http://www.asyura2.com/acpn/g/g0/g0m/g0mDUoNXg4c/100000.html
58. オコジョ[6] g0mDUoNXg4c 2016年12月18日 12:48:45 : dt1zqoHWy6 : mFC8kDc646c[1]
あんまり馬鹿すぎる記事であきれてモノが言えない。
それでは別様に答えていたらよかったのか。米国が日本のどこでも自分たちの望むところに基地をつくれるというのは、日米安保体制が保証しているまぎれもない事実である。それをそんなことはないと谷内が答えていたとしたら、真っ赤なウソを言ったことになり、大問題ではないか。
曖昧に答えて通用するような話ではないし、質問されたら事態を正直に話すしかないのは当然。
誰が何を言った、かにを言ったという次元ではないのが分からない馬鹿な記事だ。
要するに、地位協定をまるまる変更する必要があるし、それは米国相手には不可能なので、まず現行の安保条約を破棄して、一回チャラにするしかない。
安保体制がある限り、「北方領土」が返ってくることなどあり得ようはずがないではないか。
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/662.html#c58
3. オコジョ[7] g0mDUoNXg4c 2017年7月05日 20:28:09 : NhdNJGFupo : 474MVF8C4HU[1]
創価学会の所轄官庁は、東京都ではありません。文部科学省です。
情報が20年古い。
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/580.html#c3
5. オコジョ[8] g0mDUoNXg4c 2017年7月05日 21:27:48 : NhdNJGFupo : 474MVF8C4HU[2]
なに、この記事?
本澤二郎って、こんなもんだったのか。
あきれちゃって、思わず2行だけ書いたけど、ひどすぎる。
>>創価学会が宗教法人として認可している東京都
これは、本人の言葉ではないが、そのまま書いていい日本語じゃないだろう。
東京都って創価学会から「認可」を受けていたのか、はじめて聞いたよ。
まあ、言いたいことは分かるが、それがもう間違っている。
宗教法人だということになっている創価学会の所轄は、東京都ではなくて文部科学省である。
確かに、(本来は宗教法人としての有資格性に大いに疑問があった創価学会を)大昔に認証したのは東京都であった。
でも、オウム事件もあって、約20年前に法律が改正されている。複数都府県にまたがって活動している団体は文科省の所轄になったわけ。
確かに、ネットを見るといまだにこの変化を把握していない輩が多い。そういうのが、ドヤ顔をして(?)公明党が都議選に対してムキになるのは、東京都が法人認証しているからだ、などとウンチクしたりしている。
ご丁寧なことに、ネットQ&Aで「本来は文科省の所轄になるはずなのに、なぜ創価学会だけは東京都所轄なのですか」なんて質問があったりする。
この質問への「ベストアンサー」に選ばれているのが、上のドヤ顔氏だったりするのであった。
少なくとも大石寺から破門された時点で、創価学会は終っている筈であった。
責任者は、記事がほめたたえるところの池田「先生」なのだが――。
太田、山口がとんでもない食わせ者であるのは確かだが、池田「先生」がまともだということにはならない。
折伏をやらなくなった創価学会が、できるだけ早いとこ自然消滅することを祈るばかりである。
http://www.asyura2.com/17/senkyo228/msg/580.html#c5
11. オコジョ[9] g0mDUoNXg4c 2017年8月13日 15:19:27 : FSJ7LaDrMQ : L7Fjbckgn8s[1]
戦争は相手があってのこと。
「投了」を相手に伝えたときが、敗戦/終戦のときだし、
正式には、降伏の文書に署名した日が敗戦日になる。
実際、8月14日以降も「戦闘」は行われていた。
9月2日や8月14日から国民の意識をそらそうとすることが不健全なのだ。
終戦の日を問われて、8月15日と答えるのは――クイズでもあるまいし――
思考停止に近いだろう。
「若者」に関していうなら、「たった14%」と捉えた方がいいだろう。
質問者の期待に充分すぎるほど応えたと言える数字だ。
かけ算九九を完璧には言えない国民は、もしかしたら14%より多いかもしれない。
そんなものではないか。いつの世にも一定数のバカがいるものだ。
統計の数字に文句がある方が、私には、むしろ不思議。
http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/617.html#c11
拉致問題 憎しみを超えて――ニーバーの祈りを礎として
序文
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-30.html
かつて、第二次安倍政権成立から二日後の2012年12月28日、安倍総理は救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国評議会)・家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)のメンバーと面会し、以下のように言っています。
「5年前に突然辞したとき、被害者家族の皆さんに大変残念な思いをさせた。私にとってもつらいことだった。私がもう一度総理になれたのは、なんとか拉致問題を解決したいという使命感によるものだ。
5人帰還の時、帰ってこられなかった被害者の家族の皆さんは涙を流していた。それを見て全員取り戻すことが私の使命と決意した。
しかし、10年経ってもそれは達成されておらず申し訳ない。
再び総理を拝命し、必ず安倍内閣で完全解決の決意で進んでいきたい。」
当時私たちはある県の救う会に所属して、拉致被害者救出1000万署名運動に全力投球しており(2013年4月25日達成)、拉致問題に理解があるとされている安倍総理の再登板に、大いに意気があがる思いでした。
1000万の署名は達成日の二日後の拉致被害者救出国民大集会で、当時まだお元気だった横田滋さんから安倍総理に手渡されました。
その光景を会場で目の当たりにし、私たちはこれから拉致問題が前進することに、大きな希望を感じていました。
それから5年後の2018年4月22日、拉致被害者救出国民大集会で安倍総理は以下のように言っています。
「今後一層、日米で緊密に連携しながらすべての拉致被害者の即時帰国に向け、北朝鮮への働きかけを一層強化していく考えです。
(略)
拉致問題は安倍内閣の最重要、最優先の課題です。拉致問題は安倍内閣において解決をする。拉致被害者の方々が、ご家族の方々と抱き合う日がやってくるまで、私たちの使命は終わらないとの決意で、今後ともこの問題に取り組んでいきます。」
この5年の間に、願いが激しく裏切られた私たちは、安倍総理を盲信する救う会に幻滅して脱退し、独自の運動をしていました。安倍総理を応援する運動ではなく、あくまでも具体的な拉致被害者救出につながる運動を目指し、行動してきました。
その過程で私たちの安倍総理への見方はどんどん変わっていきました。
2015年9月以降、国会前の反安倍デモの間で拉致問題に関するチラシを何万枚も配りましたが、その見出しは
「STOP!ヤルヤル詐欺 気を付けてください!北朝鮮による拉致被害者を見殺しにするその手口」というものでした。
私達の現在の安倍総理に向ける視点はこうです。
「詐欺師」
・・・ヤルヤル詐欺などなまやさしいものではありません。
その違いは
「ヤルヤル詐欺」で騙されているのは拉致被害者家族や支援者です。
一方、無印の「詐欺」で騙されているのは日本国民全員です。
日本国民全員が、この「詐欺」で大変なデメリットを負わされているよう、私たちには思われます。
その「詐欺」の内容を私たちは、以下のように考えています。
「拉致問題における
“拉致被害者の全員(全被害者)一括帰国”という公式の目標はフェイクであり、
拉致問題を一切進展させず、未解決のままにするための、「誤った前提」である。
(ここまでが拉致被害者家族・支援者への「ヤルヤル詐欺」)
日本政府をはじめとする拉致関係者の真の目標は、
仮想敵国である北朝鮮への憎悪・恐怖をあおり、
その脅威に対抗するため、軍事大国アメリカとの絆を強固にする必要があることを主張し、日米の軍事的な共同歩調を正当化する。
つまり日本がアメリカ主導の軍事作戦に参加できること、戦争できる日本にすることを目指すことであり、
その目標達成のために拉致問題と拉致被害者とその家族を、徹底的に利用し尽くすこと。(これが日本国民全員への「詐欺」)」
もちろん「詐欺をしました」という明確な証拠はありませんし、「騙された!」と被害者が申し立てを行わなければ詐欺罪は成立しません。
そしてどこまでも安倍総理についていく方々は、こう言うかもしれません。
「安倍総理は一生懸命頑張っている。お前たちのようなものが総理の足を引っ張るから問題は解決しないのだ」
「そのように文句を言うのなら、代案を出してみろ。北朝鮮に行ってお前が拉致被害者を救出してみろ」
それに対して、私たちは以下のように言いたい。
「拉致問題を実際に解決するためには「常識的な前提」に基づいた目標が必要です。
それは「誤った前提」では、拉致被害者は全員生存していて、全員帰国を切望していることを疑問の余地のない真実としていますが、それは何の根拠もなく、拉致被害者を「全員」という顔のない集合として扱っているに過ぎません。
「常識的な前提」では、以下のことを認めるべきです。
拉致被害者の中には現在生きている人、残念ながらお亡くなりになった人がいる「可能性があります」。
そして現在生きている人でも、帰国を望む人と望まない人がそれぞれいる「可能性があります」。
「全員一括」ではなく、拉致被害者一人一人の実状に即した解決が必要です。
それは「拉致被害者の全員一括帰国」ではなく
・現在生きていて、帰国を望んでいる人 →帰国
・現在生きていて、帰国を望まない人 →こちらから訪問する
・残念ながらお亡くなりになった人 →その死を悼み、北朝鮮側に何らかの形で償ってもらう
といったケースバイケースの解決の積み重ねこそが、実現可能な拉致問題の解決と思われます。」
上の記述は、拉致問題に関する公式な見方とは根本的に異なっています。
これからそう思うに至った根拠を説明し、皆さんに「今まで私たちは騙されていたのか!」と感じて頂きたいと思います。
そして現在日本国民の代表である安倍総理を、少なくても拉致問題についてだけでも、今後二度と騙されないように監視し、これからも「詐欺」行為を続けるようなら、厳しく批判し、これからも私たちの代表である資格があるのかどうかを問うて頂きたいと思います。
安倍総理が今、政権を懸けて国民を騙し通そうとしている森友学園・加計学園の問題同様、拉致問題についても国民を騙し通そうとしていることを知っていただき、
「嘘つきに国を任せることはできない!」と声を挙げていただければと思います。
「そのうち、国民は飽きて、忘れる。」と嘯く人を国のトップに置き続けることを
許してはなりません。
さて、これから行われる説明は今までの拉致問題に関する公式な見方に対して、厳しく批判的なものになります。
その際、拉致被害者家族に対しても批判的な内容になることもあります。
そういう場合、「家族の前でその言葉を言ってみろ」という言い方をする方がいるかも知れません。
そういう人にはこう言いたい。
できれば私たちは自分達の意見を、拉致被害者家族にこそ訴えたいのです。
特に、拉致問題の象徴のような存在である横田早紀江さんには、まず、この文章を書く際の、心の支えとなった言葉をお伝えしたいと思います。
クリスチャンである早紀江さんにはよく理解して頂けるものと確信致します。
「神よ、変えられないことを受け容れる心の平静さ、
変えられることを変える勇気、
変えられないものと変えられるものを
見分ける知恵を授けてください」
神学者ラインホルド・ニーバーの「平静の祈り」
読み終えた後、改めてこの言葉を振り返って頂ければ幸いです。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/395.html
拉致問題 憎しみを超えて――ニーバーの祈りを礎として
T なぜ「拉致被害者の全員一括帰国」という目標はフェイクなのか?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
(南北会談後は「即時全員一括帰国」と言い出している)
拉致問題において、日本政府に対して最も厳しい観方をする人でも、その非難の内容は「やる気がない」「解決する気がない」であり、あくまでも日本政府は「拉致被害者救出を目指す」という方向を向いていることになっています。
例えば、『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(蓮池透)という極め付けに厳しいタイトルの本でも、「本当に安倍晋三首相に拉致問題を進展させる気概があるのか、はなはだ疑問である」(p2)と書かれています。
しかし私たちの現在における、日本政府への評価は、それより遥かに厳しいものです。
それは
「そもそも日本政府は、拉致被害者救出を目指してなどいない」
ということです。
言葉を代えて言えば、一般の拉致被害者に同情的な国民と、日本政府は、向いているベクトルが違うのです。
これは私たちが勝手に思っている訳ではなく、きちんとした根拠があります。
それが
「「拉致被害者の即時全員一括帰国」という目標がフェイクである」
ということであり、さらに言えば、
この目標は前提自体が、誰が見ても間違っていて、その強引な間違い方は、単なるミステイクであるとは、とても考えられないということです。
それでは前提の間違いについて、具体的に見てみましょう。
そのために目標の前提を
@「拉致被害者全員の内訳を日本政府は把握している」
A「拉致被害者は全員生きている」
B「拉致被害者は全員日本に帰国したがっている」
の3つに分け、それぞれの内容を分析してみることにします。
@拉致被害者全員の内訳を日本政府は把握しているのか?
