[戦争b24] オペレーションZ - 元スイス情報局員ジャック・ボーの新インタビュー(thewallwillfall.orgより22年9月6日掲載記事） リンゴ酢
8. ピッコ[1962] g3ODYoNS 2022年9月14日 09:40:26 : GOglGNWjYs : ZE1ia0xvb0dZQzY=[1]
＞5. 主権の違う国の領土を軍事力を使って、現状変更することは許してはいけない原則を守っていれば、ウクライナの侵略戦争は起こるはずもなかった。

イラク侵略戦争についてはどう思われますか？　アメリカがイラクのフセイン政権が大量破壊兵器を持っていると主張して始めた戦争です。　国連会議では多くの国が戦争開始には否定的で、特にフランスは「イラクに大量破壊兵器が存在する証拠は見当たらない」と戦争開始に焦るアメリカを牽制したのですが、結局当時のアメリカのブッシュ大統領は国連決議を無視して、世界に向かって「我々側につくか、または敵側につくか、どちらか選べ」と言って、強引にイラク進攻に踏み切ったのです。　戦争は何年も続き、様々な最新兵器が使用され、「さながらアメリカの兵器産業の見本市のようだ」とか、「自国の兵器産業を潤わせるためにアメリカはこの戦争を利用しているのではないか？」と揶揄されたりもしました。　劣化ウラン弾などの非人道的理由で禁止されている爆弾も躊躇なく使用され、一般市民に多くの犠牲者が出ました（イラク民間人の犠牲者は控えめに見て推定50万人）。　また、アメリカ軍の捕虜に対する違法で残忍な拷問も問題になりました。　日本はと言うと、アメリカに言われるまま、とにかくカネを出しまくりました。　「日本のカネがなければアメリカはイラク戦争はできなかった」とまで言われています。　それから、現地に自衛隊の艦船を派遣してアメリカ軍の爆撃機に24時間体制で給油しました。　それらの爆撃機はイラクやアフガニスタンに向かい、上空から爆弾を雨のように人々に向けて打ち込んだのです。　イラク侵略戦争で日本は武器を使った戦闘行為はしていませんが、カネや爆撃機への給油でアメリカの戦争を支援し、アメリカ軍とともに間接的に他国を侵略して、そこに暮らす多くの人々を殺したのです。　そしてご存知の通り、結局イラクには大量破壊兵器はありませんでした。　またたとえあったとしても、それだけを理由に他国を侵略することは許されないのではないでしょうか？　
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