サウジアラビアとイランの緊張が増している。元々、イスラムの中でも派閥争いが絶えない両国であるが、有名なシーア派指導者が死刑になったことで、より緊張が高まった。
シリアからイラクに勢力を伸ばしたISISは、有志連合とアメリカ、ロシアの爆撃でジリ貧になり、地下に潜って欧米各国でテロを画策しているという見方がある一方、サウジとイランの緊張に併せて、イランで活動を開始するのでは?という意見もある。
ただ、既に石油密売の道も閉ざされ、人質ビジネスの手法も明らかにされ、次第に支配地域が小さくなっている今、これまでのようなISISの動きは消えていくだろう。ISISが公開しているシリアやイラク国内の戦闘を撮影した動画や、シリア軍、イラク軍と比較した場合の余りにお粗末な武器を見ていても、盛大にイスラム原理主義国家設立をぶち上げた割には、欧米諸国が束になって抑え込みにかかるとまるで歯が立たない現状が見える。
ISISに拘束されたにも関わらず、殺害されることなく帰還できたイギリスのジャーナリストは、およそ国家とは名ばかりのISISの現状について「まるで、大学のサークルか何かのようで、統率力も無く、一体彼らが何をしたいのか分からなかった」と語っている。また、このジャーナリストはISISの戦闘員が麻薬を常用していることも暴露した。
これら中東諸国の問題に対して、欧州とロシアとアメリカの綱引きは続いていて、原油先物等にも響いている。日本では燃料費が下がっていると浮かれ気分もあるが、この反動は必ず起きるので、想定の範囲として注視する必要があるだろう。
もっと大きな問題は、年初に起こった中国ショックであろう。株価の下げ幅は尋常ではなかったため、サーキットブレーカーを発動した上海株式相場は、続いて中国政府が大慌てで大株主の売却制限を行ったり、人民元の買い入れで通貨危機に備えた下支えを行った。これが筆者が常に指摘している点だ。つまり株と通貨を同時に売り浴びせる同時安である。各国市場は少なからず影響を受けた。日本の市場は限定的であったとは言え、それでもここ数日で日経平均は1000円ほど値を下げた。ただ、日経平均が下がったにも関わらず、割安感のある株には買いが入っているのは、日本市場は中国に比べれば安定材料が多いので、投資家が円買いとリスク回避に走ったからだろう。
中国政府はお得意の問題すり替えのために、サウジとイランの問題でイギリスと強調すると発表したりした。もともとがイギリスに対して恨み骨髄の中国なので、このような場面ではカネに物を言わせてイギリスをアゴで使って、あたかも先進国であるかのように振る舞うが、それは外に対してではなく国内事情のためと見るべきだ。中国の株式市場を支えているのは、ここ数年で財を成した一般市民なので、彼らがリスク回避で一斉に売り浴びせを行うことは何としても避けたい。元々、国内のバブルを演出してきたツケが回っているのだから、身から出た錆でしかないだろうが、一層、ドル売りが加速するのではないか?
中国に依存する体質は、反日カルト集団の独立党も同じなので、教祖は中国の株安には一切触れないで、中国共産党と同じ問題のすり替えに必死である。
何でもサウジにシーア派指導者処刑を命じたのはアメリカらしいのだ。どこをどう捻くったら、そのようなアホな言説が生まれるのか全くもって理解に苦しむが、アメリカ様を蛮行を行う野蛮人集団に位置づけることで無知な信者の金銭を収奪している教祖ならではと言えなくもない。
これはロシアに対しても同様で、ロシアが行うシリアでの無差別爆撃で20万人とも30万人とも言われる一般市民の死者数に対しても、独立党のアホ教祖はダンマリを決め込んでいる。自分に都合が悪いことには一切、耳を貸さないという体質は、ロシアの現皇帝であるプーチンと全く同じだ。もっとも、知力と財力と政治力では、ノミとシロナガスクジラくらいの差があるが。
ところので、出来もしないありもしないことをでっち上げる点では、国内で有数の嘘つきである独立党のアホ教祖が、何でも山奥で信者の洗脳教育のための施設を設けるとか、自分をフィクサーにした国政選挙に打って出る団体を立ち上げるとか宣っている。すべてはカネ集めの愚策なのだし、そんなことはコシミズウォッチャーなら百も承知の戯言なのだが、教祖としては信者引き止めのためには、何でもするのだろう。
そんなポンコツ頭の教祖であるが、ちょっと気になった点がある。というか、「そんなんでええんかっ!」と突っ込みを入れたくなったのが、講演会と称する折伏集会で取り上げたがん患者の問題である。何でもコシミズが篭絡した医師の指示に従ったがん患者が、一度は完治したと言われたがんが再発し、既にかなり進行した状態になっているらしいのだ。仮に独立党教祖はアホでありバカであると世間に認知されているとは言え、公に公開されている動画の中でこのような問題を取り上げ、しかもその責任の所在について言及しないで、反日カルト宗教独立党の分裂を画策などと世迷い事で誤魔化すというのは如何なものか。反日カルト宗教としての実態を持つ独立党の教祖という立場で、言い逃れできないのではないか。仮にこの患者がコシミズを訴えるようなことでも起こった場合、中高生程度のアタマしか持っていない信者の中で、法的に教祖を守れるオウムの青山弁護士のような輩がいるのだろうか?
コシミズは一体、何処に向かおうとしているのだろう。
というか、今までの思い付き発言の綻びを誰も修繕できない。本人ですら、何が問題でどうすればいいのかが分かっていない。
そんな常識的なアタマがあるなら、そもそも、ネットでウソとデマを放言するインチキビジネスになど、手は染めないが・・・
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