2. 2019年3月24日 19:27:53 : Ujw3dXJB4U : ZUJiWmprb29JTlE=[1]
> Altered molecular profile in thyroid cancers from patients affected by the Three Mile Island nuclear accident
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/lary.26687
リスク・グループ(想定潜伏期間、すなわち、1984年から1996年にかけて癌を発症した者)の人数は、44人、対照群は、想定潜伏期間外に、癌を発症したものだ。
リスク・グループは、対照群と比較して、被曝原因性ではない、散発的な甲状腺癌に見られるBRAFV500E遺伝子の変異が少なかった。
しかし、遺伝子融合あるいは体細胞コピー数変化ドライバー変異は、対照群より高かった。
> BRAFV600E mutations were identified in 53% patients in the at‐risk group and 83% patients in the control group.Gene fusion or somatic copy number alteration drivers were identified in 33% tumors in the at‐risk group and 14% of tumors in the control group.
福島原発事故による子どもの甲状腺癌において、「大半にBRAF遺伝子の点突然変異を認め」たことを根拠として、被曝原因を否定しているけれど、スリーマイル島原発事故において、リスク・グループの53%に見られることを考えれば、「大半」、すなわち半分以上は、否定の根拠とはならないのではないか。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaesjsts/35/2/35_70/_html/-char/ja