★阿修羅♪ > ペンネームごとのコメント > ニュース侍 g2qDhYFbg1iOmA
 
g検索 g2qDhYFbg1iOmA g検索 MidD7QyBIEdXI
 
ニュース侍 g2qDhYFbg1iOmA 全コメント
[マスコミ・電通批評14] 『紅白』歌手別視聴率「下位」隠蔽の怪…なぜ芸能事務所もメディアもこぞって「隠す」のか?[ビジネスジャーナル]
『紅白』歌手別視聴率「下位」隠蔽の怪…なぜ芸能事務所もメディアもこぞって「隠す」のか?
http://biz-journal.jp/2016/01/post_13175.html


 昨年大みそかに放送された『第66回NHK紅白歌合戦』の平均視聴率は、前半34.8%、後半39.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)に終わり、後半の視聴率は紅白が2部制になった1989年以降で最低となった。

 実は2013年放送回まではスポーツ紙などに全歌手別視聴率が掲載されていたが、14年放送回以降は上位のみが掲載されるようになった。なぜわかるはずの下位まで公表されなくなったのだろうか。芸能界関係者が話す。

「昨年と今年は上位数名だけで、低い順位は発表されませんでした。その背景には、大手芸能事務所からの働きかけがあったようです。低視聴率の歌手が所属する事務所がその数字を公にされたくないのは当然でしょう。だからといって、『出すな』と圧力をかけるのはあまりに大人げない。それ以上に、応じるほうが情けないですよ。スポーツ紙を支えているのは、お金を払って購読している読者です。知る権利といったら大げさですが、読者が知りたいと思う情報を届けることがスポーツ紙の役目でしょう。それなのに、芸能事務所の顔色をうかがってばかりいる。これでは、部数が低迷して当然ですよ」
 
 そもそも、歌手別視聴率の下位が判明することはそんなにマズいことなのか。

「視聴率がわからなくなることは、歌手自身にも悪い影響を及ぼします。低かったら次は高くなるように改善すればよい。それなのに事実を隠蔽してしまったら、奮起する材料が消えてしまいます。それに、もし最低視聴率の歌手がいずれ最高視聴率を獲得したら、そこにひとつのドラマが生まれる。世間はそのドラマに惚れてファンになる。そういう物語を、芸能界は自ら放棄してしまっているのです」(同)

 たとえば、SMAPはデビューシングルでジャニーズ事務所としては珍しくオリコン1位を獲得できず、2枚目では10位まで下落。12枚目の『Hey Hey おおきに毎度あり』でようやく1位になれた。

「明確に悪い数字が公表されたからこそ、メンバーたちは屈辱を晴らすために試行錯誤を繰り返し、国民的スターにのし上がったのです。そして、うまくいかなかった初期を知っているからこそ、ファンはより惹かれる。かつて中森明菜は、『スター誕生!』で3度目の挑戦でようやく合格を果たしています。人々はタレントが挫折から這い上がる姿にみずからを重ね合わせることで、共感を覚える。それなのに、芸能界は今、競うことを放棄して都合の良い部分しか見せなくなりつつあります。そして国民的番組である紅白の明確な数字を、芸能界と密接な関係にあるスポーツ紙が掲載しなくなれば、人々の関心が薄れることで芸能界の地盤沈下がより深まってしまうでしょう」(テレビ局関係者)

 スポーツ紙の英断に期待したい。
(文=編集部)

[ビジネスジャーナル 2016/1/5]
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/876.html

[政治・選挙・NHK199] 「キャスターは反権力」と胸張る古舘伊知郎、公開質問状に回答しない岸井成格の両氏にテレビ報道の資格なし![産経ニュース
【高橋昌之のとっておき】
「キャスターは反権力」と胸張る古舘伊知郎、公開質問状に回答しない岸井成格の両氏にテレビ報道の資格なし!
http://www.sankei.com/politics/news/160110/plt1601100003-n1.html

 私が昨年5月にこのコラムで指摘して以来、議論になってきた「報道ステーション」と「NEWS23」の放送法4条違反の問題ですが、両番組で最近、特筆すべき動きがあったので、それに対する私の見解を書かせていただきたいと思います。

 「報ステ」では昨年12月24日、12年間キャスターを務めてきた古舘伊知郎氏が今年3月末に降板することを発表し、「23」では12月22日、アンカーの岸井成格氏の番組中の発言を問題視した有識者らでつくる「放送法遵守(じゅんしゅ)を求める視聴者の会」が出した公開質問状に対し、岸井氏は回答しませんでした。古舘氏は降板発表後、記者団の取材に答えましたが、その発言は報道番組のキャスターの役割を全く理解していない内容でしたし、岸井氏の無回答という対応はジャーナリストの資格なしといえるもので、双方とも大いに問題があります。

 まず、「報ステ」ですが、古舘氏への記者団の取材は約30分間行われました。古舘氏は開口一番、「不自由な12年間だった」と述べ、自由に発言できなかったことへの不満を表明しましたが、そのこと自体、キャスターとして失格です。キャスターが自由に自らの意見を番組で語ったとしたら、それは客観的な報道とはいえないからです。

 古舘氏はキャスターを引き受けた経緯について「僕はテレビは『娯楽の箱』だと思っている。だが、(現テレビ朝日会長の)早河(洋)さんが(報道番組で)『自由に絵を描いて』というんですね。それでコロッとだまされて」と語りました。とすれば、早河氏も古舘氏も報道番組のあり方を理解していなかったといえます。古舘氏がそう考えているのなら、3月末と言わず、即刻降板して、バラエティー番組などを思う存分やったらいいと思います。

 最も問題だと思ったのは、「基本的にニュースキャスターは反権力である」という発言です。政治的にはつまり、政権に反対の姿勢で臨むという意思表明ですから、放送法4条に明らかに違反しています。

 改めて放送法4条の規定を紹介すると、「放送事業者は、国内放送及び内外放送の放送番組の編集に当たっては、次の各号の定めるところによらなければならない」とし、(1)公安及び善良な風俗を害しないこと(2)政治的に公平であること(3)報道は事実をまげないですること(4)意見が対立している問題についてはできるだけ多くの角度から論点を明らかにすること−を規定しています。

 「政権に反対する」という方針の報道は「政治的公平」に反しますし、そこから「多くの角度から論点を明らかにする」という番組構成は生まれません。テレビの報道番組のキャスターはその性質からいって、視聴者に強大な影響を与えます。それを主張の自由が認められている新聞社の論説委員になったつもりで、自らの見解を述べるなどというのは、放送法の趣旨に反した傲慢です。政権の政策をどう受け止めるかは視聴者の判断であるべきで、それを番組側が「反権力」の視点を押しつけるのは「勘違いの正義感」と言わざるをえません。

 政権の政策には当然、評価に値し推進すべきものもあれば、問題があって修正すべきものもあります。それらを全て「反権力」の視点で、対案を示さずにあら探しばかりをしていたら、国民の間には政治不信が広がるだけで、政策は停滞してしまいますから、結果的に国益に反します。

 古舘氏が12年間も放送法の規定を理解しないままキャスターを務めてきた責任は重く、まだ3月末まで続けるというなら、まずは先の「キャスターは反権力」という発言を撤回し、「政治的公平」に基づいた報道に徹してもらいたいと思います。従来の方針で放送が続けられるようなら、監督官庁である総務省や放送倫理・番組向上委員会(BPO)は、その内容をチェックし、問題があれば指摘すべきです。

 一方、岸井氏は「視聴者の会」の公開質問状に無回答という対応をとりました。公開質問状は、岸井氏が安全保障関連法の審議が大詰めを迎えていた昨年9月16日の放送で「メディアとしても廃案に向けて声をずっと上げ続けるべきだ」と発言したことについて、「岸井氏は番組の司会者であり、番組と放送局を代表する立場から、一方的な意見を断定的に視聴者に押しつけることは、放送法4条に明らかに抵触する」として、見解をただしました。

 具体的な質問項目は(1)自らアンカーを務める「NEWS23」が放送法4条を遵守するよう配慮する意思をお持ちでしょうか(2)アンカーとしての貴殿の発言が、TBSを代表する見解として視聴者から受け止められ得るとの認識はお持ちでしょうか(3)昨年9月16日における貴殿の発言は、放送法4条に抵触しないものとお考えでしょうか(4)同発言を放送法に抵触する恐れがあるとして撤回するお考えはありませんでしょうか(5)発言を撤回されないとすれば、今後もメディアとして安全保障関連法の廃案に向けて声をずっと上げ続けるべきだとの意見表明を続けるお考えなのでしょうか−というものです。

 視聴者として当然抱く疑問ですし、回答できないような複雑な内容ではありませんから、岸井氏は自らが思うところを堂々と述べたらいいのではないでしょうか。それができないとすれば、岸井氏自身もTBSも、発言に問題があったと考えているからにほかなりません。

 同会によると、TBSの担当者からは「岸井氏は回答しないことに決めた」「TBSも局として無回答を承知した」という説明があったそうです。ということは視聴者、国民に公開された質問状に対して、岸井氏自身もTBSも公式に「回答しない」という対応をとったことになります。

 それなら聞きます。岸井氏は安保関連法について、安倍晋三首相に対して、何度も説明責任を求めてきたのではないでしょうか。また、不祥事を起こした政治家らに対しても説明責任を求めてきました。しかし、自分の問題となると一切、口をつぐむというのは言行不一致です。自らが説明責任を果たせない以上、岸井氏もTBSも今後、こうした問題が生じた場合に説明責任を求める資格はありませんし、求めたとしても視聴者に何ら説得力を持たないでしょう。

 テレビに限らず、新聞も含めてマスコミに対しては今や、国民の厳しい視線が注がれています。報道内容が誤っていた場合は訂正をするのは当然ですし、問題や疑義があった場合は説明する責任を伴います。そうしなければ視聴者や読者の信頼を損ない、その後の報道が説得力を持たなくなるからです。

 朝日新聞は昨年8月、東京電力福島第1原発事故の政府事故調査・検証委員会が作成した「吉田調書」に関する記事と、慰安婦問題の過去の記事の一部について虚偽と判断して取り消しました。これと比較しても、今回の岸井氏とTBSの「無回答」という対応は視聴者を愚弄したものと言わざるを得ません。

 岸井氏は公開質問状に答えなかった後も番組に堂々と出演し、相変わらず自らの見解を述べ、キャスターはそれを追認するだけという番組構成は何ら変わりはありません。こうした報道を視聴者はどう受け止めているでしょうか。少なくとも私は岸井氏の発言に全く説得力を感じません。

 この問題が指摘され始めてから、岸井氏の降板が取り沙汰されていますが、岸井氏が降板して済む問題ではなく、テレビの報道番組が特定の新聞社の記者のみをコメンテーターとし、キャスターがそれを追認するだけという「23」の番組構成そのものを変える必要があります。コメンテーターに立場が異なる複数の人を採用したり、キャスターがきちんとした見識をもってコメンテーターが意見を述べた後に、多角的に論点を紹介しまとめたりといった番組構成にすべきでしょう。

 「視聴者の会」は岸井氏の発言問題について、高市早苗総務相に対しても見解を求めました。高市総務相は回答の中でまず、「一つの番組でも、例えば国論を二分するような政治課題について、放送事業者が一方の政治的見解を取り上げず、ことさらに他の政治的見解のみを取り上げて、それを支持する内容を相当の時間にわたり繰り返す番組を放送した場合は政治的に公平であることを確保しているとは認められない」との見解を示しました。そのうえで、総務省に設置されている「放送を巡る諸課題に関する検討会」で、岸井氏の発言も「議論の対象となる課題から排除されるものではない」と指摘しました。

 総務省はぜひ、この方針のもとにテレビの報道番組の監督に努めてもらいたいと思います。なぜなら、放送法4条が遵守されることは、民主主義が健全に機能するための根幹の一つだからです。限られた電波を国から与えられた許認可事業のテレビ局が、特定の政治的意思をもって番組を制作したとしたら、民意を扇動することになりかねません。自由に発行できる新聞とは根本的に性質が異なることを、テレビ局に携わる人間は自覚しなければなりません。「反権力なら許される」というのは誤った傲慢さです。その意味で、昨年末の一連の出来事は「報ステ」と「23」に大いに問題があることを示しました。

 私はこの両番組に加えてTBSの「サンデーモーニング」も、5人程度のコメンテーターをそろえながら、全員が同じスタンスで見解を述べているという点で、やはり放送法4条に違反していると考えています。この際、同番組も問題が起こる前に番組構成を変更したらどうでしょうか。

 ついでに最近は、お笑い芸人やタレントが正確な知識をもたないまま「政治問題」を気軽に発言する番組も散見されます。政治を語る以上、「バラエティー番組だから」などという言い訳は許されません。

 テレビの政治報道は民主主義のあり方に大きく関わる問題ですから、国民はしっかりとチェックし、問題があると思ったら、テレビ局や総務省、BPOにどんどん意見を申立てていきましょう。

[産経ニュース 2016/1/10]
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/478.html

[政治・選挙・NHK200] 岡田浩明の野党ウオッチ 甘利バッシングさえもブーメランになってかえってきた民主党に未来はあるのか?[産経ニュース]
【岡田浩明の野党ウオッチ】
甘利バッシングさえもブーメランになってかえってきた民主党に未来はあるのか?
http://www.sankei.com/premium/news/160208/prm1602080003-n1.html

 夏の参院選が刻々と迫る中、民主党は、政党支持率1割以下という超低空飛行を続けている。国会論戦の序盤に浮上した甘利明前経済再生担当相の「政治とカネ」をめぐる疑惑で「反転攻勢のチャンス」と色めき立ったが、世間には「政策論戦そっちのけで疑惑追及に血道を上げている」と映ったのか、支持率は逆に下落してしまった。何をやっても「ブーメラン」。甘利氏の電撃辞任により追及の気勢もそがれ、脱力感だけが残った感がある。

 3日の衆院予算委員会。民主党の岡田克也代表は安倍晋三首相との直接対決で、甘利氏の金銭授受疑惑に切り込んだ。

 「甘利氏はアベノミクスの司令塔、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の最終交渉もした。きちんと検証するべきだ」

 「巨大な権限を持つ人が疑いをかけられていることに、首相は危機感を持つべきだ」

 対する首相は「TPP交渉に影響するわけがない」と色をなして反論し、「影響を与えたというならば、具体的にどの品目に影響を与えたのかを言わないと、無責任な誹謗中傷だ」とまくしたてた。

 「政治とカネ」をめぐる論戦はヒートアップしたが、岡田氏が約1時間の質疑時間のうち疑惑追及に費やしたのは、わずか10分ほど。疑惑解明も必要だが、追及一辺倒では世論が辟易しかねない−。こんな意識が働いたとみられる。

 実際、民主党の追及姿勢について世論は評価していない。むしろ逆効果となった。甘利氏が閣僚辞任を表明した1月28日直後の報道各社の世論調査をみると、その傾向は一目瞭然。民主党の支持率は、共同通信9・5%(前回比0・2ポイント減)、読売新聞7・0%(前回比1・0ポイント減)、毎日新聞は横ばいとはいえ、わずか7・0%にすぎなかった。逆に内閣支持率は軒並み数ポイント増え、5割を回復した調査も少なくなかった。

 1月22日の衆院本会議で甘利氏の経済演説の際に、民主党など野党6党が「甘利氏から明確な答えがないまま演説は聴けない」として、ぞろぞろと退席したことも多くの人の心証を害したようだ。

 自民党の平将明衆院議員が自身のツイッターで、退席の様子を書き込んだ。

 「私も議場にいたが、政策論争ではなく、政局的展開になったとたんに、民主党がガラッと元気になったのをみて、この党の本質をみた気がした。何人かの若手は怒りではなく本当に嬉しそうな顔をして議場から出て行った」。国民からもそんな民主党の体質を見透かされているのだ。

 民主党の長島昭久元防衛副大臣は1月30日の自身のブログで「これ以上、国会の場で甘利問題を深追いしても逆効果になってしまうのではないか。つまり、スキャンダル追及で政権に打撃を与えるという思惑が国民の支持を広げる可能性は高くないどころか、逆に反発すら招く恐れがある」と懸念を示した。

 その上で「野党としてスキャンダル攻撃に血道をあげるより、政策論争で政権を追い詰める方が憲政の常道に叶うし、国民の利益になるはずだ」と続けた。

 長島氏の不安は的中したといえるが、それでも民主党は追及の手を緩めようとしない。

 確かに甘利氏の疑惑に絡む斡旋利得の有無など真相究明は欠かせないが、司直に委ねる部分が多く、立法府での甘利氏不在の追及には限界がある。民主党など野党は甘利氏の参考人招致などを求めるが、与野党会派の全会一致が慣例で、実現の見通しは立たない。

 「うまいこと逃げはったな…」。辻元清美衆院議員は、攻め立てようとしていた矢先に“獲物”に逃げられ悔しさをにじませた。蓮舫代表代行は4日の記者会見で「閣僚を辞めて終わりではない」と強調した上でこう強がった。

 「われわれは行政監視をする国会議員の立場として、民主党のクリーンな政治を求めるという原理原則に照らし合わせて、政党支持率が下がるかもしれないが、それでもやらなければいけないことはやり続ける」

 だが、民主党には小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相の「政治とカネ」問題が続出した過去を国民はなお忘れていない。蓮舫氏にも「政治とカネ」疑惑があったが、「うまいこと逃げはった」のではなかったか。少なくとも国民は民主党に「クリーンな政治」は期待していない。

 ということで、甘利氏の疑惑という敵失さえ形成逆転の好機にできなかった民主党に勝機はあるのだろうか。維新の党との新党構想で新味を打ち出すのはほぼ不可能。改選1人区での野党共闘も遅々として進んでいない。

 「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」

 民主党は参院選用ポスターにこんな自虐的なキャッチコピーを掲げた。もはや有権者の「同情票」だけが頼みなのか−。

[産経ニュース 2016/2/8]
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/845.html

[マスコミ・電通批評14] プロ野球人物研究 対岸のヤジ 疑惑を知りつつ…清原和博を美化して醜態晒したテレビ局[日刊ゲンダイ]
プロ野球人物研究 対岸のヤジ
疑惑を知りつつ…清原和博を美化して醜態晒したテレビ局
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/174897

【山田隆道コラム「プロ野球人物研究 対岸のヤジ」】

 清原和博(48)の逮捕については驚いたが、ショックではなかった。そもそも彼は数年前から薬物疑惑が報じられており、知人のマスコミ関係者の多くも黒だと断言していたため、私はすっかり諦観していたのである。

 だが、一方でそういう清原をバラエティー番組に起用し続けるテレビ界には辟易していた。彼の危うすぎる状況は十分わかっていたはずなのに、それでも各番組で彼を美化したVTRを作ったり共演者が彼を持ち上げるコメントを連発したり、まるで清原のイメージアップ戦略に加担しているかのようなありさまだった。

 これは清原のバックに大手芸能事務所がついていたことや、中居正広らの大物タレントが清原の起用を進言したことなど、すなわち芸能界の判断にテレビがしたがった結果だろう。私は放送作家時代、そんな光景を山ほど見てきた。

 ここで問題になってくるのは、この芸能界の判断という部分である。

 タレントとは良くも悪くも浮世離れした価値観の持ち主が多く、破天荒であることさえ芸のうちという側面がある。したがって、清原と共演したタレント連中が、「(清原は)根は優しくて純粋だ」「誤解されている」「見た目は怖いけど、人は見かけによらない」などといった擁護を繰り返したのも当然だ。彼らは奇抜な価値観によって成功した希少種なのだから、その感覚で清原を評すると、どうしたって寛容になってしまう。

 特に「人は見かけによらない」なんて説は、極めてレアケースを持ち出した芸能界特有のものにすぎない。一般的な統計を考えると、人間はまだまだ高確率で見かけによる部分がある。もちろん例外はあるにせよ、その例外を一般化して語るのは危険だ。

 かつて故・ナンシー関はそういう芸能界のことを動物園にたとえた。確かにテレビという檻の中にタレントという非日常的で希少な生き物を住まわせ、それを大衆に公開するから見せ物として成立するわけだ。

 ただし、それならば動物園の飼育員が猛獣の暴走を制御するように、テレビ局員も一般良識とのバランスをとりながら要所でタレントの手綱を締め、最低限の秩序を保つ役割を担うべきである。だからこそ、テレビ局員は高学歴かつ豊かな教養を求められるのだ。

 しかし、実際のテレビ局員はタレントの奇抜な価値観に理解を示し、彼らと仲良くなることで、ミーハー的な特権意識を満たすようになった。だから清原の番組出演を容認する芸能界独特の感覚を止められなかったのだろう。動物園の飼育員が猛獣に媚を売っているようなものだ。こんなに怖い動物園はない。

 先ごろのSMAP解散騒動における偏向報道の件もしかり、地上波テレビはどこまで醜態を晒し続けるのだろうか。地上波テレビは実質的に新規参入のない国の免許事業なのだから、視聴率欲しさという過剰な商業主義は、無節操の言い訳にはならない。

[日刊ゲンダイ 2016/2/6]
http://www.asyura2.com/13/hihyo14/msg/899.html

[政治・選挙・NHK201] ゲス不倫・宮崎氏の辞職を受け、民主・モナ男ら政界不倫男どもは一体どうする?[産経ニュース]
【不倫・宮崎議員辞職表明】
ゲス不倫・宮崎氏の辞職を受け、民主・モナ男ら政界不倫男どもは一体どうする?
http://www.sankei.com/politics/news/160212/plt1602120037-n1.html

 イクメンを装いながら、身重の妻(金子恵美議員)をほったらかして不倫していた自民党の宮崎謙介衆院議員は12日に議員辞職を表明した。国会議員の不倫は過去にも数多く報じられたが、議員辞職に発展したのは極めて珍しい。

 何と言っても印象的だったのは民主党の細野豪志政調会長。平成18年10月、TBSの看板番組のキャスターだった山本モナとの不倫・路チュー写真が「フライデー」に掲載された。当時当選3回だった細野氏は政調会長代理などの党の役職を辞任したが、議員辞職はせず、21年の衆院選でも当選。その後に環境相や党幹事長を務め、見事に“復活”している。現在も衆院予算委などで安倍政権を舌鋒鋭く攻撃しているが、宮崎氏の不倫疑惑については言及していない。

 女優・水野真紀の夫として知られる自民党の後藤田正純衆院議員は平成23年に銀座のホステスと飲食店でキスをした上、議員宿舎に連れ込んだことをフライデーにスクープされた。

 最近では、自民党二階派の中川郁子農林水産政務官(当時)が昨年3月、同じく二階派所属の門博文衆院議員との「路チュー不倫」を「週刊新潮」に報じられた。

 このように男女の色恋沙汰は後を絶たない。

 鴻池祥肇参院議員は、麻生太郎内閣の官房副長官だった平成21年に議員宿舎に女性を宿泊させ厳重注意処分を受けたにもかかわらず、その後も熱海に不倫旅行に出かけたのがバレて更迭された。

 平成8年には船田元・元経済企画庁長官と畑恵参院議員の不倫が週刊誌で報じられ、「政界失楽園」と称された。船田氏はその後離婚し、畑氏と再婚したが、12年の衆院選で落選の憂き目に遭った。

 不倫や色恋沙汰に政界が甘いのは、過去の大物政治家に愛人や隠し子はつきものだったことが大きい。自民党草創期の大者だった三木武吉や大野伴睦は愛人の存在を半ば公言し、元首相の田中角栄にも婚外子がいた。外相や官房長官を務めた園田直は、不倫の末に野党・労農党議員だった松谷天光光(後の園田天光光)と電撃結婚し、「白亜の恋」と騒がれた。

 米国でも1998(平成10)年に当時のクリントン大統領が不倫を告白した例がある。ただ、時代の変遷とともに「政治家の不倫」に対して世間の目は厳しくなっている。宮崎氏の議員辞職に震え上がっている政治家は与野党ともに多数いるのではないか。

(政治部・S)

[産経ニュース 2016/2/12]
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/237.html

[政治・選挙・NHK201] “ゲス不倫”宮崎氏、議員辞職表明「会ったのは3回」 半泣き会見舞台ウラ[ZAKZAK(夕刊フジ)]
“ゲス不倫”宮崎氏、議員辞職表明「会ったのは3回」 半泣き会見舞台ウラ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160212/plt1602121700003-n1.htm

