5. 一主婦[1516] iOqO5ZV3 2015年12月08日 02:05:34 : fkNCuaEjww : xRdxfGkXx1g[1]
これは(TPP)は、大変なことですね。
官僚も、政治家も、その詳細と全体像を完全に確認していない、そして日本語訳にもなっていない・・・それで大筋合意なのですか?「世界の1%の為のクーデター」と呼ばれる程恐ろしいこのTPP条約を、正確な内容を把握しないままで合意する・・・常識では考えられないこの国の行いですね。そして、この国は、これだけでなく、こんな事を幾つもやっている。本当に嘆かわしいですね。本当に恐ろしいです。
あの「戦争法」も無理やり制定、そしてその上に「改憲」を目指すと言う戦争危機、「原発再稼動」と福一被爆による亡国の危機、それに加えて、国ごと収奪されてしまう「TPP」の危機、瀕死の中小企業や庶民を尻目に消費税増税・・・何重にも重なって押し寄せているこの国の危機。これをを前にして、この国の政治家、政党、官僚は一体何処を向いて政治を執っているのか?・・・と、本当に空しくなってしまいます。自公政権も自国の政治ではなく、かなた、はるか、アメリカのあらぬ方向を向いて政治を執っています。
自国のために政治を取るのが政権担当政党の勤めのはずです。なぜ?自民党は国民の方を向いた政治を執らないのでしょう。官僚にしろ、政治家にしろ、アメリカばかり向いて政治を執っています。国民の税金で国民のために働く職務のはずなのに・・・アメリカ様の言い成りばかりで、更に空しくなります。そして、もっと悔しいのは野党第一党の民主党の向いている方向です。自民党がおかしな向きで進んでいるなら、それに対抗する野党第一党の民主党は自民党と同じ向きでは存在意義がありません。むしろ害です。
野党第一党の民主党は、かつての、私の支持政党でした。2009年から一年ほどは党員にもなっていました。自民党と真っ向から対抗する政治姿勢でしたから、私たちは党員になるほどに一生懸命に応援していました。ですから、あの2009年時の選挙では私も、民主党に夢を託し投票しました。私も、私の知人友人たちも無党派層モドキが多く、他の支持政党から民主党に駆け参じて、みんなで民主党に集合しました。あの民主党による政権交代は、その様にして無党派層も加わり成し遂げられたのです。
ところが、今の民主党は、自民党と政策が瓜二つです。主流政策の例えば「民主が言いだしたTPP賛成」「原発再稼動賛成」「改憲賛成議員が多数」「戦争法も内心は賛成」「富裕層側に付いた政策の政治で格差賛成」「増税賛成」「マイナンバーは民主発案でもちろん賛成」「沖縄基地賛成」などなど自民党政治と全く向きが同じです。私たち99%のために政治を執ってくれるという政党は、極小政党が一つ二つあるばかり。これでは本当に空しくなります。選び様が有りません。先の大坂選のように選び様が有りません。投票率も下がり、棄権が増えると思います。
せめて、野党第一党の民主党が、あの2009年時の民主党の政策を取り戻し、変わってくれたなら・・・と、切に思います。今のままの民主党の政策では、自民党に投票するのと何も変わりません。大体にして、投票させる国民に「鼻をつまんで投票」等とふざけたことを要求すること自体から間違っていると思います。自民党を倒したいと思っていても、野党が自民党と同じ政策では投票する意義がなくなってしまいます。裏切り議員の勢ぞろいの候補者では投票意欲も薄れます。投票率が下がるのも当然です。これは有権者だけの問題ではありません。野党第一党の民主党の問題です。鼻つまみ投票は絶対に間違っていると私は思います。
政権交代は自民党を倒して、自民党政治を変えるのが目的ですから、政策を自民党と同じにして、政権交代を果たしても、その政権交代の意味が無いのです。自民党と同じ野党第一党の民主党に鼻をつまんで投票し、民主党中心の政権を与えても、自民党と同じ1%のための政治の継続をされてしまったのでは取り返しが付きません。あの2009年の裏切りの続きになります。他の野党が入っているのだからそうはならないと言う声がありますが、あの時でも「社民」や「亀井氏の党」や「小沢党」が合併した民主党だったのです。
