14. 2023年6月29日 08:14:26 : BdXQZGSW06 : ZnAwSTBWdHd3eVE=[1]
先日、工学部の教授と飲んだ時、彼は「今どき、プログラミングを勉強したいという学生は将来は無い」と言い切っていた。プログラミング言語を扱うことはAIの得意分野だ。
クリエイティブの仕事はAIには出来ないと言われていたが、実際にはイラストレーターや作曲などの仕事は急速にAIに奪われている。映像コンテンツも一気に侵食されるだろう。
問題はAIが生成する魅力的なコンテンツが人々に安価で充実したコンテンツを提供すると、物質消費を基本とした現在の経済が様変わりする。人々は仕事から帰って、とっととメシを食ったらVRヘッドセットを装着してリアルなゲームに出掛けたり、リアルな恋愛趣味レーションゲームに没頭するだろう。世界の裏どころか、AIが生成した様々な異世界を旅する事も可能だ。
人々はリアルなファッションで着飾ることを止め、アバターに課金して美貌を手に入れ、アバターを最新のファッションで飾る。
多分、ダボスが目指す社会はこんな感じで、社会インフラを維持する最低限の人口だけを残して、不要な人口を徐々に削減して、物質消費を最小化した世界を作るのだろう。これは1970年代のローマ会議以降、彼らが繰り返し主張して来た事だ。
近代社会や資本主義は、物質消費の拡大を経済発展と定義していた。消費を拡大するには需要拡大が不可欠で、人口増加がこれを支えて来た。しかし物質消費には限界が有り、資源の奪い合いによって戦争が避けられない。
この様な従来の経済や社会を根底から変えようという試みが「グレートリセット」だと私は考える。変化を急速に進める為のは世界大戦に匹敵するショックドクトリンが必要で、金融市場の崩壊やドル基軸体制や通貨システムの破壊、民主主義システムの破壊も不可欠となる。
ヨーロッパのテクノクラートや日本の官僚機構は「統制社会」を理想としているが、マイナンバーの様な国民のデジタル管理によって彼らの理想は現実性を帯びる.デジタル通貨を通じてベーシックインカムや徴税を自動化すれば、人々の管理は容易となる。国民は自ら喜んで自由を放棄して喜んで管理される。そのキーとなるのがベーシックインカムと魅力的なデジタルコンテンツだ。
ただ、羊達の理想郷に必要とされる人口はそれ程多くない.農林水産業や肉体労働以外の仕事は殆どAIと自動機械に代替えされているから、これらの従事者以外の失業者を国家がベーシックインカムで養う事は国家の損失となる。
世界の経営者が人口を減らすというのは「当然の選択」だが、これを人々は受け入れる事は出来ない。だからワクチンによって5年後移行の癌や自己免疫疾患の発生率を高め、出生率を10%程度抑制する。20ー30年後には、デジタル管理社会の適正人口に自然と到達するだろう。戦争よりも人道的でスマートな方法だと思うが如何だろうか?
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