 ゲス不倫疑惑が発覚した自民党の宮崎謙介衆院議員(35、京都3区)は12日午前、議員会館内で記者会見を開いた。不適切な行為を認めて謝罪したうえで、「国会議員として(育休取得などを)訴えてきたことと、自らの行動のつじつまが合わない」として、議員辞職することを明らかにした。出産したばかりで、妻で同党の金子恵美衆院議員(37、新潟4区)には「私が大変なときに…」「政治家として自覚が足りない」などと厳しく言われたという。

 宮崎氏は午前10時45分、グレー系のスーツに、青系のネクタイ姿で会見場に現れた。深々と頭を下げ、息を吐いた後、「私の不適切な行為で、多くの方々に多大なご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」といい、週刊文春が10日報じた不倫疑惑について、話し始めた。

 まず、金子氏が出産する6日前、京都市内の自宅マンションに連れ込んだというバスト90センチという女性タレント(34)について、「1月4日の国会召集日、和服を着付けてくれた1人。その時、初めてお会いした」と説明した。「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でメッセージをもらって、やり取りが始まった。会ったのは3回。京都が最後だ」「未熟な人間としての欲がまさった」などと語った。

 金子氏への報告については、「2月6日の夜、一部始終を説明して、謝罪した。罪悪感、後悔の念が一気にあふれてきた。出産直後に大変なことをした。夫として、一生かけて償っていこうと思う」と述べた。

 金子氏からは「自覚が足りない」などと厳しく批判されたが、記者会見については「最後まで政治家としてケジメを付けてきなさい」と送り出されたという。

 今回の疑惑発覚後、自民党幹部から「寛大な沙汰をいただいた」というが、世論の批判は想像以上だったようで、「不信感を簡単に拭えるとは思っていない」「深く深く反省した」といい、「議員辞職する決断を固めた」と語った。目に涙を浮かべる場面もあった。

 宮崎氏は12日午前、今後の対応について所属する二階派顧問で、「政界の師」である伊吹文明元衆院議長や、河村健夫衆院議運委員長らと協議した。宮崎氏が3月15日までに辞職した場合、衆院京都3区補選は、衆院北海道5区補選と同じ4月24日に行われる。

 永田町事情通は「今回の疑惑は女性の嫌悪感がすごい。夏の参院選や、年内にもあるとみられる次期衆院選を見据えて、彼を甘い処分にしたまま選挙は戦えない。党へのダメージを避けるため、早期の議員辞職で事態収拾を図ったのだろう。補選出馬は厳しいが『早期辞職すれば、解散後の衆院選で再起を図れる』という判断もあったのではないか。金銭授受疑惑で辞任した甘利明・前経済再生担当相に続く、安倍晋三政権の危機管理だ」と語っている。

■一問一答

 ──最初に女性タレントを「知らない」と発言したのはなぜか

 「動揺して、とっさにウソをついてしまった。『どうにかして、ごまかせないものか』と思ってしまった。恥ずべき行動だった」

 ──他の女性との関係は

 「35年間生きてきた中で、いろんな方を傷つけてきた。そういう方々にもおわびしたい。(結婚してからも)女性ということであれば、否定はできないところだ」

 ──金子氏と子供にどう説明する

 「産後、妻は良好な回復傾向だったが、(今回の件で)厳しいものがある。子供は敏感に反応して、保育器を出たり入ったりしている。しばらくは政治のことを口にせず、妻と子供に謝罪することが人の道だと思う」

 ──離婚という報道もある

 「離婚は私が決める話ではない。できれば私は妻とこれからも一緒に生活をしていきたいと思っている。だが、そんな虫のいい話はないだろうなと思ってもいる」

 ──男性議員の「育児休暇」取得にマイナスだ

 「女性にだけ、『働け、産め、育てろ』というのは難しい。国会議員が実践することで、社会の空気を変えたかった。育休を取る男性に申し訳ない。一個人として育児に向き合いたい」

 ──離党は

 「政治をするなら思想としても自民党。もし、党が『離党しろ』というなら…。できるなら自民党の中で理想を実現したい」

 ──将来、政治に戻りたいのか

 「すぐに選挙のことは考えていない。再起を狙うというのは、本当に難しいことだと思う。5年後かもしれないし、10年後かもしれない。でも、信頼を失っており難しいと思う。プランは未定だ。妻も大変な状況。今回のことで心労をかけている。謝罪の意味でも、できるかぎりサポートしていきたい」

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2016/2/12]
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/238.html

[政治・選挙・NHK201] 坂上忍が安倍政権の武器輸出政策にNO! 山里亮太は米国の戦争政策に違和感表明…フジTVで勇気ある発言が次々(リテラ) 赤かぶ
8. ニュース侍[1] g2qDhYFbg1iOmA 2016年2月17日 20:45:40 : BfQWRxxgQo : SZVNDK3VR9w[1]
リテラはフジ叩きでおなじみのサイゾー系。
ライターさんの記名がありますのでその点は考慮すべきですが、フジを叩いてなんぼのサイゾー系が何やってんだか…。

http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/421.html#c8
[政治・選挙・NHK201] やはり報ステ、ニュース23は偏っていた! ケント・ギルバート氏らが報道バランスを計測 テロップのすり替えも…[産経N]
【TVチェック】
やはり報ステ、ニュース23は偏っていた! ケント・ギルバート氏らが報道バランスを計測 テロップのすり替えも…
http://www.sankei.com/politics/news/160219/plt1602190001-n1.html

 作曲家のすぎやまこういち氏が代表呼びかけ人を務める任意団体「放送法遵守を求める視聴者の会」が15日、東京都内で記者会見を開き、最近の報道番組に関する検証報告を行った。同会は、高市早苗総務相の「電波停止」発言をめぐるテレビ朝日系「報道ステーション」の報道について、「『多角的な論点』の提示や『報道は事実をまげないですること』を定めた放送法に抵触する疑義がある」と主張。また、同会が朝日新聞に意見広告の出稿を申し出たが、可否を留保されたことも明らかにした。

■「テロップはすり替え」

 「報ステ」は9日、高市総務相が、政治的公平性を欠いた放送を繰り返した放送局に対し、電波法に基づき電波停止を命じる可能性について国会答弁したことを報じた。同会は、高市氏発言に対する賛成的内容の放送時間が106秒、反対的内容が299秒、中立的内容が192秒だったと指摘した。

 その上で、番組で「政権批判で“電波停止”も? 高市大臣 再び発言に波紋」というテロップが表示され続けたことについて、同会は「高市氏は『政権批判によって』とは言っておらず、法律の規定を答弁した。それを『政権批判によって』とすり替えている」などと問題提起。

 また、高市氏の答弁が、「椿発言」(※テレビ朝日取締役報道局長だった椿貞良氏が平成5年の民放連会合で、総選挙報道について「反自民の連立政権成立の手助けになる報道をしようという考え方を担当者に話した」と発言。テレ朝は行政指導を受けた)以降、民主党政権でも踏襲されてきた政府見解であるという事実を、「報ステ」は報じなかったことも問題視した。

 また、同会は、憲法改正やアベノミクスに関するニュースを報じた5日の「報ステ」も検証。両テーマともに、反対的意見を伝えた時間が、賛成的意見を伝えた時間を上回っていたとした。

■ギルバート氏「誘導しているように見える」

 「過激なことを言っているわけではなく、すでにある(番組編集に当たっての政治的公平などを定めた)放送法4条を守ってくださいと訴えているだけだ」

 すぎやま氏は会見で、団体の活動目的について、そう強調した。「この会に所属して発言したということで、私などは『2ちゃんねる』で『すぎやんはネトウヨ(ネット右翼)』と言われている」と冗談っぽく明かし、「ただ、何と言われても、日本人の一人として正しいことを申し上げていきたい」と述べた。

 呼びかけ人の一人、米カリフォルニア州弁護士でタレントのケント・ギルバート氏は「マスコミは、自分たちが誘導する義務や使命があると思っているように見える。誘導していただかなくて結構。日本国民はそれほど頭が悪くない」と述べた上で、「国民の知る権利を侵害しないためには、いろんな角度からの情報を提供する必要がある」と訴えた。

■質問状に岸井氏は沈黙

 同会は昨年11月に発足し、安保法制審議をめぐるテレビ報道の賛否バランスの検証結果を公表した。多くの番組が法制への反対意見の紹介に大半の時間を割いていると指摘し、TBS「NEWS23」アンカーの岸井成格氏が「メディアとして廃案に向けて声を上げ続けるべきだ」と発言したことを問題視。

 同会は岸井氏らに公開質問状を送ったが、岸井氏は回答しなかった。経済評論家の上念司氏は会見で「(岸井氏は)しっかり説明してくれればよかったが、逃げてしまうのはどうなのか」と述べた。

 一方、同会は2月13日付読売新聞朝刊に、会の目的などを記した意見広告を出稿したことを紹介。会の事務局長を務める文芸評論家の小川榮太郎氏は、朝日新聞にも出稿を申し入れたことを明かし、「3週間近く検討してもらったが、現状、掲載も拒否も『いずれの結論も出ない』という結論になったとの回答をいただいた」と説明した。

 小川氏は「長期にわたってまじめに考えていただいたと思う。ただ、広告というものは、社論と関係なくとも社会的公平性に則り、必要な場合には出すものではないか。社説で(会を)批判するのは結構だが、正規のルートで申し入れた広告を出すか出さないか決められないのは、言論機関としていかがなものか」と苦言を呈した。

[産経ニュース 2016/2/19]
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/493.html

[マスコミ・電通批評15] 視聴率低迷、どうしたフジ かつての「冒険」「抜てき」できる?[毎日新聞]
視聴率低迷、どうしたフジ かつての「冒険」「抜てき」できる?
http://mainichi.jp/articles/20160219/dde/001/200/078000c

 ドラマ「北の国から」やお笑いの「オレたちひょうきん族」など目新しい番組をヒットさせ、月曜9時のドラマ枠「月9」でトレンディードラマという分野を確立したフジテレビは、放送文化の一時代を築いた。しかし今、視聴率の長期低迷にあえいでいる。【北林靖彦】


 ビデオリサーチが1月に発表した2015年の年間高世帯視聴率番組30(関東地区)。フジでランクインしたのは浅田真央選手が出場した12月27日の「全日本フィギュアスケート選手権2015女子フリー」だけだった。この年の平均視聴率(1〜12月)も全日(午前6時〜翌日午前0時)とプライム(午後7〜11時)はいずれも3位。ゴールデン(同7〜10時)はTBSに抜かれ、4位に転落した。人気バラエティーやドラマに支えられ、04年から7年連続「3冠」に輝いた時代とは隔世の感がある。

 低迷ぶりは業績にも表れた。15年度第3四半期の決算は、営業利益が前年同期比で67・0%減の29億円。広告収入が落ち込む中、コストカットで黒字を確保している。

 毎春秋に大幅な番組改編を図っているが、長く続いた「笑っていいとも!」の後番組の不振に象徴されるように、人気回復の手がかりは見えていない。亀山千広社長は昨年11月の定例記者会見で「剛腕(ごうわん)が傲慢(ごうまん)さに変わってきた」「負けている時にやることは構造改革、意識改革。いい芽も出ているが、なかなか視聴者に届いていない」などと悔しさをにじませた。

 「今の窮状は予想できた」と話すのは、元フジアナウンサーでフリーキャスターの長谷川豊さん(40)だ。「3冠達成前は『俺たちの方が絶対に他局より面白い』と信じ、自由な雰囲気で番組作りをしていた。ところが05年ごろから、編成局幹部が他局のヒット番組の傾向だけを見て、トップダウンで『学園ものを何か作れ』『韓流を流せ』と言うようになった。ずれていると感じた」と明かす。

 02年まで在籍した露木茂さん(75)は「(今の幹部が)過去の成功体験から抜け出せず、失敗しないようにと守りの姿勢になっている。失敗してもいいからチャレンジするという部分が欠けている」と心配する。確かにここ数年、1990年代に人気を集めたバラエティー番組「料理の鉄人」やドラマ「ナースのお仕事」など過去の人気番組のリメークやスペシャル版が少なくない。

 フジは80年代、まだ知名度の低かった明石家さんまさんや片岡鶴太郎さんを「ひょうきん族」に抜てきした。90年代には、駆け出しだった鈴木保奈美さんを「月9」の「東京ラブストーリー」で主役に据えた。タレントの才能を見抜き、育てることで番組との相乗効果を高めるのが、フジのお家芸だった。それを今、視聴率3冠王の日テレに「奪われてしまった」と長谷川さん。日曜夜のバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」を例に挙げ「無名で素顔も地味なイモトアヤコさんを抜てきし、イモトさんも番組も人気が上がって日曜の夜は日テレの独走。今のフジにそんなチャレンジ精神はない」と断言する。

 では、V字回復はないのか。92年に「フジテレビはなぜ強いのか〜テレビ界の内幕〜」を出版した放送評論家の小田桐誠さん(62)は、「笑っていいとも!」を打ち切った今の状況が、マンネリが指摘されていた「夜のヒットスタジオ」などの長寿番組を終了させ上昇気流に乗った90年代初頭と似ているとする一方で、「当時は低迷期しか知らない人間が上層部に多く、思い切った冒険ができた」と今との違いを指摘する。

 現在、4月改編に向け、最終調整を進めるフジ。若者のテレビ離れの逆風も吹く中、復活を予感させる新企画はお目見えするか。

[毎日新聞 2016/02/19]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/104.html

[政治・選挙・NHK201] 民主・中川元文科相「首相を睡眠障害に」に安倍首相が逆ギレ[スポーツ報知]
民主・中川元文科相「首相を睡眠障害に」に安倍首相が逆ギレ
http://www.hochi.co.jp/topics/20160219-OHT1T50183.html

 安倍晋三首相が19日午前の衆院予算委員会の答弁で、民主党の中川正春元文部科学相が16日に「首相の睡眠障害を勝ち取りましょう」と発言したことに対し「人権問題だ」と怒りをぶちまけた。

 自民党の丸山和也参院議員の「奴隷が大統領」発言について「党の法務部会長をこれからも務めさせるのか」と更迭を迫った民主党・西村智奈美議員に対し、首相は「民主党にもそういう発言をした方がいる」と反撃。中川氏の発言を持ち出し「睡眠障害に悩む人にとって大変な発言だ。しかも、私をそういう状況に陥れようと考えているんですか、民主党の皆さんは。私にも家族がいる。『お前を病気にしてやろう』というのは人権問題。私への謝罪は一切ない」と大声でまくし立てた。西村氏は「睡眠障害の件はおわびいたします」と陳謝。安倍首相は「与野党問わず、皆が一人一人しっかり胸に手を当てなければならない」と自戒を求めた。

[スポーツ報知 2016/02/20]
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/551.html

[政治・選挙・NHK201] 安倍首相 野田前首相に土壇場先手 直接対決直前「定数10減」[スポニチ]
安倍首相 野田前首相に土壇場先手 直接対決直前「定数10減」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/02/20/kiji/K20160220012072010.html

 民主党の野田佳彦前首相が19日、衆議院予算委員会で質問に立ち、3年前に安倍晋三首相と交わした定数削減の“約束”をめぐり激突した。安倍首相はその直前に、議員定数10削減案の実施時期の前倒しの意向を表明するなど、土俵際で先手を打って臨んだ。ただ、この新選挙制度の実現は16年末。この状態で衆院選をするのは難しいとみて、「今夏の衆参ダブル選は遠のいたのでは」という声も永田町では上がり始めた。

 「お久しぶりです。覚えていますか」。野田氏はこう切り出すと、早速、2012年11月に2人が党首討論で交わした「(定数削減の)約束を覚えているか」とただした。安倍首相はこの日午前、15年簡易国勢調査に基づく区割り見直しに併せて、定数削減を実施する考えを示したが、約束が守られなかった現状に野田氏は「私は解散をするという約束を果たした。(衆院選後の)次の国会で、定数削減を含む選挙制度改革は、残念ながら2013年の国会までに実現できていない。ウソをついた」と不満をぶつけた。

 首相経験者が現職の首相に直接質問するのは「異例中の異例」(永田町関係者)。テレビ放映される予算委員会だけに、国民の注目が集まっていた。夏の参院選に向け「改革に後ろ向き」との批判を封じたい安倍首相は、野田氏との直接対決を前に、議員削減の実施時期を、自民党案の「2020年以降から前倒し」を表明。首相に先手を打たれ、野田氏の「ドスンパンチ」は不発気味に終わった。

 新たな区割り見直しの基準とする、15年簡易国勢調査は今月26日に速報値が公表予定。定数削減などの実現には法改正に加え、新たな小選挙区の区割り検討や周知期間が必要となるため、早くて16年末になる見通し。

 衆議院の「1票の格差」は0増5減で是正されたものの、すでに2倍超の選挙区も出ており、違憲を承知の上で今夏のダブル選に突入すれば、国民の批判が起こることは必至。

 自民党では宮崎謙介前衆院議員の不倫辞任や、丸山和也参院議員の「奴隷」発言のほか、閣僚の失言が相次ぐなど逆風状態。党関係者は「ダブル選には、議員定数10削減の実施が間に合わない。この状況で衆院解散に踏み切るのは難しいのでは」と指摘。永田町関係者の間に「衆参ダブル選挙の可能性は低くなったのではないか」との見方が出てきた。

[スポニチ 2016/02/20]
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/552.html

[政治・選挙・NHK201] 安倍首相が痛烈な皮肉 もし今、民主党の政治家だったらと問われ…「政治家を辞める選択肢もある」[産経ニュース]
安倍首相が痛烈な皮肉 もし今、民主党の政治家だったらと問われ…「政治家を辞める選択肢もある」
http://www.sankei.com/politics/news/160220/plt1602200031-n1.html

 安倍晋三首相は20日のニッポン放送のラジオ番組で、皮肉たっぷりに民主党を批判した。

 キャスターの辛坊治郎氏から、もし民主党の政治家であればどのような政策を掲げて支持率を上げるのかと問われた首相は、「民主党の政治家なら、政治家を辞めるという選択肢もある」と語った。

 民主党の国会審議については「民主党全体の質問を見ていると、だんだん共産党と似てきた」と指摘。民主党の岡田克也代表が元自民党議員だったことには「今はずいぶん変わったのかな」と語った。

[産経ニュース 2016/02/20]
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/594.html

[政治・選挙・NHK201] 安倍首相「これからも被災地訪問したい」 塩釜では海鮮丼に舌鼓[産経ニュース]
【震災5年 3・11】
安倍首相「これからも被災地訪問したい」 塩釜では海鮮丼に舌鼓
http://www.sankei.com/politics/news/160221/plt1602210015-n1.html

 安倍晋三首相は21日、東日本大震災で被災した宮城県塩釜市、石巻市、女川町を訪れ、震災から5年を前に復興の進捗状況を確認した。首相は視察後、記者団に対し「これからも被災地を訪問しながら、それぞれの地域、ニーズにあった対応をしっかりと進めていきたい」と述べた。

 首相の被災地視察は昨年12月以来で、今年初めて。首相は塩釜市内の水産物の仲卸市場でマグロやウニなどを盛りつけた海鮮丼を試食。石巻市では災害公営住宅や、水産業復興特区を活用した6次産業化の取り組みを視察し、女川町では再開発した商店街を歩きながら、住民たちと交流した。

 首相は記者団に対し、東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設をめぐり国と地元自治体の調整が難航していることについて「まずは住民の声にしっかりと耳を傾けていくことが大切だ」と強調した。

[産経ニュース 2016/2/21]
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/645.html

[政治・選挙・NHK201] 安倍内閣支持48・1%で横ばい 相次ぐ不祥事の影響は限定的[産経ニュース]
【産経・FNN世論調査】
安倍内閣支持48・1%で横ばい 相次ぐ不祥事の影響は限定的
http://www.sankei.com/politics/news/160222/plt1602220010-n1.html

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が20、21両日に実施した合同世論調査によると、安倍晋三内閣の支持率は前回調査(1月23、24両日)に比べ0・4ポイント減の48・1%で、ほぼ横ばいだった。不支持は1・3ポイント増の41・4%。甘利明前経済再生担当相の金銭授受疑惑や宮崎謙介前衆院議員の不倫騒動など政府・与党で相次ぐ不祥事への批判は強いが、政権への影響は限定的だった。

 甘利氏の閣僚辞任に67・2%、宮崎氏の議員辞職に78・0%が「当然だ」と回答。自民党の丸山和也法務部会長のオバマ米大統領に関する人種差別と受け取られかねない発言については56・8%が「議員辞職に値する」と答えた。丸川珠代環境相の除染目標に関する発言も「閣僚としてふさわしくない」が70・7%と7割を超えた。

 一方で自民党の支持率は37・8%と前回に比べ2・3ポイント上昇し、一連の不祥事が議員個人の問題として受け止められていることが浮き彫りとなった。民主党は前回より1・3ポイント増えたものの9・7%で、大きく水をあけられている。夏の参院選比例代表の投票先でも自民党の40・5%に対し、民主党は14・3%にとどまった。

 参院選で自民、公明両党が過半数を維持する方がよいかについて51・9%が「思う」と答え、「思わない」の41・3%を上回った。民主党と維新の党の合流構想には63・1%が「期待しない」とする一方、参院選選挙区で野党が候補を統一するべきかとの問いには52・7%が「思う」と答えた。衆院との同日選については52・5%が「行ってもよい」と容認した。

 また、憲法改正に関し、「現在の憲法が今の時代に合っていない」との回答が54・9%で、参院選で投票先を決める際の判断材料にする人も68・7%に上った。ただ、参院選の結果、改憲勢力が憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席を確保する方がよいかについては「思わない」が49・8%で、「思う」の40・9%を上回った。

 このほか、北朝鮮の核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射に脅威を感じている人が「強く」(42・7%)と「ある程度」(42・9%)を合わせて8割を超え、日本政府による独自制裁を76・4%が評価。日銀が導入したマイナス金利が景気の好循環につながるかについては66・3%が「期待できない」と答えた。

[産経ニュース 2016/2/22]

 ◇

【産経・FNN世論調査】
世論調査 主な質問と回答(2月)
http://www.sankei.com/politics/news/160222/plt1602220028-n1.html

【問】安倍晋三内閣を支持するか
支持する48.1(48.5)
支持しない41.4(40.1)
他10.5(11.4)

【問】どの政党を支持するか
自民党37.8(35.5)
民主党9.7(8.4)
公明党4.5(5.8)
共産党4.7(5.3)
維新の党1.4(1.6)
おおさか維新の会4.0(5.3)
改革結集の会0(0)
社民党1.5(1.0)
生活の党と山本太郎となかまたち0.8(0.7)
日本のこころを大切にする党0.5(0.2)
新党改革0.1(0)
その他の政党0.7(0.5)
支持政党なし33.8(35.5)
他0.5(0.2)

【問】安倍政権で次に挙げるものを評価するか
《首相の人柄》
評価する58.9(58.5)
評価しない33.6(33.4)
他7.5(8.1)

《首相の指導力》
評価する53.5(56.5)
評価しない38.0(35.1)
他8.5(8.4)

《景気・経済対策》
評価する30.9(35.5)
評価しない59.6(54.5)
他9.5(10.0)

《社会保障政策》
評価する27.4(25.8)
評価しない60.7(63.5)
他11.9(10.7)

《外交・安全保障政策》
評価する47.3(46.4)
評価しない43.3(43.6)
他9.4(10.0)

【問】安倍内閣のもとで景気の回復を実感しているか
実感している15.8
実感していない79.1
他5.1

【問】日銀が初めて導入した「マイナス金利政策」で、景気の好循環を期待できるか
期待できる17.3
期待できない66.3
他16.4

【問】北朝鮮が核実験と長距離弾道ミサイルの発射を強行した。どの程度脅威を感じるか
強く感じる42.7
あまり感じない10.7
ある程度感じる42.9
まったく感じない3.2
他0.5

【問】日本政府が、北朝鮮に対する独自制裁の強化を決めたことについて
評価する76.4
評価しない18.3
他5.3

【問】今年夏の参院選について、仮に今投票するとしたら比例代表ではどの政党に投票したいか
自民党40.5
民主党14.3
公明党5.2
共産党6.8
維新の党2.1
おおさか維新の会5.6
改革結集の会0
社民党1.5
生活の党と山本太郎となかまたち1.6
日本のこころを大切にする党0.6
新党改革0.3
その他の政党8.7
他12.8

【問】今年夏の参院選について
《参院選の結果、自民党と公明党の与党が参院で過半数の議席を維持するほうがよいと思うか》
思う51.9
思わない41.3
他6.8

《参院選と同日に衆院選を行ってもよいと思うか》
思う52.5
思わない39.3
他8.2

《参院選の結果、憲法改正を目指す勢力が参院で憲法改正の発議が可能となる3分の2以上の議席を確保するほうがよいと思うか》
思う40.9
思わない49.8
他9.3

《参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる見通しだ。若い世代の政治参加について》
期待する60.6
期待しない36.8
他2.6

