました。そのとき、戦争孤児を保護する目的だった児童福祉法第33条を、子供を家族から引き剥がす根拠法規として、子供が次々と家族から引き剥がされ、児童養護施設に送り込まれて面会や通信も禁止されて家族が破壊されるという人権侵害が起りました。

しかし日本国内では、この厚労省=児相の児童虐待政策を、真面目に子供を虐待から救おうとする政策だと誤解している人々がまだ多く、人権団体もあまり児相問題に取り組もうとしない現実があります。ところが、各国の子どもの権利条約遵守状況を審査する国連子供の権利委員会では、児相による人権侵害に早くから気づいており、2010年の第3回審査においてすでに是正勧告をだしています。例えば、児相行政について独立した調査機関に調査させて国連に報告せよ、といった内容の勧告ですが、日本政府は全く実行をサボってきました。

さる1月16-17日にかけて、ジュネーブにおいて、第4,5回の審査が行なわれました。その席で、全く改善されない児相による人権侵害に業を煮やした国連子どもの権利委員から、さらに厳しい児相の人権侵害に関する追及がなされました。それは例えば、次のような論点です:
・6歳以下の子供の施設措置は、直ちにやめるべきではないか。
・沢山の子供が親から引き離されている。引き離しが児相長の判断のみによっているのはどうしてか。
・2ヶ月の一時保護期間は長すぎるのではないか。
・緊急時の一時保護であっても、3日くらいのうちには、司法判断を受けるべきである。
・子供が家族から引き剥がされるとき、親や子供の意見は尊重されるのか。
・児相・児童養護施設にいる子どもと親の面接交渉がどうして出来ないのか。
・児相の予算はどうやって決定されるのか。児相が親から引き剥がしてきた子供の数で予算が決まっているのではないか。親からの子供引き剥がしのインセンティブがある児相予算システムになっているのではないか。
・児相の、少年法第3条に基づく児童の予防拘禁は、廃止すべきではないか。

ところが、そこに政府代表として出席していた厚労官僚の島玲志は、これにまともに応えて反省するどころか、日本の児相行政の現実と異なる次のような大嘘の答弁をして事実を誤魔化そうとしたのです!
・児童を社会的養護に入れるかどうかについては、子供と親の意見を聞き、もし親の意見と違う場合は家裁が判断する
・予算は、児相が管轄する人口規模で予算が定められている。保護した子供の数によって決まるのではない。ただし、児童養護施設や里親は子供1人当たりで予算が直接支給される

現実には、児相が子供を「一時保護」と称して拉致するとき、親や子供の意見を聞くことはありませんし、そこで司法審査などはありません。児相の予算は、その半分が、「保護」してきた子供の数に比例して執行されることになっており、年間児童保護見込み数が一種のノルマになっているのです。

しかし、厚労省がここで真実を語れば、日本の児相行政が子どもの権利条約違反の人権侵害をしていることがたちどころに国際社会に明らかになります。これでは、自分たちの社会的養護利権が危うくなる虞があるので、厚労官僚は、それを避けようと、なんと国連という公式の場で、嘘吐き戦術に出たのです!!
言葉を換えれば、厚労省は、児相に次々と児童を拉致(保護)させている自分たちの行政が子どもの権利条約など国際的人権規準に反していることをすでに知っているので、追及をかわすため、事実隠蔽を図らざるをえなかったことになります。

厚労省という官庁は、統計にしても、政策にしても、外部に対して平気で嘘をつき、それによって市民が騙されて、自分たちの政策を何の疑問もなく支持してくれればそれで良い、という発想でいるようです。しかし、国際社会に対しても、そのような手法は効くでしょうか? 

来たる2月7日に、国連子供の権利委員会からの最終見解(いわば判決)が発表されます。それがすべての回答を与えてくれるでしょう。


http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/797.html

[ペンネーム登録待ち板7] 厚労官僚がジュネーブの国連子どもの権利委員会で、人権侵害隠しの大嘘を 子供の権利条約
1. 子供の権利条約[1] jnGLn4LMjKCXmI_wlvE 2019年1月26日 08:20:50 : WNKIMhdNkk : 0mQTCfXPQPw[1]
阿修羅掲示板の投稿規定2011.09.12版 を3回読み終わりました!
http://www.asyura2.com/13/nametoroku7/msg/797.html#c1
[政治・選挙・NHK256] 厚労官僚がジュネーブの国連子どもの権利委員会で、人権侵害隠しの大嘘を
厚労省労働統計の大嘘が、いま大きな社会問題となっています。統計数字をいじってアベノミクスを正当化しようとするのは、まるで北朝鮮なみの行為。しかし、厚労省の行政が北朝鮮と似ているのは統計だけでないのです。「拉致」と言われている、「児童虐待」を口実に使った児童相談所による子供の家庭からの一方的な引き剥がしを見逃せません。

「福祉リストラ」の流れの中で、厚労官僚の利権への嗅覚と執着は、驚くばかりです。児童虐待も、例外ではありません。もともと児童虐待は、殺人や暴行傷害などの刑法犯罪ですから、警察が扱う領域だったのです。ところが、戦争孤児がいなくなって閉鎖の危機に直面した児童養護施設の定員を埋め、そして臨調行革路線に抗いたい厚生省(当時)が、警察との調整もなく、強引に児童相談所(児相)の仕事にして、児童虐待行政に割り込み、利権確保を図りました。そのとき、戦争孤児を保護する目的だった児童福祉法第33条を、子供を家族から引き剥がす根拠法規として使ったため、子供が次々と家族から引き剥がされ、児童養護施設に送り込まれて面会や通信も禁止されて家族が破壊されるという人権侵害をつくり出しました。

しかし日本国内では、この厚労省の自己利益追求をめざした児相の児童虐待政策を、真面目に子供を虐待から救おうとする政策だと誤解している人々がまだ大変に多く、人権団体もあまり児相問題に取り組もうとしない現実があります。しかし、各国の子どもの権利条約遵守状況を審査する国連子供の権利委員会では、児相による人権侵害に早くから気づいており、2010年の第3回審査においてすでに是正勧告をだしているのです。例えば、期待にそわない児童生徒を児相に送致している学校に関する憂慮、そして児相行政について独立した調査機関に調査させて国連に報告せよ、といった内容の勧告ですが、日本政府は全く実行をサボってきました。

さる1月16-17日にかけて、ジュネーブにおいて、第4,5回の審査が行なわれました。その席で、全く改善されない児相による人権侵害に業を煮やした国連子どもの権利委員から、さらに厳しい児相の人権侵害に関する追及がなされました。それは例えば、次のような論点です:
・6歳以下の子供の施設措置は、直ちにやめるべきではないか。
・沢山の子供が親から引き離されている。引き離しが児相長の判断のみによっているのはどうしてか。
・2ヶ月の一時保護期間は長すぎるのではないか。
・緊急時の一時保護であっても、3日くらいのうちには、司法判断を受けるべきである。
・子供が家族から引き剥がされるとき、親や子供の意見は尊重されるのか。
・児相・児童養護施設にいる子どもと親の面接交渉がどうして出来ないのか。
・児相の予算はどうやって決定されるのか。児相が親から引き剥がしてきた子供の数で予算が決まっているのではないか。親からの子供引き剥がしのインセンティブがある児相予算システムになっているのではないか。
・児相の、少年法第3条に基づく児童の予防拘禁は、廃止すべきではないか。

ところが、そこに政府代表として出席していた厚労官僚の島玲志は、これにまともに応えて反省するどころか、日本の児相行政の現実と異なる次のような大嘘の答弁をして事実を誤魔化そうとしたのです!
・児童を社会的養護に入れるかどうかについては、子供と親の意見を聞き、もし親の意見と違う場合は家裁が判断する
・予算は、児相が管轄する人口規模で予算が定められている。保護した子供の数によって決まるのではない。ただし、児童養護施設や里親は子供1人当たりで予算が直接支給される

現実には、児相が子供を「一時保護」と称して拉致するとき、親や子供の意見を聞くことはありませんし、そこで司法審査などはなされません。児相の予算は、その半分が、「保護」してきた子供の数に比例して執行されることになっており、年間児童保護見込み数が一種のノルマになっているのです。

しかし、厚労省がここで真実を語れば、日本の児相行政が子どもの権利条約違反の人権侵害をしていることがたちどころに国際社会に明らかになります。これでは、自分たちの社会的養護利権が危うくなる虞があるので、厚労官僚は、それを避けようと、なんと国連という公式の場で、嘘つき戦術に出たのです!!
言葉を換えれば、厚労省は、児相に次々と児童を拉致(保護)させている自分たちの行政が子どもの権利条約など国際的人権規準に反していることをすでに知っているので、追及をかわすため、事実隠蔽を図らざるをえなかったということです。

厚労省という官庁は、統計にしても、政策にしても、外部に対して平気で嘘をつき、それによって市民が騙されて、自分たちの政策を何の疑問もなく支持してくれればそれで良い、という発想でいるようです。それを、国際社会に対しても行なうとは!!

統計問題をきっかけに、厚労省の暗部が次々と明るみに出ている気がします。徹底的に、膿を出し切り、厚労省の全面リストラに持っていく必要があるのではないでしょうか。 



http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/707.html

[政治・選挙・NHK257] (国連子どもの権利委員会) 日本政府は、児童相談所一時保護所全面廃止、「一時保護」大幅制限を求める勧告を受けていた!

去る2月7日、国連子どもの権利委員会から、2010年の第3回に引き続き、第4、5回最終見解(勧告)が発出されました。すでにこれについては、日本のメディアが、国連が虐待問題に対し抜本的な対策を採るよう勧告がなされた、という趣旨の報道をしています。この報道に接して、国連は日本の児童相談所にもっと予算を付け、介入機能を強化すべきだと勧告したと考えた人もいたでしょう。
しかし、この報道は、誤報と言ってもいいくらいミスリーディングなものでした。子どもの権利委員会は、子どもと家族の人権を尊重する立場から、厚労省の児童相談所行政に抜本的転換を迫る重要な勧告を出していたのです。

この、国連子どもの権利委員会の最終所見の原文(英語)は、下記のURLから読めます:
https://tbinternet.ohchr.org/Treaties/CRC/Shared%20Documents/JPN/CRC_C_JPN_CO_4-5_33812_E.pdf


児童相談所に関する勧告は、この最終所見の第29段落に太字で記されています。そこでは、委員会が日本政府にurge という動詞を使って、単なる勧告ではなく、政府に強く実行を迫ることとしてている諸項目があります。このうち、特に重要なのは、(a) と (c)ですから、それを引用します:

(a)「子供が家族から引き剥がされるべきであるかどうか決定することに対して、司法審査を義務化し、子供の引き剥がしについて明確な基準を設定し、そして子供たちを親から引き剥がすのは、それを保護するため必要で子供の最善の利益にかなっているときに、子供とその親を聴聞したあと最後の手段としてなされることを保障する。」

従来日本では、児童相談所長が、児童福祉法第33条に依拠して、証拠がなくてもその一存で子どもを次々と「一時保護」と称して親から引き剥がす行為が横行し、「拉致」とさえ呼ばれる状況となっていました。この現状に対し、国連子どもの権利委員会は、@事前司法審査導入、A引き剥がしのための明確な行政基準設定、B親と子供両者からの聴聞、C最後の手段に限定、といういくつもの条件を課すことで、手当たり次第に児相が親から子供を引き剥がす行為に根本的な歯止めをかけるよう求めたのです。換言すれば、現行児童福祉法第33条に依拠して行われている児相行政は、子どもの権利条約に違反していることを、委員会が指摘したことになります。

(c) 「児童相談所で子どもたちを一時保護することを廃止する。」

日本の児童相談所には、児童を収容する場所(一時保護所)が併設されていますが、その運用を廃止し、児相一時保護所は全面閉鎖せよ、という子どもの権利委員会の要求であり、読んで驚くラディカルな勧告です。児相の収容所が、児相職員による暴行や猥褻行為の温床となり、処方箋なき向精神薬が投与され、そして子供を学校に通わせないため発達権を侵害するなど、数々の人権侵害の巣窟となっていることをやめさせる要求だと考えられます。海外では、施設内虐待を行なった児童養護施設等には、直ちに全面閉鎖命令が下されますから、このことを考えれば、国際人権規準からすれば、この国連の要求はそれほど突飛なものではありません。


勧告の28段落でも、児相行政についての深刻な人権上の憂慮が、6点にわたって具体的に表明されています:
「(a) 多数の子どもたちが家族から引き剥がされているとの報告があり、その引き剥がしは司法の令状なしでなされ、児童相談所に最大2ヶ月間置いておかれることになること、
(b) 多数の子どもたちが、不適切な水準にあり、そこでは児童虐待の事案が報告されており、外部の監督と評価のメカニズムがない施設に収容されていること、
(c) 児童相談所にはより沢山の子どもたちを受け入れようとする強い財政的インセンティブがあることが伝えられていること、
(d) 里親に包括的なサポート、適切な訓練と監督が与えられていないこと、
(e) 施設に置かれた子供たちが、その生みの親との接触を維持する権利を奪われていること、
(f) 児童相談所は、子供の生みの親がその子どもを引き剥がすことに反対した際、もしくは児相の措置が児童の最善の利益に反するときに、家庭裁判所にその事案を申し立てるよう明確に指示されていないこと。」

これらを是正することを求める勧告は、いずれも子供の人権の立場から当然ですが、とりわけ、(c)において、児童相談所の「一時保護」が、年度ごとの予算で設定されている「一時保護見込み数」を充足する(現行の児相予算の約半分は、「保護単価」にこの見込み数を乗じた額で決定されています)という財政上のインセンティブによってなされている事実が指摘され、日本の児相行政が、子供の利益ではなく、児相の経済的利益すなわち利権のためになされていることが国際的に暴露されたこと、そして(e)で、面会禁止措置を規定している児童待防止法第12条が人権侵害であることが明確に摘示されたことが、画期的といえます。

また、法務省の管轄となりますが、44段落ならびに46段落では、children as ‘likely to commit crime' (虞犯少年)の規定(少年法第3条にあり)を廃止するよう勧告がなされています。この虞犯少年は、日本では逆に、厚労省が、児相に配置する弁護士を使って活性化しようと企んでいる規定であり、この二本の行政が国際的な人権規準に逆行していることを示す勧告となっています。


これに対し、報道された虐待対応を直接扱っているのは第24段落です。しかし、この段落をよく読むと明らかのように、児童相談所を強化すべきだとはどこにも書いてありません。児相への予算増加や設備・権限強化などの勧告も出されていません。国連勧告は、いま南青山で住民が反対しているような児童相談所新設を、全くサポートしていません。
「児童相談所」が国連最終見解の中で登場するのは、あくまで、上記の人権侵害を扱った否定的な脈絡(28.29段落)においてのみなのです。

野田や目黒で起ったような真の児童虐待事案を2度と繰り返さないよう、真摯な対応が必要であるというのは、ある意味で当然の主張ですが、国連は、それを今の厚労省や児童相談所にやらせるべきだとは、全く勧告していません。国連勧告の全体を見ると、むしろ、児童相談所は児童虐待防止には役に立たず、人権侵害のみを繰返す、既に終わった行政組織だということを示唆しています。


ところが厚労省は、早速、野田の事件を奇貨として、それに悪のりし、能力の無い児相にさらに介入権限を与え、人権侵害の政策を強化する政策を打ち出しました。これは、国連勧告の真意を歪め、悲しい虐待死を省益拡大のため利用しようとする厚労省の邪悪な意図を示して余りあります。このような厚労省の政策をいくら推進しても、虐待死は無くならず、逆に市民の人権が蹂躙されるばかりでしょう。

勤労統計の問題だけでなく、市民が、このような国連勧告によってハッキリ否定された厚労省の児童虐待行政の欺瞞をしっかり見抜き、批判と抗議の声を上げることが重要です。
一日も早く、日本政府に、この国連子どもの権利委員会勧告の真意をふまえ、児童相談所の解体的リストラを伴う児童虐待行政の抜本的見直しを行なわせましょう!!
http://www.asyura2.com/19/senkyo257/msg/386.html

[政治・選挙・NHK258] 警察官による家族監視システム構築に踏み出した政府
野田の虐待死事件を悪用して、政府・厚労省は、児童相談所に警察官を配置し、児童相談所の家族介入機能を強化する方針が明るみに出ました。
実はこれは、厚労省が前から温めていたプランです:
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000122790.pdf

それを、いかにも野田の虐待死事件に対応するという素振りで、いよいよ政府・厚労省は、実行に移すことにしたわけです。このタイミングならば、世論の反対はほとんどないはずだ、という読みでしょう。

児相には、児童虐待防止法第9条によって、すでに臨検の権限が与えられています。本来、家宅捜索には裁判所の令状が必要なのですが、児童相談所長が「虐待疑い」をでっち上げれば、この条文によって、裁判所の令状なしでも家宅捜索が自由にできるのです。そして、児童相談所は、現在もすでに、虐待捏造やでっち上げで悪名高い役所です。児童虐待防止法は、有事立法と同じ時に国会をほとんど審議なしに通過したという経緯があり、有事の際に学生活動家を拘束することを念頭に置いていた節があります。

児相に警察官が配置されれば、その警察官が「児相職員」として、令状なしで家に入れます。つまり、全国の家族がまるごと、かつての特高警察やゲシュタポのように国家権力の監視下に置かれることになるわけです。これは、マイナンバーやNシステムを上回る監視社会化への動きというべきものです。

ところが、朝日新聞も、左翼的評論家も、新左翼団体まで含む革新政党も、このことについて全く問題にしていません。

一体、なぜなのでしょう? 完全に、「児童虐待」を使った政府と厚労省の煙幕で、監視社会化を見抜かねばならない目を眩まされてしまっているのではないしょうか?
憲法が改悪される前から、戦前がひたひたと我々の身の回りに押し寄せているのです。あっ、と気づいたときは、もう遅すぎにならないよう、もっと批判の目を研ぎ澄ます必要があるのではないでしょうか。


http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/258.html

[政治・選挙・NHK258] ロクでもない予兆ばかり 安倍政権で新元号に嫌〜な予感(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
31. 子供の権利条約[2] jnGLn4LMjKCXmI_wlvE 2019年3月07日 23:32:22 : 0mxhTReA1A : VEJsdzA3ZDZ6RGc=[1]
「深刻な児童虐待は戦前と酷似」の記事。
現在の児童虐待防止法が戦前の1933年にできたというのは間違いで、これを取り上げて戦前と酷似といった主張も的外れです。
確かにその時その名前の法律ができましたが、それは主として、子どもを見世物に使ったりするのを防止する法律でした。そして、敗戦直後、児童福祉法に吸収合併されていったん消滅しました。
再度法制化されたのは有事法審議のさなかの2000年。これは、有事の際に学生活動家を拘束することを念頭に置いている節があります。そして事実、警察官を児童相談所に配置するなどが検討され、治安強化のため使われるようになっていますが、この記事も含め、そのような警戒心はメディアに全くありません。戦前との共通性を指摘したいなら、現在の児童虐待防止法が実は機能的治安立法であるということこそ問題にすべきです。
そういう認識が世論に欠如しているので、いまは政府のやりたい放題となっており、恐ろしいことが起こりつつあります。
コチラの記事を参照してください:
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/258.html
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/196.html#c31
[政治・選挙・NHK258] (子どもの権利委員会)未成年者の予防拘禁廃止を勧告した国連、拘禁推進を図る厚労省
前の記事で、政府・厚労省が、警察官を児童相談所に配置することにより、令状のない家宅捜索を全国の家族において可能にしようと図っていることを暴露した:
http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/258.html

しかし、むろんこれだけでは終わらない。
有事の際に家族を臨検したところ、そこに反戦活動学生を見つけたらどうするのか。

政府は抜かりなく、反戦活動学生を予防拘禁することができる制度についてもひそかにその実現を進めているのだ。
まず、予防拘禁は戦前の治安維持法下の制度で、日本国憲法がある現代ではすでに廃止されていると思っている人は、考えを改める必要がある。予防拘禁は、未成年者に限り、現代の日本に存続しているのだ。
これが、少年法第3条に規定された「虞犯少年」の制度である。

この条文には、次のように記載されている:
「第三条 次に掲げる少年は、これを家庭裁判所の審判に付する。…
三 次に掲げる事由があつて、その性格又は環境に照して、将来、罪を犯し、又は刑罰法令に触れる行為をする虞のある少年」
つまり、現実に罪を犯しておらず、それゆえ犯罪の証拠はなくとも、将来罪を犯す虞があると判断された未成年者は、家裁審判送りとなり、少年院に人身拘束されうるのだ。
ここで「罪を犯」す虞というのには、当然、治安・公安関係の法律に対する違反も含まれる。

少年法の「少年」の定義は、20歳未満である(女性も含む)。すると、20歳未満で治安・公安関係の法律に触れそうな学生活動家は、現在でも合法的に予防拘禁できる制度が整っている。

だが、問題は、現実の制度において、誰がこれを実行するか、である。
これに目を付けたのが、厚労省だ。厚労省は、全国の児童相談所に弁護士を配置し、この弁護士に、虞犯少年の少年院送致を家裁に申し立てる仕事をやらせようとしている。弁護士が児童相談所に配置されれば、児相行政が公正になるなどとバラ色に語るような人々(日弁連も含む)がいるが、騙されてはいけない。

しかしここで障害となっているのが、少年法と児童福祉法における、年齢定義の齟齬である。児童福祉法の対象年齢は現在は18歳未満なので、これを20歳に引き上げる必要がある。じつは、厚労省はこの児童福祉法改正を、すでに2015年に試みている:
http://shokikai.matrix.jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E8%A8%98%E4%BA%8B/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%85%90%E7%AB%A5%E7%A6%8F%E7%A5%89%E6%B3%95%EF%BC%92%EF%BC%90%E6%AD%B3%E6%9C%AA%E6%BA%80%E3%81%AB%E5%BC%95%E3%81%8D%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%A7%E4%B8%80%E8%87%B4/
この改正検討が行われた2015年と言えば、まさに、SEALDsをリーダーとして若い学生たちが、国会前で安保法制反対運動を繰り広げていた時だ。しかし、SEALDsが予想外に早く解散すると、この児童福祉法年齢引き上げ案検討も沙汰止みになった。とはいえ、厚労省がこの引き上げ案を放棄したわけではなかろう。いずれ、また出てくる。なにしろ、省益拡大を熱望している厚労省のことだから。

