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8月 04, 2018
<自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が月刊誌の寄稿で性的少数者(LGBT)を「生産性がない」などと表現した問題を巡り、九月の党総裁選に立候補の準備を進めている安倍晋三首相(党総裁)、石破茂元幹事長、野田聖子総務相の三人から関連発言が相次いでいる。発言には温度差もあり、LGBTに関する考え方や政策は総裁選の論点の一つに浮上してきた。
野田氏は三日の記者会見で、杉田氏の寄稿に「差別、偏見の類いではないか」と苦言を呈した。これまで社会の多様性を重んじる発言をしてきた経緯もあり、総裁選に向けて「自民党はこれまでも多様性を標榜(ひょうぼう)してきたが、国民の望む多様性と合致しているかとの議論があっていい」と語り、論点とすることに前向きな姿勢を示した。
石破氏は二日の都内での会合で、杉田氏に注意を促しただけに終わっている党執行部の対応について「平気で人権を傷つけてしまうような言動をおとがめなしと認めることが、自民党の懐の深さだとは思わない」と不満を漏らした。
野田、石破両氏が批判的な言動を強める一方、首相は、杉田氏の寄稿について今のところ「人権が尊重され、多様性が尊重される社会を目指すのは当然。これは政府、与党の方針でもある」と、一般論を語った程度。寄稿の内容の是非には直接触れていない。
杉田氏と、同性愛を念頭に「趣味みたいなもの」と語った谷川とむ衆院議員は、ともに首相の出身派閥の細田派所属。首相の連続三選を支持する二階俊博幹事長が杉田、谷川両氏の発言をことさらに問題視しない姿勢を示していることもあり、首相自身、「身内」への配慮から、発言には慎重にならざるを得ない状況にある>(以上「東京新聞」より引用)
何とも次元の低い話だ。総裁選の論点の一つに性的少数者(LGBT)が上がるという。性的少数者がどういった性癖があろうと、それ以前に人間であり基本的人権を尊重されるべき、というのは日本国憲法に定められている通りだ。
それを殊更、生産性(子供を出産しないことを指している)が低いなどといった、経済学を生噛りしたガキのようなことを非常識な女性議員が月刊誌に投稿したとかが話題性があって低俗なマスメディアが追っかけている、ということだ。そこに一体どんな政治が関わって、国民の福祉や幸福に関係して来るのか教えて頂きたい。
件の非常識な女性議員は選挙で有権者から鉄槌を受けて落選するだろう。そして、その女性を安倍チルドレンとして国会議員にした安倍自公政権をも有権者は裁くべきだ。総裁選の論点の一つでは決してない。
総裁は首相となって日本の行政権を掌握する。その人物に自民党が安倍氏を推して、公明党までも悪乗りして馬鹿な男を日本の首相にして五年有余が経過した。安倍氏は「政治は結果だ」と民主党政権の三年間を批判しているが、安倍氏はその倍近い歳月を首相として居座っているが、当初公約した2年後に2%インフレを未だに達成していない。
政治は結果だ、と言ったのは安倍氏本人だ。その本人が結果を出せないで更に公約期間を延長するかと思いきや、今度は延長もしないという。諦めたのかというとそうでもないようだ。
しかし結果が出ない政治は「失敗」だと自戒して、素直に政権の座を降りるべきではないか。嘘に嘘を重ねた安倍氏の「モリ カケ」のみならず、「tpp絶対反対」のポスターも嘘だった。デフレ経済からの脱却が出来ていないうちに、来年10月には消費税を10%に増税するという。
日本をトコトン破壊し、大量外国人移民労働者を受け容れて日本の伝統や慣習や社会までも破壊しようと企てる安倍氏は断じて愛国者でもなければ右翼でもない。彼は正真正銘の売国奴だ。
「国民の生活が第一」の政治を舵を切って消費税5%減税を打ち出す総裁候補者はいないのか。それでこそ総裁選を実施する意味がある。現行の取りざたされている安倍氏以外の総裁候補者の公約を寡聞にして知らない。おそらく彼も財務官僚の掌で踊る売国奴の一人だろう。自公政権で日本の未来はドンドン暗くなる。骨太の改革ではなく、「国民の生活が第一」の政治を果敢に実行する骨太の政治家は小沢一郎氏だけだ。野党国会議員各位は一日も早く野党連合を結成して、「国民の生活が第一」政権の樹立を果たそうではないか。