214. なしでも可能。あっ[1] gsiCtYLFguCJwpRcgUKCoILB 2023年11月28日 15:57:04 : xTLQWFOsV2 : WkJVUE5aSDZOZkE=[2]
冷戦で、イラクはソ連の縄張りになった。
さて、英米の覇権の大きな柱の一つが、
アラビア半島の石油だ。
で、イラクは、
アラビア半島の石油大国サウジアラビアと
かなり長く国境を接している。
借りにイラクがサウジを占領すれば、
冷戦は確実にソ連の勝利になる。
ソ連とイラクは地続きで軍事的援助も容易だ。
英米は冷戦中、軍事大国イラクが怖くてしょうがなかったろう。
イラク・サウジ国境は、英米のアキレス腱だった。
これに英米はどう対応したか。
まずイスラエルの建国だ。
でこのイスラエルに「大イスラエル主義」という
領土拡大計画を発表させる。
イスラエルに、イスラエルは国境を接してる全てのアラブ国家から
領土をばんばん大量に奪いますよ、と宣言させる。
で、イラクもサウジ侵略どころではなく、
まずイスラエルへの対応をせざるえなくなる。
英米のその他の対応
クウェートの建国。
クウェートの建国は比較的新しく1967年だ。
イラクがサウジに侵略するとすれば、ペルシア湾の海岸線づたいになる。
砂漠は熱すぎる。戦車じゃ蒸し焼きになる。
で、ペルシャ湾に面したイラクとサウジの国境の真上に
新しくクウェートというイギリスの傀儡国家を作ったわけだ。
石油が出たってのもあるが。
これでイラクは海岸線沿いにサウジへ直接侵略することが出来なくなった。
逆に、だからイラクはクウェートに侵略したわけだ。
目の上のタンコブみたいな国だからな、イラクにとって。
イラクのクウェート侵略は、サウジ英米にとって覇権の危機よ。
ただしこれは英米のヤラセだろうが。
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