児童福祉法の対象年齢が引き上げられれば、警察官の児童相談所配置と相まって、少なくとも大学生の半数が、令状のない臨検、そして児童相談所の申立による予防拘禁を合法的に受けることができるようになる。
これはもはや、特高警察と同じではないか? 児童相談所内の収容所では児相職員による暴行や向精神薬投与などの人権侵害が繰り返されており、国連子どもの権利委員会がこの度その全面閉鎖勧告を行った。これは、拷問である。まさに、戦前と同じ状況が展開しようとしているということだ。

これに歯止めをかけようとしたのが、この度の国連子どもの権利委員会総括所見だ。その46パラグラフ(e)において、虞犯少年制度の廃止を勧告している。今期の子どもの権利委員会は、委員に圧倒的に法律家が多く、日本人でもあまり気づかないこのような法的問題を目ざとく見つけて勧告している。さすが、国際的な人権の専門家だけあって、その眼は節穴ではない。日本で、虞犯少年制度は、すくなくとも戦前回帰という議論のコンテクストではほとんど問題にされてこなかった。

しかし、政府は市民よりももう少し賢い。厚労省による児童相談所強化と児童福祉法年齢引き上げとの合わせ技で、これが大きな市民的自由制限の法制度として動き出そうとしている。これを警察庁がやれば大騒ぎになるかもしれないが、厚労省が凶悪虐待事案の頻発に対し対応を求められる児童相談所にやらせるとなると、世論はほとんど問題にしなくなる。「福祉」の羊頭狗肉な看板に騙されてはいけない。戦前は、我々の気づかないところから、すでにすぐそこまで迫ってきているのだから。


http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/366.html

[政治・選挙・NHK259] 児童相談所が「いらない」理由と裏にある「児相利権」

https://www.jprime.jp/articles/-/14803

「いま、児童相談所(以下、児相)のあり方に対する論議が巻き起こっています」
と一橋大学の水岡不二雄名誉教授(68=経済地理学)は切り出す。

 きっかけは今年1月、千葉県野田市の小学校4年生・栗原心愛(みあ)ちゃん(10)が父親から暴行を受けて虐待死した事件だった。心愛ちゃんをいったんは児相が預かり、両親のいる自宅に帰せば虐待の危険性が高いと認識していたにもかかわらず、自宅に戻すという不手際があったからだ。

 児相は、児童福祉法に基づき、都道府県や政令指定都市など全国69自治体で計212か所に置かれている。虐待だけではなく、障害や不登校、非行などの相談に乗る施設である。

「こういった虐待事件が起きるたび、“児相は1人の職員が数十人もの問題があるケースを抱えていて大変だ”とクローズアップされ、児相側も、人手が足りないとか、予算が足りないといった言い訳をする。マスコミもその論調に乗っかって、児相の人員を増やせ、予算を増やせとなるのが常でね。マスコミは、官庁の意にそぐわないことは言わないだらしない権力追随型。報道の自由度で世界67位の国たるゆえんです」(同教授)

 児童虐待の相談件数は年々増加しており、児相は施設数も職員数も、そして予算も増え続けている。関連項目のデータを約20年前と比べると、その拡大ぶりがよくわかる。

ところが、水岡教授は、
「そもそも児相はいらない。不要だと思うんです」
 と、世論とは異なる持論をぶち上げる。いったい、どういう理由からなのか。


【児相が「いらない」理由】

まず、第一に、児相の職員がプロフェッショナルではないことを挙げる。

「児相の職員は県の職員で、以前は土木関連に携わっていたような職員が、たらい回し的に就いている。児相の職員で最も多いのが児童福祉司ですが、わずかな期間、研修を受けただけでその職に就く。なんら特別なトレーニングもなしにね。つまり、その道の専門家とは言いがたい」(水岡教授)

 児童福祉司は、経験年数が3年に満たない人がおよそ45パーセントを占めているといわれている。要するに経験不足で、プロと呼べるシロモノではないというのだ。

 第二に、日本は25年前、国連の子どもの権利条約を批准していると同教授は指摘する。児相はその国連の子どもの権利委員会から2010年と、今年の2回にわたって厳しい勧告を受けているが、改善しようとしていないと教授は話す。

「厚労省は児童虐待防止法(以下、児虐法)を何度も改正して児相の力を強化してきました。国連はそれを4回も実地調査して、多くの子どもたちが家族から引き離され、親の同意もなく家庭裁判所の許可がなくても最大2か月間も収容されていることを問題視しています。明確な保護基準を設定し、司法検査を導入することも必要。そうした仕組みは虐待の抑止にもなるんですが、まったくそうしようとしていないのが実態です」(同)

 児相そのものが、子どもの人権蹂躙(じゅうりん)をしていると教授は明言する。

「児相はいわば“子ども収容所”。そこでは暴言、暴力、虐待、わいせつな行為などが横行していて、家庭で虐待を受けていた子どもたちが被害に遭っているんです。乱暴に言えば、児相職員が子どもたちを拉致して強引に入所させている。国連は、児相で人権侵害があり、一時保護を閉鎖しろとも言っているんですけどね」(同)

【児相が存続する裏にある「児相利権」】

 なぜ、そこまでひどいことをしていながら、児相が存続しているかというと、そこには「児相利権」ともいうべき、厚生労働省の権益があると教授は言及する。

「終戦時は戦災孤児、浮浪児が多かった。その子たちの先行きが危ぶまれるだけではなく、治安的にもよくなかった。そういう時代に児童福祉法ができて、子どもたちを収容するシステムができたんですね」(同)

 ところが、時を経るにつれて、そんな子どもも次第にいなくなり、高度経済成長期になると、施設は閑古鳥が鳴くようになったという。1970年代になると、英国でサッチャー首相が登場し、福祉を削減して小さな政府を目指す動きが出た。日本でも’80年代になると、臨調(臨時行政調査会)で行革の時代に突入した。

「そこで省益を失いたくない厚労省は児童虐待といった部分に注目し、省益確保、成長分野として児相を拡大しはじめた。養護施設などからの突き上げで“子どもを回してくれ”という要求が児相に殺到したこともあってね。それで児虐法をつくった。これは児相の所長が意のままに子どもを拉致してしまうもので、国家的な誘拐です」(同)

虐待がないケースでも、親が子どもを棄(す)てる場合、隣の赤ちゃんの泣き声がうるさい場合(隣人トラブル)、夫が妻の連れ子を厄介者扱いする場合、あるいは学校の期待にそぐわない生徒まで、児相に送り込むことが可能という。

「児相には財政的インセンティブ(誘因)があるんです。実は子ども1人を1か月、児相に入れると、35万円の単価になるんですね。それに子どもの見込み数をかけたものが、児相の年度予算になる。児相は“子どもの数と予算は比例しない”と否定します。たしかに児相の予算は半分が人口に比例していますが、残りの半分は子どもの数に比例しているんです。そうして年々、児相の予算は膨らんできています。児相の職員はある意味、ブラック企業のセールスマン。彼らが子どもたちを拉致して児相に入れることを“拉致ノルマ”と呼んでいます」(同)

【虐待は警察へ一本化すればいい】

 たとえ、それが児相の実態だとしても、いきなり児相をなくすなんて無茶なことはできない。対案はあるのか。

「虐待も本来的には傷害事件でしょう。それは警察の分野なのです。そこへ途中から厚労省が割って入ってきた。だから、虐待は警察へ一本化すればいい。警察を持ち上げる気はさらさらないのですが、少なくとも警察は法律的なプロですからね。児相よりは専門的でマシですよ。米国は子どもの権利条約を批准していませんけれども、虐待を扱う基準が明確で、警察が担っていますので、日本よりはいいと思う」(同)

 あるいは、オランダのようにきめ細かく組織をつくり上げる方法もあるという。

「児相のような施設で働くための専門学校もありますし、訓練を受けながら、一生のキャリアとして働けます。さらに、虐待の通告受理と調査をする施設、対応を判断する施設、それを実行する施設、啓発や予防をする施設など、役割や権限を分けた組織を設け、それぞれが相互に関与しながら、自治体や学校、警察、裁判所などと連携しているんです」(同)

 そうした、オランダのような組織は、日本にはできないのだろうか?

「いや、本気でやれば、できると思いますよ。でも、現況のように省益を優先し、ある側面では互いが介入しないような縦割りの日本ではとうてい無理でしょうね。現在、厚労省は専門性を持たせようと、新たな国家資格をつくることを考えていますが、そうなると、また厚労省の天下り先が増えるだけ。省益拡大につながるでしょう」(同)

 はっきりしているのは、このままでは悲劇が繰り返されてもおかしくないということ。この国の将来を担う子どもたちのために、さまざまな知恵を出し合って改善したい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/337.html

[政治・選挙・NHK259] 厚労官僚島玲志が国連子どもの権利委員会で虚偽答弁してでも守り抜かねばならなかったもの

https://jisouhigai.hatenablog.com/entry/2019/02/09/173504

1月17日に開催された国連子どもの権利委員会午前の第2回会議における、厚労官僚の島玲志(しま れいじ)氏の虚偽発言を集約すると次の2点にまとめられる。

ひとつ目は現在、日本児相が強行している独断での強制親子分離に関して「子供と親の両者の意見を聞いて行っている。子供と親の意見と違う場合は家裁が判断している」。

ふたつ目は児童を収容する定員予算が経済的インセンティブとして働き、本来は不必要な保護もしている疑念に関して一時保護所は「児相の管轄地域の人口規模で予算が定められており、保護児童の人数によって決まるのではない」。

いやしくも日本の1人の厚労官僚が上からの指示にしろ、上への忖度にしろ国民を無視して世界に虚偽発言をしたのには重大な意味が生じる。つまり、これらが自分の官僚人生をかけても伏せて守りぬかねばならないものだったのである。彼が隠した事例と事実をここでもう一度確認しよう。

1)日本児相は親と子供の意見も聞かずに勝手に強制親子分離して、親子を会わせる事もしない。

実際に児相職員と関わった事がある親の多くは、一方的に子供が連れ去られて一時保護中に一度も子供とは会えず、さらに施設入所を認めるサインをしないと子供には今後もずっと会えないと言われて、しぶしぶサインした人も多いはずだ。そして施設に入れば子供はもう簡単に家に帰れないと言う手はずだ。さらに、一時保護中に子供が家に帰りたいと訴えても「あなたのお母さんは違う男の人と暮らし始めたからもう帰れない」等と虚構の理由で子供を留まらせた事例も存在する。

また、親が児相職員に強制一時保護の事態への疑問や職員の人間性の酷さに抗議をすると、薄笑いを浮かべながら「今は法律が改正されて、私たちが一時保護を延長しようと思えば何度でも、いつまででもできるんですよ。分かってますか?」と児相職員が語った2008年の事例がある。(そんなことはできないと言う若い専門家の方もいるだろうが2016年頃まではそれが出来たのである。今でこそ、家裁の判断を必要としているが。)

2)日本児相の一時保護所でも収容した児童1人当たりの「保護単価」が存在し、予算上限までこの保護単価を積み上げている。

一時保護所が常に定員一杯で職員の手が回らない程である事は自明である。施設や里親の子育てビジネスとその問題点はかなりの程度その内容が暴かれているが、人々が目にできる資料の少なさから一時保護所の「児童一人当たり保護単価」はあまり追求されていない。島氏は児相の一時保護所の経済的インセンティブの存在を何としてでもこれ以上、人々に知られたくなかったのだ。児相の行う一時保護が児相職員に課されるノルマや子供の人数に応じて支払われる予算が関係していると言う現実は何ともおぞましい。しかし、これこそが一時保護の強力な推進力であることも確かだろう。

注目すべきは、これらは共に現在の日本児相の「一時保護業務」にまつわる事柄である事である。なぜなのか?実はここまでの流れの中で国連子どもの権利委員会と日本児相側で激しい攻防戦が繰り広げられていたらしいのだ。そして国連側が日本の児相被害者らからの聞き取りで特に一時保護の問題点に関心を持ち日本政府への是正を検討していたのだ。このため、厚労省は以前から日本の現行の児童福祉を守る外郭団体等も使いながら日本の一時保護システムを守るための隠蔽工作をすすめてきた。この隠蔽の最終形態こそが「していない事をしている」と言い「あるものを無い」とする島答弁だった訳だ。

現在、世界では親子分離は児童行政単独の判断ではなく司法の判断を仰いだ上で行うのが是とされる流れの中にある。日本は未だ児相と言う児童行政が単独で強制親子分離を行っているため国連ではこの点が注目されていたのだ。今後、日本の児相被害者が海外に惨状を訴えるに際して、この2点を中心に訴える事には大きな意味がある。例えば外国の識者に対して強制親子分離で「日本の司法がこんなに酷い審判を下した」と訴えても、それは大きく世界の標準の中に収まる問題となり、日本の司法の特殊性を良く理解していなければ、強いインパクトを与えづらい。しかし、同じ労力で「日本の児相が単独でこんなに長期にこんなに酷い強制親子分離をした」と訴えればその内容以外にも、そのような制度自体が世界標準では無いために問題として認識されやすくなる。そして「この児相のシステムには虐待事例として一時保護すると加算割増も付く経済的インセンティブがある」と事実によって親子の幸せ以外を求める黒い推進力にとどめを指せる。

日本の全ての児相被害者たちを含め子供の福祉に関心のある人々は、この島答弁を決して忘れないで欲しい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/810.html

[政治・選挙・NHK260] (厚労省主宰人身売買)特定妊婦指定で未来の母親を「子供製造工場」にし、奪った赤ちゃんを御用NPO経由で特別養子縁組に

 はじめての妊娠。だれでも不安なものです。とくに、そこに複雑な家族環境や家計の貧困などがあった場合、未来のお母さんは深刻な悩みに陥ることもあるでしょう。そんなとき、手近に役所の保健師さんがいたら、思わず味方と頼って、相談をしたくなりますね。
 しかし、その相談、ちょっと待って! 保健師さんが、本当は未来のお母さんとなるあなたの味方ではなく、あなたからオギャーと生まれてくる赤ちゃんをあなたから奪おうとハイエナのように狙っている誘拐魔の手先だとしたら? 未来のお母さんのあなたは、お腹の中の赤ちゃんを、当然そういう誘拐魔から護る親としての責務があります。

 知っていますか? 妊婦のあなたが保健師さんなどに育児の悩みを打ち明けると、保健師は管轄の児童相談所に連絡を取り、あなたを「特定妊婦」に指定するかもしれないのです。「特定妊婦」というのは、児童福祉法に2009年に登場した、「出産後の養育について出産前において支援を行うことが特に必要と認められる妊婦」のことです。
 「支援」? 役所が親切に私のこと助けてくれるのね… などと、甘く考えてはいけません! すべてが自分の利益を求めて競争しているこのネオリベラリズムの世の中、親切に他人を助けてくれるところなど、どこにもありません。頼れるのは自分だけ、まわりはみんな競争相手であり敵…というのが、ネオリベラリズムの原理です。本音で「特定妊婦への支援」を説明しますと、児童相談所が、あなたのお腹の中の赤ちゃんをいただきます、そして育児の悩みのあるあなたから切り離したから、赤ちゃんを「支援」したことになるのです、そしてそのあと、あなたの赤ちゃんは、当方のビジネスのため好きに使わせていただきます、だからもう、いろいろ言わないで黙って権力の命令に従いなさい! そうすれば平和になるから…というまさに「令和」の世界なのです。間違っても、妊婦のあなたが、赤ちゃんと一緒に暮らすことを「支援」してくれるのではありません。
 「特定妊婦」に指定されているかどうかは、あなたにはヒ・ミ・ツ! そして赤ちゃんが元気よくオギャーと生まれると、あなたが病院のベッドからちょっと離れたスキをねらって、やってきた児童相談所の職員が、あなたの赤ちゃんを「一時保護」と称して連れて行きます。あなたは、たぶん自分の赤ちゃんに二度と会うことができないでしょう。このようにして我が子を奪われたお母さんが、児童相談所の敷地に火炎瓶を投げ入れた事件さえ、香川県で起こりました。このお母さん怒りはもっともです。これはまさに、国家的児童誘拐以外のなにものでもないからです。

 さて、そのようにして「特定妊婦」にされたあなたから奪った赤ちゃんを、児童相談所は、児童相談所と結びついたNPO経由で、「特別養子縁組」に出します。特別養子縁組というのは、普通の養子縁組と違って、戸籍に実の父母の名前が載りません。つまり、血は繋がっていなくとも、自分の子供に近い形で、子供を育てられるというのがミソです。ソーシャルビジネスをやっている「フローレンス」のようなNPOは、約200万円で、特定養子縁組できる子どもを紹介しています。約200万円で、子供が欲しい夫婦に児童相談所から仕入れた赤ちゃんを「売っている」のです。特定養子縁組というのは、要するに児童相談所とNPOが中心にいる人身売買のシステムだということがお判りでしょう。
 フローレンスが、Change.orgのようなサイトで、児童相談所の強化を訴えている理由が、とてもわかりやすいですね。あなたが苦労して産んだ赤ちゃんを、国家権力がこういう人身売買の「商品」にするシステムを、もっとプロモートしたい、ということなのです。流石、ソーシャルビジネス。スタジアムの名前でも何でも、ありとあらゆるものを商品にしてしまうネオリベラリズムの世の中に生きる駒●さんです。

 それでも、現在は一つの重要な歯止めがあります。それは、自分が生んだ子どもを特別養子縁組に出すには、生みの親の了承が必要なのです。産んだあなたがNOと言えば、あなたの赤ちゃんがNPOの人身売買の商品にされることはありません。
 でも、この安心は、いつまで続くかわかりません。というのは、厚労省などが、いま、特別養子縁組に実の親の了承が必要な制度を、実の親の同意なしに特別養子縁組ができるように改悪しようとしているからです。この悪だくみに加わっている厚労省の官僚こそ、ついこの間、ジュネーブの国連子どもの権利委員会で、児童相談所の拉致を国際社会から隠しとおそうと大ウソをついて(結局成功しなかったのですが)一躍悪名を轟かせるようになった島玲志にほかなりません。島よ、股尾前科、といいたくなりますね。こちらの議事録が、動かぬ証拠です(3ページ以降):
https://www.shojihomu.or.jp/documents/10448/123909/0411no9gijiyosi.pdf
 弁護士の業界では、特別養子縁組にあたり実の親の了承を要らないようにする法改悪は、今から2年くらい先に行われるだろう、と言われています。

 これが酷い人権侵害であることは、国際社会も気が付いているようです。ですから、このような、家族を破壊して児童相談所に子どもを奪わせ、児童養護施設や特別養子縁組をするNPOの利益を図るという厚労省のオレンジ色なビジネスモデルに、この度の国連子どもの権利委員会から、当然のように厳しい緊急勧告が下りました。
 日本への総括所見の29項 (a) は、児相の「一時保護」について、
「子どもが家族から引き剥がされるべきか否かの決定に際して、義務的司法審査を導入し、子どもの引き剥がしについて明確な基準を設定し、そして子どもたちを親から引き剥がすのは、それを保護するため必要で子供の最善の利益にかなっているときに、子供とその親を聴聞したあと、最後の手段としてのみなされることを保障すること。」
 つまり、今の児童相談所の、親を騙すようにして親の意見も聞かずに病院のベッドから赤ちゃんを連れ去ったり、赤ちゃんと母親と一緒に生活させたうえで支援する方法があるのにそれを採用しなかったりする行政は、人権侵害だからやってはいけない、と国連が勧告しているのです。
 日本の厚労省と児童相談所はこの国連緊急勧告を真摯に受け止め、直ちにいまの国家的誘拐、拉致とさえ言われる「一時保護」を中止すべきです。

 しかし、日本の児童相談所が、国際社会から厳しく批判されるに至ったこの人権侵害を止める日まで、未来のお母さんは、お腹の中の赤ちゃんを自身で護らなくてはなりません。それは、自分が「赤ちゃん製造工場」に貶められないために、そしてどこのだれかわからない夫婦に売り払われてしまわないためにに、必ず払わなくてはならない警戒なのです。未来のお母さん方、あなたのお腹の中の赤ちゃんが国家に誘拐され人身売買するソーシャルビジネスの儲けのエサに使われないよう、十分に気を付けましょう! そして、赤ちゃんは、家族の絆の中で、実の親のもとで大切に育てましょう!


http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/135.html

[政治・選挙・NHK260] (国連拷問禁止委員会)シャラップ大使をやり込めた国連委への政府報告書提出は3年遅れ! いつまで政府は逃げ回る?