【問】今年夏の参院選で投票する政党や候補を決める際、次に挙げることを判断材料にしようと思うか
《集団的自衛権行使を限定的に認める安保関連法の制定》
思う65.3
思わない27.7
他7.0

《憲法改正》
思う68.7
思わない25.8
他5.5

《環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)》
思う61.0
思わない28.9
他10.1

《来年4月の消費税率10%への引き上げ》
思う64.5
思わない32.8
他2.7

《閣僚や所属議員の失言やスキャンダル》
思う54.3
思わない41.8
他3.9

《宮崎謙介衆院議員が不倫を認め、議員辞職したこと》
思う41.0
思わない56.0
他3.0

【問】夏の参院選に向けた野党の協力関係について
《民主党と維新の党が1つの政党になることに期待するか》
期待する32.5
期待しない63.1
他4.4

《参院選の選挙区で民主党や共産党などの野党はできるだけ候補を統一したほうがよいと思うか》
思う52.7
思わない37.9
他9.4

【問】閣僚や与党議員の発言や資質について
《甘利明前経済再生担当相が自身や秘書の金銭授受や補償交渉の口利き疑惑で閣僚を辞任したこと》
辞任は当然だ67.2
辞める必要はなかった29.5
他3.3

《福島第1原発事故後に国が定めた除染の長期目標について「何の科学的根拠もない」などと発言し、発言撤回した丸川珠代環境相は閣僚にふさわしいと思うか》
思う18.4
思わない70.7
他10.9

《国会議員として育児休暇の取得を宣言していた宮崎謙介衆院議員が妻の妊娠中の不倫を認め、辞職した。女性問題で議員辞職したこと》
辞職は当然だ78.0
辞める必要はなかった18.8
他3.2

《自民党の丸山和也参院議員が「今、アメリカでは黒人が大統領になっている。奴隷ですよ」などと発言した。議員辞職に値すると思うか》
思う56.8
思わない36.8
他6.4

【問】政治や社会情勢に関して
《現在の憲法は今の時代に合っていると思うか》
思う33.2
思わない54.9
他11.9

《来年4月からの消費税率10%への引き上げ》
賛成35.2
反対60.7
他4.1

《日本が移民や難民を大規模に受け入れること》
賛成20.2
反対68.9
他10.9

(注)数字は%。カッコ内の数字は前回1月23、24両日の調査結果。「他」は「わからない」「言えない」など。

■世論調査の方法
 調査エリアごとの性別・年齢構成に合わせ、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、算出した回答数が得られるまで調査を行った。調査対象は全国の成年男女1000人

[産経ニュース 2016/2/22]
※当方にてレイアウトを整えています
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/692.html

[政治・選挙・NHK202] 民主党が「レッテル貼りの嵐大作戦」 安倍首相イライラも「レッテルはがし正しい姿を示す」[産経ニュース]
【衆院予算委】
民主党が「レッテル貼りの嵐大作戦」 安倍首相イライラも「レッテルはがし正しい姿を示す」
http://www.sankei.com/politics/news/160301/plt1603010003-n1.html

 民主党は維新の党と合流に合意して初となる29日の衆院予算委員会に、前夜に作戦会議まで行い安倍晋三政権に挑んだ。しかし、民主党は「1億総リストラ社会」「待機児童増はうれしい悲鳴」など安倍政権のイメージダウンを狙ったスローガンを連発。政策論争は深まらず、おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「レッテル貼りの嵐大作戦だ」と皮肉っていた。

 民主党の大西健介氏は、安倍政権の労働政策を追及した。民間企業が子会社のリストラをめぐり再就職支援のための国の助成金を受け取り、再就職支援を依頼した人材会社などからリストラ方法の指導を受けていた事例を紹介。退職強要が起きる可能性があるとして「国の制度が退職勧奨や退職強要を後押しするのではないか。1億総リストラ社会になる」とただした。

 首相は「(再就職を支援する会社が)退職者を出すことは趣旨に反する。適切に指導したい。クビ切りを奨励するというのは間違った認識だ。大事なことは、そうした事例をどう無くすか議論することだ」と反論した。

 そして、奥野総一郎氏は政治的公平性を欠く放送を繰り返した放送局に電波停止を命じる可能性に触れた高市早苗総務相や首相の発言を追及。有名キャスター降板と官邸の意向との関連を指摘する週刊誌記事などを例示しながら、「首相の発言が報道の萎縮を招かないか」などと質問した。

 これに対し、首相は「間違ったり、事実と違ったりする報道もある。そのときは訂正していただかなければならない」とし、「週刊誌に隠し子がいると断定されたことがある」と自身の体験も披露した。「停波」をめぐっては民主党政権時代の答弁を踏襲していると強調。「(奥野氏は)一生懸命、三十数分にわたりイメージ操作をしようとしたが、うまくいかなかったのではないか」と切り返した。

 さらに、民主党の山尾志桜里氏が安倍政権が掲げる「新三本の矢」の一つの子育て支援にかみついた。首相が昨年11月の講演で「待機児童は前年より増えた。第2次安倍政権発足以来、女性の就業者が90万人以上増えたから無理もない。その意味でうれしい悲鳴ではあるが、待機児童ゼロは必ず成し遂げなければならない」などと述べたこと紹介し、「待機児童が増えたことを『うれしい悲鳴』と言う。理屈、感情両面で不適切だ」と批判した。

 これには、首相も「就業者が増えたことを言った。待機児童が増えたことを『うれしい』と言うわけがない。当たり前のことが分からないのか。曲解して揚げ足を取ろうとしているが、空振りしている」と気色ばんでいた。

 一連のやり取りを見ていた馬場氏は「民主党はレッテル貼りの嵐大作戦だ」と非難した。これには、イライラ続きだった首相も「野党はレッテル貼りに流れがちだが、レッテルを次々とはがしながら、国民に正しい姿を示していきたい」と笑顔で答えた。

[産経ニュース 2016/3/1]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/201.html

[政治・選挙・NHK202] 政界地獄耳 民主党に気づいてほしい事
【政界地獄耳】
民主党に気づいてほしい事
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1611372.html

 ★本人たちは順調に推移していると思っているつもりだろうが、民主党と維新の党の合流だか新党構想だかは、国民から請われて一緒になるという“うねり”や感動もなければ両党の議員同士が和気あいあい、目指す理想に向かって手を取りあったという印象もない。民主党代表・岡田克也が「野合で何で悪いんだという開き直りの気持ちもある」と発言したが、気持ちも分からなくはないが、国民に受け入れられていない新党に魅力はない。

 ★最大の元凶はいつももめてばかりで、一体感やまとまり感がなく、いがみ合っている党内で維新という火種が1つ増えたと国民がこの合流を理解しているからだ。いつもけんかしていて、合流でも党名などでもめて、そのあとうまくいくと思わないからだ。国民の要請を受け、その機運が高まったところで両党党首が握手するシーンが印象に残るのなら話は別だが、両党幹部の相手への批判、文句、苦言ばかりが記事になるのも期待を薄れさせる。

 ★それならば無理な合流よりも当初から生活の党代表・小沢一郎が提唱するように、党の合併や合流、新党構想ではなくオリーブの木を作る、それぞれの党に敬意を払いながら、目標のために選挙協力をするという大義にとどめるべきだ。民主党の20年の総括なくして新党になろうが、寄せ集めの拡大になろうが、国民にとっては政党助成金という税金で運営させるだけの価値を見いだすことはできない。リセットしたり忘れてしまいたいだけの新党構想ではダメだと、民主党自身に気づいてもらいたい。(K)※敬称略

[日刊スポーツ 2016/3/2]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/270.html

[マスコミ・電通批評15] SMAP分裂騒動再燃 スマスマ9月打ち切りへ!I女史派チーフプロデューサー更迭[東スポ]
【SMAP分裂騒動再燃】スマスマ9月打ち切りへ!I女史派チーフプロデューサー更迭
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/512356/

 やっぱり全く解決していなかった! 今年1月、SMAPの解散騒動が日本中を大きく揺るがしたが、唯一5人全員が揃う長寿バラエティー番組「SMAP×SMAP」(スマスマ=フジテレビ系、月曜午後10時)のチーフプロデューサー(CP)が“更迭”されたことが29日、本紙の取材で分かった。フジの中でも“I女史派の筆頭”と言われたK氏が更迭されたのは「“スマスマ9月打ち切り”への準備」とみられており、SMAP分裂騒動の再燃が懸念されている。

 SMAPの解散騒動が報じられたのは1月13日のこと。ジャニーズ事務所からの独立を企てた「SMAP育ての親」I女史(59)に、木村拓哉(43)を除く4人のメンバーが追随しようとしてメリー喜多川副社長(89)が激怒。日本中が事の推移を見守る大騒動となった。

 同18日放送の「スマスマ」で、メンバーは生謝罪。その後、元プロ野球選手・清原和博容疑者(48)が覚醒剤取締法違反(所持)で逮捕されたこともあり、SMAPの話題は徐々に報道も少なくなっていったが、事態は解決していなかった。

“公開処刑”と本紙などが報じた生謝罪の場にもなった「スマスマ」は、SMAPを代表するテレビ番組だ。そのCPが更迭されるとは、穏やかな話ではない。

 制作会社幹部は「そのCPはK氏なる人物。CPは番組の最高責任者だから、この決定はフジ社員をはじめ多くの人に衝撃を与えている。『驚いた』というより『やっぱりI女史派の粛清は避けられないのか!!』といった感じでしょう」と指摘する。

 K氏は2003年から「スマスマ」のCPを務めてきた。SMAPの代名詞といえる番組のCPだけに、もちろんバリバリのI女史派。

「フジの中でも“I女史派”の筆頭。『虎の威を借る狐』を地で行き、I女史の権力を借りて社内で威張り散らしていた」(同)

 しかしI女史は失脚。ジャニーズのタレントが今後、I女史と犬猿の仲だったメリー氏の娘・藤島ジュリー景子副社長(49)に一本化されることが見据えられ、SMAPもその傘下となる。

「東スポも報じていたが、ウチでは数年前から“I女史外し”の動きがあった。I女史がジャニーズを退社し、木村以外のSMAPメンバーの番組は容赦なく打ち切られるとみられている」(フジ関係者)

 ただ「スマスマ」をはじめ、SMAPが関係する番組がこの4月期に打ち切られることはなかった。

「4月に打ち切ると『露骨過ぎる』と見られるし、現実的にもムリ。解散騒動が起きたのが1月で、4月スタートの新番組を立ち上げるには時間がなさすぎる」(同)

 ただ水面下では“I女史派粛清”は行われていた。K氏の更迭は人事異動ではなく、バラエティー制作班の担当が代わるという形が取られる。

「フジのバラエティーは4つか5つの班に分かれている。有力なCPの名字で、○○班と呼ばれるのが昔からの通例だった」(同)

 中でもK班は、フジ内の最大勢力だった。

「I女史は一時、フジで多大な影響力を持っていた。『K班イコール“I班”』とまで言われ、班のトップのK氏も大きな権力を握っていたんです」(同)

 それだけに、I女史の失脚とともにK氏が更迭されるのは必然。今後K班は、別のCPが仕切ることになった。

「それが有吉弘行の『おーい!ひろいき村』などのCPを務めるH氏。K氏よりも後輩だから屈辱でしょう。今後はK班に代わって、H班が実権を握る」(前出の制作会社幹部)

 この“トップ交代”により「スマスマ」は風前のともしびだ。

「K氏の更迭は、はっきり言って打ち切りへの準備。9月打ち切りはほぼ確実で、その後はジュリー氏マネジメントによる新番組が始まる可能性が高い」(同)

 I女史プロデュースのもと一時代を築いたSMAPだが、そのI女史の息がかかったCPが更迭された以上、今年で20年の「スマスマ」の打ち切りは避けられそうもない。

 番組が正式に打ち切りとなれば、SMAP分裂騒動が再燃することは間違いないだろう――。

[東スポ 2016/3/2]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/115.html

[マスコミ・電通批評15] 月間平均視聴率で日テレ「ZIP!」に抜かれたフジ「めざまし」の“三重苦”[東スポ]
月間平均視聴率で日テレ「ZIP!」に抜かれたフジ「めざまし」の“三重苦”
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/512961/

 朝の情報番組の勢力図に変化が生じた。フジテレビ系の「めざましテレビ」(月〜金曜、午前5時25分)が、長年守ってきた同時間帯の月間平均視聴率トップを日本テレビ系の「ZIP!」(同午前5時50分)に明け渡した。フジは4月末に退社する加藤綾子アナウンサー(30)の後任として同番組に出演する永島優美アナ(24)の新メーンキャスター抜てきを発表したばかりだが、「荷が重い」「目新しさがない」などネガティブな声が相次ぎ、「フジもとうとう“めざまし”をあきらめたか?」なんて声も飛び出す始末。かつての「朝の王者」も存亡の危機だ。

「めざましテレビ」は、1994年4月の放送開始以来、フジテレビの朝の看板番組として人気を博してきた。スタート当初こそ、日本テレビ系の「ズームイン!!朝!」に視聴率で大きく水をあけられていたものの、2001年に始まった後継番組「ズームイン!!SUPER」から同時間帯の首位を奪うと、以降“絶対王者”として君臨。女性キャスターには元同局アナの高島彩(37)、生野陽子アナ(31)、「カトパン」こと加藤アナらエースを投入してきた。

 昨年は、第2部(午前6時10分〜8時)が年間平均9・7%で、平日午前の民放情報番組で7年連続となる首位を獲得。10年あたりから視聴率は低下傾向になってきたものの、他局がうらやむ制作費を背景にトップの座を守り続けてきた。だが2月29日に明らかになった同月の月間視聴率で、9・3%を記録した「ZIP!」に初めて抜かれてしまった。

 あるテレビ関係者は「番組の老朽化」、つまりめざましテレビのマンネリ化を指摘する。

「めざましテレビは開始当初から、絶大な男性人気を誇った八木亜希子を起用したように、フジテレビでもピカイチのビジュアルの女子アナを抜てきしてきた。当初は出勤前にきれいな女子アナの顔が見たいというサラリーマンも多かったが、いまやそれだけで視聴者が満足する時代でもない。内容がおもしろくないとダメ。なのに、フジでは若手制作マンが育っておらず、番組の企画にも新鮮味がない。落ちるべくして陥落した」

 ここ2年は日テレが連続で年間視聴率3冠(全日、プライム、ゴールデン)を達成した一方で、フジは視聴率の不振から経営が悪化。制作費も圧縮されており、制作マンの人材不足と二重苦だ。しかも、エース・カトパンの卒業も加えれば“三重苦”の大ピンチを迎えるのだ。

 当然、下がっていく視聴率を座視しているだけではない。むしろ、加藤アナの後釜に誰を起用するか、ピンチをチャンスに変えるタイミングでもあったのだ。

「『ZIP!』が関根麻里を起用し、これが功を奏したと言われた時期があった。この例にならって、好感度の高いタレントをワンポイントで起用する案もあったんです。たとえば小島瑠璃子や高橋みなみ、有村架純といったタレントです」(前出の関係者)

 だが、フジの選択はギャラのかからない局アナ。元サッカー日本代表で同局のスポーツキャスターの永島昭浩氏(51)を父に持つ永島アナだった。

「性格が良く、現場の人気もある」と評判は良いものの「正直、高島、加藤と比べると格落ち。何よりもマンネリ感を脱却できてない。どうせ美人アナを起用するなら、次期エースと言われる新人の宮司(愛海)を使うくらいのサプライズが必要だったけど、結局は“安パイ”に収まった感じ。これで視聴率トップを奪い返せるのか疑問だ。上層部は“めざまし”をあきらめて、次の番組の準備に入ったのかも」(同関係者)

 もちろん、こんな声をバネにして永島アナが奮起して巻き返しが図れれば、それに越したことはない。だが、前出のテレビ関係者は「今年がめざましテレビの正念場。このまま視聴率が下がり続ければ、思い切って来春で打ち切りもあり得る」と分析した。

[東スポ 2016/3/3]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/116.html

[政治・選挙・NHK202] 阿比留瑠比の極言御免 憲法改正で戦後終わらそう[産経ニュース]
【阿比留瑠比の極言御免】
憲法改正で戦後終わらそう
http://www.sankei.com/politics/news/160303/plt1603030055-n1.html

 いよいよ待ちに待ったその時が到来した。安倍晋三首相が2日の参院予算委員会で、憲法改正について「在任中に成し遂げたい」と明言したのである。安倍首相はこうも強調した。

 「自民党は立党当初から党是とし、憲法改正を掲げている。私は自民党の総裁でもあり、それを目指していきたい」

 今夏には参院選が控えており、その際には衆院選との同日選になる可能性が高いと目されている。安倍首相が憲法改正について今回、「想定問答にない言葉をさらっと言った」(政府関係者)のも、当然、そうした現実の政治日程を見据えてのことだろう。

 近く合流する民主党と維新の党が共産党と選挙協力を行い、自民党・公明党の連立与党と戦う「自公対民共」の構図となっていることも意識し、左派連合との違いを際立たせる狙いもあったとみられる。

 共産党に忌避感を覚える民維内の保守派は今後、憲法改正という「大義」を前に踏み絵を迫られることになろう。別れた同士が元のさやに収まる民維合流とは異なる政界再編につながることも、十分あり得る。

 これに対し、民主党の加藤敏幸参院国対委員長は2日の記者会見で「現実味の乏しい発言だ」と切り捨てていたが、それは党内で憲法観がバラバラでまとまれない民主党の希望的観測なのではないか。

 「21世紀という新しい時代にふさわしい憲法を、自分たちの手でつくるべきだ。憲法改正を政治日程にのせるべく政治的指導力を発揮すると決心した」

 安倍首相は第1次政権発足直後の平成18年10月にも、英紙「フィナンシャル・タイムズ」のインタビューにこう答え、戦後の歴代首相として初めて在任中に憲法改正を目指す考えを明らかにしていた。

 このときは、翌19年夏の参院選に大敗したことや、持病の悪化などでそれはかなわなかったが、安倍首相の思いは当時から何も変わっていない。そして現在、憲法をめぐる国民の意識や政治情勢は10年近く前より成熟している。

 「どの条文をどう変えたいかって話を抜きに『変えたい』だなんて言うのは、まさに論理矛盾だ。変えることが自己目的化しているって、あり得ない。『自衛隊すら認めない』って憲法改正だってあり得るわけで、安倍さんはそれがいいことだと思っているのか」

 民主党の枝野幸男幹事長は2日の記者会見で、安倍首相が具体的な改憲項目に言及しなかったことについて、こう牽制(けんせい)した。だが、安倍首相は第1次政権時から連合国軍総司令部(GHQ)が日本社会に張り巡らせた憲法をはじめとする「戦後レジーム(体制)」からの脱却を提唱しており、何も矛盾していない。

 自衛隊を否定する憲法改正を是とするかという問いかけも、それこそ「あり得ない」条件設定であり、ためにする議論でしかない。

 第1次政権当時に制定以来59年ぶりに初めて改正した教育基本法にしても、もともとGHQの民間情報教育局の指導下で、お墨付きをもらいながら原案が書かれていたものだった。

 「もう占領時代の『魔法』は解け始めており、マインドコントロールを完全に解いて、真の意味での独立国家として第一歩を切り開いていく気概が必要だ」

 安倍首相は17年1月の産経新聞のインタビューではこう語っていた。憲法改正で戦後は終わり、日本は当たり前の国になれる。

(論説委員兼政治部編集委員)

[産経ニュース 2016/3/4]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/315.html

[政治・選挙・NHK202] 民維合流、小沢代表だけ排除へ 野田氏「一番足引っ張った」嫌悪感あらわ[ZAKZAK(夕刊フジ)]
民維合流、小沢代表だけ排除へ 野田氏「一番足引っ張った」嫌悪感あらわ
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160304/plt1603041532004-n1.htm

 民主党と維新の党は3月中の新党結成で合意し、他の野党にも参加を打診しているが、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表が“排除”される可能性が高くなってきた。民主党内の反発が想像以上に根強いためだ。党公認マスコット「民主くん」も交代する方向だという。

 「一番足を引っ張った元代表さえ来なければ、あとは全部のみ込もうと思っている」

 民主党の野田佳彦前首相は3日、連合が東京・後楽園ホールで開いた春闘集会でこう語り、元代表の小沢氏の新党参加に反対する意向を示した。

 プロレス好きで知られる野田氏はこの日、新日本プロレスの赤いタオルを持って特設リングに登場。連合の関係者に新党への支援を要請したうえで、野田政権時代、小沢グループを率いて党内を混乱させ、最後は党を割って出ていった小沢氏への嫌悪感をあらわにした。

 民主党内には、小沢氏について「政権転落のきっかけをつくった戦犯」「壊し屋、闇将軍は新党に必要ない」という強い拒否感がある。野田氏は、民主党の岡田克也代表とも懇意だけに、小沢氏の参加は厳しくなってきた。

 党公認マスコット「民主くん」も崖っぷちに立たされている。

 岡田氏は3日の記者会見で「民主くん」について、「ハローワークで新たな働く場を見つけてもらいたい」と交代させる考えを示した。

 維新の党の松野頼久代表は「最高顧問で処遇しては」と提案しているが、岡田氏は「最高顧問になっても飯が食えるわけじゃない」と突き放した。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2016/3/4]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/362.html

[政治・選挙・NHK202] 安倍首相、被災地訪問28回 自立支援を後押し[産経ニュース]
【震災5年】
安倍首相、被災地訪問28回 自立支援を後押し
http://www.sankei.com/politics/news/160305/plt1603050025-n1.html

 安倍晋三首相の東日本大震災の被災3県への訪問は、第2次安倍政権発足から5日の福島県入りで28回目になる。復興を政権の最重要課題に掲げる首相は、毎月のように被災地を訪れ、復旧・復興の加速と地域経済の自立を後押ししてきた。11日には5年を迎えるが、避難住民の帰還や除染など復興の課題も山積している。(千田恒弥、小野晋史)

 「食べると非常にリッチな感じでおいしい」

 青いジャンパーを着込んだ首相は5日、原発事故で避難を余儀なくされた酪農家への支援策として福島市内に整備された共同利用牧場を視察。牧場の原乳で作られたヨーグルトを食べて笑顔を見せた。酪農家らに「皆さんの成功が東北の未来につながっていく。しっかりと復興を進めていきたい」とも語りかけ、復興促進を約束した。

 首相は平成24年12月に政権復帰を果たすと、初の被災地視察先として福島第1原発を選んだ。その後も甚大な津波被害を受けた宮城県石巻市や岩手県陸前高田市などを精力的に回り、自身の目で課題を把握することで、生活支援やインフラ整備などの復興政策に反映させてきた。

 27年に入ると、完成した高速道路や災害公営住宅などにも足を運び、地域の住民と言葉を交わした。また、地域経済の牽引(けんいん)役となる中小企業の生産再開を重視。毎回のように水産物や果物などをカメラの前で試食し購入した。「自ら宣伝マンになる」(首相周辺)ことで、地元産業の再生と自立を促す狙いがある。

 しかし、被災地には過疎や高齢化などの要因も重なり、復旧すらおぼつかない地域もある。原発事故後に放射線量が高く、立ち入り禁止となった「帰還困難区域」だ。約2万4千人の避難者が区域外で生活を続けている。

 政府は29年3月までに「居住制限区域(避難者数約2万3千人)」「避難指示解除準備区域(同約2万4千人)」の避難指示解除を目指すが、帰還困難区域の見通しは立たない。自民、公明両党は4日、今夏までに帰還困難区域の将来見通しを示すよう要請、首相は「分かった」と応じた。

 自治体が受け入れに消極的な放射性廃棄物の最終処分場の整備問題も政府にとって大きな課題だ。首相は被災地訪問を続けながら解決の方途を探ることになる。

[産経ニュース 2016/3/5]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/410.html

[マスコミ・電通批評15] 北乃きい「ZIP!」が大逆転…王者「めざまし」なぜ敗れた?[日刊ゲンダイ]
北乃きい「ZIP!」が大逆転…王者「めざまし」なぜ敗れた?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/176901