福島さんや、亀井氏や、小沢氏の懸命な説得も空しく、民主党の裏切りを、他の野党議員は止めることはできませんでした。ぞろぞろと金魚の糞のごとく従属する議員ばかりでした。今残っている民主党の議員とは、クーデター悪徳議員にタダタダ付いていく金魚の糞議員集団ばかりです。何しろ屈強な官僚やアメリカが後押しするのですからその方が楽なのですね。
やはり民主党や維新を加えた「野党統一候補」にするのなら、その辺りの政策の見直しと、統一候補に対する「転向しない確約」「政策への確約」宣言も要求すべきと思います。そして、先の政権交代の失敗を繰り返さない為に、アチラ側に転びそうな議員は統一候補からはずして候補設定すべきと私は思います。投票を依頼するのなら、当然、国民の声を反映した政策に直すべきだと思います。国民のための政治なのですから。国民の声を政策に乗せるそれが政治の基本です。
2009年時の事をもう一度思い出して欲しいのです。あの時には誰も「鼻をつまんで投票」などしませんでした。国民の想いを政策にした、あの民主党のマニフェストは圧巻でした。国民が望んでいる全てがあのマニフェストに詰まっていました。当然自民党とは真っ向から対する真逆の政策でした。ですから、私たち国民は、それに賛同し、民主党に夢を託して自立的に投票をしました。だからこそあの政権交代が可能だったのです。鼻つまみ投票ではその政権交代が可能なほどのエネルギーは出ないと思います。無党派層の棄権につながります。無党派層の動くような政策が必須だと思います。
なぜ?民主党は、国民側が要求している政策を自民党と同じ物に変えてしまったのか?・・・本当に残念で仕方ありません。あれでは、いくら野党統一候補を立てられても、あの裏切り者の、岡田、前原、菅、野田、長島、ゲンバ、安住、北沢、細野などなどにはとても投票できません。あの自民党モドキの議員は統一候補に入れてもらっては、やはり投票率が下がると思います。野党連合に大切な事は、政権交代の意味と意義を左右する「政策」の吟味と、野党統一候補の「議員」の選抜が大切と思います。
私たち国民主導の「候補者選び」と「政策選定」が必要と思います。政党が勝手に決めた望む政策と180度違う政策と、政党が勝手に決めた裏切り候補者に、鼻をつまみ、反吐を吐きながら投票しても、先に試した数回の選挙で実証された様に、失敗に終わると思います。先の大坂選と同じ形ですもの。それでは、私たちの本当の政権交代は手に入らないと思いますし、そのエネルギーと投票率も上がらないと思います。
「政策と統一候補者選び」は私たち国民の声や要望を入れてもらう事は必然だと思います。もちろん夫々の各有権者の要望が100%叶うと言う意味ではあのません。この国の危機を救う為の主要政策数個と、その政治の「向き」が私たち庶民側を向いていることが必要と思います。その要求は、主権者として有権者としての当然の権利だと思います。なぜ鼻をつまんで投票しなければならない状況に甘んじていければならないのか・・・と、ずっと不満に思っていました。でも最近その国民の権利に目覚めました。植草先生のおかげです。
植草先生の、国民の手で「政策」と「候補者」を選定する、と言うお考えに賛同しています。そしてその「植草案」と共産党さんの「国民連合案」小沢氏の「オリーブの木案」が合流するなら、私たちの考えている政策で、その政策に賛同する候補者とで、本物の政権交代が成し遂げられるような気がします。その合体計画案ならば、本物の私たち99%のための政権交代が実現すると思います。
何しろ鼻つまみ投票はおかしいです。鼻をつままない状態での投票を、私たち国民の側から動いて実現しなければいつまでも、誰かに動かされる、アメリカに牛耳られる政治しか手に入らないような気がします。ここにきて、その動きを植草先生が会をおつくり下さって実際に動き出されていますので、計画段階から実働に動き出しました。国民連合案やオリーブの木案とこの植草案が合体したなら、夢も夢でなくなります。ぜひとも実現させたいです。これこそが、私たちの為の政権交代の実現だと思います。
アメリカにちゃんと抗することが出来る、私たちの為の政権を誕生させたいものですね。長くなって済みません。
http://www.asyura2.com/15/senkyo197/msg/667.html#c5