1. 2021年8月09日 12:27:40 : Za8jg9TilM : YVdhVHh2Wmw0TXc=[1]
6月29日。テニスの英ウィンブルドン選手権を訪れた。例年であれば最寄り駅から会場のオールイングランド・クラブに向かう徒歩15分ほどの道は、多くの入場客が列をつくっているが、今年は人が少ない。
主催者から事前に、入場の際にはワクチンの接種証明、迅速検査の陰性結果などを示す必要があるという通知が来ていた。滞在できる時間が短かったため、様々なチェックで入場まで時間がかかることを懸念しながら入場ゲートに向かった。
入場の際にはチケットをチェックされ、手荷物検査を受けるだけだった。筆者は2回のワクチン接種を完了しているため、国民医療制度(NHS)のワクチン証明を持参していったものの、提示を求められなかった。筆者が入場したゲートのチェックがたまたま緩かっただけかもしれないが、ほぼ例年と変わらない手続きだった。
スタッフはマスクをしているが、入場客は英国の街中と同じようにあまりマスクを着用していない。例年と同じようにアルコール飲料を提供し、飲みながら観戦している人がたくさんいた。グッズ販売の店舗も混雑し始めると入場制限をするが、さほど混んでいない。コロナ対策として、オープンスペースでのグッズ販売エリアが増えていた。マスク着用や入場制限など小売店のルールは、英国の街中のそれとほぼ同じだ。
東京五輪への教訓 ウィンブルドンとユーロ2020のコロナ対策は:日経ビジネス電子版
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00122/070500085/