149. キエフ陥落?[1] g0yDR4N0iteXjoFI 2022年2月26日 01:14:11 : zp3xnq6DZY :TOR T1hPZW1USGxTVk0=[4]
https://jp.reuters.com/news/video/live
[3346]西側は、ウクライナを見捨てた。もうすぐキエフ陥落。指導者たちは知らん顔を始めた。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2022-02-25 13:19:43
副島隆彦です。今日は、2022年2月25日(金)の午後1時ごろです。
まだ「キエフ陥落」は起きていません。
私は、ウクライナの首都キエフの 陥落、ゼレンスキー政権の ロシアへの降伏を、ロイターのライブ中継の画面をじっと見ていたのですが、なかなか起きません。あと数時間でしょう。
ロイター ライブ映像:ウクライナ首都キエフの現在の様子
https://jp.reuters.com/news/video/live/
マイダン
副島隆彦です。 私が、上記の首都キエフの中心街の画面を見ているのは、もうすぐロシアの戦車隊が、この大通りを走り始めるだろうからだ。その根拠は、下の方に纏(まと)めて載せるが ブルームバーグの記事に、「あと数時間でキエフ陥落」と有るからだ。
〇 「 首都キエフ、ロシア軍の攻撃で数時間内に陥落も−西側情報当局 」
Western Allies See Kyiv Falling to Russian Army Within Hours
ブルームバーグ 2022年2/25(金) 4:01配信
この記事は、今朝の午前4時に配信された。私は、最近は、だいたい午前2時に起きる。老人性早起き症(ろうじんせい・はやきしょう)のため(笑)。
それから、午前7時の記事で、
〇 「 9時間で首都の前まで進んだ…「露、キエフ北西で交戦」」
2022年2/25(金) 6:55配信 中央日報
とある。時間を計ったら、プーティンのロシアによる攻撃開始(開戦)命令は、昨日の午前5時として、これに9時間を足すと 日本時間は、ウクライナよりも 7時間 ahead アヘッド(ウクライナからは behind ビハインド)で 現地で上記の記事の 日本で、午前7時時だ。ピッタリだ。
そうすると、今朝から6時間後と、私、副島隆彦が予想して、6を足すと日本時間の午後1時である。おそらくこのあと、キエフの中心の様子(現地は午前6時)には、ロシアの戦車隊が猛スピードで走ってくるだろう。
西側諸国 (the West 西側同盟、欧米)は ウクライナを見捨てた。
そして、「もともとウクライナは、ロシアの一部だったのね」と、知らん顔を始める。恥知らずの行動を取る。
ゼレンスキー大統領(コメディアン上がり)は、下に載せた午前9時前の記事、
〇 「 ウクライナは「孤立無援」 大統領 」
2022年 2/25(金) 8:52配信 AFP=時事
で、「われわれは孤立無援で防戦している。共に戦ってくれる者はいないようだ」とある。「我々は、侵略者と戦う、そして勝つ。ウクライナ、万歳」という言うツウイッターと動画を発表していた。
これでウクライナの負けだ。全土がロシアによって制圧される。ただし、西方の、ガリチア(ガリシア)地方と呼ばれるガリチア右翼の反共主義者(日本で言えば、安倍晋三のような人たち)が、どのように、反ロシアの、ゲリラ戦による肉弾攻撃の爆弾テロ攻撃を含めた、抵抗運動を続けるか、だ。これがこのあと長引くだろう。
ウクライナの都市部から、西のポーランドと南のルーマニアに避難した人々は、落ち着いたら戻るだろう。そして、ロシアの管理を受け入れるだろう。彼らは、「戦争はいやだ。人がたくさん、死ぬ。戦争を止めて」が合言葉だから戦闘が終われば、それで、前の暮らしに戻る。
もともとウクライナ人は、ロシア人と、深く混ざり合った、コトバも文化も通じ合っている一体の国家だ。 それが元に戻った、ということだ。
おそらく、新ロシア派の下院議員たちが、新政権をキエフに作る。23日のCNNの現地の番組で、討論の最中に、反ロシアのジャーナリストから、いきなり殴り付けられていた、若い下院議員とかが、キエフに新政権を作るだろう。果敢に反撃に出て殴り返していた。両方、気合が入っている。その名前も私は控えたのだが、今メモが見つからない。
そのすぐそばで、同じ討論に参加していたポロシェンコ元(もと)大統領が、喚(わめ)いていた。「こいつは、裏切り者だ。ロシアのエイジェント(スパイ)だ」 と。
