19. 2019年4月25日 02:56:04 : Td27diuGTw : Z2w2M2hubDZRd2s=[1]
>>12
今だからだろう。
当事者たちが生きているときはけして語らなかったこと、伏せられていたことだから。
そして被害者の多くは殺され、独り生き延びた人は沈黙させられた。
そんな沈黙を抱えて生きねばならないのがもし自分であったのなら、私やあなたはどう生きたろうか?
闇に葬られたむごい蛮行は、時がたてばまたくりかえされる。
人間がそのように愚かで残酷な生き物だということを、いや時に“残酷にさせられる生き物”だということを我々がけして学ばないのなら、歴史の中でそれは幾度でも繰り返されるのだ。
“女々しい”男たちはすぐに自国の面子ばかりを問題にするが、加害者の国と被害者の国はいつも同じではないし、入れ替わることだってあるかもしれない。これは国同士の面子を超えた問題なのだ。
潜在的にそうした蛮行の犠牲者になる可能性を抱えて生きていかねばならない女たちには(馬鹿でなければ)わかることなのだか、男は自分の所属する集団の面子のことしか考えない。
そして加害側も被害側も男たちは女たちの沈黙を当てにしてばかりいるのだ。
そんな反省なき男たちの「卑怯な弱さ」を押しつけられたまま、生きていくのは女としては苦しく不安なことだ。
たとえ何事もなく人生を過ごしていても、それはただ、その時までの「運が良かったから」に過ぎないのだから。