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18日、ワシントンの連邦裁判所に出廷したブティナ容疑者(右)の様子を描いたスケッチ
PHOTO: DANA VERKOUTEREN/ASSOCIATED PRESS
2018 年 7 月 27 日 07:16 JST 更新
ロシア政府の工作員として米国で活動した疑いで逮捕されたロシア人の女マリア・ブティナ容疑者が、ロックフェラー家の子孫の保守系文筆家ジョージ・オニール・ジュニア氏と接触していたことが、取材や司法文書から明らかになった。
司法文書によると、ブティナ容疑者は、積極的に政治活動を行っている米国人とロシア当局者を引き合わせる「友情の夕食会」の開催を模索していた。文書で「米国人2」と記されている人物が、「全米祈祷(きとう)朝食会」が開かれる前の2017年2月に、こうした夕食会を開催したとしている。
「米国人2」はオニール氏を指していることが判明。同氏は執筆したコラムで夕食会の開催について認めている。
訴状によるとブティナ容疑者は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の政権関係者が「このコミュニケーション経路の構築」を承認したと述べている。
オニール氏は不正行為の疑いは持たれていない。同氏は電話と電子メールによるコメントの要請に応じていない。
オニール氏は、今月行われた米ロ首脳会談の前に執筆したコラムで、ロシアは無駄な戦争を止めるために米国と連携する「建設的なパートナー」となり得ると訴えていた。
オニール氏が主催した夕食会は、2017年の全米祈祷朝食会に関連して実施されたイベントの1つ。全米祈祷朝食会はワシントンで毎年開催され、多くの政界要人が出席する。
ブティナ容疑者は夕食会の数日後、「われわれの代表団の話題は、あなたの素晴らしい夕食会で持ちきり」などとして謝意を伝え、「私の親愛なる大統領は、ロシア人に対するあなたの前向きかつ親切な配慮(中略)についてメッセージを受け取った」と述べている。
オニール氏はジョン・D・ロックフェラー・ジュニアのひ孫にあたる。
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