 民放キー局の春の改編情報が出揃った。2年連続で年間世帯視聴率3冠王の日本テレビの全日帯(午前6時〜深夜24時)の改編率は5.8%と低さが際立った。

「変える必要がない」という横綱相撲の日テレとは対照的なのが、民放4位の崖っぷちに立たされたフジテレビだ。全日帯の改編率は19.9%。改編期のたびにいじりまくっているが結果が出ない。日テレとの勢いの差を嫌でも感じさせるが、象徴的なのが長らく同時間帯視聴率首位に君臨した「めざましテレビ」の牙城を切り崩した「ZIP!」の快進撃だ。

 2月の月間視聴率は初の単独トップ(9.3%)をマーク。30年以上続いた「ズームイン」の看板を下ろし、打倒めざましの狼煙を上げたのが11年4月。ある番組制作関係者は今回の逆転劇について、こう分析する。

■耐用年数を超えた「めざまし」の衰退

「めざまし自体の衰退がひとつの大きな要因。人気番組とはいえ、放送開始から20年以上が経ち耐用年数を超えてしまった。朝の時間帯は視聴習慣が変わりづらいといわれるが、視聴者と番組がそのままトシを取った感じです。一方でZIPは後発のハンディを逆手にとって、めざまし以上に若年層を意識した番組に徹し、堅調に視聴者を増やしていった。番組開始から5年、日テレの思惑がようやく結果となって表れ始めたということでしょう」

 好きな男性アナウンサーランキング4連覇という不動の人気を誇るMC桝太一(34)の存在も大きい。鼻につかない程度の爽やかなイケメンで主婦層の支持は絶大。むろん、容姿を比べたらアラフィフの三宅アナが気の毒だが、もうひとり、意外な人材の起用が当たったという。

「女優の北乃きいです。昨年9月末に妊娠で番組卒業する関根麻里の後任MCに起用された当時は、誰もがワンポイントリリーフになると思っていた。麻里ちゃんのように番組を仕切れるわけでもなければ、気の利いたコメントができるわけでもない。いまだに元気に明るく笑うだけの“マスコット”的な存在ですが、むしろそれが良かった。曜日パーソナリティーのTOKIO山口、関根勤、鈴木杏樹らも含め、キャスト陣の間には天然キャラの北乃をフォローしようと団結力や連帯感が生まれた。めざましに負けないZIPファミリーが形成され、実際、現場はいいムード。画面を通じてその雰囲気が視聴者にも伝わるのでしょう」(前出の関係者)

 今月28日からZIP放送直後の「スッキリ!!」には巨額利益供与疑惑が取り沙汰された上重聡アナ(35)に代わり、ハリセンボン近藤春菜(33)が新加入。8時台も熾烈な視聴率争いが繰り広げられている。おごれる平家と化したフジはどこまで坂を転がるのか。

[日刊ゲンダイ 2016/3/10]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/120.html

[政治・選挙・NHK202] 安倍首相会見詳報「東北の復興なくして日本の再生なし」[産経ニュース]
【震災5年】
安倍首相会見詳報「東北の復興なくして日本の再生なし」
http://www.sankei.com/politics/news/160310/plt1603100057-n1.html

 安倍晋三首相は10日、東日本大震災の発生から5年を迎えるのを前に官邸で記者会見した。会見の全文は以下の通り。

 「明日、3月11日、あの東日本大震災から5年を迎えます。まず冒頭、改めて大震災によってお亡くなりになられた方々、すべての方々、心から哀悼の意を表したいと思います。街に壊滅的な被害をもたらした津波、その津波にも耐え、そびえたつ奇跡の一本松の姿を多くの皆さんが覚えておられると思います。岩手県の陸前高田に、私が総理大臣就任後、初めて足を運んだのは、ほぼ3年前のことでありました。津波の被害を受けた建物に登り、2年を経過してもなお震災の爪痕が色濃く残る街の姿を目の当たりにしました。雪がちらつく中で見た、あの無残な光景は今も忘れられません」

 「何としても復興を加速する。その決意のもと、総理就任以来、3年余りで30回近く、被災地に足を運んで参りました。手続きに時間がかかる。人材も資材も足りない。用地取得が進まない。現場で耳にしたこうした声に1つ1つ、対応するところから3年前、私たちはスタートしました。復興庁のもと、霞が関の縦割りを打ち破る。そして現場主義を徹底する。それまでの復興行政を一新し、復興を加速して参りました」

 「3年前に訪れたときには、見渡す限りの更地であった宮城県の女川町の中心地は先月、その景色を一変させていました。地域の皆さんの足であるJR石巻線が復旧し、木のぬくもりを感じる新しい駅舎の前には、電気屋さん、生花店、フラワーショップ、すてきな商店街が完成し、たくさんの人たちでにぎわっていました。政権交代した3年前、計画すらなかった高台移転は、ほぼすべての事業が着工し、この春には全体の4分の3の地区で造成が完了します。ほぼすべての漁港が復旧します。7割を超える農地が作付け可能となり、9割近い水産加工施設が再開を果たしました」

 「他方で、いまなお仮設住宅で暮らしておられる方々、まだまだ厳しい状況に置かれている皆さんが、たくさんいらっしゃいます。被災したおひとりおひとりにとって、この5年間は辛く苦しい日々であったことでしょう。それでも、その皆さんのふるさとへの熱い思いが大きな力となって、復興は1歩1歩、確実に前進しています。これからも被災地の皆さんの不安な気持ちに寄り添いながら、地域ごとの多様なニーズに応えた支援をしっかりと行って参ります」

 「福島では、避難生活を送る5人の酪農家が集まって、500頭もの乳牛を育てる東北最大規模の牧場をオープンしました。出荷が始まったばかりの乳製品を前に一日も早く福島が自立して、真っ向勝負ができるよう頑張っていきたいと復興への情熱を私に語ってくれました。原発事故で大きな被害を受けた福島は、いま太陽光発電やリチウムイオン電池などの関連企業も集まり、未来のエネルギー社会を開く先駆けの地になろうとしています。被災地でも新しい産業の芽が次々と生まれつつあります。今後、5年間を復興創生期間と位置づけ、十分な財源を確保し、被災地の自立につながる支援を行っていく考えであります」

 「昨年、全線で開通した常磐自動車道では復興事業も相まって交通量が増えています。地域の皆さんのニーズを踏まえ、福島県と宮城県で混雑が見られる区間について、この復興創生期間内に4車線化を実現します。ただちに事業に着手いたします。さらに全線開通の時期が未定だったJR常磐線についても、福島の地元の皆さんの強い期待に応えて、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる前、2019(平成31)年度中に全線開通を目指すことを決定いたしました。福島では来年春までに帰還困難区域を除く、避難指示を解除し、一人でも多くの方にふるさとへと戻っていただけるよう中間貯蔵施設の建設と除染を一層加速し、生活インフラの復旧に全力で取り組んでまいります。とりわけ生業の復興が重要です」

 「昨年夏、官民合同チームを発足させ、5カ月あまりの間に原発事故で被災した3000を超える中小・小規模事業者の皆さんのところに直接伺い、膝詰めで相談支援を行ってまいりました。現場主義を徹底し、お一人お一人の状況を丁寧に把握しながら、事業の再開、生活再建に向けて、二人三脚の支援を行っていくべく、現在の体制をさらに強化することにより、今後、被災した全ての事業者、8000に及ぶ事業者の皆さんを個別に訪問する考えです。意欲のある農業者の皆さんの一日も早い営農の再開が可能となるようきめ細かな支援を行っていきます」 

 「帰還困難区域においても放射線量が低下していることが、モニタリングで明らかとなっています。地元の皆様のふるさとへの思いをしっかりと受け止めながら、区域見直しに向けた国の考え方を今年の夏までに明確に示したいと考えております。東京電力福島第1原発では、この瞬間も現場の作業員の皆さんが困難を伴う廃炉作業に取り組んでいます。心から敬意を表したいと思います。原子炉建屋の周りに凍らせた土の壁を作る作業も間もなく始まります。地下水の流入を押さえ、汚染水対策を大きく前進させます。今後も国も前面に立って廃炉、汚染水対策に全力で取り組んでまいります」

 「1年前、イギリスのウィリアム王子と、福島でご一緒しました。屋外で元気いっぱい遊ぶ福島の子供たちに、王子は優しい笑顔で、『楽しそうだね』と語りかけていました。そしてその夜は、王子とともに福島が誇る食材を使った料理や福島のお酒を堪能しました。風評被害の払拭には、できるだけ多くの外国人の皆さんに福島を実際に訪れて頂き、地元の食材を味わっていただくことが何よりの対策であります。さらに、福島に限らず、東北各地にたくさんの外国人の皆さんにお越し頂きたい。それが復興への大きな力になると信じます」

 「昨年日本を訪れた外国人観光客は、政権交代前の2倍以上、ほぼ2000万人に達しました。しかしながら東北6県の外国人宿泊者数は、昨年ようやく、震災前の水準である50万人を回復したにすぎません。この数を、ラグビーワールドカップ、さらには東京オリンピックを大きな起爆剤としながら、2020年に3倍の150万人に押し上げることを目指す。今年をまさに東北観光復興元年にする考えであります。今後5年間で、海外の旅行会社の方々を2000人規模で東北に招き、その素晴らしさを体験してもらう。東北への魅力あるツアーを組んでもらうため、大々的な東北プロモーションキャンペーンを実施します。さらに外国人観光客の皆さんには、東北の各都市をめぐるだけではなく、その周辺にある、津々浦々、故郷の良さを実感してもらいたい。外国人観光客向けに、地域の路線バスや鉄道のフリーパスを企画するような取り組みも行いたいと思います」

 「奇跡の一本松が残ったあの陸前高田は、新規創業率が全国第5位。新しいビジネスが次々と生まれています。その陸前高田の町では、いま桜の木を植える活動をしている方々がいます。あの津波の教訓を風化させてはならない。その強い思いのもとに、津波の被害を受けた海岸に、この5年間で1000本近い苗木を植えてきました。先日私も参加しましたが、植樹活動を見守る地域の皆さんの明るい笑顔が、とても印象的でありました。苗木はすぐには花をつけません。しかし数年後には花をつけ、津波の教訓を語り継いでいく。記憶をつなぐ桜であります。同時に、満開に咲き誇る美しい桜は、地域の人々にとって復興への希望を生み出す桜となるに違いありません。東北の復興なくして日本の再生なし。その揺るぎない信念の下に、希望に満ちあふれた東北を作り上げていく。その決意を新たにしております。私からは以上であります」

 −−原発の再稼働についてうかがいます。昨日、大津地裁で高浜原発の3号機、4号機について運転差し止めを命じる仮処分が決まりました。その中で避難計画策定を国が主導することですとか、あるいは原発の新規制基準について『公共の安寧の基礎となると考えることをためらわざるを得ない』という表現で疑念を呈しています。こうした裁判所の指摘にどのように対応されますか。また、原発についてエネルギー基本計画では『重要なベースロード電源』と位置づけておりますが、この計画への影響ですとか、今後の原発再稼働に及ぼす影響についてもお願いします

 「原子力発電所の再稼働については、高い独立性を有する原子力規制委員会や、科学的、技術的に審査し、世界で最も厳しいレベルの新規制基準に適合すると判断した原発のみ、その判断を尊重し、地元理解を得ながら再稼働を進めるというのが政府の一貫した方針であり、この方針には変わりはありません。その上で関西電力には、今回の仮処分決定を受けて、さらに安全性に関する説明を尽くしていくことを期待したいと思います。そして政府としてもそのように指導していきます」

 「避難計画については地域の実情に精通した自治体が地域ごとに策定をしますが、その過程で、当初から政府がきめ細かく関与し、最終的には私が議長である、原子力防災会議で了承してきます。国が前面に立って、自治体をしっかり支援する態勢により、これまで同様、万全の対応を行ってまいります。また、いったん策定した避難計画についても確認、支援を継続して行い、避難訓練の結果なども踏まえ、引き続き原子力災害対策を改善、評価していく考えであります」

 「資源に乏しいわが国が経済性、そしてまた気候変動の問題に配慮しつつ、エネルギー供給の安定性を確保するためには、原子力は欠かすことはできません。もちろん依存度はできる限り低減させて参ります。いずれにせよ安全性確保が最優先であり、また国民の信頼回復が何よりも重要であります。国民の皆様への真摯で十分な説明に、業者の皆さんも政府もできる限り努力していくべきであると考えています」

 −−被災地、特に福島県の復興についてうかがいます。原発事故で設定された居住制限区域への避難指示が、今春に一部で初めて解除されると伺っていますが、これまでに避難指示が解除された地域では、実際に帰還した住民が1割に満たない地域もあるなど、なかなか厳しい現状も浮き彫りになっています。住民の帰還をどうサポートして、また除染を進めていくのか、お考えをお聞かせください。合わせて、原発事故で生じた廃棄物の中間貯蔵施設の用地の買収が進んでいない状況ですとか、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定について、政府として今後どのように対応するかもお願いします

 「避難指示が解除された地域では、生業・生活・心のケアなどについてそれぞれきめ細かく支援して、戻りたいと考えている住民の皆さまが安心して戻れるふるさとを取り戻すことができるように全力で取り組んでいきます。仕事がなければふるさとにはもどれません。このため官民合同チームが8000の事業者を対象に個々に訪問し、そして相談を受け、実情に応じた対応、支援を行っていきます」

 「浜通りでは、廃炉やロボットなどの先端技術を中核とするイノベーションコースト構想を進めていきます。生活環境については住宅の確保はもとより、安心して買い物ができる、そして医療・福祉サービスを受けることができるよう、地域のニーズに応じてきめ細かく対応してまいります。福島をはじめとする被災地において、地域の皆さんの安全を確保するために引き続き除染にしっかりと取り組んでいきます。帰還困難区域を除き、平成29年3月の避難指示解除を実践できるよう、作業員の増員・インフラ復旧需要との工程調整などにより、最大限作業を加速していきます。いったん除染した場所についても事後の線量モニタリングを実証し再度の汚染の有無など個々の現状に応じフォローアップ除染を実施していく考えであります」

 「森林除染については、昨日取りまとめた、福島の森林林業の再生のための総合的な取組にしたがって進めてまいる考えであります。そして、除染した、除染でとり除いた土壌などは生活の現場から撤去し、中間貯蔵施設に速やかに搬入しなければなりません。一日も早くそれを行ってもらいたいというのが、福島の皆さんの気持ちだろうと思います。このため、中間貯蔵施設の用地取得について、地権者の方々のご理解をいただけるよう、環境省を中心に現地の体制をさらに強化して取り組んでいきます」

 「土地に対する愛着に思いをいたしながら、地権者の方々に対して、丁寧な説明を尽くしていかなければなりません。用地取得を加速化し、政府をあげて、施設整備を進めていく考えであります。そして、燃料デブリについては、政府、東京電力が一体となって策定した中長期ロードマップに基づいて、まずは2021年内に取り出しを開始し、安全に保管した上で、次の処理、処分について、検討をすることとなります。今後取り出した燃料デブリの処理、処分そして最終処分地の選定が適切になされるよう、国として最後まで責任を持って対応してまいります」

 −−子供の貧困対策について伺います。被災地では、震災で親を失ったり、親の収入が激減したりして、就学支援を受けている子供は激増しています。経済的な理由で、大学などへの進学をあきらめる子供も増えています。総理は1月の施政方針演説で、低所得世帯への子育て支援策を強調されました。より事態の深刻な被災地の子供たちへの新たな支援策を何か検討されているものはございますでしょうか

 「子供たちの未来が、家庭の経済事情によって左右されてはならないと考えます。この基本的な考え方のもと、補正予算、そして今度の本予算において、子育て支援を特に一人親世帯、あるいは多子世帯、低所得者の方々への支援を強化していきます。そして今ご質問があった特に被災地においては授業料を減免したり、通学費、医療費、給食費などを補助する事業、そして大学などの無利子奨学金、また学習支援を始め、学びを通じた、地域コミュニティーの再生支援などを行っています。震災によって子供たちの就学、進学が困難になることのないよう、引き続き、こうした充実を進めていきたいと考えています。一人一人の子供の状況に応じたきめ細かな支援を行うため、その上、子供たちによりそって支援を行うNPO等民間団体との連携を強めてまいります」

 「国をあげて子供の貧困対策を行う、官公民の連携プロジェクトである子供の未来応援国民運動において、被災地で活動を行う民間団体や被災地の自治体を含め、応援のネットワークを構築することで、その取り組む子供の貧困対策を支えていく考えであります。被災地の子供たちはもちろんのことでありますが、すべての子供たちが、頑張れば大きな夢を紡いでいくことができる社会を作っていく考えであります」

 −−被災地で土地のかさ上げとか安全な街づくり、インフラ整備を中心に進展が見られますが、時間の経過とともに、高齢化や人口の減少が進んでいて、現在の復興の進め方で本当に地域の再生が進むのかと疑問視する見方もあります。東日本大震災から5年が経過したわけですけど、被災地の再生を進めていく上で、最も重要だと考える課題について、考えをお聞かせください。あわせて巨額の費用を投じて行うインフラ整備、あるいは防災対策について、現状のままのあり方でいいのか、見直す余地はないのかお考えをお聞かせください

 「いまだに多くの方々が仮設住宅をはじめ不自由な生活を送られています。そしてまた、原発事故のため、住み慣れた土地に戻れない方々も多数いらっしゃいます。こうした方が、一日も早く、恒久的な住まいに戻り、安心した生活を送ることができるように、被災者の方々や、自治体の声も踏まえながら、住まいの整備や災害に強いまちづくりを加速していく考えであります。インフラの復旧はほぼ終了し、住まいの再建もあと3年ほどで、おおむね完了します。福島でも帰還困難区域を除き、来年3月の避難指示解除を実現できるよう環境整備を加速しています」

 「一方で、仮設住宅での生活が長期化する中で、閉じこもりがちになったり、災害公営住宅に移っても孤立してしまっている方々がおられます。復興創生期間においても、こうした方々が生き生きと暮らしていくことができるように、被災者の心に寄り添い、心のケア、コミュニティーの再生など、地域ごとのニーズに応じた支援に全力で取り組んでいきます。先ほどの冒頭発言でも申し上げました、宮城県女川町は、新しい町をつくって町以外の人にも訪れてもらうというコンセプトの下、たくさんの人でにぎわうすてきな商店街を目指しました。国が金太郎あめみたいな町をつくるのではなく、地域の皆さんが主役となって新たな試みをしっかりと応援していく方針です」

 「観光振興や新たなビジネスの創出を通じ、復興を単なる復旧に終わらさせず、新しい東北を地域の皆さんが主役となった新しい東北を作り上げていく考えであります。また、防災対策において大切なことは、防災関連施設の整備などのハード対策と、地域の防災計画作りなどのソフト対策を適切に組み合わせていくことであろうと思います。一体的にそうしたソフトとハードを組み合わせて行っていくとともに、地域や住民のさまざまなご意見を伺いながら、中長期的な観点を含めて施策の重点化、優先順位付けを行って、事業を効果的かつ効率的に進めていかなければならないと思います。政府としては、災害から国民の命と、財産を守るため、多くの尊い犠牲の上に得られた貴重な教訓をふまえて、防災・減災対策を徹底していく考えであります」

[産経ニュース 2016/3/10]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/624.html

[政治・選挙・NHK202] 震災追悼式の首相式辞「衷心より哀悼の意をささげます」「前を向いて歩んでいくことを誓います」[産経ニュース]
【東日本大震災5年】
震災追悼式の首相式辞「衷心より哀悼の意をささげます」「前を向いて歩んでいくことを誓います」
http://www.sankei.com/affairs/news/160311/afr1603110037-n1.html

 本日ここに、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、「東日本大震災 五周年追悼式」を挙行するに当たり、政府を代表して、謹んで追悼の言葉を申し上げます。

 かけがえのない多くの命が失われ、そして、多くの方の人生を一変させた、東日本大震災の発生から、早くも5年が過ぎました。

 最愛のご家族やご親族、ご友人を亡くされた方々のお気持ちを思うと、いまなお哀惜の念に堪えません。ここに改めて、衷心より哀悼の意をささげます。また、被災された全ての方々に、心からお見舞いを申し上げます。

 被災地では、いまだに、多くの方々が不自由な生活を送られています。原発事故のために、住み慣れた土地に戻れない方々も数多くおられます。被災地に足を運ぶ度、「まだ災害は続いている」、そのことを実感いたします。その中で、一歩ずつではありますが、復興は確実に前進しています。住まいとともに、生業の再生も本格化しています。

 被災者の方々お一人お一人が置かれた状況に寄り添いながら、今後とも、心と身体のケアや新たな地域社会の形成、被災地の産業の振興への支援などに力を注ぎ、魅力ある地方の創生につながるような復興を実現していく所存です。

 同時に、多くの犠牲の下に得られた貴重な教訓を、決して風化させることなく、常に最新の英知を取り入れながら、防災対策を不断に見直してまいります。政府一丸となって、災害に強い、強靱な国づくりを進めていくことを、改めて、ここに固くお誓いいたします。

 震災の発生以来、地元の方々や関係する全ての方々の大変なご努力に支えられながら、今日に至っております。日本各地のみならず、本日ここにご列席の、世界各国・各地域の皆様からも、多くの、温かく心強いご支援をいただきました。改めて、心より感謝と敬意を表したいと存じます。

 わが国は、今後とも、世界の皆様に向け、東日本大震災の教訓と被災地の復興の様子をお伝えし続けるとともに、わが国の知見と技術を少しでも役立てていただけるよう、防災分野における国際貢献を、一層強力に進めてまいります。

 わが国は、幾度となく、国難といえるような災害に見舞われてきましたが、その度に、勇気と希望をもって乗り越えてまいりました。今を生きる私たちも、先人たちに倣い、手を携えて、前を向いて歩んでいくことを、改めてお誓いいたします。

 御霊の永遠に安らかならんことを改めてお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様のご平安を心から祈念し、私の式辞といたします。

 平成28年3月11日

 内閣総理大臣 安倍晋三

[産経ニュース 2016/3/11]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/671.html

[政治・選挙・NHK202] 保育園落ちたブログ:野党、安倍政権攻撃に「政治利用」 財源不足…実は民主党政権時代から「穴」[産経ニュース]
【保育園落ちたブログ】
野党、安倍政権攻撃に「政治利用」 財源不足…実は民主党政権時代から「穴」
http://www.sankei.com/politics/news/160313/plt1603130002-n1.html

 待機児童問題への対応を求める声に対し、政府・与党が追加対策の本格検討を始めた。保育の受け皿を急増させる妙案はないことから、野党は「格好の攻撃材料」(民主党幹部)と追及を強める。ただ、待機児童問題は民主党政権時代からの懸案で「政局重視の政治利用」(与党幹部)との声も上がっている。

 「保育人材の育成や職場への定着が課題だ。処遇改善にもしっかり取り組まなければならない」

 加藤勝信1億総活躍担当相は12日、大阪府枚方市の認可保育所を視察し、保育士らを前に給与アップに取り組む姿勢を強調した。

 保育士の処遇改善には安定財源の確保が必須だが、そのめどが立っていないにもかかわらず処遇改善を明言せざるを得ないのは、ブログに共鳴する声が予想外に多かったためだ。

 騒動に火をつけたのは2月29日の衆院予算委員会での安倍晋三首相の答弁だった。民主党の山尾志桜里氏がブログの内容を紹介したのに対し、首相は「匿名なので実際に本当かどうか確かめようがない」と反論。委員室には「誰が書いたんだ」などとヤジも飛んだ。

 これが子育て中の女性らの怒りを買い、ネットで待機児童の解消を求める署名が約2万8千人分集まるまでに発展。慌てた首相官邸は、萩生田光一官房副長官が厚生労働省に対応を指示。自民、公明両党もそれぞれ月内に緊急対策を取りまとめ、政府へ提言するというドタバタぶりだ。

 しかし、新年度が始まる4月までの短期間に大量の待機児童の受け皿を用意するのは「無理な話」(閣僚経験者)。12日の視察後に記者団から与党提言への対応を問われた加藤氏も「すぐにやれるものと、いろいろ検討しなければできないものがあるかもしれない」と言葉を濁した。

 こうした事態に目をつけたのが野党だ。民主、維新両党は今週中にも保育士の給与を月1万円引き上げる議員立法を提出する。素早い対応をアピールする狙いだが、待機児童解消の即効薬になるわけではない。さらに「保育所」を「保健所」と答弁した首相の単なる誤読を「感じが悪い」(民主党の加藤敏幸参院国対委員長)と批判するなど“悪乗り”も目立っている。

