257. 罵愚[8491] lGyL8A 2020年7月23日 17:29:36 : CvHltbqpNs : WWRyVGE1cnRGRmM=[1]
>>253 前河さん
>バグの日本国憲法は国際法に違法だという根拠は何もないな。ハーグに改憲禁止とは書いていない。
書いてあるよ。わたしは、条文解釈も示し終えている。たとえば >>236の「“戦時”とは、いつ始まって、いつ終わる時間的な区切りなのか?」におマエさんが答えようとすれば、おのずから、その疑問も解ける仕掛けになっている。
無意味なクソレスを並べ立てたうえに、おなじ説明をくりかえすのを批判する。おマエさんのコメントに答えようとすれば、以前の説明の繰り返しになってしまうんだよ。
わたしは、できる限り答えようと思っているが、それでは、話が進まないから、今日は、もう一歩、議論の材料を提供する。
いままで、意識的に戦争の主体を欧米のキリスト教国に絞ってきて、それに続く帝国主義戦争の話題を避けてきたのだが、日本が国際社会にデビューするのは、帝国主義の時代も終末のことで、地球上から植民地用地が売り切れる寸前のことだった。最後に残ったのが、この極東だった。
最初の被害者は清朝末期の支那で、学校の歴史教科書では、そこからの支那はもっぱら悲劇の主人公として記述されている、しかし、歴史のなかでの支那が支配した領域は、七つの海を支配してた大英帝国の版図に勝るとも劣らない広さだった。
そういうわけで、ペリーが日本にやってきたとき、沖縄は日清両国に両属しており、朝鮮半島は清朝に朝貢して、冊封を受けていた。もちろん、それはヨーロッパの白人キリスト教国の植民地支配とは、形態も構造も異なるものではあったが、19世紀末ヨ−ロッパの植民地になる直前までの東南アジアは清国の影響を受けていたのである。
わたしたちは、いま、白人キリスト教国の植民地支配ばかりに目を奪われているが、日本の近現代を考えるとき、この清朝支那の朝鮮半島への影響を抜きにしては、語れないのと同時に、東南アジア諸国の歴史に落とした支那の帝国主義の影響も忘れてはならないのだ。
いままで書いてきたように、フランス革命が落とした影が日本の平和憲法にあたえた影響に、現代史の専門家がまったく気づいていないように、帝国主義による植民地支配が白人キリスト教国の専売品ではなく、100年前には清朝支那と呼ぶ大帝国主義国の存在も、現代人は、忘れているのだ。
過去の歴史は、それでも語れるが、人類の近未来はそれでは見通せないと思う。
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