いわゆる認定拉致被害者については把握していると言えます。政府の拉致問題対策本部のHPでも17人の名前が明記されています。(内5人は帰国しているので実質12人) しかしさらに見るとこうあります。
「政府は、北朝鮮に対して、これまで認定している拉致被害者に限らず、すべての拉致被害者の安全確保と即時帰国を繰り返し要求しています。」
「すべての拉致被害者」とは、これまで認定している拉致被害者に限らない、と言っています。
HPをさらに見れば分かるように認定拉致被害者だけでなく、
「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない人」がいることになっています。
そして「政府は、北朝鮮に対し、北朝鮮によって拉致された可能性を排除できない人に係る関連情報の提供を繰り返し要求しており」とあります。
つまり、「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない人」の中の実際の拉致被害者の内訳は日本政府も自ら知らないことを認めています。
それは北朝鮮にしか分からないのです。
「可能性を排除できない」というのは消去法による一方的な断定に過ぎず、毎年日本国内で生存・所在が判明する人が出ることからも判ります。
拉致被害者全員を、認定拉致被害者に限っていない以上、その内訳を日本政府は把握している、とは到底言う事はできないのです。
*警察庁のHPには「883人」の方が「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者」として記載されています。(2018.5.4現在)勿論、確たる拉致の「証拠」が有る為記載しているわけではありません。前述したように、状況証拠・消去法により「北朝鮮による拉致以外考えられない」という理由によります。
A拉致被害者は全員生きているのか?
ここで私たちは「拉致被害者は全員死んでいる」と言いたい訳ではありません。そもそも拉致被害者全員の内訳を知らない以上、そのような言葉は無意味です。
@で述べたように「全員」の内訳が明確でない上に、北朝鮮にいる拉致被害者の生死は北朝鮮にしか分からない以上、
「何人いるのか分からない拉致被害者が全員生きていることを日本政府が確信している」というのは、論外という他ありません。
B拉致被害者は全員日本に帰国したがっているのか?
ここで私たちは「拉致被害者は全員日本に帰国したがっていない」と言いたい訳ではありません。
日本に帰国したがっているのかどうかは、拉致被害者本人にしか分からない、と言いたいのです。
そう言うと、「北朝鮮で自由にモノが言える訳ではないから、言わされている可能性がある。本心は帰りたいに決まっている」と言う人がいますし、もちろんそういう場合もあるでしょう。
一方で、
・北での家族を残して帰国できない
・日本には身よりがいない
・生活基盤が北朝鮮でとりあえず安定している
以上の理由から帰国を望まない場合もあります。
頭ごなしに勝手に決めつける権利は誰にもありません。
※ABについてはより詳しく後述します。
以上これほど曖昧な前提に「一括」までついてしまったら、もうどうすることもできません。
それに「即時」までつくことになりました。「即時」とは具体的にいつのことをさしているのか、言い出した人がはっきりさせなければ、誰にも分かりません。
しかも「全員一括帰国」を達成しよう、というのは単なる努力目標ではなく、
「全員一括帰国」しか認めない、という自らを縛る救出の「原則」としてしまいました。
そうすると「段階的に」全員を把握する、「段階的に」生死を把握する、「段階的に」帰国の意思を確認する、という当たり前の過程が全てシャットアウトされてしまいます。
「拉致被害者の即時全員一括帰国」が目標である限り、拉致被害者救出活動は一歩も進むことはできません。
そしてこの目標は誰かから押し付けられたものではないのです。
日本政府・救う会・家族会が自分達で決めたものです。異論を許そうともしません。
だから上の根拠に基づいて改めて断言します。
「「拉致被害者の即時全員一括帰国」という目標はフェイクである」
今まで読んできた方にはお分かりでしょうが、被害者の救出を実現させるためには「北朝鮮に確認して、とりあえずそれを信じる・北朝鮮から出された情報をひとまず受け取る」ことが必要になります。
そうすれば、先の@ABは全てクリアできます。
問題は全て0人になってしまう可能性が極めて高いことです。
ですから当然のことですが、情報を受け取るだけではなく、情報の内容精査が必要になります。
この精査こそが、支援者や家族にはできないことで、プロフェッショナルの政府関係者しかできないことになりますが、現状はどうなのでしょう。
この件は大変大事なことなので、後に改めて論じます
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/396.html
2. オコジョ[10] g0mDUoNXg4c 2018年7月07日 16:54:29 : VF5JSqTjig : zisUHTVE61A[1]
多摩散人さんへ
オコジョです。以下、お尋ねの件について。
>>オコジョさんとセレナさんは同一人物ですか。
ご想像にお任せします。
或いは、ご自分でお調べになりご自分でご判断くださいと申し上げましょうか。
この掲示板では、投稿者と文章の筆者が必ずしも一致しないことは、ごく通常のあり方です。一致していようが、いまいが、特にこだわる必要があるのかどうか。そちらの方がよほど説明を要するように私には思えます。
ひとつだけ申し上げておくなら、これまでアップした分については、記事の趣旨と投稿者の考えは(アベ晋三のいう「日米関係」ではありませんが)完全に一致しています。
この先アップするかもしれない文章の中に、ただ1箇所だけ見解が一致しない部分が含まれる可能性があります。その時は、必要に応じて分かるようにしておきたいと思います。
記事の主張は、特に異色なものではないと私は思います。
特別に優れた洞察力の持ち主でなければ思い浮かびもしないような、そんなことは一つも言っていません。普通の思考力の持ち主が、普通に考えれば出てくるような見解です。
まあ、ともかくも自分自身の脳みそをしかるべく使って、出鱈目な煽動に惑わされずに自力で考えることは必要でしょうけど。
それにも関わらず、この記事のような主張を私はこれまで目にしたことが殆どありません。この掲示板にアップする所以です。
>>セレナさんはご自分の文章が阿修羅に紹介されているのを知っているのですか。
さあ、どうでしょうか。
>>リンク先を見ても投稿欄はないようだが、例えば私がセレナさんに質問したり反論したりしたいときは、どうしたらいいんでしょうか。
私に、ここで・この掲示板内で、きかないでください。
阿修羅掲示板にアップされている文章については、阿修羅掲示板で論じればいいではありませんか。そうでなければ、この掲示板の存在の意味がないですよ。
もし反論とやらがおありなら、私に聞かせていただければ、(当たり前の話ですが)私に可能な範囲内でいくらでもお答えいたします。どうぞご遠慮なく。
それにしても――
>>この文章を書いた人は、Serenity Prayer(セレナさんと呼ぼう) という人らしい。
この「セレナさんと呼ぼう」というのはいったい何ですか。
あなたは人への対し方の基本中の基本もわきまえていないのでしょうか。
礼儀の初歩の初歩と言ってもいい。
そんなんで、よくまあこれまでやって来られましたね。あきれてしまいます。
「Serenity Prayer」は「Serenity Prayer」です。戸籍に載るような固有名詞ではありませんが、ネット上では同じくらい独立した一つの名前です。他人が勝手に改変するものでないことがお分かりになりませんか。
「多摩散人さん(玉爺さんと呼ぼう)」なんて書かれて、あなただったら何も感じないのでしょうか。
蛇足ですが、
ごくごく初歩的なことを申し上げるなら、
「Serenity Prayer」という「単語」を「せれな」という「読み」で「辞書登録」すれば、多摩散人ご自身の意識では「セレナさん」である言葉が、表示される文字としては「Serenity Prayerさん」となります。
今のパソコンでは、使用しなくなった単語をこまめに削除しないと辞書の機能が低下するというようなことはありません。
ネットでこれから先も発言されていくつもりがおありなら、単語登録くらいの手間を惜しんではいけないのではありませんか? 多摩散人さん?
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/395.html#c2
3. オコジョ[11] g0mDUoNXg4c 2018年7月09日 19:09:43 : MOsddUFn96 : OpECawJMr7M[1]
>1
>2
コメントありがとうございます。
口汚なく北朝鮮を罵っている人たちは、実際は彼の国の現状について大甘な見方をしているのではないかと私は思います。拉致被害者でさえ健康な生活を維持でき、死亡するにしても不自然さなどなく天寿を全うして当然だと信じ切っているみたいです。
それを理由にしてすべて赦せるとは思っていませんが、北朝鮮は今現在他国と戦争状態にある国であり、また、日本はその相手国の戦争に間違いなく加担しています。
そういう日本が、交戦中の国に対して丸腰になれと要求するどんな権利があるのか、私には分かりません。
アベ政権をはじめとする面々が、日本に達する能力のあるミサイルはすべて廃棄しろと要求しているのは、いったい何を根拠にした主張なのでしょうか。
あらゆる国は隣国に届くような軍備を持ってはいけないとでも考えているのか? そんなことを言ったら、世界中が該当する国だらけでしょうに。
核戦力保持がケシカランというのなら、インドやパキスタンやイスラエルはなぜ非難しないのか? そもそも米国を筆頭とする安保理理事国の多数についてはどうするのか?
