1. 2021年6月02日 16:50:59 : 7fySu6CXuE : YnJLeDNIRUxaZEk=[1]
【独自】航空事故調査にドローン…運輸安全委、調査官が操縦
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210601-OYT1T50210/
運輸安全委員会が、航空事故調査へのドローン(小型無人機)導入を進めている。操縦技術を習得した事故調査官が、現場でドローンを飛行させて空撮。事故分析に活用している。
運輸安全委によると、ドローンは低空を飛行できるうえ、小回りも利くため、山林などの事故現場の空撮に向いている。事故によって樹木や建築物の高所に生じた傷を比較的容易に確認することができ、事故の経緯の分析などで有力なデータになるという。
すでにドローン5台を導入しており、複数の調査官がドローン教習所に通って操縦技術を習得した。今年3〜4月に航空事故2件で、調査官が試行的にドローンを使い、データを収集した。
運輸安全委はこれまで、長野県消防防災ヘリコプターの墜落事故(2017年3月)や群馬県防災ヘリの墜落事故(18年8月)などで、業者に依頼する形でドローンを調査に使ってきた。撮影ポイントを巡って調査官と操縦者の間で意思疎通がうまくいかないケースがあったほか、依頼から飛行までに時間がかかって落下部品が片付けられてしまうこともあり、課題になっていた。
ドローンは空撮やインフラ点検など各分野で利用が増え、事故の増加も予想される。運輸安全委は2022年度にもドローンが起こした重大事故を調査対象に加えることにしており、調査官が操縦や構造を知ることで、調査にも役立つと期待している。
http://www.asyura2.com/0510/nihon18/msg/865.html#c1