11. 2019年5月11日 09:32:39 : Gyw1AKUZy2 : ZDV0cGtPcDRFZUE=[1]
>>03続き
論文の筆者には、琉球大学の大滝丈二准教授の名前がある。
誠実な研究者であった野原千代さんの論文も引用されている。
Ground deposition [ ω] (Bq m^-2)に関して、以下の説明がある。
要するに、ω=vL × χは、われわれが通常理解している放射性物質の土壌沈着量を示している。
> The ground deposition (ω), in Bq m−2, of Cs-137 can be modelled as the product of the dry deposition velocity for any atmospheric stability(vL) in m s−1 and the time integrated concentration in the atmosphere (χ), in Bq s m−3.
宮城県仙台市の市役所の北側は、セシウム合算で、土壌1キロあたり9300ベクレルある。
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/130.html#c3
チェルノブイリ原発事故でも、発電所から北東に、200−300キロ離れた地域が酷く汚染されたけれど、同じような汚染濃度の地域が、1200−1300キロ離れた、フィンランド南部、スウェーデンのバルト海沿岸の一部、ノルウェーの一部にある。
https://www.deviantart.com/arminius1871/art/Nuclear-contamination-of-Europe-by-Chernobyl-576911454(御多分にもれず、ネットのチェルノブイリ汚染地図も微妙に加工されている。この図が、実際の汚染地図に近い。)
当方の結論は、汚染の広がりが、どの程度であるか、確認することはできないけれど、関西も、チェルノブイリ強制移住地域並みに、汚染されていることを、確信した。
この論文は、二つの意味で非常に重要だ。
上に言ったことの他に、被曝の影響が世代を超えて、後代になるほど、その影響が顕著に出現することだ。