2. TondaMonta[1642] gnOCj4KOgoSCgYJsgo@CjoKUgoE 2020年2月19日 14:09:26 : 5s30NqbpPk : YkxNQmRqOEZwMkU=[1]
クルド人帰属問題を含むシリア紛争はイスラエルと米国が企んだもの。エルドアン大統領の息子はISISの親分と会っていた。クルド地区の石油をトルコ経由でイスラエルに売っていたという話を聞いたことがある。またISISに武器を運んでいたトラックをトルコ軍将校らが発見したが、エルドガンに逮捕された。そういった中で,ロシアがシリアを救い始めた。
ロシア空軍機が待ち構えていたトルコ空軍機に撃ち落される。ロシアは経済制裁等を行い,トルコ旅游を禁止した。トルコ経済は奈落の底へ。慌てたエルドガンはプーチン大統領に謝罪。
しかし米英仏軍が撤退寸前まで追い込まれている今日,クルド問題では一歩も引きたくないIエルドガンは、S-400を買いたいなどプーチンに喉を撫でてもらいたいそぶりを見せつける一方で,シリア政府いじめを始めた。
ISIS残党と反政府軍は見捨てられたのでエルドガンを批判。しかしエルドガンはクルドを許したくない。よってクルドとシリアが結託しないようにシリアを攻撃し始めた。
他方でイスラエルは首都ダマスカスをミサイル攻撃をはじめその回数を多くした。アサドープ−チン大統領はそれを織り込み済み。エルドガンはソチ合意違反だとプ−チンは批判。とするとトルコが武器や政府軍兵士をいくら送り込んでもロシアはトルコを本格的にミサイル攻撃するだろう。首都アンカラもカスピ海のガブリエルの標的になる可能性がある。
NATOは動けない。トルコがその一員だとしてもロシア相手では戦えない。集団的自衛権は発揮されない。ロシア国境で演習を強化するだけ。
かくしてアレッポは解放された。エルドガンは近いうちに軍を引き上げるだろう。ISISが放棄していった米国製武器に加えて敗走するトルコ軍が残していった武器は南に向かうだろう。
ゴラン高原奪回の機会がようやくやってきた。イドリブ奪還を考えるエルドガンや反政府軍はロシア宇宙航空軍によって殲滅されるだろう。一方、アメリカ軍がイラク・クルド地区の石油を確保しようとするだろうが,イランとプ−チンによってその夢は砕かれる。米大統領選のときは好機である。イランとロシアはシリア領内の米英仏の軍隊を追い出すだろう。撤退しなければ両国の標的になるだけ。マクロンもバカではないだろう。
AFPとか在英のシリア人権監視団がいい加減な情報を流している。これを信じると、目が曇る。プ−チンは平静を装っているが、イスラエル軍機のおとりにされてロシア情報収集機がシリア政府軍によって撃ち落された。ショイグ国防大臣は怒り心頭。英米仏軍でさえ容赦なく殲滅するだろう。
世界大戦には発展しない。米露は大陸弾道弾を使わない暗黙の合意に達している。あくまで舞台戦争である。シリア・イラン・イラクを巻き込んだ地域(舞台)でロシア軍が表に出てくるだろう。それを米英は軽く見ている。
トランプは100人程度の米兵がやられても大したことがない顔を装っている。選挙期間中に紛争を拡大すれば米議会の反撃が厳しくなるだろう。そこれを承知しているシリア・ロシア・イランはイラクも含めて虚を突くだろう。
そんな中で最後のシリア領イドリブ・アレッポが解放された。今後はダマスカスに飛んでくるミサイルのようにアンカラに飛ぶミサイルもあるだろう。またエルドガンはプ−チンに懇願するだろう。いや哀願か。
他方3月にネタニィアフの腐敗裁判が始まる。コロナ・ウィルス問題で世界がこれに目を奪われている間に、イスラエルに矛先は向けられるだろう。豊臣秀吉が毛利方を封じ込める一方で明智追討に向かうような事態である。ゴラン高原は押し戻されるだろう。元々はシリア領であり国連も承認している。
アレッポは難攻不落に近かった。それが解放されたのだからショイグ長官の肩入れには鬼気迫るものがあろう。腐っても鯛(旧ソ連はCIAとネオコンによって解体された)。ポムペオと国務省はショイグを知らない。マッハ6の原子炉推進の核ミサイルがカタールの米軍基地に落ちるのが一番、死者数を減らす上で効果的だろう。
パトリオット・ミサイルは役に立たない。サウジの石油施設がフーシ派のミサイルに役に立たなかったのと同じ原理である。カタール(カタル)米軍基地の次がイエルサレムである。
しかしながらシリア政府軍にも休養が必要である。国土を立て直す時間が必要である。むろん復旧作業は進んでいる。ロシア軍も休暇が必要である。しかしイドリブやアレッポが解放されたので、住民を考えずに今度は行動できる。万単位の避難民を犠牲にして戦えない。 東から南からよくぞアレッポを奪還したものである。シリア軍兵士に祝杯。