http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2019/04/post-a162ce.html
2019.04.13
皆が黒一色のリクルートスーツの異様な光景。 これは早稲田大学の入学式の光景だそう。 入社式かと見まがうほど、みなが右向け右の没個性。 ロボットを見ているかのようだ。 >(ニュースQ3)大学入学式、スーツ「黒一色」なぜ 4/12(金) 5:30配信 有料 朝日新聞デジタル >4月から新年度。大学の入学式では、慣れないスーツに身を包んだ新入生が顔をほころばせる。ただなぜか、スーツは「黒一色」だ。 >7日午前、日本武道館であった明治大の入学式は4千人近い1年生が並んだ 圧倒的多数は黒か濃紺のスーツで、薄いグレーのスーツと青色の民族衣装の女子学生が1人ずついた程度だった。 >「悪目立ちするのは嫌」 >「一人違う格好をするのはかっこいいけど、ベージュとか着る勇気はないです」 昔はバンカラと言われた早稲田が、これだけ無個性の学生で満ち溢れている。 自由な校風が売りだった早稲田でさえもここまで来ている。 この委縮した発想はなんなんだろう。 もう、ベージュでさえ、着る勇気がないそうだ。 一番若さを発揮する時期に、「ベージュ」を悪目立ちするという発想は老人の集団の様で不気味だ。 一番若さを発揮する時期に、公式の場で、これだけ萎縮してしまっている今の若い世代が保守思考と言うのも頷ける。 お上に対して畏怖の念があるのか、権威主義であり、皆が枠の中に入りたがる、。 これじゃ、自由な発想など考えにもないだろう。 新元号を政府が発表すれば、こぞって老人も若者の右へ倣えのお祭り騒ぎ。 「令和」が何を意味するか考える事もせず、「令和」響きが良いよね。と大歓迎。 5年先の新札発行を、安倍政権が今、発表すれば称賛の嵐。 そして今日は、芸能人が右向け右で安倍首相の「桜を見る会」に参加している。 権力者にとって都合のよい国が出来上がりつつある。 それも、国民の方から進んで日本と言う狭い枠の中に入っていくようでは、本当にこの国に未来はあるのだろうか。 一方では、上野千鶴子の東大入学式の祝辞が、若い世代を勇気づけるような素晴らしい祝辞だったのに、肝心の若い世代が老人のように縮こまっている。 |