なぜ、ウクライナはこんなことになったのか。その元凶で、始まりは、2014年だ。今から8年前の、2014年の2月に起きた、ウクライナ議会前のマイダン広場で起きた、凶悪な、仕組まれた暴動だ。このときは、ヤヌコビッチという 親ロシア派の大統領だった。
ヤヌコビッチを防衛していた大統領警護隊(親衛隊)の800人に対して、抗議行動がエスカレートして暴動の形になって(始めから、仕組んでいたのだが)、それで、この親衛隊を、狙撃して、どんどん殺した。 ヤヌコビッチは、国外に脱出して、今はロシアにいる。彼が、復帰するかもしれない。
このように、合法的に成立していた ロシアの政権を、「マイダン暴動」のクーデターで倒したのは、ウクライナの反ロシア派を操っていた、ビクトリア・ニューランド(米国務省ヨーロッパ、ロシア担当の次官補)であり、凶悪な 統一教会( Moonie ムーニー)の幹部の女だ。それと、駐ウクライナ米大使の男だ。
このふたりは、ヒラリー・クリントンの忠実な子分だ。ヒラリー自身は、いろいろの不祥事がどんどん出て、2012年末で、オバマ政権の国務長官を辞任して、2期目はなかった。だが、ヒラリーは、「本当の大統領は、私なのよ」と、そのあとも、世界各国でのアメリカの謀略政治を続けた。 そのひとつが、IS(アイ・エス。イスラム国)の7万人の兵力を、2012年の6月に、突如、シリアと北イラクに出現させた動きだ。
だから、中東・アラブ世界での、悲惨な戦争を起こしたのも、ヒラリーたちだ。ISは、サウジラビアの砂漠の中の秘密の米軍基地(空港)で、イラク戦争(2003年3月から)での捕虜だった若いイラク人兵士たちを、ヒラリーとジョン・マケインたちが、資金をつぎ込んで教育して、出現させたのだ。サウジから、北イラクに、トヨタの新品のランドクルーザーの車列で行進して出現した。
このシリア、北イラク動乱を、そのまま、ウクライナのマイダン暴動につなげた。そして、「ウクライナも、西側世界に、取り込む。西側同盟に入れることで、ロシアから、奪い取って、ロシアをギューギューと苛(いじ)め抜く」という戦略で動いたのだ。
だから、プーティンの主張は、一貫していて、「ウクライナをNATO (ネイトー。北大西洋条約機構。欧州の軍事同盟。集団安全保障体制)に入れる、という策動をやめよ。それは、ロシアの安全保障に関わる 」である。この一点だ。
このことを、日本のテレビ、新聞と、有識者(専門家)たちは、口を噤(つぐ)んで言わない。やるべきでない非道なことをやったのは、西側同盟だ。そして、今回、ロシアは、実力(強制力)で、ウクライナを取り戻した。 これで、終わり、である。プーティンは、これ以上のことはしない。
私、副島隆彦の言論に付き合ってくれている(全面同意してくれなくてもいい)人たちは、この私の説明で分かるだろう。だが、このあとも、世界政治の真実が分からない者たちは、動転(どうてん)して、騒ぎ続ける。 それならそれで、私、副島隆彦も、それを奇貨(きか)として騒ぎ立てよう、と思う。
そして、西側同盟(西側の自由主義諸国か? 価値を共有する 笑い)は、ウクライナを、「NATOに入っていないので、我々には集団安全保障の防衛義務は、ありません」と、冷たく突き放して、知らん顔をすることに決めた。恥知らずたちだ。
それで、「ああ、もう、ウクライナ問題は終わりました」と、NYの株価を、昨日、始めは800ドル下げていたのに、無理やり吊り上げて、プラス92ドル(24日終り値)にした。「これ以上の下落は、困るんだー」で。それに連れて、今日25日の日経平均も300円ぐらいの上げにした。
このあとも、私は、たくさん書きたいが、もう、やめよう。ロシア軍は、開戦後、すぐに、全土73か所のウクライナの防空設備のアンテナを、どうやら、電磁波攻撃(雷の稲妻のような感じ)で破壊したようだ。まさしく、古村治彦君が研究している、最新の「サイバー戦争」である。
それと、地対空ミサイル「S400」 での一斉にウクライナの軍事司令部(地下壕)の破壊だ。そして首都キエフの郊外の民間空港と軍事飛行場の3つに、ロシアの空挺部隊(くうていぶたい。エアボーン)を投下させて制圧したのか、である。そうなると、おそらくそこから30キロぐらいであるキエフにまではすぐだ・・・。
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