12. 母系社会[1102] leqMbo7Qie8 2015年12月19日 16:53:41 : sPeyryF2Lw : Hn35lKAtjIM[1]
●日本や欧米などの先進国の経済成長は、国民の年間所得が平均で約500〜600万円に達した時点で停止し、その後は停滞・下降が続いている。
おそらく、先進国の所得がこれ以上になると、開発途上国での生産コストの方が安くなり、資本(企業)としては先進国ではなく、開発途上国で生産した方がコストが安くなるので、日々グローバルな経済競争上を続けている資本(企業)としては、さしあたり工場を海外移転させて、生き残りを図るしかないからだろう。
★つまり、日本や欧米などの先進国は、国家としては今以上に豊かになることは、少なくとも当面は不可能。戦争に例えると、先進国は「後退戦」を戦っている状態。
★消費税を上げて、法人税を引き下げようとしている安倍は、日本国民の血税を国民のためではなく、巨大資本のためだけに使っている。
★小沢一郎氏が言うように、日本の法人税は諸外国と比べても高くない。大資本の300兆円もの内部留保は消費税で誕生。国民の所得が大企業に吸い上げられた=国民が大企業に搾取されたのである。
★GDPの60%は内需。せめて安倍は、日本国として大企業から100兆円でも200兆円でも低利で借りて=強制的に国債を買わせる=貧困化した国民に再配分し、内需依存型の「経済成長」を目指すべきである。(法人税を引き下げようが、内需が停滞している日本に外国資本は参入しない。本当は法人税の値上げで回収すべきだが)
★産業革命に出遅れた日本が、短期間で欧米に追いついたように、義務教育制度などが整備され、政治的にも安定した途上国が経済的「離陸」を果たせば、「後発者利得(利益)」=リスク回避が働くので、途上国は先進国に、技術的にも短期間で追いつく。
★特に、様々な分野で中国の学術論文数は急増しており、現在では日本を抜いている。だから、やがてノーベル賞の受賞数でも日本は中国に抜かれると、多くの学者が予想している。(原因は、自然科学では基礎科学を軽視し、また社会科学も軽視する文科省の経済効率優先の「新自由主義」)
★これが現在の中国や韓国、あるいはベトナム、インドネシア、マレーシアなどの東南アジア諸国。中国の平均所得は、まだ100万円程度。中国は2〜4倍の経済規模になる可能性を秘めている国。
★欧米やロシアは愚かにも、人口が16億人もいる「イスラム世界」との「戦争」を始めてしまったようだ。当事者たちが戦争を望んでいる限り、第三者(東アジア)が戦争を阻止することはできない。欧米やロシアは100年は停滞するだろう。
★中国が米国を抜いて世界最大の「大国」になるのは必然で、東洋が西洋を圧倒する時代が始まっている。
★少子高齢化の日本にとってアジアは、「神風」=「救世主」である。
あまりにも異常な日本の論文数のカーブ
http://blog.goo.ne.jp/toyodang/e/26f372a069cbd77537e4086b0e56d347
何度見ても衝撃的な日本のお家芸の論文数カーブ(国大協報告書草案18)
http://blog.goo.ne.jp/toyodang/e/12d49cfdffc5ab6bd5ee3c3156eec890
http://www.asyura2.com/15/hasan103/msg/608.html#c12