54. 罵愚[8909] lGyL8A 2021年1月08日 05:31:34 : VckoZLr2D6 : Z29Wa0luVFdMTXc=[1]
>>53 楽老さん
>罵愚のコメントは常に具体的な事実を挙げずに、観念論なのだよ。
たしかに、この話題に関するかぎり、その批判は素直に受けとる。裁判は、尻切れトンボだったし、ファミリー企業の事件も微罪で終わった。
でもね、角栄以前と、以後の政界の雰囲気は…政治とカネの関係を、説明抜きの前提で話題にするようになったのは信濃川河川敷事件以後だと思うよ。世間が政治家を見る目が、疑いの目から、疑いを前提にした論調になって、学童への「おおきくなったら何になる?」の質問に対して「政治家」「総理大臣」の答えが消えて、それが今も続いているのも角栄効果だったと思う。
爺さん、子供相手の尻の青い議論ではなくて、年寄りの愚痴話の前提としては、高度経済成長期の突き抜けた青空のような夢に、雨雲をかけたのは田中角栄だっと思わないかね?
>で、現在の政治家はどす黒くないのかネ
そう、この爺さんの問いかけこそが、爺さんと私を隔てている間隙で、政治や政治家がどす黒いのは、いまも昔も変わらない。政治ってのは、そういうものだったかもしれない。
現在の政治家もどす黒い。しかし、その“どす黒さ”を前提にした政治談議は、角栄以後の現象ではないだろうか? 理念や政策を話すとき、どうしてもこの“どす黒さ”が、無視できない現実は、角栄効果だったと思う。
わかってもらえるかなぁ? 子供じみた、ピュアな理想があって、そこをスタートして、それを現実の社会に落とし込んでいくような話法、政治談議ができなくなったのが“角栄効果”で、八方ふさがりの、いまの日本人社会を包み込んでいる“どす黒さ”を生んだ犯人が田中角栄なんだよ。