「精神鑑定受けたほうがいい!」
札幌市議会会派の自民党に 所属する勝木勇人氏(西区) は3日、
本会議で共産党の小形香織氏(中央区)が討論し ている最中に
「精神鑑定受けた方がいいんじゃないか」とやじを飛ばしたことを
認めて共産党に謝罪した。共産党によると、勝木氏は 小形氏が
3月29日に安全保障関連法の廃止を求める意見書案の賛成討論
を行った際にやじを飛ばした。自民党は同意見書案に反対した。
共産党はやじを受け、自民党に対し、勝木氏の発言の撤回と謝罪を
求めることを30日に決めていた。
勝木氏は引日に市議会の共 産党の控室を訪れた。小形氏は不在で、
同党の村上仁幹事 長が応対した。勝木氏は「自分個人の発言で会派
は関係ない。小形氏に対し、言い過ぎてしまった」と謝罪したという。
村上幹事長は「個人への言葉が過ぎた、で済まされる問題ではない。
戦争法(安全保障関連法)に反対するすべての人を冒涜するもので許し
難い」として、4日に正式に自 民党に抗議を申し入れる。
自民党の宗形雅優幹事長は「正式な申し入れを受けた後、会派として
処分するかどうかなどを含めて検討したい」と話している。