 本年1月、国連子どもの権利委員会において、厚労官僚が児童相談所の人権侵害をロシアの委員らから追及され、それを隠蔽するため苦し紛れに大嘘をついた。だが、いろいろある国連人権委員会絡みで、それに輪をかけて悪名高いのが、上田人道人権大使(笑)が国連拷問禁止委員会で叫んだ「シャラップ(黙れ)!」だ。アフリカ某国の委員が、日本の人権は中世並みと評したところ、この大使は、日本の人権は世界で最も進んでいる、とここでも根も葉もない嘘を! すると委員から薄ら笑いが上がったので、それにカリカリし、こう叫んだのだ。動かぬ証拠は、こちら:
https://www.youtube.com/watch?v=hkoQjIBA_3U

 この事件以来、日本の人権が中世なみという認識は、国連人権関係委員の間にすっかり根付いてしまったようだ。児童相談所については、2013年に発出された国連拷問禁止委員会の総括所見で、その併設一時保護所(児相収容所)における人権侵害が指摘されていたのだが、厚労省はこれを無視、全く改善しようとしなかった。ところが国連子どもの権利委員は流石、2013年の拷問禁止委員会が出した児相に対する勧告をちゃんと知っていて、1月の審査の席で南アフリカの委員がはっきり言及した。そして、この度の子どもの権利委員会にでさらに児相がやっている人権侵害に関する代替報告書が提出されたので、今度は子どもの権利委員会が、ついに、暴行・猥褻・教育権侵害・その他なんでもありという人権侵害のるつぼ=児相併設一時保護所の全面閉鎖を勧告するに至った。勧告を守らない国には、勧告を年を追うごとにどんどん厳しくしていくのが、国連人権関係委員会のやり方なのだ。

 この国連拷問禁止委員会というのは、日本が1999年に批准した、「拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取り扱い又は、刑罰に関する条約」に基づいて組織されている委員会だ。条約全文の外務省訳は、こちらで読める:
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/gomon/zenbun.html

「拷問」というと、戦前に『蟹工船』で有名なプロレタリア作家、小林多喜二を殺した特高警察の行為を思い浮かべる人もいるかもしれない。だが、条文を読むとわかるように、この条約はそれに限らず、拷問を「身体的なものであるか精神的なものであるかを問わず人に重い苦痛を故意に与える行為であって、本人若しくは第三者から情報若しくは自白を得ること、本人若しくは第三者が行ったか若しくはその疑いがある行為について本人を罰すること、本人若しくは第三者を脅迫し若しくは強要することその他これらに類することを目的として又は何らかの差別に基づく理由によって、かつ、公務員その他の公的資格で行動する者により又はその扇動により若しくはその同意若しくは黙認の下に行われるものをいう」と定義されている。つまり、児童相談所の職員(=公務員)が、「虐待」を親に自白させようと、いつまでも子どもを親から引き剥がし児童養護施設にぶち込んだままにしておき、面会も許さず、親に重い精神的苦痛を加え子供の発達権を侵害する行為は、この条約によれば立派な拷問だ。もちろん、児相職員が一時保護所(収容所)で子供たちに加えている行為も、十分に拷問の要件を満たす。小林多喜二だけでなく、拷問被害は、現代の日本でも、全国各地で繰り返し行われているのである。

 2013年に国連拷問禁止委員会から発出された総括所見では、児相保護所の問題のみならず、入管法に基づく強制退去命令対象者収容の長期化、警察の留置施設を代用監獄として用いる制度、被疑者の自白に依存した刑事訴追、「国連被拘禁者処遇最低基準規則」違反など刑事捜査と関係したいくつもの人権侵害に対し、改善勧告が出されている。これらはいずれも、日本の刑事訴追制度に抜本的な見直しを迫るものである。

 このように、国連拷問禁止委員会が日本について審査を始めると、シャラップを二度三度叫んだだけでは到底済まないようなボロがたくさん出てくるのは必定なので、日本政府は、なんとサボタージュ戦術に打って出たようだ。拷問禁止委員会は、政府報告書を2017年5月末日までに提出するよう、日本政府に求めているが、政府報告書を出せば審査が始まり、それによってNGOが代替報告書を出して政府を批判し、それによりさらに強力で厳しい総括所見が国連から出されることになる。そこで、それを避けるため、日本政府は、国連から求められた報告書をそもそも提出しないという姑息な戦術で国連からの追及を逃げ回っているのである。逃げ回っているうちゴーンの事件が起こり、その人質司法が国際社会から批判されて、ますます政府報告書を出しにくくなったであろう。
 反省文を書けばそれに基づいて先生から叱られるから、叱られないためそもそも反省文を出さないでおこう、そしてその間ますます悪事を重ねよう、という不良生徒なみの態度であり、これではたしかに中世並みとアフリカの某国委員から指摘されても仕方がない。いったいいつになったら政府報告書を国連に提出するのか、いまだ具体的な見通しすら外務省にはないという。2020年3月末になっても提出されない事態も十分考えられる。

 国連に対しこのようないい加減な態度しかとらない国が、かつて、国連安保理常任理事国になろうと手を挙げていた。そして、北朝鮮の拉致問題では、今もかまびすしく国連人権理事会に助けてくれと問題提起している。自分は国連に援助を求めるが、人権侵害を受けた市民の立場から国連が制度を改めるよう日本に求めても、それはまるで知らん顔。日本の児童相談所は、相変わらず国連勧告を無視し、司法審査も受けず親の意見を聴くこともせずに国内でたくさんの子どもたちを今日も拉致し続けている。
 日本政府は、国際社会に対し、あまりに身勝手過ぎないか? 日本政府は、一日も早く、政府報告書を国連拷問禁止委員会に提出せよ! そして、厚労省、法務省、警察庁等は、自分たちが作り出した中世並み人権状況を現代の国際人権規準に引き上げるため、刑事や児相の諸制度を、即刻全面的に見直すべきである。
 


http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/492.html

[政治・選挙・NHK260] 自民中枢と癒着した児童養護施設業界団体のため、児相の国家的児童誘拐を一層正当化する「懲戒権廃止」という民法改悪
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11207657736

いま、児童福祉法の改正(改悪)案が国会審議されています。

野田の心愛ちゃんの事件などを奇貨として、厚労省が、民法第822条の懲戒権の廃止を企んでおり、この改悪案には懲戒権を2年以内に見直す、などという付則をねじ込んであります。

子どもを児相に拉致させ児童養護施設に送り込むビジネスを成功させ、省益拡大を図ってきた厚労省。その官僚にとって、前からある民法第822条の親の懲戒権は、目の上のタンコブでした。なぜなら、児相が子供を拉致しても、親が「これは民法第822条が定める合法的な懲戒行為だ」として、拉致の不当性を主張できたからです。何とかこれを封じて、もっと児相が好き放題に拉致できるようにしたい…これが、厚労官僚の悲願でした。

民法第822条の懲戒権が仮に厚労省の考え通りに廃止されてしまうと、どうなるでしょうか? 早い話が、親は子供を懲戒することに全く法の裏付けがなくなります。虐待というと、心愛ちゃんや結愛ちゃんのケースばかり考えていませんか? ウチでは、ああいう子どもを殺すようなことをしないから、関係ないわ…と思っていませんか? しかし、いまの児相は、軽微事案で次々と子供を拉致し、年度初めに決められた「拉致ノルマ」を手っ取り早く達成しようとしているのです。このために、児相は今でも、「心理的虐待」なるカテゴリを作って、夫婦喧嘩を子どもの前でやると虐待、だとか新定義を勝手に作っています。そのうえに懲戒権がなくなれば――そうです。子どもを少しでも叱ると、あなたは児相によって「虐待親」にされてしまうのです。

これを読んでいるお母さん、お父さん! この前お子様が宿題を怠けていたので、「ちゃんと勉強なさい!」と叱りませんでしたか? 部屋を散らかしているので「片づけなさい!」と指示しませんでしたか? これが、民法第822条が定める懲戒行為で、今は合法とされています。しっかり勉強をすれば、より難易度の高い学校に進学でき、子供の将来が広がります。片づける習慣がつかなければ、社会に出てから一番困るのは子ども自身でしょう。ところが、厚労省が企むように懲戒権が廃止されると、これらはすべて「心理的虐待」にされてしまうのです。そして、あなたのお子様を、児相が「一時保護」と称して拉致していってしまいます。もう、お子様に会うことすらできなくなります。すると親は、拉致が怖くて、子どもを一切叱れなくなり、甘やかして育てるしかなくなります。これは、かつて問題になった「ゆとり教育」以上に、日本の子どもたちをダメにしてしまうこと、間違いありません。

国連子どもの権利委員会は、日本の児童相談所が重大な人権侵害をしていることに気づいており、この2月、このような野放図な児相の拉致(一時保護)に関し、「一時保護」には、事前司法審査・親子の意見聴取・明確な規準・最後の手段とする、などの規制を加えるよう日本政府に勧告しました。厚労省が本当に子どもの権利のことを考えているのなら、真っ先に、この国連勧告を児童福祉法改正案に盛り込むべきでした。ところが厚労省は、その国連子どもの権利委員会にわれわれの血税で出張して、国連委員からの質問に平然と嘘答弁、日本に帰ってきたら、そういう自分の手足を縛るような国連勧告は全く無視の一方で、懲戒権廃止だけ推進して、親が子供を一切叱ることができないよう親の手足を縛り、児相に拉致をますますやり放題にさせる改正案を国会に提出したのです。

児相に拉致された子どもたちは、これも国連が廃止を勧告している児相の保護所(収容所)に長期にわたって放り込まれ、学校にも行かせてもらえず、職員に下半身の猥褻写真を撮影され、脳に不可逆的な害が及ぶ向精神薬を投与されるなどします。こちらの方が、宿題を怠けた子どもを叱るよりもよほど酷い児童虐待です。数ある野党は、この厚労省提案に何の疑問も提起せず、ひたすら厚労省の提灯持ちをしており、何の歯止め役にも立っていません。しいて言えば、少しでも児相問題に関心を持っているのは、山本太郎がこのたび立ち上げた「れいわ新選組」くらいといってよいでしょう。

このような懲戒権廃止を、厚労官僚の思うがままにさせてよいでしょうか。厚労官僚の利権のために、日本の子育てが滅茶苦茶にされてよいでしょうか。皆様のご意見を伺いたいと思います。
懲戒権廃止という利権にまみれた厚労省官僚のたくらみを、市民みんなの力で阻止しましょう!!


http://www.asyura2.com/19/senkyo260/msg/714.html

[政治・選挙・NHK261] 児童相談所問題:国連勧告無視する日本共産党の異常

 国連子どもの権利委員会から、この3月5日、児童相談所の「一時保護」における事前司法審査導入や親子の意見聴取など抜本的な規制強化や児相併設一時保護所全面閉鎖など、児虐・児相行政の根本的な見直しが緊急勧告されました。ところが、日本共産党の対応はこの勧告を完全に無視したものであり、批判と怒りが広がっています。
 
 日本共産党は、もともと、日本政府が人権にかかわるいろいろな国連勧告を遵守しないことについて、ことあることに大きな抗議を行ってきました。このことから、日本共産党に、人権尊重を追及する国際社会と連帯して日本の市民の人権を保障すると期待していた市民も多かったでしょう。たとえばこちらのウエブサイト:
https://blog.goo.ne.jp/uo4/e/205c1376fd6f5e4a7741e0c6e7dbb728 
「常任理事国をねらっている国でありながら、国連の勧告を無視するとはねえ。普通の常識と国際感覚を持っていれば、無視はできないと思います。韓国では、国内法を改正して、国連の勧告を履行してるんですよ。そういうことを思うと、日本の政府の「恥知らずさ」加減がわかります。一人の日本国民として、恥ずかしい思いです。」
滋賀県の共産党員で「赤旗」購読を熱烈に市民に訴えているブログ主さんのおっしゃる通りです。

 ところがここに、日本国民として「恥ずかしい思い」をせざるを得ない事例が起こっています。
 東京選挙区選出の参議院議員であり、来る7月の選挙に立候補を予定している吉良よし子さんは、その公式ウエブサイトのトップに、「目黒女児虐待死亡事件:児童相談所の体制強化を」というビラを大きく掲載しています。
http://www.jcp-tokyo.net/2018/0706/183507/
 そして、ついこの間の、児童虐待法改正(実は改悪)案に対する高橋千鶴子共産党代議士は、衆議院本会議で賛成討論に立ち、「日本が子どもの権利条約を批准して25年、残念ながら子どもの権利は脅かされ続けています。」と前置きし、次のように主張しました:
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-05-30/2019053004_04_1.html
「児童相談所の増設と体制強化です。野党案は、児童相談所設置基準の法定化と中核市・特別区での児童相談所設置の義務化を求めましたが、一致できず残念です。増設と自治体による設置の意義は共有されており、さらなる国の支援を強く求めます。児童福祉司の増員、児童心理司の倍化など人材確保と専門家の養成には国による思い切った財政措置が不可欠です。」
 おっと、待ってください、高橋先生。 児童相談所を増設し強化せよという勧告は、このたびの第4,5回合併国連子どもの権利委員会総括所見のどこに書いてあるのですか? 高橋先生、このたびの国連総括所見を全部しっかりお読みになりましたか?
 
 もし、まだ読んでないと言うなら、教えてあげましょう。児童相談所にかかわる国連子どもの権利委員会総括所見の主な勧告(27〜29項)は、次の通りです:
 「27. 委員会は、締約国が、適切な⼈的・技術的・財政的裏づけのもとで、以下につき必要なあらゆる処置をとるよう勧告する:
(a) 家族を⽀援し強化すること。これには、仕事と家庭⽣活との適切な均衡がとれるよう取り計らう等の⼿段を含み、⼗分な社会的援助・社会⼼理学的⽀援・相談業務を必要な家族に供与し、もって⼦どもの遺棄および施設措置を予防する。…」
 
「28.…委員会は以下について深刻に懸念する:
(a) 多数の⼦どもたちが家族から引き剥がされているとの報告があり、その引き剥がしは司法令状のないままですることができ、しかも児童相談所に最⼤2ヶ⽉間収容されることになること、
(b) 多数の⼦どもたちが、不適切な⽔準にあり、児童虐待の事案が報告されており、しかも外部による監督と評価の機構がない施設にいぜんとして収容されていること、
(c) 児童相談所にはより多くの⼦どもたちを取り込もうとする強⼒な財政的インセンティブがあると伝えられていること、
(d) ⾥親に包括的な⽀援、適切な訓練と監督が与えられていないこと、
(e) 施設措置された⼦供たちが、その⽣みの親との接触を維持する権利を剥奪されていること、
(f) 児童相談所は、⼦供の⽣みの親がその⼦どもを引き剥がすことに反対した際、もしくは児相の措置に関する決定が児童の最善の利益に反するときに、家庭裁判所にその事案を申し⽴てるよう明確に指⽰されていないこと。」

「29.⼦どもの代替的養護に関する指針[国連総会決議 64/142 ]に対して締約国の注意を喚起しつつ、委員会は、締約国に対し、以下を強く要求する:
(a) ⼦どもが家族から引き剥がされるべきか否かの決定に際して、義務的司法審査を導⼊し、⼦どもの引き剥がしについて明確な基準を設定し、そして⼦どもたちを親から引き離すのは、それを保護するため必要で⼦供の最善の利益にかなっているときに、⼦供とその親を聴聞したあと、最後の⼿段としてのみなされるのを保障すること、…
(c) 児童相談所において⼦どもたちを⼀時保護するやり⽅を廃⽌すること、
(d) 代替的養護の現場における⼦どもの虐待を予防し、これらの虐待について捜査を⾏ない、かつ虐待を⾏なった者を訴追すること、⾥親養育および児童相談所のような施設的状況における⼦どもの措置について独⽴した外部審査を定期的に⾏なうことを保障すること、ならびに、これらにおける養護の質について、⼦どもの不当な取扱いの通報・監視および是正のためすぐに使えて安全な通報先を提供する⼿段などによって、これを監視すること、…」

なぜ、国連はこれほどに厳しい勧告を日本に対して発出したのでしょうか。
理由は、いくつもあります:
 第一に、厚労省が昨年7月、「一時保護ガイドライン」なるものを出して、「一時保護を躊躇なく行うべきだ」と強調し、児相がますます手当たり次第の子どもの人身拘束をおこなうようになってきているからです。
 千葉県の児相では、野田の心愛ちゃんの事件で強い世論の批判を浴びたので、この「一時保護」をますます強力に推進し、それがあまりに軽率に行われていると感じた弁護士が児童相談所にアプローチしても取り付く島もない、という状況になってきました。ドイツなら、心愛ちゃんのような見殺し事件が起こると、担当職員が刑事訴追される場合さえあるのですが、日本では事件が起こっても児相職員にも児相長にも一切懲戒はなく、ただ子供とその家族だけに犠牲を押し付けて、いかにも児虐対応をやっているふりを児相がしているのです。
 日本共産党は、こういう体制を強化し、ますます沢山の子供が軽微な事案ないし冤罪事案で家族から引き剥がされる危険を増大させています。こういう、国連勧告違反の厚労省通知を擁護するのが、本当に「子供をまもる都政」なのでしょうか?
 
 第二に、家庭から引き剥がされた子どもたちが過ごすのは、最近住民運動が起こった南青山でも計画されている「一時保護所」です。ところがここでは、児相職員による暴力・猥褻・精神医学悪用・アレルギーなどを考慮しない不適切な食事・学校に通わせない発達権侵害など、ありとあらゆる子供に対する人権蹂躙の巣窟になっているのです。この一時保護所の惨状を見た国連委員が、その全面閉鎖を勧告したのも当然というべきでしょう。日本共産党は、これに目をつぶり、さらに体制強化しろと言っているのです。これが異常でなくしてなんでしょうか?
 このたび国連が児相について勧告した背景には、そのほか数多くの人権蹂躙の事実がありますが、これ以上は書ききれません。

 日本共産党が、こうした国際人権規範に基づいて発出された、家族の一体性重視・児童相談所に対する厳しい規制を求める国連勧告に知らん顔を決め込んでいることは、決して単なる不注意ではありません。それには、深いわけがあるのです。
 児童相談所から子どもを配給してもらい経営を維持している児童養護施設等社会的養護関係職員は、実は日本共産党の重要な票田なのです。なぜかというと、旧ソ連では、家族は保守的な存在だから、そこから早く子供を連れだして社会的養護の下に置き、若い共産主義者として育て上げなければならない、という考えから、社会的養護が重視されていました。この思想は別に共産主義国家でもない日本にも影響を及ぼし、社会的養護をになう児童養護施設に、共産党の支持者が多く集まったのです。ですから日本共産党は、児童養護施設や、それと結びついた児童相談所の利益に反する主張はできません。なんのことはない、日本共産党は厚労省と同じ児相利権ムラの一員なのです。それゆえ、見殺しばかりしている児童相談所の増設と体制強化、ろくな専門性もない素人児童福祉司の増員などを国会で訴えることに、何の不思議もありません。
 
 日本共産党の人権意識が、今まさに問われています。自らの票田を支える利権のために「国連の勧告を無視するとはねえ。普通の常識と国際感覚を持っていれば、無視はできないと思います。韓国では、国内法を改正して、国連の勧告を履行してるんですよ。そういうことを思うと、日本共産党の『恥知らずさ』加減がわかります。」ですね、滋賀県の共産党員ブログ主さん。
 でも、日本には、普通に常識と国際感覚を持っている国会議員がいます。国連子どもの権利委員会の児童相談所に関する勧告を誠実に実行すると、われわれのリーダー、れいわ新選組の山本太郎候補が約束しているのです! 児童相談所問題を政策アジェンダに明示的に取り上げ、韓国と同じように国内法(児童福祉法第33条など)を改正して、国連子どもの権利委員会の勧告を履行しようとしているのは、参議院東京選挙区では、日本共産党の吉良よし子さんではなく、あらゆる利権からフリーなれいわ新選組の山本太郎さんです!

 世界で、司法審査の無い子どもの「一時保護」を強行している国は日本だけ。「世界で唯一例外的な“野蛮な国”」からの脱却へ、日本共産党が行うべきは、国連子どもの権利委員会総括所見の立場に立って、児童相談所の強化という政策をキッパリ捨て、児童相談所の根本的な人権を重視したリストラへ向けた政策の転換にいますぐ踏み出すことです。
 子どもと家族の尊厳を守る世論と運動は新たな広がりをみせています。児相被害者による裁判提訴や、SBS(揺さぶられっ子症候群)を一時保護事由や刑事事件として認めさせない弁護士や医師の動きなど、厚労省の児相政策の子どもの権利条約違反を問う動きが相次ぐようになりました。

 児童相談所問題を解決してこそ、子どもの権利条約が掲げる本当の人権尊重・民主主義の社会へと踏み出せます。しかし、その一日も早い実現に、日本共産党はいつまで背を向けるつもりなのでしょうか。
 



http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/418.html

[政治・選挙・NHK261] 怖くてもう誰も近寄りたがらない児童相談所:児相の権限を弱めたほうが虐待死は予防できる
https://ameblo.jp/lover6668/entry-12479881962.html

一連の児相問題、ならびに児童相談所の仕組みを知り、児童相談所のシステム自体がおかしいと思っています。

なぜ、これだけ子ども狩りしているのに虐待死が減らないのでしょうか。
今回の札幌の件を使って、児相の権限を強化しようとする動きがまたもや起こっていますが、虐待死を防ぐなら「逆」です。

札幌では母親と児童相談所の関係が良くないと報道されていましたが、我が子を拉致する権限を持った役所と関係を良くするというのは難しいです。

むしろ、児童相談所から親の同意なき「一時保護」(拉致)の権限を奪うべきです。

真に、相談所として機能していれば、母親が悩みだって話せたのかもしれません。
また、結愛ちゃん事件のように、被告が母親にもDVしてたなら、その情報を児相が聞き出し、警察と連携して容疑者を逮捕できる可能性だってありました。

児童相談所が、拉致以外の解決策をまず実行する。
たとえば、家庭訪問なり面談、そして学校や保育園との連動。未就学児なら経過観察のため保育園に入れてしまう。など。

親身になって対応してれば、宿題をやらずに叩いたくらいの虐待で親子分離することはありません。
(宿題をやらないのが怠惰なのか特性なのか見抜き、学校とも連携してしっかり対応すればよい。親には面談やカウンセリングを)

税金を何百万使って親子を引き裂くことではないです。

それで対応しない、刃向かう親は公務執行妨害でもなんでも適用したらよいと思います。

児童相談所が、親の同意なき一時保護をできなくなれば、嫌がらせや報復の通報したって何もならないので、189への通報は減るでしょう。
それだけでも、児相職員は楽になるのでは??

