3. 2021年3月16日 19:50:00 : Kc2gzJjcK6 : Z2UyZVVaU3JtcDY=[1]
防衛省のサイトから削除された報告書がある。
2011年3月19日から4月26日まで、福島第一原発の海側を、高度300メートル(3月19日のみ)並びに900メートルから、赤外線測定をした記録である。
23ページに、計測組員28名(総員33名のはずだけれど)累積被爆量が、中性子線(青の棒グラフ)とガンマ線(赤の棒グラフ)を分けて提示している。
累積被曝量は、3つのグループに分類できる。
主に中性子線に被曝したグループ、主にガンマ線に被曝したグループ、両方に被曝したグループである。
主に中性子線に被曝したグループの被曝量は、飛行時間約12分で、50−60μSvであるから、1時間あたりでは、250−300μSv/hとなる。
比較のために言うと、北緯40〜45度の高度1万3千メートルにおける中性子線被曝量は、2.6μSv/hで、最高は、北緯65〜72度の高度1万6千メートル上空で7.6μSv/hである。
間違いなく3月19日から、4、5日の間は、核分裂が継続していて、中性子線が出ていたことになる。
もしかすると、公表されなかった計測組員5名の中性子線被曝量は、公表が憚られるくらい大きかった可能性さえある。
> 福島第一原子力発電所の赤外線放射温度計
https://web.archive.org/web/20130306122805/http://www.mod.go.jp/trdi/research/dts2011.files/high_pdf/S1-2.pdf
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/381.html#c3