日本人の多くは、国際的な戦争と平和の大きな構図をしっかりと認識する必要があるのではないかと私は思います。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/396.html#c3
6. オコジョ[12] g0mDUoNXg4c 2018年7月09日 19:39:06 : MOsddUFn96 : OpECawJMr7M[2]
多摩散人さんへ
コメントありがとうございます。
たとえば、ポンペイオ長官が「人権問題は非核化のあとだ」と発言したデンデンの報道――ウソみたいな話ですが、日本人の多くはこの「人権問題」を「拉致問題」の言い換えだと思い込んでいるんですね。
「拉致問題」は人権問題の一部に(あえて言ってしまえば)過ぎません。
そして、拉致についても被害者の圧倒的多数は韓国の人たちです。
北朝鮮と言えば拉致問題、拉致問題と言えば家族会(巣食う会は問題外)、家族会はトランプ氏の口利きを「千載一遇」のチャンスだなんていっちゃう人たちの集まりで、この家族会が拉致問題と言えばアベ晋三だというプロパガンダで日本を汚染している。
問題の解決に、ここ十数年、何の実績も挙げられない面々にこの先いくら時間を与えても無駄なのは分かりきっているのに――です。
「拉致問題 憎しみを超えて」の記事は、現場にいたからこその情報も含みますが、判断の基礎になっているのは、誰にでも知りうる事実です。
見ようという意思の有無が問題なのであって、実際には多くの情報が既に公開されているのです。
北朝鮮の「人権問題」について、ひとつご紹介しておきます。
よろしかったらご参照ください。
北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書
外務省による仮訳
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000035873.pdf
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/395.html#c6
拉致問題 憎しみを超えて――ニーバーの祈りを礎として
U 日本政府はどちらの方向をむいているのか?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-28.html
「目標」がフェイクであるとして、「向いているベクトルが違う」という結論の根拠は何でしょうか?
皆さんご存知の安倍政権特有の言い回し
「対話のための対話はしない」という言葉を考えてみましょう。
「対話のための対話」・・・どういう意味でしょうか?
随分難解な行為のようですが、これは「対話をしない」ということをぼかして言っているだけです。
安倍政権は「北朝鮮とは対話・交渉をしない」と明言してきた訳です。
戦前の「蒋介石を相手にせず」そっくりそのままですね。
上で述べたように、日本政府の目標は、北朝鮮の協力がなければ、達成不可能なものです。
それなのに「北朝鮮とは対話・交渉しない」と言って、実際交渉してきませんでした。
救う会会長の西岡力氏は事あるごとに
「水面下で胃の痛くなるような交渉が繰り広げられている。詳細については機密なので言えない」
と言い続けてきましたが、そのような交渉は行われていなかったことは、現在の北朝鮮との外交チャンネルがなく慌てふためいている日本政府の醜態をみれば、おのずと明らかです。
交渉しないで何をしていたのか?
日本国民・海外向けの広報活動をしていました。
この広報活動が問題です。
日本政府の拉致に関する政策に厳しい観方をする人は、広報活動に狂奔する政府に対して「もっとするべきことがあるだろう」と批判しています。
目の前の難題からの逃避だと見なしているのです。
しかし私たちは逃避だと思いません。
これこそが日本政府の真の目的だと考えているのです。
それは「北朝鮮のイメージの実像以上の悪魔化」です。
V なぜ北朝鮮への憎しみを増幅させるのか?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-27.html
とはいえ私たちも北朝鮮の実像を知ってはいません。
今のところ知っている人などいないでしょう。
ですからここでは「北朝鮮の実像を知らないのに、北朝鮮の脅威・北朝鮮への憎しみを過剰に煽る行為」を問題にします。
数カ月前のトランプ訪日前後の頃を思い出して下さい。
核と拉致のために戦争はもはや規定路線という風潮だったはずである。
Jアラートの訓練を思い出して下さい。
日本に北朝鮮のミサイルが飛んでくる前提で、物事を進めていたはずです。
そもそも日本と北朝鮮の間には戦争目的自体がなかったのに。
では戦争目的がないのになぜ脅威なのか。
そのすべての根拠は拉致にあります。
いや根拠というよりイメージ。13歳の少女を拉致する恐ろしい国というイメージをひたすら増幅させているのです。
何のために?
自民党(安倍)政権のためにです。
W なぜ安倍政権は拉致問題を政治利用できるのか?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-26.html
ここで拉致問題の政治利用について考えてみます。
先の蓮池透氏の本でもこう書かれています。
「拉致問題を最も巧みに利用した国会議員は、やはり安倍晋三氏だと思っている。拉致問題を梃にして総理大臣にまで上り詰めたのだ。」(p85)
それにしてもおかしな話です。安倍総理の拉致問題における実績はゼロなのですから。
よく政治利用でもいいから実績をあげて、という人がいますが、実績など一切上っていないのに、なぜ政治利用できているのか?
それが拉致問題における広報活動の成果です。
広報活動の成果に以下のものがあります。
@最大の人権問題(?)である拉致問題に熱心な与党、不熱心な野党というイメージを作ることで、まるで与党が人道的で、野党が非人道的であるかのように装える。
A5人帰国は与党の実績、死亡とされている7人は生きている、というイメージを作った上で、ただ「取り返す」と連呼することで、拉致問題では誰も死んでいないことにして、拉致被害を防げなかった与党の責任を棚上げすることができる。
B危険な国家北朝鮮の危機を煽ることで、世論を右傾化させ、タカ派的な発言・行動をする与党の支持率上昇・憲法改正に利用することができる。
C北朝鮮の危機を煽り、「交渉は無意味」「大事なのは圧力のみ」と言い続けることで、武力こそが全てという言論空間を作り上げ、「アメリカ追従容認」「9条改正は正義」という与党に都合がいいだけのスローガンを浸透させることができる。
D北朝鮮の危機を煽り、政権のスキャンダルを追及する野党に対して、「総理は北朝鮮対策をしなければならないのに、些末なことで責任を追及する野党は非国民」と開き直ることができる。
これは大変な成果です。
日本政府の拉致問題への取り組みが不熱心であるとは到底いえません。大変熱心です。
ただ、取り組みの方向性が、政治利用の方しか向いていないということが大問題なのです。
しかしこれは、見てお分かりのように、私達大多数の国民の利益と、真っ向から対立しています。
それでは安倍政権にとっての利益とは何なのか?
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/555.html
拉致問題 憎しみを超えて――ニーバーの祈りを礎として
X 全ては戦争できる国になるために!
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
ここで見て頂きたい新聞記事があります。
毎日新聞2017年12月22日のクローズアップ2017
「長距離巡航ミサイル導入へ 敵基地攻撃も可能 揺らぐ専守防衛」という記事です。
ここで注目して頂きたいのは以下の部分です。
「公明党幹部は12月初旬、ミサイル導入への理解を求める防衛庁幹部に、「うちは『島しょ防衛のため』という説明ではもたない」と消極姿勢を示した。
防衛庁は導入の根拠を練り直し、「北朝鮮の脅威からイージス艦を守るため」との「目的」を追加した。核・ミサイル開発を加速化する北朝鮮と関連づければ「世論の理解を得やすい」(防衛庁幹部)との狙いだった。この説明で公明党も容認に転じた。」
北朝鮮の脅威とはなんと便利なものなのでしょうか!
また、見て頂きたい雑誌の記事があります。
女性自身2017年11月14日号の
「横田早紀江さん 制止された「戦争やめて」大統領への直訴」という記事です。
ここで注目して頂きたいのは以下の部分です。
「「会の終わり際に、早紀江さんがこう話したんです。『トランプさんに会ったら、戦争はしないでくださいと言おうかな、それとも政治的発言は控えたほうがいいのかな』と・・・
だがその瞬間、出席していた「救う会」関係者が、早紀江さんの言葉をさえぎるようにこう話したという。
「政治的発言はしないほうがいい。大統領に会えるのも安倍さんのおかげなんですから」」
補足説明すると「救う会」関係者とは前述の西岡力救う会会長。
横田早紀江さんはトランプ大統領との面談の際、「戦争しないでください」とは言いませんでした。
さらに、2015年7月30日の参議院における、安保法制に関わる、中山恭子議員の質問への、安倍総理の答えを見て下さい。
安保法制の内容は、拉致被害者救出ができるようになっていない、という質問への答え。
「拉致被害者の方々の安全確保は極めて重要であり、その際、同盟国である米国との協力は極めて重要であると考えております。〜これまで米国に対して拉致被害者に関する情報を提供してきておりますし、拉致被害者の安全が脅かされるような事態に至った場合に、拉致被害者の安全確保のための協力を米国政府に対し依頼をしているところでございます。」
安倍政権が「戦争のできる国」を目指して行ったこと、言ったこと、アメリカ追従の振る舞いの数々は、何もここで列挙するまでもなく、皆さんも既に見て来たはずです。
駆け足ですが最初に提示した結論に行きついたようです。
Y 拉致問題の広報活動を担った人・団体は?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-24.html
ここで結びにいってもいいのですが、これだけだと、やや事実による裏打ちが足りないように感じられます。
特に拉致問題を大きくねじ曲げた広報活動について、成果は列挙しましたが、なぜこんなに成果が上がったのか、誰がこの活動を担ったのかについては一旦飛ばしました。
とても大事な事なので、そして実は広報活動などという生易しいものではなく、はっきり言って「詐欺」、具体的に言うと「マインド・コントロール」という側面があることについて、改めてここで説明したいと思います。
・拉致問題対策本部
・救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)
・家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)
主だったのは以上3団体です。
それぞれについて説明したいと思います。
@拉致問題対策本部
拉致問題対策本部と拉致担当大臣については、非常に小さなことですが、その本質を鋭くついた出来事に、運よく立ち会ったことがあります。
まずその話をいたします。
2014年の4月29日に、劇団夜想会による拉致問題啓発演劇「めぐみへの誓い―奪還―」の公演が、横浜市の神奈川県立青少年センターホールで行われました。
その時私は、その会場のロビーで署名活動を行っていました。
公演が始まって、署名の波が収まり、少し休憩していると、ロビーの会場側の方で、当時の拉致担当大臣古屋圭司氏が、数人の記者にインタビューを受けているのが目に入りました。
拉致担当大臣としての自分の功績として、津川雅彦氏を起用したポスターを作ったこと、このような劇の各地での講演を後押しすることで、拉致問題の啓発に努めたこと、などを語っていました。
するとある記者が、
「それでは、拉致被害者救出のために、具体的にどのような活動をされているのですか?」という質問をしました。すると古屋氏は色をなして、「今言ったじゃないですか!」と声を荒げたのでした。
何だか笑い話のようですし、確かに滑稽なのですが、これは笑ってはいられない問題です。
これはHPを数分見れば一目瞭然のことなのですが、拉致問題対策本部は拉致被害者の救出に取り組む機関などでは、ありません。
本部長が、内閣総理大臣。副本部長が、拉致問題担当大臣・内閣官房長官・外務大臣。
というような何でもできそうな布陣ですが、やっていることは、拉致問題に関する広報活動・啓発活動のみです。北朝鮮向けラジオ放送というものもありますが、それが拉致被害者救出作戦だ、と胸を張って言うことは、さすがにできないでしょう。
横田滋・横田早紀江(聞き手石高健次)『めぐみへの遺言』に以下のような記述があります。
早紀江「それ(拉致対策本部の成立)以前は、拉致のことは外務省がいろいろやっていて、日朝協議があればその度に内容を教えてもらったり、突然情報が入ったら家族会が呼ばれて話を聴いたりしていました。けれど拉致対策本部ができてからは外務省の方と直接話をすることがなくなっています。拉致対策本部の会合に呼ばれた時には外務省の方もその場に来られたりしていたから、ちゃんと一緒になって機能していると思っていました。
ところが、ある時、外務省の方から、「僕たちには何も情報がこないんです」「今、拉致のことで日朝がどうなっているのか分からないです」と言われてびっくりしました。その人は、「何か一つの情報でも言ってくれればそれをきっかけにして外交手法で道が開ける場合もあるのに、それができない」と。」
「拉致問題対策本部事務局の実務責任者の三谷さんは、以前「いつでも電話下さいね」と言われていたから、電話をすると「いや〜、何もありません」と言われるだけ。何度かけても同じ返事です。」(p202-203)
対外交渉のエキスパート外務省から仕事を奪い取って、どんな成果をあげたのでしょうか?