 ただ、待機児童対策の財源不足には民主党にも責任がある。民主党政権時代の消費税増税を含む社会保障・税一体改革の計画で、待機児童対策も含む子育ての充実に1兆円超が必要とされていたのにもかかわらず、消費税増税で配分したのは7千億円分だけ。政府筋は「財務省の言いなりで財源を持ってこられなかったんだろう」と指摘する。

 厚労省幹部は「年度末の忙しい時期に自治体の保育担当者にさらに苦労をかけるが、待機児童問題に世間の注目が集まったのは収穫だった」と皮肉交じりにこぼした。(桑原雄尚)

[産経ニュース 2016/3/13]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/710.html

[政治・選挙・NHK202] 自民党「屋台村」、被災地名物に舌鼓 谷垣コック、牛タンカレー振る舞う[産経ニュース]
自民党「屋台村」、被災地名物に舌鼓 谷垣コック、牛タンカレー振る舞う
http://www.sankei.com/politics/news/160312/plt1603120008-n1.html

 自民党は12日、翌日に控えた党大会のプレイベントを東京・永田町の党本部で開き、谷垣禎一幹事長らが東日本大震災の被災地の名物料理を党員らに振る舞った。

 特設の「屋台村」では、谷垣氏が真っ白なコックコートを身にまとい、稲田朋美政調会長と並んで宮城県名物の牛タンカレーを自ら盛りつけて参加者をもてなした。

 茂木敏充選対委員長は太麺が特徴的な福島県浪江町の名物「なみえ焼きそば」で腕をふるい、さっそく口にした谷垣氏も「なかなかいける」と舌鼓。溝手顕正参院議員会長は、こねてちぎった小麦粉と野菜などを煮込んだ岩手県の郷土料理「ひっつみ汁」を配った。

 党員らは小雨が降る寒空の下、列をつくり、各150食は約40分で完売した。

 谷垣氏は記者団に「被災地の産物をみんなで応援しないといけない。政治の安定を作り、復興であろうと経済であろうと、きちっとやっていくことが大事だ」と述べた。

[産経ニュース 2016/3/12]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/711.html

[マスコミ・電通批評15] 4月改編も大混乱 フジ新番組“仮タイトル”だらけのお粗末[日刊ゲンダイ]
4月改編も大混乱 フジ新番組“仮タイトル”だらけのお粗末
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/177196

 民放各局が気合を入れる4月改編を前に“混迷”フジテレビがまた話題だ。スポンサーや広告代理店が渋い顔をしているというのだ。

 先ごろフジはゴールデン&プライム帯で新たに5番組をスタートさせることを会見で発表。ところが、新タイトルが決まっていたのは生瀬勝久&高島彩アナ司会の「ニッポンのぞき見太郎」(火曜21時)と、小泉孝太郎&バナナマン司会「モシモノふたり〜タレントが“おためし同居生活”してみました〜」(水曜22時)の2番組。

 残る3番組、くりぃむしちゅー&タカアンドトシ司会の「あの人はなぜホメられるのか?TV(仮)」(火曜19時)、おぎやはぎが司会の「イケてる男と聞きたい女(仮)」(金曜19時)、南原清隆が司会の「超ハマる!爆笑キャラパレード(仮)」(土曜19時)の3番組が「仮」のままだったのだ。

 ある広告関係者は「制作部門と営業部門の足並みが揃っていない」、また、別の関係者は「フジの新編成案の会見は最後発。やる気のなさに呆れている」というのだ。

 確かに、慣習として新たにスタートする番組のタイトル「仮」という事例はこれまで見受けられた。だが、スポンサーの出稿が激減する昨今において、「そんなテレビ界の常識は非常識」とは自動車メーカーの幹部。

「フジはオンエアまでにタイトルを決めればいいと思っている。ただ、多額の広告費を番組に出すスポンサーにしたら一日も早く、『○○局の○○という番組に出稿している』と一般や同業者にアピールしたい。だいたい、われわれがモノを売る場合に、仮タイトルで売り出すことなんて絶対にありえません。この時世に、そんなノンビリしたことがまかり通っていたのが不思議です」

 フジはその他でも後手後手だ。視聴率がダウンしてGP帯で5つも新番組を始めるなら、一日も早く番組の宣伝をするべきだが、新バラエティーのHPも立ち上がっていないほど。そこでさらに厳しい意見が……。

「将来はフジに出稿するくらいならネットに出稿しようということになるかもしれない。企業努力という点ではネットが上ですから。もっとも、本音は“視聴率の取れる日テレやテレ朝に出稿したい”ですが、いい枠は売り切れ状態。われわれも厳しい選択を迫られているわけで……」(化粧品メーカー幹部)

 フジのダッチロールはいつ終わるのか。

[日刊ゲンダイ 2016/3/13]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/121.html

[マスコミ・電通批評15] 梅ちゃんねる:迫る4月…フジ新番組まだ仮タイトルだらけ[日刊スポーツ]
【梅ちゃんねる】
迫る4月…フジ新番組まだ仮タイトルだらけ
http://www.nikkansports.com/entertainment/column/umeda/news/1614158.html

 フジテレビ改編説明会で、バラエティーの新番組5本のうち、4本が仮タイトルのまま発表された。大量宣伝が見込める晴れの日に、視聴者にタイトルをアピールしないのんびり感に面食らった。他局ではあり得ないことで、この手のルーズな習慣も、低迷の一端に思えてならない。

**********

 4月新番組として発表されたバラエティーは5本。そのうち「あの人はなぜホメられるのか?TV(仮)」「イケてる男と聞きたい女(仮)」「超ハマる!爆笑キャラパレード(仮)」「かたらふ(仮)」の4本が仮タイトルだった。改編説明会は手塩にかけたタイムテーブルの最終版をお披露目する晴れの場なので、「仮」だらけの発表資料はかなりの違和感。視聴者に不親切な謎の展開で、終了後、取材エリアも「もうすぐ4月なのに大丈夫か」とざわついた。

 今回、他局で仮タイトルのまま発表された新番組は、テレビ朝日深夜の「橋下×羽鳥の新番組(仮)」のみ。それ以外は、全局どの番組も本タイトルをお披露目し、タイトルの意味や狙いまでアピールしていた。というか、正式発表なのだからそれが普通で、「仮」のまま発表するのはフジだけだ。昨年を振り返っても、バラエティー3本が仮タイトルで発表され、うち2本が終了の憂き目に遭った。

 タイトルは番組の骨格やカラーそのものだ。正式に決まったから正式発表するはずの場で「仮」のままということは、番組の世界観がまだふわふわしていることを意味してしまう。宣伝の初動が遅れ、視聴者はタイトルを知らないまま4月を迎える。改編説明会が、視聴者の方を向いていないのだ。本番のタイトルが仮題と大きく違っていれば、今回の宣伝の意味もない。

 そもそも説明会の日程自体、フジは常に遅め。今回もトップバッターは日本テレビで、2月22日に終えている。テレ朝、テレ東、TBSも3月第1週に終えた。ベテラン記者は「自信のなさの表れ。他局の様子を見てからという気持ちが先に立ってしまう。タイトルをいつまでも『仮』のままにしておくのも同じ」。フジテレビといえば、他局に先駆ける企画力と行動力でテレビのトレンドをいくつも作り、「カノッサの屈辱」とか「トリビアの泉」とか、名タイトルをいくつも放送史に残した元リーディングカンパニー。自信あふれる時代を知るだけに、いろいろさみしい。

 最速の日テレは、関連資料配ったりタイトル入りのポスター張ったり現場インタビューをさせたり。次のステップでぐいぐいやっていて、外野から見るとよほど危機感と活気が漂う。他局と違い、フジの説明会は唯一ホテルの宴会場でパーティーつきで盛大に行われる。イベントの派手さと、「仮」ばかりの資料のギャップに戸惑う。

 今回のフジの改編率は、全日(午前6時〜深夜0時)19・9%、ゴールデン(午後7時〜同10時)36・0%、プライム(午後7時〜同11時)37・8%。伝統の「ごきげんよう」と昼ドラ枠を終了させ、早朝の「めざましアクア」から夕方の「みんなのニュース」まで平日15時間の生放送にチャレンジすることでも話題だ。宮道治朗編成部長は、始まりの合図である「PLAY!」をスローガンに掲げ、「窮屈になっている時代を、ポジティブな方向に変えていく」と意気込んでいる。

【梅田恵子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能記者コラム「梅ちゃんねる」)

[日刊スポーツ 2016/3/8]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/122.html

[政治・選挙・NHK202] 阿比留瑠比の極言御免:民主党政権の震災対応いまこそ検証を! 自民党が検証組織を新設、朝日新聞には不都合かも…[産経N]
【阿比留瑠比の極言御免】
民主党政権の震災対応いまこそ検証を! 自民党が検証組織を新設、朝日新聞には不都合かも…
http://www.sankei.com/politics/news/160317/plt1603170001-n1.html

 発生から5年が経過した東日本大震災と東京電力福島第1原発事故について、自民党が当時の民主党政権の初動対応を検証する新組織を設置することになった。谷垣禎一幹事長は11日の記者会見でこう述べている。

 「5年たつとみんな少し冷静になってきて、いろいろな行政関係者などの発言も出てきている。『なるほど、そういうこともあったのか』と思うこともあり、しっかり検証し、経験を蓄積しておくことが必要だ」

 今後、松本純政調会長代理らを中心に作業に入り、数カ月で結論を出す方針だという。

 当時の菅直人政権の震災対応、特に被災者支援・救援のあり方に関しては、これまで十分に論じられてきたとはいえず、この動きを歓迎したい。官僚たちからはこれまで、こんな話を聞いてきた。

 「菅首相は地震発生から1週間かそこらは、原発事故にすべての意識が向いていて、被災者支援に頭が回っていなかった」

 「10日ぐらいたって菅首相から突然、電話がかかってきて『アブラアブラアブラ!』といきなり怒鳴られた。どうやら被災地のガソリン不足のことだろうと分かったが、私は担当部署員でも何でもなかった」

■ドタバタ菅政権

 菅氏らが、行政機関のどのボタンを押せば、物事がスムーズに進むかまるで分かっていなかったというエピソードは少なくない。

 震災発生から1カ月半が過ぎたころ、被災地出身の民主党の国会議員に「菅氏以外が首相だったら、もっと早く復旧は進んだのではないか」と疑問をぶつけたら、こんな率直な言葉が返ってきた。

 「私もそう思っている」

 折しもこの7月には、震災発生から5日間の首相官邸と被災地の様子を実録形式で描いた映画「太陽の蓋」も公開されるなど、震災対応検証の機運は高まっている。当時の政府関係者らに取材したとされ、官邸政治家たちが実名で登場する。菅氏役を演じるのは俳優の三田村邦彦氏だ。

 佐藤太監督が9日付の自身のブログで、「あくまで中立の目線で制作させてもらいました」と記していることに注目している。

 ともあれ原発事故をめぐっては政府、国会、民間、東電の各事故調査委員会がそれぞれ報告書をまとめているが、どれも政治家個人の責任追及は甘かった。

 当初から「責任追及は目的としない」(畑村洋太郎委員長)と明言していた政府事故調だけでなく、「責任の所在を明らかにする」(黒川清委員長)と表明していた国会事故調も甚だ物足りなかった。

 国会事故調の報告書は原発事故の根源的原因を「人災」と位置づけたにもかかわらず、こう続けている。

 「『人災』を特定個人の過ちとして処理してしまう限り、問題の本質の解決策とはならず、失った国民の信頼回復は実現できない」

 当然、こうした姿勢には海外から「誰がミスを犯したのかを特定していない」(米通信社)、「問題は人がした選択だ」(英紙)などと批判が相次いだ。自民党の検証には、個々の政治家の責任追及から逃げない姿勢を望みたい。

■解せぬ朝日報道

 解せないのは、自民党の検証組織立ち上げを報じた12日付の朝日新聞記事である。「政局的な思惑」「与党内から批判的な声も」「民主党政権の対応より、事故全体の検証に力を」…などと否定的なトーンが目立つが、民主党政権の震災対応を検証されて、朝日に何か不都合なことでもあるのかしらん。

(論説委員兼政治部編集委員)

[産経ニュース 2016/3/17]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/875.html

[政治・選挙・NHK202] 民主&維新合流:出戻り維新幹部の石関氏が特大ブーメラン あなたが「筋目」「ケジメ」を説きますか!?[産経ニュース]
【民主&維新合流】
出戻り維新幹部の石関氏が特大ブーメラン あなたが「筋目」「ケジメ」を説きますか!?
http://www.sankei.com/politics/news/160316/plt1603160048-n1.html

 「ブーメラン」といえば民主党のお家芸だとばかり思っていたが、合流する維新の党だって負けてはいない。かつて袂(たもと)を分かった議員が新党に加わるという話が持ち上がるやいなや、「筋目」「ケジメ」の大切さを説き始めたのは、維新の党の石関貴史国対委員長である。後ろ足で砂をかけるように民主党を逃げ出したことの「ケジメ」はどこへやら…。

 事の発端は、民主党の枝野幸男幹事長が16日、改革結集の会の村岡敏英代表と会談し、民主、維新両党が結成する新党「民進党」への合流を呼びかけたことだった。

 改革結集の会は、維新の党を離党した村岡氏ら5人の衆院議員が昨年12月に結成した政党だ。出ていった面々が何食わぬ顔で新党に参加するとあっては、維新は面白くない。石関氏はさっそく16日の記者会見で改革結集に注文をつけた。

 「物事には筋目やケジメがある。まず維新の党との関係をどうするかのケジメをつけていただき、民主党のお誘いを考える(べきだ)。そこがウヤムヤにならないようにお考えいただきたい」

 端的にいえば、「合流したいのならまずはわれわれにワビを入れろ」という趣旨の発言なのだが、ちょっと待った! それを言うなら石関氏と民主党の間の「筋目」「ケジメ」はどうなったのか。

 石関氏は民主党に在籍していた平成24年9月に旧日本維新の会の結党に参加し、民主党から除籍処分を受けた。離党届を提出した後の記者会見では、次のように民主党への決別を宣言している。

 「民主党内に残ってぐずぐず言うより、ケジメをつけて新しいところで訴えを実現する」

 よほど「ケジメ」という言葉が好きなようだが、事実上の復党ともいえる今回の民主党との合流にあたり、石関氏が、批判を浴びせて飛び出した古巣に対し「ケジメ」をつけたという話は耳にしない。

 もっとも、これは石関氏に限った話ではない。民主党に三くだり半を突きつけた過去を持つ別の維新幹部も15日、民主党側に「ケジメなくして改革結集と一緒になるのは無理だ」と伝えている。心中で「お前もな」とつぶやかれていることに気づかない厚顔無恥ぶりには恐れ入るばかりだ。

 党名や綱領が変わっても、「ブーメラン体質」だけは脈々と新党に継承されていくことになるのか−。

(政治部 松本学)

[産経ニュース 2016/3/16]
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/876.html

[マスコミ・電通批評15] デタラメだらけ「ショーンK」 学歴詐称…会社経歴や整形の疑惑も 『週刊文春』報道[ZAKZAK(夕刊フジ)]
デタラメだらけ「ショーンK」 学歴詐称…会社経歴や整形の疑惑も 『週刊文春』報道
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20160316/enn1603161533018-n1.htm

 何ともあきれた話だ。落ち着いた語り口で人気のテレビコメンテーターで、経営コンサルタントのショーンKことショーン・マクアードル川上氏(47)の学歴がデタラメだったことが明らかになった。所属事務所のホームページで謝罪した同氏は、テレビ朝日系「報道ステーション」の降板など活動自粛を発表した。しかし、デタラメなのは学歴だけではないようだ。

 16日発売の「週刊文春」がショーン氏の学歴詐称疑惑を報じた。同氏は公式サイトの英文プロフィルなどで、米テンプル大卒業、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA(経営学修士)を取得したと公表していた。

 所属事務所HPで、こうしたプロフィルについて、急ごしらえのままで誤りが放置されていたと謝罪したショーン氏。

 テンプル大学は卒業しておらず、MBAもセミナーを聴講した程度であったことを認めたうえで、「活動上、特に自分の学歴について影響がなかったため、正式に公開することはしてきませんでした」と釈明。

 一方、「コンサルタント業務を行っていないかのような記載は誤り」と反論している。

 その会社の経歴にも疑惑が浮上。週刊文春は、会社サイトにパートナーとして掲載された外国人男性2人の写真が別人だと指摘。ショーン氏も同誌の取材に、写真が別人と認めたが、実在すると主張している。

 さらに同誌は、ショーン氏の本名を「川上伸一郎」として、今の面影はない高校時代の写真も掲載し、整形疑惑も指摘。同級生からは、ほら吹きを意味する「ホラッチョ川上」と呼ばれていたことも明かした。

 ショーン氏は15日、「責任を重く受け止めて、今後の活動は自粛したい」として「報ステ」を降板。フジテレビは16日、メーンキャスターとして起用予定だった「ユアタイム〜あなたの時間〜」(4月4日スタート)について降板すると発表した。

 ショーン氏と共演経験のある経済評論家、荻原博子氏は16日のTBS系「白熱ライブ ビビット」に出演し、「本当に経営コンサルタントなのかと感じた。こういう人をみて、経営コンサルタントや経済評論家をうさんくさいと思わないでほしい」と語った。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2016/3/16]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/127.html

[政治・選挙・NHK203] “史上最低の宰相”が民進党にエール!? 「小沢一郎氏の知恵を生かさねば」「自民党には『温かさ』がある」[産経N]
【鳩山元首相ぶら下がり詳報】
“史上最低の宰相”が民進党にエール!? 「小沢一郎氏の知恵を生かさねば」「自民党には『温かさ』がある」
http://www.sankei.com/politics/news/160324/plt1603240042-n1.html

 鳩山由紀夫元首相ら民主党OBが呼びかけ人となり、民主党と維新の党が合流して結成される「民進党」に奮起を促す会合「『一強・多弱』を覆す野党国会議員と語る会」が24日午後、東京・永田町の憲政記念館で開かれ、野党議員や有識者ら約120人が出席した。

 鳩山氏はあいさつで、民進党に対し「あの人は嫌いだとか言っていたら政権を取れるはずはない」と苦言を呈した。会合後、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表を念頭に置いた発言だったことを記者団に明かし、「小沢氏の知恵や経験を生かすことが大事だ」と述べた。詳報は以下の通り。

 −−「あの人は嫌いだとか言っていたら〜」との発言をしていたが

 「だって、国民の皆さんっていうのは、いろんな方がいらっしゃるわけでしょ? いろんな方々に喜んでいただけるような世の中、作んなきゃいけない。それが、自分たちの政党がね、好き嫌いで『こいつはダメだ』みたいな話をしていたら、国民の皆さんが信頼するわけないですよ。国民全体を喜ばせるような政治ができないと分かっちゃいますから」

 「ですから、考え方が違う人たちを、むしろ尊敬して、そういう人たちとも仲良くできるような道筋を探すっていうのが、それが、やっぱり人間としてっていうか、信頼される政治の生きざまを作るために、私は必要だと思っていて、少なくとも、私のときはそういう努力、したんですけども、なかなかそういう方向にうまくいかなくて、結局、分裂してしまったでしょ」

 「分裂したことが、国民にとって一番、『この政党には信頼できない』という発想になったと私は思っているんですけどね。それは、私自身の責任、大きくありますよ。逃げるつもりもありません」

 「やっぱり、党として『この政党は温かいなあ』と、『みんなを温めてくれる、みんなの声が届く政党だな』っていうふうに温かさを伝えることができることが、私は政党の要件だと思います。自民党はあるんだよね、そういう部分が。間違いもたくさん犯すけども、何か失敗しても温かさで包んでくれるような、そういうものがあるから、自民党ってのは最後、みんな、よりどころにしちゃうんですよね」

 −−小沢氏に対して民進党が声をかけていないことについて

 「小沢さんの知恵とか経験をやっぱり生かすことが大事でしょう? 私はその意味で申し上げたんですけど」

[産経ニュース 2016/3/24]
http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/405.html

[政治・選挙・NHK204] 熊本地震で「やらかしてしまった」政党・議員ら 配慮欠く内容ツイートして続々「大炎上」[J-CAST]
熊本地震で「やらかしてしまった」政党・議員ら 配慮欠く内容ツイートして続々「大炎上」
http://www.j-cast.com/2016/04/15264263.html?p=all


民進党のツイートが非難を浴びて謝罪に追い込まれるなど、政党や議員のネット発言が次々に炎上している。熊本の地震で大きな被害が出ているのに、真剣に向き合っていないというのだ。

「東日本大震災時の自民党のような対応を望みます」。きっかけは、民進党の公式ツイッターに、こんな要望が寄せられたことだ。

■民進党は「自民議員がデマ」と発言して謝罪

 2016年4月15日未明、民進党ではすかさず、「それじゃあダメでしょうね」と反応した。さらに、別の人から何がダメなのか聞かれ、どの党の議員も頑張っていたのに自民党の手柄のように宣伝していたからだと答えた。これに対し、自民党も政局抜きで災害時協力をしていたとの指摘が出ると、こう反論した。

“「多くの議員が与野党なく災害対応に協力した中で、一部の自民党の有力議員が原発対応についてデマを流して政権の足を引っ張ったのも有名な話です」

この発言には、ツイッター上で強い反発の声が上がった。

「政争してる場合じゃない。震災だぞ」「本当にツイッター不慣れなんですね」などと指摘され、民進党の中核となった旧民主党のゆるキャラ、民主くんも、「一般の方々の声は真摯に受け止めるべき」「足を引っ張るのことをしないでほしい」と言う始末だった。さらに、同じ民進党の玉木雄一郎衆院議員からも、「言い争いをしている場合ではありません」と注意され、民進党ツイッターは、その通りだとして謝罪に追い込まれた。

一連のツイートはすべて削除され、民進党では、「担当者の私見の入った不適切なツィート」だったとして、「今後は公式な情報提供につとめてまいります」とツイッターで書いている。

枝野幸男幹事長は、記者団にこのことを聞かれ、「党の見解ではない。個人の見解を職員が書き込んだ」として、この職員には厳しく対応すると述べた。

■職員だけに責任を押し付けている?

