62. 2020年9月08日 08:28:49 : oL2gyRgfJY : ZThlWm1qSWJVeUk=[1]
真相の道は日本会議。
統一教会ではなく、おそらくその事務局を仕切る“生長の家原理主義グループ”に属する二世信徒あたりだろう。ひたすら安倍担ぎをやって来たのは安倍が、安倍話だけが彼等にとっても悲願であった改憲、つまりは「大日本帝国復活」の第一歩をやってくれると信じていたから。
時折真相の道の書く理屈的なものは他サイトからのコピペではなく、おそらくは彼等の機関紙である『明日への選択』あたりからの引用だろう。
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注)“生長の家原理主義“には現在、一般的な宗教団体と政治研究グループの二つの顔があるが、結局は一つのものだ。かつての全共闘時代に左翼の学生組織に対抗して生長の家の青年信徒を中心に作られた右翼革命を目指す学生団体の生き残りが中心となって出来ている。あの稲田朋美も森友の籠池も、元々このグループに属する人々であった。
ちなみに本家の「生長の家」とはとうに決裂し、教祖の衣鉢を継ぐのは自分たちであって、教祖の孫である現在の総裁ではない主張。そしてその教祖執筆の主要教典の版権を巡って最高裁まで争い、総裁自身の身内まで巻き込んで、ついにはそれらを奪ってしまったほどだ。
彼等の極右思想の原点を知るには『古事記と日本国の世界的使命』(Amazonで購入可)を読むのが手っ取り早いが、これは生長の家の教典である『生命の実相』から戦後に教祖自身が削除した部分を彼等が本家の許可なく再編して出版したものである。一方、本家生長の家は現総裁の考えで今や“自然保護とエコロジーの推進団体”に変貌し、日本会議には所属していない。この辺りの事情については菅野完氏の『日本会議の研究』が詳しい。
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しかし、安倍はコロナ対策の失敗や頼みの綱のオリンピックも最早中止が濃厚で(健康問題の真偽はともかく)これ以上の政権維持は難しくなった。そして出て来たのが菅だか、そのバックに日本会議はないだろう。必ずしも良い意味ではないが、菅は安倍とは異質。おそらく改憲などは本気で考えてはいない。
勿論、モリカケ、サクラなど、安倍の“お友達優遇疑惑”は隠蔽してくれるだろうが、それは安倍のためではなく、後をやる自分たちのためだからで安倍をリスペクトしてるわけではない。むしろアホの尻拭いをしてやるつもりだから今更、安倍の言うことなど聞くわけがない。
もともと日本会議は安倍を支えて来た幾つかの勢力の中の一つに過ぎなかったが、結局のところ、菅を担いだのは彼等を抜きにした勢力のようだ。つまり安倍の辞任とともに梯子を外されたようなもの。だから、安倍の時と同じつもりで必死で菅を褒めちぎっても、その労苦が報われることはないだろう。
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