ちなみに、つい先日の2018年4月22日(27日の南北会談の5日前!)の拉致被害者救出国民大集会で、現拉致問題担当大臣の加藤勝信氏は、政府の取り組みとして「アニメめぐみ」の教育現場での積極的活用や作文コンクールへの参加・演劇「めぐみへの誓い―奪還―」の公演について語り、さらに「最近ロンドンでは、日本人拉致問題をモデルにした舞台劇「ザ・グレイト ウェーブ」が、ロンドンの「ナショナル・シアター」で約1か月に渡り上演され、そして拉致問題を知らなかった英国の観客にも衝撃と感動を与え、大変好評を博したとうかがっています。」などと語ったのでした。
拉致被害者救出とは縁もゆかりもない話です。
さらに言うと救う会会長西岡力氏の著書『横田めぐみさんたちを取り戻すのは今しかない』で以下の記述があります。
「2006年9月、安倍晋三政権が成立し、・・・総理を本部長とする拉致問題対策本部と拉致担当大臣が新設され、予算を持つ事務局もできて、やっと政府レベルで死亡謀略と戦う体制ができた。」(p234)
・・・・救う会会長ですら、拉致問題対策本部を死亡謀略とやらと戦う組織だと見なしているようです。死亡謀略と戦ったら拉致被害者が帰ってくるのでしょうか?
上に「「アニメめぐみ」の教育現場での積極的活用や作文コンクールへの参加」とありますが、「拉致被害者救出につながる行動をとらず」「(コンクールというかたちで)ある方向へ若年層を思想誘導しようとしている」ようにも見えるもので、拉致問題対策本部の本質がここに如実に表れています。
この文章のような作文を子供たちが書いたら、賞を与えるのでしょうか?
とはいえ「アニメめぐみ」の内容は決して悪いものではなく、押し付けさえしなければ、私達も積極的に多くの人々に見てもらいたいものだと思います。
「めぐみへの誓い」はやや想像の部分が多く、北朝鮮批判が過剰なようにも感じられますが、ヘイトを煽るというほどの内容ではありません。
やはり政府の機関である以上、ある程度の制約があるように感じられます。
より多くの問題は民間の団体にあります。
A救う会
救う会会長の西岡力氏の名前は今までも頻繁にでてきました。
この項では最初に救う会副会長の島田洋一氏を取り上げます。
(可能でしたら島田洋一氏のツイッター、ブログをざっと見て下さい)
ツイッター、ブログを見られない環境の方のために、特別印象深い箇所を抜き出してみます。
・かつての日本なら、とうの昔に軍事力で北の独裁体制を潰し、拉致被害者のみならず住民全体を解放していただろう。軍=悪という迷妄にはまった国の悲劇。
(2018年1月3日ツイッター)
・日本人拉致問題も取り上げるから支援して欲しいなどと韓国は言ってくるだろう。南北野合しての対北圧力緩和工作に一切乗せられてはならない。(2018年2月10日ツイッター)
・この期に及んでまだモリカケ問題で時間を空費させようとするならば、この国の野党の存在は犯罪的だ。(2018年3月22日ツイッター)
・シンガポール開催なら金正恩の乗る飛行機が「謎の墜落」で一件落着というシナリオも現実味を帯びてくる。(2018年5月10日ツイッター)
・安倍首相の存在は間違いなく大きい。「三重の布陣」の後の「二重」の強さについては知らないが。今安倍退陣などとんでもない。(2018年6月8日ツイッター)
なかなか強烈な内容です。
このような人物が副会長を長年務めている団体が不偏不党であるとは、誰にも言うことはできません。
そして会長の西岡氏です。
かつての民主党政権時の選挙前にはこのようなことを書いています。
「野田首相が、そうではなく、拉致という国家の主権と国民の人権に直接かかわる問題を、自らの支持率向上の手段にするという、禁じ手を使おうとしているのであれば、もってのほかである。今後の交渉は、衆院選挙後に誕生する政権に任せて、選挙前の再協議や水面下での譲歩をすべきでない。
主権にかかわる問題を選挙に利用しようとするのは売国にも似た行為であると釘を刺しておく。」
(2012年11月27日 産経新聞正論欄「拉致を「人気取り」に利用するな」より)
そして直近の自民党政権時の選挙前にはこんなことを書いています。
「今、戦後日本は北朝鮮問題で未曽有の危機を前にしていると断言できる。その意味で安倍晋三首相が今回の総選挙で「国難突破」と訴えていることは理解できる。いや、もっと強く危機を訴えるべきなのにそれが足りないという印象だ。」
(2017年10月20日 産経新聞正論欄「未曽有の北朝鮮危機を直視せよ」より)
救う会は全面的に自民党寄りといえるでしょう。
また先の西岡氏の本には以下のような記述もあります。
「集団的自衛権行使を可能にする憲法解釈を行った安倍総理が、まず、オバマ大統領と北朝鮮崩壊時の日米韓の協力と被害者救出について戦略的レベルで真摯な議論をしてほしい。」
島田氏よりやや上品な言い回しですが、大変な「戦争屋」というべきで、横田早紀江さんの平和を願う発言を阻止したことも、この人であれば当然と言えましょう。
しかし救う会にはこの二人以外にも多くの人がいるのではないか?
確かにいることはいます。しかし独自な見解をもつことは許されていません。
それが証拠に、少しでも救う会の公式見解から外れたものは容赦なく排除しています。
2015年10月21日に救う会全国協議会は構成団体の「救う会徳島」「救う会神奈川」の両代表を除名しています。
その理由は「拉致被害者のみを優先せず、特定失踪者、日本人妻、残留日本人、敗戦時の混乱期に北朝鮮地域で死亡した人の遺骨探しについても公平に扱うべき」と救う会の運動方針と異なる内容の主張を行ったというもの。
・・・これが除名させられるほどの内容でしょうか?
人権問題に格差をつける人たちの方が遥かに問題なように思えます。
先に書きましたが、与党の専売特許である「最大の人権問題」拉致問題は、その他の人権問題と並べることすら許されないのです。唯一無二の悲劇でなければならないということです。
先に西岡氏が著書で、拉致問題対策本部は死亡謀略と戦う機関だと書いている箇所を引用しました。
その言い方を借りれば、救う会は生存謀略を行う機関であると言えます。
ここでは証拠として私が実際体験したことを書きます。
2017年11月21日開催の救う会・家族会主催の東京連続集会「トランプ大統領面会報告と緊迫する北朝鮮情勢」に参加した時のことです。
最後の質問の時間に、以下の質問をしました。
質問「西岡会長の書かれた配布資料にこう書かれています。
「米韓軍に救出を依頼するにしても、自衛隊を送るにしても、まず、被害者がどこに何人いるのかについての正確な情報が必要だ。安倍政権はすでに一定の情報を確保して救出のために米国との緊密な協議を行っているようだが、まだやるべきことはある。」
とあります。
これは安倍政権は最低一人以上の被害者の生存情報を得ているという意味にしかとることはできませんが、そのような解釈でよいのでしょうか?
それに対する西岡会長による回答。
「これは私の推測です。政府はそのような情報は出しませんので。逆に今ここまでできてないと怒るぞと(笑)」
ただの一人の生存情報も確言することができずに、全ては「推測」とは!
問題はその場に拉致被害者家族が大勢いたにも関わらず、一人も何の反応も示さなかったことです。
この期に及んでの「全ては推測」という言葉を、ただ聞き流すだけの拉致関係者たちの姿には、心の底から驚愕しました。
こんな状態で、よく目標は「拉致被害者の全員一括帰国」などと言えたものです。
これが生存謀略以外の何だというのでしょうか?
繰り返し言いますが、拉致被害者は全員死んでいると言いたい訳ではありません。
くどいですが、そのようなことは誰にも分かりません。
一方で、拉致被害者家族が「必ず生きている」という強い期待をもつのは当たり前のことです。
しかし「救う」会を名乗っている団体が、あやふやな情報をまるで絶対の真理のように装い、それを根拠に全ての行動を行っているとすれば、それは拉致被害者救出活動の妨げ以外のなにものでもないでしょう。
拉致問題をただ政治利用しているだけの安倍総理を異常なまでに支持し続けること。
それは救う会も家族会も同様です。
B家族会
ここで2013年12月26日の産経デジタルNEWSの記事「安倍首相就任一年 拉致家族、進展ない中「でも安倍さんしかいない」」を見てみましょう。
「有本恵子さんの母、嘉代子さんは「どないなっているのか全然わかりません」と話す。それでも「安倍政権のときに解決しなかったら、無理なんじゃないかと思っている」と嘉代子さんは話す。
拉致問題が今ほど認識されていないころから、安倍首相は解決に向けた活動に取り組み、官房副長官として平成14年9月の日朝首脳会談にも同行した経験もあるからだ。
有本さんだけでなく、ほかの家族も安倍首相に対し、同様の思いを抱いている。横田めぐみさんの母、早紀江さんは「絶対に何とかしてくださると信じている。」家族会代表の飯塚繁雄さんも「安倍さんに代わる人はいない」と信頼は揺るがない。」
さて現在はどうなっているでしょうか?
