17. イルミアマテラス[1] g0ODi4N@g0GDfYNlg4mDWA 2021年5月31日 18:48:10 : 4fZ8lYJKys :TOR d3prbGxZeUZwVms=[12]
藤沢薬品工業
2005年4月1日に山之内製薬と合併し、アステラス製薬となった。
概要
藤澤友吉が設立。大阪府大阪市中央区道修町3-4-7に本社と、
東京都中央区日本橋本町にも東京本社を置いていた。主要取引
銀行が三和銀行(現・「三菱UFJ銀行」)であるため三水会及び
みどり会の会員企業であり三和グループに属していた。
事業内容
抗生物質を軸に循環器、消化器等様々な分野の薬剤を製造・販売
していた。抗生物質ではサワシリンとセフスパンとセフゾン、循環
器ではシベノールとニバジール、消化器ではトランコロンやプリン
ペランやガナトン(北陸製薬(現在のアボットジャパン)が製造)
やコロネル、解熱鎮痛剤のソランタール、向精神薬ではドグマチール
やオーラップやロドピン、ビタミン剤ではノイビタ(一般
用医薬品として展開していた)やノイロビタンなど中枢神経では
グラマリールやトリモールが主力商品だった。
食品添加物等の化成品事業も展開していたが、2000年、扶桑化学工業
に化成品事業および米国子会社の全株式を譲渡した。
海外メーカーとの提携も盛んで、スミスクライン&フレンチ社(現在の
グラクソ・スミスクライン)との合弁であるスミスクライン藤沢や
アストラ(現在の「アストラゼネカ」)との合弁である藤沢アストラ
などのグループ企業を擁していた。
免疫抑制剤・タクロリムス(FK506)が国際戦略製品(藤沢の研究陣に
より茨城県・筑波山の土壌細菌から発見された)。アトピー治療薬と
してプロトピック軟膏も発されている。
この他「気配館」(きくばりかん)というブランドで清涼飲料水事業も
手掛けていたが、リストラのため撤退し、日本「コカ・コーラ」へ売却
した。気配館は栄養成分表示が前面に記載されているのが特徴だった。
学術・広報映画作品
『アレルギー』
1970年、ヨネ・プロダクション。カラー・24分。パドヴァ大学国際
科学教育映画祭ブロンズ牛頭賞(1971年)。日本医師会推薦。
体内に侵入した異物に反応する細胞免疫および液性免疫の働きを見る
と共に、
この免疫反応が時に生体を障害するアレルギーに転ずる機序について
検証。進藤宙二・東京大学名誉教授および大島良雄・東京大学医学部
教授の監修、日本アレルギー協会の後援の下で製作。解説役(ナレー
ター)は城達也。
『感染』
1972年、ヨネ・プロダクション。カラー・19分。
黄色ブドウ球菌を例にとって感染による体内の反応などを観察すると
共に、抗生物質・セファロスポリンの同菌への作用の観察も行っている。
上田泰(東京慈恵会医科大学)監修。一柳慧が音楽を手がけ、城達也が
解説役(ナレーター)を務めている。
『免疫を探る』
1979年、ヨネ・プロダクション。カラー・30分。
免疫の機構に焦点を当てて製作。当該作品では、細胞性免疫の中でリンパ
球の果たしている役割を顕微鏡撮影によって追究したり、また「細胞融合」
によってリンパ球の機能を拡大した新しいリンパ球と呼ぶべき細胞が誕生
しつつある姿を観察したりしている。
http://www.asyura2.com/21/senkyo281/msg/205.html#c17