1. 佐助[3750] jbKPlQ 2016年8月24日 22:27:03 : rBHHvqtnDk : Hga6Z_yH0D8[1]
中国元/米ドルペッグ制崩壊の必然性と,つまり、元は中国解体とバブル作裂と、シーラカンス銀行のデフォルトの三つの危機に直面しているのだ!しかし自壊するが結果として日欧米を追い越すことになる。
ロシアは国家分裂でマフィア的寡占化させたが中国の社会主義的一党独裁主義は自壊する。
中国は、ロシアの国家分裂の轍をふまないために、社会主義的一党独裁システムのまま、資本主義的経済を導入した。そのため、国家の政治的分裂の回避に成功しているように見える。だが、それは革命によって、大農地の支配下の農奴的身分から解放され、三代を経過した時間差の違いによって、成功しているように見えるだけだ。
三代を経過すると、農奴開放の記憶は消滅して、一党独裁のマイナス面しか見えなくなる。だから、中国の社会主義的政治システムの崩壊は、2020年までには避けられなくなる。だから、資本主義的経済を導入すれば、中国の社会主義的政治が、資本主義的民主主義ルールに自然に移行するという、資本主義国の指導者の期待は幻影なのだ。
ロシアは、資本主義的民主主義のル一ルを採用すれば、自然に資本主義的自由経済に移行できると錯覚した。そのため、国家の政治的分裂と、少数財閥によるマフィア的経済を誕生させてしまった。
上海と香港バブルの崩壊は、この中国の社会主義的システムの崩壊とは無関係に発生する。香港ドルが、英国植民地政策とポンド基軸通貨時代の遺産であること、そして、世界経済の盲腸であることを、世界のエコノミストはスッカリ忘れてしまっている。香港ドルは、今日地球上で民間銀行が発行する唯一の通貨なのである。つまり、原価1ドル香港札は100ドルで印刷されてもニセ札にはならない。
そして、上海株と香港株の投機を支えているのが、香港ドルなのである。米国の住宅ローンと重なると大暴落が避けられない。
しかも2007年にスタートし起点とする第二次世界信用収縮恐慌は、米国のサブプライムローンと香港ドル・上海株の二つ傷口から姿を見せ,リーマンショックでそのパンドラの幕を開けた。
中国とインドと日本と?アフリカとロシアは、1933年のルーズベルトのように、民間のキンの売買と輸出を禁止し、国家だけが買上げる政策を採用すれば、キン保有で米国と欧州を越え、基軸通貨国になるチャンスはある。だが中国とインドは多民族国家&多部族国家であるために基軸通貨国になれない。それは一致して行動することは困難であるからです。
しかし一党独裁国家の中国は自壊するが,中国はじめ東南アジアの工業国と工業都市は、日欧米に追いつき追い越す。世界的信用収縮恐慌の真っ只中に「日欧米から学ぶものはなくなった」と発言することになる。日本商品の世界的優位性は2040年まで継続するが、次々と後進工業国にイニシアチブを奪われる。しかし、米国のようにサービス産業の優位は維持できる。
中国とインドと南アフリカとロシアは、溜め込んだドル・ユーロ・円の基軸通貨と保有キンのバスケットのペッグ制によって、間接的に為替レートに、自国通貨を固定化することができる。そうして、その輸出大国を維持することが可能となる。