2018年3月29日 本間勝(田口八重子さん兄)氏発言。
「私は今の国会を見ていると、森友学園であまりにも時間を取って、そして安倍総理を引きずり降ろそうとしている。今この大事な時期に、安倍総理には外交問題に専念させてほしい。」
2018年3月30日 飯塚繁男氏発言。
「総理は若干やせて疲れていましたが、この拉致問題の解決についてまだ意思が強い。私たちとしては、もう安倍さんしかいないという思いで今後を期待したいと思います。」
2018年4月22日 内田美津夫(寺越昭二さん三男)氏発言。
「私は、小泉政権、第一次安倍政権、そして今の安倍政権と、ずっと安倍総理大臣を見てきました。拉致問題を解決できるのはやはり安倍総理しかいないと私は思っています。
私が言えることは、「安倍総理を信頼していますから、是非頑張ってください」ということで、これを先ほど言いました。ここにいる家族の皆さん、国民の皆さん、安倍総理を信頼して拉致問題を解決するようにお願いしたいと思っています。」
・・・これは一体なんなのでしょう。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/592.html
拉致問題 憎しみを超えて――ニーバーの祈りを礎として
Z ほぼ永遠に「生き続ける」ことになっている拉致被害者
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-23.html
@横田めぐみさんの「遺骨」DNA鑑定
2004年11月、北朝鮮は横田めぐみさんのものとされる「遺骨」を提出してきました。
その遺骨は1200℃という高温で焼かれたものでした。それ故、警視庁の科学警察研究所では、DNAそのものの抽出ができませんでした。
しかし、帝京大学の吉井富夫講師は、めぐみさんのへその緒から抽出したミトコンドリアDNAと比較し、
北朝鮮から提出さらた遺骨は、めぐみさんのものではないと発表したのです。
その際、吉井氏はサンプルは全て使いきったので、再鑑定はできない、とも話しをしています。又、遺骨は素手で触れたならその人のDNAが付着する(汚染)される可能性もあり、そのような場合、完全に汚染を除去することはできないとも話しています。
この結果に対し、北朝鮮は「1200℃の高温で焼かれた骨からDNAは検出できない。日本の発表は捏造である。」と声明を出しています。(2005.1.26)
又、科学雑誌Nature2005.2.3の記事では、この吉井氏の鑑定に疑義を呈しています。更に、吉井氏は、警察経験が無いにも関わらず、2005年3月警視庁科捜研の法医課長として採用されています。警察が、外部の人間を管理職採用することは異例なことです。以後、公務員となり公式なコメントを勝手に発表ができない状態になっています。
日本政府の公式見解は、「横田めぐみさんの遺骨とされるものは偽物。よって、めぐみさんは生存している」です。
A北朝鮮から「出されるもの」は全て捏造 ― 故に、被害者は「生存」している
北朝鮮から提出された「遺骨」はめぐみさんのものだけではありません。2002年には
松木薫さんの「遺骨」も提出されています。これも鑑定の結果、別人のものであるとされています。
北朝鮮から出された「死亡診断書」も5人の帰国者の証言、脱北者の証言等から、「死亡」とされた年月日以降、生存していることが判明したケースがあると言われています。北朝鮮から提出された偽の「死亡診断書」「遺骨」から、北朝鮮から提出される情報は嘘ばかりで信用できない、ということが日本政府、救う会、家族会の共通認識となっています。
そして、彼らは今後被害者の「遺骨」とされるものが提出されたとしても、それは「被害者の腕を折って本物の遺骨」を造ったものかもしれないと事前に予防線を張る発言を繰り返しています。
つまり、本当に被害者が死亡していたとして、本当の「死亡診断書・遺骨」が提出されることがあったとしても、それ以前に偽物を出しているので、今回も偽物であると断言することができるのです。あるいは、「生存している被害者の体の一部を切り取って骨にしたものを出して来たので、被害者は生存している」と言えるのです。
拉致被害者は、「死亡診断書・遺骨」が提出されようと、偽物が提出されたに過ぎないので、「生存」していることになるのです。又、数年前の目撃情報を理由に「生きている」ということができるのです。数年前に生存していたことが確実であったとしても「今、現在」も生存しているという確証はありません。
拉致被害者は、「死亡」することは無く、「生存」し続ける存在なのです。しかし、実際に被害者の生死を確実に知っているのは、北朝鮮だけなのです。日本政府、救う会、家族会はあくまで、「生存していることにする」と仮定すること以外できません。
それは正確には、「生存しているかもしれないし、死亡しているかもしれない」という50%ずつの可能性でしかないはずです。
「生存していて欲しい」という家族の希望は理解できます。
しかし、日本政府や救う会は「生存している場合は救出する」が「死亡していた場合には、どうするのか」を考えねばなりません。
金銭による賠償、北朝鮮に残されている被害者の北朝鮮での家族(たとえばウンギョンさん一家のような)との面会などを進めていかなければならないのではないでしょうか。
さて2004年12月、当時幹事長代理だった安倍晋三氏は以下の発言をしています。
「これからは証拠を出せと言うと危険だ。生存者を返せと言うべきだ。彼らは生きている人の腕を折って本物の遺骨をつくることすらやりかねない」
頭から「生きている」と決めつけ、証拠の有無など問題にしていません。
どういう根拠があって「やりかねない」と言っているのか不明ですが(そんな実例があるのでしょうか?)、そこまで残虐な国だと認識しているのに、それから13年以上たっても、その残虐な国で拉致被害者が全員生き続けていると言い続けるのには、相当な無理があると言わざるを得ません。
B拉致被害者は生存していなければならない
被害者をほぼ永遠に生存していることにすることは、拉致問題の解決がほぼ永遠にできないということです。
本当に死亡している被害者がいたなら、返すことはできないからです。
「即時全員一括帰国」という譲れない条件を欠くことは許されないからです。(「全員」の範囲が不明確な以上、そもそも全員生存という言葉自体が現実性を欠いています)
家族が生存に希望を持つことは当然のことです。
政府、救う会が生存に拘り、家族に「即時全員一括帰国以外は認めない」と言わせることのメリットは何でしょうか。
拉致問題を終わらせないこと、これ以外に考えられません。
政治利用するためには、解決しては困るのです。
北朝鮮という敵国、悪の国が隣国に存在しなければ、防衛費増強、憲法改正等に大義名分を与える根拠が薄弱になります。
解決し、国交正常化すれば、莫大な賠償金を北朝鮮に支払わなければならなくなるでしょう。国民の反発も予想されます。2002年の小泉訪朝時とは比較にならないほど、北朝鮮憎悪、在日韓国・朝鮮人へのヘイト感情は高まっている現状、国交正常化交渉と聞いただけで、世論が反発することは想像できることです。
つまり、拉致被害者には、生存していてもらわなければ困るのです。そして、家族に「即時全員一括帰国」以外は認めない、と言い続けてもらわなければ困るのです。
誰が?
拉致問題を利用している日本政府、安倍総理、救出運動を続けたい救う会がです。
分かりやすい例をあげましょう。
2018年3月29日の「チャンス到来、金正恩に拉致被害者帰国を迫れ!」緊急集会の決議文(A4の紙片面1枚の文章)の中で「全被害者の一括帰国」という言葉が6回出てきます。
そしてそのほぼ一カ月後の4月22日の国民集会の決議文では、それが「全拉致被害者の即時一括帰国」に変わっています。
なぜ「即時」を入れる必要があったのでしょう。
南北・米朝首脳会談が近づき、何らかのかたちで拉致問題が「解決」される可能性が高くなってきたので、慌てて「解決」のためのハードルをあげたのではないですか?
[ 拉致被害者家族はマインド・コントロールにかかっているのか?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-22.html
マインド・コントロールという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
オウム真理教、統一協会(現・世界平和統一家庭連合)が社会問題化した時、
耳にされたことがあると思います。
洗脳とは違い、在宅で、社会と接触のある状態でも
マインド・コントロールにかかることはありますし、かけることは可能です。
「情報遮断をした状態で、教義を刷り込む」ことをしなくても、
テレビ、インターネット環境のある状態でも人をマインド・コントロールにかけ、
人を意のままに操ることはできるのです。
「あたかも自分の意志で選択をしたように思わせながら、1つの結論へ導くことができる」
「あたかも自分の意志で選択をしたように思うが、実は選択させられている」
以下に「自分の意志で選択をしたように思うが実は選択させられている」例を記載します。
例(http://klab-01.com/mindcontrol より取得)
1.次の8つの言葉の中から1つだけ選んでください。
(スキー、鼻水、コップ、温泉、ゴミ箱、コーヒー、冬、お土産)
2.今選んだ単語と関係があるものを、次の単語から選んでください。
(電卓、雪、針、ティッシュ、米、まんじゅう、牛乳、電話)
3.今選んだ単語の特徴を、次の中から選んでください。
(大きい、遅い、白い、鋭い、暗い、甘い、赤い、狭い)
4.今選んだ特徴に当てはまるものを次の中から選んでください。
(ナイフ、ピラミッド、砂糖、亀、犬小屋、宇宙、皿、深海)
はい。全部選択終わりましたか?
あなたが最後に選んだのは、、、
『砂糖』
*どの質問項目にも選択肢は1つだけではなく、8個あります。
どれを選ぶかは自由です。
しかし、1で選んだ選択肢は、次の選択肢2の中の5つの項目に関連づけされています。
そして、3番の選択肢は、2つの項目にしか関連付けられるものはありません。
そして、4番目の選択肢の中では、1つ(砂糖)にしか関連付けられるものはないのです。
「自分で自由に選んだ」つもりになっていても、じつは最初から、
「1つの答え」に誘導されるように設定されているのです。
マインド・コントロールの極初歩的な事例です。
拉致被害者家族会の家族の人達、
私達にはマインド・コントロールにかかっているように見えるのです。
「安倍さんしか救出できない」
⇒何故、安倍さん以外の政治家では救出不可能なのですか?
誰でも、北朝鮮と交渉をすることができるなら、可能なのではないでしょうか?
「拉致被害者は生きていて、日本に帰りたがっている」
⇒何故、そう言えるのでしょうか?
被害者の生死を確実に知っているのは北朝鮮だけです。
被害者の気持ちも被害者本人にしかわかりません。
「被害者を救出できるのは安倍総理しかいない」と
「教祖様しか世界を救える人はいない」はどこが違うのでしょうか?
被害者を救える政治家は、北朝鮮と正しく交渉できる政治家であり、
外務省に的確な指示を出せる人であるはずです。
そのような政治家が安倍総理しかいないとは、
なんと貧弱な国家なのでしょうか。
文在寅大統領はいかがでしょうか?
北朝鮮と正しく交渉をし、会談をし、朝鮮戦争終結へ導くことができそうです。
「被害者を救出できるのは安倍総理しかいない」
そうでしょうか?他にも誰かいるはずで、あらゆる方法があるはずです。
その数あるはずの「人物・方法」が、全くないように思わせ、
その人・その教義しか認めないというなら、
しかもそれに反対意見を言い出す人に対し、
「あなたは安倍総理の足を引っ張るのか?」
「分断工作をして北朝鮮を利するのか?」等と言い
排除しようとする、意見を聞こうともしないとしたら、おかしくはないでしょうか?