施設と癒着して、子供一人当たりで保護単価をもらっていることがいけない。
施設の運営にお金がかかることは理解しているので、実績ではなく、規模や人口に応じてお金を分配するようにすればよい。

少子化が進んでいるのに養護施設数だけ現状維持はおかしいです。むしろ、保護児童は増えているとか。意味が分かりません。

虐待死を予防するために、児童相談所の権限を弱めてほしいです。
http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/857.html

[政治・選挙・NHK262] 「児童相談所がより多くの児童を受け入れることに対する強力な金銭的インセンティブを有する疑惑がある」(国連子どもの権利委員会勧告外務省訳)

 さる3月5日に国連子どもの権利委員会の日本政府に対する総括所見正式版が発出された。その日本語訳文が、4ヶ月も経って、外務省のウエブサイトからこのほどようやく公開された。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000464155.pdf
「仮訳」となっているが、日本語は国連公用語ではないので、この訳文が、事実上の公式訳となる。今後は、この訳文が、日本国内で事実上の国連勧告正文として流通することになる。

 政府が、国連の正文である英文第28項(c)原文にある「allegedly」にあえて「疑惑」という訳語をあて、表題のような日本語の勧告文としたことの意味は深長だ。民間には、これを「主張されている」とサラリと訳している(子どもの権利条約NGOレポート連絡会議)ものもある。政府はそれにあえて「疑惑」という訳語をあてた。「疑惑」は「疑問」と似て非なる単語で、「あの閣僚には汚職の疑惑がある」というように、不正行為の疑いがあるときだけに使われる、ネガティブなコノテーションをはらんでいる。

 国連の人権関係委員会は、日本の児童相談所による人権侵害について、過去に2回勧告を発出している。だが厚労省は、これを受け止めて児相・児虐行政を実質的に改革することを全くしなかった。やったのは、児童福祉法第1条に子どもの権利条約の精神遵守規定を挿入するなどの厚化粧だけで、あとは次々と児相の拡大と権限強化を図り、子どもと家族の人権尊重の方はないがしろにしてきたのである。国連人権関係委員会は、締約国政府が勧告を実行しないと勧告のトーンをどんどん厳しくしてゆき、政府が真面目に実行するに至るまでそれを続ける。外務省としては、これまでの国連の動向をにらんで、このままでは今回の子どもの権利委員会の審査で、児童相談所についてより厳しい勧告が出される虞があると予期したのであろう。2017年に国連子どもの権利委員会に提出した政府報告書では、日本の子どもたちを児相が司法審査や親の聴聞など全くしないまま「一時保護」(子どもの人身拘束)している根拠である児童福祉法第33条に敢えて言及しないようにするなど、隠蔽工作に腐心した。去る1月17日の国連の会議では、政府代表団の厚労省官僚が、このインセンティブの存在を隠蔽する嘘までついた。ところがこれらは全く功を奏さず、この3月の第4,5回総括所見では、児童相談所の人権侵害について、これまでにない厳しい勧告が、それも多数出てしまったのである。
外務省から、“厚労省さん、もういい加減にしてくれ。自分たちの省益ばかり考えないで、少しは国連の言うことに耳を傾けて、児相行政を子どもの権利条約にそったものに改革してくれよ。こっちもいつまでもあんたがたの行政を国連に隠蔽する工作には付き合いきれないからな”という声がにじんで出ているようだ。それが、この「インセンティブを有する疑惑」という訳語をあえて採用したことの背景に込められているとしてもおかしくない。

 この「疑惑」は、事実である。児相を設置している自治体の予算書を検証すれば、容易に立証できる。例えば、ウエブ上に公開されている、横浜市の「平成30年度事業計画書 6款3項6目 児童相談所費」
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/kodomo/jigyoukeikaku/h30jigyoukeikaku.files/h30-636.pdf
を参照してみる。同市の児相予算総額13億6375.1万円のうち、「一時保護事業」項目が全体のなんと62.7%にあたる8億5535万円を占めている。これは、子供1人を1ヶ月収容すると支払われる「保護単価」に「一時保護児童数実績見込」を乗じて得られる金額だ。横浜市の場合、年度初に設定された2018年度の一時保護児童数見込は、のべ5万8765人 であり、年度予算を全額執行するためには、年度を通じてのべこの人数以上の児童を児相は拘束しなければならない。まさに、この予算全額執行という「金銭的インセンティブ」を実現すべく、児相職員は尻を叩かれて、わずかの「虐待」を口実に使って次々子どもたちを家族から引き剥がしている。この「子供狩り」ノルマは、まさにブラック企業さながらである。

 ブラック企業セールスマンがそのノルマを達成するばあい、一番容易なやり方は、おとなしくて唯々諾々と契約に応じてくれたり、恫喝すればひるんで契約に応じたほうがいいとあきらめてくれる人々に狙いを定めることだ。児相のやり方も、実はこれと同じである。わが子を奪われても弁護士などは雇えず、泣き寝入りするしかない貧困な母子家庭などが、児相お好みの子供狩りターゲットになる。親が刃物を振り回すような凶暴な家庭は面倒だし、何より児相職員は自分の命が惜しいから、そのような家庭は無視され、凶悪虐待事案は放置される。つまり、結愛ちゃん、心愛ちゃん、羽月ちゃんのような悲しい虐待死は、児相が「より多くの児童を受け入れることに対する強力な金銭的インセンティブ」の下で業務を行っている帰結として、必然的に生じたものである。
 このことからすれば、たんに児相にもっとカネを、人員を、というメディアや厚労省・児相と癒着したNPOが叫ぶキャンペーンに唱和しただけでは、軽微事案での子供狩りによる人権侵害がさらに悪化し、他方で、凶悪虐待事案で子どもが命を失う悲しい出来事がいつまでも続くことになるのは、子どもにでもわかる理屈である。

 国連総会は、「児童の代替的養護に関する指針」第20条で「代替的養護の提供は決して、提供者の政治的、宗教的又は経済的目標を達することを主な目的として実施されるべきではない」と決議している。国連子どもの権利委員会が、児相の「一時保護」の背景に「金銭的インセンティブを有する疑惑」を指摘したのは、厚労省のこの国連総会決議違反を見抜いたからにほかならない。日本政府は当然、真摯にこれをうけとめ、現在のカネまみれで子どもと家族の権利を踏みにじっている児相システムの根本的な改革を早急に実現し、この金銭的インセンティブ疑惑を天下国際社会に向けて晴らす義務がある。市民は、血税がこのような児相システムのザルにこれ以上無駄に注がれないよう、政府・御用NPO・無批判なメディア等が一体となった児相利権肥大化キャンペーンに騙されることなく、厚労省と児相の子どもの権利委員会勧告遵守状況をしっかり監視しよう。

http://www.asyura2.com/19/senkyo262/msg/597.html

[政治・選挙・NHK263] 28条審判の不思議:児相が問題ない子どもを施設に送り込み、施設を血税で維持しているメカニズム

https://ameblo.jp/lover6668/entry-12492468245.html

28条審判(「虐待を受けた」と児相が判断した子供を、親の意思に反して児童養護施設に送り込むために児童相談所が家庭裁判所に申し立てる審判)については、児童相談所が9割以上の勝率を誇るので、素人では太刀打ちできないとあきらめて施設入所のハンコを押してしまう人も少なからずいます。

28条審判の不思議なところは、これだけ虐待が増えている(とされている)のに年間二百数十件とまず毎年安定した数値で子どもを児童養護施設に追いやっています。
少子化で子供は減っているのに。

次に不思議なところは、虐待死が年間50件程度、約半数が0歳児なのに小学生でも中学生でも対象になっていること。

また、事例を聞いても
「それ命の危機があるの?」と疑問に思うことばかりです。

28条審判が安定的に子供を施設に送り込む役割をはたしているのではないかと疑問です。

28条審判を戦えるということは、費用的にも(多くが弁護士を頼むから)余裕があるのに、そういった子が虐待死するようには思えない事です。

最初は返す話をしていたのに、ダラダラと28条審判に持ち込まれたという話も。
意味がわかりません。

1歳以上でいったら、年間二十数件くらいしか虐待死しないのに、2万件を超える保護(それなのに虐待死を防げない)のも疑問です。

これでは、児童相談所が大して問題ない子を捕まえて施設に送り込んでいる、そう思われても仕方ないです。


http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/126.html

[政治・選挙・NHK263] 虐待被害児らの一時保護所で人権侵害 都の第三者委指摘
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000008-asahi-soci

虐待などの理由で児童相談所(児相)に保護された子どもたちが最初に身を寄せる「一時保護所」について、東京都の第三者委員が、子どもを管理するルールを「過剰な規制で人権侵害にあたる」と指摘していたことが、朝日新聞が入手した資料でわかった。一方で、定員超過や職員不足が運営に悪影響を及ぼしていることにも言及している。

 3月末に都に提出された意見書を、情報公開請求で入手した。一時保護所は児相が運営し、被虐待児や非行などの子を24時間受け入れ、保護する施設。所内での子どもたちの処遇をめぐっては、各地で問題が指摘されているが、第三者の立ち入りが極めて難しいため、具体的な問題点が明らかになることはこれまでほとんどなかった。

 意見書は、一時保護所によって実情は少しずつ異なるものの、私語禁止や会話を制約するなどのルールを課すほか、子ども同士が目を合わせることまで禁じる指導をしているところがあると指摘。職員は個人情報を話すことを制限しているだけだなどと説明しているが、「どのルールも管理思考で、子どもの人権擁護の視点に欠ける」と指摘した。

 また、ルールを守れない子どもに対して、壁に向かって食事をする▽廊下についたてを立ててその中で辞書を書き写す▽体育館の中やグラウンドを何周も走る――などが強いられている状況も報告。「ルール違反に対する指導の名の下に罰を与えているとしか言えない」「本来は内省を深める目的の個別処遇が、罰になっていないかも再検討を要する」などとした。

 子どもの権利に詳しい川村百合弁護士は「自治体によってはよい処遇をしようとしている所もあるが、東京だけの問題ではない。全国共通の課題と考えるべきだ」と指摘する。(編集委員・大久保真紀)


https://www.asahi.com/articles/ASM7K6G0SM7KUTIL04H.html

 家にいるのがつらくてここに来たはずなのに――。東京都の児童相談所の一時保護所について第三者委員がまとめた意見書には、厳しい管理ルールにつらい思いをした子どもたちの嘆きが多く記された。

虐待から子守る一時保護所、指摘された人権侵害の実態
「一時保護所に行くぐらいなら死ぬ」
 一時保護所の処遇の問題を指摘する声は、入所した子どもたちからこれまでも上がっていた。

 親からの虐待で家出し、今年、都の一時保護所で数日過ごした少女(17)は「入所の時、下着まで脱ぐように言われ、裸にして調べられた。恥ずかしかった」と振り返る。小さな部屋から出ることを許されず、トイレに行くのにも職員に断らなければならなかったという。「一時保護所には二度と行きたくない」と話す。

 この一時保護所を運営する児相によると、入所の際に、体にあざや傷がないか確かめるため、職員と1対1で下着も含めて着替えさせているという。児相は「最低限の確認と考えている。『恥ずかしい』という子がいれば記録に残し、共有している」とする。

 これについて、西日本にある児相の職員は「どんな言葉がけがあったかわからないが」と前置きした上で、「子どもが不快と感じたのなら、それを重視するべきだ」と指摘する。この児相では、幼児なら傷の有無を確認するために職員が手伝って下着も含めて着替えてもらうが、ある程度の年齢になれば傷やあざを確認する必要がある場合にはその必要性を説明し、子どもに了解をとるという。

 意見書で指摘されたような一時保護所での処遇は、都に限らない。

「ここは自由が何もない」、「さみしいし悲しい」…。意見書には、第三者委が聞き取った、子どもたちの悲痛の声が数多く記されていました。記事の後半では、そうした声のほか、各地の児童相談所の受け止めを紹介します。

 虐待を受けて関西にある児相の…

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http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/356.html

[政治・選挙・NHK265] ハイル・ヒットラー: このままの児童相談所は危険

https://ameblo.jp/lover6668/entry-12527865174.html

昨日[9月20日]の朝日新聞の記事を見ました。
ヒトラーについて特集がしてありました。
(いだてんを見てるので私的にもタイムリーです)。

そもそも、ヒトラーの虐殺の原点は
障碍者などを優性思想に基づいて
まず虐殺することから始まったらしいです。
そのときに、なぜ周りは止めなかったか
といえばお医者さんなどが賛成したから、
ということ。

しかも戦後長らく、その虐殺は
タブー視され内緒にされてたらしいです。

もう一つ。
ヒトラーは内閣だから行政権を
持っているんだけど、法律をつくる
立法権を与えてしまったらしい。
そういったことが虐殺につながったと。

一部の児童相談所だって、児相とずぶずぶな
精神科医と組んで、子どもに投薬している。
私だってパニック障害に勝手に認定された。
(精神科医と会ったこともないのに)。

また、児童相談所は
行政権でありながら事実上の身柄拘束権を
持っているのがおかしい。司法権ないのに。

よく似ている構図だと思う。

しかも、ヒトラーはユダヤ人、ないし
それらをかくまった人を密告させて次々と
収容所送りにしたけれど、
今の189、間違ってもいいからとりあえず
通告、と似ていて危険極まりない。

しかも児相とずぶずぶな弁護士、そして医師が
「親はおかしい」と書く。
そんな審判で公平に審議されるのか、
はなはだ疑問である。

児童相談所の保護単価の仕組み、
一時保護の仕組み、しっかりと白日に
さらして、子どもの権利を守るように
変えるところは変えてほしい。

そのうち死人がでてもおかしくないと思う。


【注釈】
 かつてのドイツのナチズムと現代日本の児童相談所(児相)システムとの共通性を洞察したこのブログ記事、なかなか炯眼です。
ブログの内容を要約すると、この共通性は、大きく4つにまとめられるでしょう:
 1. ナチではゲシュタポ、日本の児相では電話189や学校・病院の通報義務という、監視・密告と通報のネットワークが、全国に広がってあまねくはりめぐらされている。
 2. それにより人身拘束された人々――ナチではユダヤ人、日本の児相では子供たち――が、狭く閉じられた空間の中に拘束される。
 3. 身体の拘束を武器に、行政の思想や指示への絶対服従を強要。ナチの場合には、政権に反抗した人はだれでも拷問や収容所行き。児相の場合にも、子どもを人質にとって児相職員がその指導への恭順を要求し精神的拷問を加える。
 4. ナチズム下の裁判所は、独裁政党ナチ党から独立した判断は勿論できない。そして、日本の家庭裁判所も、児相のほぼ言いなりで審判を出す。司法権が潰され、行政に対する監視の機能が失われている。
 さらに、精神医学の悪用は、反体制派を洗脳するため旧ソ連KGBが好んで使った手段でした。

 戦後の西ドイツでは、こうしたナチズムへの強い反省から、国家が家族に不当な干渉を及ぼさないよう、基本法第6条2項に、「子どもの育成及び教育は,親の自然的権利」であり、親はこれへの「国家介入に対する防御権」が明記されました。
 ところが、戦前をきちんと反省しない日本の厚労省は、ここでも、戦前のナチズムとそっくりの全体主義の腐臭ただよう児相システムをつくりあげてしまったのです。そして、国会はこれにほぼ体制翼賛会。野党のなかでこのシステムに多少なりとも反対しているのは、れいわ新選組くらいのものです。

 児童虐待防止法成立は2000年。まさにこの時国会では、有事立法が審議されていました。その有事立法に一つだけなかった制度が、予防拘禁です。しかしいま、厚労省は、児相に配置した弁護士に、少年法第3条に基づく、虞犯少年の予防拘禁をやらせようとしているのです! 有事の際、高校生や大学1,2年生の反戦活動家は、当然予防拘禁の対象となるでしょう。

 戦前は、うっかりしているうち、意外なところから、ひたひたとわたしたちのすぐそばにまで迫っています。
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/723.html

[政治・選挙・NHK266] 児童相談所相関図
これだけ多くの社会集団が関わっている、児童相談所の深い闇… 子供を救う最後の砦なんかでは、絶対にありません。
全容をうまくあらわしていて、よくできた相関図なので、ここにアップします。
これを見て、児相問題についての理解を深めてください!

それにしても、「謎の組織」って、何なのでしょうね? 想像してみましょう。


http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/168.html

[政治・選挙・NHK266] Re: 児童相談所相関図
なお、この図の元データの作成者は、夏凛さん。
https://pbs.twimg.com/media/EBu1RwEUYAASDju.jpg
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/169.html
[政治・選挙・NHK266] そもそも、児童相談所が(不要な理由)(必要な理由)とは
https://ameblo.jp/kagu-will-houtoku/entry-12532115666.html

今回は、【不要な理由】【必要な理由】を考えていきましょう。

昭和22年 12月12日 に衆議院で設置が決められた「児童相談所」。これは戦後の浮浪児や[戦争]孤児を収容する為に作られました。

一時保護は、大人になるまでの一時的な保護として用意された訳です。

さて、現代に孤児や浮浪児がどれだけいるのでしょうか?
殆どいませんよね?

孤児がいないと[児童養護施設の]経営が成り立ちません。
では、施設の経営する為には・・・
何処から子供を集めるのでしょうか・・・。
[戦争孤児がいなくなって、施設が閉鎖の危機に直面した時、家庭での児童虐待問題を叫ぶ声がどこからともなく大きくなりました…]


【不要な理由】

・子どもへの人権侵害
・保護[=拉致]が子供の為にあるものではない事実。
・職員の職権濫用・越権行為が横行。
・こどもの親に対して、義務のない行為を強要。
・保護所[=児相併設収容所、国連が全面閉鎖を勧告]での体罰や虐待が日常的に行われている。
・性的目的での一時保護が行われている。
・施設措置後、養護施設での子どもへの犯罪行為を黙認している。
・適切な処置[処方箋]もないままに、子どもへの精神薬を投与する。
・子どもが嫌がろうとも、無理やり引き摺って、保護所へ連行する。
・一時保護の運用が、強制収容所と同じになっている。
・子どもの家庭環境を破壊しても、責任は一切取る必要がない。
・シングルマザーを推奨[児相はしばしば離婚を強要]するが、後のフォローがない。
・相談所と謳っているが、相談は皆無[相談に行くとわが子を拉致られるリスクがあるので、怖くて行けない]。
・戦後から変わらない、保護(こどもを収容)する為の施設。
・調査の無い、不当な一時保護の横行(理由のない長期親子分離)
・一時保護[という名の人身拘束]が、数か月に及ぶ、子どもへの精神的拷問であること。
・働く人間が、素人集団[「児童福祉司」を名乗るノンキャリ地方公務員の研修は、わずか数日間。そのあとすぐに、拉致の強権を与えられ、獣のように野に放たれる]
・素人が、本物の虐待対応をすると精神が病むケースが多々ある。
・公にしない為、施設含め犯罪行為が容易に行われている[児相職員による猥褻行為等]。

※不要な理由が多すぎて整理が追い付かない。。。


・児相が無くても問題が無い事項

 ⑴虐待対応(警察管轄)[今は、児相と警察が虐待対応で二重行政になっているので、かえって虐待対応がギクシャクしてしまい、真の虐待を受けている子どもたちを救えない。]
 ⑵緊急保護(警察管轄)
 ⑶親のいない子の代替的養護(児童養護施設)
  *手続きに関しては、市役所の管轄
 ⑷子ども手当(市役所管轄)
 ⑸育児相談(市役所管轄)

【必要な理由】

孤児院(現:児童養護施設)の経営の為
子どもビジネスの為[今流行のソーシャルビジネス。駒崎のNPOフローレンスなどがやっている。数年後には、育児への悩みを打ち明けた等のため「特定妊婦」に指定された妊産婦から同意なしで赤ちゃんを奪い、児相と癒着したNPO経由で子どもを希望する親に斡旋。赤ちゃんの価格は1人約200万円也。はっきりした人身売買だ。]
厚労省への国費予算配分の為[可哀想な結愛ちゃんや羽月ちゃんなどがキャンペーンに貢献させられている]
非行児童の更生収容所
[香港のような治安問題が起きたとき、高校生や大学1、2年生を児相収容所に予防拘禁するため=少年法第3条の虞犯少年制度で、国連は廃止を勧告しているが、厚労省は、児相に配置した弁護士にやらせようとしている。]

※必要な理由が大人の都合過ぎて、書ける内容がない。

__________________________________

不要な理由・必要な理由を考察していこうと思いましたが。
圧倒的に不要であるのが分かりました。

その他、色々と理由があるかも知れませんね。
ちょっと、皆さんも考えていきましょう。

是は、家庭の問題でも個人的な問題でもありません。
誰にでも起こり得る、社会問題です。

貴方のお子様や、お孫様が、いつ児相の被害に遭うかわかりません。
理由などないからです、虐待の有無は一切関係ありません。

皆さんも、児童相談所から子供を守るにはどうすればよいかお考え下さい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/218.html

[政治・選挙・NHK266] なぜ児相職員の猥褻事件は異常に頻発するのか?
http://hit-u.ac/jcrec/news/%e3%81%aa%e3%81%9c%e5%85%90%e7%9b%b8%e8%81%b7%e5%93%a1%e3%81%ae%e7%8c%a5%e8%a4%bb%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%81%af%e7%95%b0%e5%b8%b8%e3%81%ab%e9%a0%bb%e7%99%ba%e3%81%99%e3%82%8b%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f/

