九州玄海訴訟【第19回口頭弁論】一部報告
原告側は、玄海町の白血病死亡率が原発稼働開始数年後から急激に増加し、かつ、他市町村や全国との格差が急激に大きくなっていることから、原発稼働との因果関係を否定できないと主張した。
玄海町の白血病死亡率の高さは、ヒトT細胞白血病ウイルスが原因であるとの九州電力の主張に対しては、同ウイルス細胞は縄文時代以前から変わらない問題であり、原発稼働数年後からの急上昇を説明できないと反論した。
玄海原発が全く稼動していなかった1969年〜1974年平均と、フル稼働していた1997年〜2011年平均を比較すると、全国平均増加数+2.2人/10万人に対して、
玄海原発から比較的近い自治体である唐津市(14.2km)+6.9人、伊万里市(28.2km)+6.9人、有田市(34km)+6.6人、
最も近い玄海町(6km)+19.3人と極端に増加している。
【署名にご協力ください】
★ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会では、新知事誕生以来最大の山場を迎える11月、緊急全国署名をお願いすることに決定いたしました。
「三反園鹿児島県知事は『脱原発』の公約を守り、定期検査で停止中の川内原発を絶対に動かさないでください。」と題するものです。
いま、川内原発1号機は、10月6日に停止し定期検査がおこなわれ、12月8日が稼働予定とされています。
先の県知事選挙において、三反園知事は「原発に関する諸問題を検討する『原子力問題検討委員会(仮称)』を県庁内に恒久的に設置し、答申された諸問題についての見解をもとに県としての対応を確立していくこと」を表明しました。
これに基づいて、下記3点を、要請事項として列記しています。
1. 公約通り、早急に「原子力問題検討委員会(仮称)」を立ち上げていただくこと。
2. 川内原発1号機および2号機の定検後の再稼働にあたっては、上記検討委の見解(結論)を尊重すること。
3. 上記検討委の設置が遅れ、検討委の見解(結論)が出ていない場合は、九州電力に対し、定期点検後の川内原発1号機および2号機は絶対に稼働させないよう、強く申し入れること。
11月30日1次集約、必着で設定しています。何卒、宜しくお願いします。
ストップ川内原発! 3.11鹿児島実行委員会
事務局 向原祥隆
〒892-0873 鹿児島市下田町292-1
TEL099-248-5455 FAX:099-248-5457
info@nanpou.com
署名用紙はこちら⇒ http://no-genpatsu.main.jp/offer/saikadousosi.pdf
★佐賀県知事に再稼働不同意を求める署名の取り組みのお願い
署名用紙はこちら⇒ http://tinyurl.com/jp5tuc3
玄海原発再稼働に向けての動きが急迫しています。その動きをSTOP!させるために、山口祥義(やまぐちよしのり)佐賀県知事に、玄海原発再稼働への不同意を求める署名を取り組んでいます。
この署名の特徴は、とりわけ佐賀県外に住む者の立場に重点を置いて、「佐賀県だけの問題ではありません!事故の放射能は、佐賀県外にも甚大な被害をもたらします!」と主張しているところにあります。
九州各県を中心として55の団体が参加する署名実行委員会が署名運動を進めていますが、さらに多くの団体・個人のみなさまにこの署名に取り組んでいただきますようお願い申し上げます。要請事項は以下の通りです。
「福島原発事故と同様な事故を起こした場合、佐賀県はもとより佐賀県外へも甚大な放射能被害をもたらしかねない玄海原発3,4号機について、その再稼働に同意しないことを貴職に求めます。」
【呼びかけ】 佐賀県知事へ玄海原発再稼働に不同意を求める!署名実行委員会
【連絡先】 080-8353-5792 戦争と原発のない社会をめざす福岡市民の会・工藤
署名集約先:「〒814-0199 福岡市城南郵便局留 戦争と原発のない社会をめざす福岡市民の会」宛に送付ください。
署名締め切り:第一次締め切り2016年12月25日(日) 、最終締め切り 2017年01月31日(火)必着で郵送願います。
・・・・・・・・・・
「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団・弁護団
URL:http://no-genpatsu.main.jp/
〒840-0825 佐賀市中央本町1-10ニュー寺元ビル3階
佐賀中央法律事務所気付
TEL0952-25-3121/FAX0952-25-3123
Facebook:https://www.facebook.com/nogenkaigenpatu twitter もあります。