被害者を何としても救い出したいのなら、
あらゆる人が行動をし、あらゆる方法を試した方が良いはずです。
たった1人の人、たった1つの方法しかいないというのでは
チャンスを自ら逃すようなものです。
安倍総理は無期限に日本の総理大臣ではいられません。
よくても後3年です。それも確定ではありません。
第2次安倍政権成立から既に5年が過ぎました。
安倍総理しかいないと「思いこむ」から、
野党の政治家が北朝鮮に働き掛けても「売名行為だ」と
排除し、応援しない、感謝もしない。
本当に「被害者を救出」したいのでしょうか?
家族は、救う会から情報を得、
救う会の毎月の集会・署名活動に参加します。
救う会に関わる所謂支援者はほぼ、ウヨクの安倍応援団です。
彼らから、毎月「安倍さんしかいない・憲法改正をして自衛隊を使って取り戻せるかも」
と言われ続けると、そう信じてしまっても仕方ないのかもしれません。
しかし、本当に家族を救出したいなら、誰でも良いのです。
あらゆるチャンネルを活用しなければなりません。
「安倍さんしかいない」と思考停止している場合ではないのです。
「拉致被害者は生きていて、日本に帰りたがっている」
本当にそうなのでしょうか?
前述したように、北朝鮮には被害者の家族がいます。
配偶者、お子さん、お孫さんまでおられるかもしれません。
様々な理由で、北朝鮮に残らざるを得ない
という状況におられる方もいるかもしれません。
日朝往来ができれば、それでよい、と考える方もおられるかもしれません。
既に亡くなっておられる方もいるかもしれません。
様々であり、
「生きている、日本へ帰りたがっている」方しかいないはずはないでしょう。
「被害者は生きている」と根拠もなく言い続け、
家族に根拠のない期待を抱かせ、信じ込ませているのは、救う会であり、政府です。
様々な個人の事情を全く考慮、想像もせず、言い切っているのです。
そして、「生きている」から「遺骨」がでようが、死亡診断書がでようが
「全て嘘・北朝鮮は信じられない国だから」で片づけてしまうのです。
更に、「被害者は帰国の期待を高まらせている。今回ダメなら、もう精神的に限界だ。」と
生存している被害者の精神・生命の危機が今すぐにでも迫っているように、
家族に恐怖を与えているのです。
被害者家族は期待と恐怖、希望を与えて開放し、再度恐怖を与えて縛る、
この繰り返しで、
「現実」を冷静に判断することができない状態に置かれているのではないでしょうか。
例えば、残念ながら死亡されている被害者もいらっしゃるかもしれません。
その場合、もう何もできることはないのでしょうか?
被害者が北で生活を共にした「家族」が居るかもしれません。
被害者のお子さん、配偶者、お孫さんなど、そのような方との交流、
その方々から北朝鮮での在りし日の姿を話してもらう。
空白の時間は埋められるのではないでしょうか。
そのような可能性も考慮しても良いのではないかと思います。
又、被害者が北朝鮮で生存しているなら、
帰国を実現させることはできなくとも、
往来、面会は可能なこともあるかもしれません。
一切の譲歩、妥協を許さず、
「即時全員一括帰国」という
最高難度のハードルを正面突破することしか言わない。
言わせられているとしか思えません。
「生存しているからすぐに返せ」ということでは、
本当に死亡されていた時、どのような希望を見いだせるのでしょうか。
*マインド・コントロールにかけられた人(被害者)は、
その「組織の教え」を広める時、単なる被害者ではなくなります。
積極的に「組織の教えを」広め「組織」の考えに他の人を染めるなら、
その時は、「被害者」は加害者になっているのです。
拉致問題 憎しみを超えて――ニーバーの祈りを礎として
\ なぜ、家族をマインド・コントロールにかける必要があるのか―拉致問題の産業化
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-21.html
不可能な目標「即時全員一括帰国」以外認めないという発言を家族にさせ続けることにより、拉致問題を硬直化させることができるから、と考えることはできないでしょうか。
拉致問題を硬直化させることにより、拉致問題を運動として延々と続けることができる。そうしたい人達が存在するのです。
@日本政府−安倍総理
拉致被害者を救出するという「崇高かつ愛国」的な目的のために、一部の国民をまとめ、野党ではなく、自民党=安倍総理に支持を集中させることができる。
更に国家主権侵害という愛国心を掻き立てる問題提起をすることで、ホシュ・ウヨク的な人々の支持を得ることも可能となる。
又、拉致問題を認識しつつ無視し続けた自民党政権の過去に目を向けさせないようにすることができる。改憲、自衛隊の海外派兵に拉致問題を利用することができる。
その為なのかどうかは判りませんが、拉致被害者家族は他の災害、事件、事故の被害者とは違い、破格の待遇を政府から受け続けています。
直近の例で言えば、安倍総理は拉致被害者家族には繰り返し面会していますが、過労死遺族の面会要求を拒否しました。拉致による死者はいないはずなのに・・・
A救う会等支援者
救う会関係者の殆どが所謂ウヨク的思考の持ち主です。はっきりと、「拉致問題は改憲に利用できるから関わっている」と発言する人を何人も知っています。
ごく普通の一般人が何某かの地位、名誉を得て、自己承認欲求を満たすことができる。
その地位を利用しての出版、言論活動を有利にすることができる。
B家族
北朝鮮に対する「憎悪増幅装置」として利用されているように見えます。被害者家族が「ただ、家族に会いたい。また一緒に暮らしたい。それだけなのです。」と訴えれば、誰でも心は動きます。その「気の毒な被害者家族」が、「家族を拉致した北朝鮮は酷い国だ。しかも嘘しか言わない。制裁、最大限の圧力をかけてください。」と言えば、誰でも同情するでしょう。その発言に多少、違和感を覚えるようなことがあっても見逃してしまうのではありませんか?
家族が、北朝鮮批判を口にしても「被害者家族」という免罪符により、納得してしまうとしたら。更に、北朝鮮との関係が膠着している、家族が高齢化しているという現状を鑑みれば、「北朝鮮への憎悪」はかきたてられるのではないでしょうか。しかし、憎悪・憎しみ・恨みそのような負の感情から良いものが生まれるとは思えません。その家族がマインド・コントロールにかかっていて、「改憲をしてでも・安倍総理しかいない・北朝鮮は酷い国」と言えば、一部の国民に影響を及ぼすことは可能です。家族はもはや単なる一般人ではなく、影響力のある発言のできる人々なのですから。「北朝鮮は酷い国だから、自衛隊を派遣して被害者を取り戻そう。戦争になってもかまわない。」ということを言う人達も一定数います。
拉致問題がそのような発言を生み出したとしたら、北朝鮮憎悪増幅装置としての
役目を家族ははたしていることになります。
家族が単なる一般人ではなく、社会的に影響力のある何某かの存在であることは、人としての承認欲求を満たしているということにもなるでしょう。「拉致被害者家族」という特別な「地位」を手にしているということです。
*日朝又は米朝が戦争になれば、拉致被害者は「証拠隠滅」の為殺害される可能性は高いです。「死亡・未入境」とされている人物が発見されることを北朝鮮は許さないでしょう。横田滋さんも「戦争になればめぐみたち被害者の命が危ない。だから戦争だけはしてはいけない。」と常々語っておられます。
それぞれに、拉致問題が「解決」しないことによるメリットを享受することができるのです。
演劇、アニメ、歌、コンサート、出版、講演その他により、様々な利益を生む拉致問題。
家族愛、人情、人権、国家主権が絡みそれを利用して生み出されるものが多いのです。
ある種、ホロコースト、慰安婦問題、ケネディ暗殺の解明などと同様に、一大産業化しているのです。だから、「唯一無二」の問題でなければならず、多くの悲劇の中の1つであってはならないのです。
] 産業化されて、どうなったのか?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-20.html
前項で拉致問題の産業化と言いました。
なぜ産業化されなければならなかったのか?
家族をマインド・コントロールするのに、産業化までする必要はありません。
産業化によってマインド・コントロールされるのは、日本国民。
すなわちあなたです。
私はマインド・コントロールなどされていない!そう言うでしょう。
もちろん先述のような拉致被害者家族のような、マインド・コントロールをされている訳ではありません。
しかし皆さんは拉致問題について、ありのままの姿を受け止められているでしょうか。
拉致問題についてどう思うか?と面と向かって聞かれたら「家族の方々がかわいそう」「めぐみさんが早く帰ってくればいいと思う」などと答える人が大半だと思います。
実際私たちが、国会議事堂前の反安倍政権のデモの中で、拉致問題に関するチラシを配った時、デモに参加しているいわゆるリベラルな方々も、同じように「家族の方々がかわいそう」「めぐみさんが早く帰ってくればいいと思う」という方がほとんどでした。
しかし拉致問題に関する実状は今まで述べてきたようなものです。
さらに言えば、私達が示している情報は決して秘密にされているものではありません。
拉致問題対策本部のHPをはじめとして、公開されているものばかりです。
私達が言っているようなことは、ネット上のツイッターやブログなどではおなじみのもので、決して珍しい意見ではありません。
しかし拉致問題に批判的な発言があからさまにでてくることはありません。
「拉致問題が唯一無二の人権問題などそんなはずはない」
「なぜ拉致被害者家族ばかり特別扱いされているのだ」
「なぜ拉致被害者家族は自民党寄りの発言・行動をするのか」
「なぜ拉致問題は自民党が独占しているのか」
「なぜ拉致問題解決をアメリカ大統領のトランプ氏にお願いしているのか」
と表立って発言する人はほとんどいません。
というより、つい先日までそんな発言をする人は、人でなし呼ばわりされていたこと。
「めぐみさん・有本恵子さんはもう死んでいる」と言っただけで裁判を起こされたこと。
覚えていらっしゃると思います。
私はマインド・コントロールを受けていない。というのなら、こんな閉鎖的な言論空間は打破しなければなりません。
言いたいことは言うべきです。
ここで神奈川新聞2017年12月7日の記事
「横田さん「訪朝して訴えたい」「政府の本気度見えない」」を見て下さい。
「北朝鮮が拉致を認めた2002年の日朝首脳会談。小泉純一郎首相(当時)の訪朝に官房副長官だった安倍晋三氏も同行した。「家族会は安倍首相に期待した」とする一方、同年に拉致被害者5人が帰国して以降、被害者は誰一人帰国できていない。「政府の本気度が見えないことが北朝鮮には伝わる。本来なら首相が乗り込んででも解決すべき問題なのに」
安倍首相に何度も日朝トップ会談の必要性を訴えてきた早紀江さん。もし要請があれば訪朝する覚悟はある。「年も年なので、命が惜しいとは思っていない。できることはしてあげたい。(金正恩氏に)あなたにも子どもがいるでしょう、と訴えたい」
*先日、金正恩朝鮮労働党委員長が「何故日本は直接言ってこないのか。韓国、米国に依頼せず、直接言って来ればいい。」と発言しました。日朝での直接の対話をしても良いというメッセージを発したのです。しかし、それを受けても日朝会談は実現しそうにありません。横田早紀江さんは、あれほど「目と目と合わせて直接話しをしてほしい。」と安倍総理に金委員長との対話を願っていたにも関わらず、これについて後押しをする発言は一切していません。どういうことなのでしょうか?