 事件1.10月9日、大分市で開催されたラグビーワールドカップの試合会場で、島根県出雲市の児童相談所の職員の男らが公然猥褻の現行犯で逮捕されました。 この児相職員は、なんと公衆の面前で自分自身の下半身を露出させたのです。
 事件2.去る8月1日には、児相収容所に拘禁中の未就学の女児に猥褻行為をしたとして、仙台市児相職員が逮捕されています。逮捕容疑は、今年2月下旬から3月下旬までの間に、同市青葉区の児相内で勤務中に、人身拘束されていた女児への猥褻行為に及んだというものです。その後、この女児は解放され、4月下旬に女児の保護者の告発から事件が発覚しました。
 事件3.本年2月には、福岡市の児童相談支援センター(児相)の「主任」クラスの男性職員が、やはり児相収容所に拘禁中の担当していた女子中学生を「相談を受ける」と称して地下にある個室に呼び出し、体を触るなどの猥褻行為を繰り返して逮捕されました。この児相収容所については、牢屋のように自由がなく暴力的なところという悪評が、地元で既に定着していたということです。
・・・・
 
 このように、児童相談所では、職員の猥褻事件が繰り返し起こっています。これは、他の行政機関と比べても特異というべきです。その理由として、ノルマに尻を叩かれるブラック企業の営業社員を彷彿とさせる労働環境の児童相談所職員になりたくない人が増えてきている傾向の中で、児童相談所には、子どもに対し劣情を抱く嗜好を持つ職員が集まる傾向があることを強く疑わせます。こういう人たちは、猥褻行為が悪だという認識がそもそもマヒしているので、今度は自分の下半身をラグビー競技場で曝すようなことを平気でするのでしょう。
 児童相談所に併設された一時保護所(児相収容所)は密室化されており、しかも児相は親にも会わせず学校にも行かせないので、収容所に拘禁された児童が猥褻行為を児相職員から受けても、発覚し児相職員逮捕に至る事案は、極めて稀なのが実態です。それをいいことに、この種の嗜好をもつ人物のあいだで噂が噂を読んで、児童相談所の職を目指すようになるのでしょう。
 子どもを早く親に返すと、仙台の事案のように、猥褻被害が発覚してしまいますから、児相はなかなか子供を返したがらない理由もよくわかります。

 厚労省やその御用の「子ども人権」団体は、いつまで、このような児相職員を、子どもの権利について「専門性」があるなどとしてまるでナイチンゲールのようにいかにも「高潔に」持ち上げ、そういう評価を裁判所などにさえ押し付けているのでしょうか。子どもたちの権利を守るためには、まず、国連子どもの権利委員会がこの3月に勧告した、児相収容所の全面閉鎖(第29項(c))が緊急に必要です。そしてさらに、このように猥褻職員が跋扈し腐敗しきった児童相談所は、撲滅するしかありません!
http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/406.html

[政治・選挙・NHK267] 始まった! 児虐利権をめぐる法務省と厚労省のバトル
http://hit-u.ac/jcrec/news/%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%81%a3%e3%81%9f%ef%bc%81%e3%80%80%e5%85%90%e8%99%90%e5%88%a9%e6%a8%a9%e3%82%92%e3%82%81%e3%81%90%e3%82%8b%e6%b3%95%e5%8b%99%e7%9c%81%e3%81%a8%e5%8e%9a%e5%8a%b4%e7%9c%81%e3%81%ae/

法務省が、「児童虐待とたたかう法務省プロジェクトチーム」を立ち上げた。2020年初めにも提言を取りまとめる予定であることが、各メディアで報道されている。
ここで、すぐに疑問が頭に浮かぶ。なぜ、厚労省ではなく法務省なのか、ということだ。従来児虐行政は厚労省が仕切っており、児童虐待防止法は厚労省の所轄。児虐関係のNPOなども、厚労省と結びついてきた。そこに、突如として法務省が割って入ってきたのだ。
これは、明らかに、法務官僚と厚労官僚との間で、児虐利権をめぐる省庁間バトルが始まったことを意味する。いきなりの公然としたプロジェクトチーム立ち上げであり、ある意味では、法務省から厚労省への宣戦布告の趣さえ備えている。

法務省には、そのニーズが実はかなり前からあった。最大の理由の一つは、少年院がどこもガラガラになって、リストラの危機に瀕しているという現実である。少子化に加え、最近の少年は、ますます軟弱にふやけてきて、昔のようなヌンチャク片手のワルになり非行を犯す気すら起こらなくなったということだろうか。”こんなにガラガラなら、少年院は全国に1つだけでいいよね?” と財務省に言われかねない。いうまでもなくこれは、法務省の省益縮小を意味する。かつて児童養護施設が戦争孤児がいなくなり児童虐待に定員充足の道を見つけたのと同じシナリオが、今度は少年院で顕われてきたのである。

厚労省の児童虐待ビジネスモデルは、「官出数字、数字出官」戦術で大成功をおさめ、省益の一大成長分野となった。検察や少年院を抱える法務省は、従来これを指をくわえて見ているしかなかった。
しかしここに、おおきな転機が訪れた。それが、相次ぐ凶悪虐待事案における児相の見殺しに対する世論の批判、児相職員の猥褻・暴行などの不祥事、そしてこの3月の、児相行政に対する国連勧告である。手厳しい勧告に狼狽した外務省が、同じ勧告を国連に繰り返させないため、児虐政策を厚労省にこれ以上任せてはおけない、と悟り、法務省の応援団に転じたことも考えられる。国会では、法務委員会で、厚労省の児相行政に対する批判の質問が委員である議員から出されるようになっている。これも、児童虐待は厚労省ではなく法務省へ、という機運を高める一環となるだろう。

法務省が考える児虐政策のモデルは、検察官が主導権を握り、司法面接を1回だけおこなって、検察主導で主として凶悪児童虐待に対応していこうというもののようだ。司法面接は、厚労省御用医師の山田不二子が積極的に日本で普及を図り、児相職員を相手に有料講習会を開催するなどしていたが、このお株を法務省が召し上げる、ということになる。すでに福岡には、「子どもルーム」という、司法面接用の室ができあがっている。ここで司法面接を行うとき、児相職員は一応招かれるが、オブザーバーで、ほとんど発言すらできない。ガラガラの少年院を、「児童虐待をした親子の共同生活によるリハビリ施設」に転用する展望も生まれてくる。
厚労省はこれまで、日弁連と組んで児相に弁護士を配置するなど、児相の疑似司法機関化で省益確立を図ってきた。だが、こうした政策は、ある意味で法務省の縄張りに厚労省が侵入していく過程でもあった。この厚労省の領域拡張ドライブに反撃が始まったとみることもできる。そして長期的には、児童虐待防止法や、児童福祉法の児相関連条項を、法務省に移管させることが目標となる。

厚労省がこれに直面し、大いに焦っていることは想像に難くない。これまでは、凶悪虐待事案が起これば、それを奇貨として”児相にもっと予算を!人員を!”キャンペーンを起こすことができたが、今や、凶悪事案が起これば、”児虐案件は厚労省=児相には能力がないから検察へ”、という流れを強めるだけになりかねないからだ。児相におけるSBS(山田不二子氏が唱道した、「揺さぶられっ子症候群」)や軽微事案での拉致も同様だ。すでに検察は、SBS単独では親を起訴しない方向になっているという。これまでの児相による拉致の口実が、次第に塗り消されてきているのである。

この法務vs厚労バトルは、児相被害者にとってはかなりの程度に朗報である。法務省が厚労省から児虐利権を奪うことの正統性の一つが、国連勧告で指摘された児相の人権侵害にあるからだ。”こんな、子どもの権利条約違反の人権侵害を繰り返している厚労省=児相に、もう児虐政策は任せておけない!”ということだ。児相が子どもの権利条約違反の人権侵害を家族・親子に加えるほど、厚労省は、児虐利権を法務省に奪われるリスクを高めてゆく。おのずと、厚労省=児相の対応は慎重にならざるを得ないだろう。それでも酷い人権侵害を児相が加えてきた場合は、児相にビビるのではなく、遠慮なく衆議院の法務委員をしている串田議員辺りにしっかり具体的にご注進すればよい。もちろん、凶悪虐待事案については、警察→検察 という児相頭越しのルートが確立することで、より有効な抑止と取り締まりが期待できる。軽微・凶悪どちらについても、子どもの権利がこれによってより強く護られることになる。

…(中略)…河井法務大臣は選挙スキャンダルで辞任してしまったが、ひきつづき、法務省ならびに国会法務委員会の動きには注目していきたい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/105.html

[政治・選挙・NHK267] 立憲民主党の児童相談所政策に強い人権上の疑問
 立憲民主党は、国政に「児童虐待を防止し、社会的養護を必要とする子どもたちの健やかな育ちを支援するため、総合的な体制を強化します」という政策を打ち出しています。しかし、「総合的な体制」ではよくわかりません。具体的に、どういう政策なのでしょうか。 
 首都圏の某市で間もなく投票される市議選挙をめざして、告示直前、立憲民主党から立候補予定の女性候補が、駅頭で演説をしていました。そこで、立憲民主党が児童相談所問題についてどのような政策をもっているのか、この3月に国連子どもの権利委員会から発出された総括所見にある、第27〜29項の勧告を知っているのか興味がわき、質問してみることにしました。

 この立候補予定者は、国連子どもの権利委員会勧告は読みました、政策としては、児相職員を増やします、予算を増やします、という趣旨の回答です。
 実際の勧告内容とこの候補予定者の女性の回答があまりに食い違っているので、国連子どもの権利委員会勧告を本当に読んだのか、国連が児童相談所の人権侵害について厳しい勧告を出しているのを知っているのか、国連は児相職員の増員などということは勧告していないのではないか、とさらに畳みかけると、この立候補予定者は次第に顔つきをこわばらせ、ケータイに電話が来たから、と言って逃亡!
 あとには、3.11の直後、福島原発について「直ちに影響はない」と嘘をTVで繰り返していた枝野幸男の幟が虚しくはためいていました。

 立憲民主党の児童相談所政策については、lover6668さんのブログで次のように問題点が指摘されています:
「立〇民主も児童相談所や児童施設を増やす方向性でいっているらしい。政令都市や指定された都市に。/少子化の時代に施設を増やすって悪い予感しかしない。」
https://ameblo.jp/lover6668/entry-12496149413.html

 立憲民主党は、地方公務員の組合である自治労の支援を受けています。地方公務員を増やすというのが基本政策であることは疑いありません。もちろん、公務員を一律に減らせという主張には疑問がありますが、国連勧告もろくに読まず、国連から人権侵害していると指摘された行政機関の職員まで増やすというならば、まさにlover6668さんの「悪い予感」が的中するでしょう。

 後日、この立憲民主党女性候補の選挙公報を読んだところ、「児童虐待・DV被害など家庭の外に見えにくい問題の早期支援をすすめます」などと明記してありました。
 しかし、その「支援」なるものの内容は何なのでしょうか。実は支援でなく、家庭の内を監視しそこに泥靴で立ち入るような国連勧告違反の介入強化を図ろうとしているのではないかという、まさに悪い予感がします。

 有権者は、演説している候補者を街で見かけたら、こちらから容易に入手できる
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000464155.pdf
国連勧告外務省訳のプリントアウトを片手に、積極的に児相・児童養護施設問題について質問を仕掛けてみましょう! 有権者一人ひとりが、児童虐待や児童相談所を政策に掲げて立候補し演説している候補者にしっかりその人権上の問題点を質す行動をすすめれば、議員の意識が次第に変わっていくはずです。

 それをしたら逃亡したような立憲民主党の候補者を支持できるのか。有権者の皆さんにはぜひ、賢明に判断いただきたいものと思います。


http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/683.html

[政治・選挙・NHK269] 悠仁様を児童相談所はなぜ「一時保護」しない?
http://hit-u.ac/jcrec/news/%e6%82%a0%e4%bb%81%e6%a7%98%e3%82%92%e5%85%90%e7%ab%a5%e7%9b%b8%e8%ab%87%e6%89%80%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e3%80%8c%e4%b8%80%e6%99%82%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e3%80%8d%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%84%ef%bc%9f/

昨年12月8日、「第41回少年の主張全国大会」に出席された秋篠宮家の悠仁様のお首に、くっきりと痣が付いていることが確認され、メディアやネットで大きな騒ぎとなりました。

この痣の原因について、秋篠宮家のお世話をしている皇嗣職は、暗いとき、お住まいの御所内で物置を固定する紐に強く当たったのだ、と説明しているそうです。しかし、紐にあたったくらいで、こんなくっきりとした痣がつくものでしょうか? そもそも広々とした御所の庭に物置が無造作に置いてあったり、しかもそれを固定する紐が首に当たる位置に張ってあったりするものでしょうか? 説得性は限りなく低いと言わざるを得ません。お召しになっている制服がフルオーダーで、ぴったりのサイズに仕立てられた詰襟の堅いカラーがお首に擦れた、という説明の方がまだ説得的に響きますが、秋篠宮家ではこの理由を唱えていません。真相は闇の中です。

児童福祉法は、秋篠宮家にも適用されます。その33条には、「児童相談所長は、必要があると認めるときは、…児童の安全を迅速に確保し適切な保護を図るため、又は児童の心身の状況、その置かれている環境その他の状況を把握するため、児童の一時保護を行」うことができる、と定めています。すると、お首の痣を「緊急事態」として、悠仁様の安全を確保し、置かれている環境を把握するため、管轄の東京都児童相談センター(新宿区)は、悠仁様を「一時保護」する必要があるのではないでしょうか? 一般市民の家族の子どもならば、これほどはっきりした痣が首についていたら、児相は真っ先に拉致したうえ、親を呼び出して、子どもを人質に「虐待」の自白を迫るでしょう。しかし、悠仁様が、News Every.で激しい施設内虐待が暴露された東京都新宿児童相談センター付設の収容所に入れられたということもなく、センターが紀子様を呼びつけたという話も聞きません。

児相がまさか、飯塚幸三のような上級国民と一般市民とを差別しているとは、信じたくもありません。それゆえ、この程度の痣ならば、悠仁様と同様に、日本国民の子どもは誰でも、安全確保のためにも、状況の把握のためにも、「一時保護」されないし、その必要もない、という児童福祉機関の専門的判断があると考えてよいことになります。

しかし現実には、例えば、このように痣ができた一般家庭の子どもたちは、事前の通告も司法審査もなく児童相談所の職員に連れ去られ、そのまま親が何年ものあいだ面会すらできない、という無法がまかり通っています。するとこのような一般市民向けの「一時保護」行政手続きは、児童福祉の専門的判断からしても、不要な子どもの拉致・拘禁であり、虐待冤罪だということになります。

なぜ、そのような「虐待冤罪」による子供の拉致・拘禁を児相はいつまでも続けるのでしょうか? 理由は、はっきりしています。それは、児童福祉法がいう子どもの「安全確保」や「状況把握」は口実で、じつは、児童養護施設や乳児院などの「社会的養護」利権のコマとして使う「子ども狩り」であって、これはひとえに児相や児童養護施設が利権を貪るためであり、子どものため、家族のため、そして真の虐待防止のためでは決してない、ということです。

この度の悠仁様の首の痣に対する児相の対応は、この事実をハッキリと立証しました。もし、厚労省や児童相談所が、それは違う、と言うなら、東京都新宿児童相談センターは直ちに悠仁様を「一時保護」して児相収容所に入れ、向精神薬を飲ませ、体育館を百周させ、そして紀子様を呼びつけて「虐待」の自白を求めるべきです。自白しなければ、児童相談センターは28条を申し立て、悠仁様と紀子様とを何年でも面会させないようにすべきです。未来の天皇になる方には、そのように手厚い安全確保の保護が十分に相応しいでしょう。
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/386.html

[政治・選挙・NHK269] 皇后雅子は、腐敗した児童養護施設との交流関係を断ち切れ

皇后雅子が、児童養護施設との交流を続けているようだ:
「雅子さま『虐待児童ゼロに!』20年前から訴え続けた宿願」
https://jisin.jp/domestic/1812838/
養護施設を経営する社会福祉法人の理事長が、「それぞれに事情があり親と一緒に暮らせない子供たちを、皇后さまは心からずっと応援し続けてくださっているのです。施設を運営している職員らにも励ましのお声がけをいただき…」(『女性自身』12月24日)などと、皇后雅子の「お気遣い」に、何も知らない読者が感動するような美談記事に仕立てられている。

だが、少し待ってほしい。そもそも、児童養護施設とは、皇后雅子が宿願するような「虐待児童をゼロに」するところなのだろうか? 
この皇后雅子の児童養護施設訪問記事が掲載されてから1ヶ月もしないうちに、児童養護施設についてこういう報道がなされた:
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200129/2000024770.html
「大阪府内の児童養護施設で散髪のボランティアをした際に、女子児童の体を触るわいせつな行為をしたとして、理容師の男が逮捕されました。…警察によりますと、H容疑者(40)は去年11月、大阪府内の児童養護施設で散髪のボランティアをした際に、小学校低学年の女子児童の下着の中に手を入れて体を触ったり、無理やりキスをしたりしたとして強制わいせつの疑いが持たれています。…H容疑者は15年前から散髪のボランティアグループに参加し、複数の施設を訪れていましたが、4年ほど前からは『1人でやらせてもらいたい』と言って単独で訪ねるようになった・・・」
こういうロリコンの活動を15年間も許容するような児童養護施設と皇后雅子が交流している。はたして、問題はないのだろうか?

さらに調べていくと、現代の児童養護施設にひそむ巨大な闇が浮かび上がってくる:
そもそも、なぜ散髪を、通常の代価を払うサービスの提供としてではなく、H容疑者のようなボランティアにやらせてきたのだろうか? 
児童養護施設は、社会福祉法人が経営する収益事業だ。経営する社会福祉法人は、ボランティアで施設を運営しているわけではない。ホテルを経営する株式会社と同じであり、コストを切り下げる経営努力をすれば、株式会社と同じように収益が上がる。
ところがホテルは宣伝を打って客を集めなければならないところ、児童養護施設にその必要はない。児童相談所が定期的に「措置」として「それぞれに事情があり親と一緒に暮らせない子供たち」、とくに「虐待された」とされる子どもたちを回してくるからだ。その中には、実は、本当は施設措置などしなくてもいい軽微事案の子どもも結構含まれている。そして児童養護施設は、措置された人数に見合う毎月児童一人当たり定額の措置費を血税から受け取る。
株式会社東横インにマッサージ師がボランティアとして来ることはないが、児童養護施設は無償かそれに近い費用でボランティアを集める。H容疑者の事件は、ボランティアという名のもとに幼児と関わりたいロリコンが児童養護施設に多いという氷山の一角を照らした。

つまり、児童養護施設経営は、収入は安定し、費用は安く切り下げられる、美味しく安定したビジネスなのだ。
児童養護施設がこのようなビジネスモデルになったのは、厚労省の「児童虐待」キャンペーンを契機とする。戦争孤児がいなくなった1960年代、かつて戦争孤児を収容していた施設はガラガラになり、その業界団体は、積極的に「子どもを回せ」キャンペーンを展開した。それは、児相がリストラの危機に瀕した1980年代から、厚生省(当時)の関心を呼ぶようになり、「児童虐待」を理由に親から切り離された子どもたちで施設を満杯にして、その費用を「措置費」と呼ばれる血税で賄うというシステムができあがった。これが、「それぞれに事情があり親と一緒に暮らせない子供たち」の実態である。
こうして収入が安定する一方、コストのほうは、その切り下げのため、「困っている子どもたちのための福祉施設」という児童養護施設の外見とイメージを活用して、ボランティアや寄附を誘い込む。児童養護施設のホームページを見ると、ボランティア募集、自転車や寄附金などの募集が目につく。

一般のイメージと異なり、児童養護施設に措置されているのは、貧しい家庭の子どもたちだけではない。私立の進学校に通っていて拉致された子どもも措置されている。このような子供は、何ヶ月も児相収容所に入れられていたとき、義務教育の学校に通学することすら禁止されていたため、勉強がおいつかなくなっている。
児相がこうした「事情がある」と称する子どもたちを養護施設に送り込んでくると、ここでも「ボランティア」が勉強を教えたりする。何歳のどんな学歴の輩かもわからない人物が教える「勉強」・・・。こんなことで成績が上がるはずもなく、児童養護施設では発達遅滞が常態となる。その結果、国際人権団体ヒューマンライツウォッチの報告書『夢が持てない』は、収容児童が退所後は「低収入の仕事にしか就けないこと、また、ホームレスになる危険性すら存在する」。それゆえ、「より大局的視点から言えば、施設での養護そのものが虐待といえるかもしれない。家庭での養育の機会を子どもから奪っているからである。家庭で育つことが子どもの発達と福祉にとっていかに重要かは多くの研究の示すところである」、と指摘している。
https://www.hrw.org/ja/report/2014/05/01/256544
児童養護施設のご飯はまずいという。何故か? それは、スーパーなどが「慈善事業」と思い込んで、「フードバンク」と称し児童養護施設にお下げ渡しした賞味期限間近、もう少しで廃棄されていたような食物を収容児童に与えているからだ。スーパーから来るときわずかに賞味期限が残っていても、児童養護施設の倉庫に入っている間に、期限が切れてしまっているかもしれない。社会福祉法人の経営者は、勿論こんなものは食べない。食べるのは、子どもたちだ。

要するに、「社会福祉」の美名のもとで、小児性愛者も交じり込んだボランティアを使いながら、児相に拉致され送り込まれる子どもたちにスーパー売れ残りの食材を与え、発達遅滞の子どもたちを大量生産しつつ、血税から利益を吸い取っている――これが、社会福祉法人の経営する児童養護施設の腐敗した実態なのである。
国連子どもの権利委員会第4,5回総括所見が、「迅速な子どもたちの脱施設化(prompt deinstitutionalization of children)」を勧告したのは当然だ(29項(b))。そして日本国内でも、「1人に1億円以上かけて、ホームレスやワーキングプアを量産!? 児童養護施設をいますぐ止めるべき」という的を射た意見が出ている:
https://diamond.jp/articles/-/61194

