63. 2023年7月19日 02:05:39 : XX47EEsaKU : Y0tvaUpjV0wzdWM=[1]
その彼が地位も権力も捨てて、
政権交代可能な政治浄化システムを追求しただしたことで
日本の政界は激変したと言っていい。
彼の政治姿勢は首尾一貫したものだったが、
日本というムラ社会文化では、やはり理解され難いところがあり
そのことで、小沢氏ら精鋭が離脱した残りカスの清和会自民党の伸長を招き
失われた30年という見るも無残な結果に到ってしまった。
政権交代システムによって民主的に統治機構の浄化を行うというのが
第一義なのだから、組む相手が維新であろうが共産党であろうが
小異にとらわれず大同団結を模索するというのは小沢氏らしい姿勢だろう。
立民代表選で泉氏を推したのも、大同団結に期待してのことだったのだろうが、
ここで維新の側が、小沢氏が背後にいるから泉の立民と組むのは嫌だと逃げ出したわけだ。
およそ維新というは、自民党国家の枠組み内で自分達の存在意義
が示されればよいという姿勢の人間がほとんどで、
本気で政権交代システムを確立しようなんて考えちゃいないのかもしれない。
そういう人達からすれば、小沢氏とかれいわとか共産党とか、
そういう本気で既存の政権システムを打倒しようとしてくる側は怖いんだろう。
でもね、本気で政権交代する姿勢と政権選択可能性を有権者に見せなきゃ、
有権者はついてこないよ、現状では政権選択肢は自公なだけで、
維新も立民も野党としてだけの存在になっているんだから。