3. 2019年8月23日 18:13:07 : yr6LlNGwmg : ZjNZc0duczBOYVk=[1]
>>2さまへ
アナタ、勉強不足ですね。ブリテン島の原住民はケルト語族ではありません。
BC 5000頃、イベリア系の黒髪の『ネオリシック人間』が最初にブリテン島に住み付きました。 バスク地方の人達と関係ある人達と考えられてます。
ケルト人たちがその次のブリテン島への侵入者達で、BC5世紀ごろから移住し始めます。
その後、シーザーがブリテン島への遠征を決断し、イングランドとウエールズはローマ帝国の一部となり、ローマ帝国内のケルト人はローマ人に保護され、戦闘性を失い、4−5世紀のローマ人の撤退と共に、北のケルト人の襲撃に合うようになります。
ゲルマン民族は侵入したのではなく、ローマ人の傭兵として来島しており、ローマ人が撤退しても、島に残ったのでした。 この人達の言葉が今日の英語の祖語となります。
そして、イングランドに住むケルト人は、北のケルト人に対抗する為に、ゲルマン系のジュート人に援軍を依頼します。 そのジュート人もブリテン島に住み付く様になります。
その後、イングランドの悩みの種は、北のケルト人では無く、ブリテン島に住み付いてしまったゲルマン民族となったのです。 因みに、ゲルマン系民族の移民は7世紀まで続き、『7王国』を建設して定着したのです。
この人達が所謂『アングロ・サクソン人』であり、彼らの言語が Old Englishと言われるものです。
その後、イングランドはとデーン人=バイキングの侵入に合い、短期間デーン人に支配される様になります。(これをカヌート王朝と言う)
カヌーと王朝には後継者がいなかったので、しばらく王位後継問題が続クが、1066年にブリテン島の最大の出来事が起こります。 フランスに定着しフランス語を話すようになったノルマン人のイングランド征服です!!
この1066年のNorman Conquest/ノルマン人のイングランド征服によって、英語自体に大影響が起こります。 英語にフランス語の語彙が入って来ます。 因みに、この時代の貴族階級の言葉はフランス語となります。 故に、英語の語彙の半分はフランス語から来る様になります。
英語の語彙:
ラテン語に語源を発するのは、ローマ帝国時の影響
非常に日常的な語彙はゲルマン語から来る事が多い
フランス語と同一の単語はノルマン人のイングランド征服の影響
民族の歴史は、その国の言葉の歴史を勉強すれば分かります。
と言うわけで、ブリテン島へ侵入者はケルト人なのですよ!
ゲルマン民族は、ローマ人やケルト人に雇われてやって来たのです。
その後、ゲルマン民族は、『おいらもついでに』と、移住し始めたのです。
ブリテン島の運命を決めた大侵入者はノルマン人=バイキング達です。 この連中が現在の支配者階級でもあります。 以後、英語も全く違った形で発達する様になります。
2様、知ったかぶりは止めて、もっと勉強して下さいな!
『ロビン・フッド』でも読んで見て、時代的考証をしてみるのも良いですよ。
英国の上流階級と下層階級は違う民族なのですよ。
アングロサクソンと言う言葉に騙されない様にネ。
日本も、先住民があとからやって来た侵入者に支配されると言う似たような歴史を持ちますね。
http://www.asyura2.com/19/kokusai27/msg/236.html#c3