7. アラジン2[1743] g0GDiYNXg5My 2022年2月03日 13:45:29 : 9UNmGnPTzQ : ZUs0VEloSE5FdC4=[1]
つまり、こういうことです。
■北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか
秋嶋亮(旧名・響堂雪乃) (著)
P150
ちなみにアメリカは(日本の)集団的自衛権の成立を受けて、年間7万人の兵員を削減する方針を打ち出しているんですよ。
そして日本では2017年の衆院選から選挙年齢が引き下げられました。
これがどういうことかと言うと、アメリカは日本の若者を間接的に徴兵して、自国の侵略戦争に駆り出そうとしているわけです。
集団的自衛権とは要するに自衛隊が米軍の下部機構として編成されることですからね。
つまり彼らはこれによってゼロコストの兵隊を確保できるわけです。
その意味において、改憲論者は自国の若者を支配人種に差し出す正真正銘人間のクズですよ。
そもそも国賊とは、こういう連中のことを言うのです。
●人件費を削れば、その分だけ兵器予算が増えますからね。●
これはまさしく「強制徴募」ですよ。
かつて元やローマなどの帝国が支配地域の民衆を徴兵して戦争に駆り出したのですが、アメリカはそれと同じことを目論んでいるわけですよ。
ヒトラーの自伝にも彼が伝令兵として第一次大戦に従軍していた際、イギリスの塹壕にインド兵の死体が折り重なる様相に衝撃を受けたという件がありますが、要は有史前から現代に至るまでこんなことが続いているわけです。
第二次大戦でも各国はアジアやアフリカの植民地で徴兵していましたし、日本も朝鮮や台湾の若者を徴兵して戦争に駆り出していましたが、今や立場が逆転したというわけです。
ゴールトンの「平均への回帰」のとおり、民族の優劣も何世代か通してみれば大差なくなるのでしょう。
●そしてここでも北朝鮮というカードが有効になります。●
そういうことです。国は、「北朝鮮が日本を攻撃しようとしているのだから、防衛のため国民が徴兵に応じるのは当然だ」という文脈(クレデンダ)を作ることができますからね。
おっしゃるとおり北朝鮮はカードです。
各国の支配層は手持ちのカードとそれの組み合わせにより実に様々な「手」を作ることができる。
軍需を奮起することも、経済テリトリーを拡大することも、言論統制することも、徴兵をスムースにすることも「北朝鮮という道化(ジョーカー)」によって可能となるわけです。
●今後は若者が徴兵されても、公的な身分ではなく、パソナなどの民間企業から派遣された要員という立場になるかもしれませんね。●
派遣法の強化により20代の半分近くが非正規ですから、アメリカみたいに貧困の若者が自ら進んで入隊する「経済徴兵」の下地が作られています。
そうなると重傷を負ったり死亡したところで満足な補償は受けられないし、文字通り使い捨てにされるでしょうね。
現にイラクなどの戦闘地に兵站要因を派遣する企業などは、負傷や死亡しても一切補償しないことを契約書に謳っていますから。
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多分この本の「北朝鮮のカード」が「中国のカード」に変わっただけじゃないかと
思います。
なんで非正規を増やすのか、という理由が明白で怖いです。
アメリカの貧乏人に皆保険制度を作らないのと同じです。
アメリカは困窮した貧乏人が兵士になる、経済的徴兵制ですから。