21. 樹里亜[821] jveXooif 2019年11月27日 07:04:16 : W4a4ChAljM : YTZMUk51OHRJUVU=[1]
「あきひろくん」が今も生きている可能性、あるいは亡くなっているにしても、長く生き延びた可能性は高くないと私は思う。
亡くなった弟を自分で焼場に連れてきていたということは、両親が傍にいないということだし(はぐれていたか、亡くなっていたか。父親は兵隊として戦地に赴いていて、母親は原爆ですでに亡くなっていたかも知れない)、親戚など頼れる大人も傍にいなかったということ。
少年本人も、鼻血が出る被曝をしていた。もし戦災孤児だったとしたら、翌年まで生き延びることができたかもわからない(この国が戦災孤児と言われた子供たちにいかにひどかったかは、数年前に初めて知った。「蛍の墓」の最初の場面のような扱いがリアルだった)。
運が悪ければ、行くところも食べるものもなくて、すぐに亡くなったかも知れない。
こういう悲惨を二度と起こしてはいけないと考える人間がまともなのであって、核を保有したいと考えている日本政府の一部の役人や政治家は、あきひろくんをはじめとする原爆の被害者や、福島の原発事故で亡くなった人たちから徹底的に祟られればいいと思う。
福島の原発事故は、いまだに「事故関連死」は別として、事故そのもので亡くなった人はいないことになってるんだろうか?
事故の数週間後に、立ち入り禁止地域に回収できない遺体が沢山転がっているが、遺体から出る放射能の値が高過ぎて自衛隊員も近づけないという記事をたしかに読んだのだが、あれはどうなったのか?(ネットで読んだが、掲載したのは、ちゃんと名前のある新聞だった。あの記事は永久保存しておくべきだった。)
事故のあと、「鼻血が出る」という声は、福島県を中心に沢山あった。ツイッターや2ちゃんねるには、そんな書き込みがあふれていて、広島や長崎のことを知っていれば、「そんなの一番わかりやすい被曝の症状じゃん」とすぐわかったが、「鼻血は被曝とは関係ありません」という、恥知らずな匿名の声も、全力であふれましたね。2011年春のことです。
若いお母さんなんかは、小さな子供が鼻血を出して心配でも、信じてしまった人が結構いるかも知れない。
結局、いざというときには、知識と考える力がないと、何もわからない。
だから、年齢に関わらず、みんなちゃんと勉強して下さい。本を読んで下さい(ドキュメンタリーがおすすめ)。
ネトウヨが信じられないほどバカなのは、手のつけようがないが、ああいう日本人が増えると、この国はまた確実にバカなことを繰り返しますね。あきひろくんの心の悲鳴が聞こえるような気がする。
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/283.html#c21