6. 2021年3月16日 12:32:53 : WGwI33DBgg : WnpaYlBiVkNObms=[1]
米国の銃販売、昨年は過去最高を記録 社会・政治不安で急増
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc43280e7e03e2f7bb3cac88ba8285532570c4cd
(CNN) 米国で2020年の銃販売数が過去最高を記録し、銃を購入する際の身元調査の件数も過去最大の伸びを示した。身元調査が急増した時期は、米国で社会的・政治的な不安が高まった時期と一致している。
米コンサルティング会社スモール・アームズ・アナリスティクスは、業界の統計や身元調査の件数をもとに、20年は2300万丁近い銃が購入されたと推定する。これは19年の1390万丁に比べて65%の増加だった。
銃の購入者に対して米連邦捜査局(FBI)が行う身元調査は20年の1年間を通じて増加したが、特に急増した3月、6月、7月、12月は、社会的・政治的不安が高まった時期と一致する。身元調査件数と銃の販売数との間に必ずしも直接的な相関関係はない。
同年3月にFBIが実施した身元調査の件数は370万回を超え、前年より100万件以上増えた。3月は米国で新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が始まった月だった。
黒人男性のジョージ・フロイドさんが警官に殺害される事件を受けて抗議デモや暴動が続いた時期は再び身元調査が急増。6月は390万回(前年同月は230万回)、7月は360万回(同200万回)に達した。
大統領選挙を受けて政治的不安が高まった11月の身元調査は360万回(前年同月は260万回)、12月は390万回(同290万回)に増えた。
銃の販売数は21年に入っても増え続けている。米首都ワシントンで連邦議会議事堂に暴徒が乱入する事件が起き、新大統領が就任した1月、FBIには430万件(前年同月は270万件)の身元調査申請が殺到した。
2月に入ると身元調査申請件数は340万件に減ったが、それでも前年同月を23%上回る。
こうした状況の中で銃の販売店や射撃場は活況を呈している。
ジョージア州で3人の子どもを育てるシングルマザーのサイラ・アーズさん(38)は、購入したかったグロック製のピストルが売り切れだったことから、スミス&ウェッソン製のピストルに落ち着いた。
これまで銃の必要性を感じたことなどなかったとなかったとアーズさんは振り返り、「私たちは混乱の中で暮らしているように思える。これでその混乱をある程度コントロールできる」と安堵(あんど)する。
アーズさんが銃を買ったことを知った友人や、銃販売店に一緒に行った友人も、新しい銃を調達したという。
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/763.html#c6