「自民議員のデマ」とは何かについて、ネット上では、安倍晋三首相が震災時のメルマガで、当時の菅直人首相が原発事故で海水注入を止めるよう指示したと指摘したことではないかと推測されている。しかし、菅氏は、安倍首相を相手に起こした名誉棄損訴訟で敗訴しており、デマとまで言えるのかと疑問の声が出ていた。

また、枝野幸男幹事長がツイートを個人の見解と説明したことについても、民進党が発信していたのに職員のせいだけにするのかと批判が出ている。

民進党の広報担当者は、取材に対し、自民議員のデマとは安倍首相のメルマガを指しているかについて、「事実関係を踏まえておらず、何を言っているのかよく分かりません。根拠もなく、誹謗中傷しているだけの可能性もあります」と答えた。枝野幹事長は職員だけに責任を押し付けているとの批判には、「党の公式見解ではありませんので、それは違います」と言っている。

今回の地震を巡っては、政治家のツイートにも厳しい目を向けられている。

社民党の福島瑞穂副党首は、地震発生後に母親の集会に参加して「ハッピー!」とツイートして、批判を浴びた。また、大阪維新の会の松井一郎代表も、街頭演説会の日程を載せたことで、さらに、安倍首相も、原発の防護服を着た写真を紹介したことで、それぞれやり玉に挙げられている。しばらくして、炎上に気づいたのか、被災者へのお見舞いの言葉を書き込むなどしていた。

[J-CASTニュース 2016/4/15]
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/512.html

[マスコミ・電通批評15] 「報道ヘリは叩き落として良いって法律作ろう?」 被災地取材への批判とドローン活用への期待度[J-CAST]
「報道ヘリは叩き落として良いって法律作ろう?」 被災地取材への批判とドローン活用への期待度
http://www.j-cast.com/2016/04/18264431.html?p=all

「自粛して下さい!」「うるさいって言われてるのになんで飛ばすの?」――。熊本地震後、インターネット上には報道ヘリを問題視する書き込みが溢れている。

ヘリの出す騒音が被災者の不安感を増幅させるだけでなく、生き埋めとなっている人の発する声が届かなくなる、というのがその理由だ。同時にドローンによる代用にも注目が集まっている。

■「生き埋めになっている人のSOSがかき消される」

被災地の上空を飛ぶヘリコプターのなかには、人命救助等を行う自衛隊や消防のものもあり、今回、マスコミ用ヘリの騒音がどれほど被災地に悪影響を及ぼしているかは定かではない。

マスコミ各社はヘリコプターの騒音問題が顕在化した阪神・淡路大震災(1995年)以降、騒音性の低い機体を採用したり、高性能なカメラを搭載したりと、対策を講じてきているという。NHKは最大1250倍のズームを備えた超望遠カメラを使用していることで知られる。

日本新聞協会が1997年に改訂した「航空取材要領」にも、ヘリ取材時の安全確保と騒音防止に配慮することが明記されている。また、多数の取材機の飛行が予想される場合は、必要に応じて代表取材・共同取材等を行うことも記されている。

とはいえ、報道ヘリの騒音問題はここ数年のうちにも度々物議を醸してきただけに、ネット上の見方は相変わらず厳しいようだ。2016年4月14日の地震発生後もネット上では、「生き埋めになっている人のSOSがかき消される」として

「報道ヘリは叩き落として良いって法律作ろう?」
「救援ヘリ >>> 報道ヘリ」
「共同ヘリで静かに出来ないの」
と、嫌悪感を露わにするユーザーが後を絶たない。

■日テレや国土地理院がドローン動画公開

同時に期待が寄せられているのが、ドローン(小型無人飛行機)による代用だ。

日本テレビは熊本地震に際し、ドローンでカメラが立ち入れない被災現場を撮影。自局番組で映像を流した。報道機関以外では国土地理院が17日、ドローンを使って撮影した被災地3か所の動画を公開した。

ドローンをめぐっては、2015年12月に改正航空法が施行され、飛行禁止空域や定められた方法以外で飛行させる場合は、国土交通省や空港事務所に申請して許可・承認を得ることが必要になった。

国土交通省は16年4月15日、熊本地震の被災地域での飛行に関する注意事項を許可・承認を受けた人向けに公表。同地域においてドローン等を飛行させる場合について、

「消防機関等との調整を行いつつ無人航空機を飛行させる、有人機が付近を飛行している場合には飛行を一時中止するなど、消防機関等の活動の妨げとならないよう十分に注意するお願いいたします」
と求めたが、使用自体は禁止していない。

今回の現地取材などでドローンの活用がどこまで進むのか、注目される。

[J-CASTニュース 2016/4/18]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/144.html

[マスコミ・電通批評15] 関テレ中継車、割り込み給油!被災者怒りのツイートで発覚![スポーツ報知/スポニチ]
関テレ中継車、割り込み給油!被災者怒りのツイートで発覚!
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160418-OHT1T50158.html

 大阪・関西テレビ(カンテレ)の報道中継車が17日午前7時45分ごろ、地震の被害に遭った熊本県菊陽町津久礼のガソリンスタンドで、給油待ちの行列に割り込んでいたことが18日、分かった。交差点を挟んで間隔が空いた行列に横入りし、運転手らが注意を受けて頭を下げたが、そのまま軽油を給油したという。同局はホームページに「被災地の皆様が多大な労力を割いておられるなかで、あってはならない行為」との謝罪文を掲載した。

 発端は午前8時10分ごろ発信された怒りのツイートだった。同局の中継車が給油の行列に割り込むのを見た女性が「母が『後ろに他の人もいるので並んで下さい』て言ったのにもかかわらず無視して我先にとガソリン入れてました。テレビ局だからいいんですか?」などと「8 カンテレ」とロゴが入った中継車の写真付きで、ツイッターでつぶやいた。大阪の同局社員が当日午後にツイートに気づき、社内で問題を把握した。

 同局企業広報によると、14日の熊本地震発生後すぐ、フジテレビのネットワークから依頼を受け、報道と技術の社員2人、運転手らスタッフ3人の計5人で、ディーゼルの小型中継車1台(車体全長5・1メートル)に乗って現地に入った。

 17日は宿泊先の熊本市北区から、中継や映像送信を行う益城町保健福祉センターへと午前8時到着をめどに急行していた。その道中、ガソリンスタンドの給油の行列を右に見る形で対向車線を走行。行列の間隔が空いた交差点で右折してUターンし、行列に横入りする形になったという。

 給油で待機していた車は中継車の前に約10台、交差点を挟んだ後方に10〜15台ほどあった。クルーのうち中継車の前方席に乗っていた3人は、女性から「割り込みですよ」と指摘されると、車窓越しに頭を下げて謝罪したが、そのまま並んでセルフで軽油を給油した。

 同局によると、クルーは後方に行列があり、割り込んだ認識はあったという。当時、中継車の軽油の残りは半分以下で、クルーは「前日の中継も遅くなり、待機中も軽油を消費するので、速急の給油が必要だった。明らかな判断ミスをした」と猛省しているという。

 地震の影響で航空や列車の運行が見送られ、被災者はガソリン不足に悩まされている中での問題行為。同局は全国各地に優先的に給油できる契約をしているガソリンスタンドがあるが、現地の近くにはなかったという。同局では約20人態勢で現地入りしているが、中継クルー5人を厳重注意し、帰阪を指示。「さらなる確認をして、しかるべき対応をしたい」と処分も検討している。

[スポーツ報知 2016/4/19]

関テレ中継車 熊本のGS長蛇の列に割り込み給油
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/04/19/kiji/K20160419012430030.html

 熊本、大分両県を中心に相次いでいる地震の取材をしていた関西テレビ(大阪市)の中継車が給油待ちの車列に割り込んだとして、同局は18日、ホームページにおわびを掲載した。17日午前7時45分ごろ、取材現場の熊本県益城町に向かう途中、同県菊陽町のガソリンスタンド(GS)で割り込んだという。

 同局広報担当者によると、中継車には社員2人と運転手ら委託先のスタッフ3人の計5人の男性が乗車。交差点を左折した後、GSまで並んでいた車10台の後ろにつけたが、車列は交差点を越えてさらに先まで続いていた。担当者は「車列が続いていることは分かっていた」と意図的に割り込んだことを認めた。

 同局によると、車で並んでいた女性から割り込みの指摘を受け、車内の1人が「申し訳ありません」と頭を下げたが、そのまま給油したという。

 この模様を、現場にいた人物がツイッターに写真付きで投稿。17日午後に同局職員が発見し、問題が発覚した。中継車は益城町内の福祉センターで午前8時から生中継があり、系列各局の取材素材を送る業務にも追われていた。また、ガソリン残量も少なく、中継など、当日業務に差し障りが出る状態だった。災害取材の際は、給油は夜間に行うとする内規があるが、前日深夜まで稼働しており、給油できなかったという。同局が現場に派遣していた中継車はこの1台だけだった。

 同局は「被災地の皆さまが多大な労力を割いておられる中で、あってはならない行為」と謝罪。夕方のニュース番組でも男性アナウンサーが頭を下げた。女性からの同局への苦情は届いていないという。中継車に乗車していた5人は現在、熊本を離れ帰阪中。同局はさらに社内調査を進める。

[スポニチ 2016/4/19]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/145.html

[マスコミ・電通批評15] 地震取材のTV局アナ「弁当写真をネット投稿」で大炎上 「食糧現地調達」疑惑うけ謝罪[J-CAST]
地震取材のTV局アナ「弁当写真をネット投稿」で大炎上 「食糧現地調達」疑惑うけ謝罪
http://www.j-cast.com/2016/04/19264448.html

熊本地震後、被災地入りしていた毎日放送(MBS)の山中真アナウンサー(39)がツイッターで謝罪した。

被災者の食料や水の不足が深刻になる中、「現地で弁当を調達したのではないか」としてネット上で批判を呼んでいた。

■「配慮に欠けた行為で申し訳ありませんでした」

ツイートによると、山中アナは地震発生の翌日(2016年4月15日)から被災地で取材をしていたようだ。現地の様子を詳細に伝える中、16日夜には弁当の写真を投稿。「やっと今日の1食目。食料なかなか手に入りにくいです」とつづった。

ごはんの上に数種類の揚げ物がのった弁当で、とりわけ豪華なものというわけではないが、被災者の食料と水の不足が報じられている最中。ネット上では、ツイート内容から現地で調達したものと判断した人が多く、

“「TV局アナ 被災者横目に食糧現地調達」
「食料の現地調達は厳禁ですよ」
「この弁当を食べた分、被災者の一人が食事できないという現実を認識しましょう」

といった批判が相次いだ。

また、18日未明には「やっとホテル到着」「今日はホテル前のラーメン屋さんがやってるのでそこで夕飯頂きます」とツイートしたが、これに対しても疑問の声が出ていた。

すると18日夜、山中アナは

“「このたび被災地取材でのお弁当やラーメンなど食事に関するツイートで被災地のみなさんに不快な思いをさせてしまいました。配慮に欠けた行為で申し訳ありませんでした」

と謝罪し、ツイートを削除した。

被災地におけるテレビ局員の行動としては、関西テレビの中継車がガソリンスタンドに並んでいた車の列に割り込む迷惑行為をしたとして物議を醸し、18日に公式サイトで謝罪している。

(19日14時50分追記)毎日放送の広報部は19日、J-CASTニュースの取材に対し、「弁当は避難所等で被災した方々に支給されていたものではなく、通常営業している店舗で社員が購入した」と説明。店舗は熊本市内とみられるといい、山中アナはこれを受け取って食べたのだという。「食事をとれない被災者の方が多くいる中で、配慮を欠いた行為。申し訳ない」とし、再発防止に向けて指導するという。

[J-CASTニュース 2016/4/19]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/146.html

[マスコミ・電通批評15] フジテレビ 新ドラマ「視聴率4・8%」の衝撃…人気子役も撃沈[東スポ]
フジテレビ 新ドラマ「視聴率4・8%」の衝撃…人気子役も撃沈
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/532639/

 いまやバラエティー番組やドラマに絶対に欠かせないといわれているのが、子役タレントだ。その勢いで低迷する局の視聴率回復を図ったのが、17日にスタートしたフジテレビ系の新ドラマ「OUR HOUSE」(日曜午後9時)。だが、結果は4・8%の大惨敗の船出となった。同局では、目玉枠の月9で頼みの福山雅治(47)主演ドラマ第2話が、まさかのひと桁、9・1%と低迷し、もはや“タレント殺しのフジテレビ”といえそう。とはいえ、それでも子役ブームは今後も続くという。その意外な理由とは――。

「いまや、何をやっても当たらないフジテレビが2011年に放送され、大人気となったドラマ『マルモのおきて』の再来を願い、立ち上げたのがドラマ『OUR HOUSE』。表向きはシャーロット・ケイト・フォックスが主演だが、本命は人気子役の寺田心くんといまや子役界の大物女優とまでいわれる芦田愛菜ちゃんの2人だ。フジの必死さが伝わってくる」(他局の編成マン)

 人気子役2人に命運を託したフジだったが、注目の初回(17日)は4・8%。同じ日曜午後9時の嵐のマツジュンこと松本潤(32)主演のドラマ「99・9」(TBS系)の15・5%にトリプルスコアの大差をつけられてしまった。

 フジは目玉枠の月9にかつての視聴率男・福山雅治を主演に据えた「ラヴソング」をスタートさせたが、初回10・6%、第2話9・1%と低迷。本紙既報通り、亀山千広社長(59)の進退問題に発展する可能性までささやかれ始めた。

「結婚後、初ドラマの福山に加え、人気子役の寺田心、芦田愛菜までも“撃沈”させたフジの責任は重い。“役者殺し”に他ならない。ここまでくると、役者や事務所はフジのドラマにはホントに出なくなりますよ」(芸能プロ関係者)

 人気子役の今後にも関わりそうだが、それでも子役ブームは意外にも安泰だという。

「子役をドラマで起用する一番のメリットは、コストパフォーマンスが優れているからです。愛菜ちゃんクラスでも、出演料は1話10万円に満たない。ましてや寺田君にいたっては3万円くらい。知名度と人気度はアイドル並みなのに、ギャラはポッと出の芸人レベルなんです。これは起用しない手はありません」(制作プロデューサー)

 子役のギャラがここまで格安なのには理由があるという。

「テレビは基本、映画界の伝統を引きずっていて、映画も子役のギャラは驚くほどリーズナブル。また、子役らの大半が大手芸能プロには所属していないことも大きい」(芸能プロ関係者)

 それでも収入は、人気俳優・女優ぐらいにもらっている。CMがあるからだ。

「子役や事務所側からすれば、テレビでの露出は、いわばCM出演権をゲットするための手段といっても過言ではないんです。バラエティーやドラマで顔が売れればCM界からオファーが掛かる。ギャラも最低1000万円からで、人気子役となれば2000万〜3000万円と跳ね上がる」(広告代理店幹部)

 もっとも毎年1000人近い子役がデビューして、生き残れるのは3人にも満たない厳しい世界とも。そんな貴重な人材なのだから、なんとかストレスを抱えさせない視聴率を稼いでほしいところだが…。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

[東スポ 2016/4/21]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/151.html

[マスコミ・電通批評15] 熊本地震:紗栄子「500万円寄付」に批判の声…歪んだ不謹慎狩り[東スポ]
【熊本地震】紗栄子「500万円寄付」に批判の声…歪んだ不謹慎狩り
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/532562/

 タレントの紗栄子(29)が19日、熊本地震の被災者のために500万2000円を寄付したことを明かした。だが、ブログに掲載した金額入りの振込受付書に対し、ネット上では「いちいち出すな」「好感度上げたいのか」と批判する声が…。こんなゆがんだ“不謹慎狩り”が横行し、熊本で被災したタレントの井上晴美(41)にまで誹謗中傷が浴びせられる異常さだ。このほか、被災地にエールを送った藤原紀香(44)や西内まりや(22)、上地雄輔(37)らも袋叩きに遭っている。一体、何が問題なのか――。

 この日、紗栄子はブログなどで「私も今できることを。子供達もお小遣い貯金を千円ずつ。家族みんなで募金させていただきます。家族みんなで祈ります」とメッセージ。掲載した振込受付書の金額は、なんと500万2000円! ポ〜ンと大金を渡すとは、なかなかできることではない。

 だが、ネット上では振込受付書の金額を隠さなかったことに「いちいち見せなくていい」「好感度を上げるために利用している」と異論が噴出。なかには「(前夫の)ダルビッシュ有からむしり取った月500万の養育費の一部だろ」といった声もあった。

 紗栄子と交際中の“資産2000億円男”前澤友作氏(40)も同様の手法で1000万円を寄付。こちらにも批判が集まっている。

 叩かれているのは紗栄子だけではない。

 歌舞伎俳優・片岡愛之助(44)と結婚したばかりの紀香は16日のブログで被災地にエールを送るも、文末に「どうかこれ以上、被害が広がりませんように 火の国の神様、どうかどうか もうやめてください」と書き、大炎上。「自分に酔ってる」「地震は天罰と言いたいのか」と反発を招き、問題箇所を削除した。

 この日もファンから「疲れたまってないですか?」と心配され「睡眠はあまり取れていませんが…」と“80分睡眠”であることを告白。「寝てないアピールするな」とまたも袋叩きにされた。

 悪気はないのに叩かれる――。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「“不謹慎狩り”ですね。東日本大震災の時にもありましたが、有名人の不謹慎発言を狙って攻撃する人がいるんです。だから反応が早い。書き込んでいる人は意外と普通で、出勤途中や休憩中にネットをチェックしては『いい格好しやがって!』と、ウサ晴らしに書き込んでいることが多いんです」と指摘する。

 これまでに、どう見ても不謹慎な書き込みをして叩かれた有名人がいたのは事実だが、今回のケースは“ゆがんだ不謹慎狩り”と言わざるを得ないだろう。

 女優の長澤まさみ(28)は地震発生直後の14日夜に笑顔の写真をインスタグラムにアップしただけで「不謹慎だ」の大合唱。“CM降板騒動”の矢口真里(33)はブログで募金活動についてつづっただけで「出しゃばるな」と言われた。

 女優の西内は16日に自撮り写真を添え「九州の方だけではなくみーんな、備えあれば憂いなし。頑張ろう。支え合おう。♡」とツイート。軽いノリが反感を買ったのか「不快な気持ちにさせてしまっている方々ごめんなさい」と謝罪するハメになった。

 ベッキー(32)との不倫が報じられた「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)も標的に。長崎県出身の川谷は15日にツイッターで「九州にいる家族は無事でした。良かった」と報告したが、ネット上では「熊本っぽく言うな」「またゲス発言」と反撃に遭った。

 こだわりが裏目に出たのは上地。15日に更新したブログは一見、地震と無関係の記事のように思えるが、各文の1文字目を1行目から順に縦読みすると「熊本九州負けちゃダメだよ」というメッセージになる。あえて間接的な表現にしたのだろうが「いや、そこはストレートでいい」とツッコミが相次いだ。

 芸能リポーターの川内天子氏は「紗栄子さんの写真は、私も一瞬『えっ!?』と思いましたが、自分ができることをできる形で行った彼女はすてきです。叩いているのは、何もやっていない人。そんな人が文句を言う権利はないと思います。タレントのイメージや先入観だけで『こいつは叩いていい』と勝手に判断している」と憤る。

 熊本の自宅が全壊する被害に遭った井上晴美は地震直後から現場リポートを続けてきたが、心ないネット民から「愚痴りたいのはお前だけではない」と中傷され、意気消沈。「これで発信やめます これ以上の辛さは今はごめんなさい 必死です」と更新をストップした。

「不謹慎狩りはヘイトスピーチと同じで、放置すればつけ上がる。ひどい書き込みには運営側に情報開示請求を行い、書き込んだ人物を特定し、法的措置を講じるなど何らかのアクションを起こすことが有効かもしれません」(前出・井上氏)

 いつから日本はこんなギスギスした国になったのか――。

[東スポ 2016/4/21]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/152.html

[マスコミ・電通批評15] 「MBSアナの弁当ツイート」擁護のつもりが「ブーメラン直撃」 元フジ長谷川豊アナの「被災地で食料買い占め」経験に批判殺到
「MBSアナの弁当ツイート」擁護のつもりが「ブーメラン直撃」 元フジ長谷川豊アナの「被災地で食料買い占め」経験に批判殺到
http://www.j-cast.com/2016/04/21264827.html?p=all

災害報道をめぐる、元フジテレビアナウンサーで現在はフリーの長谷川豊アナ(40)のブログが炎上中だ。かつて被災地に取材で訪れた際に、災害現場近くのコンビニの食料品の殆どを経費で買い占めていた、と明かした過去のブログ記載に注目が集まり、ネットで騒動になっている。

発端は、今回の熊本地震に関係する、長谷川アナの2016年4月19日のブログだ。毎日放送(MBS)山中真アナウンサーの「弁当ツイート問題」を擁護していて、山中アナを叩いているネットユーザーに「下品なノイジーマイノリティ」などと喧嘩を売っていたところ、先に触れた「買い占め」などの行動を記したブログの存在が発覚した。ネットでは長谷川アナに対し、「ブーメラン直撃w」などと批判が向けられている。

■「会社の経費をいいことに、おにぎりやパンなどを買い占めます」

「買い占め」記載があるのは、2015年9月15日付けの長谷川アナのブログだ。茨城県常総市大水害の際にテレビ局が取材のヘリを飛ばして救助を妨害している、という騒動があったことに触れ、

“「今思えば、一番まずいことをしていたなぁ...と感じるのは、むしろヘリなどよりも、コンビニの『買占め行為』の方でしょうか」

などと取材関係者の内幕を綴っていた。フジテレビは報道局、情報局から何チームもの取材クルーが出てメンバー全員が3食と、水分を十分に補給する。他の局も同様だ。全国紙、地方紙の記者も来て、

“「それらが、災害現場近くのコンビニに群がります。そして、会社の経費であるのをいいことに、おにぎりやパンなどをほとんど買い占めます」

と打ち明けた。地元に物資が不足しているときに、これは適切なことなのか少々疑問に感じる時もあった、メディアが一斉に事件現場や災害にたかる姿は「メディアスクラム」だと非難されがちだが、いい面と悪い面が両面あり、いい面は地元の景気が良くなる事だ、などと書いている。

どうしてこのブログが急に注目されたのかというと、事の発端はMBSの山中アナのツイートだ。

■「他人をかばってるフリして自己弁護してたのか」

山中アナは16年4月16日夜に、

“「やっと今日の1食目。食料なかなか手に入りにくいです」

として弁当の写真をツイッターに投稿した。これが「食料の現地調達は厳禁」「現地の貴重な食料を食い潰すな」「局で持参しろよ」といった批判が集中することになり、山中アナはツイートを削除し、

“「被災地のみなさんに不快な思いをさせてしまいました。配慮に欠けた行為で申し訳ありませんでした」

と謝罪した。しかし、この山中アナの騒動は簡単には収まらなかった。

長谷川アナは16年4月19日の自身のブログで山中アナを擁護し、現場はとても壮絶なものであり取材陣も人間だから食事は必要だ、と訴えた。自分も2、3日ご飯を食べられなかったことくらいは経験している、と書いた。中山アナを非難しているネットユーザーに対し、腹に据えかねたのだろう、

“「本州の遠くから、テレビを見ながらマスコミ批判をしていれば満足する下品なノイジーマイノリティに言いたい」

などと喧嘩を売るような文章を綴り、揚げ足取りのような文句ばかり言うのではなく、誠実に頑張っている人を認め応援してあげてほしい、と主張した。長谷川アナに罵倒され気分を害したネットユーザーは長谷川アナへの攻撃を開始し、そして持ち出してきたのが先の過去のブログだった、というわけだ。掲示板には山中アナを擁護しているけれども矛盾が多い、などといった批判が出ていて、

“「自身も被災地で食料買占めしていたと判明してブーメラン直撃wwwww」
「他人をかばってるフリして自己弁護してたのか」
「擁護のふりした炎上芸だろこれww」

などといった書き込みが出ている。長谷川アナはブログで、今回のようなネットユーザー批判をするのではなく、過去のブログと同じように報道陣の被災地での食糧調達の実態を説明していれば、ネットユーザーの評価は全く違うものになっていたのかもしれない。

[J-CASTニュース 2016/4/21]

http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/155.html

[マスコミ・電通批評15] マスコミが報じない「被災者VS記者」トラブル 自治体の要請もむなしく「記者が勝手に...」[J-CAST]
マスコミが報じない「被災者VS記者」トラブル 自治体の要請もむなしく「記者が勝手に...」
http://www.j-cast.com/2016/04/22264981.html?p=all

「施設内でのカメラ取材禁止」――。地震で大きな被害を受けた熊本県益城町の避難所に、こんな注意書きが掲出されている。その背景にあるのは、被災者と取材陣の間で発生している「大手メディアが報じないトラブル」の数々だ。

益城町震災対策本部は2016年4月22日のJ-CASTニュースの取材に対し、「カメラを向けられたり、無理な取材を受けることが被災者のストレスに繋がる。メディアの皆さんには、どうか配慮をお願いしたい」と話す。

■被災者は「見せ物じゃない」

ツイッターなどに数多く報告されているマスコミと被災者のトラブル。その一例が、16年4月21日放送の情報番組「Nスタ」(TBS系)で、図らずも生中継されてしまった。避難所となっている益城町の広安小学校を訪れた取材陣に対し、被災者の1人が「撮るなと言った!見せ物じゃない、どっか行け!」と声を荒げる一幕が放送されたのだ。

「Nスタ」の取材陣にクレームをつけたのは、大柄な体格の中年男性だ。避難所の入り口付近でインタビューを行うレポーターに対し、「撮るな」「見せ物じゃない」と連呼。「お前ら(取材クルー)の車は邪魔だ、どかせ」とも続けた。

中継はすぐさま打ち切られ、画面は即座に東京のスタジオに切り替わった。スタジオの堀尾正明アナウンサーは「ちょっとご迷惑になっているようで...。すいませんでした」と平謝りしたが、「何事もなかったかのように」そのまま番組を進行した。

こうした一幕に、ネット上では「迷惑かけ過ぎ」「無神経すぎる」など番組への批判が殺到。ツイッターやネット掲示板などには、

“「被災して心身ともに疲れているのに、取材、取材でウンザリなんでしょ」
「マスコミもほどほどにしてほしい。 ただでさえみんな神経質になっとるのに」
「被災者の本音が聞けてよかったな 分かったらもう帰れよ」

などと、避難者への配慮に欠ける取材陣の振る舞いを非難する声が相次いで上がった。

■「取材を禁止している校内に勝手に入ろうとするマスコミの方も」

今回のトラブルの現場となった広安小学校の震災対策本部は、取材に対し、

“「そうしたトラブルが起きていたとは知りませんでしたが、取材を禁止している校内に勝手に入ろうとするマスコミの方もおられます」

と明かす。そうした取材陣の行動を防止するため、校内での取材禁止を告知する張り紙を16年4月21日に掲出。また、益城町福祉保健センターの避難所でも、「施設内でのカメラ取材禁止」という張り紙を出しているという。

