トンマビッチことドクター苫米地がくだらんワイドショーでおかしなことを言い出した。
「トランプは軍縮をするように思われているかもしれないが、実は彼は大の軍人びいきであり、米国軍を支援していく方針をとるはずだ」
どこがおかしいのか。
いうまでもなく、トランプが主張してきたことが軍縮であったためしなどなく、彼は対アメリカのビジネスに恩恵を受けてきた日本・韓国などの治安を守るためにアメリカだけが自腹を切るのはそろそろ止めにしよう、自己負担・自己防衛を迫る時期にきているという宣言をしたにすぎない。カットどころか具体的に南シナ海での工作のため米軍増強の計画があることも同時に言ってきたし、彼の言動のすみずみから彼が米軍へ持つ深い温情と信頼が伝わってくる。
まさかトマベチはトランプの発言を全く知らないわけではないだろう。
知っていてなんでわざわざはなからわかっているはずの「トランプの軍人びいき」を
声高に持ち出す必要があったのか。
それは自分の自慢話がしたかったからにすぎない。
苫米地はトランプが米軍を支持し、米軍関係者との親交があることの根拠として、
ここ数年のニュースではなく、どういうわけか半世紀前のトランプの経歴を紹介する。
トランプは裕福な家庭の子弟が集まるボーディング・スクールを中退して、
ミリタリー・アカデミーに転校し、そこで中高時代をおくっているのである。
無論、彼はその後、アイビー・リーグに進学するので軍人のコースからは半世紀前
に外れているわけだが、そのミリタリー・アカデミーにいたことだけを根拠にして
苫米地はトランプと軍の司令官との関係を密接なものとして解説する。なんの調査も
していない・・・・・ということだ。
苫米地は無理からニューヨーク州のミリタリー・アカデミーに話をつなげると、
待ってましたとばかりに子供時代にアメリカにいたころの写真を広げだす。
そこにはAmerican Military Academy と書かれたシャツを着たトマベチが
ここぞとばかりにピースサインをしてうつっている。
苫米地は種明かしをする手品師のようなうさんくさい諂った笑顔で口をひらく。
「実は・・・・アメリカにいたころに、トランプの卒業したこのミリタリー・アカデミー
からレスリングの奨学金がでて編入進学する話があったんです。結局、サマースクール
に参加しただけで生徒にはならなかったのですが、もし進んでいたなら今頃
アメリカの軍人になってたと思いますハハハハハ」
黙れ、黙れトンマビッチ
お前が軍人なんかになるわけがないだろうが、いい加減なハッタリこいてんじゃねえぞ
この野郎。いや、ハッタリが仕事なのはわかるからいいとしても、レスリングの
特待生というのはいくらなんでも許せん。
苫米地よ、今からでも遅くない。私とレスリングで勝負しろ。レスリングじゃなくても
柔道でもいい。極真ルールでもいい。アブダビでも、アマ修でも、私と30秒
戦えたら、その後の自慢話を続けていいぞ・・・・・・
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