72. 2021年12月01日 09:39:30 : f14js5DAoE : WUF6RFZQalhuL0U=[1]
>>71
>連合って労働組合の集合体でしょ?
>このBBAが共産党バッシングする理由がわからん
労働組合には共産党系と反共産党系があるんです。少なくとも戦後ずっと、その二つが主導権争いをしてきて、メインの主流派は、常に数の多い反共産党系(社会党を支援していた勢力)でした。社会党と共産党は同じ「革新勢力」と呼ばれましたが、別にその二つの党は仲が良かったわけじゃありません。ある意味、同じパイを奪い合う敵同士でもあったわけです。で、それぞれの政党を支持する労働組合同士も仲は悪かったです。時には抗争事件みたいな事さえ起きていました。
というのも、共産党は組織がガッチリしていて、労働組合も共産党の意向を無視して勝手な事はできません。常に共産党が厳しく指導・監督してくるので、それを嫌う労働組合も多かったんです。その点、社会党は自前の組織が弱くて、労働組合の言いなりみたいな政党でしたから、多くの労働組合にとっては都合が良かったんです。
それまでの総評が1989年に連合に生まれ変わる時、共産党系の労働組合は総評から出て行って別の組織(全労連)を作りました。つまり、連合はもともと反共産系なんです。で、昔の社会党のように自前の組織が弱い旧民主党系の立憲民主党と国民民主党を、連合は今でも「オレたちが面倒を見てやっている、オレたちのための政党だ」と思っています。
芳野会長の連合がどうして共産党を毛嫌いして立憲が共産と選挙協力するのを嫌がるかといえば、単に「もともと連合は反共産党だったから」です。トロイの木馬とか、そんな面白い理由からじゃありません。
その上で
>連合に嫌われたくない、共産党には選挙協力してもらいたい、そんな衆院選のようなデタラメは、もうニ度と通用しません
というのは、私もその通りだと思います。
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/409.html#c72