47. ポンポン博士[43] g3yDk4N8g5OUjo5t 2019年12月27日 10:33:59 : 4dzRDk1Axg : WTlwS282cnBiZVk=[1]
42の続き
MMT理論は良いだろう、20年前なら成功しただろう
その点、山本太郎にも期待する
しかし、今の日本では山本政権が誕生してMMTを実現できても一時的に終わるだろう
簡単に言えば、MMTで経済が活況になれば輸入が激増することになる
日本は食料品をはじめ多くを輸入に頼っている
それに見合うだけの輸出が出来なければドル不足になる
その分、円安になるが、相当の円安になることになる
円安は輸出に有利に働くが、余りの円安になれば輸入物価が上がり、輸出の取り分も減り良いことはない
限度を超えれば、超インフレになる
日本の場合、ドル立て資産があるので、それを使うことになるが、ドル立て資産を売却すればアメリカ経済が崩壊する
また、円安による輸出が急増するが、これも米国が許さないだろう
結局のところ、MMTを実践しても、ドル資産や国民のドル変換可能性のある資産の減少を招くだけで、少しも日本としての資産は増えることはない
カネが配られた分、インフレで相殺されることになる
ただし、昔のように輸出競争力でドルを稼ぐ力があれば可能であったはずである
まあ、少しは富裕層から一般国民への富の分配は進む可能性がある
日本の一番の問題点は利権ですべてが支配され、少しも改革が進まないことである
終戦直後の日本のようにすべての既得権が打破されない限り、無理であろう