10. 銀の荼毘[136] i@KCzOS2lPk 2024年6月23日 15:45:40 : CM6YjvszEI : WWVlbmduZlFrNkk=[1]
この記事には(決定的間違い)が有る。
トピ主が引用している『米国政府とロスチャイルド云々』なる記事は,主客転倒していて,逆の解説をしている。
こんな真逆を吹聴してはならない。
リンカーンは,アメリカ中央銀行を閉鎖したのではなく,アメリカ中央銀行を再開させたのであり,この第二次アメリカ中央銀行を閉鎖させるのは,リンカーンの後を継いだアンドリュー:ジョンソン大統領である。
そもそもリンカーンが復活させたナショナルバンク(すなわち,第二次アメリカ中央銀行)の役割とは,合衆国憲法に謳われていた通貨発行の有担保権について,(金または銀を有担保とする)という,金本位制または銀本位制でなくば,通貨発行させないという決まりを踏み倒して,(アメリカ中央銀行を再開させて独自通貨を発行する)という政策だった。
つまり,北軍は,金本位制・銀本位制のままだと,北米横断鉄道建設の有担保として(アメリカ合衆国の信用)でもって国債を発行できなかったのだ。
当然だが,この金本位制・銀本位制に基づかないアメリカ中央銀行発行の国債🟰グリーンバックを,買い付けたのが,ロスチャイルドのエージェント🟰ジョン:ピアポント:モルガンである。
南軍諸州は,南北戦争敗戦後も,このアメリカ中央銀行がアメリカの信用を元に債券を発行することに抵抗し,リンカーンの暗殺から,後を継いだジョンソンに,中央銀行の廃止を認めさせ,合衆国を再度→金本位制・銀本位制に引き戻すのである。
もともとアメリカでは,植民地時代から各州が独自の通貨を発行していて,例を挙げれば,関東と関西で違う通貨が流通しているようなもので,それが現在に通じる12のアメリカ中央銀行の前身である。
初期のアメリカ政府は,この中央銀行制度を採用しようとしていたのだが,南部諸侯の強い反発によって,金本位制・銀本位制の導入とともに,アメリカ諸州が諸州政府の信用によって,地域通貨を発行できた12の中央銀行制度は廃止され,ロスチャイルドの国際購入を可能にして北軍の勝利に繋げるため,リンカーンによって復活したのだ。