�@については、1979年アメリカは中華民国との国交を断絶したが、同時に非公式に「台湾関係法」という軍事同盟を結んでいる。これは現行法として現在も効力を持っている。

�Aについては1951年 、米比相互防衛条が結ばれ現在も継続している。1992年米比合意のもとで米軍は撤退したが、その後フィリピン領であった南沙諸島の一部やスカボロー礁が中国により実効支配されてしまったことでフィリピンは再び米軍に支援を要請することとなった。しかしフィリピン内には米軍に対する不信感もあることからドゥテルテ比大統領は米比地位協定の破棄を宣言したが方針を転換し同協定は継続することとなった。

�Bについては�@で述べた通り1978年アメリカが中国との国交を樹立したため国家承認を中国に切り替えたが非公式には台湾との軍事同盟を結んでいて現在も継続している。

「超大国米国の意向次第で」と言われるが逆の意味でまさにその通り。
アメリカに手を出せば何をされるかわからないというのが「抑止力」の根本にあると思う。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/188.html#c22

米軍基地自体が「米国」に当たるのだから「直接米国に手を出せばと云う事で」という条件は満たされるのだからそれで十分ということ。

台湾関係法も米比相互防衛条約も実効性は現在継続している、現状がそれを証明している。

なお軍事同盟国であっても米国は領土問題には介入しない。
http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/188.html#c24