同じ利権仲間の児童相談所は、このような児童養護施設の経営を支えるため、こういう腐敗した施設経営の実態には目を瞑って、「虐待された」とする子どもたちを毎日拉致し、そして、親が同意しなければ28条申立てを駆使して、子どもたちを児童養護施設に送り込んでいる。虐待されたとする子供をコンスタントに作り出すため、児童相談所は、「虐待」と判断するレベルを次々と下げてきた。最近では、子どもの前で夫婦喧嘩をすることさえ「心理的虐待」である。これは明らかに、子どもたちのためではなく、児相と社会福祉法人の利権維持のための児童虐待行政にほかならない。つまり、児童養護施設存続のために「虐待」がつくりだされているのである。

欧州では、児童養護施設がひとたびこのような人権侵害事件を起こすと、行政から懲罰的な閉鎖命令が下される。しかし日本では、千葉の恩寵園のような凄惨な虐待を起こした施設であっても、そのまま存続している:
 http://onchoen.yogo-shisetsu.info/saiban/kodomo-chinjutsu.html

厚労省は、国連勧告の通り、迅速な脱施設化を実行する意思があるのか? これをしないとすれば、あまりに子どもたちを無視し、施設利権に甘い行政といわざるを得ない。しかもその代わりに、皇后雅子を使って、こういうどす黒い経営をしている児童養護施設に、royal warrant すら与え、児童養護施設の存続を図っている。
児童養護施設が存在する限り、そのベッドを埋めて施設の経営を維持するため「虐待」は児童相談所によって生産され続けるから、皇后雅子が関わり続けて児童養護施設に正当性を与えるかぎり、「虐待」はなくならないだろう。皇后雅子は、その意図とは全く逆の行動をとっているのである。皇后雅子にもし一片でも良心があるならば、このようにして子どもたちを苦しめている児童養護施設との交流関係を、まずきっぱりと断ち切るべきである。

http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/439.html

[政治・選挙・NHK269] 児童相談所の「拉致ノルマ」は、日本に数ある行政犯罪の一つ
児童相談所が子どもを家族から引き剥がしてくる動因となっている、今や国連子どもの権利委員会にまで「児童相談所がより多くの児童を受け入れることに対する強力な金銭的インセンティブを有する疑惑がある」(Para. 28(c))と轟いてしまった「拉致ノルマ」。そんなものは無い、と言う人もあるが、もちろんそんなことはない。
その証拠に、人権を無視してノルマ達成にいそしむ行政は、他の機関でもしっかり行われている。そして、職員が、ブラック企業並みにノルマで厳しく尻を叩かれているところもそっくり同じだ。
「児童福祉」が、実は役所の実績稼ぎに変質してしまっている児童相談所のあり方は、日本の行政としては、極めて自然な論理なのだ。
同じ人間のはずの子どもたちを、児相や児童養護施設の利権や食い扶持のために、ことさら酷い監禁状態においている。これはまさに、国際的にみれば犯罪だ。
その実態を、3つの他の行政機関の例で検討する・・・


https://jisouhigai.hatenablog.com/entry/2020/01/19/165609

日本の行政犯罪には児相被害以外にも、どのようなものがあるのであろうか?代表的なものとその問題点を述べる。検証出来たもの出来ていないものが混ざるが、児相被害との類似点が多いのでぜひ自らの身を守る際の参考にして頂きたい。また、児相被害解決のヒントも他のこれら行政犯罪のほころびの中に見られるのかも知れない。


1)警察の交通違反ネズミ捕り

警察の行政犯罪で最も深刻なものは実は殺人事件が起こった時に絶対に犯人を捕まえなければならないとして、強引な逮捕、自白を迫ることによって起こる冤罪事件だ。しかし、その他にも車の運転をする大多数の国民にとっては「ネズミ捕り」と言われる交通違反でわざと違反者を出して罰金で儲ける構造的な問題がある。国内の道路標識の中には初めてその道を通ると殆どの者が見逃してしまう様な、非常に分かりづらいものがある。なぜ、もっと分かりやすくしないのかと疑問に思った事はないだろうか?

実は警察には警察庁と総務庁へ毎年、支払わなければならない交通反則者納金という上納金がある。この支払いのために各自治体の警察はネズミ捕りによる交通違反の摘発件数を必然的に増やさなくてはならない。つまり、「交通違反を無くす訳にはいかない」。警察は公式には認めていないが、実際はこれがネズミ捕りノルマとなる訳だ。反則金を徴収することで警察は税金以外の収入を手にして、さらにそこにぶら下がっている警察関連団体の警察OBたちが生活している。
(以下略)

https://www.mag2.com/p/news/226430
https://radiolife.com/security/police/2049/
https://motor-fan.jp/article/10000590

2)国税による調査件数と追徴課税額

国税による税務調査の真の目的は納税者の提出したおかしな申告書の内容を確認する事ではない。その目的は「追徴税を稼ぐ事」そのものだと元国税職員が語っている。税務署の調査官は、ノルマとしての追徴税をどれだけ稼ぐかで、仕事が評価され昇進が決まると言う。このため必然的に「追徴税を取る事」自体が目的となる。

もし国税職員の稼いだ追徴税が少ないと、上司からの叱責や先輩職員から厳しい指導がされると言う。自分の給料額より、稼いだ追徴税額が少ないと「給料泥棒」、「お前は国家に損失を与えている」等と罵倒される。税務署内では、各部門が稼いだ追徴税額の多さで競争し、各税務署同士でも追徴税額で競争しているそうだ。結局、多額の追徴税を稼いだ調査官職員は「優秀事績」者として発表、表彰される。国税庁は公式には税務職員にはノルマはない、と言っているが、追徴税を常に意識し沢山稼いだ業務成績優秀者が現実問題として出世しているという。

(中略)

また、国税庁の事務計画で決められているため、国税の調査件数を稼がなくてはならず、この調査件数のノルマのため目の回る忙しさになると言う。このため調査職員は重箱の隅をつつくような些細な欠点を煽る税務調査を繰り返す。結果として、本当に悪質な脱税は解明できず、細かい間違いをしたレベルの納税者をとことん虐めることになるという。

金のために複雑で難しい税務申告の些細なミスをあげつらい、善意の納税者から無理やり追徴金をせしめ、同様にこのノルマを果たせない職員をとことん追い詰める行為は犯罪行為以外の何ものでもない。

https://www.mag2.com/p/news/427229
https://zeimu-chousa.jp/2017/07/12/norm-evaluation/

3)入管による外国人無期限収容

日本の入国管理局は国内の非正規移民、不法残留・入国などで退去強制を受けた外国人の無期限の長期間収容を行っている。この中には、難民認定数が異常に低い日本でなければ当然のように難民認定されていたであろう外国人も含まれている。現在、入管の収容所で機関の定めなく長期収容されている外国人は分かっているだけで約1300人程になると言う。この収容で問題なのが期限が無いという点だ。日本人の場合、刑事罰としての懲役刑を受けても、死刑以外は法によって勾留期間は定まっている。無期懲役刑でさえ、ほぼどのくらいの勾留期間で出られるかの推定は可能だ。しかし、日本に難民認定してもらおうとして来日すると、刑務所相当の収容をされて、いつ出られるのか見通しがまったく立たない。

また、収容中の医療は専門医のいないとりあえず処置のみで、2014年3月には40代のカメルーンの人が糖尿病で満足な治療がなされず死亡している。2017年6月、虫垂炎の手術をしたトルコ人が患部の痛みを訴えたが約1ヵ月放置。2018年4月には、インド人が長期収容の末に自殺。その死を受けて被収容者約70人がハンガーストライキ。2019年の3月には収容中のクルド人難民申請者が12日に極度の体調不良となり家族と支援者が呼んだ救急車が、入管職員の勝手な判断で2度も拒否された。同年4月には「長期収容は、国家による犯罪であり監禁」であるとして収容者が集団訴訟を起こしている。日本と言う国が国は違えど同じ人間に対して、ここまで残酷なのかと驚くばかりだ。実はこの入管も児相と同様、戦前は特高を配した国民監視の内務省の管轄でその職員たちが継続雇用され、その手法が残った行政機関でもあるのだ。

入管による外国人の長期収容には相応のコストもかかる。放免するにしろ送還するにしろ、早めに判断して長期収容を避けたほうが良いに決まっている。しかし、入管にはそういうコスト感覚はない。むしろ、入管は収容者を減らす事で定員と予算を減らされるのを嫌がっていると考えられると言う。入管特有の事情として、入国審査官と入国警備官という2つの職種があり、入国審査官は空港などでパスポート審査などの窓口業務を行い、入国警備官は外国人の摘発や収容、送還などの警察機能を担う。問題の収容施設業務は入国警備官が行っており、収容者が減ったり、退去強制手続きがなくなると、入国警備官の仕事がなくなってしまうと言うのだ。

入国は、西日本入国管理センターが2015年9月に廃止となり、大村入管の収容者数も十数人に減少となり入管収容施設は減少する傾向にあるという。西日本の次に廃止されるのは大村だとも噂され6人定員部屋がいつの間にか4人定員部屋に変更され定員充足率を高めて見せていると言う。入管の本音はこれ以上、現職員の雇用確保のため収容外国人定員を減らす訳にはいかない、と言う事にあるかも知れないのだ。

(中略)

https://toyokeizai.net/articles/-/325058
https://www.refugee.or.jp/jar/report/2016/04/18-0003.shtml
https://www.buzzfeed.com/jp/sumirekotomita/immigration-long-term-detention
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64055

このように日本の行政犯罪と言うくくりで見ると児相被害が特異で認知が低いのではない。行政犯罪自体がマスコミに覆い隠されていて、構造的に行政の業務目標に伴う利権保持と強力なノルマが暴走を促しているのである。

そして、このような行政犯罪は児相被害を含めて、皆、血の通う人間を喰らい益を得ている。このような公務員に向けて国民が思うのは、人倫にもとる仕事をしてはならないと言う事だ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/576.html

[政治・選挙・NHK269] 「揺さぶられっ子症候群」で利権追求の医師らが、逆に児相の人権侵害をクローズアップさせている

http://hit-u.ac/jcrec/news/%e3%80%8c%e6%8f%ba%e3%81%95%e3%81%b6%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%a3%e5%ad%90%e7%97%87%e5%80%99%e7%be%a4%e3%80%8d%e3%81%ab%e7%96%91%e5%95%8f%e3%82%92%e6%8a%b1%e3%81%8f%e5%bc%81%e8%ad%b7%e5%a3%ab%e3%81%9f/

「揺さぶられっ子症候群」(SBS)を理由として我が子を児相に拉致された家族は、全国に数多く存在します。さらに、児相拉致にとどまらず、親がこれにより刑事訴追を受けることとなった事例も、決して少なくありません。

このSBSを日本で最初にとりあげたのは、北九州市のある病院のすでに故人となった小児科医でした。これをその後大きく広めたのは、「日本子ども虐待医学会」の事務局長を務める医師、山田不二子氏です。山田氏はこれにより、2013年度、内閣府から「チャイルド・ユースサポート章」まで受賞しています。SBSを唱える論者は、3つの兆候(急性硬膜下血腫・脳浮腫等・眼底出血)がそろって子どもにあれば、「SBSによる虐待」と主張します。
ところがこのSBSの医学的根拠は、実は乏しいもので、このSBSが、数多くの「虐待冤罪」、すなわち児相が児童の拉致により金銭的インセンティブを獲得する不当な行政の温床となってきたのです。山田不二子氏が主宰した学会シンポジウム「AHT/SBSは存在する」に参加した医師は、「一貫して、地位保全に執心し、客観性が感じられませんでした」、「無意味で有害な面会謝絶に遭う乳幼児の人権や不利益には全く言及しませんでした」と、受けた印象を語っています(『さらわれた赤ちゃん 児童虐待冤罪被害者たちが再び我が子を抱けるまで』152−153ページ)。SBSが真正な医学的・生理学的現象ならば、山田氏はこのような対応をとる必要が全く無かったはずです。

SBSによる「児童虐待」の疑いから、親の刑事訴追が行なわれるようになると、まず、刑事を専門とする弁護士が、声を上げ始めました。このような弁護士と、SBSの医学的根拠に疑問を抱く医師が、「SBS検証プロジェクト」を立ち上げています。詳しくは、こちらの同プロジェクト公式サイトをご覧ください:
https://shakenbaby-review.com/index.html

こうした弁護士や医師の活動は実を結びました。SBSは刑事法廷でも「虐待冤罪」と見られるようになり、2018年3月から今月(2020年2月)に至るまで、6件もの無罪判決が立て続けに出されるようになっています。
とくに、2019年10月25日付け大阪高裁判決では、検察側の証人に立った山田不二子氏派医師の法廷における証言について、極めて厳しい判断を示しています:
「医学文献の記載と整合せず, CT画像読影について, 正確な専門的知見を有しているのか…につき,疑問を禁じ得ない」、同医師の証言は「その断定的な言いぶりに照らしても、自己のよって立つ見解を当然視し、一面的な見方をしているのではないかを慎重に検討する必要がある」。しかも、同医師は別の「医師がカルテ等に記載していた『胞状の網膜剥離』との診断を, 『網膜分離症』と置き換えているが,不正確であり,不当である…このように置き換えることは,意図したものではないとしても,虐待起因の症状であるとする方向にミスリードする危険性が高い」… 大阪高裁は、SBS派医師が、児相お得意の虐待捏造にすら手を染めた疑いを示唆する判示を行なったのです。
SBS派医師は、もはや2度と法廷に証人として立てないほどに信用を失墜したといってよいでしょう。

こうした一連の事態の展開を受けて、2月14日、日弁連主催で「虐待を防ぎ冤罪も防ぐために, いま知るべきこと」と題するシンポジウムが開催されました。
その講演に登壇した、大阪にあるゼラス法律事務所の川上博之弁護士は、刑事の枠から出て、SBSを理由とした児相の「一時保護」にかかわる人権侵害の問題に大きく踏み込み、これを「刑事事件だけの問題ではない」とし、「疑わしきは被告人の利益に」、家事事件では「児童の保護・虐待の防止」が強調されるが、「明らかに誤っている意見を前提としていけないのは、刑事事件も家事事件も同じ」と断じました。
なお、川上弁護士は、2019年12月、児相が28条による施設措置を申立てた案件で親権者側の代理人となり、家裁審判ならびに児相側が抗告した高裁において児相側申立の却下を勝ち取り、見事に子どもを児相から奪還した辣腕です:
https://www.zealous-law.com/notice/%e4%b8%8d%e5%bd%93%e3%81%aa%e8%a6%aa%e5%ad%90%e5%88%86%e9%9b%a2%e3%82%92%e8%a7%a3%e6%b6%88%e3%81%97%e3%81%9f%e4%ba%8b%e4%be%8b/

この講演に引き続いて行われたパネルディスカッションで、日弁連子どもの権利委員会委員長の岩佐嘉彦弁護士は、児童相談所が、親が「虐待」を自白しないと「親子再統合」(児童を親に返還すること)を行なわず、これが親子分離の長期化を招いているという事実を摘示し、何とかすべきだと発言しました。これに対し、講演者の川上弁護士は、「人質司法の別の形」だと応じました。

SBSを理由とした刑事訴追に対する批判から出発した運動は、いよいよ児相行政における長期にわたる親子分離、子どもを人質に使った「虐待」自白強要など、厚労省や児相が強行する行政が行なう人権侵害の追及へと、ここ数年の間に大きく動き始めています。とりわけ、日弁連子どもの権利委員会委員長が、従来のくれたけ法律事務所所属弁護士のような厚労省との癒着路線から一線を画し、子どもと家族の人権を擁護する立場から児相行政に強い批判を向け始めたことは、大きな前進というべきです。

このシンポジウムには、弁護士らを中心として168名もの参加を得て会場は立ち見も出る盛況で、テレビの取材カメラも数局陣取っていました。昨年3月の厚労省=児相行政の人権侵害をやめさせる国連勧告という国際的な動きに引き続き、厚労省=児童相談所による「児童虐待」を口実にした利権目当ての児童拉致・拘禁を拡大する動きに対決する、人権規範を踏まえた児相被害者を護り救援する動きがつくりだす大きな闘争の構図が国内に抬頭してきたことは、間違いありません。

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http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/756.html

[政治・選挙・NHK269] Re: 「揺さぶられっ子症候群」で利権追求の医師らが、逆に児相の人権侵害をクローズアップさせている
こちらのブログも参照してください!

「相次ぐ『虐待冤罪』。『子どもの自由を奪う』児童相談所の実態」
https://ameblo.jp/kagu-will-houtoku/entry-12575338110.html


http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/758.html

[政治・選挙・NHK270] アジア諸国が嘲笑する日本の児童虐待防止政策
「中の人」からもついに出た! 子どもの権利条約遵守義務を放棄した厚労省の児虐政策批判
http://hit-u.ac/jcrec/news/%e3%80%8c%e4%b8%ad%e3%81%ae%e4%ba%ba%e3%80%8d%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%82%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%ab%e5%87%ba%e3%81%9f%ef%bc%81%e3%80%80%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%ae%e6%a8%a9%e5%88%a9%e6%9d%a1/

「アジア諸国が嘲笑する日本の児童虐待防止政策」という衝撃的な節題を掲げて、現花園大学の和田一郎教授が厚労省の児虐政策を厳しく批判する記事を発表しました:
「『児童虐待防止政策』には致命的な問題がある」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200221-00331360-toyo-soci

和田教授は、かつて茨城県職員で、児相行政にも携わったものと思われます。その後、厚労省の有力外郭研究機関である「日本子ども家庭総合研究所」で3年間主任研究員を務め、現職となりました。いわば、厚労省の「中の人」です。しかも、これまで、日本の児童虐待防止政策の国際的評価というテーマでの論稿は発表していませんでした。そこから、このような厳しい、いわば内部批判が出てきたのです。2019年3月に発出された、国連子どもの権利委員会第4,5回総括所見での事実認定と緊急勧告が影響していることは明らかでしょう。事実、この記事には、国連総括所見が、2度にわたって引用されています。

記事は、2010年以来国連人権関係委員会が10年にわたり是正を勧告してきた日本の児童相談所の人権侵害について、国連総括所見等を通じその酷い実態を知ったであろうアジア諸国が、「『日本の方式以外だったらうまくいくだろう』と嘲笑」しはじめた、というのです。かつてアジア諸国は、日本の技術や制度を手本とし、国際的なキャッチアップを図ってきました。それが最近になって180度姿勢を転換し、日本の児相・児虐行政を「失敗例」ととらえるようになったことの意味は重大です。
和田教授は、「日本は「子どもの権利条約」に1994年に加盟しました。条約を批准した各国の政府は子どもたちの権利を実現するために、国内法の整備などを具体的に進める必要があります。/ しかし、わが国はその国内法の整備を『まったく』行ってこなかったのです。」と指摘します。これは、日本の自称「子どもの権利」団体ですらどこもこれまで認めたがらなかった事実であり、この指摘は極めて重要です。これに対しアジア諸国は、国連子どもの権利条約を批准した以上は国内制度を条約と整合的なものとする決意を固め、国連子どもの権利委員会から勧告を受けたら、これを国内で実行するための努力を一生懸命に払って、自国の児童行政を国際的にキャッチアップさせるよう頑張ってきました。ところが日本の厚労省行政を見ると、これとは真逆に、条約批准から3年後の「児発434号通知」(児相が「保護」した児童を親に返還することを拒否せよ、と児相に通知し、司法審査なき児相拉致を通達で制度化した)、そして2000年の児童虐待防止法第12条の面会禁止規定など、子どもの権利条約に違反する制度をますます強固にしてきたのです。

和田教授は、「一時保護」等に際し司法審査が無いことだけを児相問題としているのですが、国連子どもの権利委員会の総括所見をきちんと読めば、「致命的な問題」はほかにも沢山あることがわかります。すなわち国連の勧告は、児相収容所(児相併設一時保護所)の全面廃止、脱施設化(児童養護施設の大幅縮小)、親子の面会権を児相が奪っている事実、そして児相の拉致が金銭的インセンティブで行われている疑惑にまで及んでいるのです。司法審査は重要な論点であるとはいえ、国連が指摘した児相の人権侵害の全体からすれば、氷山の一角に過ぎません。そして、アジア諸国も、司法審査のみならず、国連が扱っている児相の人権侵害全体を問題にして「失敗例」とみなしていることは明らかです。

ところが和田教授は、児童虐待予算の不足・児童福祉司増員・親権剥奪など権限強化をこの記事で唱えています。残念ながら、こちらの方は、従来からの厚労省の主張そのままで、親権剥奪促進などは、2019年の国連子どもの権利委員会総括所見第27項(a)に違反しています。これは、戦争を進める軍部に、「平和」を口先で説教しながら実際には予算・兵士・権限をどんどん与えるようなもので、こんなことをすれば、平和が訪れるどころか、悲惨な戦争がますます拡大するのは子どもでもわかる話です。その結果、国際社会の力による敗戦、つまり嘲笑と批判がさらに強く日本に押し寄せてきます。
ハンセン病患者拘禁政策という悪い見本が既にあることを、同じように児相職員から大学教授に転身した山野良一氏がすでに指摘しています(上野加代子編著『児童虐待のポリティクス』明石書店 に所収の論稿)。このことに和田教授は気づかないのでしょうか。厚労省の児虐行政に、アジア諸国から悪い見本のように批判される問題がある以上、予算や人員増大を説くより先に、まず児相並びに児童養護施設の抜本的リストラを含む制度の白紙改革こそ不可欠です。和田教授がこれを黙して語らないのは、やはり「中の人」だからなのでしょうか。

司法関与にしても、現在の家裁の、児相の申し立てにあたって児相と家裁の裁判官・調査官で事前協議がなされ、その後家裁はそのまま申立てにメクラ判を捺すだけ、と言ったセレモニーのような司法ならば、いくら関与を増やし、家裁調査官を増員しても血税の無駄遣いで、ほとんど意味がありません。子どもの権利条約や国連勧告等の国際人権規範に則り、児相と裁判所の事前協議や、家裁調査官と児相との癒着などを全面的に排し、三権分立という憲法の理念にのっとって、児相事件における司法の完全独立を実現する司法改革も要求していく必要があります。