それを受けての産経新聞2017年12月22日の記事「「家族をこれ以上、悲しませないで」 横田早紀江さん、真意を都合よくねじ曲げる言説に苦言」を見てみましょう。
「有田芳生氏は神奈川新聞が掲載した早紀江さんのインタビュー記事(7日付)を引用し「政府なり私たち政治家に対する『一体、何なんだ』『信じてよかったのか』という思いがあるのか」と質問した。早紀江さんは、記事が発言の趣旨を正しく伝えてないとの考えを示し、「『違うんじゃないかということで、抗議しなさい』と息子からメールがきた」と述べた。」
これについては別に「捏造新聞はどちらか?」という文章を書きましたので、そちらも併せてご覧いただければ幸いです。
ここで言いたいことは、拉致被害者家族でも、マインド・コントロールが解けそうになると、関係者からてこ入れがはいるということです。
カルト組織では、脱会者がでることは許されないので、信者同士の相互監視が必要となります。教義に疑問を抱く者がでると、周囲が宥め、すかし、結局組織へと引き戻すのです。疑問を抱くことは許されないのです。横田早紀江さんに対する息子さんの立場、関係は相互監視にあたると思われます。
こんなことはもう終わりにしなければなりません。
私達が言いたいことをはっきりと言うようになれば、家族のマインド・コントロールも解けやすくなります。
私達も、拉致被害者家族も、もうそろそろ、ありのままの現実と向き合わなければならないのです。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/614.html
拉致問題 憎しみを超えて――ニーバーの祈りを礎として
XI 拉致問題の解決はどのようなかたちでありうるのか?
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-19.html
伊勢崎賢治『日本人は人を殺しに行くのか』にこのような記述があります。
「「拉致被害者を全員返せ」という強硬なスタンスではなく、「真実の究明」に、
北朝鮮との交渉のハードルを一つ下げることです。
「過去のことで北朝鮮首脳部を罪に問わないから、
その代わりに、一緒に真相を解明しましょう」と持ちかける。
これは、拉致被害者のご家族の気持ちを逆なでする行為かもしれません。
しかし、もっと多くの犠牲と遺恨を残した国際紛争の現場では、
このように交渉のハードルを一つ下げることを打開例にした例があるのです。
過去の紛争処理のケースでは、「真実と和解」と言われるように、
「真実」の究明が和解の条件として捉えられ、
妥協の結果として傷つけられる「正義」に対する「落とし前」とされてきました。」(P190-191)
北朝鮮と日本は海を隔てた隣国です。
どちらかが引っ越すことはできず、
永久に没交渉・敵対関係でいることもできません。
隣国だから必ず友好関係でいなければならない訳ではありませんが、
いつかは和解し、国交正常化を果たし、交流をしなければなりません。
いや、した方がよいのです。
その際、一方が完全な善、一方が完全な悪、
という前提からはまともな関係は生まれません。
なんらかの妥協が必要となります。
当然妥協が受け入れられない場合も多々あるでしょう。
そこで上の
「真実の究明が、妥協により傷つけられる正義に対する落とし前とされてきました」のです。
もちろんこれも一つの案に過ぎませんが、
仮に目標を「拉致被害者の全員一括帰国」にするにせよ、
「真実の究明」はどう考えても先にやらなければなりません。
同時進行などただの言葉遊びです。
そう。
「願望の押し付け」ではなく、「真実の究明」をしなければ、物事は何一つ進まない。
分かり切ったことです。
それなのに「真実の究明」そっちのけで「願望の押し付け」に邁進するのは、
拉致問題を解決させないためにやっていると言うべきです。
なんの根拠もなく拉致被害者は全員生きている、と断言し、
拉致被害者家族を「願望の押し付け」政策のための道具として使っている。
そのやり方は、実におぞましいものです。
それに比べれば、一時的に家族の気持ちを逆なでするかもしれませんが、
「真実の究明」の方が遥かに「人として正しい」やり方です。
その結果、拉致被害者の中にもうお亡くなりになった方がいたことが判明したとしても。
もちろん北朝鮮の罪を免罪しようということではありません。
互いの罪を明確にし、その上で償えるところは償い、
償えない所は二度と繰り返してはならない罪として、
共に背負い語り継ぎ、そして乗り越えていく。
もちろんきれいごとです。
しかしそうでなければ新しい関係は築けません。
拉致問題の解決とは
「生きて帰ってくれば解決」「死亡していれば未解決」
といった単純なものではありません。
いや、これからの国際関係を考えていく上で、
そのような単純なものであってはならないのです。
どんな解決であるべきか?
それは常識通りの普通のやり方をするべきです。
事実を事実として受けとめた上で、互いにとってよりよい解決に向けて、
「対話し」「交渉すれば」いいのです。
そうすればもっと早く拉致問題は解決していたはずです。
しかし、余りにも長い時間が無駄に費やされ、
日朝関係が断絶したまま放置され続けたせいで、
最近北朝鮮サイドから伝わってくる声は、
「拉致問題はすでに解決済み」というものだけです。
少なくとも政府認定拉致被害者に関しては生存者ゼロという話もあります。
仮にそうだったとすれば、どうすればいいのでしょうか?
机を蹴って交渉を打ち切るべきなのでしょうか?
今後とも没交渉であるべきなのでしょうか?
そうではありません。絶対にそんなことをしてはなりません。
先に述べたように、常識通りの普通のやり方をすべきです。
仮に生存者ゼロの報告書であったなら、
それでもそれを一旦受け取り、「十分時間をかけて」精査する。
そしてその行間から生存者アリの手ごたえを得たならば、
相手のメンツを立てた上で「よく調べたら生存者がいました」
と共同で発表できる方向にもっていく。
それが「仮に」生存者がいた場合の救出の、一番確実な方法ではないでしょうか。
そういった「事実に立脚した」作業をするために政府は存在するのではないですか。
感情的なパフォーマンスをする政府など有害無益です。
*受け取った調査書にたとえ「横田めぐみ・田口八重子」両氏の名前がなくとも、
北朝鮮が日本へ帰す「意志」のある人が何人かいれば、
それは受け取り、帰国を望んでいるなら実現させるべきであるし、
そうでないなら日朝の往来でもなんでも
再会をはたすことを可能にすればよいでしょう。
逆に両氏の名前がないから受け取らないなどということは、
それ以外の被害者とその家族への、許しがたい背信行為です。
では十分精査した上で、本当に生存者がいなかった場合はどうするのか?
それについては今までの記述の中で何度か触れました。
北朝鮮に何らかの形で償って頂く必要は当然あります。
それは国際間の法的な問題として、粛々と行う必要があります。
「人道上の罪」は、また別な問題になります。
「愛する家族を返せ!」と言う気持ちは当然のことです。
しかし愛する家族を失うことは、
「唯一無二の」拉致問題だけの話ではなく、
悲しいことですがさまざまなかたちで起こることです。
それがどの問題であれ、原因となった相手を許せない、
という気持ちは部外者からはどうすることもできません。
「愛する家族を失うこと」「原因となった相手を許せないこと」は苦しいことです。
しかしその人たちは何らかのかたちで「癒される」権利はあり、
周囲の人々はできるだけ傷ついた心を癒せるよう努力する必要があります。
しかしそれには決まったやり方はありません。
ただはっきり言えることは、憎しみを煽ることは
「癒す」こととは正反対のことである、ということです。
あくまでも「癒し」は「和解」へ向かう方向にしかないのです。
さて上に述べた「常識通りの普通のやり方」は、
本来2002年の日朝交渉の時にやるべきことでした。
5人生存8人死亡の情報が来た時、
「あくまで北朝鮮はそう主張している」という建前で一旦受け取り、
その上で精査すべきだったのです。
なぜそうしなかったのでしょうか?
なんと私たちは無駄な時間を過ごしてきたのでしょうか!
今からでも遅くありません。
2002年で止まった「和解に向かう」時計を、
再度動かし始める必要があるのです。
『めぐみへの遺言』に以下のような記述があります。
「滋:2008年8月の瀋陽での日朝協議以降は、
拉致の進展といえるものは何もない。
去年だったか、外務省アジア大洋州局長の時、
小泉訪朝の道をつけた田中均さんが新潟に来られて
日朝交渉の裏話ということで講演された。
小泉訪朝の1年前の2001年には、
なんと26回もミスターXと話をしたと言うのです。
小泉さんと二人だけで進めていって、他には誰も知らせなかったと。
交渉を重ねるうちに、
やはり拉致という悪いことをしたのだから返せと言っても絶対返してこないから、
向こうにもメリットを与えなければだめだと分かってきた。
そのメリットというのが国交正常化で、
拉致が解決すれば実現できるという風にもっていったと。
北朝鮮の誰か信用できる人とちょっと話をして、
急にパッと小泉さんが行ったわけではないんです。
石高:少なくとも金正日が、
拉致被害者13人の生死について答えれば
国交樹立は成ると信じ込んだのは間違いないでしょう。
だから、北朝鮮は北朝鮮で、拉致を認めて5人返したのに国交樹立できない。
最初の段階で騙されたと思っている。
滋:日本は日本で死亡確認書がデタラメだったとか、
めぐみの遺骨がニセモノだとか騙されたと思っている
。向こうは拉致を認め、新しいものを出せば出すほど日本が遠くへ行くと考えている。
そういう金縛り状態になって、それがずっと続いているのです。
そこを突破するには、制裁一辺倒ではなく話し合いに向けて動くしかない。」
この対談は2012年。今から6年前のものです。
今横田滋さんは人前で話すことのできない状態になっています。
滋さんの思いを、私たちはしっかり受け止めなければなりません。
補足説明
*アメリカ人学生オットー・ワームビア氏を思い出してください。
2017年6月、昏睡状態のまま北朝鮮から米国に搬送され、
その約1週間後米国内にて死去された方です。
私達はこのニュースに接した時、
こうした「方法」で「解放」することもあり得ると考えました。
日本人拉致被害者の中にもこのような方法で
帰国させられる方がいてもおかしくはない。
北朝鮮に都合の悪い事情を帰国後話されては困る場合でも、
この残虐な方法で帰国させることは可能ではないか、と。
このような「方法」が可能にも関わらず、死亡したと言い続ける北朝鮮。
つまり、
このような「方法」でも帰国をさせることができないということではないのか?