益城町震災対策本部の担当者に話を聞くと、「施設内での取材や撮影を禁止しているのは、避難者のプライバシーを守るためです」という。続けて、マスコミの取材行為が被災者のストレスに繋がっているとも述べ、「メディアの皆さんには、どうか配慮をお願いしたい」とも訴えた。

被災者の心のケアに詳しく、過去の災害時には避難所を訪れての診療経験もあるという『東京都立中部総合精神保健福祉センター』の精神科医は、「報道に乗らないだけで、被災者とマスコミの間でトラブルが起きることは珍しくありません」と明かす。

“「被災者が『見せ物じゃない』などと声を荒げたり、『カメラをこづいたり』といった行動をとることは、避難所での診療時によく耳にしました。災害によって強い心的ストレスを受けた被災者は、感情のコントロールが非常に難しい状況になっているため、こうしたトラブルが起きてしまうのでしょう」

マスコミ側に対しては、被災者に対する配慮が欠けている部分があると指摘。「避難所の状況や被災者の感情を正しく理解して、配慮を徹底して取材する必要があると思います」とも述べた。

[J-CASTニュース 2016/4/22]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/157.html

[マスコミ・電通批評15] 「記者が被災地少女を雨の中に」批判に報道局幹部が答えた 「ネットで猛反発」でも「謝罪の形」とらなかった理由[JCAST]
「記者が被災地少女を雨の中に」批判に報道局幹部が答えた 「ネットで猛反発」でも「謝罪の形」とらなかった理由
http://www.j-cast.com/2016/04/23265025.html?p=all

“「少女を雨の中に追いやり、ずぶ濡れにさせた」との指摘があったが、そうした事実はなかったと判断した――。

熊本県民テレビ(KKT)は2016年4月22日、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)での自局アナウンサーの振る舞いへの批判に対する「反論」コメントを発表した。ツイッターなどでは、「謝罪になってない」「言い訳してるだけ」との批判が相次いでいるが、KKTの報道局幹部はJ-CASTニュースの取材に、「現場の状況を総合的に判断した結果、あえて(編注:本人たちへの)謝罪の形はとらなかった」と説明する。

■「テレビ局ではあれを『自発的に退いた』と言うのか」

4月21日放送の「ミヤネ屋」では、今回の地震で大きな被害を受けた熊本県益城町の避難所の様子が中継された。

番組では、強い雨が降っている中、KKTのアナウンサーが焼き芋の炊き出しを行う男性を取材することに。その際に、男性の手前にいた少女2人を、アナウンサーが、屋根のない場所に「手で追いやった」ようにも見える場面が生中継された。左手が少女らに触れているようにも見える。

その後、雨で濡れた少女2人(うち、ひとりは傘を持っているが、さしておらず)の姿が映されると、ネット上では「アナウンサーが少女を無理に雨の中へ押しやった」として、「酷すぎる」「気分悪い」と非難する声が次々と上がった。

こうした批判を受け、KKTは4月22日、公式サイト上でコメントを発表。少女2人はインタビューが始まったので「自発的に退いた」と説明。また、視聴者からの指摘を受け、同じアナウンサーを再度派遣して経緯を説明したところ、少女2人には「どかされたという自覚がなかった」ことが分かったとも続けた。

最終的には、「アナウンサーが焼き芋の炊き出しを邪魔したり、無理に雨の中に出したりした事実はなかったと判断しています」と結論付けた。その上で、「この映像が視聴者の方々に不快な思いをさせたとすれば、お詫び申し上げます」とした。

KKTが発表したコメントに対し、ネット上では「言い訳してるだけ」といった批判が続出した。ツイッターやネット掲示板には、

“「本人目の前にして子どもが『退かされた』って言えるワケない」
「言い訳にすらなってない。子どもを雨ざらしにしたのは変わりないし、退かざるを得ない状況にしたんだろ」
「アナウンサーが手でどかしているように見えるんだけど、テレビ局ではあれを『自発的に退いた』と言うのか」

といった投稿が相次ぎ、またもや「炎上」状態になってしまった。

■親族から「謝る必要などない」と言われた

22日のコメントを発表した意図とは、いったい何だったのか。KKTの報道局幹部は16年4月23日のJ-CASTニュースの取材に対し、

“「インターネット上で『謝罪になっていない』との批判が上がっていることは知っています。ですが、本人たちが『謝罪はいらない』と言っている以上、我々は誰に向けて謝罪すればいいんですか?」

と話す。

続けて、発表文では「経緯を説明するため」にアナウンサーを派遣したとしているが、当初は謝罪に向かわせたのだと明かす。その際、少女とその親族から「謝る必要などない」「気にせず仕事に戻って」と言われたため、本人の意思を尊重し、「あえて謝罪の形はとらなかった」と説明した。

また、少女2人はテレビの取材を楽しんでいる様子だったとして、取材前の打ち合わせの際には、アナウンサーとも「仲良く話していた」とも続けた。さらに、現場には少女の祖父母もいて、取材中の様子は保護者も確認していたという。そうした理由を挙げた後、

“「(少女らに対して)無理に『問題ない』という趣旨のコメントを言わせたわけではない」

と強調。さらに続けて、

“「放送した内容について、ご不快に思われた方がいたとすれば、そこについてはお詫びしたい。ただ、先ほど述べたような現場の状況を総合的に判断した結果、インターネット上の批判に対して釈明・反論するようなコメントになったのです」

と話した。

[J-CASTニュース 2016/4/23]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/158.html

[政治・選挙・NHK205] 「どうしてあんなチャラい人が議員をやっていたの」 櫻井よしこ氏が自民党に苦言[産経ニュース]
「どうしてあんなチャラい人が議員をやっていたの」 櫻井よしこ氏が自民党に苦言
http://www.sankei.com/politics/news/160425/plt1604250058-n1.html

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏は25日、都内のホテルで開かれた自民党の稲田朋美政調会長のパーティーで、妻の金子恵美衆院議員(自民)の妊娠中に不倫をして衆院議員を辞職した宮崎謙介氏を念頭に「どうしてあんなチャラい人が議員をやっていたの」と述べ、公認した自民党に苦言を呈した。

 櫻井氏は24日に行われた衆院北海道5区補欠選挙での自民党候補の当選に祝意を示した上で「苦言も言いたい」と述べ、「京都はどうしてあんなふうになったの」と、宮崎氏の辞職に伴う同日の衆院京都3区補選にも触れた。

 櫻井氏は「自民党ファンも、今の自民党に、とても不安な思いを抱いている。自民党議員が軽率な発言をすると、わがことのように悔しい。日本が直面している難しい問題を解いていきたいと心から願っているだけに、変なのが出ると『どうして、どうして』と思う」と語った。

[産経ニュース 2016/4/25]
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/150.html

[政治・選挙・NHK205] 衆参W選再浮上? 無党派層7割が「野党統一候補」投票の衝撃 北海道5区補選[ZAKZAK(夕刊フジ)]
衆参W選再浮上? 無党派層7割が「野党統一候補」投票の衝撃 北海道5区補選
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160425/plt1604251700003-n1.htm

 与野党激突の衆院北海道5区補選は24日投開票され、自民党新人の和田義明氏(44)が、無所属の野党統一候補、池田真紀氏(43)を破って初当選した。町村信孝元衆院議長の「弔い合戦」ながら接戦に持ち込まれ、無党派層の反応も厳しかったことで、安倍晋三首相の参院選戦略も再検討されそうだ。熊本地震で見送り濃厚とみられた、衆参同日選が再浮上する可能性もあるのか。

 「今後、相当引き締めていかないといけない」

 安倍首相は24日夜、周囲にこう語ったという。注目の北海道5区補選は、与党候補が辛勝したが、民進党と共産党が連携する「民共勢力」の力を感じさせたうえ、「無党派層の動向」という気になるデータが出た。

 報道各社の出口調査で、無党派層の7割前後が「野党統一候補」に投票していたのだ。自民党議員の失言や醜聞などの「緩み」、農業王国・北海道が打撃を受けそうなTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への「不信感」が影響したとみられるが、夏の参院選を前に衝撃的な結果といえる。

 政府・与党としては、熊本地震の復旧に向けた数千億円規模の2016年度補正予算を早期成立させ、安倍首相が議長となる5月の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)で存在感を発揮する予定。オバマ米大統領の被爆地・広島訪問もプラス材料だが、政権浮揚の起爆剤になるかは不透明だ。

 熊本地震を受けて、政府・与党内では「復旧に全力を尽くすべきで、同時(選)である、ないという判断は先でいい」(自民党の二階俊博総務会長)などと同日選見送り論が強まっていたが、「野党共闘」を分断するには衆参同日選は極めて有効とされる。

 政治評論家の浅川博忠氏は「参院選単独では32ある1人区で野党共闘が進み、与党には不利になる。だが、熊本地震の復興も進まないうちに衆院解散は難しい。安倍首相は『景気回復』『地方格差の是正』というインパクトある政策を打ち出すしかないだろう。『政治は庶民のためにある』という王道で戦うしかない」と語っている。

[ZAKZAK(夕刊フジ) 2016/4/25]
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/151.html

[マスコミ・電通批評15] 「めざまし」年間首位に黄信号?…「ZIP!」との差が4月最大に[スポニチ]
「めざまし」年間首位に黄信号?…「ZIP!」との差が4月最大に
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/05/05/kiji/K20160505012525760.html

 朝の民放情報番組の王者、フジテレビ「めざましテレビ・第2部」(月〜金曜前6・10〜8・00)が王座陥落のピンチ?ライバルの日本テレビ「ZIP!」(月〜金曜前5・50〜8・00)が今年2月から3カ月連続して月間平均視聴率で同時間帯横並びトップ。その差は4月、最大に広がった。「めざまし」の8年連続となる年間平均視聴率1位に黄信号がともったか――。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

 「ZIP!」は2011年4月にスタート。今年2月の月間平均視聴率は9・3%。初の民放同時間帯横並びトップに立ち、ついに王者「めざまし」の牙城を崩した。3月=9・1%、4月=9・5%と3カ月連続して首位をキープ。注目は「めざまし」との差だ。

 ビデオリサーチ調べのデータを基に算出すると「ZIP!」と「めざまし」の差(ポイント=P)は2月=0・7、3月=0・5、4月=1・0。3月でいったん縮まったが、4月に最大となった。

 各日の差を見ても、2〜3月は1ポイント以下の日が多かったが、4月に入ると、
 4月第2週=月0・4、火0・9、水1・1、木1・3、金1・4
 4月第3週=月0・8、火1・8、水1・6、木1・2、金1・2
 4月第4週=月1・7、火1・2、水0・5、木1・1、金1・7
 と「ZIP!」が1ポイント以上リードする日が7割を占めた。4月に入り「ZIP!」に勢いが感じられる。

 春は帯番組のリニューアルの季節。「ZIP」は4月から朝アニメ「朝だよ!貝社員」や「あおぞらキャラバン」など、新企画を多数、立ち上げた。「朝だよ!貝社員」は、アサリやカキなどが“貝社員”として登場。楽しい歌とコントで「ダメ会社員あるあるネタ」を届ける。「あおぞらキャラバン」は現役女子大生シンガー・ソングライターのセレイナ・アン(20)と相棒の犬「そら」が全国各地を回る。
 
 「めざまし」は7年半司会を務めた加藤綾子アナウンサー(31)が4月1日に番組を卒業。同4日から入社3年目・永島優美アナウンサー(24)にバトンタッチした。エンタメコーナー「Buzz Up」、学校や職場で話したくなるネタを永島アナが伝える「めざまシード」などを新設。木曜パーソナリティーとしてHey!Say!JUMPの伊野尾慧(25)が加わった。

 両番組とも4月に衣替えしたが、数字面は「ZIP!」がじわじわと優位に立っている。「めざまし」は15年の年間平均視聴率が9・7%。09年に「ZIP!」の前身「ズームイン!!SUPER(第2部)」から首位の座を奪って以来、7年連続して民放同時間帯横並びトップ。しかし、今の状態が続けば、王座を明け渡すことになる。

 このまま「ZIP!」が走るのか。「めざまし」が巻き返すのか。激戦区の朝を制するのは、どちらか――。

[スポニチ 2016/5/5]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/165.html

[マスコミ・電通批評15] 福山雅治「ラヴソング」視聴率が「月9」史上最低更新 J-CASTニュースの予想が当たった理由[J-CAST]
福山雅治「ラヴソング」視聴率が「月9」史上最低更新 J-CASTニュースの予想が当たった理由
http://www.j-cast.com/2016/05/18267150.html?p=all

福山雅治さん(47)が主演しているフジテレビ看板枠「月9ドラマ」の「ラヴソング」第6話の視聴率が6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、同枠の史上最低を記録した。

放送のあった2016年5月16日は関東で大きな地震があり、ニュース番組にチャンネルを変えた影響もあったようだが、それだけではないようだ。J-CASTニュースは2月29日に「福山雅治主演『ラヴソング』、放送前から『大爆死』予想が拡散」(この記事の下に掲載)という記事を配信したが、予想が当たってしまった。

■放送が始まる前からネット上では「たぶん見ない」

「ラヴソング」で福山さんは、元プロのミュージシャンで現在は臨床心理士をしている神代広平を演じ、メインヒロインは福山さんと同じ所属事務所のシンガーソングライター、藤原さくらさん(20)で、児童養護施設で育ち自動車の整備部で働く「吃音症」に悩む佐野さくらを演じている。音楽を介して優しく接してくれる神代にさくらは恋心をいだく、といった流れだ。

福山さんといえばフジの大ヒットドラマ「ガリレオ」の主演を務め、「月9」の主演は3年ぶり、結婚後初のドラマとなるなど話題性はあったのだが、放送が始まる前からネット上では「たぶん見ない」などといった意見が出ていて「大爆死」が予想された。

理由の一つはメインヒロインの藤原さんの起用。15年末に100人からなるオーディションで選ばれたという鳴り物入りの登場だったが、福山さんと同じ所属事務所で、しかも初めてのドラマ。主題歌も歌うらしいということから「出来レース」「事務所のゴリ押し」と批判された。そして最も反発を受けたのが、年の差が27歳あるこの2人が恋愛するという設定だ。この時は、相手との年の差が34歳ある桂文枝さんの「20年不倫」騒動があり、それを連想させるとして「気持ち悪い!!」という声が多数あがった。掲示板には、

“「加藤茶や小柳ルミ子なんかが軒並み気持ち悪いって言われてたんだから、反応も読めそうなもんだけどな」
「ともかく47歳がこの童顔女と恋愛とか、援交にしか見えなくてき・も・い」

などといったことが書き込まれた。ちなみに、年の差が離れた恋愛ドラマは次々に失敗していて、07年10月から放送されたTBS系ドラマ「ハタチの恋人」は平均視聴率8.14%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と惨敗。中居正広さんと上戸彩さんが出演したフジテレビ系「月9」枠ドラマ「婚カツ!」(09年4月20日〜)も平均視聴率は 10.6%で、月9史上初の視聴率1桁を何度も繰り返した。

■「ヒロインを20代に設定したせい」?

「ラヴソング」も蓋を開けてみると、第1話こそ10.6%となんとか2桁をキープしたが、第2話は9.1%。第3話9.4%、第4話8.5%、第5話8.4%。そして最新話の6話は6.8%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)と「月9」史上の最低を記録した。これまでの最低は14年4月から放送の「極悪がんぼ」の第10話の7.8%だから、1%も下回っている。クール平均の史上ワーストは16年1月から放送された「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(全10話)の9.7%で、これを下回るペースというのだから目も当てられない状況だ。

もっとも「私は結構好きだけどなあ〜」「結構面白いけどね」などと楽しんでいる人がいるのも事実。第6話も関東で大きな地震があったためニュース番組に切り替えた人が多かった結果ではないか、などと考えている人もいる。しかし、視聴率が下がり続けているわけだから、地震がなくても結果はそう変わらなかったのではないか、と思っている人は多い。掲示板には、

“「福山雅治だからこそ一度は観た。だけど脚本はこの上なくイマイチだし、事務所はヒロインをこの先CDデビューさせて大々的に売り出したいんだろうなーという意図が透けすぎていて一度でお腹いっぱいになったよ」
「ヒロインの年齢が40代なら10%くらいあった。ヒロインを20代に設定したせいでメインの視聴者層である枯れたババアが嫉妬して見ない。なんでテレビ局はこれがわからないのか」
「この数字は福山一人の力じゃないよなあ。フジの嫌われ具合、糞脚本、糞キャスト、その集大成があったからこその数字。もちろん福山自体もオワコンなんだが」
などといったことが書き込まれている。

[J-CASTニュース 2016/5/18]

コレを予言した記事が以下の記事。あわせてどうぞ。

福山雅治主演「ラヴソング」、放送前から「大爆死」予想が拡散 「27歳差」の恋愛は「気持ち悪い」?
http://www.j-cast.com/2016/02/29259924.html?p=all

福山雅治さん(47)が主演のフジテレビ系月9時枠ドラマ「ラヴソング」が2016年4月から始まる。ネット上ではドラマの設定を知り、「気持ちの悪い内容」だとし、「大爆死ドラマになるのではないか」、と話題になっている。

福山さんのお相手になるのは、現在20歳のシンガーソングライターでドラマ初出演の藤原さくらさん。歳の差は27歳で恋愛対象としては歳が離れすぎている。そのため、ブログが度々「炎上」する加藤茶(72)さん夫婦や、桂文枝さん(72)の不倫騒動を思い出してしまい「気持ち悪くなる」、というのだ。

■加藤茶や桂文枝を思い出させる

フジテレビの公式ホームページによれば、福山さんは元プロミュージシャンの神代広平を演じる。業界から離れて20年、ルックスの良さから多くの女性と付き合うものの、真剣に向き合える女性に出会えず、いまだ独身。そんな時に一人の女性に出会う。その女性は人とコミュニケーションをとるのが苦手だが、「歌声」という天賦の才能を持っていた。二人は音楽を通して心を通わせ、失いかけた人生を取り戻す感動の「ヒューマン&ラブストーリーになる」、と説明している。福山さん、藤原さん共にミュージシャンのため、ドラマ内の歌や演奏も見どころだという。

こうした設定が流れたとたん、ネットでは「気持ち悪い!!」という感想が真っ先に現れた。福山さんと藤原さんの年の差は27歳。親子であってもおかしくはない。そんな二人が恋愛関係になるとして思い出してしまうのが、何かと物議を醸す年の差が45歳の加藤茶夫妻、そして、最近明るみに出た、相手との年の差が34歳の桂文枝さんの「20年不倫」騒動だというのだ。そして、藤原さんが20歳ということも引っかかるという。福山さんは15年9月26日に女優の吹石一恵さんと入籍したことを発表し、「福山ロス」と呼ばれる喪失感がファンの間に広まった。それでも吹石さんに批判や嫉妬が向けられなかったのは、女性からの好感度が高かったことと、年齢が33歳だからとも言われている。それがいくらドラマだからといって、福山さんが20歳の女性と恋愛関係になるとすれば、ファンは怒りが込み上げてくるのではないか、というのだ。ネットでは、

“「加藤茶や小柳ルミ子なんかが軒並み気持ち悪いって言われてたんだから、反応も読めそうなもんだけどな」
「女の敵は女だからな。若いと尚更気に入らないんだろw」
「ともかく47歳がこの童顔女と恋愛とか、援交にしか見えなくてき・も・い」
「設定も男も女も全てが大爆死の予感しかしねえよ。女はブサイクだし、男は人気ある層だけど、去年のましゃロスはまだあるだろ」

などといった意見が掲示板に出ている。

■過去の年の差恋愛ドラマ「ハタチの恋人」「婚カツ!」も大惨敗

実は、男女の歳の差がある恋愛ドラマは過去にもあり、それらは豪華俳優陣であっても「爆死」している。例えば07年10月から放送されたTBS系ドラマ「ハタチの恋人」は平均視聴率8.14%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と惨敗した。50歳のサラリーマンを明石家さんまさん、20歳の専門学校生を長澤まさみさんが演じた。二人の年の差は32歳。ネット上には、

“「50歳と20歳の恋愛なんてお茶の間で家族が見れるような内容じゃない」
「さんまさんの年齢を考えると二十歳そこそこの女の子が相手っていうのちょっとね。なんか、犯罪っぽい感じがしてしまいます」

などといった意見も出た。

中居正広さん(43)と上戸彩さん(30)が出演したフジテレビ系「月9」枠ドラマ「婚カツ!」(09年4月20日〜)の平均視聴率は 10.6%で、月9史上初の視聴率1桁を何度も繰り返したため、「視聴率完全崩壊!」などと騒がれた。2人の年の差がありすぎて感情移入がしずらい、といったことが原因とされた。こうしたことから「ラヴソング」も放送前から「大爆死確定!!」などとまことしやかに囁かれている。

[J-CASTニュース 2016/2/29]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/171.html

[政治・選挙・NHK206] 舛添知事の説明「納得しない」90.2%[日テレNEWS24]
舛添知事の説明「納得しない」90.2%
http://www.news24.jp/articles/2016/05/22/04330797.html?cx_recsclick=0

 NNNがこの週末に行った世論調査によると、政治資金をめぐる問題が指摘されている東京都の舛添知事について、約90%の人が知事の説明に「納得しない」と答えた。

 世論調査で、安倍内閣を「支持する」と答えた人は前月比2.3ポイント下落して42.5%、「支持しない」は前月比1.9ポイント上昇して37.1%だった。

 来年4月の消費税率10%への引き上げについては、引き上げることが「良いと思う」と答えた人が32.8%、「良いと思わない」が59.7%だった。

 政治資金をめぐる問題が指摘されている東京都の舛添知事については、説明に「納得しない」と答えた人が90.2%に上り、「納得する」は2.5%だった。また、70.1%の人が舛添知事は責任を取って「知事を辞める必要があると思う」と答え、「辞める必要があると思わない」は17.8%だった。

 今週末にアメリカのオバマ大統領が広島を訪問する際、アメリカが原子爆弾を投下したことに謝罪する必要があるかについては、53.5%の人が「必要があると思わない」と答え、「謝罪する必要がある」と答えた人は31.9%だった。

<NNN電話世論調査>
 【調査日】5月20日〜22日
 【全国有権者】1479人
 【回答率】49.0%
 http://www.ntv.co.jp/yoron/

[日テレNEWS24 2016/5/22]
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/502.html

[マスコミ・電通批評15] TBS「クロちゃん」救出番組で警察出動 ツイッターで「誤情報」広がり、中止決定
TBS「クロちゃん」救出番組で警察出動 ツイッターで「誤情報」広がり、中止決定
http://www.j-cast.com/2016/06/01268514.html?p=all

 TBS系番組「水曜日のダウンタウン」がツイッターを通じて芸人を救出する企画を行ったところ、一般人に迷惑をかけたとして、企画を中止する事態になった。

「今、知らない部屋に閉じ込められています」。お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん(39)が、2016年5月31日17時にツイッターでこうつぶやいたのが騒ぎの発端だった。

■関係のないマンション前に10人前後が集まる

クロちゃんは、「このツイッターの情報だけでクロちゃんの居場所を特定して、クロちゃんを助けにきてください」と呼びかけた。続いて、番組も公式ツイッターで「『クロちゃん、どこかに閉じ込められてもTwitterさえあれば助けてもらえる説』の検証中」と告知すると、クロちゃんがツイッターで様々な情報を発信し始めた。

「壁がこんな感じ」と画像をアップして示し、日本テレビを出たときから目隠しをされて車で2時間乗せられて来たと明かした。クロちゃんのツイートは、3万件もリツイートされるなど大きな反響を呼び、ツイッターなどでは、ファンらから次々に質問も投げかけられた。

これに対し、クロちゃんは、「18時になったチャイムの音は、夕焼け小焼けでした」「電車の音がとれました。 これでわかりますかね?」などとヒントを出す。ファンのうち、東北地方在住という男子高校生が特に熱心で、チャイムや電車の発着時間、そして部屋の間取りなどからマンションを推測した。

それは、神奈川県厚木市内の駅前にあるマンションではないかというのだ。

すると、ツイッターで大きな反響を呼び、自分も行ってみると明かす人も現れた。その情報を見ると、マンションには10人前後が集まったといい、夜の20時ごろにもかかわらず騒ぎになっていた。