ダイヤモンドプリンセス号での厚労省の対応が「政府が公衆衛生危機に対処しないという、教科書に載るほどに(悪い)対策の見本」とニューヨークタイムズから厳しく批判されました。「中の人」は、このような厚労省とヘソの緒が半分まだつながっているような姿勢を改め、この記事以上にもっと人権侵害の児相・児童養護施設のありさま、そして司法と児相との癒着の問題について大きな声を挙げる必要があります。そうでなければ、厚労省=児相の行政への、アジア諸国から、そして国連をはじめとする世界からの嘲笑は、いっそう高まるばかりとなるでしょう。


http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/146.html

[政治・選挙・NHK271] 施設でクラスター発生の危険: 児童相談所は、人身拘束している児童を「緊急事態宣言」期間中、実親の元に帰宅させよ!
http://hit-u.ac/jcrec/news/%e6%96%bd%e8%a8%ad%e3%81%a7%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e7%99%ba%e7%94%9f%e3%81%ae%e5%8d%b1%e9%99%ba%ef%bc%9a%e3%80%80%e5%85%90%e7%9b%b8%e3%81%af%e3%80%81%e4%ba%ba%e8%ba%ab%e6%8b%98/

政府は去る4月8日に、新型コロナウィルス蔓延にかかわって、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡に「緊急事態宣言」を発出しました。さらに、17日には、緊急事態宣言が、全国に拡大されました。この宣言の中で、安倍首相は、「密閉・密集・密接の3つの密を防ぐことなどによって、感染拡大を防止していくという対応」を要求し、これにより、全国の学校などでは、宣言期間である5月6日まで休校措置が取られて、「3つの密」を防止する努力がなされています。東京都では、広範な施設の閉鎖要請を出しています。

ところが、児童相談所行政については、いぜんとして多数の子どもたちを児相収容所(一時保護所)や児童養護施設に人身拘束したままにしています。厚労省は、これについて子どもたちの人権の立場から深く反省し改めるどころか、この機に乗じて厚労省は、児相通告を強化させ、さらなる子供狩りを行なって、子どもたちに児相収容所での「3つの密」の生活を強制しようとしています。最近は、若年層の感染が急激に増えてきました。アメリカでは、若年層に、コロナウィルス感染による死亡例が急増しています。児相が拉致した子どもがコロナウィルスに感染していたら一体どうなるのか考えてみると、厚労省の余りの利権本位で身勝手な行政に、空恐ろしさすら覚えます。

今もなお、実は親から虐待など受けていないのに、児相が「虐待」と決めつけた多数の子どもたちが、実の親から切り離され、「密閉・密集・密接の3つの密」の状態での危険な生活を、施設などで強要されています。子ども同士が2mの間隔を常に維持しているようなことは、あり得ません。このままでは、当該施設ないしは児相収容所において「クラスター」が発生し、児相収容所や施設に人身拘束された児童が犠牲になってもおかしくありません。

児相や児童養護施設は、厚労省の管轄です。コロナウィルスの蔓延を防がなければならないはずの厚労省が、こうして「クラスター」発生に手を貸しているのです! 厚労省は、本当にコロナウィルスを撲滅する闘いに真剣なのか、それともコロナを抑え込むのを「やっているふり」だけで、実は、国立感染症研究所や児童養護施設・児童相談所の利権を護るためだけなのか、大きな疑惑が生まれてきます。子どもの権利条約第3条が定める「児童の最善の利益」が著しく蹂躙されたこの危険な状態の放置は、我が国の児童相談所付設収容所や児童養護施設が、子どものための安心できる安全な場所ではなく、まさに拘置所や刑務所などと同じ人身拘束のための疑似司法施設であるという実態を浮き彫りにしました。児相は、「子どもの安全安心の確保が必要、そうでなければ子供を返せない」などと言って親に「虐待」の自白を強要しますが、児相自身は子どもを今最高に危険な場所に人身拘束したまま平然としている事実は、児相が実は子どもの「安全安心の確保」など何も考えていないことを立証しています。厚労省と児相が考えていたのは、子どもを拉致拘禁することによる、国連にも疑惑を指摘された「金銭的インセンティブ」の確保であり、そして利権拡大でした。

そもそも、拉致されて2ヶ月に満たず、親の了解なしに児相収容所に人身拘束されている児童、そして、児相長の28条申立によって児童養護施設に措置されている児童のような場合、この「3つの密」状態におかれていることに、親の責任は全くありません。児相が、その行政権力によって、裁判所という国家権力の行使に裏付けられて、強制的に子どもたちをコロナのクラスターが発生しかねない危険な状態においているのです。それゆえ、危惧された事態が不幸にして現実となり、施設などに収容された子どもたちがコロナウィルスに感染し、またそれにより重篤化ないし死亡した場合、親には、全くその責任がありません。措置権者である児相長に、これに対する全面的な行政責任があります。児相の恫喝に負けたり誘導されたりして、施設措置に同意してしまった親の場合には、児童養護施設などでコロナウィルスにそのお子様が罹患しても、親の責任がある、と児相を管轄する都道府県が主張してくるでしょう。28条申立てによる措置の場合、児相はそれができません。親が権利を主張する裁判手続きを経ておくことは、こういう時に強いのです。

とはいえ、いずれの場合も、措置権者が児相長であることに変わりはありませんから、虐待もしていないのに我が子を児相収容所ないし児童養護施設に放り込まれているご家族は、所轄の児相長に対し、緊急事態宣言中、子どもの権利条約第3条に基づき、お子様をこの危険な状態から解放するため、「緊急事態宣言」に指定された期間中、家族のもとに一時帰宅させることを要求しましょう! 具体的には、お子様を収容ないし施設措置措置している児相長に、これを要求する文書を送りましょう。

これにより、ぜひとも一時帰宅が実現してほしいところです。しかしそうでなくても、児相長が児童の健康への配慮がないまま一時帰宅を拒否し、感染の危険を承知のうえで人身拘束を続けた証拠が残ります。これにより、お子様が児相収容所ないし児童養護施設でコロナウィルスに感染した場合、後日児相長ならびに児相を管轄する都府県の行政責任を問うことが可能となります。児相に送る文書のひな型を作成しました:
http://hit-u.ac/jcrec/Covid19.docx
こちらのリンクからダウンロードできるWordファイルの、黄色でハイライトしてある該当箇所にお子様の名前、児相名、日付などを代入し、ご住所とお名前を記入捺印して、これを配達証明付きで児相長に送り付ければよいのです。活用してください!


http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/676.html

[政治・選挙・NHK276] 同意書なく施設措置する児相、虚偽通告する子ども家庭支援センター――強権に溺れ人権を顧みない職員を量産、日本を法治国家からますます遠ざける厚労省の児相強化策に蹂躙された在日中国人家族が、ついに立ち上った!
http://hit-u.ac/jcrec/news/%e5%90%8c%e6%84%8f%e6%9b%b8%e3%81%aa%e3%81%8f%e6%96%bd%e8%a8%ad%e6%8e%aa%e7%bd%ae%e3%81%99%e3%82%8b%e5%85%90%e7%9b%b8%e3%80%81%e8%99%9a%e5%81%bd%e9%80%9a%e5%91%8a%e3%81%99%e3%82%8b%e5%ad%90%e3%81%a9/

去る8月7日、当会会員である在日中国人母親のRさんとそのお子様Y君が、東京都小平児童相談所と国分寺市子ども家庭支援センターの共同不法行為によりY君を児童養護施設石神井学園に人身拘束したとして、東京地方裁判所に国家賠償請求の訴えを提起しました。

2017年4月28日、小平児相は、お子様のY君を拉致。さらに同年8月23日、菅田弘之児相所長は、児童福祉法27条1項3号に基づきY君を石神井学園に施設措置し拘束しました。
児童福祉法では、この27条に基づく措置は、親権者の意思に反して行うことはできないとされています。ところが、小平児相所長は、親権者である母親のRさんの承諾書がないにも拘らず、同意を捏造し、28条申立てによる司法の承認も得ないで、Y君を施設に拘束したのです。これは、児童福祉法27条1項4号に違反し、母親Rさんの意思に反して行われたもので、明らかに違法な行政処分です。
小平児相職員は、それが作成した「児童票」と題する書面に「承諾書 有」と記載していました。これをいぶかしく思った母親のRさんが承諾書の開示請求をしたところ、同請求は「対象文書が不存在のため」との理由で非開示決定がなされたのです。つまり、児相が作成した児童票の記載が虚偽だったのです。

この違法な児相の行政行為には、子ども家庭支援センターが関与していました。同年2月22日、国分寺市こども家庭支援センター(以下、センターといいます)職員が、Y君が当時通学していた小学校を訪間し、Y君及びRさんとセンター職員及び小学校教員等による面談が行われました。その後、センター職員は、小平児相に対し、「RさんがY君に対して不適切な養育を行っている。RさんがY君の施設入所を希望している」など、虚偽の通報を行なったのです。その結果、Y君は小平児相に拉致されてしまうことになりました。

センターの「児童受付票」なる書面には、同年4月13日にセンター職員がRさんらのお宅を訪問し、Rさんが「Y君はもう施設に預けるから、学校のことはやる必要はない」という趣旨の発言をした旨が記載されていました。しかし、同日にセンター職員がRさん宅を訪問した事実は無く、RさんがY君を施設に預ける旨の発言をしたこともありません。
したがって、センターも事実を捏造し、小平児相に虚偽の通報を行なったことが明らかです。つまり、センター職員による虚偽通報に基づき、小平児相所長が違法な手続によってY君を人身拘束したのです。
センター職員の違法な通報と小平児相所長の違法行為が関連共同して、Rさんご家族は多大な損害を被りました。これは、小平児相と国分寺市子ども家庭支援センターの共同不法行為です。したがって、東京都と国分寺市は、Rさんご家族に対して、連帯して損害賠償する責任を負います。

しかも、この事件では、Y君が人身拘束された石神井学園に、性犯罪が関わったきわめて不適切な監護行為がありました。
石神井学園は、社会福祉法人が運営する児童養護施設です。Rさんは、石神井学園の施設長から、”Y君が、この施設にいた年長の女子と性行為を行い、同女子を妊娠させ、同女子が2019年5月30 日に堕胎した”という、驚愕の事実の説明を受けました。しかし、この説明には、重大な疑問があります。妊娠事件があった事は事実ですが、石神井学園は、DNA鑑定など、Y君が加害者だとする物証を、なんらRさんに示していないのです。
2014年9月18日には、石神井学園職員の性犯罪事件がありました:
http://児相.com/blog/?p=106

こういう児童養護施設ですから、職員による収容女児妊娠事件の可能性も極めて高いといわねばなりません。Rさんは、Y君が入所中の女児を妊娠させたと決め付けて、Y君に罪を転嫁した、これで石神井学園の職員は逃げられるではないか、と強く憤っています。
胎児を堕胎した後、6月6日の 17:30に、Rさんは小平児相から性的関係の報告を受けました。7日に石神井警察署に行った時にも、妊娠事件をRさんは聞きました。警察は、誰か妊娠させたかは分からないといい、Y君のDNAを採取しました。しかし、胎児は堕胎されたため、物的証拠が消されてしまったのです。

入所児童の人格権尊重は、児童福祉法第44条の3などに明記されている児童養護施設の当然の義務です。施設に人身拘束されたことによって親権がなくなるわけではありませんが、児童福祉法第47条3項は、「児童福祉施設の長…は、入所中又は受託中の児童等で親権を行う者又は未成年後見人のあるものについても、監護、教育及び懲戒に関し、その児童等の福祉のため必要な措置をとることができる」と規定しており、施設長には、児童が入所中、安全な環境で健全に成育できるよう施設内の体制を整え、施設内における事故等によって入所児童が心身の健康を損なわないように職員及び入所児童らを管理・監瞥する注意義務があります。石神井学園内で妊娠事件が発生したということは、施設長による職員及び入所児童らに対する監督が不十分・不適切であったことは明らかです。それゆえ、施設長には注意義務違反の不法行為が成立します。

このように、小平児相所長、国分寺市立子ども家庭支援センター長、そして石神井学園施設長は、共同して、Rさんの意思に反し、法に定められた手続きもとらずにY君を石神井学園という児童養護施設に違法に拘束し、しかもY君に女子児童を妊娠させた疑いをかぶせるという、「児童福祉」から遠くかけ離れた重大な人権侵害を重ねていきました。
このことにより、Y君は長期間にわたって石神井学園に不本意な身体拘束を受け、重大な精神的苦痛を受けました。母親のRさんは、これらの通報及び処分によって、自らの意思に反して、最愛のお子様Y君と引き裂かれ、密に親子関係を築くべき子の思春期の大事な時間を奪われ、重大な精神的苦痛を受けました。

重大な虐待死事案が起こるたびに「児相を強化せよ」という主張がメディアなどで流され、厚労省はこれを奇貨としてつぎつぎと児相の権力を強めてきました。その結果起こったのが、この事件だったのです。
この在日中国人Rさんが蒙った児相被害は、専門的力量が乏しい児相や子ども家庭支援センターの職員が、法に定められた手続も、真実を告知する義務も忘れ、適正な行政手続の基本を無視して、帝国憲法下の特別権力関係すら彷彿とさせる権勢的行政に溺れて子供と家族の人権を弄んでいる実態を浮き彫りにしました。また、児相から子供を回されて収容する児童養護施設は、「措置費」の獲得のみが自己目的になって、児童の人格権尊重や安全な環境で健全に成育できるような施設内の体制整備を蔑ろにしている人権侵害施設であることも暴露されました。結局、厚労省の児相強化策は、児童虐待を根絶するどころか、法律も無視してますます強権を振り回す職員を量産しただけでした。そしてそれにより、日本は法治国家から離れ、市民の人権が益々踏みにじられるようになってきたのです。

厚労省の児相利権強化への動きの中で、私たちが平和に家族一体となって暮らすという何気ない市民的権利が、ますます国家権力によって脅かされています。家族の絆はいまや、全国すべての家族が、それぞれの自己責任で護らなければならない時代となってしまいました。とくに、日本の法律知識や日本語能力、そして場合によるとビザ取得・延長の弱みにつけこまれた在日外国人ご家族には、お子様が「子供狩り」の獲物として児相に狙われるリスクがますます高まっています。各市町村の子ども家庭支援センターが、実は児相の下請けとして違法行為を行なっている実態についても、私たちは厳重な注意を払い、我が子を護るため、安易にセンターを訪れない配慮が必要とされます。
国連からも厳しく指弾されているこの堕落した日本の国家権力に、中国東北部出身のRさんは、全身で立ちむかう決意を固めました。勝訴を、当会は力強く応援しています。


http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/247.html

[政治・選挙・NHK281] 日本中の家族を破壊し、奪った子どもでカネ儲け―自民党がめざす「こども庁」の恐ろしい本音
山田太郎参議院議員(自民党。以下、山田氏といいます)が「こども庁」なるものを提唱し、それが自民党のボスである二階氏に取り上げられ、子ども予算を8兆円に増やすとして、あれよあれよという間に、次の衆議院議員選挙の目玉にする動きが起こってきています。このほど政府は、加藤勝信官房長官をトップに、こども庁設置の準備室を7月に立ち上げることにしたそうです。オリンピックやコロナといった最重点課題に、全く国民の納得がいくように取り組んでいない菅内閣が、いったい今なぜ「こども庁」を始めなければならないのでしょうか。

提唱者の山田氏は、もともと「ネクステック」なるIT企業を創業するなどしていたベンチャー経営者で、旺盛なビジネスマインドを持っている、竹中平蔵氏に匹敵するといってもよい人物です。それゆえ、政界に入ったとき、山田氏が最初に入党したのが、小泉元首相の英米型新自由主義(ネオリベラリズム)路線を受け継いだ、渡辺喜美氏の「みんなの党」であったことは、十分理解できます。つまり、山田氏は、生粋の新自由主義者なのです。
新自由主義とは、経営から規制を取り払い、なんでも市場で取引できるようにするという経済思想です。この思想をひっさげて政界に入った山田氏がまず取り組んだのは、「児童ポルノ規制反対」でした。2013年8月には、炎暑の中、コミックマーケットの会場前で、児童ポルノ漫画に規制を及ぼすことへの反対を訴えたのですから、その熱意はただものではありません。子どもを大人相手の商売のネタとしてしか考えていない山田氏の姿勢が、よく顕れています。

児童ポルノ漫画を需要するのは大人であり、その中でも特に、子どもを自己の性欲の食い物にする小児性愛者です。小児性愛者と思しき横浜市中央児童相談所職員2名が、ついこの間、児童に猥褻行為を働いた容疑で逮捕されたことは、記憶に新しいところです。とくに、その中の1人八木下容疑者は、児相の就職した直後に、待ってましたとばかり小児猥褻事件を起こしました。児童を親から切り離して密室の収容所に拘禁している児童相談所は、いまや小児性愛者お気に入りの就職口になっていることが窺えます。
2015年10月、国連人権理事会の専門家であるオランダのブキッキオ氏が来日しました。「児童虐待製造物(CAM、いわゆる児童ポルノ)の製造・販売を含め、児童の売買および性的搾取の状況」について調査を行なうためです:
https://www.unic.or.jp/news_press/info/16228/
この成果は、2016年3月に、国連人権理事会の報告書 A/HRC/31/58/Add.1 として公刊されました。児童ポルノについては、74項で、「子どもの仮想画像や表現物の制作、配布、拡散、提供、販売、アクセス、閲覧、所有を犯罪化する」ことが求められました。ここで「仮想画像や表現物(virtual images and representations)」とは、現実の子どもではなく、コミックのように創作された児童ポルノを意味します。山田氏は、これに反対し、「表現の自由」を盾に、児童ポルノの制作・出版をつうじた子どもに対する性的搾取の継続を主張したのです。
日本政府は、この国連人権理事会報告者の勧告を実行しませんでした。このためさらに、2019年に至り、国連子どもの権利委員会が、第4,5回総括所見(以下、2019年国連勧告といいます。)の第47項fで日本政府に対し、「児童の売買,児童買春及び児童ポルノに関する特別報告者による勧告(A/HRC/31/58/Add.1,パラ74)を実施すること」を勧告しました。

山田氏は同じころ、児童ポルノの他にも、子どもについて関心を寄せるところがありました。それが、このたび廃業し大きな人身売買の問題を起こした団体「ベビーライフ」が参加する「日本こども縁組協会」が事務局を置いていた、NPO法人フローレンス代表駒崎弘樹氏との関係です。駒崎氏は、「ソーシャルビジネス」(社会福祉を金儲けの手段に使うこと)を提唱し実践しています。
山田氏は、駒崎氏とのツィッターのやり取りで、「子どもを守る仕組みが急務」だとして、「親権停止強化か親の再教育…の為には…里親や養子縁組制度の充実が必要」と主張しています。これに応えて駒崎氏は、「山田太郎元議員、よく分かってる。親権停止して引き離した「後」に、里親や特別養子縁組という『受け皿』」が必要だ、とツィートしました:
https://twitter.com/Hiroki_Komazaki/status/1004652789652283393
駒崎氏が主宰するフローレンスでは、「特別養子縁組」を、希望する家族に約200万円で斡旋するビジネスをしています。200万円という対価で赤ちゃん1名を子供を需要する家族に引き渡すのですから、これは立派な経済取引、つまり人身売買です。
この中から、特に産まれたばかりの赤ちゃんを児童相談所が特定妊婦に指定した母親から引き剥がし、その子供に対する「親権停止」をしたのち、特別養子縁組に出す、という人身売買スキームが出来上がってきたとみることができます。

ところが最近、山田氏や駒崎氏のビジネスにとって、また自民党と深く結びついている児童養護施設の業界団体にとって、かなり都合の悪い事態が持ち上がってきました。それは、SBSでの相次ぐ児相側敗訴、児童相談所による恣意的な子どもの拉致に司法審査などで歯止めをかけることを求める2019年国連勧告(とくに、28および29項)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100078749.pdf
と、それをうけた、明石市長による児相改革の動き、そして維新の会串田代議士らによる、国会での児相問題の追及などです。
これにより児相の権力が削がれれば、児相という子どもを「社会的養護」に取り込む口が詰まってしまい、特別養子縁組ビジネスの原料を仕入れ難くなります。また、児相から子供を回してもらうことで成り立っている、民間社会福祉法人が経営する児童養護施設も、空きベッドで倒産の危機に直面することになります。

ここで突如として「こども庁」が大きく浮上してきた背景には、こうした子どもビジネスへの障害状況を突き破ろうとする衝動があるとみるべきです。国連の児童ポルノ禁止要求に激しく対抗した山田氏です。こんどは、児童相談所とそれに結びついた児童養護施設などの利権追求に曲がり角が見えてきたことにいちはやく対抗し、「こども庁」をつくって児相や児童養護施設をこちらに移管し、子どもビジネスの環境整備を行なおうとする動機が起こっても、全然おかしくありません。
竹中平蔵氏がある日突然「福祉の充実」などと言い始めたら、みなその利権の背景を訝るでしょうし、そもそも信用されないでしょう。山田氏も、同じことです。新自由主義者がある日突然、その信念と真逆の福祉政策信奉者に転向するとは、到底信じられません。