・本当に死亡しているので返せない
・生存していても、北朝鮮としては絶対に表に出すわけには行かない
帰国させることはできないという北朝鮮側の強い意志がある
ということを読み取ることはできないでしょうか。
帰国予定者リストに、
日本側が期待している名前がないから受け取らないということは
リストに記載された方々の帰国の機会を奪うことになります。
私達国民は、期待している名前がリストにない場合も
その事実を受け容れなければならないのではないでしょうか。
「世論」が許さないから、「そのリスト」は受け取らない
ということがあってはなりません。
リストに名前の無かった家族には大変つらい現実となります。
悲しみだけではなく、
北朝鮮への怒り、恨みと言った負の感情が溢れることでしょう。
しかし、私達は家族の悲しみに共感・同情はしても
少し冷静にならなければなりません。
怒り・恨みといった負の感情に引っ張られてはなりません。
「その名前」が無かったとしても、
帰国可能性のある方々の機会を奪ってはならないと思います。
「世論が納得しないから、このリストではダメだ!
全員一括帰国以外は認めない。」
という言葉で誰かの「機会」を奪ってはなりません。
終わりに
http://serenityprayer323.blog.fc2.com/blog-entry-18.html
日本が歪んだ言論空間に安住している一方で、世界は急激に動いています。
先日(2018年4月27日)韓国と北朝鮮の間で南北首脳会談が行われました。
これからアメリカと北朝鮮の間で米朝首脳会談が行われる予定です。
「全て安倍首相の筋書き通りだ」などという言論人もいますが、皆さんの中で納得される方はほとんどいないでしょう。
北朝鮮から首脳会談の呼びかけがあったにも関わらず、安倍首相は予定通り中東訪問に旅立ち、それに何も言わずに救う会・家族会関係者は恒例のアメリカ訪問に向かいました。
その後も「なぜ直接言ってこないのか」という金正恩の発言から、安倍首相は逃げ回り続け、その姿勢を批判する救う会・家族会関係者は誰もいません。
「拉致被害者の全員一括帰国」という表向きの目標から見ると、全く愚かで理解しがたい行動ですし、実際そう言っている方(拉致問題関係者以外)も大勢います。
しかし「北朝鮮の脅威に対抗するため、軍事大国アメリカとの絆を強固にする必要があることを主張し、日米の軍事的な共同歩調を正当化する」という真の目標から見れば、この行動はよく理解できます。
2018年5月18日の東京連続集会で、ある拉致被害者家族はこのような発言をしています。
「だから私は4月10日にアメリカ大使館でハガティさん(大使)に、「日米同盟があるんだから助けてくださいよ。日本は武力を使えないんです」と言った。
使えるのはアメリカですから。そのために日米同盟があるとすれば、国民も、政治的な問題はなかなか難しいですが、国民のためにも日米同盟というものは大事にしていかなければならないということにつながっていくと思います。」本間勝(田口八重子さん兄)氏発言。
ものすごく分かりやすいですね。
問題はアメリカ自身が、あくまでも東アジアについてだけですが、そのような目標を日本と共有しなくなった、ということです。
だから今となっては真の目標から見ても、彼らの行動は、愚かで理解しがたいものなのです。
世界は日々動いています。
もう私たちは偽りの空間でマインド・コントロールにかかっている場合ではありません。
現実と向き合わなければならないのです。
「現実の拉致問題」と正面から向き合い、解決していこうではありませんか。
もちろん現在マインド・コントロールを行っている人々以外の手で。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/616.html
3. オコジョ[13] g0mDUoNXg4c 2018年7月12日 19:25:24 : pEbRs4ilZN : Hhy3ocvKW0Y[1]
多摩散人さん、こんにちは。
>をつけて引用されていますが、私の書いた文章ではありません。
私の場合、発言するときはたいてい署名をします。
私への質問だったとしたら、お答えすることはあります。
でも、「>1さん」とお話をなさりたいようですから、横からの口出しは遠慮しておきます。
Serenity Prayerさんのブログ記事でも、質問に対する回答はほぼなされていると思いますが、いかがでしょう?
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/592.html#c3
12. オコジョ[14] g0mDUoNXg4c 2018年7月20日 11:30:23 : G3SJx8BakY : vLawczT3_lQ[1]
>1さんへ
>>自民党京都で、まともなのは、伊吹先生くらいなものです。
その伊吹先生も西田のビアパーティにしっかり出席しているんですけど――。
今回の件で、西田がダメで伊吹がまともだというのは理屈にあわないと思います。
伊吹文明はアベ政権のやり方に対してほんの少々しゃべくっていましたが、ブーイングを浴びた進次郎とたいしてかわりないレベル。
あれだけあくどい陰謀の張本人たる前田誠司を当選させた「主権者」たちにはワタシもずいぶん驚きましたね。
伊吹文明を「まとも」と判断しちゃうのもすべて同根ではないでしょうか。
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/862.html#c12
13. オコジョ[15] g0mDUoNXg4c 2018年7月20日 11:34:00 : G3SJx8BakY : vLawczT3_lQ[2]
失礼。訂正します。
前田誠司 → 前原誠司
http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/862.html#c13
28. オコジョ[16] g0mDUoNXg4c 2018年7月23日 22:09:02 : qIdXHMNTEQ : jiL_t5ESXOE[1]
アベ政権がクソであるのは、否定するべくもない事実だ。
しかしながら、菅野氏をはじめとして、見当違いに持ち上げすぎだと私は思う。
ひとことで言えば、目くそ鼻くそのタグイだろう。
鼻くそが如何に汚いかを指摘しまくっても、目くそがきれいになるわけもない。
田中耕太郎がD・マッカーサーJr.から命令されて書いた判決でも、自衛隊が合憲だとは主張していな。枝野が子供だったとき以後の、いったいどの時点から合憲になったのか、とくと教えてもらいたいものだ。
枝野も2012年の自民党への政権禅譲について、まったく説明責任を果たしていない。
小池新党への合流にいったん「全会一致」で賛成したことについても同様。
いくつもの地方選挙で自公腐敗勢力と「共闘」し続けているのも、伊藤詩織の事件についての追及をストップしたのも、枝野の主導があってのことではないか。
やっていることではなく、言っていることで政治家を評価するのならば、真摯に全力で対応しているとのたまわっているアベを認めなければいけなくなる。
巧言令色少なし仁、ではないか。枝野の美辞麗句を絶賛していてどうするのか。ペーパーなしで演説できるからどうしたというのか、私にはまったく分からない。それが当たり前であって、アベなんかと比較してどうする。
枝野の言っていることではなくて、やっていることで評価したらどうかと私は思う。
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/192.html#c28
29. オコジョ[17] g0mDUoNXg4c 2018年7月23日 22:17:25 : qIdXHMNTEQ : jiL_t5ESXOE[2]
失礼。あんまり腹がたったからオンラインで直接書いてしまった。
以下は訂正します。
>>自衛隊が合憲だとは主張していな。 → 〜主張していない。
これも私の感覚とは合わないので訂正。
>>伊藤詩織の事件 → 伊藤詩織さんの事件
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/192.html#c29
4. オコジョ[18] g0mDUoNXg4c 2018年12月30日 22:13:28 : u95y17DA7w : O1ttA5YDbsE[1]
>1
>>矢部宏治氏か前泊博盛氏をコメンテーターとして呼ぶべきだった
両氏ともご自分の「意見=考え」を発表されてきたというよりも、誰が指摘しても変わりのない客観的事実を伝えてこられたのですね。
私はカメラマンの方との共著以来ずっと矢部さんのあとを追っかけていますが、矢部さんや前泊さんが関わろうと関わるまいと、どんな形であれ日米合同委員会や横田空域について周知されていくのはとてもいいことだと思います。
書籍をとおしてだと「ベストセラー」でも10万のオーダーでしか伝わりません。少なくとも100万のオーダーで知られていくために、やはりテレビが強い味方です。
今回にとどまらず、もっともっとこういう番組が増えていくことを希望します。
>2
>>とりあえず手はない。
そんなことはありません。
真に愛国的な政権を国民の手で樹立すること。しかるのちに、現在の日米安保条約をひとまず破棄することです。
もしも安保条約が本当に必要ならば、とことん国民的な議論をつくしたあとに、再度むすびなおせばいい。もちろん、その時に地位協定の内容は抜本的に改めることになるでしょう。
そのためにも、現在の「朝鮮戦争レジーム」は終焉させる必要があるでしょう。
北朝鮮はおろか、韓国との関係までやたら悪化させようとするアベ政権が、歴史認識でも現状認識でもまったく間違っていて、その政策がとことん反日てきであることを少しでも多くの人に知ってもらいたいと思っています。
37. オコジョ[19] g0mDUoNXg4c 2019年1月09日 15:30:50 : weQ565s5Rw : A8CaT9eivhM[1]
>3
バカがつくほどの正直、というのは本人の自称に過ぎません。
それを裏付ける客観的な事実は存在しません。
「白アリ退治をしてからでなければ、消費税はあげません」
「公約したことは実行しなければならないんです」
「公約していないことは実行してはいけないんです」
等々と言っていたのは誰でしたっけ?
街頭演説でのその発言を記録した動画がYoutubeにアップされて、評判になったのをお忘れでしょうか。(まだ、あるのかな、あの動画)
事実を踏まえた発言をしてください。
どんな意図でおっしゃっているのか知りませんが、勝手な思いこみだけに基づいた発言ではなくて――。
19. オコジョ[20] g0mDUoNXg4c 2020年8月02日 15:15:53 : m58SPRojjE : eEVsN1ZxSlZ0dlk=[1]
記者の座談会でありながら、何の新しい情報もなく、当り障りのない「感想」を外野から口走っているだけで、私としては尺の割りに中身のない記事だと思いました。
大西つねき氏記者会見のあとという時点での座談会の筈なのに、問題の動画が削除されていて確認できなかったなどと平気で言っているのは論外のタグイ。
おそらく記者たちの殆どが大西つねき氏に関する情報をろくに持ち合わせていないようです(その著書をチェックするなど、まあ遙かに遠い話みたい)。
といっても、私はつねき信者ではありません。彼の発言を、あり得べき議論のうちの一つであるなどとはとうてい考えられないのです。そのことが理解できない記者たちには失望しかない。
大西氏の7月3日発言は、恣意的な切り取りなど加えられずに広まり問題になったものです。あれだけでは、前後が確認できない限り判断不能であるなどと言っていた記者も頭のネジが外れているとしか思えません。それなら、どんな文脈からの発言だったなら「政治がいのちの選別を行わなければならないのだ」とか、「高齢者には逝ってもらうべき」というような議論が許容可能になるのでしょう?
意見の多様性の容認は必要です。でも、れいわ新選組を仲良しクラブか何かだと思い込んでいる一部「支持者」は認識を改めた方がいいと思います。
私自身は、れいわ新選組の印象悪化をねらう言論には絶対に与しない一方で、党運営の改善という喫緊の課題に党がしっかり取り組んでいけるのかどうか危惧してもいます。
安保体制堅持を繰り返し明言して疑わないような野党に期待できない以上、れいわ新選組が伸びていってくれることを期待するものですが、楽観はしていないというのが現在でしょうか。
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/641.html#c19
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