番組側もこの騒ぎに公式ツイッターで反応し、「不確定な状態で直接部屋のインターホンを押すなどの行為はくれぐれもご注意ください」と呼びかけた。

■「この時点をもって企画を中止・終了させて頂きます」

ところが、地元の人が110番通報をして警察が駆け付けたらしく、ツイッターにパトカーの画像がアップされ、一度解散するよう注意されたとの報告も上がった。

その後も、番組側は「厚木付近のマンションは間違いです」とツイートし、クロちゃんの部屋のドアには番組名などが書かれた表札があると案内した。その後も、表札のニセモノ画像が投稿されているとして注意を促したが、6月1日未明になって、公式ツイッターでお詫びと謝罪を出した。

そこでは、「数多くの誤情報により、関係のない一般の方にご迷惑をおかけする事態が発生しております」として、「この状況を重く受け止め、この時点をもって企画を中止・終了させて頂きます」と告げた。クロちゃんもこれを受け、部屋から出ることになったとツイッターで明かした。

ネット上では、「企画自体は面白かった」と一定の評価をする向きは多かったが、「こうなる事だいたいわかるでしょ」「『踏み込んだら間違えた』だったりしたら大変」「表札掛けてるなら一番最初にアナウンスするべき」などと番組側の不手際を指摘する声が出ていた。

トラブルの経緯などについて、TBSの広報部では、「お答えを控えさせていただきます」とJ-CASTニュースの取材に答え、「それがすべてです」としてその理由については明かさなかった。

[J-CASTニュース 2016/6/1]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/177.html

[政治・選挙・NHK207] 安倍首相「お約束と異なる新しい判断」 あの消費増税「断言」の限りない軽さ[J-CAST]
安倍首相「お約束と異なる新しい判断」 あの消費増税「断言」の限りない軽さ
http://www.j-cast.com/2016/06/01268515.html?p=all

安倍晋三首相は2016年6月1日夕方、首相官邸で会見し、17年4月に予定されていた消費税率10%引き上げの時期をさらに2年半延期し、19年10月にする意向を表明した。当初は15年10月とされていた10%への引き上げ時期は14年11月に延期が発表され、その際、安倍首相は「再び延期することはない」ことを「断言いたします」と会見で明言していたが、この「断言」を覆した。安倍首相は、第1次政権でも続投を「お誓い申し上げます」と述べた2日後に退陣表明した「前科」がある。

「断言」や「誓い」といった言葉を使いながら、一転してひるがえす振る舞いが繰り返されている。こういった批判が出る可能性に配慮し、「批判があることも真摯に受け止める」と、安倍首相としては異例の低姿勢を見せたが、2年前の断言という言葉を限りなく軽くした記者会見となった。

■「『公約違反』の批判真摯に受け止める」

安倍首相は14年11月18日、当初は15年10月だとされていた税率引き上げの時期を1年半先送りすることを記者会見で発表した。会見では、安倍首相は

“「来年(15年)10月の引き上げを18か月延期し、そして18か月後、さらに延期するのではないかといった声がある。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年(17年)4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします」

と述べ、衆院を解散して、信を問うとした。その14年12月の総選挙で自民党は大勝している。

今回の会見では、「世界経済の透明感」を背景に、消費増税は「内需を腰折れさせかねない」などと引き上げ再延期の理由を説明。14年11月の自らの発言にも冒頭発言の中で言及した。

“「今回、再延期するという私の判断は、これまでのお約束と異なる新しい判断。『公約違反ではないか』とのご批判があることも真摯に受け止めている」

などと理解を求め、冒頭発言の最後に

“「国民の皆さんのご理解とご支持をお願いしたい」

と正面に向かって頭を下げたが、「断言」を覆したことに対する陳謝の言葉はなかった。

■今回は「参院選を通して国民の信を問いたい」

そのうえで、

“「国政選挙である参院選を通して国民の信を問いたい」

として、与党内でも議論のあった衆院の解散を否定。衆院解散が「頭をよぎったことは否定しない」としながらも、熊本地震の被災地に配慮してダブル選は見送ったと説明した。あわせて「6月22日公示、7月10日投開票」の日程を6月2日に閣議決定する方針も明らかにした。

安倍首相は、第1次内閣でも前言を翻したことがある。07年9月10日に衆院本会議で行った所信表明演説で

“「50年後、100年後のあるべき日本の姿を見据え、原点を決して忘れることなく、全身全霊をかけて、内閣総理大臣の職責を果たしていくことをお誓い申し上げます」

と述べたが、その2日後の9月12日には記者会見を開いて退陣を表明した。続投を「誓った」ことをわずか2日で翻した形だが、退陣表明の会見では

“「その(所信演説で)述べたことを実行していくという責任が私にはあるが、なかなか困難な状況の中において、それを果たしてくことができないのであれば、それは政治的な混乱を最小限にするという観点から、なるべく早く判断すべきだという結論に至った」

などと不明瞭な説明に終始していた。

[J-CASTニュース 2016/6/1]
http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/158.html

[政治・選挙・NHK208] 舛添要一・前都知事が反撃? 「妻子」放送したフジテレビをBPOに申し立て[J-CAST]
舛添要一・前都知事が反撃? 「妻子」放送したフジテレビをBPOに申し立て
http://www.j-cast.com/2016/06/24270648.html?p=all

ついに「反撃」が始まったのか。東京都の舛添要一前知事が、フジテレビの番組についてBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会に申立てを行った。同局はJ-CASTニュースの取材に、申立て日時や対象番組こそ明かさなかったものの、「(申立てを行ったことは)承知しております」と答えている。

一部報道によると、舛添氏本人は「フジテレビは非常識な放映をした」などと話しているようで、「公私混同」報道と「家族のプライバシー」が真っ向から問われることになりそうだ。

■「初恋の女性」への「ラブレター」もさらされる

“「舛添前知事がBPO放送人権委員会に申立てをされたことは承知しております。先方のご主張をしっかりとうかがって、今後の対応を検討いたします」

2016年6月24日、J-CASTニュースの取材にフジテレビはこう答えた。舛添氏側やBPOは取材に内容を明らかにしていないが、申立て対象となったのは、舛添氏の「公私混同」疑惑を報じた情報番組とみられる。

ネット上で「有力視」されているのは「Mr.サンデー」(毎週日曜、22時〜23時15分)だ。5月22日の放送では番組スタッフが妻・雅美さんを直撃する様子が放送され、6月19日の放送では舛添氏の「初恋の女性」とされる女性まで登場。その女性は「正しく・強く・美しく生きていこう」と書かれた「ラブレター」をさらしながら、「(今の舛添氏には)『正しく』がちょっと欠けていますね」と指摘した。

舛添氏の「公私混同」を厳しく批判したネットユーザーも、こうした放送内容には

“「やりすぎではないか」
「ただのイジメ」

と疑問の声を上げた。

■舛添氏事務所「事務所の人間では分からない」

舛添氏のBPO申立てを最初に報じた16年6月23日付け日刊ゲンダイ電子版によると、申立て理由はやはり「子どもや妻を至近距離で撮影し、その様子を放送したこと」だという。舛添氏本人は「非常識な放映をしたフジテレビを絶対に許さない」と激怒しているらしく、22日には同局の顧問弁護士と同局幹部が話し合う場も設けられたという。舛添氏とフジテレビの「バトル」は新たな局面に入ったと言えそうだ。

BPOの放送人権委員会が申立ての「審理入り」を決め、委員会決定で何らかの「見解」「勧告」を出した場合、フジテレビ側に具体的な対応が求められるのは必至だ。

果たして舛添氏はどういう経緯で、どんな内容を申立てたのか。フジテレビ以外の当事者にも取材したが、BPOは「もともと取材に応じていない」、舛添氏の個人事務所は「事務所の人間では分からない」と答えている。

[J-CASTニュース 2016/6/24]

http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/402.html

[マスコミ・電通批評15] “福山月9”歴代Wワースト更新でフジ株主総会大荒れの可能性[東スポ]
“福山月9”歴代Wワースト更新でフジ株主総会大荒れの可能性
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/557588/

 株主総会が荒れる!? 福山雅治(47)主演のフジテレビ“月9”ドラマ「ラヴソング」最終回が視聴率9・3%で幕を下ろし、月9歴代最低(1話)、全話平均でも最低というダブルでワースト記録を更新した。18日のAKB48総選挙では17・6%の高視聴率を記録したものの、バラエティー番組の低迷もあり、28日の株主総会が大荒れの可能性が出てきた。

「ラヴソング」は全話平均視聴率が8・43%で、月9史上最低を記録。第6、7話で記録した6・8%は、それまでの月9の1話平均の最低視聴率となった。フジにとってはシャーロット・ケイト・フォックス(30)ら主演のドラマ「OUR HOUSE」(全話平均4・51%)の実質的打ち切りに続く惨敗だ。

 1日付の人事でフジは日枝久会長(78)と、亀山千広社長(60)の留任を決めた。上層部が低迷の責任を取らない形にも見えるだけに、28日に開かれる「フジ・メディア・ホールディングス」の株主総会の大荒れも予想される。

「先日発表されたフジテレビ単体の2015年度決算では、売上高が前期比6・5%減の約2897億円。営業利益は48・8%減の約55億円と、減収減益を記録してしまった。31年間守ってきた民放テレビ局売り上げトップの座も日テレに明け渡した」(テレビ関係者)

 テレビ東京を下回る数字もある。広告代理店関係者が言う。

「フジ以外は営業利益減のところはなく、テレ東単体の売り上げは1073億円でフジの約3分の1弱ですが、純利益は41億円で、33億円のフジを上回った。キー局がテレ東に負けたのは初。CMスポンサーとしては、今後はフジよりもテレ東に広告を出した方が少ない投資でリターンが見込める。フジはいまだにテレ東の約4倍の料金ですからね。“フジ離れ”はさらに加速しそう。編成改革を指示した日枝会長と亀山社長の責任が問われそうですね」

 テレ東の10倍という割高な制作費を投入しながら、視聴率が冴えないバラエティー番組も。一連の現状に株主が反発しても不思議ではない。

「総会屋は激減しましたが“物言う株主”が急増してますからね。株主総会は当然、荒れるでしょうね」とフジ関係者も語るだけに、ひと波乱ありそうだ。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

[東スポ 2016/6/27]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/183.html

[マスコミ・電通批評15] フジテレビ「視聴率低迷」に株主の不満が炸裂[東洋経済]
フジテレビ「視聴率低迷」に株主の不満が炸裂 浮上のきっかけを掴むことはできるのか
田邉 佳介 : 東洋経済 記者
http://toyokeizai.net/articles/-/124918

議長や答弁する取締役に対して、最後まで怒号とやじが飛び続ける。株主の質問にも罵声が飛ぶ。何とも殺伐とした3時間35分だった。

6月28日、フジ・メディア・ホールディングスはホテル グランパシフィックLE DAIBA(東京・お台場)で第75回株主総会を開催した。最終的に、会社側が提案した議案である「剰余金の処分の件」「取締役17名選任の件」は承認され、株主側の提案はすべて否決された。3時間以上に渡って議論が続き、お世辞にも和やかとは言えない総会となった。

■「ドラマにときめきがない」?

株主提案の議案は「総会で社員やOBの株主が質問する際に、その旨を明かすこと」「独立性のある取締役が存在しないため、山口三尊氏(3万株を保有する個人投資家)を取締役候補に加えること」「ROE(株主資本利益率)が5%未満の場合、25年以上在任する役員について、選任の理由を説明すること」の3つだった。

質疑応答では、視聴率の苦戦が続くフジテレビジョン(フジテレビ)について、多くの意見や質問が寄せられた。

「テロップが多すぎる、若い人にはいいのかもしれないが、笑い声がうるさい」「ドラマに往年のようなときめきがない」「嫌いなテレビ局1位に選ばれた。2011年に起こった、韓流偏向の抗議デモに対しても『嫌なら見るな』と放置した」「バブルを経験した世代ばかりで、若い人に権限を委譲できていないのが視聴率低迷の要因だ」などと辛辣なものばかりだった。

これに対し、フジテレビの亀山千広社長は、現状を「忸怩たる思い」とした上で、「まずはドラマで話題を呼び、バラエティで視聴習慣を根付かせ、最後は報道番組で信頼を得る。そのためには何としてでもヒットドラマを生まなくてはならない。7月にスタートするドラマは30代のプロデューサーを中心に制作している」などと説明していた。

ちなみに、「嫌なら見るな」とされる方針に関して、稲木甲二取締役は「フジテレビからそのように打ち出したことは一度もない」と明確に否定している。

また、フジテレビのトップに就任して28年になる日枝久会長に対する質問も多く寄せられた。「名誉会長としてグループを見守ったほうがいい」「業績や株価が低迷しているのに、なぜいつまでもトップを務めているのか」「日枝会長が怖くて、ほかの役員は何も言えないのではないか」といったものだ。

■「会長は口出ししていない」

こうした問いに対し、豊田皓(とよだ・こう)副会長は日枝会長のこれまでの実績を強調した。

「ライブドアショックやリーマンショックがあったが、日枝会長の判断で乗り越えてきた。ビーエスフジやサンケイビルを子会社化し、昨年にはグランビスタホテル&リゾートを買収するなどで、バランスのとれたポートフォリオを構築できた。業績もリーマンショック時から大幅に回復している。日枝会長のリーダシップのもとでやってきた」と絶賛。また、フジテレビに関して「亀山社長が陣頭指揮を執っている。現場に任せているので、会長は口出しはしていない」と語った。

日枝会長は例年、議長として議事進行に務めており、関係する質問の答弁もすべて嘉納修治社長以下の担当取締役がこなしたが、「われわれ株主はどうしても日枝会長の生の声を聞きたいんです。お願いします」といった株主の声にうなずく場面もみられた。

そのほか、株主優待についても、再三、改善を求める意見が上がっていた。現在、100株以上(同社の売買単位も100株)を保有する株主にオリジナル手帳を送付しているが、「手帳は好みがある」「毎年捨てている」などと評判はいまいち。代わりにディノスの通販の割引や新番組の説明会や試写会、番組観覧などを提案する声もあった。

議事進行中、株主から修正動議は計4回ほど提案された。「配当を1株20円ではなく30円にする」「取締役17名を全員名簿から削除する」「取締役候補に元フジテレビアナウンサーの平井理央、ベッキー、ゲスの極み乙女のボーカルである川谷絵音を加え、炎上商法をとるべき」「議長の不信任動議」といったものだが、いずれも否決されている。

一部の株主から過激な発言が繰り返され、長時間に渡った総会だが、それを差し引いて考慮しても不満を持つ株主は多いように感じられた。

■フジテレビの改善しか、道はない

フジメディアHD全体で見ると、2015年度の業績は売上高が前期比0.4%減の6405億円、営業利益は同4.8%減の243億円とわずかな減益にとどまっている。ただ、株主は中核のフジテレビが営業益でほぼ半減の55億円に沈んだ事実、そして、視聴率に底入れの兆しが見えないことに苛立ちを募らせているようだ。

実際、フジメディアHDの株価は2013年に2度、2300円台の高値をつけたが、それ以降は長期下落トレンドとなり、足元は1100円前後の推移となっている。中核であるフジテレビの視聴率が改善しないため、今後の広告収入も減少する、とみられていることが大きいだろう。

今年こそはと、毎年テコ入れに向けた決意を語ってきたフジテレビ。それでも、まだ結果は出ていない。ドラマのヒット作を生み出し、浮上のきっかけを見いだせなければ、来年の株主総会も荒れ模様が続きそうだ。

[東洋経済 2016/6/29]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/184.html

[マスコミ・電通批評15] なぜ池上彰「選挙特番」は強いのか 視聴率民放単独トップの11.6%[J-CAST]
なぜ池上彰「選挙特番」は強いのか 視聴率民放単独トップの11.6%
http://www.j-cast.com/2016/07/11272186.html?p=all

メディアによる参院選特番の視聴率争いは、テレビ東京の「TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ」に軍配があがった。

メインキャスターに、ジャーナリストの池上彰氏(63)を迎えたテレ東の選挙特番は、自民党の安倍晋三総裁や民進党の岡田克也代表ら、大物政治家が思わずムッとするような鋭い質問が人気を集め、インターネットでは「池上無双」と評されていた。


■わかりやすさと有権者「目線」の質問で、視聴者を引きつける。

ビデオリサーチによると、2016年7月10日に行われた参院選特番の平均視聴率(関東地区)は、テレビ東京の「TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ」が20時からの120分間で11.6%となり、民放トップを獲得した。スポニチアネックスや日刊スポーツ、スポーツ報知などが11日付で報じた。

続いて、日本テレビ系の「参院選2016開票速報」(19時55分から62分間)が10.4%、テレビ朝日系「選挙ステーション」(19時57分から63分間)7.7%、TBS系の「激突選挙スタジアム」第1部(19時56分から94分間)は5.5%、フジテレビ系「FNNみんなの選挙」(19時58分から62分間)は5.4%。選挙特番の全体1位は、池上さんの古巣NHK「参院選2016開票速報」で16.3%(19時55分〜21時)だった。

テレ東の選挙特番は、日頃の「池上彰の経済教室」(テレ東)のように、池上氏が選挙報道でもわかりやすさと、各政党の代表や当選者らへの厳しく、また有権者の「目線」で迫る質問が売りだ。2013年の参院選特番「池上彰の参院選ライブ」で民放トップの10.3%を記録。テレ東の選挙特番史上、歴代1位となり、さらに14年の衆院選特番「池上彰の総選挙ライブ」では「報道ステーション」のキャスターだった古舘伊知郎氏(61)の「選挙ステーション2014」と11.6%でトップを分けた。

今回もNHKに負けたとはいえ、それに続く民放3連覇を達成。「池上特番」の強さが際立った。


■「いやらしい質問するな池上さん」との声

今回の特番でも、池上彰氏の質問は冴えていた。民進党の岡田克也代表への質問では、「『(自らの地元である)三重の選挙区で敗れたら代表を辞任する』という発言は、「全体で負けても三重さえ勝てば代表を続ける、という意味にも受け取れる」と、党首の発言としていかがなものかと問い詰め、また沖縄県出身で注目のタレント候補者だった今井絵理子氏(自民党公認、比例区)には、米軍基地問題について質問。今井氏から「これから勉強します」という答えを引き出し、「ちょっとびっくりしました」と呆れた様子をみせた。

沖縄選挙区では、現職の沖縄・北方担当大臣である島尻安伊子氏が落選。改めて政府の基地問題への取り組みに県民が厳しい評価を下していることが浮き彫りとなっていた。

ツイッター上などでは、「池上彰の参院選ライブ」の視聴者とみられる人から、

“「切り込むねぇ。相変わらず」
「いいぞ池上、もっと言えwww」
「なんだか、民進には優しいなあ。全然突っ込まんぞ」

といった声が寄せられていた。

その半面、

“「こんな茶番。『当確』を垂れ流されるよりはいいけど、じゃあ、なんで選挙の前にその質問してくれなかったの?って言いたくなる」

といった声も。

舌鋒の鋭さからだろうか、

“「さっきから全体的にトゲのある言い方だし、いやらしい質問するな池上さん。こんな感じの悪い人だったっけ?」

と感じた視聴者もいたようだ。

一方、「池上特番」では候補者のプロフィールをおもしろおかしく紹介するテロップも恒例になっている。今回も、自民党の三原じゅん子議員(51、神奈川県)には「動物愛議員連盟所属 人生の失敗は『結婚』その元夫は芸人コアラ」、藤川政人議員(56、愛知県)には「弾き語りが趣味の元県議 『1人でギターをかき鳴らす』『かぐや姫から福山雅治まで』」、小鑓隆史議員(49、滋賀県)の場合は「元経産官僚 成長戦略を担当 『アベノミクスの設計者』人世で10回財布を落とす」といった具合。どことなく人柄を想像させ、他の番組にはないユニークさがあるようだ。

[J-CASTニュース 2016/7/11]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/193.html

[マスコミ・電通批評15] 「テレビ界の巨星」巨泉さん死去 今のテレビマンたちに聞かせたい矜持と教訓[東スポ]
「テレビ界の巨星」巨泉さん死去 今のテレビマンたちに聞かせたい矜持と教訓
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/568757/

「野球は巨人、司会は巨泉」で知られたタレントで元参院議員の大橋巨泉(本名・大橋克巳=享年82)さんの死去が明らかになった20日、芸能界に衝撃が走った。丸顔に黒縁メガネの風貌で、歯に衣着せぬ発言や、当意即妙の司会ぶりで知られたが、周囲によると“極度の負けず嫌い”で知られた。そんな「テレビ界の巨星」のマル秘爆笑エピソードから、今のテレビマンたちに聞かせたい矜持・教訓を大公開する。

 所属事務所は20日午前、巨泉さんが12日午後9時29分、千葉県内の病院で、急性呼吸不全のため死去したことを発表。巨泉さんは2005年から、がんと闘っていた。すでに親族のみで通夜と葬儀は済ませ、後日「明るく楽しい『大橋巨泉を偲ぶ会』を開く所存です」とした。本人にショックを与えないよう、盟友・永六輔さんの訃報は伝えなかったという。

「11PM」(日本テレビ系)や「クイズダービー」(TBS系)などの司会でおなじみだったが、当時を知るテレビマンからは様々な“巨泉伝説”が聞こえてきた。

「究極の負けず嫌い。いい意味で格好つけたがりだった。大好きだったゴルフでは、一緒に回っている人のボールを踏みつけたり、逆に自分のボールをラフからフェアウエーに出したり、グリーンでもカップに近づけたり…」(テレビ関係者)

 番組内もしかり。

「『11PM』ではマージャンコーナーがあったんですが、巨泉さんは自分の手が良くない時は撮り直しをさせるほど、負けず嫌いだった。テレビでは格好悪いところを絶対に見せたくなかったのでしょう」(別の関係者)

 自由奔放でもあった。参院選に巨泉さんを担ぎ出した当時民主党(現民進党)の菅直人元首相(69)は、20日のブログで「アメリカにおられた巨泉さんに会いに行って説得し、出馬してもらった。トップで当選された。しかし、巨泉さんは本来の自由人で政党の党議拘束に従える人ではなく、半年余りで自ら参院議員の辞職を決意。その時自分が辞めたらだれが繰り上がるのかを考え、ツルネン・マルテイさんが繰り上がると知って、それなら譲ってもいいという気持ちだったようだ。政治家としても筋を通した人だった」とした。

 厳しい性格で周囲を驚かせたこともたびたび。

「スタッフが運転する車で移動する際、ルートは細かく巨泉さんが決めていた。『○○通りの4車線では左から2番目のレーンを走れ』とか。待たされるのが苦手で、渋滞が大嫌い。幹線道路を細かく頭に入れていて、渋滞を回避できるよう、あらかじめルートを指示していた。スタッフは緊張しながらハンドルを握っていたはず」とは知人。

 巨泉さんが司会を務めたバラエティー番組「ギミア・ぶれいく」(TBS系)のディレクターで現動物ジャーナリストの佐藤栄記氏は「テレビショーに対する真剣さから醸される、独特の大物感、威圧感があった」と振り返る。

 クイズ企画の収録日の朝、制作会社に「台本にクイズの答え、書いてないだろうな」と巨泉さんから直筆ファクスが届いた。加えて電話が鳴り、巨泉さんは「台本が流出して“ヤラセ”だなんて言われたら、つまらない。スタッフの台本の置きっ放しも絶対やめてよ」と念押ししたという。

 若手スタッフが作ったVTRにも必ず目を通した。

「街頭でスーツ姿のサラリーマンのズボンが裂けてTバックが丸見えという素人ドッキリ企画の時も『これ、くだらなくて面白いよね』と、多忙なのに、ちゃんと見てくれた。『現場では実は、こうだったんです』と小話をすると、収録で“スタッフの裏話”として面白くしてくれるのも天才的だった」と佐藤氏。

 頑固な一面もあった。昔から芸能界で慣例になっていた“バーター(大物タレントと、同じ事務所所属の新人タレントを同時にキャスティングさせる、いわゆるセット売り)”を一切やらないスタンスで知られた。

「巨泉さんは『たけしだってタモリだって自分でのし上がってきた。自分の力で仕事を取れないヤツは、この世界でやっていけない』と。だから自分の事務所のタレントにも、バーターや売り込みもしなかった。小倉智昭さんなんか、巨泉さんに引き抜かれてテレビ東京を辞めたものの、仕事の面倒は全く見てもらえなかった。苦悩の中で、軽妙な語り口にアクの強さを交ぜる独自の色を確立していった」と制作会社幹部は話している。

[東スポ 2016/7/22]
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/201.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > ペンネームごとのコメント > g2qDhYFbg1iOmA  g検索 g2qDhYFbg1iOmA

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。