山田氏は、「こども庁」設置に向けて、勉強会を開催してきました。そのなかで、かつて「子ども家庭庁」と呼んでいた腹案を、「こども庁」に変更するほどの影響力を持ったのが、本年3月9日に行われた、「虐待サバイバー」を自称し、厚労省がらみの事業に積極的に参画している「アドボケーター」の風間暁氏なる人物です。
風間氏の報告「現在の児童相談所・社会的擁護の課題と子ども家庭庁創設の必要性」の中で風間氏は、「支援の『出口』に『家族の再統合』『実親との再生活が促進』とあることに懸念」を抱き、「家族神話的スティグマ」を除去するため、「子どもファーストなら、家庭はセカンド」として、提案する省庁名から「家庭」を削除するよう求めました。山田氏は、これに応じました。
百歩譲って風間氏が「被虐待」体験を真に蒙っていたとしても、それはあくまで1つの事例であり、これを口実として、直ちに日本の全家族にこの体験を被せることができないのは、いうまでもありません。ところが山田氏は、風間氏の報告の内容を、軽微事案・冤罪事案も含む日本家族全体が同じ状況を抱えているかのように、乱暴に日本の全家族に拡張するのです。このやりかたは、厚労省の児相・児虐政策と瓜二つというほかありません。
これを奇貨として山田氏は、その提案がいうchildren firstが、子どもの意思がすべて、親の意見はセカンドという、親の子供に対する養育責任を蔑ろにする主張を「こども庁」の政策にしてしまいました。

子供をその家族から児相職員の思いのままに収奪できる児童相談所の強化が「こども庁」計画の核心であることは、4月23日に報道された、菅首相の発言にはっきり示されています。自民党は「児童相談所を『こども支援センター』に改組し、人員や施設数をそれぞれ10倍増やす」と計画に明記しました:
https://news.yahoo.co.jp/articles/db9e0c60adc7d62704d1ec9ada3e80cda9a22901
子供の貧困、いじめ問題、保育所の待機児童など、沢山の問題が日本の子どもたちを取り巻いています。ところが自民党は、児童手当削減を図っています。そして、児童相談所は10倍増するというのです。手当や貧困ではなく、児相増設が自民党「子ども庁」の最重点課題であることがわかります。
もちろん、日本の児童相談所行政が国連子どもの権利委員会から厳しい勧告を受けていることは、全く無視です。こうなりますと、冷静に考えて、児童相談所による実親からの子供の拉致も、10倍に増えることになります。

子どもの権利条約はその前文で「家族が、社会の基礎的な集団として、並びに家族のすべての構成員、特に、児童の成長及び福祉のための自然な環境として、社会においてその責任を十分に引き受けることができるよう必要な保護及び援助を与えられるべきである」と規定し、第5条では、「父母…法定保護者又は児童について法的に責任を有する他の者がその児童の発達しつつある能力に適合する方法で適当な指示及び指導を与える責任、権利及び義務を尊重する」として、親権者のその子に対する養育の権利・責任・義務を尊重(法的に受け入れる)し、更に援助することを締約国の日本に課しています。国連自由権規約第23条もまた「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位であり、社会及び国による保護を受ける権利を有する」と規定しています。つまり、国際人権法は、家族が、子どもを指導する社会の自然的(生物学的)社会集団として、国家により保護され尊重される権利をもつことを認めているのです。
骨の髄から新自由主義を信奉する山田氏が、この国際人権規範を否定し、家族を蔑ろにするchildren firstを唱える理由は、すでにはっきりしています。

3月19日に発表された「『こども庁』創設に向けた緊急提言」は、「子どものSOSを全国どこでも受け止めるワンストップ相談体制の確立と子どもの意見表明を促すアドボケイトの促進や司法面接の徹底」を主張しました。「相談体制」というのが、児童相談所を意味することは、もはやあきらかです。つまり、「SOS」があったらすぐ子どもを児童相談所に行かせ、「一時保護」をする。我が国でも問題になり始めた、子どもの権利条約第9条1項に抵触する疑いにはとりあわない。国連が止めるよう勧告した児相行政の子どもの権利条約違反はそのままに、国際人権法に対抗して児相をさらに拡充強化する、ということです。これにより、2019年国連勧告などが指摘する、児童相談所による種々の人権侵害がさらに拡大することは、火を見るより明らかです。
「緊急提言」には、「子どもの権利条約の理念と規定を十分に踏まえ」とお為ごかしに書いてありますが、これについて何より重大な問題は、この「緊急提言」のなかに、2019年国連勧告について全く言及がないことです。国連子どもの権利委員会は、締約国における子供の権利侵害について、子どもの権利条約に照らして総括所見を示したのですから、条約の「理念と規定を十分に踏まえ」るというのが本心ならば、当然、2019年国連勧告の完全実施が「緊急提言」にもりこまれなければなりませんでした。それがないのは、要するに、山田氏が国際社会の声を聴かないという開き直りを意味するものにほかなりません。

子どもの権利条約を1994年に批准した後、我が国の子どもの権利状況は、厚労省をはじめとする政府の利権行政と真の福祉の懈怠によって、年々悪化してきました。これは、回を追うごとに国連の勧告内容が厳しくなってきていることが、立証しています。
国連勧告を無視したまま、山田太郎氏が主張するのは、「府省庁間の縦割りの弊害」です。山田氏はこれを緊急提言に挙げ、ことあるごとにこれを前面に出して主張しています。しかし、これまでの政府の子ども行政において、「縦割り」は、それほど大きな障害となっていたでしょうか? そもそも、山田氏が主宰した勉強会において、「産婦人科の現状と取り組み」、「保育・教育の質の向上と子どもの発達」等の報告がなされましたが、これらは「縦割りの弊害」をなんら問題にしていません。

慶應大名誉教授の金子勝氏は、『日刊ゲンダイ』電子版(2021年4月7日付)で「こども庁」にふれ、「多くの人にとって、それ[縦割りの打破]が切実な問題か。それよりも、子どもの貧困、とりわけ母子家庭を含むコロナ禍で困窮を極めている家庭への貧弱な支援に手を打つべきではないのか。学校や保育園で感染が広がっても、定期検査ひとつやろうとしない」、と強い疑問を投げかけました。つまり、既存省庁の枠組みでできることを、政府は何もやっていないということです。まず、現行省庁の枠組みの中でできることをしっかりきちんとやるのが先決でしょう。「こども庁」ができたから、子どもの貧困や母子家庭に急に手厚い真の福祉の援助が差し伸べられることになるとは、到底思えません。
このままでは、「こども庁」ができて施策をはじめれば、母子家庭の援助どころか、児童相談所がそこから益々積極的に子どもを拉致し、児童養護施設や特別養子縁組NPOなどの利権集団に送り込む半面、さらに酷い子どもの権利条約違反の人権侵害が我が国に蔓延し、真の児童福祉は蔑ろにされてゆくでしょう。その結果、今後、回を追うごとに強い勧告を国連人権諸委員会から日本は受けることになるでしょう。
こういう「こども庁」の政策により、「中世並み」という、かねて国連人権関係委員会から指弾されてきた我が国の人権状況は、ますます悪化してゆきます。先端技術喪失などによる経済の低迷、有効なコロナ対策の絶望的な立ち遅れと相まって、日本の経済・社会は、一層途上国に近づいていくことになります。

以上のように、自民党の「こども庁」構想は、国際人権法を無視し、特別養子縁組を数百万円で仲介するNPOや児童相談所、そして児童養護施設の利権を肥やすため、子供を商品化する制度をさらに強化する策略にすぎません。
これは、すでに述べたように山田氏の信奉する新自由主義の帰結ではありますが、1980年代の臨調行革路線に始まり、小泉元首相に至るまでの新自由主義とはいささか趣が異なっています。
サッチャリズムが英国に登場した直後は、日本でも、英米と同じ「小さな政府」を追求する政策がとられていました。政府をスリムにし、増税の無い財政再建がめざされました。ところが当時の厚生省は、この臨調行革路線が福祉リストラにつながることを警戒し、かつては不登校問題を主として扱っていた児童相談所に児童虐待を扱わせるよう策し、更に虐待増大キャンペーンを執拗に張って、凶悪虐待事案を奇貨としさらに予算獲得を図るという、行政肥大化を追求してきたのです。こうして、企業や家計だけでなく、政府すら「小さな政府」の目標をかなぐり捨てて自己利益極大化にいそしむ姿へと、日本の新自由主義は変容してゆきました。これは中国の体制とも似ており、「東洋型ネオリベラリズム」と呼ぶことができます。
しかしその一方で、すべてのものを市場で取引される商品化するというもう一つの新自由主義の特徴だけは、しっかりと堅持されました。この点からすれば、「こども庁」は、新自由主義のもとでの子ども商品化計画というべきものです。

では、こうして、国連に指摘されている人権侵害を児童相談所に続けさせたまま、児童養護施設などの「社会的養護」利権を格段に肥大化させると、どうなるでしょうか。
実はここに、もう一つの新自由主義の表明をみてとることができるのです。それは、児童養護施設から労働市場に向けた底辺労働力の放出です。かつて、産業革命期のイギリスでは、救貧院が底辺労働力の供給に重要な役割を担っていたことが、『資本論』に書いてあります。それが現代の日本に再来するのです。
日本では最近、「教育虐待」という言葉がもてはやされるようになりました。我が子を一生懸命勉強させて難関の学校に入学させようとしたり、あるいはスポーツや音楽などで秀でた技能をつけさせようと親が厳しい練習を我が子に課すことを「虐待」であるとして、児童相談所が子どもを拉致する口実に使われるようになってきたのです。
ひとたび我が子がこうして拉致されて、児童養護施設に放り込まれ、長期にわたり人身拘束を受ければ、発達権侵害をもたらす施設養育や向精神薬投与によって、我が子に生まれながらの能力があってもそれは破壊され、底辺の学校にしか進学できないようにさせられます。こうなれば、成年になって施設を退所したあとに待っているのは、底辺の非正規雇用労働市場だけとなるでしょう。これによって、労働市場に底辺労働力の供給が増えれば、労働市場は企業の利潤追求に相応しい編成になります。
このように、「こども庁」は、底辺労働人口をさらに大規模に生産し、社会に、停滞的過剰人口という底辺の不規則・非正規労働力を分厚く堆積させてゆくのです。賃金切り下げの重石がより大きくなってゆきます。これは、新自由主義的労働力政策の展開そのものです。
こども庁設置をめざす「『こども・若者』輝く未来創造本部」の本部長となった二階俊博氏は、「子どもは国の宝だ」と語っています。家族を破壊し、そこから引き剥がされた子どもたち――子どもたちは、まさに、家族ではなく「国」の宝となって、「こども庁」という新たな国家権力によって好きなように弄ばれるのです。それは、children firstという口実で、the state power firstの日本をつくることにほかなりません。

かつて、「お国のために」と言われて狂信的な軍部が始めた戦争へと子どもたちが赤紙一枚で国家権力により家族から引き剥がされて戦場に駆り出され、次々と無為の死を遂げていった歴史を忘れないようにしましょう。「子どもは国の宝」という言葉の中に、今度は現代の新自由主義のもとで、子どもたちが、児相長が発行する「一時保護通知書」一枚で家族から引き剥がされ、国際社会を無視し裁判所とすら癒着した利権へと収奪され、停滞的過剰人口が生産されてゆく過程が強化されようとしている事実を、しっかり見抜かねばならないからです。

コロナでも、オリンピックでも、市民の声を全く聞かない菅内閣はすでに統治能力を失っており、緊急事態宣言となれば、思い付きの飲食店等の規制を強権で市民に押し付けます。こういう出鱈目な内閣が、「こども庁」と言い始めているのです。こんな政権に、日本の子どもの未来を託すことは絶対にできません。子どもを国家が収奪する「こども庁」計画は、直ちに白紙撤回して下さい!!
http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/354.html

[政治・選挙・NHK285] 児童養護施設退所年齢上限撤廃と「こども庁」から、軍靴の響きが聞こえてきた

成年者を無期限で児童養護施設に拘束しようとする厚労省
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厚労省が、「虐待」などで児童養護施設に収容された若者の在所年齢の上限を撤廃する方針を打ち出しました。児童福祉法を改正し、現行は原則18歳(最長で22歳)の上限を撤廃し、18歳になると自立と居住地選択の自由の権利があるはずの成年者を、あえて「施設や自治体が自立可能と判断した時期まで」青天井で児童養護施設に人身拘束し続ける、というのです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/157961
ですが、18歳で成年にするというまさにその時に、これに逆行する厚労省が施設措置青天井化を打ち出したことは、一見して極めて不自然かつ唐突です。
直接には、子ども庁設置に伴って計画されている増税の分け前をいちはやく獲得しようとする志向が現れたものと見ることもできますが、もっと穿って理由を考えてみる必要がありそうです。


児童相談所強化を「子ども庁」の第一義的課題に据えはじめた山田太郎氏
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他方、山田太郎氏が提唱する「子ども庁」も、雲行きが怪しくなっています。山田氏は、当初、各省庁に縦割りに分散した子ども関係の業務に横串をさすように一つの行政庁に統一する、と唱えていたのですが、風向きが変わってきました。
https://go2senkyo.com/seijika/68604/posts/365118
山田氏は最近「子どもの命を守るというのを第一に置こうと思っております。児童虐待それから自殺の死因究明、教育現場の性犯罪、いじめ・体罰死・産後うつ・孤独な育児、養子縁組など」と言い始めています。これらのほとんどは、児童相談所が関わる業務です。「こども庁」で児童相談所を10倍に増やす計画をぶち上げた二階氏の主張を裏付ける方向に、山田氏が近づいてきたのです。性犯罪は児童相談所でも最近多数起こっていますが、これにはご丁寧に「教育現場」という限定がつけられ、児相職員の性犯罪は対象外とされています。
そして、「貧困・ひとり親・待機児童問題学童の問題、不妊治療と引きこもり不登校」という子供政策が直面するより深刻な問題は、「それ以外」の二義的な問題に格下げされてしまいました。
これでは、「子ども庁」は児童相談所の拡大強化をすすめるためだけの役所です。もはや子どものための総合的な役所ではありません。
山田太郎氏が国連子どもの権利委員会からの勧告すら撥ねつけて強行している児童ポルノ漫画禁止反対運動の「盟友」に、東京都大田区議おぎの稔氏がいます。おぎの氏は、ツィッターで「子供をもっと簡単に手放せる形が必要なのかも・・・無理に親に子育てをさせるより、社会、公で預かった方が安全に育つ場合もある」と、親子の絆を解体し子供を社会的養護に送り込むことに絶賛の意思表示をしています。
「類は友を呼ぶ」とは、このことでしょう。山田氏の「子ども庁」がめざす立場を、更にわかり易くはっきりと述べてくれているように聞こえます。


家族を破壊する児相の人権侵害に無関心な自民党保守派
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では、家族の絆を尊重する信条を持つはずの自民党保守派はどうでしょうか。保守派は、子ども庁や子ども基本法に批判的な姿勢を示していることが報道されています。
しかし、この派のイデオローグともいうべき高橋史朗氏が著したパンフレット『知っておきたい「こども庁」問題Q&A』
http://harc.tokyo/wp/wp-content/uploads/2021/12/4a7bf0a153db503435f02a0ff04e18b8.pdf
を読むと、児童相談所に直接の言及はありませんが、「少子化、子供の虐待・貧困問題等の危機的状況への緊急対応こそが求められています」(p.36)とあり、さらに「子供の虐待の相談件数は、この10年間で4倍近くに跳ね上がっています」と、児相側の虐待急増の主張を無批判に紹介しています。他方、「家庭基盤の充実」(p.41)を唱えるものの、児童相談所の野放図な「子供狩り」が家庭基盤を破壊している事実についての関心は、全くありません。
憲法24条に「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される」とする条項を加える提案をし「家族の絆」を強調している筈の自民党の保守派もまた、子どもの児相拉致により家族破壊を飛躍的に拡大するはずの二階氏の児相10倍案に誰も反対・否定していないのです。
むしろ、自民党総裁選で、「児童相談所」に肯定的に言及したのが、靖国神社への参拝を公約した高市早苗候補だけだったことが、気になってきます。


約30万人の若者が、国家権力が自由に支配し使える「公民」に
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これらの事実から、何がわかるでしょうか。
児童相談所を10倍に増やせば、児相に拉致され、さらに施設等「社会的養護」のもとに送られる子どもの数も、単純に計算すればおよそ10倍になります。すると、およそ30万人という数の、親との関係が児相により人工的に断ち切られた若年人口部分を、年齢の上限が撤廃されるのですから、いつまでも児童養護施設に拘束しておくことができるのです。
この人口部分は、ちょうど律令制の「公地公民」の「公民」同様、国が事実上その支配下で自由に動かすことができる若年者のプールです。
どのような用途でこれを使うことができるでしょうか。2つが考えられます。
第一は、社会の停滞的過剰人口となり、低賃金労働力を供給して、賃金上昇の重石にすることです。19世紀、英国の産業資本主義では、救貧院の入所者がそのような機能を果たしていました。新自由主義の労働市場に、これは貴重です。
第二は、自衛隊に徴兵することです。仮に、自民党の憲法改正が実現しても、直ちに全般的な徴兵制を導入し、戦前のように赤紙一枚で若者を自衛隊に召集するということは、現代日本の政治状況では不可能でしょう。これが、部分的に可能になります。


兵士不足と高齢化に苛まれた自衛隊
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いま自衛隊は、志願する若年者が少ないため、深刻な兵士不足と高齢化に苛まれています。陸上自衛隊の定員は15万人いますが、2万人が欠員です。定員を満たすことができないと、兵士の質が下がります。さらに、「自衛隊は世界のなかで、もっとも高齢化した軍隊となっている。旧軍では陸軍の中隊長は20代だったのに、陸上自衛隊では40代末か、50歳が珍しくない」という惨状なのです。志願兵制度は限界にきています。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180820/soc1808200009-n1.html
しかも、新生児数は減り続けています。2020年の日本の新生児数はわずか84万832人でした。これは、1973年のピーク、209万1983人の約4割にすぎません。この少子化問題が、今後直ちに解決する見通しもありません。少子化を拱手傍観していたのでは、志願兵不足の問題は解決しないのです。
では、戦前のような全般的「徴兵」の導入なしでこれを解決するには、どうしたらよいでしょうか。これを満たしてくれる打ってつけが、児童養護施設など、「社会的養護」のもとにいる若年層を「経済的徴兵制」の対象にすることではないでしょうか。
少年院があるではないか、と考える方もいるかもしれません。しかし最近、ひったくりや暴行など小さい罪を犯す少年犯罪者は激減しているのです。子供たちが全体に小粒で大人しくなってしまったのでしょうか。これにより、少年院は入所者が減っています。少年院には、専門職の一定のラインアップを揃えておかなければならず、行政に費用がかかるので、いくつか少年院の閉鎖が始まりました。少年院は、あてにできません。


志願兵制度の限界を打ち破る可能性をもつ児童養護施設
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少年院と違って、児童養護施設は民間の社会福祉法人の経営であり、少年院のような専門職の一定のラインアップを揃えることについてはあまり厳格でありません。このことから、若年者を比較的低コストで管理・収容でき、しかも「刑期」が決まっている少年院と違って入所期間に終期が無くなります。少年院の人数減を、「社会的養護」の強化と児童養護施設の大幅な人員増で埋め合わせる、ということが可能かもしれません。
18歳になって施設から放り出してしまえば、もう国は退所者をコントロールできません。しかし、期間を青天井にして施設に入れておけば、「社会的養護」のもとにある若年者を、いざとなったとき権力が自由に使える「公民」として、戦争に送り込むことも可能になります。
児童養護施設の退所がいつかメドが立たなくなれば、入所者はずるずると漫然とした生活を我々の血税で日々送り続けることになるでしょう。しかし、いずれ自衛隊に入隊するという展望があれば、児童養護施設入所者に「自衛隊員になることは国を護る重要な仕事だ」というモティベーションを与えつつ、銃を持たせ、自衛隊の訓練を受けさせたうえで、有事には徴兵し戦闘の前線に送り出すことができます。
実はこれは、今に始まったことではありません。文科省の貸与奨学金を返済できず「国の債務奴隷」となってしまった若年者に自衛隊の訓練を受けさせるべきだという声が既に上がっているのです。「カネを返せないならカラダで返せ」といわんばかりです。
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自衛隊も児童養護施設も集団生活ですから、児童養護施設退所者は集団生活に嫌悪感が無く、自衛隊の生活に比較的馴染みやすい特長もあるでしょう。
欠食など貧困児童の問題も深刻化していますから、この間広島西部児相で起こったように、貧困児童対策で児童養護施設に措置をすると言えば、表立って反対する勢力はいないでしょう。そこで、貧困児童を児相経由で児童養護施設に入れ、将来は自衛隊に徴兵、というコースが当然考えられます。


「子ども庁」の真の意図はどこに?
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このことを念頭に、乳幼児から成人になるまで国民を一本で集団管理する「子ども庁」の制度設計が、100年に一度の大きな転換点として考えられているのではないでしょうか。管理を大型化・画一化すれば、子ども一人当たりのコストを圧倒的に削減できます。デジタル庁がやろうとしている、全国の子どもの一括データベース化は、まさにその手段とみることができます。
「地獄への道は善意で敷き詰められている」という英国の諺があります。「子ども庁」や児童養護施設在所上限年齢の撤廃がいかにも福祉政策だと思い込んでいる、そこのあなた! 「子どもの命を守る」という言葉の欺瞞に気付きましょう。戦前の日本も、家族の絆を尊重すると言いながら、子供たちを家族から赤紙一枚で引き剥がし、「命を守る」どころか、次々と戦地に送り込んで戦死させて、家族を破壊していたのです。児童相談所が、「社会的養護」への取児口だけでなく、事実上の徴兵への入り口になり、児相の「一時保護通知書」が事実上の赤紙にならないという保障はどこにもありません。軍靴の響きは、市民が気付かないあらぬ方向からこそ、ひそかに迫ってきているのです。

http://hit-u.ac/jcrec/news/%e5%85%90%e7%ab%a5%e9%a4%8a%e8%ad%b7%e6%96%bd%e8%a8%ad%e9%80%80%e6%89%80%e5%b9%b4%e9%bd%a2%e4%b8%8a%e9%99%90%e6%92%a4%e5%bb%83%e3%81%a8%e3%80%8c%e3%81%93%e3%81%a9%e3%82%82%e5%ba%81%e3%80%8d%e3%81%8b/
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