16. 2019年12月07日 14:14:22 : OJhBrd9Cf6 : YkJyU1dBZlRkRFk=[1]
チェルノブイリ原発事故以降、ウクライナの汚染地域では、破滅的な人口動態が出現した。
汚染地域の死亡率は、1989年に、千人あたり(以後、すべて、この数値。)15人に達し、2007年に、最高の27.5人に達する。
尚、2007年の出生率は、9.5人なので、人口増減率は、マイナス18人になる。
一方、出生率は、1989年に、14人となり、下降し始め、2001年に、最低の8人になる。
尚、2001年の死亡率は、23.5人なので、人口増減率は、マイナス15.5人となる。
チェルノブイリ原発事故は、ウクライナの国全体の出生・死亡率に、ネガティブな影響を及ぼしたことは、隠しようがない。
死亡率は、1995年に、15人に達してから、高止まりの傾向が、今日まで続いている。
一方、出生率は、1996年以降、10人を割り、その傾向が、2008年頃まで、続く、その後、回復傾向を示すけれど、1987年の15.5人には及ばない傾向が続いている。
> Figure 10.1. Mortality at radiation contaminated territories of Ukraine, 1986–2014, per 1,000 population
Figure 10.2. Birth rate at radiation contaminated territories of Ukraine, 1986–2014, per 1,000 population
Health effects of Chornobyl accident – 30 years aftermathより。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/868.html#c16